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ブレーキユニット
目次
■ ブレーキユニットの概要
■ 機種別製品情報
C-30
C-32
C-33
ブレーキユニット
スピードコントローラ
ブレーキユニットの概要
無接点ブレーキユニット MB48Xタイプ
■特長
● メンテナンスフリー
ブレーキユニット
無接点化によりメンテナンスフリーを実現しました。
● モータ容量がワイドに対応できます
1 Wから90 Wまで対応でき、ブレーキ抵抗が不用で配線
作業が簡単です。
ブレーキユニットの概要
● モータを瞬時に停止させるための電気ブレーキ装置です。
● 無接点ブレーキユニット MB48Xタイプと有接点ブレーキユニット SDタイプ、EXタイプがあります。
● MB48Xタイプは、1機種のブレーキユニットでインダクションモータ、レバーシブルモータ、電磁ブレーキ付単相モータの
3種類に対応しております。
● MB48Xタイプは、入力電源が単相100 V∼単相230 Vのワイドレンジに対応しております。 ● 有接点ブレーキユニットでは三相モータも使用可能です。
● 盤設計が標準化できます
● 電気ブレーキの調整が容易になりました
ブレーキ時間、ブレーキトルクが無段階に調整でき、ブレーキ
抵抗も不要です。
索 引
品番の読み方
■ 無接点ブレーキユニット MB48Xタイプ
DVMB 48 X Z
サイズ
オプション
DINサイズ寸法で制御盤の設計ができます。
モータタイプ
■ 各部の名称とはたらき
名 称
電圧
①
● □48 mm
● Z:単相AC100 V∼単相AC230 V
● X:インダクションモータ、レバーシブルモータ、電磁ブレーキ付モータ
⑤
②
④
● 無接点ブレーキユニット
①
CW ランプ
②
CCW ランプ
③
③
⑥
はたらき
E_BRAKE ランプ
M_BRAKE
④
RELEASE ランプ
ブレーキ時間
⑤
調整ボリューム
ブレーキトルク
⑥
調整ボリューム
モータ出力軸が CW 方向(時計方向)に回転中であることを点灯して表
示します。
モータ出力軸が CCW 方向(反時計方向)に回転中であることを点灯して
表示します。
電気ブレーキが動作中であることを点灯して表示します。
電磁ブレーキが通電されてブレーキが解除中であることを点灯して表示し
ます。
負荷の慣性に応じて電気ブレーキの動作時間を調整します。
右に回すほどブレーキトルクが大きくなります。
(40 W 以上のモータは目盛の黒塗りの範囲でトルクを調整してください。)
■ 仕様
■ 有接点ブレーキユニット SDタイプ、EXタイプ
電圧
基本仕様
DZ9 1 02
タイプ
● 1:単相100 V
2:単相200 V
3:三相200 V
● 有接点ブレーキユニット
● 02:SDタイプ
13:EXタイプ
基
適
定
格
電
圧
電源電圧変動許容範囲
電 源 周 波 数
制 御 入 力 電 圧
制 御 オ フ 電 圧
使 用 周 囲 温 度
使 用 周 囲 湿 度
標
高
振
動
保 存 温 度・ 湿 度
本
用
機
モ
ー
能
タ
ブレーキ時間設定範囲
ブレーキトルク調整機能
保
護
等
級
質
量
DVMB48XZ
単相 AC100 V ~ AC230 V
±10 %
50 Hz/60 Hz
DC24 V(±10 %)
DC3 V以上
-10 ℃~+40 ℃(凍結のないこと)*1
相対湿度 20 %~ 85 %RH(結露のないこと)
1000 m以下
5.9 m/s2 以下(10 Hz ~ 60 Hz)
常温*2、常湿
運転/停止、正逆運転(同一配線での正逆運転 *3)、
電気ブレーキによる瞬時停止、電磁ブレーキ制御
インダクションモータ、レバーシブルモータ、電磁ブレーキ付単相モータ
1 W 〜 90 W *4
0.2 秒~ 2.0 秒の範囲で無段階調整
無段階調整
IP20 相当
130 g
*1: 周囲温度はブレーキユニット本体よ
り 5 cm 離れたところの温度です。
*2: 輸送中などの短時間許容できる保存
温度は−20 ℃〜 60 ℃(凍結なき
こと)です。
*3: インダクションモータ(国内仕様)
を除く。
*4: □ 42 mm サイズのギヤ付きモータ
には適用できません。 注)
1. 電気ブレーキには、保持力がありません。
2. 保持力の必要な場合は、弊社製品の電磁
ブレーキ付モータを使用してください。
3. 特に大きな慣性の負荷を制動するとき、
モータ軸およびギヤの強度または寿命が
問題になる場合がありますので、弊社に
お問い合わせください。
4. 小形ギヤードモータ以外を使用するとき
は、お問い合わせください。
■ 外形寸法図
□48
5.5
69.2
14.5
単位 mm
□44.5
・MB48X タイプの接続用 DIN 端子台、
キャップは別売です。
(推奨端子台はD-5ページを参照ください。)
※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。
C-32
C-33
スピードコントローラ
ブレーキユニット
無接点ブレーキユニット MB48Xタイプ
タイプ
■ 基本電気配線
● インダクションモータ
(国内仕様)CW 運転
定格電圧
を入力
2
MCCB
白
茶
灰
1
モータ
黒
11
ブレーキ
ユニット
5
6
7
DC 24 V
(制御電源)
ON :CW 運転
OFF :停止
7番ピンは使用しない
E_BRAKE
ON :停止時電気ブレーキあり
OFF :停止時電気ブレーキなし
ピン番号
E_BRAKE 入力信号
ON
動作内容
CW
運転
:電気ブレーキ動作
CCW
● 電磁ブレーキ付き単相モータ
ON
停止
制動
定格電圧
を入力
2
MCCB
注)
1. 1台のモータには、1台のブレーキユニットを使用してください。
2. 太い実線は、主回路を示します。0.5 mm2以上の電線を使用
してください。
3. ピン番号3・4・7・9には、何も接続しないでください。
(内部回路と絶縁されておりません)
4. この配線例では、モータの回転方向はモータ出力軸側から見
て時計方向(CW)
です。
ギヤヘッド出力軸の回転方向は、減速比によっては逆方向にな
るものがありますので注意してください。
5. モータ運転時、CWランプが点灯します。
灰
黒
11
ブレーキ
ユニット
黄
黄
3
9
5
6
7
8
4
10
CCW
定格電圧
を入力
2
MCCB
白
灰
黒
1
モータ
コンデンサ
ブレーキ
ユニット
5
6
7
8
DC 24 V
(制御電源)
6番ピンは使用しない
CCW
ON :CCW 運転
OFF :停止
E_BRAKE
ON :停止時電気ブレーキあり
OFF :停止時電気ブレーキなし
ピン番号
● インダクションモータ
(海外規格対応仕様)、
レバーシブルモータ
CCW
10
定格電圧
を入力
2
CW
MCCB
1
灰
コンデンサ
ブレーキ
ユニット
5
6
7
8
ピン番号
モータ
黒
DC 24 V
ON :CW 運転
(制御電源)
OFF :停止
ON :CCW 運転
CCW
OFF :停止
ON :停止時電気ブレーキあり
E_BRAKE
OFF :停止時電気ブレーキなし
CW
停止
■ 実態配線図
CCW
運転
フリーラン
制動
注)
1. 1台のモータには、1台のブレーキユニットを使用してください。
2. 太い実線は、主回路を示します。0.5 mm2以上の電線を使用
してください。
3. ピン番号3・4・6・9には、何も接続しないでください。
(内部回路と絶縁されておりません)
4. この配線例では、モータの回転方向はモータ出力軸側から見
て反時計方向(CCW)
です。
ギヤヘッド出力軸の回転方向は、減速比によっては逆方向にな
るものがありますので注意してください。
5. モータ運転時、CCWランプが点灯します。
CW 入力信号
電源 100 V系:単相AC100 V∼120 V
200 V系:単相AC200 V∼230 V
CW
:電気ブレーキ動作
電磁
ブレーキ
CW
CCW
運転
:電磁ブレーキ動作
停止
制動
運転
停止
運転
制動
フリーラン
注)
1. 1台のモータには、1台のブレーキユニットを使用してください。
2. 太い実線は、主回路を示します。0.5 mm 2 以上の電線を使
用してください。
3. CW運転信号とCCW運転信号を同時に入力しないでください。
モータは回転しませんが、過大な電流が流れ、焼損する場合
があります。
4. 電気ブレーキ動作中に、回転方向の切替および運転指令を
入力しないでください。
5. 時計方向(CW)、反時計方向(CCW)はモータ出力軸側から
見たモータ軸の回転方向です。ギヤヘッドの出力軸は、減速
比によっては逆方向になるものがありますので注意してくだ
さい。
コントローラ
(お客様ご用意)
コントローラ側への配線は「■ 基本電気配線」を
ご参照ください。
配線用遮断器(MCCB):5 A
<お願い>
電源には漏電遮断器を必ず設置
してください。
8
7
6
5
ノイズフィルタ
DV0P4170
(オプション)
ON
ON
ON
CCW 入力信号
E_BRAKE 入力信号
ON
動作内容
CW
運転
制動
CW
CCW
停止
運転
制動
停止
運転
フリーラン
注)
1. 1台のモータには、1台のブレーキユニットを使用してください。
2. 太い実線は、主回路を示します。0.5 mm2以上の電線を使用し
てください。
3. CW運転信号とCCW運転信号を同時に入力しないでください。
モータは回転しませんが、過大な電流が流れ、焼損する場合が
あります。
4. 電気ブレーキ動作中に、回転方向の切替および運転指令を入
力しないでください。
5. ピン番号3・4・9には、何も接続しないでください。
(内部回路と絶縁されておりません)
6. 時計方向(CW)、反時計方向(CCW)はモータ出力軸側から見
たモータ軸の回転方向です。 ギヤヘッドの出力軸は、減速比に
よっては逆方向になるものがありますので注意してください。
7. インダクションモータの場合、回転方向の切り替えはモータが
停止してから実施してください。
※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。
C-34
ON
CCW
運転
:電気ブレーキ動作
:電気ブレーキ動作
白
11
ON
ON
動作内容
茶
11
CCW 入力信号
E_BRAKE 入力信号
ON
動作内容
モータ
DC 24 V
ON :CW 運転
(制御電源)
OFF :停止
ON :CCW 運転
CCW
OFF :停止
ON :停止時電気ブレーキあり
E_BRAKE
OFF :停止時電気ブレーキなし
ON :電磁ブレーキ強制解除
M_BRAKE RELEASE
OFF :電磁ブレーキ運転時解除
CW
ON
E_BRAKE 入力信号
コンデンサ
ピン番号
● インダクションモータ
(国内仕様)CCW 運転
ON
ON
M_BRAKE REREASE
入力信号
白
1
フリーラン
ON
CCW 入力信号
10
CW
運転
CW 入力信号
CW
索 引
8
CW
ON
オプション
コンデンサ
CW 入力信号
ブレーキユニット
10
CW
サージアブソーバ
DV0P4190
(オプション)
10
アース端子は必ず接地してください。
D種接地(100 Ω以下:ø1.6 mm以上)
してください。
コンデンサキャップ
国内仕様(オプション)
海外規格対応仕様(モータに付属)
コンデンサ(モータに付属)
コンデンサへの接続方法は、
モータの取扱説明書を
ご参照ください。
11
(端子台は別売)
1
2
(黒)
(灰)
(白)
モータ
(別売)
アース端子は必ず接地してください。
D種接地(100 Ω以下:ø1.6 mm以上)
してください。
締め付けトルク:1.0 N・m∼1.5 N・m
※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。
C-35
有接点ブレーキユニット SD タイプ、EX タイプ
● ブレーキユニットはモータを瞬時停止させるための電気ブレー
■特長
● SDタイプ
● EXタイプ
■ 各部の名称とはたらき
インダクションモータ
レバーシブルモータ
定格電圧
DZ9102
単相100 V
○
DZ9202
DZ9302
DZ9113
DZ9213
○
単相200 V
三相モータ
EXタイプ
○
○
三相200 V
○
■ 仕 様
● SDタイプ
● EXタイプ
品番
特性
定 格 電 圧
DZ9102
DZ9202
単相100 V
品番
特性
定 格 電 圧
DZ9302
単相200 V
三相200 V
DZ9213
DZ9113
単相200 V
単相100 V
電 源 周 波 数
50 Hz/60 Hz
電 源 周 波 数
許 容 電 流
運転電流3 A
許 容 電 流
運転電流3 A
適 用 モ ー タ
3 W∼90 W(□42 mmギヤ付きは不適用)
適 用 モ ー タ
3 W∼90 W(□42 mmギヤ付きは不適用)
制 動 方 式 一定時間モータに電気ブレーキ電流を流し制動する
索 引
SD タイプ
1. 電気信号による制御が可能。
電気信号による
「運転」
「瞬時停止」
「情走停止」
が制御できま
す。
2. 電気ブレーキ動作時間の調整が可能。
0.1秒 - 2秒の範囲で最適な動作時間を選ぶことができます。
3.「運転」
「瞬時停止」の表示ランプを装備。
SDタイプ
オプション
1. 小形8Pプラグイン方式
2. 市販のSSR(無接点リレー)
との併用が可能。
SSRと併用することにより、電気信号により
「運転」
「瞬時停
止」
が制御できます。
3. 電気ブレーキ動作時間は標準値0.5秒です。
■ 機種構成と適応モータ
ブレーキユニット
キ装置です。
● 電気ブレーキのため長寿命でインチング動作も可能です。
EX タイプ
スピードコントローラ
ブレーキユニット
50 Hz/60 Hz
制 動 方 式 一定時間モータに電気ブレーキ電流を流し制動する
電気ブレーキ時間
0.5秒(標準値)
電気ブレーキ時間
最大2秒可変(標準値)
使用周囲温度
−10 ℃∼50 ℃
使用周囲温度
−10 ℃∼50 ℃
保 存 温 度
−10 ℃∼60 ℃
保 存 温 度
−10 ℃∼60 ℃
[注]
1. 電気ブレーキには、保持力がありません。
2. 保持力の必要な場合は、弊社製品の電磁ブレーキ付モータを使用してください。
3. 特に大きな慣性の負荷を制動するとき、モータ軸およびギヤの強度または寿命が問題になる場合がありますので、弊社にお問い合わせください。
4. 小形ギヤードモータ以外を使用するときは、お問い合わせください。
5. ギヤヘッド品番のM4G□Fを使用するとき、ブレーキユニットを使用することはできません。
●ブレーキ時間調整ボリューム
最大2秒(標準値)まで可変でき
ます。ブレーキ電流通電時間を長
■ 外形寸法図
くするとモータの温度上昇も高く
なりますので、停止可能でできる
SDタイプ
だけ短く調整してください。
DZ9102
61
VOLTAGE AC100V
FREO.
電気ブレーキ電流通電時のみ点灯
●運転ランプ
運転時(RUN)点灯します。
AC100V
14.2
3Amax
DZ9113
EXタイプ
93.5
50/60Hz
50
します。(赤色)
CURRENT
14.2
1ø
36
SDタイプ
59
PHASE
59
●ブレーキランプ
50
MODEL
EXタイプ
36
単位 mm
単位 mm
(緑色)
付属品
4
3.5
0.7
(7.5)
5
8.9
3.0
ø3.8
6.0
33
● 制動用外部抵抗器(DZ9302のみ)
14.0 10.5-1.5
● ソケット
(SD・EX共通)
12.0
L
単位 mm
※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。
C-36
(ø2.5)
9.0
(2.2)
0.8 10.5
8
1
ø28.5
49
6
2
5.2
0.5
7
38
4
33±3.0
5
3
0.6
単位 mm
※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。
C-37
有接点ブレーキユニット SD タイプ
2
● この電気配線図では太い実線は主回路を示します。0.75 mm(AWG18)
以上の電線を使用してください。
2
細い実線は信号回路を示します。0.3 mm(AWG22)以上の電線を使用してください。
■ DZ9102・DZ9202の基本電気配線(インダクションモータ)
■ DZ9102・DZ9202の基本電気配線(レバーシブルモータ)
SW1 MCCB
1
定格電圧
を入力
2
RUN
SW2
3
SW2
R1
C1
DZ9202
のとき結線
SW3
電 気
ブレーキ
白
茶
制動
運転
2
ON
BRAKE
RUN
RUN
BRAKE
RUN
RUN
BRAKE
R2
T1
T1
ピン番号
100 V電源の場合
0Ω
30 Ω
(100 W程度)
200 V電源の場合
0Ω
100 Ω
(100 W程度)
制御信号による運転
SSR
SW1 MCCB
1
2
DZ9202
のとき結線
6
7
8
灰
黒
R2
R5
Vcc
Ry3
DZ9202
のとき結線
6
茶
R2
モータ
RUN
INPUT
R5
白
LOAD
茶
灰
R2
Vcc
RUN
BRAKE
[注]
1. 直流電源Vccが4.5 V∼6 VまではR5=0 Ωで使用してください。
6 V以上で使用するときには、下記によりR5を挿入してください。
またVccのリップルは5 %以内におさえてください。
制動
制動
(内部抵抗220 Ω)
運転
運転
Vcc − 6 V
SW1
ON
●R5の計算式 R5= at If=15 mA∼20 mA
If
Vo
BRAKE
BRAKE
RUN
RUN
●例 Vcc=24 V If=20 mAとする
24−6
R5= =900 Ω≒1 kΩ
20×10−3
2. SSRの取扱上の注意事項(無接点リレーメーカのカタログ等)も参照してください。
※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。
RUN
BRAKE
RUN
RUN
CW
CW
CCW
T1
コンデンサ
T1
SW1・SW2 100V 電源の場合
AC125 V 5 A以上
SW4・SW5 200V 電源の場合
AC250 V 5 A以上
SW3
軸側より見た回転方向
CW
時計方向
CCW
反時計方向
DC10 V 10 mA
R1+C1
DV0P008A オプション
モータ
25 W以下
40 W以上
0Ω
30 Ω(100 W程度)
100 V電源の場合
R2
[注]
200 V電源の場合
0Ω
1. SW2(SW4)・SW3をRUNからBRAKEにすると、
制動(電気ブレーキ)が約0.5秒間(T1)動作しモータが急速停止します。
2. SW2・SW4を同時にRUNにしないでください。
3. 電気ブレーキ動作中(T1)はRUNにしないでください。
4. DZ9202の場合、電気ブレーキ動作中(T1)はSW5を切り替えないでください。
5. R2の容量は起動停止の頻度によって変わりますので、温度上昇を確認の上、選定してください。
100 Ω(100 W程度)
制御信号による運転
SW1 MCCB
1
2
DZ9202
のとき結線
Ry4
R1
C1
6
Ry5
Ry4 Ry5
4
5
定格電圧
を入力
R6
Ry5
Vocw
Vocw
R2
Vcc
BRAKE
4
R5
5
If
ピン番号
LOAD
INPUT
LOAD
白
R2
8
Vcc
SSR
灰
7
モータ
黒
コンデンサ
Ry4
AC100 V
SSR
INPUT
灰
R5
SW1 MCCB
1
2
C1
R2
R2
If
● 無接点リレー(SSR)
を用いる場合
(DZ9202では使用できません)
R1
白
ピン番号
コンデンサ
RUN
RUN
灰
RUN
Vo
ピン番号
CCW
R2
8
モータ
BRAKE
BRAKE
SW5
モータ
R2
7
If
Vo
BRAKE
定格電圧
を入力
RUN
電 気
ブレーキ
CW
黒
8
5
SSR
R2
7
4
コンデンサ
SW1 MCCB
2
白
C1
AQ‐J ソリッドステートリレー 負荷電流10 Aタイプ
パナソニック
(株)製 相当
1
CW
R1
Ry3
定格電圧
を入力
白
● パワーリレーを用いる場合
● 無接点リレー(SSR)
を用いる場合
RY3 HCリレー パナソニック
(株)製 相当
SW3
25 W以下 40 W以上
[注]
1. SW2・SW3をRUNからBRAKEにすると、制動(電気ブレーキ)が約0.5秒間(T1)動作しモータが急速停止します。
2. SW2・SW3は同時に切り替えてください。
3. R2の容量は起動停止の頻度によって変わりますので、温度上昇を確認の上、選定してください。
● パワーリレーを用いる場合
SW4
C1
DV0P008A オプション
モータ
R2
R1
DC10 V 10 mA
R1+C1
● この配線では、モータの回転方向は軸側より見て時計方向
(CW)です。反時計方向(CCW)にする場合は、茶と灰の
リード線を入れ替えてください。
C1
RUN
SW4
黒
SW2 200 V電源の場合 AC250 V 5 A以上
コンデンサ
BRAKE
ON
SW2
SW5
CW
8
SW3
R1
RUN
制動
運転
SW1
CW
SW2
DZ9202
のとき結線
SW1 100 V電源の場合 AC125 V 5 A以上
R2
RUN
BRAKE
制動
運転
定格電圧
を入力
索 引
灰
ピン番号
C-38
3
6
モータ
黒
8
ピン番号
SW3
7
7
5
BRAKE
BRAKE
6
4
SW1 MCCB
1
オプション
BRAKE
制動
SW1
CW
RUN
SW3
運転
ブレーキユニット
2
● この電気配線図では太い実線は主回路を示します。0.75 mm(AWG18)
以上の電線を使用してください。
2
細い実線は信号回路を示します。0.3 mm(AWG22)以上の電線を使用してください。
BRAKE
スピードコントローラ
ブレーキユニット
黒
モータ
R6
コンデンサ
Vocw
Voccw
RUN
BRAKE
[注]
1. 直流電源Vccが4.5 V∼6 VまではR5=0 Ωで使用してください。
AQ‐J ソリッドステートリレー 負荷電流10 Aタイプ
6 V以上で使用するときには、インダクションモータと同様にR5を挿 SSR パナソニック
(株)製 相当
入してください。またVccのリップルは5 %以内におさえてください。
R6 10 Ω
(内部抵抗220 Ω)
2. Ry4・Ry5は接点の定格電圧が電源電圧の2倍以上・定格電流が3 A
制動
制動
運転
運転
以上のリレーまたは電磁接触器を使用してください。
SW1
ON
3. VocwとVoccwを同時にRUNにしないでください。
Vocw
BRAKE
RUN
RUN
4. リレーやSSR、コンデンサが破損する場合がありますので、抵抗R6を
Voccw
BRAKE
BRAKE
RUN
使用してください。この抵抗には100 Vの場合、90 W;2 A, 60 W;
電 気
1.7 A, 40 W;1 A, 25 W; 0.6 A, 15 W; 0.4 Aの電流が流れます。
ブレーキ
T1
T1
5. SSRの取扱上の注意事項(無接点リレーメーカのカタログ等)も参照
してください。
※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。
C-39
有接点ブレーキユニット SD タイプ
ブレーキユニット
有接点ブレーキユニット EX タイプ
2
● この電気配線図では太い実線は主回路を示します。0.75 mm(AWG18)
以上の電線を使用してください。
2
細い実線は信号回路を示します。0.3 mm(AWG22)以上の電線を使用してください。
■ DZ9302の基本電気配線(三相モータ)
■ DZ9113・DZ9213の基本電気配線(一方向運転+制動)
SW1 MCCB S
3ø
AC200 V
T
BRAKE
R
RUN
SW3
BRAKE
R1 BRAKE
RUN
3
6
R4
RUN
SW4
C1
SW5
白
Ry3
BRAKE
モータ
黒
3
6
C1
灰
7
BRAKE
Ry2
C1
Ry1 Ry2
R1
AC250 V 10 A以上
SW4・SW5
SW3
R1+C1
R4
付 属 品
制動
運転
制動
運転
SW1
SW2
SW4 SW5
RUN
BRAKE
RUN
SW3
RUN
BRAKE
RUN
灰
AC250 V 10 A以上
RY1・RY2
HLリレー パナソニック
(株)製 相当
RY3
制動
運転
T1
T1
[注]
1. SW2・SW3・SW4・SW5をRUNからBRAKEにすると、
制動
(電気ブレーキ)
が約0.5秒間(T1)動作しモータが急速停止
します。
2. 電気ブレーキ動作中(T1)
はRUNにしないでください。
3. SW2・SW4・SW5には、瞬時に大きい電流が流れる場合があ
りますので、10 A以上のスイッチを使用してください。スイッ
チの代りにリレーを使用する場合は、HLリレー:パナソニック
(株)製 相当を使用してください。
RUN
Ry2
ON
ON
Ry3
ON
ON
BRAKE
Ry1
RUN
BRAKE
ON
電 気
ブレーキ
ON
T1
1
2
6
T
R
R4
Ry1
R1
C1
Ry1
7
4
5
ピン番号
R1
Ry1
白
C1
黒
灰
R5
Ry1
CW
C1
R1
Vcc
If
Vo
RUN
BRAKE
3ø
AC200 V
モータ
HLリレー パナソニック
(株)製 相当
運転
SW1
Vo
C-40
制動
ON
RUN
BRAKE
BRAKE
RUN
R2
25 W 以下
40 W以上
100 V電源の場合
0Ω
30 Ω(100 W程度)
200 V電源の場合
0Ω
100 Ω(100 W程度)
[注]
1. 直流電源Vccが4.5 V∼6 VまではR7=0 Ωで使用してくださ
い。6 V以上で使用するときには、下記によりR7を挿入してくだ
さい。またVccのリップルは5 %以内におさえてください。
(内部抵抗90 Ω)
Vcc(MIN) − 6 V
●R7の計算式 R7= at If=32 mA∼45 mA
If
2. R2の容量は起動停止の頻度によって変わりますので、温度上昇
を確認の上選定してください。
AC100 V
SSR
白
R2
7
R6
4
Vcc
R7
5
R6
灰
R2
8
黒
モータ
コンデンサ
If
Voccw
Vocw
RUN
BRAKE
RUN
R7
6
If
ピン番号
運転
制動
運転
SW1
Vocw
Voccw
電 気
ブレーキ
制動
ON
BRAKE
RUN
BRAKE
RUN
T1
モータ
SSR
LOAD
INPUT
BRAKE
●例 Vcc=24 V If=20 mAとする
24−6
R5= =900 Ω≒1 kΩ
20×10−3
AC250 V 5 A以上
モータ
MCCB
SW1
3
2
1
RUN
200 V電源の場合
■ DZ9113の応用電気配線(正逆運転+制動)
制動
運転
[注]
1. 直流電源Vccが4.5 V∼6 VまではR5=0 Ωで使用してくだ
さい。6 V以上で使用するときには、下記によりR5を挿入して
ください。またVccのリップルは5 %以内におさえてください。
(内部抵抗220 Ω)
Vcc − 6 V
●R5の計算式 R5= at If=15 mA∼20 mA
If
※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。
BRAKE
RUN
AC125 V 5 A以上
●例 Vcc (MIN)=12 V If=40 mAとする
12−6
R7= =150 Ω
40×10−3
制動
運転
ON
T1
[注]
Ry1とRy2共にインターロックをとって同時に「ON」
しないようにしてください。
SW1 MCCB S
RUN
Vo
ON
SW6
RY1
Vcc
制動
100 V電源の場合
コンデンサ
BRAKE
Vo
制動
運転
制御信号による運転
● パワーリレーを用いる場合
モータ
If
SW1
ツイン接点または金接点リレー
BRAKE
黒
If
運転
付 属 品
SW1
電 気
ブレーキ
R7
DV0P008A オプション
R4
R2
ピン番号
SW1・SW6
R1+C1
ON
灰
R7
6
ピン番号
DV0P008A オプション
4
5
7
DC10 V 10 mA
モータ
黒
C1
R2
DZ9113のとき
結線
1
SW1
茶
索 引
Ry1
7
8
C1
白
Ry3 Ry2 Ry1
SW1・SW2
CW
R1
白
DZ9213のとき
結線
T 3ø
R AC200 V
SW6
RUN
R1
Ry1
Ry2
R4
Ry2
ピン番号
CW
SW1 MCCB S
1
2
C1
R1
RUN
CW
R1
● この配線では、モータの回転方向は軸側より見て
時計方向(CW)です。反時計方向(CCW)にする
場合は、茶と灰のリード線を入れ替えてください。
定格電圧
を入力
2
オプション
SW2
● インチング頻度が高い場合
SW2,SW5の火花が大きい場合、次の配線を推奨
します。 MCCB
SW1
3
ブレーキユニット
2
● この電気配線図では太い実線は主回路を示します。0.75 mm(AWG18)
以上の電線を使用してください。
2
細い実線は信号回路を示します。0.3 mm(AWG22)以上の電線を使用してください。
1
2
スピードコントローラ
ブレーキユニット
RUN
BRAKE
単相100 V
レバーシブルモータ
AQ‐J ソリッドステートリレー 負荷電流10 Aタイプ
パナソニック
(株)製 相当
10 Ω
[注]
1. R2・SW1などは基本電気配線を参照してください。
2. SSRの取扱上の注意事項(無接点リレーメーカのカタロ
グなど)も参照してください。
3. SSRの定格電圧は、電源電圧の2倍の定格のものを、ま
たサージオン電流が100 A以上の定格のものを使用して
ください。
4. SSRおよびコンデンサ保護のため抵抗R6を使用してくだ
さい。なおこの抵抗には、90 W;2 A, 60 W;0.7 A,
40 W;1 A, 25 W;0.6 A, 15 W;0.4 Aの電流が
流れますので、その温度上昇を確認の上、容量を選定願い
ます。
5. 電気ブレーキ動作中(T1)に、モータを起動させないで
ください。
6. VocwとVoccwを同時にRUNにしないでください。
7. Vccおよび抵抗R7は「一方向運転+制動」の内容に準
じます。
T1
※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。
C-41
ブレーキユニット
有接点ブレーキユニット EX タイプ
■ DZ9113・DZ9213の惰走停止について
● 惰走停止電気配線図
● 動作内容
R7
5
R7
6
If
Vo
If
V1
Vo
RUN
V1
FREE RUN
動作内容
RUN
RUN
BRAKE
STOP
停止
ピン番号
RUN
BRAKE
STOP
停止
制動
フリーラン
:電気ブレーキ動作
[注] 1.ピン番号6への入力電圧V1のON/OFFにより惰走・制動の切替ができます。
2.R7は、DZ9113・DZ9213の基本電気配線(一方向+制動)をご参照ください。
3.その他配線は、目的に応じて対応する電気配線図を参照してください。
ブレーキユニット
有接点ブレーキユニット SD タイプ、EX タイプ
2
● この電気配線図では太い実線は主回路を示します。0.75 mm(AWG18)
以上の電線を使用してください。
2
細い実線は信号回路を示します。0.3 mm(AWG22)
以上の電線を使用してください。
■ 無接点信号入力駆動法
■ 固定抵抗(R2)の容量について
300
● 内部等価回路は次のようになっています。
TTLやMOSICで無接点信号入力駆動する場
合に参考にしてください。
220 Ω
5
250
抵抗器の必要容量
4
大電力形
固定抵抗器
300 W
200
200 W
電源AC200 Vの場合
R2=100 Ω(AC200 V半波)
1秒ON 秒OFFサイクル
150
120 W
(W) 100
100 W
80 W
SDタイプ
60 W
50
電源AC100 Vの場合
4
R2=30 Ω(AC100 V半波)
1秒ON 秒OFFサイクル
制御回路
0
0
2
4
LED
150 Ω 220 Ω
8
10 12 14 16 18 20
5
[注]
上記のカーブは、抵抗器の表面温度を200 ℃以下にするための断
続サイクルの平均電力WRを大電力形固定抵抗器で負荷率35 %と
して下記の条件で計算した考え方の目安です。
負荷率=35 % ON時間(ブレーキ時間)=1秒固定
① 電源AC100 Vの場合 WR=476/(Toff+1)
② 電源AC200 Vの場合 WR=571/(Toff+1)
〈例〉電源AC100 Vで10秒運転、5秒停止、
ブレーキ時間1秒の場合
WR=476/〔(10+5+1)+1〕=31.7 W
※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。
C-42
6
40 W
OFF時間(秒)
6
EXタイプ
150 W