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2006年度
第2四半期 連結業績概要
(2006年9月30日に終了した3ヶ月間)
Sony Corporation Investor Relations
このスライドに記載されている、ソニーの現在の計画、見通し、戦略、確信などのう
ち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しです。将来の業績に関
する見通しは、将来の営業活動や業績、出来事・状況に関する説明における「確
信」、「期待」、「計画」、「戦略」、「見込み」、「予測」、「予想」、「可能性」やその類義
語を用いたものには限定されません。口頭または書面による見通し情報は、広く
一般に開示される他の媒体にも度々含まれる可能性があります。これらの情報は、
現在入手可能な情報から得られたソニーの経営者の判断にもとづいています。実
際の業績は、様々なリスクや不確実な要素により、これら業績見通しと大きく異な
る結果となりうるため、これら業績見通しのみに全面的に依拠することは控えるよ
うお願いします。また、新たな情報、将来の事象、その他の結果にかかわらず、常
にソニーが将来の見通しを見直すとは限りません。実際の業績に影響を与えうる
リスクや不確実な要素には、以下のようなものが含まれます。(1)ソニーの事業領
域を取り巻く経済情勢、特に消費動向、(2)為替レート、特にソニーが極めて大き
な売上または資産・負債を有する米ドル、ユーロまたはその他の通貨と円との為
替レート、(3)継続的な新製品導入と急速な技術革新や、エレクトロニクス、ゲー
ム、映画分野および音楽ビジネスで顕著な主観的で変わりやすい顧客嗜好などを
特徴とする激しい競争の中で、充分なコスト削減を達成しつつ顧客に受け入れら
れる製品やサービスをソニーが設計・開発し続けていく能力、(4)技術開発や生産
能力増強、およびゲーム分野における新しいプラットフォーム開発・導入のための
多額の投資を回収できること、(5)ソニーがエレクトロニクス分野で人員削減やそ
の他のビジネス事業再編を成功させられること、(6)ソニーがエレクトロニクス、
ゲーム、映画分野、その他および音楽ビジネスにおいてネットワーク戦略を成功さ
せられること、映画分野および音楽ビジネスでインターネットやその他の技術開発
を考慮に入れた販売戦略を立案し遂行できること、(7)ソニーが主にエレクトロニ
クス分野において研究開発や設備投資に充分な経営資源を適切に集中させられ
ること、(8)生命保険など金融商品における顧客需要の変化、および金融分野に
おける適切なアセット・ライアビリティー・マネージメント遂行の成否、および(9)ソ
ニーと他社との合弁、提携の成否、などです。ただし、業績に影響を与えうる要素
はこれらに限定されるものではありません。
FY06.2Q 業績ハイライト&トピックス
業績ハイライト
連結売上高は、ゲーム、金融分野が減収となったものの、エレクトロニクスおよび映画分野の売上増により前年同
期比8%(L/Cベースでは4%)増収。
連結営業損益は、前年同期の746億円の利益に対して、当四半期は208億円の損失計上。この損失額にはエレク
トロニクス分野で計上したノートPC用電池の回収および交換プログラムに関する費用の引き当て512億円が含ま
れており、また前年同期の連結営業利益には厚生年金基金の代行返上益として735億円が含まれている。また、
ゲーム分野においては、プレイステーション®3の立ち上げに関する費用を計上。
トピックス
デジタルカメラ「サイバーショット」の最新モデルの一つである T-10 がヒット、他のモデル
とあわせて当四半期のデジタルカメラのビジネスは絶好調に推移。
DSC-T10
ソニー・エリクソンは、設立5周年にあたる当四半期、過去最高業績となり、市場シェアも
拡大。主に「サイバーショット」携帯電話、「ウォークマン®」携帯電話が業績に貢献。
K800
W810
「Talladega Nights: The Ballad of Ricky Bobby」などの映画作品の貢献により、米国に
おける劇場興行収入が5年(暦年ベース)連続で10億ドル超となった。米国外での公開作
品の劇場興行収入も、ソニー・ピクチャーズ史上最速のペースで10億ドルを達成。
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3
Sony Corporation Investor Relations
FY06.2Q 連結業績
(億円)
売上高および営業収入
FY05.2Q
FY06.2Q
前年同期比
17,116
18,542
+8.3 %
営業利益(損失)
746**
-208***
-
税引前利益(損失)
954
-261
-
持分法による投資利益(損失)(純額)
-26
197
-
当期純利益
285
17
-94.1 %
1.60 円
-94.1 %
53
-276
1株当り当期純利益(希薄化後)
27.32
329
構造改革費用****
為替変動による業績への影響額
平均レート
FY05.2Q
+4 %
-
FY06.2Q
売上高および営業収入:
約
+807
億円
1 ドル
110
円
115
円
営業利益:
約
+199
億円
1 ユーロ
134
円
147
円
*
**
***
****
4
円
前年同期比(LC*)
LCベース: 円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定した試算ベース(Local Currency Basis)
FY05.2Qの営業利益には厚生年金基金の代行返上益735億円が含まれる
FY06.2Qの営業損失にはノートブックコンピュータ用電池パックの回収ならびに自主交換プログラムに関わる費用の引き当て512億円が含まれる
構造改革費用は営業費用に含まれる
Sony Corporation Investor Relations
FY06.2Q セグメント情報および関連会社業績
(億円)
連結セグメント
エレクトロニクス
売上高
FY05.2Q
FY06.2Q
前年同期比 前年同期比(LC*)
12,294
13,784
+12.1%
281**
営業利益
ゲーム
2,142
売上高
売上高
その他
金融ビジネス収入
-
-20.5%
-25%
-
82
-435
-
1,782
+12.1%
-66
-153
-
1,759
1,681
-4.4%
営業利益(損失)
金融
1,703
+7%
-71.4%
1,589
営業利益(損失)
映画
80***
営業利益
400**
246
-38.7%
売上高
営業利益
973
76**
815
65
-16.3%
-14.3%
* LCベース: 円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定した試算ベース(Local Currency Basis)
** FY05.2Qの営業利益には厚生年金基金の代行返上益が含まれる(エレクトロニクスは 645億円)
*** FY06.2Qの営業利益にはノートブックコンピュータ用電池パックの回収ならびに自主交換プログラムに関わる費用の引き当て512億円が含まれる
7/05 – 9/05
7/06 – 9/06
ソニー・エリクソン
(百万ユーロ)
売上高
税引前利益
2,055
151
2,913
433
+42%
+187%
ソニーBMG
(百万ドル)
売上高
税引前損失
936
-58
948
-31
+1%
-
主要持分法適用会社
前年同期比
ソニー・エリクソンはエリクソン社、ソニーBMGはベルテルスマン社との間で、ソニーがそれぞれの50%の株式を保有する持分法適用会社です
5
Sony Corporation Investor Relations
FY06 連結業績見通し
(億円)
FY05
売上高および営業収入
営業利益
うち、構造改革費用
税引前利益
持分法投資利益(純額)
当期純利益
75,106
FY06 見通し
82,300
前年度比
+10%
2,264*
500**
-78%
1,387
400
-71%
2,863
700
-76%
132
400
+204%
1,236
800
-35%
3,843
4,600
+20%
1,400
1,700
+21%
減価償却費***
3,818
4,100
+7%
研究開発費
5,318
5,500
+3%
為替レート
FY05 実績レート
FY06 下半期 前提レート
設備投資額
うち、半導体投資額
1 ドル
112.3 円
114 円前後
1 ユーロ
136.3 円
145 円前後
* FY05.2Qの営業利益には厚生年金基金の代行返上益735億円が含まれる
** FY06.2Qの営業利益にはノートブックコンピュータ用電池パックの回収ならびに自主交換プログラムに関わる費用の引き当て512億円が含まれる
*** 減価償却費は、無形固定資産と繰延保険契約費の償却費を含む
6
Sony Corporation Investor Relations
FY06.2Q 構造改革進捗報告
目標数値
FY05 + FY06.1H
(FY07末まで)
FY05 実績
FY06.1H 実績
実績
連結営業利益率 *
5%
3.9%
2.0%
-
エレクトロニクス営業利益率 *
4%
1.4%
4.6%
-
2,000
380
820
1,200
コスト削減(億円)
製造拠点統廃合
65 のうち 11
9
0
9
モデル数削減 **
-20%
Base Year
-17%
-17%
人員削減
10,000
5,700
4,400
10,100
資産売却(億円)
1,200
780
490
1,270
進捗状況は予定通り
*
営業利益率:営業利益率は構造改革費用、代行返上益とノートブックコンピュータ用電池パックの回収ならびに
自主交換プログラムに関わる費用の引き当を除く
** モデル数削減:FY05(Base year)に対するFY06の削減比率
7
Sony Corporation Investor Relations
FY06.2Q エレクトロニクス
(億円)
FY06.2Q業績
売上高および営業利益
13,784
売上高: 12.1%増加(外部顧客向け売上:17%増加)
12,294
増収:
液晶テレビ「BRAVIA<ブラビア>」 、
PC「バイオ」、デジタルカメラ「サイバーショット」、
減収:
ブラウン管テレビ
営業利益: 201億円減少
281 (2.3%)
80
(0.6%)
FY05.2Q
(-)要因:
前年同期に計上された代行返上益、
販売費・一般管理費の増加
(+)要因:
原価率の改善、固定資産の減損・除売却損の減少、
外部顧客向け売上増、為替
構造改革費用:
52億円計上(前年同期 323億円)
FY06.2Q
前年同期比 (LC)
売上高
+12.1%
+7%
営業利益
-71.4%
-
セグメント間取引を含む / LC:現地通貨試算ベースの伸び率 / 営業利益下の(%)は営業利益率
8
Sony Corporation Investor Relations
FY06.2Q エレクトロニクス地域別売上
日本: +8%
•
増収:
液晶テレビ、携帯電話端末
•
減収:
ビデオカメラ
日本
18%
その他
33% 米国: +19% (LC +14%)
米国
24%
•
増収:
液晶テレビ、デジタルカメラ
•
減収:
ブラウン管テレビ
欧州
25% 欧州: +27% (LC +17%)
営業収入を除く
外部顧客に対する売上
12,698 億円 +17% (LC +11%)
•
増収:
液晶テレビ、PC「バイオ」
•
減収:
ビデオカメラ
その他: +14% (LC +7%)
•
増収:
液晶テレビ
•
減収:
ブラウン管テレビ
円グラフは地域別売上高構成比(円ベース) / 営業収入を除く外部顧客に対する売上 / LC:現地通貨試算ベースの伸び率
9
Sony Corporation Investor Relations
FY06.2Q エレクトロニクス営業利益増減要因
(億円)
固定資産の減損・除売
却損(純額)の減少
+256
販売費・一般
管理費の増加**
-573
為替
+207
外部顧客向け売上増*
+236
前年同期に
計上された
代行返上益
-645
原価率の改善
+319
281
80
FY05.2Q
FY06.2Q
* 外部顧客向け売上に対する粗利増
** ノートブックコンピュータ用電池パックの回収ならびに自主交換プログラムに関わる費用の引き当て512億円を含む
10
Sony Corporation Investor Relations
エレクトロニクス連結棚卸資産(地域別)
58
(億円、日)
52
47
45
43
42
38
9,716
35
8,076
Aiwa (~ FY04)
6,429
5,743
5,709
6,658
その他
5,988
5,144
欧州
北米
日本
FY04.3Q
4Q
FY05.1Q
2Q
3Q
4Q
FY06.1Q
2Q
•
9,716億円(前年同期末比 3,287億円の増加。2006年6月末比では、1,640億円の増加)
•
在庫金額の増加は、主に液晶テレビおよびPS3向け半導体の在庫増による
棒グラフ:棚卸資産(億円単位)
折れ線グラフ:棚卸資産回転日数(期首期末平均棚卸資産÷期中平均日次売上)
FY05よりAIWA在庫は各地域に振り分けています。
FY05.1Qの在庫回転日数は、ビジネス別セグメント区分の変更に合わせて修正再表示されています。
11
Sony Corporation Investor Relations
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
持分法適用会社
(百万ユーロ)
06年7月– 9月期業績
売上高および税引前利益
2,913
設立5周年で過去最高業績を達成
•
販売台数:前年同期比43%増の1,980万台、市場成長を
上回るペースで増加
•
売上高は42%増の29億1,300万ユーロ、税引前利益は
187%増加し4億3,300万ユーロとともに過去最高を更新
•
主に、サイバーショット携帯(K800)、ウォークマン®携帯
(W810)などが業績に貢献
2,055
433
(14.9%)
151 (7.3%)
05年7月 – 9月期
ソニーへの影響額:持分法による投資利益は218億円
06年7月 – 9月期
前年同期比
売上高
税引前利益
+42%
+187%
ソニー持分への影響額
当期純利益(百万ユーロ)
ソニー持分への影響額(億円)
05年7月
- 9月期
06年7月
- 9月期
前年同期比
104
298
+187%
70
218
+211%
税引前利益下の(%)は税引前利益率
12
Sony Corporation Investor Relations
FY06.2Q ゲーム
(億円)
FY06.2Q業績
売上高および営業利益(損失)
売上高:
• PSPソフトが増収となったものの、主にPSPハードの販売数量の
減少により減収。
2,142
1,703
営業損益:
• 現行ビジネスにおける利益はほぼ前年並みとなったが、 PS3プラ
ットフォームの立ち上げ関連費用の計上などにより営業損失。
82 (3.8%)
FY05.2Q
棚卸資産額:
• 1,882億円(前年同期末比64%増)
• 前年同期末においてPSPの欧州地域への導入にともないPSPの
在庫が低水準であったこと、および当四半期末においてPS3関連
の部材の一部を在庫として計上したことにより、増加。
-435
FY06.2Q
生産出荷台数
前年同期比 (LC)
売上高
-20.5%
-25%
-
-
営業利益(損失)
ハード(万台)
ソフト(万本)
FY05.2Q
FY06.2Q
前年同期比
PS2
501
502
+0%
PSP
375
389
+4%
PS2
5,000
4,700
-6%
PSP
900
1,290
+43%
セグメント間取引を含む / LC:現地通貨試算ベースの伸び率 / 営業利益下の(%)は営業利益率
13
Sony Corporation Investor Relations
PlayStation ハード生産出荷台数&見通し
(万台)
PSP
PS2
PS3
1,406
2,252
600
600
600
1,807
PS/PSone
2,010
1,200
297
2,160
1,200
141
1,937
1,850
900
PSP
1,617
920
1,622
1,000
931
920
740
FY95*
331
FY96
FY97
FY98
14
FY99
FY00
FY01
1,100
PS2
FY06
FY06
678
430
*FY95は94.12月から96.3月までの累計
1,100
FY02
FY03
277
FY04
FY05
FY06
4月時点
7月時点
Sony Corporation Investor Relations
PlayStation ソフト生産出荷本数&見通し
(万本)
PSP
570
PS2
19,400
22,200
4,160
25,200
Total
25,000
22,300
290
PS
18,990
12,180
20,000
3,540
13,800
13,500
9,800
9,100
6,100
3,200
FY96*
FY97
FY98
FY99
FY00
FY01
FY02
FY03
1,000
200
FY04
FY05
FY06
*FY96は94.12月から97.3月までの累計
15
Sony Corporation Investor Relations
FY06.2Q 映画
(億円)
FY06.2Q業績
売上高および営業損失
1,782
売上高:12%増加、米ドルベースで7%増加
1,589
(+)要因:
• 当四半期における劇場公開作品数が増加したことに加え、作品
あたりの劇場収入が増加したことによる
• 主な売上貢献作品:「Talladega Nights: The Ballad of Ricky
Bobby」、「モンスター・ハウス」、「もしも昨日が選べたら」
-66
営業損益:153億円の損失計上
-153
(-)要因:
FY05.2Q
• 映画事業:主として、 劇場公開作品数の増加に伴う広告宣伝費
全体の増加や、劇場公開作品「Zoom」や「All the King’s Men」の
不振による損益悪化から営業損益悪化
FY06.2Q
前年同期比 (US$)
売上高
営業損失
+12.1%
+7%
-
-
• テレビ事業: ネットワーク向けやシンジケーション向けの新番組に
かかる制作費および広告宣伝費が増加し、営業利益が減少
• ただし、FY06全体では、1Hに公開した劇場作品の映像ソフトの
発売を予定しており、黒字化を見込む
セグメント間取引を含む / US$:SPEの米ドルベースの伸び率 / 営業利益下の(%)は営業利益率
16
Sony Corporation Investor Relations
FY06.2Q 金融
(億円)
FY06.2Q業績
金融ビジネス収入および営業利益
金融ビジネス収入:主にソニー生命の減収により、4%減収 1,759
•
1,681
ソニー生命の収入:6%減少
(-)要因:主に、一般勘定および特別勘定の評価益が減少
(+)要因:保険料収入が増加
営業利益:主にソニー生命の減益により、39%減少
400
(22.8%)
•
246
(14.6%)
ソニー生命の営業利益:35%減少
(-)要因:主に、一般勘定において転換社債の評価益などの
運用益が減少
(+)要因:保険料収入が増加
FY05.2Q
FY06.2Q
前年同期比
金融ビジネス収入
ソニー損保、ソニー銀行のビジネスは順調に推移。
ソニー生命の業績
-4.4%
-38.7%
営業利益
•
FY05.2Q
収入 (億円)
営業利益 (億円)
FY06.2Q
前年同期比
1,533
1,442
-6%
391
256
-35%
セグメント間取引を含む / 営業利益下の(%)は営業利益率
17
Sony Corporation Investor Relations
FY06.2Q その他
(億円)
FY06.2Q業績
売上高および営業利益
SMEIの音楽出版事業およびSMEJの業績を含む
973
売上高:前年同期比16%の減収
815
• 減収は主にリテール事業の売却による
• SMEJ
(-)要因:SMEJが行っていたディスク製造事業に関するビ
ジネスをグループ内の他のセグメントに移管したことにとも
なうセグメント間取引の減少
76
(7.8%)
FY05.2Q
65
(8.0%)
FY06.2Q
前年同期比
売上高
-16.3%
営業利益
-14.3%
セグメント間取引を含む / 営業利益下の(%)は営業利益率
18
(+)要因:アルバムおよびシングルの売上は前年同期比で
増加
• 当四半期の売上貢献作品:YUKIの「Wave」、ビヨンセの「
B’Day」、浜田省吾の「The Best of Shogo Hamada vol.1
」および「The Best of Shogo Hamada vol.2」
営業利益:14%減少の65億円
• 主として、前年同期にソニー厚生年金基金の代行返上益が
SMEJを含むいくつかのビジネスに計上されていたことによる。
この影響を除くと、営業利益は大幅に増加
• SMEJの営業利益は、代行返上益およびセグメント間取引減少
の影響を除くと、ほぼ前年同期並み
Sony Corporation Investor Relations
ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント
持分法適用会社
(百万ドル)
06年7月 – 9月期業績
売上高および税引前損失
売上高は1%増加、税引前損失は3,100万米ドル
948
936
• 売上の増加: 主に為替差益の計上による
• 当四半期の貢献作品: Justin Timberlakeの「Future Sex/Love
Sounds」、ビヨンセの「B’day」、Christina Aguileraの「Back to
Basics」など
• 税引前損失縮小: 主に法務費用、構造改革費用減少による
• 税引前損失には、構造改革費用3,900万米ドル(前年同期は
4,300万米ドル)を含む
-31
-58
05年7月 – 9月期
06年7月 – 9月期
前年同期比
+1%
売上高
ソニー持分への影響額
05年7月 9月期
当期純損失
-
税引前損失
ソニーへの影響額:持分法による投資損失は22億円
(百万ドル)
ソニー持分への影響額 (億円)
06年7月 9月期
前年同期比
-60
-39
-
-32
-22
-
税引前利益下の(%)は税引前利益率
19
Sony Corporation Investor Relations
FY06 設備投資額見通し
(億円)
その他
4,600
+20%
3,783
+45%
3,568
-6%
3,843
+8%
金融
映画
音楽 (~FY04)
ゲーム
2,612
- 20%
エレクトロニクス
%は前年度比伸び率
FY02
FY03
FY04
FY05
FY06
見通し
•
FY06設備投資額見通しのうち、半導体向けは1,700億円(前年度1,400億円)
•
7月時点の見通しから変更なし
20
Sony Corporation Investor Relations
FY06 減価償却費および償却費見通し
(億円)
その他
金融
3,519
- 1%
3,663
+4%
3,729
+2%
3,818
+2%
4,100
+7%
映画
音楽 (~FY04)
ゲーム
エレクトロニクス
%は前年度比伸び率
FY02
FY03
FY04
FY05
FY06
見通し
•
FY06減価償却費および償却費見通しのうち、有形固定資産分は3,400億円(前年度3,105億円)
•
7月時点の見通しから変更なし
21
Sony Corporation Investor Relations
FY06 研究開発費見通し
(億円)
5,145
+16%
4,431
+2%
5,020
-2%
5,318
+6%
5,500
+3%
エレクトロニクス・ゲーム以外
ゲーム
エレクトロニクス
%は前年度比伸び率
FY02
•
22
FY03
FY04
FY05
FY06
見通し
7月時点の見通しから変更なし
Sony Corporation Investor Relations
FY06.1H 連結業績
(億円)
売上高および営業収入
FY05.1H
FY06.1H
前年同期比
32,798
35,984
+9.7 %
+5 %
-90.9 %
-
62***
680**
営業利益
1,083
税引前利益
持分法による投資利益(損失)(純額)
当期純利益
1株当り当期純利益(希薄化後)
233
212
340
+60.2 %
32.36 円
+70.2 %
160
-327
円
487
構造改革費用****
-74.2 %
279
-117
19.01
為替変動による業績への影響額
前年同期比(LC*)
-
平均レート
FY05.1H
FY06.1H
売上高および営業収入:
約 +1,608
億円
1 ドル
108
円
114
円
営業利益:
約
+387
億円
1 ユーロ
134
円
144
円
*
**
***
****
LCベース: 円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定した試算ベース(Local Currency Basis)
FY05.1Hの営業利益には厚生年金基金の代行返上益735億円が含まれる
FY06.1Hの営業利益にはノートブックコンピュータ用電池パックの回収ならびに自主交換プログラムに関わる費用の引き当て512億円が含まれる
構造改革費用は営業費用に含まれる
23
Sony Corporation Investor Relations
FY06.1H セグメント情報および関連会社業績
(億円)
連結セグメント
FY05.1H
FY06.1H
23,578
14**
26,593
前年同期比 前年同期比(LC*)
+12.8%
554*** +3,849.1%
エレクトロニクス
売上高
営業利益
ゲーム
売上高
営業利益(損失)
3,870
23
2,928
-703
-24.3%
-
映画
売上高
営業損失
3,032
-24
3,829
-164
+26.3%
-
金融
金融ビジネス収入
営業利益
3,297
620**
2,922
291
-11.4%
-53.0%
その他
売上高
営業利益
1,904
128**
1,696
112
-10.9%
-12.4%
+7%
+919%
-28%
-
* LCベース: 円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定した試算ベース(Local Currency Basis)
** FY05.1Hの営業利益には厚生年金基金の代行返上益が含まれる(エレクトロニクスは 645億円)
*** FY06.1Hの営業利益にはノートブックコンピュータ用電池パックの回収ならびに自主交換プログラムに関わる費用の引き当て512億円が含まれる
4/05 – 9/05
4/06 – 9/06
ソニー・エリクソン
(百万ユーロ)
売上高
税引前利益
3,669
238
5,185
644
+41%
+171%
ソニーBMG
(百万ドル)
売上高
税引前損失
1,955
-97
1,820
-104
-7%
-
主要持分法適用会社
前年同期比
ソニー・エリクソンはエリクソン社、ソニーBMGはベルテルスマン社との間で、ソニーがそれぞれの50%の株式を保有する持分法適用会社です
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Sony Corporation Investor Relations