27DSシリーズデータ(243KB

SMC 形同軸コネクタ
27DS Series
準拠規格
使用周波数
DC 〜 1GHz
特性インピーダンス
50 Ω
MIL−PRF−39012
概 要
◆ 27DS シリーズは MIL-PRF-39012 に規定された
SMC 形(Sub Miniature Type C)に準拠して作られたコネクタです。
◆通信機器の小型高密度化に対応可能な極細ケーブル用 50 Ω系のコネクタです。
◆カップリングの推奨締め付けトルクは 24.5 ~ 35.3Ncm です。
仕 様
特性インピーダンス
50 Ω
定格電圧
AC335V(r.m.s.)
耐電圧
AC1,000V(r.m.s.)1 分間
絶縁抵抗
DC500V で 1,000M Ω以上
接触抵抗
6m Ω以下
電圧定在波比
1.2 以下(DC ~ 1GHz)
使用温度範囲
-40 ~ +85℃
※コネクタによっては仕様が異なる場合があります。
ご使用にあたっては納入仕様書にてご確認下さい。
材質/処理
部 品 名
RoHS
Compliant
Compliant
材 質 / 処 理
シェル(ボディ)
銅合金 / Ni めっき又は Au めっき
中心コンタクト(雄)
銅合金/ Au めっき
中心コンタクト(雌)
銅合金 / Au めっき
インシュレータ
四フッ化エチレン
※結線作業は性能を保証するため、当社に依頼願います。
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、及び仕様は参考値です。製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
130108
http://www.ddknet.co.jp
27DS Series
単位:mm
○プラグ
品名
使用ケーブル
φ6
φ4
27DS-P-1.5-CF
27DS-P-196U-CF
1.5D-QEV
1.5D-2V
RG-196A/U
処理
結線
中心
方法
コンタクト
外部導体
クリンプ
工具
Ni
Au
1
CR-H-1101
Ni
Au
1
CR-H-1101
16.3
○ライトアングルプラグ
品名
使用ケーブル
27DS-LP-1.5-CF
1.5D-2V
RG-196A/U
結線
中心
方法
コンタクト
クリンプ
工具
Ni
Au
2
CR-H-1101
Ni
Au
2
CR-H-1101
11.85
φ6.0
27DS-LP-196U-CF
1.5D-QEV
処理
外部導体
φ4
6.35
13.9
○バルクヘッドジャック
φ4
品名
27DS-BJ-1.5-CF
11
(17)
使用ケーブル
1.5D-QEV
1.5D-2V
処理
外部導体
Ni
結線
中心
方法
コンタクト
Au
最大パネル厚:3.0
+0.1
3.2 0
+0.1
1.2 0
+0.1
φ5.2 0
取付参考寸法
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、及び仕様は参考値です。製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
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2
1
クリンプ
工具
CR-H-1101
27DS Series
単位:mm
○レセプタクル
27DS-BR-CF
φ0.6
φ6
品名
外部導体
処理
中心コンタクト
Ni
Au
最大パネル厚:2.8
10.7
(14.9)
+0.1
3.2 0
+0.1
1.2 0
+0.1
φ5.2 0
取付参考寸法
品名
27DS-R-PC-CF
外部導体
処理
中心コンタクト
Ni
最大パネル厚:3.0
4.65
4.65
17.2
17.2
+0.1
+0.1
0
2.54 0.05
5.08 0.1
2.54 0.05
+0.1
+0.1 φ5.2 0
φ5.2 0
5.08 0.1
5-φ1.2
5-φ1.2 0
2.54 0.05
2.54 0.05
5.08 0.1
5.08 0.1
パネル取付穴
パネル取付穴
取付参考寸法
取付参考寸法
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
また、掲載している製品の特性、及び仕様は参考値です。製品を使用する際は、最新の納入仕様書で内容のご確認をお願い致します。
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3
Au
27DS Series
単位:mm
○ 結線方法(1)
①
①外部被覆の除去
A
外部被覆
ケーブルの端面から A 寸法に外部被覆を切り取ります。
外部被覆を取り除く際に、編組に傷をつけたり、
変形させたりしない様に注意して下さい。
編組
フェルール
②フェルールの挿入
②
(1)適用ケーブルが 1.5D-2V、1.5D-QEV の時、フェルー ルは外部被覆の内側に差し込みます。
(2)適用ケーブルが RG-196A/U の時、フェルールはケー フェルール
B
ブルの外部被覆に突きあたるまで挿入します。
C
③ケーブルの編組をときほぐして伸ばし、折り返してフェルー
③
中心導体
(予備はんだ)
B
C
ルの外側をおおう程度にして切りそろえます。
次に寸法 B、C(口出し寸法一覧表参照)となるように、ケー
ブルの絶縁体を中心導体が傷付かないようにして切り除きま
す。
中心導体
中心導体に予備はんだ付けします。
(予備はんだ)
絶縁体
④
はんだ付け
ケーブルの中心導体に予備はんだ付けした後、中心コンタク
トに挿入してはんだ付けします。
コンタクト
熱収縮チューブ
隙間のないこと
ダイス:B
⑤
④中心コンタクトのはんだ付け
●この時ケーブルの絶縁体と中心コンタクトの間にすきまのな
いようにし、又、過熱して絶縁体を溶かさない様に注意し、
外周の余分なはんだをきれいに取り除き、熱収縮チューブ
を通します。
ケーブル組立
⑤このように組立てたものをボディ組立の中へ突き当たるまで
挿入し、中心コンタクトの位置を確かめます。
ボディ組立端面
ボディ組立
次に専用工具を用いて左図のようにボディ組立端面をダイス
端面に合わせクリンプします。
⑥最後にケーブル取付け部を保護するため、左図のように
⑥
熱収縮チューブをかぶせ、加熱して固定して下さい。
熱収縮チューブ
■ 口出し寸法一覧表
品名
0
A
B
C -0.4
27DS-P-1.5-CF
6.4
2.4
1.6
27DS-P-196U-CF
5.4
2.4
1.6
27DS-BJ-1.5-CF
8.0
2.4
2.4
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
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4
27DS Series
単位:mm
○ 結線方法(2)
①
外部被覆
①外部被覆の除去
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ケーブルの端面から図示寸法に外部被覆を切り取ります。
外部被覆を取り除く際に、編組に傷をつけたり、変形させた
りしない様に注意して下さい。
編組
②
フェルール
②フェルールの挿入
(1)適用ケーブルが 1.5D-2V、1.5D-QEV の時、フェルー ルは外部被覆の内側に差し込みます。
フェルール
(2)適用ケーブルが RG-196A/U の時、フェルールはケー ブルの外部被覆に突きあたるまで挿入します。
③
2.5
③ケーブルの編組をときほぐして伸ばし、折り返してフェルー
中心導体
ルの外側をおおう程度にして切りそろえます。
次に左記寸法となるように、ケーブルの絶縁体を中心導体が
傷付かないようにして切り除きます。
2.5
中心導体
④まず熱収縮チューブをケーブルに通しておき、ケーブルの
中心導体の先端をコネクタ本体の穴に通して、フェルールに
⑤
④
インシュレータ①
編組をかぶせた部分をコネクタ本体の中に突き当たるまで
挿入し、専用工具を用いて前記と同じようにクリンプします。
ハンダ付け
⑤インシュレータ①をケーブルの中心導体に通してコネクタ
の中に挿入し、そのインシュレータ①の切欠きがケーブル
の絶縁体にはまるようにします。
中心導体の先端を引張ってゆるみのないことを確かめ、
はんだ付部の長さが 1.5mm の寸法になるように先端を
切り取り、予備はんだ付けをします。次に中心コンタクト
⑥
インシュレータ②
を挿し込み、インシュレータ①にすきまなく突き当たるよう
に注意して、はんだ付けを行います。
⑥インシュレータ②をコンタクトに通し、その上に結合部本体
をネジ込み、スパナで固く締め付けます。
熱収縮チューブ
最後に熱収縮チューブを左図のようにかぶせ、加熱して固定
します。
◎このカタログの仕様等は、改良等で予告なく変更することがありますので、ご了承願います。
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