本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07–16803–3 32 ビット・マイクロコントローラ CMOS FR60Lite MB91245/S シリーズ MB91247/247S/248/248S/F248/F248S/F249/F249S MB91V245A ■ 概 要 MB91245/S シリーズは民生機器などの高速リアルタイム処理が要求される組込み制御用途向けに設計された , 汎用の富士 通マイクロエレクトロニクス 32 ビット RISC マイクロコントローラです。 CPU には , FR *ファミリと互換の FR60Lite を 使用しています。 本シリーズは LCD コントローラ , ステッピングモータコントローラを内蔵しています。 *:FR は , FUJITSU RISC controller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の製品です。 ■ 特 長 ● FR60Lite CPU ・ 32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ, パイプライン 5 段 ・ 最大動作周波数:32 MHz ( 原発振 /4 MHz, 原発振 8 逓倍 (PLL クロック逓倍方式 ) ) ・ 16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ) ・ 命令実行速度:1 命令 /1 サイクル ・ メモリ−メモリ間転送 , ビット処理 , バレルシフトなどの命令:組込み用途に適した命令 ・ 関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令:C 言語対応命令 ・ レジスタのインターロック機能:アセンブラ記述の容易化 ・ 乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート 符号付き 32 ビット乗算:5 サイクル 符号付き 16 ビット乗算:3 サイクル ・ 割込み (PC/PS 退避 ):6 サイクル (16 プライオリティレベル ) ・ ハーバードアーキテクチャにより , プログラムアクセスとデータアクセスを同時に実行可能 ・ FR ファミリとの命令互換 (続く) 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2006-2009 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2009.3 MB91245/S シリーズ (続き) ●内蔵周辺機能 ・ 内蔵 ROM 容量と ROM タイプ マスク ROM :256 K バイト (MB91248/S) /128 K バイト (MB91247/S) フラッシュメモリ :256 K バイト (MB91F248/S) /512 K バイト (MB91F249/S) ・ 内蔵 RAM 容量:16 K バイト (MB91248/S, MB91F248/S) /8 K バイト (MB91247/S) /24 K バイト (MB91F249/S) / 32 K バイト (MB91V245A) ・ 汎用ポート:最大 120 本 ( 内 4 本入力専用 ) ・ 8/10 ビット A/D コンバータ ( 逐次比較型 ) 8/10 ビット分解能:32 チャネル 変換時間:3 μs (16/32 MHz) 上記の変換時間を達成するために以下のように PLL の逓倍率および周辺回路クロックの分周比を設定してください。 32 MHz:原振 (4 MHz) の 8 逓倍の 1 分周 16 MHz:原振の 8 逓倍の 2 分周 ・ 外部割込み:8 チャネル ・ ビットサーチモジュール (REALOS 使用 ) 1 ワード中の MSB ( 上位ビット ) から最初の “1” → “0” 変化ビット位置をサーチする機能 ・ UART ( 全二重ダブルバッファ方式 ):1 チャネル パリティあり / なし選択可能 非同期 ( 調歩同期 ) / クロック同期通信の選択可能 専用ボーレートタイマ (U-Timer) をチャネルごとに内蔵 外部クロックを転送クロックとして使用可能 パリティ, フレーム , オーバランエラー検出機能あり ・ LIN-UART ( 全二重ダブルバッファ方式 ):3 チャネル クロック同期 / 非同期の選択可能 Sync-break 検出 専用ボーレートジェネレータ内蔵 ・ ステッピングモータコントローラ (SMC):6 チャネル 8 ビット PWM 各チャネル大電流出力 4 本 ・ 8 / 16 ビット PPG タイマ:8 / 4 チャネル ・ 16 ビットリロードタイマ:3 チャネル ・ 16 ビットフリーランタイマ:2 チャネル (ICU/OCU 連動 ) ・ 16 ビットパルス幅カウンタ:1 チャネル ・ インプットキャプチャ:4 チャネル ( フリーランタイマ ch.0, ch.1 と連動 ) ch.0 は PWC と連動 ・ アウトプットコンペア:2 チャネル ( フリーランタイマ ch.0 と連動 ) ・ LCD コントローラ:SEG00 ∼ SEG31/COM0 ∼ COM3 ( ポートと兼用 ) ・ 16 ビットタイムベース / ウォッチドッグタイマ ・ サウンドジェネレータ ・ リアルタイムクロック ・ 32 kHz サブクロック ( クロック 1 系統品では , サブクロックはサポートしません ) ・ C-CAN 2 チャネル ・ 低消費電力モード:スリープ / ストップ / 時計モード機能 ・ パッケージ:LQFP-144 (FPT-144P-M08) ・ CMOS テクノロジ:0.35 μm ・ 電源:5 V 電源 ( 降圧回路により内部ロジック 3.3 V, I/O 5.0 V) 2 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ■ 品種構成 MB91245/S シリーズの品種構成表を下表に示します。掲載されていない内蔵周辺機能は共通です。 ROM/Flash 容量 RAM 容量 MB91V245A MB91247/S MB91248/S 外付け SRAM 128 K バイト 256 K バイト 256 K バイト 512 K バイト 32 K バイト 8 K バイト 16 K バイト 16 K バイト 24 K バイト 外部割込み 8 チャネル DMA コントローラ 5 チャネル 8 / 10 ビット A/D コンバータ 32 チャネル UART 1 チャネル LIN-UART 3 チャネル ステッピングモータ コントローラ 6 チャネル 8 / 16 ビット PPG タイマ 8 チャネル / 4 チャネル 16 ビットリロードタイマ 3 チャネル 16 ビットフリーランタイマ 2 チャネル 16 ビット PWC 1 チャネル インプットキャプチャ 4 チャネル アウトプットコンペア 2 チャネル 4 COM, 32 SEG LCD コントローラ サウンドジェネレータ 1 チャネル リアルタイムクロック あり 32 kHz サブクロック あり On Chip Debug Support Unit C-CAN DS07–16803–3 あり / なし (S 版 ) Addr 16 ビット Data 16 ビット 外部バス その他 MB91F248/S MB91F249/S 評価用品 DSU4 マスク ROM 品 フラッシュメモリ品 ⎯ 2 チャネル 32 メッセージバッファ 3 MB91245/S シリーズ ■ 端子配列図 144 143 142 141 140 139 138 137 136 135 134 133 132 131 130 129 128 127 126 125 124 123 122 121 120 119 118 117 116 115 114 113 112 111 110 109 P23/SEG03/A03 P22/SEG02/A02 P21/SEG01/A01 P20/SEG00/A00 PD7/COM3/PPG7 PD6/COM2/PPG5 PD5/COM1/PPG3 PD4/COM0/PPG1 PD3/IN3 PD2/TIN2/IN2 PD1/TIN1/IN1 PD0/TIN0/IN0/PWC0 PG3/TOT2/PPG6 PG2/TOT1/PPG4 PG1/TOT0/PPG2 X0 X1 VSS VCC PG0/PPG0 P47/SGO/SYSCLK P46/SGA/AS P57/OUT1/RDY P56/OUT0/WR1 P55/SCK5/WR0 P54/SOT5/RD P53/SIN5/CK1/CS3 P52/SCK4/CS2 P51/SOT4/CS1 P50/SIN4/CK0/CS0 P45/SCK3 P44/SOT3 P43/SIN3 P42/SCK0 P41/SOT0 P40/SIN0 (TOP VIEW) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 LQFP-144 108 107 106 105 104 103 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 82 81 80 79 78 77 76 75 74 73 INIT MOD0 MOD1 MOD2 DVSS DVCC PE7/PWM2M5 PE6/PWM2P5 PE5/PWM1M5 PE4/PWM1P5 PE3/PWM2M4 PE2/PWM2P4 PE1/PWM1M4 PE0/PWM1P4 PA3/PWM2M3 PA2/PWM2P3 PA1/PWM1M3 PA0/PWM1P3 DVSS DVCC PF7/AN15 PF6/AN14 PF5/AN13 PF4/AN12 PF3/AN11 PF2/AN10 PF1/AN9 PF0/AN8 P67/AN7 P66/AN6 P65/AN5 P64/AN4 P63/AN3 P62/AN2 P61/AN1 P60/AN0 P73/TX1 DVCC DVSS PB0/PWM1P0 PB1/PWM1M0 PB2/PWM2P0 PB3/PWM2M0 PB4/PWM1P1 PB5/PWM1M1 PB6/PWM2P1 PB7/PWM2M1 PC0/PWM1P2 PC1/PWM1M2 PC2/PWM2P2 PC3/PWM2M2 DVCC DVSS P97/AN31 P96/AN30 P95/AN29 P94/AN28 P93/AN27 P92/AN26 P91/AN25 P90/AN24 P87/AN23 P86/AN22 P85/AN21 P84/AN20 P83/AN19 P82/AN18 P81/AN17 P80/AN16 AVCC AVRH AVSS/AVRL 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 A04/SEG04/P24 A05/SEG05/P25 A06/SEG06/P26 A07/SEG07/P27 A08/SEG08/P30 A09/SEG09/P31 A10/SEG10/P32 A11/SEG11/P33 A12/SEG12/P34 A13/SEG13/P35 A14/SEG14/P36 A15/SEG15/P37 D08/SEG16/P10 D09/SEG17/P11 D10/SEG18/P12 X0A X1A VCC VSS VCC3C D11/SEG19/P13 D12/SEG20/P14 D13/SEG21/P15 D14/SEG22/P16 D15/SEG23/P17 D00/INT0/SEG24/P00 D01/INT1/SEG25/P01 D02/INT2/SEG26/P02 D03/INT3/SEG27/P03 D04/INT4/SEG28/P04 D05/INT5/SEG29/P05 D06/SEG30/P06 D07/ATG/SEG31/P07 RX0/INT6/P70 TX0/P71 RX1/INT7/P72 (FPT-144P-M08) 4 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 端子名 入出力 回路形式* P24 ∼ P27 1∼4 5 ∼ 12 13 ∼ 15 SEG04 ∼ SEG07 機能 汎用入出力ポート端子です。 F LCDC の SEG 出力端子です。 A04 ∼ A07 外部アドレスバスの bit04 ∼ bit07 端子です。 P30 ∼ P37 汎用入出力ポート端子です。 SEG08 ∼ SEG15 F LCDC の SEG 出力端子です。 A08 ∼ A15 外部アドレスバスの bit08 ∼ bit15 端子です。 P10 ∼ P12 汎用入出力ポート端子です。 SEG16 ∼ SEG18 G D08 ∼ D10 LCDC の SEG 出力端子です。 外部データバスの bit08 ∼ bit10 端子です。 16 X0A B サブクロック ( 発振 ) 入力端子です。 17 X1A B サブクロック ( 発振 ) 出力端子です。 18 VCC ⎯ 電源端子です。 19 VSS ⎯ GND 端子です。 20 VCC3C ⎯ 内部レギュレータ用のコンデンサ結合端子です。 P13 ∼ P17 21 ∼ 25 26 ∼ 31 SEG19 ∼ SEG23 汎用入出力ポート端子です。 G D11 ∼ D15 外部データバスの bit11 ∼ bit15 端子です。 P00 ∼ P05 汎用入出力ポート端子です。 SEG24 ∼ SEG29 G INT0 ∼ INT5 外部データバスの bit00 ∼ bit05 端子です。 P06 33 34 SEG30 汎用入出力ポート端子です。 G 外部データバスの bit06 端子です。 P07 汎用入出力ポート端子です。 SEG31 ATG G D07 外部データバスの bit07 端子です。 P70 汎用入出力ポート端子です。 INT6 I P71 TX0 INT7 P73 TX1 外部割込みの入力端子です。 CAN0 の RX0 入力端子です。 I 汎用入出力ポート端子です。 CAN0 の TX0 出力端子です。 汎用入出力ポート端子です。 I RX1 37 LCDC の SEG 出力端子です。 A/D コンバータ使用時の外部トリガ入力端子です。 P72 36 LCDC の SEG 出力端子です。 D06 RX0 35 LCDC の SEG 出力端子です。 外部割込みの入力端子です。 D00 ∼ D05 32 LCDC の SEG 出力端子です。 外部割込みの入力端子です。 CAN1 の RX1 入力端子です。 I 汎用入出力ポート端子です。 CAN1 の TX1 出力端子です。 (続く) DS07–16803–3 5 MB91245/S シリーズ 端子番号 端子名 入出力 回路形式* 38 DVCC ⎯ ステッピングモータコントローラ用の電源入力端子です。 39 DVSS ⎯ ステッピングモータコントローラ用の GND 端子です。 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 PB0 PWM1P0 PB1 PWM1M0 PB2 PWM2P0 PB3 PWM2M0 PB4 PWM1P1 PB5 PWM1M1 PB6 PWM2P1 PB7 PWM2M1 PC0 PWM1P2 PC1 PWM1M2 PC2 PWM2P2 PC3 PWM2M2 H 機能 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 52 DVCC ⎯ ステッピングモータコントローラ用の電源入力端子です。 53 DVSS ⎯ ステッピングモータコントローラ用の GND 端子です。 P97 ∼ P90 E 54 ∼ 61 汎用入出力ポート端子です。この機能はアナログ入力指定が禁止のと きに有効になります。 AN31 ∼ AN24 A/D コンバータのアナログ入力端子です。ADER レジスタの指定がア ナログ入力のとき有効となります。 P87 ∼ P80 汎用入出力ポート端子です。この機能はアナログ入力指定が禁止のと きに有効になります。 E 62 ∼ 69 A/D コンバータのアナログ入力端子です。ADER レジスタの指定がア ナログ入力のとき有効となります。 AN23 ∼ AN16 70 AVCC ⎯ A/D コンバータ用のアナログ電源入力端子です。 71 AVRH ⎯ A/D コンバータ用のアナログ基準電圧入力端子です。 72 AVSS/AVRL ⎯ A/D コンバータ用のアナログ GND/ アナログ低基準電圧入力端子です。 (続く) 6 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ 端子番号 端子名 入出力 回路形式* P60 ∼ P67 E 73 ∼ 80 機能 汎用入出力ポート端子です。この機能はアナログ入力指定が禁止のと きに有効になります。 AN0 ∼ AN7 A/D コンバータのアナログ入力端子です。ADER レジスタの指定がア ナログ入力のとき有効となります。 PF0 ∼ PF7 汎用入出力ポート端子です。この機能はアナログ入力指定が禁止のと きに有効になります。 E 81 ∼ 88 A/D コンバータのアナログ入力端子です。ADER レジスタの指定がア ナログ入力のとき有効となります。 AN8 ∼ AN15 89 DVCC ⎯ ステッピングモータコントローラ用の電源入力端子です。 90 DVSS ⎯ ステッピングモータコントローラ用の GND 端子です。 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 PA0 PWM1P3 PA1 PWM1M3 PA2 PWM2P3 PA3 PWM2M3 PE0 PWM1P4 PE1 PWM1M4 PE2 PWM2P4 PE3 PWM2M4 PE4 PWM1P5 PE5 PWM1M5 PE6 PWM2P5 PE7 PWM2M5 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 H 汎用入出力ポート端子です。 ステッピングモータコントローラの PWM 出力端子です。 103 DVCC ⎯ ステッピングモータコントローラ用の電源入力端子です。 104 DVSS ⎯ ステッピングモータコントローラ用の GND 端子です。 105 MOD2 D モード端子 2 です。この端子の設定により基本動作モードを設定しま す。VCC 端子または VSS 端子に接続してください。 106 MOD1 D モード端子 1 です。この端子の設定により基本動作モードを設定しま す。VCC 端子または VSS 端子に接続してください。 107 MOD0 D モード端子 0 です。この端子の設定により基本動作モードを設定しま す。VCC 端子または VSS 端子に接続してください。 (続く) DS07–16803–3 7 MB91245/S シリーズ 端子番号 端子名 入出力 回路形式* 108 INIT C I SIN0 UART0 のシリアルデータ入力端子です。UART0 が入力動作をしている 間は , この入力を随時使用するので , 意図的に行う以外は , ポートによ る出力を停止させておく必要があります。 P41 汎用入出力ポート端子です。UART0 のデータ出力指定が禁止のときに 有効になります。 110 I SOT0 UART0 のシリアルデータ出力端子です。この機能は UART0 のデータ 出力指定が許可のときに有効になります。 P42 汎用入出力ポート端子です。この機能は UART0 のクロック出力指定が 禁止のときに有効になります。 111 I SCK0 UART0 のシリアル通信用クロック入出力端子です。この機能は UART0 のクロック出力指定が許可の時に有効になります。 P43 汎用入出力ポート端子です。LIN-UART0 のデータ入力指定が禁止のと きに有効になります。 112 I SIN3 LIN-UART0 のシリアルデータ入力端子です。LIN-UART0 が入力動作を している間は , この入力を随時使用するので , 意図的に行う以外は , ポートによる出力を停止させておく必要があります。 P44 汎用入出力ポート端子です。LIN-UART0 のデータ出力指定が禁止のと きに有効になります。 113 I LIN-UART0 のシリアルデータ出力端子です。この機能は LIN-UART0 のデータ出力指定が許可のときに有効になります。 SOT3 P45 114 I 116 117 汎用入出力ポート端子です。この機能は LIN-UART0 のクロック出力指 定が禁止のときに有効になります。 LIN-UART0 のシリアル通信用クロック入出力端子です。この機能は LIN-UART0 のクロック出力指定が許可の時に有効になります。 SCK3 115 外部リセット入力端子です。 汎用入出力ポート端子です。UART0 のデータ入力指定が禁止のときに 有効になります。 P40 109 機能 P50 汎用入出力ポート端子です。 SIN4 LIN-UART1 のシリアルデータ入力端子です。LIN-UART1 が入力動作を している間は , この入力を随時使用するので , 意図的に行う以外は , ポートによる出力を停止させておく必要があります。 I CK0 フリーランタイマ 0 の外部クロック入力端子です。 CS0 チップセレクト 0 の出力端子です。外バスモード時有効になります。 P51 汎用入出力ポート端子です。 SOT4 I LIN-UART1 のシリアルデータ出力端子です。この機能は LIN-UART1 のデータ出力指定が許可のときに有効になります。 CS1 チップセレクト 1 の出力端子です。この機能はチップセレクト 1 出力 指定が許可のときに有効になります。 P52 汎用入出力ポート端子です。 SCK4 CS2 I LIN-UART1 のシリアル通信用クロック入出力端子です。この機能は LIN-UART1 のクロック出力指定が許可の時に有効になります。 チップセレクト 2 の出力端子です。この機能はチップセレクト 2 出力 指定が許可のときに有効になります。 (続く) 8 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ 端子番号 端子名 120 121 122 123 汎用入出力ポート端子です。 SIN5 LIN-UART2 のシリアルデータ入力端子です。LIN-UART2 が入力動作 をしている間は , この入力を随時使用するので , 意図的に行う以外は , ポートによる出力を停止させておく必要があります。 I CK1 フリーランタイマ 1 の外部クロック入力端子です。 CS3 チップセレクト 3 の出力端子です。この機能はチップセレクト 3 出力 指定が許可のときに有効になります。 P54 汎用入出力ポート端子です。 SOT5 I LIN-UART2 のシリアルデータ出力端子です。この機能は LIN-UART2 のデータ出力指定が許可のときに有効になります。 RD 外バスリードストローブ出力端子です。外バスモード時に有効になり ます。 P55 汎用入出力ポート端子です。 SCK5 I LIN-UART2 のシリアル通信用クロック入出力端子です。この機能は LIN-UART2 のクロック出力指定が許可の時に有効になります。 WR0 外バスライトストローブ出力端子です。外バスモード時 WR0 の出力 を許可にすると有効になります。 P56 汎用入出力ポート端子です。 OUT0 I アウトプットコンペア 0 の出力端子です。 WR1 外バスライトストローブ出力端子です。外バスモード時 WR1 の出力 を許可にすると有効になります。 P57 汎用入出力ポート端子です。 OUT1 J アウトプットコンペア 1 の出力端子です。 RDY 外部レディ入力端子です。この機能は外部レディ入力指定が許可のと きに有効になります。 P46 汎用入出力ポート端子です。 SGA I サウンドジェネレータ端子です。 AS 外部アドレスストローブ出力端子です。この機能はアドレスストロー ブ出力が許可のときに有効になります。 P47 汎用入出力ポート端子です。 SGO 124 サウンドジェネレータ端子です。 I SYSCLK PG0 125 機能 P53 118 119 入出力 回路形式* PPG0 システムクロック出力端子です。この機能はシステムクロック出力指 定が許可のときに有効になります。外バス動作周波数と同じクロック を出力します (STOP 時に停止します ) 。 汎用入出力ポート端子です。 I PPG タイマ 0 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 0 の出力指定が 許可のときに有効になります。 126 VCC ⎯ 電源端子です。 127 VSS ⎯ GND 端子です。 128 X1 A メインクロック ( 発振 ) 出力端子です。 129 X0 A メインクロック ( 発振 ) 入力端子です。 PG1 130 TOT0 PPG2 汎用入出力ポート端子です。 I リロードタイマ用出力端子です。 PPG タイマ 2 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 2 の出力指定が 許可のときに有効になります。 (続く) DS07–16803–3 9 MB91245/S シリーズ (続き) 端子番号 端子名 入出力 回路形式* PG2 131 132 133 TOT1 汎用入出力ポート端子です。 I PPG タイマ 4 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 4 の出力指定が 許可のときに有効になります。 PG3 汎用入出力ポート端子です。 TOT2 I PPG タイマ 6 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 6 の出力指定が 許可のときに有効になります。 PD0 汎用入力ポート端子です。 TIN0 リロードタイマ用イベント入力端子です。 IN0 インプットキャプチャ 0 のトリガ入力端子です。インプットキャプ チャトリガ入力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。 インプットキャプチャ入力として選択した場合は , この入力を随時使 用するので意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必 要があります。 K PWC0 のパルス幅カウンタ 0 入力端子です。この機能は PWC0 のパル ス幅カウンタ 0 入力が許可の時に有効になります。 PD1 汎用入力ポート端子です。 TIN1 リロードタイマ用イベント入力端子です。 IN1 インプットキャプチャ 1 のトリガ入力端子です。インプットキャプ チャトリガ入力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。 インプットキャプチャ入力として選択した場合は , この入力を随時使 用するので意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必 要があります。 PD2 汎用入力ポート端子です。 TIN2 リロードタイマ用イベント入力端子です。 K IN2 インプットキャプチャ 2 のトリガ入力端子です。インプットキャプ チャトリガ入力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。 インプットキャプチャ入力として選択した場合は , この入力を随時使 用するので意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必 要があります。 PD3 汎用入力ポート端子です。 135 K IN3 K PD4 ∼ PD7 COM0 ∼ COM3 F A00 ∼ A03 LCDC の COM0 ∼ COM3 出力端子です。 PPG タイマ 1, 3, 5, 7 の出力端子です。この機能は PPG タイマ 1, 3, 5, 7 の出力指定が許可のときに有効になります。 P20 ∼ P23 SEG00 ∼ SEG03 インプットキャプチャ 3 のトリガ入力端子です。インプットキャプ チャトリガ入力を設定し , 入力ポートを設定した場合に入力できます。 インプットキャプチャ入力として選択した場合は , この入力を随時使 用するので意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必 要があります。 汎用入出力ポート端子です。 PPG1, PPG3, PPG5, PPG7 141 ∼ 144 リロードタイマ用出力端子です。 PPG6 134 137 ∼ 140 リロードタイマ用出力端子です。 PPG4 PWC0 136 機能 汎用入出力ポート端子です。 F LCDC の SEG 出力端子です。 外部アドレスバスの bit00 ∼ bit03 端子です。 *:入出力回路形式については , 「■入出力回路形式」を参照してください。 10 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 回路形式 備考 A X1 クロック入力 高速用 ( メインクロック原発振 ) ・ 発振回路 ・ 帰還抵抗 X0:約 1 MΩ X0 スタンバイ制御 B X1A クロック入力 低速用 ( サブクロック原発振 ) ・ 発振回路 ・ 帰還抵抗 X0A:約 7 MΩ X0A スタンバイ制御 C ・ CMOS ヒステリシス入力 P-ch P-ch ・ プルアップ抵抗付き ・ スタンバイ制御なし N-ch R デジタル入力 D R ヒステリシス入力 N-ch フラッシュメモリ品 N-ch N-ch マスク ROM 品 N-ch R N-ch ・ マスク ROM 品 ヒステリシス入力 MOD2, MOD1 のみプルダウン付き ・ フラッシュメモリ品 ヒステリシス入力 フラッシュテスト用の高電圧制御 あり 制御 モード入力 拡散抵抗 (続く) DS07–16803–3 11 MB91245/S シリーズ 分類 回路形式 E 備考 ・ CMOS 出力 (4 mA) P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 R ・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力 ( スタンバイ制御付き ) ・ アナログ入力 ( 対応する ADER ビットが “1” のとき アナログ入力が有効になります ) デジタル入力 スタンバイ制御 アナログ入力 F ・ CMOS 出力 (4 mA) ・ LCDC 出力 P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 R ・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力 ( スタンバイ制御付き ) LCDC 出力 R ヒステリシス入力 スタンバイ制御 G ・ CMOS 出力 (4 mA) ・ LCDC 出力 P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 R LCDC 出力 ヒステリシス入力 (Automotive レベル ) R R ・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力 ( スタンバイ制御付き ) ・ ヒステリシス (CMOS レベル ) 入力 ( スタンバイ制御付き ) ヒステリシス入力 (CMOS レベル ) スタンバイ制御 H ・ CMOS 出力 PWM 用大電流出力 (30 mA) P-ch デジタル出力 ・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力 ( スタンバイ制御付き ) N-ch デジタル出力 R デジタル入力 スタンバイ制御 (続く) 12 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ (続き) 分類 回路形式 備考 I ・ CMOS 出力 (4 mA) P-ch デジタル出力 ・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力 ( スタンバイ制御付き ) N-ch デジタル出力 R デジタル入力 スタンバイ制御 J P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 R ・ CMOS 出力 (4 mA) ・ ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力 ( スタンバイ制御付き ) ・ ヒステリシス (CMOS レベル ) 入力 ( スタンバイ制御付き ) ヒステリシス入力 (Automotive レベル ) R ヒステリシス入力 (CMOS レベル ) スタンバイ制御 K ヒステリシス (Automotive レベル ) 入力 ( スタンバイ制御付き ) P-ch N-ch R デジタル入力 スタンバイ制御 DS07–16803–3 13 MB91245/S シリーズ ■ デバイスの使用上の注意 ・ラッチアップ防止のために CMOS IC では入力端子や出力端子に Vcc より高い電圧や Vss より低い電圧を印加した場合 , または , Vcc 端子と Vss 端 子の間に定格を超える電圧を印加した場合に , ラッチアップ現象を生じることがあります。ラッチアップが生じると電源 電流が激増し , 素子の熱破壊に至ることがあるので使用に際しては最大定格を越えることのないよう十分に注意してくだ さい。 ・未使用端子の処理について 未使用入力端子を開放のままにしておくと誤動作およびラッチアップによる永久破壊の原因になることがあるので , 2 kΩ 以上の抵抗を介してプルアップまたはプルダウンの処理をしてください。また , 未使用入出力端子については出力状 態にして開放とするか , 入力状態の場合は入力端子と同じ処理をしてください。 ・電源端子について Vcc 端子や Vss 端子が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するためにデバイス内部で同 電位にするべきもの同士を接続してありますが , 不要輻射の低減・グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作 の防止・総出力電流規格の遵守などのため , 必ずそれらすべてを外部で電源およびグランドに接続してください。また , 電 源供給源からできる限り低インピーダンスで本デバイスの Vcc 端子や Vss 端子に接続するような配慮をお願いいたしま す。 さらに , 本デバイスの近くで , Vcc 端子と Vss 端子の間に 0.1 μF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサ として接続することをお勧めいたします。 本デバイスはレギュレータを内蔵しております。本デバイスを 5 V 電源で使用する場合は , 5 V 電源を Vcc 端子に供給 し , レギュレータ用に必ず VCC3C 端子に 1 μF 以上のコンデンサを接続してください。 ・電源接続の例 5V VCC 5V AVCC AVRH AVSS VCC3C VSS 1 μF GND ・水晶発振回路について X0, X1 端子および X0A, X1A 端子近辺のノイズは本デバイスの誤動作のもととなります。X0, X1 端子 , X0A, X1A 端子 および水晶発振子 ( あるいはセラミック発振子 ) さらにグランドへのバイパスコンデンサはできる限りデバイスの近くに 配置するようにプリント板を設計してください。X0, X1 信号を引き回す場合は , ボード上でシールドしてお使いください。 特に X0 に隣接する端子を使用する場合には注意が必要です。 X0, X1, X0A, X1A 端子の周りをグランドで囲むようなプリント板アートワークは安定した動作が期待できるので , 強く お勧めいたします。また , 2 系統品を 1 系統品としてお使いになる場合においても , サブクロックは必須です。 MB91247S/248S/F248S/F249S を使用する場合は , X0A 端子を GND へ , X1A 端子を開放にしてください。 各量産品において , ご使用される発振子メーカに発振評価依頼をしてください。 14 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ・モード端子 (MOD0 ∼ MOD2) について これらの端子は , Vcc 端子または Vss 端子に直接つないで使用してください。ノイズにより誤ってテストモードに入っ てしまうことを防ぐために, プリント板上の各モード端子とVcc端子またはVss端子間のパターン長をできる限り短くし, これらを低インピーダンスで接続するようにしてください。 ・電源投入時について 電源投入直後は必ず INIT 端子で設定初期化リセット (INIT) をかけてください。また , 電源投入直後は , 発振回路の発振 安定待ち時間を確保するため , INIT 端子への “L” レベル入力を発振回路の要求する安定待ち時間の間持続してください (INIT 端子による INIT では , 発振安定待ち時間の設定は最小値に初期化されています ) 。 ・電源投入時の原振入力について 電源投入時は , 必ず発振安定待ち解除されるまで間 , クロックを入力してください。 ・A/D コンバータの電源端子処理 A/D コンバータを使用しない場合においても , AVcc = AVRH = Vcc, AVss = Vss となるよう接続してください。 ・A/D コンバータの電源アナログ入力の投入順序 A/D コンバータの電源 (AVcc, AVRH) およびアナログ入力 (AN0 ∼ AN31) の印加は , 必ずデジタル電源 (Vcc) の投入後に 行ってください。また , 電源切断時は A/D コンバータの電源およびアナログ入力切断の後で , デジタル電源 (Vcc) の切断を 行ってください。その際 , AVRH は AVcc を超えないように投入 , 切断を行ってください。アナログ入力と兼用している端 子を入力ポートとして使用する場合においても , 入力電圧は AVcc を超えないようにしてください ( アナログ電源とデジ タル電源を同時に投入・切断をすることは問題ありません ) 。 ・高電流出力バッファ端子用電源 (DVcc, DVss) の取扱い 高電流出力バッファ端子用電源 (DVcc) の印加は , 必ずデジタル電源 (Vcc) の投入後に行ってください。また , 電源切断 時は高電流出力バッファ端子用電源切断の後で , デジタル電源 (Vcc) の切断を行ってください。 高電流出力バッファ端子を汎用ポートとして使用する場合も , 高電流出力バッファ端子用電源 (DVcc) の印加を行って ください ( 高電流出力バッファ端子用電源とデジタル電源を同時に投入・切断することは問題ありません ) 。 高電流出力バッファ端子用の GND 端子 (DVss) は必ずデジタル GND (Vss) と同電位で使用してください。 ・メインクロックモードからサブクロックモードおよびストップモード遷移時の注意 メインクロックモードからサブクロックモードもしくは , ストップモードへ遷移する場合は , 遷移後メインクロックを 必ず止めてください。また , サブクロックモードもしくは , ストップモードからメインクロックモードへ戻る場合は , 発振 安定待ち時間をとってください。 ・Flash 書込みについて サブモードでの Flash 書込みはできませんので , ご注意ください。 DS07–16803–3 15 MB91245/S シリーズ ■ ブロックダイヤグラム FR 60Lite CPU コア 32 32 DMAC 5 チャネル ビットサーチ ROM 256 K バイト / 128 K バイト / Flash 512 K バイト / 256 K バイト 32 バス コンバータ RAM 24 K バイト / 16 K バイト /8 K バイト X0, X1 X0A, X1A* MOD0~MOD2 INIT 32 ⇔ 16 アダプタ クロック 制御 C-CAN 2 チャネル 16 ポート I/F 割込み コントローラ INT0~INT7 外部割込み 8 チャネル SIN0 SOT0 SCK0 UART 1 チャネル U-TIMER 1 チャネル リロードタイマ 3 チャネル PWC 1 チャネル 4 チャネル (16 ビット時 ) 8/16 PPG タイマ RX0, RX1 TX0, TX1 PORT TIN0~TIN2 TOT0~TOT2 PWC0 PPG0~PPG7 ICU2 IN0~IN3 ICU ICU3 4 チャネル ICU0 リアルタイムクロック ICU1 OUT0, OUT1 OCU OCU0 2 チャネル OCU1 CK0, CK1 FRT FRT0 2 チャネル FRT1 SGA SGO ATG AVCC/AVSS AVRH AN0~AN31 SIN3~SIN5 SOT3~SOT5 SCK3~SCK5 サウンドジェネレータ 1 チャネル CPU 検出リセット ステッピングモータ コントローラ 6 チャネル PWM1P0~PWM1P5 PWM1M0~PWM1M5 PWM2P0~PWM2P5 PWM2M0~PWM2M5 8/10 ビット A/D コンバータ 32 チャネル LIN-UART 3 チャネル LCD コントローラ 32 SEG × 4 COM COM0~COM3 SEG00~SEG31 *:クロック 1 系統品では , サブクロックをサポートしません。 16 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ■ メモリ空間 ・メモリ空間 FR ファミリの論理アドレス空間は 4 G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセスを行います。 ・ダイレクトアドレッシング領域 アドレス空間の下記の領域は I/O 用に使用されます。 この領域をダイレクトアドレッシング領域とよび , 命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。 ダイレクト領域は , アクセスするデータのサイズにより , 以下のようになります。 →バイトデータアクセス :000H ∼ 0FFH →ハーフワードデータアクセス :000H ∼ 1FFH →ワードデータアクセス :000H ∼ 3FFH DS07–16803–3 17 MB91245/S シリーズ ■ メモリマップ MB91V245A シングルチップ モード 内 ROM 外バスモード 外 ROM 外バスモード 0000 0000H I/O I/O I/O I/O I/O I/O アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 I/O (C-CAN) I/O (C-CAN) I/O (C-CAN) 0003 8000H 0004 0000H アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 内蔵 RAM 32 K バイト 内蔵 RAM 32 K バイト 内蔵 RAM 32 K バイト 0005 0000H アクセス禁止 アクセス禁止 エミュレーション SRAM 領域 エミュレーション SRAM 領域 アクセス禁止 外部領域 ダイレクト アドレッシング領域 0000 0400H 0001 0000H 0002 0000H 0002 01B4H 「■ I/O マップ」を 参照してください。 アクセス禁止 0008 0000H 外部領域 0010 0000H FFFF FFFFH (注意事項)各モードの設定は , INIT ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します。モードの設定に関しては , 「■モード設定」を参照してください。 18 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ MB91F248/S シングルチップ モード 内 ROM 外バスモード 外 ROM 外バスモード I/O I/O I/O I/O I/O I/O アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 I/O (C-CAN) I/O (C-CAN) I/O (C-CAN) アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 内蔵 RAM 16 K バイト 0000 0000H 0000 0400H 0001 0000H 0002 0000H 0002 01B4H 0003 C000H 0004 0000H 内蔵 RAM 16 K バイト 内蔵 RAM 16 K バイト 0005 0000H アクセス禁止 アクセス禁止 フラッシュメモリ 領域 256 K バイト フラッシュメモリ 領域 256 K バイト アクセス禁止 外部領域 ダイレクト アドレッシング領域 「■ I/O マップ」を 参照してください。 アクセス禁止 000C 0000H 0010 0000H 外部領域 FFFF FFFFH (注意事項)各モードの設定は , INIT ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します。モードの設定に関しては , 「■モード設定」を参照してください。 MB91248/S シングルチップ モード 内 ROM 外バスモード 外 ROM 外バスモード I/O I/O I/O I/O I/O I/O アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 I/O (C-CAN) I/O (C-CAN) I/O (C-CAN) アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 内蔵 RAM 16 K バイト 内蔵 RAM 16 K バイト 0000 0000H 0000 0400H 0001 0000H 0002 0000H 0002 01B4H 0003 C000H 0004 0000H 0005 0000H 内蔵 RAM 16 K バイト アクセス禁止 アクセス禁止 マスク ROM 領域 256 K バイト マスク ROM 領域 256 K バイト アクセス禁止 外部領域 ダイレクト アドレッシング領域 「■ I/O マップ」を 参照してください。 アクセス禁止 000C 0000H 0010 0000H 外部領域 FFFF FFFFH (注意事項)各モードの設定は , INIT ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します。モードの設定に関しては , 「■モード設定」を参照してください。 DS07–16803–3 19 MB91245/S シリーズ MB91F249/S シングルチップ モード 内 ROM 外バスモード 外 ROM 外バスモード I/O I/O I/O I/O I/O I/O アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 I/O (C-CAN) I/O (C-CAN) I/O (C-CAN) アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 0000 0000H 0000 0400H 0001 0000H 0002 0000H 0002 01B4H 0003 A000H 0004 0000H 内蔵 RAM24 K バイト 内蔵 RAM24 K バイト 0005 0000H アクセス禁止 アクセス禁止 フラッシュメモリ 領域 512 K バイト フラッシュメモリ 領域 512 K バイト アクセス禁止 外部領域 ダイレクト アドレッシング領域 「■ I/O マップ」を 参照してください 内蔵 RAM24 K バイト アクセス禁止 0008 0000H 0010 0000H 外部領域 FFFF FFFFH (注意事項)各モードの設定は , INIT ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します。モードの設定に関しては , 「■モード設定」を参照してください。 MB91247/S シングルチップ モード 内 ROM 外バスモード 外 ROM 外バスモード I/O I/O I/O I/O I/O I/O アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 0000 0000H 0000 0400H 0001 0000H 0002 0000H 0002 01B4H 0003 E000H 0004 0000H 0005 0000H I/O (C-CAN) I/O (C-CAN) I/O (C-CAN) アクセス禁止 アクセス禁止 アクセス禁止 内蔵 RAM 8 K バイト 内蔵 RAM 8 K バイト 内蔵 RAM 8 K バイト アクセス禁止 アクセス禁止 マスク ROM 領域 128 K バイト マスク ROM 領域 128 K バイト アクセス禁止 外部領域 ダイレクト アドレッシング領域 「■ I/O マップ」を 参照してください。 アクセス禁止 000E 0000H 0010 0000H 外部領域 FFFF FFFFH (注意事項)各モードの設定は , INIT ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します 。モードの設定に関しては , 「■モード設定」を参照してください。 20 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ■ モード設定 FR ファミリでは , モード端子 (MOD2 ∼ MOD0) とモードデータで動作モードの設定を行います。 ・モード端子 MOD2 ∼ MOD0 の 3 端子で , モードベクタ , リセットベクタフェッチに関する指定を行います。 表に示した設定以外は禁止です。 モード端子 モード名 リセットベクタアクセス領域 0 内 ROM モードベクタ 内部 1 外 ROM モードベクタ 外部 MOD2 MOD1 MOD0 0 0 0 0 ・モードデータ モードベクタフェッチによって内部のモードレジスタ (MODR) に書き込むデータを , モードデータとよびます。 モードレジスタに設定が行われた後 , 本レジスタの設定にしたがった動作モードで動作します。 モードデータは , すべてのリセット要因で設定されます。また , ユーザプログラムからは設定できません。 モードデータ詳細説明 bit 31 30 29 28 27 26 25 24 0 0 0 0 0 1 1 1 動作モード設定ビット bit 31 ∼ bit 24 は予約ビットです。 必ず “00000111B” を設定してください。“00000111B” 以外の値を設定したときの動作は保証できません。 (注意事項)モードベクタに設定するモードデータは , 0x000FFFF8H にバイトデータとして配置する必要があります。 FR ファミリは , バイトエンディアンとしてビッグエンディアンを採用しているので , 下図のように , bit 31 ∼ bit 24 の最上位バイトに配置してください。 bit 誤 正 DS07–16803–3 31 24 23 16 15 8 7 0 0x000FFFF8H XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX モードデータ 0x000FFFF8H モードデータ XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0x000FFFFCH リセットベクタ 21 MB91245/S シリーズ ■ I/O マップ メモリ空間領域と周辺リソースの各レジスタの対応を示します。 [ 表の見方 ] アドレス 000000H レジスタ +0 +1 +2 +3 PDR0 [R/W] B XXXXXXXX PDR1 [R/W] B XXXXXXXX PDR2 [R/W] B XXXXXXXX PDR3 [R/W] B XXXXXXXX ブロック T-unit ポートデータレジスタ リード / ライト属性 , アクセス単位 (B:バイト , H:ハーフワード , W:ワード ) リセット後のレジスタ初期値 レジスタ名 (1 コラムのレジスタが 4 n 番地 , 2 コラムが 4 n + 1 番地・・・) 最左のレジスタ番地 ( ワードでアクセスした際は , 1 コラム目のレジスタが データの MSB 側となる ) (注意事項) レジスタのビット値は , 以下のように初期値を表します。 “1” :初期値 “ 1 ” “0” :初期値 “ 0 ” “X” :初期値 “ 不定 ” “-” :その位置にレジスタが存在しない。 記述されていないデータアクセス属性によるアクセスは禁止です。 22 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 00000000H PDR0[R/W] B, H XXXXXXXX PDR1[R/W] B, H XXXXXXXX PDR2[R/W] B, H 00000000 PDR3[R/W] B, H XXXX0000 00000004H PDR4[R/W] B, H XXXXXXXX PDR5[R/W] B, H XXXXXXXX PDR6[R/W] B, H XXXXXXXX PDR7[R/W] B, H ----XXXX 00000008H PDR8[R/W] B, H XXXXXXXX PDR9[R/W] B, H XXXXXXXX PDRA[R/W] B, H ----XXXX PDRB[R/W] B, H XXXXXXXX 0000000CH PDRC[R/W] B, H ----XXXX PDRD[R/W] B, H 0000XXXX PDRE[R/W] B, H XXXXXXXX PDRF[R/W] B, H XXXXXXXX 00000010H PDRG[R/W] B, H ----XXXX ブロック ポートデータ レジスタ ⎯ 00000014H ⎯ ∼ 0000003CH 00000040H EIRR0 [R/W] B, H, W ENIR0 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000044H DICR [R/W] B, H, W -------0 ⎯ 0000004CH ELVR0 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 外部割込み 制御部 (INT0 ∼ INT7) ⎯ 遅延割込み モジュール HRCL[R/W] B 0--11111 TMRLR0[W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 00000048H 予約 TMR0[R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSR0[R/W] B, H, W ----0000 00000000 00001000 TMRLR1[W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMR1[R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 00000054H ⎯ TMCSR1[R/W] B, H, W ----0000 00000000 00000058H TMRLR2[W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMR2[R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ TMCSR2[R/W] B, H, W ----0000 00000000 00000050H 0000005CH 00000060H SSR[R/W] B, H, W 00001000 SIDR[R/W] B, H, W XXXXXXXX UTIM[R] H (UTIMR[W] H) 00000000 00000000 00000064H リロードタイマ 0 リロードタイマ 1 リロードタイマ 2 SCR[R/W] B, H, W 00000100 SMR[R/W] B, H, W 00--0-0- UART0 DRCL[W] B -------- UTIMC[R/W] B 0--00001 U-TIMER0 00000068H ⎯ ∼ 0000008CH ⎯ SGDBL[R/W] B -------0 SGAR[R/W] B, H, W 00000000 SGFR[R/W] B, H, W XXXXXXXX 00000090H 00000094H 予約 SGCR[R/W] B, H, W 0-----00 000--000 SGTR[R/W] B, H, W XXXXXXXX SGDR[R/W] B, H, W XXXXXXXX サウンド ジェネレータ (続く) DS07–16803–3 23 MB91245/S シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 00000098H LCDCMR[R/W] B, H, W ----0000 ⎯ LCR0 [R/W] B, H, W 00010000 LCR1 [R/W] B, H, W 00000000 0000009CH VRAM0 [R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM1[R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM2 [R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM3 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 000000A0H VRAM4 [R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM5 [R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM6 [R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM7 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 000000A4H VRAM8 [R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM9 [R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM10[R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM11[R/W] B, H, W XXXXXXXX 000000A8H VRAM12[R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM13[R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM14[R/W] B, H, W XXXXXXXX VRAM15[R/W] B, H, W XXXXXXXX ブロック LCD コントローラ ドライバ 000000ACH ⎯ ∼ 000000AFH 000000B0H 000000B4H 000000B8H 000000BCH 000000C0H 000000C4H SCR3 [R/W] B, H, W 00000000 SMR3 [R/W] B, H, W 00000000 予約 SSR3 [R/W] B, H, W 00001000 RDR3/TDR3 [R/W] B, H, W -------- LIN-UART0 ESCR3[R/W] B, H, W ECCR3[R/W] B, H, W BGR13[R/W] B, H, W BGR03[R/W] B, H, W 00000X00 000000XX XXXXXXXX XXXXXXXX SCR4 [R/W] B, H, W 00000000 SMR4 [R/W] B, H, W 00000000 SSR4 [R/W] B, H, W 00001000 RDR4/TDR4 [R/W] B, H, W -------- LIN-UART1 ESCR4[R/W] B, H, W ECCR4[R/W] B, H, W BGR14[R/W] B, H, W BGR04[R/W] B, H, W 00000X00 000000XX XXXXXXXX XXXXXXXX SCR5 [R/W] B, H, W 00000000 SMR5 [R/W] B, H, W 00000000 SSR5 [R/W] B, H, W 00001000 RDR5/TDR5 [R/W] B, H, W -------- LIN-UART2 ESCR5[R/W] B, H, W ECCR5[R/W] B, H, W BGR15[R/W] B, H, W BGR05 [R/W] B, H, W 00000X00 000000XX XXXXXXXX XXXXXXXX 000000C8H ⎯ ∼ 000000D0H 予約 000000D4H TCDT0 [R/W] H, W 00000000 00000000 ⎯ TCCS0 [R/W] B, H, W 16 ビットフリー 00000000 ランタイマ 0 000000D8H TCDT1 [R/W] H, W 00000000 00000000 ⎯ TCCS1 [R/W] B, H, W 16 ビットフリー 00000000 ランタイマ 1 000000DCH ∼ 000000E0H ⎯ 予約 (続く) 24 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 IPCP1 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000000E4H +3 IPCP0 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ICS01 [R/W] B, H, W 00000000 ⎯ 000000E8H IPCP3 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000000ECH IPCP2 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ICS23 [R/W] B, H, W 00000000 ⎯ 000000F0H ブロック 16 ビット インプット キャプチャ 0, 1 16 ビット インプット キャプチャ 2, 3 000000F4H ⎯ ∼ 00000104H OCCP1 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 00000108H 予約 OCCP0 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ 0000010CH OCS01 [R/W] B, H, W 11101100 00001100 ⎯ 00000110H 16 ビット アウトプット コンペア 0, 1 00000114H ⎯ ∼ 0000012CH PWCSR0[R/W] B, H, W 0000000X 00000000 00000130H 予約 PWCR0[R] H, W 00000000 00000000 ⎯ 00000134H ⎯ 00000138H 16 ビット PWC PDIVR0[R/W] B, H, W -----000 ⎯ 0000013CH ⎯ ∼ 00000140H WTDBL [R/W] B -------0 00000144H ⎯ 00000148H ⎯ 0000014CH WTHR [R/W] B, H ---XXXXX 予約 WTCR [R/W] B, H 00000000 000-00-0 WTBR [R/W] B ---XXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX WTMR [R/W] B, H --XXXXXX WTSR [R/W] B --XXXXXX リアルタイム クロック ⎯ 00000150H ADERH[R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000154H ADCS1[R/W] B, H, W ADCS0[R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000158H ADCT1[R/W] B, H, W ADCT0[R/W] B, H, W ADSCH[R/W] B, H, W ADECH[R/W] B, H, W 00010000 00101100 ---00000 ---00000 0000015CH 00000160H ADERL[R/W] B, H, W 00000000 00000000 ADCR1[R] B, H, W ------XX ADCR0[R] B, H, W XXXXXXXX CUCR[R/W] B, H, W -------- ---0--00 CUTD[R/W] B, H, W 10000000 00000000 CUTR1[R] B, H, W -------- 00000000 CUTR2[R] B, H, W 00000000 00000000 A/D コンバータ クロック補正 ユニット (続く) DS07–16803–3 25 MB91245/S シリーズ アドレス 00000164H 00000168H 0000016CH 00000170H 00000174H 00000178H 0000017CH 00000180H 00000184H 00000188H 0000018CH 00000190H レジスタ +0 +1 PWC20[R/W] B, H, W PWC10[R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ PWC0[R/W] B -0000--0 +2 +3 ⎯ Reserved PWS20[R/W] B, H, W PWS10[R/W] B, H, W -0000000 --000000 PWC21[R/W] B, H, W PWC11[R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ PWC1[R/W] B -0000--0 ⎯ PWS21[R/W] B, H, W PWS11[R/W] B, H, W -0000000 --000000 PWC22[R/W] B, H, W PWC12[R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ PWC2[R/W] B -0000--0 ⎯ PWS22[R/W] B, H, W PWS12[R/W] B, H, W -0000000 --000000 PWC23[R/W] B, H, W PWC13[R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ PWC3[R/W] B -0000--0 ⎯ PWC4[R/W] B -0000--0 ⎯ PWS24[R/W] B, H, W PWS14[R/W] B, H, W -0000000 --000000 PWC25[R/W] B, H, W PWC15[R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ PWC5[R/W] B -0000--0 ステッピング モータ コントローラ PWS23[R/W] B, H, W PWS13[R/W] B, H, W -0000000 --000000 PWC24[R/W] B, H, W PWC14[R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ ブロック ⎯ PWS25[R/W] B, H, W PWS15[R/W] B, H, W -0000000 --000000 00000194H ⎯ ∼ 000001A4H 000001A8H CANPRE[R/W] B, H, W 00000000 予約 CAN ⎯ Reserved プリスケーラ ⎯ 000001ACH 予約 000001B0H ⎯ TRG[R/W] B, H, W 00000000 ⎯ REVC[R/W] B, H, W 00000000 000001B4H PRLH0[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLL0[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLH1[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLL1[R/W]B, H, W XXXXXXXX 000001B8H PRLH2[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLL2[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLH3[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLL3[R/W]B, H, W XXXXXXXX 000001BCH PPGC0[R/W]B, H, W 0000000X PPGC1[R/W]B, H, W 0000000X PPGC2[R/W]B, H, W 0000000X PPGC3[R/W]B, H, W 0000000X PPG0 ∼ PPG3 (続く) 26 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 000001C0H PRLH4[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLL4[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLH5[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLL5[R/W]B, H, W XXXXXXXX 000001C4H PRLH6[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLL6[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLH7[R/W]B, H, W XXXXXXXX PRLL7[R/W]B, H, W XXXXXXXX 000001C8H PPGC4[R/W]B, H, W 0000000X PPGC5[R/W]B, H, W 0000000X PPGC6[R/W]B, H, W 0000000X PPGC7[R/W]B, H, W 0000000X ブロック PPG4 ∼ PPG7 000001CCH ∼ 000001FCH ⎯ 00000200H DMACA0[R/W] B, H, W *1 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00000204H DMACB0[R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 00000208H DMACA1[R/W] B, H, W *1 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000020CH DMACB1[R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 00000210H DMACA2[R/W] B, H, W *1 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00000214H DMACB2[R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 00000218H DMACA3[R/W] B, H, W *1 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000021CH DMACB3[R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 00000220H DMACA4[R/W] B, H, W *1 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00000224H DMACB4[R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 DMAC 00000228H ∼ 0000023CH 00000240H ⎯ DMACR[R/W] B 0XX00000 XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00000244H ∼ 000003ECH ⎯ 予約 (続く) DS07–16803–3 27 MB91245/S シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 000003F0H BSD0 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000003F4H BSD1 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000003F8H BSDC [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000003FCH BSRR [R] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX ブロック ビットサーチ モジュール 00000400H DDR0[R/W] B, H, W 00000000 DDR1[R/W] B, H, W 00000000 DDR2[R/W] B, H, W 11111111 DDR3[R/W] B, H, W 00001111 00000404H DDR4[R/W] B, H, W 00000000 DDR5[R/W] B, H, W 00000000 DDR6[R/W] B, H, W 00000000 DDR7[R/W] B, H, W ----0000 00000408H DDR8[R/W] B, H, W 00000000 DDR9[R/W] B, H, W 00000000 DDRA[R/W] B, H, W ----0000 DDRB[R/W] B, H, W 00000000 0000040CH DDRC[R/W] B, H, W ----0000 DDRD[R/W] B, H, W 1111---- DDRE[R/W] B, H, W 00000000 DDRF[R/W] B, H, W 00000000 00000410H DDRG[R/W] B, H, W ----0000 ポート方向 レジスタ ⎯ 00000414H ⎯ ∼ 0000041CH 予約 00000420H PFR0[R/W] B, H, W 00000000 PFR1[R/W] B, H, W 00000000 PFR2[R/W] B, H, W 00000000 PFR3[R/W] B, H, W 00000000 00000424H PFR4[R/W] B, H, W 00000000 PFR5[R/W] B, H, W 00000000 ⎯ PFR7[R/W] B, H, W ----0000 PFRA[R/W] B, H, W ----0000 PFRB[R/W] B, H, W 00000000 PFRE[R/W] B, H, W 00000000 ⎯ ⎯ 00000428H 0000042CH PFRC[R/W] B, H, W ----0000 00000430H PFRG[R/W] B, H, W ----0000 PFRD[R/W] B, H, W 00000000 ポート ファンクション レジスタ ⎯ 00000434H ⎯ ∼ 0000043CH 予約 00000440H ICR00[R/W] B, H, W ---11111 ICR01[R/W] B, H, W ---11111 ICR02[R/W] B, H, W ---11111 ICR03[R/W] B, H, W ---11111 00000444H ICR04[R/W] B, H, W ---11111 ICR05[R/W] B, H, W ---11111 ICR06[R/W] B, H, W ---11111 ICR07[R/W] B, H, W ---11111 00000448H ICR08[R/W] B, H, W ---11111 ICR09[R/W] B, H, W ---11111 ICR10[R/W] B, H, W ---11111 ICR11[R/W] B, H, W ---11111 0000044CH ICR12[R/W] B, H, W ---11111 ICR13[R/W] B, H, W ---11111 ICR14[R/W] B, H, W ---11111 ICR15[R/W] B, H, W ---11111 割込み制御 ユニット (続く) 28 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ レジスタ アドレス +0 +1 +2 +3 00000450H ICR16[R/W] B, H, W ---11111 ICR17[R/W] B, H, W ---11111 ICR18[R/W] B, H, W ---11111 ICR19[R/W] B, H, W ---11111 00000454H ICR20[R/W] B, H, W ---11111 ICR21[R/W] B, H, W ---11111 ICR22[R/W] B, H, W ---11111 ICR23[R/W] B, H, W ---11111 00000458H ICR24[R/W] B, H, W ---11111 ICR25[R/W] B, H, W ---11111 ICR26[R/W] B, H, W ---11111 ICR27[R/W] B, H, W ---11111 0000045CH ICR28[R/W] B, H, W ---11111 ICR29[R/W] B, H, W ---11111 ICR30[R/W] B, H, W ---11111 ICR31[R/W] B, H, W ---11111 00000460H ICR32[R/W] B, H, W ---11111 ICR33[R/W] B, H, W ---11111 ICR34[R/W] B, H, W ---11111 ICR35[R/W] B, H, W ---11111 00000464H ICR36[R/W] B, H, W ---11111 ICR37[R/W] B, H, W ---11111 ICR38[R/W] B, H, W ---11111 ICR39[R/W] B, H, W ---11111 00000468H ICR40[R/W] B, H, W ---11111 ICR41[R/W] B, H, W ---11111 ICR42[R/W] B, H, W ---11111 ICR43[R/W] B, H, W ---11111 0000046CH ICR44[R/W] B, H, W ---11111 ICR45[R/W] B, H, W ---11111 ICR46[R/W] B, H, W ---11111 ICR47[R/W] B, H, W ---11111 ブロック 割込み制御 ユニット 00000470H ⎯ ∼ 0000047CH 予約 00000480H RSRR [R/W] B, H, W 10000000 STCR [R/W] B, H, W 00110011 TBCR [R/W] B, H, W 00XXXX11 00000484H CLKR [W] B, H, W 00000000 WPR [R/W] B, H, W XXXXXXXX DIVR0 [R/W] B, H, W DIVR1 [R/W] B, H, W 00000011 00000000 OSCCR [R/W] B X000XXX0 ⎯ 00000488H ⎯ クロック制御 ユニット ⎯ 0000048CH 00000490H CTBR [W] B, H, W XXXXXXXX OSCR [R/W] B 000--001 ⎯ 00000494H ⎯ ∼ 000004F8H 000004FCH PSCR[W] B XXXXXXXX 予約 ポート入力レベ ル選択レジスタ ⎯ 00000500H ⎯ ∼ 0000053CH 予約 00000540H PILR0[R/W] B, H, W 00000000 PILR1[R/W] B, H, W 00000000 ⎯ 00000544H ⎯ PILR5[R/W] B, H, W 0------- ⎯ 00000548H ∼ 00000550H ポート入力 レベル選択 レジスタ ⎯ (続く) DS07–16803–3 29 MB91245/S シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 ブロック 00000554H ⎯ ∼ 00000578H 0000057CH 予約 LVRC[R/W] B, H, W 00011000 ⎯ ⎯ CPU 動作検出 00000580H ⎯ ∼ 000005FCH 00000604H EPFR2[R/W] B, H, W 00000000 ⎯ 00000600H EPFR4[R/W] B, H, W 00000000 予約 EPFR5[R/W] B, H, W 00000000 EPFR3[R/W] B, H, W 00000000 ⎯ ⎯ 00000608H EPFRD[R/W] B, H, W 00000000 0000060CH ⎯ 00000610H EPFRG[R/W] B, H, W ----0000 ⎯ 拡張ポート ファンクション レジスタ ⎯ 00000614H ⎯ ∼ 0000063CH 予約 00000640H ASR0 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 ACR0 [R/W] B, H, W 1111XX00 00000000 00000644H ASR1 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ACR1 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 00000648H ASR2 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ACR2 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 0000064CH ASR3 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ACR3 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 00000650H 外部バス制御 ユニット ⎯ ∼ 0000065CH 00000660H AWR0 [R/W] B, H, W 01110000 01011011 AWR1 [R/W] B, H, W XXXX0000 XX0X1XXX 00000664H AWR2 [R/W] B, H, W 0XXX0000 XX0X1XXX AWR3 [R/W] B, H, W 0XXX0000 0X0X1XXX 00000668H ⎯ ∼ 0000067CH 00000680H CSER[R/W] B, H, W XXXX0001 予約 ⎯ 外部バス制御 ユニット 00000684H ∼ 000007F8H ⎯ 予約 (続く) 30 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ アドレス 000007FCH レジスタ +0 +1 ⎯ MODR *2 +2 +3 ⎯ ブロック モードレジスタ 00000800H ⎯ ∼ 00000FFCH 予約 00001000H DMASA0[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00001004H DMADA0[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00001008H DMASA1[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000100CH DMADA1[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00001010H DMASA2[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00001014H DMADA2[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00001018H DMASA3[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0000101CH DMADA3[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00001020H DMASA4[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00001024H DMADA4[R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX DMA コントローラ 00001028H ⎯ ∼ 00006FFCH 予約 00007000H FLCR[R/W] 01XX1000 ⎯ 00007004H FLWC[R/W] 00000011 ⎯ Flash I/F ( 量産品のみ ) 00007008H ⎯ ∼ 0000FFFCH 予約 00020000H CTRLR0 STATR0 00020004H ERRCNT0 BTR0 00020008H INTR0 TESTR0 0002000CH BRPER0 ⎯ 00020010H IF1CREQ0 IF1CMSK0 00020014H IF1MSK20 IF1MSK10 00020018H IF1ARB20 IF1ARB10 0002001CH IF1MCTR0 ⎯ CAN0 (続く) DS07–16803–3 31 MB91245/S シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 00020020H IF1DTA10 IF1DTA20 00020024H IF1DTB10 IF1DTB20 00020028H, 0002002CH ⎯ 00020030H 予約 (IF1 dataA mirror, little endian byte ordering) 00020034H 予約 (IF1 dataB mirror, little endian byte ordering) 00020038H, 0002003CH ⎯ 00020040H IF2CREQ0 IF2CMSK0 00020044H IF2MSK20 IF2MSK10 00020048H IF2ARB20 IF2ARB10 0002004CH IF2MCTR0 ⎯ 00020050H IF2DTA10 IF2DTA20 00020054H IF2DTB10 IF2DTB20 00020058H, 0002005CH ⎯ 00020060H 予約 (IF2 dataA mirror, little endian byte ordering) 00020064H 予約 (IF2 dataB mirror, little endian byte ordering) 00020068H CAN0 ⎯ ∼ 0002007CH 00020080H TREQR20 TREQR10 00020084H 予約 (>32..128 Message buffer) 00020088H, 0002008CH ⎯ 00020090H NEWDT20 NEWDT10 00020094H 予約 (>32..128 Message buffer) 00020098H, 0002009CH ⎯ 000200A0H INTPEND20 INTPEND10 000200A4H 予約 (>32..128 Message buffer) 000200A8H, 000200ACH ⎯ 000200B0H ブロック MESVAL20 000200B4H MESVAL10 予約 (>32..128 Message buffer) 000200B8H ⎯ ∼ 000200FCH 00020100H CTRLR1 STATR1 00020104H ERRCNT1 BTR1 00020108H INTR1 TESTR1 CAN1 (続く) 32 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 0002010CH BRPER1 ⎯ 00020110H IF1CREQ1 IF1CMSK1 00020114H IF1MSK21 IF1MSK11 00020118H IF1ARB21 IF1ARB11 0002011CH IF1MCTR1 ⎯ 00020120H IF1DTA11 IF1DTA21 00020124H IF1DTB11 IF1DTB21 00020128H, 0002012CH ⎯ 00020130H 予約 (IF1 dataA mirror, little endian byte ordering) 00020134H 予約 (IF1 dataB mirror, little endian byte ordering) 00020138H, 0002013CH ⎯ 00020140H IF2CREQ1 IF2CMSK1 00020144H IF2MSK21 IF2MSK11 00020148H IF2ARB21 IF2ARB11 0002014CH IF2MCTR1 ⎯ 00020150H IF2DTA11 IF2DTA21 00020154H IF2DTB11 IF2DTB21 00020158H, 0002015CH ⎯ 00020160H 予約 (IF2 dataA mirror, little endian byte ordering) 00020164H 予約 (IF2 dataB mirror, little endian byte ordering) ブロック CAN1 00020168H ⎯ ∼ 0002017CH 00020180H TREQR21 TREQR11 00020184H 予約 (>32..128 Message buffer) 00020188H, 0002018CH ⎯ 00020190H NEWDT21 NEWDT11 00020194H 予約 (>32..128 Message buffer) 00020198H, 0002019CH ⎯ 000201A0H INTPND21 INTPND11 000201A4H 予約 (>32..128 Message buffer) 000201A8H, 000201ACH ⎯ 000201B0H 000201B4H MESVAL21 MESVAL11 予約 (>32..128 Message buffer) (続く) DS07–16803–3 33 MB91245/S シリーズ (続き) アドレス レジスタ +0 +1 +2 ブロック +3 000201B8H ⎯ ∼ 000201FCH CAN1 F-bus RAM 00038000H ∼ 0003FFFCH ⎯ 32 K バイト (MB91V245A) ⎯ 24 K バイト (MB91F249/S) 0003A000H F-bus RAM ∼ 0003FFFCH 0003C000H F-bus RAM ⎯ ∼ 0003FFFCH 16 K バイト (MB91F248/S) 0003E000H F-bus RAM ⎯ ∼ 0003FFFCH 8 K バイト (MB91247/S) * 1:DMACA0 ∼ DMACA4 の下位 16 ビット (DTC[15:0]) は , バイトでのアクセスはできません。 * 2:このレジスタは , モードベクタフェッチにより設定されます。ユーザからはアクセスできません。 アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 00080000H アドレス ユーザ ROM 512 K バイト (MB91F249/S) ⎯ ∼ 000FFFFCH レジスタ +0 +1 +2 +3 000C0000H アドレス レジスタ +0 +1 +2 000E0000H ∼ 000FFFFCH 34 ⎯ ブロック ユーザ ROM 256 K バイト (MB91248/F248) ⎯ ∼ 000FFFFCH ブロック +3 ブロック ユーザ ROM 128 K バイト (MB91247/S) DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ■ ベクタテーブル 割込み番号 DMA TBR デフォルト 起動要因 のアドレス 10 進 16 進 割込み レベル リセット 0 00 ⎯ 3FCH 000FFFFCH ⎯ モードベクタ 1 01 ⎯ 3F8H 000FFFF8H ⎯ システム予約 2 02 ⎯ 3F4H 000FFFF4H ⎯ システム予約 3 03 ⎯ 3F0H 000FFFF0H ⎯ システム予約 4 04 ⎯ 3ECH 000FFFECH ⎯ システム予約 5 05 ⎯ 3E8H 000FFFE8H ⎯ システム予約 6 06 ⎯ 3E4H 000FFFE4H ⎯ コプロセッサ不在トラップ 7 07 ⎯ 3E0H 000FFFE0H ⎯ コプロセッサエラートラップ 8 08 ⎯ 3DCH 000FFFDCH ⎯ INTE 命令 9 09 ⎯ 3D8H 000FFFD8H ⎯ システム予約 10 0A ⎯ 3D4H 000FFFD4H ⎯ システム予約 11 0B ⎯ 3D0H 000FFFD0H ⎯ ステップトレーストラップ 12 0C ⎯ 3CCH 000FFFCCH ⎯ NMI 要求 (ICE) 13 0D ⎯ 3C8H 000FFFC8H ⎯ 未定義命令例外 14 0E ⎯ 3C4H 000FFFC4H ⎯ NMI 要求 15 0F 15 (FH) 固定 3C0H 000FFFC0H ⎯ 外部割込み 0 16 10 ICR00 3BCH 000FFFBCH 6 外部割込み 1 17 11 ICR01 3B8H 000FFFB8H 7 外部割込み 2 18 12 ICR02 3B4H 000FFFB4H ⎯ 外部割込み 3 19 13 ICR03 3B0H 000FFFB0H ⎯ 外部割込み 4 20 14 ICR04 3ACH 000FFFACH ⎯ 外部割込み 5 21 15 ICR05 3A8H 000FFFA8H ⎯ 外部割込み 6 22 16 ICR06 3A4H 000FFFA4H ⎯ 外部割込み 7 23 17 ICR07 3A0H 000FFFA0H ⎯ リロードタイマ 0 アンダフロー 24 18 ICR08 39CH 000FFF9CH ⎯ リロードタイマ 1 アンダフロー 25 19 ICR09 398H 000FFF98H 9 リロードタイマ 2 アンダフロー 26 1A ICR10 394H 000FFF94H 10 UART0(受信完了 , 受信エラー) 27 1B ICR11 390H 000FFF90H 0 UART0(送信完了) 28 1C ICR12 38CH 000FFF8CH 3 LIN-UART0(受信完了 , 受信エラー , LIN Sync break, バスアイドル) 29 1D ICR13 388H 000FFF88H 1 LIN-UART0(送信完了) 30 1E ICR14 384H 000FFF84H 4 LIN-UART1(受信完了 , 受信エラー , LIN Sync break, バスアイドル) 31 1F ICR15 380H 000FFF80H 2 LIN-UART1(送信完了) 32 20 ICR16 37CH 000FFF7CH 5 LIN-UART2(受信完了 , 受信エラー , LIN Sync break, バスアイドル) 33 21 ICR17 378H 000FFF78H ⎯ LIN-UART2(送信完了) 34 22 ICR18 374H 000FFF74H ⎯ 割込み要因 オフセット (続く) DS07–16803–3 35 MB91245/S シリーズ (続き) 割込み番号 DMA TBR デフォルト 起動要因 のアドレス 10 進 16 進 割込み レベル オフセット CAN0 受信・送信完了 , ノードステータス遷移 35 23 ICR19 370H 000FFF70H ⎯ CAN1 受信・送信完了 , ノードステータス遷移 36 24 ICR20 36CH 000FFF6CH ⎯ システム予約 37 25 ICR21 368H 000FFF68H ⎯ システム予約 38 26 ICR22 364H 000FFF64H ⎯ システム予約 39 27 ICR23 360H 000FFF60H ⎯ PWC ( 測定終了 ) 40 28 ICR24 35CH 000FFF5CH ⎯ PWC ( オーバフロー ) 41 29 ICR25 358H 000FFF58H ⎯ DMAC 転送終了 , 転送エラー 42 2A ICR26 354H 000FFF54H ⎯ A/D コンバータ 43 2B ICR27 350H 000FFF50H 14 リアルタイムクロック 時分秒オーバフロー , 補正終了 44 2C ICR28 34CH 000FFF4CH ⎯ システム予約 45 2D ICR29 348H 000FFF48H ⎯ メイン発振安定待ちタイマ 46 2E ICR30 344H 000FFF44H ⎯ タイムベースタイマオーバフロー 47 2F ICR31 340H 000FFF40H ⎯ PPG0/PPG1 アンダフロー 48 30 ICR32 33CH 000FFF3CH ⎯ PPG2/PPG3 アンダフロー 49 31 ICR33 338H 000FFF38H ⎯ PPG4/PPG5 アンダフロー 50 32 ICR34 334H 000FFF34H ⎯ PPG6/PPG7 アンダフロー 51 33 ICR35 330H 000FFF30H ⎯ 16 ビットフリーランタイマ 0 オーバフローおよび OCU0 コンペアマッチクリア 52 34 ICR36 32CH 000FFF2CH ⎯ 16 ビットフリーランタイマ 1 オーバフロー 53 35 ICR37 328H 000FFF28H ⎯ ICU0(取込み) 54 36 ICR38 324H 000FFF24H ⎯ ICU1(取込み) 55 37 ICR39 320H 000FFF20H ⎯ ICU2(取込み) 56 38 ICR40 31CH 000FFF1CH ⎯ ICU3(取込み) 57 39 ICR41 318H 000FFF18H ⎯ OCU0(一致) 58 3A ICR42 314H 000FFF14H ⎯ OCU1(一致) 59 3B ICR43 310H 000FFF10H ⎯ システム予約 60 3C ICR44 30CH 000FFF0CH ⎯ システム予約 61 3D ICR45 308H 000FFF08H ⎯ サウンドジェネレータ 指定カウント完了 62 3E ICR46 304H 000FFF04H ⎯ 遅延割込要因ビット 63 3F ICR47 300H 000FFF00H ⎯ システム予約(REALOS で使用) 64 40 ⎯ 2FCH 000FFEFCH ⎯ システム予約(REALOS で使用) 65 41 ⎯ 2F8H 000FFEF8H ⎯ 66 42 2F4H 000FFEF4H ∼ 2C0H ∼ 000FFEC0H 2BCH 000FFEBCH ∼ 000H ∼ 000FFC00H 割込み要因 システム予約 INT 命令で使用 36 ∼ 79 ∼ 4F 80 50 ∼ 255 ∼ FF ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ■ モード別端子状態表 ・シングルチップモード 初期値 端子名 機能名 INIT ストップ時 INIT=“L” INIT=“H” スリープ時 時 時 HIZ = 0 HIZ = 1 INIT 入力可能 入力可能 X0 X0 Hi-Z または 入力可能 Hi-Z または 入力可能 X1 X1 “H” 出力または 入力可能 “H” 出力または 入力可能 X0A X0A Hi-Z または 入力可能 Hi-Z または 入力可能 X1A X1A “H” 出力または 入力可能 “H” 出力または 入力可能 MOD0 MOD0 MOD1 MOD1 入力可能 入力可能 MOD2 MOD2 P00 P00/SEG24/INT0/D00 P01 P01/SEG25/INT1/D01 P02 P02/SEG26/INT2/D02 P03 P03/SEG27/INT3/D03 P04 P04/SEG28/INT4/D04 P05 P05/SEG29/INT5/D05 P:直前状態保持 F:LCDC 出力時 動作または出 力保持 , PFR0 レジスタ= “0” 時 INT0 ∼ INT5 入力可能 LCDC 出力時 動作または 出力保持 , その他 出力 Hi-Z/PFR0 レジスタ= “0” 時 INT0 ∼ INT5 入力可能 P06 P06/SEG30/D06 P07 P07/SEG31/ATG/D07 P10 ∼ P17 P10 ∼ P17/SEG16 ∼ SEG23/ D08 ∼ D15 P20 ∼ P27 P20 ∼ P27/SEG00 ∼ SEG07/ A00 ∼ A07 P30 ∼ P33/SEG08 ∼ SEG11/ P30 ∼ P33 A08 ∼ A11 P34 ∼ P37 P34 ∼ P37/SEG12 ∼ SEG15/ A12 ∼ A15 P40 P40/SIN0 P41 P41/SOT0 P42 P42/SCK0 P43 P43/SIN3 P44 P44/SOT3 P45 P45/SCK3 P46 P46/SGA/AS P47 P47/SGO/SYSCLK P50 P50/SIN4/CK0/CS0 P51 P51/SOT4/CS1 入力可能 出力 Hi-Z 入力可能 入力可能 出力 Hi-Z 入力可能 “L” 出力 “L” 出力 出力 Hi-Z 入力可能 出力 Hi-Z 入力可能 入力可能 P:直前状態保持 F:LCDC 出力時 動作または 出力保持 , P: その他 Hi-Z 直前状態保持 F: 通常動作 P:直前状態保持 F:出力保持また は Hi-Z LCDC 出力時 動作または 出力保持 , その他 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 (続く) DS07–16803–3 37 MB91245/S シリーズ (続き) 初期値 端子名 機能名 P52 P52/SCK4/CS2 P53 P53/SIN5/CK1/CS3 P54 P54/SOT5/RD P55 P55/SCK5/WR0 P56 P56/OUT0/WR1 P57 P57/OUT1/RDY P60 ∼ P67 P60 ∼ P67/AN0 ∼ AN7 P70 P70/RX0/INT6 P71 P71/TX0 P72 P72/RX1/INT7 P73 P73/TX1 P80 ∼ P87 P80 ∼ P87/AN16 ∼ AN23 P90 ∼ P97 P90 ∼ P97/AN24 ∼ AN31 PA0 ∼ PA3 PA0 ∼ PA3/ PWMxxx ∼ PWMxxx PB0 ∼ PB7 PB0 ∼ PB7/ PWMxxx ∼ PWMxxx PC0 ∼ PC3 PC0 ∼ PC3/ PWMxxx ∼ PWMxxx PD0 PD0/TIN0/IN0/PWC0 PD1 PD1/TIN1/IN1 PD2 PD2/TIN2/IN2 PD3 PD3/IN3 PD4 PD4/COM0/PPG1 PD5 PD5/COM1/PPG3 PD6 PD6/COM2/PPG5 PD7 PD7/COM3/PPG7 PE0 ∼ PE7 PE0 ∼ PE7/ PWMxxx ∼ PWMxxx PF0 ∼ PF7 PF0 ∼ PF7/AN8 ∼ AN15 PG0 PG0/PPG0 PG1 PG1/TOT0/PPG2 PG2 PG2/TOT1/PPG4 PG3 PG3/TOT2/PPG6 38 スリープ INIT = “L” INIT = “H” 時 時 時 出力 Hi-Z 入力可能 入力可能 出力 Hi-Z 入力可能 入力可能 P: 直前状態 保持 F: 通常動作 入力可能 ストップ時 HIZ = 0 HIZ = 1 P:直前状態保持 F:出力保持または Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 P:直前状態保持 F:出力保持 , INT6 入力可能 出力 Hi-Z/ PFR7 レジスタ= “1” 時 INT6 入力可能 P:直前状態保持 F:Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 P:直前状態保持 F:出力保持 , INT7 入力可能 出力 Hi-Z/ PFR7 レジスタ= “1” 時 INT7 入力可能 P:直前状態保持 F:出力保持または Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 Hi-Z 入力 “0” 固定 “L” 出力 出力 Hi-Z 入力可能 P:直前状態保持 LCDC: 出力または保持 PPG:出力保持 “L” 出力 出力 Hi-Z 入力可能 P: 直前状態 保持 F: 通常動作 P:直前状態保持 F:出力保持または Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ・外部バスモード (8 ビット ) 初期値 端子名 機能名 INIT INIT=“L” INIT=“H” 時 時 ストップ時 スリープ時 HIZ = 0 HIZ = 1 INIT 入力可能 入力可能 X0 X0 Hi-Z または 入力可能 Hi-Z または 入力可能 X1 X1 “H” 出力または 入力可能 “H” 出力または 入力可能 X0A X0A Hi-Z または 入力可能 Hi-Z または 入力可能 X1A X1A “H” 出力または 入力可能 “H” 出力または 入力可能 MOD0 MOD0 MOD1 MOD1 入力可能 入力可能 MOD2 MOD2 P00 P00/SEG24/INT0 P01 P01/SEG25/INT1 P02 P02/SEG26/INT2 P03 P03/SEG27/INT3 P04 P04/SEG28/INT4 P05 P05/SEG29/INT5 P06 P06/SEG30 P07 P07/SEG31/ATG P10 ∼ P17 D08 ∼ D15 P20 ∼ P27 A00 ∼ A07 P30 ∼ P33 A08 ∼ A11 P34 ∼ P37 A12 ∼ A15 P40 P40/SIN0 P41 P41/SOT0 P42 P42/SCK0 P43 P43/SIN3 P44 P44/SOT3 P45 P45/SCK3 P46 P46/SGA/AS 入力可能 出力 Hi-Z 入力可能 P47/SGO/SYSCLK 入力可能 P:直前状態保持 F:LCDC 出力時動作 または出力保持 , PFR0 レジスタ= “0” P:直前状態保持 時 INT0 ∼ INT5 入力 出力 Hi-Z F:通常動作 可能 入力可能 P:直前状態保持 F:LCDC 出力時 動作 または出力保持 その他 Hi-Z “L” 出力 “H” 出力 Hi-Z Hi-Z F:アドレス出力 F:アドレス出力 LCDC 出力時動作 または出力保持 , その他出力 Hi-Z/ PFR0 レジスタ= “0” 時 INT0 ∼ INT5 入力可能 LCDC 出力時動作 または出力保持 , その他出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 出力 Hi-Z 入力可能 出力 Hi-Z P:直前状態保持 P:直前状態保持 F:出力保持または 入力可能 F:通常動作 Hi-Z “H” 出力 出力 Hi-Z 入力可能 P47 入力可能 P:直前状態保持 P:直前状態保持 AS:“H” 出力 AS:“H” 出力 F:通常動作 F:出力保持 P:直前状態保持 P:直前状態保持 SYSCLK: SYSCLK: CLK 出力 CLK 出力 “H”または“L”出力 F:通常動作 F:出力保持 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 (続く) DS07–16803–3 39 MB91245/S シリーズ 初期値 端子名 機能名 P50 P50/SIN4/CK0/CS0 P51 P51/SOT4/CS1 P52 P52/SCK4/CS2 P53 P53/SIN5/CK1/CS3 P54 P54/SOT5/RD P55 P55/SCK5/WR0 P56 P56/OUT0 P57 P57/OUT1/RDY P60 ∼ P67 P60 ∼ P67/ AN0 ∼ AN7 ストップ時 INIT = “L” INIT=“H” 時 時 “H” 出力 出力 Hi-Z 入力可能 RDY 入力 スリープ時 HIZ = 0 HIZ = 1 バスコントロール: バスコントロール: “H” 出力 “H” 出力 P:直前状態保持 P:直前状態保持 F:出力保持または F:通常動作 Hi-Z P:直前状態保持 F:通常動作 , EPFR = “0” 時: “H” 出力 P:直前状態保持 F:出力保持 , EPFR = “0” 時: “H” 出力 P:直前状態保持 F:通常状態 RDY 入力 P:直前状態保持 F:出力保持 RDY 入力 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 P:直前状態保持 F:出力保持または Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 出力 Hi-Z/ PFR7 レジス タ= “1” 時 INT6 入力 可能 P70 P70/RX0/INT6 P:直前状態保持 F:出力保持 , INT6 入力可能 P71 P71/TX0 P:直前状態保持 F:Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 P72 P72/RX1/INT7 P:直前状態保持 F:出力保持 , INT7 入力可能 出力 Hi-Z/ PFR7 レジス タ= “1” 時 INT7 入力 可能 P80 ∼ P87 P80 ∼ P87/ AN16 ∼ AN23 P90 ∼ P97 P90 ∼ P97/ AN24 ∼ AN31 PA0 ∼ PA3 PA0 ∼ PA3/ PWMxxx ∼ PWMxxx P:直前状態保持 F:出力保持または Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 PB0 ∼ PB7 PB0 ∼ PB7/ PWMxxx ∼ PWMxxx PC0 ∼ PC3 PC0 ∼ PC3/ PWMxxx ∼ PWMxxx 出力 Hi-Z 入力可能 出力 Hi-Z 入力可能 P:直前状態保持 F:通常動作 (続く) 40 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ (続き) 初期値 端子名 機能名 PD0 PD0/TIN0/IN0/PWC0 PD1 PD1/TIN1 PD2 PD2/TIN2 PD3 PD3/IN3 PD4 PD4/COM0/PPG1 PD5 PD5/COM1/PPG3 PD6 PD6/COM2/PPG5 PD7 PD7/COM3/PPG7 PE0 ∼ PE7 PE0 ∼ PE7/ PWMxxx ∼ PWMxxx PF0 ∼ PF7 PF0 ∼ PF7/AN8 ∼ AN15 PG0 PG0/PPG0 PG1 PG1/TOT0/PPG2 PG2 PG2/TOT1/PPG4 PG3 PG3/TOT2/PPG6 DS07–16803–3 INIT=“L” INIT=“H” 時 時 入力可能 入力可能 ストップ時 スリープ時 入力可能 HIZ = 0 HIZ = 1 Hi-Z 入力 “0” 固定 “L” 出力 P:直前状態保持 LCDC: 出力または保持 PPG:出力保持 “L” 出力 P:直前状態保持 F:通常動作 出力 Hi-Z 入力可能 出力 Hi-Z 入力可能 P:直前状態保持 F:出力保持または Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 41 MB91245/S シリーズ ・外部バスモード (16 ビット ) 初期値 端子名 機能名 INIT INIT=“L” INIT=“H” 時 時 ストップ時 スリープ時 HIZ = 0 HIZ = 1 INIT 入力可能 入力可能 X0 X0 Hi-Z または 入力可能 Hi-Z または 入力可能 X1 X1 “H” 出力または 入力可能 “H” 出力または 入力可能 X0A X0A Hi-Z または 入力可能 Hi-Z または 入力可能 X1A X1A “H” 出力または 入力可能 “H” 出力または 入力可能 MOD0 MOD0 MOD1 MOD1 入力可能 入力可能 MOD2 MOD2 P00 D00 P01 D01 P02 D02 P03 D03 P04 D04 P05 D05 P06 D06 P07 D07 P10 ∼ P17 D08 ∼ D15 P20 ∼ P27 A00 ∼ A07 P30 ∼ P33 A08 ∼ A11 P34 ∼ P37 A12 ∼ A15 P40 P40/SIN0 P41 P41/SOT0 P42 P42/SCK0 P43 P43/SIN3 P44 P44/SOT3 P45 P45/SCK3 P46 P46/SGA/AS 入力可能 出力 Hi-Z 入力可能 P47/SGO/SYSCLK 出力 Hi-Z 入力可能 入力可能 Hi-Z Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 “L” 出力 出力 Hi-Z 入力可能 “H” 出力 F:アドレス出力 出力 Hi-Z P:直前状態保持 入力可能 F:通常動作 “H” 出力 出力 Hi-Z 入力可能 P47 入力可能 F:アドレス出力 P:直前状態保持 F:出力保持または Hi-Z P:直前状態保持 , P:直前状態保持 , AS:“H” 出力 , AS:“H” 出力 , F:通常動作 F:出力保持 P:直前状態保持 , P:直前状態保持 , SYSCLK: SYSCLK: CLK 出力 “H” または “L” 出力 CLK 出力 , F:通常動作 F:出力保持 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 (続く) 42 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ 初期値 端子名 機能名 P50 P50/SIN4/CK0/CS0 P51 P51/SOT4/CS1 P52 P52/SCK4/CS2 P53 P53/SIN5/CK1/CS3 P54 P54/SOT5/RD P55 P55/SCK5/WR0 P56 P56/OUT0/WR1 P57 P57/OUT1/RDY P60 ∼ P67 P60 ∼ P67/ AN0 ∼ AN7 INIT=“L” INIT=“H” 時 時 “H” 出力 出力 Hi-Z 入力可能 ストップ時 スリープ時 HIZ = 0 バスコントロール: バスコントロー “H” 出力 ル:“H” 出力 P:直前状態保持 P:直前状態保持 F:出力保持または F:通常動作 Hi-Z P:直前状態保持 F:出力保持または Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 出力 Hi-Z/ PFR7 レジス タ= “1” 時 INT6 入力 可能 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 P70 P70/RX0/INT6 P71 P71/TX0 P:直前状態保持 F:Hi-Z P72/RX1/INT7 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 P:直前状態保持 P:直前状態保持 RDY 入力 F:通常状態 F:出力保持 RDY 入力 RDY 入力 P:直前状態保持 F:出力保持 , INT6 入力可能 P72 HIZ = 1 出力 Hi-Z 入力可能 出力 Hi-Z P:直前状態保持 P:直前状態保持 F:出力保持 , 入力可能 F:通常動作 INT7 入力可能 出力 Hi-Z/ PFR7 レジス タ= “1” 時 INT7 入力 可能 P80 ∼ P87 P80 ∼ P87/AN16 ∼ AN23 P90 ∼ P97 P90 ∼ P97/AN24 ∼ AN31 PA0 ∼ PA3 PA0 ∼ PA3/ PWMxxx ∼ PWMxxx PB0 ∼ PB7 PB0 ∼ PB7/ PWMxxx ∼ PWMxxx PC0 ∼ PC3 PC0 ∼ PC3/ PWMxxx ∼ PWMxxx P:直前状態保持 F:出力保持または Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 (続く) DS07–16803–3 43 MB91245/S シリーズ (続き) 初期値 端子名 機能名 PD0 PD0/TIN0/IN0/PWC0 PD1 PD1/TIN1 PD2 PD2/TIN2 PD3 PD3/IN3 PD4 PD4/COM0/PPG1 PD5 PD5/COM1/PPG3 PD6 PD6/COM2/PPG5 PD7 PD7/COM3/PPG7 PE0 ∼ PE7 PE0 ∼ PE7/ PWMxxx ∼ PWMxxx PF0 ∼ PF7 PF0 ∼ PF7/AN8 ∼ AN15 PG0 PG0/PPG0 PG1 PG1/TOT0/PPG2 PG2 PG2/TOT1/PPG4 PG3 PG3/TOT2/PPG6 44 INIT=“L” INIT=“H” 時 時 入力可能 入力可能 ストップ時 スリープ時 入力可能 HIZ = 0 HIZ = 1 Hi-Z 入力 “0” 固定 “L” 出力 P:直前状態保持 LCDC: 出力または保持 PPG:出力保持 “L” 出力 P:直前状態保持 F:通常動作 出力 Hi-Z 入力可能 出力 Hi-Z 入力可能 P:直前状態保持 F:出力保持または Hi-Z 出力 Hi-Z/ 入力 “0” 固定 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 項目 記号 定格値 単位 備考 最小 最大 VCC VSS − 0.3 VSS + 6.0 V AVCC VSS − 0.3 VSS + 6.0 V AVCC = VCC*2 VAVRH VSS − 0.3 VSS + 6.0 V AVCC ≧ VAVRH DVCC VSS − 0.3 VSS + 6.0 V DVCC = VCC*2 入力電圧 *1 VI VSS − 0.3 VCC + 0.3 V 1 VO VSS − 0.3 VCC + 0.3 V IOL1 ⎯ 15 mA *5 IOL2 ⎯ 40 mA *6 IOLAV1 ⎯ 4 mA *5 IOLAV2 ⎯ 30 mA *6 ΣIOL1 ⎯ 120 mA *5 ΣIOL2 ⎯ 330 mA *6 ΣIOLAV1 ⎯ 50 mA *5 ΣIOLAV2 ⎯ 240 mA *6 IOH1 *3 ⎯ − 15 mA *5 IOH2 *3 電源電圧 *1 出力電圧 * “L” レベル最大出力電流* 3 “L” レベル平均出力電流* 4 “L” レベル最大総出力電流 “L” レベル平均総出力電流 “H” レベル最大出力電流 “H” レベル平均出力電流 “H” レベル最大総出力電流 “H” レベル平均総出力電流 消費電力 動作温度 ⎯ − 40 mA *6 IOHAV1 *4 ⎯ −4 mA *5 IOHAV2 *4 ⎯ − 30 mA *6 ΣIOH1 ⎯ − 120 mA *5 ΣIOH2 ⎯ − 330 mA *6 ΣIOHAV1 *7 ⎯ − 50 mA *5 ΣIOHAV2 *7 ⎯ − 240 mA *6 ⎯ 660 mW − 40 + 105 °C マスク ROM 品 ( シングルチップ動作時 ) − 40 + 105 °C フラッシュメモリ品 ( シングルチップ動作時 ) − 40 + 85 °C マスク ROM/ フラッシュメモリ品 ( 外バス動作時 ) PD TA 保存温度 Tstg − 55 + 150 °C + B 入力規格 ( 最大クランプ電流 ) IIHH ⎯ 2 mA ΣIIHH ⎯ 20 mA + B 入力規格 ( 最大総クランプ電流 ) 入力専用端子を除く* 8 (続く) DS07–16803–3 45 MB91245/S シリーズ (続き) * 1: Vss = AVss = DVSS = 0.0 V を基準にしています。 * 2: 電源投入時など AVCC, DVCC が VCC を超えないように注意してください。 * 3: 最大出力電流は , 該当する端子 1 本のピーク電流値を規定します。 * 4: 平均出力電流は , 該当する端子 1 本に流れる電流の 100 ms の平均電流値を規定します。平均値とは , 動作電流×動 作率を意味します。 * 5: PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7, PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE7 以外の出力 * 6: (PA0 ∼ PA3, PE0 ∼ PE7) + (PB0 ∼ PB7, PC0 ∼ PC3) ステッピングモータコントローラ用の端子は , 12 本+ 12 本の 2 グループにわかれており , 1 グループあたりの総 電流として計算 * 7: 平均総出力電流は , 該当する端子すべてに流れる電流の 100 ms の平均電流値を規定します。平均値とは , 動作電流 ×動作率を意味します。 * 8: + B 入力規格は , 該当する端子 1 本あたりの電流値を規定します。 <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 46 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ 2. 推奨動作条件 (VSS = DVSS = AVSS = 0.0 V) 項目 電源電圧 平滑コンデンサ* 3 動作温度 記号 VCC AVCC DVCC 規格値 単位 備考 5.5 V 推奨動作保証範囲 (MB91248, MB91F248, MB91F249, MB91F249S) 3.5 5.5 V 動作保証範囲* 1 (MB91248, MB91F248, MB91F249, MB91F249S) 2.0 5.5 V ストップ動作の状態保持保証範囲* 2 (MB91248, MB91F248, MB91F249, MB91F249S) μF セラミックコンデンサまたは同程度の周波数特 性のコンデンサを使用してください。 最小 最大 4.5 CS TA 1 − 40 + 105 °C マスク ROM 品 ( シングルチップ動作時 ) − 40 + 105 °C フラッシュメモリ品 ( シングルチップ動作時 ) − 40 + 85 °C マスク ROM/ フラッシュメモリ品 ( 外バス動作時 ) * 1:A/D 動作を除く * 2:RAM 保持内部電圧で 1.8 V (Min) /3.6 V (Max) * 3:平滑コンデンサ CS の接続は , 下図を参照してください。 C 端子接続図 VCC3C CS VSS DVSS AVSS <+ B 入力 (12 V ∼ 16 V) 条件について> ・ + B 電位をマイクロコントローラ端子に直接印加しないでください。 ・ マイクロコントローラ端子と+ B 信号との間には , 必ず電流制限用の抵抗を接続してください。 IIHH = 1 本あたり 2 mA (Max) [ 定常状態および電源 on-off などの過渡状態 ] LCDC 用出力端子を除く汎用入力ポートに接続可能。 ただし , LCDC 用出力 / 汎用入出力兼用端子を汎用入力ポートに設定した場合は , +B 入力可能。 ・ +B入力時の制限抵抗とマイクロコントローラ端子間の電位は, マイクロコントローラ内蔵の保護ダイオードにより, VCC +保護ダイオードオン電圧になりますが , それらを妨げたり , その電位を越えるような回路構成にはしないでく ださい。 DS07–16803–3 47 MB91245/S シリーズ 推奨回路例 MB91245/S シリーズ 保護ダイオード lIHH + B 入力 (12 ∼ 16 V) 電流制限抵抗 <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 48 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ 3. 直流規格 (TA:推奨動作条件 , Vcc = 5.0 V ± 10%, VSS = DVSS = AVSS = 0.0 V) 項目 “H” レベル 入力電圧 “L” レベル 入力電圧 記号 端子名 条件 VIHS ⎯ VIH 単位 標準 最大 ⎯ 0.8 VCC ⎯ VCC + 0.3 V Automotive レベル 入力端子* 1 P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P57 ⎯ 0.7 VCC ⎯ VCC + 0.3 V CMOS ヒステリシ ス入力端子* 2 VIHM ⎯ ⎯ VCC − 0.3 ⎯ VCC + 0.3 V MOD 端子* 3 VIHX X0, X1, X0A, X1A, INIT ⎯ 0.8 VCC ⎯ ⎯ V VILS ⎯ ⎯ VSS − 0.3 ⎯ 0.5 VCC V Automotive レベル 入力端子* 1 VIL P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P57 ⎯ VSS − 0.3 ⎯ 0.3 VCC V CMOS ヒステリシ ス入力端子* 2 VILM ⎯ ⎯ VSS − 0.3 ⎯ Vss + 0.3 V MOD 端子* 3 VILX X0, X1, X0A, X1A, INIT ⎯ ⎯ ⎯ 0.2 VCC V ⎯ 55 85 mA フラッシュメモリ品 ⎯ 55 85 mA マスク ROM 品 ⎯ 100 150 mA フラッシュ書込み時 ⎯ 290 450 μA 動作周波数 FCP = 32 MHz, メイン RUN 時 ICCL 動作周波数 FCP = 32 kHz, VCC TA =+ 25 °C サブ RUN 時 ICCH TA =+ 25 °C, Vcc = 5 V, ストップ時 ( 発振停止 ) ⎯ 95 150 μA ICTS TA =+ 25 °C, Vcc = 5 V, ストップ時 (RTC 使用時 ) ⎯ 390 500 μA VCC = DVCC = AVCC = 5.5 V VSS < VI < VCC −5 ⎯ +5 μA CIN1 VCC, VSS, DVCC, DVSS, AVCC, AVSS, PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7, PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE7 以外 ⎯ ⎯ 5 15 pF 入力容量 2 CIN2 PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7, PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE7 ⎯ ⎯ 15 45 pF プルアップ 抵抗 RUP INIT ⎯ 25 50 100 kΩ RDOWN MOD1, MOD2 ⎯ 25 50 100 kΩ 入力リーク 電流 入力容量 1 プルダウン 抵抗 備考 最小 ICC 電源電流* 4 規格値 IIL 全入力端子 4 MHz 使用時 マスク ROM 品のみ (続く) DS07–16803–3 49 MB91245/S シリーズ (続き) (TA:推奨動作条件 , Vcc = 5.0 V ± 10%, VSS = DVSS = AVSS = 0.0 V) 項目 記号 端子名 条件 出力 “H” 電圧 1 VOH1 PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7, PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE7 以外 出力 “H” 電圧 2 VOH2 出力 “L” 電圧 1 出力 “L” 電圧 2 規格値 単位 最小 標準 最大 Vcc = 4.5 V IOH =− 4.0 mA VCC − 0.5 ⎯ ⎯ V PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7, PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE7 Vcc = 4.5 V IOH =− 30.0 mA VCC − 0.5 ⎯ ⎯ V VOL1 PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7, PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE7 以外 Vcc = 4.5 V IOL = 4.0 mA ⎯ ⎯ 0.4 V VOL2 PA0 ∼ PA3, PB0 ∼ PB7, PC0 ∼ PC3, PE0 ∼ PE7 Vcc = 4.5 V IOL = 30.0 mA ⎯ ⎯ 0.55 V 備考 大電流出力 駆動能力 相間偏差 1 PWM1Pn, PWM1Mn, ΔVOH2 PWM2Pn, PWM2Mn, n=0∼5 Vcc = 4.5 V IOH = 30.0 mA VOH2 の最大偏差 0 ⎯ 90 mV *5 大電流出力 駆動能力 相間偏差 2 PWM1Pn, PWM1Mn, ΔVOL2 PWM2Pn, PWM2Mn, n=0∼5 Vcc = 4.5 V IOL = 30.0 mA VOL2 の最大偏差 0 ⎯ 90 mV *5 COM0 ∼ COM3 出力インピー ダンス RVCOM COMm (m = 0 ∼ 3) ⎯ ⎯ ⎯ 2.5 kΩ SEG00 ∼ SEG31 出力インピー ダンス RVSEG SEGn (n = 00 ∼ 31) ⎯ ⎯ 15 30 kΩ ILCDC COMm (m = 0 ∼ 3) , SEGn, (n = 00 ∼ 31) TA =+ 25 °C − 0.5 ⎯ + 0.5 μA LCDC リーク 電流 * 1: X0, X1, X0A, X1A, MOD0, MOD1, MOD2, INIT 端子を除く全入力端子 * 2: ポート入力レベル選択レジスタ (PILR) により選択可能です。 * 3: MOD0, MOD1, MOD2 * 4: 電源電流は , X1 端子から外部クロックを供給した場合の電流値です。 * 5: ch.0 の PWM1P0/PWM1M0/PWM2P0/PWM2M0 を同時 ON した場合の各端子の VOH2/VOL2 の最大偏差で規定します。 ほかのチャネルも同様です。 50 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ 4. フラッシュメモリ書込み / 消去特性 項目 条件 規格値 最小 標準 最大 単位 備考 セクタ消去時間 TA =+ 25 °C, Vcc = 5.0 V ⎯ 1 15 s 内部でのイレーズ前書込み時間 は除く チップ消去時間 TA =+ 25 °C, Vcc = 5.0 V ⎯ 5 ⎯ s 内部でのイレーズ前書込み時間 は除く ハーフワード書込み 時間 TA =+ 25 °C, Vcc = 5.0 V ⎯ 16 3600 μs システムレベルのオーバヘッド 時間は除く チップ書込み時間 TA =+ 25 °C, Vcc = 5.0 V ⎯ 2.1 ⎯ s システムレベルのオーバヘッド 時間は除く ⎯ 10000 ⎯ ⎯ cycle 平均 TA =+ 85 °C 10 ⎯ ⎯ year 消去 / 書込みサイクル フラッシュメモリ データ保持期間 * *:テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウス式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度+ 85 °C へ換算 しています ) 。 DS07–16803–3 51 MB91245/S シリーズ 5. 交流規格 (1) クロックタイミング (TA:推奨動作条件 , Vcc = 5.0 V ± 10%, VSS = DVSS = AVSS = 0.0 V) 項目 記号 端子名 FC 規格値 条件 単位 備考 最小 標準 最大 X0, X1 ⎯ 4 ⎯ MHz Fca X0A, X1A ⎯ 32 ⎯ kHz 原発振クロック サイクルタイム tCYL X0, X1 ⎯ 250 ⎯ ns 入力クロックパルス幅 PWH , PWL X0 100 ⎯ ⎯ ns 0.0312 ⎯ 32 MHz CPU 系 (CLKB) 0.0312 ⎯ 16 MHz 外部バス系 (CLKT) fCPP 0.0312 ⎯ 32 MHz 周辺系 (CLKP) tCPB 31.25 ⎯ 32000 ns CPU 系 (CLKB) 62.5 ⎯ 32000 ns 外部バス系 (CLKT) 31.25 ⎯ 32000 ns 周辺系 (CLKP) ⎯ ⎯ 5 ns 外部クロック時 ⎯ ⎯ 32 31.25 ⎯ ⎯ 原発振クロック周波数 ⎯ fCPB 内部動作クロック周波数 内部動作クロック周期 fCPT tCPT ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ tCPP 入力クロック 立上り , 立下り時間 tcr tcf X0 内部ベースクロック周波数 FCP ⎯ 内部ベースクロック サイクルタイム tCP ⎯ デューティ比 40%∼ 60%を目安としてく ださい。 ⎯ ⎯ MHz 4 MHz メイン発振 , PLL8 逓倍使用時 ns 4 MHz メイン発振 , PLL8 逓倍使用時 X0, X1 クロックタイミング tCYL 0.8 VCC X0 0.2 VCC PWH 52 tcf PWL tcr DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ 動作について 原発振 :X0/X1:4 MHz, PLL:8 逓倍 , 内部周波数:32 MHz :X0A/X1A:32 kHz, PLL:逓倍なし , 内部周波数:32 kHz でお使いください。なお , PLL 発振安定待ち時間> 500 μs 以上としてください。 発振回路例 X0 X1 R C1 C2 交流規格は以下の測定基準電圧値で規定しています。 ・入力信号波形 ヒステリシス入力端子 ・出力信号波形 出力端子 0.8 VCC 2.4 V 0.5 VCC 0.8 V DS07–16803–3 53 MB91245/S シリーズ (2) リセット入力 (TA:推奨動作条件 , Vcc = 5.0 V ± 10%, VSS = DVSS = AVSS = 0.0 V) 項目 記号 tINTL INIT 入力時間 端子名 規格値 条件 ⎯ INIT 単位 備考 最小 最大 500 ⎯ ns フラッシュメモリ 品 10 tCP ⎯ ns マスク ROM 品 ⎯ ms ストップモード時 * 振動子の発振時間 + 10 tcp + 12 μs *:振動子の発振時間は , 振幅の 90%に達した時間です。水晶発振子は数 ms ∼数十 ms, セラミック発振子は数百 μs ∼ 数 ms, 外部クロックは 0 ms となります。 tINTL INIT 0.2 VCC 0.2 VCC ストップモード時 tINTL INIT 0.2 VCC X0 0.2 VCC 振幅の 90% 内部動作 クロック 振動子の 発振時間 10 tcp + 12 µs 発振安定待ち時間 命令実行 内部リセット 54 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ 【外部リセット入力規格 (INIT) と内部リセット信号解除のタイミングについて】 ・ リセット回路の仕様では外部リセット入力が発生した際には , すべてのリセット信号を内部ロジックに伝達するため , 内部リセット信号までに Max 256 tcp 費やします。 (32 MHz 動作にて Max 8 μs) ・ 命令実行開始 ( アプリケーションの動作開始 ) は外部リセット入力後以下のようなタイミング設定になります。 外部リセット入力ら命令開始までの時間 = Max 256 tcp + 61 tcp ・タイミングチャート INIT Min 内部リセット入力タイミング 10 tcp 内部リセット 61 tcp Max 256 tcp 内部リセット解除タイミング 【外部バスモード時の端子状態について】 外部バスモード時には , 外部リセット (INIT = “0”) 入力時の RAM 値保持は保証されません。 外バスモード時には 「RAM , 値保持が保証されない」と同時に以下のように内部リセット入力から解除までの間 , 各端子 に内部バスの値が出力される状態になります。 ・タイミングチャート ( 外バスモード時の端子状態 1) INIT Min 10 tcp 内部リセット 61 tcp Max 256 tcp 外バス端子状態 Hi-Z リセット直前値 リセット初期値 Hi-Z を継続させるには以下のような外部リセット入力で回避できます。 ・タイミングチャート ( 外バスモード時の端子状態 2) INIT 256 tcp 内部リセット 61 tcp Max 256 tcp 外バス端子状態 DS07–16803–3 Hi-Z リセット初期値 55 MB91245/S シリーズ (3) パワーオン , 電源投入条件 (TA:推奨動作条件 , VSS = 0.0 V) 項目 記号 端子名 条件 tR 電源立上げ時間 電源開始電圧 VOFF 電源到達電圧 VON 電源切断時間 tOFF ⎯ Vcc 規格値 単位 最小 最大 0.05 30 ms ⎯ 0.2 V 3.5 ⎯ V 50 ⎯ ms 備考 繰返し動作のため tR 4.5 V Vcc 0.2 V 0.2 V 0.2 V tOFF MB91245/S シリーズ電源降下時および RAM 保持のための電源電圧と外部リセット入力について シングルチップモード時の RAM データ保持規格として以下のリセット入力規格を満足するようにしてください。 Vcc (V) 電圧降下時間 外部リセット入力規格 (INIT) 4.0 V → 3.5 V 降下時 Min 256 tcp Min 256 tcp Vcc 4V 4V 3.5 V 3.5 V INIT 256 tcp RAM データ保持のためには , VCC = 3.5 V 以下に電圧降下する前に INIT を 256 tcp 以上入力してください。 56 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ (4) クロック出力タイミング (VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項目 記号 端子名 サイクル時間 tCYC SYSCLK SYSCLK ↑→ SYSCLK ↓ tCHCL SYSCLK SYSCLK ↓→ SYSCLK ↑ tCLCH SYSCLK 条件 ⎯ 規格値 最小 最大 tCPT ⎯ 単位 備考 ns *1 tCYC / 2 − 10 tCYC / 2 + 10 ns *2 tCYC / 2 − 10 tCYC / 2 + 10 ns *3 tCYC tCHCL tCLCH VOH SYSCLK VOH VOL * 1: tCYC はギア周期を含む 1 クロックサイクルの周波数です。 * 2: 本規格はギア周期× 1 の場合の値です。 ギア周期 1/2, 1/4, 1/8 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ 1/2, 1/4, 1/8 を代入して計算してください。 ( 1 / 2 × 1 / n ) × tCYC − 10 * 3: 本規格はギア周期× 1 の場合の値です。 DS07–16803–3 57 MB91245/S シリーズ (5) 通常バスアクセス リード / ライト動作 (VCC = 4.0 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V, TA = 0 °C ∼+ 70 °C) 項目 記号 端子名 tCSLCH CS0 ∼ CS3 セットアップ SYSCLK tCSDLCH CS0 ∼ CS3 ホールド tASWL tASRL tCHAX アドレスホールド tWHAX tRHAX 規格値 単位 最小 最大 AWRxL: W02 = 0 3 ⎯ ns AWRxL: W02 = 1 −8 ⎯ ns 3 tCYC / 2 + 25 ns 3 ⎯ ns 3 ⎯ ns 3 ⎯ ns 3 tCYC / 2 + 25 ns 3 ⎯ ns 3 ⎯ ns ⎯ 3 / 2 × tCYC + 45 ns ⎯ 8 ns ⎯ 8 ns tCHCSH tASCH アドレスセットアップ CS0 ∼ CS3 条件 SYSCLK A00 ∼ A15 WR0, WR1 A00 ∼ A15 RD A00 ∼ A15 SYSCLK A00 ∼ A15 WR0, WR1 A00 ∼ A15 RD A00 ∼ A15 A00 ∼ A15 D00 ∼ D15 有効アドレス→ 有効データ入力時間 tAVDV WR0, WR1 遅延時間 tCHWL WR0, WR1 遅延時間 tCHWH SYSCLK WR0, WR1 WR0, WR1 最小パルス幅 tWLWH WR0, WR1 tCYC − 5 ⎯ ns WR0, WR1 ↑→ データホールド時間 tWHDX D00 ∼ D15 3 ⎯ ns RD 遅延時間 tCHRL ⎯ 6 ns RD 遅延時間 tCHRH SYSCLK RD ⎯ 6 ns RD ↓→ 有効データ入力時間 tRLDV ⎯ tCYC − 30 ns データセットアップ → RD ↑時間 tDSRH 20 ⎯ ns RD ↑→ データホールド時間 tRHDX 0 ⎯ ns RD 最小パルス幅 tRLRH RD tCYC − 5 ⎯ ns AS セットアップ tASLCH 3 ⎯ ns AS ホールド tCHASH SYSCLK AS 3 tCYC / 2 + 25 ns RD D00 ∼ D15 ⎯ 備考 * 1, * 2 *1 * 1: 自動ウエイト挿入や RDY 入力でバスを延ばしている場合には , (tCYC ×延ばしたサイクル数 ) の時間を本規格に追 加してください。 * 2: 本規格はギア周期× 1 の場合の値です。ギア周期 1/2 ∼ 1/16 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ 1/2 ∼ 1/16 を代入して計算してください。 ・計算式:3/ (2n) × tCYC + 45 58 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ tCYC VOH VOH VOH VOH SYSCLK tASLCH AS tCHASH VOH VOL tCSLCH tCSDLCH CS0 ~ CS3 tCHCSH VOH VOL tASCH A00 ~ A15 tCHAX VOH VOL VOH VOL tCHRL tCHRH tRLRH RD VOL tRHAX tASRL tRLDV tDSRH tRHDX tAVDV D00 ~ D15 VOH VOH VOL VOL tCHWH tCHWL tWLWH VOL WR0, WR1 tASWL VOH tWHAX tWHDX D00 ~ D15 DS07–16803–3 VOH VOL VOH VOL 59 MB91245/S シリーズ (6) レディ入力タイミング (VCC = 4.5 V ∼ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項目 記号 端子名 RDY セットアップ時間 → SYSCLK ↓ tRDYS SYSCLK RDY SYSCLK ↑→ RDY ホールド時間 tRDYH SYSCLK RDY 規格値 条件 単位 最小 最大 10 ─ ns 0 ─ ns ─ tCYC VoH SYSCLK VoL VoL tRDYS RDY ウェイトを かけるとき RDY ウェイトを かけないとき 60 VoH tRDYH tRDYS VoH tRDYH VoH VoL VoL VoH VoH VoL VoL DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ (7) UART タイミング (TA:推奨動作条件 , VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK0 SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOV SCK0, SOT0 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK ↑→ 有効 SIN ホールド時間 tSHIX シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOV 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK ↑→ 有効 SIN ホールド時間 tSHIX 条件 内部シフトクロックモード 出力端子は CL = 80 pF + 1 TTL 規格値 単位 最小 最大 8 tCP ⎯ ns − 80 + 80 ns 100 ⎯ ns 60 ⎯ ns 4 tCP ⎯ ns 4 tCP ⎯ ns ⎯ 150 ns 60 ⎯ ns 60 ⎯ ns SCK0, SIN0 SCK0 SCK0, SOT0 外部シフトクロックモード 出力端子は CL = 80 pF + 1 TTL SCK0, SIN0 (注意事項)・上記規格は , クロック同期モード時の値です。 ・CL は , テスティング時の端子に接続される負荷容量値です。 DS07–16803–3 61 MB91245/S シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V SCK 0.8 V 0.8 V tSLOV 2.4 V SOT 0.8 V tIVSH SIN tSHIX 0.8 Vcc 0.8 Vcc 0.5 Vcc 0.5 Vcc ・外部シフトクロックモード tSLSH tSHSL 0.8 Vcc SCK 0.6 Vcc 0.8 Vcc 0.6 Vcc tSLOV SOT 2.4 V 0.8 V tIVSH SIN 62 tSHIX 0.8 Vcc 0.8 Vcc 0.5 Vcc 0.5 Vcc DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ (8) タイマ入力タイミング (TA:推奨動作条件 , VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 t TIWH, t TIWL TIN0 ∼ TIN2, PWC0 IN0 ∼ IN3 ⎯ 規格値 最小 最大 4 tCP ⎯ 単位 ns タイマ入力タイミング tTIWL tTIWH TIN0 ∼ TIN2, IN0 ∼ IN3, PWC0 0.8 Vcc 0.8 Vcc 0.5 Vcc 0.5 Vcc (9) 外部割込みタイミング (TA:推奨動作条件 , VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V) 項目 記号 端子名 条件 入力パルス幅 tINTH, tINTL INT0 ∼ INT7 ⎯ 規格値 最小 最大 3 tCP ⎯ 単位 ns 外部割込み入力タイミング tINTH 0.8 Vcc INT0 ∼ INT7 tINTL 0.8 Vcc 0.5 Vcc 0.5 Vcc (注意事項)ストップモードから復帰する場合の INTx レベル検出時間は , 内部降圧回路安定時間 (12 μs) をさらにプラス してください。 DS07–16803–3 63 MB91245/S シリーズ 6. A/D 変換部電気的特性 (1) 電気的特性 (TA:推奨動作条件 , VCC = AVCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V) 項目 記号 端子名 分解能 ⎯ 総合誤差 規格値 単位 最小 標準 最大 ⎯ ⎯ ⎯ 10 bit ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 3.0 LSB 非直線性誤差 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 2.5 LSB 微分直線性誤差 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 1.9 LSB ゼロトランジション電圧 VOT AN0 ∼ AN31 AVSS − 1.5 LSB AVSS + 0.5 LSB AVSS + 2.5 LSB V 備考 1 LSB = (AVRH − AVSS) /1024 フルスケール トランジション電圧 VFST AN0 ∼ AN31 AVRH − 3.5 LSB AVRH − 1.5 LSB AVRH + 0.5 LSB V サンプリング時間 tSMP ⎯ 1.375 ⎯ ⎯ μs *1 コンペア時間 tCMP ⎯ 1.375 ⎯ ⎯ μs *2 A/D 変換時間 tCNV ⎯ 2.750 ⎯ ⎯ μs *3 アナログポート入力電流 IAIN AN0 ∼ AN31 ⎯ ⎯ ± 10 μA アナログ入力電圧 VAIN AN0 ∼ AN31 0 ⎯ AVRH V AVR + AVRH 4.0 ⎯ AVcc V ⎯ 2.4 4.7 mA ⎯ ⎯ 5 μA *5 基準電圧 IA 電源電流* 4 基準電圧供給電流 チャネル間ばらつき IAH AVCC VAVSS ≦ VAIN ≦ VAVCC IR AVRH ⎯ 500 900 μA VAVRH = 5.0 V IRH AVRH ⎯ ⎯ 5 μA *5 ⎯ AN0 ∼ AN31 ⎯ ⎯ 5 LSB * 1:FCP = 32 MHz 時 tSMP = (Rext + Rin) × Cin × 7 = ST × CLKP 周期= 2 チャネル× 31.25 ns = 1.375 μs となります。 * 2:FCP = 32 MHz 時 tCMP = CKIN × 11 = CT × CLKP 周期× 11 = 4 h × 31.25 ns × 11 = 1.375 μs となります。 * 3:FCP = 32 MHz 時 , tSMP および tCMP を選択した場合の 1 チャネルあたりの変換時間に相当します。 * 4:電流値は暫定値であり , 目標規格です。 * 5:A/D コンバータが非動作時で , かつ , CPU ストップ時の電源電流 (Vcc = AVcc = AVRH = 5.0 V 時 ) を規定します。 (注意事項) ・ AVRH が小さくなるに従って , 相対的に誤差は大きくなります。 ・ アナログ入力の外部回路の出力インピーダンス rS は , 以下のような条件で使用してください。 外部回路の出力インピーダンス rS = 5 kΩ ( 最大 ) ・ 外部回路の出力インピーダンスが高すぎる場合 , アナログ電圧のサンプリング時間が不足する場合があります。 外部回路と入力端子間に直流阻止用のコンデンサを挿入する場合は , チップ内部のサンプリング容量 CSH との容量分 圧による影響を抑制するために , CSH の数千倍を目安に容量値を選定してください。 64 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ アナログ入力の等価回路 マイクロコントローラ内部回路 入力端子 AN0 RSH rs CSH コンパレータ 入力端子 AN7 Vs S/H 回路 外部回路 アナログ・チャネル・セレクタ <各素子パラメータの推奨参考値> rS = 5 kΩ 以下 RSH =約 2.5 kΩ CSH =約 10 pF ( 注意事項 ) 各素子のパラメータは , 設計の推奨参考値です。動作保証するものではありません。 DS07–16803–3 65 MB91245/S シリーズ (2) 用語の定義 ・ 分解能 A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化を表します。 10 ビットならば , アナログ電圧を 210 = 1024 の部分に分解することができます。 ・ 総合誤差 実際の値と理論値との差を表し , オフセット誤差 , ゲイン誤差 , 非直線性誤差および雑音に起因する誤差の総量です。 ・ 直線性誤差 デバイスのゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ←→ “00 0000 0001”) とフルスケールトランジション点 (“11 1111 1110” ←→ “11 1111 1111”) とを結んだ直線と実際の変換特性との偏差を表します。 ・ 微分直線性誤差 出力コードを 1LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差を表します。 10 ビット A/D コンバータ変換特性 11 1111 1111B 11 1111 1110B 11 1111 1101B 11 1111 1100B . . . 1 LSB x N + VOT デジタル出力 . . . . . . . 直線性誤差 . . . 00 0000 0011B 00 0000 0010B 00 0000 0001B 00 0000 0000B VNT V(N + 1)T VOT VFST アナログ入力 1 LSB = 直線性誤差 = 微分直線性誤差 = N VOT VFST VNT 66 VFST − VOT 1022 VNT − (1 LSB × N + VOT) [LSB] 1 LSB V (N + 1) T − VNT 1 LSB −1 [LSB] :A / D コンバータデジタル出力値 :デジタル出力が 000H から 001H に遷移する電圧 :デジタル出力が 3FEH から 3FFH に遷移する電圧 :デジタル出力が (N − 1) H から NH に遷移する電圧 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ■ 特性例 (1) 電源電流 ( メイン RUN 時 ) ICC - VCC 450 80 400 70 350 60 300 50 40 200 150 20 100 10 50 4 4.5 VCC (V) 5 ICCH - VCC 4.5 VCC (V) ICTS - VCC TA = + 25 °C 5 5.5 500 TA = + 25 °C 450 400 350 300 250 200 150 100 50 4 4.5 VCC (V) 5 0 3.5 5.5 (5) A/D 電源電流 4 4.5 VCC (V) 5 5.5 (6) A/D 基準電圧供給電流 IA - VCC VCC = AVCC = AVRH, TA = + 25 °C 5 900 800 700 3 600 IR (μA) 4 3.5 2.5 2 500 400 1.5 300 1 200 0.5 100 4 4.5 VCC (V) 5 5.5 IR - VCC VCC = AVCC = AVRH, TA = + 25 °C 1000 4.5 0 3.5 4 (4) 電源電流 ( ストップ時:RTC 4 MHz 使用時 ) ICTS (μA) 150 140 130 120 110 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 3.5 0 3.5 5.5 TA = + 25 °C 250 30 (3) 電源電流 ( ストップ時:発振停止時 ) ICCH (μA) 500 90 0 3.5 IA (mA) ICCL - VCC TA = + 25 °C ICCL (μA) ICC (mA) 100 (2) 電源電流 ( サブ RUN 時 ) 0 3.5 4 4.5 VCC (V) 5 5.5 (続く) DS07–16803–3 67 MB91245/S シリーズ (続き) (7) “H” レベル入力電圧 /“L” レベル入力電圧 (Automotive 入力 ) VIN - VCC (8) “H” レベル入力電圧 /“L” レベル入力電圧 (CMOS ヒステリシス入力 ) VIN - VCC TA = + 25 °C 5 5 4.5 4.5 4 VIHS 3.5 3.5 3 3 VIN (V) VIN (V) 4 VILS 2.5 2 1.5 VIH 2.5 2 VIL 1.5 1 1 0.5 0.5 0 3.5 4 4.5 VCC (V) 5 0 3.5 5.5 (9) “H” レベル出力電圧 4 0.6 0.6 VCC - VOH2 (V) VCC - VOH1 (V) 0.7 0.5 0.4 0.3 0.5 0.4 0.3 0.2 0.2 0.1 0.1 0 −1 −2 −3 IOH (mA) −4 0 −5 (11) “L” レベル出力電圧 0 −10 VOL1 - IOL −30 −40 VOL2 - IOL 0.7 0.7 0.6 0.6 0.5 0.5 0.4 0.3 0.4 0.3 0.2 0.2 0.1 0.1 0 VCC = DVCC = 5.0 V, TA = + 25 °C 0.8 VOL2 (V) VOL1 (V) −20 IOH (mA) (12) “L” レベル出力電圧 VCC = DVCC = 5.0 V, TA = + 25 °C 0.8 5.5 VCC = DVCC = 5.0 V, TA = + 25 °C 0.8 0.7 0 5 (VCC - VOH2) - IOH VCC = DVCC = 5.0 V, TA = + 25 °C 0.8 4.5 VCC (V) (10) “H” レベル出力電圧 (VCC - VOH1) - IOH 0 0 1 2 3 IOL (mA) 68 TA = + 25 °C 4 5 0 10 20 IOL (mA) 30 40 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ■ オーダ型格 型格 パッケージ 備考 セラミック・PGA, 401 ピン (PGA-401C-A02) 評価用品 MB91F248PFV-GSE1 プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M08) クロック 2 系統品 MB91F248SPFV-GSE1 プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M08) クロック 1 系統品 MB91247PFV-GSE1 プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M08) クロック 2 系統品 MB91247SPFV-GSE1 プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M08) クロック 1 系統品 MB91248PFV-GSE1 プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M08) クロック 2 系統品 MB91248SPFV-GSE1 プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M08) クロック 1 系統品 MB91F249PFV-GSE1 プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M08) クロック 2 系統品 MB91F249SPFV-GSE1 プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M08) クロック 1 系統品 MB91V245ACR-ES DS07–16803–3 69 MB91245/S シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M08) プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M08) リードピッチ 0.50mm パッケージ幅× パッケージ長さ 20.0 × 20.0mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70mm MAX 質量 1.20g コード(参考) P-LFQFP144-20×20-0.50 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。レジン残りは、片側 +0.25(.010)MAX 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 22.00±0.20(.866±.008)SQ * 20.00±0.10(.787±.004)SQ 108 0.145±0.055 (.006±.002) 73 109 72 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 +.008 .059 –.004 0˚~8˚ INDEX 144 37 "A" LEAD No. 1 36 0.50(.020) 0.22±0.05 (.009±.002) 0.08(.003) 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) 0.25(.010) M ©2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F144019S-c-4-7 C 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) (Mounting height) 2003 FUJITSU LIMITED F144019S-c-4-6 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ 70 DS07–16803–3 MB91245/S シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 38 ■ モード別端子状態表 ・シングルチップモード 41 ・外部バスモード (8 ビット ) 44 ・外部バスモード (16 ビット ) ■ 電気的特性 47 2. 推奨動作条件 変更箇所 端子名 PG0 の機能名を変更 (PG0/ (WOT) /PPG0 → PG0/ PPG0) <+ B 入力 (12 V ~ 16 V) 条件について > を変更 ( ただし , LCDC 用出力 / 汎用入出力兼用端子を汎用入力ポートに 設定した場合は , +B 入力可能を追加 ) 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 DS07–16803–3 71 MB91245/S シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 プロモーション推進部