平成21年3月期 第2四半期決算短信 平成20年11月5日 上場会社名 アルプス電気株式会社 コード番号 6770 URL http://www.alps.com/j/ir/index.html 代表者 (役職名) 代表取締役社長 問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 経理担当 四半期報告書提出予定日 平成20年11月10日 上場取引所 (氏名) 片岡政隆 (氏名) 甲斐政志 配当支払開始予定日 東 TEL 03-3726-1211 平成20年12月5日 (百万円未満切捨て) 1. 平成21年3月期第2四半期の連結業績(平成20年4月1日~平成20年9月30日) (1) 連結経営成績(累計) (%表示は対前年同四半期増減率) 売上高 営業利益 百万円 21年3月期第2四半期 20年3月期第2四半期 % 百万円 3.5 4,756 13,193 ― 331,799 355,617 経常利益 百万円 % 百万円 7.4 7,400 11,223 ― △18.2 830 △9,886 ― % ― ― 潜在株式調整後1株当たり四半期純利 益 1株当たり四半期純利益 円銭 21年3月期第2四半期 20年3月期第2四半期 四半期純利益 % 円銭 4.63 △55.16 4.14 ― (2) 連結財政状態 総資産 純資産 自己資本比率 百万円 21年3月期第2四半期 20年3月期 (参考) 自己資本 百万円 513,163 494,755 21年3月期第2四半期 192,975百万円 281,251 280,317 20年3月期 193,853百万円 1株当たり純資産 % 円銭 37.6 39.2 1,076.71 1,081.63 2. 配当の状況 (基準日) 第1四半期末 円銭 20年3月期 21年3月期 21年3月期(予想) 1株当たり配当金 第3四半期末 第2四半期末 円銭 ― ― ――― 期末 年間 円銭 ― ――― ― 10.00 10.00 ――― 円銭 円銭 10.00 20.00 ――― ――― 10.00 20.00 (注)配当予想の当四半期における修正の有無 無 3. 平成21年3月期の連結業績予想(平成20年4月1日~平成21年3月31日) (%表示は対前期増減率) 売上高 百万円 営業利益 % 経常利益 百万円 % 百万円 1株当たり当期純 利益 当期純利益 % 百万円 % 円銭 △4.7 △37.1 660,000 12,500 14,000 6.7 (注)連結業績予想数値の当四半期における修正の有無 無 通期の連結業績予想は先行きが不透明なため、現時点で見直しを行っておりません。 なお、当第3四半期の状況を見極め、合理的な業績の見通しが可能になり次第、速やかに発表させていただきます。 4,000 △9.5 22.32 通期 4. その他 (1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) 無 新規 ― 社 (社名 ) 除外 ― 社 (社名 ) (2) 簡便な会計処理及び四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 有 (注)詳細は、4ページ 【定性的情報・財務諸表等】 4.その他をご覧ください。 (3) 四半期連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更(四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項等の変更に記載されるもの) ① 会計基準等の改正に伴う変更 有 ② ①以外の変更 無 (注)詳細は、4ページ 【定性的情報・財務諸表等】 4.その他をご覧ください。 (4) 発行済株式数(普通株式) ① 期末発行済株式数(自己株式を含む) ② 期末自己株式数 ③ 期中平均株式数(四半期連結累計期間) 21年3月期第2四半期 181,559,956株 21年3月期第2四半期 2,333,617株 21年3月期第2四半期 179,224,898株 20年3月期 181,559,956株 20年3月期 2,336,566株 20年3月期第2四半期 179,225,665株 ※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 (1)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能 性があります。 (2)当連結会計年度より「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号)及び「四半期財務諸表に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第 14号)を適用しています。また、「四半期連結財務諸表規則」に従い四半期連結財務諸表を作成しています。 - 1 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 定性的情報・財務諸表等 1.連結経営成績に関する定性的情報 当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国における大手金融機関の業績悪化に端を発する金融市場の混 乱や、原油をはじめとする原材料や食料などの価格高騰により、減速傾向が急速に強まりました。9月には米国大手 金融機関の破綻が起こり、世界的な景気後退の可能性が高まっています。日本におきましても、企業収益の悪化が避 けられないことや、雇用者所得が伸び悩んでいるにも拘らず、生活必需品の物価は上昇していることなどから個人消 費が低迷するなど、先行きへの不透明感は一段と強まっています。 このような状況の中、当社グループは強力な営業体制の下、新製品の投入をはじめとして積極的な拡販活動を行 い、売上の拡大や受注の確保に努めてまいりました。 当第2四半期連結累計期間における経営成績の概況につきましては、以下のとおりです。なお、下記に示す売上高 は、外部顧客に対する売上高であり、事業セグメント間売上高(例:電子部品事業から音響製品事業向けの売上(製 品の供給)や、物流事業における電子部品及び音響製品事業向けの売上(物流サービスの提供)など)は内部取引売上 高として消去しています。 事業の種類別セグメントの状況 <電子部品事業> 当電子部品業界におきましては、デジタル家電製品の底堅さに支えられてはいるものの、これまで順調に拡大して きた携帯電話市場の鈍化や、北米市場を筆頭とした世界的な自動車販売の低迷とそれによる減産などを受け、全体と しては非常に厳しい局面を迎えています。国内外において景気が低迷し、依然として厳しい事業環境が続いている 中、当事業部門では売上高・営業利益ともに、前年同期実績を下回る結果となりました。 各部門別の状況につきましては、以下のとおりです。 [コンポーネント事業] 携帯電話向けコンタクトシートTMをはじめとした小型スイッチやメモリーカード用コネクタなどが、年初からの携 帯電話市場の低迷により伸び悩みました。 なお、磁気デバイス事業の売上につきましては、主力製品のHDD(ハードディスクドライブ)用ヘッドが平成20年 3月期をもってほぼ終息したことから、当第1四半期実績よりコンポーネント事業に含めています。 この結果、当部門の売上高は489億円(前年同期比19.9%減)となりました。 [情報通信事業] デジタル放送の普及に伴う世代交代が進み、主力製品のデジタルチューナが世界的な普及に支えられ、また当社の 取り組みが得意先より評価され、売上が増加しました。一方、当社の高周波技術を自動車ビジネスに活かした、車載 用BluetoothTMモジュールは、自動車の販売が低迷している中、底堅く推移しました。 この結果、当部門の売上高は275億円(前年同期比3.6%減)となりました。 [ペリフェラル事業] 主要製品のひとつである小型フォトプリンタにおいて、新製品の生産が順調に立ち上がり、売上の増加に貢献しま した。また、家庭用ゲーム機向けのコントローラモジュール製品の売上は、昨年来の勢いはなくなっているものの、 年末商戦に向けた生産が堅調に推移しました。 この結果、当部門の売上高は573億円(前年同期比0.6%減)となりました。 [車載電装事業] 原油価格の高騰や景気後退による消費の落ち込みなどから、特に北米市場での大型車を中心とした自動車の販売台 数が激減しており、米国自動車メーカー向けモジュール製品などの売上が減少しました。 この結果、当部門の売上高は477億円(前年同期比11.0%減)となりました。 以上の結果、当電子部品事業の売上高は1,815億円(前年同期比9.7%減)、営業利益は11億円(同75.8%減)となりま した。 <音響製品事業> 音響製品事業(アルパイン(株)・東証一部)において、音響機器事業部門では、日・米・欧の市販市場向けに投入し た「iPod® 対応ヘッドユニット」や、ミニバン向け「高音質スピーカー」の売上が堅調に推移しましたが、「C Dプレーヤー」などの主力商品は、価格競争激化の影響などから低価格化が進行しました。また、自動車メーカー向 け純正品において、一部車種のモデルチェンジに伴う受注の減少などから、売上高は減少しました。情報・通信機器 事業部門では、国内市販市場で、商品企画・開発力が高く評価された大画面・高画質モニター『リアビジョン』が、 - 2 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 車の後部座席で地上デジタル放送などの映像を楽しみたいという消費者の志向を的確に捉えて売上が増加しました が、低価格を武器にしたPND(ポータブル・ナビゲーション・デバイス)普及拡大の影響を受け、ナビゲーションの 売上は減少しました。自動車メーカー向け純正品は、主力の北米市場において、燃費効率の高い小型車の需要が加速 し、高級車や大型車の販売が減少したため、それらへの搭載率が高いナビゲーションなどの売上が減少しました。し かしながら、欧州自動車メーカー向け「大型システム商品」の受注が増加した事により、自動車メーカー向け純正品 売上高は前年同期に比べ増加しました。 以上の結果、当音響製品事業の売上高は1,222億円(前年同期比5.0%減)、営業利益は10億円(同81.1%減)となりま した。 <物流・その他事業> 物流事業((株)アルプス物流・東証二部)において、主力の電子部品物流事業部門では、電子部品の荷動きが低迷す るなど厳しい事業環境ながらも、国内外の拠点が連携してグローバルに営業・拡販活動を進めた結果、若干の増収と なりました。また、消費物流事業部門では、生協関連の個配業務を中心に売上を拡大しましたが、新拠点の設立に伴 う償却負担の増加や燃料費、人件費高騰などの影響を受け、減益となりました。商品販売事業部門では、顧客の海外 生産における資材の現地調達化推進に対応した拡販活動を図り、中国では売上を拡大するも、国内での需要減少に伴 い、全体としては微減収となりました。 以上の結果、物流事業及びその他事業を含めた当事業部門の売上高は280億円(前年同期比7.7%増)、営業利益は25 億円(同21.0%減)となりました。 以上により、当第2四半期連結累計期間の当社グループにおける連結業績は、売上高3,317億円(前年同期比6.7% 減)、営業利益47億円(同63.9%減)、経常利益74億円(同34.1%減)、四半期純利益は8億円(前第2四半期における純損 失は98億円)となりました。 なお、上記の前年同期比増減率は参考として記載しています。 2.連結財政状態に関する定性的情報 ①資産、負債及び純資産の状況 当第2四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末と比べ184億円増加し5,131億円、自己資本は8億 円減少の1,929億円となり、自己資本比率は37.6%となりました。 主な内容として、流動資産は受取手形及び売掛金の増加などにより、前連結会計年度末と比べ114億円増加の3,010 億円となりました。 固定資産は、建設仮勘定及び機械装置などが増加したことにより、前連結会計年度末と比べ69億円増加の2,121億 円となりました。 流動負債は、短期借入金、支払手形及び買掛金の増加などにより、前連結会計年度末と比べ139億円増加の1,622億 円となりました。 固定負債は、長期借入金の増加などにより、前連結会計年度末と比べ34億円増加の696億円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 現金及び現金同等物(以下、資金)は、前連結会計年度末と比べ131億円減少し、当第2四半期連結会計期間末の残 高は、660億円となりました。 営業活動によるキャッシュ・フロー 当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は、11億円となりました。資金の主な増加要因は、 仕入債務の増加額127億円、税金等調整前四半期純利益28億円、利息及び配当金の受取額10億円等であり、資金の主 な減少要因は、売上債権の増加額165億円等によるものです。 投資活動によるキャッシュ・フロー 当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は、271億円となりました。主な要因は、固定資産 の取得による支出259億円等によるものです。 財務活動によるキャッシュ・フロー 当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の増加は、125億円となりました。主な要因は、短期借入 金の純増加額128億円等によるものです。 - 3 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 3.連結業績予想に関する定性的情報 当第3四半期以降の市場環境は日を追うごとに不透明さが強まっており、極めて予測の難しい状況になっておりま す。したがいまして、平成20年9月19日付「業績予想の修正に関するお知らせ」で発表しました連結業績予想につき ましては、現時点で見直しを行っておりません。なお、当第3四半期の状況を見極め、合理的な業績の見通しが可能 になり次第、速やかに発表させていただきます。 4.その他 (1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) 該当事項はありません。 (2)簡便な会計処理及び四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ①一部の連結子会社において、当第2四半期連結会計期間末の棚卸高の算出に関して、実地棚卸を省略し前連結 会計年度に係る実地棚卸を基礎として合理的な方法により算定しています。 ②一部の連結子会社において、税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調 整前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積 実効税率を乗じて計算しています。 なお、法人税等調整額は、「法人税、住民税及び事業税」に含めて表示しています。 ③一部の連結子会社における法人税等の納付額の算定については、加味する加減算項目や税額控除項目を重要な ものに限定する方法によっています。 繰延税金資産の回収可能性の判断に関しては、前連結会計年度末以降に経営環境等、かつ、一時差異等の発生 状況に著しい変化がないと認められるので、前連結会計年度決算において使用した将来の業績予測やタックス・ プランニングを利用しています。 (3)四半期連結財務諸表作成に係る会計処理の原則・手続、表示方法等の変更 ①当連結会計年度より「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号)及び「四半期財務諸表に関 する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第14号)を適用しています。また、「四半期連結財務諸表規 則」に従い四半期連結財務諸表を作成しています。 ②通常の販売目的で保有するたな卸資産については、従来、主として総平均法による原価法によっていました が、当第1四半期連結会計期間より「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 平成18年7月 5日)が適用されたことに伴い、主として総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基 づく簿価切下げの方法)により算定しています。 これにより、営業利益及び経常利益がそれぞれ1,126百万円増加し、税金等調整前四半期純利益が2,319百万円 減少しています。 ③当第1四半期連結会計期間より、「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」 (実務対応報告第18号 平成18年5月17日)を適用しています。 これによる期首利益剰余金、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益への影響は軽微です。 - 4 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 5.四半期連結財務諸表 (1)四半期連結貸借対照表 (単位:百万円) 当第2四半期連結会計期間末 (平成20年9月30日) 前連結会計年度末に係る 要約連結貸借対照表 (平成20年3月31日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 受取手形及び売掛金 有価証券 商品及び製品 仕掛品 原材料及び貯蔵品 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 66,976 124,914 25 42,750 11,885 19,491 12,771 23,683 △1,460 78,825 111,277 31 41,665 11,759 19,101 8,703 20,000 △1,741 流動資産合計 301,039 289,623 112,848 △73,483 111,102 △71,785 39,364 39,317 185,295 △137,379 186,529 △140,572 47,915 45,957 121,608 △103,454 118,078 △100,684 18,153 17,394 29,076 12,519 28,804 7,484 147,031 138,957 14,771 15,169 24,405 9,254 9,115 7,715 △169 24,933 10,029 9,769 6,412 △139 50,321 51,005 212,124 205,132 513,163 494,755 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物 減価償却累計額及び減損損失累計額 建物及び構築物(純額) 機械装置及び運搬具 減価償却累計額及び減損損失累計額 機械装置及び運搬具(純額) 工具、器具及び備品 減価償却累計額及び減損損失累計額 工具、器具及び備品(純額) 土地 建設仮勘定 有形固定資産合計 無形固定資産 投資その他の資産 投資有価証券 繰延税金資産 前払年金費用 その他 貸倒引当金 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 - 5 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 (単位:百万円) 当第2四半期連結会計期間末 (平成20年9月30日) 前連結会計年度末に係る 要約連結貸借対照表 (平成20年3月31日) 負債の部 流動負債 支払手形及び買掛金 短期借入金 未払費用 未払法人税等 繰延税金負債 賞与引当金 製品保証引当金 その他の引当金 その他 75,011 26,631 21,009 3,904 484 8,652 4,213 95 22,290 63,919 14,246 21,593 8,753 362 8,762 4,859 125 25,687 流動負債合計 162,294 148,311 28,694 32,521 2,415 3,019 1,721 289 955 28,725 30,115 1,607 2,675 1,860 289 853 固定負債 新株予約権付社債 長期借入金 繰延税金負債 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 環境対策引当金 その他 固定負債合計 負債合計 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 為替換算調整勘定 評価・換算差額等合計 少数株主持分 純資産合計 負債純資産合計 - 6 - 69,618 66,126 231,912 214,437 23,623 45,584 132,632 △3,544 23,623 45,586 133,450 △3,550 198,296 199,110 2,776 531 △569 △8,059 2,395 - △569 △7,083 △5,320 △5,256 88,276 86,463 281,251 280,317 513,163 494,755 アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 (2)四半期連結損益計算書 (第2四半期連結累計期間) (単位:百万円) 当第2四半期連結累計期間 (自 平成20年4月1日 至 平成20年9月30日) 売上高 売上原価 331,799 284,849 売上総利益 46,949 販売費及び一般管理費 42,192 営業利益 4,756 営業外収益 受取利息 受取配当金 持分法による投資利益 為替差益 雑収入 499 404 163 1,574 1,145 営業外収益合計 3,787 営業外費用 支払利息 雑支出 448 695 営業外費用合計 1,143 経常利益 7,400 特別利益 固定資産売却益 投資有価証券売却益 オプション評価益 その他 177 285 1,520 336 特別利益合計 2,320 特別損失 固定資産除売却損 投資有価証券評価損 たな卸資産評価損 その他 574 2,269 3,446 543 特別損失合計 6,833 税金等調整前四半期純利益 2,887 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 2,895 △2,949 法人税等合計 △54 少数株主利益 2,111 四半期純利益 830 - 7 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 当第2四半期連結累計期間 (自 平成20年4月1日 至 平成20年9月30日) 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前四半期純利益 減価償却費 貸倒引当金の増減額(△は減少) 賞与引当金の増減額(△は減少) 製品保証引当金の増減額(△は減少) 退職給付引当金の増減額(△は減少) 長期前払年金費用の増減額(△は増加) 役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 未払費用の増減額(△は減少) 受取利息及び受取配当金 支払利息 持分法による投資損益(△は益) 固定資産除売却損益(△は益) 投資有価証券評価損益(△は益) 売上債権の増減額(△は増加) たな卸資産の増減額(△は増加) 仕入債務の増減額(△は減少) その他 2,887 16,214 △101 △107 △589 438 654 △138 △441 △903 448 △163 397 2,269 △16,520 △6,089 12,751 △3,688 小計 7,315 利息及び配当金の受取額 利息の支払額 法人税等の支払額 1,011 △440 △6,696 営業活動によるキャッシュ・フロー 1,190 投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金の預入による支出 有形固定資産の取得による支出 有形固定資産の売却による収入 無形固定資産の取得による支出 投資有価証券の取得による支出 その他 △1,244 △22,992 525 △2,945 △818 363 投資活動によるキャッシュ・フロー △27,111 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の純増減額(△は減少) 長期借入れによる収入 長期借入金の返済による支出 配当金の支払額 少数株主への配当金の支払額 その他 12,803 3,491 △577 △1,792 △1,413 △3 財務活動によるキャッシュ・フロー 12,508 現金及び現金同等物に係る換算差額 237 △13,174 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 現金及び現金同等物の期首残高 79,178 現金及び現金同等物の四半期末残高 66,003 - 8 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 当連結会計年度より「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号)及び「四半期財務諸表に関する 会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第14号)を適用しています。また、「四半期連結財務諸表規則」に従 い四半期連結財務諸表を作成しています。 (4)継続企業の前提に関する注記 該当事項はありません。 (5)セグメント情報 〔事業の種類別セグメント情報〕 当第2四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日 至 電子部品 事業 (百万円) 売上高 (1)外部顧客に対する売上高 計 物流・ その他事業 (百万円) 計 (百万円) 消去 (百万円) 連結 (百万円) 181,547 122,205 28,046 331,799 - 331,799 3,355 1,794 14,542 19,692 (19,692) - 184,902 123,999 42,589 351,491 (19,692) 331,799 1,115 1,018 2,502 4,636 営業利益 2 音響製品 事業 (百万円) (2)セグメント間の内部売上高又は振替高 (注)1 平成20年9月30日) 120 4,756 事業の区分は、製品の種類及び販売市場の共通性を考慮して、電子機器向けの電子部品事業と、カーオーディオを中心とする音響 製品事業及び物流・その他事業に区分しています。 各事業区分に属する主要製品名 (1) 電子部品……………スイッチ、可変抵抗器、センサ、コネクタ、チューナ、データ通信用モジュール、プリンタ、 アミューズメント用機器、車載用操作ユニット/ステアリングモジュール等 (2) 音響製品……………カーオーディオ、カーナビゲーションシステム等 3 (3) 物流・その他………物流サービス等 会計処理の方法の変更 (棚卸資産の評価に関する会計基準) 「定性的情報・財務諸表等」4.(3)②に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より「棚卸資産の評価に関する会計基 準」(企業会計基準第9号 平成18年7月5日)を適用しています。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べて、当第2 四半期連結累計期間の営業利益が、「電子部品事業」で395百万円、「音響製品事業」で739百万円、それぞれ増加し、「物流・ その他事業」で8百万円減少しています。 〔所在地別セグメント情報〕 当第2四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日 至 平成20年9月30日) 日本 (百万円) 北米 (百万円) 欧州 (百万円) アジア (百万円) その他 (百万円) 計 (百万円) 消去 又は全社 (百万円) 連結 (百万円) 99,846 55,019 92,198 83,853 881 331,799 - 331,799 (2)セグメント間の内部 売上高又は振替高 174,086 1,116 22,509 73,076 - 270,788 (270,788) - 計 273,933 56,135 114,707 156,929 881 602,587 (270,788) 331,799 866 271 225 5,194 61 6,620 (1,863) 4,756 売上高 (1)外部顧客に対する 売上高 営業利益 (注)1 国又は地域の区分は、地理的近接度によっています。 2 本邦以外の区分に属する主な国または地域 (1) 北米…………………アメリカ、カナダ、メキシコ (2) 欧州…………………ドイツ、スウェーデン、イギリス (3) アジア………………韓国、シンガポール、マレーシア、中国 3 (4) その他………………オーストラリア 会計処理の方法の変更 (棚卸資産の評価に関する会計基準) 「定性的情報・財務諸表等」4.(3)②に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より「棚卸資産の評価に関する会計基 準」(企業会計基準第9号 平成18年7月5日)を適用しています。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べて、当第2 四半期連結累計期間の営業利益が、「日本」で1,131百万円増加し、「アジア」で5百万円減少しています。 - 9 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 〔海外売上高〕 当第2四半期連結累計期間(自 平成20年4月1日 Ⅰ 海外売上高(百万円) Ⅱ 連結売上高(百万円) Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割合(%) (注)1 2 至 平成20年9月30日) 北米 欧州 57,081 94,330 アジア 計 2,096 249,281 331,799 17.2 28.4 28.9 0.6 75.1 国又は地域の区分は、地理的近接度によっています。 各区分に属する主な国または地域 (1)北米………………アメリカ、カナダ、メキシコ (2)欧州………………ドイツ、スウェーデン、イギリス (3)アジア……………韓国、シンガポール、マレーシア、中国 3 その他 95,771 (4)その他……………オーストラリア、ブラジル 海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国または地域における売上高です。 (6)株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記 該当事項はありません。 - 10 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 「参考資料」 前年四半期に係る財務諸表等 (1)(要約)中間連結損益計算書 科目 前中間連結会計期間 (自 平成19年4月1日 至 平成19年9月30日) 百分比 (%) 金額(百万円) Ⅰ 売上高 355,617 100.0 Ⅱ 売上原価 299,837 84.3 売上総利益 55,780 15.7 販売費及び一般管理費 42,586 12.0 営業利益 13,193 3.7 2,461 0.7 4,431 1.2 11,223 3.2 788 0.2 Ⅲ Ⅳ 営業外収益 Ⅴ 1 受取利息 760 2 受取配当金 362 3 持分法による投資利益 171 4 雑収入 1,165 営業外費用 1 支払利息 756 2 為替差損 1,843 3 休止資産償却費 4 雑支出 676 1,154 経常利益 Ⅵ 特別利益 Ⅶ 1 固定資産売却益 2 投資有価証券売却益 8 3 非連結子会社清算益 691 4 その他 47 40 特別損失 1 固定資産売却除却損 2 減損損失 3 投資有価証券評価損 4 事業終息関連損失 625 5 その他 197 19,814 5.6 7,802 △2.2 0 0.0 少数株主利益 2,083 0.6 中間純損失 9,886 △2.8 税金等調整前中間純損失 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 632 18,328 30 5,763 △5,763 - 11 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 (2)(要約)中間連結キャッシュ・フロー計算書 Ⅰ 前中間連結会計期間 (自 平成19年4月1日 至 平成19年9月30日) 区分 金額(百万円) 営業活動によるキャッシュ・ フロー 1 税金等調整前中間純損失 △7,802 2 減価償却費 20,786 3 減損損失 18,328 4 のれん償却額 5 貸倒引当金の減少額 △65 6 賞与引当金の増加額 309 7 役員賞与引当金の減少額 △93 8 製品保証引当金の増加額 158 9 退職給付引当金の増加額 147 10 長期前払年金費用の 減少額 362 11 役員退職慰労引当金の 減少額 12 受取利息及び受取配当金 13 支払利息 14 持分法による投資利益 15 固定資産売却益 16 固定資産売却除却損 632 17 投資有価証券売却益 △8 18 投資有価証券評価損 30 19 非連結子会社清算益 △691 20 売上債権の増加額 △1,335 21 たな卸資産の増加額 △4,187 22 仕入債務の減少額 △1,987 23 未払費用の減少額 △157 24 長期未払金の減少額 25 その他 △824 小計 21,037 63 △140 △1,123 756 △171 △47 △1,899 26 利息及び配当金の受取額 1,171 27 利息の支払額 △866 28 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・ フロー △5,767 15,574 - 12 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 Ⅱ 前中間連結会計期間 (自 平成19年4月1日 至 平成19年9月30日) 区分 金額(百万円) 投資活動によるキャッシュ・ フロー 1 定期預金の預入による 支出 2 有形固定資産の取得に よる支出 3 有形固定資産の売却に よる収入 4 無形固定資産の取得に よる支出 5 投資有価証券の取得に よる支出 6 投資有価証券の売却に よる収入 7 その他 投資活動によるキャッシュ・ フロー Ⅲ △21,078 190 △2,754 △1,205 29 573 △24,386 財務活動によるキャッシュ・ フロー 1 短期借入金の純増加額 2,575 2 長期借入れによる収入 1,093 3 長期借入金の返済による 支出 △958 4 配当金の支払額 5 少数株主への配当金の 支払額 6 その他 財務活動によるキャッシュ・ フロー Ⅳ 現金及び現金同等物に係る 換算差額 Ⅴ △141 現金及び現金同等物の減少額 Ⅵ 現金及び現金同等物の期首 残高 Ⅶ 現金及び現金同等物の中間 期末残高 △1,792 △1,595 25 △652 665 △8,799 82,751 73,951 - 13 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 (3)セグメント情報 a.事業の種類別セグメント情報 前中間連結会計期間(平成19年4月1日 至 平成19年9月30日) 電子部品事業 (百万円) 音響製品事業 (百万円) 物流・ その他の事業 (百万円) 売上高 204,712 130,867 41,030 376,610 (20,992) 355,617 営業費用 200,103 125,482 37,864 363,450 (21,026) 342,424 営業利益 4,608 5,385 3,166 13,160 計 (百万円) 消去 (百万円) 連結 (百万円) 33 13,193 b.所在地別セグメント情報 前中間連結会計期間(平成19年4月1日 至 平成19年9月30日) 日本 北米 欧州 アジア その他 計 (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) 消去 連結 又は全社 (百万円) (百万円) 売上高 293,438 75,648 110,528 153,431 801 633,847 (278,229) 355,617 営業費用 286,147 73,772 108,270 146,732 752 615,674 (273,249) 342,424 営業利益 7,291 1,875 2,257 6,699 49 18,173 (4,979) 13,193 c.海外売上高 前中間連結会計期間(平成19年4月1日 Ⅰ 海外売上高(百万円) Ⅱ 連結売上高(百万円) Ⅲ 連結売上高に占める海外売上 高の割合(%) 北米 74,565 至 平成19年9月30日) 欧州 アジア 81,392 98,796 その他 2,324 21.0 22.9 - 14 - 計 257,079 355,617 27.8 0.7 72.3 アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 6.その他の情報 (1)生産、受注及び販売の状況 ①生産実績 当第2四半期連結累計期間における生産実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりです。 事業の種類別セグメントの名称 金額(百万円) 電子部品事業 184,643 音響製品事業 98,650 物流・その他事業 - 合計 (注)1. 2. 3. 283,294 セグメント間取引については、相殺消去しています。 金額は、販売価格によっています。 上記の金額には、消費税等は含まれていません。 ②受注状況 当第2四半期連結累計期間における受注状況を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりです。 事業の種類別セグメントの名称 受注高(百万円) 受注残高(百万円) 電子部品事業 184,779 36,193 音響製品事業 117,935 26,224 - - 302,714 62,417 物流・その他事業 合計 (注)1. 2. セグメント間取引については、相殺消去しています。 上記の金額には、消費税等は含まれていません。 ③販売実績 当第2四半期連結累計期間における販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりです。 事業の種類別セグメントの名称 金額(百万円) 電子部品事業 181,547 音響製品事業 122,205 物流・その他事業 28,046 合計 (注)1. 2. 331,799 セグメント間取引については、相殺消去しています。 上記の金額には、消費税等は含まれていません。 - 15 - アルプス電気㈱(6770)平成21年3月期 第2四半期決算短信 (2)部門別販売実績 部門別販売実績は、次のとおりです。 部門 電子部品事業 当第2四半期連結累計期間 (自 平成20年4月1日 至 平成20年9月30日) 売上高 (百万円) 構成比率 (%) 181,547 54.7 コンポーネント事業 48,940 14.7 情報通信事業 27,574 8.3 ペリフェラル事業 57,307 17.3 車載電装事業 47,724 14.4 122,205 36.8 28,046 8.5 331,799 100.0 音響製品事業 物流・その他事業 合計 - 16 -