低圧進相コンデンサ 高調波による進相コンデンサの過電流対策として、高調波が非常に多い(電圧ひずみ率が異常に高い)場合は直列リアクトル のリアクタンスをL=13 %(標準品はL=6 %)と大きくします。L=13 %の直列リアクトルを採用される場合にはコンデンサの 端子電圧が電源電圧より15 %高くなりますのでコンデンサはこれに適合した製品をご使用ください。 また、L=13 %の直列リアクトルは第3調波以上の高調波に対して、コンデンサ回路を誘導性にできるため第3調波を含む高調 波拡大防止を目的として適用されます。直列リアクトルの選定については115頁をご参照ください。 200 V級 E形(kvar容量)10∼50 kvar L=13 %対応品 油 入 式 320 95 2-15×20長穴 343 398 4-7×9長穴 取付ピッチ 340×55 340 125 55 4-6×9長穴 取付ピッチ 275×35 90 35 250 275 290 60 寸法図 4 -12×16長穴 取付ピッチ 398×95 433 360 M12 80 80 端子保護キャップ 60 60 80 80 M6 M10 端子保護キャップ 端子保護キャップ kvar 表示 接地端子 (M5ボルト) kvar 表示 接地端子 (M5ボルト) 銘板 H K C C N.P K N.P 吊手兼振止め 固定用 C kvar 表示 接地端子 (電線挿入穴φ8) 図1 図2 図3 内部結線図 (注)・端子保護キャップは本体に付属しています。 ・端子の締付トルクは下記の通りとします。 ・M 6: 3±0.6 N・m ・M10:10±1.6 N・m ・M12:20±2.6 N・m 保安装置 (圧力ヒューズ) 定格寸法表 L=13 %対応品 回路電圧 (V) 220 V 三相 屋内専用 放電抵抗内蔵 保安装置内蔵 定格電圧 (V) 周波数 (Hz) 50 / 60 220 253 50 60 定格設備容量 (kvar) 定格容量 kvar μF 寸 法(mm) 品 番 定格電流 (A) C H K 質 量 (kg) 10 / 12 11.5 / 13.8 572 BB251130KC1 26.2 / 31.5 275 220 4.0 15 / 18 17.2 / 20.7 858 BB251200KC1 39.4 / 47.2 355 300 5.4 20 / 24 23.0 / 27.6 1144 BB251270KC1 52.5 / 63.0 305 25 / 30 28.7 / 34.5 1430 BB251340KC1 65.6 / 78.7 345 300 10 30 / 36 34.5 / 41.4 1717 BB251410KC1 78.7 / 94.5 385 340 12 2861 50 57.5 BF251570KA1 2384 BF251570KB1 131 ― 450 250 430 240 260 ― 図 1 9.0 24 23 2 3 (注)1. 集合にてご使用になる場合は温度上昇を考慮してコンデンサ相互の間隔を図1 ・2においては40 mm、図3においては70 mm以上離して空気の流通を良くしてください。 2. 端子部に力が加わらないよう、結線はフレキシブルな電線を使用してください。(銅バー等による直接接続は行わないでください。) 3. 定格設備容量とは、コンデンサと直列リアクトルを組み合わせた設備の、定格電圧及び定格周波数における設計無効電力を示します。 (ただし、定格設備容量は銘板には表示し ません。) 4. 本製品は、下図のとおり取り付けてください。 N P 重 力 方 向 重 力 方 向 底面取付 底面取付 47 CAT.3000B