本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07-16503-5 32 ビット・マイクロコントローラ CMOS FR60 MB91350A シリーズ MB91F355A/F353A/F356B/F357B/355A/354A/ MB91353A/352A/351A/V350A ■ 概 要 FR ファミリ * は , 32 ビット高性能 RISC CPU を使用し , 高性能 / 高速な CPU 処理を要求される組込制御用に各種 I/O リ ソースやバス制御機構を内蔵した , 標準シングルチップマイクロコントローラです。 本品種は , FR30/40 CPU をベースにバスアクセスの強化を行った FR60 です。豊富な周辺リソースを内蔵した , シングル チップ指向のマイクロコントローラです。 DVD プレーヤ , ナビゲーション , 高性能 FAX, プリンタ制御など , 高性能な CPU 処理パワーを要求される組込み用途に 最適な仕様になっています。 *:FR は , FUJITSU RISC controller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の製品です。 ■ 特 長 1. FR CPU ・ 32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ, パイプライン 5 段 ・ 最大動作周波数 50 MHz [PLL 使用 : 原振 12.5 MHz の場合 ] ・ 16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ) , 1 命令 /1 サイクル ・ メモリ−メモリ間転送 , ビット処理 , バレルシフトなどの命令 :組込み用途に適した命令 ・ 関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令 :高級言語対応命令 ・ レジスタインターロック機能 :アセンブラ記述の容易化 ・ 乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート 符号付き 32 ビット乗算 :5 サイクル 符号付き 16 ビット乗算 :3 サイクル ・ 割込み (PC, PS の退避 ) :6 サイクル , 16 プライオリティレベル ・ ハーバードアーキテクチャにより , プログラムアクセスとデータアクセスを同時に実行可能 ・ FR ファミリとの命令互換 (続く) 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2008.11 MB91350A シリーズ 2. バスインタフェース ・ 最大動作周波数 25 MHz ・ 24 ビットアドレスフル出力可能 (16M バイト空間 ) (21 ビットアドレスフル出力可能 (2M バイト空間 ) : MB91F353A/353A/352A/351A) ・ 8, 16 ビットデータ出力 ・ プリフェッチバッファ搭載 ・ 未使用データ / アドレス端子は汎用入出力ポートとして使用可能 ・ 最小 64 K バイト単位で設定可能な完全独立な 4 領域のチップセレクト出力が可能 ・ 各種メモリに対するインタフェースのサポート SRAM, ROM/Flash ページモード Flash ROM, ページモード ROM インタフェース ・ 基本バスサイクル :2 サイクル ・ 領域ごとにプログラマブルでウェイト挿入可能な自動ウェイトサイクル発生機構 ・ RDY 入力による外部ウェイトサイクル ・ DMA は , 独立した I/O 用ウェイト制御が可能なフライバイ転送をサポート (MB91F353A/353A/352A/351A はフライバイ転送使用不可 ) 3. 搭載メモリ MB91V350A MB91F353A MB91F355A MB91F357B MB91F356B MB91353A MB91355A MB91352A MB91354A MB91351A なし 512 K バイト 256 K バイト 512 K バイト 384 K バイト 384 K バイト RAM ( スタック ) 16 K バイト 16 K バイト 16 K バイト 16 K バイト 8 K バイト 16 K バイト RAM ( 命令実行可 ) 16 K バイト 8 K バイト 8 K バイト 8 K バイト 8 K バイト 8 K バイト メモリ ROM 4. DMAC (DMA コントローラ ) ・ 同時に最大 5 チャネルの動作が可能 ( 外部→外部は 3 チャネル ) ・ 3 つの転送要因 ( 外部端子 / 内部ペリフェラル / ソフトウェア ) 起動要因はソフトウェアで選択可能 , UART (0, 1, 2 ) からの起動可能 ・ アドレッシングモード 32 ビットフルアドレス指定 ( 増加 / 減少 / 固定 ) ・ 転送モード ( デマンド転送 / バースト転送 / ステップ転送 / ブロック転送 ) ・ フライバイ転送サポート ( 外部 I/O とメモリ間 ) ・ 転送データサイズは 8/16/32 ビット から選択可能 ・ 多バイト転送可 ( ソフトにて決定 ) ・ DMAC ディスクリプタは I/O 領域 (200H ∼ 240H, 1000H ∼ 1024H) (MB91F353A/353A/352A/351A は外部インタフェースなし ) 外部端子転送不可。デマンド転送 , フライバイ転送使用不可 5. ビットサーチモジュール (REALOS 使用 ) ・ 1 ワード中の MSB から最初の “1”/“0” の変化ビット位置をサーチ 6. 各種タイマ ・ 16 ビット リロードタイマ :4 チャネル (REALOS 用 1 チャネル含む ) 内部クロックは 2/8/32 分周から選択可能 (ch.3 のみ , 64/128 分周も選択可能 ) ・ 16 ビット フリーランタイマ:1 チャネル アウトプットコンペア :8 チャネル (MB91F353A/353A/352A/351A: 2 チャネル ) インプットキャプチャ :4 チャネル ・ 16 ビット PPG タイマ : 6 チャネル (MB91F353A/353A/352A/351A: 3 チャネル ) (続く) 2 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 7. UART ・ UART 全二重ダブルバッファ: 5 チャネル , (MB91F353A/353A/352A/351A: 4 チャネル ) ・ パリティあり / なし選択可能 ・ 非同期 ( 調歩同期 ) , CLK 同期通信の選択可能 ・ 専用ボーレート用タイマ内蔵 ・ 外部クロックを転送クロックとして使用可能 ・ 豊富なエラー検出機能あり ( パリティ, フレーム , オーバラン ) ・ 115 kbps 対応 8. SIO ・ 8 ビットデータのシリアル転送 : 3 チャネル , (MB91F353A/353A/352A/351A: 2 チャネル ) ・ シフトクロックは内部 3 種類 , 外部 1 種類から選択 ・ シフト方向の LSB/MSB 切換え 9. 割込みコントローラ ・ 外部割込み : 合計 17 本 (MB91F353A/353A/352A/351A: 9 本 ) ( マスク不可割込み端子 1 本と通常割込み端子 16/8 本 ストップ時のウェイクアップ用として使用可能 ) ・ 内部ペリフェラルからの割込み ・ マスク不可割込み以外は , 優先レベルをプログラマブルに設定可能 (16 レベル ) 10.D/A コンバータ ・ 8 ビット分解能 : 3 チャネル , (MB91F353A/353A/352A/351A: 2 チャネル ) 11.A/D コンバータ ・ 10 ビット分解能 : 12 チャネル , (MB91F353A/353A/352A/351A: 8 チャネル ) ・ 直並列変換型 変換時間:1.48 µs ・ 変換モード ( 単発変換モード , 連続変換モード ) ・ 起動要因 ( ソフト / 外部トリガ / ペリフェラル割込み ) 12.その他のインターバルタイマ / カウンタ ・ 8/16 ビットアップダウンカウンタ MB91F353A/353A/352A/351A は 8 ビットアップダウンカウンタのみ ・ 16 ビットタイマ (U-TIMER) : 5 チャネル , (MB91F353A/353A/352A/351A: 4 チャネル ) ・ ウォッチドッグタイマ 13.I2C バスインタフェース (400 kbps 対応 ) ・ 1 チャネル , マスタ / スレーブ送受信 ・ アービトレーション機能 , クロック同期化機能 14.I/O ポート ・ 3 V 入出力ポート ( ただし外部割込み兼用ポート (16 本 , MB91F353A/353A/352A/351A は 8 本 ) は 5 V 入力対応 ) ・ 最大 126 ポート (MB91F353A/353A/352A/351A: 最大 84 ポート ) 15.その他の特長 ・ クロックソースとして発振回路内蔵し , PLL 逓倍も選択可能 ・ リセット端子として INIT を用意 (INIT 端子解除後 , 発振安定待ち時間はクロック周期× 2 です。) ・ その他 , ウォッチドッグタイマリセット , ソフトウェアリセットあり ・ 低消費電力モードとしてストップモードとスリープモードをサポート 32 kHz CPU 動作による低消費電力動作が可能 ・ ギア機能 ・ タイムベースタイマ内蔵 ・ パッケージ MB91F355A/F356B/355A/354A/F357B: LQFP-176( リードピッチ 0.50 mm) MB91F353A/353A/352A/351A: LQFP-120( リードピッチ 0.50 mm) ・ CMOS テクノロジ (0.35 µm) (続く) DS07-16503-5 3 MB91350A シリーズ (続き) ・ 電源電圧 4 3.3 V ± 0.3 V 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ■ 端子配列図 ・ MB91F353A/353A/352A/351A 120 119 118 117 116 115 114 113 112 111 110 109 108 107 106 105 104 103 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 AN7 AN6 AN5 AN4 AN3 AN2 AN1 AN0 VSS AVSS/AVRL AVRH AVCC DAVC DAVS DA0 DA1 PH5/SCK3 PH4/SO3 PH3/SI3 PH2/SCK2 PH1/SO2 PH0/SI2 PO2/OC2 PO0/OC0 VSS VCC PI5/SCK1 PI4/SO1 PI3/SI1 PI2/SCK0 (TOP VIEW) 90 89 88 87 86 85 84 83 82 81 80 79 78 77 76 75 74 73 72 71 70 69 68 67 66 65 64 63 62 61 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 PI1/SO0 PI0/SI0 PK7/INT7/ATG PK6/INT6/FRCK PK5/INT5 PK4/INT4 PK3/INT3 PK2/INT2 PK1/INT1 PK0/INT0 PM5/SCK7 PM4/SO7/TRG4 PM3/SI7/TRG3 VCC VSS PM2/SCK6/ZIN0/TRG2 PM1/SO6/BIN0/TRG1 PM0/SI6/AIN0/TRG0 PN4/PPG4 PN2/PPG2 PN0/PPG0 PA3/CS3 PA2/CS2 PA1/CS1 PA0/CS0 P94/AS P93 P91 P90/SYSCLK X1A P54/A12 P55/A13 P56/A14 P57/A15 P60/A16 P61/A17 P62/A18 P63/A19 P64/A20 VSS PL1/SCL PL0/SDA VSS VCC P80/IN0/RDY P81/IN1/BGRNT P82/IN2/BRQ P83/RD P84/WR0 P85/IN3/WR1 NMI MD2 MD1 MD0 INIT VCC X1 X0 VSS X0A 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 P20/D16 P21/D17 P22/D18 P23/D19 P24/D20 P25/D21 P26/D22 P27/D23 P30/D24 P31/D25 P32/D26 P33/D27 P34/D28 P35/D29 P36/D30 P37/D31 P40/A00 VSS VCC P41/A01 P42/A02 P43/A03 P44/A04 P45/A05 P46/A06 P47/A07 P50/A08 P51/A09 P52/A10 P53/A11 (FPT-120P-M21) DS07-16503-5 5 P20/D16 P21/D17 P22/D18 P23/D19 P24/D20 P25/D21 P26/D22 P27/D23 P30/D24 P31/D25 P32/D26 P33/D27 P34/D28 P35/D29 P36/D30 P37/D31 VSS VCC P40/A00 P41/A01 P42/A02 P43/A03 P44/A04 P45/A05 P46/A06 P47/A07 P50/A08 P51/A09 P52/A10 P53/A11 P54/A12 P55/A13 P56/A14 P57/A15 VSS VCC P60/A16 P61/A17 P62/A18 P63/A19 P64/A20 P65/A21 P66/A22 P67/A23 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 132 131 130 129 128 127 126 125 124 123 122 121 120 119 118 117 116 115 114 113 112 111 110 109 108 107 106 105 104 103 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 PG4/SO5 PG3/SI5 PG2/SCK4 PG1/SO4 PG0/SI4 PH5/SCK3 PH4/SO3 PH3/SI3 PH2/SCK2 PH1/SO2 PH0/SI2 PI5/SCK1 PI4/SO1 PI3/SI1 PI2/SCK0 PI1/SO0 PI0/SI0 VCC VSS PJ7/INT15 PJ6/INT14 PJ5/INT13 PJ4/INT12 PJ3/INT11 PJ2/INT10 PJ1/INT9 PJ0/INT8 PK7/INT7/ATG PK6/INT6/FRCK PK5/INT5 PK4/INT4 PK3/INT3 PK2/INT2 PK1/INT1 PK0/INT0 VCC VSS PL1/SCL PL0/SDA VSS PM5/SCK7/ZIN1/TRG5 PM4/SO7/BIN1/TRG4 PM3/SI7/AIN1/TRG3 PM2/SCK6/ZIN0/TRG2 MB91350A シリーズ ・ MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A (TOP VIEW) PG5/SCK5 NMI X1A VSS X0A MD2 MD1 MD0 X0 VCC X1 INIT VSS VCC PC0/DREQ2 PC1/DACK2 PC2/DSTP2/DEOP2 PB0/DREQ0 PB1/DACK0 PB2/DSTP0/DEOP0 PB3/DREQ1 PB4/DACK1 PB5/DSTP1/DEOP1 PB6/IOWR PB7/IORD PA0/CS0 PA1/CS1 PA2/CS2 PA3/CS3 VSS VCC P80/IN0/RDY P81/IN1/BGRNT P82/IN2/BRQ P83/RD P84/WR0 P85/IN3/WR1 P90/SYSCLK P91 P92/MCLK P93 P94/AS VSS VCC 6 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 88 87 86 85 84 83 82 81 80 79 78 77 76 75 74 73 72 71 70 69 68 67 66 65 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 48 47 46 45 PM1/SO6/BIN0/TRG1 PM0/SI6/AIN0/TRG0 PN5/PPG5 PN4/PPG4 PN3/PPG3 PN2/PPG2 PN1/PPG1 PN0/PPG0 VCC VSS PO7/OC7 PO6/OC6 PO5/OC5 PO4/OC4 PO3/OC3 PO2/OC2 PO1/OC1 PO0/OC0 PP3/TOT3 PP2/TOT2 PP1/TOT1 PP0/TOT0 VCC VSS AVSS/AVRL AVRH AVCC AN11 AN10 AN9 AN8 AN7 AN6 AN5 AN4 AN3 AN2 AN1 AN0 DA2 DA1 DA0 DAVC DAVS (FPT-176P-M02) DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 LQFP*1 1∼8 LQFP*2 1∼8 端子名 D16 ∼ D23 入出力 回路 形式 *3 C P20 ∼ P27 9 ∼ 16 9 ∼ 16 D24 ∼ D31 27 ∼ 34 37 ∼ 41 17, 20 ∼ 26 27 ∼ 34 A00 ∼ A07 C 外部データバスの bit24 ∼ bit31 です。 外バスモードのとき有効となります。 シングルチップモード時はポートとして使用できます。 C 外部アドレスバスの bit0 ∼ bit7 です。 外バスモードのとき有効となります。 P40 ∼ P47 シングルチップモード時はポートとして使用できます。 A08 ∼ A15 外部アドレスバスの bit8 ∼ bit15 です。 外バスモードのとき有効となります。 C P50 ∼ P57 シングルチップモード時はポートとして使用できます。 A16 ∼ A20 外部アドレスバスの bit16 ∼ bit20 です。 外バスモードのとき有効となります。 C 35 ∼ 39 P60 ∼ P64 シングルチップモード時または外部アドレスバス未使用時は , ポート として使用できます。 A21 ∼ A23 外部アドレスバスの bit21 ∼ bit23 です。 外バスモードのとき有効となります。 ⎯ 42 ∼ 44 外部データバスの bit16 ∼ bit23 です。 外バスモードのとき有効となります。 外バス 8 ビットモードのときはポートとして使用できます。 P30 ∼ P37 19 ∼ 26 機能 C シングルチップモード時または外部アドレスバス未使用時は , ポート として使用できます。 P65 ∼ P67 47, 48 106, 105 DA0, DA1 ⎯ D/A コンバータの出力端子です。 49 ⎯ DA2 ⎯ D/A コンバータの出力端子です。 50 ∼ 57 113 ∼ 120 AN0 ∼ AN7 G アナログ入力端子です。 58 ∼ 61 ⎯ AN8 ∼ AN11 G アナログ入力端子です。 TOT0 ∼ TOT3 67 ∼ 70 ⎯ D 汎用入出力ポートです。 この機能はタイマ出力機能が禁止のときに有効になります。 PP0 ∼ PP3 OC0 71 97 PO0 アウトプットコンペア出力端子です。 D OC1 72 ⎯ PO1 98 PO2 汎用の入出力ポートです。 この機能は , アウトプットコンペア出力が未使用時はポートとして使 用できます。 アウトプットコンペア出力端子です。 D OC2 73 リロードタイマ出力ポートです。 この機能はタイマ出力許可のときに有効になります。 汎用の入出力ポートです。 この機能は , アウトプットコンペア出力が未使用時はポートとして使 用できます。 アウトプットコンペア出力端子です。 D 汎用の入出力ポートです。 この機能は , アウトプットコンペア出力が未使用時はポートとして使 用できます。 (続く) DS07-16503-5 7 MB91350A シリーズ 端子番号 LQFP*1 LQFP*2 端子名 入出力 回路 形式 *3 OC3 ∼ OC7 74 ∼ 78 ⎯ 81 70 82 ⎯ 83 71 アウトプットコンペア出力端子です。 D PO3 ∼ PO7 PPG0 PN0 ⎯ 85 72 86 ⎯ PN3 87 汎用の入出力ポートです。 この機能は , PPG タイマ出力が未使用時はポートとして使用できます。 PPG タイマ出力端子です。 D PPG5 PN5 汎用の入出力ポートです。 この機能は , PPG タイマ出力が未使用時はポートとして使用できます。 PPG タイマ出力端子です。 D PPG4 PN4 汎用の入出力ポートです。 この機能は , PPG タイマ出力が未使用時はポートとして使用できます。 PPG タイマ出力端子です。 D PPG3 84 汎用の入出力ポートです。 この機能は , PPG タイマ出力が未使用時はポートとして使用できます。 PPG タイマ出力端子です。 D PPG2 PN2 汎用の入出力ポートです。 この機能は , アウトプットコンペア出力が未使用時はポートとして使 用できます。 PPG タイマ出力端子です。 D PPG1 PN1 機能 汎用の入出力ポートです。 この機能は , PPG タイマ出力が未使用時はポートとして使用できます。 PPG タイマ出力端子です。 D 汎用の入出力ポートです。 この機能は , PPG タイマ出力が未使用時はポートとして使用できます。 SI6 シリアル I/O6 のデータ入力です。 シリアル I/O6 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していま すので , 意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく 必要があります。 AIN0 アップダウンカウンタの入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要がありま す。 73 D TRG0 PPG タイマ 0 の外部トリガ入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要がありま す。 PM0 汎用の入出力ポートです。 この機能は , シリアル I/O, アップダウンカウンタ , PPG タイマ出力が 未使用時はポートとして使用できます。 (続く) 8 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 端子番号 LQFP*1 LQFP*2 88 89 端子名 機能 SO6 シリアル I/O6 のデータ出力です。 この機能は , シリアル I/O6 のデータ出力指定が許可のときに有効にな ります。 BIN0 アップダウンカウンタの入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要がありま す。 74 D TRG1 PPG タイマ 1 の外部トリガ入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要がありま す。 PM1 汎用の入出力ポートです。 この機能はシリアル I/O, アップダウンカウンタ , PPG タイマ出力が未 使用時はポートとして使用できます。 SCK6 シリアル I/O6 のクロック入出力です。 この機能はシリアル I/O6 のクロック出力指定が許可のとき , または外 部シフトクロック入力のときに有効になります。 ZIN0 アップダウンカウンタの入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要がありま す。 75 D TRG2 PPG タイマ 2 の外部トリガ入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要がありま す。 PM2 汎用の入出力ポートです。 この機能はシリアル I/O, アップダウンカウンタ , PPG タイマ出力が未 使用時はポートとして使用できます。 SI7 シリアル I/O7 のデータ入力です。 シリアル I/O7 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していま すので , 意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく 必要があります。 AIN1* 90 入出力 回路 形式 *3 4 78 D アップダウンカウンタの入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要がありま す。 TRG3 PPG タイマ 3 の外部トリガ入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要がありま す。 PM3 汎用の入出力ポートです。 この機能は , シリアル I/O, アップダウンカウンタ , PPG タイマ出力が 未使用時はポートとして使用できます。 (続く) DS07-16503-5 9 MB91350A シリーズ 端子番号 LQFP*1 LQFP*2 端子名 入出力 回路 形式 *3 シリアル I/O7 のデータ出力です。 この機能は , シリアル I/O7 のデータ出力指定が許可のときに有効に なります。 SO7 4 BIN1* 91 79 D PPG タイマ 4 の外部トリガ入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要があり ます。 PM4 汎用の入出力ポートです。 この機能はシリアル I/O, アップダウンカウンタ , PPG タイマ出力が 未使用時はポートとして使用できます。 SCK7 シリアル I/O7 のクロック入出力です。 この機能はシリアル I/O7 のクロック出力指定が許可のとき , 外部シ フトクロック入力のときに有効になります。 4 80 D TRG5* 94 95 PM5 汎用の入出力ポートです。 この機能はシリアル I/O, アップダウンカウンタ , PPG タイマ出力が 未使用時はポートとして使用できます。 SDA I2C バス用データ入出力端子です。 この機能は I2C が標準モード動作許可のときに有効となります。 意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要が あります ( オープンドレイン出力 ) 。 42 F PL0 汎用入出力ポートです。 この機能は , I2C が動作禁止のときポートとして使用できます ( オープンドレイン出力 ) 。 SCL I2C バス用クロック入出力端子です。 この機能は I2C が標準モード動作許可のときに有効となります。 意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要が あります ( オープンドレイン出力 ) 。 41 81 ∼ 86 アップダウンカウンタの入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要があり ます。 PPG タイマ 5 の外部トリガ入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要があり ます。 4 F 汎用入出力ポートです。 この機能は I2C が動作禁止のときポートとして使用できます ( オープンドレイン出力 ) 。 PL1 98 ∼ 103 アップダウンカウンタの入力です。 入力を許可している場合はこの入力を随時使用していますので , 意図 的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要があり ます。 TRG4 ZIN1* 92 機能 INT0 ∼ INT5 PK0 ∼ PK5 E 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間はこの入力を随時使用してい ますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必 要があります。 汎用入出力ポートです。 (続く) 10 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 端子番号 LQFP*1 LQFP*2 端子名 入出力 回路 形式 *3 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間はこの入力を随時使用していま すので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必要 があります。 INT6 104 87 E FRCK 105 106 ∼ 113 汎用入出力ポートです。 INT7 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間はこの入力を随時使用していま すので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必要 があります。 E ATG A/D コンバータ外部トリガ入力です。 A/D の起動要因として選択した場合はこの入力を随時使用しますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必要がありま す。 PK7 汎用入出力ポートです。 INT8 ∼ INT15 E PJ0 ∼ PJ7 116 117 89 SI0 D 汎用入出力ポートです。 SO0 UART0 のデータ出力です。 この機能は UART0 のデータ出力指定が許可のときに有効になります。 90 D 120 91 92 UART0 のデータ入力です。 UART0 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していますの で,意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要 があります。 PI0 汎用入出力ポートです。 この機能は UART0 のデータ出力機能が禁止のときに有効になります。 SCK0 119 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間はこの入力を随時使用していま すので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必要 があります。 汎用入出力ポートです。 PI1 118 フリーランタイマの外部クロック入力端子です。 フリーランタイマの外部クロック入力として選択した場合はこの入力 を随時使用しますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止 させておく必要があります。 PK6 88 ⎯ 機能 D UART0 のクロック入出力です。 この機能は UART0 のクロック出力指定が許可のとき , または外部ク ロック入力のときに有効になります。 PI2 汎用入出力ポートです。 この機能は UART0 のクロック出力機能が禁止 , または外部クロック入 力を使用しないときに有効になります。 SI1 UART1 のデータ入力です。 UART1 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していますの で,意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要 があります。 D PI3 汎用入出力ポートです。 SO1 UART1 のデータ出力です。 この機能は UART1 のデータ出力指定が許可のときに有効になります。 93 D PI4 汎用入出力ポートです。 この機能は UART1 のデータ出力機能が禁止のときに有効になります。 (続く) DS07-16503-5 11 MB91350A シリーズ 端子番号 LQFP*1 LQFP*2 端子名 入出力 回路 形式 *3 SCK1 121 122 123 124 125 126 94 99 D 汎用入出力ポートです。 この機能は UART1 のクロック出力機能が禁止 , または外部クロック 入力を使用しないときに有効になります。 SI2 UART2 のデータ入力です。 UART2 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していますの で,意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必要があ ります。 D PH0 汎用入出力ポートです。 SO2 UART2 のデータ出力です。 この端子は UART2 のデータ出力指定が許可のときに有効になります。 D PH1 汎用入出力ポートです。 この機能は UART2 のデータ出力機能が禁止のときに , または外部シ フトクロック入力のときに有効になります。 SCK2 UART2 のクロック入出力です。 この機能は UART2 のクロック出力指定が許可のときに , または外部 クロック入力のときに有効になります。 101 D PH2 汎用入出力ポートです。 この機能は UART2 のクロック出力機能が禁止 , または外部クロック 入力を使用しないときに有効になります。 SI3 UART3 のデータ入力です。 UART3 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していますの で,意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要 があります。 D PH3 汎用入出力ポートです。 SO3 UART3 のデータ出力です。 この機能は UART3 のデータ出力指定が許可のときに有効になります。 103 D 汎用入出力ポートです。 この機能は UART3 のデータ出力機能が禁止のときに有効になります。 PH4 SCK3 127 128 104 ⎯ UART1 のクロック入出力です。 この機能は UART1 のクロック出力指定が許可のときに , または外部 クロック入力のときに有効になります。 PI5 100 102 機能 D UART3 のクロック入出力です。 この機能は UART3 のクロック出力指定が許可のときに , または外部 クロック入力のときに有効になります。 PH5 汎用入出力ポートです。 この機能は UART3 のクロック出力機能が禁止 , または外部クロック 入力を使用しないときに有効になります。 SI4 UART4 のデータ入力です。 UART4 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していますの で,意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要 があります。 PG0 D 汎用入出力ポートです。 (続く) 12 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 端子番号 LQFP*1 LQFP*2 端子名 入出力 回路 形式 *3 SO4 ⎯ 129 D ⎯ 131 汎用入出力ポートです。 この機能はシリアル I/O4 のデータ出力機能が禁止のときに有効にな ります。 SCK4 UART4 のクロック入出力です。 この機能はシリアル I/O4 のクロック出力指定が許可のとき , または 外部クロック入力のときに有効になります。 D PG2 汎用入出力ポートです。 この機能はシリアル I/O4 のクロック出力機能が禁止のとき , または 外部クロック入力を使用しないときに有効になります。 SI5 シリアル I/O5 のデータ入力です。 シリアル I/O5 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用してい ますので , 意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させてお く必要があります。 汎用入出力ポートです。 SO5 シリアル I/O5 のデータ出力です。 この機能はシリアル I/O5 のデータ出力指定が許可のときに有効にな ります。 D PG4 汎用入出力ポートです。 この機能はシリアル I/O5 のデータ出力機能が禁止のときに有効にな ります。 SCK5 シリアル I/O5 のクロック入出力です。 この機能はシリアル I/O5 のクロック出力指定が許可のときに , また は外部シフトクロック入力のときに有効になります。 ⎯ 133 D PG3 ⎯ 132 UART4 のデータ出力です。 この機能はシリアル I/O4 のデータ出力指定が許可のときに有効にな ります。 PG1 ⎯ 130 機能 D 汎用入出力ポートです。この機能はシリアル I/O5 のクロック出力機 能が禁止のとき , または外部クロック入力を使用しないときに有効に なります。 PG5 134 51 NMI H NMI(Non Maskable Interrupt) 入力です。 135 61 X1A B クロック ( 発振 ) 出力です ( サブクロック )。 137 60 X0A B クロック ( 発振 ) 入力です ( サブクロック )。 H モード端子 2 ∼ 0 です。 これらの端子の設定により基本動作モードを設定します。VCC または VSS に接続してください。 入力回路形式 : 量産版 ( マスク ROM 版 ) は "H" タイプ Flash ROM 版は "J" タイプ 138 ∼ 140 52 ∼ 54 MD2 ∼ MD0 141 58 X0 A クロック ( 発振 ) 入力です ( メインクロック )。 143 57 X1 A クロック ( 発振 ) 出力です ( メインクロック )。 144 55 INIT I 外部リセット入力です。 147 ⎯ DREQ2 PC0 J C DMA 外部転送要求入力です。 DMA の起因要因として選択した場合はこの入力を随時使用しますの で,意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必 要があります。 汎用入出力ポートです。 (続く) DS07-16503-5 13 MB91350A シリーズ 端子番号 LQFP*1 LQFP*2 端子名 入出力 回路 形式 *3 DACK2 148 149 150 ⎯ ⎯ ⎯ C 汎用入出力ポートです。 この機能は DMA の転送要求受付け出力指定が許可のときに有効にな ります。 DEOP2 DMA 外部転送終了出力です。 この機能は DMA の外部転送終了出力指定が許可のときに有効になり ます。 DSTP2 C 汎用入出力ポートです。 この機能は DMA の外部転送終了出力指定 , 外部転送停止入力指定が 禁止のときに有効になります。 DREQ0 DMA 外部転送要求入力です。 DMA の起因要因として選択した場合はこの入力を随時使用しますの で,意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要 があります。 153 ⎯ ⎯ ⎯ C 汎用入出力ポートです。 C DMA 外部転送要求受付け出力です。 この機能は DMA の転送要求受付け出力指定が許可のときに有効にな ります。 PB1 汎用入出力ポートです。 この機能は DMA の転送要求受付け出力指定が禁止のときに有効にな ります。 DEOP0 DMA 外部転送終了出力です。 この機能は DMA の外部転送終了出力指定が許可のときに有効になり ます。 DSTP0 C DMA 外部転送停止入力です。 この機能は DMA の外部転送停止入力指定が許可のときに有効になり ます。 PB2 汎用入出力ポートです。 この機能は DMA の外部転送終了出力指定 , 外部転送停止入力指定が 禁止のときに有効になります。 DREQ1 DMA 外部転送要求入力です。 DMA の起因要因として選択した場合はこの入力を随時使用しますの で,意図的に行うとき以外はポートによる出力を停止させておく必要 があります。 C PB3 汎用入出力ポートです。 DACK1 154 DMA 外部転送停止入力です。 この機能は DMA の外部転送停止入力指定が許可のときに有効になり ます。 PC2 DACK0 152 DMA 外部転送要求受付け出力です。 この機能は DMA の転送要求受付け出力指定が許可のときに有効にな ります。 PC1 PB0 151 機能 ⎯ C PB4 DMA 外部転送要求受付け出力です。 この機能は DMA の転送要求受付け出力指定が許可のときに有効にな ります。 汎用入出力ポートです。 この機能は DMA の外部転送要求受付け出力指定が禁止のときに有効 になります。 (続く) 14 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 端子番号 LQFP*1 LQFP*2 端子名 入出力 回路 形式 *3 DMA 外部転送終了出力です。 この機能は DMA の外部転送終了出力指定が許可のときに有効になり ます。 DEOP1 155 156 157 158 159 160 161 ⎯ DSTP1 機能 C DMA 外部転送停止入力です。 この機能は DMA の外部転送停止入力指定が許可のときに有効になり ます。 PB5 汎用入出力ポートです。 この機能は DMA の外部転送終了出力指定 , 外部転送停止入力指定が 禁止のときに有効になります。 IOWR DMA フライバイ転送時のライトストローブ出力です。 この機能は DMA フライバイ転送ライトストローブ出力指定が許可の ときに有効になります。 ⎯ C PB6 汎用入出力ポートです。 この機能は DMA フライバイ転送ライトストローブ出力指定が禁止の ときに有効になります。 IORD DMA フライバイ転送時のリードストローブ出力です。 この機能は DMA フライバイ転送リードストローブ出力指定が許可の ときに有効になります。 ⎯ C PB7 汎用入出力ポートです。 この機能は DMA フライバイ転送リードストローブ出力指定が禁止の ときに有効になります。 CS0 チップセレクト 0 出力です。 外バスモード時有効になります。 C 66 PA0 汎用入出力ポートです。 シングルチップモード時有効になります。 CS1 チップセレクト 1 出力です。 この機能はチップセレクト 1 出力指定が許可のときに有効になりま す。 67 C PA1 汎用入出力ポートです。 この機能はチップセレクト 1 出力指定が禁止のときに有効になりま す。 CS2 チップセレクト 2 出力です。 この機能はチップセレクト 2 出力指定が許可のときに有効になりま す。 C 68 PA2 汎用入出力ポートです。 この機能はチップセレクト 2 出力指定が禁止のときに有効になりま す。 CS3 チップセレクト 3 出力です。 この機能はチップセレクト 3 出力指定が許可のときに有効になりま す。 C 69 PA3 汎用入出力ポートです。 この機能はチップセレクト 3 出力指定が禁止のときに有効になりま す。 (続く) DS07-16503-5 15 MB91350A シリーズ 端子番号 LQFP*1 LQFP*2 端子名 入出力 回路 形式 *3 外部レディ入力です。 この機能は外部レディ入力指定が許可のときに有効になります。 RDY 164 45 IN0 D 外部バス開放受付け出力です。 外部バスを開放したときに "L" を出力します。出力指定が許可のとき に有効になります。 BGRNT 166 167 168 169 46 47 IN1 D インプットキャプチャ入力端子です。 インプットキャプチャ入力として選択した場合は , この入力を随時使 用しますので意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく 必要があります。 P81 汎用入出力ポートです。 この機能は外部バス開放受付け指定が禁止のときに有効になります。 BRQ 外部バス開放要求入力です。 外部バスを開放したいときに "H" を入力します。 入力指定が許可のときに有効になります。 IN2 D インプットキャプチャ入力端子です。 インプットキャプチャ入力として選択した場合はこの入力を随時使用 しますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく 必要があります。 P82 汎用入出力ポートです。 この機能は外部バス開放要求指定が禁止のときに有効になります。 RD 外バスリードストローブ出力です。 外バスモード時に有効になります。 D 48 P83 汎用入出力ポートです。 シングルチップモード時に有効になります。 WR0 外バスライトストローブ出力です。 外バスモード時に有効になります。 49 50 インプットキャプチャ入力端子です。 インプットキャプチャ入力として選択した場合はこの入力を随時使用 しますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく 必要があります。 汎用入出力ポートです。 この機能は外部レディ入力指定が禁止のときに有効になります。 P80 165 機能 D P84 汎用入出力ポートです。 シングルチップモード時に有効になります。 WR1 外バスライトストローブ出力です。 外バスモード時 WR1 の出力を許可にすると有効になります。 IN3 インプットキャプチャ入力端子です。 インプットキャプチャ入力として選択した場合はこの入力を随時使用 しますので , 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく 必要があります。 P85 D 汎用入出力ポートです。 外バスライトイネーブル出力設定を禁止にしたときに有効になりま す。 (続く) 16 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (続き) 端子番号 LQFP*1 LQFP*2 端子名 入出力 回路 形式 *3 SYSCLK 170 62 C 63 P91 C 汎用入出力ポートです。 C メモリ用クロック出力です。 この機能はメモリ用クロック出力指定が許可のときに有効になりま す。外バス動作周波数と同じクロックを出力します ( スリープ時に停 止します )。 MCLK 172 ⎯ 汎用入出力ポートです。 この機能はメモリ用クロック出力指定が禁止のときに有効になりま す。 P92 173 64 P93 C AS 174 C 65 P94 システムクロック出力です。 この機能はシステムクロック出力指定が許可のときに有効になりま す。外バス動作周波数と同じクロックを出力します ( ストップ時に停 止します )。 汎用入出力ポートです。 この機能はシステムクロック出力指定が禁止のときに有効になりま す。 P90 171 機能 汎用入出力ポートです。 アドレスストローブ出力です。 この機能はアドレスストローブ出力が許可のときに有効になります。 汎用入出力ポートです。 この機能はアドレスロード出力指定が禁止のときに有効になります。 * 1:FPT-176P-M02 * 2:FPT-120P-M21 * 3:入出力回路形式については「■入出力回路形式」を参照してください。 * 4:FPT-120P-M21 には , この機能がありません。 DS07-16503-5 17 MB91350A シリーズ 【電源・GND 端子】 端子番号 LQFP* 1 LQFP*2 端子名 機能 17, 35, 65, 79, 93, 96, 114, 136, 145, 162, 175 18, 40, 43, 59, 76, 96, 112 VSS GND 端子です。すべて同電位でお使いください。 18, 36, 66, 80, 97, 115, 142, 146, 163, 176 19, 44, 56, 77, 95 VCC 3.3 V 電源端子です。すべて同電位でお使いください。 45 107 DAVS D/A コンバータ用の GND 端子です。 46 108 DAVC D/A コンバータ用の電源端子です。 62 109 AVCC A/D コンバータ用アナログ電源端子です。 63 110 AVRH A/D コンバータ用の基準電源端子です。 64 111 AVSS/ AVRL A/D コンバータ用アナログ GND 端子です。 * 1:FPT-176P-M02 * 2:FPT-120P-M21 18 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ■ 入出力回路形式 分 類 回 路 形 式 備 考 高速用 ( メインクロック原発振 ) 発振帰還抵抗 約 1 MΩ X1 クロック入力 A X0 スタンバイ制御 低速用 ( サブクロック原発振 ) 発振帰還抵抗 約 7 MΩ X1A クロック入力 B X0A スタンバイ制御 プルアップ制御 P-ch P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 C ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベル入力 スタンバイ制御あり プルアップ制御あり デジタル入力 スタンバイ制御 プルアップ制御 P-ch P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 D ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 スタンバイ制御あり プルアップ制御あり デジタル入力 スタンバイ制御 (続く) DS07-16503-5 19 MB91350A シリーズ 分 類 回 路 形 式 P-ch N-ch デジタル出力 P-ch デジタル出力 E 備 考 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 5 V 耐圧 デジタル入力 ・ N-ch オープンドレイン出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 N-ch デジタル出力 スタンバイ制御あり 5 V 耐圧 F デジタル入力 スタンバイ制御 アナログ入力 スイッチ付き P-ch N-ch G アナログ入力 制御 CMOS レベルヒステリシス入力 P-ch N-ch H デジタル入力 CMOS レベルヒステリシス入力 P-ch P-ch プルアップ抵抗付き I デジタル入力 (続く) 20 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (続き) 分 類 回 路 形 式 備 考 ・ CMOS レベル入力 ・ MB91F353A/F355A/F356B/F357B のみ N-ch N-ch J N-ch N-ch N-ch 拡散抵抗 DS07-16503-5 制御信号 モード入力 21 MB91350A シリーズ ■ デバイス使用上の注意 ・ラッチアップ防止のために CMOS IC では入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧を印加した場合 , または , VCC 端子と VSS 端 子の間に定格を超える電圧を印加した場合に , ラッチアップ現象を生じることがあります。ラッチアップが生じると電源 電流が激増し , 素子の熱破壊に至ることがありますので , 使用に際しては絶対最大定格を超えないようにしてください。 ・未使用端子の処理について 使用していない入力端子を開放のままにしておくと誤動作の原因となることがありますので , プルアップ , またはプル ダウンの処理をしてください。 ・電源端子について VCC 端子または VSS 端子が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するためにデバイス内部 で同電位にすべきもの同士を接続してあります。不要輻射の低減 , グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作 の防止 , 総出力電流規格を遵守などのため , 必ずすべての VCC 端子と VSS 端子を外部で電源およびグランドに接続してく ださい。また , 電流供給源と本デバイスの VCC 端子と VSS 端子は , 低インピーダンスで接続してください。 本デバイスの近くで , VCC 端子と VSS 端子の間に 0.1 µF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして接続 することをお勧めいたします。 ・水晶発振回路について X0 端子,X1 端子 , X0A 端子および X1A 端子の近くにノイズがあると , デバイスの誤動作の原因となる可能性がありま す。X0 端子 , X1 端子 , X0A 端子,X1A 端子,水晶発振子 ( またはセラミック発振子 ) およびグランドへのバイパスコンデン サをできるだけデバイスの近くに配置するようにプリント基板を設計してください。 グランドで X0 端子,X1 端子 , X0A 端子および X1A 端子を取り囲むようにプリント基板アートワークを設計すると , 安 定した動作が得られるので , この設計を強く推奨します。 各量産品において , ご使用になる発振子のメーカに発振評価依頼をしてください。 ・外部クロック使用時の注意 外部クロックを使用する際には , 原則として X0 端子 , また X1 端子には X0 端子と逆相のクロックを同時に供給してく ださい。ただし , この場合にはストップモード ( 発振停止モード ) は使用しないでください ( ストップ時 X1 端子が “H” レ ベル出力で停止するため ) 。 外部クロック使用例 ( 通常 ) X0 X1 MB91350A シリーズ ( 注意事項 ) ストップモード ( 発振停止モード ) は使用できません。 ・クロック制御部 INIT への “L” レベル入力時には , 発振安定待ち時間を確保してください。 ・サブクロックを使用しない場合の注意について X0A 端子 , X1A 端子に発振器を接続しない場合は , X0A 端子をプルダウン処理に , X1A 端子を開放にしてください。 X0 開放 22 X1 MB91350A シリーズ DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ・NC 端子 , OPEN 端子の処理について NC 端子と OPEN 端子は , 必ず開放にして使用してください。 ・モード端子 (MD0 ∼ MD2) について モード端子 (MD0 ∼ MD2) を VCC 端子または VSS 端子に直接接続してください。 ノイズによってデバイスが意図せずにテストモードに入るのを防止するため , モード端子から VCC 端子または VSS 端子 への距離を最小にし , 低インピーダンスで接続するようにプリント基板を配置してください。 ・電源投入時について 電源投入時は , INIT 端子を “L” レベルにしておく事が必要です。 また , 電源投入直後は , 発振回路の発振安定待ち時間を確保するため , INIT 端子への “L” レベル入力を発振回路の要求す る安定待ち時間の間持続してください (INIT 端子による INIT では , 発振安定待ち時間の設定は最小値に初期化されてい ます ) 。 ・電源投入時の原振入力について 電源投入時には , 必ず発振安定待ち解除されるまでの間クロックを入力してください。 ・PLL クロックモード動作中の注意について 本マイクロコントローラで PLL クロックを選択しているときに発振子が外れたり , クロック入力が停止した場合には PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続し続ける場合があります。この動作は保証外の動作です。 ・外バスの設定 本品種は , 外バス 25 MHz の保証となっています。 DIVR1 ( 外バス基本クロック分周設定レジスタ ) を初期値のまま , ベースクロックを 50 MHz に設定すると , 外バスも 50 MHz になります。ベースクロックを変更する際には , 外バスが 25 MHz を超えないように設定したのち , ベースクロッ クを変更してください。 ・MCLK と SYSCLK MCLK は , スリープ / ストップモード時停止し , SYSCLK は , ストップモード時のみ停止するという違いがあります。用 途に応じ使い分けてください。 イニシャライズ後 , MCLK は無効 ( ポート ) , SYSCLK は有効となっています。MCLK を使用する場合は , PFR ( ポート 機能レジスタ ) で , MCLK を使用するための設定が必要です。 ・プルアップコントロール 外バス端子として使用する端子に対してプルアップ抵抗をつけると「■ 電気的特性 4. 交流規格 (4) 通常バスアクセス リード / ライト動作 , (5) マルチプレクスバスアクセスリード / ライト動作 , (7) ホールドタイミング」を保証できません。 また , プルアップ抵抗を設定してあるポートであっても , HIZ = 1 のストップモード , ハードウェアスタンバイ時は無 効となります。 ・サブクロック切換え クロックソースとしてメインクロックからサブクロックモードに切り換えた直後は, NOP命令を一個以上挿入してくだ さい。 (Idi #0x0b, r0) (Idi #_CLKR, r12) stb r0, @r12 // sub-clock mode nop // Must insert NOP instruction ・ビットサーチモジュール BSD0, BSD1, BDSC レジスタはワードアクセスのみとなります。 ・D-bus メモリ コード領域を , D-bus へは命令フェッチを行わないため , D-bus 上のメモリに設定しないでください。 D-bus 領域へ命令フェッチを行った場合 , 誤ったデータをコードとして解釈するため , 暴走する可能性があります。 DS07-16503-5 23 MB91350A シリーズ ・低消費電力モード スリープモード , ストップモードに入れる場合は , スタンバイ制御レジスタ (STCR) への書込み直後に , 同レジスタを必 ず読み出してください。 具体的には , 以下のシーケンスを使用してください。 また , スタンバイから復帰後に , 復帰要因である割込みハンドラへ分岐するように I フラグ , ILM, および ICR を設定し てください。 (Idi #value_of_standby, r0) (Idi #_STCR, r12) stb r0, @r12 // set STOP/SLEEP bit Idub @r12, r0 // Must read STCR Idub @r12, r0 // after reading, go into standby mode NOP // Must insert NOP × 5 NOP NOP NOP NOP ・兼用ポートの機能切換え ポートと兼用端子の切換えは , PFR ( ポート機能レジスタ ) で行います。ただし , バス端子は外バスの設定により切り換 わります。 ・プリフェッチ リトルエンディアンに設定した領域に対して , プリフェッチを許可する場合 , 該当する領域へのアクセスは , ワード (32 ビット ) 長アクセス限定としてください。 バイト / ハーフワードアクセスでは , 正しくアクセスできません。 ・I/O ポートアクセス ポートへのアクセスはバイトアクセスのみです。 ・内蔵 RAM リセット解除直後は , 内蔵 RAM 容量の制限機能が働いており , デバイスに搭載されている RAM 容量に関わらず , デー タ用 / プログラム実行用ともに , 4 K バイトしか使用できません。 制限機能を解除するには , 設定を書き換えてください。 また , 上記の設定を書き換えた場合 , 直後に最低 1 つの NOP 命令を置いてください。 詳細につきましては「MB91350A シリーズ ハードウェアマニュアル 第 19 章 内蔵 RAM ( データ ) / 内蔵 RAM ( 命令 実行可 ) アクセス制限機能」をご参照ください。 ・フラッシュメモリ プログラミングモード時は , フラッシュメモリは , 割込みベクタテーブルとしては使用できません ( リセットは可能で す)。 ・PS レジスタに関する注意事項 一部の命令で PS レジスタを先行処理しているため , 下記の例外動作により , デバッガ使用時に割込み処理ルーチンで ブレークしたり , PS レジスタ内のフラグの表示内容が更新されたりする場合があります。 いずれの場合も , EIT から復帰後以降に , 正しく再処理を行うように設計されていますので , EIT 前後の動作は仕様どお りの処理を行います。 1. DIV0U/DIV0S 命令の直前の命令で , (a) ユーザ割込み・NMI を受付けた場合 , (b) ステップ実行を行った場合 , (c) デー タイベントまたはエミュレータメニューにてブレークした場合 , 以下のような動作を行う場合があります。 ・D0, D1 フラグが , 先行して更新されます。 ・EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み・NMI, またはエミュレータ ) を実行します。 ・EIT から復帰後 , DIV0U/DIV0S 命令が実行され , D0, D1 フラグが (1) と同じ値に更新されます。 2. ユーザ割込み・NMI 要因が発生している状態で , 割込みを許可するために ORCCR/STILM/MOV Ri, PS の各命令が実行 されると , 以下のような動作を行います。 ・PS レジスタが , 先行して更新されます。 ・EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み・NMI, またはエミュレータ ) を実行します。 ・EIT から復帰後 , 上記命令が実行され , PS レジスタが (1) と同じ値に更新されます。 24 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 【デバッガ関連の注意事項】 ・RETI 命令のステップ実行 ステップ実行する際 , 割込みが頻繁に発生する環境下では , 該当割込み処理ルーチンだけを繰り返して実行いたします。 その結果 , メインルーチンや割込みレベルの低いプログラムの実行が行われなくなります ( 例えば , タイムベースタイマ の割込みを許可していた場合 , RETI をステップ実行すると , 必ずタイムベースのルーチンの先頭でブレークすることにな ります ) 。 該当割込み処理ルーチンのデバッグが不要になった段階で , 該当割込みを禁止してください。 ・ブレーク機能 ハードウェアブレーク ( イベントブレーク含む ) の対象アドレスが現在のシステムスタックポインタのアドレスや , ス タックポインタを含む領域に設定されていると , ユーザプログラムに実際のデータアクセス命令がないにもかかわらず , 1 命令実行後にブレークしてしまいます。 回避するために , システムスタックポインタのアドレスを含む領域に対する ( ワード ) アクセスを , ハードウェアブレー ク ( イベントブレーク含む ) の対象に設定しないでください。 ・内蔵 ROM 領域 内蔵 ROM 領域を DMAC 転送先に設定しないでください。 ・ソフトウェアブレーク (INTE 命令 ) とユーザ割込み /NMI 同時発生 ソフトウェアブレークとユーザ割込み /NMI が同時に発生した場合 , エミュレータデバッガにて , 以下の現象が発生す ることがあります。 ・ 設定したブレークポイントでないところを示して停止します。 ・ 停止後の再実行が正しく行われません。 本現象が発生した場合は , ソフトウェアブレークではなく , ハードウェアブレークを使用してください。また , モニタ デバッガを使用する場合は , 該当箇所にブレークを設定しないようにしてください。 ・ DSU のオペランドブレークとして設定している領域にスタックポインタがあると誤動作の原因となります。 システムスタックポインタのアドレスを含む領域に対するアクセスを , データイベントブレークの対象にしないでく ださい。 DS07-16503-5 25 MB91350A シリーズ ■ ブロックダイヤグラム ・ MB91F353A/353A/352A/351A FR CPU 32 32 DMAC 5 チャネル ビットサーチ RAM 16 K バイト* ( スタック ) ROM 512 K バイト* RAM 8 K バイト 32 バス コンバータ A20 ∼ A00 D31 ∼ D16 32 RD WR1, WR0 外部メモリ I/F X0, X1 MD0 ∼ MD2 INIT X0A, X1A クロック 制御 32 ↔ 16 アダプタ 時計タイマ 割込み コントローラ INT0 ∼ INT7 NMI 8 チャネル 外部割込み SI0 ∼ SI3 SO0 ∼ SO3 SCK0 ∼ SCK3 4 チャネル UART ポート 3 チャネル PPG 2 チャネル SIO AN0 ∼ AN7 ATG AVRH, AVCC AVSS/AVRL 8 チャネル A/D コンバータ DA0, DA1 DAVC, DAVS 2 チャネル D/A コンバータ PORT TRG0 ∼ TRG4 PPG0, PPG2, PPG4 4 チャネル リロードタイマ フリーランタイマ 4 チャネル U- タイマ SI6, SI7 SO6, SO7 SCK6, SCK7 16 RDY BRQ BGRNT SYSCLK 4 チャネル インプットキャプチャ 2 チャネル アウトプットコンペア FRCK IN0 ∼ IN3 OC0, OC2 1 チャネル I2C SDA SCL 1 チャネル 8 ビットアップダウン カウンタ AIN0 BIN0 ZIN0 *:MB91352A は RAM 8 K バイト ( スタック ) ,ROM 384 K バイトとなります。 MB91351A は RAM 16 K バイト ( スタック ) ,ROM 384 K バイトとなります。 26 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ・ MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A FR CPU 32 32 DMAC 5 チャネル ビットサーチ DREQ0~DREQ2 DACK0~DACK2 DEOP0/DSTP0~DEOP2/DSTP2 IOWR IORD RAM ( スタック ) RAM ( 命令実行可 ) X0, X1 MD0~MD2 INIT X0A, X1A A23~A00 D31~D16 バスコンバータ ROM/Flash 32 32 外部メモリ I/F RDY BRQ BGRNT SYSCLK 32 ←→ 16 アダプタ クロック 制御 RD WR1, WR0 時計タイマ 16 ポート 割込み コントローラ 6 チャネル PPG 16 チャネル 外部割込み INT0~INT15 NMI SI0~SI4 SO0~SO4 SCK0~SCK4 4 チャネル リロードタイマ PORT TRG0~TRG5 PPG0~PPG5 TOT0~TOT3 5 チャネル UART フリーランタイマ 5 チャネル U- タイマ FRCK 4 チャネル インプットキャプチャ IN0~IN3 SI5~SI7 SO5~SO7 SCK5~SCK7 3 チャネル SIO AN0~AN11 ATG AVRH, AVCC AVSS/AVRL 12 チャネル A/D コンバータ DA0~DA2 DAVC, DAVS 3 チャネル D/A コンバータ 8 チャネル アウトプットコンペア OC0~OC7 1 チャネル I2C 2 チャネル 8/16 ビットアップ ダウンカウンタ SDA SCL AIN0, AIN1 BIN0, BIN1 ZIN0, ZIN1 MB91F355A MB91F357B MB91F356B MB91355A MB91354A ROM/Flash 512 K バイト (Flash) 256 K バイト (Flash) 512 K バイト 384 K バイト RAM( スタック ) 16 K バイト 16 K バイト 16 K バイト 8 K バイト RAM( 命令実行可 ) 8 K バイト 8 K バイト 8 K バイト 8 K バイト DS07-16503-5 27 MB91350A シリーズ ■ CPU および制御部 内部アーキテクチャ FR ファミリ CPU は , RISC アーキテクチャを採用すると同時に , 組込み用途に向けた高機能命令を導入した , 高性能コ アです。 1. 特長 ・ RISC アーキテクチャの採用 基本命令 1 命令 1 サイクル ・ 32 ビットアーキテクチャ 汎用レジスタ 32 ビット× 16 本 ・ 4 GB のリニアなメモリ空間 ・ 乗算器の搭載 32 ビット× 32 ビット乗算 5 サイクル 16 ビット× 16 ビット乗算 3 サイクル ・ 割込み処理機能の強化 高速応答速度 (6 サイクル ) 多重割込みのサポート レベルマスク機能 (16 レベル ) ・ I/O 操作用命令の強化 メモリ−メモリ転送命令 ビット処理命令 ・ 高いコード効率 基本命令語長 16 ビット ・ 低消費電力 スリープモード・ストップモード ・ ギア機能 28 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 2. 内部アーキテクチャ FR ファミリの CPU は命令バスとデータバスが独立したハーバードアーキテクチャ構造を採用しています。32 ビット ↔ 16 ビットバスコンバータは 32 ビットバス (F-bus) に接続され , CPU と周辺リソースとのインタフェースを実現します。 ハーバード ↔ プリンストンバスコンバータは I-bus, D-bus 双方に接続され , CPU とバスコントローラとのイ ンタフェースを実現します。 FR CPU D-bus I-bus 32 I アドレス 32 ハーバード 24 I データ D アドレス 外部アドレス 外部データ 16 32 データ RAM D データ 32 32 ビット アドレス 32 16 ビット バス データ 32 プリンストン バス コンバータ 16 R-bus 内蔵周辺回路 DS07-16503-5 F-bus 内部 I/O バスコントローラ 29 MB91350A シリーズ 3. プログラミングモデル ・基本プログラミングモデル 32 ビット 〔初期値〕 R0 XXXX XXXXH R1 汎用レジスタ R12 R13 AC R14 FP XXXX XXXXH R15 SP 0000 0000 H プログラムカウンタ PC プログラムステータス PS テーブルベースレジスタ TBR リターンポインタ RP システムスタックポインタ SSP ユーザスタックポインタ USP 乗除算結果レジスタ MDH ⎯ ILM ⎯ SCR CCR MDL 30 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 4. レジスタ 汎用レジスタ 32 ビット 〔初期値〕 R0 XXXX XXXXH R1 R12 R13 AC R14 FP XXXX XXXXH R15 SP 0000 0000 H レジスタ R0 ∼ R15 は汎用レジスタです。各種演算におけるアキュムレータ , およびメモリアクセスのポインタとして使 用されます。 16本のレジスタのうち, 以下に示すレジスタは特殊な用途を想定しており, そのために一部の命令が強化されています。 R13:仮想アキュムレータ R14:フレームポインタ R15:スタックポインタ リセットによる初期値は , R0 ∼ R14 は不定です。R15 は , 00000000H (SSP の値 ) となります。 ・PS (Program Status) プログラムステータスを保持するレジスタで , ILM と SCR, CCR の 3 つのパートに分かれています。 図中 , 未定義のビットはすべて予約ビットです。読出し時 , 常に “0” が読み出されます。書込みは無効です。 bit 31 bit 20 PS bit 16 bit 0 bit 10 bit 8 bit 7 ⎯ ⎯ ILM SCR CCR ・CCR (Condition Code Register) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 CCR ⎯ ⎯ S I N Z V C 初期値 - - 00XXXXB S :スタックフラグ , リセットにより “0” にクリアされます。 I :割込み許可フラグ , リセットにより “0” にクリアされます。 N :ネガティブフラグ , リセットによる初期状態は不定です。 Z :ゼロフラグ , リセットによる初期状態は不定です。 V :オーバフローフラグ , リセットによる初期状態は不定です。 C :キャリフラグ , リセットによる初期状態は不定です。 DS07-16503-5 31 MB91350A シリーズ ・SCR (System Condition code Register) bit 10 bit 9 bit 8 SCR D1 D0 T 初期値 XX0B ステップ除算用フラグ ステップ除算実行時の中間データを保持します。 ステップトレーストラップフラグ ステップトレーストラップを有効にするかどうかを指定するフラグです。 ステップトレーストラップの機能はエミュレータが使用します。エミュレータ使用時 , ユーザプログラム中で使用す ることはできません。 ・ILM ILM bit 20 bit 19 bit 18 bit 17 bit 16 初期値 ILM4 ILM3 ILM2 ILM1 ILM0 01111B 割込みレベルマスク値を保持するレジスタで , この ILM の保持する値がレベルマスクに使用されます。 リセットにより , “15” (01111B) に初期化されます。 ・PC (Program Counter) bit 31 bit 0 PC 初期値 XXXXXXXXH プログラムカウンタで , 実行している命令のアドレスを示しています。 リセットによる初期値は不定です。 ・TBR (Table Base Register) bit 31 bit 0 TBR 初期値 000 FFC00 H テーブルベースレジスタで , EIT 処理の際に使用されるベクタテーブルの先頭アドレスを保持します。 リセットによる初期値は , 000FFC00H です。 ・RP (Return Pointer) bit 31 bit 0 RP 初期値 XXXXXXXXH リターンポインタで , サブルーチンから復帰するアドレスを保持します。 CALL 命令実行時 , PC の値がこの RP に転送されます。 RET 命令実行時 , RP の内容が PC に転送されます。 リセットによる初期値は不定です。 32 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ・SSP (System Stack Pointer) bit 31 bit 0 SSP 初期値 000 0000 0 H SSP は , システムスタックポインタです。 S フラグが “0” のとき , R15 として機能します。 SSP を明示的に指定することも可能です。 また , EIT 発生時に , PS と PC を退避するスタックを指定するスタックポインタとしても使用されます。 リセットによる初期値は 00000000H です。 ・USP (User Stack Pointer) bit 31 bit 0 USP 初期値 XXXXXXXXH USP は , ユーザスタックポインタです。 S フラグが “1” のとき , R15 として機能します。 USP を明示的に指定することも可能です。 リセットによる初期値は不定です。 RETI 命令での使用はできません。 ・乗除算レジスタ (Multiply & Divide register) bit 31 bit 0 MDH MDL 乗除算用のレジスタで , 各々32 ビット長です。 リセットによる初期値は不定です。 DS07-16503-5 33 MB91350A シリーズ ■ モード設定 FR ファミリでは , モード端子 (MD2 ∼ MD0) とモードレジスタ (MODR) で動作モードの設定を行います。 1. モード端子 MD2 ∼ MD0 の 3 端子で , モードベクタフェッチに関する指定を行います。 モード端子 モード名 リセットベクタ アクセス領域 0 内 ROM モードベクタ 内部 1 外 ROM モードベクタ 外部 MD2 MD1 MD0 0 0 0 0 備 考 バス幅はモードレジスタで設定 ただし , 表に示した設定以外は禁止とします。 2. モードレジスタ (MODR) モードベクタフェッチによって “000F FFF8H” 番地から,モードレジスタに書き込むデータをモードデータと呼びます。 モードレジスタ (MODR) に設定が行われた後 , 本レジスタの設定に従った動作モードで動作します。 モードレジスタは , 全てのリセット要因で設定されます。また , ユーザプログラムからは書き込むことはできません。 (注意事項)従来 FR ファミリのモードレジスタのアドレス (0000 07FFH) には何も存在しません。 <レジスタ詳細説明> MODR 000F FFF8H bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 初期値 0 0 0 0 0 ROMA WTH1 WTH0 XXXXXXXXB 動作モード設定ビット [bit7 ∼ bit3] 予約ビット “00000B” 以外の値を設定した時の動作は保証できません。 必ず “00000B” を設定してください。 [bit2] ROMA ( 内部 ROM イネーブルビット ) 内部 F-busRAM, F-busROM 領域を有効にするかどうかを設定します。 ROMA 機 能 備 考 0 外 ROM モード 内蔵 F-busRAM は有効 , 内部 ROM 領域 (8 0000H ∼ 10 0000H) が外部領域になります。 1 内 ROM モード 内蔵 F-busRAM, F-busROM が有効になります。 [bit1, bit0] WTH1, WTH0 ( バス幅指定ビット ) 外バスモード時のバス幅指定の設定を行います。 外バスモード時 , この値が AMD0 (CS0 領域 ) の BW1, 0 ビットに設定されます。 34 WTH1 WTH0 0 0 8 ビットバス幅 0 1 16 ビットバス幅 1 0 1 1 機 能 備 考 外バスモード ⎯ シングルチップモード 設定禁止 シングルチップモード DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ■ メモリ空間 1. メモリ空間 FR ファミリの論理アドレス空間は 4 G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセスを行います。 ・ダイレクトアドレッシング領域 アドレス空間の下記の領域は I/O 用に使用されます。 この領域をダイレクトアドレッシング領域と呼び , 命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。 ダイレクト領域は , アクセスするデータのサイズにより , 以下のように異なります。 →バイトデータアクセス :000H ∼ 0FFH →ハーフワードデータアクセス :000H ∼ 1FFH →ワードデータアクセス :000H ∼ 3FFH 2. メモリマップ MB91F355A/F353A/F357B/355A/353A のメモリマップ シングルチップ モード 内 ROM 外バス モード 外 ROM 外バス モード I/O I/O I/O ダイレクト アドレッシング領域 I/O I/O I/O 「■I/O マップ」を参照 してください。 アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 16 K バイト ( スタック ) 内蔵 RAM 16 K バイト ( スタック ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 16 K バイト ( スタック ) アクセス禁止 アクセス禁止 0000 0000 H 0000 0400 H 0001 0000 H 0003 E000 H 0004 0000 H 0004 4000 H 0005 0000 H アクセス禁止 外部領域 0008 0000 H 内蔵 ROM 512 K バイト 内蔵 ROM 512 K バイト アクセス禁止 外部領域 外部領域 0010 0000 H FFFF FFFFH ・ 各モードの設定は INIT ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します。 ・ 内蔵 RAM は , リセット解除直後 , 使用可能領域が制限されています。また , 使用可能領域の設定を書き換えた場合 , 直後に最低 1 つの NOP 命令を置いてください。 DS07-16503-5 35 MB91350A シリーズ MB91354A のメモリマップ シングルチップ モード 内 ROM 外バス モード 外 ROM 外バス モード I/O I/O I/O I/O I/O I/O アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( スタック ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( スタック ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( スタック ) アクセス禁止 アクセス禁止 0000 0000 H ダイレクト アドレッシング領域 0000 0400 H 0001 0000 H 0003 E000 H 0004 0000 H 0004 2000 H 「■I/O マップ」を参照 してください。 0005 0000 H アクセス禁止 外部領域 0008 0000 H アクセス禁止 000A 0000 H 内蔵 ROM 384 K バイト 内蔵 ROM 384 K バイト アクセス禁止 外部領域 外部領域 0010 0000 H FFFF FFFFH ・ 各モードの設定は , INIT ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します。 ・ 内蔵 RAM は , リセット解除直後 , 使用可能領域が制限されています。また , 使用可能領域の設定を書き換えた場合 , 直 後に最低 1 つの NOP 命令を置いてください。 36 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ MB91352A のメモリマップ シングルチップ モード 内 ROM 外バス モード 外 ROM 外バス モード I/O I/O I/O ダイレクト アドレッシング領域 I/O I/O I/O 「■I/O マップ」を参照 してください。 アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( スタック ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( スタック ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( スタック ) アクセス禁止 アクセス禁止 0000 0000 H 0000 0400 H 0001 0000 H 0003 E000 H 0004 0000 H 0004 2000 H 0005 0000 H アクセス禁止 外部領域 000A 0000 H 内蔵 ROM 384 K バイト 内蔵 ROM 384 K バイト アクセス禁止 外部領域 外部領域 0010 0000 H FFFF FFFFH ・ 各モードの設定は , INIT ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します。 ・ 内蔵 RAM は , リセット解除直後 , 使用可能領域が制限されています。また , 使用可能領域の設定を書き換えた場合 , 直後に最低 1 つの NOP 命令を置いてください。 DS07-16503-5 37 MB91350A シリーズ MB91351A のメモリマップ シングルチップ モード 内 ROM 外バス モード 外 ROM 外バス モード I/O I/O I/O ダイレクト アドレッシング領域 I/O I/O I/O 「■I/O マップ」を参照 してください。 アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 16 K バイト ( スタック ) 内蔵 RAM 16 K バイト ( スタック ) 内蔵 RAM 16 K バイト ( スタック ) アクセス禁止 アクセス禁止 0000 0000 H 0000 0400 H 0001 0000 H 0003 E000 H 0004 0000 H 0004 4000 H 0005 0000 H アクセス禁止 外部領域 000A 0000 H 内蔵 ROM 384 K バイト 内蔵 ROM 384 K バイト アクセス禁止 外部領域 外部領域 0010 0000 H FFFF FFFFH ・ 各モードの設定は , INIT ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します。 ・ 内蔵 RAM は , リセット解除直後 , 使用可能領域が制限されています。また , 使用可能領域の設定を書き換えた場合 , 直 後に最低 1 つの NOP 命令を置いてください。 38 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ MB91F356B のメモリマップ シングルチップ モード 内 ROM 外バス モード 外 ROM 外バス モード I/O I/O I/O ダイレクト アドレッシング領域 I/O I/O I/O 「■I/O マップ」を参照 してください。 アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 8 K バイト ( 命令実行可 ) 内蔵 RAM 16 K バイト ( スタック ) 内蔵 RAM 16 K バイト ( スタック ) 内蔵 RAM 16 K バイト ( スタック ) アクセス禁止 アクセス禁止 0000 0000 H 0000 0400 H 0001 0000 H 0003 E000 H 0004 0000 H 0004 4000 H 0005 0000 H アクセス禁止 外部領域 0008 0000 H アクセス禁止 000C 0000 H 0010 0000 H 内蔵 ROM 256 K バイト 内蔵 ROM 256 K バイト アクセス禁止 外部領域 外部領域 FFFF FFFFH ・ 各モードの設定は , INIT ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します。 ・ 内蔵 RAM は , リセット解除直後 , 使用可能領域が制限されています。また , 使用可能領域の設定を書き換えた場合 , 直 後に最低 1 つの NOP 命令を置いてください。 DS07-16503-5 39 MB91350A シリーズ ■ I/O マップ メモリ空間領域と周辺リソースの各レジスタの対応を示します。 [ 表の見方 ] アドレス 000000H レジスタ +0 +1 +2 +3 PDR0 [R/W] B XXXXXXXX PDR1 [R/W] B XXXXXXXX PDR2 [R/W] B XXXXXXXX PDR3 [R/W] B XXXXXXXX ブロック T-unit ポートデータレジスタ リード / ライト属性 , アクセス単位 (B:バイト , H:ハーフワード , W:ワード ) リセット後のレジスタ初期値 レジスタ名 (1 コラムのレジスタが 4n 番地 , 2 コラムが 4n + 2 番地・・・) 最左のレジスタ番地 ( ワードでアクセスした際は , 1 コラム目のレジスタが データの MSB 側となる。) (注意事項)レジスタのビット値は , 以下のように初期値を表します。 “1” :初期値 “1” “0” :初期値 “0” “X” :初期値 “X” “−” :その位置に物理的にレジスタがない。 40 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ レジスタ アドレス ブロック +0 +1 +2 +3 000000H ─── ─── PDR2[R/W]B XXXXXXXX PDR3[R/W]B XXXXXXXX 000004H PDR4[R/W]B XXXXXXXX PDR5[R/W]B XXXXXXXX PDR6[R/W]B XXXXXXXX ─── 000008H PDR8[R/W]B --XXXXXX PDR9[R/W]B ---XXXXX PDRA[R/W]B ----XXXX PDRB[R/W]B *3 XXXXXXXX 00000CH PDRC[R/W]B *3 -----XXX 000010H PDRG[R/W]B *3 --XXXXXX PDRH[R/W]B --XXXXXX PDRI[R/W]B --XXXXXX PDRJ[R/W]B *3 XXXXXXXX 000014H PDRK[R/W]B XXXXXXXX PDRL[R/W]B ------XX PDRM[R/W]B --XXXXXX PDRN[R/W]B --XXXXXX PDRO[R/W]B XXXXXXXX PDRP[R/W]B *3 ----XXXX ─── ─── 000018H T- ユニット ポートデータ レジスタ *3 ─── 00001CH R-bus ポートデータ レジスタ *3 ─── 000020H ─── ─── 3 ─── ─── 3 予約 3 000024H SMCS5[R/W]B,H * 00000010_----00-- SES5[R/W]B * ------00 SDR5[R/W]B * XXXXXXXX SIO5 *3 000028H SMCS6[R/W]B,H 00000010_----00-- SES6[R/W]B ------00 SDR6[R/W]B XXXXXXXX SIO6 00002CH SMCS7[R/W]B,H 00000010_----00-- SES7[R/W]B ------00 SDR7[R/W]B XXXXXXXX SIO7 ─── *1 SIO プリスケーラ 5*3 CDCR5[R/W]B *3 000030H ─── ─── 000034H CDCR6[R/W]B 0---1111 ─── *1 CDCR7[R/W]B 0---1111 ─── *1 SIO プリスケーラ 6, 7 000038H ─── SRCL5[W]B *3 -------- SRCL6[W]B -------- SRCL7[W]B -------- SIO5 ∼ SIO7 *3 00003CH ─── ─── ─── ─── 予約 000040H EIRR0[R/W]B,H,W 00000000 ENIR0[R/W]B,H,W 00000000 ELVR0[R/W]B,H,W 00000000 外部割込み (INT0 ∼ INT7) 000044H DICR[R/W]B,H,W -------0 HRCL[R/W]B,H,W 0--11111 ─── 遅延割込み 0---1111 000048H TMRLR[W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX TMR[R]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 00004CH ─── TMCSR[R/W]B,H,W ----0000_00000000 000050H TMRLR[W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX TMR[R]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000054H ─── TMCSR[R/W]B,H,W ----0000_00000000 リロードタイマ 0 リロードタイマ 1 (続く) DS07-16503-5 41 MB91350A シリーズ アドレス 000058H レジスタ +0 +1 000064H 000068H 00006CH 000070H 000074H +3 TMRLR[W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX TMR[R]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX ─── TMCSR[R/W]B,H,W ----0000_00000000 00005CH 000060H +2 SSR[R/W]B,H,W 00001000 SIDR[R/W]B,H,W XXXXXXXX UTIM[R]H(UTIMR[W]H) 00000000_00000000 SSR[R/W]B,H,W 00001000 SIDR/SODR [R/W]B,H,W XXXXXXXX UTIM[R]H(UTIMR[W]H) 00000000_00000000 SSR[R/W]B,H,W 00001000 SIDR[R/W]B,H,W XXXXXXXX UTIM[R]H(UTIMR[W]H) 00000000_00000000 ブロック リロードタイマ 2 SCR[R/W]B,H,W 00000100 SMR[R/W]B,H,W 00--0--- UART0 DRCL[W]B -------- UTIMC[R/W]B 0--00001 U-TIMER/UART0 SCR[R/W]B,H,W 00000100 SMR[R/W]B,H,W 00--0--- UART1 DRCL[W]B -------- UTIMC[R/W]B 0--00001 U-TIMER/UART1 SCR[R/W] B,H,W 00000100 SMR[R/W]B,H,W 00--0--- UART2 DRCL[W]B -------- UTIMC[R/W]B 0--00001 U-TIMER/UART2 000078H ADCS2[R/W]B,H,W X000XX00 ADCS1[R/W]B,H,W 000X0000 00007CH ADTH0[R]B,H,W XXXXXXXX ADTL0[R]B,H,W 000000XX ADTH1[R]B,H,W XXXXXXXX ADTL1[R]B,H,W 000000XX 000080H ADTH2[R]B,H,W XXXXXXXX ADTL2[R]B,H,W 000000XX ADTH3[R]B,H,W XXXXXXXX ADTL3[R]B,H,W 000000XX 000084H ─── DACR2[R/W] B,H,W *3 -------0 DACR1[R/W] B,H,W -------0 DACR0[R/W] B,H,W -------0 000088H ─── DADR2[R/W] B,H,W *3 XXXXXXXX DADR1[R/W] B,H,W XXXXXXXX DADR0[R/W] B,H,W XXXXXXXX 00008CH ─── ─── ─── ─── 予約 000090H ─── ─── ─── ─── *1 予約 000094H IBCR[R/W]B,H,W 00000000 IBSR[R]B,H,W 00000000 000098H ITMK[R/W]B,H,W 00----11_11111111 ADCT[R/W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX A/D コンバータ 逐次比較 D/A コンバータ *3 ITBA[R/W]B,H,W ------00_00000000 ISMK[R/W]B,H,W 01111111 ISBA[R/W]B,H,W -0000000 00009CH ─── *2 IDAR[R/W]B,H,W 00000000 ICCR[R/W]B,H,W 0-011111 IDBL[R/W]B,H,W -------0 0000A0H ─── ─── *1 ─── ─── *1 0000A4H ─── ─── *1 ─── *1 ─── *1 I2C インタフェース 予約 (続く) 42 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 0000A8H TMRLR[W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX TMR[R]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 0000ACH ─── TMCSR[R/W]B,H,W ----0000_00000000 ブロック リロードタイマ 3 0000B0H RCR1[W]B,H,W *3 00000000 RCR0[W]B,H,W 00000000 UDCR1[R]B,H,W *3 00000000 UDCR0[R]B,H,W 00000000 0000B4H CCRH0[R/W]B,H,W 00000000 CCRL0[R/W]B,H,W 00001000 ─── CSR0[R/W]B,H,W 00000000 0000B8H CCRH1[R/W] B,H,W *3 00000000 CCRL1[R/W] B,H,W *3 00001000 ─── CSR1[R/W]B,H,W *3 00000000 0000BCH ─── ─── ─── ─── 予約 0000C0H SSR[R/W]B,H,W 00001000 SIDR[R/W]B,H,W XXXXXXXX SCR[R/W]B,H,W 00000100 SMR[R/W]B,H,W 00--0--- UART3 ─── UTIMC[R/W]B 0--00001 U-TIMER/UART 3 SCR[R/W]B,H,W *3 00000100 SMR[R/W]B,H,W *3 00--0--- UART4 *3 ─── UTIMC[R/W]B *3 0--00001 U-TIMER/UART 4*3 UTIM[R]H(UTIMR[W]H) 00000000_00000000 0000C4H 0000C8H SSR[R/W]B,H,W *3 00001000 0000CCH 0000D0H SIDR[R/W]B,H,W *3 XXXXXXXX UTIM[R]H(UTIMR[W]H) *3 00000000_00000000 EIRR1[R/W] B,H,W *3 00000000 ENIR1[R/W] B,H,W *3 00000000 ELVR1[R/W]B,H,W *3 00000000 0000D4H TCDT[R/W]H,W 00000000_00000000 0000D8H IPCP1[R]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX IPCP0[R]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 0000DCH IPCP3[R]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX IPCP2[R]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 0000E0H ─── 0000E4H OCCP1[R/W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX OCCP0[R/W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 0000E8H OCCP3[R/W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX OCCP2[R/W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 0000ECH OCCP5[R/W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX OCCP4[R/W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX 0000F0H OCCP7[R/W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX OCCP6[R/W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX 0000F4H OCS23[R/W]B,H,W 11101100_00001100 OCS01[R/W]B,H,W 11101100_00001100 0000F8H OCS67[R/W]B,H,W *3 11101100_00001100 OCS45[R/W]B,H,W *3 11101100_00001100 ICS23[R/W]B,H,W 00000000 ─── ─── TCCS[R/W]B,H,W 00000000 8/16 ビット アップダウン カウンタ 0, 1 *3 外部割込み (INT8 ∼ INT15) *3 16 ビットフリー ランタイマ 16 ビットインプット キャプチャ ICS01[R/W]B,H,W 00000000 16 ビット アウトプット コンペア *3 (続く) DS07-16503-5 43 MB91350A シリーズ アドレス 0000FCH レジスタ ブロック +0 +1 +2 +3 ─── ─── ─── ─── 予約 ─── ─── ─── ─── 予約 ─── GCN20[R/W]B 00000000 PPG コントロール 0 000100H ∼ 000114H 000118H GCN10[R/W]H 00110010_00010000 00011CH ─── ─── 000120H PTMR0[R]H,W 11111111_11111111 PCSR0[W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000124H PDUT0[W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000128H PTMR1[R]H,W *3 11111111_11111111 PCSR1[W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX 00012CH PDUT1[W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX PCNH1[R/W]B,H,W *3 PCNL1[R/W]B,H,W *3 00000000 00000000 000130H PTMR2[R]H,W 11111111_11111111 PCSR2[W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000134H PDUT2[W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000138H PTMR3[R]H,W *3 11111111_11111111 PCSR3[W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX 00013CH PDUT3[W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX PCNH3[R/W]B,H,W *3 PCNL3[R/W]B,H,W *3 00000000 00000000 000140H PTMR4[R]H,W 11111111_11111111 PCSR4[W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000144H PDUT4[W]H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000148H PTMR5[R]H,W *3 11111111_11111111 PCSR5[W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX 00014CH PDUT5[W]H,W *3 XXXXXXXX_XXXXXXXX PCNH5[R/W]B,H,W *3 PCNL5[R/W]B,H,W *3 00000000 00000000 PCNH0[R/W]B,H,W 00000000 PCNH2[R/W]B,H,W 00000000 PCNH4[R/W]B,H,W 00000000 PCNL0[R/W]B,H,W 00000000 PCNL2[R/W]B,H,W 00000000 PCNL4[R/W]B,H,W 00000000 予約 PPG0 PPG1 *3 PPG2 PPG3 *3 PPG4 PPG5 *3 000150H ∼ 0001FCH ─── 000200H DMACA0[R/W]B,H,W *4 00000000_0000XXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000204H DMACB0[R/W]B,H,W 00000000_00000000_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000208H DMACA1[R/W]B,H,W *4 00000000_0000XXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 00020CH DMACB1[R/W]B,H,W 00000000_00000000_XXXXXXXX_XXXXXXXX 予約 DMAC (続く) 44 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 000210H DMACA2[R/W]B,H,W *4 00000000_0000XXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000214H DMACB2[R/W]B,H,W 00000000_00000000_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000218H DMACA3[R/W]B,H,W *4 00000000_0000XXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 00021CH DMACB3[R/W]B,H,W 00000000_00000000_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000220H DMACA4[R/W]B,H,W *4 00000000_0000XXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000224H DMACB4[R/W]B,H,W 00000000_00000000_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000228H ─── +3 ブロック DMAC 00022CH ∼ 00023CH 000240H ─── 予約 DMACR[R/W]B 0XX00000_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX DMAC ─── 予約 000244H ∼ 00027CH 000280H FRLR[R/W]B,H,W *2 ------01 ─── ─── ─── F-bus RAM 容量制限 000284H ∼ 00038CH 000390H ─── DRLR[R/W]B,H,W *2 ------01 ─── 予約 ─── ─── D-bus RAM 容量制限 000394H ∼ 0003ECH ─── 0003F0H BSD0[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 0003F4H BSD1[R/W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 0003F8H BSDC[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 0003FCH BSRR[R] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 予約 ビットサーチ モジュール (続く) DS07-16503-5 45 MB91350A シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 000400H DDRG[R/W]B *3 --000000 DDRH[R/W]B --000000 DDRI[R/W]B --000000 DDRJ[R/W]B *3 00000000 000404H DDRK[R/W]B 00000000 DDRL[R/W]B ------00 DDRM[R/W]B --000000 DDRN[R/W]B --000000 000408H DDRO[R/W]B 00000000 DDRP[R/W]B *3 ----0000 00040CH ─── R-bus データ方向 レジスタ *3 ─── PFRG[R/W]B *3 --00-00- PFRH[R/W]B --00-00- PFRI[R/W]B --00-00- ─── 000414H ─── PFRL[R/W]B ------00 PFRM[R/W]B --00-00- PFRN[R/W]B --000000 000418H PFRO[R/W]B 00000000 PFRP[R/W]B *3 ----0000 000410H ブロック 00041CH ポート機能 レジスタ *3 ─── ─── 3 R-bus 予約 000420H PCRG[R/W]B * --000000 PCRH[R/W]B --000000 PCRI[R/W]B --000000 ─── 000424H ─── ─── PCRM[R/W]B --000000 PCRN[R/W]B --000000 000428H PCRO[R/W]B 00000000 PCRP[R/W]B *3 ----0000 ─── ─── R-bus プルアップ制御 レジスタ *3 00042CH ∼ 00043CH ─── 予約 000440H ICR00[R/W]B,H,W ---11111 ICR01[R/W]B,H,W ---11111 ICR02[R/W]B,H,W ---11111 ICR03[R/W]B,H,W ---11111 000444H ICR04[R/W]B,H,W ---11111 ICR05[R/W]B,H,W ---11111 ICR06[R/W]B,H,W ---11111 ICR07[R/W]B,H,W ---11111 000448H ICR08[R/W]B,H,W ---11111 ICR09[R/W]B,H,W ---11111 ICR10[R/W]B,H,W ---11111 ICR11[R/W]B,H,W ---11111 00044CH ICR12[R/W]B,H,W ---11111 ICR13[R/W]B,H,W ---11111 ICR14[R/W]B,H,W ---11111 ICR15[R/W]B,H,W ---11111 000450H ICR16[R/W]B,H,W ---11111 ICR17[R/W]B,H,W ---11111 ICR18[R/W]B,H,W ---11111 ICR19[R/W]B,H,W ---11111 000454H ICR20[R/W]B,H,W ---11111 ICR21[R/W]B,H,W ---11111 ICR22[R/W]B,H,W ---11111 ICR23[R/W]B,H,W ---11111 割込みコントローラ ユニット (続く) 46 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 000458H ICR24[R/W]B,H,W ---11111 ICR25[R/W]B,H,W ---11111 ICR26[R/W]B,H,W ---11111 ICR27[R/W]B,H,W ---11111 00045CH ICR28[R/W]B,H,W ---11111 ICR29[R/W]B,H,W ---11111 ICR30[R/W]B,H,W ---11111 ICR31[R/W]B,H,W ---11111 000460H ICR32[R/W]B,H,W ---11111 ICR33[R/W]B,H,W ---11111 ICR34[R/W]B,H,W ---11111 ICR35[R/W]B,H,W ---11111 000464H ICR36[R/W]B,H,W ---11111 ICR37[R/W]B,H,W ---11111 ICR38[R/W]B,H,W ---11111 ICR39[R/W]B,H,W ---11111 000468H ICR40[R/W]B,H,W ---11111 ICR41[R/W]B,H,W ---11111 ICR42[R/W]B,H,W ---11111 ICR43[R/W]B,H,W ---11111 00046CH ICR44[R/W]B,H,W ---11111 ICR45[R/W]B,H,W ---11111 ICR46[R/W]B,H,W ---11111 ICR47[R/W]B,H,W ---11111 ブロック 割込みコントローラ ユニット 000470H ∼ 00047CH ─── 000480H RSRR[R/W]B,H,W 10000000 STCR[R/W]B,H,W 00110011 TBCR[R/W]B,H,W 00XXXX00 CTBR[W]B,H,W XXXXXXXX 000484H CLKR[R/W]B,H,W 00000000 WPR[W]B,H,W XXXXXXXX DIVR0[R/W]B,H,W 00000011 DIVR1[R/W]B,H,W 00000000 OSCCR[R/W]B XXXXXXX0 ─── 000488H ─── クロック制御 ユニット 00048CH WPCR[R/W]B 00---000 ─── ─── ─── 時計タイマ 000490H OSCR[R/W]B 00---000 ─── ─── ─── メイン発振安定待ち タイマ 000494H RSTOP0[W]B 00000000 RSTOP1[W]B 00000000 RSTOP2[W]B 00000000 RSTOP3[W]B -----000 周辺停止制御 000498H ─── ─── ─── ─── 予約 00049CH ∼ 0005FCH ─── 予約 000600H ─── ─── DDR2[R/W]B 00000000 DDR3[R/W]B 00000000 000604H DDR4[R/W]B 00000000 DDR5[R/W]B 00000000 DDR6[R/W]B 00000000 ─── 000608H DDR8[R/W]B --000000 DDR9[R/W]B ---00000 DDRA[R/W]B ----0000 DDRB[R/W]B *3 00000000 00060CH DDRC[R/W]B *3 -----000 T- ユニット データ方向 レジスタ *3 ─── (続く) DS07-16503-5 47 MB91350A シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 000610H ─── ─── ─── ─── 000614H ─── ─── PFR6[R/W]B 11111111 ─── ブロック 3 000618H PFR8[R/W]B --1--0-- PFR9[R/W]B ---010-1 PFRA[R/W]B ----1111 PFRB1[R/W]B * 00000000 00061CH PFRB2[R/W]B *3 00----00 PFRC[R/W]B *3 ---00000 ─── ─── 000620H ─── ─── PCR2[R/W]B 00000000 PCR3[R/W]B 00000000 000624H PCR4[R/W]B 00000000 PCR5[R/W]B 00000000 PCR6[R/W]B 00000000 ─── 000628H PCR8[R/W]B --000000 PCR9[R/W]B 00000000 PCRA[R/W]B 00000000 PCRB[R/W]B *3 00000000 00062CH PCRC[R/W]B *3 -----000 ─── ─── ─── T- ユニット ポート機能 レジスタ *3 T- ユニット プルアップ制御 レジスタ *3 000630H ∼ 00063CH ─── 予約 000640H ASR0[R/W]H,W 00000000_00000000 ACR0[R/W]B,H,W 1111XX00_00000000 000644H ASR1[R/W]H,W 00000000_00000000 ACR1[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000648H ASR2[R/W]H,W 00000000_00000000 ACR2[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 00064CH ASR3[R/W]H,W 00000000_00000000 ACR3[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000650H ASR4[R/W]H,W 00000000_00000000 ACR4[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000654H ASR5[R/W]H,W 00000000_00000000 ACR5[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000658H ASR6[R/W]H,W 00000000_00000000 ACR6[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 00065CH ASR7[R/W]H,W 00000000_00000000 ACR7[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000660H AWR0[R/W]B,H,W 01111111_11111111 AWR1[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000664H AWR2[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX AWR3[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 000668H AWR4[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX AWR5[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX 00066CH AWR6[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX AWR7[R/W]B,H,W XXXXXXXX_XXXXXXXX T- ユニット (続く) 48 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 IOWR2[R/W]B,H,W XXXXXXXX ─── 000670H ─── 000674H ─── 000678H IOWR0[R/W]B,H,W XXXXXXXX IOWR1[R/W]B,H,W XXXXXXXX 00067CH 000680H ブロック T- ユニット ─── CSER[R/W]B,H,W 00000001 ─── TCR[W]B,H,W 0000XXXX ─── 000684H ∼ 0007F8H ─── 0007FCH MODR[W] *5 XXXXXXXX ─── 予約 ─── ─── モードレジスタ 000800H ∼ 000AFCH ─── 予約 000B00H ESTS0[R/W] X0000000 ESTS1[R/W] XXXXXXXX ESTS2[R] 1XXXXXXX ─── 000B04H ECTL0[R/W] 0X000000 ECTL1[R/W] 00000000 ECTL2[W] 000X0000 ECTL3[R/W] 00X00X11 000B08H ECNT0[W] XXXXXXXX ECNT1[W] XXXXXXXX EUSA[W] XXX00000 EDTC[W] 0000XXXX 000B0CH EWPT[R] 00000000_00000000 ─── 000B10H EDTR0[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX EDTR1[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B14H ∼ 000B1CH ─── DSU 000B20H EIA0[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B24H EIA1[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B28H EIA2[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B2CH EIA3[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B30H EIA4[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B34H EIA5[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B38H EIA6[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX ( エバチップ のみ ) (続く) DS07-16503-5 49 MB91350A シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 000B3CH EIA7[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B40H EDTA[R/W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B44H EDTM[R/W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B48H EOA0[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B4CH EOA1[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B50H EPCR[R/W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B54H EPSR[R/W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B58H EIAM0[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B5CH EIAM1[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B60H EOAM0/EODM0[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B64H EOAM1/EODM1[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B68H EOD0[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 000B6CH EOD1[W] XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX +3 ブロック DSU ( エバチップ のみ ) 000B70H ∼ 000BFCH ─── 予約 000C00H TEST 用レジスタアクセス禁止 割込みコントローラ ユニット TEST 用レジスタアクセス禁止 R-bus テスト ─── 予約 000C04H ∼ 000C14H 000C18H ∼ 000FFCH 001000H DMASA0[R/W]W XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 001004H DMADA0[R/W]W XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 001008H DMASA1[R/W]W XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX DMAC (続く) 50 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (続き) アドレス レジスタ +0 +1 +2 00100CH DMADA1[R/W]W XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 001010H DMASA2[R/W]W XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 001014H DMADA2[R/W]W XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 001018H DMASA3[R/W]W XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 00101CH DMADA3[R/W]W XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 001020H DMASA4[R/W]W XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX 001024H DMADA4[R/W]W XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX_XXXXXXXX +3 ブロック DMAC 001028H ∼ 001FFCH ─── 予約 007000H FLCR[R/W] 0110X000 ─── ─── ─── 007004H FLWC[R/W] 00010011 ─── ─── ─── 007008H ─── ─── ─── ─── 00700CH ─── ─── ─── ─── 007010H ─── ─── ─── ─── フラッシュ メモリ 007014H ∼ 0070FFH ─── 予約 * 1: テスト用レジスタです。アクセス禁止です。 * 2: 内蔵 RAM は , リセット解除直後は , 使用可能領域が制限されていますので設定変更してから使用する必要があり ます。 また , 使用可能領域の設定を書き換えた場合 , 直後に最低 1 つの NOP 命令を置いてください。 * 3: MB91F353A/353A/352A/351A はレジスタがありません。アクセス禁止です。 * 4: DMACA0 ∼ DMACA4 の下位 16 ビット (DTC[15: 0]) は , バイトでのアクセスはできません。 * 5: このレジスタは , モードベクタフェッチによりアクセスされます。通常動作時にはアクセスできません。 DS07-16503-5 51 MB91350A シリーズ 3. ベクタテーブル 割込み番号 TBR デフォルト リソース 番号 のアドレス 10 進 16 進 割込み レベル リセット 0 00 ⎯ 3FCH 000FFFFCH ⎯ モードベクタ 1 01 ⎯ 3F8H 000FFFF8H ⎯ システム予約 2 02 ⎯ 3F4H 000FFFF4H ⎯ システム予約 3 03 ⎯ 3F0H 000FFFF0H ⎯ システム予約 4 04 ⎯ 3ECH 000FFFECH ⎯ システム予約 5 05 ⎯ 3E8H 000FFFE8H ⎯ システム予約 6 06 ⎯ 3E4H 000FFFE4H ⎯ コプロセッサ不在トラップ 7 07 ⎯ 3E0H 000FFFE0H ⎯ コプロセッサエラートラップ 8 08 ⎯ 3DCH 000FFFDCH ⎯ INTE 命令 9 09 ⎯ 3D8H 000FFFD8H ⎯ システム予約 10 0A ⎯ 3D4H 000FFFD4H ⎯ システム予約 11 0B ⎯ 3D0H 000FFFD0H ⎯ ステップトレーストラップ 12 0C ⎯ 3CCH 000FFFCCH ⎯ NMI 要求 (tool) 13 0D ⎯ 3C8H 000FFFC8H ⎯ 未定義命令例外 14 0E ⎯ 3C4H 000FFFC4H ⎯ NMI 要求 15 0F 15 (FH) 固定 3C0H 000FFFC0H ⎯ 外部割込み 0 16 10 ICR00 3BCH 000FFFBCH 6 外部割込み 1 17 11 ICR01 3B8H 000FFFB8H 7 外部割込み 2 18 12 ICR02 3B4H 000FFFB4H 11 外部割込み 3 19 13 ICR03 3B0H 000FFFB0H ⎯ 外部割込み 4 20 14 ICR04 3ACH 000FFFACH ⎯ 外部割込み 5 21 15 ICR05 3A8H 000FFFA8H ⎯ 外部割込み 6 22 16 ICR06 3A4H 000FFFA4H ⎯ 外部割込み 7 23 17 ICR07 3A0H 000FFFA0H ⎯ リロードタイマ 0 24 18 ICR08 39CH 000FFF9CH 8 リロードタイマ 1 25 19 ICR09 398H 000FFF98H 9 リロードタイマ 2 26 1A ICR10 394H 000FFF94H 10 UART0 ( 受信完了 ) 27 1B ICR11 390H 000FFF90H 0 UART1 ( 受信完了 ) 28 1C ICR12 38CH 000FFF8CH 1 UART2 ( 受信完了 ) 29 1D ICR13 388H 000FFF88H 2 UART0 ( 送信完了 ) 30 1E ICR14 384H 000FFF84H 3 UART1 ( 送信完了 ) 31 1F ICR15 380H 000FFF80H 4 UART2 ( 送信完了 ) 32 20 ICR16 37CH 000FFF7CH 5 DMAC0 ( 終了 , エラー ) 33 21 ICR17 378H 000FFF78H ⎯ DMAC1 ( 終了 , エラー ) 34 22 ICR18 374H 000FFF74H ⎯ DMAC2 ( 終了 , エラー ) 35 23 ICR19 370H 000FFF70H ⎯ DMAC3 ( 終了 , エラー ) 36 24 ICR20 36CH 000FFF6CH ⎯ DMAC4 ( 終了 , エラー ) 37 25 ICR21 368H 000FFF68H ⎯ A/D コンバータ 38 26 ICR22 364H 000FFF64H 15 割込み要因 オフセット (続く) 52 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 割込み要因 割込み番号 10 進 16 進 割込み レベル オフセット TBR デフォルト リソース 番号 のアドレス I2C 39 27 ICR23 360H 000FFF60H ⎯ システム予約 40 28 ICR24 35CH 000FFF5CH ⎯ システム予約 41 29 ICR25 358H 000FFF58H 12 SIO 6 42 2A ICR26 354H 000FFF54H 13 SIO 7 43 2B ICR27 350H 000FFF50H 14 UART3 ( 受信完了 ) 44 2C ICR28 34CH 000FFF4CH ⎯ UART3 ( 送信完了 ) 45 2D ICR29 348H 000FFF48H ⎯ リロードタイマ 3/ メイン発振安定待ちタイマ 46 2E ICR30 344H 000FFF44H ⎯ タイムベースタイマオーバフロー 47 2F ICR31 340H 000FFF40H ⎯ システム予約 48 30 ICR32 33CH 000FFF3CH ⎯ 時計カウンタ 49 31 ICR33 338H 000FFF38H ⎯ U/D カウンタ 0 50 32 ICR34 334H 000FFF34H ⎯ システム予約 51 33 ICR35 330H 000FFF30H ⎯ PPG 0 52 34 ICR36 32CH 000FFF2CH ⎯ PPG 2 53 35 ICR37 328H 000FFF28H ⎯ PPG 4 54 36 ICR38 324H 000FFF24H ⎯ 16 ビットフリーランタイマ 55 37 ICR39 320H 000FFF20H ⎯ ICU 0 ( 取り込み ) 56 38 ICR40 31CH 000FFF1CH ⎯ ICU 1 ( 取り込み ) 57 39 ICR41 318H 000FFF18H ⎯ ICU 2/3 ( 取り込み ) 58 3A ICR42 314H 000FFF14H ⎯ OCU0 ( 一致 ) 59 3B ICR43 310H 000FFF10H ⎯ OCU2 ( 一致 ) 60 3C ICR44 30CH 000FFF0CH ⎯ システム予約 61 3D ICR45 308H 000FFF08H ⎯ システム予約 62 3E ICR46 304H 000FFF04H ⎯ 遅延割込要因ビット 63 3F ICR47 300H 000FFF00H ⎯ システム予約 (REALOS にて使用 ) 64 40 ⎯ 2FCH 000FFEFCH ⎯ システム予約 (REALOS にて使用 ) 65 41 ⎯ 2F8H 000FFEF8H ⎯ システム予約 66 42 ⎯ 2F4H 000FFEF4H ⎯ システム予約 67 43 ⎯ 2F0H 000FFEF0H ⎯ システム予約 68 44 ⎯ 2ECH 000FFEECH ⎯ システム予約 69 45 ⎯ 2E8H 000FFEE8H ⎯ システム予約 70 46 ⎯ 2E4H 000FFEE4H ⎯ システム予約 71 47 ⎯ 2E0H 000FFEE0H ⎯ システム予約 72 48 ⎯ 2DCH 000FFEDCH ⎯ システム予約 73 49 ⎯ 2D8H 000FFED8H ⎯ システム予約 74 4A ⎯ 2D4H 000FFED4H ⎯ システム予約 75 4B ⎯ 2D0H 000FFED0H ⎯ システム予約 76 4C ⎯ 2CCH 000FFECCH ⎯ システム予約 77 4D ⎯ 2C8H 000FFEC8H ⎯ (続く) DS07-16503-5 53 MB91350A シリーズ (続き) 割込み番号 TBR デフォルト リソース 番号 のアドレス 10 進 16 進 割込み レベル オフセット システム予約 78 4E ⎯ 2C4H 000FFEC4H ⎯ システム予約 79 4F ⎯ 2C0H 000FFEC0H ⎯ 80 50 2BCH 000FFEBCH ∼ 255 ∼ FF ∼ 000H ∼ 000FFC00H 割込み要因 INT 命令で使用 54 ⎯ ⎯ DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ■ 周辺リソース 1. 割込みコントローラ (1) 概要 割込みコントローラは , 割込み受付け / 調停処理をつかさどります。 ・ハードウェア構成 本モジュールは , 以下のものから構成されます。 ・ ICR レジスタ ・ 割込み優先度判定回路 ・ 割込みレベル , 割込み番号 ( ベクタ ) 発生部 ・ ホールドリクエスト取り下げ要求発生部 ・主要機能 本モジュールには , 主に以下のような機能があります。 ・ NMI 要求 / 割込み要求の検出 ・ 優先度判定 ( レベルおよび番号による ) ・ 判定結果の要因の割込みレベル伝達 (CPU へ ) ・ 判定結果の要因の割込み番号伝達 (CPU へ ) ・ NMI/ 割込みレベルが “11111B” 以外の割込発生によるストップモードからの復帰指示 (CPU へ ) ・ バスマスタへのホールドリクエスト取り下げ要求発生 DS07-16503-5 55 MB91350A シリーズ (2) レジスタ一覧 割込み制御レジスタ (ICR) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ICR00 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR01 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR02 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR03 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR04 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR05 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR06 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR07 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR08 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR09 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR10 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR11 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR12 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR13 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR14 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR15 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR16 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR17 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR18 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR19 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR20 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR21 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR22 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR23 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR24 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR25 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR26 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR27 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR28 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR29 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR30 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR31 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 (続く) 56 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (続き) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ICR32 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR33 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR34 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR35 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR36 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR37 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR38 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR39 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR40 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR41 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR42 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR43 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR44 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR45 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR46 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR47 ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 LVL4 LVL3 LVL2 LVL1 LVL0 ホールドリクエスト取り下げ要求レジスタ (HRCL) HRCL DS07-16503-5 MHALTI ⎯ ⎯ 57 MB91350A シリーズ (3) ブロックダイヤグラム ウェイクアップ (LEVEL ≠ 11111B のとき “1”) UNMI 優先度判定 LEVEL4 ∼ LEVEL0 5 NMI レベル判定 RI00 レベル , ベクタ 発生 ICR00 6 HLDREQ 取り下げ 要求 MHALTI VCT5 ∼ VCT0 ベクタ判定 R-bus 58 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 2. 外部割込み・NMI 制御 (1) 概要 外部割込み制御部は , NMI および INT0 ∼ INT15 に入力される外部割込み要求の制御を行うブロックです。 検出する要求のレベルとして , “H”, “L”, “ 立上りエッジ ”, “ 立下りエッジ ” から選択できます (NMI 以外 ) 。 (注意事項)MB91F353A/353A/352A/351A については INT8 ∼ INT15 はありません。 (2) レジスタ一覧 外部割込み許可レジスタ (ENIR) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 EN7 EN6 EN5 EN4 EN3 EN2 EN1 EN0 bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 ER7 ER6 ER5 ER4 ER3 ER2 ER1 ER0 bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 LB7 LA7 LB6 LA6 LB5 LA5 LB4 LA4 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 LB3 LA3 LB2 LA2 LB1 LA1 LB0 LA0 外部割込み要因レジスタ (EIRR) 要求レベル設定レジスタ (ELVR) 上記レジスタ (8 チャネル分 ) が 2 セットあり , 合計 16 チャネルあります。 (3) ブロックダイヤグラム R-bus 8 割込み 要求 17 8 16 DS07-16503-5 割込み許可レジスタ ゲート 要因 F/F エッジ検出回路 17 INT0 ∼ INT15 NMI 割込み要因レジスタ 要求レベル設定レジスタ 59 MB91350A シリーズ 3. REALOS 関連ハード REALOS 関連ハードは , リアルタイム OS により使用されます。従って , REALOS を使用する場合にはユーザプログラム で使用することはできません。 ・遅延割込みモジュール (1) 概要 遅延割込みモジュールは , タスク切換え用の割込みを発生するためのモジュールです。 本モジュールを使用することで , ソフトウェアで CPU に対して割込み要求の発生 / 取消しを行うことができます。 (2) レジスタ一覧 遅延割込みモジュールレジスタ (DICR) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DLYI (3) ブロックダイヤグラム R-bus DLYI 割込み要求 60 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ・ビットサーチモジュール (1) 概要 入力レジスタに書込まれたデータに対して , “0” または “1” または変化点を検索し , 検出したビット位置を返します。 (2) レジスタ一覧 bit 31 bit 0 0 検出用データレジスタ (BSD0) 1 検出用データレジスタ (BSD1) 変化点検出用データレジスタ (BSDC) 検出結果レジスタ (BSRR) (3) ブロックダイヤグラム D-bus 入力ラッチ アドレスデコーダ 検出モード 1 検出データ化 ビットサーチ回路 検索結果 DS07-16503-5 61 MB91350A シリーズ 4. 8/16 ビットアップダウンカウンタ (1) 概要 本ブロックは , イベント入力端子 6 本 , 8 ビットアップダウンカウンタ× 2 本 , 8 ビットリロード / コンペアレジスタ× 2 本 と , それらの制御回路から構成されるアップダウンカウンタです。 MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A/V350A は本ブロック 8 ビットアップダウンカウンタを 2 チャネル内蔵しています。 MB91F353A/353A/352A/351A は本ブロック 8 ビットアップダウンカウンタを 1 チャネル内蔵しています。 16 ビットモー ドでは使用不可です。 以下に本モジュールの特長を挙げます。 ・ 8 ビットカウントレジスタにより , (0) d ∼ (255) d の範囲でカウント可能 (16 ビット× 1 動作モードでは (0) d ∼ (65535) d の範囲でカウント可能 ) ・ カウントクロックの選択による 4 種のカウントモード カウントモード タイマモード アップ / ダウンカウントモード 位相差カウントモード (2 逓倍 ) 位相差カウントモード (4 逓倍 ) ・ タイマモード時には , カウントクロックとして内部クロック 2 種類 , 内部回路からの入力を選択可能 カウントクロック 80 ns (12.5 MHz:2 分周 ) (25 MHz 動作時 ) 320 ns ( 3.125 MHz:8 分周 ) ・ アップ / ダウンカウントモード時には , 外部端子入力信号の検出エッジを選択可能 検出エッジ 立下りエッジ検出 立上りエッジ検出 立下り / 立上りエッジ両エッジ検出 エッジ検出禁止 ・ 位相差カウントモードは , モータなどのエンコーダのカウントに適し , エンコーダの A 相 , B 相 , Z 相出力をそれぞれ 入力することで , 高精度で回転角度 , 回転数などのカウントを容易に行うことが可能 ・ ZIN 端子は , 2 種の機能を選択可能 ( すべてのモードで有効 ) ZIN 端子 カウンタクリア機能 ゲート機能 ・ コンペア機能およびリロード機能を有し , それぞれの機能のみで , また組み合わせても使用可能で , 両機能を組み合わ せて使用することで任意幅でのアップダウンカウントを行うことが可能 コンペア / リロード機能 コンペア機能 ( コンペア時割込み要求出力 ) コンペア機能 ( コンペア時割込み要求出力およびカウンタクリア ) リロード機能 ( アンダフロー時割込み要求出力およびリロード ) コンペア / リロード機能 ( コンペア時割込み込要求出力およびカウンタクリア , アンダフロー時 割込み要求出力およびリロード ) コンペア / リロード禁止 ・ カウント方向フラグにより , 直前のカウント方向を識別可能 ・ コンペア一致時 , リロード ( アンダフロー) 時またはオーバフロー時 , およびカウント方向が変わった場合の割込みの 発生を , それぞれ個別に制御可能 62 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (2) レジスタ一覧 • アップダウンカウントレジスタ (UDCR) アップダウンカウントレジスタ ch.0 (UDCR0) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 D07 D06 D05 D04 D03 D02 D01 D00 アップダウンカウントレジスタ ch.1 (UDCR1*) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 D15 D14 D13 D12 D11 D10 D09 D08 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 D07 D06 D05 D04 D03 D02 D01 D00 • リロードコンペアレジスタ (RCR) リロードコンペアレジスタ ch.0 (RCR0) リロードコンペアレジスタ ch.1 (RCR1*) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 D15 D14 D13 D12 D11 D10 D09 D08 • カウンタステータスレジスタ (CSR) カウンタステータスレジスタ ch.0, ch.1 (CSR0, CSR1*) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 CSTR CITE UDIE CMPF OVFF UDFF UDF1 UDF0 • カウンタコントロールレジスタ (CCRL) カウンタコントロールレジスタ ch.0, ch.1 (CCRL0, CCRL1*) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 予約 CTUT UCRE RLDE UDCC CGSC CGE1 CGE0 • カウンタコントロールレジスタ (CCRH) カウンタコントロールレジスタ ch.0 (CCRH0) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 M16E CDCF CFIE CLKS CMS1 CMS0 CES1 CES0 • カウンタコントロールレジスタ ch.1 (CCRH1*) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 予約 CDCF CFIE CLKS CMS1 CMS0 CES1 CES0 *:MB91F353A/353A/352A/351A は UDCR1, RCR1, CSR1, CCRL1, CCRH1 のレジスタアクセス禁止です。 DS07-16503-5 63 MB91350A シリーズ (3) ブロックダイヤグラム ・ 8/16 ビットアップダウンカウンタ (ch.0) データバス 8 ビット CGE1 ZIN0 RCR0 ( リロード コンペアレジスタ ch.0) CGE0 CGSC CTUT リロード 制御 UCRE RLDE エッジ / レベル検出 UDCC M16E ch.1 へ キャリー カウンタクリア 8 ビット CES1 UDCR0 ( アップダウン カウントレジスタ ch.0) CES0 CMS1 CMS0 CMPF UDFF AIN0 BIN0 アップ ダウン カウント クロック 選択 カウント クロック UDIE CSTR UDF1 OVFF UDF0 プリスケーラ CDCF CITE CLKS CFIE 割込み出力 64 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ・ 8/16 ビットアップダウンカウンタ (ch.1) データバス 8 ビット CGE1 ZIN0, ZIN1 RCR1 ( リロード コンペアレジスタ ch.1) CGE0 CGSC CTUT リロード 制御 UCRE RLDE エッジ / レベル検出 UDCC カウンタクリア 8 ビット CES1 UDCR1 ( アップダウン カウントレジスタ ch.1) CES0 CMS1 CMS0 CMPF UDFF AIN1 BIN1 アップ ダウン カウント クロック 選択 カウント クロック UDIE CSTR UDF1 OVFF UDF0 プリスケーラ CDCF CITE CLKS CFIE 割込み出力 DS07-16503-5 65 MB91350A シリーズ 5. 16 ビットリロードタイマ (1) 概要 16 ビットタイマは , 16 ビットのダウンカウンタ , 16 ビットのリロードレジスタ , 内部カウント , クロック作成用プリス ケーラ , コントロールレジスタで構成されています。 クロックソースとして内部クロック 3 種類 ( マシンクロックの 2/8 /32 分周 , ただし , ch.3 のみ 64/128 分周まで選択可 能 ) , 外部イベントから選択できます。 割込みによる DMA 転送の起動が可能です。 MB91F353A/353A/352A/351A にはタイマ出力 (TOT0 ∼ TOT3) はありません。本タイマを 4 チャネル内蔵しています。 (2) レジスタ一覧 コントロールステータスレジスタ (TMCSR) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 ⎯ ⎯ 予約 CSL2 CSL1 CSL0 予約 予約 (ch.3 のみ ) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 予約 ⎯ OUTL RELD INTE UF CNTE TRG 16 ビットタイマレジスタ (TMR) bit 15 bit 0 16 ビットリロードレジスタ (TMRLR) bit 15 66 bit 0 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (3) ブロックダイヤグラム 16 ビットリロードレジスタ (TMRLR) 16 7 リロード 16 RELD 16 ビットタイマレジスタ (TMR) UF OUTL OUT CTL. カウントイネーブル INTE IRQ UF CSL2 R-bus リトリガ CNTE CSL1 クロックセレクタ TRG CSL0 3 外部タイマ出力 (TOT0 ∼ TOT3) IN CTL. TOE0 ~ TOE3 EXCK φ φ φ 21 23 25 φ φ 26 27 (ch.3 のみ ) プリスケーラ クリア マシンクロック入力 (注意事項)MB91F353A/353A/352A/351A には外部タイマ出力 (TOT0 ∼ TOT3) がありません。 DS07-16503-5 67 MB91350A シリーズ 6. PPG (Programable Pulse Generator) PPG は , 精度の高い PWM 波形を効率良く出力することができます。 MB91F353A/353A/352A/351A は , PPG タイマを 3 チャネル内蔵しています。 MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A/V350A は , PPG タイマを 6 チャネル内蔵しています。 (1) 概要 各チャネルは , 16 ビットダウンカウンタ , 周期設定用バッファ付き 16 ビットデータレジスタ , デューティ設定用バッ ファ付き 16 ビットコンペアレジスタ , 端子制御部から構成されます。 16 ビットダウンカウンタのカウントクロックは , 4 種類から選択が可能です。( 周辺系クロック φ, φ/4, φ/16, φ/64) カウンタ値は , リセット , カウンタボローで “FFFFH” に初期化することができます。 各チャネルごとに PPG 出力 (PPG0 ∼ PPG5) があります。 ( 注意事項 )MB91F353A/353A/352A/351A の PPG 出力は PPG (0, 2, 4) の 3 チャネルあります。PPG (1, 3, 5) はありません。 (2) レジスタ一覧 bit 15 bit 0 ゼネラルコントロールレジスタ 10 (GCN10) ゼネラルコントロールレジスタ 20 (GCN20) タイマレジスタ (PTMR0 ∼ PTMR5) 周期設定レジスタ (PCSR0 ∼ PCSR5) デューティ設定レジスタ (PDUT0) 68 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (3) ブロックダイヤグラム ( 全体構成 , 1 チャネル分 ) 16 ビットリロード タイマ ch.0 TRG 入力 PPG タイマ ch.0 PPG0 TRG 入力 PPG タイマ ch.1 PPG1 TRG 入力 PPG タイマ ch.2 PPG2 外部 TRG0 ∼ TRG3 TRG 入力 PPG タイマ ch.3 PPG3 外部 TRG4 TRG 入力 PPG タイマ ch.4 PPG4 外部 TRG5 TRG 入力 PPG タイマ ch.5 PPG5 16 ビットリロード タイマ ch.1 ゼネラル コントロール レジスタ 10 ( 要因選択 ) ゼネラル コントロール レジスタ 20 4 ( 注意事項 )MB91F353A/353A/352A/351A には PPG1, PPG3, PPG5 がありません。外部 TRG5 もありません。 DS07-16503-5 69 MB91350A シリーズ 7. U-TIMER (16-bit timer for UART baud rate generation) (1) 概要 U-TIMER は , UART のボーレートを発生するための 16 ビットタイマです。チップの動作周波数と , U-TIMER のリロー ド値の組合わせで任意のボーレートを設定できます。 MB91F353A/353A/352A/351A は , 本タイマを 4 チャネル内蔵しています。 MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A/V350A は , 本タイマを 5 チャネル内蔵しています。 (2) レジスタ一覧 bit 8 bit 7 bit 15 bit 0 U-TIMER (UTIM) リロードレジスタ (UTIMR) U-TIMER コントロールレジスタ (UTIMC) (3) ブロックダイヤグラム bit 15 bit 0 UTIMR ( リロードレジスタ ) ロード bit 15 bit 0 UTIM (U-TIMER) クロック φ ( 周辺系クロック ) アンダフロー コントロール f.f. 70 UART DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 8. UART (1) 概要 UART は , 非同期 ( 調歩同期 ) 通信 , または CLK 同期通信を行うためのシリアル I/O ポートで , 以下の特長があります。 MB91F353A/353A/352A/351A は , UART を 4 チャネル内蔵しています。 MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A/V350A は , UART を 5 チャネル内蔵しています。 ・ 全二重ダブルバッファ ・ 非同期 ( 調歩同期 ) , CLK 同期通信が可能 ・ マルチプロセッサモードのサポート ・ 完全プログラマブルボーレート 内蔵タイマにより任意のボーレートを設定可能 (U- タイマ の項を参照してください ) ・ 外部クロックによる自由なボーレートの設定が可能 ・ エラー検出機能 ( パリティ, フレーミング , オーバラン ) ・ 転送信号は NRZ 符号 ・ UART (ch.0 ∼ ch.2) は 割込みによる DMA 転送の起動が可能 (ch.3, ch.4 は DMA 起動不可 ) ・ DRCL レジスタへの書込み動作による DMAC の割込み要因クリア (2) レジスタ一覧 シリアルインプットレジスタ / シリアルアウトプットレジスタ (SIDR/SODR) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 シリアルステータスレジスタ (SSR) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 PE ORE FRE RDRF TDRE BDS RIE TIE bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 MD1 MD0 ⎯ ⎯ CS0 ⎯ ⎯ ⎯ シリアルモードレジスタ (SMR) シリアルコントロールレジスタ (SCR) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 PEN P SBL CL A/D REC RXE TXE bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DRCL レジスタ (DRCL) DS07-16503-5 71 MB91350A シリーズ (3) ブロックダイヤグラム 制御信号 受信割込み (CPU ヘ ) SCK ( クロック ) 送信クロック U- タイマより クロック 選択回路 送信割込み (CPU ヘ ) 受信クロック 外部クロック SCK SI ( 受信データ ) 受信制御回路 送信制御回路 スタートビット 検出回路 送信スタート 回路 受信ビット カウンタ 送信ビット カウンタ 受信パリティ カウンタ 送信パリティ カウンタ SO ( 送信データ ) 受信用シフタ 受信状態判定回路 送信用シフタ 受信終了 送信開始 SIDR SODR DMA 用 受信エラー発生信号 (DMAC へ ) R - bus MD1 MD0 SMR レジスタ CS0 SCR レジスタ PEN P SBL CL A/D REC RXE TXE SSR レジスタ PE ORE FRE RDRF TDRE BDS RIE TIE 制御信号 72 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 9. 拡張 I/O シリアルインタフェース (SIO) (1) 概要 本ブロックは , 8 ビット× 1 チャネル , 構成のクロック同期式によるデータ転送可能なシリアル I/O インタフェースです。 また , データ転送において LSB ファースト /MSB ファーストの選択が可能です。 MB91F353A/353A/352A/351A では この SIO を 2 チャネル内蔵しています。 MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A/V350A ではこの SIO を 3 チャネル内蔵しています。 シリアル I/O の動作モードには , 以下の 2 種類があります。 ・ 内部シフトクロックモード:内部クロックに同期してデータ転送を行います。 ・ 外部シフトクロックモード:外部端子 (SCK) から入力されるクロックに同期してデータ転送を行います。 このモードで外部端子 (SCK) を共有している汎用ポートを操作することにより , CPU の 命令による転送動作も可能です。 (2) レジスタ一覧 シリアルモードコントロールステータスレジスタ (SMCS) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 SMD2 SMD1 SMD0 SIE SIR BUSY STOP STRT bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ MODE BDS ⎯ ⎯ bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ TST1 TST0 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 SIO テストレジスタ (SES) シリアルデータレジスタ (SDR) SIO プリスケーラコントロールレジスタ (CDCR) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 MD ⎯ ⎯ ⎯ DIV3 DIV2 DIV1 DIV0 DMAC 割込み要因クリアレジスタ (SRCL) DS07-16503-5 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 73 MB91350A シリーズ (3) ブロックダイヤグラム 内 (MSB ファースト ) D0 ∼ D7 初期値 部 デ ー タ バ ス D7 ∼ D0 (LSB ファースト ) 転送方向選択 SI6, SI7 リード ライト SDR ( シリアルデータレジスタ ) SO6, SO7 SCK6, SCK7 シフトクロック カウンタ 制御回路 内部クロック 2 1 0 SMD2 SMD1 SMD0 SIE SIR BUSY STOP STRT MODE BDS 割込み 要求 内 74 SCE PFR レジスタ 部 デ ー タ バ ス DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 10.16 ビットフリーランタイマ (1) 概要 16 ビットフリーランタイマは 16 ビットのアップカウンタ , コントロールステータスレジスタより構成されています。本 タイマのカウント値はアウトプットコンペア , インプットキャプチャの基本時間 ( ベースタイマ ) として使用されます。 ・ カウントクロックは 4 種類から選択可能です。 ・ カウンタオーバフローにより割込み発生することができます。 ・ モード設定により , アウトプットコンペアのコンペアレジスタ 0 の値との一致によるカウンタの初期化が可能です。 (2) レジスタ一覧 タイマデータレジスタ上位 (TCDT) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 T15 T14 T13 T12 T11 T10 T09 T08 タイマデータレジスタ下位 (TCDT) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 T07 T06 T05 T04 T03 T02 T01 T00 タイマコントロールステータスレジスタ下位 (TCCS) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ECLK IVF IVFE STOP MODE CLR CLK1 CLK0 (3) ブロックダイヤグラム 割込み ECLK IVF IVFE STOP MODE CLR CLK1 CLK0 分周器 φ FRCK R-bus クロック 選択 タイマデータレジスタ (TCDT) クロック 内部回路へ (T15 ∼ T00) コンパレータ DS07-16503-5 75 MB91350A シリーズ 11.インプットキャプチャ (1) 概要 本モジュールは外部から入力された信号の立上りエッジ , 立下りエッジまたは両エッジを検出して , そのときの 16 ビッ トフリーランタイマ値をレジスタに保持する機能を持っています。また , エッジ検出時に割込みを発生することができま す。 インプットキャプチャは , インプットキャプチャデータレジスタ , コントロールレジスタで構成されています。 各インプットキャプチャは , それぞれに対応した外部入力端子を持っています。 ・ 外部入力の有効エッジを 3 種類から選択可能です。 立上りエッジ 立下りエッジ 両エッジ ・ 外部入力有効エッジを検出したときに割込みを発生することができます。 (2) レジスタ一覧 インプットキャプチャデータレジスタ上位 (IPCP) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 CP15 CP14 CP13 CP12 CP11 CP10 CP09 CP08 インプットキャプチャデータレジスタ下位 (IPCP) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 CP07 CP06 CP05 CP04 CP03 CP02 CP01 CP00 インプットキャプチャコントロールレジスタ (ICS23) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ICP3 ICP2 ICE3 ICE2 EG31 EG30 EG21 EG20 インプットキャプチャコントロールレジスタ (ICS01) 76 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ICP1 ICP0 ICE1 ICE0 EG11 EG10 EG01 EG00 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (3) ブロックダイヤグラム 16 ビットタイマカウンタ値 (T15 ∼ T00) R-bus インプットキャプチャ データレジスタ ch.0, ch.2) 16 ビットタイマカウンタ値 (T15 ∼ T00) インプットキャプチャ データレジスタ ch. (1, 3) IN0, IN2 入力端子 エッジ検出 EG11 EG10 EG01 EG00 EG31 EG30 EG21 EG20 IN1, IN3 入力端子 エッジ検出 ICP1 ICP0 ICE1 ICE0 ICP3 ICP2 ICE3 ICE2 割込み 割込み DS07-16503-5 77 MB91350A シリーズ 12.アウトプットコンペア (1) 概要 アウトプットコンペアは 16 ビットコンペアレジスタ , コンペア出力用ラッチ , コントロールレジスタより構成されてい ます。16 ビットフリーランタイマ値とコンペアレジスタ値が , 一致したとき出力レベルを反転すると共に割込みを発生す ることができます。 MB91F353A/353A/352A/351A では本ブロックを 2 チャネル内蔵しています。 MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A/V350A では本ブロックを 8 チャネル内蔵しています。 下記に本モジュールの特長を挙げます。 ・ 8 本のコンペアレジスタを独立して動作が可能です。各コンペアレジスタに対応した出力端子と割込みフラグです。 ・ 2 本のコンペアレジスタをペアにして出力端子を制御することが可能です。 コンペアレジスタ 2 本を使用して出力端子を反転します。 ・ 各出力端子の初期値を設定することが可能です。 ・ 割込みはコンペア一致により発生可能です。 ・ ch.0 のコンペアレジスタは 16 ビットフリーランタイマのコンペアクリアレジスタとして使用されます。 (2) レジスタ一覧 コンペアレジスタ上位 (OCCP) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 C15 C14 C13 C12 C11 C10 C09 C08 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 C07 C06 C05 C04 C03 C02 C01 C00 コンペアレジスタ下位 (OCCP) アウトプットコントロールレジスタ上位 (OCS01) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 ⎯ ⎯ ⎯ CMOD ⎯ ⎯ OTD1 OTD0 アウトプットコントロールレジスタ下位 (OCS23) 78 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ICP1 ICP0 ICE1 ICE0 ⎯ ⎯ CST1 CST0 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (3) ブロックダイヤグラム (ch.0 のみフリーランタイマの クリアレジスタとして使用される ) OTD1 OTD0 アウトプット コンペアレジスタ コンペア 出力用ラッチ R-bus コンペア回路 アウトプット コンペアレジスタ 出力 ch. (0,2,4,6) OTE0 ∼ OTE7 は PFR0 にあります。 CMOD コンペア 出力用ラッチ コンペア回路 CST1 OTE0, OTE2, OTE4, OTE6 OTE1, OTE3, OTE5, OTE7 出力 ch. (1,3,5,7) CST0 ICP1 16 ビットフリーランタイマ ICP0 ICE1 ICE0 割込み出力 割込み出力 DS07-16503-5 79 MB91350A シリーズ 13.I2C インタフェース (1) 概要 I2C インタフェースは , Inter IC BUS をサポートするシリアル I/O ポートで , I2C バス上のマスタ / スレーブデバイスとし て動作し , 以下の特長があります。 ・ マスタ / スレーブ送受信 ・ アービトレーション機能 ・ クロック同期化機能 ・ スレーブアドレス / ゼネラルコールアドレス検出機能 ・ 転送方向検出機能 ・ 反復「START」条件発生および検出機能 ・ バスエラー検出機能 ・ 10 ビット /7 ビット スレーブアドレス ・ マスタモード時スレーブアドレス受信アクノリッジ制御 ・ 複合スレーブアドレス対応 ・ 送信 , バスエラー時に割込み可能 ・ 標準モード ( 最大 100 kbps) / 高速モード ( 最大 400 kbps) に対応 80 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (2) レジスタ一覧 バスコントロールレジスタ (IBCR) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 BER BEIE SCC MSS ACK GCAA INTE INT bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 BB RSC AL LRB TRX AAS GCA ADT バスステータスレジスタ (IBSR) 10 ビットスレーブアドレスレジスタ (ITBA) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ TA9 TA8 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 TA7 TA6 TA5 TA4 TA3 TA2 TA1 TA0 10 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ (ITMK) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 ENTB RAL ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ TM9 TM8 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 TM7 TM6 TM5 TM4 TM3 TM2 TM1 TM0 7 ビットスレーブアドレスレジスタ (ISBA) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ⎯ SA6 SA5 SA4 SA3 SA2 SA1 SA0 7 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ (ISMK) bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 ENSB SM6 SM5 SM4 SM3 SM2 SM1 SM0 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 TEST ⎯ EN CS4 CS3 CS2 CS1 CS0 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DBL データレジスタ (IDAR) クロックコントロールレジスタ (ICCR) クロックディセーブルレジスタ (IDBL) DS07-16503-5 81 MB91350A シリーズ (3) ブロックダイヤグラム ICCR I2C 動作許可 EN IDBL クロック許可 DBL CLKP ICCR CS4 クロック分周 2 CS3 2 3 4 5 Sync 32 シフトクロック発生 CS2 CS1 クロック選択 2 (1/12) CS0 シフトクロック エッジ変化タイミング IBSR BB RSC LRB バスビジー リピートスタート ラストビット スタート・ストップ コンディション検出 エラー 送/受 TRX ファーストバイト R-bus ADT AL アービトレーション ロスト検出 IBCR SCL BER BEIE 割込み要求 SDA IRQ INTE INT IBCR SCC MSS ACK GCAA 終了 スタート マスタ ACK 許可 スタート・ストップ コンディション発生 GC-ACK 許可 IDAR IBSR AAS スレーブ グローバルコール スレーブアドレス 比較 GCA ISMK ENSB ITMK ENTB RAL ITBA 82 ITMK ISBA ISMK DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 14.A/D コンバータ (1) 概要 A/D コンバータは , アナログ入力電圧をデジタル値に変換します。以下の特長があります。 ・ 変換時間:1 チャネルあたり最小 1.48 µs ・ サンプルホールド回路付き直並列変換方式を採用 ・ 10 ビットの分解能 (8/10 ビット切替え可能 ) ・ アナログ入力は 12 チャネルからプログラムで選択可能 (MB91F353A/353A/352A/351A は入力 8 チャネル ) ・ 変換モード シングル変換モード:選択した 1 チャネルを 1 回変換 スキャン変換モード:最大 4 チャネルのスキャン変換 ・ 変換データはデータバッファに格納 ( データバッファは全部で 4 つ ) ・ A/D 変換終了時には , CPU に対して A/D 変換終了の割込み要求発生可能 ( この割込み発生で DMA 転送起動も可能 ) ・ 起動要因は , ソフト , 外部トリガ ( 立下りエッジ ) , リロードタイマ ch.2 ( 立上りエッジ ) から選択可能 (2) レジスタ一覧 bit 8 bit 7 bit 15 bit 0 ADCS2 ADCS1 変換データレジスタ 0 (ADTH0/ADTL0) ADTH0 ADTL0 変換データレジスタ 1 (ADTH1/ADTL1) ADTH1 ADTL1 変換データレジスタ 2 (ADTH2/ADTL2) ADTH2 ADTL2 変換データレジスタ 3 (ADTH3/ADTL3) ADTH3 ADTL3 コントロールステータスレジスタ (ADCS2/ADCS1) 変換時間設定レジスタ (ADCT) DS07-16503-5 83 MB91350A シリーズ (3) ブロックダイヤグラム アナログ入力 AVCC, AVRH, AVSS/AVRL ADT0 M P X S/H 10 ビット A/D コンバータ M P X コントロールロジック ADT1 R-bus AN0 AN1 AN2 AN3 AN4 AN5 AN6 AN7 AN8 AN9 AN10 AN11 ADT2 ADT3 割込み リロードタイマ ch.2 外部入力 ( 注意事項 )MB91F353A/353A/352A/351A に AN8 ∼ AN11 入力はありません。 84 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 15.8 ビット D/A コンバータ (1) 概要 本ブロックは , 8 ビット分解能の D/A コンバータを 3 チャネル内蔵しており , D/A 制御レジスタにてそれぞれ独立に出 力制御を行うことができ , 以下の特長があります。 ・ パワーダウン機能あり ・ 3.3 V インタフェース (注意事項)MB91F353A/353A/352A/351A は D/A コンバータを 2 チャネル内蔵しています。 (2) レジスタ一覧 D/A データレジスタ 0 ∼ 2 (DADR0 ∼ DADR2) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 DA7 DA6 DA5 DA4 DA3 DA2 DA1 DA0 D/A コントロールレジスタ 0 ∼ 2 (DACR0 ∼ DACR2) bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DAE (注意事項)MB91F353A/353A/352A/351A は DADR2, DACR2 がありません。 (3) ブロックダイヤグラム R-bus D/A D/A コントロール DAE0 D/A DAE1 PD ストップ DS07-16503-5 D/A DAE2 PD PD ストップ ストップ D/A コンバータ D/A コンバータ D/A コンバータ D/A 出力 0 D/A 出力 1 D/A 出力 2 85 MB91350A シリーズ 16.DMAC (DMA コントローラ ) (1) 概要 本モジュールは , FR ファミリデバイスにて DMA (Direct Memory Access) 転送を実現するためのモジュールです。 本モジュールの制御による DMA 転送により , CPU を介さずに各種データ転送を高速に行うことが可能となり , システ ムのパフォーマンスを増加させます。 ・ハードウェア構成 本モジュールは , 主に以下のものから構成されます。 ・ 独立した DMA チャネル× 5 チャネル ・ 5 チャネル独立アクセス制御回路 ・ 32 ビットアドレスレジスタ ( リロード指定可:各チャネル 2 本 ) ・ 16 ビット転送回数レジスタ ( リロード指定可:各チャネル 1 本 ) ・ 4 ビットブロック回数レジスタ ( 各チャネル 1 本 ) ・ 外部転送要求入力端子 DREQ0, DREQ1, DREQ2。ch. (0, 1, 2) のみ ( 注意事項 ) MB91F353A/353A/352A/351A は外部インタフェースなし ・ 外部転送要求受付け出力端子 DACK0, DACK1, DACK2。ch. (0, 1, 2) のみ ( 注意事項 ) MB91F353A/353A/352A/351A は外部インタフェースなし ・ DMA 終了出力端子 DEOP0, DEOP1, DEOP2。ch. (0, 1, 2) のみ ( 注意事項 ) MB91F353A/353A/352A/351A は外部インタフェースなし ・ フライバイ転送 ( メモリ→ I/O, I/O →メモリ )。ch. (0, 1, 2) のみ ( 注意事項 ) MB91F353A/353A/352A/351A はフライバイ転送不可能 ・ 2 サイクル転送 ・主要機能 本モジュールによるデータ転送には主に以下のような機能があります。 ・ 複数チャネルの独立したデータ転送が可能 (5 チャネル ) (1) 優先順位 (ch.0 > ch.1 > ch.2 > ch.3 > ch.4) (2) ch.0 と ch.1 との 間にて順位回転が可能 (3) DMAC 起動要因 ・外部専用端子入力 ( エッジ検出 / レベル検出 ch.0 ∼ ch.2 のみ ) ( 注意事項 ) MB91F353A/353A/352A/351A は外部インタフェースなし ・内蔵周辺要求 ( 割込み要求を共用…外部割込み含む ) ・ソフトウェア要求 ( レジスタ書込み ) (4) 転送モード ・デマンド転送 / バースト転送 / ステップ転送 / ブロック転送 ・アドレッシングモード 32 ビットフルアドレス指定 ( 増加 / 減少 / 固定 ) ( アドレス増減幅は− 255 ∼+ 255 まで指定可能 ) ・データの種類バイト / ハーフワード / ワード長 ・シングルショット / リロード選択可能 86 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (2) レジスタ概要 bit 31 ch.0 コントロール / ステータス レジスタ A 〃 レジスタ B 〃 ch.1 コントロール / ステータス レジスタ A 〃 レジスタ B 〃 ch.2 コントロール / ステータス レジスタ A 〃 レジスタ B 〃 ch.3 コントロール / ステータス レジスタ A 〃 レジスタ B 〃 ch.4 コントロール / ステータス レジスタ A 〃 レジスタ B 〃 ch.0 転送元アドレスレジスタ 転送先 〃 〃 ch.1 転送元アドレスレジスタ 〃 転送先 〃 〃 ch.2 転送元アドレスレジスタ 〃 転送先 〃 〃 ch.3 転送元アドレスレジスタ 〃 転送先 〃 〃 ch.4 転送元アドレスレジスタ 〃 転送先 〃 DS07-16503-5 (DMACB0) (DMACA1) (DMACB1) (DMACA2) (DMACB2) (DMACA3) (DMACB3) (DMACA4) (DMACB4) (DMACR) 全体制御レジスタ 〃 bit 0 (DMACA0) 〃 (DMASA0) (DMADA0) (DMASA1) (DMADA1) (DMASA2) (DMADA2) (DMASA3) (DMADA3) (DMASA4) (DMADA4) 87 MB91350A シリーズ (3) ブロックダイヤグラム カウンタ バスコントローラへ DMA 転送要求 DMA 起動 要因選択回路 & 要求受付制御 セレクタ ライト バック バッファ DTC 2 段レジスタ DTCR カウンタ バッファ アド レス DSS [3:0] 優先度回路 セレクタ 割込みコントローラへ IRQ [4:0] ERIR, EDIR MCLREQ BLK レジスタ 周辺割込みクリア TYPE, MOD, WS X-bus 状態遷移回路 DDNO レジスタ DMAC セレクタ カウンタバッファ カウンタバッファ アク セス アドレスカウンタ バス コント ローラ へ バス制御部 DDNO 外部端子起動要求 / 停止入力 バス制御部 セレクタ リード / ライト制御 DSAD 2 段レジスタ SADM, SASZ [7:0] SADR DDAD 2 段レジスタ DADM, DASZ [7:0] DADR ライトバック セレクタ リード ライト ペリフェラル起動要求 / 停止入力 ライトバック DMAC 5 チャネルブロックダイヤグラム 88 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大規格 項 目 記号 定 格 値 最 小 最 大 単位 備 考 VCC VSS − 0.5 VSS + 4.0 V *2 1 DAVC VSS − 0.5 VSS + 4.0 V *3 1 AVCC VSS − 0.5 VSS + 4.0 V *3 1 AVRH VSS − 0.5 VSS + 4.0 V *3 VI VSS − 0.5 VCC + 0.5 V *8 入力電圧 (N-ch オープンドレイン ) *1 VIND VSS − 0.5 VSS + 5.5 V アナログ端子入力電圧 *1 VIA VSS − 0.5 AVCC + 0.5 V VO VSS − 0.5 VCC + 0.5 V ICLAMP − 2.0 + 2.0 mA *7 Σ|ICLAMP| ⎯ 20 mA *7 IOL ⎯ 10 mA *4 “L” レベル最大出力電流 (N-ch オープンドレイン ) IOLND ⎯ 20 mA “L” レベル平均出力電流 IOLAV ⎯ 8 mA “L” レベル平均出力電流 (N-ch オープンドレイン ) IOLAVND ⎯ 15 mA “L” レベル最大総出力電流 ΣIOL ⎯ 100 mA “L” レベル平均総出力電流 ΣIOLAV ⎯ 50 mA *6 “H” レベル最大出力電流 IOH ⎯ − 10 mA *4 “H” レベル平均出力電流 IOHAV ⎯ −4 mA *5 “H” レベル最大総出力電流 ΣIOH ⎯ − 50 mA “H” レベル平均総出力電流 ΣIOHAV ⎯ − 20 mA 消費電力 PD ⎯ 850 mW 動作温度 Ta − 40 + 85 °C 保存温度 TSTG ⎯ + 125 °C 電源電圧 *1 アナログ電源電圧 * アナログ電源電圧 * アナログ基準電圧 * 1 入力電圧 * 1 出力電圧 * 最大クランプ電流 最大総クランプ電流 “L” レベル最大出力電流 *8 *5 *6 * 1 : VSS = DAVS = AVSS = 0 V を基準にしています。 * 2:VCC は VSS − 0.3 V より低くなってはいけません。 * 3:電源投入時など VCC + 0.3 V を超えないよう注意してください。 * 4:最大出力電流は , 該当する端子 1 本のピーク値を規定します。 * 5:平均出力電流は , 該当する端子 1 本に流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 * 6:平均総出力電流は , 該当する端子すべてに流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 * 7: ・ 該当端子:Port 2, 3, 4, 5, 6, 8, 9, A, H, I, K, M, N, O と AN (A/D 入力 ) :MB91F353A/353A/352A/351A :Port 2, 3, 4, 5, 6, 8, 9, A, B, C, G, H, I, J, K, M, N, O, P と AN (A/D 入力 ) : MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A ・ 推奨動作条件内で使用してください。 ・ 直流電圧 ( 電流 ) で使用してください。 ・ + B 信号は , VCC 電圧を超える入力信号です。 ・ + B 信号とマイクロコントローラの間には , 必ず制限抵抗を接続し+ B 信号を印加してください。 ・ + B 入力時にマイクロコントローラ端子に入力される電流が , 瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制限 抵抗の値を設定してください。 ・ 低消費電力モードなどマイクロコントローラの駆動電流が少ない動作状態では , + B 入力電位が保護ダイオード を通して VCC 端子の電位を上昇させ , 他の機器へ影響を及ぼす可能性がありますので注意してください。 (続く) DS07-16503-5 89 MB91350A シリーズ (続き) ・ マイクロコントローラ電源が OFF 時 (0 V に固定していない場合 ) に+ B 入力がある場合は , 端子から電源が供 給されているため , 不完全な動作を行う可能性がありますの注意してください。 ・ 電源投入時に+ B 入力がある場合は , 端子から電源が供給されているため , パワーオンリセットが動作しない 電源電圧になる可能性がありますので注意してください。 ・ + B 入力端子は , 開放状態にならないように注意してください。 ・ A/D 入力端子を除くアナログ系入出力端子 (LDC 駆動端子 , コンパレータ入力端子など ) は , + B 入力ができま せんので注意してください。 ・ 推奨回路例: ・入出力等価回路 保護ダイオード Vcc P-ch 制限抵抗 + B 入力 (0 V ∼ 16 V) N-ch R * 8:VI は定格電圧を超えてはいけません。ただし,外部の部品を使用して入力への電流または入力からの電流の最大値 を制限する場合は,VI 定格に代わって ICLAMP 定格が適用されます。 <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 90 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 2. 推奨動作条件 (MB91F356B/F357B 以外 ) (VSS = DAVS = AVSS = 0 V) 項 目 電源電圧 アナログ電源電圧 アナログ基準電圧 動作温度 記号 規 格 値 単位 備 考 最 小 最 大 VCC 3.0 3.6 V 通常動作時 VCC 3.0 3.6 V ストップ時の RAM 状態保持 DAVC VSS − 0.3 VSS + 3.6 AVCC VSS − 0.3 VSS + 3.6 AVRH AVSS AVCC V Ta − 40 + 85 °C V (MB91F356B/F357B のみ ) (VSS = DAVS = AVSS = 0 V) 項 目 電源電圧 アナログ電源電圧 アナログ基準電圧 動作温度 記号 規 格 値 単位 備 考 最 小 最 大 VCC 2.7 3.6 V 通常動作時 VCC 2.7 3.6 V ストップ時の RAM 状態保持 VCC 3.0 3.6 V フラッシュメモリ書込み / 消去 時 DAVC VSS − 0.3 VSS + 3.6 AVCC VSS − 0.3 VSS + 3.6 AVRH AVSS AVCC V − 40 + 85 °C 0 + 70 °C Ta V フラッシュメモリ書込み / 消去 時* *:F355A/F353A も含む <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 DS07-16503-5 91 MB91350A シリーズ 3. 直流規格 (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 規 格 値 最小 標準 最大 単位 MB91F353A/353A/ 352A/351A ポート 2, 3, 4, 5, 6, 9, A VIH VCC × 0.65 ポート 2, 3, 4, 5, 6, 9, A, B, C MB91F355A/ F356B/F357B/ 355A/354A ポート 8, H, I, M, N, O, MD0, MD1, MD2, INIT, NMI VIHS “H” レベル 入力電圧 ポート 8, G, H, I, M, N, O, P, MD0, MD1, MD2, INIT, NMI ヒステリシス入力 MB91F353A/353A/ 352A/351A VCC + 0.3 ⎯ ⎯ V ヒステリシス入力 5 V 耐圧 MB91F353A/353A/ 352A/351A 5.25 VIHST ポート J, K, L ヒステリシス入力 5 V 耐圧 MB91F355A/ F356B/F357B/ 355A/354A ポート 2, 3, 4, 5, 6, 9, A MB91F353A/353A/ 352A/351A VIL VCC × 0.25 ポート 2, 3, 4, 5, 6, 9, A, B, C MB91F355A/ F356B/F357B/ 355A/354A ポート 8, H, I, M, N, O, MD0, MD1, MD2, INIT, NMI “L” レベル 入力電圧 ヒステリシス入力 MB91F355A/ F356B/F357B/ 355A/354A VCC × 0.8 ポート K, L VILS 備 考 ポート 8, G, H, I, M, N, O, P, MD0, MD1, MD2, INIT, NMI ヒステリシス入力 MB91F353A/353A/ 352A/351A ⎯ VSS ⎯ V ヒステリシス入力 MB91F355A/ F356B/F357B/ 355A/354A VCC × 0.2 ポート K, L ヒステリシス入力 5 V 耐圧 MB91F353A/353A/ 352A/351A ポート J, K, L ヒステリシス入力 5 V 耐圧 MB91F355A/ F356B/F357B/ 355A/354A VILST (続く) 92 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 規 格 値 最小 標準 最大 単位 ポート 2, 3, 4, 5, 6, 8, 9, A, H, I, J, K, M, N, O “H” レベル 出力電圧 VOH MB91F353A/353A/ 352A/351A VCC = 3.0 V, ポート 2, 3, 4, IOH =− 4.0 mA 5, 6, 8, 9, A, B, C, G, H, I, J, K, M, N, O, P VCC − 0.5 ⎯ VCC V MB91F355A/ F356B/F357B/ 355A/354A ポート 2, 3, 4, 5, 6, 8, 9, A, H, I, K, M, N, O VOL1 “L” レベル 出力電圧 備 考 MB91F353A/353A/ 352A/351A VCC = 3.0 V, ポート 2, 3, 4, IOL = 4.0 mA 5, 6, 8, 9, A, B, C, G, H, I, J, K, M, N, O, P VSS ⎯ 0.4 V VOL2 ポート L VCC = 3.0 V, IOL = 15.0 mA 入力リーク 電流 (Hi-Z 出力 リーク電流 ) ILI 全入力端子 VCC = 3.6 V, 0 < VI < VCC −5 ⎯ +5 µA プルアップ 抵抗値 RUP プルアップ 設定端子 VCC = 3.6 V, VI = 0.45 V 25 50 200 kΩ MB91F355A/ F356B/F357B/ 355A/354A N-ch オープンドレ イン INIT, (続く) DS07-16503-5 93 MB91350A シリーズ (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 条件 規 格 値 最小 標準 最大 160 220 MASK fC = 12.5 MHz, VCC = 3.3 V Flash 125 150 85 100 MASK 75 90 Flash 単位 MB91F353A/353A/ 352A/351A RUN (4 逓倍 ) CLKB:50 MHz CLKT:25 MHz CLKP:25 MHz 動作時 MB91F353A/353A/ 352A/351A RUN (2 逓倍 ) CLKB:25 MHz CLKT:25 MHz CLKP:12.5 MHz 動作時 ICC 220 MB91F355A/F356B/ F357B/355A/354A RUN (4 逓倍 ) CLKB:50 MHz CLKT:25 MHz CLKP:25 MHz 動作 時 100 140 MB91F353A/353A/ 352A/351A RUN (4 逓倍 ) CLKB:50 MHz CLKT:25 MHz CLKP:25 MHz 動作時 MB91F355A/F356B/ F357B/355A/354A スリープ CLKP:25 MHz 動作 時 1 100 mA 160 VCC 電源電流 fC = 12.5 MHz VCC = 3.3 V ICCS ICCH Ta =+ 25 °C, VCC = 3.3 V ICCL ICCLS ICCT ⎯ 0.3 Ta =+ 25 °C, fC = 32.768 kHz, VCC = 3.3 V 備 考 µA ストップ動作時 mA サブ RUN CLKB:32.768 kHz CLKT:32.768 kHz CLKP:32.768 kHz 動作時 3.0 0.2 2.0 5 120 サブスリープ CLKP:32.768 kHz 動作時 µA 時計モード 動作時 ( メインオフ , ストップ ) (続く) 94 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (続き) (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 入力容量 記号 CIH 端子名 VCC, VSS, AVCC, AVSS, DAVC, 条件 ⎯ 規 格 値 最小 標準 最大 ⎯ 5 15 単位 備 考 pF DAVS 以外 DS07-16503-5 95 MB91350A シリーズ 4. 交流規格 (1) クロックタイミング規格 (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 クロック周波数 fC クロックサイクル タイム tC クロック周波数 fC 端子名 条件 X0, X1 ⎯ 規 格 値 最小 標準 fCPT tCP 内部動作クロック サイクルタイム X0 のクロック周 波数に最小値 12.5 MHz を入力 して , 発振回路の PLL 系 4 逓倍に設 定した場合 ⎯ tCPP tCPT クロック周波数 fC クロックサイクル タイム tC 入力クロック パルス幅 ⎯ 内部動作クロック 周波数 fCP, fCPP, fCPT 内部動作クロック サイクルタイム tCP, tCPP, tCPT 備 考 メイン PLL 系 ( 自励発振 12.5 MHz PLL 経由 4 逓倍で内 部最高 50 MHz 動作 ) 12.5 MHz 80 100 ns 10 25 MHz ⎯ fCPP 単位 10 fCP 内部動作クロック 周波数 最大 50 CPU 系 MHz * 3.13 メイン自励発振 (1/2 分周入力 ) 25 周辺系 外部バス系 20 CPU 系 * 320 40 ns 周辺系 外部バス系 X0A, X1A ⎯ X0, X1 PWH/tC PWL/tC ⎯ X0A のクロック 周波数に標準値 32.768 kHz を入力 した場合 30 32.768 35 kHz 28.6 30.51 33.3 µs 60 % 32.768 kHz 500 * µs 40 2* ⎯ 30.51 サブ自励発振 *:ギア 1/16 を使用した場合の値です。 ・クロックタイミング規格測定条件 tC 0.8 VCC 0.2 VCC PWH 96 出力端子 C = 50 pF PWL DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ・動作保証範囲 (MB91F356B/F357B 以外 ) VCC (V) 動作保証範囲 (Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 電 源 3.6 fCPP は網かけの範囲となります。 3.0 0 2.94 25 50 fCP, fCPP (MHz) 内部クロック ・外部 / 内部クロック設定可能範囲 原発振入力クロック fC = 12.5 MHz 時 (MHz) fCP 50 CPU 系 (CLKB) : 内 部 ク ロ ッ ク 周辺系 (CLKP) , 外部バス系 (CLKT) : fCPP, fCPT 25 12.5 CPU:周辺の分周比 4:4 2:2 1:2 CPU:周辺の分周比 (注意事項)・PLL を使用する場合は , 外部クロック入力は 10.0 MHz ∼ 12.5 MHz の範囲で使用してください。 ・PLL の発振安定時間> 454.5 µs としてください。 ・内部クロックのギア設定は「 (1) クロックタイミング規格」の表の数値内になるようにしてください。 DS07-16503-5 97 MB91350A シリーズ ・動作保証範囲 (MB91F356B/F357B のみ ) フラッシュメモリウェイト 2 の場合 (FLWC レジスタ:WTC[2:0] = 010) VCC (V) 動作保証範囲 (Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 3.6 電 源 3.0 fCPP は網かけの範囲となります。 2.8 2.7 0 2.94 25 33 40 50 fCP, fCPP (MHz) 内部クロック フラッシュメモリウェイト 3 の場合 (FLWC レジスタ:WTC[2:0] = 011) VCC (V) 動作保証範囲 (Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 3.6 電 源 fCPP は網かけの範囲となります。 2.7 0 2.94 25 50 fCP, fCPP (MHz) 内部クロック 98 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (2) クロック出力タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 サイクル時間 tCYC MCLK*4 SYSCLK SYSCLK ↑→ SYSCLK ↓ tCHCL MCLK*4 SYSCLK SYSCLK ↓→ SYSCLK ↑ tCLCH MCLK*4 SYSCLK 規 格 値 条件 ⎯ 単位 備 考 最小 最大 tCPT ⎯ ns *1 tCYC − 5 tCYC + 5 ns *2 tCYC − 5 tCYC + 5 ns *3 * 1:tCYC はギア周期を含む 1 クロックサイクルの周波数です。 * 2:本規格はギア周期× 1 の場合の値です。 ギア周期 1/2, 1/4, 1/8 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ 1/2, 1/4, 1/8 を代入して計算してください。 (1 / 2 × 1 / n) × tCYC − 10 * 3:本規格はギア周期× 1 の場合の値です。 * 4:MCLK 端子は MB91F353A/353A/352A/351A にはありません。 以降の交流規格中の MCLK は , SYSCLK と同等です。 (注意事項)tCPT ( 内部クロックサイクルタイム ) については ,「(1) クロックタイミング規格」を参照してください。 tCYC tCHCL MCLK SYSCLK tCLCH VOH VOH VOL (3) リセット入力規格 (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 INIT 入力時間 ( 電源投入時 ) INIT 入力時間 ( 電源投入時以外 ) 記号 端子名 条件 規 格 値 最小 最大 ns tC × 10 tINTL INIT ⎯ 単位 ⎯ tC × 10 ns (注意事項)tC ( クロックサイクルタイム ) については ,「(1) クロックタイミング規格」を参照してください。 tINTL INIT 0.2 VCC DS07-16503-5 99 MB91350A シリーズ (4) 通常バスアクセス リード / ライト動作 ・MB91F353A/353A/352A/351A (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 tCSLCH SYSCLK, CS0 ∼ CS3 セットアップ tCSDLCH CS0 ∼ CS3 ホールド tASWL tASRL tCHAX アドレスホールド tWHAX tRHAX 最小 AWRxL: W02 = 0 3 AWR0L: W02 = 1 −3 単位 ─ 備考 *3 tCYC / 2 + 6 A20 ∼ A00*4 WR0, WR1, ─ A20 ∼ A00*4 RD, 3 A20 ∼ A00*4 SYSCLK, tCYC / 2 + 6 A20 ∼ A00*4 WR0, WR1, A20 ∼ A00*4 ─ RD, A20 ∼ A00*4 A20 ∼ A00*4, D31 ∼ D16 tAVDV WR0, WR1 遅延時間 tCHWL WR0, WR1 遅延時間 tCHWH SYSCLK, WR0, WR1 WR0, WR1 最小パルス幅 tWLWH WR0, WR1 データセットアップ → WRx ↑ tDSWH tWHDX 最大 SYSCLK, 有効アドレス→ 有効データ入力時間 WRx ↑→ データホールド時間 規 格 値 tCHCSH tASCH アドレスセットアップ CS0 ∼ CS3 条件 WR0, WR1, D31 ∼ D16 3 / 2 × tCYC − 15 6 ─ tCYC − 5 tCYC ─ 3 tCHRL RD 遅延時間 tCHRH RD ↓ → 有効データ入力時間 tRLDV データセットアップ → RD ↑時間 tDSRH RD ↑ → データホールド時間 tRHDX RD 最小パルス幅 tRLRH RD tCYC − 5 AS セットアップ tASLCH tCHASH SYSCLK, AS 3 AS ホールド 6 ─ tCYC − 10 RD, D31 ∼ D16 *1 *2 ─ RD 遅延時間 SYSCLK, RD ns 10 *1 ─ 0 ─ tCYC / 2 + 6 * 1:自動ウェイト挿入や RDY 入力でバスを延ばしている場合には , (tCYC ×延ばしたサイクル数 ) の時間を本規格に 追加してください。 * 2:本規格はギア周期× 1 の場合の値です。ギア周期 1/2 ∼ 1/16 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ 1/2 ∼ 1/16 を代入して計算してください。 計算式: 3 / (2n) × tCYC − 15 * 3:AWRxL:Area Wait Register * 4:MB91F353A/353A/352A/351A には A23 ∼ A21 はありません。 (注意事項)tCYC ( サイクル時間 ) については ,「(2) クロック出力タイミング」を参照してください。 100 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ tCYC BA1 SYSCLK VOH VOH VOH tASLCH VOH tCHASH VOH AS VOL tCSLCH CS0 ∼ CS3 tCHCSH VOH VOL tASCH A20 ∼ A00 tCHAX VOH VOL VOH VOL tCHRH tCHRL tRLRH RD VOH VOL tASRL tRHAX tRHDX tRLDV tDSRH tAVDV D31 ∼ D16 VOH VOL tCHWL VOH VOL tCHWH tWLWH VOH WR0, WR1 tASWL VOL tWHAX tDSWH D31 ∼ D16 DS07-16503-5 VOH VOL ライト tWHDX VOH VOL 101 MB91350A シリーズ ・MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 tCSLCH MCLK, CS0 ∼ CS3 セットアップ tCSDLCH CS0 ∼ CS3 ホールド tASWL tASRL tCHAX アドレスホールド tWHAX tRHAX 有効アドレス → 有効データ入力時間 tAVDV AWRxL * 3: W02 = 0 3 ⎯ ns AWR0L: W02 = 1 −3 ⎯ ns 3 tCYC / 2 + 6 ns 3 ⎯ ns 3 ⎯ ns 3 ⎯ ns 3 tCYC / 2 + 6 ns 3 ⎯ ns 3 ⎯ ns MCLK, ⎯ A23 ∼ A00*4 MCLK, A23 ∼ A00*4 WR0, WR1, A23 ∼ A00*4 RD, A23 ∼ A00*4 ⎯ 3 / 2 × tCYC − 15 6 ns ⎯ 6 ns tCYC − 5 ⎯ ns tCYC ⎯ ns 3 ⎯ ns ⎯ 6 ns ⎯ 6 ns ⎯ tCYC − 10 ns 3.0 V ≦ VCC ≦ 3.6 V 10 ⎯ ns 2.7 V ≦ VCC < 3.0 V 15 ⎯ ns 0 ⎯ ns tCYC − 5 3 ⎯ ns ⎯ ns 3 tCYC / 2 + 6 ns A23 ∼ A00*4, D31 ∼ D16 ⎯ MCLK, WR0, WR1 WR0, WR1 遅延時間 tCHWL WR0, WR1 遅延時間 tCHWH WR0, WR1 最小パルス幅 tWLWH データセットアップ → WRx ↑ tDSWH WRx ↑ → データホールド時間 tWHDX RD 遅延時間 tCHRL RD 遅延時間 tCHRH RD ↓ → 有効データ入力時間 tRLDV データセットアップ → RD ↑時間 tDSRH RD ↑ → データホールド時間 tRHDX RD 最小パルス幅 tRLRH RD AS セットアップ tASLCH AS ホールド tCHASH MCLK, AS WR0, WR1 ⎯ WR0, WR1, D31 ∼ D16 MCLK, RD RD, D31 ∼ D16 単位 最大 A23 ∼ A00*4 WR0, WR1, A23 ∼ A00*4 RD, 規 格 値 最小 tCHCSH tASCH アドレスセットアップ CS0 ∼ CS3 条件 ⎯ ns 備 考 *1 *2 *1 MB91F356B/ F357B のみ * 1:自動ウェイト挿入や RDY 入力でバスを延ばしている場合には , (tCYC ×延ばしたサイクル数 ) の時間を本規格に 追加してください。 * 2:本規格はギア周期× 1 の場合の値です。ギア周期 1/2 ∼ 1/16 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ 1/2 ∼ 1/16 を代入して計算してください。 計算式: 3 / (2n) × tCYC − 15 * 3:AWRxL:Area Wait Register * 4:MB91F353A/353A/352A/351A には A23 ∼ A21 はありません。 (注意事項)tCYC ( サイクル時間 ) については ,「(2) クロック出力タイミング」を参照してください。 102 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ tCYC BA1 MCLK VOH VOH VOH tASLCH VOH tCHASH VOH AS VOL tCSLCH CS0 ∼ CS3 tCHCSH VOH VOL tASCH A23 ∼ A00 tCHAX VOH VOL VOH VOL tCHRH tCHRL tRLRH RD VOH VOL tASRL tRHAX tRHDX tRLDV tDSRH tAVDV D31 ∼ D16 VOH VOL tCHWL VOH VOL tCHWH tWLWH VOH WR0, WR1 tASWL VOL tDSWH D31 ∼ D16 DS07-16503-5 VOH VOL ライト tWHAX tWHDX VOH VOL 103 MB91350A シリーズ (5) マルチプレクスバスアクセス リード / ライト動作 (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 A15 ∼ A00 アドレス セットアップ時間 → SYSCLK ↑ tASCH SYSCLK ↑→ A15 ∼ A00 アドレス ホールド時間 tCHAX A15 ∼ A00 アドレス セットアップ時間 → AS ↑ tASASH AS ↑ → A15 ∼ A00 アドレス ホールド時間 tASHAX 端子名 規 格 値 条件 単位 最小 最大 3 ⎯ ns 3 tCYC / 2 + 6 ns 12 ⎯ ns tCYC − 3 tCYC + 3 ns SYSCLK, D31 ∼ D16 ⎯ SYSCLK, D31 ∼ D16 (注意事項)・本規格は , AWR:bit1 による CS → RD/WR Setup Delay 設定が “0” のときは , 保証されません。 ・本規格以外は , 通常バスインタフェース規格と同じです。 ・tCYC ( サイクル時間 ) については ,「(2) クロック出力タイミング」を参照してください。 tCYC BA1 SYSCLK VOH VOH VOH VOH VOH AS VOL tASASH tASCH D31 ∼ D16 104 VOH VOL tASHAX tCHAH VOH VOL DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (6) レディ入力タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 条件 RDY セットアップ時間→ SYSCLK tRDYS SYSCLK, RDY SYSCLK ↑→ RDY ホールド時間 tRDYH SYSCLK, RDY 規 格 値 単位 最小 最大 ⎯ 15 ⎯ ns ⎯ 0 ⎯ ns tCYC VOH SYSCLK VOL tRDYS RDY ( ウェイトを かけるとき ) RDY ( ウェイトを かけないとき ) DS07-16503-5 VOH VOL tRDYS tRDYH tRDYH VOH VOL VOH VOL VOH VOH VOL VOL 105 MB91350A シリーズ (7) ホールドタイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 BRQ セットアップ時間→ SYSCLK ↑ tBRQS SYSCLK ↑→ BRQ ホールド時間 tBRQH BGRNT 遅延時間 tCHBGL BGRNT 遅延時間 tCHBGH 端子フローティング→ BGRNT ↓時間 tXZBGL BGRNT ↑ → 端子有効時間 tBGHXV 端子名 規 格 値 条件 SYSCLK, BRQ 単位 最小 最大 15 ⎯ ns 0 ⎯ ns tCYC / 2 − 6 tCYC / 2 + 6 ns tCYC / 2 − 6 tCYC / 2 + 6 ns tCYC − 10 tCYC + 10 ns tCYC − 10 tCYC + 10 ns ⎯ SYSCLK, BGRNT BGRNT, ⎯ D31 ∼ D16, A23 ∼ A00, CS3 ∼ CS0* *:エリアセレクトレジスタ (ACR) の SREN ビットを “1” に設定した場合のみ対象となります。 (注意事項)・BRQ が取り込まれてから , BGRNT が変化するまで 1 サイクル以上あります。 ・tCYC ( サイクル時間 ) については ,「(2) クロック出力タイミング」を参照してください。 tCYC VOH SYSCLK VOH VOH VOH tBRQS tBRQH VOL BRQ VOH tCHBGL BGRNT VOH VOL tXZBGL D31 ∼ D16, A23 ∼ A00, CS3 ∼ CS0* tCHBGH tBGHXV ハイインピーダンス *:エリアセレクトレジスタ (ACR) の SREN ビットを “1” に設定した場合のみ対象となります。 106 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (8) UART, SIO タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 シリアルクロック サイクルタイム 記号 tSCYC 端子名 条件 SCK0 ∼ SCK3, SCK6, SCK7 規 格 値 最小 8 tCPP 最大 単位 MB91F353A/353A/352A/ 351A ⎯ MB91F355A/F356B/ F357B/355A/354A SCK0 ∼ SCK7 SCK0 ∼ SCK3, SCK6, SCK7, SCK ↓→ SO 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK3, SCK6, SCK7, 有効 SI → SCK ↑ tIVSH MB91F353A/353A/352A/ 351A SO0 ∼ SO3, SO6, SO7 SCK0 ∼ SCK7, SO0 ∼ SO7 − 80 + 80 MB91F355A/F356B/ F357B/355A/354A 内部シフト クロック モード SI0 ∼ SI3, SI6, SI7 MB91F353A/353A/352A/ 351A 100 SCK0 ∼ SCK7, SI0 ∼ SI7 MB91F355A/F356B/ F357B/355A/354A SCK0 ∼ SCK3, SCK6, SCK7, SCK ↑ → 有効 SI ホールド時間 tSHIX SI0 ∼ SI3, SI6, SI7 MB91F353A/353A/352A/ 351A 60 SCK0 ∼ SCK7, SI4, SI5 シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCK0 ∼ SCK3, SCK6, SCK7 ns SCK0 ∼ SCK3, SCK6, SCK7 MB91F353A/353A/352A/ 351A SCK0 ∼ SCK7 MB91F355A/F356B/ F357B/355A/354A SCK0 ∼ SCK3, SCK6, SCK7, SCK ↓→ SO 遅延時間 tSLOV SO0 ∼ SO3, SO6, SO7 外部シフト SCK0 ∼ SCK7, クロック SO0 ∼ SO7 モード ⎯ MB91F353A/353A/352A/ 351A 150 MB91F355A/F356B/ F357B/355A/354A SCK0 ∼ SCK3, SCK6, SCK7, 有効 SI → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK3, SCK6, SCK7, tSHIX MB91F353A/353A/352A/ 351A SI0 ∼ SI3, SI6, SI7 SCK0 ∼ SCK7, SI0 ∼ SI7 SCK ↑→ 有効 SI ホールド時間 MB91F353A/353A/352A/ 351A MB91F355A/F356B/ F357B/355A/354A 4 tCPP tSLSH MB91F355A/F356B/ F357B/355A/354A ⎯ SCK0 ∼ SCK7 シリアルクロック “L” パルス幅 備 考 60 ⎯ MB91F355A/F356B/ F357B/355A/354A MB91F353A/353A/352A/ 351A SI0 ∼ SI3, SI6, SI7 SCK0 ∼ SCK7, SI0 ∼ SI7 MB91F355A/F356B/ F357B/355A/354A (注意事項) ・上記規格は , CLK 同期モード時の場合です。 ・tCPP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。「(1) クロックタイミング規格」を参照してください。 DS07-16503-5 107 MB91350A シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC SCK0 ∼ SCK7 VOH VOL VOL tSLOV VOH VOL SO0 ∼ SO7 tIVSH tSHIX VOH VOL VOH VOL SI0 ∼ SI7 ・外部シフトクロックモード tSLSH SCK0 ∼ SCK7 tSHSL VOH VOL VOL VOL tSLOV SO0 ∼ SO7 VOH VOL tIVSH SI0 ∼ SI7 108 VOH VOL tSHIX VOH VOL DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (9) フリーランタイマクロック , PPG タイマ入力タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 規 格 値 条件 最小 最大 単位 備考 FRCK, tTIWH tTIWL 入力パルス幅 MB91F353A/353A/ 352A/351A TRG0 ∼ TRG4, AIN0, BIN0, ZIN0 ⎯ FRCK, TRG0 ∼ TRG5, AIN0, AIN1, BIN0, BIN1, ZIN0, ZIN1 2 tCPP ⎯ ns MB91F355A/ F356B/F357B/355A/ 354A (注意事項)tCPP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。「(1) クロックタイミング規格」を参照してください。 FRCK, TRGX, AINX, BINX, ZINX tTIWL tTIWH (10) トリガ系入力タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 A/D 起動トリガ入力時間 インプットキャプチャ 入力トリガ 記号 端子名 条件 tATGX ATG tINP IN0 ∼ IN3 規 格 値 単位 最小 最大 ⎯ 5 tCPP ⎯ ns ⎯ 5 tCPP ⎯ ns (注意事項)tCPP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。「(1) クロックタイミング規格」を参照してください。 tATGX, tINP ATG, IN0 ∼ IN3 DS07-16503-5 109 MB91350A シリーズ (11) DMA コントローラタイミング* 1 ・エッジ検出時 ( ブロック / ステップ転送モード , バースト転送モード ) (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 DREQ 入力パルス幅 DSTP 入力パルス幅 記 号 端子名 tDRWL DREQ 0 ∼ DREQ2 tDSWH DSTP 0 ∼ DSTP2 条件 ⎯ 規 格 値 最小 最大 単位 2 tCYC*2 ⎯ ns 2 ⎯ ns 2 tCYC* * 1:MB91F353A/353A/352A/351A には,本規格はありません。 * 2:fCPT > fCP の時は , tCYC が tCP となります。 ・レベル検出時 ( デマンド転送モード ) (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記 号 DREQ セットアップ時間 tDRS DREQ ホールド時間 tDRH DSTP セットアップ時間 tDSTPS DSTP ホールド時間 tDSTPH 110 端子名 条件 MCLK, DREQ 0 ∼ DREQ2 MCLK, DREQ 0 ∼ DREQ2 MCLK, DSTP 0 ∼ DSTP2 MCLK, DSTP 0 ∼ DSTP2 規 格 値 単位 最小 最大 15 ⎯ ns 0.0 ⎯ ns 15 ⎯ ns 0.0 ⎯ ns ⎯ DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ・動作モード共通 (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 AWRxL *: W02 = 0 tDALCH MCLK, DACK 遅延時間 tDADLCH DACK 0 ∼ DACK2 AWR0L: W02 = 0 tDELCH MCLK, tDEDLCH DEOP 0 ∼ DEOP2 tCHIRL tCHIRH tCHIWL AWRxL *: W02 = 1 ⎯ tCHDEH IORD 遅延時間 AWR0L: W02 = 1 ⎯ tCHDAH DEOP 遅延時間 条件 MCLK, IORD 規 格 値 単位 備 考 ⎯ ns CS タイミング ⎯ 6 ns FR30 互換 −3 ⎯ ns CS タイミング ⎯ 6 ns FR30 互換 ⎯ tCYC / 2 + 6 ns CS タイミング ⎯ 6 ns FR30 互換 3 ⎯ ns CS タイミング ⎯ 6 ns FR30 互換 −3 ⎯ ns CS タイミング ⎯ 6 ns FR30 互換 ⎯ tCYC / 2 + 6 ns CS タイミング ⎯ 6 ns FR30 互換 ⎯ 6 ns ⎯ 6 ns ⎯ 6 ns ⎯ 6 ns 最小 最大 3 tCHIWH MCLK, IOWR IORD 最小パルス幅 tIRLIRH IORD 12 ⎯ ns IOWR 最小パルス幅 tIWLIWH IOWR 12 ⎯ ns IOWR 遅延時間 ⎯ *:AWRxL:Area Wait Register (注意事項)tCYC ( サイクル時間 ) については , 「(2) クロック出力タイミング」を参照してください。 DS07-16503-5 111 MB91350A シリーズ tCYC VOH MCLK VOH VOL VOL VOL tDRWL tDRS tDRH VOH DREQ0 ∼ DREQ2 VOL tDSWH tDSTPS tDSTPH VOH DSTP0 ∼ DSTP2 VOL tCHIRL tCHIRH tIRLIRH VOH IORD VOL tCHIWL tCHIWH tIWLIWH VOH IOWR VOL RD, WRn VOL チップセレクト タイミング DACK0 ∼ DACK2 VOH tDALCH tDADLCH tCHDAH VOH VOL tDELCH tDEDLCH DEOP0 ∼ DEOP2 FR30 互換 タイミング tCHDEH VOH VOL tDALCH tDADLCH tCHDAH VOH DACK0 ∼ DACK2 VOL tDELCH tDEDLCH tCHDEH VOH DEOP0 ∼ DEOP2 112 VOL DS07-16503-5 MB91350A シリーズ (12) I2C タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 標準モード 条件 高速モード *4 単位 最小 最大 最小 最大 fSCL 0 100 0 400 kHz tHDSTA 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ µs SCL クロック “L” 幅 tLOW 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ µs SCL クロック “H” 幅 tHIGH 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ µs 反復スタート条件セットアップ時間 SCL ↑→ SDA ↓ tSUSTA 4.7 ⎯ 0.6 ⎯ µs データホールド時間 SCL ↓→ SDA ↓↑ tHDDAT 0 3.45*2 0 0.9*3 µs データセットアップ時間 SDA ↓↑→ SCL ↑ tSUDAT 250 ⎯ 100 ⎯ ns ストップ条件セットアップ時間 SCL ↑→ SDA ↑ tSUSTO 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ µs tBUS 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ µs SCL クロック周波数 反復スタート条件ホールド時間 SDA ↓→ SCL ↓ ストップ条件とスタート条件との間の バスフリー時間 R = 1.0 kΩ, C = 50 pF*1 * 1 : R と C は SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗と負荷容量です。 * 2 : 最大 tHDDAT は少なくともデバイスの SCL 信号の “L” 区間 (tLOW) を延長していないということを満たしていなければ なりません。 * 3 : 高速 I2C バスデバイスは標準モード I2C バスシステムとしても使用できますが , 要求される条件 tSUDAT ≥ 250 ns を満 足しなければなりません。 * 4 : 100 kHz を超えて使用する場合には , リソースクロックを 6 MHz 以上に設定してください。 SDA tHDSTA tSUDAT tLOW tBUS SCL tHIGH tHDSTA DS07-16503-5 tHDDAT tSUSTA tSUSTO 113 MB91350A シリーズ (13) 外部割込み入力タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VCC = 2.7 V ∼ 3.6 V (MB91F356B/F357B のみ ) , VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta = − 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 INT0 ∼ INT7 NMI 入力パルス幅 条件 単位 備考 最小 最大 3tCYCP ⎯ ns *1 MB91F353A/353A/352A/351A 1.0 ⎯ µs *2 MB91F353A/353A/352A/351A 3tCYCP ⎯ ns *1 MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A 1.0 ⎯ µs *2 MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A ⎯ tINTWH tINTWL INT0 ∼ INT15 NMI 標準モード ⎯ * 1 : tCYCP は周辺系クロックのサイクル時間です。ストップモード時は除く。 * 2 : ストップモード時 t INTWL INTx NMI 114 VILS t INTWH VILS VIHS VIHS DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 5. A/D 変換部電気的特性 ・MB91F353A/353A/352A/351A (VCC = AVCC = 3.0 ∼ 3.6 V, AVRH = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 記 号 項 目 端子名 規 格 値 最小 標準 ⎯ 分解能 *1 総合誤差 非直線性誤差 ⎯ *1 ⎯ *1 微分直線性誤差 ゼロトランジション電圧* 1 フルトランジション電圧 アナログ電源電流 ( アナログ+デジタル ) 基準電源電流 ( AVRH と AVRL の間 ) アナログ入力容量 チャネル間バラツキ IA IAH IR + 5.0 + 3.5 + 2.5 LSB AVCC = 3.3 V, AVRH = 3.3 V 時 AVRL − 2.0 AVRL + 1.0 AVRL + 6.0 AVRH − 5.5 AVRH − 1.5 AVRH + 3.0 µs 7 ⎯ mA ⎯ 5 470 ⎯ ⎯ 10 AN7 ∼ AN0 40 ⎯ pF AN7 ∼ AN0 ⎯ 4 LSB 1.48 * 2 AVCC AVRH 備 考 bit 300 IRH ⎯ ⎯ 単位 ⎯ ⎯ 変換時間 − 3.5 10 − 2.5 AN7 ∼ AN0 *1 − 5.0 最大 ⎯ ストップ時 µA AVRH = 3.0 V, AVRL = 0.0 V 時 ストップ時 * 1: CPU スリープ状態で測定 * 2: 周辺系クロック 25.0 MHz の場合は , 変換時間設定レジスタ (ADCT) に , 5334H 以上の値を設定してください。 各ビットへの設定は以下のとおりです。 ・サンプリング期間の設定 : SAMP3 ∼ SAMP0 ビット= 5H 以上 ・変換期間 a の設定 : CV03 ∼ CV00 ビット= 3H 以上 ・変換期間 b の設定 : CV13 ∼ CV10 ビット= 3H 以上 ・変換期間 c の設定 : CV23 ∼ CV20 ビット= 4H DS07-16503-5 115 MB91350A シリーズ ・MB91F355A/F356B/F357B/355A/354A/V350A (VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V, AVRH = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 規 格 値 最小 標準 ⎯ 分解能 *1 総合誤差 ⎯ *1 非直線性誤差 ⎯ *1 微分直線性誤差 ゼロトランジション電圧* 1 フルトランジション電圧 基準電源電流 ( AVRH と AVRL の間 ) アナログ入力容量 チャネル間バラツキ − 3.5 ⎯ − 2.5 単位 10 bit + 5.0 LSB + 3.5 LSB + 2.5 AN11 ∼ AN0 AVRL − 2.0 AVRL + 1.0 AVRL + 6.0 備 考 LSB AVCC = 3.3 V, AVRH = 3.3 V 時 LSB AN11 ∼ AN0 AVRH − 5.5 AVRH − 1.5 AVRH + 3.0 LSB *1 ⎯ 300 µs 8 ⎯ mA ⎯ 5 µA ストップ時 470 ⎯ µA AVRH = 3.0 V, AVRL = 0.0 V 時 ⎯ 10 µA ストップ時 AN11 ∼ AN0 40 ⎯ pF AN11 ∼ AN0 ⎯ 4 LSB ⎯ 変換時間 アナログ電源電流 ( アナログ+デジタル ) − 5.0 最大 IA IAH IR AVCC AVRH IRH ⎯ 1.48 * 2 ⎯ * 1:CPU スリープ状態で測定 * 2:周辺系クロック 25.0 MHz の場合は , 変換時間設定レジスタ (ADCT) に , 5334H 以上の値を設定してください。 各ビットへの設定は以下のとおりです。 ・サンプリング期間の設定 : SAMP3 ∼ SAMP0 = 5H 以上 ・変換期間 a の設定 : CV03 ∼ CV00 = 3H 以上 ・変換期間 b の設定 : CV13 ∼ CV10 = 3H 以上 ・変換期間 c の設定 : CV23 ∼ CV20 = 4H 以上 116 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について ・ サンプルホールド付きA/Dコンバータです。外部インピーダンスが高くサンプリング時間を十分に確保できない場合に は,内部サンプルホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず, A/D 変換精度に影響を及ぼします。した がって,A/D変換精度規格を満足するために,外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係から,サンプリング時 間を最小値より長くなるようにレジスタ値, 動作周波数を調整するか, 外部インピーダンスを下げて使用してくださ い。また,サンプリング時間を十分に確保できない場合は,アナログ入力端子に0.1 µF程度のコンデンサを接続してくだ さい。 ・アナログ入力回路模型図 R コンパレータ アナログ入力 C サンプリング時 ON R 0.18 kΩ ( 最大 ) 0.18 kΩ ( 最大 ) MB91355A/354A/353A/352A/351A MB91F355A/F353A/F356B/F357B C 63.0 pF ( 最大 ) 39.0 pF ( 最大 ) ( 注意事項 ) 数値は参考値です。 ・外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係 ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ の場合 ) MB91F355A/F356B/F357B/F353A 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 MB91355A/ 354A/353A/ 352A/351A 0 5 10 15 20 25 30 35 MB91F355A/F356B/F357B/F353A 20 外部インピーダンス [kΩ] 外部インピーダンス [kΩ] ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ の場合 ) 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 MB91355A/ 354A/353A/ 352A/351A 0 最小サンプリング時間 [µs] 1 2 3 4 5 6 7 8 最小サンプリング時間 [µs] ・誤差について | AVRH − AVSS | が小さくなるに従って,相対的な誤差は大きくなります。 DS07-16503-5 117 MB91350A シリーズ ・A/D コンバータの用語の定義 ・分解能 A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化 ・直線性誤差 ゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ←→ “00 0000 0001”) とフルスケールトランジション点 (“11 1111 1110” ←→ “11 1111 1111”) とを結んだ直線と実際の変換特性との偏差 ・微分直線性誤差 出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 直線性誤差 3FFH 微分直線性誤差 実際の変換特性 実際の変換特性 3FEH (N + 1)H デジタル出力 3FDH VFST ( 実測値 ) 004H VNT ( 実測値 ) 003H デジタル出力 {1 LSB' (N − 1) + VOT} 理想特性 NH V(N+1)T ( 実測値 ) (N − 1)H 実際の変換特性 002H 理想特性 VNT ( 実測値 ) (N − 2)H 001H VOT ( 実測値 ) 実際の変換特性 AVSS AVRH AVSS アナログ入力 デジタル出力 N の直線性誤差= VNT − {1 LSB’ × (N − 1) + VOT} 1 LSB’ デジタル出力 N の微分直線性誤差= V (N + 1) T − VNT 1 LSB’ 1 LSB = N VFST − VOT 1022 AVRH アナログ入力 [LSB] − 1 [LSB] [V] :A/D コンバータデジタル出力値 VOT :デジタル出力が (000) H から (001) H に遷移する電圧 VFST :デジタル出力が (3FE) H から (3FF) H に遷移する電圧 VNT :デジタル出力が (N − 1) H から NH に遷移する電圧 118 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ・総合誤差 実際の値と理想値との差を言い , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線性誤差を含む誤差。 総合誤差 3FFH 1.5 LSB' 3FEH 実際の変換特性 デジタル出力 3FDH {1 LSB' (N − 1) + 0.5 LSB'} 004H VNT ( 実測値 ) 実際の変換特性 003H 002H 理想特性 001H 0.5 LSB' AVSS AVRH アナログ入力 1 LSB’ ( 理想値 ) = AVRH − AVSS 1024 デジタル出力 N の総合誤差= [V] VNT − {1 LSB’ × (N − 1) + 0.5 LSB’} 1 LSB’ N :A/D コンバータデジタル出力値 VNT :デジタル出力が (N + 1) H から NH に遷移する電圧 VOT ’ ( 理想値 ) = AVSS + 0.5 LSB’ [V] VFST ’ ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB’ [V] DS07-16503-5 119 MB91350A シリーズ 6. D/A 変換部電気的特性 (VCC = DAVC = 3.0 V ∼ 3.6 V, VSS = DAVS = AVSS = 0 V, Ta =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子名 最小 標準 ⎯ 分解能 非直線性誤差 − 2.0 ⎯ 微分直線性誤差 変換速度 規 格 値 ⎯ 8 ⎯ − 1.0 ⎯ 最大 + 2.0 単位 bit LSB + 1.0 0.6 µs 2.9 3.8 kΩ 40 ⎯ ⎯ 460 * 0.1 ⎯ DA0, DA1 出力 インピーダンス DA0 ∼ DA2 IADA IADAH DAVC 負荷容量 (CL) = 20 pF 時 負荷容量 (CL) = 100 pF 時 MB91F353A/353A/352A/351A 2.0 ⎯ アナログ電流 出力無負荷時 出力無負荷時 ⎯ 3.0 備 考 ⎯ MB91F355A/F356B/F357B/ 355A/354A 10 µs 変換 , 出力無負荷時 µA 入力デジタルコード 7AH また は 85H 固定時 パワーダウン時 *:本 D/A コンバータは入力デジタルコードごとに消費電流が異なります。 本規格値は , 消費電流が最大となるデジタルコードを入力した際の消費電流です。 120 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ■ Flash メモリ書込み / 消去特性 項目 条件 単位 備考 15 s 内部での消去前書込み時間 は除く。 8 ⎯ s 内部での消去前書込み時間 は除く。 ⎯ 16 3600 µs システムレベルのオーバ ヘッド時間は除く。 ⎯ 10000 ⎯ ⎯ cycle 平均 Ta =+ 85 °C 20 ⎯ ⎯ year セクタ消去時間 チップ消去時間 Ta =+ 25 °C VCC = 3.3 V ハーフワード (16 ビット幅 ) 書込み時間 消去 / 書込みサイクル フラッシュメモリ データ保持期間 規格値 最小 標準 最大 ⎯ 1 ⎯ * * : テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウス式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度+ 85 °C へ換算 しています )。 DS07-16503-5 121 MB91350A シリーズ ■ 特性例 ・MB91F353A “H” レベル出力電圧 “L” レベル出力電圧 VOH − VCC 特性 Ta =+ 25 °C VOL1 − VCC 特性 Ta =+ 25 °C 500 V OL1 [mV] V OH [V] 4 3 2 1 0 2.7 3 3.3 3.6 400 300 200 100 0 2.7 3.9 3 3.3 “L” レベル出力電圧 (N-ch オープンドレイン ) 入力リーク電流 VOL2 − VCC 特性 Ta =+ 25 °C ILI − VCC 特性 Ta =+ 25 °C 400 I LI [ µA] V OL2 [mV] 500 300 200 100 0 2.7 3 3.3 3.6 3.9 3.6 3.9 V CC [V] V CC [V] 3.6 3.9 6 4 2 0 −2 −4 −6 2.7 3 3.3 V CC [V] V CC [V] プルアップ抵抗 RUP − VCC 特性 Ta =+ 25 °C R UP [k Ω] 200 160 120 80 40 0 2.7 3 3.3 3.6 3.9 V CC [V] (続く) 122 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ 電源電流 ICC − VCC 特性 Ta =+ 25 °C, fCP = 50 MHz, fCPP = 25 MHz ICC − fC 特性 Ta =+ 25 °C, VCC = 3.3 V, fCP = 4 × fc (4 逓倍 ) 300 250 200 150 100 50 0 2.7 300 250 200 150 100 50 0 I CC [mA] I CC [mA] 電源電流 3 3.3 3.6 1 3.9 10 100 f C [MHz] V CC [V] 電源電流スリープ時 ICCS − VCC 特性 Ta =+ 25 °C, fCP = 50 MHz, fCPP = 25 MHz ICCS − fC 特性 Ta =+ 25 °C, VCC = 3.3 V, fCP = 4 × fc (4 逓倍 ) I CCS [mA] 300 250 200 150 100 50 0 2.7 I CCS [mA] 電源電流スリープ時 3 3.3 3.6 300 250 200 150 100 50 0 3.9 1 10 電源電流ストップ時 サブ RUN 電源電流 ICCH − VCC 特性 Ta =+ 25 °C ICCL − VCC 特性 Ta =+ 25 °C, fCP = 32 kHz, fCPP = 25 MHz 500 400 I CCL [ µA] I CCH [ µA] 100 80 60 40 20 0 −20 2.7 100 f C [MHz] V CC [V] 3 3.3 3.6 300 200 100 0 2.7 3.9 3 V CC [V] 3.3 3.6 3.9 V CC [V] サブスリープ電源電流 時計モード電源電流 ICCLS − VCC 特性 Ta =+ 25 °C, fCP = 32 kHz, fCPP = fCPT = 32 kHz ICCT − VCC 特性 Ta =+ 25 °C, fCP = 32 kHz, fCPP = fCPT = 32 kHz 400 300 200 100 0 2.7 100 80 60 40 20 0 −20 2.7 I CCT [ µA] I CCLS [ µA] 500 3 3.3 V CC [V] 3.6 3.9 3 3.3 3.6 3.9 V CC [V] (続く) DS07-16503-5 123 MB91350A シリーズ (続き) A/D 変換部電源電流 A/D 変換部基準電源電流 IA − VCC 特性 Ta =+ 25 °C IR − VCC 特性 Ta =+ 25 °C 800 I R [ µA] 1000 8 I A [mA] 10 6 4 2 600 400 200 0 2.7 3 3.3 3.6 0 2.7 3.9 3 V CC [V] 3.9 A/D 変換部基準電源電流ストップ時 IAH − VCC 特性 Ta =+ 25 °C IRH − VCC 特性 Ta =+ 25 °C 20 I RH [ µA] I AH [ µA] 3.6 A/D 変換部電源電流ストップ時 20 10 0 −10 2.7 3 3.3 3.6 10 0 −10 2.7 3.9 3 3.3 3.6 3.9 V CC [V] V CC [V] D/A 変換部電源電流< 1 チャネルあたり> D/A 変換部電源電流パワーダウン時 IADA − VCC 特性 Ta =+ 25 °C IADAH − VCC 特性 Ta =+ 25 °C 20 400 I ADAH [ µA] I ADA [ µA] 500 300 200 100 0 2.7 3 3.3 V CC [V] 124 3.3 V CC [V] 3.6 3.9 10 0 −10 2.7 3 3.3 3.6 3.9 V CC [V] DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ・MB91355A “H” レベル出力電圧 “L” レベル出力電圧 VOH - VCC 特性 VOL1 - VCC 特性 Ta = +25°C 3 2 1 3.0 3.3 3.6 400 300 200 100 0 2.7 0 2.7 Ta = +25°C 500 VOL1 [mV] VOH [V] 4 3.9 3.0 VCC [V] “L” レベル出力電圧 (N-ch オープンドレイン ) 入力リーク電流 VOL2 - VCC 特性 ILI - VCC 特性 Ta = +25°C 500 400 ILI [µA] VOL2 [mV] 3.3 300 200 100 0 2.7 3.0 3.3 3.6 3.9 VCC [V] 3.6 3.9 VCC [V] 6 4 2 0 −2 −4 −6 2.7 Ta = +25°C 3.0 3.3 3.6 3.9 VCC [V] プルアップ抵抗 RUP - VCC 特性 Ta = +25°C RUP [kΩ] 200 160 120 80 40 0 2.7 3.0 3.3 3.6 3.9 VCC [V] (続く) DS07-16503-5 125 電源電流 電源電流 ICC - VCC 特性 ICC - fC 特性 Ta = +25 °C, fCP = 50 MHz, fCPP = fCPT = 25 MHz 300 250 200 150 100 50 0 2.7 ICC [mA] ICC [mA] MB91350A シリーズ Ta = +25 °C, VCC = 3.3 V, fCP = 4 × fC (4 逓倍) 300 250 200 150 100 50 0 3.0 3.3 3.6 1 3.9 10 電源電流スリープ時 電源電流スリープ時 ICCS - VCC 特性 ICCS - fC 特性 Ta = +25 °C, fCP = 50 MHz, fCPP = fCPT = 25 MHz 50 0 2.7 ICCS [mA] ICCS [mA] VCC [V] 300 250 200 150 100 300 250 200 150 100 Ta = +25 °C, VCC = 3.3 V, fCP = 4 × fC (4 逓倍) 50 0 3.0 3.3 3.6 1 3.9 10 サブ RUN 電源電流 ICCH - VCC 特性 ICCL - VCC 特性 Ta = +25 °C Ta = +25 °C, fCP = 32 kHz, fCPP = fCPT = 32 kHz 500 400 ICCL [µA] ICCH [µA] 電源電流ストップ時 100 80 60 40 100 fC [MHz] VCC [V] 20 0 −20 2.7 100 fC [MHz] 3.0 3.3 VCC [V] 3.6 3.9 300 200 100 0 2.7 3.0 3.3 3.6 3.9 VCC [V] (続く) 126 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ サブスリープ電源電流 時計モード電源電流 ICCLS - VCC 特性 ICCT - VCC 特性 Ta = +25 °C, fCP = 32 kHz, fCPP = fCPT = 32 kHz 400 ICCT [µA] ICCLS [µA] 500 300 200 100 0 2.7 3.0 3.3 3.6 3.9 100 80 60 40 20 0 −20 2.7 Ta = +25 °C, fCP = 32 kHz, fCPP = fCPT = 32 kHz 3.0 VCC [V] A/D 変換部基準電源電圧 IA - VCC 特性 IR - VCC 特性 Ta = +25 °C 800 6 600 IR [µA] IA [mA] 8 4 2 3.0 3.3 3.6 400 200 0 2.7 3.9 3.0 3.3 3.6 A/D 変換部基準電源電流ストップ時 IAH - VCC 特性 IRH - VCC 特性 Ta = +25 °C 0 Ta = +25 °C 20 IRH [µA] 10 10 0 −10 −10 2.7 3.9 VCC [V] A/D 変換部電源電流ストップ時 20 3.9 Ta = +25 °C 1000 VCC [V] IAH [µA] 3.6 A/D 変換部電源電流 10 0 2.7 3.3 VCC [V] 3.0 3.3 VCC [V] 3.6 3.9 2.7 3.0 3.3 3.6 3.9 VCC [V] (続く) DS07-16503-5 127 MB91350A シリーズ (続き) D/A 変換部電源電流< 1 チャネルあたり> D/A 変換部電源電流パワーダウン時 IADA - VCC 特性 IADAH - VCC 特性 Ta = +25 °C 500 Ta = +25 °C 20 IADAH [µA] IADA [µA] 400 300 200 100 0 −10 0 2.7 3.0 3.3 VCC [V] 128 10 3.6 3.9 2.7 3.0 3.3 3.6 3.9 VCC [V] DS07-16503-5 MB91350A シリーズ “H” レベル出力電圧 “L” レベル出力電圧 VOH − VCC 特性 Ta =+ 25 °C VOL1 − VCC 特性 Ta =+ 25 °C 4 500 3 400 V OL1 [mV] V OH [V] ・MB91353A/352A/351A 2 1 0 2.7 3 3.3 3.6 300 200 100 0 2.7 3.9 3 V CC [V] 3.3 “L” レベル出力電圧 (N-ch オープンドレイン ) 入力リーク電流 VOL2 − VCC 特性 Ta =+ 25 °C ILI − VCC 特性 Ta =+ 25 °C 400 I LI [ µA] V OL2 [mV] 500 300 200 100 0 2.7 3 3.3 3.6 3.9 3.6 3.9 V CC [V] 3.6 3.9 6 4 2 0 −2 −4 −6 2.7 3 3.3 V CC [V] V CC [V] プルアップ抵抗 RUP − VCC 特性 Ta =+ 25 °C R UP [k Ω] 200 160 120 80 40 0 2.7 3 3.3 3.6 3.9 V CC [V] (続く) DS07-16503-5 129 MB91350A シリーズ ICC − VCC 特性 Ta =+ 25 °C, fCP = 50 MHz, fCPP = 25 MHz ICC − fC 特性 Ta =+ 25 °C, VCC = 3.3 V, fCP = 4 × fc (4 逓倍 ) 300 250 200 150 100 50 0 2.7 I CC [mA] 電源電流 I CC [mA] 電源電流 3 3.3 3.6 300 250 200 150 100 50 0 3.9 1 10 V CC [V] 100 f C [MHz] ICCS − VCC 特性 Ta =+ 25 °C, fCP = 50 MHz, fCPP = 25 MHz ICCS − fC 特性 Ta =+ 25 °C, VCC = 3.3 V, fCP = 4 × fc (4 逓倍 ) 300 250 200 150 100 50 0 2.7 I CCS [mA] 電源電流スリープ時 I CCS [mA] 電源電流スリープ時 3 3.3 3.6 300 250 200 150 100 50 0 1 3.9 10 電源電流ストップ時 サブ RUN 電源電流 ICCH − VCC 特性 Ta =+ 25 °C ICCL − VCC 特性 Ta =+ 25 °C, fCP = 32 kHz, fCPP = 25 MHz 500 I CCL [ µA] I CCH [µA] 100 80 60 40 20 0 −20 2.7 100 f C [MHz] V CC [V] 3 3.3 3.6 400 300 200 100 0 2.7 3.9 3 3.3 3.6 3.9 V CC [V] V CC [V] サブスリープ電源電流 時計モード電源電流 ICCLS − VCC 特性 Ta =+ 25 °C, fCP = 32 kHz, fCPP = fCPT = 32 kHz ICCT − VCC 特性 Ta =+ 25 °C, fCP = 32 kHz, fCPP = fCPT = 32 kHz 400 300 200 100 0 2.7 100 80 60 40 20 0 −20 2.7 I CCT [ µA] I CCLS [ µA] 500 3 3.3 V CC [V] 3.6 3.9 3 3.3 3.6 3.9 V CC [V] (続く) 130 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ A/D 変換部電源電流 A/D 変換部基準電源電流 IA − VCC 特性 Ta =+ 25 °C IR − VCC 特性 Ta =+ 25 °C 10 1000 8 800 I R [ µA] I A [mA] (続き) 6 4 2 600 400 200 0 2.7 3 3.3 3.6 0 2.7 3.9 3 3.6 A/D 変換部電源電流ストップ時 A/D 変換部基準電源電流ストップ時 IAH − VCC 特性 Ta =+ 25 °C IRH − VCC 特性 Ta =+ 25 °C I RH [ µA] 10 0 −10 2.7 3 3.3 3.6 10 0 −10 2.7 3.9 3 3.3 3.6 D/A 変換部電源電流< 1 チャネルあたり> D/A 変換部電源電流パワーダウン時 IADA − VCC 特性 Ta =+ 25 °C IADAH − VCC 特性 Ta =+ 25 °C 20 400 I ADAH [ µA] I ADA [ µA] 500 300 200 100 3 3.3 V CC [V] DS07-16503-5 3.9 V CC [V] V CC [V] 0 2.7 3.9 20 20 I AH [ µA] 3.3 V CC [V] V CC [V] 3.6 3.9 10 0 −10 2.7 3 3.3 3.6 3.9 V CC [V] 131 MB91350A シリーズ ■ オーダ型格 型格 パッケージ 備考 MB91F355APMT-002 プラスチック・LQFP, 176 ピン (FPT-176P-M02) 鉛フリーパッケージ MB91F356BPMT プラスチック・LQFP, 176 ピン (FPT-176P-M02) 鉛フリーパッケージ MB91F357BPMT プラスチック・LQFP, 176 ピン (FPT-176P-M02) 鉛フリーパッケージ MB91355APMT プラスチック・LQFP, 176 ピン (FPT-176P-M02) 鉛フリーパッケージ MB91354APMT プラスチック・LQFP, 176 ピン (FPT-176P-M02) 鉛フリーパッケージ MB91F353APMT プラスチック・LQFP, 120 ピン (FPT-120P-M21) 鉛フリーパッケージ MB91351APMT プラスチック・LQFP, 120 ピン (FPT-120P-M21) 鉛フリーパッケージ MB91352APMT プラスチック・LQFP, 120 ピン (FPT-120P-M21) 鉛フリーパッケージ MB91353APMT プラスチック・LQFP, 120 ピン (FPT-120P-M21) 鉛フリーパッケージ 132 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 120 ピン (FPT-120P-M21) リードピッチ 0.50mm パッケージ幅× パッケージ長さ 16.0 × 16.0mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70mm MAX 質量 0.88g コード(参考) P-LFQFP120-16×16-0.50 プラスチック・LQFP, 120 ピン (FPT-120P-M21) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含む。 レジン残りは、片側 +0.25(.010)MAX。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 18.00±0.20(.709±.008)SQ +0.40 * 16.00 –0.10 .630 +.016 –.004 SQ 90 61 60 91 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 +.008 (Mounting height) .059 –.004 INDEX 0~8˚ 120 LEAD No. "A" 31 1 30 0.50(.020) 0.22±0.05 (.009±.002) 0.08(.003) M ©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F120033S-c-4-6 C 2002 FUJITSU LIMITED F120033S-c-4-4 0.145 .006 +0.05 –0.03 +.002 –.001 0.60±0.15 (.024±.006) 0.10±0.05 (.004±.002) (Stand off) 0.25(.010) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) DS07-16503-5 133 MB91350A シリーズ (続き) プラスチック・LQFP, 176 ピン (FPT-176P-M02) プラスチック・LQFP, 176 ピン (FPT-176P-M02) リードピッチ 0.50mm パッケージ幅× パッケージ長さ 24.0 × 24.0mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70mm MAX 質量 1.86g コード(参考) P-LFQFP176-24×24-0.50 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。レジン残りは片側 +0.25(.010)MAX 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 26.00±0.20(1.024±.008)SQ * 24.00±0.10(.945±.004)SQ 0.145±0.055 (.006±.002) 132 89 133 88 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 +.008 .059 –.004 0˚~8˚ (Mounting height) 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) INDEX 176 45 "A" LEAD No. 1 44 0.50(.020) C 0.22±0.05 (.009±.002) 0.08(.003) 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.25(.010) M 2003 FUJITSU LIMITED F176006S-c-4-6 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ 134 DS07-16503-5 MB91350A シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 変更箇所 96 ■ 電気的特性 4. 交流規格 4. 交流規格 (1) クロックタイミング規格 内部動作クロック周波数の規格値 ( 最小 ) を変更 2.94 → 3.13 内部動作クロックサイクルタイムの規格値 ( 最大 ) を変更 340 → 320 114 ■ 電気的特性 4. 交流規格 (13) 外部割込み入力タイミング (13) 外部割込み入力タイミングを追加 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 DS07-16503-5 135 MB91350A シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 ビジネス推進部