スピードコントローラ 目次 ■ スピードコントローラの概要 ■ 機種一覧 ■ 機種別製品情報 C- 2 C- 4 C- 6 スピードコントローラの概要 スピードコントローラの概要 ■ ユニットタイプコントローラ ● 小形ギヤードモータを可変速で使用するときに用いるコントローラです。 ● 用途形状により次の3種類に分けられます。 MUSN 8 25 G L サイズ 1. セパレートタイプスピードコントローラ 2. ユニットタイプコントローラ 3. μインバータ 出力 軸形状 最も基本的なコントローラです。 モータとセットで販売。コネクタによるワンタッチ接続のコントローラです。 三相モータを可変速するコントローラです。 ● G:歯切軸 ● 6:□60 7:□70 8:□80 9:□90 品番の読み方 ■ セパレートタイプスピードコントローラ mm mm mm mm ● MGSDタイプ ● MUSN :USシリーズ MUXN :UXシリーズ MGSD B 2 軸形状 ● 6: 6 15:15 25:25 40:40 60:60 90:90 ● L :100 V Y:200 V W W W W W W 出力 入力電源 ● 1:単相 AC100 V∼120 V 2:単相 AC200 V∼240 V A B ● シリーズ名 100 V 200 V ■μインバータ M1G 4A 1 V1X 3 W∼40 W 60 W∼90 W モータ出力 6 W∼90 W 電圧 ● シリーズ名 形状 ● ボリューム付 ● 電源電圧仕様 1:単相AC100 V∼110 V 50 Hz/60 Hz 2:単相AC200 V∼230 V 50 Hz/60 Hz ● EXタイプ DV 11 31 電圧 ● 適応モータ出力 4A :25 W、40 W 9A :60 W、90 W 記号 記 号 ● 11:100 V 12:200 V タイプ 31 32 34 適用モータ出力 100 V 3 W∼10 W EX 15 W∼40 W 60 W∼90 W 200 V 6 W∼20 W − 25 W∼90 W ● スピードコントローラ C-2 C-3 スピードコントローラ機種一覧 ■モータとスピードコントローラの組み合わせ モータ サイズ 出力 (mm) (W) 認定規格 □60 3 6 10 15 25 40 90 (W) 認定規格 □60 3 6 スピードコントローラ (V) MGSDタイプ EXタイプ ----- M6RX4GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1131 ----- M6RX6GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1131 200 MGSDB2 ★ DV1231 M6RX6GV4LG 100 MGSDA1 ★ ----- M6RX6GV4DG 110/115 MGSDA1 ★ ----- ----- M6RX6GV4YG 200 MGSDB2 ★ ----- MGSDB2 ★ ----- M6RX6GV4GG 220/230 MGSDB2 ★ ----- 100 MGSDA1 ★ DV1131 ----- M7RX10GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1131 M71X10GV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1231 ----- M7RX10GV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1231 M71X15GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1132 ----- M7RX15GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1132 200 MGSDB2 ★ DV1231 200 MGSDB2 ★ DV1231 M71X15GV4LG 100 MGSDA1 ★ ----- M7RX15GV4LG 100 MGSDA1 ★ ----- M71X15GV4DG 110/115 MGSDA1 ★ ----- M7RX15GV4DG 110/115 MGSDA1 ★ ----- M71X15GV4YG 200 MGSDB2 ★ ----- M7RX15GV4YG 200 MGSDB2 ★ ----- M71X15GV4GG 220/230 MGSDB2 ★ ----- M7RX15GV4GG 220/230 MGSDB2 ★ ----- M61X3GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1131 ----- M61X6GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1131 200 MGSDB2 ★ DV1231 M61X6GV4LG 100 MGSDA1 ★ ----- M61X6GV4DG 110/115 MGSDA1 ★ ----- M61X6GV4YG 200 MGSDB2 ★ M61X6GV4GG 220/230 ----- M71X10GV4L --------- M61X6GV4Y M71X15GV4Y MGSDタイプ ----- M81X15GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1132 ----- M81X15GV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1231 ----- M81X25GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1132 200 MGSDB2 ★ DV1234 M81X25GV4LG 100 MGSDA1 ★ ----- M81X25GV4DG 110/115 MGSDA1 ★ ----- M81X25GV4YG 200 MGSDB2 ★ ----- M81X25GV4GG 220/230 MGSDB2 ★ ----- M81X25GV4Y ----- M91X40GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1132 ----- M91X40GV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1234 M91X40GV4LG 100 MGSDA1 ★ ----- 110/115 MGSDA1 ★ ----- M91X40GV4YG 200 MGSDB2 ★ ----- M91X40GV4GG 220/230 MGSDB2 ★ ----- ----- □70 10 15 ----- □80 15 25 40 M7RX15GV4Y ----- M8RX20GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1132 ----- M8RX20GV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1231 ----- M8RX25GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1132 200 MGSDB2 ★ DV1234 M8RX25GV4LG 100 MGSDA1 ★ ----- M8RX25GV4DG 110/115 MGSDA1 ★ ----- M8RX25GV4YG 200 MGSDB2 ★ ----- M8RX25GV4GG 220/230 MGSDB2 ★ ----- ----- □90 M6RX6GV4Y M8RX25GV4Y ----- M9RX40GV4L 100 MGSDA1 ★ DV1132 ----- M9RX40GV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1234 M9RX40GV4LG 100 MGSDA1 ★ ----- 110/115 MGSDA1 ★ ----- M9RX40GV4YG 200 MGSDB2 ★ ----- M9RX40GV4GG 220/230 MGSDB2 ★ ----- M9RX40GV4DG ----- M9RZ60GV4L 100 MGSDB1 ★ DV1134 ----- M9RZ60GV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1234 M9RZ60GV4LG 100 MGSDB1 ★ ----- ----- M9RZ60GV4DG 110/115 MGSDB1 ★ ----- MGSDB2 ★ ----- M9RZ60GV4YG 200 MGSDB2 ★ ----- 220/230 MGSDB2 ★ ----- 220/230 MGSDB2 ★ ----- ----- M91Z60GV4L 100 MGSDB1 ★ DV1134 ----- M91Z60GV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1234 M91Z60GV4LG 100 MGSDB1 ★ ----- M91Z60GV4DG 110/115 MGSDB1 ★ M91Z60GV4YG 200 M91Z60GV4GG M91Z60GV4GGC 60 M9RZ60GV4GG ----- M9RZ90GV4L 100 MGSDB1 ★ DV1134 ----- M9RZ90GV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1234 DV1234 M9RZ90GV4LG 100 MGSDB1 ★ ----- MGSDB1 ★ ----- M9RZ90GV4DG 110/115 MGSDB1 ★ ----- 110/115 MGSDB1 ★ ----- M9RZ90GV4YG 200 MGSDB2 ★ ----- M91Z90GV4YG 200 MGSDB2 ★ ----- M9RZ90GV4GG 220/230 MGSDB2 ★ ----- M91Z90GV4GG 220/230 MGSDB2 ★ ----- M91Z90GV4GGC 220/230 MGSDB2 ★ ----- 220/230 MGSDB2 ★ ----- ----- M91Z90GV4L 100 MGSDB1 ★ DV1134 ----- M91Z90GV4Y 200 MGSDB2 ★ M91Z90GV4LG 100 M91Z90GV4DG 中国効率規格対応モータ ★ スピードコントローラMGSDタイプは に対応しています。 90 可変速タイプ 電磁ブレーキ付モータ ※スピードコントローラが電源電圧ワイドレンジタイプの場合(MGSDタイプ)、電源電圧に合わせてモータを選定ください。 海外規格対応モータ (mm) 電圧 品 番 M91X40GV4DG 60 EXタイプ ----- ----- □90 出力 可 変 速 タ イ プ レ バ ー シ ブ ル モ ー タ 可 変 速 タ イ プ イ ン ダ ク ション モ ー タ 15 モータ サイズ (V) ----- □80 スピードコントローラ 品 番 ----- □70 電圧 □60 □70 □80 □90 6 15 25 40 ----- M6RX6GBV4L 100 MGSDA1 ★ DV1131 ----- M6RX6GBV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1231 ----- M7RX15GBV4L 100 MGSDA1 ★ DV1132 ----- M7RX15GBV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1231 ----- M8RX25GBV4L 100 MGSDA1 ★ DV1132 ----- M8RX25GBV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1234 ----- M9RX40GBV4L 100 MGSDA1 ★ DV1132 ----- M9RX40GBV4Y 200 MGSDB2 ★ DV1234 ※スピードコントローラが電源電圧ワイドレンジタイプの場合(MGSDタイプ)、電源電圧に合わせてモータを選定ください。 海外規格対応モータ C-4 ★スピードコントローラMGSDタイプは に対応しています。 C-5 スピードコントローラ スピードコントローラ ■ 標準仕様(EXタイプ) ■特長 ● MGSDタイプ E X タ イ プ ケース前面の速度設定用つまみによりモータの回転速度の調 整ができます。 速度設定器を別に取り付け配線する必要がありません。 ● 電気ブレーキによる瞬時停止機能が可能 ● 小形の8Pプラグイン方式を採用 パナソニックデバイスSUNX (株)製の端子台・ソケット等、 配電盤用オプションがいろいろ利用できます。 MGSD タイプ ● 海外規格対応 最大5秒までの時間調整ができます。 また、 ソフトスタート、ソフトダウンの直線性に優れています。 ● 応答性切り替えが可能 高安定性、 高応答性の切り替えスイッチを内蔵していますので 用途に適した特性が選べます。 (出荷設定は高応答性です。) ● 瞬時停止機能を更に向上 ● 並列運転が可能 一つのボリュームで数台のモータを制御することができます。 ● 他の制御系との連結が可能 PLC等他の制御系との連結によってモータを制御できます。 また電圧信号によっても制御できます。 MGSDB1 単相AC100 V∼120 V 数 50 Hz:90 r/min∼1400 r/min 60 Hz:90 r/min∼1700 r/min 速 度 変 動 率( 対 負 荷 ) 5 %:1000 r/min、定格トルク80 %時の速度変化量(標準値) 定 電 気ブレー キ 時 間 0.5 s(標準値):制動電流は定格電流の2倍∼3倍です。 量 変 動 設 率 5 %以上 外部速度設定器他にて ※3 電気ブレーキ電流を流し制動する 標準5秒 ただし、5秒以内にモータが停止すると電気ブレーキ電流の通電を停止します 電 気 ブレ ー キ 時 間 列 運 3 %以下 定 動 ※2 制 並 高安定 50 r/min∼1400 r/min・50 r/min∼1700 r/min (制動電流は定格電流の2倍∼3倍です) 転 可能 ソフトスタート 機 能 ソフトダウン あり (標準5秒まで可変〈0∼最高回転速度まで〉) 使 用 温 度 −10 ℃∼50 ℃ 保 存 温 度 −20 ℃∼60 ℃ ※1. 適用モータは弊社小形ギヤードモータ可変速モータとします。適用モータ出力範囲内のモータを選定ください。 ※2. 電気ブレーキには機械的保持力がありません。 保持力の必要な場合は、弊社製品のC&Bモータまたは、電磁ブレーキ付可変速モータを使用してください。また、特に大きな慣性の負荷を制動するとき、 モータ軸およびギヤの強度または寿命が問題になる場合がありますので、許容慣性範囲内でご使用ください。 ※3. EXタイプには外部速度設定器が同梱されています。 ■ 外形寸法図 ソケット (付属品) 14.2 33 4 3.5 0.7 (7.5) 8.9 並列運転に適用不可 ■ 外形寸法図 MGSDタイプ 59 8 1 回転速度(r/min) MGSDタイプ接続用のソケットは別売です。 推奨部品(D-5ページ) をご参照ください。 14.2 ø20 50 ø28.5 MGSDタイプは、内蔵の速度設定器、EXタイプは外部速度設定器で速度設定を行います。 下図は速度設定のボリューム位置と モータの回転速度の関係の一例です。 (回路やタコジェネの発生電圧のバラツキにより±10 %程度の誤差があります。 ) ■ MGSDタイプ 67.1 2 ■ ボリューム位置とモータ回転速度の関係 80 g 36 3 36 *1:電気ブレーキには機械的保持力がありません。 単位 mm ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 ■ EXタイプ 60 Hz 50 Hz 1700 1400 1000 500 0 C-6 高応答 90 r/min∼1400 r/min・90 r/min∼1700 r/min 単位 mm 電気ブレーキ電流を流し制動する。 重 度 内 蔵 制 動*1 品 度 1A 25 W∼90 W 替 速 度 制 御 範 囲 速 0.3 A 6 W∼20 W 50 速 度 制 御 範 囲 製 切 2.0 A 60 W∼90 W 4 1.0 A 6 W∼90 W 転 作 1A 15 W∼40 W 5 2.0 A 運 動 0.4 A 3 W∼10 W 50 Hz/60 Hz 60 W∼90 W 列 流 適 用 モ ー タ 出 力 ※1 単相AC200 V∼240 V 3 W∼40 W 並 電 50 Hz/60 Hz ±10 %(定格電圧に対して) 適 合 モ ー タ 出 力 設 ±10 %(定格電圧に対して) 数 MGSDB2 1.0 A 度 格 波 DV1234 5 MGSDA1 定 格 入 力 電 流 速 周 38 49 波 定 源 0 2 4 6 (コントローラ目盛) 8 回転速度(r/min) 周 電 DV1231 単相200 V 59 源 DV1134 使 用 電 圧 範 囲 93.5 電源電圧変動許容範囲 電 DV1132 単相100 V 6 圧 DV1131 圧 7 電 電 EXタイプ ■ 標準仕様(MGSDタイプ) 源 格 索 引 ● ソフトスタート、 ソフトダウンが可能 電 定 速 ● EXタイプ EX タイプ 特性 オプション ● 豊富な実装用オプションの利用が可能 品番 ブレーキユニット ● 速度設定器を内蔵 1800 60 Hz 1500 50 Hz 1000 500 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 (コントローラ目盛) ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-7 MGSD タイプ ■ 接続図目次 機 能 MGSDタイプ C- 8 変速のみ MGSDタイプ C- 9 一方向運転+電気ブレーキ MGSDタイプ C-10 正逆運転+電気ブレーキ MGSDタイプ C-11 冷却用ファンモータ、サーマルプロテクタ付モータの配線 MGSDタイプ C-12 電磁ブレーキの配線 MGSDタイプ C-12 実体配線図(一方向運転の配線例) EXタイプ C-13 変速のみ EXタイプ C-14 一方向運転+電気ブレーキ EXタイプ C-15 正逆運転+電気ブレーキ EXタイプ C-16 多段速度設定が必要な場合 EXタイプ C-17 アナログ信号による変速 EXタイプ C-17 無接点信号による運転 EXタイプ C-18 外部速度設定器による並列運転 EXタイプ C-18 アナログ信号による並列運転 EXタイプ C-19 ソフト運転 EXタイプ C-19 冷却用ファンモータ、サーマルプロテクタ付モータの配線 EXタイプ C-20 電磁ブレーキの配線(40 W以下) EXタイプ C-20 小型DIN端子台 パナソニックデバイスSUNX(株)製 AT7803 速度調整つまみ モータの回転速度を調整するためのつまみです。 90(r/min) から1400(r/min) /1700(r/min) (50 H/60 Hz) まで変速することができます。 65 4 白 灰 モータ 黒 3 コンデンサ SW1 桃 運転 停止 ON OFF TG 桃 ピン番号 SW1 2 1 定格電圧 を入力 スパークキラー R1 C1 8 7 CW 3 CCW 6 4 MCCB SW1 白 灰 SW2 R1 C1 スパークキラー モータ 正転 停止 逆転 ON OFF ON SW2 CW 黒 * CCW SW1:電源スイッチ SW2:正逆切替スイッチ コンデンサ 桃 桃 78 1 2 TG TG SW1 100 V電源の場合 AC125 V 5 A以上 SW2 200 V電源の場合 AC250 V 5 A以上 スパークキラー R1+C1 DV0P008A(オプション) 白 灰 [注] 黒 ノイズフィルタ DV0P3611-5 (オプション) 桃 モータ コンデンサキャップ 1. インダクションモータで正逆運転をする場合には、 必ず停止期間を設け、 モータが停止してからSW2を切り替えてく 国内仕様: オプション 海外規格対応仕様: 付属品 2. レバーシブルモータで正逆運転をする場合は、 停止期間を設ける必要はありません。SW1がONのまま、 SW2にて回 コンデンサ (モータに付属) コンデンサへの接 アース端子に必ず接地してください。 続方法は、モータ D種接地(100 Ω以下:ø1.6 mm以上) の取扱説明書をご 締め付けトルク:1.0 N・m∼1.5 N・m 参照ください。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-8 反時計方向 CW ピン番号 <お願い> モータの仕様に合った定 格電圧範囲を入力する。 アース端子に必ず接地してください。 D種接地(100 Ω以下:ø1.6 mm以上) CCW 5 桃 サージアブソーバ DV0P4190 (オプション) 定格電圧 を入力 7 6 時計方向 5 3 電源 100 V系:単相AC100 V∼120 V 200 V系:単相AC200 V∼240 V 電源 スイッチ 8 CW MCCB SW1 4 スピードコントローラ ● 本体上面の速度設定つまみによってモータの回転速度を設定することができます。 2 以上の電線を使用してください。 ● 太い実線は主回路を示します。0.75 mm(AWG18) 2 ● 細い実線は信号回路を示します。0.3 mm(AWG22)以上の電線を使用してください。 尚、タコジェネレータ (TG)の配線が長くなる場合は、2芯のツイストのシールド線を用いて配線してください。 (シールド部は接地しないでください) ※外来ノイズ、雷サージ の影響を受けないよう にノイズフィルタ、サー ジアブソーバを設置し てください。 2 1 軸側より見た回転方向 正逆運転 1 実体配線図(一方向運転の配線例) サーキットブレーカ (MCCB) :5 A <お願い> 電源には漏電遮断器 を必ず設置してくだ さい。 一方向運転 索 引 実体配線図(一方向運転の配線例) 2 変速のみ オプション ページ ブレーキユニット スピードコントローラ スピードコントローラ 接続図 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 スピードコントローラ スピードコントローラ ださい。 転方向を切り替えてください。 SW2をリレー接点にて構成する場合には、 コンデンサ短絡による故障を防ぐため、 接 点間の距離の広いもの(例:パナソニック株式会社製HLリレー) を使用してください。 3. 冷却用ファンモータ・サーマルプロテクタ付モータの場合は、C-12ページも合わせてご覧ください。 4. 正逆運転の場合、SW2を独立した別のリレー接点で構成する場合には、 インターロックをとり、 同時に接点が閉じるこ とがないようにしてください。 5. リレー接点保護のため、R1+C1を必ず接続ください。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-9 MGSD タイプ 3 一方向運転+電気ブレーキ 4 正逆運転+電気ブレーキ MCCB SW1 定格電圧 を入力 ● これらの配線では、モータの回転方向は 軸側より見て時計方向(CW)です。反時 計方向(CCW)にする場合は、黒と灰の リード線を入れ替えてください。 灰 7 8 6 RUN SW2 STOP STOP R1 R2 SW3 モータ コンデンサ 制動用 外部抵抗器 RUN 4 黒 C1 桃 桃 TG 運転 5 ピン番号 SW1 40 W以上 SW2 SW3 2 1 制動用 外部 抵抗器 R2 STOP SW2 R1 スパークキラー 7 6 STOP 4 5 ピン番号 RUN 黒 SW3 コンデンサ 桃 ON RUN STOP RUN モータ 白 桃 TG 3 SW3 RUN CW SW1 MCCB 8 [注] 1. SW2・SW3をRUNからSTOPにすると制動(電気ブレーキ)が約0.5秒間動作し、モータが急速停止します。 SW2とSW3は必ず同時(0.1秒以内) に切り替えてください。どちらか一方のみの入切の場合、異常動作(短時間 全速運転)、モータの異常発熱になりますので、ご注意ください。 2. 起動・停止の頻度は1分間に6回以下としてください。 3. 冷却用ファンモータ・サーマルプロテクタ付モータの場合は、C-12ページも合わせてご覧ください。 4. リレー接点保護のため、R1+C1を必ず接続ください。 5. R2はブレーキ時のコンデンサ短絡による放電電流の制限のためです。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C1 SW2 3 R1 CCW SW4 CW CCW SW5 CW スパークキラー 7 反時計方向 逆転 ON STOP RUN CCW 定格電圧 を入力 0.7秒以上 SW1:電源スイッチ SW2:RUN/STOPスイッチ SW3:ブレーキ開始スイッチ SW4,SW5:正逆切替スイッチ 灰 黒 モータ コンデンサ 停止 制動 白 STOP ピン番号 DV0P003(オプション) 正転 TG SW4 SW5 AC250 V 5 A以上 制動用外部抵抗器 R2 桃 40 W以上 SW2 200 V電源の場合 DV0P008A(オプション) 桃 RUN 制動用 外部抵抗器 RUN STOP R2 CCW 制動 SW2 SW3 AC125 V 5 A以上 スパークキラー R1+C1 コンデンサ ピン番号 2 1 時計方向 モータ 黒 SW1 SW1 100 V電源の場合 DC10 V 10 mA R2 制動用 外部抵抗器 STOP 6 4 5 SW3 C-10 SW2 STOP CW SW5 CCW 灰 5 SW1:電源スイッチ SW2:RUN/STOPスイッチ SW3:ブレーキ開始スイッチ 定格電圧 を入力 CW 灰 C1 運転 スピードコントローラ スピードコントローラ RUN 8 3 MCCB SW1 停止 8 SW4 CCW C1 R1 RUN 6 4 制動 制動 7 CW 白 CW スパークキラー 定格電圧 を入力 索 引 3 スパークキラー SW1 MCCB オプション 白 軸側より見た回転方向 2 1 スピードコントローラ スピードコントローラ CW 25 W以下 ブレーキユニット 25 W以下 2 1 スピードコントローラ スピードコントローラ SW3 RUN 桃 桃 TG SW1・SW2 100 V電源の場合 AC125 V 5 A以上 SW4・SW5 200 V電源の場合 AC250 V 5 A以上 SW3 スパークキラー R1+C1 制動用外部抵抗器 R2 DC10 V 10 mA DV0P008A(オプション) DV0P003(オプション) [注] 1. SW2・SW3をRUNからSTOPにすると制動(電気ブレーキ)が約0.5秒間動作し、モータが急速停止しま す。(モータが停止するまでSW4・SW5を操作しないでください) SW2とSW3は必ず同時(0.1秒以内)に切り替えてください。どちらか一方のみの入切の場合、異常動作(短時間 全速運転)、モータの異常発熱になりますので、ご注意ください。 2. 運転中に正逆の切り替え(SW4・SW5)をしないでください。 3. 起動・停止の頻度は1分間に6回以下としてください。 4. 冷却用ファンモータ・サーマルプロテクタ付モータの場合は、C-12ページも合わせてご覧ください。 5. リレー接点保護のため、R1+C1を必ず接続ください。 6. R2はブレーキ時のコンデンサ短絡による放電電流の制限のためです。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-11 MGSD タイプ 5 冷却用ファンモータ (F)、サーマルプロテクタ (TP)付モータの配線 サーマルプロテクタ (TP) SW A SWA SWB TP 青 M 白 灰 TP 青 F(黒) F(黒) Ry SW B ファンモータ (F) MCCB 閉 閉 回転速度の設定に使用します。 1/4 W 20 kΩB特性 閉 開 ON 動作 閉 復帰 定格電圧 を入力 SW A モメンタリ N.O. 接点 SW B モメンタリ N.C. 接点 100 V電源の場合 AC125 V 5 A以上 3a接点 200 V電源の場合 AC250 V 5 A以上 3a接点 [注] 1. サーマルプロテクタ(TP)は自動復帰形ですので、再起動による危険を防止するため、上図の配線で使用して ください。(電磁接触器にはスパークキラーを接続してください。) サーマルプロテクタ(TP)を直接電源には接続しないでください。必ず、スイッチ(SW A、SW B)および リレー(Ry)を接続してください。 2. サーマルプロテクタ(TP)が動作すると復帰するまで冷却時間が必要です。 3. 冷却用ファンモータ(F)は電源端子(ピン番号1−2間)に接続してください。 4. モータやタコジェネレータ(TG)の配線は、目的に応じ後述の電気配線に基づき配線してください。 6 電磁ブレーキの配線(40 W以下) ● 電磁ブレーキ付可変速モータ の場合、電磁ブレーキの配線は 次図のようにしてください。 スピードコントローラ SW1 MCCB 2 1 定格電圧 を入力 C1 ピン番号 R1 STOP (コントローラに付属) ON Ry リレー Ry 外部速度設定器(VR) 閉 サーキットブレーカ (MCCB) :5 A <お願い> 電源には漏電遮断器 を必ず設置してくだ さい。 ■ソフトスタート・ダウンボリューム ソフトスタート・ソフトダウンの時間 が同時に調整できます。 始動・停止時急激な回転速度の変化に よって負荷に衝撃がかかる場合に使用 します。 ソフト運転しない場合は右いっぱいに 回してください。 DIN端子台 パナソニックデバイスSUNX(株)製 AT7803 6 (別途購入ください。) 5 4 3 ■最高速度調整ボリューム 電源スイッチ 外部速度設定器を最大にしたときの 回転速度を調整します。 設定時に必ず50 Hz:1400(r/min) 以下、60 Hz:1700(r/min)以下に 調整してください。 (別途購入ください。) 7 ■動作切替スイッチ 「高安定」ー「高応答」の切り替えが できます。 高安定 ・負荷の増減による回転速度の変動が 少ない。 ・速度制御範囲が広い。 ・能力制御に適する。 ・負荷の急変に対して、回転速度が 不安定になる場合がある。 高応答 ・応答性が早くハンチングが少ない。 ・位置決めに適する。 ・負荷の増減によって回転速度の変動 が大きい。 ・速度制御範囲が狭い。 電源 索 引 TG(桃) リレー (Ry) TG 閉 ON TP M 閉 オプション { 黒 Ry ブレーキユニット スピードコントローラ 2 以上の電線を使用してください。 ● 太い実線は主回路を示します。0.75 mm(AWG18) 2 ● 細い実線は信号回路を示します。0.3 mm(AWG22)以上の電線を使用してください。 尚、タコジェネレータ (TG)の配線が長くなる場合は、2芯のツイストのシールド線を用いて配線してください。 2 ピン番号 EX タイプ 7 実体配線図(一方向運転の配線例) Ry 1 スピードコントローラ スピードコントローラ スピードコントローラ 8 1 2 白 TG 灰 桃 黒 桃 CW モータ コンデンサ (モータに付属) RUN SW9 スパークキラー モータ 黄 黄 ブレーキ SW1 100 V電源の場合 AC125 V 5 A以上 SW9 200 V電源の場合 AC250 V 5 A以上 スパークキラー R1+C1 DV0P008A(オプション) [注] 1. SW9の切り替えは、他のスイッチのRUN-STOPの切り替えと同時に行ってください。 ブレーキが作動したまま(SW9はSTOP側)で他のスイッチをRUNにするとモータ発熱の原因となります。 2. その他の配線は、目的に応じて対応する電気配線図を参照してください。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-12 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-13 EX タイプ 8 変速のみ 9 一方向運転+電気ブレーキ 正逆運転 SW1 MCCB 2 1 白 黒 8 3 モータ コンデンサ 6 2 1 VR 3 4 白 灰 CW 7 SW2 8 黒 CCW R1 3 6 C1 モータ コンデンサ 2 1 VR 3 5 4 TG 桃 5 C1 桃 桃 CW TG この配線では、モータの回転方向は軸側より見て時計方向(CW)です。 反時計方向(CCW)にする場合は、黒と灰のリード線を入れ替えてください。 正転 SW1 SW1 100 V 電源の場合 AC125 V 5 A以上 RUN 停止 逆転 STOP R1+C1 DV0P008A オプション SW2 向を切り替えてください。SW2をリレー接点にて構成する場合には、コンデンサ短絡による故障を防ぐため、接点間の距 離の広いもの(例:パナソニック株式会社製HLリレー)を使用してください。 3. 冷却用ファンモータ・サーマルプロテクタ付モータの場合は、C-20ページも合わせてご覧ください。 4. 正逆運転の場合、SW2を独立した別のリレー接点で構成する場合には、インターロックをとり、同時に接点が閉じること 3 小信号での運転/停止 ● 外部速度設定器を使用する場合、次のように電源(上 図SW1)がONのままで小信号の接点(SW6)にて モータの運転/停止が可能となり、立ち上がり時間を 早くすることができます。 3 6 SW6 RUN 5 4 STOP 2 1 VR 3 DC10 V 10 mA } 最高速度調整ボリュームによる運転 ● 外部速度設定器が必要でないときは、最高速度調整 ボリュームによって速度調整ができます。 3 6 外部速度設定器 (DV0P002) 20 kΩ 1/4 W B特性 R3 20 kΩ 1/4 W 5 TGへ ピン番号 [注] 1. 電源(SW1)の投入はSW6による起動信号よりも 0.5秒以上早くしてください。 2. 長時間休止の場合は電源(SW1)を切ってください。 4 ピン番号 [注] 1. 外部速度設定器(VR)の代りに固定抵抗器(R3)を接 続してください。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-14 } TGへ DC10 V 10 mA DV0P008A オプション R2 DV0P003 オプション STOP SW3 2 RUN 桃 桃 1 VR 3 TG SW1 MCCB CW 黒 RUN STOP SW2 R1 コンデンサ C1 6 5 4 モータ 2 1 VR 3 桃 運転 STOP RUN RUN SW1:電源スイッチ SW2:RUN/STOPスイッチ SW3:ブレーキ開始スイッチ STOP SW3 RUN 停止 ON SW2 SW3 白 7 3 運転 SW1 R2 制動 制動 定格電圧 を入力 8 がないようにしてください。 5. リレー接点保護のため、R1+C1を必ず接続ください。 SW3 R1+C1 R2 灰 スピードコントローラ 2. レバーシブルモータで正逆運転をする場合は、停止期間を設ける必要はありません。SW1がONのまま、SW2にて回転方 AC250 V 5 A以上 コンデンサ SW2 2 1 CW 1. インダクションモータで正逆運転をする場合には、必ず停止期間を設け、モータが停止してからSW2を切り替えてください。 AC125 V 5 A以上 SW2 200 V電源の場合 モータ CCW [注] SW1 100 V電源の場合 黒 R1 40 W以上 RUN SW1:電源スイッチ SW2:正逆切替スイッチ 灰 ピン番号 SW2 200 V 電源の場合 AC250 V 5 A以上 ON STOP RUN 8 C1 5 4 ピン番号 停止 7 6 ピン番号 運転 白 索 引 桃 R1 定格電圧 を入力 ● これらの配線では、モータの回転方向は 軸側より見て時計方向(CW)です。反時 計方向(CCW)にする場合は、黒と灰の リード線を入れ替えてください。 オプション 灰 定格電圧 を入力 スピードコントローラ スピードコントローラ スピードコントローラ CW SW1 MCCB 2 1 SW1 MCCB 2 1 定格電圧 を入力 7 25 W以下 ブレーキユニット 一方向運転 SW1 スピードコントローラ スピードコントローラ 桃 TG 最高速度調整ボリュームによる運転 ピン番号 [注] 1. SW2・SW3をRUNからSTOPにすると制動(電気ブ レーキ)がモータが停止するまでもしくは5秒間動作し、 モータが急速停止します。 SW2とSW3は必ず同時に入切してください。どちらか 一方のみの入切の場合、異常動作(短時間全速運転)、 モータの異常発熱になりますので、ご注意ください。 2. 起動・停止の頻度は1分間に6回以下としてください。 3. 冷却用ファンモータ・サーマルプロテクタ付モータの場 合は、C-20ページも合わせてご覧ください。 4. リレー接点保護のため、R1+C1を必ず接続ください。 5. R2はブレーキ時のコンデンサ短絡による放電電流の制 限のためです。 ● 外部速度設定器が必要でないときは、最高速度調整ボ リュームによって速度調整ができます。 3 6 5 4 SW3 STOP RUN R3 20 kΩ 1/4 W } TGへ ピン番号 [注] 1. 外部速度設定器(VR)の代りに固定抵抗器(R3)を接 続してください。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-15 EX タイプ 10 正逆運転+電気ブレーキ 11 多段速度設定が必要な場合 制動しない場合 SW1 MCCB 軸側より見た回転方向 CW 7 CCW C1 SW2 RUN 8 白 STOP CCW 2 RUN SW4・SW5 200 V 電源の場合 AC250 V 5 A以上 コンデンサ 桃 SW3 DC10 V 10 mA R1+C1 TG 桃 DV0P008A オプション R2 DV0P003 オプション 40 W以上 灰 CW スピードコントローラ SW4 R2 RUN 黒 CCW CW SW2 STOP R1 C1 SW5 CCW コンデンサ モータ SW1 ON SW2 SW3 STOP SW4 SW5 3 1 VR3 3 } TGへ SW8 2 1 VR1 2 3 1 VR2 5 SW3・SW8 2 3 1 VR3 VR1 3 VR2 VR3 } DC10 V 10 mA DV0P002 オプション TGへ 4 ピン番号 [注] 1. 外部速度設定器VR1・VR2・VR3により、それぞれの速度を設定して、SW8により切り替えてください。 2. 制動する場合、SW3の切り替えは他のスイッチのRUN-STOPの切り替えと同時に行ってください。 3. その他の配線は、目的に応じて対応する電気配線図を参照してください。 RUN CW SW1:電源スイッチ SW2:RUN/STOPスイッチ SW3:ブレーキ開始スイッチ SW4,SW5:正逆切替スイッチ 桃 TG ● 外部速度設定器が必要でないときは、最高速度調整ボ リュームによって速度調整ができます。 2 1 定格電圧 を入力 3 MAX DC5 V 6 GND } 5 4 TGへ ピン番号 制動する場合 SW1 MCCB 2 1 3 6 MAX DC5 V STOP SW7 GND RUN 3 6 5 4 SW3 STOP RUN SW1 R3 20 kΩ 1/4 W } TGへ ピン番号 R2 3 6 5 4 GND ピン番号 } 5 4 R1 1 kΩ emax } TGへ (r/min) 1700 1400 emax R2≧ −1 kΩ 3 1000 emax :最大アナログ信号電圧 500 0 1 2 3 (V) R1 :外部抵抗器1 kΩ R2 :外部抵抗器 アナログ信号(直流) TGへ ピン番号 スピードコントローラ [注] 1. SW2・SW3をRUNからSTOPにすると制動(電気ブレー キ)がモータが停止するまでもしくは5秒間動作し、モー タが急速停止します。(モータが停止するまでSW4・ SW5を操作しないでください) SW2とSW3は必ず同時に入切してください。どちらか 一方のみの入切の場合、異常動作(短時間全速運転)、モー タの異常発熱になりますので、ご注意ください。 2. 運転中に正逆の切り替え(SW4・SW5)をしないでくだ さい。 3. 起動・停止の頻度は1分間に6回以下としてください。 4. 冷却用ファンモータ・サーマルプロテクタ付モータの場合 は、C-20ページも合わせてご覧ください。 5. リレー接点保護のため、R1+C1を必ず接続ください。 6. R2はブレーキ時のコンデンサ短絡による放電電流の制限 のためです。 最高速度調整ボリュームによる運転 [注] 1. 電源スイッチSW1投入の時間は、アナログ信号の開始信号よりも約0.5秒 以上早くしてください。 2. 運転/停止を繰り返す場合は、SW1を「ON」のまま、アナログ信号にて 運転してください。 3. ソフト運転の必要な場合は、ソフトスタート・ダウンボリュームによって 調整できます。また、アナログ信号によってもソフト運転ができます。 4. アナログ信号の最大値(例DC3 V)に対して、必要なモータの回転速度 の最大値を最高速度調整ボリュームにて調整してください。 5. アナログ信号の絶対最大定格は、DC5 Vです。 標準値をDC3 Vで設計してください。DC3 Vを超える場合は、次の回路 にて配線してください。 SW1 MCCB スピードコントローラ 1 VR 3 桃 制動しない場合 スピードコントローラ 2 ピン番号 100 V電源の場合 AC125 V 5 A以上 200 V電源の場合 AC250 V 5 A以上 SW7 DC10 V 10 mA 6. 回転速度「0」の信号は、DC0.1 V以下にしてください。 7. 負荷の慣性の大きさなどによって入力速度パターンと、実際のモータの回 転速度が異なる場合があります。特に停止時は注意してください。 8. アナログ信号の電圧のリップル率は、2 %以下にしてください。 9. その他の配線は、目的に応じて対応する電気配線図を参照してください。 10. 制動機能を使用する場合は、モータの配線(ピン番号1、7、8)は、C-15、 C-16ページに従い配線してください。制動を実施する場合は、SW2とSW7 は必ず同時に入切してください。SW2がRUN側、SW7がSTOP側の場合 は異常動作(短時間全速運転)、またSW7がRUN側、SW2がSTOP側の 場合は、モータが異常発熱する場合がありますのでご注意ください。 [注] 1. 外部速度設定器(VR)の代りに固定抵抗器(R3)を接 続してください。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-16 RUN 逆転 CCW STOP SW3 RUN 停止 正転 白 7 5 4 VR2 ピン番号 スピードコントローラ 定格電圧 を入力 6 3 1 5 制動 制動 SW1 MCCB 2 1 3 VR1 2 RUN 6 12 アナログ信号による変速 ピン番号 8 1 2 4 SW1・SW2 100 V 電源の場合 AC125 V 5 A以上 1 VR 3 5 4 反時計方向 2 STOP 索 引 STOP SW3 6 CCW モータ 黒 CW SW5 3 時計方向 灰 R1 R2 CW SW8 6 SW3 3 オプション スピードコントローラ SW4 3 スピードコントローラ 定格電圧 を入力 スピードコントローラ 2 1 制動する場合 ブレーキユニット 25 W以下 スピードコントローラ スピードコントローラ ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-17 EX タイプ 13 無接点信号による運転 15 アナログ信号による並列運転 RUN } TGへ ピン番号 RUN Tr STOP } 5 4 1 kΩ 1 μF 6.2 V 22 kΩ GND TGへ 1 μF 1 kΩ 5 4 ピン番号 5 3 6 5 4 ピン番号 TGへ TGへ 索 引 16 ソフト運転について ● ソフトスタート・ソフトダウン 3 VR 1 スピードコントローラ スピードコントローラ 3 6 5 4 ピン番号 3 6 5 4 ピン番号 } } TGへ TGへ [注] 1. 電源スイッチSW1投入の時間は、SW6による運転開始信号よ りも、約0.5秒以上早くしてください。 2. 運転/停止を繰り返す場合は、SW1を「ON」のまま、SW6に て操作してください。小信号にてモータを制御できます。なお、 長時間休止の場合は、SW1を切ってください。 3. ソフトスタート・ソフトダウンの時間とは、外部速度設定器を 最大に設定したときの停止から最高速度まで立ち上がるのに要 する時間です。 4. ソフトスタート・ダウンボリュームを右一杯にしますと、ソフ トスタート・ダウンの機能がなくなります。 従って停止の信号がきますと瞬時にモータへの通電を絶ちます が、回転速度は負荷およびモータの慣性の大きさに従って徐々 に減少しモータはフリーラン停止します。 5. ソフトスタート・ダウンボリュームを左に回すと、最大約5秒 (標準値)までの調整ができます。なお、負荷の慣性が大きす ぎると設定値を超える場合があります。 6. その他の配線は、目的に応じて対応する電気配線図を参照して ください。 「一方向運転+電気ブレーキ」「正逆運転+電気ブレーキ」の 電気配線と同じにし、ソフトスタート・ダウンボリュームにて ソフトスタート時間を調整してください。 停止時はソフトスタート・ダウンボリュームの設定に関係なく、 電気ブレーキで停止します。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 スピードコントローラ 2 ● ソフトスタート+電気ブレーキ C-18 6 ピン番号 14 外部速度設定器による並列運転 [注] 1. 使用する外部速度設定器(VR)の抵抗値Rsは、モータの台 数をNとすると、 Rs=20/N(kΩ)としてください。 2. 同期運転・比率運転の場合は、それぞれ必要な回転速度に最 高速度調整ボリュームにて調整してください。 また、ソフトスタート・ダウンボリューム、動作切換スイッ チも同一位置にしてください。 3. 外部速度設定器VRからピン番号5−6への配線は、図のよう に端子番号を統一してください。 4. 並列運転の台数が増えると誤動作する場合があります。 ノイズフィルタを個々に接続するなどの対策をしてください。 5. その他の配線は、目的に応じて対応する電気配線図を参照し てください。 6 3 オプション STOP 1 VR 3 3 6 3 ブレーキユニット TGへ Tr MAX DC5 V } ピン番号 } 5 4 2 内部等価回路 } 5 4 1 VR 3 3 6 アナログ信号+制動 スピードコントローラ RUN 2 スピードコントローラ スピードコントローラ Tr STOP 制動する場合 スピードコントローラ 制動しない場合 DC 0∼+3 V GND スピードコントローラ [注] コントローラ1台あたりの入力インピーダンスは約100 kΩです。 この値をもとに、アナログ信号源の出力インピーダンスを決めて ください。 ● SW3・SW6・SW7の小信号用リレーの代りにトランジスタが使用できます。 3 6 スピードコントローラ スピードコントローラ SW1 MCCB 2 1 定格電圧 を入力 モータへ 3 6 RUN DOWN SW6 2 1 VR 3 } 5 4 TGへ ピン番号 SW1 100 V電源の場合 AC125 V 5 A以上 200 V電源の場合 AC250 V 5 A以上 SW6 DC10 V 10 mA ソフトスタート ソフトダウン 速度 SW1 SW6 ON RUN 0.5 s以上 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-19 EX タイプ スピードコントローラ ユニットタイプ ■特長 ● UXシリーズ 17 冷却用ファンモータ (F)、サーマルプロテクタ (TP)付モータの配線 2 サーマルプロテクタ (TP) { 黒 M Ry SW A TP 青 白 灰 リレー (Ry) M TG TG(桃) 閉 Ry SW B 動作 ON 復帰 SWA モメンタリ N.O. 接点 SWB モメンタリ N.C. 接点 100 V電源の場合 AC125 V 5 A以上 3a接点 200 V電源の場合 AC250 V 5 A以上 3a接点 [注] 1. サーマルプロテクタ(TP)は自動復帰形ですので、再起動による危険を防止するため、上図の配線で使用してください。 (電磁接触器にはスパークキラーを接続してください。) サーマルプロテクタ(TP)を直接電源には接続しないでください。必ず、スイッチ(SW A、SW B)およびリレー(Ry)を 接続してください。 2. サーマルプロテクタ(TP)が動作すると復帰するまで冷却時間が必要です。 3. 冷却用ファンモータ(F)は電源端子(ピン番号1−2間)に接続してください。 4. モータ(M)やタコジェネレータ(TG)の配線は、目的に応じ後述の電気配線にもとづき配線してください。 ● USシリーズ ● コネクタでワンタッチ接続*のスピードコントローラ ● 電磁ブレーキ付可変速モータの場合、電磁ブレーキの配線は次図のようにしてください。 スピードコントローラ SW1 MCCB ■ 品 番 容 量 15 W ピン番号 40 W 定格電圧 を入力 C1 R1 60 W SW1 100 V電源の場合 AC125 V 5 A以上 STOP RUN SW9 モータ SW9 200 V電源の場合 AC250 V 5 A以上 R1+C1 黄 90 W DV0P008A オプション 黄 ブレーキ [注] 1. SW9の切り替えは、他のスイッチのRUN-STOPの切り替えと同時に行ってください。 ブレーキが作動したまま(SW9はSTOP側)で他のスイッチをRUNにするとモータ発熱の原因となります。 2. その他の配線は、目的に応じて対応する電気配線図を参照してください。 変速のみで電気ブレーキを併用しない場合(C-14ページ)は、「小信号での運転/停止」の配線を行ってください。 電 圧 100 V 200 V 100 V 200 V 100 V 200 V 100 V 200 V 100 V 200 V 100 V 200 V UXシリーズ DVUX606L DVUX606Y DVUX715L DVUX715Y DVUX825L DVUX825Y DVUX940L DVUX940Y DVUX960L DVUX960Y DVUX990L DVUX990Y UXシリーズ 出力 定格電圧 電源周波数 速度制御範囲 速度変動率 6 W:15 W:25 W:40 W:60 W:90 W 単相 AC100 V/単相 AC200 V 50 Hz/60 Hz 90 r/min∼1400 r/min/90 r/min∼1700 r/min 5 %(標準値) 速度設定 デジタル設定 使用温度範囲 0 ℃∼40 ℃ 保存温度範囲 −10 ℃∼60 ℃ ソフトスタート・ダウン時間 0.1秒∼30秒 ● 90 Wのモータは焼損防止のため、サーマルプロテクタが内蔵されて います。 ・組み合わせるモータおよびコントローラの仕様・品番は、B-324ページ∼B-340ページを参照ください。 ・モータとスピードコントローラのセット品の場合は、ユニット品番でご注文ください。 ■ 品 番 容 量 6W 15 W 40 W 60 W 90 W C-20 ■ 仕 様 ● USシリーズ 25 W ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 *ユニットモータ (B-323ページ) と接続時 ・組み合わせるモータおよびコントローラの仕様・品番は、B-324ページ∼B-340ページを参照ください。 ・モータとスピードコントローラのセット品の場合は、ユニット品番でご注文ください。 25 W 2 1 US シリーズ mまで延長可能 ● UXシリーズ 6W 18 電磁ブレーキの配線 ● オプションを使用して最大5 UX シリーズ 索 引 Ry Ry mまで延長可能 1.回転速度をデジタル設定します。 2.ギヤヘッド速度やコンベア速度を瞬時に換算します。 3.実際の速度をデジタル表示します。 4.ソフトスタート・ダウン機能。 5.設定条件のバックアップ機能。 6.セットロック機能 閉 ON 閉 ● オプションを使用して最大5 閉 MCCB 定格電圧 を入力 ファンモータ (F) 閉 ● マイコンの採用で、 多機能 開 ON TP TP 青 F(黒) F(黒) SW B 閉 オプション ピン番号 閉 SW A ブレーキユニット スピードコントローラ ● コネクタでワンタッチ接続*のスピードコントローラ Ry 1 スピードコントローラ スピードコントローラ ■ 仕 様 電 圧 100 V 200 V 100 V 200 V 100 V 200 V 100 V 200 V 100 V 200 V 100 V 200 V USシリーズ DVUS606L DVUS606Y DVUS715L DVUS715Y DVUS825L DVUS825Y DVUS940L DVUS940Y DVUS960L DVUS960Y DVUS990L DVUS990Y USシリーズ 出力 定格電圧 電源周波数 速度制御範囲 速度変動率 速度設定 6 W:15 W:25 W:40 W:60 W:90 W 単相 AC100 V/単相 AC200 V 50 Hz/60 Hz 90 r/min∼1400 r/min/90 r/min∼1700 r/min 5 %(標準値) アナログ設定 使用温度範囲 −10 ℃∼40 ℃ 保存温度範囲 −20 ℃∼60 ℃ ソフトスタート・ダウン時間 ● 90 Wのモータは焼損防止のため、サーマルプロテクタが内蔵されて います。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-21 ユニットタイプ UX シリーズ ■ 運転方法と準備〔UX シリーズ〕 ■ 外形寸法図 UXシリーズ 5 正逆スイッチ CW ・パワーオン状態設定の確認 ・回転方向の設定(コントローラ背面のスイッチ) ・モータコネクタを接続 ・電源を投入 液晶表示 YES 結線銘板 CCW 80.5 モ一タコネクタ 90 100 パワーオン状態切換スイッチ NO 操作スイッチ 10 パワーオン状態切換スイッチにより、電源投入時の運転動作を設定することができます。 2.5 微調整ボリュ一ム 60 MAX140 白、黒:電源線 緑:フレームグランド パワーオン状態設定 MODE 単位 mm UXシリーズ (例)200 V ■ソフトスタート時間の設定中およびソフト 出荷時 MODE スタート動作中の表示( キーを1秒 0秒 以上押すとSSモードになります。) ■ 停止表示 (RUN/STOPにより選択) ■ 運転表示 (RUN/STOPにより選択) ■ソフトダウン時間の設定中およびソフト 出荷時 ダウン動作中の表示(SSモードの状態で、 0秒 キーにより選択) MODE ■ 表示倍率の設定(RATIOモード) 出荷時 ( キーにより選択) MODE 1.000 ■ セットロックの表示 ( ) MODE ・ ・ キーを同時に押すとセットロックモードになります。 ■ 回転速度の設定(SETモード)出荷時 ( キーにより選択) MODE 90 ■ 回転速度の表示(REALモード) ( キーにより選択) MODE ■ 設定値および回転速度表示 ■ パワーオン状態設定の表示 (SETモードにて、回転速度の設定を 最大にしたのち、 キー5秒以上押すと “YES” または “NO” にて設定状態を表示する) RUN STOP SS SD SET.L RATIO SET REAL MOTOR SPEED r/min ■ RUN/STOP キー ■ キー MODE SIG. OUT MODE ■ キー 設定値を増加させる ■ 回転速度単位の表示 (RATIOを1以上に設定すると表示する) ■ ADJボリューム 設定した回転速度と実際の回転速度の 差を調整します。 ■ キー 設定値を減少させる ■ モータ軸の回転速度であることを表示 (RATIOを1に設定した場合のみ表示する) ■ モータ用コネクタ ■ パワーオン状態切換スイッチ ■ 正逆スイッチ 出荷時 NO 出荷時 CW ■ モータ用コンデンサ 白、黒:電源ケーブル 緑:フレームグランド 実体配線図 サーキットブレーカ (MCCB) :5 A <お願い> 電源には漏電遮断器 を必ず設置してくだ さい。 ● ご注意事項 ①ギヤヘッドを使用する場合は、機 種によってモータ出力軸に対す るギヤヘッド出力軸の回転方向 が異なります。 ②外扇付のモータはコントローラ の電源をONにした時、外扇が回 転を始めます。 前回の状態 “RUN”状態 “STOP”状態 → → 電源投入時 起動(約 2 秒後) 停止 SET REAL MOTOR SPEED r/min コンデンサ (スピードコントローラに付属) 電源スイッチ 〈推奨サーキットブレーカ〉 (株) センサータ・テクノロジーズ ジャパン製 タイプ 単相:IELH-1-11-63-5A-M (定格電流5 A,遮断特性DELAY63) ※推奨遮断特性:DELAY61∼63 問い合わせ先 049-283-7575 SIG. OUT MODE 40 W以下はスピードコントローラ本体内に コンデンサを内蔵。 60 W以上は外部の結線部でコンデンサを 接続。 コンデンサの線は外さないで、そのままで お使いください。 コントローラ モータ アース端子に必ず接地してください。 D種接地(100 Ω以下:ø1.6 mm以上) アース端子に必ず接地してください。 D種接地(100 Ω以下:ø1.6 mm以上) 締め付けトルク:1.0 N・m∼1.5 N・m ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 → → 電源投入時 停止 停止 RATIO モード モータの回転速度に倍率を乗じた値で、速度を設定したり実際 の速度を表示することにより、ギヤヘッド出力軸の回転速度の 換算や、ベルトコンベアの搬送速度の換算ができます。 RATIOモードはこの倍率を設定するためのモードで、 および キーで選択できます。 (表示倍率の選択) ギヤ減速比の設定数値(ギヤヘッド出力軸の回転速度によっ て表示する場合) 〈 “SET”または“REAL”の表示値=モータの回転速度 ÷ ギヤ減速の設定数値〉 弊社ギヤヘッドの減速比を記憶していますので、 および キーで選択してください。 1.000→3→…100…→202…→1000…→2020 乗算倍率の設定数値(ベルトコンベア)の搬送速度等によっ て表示する場合 〈 “SET”または“REAL”の表示値=モータの回転速度 × 乗算倍率の設定数値〉 0.005から0.995までの乗算倍率の設定ができますので、 および キーで選択してください。 1.000→0.995→…→0.015→0.010→0.005 (0.005きざみ) SET モード 回転速度を設定するモードで および キーにより、下記の 数値を選択できます。 〔表示倍率1.000の場合〕 10 r/min単位で選択できます。 〈例〉 ●電源周波数50 Hz:90→100→110…→1400 r/min ●電源周波数60 Hz:90→100→110…→1400… 1700 r/min 〔表示倍率1.000以外の場合〕 「RATIO」モードでの表示倍率の設定および、ギヤ減速比の設 定に基づいて表示されますので、 および キーにより、下記 の数値を選択できます。 〈例〉ギヤ減速比の設定数価=3 10÷3 r/min単位選択できます。端数は切り捨てて表示します。 ●電源周波数50 Hz:29.9→33.3→36.6…→466.6 r/min ●電源周波数60 Hz:29.9→33.3→36.6…→466.6… 566.6 r/min 〈例〉乗算倍率の設定数値=0.500 10×0.500単位で選択できます。端数は切り捨てて表示します。 ●電源周波数50 Hz:45.0→50.0→55.0…→700.0 ●電源周波数60 Hz:45.0→50.0→55.0…→700.0… 850.0 〔注〕表示倍率1.000の場合のみ “MOTER SPEED r/min”を表示します。また 1.000 を 超える場合“r/min”のみを表示し、未満の場合は両者表 示しません。 REAL モード 延長コード RUN STOP SS SD SET.L RATIO 前回の状態 “RUN”状態 “STOP”状態 ■ 動作モードの説明〔UX シリーズ〕 コンデンサキャップ (オプション) 電源 (2) “NO”のとき 電源投入時の運転動作は、前回電源を切った状態にかか わらず停止します。 再起動するときは、RUNーSTOP キーを操作してください。 索 引 ■ 各部の名前とはたらき (1) “YES”のとき 電源投入時の運転動作は、前回電源を切った状態と同じ 動作を再現します。 オプション 80 52.5 電源ケーブル(2 m) RUN STOP ・表示倍率(RATIO モード)、回転速度(SET モード)、 ソフトスタート・ダウン(SS/SD 設定モード)の設定 ・RUN キー押しでモータが回転 ブレーキユニット (例)200 V C-22 スピードコントローラ スピードコントローラ REALモードは、モータの実際の回転速度を表示倍率を乗じて 表示します。 〔表示倍率1.000の場合〕 5 r/min単位で表示します。 〈例〉 0→5…→90→100→110…→1400…→1700 r/min 〔表示倍率1.000以外の場合〕 「RATIO」モードでの表示倍率の設定および、ギヤ減速比の設 定に基づいて表示します。 〈例〉ギヤ減速比の設定数値=3 5÷3 r/min単位で、端数は切り捨てて表示します。 0→1.6…→29.9→33.3→36.6…→466.6…→566.6 r/min 〈例〉乗算倍率の設定数値=0.500 10×0.500単位で、端数は切り捨てて表示します。 0→2.5…→45.0→50.0→55.0…→700.0…→850.0 〔注〕表示倍率1.000の場合のみ “MOTER SPEED r/min”を表示します。また 1.000 を 超える場合“r/min”のみを表示し、未満の場合は両者表 示しません。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-23 ユニットタイプ UX シリーズ ソフトスタート(SS)/ ソフトダウン(SD)設定モード 1500 750 5S SS SD ■ ADJ 速度設定用ボリュームを最大(右いっぱい)にした時の回転速度が、 50 Hz:1400 r/min、 60 Hz:1700 r/minに なるように調整ボリューム(通常はフロントパネルの下に隠れて います)で設定してください。 実体配線図 (110) 89 52.5 ■40 W以下(コンデンサ内蔵) (例)200 V (13) 変速ボリューム パワー表示LED Low High STOP RUN 76 3.5 10 ■60 W以上 (例)200 V 60 コンデンサキャップ (オプション) サーキットブレーカ (MCCB) :5 A <お願い> 電源には漏電遮断器 を必ず設置してくだ さい。 延長コード 電源スイッチ パワー表示LED コンデンサ (スピードコントローラに付属) RUN 40 W以下はスピードコントローラ本体内に コンデンサを内蔵。 60 W以上は外部の結線部でコンデンサを 接続。 コンデンサの線は外さないで、そのままで お使いください。 コントローラ モータ アース端子に必ず接地してください。 D種接地(100 Ω以下:ø1.6 mm以上) アース端子に必ず接地してください。 D種接地(100 Ω以下:ø1.6 mm以上) 締め付けトルク:1.0 N・m∼1.5 N・m 2. RUN/STOP スイッチが“STOP”になっていることを確認のうえ電源コードをAC電源に接続します。 3. 電源を投入しますと、「通電表示」が点灯します。 RUN/STOP 4. スイッチを“RUN”にすると、モータは回転します。 スイッチを中間の状態で止めずに確実に“RUN”または“STOP”側に操作してください。 RUN/STOP このスイッチは電源の開閉用ではありませんので、長時間ご使用にならない場合は、元電源をお切りください。 (13) にはコントローラの元電源をお切りください。 High RUN ■ 回転方向の切替〔USシリーズ〕 ● 一方向運転 銘板 端子台 (カバー付) 76 電源ケーブル(2 m) 3.5 スピードコントローラ裏面の端子台の結線換えにより、回転方向が変ります。端子を “CW” “CCW” どちらか一方に接続してください。 運転スイッチ 60 白、黒:電源線 緑:フレームグランド コンデンサ (40 W以下はコントローラ ボックスに内蔵) 90 Low 100 ø 22 80.5 結線 銘板 STOP モータの出力軸側から見て フロントパネル 10 単位 mm ファストン187タブ (t0.5) 10max 表示 単位 mm コンデンサ品番 電圧 ユニット品番 100 V MUSN960GL M0PC5M40 200 V M0PC25M20 M0PC6.2M38 L W 50.2 26.7 “CW” “CCW”の端子にスイッチを増設しま すと、正逆運転ができます。 (W2) W1 単位 mm D H T コンデンサキャップ W1 W2 W3 W4 37 36 4 M0PC5026 50 48 (オプション) 26 22 MUSN960GY 50 30.5 41 41.5 4 M0PC5032 50 48 32.5 29.5 100 V MUSN990GL 50.2 31 41 42 4 M0PC5032 50 48 32.5 29.5 200 V MUSN990GY 50 30.5 41 41.5 4 M0PC5032 50 48 32.5 29.5 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 ギヤヘッドと組み合せますと、ギヤヘッドの出力軸の回転方向は、 減速比により、モータの回転方向と逆になる場合があります。 ● 正逆運転 (W4) W3 T 1.5 6.2 H W D (61) 2ーø2.5穴 L 〔注〕 時計方向 “CW” “COM” を接続します。 反時計方向“CCW” “COM” を接続します。 ø4 コンデンサキャップ 12 17 コンデンサ C-24 High RUN/STOP 5. スイッチを“STOP”にしますとモータが停止します。 変速ボリューム (110) 89 〈推奨サーキットブレーカ〉 (株) センサータ・テクノロジーズ ジャパン製 タイプ 単相:IELH-1-11-63-5A-M (定格電流5 A,遮断特性DELAY63) ※推奨遮断特性:DELAY61∼63 問い合わせ先 049-283-7575 Low STOP 6. モータに電動ファンが付いている場合はコントローラに電源を投入すると、電動ファンが回ります。電動ファンを停止させる コンデンサ用リード線 (350±30 mm) M0PC20M20 運転スイッチ 単位 mm 52.5 ■フロントパネル (取りはずし可能) 1. 「モータ用コネクタ」を接続します。 電源コード(2 m) 白、黒:電源線 緑:フレームグランド モータコネクタ RUN ■ 運転方法〔USシリーズ〕 銘板 端子台 (カバー付) ø4.3穴 90 100 80.5 ø22 モータコネクタ High 電源 ■ 外形寸法図 USシリーズ ■ 速度設定用ボリューム Low STOP 索 引 スピードコントローラ ユニットタイプ US シリーズ ■ 通電表示 ■ RUN/STOP スイッチ オプション 0 USシリーズ ブレーキユニット ソフトスタート・ソフトダウン時間とは、回転速度が 0 r/min 〜 1500 r/min まで変化するのに要する時間です。 〈例〉 ソフトスタート時間を 10 秒に設定すると、 “SET”の回 転速度が 750 r/min のとき 750 r/min =5 10 × 1500 r/min 0 r/min から 750 r/min に達する時間は 5 sec となります。 “SD”も同様です。 注)2. 負荷の慣性が大きい場合には、実際の回転速度の変化 は、設定したソフトスタート・ソフトダウン時間より長くな ります。 r/min ユニットタイプ US シリーズ ■ 各部の名前とはたらき MODE キーを 1 秒以上の長押しで SS モードになり、MODE キーを押すごとに SS/SD の切り替えができます。 ソフトスタート・ソフトダウン時間をそれぞれ個別に設定す るモードで、 および キーにより値を選択できます。 0.1 秒単位で、最大 30 秒まで設定できます。 注)1. ソフトスタート(SS)・ソフトダウン(SD)とは スピードコントローラ スピードコントローラ スピードコントローラ 〔注〕 モータが停止してから、スイッチを切り換え てください。 スイッチ 仕様 ●単極双投 ON-OFF-ON ●100 V電源:5 A-200 VAC以上 ●200 V電源:3 A-400 VAC以上 40 W以下(コンデンサ内蔵) 60 W以上 リード線を 取りはずして ください。 リード線を 取りはずして ください。 COM CW CCW AC AC FG スイッチ COM CW CCW AC AC FG スイッチ コンデンサ コンデンサの接続は 外さないで、そのままで お使いください ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-25 ユニットタイプ スピードコントローラ スピードコントローラ スピードコントローラ μインバータ ■ 取付方法〔UXシリーズ・USシリーズ〕 ■特長 ● 角穴を開けて取り付ける方法 ● 超小形で低騒音仕様 (従来比) V電源で三相200 Vモータの変速が可能 ブレーキユニット ● 単相100 US・UXシリーズ共通 (倍電圧仕様) 単相200 取り付け機器 2ーM4または2ーø4.5 2ーM4ネジ V電源仕様もあります。 ● ボリュームツマミで簡単操作 ● 正・逆運転スイッチなどの外部制御が可能 90 ±0.2 オプション 81+1 0 ● 三相モータ専用 53 +1 0 索 引 コントローラ本体 単位 mm 取り付け方法 ①取り付け機器に角穴をあけます。 ②コントローラ本体とフロントパネルを組み合わせたままM4のネジとセットで固定します。 ■ 標準仕様 ● 角穴を開けずに取り付ける方法 品 USシリーズのみ 2ーø7.5 26 ±0.2 13.2 ±0.2 ø7 2ーM4ネジ ナット ø23 ±0.2 50 ±0.2 コントローラ本体 2.0以下 90° ø6.5 ø3.5 (断面図A) 単位 mm 注意事項 定 格 出 力 電 流( A ) 定 ● コントローラとモータを離して取り付ける場合 コントローラとモータを離して取り付ける場合は、オプションの「延長コード」を用いてください。 最大5 mまで延長することができます。 (1 mの延長コードは付属しています。) オプションの(D-4ページ) を参照してください。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-26 出 力 電 電 許 容 電 周 出 制 御 方 法 圧 範 力 周 波 M1G9A1V1X M1G4A2V1X M1G9A2V1X 25/40 60/90 25/40 60/90 0.11/0.16 0.19/0.27 0.11/0.16 0.20/0.28 0.28/0.4 0.49/0.7 0.28/0.4 0.49/0.7 圧 ※6 三相AC200 V∼220 V 三相AC200 V∼230 V 圧 ※6 単相AC100 V∼110 V 単相AC200 V∼230 V 囲 ±10 % 数 50 Hz/60 Hz ±5 % 方 式 低騒音 正弦波PWM方式 数 範 囲 ※3 波 御 M1G4A1V1X 加 減 速 時 間 設 定 ※4 過 負 荷 電 流 定 格 1.0 Hz∼120 Hz(出荷設定時:60 Hz) 0秒∼30秒 150 % 1分間 回 生 ブ レ ー キ ト ル ク ※5 周 波 数 設 短時間平均減速トルク 100 % 定 パネルボリューム 運転スイッチ・正逆スイッチ 外 取り付け機器の板厚は、2 mm以下のものをご使用ください。 ①取り付け機器に穴をあけます。 ②スピードコントローラ本体からフロントパネルを取り外します。 ③スピードコントローラ本体をM3のさらネジとナットで固定します。 ④フロントパネルを取り付け機器に組み付け、M4のネジとナットで固定します。 格 制 保 取り付け方法 ※1 出 力 容 量 ( k V A ) ※2 フロントパネル 4ーø3.5 (断面図A) 12 適 用 モ ー タ( W ) 出 力 定 格 電 源 ø17 90 ±0.2 15 ±0.2 本体取付用ネジ (M3さらネジ) 番 部 信 護 機 号 (入力):運転指令・正逆指令・フリーラン停止、 (出力):異常信号 能 不足電圧保護・過電流保護・過電圧保護・瞬時停電保護 ストール防止・過負荷遮断・自己診断トリップ 電 子 サ ー マ ル 周 囲 条 件 保 パネルスイッチ 25 W/40 W 60 W/90 W 25 W/40 W 周 囲 温 度 −10 ℃∼+40 ℃(凍結のないこと) 周 囲 湿 度 相対湿度 90 %以下(結露のないこと) 60 W/90 W 雰 囲 気 室内(腐食性ガス・ちり・ごみ・ほこりのない所) 標 高 海抜 1000 m以下 造 閉鎖形(IP20) 護 構 ※1. ※2. ※3. ※4. ※5. 適用モータは、弊社三相小形ギヤードモータM□Mシリーズ4極の場合を示します。 出力容量は、定格出力電圧が220 V(M1G□A1V1X)、230 V(M1G□A2V1X)のときを示します。 ギヤヘッドをご使用になる場合は、出力周波数を60 Hz以上で使用しないでください。 0秒設定の場合、実際には0.05秒になります。 回生ブレーキトルクの大きさは、短時間平均減速トルクであり連続回生トルクではありません。 基底周波数を超えた周波数から減速するとトルク値が低下します。ブレーキ抵抗は、内蔵していません。 ※6. 電磁ブレーキ付きモータの電磁ブレーキ用電源電圧はAC200 V∼230 Vを使用してください。 μインバータの出力電圧に電磁ブレーキを接続しないでください。ブレーキが解放できない場合があります。 ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-27 スピードコントローラ スピードコントローラ μインバータ ■ オプション ■ 配線図 R/L1 V モータ延長コード (オプション) E W U ø5.1穴 単位 mm 三相 モータ ● 電源コード(DV0P137) 40 I1 I2 I3 O1 COM 3000 40 端子M3 黒 黒:電源 白:電源 緑:アース 白 緑 2 0.75 mm 3芯ø7 端子M4 90 端子M4 異常信号出力端子 VCE max=DC24 V IC max=50 mA (COM共通でオープンコレクタ) 単位 mm モータ、外部制御への接続にはオプション(C-29ページ)を手配してください。 ● ノイズフィルタ(DV0P140) 6-ø3.5 IN 40 30 24 ■ 外形寸法図 131 4-M3 63 72 81 60 (13) 索 引 運転/停止スイッチ 正転/逆転スイッチ フリーラン停止スイッチ 外部制御延長コード (オプション) 16 オプション 51.5 S/L2 6.5 3.0 34 MCCB 17.5MAX 電源コード (オプション) ø25.5 定格電源電圧 ブレーキユニット ● データラインフィルタ(DV0P031) 15 33 13.5 13.5 単位 mm Low High STOP RUN 銘板 100 90 ● モータ延長コード コネクタ:5557-06R-210 ピン:5556TL (モレックス) L 緑:アース 赤:U 白:V 黒:W CCW CW 2 105.5 4.5 0.75 mm 4芯ø10黒 2ーø4.5 ● 外部制御延長コード 52.5 30 POWER SUPPLY R L1 S L2 1 5 V E MOTOR 80.5 (ディップスイッチ) 1 倍速選択 (×1/×2) 2 最高周波数選択 (60 Hz/50 Hz) 3 電子サーマル選択 WU 5芯シールドケーブル灰 I1 I2 I3 O1 COM 90 端子M4 単位 mm 単位 mm フロントパネル取り外し (加減速時間設定) ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-28 L(m) DV0P13802 DV0P13803 DV0P13805 2 オプション品番 L(m) DV0P13902 DV0P13903 DV0P13905 2 3 5 単位 mm コネクタ:IL-5S-S3L-(N) ピン:IL-C2-10000 (日本航空電子) L オプション品番 コネクタピンNo. 5 4 3 2 1 電線色 白 赤 黒 黄 緑 3 5 端子記号 I1 I2 I3 O1 COM ※ご使用に際し必ず「取扱説明書」をお読み頂き注意事項を十分ご確認の上、正しくお使いください。 C-29 ブレーキユニット 目次 ■ ブレーキユニットの概要 ■ 機種別製品情報 C-30 C-32 C-33