本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 ® MB96670 シリーズ 16 ビット・マイクロコントローラ MB96F673R/A, MB96F675R/A Data Sheet (Full Production) Publication Number MB96670_DS704-00001 CONFIDENTIAL Revision 2.1 Issue Date January 31, 2014 D a t a S h e e t MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 CONFIDENTIAL ® MB96670 シリーズ 16 ビット・マイクロコントローラ MB96F673R/A, MB96F675R/A Data Sheet (Full Production) 概要 MB96670 シリーズは、Spansion の F2MC-16FX アーキテクチャ(RISC と同様な性能を実現するた めの命令パイプラインを搭載した 16 ビットアーキテクチャ)を用いた 16 ビットマイクロコントロー ラです。 F2MC-16FX 製品は、従来の F2MC-16LX ファミリと同じ CPU の命令セットを使用しています。こ のため、F2MC-16LX 用のソフトウェアを F2MC-16FX 製品に容易に移植できます。従来の製品と 比較して、F2MC-16FX 製品は同じ動作周波数でも動作が大幅に改善され、低消費電力, 起動時間 の短縮を実現しました。 低消費電力かつ高速の処理スピードを実現するために、内蔵 PLL 回路は、4MHz~8MHz の外部振 動子から CPU に最大動作周波数 32MHz を供給できます。それにより、EMI への対策に優れ、最 小命令サイクルタイム 31.2ns を実現しています。内部電圧を降圧させる内蔵電圧レギュレータに より放射ノイズは最小限に抑えられます。柔軟性のあるクロックツリーにより、CPU のスピード に関係なく、周辺リソースに見合う動作周波数が設定できます。 (注意事項) F2MC は Spansion LLC の登録商標です。 Spansion のマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中、またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 http://www.spansion.com/jp/support/microcontrollers/ Publication Number MB96670_DS704-00001 Revision 2.1 Issue Date January 31, 2014 本書には、弊社製品に関する最新の技術仕様が記載されています。Spansion Inc.は、本製品の量産体制に入っており、本書の次のバージョンでは大きな変更はない見込みで す。ただし、誤字や仕様の訂正、あるいは提供中の有効な組み合わせに関する変更が生じる可能性はあります。 CONFIDENTIAL D a t a S h e e t 特長 テクノロジ 0.18m CMOS CPU ・ ・ ・ ・ F2MC-16FX CPU コントローラアプリケーション用に最適化された命令セット (豊富なデータタイプ(ビット, バイト, ワード, ロングワード), 23 種類の豊富なアドレッシング モード(バレルシフト, 多様なポインタ)) 8 バイトの命令キュー 符号付き乗算 (16 ビット× 16 ビット) と除算 (32 ビット/16 ビット) 命令が使用可能 システムクロック ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ オンチップ PLL クロック逓倍 (×1 ~ ×8, PLL 停止時×1) 4MHz ~ 8MHz の水晶振動子 (セラミック振動子使用時の最大周波数は Q 係数によって決まる) 高速クロック入力モード時、外部クロックの最大周波数は 8MHz 32.768kHz のサブシステム水晶クロック 高速で安全な起動のための 100kHz/2MHz の内部 RC クロック, クロック停止検出機能, ウォッ チドッグ 2 つの周辺リソースクロックドメインと CPU に対して、ソースクロックをメインクロック, サ ブクロックおよびオンチップ RC クロックから個別に選択可能 サブクロック発振機能は、電源リセットまたは外部リセット解除後、マーカの設定により制御 されるブート ROM プログラムによって起動可能 13 種類 (ランモード, スリープモード, タイマモード, ストップモード) の低消費電力モード オンチップ電圧レギュレータ 内部電圧レギュレータは MCU への供給電源(最小=2.7V)を広範囲にサポートし、消費電力の低減 化を実現 低電圧検出機能 電源電圧がソフトによる設定電圧を低下したときにリセットを発行 コードセキュリティ フラッシュメモリの内容が第三者によって読み出されないようにフラッシュメモリの内容を保護 可能 DMA CPU に依存しない自動転送機能を内蔵、周辺リソースに自由に割当て可能 割込み ・ ・ ・ 高速割込み処理 8 段階のプログラマブルな優先レベル NMI (マスク不可割込み) 2 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t CAN ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ CAN 仕様 Ver.2.0A および Ver.2.0B に準拠 ISO16845 認証済み 最大 1Mbps のビットレート 32 のメッセージオブジェクト 各メッセージオブジェクトには固有の識別子マスク プログラマブル FIFO モード(メッセージオブジェクトの連結) マスク可能な割込み タイムトリガ CAN アプリケーション用自動再送信無効モード 自己診断動作用のプログラマブルループバックモード USART ・ ・ ・ ・ ・ 全二重 USART (SCI/LIN) 専用リロードタイマを使用して広範囲のボーレートを設定可能 各種シリアル同期プロトコルに対応する同期オプション マスタおよびスレーブとして動作する LIN 機能 割込み負荷を低減させる LIN プロトコル機能 I2C ・ ・ 最大 400kbps マスタおよびスレーブ機能, 7 ビットおよび 10 ビットアドレシング A/D コンバータ ・ ・ ・ ・ ・ ・ SAR タイプ 8/10 ビットの分解能 変換完了時の割込み信号発生, シングル変換モード, 連続変換モード, 停止変換モード, ソフトウェア, 外部トリガ, リロードタイマおよび PPG による起動 レンジ比較機能 チャネルスキップ機能 パルス検出機能 ソースクロックタイマ 3 つの独立したクロックタイマ(23 ビット RC クロックタイマ, 23 ビットメインクロックタイマ, 17 ビットサブクロックタイマ) ハードウェアウォッチドッグタイマ ・ ・ リセット解除後、ハードウェアウォッチドッグタイマは起動 ウォッチドッグタイマのウィンドウ機能はウォッチドッグインターバルのウィンドウ下限を選 択するために使用 リロードタイマ ・ ・ ・ 16 ビット幅 周辺クロック周波数の 1/21, 1/22, 1/23, 1/24, 1/25, 1/26 の分周が可能 イベントカウント機能 フリーランタイマ ・ ・ オーバフロー時に割込み信号発生 周辺クロック周波数の 1, 1/21, 1/22, 1/23, 1/24, 1/25, 1/26, 1/27, 1/28 の分周が可能 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 3 D a t a S h e e t インプットキャプチャユニット ・ ・ ・ 16 ビット幅 外部イベント発生時に割込み信号発生 立上りエッジ, 立下りエッジまたは両エッジの検出が可能 プログラマブルパルスジェネレータ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 16 ビットのダウンカウンタ, サイクル, デューティ設定レジスタ 2×8 ビット PPG として使用可能 トリガ, カウンタボロー, デューティ一致発生時の割込み PWM 動作とワンショット動作 内部プリスケーラにより、カウンタクロックとして周辺クロックの 1, 1/4, 1/16, 1/64 の分周また は選択されたリロードタイマアンダフローの 1, 1/4, 1/16, 1/64 の分周が可能 ソフトウェアまたはリロードタイマによる起動が可能 A/D コンバータの起動が可能 タイミングポイントキャプチャ ステッピングモータコントローラ ・ ・ ・ ・ ・ 高電流出力ドライバが統合されているステッピングモータコントローラ チャネルごとに 4 系統の高電流出力 チャネルごとに 2 つの同期した 8/10 ビット PWM PWM クロック用の内部プリスケーラ処理: 周辺クロックの 1, 1/4, 1/5, 1/6, 1/8, 1/10, 1/12, 1/16 に 分周 高電流出力ドライバ用に専用の電源 LCD コントローラ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 最大 4COM×24SEG を備えた LCD コントローラ 内部または外部における電圧生成 デューティ周期: 選択可能オプション: 1/2, 1/3, 1/4 1/3 バイアスに固定 プログラム可能なフレーム周期 4 つのソースクロック (周辺クロック, メインクロック, サブクロックまたは RC クロック) から 選択可能 内部分割抵抗または外部分割抵抗に対応 表示用のオンチップデータメモリ タイマモードにて LCD 表示可能 ブランク表示:選択可能 すべての SEG, COM および V 端子は、汎用ポートに切換え可能 サウンドジェネレータ ・ ・ 8 ビット PWM 信号は 16 ビットリロードカウンタからのトーン周波数と混成 内部プリスケーラによる PWM クロック:周辺クロックの 1, 1/2, 1/4, 1/8 リアルタイムクロック ・ ・ ・ ・ ・ サブクロック (32kHz), メインクロック (4MHz) または RC クロック (100kHz/2MHz) のいずれ かからソースクロックを選択可能 サブクロックまたは RC クロックの振動誤差修正機能 (クロック補正) 秒/ 分/ 時レジスタの読取り/ 書込みアクセス可能 0.5 秒/1 秒/ 分/ 時/ 日ごとに割込み信号生成可能 内部クロック分周器とプリスケーラにより、正確な 1 秒クロックを提供 4 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 外部割込み ・ ・ ・ ・ エッジまたはレベル検出可能 チャネルごとに割込みマスクビットあり CAN チャネルの RX 端子においてウェイクアップ用として外部割込みを使用可能 USART チャネルの SIN 端子においてウェイクアップ用として外部割込みを使用可能 NMI (マスク不可割込み) ・ ・ ・ ・ リセット後に無効になり、ブート ROM 起動時の ROM 構成ブロックの設定により 有効にできます 有効にした後は、リセット以外の方法で無効にはできません "H"レベルまたは"L"レベル検出可能 外部割込み 0 と端子を共有 I/O ポート ・ ・ ・ ・ ・ ・ 大部分の外部端子が汎用 I/O として使用可能 すべてプッシュプル出力 (I2C SDA/SCL ラインとして使用する場合を除く) 端子ごとに入出力または周辺信号として設定可能 端子ごとに入力許可を設定可能 汎用 I/O 端子ごとに 1 つの入力レベル (オートモーティブまたは CMOS ヒステリシス) 端子ごとにプルアップ抵抗を設定可能 オンチップデバッガ (OCD) ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 線式デバッグツールインタフェース ブレーク機能: - ハードウェアブレーク: 6 ポイント (コードイベントと兼用) - ソフトウェアブレーク: 4096 ポイント イベント機能: - コードイベント: 6 ポイント (ハードウェアブレークと兼用) - データイベント: 6 ポイント - イベントシーケンサ: 2 レベル + リセット 実行時間測定機能 トレース機能: 42 分岐 セキュリティ機能 フラッシュメモリ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ デュアルオペレーションフラッシュは一方のフラッシュバンクに書込み、または消去中に他方 のフラッシュバンクへの読出しが可能 プログラミングアルゴリズムの自動実行に対応したコマンドシーケンサとフラッシュメモリ プログラミング用に DMA に対応 自動プログラミング, Embedded Algorithm 対応 書込み/消去/消去一時停止/再開コマンド 自動アルゴリズムの完了を示すフラグ 消去はセクタ単位で実行可能 セクタ保護 フラッシュ内容を保護するフラッシュセキュリティ機能 フラッシュ書込み中または消去中の低電圧検出可能 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 5 D a t a S h e e t 品種構成 項目 製品の種類 サブクロック デュアルオペレーション フラッシュメモリ 備考 MB96670 フラッシュメモリ製品 ソフトウェアで設定可能 RAM - 64.5KB + 32KB 4KB MB96F673R, MB96F673A 128.5KB + 32KB 4KB MB96F675R, MB96F675A パッケージ DMA USART LIN-ヘッダ自動送受信機能 16 バイト送受信用 FIFO 機能 I 2C 8/10 ビット A/D コンバータ データバッファ機能 レンジ比較機能 チャネルスキップ機能 パルス検出機能 16 ビットリロードタイマ (RLT) 16 ビットフリーランタイマ (FRT) 16 ビットインプットキャプチャ ユニット (ICU) 8/16 ビットプログラマブルパルス ジェネレータ (PPG) タイミングポイント キャプチャ機能 スタートディレイ機能 ランプ機能 LQFP-64 FPT-64P-M23/M24 2 チャネル 2 チャネル あり(1 チャネル) なし 1 チャネル 12 チャネル なし あり あり あり 3 チャネル 2 チャネル 4 チャネル (2 チャネルは LIN-USART 用) 4 チャネル (16-bit) / 8 チャネル (8-bit) 製品オプション R: CAN 搭載品 A: CAN 非搭載品 LIN-USART 0/1 LIN-USART 0 I 2C 0 AN 8/9/12/13/16~23 RLT 1/2/6 FRT 0/1 ICU 0/1/4/5 (ICU 0/1 は LIN-USART 用) PPG 0 ~ 3 あり なし なし CAN 0 32 メッセージバッファ SMC 0/1 INT 0 ~ 4/6/7 CAN インタフェース 1 チャネル ステッピングモータコントローラ(SMC) 外部割込み (INT) マスク不可割込み (NMI) 2 チャネル 7 チャネル 1 チャネル サウンドジェネレータ (SG) 1 チャネル SG 0 4COM × 24SEG COM 0~3 SEG 3~6/8~11/19~21/23/ 30/36~39/42/45~47/54~56 LCD コントローラ リアルタイムクロック (RTC) I/O ポート クロック補正ユニット (CAL) クロック出力機能 1 チャネル 48 (デュアルクロックモード) 50 (シングルクロックモード) 1 チャネル 2 チャネル 低電圧検出機能 あり ハードウェアウォッチドッグタイマ オンチップ RC 発振器 オンチップデバッガ あり あり あり 6 CONFIDENTIAL 低電圧検出機能は ソフトウェアで禁止設定可能 MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t (注意事項) 各製品の周辺リソースの信号はパッケージの端子数の制限により、すべて使用できるわけ ではありません。周辺リソースの使用方法によって、リロケーション機能を使用してくだ さい。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 7 D a t a S h e e t ブロックダイヤグラム DEBUG I/F CKOT0_R, CKOT1 CKOTX0 X0, X1 X0A, X1A RSTX MD NMI 割込み コントローラ 16FX CPU OCD フラッシュ メモリA クロック & モードコントローラ 16FX コアバス (CLKB) ウォッチ ドッグ AVcc AVss AVRH AN8, AN9 AN12, AN13 AN16~AN23 ADTG TIN1, TIN1_R, TIN2_R TOT1, TOT1_R, TOT2_R IN0_R, IN1, IN1_R IN4_R, IN5_R INT0~INT4 INT6, INT7 INT1_R, INT2_R I 2C 1ch 8/10 ビット ADC 12ch 16 ビット リロードタイマ 1/2/6 3ch I/O タイマ 0 FRT 0 ICU 0/1 I/O タイマ 1 FRT 1 ICU 4/5 外部割込み 7ch COM0~COM3 8 CONFIDENTIAL ブート ROM RAM CAN インタフェース 1ch RX0 サウンド ジェネレータ 1ch SGO0 USART 2ch 電圧 レギュレータ Vcc Vss C TX0 SGA0 SIN0, SIN1 SOT0, SOT1 SCK0, SCK1 TTG1 PPG 4ch (16 ビット) / 8ch (8 ビット) PPG0_R, PPG1_R, PPG2_R, PPG3 PPG0_B, PPG1_B, PPG2_B, PPG3_B ステッピング モータ コントローラ 2ch リアルタイム クロック V0~V3 SEG3~SEG6, SEG8~SEG11 SEG19~SEG21, SEG23 SEG30,SEG36~SEG39 SEG42,SEG45~SEG47 SEG54~SEG56 周辺バス ブリッジ 周辺バス 2 (CLKP2) SDA0 SCL0 周辺バス ブリッジ 周辺バス 1 (CLKP1) DMA コントローラ DVcc DVss PWM1P0, PWM1P1 PWM1M0, PWM1M1 PWM2P0, PWM2P1 PWM2M0, PWM2M1 WOT_R LCD コントローラ/ ドライバ 4COM×24SEG MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 端子配列図 P04_5 / SCL0*2 39 DEBUG I/F 40 P17_0 41 MD 42 X1 43 X0 Vss 44 P04_0 / X0A*3 45 P04_1 / X1A*3 46 P11_7 / SEG3 / IN0_R P11_1 / COM1 / PPG0_R 47 RSTX P11_2 / COM2 / PPG1_R 48 P11_0 / COM0 P12_0 / SEG4 / IN1_R P11_3 / COM3 / PPG2_R (Top view) 38 37 36 35 34 33 P12_1 / SEG5 / TIN1_R / PPG0_B 49 32 P04_4 / PPG3 / SDA0*2 P12_2 / SEG6 / TOT1_R / PPG1_B 50 31 P13_6 / SCK0 / CKOTX0 / SEG47*1 P12_4 / SEG8 51 30 P13_5 / SOT0 / ADTG / INT7 / SEG46 P12_5 / SEG9 / TIN2_R / PPG2_B 52 29 P13_4 / SIN0 / INT6 / SEG45*1 P12_6 / SEG10 / TOT2_R / PPG3_B 53 28 P08_7 / PWM2M1 / AN23 P12_7 / SEG11 / INT1_R 54 27 P08_6 / PWM2P1 / AN22 P01_1 / SEG21 / CKOT1 55 26 P08_5 / PWM1M1 / AN21 P01_3 / SEG23 56 25 P08_4 / PWM1P1 / AN20 P03_0 / SEG36 / V0 57 24 DVss P03_1 / SEG37 / V1 58 23 DVcc P03_2 / SEG38 / V2 59 22 P08_3 / PWM2M0 / AN19 P03_3 / SEG39 / V3 60 21 P08_2 / PWM2P0 / AN18 P03_4 / RX0 / INT4*1 61 20 P08_1 / PWM1M0 / AN17 P03_5 / TX0 62 19 P08_0 / PWM1P0 / AN16 P03_6 / INT0 / NMI 63 18 P05_5 / AN13 Vcc 64 17 P05_4 / AN12 / INT2_R / WOT_R 13 14 15 16 AVss 12 AVcc 11 AVRH 10 P05_1 / AN9 SEG42*1 9 P05_0 / AN8 P13_0 / INT2 / SOT1 8 P06_7 / TOT1 / SEG56 / IN5_R P03_7 / INT1 / SIN1*1 7 P06_5 / IN1 / SEG54 / TTG1 C 6 P06_6 / TIN1 / SEG55 / IN4_R 5 P02_2 / SEG30 / CKOT0_R 4 P01_0 / SEG20 / SGA0 3 P00_7 / SEG19 / SGO0 2 P13_1 / INT3 / SCK1 / 1 Vss LQFP-64 (FPT-64P-M23/M24) *1: CMOS 入力レベルのみ 2 *2: I C 用 CMOS 入力レベルのみ *3: サブクロックを使用する場合は ROM 構成ブロック(RCB)を設定してください。 上記以外のすべての汎用端子はオートモーティブ入力レベルのみです。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 9 D a t a S h e e t 端子機能説明 端子記号 機能 ADTG ANn AVcc ADC ADC 電源 AVRH AVss C CKOTn CKOTn_R CKOTXn ADC 電源 電圧レギュレータ クロック出力機能 クロック出力機能 クロック出力機能 COMn DEBUG I/F DVcc DVss INn INn_R LCD OCD 電源 電源 ICU ICU 外部割込み INTn INTn_R MD NMI Pnn_m 外部割込み コア 外部割込み GPIO 説明 A/D コンバータのトリガ入力端子 A/D コンバータのチャネル n 入力端子 アナログ回路電源端子 A/D コンバータ High 側基準電圧入力端子 アナログ回路電源端子 内部制御電源安定化コンデンサ端子 クロック出力機能 n 出力端子 リロケートクロック出力機能 n 出力端子 クロック出力機能 n 反転出力端子 LCD コモンドライバ端子 オンチップデバッガ入力/出力端子 SMC 電源端子 SMC 電源端子 インプットキャプチャユニット n 入力端子 リロケートインプットキャプチャユニット n 入力端子 外部割込み n 入力端子 リロケート外部割込み n 入力端子 動作モードを指定するための入力端子 マスク不可割込み入力端子 汎用 I/O 端子 プログラマブルパルスジェネレータ n 出力端子 (16 ビット/8 ビット) リロケートプログラマブルパルスジェネレータ n 出力端子 (16 ビット/8 ビット) プログラマブルパルスジェネレータ n 出力端子 (16 ビット/8 ビット) SMC PWM 高電流出力端子 リセット入力端子 CAN インタフェース n RX 入力端子 USART n シリアルクロック入力/出力端子 I2C インタフェース n クロック I/O 入力/出力端子 PPGn PPG PPGn_R PPG PPGn_B PPG PWMn RSTX RXn SCKn SMC コア CAN USART SCLn SDAn SEGn SGAn SGOn SINn I2C I2C LCD サウンドジェネレータ サウンドジェネレータ USART SOTn TINn TINn_R USART リロードタイマ リロードタイマ TOTn TOTn_R リロードタイマ リロードタイマ TTGn TXn PPG CAN プログラマブルパルスジェネレータ n トリガ入力端子 CAN インタフェース n TX 出力端子 Vn LCD 電源 LCD リファレンス電圧端子 電源端子 Vcc 10 CONFIDENTIAL I2C インタフェース n シリアルデータ I/O 入力/出力端子 LCD セグメントドライバ端子 サウンドジェネレータ振幅出力端子 サウンドジェネレータサウンド/トーン出力端子 USART n シリアルデータ入力端子 USART n シリアルデータ出力端子 リロードタイマ n イベント入力端子 リロケートリロードタイマ n イベント入力端子 リロードタイマ n 出力端子 リロケートリロードタイマ n 出力端子 MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 端子記号 機能 Vss 電源 WOT_R X0 RTC クロック リロケートリアルタイムクロック出力端子 発振入力端子 X0A クロック クロック サブクロック発振入力端子 発振出力端子 クロック サブクロック発振出力端子 X1 X1A January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 説明 電源端子 11 D a t a S h e e t 端子回路形式 端子番号 入出力 回路形式* 端子名 1 電源 Vss 2 F C 3 M P03_7 / INT1 / SIN1 4 H P13_0 / INT2 / SOT1 5 P P13_1 / INT3 / SCK1 / SEG42 6 J P00_7 / SEG19 / SGO0 7 J P01_0 / SEG20 / SGA0 8 J P02_2 / SEG30 / CKOT0_R 9 J P06_5 / IN1 / SEG54 / TTG1 10 J P06_6 / TIN1 / SEG55 / IN4_R 11 J P06_7 / TOT1 / SEG56 / IN5_R 12 K P05_0 / AN8 13 K P05_1 / AN9 14 電源 AVcc 15 G AVRH 16 電源 AVss 17 K P05_4 / AN12 / INT2_R / WOT_R 18 K P05_5 / AN13 19 R P08_0 / PWM1P0 / AN16 20 R P08_1 / PWM1M0 / AN17 21 R P08_2 / PWM2P0 / AN18 22 R P08_3 / PWM2M0 / AN19 23 電源 DVcc 24 電源 DVss 25 R P08_4 / PWM1P1 / AN20 26 R P08_5 / PWM1M1 / AN21 27 R P08_6 / PWM2P1 / AN22 28 R P08_7 / PWM2M1 / AN23 29 P P13_4 / SIN0 / INT6 / SEG45 30 J P13_5 / SOT0 / ADTG / INT7 / SEG46 31 P P13_6 / SCK0 / CKOTX0 / SEG47 32 N P04_4 / PPG3 / SDA0 12 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 端子番号 入出力 回路形式* 端子名 33 N P04_5 / SCL0 34 O DEBUG I/F 35 H P17_0 36 C MD 37 A X0 38 A X1 39 電源 Vss 40 B P04_0 / X0A 41 B P04_1 / X1A 42 C RSTX 43 J P11_7 / SEG3 / IN0_R 44 J P11_0 / COM0 45 J P11_1 / COM1 / PPG0_R 46 J P11_2 / COM2 / PPG1_R 47 J P11_3 / COM3 / PPG2_R 48 J P12_0 / SEG4 / IN1_R 49 J P12_1 / SEG5 / TIN1_R / PPG0_B 50 J P12_2 / SEG6 / TOT1_R / PPG1_B 51 J P12_4 / SEG8 52 J P12_5 / SEG9 / TIN2_R / PPG2_B 53 J P12_6 / SEG10 / TOT2_R / PPG3_B 54 J P12_7 / SEG11 / INT1_R 55 J P01_1 / SEG21 / CKOT1 56 J P01_3 / SEG23 57 L P03_0 / SEG36 / V0 58 L P03_1 / SEG37 / V1 59 L P03_2 / SEG38 / V2 60 L P03_3 / SEG39 / V3 61 M P03_4 / RX0 / INT4 62 H P03_5 / TX0 63 H P03_6 / INT0 / NMI 64 電源 Vcc *: 入出力回路形式の詳細については、 「■入出力回路形式」を参照してください。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 13 D a t a S h e e t 入出力回路形式 形式 回路 備考 A X1 R 0 1 X out 高速発振回路: ・ X0/X1 端子に外部振動子あ るいは共振子を接続する発 振モードと、X0 端子に外部 クロック接続する高速外部 クロック入力(FCI)モードと の切換え可能 ・ 帰還抵抗 = 約 1.0M ・ 内部電圧で動作するための 振幅は 1.8V±0.15V です。 FCI X0 FCIモードまたは振動子無効 14 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 形式 回路 備考 B プルアップ制御 P-ch 入力シャット ダウン用 スタンバイ制御 P-ch Pout N-ch Nout R オートモーティブ入力 GPIO 機能と兼用の低速発振回 路: ・ 帰還抵抗 = 約 5.0M ・ GPIO 機能選択可能 (CMOS レベル出力(IOL = 4mA, IOH = -4mA), 入力 シャットダウン機能付きの オートモーティブ入力, プ ログラマブルプルアップ抵 抗) X1A R X out 0 1 FCI X0A FCIモードまたは振動子無効 プルアップ制御 P-ch 入力シャット ダウン用 スタンバイ制御 P-ch Pout N-ch Nout R オートモーティブ入力 C CMOS ヒステリシス入力端子 F 電源入力保護回路 P-ch N-ch January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 15 D a t a S h e e t 形式 回路 備考 ・ A/D コンバータ基準電圧入 力端子 ref + (AVRH)は保護 回路が付きます。 ・ AVRH 端子は VCC に対する 保護回路は付きません。 G P-ch N-ch H プルアップ制御 P-ch P-ch Pout N-ch Nout ・ CMOS レベル出力 (IOL = 4mA, IOH = -4mA) ・ 入力シャットダウン機能付 きのオートモーティブ入力 ・ プログラマブルプルアップ 抵抗 R オートモーティブ入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 J プルアップ制御 P-ch P-ch Pout N-ch Nout ・ CMOS レベル出力 (IOL = 4mA, IOH = -4mA) ・ 入力シャットダウン機能付 きのオートモーティブ入力 ・ プログラマブルプルアップ 抵抗 ・ SEG 出力または COM 出力 R オートモーティブ入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 SEG出力またはCOM出力 K プルアップ制御 P-ch P-ch Pout N-ch Nout ・ CMOS レベル出力 (IOL = 4mA, IOH = -4mA) ・ 入力シャットダウン機能付 きのオートモーティブ入力 ・ プログラマブルプルアップ 抵抗 ・ アナログ入力 R 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 オートモーティブ入力 アナログ入力 16 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 形式 回路 備考 L プルアップ制御 P-ch P-ch Pout N-ch Nout ・ CMOS レベル出力 (IOL = 4mA, IOH = -4mA) ・ 入力シャットダウン機能付 きのオートモーティブ入力 ・ プログラマブルプルアップ 抵抗 ・ Vn 入力または SEG 出力 R オートモーティブ入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 Vn入力またはSEG出力 M プルアップ制御 P-ch P-ch Pout N-ch Nout ・ CMOS レベル出力 (IOL = 4mA, IOH = -4mA) ・ 入力シャットダウン機能付 き CMOS ヒステリシス入力 ・ プログラマブルプルアップ 抵抗 R ヒステリシス入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 N プルアップ制御 P-ch P-ch Pout N-ch Nout* R 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL ・ CMOS レベル出力 (IOL = 3mA, IOH = -3mA) ・ 入力シャットダウン機能付 き CMOS ヒステリシス入力 ・ プログラマブルプルアップ 抵抗 *: N チャネルトランジスタは 使用しているかどうかにか かわらず I2C 仕様によって スルーレート制御がありま す。 ヒステリシス入力 17 D a t a S h e e t 形式 回路 備考 ・ オープンドレイン入出力 ・ 出力 25mA, VCC=2.7V ・ TTL 入力 O N-ch Nout R TTL入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 P プルアップ制御 P-ch P-ch Pout N-ch Nout ・ CMOS レベル出力 (IOL = 4mA, IOH = -4mA) ・ 入力シャットダウン機能付 き CMOS ヒステリシス入力 ・ プログラマブルプルアップ 抵抗 ・ SEG 出力または COM 出力 R ヒステリシス入力 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 SEG出力またはCOM出力 R プルアップ制御 P-ch N-ch P-ch Pout N-ch Nout ・ CMOS レベル出力 (IOL = 4mA, IOH = -4mA およ び IOL = 30mA, IOH = -30mA でプログラマブル) ・ 入力シャットダウン機能付 きのオートモーティブ入力 ・ プログラマブルプルアップ /プルダウン抵抗 ・ アナログ入力 プルダウン制御 R 入力シャットダウン用 スタンバイ制御 オートモーティブ入力 アナログ入力 18 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t メモリマップ FF:FFFF H ユーザROM*1 DE:0000H DD:FFFF H 予約 10:0000 H 0F:C000 H 0E:9000 H ブートROM 周辺 予約 01:0000 H 00:8000 H RAMSTART0*2 ROM/RAM ミラー 内部RAM バンク0 予約 00:0C00 H 00:0380 H 周辺 00:0100 H GPR*3 DMA 00:00F0 H 00:0000 H 予約 周辺 00:0180 H *1: USER ROM領域の詳細については、「フラッシュデバイスのユーザROMメモリマップ」を参照 してください。 *2: RAMSTARTアドレスについては次ページの表を参照してください。 *3: 未使用のGPRバンクはRAM領域として使用できます。 GPR: 汎用レジスタ (General-Purpose Register) DMA 領域は、デバイスに対応するリソースが組み込まれている場合にのみ使用可能です。 RAM と ROM の使用可能な領域はデバイス構成によって異なります。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 19 D a t a S h e e t RAMSTART アドレス デバイス バンク 0 RAM サイズ RAMSTART0 MB96F673 MB96F675 4K バイト 00:7200H 20 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t フラッシュデバイスのユーザ ROM メモリマップ MB96F673 CPU モード アドレス FF:FFFFH FF:0000H FE:FFFFH FE:0000H FD:FFFFH フラッシュメモリ モード アドレス 3F:FFFFH 3F:0000H 3E:FFFFH 3E:0000H MB96F675 フラッシュサイズ フラッシュサイズ 64.5Kバイト + 32Kバイト 128.5Kバイト + 32Kバイト SA39 - 64Kバイト SA39 - 64Kバイト フラッシュAのバンクA SA38 - 64Kバイト 予約 予約 DF:A000H DF:9FFFH DF:8000H DF:7FFFH DF:6000H DF:5FFFH DF:4000H DF:3FFFH DF:2000H DF:1FFFH DF:0000H DE:FFFFH DE:0000H 1F:9FFFH 1F:8000H 1F:7FFFH 1F:6000H 1F:5FFFH 1F:4000H 1F:3FFFH 1F:2000H 1F:1FFFH 1F:0000H SA4 - 8Kバイト SA4 - 8Kバイト SA3 - 8Kバイト SA3 - 8Kバイト SA2 - 8Kバイト SA2 - 8Kバイト SA1 - 8Kバイト SA1 - 8Kバイト SAS - 512バイト* SAS - 512バイト* 予約 予約 フラッシュAのバンクB フラッシュAのバンクA *: SAS-512B の物理アドレス領域は、DF:0000H~DF:01FFH です。 その他の領域(DF:0200H~DF:1FFFH)は、すべて SAS-512B のミラー領域です。 セクタ SAS は CPU アドレス DF:0000H - DF:01FFH の ROM 構成ブロック RCBA を含みます。 2 SAS は E PROM エミュレーションには使用できません。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 21 D a t a S h e e t シリアルプログラミング通信インタフェース フラッシュシリアルプログラミング用の USART 端子(MD = 0, DEBUG I/F = 0, シリアル通信モード) MB96670 端子番号 USART のチャネル 29 30 USART0 SOT0 SCK0 3 SIN1 5 CONFIDENTIAL SIN0 31 4 22 通常機能 USART1 SOT1 SCK1 MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 割込みベクタテーブル ベクタ ベクタ テーブルの 番号 オフセット 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 3FCH 3F8H 3F4H 3F0H 3ECH 3E8H 3E4H 3E0H 3DCH 3D8H 3D4H 3D0H 3CCH 3C8H 3C4H 3C0H 3BCH 3B8H 3B4H 3B0H 3ACH 3A8H 3A4H 3A0H 39CH 398H 394H 390H 38CH 388H 384H 380H 37CH 378H 374H 370H 36CH 368H 364H 360H 35CH ベクタ名 DMA クリア プログラム への ICR インデックス CALLV0 CALLV1 CALLV2 CALLV3 CALLV4 CALLV5 CALLV6 CALLV7 RESET INT9 EXCEPTION NMI DLY RC_TIMER MC_TIMER SC_TIMER LVDI EXTINT0 EXTINT1 EXTINT2 EXTINT3 EXTINT4 EXTINT6 EXTINT7 CAN0 PPG0 PPG1 PPG2 なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし なし あり あり あり あり あり あり あり なし あり あり あり 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 説明 CALLV 命令 CALLV 命令 CALLV 命令 CALLV 命令 CALLV 命令 CALLV 命令 CALLV 命令 CALLV 命令 RESET ベクタ INT9 命令 未定義命令実行 マスク不可割込み 遅延割込み RC クロックタイマ メインクロックタイマ サブクロックタイマ 低電圧検出 外部割込み 0 外部割込み 1 外部割込み 2 外部割込み 3 外部割込み 4 予約 外部割込み 6 外部割込み 7 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 CAN コントローラ 0 予約 予約 予約 予約 プログラマブルパルスジェネレータ 0 プログラマブルパルスジェネレータ 1 プログラマブルパルスジェネレータ 2 23 D a t a S h e e t ベクタ ベクタ テーブルの 番号 オフセット 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 24 CONFIDENTIAL 358H 354H 350H 34CH 348H 344H 340H 33CH 338H 334H 330H 32CH 328H 324H 320H 31CH 318H 314H 310H 30CH 308H 304H 300H 2FCH 2F8H 2F4H 2F0H 2ECH 2E8H 2E4H 2E0H 2DCH 2D8H 2D4H 2D0H 2CCH 2C8H 2C4H 2C0H 2BCH ベクタ名 DMA クリア プログラム への ICR インデックス PPG3 RLT1 RLT2 RLT6 ICU0 ICU1 ICU4 ICU5 - あり あり あり あり あり あり あり あり - 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 説明 プログラマブルパルスジェネレータ 3 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 リロードタイマ 1 リロードタイマ 2 予約 予約 予約 リロードタイマ 6 インプットキャプチャユニット 0 インプットキャプチャユニット 1 予約 予約 インプットキャプチャユニット 4 インプットキャプチャユニット 5 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t ベクタ ベクタ テーブルの 番号 オフセット 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 2B8H 2B4H 2B0H 2ACH 2A8H 2A4H 2A0H 29CH 298H 294H 290H 28CH 288H 284H 280H 27CH 278H 274H 270H 26CH 268H 264H 260H 25CH 258H 254H 250H 24CH 248H 244H 240H 23CH 238H 234H 230H 22CH 228H 224H 220H 21CH ベクタ名 DMA クリア プログラム への ICR インデックス FRT0 FRT1 RTC0 CAL0 SG0 IIC0 ADC0 LINR0 LINT0 LINR1 LINT1 - あり あり なし なし なし あり あり あり あり あり あり - 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 説明 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 フリーランタイマ 0 フリーランタイマ 1 予約 予約 リアルタイムクロック クロック補正ユニット サウンドジェネレータ 0 I2C インタフェース 0 予約 A/D コンバータ 0 予約 予約 LIN USART 0 RX LIN USART 0 TX LIN USART 1 RX LIN USART 1 TX 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 25 D a t a S h e e t ベクタ ベクタ テーブルの 番号 オフセット 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 26 CONFIDENTIAL 218H 214H 210H 20CH 208H 204H 200H 1FCH 1F8H 1F4H 1F0H 1ECH 1E8H 1E4H 1E0H 1DCH 1D8H 1D4H 1D0H 1CCH 1C8H 1C4H 1C0H ベクタ名 DMA クリア プログラム への ICR インデックス FLASHA ADCRC0 ADCPD0 - あり なし なし - 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 説明 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 フラッシュメモリ A 割込み 予約 予約 予約 予約 予約 A/D コンバータ 0 - レンジ比較 A/D コンバータ 0 - パルス検出 予約 予約 予約 MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 取扱上のご注意 半導体デバイスは、ある確率で故障します。また、半導体デバイスの故障は、使用される条件(回 路条件, 環境条件など)によっても大きく左右されます。 以下に、半導体デバイスをより信頼性の高い状態で使用していただくために、注意・配慮しなけ ればならない事項について説明します。 1. 設計上の注意事項 ここでは、半導体デバイスを使用して電子機器の設計を行う際に注意すべき事項について述べま す。 ・ 絶対最大定格の遵守 半導体デバイスは、過剰なストレス (電圧, 電流, 温度など) が加わると破壊する可能性がありま す。この限界値を定めたものが絶対最大定格です。従って、定格を一項目でも超えることのない ようご注意ください。 ・ 推奨動作条件の遵守 推奨動作条件は、半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は、全 てこの条件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を越え て使用すると、信頼性に悪影響を及ぼすことがあります。 本資料に記載されていない項目, 使用条件, 論理組み合わせでの使用は、保証していません。記載 されている以外の条件での使用をお考えの場合は、必ず事前に営業部門までご相談ください。 ・ 端子の処理と保護 半導体デバイスには、電源および各種入出力端子があります。これらに対して以下の注意が必要 です。 (1) 過電圧・過電流の防止 各端子に最大定格を超える電圧・電流が印加されると、デバイスの内部に劣化が生じ、著しい 場合には破壊に至ります。機器の設計の際には、このような過電圧・過電流の発生を防止して ください。 (2) 出力端子の保護 出力端子を電源端子または他の出力端子とショートしたり、大きな容量負荷を接続すると大電 流が流れる場合があります。この状態が長時間続くとデバイスが劣化しますので、このような 接続はしないようにしてください。 (3) 未使用入力端子の処理 インピーダンスの非常に高い入力端子は、オープン状態で使用すると動作が不安定になる場合 があります。適切な抵抗を介して電源端子やグランド端子に接続してください。 ・ ラッチアップ 半導体デバイスは、基板上に P 型と N 型の領域を形成することにより構成されます。外部から異 常な電圧が加えられた場合、内部の寄生 PNPN 接合 (サイリスタ構造) が導通して、数百 mA を越 える大電流が電源端子に流れ続けることがあります。これをラッチアップと呼びます。この現象 が起きるとデバイスの信頼性を損ねるだけでなく、破壊に至り発熱・発煙・発火の恐れもありま す。これを防止するために、以下の点にご注意ください。 (1) 最大定格以上の電圧が端子に加わることが無いようにしてください。異常なノイズ, サージ等 にも注意してください。 (2) 電源投入シーケンスを考慮し、異常な電流が流れないようにしてください。 管理番号: DS00-00004-3 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 27 D a t a S h e e t ・ 安全等の規制と規格の遵守 世界各国では、安全や、電磁妨害等の各種規制と規格が設けられています。お客様が機器を設計 するに際しては、これらの規制と規格に適合するようお願いします。 ・ フェイル・セーフ設計 半導体デバイスは、ある確率で故障が発生します。半導体デバイスが故障しても、結果的に人身 事故, 火災事故, 社会的な損害を生じさせないよう、お客様は、装置の冗長設計, 延焼対策設計, 過 電流防止設計, 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 ・ 用途に関する注意 本資料に記載された製品は、通常の産業用, 一般事務用, パーソナル用, 家庭用などの一般的用途 に使用されることを意図して設計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され、仮に当 該安全性が確保されない場合、社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危 険性を伴う用途 (原子力施設における核反応制御, 航空機自動飛行制御,航空交通管制, 大量輸送シ ステムにおける運行制御, 生命維持のための医療機器, 兵器システムにおけるミサイル発射制御を いう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途 (海底中継器, 宇宙衛星をいう) に使用される よう設計・製造されたものではありません。当社は、これらの用途に当該製品が使用されたこと により発生した損害などについては、責任を負いかねますのでご了承ください。 2. パッケージ実装上の注意事項 パッケージには、リード挿入形と表面実装形があります。いずれの場合も、はんだ付け時の耐熱 性に関する品質保証は,当社の推奨する条件での実装に対してのみ適用されます。実装条件の詳細 については営業部門までお問い合わせください。 ・ リード挿入形 リード挿入形パッケージのプリント板への実装方法は、プリント板へ直接はんだ付けする方法と ソケットを使用してプリント板に実装する方法とがあります。 プリント板へ直接はんだ付けする場合は、プリント板のスルーホールにリード挿入後、噴流はん だによるフローはんだ方法 (ウェーブソルダリング法) が一般的に使用されます。この場合、はん だ付け実装時には、通常最大定格の保存温度を上回る熱ストレスがリード部分に加わります。当 社の実装推奨条件で実装してください。 ソケット実装方法でご使用になる場合、ソケットの接点の表面処理と IC のリードの表面処理が異 なるとき、長時間経過後、接触不良を起こすことがあります。このため、ソケットの接点の表面 処理と IC のリードの表面処理の状態を確認してから実装することをお勧めします。 ・ 表面実装形 表面実装形パッケージは、リード挿入形と比較して、リードが細く薄いため、リードが変形し易 い性質をもっています。また、パッケージの多ピン化に伴い、リードピッチも狭く、リード変形 によるオープン不良や、はんだブリッジによるショート不良が発生しやすいため、適切な実装技 術が必要となります。 当社ははんだリフロー方法を推奨し、製品ごとに実装条件のランク分類を実施しています。当社 推奨のランク分類に従って実装してください。 ・ 鉛フリーパッケージ BGA パッケージの Sn-Ag-Cu 系ボール品を Sn-Pb 共晶はんだにて実装した場合、使用状況により 接合強度が低下することがありますのでご注意願います。 28 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t ・ 半導体デバイスの保管について プラスチックパッケージは樹脂でできているため、 自然の環境に放置することにより吸湿します。 吸湿したパッケージに実装時の熱が加わった場合、界面剥離発生による耐湿性の低下やパッケー ジクラックが発生することがあります。以下の点にご注意ください。 (1) 急激な温度変化のある所では製品に水分の結露が起こります。このような環境を避けて、温度 変化の少ない場所に保管してください。 (2) 製品の保管場所はドライボックスの使用を推奨します。相対湿度 70%RH 以下, 温度 5°C~30°C で保管をお願いします。ドライパッケージを開封した場合には湿度 40%~70%RH を推奨いた します。 (3) 当社では必要に応じて半導体デバイスの梱包材として防湿性の高いアルミラミネート袋を用い、 乾燥剤としてシリカゲルを使用しております。半導体デバイスはアルミラミネート袋に入れて 密封して保管してください。 (4) 腐食性ガスの発生する場所や塵埃の多い所は避けてください。 ・ ベーキングについて 吸湿したパッケージはベーキング (加熱乾燥) を実施することにより除湿することが可能です。 ベーキングは、当社の推奨する条件で実施してください。 条件:125°C/24 時間 ・ 静電気 半導体デバイスは静電気による破壊を起こしやすいため、以下の点についてご注意ください。 (1) 作業環境の相対湿度は 40 % ~ 70%RH にしてください。 除電装置 (イオン発生装置) の使用なども必要に応じて検討してください。 (2) 使用するコンベア, 半田槽, 半田ゴテ, および周辺付帯設備は大地に接地してください。 (3) 人体の帯電防止のため、指輪または腕輪などから高抵抗 (1 MΩ 程度) で大地に接地したり、 導電性の衣服・靴を着用し、床に導電マットを敷くなど帯電電荷を最小限に保つようにしてく ださい。 (4) 治具, 計器類は, 接地または帯電防止化を実施してください。 (5) 組立完了基板の収納時、発泡スチロールなどの帯電し易い材料の使用は避けてください。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 29 D a t a S h e e t 3. 使用環境に関する注意事項 半導体デバイスの信頼性は、先に述べました周囲温度とそれ以外の環境条件にも依存します。ご 使用にあたっては、以下の点にご注意ください。 (1) 湿度環境 高湿度環境下での長期の使用は、デバイス自身だけでなくプリント基板等にもリーク性の不具 合が発生する場合があります。高湿度が想定される場合は、防湿処理を施す等の配慮をお願い します。 (2) 静電気放電 半導体デバイスの直近に高電圧に帯電したものが存在すると、放電が発生し誤動作の原因とな ることがあります。 このような場合、帯電の防止または放電の防止の処置をお願いします。 (3) 腐食性ガス, 塵埃, 油 腐食性ガス雰囲気中や、塵埃, 油等がデバイスに付着した状態で使用すると、化学反応により デバイスに悪影響を及ぼす場合があります。このような環境下でご使用の場合は、防止策につ いてご検討ください。 (4) 放射線・宇宙線 一般のデバイスは、設計上、放射線, 宇宙線にさらされる環境を想定しておりません。したがっ て、これらを遮蔽してご使用ください。 (5) 発煙・発火 樹脂モールド型のデバイスは、不燃性ではありません。発火物の近くでは、ご使用にならない でください。発煙・発火しますと、その際に毒性を持ったガスが発生する恐れがあります。 その他、特殊な環境下でのご使用をお考えの場合は、営業部門にご相談ください。 最新の取扱上のご注意については、下記の URL にてご確認ください。 http://www.spansion.com/fjdocuments/jp/datasheet/j-ds/DS00-00004.pdf 30 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t デバイスの使用上の注意 デバイスを取り扱う際には、特別な注意が必要です。 ・ラッチアップの防止 ・未使用端子の取り扱い ・外部クロックの使用 ・PLL クロックモード動作に関する注意事項 ・電源端子(Vcc/Vss) ・水晶振動子およびセラミック振動子の回路 ・A/D コンバータおよびアナログ入力に対する電源投入シーケンス ・A/D コンバータを使用しないときの端子の取り扱い ・電源投入に関する注意事項 ・ 電源電圧の安定化 ・ SMC 電源端子(DVcc/DVss)の取り扱い ・シリアル通信 ・モード端子(MD)について 1. ラッチアップの防止 CMOS IC チップでは、次の条件下でラッチアップが発生することがあります。 - VCC を超過する電圧または VSS 未満の電圧が入力端子または出力端子に印加されたとき - Vcc 端子と Vss 端子の間に定格電圧を超える電圧が印加されたとき - AVCC 電源が VCC 電圧より先に印加されたとき ラッチアップによって電源電流が急激に増加し、 デバイスに対し熱破壊を発生させる可能性があります。 同じ理由により、アナログ電源電圧(AVCC, AVRH) がデジタル電源電圧を超過しないよう注意してくだ さい。 2. 未使用端子の取り扱い 未使用入力端子は、入力が禁止されている(ポート入力イネーブルレジスタ(PIER)の対応ビット=0)とき に開放状態にできます。 入力が許可されているときに未使用入力端子を開放状態にしておくと、デバイスの動作不良および永 久破壊の原因になることがあります。そのため未使用入力端子におけるラッチアップ発生を防ぐため 2kより大きい値のプルアップ/プルダウン抵抗を使用してください。未使用の双方向端子は、出力状 態に設定した後、開放状態にするか、または入力状態に設定したうえで、入力禁止にするかあるいは 前述した外部プルアップ/プルダウンの処置をしてください。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 31 D a t a S h e e t 3. 外部クロックの使用 外部クロックに許容される周波数範囲は、発振器の種類と構成によって異なります。詳細なモードと 周波数の制限については、 「交流規格」を参照してください。単相および逆位相の外部クロックは、次 のように接続しなければなりません。 (1) メイン振動子用単相の外部クロック メイン振動子用単相外部クロックを使用する際には、X0 端子を駆動して X1 端子を開放したまま にしてください。また、外部クロックは 1.8V 電源を供給してください。 X0 X1 (2) サブ振動子用単相の外部クロック サブ振動子用単相の外部クロックを使用する際には、外部クロックモードを選択し、X0A/P04_0 端子を駆動してください。X1A/P04_1 端子は GPIO として使用できます。 (3) 逆位相の外部クロック 逆位相外部クロックを使用する際には、X1 (X1A)端子に対し、X0 (X0A) 端子と逆位相のクロック 信号を供給してください。X0 端子と X1 端子へは 1.8V を供給してください。 X0 X1 4. PLL クロックモード動作に関する注意事項 本マイクロコントローラが PLL クロックで動作しているときに、振動子が外れたり、あるいはクロッ ク入力が停止した場合、PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続する場合があります。こ の動作は保証外の動作です。 32 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 5. 電源端子(Vcc/Vss) すべての VCC レベルとすべての VSS レベルの電源端子が同じ電位であることが必要です。VCC レベルま たは VSS レベルが複数存在する場合、デバイスは正しく動作しないか、または保証動作範囲内であっ ても損傷を受ける可能性があります。 電源供給源から低インピーダンスで本デバイスの Vcc 端子および Vss 端子に接続するような配慮をお 願いします。 Vcc 端子の平滑コンデンサは C 端子容量(CS)よりも大きい容量値のものを使用してください。また、そ れとは別に、電源ノイズに対する対策として、約 0.1F のバイパスコンデンサを Vcc 端子および Vss 端子の直近に配置してください。 6. 水晶振動子およびセラミック振動子の回路 X0, X1 端子または X0A, X1A 端子でのノイズは、異常な動作の原因となることがあります。X0, X1 端 子および X0A, X1A 端子, 水晶振動子 (またはセラミック振動子), アース線までのバイパスコンデンサ をできる限り近くに配置し、発振回路の線をその他の回路の線とできる限り交差させないでください。 動作を安定させるため、X0, X1 端子および X0A, X1A 端子を囲むプリント基板上のパターンに接地エ リアを設けることを推奨します。 特に高周波数で低 Q 振動子を使用する際には、振動子メーカにて振動子/MCU を実装したシステムで 評価することを推奨します。 7. A/D コンバータおよびアナログ入力に対する電源投入シーケンス 必ず、デジタル電源(VCC)を投入後に、A/Dコンバータの電源(AVCC, AVRH)およびアナログ入力(ANn) を印加してください。また、電源切断時はA/Dコンバータの電源およびアナログ入力遮断の後に、デジ タル電源(VCC)を切断してください。その際、AVRHはAVCCを超えないように投入, 切断してください。 アナログ入力端子と兼用している端子を入力ポートとして使用する場合においても、入力電圧はAVCC を超えないようにしてください (アナログ電源とデジタル電源を同時に投入 切断をすることは問題あ りません) 。 8. A/D コンバータを使用しないときの端子の取り扱い A/D コンバータを使用しない場合は、AVCC=VCC, AVSS=AVRH=VSS になるように接続してください。 9. 電源投入に関する注意事項 内蔵電圧レギュレータの誤動作を防止するため、電源投入時の電圧が 0.2V から 2.7V まで変化させる 時間を 50s 以上にしてください。 10. 電源電圧の安定化 電源電圧の変動が、電源電圧 VCC の安全動作範囲内であったとしても急な場合は、誤動作が発生する 可能性があります。したがって、電源電圧 VCC は安定していなければなりません。安定化の基準とし て、電源電圧は、商用周波数(50Hz ~ 60Hz)における VCC のリップル変動(ピークとピークの間の値)が標 準的な電源電圧 VCC の 10%以内に収まり、かつ過渡変動率が電源切換えのための瞬間変動で 0.1V/s 以下となるように安定化してください。 11. SMC 電源端子(DVcc/DVss)の取り扱い すべての DVcc/DVss 端子は Vcc/Vss 端子と同じ電位に設定してください。 VCC が 3V 以下のとき、DVCC が印加された場合、SMC 出力端子の出力は不定になりますので、注意し てください。これを防ぐため、DVCC より先に VCC を投入してください。また、SMC 出力端子を汎用ポー トとして使用する場合も、DVCC, DVSS を印加してください。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 33 D a t a S h e e t 12. シリアル通信 シリアル通信においては、ノイズなどにより間違ったデータを受信する可能性があります。そのため、 ノイズを抑えるボードの設計をしてください。 また、万が一ノイズなどの影響により誤ったデータを受信した場合を考慮し、最後にデータのチェッ クサムなどを付加してエラー検出を行ってください。エラーが検出された場合には、データの再送を 行ってください。 13. モード端子(MD)について モード端子は、Vcc端子またはVss端子に直接つないで使用してください。 ノイズにより誤ってテストモードに入ってしまうことを防ぐために、プリント板上のモード端子とVcc 端子またはVss端子間のパターン長をできる限り短くし、これらを低インピーダンスで接続してくださ い。 34 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 1. 電気的特性 絶対最大定格 項目 定格値 最小 最大 単 位 記号 条件 電源電圧*1 VCC - VSS - 0.3 VSS + 6.0 V アナログ 電源電圧*1 AVCC - VSS - 0.3 VSS + 6.0 V VCC = AVCC*2 アナログ 基準電圧*1 AVRH - VSS - 0.3 VSS + 6.0 V AVCC≧AVRH, AVRH≧AVSS SMC 電源*1 DVCC - VSS - 0.3 VSS + 6.0 V VCC = AVCC = DVCC*2 V0 ~ V3 - VSS - 0.3 VSS + 6.0 V V0~V3はVCCよりも 大きく設定できませ ん。 入力電圧*1 VI - VSS - 0.3 VSS + 6.0 V VI≦(D)VCC + 0.3V*3 出力電圧*1 VO - VSS - 0.3 VSS + 6.0 V VO≦(D)VCC + 0.3V*3 ICLAMP - -4.0 +4.0 mA 汎用I/O 端子に印加 可能*4 Σ|ICLAMP| - - 16 mA 汎用 I/O 端子に印加 可能*4 IOL TA=-40°C TA=+25°C TA=+85°C TA=+105°C TA=-40°C TA=+25°C TA=+85°C TA=+105°C - 15 52 39 32 30 4 40 30 25 23 mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA 通常ポート ΣIOL - - 34 mA 通常ポート ΣIOLSMC - - 180 mA 高電流ポート ΣIOLAV - - 17 mA 通常ポート ΣIOLAVSMC - - 90 mA 高電流ポート IOH TA=-40°C TA=+25°C TA=+85°C TA=+105°C - -15 -52 -39 -32 -30 mA mA mA mA mA 通常ポート LCD 用電源電圧*1 最大 クランプ電流 最大 総クランプ電流 "L"レベル 最大出力電流 IOLSMC IOLAV "L"レベル 平均出力電流 "L"レベル 最大総出力電流 "L"レベル 平均総出力電流 "H"レベル 最大出力電流 IOLAVSMC IOHSMC January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 備考 高電流ポート 通常ポート 高電流ポート 高電流ポート 35 D a t a S h e e t 項目 定格値 最小 最大 単 位 記号 条件 IOHAV TA=-40°C TA=+25°C TA=+85°C TA=+105°C - -4 -40 -30 -25 -23 mA mA mA mA mA 通常ポート ΣIOH - - -34 mA 通常ポート ΣIOHSMC - - -180 mA 高電流ポート ΣIOHAV - - -17 mA 通常ポート ΣIOHAVSMC - - -90 mA 高電流ポート 消費電力*5 PD TA=+105°C - 281*6 mW 動作周囲温度 TA - -40 +105 °C TSTG - -55 +150 °C "H"レベル 平均出力電流 "H"レベル 最大総出力電流 "H"レベル 平均総出力電流 保存温度 IOHAVSMC 備考 高電流ポート *1: VSS = AVSS = DVSS = 0Vを基準にしています。 *2: AVCCとVCC, DVCCは、同じ電圧に設定してください。電源オン時、AVCCをVCC, DVCCよりも大きく 設定したり、アナログ入力の電圧をAVCCよりも大きく設定することはできません。 *3: VIとVOは、VCC + 0.3V よりも大きく設定できません。またVIは指定範囲よりも大きく設定できま せん。ただし、入力から最大電流または入力への最大電流が外部コンポーネントによってある程 度制限される場合、ICLAMP定格がVI定格より優先されます。高電流ポートの入出力電圧はDVCCに よって決まります。標準ポートの入出力電圧はVCCによって決まります。 *4:• すべての汎用I/O端子 (Pnn_m) に印加できます。 • 推奨動作条件内で使用してください。 • 直流電圧 (電流) で使用してください。 • +B信号とマイコンの間には、必ず制限抵抗を接続し+B信号を印加してください。 • +B入力時にマイコン端子に入力される電流が、瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制 限抵抗の値を設定してください。 • マイクロコントローラの駆動電流が低い (低消費電力モード) 場合、+B入力電位が保護ダイオー ドを通過し、Vcc端子の電位が上昇することにより、ほかのデバイスに影響を与えないように注 意してください。 • 電源がオフ (0Vに固定されていない) 時に+B入力が印加される場合、電源は端子から提供され るため、不完全な動作が発生する可能性があることに注意してください。 • 電源オン時に+B入力が印加される場合、電源は端子から提供されるため、パワーリセットを動 作させるために十分な電源電圧が得られないことがある点に注意してください。 • DEBUG I/F端子はVSSに対してのみ保護ダイオードが付きます。そのためDEBUG I/F端子に負の クランプ電流(4mA)のみ入力が許可されます。入力正電圧に対する保護は外部クランプダイオー ドを使用し、入力電圧を最大6.0Vに制限してください。 36 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t ・推奨回路例 保護ダイオード VCC P-ch 制限抵抗 +B入力 (0V~16V) N-ch R *5: 最大許容消費電力は、周囲温度, 気流の速度およびPCBのパッケージの熱伝導によって決まります。 実際の消費電力は、お客様の用途によって決まり、以下のように計算できます。 PD = PIO + PINT PIO = Σ (VOL × IOL + VOH × IOH) (I/Oの合計消費電力は、すべてのI/Oポートで算出します。) PINT = VCC × (ICC + IA) (内部消費電力) ICCは、「直流規格」で示すように、VCC経由のコア消費電流で、動作モードとクロック周波数およ び機能の使用方法 (フラッシュプログラミングなど) によって決まります。 IAは、AVCCのアナログ消費電流です。 *6: 気流なしの環境下、指定TAで単一層PCBに取り付けられたパッケージのワースト値 <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス(電圧, 電流, 温度など)の印加は、半導体デバイスを破壊する可能 性があります。したがって、定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 37 D a t a S h e e t 2. 推奨動作条件 (VSS = AVSS = DVSS = 0V) 項目 電源電圧 C 端子の 平滑コンデンサ 記号 VCC, AVCC, DVCC CS 規格値 最小 標準 最大 単位 2.7 - 5.5 V 2.0 - 5.5 V 0.5 1.0~3.9 4.7 F 備考 ストップモード時の RAM データ保 持 1.0F (公差± 50%以内) 3.9F (公差± 20%以内) セラミックコンデンサまたは同程度の 周波数特性のコンデンサを使用してく ださい。 Vcc 端子の平滑コンデンサは CS よりも 大きい容量値のものを使用してくださ い。 <注意事項> 推奨動作条件は、半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は、す べてこの条件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超 えて使用すると、信頼性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目, 使用条件, 論理の組合せでの使用は、保証していません。 記載されている以外の条件での使用をお考えの場合は、必ず事前に営業部門までご相談ください。 38 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 3. 直流規格 (1) 電流規格 (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子 条件 CLKS1/2 = CLKB = CLKP1/2 = 32MHz時の PLLランモード ICCPLL CLKS1/2 = CLKB = CLKP1/2 = 4MHz時の メインランモード ICCMAIN CLKS1/2 = CLKB = CLKP1/2 = CLKRC = 2MHz時のRCランモード Vcc CLKS1/2 = CLKB = CLKP1/2 = CLKRC = 100kHz時の RCランモード - mA TA = +25°C - - 34 mA TA = +105°C - 3.5 - mA TA = +25°C - - 7.5 mA TA = +105°C - 1.7 - mA TA = +25°C - - 5.5 mA TA = +105°C - 0.15 - mA TA = +25°C - - 3.2 mA TA = +105°C - 0.1 - mA TA = +25°C - - 3 mA TA = +105°C フラッシュ0ウェイト (CLKMC, CLKPLL および CLKRC は停止) January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 25 フラッシュ0ウェイト (CLKMC, CLKPLL およびCLKSCは停止) CLKS1/2 = CLKB = CLKP1/2 = 32kHz時の サブランモード ICCSUB - フラッシュ0ウェイト (CLKMC, CLKPLL およびCLKSCは停止) ICCRCL 備考 フラッシュ0ウェイト (CLKPLL, CLKSC および CLKRC は停止) ICCRCH 規格値 単位 標準 最大 フラッシュ0ウェイト (CLKRC および CLKSC は 停止) ランモードの 電源電流*1 最小 39 D a t a S h e e t 項目 記号 端子 条件 Vcc CLKS1/2 = CLKP1/2 = 32MHz時の PLLスリープモード (CLKRC および CLKSC は停止) CLKS1/2 = CLKP1/2 = 4MHz時の メインスリープモード SMCR:LPMSS = 0 (CLKPLL, CLKRC および CLKSC は停止) CLKS1/2 = CLKP1/2 = CLKRC = 2MHz時の RCスリープモード SMCR:LPMSS = 0 (CLKMC, CLKPLL およびCLKSCは停止) CLKS1/2 = CLKP1/2 = CLKRC = 100kHz時の RCスリープモード (CLKMC, CLKPLL およびCLKSCは停止) CLKS1/2 = CLKP1/2 = 32kHz時の サブスリープモード (CLKMC, CLKPLL および CLKRC は停止) ICCSPLL ICCSMAIN スリープ モードの 電源電流*1 ICCSRCH ICCSRCL ICCSSUB ICCTPLL ICCTMAIN タイマ モードの 電源電流*2 ICCTRCH ICCTRCL ICCTSUB 40 CONFIDENTIAL CLKPLL = 32MHz時の PLLタイマモード (CLKRCおよびCLKSCは 停止) CLKMC = 4MHz時の メインタイマモード SMCR:LPMSS = 0 (CLKPLL, CLKRC およびCLKSCは停止) CLKRC = 2MHz時の RCタイマモード SMCR:LPMSS = 0 (CLKPLL, CLKMC および CLKSC は停止) CLKRC = 100kHz時の RCタイマモード (CLKPLL, CLKMC およ び CLKSC は停止) CLKSC = 32kHz時の サブタイマモード (CLKMC, CLKPLL および CLKRC は停止) 最小 規格値 単位 標準 最大 備考 - 6.5 - mA TA = +25°C - - 13 mA TA = +105°C - 0.9 - mA TA = +25°C - - 4 mA TA = +105°C - 0.5 - mA TA = +25°C - - 3.5 mA TA = +105°C - 0.06 - mA TA = +25°C - - 2.7 mA TA = +105°C - 0.04 - mA TA = +25°C - - 2.5 mA TA = +105°C - 1800 2245 A TA = +25°C - - 3140 A TA = +105°C - 285 325 A TA = +25°C - - 1055 A TA = +105°C - 160 210 A TA = +25°C - - 970 A TA = +105°C - 30 70 A TA = +25°C - - 820 A TA = +105°C - 25 55 A TA = +25°C - - 800 A TA = +105°C MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 項目 記号 ストップ モードの 電源電流*3 ICCH フラッシュ パワーダウ ン時の電流 ICCFLASHPD 端子 条件 最小 規格値 単位 標準 最大 - 20 55 A TA = +25°C - - 800 A TA = +105°C - 36 70 A - 5 - A - - 12.5 - 12.5 - mA TA = +25°C - - 20 mA TA = +105°C - - 備考 Vcc 低電圧検出 機能有効時 の電源電流 *4 ICCLVD フラッシュ 書込み/消去 電流*5 ICCFLASH TA = +25°C 低電圧検出機能有効 A TA = +105°C - *1: 電源電流はメイン発振端子に4MHzの外部クロックを接続し、サブ発振端子に32kHzの外部クロッ クを接続した場合の値です。電圧レギュレータ制御についてはハードウェアマニュアルの「スタン バイモードと電圧レギュレータ制御回路」の項を参照してください。また、オンチップデバッガ使 用時の電流は含まれません。ランモードの電源電流はフラッシュ書込み/消去電流を含みません。 *2: タイマモードの電源電流はフラッシュのパワーダウン/リセットモードを使用時の値です。 フラッシュのパワーダウン/リセットモードを使用しない場合は、ICCFLASHPDの値を加えてください。 メインタイマモードの電源電流はメイン発振端子に4MHzの外部クロックを接続し、サブタイマモー ドの電源電流はサブ発振端子32kHzの外部クロックを接続した場合の値です。また、オンチップデ バッガ使用時の電流は含まれません。 *3: ストップモードの電源電流はフラッシュのパワーダウン/リセットモードを使用時の値です。 フラッシュのパワーダウン/リセットモードを使用しない場合は、ICCFLASHPDの値を加えてください。 *4: 低電圧検出機能有効時は電源電流にICCLVDを追加してください。 *5: フラッシュ書込み/消去時は電源電流にICCFLASHを追加してください。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 41 D a t a S h e e t (2) 端子特性 (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 VIH "H"レベル 入力電圧 42 CONFIDENTIAL 条件 規格値 最小 標準 最大 - VCC × 0.7 単位 備考 V CMOS ヒステリシス 入力 - VCC + 0.3 - VCC × 0.8 - VCC + 0.3 V オート モーティブ ヒステリシス 入力 VD= 1.8V±0.15V ポート 入力 Pnn_m VIHX0S X0 「高速クロック入力 モード」 の外部クロック VD × 0.8 - VD V VIHX0AS X0A 「発振モード」 の外部クロック VCC × 0.8 - VCC + 0.3 V VIHR RSTX - VCC × 0.8 - VCC + 0.3 V VIHM MD - VCC - 0.3 - VCC + 0.3 V VIHD DEBUG I/F - 2.0 - VCC + 0.3 V TTL 入力 - VSS - 0.3 - VCC × 0.3 V CMOS ヒステリシス 入力 VIL "L"レベル 入力電圧 端子 ポート 入力 Pnn_m CMOS ヒステリシス 入力 CMOS ヒステリシス 入力 - VSS - 0.3 - VCC × 0.5 V オート モーティブ ヒステリシス 入力 VD= 1.8V±0.15V VILX0S X0 「高速クロック入力 モード」 の外部クロック VSS - VD × 0.2 V VILX0AS X0A 「発振モード」 の外部クロック VSS - 0.3 - VCC × 0.2 V - VCC × 0.2 V VILR RSTX - VSS - 0.3 VILM MD - VSS - 0.3 - VSS + 0.3 V VILD DEBUG I/F - VSS - 0.3 - 0.8 V CMOS ヒステリシス 入力 CMOS ヒステリシス 入力 TTL 入力 MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 項目 記号 VOH4 "H"レベル 出力電圧 VOH30 VOH3 VOL4 "L"レベル 出力電圧 VOL30 VOL3 VOLD 端子 4.5V≦(D)VCC≦5.5V IOH = -4mA 2.7V≦(D)VCC< 4.5V IOH = -1.5mA 4.5V≦DVCC≦5.5V IOH = -52mA 2.7V≦DVCC< 4.5V IOH = -18mA 4.5V≦DVCC≦5.5V IOH = -39mA 2.7V≦DVCC< 4.5V High 駆動 IOH = -16mA タイプ* 4.5V≦DVCC≦5.5V IOH = -32mA 2.7V≦DVCC< 4.5V IOH = -14.5mA 4.5V≦DVCC≦5.5V IOH = -30mA 2.7V≦DVCC< 4.5V IOH = -14mA 4.5V≦VCC≦5.5V IOH = -3mA 3mA タイプ 2.7V≦VCC< 4.5V IOH = -1.5mA 4.5V≦(D)VCC≦5.5V IOL = +4mA 4mA タイプ 2.7V≦(D)VCC< 4.5V IOL = +1.7mA 4.5V≦DVCC≦5.5V IOL = +52mA 2.7V≦DVCC< 4.5V IOL = +22mA 4.5V≦DVCC≦5.5V IOL = +39mA 2.7V≦DVCC< 4.5V High 駆動 IOL = +18mA タイプ* 4.5V≦DVCC≦5.5V IOL = +32mA 2.7V≦DVCC< 4.5V IOL = +14mA 4.5V≦DVCC≦5.5V IOL = +30mA 2.7V≦DVCC< 4.5V IOL = +13.5mA 3mA 2.7V≦VCC< 5.5V タイプ IOL = +3mA VCC = 2.7V DEBUG I/F IOL = +25mA 4mA タイプ January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 条件 規格値 最小 標準 最大 (D)VCC - 0.5 - (D)VCC 単位 備考 V TA = -40°C TA = +25°C DVCC - 0.5 - DVCC V TA = +85°C TA = +105°C VCC - 0.5 - VCC V - - 0.4 V TA = -40°C TA = +25°C - - 0.5 V TA = +85°C TA = +105°C - - 0.4 V 0 - 0.25 V 43 D a t a S h e e t 項目 入力リーク 電流 総 LCD リーク電流 内部 LCD 分割抵抗値 記号 規格値 最小 標準 最大 端子 条件 Pnn_m VSS < VI < VCC AVSS < VI < AVCC, AVRH -1 - P08_m DVSS < VI < DVCC AVSS < VI < AVCC, AVRH -3 - 単位 備考 +1 A SMC 用高電 流出力を除 く単一ポー ト端子 +3 A IIL 全 Σ|IILCD| SEG/COM 端子 V3 と V2 間, RLCD V2 と V1 間, V1 と V0 間 VCC = 5.0V - 0.5 10 A VCC = 5.0V 6.25 12.5 25 k プルアップ 抵抗値 RPU Pnn_m VCC = 5.0V ±10% 25 50 100 k プルダウン 抵抗値 RDOWN P08_m VCC = 5.0V ±10% 25 50 100 k C, Vcc, Vss, DVcc, DVss, AVcc, AVss, AVRH, P08_m 以外 - - 5 15 pF P08_m - - 15 30 pF 入力容量 CIN 全 LCD 端子 の最大リー ク電流 *: SMC 直接駆動など、High 駆動タイプを使用する場合は、ポート High 駆動レジスタの該当するビット を設定してください(PHDRnn:HDx="1")。 44 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 4. 交流規格 (1) メインクロック入力規格 (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VD = 1.8V ± 0.15V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 入力周波数 入力周波数 記号 端子 fC fFCI X0, X1 最小 規格値 標準 最大 4 - 8 MHz - - 8 MHz 4 - 8 MHz - - 8 MHz 4 - 8 MHz 単位 X0 入力クロック周期 tCYLH - 125 - - ns 入力クロック パルス幅 PWH, PWL - 55 - - ns January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 備考 水晶振動子使用時、 PLL オフ 逆位相外部クロック 使用時、PLL オフ 水晶振動子または逆 位相外部クロック使 用時、PLL オン 「高速クロック入力 モード」の単一位相外 部クロック使用時、 PLL オフ 「高速クロック入力 モード」の単一位相外 部クロック使用時、 PLLオン 45 D a t a S h e e t (2) サブクロック入力規格 (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 入力周波数 入力クロック 周期 入力クロック パルス幅 46 CONFIDENTIAL 記号 端子 条件 最小 規格値 標準 最大 単位 - - 32.768 - kHz - - - 100 kHz X0A - - - 50 kHz tCYLL - - 10 - - s - - PWH/tCYLL, PWL/tCYLL 30 - 70 % fCL X0A, X1A 備考 発振回路使用時 逆位相外部 クロック使用時 単一位相外部 クロック使用時 MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t (3) 内蔵 RC 発振規格 (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 クロック周波数 最小 規格値 標準 最大 50 100 200 kHz 1 2 4 MHz 80 160 320 s 64 128 256 s 単位 備考 RC 発振器の 低速周波数使用時 RC 発振器の 高速周波数使用時 RC 発振器の 低速周波数使用時 (16RC クロックサイクル) RC 発振器の 高速周波数使用時 (256RC クロックサイクル) fRC RC 発振安定待ち時間 tRCSTAB (4) 内部クロックタイミング (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 規格値 最小 最大 単位 内部システムクロック周波数 (CLKS1 および CLKS2) fCLKS1, fCLKS2 - 54 MHz 内部 CPU クロック周波数(CLKB), 内部周辺クロック周波数(CLKP1) fCLKB, fCLKP1 - 32 MHz 内部周辺クロック周波数(CLKP2) fCLKP2 - 32 MHz January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 47 D a t a S h e e t (5) PLL の動作条件 (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 規格値 最小 標準 最大 単位 PLL 発振安定待ち時間 tLOCK 1 - 4 ms PLL 入力クロック周波数 fPLLI 4 - 8 MHz PLL 発振クロック周波数 fCLKVCO 56 - 108 MHz PLL 位相ジッタ tPSKEW -5 - +5 ns 備考 CLKMC = 4MHz 時 PLL の許容 VCO 出力周波数 (CLKVCO) CLKMC(PLL 入力クロック)≧ 4MHz の場合 (6) リセット入力 (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子 tRSTL RSTX 規格値 リセット入力時間 リセット入力除去幅 単位 最小 最大 10 - s 1 - s tRSTL RSTX 0.2VCC 48 CONFIDENTIAL 0.2VCC MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t (7) パワーオンリセットタイミング (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 パワーオン立上り時間 パワーオフ時間 記号 tR tOFF January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 端子 最小 規格値 標準 最大 0.05 - 30 ms 1 - - ms 単位 Vcc 49 D a t a S h e e t (8) USART タイミング (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C, CL = 50pF) 項目 記号 端子 シリアルクロック周期 時間 tSCYC SCKn SCK ↓ SOT 遅延時間 tSLOVI SOT SCK 遅延時間 tOVSHI SIN SCK セットアップ時間 SCK SIN ホールド 時間 シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCK SOT 遅延時間 SIN SCK セットアップ時間 SCK SIN ホールド 時間 tIVSHI tSHIXI tSLSH tSHSL tSLOVE tIVSHE tSHIXE 条件 4.5V≦VCC < 5.5V 2.7V≦VCC < 4.5V 単位 最小 最大 最小 最大 4tCLKP1 - 4tCLKP1 - ns + 20 - 30 + 30 ns - ns - ns - ns - ns - ns 2tCLKP1 + 55 ns - ns - ns SCKn, - 20 SOTn 内部シフト SCKn, N×tCLKP1 クロック SOTn – 20* モード SCKn, tCLKP1 SINn + 45 SCKn, 0 SINn tCLKP1 SCKn + 10 tCLKP1 SCKn + 10 SCKn, SOTn 外部シフト SCKn, tCLKP1/2 クロック SINn + 10 モード SCKn, tCLKP1 SINn + 10 2tCLKP1 + 45 - N×tCLKP1 – 30* tCLKP1 + 55 0 tCLKP1 + 10 tCLKP1 + 10 tCLKP1/2 + 10 tCLKP1 + 10 SCK 立下り時間 tF SCKn - 20 - 20 ns SCK 立上り時間 tR SCKn - 20 - 20 ns (注意事項) ・CLK 同期モード時の交流規格です。 ・CL は、テスト時の端子の負荷容量値です。 ・使用するマシンクロック周波数によっては、可能な最大ボーレートをパラメータで 制限できます。パラメータの詳細については、「MB96600 シリーズハードウェアマニュ アル」を参照してください。 ・tCLKP1 は周辺クロック 1 (CLKP1)を表しており、単位は ns です。 ・本規格は同リロケートポート番号のみを保証します。 例えば、SCKn と SOTn_R の組み合わせは保証外です。 *: パラメータN はtSCYCによって異なり、次のように計算できます。 ・tSCYC = 2 × k × tCLKP1の場合、N = k (k は2より大きい整数)。 ・tSCYC = (2 × k + 1) × tCLKP1の場合、N = k + 1 (k は1より大きい整数)。 例: tSCYC N 4 × tCLKP1 2 5 × tCLKP1, 6 × tCLKP1 3 7 × tCLKP1, 8 × tCLKP1 4 ... ... 50 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t tSCYC VOH SCK VOL VOL tOVSHI tSLOVI VOH SOT VOL tIVSHI SIN tSHIXI VIH VIH VIL VIL 内部シフトクロックモード SCK tSHSL tSLSH VIH VIH VIL tF SOT VIL VIH tR tSLOVE VOH VOL SIN tIVSHE VIH VIL tSHIXE VIH VIL 外部シフトクロックモード January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 51 D a t a S h e e t (9) 外部入力タイミング (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 規格値 単位 最小 最大 端子 汎用 I/O A/D コンバータ トリガ入力 Pnn_m ADTG 入力パルス幅 TINn, TINn_R TTGn INn, INn_R tINH, tINL 2tCLKP1 +200 (tCLKP1 = 1/fCLKP1)* 備考 - ns リロードタイマ PPG トリガ入力 インプットキャプチャ INTn, INTn_R 200 - ns 外部割込み NMI マスク不可割込み *: tCLKP1 は、ストップモード時の停止を除いた周辺クロック 1 (CLKP1)周期時間を表します。 tINH 外部入力タイミング VIH tINL VIH VIL 52 CONFIDENTIAL VIL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 2 (10) I C タイミング (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 高速モード*4 最小 最大 記号 SCL クロック周波数 (反復) START 条件の ホールド時間 SDA ↓ SCL SCL クロック"L"幅 SCL クロック"H"幅 (反復) START 条件の セットアップ時間 SCL SDA データホールド時間 SCL SDA データセットアップ時間 SDA SCL STOP 条件のセットアップ時間 SCL SDA STOP 条件と START 条件の間のバスフリー時間 fSCL 0 100 0 400 kHz tHDSTA 4.0 - 0.6 - s tLOW tHIGH 4.7 4.0 - 1.3 0.6 - s s 4.7 - 0.6 - s tHDDAT 0 3.45*2 0 0.9*3 s tSUDAT 250 - 100 - ns tSUSTO 4.0 - 0.6 - s tBUS 4.7 - 1.3 - s 0 (1~1.5) × tCLKP1*5 0 (1~1.5) × tCLKP1*5 ns tSUSTA 入力フィルタで除去される スパイクのパルス幅 tSP 条件 標準モード 最小 最大 項目 CL = 50pF, R = (Vp/IOL) *1 - 単位 *1: R, CL:SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗, 負荷コンデンサ Vp は、プルアップ抵抗の電源電圧を表し、IOL は VOL 保証電流を表します。 *2: 最大 tHDDAT は少なくともデバイスの SCL 信号の"L"区間(tLOW )を延長していないということを満た していなければなりません。 *3: 高速モード I2C バスデバイスを標準モード I2C バスシステムに使用できますが、 要求される条件 tSUDAT ≧250ns を満足しなければなりません。 *4: 100kHz 以上で使用する場合は、周辺クロック 1(CLKP1)を 6MHz 以上に設定してください。 *5: tCLKP1 は周辺クロック 1(CLKP1)の周期を表します。 SDA tSUDAT tSUSTA tBUS tLOW SCL tHDSTA tHDDAT January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL tHIGH tHDSTA tSP tSUSTO 53 D a t a S h e e t 5. A/D コンバータ (1) A/D コンバータの電気的特性 (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 最小 規格値 標準 最大 単 位 - - - 10 bit - - - 3.0 - + 3.0 LSB 非直線性誤差 - - - 2.5 - + 2.5 LSB 微分非直線性誤差 - - - 1.9 - + 1.9 LSB VOT ANn Typ - 20 Typ + 20 mV VFST ANn Typ - 20 Typ + 20 mV 比較時間* - - サンプリング時間* - - 5.0 8.0 - s s s s 項目 記号 端子 分解能 - 総合誤差 ゼロトランジション 電圧 フルスケールトラン ジション電圧 IA 電源電流 基準電源電流 (AVRH と AVSS の 間) アナログ入力容量 アナログ抵抗 1.0 2.2 0.5 1.2 AVSS + 0.5LSB AVRH - 1.5LSB - - 2.0 3.1 - - 3.3 - 520 810 - - 1.0 - - 15.5 pF 通常ポート - - 17.4 pF 高電流ポート - - 1450 2700 4.5V≦ΑVCC≦5.5V 2.7V≦ΑVCC 4.5V - 1.0 - + 1.0 A - 3.0 - + 3.0 A AVCC IAH IR AVRH IRH CVIN AN8, 9, 12, 13 AN16~ 23 4.5V≦ΑVCC≦5.5V 2.7V≦ΑVCC 4.5V 4.5V≦ΑVCC≦5.5V 2.7V≦ΑVCC 4.5V A/D コンバータ mA 動作時 A/D コンバータ A 非動作時 A/D コンバータ A 動作時 A/D コンバータ A 非動作時 RVIN ANn アナログポート 入力電流 (変換中) IAIN AN8, 9, 12, 13 AN16~ 23 アナログ入力電圧 VAIN ANn AVSS - AVRH V - AVRH AVCC - 0.1 - AVCC V - - 4.0 LSB 基準電圧範囲 チャネル間 ANn ばらつき *: 1 チャネルあたりの時間です。 54 CONFIDENTIAL 備考 AVSS VAIN AVCC, AVRH MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t (2) A/D コンバータサンプリング時間の設定と精度 外部インピーダンスが高すぎる、またはサンプリング時間が短すぎる場合、内部サンプルおよびホー ルド容量にチャージされたアナログ電圧が十分ではなくなり、A/D 変換精度に影響を与えます。 A/D 変換精度を満足するため、十分なサンプリング時間が必要です。必要なサンプリング時間(Tsamp) は、外部駆動インピーダンス Rext, A/D コンバータ入力端子 Cext のボード容量と AVCC 電圧レベルによっ て異なります。以下の等価回路モデルは計算に使用できます。 MCU アナログ入力 RVIN Rext ソース コンパレータ Cext CVIN サンプリングスイッチ (サンプリング時 ON) Rext: 外部駆動インピーダンス Cext: A/Dコンバータ入力時のPCB容量 CVIN: アナログ入力容量 (I/O, アナログスイッチ, A/Dコンバータが含まれます。) RVIN: アナログ入力抵抗 (I/O, アナログスイッチ, A/Dコンバータが含まれます。) 上記の等価回路モデルの概算式として以下が使用できます。 Tsamp = 7.62 × (Rext × Cext + (Rext + RVIN) × CVIN) ・ 絶対最小定格値より小さいサンプリング時間を設定してはいけません。 (サンプリング時間=0.5s, 4.5V ≦ AVCC ≦ 5.5V) (サンプリング時間=1.2s, 2.7V ≦ AVCC < 4.5V) ・ サンプリング時間が十分でない場合、約 0.1F の容量をアナログ入力端子に接続してください。 ・ 端子入力リーク電流 IIL(サンプリング切換え前の静的電流)またはアナログ入力リーク電流 IAIN (サンプリング中の端子入力とコンパレータの総リーク電流)により、大きな外部駆動インピーダンス も A/D 変換の精度に影響を与えます。 端子入力リーク電流 IIL の影響は外部コンデンサでは補えません。 ・ |AVRH – AVSS| が小さくなるほど、相対的な誤差は大きくなります。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 55 D a t a S h e e t (3) A/D コンバータの用語の定義 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 分解能 非直線性誤差 : A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化 : ゼロトランジション点(0b0000000000 ←→ 0b0000000001) と フルスケールトランジション点 (0b1111111110 ←→ 0b1111111111) とを 結んだ直線と実際の変換特性との偏差 微分非直線性誤差 : 出力コードを 1LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの 偏差 総合誤差 : 実際の値と理論値の差。 総合誤差は、ゼロトランジション誤差, フルスケールトランジション誤差および非直線性誤差が含まれる ゼロトランジション電圧: 最小変換値を生成する入力電圧 フルスケールトランジション電圧: 最大変換値を生成する入力電圧 デジタル出力 N の非直線性誤差 = VNT - {1LSB × (N - 1) + VOT} 1LSB デジタル出力 N の微分非直線性誤差 = 1LSB = N VOT VFST VNT 56 CONFIDENTIAL V(N + 1) T - VNT 1LSB [LSB] - 1 [LSB] VFST - VOT 1022 : A/D コンバータデジタル出力値 : デジタル出力が 0x000 から 0x001 に遷移する電圧 : デジタル出力が 0x3FE から 0x3FF に遷移する電圧 : デジタル出力が 0x(N - 1) から 0xN に遷移する電圧 MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 1LSB (理想値) = AVRH - AVSS 1024 デジタル出力 N の総合誤差 = [V] VNT - {1LSB × (N - 1) + 0.5LSB} 1LSB N : A/D コンバータデジタル出力値 VNT :デジタル出力が 0x (N+1)から 0xN に遷移する電圧 VOT (理想値) = AVSS + 0.5LSB [V] VFST (理想値) = AVRH - 1.5LSB [V] January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 57 D a t a S h e e t 6. 高電流出力スルーレート (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子 条件 出力立上り時間/ 立下り時間 tR30, tF30 P08_m 出力駆動を High 駆動 (30mA)に設定 最小 規格値 標準 最大 15 - 75 電圧 単位 ns 備考 CL=85pF VH=VOL30+0.9 × (V OH30-VOL30) VL=VOL30+0.1 × (V OH30-VOL30) VH VH VL VL tR30 tF30 時間 58 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 7. 低電圧検出機能の特性 (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 最小 規格値 標準 最大 CILCR:LVL = 0000B CILCR:LVL = 0001B CILCR:LVL = 0010B CILCR:LVL = 0011B CILCR:LVL = 0100B CILCR:LVL = 0111B CILCR:LVL = 1001B 2.70 2.79 2.98 3.26 3.45 3.73 3.91 2.90 3.00 3.20 3.50 3.70 4.00 4.20 3.10 3.21 3.42 3.74 3.95 4.27 4.49 V V V V V V V - - 0.004 - + 0.004 V/s CILCR:LVHYS=0 - - 50 mV CILCR:LVHYS=1 80 100 120 mV 記号 条件 検出電圧*1 VDL0 VDL1 VDL2 VDL3 VDL4 VDL5 VDL6 電源電圧変動率*2 dV/dt ヒステリシス幅 VHYS 単位 安定待ち時間 TLVDSTAB - - - 75 s 検出遅延時間 td - - - 30 s *1: 電源電圧が検出遅延時間(td)より短い時間で、検出電圧範囲を通過した場合、検出範囲通過後に 低電圧検出が発生/解除する可能性があります。 *2: 検出電圧(VDLX)で低電圧検出を行うために、電源電圧の変化を電源電圧変化率の範囲内に抑えて ください。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 59 D a t a S h e e t 電圧 Vcc dV 検出電圧 dt VDLX 最大 VDLX 最小 時間 RCR:LVDE ···低電圧検出機能許可 60 CONFIDENTIAL 低電圧検出機能禁止 安定待ち時間 TLVDSTAB 低電圧検出機能許可··· MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t 8. フラッシュメモリ書込み/消去特性 (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 条件 最小 規格 標準 最大 単位 大セクタ - - 1.6 7.5 s 小セクタ - - 0.4 2.1 s セキュリティセ クタ - - 0.31 1.65 s ワード(16 ビット) 書込み時間 - - 25 400 s チップ消去時間 - - 5.11 25.05 s セクタ消去 時間 備考 内部消去事前書込み 時間を含む。 システムレベルオー バヘッド時間除く。 内部消去事前書込み 時間を含む。 (注意事項) フラッシュメモリは、書込み中または消去中の外部電源(VCC)遮断は禁止です。 書込み中または消去中に外部電源(VCC)が消失する可能性があるアプリケーションにおい ては、低電圧検出機能を使用して、安全に電源を落としてください。 具体的には、外部電源電圧が検出電圧(VDLX)*1 を下回ってからも、電源電圧変化率の範囲 (-0.004V/s ~ +0.004V/s)内で外部電源電圧を変化させてください。 書込み/消去サイクルとデータ保持時間 書込み/消去サイクル (cycle) データ保持時間 (年) 1,000 10,000 100,000 20 *2 10 *2 5 *2 *1: 「7. 低電圧検出機能の特性」を参照してください。 *2: テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です(アレニウスの式を使用し、高温加速試験結果を平均 温度+85C へ換算しています)。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 61 D a t a S h e e t 特性例 本特性は特定サンプルにおける実力値です。保証値ではありません。 MB96F675 Run Mode (VCC = 5.5V) 100.00 PLL clock (32MHz) 10.00 ICC [mA] Main osc. (4MHz) 1.00 RC clock (2MHz) RC clock (100kHz) 0.10 Sub osc. (32kHz) 0.01 -50 0 50 100 150 TA [ºC] Sleep Mode 100.000 PLL clock (32MHz) 10.000 ICC [mA] (VCC = 5.5V) Main osc. (4MHz) 1.000 RC clock (2MHz) 0.100 RC clock (100kHz) 0.010 Sub osc. (32kHz) 0.001 -50 0 50 100 150 TA [ºC] 62 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t MB96F675 Timer Mode (VCC = 5.5V) 10.000 PLL clock (32MHz) 1.000 ICC [mA] Main osc. (4MHz) 0.100 RC clock (2MHz) RC clock (100kHz) 0.010 Sub osc. (32kHz) 0.001 -50 0 50 100 150 TA [ºC] Stop Mode (VCC = 5.5V) 1.000 ICC [mA] 0.100 0.010 0.001 -50 0 50 100 150 TA [ºC] January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 63 D a t a S h e e t 測定条件 モード ランモード 選択したソース クロック PLL クロック CLKS1 = CLKS2 = CLKB = CLKP1 = CLKP2 = 32MHz メインクロック CLKS1 = CLKS2 = CLKB = CLKP1 = CLKP2 = 4MHz RC クロック (高速) RC クロック (低速) サブクロック スリープモード PLL クロック メインクロック RC クロック (高速) RC クロック (低速) サブクロック タイマモード PLL クロック メインクロック RC クロック (高速) RC クロック (低速) サブクロック ストップモード 64 CONFIDENTIAL クロック / レギュレータとフラッシュの設定 停止状態 CLKS1 = CLKS2 = CLKB = CLKP1 = CLKP2 = 2MHz CLKS1 = CLKS2 = CLKB = CLKP1 = CLKP2 = 100kHz CLKS1 = CLKS2 = CLKB = CLKP1 = CLKP2 = 32kHz CLKS1 = CLKS2 = CLKP1 = CLKP2 = 32MHz レギュレータは高電力モード, (CLKB はこのモードのとき停止状態) CLKS1 = CLKS2 = CLKP1 = CLKP2 = 4MHz レギュレータは高電力モード, (CLKB はこのモードのとき停止状態) CLKS1 = CLKS2 = CLKP1 = CLKP2 = 2MHz レギュレータは高電力モード, (CLKB はこのモードのとき停止状態) CLKS1 = CLKS2 = CLKP1 = CLKP2 = 100kHz レギュレータは低電力モード, (CLKB はこのモードのとき停止状態) CLKS1 = CLKS2 = CLKP1 = CLKP2 = 32kHz レギュレータは低電力モード, (CLKB はこのモードのとき停止状態) CLKMC = 4MHz, CLKPLL = 32MHz (システムクロックはこのモードのとき停止状態) レギュレータは高電力モード, フラッシュマクロはパワーダウン/リセットモード CLKMC = 4MHz (システムクロックはこのモードのとき停止状態) レギュレータは高電力モード, フラッシュマクロはパワーダウン/リセットモード CLKMC = 2MHz (システムクロックはこのモードのとき停止状態) レギュレータは高電力モード, フラッシュマクロはパワーダウン/リセットモード CLKMC = 100kHz (システムクロックはこのモードのとき停止状態) レギュレータは低電力モード, フラッシュマクロはパワーダウン/リセットモード CLKMC = 32kHz (システムクロックはこのモードのとき停止状態) レギュレータは低電力モード, フラッシュマクロはパワーダウン/リセットモード (すべてのクロックはこのモードのとき停止状態) レギュレータは低電力モード, フラッシュマクロはパワーダウン/リセットモード MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t オーダ型格 CAN コントローラ付きの MCU 型格 フラッシュメモリ パッケージ* MB96F673RBPMC-GSE1 プラスチック・LQFP, 64 ピン MB96F673RBPMC-GSE2 (FPT-64P-M23) フラッシュ A MB96F673RBPMC1-GSE1 (96.5KB) プラスチック・LQFP, 64 ピン MB96F673RBPMC1-GSE2 (FPT-64P-M24) MB96F675RBPMC-GSE1 プラスチック・LQFP, 64 ピン MB96F675RBPMC-GSE2 (FPT-64P-M23) フラッシュ A MB96F675RBPMC1-GSE1 (160.5KB) プラスチック・LQFP, 64 ピン MB96F675RBPMC1-GSE2 (FPT-64P-M24) *: パッケージの詳細については、「■パッケージ・外形寸法図」を参照してください。 CAN コントローラなしの MCU 型格 フラッシュメモリ パッケージ* MB96F673ABPMC-GSE1 プラスチック・LQFP, 64 ピン MB96F673ABPMC-GSE2 (FPT-64P-M23) フラッシュ A MB96F673ABPMC1-GSE1 (96.5KB) プラスチック・LQFP, 64 ピン MB96F673ABPMC1-GSE2 (FPT-64P-M24) MB96F675ABPMC-GSE1 プラスチック・LQFP, 64 ピン MB96F675ABPMC-GSE2 (FPT-64P-M23) フラッシュ A MB96F675ABPMC1-GSE1 (160.5KB) プラスチック・LQFP, 64 ピン MB96F675ABPMC1-GSE2 (FPT-64P-M24) *: パッケージの詳細については、「■パッケージ・外形寸法図」を参照してください。 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 65 D a t a S h e e t パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M23) リードピッチ 0.65mm パッケージ幅× パッケージ長さ 12.0 × 12.0mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70mm MAX 質量 0.47 g コード(参考) P-LQFP64-12×12-0.65 プラスチック・LQFP, 64ピン (FPT-64P-M23) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 14.00± 0.20(.551± .008)SQ *12.00± 0.10(.472± .004)SQ 48 0.145± 0.055 (.006 ± .002) 33 49 32 0.10(.004) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 +.008 (Mounting height) .059 –.004 0.25(.010) INDEX 0~8° 64 17 0.65(.026) C "A" 16 1 0.32 ± 0.05 (.013 ± .002) 0.13(.005) 0.50 ± 0.20 (.020 ± .008) 0.60 ± 0.15 (.024 ± .006) 0.10 ± 0.10 (.004 ± .004) (Stand off) M 2003-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F64034S-c-1-4 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については、下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ 66 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t プラスチック・LQFP, 64 ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 10.0 × 10.0 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm MAX 質量 0.32 g P-LFQFP64-10 × 10-0.50 コード(参考) (FPT-64P-M24) プラスチック・LQFP, 64ピン (FPT-64P-M24) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 12.00±0.20(.472±.008)SQ * 10.00±0.10(.394±.004)SQ 48 0.145±0.055 (.006±.002) 33 49 32 Details of "A" part 0.08(.003) +0.20 1.50 –0.10 +.008 (Mounting height) .059 –.004 INDEX 64 0°~8° 17 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) "A" LEAD No. 1 16 0.50(.020) C 0.20±0.05 (.008±.002) 0.08(.003) M 2005-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F64036S-c-1-3 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.25(.010) 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については、下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 67 D a t a S h e e t 主な変更内容 ページ 場所 Revision 1.0 Revision 2.0 - - Initial release - PRELIMINARY → 正式版 特長 2 4 5 ブロックダイヤグラム 8 端子機能説明 10 入出力回路形式 15 16 19 68 CONFIDENTIAL メモリマップ 変更箇所 ●システムクロックを以下に変更 ・ 「高速クロック入力の特徴があるデバイス用最大 16MHz 外部クロッ ク」 → ・ 「高速クロック入力モード時、外部クロックの最大周波数は 8MHz」 ●インプットキャプチャユニットを以下に変更 ・「外部イベント発生時に割込み信号送信」 → ・「外部イベント発生時に割込み信号発生」 ●LCD コントローラを以下に変更 ・「内部および外部分割抵抗用オンチップドライバ」 → ・「内部分割抵抗または外部分割抵抗に対応」 ●外部割込みを以下に変更 ・「チャネルごとに割込みマスクと保留ビットが設定可能」 → ・「チャネルごとに割込みマスクビットあり」 ●オンチップデバッガ (OCD) ・「イベントシーケンサ: 2 レベル」 → ・「イベントシーケンサ: 2 レベル + リセット」 PPG から「RLT6」を削除し、16 ビットリロードタイマ に追加 16 ビットリロードタイマを以下に変更 ・「2 ch.」→「3 ch.」 ・「1/2/6」チャネル情報追加 PPGn_B の説明を以下に変更 「プログラマブルパルスジェネレータ n 出力(8 ビット)」 → 「プログラマブルパルスジェネレータ n 出力端子(16 ビット/8 ビット)」 形式 B を以下に変更 ・図: 「ヒステリシス入力」→「オートモーティブ入力」 ・備考: 「GPIO 機能選択可能 (入力シャットダウン機能付き CMOS ヒステリ シス入力 IOL = 4mA, IOH = -4mA, プログラマブルプルアップ抵抗)」 → 「GPIO 機能選択可能 (CMOS レベル出力(IOL = 4mA, IOH = -4mA), 入力シャットダウン機能付きのオートモーティブ入力, プ ログラマブルプルアップ抵抗)」 形式 G の図: 「AVE」, 「AVR」, 「ANE」を削除 ブート ROM の先頭アドレスを以下に変更 「0F:E000H」→「0F:C000H」 MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t ページ 場所 割込みベクタテーブル ベクタ番号 0~7 の説明を以下に変更 「予約」→「CALLV 命令」 ベクタ番号 8 の説明を以下に変更 「予約」→「RESET ベクタ」 ベクタ番号 9 の説明を以下に変更 「予約」→「INT9 命令」 ベクタ番号 10 の説明を以下に変更 「予約」→「未定義命令実行」 ベクタ番号 64 を以下に変更 ・ベクタ名: 「PPGRLT」→「RLT6」 ・説明: 「リロードタイマ 6 を PPG クロックソースとして使用可能」 → 「リロードタイマ 6」 取扱上のご注意 デバイスの使用上の注意 「取扱上のご注意」を追加 23 24 27~30 31 32 33 34 35 電気的特性 1. 絶対最大定格 36 2. 推奨動作条件 38 January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 変更箇所 「2. 未使用端子の取り扱い」の内容を修正 「3. 外部クロックの使用」に「(3) 逆位相の外部クロック」を追加 「11. SMC 電源端子(DVcc/DVss)の取り扱い」を以下に修正 「高電流出力バッファ用電源 (DVCC, DVSS) とデジタル電源 (VCC) を 分離しているため, DVCC は VCC より高い電位に設定できます。」 → 「すべての DVcc/DVss 端子は Vcc/Vss 端子と同じ電位に設定してくだ さい。 」 「13. モード端子(MD)について」を追加 定格値を変更 Σ|ICLAMP| 最大: 14mA → 16mA 注釈*2 を以下に変更 電源オン時, AVCC を VCC よりも大きく設定したり, アナログ入力の電 圧を AVCC よりも大きく設定することはできません。 → 電源オン時、AVCC を VCC, DVCC よりも大きく設定したり、アナログ入 力の電圧を AVCC よりも大きく設定することはできません。 注釈*4 を以下に変更 ・電源オン時に+B 入力が印加される場合の説明を修正 ・DEBUG I/F 端子についての説明を追加 「電源電圧」に規格値と備考を追加 最小:2.0V 標準:最大:5.5V 備考:ストップモード時の RAM データ保持 規格値を変更 標準:1.0F → 1.0 ~ 3.9F 最大:1.5F → 4.7F 備考を以下に変更 ・「(目標値)」を削除 ・「3.9F (公差±20%以内)」を追加 69 D a t a S h e e t ページ 場所 3. 直流規格 (1) 電流規格 39 40 41 (2) 端子特性 43 44 45 46 47 4. 交流規格 (1) メインクロック入力規格 (2) サブクロック入力規格 4. 交流規格 (3) 内蔵 RC 発振規格 (5) PLL の動作条件 48 (6)リセット入力 70 CONFIDENTIAL 変更箇所 備考:「TA = +105°C」の(目標値)を削除 「ランモードの電源電流」に ICCRCH, ICCRCL を追加 「ランモードの電源電流」の条件を修正 「ランモードの電源電流」の規格値を変更 ICCPLL 最大:45mA→34mA (TA =+105°C) ICCMAIN 最大:9mA→7.5mA (TA =+105°C) ICCSUB 最大:6mA→3mA (TA =+105°C) 「スリープモードの電源電流」に ICCSRCH, ICCSRCL を追加 「スリープモードの電源電流」の ICCSMAIN の条件を修正 「スリープモードの電源電流」の規格値を変更 ICCSPLL 最大:15mA→13mA (TA =+105°C) ICCSMAIN 標準:1.0mA→0.9mA (TA =+25°C) 最大:7mA→4mA (TA =+105°C) ICCSSUB 標準:0.08mA→0.04mA (TA =+25°C) 最大:4mA→2.5mA (TA =+105°C) 「タイマモードの電源電流」に ICCTPLL を追加 「タイマモードの電源電流」の条件を修正 「フラッシュパワーダウン時の電流」の規格値を追加 「低電圧検出機能有効時の電源電流」 ・規格値を温度別に変更 ・規格値を変更 最大:15A→12.5A (TA =+105°C) 「フラッシュ書込み/消去電流」の規格値を温度別に変更 「注釈*2, *3」に以下を追加 「フラッシュのパワーダウン/リセットモードを使用しない場合は、 ICCFLASHPD の値を加えてください。 」 注釈を削除 「*:IOH と IOL は目標値です。」 「"L"レベル出力電圧」に「VOLD」を追加 「入力容量」の端子に「C」, 「DVcc」, 「DVss」を追加 注釈を追加 「*: SMC 直接駆動など、High 駆動タイプを使用する場合は、ポート High 駆動レジスタの該当するビットを設定してください (PHDRnn:HDx="1")。」 外部クロック使用時の tCYLH 図を追加 水晶発振器使用時の tCYLL 図を追加 外部クロック使用時の tCYLL 図を修正 「RC 発振安定待ち時間」を追加 規格値および記号を以下に変更 ・PLL 入力クロック周波数(fPLLI) 最大:16MHz → 8MHz ・PLL 発振クロック周波数(fCLKVCO) fPLLO → fCLKVCO 「PLL 発振クロック周波数」の備考に追加 PLL 位相ジッタ(tPSKEW)を追加 PLL 位相ジッタの図を追加 リセット入力時(tRSTL)の図を追加 MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t ページ 場所 (8) USART タイミング 50 51 53 54 55 (10) I2C タイミング 5. A/D コンバータ (1) A/D コンバータの電気的特性 (2) A/D コンバータサンプリング時間の設定と精 度 (3) A/D コンバータの用語の定義 56 6. 高電流出力スルーレート 58 7. 低電圧検出機能の特性 59 60 8. フラッシュメモリ書込み/消去特性 61 62~64 Revision 2.1 - 特性例 条件を変更 (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS =0V, TA = - 40°C~ + 105°C) → (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = 40°C~+ 105°C, CL = 50pF) 「(注意事項)」を変更 「MB96670 シリーズハードウェアマニュアル」を参照してください。 → 「MB96600 シリーズハードウェアマニュアル」を参照してください。 USART の内部シフトクロックモードの図を修正 「入力フィルタで除去されるスパイクのパルス幅(tSP)」と*5 を追加 図に tSP を追加 「アナログ抵抗(RVIN)」を表に追加 「チャネル間ばらつき」を追加 「注釈*」を追加 「等価回路モデルの概算式」から[min]を削除 説明と図を修正 「直線性誤差」→「非直線性誤差」 「微分直線性誤差」→「微分非直線性誤差」 「ゼロトランジション電圧」を追加 「フルトランジション電圧」を追加 条件を修正 (VCC = AVCC = 2.7V to 5.5V, DVCC = 4.5V to 5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C to + 105°C) → (VCC = AVCC = DVCC = 2.7V to 5.5V, VSS = AVSS = DVSS = 0V, TA = - 40°C to + 105°C) 記号と図を修正 tR2, tF2, VOL2 → tR30, tF30, VOL30 電源電圧変化率(dV/dt)の最大値を追加 ヒステリシス幅(VHYS)を追加 安定待ち時間(TLVDSTAB)を追加 検出遅延時間(td)を追加 「備考」を削除 「注釈*1, *2」を追加 ヒステリシス幅を考慮した図を追加 安定待ち時間図を追加 「(目標値)」を削除 ・「セクタ消去時間」の規格値と備考を変更 ・「セクタ消去時間」に「セキュリティセクタ」を追加 ・「チップ消去時間」の規格値と備考を変更 「(注意事項)」を追加 「特性例」を追加 - January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 変更箇所 社名変更および記述フォーマットの変換 71 D a t a S h e e t 72 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014 D a t a S h e e t January 31, 2014, MB96670_DS704-00001-2v1-J CONFIDENTIAL 73 D a t a S h e e t 免責事項 本資料に記載された製品は、通常の産業用, 一般事務用, パーソナル用, 家庭用などの一般的用途 (ただし、用 途の限定はありません) に使用されることを意図して設計・製造されています。(1) 極めて高度な安全性が要求 され、仮に当該安全性が確保されない場合、社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危 険性を伴う用途 (原子力施設における核反応制御, 航空機自動飛行制御, 航空交通管制, 大量輸送システムにお ける運行制御, 生命維持のための医療機器, 兵器システムにおけるミサイル発射制御等をいう) 、 ならびに(2) 極 めて高い信頼性が要求される用途 (海底中継器, 宇宙衛星等をいう) に使用されるよう設計・製造されたもので はありません。上記の製品の使用法によって惹起されたいかなる請求または損害についても、Spansion は、お 客様または第三者、あるいはその両方に対して責任を一切負いません。半導体デバイスはある確率で故障が発 生します。当社半導体デバイスが故障しても、結果的に人身事故, 火災事故, 社会的な損害を生じさせないよう、 お客様において、装置の冗長設計, 延焼対策設計, 過電流防止対策設計, 誤動作防止設計などの安全設計をお願 いします。本資料に記載された製品が、外国為替及び外国貿易法、米国輸出管理関連法規などの規制に基づき 規制されている製品または技術に該当する場合には、本製品の輸出に際して、同法に基づく許可が必要となり ます。 商標および注記 このドキュメントは、断りなく変更される場合があります。本資料には Spansion が開発中の Spansion 製品に関 する情報が記載されている場合があります。Spansion は、それらの製品に対し、予告なしに仕様を変更したり、 開発を中止したりする権利を有します。このドキュメントに含まれる情報は、現状のまま、保証なしに提供さ れるものであり、その正確性, 完全性, 実施可能性および特定の目的に対する適合性やその市場性および他者の 権利を侵害しない事を保証するものでなく、また、明示, 黙示または法定されているあらゆる保証をするもの でもありません。Spansion は、このドキュメントに含まれる情報を使用することにより発生したいかなる損害 に対しても責任を一切負いません。 Copyright © 2011-2014 Spansion Inc. All rights reserved. 商標:Spansion®, Spansion ロゴ (図形マーク), MirrorBit®, MirrorBit® Eclipse™ , ORNAND™ 及びこれらの組合せ は、米国・日本ほか諸外国における Spansion LLC の商標です。第三者の社名・製品名等の記載はここでは情報 提供を目的として表記したものであり、各権利者の商標もしくは登録商標となっている場合があります。 74 CONFIDENTIAL MB96670_DS704-00001-2v1-J, January 31, 2014