W Economy & Ecology カ タ ロ グ シリーズ 新冷媒対応 エコチラー 特許登録済 HICSチルドタワー® 密閉式冷却塔とチラーを一体化 フリークーリングと最適制御で省エネルギーを実現 100 受賞 システム表彰 平成17年度 「省エネバンガード21」 全国発明表彰 省エネルギーセンター会長賞 発明賞 平成3年度受賞 平成15年度 中部地方発明表彰 平成6年度優秀省エネルギー機器 日本機械工業連合会長賞 特許庁長官 奨励賞 75 月別電力使用量例 フリークーリング システム 電 力 50 25 チルドタワー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 チルドタワーは当社の登録商標です。 チルドタワー は環境 10∼30℃の冷水ならおまか オゾン破壊係数ゼロの新冷媒R407Cを 採用しています。 このようなことでお困りではありませんか ●省電力(ISO14001認証維持、改正省エネ法) ●上下水道の送水量規制 ●夏期の冷水・冷却水の温度上昇 ●下水道料金の負担増 ●地下水の汲み上げ規制 ●過冷却による結露 工場生産ライン (半導体、液晶、精密加工、樹脂成形等)や 研究施設では、品質安定や機器の性能安定、結露防止等 のために室温に近い温度の冷水が必要とされています。近 年夏場になると西日本を中心に渇水に見舞われ工場の操 業短縮を余儀なくされたり、 また地下水の使用量増加によ る地盤沈下、塩水化等の問題を引き起こし、法律や条例に よる汲み上げ規制が加えられるようになってきました。 さらに、 下水道施設が完備されるに従い使用料も課せられるように なり、従来のように使い捨てとはいかなくなってきました。 HICSチルドタワーは、独自の密閉冷却塔とチラーを一体化し た、省電力・リサイクル形の環境に優しい機器となっています。 炭酸ガス排出量削減にも、 お役立ていただけます。 ■冷水供給温度範囲 チルドタワーR チラー 5 10 冷却塔 15 20 25 30 35(℃) ■特 長 電力費が節約できます 新冷媒R407Cスクロールコンプレッサ採用。ま た従来のチラー冷却システムに比べ電力費が 60∼90%程度節減、受電容量も30∼60%程 度節減できます。 2 年間自動運転です 設置スペースが小さくてすみます 一体型のため、従来方式に比べて約半分のス ペースに収まります。また、屋外設置のため機 械室は必要ありません。 に優しく進化しています せください。 CO2の抑制に貢献 密 閉 形 蒸 発 式 冷 却 塔 部 チ ラ ー 部 ■主な用途 2空調用(年間冷房) 1生産装置冷却 ●レーザ発振機 ●電気拡散炉 ●スパッタ ●超音波洗浄機 ●電子顕微鏡 ●精密研磨機 ●高周波誘導炉 ●各種電気炉 ●飲料水の冷却 ●レトルト釜 ●パストライザ ●射出成形機 ●伸線工程の発熱除去 ●発泡スチロール金型冷却 ●磁気印刷機 ●オフセット印刷機 ●製紙ロール ●製粉ロール ●ダイキャスト金型冷却 ●電気自動溶接機 ●反応塔発熱除去 ●温排水公害防止 ●塗料槽の冷却 設置工事・計装工事が容易です クリーンな冷水を供給します 設計・現地工事(期間)を大幅に省略できます。 制御盤を内蔵しているため、計装工事は外部 からの発停・警報信号等の遠隔制御配線以外 は不要です。 密閉式ですから、冷水の汚れによる機器の トラブルが少なくなります。 ●クリーンルーム ●工場空調 3研究施設装置冷却 ●レーザ発振機 ●各種研究装置 大きな温度差を一度に処理できます 3 構造図 ファンモータ 自動空気抜き弁 ファン 散水槽 エリミネータ 密閉蒸発式冷却コイル (渦巻き多管式) 外気 外気 ルーバー 散水用補給水口 散水受水槽 T3 バイパス切替弁 (MV1、MV2) T4 凝縮器 ストレーナ 膨張弁 T2 V V 散水ポンプ 冷水入口 冷水出口 T1 排水接続口 V スクロール圧縮機 制御盤 水冷却器(蒸発器) T1出口温度センサー T2入口温度センサー T3外気湿球温度センサー T4中間温度センサー 標準部品材料 分類 部品名 材質 Ar(表面処理済) ル ー バ ー 塔 Ar(表面処理済) 本 踊 り 場 体 Ar(表面処理済) 下 部 外 板 ・ 外 SUS 底 板 装 軽量形鋼に溶融亜鉛メッキ 骨 材 FRP 散 水 槽 散 PVC 散 水 管 水 FRP 散 水 受 水 槽 部 SUS渦巻ポンプ ポ ン プ PPG フ ァ ン フ 鋼板に溶融亜鉛メッキ ケ ー シ ン グ ァ 鋼製金網に溶融亜鉛メッキ 保 護 金 網 ン モ 4 ー タ 全閉屋外型 分類 部品名 材質 PVC エ リ ミ ネ ー タ 冷 水 系 そ の 他 外 装 色 冷 却 コ イ ル 冷 水 配 管 水冷却器(蒸発器) バルブ・継手類 継ぎ目無脱酸銅管 SUS SUS316 SUS・BC・PVC プ 鋼(溶融亜鉛メッキ) ボルト・ナット 鋼(亜鉛メッキ)・SUS タ ラ ッ 下部機械室パネル:シルバー(アルミニウム) 上部ルーバー :シルバー(アルミニウム) 送風機 :銀白色(溶融亜鉛メッキ等) 構造、冷却のメカニズム、各種機能 構造 凍結防止回路(ポンプ循環方式) HICSチルドタワーは、上部に冷却性能が向上した独自の渦巻き多 運転が停止中に、上部冷却コイルの水温又は外気湿球温度が所 管式の密閉式冷却塔とチラーの凝縮器、下部に複数台の圧縮機、 定の温度より下がると、 チルドタワーよりポンプ運転信号を出します 水冷却器(蒸発器)、制御盤等を内蔵しています。 ので、循環ポンプを運転してください。所定の温度まで上昇すると 運転信号を解除します。これにより、凍結防止を図ります。 (但し、 冷却のメカニズム 正月休みなど、冬期に長期間ご使用にならない時は、必ず、取扱説 1.負荷側より戻ってきた冷水を、上部の密閉式冷却塔へ送ります。 明書に従い水抜きを行ってくださるようお願いいたします。) ここではファンにより吸い込まれる外気と散水槽より散布される 水の蒸発潜熱を利用して、冷水を外気湿球温度に近い温度ま 異常検出・警報回路 で冷却します。 各機器に異常が発生すれば、制御盤に異常コードで表示します。 外気湿球温度が低い期間は、圧縮機を稼働する必要はなく密閉 外部へは、異常警報出力します。 式冷却塔で十分冷却できます。 (フリークーリング) この期間は、 ファンのインバータによる回転数制御で所定の温度 遠隔操作 に保ちます。送風動力も、低減できます。 チルドタワーの運転、停止は遠隔操作ができます。 2.外気の状態が高温多湿で、冷却コイルだけでは冷えたりない場 散水槽詰まり防止 合のみ、圧縮機が台数制御を行い、設定温度まで冷却され、再 散水槽(ドーナツ状)の中を走る、独自設計のクリーナで穴の目詰 び負荷側へ送られます。この台数制御により、圧縮機の平均稼 まりを防止し、均一に冷却コイルに散水できるようになっています。 働率は低く抑えられます。 3.密閉式冷却塔の下部は、 チラーの凝縮器となっており、低い凝 縮温度で、効率よく熱を発散します。 冷却損失防止回路 外気湿球温度より冷水の戻り温度が低い場合は、上部の密閉式 冷却塔を通すと逆に吸熱し、冷却損失を生じます。T2(入口温度) とT4(中間温度)のセンサーで温度差を読みとり、冷却損失の無い ように、必要に応じてバイパス運転を行います。 防錆仕様のためクリーンな冷水 冷水との接液部は、SUS304、銅管、青銅、樹脂などを使用し防錆 仕様となっています。外気との熱交換は、 コイルの管壁を介して間 接的に行われるため、外気と直接触れることはなく、冷水が汚れる 問題はありません。 省電力の秘密は 1.高効率の密閉式冷却塔による外気冷却を効果的に利用するこ 3. 圧縮機の高圧側(凝縮温度) と低圧側(蒸発温度)の圧力差(温 とにより、圧縮機の運転時間を短縮します。 度差) を小さく取り、圧縮比を小さくしました。この結果7.5kWの 2.圧縮機の運転は、台数制御で必要台数運転します。 圧縮機で、最大49kWの能力を発揮します。 (60Hz) ●圧縮機の運転を必要としない日数の例(HICS-402W1、24m3/h、139kWの負荷を与えた場合) 設定温度 札幌 仙台 新潟 名古屋 東京 広島 大阪 福岡 鹿児島 高松 24℃ 365 335 316 294 298 295 294 286 268 289 22℃ 339 299 282 264 268 266 260 254 235 261 20℃ 305 266 253 234 236 236 230 221 202 232 18℃ 275 238 226 207 205 207 202 190 169 204 5 ® チルドタワー 仕様表 型式 項目(単位) ※1 HICS-502W1 102.3/120.3 136.6/160.5 164.0/191.9 68.6/80.2 出口温度15℃ 冷水流量 3 m /h 11.8/13.8 17.6/20.7 23.5/27.6 28.2/33.0 入口温度25℃ 冷却能力 kW 80.2/92.1 120.3/138.1 160.5/184.2 191.9/223.3 出口温度20℃ 冷水流量 m3/h 13.8/15.8 20.7/23.8 27.6/31.7 33.0/38.4 入口温度35℃ 冷却能力 kW 144.2/153.5 215.1/230.2 287.2/307.0 331.4/359.3 出口温度25℃ 冷水流量 m3/h 12.4/13.2 18.5/19.8 24.7/26.4 28.5/30.9 冷水流量範囲 最小∼最大※2 3 m /h 6∼18 9∼27 12∼36 15∼45 機内圧力損失 損失(流量) kPa (at m3/h) 87(12) 87(18) 87(24) 87(30) トン 5.78/6.88 8.67/10.32 11.56/13.76 14.45/17.20 法 定 冷 凍 能 力 50Hz 保安法適用区分 ※3 60Hz 製造届不要 点検パネル、ルーバー:アルマイト処理 主枠、ファン、タラップ:溶融亜鉛メッキ 外 装 幅 [W] mm 奥 行 [D] mm 2,200 2,200 2,200 2,200 [H] mm 2,053 2,393 2,733 3,074 [h] mm 536 536 536 536 外形寸法 肩までの高さ ファン高さ 2,200+215(制御盤) 2,200+215(制御盤) 2,200+215(制御盤) 2,200+215(制御盤) 外 形 図 A 型 式 軸流ファン(Vベルト駆動方式) 外 形 mm 電 動 機 出 力 kW(極数)×台数 散水 型 式 ポンプ 電 動 機 出 力 圧縮機 HICS-402W1 kW 高圧ガス ファン HICS-302W1 冷却能力 入口温度20℃ 性 能 HICS-202W1 1,200 3.7(6)×1 0.75(2)×1 kW(極数)×台数 型 式 電 動 機 出 力 5.5(6)×1 ステンレス製渦巻ポンプ スクロール式全密閉型電動圧縮機 kW(極数)×台数 7.5(2)×2 7.5(2)×3 7.5(2)×4 外部均圧式温度膨張弁 保 護 装 置 高圧保護スイッチ、低圧保護スイッチ、凍結防止温度スイッチ、 吐出ガス過熱温度スイッチ、過電流継電器 冷 媒 の 種 類 ※5 電気特性 電 源 R407C 冷 水 系 使 用 圧 力 (常用) MPa 散 水 補 給 水 量 ※4 m3/h 0.3/0.3 消 費 電 力 kW 21/25 28/34 38/46 46/56 運 転 電 流 A 76/81 103/112 137/148 163/178 0.7以内 0.5/0.5 0.6/0.7 動 力 電 源 AC3φ 200V 50/60Hz 操 作 電 源 AC1φ 200V 50/60Hz JIS10Kフランジ 65A 冷 水 出 入 口 JIS10Kフランジ 80A Rc 2 排 水 接 続 口 2,370(3,050) 2,840(3,700) 3,230(4,250) 3,660(4,850) 散 水 系 m 3 0.34 0.35 0.36 0.37 循 環 系 m3 0.34 0.51 0.66 0.82 dB(A) 71 72 74 74 製品質量(運転質量) 保 有 水 量 騒音値(2m離れて1.5m高さで)※6 付 属 品 オ プ シ ョ ン 0.7/0.8 Rc 3/4 配管寸法 散 水 用 補 給 水 口 6 7.5(2)×5 冷 媒 制 御 装 置 kg タラップ 1組、基礎ボルト 1組、防振パッド 1組、ストレーナ 1ヶ 安全柵、タラップ背もたれ、自動ブロー管理装置(導電率管理) 散水系・冷水系凍結防止ヒータ 他 ※1・ ・ ・ ・ ・性能(冷却性能、冷水流量) は、外気湿球温度27℃における値を示します。 ※2・ ・ ・ ・ ・冷水流量範囲をお守りください。過少の場合は凍結による破損、汚れの埋積による詰り、過大の場合は流速による腐食などにつながります。 ※3・ ・ ・ ・ ・高圧ガス保安法による規制で高圧ガス製造届けが必要な場合は、都道府県知事へ提出してください。 ※4・ ・ ・ ・ ・散水補給水量は、外気湿球温度27℃、入口温度35℃、出口温度25℃の条件(濃縮度4倍ブロー時)における値を示します。 (50/60Hz) 205.2/240.7 273.3/320.9 327.9/383.7 35.3/41.4 47.0/55.2 56.4/66.0 240.7/276.3 320.9/368.4 383.7/446.5 41.4/47.5 55.2/63.4 66.0/76.8 431.4/460.5 574.4/614.0 662.8/718.6 37.1/39.6 49.4/52.8 57.0/61.8 18∼54 24∼72 30∼90 87(36) 87(48) 87(60) 17.34/20.64 23.12/27.52 28.90/34.40 注)サービススペースとして、全周1.5m以上を確保してください。 DRAIN IN OUT タラップ HICS-1002W1 総合制御盤 HICS-802W1 ブレーカ盤 HICS-602W1 総合 制御盤 ブレーカ盤 補給水 A矢視図 製造届不要 h 製造届必要 点検パネル、ルーバー:アルマイト処理 主枠、ファン、タラップ:溶融亜鉛メッキ 2,200 2,200 2,200 2,418 2,758 3,099 536 536 536 H 4,400+215(制御盤) 4,400+215(制御盤) 4,400+215(制御盤) B A⇒ 軸流ファン(Vベルト駆動方式) OUT IN 1,200 3.7(6)×2 W 5.5(6)×2 DRA IN D ステンレス製渦巻ポンプ 0.75(2)×2 スクロール式全密閉型電動圧縮機 7.5(2)×6 7.5(2)×8 注)サービススペースとして、全周1.5m以上を確保してください。 7.5(2)×10 外部均圧式温度膨張弁 総合制御盤 高圧保護スイッチ、低圧保護スイッチ、凍結防止温度スイッチ、 吐出ガス過熱温度スイッチ、過電流継電器 0.7以内 0.9/1.0 1.2/1.3 1.4/1.6 56/68 76/92 91/111 203/221 271/294 324/354 タラップ ブレーカ盤 R407C DRAIN IN OUT 総合 制御 盤 補給水 ブレーカ盤 A矢視図 AC3φ 200V 50/60Hz h AC1φ 200V 50/60Hz JIS10Kフランジ 100A Rc 3/4 6,320(8,500) 6,980(9,500) 0.71 0.73 0.75 1.05 1.45 1.77 74 76 76 H Rc 2 5,400(7,200) A⇒ OUT タラップ 1組、基礎ボルト 1組、防振パッド 1組、ストレーナ 1ヶ 安全柵、タラップ背もたれ、自動ブロー管理装置(導電率管理) 散水系・冷水系凍結防止ヒータ 他 W IN DRA IN D ※5・ ・ ・ ・ ・電気特性(消費電力、運転電流) は、外気湿球温度27℃、入口温度35℃、出口温度25℃の条件における値を示します。また、 トランス容量および配線容量は、使用条件の 違いなどを見込んで消費電力および運転電流の1.2倍以上にしてください。 ※6・ ・ ・ ・ ・騒音値は、全周囲で反響のない状態で測定した値(Aスケール) を示します。実際の据え付け状態では、周囲の反響を受け3dB(A)程度変わることがあります。 7 標準冷却能力曲線 水量別能力曲線を参考に選定してください。 ●機内圧力損失 その他の能力曲線を外れる条件につきましては、別途ご相談くださ い。 (湿球温度が1℃変化した場合は、入口温度30℃未満で出口 200 温度約0.1℃、入口温度30℃以上で出口温度約0.7℃変化します。 ) 機種の選定の仕方 150 例.チルドタワーの入口温度25℃、出口温度20℃、循環水量30 (50Hz地区) m3/hでは機種がいずれになるか選定いたします。 圧損 100 (kPa) ・ ・ ・温度条件により能力線上の交点(青丸印)が決まります。 この交点は水量比約110の線上にありますので、 50 (30m3/h×1000÷60)÷110=4.5(コンプレッサの台数 ・ ・ ・7.5kW×4.5台必要) より、4.5→5とし、HICS-502W1を選定します。 0 水量比:定格水量(水量比100%時)に対する比を示します。 ( 50 60 70 ) 80 90 100 110 水量比(%) 120 130 140 150 その時の圧縮機(7.5kW)1台当たりの冷水水量(R/min) と等価となります。 ●チルドタワー性能曲線図 50Hz 202W1∼402W1、602W1、802W1 WB 27℃ 30 25 出 口 温 度 20 ℃ 型 式 水量比100%での水量 12m3/h HICS-202W1 18m3/h 302W1 24m3/h 402W1 36m3/h 602W1 48m3/h 802W1 水量比(%) 150 140 130 120 110 100 90 80 70 60 50 15 502W1、1002W1 WB 27℃ 30 型 式 HICS-502W1 1002W1 水量比100%での水量 30m3/h 60m3/h 25 出 口 温 度 20 ℃ 水量比(%) 150140 130 120 110 100 90 80 70 60 50 15 10 12 15 20 25 30 35 入口温度 ℃ 40 10 12 15 45 20 25 30 35 入口温度 ℃ 40 45 60Hz 202W1∼402W1、602W1、802W1 WB 27℃ 30 25 出 口 温 度 20 ℃ 型 式 水量比100%での水量 12m3/h HICS-202W1 18m3/h 302W1 24m3/h 402W1 36m3/h 602W1 48m3/h 802W1 水量比(%) 150 140 130 120 110 100 90 80 70 60 50 15 10 12 15 8 502W1、1002W1 30 型 式 HICS-502W1 1002W1 水量比100%での水量 30m3/h 60m3/h 25 出 口 温 度 20 ℃ 水量比(%) WB 27℃ 150 140 130 120 110 100 90 80 70 60 50 15 20 25 30 35 入口温度 ℃ 40 45 10 12 15 20 25 30 35 入口温度 ℃ 40 45 オプション、水質基準 ●オプション 部 品 名 安 全 電 源 ・ 制 御 用 途 仕 様 柵 保守点検時の安全対策 小径角形鋼管製、溶融亜鉛メッキ タラップの背もたれ 保守点検時の安全対策 小径鋼管製、溶融亜鉛メッキ 充 電 部 カ バ ー 感電防止 充電露出部に透明アクリルカバー 主 電 源 異 電 圧 異電圧(200V以外) AC3φ400V50Hz、440V60Hz 制御回路異電圧 異電圧(200V以外) トランス付きAC100V 水 質 管 理 装 置 散水の水質管理 導電率管理自動ブロー 安 全 凍結防止用ヒータ 散水系及び冷水系の凍結防止 そ の 他 散水系 HICS-202W1∼502W1 1kW×1本 HICS-602W1∼1002W1 1kW×2本 電気ヒータ 容量 冷水系 HICS-202W1∼502W1 10kW×1本 HICS-602W1∼1002W1 15kW×1本 低 騒 音 対 応 騒音規制上問題となるとき 個別にご相談ください 耐 塩 害 仕 様 海岸近くに設置する場合 個別にご相談ください 水量比150%を超える 又は50%を下まわる流量の場合 個別にご相談ください 大流量・小流量仕様 上記以外の仕様がご希望の場合はお問い合わせください。 ●水質基準 冷水、散布水の管理を怠るとスケールの付着によって熱交換性能が劣化するにとどまらず、 チューブの腐食、孔食や他の機器の劣化、故障を引き起こし重大な事故に発展する場合があります。 チルドタワーに使用する冷水および、散布水の水質は下表の水質基準をお守りください。 冷水系 項 目 (1) (3) 循環水 補給水 散布水 補給水 腐食 スケール生成 7.0∼8.0 6.5∼8.2 6.0∼8.0 ● ● 電気伝導率(mS/m) (25℃) 30≧ 30≧ 80≧ 30≧ (25℃) {μS/cm} {300≧} {300≧} {800≧} {300≧} ● ● 50≧ 50≧ 200≧ 50≧ ● 硫酸イオン(mgSO 4 /r) 50≧ 50≧ 200≧ 50≧ ● 酸消費量(pH4.8) (mgCaCo 3/r) 50≧ 50≧ 100≧ 50≧ ● 全硬度(mgCaCo 3/r) 70≧ 70≧ 200≧ 70≧ ● カルシウム硬度(mgCaCo 3/r) 50≧ 50≧ 150≧ 50≧ ● イオン状シリカ (mgSiO 2/r) 30≧ 30≧ 50≧ 30≧ ● 鉄(mgFe/r) 1.0≧ 0.3≧ 1.0≧ 0.3≧ ● ● 銅(mgCu/r) 1.0≧ 0.1≧ 0.3≧ 0.1≧ ● 検出されないこと 検出されないこと 検出されないこと 検出されないこと ● アンモニウムイオン(mgNH 4+/r) 0.3≧ 0.1≧ 1.0≧ 0.1≧ ● 残留塩素(mgCl/r) 0.25≧ 0.3≧ 0.3≧ 0.3≧ ● 遊離炭酸(mgCO 2/r) 0.4≧ 4.0≧ 4.0≧ 4.0≧ ● − − 6.0∼7.0 − ● (1) 参 考 項 目 傾向(2) 7.0∼8.0 pH(25℃) 基 準 項 目 散布水系 塩化イオン(mgCl--/r) 2-- 硫化物イオン(mgS2ー/r) 安定度指数 ● (日本冷凍空調工業会基準) 9 配管例 (1)密閉システム ※1.密閉システムの場合、膨張タンクおよ びシステム補給水配管を必ず設けてく ださい。 散水用補給水 補給水 膨張タンク ※1 ※2.負荷側に流量変動がある場合には図の ようにバイパス弁を設け、最少流量を 確保してください。 20℃ チルドタワー 熱 負 荷 ※2バイパス弁 30℃ ドレン (2)開放システム(水槽を用いる場合) 散水用補給水 20℃ 30℃ 熱 負 荷 補 給 水 チルドタワー 20℃ 30℃ 水槽 ドレン (3)2種類の温度の冷却水が必要な場合 20℃ 散水用補給水 30℃ 膨張 タンク 20℃ チルドタワー 補給水 熱負荷1 25℃ 熱負荷2 35℃ 30℃ 熱交換器 ドレン (4)チルドタワーの配管接続 隔膜式膨張タンクを使用する場合は 散水用補給水口 R 減圧弁 冷水出口 FM チルドタワー 流量計 膨張タンク 補給水 ドレン 空気抜き弁 チャッキ弁 冷水入口 防振継手 ストレーナ ドレン 排水接続口 10 (冷水配管) 操作表示部、遠隔操作等 (1)操作表示部 (3)電気配線 型 式 AC3φ 200V 50Hz 消費電力 運転電流 (kW) (A) HICS-202W1 21 76 HICS-302W1 28 HICS-402W1 38 HICS-502W1 遠 隔 停 SS 止 出口温度 電源 WL チルドタワー バイパス 異常表示 運転 運転 リセット RL GL PV(出口温度) PB ℃ SV(設定温度) 入口温度・異常コード (出口温度調節器) 運 転 最小電線太さ(mm2) ELB 電 源 外部出力回路 アース線 (A) 5.5 100 2.0 8 125 2.0 14 200 150 2.0 22 250 203 150 2.0 22 250 271 250 2.0 22 300 324 325 2.0 22 350 38 2.0 103 60 137 100 46 163 HICS-602W1 56 HICS-802W1 76 HICS-1002W1 91 AC3φ 200V 60Hz 型 式 (2)遠隔操作および表示(接続例) 無電圧接点 [接点容量 AC200V 2A] R2 R3 23T2 23T3 1 2 3 4 5 R5 6 RL R6 8 7 OL 9 遠 隔 運 転 信 号 循 環 ポ ン プ 運 転 信 号 異 常 ︵ 軽 故 障 ︶ (A) ELB 電 源 外部出力回路 アース線 (A) HICS-202W1 25 81 38 2.0 5.5 100 HICS-302W1 34 112 60 2.0 8 125 HICS-402W1 46 148 100 2.0 14 200 HICS-502W1 56 178 150 2.0 22 250 HICS-602W1 68 221 200 2.0 22 300 HICS-802W1 92 294 250 2.0 22 350 HICS-1002W1 111 354 325 2.0 22 400 (1)消費電力および運転電流は、外気湿球温度27℃、入口温度35℃、出口温度25℃ の条件における値を示します。 OL (2)配線太さで電圧が2%の最大こう長を超える場合は、 「内線規定」により配線を太 くする必要があります。 電源 運 転 (kW) 最小電線太さ(mm2) 10 P 電源 消費電力 運転電流 異 常 ︵ 重 故 障 ︶ 循イ 環ン ポタ ンー プロ ッ ク (3)最小電線太さは、金属管(線ぴ)、合成樹脂管、 フロアダクトおよびケーブル配線 の場合を示します。金属管、合成樹脂管については、同一管内に納める電線数3 本の場合を示します。 (4)電源回路には漏電遮断器を施工し、 より安全な保護機能を持たせてください。 (5)冷水循環ポンプ等をチルドタワーの電源より配線する場合は、消費電力および運 転電流に加えて決定してください。 遠隔操作の説明 入力信号 (チルドタワーへ) 出力信号 遠隔運転信号 1-2間を導通するとチルドタワーが運転準備を開始します。 (9-10間が導通してから、運転を開始します。) 循環ポンプインターロック 9-10間に循環ポンプが運転中に、導通する接点を入れてください。 運転中 チルドタワーが運転を開始すると、5-8間が導通します。 異常(軽故障)※2 チルドタワーで軽故障が発生すると、6-8間が導通します。 異常(重故障)※2 チルドタワーで重故障が発生すると、7-8間が導通します。 (チルドタワーより) ※1 チルドタワーに運転信号が入ると、循環ポンプを起動するよう、3-4間 が導通します。 循環ポンプ運転信号 チルドタワーの停止中に上部冷却コイル内の水温または外気湿球温 度が低下すると、凍結防止のため、3-4間が導通します。 ※1 遠隔運転信号と循環ポンプ運転中の信号が揃わないと、 チルドタワーは運転(冷却) を開始しないよう、圧縮機保護のためにインター ロックをとってあります。 ※2 異常の種類は「取扱説明書」をご参照ください。 11 使用例 例-1-1 用途:レーザー管、蒸着装置冷却 使用条件 ●最大湿球温度 :27℃ :25℃ ●入口温度 :20℃ ●出口温度 :96m3/h ●冷水水量 ●冷却熱量 ●水道料金:上水200円/m3、下水190円/m3 :558.1kW 3 3) :24時間/日、365日/年 ●ガス料金:44円/Nm(11,000kcal/Nm ●稼働条件 :9円/kWh ●電力料金 ●設置場所:東京 ●電力基本料金 :1,550円/kW・月 ●空冷チラー、水冷チラーとの年間ランニングコスト比較(試算例) [使用条件によって年間ランニングコストは変化いたします] ※消費電力変化率 ® 水冷式チルドタワー システム 空冷チラー システム 空冷チラー (100HP) (100HP) HICS-802W1×2台 シ ス テ ム 概 要 三方弁 10℃ 20℃ 負荷 20℃ 負荷 循環ポンプ 96m3/h 設 備 電 力 (kW) 熱交換器 圧縮機 ファン 散水ポンプ 循環ポンプ 冷水ポンプ15℃ 25℃ kW×8×0.97※×2台 =116.8kW 7.5 5.5 kW×2×1.07※×2台 = 23.6kW 0.75kW×2 ×2台 = 3 kW 22 kW ×1台 = 22 kW 合計 165.4kW 循環ポンプ 25℃ 96m3/h クッションタンク 空冷チラー 冷水ポンプ 循環ポンプ 77.9kW×1.03※×2台 =160.5kW 5.5kW ×2台 = 11 kW 22 kW ×1台 = 22 kW 合計 193.5kW 空冷チラー 圧縮機 乾球25℃を超える52日間は平均26.6℃で運転と仮定、 湿球16.1℃を超える129日間は稼動、 平均負荷率0.87、消費電力変化率0.90 平均圧縮機稼働率0.57、負荷率 0.88、消費電力変化率0.86 =156,000kWh 155.8kW×0.87×0.90× 52日×24h =152,200kWh 116.8kW×0.57×0.88×0.86×129日×24h 年 間 乾球25℃以下の313日間は25℃の運転の運転状態を継続、 ファン 消 平均負荷率0.85、消費電力変化率0.88 湿球16.1℃以下の236日間はインバータ制御、 費 電 155.8kW×0.85×0.88×313日×24h =875,400kWh 平均送風動力率0.20 力 = 99,800kWh 冷水ポンプ、循環ポンプ 23.6kW×(129日+0.20×236日)×24h (kWh) =289,100kWh (11kW +22kW)×365日×24h 散水ポンプ、循環ポンプ =219,000kWh 電力合計 1,316,700kWh (3kW+22kW)×365日×24h 電力合計 474,800kWh 年 間 散 水 補 給 水 量 (m3) 年コ 間ス ラト ン︵ ニ千 ン円 グ︶ 炭排 酸出 ガ量 ス︵ ト ン ︶ 12 (熱源システム COP=17.3) 負荷相当分 558.1kW×860kcal/kW×365日×24h÷580,000kcal/kg =7,250m3 圧縮機消費電力分 156,000kW×860kcal/kW÷580,000cal/kg = 230m3 濃縮対策オーバーブロー分(4倍濃縮) =2,470m3 (7,250m3+230m3)×0.33 合計 9,950m3 1)電力料金 4,273千円 2)電力基本料金 3,076千円 3)水道料金 2,459千円 年間ランニングコスト合計 9,808千円 1)電気 179トン-CO2 2)水道 20トン-CO2 炭酸ガス排出量合計 199トン-CO2 (熱源システム COP=4.3) 1)電力料金 2)電力基本料金 11,850千円 3,599千円 年間ランニングコスト合計 1)電気 15,449千円 498トン-CO2 炭酸ガス排出量合計 CO 2排出量原単位 電力:0.378kg-CO2/kWh(環境省H14年8月) 3 都市ガス:2.368kg-CO2/Nm(環境省H14年8月) 3 生産・流通・最終消費を加味して算出) 水道:2.011kg-CO2/m(建築学会、 熱源システム COP 年間総負荷を循環ポンプを除く、補機を含む熱源システムの総消費エネルギー (kW) で除した値 498トン-CO2 東京地方の年間湿球温度と圧縮機稼働状況 236日 ℃ (冷却塔のみで冷却) 30 129日 (圧縮機稼動) 25 ※消費電力変化率 水冷チラーシステム 湿 球 温 度 圧縮機稼 動期間中 の平均WB ←20.8 20 圧縮機稼動 ↑ ← 16.1 ↑ 15 冷却塔のみ で冷却 圧縮機平均稼働率 =0.57 消費電力変化率 =0.86 10 三方弁 熱交換器 シ ス テ ム 概 要 水冷チラー (180HP) 冷却塔 20℃ 負荷 三方弁 10℃ 冷却水 ポンプ 循環ポンプ 96m3/h クッション 15℃ 冷水ポンプ タンク 25℃ 5 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 月 設 備 電 力 (kW) 年 間 消 費 電 力 (kWh) 年 間 散 水 補 給 水 量 (m3) 年コ 間ス ラト ン︵ 千 ニ円 ン︶ グ 炭排 酸出 ガ量 ス︵ ト ン ︶ 水冷チラー 冷却塔 冷却水ポンプ 冷水ポンプ 循環ポンプ 104.7kW×1.06※×1台 =111 kW 5.9kW ×1台 = 5.9kW 15 kW ×1台 = 15 kW 15 kW ×1台 = 15 kW 22 kW ×1台 = 22 kW 合計 168.9kW 水冷チラー 湿球10℃を超える207日間は平均18.5℃冷却水温度25.9→ 30.9℃で運転と仮定、平均負荷率0.84、消費電力変化率0.92 =402,000kWh 104.7kW×0.84×0.92×207日×24h 湿球10℃以下の158日間は三方弁制御により、冷却水温度 20→25℃で運転、平均負荷率0.81、消費電力変化率0.81 =260,500kWh 104.7kW×0.81×0.81×158日×24h 冷却塔 = 51,700kWh 5.9kW×365日×24h 冷却水ポンプ、冷水ポンプ、循環ポンプ =455,500kWh (15kW+15kW+22kW)×365日×24h 電力合計 1,169,700kWh (熱源システム COP=5.0) 負荷相当分 558.1kW×860kcal/kW×365日×24h÷580,000kcal/kg =7,250m3 圧縮機消費電力分 662,500kW×860kcal/kW÷580,000kcal/kg = 980m3 濃縮対策オーバーブロー分(4倍濃縮) =2,720m3 (7,250m3+980m3)×0.33 合計 10,950m3 1)電力料金 10,527千円 2)電力基本料金 3,142千円 3)水道料金 2,707千円 年間ランニングコスト合計 16,376千円 1)電気 442トン-CO2 2)水道 22トン-CO2 炭酸ガス排出量合計 464トン-CO2 年間ランニングコスト比較 千円 30,000 25,000 20,000 年間水道料金 年間ガス料金 電力基本料金 年間電力料金 15,000 10,000 5,000 0 チルドタワー 空冷チラー 水冷チラー ターボ冷凍機 吸収冷温水機 年間ランニングコストは、チルドタワーシステムの方が、 空冷チラーシステムより、 5,641千円/年 水冷チラーシステムより、 6,568千円/年 ターボ冷凍機システムより、 6,825千円/年 ガス焚吸収冷温水機システムより、15,253千円/年 安価となります。 年間CO2排出量 トン-CO2 1,200 1,000 800 600 400 200 0 チルドタワー 空冷チラー 水冷チラー ターボ冷凍機 吸収冷温水機 年間炭酸ガス排出量は、チルドタワーシステムの方が、 空冷チラーシステムより、 299トン-CO2/年(60%) 水冷チラーシステムより、 265トン-CO2/年(57%) ターボ冷凍機システムより、 278トン-CO2/年(58%) ガス焚吸収冷温水機システムより、814トン-CO2/年(80%) 削減となります。 13 例-1-2 用途:レーザー管、蒸着装置冷却 使用条件 例-1-1と同じ負荷条件で試算を行っています。 ただし、 ターボ冷凍機、 ガス焚吸収冷温水機は、空調負荷にも使用し、各400RTを使用して、総負荷に対して1割 の余裕を有しています。水温7℃の冷水を冷水漕に蓄え、 その内の一部を冷水ポンプによって装置冷却用に汲み 上げ、熱交換器、冷水制御三方弁を組合せて、 システムを構成し、負荷へ20℃の冷水として供給しています。 ●ターボ冷凍機、ガス焚吸収冷温水機との年間ランニングコスト比較(試算例) [使用条件によって年間ランニングコストは変化いたします] ターボ冷凍機システム シ ス テ ム 概 要 空調負荷 冷却塔 三方弁 ターボ冷凍機 (400RT) ガス焚吸収冷温水機システム ガス焚吸収冷温水機 (400RT) 冷却塔 ヘビーロード型 三方弁 熱交換器 三方弁 12℃ 25℃ 空調負荷 熱交換器 三方弁 12℃ 25℃ 負荷 冷却水 ポンプ 7℃ 冷水 ポンプ 冷水槽 冷水 2次ポンプ 20℃ 循環ポンプ 96m3/h 負荷 冷却水 ポンプ 7℃ 冷水 ポンプ 冷水槽 冷水 2次ポンプ 20℃ 循環ポンプ 96m3/h ガス焚吸収冷温水機 12.3kW×0.44*×1台 = 5.4kW ターボ冷凍機 230.7kW×0.44*×1台 =101.5kW * 設 14.6kW×0.44 ×1台 = 6.4kW 15 kW×0.44*×1台 = 6.6kW 冷却塔 冷却塔 備 * 37 kW×0.44 ×1台 = 16.3kW 37 kW×0.44*×1台 =16.3kW 冷却水ポンプ 冷却水ポンプ 電 * 22 kW×0.44 ×1台 = 9.7kW 22 kW×0.44*×1台 = 9.7kW 冷水ポンプ 冷水ポンプ 力 (kW) 冷水2次ポンプ 11 kW ×1台 = 11 kW 11 kW ×1台 =11 kW 冷水2次ポンプ 22 kW ×1台 = 22 kW 22 kW ×1台 =22 kW 循環ポンプ 循環ポンプ 合計 71 kW 合計 166.9kW ガス焚吸収冷温水機 ターボ冷凍機 溶液ポンプなどの冷温水機内の機器は年間を通して運転 年間365日 平均湿球11.8℃、冷却水温度21.3→26.3℃で = 47,300kWh 5.4kW×365日×24h 運転と仮定、所用動力率0.71 年 間 =631,300kWh 冷却塔 101.5kW×0.71×365日×24h 消 = 57,800kWh 6.6kW×365日×24h 冷却塔 費 = 56,100kWh 冷却水ポンプ、冷水ポンプ、冷水2次ポンプ、循環ポンプ 6.4kW×365日×24h 電 力 (16.3kW+9.7kW+11kW+22kW)×365日×24h =516,800kWh 冷却水ポンプ、冷水ポンプ、冷水2次ポンプ、循環ポンプ (kWh) 電力合計 621,900kWh (16.3kW+9.7kW+11kW+22kW)×365日×24h =516,800kWh 電力合計 1,204,200kWh (熱源システムCOP=4.8) 湿球15.7℃を超える137日間は平均20.7℃、 年 冷却水温度27.4→32.4℃で運転と仮定、燃料消費率0.82 間 103.2Nm3×0.82×137日×24h×0.44* =122,400Nm3 ガ 湿球15.7℃以下の228日間は三方弁制御により、 ス 消 冷却水温度24→29℃で運転、燃料消費率0.77 費 103.2Nm3×0.77×228日×24h×0.44* =191,300Nm3 量 3 ガス合計 313,700Nm3 (Nm ) (熱源システム電気・ガス COP=1.1) 負荷相当分 負荷相当分 年 間 558.1kW×860kcal/kW×365日×24h÷580,000kcal/kg =7,250m3 558.1kW×860kcal/kW×365日×24h÷580,000kcal/kg =7,250m3 散 圧縮機消費電力分 ガス消費熱量分 水 631,300kW×860kcal/kW÷580,000kcal/kg = 940m3 313,700Nm3×11,000kcal/Nm3÷580,000kcal/kg =5,950m3 補 給 濃縮対策オーバーブロー分(4倍濃縮) 濃縮対策オーバーブロー分(4倍濃縮) 水 3 3+940m3) 3+5,950m3) =4,360m3 =2,700m ×0.33 ×0.33 (7,250m (7,250m 量 3 (m3) 合計 17,560m3 合計 10,890m 電力料金 1)電力料金 10,838千円 5,597千円 年 コ 1) 間 ス 2) 電力基本料金 2)電力基本料金 3,104千円 1,321千円 ラト ン︵ 3) 水道料金 3) ガス料金 2,691千円 13,803千円 千 ニ円 4)水道料金 4,340千円 ン︶ グ 年間ランニングコスト合計 年間ランニングコスト合計 16,633千円 25,061千円 1)電力料金 1)電気 455トン-CO2 235トン-CO2 炭排 酸 出 2) 水道 2) ガス 22トン-CO2 743トン-CO2 ガ量 ス︵ 3) 水道 35トン-CO2 ト ン ︶ 炭酸ガス排出量合計 炭酸ガス排出量合計 477トン-CO2 1,013トン-CO2 14 3 CO2排出量原単位 電力:0.378kg-CO2/kWh(環境省H14年8月) 都市ガス:2.368kg-CO2/Nm(環境省H14年8月) 3 生産・流通・最終消費を加味して算出) 水道:2.011kg-CO2/m(建築学会、 熱源システム COP 年間総負荷を循環ポンプを除く、補機を含む熱源システムの総消費エネルギー (kW) で除した値 *分担率 空調負荷と装置負荷合計に対する装置負荷の率 ご照会に際して お問い合わせにご利用ください。 ® HICSチルドタワー についてのご照会、 ご注文に際しては、次の事項をお知らせください、 (最小限 ∼ をお願いします。) 冷却能力 kW 入口温度 ℃ 出口温度 ℃ 冷水水量 m3/h 外気湿球温度 ℃ 設置スペース L 騒音 電源AC3φ × W × H dB(A) ●電源 V ●周波数 Hz 使用用途 水質に関する特記事項 使用方法(オプション等) に関する特記事項 (9頁をご参照ください) 設置環境に関する特記事項 更にチルドタワーシステムと従来システムの経済性比較表が必要な場合は、下記項目についても、お知らせください。 稼働時間 時間/日 日/年 契約電気料金 電力量料金 円/kWh、基本料金 円/kW 上下水道料金 上水 円/m3、下水 円/m3 設置場所 都・道 府・県 区・郡 市 町 村 その他特記事項 ● 重要なお知らせ 1. 消費電力、運転電流は使用条件により変化致します。実際の数値は「納入仕様書」に記載しておりますので、 ご参照のうえ施工を行ってください。また電源回路には漏 電遮断器を設け、 より安全な保護機能を持たせてください。 2. 据付けは「施工要領書」をよくお読みのうえ、ユニットの質量に十分耐えられる平坦な場所で、空気の吸い込みの妨げにならない(周囲1.5m以上のスペース) をご選定ください。 また屋根の下、窓際、袋小路など、空気が循環しやすい場所や煤煙を吸い込む場所は反響音が生じたり、能力の低下を生じる場合がありますのでお避けください。 冷水入口配管には必ず、 ストレーナ(20メッシュ以上) を取り付けてください。 3. 周囲へ騒音の影響がないか事前にご検討してください。 4. 高圧ガス保安法に基づく届出は早めに準備し必ず手続きを行ってください。 5. 屋外専用機器です。 6. 冬期に停電など非通電状態でご使用にならない場合は、必ず「取扱説明書」に従い水抜きを行ってください。凍結により破損する場合があります。 7. 使用範囲を必ず守ってください。 ・ 納入仕様書の使用条件でお使いください。 条件を外れると保護装置の煩雑な作動ひいては製品の故障につながる場合があります。 (使用条件の変更は必ず弊社までご相談ください。) ・ 冷水量が過小(水量比50%未満)の場合は凍結による破損、汚れの埋積による詰り、過大(水量比150%を超える)の場合は流速による腐食などにつながります。 8. 使用される冷水又は補給水は「日本冷凍空調工業会規格」の水質基準をお守りください。水質の管理を怠るとスケールの付着等によって熱交換性能が劣化するにとどまらず、チューブの 腐食、孔食や他の機器の劣化、故障を引き起こす場合があります。また冷水内に防錆剤等薬剤を使用されると銅管に孔食が発生する場合があります。事前にご検討ください。 9. 機器を廃棄される場合は、専門業者に依頼をし、冷媒などをかならず抜き取った後、廃棄の手続きを行ってください。 15 安全に関するご注意 ●チルドタワーの使用対象について このカタログに掲載のチルドタワーは、一般産業用です。 ●ご使用に際して ご使用の前に「取扱説明書」 をよくお読みのうえ正しくご使用ください。 ●据付けに際して 据付けは、専門業者に依頼してください。 ご自分で据付け工事をされ不備があると、水漏れや感電、火災の原因になることがあります。 ●ご使用場所について 可燃性ガスの漏れる恐れや引火物のある所へは据付けしないでください。 可燃性ガスの発生、流入、滞留の恐れのある場所やカーボン繊維や金属粉が浮遊する場所では火災、爆発の原因になることがあります。 http://www.hitachi-metals.co.jp 本 社 桑 名 事 業 所 北 日 本 支 店 北海道営業所 新 潟 営 業 所 中 部 東 海 支 店 桑 名 オ フィス 北 陸 営 業 所 静 岡 営 業 所 関 西 支 店 中 国 支 店 九 州 支 店 〒105-8614 東京都港区芝浦一丁目2番1号(シーバンスN館) 配管機器カンパニー チルドタワー営業部 1(03)5765-4288 FAX(03)5765-8313 〒511-0923 三重県桑名市桑部1200 1(0594)22-8397 FAX(0594)27-3452 〒980-0021 仙台市青葉区中央二丁目10番30号(仙台明芳ビル) 1(022)267-0216 FAX(022)266-7891 〒060-0003 札幌市中央区北三条西四丁目1番地(日本生命札幌ビル) 1(011)221-1786(代表) FAX(011)222-4273 〒950-0087 新潟市中央区東大通一丁目2番23号(北陸ビル) 1(025)241-5421 FAX(025)243-2558 〒511-8511 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