AK5365VQ

ASAHI KASEI
[AKD5365]
AKD5365
AK5365評価用ボードRev.A
概
要
AKD5365は、96kHzレコーディングシステム向けの高性能24ビットADC、AK5365の評価用ボードです。
AKD5365はアナログ入力回路とディジタルインタフェーストランスミッタを内蔵しています。光コネ
クタを介してディジタルオーディオ機器とインタフェース可能です。
„ オーダリングガイド
AKD5365
---
AK5365評価用ボード
(IBM-AT互換機のプリンタポートとの接続用ケーブル
とコントロールソフトを同梱。)
機
能
• DITにより、光出力が可能
• 外部クロック用BNCコネクタ
• シリアルコントロール用10ピンヘッダー
AVDD,DVDD
AVSS,DVSS
LIN1-5
RIN1-5
AK4103
(DIT)
AK5365
Opt
Out
Control
Data
10pin Header
Clock
Generator
ROM Data
10pin Header
図1. AKD5365ブロック図
* 回路図、パターン図は文末に添付。
<KM068901>
2006/08
-1-
ASAHI KASEI
[AKD5365]
Ⅰ. 評価ボードマニュアル
„ 操作手順
1) 電源の配線
[AVDD]
[TVDD]
[D3V]
[VCC]
[AGND]
[DGND]
(赤)
(オレンジ)
(オレンジ)
(赤)
(黒)
(黒)
= 4.75 ∼ 5.25V (typ. 5.0V, AVDDピン)
= 3.0 ∼ 5.25V (typ. 3.3V, DVDDピン)
= 3.0 ∼ 5.25V (typ. 3.3V, 74LVC541電源)
= 5.0V (ディジタル部ロジック電源)
= 0V
= 0V
配線は電源の根本から分けて下さい。
TVDDとD3Vは必ず同じ電圧にして下さい。
2) 評価モード、ジャンパピン、DIPスイッチの設定(以下参照)
3) 電源投入
電源投入後、必ず一度リセットを行って下さい。
リセットの方法はSW2(トグルスイッチ)を一度“L”側に倒して、AK5365の
パワーダウンを行ってから“H”側に戻してパワーダウンを解除して下さい。
„ 評価モード
(1) スレーブモード
必ずAK5365とAK4103のオーディオインタフェースフォーマットを一致させて下さい。AK5365のDIF
(パラレルモードの場合はSW1のNo.1(I2C)、シリアルモードの場合はDIFビット)とAK4103のDIF(SW3
のNo.1)を同じ設定にして下さい。AK5365のオーディオインタフェースフォーマットに関しては、
AK5365のデータシート、AK4103のオーディオインタフェースフォーマットはTable 3をそれぞれ参照
して下さい。
(1-1) AK4103のDIT機能を使用したA/D部の評価
PORT1(DIT)を使用します。光コネクタ(TOTX176)からA/D変換データを送信できます。当社D/Aコン
バータ評価用ボードやディジタルアンプ等と接続できます。PORT2(ROM)には何も接続しないで下さ
い。外部クロックをBNCから入力する場合は、JP8(CLK)を“EXT”にしてJP6(XTE)をショートし、
JP9(EXT)をオープンにして下さい。
JP6
JP8
JP9
BICK
XTE
CLK
EXT
<KM068901>
EXT
JP4
XTL
JP2
LRCK
2006/08
-2-
ASAHI KASEI
[AKD5365]
(2) マスターモード
(2-1) AK4103のDIT機能を使用したA/D部の評価
PORT1(DIT)を使用します。光コネクタ(TOTX176)からA/D変換データを送信できます。当社D/Aコン
バータ評価用ボードやディジタルアンプ等と接続できます。PORT2(ROM)には何も接続しないで下さ
い。外部クロックをBNCから入力する場合は、JP8(CLK)を“EXT”にしてJP6(XTE)をショートし、
JP9(EXT)をオープンにして下さい。
JP6
JP8
JP9
XTE
CLK
EXT
EXT
JP4
BICK
XTL
JP2
LRCK
„ その他のジャンパの設定
① JP1 (GND) : AGNDとDGNDのショート
OPEN:
AGNDとDGNDを別々にします。
SHORT: AGNDとDGNDをショートします。(Default)
② JP3 (M/S) : AK5365のスレーブ/マスターモードの選択
SLAVE: スレーブモード (Default)
MASTER: マスターモード
③ JP5 (TVDD) : DVDDの電源選択
REG: レギュレータから供給します。
TVDD: TVDDコネクタから供給します。(Default)
④ JP7 (MCLK) : 74HC4040に供給するMCLKの周波数
256: マスタクロックが256fs(=12.288MHz@fs=48kHz)の場合。(Default)
512: マスタクロックが512fs(=24.576MHz@fs=48kHz)の場合。
<KM068901>
2006/08
-3-
ASAHI KASEI
[AKD5365]
„ DIPスイッチの設定
[SW1] (MODE1): AK5365の評価モードの設定
ONで“H”, OFFで“L”です。Defaultは全て“L”です。
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
Name
I2C
CAD0
CAD1
DIF
SEL2
SEL1
SEL0
ALC
SEL2
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
OFF (“L”)
ON (“H”)
Fixed to “L”
Fixed to “L”
Fixed to “L”
Fixed to “L”
Table 2参照
ALC Disable
ALC Enable
Table 1. AK5365のモード設定
SEL1
OFF
OFF
ON
ON
OFF
SEL0
Input Selector
OFF
LIN1 / RIN1
ON
LIN2 / RIN2
OFF
LIN3 / RIN3
ON
LIN4 / RIN4
OFF
LIN5 / RIN5
Table 2. Input Selector
Default
[SW3] (MODE2): AK4103の評価モードの設定
ONで“H”, OFFで“L”です。Defaultは全て“L”です。
No.
1
2
3
Name
DIF
CKS1
CKS0
OFF (“L”)
24bit, MSB justified
ON (“H”)
24bit, I2S Compatible
Table 4参照
Table 3. AK4103のモード設定
Mode
0
1
2
3
CKS1
CKS0
MCLK
fs
OFF
OFF
256fs
∼ 96kHz
OFF
ON
N/A
N/A
ON
OFF
512fs
∼ 48kHz
ON
ON
384fs
∼ 48kHz
Table 4. AK4103のMCLK周波数設定
Default
„ トグルスイッチの動作
上方が“H”、下方が“L”です。
[SW2] (PDN): AK5365とAK4103のパワーダウン。動作中は“H”側に倒します。
電源投入後、必ず一度“L”を入力して下さい。
[SW4] (SMUTE): AK5365のソフトミュート。ソフトミュートをかける場合には、“H”側に倒します。
<KM068901>
2006/08
-4-
ASAHI KASEI
[AKD5365]
„ シリアルコントロール
AKD5365はIBM-AT互換機のプリンタポート(パラレルポート)を通してコントロール可能です。同梱の10
線フラットケーブルでPORT3 (CTRL)とPCを接続して下さい。同梱されているコントロールソフトはI2C
には対応しません。
CSN
CCLK
CDTI
Connect
PC
10 wire
flat cable
10pin
Connector
AKD5365
10pin Header
図2. 10線フラットケーブルの接続
„ アナログ入出力回路
(1) 入力回路について
AK5365のアナログ入力はJ1 ∼ J12から入力されます。
J1
RIN1
C20
1u
C23
1u
C26
1u
C28
1u
J10
LIN4
RIN4
C30
1u
J12
LIN5
LIN3
C29
1u
LIN4
C31
1u
+
+
RIN5
LIN2
C27
1u
+
+
J11
RIN5
J8
LIN3
RIN3
LIN1
C24
1u
+
+
J9
RIN4
J5
LIN2
RIN2
+
+
J7
RIN3
C21
1u
+
+
J4
RIN2
J2
LIN1
RIN1
LIN5
図3. LIN/RIN入力回路
<KM068901>
2006/08
-5-
ASAHI KASEI
[AKD5365]
評価ボードでは入力回路のHPFのカットオフ周波数は以下の設定になります。HPFのカットオフ周波数を変
更する場合は各抵抗とコンデンサの定数を変更して下さい。
(1) Pre-Ampの前段のHPFのカットオフ周波数 : fc = 3.4Hz (R = 47kΩ, C = 1µF)
(2) IPGAL/Rピンの入力インピーダンスとPre-Amp出力とIPGA入力間のコンデンサとで構成されるHPF
のカットオフ周波数 : fc = 3.4Hz (R = 10kΩ, C = 4.7µF)
(2) 出力回路について
+
AK5365のPre-Ampの出力はJ3(LOUT), J6(ROUT)に出力されます。
R20
220
J3
LOUT
R22
220
J6
ROUT
LOUT
C22
22u
+
R21
47k
ROUT
C25
22u
R23
47k
図4. LOUT/ROUT出力回路
∗ 当社では回路例の使用によるトラブルについて一切の責任は負いません。
<KM068901>
2006/08
-6-
ASAHI KASEI
[AKD5365]
コントロールソフトマニュアル
„ 評価ボードとコントロールソフトの設定
1. AKD5365を前項参照の上、適宜、設定して下さい。
2. IBM-AT互換機とAKD5365を同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向きに注意して下さ
い。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバをインストールして下さい。イ
ンストール方法については AKMデバイスコントロールソフトウェア ドライバーインストールマニュアル を見て
下さい。Windows95/98/ME上で動作させる場合はドライバのインストールは不要です。尚、Windows NT上ではコン
トロールソフトは動作しません。)
3. “AKD5365 Evaluation Kit”のラベルが貼ってあるCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入して下さい。
4. CD-ROMドライブにアクセスして、 “akd5365.exe”をダブルクリックし、コントロールプログラムを立ち上げて下さ
い。
5. 後は下記を参照して評価して下さい。
„ 操作手順
下記の手順を守って下さい。
1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。
2. Port Resetボタンをクリックして下さい。
後は適宜、ダイアログを立ち上げ、データを入力して評価して下さい。
„ 各ボタンの説明
1. [Port Reset] :
USB I/Fボード(AKDUSBIF-A)接続時に使用します。
2. [Write Default] : AK5365のレジスタを初期設定にします。
3. [All Write] :
現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。
4. [Function1] :
キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。
5. [Function2] :
キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。
6. [Function3] :
レジスタのシーケンスを設定し、実行します。
7. [Function4] :
[Function3] で作成したシーケンスファイルを割り当て、実行します。
8. [Function5] :
メイン画面の[Save]で作成したレジスタ設定を複数割り当て実行ができます。
9. [Save] :
現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。
10. [Open]:
ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。
11. [Write]:
各レジスタに対応したマウス操作によるデータ書き込みダイアログを立ち上げます。
„ データの表示
入力されたデータはレジスタマップに表示されます。赤字は “H”または “1”を表し、青字は “L”または “0”を表します。
ブランク部分はデータシートで定義されていない部分です。
<KM068901>
2006/08
-7-
ASAHI KASEI
[AKD5365]
„ 各ダイアログの説明
1. [Writeダイアログ]: マウス操作によるデータ書き込みダイアログ
・各レジスタに対応したダイアログがあります。
・各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。チェックボックスを
チェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、チェックしなければデータは“L”ま
たは“0”になります。
・入力した値をAK5365に書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを
押して下さい。
2. [Function1ダイアログ]: キーボード操作によるデータ書き込みダイアログ
・Addressボックス:
・Dataボックス:
データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。
データを16進数2桁で入力します。
・ 入力した値をAK5365に書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して下さい。
3. [Function2ダイアログ]: ATT評価用のダイアログ
・ アドレス04H, 05Hにのみ対応するダイアログです。
・ Addressボックス:
データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。
・ Start Dataボックス:
Start Dataを16進数2桁で入力します。
・ End Dataボックス:
End Dataを16進数2桁で入力します。
・ Intervalボックス:
Interval間隔でAK5365にデータを書き込みます。
・ Stepボックス:
Step間隔でデータを書き換えます。
・ Mode Selectボックス: 9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。
チェックした場合:
Start DataからEnd Dataまで達し、さらにStart Dataに戻ります。
[実行例] Start Data = 00, End Data = 09
データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00
チェックしない場合: Start DataからEnd Dataまで達し、Start Dataには戻りません。
[実行例] Start Data = 00, End Data = 09
データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09
・ 入力した値をAK5365に書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して下さい。
<KM068901>
2006/08
-8-
ASAHI KASEI
[AKD5365]
4. [Save] ボタンと [Open] ボタンについて
4-1. [Save]
現在のレジスタの設定値を保存します。ファイル名の拡張子は “akr”です。
<操作方法>
(1) [Save] ボタンをクリックして下さい。
(2) ファイル名を指定して [Save] ボタンをクリックして下さい。拡張子は “akr”にして下さい。
4-2. [Open]
[Save]で保存したレジスタ値を AK5365 へ書き込みます。ファイル形式は[Save] と同じ形式です。
<操作方法>
(1) [Open] ボタンをクリックして下さい。
(2) ファイル名(拡張子は “akr ”)を選択して [Open] ボタンをクリックして下さい。
<KM068901>
2006/08
-9-
ASAHI KASEI
[AKD5365]
5. [Function3ダイアログ]
レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。
(1) [F3] を押して下さい。
(2) 動作させるシーケンスをセットして下さい。
アドレス、データ、インターバル時間を入力して下さい。シーケンスを終わらせるステップのアドレスには “-1”を
入力して下さい。
(3) [Start] ボタンを押して下さい。設定したシーケンスが実行されます。
インターバル時間が “-1” のとき、そのステップを実行後、シーケンスが停止します。再度 [START] ボタンを押すと
停止した状態から再び動作を開始します。
シーケンスは[Function3] のWindow中の[Save] や[Open] ボタンで保存または開くことができます。ファイル名の拡張
子は “aks” です。
Figure 1. Window of [F3]
<KM068901>
2006/08
- 10 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
6. [Function4ダイアログ]
[Function3] で作成したシーケンスファイルの設定を割り当て、実行することができます。[F4] ボタンを押すとFigure 2
に示すようなwindowが開きます。
Figure 2. [F4] window
<KM068901>
2006/08
- 11 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
6-1. 左側の [OPEN] ボタンと [START] ボタンについて
(1) [OPEN] ボタンを押し、シーケンスファイル (*.aks)を選択して下さい。
シーケンスファイルがFigure 3 に示す様に表示されます。
Figure 3. [F4] window(2)
(2) [START] ボタンを押すとシーケンスを実行します。
6-2. 右側下の[SAVE] ボタンと[OPEN] ボタンについて
[SAVE] : シーケンスファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak4”です。
[OPEN] : “*.ak4”でセーブしたシーケンスファイルの割り当てを読み出します。
6-3. 操作上の注意
(1) [Function4] はシーケンスを一時停止する機能はサポートしていません。
(2) 右側にある [SAVE] と [OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要があります。
(3) [Function3] においてシーケンスを変更した場合、その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出しして下
さい。
<KM068901>
2006/08
- 12 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
7. [Function5ダイアログ]
メイン画面の[SAVE] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。
[F5] ボタンを押すとFigure 4に示す様なWindowが開きます。
Figure 4. [F5] window
7-1. 左側の[OPEN] ボタンと[WRITE]ボタンについて
(1) [OPEN] ボタンを押し、 レジスタ設定ファイル (*.akr) を選択して下さい。
(2) [WRITE] ボタンを押すとレジスタへの書き込みが実行されます。
7-2. 右側の[SAVE] ボタン と [OPEN] ボタンについて
[SAVE] : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak5” です。
[OPEN] : “*.ak5”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。
7-3. 操作上の注意
(1) 右側にある[SAVE] と[OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要があります。
(2) レジスタの内容をメイン画面 の [Save] ボタンで変更した場合、その内容を反映させるためにそのファイルを再度読
み出して下さい。
<KM068901>
2006/08
- 13 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
測定結果
[Measurement condition]
• Measurement unit : Audio Precision, System Two Cascade
• MCLK
: 256fs
• BICK
: 64fs
• fs
: 48kHz, 96kHz
• Bit
: 24bit
• Power Supply
: AVDD = 5.0V, DVDD = 3.3V
• Interface
: DIT
• Temperature
: Room
• 外付け条件
: 入力抵抗(Ri) = 47kΩ, Pre-AmpのFeedback抵抗(Rf) = 24kΩ
• IPGAゲイン
: 0dB
パラメータ
測定値 (Lch / Rch)
Pre-Amp特性:
S/(N+D)
105.8 / 102.5
S/N (A-weighted)
108.6 / 108.6
ADCアナログ入力特性:
LIN1/RIN1 -> Pre-Amp -> IPGA -> ADC, IPGA=0dB, ALC=OFF
S/(N+D)
(-0.5dB Input)
fs=48kHz
95.6 / 96.6
fs=96kHz
91.2 / 91.9
D-Range (-60dB Input)
fs=48kHz, A-weighted
103.3 / 103.4
fs=96kHz
98.6 / 98.6
S/N
fs=48kHz, A-weighted
103.3 / 103.4
fs=96kHz
98.6 / 98.6
Interchannel Isolation
115.5 / 116.5
<KM068901>
単位
dB
dB
dB
dB
dB
dB
dB
dB
dB
2006/08
- 14 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
[ADC Plot : fs=48kHz]
A K5365 THD +N vs. Input Level
A VD D=5.0V , D VD D=3.3V, fs=48kHz, fin=1kHz
-80
-84
-88
-92
-96
d
B
F
S
-100
-104
-108
-112
-116
-120
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dB r
Figure 1. THD+N vs. Input Level
AK 5365 THD +N vs. Input Frequency
A VD D=5.0V, DV DD =3.3V , fs=48kHz, Input=-0.5dBr
-80
-83
-86
-89
-92
d
B
F
S
-95
-98
-101
-104
-107
-110
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
Hz
Figure 2. THD+N vs. Input Frequency
<KM068901>
2006/08
- 15 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
AK 5365 Linearity
A VD D=5.0V , D VD D=3.3V, fs=48kHz, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
d
B
F
S
-70
-80
-90
-100
-110
-120
-130
-140
-140
-130
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dB r
Figure 3. Linearity
AK 5365 Frequency Response
AV DD =5.0V , DV DD=3.3V , fs=48kHz, Input=0dBr
+ 0.5
+ 0.4
+ 0.3
+ 0.2
+ 0.1
d
B
F
S
+0
-0.1
-0.2
-0.3
-0.4
-0.5
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
Hz
Figure 4. Frequency Response
<KM068901>
2006/08
- 16 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
AK 5365 C rosstalk
A VD D=5.0V, DV DD =3.3V , fs=48kHz, Input=-0.5dBr
-80
-85
-90
-95
-100
-105
-110
d
B
-115
-120
-125
-130
-135
-140
-145
-150
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
5k
10k
20k
Hz
Figure 5. Crosstalk
AK 5365 FFT Plot
AV DD =5.0V , DV DD=3.3V , fs=48kHz, Input=-0.5dB r, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
F
S
-80
-90
-100
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
Hz
Figure 6. FFT Plot
<KM068901>
2006/08
- 17 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
AK 5365 FFT Plot
AV DD =5.0V , D VD D=3.3V, fs=48kHz, Input=-60dB r, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
F
S
-80
-90
-100
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
5k
10k
20k
Hz
Figure 7. FFT Plot
AK 5365 FFT Plot
AV DD =5.0V , D VD D=3.3V, fs=48kHz, fin=None
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
F
S
-80
-90
-100
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
Hz
Figure 8. FFT Plot
<KM068901>
2006/08
- 18 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
[ADC Plot : fs=96kHz]
A K5365 THD +N vs. Input Level
A VD D=5.0V , D VD D=3.3V, fs=96kHz, fin=1kHz
-80
-84
-88
-92
-96
d
B
F
S
-100
-104
-108
-112
-116
-120
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dB r
Figure 9. THD+N vs. Input Level
AK 5365 THD +N vs. Input Frequency
A VD D=5.0V, DV DD =3.3V , fs=96kHz, Input=-0.5dBr
-80
-82
-84
-86
-88
-90
-92
d
B
F
S
-94
-96
-98
-100
-102
-104
-106
-108
-110
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
40k
Hz
Figure 10. THD+N vs. Input Frequency
<KM068901>
2006/08
- 19 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
AK 5365 Linearity
A VD D=5.0V , D VD D=3.3V, fs=96kHz, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
d
B
F
S
-70
-80
-90
-100
-110
-120
-130
-140
-140
-130
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dB r
Figure 11. Linearity
AK 5365 Frequency Response
AV DD =5.0V , DV DD=3.3V , fs=96kHz, Input=0dBr
+ 0.5
+ 0.4
+ 0.3
+ 0.2
+ 0.1
d
B
F
S
+0
-0.1
-0.2
-0.3
-0.4
-0.5
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
40k
Hz
Figure 12. Frequency Response
<KM068901>
2006/08
- 20 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
AK 5365 C rosstalk
A VD D=5.0V, DV DD =3.3V , fs=96kHz, Input=-0.5dBr
-70
-75
-80
-85
-90
-95
-100
-105
d
B
-110
-115
-120
-125
-130
-135
-140
-145
-150
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
40k
10k
20k
40k
Hz
Figure 13. Crosstalk
AK 5365 FFT Plot
AV DD =5.0V , DV DD=3.3V , fs=96kHz, Input=-0.5dB r, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
F
S
-80
-90
-100
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
Hz
Figure 14. FFT Plot
<KM068901>
2006/08
- 21 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
AK 5365 FFT Plot
AV DD =5.0V , D VD D=3.3V, fs=96kHz, Input=-60dB r, fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
F
S
-80
-90
-100
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
40k
5k
10k
20k
40k
Hz
Figure 15. FFT Plot
AK 5365 FFT Plot
AV DD =5.0V , D VD D=3.3V, fs=96kHz, fin=None
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
F
S
-80
-90
-100
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
Hz
Figure 16. FFT Plot
<KM068901>
2006/08
- 22 -
ASAHI KASEI
[AKD5365]
改定履歴
Date
(YY/MM/DD)
02/04/25
Manual
Revision
KM068900
06/08/29
KM068901
Board
Reason
Revision
0
初版
回路変更
1
Contents
C32, C33: openÆ5p
重要な注意事項
• 本書に記載された製品、及び、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更する
ことがあります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものである
ことを弊社営業担当、あるいは弊社特約店営業担当にご確認下さい。
• 本書に掲載された情報・図面の使用に起因した第三者の所有する特許権、工業所有権、その他の
権利に対する侵害につきましては、当社はその責任を負うものではありませんので、ご了承下さい。
• 本書記載製品が、外国為替及び、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、
輸出する際に同法に基づく輸出許可が必要です。
• 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不
良が、直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想される
ような極めて高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表
取締役の書面による同意をお取り下さい。
• この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害
等の責任を一切負うものではありませんのでご了承下さい。
• お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用
から損害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。
<KM068901>
2006/08
- 23 -
A
B
C
D
E
E
E
D
1
2
37
38
39
34
CTRL
M/S
RIN1
35
CN2
36
37
TEST5
38
R5
47k
RIN2
RIN3
TEST6
40
39
R4
47k
40
41
42
43
44
45
TEST7
42
41
R3
47k
RIN4
R6
47k
TEST8
RIN5
CN3
43
R2
47k
44
R1
47k
46
47
48
CN1
36
1
LIN5
CSN/CAD1
33
35
2
TEST1
CCLK/SCL
32
34
3
LIN4
CDTI/SDA
31
33
4
TEST2
SEL2
30
32
5
LIN3
SEL1
29
31
6
TEST3
SEL0
28
30
7
LIN2
SMUTE
27
29
8
TEST4
ALC
26
28
9
LIN1
PDN
25
27
D
R7
47k
3
4
R8
47k
5
6
U1
AK5365
R9
47k
C
C
7
8
R10
47k
9
10
10
LOPIN
MCLK
24
26
11
LOUT
LRCK
23
25
C3
0.1u
C4
0.1u
BICK
22
SDTO
21
24
23
22
20
19
18
17
16
15
C7
2.2u
+
14
DVDD
+
C6
10u
13
B
C8
10u
21
R12
24k
+
C2
4.7u
C5
0.1u
20
DVSS
19
VCOM
18
17
AVSS
AVDD
16
ROPIN
15
14
ROUT
IPGAR
+
12
B
13
C1
4.7u
12
+
11
IPGAL
R11
24k
CN4
A
A
Title
Size
A3
Date:
A
B
C
D
AKD5365 Rev.A 44LQFP
AK5365
Document Number
Tuesday, August 29, 2006
Sheet
E
1
of
1
Rev
1
CAD0
I2C
M/S
E
MODE1
37
38
39
40
41
42
48
I2C
CAD0
CAD1
DIF
SEL2
SEL1
SEL0
ALC
43
CN1
1
2
3
4
5
6
7
8
9
44
RP1
RIN1
16
15
14
13
12
11
10
9
45
1
2
3
4
5
6
7
8
46
E
E
SW1
47
I2C
CAD0
CAD1
DIF
SEL2
SEL1
SEL0
ALC
RIN2
D3V
D
RIN3
C
RIN4
B
RIN5
A
47k
CN2
CN3
D
D
LIN5
LIN4
DGND
JP1
GND
LIN3
AGND
1
36
2
35
DIF
R7
51
R9
51
CSN
3
34
CCLK
4
33
CDTI
5
32
SEL2
6
31
SEL1
7
30
SEL0
8
29
SMUTE
9
28
ALC
10
27
C
C
LIN2
LIN1
5365_PDN
R14 51
LOUT
11
5365_MCLK
26
R15 51
12
B
25
B
5365_SLRCK
JP2
LRCK
LRCK
C11
0.1u
TVDD
24
23
22
21
20
19
CN4
TVDD
L2
(short)
A
R34
(open)
2
R17
51
Title
SDTO
+
C14
47u
2
ROUT
1
1
18
2
JP5
TVDD
M/S
A
BICK
REG
17
C10
0.1u
+ C13
47u
5365_SBICK
JP4
BICK
OUT
16
IN
15
2
14
1
13
MASTER
T1
TA48M33F
L1
(short)
GND
AVDD
1
SLAVE
JP3
M/S
Size
A3
Date:
A
B
C
D
AKD5365 Rev.A
AK5365 1
Tuesday, August 29, 2006
Document Number
Sheet
E
Rev
1
of
4
A
B
C
D
E
VCC
E
1
2
E
D1
HSU119
R18
10k
U2A
1
3
74HC14
4
PDN
74HC14
U3
1
H
3
L
U2B
2
VCC
C15
0.1u
1
V1
U1
24
2
TRANS
DIF2
23
3
RESETN
DIF1
22
4
MCLK
DIF0
21
5
SDTI
TXP
20
6
BICK
TXN
19
2
SW2
PDN
D
D
VCC
MCLK
DIT_DIF
PORT1
1
VCC
G1
VCC
20
7
LRCK
DVSS
18
C17
0.1u
C
C16
0.1u
C18
0.1u
+
U4
4
3
2
1
G2
GND
10
8
FS0/CSN
DVDD
17
LRCK
2
A1
Y1
18
9
FS1/CDTI
CKS1
16
CKS1
BICK
3
A2
Y2
17
10
FS2/CCLK
CKS0
15
CKS0
SDTO
4
A3
Y3
16
11
FS3/CDTO
BLS
14
5
A4
Y4
15
12
C1
ANS
13
6
A5
Y5
14
7
A6
Y6
13
8
A7
Y7
12
9
A8
Y8
11
MCLK
BICK
LRCK
SDTO
PORT2
1
2
3
4
5
10
9
8
7
6
5
5
6
6
DIT
C19
10u
19
MCLK
R19
1k
IN
VCC
IF
GND
C
ROM
VCC
AK4103
SW3
B
DIF
CKS1
CKS0
B
1
2
3
6
5
4
MODE2
RP2
3
2
1
DIT_DIF
CKS1
CKS0
47k
74HCT541
A
A
Title
Size
A3
Date:
A
B
C
D
AKD5365 Rev.A
DIT AK4103
Document Number
Tuesday, August 29, 2006
Sheet
E
2
of
Rev
1
4
A
B
C
D
E
E
E
C20
1u
J2
LIN1
C21
1u
+
+
RIN1
R20
220
+
J1
RIN1
LIN1
J3
LOUT
LOUT
C22
22u
R21
47k
D
D
C23
1u
J5
LIN2
C24
1u
+
+
RIN2
LIN2
R22
220
+
J4
RIN2
C25
22u
J7
RIN3
C26
1u
J8
LIN3
R23
47k
C27
1u
+
+
RIN3
J6
ROUT
ROUT
LIN3
C
C
J9
RIN4
C28
1u
RIN4
C29
1u
+
+
J11
RIN5
J10
LIN4
C30
1u
J12
LIN5
C31
1u
+
+
RIN5
LIN4
LIN5
B
B
A
A
Title
Size
A3
Date:
A
B
C
D
AKD5365 Rev.A
Input/Output
Document Number
Tuesday, August 29, 2006
Sheet
E
3
of
Rev
1
4
A
B
C
D
E
X1
12.288MHz
MCLK
E
E
R24
VCC
1M
U5B
3
74HCU04
2
C32
5p
U7A
74AC74
4
4
2
74HCU04
C33
5p
XTL
EXT
JP8
3
D
PR
U5A
1
Q
5
CL
JP6
XTE
Q
6
256
JP7
MCLK
512
U6
10
CLK
11
RST
Q1
Q2
Q3
Q4
Q5
Q6
Q7
Q8
Q9
Q10
Q11
Q12
CLK
1
CLK
J13
EXT
9
7
6
5
3
2
4
13
12
14
15
1
74HC4040
D
D
R25
51
JP9
EXT
D3V
U8
VCC
1
G1
VCC
20
19
G2
GND
10
2
A1
Y1
18
5365_SBICK
3
A2
Y2
17
5365_SLRCK
4
A3
Y3
16
5365_MCLK
5
A4
Y4
15
5365_PDN
6
A5
Y5
14
SMUTE
7
A6
Y6
13
CCLK
8
A7
Y7
12
CSN
9
A8
Y8
11
VCC
R29
10k
R30
470
R31
10k
R32
470
2
3
5
6
11
10
14
13
CAD1
1
15
I2C
PORT3
10
9
8
7
6
1Y
4
2Y
7
3Y
9
4Y
12
D2
HSU119
C
U2C
5
L
A/B
G
6
U2D
9
74HC14
H
SW4
SMUTE
74HCT157
CSN
CCLK/SCL
CDTI/SDA
SDA(ACK)
R28
10k
8
74HC14
C35
0.1u
2
1
2
3
4
5
1A
1B
2A
2B
3A
3B
4A
4B
2
U9
470
1
R27
1
C
10k
3
R26
C34
0.1u
PDN
CTRL
B
B
D3V
U10A
1
R33
1.8K
2
CDTI
74LS07
VCC
C36
47u
+
74LVC541
D3V
for 74HC14, 74HCU04, 74HC4040
74AC74, 74HCT157, 74LS07
C37
0.1u
C38
0.1u
C39
0.1u
C40
0.1u
C41
0.1u
C42
0.1u
C43
47u
+
A
A
Title
Size
A3
Date:
A
B
C
D
AKD5365 Rev.A
LOGIC 4
Tuesday, August 29, 2006
Document Number
Sheet
E
Rev
1
of
4