本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07–16702-4a 32 ビット・マイクロコントローラ CMOS FR60Lite MB91265A シリーズ MB91267A/267NA/F267A/F267NA/V265A ■ 概要 MB91265A シリーズは,高速処理を要求される組込み制御用途向けに設計された , 汎用の富士通マイクロエレクトロニ クス 32 ビット RISC マイクロコントローラです。CPU には , FR ファミリ * と互換の FR60Lite を使用しています。 MB91267NA/F267NA には , C-CAN (1 チャネル ) が搭載されています。 *:FR は富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の製品です。 ■ 特長 ・FR60Lite CPU ・32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ, パイプライン 5 段 ・最大動作周波数:33 MHz ( 原発振 4.192 MHz 原発振 8 逓倍 (PLL クロック逓倍方式 ) ・16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ) ・命令実行速度:1 命令 /1 サイクル ・メモリ−メモリ転送命令 , ビット処理命令 , バレルシフト命令など:組込み用途に適した命令 ・関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令 :C 言語対応命令 ・レジスタのインタロック機能 :アセンブラ記述も容易に可能 ・乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート ・符号付 32 ビット乗算:5 サイクル ・符号付 16 ビット乗算:3 サイクル ・割込み (PC/PS の退避 ):6 サイクル (16 プライオリティレベル ) ・ハーバードアーキテクチャにより , プログラムアクセスとデータアクセスを同時に実行可能 ・FR ファミリとの命令互換 (続く) 開発における最新の注意事項に関しては,必ず『Check Sheet』を参照してください。 『Check Sheet』は下記サポートページに掲載されています。 URL:http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ 『Check Sheet』は , システム開発において , 問題を未然に防ぐことを目的として , 最低限必要と思われるチェック項目を リストにしたものです。 Copyright©2005-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2007.8 MB91265A シリーズ (続き) ・内蔵周辺機能 MB91V265A 評価用品 MB91F267A MB91F267NA MB91267A MB91267NA マスク ROM 品 フラッシュメモリ品 PGA-401 パッケージ ( リードピッチ 2.54 mm LQFP-64 ( リードピッチ 0.65 mm) インタースティシャル ) ROM/Flash 容量 外部 SRAM 128 K バイト RAM 容量 24 K バイト 4 K バイト C-CAN 1 チャネル なし 1 チャネル なし 1 チャネル ・ A/D コンバータ ( 逐次比較型 ) 分解能:8/10 ビット:4 チャネル× 1 ユニット , 7 チャネル× 1 ユニット 変換時間: 1.2 µs ( 最小変換時間 システムクロック 33 MHz 時 ) 1.35 µs ( 最小変換時間 システムクロック 20 MHz 時 ) ・ 外部割込み入力:8 チャネル ・ ビットサーチモジュール (REALOS 使用 ) 1 ワード中の MSB ( 上位ビット ) から最初の “1” → “0” 変化ビット位置をサーチする機能 ・ C-CAN 32MSB:1 チャネル (MB91267NA/F267NA に搭載 ) ・ UART ( 全二重ダブルバッファ方式 ) :2 チャネル パリティあり / なし選択可能 非同期 ( 調歩同期 ) / クロック同期通信の選択可能 専用ボーレートタイマ (U-TIMER) をチャネルごとに内蔵 外部クロックを転送クロックとして使用可能 パリティ, フレーム , オーバランエラー検出機能あり ・ 8/16 ビット PPG タイマ :8 チャネル (8 ビット時 ) / 4 チャネル (16 ビット時 ) ・ タイミングジェネレータ ・ 16 ビットリロードタイマ :3 チャネル ( カスケードモードあり , リロードタイマ 0 の出力なし ) ・ 16 ビットフリーランタイマ :3 チャネル ・ 16 ビット PWC タイマ :1 チャネル ・ インプットキャプチャ :4 チャネル ( フリーランタイマと連動 ) ・ アウトプットコンペア :6 チャネル ( フリーランタイマと連動 ) ・ 波形ジェネレータ アウトプットコンペア出力 , 16 ビット PPG タイマ 0, 16 ビットデッドタイマを使用して様々な波形を生成することが できます。 ・ 積和演算回路 RAM:命令 RAM (I-RAM) 256 × 16 ビット 係数 RAM (X-RAM) 64 × 16 ビット 変数 RAM (Y-RAM) 64 × 16 ビット 積和演算 (16 ビット× 16 ビット+ 40 ビット ) を 1 サイクル実行 演算結果は 40 ビットから 16 ビットへの丸め処理で抽出 ・ DMAC (DMA コントローラ ):5 チャネル 内蔵ペリフェラル割込み , ソフトウェアによって転送起動が可能 ・ ウォッチドッグタイマ ・ 低消費電力モード スリープ / ストップ機能 ・ パッケージ : LQFP-64 ・ テクノロジ : CMOS 0.35 µm ・ 電源 : 1 電源 (Vcc = 4.0 V ~ 5.5 V) 2 MB91265A シリーズ ■ 端子配列図 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 AVCC AVRH2 AVRH1 P43/INT3 P42/INT2 P41/INT1 P40/INT0 P30/RTO0 P31/RTO1 P32/RTO2 P33/RTO3 P34/RTO4 P35/RTO5 INIT P36/PPG7/INT7 P37/PPG4 (TOP VIEW) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 LQFP-64 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 VSS X1 X0 MD0 MD1 MD2 PG1/PPG0 P27 P26/IC1 P25/IC0 P24/CKI P23/DTTI P22/PWI0 P21/ADTG2/IC3 P20/ADTG1/IC2 P17/PPG6/TX0∗ VCC P00/PPG1/INT4 P01/PPG2 P02/PPG3/INT5 P03/TIN0 P04/TIN1 P05/TIN2 P06/TOT1 P07/TOT2 P10/SOT0 P11/SIN0 P12/SCK0 P13/SOT1 P14/SIN1 P15/SCK1 P16/PPG5/INT6/RX0∗ 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 AVSS ACC AN0/P50 AN1/P51 AN2/P52 AN3/P53 AN4/P54 AN5/P55 AN6/P56 AN7/P57 AN8/P44 AN9/P45 AN10/P46 NMI C VSS (FPT-64P-M23) *:C-CAN 端子は , MB91267NA/F267NA に搭載されています。 3 MB91265A シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 端子名 入出力 回路 形式 *1 AN0 3 G A/D コンバータ 1 のアナログ入力です。 AICR1 レジスタの指定がアナログ入力の場合に有効となります。 P50 汎用入出力ポートです。 この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効となります。 AN1 A/D コンバータ 1 のアナログ入力です。 AICR1 レジスタの指定がアナログ入力の場合に有効となります。 4 G P51 汎用入出力ポートです。 この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効となります。 AN2 A/D コンバータ 1 のアナログ入力です。 AICR1 レジスタの指定がアナログ入力の場合に有効となります。 5 G P52 汎用入出力ポートです。 この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効となります。 AN3 A/D コンバータ 1 のアナログ入力です。 AICR1 レジスタの指定がアナログ入力の場合に有効となります。 6 G P53 汎用入出力ポートです。 この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効となります。 AN4 A/D コンバータ 2 のアナログ入力です。 AICR2 レジスタの指定がアナログ入力の場合に有効となります。 7 G P54 汎用入出力ポートです。 この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効となります。 AN5 A/D コンバータ 2 のアナログ入力です。 AICR2 レジスタの指定がアナログ入力の場合に有効となります。 8 G P55 汎用入出力ポートです。 この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効となります。 AN6 A/D コンバータ 2 のアナログ入力です。 AICR2 レジスタの指定がアナログ入力の場合に有効となります。 9 G P56 汎用入出力ポートです。 この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効となります。 AN7 A/D コンバータ 2 のアナログ入力です。 AICR2 レジスタの指定がアナログ入力の場合に有効となります。 10 G P57 汎用入出力ポートです。 この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効となります。 AN8 A/D コンバータ 2 のアナログ入力です。 AICR2 レジスタの指定がアナログ入力の場合に有効となります。 11 G P44 汎用入出力ポートです。 この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効となります。 AN9 A/D コンバータ 2 のアナログ入力です。 AICR2 レジスタの指定がアナログ入力の場合に有効となります。 12 G P45 AN10 13 G P46 14 機能説明 NMI H 汎用入出力ポートです。 この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効となります。 A/D コンバータ 2 のアナログ入力です。 AICR2 レジスタの指定がアナログ入力の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 この機能はアナログ入力指定が禁止の場合に有効となります。 NMI (Non Maskable Interrupt) 入力です。 (続く) 4 MB91265A シリーズ 端子番号 端子名 入出力 回路 形式 *1 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間は,この入力を随時使用するので意図的に行う以 外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 INT4 18 PPG1 E PPG2 D P01 PPG3 E 汎用入出力ポートです。 PPG タイマ 2 の出力指定が禁止の場合に有効となります。 PPG タイマ 3 の出力です。 この機能は PPG タイマ 3 の出力指定が許可の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 PPG タイマ 3 の出力指定および外部割込み入力が禁止の場合に有効となります。 P02 TIN0 21 PPG タイマ 2 の出力です。 この機能は PPG タイマ 2 の出力指定が許可の場合に有効となります。 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間は,この入力を随時使用するので意図的に行う以 外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 INT5 20 PPG タイマ 1 の出力です。 この機能は PPG タイマ 1 の出力指定が許可の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 PPG タイマ 1 の出力指定および外部割込み入力が禁止の場合に有効となります。 P00 19 機能説明 D リロードタイマ 0 の外部トリガ入力です。 トリガ入力を許可している間は,この入力を随時使用するので意図的に行う以外はポー トによる出力を停止させておく必要があります。 P03 汎用入出力ポートです。 この機能はリロードタイマ 0 の外部クロック入力指定が禁止の場合に有効となります。 TIN1 リロードタイマ 1 の外部トリガ入力です。 トリガ入力を許可している間は,この入力を随時使用するので意図的に行う以外はポー トによる出力を停止させておく必要があります。 22 D P04 汎用入出力ポートです。 この機能はリロードタイマ 1 の外部クロック入力指定が禁止の場合に有効となります。 TIN2 リロードタイマ 2 の外部トリガ入力です。 トリガ入力を許可している間は,この入力を随時使用するので意図的に行う以外はポー トによる出力を停止させておく必要があります。 23 D 汎用入出力ポートです。 この機能はリロードタイマ 2 の外部クロック入力指定が禁止の場合に有効となります。 P05 TOT1 24 D リロードタイマ 1 の出力です。 この機能はリロードタイマ 1 出力指定が許可の場合に有効となります。 P06 汎用入出力ポートです。 この機能はリロードタイマ 1 出力指定が禁止の場合に有効となります。 TOT2 リロードタイマ 2 の出力です。 この機能はリロードタイマ 2 出力指定が許可の場合に有効となります。 25 D P07 汎用入出力ポートです。 この機能はリロードタイマ 2 出力指定が禁止の場合に有効となります。 SOT0 UART0 のデータ出力です。 この機能は UART0 のデータ出力指定が許可の場合に有効となります。 26 D P10 汎用入出力ポートです。 UART0 のデータ出力指定が禁止の場合に有効となります。 (続く) 5 MB91265A シリーズ 端子番号 端子名 入出力 回路 形式 *1 SIN0 27 D SCK0 D P12 SOT1 29 D 汎用入出力ポートです。 この機能は UART0 のクロック出力指定が禁止の場合に有効となります。 UART1 のデータ出力です。 この機能は UART1 のデータ出力指定が許可の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 この機能は UART1 のデータ出力指定が禁止の場合に有効となります。 SIN1 UART1 のデータ入力です。 UART1 が入力動作をしている間は,この入力を随時使用するので意図的に行う以外は ポートによる出力を停止させておく必要があります。 D 汎用入出力ポートです。 この機能は UART1 のデータ入力指定が禁止の場合に有効となります。 P14 SCK1 31 D P15 UART1 のクロック入出力です。 この機能は UART1 のクロック出力指定が許可の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 この機能は UART1 のクロック出力指定が禁止の場合に有効となります。 INT6 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間は,この入力を随時使用するので意図的に行う 以外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 PPG5 PPG タイマ 5 の出力です。 この機能は PPG タイマ 5 の出力指定が許可の場合に有効となります。 32 E RX0 C-CAN0 の RX0 入力端子です。(MB91267NA/F267NA) この入力は随時使用するので意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく 必要があります。 P16 汎用入出力ポートです。 この機能は PPG タイマ 5 の出力指定および C-CAN0 の RX0 入力指定* 2 が禁止の場合 に有効となります。 PPG タイマ 6 の出力です。 この機能は PPG タイマ 6 の出力指定が許可の場合に有効となります。 PPG6 34 UART0 のクロック入出力です。 この機能は UART0 のクロック出力指定が許可の場合に有効となります。 P13 30 33 UART0 のデータ入力です。 UART0 が入力動作をしている間は,この入力を随時使用するので意図的に行う以外は ポートによる出力を停止させておく必要があります。 汎用入出力ポートです。 UART0 のデータ入力指定が禁止の場合に有効となります。 P11 28 機能説明 TX0 D C-CAN0 の TX0 出力端子です。(MB91267NA/F267NA) この機能は C-CAN0 の TX0 出力指定が許可の場合に有効となります。 P17 汎用入出力ポートです。 この機能は PPG タイマ 6 の出力指定および C-CAN0 の TX0 出力指定* 2 が禁止の場合 に有効となります。 ADTG1 A/D コンバータ 1 の外部トリガ入力です。 A/D の起動要因として選択した場合は,この入力を随時使用するので意図的に行う以 外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 IC2 インプットキャプチャ 2 のトリガ入力です。 インプットキャプチャトリガ入力を設定し,ポートを入力設定した場合に入力できま す。インプットキャプチャ入力として選択した場合は,この入力を随時使用するので 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 P20 D 汎用入出力ポートです。 この機能は A/D コンバータ 1 の外部トリガ入力指定およびインプットキャプチャトリ ガ入力指定が禁止の場合に有効となります。 (続く) 6 MB91265A シリーズ 端子番号 端子名 35 入出力 回路 形式 *1 ADTG2 A/D コンバータ 2 の外部トリガ入力です。 A/D の起動要因として選択した場合は,この入力を随時使用するので意図的に行う以 外は,ポートによる出力を停止させておく必要があります。 IC3 インプットキャプチャ 3 のトリガ入力です。 インプットキャプチャトリガ入力を設定し,ポートを入力設定した場合に入力できま す。インプットキャプチャ入力として選択した場合は,この入力を随時使用するので 意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 D P21 汎用入出力ポートです。 この機能は A/D コンバータ 2 の外部トリガ入力指定およびインプットキャプチャトリ ガ入力指定が禁止の場合に有効となります。 PWI0 PWC タイマ 0 のパルス幅カウンタ入力です。 この機能は PWC タイマ 0 のパルス幅カウンタ入力が許可の場合に有効となります。 36 D P22 DTTI 37 D 汎用入出力ポートです。 この機能は PWC タイマ 0 のパルス幅カウンタ入力指定が禁止の場合に有効となりま す。 多機能タイマの波形ジェネレータ出力 RTO0 ~ RTO5 を制御する入力信号です。 この機能は DTTI 入力が許可の場合に有効となります。 P23 汎用入出力ポートです。 この機能は DTTI 入力指定が禁止の場合に有効となります。 CKI フリーランタイマの外部クロック入力端子です。 フリーランタイマの外部クロック入力として選択した場合は,この入力を随時使用す るので意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 38 D P24 汎用入出力ポートです。 フリーランタイマの外部クロック入力指定が禁止の場合に有効となります。 IC0 インプットキャプチャ 0 のトリガ入力です。 インプットキャプチャ 0 のトリガ入力を設定し,ポートを入力設定した場合に入力で きます。インプットキャプチャ入力として選択した場合は,この入力を随時使用する ので意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 39 D P25 汎用入出力ポートです。 この機能はインプットキャプチャ 0 のトリガ入力指定が禁止の場合に有効となりま す。 IC1 インプットキャプチャ 1 のトリガ入力です。 インプットキャプチャ 1 のトリガの入力を設定し,ポートを入力設定した場合に入力 できます。インプットキャプチャ入力として選択した場合は,この入力を随時使用す るので意図的に行う以外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 40 D 汎用入出力ポートです。 この機能はインプットキャプチャ 1 のトリガ入力指定が禁止の場合に有効となりま す。 P26 41 機能説明 P27 D PPG0 42 D PG1 汎用入出力ポートです。 PPG タイマ 0 の出力です。 この機能は PPG タイマ 0 の出力指定が許可の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 この機能は PPG タイマ 0 の出力指定が禁止の場合に有効となります。 43 MD2 H, K モード端子 2 です。 この端子の設定により基本動作モードを設定します。VCC または VSS に接続してくだ さい。フラッシュメモリ品は入出力回路形式 K です。 44 MD1 H, K モード端子 1 です。 この端子の設定により基本動作モードを設定します。VCC または VSS に接続してくだ さい。フラッシュメモリ品は入出力回路形式 K です。 (続く) 7 MB91265A シリーズ 端子番号 端子名 入出力 回路 形式 *1 機能説明 45 MD0 H モード端子 0 です。 この端子の設定により基本動作モードを設定します。VCC または VSS に接続してくだ さい。 46 X0 A クロック ( 発振 ) 入力です。 47 X1 A クロック ( 発振 ) 出力です。 PPG4 49 50 D P37 汎用入出力ポートです。 この機能は,PPG タイマ 4 の出力指定が禁止の場合に有効となります。 INT7 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間は,この入力を随時使用するので意図的に行う 以外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 PPG7 E INIT I 外部リセット入力です。 J 多機能タイマの波形ジェネレータ出力です。 この端子は,波形ジェネレータに指定した波形を出力します。波形の出力は,波形 ジェネレータ出力が許可の場合に有効となります。 RTO5 52 汎用入出力ポートです。 この機能は,波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有効となります。 P35 RTO4 53 J RTO3 J RTO2 J RTO1 J RTO0 J P30 多機能タイマの波形ジェネレータ出力です。 この端子は,波形ジェネレータに指定した波形を出力します。波形の出力は,波形 ジェネレータ出力が許可の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 この機能は,波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有効となります。 P31 57 多機能タイマの波形ジェネレータ出力です。 この端子は,波形ジェネレータに指定した波形を出力します。波形の出力は,波形 ジェネレータ出力が許可の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 この機能は,波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有効となります。 P32 56 多機能タイマの波形ジェネレータ出力です。 この端子は,波形ジェネレータに指定した波形を出力します。波形の出力は,波形 ジェネレータ出力が許可の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 この機能は,波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有効となります。 P33 55 多機能タイマの波形ジェネレータ出力です。 この端子は,波形ジェネレータに指定した波形を出力します。波形の出力は,波形 ジェネレータ出力が許可の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 この機能は,波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有効となります。 P34 54 PPG タイマ 7 の出力です。 この機能は PPG タイマ 7 の出力指定が許可の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 この機能は PPG タイマ 7 の出力指定が禁止の場合に有効となります。 P36 51 PPG タイマ 4 の出力です。 この機能は PPG タイマ 4 の出力指定が許可の場合に有効となります。 多機能タイマの波形ジェネレータ出力です。 この端子は,波形ジェネレータに指定した波形を出力します。波形の出力は,波形 ジェネレータ出力が許可の場合に有効となります。 汎用入出力ポートです。 この機能は,波形ジェネレータ出力指定が禁止の場合に有効となります。 (続く) 8 MB91265A シリーズ (続き) 端子番号 端子名 入出力 回路 形式 *1 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間は,この入力を随時使用するので意図的に行う 以外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 INT0 58 機能説明 E P40 汎用入出力ポートです。 この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効となります。 INT1 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間は,この入力を随時使用するので意図的に行う 以外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 59 E P41 汎用入出力ポートです。 この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効となります。 INT2 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間は,この入力を随時使用するので意図的に行う 以外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 60 E P42 汎用入出力ポートです。 この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効となります。 INT3 外部割込み入力です。 対応する外部割込みを許可している間は,この入力を随時使用するので意図的に行う 以外はポートによる出力を停止させておく必要があります。 61 E 汎用入出力ポートです。 この機能は外部割込み入力指定が禁止の場合に有効となります。 P43 * 1:入出力回路形式については「■入出力回路形式」を参照してください。 * 2:C-CAN の設定は , MB91267NA/F267NA の設定です。 ・電源端子および GND 端子 端子番号 端子名 機能説明 16,48 Vss GND 端子です。すべて同電位でお使いください。 17 Vcc 電源端子です。すべて同電位でお使いください。 64 AVcc A/D コンバータ用のアナログ電源端子です。 63 AVRH2 A/D コンバータ 2 用のアナログ基準電源端子です。 62 AVRH1 A/D コンバータ 1 用のアナログ基準電源端子です。 1 AVss 15 C 2 ACC A/D コンバータ用のアナログ GND 端子です。 内部レギュレータ用のコンデンサ結合端子です。 アナログ用のコンデンサ結合端子です。 9 MB91265A シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 回路形式 備考 高速用 ( メインクロック原発振 ) 発振帰還抵抗約 1 MΩ X1 クロック入力 A X0 スタンバイ制御 P-ch プルアップ制御 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 デジタル出力 ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ制御あり P-ch D デジタル出力 ・ IOL = 4 mA N-ch デジタル入力 スタンバイ制御 プルアップ制御 P-ch ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 デジタル出力 ・ スタンバイ制御なし ・ プルアップ制御あり デジタル出力 ・ IOL = 4 mA P-ch E N-ch デジタル入力 デジタル出力 P-ch デジタル出力 G N-ch デジタル入力 スタンバイ制御 アナログ入力 ・ アナログ / CMOS レベル ヒステリシス入出力端子 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ( スタンバイ制御付 ) ・ アナログ入力 (AICR の対応するビット “1” のときアナ ログ入力が有効になります ) ・ IOL = 4 mA (続く) 10 MB91265A シリーズ (続き) 分類 回路形式 備考 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ スタンバイ制御なし P-ch H N-ch デジタル入力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 P-ch ・ プルアップ抵抗付き P-ch ・ スタンバイ制御なし I N-ch デジタル入力 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 デジタル出力 P-ch ・ スタンバイ制御あり デジタル出力 J ・ IOL = 12 mA N-ch デジタル入力 スタンバイ制御 フラッシュメモリ品のみ ・CMOS レベル入力 ・フラッシュテスト用の高電圧制御あり N-ch N-ch K N-ch N-ch 制御信号 N-ch モード入力 11 MB91265A シリーズ ■ デバイス使用上の注意 ・ラッチアップ防止のために または VCC 端子と VSS 端子 CMOS IC では入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧を印加した場合, の間に定格を超える電圧を印加した場合に , ラッチアップ現象を生じることがあります。 ラッチアップが生じると電源電 流が激増し , 素子の熱破壊に至ることがありますので, 使用に際しては絶対最大定格を超えることのないよう十分に注意 してください。 ・未使用端子の処理について 使用していない入力端子を開放のままにしておくと,誤動作の原因となることがありますので , プルアップまたはプル ダウンの処理を行ってください。 ・電源端子について VCC 端子または VSS 端子が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するためにデバイス内部 で同電位にすべきものどうしを接続してあります。 不要輻射の低減,グラウンドレベルの上昇によるストローブ信号の誤 動作の防止,総出力電流規格を遵守などのため , 必ずすべての VCC 端子と VSS 端子を外部で電源およびグランドに接続し てください。また , 電流供給源と本デバイスの VCC 端子と VSS 端子は,低インピーダンスで接続してください。 本デバイスの近くで , VCC 端子と VSS 端子の間に 0.1 µF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして接続 することをお勧めいたします。 ・水晶発振回路について X0 端子 , X1 端子の近くにノイズがあると, デバイスの誤動作の原因となる可能性があります。X0 端子 , X1 端子 , 水晶 発振子 ( またはセラミック発振子 ) およびグランドへのバイパスコンデンサをできるだけデバイスの近くに配置するよう にプリント板を設計してください。 グランドで X0 端子 , X1 端子を取り囲むようにプリント板アートワークを設計すると,安定した動作が得られるので , こ の設計を強く推奨します。 各量産品において , ご使用される発振子のメーカに発振評価依頼をしてください。 ・モード端子 (MD0 ~ MD2) について モード端子 (MD0 ~ MD2) を VCC 端子または VSS 端子に直接接続してください。 ノイズによってデバイスが意図せずにテストモードに入るのを防止するため , モード端子から VCC 端子または VSS 端子 への距離を最小にし,低インピーダンスで接続するようにプリント板を配置してください。 ・電源投入時について 電源投入直後は必ず INIT 端子にて設定初期化リセット (INIT) をかけてください。電源投入直後は , 発振回路の発振安定 待ち時間を確保するため , 発振回路の要求する安定待ち時間の間,INIT 端子への “L” レベル入力を持続してください (INIT 端子による INIT では , 発振安定待ち時間の設定は最小値に初期化されています ) 。 ・電源投入 / 切断の順序について 電源投入および電源切断は下記の順序で行ってください。なお , A/D コンバータを使用しない場合でも , AVCC = VCC レベ ル , AVSS = VSS レベルに接続してください。 ・投入時:VCC → AVCC → AVRH ・切断時:AVRH → AVCC → VCC ・電源投入時の原振入力について 電源投入時には , 必ず発振安定待ちが解除されるまでの間 , クロックを入力してください。 ・PLL クロックモード作動中の注意について 本デバイスで , PLL クロックを選択しているときに発振子が外れたり , あるいはクロック入力が停止した場合 , 本デバ イスは PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続し続ける場合があります。 この動作は保証外の動作です。 12 MB91265A シリーズ ・外部クロックについて 外部クロックを使用する際には , 原則として X1 端子には X0 端子とは逆相のクロックを同時に供給してください。 ただ し , STOP モード ( 発振停止モード ) を併用する場合は , STOP モード時に X1 端子が “H” 出力で停止するので , 出力どうし の衝突を避けるために , 外部に 1 kΩ 程度の抵抗を入れるようにしてください。 下図に外部クロック使用方法例について示します。 X0 X1 MB91265A シリーズ 外部クロック使用方法例 ・C 端子について 本品種は, レギュレータを内蔵しており, C端子には, レギュレータ用に0.1 µF程度のコンデンサを必ず入れてください。 C 0.1 µF MB91265A シリーズ VSS GND ・ACC 端子について 本品種は , A/D コンバータを内蔵しており , ACC 端子と AVSS 端子の端子間には , 0.1 µF 程度のコンデンサを必ず入れて ください。 ACC 0.1 µF MB91265A シリーズ AVSS ・クロック制御部 INIT 端子への “L” 入力により , クロック発振安定待ち時間を確保してください。 ・兼用ポートの機能切換え ポートと兼用端子の切換えは , PFR ( ポート機能レジスタ ) で行います。 13 MB91265A シリーズ ・低消費電力モード ・ スタンバイモードに入れる場合は , 同期スタンバイモード (TBCR:タイムベースカウンタ制御レジスタのビット 8 SYNCS ビットにて設定します ) を使用した上で , 以下のシーケンスを必ず使用してください。 (LDI #value_of_standby, R0) :value_of_standby は STCR への書込みデータ (LDI #_STCR, R12) :_STCR は STCR のアドレス (481H) STB R0, @R12 :スタンバイ制御レジスタ (STCR) への書込み LDUB LDUB NOP NOP @R12, R0 @R12, R0 :同期スタンバイのための STCR リード :もう一度 STCR をダミーリード :タイミング調整用の NOP × 5 NOP NOP NOP さらに , スタンバイ復帰後に , 復帰要因である割込みハンドラへ分岐するように , I フラグ , ILM および ICR を設定して ください。 ・ モニタデバッガを使用される場合は , 以下のことを行わないでください。 ・上記命令列に対する , ブレークポイントの設定 ・上記命令列に対する , ステップ実行 ・PS レジスタに関する注意事項 一部の命令で PS レジスタを先行処理しているため , 下記の例外動作により , デバッガ使用時に割込み処理ルーチンで ブレークしたり , PS フラグの表示内容が更新されたりする場合があります。 いずれの場合も , EIT から復帰後以降に , 正しく再処理を行うように設計されていますので , EIT 前後の動作は仕様どお りの処理を行います。 ・ DIV0U/DIV0S 命令の直前の命令で , (a) ユーザ割込み を受付けた場合 , (b) ステップ実行を行った場合 , (c) データイ ベントまたはエミュレータメニューにてブレークした場合 , 以下のような動作を行う場合があります。 1) D0, D1 フラグが , 先行して更新されます。 2) EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込みまたはエミュレータ ) を実行します。 3) EIT から復帰後 , DIV0U/DIV0S 命令が実行され , D0/D1 フラグが 1) と同じ値に更新されます。 ・ ユーザ割込み要因が発生している状態で , 割込みを許可するために ORCCR , STILM , MOV Ri, PS の各命令が実行され ると , 以下のような動作を行います。 1) PS レジスタが , 先行して更新されます。 2) EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み ) を実行します。 3) EIT から復帰後 , 上記命令が実行され , PS レジスタが 1) と同じ値に更新されます。 ・ウォッチドッグタイマ機能について 本品種が備えているウォッチドッグタイマ機能は , プログラムが一定時間内にリセット延期動作を行うことを監視し , プログラムの暴走によりリセット延期動作が行われなかったときに , CPU をリセットするための機能です。そのため , 一 度ウォッチドッグタイマ機能を有効にすると , リセットを掛けるまで動作を続けます。 例外として , CPU のプログラム実行が停止する条件では自動的にリセット延期を行います。 この例外にあてはまる条件 については ,「■デバッグ関連の注意事項」 を参照してください。 14 MB91265A シリーズ ■ デバッグ関連の注意事項 ・RETI 命令のステップ実行 ステップ実行する際 , 割込みが頻繁に発生する環境下では , RETI をステップ実行後に該当割込み処理ルーチンだけを繰 り返して実行します。その結果 , メインルーチンや割込みレベルの低いプログラムの実行が行われなくなります。 回避のために , RETI 命令をステップ実行しないでください。 または , 該当割込みルーチンのデバッグが不要になった段階で , 該当割込みを禁止してデバッグを行ってください。 ・オペランドブレーク システムスタックポインタのアドレスを含む領域に対するアクセスを , データイベントブレークの対象に設定しないで ください。 ・フラッシュメモリの未使用領域実行 フラッシュメモリの未使用領域 ( データが 0xFFFF) を誤って実行してしまうと , ブレークを受付けない状態になってし まいます。これを回避するために, デバッガのコードイベントのアドレスマスク機能を使用して, 未使用領域の命令アクセ ス時にブレークさせてください。 ・パワーオンデバッグ パワーオンデバッグで電源をオフにするときは , 次の 3 条件をすべて満たす状態で行ってください。 (1) ユーザ電源が 0.9 VCC から 0.5 VCC まで低下する時間が 25 µs 以上 (注意事項)2 電源の場合は , VCC は外部 I/O 電源電圧のことを指します。 (2) CPU 動作周波数が 1 MHz 以上 (3) ユーザプログラム実行中 ・NMI 要求 (tool) に対する割込みハンドラ ICE 未接続の状態において , ICE からのブレーク要求のみでセットされる要因フラグが , DSU の端子へのノイズなどの 影響で誤って立ってしまった場合の誤動作を防ぐため, 次のプログラムを割込みハンドラに追加してください。なお, この プログラムを追加した状態で ICE を使用しても問題ありません。 追加場所 次の割込みハンドラ 割込み要因 :NMI 要求 (tool) 割込み番号 :13 (10 進 ) , 0D (16 進 ) オフセット :3C8H TBR がデフォルトのアドレス :000FFFC8H 追加プログラム STM (R0, R1) LDI #B00H, R0; LDI #0, R1 STB R1, @R0 LDM (R0, R1) :B00H は DSU のブレーク要因レジスタのアドレス :ブレーク要因レジスタをクリア RETI 15 MB91265A シリーズ ■ ブロックダイヤグラム FR 60 Lite CPU コア 32 32 ビットサーチ モジュール DMAC 5 チャネル 積和演算回路 ROM 64 K バイト / Flash 128 K バイト バスコンバータ RAM 2 K バイト / RAM 4 K バイト 32 1 チャネル C-CAN TX0 RX0 (MB91267NA/F267NA に搭載 ) X0, X1 MD0 ~ MD2 INIT 16 ビット⇔ 32 ビット アダプタ クロック制御 16 割込み コントローラ INT0 ~ INT7 NMI SCK0, SCK1 PORT 3 チャネル 16 ビットリロードタイマ TIN0 ~ TIN2 TOT1, TOT2 8 チャネル 外部割込み 1 チャネル 16 ビット PWC タイマ SIN0, SIN1 SOT0, SOT1 ポート I/F 2 チャネル UART PWI0 4 チャネル 16 ビット / 8 チャネル 8 ビット PPG タイマ PPG0 ~ PPG7 2 チャネル U-TIMER AVCC ADTG1 AVRH1 AN0 ~ AN3 4 チャネル入力 8/10 ビット A/D コンバータ 1 ADTG2 AVRH2 AN4 ~ AN10 7 チャネル入力 8/10 ビット A/D コンバータ 2 タイミングジェネレータ 多機能タイマ 16 ビットフリーランタイマ 3 チャネル CKI インプットキャプチャ 4 チャネル IC0 ~ IC3 アウトプットコンペア 6 チャネル RTO0 ~ RTO5 波形ジェネレータ DTTI 16 MB91265A シリーズ ■ メモリ空間 1. メモリ空間 FR ファミリの論理アドレス空間は 4 G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセスします。 ・ ダイレクトアドレシング領域 アドレス空間の下記の領域は I/O 用に使用されます。 この領域をダイレクトアドレシング領域と呼び , 命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。 ダイレクト領域は , アクセスするデータのサイズにより , 以下のように異なります。 → バイトデータアクセス :000H ~ 0FFH → ハーフワードデータアクセス :000H ~ 1FFH → ワードデータアクセス :000H ~ 3FFH 17 MB91265A シリーズ 2. メモリマップ MB91267A/267NA/F267A/F267NA シングルチップモード 0000 0000H I/O ダイレクト アドレッシング領域 0000 0400H I/O 0001 0000H アクセス禁止 0003 F000H 内蔵 RAM 4 K バイト 0004 0000H アクセス禁止 000E 0000H 内蔵 ROM 128 K バイト 0010 0000H アクセス禁止 FFFF FFFFH 18 「■ I/O マップ」を参照してください MB91265A シリーズ ■ モード設定 FR ファミリでは , モード端子 (MD2 ~ MD0) とモードデータで動作モードの設定を行います。 ・モード端子 MD2 ~ MD0 の 3 端子で , モードベクタ , リセットベクタフェッチに関する指定を行います。 表に示した設定以外は禁止です。 モード端子 モード名 リセットベクタ アクセス領域 0 内 ROM モードベクタ 内部 1 外 ROM モードベクタ 外部 MD2 MD1 MD0 0 0 0 0 備考 本品種ではサポートしていません ・モードデータ モードベクタフェッチによって内部のモードレジスタ (MODR) に書き込むデータを , モードデータとよびます。 モードレジスタに設定が行われた後 , 本レジスタの設定にしたがった動作モードで動作します。 モードデータは , すべてのリセット要因で設定されます。また , ユーザプログラムからは設定できません。 モードデータ詳細説明 bit 31 30 29 28 27 26 25 24 0 0 0 0 0 1 1 1 動作モード設定ビット ビット 31 ~ 24 は予約ビットです。 必ず “00000111” を設定してください。 “00000111” 以外の値を設定したときの動作は保証できません。 (注意事項)モードベクタに設定するモードデータは , 0x000FFFF8H にバイトデータとして配置する必要があります。 FR ファミリは , バイトエンディアンとしてビッグエンディアンを採用しているので , 下図のように , ビット 31 ~ 24 の最上位バイトに配置してください。 bit 31 誤 24 23 16 15 87 0 0x000FFFF8H XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX Mode Data 0x000FFFF8H Mode Data XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 正 0x000FFFFCH Reset Vector 19 MB91265A シリーズ ■ I/O マップ [ 表の見方 ] アドレス 000000H レジスタ +0 +1 +2 +3 PDR0 [R/W] B XXXXXXXX PDR1 [R/W] B XXXXXXXX PDR2 [R/W] B XXXXXXXX PDR3 [R/W] B XXXXXXXX ブロック T-unit ポートデータレジスタ リード / ライト属性 , アクセス単位 (B:バイト , H:ハーフワード , W:ワード ) リセット後のレジスタ初期値 レジスタ名 (1 コラムのレジスタが 4 n 番地 , 2 コラムが 4 n + 1 番地・・・) 最左のレジスタ番地 ( ワードでアクセスした際は , 1 コラム目のレジスタが データの MSB 側となる。) (注意事項) レジスタのビット値は , 以下のように初期値を表します。 “1” :初期値 “ 1 ” “0” :初期値 “ 0 ” “ X ” :初期値 “ 不定 ” “-” :その位置に物理的にレジスタが存在しない。 記述されていないデータアクセス属性によるアクセスは禁止です。 20 MB91265A シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 000000H PDR0 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PDR1 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PDR2 [R/W] B, H, W XXXXXXXX PDR3 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 000004H PDR4 [R/W] B, H, W -XXXXXXX PDR5 [R/W] B, H, W XXXXXXXX 000008H 00000CH 000010H PDRG [R/W] B, H, W ------X- ブロック ポート データ レジスタ 000014H ~ 00003CH 予約 000040H EIRR0 [R/W] B, H, W 00000000 ENIR0 [R/W] B, H, W 00000000 ELVR0 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 外部割込み (INT0 ~ INT7) 000044H DICR [R/W] B, H, W -------0 HRCL [R/W, R] B, H, W 0--11111 遅延割込み / ホールド リクエスト TMRLR0 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMR0 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 00004CH TMCSR0 [R/W, R] B, H, W ---00000 00000000 000050H TMRLR1 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMR1 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000054H TMCSR1 [R/W, R] B, H, W ---00000 00000000 000058H TMRLR2 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMR2 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMCSR2 [R/W, R] B, H, W ---00000 00000000 000048H 00005CH 000060H 000064H 000068H 00006CH SSR0 [R/W, R] B, H, W 00001000 SIDR0 [R]/SODR0[W] SCR0 [R/W] B, H, W SMR0 [R/W, W] B, H, W B, H, W 00000100 00--0-0XXXXXXXX UTIM0 [R] H / UTIMR0 [W] H 00000000 00000000 SSR1 [R/W, R] B, H, W 00001000 DRCL0 [W] B -------- SIDR1 [R]/SODR1[W] SCR1 [R/W] B, H, W B, H, W 00000100 XXXXXXXX UTIM1 [R] H / UTIMR1 [W] H 00000000 00000000 DRCL1 [W] B -------- リロード タイマ 0 リロード タイマ 1 リロード タイマ 2 UART0 UTIMC0 [R/W] B 0--00001 U-TIMER 0 SMR1 [R/W] B, H, W 00--0-0- UART1 UTIMC1 [R/W] B 0--00001 U-TIMER 1 000070H ~ 00007CH 予約 (続く) 21 MB91265A シリーズ アドレス 000080H レジスタ +0 ADCH1 [R/W] B, H, W XXXX0XX0 000084H ADCS1 [R/W, W] B, H, W 00000X00 000088H ADCH2 [R/W] B, H, W XXXX0XX0 00008CH ADCS2 [R/W, W] B, H, W 00000X00 +1 +2 +3 ADMD1 [R/W] B, H, W ADCD11 [R] B, H, W 00001111 XXXXXXXX AICR1 [R/W] B, H, W ----0000 ADMD2 [R/W] B, H, W ADCD21 [R] B, H, W 00001111 XXXXXXXX AICR2 [R/W] B, H, W -0000000 ADCD10 [R] B, H, W XXXXXXXX A/D コンバータ 1/ アナログ入力 制御 1 ADCD20 [R] B, H, W XXXXXXXX A/D コンバータ 2/ アナログ入力 制御 2 000090H OCCPBH0, OCCPBL0[W] / OCCPH0, OCCPL0[R] H, W 00000000 00000000 OCCPBH1, OCCPBL1[W] / OCCPH1, OCCPL1 [R] H, W 00000000 00000000 000094H OCCPBH2, OCCPBL2[W] / OCCPH2, OCCPL2 [R] H, W 00000000 00000000 OCCPBH3, OCCPBL3[W] / OCCPH3, OCCPL3 [R] H, W 00000000 00000000 000098H OCCPBH4, OCCPBL4[W] / OCCPH4, OCCPL4 [R] H, W 00000000 00000000 OCCPBH5, OCCPBL5[W] / OCCPH5, OCCPL5 [R] H, W 00000000 00000000 00009CH OCSH1 [R/W] B, H, W X1100000 OCSL0 [R/W] B, H, W OCSH3 [R/W] B, H, W 00001100 X1100000 0000A0H OCSH5 [R/W] B, H, W X1100000 OCSL4 [R/W] B, H, W 00001100 0000A4H CPCLRBH0, CPCLRBL0[W]/ CPCLRH0, CPCLRL0[R] H, W 11111111 11111111 OCMOD [R/W] B, H, W XX000000 TCDTH0, TCDTL0 [R/W] H, W 00000000 00000000 ADTRGC [R/W] B, H, W XXXX0000 TCCSH0 [R/W] B, H, W TCCSL0 [R/W] B, H, W 00000000 01000000 0000ACH IPCPH0, IPCPL0 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX IPCPH1, IPCPL1 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 0000B0H IPCPH2, IPCPL2 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX IPCPH3, IPCPL3 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX PICSH01 [R/W] B, H, W 00000000 PICSL01 [R/W] B, H, W 00000000 ICSH23 [R] B, H, W XXXXXX00 TMRRH0, TMRRL0 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMRRH1, TMRRL1 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 0000C0H TMRRH2, TMRRL2 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 0000C4H 0000C8H DTCR1 [R/W] B, H, W DTCR2 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 SIGCR1 [R/W] B, H, W 00000000 16 ビット インプット キャプチャ 予約 0000BCH DTCR0 [R/W] B, H, W 00000000 16 ビット フリーラン タイマ 0 ICSL23 [R/W]B, H, W 00000000 0000B8H 16 ビット アウトプット コンペア OCSL2 [R/W] B, H, W 00001100 0000A8H 0000B4H ブロック 波形 ジェネレータ SIGCR2 [R/W] B, H, W XXXXXXX1 (続く) 22 MB91265A シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 0000CCH 0000D0H ADCOMP2 [R/W] H, W 00000000 00000000 +2 +3 ブロック ADCOMP1 [R/W] H, W 00000000 00000000 ADCOMPC2 [R/W] B, H, W XX0000XX ADCOMPC1 [R/W] B, H, W XXXXX00X A/D COMP 0000D4H ~ 0000DCH 0000E0H PWCSR0 [R/W, R] B, H, W 00000000 00000000 PWCR0 [R] H, W 00000000 00000000 16 ビット PWC タイマ 0000E4H 0000E8H 予約 PDIVR0 [R/W] B, H, W XXXXX000 0000ECH ~ 0000FCH 予約 000100H PRLH0 [R/W] B, H, W PRLL0 [R/W] B, H, W PRLH1 [R/W] B, H, W PRLL1 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000104H PRLH2 [R/W] B, H, W PRLL2 [R/W] B, H, W PRLH3 [R/W] B, H, W PRLL3 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000108H PPGC0 [R/W] B, H, W PPGC1 [R/W] B, H, W PPGC2 [R/W] B, H, W PPGC3 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000000 00000000 00010CH PRLH4 [R/W] B, H, W PRLL4 [R/W] B, H, W PRLH5 [R/W] B, H, W PRLL5 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000110H PRLH6 [R/W] B, H, W PRLL6 [R/W] B, H, W PRLH7 [R/W] B, H, W PRLL7 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000114H PPGC4 [R/W] B, H, W PPGC5 [R/W] B, H, W PPGC6 [R/W] B, H, W PPGC7 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000000 00000000 8/16 ビット PPG タイマ 0~7 000118H ~ 00012CH 000130H TRG [R/W] B, H, W -------- 00000000 000134H REVC [R/W] B, H, W -------- 00000000 予約 GATEC [R/W] B, H, W XXXXXX00 8/16 ビット PPG タイマ 0~7 000138H ~ 000140H 予約 (続く) 23 MB91265A シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 000144H TTCR0 [R/W] B, H, W 00000000 000148H COMP0 [R/W] B, H, W COMP2 [R/W] B, H, W COMP4 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 00000000 +3 TSTPR0 [R] B, H, W 00000000 00014CH, 000150H COMP6 [R/W] B, H, W 00000000 タイミング ジェネ レータ 000154H CPCLRBH1, CPCLRBL1 [W] / CPCLRH1, CPCLRL1 [R] H, W 11111111 11111111 TCDTH1, TCDTL1 [R/W] H, W 00000000 00000000 000158H TCCSH1 [R/W] B, H, W TCCSL1 [R/W] B, H, W 00000000 01000000 00015CH CPCLRBH2, CPCLRBL2 [W] / CPCLRH2, CPCLRL2 [R] H, W 11111111 11111111 TCDTH2, TCDTL2 [R/W] H, W 00000000 00000000 000160H TCCSH2 [R/W] B, H, W TCCSL2 [R/W] B, H, W 00000000 01000000 000164H 000168H ブロック FSR2 [R/W] B, H, W 00000000 16 ビット フリーラン タイマ 1 16 ビット フリーラン タイマ 2 予約 FSR1 [R/W] B, H, W ----0000 FSR0 [R/W] B, H, W 00000000 FRT セレクタ 00016CH ~ 0001A4H 0001A8H CANPRE [R, R/W] B, H, W 00000000 予約 C-CAN*1 プリスケーラ 0001ACH ~ 0001FCH 000200H DMACA0 [R/W] B, H, W *2 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000204H DMACB0 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 000208H DMACA1 [R/W] B, H, W*2 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00020CH DMACB1 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 000210H DMACA2 [R/W] B, H, W *2 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000214H DMACB2 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 000218H DMACA3 [R/W] B, H, W *2 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00021CH DMACB3 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 DMAC (続く) 24 MB91265A シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 000220H DMACA4 [R/W] B, H, W *2 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000224H DMACB4 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX ブロック DMAC 000228H 予約 DMACR [R/W] B 0XX00000 XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX DMAC ~ 000398H 予約 00039CH ~ 00023CH 000240H 000244H 0003A0H DSP-PC [R/W] XXXXXXXX DSP-CSR [R/W, R, W] 00000000 DSP-LY [R/W] XXXXXXXX XXXXXXXX 0003A4H DSP-OT0 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX DSP-OT1 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 0003A8H DSP-OT2 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX DSP-OT3 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 0003ACH 0003B0H DSP-OT4 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX DSP-OT5 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 0003B4H DSP-OT6[R] XXXXXXXX XXXXXXXX DSP-OT7 [R] XXXXXXXX XXXXXXXX 積和 演算回路 0003B8H 0003BCH ~ 0003ECH 予約 0003F0H BSD0 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003F4H BSD1 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003F8H BSDC [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003FCH BSRR [R] XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000400H DDR0 [R/W] B, H, W 00000000 DDR1 [R/W] B, H, W 00000000 000404H DDR4 [R/W] B, H, W -0000000 DDR5 [R/W] B, H, W 00000000 000408H, 00040CH 000410H DDR2 [R/W] B, H, W 00000000 DDRG [R/W] B, H, W ------0- DDR3 [R/W] B, H, W 00000000 ビット サーチ モジュール データ方向 レジスタ (続く) 25 MB91265A シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 ブロック 000414H ~ 00041CH 000420H PFR0 [R/W] B, H, W 00------ PFR1 [R/W] B, H, W 0-0-00-0 予約 000424H 000430H ポート機能 レジスタ ~ 00042CH PTFR0 [R/W] B, H, W 00000000 000434H ~ 00043CH 000440H ICR00 [R/W, R] B, H, W ICR01 [R/W, R] B, H, W ICR02 [R/W, R] B, H, W ICR03 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000444H ICR04 [R/W, R] B, H, W ICR05 [R/W, R] B, H, W ICR06 [R/W, R] B, H, W ICR07 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000448H ICR08 [R/W, R] B, H, W ICR09 [R/W, R] B, H, W ICR10 [R/W, R] B, H, W ICR11 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 00044CH ICR12 [R/W, R] B, H, W ICR13 [R/W, R] B, H, W ICR14 [R/W, R] B, H, W ICR15 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000450H ICR16 [R/W, R] B, H, W ICR17 [R/W, R] B, H, W ICR18 [R/W, R] B, H, W ICR19 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000454H ICR20 [R/W, R] B, H, W ICR21 [R/W, R] B, H, W ICR22 [R/W, R] B, H, W ICR23 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000458H ICR24 [R/W, R] B, H, W ICR25 [R/W, R] B, H, W ICR26 [R/W, R] B, H, W ICR27 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 00045CH ICR28 [R/W, R] B, H, W ICR29 [R/W, R] B, H, W ICR30 [R/W, R] B, H, W ICR31 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000460H ICR32 [R/W, R] B, H, W ICR33 [R/W, R] B, H, W ICR34 [R/W, R] B, H, W ICR35 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000464H ICR36 [R/W, R] B, H, W ICR37 [R/W, R] B, H, W ICR38 [R/W, R] B, H, W ICR39 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 000468H ICR40 [R/W, R] B, H, W ICR41 [R/W, R] B, H, W ICR42 [R/W, R] B, H, W ICR43 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 00046CH ICR44 [R/W, R] B, H, W ICR45 [R/W, R] B, H, W ICR46 [R/W, R] B, H, W ICR47 [R/W, R] B, H, W ----1111 ----1111 ----1111 ----1111 予約 割込み コント ローラ 000470H ~ 00047CH 予約 (続く) 26 MB91265A シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 000480H RSRR [R/W] B, H, W 10000000 STCR [R/W] B, H, W 00110011 TBCR [R/W] B, H, W 00XXXX00 CTBR [W] B, H, W XXXXXXXX 000484H CLKR [R/W] B, H, W 00000000 WPR [W] B, H, W XXXXXXXX DIVR0 [R/W] B, H, W 00000011 DIVR1 [R/W] B, H, W 00000000 ブロック クロック 制御 000488H ~ 000490H 000494H ~ 0005FCH 000600H PCR0 [R/W] B, H, W 00000000 000604H PCR4 [R/W] B, H, W ----0000 000608H, 00060CH 000610H PCR1 [R/W] B, H, W 00000000 予約 PCR2 [R/W] B, H, W 00000000 PCR3 [R/W] B, H, W 00------ PCRG [R/W] B, H, W ------0- プルアップ コントローラ 000614H ~ 000FFCH 001000H DMASA0 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001004H DMADA0 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001008H DMASA1 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00100CH DMADA1 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001010H DMASA2 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001014H DMADA2 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001018H DMASA3 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00101CH DMADA3 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001020H DMASA4 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001024H DMADA4 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 予約 DMAC (続く) 27 MB91265A シリーズ アドレス レジスタ +0 +1 +2 +3 ブロック 001028H ~ 006FFCH 予約 007000H FLCR [R/W] B 01101000 007004H FLWC [R/W] B 00000011 Flash 007008H ~ 007010H 007014H ~ 00BFFCH 00C000H 予約 X-RAM ( 係数 RAM) [R/W] 64 × 16 ビット ~ 00C07CH 00C080H Y-RAM ( 変数 RAM) [R/W] 64 × 16 ビット ~ 00C0FCH 00C100H 積和 演算回路 I-RAM ( 命令 RAM) [R/W] 256 × 16 ビット ~ 00C2FCH 00C300H ~ 00FFFCH 予約 020000H CTRLR0 [R, R/W] 00000000 00000001 STATR0 [R, R/W] 00000000 00000000 020004H ERRCNT0 [R] 00000000 00000000 BTR0 [R, R/W] 00100011 00000001 020008H INTR0 [R] 00000000 00000000 TESTR0 [R, R/W] 00000000 X0000000 02000CH BRPER0 [R, R/W] 00000000 00000000 020010H IF1CREQ0 [R, R/W] 00000000 00000000 IF1CMSK0 [R, R/W] 00000000 00000000 020014H IF1MSK20 [R, R/W] 11111111 11111111 IF1MSK10 [R/W] 11111111 11111111 020018H IF1ARB20 [R/W] 00000000 00000000 IF1ARB10 [R/W] 00000000 00000000 02001CH IF1MCTR0 [R, R/W] 00000000 00000000 020020H IF1DTA10 [R/W] 00000000 00000000 IF1DTA20 [R/W] 00000000 00000000 C-CAN*1 (続く) 28 MB91265A シリーズ (続き) アドレス 020024H 020030H レジスタ +0 +1 IF1DTB10 [R/W] 00000000 00000000 +2 +3 IF1DTB20 [R/W] 00000000 00000000 予約 (IF1 data mirror, little endian byte ordering) 020040H IF2CREQ0 [R, R/W] 00000000 00000000 IF2CMSK0 [R, R/W] 00000000 00000000 020044H IF2MSK20 [R, R/W] 11111111 11111111 IF2MSK10 [R/W] 11111111 11111111 020048H IF2ARB20 [R/W] 00000000 00000000 IF2ARB10 [R/W] 00000000 00000000 02004CH IF2MCTR0 [R, R/W] 00000000 00000000 020050H IF2DTA10 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTA20 [R/W] 00000000 00000000 020054H IF2DTB10 [R/W] 00000000 00000000 IF2DTB20 [R/W] 00000000 00000000 020060H 020080H TREQR20 [R] 00000000 00000000 NEWDT20 [R] 00000000 00000000 0200B4H NEWDT10 [R] 00000000 00000000 予約 (>32..128 Message buffer) INTPND20 [R] 00000000 00000000 INTPND10 [R] 00000000 00000000 予約 (>32..128 Message buffer) 0200A4H 0200B0H TREQR10 [R] 00000000 00000000 予約 (>32..128 Message buffer) 020094H 0200A0H C-CAN*1 予約 (IF2 data mirror, little endian byte ordering) 020084H 020090H ブロック MESVAL20 [R] 00000000 00000000 MESVAL10 [R] 00000000 00000000 予約 (>32..128 Message buffer) * 1:C-CAN は , MB91267NA/F267NA に搭載されています。 * 2:DMACA0 ~ DMACA4 の下位 16 ビット (DTC15 ~ DTC0) は , バイトでのアクセスはできません。 (注意事項)• FLWC (7004H) の初期値は, 評価用ツール上は, “00010011B”です。 評価用品にて, “00000011B”を書き込んでも 動作にかわりはありません。 • ライトオンリビットのあるレジスタに対してリードモディファイライト系の命令を行わないでください。 • 予約または ( - ) の領域データは不定です。 29 MB91265A シリーズ ■ 割込みベクタ 割込み要因 割込み番号 割込みレベル オフセット TBR デフォルトの アドレス 10 進 16 進 リセット 0 00 3FCH 000FFFFCH モードベクタ 1 01 3F8H 000FFFF8H システム予約 2 02 3F4H 000FFFF4H システム予約 3 03 3F0H 000FFFF0H システム予約 4 04 3ECH 000FFFECH システム予約 5 05 3E8H 000FFFE8H システム予約 6 06 3E4H 000FFFE4H コプロセッサ不在トラップ 7 07 3E0H 000FFFE0H コプロセッサエラートラップ 8 08 3DCH 000FFFDCH INTE 命令 9 09 3D8H 000FFFD8H システム予約 10 0A 3D4H 000FFFD4H システム予約 11 0B 3D0H 000FFFD0H ステップトレーストラップ 12 0C 3CCH 000FFFCCH NMI 要求 (tool) 13 0D 3C8H 000FFFC8H 未定義命令例外 14 0E 3C4H 000FFFC4H NMI 要求 15 0F 15 (FH) 固定 3C0H 000FFFC0H 外部割込み 0 16 10 ICR00 3BCH 000FFFBCH 外部割込み 1 17 11 ICR01 3B8H 000FFFB8H 外部割込み 2 18 12 ICR02 3B4H 000FFFB4H 外部割込み 3 19 13 ICR03 3B0H 000FFFB0H 外部割込み 4 20 14 ICR04 3ACH 000FFFACH 外部割込み 5 21 15 ICR05 3A8H 000FFFA8H 外部割込み 6/C-CAN wake up* 22 16 ICR06 3A4H 000FFFA4H 外部割込み 7 23 17 ICR07 3A0H 000FFFA0H リロードタイマ 0 24 18 ICR08 39CH 000FFF9CH リロードタイマ 1 25 19 ICR09 398H 000FFF98H リロードタイマ 2 26 1A ICR10 394H 000FFF94H UART0 ( 受信完了 ) 27 1B ICR11 390H 000FFF90H UART0 ( 送信完了 ) 28 1C ICR12 38CH 000FFF8CH DTTI 29 1D ICR13 388H 000FFF88H DMAC0 ( 終了 , エラー ) 30 1E ICR14 384H 000FFF84H DMAC1 ( 終了 , エラー ) 31 1F ICR15 380H 000FFF80H DMAC2/DMAC3/DMAC4 ( 終了 , エラー ) 32 20 ICR16 37CH 000FFF7CH UART1 ( 受信完了 ) 33 21 ICR17 378H 000FFF78H UART1 ( 送信完了 ) 34 22 ICR18 374H 000FFF74H C-CAN0* 35 23 ICR19 370H 000FFF70H システム予約 36 24 ICR20 36CH 000FFF6CH 積和 37 25 ICR21 368H 000FFF68H PPG0/PPG1 38 26 ICR22 364H 000FFF64H (続く) 30 MB91265A シリーズ 割込み番号 割込みレベル オフセット TBR デフォルトの アドレス 27 ICR23 360H 000FFF60H 40 28 ICR24 35CH 000FFF5CH システム予約 41 29 ICR25 358H 000FFF58H 波形 ( アンダフロー )0/1/2 42 2A ICR26 354H 000FFF54H フリーランタイマ 1( コンペアクリア ) 43 2B ICR27 350H 000FFF50H フリーランタイマ 1( ゼロ検出 ) 44 2C ICR28 34CH 000FFF4CH フリーランタイマ 2( コンペアクリア ) 45 2D ICR29 348H 000FFF48H フリーランタイマ 2( ゼロ検出 ) 46 2E ICR30 344H 000FFF44H タイムベースタイマオーバフロー 47 2F ICR31 340H 000FFF40H フリーランタイマ 0( コンペアクリア ) 48 30 ICR32 33CH 000FFF3CH フリーランタイマ 0( ゼロ検出 ) 49 31 ICR33 338H 000FFF38H システム予約 50 32 ICR34 334H 000FFF34H A/D コンバータ 1 51 33 ICR35 330H 000FFF30H A/D コンバータ 2 52 34 ICR36 32CH 000FFF2CH PWC0 ( 測定完了 ) 53 35 ICR37 328H 000FFF28H システム予約 54 36 ICR38 324H 000FFF24H PWC0 ( オーバフロー ) 55 37 ICR39 320H 000FFF20H システム予約 56 38 ICR40 31CH 000FFF1CH ICU0 ( 取込み ) 57 39 ICR41 318H 000FFF18H ICU1 ( 取込み ) 58 3A ICR42 314H 000FFF14H ICU2/3 ( 取込み ) 59 3B ICR43 310H 000FFF10H OCU0/1 ( 一致 ) 60 3C ICR44 30CH 000FFF0CH OCU2/3 ( 一致 ) 61 3D ICR45 308H 000FFF08H OCU4/5 ( 一致 ) 62 3E ICR46 304H 000FFF04H 遅延割込み要因ビット 63 3F ICR47 300H 000FFF00H システム予約 (REALOS にて使用 ) 64 40 2FCH 000FFEFCH システム予約 (REALOS にて使用 ) 65 41 2F8H 000FFEF8H システム予約 66 42 2F4H 000FFEF4H システム予約 67 43 2F0H 000FFEF0H システム予約 68 44 2ECH 000FFEECH システム予約 69 45 2E8H 000FFEE8H システム予約 70 46 2E4H 000FFEE4H システム予約 71 47 2E0H 000FFEE0H システム予約 72 48 2DCH 000FFEDCH システム予約 73 49 2D8H 000FFED8H システム予約 74 4A 2D4H 000FFED4H システム予約 75 4B 2D0H 000FFED0H システム予約 76 4C 2CCH 000FFECCH システム予約 77 4D 2C8H 000FFEC8H 割込み要因 10 進 16 進 PPG2/PPG3 39 PPG4/PPG5/PPG6/PPG7 (続く) 31 MB91265A シリーズ (続き) 割込み要因 割込み番号 割込みレベル オフセット TBR デフォルトの アドレス 4E 2C4H 000FFEC4H 79 4F 2C0H 000FFEC0H 80 50 2BCH 000FFEBCH ~ 255 ~ FF ~ 000H ~ 000FFC00H 10 進 16 進 システム予約 78 システム予約 INT 命令で使用 *:C-CAN の割込みは , MB91267NA/F267NA のみに搭載されている機能です。 32 MB91265A シリーズ ■ 各 CPU ステートにおける端子状態 端子の状態として使用している語句は , 以下の意味を持ちます。 ・ 入力可能 入力機能が使用可能な状態であることを意味します。 ・ 入力 0 固定 入力開放によるリークを防ぐため , 内部で入力レベルを “0” に固定しています。 ・ 出力 Hi-Z 端子駆動用トランジスタを駆動禁止状態にし , 端子をハイインピーダンスにすることを意味します。 ・ 出力保持 このモードになる直前に出力していた状態をそのまま出力することを意味します。すなわち , 出力のある内蔵周辺が動 作中であれば , その内蔵周辺に従って出力をし , ポートなどとして出力している場合にはその出力を保持します。 ・ 直前の状態を保持 このモードになる直前に出力していた状態をそのまま出力または入力であれば入力可能を意味します。 33 MB91265A シリーズ ・端子状態一覧表 ( シングルチップモード ) 端子番号 端子名 機能 3 ~ 10 P50 ~ P57 AN0 ~ AN7 11 ~ 13 P44 ~ P46 14 イニシャライズ時 INIT = L*1 INIT = H*2 AN8 ~ AN10 出力 Hi-Z/ 入力不可能 出力 Hi-Z/ 入力可能 NMI NMI 入力可能 入力可能 18 P00 PPG1/INT4 19 P01 20 スリープ時 ストップ時 Hi-Z = 0 Hi-Z = 1 直前状態保持 直前状態保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 入力可能 入力可能 入力可能 PPG2 直前状態保持 直前状態保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 P02 PPG3/INT5 入力可能 入力可能 入力可能 21 ~ 23 P03 ~ P05 TIN0 ~ TIN2 24, 25 P06, P07 TOT1, TOT2 26 P10 SOT0 27 P11 SIN0 28 P12 SCK0 直前状態保持 直前状態保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 29 P13 SOT1 30 P14 SIN1 31 P15 SCK1 32 P16 PPG5/INT6/ RX0*3 入力可能 入力可能 入力可能 33 P17 PPG6/TX0*3 34 P20 ADTG1/IC2 35 P21 ADTG2/IC3 36 P22 PWI0 37 P23 DTTI 38 P24 CKI 直前状態保持 直前状態保持 39 P25 IC0 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 40 P26 IC1 41 P27 汎用入出力 ポート 42 PG1 PPG0 49 P37 PPG4 50 P36 PPG7/INT7 入力可能 入力可能 入力可能 52 ~ 57 P35 ~ P30 RTO5 ~ RTO0 直前状態保持 直前状態保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 58 ~ 61 P40 ~ P43 INT0 ~ INT3 入力可能 入力可能 入力可能 出力 Hi-Z/ 入力不可能 出力 Hi-Z/ 入力可能 * 1:INIT = L:INIT が “L” の期間の端子状態を示します。 * 2:INIT = H:INIT が , “L” から “H” へ遷移した直後の端子状態を示します。 * 3:C-CAN 端子は , MB91267NA/F267NA に搭載されています。 34 MB91265A シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 項目 定格値 記号 単位 備考 最小 最大 VSS - 0.5 VSS + 6.0 V VSS - 0.5 VSS + 6.0 V *2 AVRHn* VSS - 0.5 VSS + 6.0 V *2 入力電圧 *1 VI VSS - 0.3 VCC + 0.3 V アナログ端子入力電圧 *1 VIA VSS - 0.3 AVcc + 0.3 V 出力電圧 *1 VO VSS - 0.3 VCC + 0.3 V “L” レベル最大出力電流 IOL 10 mA *3 “L” レベル平均出力電流 IOLAV 8 mA *4 “L” レベル最大総出力電流 ΣIOL 60 mA “L” レベル平均総出力電流 ΣIOLAV 30 mA *5 “H” レベル最大出力電流 IOH - 10 mA *3 “H” レベル平均出力電流 IOHAV -4 mA *4 “H” レベル最大総出力電流 ΣIOH - 30 mA “H” レベル平均総出力電流 ΣIOHAV - 12 mA 消費電力 PD 600 mW 動作温度 Ta - 40 + 105 °C 保存温度 Tstg - 55 + 125 °C 電源電圧 *1 VCC アナログ電源電圧 *1 AVCC アナログ基準電圧 *1 6 *5 シングルチップ動作時 * 1:VSS = AVSS = 0 V を基準にしています。 * 2:電源投入時など VCC + 0.3 V を超えないよう注意してください。 また , 電源投入時など AVCC が VCC を超えないように注意してください。 * 3:最大出力電流は , 該当する端子 1 本のピーク値を規定します。 * 4:平均出力電流は , 該当する端子 1 本に流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 * 5:平均総出力電流は , 該当する端子すべてに流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 * 6 : AVRHn = AVRH1, AVRH2 <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。 したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 35 MB91265A シリーズ 2. 推奨動作条件 (Vss = AVss = 0 V) 項目 記号 規格値 最小 最大 単位 備考 通常動作時 電源電圧 VCC 4.0 5.5 V アナログ電源電圧 AVCC VSS + 4.0 VSS + 5.5 V AVRH1 AVSS AVCC V A/D コンバータ 1 用 AVRH2 AVSS AVCC V A/D コンバータ 2 用 Ta - 40 + 105 °C シングルチップ動作時 アナログ基準電圧 動作温度 (注意事項)電源投入時において , VCC 電源安定後 , 内部電源が安定するまで約 100 µs かかります。その間 INIT 端子に “L” を入れ続けてください。 <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。 電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。 常に推奨動作条件下で使用してください。 この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。 記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に当社営業担当部門までご相談ください。 36 MB91265A シリーズ 3. 直流規格 (VCC = 4.0 V ~ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項目 記号 端子名 規格値 条件 最小 標準 最大 単位 “H” レベル 入力電圧 VIHS ヒステリシス入力 端子 Vcc × 0.8 Vcc + 0.3 V “L” レベル 入力電圧 VILS ヒステリシス入力 端子 Vss - 0.3 Vss × 0.2 V VOH P30 ~ P35 を除く VCC = 5.0 V, IOH = 4.0 mA Vcc - 0.5 V VCC = 5.0 V, IOH = 8.0 mA Vcc - 0.7 V VCC = 5.0 V, IOL = 4.0 mA 0.4 V VCC = 5.0 V, IOL = 12 mA 0.6 V -5 +5 µA 50 kΩ “H” レベル 出力電圧 “L” レベル 出力電圧 VOH2 P30 ~ P35 VOL VOL2 P30 ~ P35 入力リーク電流 ILI プルアップ抵抗 RPULL 電源電流 入力容量 P30 ~ P35 を除く VCC = 5.0 V, VSS < VI < VCC INIT, プルアップ端子 備考 ICC VCC VCC = 5.0 V, 33 MHz 90 100 mA ICCS VCC VCC = 5.0 V, 33 MHz 60 80 mA スリープ時 ICCH VCC VCC = 5.0 V, Ta =+ 25 °C 300 µA ストップ時 CIN VCC, VSS, AVCC, AVSS, AVRH1, AVRH2 以外 5 15 pF 4. フラッシュメモリ書き込み / 消去特性 項目 条件 規格値 最小 標準 最大 単位 備考 セクタ消去時間 (4 K バイトセクタ ) Ta =+ 25 °C, Vcc = 5.0 V 0.2 0.5 s 内部でのイレーズ前書込み時間は除 く。 バイト書込み時間 Ta =+ 25 °C, Vcc = 5.0 V 32 3600 µs システムレベルのオーバヘッド時間 は除く。 10000 cycle 平均 Ta =+ 85 °C 20 year 消去 / 書込みサイクル フラッシュメモリ データ保持期間 * *:テクノロジ信頼性評価結果からの換算値です ( アレニウス式を使用し , 高温加速試験結果を平均温度+ 85 °C へ 換算しています ) 。 37 MB91265A シリーズ 5. 交流規格 (1) クロックタイミング規格 (VCC = 4.0 V ~ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項目 記号 端子名 クロック周波数 fC X0 X1 クロック サイクルタイム tC X0 X1 入力クロック パルス幅 PWH PWL X0 入力クロック 立上り , 立下り時間 tCF tCR 内部動作 クロック周波数 fCP 内部動作 クロック サイクルタイム fCPP 単位 備考 最小 標準 最大 3.6*2 ― 12 MHz 83.3 ― 278*2 ns ─ 100 ─ ─ ns デューティ比 40 ~ 60% を目安にして ください。 X0 ─ ─ ─ 5 ns 外部クロック時 ― X0 のクロック周波 数に 4.125 MHz を 入力して , 発振回路 の PLL 系 8 逓倍に 設定した場合 2.06*1 ― 33 MHz CPU 系 1 ― 33 ─ tCP tCPP 規格値 条件 ― 2.06* 自励発振可能範囲 内で PLL 使用時 , 内部クロックは 33 MHz を超えないよ う逓倍を設定して ください。 MHz 周辺系 1 30.3 ― 485* ns CPU 系 30.3 ― 485*1 ns 周辺系 * 1:ギア 1/16 を使用した場合の値です。 * 2 : PLL 使用時には , X0, X1 端子への入力クロックの下限周波数は PLL の逓倍によって変わります。 1 逓倍時 : 8 MHz 以上 2 逓倍から 8 逓倍時 : 4 MHz 以上 ・クロックタイミング規格測定条件 tC X0, X1 0.8 VCC 0.2 VCC PWL PWH tCF 38 tCR 出力端子 C = 50 pF MB91265A シリーズ ・動作保証範囲 VCC (V) 電 5.5 源 電 圧 4.0 0 0.25 33 fCP , fCPP (MHz) 内部クロック ・内部クロック設定可能範囲 (MHz) CPU 系 (CLKB) : 33 内 部 ク ロ ッ ク 周辺系 (CLKP) : 16.5 原発振入力クロック fC = 4.192 MHz 時 (PLL 8 逓倍 ) 4.125 8:8 4:4 1:1 CPU:周辺の分周比 ( 注意事項 ) ・PLL の発振安定時間> 600 µs としてください。 ・内部クロックのギア設定はクロックタイミング規格の表の数値内になるようにしてください。 39 MB91265A シリーズ (2) リセット入力規格 (VCC = 4.0 V ~ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項目 INIT 入力時間 ( 電源投入時 , ストップモード時 ) INIT 入力時間 ( 上記以外 ) 記号 tINTL 端子名 INIT 規格値 条件 単位 最小 最大 振動子の発振時間 + tC × 10 ns tC × 10 ns 備考 * * : 電源安定後 , 内部電源が安定するまで約 100 µs かかりますので , その間 INIT 端子に “L” を入力し続けてください。 tINTL INIT 0.2 VCC 40 MB91265A シリーズ (3) UART タイミング (VCC = 4.0 V ~ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK0, SCK1 SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOV SCK0, SCK1 SOT0, SOT1 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0, SCK1 SIN0, SIN1 SCK ↑ →有効 SIN ホールド時 間 tSHIX シリアルクロック “H” パルス幅 条件 規格値 単位 最小 最大 8 tCYCP ns - 80 + 80 ns 100 ns SCK0, SCK1 SIN0, SIN1 60 ns tSHSL SCK0, SCK1 4 tCYCP ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK0, SCK1 4 tCYCP ns SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOV SCK0, SCK1 SOT0, SOT1 150 ns 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0, SCK1 SIN0, SIN1 60 ns SCK ↑→有効 SIN ホールド時間 tSHIX SCK0, SCK1 SIN0, SIN1 60 ns 内部シフト クロック モード 外部シフト クロック モード (注意事項)・上記規格は , クロック同期モード時の値です。 ・tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 41 MB91265A シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC SCK0, SCK1 VOH VOL VOL tSLOV VOH VOL SOT0, SOT1 tIVSH tSHIX VOH VOL SIN0, SIN1 VOH VOL ・外部シフトクロックモード tSLSH tSHSL VOH SCK0, SCK1 VOL VOL VOL tSLOV SOT0, SOT1 VOH VOL tIVSH SIN0, SIN1 42 VOH VOL tSHIX VOH VOL MB91265A シリーズ (4) フリーランタイマクロック , PWC 入力 , リロードタイマトリガタイミング (VCC = 4.0 V ~ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項目 記号 端子名 条件 入力パルス幅 tTIWH tTIWL CKI, PWI0, TIN0 ~ TIN2 規格値 最小 最大 4 tCYCP ─ 単位 ns (注意事項)tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 VOH VOH CKI, PWI0, TIN0∼TIN2 VOL VOL tTIWL tTIWH (5) トリガ系入力タイミング (VCC = 4.0 V ~ 5.5 V, VSS = AVSS = 0 V) 項目 インプットキャプチャ トリガ入力 A/D コンバータ起動トリガ入力 記号 端子名 条件 tIC IC0 ~ IC3 tADTG ADTG1, ADTG2 規格値 単位 最小 最大 5 tCYCP ns 5 tCYCP ns (注意事項)tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 tADTG, tIC IC0 ∼ IC3 ADTG1, ADTG2 VOL VOL 43 MB91265A シリーズ 6. A/D 変換部電気的特性 (VCC = AVcc = 5.0 V, VSS = AVSS = 0 V) 項目 記号 端子名 規格値 単位 最小 標準 最大 10 bit -4 +4 LSB - 3.5 + 3.5 LSB 微分直線性誤差 * -3 +3 LSB ゼロトランジション 電圧 *1 VOT AN0 ~ AN10 AVss - 3.5LSB AVss + 0.5LSB AVss + 4.5LSB V フルトランジション 電圧 *1 VFST AN0 ~ AN10 AVRH - 5.5LSB AVRH - 1.5LSB AVRH + 2.5LSB V 分解能 総合誤差 * 1 直線性誤差 * 1 1 備考 AVRHn*4 = 5.0 V 時 変換時間 1.2*2 µs アナログポート 入力電流 IAIN AN0 ~ AN10 ― 10 µA アナログ入力電圧 VAIN AN0 ~ AN10 AVss AVRH V AVss AVcc V 2 mA 1 ユニット当り 100 µA 1 ユニット当り 1 mA 1 ユニット当り AVRHn*4 = 5.0 V, AVss = 0 V 時 100 µA 1 ユニット当り ストップ時 基準電圧 IA アナログ電源電流 ( アナログ+デジタル ) IAH*3 基準電源電流 ( AVRH と AVSS の間 ) 4 AVRHn* AVcc IR AVRHn*4 IRH*3 アナログ入力容量 10 pF チャネル間ばらつき AN0 ~ AN10 ─ 4 LSB * 1 : CPU スリープ状態で測定 * 2 : Vcc = AVcc = 5.0 V, マシンクロック 33 MHz 時 * 3 : A/D コンバータ非動作時 , CPU ストップ時の電流 (Vcc = AVcc = AVRHn = 5.0 V 時 ) * 4 : AVRHn = AVRH1, AVRH2 (注意事項) • 上記は各ユニット間の精度を保証するものではありません。 • 外部回路の出力インピーダンス≦ 2 kΩ としてください。 44 MB91265A シリーズ ・A/D コンバータの用語の定義 ・ 分解能 :A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化 ・ 直線性誤差 :ゼロトランジション点 (“00 0000 0000B” ← → “00 0000 0001B”) とフルスケールトランジション 点 (“11 1111 1110B” ← → “ 11 1111 1111B”) とを結んだ直線と実際の変換特性との誤差 ・ 微分直線性誤差:出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの誤差 ・ 総合誤差 :実際の値と理論値との差を言い , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線 性誤差 / 量子誤差および雑音に起因する誤差 総合誤差 3FFH 1.5 LSB' 3FEH 実際の変換特性 デジタル出力 3FDH {1 LSB' (N − 1) + 0.5 LSB'} 004H VNT ( 実則値 ) 003H 実際の変換特性 002H 理想特性 001H 0.5 LSB' AVSS AVRH アナログ入力 1LSB’ ( 理想値 ) = AVRH - AVSS [V] デジタル出力 N の総合誤差 = 1024 VNT - {1 LSB’ × (N - 1) + 0.5 LSB’} 1 LSB’ N:A/D コンバータデジタル出力値 VNT:デジタル出力が (N + 1) H から NH に遷移する電圧 VOT’ ( 理想値 ) = AVSS + 0.5 LSB’ [V] VFST’ ( 理想値 ) = AVRH - 1.5 LSB’ [V] (続く) 45 MB91265A シリーズ (続き) 微分直線性誤差 直線性誤差 3FFH 実際の変換特性 実際の変換特性 (N + 1)H 3FEH {1 LSB (N − 1) + VOT} VFST ( 実測値 ) デジタル出力 デジタル出力 3FDH 004H VNT ( 実測値 ) 003H 002H NH 理想特性 (N − 1)H VFST ( 実測値 ) 実際の変換特性 VNT ( 実測値 ) 理想特性 (N − 2)H 001H VOT ( 実測値 ) AVSS 実際の変換特性 AVSS AVRH AVRH アナログ入力 アナログ入力 デジタル出力 N の直線性誤差 = VNT - { 1 LSB × (N - 1) + VOT } [LSB] 1 LSB デジタル出力 N の微分直線性誤差 = V (N + 1) T - VNT 1 LSB 1 LSB = VFST - VOT 1022 N:A/D コンバータデジタル出力値 VOT : デジタル出力が 000H から 001H に遷移する電圧 VFST: デジタル出力が 3FEH から 3FFH に遷移する電圧 46 [V] -1 [LSB] MB91265A シリーズ ■ 特性例 “L” レベル出力電圧-電源電圧 “H” レベル出力電圧-電源電圧 400 6 350 5 300 VOL (mV) VOH (V) 4 3 250 200 2 150 1 100 0 4.0 50 4.5 5.0 5.5 0 4.0 VCC (V) 4.5 5.0 5.5 VCC (V) プルアップ抵抗-電源電圧 電源電流 ( ストップ時 ) -電源電圧 80 100 70 90 80 60 ICCH (µA) R (kΩ) 70 50 40 30 60 50 40 30 20 20 10 0 4.0 10 4.5 5.0 0 4.0 5.5 VCC (V) 5.0 5.5 VCC (V) 1 ユニット当りの A/D 変換部 (33 MHz) アナログ電源電流-電源電圧 1 ユニット当りの A/D 変換部 (33 MHz) 基準電源電流-電源電圧 2 1.0 0.8 IR (mA) 1.5 IA (mA) 4.5 1 0.6 0.4 0.5 0.2 0 4.0 4.5 5.0 VCC (V) 5.5 0.0 4.0 4.5 5.0 5.5 VCC (V) 47 MB91265A シリーズ ■ オーダ型格 型格 パッケージ 備考 MB91267APMC MB91267NAPMC MB91F267APMC プラスチック・LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M23) C-CAN 搭載品 MB91F267NAPMC MB91V265ACR-ES 48 C-CAN 搭載品 セラミック・PGA, 401 ピン (PGA-401C-A02) MB91265A シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 64 ピン リードピッチ 0.65mm パッケージ幅× パッケージ長さ 12.0 × 12.0mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70mm MAX コード(参考) P-LFQFP64-12×12-0.65 (FPT-64P-M23) プラスチック・LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M23) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 14.00±0.20(.551±.008)SQ *12.00±0.10(.472±.004)SQ 48 0.145±0.055 (.0057±.0022) 33 32 49 0.10(.004) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 +.008 (Mounting height) .059 –.004 0.25(.010) INDEX 0~8˚ 17 64 1 0.65(.026) C "A" 16 0.32±0.05 (.013±.002) 0.13(.005) 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) M 2003 FUJITSU LIMITED F64034S-c-1-1 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ 49 MB91265A シリーズ ■ 本版での主な変更内容 50 ページ 場所 ― ― 変更箇所 MB91266A( マスク ROM 品 ) を削除 MB91267A,MB91267NA( マスク ROM 品 ) を追加 MB91265A シリーズ MEMO 51 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時~ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 販売戦略部