低圧進相コンデンサ JIS C 4901「低圧進相コンデンサ」 (2000年発行)の規格改正から、受電設備用(kvar品) として使用する低圧進相コンデン サは、直列リアクトル(L=6 %) を接続することが原則となり、直列リアクトル接続による電圧上昇及び設備容量を考慮して 定格が定められています。 200 V級 N2形(kvar容量) L=6 %対応品 乾 式 寸法図(mm) 173 190 210 定格電流の1.3倍とする。ただし静電容量の実測値が許 容差の範囲内でプラス側のものは、その分だけ更に電流 の増加を認める。 定格値に対して− 5 ∼+10 %(相間不平衡率108 %以下) 0.15 %以下(at 20 ℃) 端子開放後、その残留電圧を3分間に75 V以下にします。 JIS C 4901の8.13項を満足します。 マンセル N1.0色 JIS C 4901(2013) 4 -6×11長穴 取付ピッチ 190×25 M5ネジ適合 N.P K 容量許容差 損 失 率 放 電 特 性 保 安 性 外 塗 色 準 拠 規 格 (38 mm2はSタイプ) C 最大許容電流 圧着端子14∼38 mm2 39 63 最高許容電圧 定格電圧の1.10倍(24時間のうち8時間以内) 定格電圧の1.15倍(24時間のうち30分以内) 定格電圧の1.20倍(5分以内) 定格電圧の1.30倍(1分以内) ただし、1.15倍を超える電圧の印加は、コンデンサの寿命を 通じて200回を超えないものとする。 115 39 25 設 置 場 所 周 囲 温 度 屋内用、標高2000 m以下 −25∼+45 ℃(24時間平均35 ℃以下、 1年間平均25 ℃以下) 52 規格・性能 端子部詳細図 M6端子ねじ 端子カバー 背面取付 電線方向 ドライバー方向 H 内部結線図 ; ;;; ;; 圧着端子 底面取付 (注)・絶縁外装のため接地工事は不要です。 ・端子の締付トルクは3±0.6 N・mとします。 端子台 定格寸法表〈単器形〉 L=6 %対応品 三相 回路電圧 (V) 定格電圧 (V) 220 234 屋内専用 周波数 (Hz) 50 / 60 60 ● 放電抵抗内蔵 保安機構付 定格容量 kvar μF 5.32 / 6.38 6.65 / 7.98 8.86 309 386 429 定格電流(A) 品 番 BY2316R3KC1 BY2317R9KC1 BY2318R8KB1 寸 法(mm) 50 Hz 60 Hz C H K 質 量 (kg) 13.1 16.4 ― 15.7 19.7 21.9 203 65 165 1.9 10 kvar以上の大容量品を必要とされる場合は、上記の単器形コンデンサを集合してご使用ください。 尚この場合の構成例を下記に示します。 回路電圧 (V) 220 定格電圧 (V) 周 波 数 (Hz) 定格設備容量 (kvar) 定格容量 (kvar) 50 / 60 10 / 12 15 / 18 20 / 24 25 / 30 30 / 36 10.6 / 12.8 16.0 / 19.1 21.3 / 25.5 26.6 / 31.9 31.9 / 38.3 50 60 50 53.2 234 構 成 (5.32 / 6.38)× 2 (5.32 / 6.38)× 3 (5.32 / 6.38)× 4 (6.65 / 7.98)× 4 (5.32 / 6.38)× 6 (6.65 / 7.98)× 8 (8.86) / 7.98× 6 (注)1. 集合にてご使用になる場合は温度上昇を考慮してコンデンサ相互の間隔を15 mm以上離して空気の流通を良くしてください。 2. 端子部に力が加わらないよう、結線はフレキシブルな電線を使用してください。 (銅バー等による直接接続は行わないでください。) 3. 定格設備容量とは、コンデンサと直列リアクトルを組み合わせた設備の、定格電圧及び定格周波数における設計無効電力を示します。 4. 本製品は、下図のとおり取り付けてください。 重 力 方 向 底面取付 重 力 方 向 背面取付 39 重 力 方 向 側面取付 CAT.3000D