[AKD4103A-B] AKD4103A-B AK4103A評価ボード Rev.1 概 要 AKD4103A-Bは192kHz DIT、AK4103Aの評価用ボードです。当社A/Dコンバータ及びDIRの評価用ボー ドとのインタフェースを装備しており、手軽に評価可能です。更にディジタルインタフェースにも対応 しており、BNCコネクタ及びXLR(CANNON)コネクタを介してディジタルオーディオ機器とインタフェ ース可能です。 オーダリングガイド AKD4103A-B --- AK4103A評価用ボード コントロールソフトを同梱。 機 能 ディジタルインタフェース 2種類のインタフェースを装備 - 当社A/D,DIR評価用ボードと10ピンフラットケーブルにより ダイレクトにインタフェース - BNC/XLR(CANNON)コネクタ出力 シリアルコントロール用10ピンポート 5V GND Control AK4103A TX Serial Data in (For DIT) C,U,V Figure 1. AKD4103A-Bブロック図 * 回路図、パターン図は文末に添付。 <KM076804> 2015/08 -1- [AKD4103A-B] 評価ボードマニュアル 操作手順 ① 電源の配線 [+5V] [GND] (赤) (黒) = 5V = 0V ② ジャンパピン/スイッチ類の設定(以下参照) ③ BNCコネクタまたは、XLR(cannon)コネクタの接続(以下参照) ④ 電源投入 AK4103Aは電源投入後、必ず一度SW2を “L”にしてパワーダウンを行って下さい。 ■ 可能な評価モード (1) DITの評価 Serial Data in(10pin port) – AK4103A – S/PDIF out(XLR or BNC) ADC MCLK BICK LRCK DAUX PORT5 (10pin Header) MCLK BICK LRCK DAUX AK4103A (DIT) XLR or BNC connector S/PDIF AKD4103A-B MCLK, BICK, LRCKおよびSDTIは10ピンヘッダー(PORT5: DIT)を通して入力します。AKD4103A-B と弊社A/D評価用ボードと10線フラットケーブルで接続することが出来ます。 a. Bi-phase出力信号の設定 コネクタ JP19 (TXP) XLR (J3) XLR BNC (J4) BNC Table 1. TXP/TXNの設定 b. Clock入出力の設定 使用する信号はMCLK, LRCK, BICK, SDTI (DAUX)です。 PORT5から入出力される信号レベルは5Vです。 Clock PORT MCLK PORT5 BICK PORT5 LRCK PORT5 SDTI PORT5 (DAUX) Table 2. Clockの入出力 <KM076804> 2015/08 -2- [AKD4103A-B] CKS1 pin (SW3_5) CKS1 bit 0 0 1 1 CKS0 pin (Sub_JP19) CKS0 bit MCLK fs (max) 0 128fs 28k-192 kHz 1 256fs 28k-108 kHz 0 384fs 28k-54 kHz 1 512fs 28k-54 kHz Table 3. Master Clock Frequency Select Default b-1. BICK, LRCKの入出力に設定 AK4103Aのオーディオフォーマットの設定(Table 5参照)に従ってSW3_8(DIT_I/O)の設定を行って 下さい。 出力信号 SW3_8 (DIT_I/O) スレーブモード時 0 マスターモード時 1 Table 4. DIT_I/Oの設定 c. Default オーディオフォーマット 同期モード時はSW1_2, SW1_3, SW1_4で設定します。非同期モード時はDIF2-0 bitを設定して下さい Mode 0 1 2 3 4 5 6 7 DIF2 pin (SW1_4) DIF2 bit 0 0 0 0 1 1 1 1 DIF1 pin (SW1_3) DIF1 bit 0 0 1 1 0 0 1 1 DIF0 pin (SW1_2) DIF0 bit 0 1 0 1 0 1 0 1 SDTI 16bit, Right justified 18bit, Right justified 20bit, Right justified 24bit, Right justified 24bit, Left justified 24bit, I2S 24bit, Left justified 24bit, I2S Table 5. Audio format <KM076804> LRCK H/L H/L H/L H/L H/L L/H H/L L/H I/O I I I I I I O O BICK 32fs-128fs 36fs-128fs 40fs-128fs 48fs-128fs 48fs-128fs 50fs-128fs 64fs 64fs I/O I I I I I I O O Default 2015/08 -3- [AKD4103A-B] B, C, U, V入力(同期モード時) VIN VOUT 6 5 GND GND U GND GND 1 B 10 GND PORT3 BCUV C 同期モード時 (ANS=1)、C(チャネルステータス), U(ユーザーデータ)およびV(バリディティ)は10ピンヘッダ ー (PORT6: BCUV)を通して入力されます。BLSはノーマルモード時 (TRANS=0)は出力、オーディオルーティ ングモード(トランスペアレントモード)時 (TRANS=1)は入力になります。オーディオルーティングモード時、 BLS, C, UおよびVは10線フラットケーブルを通してAKD4114から直接入力できます。PORT3のピン配置は Figure 2のようになっています。 Figure 2. PORT3ピン配置 シリアルコントロール AK4103Aは同期モード時(ANS=1)にはピンで、非同期モード時(ANS=0)にはレジスタで各設定が可能で す。同期/非同期の各モードはTable 6のように設定します。 モード SW1-6 (ANS) 同期モード ON 非同期モード OFF JP18 (SDA/CDTO) FS3=1: “CDTO/CM0=H”をshort FS3=0: “CM0=L”をshort “CDTO/CM0=H”をshort Table 6. 同期/非同期モード Sub_JP20 (ANS) Open Short Default GND GND CCLK CSN GND GND CDTI 1 CDTO 2 NC PORT6 uP I/F GND AKD4103A-BはIBM-AT互換機のプリンタポート(パラレルポート)を通してコントロール可能です。同梱 の10線フラットケーブルでPORT6(uP-I/F)とPCを接続して下さい。コネクタの向きに注意して下さい。 コネクタの1ピンには印が付いています。PORT6のピン配置はFigure 3のようになっています。 10 9 Figure 3. PORT6ピン配置 コントロールソフトウェアは本評価ボードに同梱されています。ソフトウェア操作手順は評価ボードマニュ アルに含まれます。 <KM076804> 2015/08 -4- [AKD4103A-B] ■ トグルスイッチの機能 3 PDN AK4103Aのリセット。動作中は“H”に倒します。電源投入後、必ず一度“L”にし てリセットを行って下さい。 ■ DIPスイッチ(SW1)設定: -off- 側が”L”です。 No. Switch Name Function 1 IPS0 Don’t care 2 DIF0 DIF0ピンの設定(同期モード時) 3 DIF1 DIF1ピンの設定(同期モード時) 4 DIF2 DIF2ピンの設定(同期モード時) 5 IPS1/IIC Don’t care ANSピンの設定。“L”:非同期モード, “H”:同期モード 6 ANS 7 TEST Don’t care 8 ACKS Don’t care ■ DIPスイッチ(SW2)設定: -off- 側が”L”です。 No. Switch Name Function 1 FS1 同期モード時(ANS=1)のサンプリング周波数情報設定 2 FS2 (データシート参照) 3 FS0 4 PSEL Don’t care 5 CKS1 CKS1ピンの設定(同期モード時) TRANSピンの設定。 6 TRANS “L”:ノーマルモード, “H”:オーディオルーティングモード 7 DIR_I/O Don’t care U4 (74AC245)の伝送方向入力切替ピンの設定。 8 DIT_I/O “L”: PORT5から入力する場合, “H”: PORT5から出力する場合 ■ ジャンパピン設定 No. Jumper Name 1 D3V/VD 18 SDA/CDTO 19 TXP1 19(sub) CKS0 20(sub) ANS Default OFF OFF OFF ON OFF OFF OFF OFF Default OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF Function 74AC245の供給元としてD3VかVDの選択。 D3V: D3Vを使用 VD : VDを使用(default) FS3ピンの選択。 同期時 : “CDTO/CM0=H”をshort → FS3ピン=“H” “CM0=L”をshort → FS3ピン=“L” 非同期時: “CDTO/CM0=H”側 (default) TXP1の出力回路選択。 OPT: 未使用。 XLR: XLRコネクタ出力。 BNC: BNCコネクタ出力。(default) CKS0ピンの選択。 Open: CKS0ピン=“H” (default) Short: CKS0ピン=“L” 同期/非同期モード選択 Open: 同期モード Short: 非同期モード (default) <KM076804> 2015/08 -5- [AKD4103A-B] コントロールソフトマニュアル 評価ボードとコントロールソフトの設定 1. 評価ボードを適宜、設定して下さい 2. USBコントロールボックスと評価ボードを接続して下さい。10ピンヘッダーの向きに注意して下さい。 3. PC (IBM-AT互換機)とUSBコントロールボックス(AKUSBIF-B)を接続して下さい。 USBコントロールボックスは PC上では、HID(Human Interface Device)として認識されます。 新たなドライバのインストールは必要ありません。 4. コントロールソフトを立ち上げて下さい。 左下に”AKUSBIF-B”と表示されない場合は、PCとUSBコントロールボックスを再度接続し直して [Port Reset]ボタンを押して下さい。 5. 適宜、操作を行い評価して下さい。 [対応OS] Windpws XP / Vista / 7 (32bit版) (Vista / 7 はXP互換モード推奨) 64bit版OSでの動作は未対応です。 Figure 4. Window of [ FUNCTION] <KM076804> 2015/08 -6- [AKD4103A-B] 操作説明 コントロールソフトでは、レジスタマップ操作、テストツールの操作を行えます。 これらは、上部のタブで切り替えます。 頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています。 各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「各ダイアログ機能の説明」を参照してください。 1. [Port Reset] :USB I/Fボード(AKDUSBIF-B)接続時に使用します。 ソフト起動後 USB I/Fボード(AKDUSBIF-B)を接続した場合、このボタンをクリッ クしてください。 2. [Write Default] :レジスタを初期設定にします。 ハード上のリセット等でデバイスの初期化を行った場合、このボタンをクリック してください。 3. [All Write] :現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。 4. [All Read] :現在表示されているレジスタ値を全て読み込みます。 5. [Save] :現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。 6. [Load] :ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。 7. [All Reg Write] :[All Reg Write] ダイアログを立ち上げます。 8. [Data R/W] :[Data R/W] ダイアログを立ち上げます。 9. [Sequence] :[Sequence] ダイアログを立ち上げます。 10.[Sequence(File)] :[Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます。 11.[Read] :現在のレジスタを読み出して、Register欄に表示します。 [All Read] ボタンとは異なり16進表示のみを行いレジスタマップへの反映は行い ません。 <KM076804> 2015/08 -7- [AKD4103A-B] 各ダイアログ機能の説明 [All Reg Write] メイン画面で[All RegWrite]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 メイン画面の[ SAVE ] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。 Figure 5. Window of [ All Reg Write] [ Open (左) ] ボタン [ Write ] ボタン [ Write All ] ボタン [ Help ] ボタン [ Save ] ボタン [ Open (右) ] ボタン [ Close ] ボタン :レジスタ設定ファイル (*.akr) の選択を実施します。 :選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。 :選択したレジスタ設定ファイルの レジスタの書込みをまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 :本機能の説明画面を開きます。 :レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.mar”です。 :“*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 :ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ※:操作上の注意 (1) 右側にある[ Save ] と[ OPEN ] で指定するファイルは 全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (2) レジスタの内容をメイン画面 の [ Save ] ボタンで変更した場合、 その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出して下さい。 <KM076804> 2015/08 -8- [AKD4103A-B] [Data R/W] メイン画面で[Data R/W]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 キーボード操作により指定アドレスに対してデータ書き込みを実施します。 Figure 6. Window of [ Data R/W ] [ Address ] ボックス [ Data ] ボックス [ Mask ] ボックス [ Write ] ボタン [ Close ] ボタン :エディットボックス内にデータを書き込むアドレスを16進数2桁で 入力します。 :エディットボックス内にデータを16進数2桁で入力します。 :エディットボックス内にマスクデータを16進数2桁で入力します。 [ Data ]入力に対してAND処理を実施したものが書込みデータとなります。 :[ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタに対して [ Data ] 入力と[ Mask ] 入力より生成したデータを書込みます。 :処理を終了します。 特にデータ書込みを実施しない場合はこちらで画面を閉じることで キャンセルを行うことが出来ます。 ※:[ Write ] ボタンの操作後はレジスタマップの表示が更新されます。 <KM076804> 2015/08 -9- [AKD4103A-B] [Sequence] メイン画面で[Sequence]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 Figure 7. Window of [ Sequence ] シーケンスの設定 シーケンス設定は以下の手順で設定します。 (1)シーケンス処理内容を選択します。 [Select]コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。 処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります。 < Select選択項目 > ・No_use :未使用 ・Register :レジスタ書込み ・Reg(Mask) :レジスタ書込み(マスク指定) ・Interval :インターバル ・Stop :一時停止 ・End :シーケンス終了 (2)動作させるシーケンスを入力して下さい。 [ Address ] :アドレス [ Data ] :データ [ Mask ] :マスク [ Data ] と[ Mask ]のAND処理を実施したものが書込みデータとなります。 Mask = 0x00のとき、現在値の設定を維持します。 Mask = 0xFFのとき、Dataで設定された8bitデータが書き込まれます。 Mask =0x0Fのとき、Dataで設定された下位4bitデータが書き込まれます。 上位4bitは現在の設定値を維持します。 [ Interval ] :インターバル時間 <KM076804> 2015/08 - 10 - [AKD4103A-B] ※:シーケンス処理内容毎の入力項目は次の通りです。 ・No_use :なし ・Register :[ Address ]、[ Data ]、[ Interval ] ・Reg(Mask) :[ Address ]、[ Data ]、[ Mask ]、[ Interval ] ・Interval :[ Interval ] ・Stop :なし ・End :なし 操作ボタン説明 操作ボタンの機能は以下の通りです。 [ Start ] ボタン [ Help ] ボタン [ Save ] ボタン [ Open ] ボタン [ Close ] ボタン :設定したシーケンスが実行されます。 :本機能の説明画面を開きます。 :シーケンス設定ファイルを保存します。ファイル名は “*.aks” です。 :“*.aks”で保存されたシーケンス設定ファイルの割り当てを読み出します。 :ダイアログを閉じ、処理を終了します。 シーケンスの一時停止 シーケンス処理内容にStopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 再度[ Start ]ボタンを押下すると停止した状態から再び動作を開始します。 再開時のステップは[ Start Step ]のボックスに表示されます。 処理の終わりまで実行させた場合[ Start Step ]は “1”に戻ります。 [ Start Step ]ボックスに任意のステップを入力することで途中から実行することが可能です。 処理の途中で最初から再実行を行いたい場合は[ Start Step ]に ”1”を入力し [ Start ]ボタンを押下して実行してください。 <KM076804> 2015/08 - 11 - [AKD4103A-B] [Sequence(File)] メイン画面で[Sequence(File)]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 シーケンス設定画面([Sequence]ダイアログ)の[ SAVE ]で作成したシーケンス設定ファイルを複数割り 当て、実行することができます。 Figure 8. Window of [ Sequence(File) ] [ Open (左) ] ボタン :シーケンス設定ファイル (*.aks) の選択を実施します。 [ Start ] ボタン :選択したシーケンス設定ファイルの内容でシーケンス処理の実行を行います。 [ Start All ] ボタン :選択したシーケンス設定ファイルのシーケンス処理実行をまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 [ Help ] ボタン :本機能の説明画面を開きます。 [ Save ] ボタン :レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は "*.mas" です。 [ Open (右) ] ボタン :"*.mas"で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 [ Close ] ボタン :ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ※操作上の注意 (1) 右側にある[ Save ] と[ OPEN ] で指定するファイルは 全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (2) シーケンス処理内容に Stopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 一時停止中は以下のようなメッセージを出力します。[ OK ]ボタンを押下すると先に進みます。 Figure 9. Window of [ Sequence Pause ] <KM076804> 2015/08 - 12 - [AKD4103A-B] 1. [ REG ] タブ : レジスタマップ レジスタ書込み、レジスタ読み込みを実施する画面です。 レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています。 マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します。 “H”または “1”はボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 表示、 “L”または “0”はボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)表示が行われます。 ReadOnly のレジスタに関してはグレーアウト状態となりマウスによる操作は不可となります。 表示は “H”または “1”は赤字=濃い赤、“L”または“0”は青字=グレーで表示されます。 データシートで定義されていない部分は“---”で表示されます。 Figure 10. Window of [ REG] <KM076804> 2015/08 - 13 - [AKD4103A-B] [Write] :データ書き込みダイアログ レジスタマップの各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。 チェックボックスをチェック(点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、 チェックしなければデータは“L”または“0”になります。 各レジスタに対応したダイアログがあります。 入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを押して下 さい。 Figure 11. Window of [ Register Set ] [Read]: データ読み込み実施 レジスタマップの各レジスタに対応した[Read]ボタンをクリックすると、 各レジスタの読み込みを実施します。 各レジスタの読み込み完了後、レジスタの状態に合わせて表示の更新が行われます。 “H”または “1”ではボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 、 “L”または “0”ではボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)に表示されます。 ボタンの設定状態が変更となりますので注意が必要です。 <KM076804> 2015/08 - 14 - [AKD4103A-B] 改定履歴 Date (yy/mm/dd) 04/11/22 05/11/21 10/03/05 11/07/27 Manual Revision KM076800 KM076801 KM076802 KM076803 Board Revision 0 0 0 0 15/08/11 KM076804 1 Reason 初版 追加 変更 変更 変更 Page 2 6-14 6-14 19 <KM076804> Contents DIT評価時のブロック図追加 “コントロールソフトマニュアル”を変更 “コントロールソフトマニュアル”を変更 回路図変更。 PORT4:”実装” → “未実装” 2015/08 - 15 - [AKD4103A-B] 重要な注意事項 0. 本書に記載された弊社製品(以下、「本製品」といいます。)、および、本製品の仕様 につきましては、本製品改善のために予告なく変更することがあります。従いまして、 ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営業担当、 あるいは弊社特約店営業担当にご確認ください。 1. 本書に記載された情報は、本製品の動作例、応用例を説明するものであり、その使用に 際して弊社および第三者の知的財産権その他の権利に対する保証または実施権の許諾 を行うものではありません。お客様の機器設計において当該情報を使用される場合は、 お客様の責任において行って頂くとともに、当該情報の使用に起因してお客様または第 三者に生じた損害に対し、弊社はその責任を負うものではありません。 2. 本製品は、医療機器、航空宇宙用機器、輸送機器、交通信号機器、燃焼機器、原子力制 御用機器、各種安全装置など、その装置・機器の故障や動作不良が、直接または間接を 問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて 高い信頼性を要求される用途に使用されることを意図しておらず、保証もされていませ ん。そのため、別途弊社より書面で許諾された場合を除き、これらの用途に本製品を使 用しないでください。万が一、これらの用途に本製品を使用された場合、弊社は、当該 使用から生ずる損害等の責任を一切負うものではありません。 3. 弊社は品質、信頼性の向上に努めておりますが、電子製品は一般に誤作動または故障す る場合があります。本製品をご使用頂く場合は、本製品の誤作動や故障により、生命、 身体、財産等が侵害されることのないよう、お客様の責任において、本製品を搭載され るお客様の製品に必要な安全設計を行うことをお願いします。 4. 本製品および本書記載の技術情報を、大量破壊兵器の開発等の目的、軍事利用の目的、 あるいはその他軍事用途の目的で使用しないでください。本製品および本書記載の技術 情報を輸出または非居住者に提供する場合は、「外国為替及び外国貿易法」その他の適 用ある輸出関連法令を遵守し、必要な手続を行ってください。本製品および本書記載の 技術情報を国内外の法令および規則により製造、使用、販売を禁止されている機器・シ ステムに使用しないでください。 5. 本製品の環境適合性等の詳細につきましては、製品個別に必ず弊社営業担当までお問合 せください。本製品のご使用に際しては、特定の物質の含有・使用を規制するRoHS指令 等、適用される環境関連法令を十分調査のうえ、かかる法令に適合するようにご使用く ださい。お客様がかかる法令を遵守しないことにより生じた損害に関して、弊社は一切 の責任を負いかねます。 6. お客様の転売等によりこの注意事項に反して本製品が使用され、その使用から損害等が 生じた場合はお客様にて当該損害をご負担または補償して頂きますのでご了承くださ い。 7. 本書の全部または一部を、弊社の事前の書面による承諾なしに、転載または複製するこ とを禁じます。 <KM076804> 2015/08 - 16 - 5 4 3 2 1 33 LRCK MCLK 34 35 36 37 FS3/CDTO 38 FS1/CDTI 39 FS2/CCLK FS0/CSN CKS1 D 40 41 42 43 44 45 46 CKS1 47 TRANS 48 CN3 D FS3/CDTO CN4 CN2 BICK 49 BICK 32 U7 50 31 1 V1 U1 24 51 30 2 TRANS DIF2 PDN DIF1 23 DIF2 52 29 3 C 22 C DIF1 53 28 4 MCLK DIF0 SDTI TXP BICK TXN LRCK VSS 21 DIF0 54 27 5 20 55 26 6 BICK 19 56 25 18 2 7 C19 FS0/CSN VDD FS1/CDTI CKS1 FS2/CCLK CKS0 17 0.1u 1 8 + 57 TXN C20 TXP 58 9 16 24 10u 23 CKS1 59 22 10 B 1 15 2 JP19 CKS0 B VDD 60 11 FS3/CDTO FS3/CDTO BLS C1 ANS V 61 12 1 13 20 2 JP20 ANS U 62 AK4103A 63 21 14 C BLS 64 19 18 17 DIF2 DIF1 CN1 5 16 15 14 13 12 11 10 9 SDTI 8 7 6 DIF2 5 PDN 4 3 DIF0 1 DIF1 A DIF0 2 A Title Size A3 - 174 3 Date: 2 AKD4103A-B Document Number Rev AKD4103A-B-SUB Tuesday, August 11, 2015 Sheet 1 1 3 of 3 5 4 3 2 1 CN4 For U6 For U1, U2, U5 VD D3V D3V VD JP1 1 D3V 2 3 VD 49 For U3, U4 D3V/VD 50 51 C1 C2 C3 C4 C5 0.1u 0.1u0.1u0.1u 0.1u 0.1u C6 AVDD D P/SN/ANS ACKS +5V L2 1 P/SN/ANS ACKS RXN0 10u 2 AVDD 52 D 53 54 55 TVDD/VDD RXP0 R4 56 VD 57 short RX1 C14 47u AVDD 1 1 IN + 2 2 + OUT 3 1 2 GND T3 RX2 C15 47u IPS0 DIF0 DIF1 DIF2/XSEL IPS1/IIC P/SN/ANS TEST ACKS R8 C AVDD D3V short 1 2 3 4 5 6 7 8 16 15 14 13 12 11 10 9 D3V RX3 AVDD AVDD IPS0/RX4 JP8 1 RX5 2 3 DIF0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 JP9 1 RX6 2 3 DIF1 TEST TEST DIF1/RX6 15 1 K EMCK2 14 H C 63 64 1 2 3 4 5 U2B 74HC14 4 VIN R10 DAUX2 VIN 6 DAUX 7 8 100 C16 SW 2 PDN 3 L DAUX2 DVDD 7 100 R12 1 A R11 U2A 74HC14 2 3 12 100 7 4Y 9 62 B 7 1 3Y DVDD D3V 10k D1 14 16 D3V 1Y 2Y 8 G A/B D3V 4 DIF2/XSEL/RX7 9 0.1u MCKO1 2 DAUX1 R9 GND EMCK1 1A 1B 2A 2B 3A 3B 4A 4B PDN JP10 1 RX7 2 3 DIF2/XSEL D3V U1 60 CN1 DIF0/RX5 IPS1/IIC P/SN/ANS TEST ACKS 47k 2 3 5 6 11 10 14 13 59 61 SW1 RP1 B 58 10 74LVC157 MCKO2 OVDD OVDD 11 12 13 BICK SDTO LRCK A Title - 18- Size A3 Date: 5 4 3 2 14 15 A 16 AKD4103A-B Document Number Rev MAIN Tuesday, August 11, 2015 1 Sheet 1 1 of 2 5 4 3 2 1 CN2 PORT3 GND +5V JP19 1 3 5 1 OPT XLR BNC 1 1 2 3 4 5 2 4 6 TXP1 R29 R30 R31 R32 D VOUT TVDD 4 C17 1 0.1u 5 R37 330 5 JP14 1:1 TXN1 XLR TXN1 BNC XLOUT 1 MCKO JP15 100 1:1 3 EMCK 1 2 3 4 5 R82 R83 1 DC DAUX1 C DIT 22 2 JP16 23 24 27 D3V/VD U4 MCLK BICK LRCK DAUX D 21 EMCK1 100k PORT5 10 9 8 7 6 20 26 2 MCLK R38 GND GND GND GND NC 19 25 J3 100 100 3 AC ELRCK R42 R40 R41 100k 100k 47k 47k 47k 47k 47k 47k 28 B0 B1 B2 B3 B4 B5 B6 B7 GND 100k R84 R85 R86 R87 R88 R89 18 17 16 15 14 13 12 11 20 4 1 8 1 3 3 4 1 4 2 56 D3V/VD 2 1 TXP1 8 0.1u R36 18 R34 0.1u T5 17 2 R33 1k T4 DA02-F J4 2 3 4 5 47k 47k 47k 47k TX0 VD (No Mount) TX0 U 1 4 3 2 1 IN VCC IF GND 6 C VIN TVDD/VDD PORT4 5 B 100 100 100 100 100 3 6 R24 R25 R26 R27 R28 B C U VOUT VIN BCUV +5V 5 10 9 8 7 6 2 3 4 5 6 7 8 9 A0 A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 R96 R97 R90 R91 R92 R93 R94 R95 1 19 DIR OE 100 100 47k 47k 47k 47k 47k 47k 29 OVDD OVDD 30 C 31 EBICK DIT_I/O 32 14 10 74AC245 CN3 U2C 6 EMCK EMCK2 5 33 DC 1 2 JP17 AC 3 14 7 74HC14 ELRCK ELRCK INT0 U2D 8 INT1 9 14 11 10 R54 10k R55 470 PORT6 10 8 6 4 2 14 7 74HC14 U2F 9 7 5 3 1 CSN R56 SCL/CCLK SDA/CDTI 51 SDA(ACK)/CDTO P/SN/ANS 12 15 1 1A 1B 2A 2B 3A 3B 4A 4B 4 1Y R53 12 4Y G A/B CM1/CDTI/SDA 100 37 38 B 100 VD 9 3Y 36 R50 7 2Y 8 13 2 3 5 6 11 10 14 13 OCKS1/CCLK/SCL 14 470 35 39 U6A OCKS0/CSN/CAD0 1 2 74LVC157 DVDD DVDD 74LS07 40 41 7 470 R52 D3V R49 10k CM0/CDTO/CAD1 GND 7 10k R51 U2E B U5 R48 VD 16 D3V 74HC14 34 uP-I/F 7 74HC14 R58 JP18 1 SDA CDTO/CM0=H 3 5 CM0=L D3V CM1/FS1 OCKS1/FS2 OCKS0/FS0 PSEL XTL0/CKS1 XTL1/TRANS DIR_I/O DIT_I/O 1 2 3 4 5 6 7 8 SW3 16 15 14 13 12 11 10 9 10k D3V D3V 2 4 6 42 R57 R59 10k R60 SDA/CDTO 43 100 IPS1/IIC 100 IPS1/IIC PSEL D3V/VD XTL0 RP2 XTL1 U6D 8 9 7 U6C 6 5 - 19- 11 74LS07 7 47k 4 3 A 74LS07 U6E 10 Title 74LS07 Size A3 Date: 5 47 12 74LS07 7 74LS07 DIR_I/O DIT_I/O 46 48 U6F 13 45 7 U6B 4 3 7 9 8 7 6 5 4 3 2 1 A 44 2 AKD4103A-B Document Number Rev MAIN Tuesday, August 11, 2015 1 Sheet 1 2 of 2 - 20- - 21- - 22- - 23- - 24-