(訂正)「平成 21 年3月期 第1四半期決算短信」の一部訂正について

平成24年9月18日
各
位
会 社 名
代 表 者 名
コード番号
問 合 せ 先
電 話 番 号
沖 電 気 工 業 株 式 会 社
代表取締役社長執行役員 川崎秀一
6703 東証・大証第 1 部
I R 室 長
野 村 重 夫
0 3 - 3 5 0 1 - 3 8 3 6
(訂正)
「平成 21 年3月期 第1四半期決算短信」の一部訂正について
当社は平成 24 年9月 11 日付適時開示「当社海外連結子会社の不適切な会計処理に関する調査結果等につい
て」にてお知らせしましたとおり、過年度決算短信の訂正作業を進めてまいりました。
このたび、平成 20 年8月 14 日付「平成 21 年3月期 第1四半期決算短信」の訂正作業が完了しましたので、
訂正内容についてお知らせいたします。
訂正箇所が多数に及ぶため、訂正前および訂正後の全文をそれぞれ添付し、訂正箇所には を付して表示して
おります。
以 上
(財)財務会計基準機構会員
平成21年3月期 第1四半期決算短信
上場会社名
沖電気工業株式会社
コード番号
6703
URL http://www.oki.com/jp
代表者
(役職名) 取締役社長
(氏名)篠塚 勝正
問合せ先責任者 (役職名) IR室長
(氏名)吉田 邦彦
四半期報告書提出予定日
平成20年8月14日
平成20年8月14日
上場取引所 東 大
TEL 03-5403-1211
(百万円未満切捨て)
1.平成21年3月期第1四半期の連結業績(平成20年4月1日~平成20年6月30日)
(1)連結経営成績(累計)
(%表示は対前年同四半期増減率)
売上高
営業利益
経常利益
四半期純利益
百万円
%
百万円
%
百万円
%
百万円
%
21年3月期第1四半期
126,565
-
△4,252
-
△4,152
-
△19,785
-
11.6
△4,011
-
△4,641
-
△7,269
-
20年3月期第1四半期
145,374
1株当たり
四半期純利益
21年3月期第1四半期
20年3月期第1四半期
円 銭
△28.97
△10.64
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
円 銭
-
-
(2)連結財政状態
総資産
21年3月期第1四半期
20年3月期
(参考)自己資本
純資産
百万円
541,932
574,371
21年3月期第1四半期
自己資本比率
百万円
69,666
90,138
63,194百万円 20年3月期
%
11.7
14.6
1株当たり純資産
円 銭
92.52
122.59
83,734百万円
2.配当の状況
(基準日)
第1四半期末
第2四半期末
円 銭
円 銭
20年3月期
-
-
21年3月期
-
-
21年3月期(予想)
-
-
(注)配当予想の当四半期における修正の有無 無
1株当たり配当金
第3四半期末
円 銭
-
-
-
期末
年間
円 銭
-
-
-
円 銭
0.00
-
0.00
3.平成21年3月期の連結業績予想(平成20年4月1日~平成21年3月31日)
(%表示は通期は対前期、第2四半期連結累計期間は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
当期純利益
百万円
%
百万円
%
百万円
%
百万円
%
円 銭
第2四半期
-
-
-
-
-
-
-
-
-
連結累計期間
500
- △17,500
-
△25.62
通期
629,000 △12.6
7,000
30.0
(注)連結業績予想数値の当四半期における修正の有無
有
※業績予想に関する定性情報をご参照ください。
-
-
4.その他
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)簡便な会計処理及び四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
無
無
(3)四半期連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更(四半期連結財務諸表作成のための基
本となる重要な事項等の変更に記載されるもの)
① 会計基準等の改正に伴う変更 有
② ①以外の変更
有
(注)詳細は、4ページ、定性的情報・財務諸表等
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数
(自己株式を含む)
② 期末自己株式数
③ 期中平均株式数
(四半期連結累計期間)
4.その他をご覧ください。
21年3月期第1四半期
684,256,778株
20年3月期
684,256,778株
21年3月期第1四半期
1,203,900株
20年3月期
1,184,635株
21年3月期第1四半期
683,059,519株
20年3月期第1四半期
683,172,167株
※業績の予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料における予想、見通し、計画等は、現時点における事業環境に基づくものであり、今後の事業環境の変化によ
り実際の業績が異なる可能性があります。
・当連結会計年度より「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号)及び「四半期財務諸表に関する会
計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第14号)を適用しております。また、「四半期連結財務諸表規則」に従
い四半期連結財務諸表を作成しております。
-
-
定性的情報・財務諸表等
1.連結経営成績に関する定性的情報 ①当第1四半期連結会計期間(平成20年4月1日~平成20年6月30日)の概況
当第1四半期連結会計期間(平成21年3月期第1四半期)の世界経済は、新興諸国は依然高い成長を続けて
いるものの、米国では引き続きサブプライムローン問題や原油高などの影響があり、個人消費の冷え込みとそれを
背景とした企業業績悪化により、経済成長が鈍化しています。また、これまで堅調であった欧州においても、物価
上昇等により個人の消費意欲が減退し、景気は減速傾向となりました。国内経済もこれら世界経済の減速、あるい
は原油高などによる物価上昇などの影響により、減速局面となっています。
このような事業環境の下、OKIグループの当第1四半期連結会計期間は、郵政向けが民営化需要一巡により
大幅減収となったことに加え、半導体における需要変動、さらには米ドルに対する急激な円高などにより、売上高
は1,266億円(前年同期比188億円、12.9%減少)となりました。営業損失は、調達コスト等の低減や
固定費抑制などの効果はあるものの、売上減少による利益減少が大きく43億円(同3億円悪化)となり、経常損
失は42億円(同4億円改善)となりました。四半期純損失は、「棚卸資産の評価に関する会計基準」の適用に伴
いたな卸資産の評価基準を変更したこと等によるたな卸資産評価損106億円を特別損失に計上したことから、1
98億円(同125億円悪化)となりました。
②主な事業セグメント別の状況
情報通信システムセグメント
金融システム事業では、一般金融機関向けが国内営業店端末や中国向けATMなどで増収となったものの、郵
政向けが民営化需要一巡により大幅減収となりました。通信システム事業では、「事業の選択と集中の加速」を行
い、収益力の低い事業を収束したことなどにより減収となりました。また、情報システム事業では、法人向けシス
テムの売上が増加しました。
この結果、外部顧客に対する売上高は550億円(前年同期比73億円、11.7%減少)となり、営業損失
は低採算事業の売上が減少したことに加え、調達コスト等の低減や固定費抑制などにより、33億円(同1億円改
善)となりました。
半導体セグメント
半導体セグメントでは、対米ドルの円高影響により売上が減少しました。商品別では、ロジックで、ドライバ
LSIが液晶パネルメーカーのLSI内製化シフトにより、また中国向けPHS用BB-LSIが需要減少によ
り、それぞれ減収となりました。システムメモリでは、P2ROMが需要変動および新商品開発遅延により減収と
なりました。一方で、高耐圧プロセスなどの差別化技術を活かしたファンダリ事業は増収となりました。
この結果、外部顧客に対する売上高は、242億円(前年同期比68億円、22.0%減少)となりました。
営業損失は売上の減少に伴い18億円(同16億円悪化)となりました。
プリンタセグメント
プリンタセグメントでも、対米ドルの円高影響により売上が減少しました。オフィス向けカラー・ノンインパ
クトプリンタ(NIP)では、付加価値の高い中上位機種へのシフトにより出荷台数は減少したものの、消耗品は
増収となりました。シリアル・インパクトプリンタ(SIDM)では、市場の縮小により欧米向けが減収となりま
した。
この結果、外部顧客に対する売上高は、402億円(前年同期比26億円、6.2%減少)となりました。営業
利益は、カラーNIPの中上位機種での採算性改善や消耗品の増収に加え、調達コスト等の低減や固定費抑制など
により32億円(同23億円改善)となりました。
2.連結財政状態に関する定性的情報
①当第1四半期連結会計期間末における資産、負債、純資産等の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に対して325億円減少の5,419億円となりまし
た。一方、自己資本は前連結会計年度末に対して205億円減少の632億円となり、その結果自己資本比率は1
1.7%となりました。
資産の増減の主なものは、流動資産において、たな卸資産が109億円増加する一方、受取手形及び売掛金が47
7億円減少しております。
負債は119億円減少しており、減少の主なものは、支払手形及び買掛金の156億円です。なお、有利子負債は
前連結会計年度末2,674億円に対して69億円増加し、2,743億円となりました。 -
-
②当第1四半期連結会計期間におけるキャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純損失を△160億円計
上したものの、運転資金が改善したこと等により、62億円の収入(前年同期47億円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、主に有形固定資産の取得による支出により、55億円の支出
(同66億円の支出)となりました。
この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローとをあわせたフリー・キャッ
シュ・フローは7億円の収入(同19億円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャル・ペーパーの発行や長期借入金による調達などにより、52
億円の収入(同84億円の支出)となりました。
その結果、現金及び現金同等物の当第1四半期連結会計期間末残高は前連結会計期間末の498億円から560億
円となりました。
3.連結業績予想に関する定性的情報
当社は半導体子会社の株式譲渡に関しまして、平成20年7月24日にローム株式会社との間で正式契約を締結い
たしました。これに伴い、平成20年5月28日に公表いたしました平成21年3月期通期業績予想を修正いたしま
した。なお、当該予想数値の修正に関する事項は、本日(平成20年8月14日)公表の「業績予想の修正に関する
お知らせ」をご参照下さい。 4.その他
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更に伴う特定子会社の異動)
該当事項はありません
(2)簡便な会計処理及び四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
①簡便な会計処理
該当事項はありません
②四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理
該当事項はありません
(3)四半期連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更
①「四半期財務諸表に関する会計基準」の適用
当連結会計年度より「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号)及び「四半期財務諸表に
関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第14号)を適用しております。また、「四半期連結財務
諸表規則」に従い四半期連結財務諸表を作成しております。
②重要な資産の評価基準及び評価方法の変更
たな卸資産
当社及び国内連結子会社の通常の販売目的で保有するたな卸資産については、従来、以下の評価基準及び評
価方法によっておりました。
製品
…主として移動平均法に基づく原価法
仕掛品
…主として個別法に基づく原価法
原材料及び貯蔵品…主として最終仕入原価法に基づく原価法
当第1四半期連結会計期間より「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 平成18年7月5
日)が適用されたことに伴い、以下の評価基準及び評価方法により算定しております。
製品
…主として移動平均法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づ
く簿価切下げの方法)
仕掛品
…主として個別法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿
価切下げの方法)
原材料及び貯蔵品…主として最終仕入原価法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に
基づく簿価切下げの方法)
また、本会計基準を期首在庫の評価から適用したとみなし、期首在庫に含まれる変更差額を「たな卸資産評
価損」として特別損失に9,055百万円計上しております。
これにより、営業損失及び経常損失はそれぞれ633百万円、税金等調整前四半期純損失は9,689百万円増加し
ております。
-
-
なお、セグメント情報に与える影響は、当該箇所に記載しております。
③「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」の適用
当第1四半期連結会計期間より 「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」
(実務対応報告第18号 平成18年5月17日)を適用し、連結決算上必要な修正を行っております。
これによる損益に与える影響は軽微であります。
④リース取引に関する会計基準の適用
当社及び国内連結子会社の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従来、賃貸借取引に係る方
法に準じた会計処理によっておりましたが、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号(平成5
年6月17日(企業会計審議会第一部会)、平成19年3月30日改正))及び「リース取引に関する会計基準の適
用指針」(企業会計基準適用指針第16号(平成6年1月18日(日本公認会計士協会 会計制度委員会)、平成19
年3月30日改正)が平成20年4月1日以後開始する連結会計年度に係る四半期連結財務諸表から適用すること
ができるようになったことに伴い、当第1四半期連結会計期間からこれらの会計基準等を適用し、通常の売買
取引に係る会計処理によっております。 また、所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産の減
価償却の方法については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
なお、リース取引開始日が適用初年度前の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸
借取引に係る方法に準じた会計処理を引き続き採用しております。
これによる損益に与える影響は軽微であります。
-
-
5.四半期連結財務諸表
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
当第1四半期連結会計期間末
(平成20年6月30日)
前連結会計年度末に係る要約
連結貸借対照表
(平成20年3月31日)
貸倒引当金
51,487
123,782
4,567
53,989
62,125
33,235
18,965
△1,576
46,379
171,492
3,615
46,581
63,365
28,456
19,887
△1,585
流動資産合計
346,577
378,193
124,473
14,869
125,788
15,733
56,011
54,655
195,354
196,177
541,932
574,371
その他
71,257
133,543
932
62
105,997
86,898
132,734
1,810
78
104,449
流動負債合計
311,793
325,970
その他
12,000
102,718
42,354
568
2,830
12,000
102,646
40,216
671
2,727
固定負債合計
160,472
158,262
472,265
484,232
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
有価証券
製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
その他
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
固定資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
未払法人税等
引当金
固定負債
社債
長期借入金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
負債合計
-
-
(単位:百万円)
当第1四半期連結会計期間末
(平成20年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
前連結会計年度末に係る要約
連結貸借対照表
(平成20年3月31日)
76,940
46,744
△52,045
76,940
46,744
△31,109
△348
△344
71,290
92,230
1,924
△553
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
△9,467
695
△271
△8,920
評価・換算差額等合計
△8,096
△8,495
79
6,393
79
6,324
69,666
90,138
541,932
574,371
新株予約権
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
-
-
(2)四半期連結損益計算書
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
当第1四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年6月30日)
売上高
126,565
売上原価
95,397
売上総利益
31,168
販売費及び一般管理費
35,420
営業損失(△)
△4,252
営業外収益
受取利息
受取配当金
為替差益
雑収入
84
395
1,352
236
営業外収益合計
2,068
営業外費用
支払利息
1,644
324
雑支出
営業外費用合計
1,968
経常損失(△)
△4,152
特別利益
付加価値税修正益
146
特別利益合計
146
特別損失
固定資産処分損
投資有価証券評価損
災害による損失
特別退職金
168
117
941
176
10,609
たな卸資産評価損
特別損失合計
12,013
税金等調整前四半期純損失(△)
△16,019
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
51
3,708
法人税等合計
3,760
少数株主利益
5
△19,785
四半期純損失(△)
-
-
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
当第1四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△)
減価償却費
引当金の増減額(△は減少)
受取利息及び受取配当金
支払利息
固定資産処分損益(△は益)
売上債権の増減額(△は増加)
たな卸資産の増減額(△は増加)
仕入債務の増減額(△は減少)
未払費用の増減額(△は減少)
△16,019
7,715
873
△480
1,644
168
49,598
△10,047
△15,734
△12,379
その他
2,465
小計
7,806
利息及び配当金の受取額
514
△1,351
利息の支払額
法人税等の支払額
△810
営業活動によるキャッシュ・フロー
6,158
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出
無形固定資産の取得による支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
収入
その他の支出
△4,604
△798
413
△941
400
その他の収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
△5,531
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
2,691
コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少)
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
6,000
4,960
△8,215
△257
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
5,178
現金及び現金同等物に係る換算差額
297
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
6,103
現金及び現金同等物の期首残高
49,846
現金及び現金同等物の四半期末残高
55,950
-
-
(4)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(5)セグメント情報
1.事業の種類別セグメント情報
当第1四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セグメント間の内部売上
高又は振替高
計
営業損益
情報通信
システム
半導体 至 平成20年6月30日)
プリンタ
その他
計
消去又は全社
連結
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
54,999
24,197
40,154
7,214
126,565
-
126,565
347
543
1,793
6,415
9,100
(9,100)
-
55,346
24,741
41,948
13,630
135,666
(9,100)
126,565
△3,339
△1,848
3,239
△328
△2,276
(1,975)
△4,252
(注)1.事業区分は、製品・サービスの種類及び販売方法等の類似性を考慮して区分しております。
2.各区分に属する主要な製品・サービス
事業区分
主要な製品・サービス
情報通信システム
金融システム、自動化機器システム、ITS関連システム、電子政府関連システ
ム、ERPシステム、コンピュータ・ネットワーク関連機器、情報ネットワーク
端末機器、セキュリティシステム、IP電話システム、企業通信システム、CT
Iシステム、映像配信システム、電子交換装置、デジタル伝送装置、光通信装
置、無線通信装置、ブロードバンドアクセス装置、ネットワークサービス、ネッ
トワーク運用支援サービスなど
半導体
システムLSI、ロジックLSI、メモリLSI、高速光通信用デバイス、ファ
ンダリサービスなど
プリンタ
カラーNIP、モノクロNIP、SIDM、MFPなど
その他
製品等の運送・管理、用役提供、その他機器商品の製造及び販売
3.会計処理の方法の変更
(棚卸資産の評価に関する会計基準)
「4.その他」「(3)四半期連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変
更」②に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間より「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業
会計基準第9号 平成18年7月5日)を適用しております。この変更に伴い、従来の方法によった場
合に比べて、営業損失が633百万円増加(情報通信システムセグメントにおいて135百万円、半導体セ
グメントにおいて559百万円、その他セグメントにおいて1百万円それぞれ営業損失が増加、プリン
タセグメントにおいて62百万円営業利益が増加)しております。
-
-
2.所在地別セグメント情報
当第1四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日
至 平成20年6月30日)
消去又は全社
連結 日本
北米
欧州
アジア
計
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
82,937
12,378
22,565
8,684
126,565
-
126,565
(2)セグメント間の内部売上高
25,596
61
522
22,119
48,300
(48,300)
-
計
108,534
12,439
23,087
30,804
174,866
(48,300)
126,565
△2,451
△391
1,707
314
△821
(3,430)
△4,252
営業損益
(注)1.国又は地域は、地理的近接度によっております。
2.日本以外の区分に属する主な国又は地域の内訳は次のとおりであります。
(1)北米・・・米国
(2)欧州・・・イギリス、ドイツ
(3)アジア・・・タイ、中国
3.会計処理の方法の変更
(棚卸資産の評価に関する会計基準)
「4.その他」「(3)四半期連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更」
②に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間より「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基
準第9号 平成18年7月5日)を適用しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ
て、営業損失が633百万円(日本633百万円)増加しております。
3.海外売上高
当第1四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日
至 平成20年6月30日)
北米
欧州
その他の地域
計
Ⅰ
海外売上高(百万円)
11,615
21,975
17,641
51,232
Ⅱ
連結売上高(百万円)
126,565
Ⅲ
連結売上高に占める海外売上高の割合(%)
9.2
17.4
13.9
40.5
(注)1.国又は地域は、地理的近接度により区分しております。
2.各区分に属する主な国又は地域の内訳は次のとおりであります。
(1)北米・・・米国
(2)欧州・・・イギリス、ドイツ
(3)その他の地域・・・中国、シンガポール
3.海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高であります。
(6)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
該当事項はありません。
-
-
<ご参考>
前第1四半期連結累計期間に係る四半期連結財務諸表等
(1)四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年6月30日)
145,374
112,700
32,674
36,685
△4,011
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業損失(△)
営業外収益
受取利息
受取配当金
為替差益
雑収入
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
雑支出
営業外費用合計
経常損失(△)
特別利益
付加価値税修正益
特別利益合計
特別損失 固定資産処分損
特別退職金
特別損失合計
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損失(△)
四半期純損失(△)
110
513
700
190
1,515
1,689
456
2,145
△4,641
25
25
247
128
376
△4,992
200
2,123
2,324
△47
△7,269
-
-
(2)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△)
減価償却費
引当金の増減額(△は減少)
受取利息及び受取配当金
支払利息
固定資産処分損益(△は益)
売上債権の増減額(△は増加)
たな卸資産の増減額(△は増加)
仕入債務の増減額(△は減少)
未払費用の増減額(△は減少)
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
△4,992
8,439
202
△624
1,689
247
43,831
△21,321
△15,701
△12,336
6,850
6,285
647
△1,371
△864
4,697
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出
無形固定資産の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
営業譲受による支出
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少)
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額
現金及び現金同等物の四半期末残高
△6,359
△689
1,001
△89
△511
△6,647
△7
△5,000
1,202
△4,516
△62
△8,383
642
△9,691
49,800
1,316
41,425
-
-
(3)セグメント情報
1.事業の種類別セグメント情報
前第1四半期連結累計期間(自
情報通信
システム
平成19年4月1日
半導体
至
プリンタ
平成19年6月30日) その他
計
消去又は全社
連結
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セグメント間の内部売上
高又は振替高
計
営業損益
62,277
31,031
42,809
9,257
145,374
-
145,374
405
746
1,009
6,662
8,823
(8,823)
-
62,682
31,778
43,818
15,919
154,198
(8,823)
145,374
△3,407
△208
872
882
△1,860
(2,150)
△4,011
2.所在地別セグメント情報
前第1四半期連結累計期間(自
平成19年4月1日
至
平成19年6月30日)
消去又は全社
日本
北米
欧州
アジア
計
連結
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
98,664
13,494
23,546
9,669
145,374
-
145,374
(2)セグメント間の内部売上高
26,533
97
582
26,364
53,577
(53,577)
-
125,197
13,592
24,128
36,034
198,952
(53,577)
145,374
△3,047
△106
△553
229
△3,478
(532)
△4,011
計
営業損益
-
-
(財)財務会計基準機構会員
平成21年3月期 第1四半期決算短信
上場会社名
沖電気工業株式会社
コード番号
6703
URL http://www.oki.com/jp
代表者
(役職名) 取締役社長
(氏名)篠塚 勝正
問合せ先責任者 (役職名) IR室長
(氏名)吉田 邦彦
四半期報告書提出予定日
平成20年8月14日
平成20年8月14日
上場取引所 東 大
TEL 03-5403-1211
(百万円未満切捨て)
1.平成21年3月期第1四半期の連結業績(平成20年4月1日~平成20年6月30日)
(1)連結経営成績(累計)
(%表示は対前年同四半期増減率)
売上高
営業利益
経常利益
四半期純利益
百万円
%
百万円
%
百万円
%
百万円
%
21年3月期第1四半期
125,252
-
△6,531
-
△6,431
-
△22,211
-
10.1
△4,730
-
△5,361
-
△8,014
-
20年3月期第1四半期
143,540
1株当たり
四半期純利益
21年3月期第1四半期
20年3月期第1四半期
円 銭
△32.52
△11.73
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
円 銭
-
-
(2)連結財政状態
総資産
21年3月期第1四半期
20年3月期
(参考)自己資本
純資産
百万円
531,213
570,819
21年3月期第1四半期
自己資本比率
百万円
78,745
101,376
72,272百万円 20年3月期
%
13.6
16.6
1株当たり純資産
円 銭
105.81
138.55
94,640百万円
2.配当の状況
(基準日)
第1四半期末
第2四半期末
円 銭
円 銭
20年3月期
-
-
21年3月期
-
-
21年3月期(予想)
-
-
(注)配当予想の当四半期における修正の有無 無
1株当たり配当金
第3四半期末
円 銭
-
-
-
期末
年間
円 銭
-
-
-
円 銭
0.00
-
0.00
3.平成21年3月期の連結業績予想(平成20年4月1日~平成21年3月31日)
(%表示は通期は対前期、第2四半期連結累計期間は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
当期純利益
百万円
%
百万円
%
百万円
%
百万円
%
円 銭
第2四半期
-
-
-
-
-
-
-
-
-
連結累計期間
500
- △17,500
-
△25.62
通期
629,000 △12.6
7,000
12.9
(注)連結業績予想数値の当四半期における修正の有無
有
※業績予想に関する定性情報をご参照ください。
-
-
4.その他
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)簡便な会計処理及び四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
無
無
(3)四半期連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更(四半期連結財務諸表作成のための基
本となる重要な事項等の変更に記載されるもの)
① 会計基準等の改正に伴う変更 有
② ①以外の変更
有
(注)詳細は、4ページ、定性的情報・財務諸表等
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数
(自己株式を含む)
② 期末自己株式数
③ 期中平均株式数
(四半期連結累計期間)
4.その他をご覧ください。
21年3月期第1四半期
684,256,778株
20年3月期
684,256,778株
21年3月期第1四半期
1,203,900株
20年3月期
1,184,635株
21年3月期第1四半期
683,059,519株
20年3月期第1四半期
683,172,167株
※業績の予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料における予想、見通し、計画等は、現時点における事業環境に基づくものであり、今後の事業環境の変化によ
り実際の業績が異なる可能性があります。
・当連結会計年度より「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号)及び「四半期財務諸表に関する会
計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第14号)を適用しております。また、「四半期連結財務諸表規則」に従
い四半期連結財務諸表を作成しております。
-
-
定性的情報・財務諸表等
1.連結経営成績に関する定性的情報 ①当第1四半期連結会計期間(平成20年4月1日~平成20年6月30日)の概況
当第1四半期連結会計期間(平成21年3月期第1四半期)の世界経済は、新興諸国は依然高い成長を続けて
いるものの、米国では引き続きサブプライムローン問題や原油高などの影響があり、個人消費の冷え込みとそれを
背景とした企業業績悪化により、経済成長が鈍化しています。また、これまで堅調であった欧州においても、物価
上昇等により個人の消費意欲が減退し、景気は減速傾向となりました。国内経済もこれら世界経済の減速、あるい
は原油高などによる物価上昇などの影響により、減速局面となっています。
このような事業環境の下、OKIグループの当第1四半期連結会計期間は、郵政向けが民営化需要一巡により
大幅減収となったことに加え、半導体における需要変動、さらには米ドルに対する急激な円高などにより、売上高
は1,253億円(前年同期比182億円、12.7%減少)となりました。営業損失は、調達コスト等の低減や
固定費抑制などの効果はあるものの、売上減少による利益減少が大きく65億円(同18億円悪化)となり、経常
損失は64億円(同10億円悪化)となりました。四半期純損失は、「棚卸資産の評価に関する会計基準」の適用
に伴いたな卸資産の評価基準を変更したこと等によるたな卸資産評価損106億円を特別損失に計上したことか
ら、222億円(同142億円悪化)となりました。
②主な事業セグメント別の状況
情報通信システムセグメント
金融システム事業では、一般金融機関向けが国内営業店端末や中国向けATMなどで増収となったものの、郵
政向けが民営化需要一巡により大幅減収となりました。通信システム事業では、「事業の選択と集中の加速」を行
い、収益力の低い事業を収束したことなどにより減収となりました。また、情報システム事業では、法人向けシス
テムの売上が増加しました。
この結果、外部顧客に対する売上高は550億円(前年同期比73億円、11.7%減少)となり、営業損失
は低採算事業の売上が減少したことに加え、調達コスト等の低減や固定費抑制などにより、34億円(前年同期同
額)となりました。
半導体セグメント
半導体セグメントでは、対米ドルの円高影響により売上が減少しました。商品別では、ロジックで、ドライバ
LSIが液晶パネルメーカーのLSI内製化シフトにより、また中国向けPHS用BB-LSIが需要減少によ
り、それぞれ減収となりました。システムメモリでは、P2ROMが需要変動および新商品開発遅延により減収と
なりました。一方で、高耐圧プロセスなどの差別化技術を活かしたファンダリ事業は増収となりました。
この結果、外部顧客に対する売上高は、242億円(前年同期比68億円、22.0%減少)となりました。
営業損失は売上の減少に伴い19億円(同17億円悪化)となりました。
プリンタセグメント
プリンタセグメントでも、対米ドルの円高影響により売上が減少しました。オフィス向けカラー・ノンインパ
クトプリンタ(NIP)では、付加価値の高い中上位機種へのシフトにより出荷台数は減少したものの、消耗品は
増収となりました。シリアル・インパクトプリンタ(SIDM)では、市場の縮小により欧米向けが減収となりま
した。
この結果、外部顧客に対する売上高は、388億円(前年同期比22億円、5.2%減少)となりました。営業
利益は、カラーNIPの中上位機種での採算性改善や消耗品の増収に加え、調達コスト等の低減や固定費抑制など
により10億円(同8億円改善)となりました。
2.連結財政状態に関する定性的情報
①当第1四半期連結会計期間末における資産、負債、純資産等の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に対して396億円減少の5,312億円となりまし
た。一方、自己資本は前連結会計年度末に対して223億円減少の723億円となり、その結果自己資本比率は1
3.6%となりました。
資産の増減の主なものは、流動資産において、たな卸資産が88億円増加する一方、受取手形及び売掛金が523
億円減少しております。
負債は169億円減少しており、減少の主なものは、支払手形及び買掛金の156億円です。なお、有利子負債は
前連結会計年度末2,674億円に対して69億円増加し、2,743億円となりました。 -
-
②当第1四半期連結会計期間におけるキャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純損失を△184億円計
上したものの、運転資金が改善したこと等により、63億円の収入(前年同期55億円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、主に有形固定資産の取得による支出により、55億円の支出
(同66億円の支出)となりました。
この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローとをあわせたフリー・キャッ
シュ・フローは7億円の収入(同11億円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、コマーシャル・ペーパーの発行や長期借入金による調達などにより、52
億円の収入(同84億円の支出)となりました。
その結果、現金及び現金同等物の当第1四半期連結会計期間末残高は前連結会計期間末の498億円から561億
円となりました。
3.連結業績予想に関する定性的情報
当社は半導体子会社の株式譲渡に関しまして、平成20年7月24日にローム株式会社との間で正式契約を締結い
たしました。これに伴い、平成20年5月28日に公表いたしました平成21年3月期通期業績予想を修正いたしま
した。なお、当該予想数値の修正に関する事項は、本日(平成20年8月14日)公表の「業績予想の修正に関する
お知らせ」をご参照下さい。 4.その他
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更に伴う特定子会社の異動)
該当事項はありません
(2)簡便な会計処理及び四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
①簡便な会計処理
該当事項はありません
②四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理
該当事項はありません
(3)四半期連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更
①「四半期財務諸表に関する会計基準」の適用
当連結会計年度より「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号)及び「四半期財務諸表に
関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第14号)を適用しております。また、「四半期連結財務
諸表規則」に従い四半期連結財務諸表を作成しております。
②重要な資産の評価基準及び評価方法の変更
たな卸資産
当社及び国内連結子会社の通常の販売目的で保有するたな卸資産については、従来、以下の評価基準及び評
価方法によっておりました。
製品
…主として移動平均法に基づく原価法
仕掛品
…主として個別法に基づく原価法
原材料及び貯蔵品…主として最終仕入原価法に基づく原価法
当第1四半期連結会計期間より「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 平成18年7月5
日)が適用されたことに伴い、以下の評価基準及び評価方法により算定しております。
製品
…主として移動平均法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づ
く簿価切下げの方法)
仕掛品
…主として個別法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿
価切下げの方法)
原材料及び貯蔵品…主として最終仕入原価法に基づく原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に
基づく簿価切下げの方法)
また、本会計基準を期首在庫の評価から適用したとみなし、期首在庫に含まれる変更差額を「たな卸資産評
価損」として特別損失に9,055百万円計上しております。
これにより、営業損失及び経常損失はそれぞれ633百万円、税金等調整前四半期純損失は9,689百万円増加し
ております。
-
-
なお、セグメント情報に与える影響は、当該箇所に記載しております。
③「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」の適用
当第1四半期連結会計期間より 「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」
(実務対応報告第18号 平成18年5月17日)を適用し、連結決算上必要な修正を行っております。
これによる損益に与える影響は軽微であります。
④リース取引に関する会計基準の適用
当社及び国内連結子会社の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従来、賃貸借取引に係る方
法に準じた会計処理によっておりましたが、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号(平成5
年6月17日(企業会計審議会第一部会)、平成19年3月30日改正))及び「リース取引に関する会計基準の適
用指針」(企業会計基準適用指針第16号(平成6年1月18日(日本公認会計士協会 会計制度委員会)、平成19
年3月30日改正)が平成20年4月1日以後開始する連結会計年度に係る四半期連結財務諸表から適用すること
ができるようになったことに伴い、当第1四半期連結会計期間からこれらの会計基準等を適用し、通常の売買
取引に係る会計処理によっております。 また、所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産の減
価償却の方法については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
なお、リース取引開始日が適用初年度前の所有権移転外ファイナンス・リース取引については、通常の賃貸
借取引に係る方法に準じた会計処理を引き続き採用しております。
これによる損益に与える影響は軽微であります。
-
-
5.四半期連結財務諸表
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
当第1四半期連結会計期間末
(平成20年6月30日)
前連結会計年度末に係る要約
連結貸借対照表
(平成20年3月31日)
貸倒引当金
51,605
114,643
4,567
52,291
62,125
33,235
18,965
△1,576
46,379
166,916
3,615
47,031
63,365
28,456
20,155
△1,585
流動資産合計
335,859
374,334
124,473
14,869
125,788
15,804
56,011
54,892
195,354
196,485
531,213
570,819
その他
71,257
133,543
932
62
86,200
86,898
132,734
1,810
78
89,659
流動負債合計
291,996
311,180
その他
12,000
102,718
42,354
568
2,830
12,000
102,646
40,216
671
2,727
固定負債合計
160,472
158,262
452,468
469,443
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
有価証券
製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
その他
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
固定資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
未払法人税等
引当金
固定負債
社債
長期借入金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
負債合計
-
-
(単位:百万円)
当第1四半期連結会計期間末
(平成20年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
前連結会計年度末に係る要約
連結貸借対照表
(平成20年3月31日)
76,940
46,744
△44,353
76,940
46,744
△20,991
△348
△344
78,982
102,348
1,924
△553
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
△8,080
695
△271
△8,132
評価・換算差額等合計
△6,710
△7,708
79
6,393
79
6,656
78,745
101,376
531,213
570,819
新株予約権
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
-
-
(2)四半期連結損益計算書
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
当第1四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年6月30日)
売上高
125,252
売上原価
96,172
売上総利益
29,079
販売費及び一般管理費
35,611
営業損失(△)
△6,531
営業外収益
受取利息
受取配当金
為替差益
雑収入
84
395
1,352
236
営業外収益合計
2,068
営業外費用
支払利息
1,644
324
雑支出
営業外費用合計
1,968
経常損失(△)
△6,431
特別損失
固定資産処分損
投資有価証券評価損
災害による損失
特別退職金
たな卸資産評価損
168
117
941
176
10,609
特別損失合計
12,013
税金等調整前四半期純損失(△)
△18,445
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
51
3,708
法人税等合計
3,760
少数株主利益
5
△22,211
四半期純損失(△)
-
-
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
当第1四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△)
減価償却費
引当金の増減額(△は減少)
受取利息及び受取配当金
支払利息
固定資産処分損益(△は益)
売上債権の増減額(△は増加)
たな卸資産の増減額(△は増加)
仕入債務の増減額(△は減少)
未払費用の増減額(△は減少)
△18,445
7,786
873
△480
1,644
168
53,748
△7,937
△15,734
△12,432
△1,270
その他
小計
7,921
利息及び配当金の受取額
514
△1,351
利息の支払額
法人税等の支払額
△810
営業活動によるキャッシュ・フロー
6,273
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出
無形固定資産の取得による支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
収入
その他の支出
△4,604
△798
413
△941
400
その他の収入
投資活動によるキャッシュ・フロー
△5,531
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
2,691
コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少)
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
6,000
4,960
△8,215
△257
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
5,178
現金及び現金同等物に係る換算差額
301
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
6,222
現金及び現金同等物の期首残高
49,846
現金及び現金同等物の四半期末残高
56,068
-
-
(4)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(5)セグメント情報
1.事業の種類別セグメント情報
当第1四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日
情報通信
システム
半導体
至 平成20年6月30日)
プリンタ
その他
計
連結
消去又は全社
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セグメント間の内部売上
高又は振替高
計
営業損益
54,999
24,194
38,843
7,214
125,252
-
125,252
347
543
1,793
6,415
9,100
(9,100)
-
55,346
24,738
40,637
13,630
134,353
(9,100)
125,252
△3,372
△1,871
1,017
△328
△4,555
(1,975)
△6,531
(注)1.事業区分は、製品・サービスの種類及び販売方法等の類似性を考慮して区分しております。
2.各区分に属する主要な製品・サービス
事業区分
主要な製品・サービス
情報通信システム
金融システム、自動化機器システム、ITS関連システム、電子政府関連システ
ム、ERPシステム、コンピュータ・ネットワーク関連機器、情報ネットワーク
端末機器、セキュリティシステム、IP電話システム、企業通信システム、CT
Iシステム、映像配信システム、電子交換装置、デジタル伝送装置、光通信装
置、無線通信装置、ブロードバンドアクセス装置、ネットワークサービス、ネッ
トワーク運用支援サービスなど
半導体
システムLSI、ロジックLSI、メモリLSI、高速光通信用デバイス、ファ
ンダリサービスなど
プリンタ
カラーNIP、モノクロNIP、SIDM、MFPなど
その他
製品等の運送・管理、用役提供、その他機器商品の製造及び販売
3.会計処理の方法の変更
(棚卸資産の評価に関する会計基準)
「4.その他」「(3)四半期連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変
更」②に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間より「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業
会計基準第9号 平成18年7月5日)を適用しております。この変更に伴い、従来の方法によった場
合に比べて、営業損失が633百万円増加(情報通信システムセグメントにおいて135百万円、半導体セ
グメントにおいて559百万円、その他セグメントにおいて1百万円それぞれ営業損失が増加、プリン
タセグメントにおいて62百万円営業利益が増加)しております。
-
-
2.所在地別セグメント情報
当第1四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日
至 平成20年6月30日)
消去又は全社
連結
日本
北米
欧州
アジア
計
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
82,935
12,378
21,253
8,684
125,252
-
125,252
(2)セグメント間の内部売上高
25,596
61
522
22,119
48,300
(48,300)
-
計
108,532
12,439
21,776
30,804
173,552
(48,300)
125,252
△2,508
△548
△358
314
△3,100
(3,430)
△6,531
営業損益
(注)1.国又は地域は、地理的近接度によっております。
2.日本以外の区分に属する主な国又は地域の内訳は次のとおりであります。
(1)北米・・・米国
(2)欧州・・・イギリス、ドイツ
(3)アジア・・・タイ、中国
3.会計処理の方法の変更
(棚卸資産の評価に関する会計基準)
「4.その他」「(3)四半期連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更」
②に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間より「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基
準第9号 平成18年7月5日)を適用しております。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ
て、営業損失が633百万円(日本633百万円)増加しております。
3.海外売上高
当第1四半期連結累計期間(自
平成20年4月1日
至
平成20年6月30日)
北米
欧州
その他の地域
計
Ⅰ
海外売上高(百万円)
11,615
20,664
17,641
49,920
Ⅱ
連結売上高(百万円)
125,252
Ⅲ
連結売上高に占める海外売上高の割合(%)
9.3
16.5
14.1
39.9
(注)1.国又は地域は、地理的近接度により区分しております。
2.各区分に属する主な国又は地域の内訳は次のとおりであります。
(1)北米・・・米国
(2)欧州・・・イギリス、ドイツ
(3)その他の地域・・・中国、シンガポール
3.海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高であります。
(6)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
該当事項はありません。
-
-
<ご参考>
前第1四半期連結累計期間に係る四半期連結財務諸表等
(1)四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年6月30日)
143,540
111,585
31,955
36,685
△4,730
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業損失(△)
営業外収益
受取利息
受取配当金
為替差益
雑収入
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
雑支出
営業外費用合計
経常損失(△)
特別損失 固定資産処分損
特別退職金
特別損失合計
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損失(△)
四半期純損失(△)
110
513
700
190
1,515
1,689
456
2,145
△5,361
247
128
376
△5,737
200
2,123
2,324
△47
△8,014
-
-
(2)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△)
減価償却費
引当金の増減額(△は減少)
受取利息及び受取配当金
支払利息
固定資産処分損益(△は益)
売上債権の増減額(△は増加)
たな卸資産の増減額(△は増加)
仕入債務の増減額(△は減少)
未払費用の増減額(△は減少)
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
△5,737
8,439
202
△624
1,689
247
48,250
△21,491
△15,701
△12,336
4,189
7,129
647
△1,371
△864
5,540
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出
無形固定資産の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
営業譲受による支出
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少)
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額
現金及び現金同等物の四半期末残高
△6,359
△689
1,001
△89
△511
△6,647
△7
△5,000
1,202
△4,516
△62
△8,383
668
△8,821
49,800
1,316
42,295
-
-
(3)セグメント情報
1.事業の種類別セグメント情報
前第1四半期連結累計期間(自
情報通信
システム
平成19年4月1日
半導体
至
プリンタ
平成19年6月30日) その他
計
消去又は全社
連結
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
(2)セグメント間の内部売上
高又は振替高
計
営業損益
62,277
31,031
40,974
9,257
143,540
-
143,540
405
746
1,009
6,662
8,823
(8,823)
-
62,682
31,778
41,984
15,919
152,364
(8,823)
143,540
△3,407
△208
153
882
△2,579
(2,150)
△4,730
2.所在地別セグメント情報
前第1四半期連結累計期間(自
平成19年4月1日
至
平成19年6月30日)
消去又は全社
日本
北米
欧州
アジア
計
連結
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
98,664
13,494
21,711
9,669
143,540
-
143,540
(2)セグメント間の内部売上高
26,533
97
582
26,364
53,577
(53,577)
-
125,197
13,592
22,293
36,034
197,117
(53,577)
143,540
△3,047
△106
△1,272
229
△4,197
(532)
△4,730
計
営業損益
-
-