センス端子分離 コンデンサ遅延タイプ電圧検出器 New Product Leaflet XC6132/XC6133/XC6134 Series XC6132/XC6133/XC6134シリーズはセンス端子分離、コンデンサ遅延タイプの電圧検出器です。 センス端子と電源入力端子が分離されており、別電源の電圧を監視する事が可能で、電源電圧が0Vまで低下 しても、出力を検出状態に保持する事が可能です。 また、センス端子は高電圧を検出する場合にも適してお り、外付け抵抗で任意の検出、解除電圧設定が可能です。 XC6132/XC6134シリーズは、HYS外部調整端子が付いており、抵抗1本でヒステリシスを任意設定可能で す。車載バッテリーのクランキング時の電圧監視や、電気二重層等の電圧変動の大きな電源に最適な電圧検 出器です。 更にXC6132シリーズは、サージ電圧保護回路を内蔵しています。入力に過電圧が印加された状 USP-6C (1.8x2.0x0.7mm) 態でもICを保護致します。 SALES 特性比較,解除/検出遅延用内部抵抗比 1 XC6132 動作電圧範囲 検出電圧範囲 検出電圧精度 0.8V ~ 2.0V ±1.2%(≧1.5V) ±18mV(<1.5V) XC6133 1.6V ~ 6.0V XC6134 ±50ppm/℃(TYP) 出力形態 CMOS or N-chオープンドレイン 検出時 Hレベル or Lレベル選択 消費電流 ヒステリシス幅 1.28μA ( VIN=1.6V) 1.36μA(VIN=6.0V) VDF×5%(TYP) VDF×0.1%(TYP) VDF×0.1%(TYP) ヒステリシス調整 ヒステリシス調整 マニュアルリセット対応 機能 遅延時間 (解除/検出遅延用内部抵抗比) 検出時“H” A B C D L E F H K M 1.0V ~ 5.0V 0.8V ~ 5.0V ±1.5%(≧3.1V) ±1.2%(≧1.5V) ±18mV(<1.5V) 温度特性 出力論理 タイプ 出力論理 1:0 1:0.125 検出時“H” 検出時“H” 1:1 2:1 検出時“H” 検出時“H” 0.076:1 1:0 1:0.125 1:1 2:1 0.076:1 検出時“L” 検出時“L” 検出時“L” 検出時“L” 検出時“L” 解除遅延/検出遅延設定可能 センス端子機能 サージ対応製品 動作周囲温度 パッケージ センス機能 -40℃ ~ +125℃ USP-6C, SOT-26 SALES 2 抵抗1本でヒステリシスを任意設定 VSEN-HYS端子間に抵抗(R3)を接続する ことでヒステリシスを任意設定可能 解除及び検出遅延時間を外付け容量にて任意に設定可能 従来製品より更に精度及び温度特性が格段にアップ ヒステリシス外部調整 (XC6132/XC6134) XC6133C10DMR-G VIN=3.3V, VSEN=0.9V⇔1.1V Cd=0.1μF, Rp=288kΩ(tDR=20ms) Rn=144kΩ(tDF=10ms) 高電圧検出設定 検出・解除遅延 マニュアルリセット 解除遅延時間 : tDR(ms) 21.0 解除遅延時間 検出遅延時間 20.8 20.6 10.5 10.4 10.3 20.4 10.2 20.2 10.1 20.0 10 19.8 9.9 19.6 9.8 19.4 9.7 19.2 9.6 19.0 検出遅延時間 : tDF(ms) ch 9.5 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 周囲温度 : Ta(℃) www.torex.co.jp August 2015 ●本資料の掲載内容については、予告なく変更することがありますのでご了承下さい。 New Product Leaflet センス端子分離 コンデンサ遅延タイプ電圧検出 XC6132/XC6133/XC6134 Series SALES 3 XC6132 クランプダイオード不要 サージ電圧保護機能 Resistance for hysteresis external adjustment HYS サージ電圧 100V +B VSEN 50V 0ms 400ms 200ms 印加時間 Surge voltage protect circuit 100Vのロードダンプサージが+Bに入力された場合でも、SURGE VOLTAGE PROTECT BLOCK 信号でM1をONすることでVSEN端子を過電圧から保護する事が可能です。 そのため外付けのクランプダイオードが不要となります。 サージ電流+2.5mA(≦200ms)、-2.5mA(≦20ms)を流せます。 SALES 4 XC6132/XC6134 車載バッテリー クランキング時の電圧監視 +B クランキング 12.0V 11.3V エンジンスタート 解除電圧:VDR=VDF+VHYS 検出電圧:VDF 8.75V 6.0V クランキング 内部検出電圧 時間t 1.0V RESETB RESETB端子電圧 (MIN:VSS MAX:VIN) 検出電圧及び解除電圧は抵抗分割で任意の電圧に調整可能 です。更にヒステリシス電圧を抵抗一本で調整することにより、 クランキング時の電圧が大きく降下した場合でも誤検出しない 制御が容易な回路で実現できます。 RESET tDR tDF tDR RESET端子電圧 (MIN:VSS MAX:VIN) 更に検出時Lレベル(RESETB),検出時Hレベル(RESET)が選 べる事で仕様に適した出力形態が選択可能です。 *図例:検出電圧=8.75V(VDF)、解除電圧(VDF+VHYS)=11.3Vに設定 時間t tDR tDF www.torex.co.jp tDR 時間t August 2015 ●本資料の掲載内容については、予告なく変更することがありますのでご了承下さい。