MB9B160L シリーズ 32-bit ARM® Cortex®-M4F based FM4 Microcontroller MB9B160L シリーズは、高速処理と低コストを求める組込み制御用途向けに設計された、高集積 32 ビットマイクロコントロー ラです。本シリーズは、CPU に ARM Cortex-M4F プロセッサを搭載し、フラッシュメモリおよび SRAM のオンチップメモリと ともに、周辺機能として、モータ制御用タイマ, A/D コンバータ, 各種通信インタフェース(UART, CSIO, I2C, LIN)により構成され ます。 特長 32 ビット ARM Cortex-M4F コア [SRAM] プロセッサ版数: r0p1 本シリーズのオンチップ SRAM は、3 つの独立した SRAM (SRAM0, SRAM1,SRAM2) により構成されます。SRAM0 は、 Cortex-M4F コアの I-Code バス, D-Code バスに接続します。 SRAM1,SRAM2 は、Cortex-M4F コアの System バスに接続し ます。 最大動作周波数: 160 MHz FPU 搭載 DSP 命令対応 メモリ保護ユニット(MPU) : 組込みシステムの信頼性を向上 させます。 ネスト型ベクタ割込みコントローラ(NVIC) : 1 チャネルの NMI(ノンマスカブル割込み)と 128 チャネルの周辺割込みに 対応。16 の割込み優先度レベルを設定できます。 24 ビットシステムタイマ(Sys Tick) : OS タスク管理用のシス テムタイマです。 オンチップメモリ SRAM0: 最大 32 K バイト SRAM1: 最大 16 K バイト SRAM2: 最大 16 K バイト マルチファンクションシリアルインタフェース(最大 6 チャネル) 64 バイト FIFO あり(FIFO 段数は通信モード・ビット長の設 定により可変) [フラッシュメモリ] 本シリーズは、2 つの独立したフラッシュメモリを搭載しま す。 チャネルごとに動作モードを次の中から選択できます。 UART CSIO メインフラッシュメモリ LIN 最大 512 K バイト 16 K バイトのトレースバッファメモリを使用した、フ ラッシュメモリアクセラレータ機能を内蔵 フラッシュメモリへのリードアクセスは、動作周波数 72 MHz までは 0 wait-cycle です。 72 MHz より大きい場合でも、フラッシュメモリアクセラ レータ機能により、0 wait-cycle と同等なアクセスを行えま す。 コード保護用セキュリティ機能 I 全二重ダブルバッファ パリティあり/なし選択可能 専用ボーレートジェネレータ内蔵 外部クロックをシリアルクロックとして使用可能 ハードウェアフロー・コントロール : CTS/RTS による送受 信自動制御(ch.4 のみ) 豊富なエラー検出機能(パリティエラー, フレーミングエ ラー, オーバランエラー) K バイト リードサイクル: • 6 wait-cycle 動作周波数が 120 MHz を超え、160 MHz 以 下の場合 • 4 wait-cycle 動作周波数が 72 MHz を超え、120 MHz 以下 の場合 • 2 wait-cycle 動作周波数が 40 MHz を超え、72 MHz 以下 の場合 • 0 wait-cycle 動作周波数が 40 MHz 以下の場合 セキュリティ機能はコード保護用セキュリティ機能と共有 Cypress Semiconductor Corporation Document Number: 002-04978 Rev.*A • C UART ワークフラッシュメモリ 32 2 CSIO 198 Champion Court 全二重ダブルバッファ 専用ボーレートジェネレータ内蔵 オーバランエラー検出機能 シリアルチップセレクト機能(ch.6 のみ) 高速 SPI 対応(ch.0, ch.6 のみ) データ長 5~16 ビット • San Jose, CA 95134-1709 • 408-943-2600 Revised May 12, 2016 MB9B160L シリーズ LIN プロトコル Rev.2.1 対応 全二重ダブルバッファ マスタ/スレーブモード対応 LIN break field 生成(13~16 ビット長に変更可能) LIN break デリミタ生成(1~4 ビット長に変更可能) 豊富なエラー検出機能(パリティエラー, フレーミングエ ラー, オーバランエラー) LIN I2C 標準モード(最大 100 kbps)/高速モード(最大 400 kbps)に対 応 高速モードプラス(Fm+) (最大 1000 kbps, ch.3=ch.A, ch.4= ch.B のみ)に対応 DMA コントローラ(8 チャネル) DA コンバータ(最大 2 チャネル) R-2R 型 12 ビット分解能 ベースタイマ(最大 8 チャネル) チャネルごとに動作モードを次の中から選択できます。 16 ビット PWM タイマ 16 ビット PPG タイマ 16/32 ビットリロードタイマ 16/32 ビット PWC タイマ 汎用 I/O ポート 8 つを独自に構成かつ動作可能なチャネル 本シリーズは、端子が外部バスまたは周辺機能に使用されて いない場合、汎用 I/O ポートとして使用できます。また、ど の I/O ポートに周辺機能を割り当てるかを設定できるポート リロケート機能を搭載しています。 ソフトウェア要求または内蔵周辺機能要求による転送開始 端子ごとにプルアップ制御可能 DMA コントローラは、CPU とは独立した DMA 専用バスを 持ち、CPU と並列動作できます。 可能 転送アドレス空間: 32 ビット(4 G バイト) 転送モード: ブロック転送/ バースト転送/ デマンド転送 転送データタイプ: バイト/ ハーフワード/ ワード 転送ブロック数: 1~16 転送回数: 1~65536 DSTC (Descriptor System data Transfer Controller) (128 チャネル) DSTC は、CPU を介さずにデータを高速に転送できます。 Descriptor システム方式を採用しており、あらかじめメモリ上 に構築された Descriptor の指定内容に従って、メモリ /Peripheral デバイスに直接アクセスを行い、データ転送動作 を実行できます。 ソフトウェア起動, ハードウェア起動, Chain 起動機能サポー ト 端子レベルを直接読出し可能 ポートリロケート機能 最大 48 本の高速汎用 I/O ポート@64pin Package 一部のポートは、5V トレラントに対応 該当する端子については「4. 端子機能一覧」と「5. 入出力回 路形式」を参照してください。 多機能タイマ(最大 2 ユニット) 多機能タイマは、次のブロックで構成されます。 最小分解能: 6.25 ns 16 ビットフリーランタイマ×3 チャネル / ユニット インプットキャプチャ×4 チャネル / ユニット アウトプットコンペア×6 チャネル / ユニット A/D 起動コンペア×6 チャネル / ユニット 波形ジェネレータ×3 チャネル / ユニット 16 ビット PPG タイマ×3 チャネル / ユニット AD コンバータ(最大 15 チャネル) 12 ビット A/D コンバータ 逐次比較型 ユニット搭載 : 0.5μs @5V 優先変換可能(2 レベルの優先度) スキャン変換モード 変換データ格納用 FIFO 搭載(スキャン変換用: 16 段, 優先 変換用: 4 段) 2 変換時間 モータ制御を実現するために次の機能を用意しています。 PWM 信号出力機能 DC チョッパ波形出力機能 デッドタイマ機能 インプットキャプチャ機能 A/D コンバータ起動機能 DTIF(モータ緊急停止)割込み機能 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 2 of 122 MB9B160L シリーズ リアルタイムクロック(RTC : Real Time Clock) ウォッチドッグタイマ(2 チャネル) 01 年~99 年までの年/月/日/時/分/秒/曜日のカウントを行いま す。 うるう年の自動カウント ウォッチドッグタイマは、タイムアウト値に達すると割込み またはリセットを発生します。 本シリーズには、"ハードウェア"ウォッチドッグと"ソフト ウェア"ウォッチドッグの 2 つの異なるウォッチドッグがあ ります。 "ハードウェア"ウォッチドッグタイマは内蔵低速 CR 発振で 動作するため、STOP 以外のすべての低消費電力モードで動 作します。 クアッドカウンタ (QPRC : Quadrature Position/Revolution Counter) (1 チャネル) CRC (Cyclic Redundancy Check)アクセラレータ 日時指定(年/月/日/時/分/秒/曜日)での割込み機能、年/月/日/ 時/分だけの個別設定も可能 設定時間後/設定時間ごとのタイマ割込み機能 カウントを継続して時刻書換え可能 クアッドカウンタ(QPRC)は、ポジションエンコーダの位置を 測定するために使います。また、設定によりアップダウンカ ウンタとしても使用できます。 3 つの外部イベント入力端子 AIN, BIN, ZIN の検出エッジを 設定可能 16 ビット位置カウンタ CRC アクセラレータは、ソフト処理負荷の高い CRC 計算を 行い、受信データおよびストレージの整合性確認処理負荷の 軽減を実現します。 CCITT CRC16 と IEEE-802.3 CRC32 をサポートします。 CCITT CRC16 Generator Polynomial: 0x1021 IEEE-802.3 CRC32 Generator Polynomial: 0x04C11DB7 16 ビット回転カウンタ 2 つの 16 ビットコンペアレジスタ デュアルタイマ(32/16 ビットダウンカウンタ) デュアルタイマは、2 つのプログラム可能な 32/16 ビットダ ウンカウンタで構成されます。 各タイマチャネルの動作モードを次の中から選択できます。 フリーランモード 周期モード(=リロードモード) ワンショットモード クロック/リセット クロック 5 種類のクロックソース(2 種類の外部発振, 2 種類の内蔵 CR 発振, メイン PLL)から選択できます。 メインクロック: サブクロック: 内蔵高速 CR クロック: CR クロック: メイン PLL クロック 内蔵低速 リセット INITX 時計カウンタ 4 MHz~48 MHz 32.768 kHz 4 MHz 100 kHz 端子からのリセット要求 電源投入リセット ソフトウェアリセット 時計カウンタは低消費電力モードからのウェイクアップに使 用します。クロックソースはメインクロック/サブクロック/ 内蔵高速 CR クロック/内蔵低速 CR クロックから選択可能で す。 インターバルタイマ: 最大 64s@サブクロック使用時(32.768 kHz) クロック監視機能(CSV : Clock Super Visor) 外部割込み制御ユニット 外部クロック異常(クロック停止)が検出されると、リセット 外部割込み入力端子: 最大 16 本 ノンマスカブル割込み(NMI)入力端子: 1 本 Document Number: 002-04978 Rev.*A ウォッチドッグタイマリセット 低電圧検出リセット クロックスーパバイザリセット 内蔵 CR 発振による生成クロックを用いて外部クロックの異 常を監視します。 がアサートされます。 外部周波数異常が検出されると、割込みまたはリセットがア サートされます。 Page 3 of 122 MB9B160L シリーズ 低電圧検出機能(LVD : Low-Voltage Detect) デバッグ 本シリーズは、2 段階で VCC の電圧を監視します。設定した 電圧より VCC 端子の電圧が下がった場合、低電圧検出機能 により割込みまたはリセットが発生します。 シリアル・ワイヤ JTAG デバッグ・ポート (SWJ-DP) LVD1: 割込みによりエラーを報告 ユニーク ID LVD2: オートリセット動作 41 ビットのデバイス固有の値を設定済み 低消費電力モード 電源 6 種類の低消費電力モードに対応します。 2 種類の電源 スリープ ワイドレンジ電圧対応: VCC = 2.7V~5.5V タイマ VBAT 用電源: VBAT = 2.7V~5.5V RTC ストップ ディープスタンバイ RTC(RAM 保持あり・なし選択可能) ディープスタンバイストップ(RAM 保持あり・なし選択可能) VBAT RTC(カレンダ回路)/32 kHz 発振回路に独立した電源を供給す ることで、RTC 動作時の消費電力を低減できます。 VBAT には以下の回路が含まれます。 RTC 32 kHz 発振回路 パワーオン回路 バックアップレジスタ: 32 バイト ポート回路 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 4 of 122 MB9B160L シリーズ Table of Contents 特長 ...................................................................................................................................................................................... 1 1. 品種構成 ........................................................................................................................................................................ 7 2. パッケージと品種対応 .................................................................................................................................................. 8 3. 端子配列図 .................................................................................................................................................................... 9 4. 端子機能一覧 ............................................................................................................................................................... 13 5. 入出力回路形式 ........................................................................................................................................................... 27 6. 取扱上のご注意 ........................................................................................................................................................... 34 6.1 設計上の注意事項 ..................................................................................................................................................... 34 6.2 パッケージ実装上の注意事項 ................................................................................................................................... 35 6.3 使用環境に関する注意事項 ....................................................................................................................................... 37 7. デバイス使用上の注意 ................................................................................................................................................ 38 8. ブロックダイヤグラム ................................................................................................................................................ 41 9. メモリサイズ ............................................................................................................................................................... 42 10. メモリマップ ............................................................................................................................................................... 42 11. 各 CPU ステートにおける端子状態 ............................................................................................................................ 45 12. 電気的特性 .................................................................................................................................................................. 52 12.1 絶対最大定格 ............................................................................................................................................................ 52 12.2 推奨動作条件 ............................................................................................................................................................ 53 12.3 直流規格 ................................................................................................................................................................... 56 12.3.1 電流規格.............................................................................................................................................................. 56 12.3.2 端子特性.............................................................................................................................................................. 64 12.4 交流規格 ................................................................................................................................................................... 66 12.4.1 メインクロック入力規格..................................................................................................................................... 66 12.4.2 サブクロック入力規格 ........................................................................................................................................ 67 12.4.3 内蔵 CR 発振規格 ............................................................................................................................................... 67 12.4.4 メイン PLL の使用条件(PLL の入力クロックにメインクロックを使用) ........................................................ 68 12.4.5 メイン PLL の使用条件(メイン PLL の入力クロックに内蔵高速 CR クロックを使用) .................................. 68 12.4.6 リセット入力規格 ............................................................................................................................................... 68 12.4.7 パワーオンリセットタイミング .......................................................................................................................... 69 12.4.8 GPIO 出力規格 .................................................................................................................................................... 70 12.4.9 ベースタイマ入力タイミング ............................................................................................................................. 71 12.4.10 UART タイミング ............................................................................................................................................... 72 12.4.11 外部入力タイミング ............................................................................................................................................ 97 12.4.12 クアッドカウンタ タイミング............................................................................................................................ 98 2 12.4.13 I C タイミング .................................................................................................................................................. 100 12.4.14 JTAG タイミング .............................................................................................................................................. 103 12.5 12 ビット A/D コンバータ ...................................................................................................................................... 104 12.6 12 ビット D/A コンバータ ...................................................................................................................................... 107 12.7 低電圧検出特性 ...................................................................................................................................................... 108 12.7.1 低電圧検出リセット .......................................................................................................................................... 108 12.7.2 低電圧検出割込み ............................................................................................................................................. 108 12.8 メインフラッシュメモリ書込み/消去特性 .............................................................................................................. 109 12.9 ワークフラッシュメモリ書込み/消去特性 .............................................................................................................. 109 12.10 スタンバイ復帰時間 ............................................................................................................................................... 110 12.10.1 復帰要因: 割込み/WKUP .................................................................................................................................. 110 12.10.2 復帰要因: リセット........................................................................................................................................... 112 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 5 of 122 MB9B160L シリーズ 13. オーダ型格 ................................................................................................................................................................ 114 14. パッケージ・外形寸法図 ........................................................................................................................................... 115 15. 主な変更内容 ............................................................................................................................................................. 120 改訂履歴 ............................................................................................................................................................................... 121 セールス, ソリューションおよび法律情報 .......................................................................................................................... 122 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 6 of 122 MB9B160L シリーズ 1. 品種構成 メモリサイズ 品種名 メインフラッシュメモリ ワークフラッシュメモリ オンチップ SRAM SRAM0 SRAM1 SRAM2 MB9BF164K/L 256 K バイト 32 K バイト 32 K バイト 16 K バイト 8 K バイト 8 K バイト MB9BF165K/L 384 K バイト 32 K バイト 48 K バイト 24 K バイト 12 K バイト 12 K バイト MB9BF166K/L 512 K バイト 32 K バイト 64 K バイト 32 K バイト 16 K バイト 16 K バイト ファンクション 品種名 端子数 CPU 周波数 電源電圧範囲 DMAC DSTC マルチファンクションシリアル (UART/CSIO/LIN/I2C) ベースタイマ (PWC/リロードタイマ/PWM/PPG) 6ch. A/D 起動コンペア 多 インプットキャプチャ 4ch. 機 3ch. 能 フリーランタイマ タ アウトプットコンペア 6ch. イ 波形ジェネレータ 3ch. マ 3ch. PPG クアッドカウンタ デュアルタイマ リアルタイムクロック 時計カウンタ CRC アクセラレータ ウォッチドッグタイマ 外部割込み I/O ポート 12 ビット A/D コンバータ 12 ビット D/A コンバータ クロック監視機能(CSV) 低電圧検出機能(LVD) 内蔵 CR 高速 低速 デバッグ機能 ユニーク ID MB9BF164K MB9BF164L MB9BF165K MB9BF165L MB9BF166K MB9BF166L 48 64 Cortex-M4F, MPU, NVIC 128ch. 160 MHz 2.7V~5.5V 8ch. 128ch. 6ch. (最大) 6ch. (最大) (ch.1 は I2C のみ使用可能) 8ch. (最大) 1 unit 2 units (最大) 1ch. 1 unit 1 unit 1 unit Yes 1ch. (SW) + 1ch. (HW) 15pin (最大)+ NMI × 1 16pin (最大)+ NMI × 1 33pin (最大) 48pin (最大) 8ch. (2 units) 15ch. (2 units) 2 units (最大) Yes 2ch. 4 MHz (±2%) 100 kHz (標準) SWJ-DP Yes <注意事項> − 各製品に搭載される周辺機能の信号は、パッケージの端子数制限により、すべて割り当てることはできません。ご使用される 機能に応じて、I/O ポートのポートリロケート機能を用いて、端子を割り当ててください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 7 of 122 MB9B160L シリーズ 2. パッケージと品種対応 品種名 パッケージ LQFP: FPT-64P-M39 (0.65mm pitch) LQFP: FPT-64P-M38 (0.5mm pitch) LQFP: FPT-48P-M49 (0.5mm pitch) QFN: LCC-64P-M24 (0.5mm pitch) QFN: LCC-48P-M73 (0.5mm pitch) : 対応 MB9BF164K MB9BF165K MB9BF166K MB9BF164L MB9BF165L MB9BF166L - - <注意事項> − 各パッケージの詳細は「14. パッケージ・外形寸法図」を参照してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 8 of 122 MB9B160L シリーズ 3. 端子配列図 FPT-64P-M38/M39 VSS P81/UDP0 P80/UDM0 USBVCC P60/SCK1_1/NMIX/WKUP0/IC01_2 P61/AN14/ADTG_5/SOT1_1/INT15_1/UHCONX0/IC00_2 P62/AN13/SIN1_1/RX0_0/TIOB3_1/INT14_1 P63/AN12/SIN0_1/TX0_0/TIOA3_1/INT13_1/ADTG_4 P64/AN11/SOT0_1/TIOB2_1/INT12_1 P65/AN10/SCK0_1/TIOA2_1/INT11_1/RTCCO_0/SUBOUT_0 P66/AN09/INT10_1/IC13_0/CROUT_1 P00/TRSTX P01/TCK/SWCLK P02/TDI P03/TMS/SWDIO P04/TDO/SWO 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 (TOP VIEW) VCC 1 48 P26/AN08/SIN1_0/INT09_1/IC12_0 P50/AIN0_0/INT00_0/TIOA0_0/CTS4_0 2 47 P25/AN07/SOT1_0/INT08_1/IC11_0/CROUT_0 P51/BIN0_0/INT01_0/TIOB0_0/RTS4_0 3 46 P24/AN06/SCK1_0/INT07_1/IC10_0 P52/IC00_0/ZIN0_0/INT02_0/TIOA1_0/SIN4_0 4 45 P23/AN05/SCK0_0/TIOB1_1/INT06_1/DTTI1X_0 P53/IC01_0/INT03_0/TIOB1_0/SOT4_0 5 44 P22/AN04/SOT0_0/TIOA1_1/INT05_1/FRCK1_0 P54/IC02_0/INT04_0/TIOA2_0/SCK4_0 6 43 P21/AN03/ADTG_3/SIN0_0/TIOB0_1/INT04_1/RTO15_0 P55/IC03_0/INT05_0/TIOB2_0/SIN3_0 7 42 AVRH P56/FRCK0_0/INT06_0/TIOA3_0/SOT3_0 8 41 AVRL LQFP - 64 27 28 29 30 31 32 P41/TIOB7_0/INT15_0/ADTG_1/WKUP3 PE0/MD1 MD0 PE2/X0 PE3/X1 VSS VCC 26 P10/DA0/TIOA4_1/INT00_1/AIN0_2/RTO10_0/IC03_1 33 P40/TIOA7_0/INT14_0 34 16 25 15 VSS VCC P11/DA1/ADTG_2/SCS6_0/TIOB4_1/INT01_1/BIN0_2/RTO11_0/IC02_1 P35/WKUP2/RTO05_0/INT13_0/TIOB6_0/SCK4_1 24 35 VSS 14 23 P12/AN00/SCK6_0/TIOA7_1/INT02_1/ZIN0_2/RTO12_0/IC01_1/RX0_1 P34/RTO04_0/INT12_0/TIOA6_0/SOT4_1 22 36 C 13 21 P13/AN01/SOT6_0/TIOB7_1/RTO13_0/IC00_1/TX0_1 P33/RTO03_0/INT11_0/TIOB5_0/SIN4_1 INITX 37 P49/VWAKEUP 12 20 P20/AN02/SIN6_0/TIOA0_1/INT03_1/RTO14_0/RTCCO_1/SUBOUT_1/WKUP1 P32/RTO02_0/ZIN0_1/INT10_0/TIOA5_0/SCK2_0 P48/VREGCTL 38 19 11 VBAT AVCC P31/RTO01_0/BIN0_1/INT09_0/TIOB4_0/SOT2_0 18 AVSS 39 17 40 10 P47/X1A 9 P30/RTO00_0/AIN0_1/INT08_0/TIOA4_0/SIN2_0 P46/X0A P57/DTTI0X_0/INT07_0/TIOB3_0/SCK3_0/ADTG_0 <注意事項> − XXX_1, XXX_2 のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示していま す。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。 拡張ポート機能レジスタ(EPFR)によって利用する端子名を選択してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 9 of 122 MB9B160L シリーズ LCC-64P-M24 VSS P81/UDP0 P80/UDM0 USBVCC P60/SCK1_1/NMIX/WKUP0/IC01_2 P61/AN14/ADTG_5/SOT1_1/INT15_1/UHCONX0/IC00_2 P62/AN13/SIN1_1/RX0_0/TIOB3_1/INT14_1 P63/AN12/SIN0_1/TX0_0/TIOA3_1/INT13_1/ADTG_4 P64/AN11/SOT0_1/TIOB2_1/INT12_1 P65/AN10/SCK0_1/TIOA2_1/INT11_1/RTCCO_0/SUBOUT_0 P66/AN09/INT10_1/IC13_0/CROUT_1 P00/TRSTX P01/TCK/SWCLK P02/TDI P03/TMS/SWDIO P04/TDO/SWO 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 (TOP VIEW) VCC 1 48 P26/AN08/SIN1_0/INT09_1/IC12_0 P50/AIN0_0/INT00_0/TIOA0_0/CTS4_0 2 47 P25/AN07/SOT1_0/INT08_1/IC11_0/CROUT_0 P51/BIN0_0/INT01_0/TIOB0_0/RTS4_0 3 46 P24/AN06/SCK1_0/INT07_1/IC10_0 P52/IC00_0/ZIN0_0/INT02_0/TIOA1_0/SIN4_0 4 45 P23/AN05/SCK0_0/TIOB1_1/INT06_1/DTTI1X_0 P53/IC01_0/INT03_0/TIOB1_0/SOT4_0 5 44 P22/AN04/SOT0_0/TIOA1_1/INT05_1/FRCK1_0 P54/IC02_0/INT04_0/TIOA2_0/SCK4_0 6 43 P21/AN03/ADTG_3/SIN0_0/TIOB0_1/INT04_1/RTO15_0 P55/IC03_0/INT05_0/TIOB2_0/SIN3_0 7 42 AVRH QFN - 64 26 27 28 29 30 31 32 P40/TIOA7_0/INT14_0 P41/TIOB7_0/INT15_0/ADTG_1/WKUP3 PE0/MD1 MD0 PE2/X0 PE3/X1 VSS 33 VCC 25 16 VCC 34 P10/DA0/TIOA4_1/INT00_1/AIN0_2/RTO10_0/IC03_1 VSS 24 15 VSS 35 P11/DA1/ADTG_2/SCS6_0/TIOB4_1/INT01_1/BIN0_2/RTO11_0/IC02_1 P35/WKUP2/RTO05_0/INT13_0/TIOB6_0/SCK4_1 23 14 22 36 P12/AN00/SCK6_0/TIOA7_1/INT02_1/ZIN0_2/RTO12_0/IC01_1/RX0_1 P34/RTO04_0/INT12_0/TIOA6_0/SOT4_1 C 13 21 37 P13/AN01/SOT6_0/TIOB7_1/RTO13_0/IC00_1/TX0_1 P33/RTO03_0/INT11_0/TIOB5_0/SIN4_1 INITX 12 P49/VWAKEUP 38 P20/AN02/SIN6_0/TIOA0_1/INT03_1/RTO14_0/RTCCO_1/SUBOUT_1/WKUP1 P32/RTO02_0/ZIN0_1/INT10_0/TIOA5_0/SCK2_0 20 11 P48/VREGCTL 39 AVCC P31/RTO01_0/BIN0_1/INT09_0/TIOB4_0/SOT2_0 19 41 AVRL VBAT 10 18 40 AVSS P30/RTO00_0/AIN0_1/INT08_0/TIOA4_0/SIN2_0 17 9 P47/X1A 8 P46/X0A P56/FRCK0_0/INT06_0/TIOA3_0/SOT3_0 P57/DTTI0X_0/INT07_0/TIOB3_0/SCK3_0/ADTG_0 <注意事項> − XXX_1, XXX_2 のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示していま す。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。 拡張ポート機能レジスタ(EPFR)によって利用する端子名を選択してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 10 of 122 MB9B160L シリーズ FPT-48P-M49 VSS P81/UDP0 P80/UDM0 USBVCC P60/SCK1_1/NMIX/WKUP0/IC01_2 P61/AN14/ADTG_5/SOT1_1/INT15_1/UHCONX0/IC00_2 P66/AN09/INT10_1/CROUT_1 P00/TRSTX P01/TCK/SWCLK P02/TDI P03/TMS/SWDIO P04/TDO/SWO 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 (TOP VIEW) VCC 1 36 P23/AN05/SCK0_0/TIOB1_1/INT06_1 P54/IC02_0/INT04_0/TIOA2_0 2 35 P22/AN04/SOT0_0/TIOA1_1/INT05_1 P55/IC03_0/INT05_0/TIOB2_0/SIN3_0 3 34 P21/AN03/ADTG_3/SIN0_0/TIOB0_1/INT04_1 P56/FRCK0_0/INT06_0/TIOA3_0/SOT3_0 4 33 AVRH P57/DTTI0X_0/INT07_0/TIOB3_0/SCK3_0/ADTG_0 5 P30/RTO00_0/AIN0_1/INT08_0/TIOA4_0/SIN2_0 6 P31/RTO01_0/BIN0_1/INT09_0/TIOB4_0/SOT2_0 7 P32/RTO02_0/ZIN0_1/INT10_0/TIOA5_0/SCK2_0 8 29 P20/AN02/SIN6_0/TIOA0_1/INT03_1/RTCCO_1/SUBOUT_1/WKUP1 P33/RTO03_0/INT11_0/TIOB5_0/SIN4_1 9 28 P13/AN01/SOT6_0/TIOB7_1/IC00_1/TX0_1 P34/RTO04_0/INT12_0/TIOA6_0/SOT4_1 10 27 P12/AN00/SCK6_0/TIOA7_1/INT02_1/ZIN0_2/IC01_1/RX0_1 P35/WKUP2/RTO05_0/INT13_0/TIOB6_0/SCK4_1 11 26 P11/DA1/ADTG_2/SCS6_0/TIOB4_1/INT01_1/BIN0_2/IC02_1 VSS 12 25 P10/DA0/TIOA4_1/INIT00_1/AIN0_2/IC03_1 32 AVRL 31 AVSS LQFP - 48 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 P46/X0A P47/X1A VBAT INITX C VSS VCC PE0/MD1 MD0 PE2/X0 PE3/X1 VSS 30 AVCC <注意事項> − XXX_1, XXX_2 のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示していま す。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。 拡張ポート機能レジスタ(EPFR)によって利用する端子名を選択してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 11 of 122 MB9B160L シリーズ LCC-48P-M73 VSS P81/UDP0 P80/UDM0 USBVCC P60/SCK1_1/NMIX/WKUP0/IC01_2 P61/AN14/ADTG_5/SOT1_1/INT15_1/UHCONX0/IC00_2 P66/AN09/INT10_1/CROUT_1 P00/TRSTX P01/TCK/SWCLK P02/TDI P03/TMS/SWDIO P04/TDO/SWO 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 (TOP VIEW) VCC 1 36 P23/AN05/SCK0_0/TIOB1_1/INT06_1 P54/IC02_0/INT04_0/TIOA2_0 2 35 P22/AN04/SOT0_0/TIOA1_1/INT05_1 P55/IC03_0/INT05_0/TIOB2_0/SIN3_0 3 34 P21/AN03/ADTG_3/SIN0_0/TIOB0_1/INT04_1 P56/FRCK0_0/INT06_0/TIOA3_0/SOT3_0 4 33 AVRH P57/DTTI0X_0/INT07_0/TIOB3_0/SCK3_0/ADTG_0 5 P30/RTO00_0/AIN0_1/INT08_0/TIOA4_0/SIN2_0 6 P31/RTO01_0/BIN0_1/INT09_0/TIOB4_0/SOT2_0 7 P32/RTO02_0/ZIN0_1/INT10_0/TIOA5_0/SCK2_0 8 29 P20/AN02/SIN6_0/TIOA0_1/INT03_1/RTCCO_1/SUBOUT_1/WKUP1 P33/RTO03_0/INT11_0/TIOB5_0/SIN4_1 9 28 P13/AN01/SOT6_0/TIOB7_1/IC00_1/TX0_1 P34/RTO04_0/INT12_0/TIOA6_0/SOT4_1 10 27 P12/AN00/SCK6_0/TIOA7_1/INT02_1/ZIN0_2/IC01_1/RX0_1 P35/WKUP2/RTO05_0/INT13_0/TIOB6_0/SCK4_1 11 26 P11/DA1/ADTG_2/SCS6_0/TIOB4_1/INT01_1/BIN0_2/IC02_1 VSS 12 25 P10/DA0/TIOA4_1/INIT00_1/AIN0_2/IC03_1 32 AVRL 31 AVSS QFN - 48 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 P46/X0A P47/X1A VBAT INITX C VSS VCC PE0/MD1 MD0 PE2/X0 PE3/X1 VSS 30 AVCC <注意事項> − XXX_1, XXX_2 のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示していま す。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。 拡張ポート機能レジスタ(EPFR)によって利用する端子名を選択してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 12 of 122 MB9B160L シリーズ 4. 端子機能一覧 端子番号別 XXX_1, XXX_2 のように、 「_(アンダバー)」がついている端子の、 「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示しています。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。 拡張ポート機能レジスタ(EPFR)によって利用する端子名を選択してください。 端子番号 LQFP64 QFN64 LQFP48 QFN48 1 1 2 - 3 - 4 - 5 - 2 6 - 7 3 8 4 Document Number: 002-04978 Rev.*A 端子名 VCC P50 AIN0_0 INT00_0 TIOA0_0 CTS4_0 P51 BIN0_0 INT01_0 TIOB0_0 RTS4_0 P52 IC00_0 ZIN0_0 INT02_0 TIOA1_0 SIN4_0 P53 IC01_0 INT03_0 TIOB1_0 SOT4_0 (SDA4_0) P54 IC02_0 INT04_0 TIOA2_0 SCK4_0 (SCL4_0) P55 IC03_0 INT05_0 TIOB2_0 SIN3_0 P56 FRCK0_0 INT06_0 TIOA3_0 SOT3_0 (SDA3_0) 入出力 回路形式 端子状態 形式 - - E K E K I K N K N K I K N K Page 13 of 122 MB9B160L シリーズ 端子番号 LQFP64 QFN64 LQFP48 QFN48 9 5 10 6 11 7 12 8 13 9 14 10 15 11 Document Number: 002-04978 Rev.*A 端子名 P57 DTTI0X_0 INT07_0 TIOB3_0 SCK3_0 (SCL3_0) ADTG_0 P30 RTO00_0 AIN0_1 INT08_0 TIOA4_0 SIN2_0 P31 RTO01_0 BIN0_1 INT09_0 TIOB4_0 SOT2_0 (SDA2_0) P32 RTO02_0 ZIN0_1 INT10_0 TIOA5_0 SCK2_0 (SCL2_0) P33 RTO03_0 INT11_0 TIOB5_0 SIN4_1 P34 RTO04_0 INT12_0 TIOA6_0 SOT4_1 (SDA4_1) P35 WKUP2 RTO05_0 INT13_0 TIOB6_0 SCK4_1 (SCL4_1) 入出力 回路形式 端子状態 形式 N K G K G K G K G K G K G Q Page 14 of 122 MB9B160L シリーズ 端子番号 LQFP64 QFN64 LQFP48 QFN48 端子名 入出力 回路形式 端子状態 形式 16 12 - - 17 13 P S 18 14 Q T 19 15 20 - O U 21 - O U 22 23 24 25 16 17 18 19 B - C - 26 - E K 27 - E Q 28 20 C E 29 21 J D 30 22 A A 31 23 A B 32 33 24 - VSS P46 X0A P47 X1A VBAT P48 VREGCTL P49 VWAKEUP INITX C VSS VCC P40 TIOA7_0 INT14_0 P41 TIOB7_0 INT15_0 ADTG_1 WKUP3 PE0 MD1 MD0 PE2 X0 PE3 X1 VSS VCC P10 DA0 TIOA4_1 INT00_1 AIN0_2 IC03_1 RTO10_0 P11 DA1 ADTG_2 SCS6_0 TIOB4_1 INT01_1 BIN0_2 IC02_1 RTO11_0 - - R J R J 34 25 - 35 26 - Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 15 of 122 MB9B160L シリーズ 端子番号 LQFP64 QFN64 36 LQFP48 QFN48 27 - 37 28 - 38 39 40 41 42 43 29 30 31 32 33 34 - 44 35 - 45 36 - Document Number: 002-04978 Rev.*A 端子名 P12 AN00 SCK6_0 TIOA7_1 INT02_1 ZIN0_2 IC01_1 RTO12_0 P13 AN01 SOT6_0 (SDA6_0) TIOB7_1 IC00_1 RTO13_0 P20 AN02 SIN6_0 TIOA0_1 INT03_1 RTCCO_1 SUBOUT_1 WKUP1 RTO14_0 AVCC AVSS AVRL AVRH P21 AN03 ADTG_3 SIN0_0 TIOB0_1 INT04_1 RTO15_0 P22 AN04 SOT0_0 (SDA0_0) TIOA1_1 INT05_1 FRCK1_0 P23 AN05 SCK0_0 (SCL0_0) TIOB1_1 INT06_1 DTTI1X_0 入出力 回路形式 端子状態 形式 M M M L F O - - F M F M F M Page 16 of 122 MB9B160L シリーズ 端子番号 LQFP64 QFN64 LQFP48 QFN48 46 - 47 - 48 - 49 37 50 38 51 39 52 40 53 41 54 42 - 55 - 56 - Document Number: 002-04978 Rev.*A 端子名 P24 AN06 SCK1_0 (SCL1_0) INT07_1 IC10_0 P25 AN07 SOT1_0 (SDA1_0) INT08_1 IC11_0 CROUT_0 P26 AN08 SIN1_0 INT09_1 IC12_0 P04 TDO SWO P03 TMS SWDIO P02 TDI P01 TCK SWCLK P00 TRSTX P66 AN09 INT10_1 CROUT_1 IC13_0 P65 AN10 SCK0_1 (SCL0_1) TIOA2_1 INT11_1 RTCCO_0 SUBOUT_0 P64 AN11 SOT0_1 (SDA0_1) TIOB2_1 INT12_1 入出力 回路形式 端子状態 形式 F M F M F M E G E G E G E G E G F M L M L M Page 17 of 122 MB9B160L シリーズ 端子番号 LQFP64 QFN64 LQFP48 QFN48 端子名 入出力 回路形式 端子状態 形式 F M F M F M I F P63 57 - AN12 SIN0_1 TIOA3_1 INT13_1 ADTG_4 P62 AN13 58 - SIN1_1 TIOB3_1 INT14_1 P61 AN14 ADTG_5 59 43 SOT1_1 (SDA1_1) INT15_1 IC00_2 60 44 P60 SCK1_1 (SCK1_1) NMIX WKUP0 IC01_2 61 62 45 46 VCC P80 H R 63 64 47 48 P81 VSS H - R - Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 18 of 122 MB9B160L シリーズ 端子機能別 XXX_1, XXX_2 のように、 「_(アンダバー)」がついている端子の、 「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示しています。 端子 機能 ADC ベース タイマ 0 ベース タイマ 1 ベース タイマ 2 ベース タイマ 3 ベース タイマ 4 端子名 ADTG_0 ADTG_1 ADTG_2 ADTG_3 ADTG_4 ADTG_5 AN00 AN01 AN02 AN03 AN04 AN05 AN06 AN07 AN08 AN09 AN10 AN11 AN12 AN13 AN14 TIOA0_0 TIOA0_1 TIOB0_0 TIOB0_1 TIOA1_0 TIOA1_1 TIOB1_0 TIOB1_1 TIOA2_0 TIOA2_1 TIOB2_0 TIOB2_1 TIOA3_0 TIOA3_1 TIOB3_0 TIOB3_1 TIOA4_0 TIOA4_1 TIOB4_0 TIOB4_1 機能説明 A/D コンバータ外部トリガ入力端子 A/D コンバータアナログ入力端子。 ANxx は ADC ch.xx を示す。 ベースタイマ ch.0 の TIOA 端子 ベースタイマ ch.0 の TIOB 端子 ベースタイマ ch.1 の TIOA 端子 ベースタイマ ch.1 の TIOB 端子 ベースタイマ ch.2 の TIOA 端子 ベースタイマ ch.2 の TIOB 端子 ベースタイマ ch.3 の TIOA 端子 ベースタイマ ch.3 の TIOB 端子 ベースタイマ ch.4 の TIOA 端子 ベースタイマ ch.4 の TIOB 端子 Document Number: 002-04978 Rev.*A 端子番号 LQFP64 LQFP48 QFN64 QFN48 9 5 27 35 26 43 34 57 59 43 36 27 37 28 38 29 43 34 44 35 45 36 46 47 48 54 42 55 56 57 58 59 43 2 38 29 3 43 34 4 44 35 5 45 36 6 2 55 7 3 56 8 4 57 9 5 58 10 6 34 25 11 7 35 26 Page 19 of 122 MB9B160L シリーズ 端子 機能 端子名 機能説明 端子番号 LQFP64 LQFP48 QFN64 QFN48 ベース タイマ 5 TIOA5_0 ベースタイマ ch.5 の TIOA 端子 12 8 TIOB5_0 ベースタイマ ch.5 の TIOB 端子 13 9 ベース タイマ 6 TIOA6_0 ベースタイマ ch.6 の TIOA 端子 14 10 TIOB6_0 ベースタイマ ch.6 の TIOB 端子 15 11 TIOA7_0 TIOA7_1 TIOB7_0 TIOB7_1 ベースタイマ ch.7 の TIOA 端子 26 36 27 37 27 28 52 40 50 38 49 52 51 49 50 53 2 34 3 35 4 36 5 38 6 43 7 44 8 45 9 46 10 47 11 48 12 54 13 55 37 40 39 37 38 41 25 26 27 29 2 34 3 35 4 36 5 6 7 8 42 9 - ベース タイマ 7 SWCLK SWDIO デバッガ 外部 割込み SWO TCK TDI TDO TMS TRSTX INT00_0 INT00_1 INT01_0 INT01_1 INT02_0 INT02_1 INT03_0 INT03_1 INT04_0 INT04_1 INT05_0 INT05_1 INT06_0 INT06_1 INT07_0 INT07_1 INT08_0 INT08_1 INT09_0 INT09_1 INT10_0 INT10_1 INT11_0 INT11_1 ベースタイマ ch.7 の TIOB 端子 シリアルワイヤデバッグインタフェース クロック入力端子 シリアルワイヤデバッグインタフェース データ入出力端子 シリアルワイヤビューワ出力端子 JTAG テストクロック入力端子 JTAG テストデータ入力端子 JTAG デバッグデータ出力端子 JTAG テストモード状態入出力端子 JTAG テストリセット入力端子 外部割込み要求 00 の入力端子 外部割込み要求 01 の入力端子 外部割込み要求 02 の入力端子 外部割込み要求 03 の入力端子 外部割込み要求 04 の入力端子 外部割込み要求 05 の入力端子 外部割込み要求 06 の入力端子 外部割込み要求 07 の入力端子 外部割込み要求 08 の入力端子 外部割込み要求 09 の入力端子 外部割込み要求 10 の入力端子 外部割込み要求 11 の入力端子 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 20 of 122 MB9B160L シリーズ 端子 機能 外部 割込み GPIO 端子名 INT12_0 INT12_1 INT13_0 INT13_1 INT14_0 INT14_1 INT15_0 INT15_1 NMIX P00 P01 P02 P03 P04 P10 P11 P12 P13 P20 P21 P22 P23 P24 P25 P26 P30 P31 P32 P33 P34 P35 P40 P41 P46 P47 P48 P49 P50 P51 P52 P53 P54 P55 P56 P57 機能説明 外部割込み要求 12 の入力端子 外部割込み要求 13 の入力端子 外部割込み要求 14 の入力端子 外部割込み要求 15 の入力端子 ノンマスカブル割込み入力端子 汎用入出力ポート 0 汎用入出力ポート 1 汎用入出力ポート 2 汎用入出力ポート 3 汎用入出力ポート 4 汎用入出力ポート 5 Document Number: 002-04978 Rev.*A 端子番号 LQFP64 LQFP48 QFN64 QFN48 14 10 56 15 11 57 26 58 27 59 43 60 44 53 41 52 40 51 39 50 38 49 37 34 25 35 26 36 27 37 28 38 29 43 34 44 35 45 36 46 47 48 10 6 11 7 12 8 13 9 14 10 15 11 26 27 17 13 18 14 20 21 2 3 4 5 6 2 7 3 8 4 9 5 Page 21 of 122 MB9B160L シリーズ 端子 機能 GPIO 端子名 P60 P61 P62 P63 P64 P65 P66 P80 P81 PE0 PE2 PE3 SIN0_0 SIN0_1 SOT0_0 (SDA0_0) マルチ ファンク ション シリアル 0 汎用入出力ポート 6 汎用入出力ポート 8 汎用入出力ポート E マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 の入力端子 端子番号 LQFP64 LQFP48 QFN48 QFN48 60 44 59 43 58 57 56 55 54 42 62 46 63 47 28 20 30 22 31 23 43 34 57 - マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 の出力端子。UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3) として使用するときは SOT0 として、I2C 端子(動作 モード 4)として使用するときは SDA0 として機能し ます。 44 35 56 - マルチファンクションシリアルインタフェース ch.0 のクロック I/O 端子。CSIO 端子(動作モード 2)として 使用するときは SCK0 として、I2C 端子(動作モード 4)として使用するときは SCL0 として機能します。 45 36 55 - SIN1_0 SIN1_1 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 の入力端子 48 58 - SOT1_0 (SDA1_0) マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 の出力端子。UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3) として使用するときは SOT1 として、I2C 端子(動作 モード 4)として使用するときは SDA1 として機能し ます。 47 - 59 43 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.1 のクロック I/O 端子。CSIO 端子(動作モード 2)として 使用するときは SCK1 として、I2C 端子(動作モード 4)として使用するときは SCL1 として機能します。 46 - 60 44 SOT0_1 (SDA0_1) SCK0_0 (SCL0_0) SCK0_1 (SCL0_1) マルチ ファンク ション シリアル 1 機能説明 SOT1_1 (SDA1_1) SCK1_0 (SCL1_0) SCK1_1 (SCL1_1) Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 22 of 122 MB9B160L シリーズ 端子 機能 端子名 SIN2_0 マルチ ファンク ション シリアル 2 SOT2_0 (SDA2_0) SCK2_0 (SCL2_0) SIN3_0 マルチ ファンク ション シリアル 3 SOT3_0 (SDA3_0) SCK3_0 (SCL3_0) SIN4_0 SIN4_1 SOT4_0 (SDA4_0) マルチ ファンク ション シリアル 4 SOT4_1 (SDA4_1) SCK4_0 (SCL4_0) SCK4_1 (SCL4_1) CTS4_0 RTS4_0 機能説明 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 の出力端子。UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3) として使用するときは SOT2 として、I2C 端子(動作 モード 4)として使用するときは SDA2 として機能し ます。 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.2 のクロック I/O 端子。CSIO 端子(動作モード 2)として 使用するときは SCK2 として、I2C 端子(動作モード 4)として使用するときは SCL2 として機能します。 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.3 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.3 の出力端子。UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3) として使用するときは SOT3 として、I2C 端子(動作 モード 4)として使用するときは SDA3 として機能し ます。 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.3 のクロック I/O 端子。CSIO 端子(動作モード 2)として 使用するときは SCK3 として、I2C 端子(動作モード 4)として使用するときは SCL3 として機能します。 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.4 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.4 の出力端子。UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3) として使用するときは SOT4 として、I2C 端子(動作 モード 4)として使用するときは SDA4 として機能し ます。 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.4 のクロック I/O 端子。CSIO 端子(動作モード 2)として 使用するときは SCK4 として、I2C 端子(動作モード 4)として使用するときは SCL4 として機能します。 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.4 の CTS 入力端子 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.4 の RTS 出力端子 Document Number: 002-04978 Rev.*A 端子番号 LQFP64 LQFP48 QFN64 QFN48 10 6 11 7 12 8 7 3 8 4 9 5 4 13 9 5 - 14 10 6 - 15 11 2 - 3 - Page 23 of 122 MB9B160L シリーズ 端子 機能 端子名 SIN6_0 マルチ ファンク ション シリアル 6 SOT6_0 (SDA6_0) SCK6_0 (SCL6_0) SCS6_0 DTTI0X_0 FRCK0_0 IC00_0 IC00_1 IC00_2 IC01_0 IC01_1 IC01_2 IC02_0 IC02_1 IC03_0 IC03_1 多機能 タイマ 0 RTO00_0 (PPG00_0) RTO01_0 (PPG00_0) RTO02_0 (PPG02_0) RTO03_0 (PPG02_0) RTO04_0 (PPG04_0) RTO05_0 (PPG04_0) 機能説明 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 の出力端子。UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3) として使用するときは SOT6 として、I2C 端子(動作 モード 4)として使用するときは SDA6 として機能し ます。 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 のクロック I/O 端子。CSIO 端子(動作モード 2)として 使用するときは SCK6 として、I2C 端子(動作モード 4)として使用するときは SCL6 として機能します。 マルチファンクションシリアルインタフェース ch.6 のシリアルチップセレクト端子 多機能タイマ 0 の RTO00~RTO05 出力を制御する波 形ジェネレータの入力信号 16 ビットフリーランタイマ ch.0 の外部クロック入力 端子 多機能タイマ 0 の 16 ビットインプットキャプチャの 入力端子。 ICxx は、チャネル数を示します。 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、PPG00 として機 能します。 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、PPG00 として機 能します。 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、PPG02 として機 能します。 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、PPG02 として機 能します。 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、PPG04 として機 能します。 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、PPG04 として機 能します。 Document Number: 002-04978 Rev.*A 端子番号 LQFP64 LQFP48 QGN64 QFN48 38 29 37 28 36 27 35 26 9 5 8 4 4 37 59 5 36 60 6 35 7 34 28 43 27 44 2 26 3 25 10 6 11 7 12 8 13 9 14 10 15 11 Page 24 of 122 MB9B160L シリーズ 端子 機能 端子名 DTTI1X_0 FRCK1_0 IC10_0 IC11_0 IC12_0 IC13_0 RTO10_0 (PPG10_0) 多機能 タイマ 1 RTO11_0 (PPG10_0) RTO12_0 (PPG12_0) RTO13_0 (PPG12_0) RTO14_0 (PPG14_0) RTO15_0 (PPG14_0) クアッド カウンタ 0 AIN0_0 AIN0_1 AIN0_2 BIN0_0 BIN0_1 BIN0_2 ZIN0_0 ZIN0_1 ZIN0_2 機能説明 多機能タイマ 1 の RTO10~RTO15 出力を制御する波 形ジェネレータの入力信号 16 ビットフリーランタイマ ch.1 の外部クロック入力 端子 多機能タイマ 1 の 16 ビットインプットキャプチャの 入力端子。 ICxx は、チャネル数を示します。 多機能タイマ 1 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG1 出力モードで使用するときは、PPG10 として機 能します。 多機能タイマ 1 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG1 出力モードで使用するときは、PPG10 として機 能します。 多機能タイマ 1 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG1 出力モードで使用するときは、PPG12 として機 能します。 多機能タイマ 1 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG1 出力モードで使用するときは、PPG12 として機 能します。 多機能タイマ 1 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG1 出力モードで使用するときは、PPG14 として機 能します。 多機能タイマ 1 の波形ジェネレータ出力端子。 PPG1 出力モードで使用するときは、PPG14 として機 能します。 QPRC ch.0 の AIN 入力端子 QPRC ch.0 の BIN 入力端子 QPRC ch.0 の ZIN 入力端子 Document Number: 002-04978 Rev.*A 端子番号 LQFP64 LQFP48 QGN64 QFN48 45 - 44 - 46 47 48 54 - 34 - 35 - 36 - 37 - 38 - 43 - 2 10 34 3 11 35 4 12 36 6 25 7 26 8 36 Page 25 of 122 MB9B160L シリーズ 端子 機能 端子名 リアル タイム クロック RTCCO_0 RTCCO_1 SUBOUT_0 SUBOUT_1 WKUP0 WKUP1 WKUP2 WKUP3 DA0 DA1 VREGCTL VWAKEUP 低消費 電力 DAC VBAT Reset INITX MD1 Mode MD0 機能説明 リアルタイムクロックの 0.5 秒パルス出力端子 サブクロック出力端子 ディープスタンバイモード復帰信号入力端子 0 ディープスタンバイモード復帰信号入力端子 1 ディープスタンバイモード復帰信号入力端子 2 ディープスタンバイモード復帰信号入力端子 3 D/A コンバータ ch.0 のアナログ出力端子 D/A コンバータ ch.1 のアナログ出力端子 オンボードレギュレータ制御用端子 ハイバネーション状態からの復帰信号入力端子 外部リセット入力端子。 INITX=L のとき、リセットが有効。 モード 1 端子。 フラッシュメモリのシリアル書込み時は、MD1=L を 入力してください。 モード 0 端子。 通常動作時は、MD0=L を入力してください。フラッ シュメモリのシリアル書込み時は、MD0=H を入力し てください。 Power VCC 電源端子 GND VSS GND 端子 Clock Analog Power VBAT Power Analog GND C 端子 X0 X1 X0A X1A CROUT_0 CROUT_1 AVCC AVRH VBAT AVSS AVRL C メインクロック(発振)入力端子 メインクロック(発振) I/O 端子 サブクロック(発振)入力端子 サブクロック(発振) I/O 端子 高速内蔵 CR 発振クロック出力ポート A/D コンバータ, D/A コンバータのアナログ電源端子 A/D コンバータのアナログ基準電圧入力端子 VBAT 電源端子バックアップ電源(電池など)やシス テム電源からの供給 A/D コンバータ, D/A コンバータの GND 端子 A/D コンバータのアナログ基準電圧入力端子 電源安定化容量端子 Document Number: 002-04978 Rev.*A 端子番号 LQFP64 LQFP48 QGN64 QFN48 55 38 29 55 38 29 60 44 38 29 15 11 27 34 25 35 26 20 21 22 16 28 20 29 21 1 25 33 61 16 24 32 64 30 31 17 18 47 54 39 42 1 19 45 12 18 24 48 22 23 13 14 42 30 33 19 15 40 41 23 31 32 17 Page 26 of 122 MB9B160L シリーズ 5. 入出力回路形式 分 類 A 回路 備考 メイン発振/GPIO 切換え可能 メイン発振機能選択時 P-ch P-ch Digital output X1 − 発振帰還抵抗: 約 1 MΩ − スタンバイ制御あり GPIO 機能選択時 N-ch Digital output R − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − プルアップ抵抗制御あり − スタンバイ制御あり − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ − IOH = -4 mA, IOL = 4 mA − CMOS レベルヒステリシス入力 − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ Pull-up resistor control Digital input Standby mode control Clock input Standby mode control Digital input Standby mode control R P-ch P-ch Digital output N-ch Digital output X0 Pull-up resistor control B Pull-up resistor Digital input Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 27 of 122 MB9B160L シリーズ 分 類 C 回路 備考 Digital input − オープンドレイン出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − プルアップ抵抗制御あり − スタンバイ制御あり − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ − IOH = -4 mA, IOL = 4 mA − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − 入力制御あり − アナログ入力 − プルアップ抵抗制御あり − スタンバイ制御あり − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ − IOH = -4 mA, IOL = 4 mA − I2C 端子として使用するとき、デジタ Digital output N-ch E P-ch P-ch N-ch Digital output Digital output R Pull-up resistor control Digital input Standby mode control F P-ch P-ch N-ch Digital output Digital output ル出力 P-ch トランジスタは常にオフ です。 R Pull-up resistor control Digital input Standby mode control Analog input Input control Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 28 of 122 MB9B160L シリーズ 分 類 G 回路 P-ch P-ch 備考 Digital output − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − プルアップ抵抗制御あり − スタンバイ制御あり − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ − IOH = -12 mA, IOL = 12 mA − I2C 端子として使用するとき、デジタ ル出力 P-ch トランジスタは常にオフ です。 N-ch Digital output R Pull-up resistor control Digital input Standby mode control H P-ch N-ch − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − スタンバイ制御あり Digital output Digital output R Digital input Standby mode control Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 29 of 122 MB9B160L シリーズ 分 類 I 回路 P-ch P-ch 備考 Digital output − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − プルアップ抵抗制御あり − 5V トレラント − スタンバイ制御あり − IOH = -4 mA, IOL = 4 mA − PZR レジスタ制御可能 − I2C 端子として使用するとき、デジタ ル出力 P-ch トランジスタは常にオフ N-ch です。 Digital output R Pull-up resistor control Digital input Standby mode control CMOS レベルヒステリシス入力 J Mode input L P-ch P-ch Digital output − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − プルアップ抵抗制御あり − スタンバイ制御あり − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ − IOH = -8 mA, IOL = 8 mA − I2C 端子として使用するとき、デジタ ル出力 P-ch トランジスタは常にオフ です。 N-ch R Digital output Pull-up resistor control Digital input Standby mode control Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 30 of 122 MB9B160L シリーズ 分 類 M 回路 P-ch P-ch 備考 Digital output − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − 入力制御あり − アナログ入力 − プルアップ抵抗制御あり − スタンバイ制御あり − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ − IOH = -8 mA, IOL = 8 mA − I2C 端子として使用するとき、デジタ ル出力 P-ch トランジスタは常にオフ N-ch Digital output です。 Pull-up resistor control Digital input R Standby mode control Analog input Input control N P-ch P-ch − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − プルアップ抵抗制御あり − スタンバイ制御あり Pull-up resistor control − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ − IOH = -4 mA, IOL = 4 mA (GPIO) Digital output − IOL = 20 mA (Fast Mode Plus) − I2C 端子として使用するとき、デジタ ル出力 P-ch トランジスタは常にオフ です。 N-ch R N-ch Digital output Fast mode control Digital input Standby mode control Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 31 of 122 MB9B160L シリーズ 分 類 O 回路 備考 Pull-up resistor control P-ch P-ch N-ch Digital output − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − 5V トレラント − プルアップ抵抗制御あり − スタンバイ制御あり − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ − IOH = -4 mA, IOL = 4 mA − IO の設定は『ペリフェラルマニュア ル 本編(002-04857)』の『VBAT ドメ Digital output イン』の章を参照してください R Digital input Standby mode control P Pull-up resistor control P-ch X0A P-ch Digital output − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − プルアップ抵抗制御あり − スタンバイ制御あり − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ − IOH = -4 mA, IOL = 4 mA − IO の設定は『ペリフェラルマニュア ル 本編(002-04857)』の『VBAT ドメ イン』の章を参照してください。 N-ch Digital output R Digital input Standby mode control OSC Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 32 of 122 MB9B160L シリーズ 分 類 Q 回路 備考 サブ発振/GPIO 切換え可能 サブ発振機能選択時 P-ch P-ch X1A N-ch − 発振帰還抵抗: 約 10 MΩ − スタンバイ制御あり Pull-up resistor control GPIO 機能選択時 Digital output − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − プルアップ抵抗制御あり − スタンバイ制御あり − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ − IOH = -4 mA, IOL = 4 mA − IO の設定は『ペリフェラルマニュア Digital output ル 本編(002-04857)』の『VBAT ドメ R イン』の章を参照してください Digital input Standby mode control OSC RX Standby mode control Clock input R P-ch P-ch N-ch R Digital output − CMOS レベル出力 − CMOS レベルヒステリシス入力 − 入力制御あり − アナログ出力 − プルアップ抵抗制御あり − スタンバイ制御あり − プルアップ抵抗: 約 50 kΩ − IOH = -12mA, IOL = 12mA (4.5V~5.5V) − IOH = -8mA, IOL = 8mA (2.7V~4.5V) Digital output Pull-up resistor control Digital input Standby mode control Analog output Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 33 of 122 MB9B160L シリーズ 6. 取扱上のご注意 半導体デバイスは、ある確率で故障します。また、半導体デバイスの故障は、使用される条件(回路条件, 環境条件など)によって も大きく左右されます。 以下に、半導体デバイスをより信頼性の高い状態で使用していただくために、注意・配慮しなければならない事項について説明 します。 6.1 設計上の注意事項 ここでは、半導体デバイスを使用して電子機器の設計を行う際に注意すべき事項について述べます。 絶対最大定格の遵守 半導体デバイスは、過剰なストレス (電圧, 電流, 温度など) が加わると破壊する可能性があります。この限界値を定めたものが 絶対最大定格です。従って、定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 推奨動作条件の遵守 推奨動作条件は、半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は、全てこの条件の範囲内で保証され ます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を越えて使用すると、信頼性に悪影響を及ぼすことがあります。 本資料に記載されていない項目, 使用条件, 論理組み合わせでの使用は、保証していません。記載されている以外の条件での使用 をお考えの場合は、必ず事前に営業部門までご相談ください。 端子の処理と保護 半導体デバイスには、電源および各種入出力端子があります。これらに対して以下の注意が必要です。 (1) 過電圧・過電流の防止 各端子に最大定格を超える電圧・電流が印加されると、デバイスの内部に劣化が生じ、著しい場合には破壊に至ります。機器の設 計の際には、このような過電圧・過電流の発生を防止してください。 (2) 出力端子の保護 出力端子を電源端子または他の出力端子とショートしたり、大きな容量負荷を接続すると大電流が流れる場合があります。この状 態が長時間続くとデバイスが劣化しますので、このような接続はしないようにしてください。 (3) 未使用入力端子の処理 インピーダンスの非常に高い入力端子は、オープン状態で使用すると動作が不安定になる場合があります。適切な抵抗を介して電 源端子やグランド端子に接続してください。 ラッチアップ 半導体デバイスは、基板上に P 型と N 型の領域を形成することにより構成されます。外部から異常な電圧が加えられた場合、内 部の寄生 PNPN 接合 (サイリスタ構造) が導通して、数百 mA を越える大電流が電源端子に流れ続けることがあります。これを ラッチアップと呼びます。この現象が起きるとデバイスの信頼性を損ねるだけでなく、破壊に至り発熱・発煙・発火の恐れもあ ります。これを防止するために、以下の点にご注意ください。 (1) 最大定格以上の電圧が端子に加わることが無いようにしてください。異常なノイズ, サージ等にも注意してください。 (2) 電源投入シーケンスを考慮し、異常な電流が流れないようにしてください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 34 of 122 MB9B160L シリーズ 安全等の規制と規格の遵守 世界各国では、安全や、電磁妨害等の各種規制と規格が設けられています。お客様が機器を設計するに際しては、これらの規制 と規格に適合するようお願いします。 フェイル・セーフ設計 半導体デバイスは、ある確率で故障が発生します。半導体デバイスが故障しても、結果的に人身事故, 火災事故, 社会的な損害を 生じさせないよう、お客様は、装置の冗長設計, 延焼対策設計, 過電流防止設計, 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 用途に関する注意 本資料に記載された製品は、通常の産業用, 一般事務用, パーソナル用, 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設 計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、社会的に重大な影響を与えかつ 直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途 (原子力施設における核反応制御, 航空機自動飛行制御,航空交通管制, 大量輸 送システムにおける運行制御, 生命維持のための医療機器, 兵器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高 い信頼性が要求される用途 (海底中継器, 宇宙衛星をいう) に使用されるよう設計・製造されたものではありません。当社は、こ れらの用途に当該製品が使用されたことにより発生した損害などについては、責任を負いかねますのでご了承ください。 6.2 パッケージ実装上の注意事項 パッケージには、リード挿入形と表面実装形があります。いずれの場合も、はんだ付け時の耐熱性に関する品質保証は,当社の推 奨する条件での実装に対してのみ適用されます。実装条件の詳細については営業部門までお問い合わせください。 リード挿入形 リード挿入形パッケージのプリント板への実装方法は、プリント板へ直接はんだ付けする方法とソケットを使用してプリント板 に実装する方法とがあります。 プリント板へ直接はんだ付けする場合は、プリント板のスルーホールにリード挿入後、噴流はんだによるフローはんだ方法 (ウェーブソルダリング法) が一般的に使用されます。この場合、はんだ付け実装時には、通常最大定格の保存温度を上回る熱ス トレスがリード部分に加わります。当社の実装推奨条件で実装してください。 ソケット実装方法でご使用になる場合、ソケットの接点の表面処理と IC のリードの表面処理が異なるとき、長時間経過後、接触 不良を起こすことがあります。このため、ソケットの接点の表面処理と IC のリードの表面処理の状態を確認してから実装するこ とをお勧めします。 表面実装形 表面実装形パッケージは、リード挿入形と比較して、リードが細く薄いため、リードが変形し易い性質をもっています。また、 パッケージの多ピン化に伴い、リードピッチも狭く、リード変形によるオープン不良や、はんだブリッジによるショート不良が 発生しやすいため、適切な実装技術が必要となります。 当社ははんだリフロー方法を推奨し、製品ごとに実装条件のランク分類を実施しています。当社推奨のランク分類に従って実装 してください。 鉛フリーパッケージ BGA パッケージの Sn-Ag-Cu 系ボール品を Sn-Pb 共晶はんだにて実装した場合、使用状況により接合強度が低下することがあり ますのでご注意願います。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 35 of 122 MB9B160L シリーズ 半導体デバイスの保管について プラスチックパッケージは樹脂でできているため、自然の環境に放置することにより吸湿します。吸湿したパッケージに実装時 の熱が加わった場合、界面剥離発生による耐湿性の低下やパッケージクラックが発生することがあります。以下の点にご注意く ださい。 (1) 急激な温度変化のある所では製品に水分の結露が起こります。このような環境を避けて、温度変化の少ない場所に保管して ください。 (2) 製品の保管場所はドライボックスの使用を推奨します。相対湿度 70%RH 以下, 温度 5°C~30°C で保管をお願いします。ドラ イパッケージを開封した場合には湿度 40%~70%RH を推奨いたします。 (3) 当社では必要に応じて半導体デバイスの梱包材として防湿性の高いアルミラミネート袋を用い、乾燥剤としてシリカゲルを 使用しております。半導体デバイスはアルミラミネート袋に入れて密封して保管してください。 (4) 腐食性ガスの発生する場所や塵埃の多い所は避けてください。 ベーキングについて 吸湿したパッケージはベーキング (加熱乾燥) を実施することにより除湿することが可能です。 ベーキングは、当社の推奨する条件で実施してください。 条件:125°C/24 時間 静電気 半導体デバイスは静電気による破壊を起こしやすいため、以下の点についてご注意ください。 (1) 作業環境の相対湿度は 40 % ~ 70%RH にしてください。 除電装置 (イオン発生装置) の使用なども必要に応じて検討してください。 (2) 使用するコンベア, 半田槽, 半田ゴテ, および周辺付帯設備は大地に接地してください。 (3) 人体の帯電防止のため、指輪または腕輪などから高抵抗 (1 MΩ 程度) で大地に接地したり、導電性の衣服・靴を着用し、床 に導電マットを敷くなど帯電電荷を最小限に保つようにしてください。 (4) 治具, 計器類は, 接地または帯電防止化を実施してください。 (5) 組立完了基板の収納時、発泡スチロールなどの帯電し易い材料の使用は避けてください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 36 of 122 MB9B160L シリーズ 6.3 使用環境に関する注意事項 半導体デバイスの信頼性は、先に述べました周囲温度とそれ以外の環境条件にも依存します。ご使用にあたっては、以下の点に ご注意ください。 (1) 湿度環境 高湿度環境下での長期の使用は、デバイス自身だけでなくプリント基板等にもリーク性の不具合が発生する場合があります。高湿 度が想定される場合は、防湿処理を施す等の配慮をお願いします。 (2) 静電気放電 半導体デバイスの直近に高電圧に帯電したものが存在すると、放電が発生し誤動作の原因となることがあります。 このような場合、帯電の防止または放電の防止の処置をお願いします。 (3) 腐食性ガス, 塵埃, 油 腐食性ガス雰囲気中や、塵埃, 油等がデバイスに付着した状態で使用すると、化学反応によりデバイスに悪影響を及ぼす場合があ ります。このような環境下でご使用の場合は、防止策についてご検討ください。 (4) 放射線・宇宙線 一般のデバイスは、設計上、放射線, 宇宙線にさらされる環境を想定しておりません。したがって、これらを遮蔽してご使用くだ さい。 (5) 発煙・発火 樹脂モールド型のデバイスは、不燃性ではありません。発火物の近くでは、ご使用にならないでください。発煙・発火しますと、 その際に毒性を持ったガスが発生する恐れがあります。 その他、特殊な環境下でのご使用をお考えの場合は、営業部門にご相談ください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 37 of 122 MB9B160L シリーズ 7. デバイス使用上の注意 電源端子について VCC, VSS 端子が複数ある場合、デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するためにデバイス内部で同電位にすべき ものどうしを接続してありますが、不要輻射の低減・グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作の防止・総出力電流 規格を遵守などのために、必ずそれらすべてを外部で電源およびグランドに接続してください。また、電流供給源からできる限 り低インピーダンスで本デバイスの各電源端子と GND 端子に接続してください。 さらに、本デバイスの近くで各電源端子 と GND 端子の間に 0.1 μF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして 接続することを推奨します。 電源端子について 電源電圧の変動が VCC の推奨動作条件内においても、急激な変化があると誤動作することがあります。安定化の基準として VCC は、商用周波数 (50 Hz~60 Hz) におけるリプル変動(ピークピーク値) を推奨動作条件内の 10%以内にしてください。かつ電源 切換えによる瞬間変動の過渡変動率は 0.1 V/μs 以下にしてください。 水晶発振回路について X0/X1, X0A/X1A 端子の近辺のノイズは本デバイスの誤動作の原因となります。X0/X1, X0A/X1A 端子および水晶発振子さらにグ ランドへのバイパスコンデンサはできる限り近くに配置するようにプリント板を設計してください。 また、X0/X1, X0A/X1A 端子の周りをグランドで囲むようなプリント板アートワークは安定した動作を期待できるため、強く推 奨します。 実装基板にて、使用する水晶振動子の発振評価を実施してください。 サブクロック用水晶振動子について 本シリーズのサブクロック発振回路は消費電流を低く抑えた設計を行っており、増幅度が低い回路となっています。安定した発 振をさせるためサブクロック用水晶振動子には、以下の条件を満たす水晶振動子の使用を推奨します。 表面実装タイプ サイズ: 負荷容量: 3.2 mm × 1.5 mm 以上 6 pF~7 pF 程度 リードタイプ 負荷容量: 6 pF~7 pF 程度 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 38 of 122 MB9B160L シリーズ 外部クロック使用時の注意 メインクロックの入力として外部クロックを使用する場合は、X0/X1 端子を外部クロック入力に設定し、X0 端子にクロックを入 力してください。X1(PE3)端子は汎用 I/O ポートとして使用できます。 同様にサブクロックの入力として外部クロックを使用する場合は、X0A/X1A 端子を外部クロック入力に設定し、X0A 端子にク ロックを入力してください。X1A(P47)端子は汎用 I/O ポートとして使用できます。 ・外部クロック使用例 本デバイス X0(X0A) 外部クロック入力に 設定 汎用 I/O ポートとし て使用可能 X1(PE3), X1A(P47) 2 マルチファンクションシリアル端子を I C 端子として使用する場合の扱いについて 2 マルチファンクションシリアル端子を I C 端子として使用する場合、デジタル出力 P-ch トランジスタは常にディセーブルです。 しかし、I2C 端子もほかの端子と同様に、デバイスの電気的特性を守り、電源をオフにしたまま外部 I2C バスシステムへ接続して はいけません。 C 端子について 本シリーズはレギュレータを内蔵しています。必ず C 端子と GND 端子の間にレギュレータ用の平滑コンデンサ(CS)を接続して ください。平滑コンデンサにはセラミックコンデンサまたは同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。 なお、積層セラミックコンデンサは、温度による容量値の変化幅に特性(F 特性, Y5V 特性)を持つものがあります。コンデンサの 温度特性を確認し、使用条件において規格値を満たすコンデンサを使用してください。 本シリーズでは 4.7 μF 程度の平滑コンデンサを推奨します。 C 本デバイス CS VSS GND モード端子(MD0)について モード端子(MD0)は VCC 端子または VSS 端子に直接接続してください。内蔵フラッシュメモリ書換えなどの目的で、モード端 子レベルを変更できるようにプルアップまたはプルダウンをする場合には、ノイズによりデバイスが意図せずテストモードに入 るのを防止するため、プルアップまたはプルダウンに使用する抵抗値はできるだけ低く抑えると共に、モード端子から VCC 端 子または VSS 端子への距離を最小にし、できるだけ低インピーダンスで接続するようにプリント基板を設計してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 39 of 122 MB9B160L シリーズ 電源投入時について 電源を投入/切断する際は同時か、あるいは次の順番で投入/切断を行ってください。 なお、A/D コンバータおよび D/A コンバータを使用しない場合でも、AVCC = VCC レベル, AVSS = VSS レベルに接続してくだ さい。 投入時: VBAT → VCC VCC → AVCC → AVRH 切断時: VCC → VBAT AVRH → AVCC → VCC シリアル通信について シリアル通信においては、ノイズなどにより間違ったデータを受信する可能性があります。そのため、ノイズを抑えるボードの 設計をしてください。 また、万が一ノイズなどの影響により誤ったデータを受信した場合を考慮し、最後にデータのチェックサムなどを付加してエ ラー検出を行ってください。エラーが検出された場合には、再送を行うなどの処理をしてください。 メモリサイズの異なる製品間およびフラッシュメモリ製品と MASK 製品の特性差について メモリサイズの異なる製品間およびフラッシュメモリ製品と MASK 製品ではチップレイアウトやメモリ構造の違いにより消費 電流や ESD, ラッチアップ, ノイズ特性, 発振特性等を含めた電気的特性が異なります。 お客様にて同一シリーズの別製品に切り換えて使用する際は、電気的特性の評価を行ってください。 5V トレラント I/O のプルアップ機能について 5V トレラント I/O のプルアップ機能使用時は VCC 電圧以上の信号を入力してはいけません。 デバッグ機能を兼用している端子について TDO/TMS/TDI/TCK/TRSTX, SWO/SWDIO/SWCLK と兼用している端子は出力のみで使用してください。入力として使用してはい けません。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 40 of 122 MB9B160L シリーズ 8. ブロックダイヤグラム MB9BF164K/L, F165K/L, F166K/L TRSTX,TCK, TDI,TMS TDO SRAM0 16/24/32 Kbytes SWJ-DP ROM Table Multi-layer AHB (Max 160 MHz) Cortex-M4F Core I @160 MHz(Max) D FPU MPU NVIC Sys AHB-APB Bridge: APB0(Max 80 MHz) Dual-Timer Watchdog Timer (Software) Clock Reset Generator INITX Watchdog Timer (Hardware) SRAM1 8/12/16 Kbytes SRAM2 8/12/16 Kbytes MainFlash I/F Trace Buffer (16 Kbytes) Security WorkFlash I/F MainFlash 512 Kbytes/ 384 Kbytes/ 256 Kbytes WorkFlash 32 Kbytes DMAC 8ch. CSV DSTC AHB-AHB Bridge CLK Source Clock X0 X1 X0A X1A Main Osc PLL VBAT Domain Sub Osc CR 100 kHz CR 4 MHz GPIO PIN-FunctionCtrl P0x, P1x, . . . PEx CROUT ADTGx TIOAx TIOBx AINx BINx ZINx QPRC 1ch. FRCKx 16-bit Input Capture 4ch. 16-bit Free-run Timer 3ch. 16-bit Output Compare 6ch. DTTIxX RTOxx IRQ-Monitor Watch Counter Deep Standby Ctrl WKUPx Peripheral Clock Gating Low-speed CR Prescaler VBAT Domain Real-Time Clock Port Ctrl. VWAKEUP VREGCTL RTCCO, SUBOUT External Interrupt Controller 16pin + NMI INTxx NMIX MODE-Ctrl MD0, MD1 Multi-function Serial I/F 6ch. HW flow control(ch.4) SCKx SINx SOTx CTS4 RTS4 12-bit D/A Converter 2units DAx 16-bit PPG 3ch. Document Number: 002-04978 Rev.*A C CRC Accelerator Waveform Generator 3ch. Multi-function Timer × 2 LVD Regulator Base Timer 16-bit 16ch./ 32-bit 8ch. A/D Activation Compare 6ch. ICxx LVD Ctrl Unit 1 AHB-APB Bridge : APB2 (Max 80 MHz) ANxx Power-On Reset 12-bit A/D Converter Unit 0 AHB-APB Bridge : APB1 (Max 160 MHz) AVCC, AVSS, AVRH Page 41 of 122 MB9B160L シリーズ 9. メモリサイズ メモリサイズについては、 「1. 品種構成」の「メモリサイズ」を参照してください。 10. メモリマップ メモリマップ (1) Peripherals Area 0x41FF_FFFF Reserved 0x4007_0000 0x4006_F000 GPIO Reserved 0xFFFF_FFFF Reserved 0xE010_0000 0xE000_0000 Cortex-M4F Private Peripherals 0x4006_2000 0x4006_1000 0x4006_0000 DSTC DMAC Reserved External Device Area 0x6000_0000 Reserved 0x4400_0000 0x4200_0000 32 Mbytes Bit band alias Peripherals 0x4000_0000 Reserved 0x2400_0000 0x2200_0000 32 Mbytes Bit band alias Reserved 0x2010_0000 0x200E_0000 0x200C_0000 メモリサイズの 詳細は 次項の「●メモリマップ(2)」 を参照してください。 0x2004_4000 0x2004_0000 0x2003_C000 0x2000_0000 0x1FFF_8000 0x0050_0000 0x0040_0000 WorkFlash I/F WorkFlash Reserved SRAM2 SRAM1 Reserved SRAM0 Reserved Security/CR Trim MainFlash 0x0000_0000 0x4003_C800 0x4003_C100 Peripheral Clock Gating 0x4003_C000 Low Speed CR Prescaler 0x4003_B000 RTC/Port Ctrl 0x4003_A000 Watch Counter 0x4003_9000 CRC 0x4003_8000 MFS 0x4003_6000 0x4003_5000 0x4003_4000 0x4003_3000 0x4003_2000 0x4003_1000 0x4003_0000 0x4002_F000 0x4002_E000 0x4002_8000 0x4002_7000 0x4002_6000 0x4002_5000 0x4002_4000 0x4002_2000 0x4002_1000 0x4002_0000 0x4001_6000 0x4001_5000 0x4001_3000 0x4001_2000 0x4001_1000 0x4001_0000 0x4000_1000 0x4000_0000 Document Number: 002-04978 Rev.*A Reserved LVD/DS mode Reserved D/AC Reserved Int-Req.Read EXTI Reserved CR Trim Reserved A/DC QPRC Base Timer PPG Reserved MFT Unit1 MFT Unit0 Reserved Dual Timer Reserved SW WDT HW WDT Clock/Reset Reserved MainFlash I/F Page 42 of 122 MB9B160L シリーズ メモリマップ (2) MB9BF166K/L 0x2008_0000 MB9BF165K/L 0x2008_0000 Reserved 0x200C_8000 0x200C_0000 0x2008_0000 Reserved 0x200C_8000 WorkFlash 32 Kbytes MB9BF164K/L 0x200C_0000 Reserved Reserved 0x200C_8000 WorkFlash 32 Kbytes 0x200C_0000 Reserved 0x2004_4000 WorkFlash 32 Kbytes Reserved 0x2004_3000 SRAM2 16 Kbytes 0x2004_0000 0x2004_0000 SRAM1 16 Kbytes 0x2003_D000 SRAM2 12 Kbytes SRAM1 12 Kbytes 0x2004_2000 0x2004_0000 0x2003_E000 SRAM2 8 Kbytes SRAM1 8 Kbytes 0x2003_C000 0x2000_0000 0x2000_0000 SRAM0 32 Kbytes Reserved Reserved Reserved 0x1FFF_A000 0x2000_0000 SRAM0 24 Kbytes 0x1FFF_C000 SRAM0 16 Kbytes 0x1FFF_8000 0x0050_0000 0x0040_2000 0x0040_0000 0x0050_0000 CR trimming Security Reserved Reserved Reserved 0x0040_2000 0x0040_0000 0x0050_0000 CR trimming Security 0x0040_2000 0x0040_0000 CR trimming Security Reserved Reserved 0x0008_0000 Reserved 0x0006_0000 MainFlash 512 Kbytes 0x0000_0000 Document Number: 002-04978 Rev.*A 0x0004_0000 MainFlash 384 Kbytes 0x0000_0000 MainFlash 256 Kbytes 0x0000_0000 Page 43 of 122 MB9B160L シリーズ ペリフェラル・アドレスマップ スタート アドレス エンド アドレス 0x4000_0000 0x4000_1000 0x4001_0000 0x4001_1000 0x4001_2000 0x4001_3000 0x4001_5000 0x4001_6000 0x4002_0000 0x4002_1000 0x4002_2000 0x4002_4000 0x4002_5000 0x4002_6000 0x4002_7000 0x4002_8000 0x4002_E000 0x4002_F000 0x4003_0000 0x4003_1000 0x4003_2000 0x4003_3000 0x4003_4000 0x4003_5000 0x4003_5800 0x4003_6000 0x4003_8000 0x4003_9000 0x4003_A000 0x4003_B000 0x4003_C000 0x4003_C100 0x4003_C800 0x4004_0000 0x4006_0000 0x4006_1000 0x4006_2000 0x4006_F000 0x4006_7000 0x200E_0000 0x4000_0FFF 0x4000_FFFF 0x4001_0FFF 0x4001_1FFF 0x4001_2FFF 0x4001_4FFF 0x4001_5FFF 0x4001_FFFF 0x4002_0FFF 0x4002_1FFF 0x4003_FFFF 0x4002_4FFF 0x4002_5FFF 0x4002_6FFF 0x4002_7FFF 0x4002_DFFF 0x4002_EFFF 0x4002_FFFF 0x4003_0FFF 0x4003_1FFF 0x4003_4FFF 0x4003_3FFF 0x4003_4FFF 0x4003_57FF 0x4003_5FFF 0x4003_7FFF 0x4003_8FFF 0x4003_9FFF 0x4003_AFFF 0x4003_BFFF 0x4003_C0FF 0x4003_C7FF 0x4003_FFFF 0x4005_FFFF 0x4006_0FFF 0x4006_1FFF 0x4006_EFFF 0x4006_FFFF 0x41FF_FFFF 0x200E_FFFF Document Number: 002-04978 Rev.*A バス AHB APB0 APB1 APB2 AHB 周辺機能 MainFlash I/F レジスタ 予約 クロック・リセット制御 ハードウェアウォッチドッグタイマ ソフトウェアウォッチドッグタイマ 予約 デュアルタイマ 予約 多機能タイマ unit0 多機能タイマ unit1 予約 PPG ベースタイマ クアッドカウンタ A/D コンバータ 予約 内蔵 CR トリミング 予約 外部割込み 割込み要因確認レジスタ 予約 D/A コンバータ 予約 低電圧検出 ディープスタンバイ制御部 予約 マルチファンクションシリアル CRC 時計カウンタ RTC/Port Ctrl 低速 CR 補正 周辺クロック停止 予約 予約 DMAC レジスタ DSTC レジスタ 予約 GPIO 予約 WorkFlash I/F レジスタ Page 44 of 122 MB9B160L シリーズ 11. 各 CPU ステートにおける端子状態 端子の状態として使用している語句は、以下の意味を持ちます。 INITX=0 INITX 端子が"L"レベルの期間です。 INITX=1 INITX 端子が"H"レベルの期間です。 SPL=0 スタンバイモードコントロールレジスタ(STB_CTL)のスタンバイ端子レベル設定ビット(SPL)が"0"に設定された状態です。 SPL=1 スタンバイモードコントロールレジスタ(STB_CTL)のスタンバイ端子レベル設定ビット(SPL)が"1"に設定された状態です。 入力可 入力機能が使用可能な状態です。 内部入力"0"固定 入力機能が使用できない状態です。内部入力は"L"に固定されます。 Hi-Z 端子駆動用トランジスタを駆動禁止状態にし、端子を Hi-Z にします。 設定不可 設定できません。 直前状態保持 本モードに遷移する直前の状態を保持します。 内蔵されている周辺機能が動作中であれば、その周辺機能にしたがいます。 ポートとして使用している場合は、その状態を保持します。 アナログ入力可 アナログ入力が許可されています。 トレース出力 トレース機能が使用可能な状態です。 GPIO 選択 ディープスタンバイモード時、汎用 I/O ポートに切り換わります。 設定禁止 仕様制限により設定禁止です。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 45 of 122 MB9B160L シリーズ 端子状態一覧表 端 子 状 態 形 式 グループ 機能名 パワーオン リセット または 低電圧検出 状態 電源不安 定 ‐ ‐ INITX 入力 状態 デバイス 内部 リセット 状態 電源安定 ランモード または スリープ モード 状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード 状態 ディープスタンバイ RTC モード または ディープスタンバイ ストップモード 状態 ディープ スタンバイ モード 復帰直後 状態 電源安定 電源安定 電源安定 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 Hi-Z/ 内部入 直前状態 力 保持 "0"固定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 Hi-Z/ GPIO 選 内部入 択 力 内部入力 "0"固定 "0"固定 INITX=1 - INITX=0 ‐ INITX=1 ‐ INITX=1 ‐ GPIO 選択時 設定不可 設定不 可 設定不 可 直前状態 保持 メイン水晶 発振入力端子 / 外部メイン クロック入力 選択時 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 設定不可 設定不 可 設定不 可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 GPIO 選択 外部メイン クロック入力 選択時 設定不可 設定不 可 設定不 可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 直前状態 保持 メイン水晶 発振出力端子 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 または 入力可 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 C INITX 入力端子 プルアッ プ/ 入力可 プルア ップ/ 入力可 プルア ップ/ 入力可 プルアップ / 入力可 プルアッ プ/ 入力可 プルア ップ/ 入力可 プルアッ プ/ 入力可 プルア ップ/ 入力可 プルアッ プ/ 入力可 D モード 入力端子 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 モード 入力端子 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 GPIO 選択時 設定不可 設定不 可 設定不 可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 入力可 GPIO 選 択 Hi-Z/ 入力可 GPIO 選択 A GPIO 選択時 B E Document Number: 002-04978 Rev.*A GPIO 選択 直前状態保持/ 発振停止時*1 は Hi-Z / 内部入力"0"固定 Page 46 of 122 MB9B160L シリーズ 端 子 状 態 形 式 グループ 機能名 電源不安 定 ‐ ‐ NMIX 選択時 F パワーオン リセット または 低電圧検出 状態 設定不可 上記以外の リソース選択 時 Hi-Z INITX 入力 状態 デバイス 内部 リセット 状態 電源安定 INITX=0 ‐ INITX=1 ‐ 設定不 可 設定不 可 Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 プルア ップ/ 入力可 プルア ップ/ 入力可 ランモード または スリープ モード 状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード 状態 ディープスタンバイ RTC モード または ディープスタンバイ ストップモード 状態 ディープ スタンバイ モード 復帰直後 状態 電源安定 電源安定 電源安定 電源安定 INITX=1 ‐ INITX=1 SPL=0 SPL=1 直前状 態 保持 INITX=1 SPL=0 SPL=1 INITX=1 - 直前状態 保持 直前状態 保持 GPIO 選択時 JTAG 選択時 Hi-Z G GPIO 選択時 設定不可 設定不 可 設定不 可 設定不可 設定不 可 設定不 可 アナログ出力 選択時 上記以外の リソース選択 時 直前状態 保持 *2 外部割込み 許可選択時 J 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 設定不可 設定不 可 設定不 可 直前状態 保持 K 上記以外の リソース選択 時 Hi-Z GPIO 選択時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状 態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 GPIO 選択 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 GPIO 選択 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 GPIO 選択 *3 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 直前状 態 保持 直前状態 保持 WKUP 入力可 直前状 態 保持 直前状 態 保持 GPIO 選択時 外部割込み 許可選択時 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 GPIO 選択 Hi-Z/ WKUP 入力可 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 Page 47 of 122 MB9B160L シリーズ 端 子 状 態 形 式 グループ 機能名 パワーオン リセット または 低電圧検出 状態 電源不安 定 ‐ ‐ アナログ入力 選択時 デバイス 内部 リセット 状態 電源安定 ランモード または スリープ モード 状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード 状態 ディープスタンバイ RTC モード または ディープスタンバイ ストップモード 状態 ディープ スタンバイ モード 復帰直後 状態 電源安定 電源安定 電源安定 電源安定 INITX=1 ‐ INITX=1 SPL=0 SPL=1 Hi-Z/ 内部入 Hi-Z/ 内部入力 力 "0"固定/ "0"固定/ アナログ アナロ 入力可 グ 入力可 INITX=1 SPL=0 SPL=1 Hi-Z/ 内部入 Hi-Z/ 内部入力 力 "0"固定/ "0"固定/ アナログ アナロ 入力可 グ 入力可 INITX=1 - INITX=0 ‐ Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 INITX=1 ‐ Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 設定不可 設定不 可 設定不 可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 GPIO 選択 Hi-Z Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 GPIO 選択 Hi-Z L 上記以外の リソース選択 時 INITX 入力 状態 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 GPIO 選択時 アナログ入力 選択時 M 直前状 態 保持 外部割込み 許可選択時 上記以外の リソース選択 時 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 設定不可 GPIO 選択時 Document Number: 002-04978 Rev.*A 設定不 可 設定不 可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 Page 48 of 122 MB9B160L シリーズ 端 子 状 態 形 式 グループ 機能名 アナログ入力 選択時 O パワーオン リセット または 低電圧検出 状態 電源不安 定 ‐ ‐ Hi-Z WKUP 許可 時 外部割込み 許可選択時 上記以外の リソース選択 時 設定不可 INITX 入力 状態 デバイス 内部 リセット 状態 電源安定 INITX=0 ‐ Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 INITX=1 ‐ Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 設定不 可 設定不 可 Hi-Z Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 Hi-Z Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 ランモード または スリープ モード 状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード 状態 電源安定 電源安定 INITX=1 ‐ INITX=1 SPL=0 SPL=1 Hi-Z/ 内部入 Hi-Z/ 内部入力 力 "0"固定/ "0"固定/ アナログ アナロ 入力可 グ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 直前状 態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 GPIO 選択時 アナログ入力 選択時 P WKUP 許可 時 上記以外の リソース選択 時 設定不可 設定不 可 設定不 可 直前状態 保持 直前状態 保持 GPIO 選択時 WKUP 許可 時 Q 外部割込み許 可 選択時 上記以外の リソース選択 時 設定不可 設定不 可 Hi-Z GPIO 選択時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 直前状 態 保持 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 直前状 態 保持 設定不 可 直前状態 保持 Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 ディープスタンバイ RTC モード または ディープスタンバイ ストップモード 状態 電源安定 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 Hi-Z/ 内部入 Hi-Z/ 内部入力 力 "0"固定/ "0"固定/ アナログ アナロ 入力可 グ 入力可 WKUP WKUP 入力可 入力可 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 WKUP 入力可 ディープ スタンバイ モード 復帰直後 状態 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定/ アナロ グ 入力可 Hi-Z/ WKUP 入力可 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 WKUP 入力可 Hi-Z/ WKUP 入力可 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 INITX=1 ‐ Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 GPIO 選択 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 GPIO 選択 GPIO 選択 Page 49 of 122 MB9B160L シリーズ 端 子 状 態 形 式 R グループ 機能名 GPIO 選択時 パワーオン リセット または 低電圧検出 状態 電源不安 定 ‐ ‐ Hi-Z INITX 入力 状態 デバイス 内部 リセット 状態 電源安定 ランモード または スリープ モード 状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード 状態 電源安定 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 INITX=0 ‐ INITX=1 ‐ INITX=1 ‐ Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 ディープスタンバイ RTC モード または ディープスタンバイ ストップモード 状態 電源安定 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 ディープ スタンバイ モード 復帰直後 状態 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 INITX=1 ‐ GPIO 選択 *1: サブタイマ, 低速 CR タイマモード, ストップモード, RTC モード, ディープスタンバイ RTC モード, ディープスタンバイス トップモードは発振が停止します。 *2: タイマモード状態は直前状態保持、RTC モードまたはストップモード状態は GPIO 選択/内部入力"0"固定です。 *3: タイマモード状態は直前状態保持、RTC モードまたはストップモード状態は Hi-Z/内部入力"0"固定です。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 50 of 122 MB9B160L シリーズ VBAT 端子状態形式 VBAT ドメイン端子状態一覧表 S グルー プ 機能名 VBAT パワー オン リセッ ト INITX 入力 状態 デバイス 内部 リセット 状態 ランモー ド または スリープ モード 状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード 状態 ディープスタンバイ RTC モード または ディープスタンバイ ストップモード 状態 ディープ スタンバ イ モード 復帰直後 状態 VBAT RTC モード 状態 VBAT RTC モード 復帰直 後 状態 電源不 安定 電源安 定 電源安 定 電源安 定 電源安定 電源安定 電源安定 電源 安定 電源 安定 ‐ INITX=0 INITX=1 INITX=1 INITX=1 INITX=1 INITX=1 - - ‐ ‐ ‐ ‐ SPL=1 SPL=0 SPL=1 - - - Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 GPIO 選 択 設定 禁止 - GPIO 選択時 設定不 可 設定不 可 設定不 可 直前 状態 保持 直前 状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 サブ 水晶 発振 入力 端子/ 外部 サブ クロッ ク入力 選択時 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 直前 状態 保持 直前 状態 保持 GPIO 選択時 設定不 可 設定不 可 設定不 可 直前 状態 保持 直前 状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 GPIO 選 択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 GPIO 選 択 設定 禁止 - 外部 サブ クロッ ク入力 選択時 設定不 可 設定不 可 設定不 可 直前 状態 保持 直前 状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 直前状態 保持 直前 状態 保持 直前 状態 保持 直前状態 保持/ 発振 停止時* は Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 直前状態 保持/ 発振 停止時* は Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 直前状態 保持/ 発振 停止時* は Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 直前状態 保持/ 発振 停止時* は Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 直前 状態 保持 直前 状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 直前 状態 保持 直前 状態 保持 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 または 入力可 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 直前 状態 保持 直前状 態 保持/ 発振 停止時* は Hi-Z/ 内部入 力 "0"固定 Hi-Z 直前 状態 保持 直前 状態 保持 直前 状態 保持 直前 状態 保持 T サブ 水晶 発振出 力端子 U SPL=0 リソー ス 選択時 GPIO 選択時 *: ストップモード, ディープスタンバイストップモードは発振が停止します。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 51 of 122 MB9B160L シリーズ 12. 電気的特性 12.1 絶対最大定格 項目 記号 電源電圧*1 ,*2 電源電圧(VBAT) *1 ,*3 アナログ電源電圧*1 ,*4 アナログ基準電圧*1 ,*4 入力電圧*1 定格値 VCC VSS - 0.5 VSS + 6.5 V VBAT AVCC AVRH VSS - 0.5 VSS - 0.5 VSS - 0.5 VSS + 6.5 VSS + 6.5 VSS + 6.5 VCC + 0.5 (≦6.5V) V V V VSS + 6.5 AVCC + 0.5 (≦6.5V) VCC + 0.5 (≦6.5V) 10 20 20 22.4 4 8 12 20 100 50 - 10 V mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA 4mA タイプ 8mA タイプ 12mA タイプ I2C Fm+ 4mA タイプ 8mA タイプ 12mA タイプ I2C Fm+ - 20 - 20 -4 -8 - 12 - 100 - 50 + 150 mA mA mA mA mA mA mA °C 8mA タイプ 12mA タイプ 4mA タイプ 8mA タイプ 12mA タイプ VSS - 0.5 VSS - 0.5 アナログ端子入力電圧*1 VIA VSS - 0.5 出力電圧*1 VO VSS - 0.5 "L"レベル最大出力電流* IOL - "L"レベル平均出力電流*6 IOLAV - ∑IOL ∑IOLAV - "L"レベル最大総出力電流 "L"レベル平均総出力電流*7 5 備考 最大 VI 5 単位 最小 "H"レベル最大出力電流* IOH - "H"レベル平均出力電流*6 IOHAV - ∑IOH "H"レベル最大総出力電流 "H"レベル平均総出力電流*7 ∑IOHAV TSTG 保存温度 *1 : VSS = AVSS = 0V を基準にした値です。 - 55 V 5V トレラント V V 4mA タイプ *2 : VCC は VSS - 0.5V より低くなってはいけません。 *3 : VBAT は VSS - 0.5V より低くなってはいけません。 *4 : 電源投入時など VCC + 0.5V を超えてはいけません。 *5 : 最大出力電流は、該当する端子 1 本のピーク値を規定します。 *6 : 平均出力電流は、該当する端子 1 本に流れる電流の 100ms の期間内での平均電流を規定します。 *7 : 平均総出力電流は、該当する端子すべてに流れる電流の 100ms の期間内での平均電流を規定します。 <注意事項> − 絶対最大定格を超えるストレス (電圧, 電流, 温度など) の印加は、半導体デバイスを破壊する可能性があります。したがって、 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 52 of 122 MB9B160L シリーズ 12.2 推奨動作条件 項目 記号 条件 電源電圧 VCC 電源電圧(VBAT) 規格値 単位 最小 最大 - 2.7 5.5 V VBAT - 2.7 5.5 V アナログ電源電圧 AVCC - 2.7 5.5 V アナログ基準電圧 AVRH - *1 AVCC V ジャンクション温度 Tj - - 40 + 125 °C 周囲温度 TA - - 40 *2 °C 動作温度 備考 AVCC=VCC *1 : アナログ基準電圧は、コンペアクロック周期によって規格値が異なります。 詳細は 「5. 12 ビット A/D コンバータ」を参照してください。 *2 : 周囲温度(TA)の最大温度は、ジャンクション温度(Tj)を超えない範囲まで保証可能です。 周囲温度(TA)の計算式を以下に示します。 TA(Max) = Tj(Max) - Pd(Max) × θja Pd: 消費電力(W) θja: パッケージ熱抵抗(°C/W) Pd(Max) = VCC × ICC (Max) + Σ (IOL×VOL) + Σ ((VCC-VOH) × (- IOH)) IOL: "L"レベル出力電流 IOH: "H"レベル出力電流 VOL: "L"レベル出力電圧 VOH: "H"レベル出力電圧 各パッケージにおけるパッケージ熱抵抗と最大許容電力を以下に示します。 半導体デバイスは最大許容電力以下で動作が保証されます。 パッケージ熱抵抗と最大許容電力表 FPT-48P-M49 (0.5mm pitch) LCC-48P-M73 (0.5mm pitch) FPT-64P-M38 (0.5mm pitch) FPT-64P-M39 (0.65mm pitch) LCC-64P-M24 (0.5mm pitch) 最大許容電力(mW) 基板 熱抵抗 θja (°C/W) TA=+85°C TA=+105°C 単層両面 4層 単層両面 4層 単層両面 4層 単層両面 4層 単層両面 4層 87 53 30 24 70 45 61 40 24 21 460 755 1333 1667 571 889 656 1000 1667 1905 230 377 667 833 286 444 328 500 833 952 パッケージ <注意事項> 1. 推奨動作条件は、半導体デバイスの正常な動作を確保するための条件です。電気的特性の規格値は、すべてこの条件の範囲内 で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると、信頼性に悪影響を及ぼすことがあ ります。 データシートに記載されていない項目, 使用条件, 論理の組合せでの使用は、保証していません。記載されている以外の条件 での使用をお考えの場合は、必ず事前に営業部門までご相談ください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 53 of 122 MB9B160L シリーズ 消費電力(Pd)の算出方法 消費電力は以下の式で表されます。 Pd = VCC × ICC + Σ (IOL × VOL) + Σ ((VCC - VOH) × (- IOH)) IOL: "L"レベル出力電流 IOH: "H"レベル出力電流 VOL: "L"レベル出力電圧 VOH: "H"レベル出力電圧 ICC はデバイス内で消費される電流です。 以下に分解できます。 ICC = ICC(INT) + ΣICC(IO) ICC(INT): レギュレータを通して内部 Logic, メモリなどで消費される電流 ΣICC(IO): 出力端子にて消費される電流(I/O スイッチング電流)の合計 ICC(INT)については「3.直流規格」の「(1)電流規格」によって予測できます (本規格の値は端子固定時の値のため、ICC(IO)は含ん でいません)。 ICC(IO)についてはお客様のシステムに依存します。 以下の計算式により算出してください。 ICC(IO) = (CINT + CEXT) × VCC × fsw CINT: CEXT: fSW: 項目 端子内部負荷容量 端子内部負荷容量 出力端子の外部負荷容量 端子スイッチング周波数 記号 CINT 条件 容量値 4mA タイプ 1.93pF 8mA タイプ 3.45pF 12mA タイプ 3.42pF お客様ご自身で消費電力を評価可能な場合には、ICC(Max)の値は以下のように算出してください。 (1) 常温(+25°C)にて電流値 ICC(Typ)を測定 (2) (1)の値に動作時最大リーク電流値 ICC(leak_max)を加算 ICC(Max) = ICC(Typ) + ICC(leak_max) 項目 記号 条件 電流値 動作時最大リーク電流 ICC(leak_max) Tj = +125°C Tj = +105°C Tj = +85°C 28 mA 17 mA 13 mA Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 54 of 122 MB9B160L シリーズ 電流説明図 Pd = VCC×ICC + Σ(IOL×VOL)+Σ((VCC-VOH)×(-IOH)) ICC = ICC(INT)+ΣICC(IO) VCC A ICC Chip ICC(INT) ΣICC(IO) A Regulator VOL V A ・・・ V IOL Flash VOH ・・・ Logic IOH RAM ICC(IO) CEXT ・・・ Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 55 of 122 MB9B160L シリーズ 12.3 直流規格 12.3.1 電流規格 項目 電源電流 項目 電源電流 記号 ICC 記号 ICC 端子名 VCC 端子名 VCC 4 条件 通常動作 (PLL) 周波数* *5, *6 7 条件 通常動作 (PLL) 160 MHz 144 MHz 120 MHz 100 MHz 80 MHz 60 MHz 40 MHz 20 MHz 8 MHz 4 MHz 160 MHz 144 MHz 120 MHz 100 MHz 80 MHz 60 MHz 40 MHz 20 MHz 8 MHz 4 MHz 周波数* *8 160 MHz 144 MHz 120 MHz 100 MHz 80 MHz 60 MHz 40 MHz 20 MHz 8 MHz 4 MHz 160 MHz 144 MHz 120 MHz 100 MHz 80 MHz 60 MHz 40 MHz 20 MHz 8 MHz 4 MHz 規格値 2 最大* 72 67 60 55 48 42 37 31 27 26 58 54 49 46 41 38 33 30 27 26 1 標準* 44 40 34 29 23 18 13 7.7 4.6 3.6 30 27 23 20 16 13 9 5.7 3.7 3 規格値 2 最大* 101 96 88 81 73 65 58 47 39 36 80 75 71 66 61 55 50 42 36 34 1 標準* 64 60 52 46 39 32 25 15 7.8 5.2 47 43 39 35 30 25 20 13 6.7 4.6 単位 備考 mA *3 周辺クロック すべて ON 時 mA *3 周辺クロック すべて OFF 時 単位 備考 mA *3 周辺クロック すべて ON 時 mA *3 周辺クロック すべて OFF 時 *1: TA=+25°C,VCC=3.3V *2: Tj=+125°C,VCC=5.5V *3: 全ポート固定時 *4: 周波数は HCLK の値です。PCLK0=PCLK1=PCLK2=HCLK/2。 *5: フラッシュアクセラレータモード, トレースバッファ機能動作 (FRWTR.RWT = 10, FBFCR.BE = 1)のとき *6: メインフラッシュメモリへのデータアクセスなし。 *7: 周波数は HCLK の値です。PCLK0=PCLK2=HCLK/2, PCLK1=HCLK。 *8: フラッシュアクセラレータモード, トレースバッファ機能停止 (FRWTR.RWT = 10, FBFCR.BE = 0)のとき Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 56 of 122 MB9B160L シリーズ 項目 電源電流 記号 ICC 端子名 VCC 通常動作 (PLL) 規格値 4 条件 周波数* *5 1 2 72 MHz 60 MHz 標準* 41 36 最大* 75 69 48 MHz 31 64 36 MHz 25 57 24 MHz 12 MHz 8 MHz 4 MHz 72 MHz 60 MHz 48 MHz 36 MHz 24 MHz 12 MHz 8 MHz 4 MHz 18 11 8.1 5.4 32 28 24 20 15 9.1 6.9 4.6 50 42 39 37 63 58 54 50 45 38 36 34 単位 備考 mA *3 周辺クロック すべて ON 時 mA *3 周辺クロック すべて OFF 時 *1: TA=+25°C, VCC=3.3V *2: Tj=+125°C, VCC=5.5V *3: 全ポート固定時 *4: 周波数は HCLK の値です。PCLK0=PCLK1=PCLK2=HCLK。 *5: 0 wait-cycle (FRWTR.RWT = 00, FSYNDN.SD = 000)のとき Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 57 of 122 MB9B160L シリーズ 項目 記号 端子名 通常動作 (内蔵高速 CR) 電源電流 ICC 通常動作 (サブ発振) VCC 通常動作 (内蔵低速 CR) 規格値 4 条件 周波数* *5 *5 *5 1 2 単位 備考 標準* 最大* 3.3 29 mA 2.8 29 mA 0.51 27 mA *3 周辺クロック すべて ON 時 0.50 27 mA *3 周辺クロック すべて OFF 時 0.54 27 mA *3 周辺クロック すべて ON 時 0.52 27 mA *3 周辺クロック すべて OFF 時 4 MHz 32 kHz 100 kHz *3 周辺クロック すべて ON 時 *3 周辺クロック すべて OFF 時 *1: TA=+25°C, VCC=3.3V *2: Tj=+125°C, VCC=5.5V *3: 全ポート固定時 *4: 周波数は HCLK の値です。PCLK0=PCLK1=PCLK2=HCLK/2。 *5: 0 wait-cycle (FRWTR.RWT = 00, FSYNDN.SD = 000)のとき Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 58 of 122 MB9B160L シリーズ 項目 電源電流 項目 記号 ICCS 記号 端子名 VCC 端子名 周波数* Sleep 動作 (PLL) 160 MHz 144 MHz 120 MHz 100 MHz 80 MHz 60 MHz 40 MHz 20 MHz 8 MHz 4 MHz 160 MHz 144 MHz 120 MHz 100 MHz 80 MHz 60 MHz 40 MHz 20 MHz 8 MHz 4 MHz 条件 規格値 4 条件 1 5 周波数* 72 MHz 60 MHz 電源電流 ICCS VCC Sleep 動作 (PLL) 2 標準* 最大* 28 25 21 18 15 12 8.8 5.6 3.8 3.2 14 13 11 9.7 8.1 6.7 5.2 3.7 2.9 2.6 58 55 50 46 43 39 36 32 30 29 44 43 40 38 36 34 32 30 29 29 規格値 1 2 標準* 最大* 19 47 16 43 48 MHz 13 40 36 MHz 10 37 24 MHz 12 MHz 8 MHz 4 MHz 72 MHz 60 MHz 48 MHz 36 MHz 24 MHz 12 MHz 8 MHz 4 MHz 7.8 5.2 4.3 3.5 8.8 7.7 6.6 5.5 4.4 3.4 3 2.7 34 31 30 29 36 35 34 32 31 30 29 29 単位 備考 mA *3 周辺クロック すべて ON 時 mA *3 周辺クロック すべて OFF 時 単位 備考 mA *3 周辺クロック すべて ON 時 mA *3 周辺クロック すべて OFF 時 *1: TA=+25°C, VCC=3.3V *2: Tj=+125°C, VCC=5.5V *3: 全ポート固定時 *4: 周波数は HCLK の値です。PCLK0=PCLK1=PCLK2=HCLK/2。 *5: 周波数は HCLK の値です。PCLK0=PCLK1=PCLK2=HCLK。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 59 of 122 MB9B160L シリーズ 項目 記号 端子名 条件 Sleep 動作 (内蔵高速 CR) 電源電流 ICCS VCC Sleep 動作 (サブ発振) Sleep 動作 (内蔵低速 CR) 規格値 4 周波数* 1 2 単位 備考 標準* 最大* 1.3 27 mA 0.91 27 mA 0.49 27 mA 0.48 27 mA 0.51 27 mA *3 周辺クロック すべて ON 時 0.49 27 mA *3 周辺クロック すべて OFF 時 4 MHz 32 kHz 100 kHz *3 周辺クロック すべて ON 時 *3 周辺クロック すべて OFF 時 *3 周辺クロック すべて ON 時 *3 周辺クロック すべて OFF 時 *1: TA=+25°C, VCC=3.3V *2: Tj=+125°C, VCC=5.5V *3: 全ポート固定時 *4: 周波数は HCLK の値です。PCLK0=PCLK1=PCLK2=HCLK/2。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 60 of 122 MB9B160L シリーズ 項目 記号 端子名 条件 ストップモード ICCH タイマモード (内蔵高速 CR) 電源電流 ICCT VCC タイマモード (サブ発振) タイマモード (内蔵低速 CR) ICCR RTC モード (サブ発振) 周波数 - 4 MHz 32 kHz 100 kHz 32 kHz 規格値 1 2 単位 標準* 最大* 0.25 1.0 mA - 11 mA - 14 mA 0.54 1.54 mA - 12 mA - 15 mA 0.25 1.0 mA - 11 mA - 14 mA 0.26 1.0 mA - 11 mA - 14 mA 0.25 1.0 mA - 11 mA - 14 mA 備考 *3, *4 TA=+25°C *3, *4 TA =+85°C *3, *4 TA =+105°C *3, *4 TA =+25°C *3, *4 TA =+85°C *3, *4 TA =+105°C *3, *4 TA =+25°C *3, *4 TA =+85°C *3, *4 TA =+105°C *3, *4 TA =+25°C *3, *4 TA =+85°C *3, *4 TA =+105°C *3, *4 TA =+25°C *3, *4 TA =+85°C *3, *4 TA =+105°C *1 : VCC=3.3V *2 : VCC=5.5V *3 : 全ポート固定時 *4 : LVD OFF 時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 61 of 122 MB9B160L シリーズ 項目 記号 端子名 条件 周波数 ディープ スタンバイストップ モード (RAM OFF 時) ICCHD 規格値 1 2 単位 標準* 最大* 27 140 µA - 590 µA - 770 µA 32 180 µA - 870 µA - 1200 µA 27 140 µA - 590 µA - 770 µA 32 180 µA - 870 µA - 1200 µA 0.015 0.14 µA - 4.0 µA - 9.4 µA 1.3 2.4 µA - 6.2 µA - 12 µA ディープ スタンバイストップ モード (RAM ON 時) VCC ディープ スタンバイ RTC モード (RAM OFF 時) 電源電流 ICCRD 32kHz ディープ スタンバイ RTC モード (RAM ON 時) RTC 停止 ICCVBAT VBAT RTC 動作 備考 *3, *4 TA =+25°C *3, *4 TA =+85°C *3, *4 TA =+105°C *3, *4 TA =+25°C *3, *4 TA =+85°C *3, *4 TA =+105°C *3, *4 TA =+25°C *3, *4 TA =+85°C *3, *4 TA =+105°C *3, *4 TA =+25°C *3, *4 TA =+85°C *3, *4 TA =+105°C *3, *4, *5 TA =+25°C *3, *4, *5 TA =+85°C *3, *4, *5 TA =+105°C *3, *4 TA =+25°C *3, *4 TA =+85°C *3, *4 TA =+105°C *1: VCC=3.3V *2: VCC=5.5V *3: 全ポート固定時 *4: LVD OFF 時 *5: サブ発振 OFF 時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 62 of 122 MB9B160L シリーズ 項目 低電圧 検出回路 (LVD) 電源電流 記号 端子名 ICCLVD メインフラッ シュメモリ 書込み/消去電 流 ICCFLASH ワークフラッ シュメモリ 書込み/消去電 流 ICCWFLASH VCC 条件 規格値 単位 最小 標準 最大 動作時 - 4 7 μA 書込み/ 消去時 - 13.4 15.9 mA 書込み/ 消去時 - 11.5 13.6 mA 備考 割込み発生用 ペリフェラル消費電流 クロック 系列 HCLK PCLK1 PCLK2 ペリフェラル 単位 GPIO 周波数(MHz) 40 80 160 全ポート 0.21 0.43 0.92 DMAC - 0.71 1.43 2.74 DSTC - 0.36 0.72 1.46 ベースタイマ 4ch. 0.18 0.36 0.70 多機能タイマ/PPG 1unit/4ch. 0.57 1.13 2.24 クアッドカウンタ 1unit 0.04 0.08 0.16 A/DC 1unit 0.21 0.40 0.79 マルチファンクション シリアル 1ch. 0.33 0.67 - Document Number: 002-04978 Rev.*A 単位 備考 mA mA mA Page 63 of 122 MB9B160L シリーズ 12.3.2 端子特性 (VCC = AVCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = AVSS = 0V) 項目 "H"レベル 入力電圧 (ヒステリシス入 力) "L"レベル 入力電圧 (ヒステリシス入 力) 記号 VIHS VILS 端子名 条件 CMOS ヒステリシス入力端 子, MD0, MD1 単位 最小 標準 最大 - VCC×0.8 - VCC + 0.3 V 5V トレラント 入力端子 - VCC×0.8 - VSS + 5.5 V I2C Fm+兼用 入力端子 - VCC×0.7 - VSS + 5.5 V CMOS ヒステリシス入力端 子, MD0, MD1 - VSS - 0.3 - VCC×0.2 V 5V トレラント 入力端子 - VSS- 0.3 - VCC×0.2 V I2C Fm+兼用 入力端子 - VSS - VCC×0.3 V VCC - 0.5 - VCC V VCC - 0.5 - VCC V VCC - 0.5 - VCC V VCC - 0.5 - VCC V 4mA タイプ 8mA タイプ "H"レベル 出力電圧 規格値 VOH 12mA タイプ I2C Fm+ 兼用 Document Number: 002-04978 Rev.*A 備考 VCC ≧ 4.5 V, IOH = - 4 mA VCC < 4.5 V, IOH = - 2 mA VCC ≧ 4.5 V, IOH = - 8 mA VCC < 4.5 V, IOH = - 4 mA VCC ≧ 4.5 V, IOH = - 12 mA VCC < 4.5 V, IOH = - 8 mA VCC ≧ 4.5 V, IOH = - 4 mA VCC < 4.5 V, IOH = - 3 mA GPIO 時 Page 64 of 122 MB9B160L シリーズ 項目 記号 端子名 4mA タイプ 8mA タイプ "L"レベル 出力電圧 VOL 12mA タイプ 条件 VCC ≧ 4.5 V, IOL = 4 mA 規格値 単位 最小 標準 最大 VSS - 0.4 V VSS - 0.4 V VSS - 0.4 V VSS - 0.4 V VCC < 4.5 V, IOL = 2 mA VCC ≧ 4.5 V, IOH = 8 mA Vcc < 4.5 V, IOH = 4 mA VCC ≧ 4.5 V, IOL = 12 mA VCC < 4.5 V, IOL = 8 mA VCC ≧ 4.5 V, IOH = 4 mA I2C Fm+ 兼用 VCC < 4.5 V, IOH = 3 mA GPIO 時 I2C Fm+時 VCC ≦ 5.5 V, IOH = 20 mA 入力リーク 電流 IIL - - -5 - +5 プルアップ 抵抗値 RPU プルアップ 端子 VCC ≧ 4.5 V 25 50 100 VCC < 4.5 V 30 80 200 CIN VCC, VBAT, VSS, AVCC, AVSS, AVRH 以外 - - 5 15 入力容量 Document Number: 002-04978 Rev.*A 備考 μA kΩ pF Page 65 of 122 MB9B160L シリーズ 12.4 交流規格 12.4.1 メインクロック入力規格 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 入力周波数 端子名 FCH 入力クロック周期 tCYLH 入力クロック パルス幅 入力クロック 立上り, 立下り時間 1 内部動作クロック* 周波数 1 内部動作クロック* サイクル時間 X0, X1 tCF, tCR 条件 規格値 最小 最大 VCC≧4.5V VCC < 4.5V VCC≧4.5V VCC < 4.5V VCC≧4.5V VCC < 4.5V PWH/tCYLH, PWL/tCYLH 4 4 4 4 20.83 50 48 20 48 20 250 250 45 - 単位 備考 MHz 水晶発振子接続時 MHz 外部クロック時 ns 外部クロック時 55 % 外部クロック時 - 5 ns 外部クロック時 FCC - - - 160 MHz FCP0 FCP1 FCP2 - - - 80 160 80 MHz MHz MHz tCYCC - - 6.25 - ns tCYCP0 tCYCP1 tCYCP2 - - 12.5 6.25 12.5 - ns ns ns ベースクロック (HCLK/FCLK) APB0 バスクロック*2 APB1 バスクロック*2 APB2 バスクロック*2 ベースクロック (HCLK/FCLK) APB0 バスクロック*2 APB1 バスクロック*2 APB2 バスクロック*2 *1: 各内部動作クロックの詳細については、 『FM4 ファミリ ペリフェラルマニュアル本編(002-04857)』の『CHAPTER 2-1:クロッ ク』を参照してください。 *2: 各ペリフェラルが接続されている APB バスについては「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 X0 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 66 of 122 MB9B160L シリーズ 12.4.2 サブクロック入力規格 (VBAT = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 入力周波数 端子名 1/ tCYLL 入力クロック周期 tCYLL 入力クロックパルス幅 X0A, X1A - 条件 PWH/tCYLL, PWL/tCYLL 0.8 × VBAT 規格値 最小 32 標準 32.768 - 最大 100 10 - 45 - 備考 kHz kHz 水晶発振接続時 外部クロック時 31.25 μs 外部クロック時 55 % 外部クロック時 VBAT VBAT VBAT VBAT X0A 単位 12.4.3 内蔵 CR 発振規格 内蔵高速 CR (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 条件 規格値 最小 標準 最大 Tj = -20°C ~ + 105°C 3.92 4 4.08 Tj = - 40°C ~ + 125°C 3.88 4 4.12 Tj = - 40°C ~ + 125°C 3 4 5 単位 備考 トリミング時* クロック周波数 FCRH MHz 非トリミング時 *: 出荷時に設定されるフラッシュメモリ内の CR トリミング領域の値を周波数トリミング値/温度トリミング値に使用した場合 内蔵低速 CR (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 クロック周波数 記号 条件 FCRL - Document Number: 002-04978 Rev.*A 規格値 最小 標準 最大 50 100 150 単位 備考 kHz Page 67 of 122 MB9B160L シリーズ 12.4.4 メイン PLL の使用条件(PLL の入力クロックにメインクロックを使用) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 規格値 単位 最小 標準 最大 200 - - μs 4 13 200 - - 16 80 320 160 MHz 逓倍 MHz MHz PLL 発振安定待ち時間*1 tLOCK (LOCK UP 時間) FPLLI PLL 入力クロック周波数 PLL 逓倍率 FPLLO PLL マクロ発振クロック周波数 FCLKPLL メイン PLL クロック周波数*2 *1: PLL の発振が安定するまでの待ち時間 備考 *2: メイン PLL クロック(CLKPLL)の詳細については、 『FM4 ファミリ ペリフェラルマニュアル本編(002-04857)』の『CHAPTER 2-1:クロック』を参照してください。 12.4.5 メイン PLL の使用条件(メイン PLL の入力クロックに内蔵高速 CR クロックを使用) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 規格値 単位 最小 標準 最大 200 - - μs 3.8 50 190 - 4 - 4.2 75 320 160 MHz 逓倍 MHz MHz PLL 発振安定待ち時間*1 tLOCK (LOCK UP 時間) FPLLI PLL 入力クロック周波数 PLL 逓倍率 FPLLO PLL マクロ発振クロック周波数 メイン PLL クロック周波数*2 FCLKPLL *1: PLL の発振が安定するまでの待ち時間 備考 *2: メイン PLL クロック(CLKPLL)の詳細については、 『FM4 ファミリ ペリフェラルマニュアル本編(002-04857)』の『CHAPTER 2-1: クロック』を参照してください。 <注意事項> − メイン PLL のソースクロックには、必ず周波数トリミングおよび温度トリミングを行った高速 CR クロック(CLKHC)を入力し てください。 12.4.6 リセット入力規格 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 リセット入力時間 記号 端子名 条件 tINITX INITX - Document Number: 002-04978 Rev.*A 規格値 最小 最大 500 - 単位 備考 ns Page 68 of 122 MB9B160L シリーズ 12.4.7 パワーオンリセットタイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 電源立上り時間 端子名 規格値 最大 0 - ms 1 - ms 0.33 0.60 ms Tr 電源断時間 単位 最小 Toff 備考 VCC パワーオンリセット解 除までの時間 Tprt VCC_minimum VCC VDL_minimum 0.2V 0.2V 0.2V Tr Tprt Internal RST RST Active CPU Operation Toff Release start 用語解説 VCC_minimum: VDL_minimum: 推奨動作条件(VCC)の下限電圧 低電圧検出リセット検出電圧最小値。 「8.低電圧検出特性」を参照してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 69 of 122 MB9B160L シリーズ 12.4.8 GPIO 出力規格 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 出力周波数 記号 端子名 tPCYCLE Pxx* 条件 規格値 単位 最小 最大 VCC ≧ 4.5 V - 50 MHz VCC < 4.5 V - 32 MHz *: GPIO が対象です。 Pxx tPCYCLE Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 70 of 122 MB9B160L シリーズ 12.4.9 ベースタイマ入力タイミング タイマ入力タイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 tTIWH, tTIWL TIOAn/TIOBn (ECK, TIN として使 用するとき) - tTIWH 規格値 最小 最大 2tCYCP - 単位 備考 ns tTIWL ECK VIHS VIHS TIN VILS VILS トリガ入力タイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 tTRGH, tTRGL TIOAn/TIOBn (TGIN として 使用するとき) - tTRGH VIHS TGIN 規格値 最小 最大 2tCYCP - 単位 備考 ns tTRGL VIHS VILS VILS <注意事項> − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 ベースタイマが接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 71 of 122 MB9B160L シリーズ 12.4.10 UART タイミング 同期シリアル(SPI = 0, SCINV = 0) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 VCC < 4.5V 最小 最大 VCC≧4.5V 最小 最大 4tCYCP - 4tCYCP - ns -30 +30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns SCKx 2tCYCP - 10 - 2tCYCP - 10 - ns SCKx tCYCP + 10 - tCYCP + 10 - ns - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCKx SCK↓→SOT 遅延時間 tSLOVI SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHI SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXI SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx tSLSH tSHSL シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCK↓→SOT 遅延時間 tSLOVE SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHE SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXE SCK 立下り時間 SCK 立上り時間 tF tR SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx 条件 内部シフト クロック動作 外部シフト クロック動作 単位 <注意事項> − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。 例えば SCLKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 72 of 122 MB9B160L シリーズ tSCYC VOH SCK VOL VOL tSLOVI VOH VOL SOT tIVSHI VIH VIL SIN tSHIXI VIH VIL MS ビット = 0 tSLSH VIH VIL SCK tF tSHSL VIL SIN VIH tR tSLOVE SOT VIH VOH VOL tIVSHE VIH VIL tSHIXE VIH VIL MS ビット = 1 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 73 of 122 MB9B160L シリーズ 同期シリアル(SPI = 0, SCINV = 1) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 VCC < 4.5V 最小 最大 VCC≧4.5V 最小 最大 4tCYCP - 4tCYCP - ns -30 + 30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns SCKx 2tCYCP - 10 - 2tCYCP - 10 - ns SCKx tCYCP + 10 - tCYCP + 10 - ns - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCKx SCK↑→SOT 遅延時間 tSHOVI SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLI SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXI SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx tSLSH tSHSL シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCK↑→SOT 遅延時間 tSHOVE SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLE SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXE SCK 立下り時間 SCK 立上り時間 tF tR SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx 条件 内部シフト クロック動作 外部シフト クロック動作 単位 <注意事項> − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。 例えば SCLKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 74 of 122 MB9B160L シリーズ tSCYC VOH SCK VOH VOL tSHOVI VOH VOL SOT tIVSLI VIH VIL SIN tSLIXI VIH VIL MS ビット = 0 tSHSL SCK tSLSH VIH VIH VIL tR VIL tF tSHOVE SOT SIN VIL VOH VOL tIVSLE VIH VIL tSLIXE VIH VIL MS ビット = 1 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 75 of 122 MB9B160L シリーズ 同期シリアル(SPI = 1, SCINV = 0) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 VCC < 4.5V 最小 最大 VCC≧4.5V 最小 最大 4tCYCP - 4tCYCP - ns -30 + 30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns 2tCYCP - 30 - 2tCYCP - 30 - ns SCKx 2tCYCP - 10 - 2tCYCP - 10 - ns SCKx tCYCP + 10 - tCYCP + 10 - ns - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCKx SCK↑→SOT 遅延時間 tSHOVI SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLI SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXI SOT→SCK↓遅延時間 tSOVLI SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx, SOTx tSLSH tSHSL シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCK↑→SOT 遅延時間 tSHOVE SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLE SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXE SCK 立下り時間 SCK 立上り時間 tF tR SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx 条件 内部シフト クロック動作 外部シフト クロック動作 単位 <注意事項> − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。 例えば SCLKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 76 of 122 MB9B160L シリーズ tSCYC VOH VOL SCK VOH VOL SOT VOH VOL tIVSLI tSLIXI VIH VIL SIN VOL tSHOVI tSOVLI VIH VIL MS ビット = 0 tSLSH SCK VIH VIH VIL tF * SOT VIL tSHSL tR VIH tSHOVE VOH VOL VOH VOL tIVSLE SIN tSLIXE VIH VIL VIH VIL MS ビット = 1 *: TDR レジスタにライトすると変化 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 77 of 122 MB9B160L シリーズ 同期シリアル(SPI = 1, SCINV = 1) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 端子名 条件 VCC≧4.5V VCC < 4.5V 単位 最小 最大 最小 最大 4tCYCP - 4tCYCP - ns - 30 + 30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns 2tCYCP - 30 - 2tCYCP - 30 - ns シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK↓→SOT 遅延時間 tSLOVI SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHI SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXI SOT→SCK↑遅延時間 tSOVHI SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx, SOTx tSLSH SCKx 2tCYCP - 10 - 2tCYCP - 10 - ns tSHSL SCKx tCYCP + 10 - tCYCP + 10 - ns - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCK↓→SOT 遅延時間 tSLOVE SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHE SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXE SCK 立下り時間 SCK 立上り時間 tF tR SCKx SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx 内部シフト クロック動作 外部シフト クロック動作 <注意事項> − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。 例えば SCLKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 78 of 122 MB9B160L シリーズ tSCYC VOH SCK tSOVHI SOT tSLOVI VOH VOL VOH VOL tSHIXI tIVSHI VIH VIL SIN VOH VOL VIH VIL MS ビット = 0 tSHSL tR SCK VIL VIH tSLSH VIH VIL tF VIL VIH tSLOVE SOT VOH VOL VOH VOL tIVSHE SIN tSHIXE VIH VIL VIH VIL MS ビット = 1 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 79 of 122 MB9B160L シリーズ 高速同期シリアル(SPI = 0, SCINV = 0) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCKx SCK↓→SOT 遅延時間 tSLOVI SCKx, SOTx SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHI SCKx, SINx SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXI SCKx, SINx シリアルクロック "L"パルス幅 tSLSH シリアルクロック "H"パルス幅 Vcc < 4.5V 条件 Vcc≧4.5V 単位 最小 最大 最小 最大 4tCYCP - 4tCYCP - ns - 10 + 10 - 10 + 10 ns - 12.5 - ns 5 - 5 - ns SCKx 2tCYCP - 5 - 2tCYCP - 5 - ns tSHSL SCKx tCYCP + 10 - tCYCP + 10 - ns SCK↓→SOT 遅延時間 tSLOVE SCKx, SOTx - 15 - 15 ns SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHE SCKx, SINx 5 - 5 - ns SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXE 5 - 5 - ns 内部 シフト クロック 動作 14 12.5* 外部 シフト クロック 動作 SCKx, SINx SCK 立下り時間 tF SCKx - 5 - 5 ns SCK 立上り時間 tR SCKx - 5 - 5 ns <注意事項> − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は以下の端子のみの保証です。 ・ チップセレクトなし:SIN0_1, SOT0_1, SCK0_1 ・ チップセレクトあり:SIN6_0, SOT6_0, SCK6_0, SCS6_0 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時(*は CL=10pF 時) Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 80 of 122 MB9B160L シリーズ tSCYC VOH SCK VOL VOL tSLOVI VOH VOL SOT tIVSHI VIH VIL SIN tSHIXI VIH VIL MS ビット = 0 tSLSH SCK VIH tF VIL tSHSL VIL SIN VIH tR tSLOVE SOT VIH VOH VOL tIVSHE VIH VIL tSHIXE VIH VIL MS ビット = 1 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 81 of 122 MB9B160L シリーズ 高速同期シリアル(SPI = 0, SCINV = 1) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCKx SCK↑→SOT 遅延時間 tSHOVI SCKx, SOTx SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLI SCKx, SINx SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXI SCKx, SINx シリアルクロック "L"パルス幅 tSLSH シリアルクロック "H"パルス幅 Vcc < 4.5V 条件 Vcc≧4.5V 単位 最小 最大 最小 最大 4tCYCP - 4tCYCP - ns - 10 + 10 - 10 + 10 ns - 12.5 - ns 5 - 5 - ns SCKx 2tCYCP - 5 - 2tCYCP - 5 - ns tSHSL SCKx tCYCP + 10 - tCYCP + 10 - ns SCK↑→SOT 遅延時間 tSHOVE SCKx, SOTx - 15 - 15 ns SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLE SCKx, SINx 5 - 5 - ns SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXE SCKx, SINx SCKx 5 - 5 - ns SCK 立下り時間 tF SCKx - 5 - 5 ns SCK 立上り時間 tR SCKx - 5 - 5 ns 内部 シフト クロック 動作 14 12.5* 外部 シフト クロック 動作 <注意事項> − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は以下の端子のみの保証です。 ・ チップセレクトなし:SIN0_1, SOT0_1, SCK0_1 ・ チップセレクトあり:SIN6_0, SOT6_0, SCK6_0, SCS6_0 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時(*は CL=10pF 時) Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 82 of 122 MB9B160L シリーズ tSCYC VOH SCK VOH VOL tSHOVI VOH VOL SOT tIVSLI VIH VIL SIN tSLIXI VIH VIL MS ビット = 0 tSHSL SCK tSLSH VIH VIH VIL tR VIL tF tSHOVE SOT SIN VIL VOH VOL tIVSLE VIH VIL tSLIXE VIH VIL MS ビット = 1 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 83 of 122 MB9B160L シリーズ 高速同期シリアル(SPI = 1, SCINV = 0) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK↑→SOT 遅延時間 Vcc < 4.5V 条件 Vcc≧4.5V 単位 最小 最大 最小 最大 SCKx 4tCYCP - 4tCYCP - ns tSHOVI SCKx, SOTx - 10 + 10 - 10 + 10 ns SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLI SCKx, SINx - 12.5 - ns SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXI SCKx, SINx 5 - 5 - ns SOT→SCK↓遅延時間 tSOVLI SCKx, SOTx 2tCYCP - 10 - 2tCYCP - 10 - ns シリアルクロック "L"パルス幅 tSLSH SCKx 2tCYCP - 5 - 2tCYCP - 5 - ns シリアルクロック "H"パルス幅 tSHSL SCKx tCYCP + 10 - tCYCP + 10 - ns SCK↑→SOT 遅延時間 tSHOVE SCKx, SOTx - 15 - 15 ns SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLE SCKx, SINx 5 - 5 - ns SCK↓→SIN ホールド時間 tSLIXE SCKx, SINx SCKx 5 - 5 - ns SCK 立下り時間 tF SCKx - 5 - 5 ns SCK 立上り時間 tR SCKx - 5 - 5 ns 内部 シフト クロック 動作 14 12.5* 外部 シフト クロック 動作 <注意事項> − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は以下の端子のみの保証です。 ・ チップセレクトなし:SIN0_1, SOT0_1, SCK0_1 ・ チップセレクトあり:SIN6_0, SOT6_0, SCK6_0, SCS6_0 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時(*は CL=10pF 時) Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 84 of 122 MB9B160L シリーズ tSCYC VOH VOL SCK SOT VOH VOL VOH VOL tIVSLI tSLIXI VIH VIL SIN VOL tSHOVI tSOVLI VIH VIL MS ビット = 0 tSLSH SCK VIH VIH VIL tF * SOT VIL tSHSL tR VIH tSHOVE VOH VOL VOH VOL tIVSLE SIN tSLIXE VIH VIL VIH VIL MS ビット = 1 * : TDR レジスタにライトすると変化 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 85 of 122 MB9B160L シリーズ 高速同期シリアル(SPI = 1, SCINV = 1) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK↓→SOT 遅延時間 Vcc < 4.5V 条件 Vcc≧4.5V 単位 最小 最大 最小 最大 SCKx 4tCYCP - 4tCYCP - ns tSLOVI SCKx, SOTx - 10 + 10 - 10 + 10 ns SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHI SCKx, SINx - 12.5 - ns SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXI SCKx, SINx 5 - 5 - ns SOT→SCK↑遅延時間 tSOVHI SCKx, SOTx 2tCYCP - 10 - 2tCYCP - 10 - ns シリアルクロック "L"パルス幅 tSLSH SCKx 2tCYCP - 5 - 2tCYCP - 5 - ns シリアルクロック "H"パルス幅 tSHSL SCKx tCYCP + 10 - tCYCP + 10 - ns SCK↓→SOT 遅延時間 tSLOVE SCKx, SOTx - 15 - 15 ns SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHE SCKx, SINx 5 - 5 - ns SCK↑→SIN ホールド時間 tSHIXE SCKx, SINx SCKx 5 - 5 - ns SCK 立下り時間 tF SCKx - 5 - 5 ns SCK 立上り時間 tR SCKx - 5 - 5 ns 内部 シフト クロック 動作 14 12.5* 外部 シフト クロック 動作 <注意事項> − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は以下の端子のみの保証です。 ・ チップセレクトなし:SIN0_1, SOT0_1, SCK0_1 ・ チップセレクトあり:SIN6_0, SOT6_0, SCK6_0, SCS6_0 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時(*は CL=10pF 時) Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 86 of 122 MB9B160L シリーズ tSCYC VOH SCK tSOVHI SOT tSLOVI VOH VOL VOH VOL tSHIXI tIVSHI VIH VIL SIN VOH VOL VIH VIL MS ビット = 0 tSHSL tR SCK VIL VIH tSLSH VIH VIL tF VIL VIH tSLOVE SOT VOH VOL VOH VOL tIVSHE SIN tSHIXE VIH VIL VIH VIL MS ビット = 1 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 87 of 122 MB9B160L シリーズ 高速同期シリアル チップセレクト使用時(SPI = 1, SCINV = 0, MS=0, CSLVL=1) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 SCS↓→SCK↓ セットアップ時間 SCK↑→SCS↑ ホールド時間 SCS ディセレクト時間 SCS↓→SCK↓ セットアップ時間 SCK↑→SCS↑ ホールド時間 SCS ディセレクト時間 記号 条件 tCSSI 内部 シフト クロック 動作 tCSHI tCSDI tCSSE tCSHE tCSDE SCS↓→SOT 遅延時間 tDSE SCS↑→SOT 遅延時間 tDEE 外部 シフト クロック 動作 VCC≧4.5V VCC < 4.5V 単位 最小 最大 最小 最大 (*1)-20 (*1)+0 (*1)-20 (*1)+0 ns (*2)+0 (*2)+20 (*2)+0 (*2)+20 ns (*3)-20+5tCYCP (*3)+20+5tCYCP (*3)-20+5tCYCP (*3)+20+5tCYCP ns 3tCYCP+15 - 3tCYCP+15 - ns 0 - 0 - ns 3tCYCP+15 - 3tCYCP+15 - ns - 25 - 25 ns 0 - 0 - ns (*1):CSSU ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] (*2):CSHD ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] (*3):CSDS ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] <注意事項> − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − CSSU, CSHD, CSDS, シリアルチップセレクトタイミング動作クロックは『FM4 ファミリ ペリフェラルマニュアル本編 (002-04857)』を参照してください。 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 88 of 122 MB9B160L シリーズ SCS 出力 tCSDI tCSSI tCSHI SCK 出力 SOT (SPI=0) SOT (SPI=1) SCS 入力 tCSDE tCSSE tCSHE SCK 入力 tDEE SOT (SPI=0) tDSE SOT (SPI=1) Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 89 of 122 MB9B160L シリーズ 高速同期シリアル チップセレクト使用時(SPI = 1, SCINV = 1, MS=0, CSLVL=1) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 SCS↓→SCK↑ セットアップ時間 SCK↓→SCS↑ ホールド時間 SCS ディセレクト時間 SCS↓→SCK↑ セットアップ時間 SCK↓→SCS↑ ホールド時間 SCS ディセレクト時間 記号 条件 VCC≧4.5V VCC < 4.5V 単位 最小 最大 最小 最大 (*1)-20 (*1)+0 (*1)-20 (*1)+0 ns (*2)+0 (*2)+20 (*2)+0 (*2)+20 ns tCSDI (*3)-20+5tCYCP (*3)+20+5tCYCP (*3)-20+5tCYCP (*3)+20+5tCYCP ns tCSSE 3tCYCP+15 - 3tCYCP+15 - ns 0 - 0 - ns tCSSI tCSHI tCSHE tCSDE 内部シフト クロック 動作 外部シフト クロック 動作 3tCYCP+15 - 3tCYCP+15 - ns SCS↓→SOT 遅延時間 tDSE - 25 - 25 ns SCS↑→SOT 遅延時間 tDEE 0 - 0 - ns (*1):CSSU ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] (*2):CSHD ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] (*3):CSDS ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] <注意事項> − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − CSSU, CSHD, CSDS, シリアルチップセレクトタイミング動作クロックは『FM4 ファミリ ペリフェラルマニュアル本編 (002-04857)』を参照してください。 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 90 of 122 MB9B160L シリーズ SCS 出力 tCSDI tCSSI tCSHI SCK 出力 SOT (SPI=0) SOT (SPI=1) SCS 入力 tCSDE tCSSE tCSHE SCK 入力 tDEE SOT (SPI=0) tDSE SOT (SPI=1) Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 91 of 122 MB9B160L シリーズ 高速同期シリアル チップセレクト使用時(SPI = 1, SCINV = 0, MS=0, CSLVL=0) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 SCS↑→SCK↓ セットアップ時間 SCK↑→SCS↓ ホールド時間 SCS ディセレクト時間 SCS↑→SCK↓ セットアップ時間 SCK↑→SCS↓ ホールド時間 SCS ディセレクト時間 記号 条件 VCC≧4.5V VCC < 4.5V 単位 最小 最大 最小 最大 (*1)-20 (*1)+0 (*1)-20 (*1)+0 ns (*2)+0 (*2)+20 (*2)+0 (*2)+20 ns tCSDI (*3)-20+5tCYCP (*3)+20+5tCYCP (*3)-20+5tCYCP (*3)+20+5tCYCP ns tCSSE 3tCYCP+15 - 3tCYCP+15 - ns 0 - 0 - ns 3tCYCP+15 - 3tCYCP+15 - ns tCSSI tCSHI tCSHE tCSDE 内部シフト クロック 動作 外部シフト クロック 動作 SCS↑→SOT 遅延時間 tDSE - 25 - 25 ns SCS↓→SOT 遅延時間 tDEE 0 - 0 - ns (*1):CSSU ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] (*2):CSHD ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] (*3):CSDS ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] <注意事項> − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − CSSU, CSHD, CSDS, シリアルチップセレクトタイミング動作クロックは『FM4 ファミリ ペリフェラルマニュアル本編 (002-04857)』を参照してください。 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 92 of 122 MB9B160L シリーズ tCSDI SCS 出力 tCSSI tCSHI SCK 出力 SOT (SPI=0) SOT (SPI=1) tCSDE SCS 入力 tCSSE tCSHE SCK 入力 tDEE SOT (SPI=0) SOT (SPI=1) tDSE Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 93 of 122 MB9B160L シリーズ 高速同期シリアル チップセレクト使用時(SPI = 1, SCINV = 1, MS=0, CSLVL=0) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 SCS↑→SCK↑ セットアップ時間 SCK↓→SCS↓ ホールド時間 SCS ディセレクト時間 SCS↑→SCK↑ セットアップ時間 SCK↓→SCS↓ ホールド時間 SCS ディセレクト時間 記号 条件 VCC≧4.5V VCC < 4.5V 単位 最小 最大 最小 最大 (*1)-20 (*1)+0 (*1)-20 (*1)+0 ns (*2)+0 (*2)+20 (*2)+0 (*2)+20 ns tCSDI (*3)-20+5tCYCP (*3)+20+5tCYCP (*3)-20+5tCYCP (*3)+20+5tCYCP ns tCSSE 3tCYCP+15 - 3tCYCP+15 - ns 0 - 0 - ns 3tCYCP+15 - 3tCYCP+15 - ns tCSSI tCSHI tCSHE tCSDE 内部シフト クロック 動作 外部シフト クロック 動作 SCS↑→SOT 遅延時間 tDSE - 25 - 25 ns SCS↓→SOT 遅延時間 tDEE 0 - 0 - ns (*1):CSSU ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] (*2):CSHD ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] (*3):CSDS ビット値×シリアルチップセレクトタイミング動作クロック周期[ns] <注意事項> − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 UART が接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − CSSU, CSHD, CSDS, シリアルチップセレクトタイミング動作クロックは『FM4 ファミリ ペリフェラルマニュアル本編 (002-04857)』を参照してください。 − 外部負荷容量 CL = 30pF 時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 94 of 122 MB9B160L シリーズ tCSDI SCS 出力 tCSSI tCSHI SCK 出力 SOT (SPI=0) SOT (SPI=1) tCSDE SCS 入力 tCSSE tCSHE SCK 入力 tDEE SOT (SPI=0) SOT (SPI=1) tDSE Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 95 of 122 MB9B160L シリーズ 外部クロック(EXT = 1) : 非同期時のみ (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 規格値 条件 最小 最大 単位 シリアルクロック"L"パルス幅 tSLSH tCYCP + 10 - ns シリアルクロック"H"パルス幅 SCK 立下り時間 SCK 立上り時間 tSHSL tF tR tCYCP + 10 - 5 5 ns ns ns CL = 30 pF tR SCK Document Number: 002-04978 Rev.*A VIL tSHSL VIH tF tSLSH VIH VIL 備考 VIL VIH Page 96 of 122 MB9B160L シリーズ 12.4.11 外部入力タイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 端子名 条件 規格値 最小 最大 単位 A/D コンバータトリガ入力 ADTG FRCKx - 1 2tCYCP* - ns tINH, tINL DTTIxX INT00 ~ INT31, NMIX フリーランタイマ入力クロック インプットキャプチャ ICxx 入力パルス幅 備考 - 2tCYCP*1 - ns 波形ジェネレータ 2tCYCP + 100*1 - ns - ns 外部割込み, NMI 2 500* ディープスタンバイ ウェイクアップ *1: tCYCP は APB バスクロックのサイクル時間です(タイマモード, ストップモードの停止時を除く)。A/D コンバータ, 多機能タイ マ, 外部割込みが接続されている APB バス番号については「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 WKUPx - 500*3 - ns *2: タイマモード, ストップモード時 *3: ディープスタンバイ RTC モード, ディープスタンバイストップモード時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 97 of 122 MB9B160L シリーズ 12.4.12 クアッドカウンタ タイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 AIN 端子"H"幅 AIN 端子"L"幅 BIN 端子"H"幅 BIN 端子"L"幅 AIN"H"レベルから BIN 立上り時間 BIN"H"レベルから AIN 立下り時間 AIN"L"レベルから BIN 立下り時間 BIN"L"レベルから AIN 立上り時間 BIN"H"レベルから AIN 立上り時間 AIN"H"レベルから BIN 立下り時間 BIN"L"レベルから AIN 立下り時間 AIN"L"レベルから BIN 立上り時間 ZIN 端子"H"幅 規格値 最小値 最大値 記号 条件 tAHL tALL tBHL tBLL - tAUBU PC_Mode2 または PC_Mode3 tBUAD PC_Mode2 または PC_Mode3 tADBD PC_Mode2 または PC_Mode3 tBDAU PC_Mode2 または PC_Mode3 tBUAU PC_Mode2 または PC_Mode3 tAUBD PC_Mode2 または PC_Mode3 tBDAD PC_Mode2 または PC_Mode3 tADBU PC_Mode2 または PC_Mode3 tZHL QCR:CGSC="0" 2tCYCP* - 単位 ns ZIN 端子"L"幅 tZLL QCR:CGSC="0" ZIN レベル確定から tZABE QCR:CGSC="1" AIN/BIN 立下り立上り時間 AIN/BIN 立下り立上り時間から tABEZ QCR:CGSC="1" ZIN レベル確定 *: tCYCP は APB バスクロックのサイクル時間です(タイマモード, ストップモード時を除く)。 クアッドカウンタが接続されている APB バス番号については「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 tALL tAHL AIN tAUBU tADBD tBUAD tBDAU BIN tBHL Document Number: 002-04978 Rev.*A tBLL Page 98 of 122 MB9B160L シリーズ tBLL tBHL BIN tBUAU tBDAD tAUBD tADBU AIN tAHL tALL ZIN ZIN AIN/BIN Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 99 of 122 MB9B160L シリーズ 2 12.4.13 I C タイミング 標準モード, 高速モード (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 SCL クロック周波数 (反復)「スタート」条件 ホールド時間 SDA↓→SCL↓ SCL クロック"L"幅 SCL クロック"H"幅 反復「スタート」条件 セットアップ時間 SCL↑→SDA↓ データホールド時間 SCL↓→SDA↓↑ データセットアップ時間 SDA↓↑→SCL↑ 「ストップ」条件 セットアップ時間 SCL↑→SDA↑ 「ストップ」条件と 「スタート」条件との間の バスフリー時間 ノイズフィルタ 記号 条件 FSCL 標準モード 最小 最大 0 100 高速モード 最小 最大 0 400 単位 kHz tHDSTA 4.0 - 0.6 - μs tLOW tHIGH 4.7 4.0 - 1.3 0.6 - μs μs tSUSTA 4.7 - 0.6 - μs 0 3.45*2 0 0.9*3 μs tSUDAT 250 - 100 - ns tSUSTO 4.0 - 0.6 - μs tBUF 4.7 - 1.3 - μs 2tCYCP*4 - 2tCYCP*4 - ns 4tCYCP*4 - 4tCYCP*4 - ns 6tCYCP*4 - 6tCYCP*4 - ns 8tCYCP*4 - 8tCYCP*4 - ns 10tCYCP*4 - 10tCYCP*4 - ns 12tCYCP*4 - 12tCYCP*4 - ns 14tCYCP*4 - 14tCYCP*4 - ns 16tCYCP*4 - 16tCYCP*4 - ns tHDDAT tSP CL = 30 pF, R = (Vp/IOL)*1 2 MHz ≦ tCYCP<40 MHz 40 MHz ≦ tCYCP<60 MHz 60 MHz ≦ tCYCP<80 MHz 80 MHz ≦ tCYCP<100 MHz 100 MHz ≦ tCYCP<120 MHz 120 MHz ≦ tCYCP<140 MHz 140 MHz ≦ tCYCP<160 MHz 160 MHz ≦ tCYCP<180 MHz 備考 *5 *1: R, CL は、SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗、負荷容量です。Vp はプルアップ抵抗の電源電圧, IOL は VOL 保証電流を示します。 *2: 最大 tHDDAT は少なくともデバイスの SCL 信号の"L"区間(tLOW)を延長していないということを満たしていなければなりません。 *3: 高速モード I2C バスデバイスは標準モード I2C バスシステムに使用できますが、要求される条件 tSUDAT≧250ns を満足しなけれ ばなりません。 *4: tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 I2C が接続されている APB バス番号については「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 標準モード使用時は、周辺バスクロックは 2 MHz 以上にしてください。 高速モード使用時は、周辺バスクロックは 8 MHz 以上にしてください。 *5: ノイズフィルタ時間はレジスタの設定により切り換えることができます。 APB バスクロック周波数に応じて、ノイズフィルタ段数の変更をしてください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 100 of 122 MB9B160L シリーズ 高速モードプラス(Fm+) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 SCL クロック周波数 (反復)「スタート」条件 ホールド時間 SDA↓→SCL↓ SCL クロック"L"幅 SCL クロック"H"幅 反復「スタート」条件 セットアップ時間 SCL↑→SDA↓ データホールド時間 SCL↓→SDA↓↑ データセットアップ時間 SDA↓↑→SCL↑ 「ストップ」条件 セットアップ時間 SCL↑→SDA↑ 「ストップ」条件と 「スタート」条件との間の バスフリー時間 ノイズフィルタ 記号 条件 FSCL 高速モード 6 プラス(Fm+)* 最小 最大 0 1000 単位 kHz tHDSTA 0.26 - μs tLOW tHIGH 0.5 0.26 - μs μs tSUSTA 0.26 - μs 0 0.45*2, *3 μs tSUDAT 50 - ns tSUSTO 0.26 - μs tBUF 0.5 - μs 6 tCYCP*4 - ns 8 tCYCP*4 - ns 10 tCYCP*4 - ns 12 tCYCP*4 - ns 14 tCYCP*4 - ns 16 tCYCP*4 - ns tHDDAT tSP CL = 30 pF, R = (Vp/IOL)*1 60 MHz ≦ tCYCP<80 MHz 80 MHz ≦ tCYCP<100 MHz 100 MHz ≦ tCYCP<120 MHz 120 MHz ≦ tCYCP<140 MHz 140 MHz ≦ tCYCP<160 MHz 160 MHz ≦ tCYCP<180 MHz 備考 *5 *1: R, CL は、SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗、負荷容量です。Vp はプルアップ抵抗の電源電圧, IOL は VOL 保証電流を示します。 *2: 最大 tHDDAT は少なくともデバイスの SCL 信号の"L"区間(tLOW)を延長していないということを満たしていなければなりません。 *3: 高速モード I2C バスデバイスは標準モード I2C バスシステムに使用できますが、要求される条件 tSUDAT≧250ns を満足しなけれ ばなりません。 *4: tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 I2C が接続されている APB バス番号については「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 高速モードプラス(Fm+)使用時は、周辺バスクロックは 64 MHz 以上にしてください。 *5: ノイズフィルタ時間はレジスタの設定により切り換えることができます。 APB バスクロック周波数に応じて、ノイズフィルタ段数の変更をしてください。 *6: 高速モードプラス(Fm+)使用時は、I/O 端子を EPFR レジスタにて I2C Fm+に対応したモードに設定してください。詳細は『FM4 ファミリ ペリフェラルマニュアル本編(002-04857)』の『CHAPTER 10: I/O ポート』の章を参照してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 101 of 122 MB9B160L シリーズ SDA SCL Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 102 of 122 MB9B160L シリーズ 12.4.14 JTAG タイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 端子名 条件 TMS, TDI セットアップ時間 tJTAGS TCK, TMS, TDI VCC≧4.5V VCC < 4.5V TMS, TDI ホールド時間 tJTAGH TCK, TMS, TDI TDO 遅延時間 tJTAGD TCK TDO VCC≧4.5V VCC < 4.5V VCC≧4.5V VCC < 4.5V 規格値 単位 最小 最大 15 - ns 15 - ns - 25 45 ns 備考 <注意事項> − 外部負荷容量 CL = 30pF 時 TCK TMS/TDI TDO Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 103 of 122 MB9B160L シリーズ 12.5 12 ビット A/D コンバータ A/D 変換部電気的特性 (VCC = AVCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = AVSS = AVRL = 0V) 規格値 標準 - 項目 記号 端子名 分解能 積分直線性誤差 微分直線性誤差 ゼロトランジション電圧 フルスケール トランジション電圧 変換時間 VZT AN00 ~ AN14 最小 - 4.5 - 2.5 - 15 VFST AN00 ~ AN14 AVRH - 15 - AVRH + 15 mV - - 0.5*1 - - μs *2 - *2 - 10 μs 25 - 1000 50 - 1000 サンプリング時間 最大 12 + 4.5 + 2.5 + 15 単位 bit LSB LSB mV Ts - Tcck - 動作許可状態遷移時間 Tstt - 1.0 - - μs 電源電流 (アナログ + デジタル) - AVCC - 0.69 0.3 0.92 12 mA μA 基準電源電流 (AVRH ~ AVSS 間) - AVRH - 1.1 1.97 mA 0.2 4.2 μA アナログ入力容量 CAIN - - - 10 pF アナログ入力抵抗 RAIN - - - チャネル間ばらつき アナログポート入力電流 アナログ入力電圧 - AN00 ~ AN14 AN00 ~ AN14 基準電圧 - AVRH AVSS 4.5 2.7 - コンペアクロック周期*3 1.2 1.8 4 5 AVRH AVCC AVCC ns kΩ 備考 AVRH = 2.7 V ~ 5.5 V AVCC≧4.5 V AVCC≧4.5 V AVCC < 4.5 V AVCC≧4.5 V AVCC < 4.5 V A/D 1unit 動作時 A/D 停止時 A/D 1unit 動作時 AVRH=5.5 V A/D 停止時 AVCC≧4.5 V AVCC < 4.5 V LSB μA V V Tcck < 50 ns Tcck ≧ 50 ns *1: 変換時間は サンプリング時間 (Ts) + コンペア時間 (Tc) の値です。 最小変換時間の条件は、サンプリング時間 : 150ns, コンペア時間 : 350ns (AVCC≧4.5V)の値です。 必ずサンプリング時間(Ts), コンペアクロック周期(Tcck)の規格を満足するようにしてください。 サンプリング時間, コンペアクロック周期の設定*4 については、 『FM4 ファミリ ペリフェラルマニュアル アナログマクロ編 (002-04861)』の『CHAPTER 1-1: A/D コンバータ』の章を参照してください。 A/D コンバータのレジスタの設定は周辺クロックタイミングで反映されます。 サンプリングおよびコンペアクロックはベースクロック(HCLK)にて設定されます。 *2: 外部インピーダンスにより必要なサンプリング時間は変わります。 必ず(式 1)を満たすようにサンプリング時間を設定してください。 *3: コンペア時間(Tc) は (式 2)の値です。 *4: A/D コンバータのレジスタの設定は APB バスクロックのタイミングで反映されます。 サンプリングおよびコンペアクロックはベースクロック(HCLK)にて設定されます。 A/D コンバータが接続されている APB バス番号については「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 104 of 122 MB9B160L シリーズ Rext AN00 ~ AN14 アナログ入力端子 コンパレータ RAIN アナログ 信号発生源 CAIN (式 1) Ts ≧ ( RAIN + Rext ) × CAIN × 9 Ts: サンプリング時間 RAIN: A/D の入力抵抗 = 1.2kΩ A/D の入力抵抗 = 1.8kΩ 4.5V ≦ AVCC ≦ 5.5V の場合 2.7V ≦ AVCC ≦ 4.5V の場合 CAIN: A/D の入力容量 = 10pF 2.7V ≦ AVCC ≦ 5.5V の場合 Rext: 外部回路の出力インピーダンス (式 2) Tc=Tcck × 14 Tc: コンペア時間 Tcck: コンペアクロック周期 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 105 of 122 MB9B160L シリーズ 12 ビット A/D コンバータの用語の定義 分解能: A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化 ゼロトランジション点(0b000000000000 ←→ 0b000000000001)と フルスケールトランジション点(0b111111111110 ←→ 0b111111111111)を結んだ直線と実際の 変換特性との偏差 微分直線性誤差 : 出力コードを 1LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 積分直線性誤差: 積分直線性誤差 0xFFF 微分直線性誤差 実際の変換特性 0xFFE 0x(N+1) 実際の変換特性 {1 LSB(N-1) + VZT} 0xFFD VFST 理想特性 VNT 0x004 (実測値) 0x003 実際の変換特性 0xN デジタル出力 デジタル出力 (実測値) V(N+1)T 0x(N-1) (実測値) 0x002 VNT 理想特性 実際の変換特性 VZT (実測値) AVss AVRH AVss アナログ入力 = デジタル出力 N の微分直線性誤差 = = AVRH アナログ入力 デジタル出力 N の積分直線性誤差 1LSB (実測値) 0x(N-2) 0x001 VNT - {1LSB × (N - 1) + VZT} 1LSB V(N + 1) T - VNT 1LSB [LSB] - 1 [LSB] VFST - VZT 4094 N: A/D コンバータデジタル出力値 VZT: デジタル出力が 0x000 から 0x001 に遷移する電圧 VFST: デジタル出力が 0xFFE から 0xFFF に遷移する電圧 VNT: デジタル出力が 0x (N - 1)から 0xN に遷移する電圧 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 106 of 122 MB9B160L シリーズ 12.6 12 ビット D/A コンバータ D/A 変換部電気的特性 (VCC = AVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = 0V) 項目 記号 分解能 積分直線性誤差* 微分直線性誤差* INL DNL 出力電圧オフセット VOFF アナログ出力 インピーダンス 電源電流* 端子名 DAx RO IDDA IDSA AVCC 最小 - 16 - 0.98 - 20.0 3.10 2.0 260 400 - 規格値 標準 3.80 330 519 - 最大 12 + 16 + 1.5 10.0 + 1.4 4.50 410 620 14 単位 備考 bit LSB LSB mV mV kΩ MΩ μA μA μA 0x000 設定時 0xFFF 設定時 D/A 動作時 D/A 停止時 D/A 1unit 動作時 AVCC=3.3 V D/A 1unit 動作時 AVCC=5.0 V D/A 停止時 *: 無負荷時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 107 of 122 MB9B160L シリーズ 12.7 低電圧検出特性 12.7.1 低電圧検出リセット 項目 検出電圧 解除電圧 記号 条件 VDL VDH - 最小 2.25 2.30 規格値 標準 2.45 2.50 最大 2.65 2.70 単位 備考 電圧降下時 電圧上昇時 V V 12.7.2 低電圧検出割込み 項目 記号 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH LVD 安定待ち時間 TLVDW 条件 SVHI = 00111 SVHI = 00100 SVHI = 01100 SVHI = 01111 SVHI = 01110 SVHI = 01001 SVHI = 01000 SVHI = 11000 - 最小 2.58 2.67 2.76 2.85 2.94 3.04 3.31 3.40 3.40 3.50 3.68 3.77 3.77 3.86 3.86 3.96 - 規格値 標準 2.8 2.9 3.0 3.1 3.2 3.3 3.6 3.7 3.7 3.8 4.0 4.1 4.1 4.2 4.2 4.3 - 最大 3.02 3.13 3.24 3.34 3.45 3.56 3.88 3.99 3.99 4.10 4.32 4.42 4.42 4.53 4.53 4.64 4480×tCYCP* 単位 V V V V V V V V V V V V V V V V 備考 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 μs * : tCYCP は APB2 バスクロックのサイクル時間です。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 108 of 122 MB9B160L シリーズ 12.8 メインフラッシュメモリ書込み/消去特性 (VCC = 2.7V ~ 5.5V) 規格値 項目 セクタ消去 時間 ハーフワード (16 ビット) 書込み時間 Large Sector Small Sector 書込み サイクル ≦100 書込み サイクル >100 チップ消去時間 最小 標準 最大 - 0.7 0.3 3.7 1.1 単位 備考 s 内部での消去前書込み時間を含む μs システムレベルのオーバヘッド時間は除く s 内部での消去前書込み時間を含む 100 - 12 200 - 8.0 38.4 書込みサイクルとデータ保持時間 消去/書込みサイクル(cycle) 保持時間(年) 1,000 20 * 10,000 10 * 100,000 5* *: 信頼性評価結果からの換算値です(アレニウスの式を使用し、高温加速試験結果を平均温度+85°C へ換算しています)。 12.9 ワークフラッシュメモリ書込み/消去特性 (VCC = 2.7V ~ 5.5V) 最小 規格値 標準 最大 セクタ消去時間 - 0.3 1.5 s 内部での消去前書込み時間を含む ハーフワード(16 ビット) 書込み時間 - 20 200 μs システムレベルのオーバヘッド時間は除く チップ消去時間 - 1.2 6 s 内部での消去前書込み時間を含む 項目 単位 備考 書込みサイクルとデータ保持時間 消去/書込みサイクル(cycle) 保持時間(年) 1,000 20 * 10,000 10 * 100,000 5* *: 信頼性評価結果からの換算値です(アレニウスの式を使用し、高温加速試験結果を平均温度+85°C へ換算しています)。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 109 of 122 MB9B160L シリーズ 12.10 スタンバイ復帰時間 12.10.1 復帰要因: 割込み/WKUP 内部回路の復帰要因受付からプログラム動作開始までの時間を示します。 復帰カウント時間 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 規格値 記号 スリープモード 高速 CR タイマモード メインタイマモード PLL タイマモード 低速 CR タイマモード サブタイマモード RTC モード ストップモード (メイン/高速 CR/PLL ランモード復帰) RTC モード ストップモード (サブ/低速 CR ランモード復帰) 最大* 標準 単位 μs HCLK×1 Ticnt ディープスタンバイ RTC モード ディープスタンバイストップモード 備考 40 80 μs 450 900 μs 881 1136 μs 270 581 μs 240 540 μs 308 667 μs RAM 保持なし 308 667 μs RAM 保持あり *: 規格値の最大値は内蔵 CR の精度に依存します。 スタンバイ復帰動作例(外部割込み復帰時*) Ext.INT Interrupt factor accept Active Ticnt CPU Operation Interrupt factor clear by CPU Start *: 外部割込みは立下りエッジ検出設定時 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 110 of 122 MB9B160L シリーズ スタンバイ復帰動作例(内部リソース割込み復帰時*) Internal Resource INT Interrupt factor accept Active Ticnt CPU Operation Interrupt factor clear by CPU Start *: 低消費電力モードのとき、内部リソースからの割込みは復帰要因に含まれません。 <注意事項> − 復帰要因は低消費電力モードごとに異なります。 各低消費電力モードからの復帰要因は『FM4 ファミリ ペリフェラルマニュアル本編(002-04857)』の『CHAPTER 6: 低消費 電力モード』のスタンバイモード動作説明を参照してください。 − 割込み復帰時、CPU が復帰する動作モードは低消費電力モード遷移前の状態に依存します。詳細は『FM4 ファミリ ペリフェ ラルマニュアル本編(002-04857)』の『CHAPTER 6: 低消費電力モード』を参照してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 111 of 122 MB9B160L シリーズ 12.10.2 復帰要因: リセット リセット解除からプログラム動作開始までの時間を示します。 復帰カウント時間 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V) 項目 記号 スリープモード 高速 CR タイマモード メインタイマモード PLL タイマモード 低速 CR タイマモード サブタイマモード RTC モード ストップモード Trcnt ディープスタンバイ RTC モード ディープスタンバイストップモード 規格値 単位 備考 標準 最大* 116 266 μs 116 266 μs 258 567 μs 258 567 μs 258 567 μs 308 667 μs RAM 保持なし 308 667 μs RAM 保持あり *: 規格値の最大値は内蔵 CR の精度に依存します。 スタンバイ復帰動作例(INITX 復帰時) INITX Internal RST RST Active Release Trcnt CPU Operation Document Number: 002-04978 Rev.*A Start Page 112 of 122 MB9B160L シリーズ スタンバイ復帰動作例(内部リソースリセット復帰時*) Internal Resource RST Internal RST RST Active Release Trcnt CPU Operation Start *: 低消費電力モードのとき、内部リソースからのリセット発行は復帰要因に含まれません。 <注意事項> − 復帰要因は低消費電力モードごとに異なります。 各低消費電力モードからの復帰要因は『FM4 ファミリ ペリフェラルマニュアル本編(002-04857)』の『CHAPTER 6: 低消費 電力モード』のスタンバイモード動作説明を参照してください。 − パワーオンリセット/低電圧検出リセット時は、復帰要因には含まれません。パワーオンリセット/低電圧検出リセット時は、 「12. 電気的特性 12.4 交流規格 (6)パワーオンリセットタイミング」を参照してください。 − リセットからの復帰時、CPU は高速 CR ランモードに遷移します。 メインクロックや PLL クロックを使用する場合、追加でメインクロック発振安定待ち時間や、メイン PLL クロックの安定待 ち時間が必要になります。 − 内部リソースリセットとはウォッチドッグリセット, CSV リセットを指します。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 113 of 122 MB9B160L シリーズ 13. オーダ型格 型格 パッケージ MB9BF164LPMC1 MB9BF165LPMC1 プラスチック・LQFP (0.5mm ピッチ), 64 ピン (FPT-64P-M38) MB9BF166LPMC1 MB9BF164LPMC MB9BF165LPMC プラスチック・LQFP (0.65mm ピッチ), 64 ピン (FPT-64P-M39) MB9BF166LPMC MB9BF164KPMC MB9BF165KPMC プラスチック・LQFP (0.5mm ピッチ), 48 ピン (FPT-48P-M49) MB9BF166KPMC MB9BF164LQN MB9BF165LQN プラスチック・QFN (0.5mm ピッチ), 64 ピン (LCC-64P-M24) MB9BF166LQN MB9BF164KQN MB9BF165KQN プラスチック・QFN (0.5mm ピッチ), 48 ピン (LCC-48P-M73) MB9BF166KQN Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 114 of 122 MB9B160L シリーズ 14. パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 64 ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 10.00 mm × 10.00 mm リード形状 ガルウィング リード曲げ方向 正曲げ 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max. 質量 0.32 g (FPT-64P-M38) プラスチック・LQFP, 64ピン (FPT-64P-M38) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 12.00 ± 0.20(.472 ± .008)SQ 10.00 ± 0.10(.394 ± .004)SQ 48 0.145± 0.055 (.006 ± .002) 33 49 Details of "A" part 32 +0.20 0.08(.003) 1.50 –0.10 (Mounting height) .059 +.008 –.004 0.25(.010) 0~8° INDEX 64 1 0.22 ± 0.05 (.009 ± .002) 0.08(.003) 2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F64038S-c-1-2 Document Number: 002-04978 Rev.*A 0.10 ± 0.10 (.004 ± .004) (Stand off) "A" 16 0.50(.020) C 0.50 ± 0.20 (.020 ± .008) 0.60 ± 0.15 (.024 ± .006) 17 M 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 Page 115 of 122 MB9B160L シリーズ Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 116 of 122 MB9B160L シリーズ プラスチック・QFN, 64ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 9.00 mm×9.00 mm 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 0.90 mm Max. 質量 ― (LCC-64P-M24) プラスチック・QFN, 64ピン (LCC-64P-M24) 9.00±0.10 (.354±.004) 6.00±0.10 (.236±.004) 9.00±0.10 (.354±.004) 0.25±0.05 (.010±.002) 6.00±0.10 (.236±.004) INDEX AREA 0.45 (.018) 1PIN ID (0.20R (.008R)) 0.85±0.05 (.033±.002) 0.05 (.002) MAX C 0.40±0.05 (.016±.002) (0.20 (.008)) 2011 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED HMbC64-24Sc-2-1 Document Number: 002-04978 Rev.*A 0.50 (.020) (TYP) 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 Page 117 of 122 MB9B160L シリーズ プラスチック・LQFP, 48ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 7.00 mm × 7.00 mm リード形状 ガルウィング リード曲げ方向 正曲げ 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max. 質量 0.17 g (FPT-48P-M49) プラスチック・LQFP, 48ピン (FPT-48P-M49) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 9.00 ± 0.20(.354 ± .008)SQ *7.00 ± 0.10(.276 ± .004)SQ 36 0.145± 0.055 (.006 ± .002) 25 37 24 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 (Mounting height) +.008 .059 –.004 INDEX 48 13 "A" 0°~8° 1 0.50(.020) C 12 0.22 ± 0.05 (.008 ± .002) 0.08(.003) 2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED HMbF48-49Sc-1-2 Document Number: 002-04978 Rev.*A 0.10 ± 0.10 (.004 ± .004) (Stand off) 0.25(.010) M 0.60 ± 0.15 (.024 ± .006) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 Page 118 of 122 MB9B160L シリーズ Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 119 of 122 MB9B160L シリーズ 15. 主な変更内容 Spansion Publication Number: DS709-00008 ページ 場所 - ■入出力回路形式 変更箇所 PRELIMINARY → 正式版 30~33 分類 F, G, I, L, M, N の備考に下記の記述を追加: ・I2C 端子として使用するとき、デジタル出力 P-ch トランジ スタは常にオフです。 34~35 分類 O, P, Q の備考に下記の記述を追加: ・IO の設定はペリフェラルマニュアル『本編』の『VBAT ド メイン』の章を参照してください 42 ■デバイス使用上の注意 ・デバッグ機能を兼用している端子について 項目追加 43 ■ブロックダイヤグラム ブロック図を変更 ■電気的特性 2.推奨動作条件 アナログ基準電圧の最小値を注釈に変更 54 “パッケージ熱抵抗と最大許容電力表”を変更 動作時最大リーク電流の規格値の TBD を変更 55 ■電気的特性 3.直流規格 (1)電流規格 ・規格値の TBD を変更 ・「ICC」の通常動作(PLL)FBFCT.BE=0 のときに注記追加 ・「ICCVBAT」に注記追加 ■電気的特性 4.交流規格 (2)サブクロック入力規格 VCC → VBAT 68 68 ■電気的特性 4.交流規格 (3)内蔵 CR 発振規格 ・規格値の TBD を変更 ・「内蔵高速 CR」の表と注記を変更 ■電気的特性 4.交流規格 (4-1)メイン PLL の使用条件(PLL の入力クロ ックにメインクロックを使用) ・表と注記を変更 69 69 ■電気的特性 4.交流規格 (4-2)メイン PLL の使用条件(メイン PLL クロ ックに内蔵高速 CR クロックを使用) ・規格値の TBD を変更 ・表と注記を変更 104 ■電気的特性 5.12 ビット A/D コンバータ ・A/D 変換部電気的特性 ・規格値の TBD を変更 ・特性表の条件を変更 ・基準電圧の記載を変更 ■電気的特性 ・規格値の TBD を変更 6.12 ビット D/A コンバータ ・D/A 変換部電気的特性 ・特性表の条件を変更 ・「IDDA」の備考を変更 110 ■電気的特性 11.スタンバイ復帰時間 (1)復帰要因: 割込み/WKUP ・規格値の TBD を変更 ・復帰カウント時間の表を変更 112 ■電気的特性 11.スタンバイ復帰時間 (2)復帰要因: リセット ・規格値の TBD を変更 ・復帰カウント時間の表を変更 57~63 107 注意事項: 以降の変更点に関しては、 「改訂履歴」を参照してください。 Document Number: 002-04978 Rev.*A Page 120 of 122 MB9B160L シリーズ 改訂履歴 文書名: MB9B160L シリーズ 32-bit ARM® Cortex®-M4F based FM4 Microcontroller 文書番号: 002-04978 版 ECN 番号 変更者 発行日 ** - AKIH 12/25/2013 *A 5273885 AKIH 05/12/2016 Document Number: 002-04978 Rev.*A 変更内容 サイプレスとしてドキュメントコード 002-04978 に登録しました。 本版の内容およびフォーマットに変更はありません。 これは英語版の 002-04976 Rev.*A を翻訳した日本語版です。 社名変更と記述フォーマットの変換 Page 121 of 122 MB9B160L シリーズ セールス, ソリューションおよび法律情報 ワールドワイドな販売と設計サポート サイプレスは、事業所、ソリューション センター、メーカー代理店、および販売代理店の世界的なネットワークを保持していま す。お客様の最寄りのオフィスについては、サイプレスのロケーション ページをご覧ください。 ® PSoC ソリューション 製品 ® ® ARM Cortex Microcontrollers 車載用 クロック&バッファ インターフェース 照明&電力制御 メモリ PSoC タッチ センシング USB コントローラー ワイヤレス/RF cypress.com/arm cypress.com/automotive cypress.com/clocks PSoC 1 | PSoC 3 | PSoC 4 | PSoC 5LP サイプレス開発者コミュニティ コミュニティ | フォーラム | ブログ | ビデオ | トレーニ ング | Components cypress.com/interface cypress.com/powerpsoc テクニカルサポート cypress.com/support cypress.com/memory cypress.com/psoc cypress.com/touch cypress.com/usb cypress.com/wireless ARM and Cortex are the registered trademarks of ARM Limited in the EU and other countries. © Cypress Semiconductor Corporation, 2013-2016. 本書面は、Cypress Semiconductor Corporation 及び Spansion LLC を含むその子会社(以下、「Cypress」という。)に帰属する財産である。本 書面(本書面に含まれ又は言及されているあらゆるソフトウェア又はファームウェア(以下、 「本ソフトウェア」という。)を含む)は、アメリカ合衆国及び世界のその他の国における知的財産法 令及び条約に基づき、Cypress が所有する。Cypress はこれらの法令及び条約に基づく全ての権利を留保し、また、本段落で特に記載されているものを除き、Cypress の特許権、著作権、商標権 又はその他の知的財産権のライセンスを一切許諾していない。本ソフトウェアにライセンス契約書が伴っておらず、かつ、あなたが Cypress との間で別途本ソフトウェアの使用方法を定める書面 による合意をしていない場合、Cypress は、あなたに対して、(1)本ソフトウェアの著作権に基づき、(a)ソースコード形式で提供されている本ソフトウェアについて、Cypress ハードウェア製 品と共に用いるためにのみ、組織内部でのみ、本ソフトウェアの修正及び複製を行うこと、並びに(b)Cypress のハードウェア製品ユニットに用いるためにのみ、 (直接又は再販売者及び販売代 理店を介して間接のいずれかで)エンドユーザーに対して、バイナリーコード形式で本ソフトウェアを外部に配布すること、並びに(2)本ソフトウェア(Cypress により提供され、修正がなさ れていないもの)に抵触する Cypress の特許権のクレームに基づき、Cypress ハードウェア製品と共に用いるためにのみ、本ソフトウェアの作成、利用、配布及び輸入を行うことについての非独 占的で譲渡不能な一身専属的ライセンス(サブライセンスの権利を除く)を付与する。本ソフトウェアのその他の使用、複製、修正、変換又はコンパイルを禁止する。 適用される法律により許される範囲内で、Cypress は、本書面又はいかなる本ソフトウェアに関しても、明示又は黙示をとわず、いかなる保証(商品性及び特定の目的への適合性の黙示の保証を 含むがこれらに限られない)も行わない。適用される法律により許される範囲内で、Cypress は、別途通知することなく、本書面を変更する権利を留保する。Cypress は、本書面に記載のあるい かなる製品又は回路の適用又は使用から生じる一切の責任を負わない。本書面で提供されたあらゆる情報(あらゆるサンプルデザイン情報又はプログラムコードを含む)は、参照目的のためのみ に提供されたものである。この情報で構成するあらゆるアプリケーション及びその結果としてのあらゆる製品の機能性及び安全性を適切に設計し、プログラムし、かつテストすることは、本書面 のユーザーの責任において行われるものとする。Cypress 製品は、兵器、兵器システム、原子力施設、生命維持装置若しくは生命維持システム、蘇生用の設備及び外科的移植を含むその他の医療 機器若しくは医療システム、汚染管理若しくは有害物質管理の運用のために設計され若しくは意図されたシステムの重要な構成部分として用いるため、又はシステムの不具合が人身傷害、死亡若 しくは物的損害を生じさせることになるその他の使用(以下、 「本目的外使用」という。)のためには、設計、意図又は承認されていない。重要な構成部分とは、装置又はシステムのその構成部分 の不具合が、その装置若しくはシステムの不具合を生じさせるか又はその安全性若しくは実効性に影響すると合理的に予想できる、機器又はシステムのあらゆる構成部分をいう。Cypress 製品の あらゆる本目的外使用から生じ、若しくは本目的外使用に関連するいかなる請求、損害又はその他の責任についても、Cypress はその全部又は一部をとわず一切の責任を負わず、かつ、あなたは Cypress をそれら一切から免除するものとし、本書により免除する。あなたは、Cypress 製品の本目的外使用から生じ又は本目的外使用に関連するあらゆる請求、費用、損害及びその他の責任(人 身傷害又は死亡に基づく請求を含む)から Cypress を免責補償する。 Cypress、Cypress のロゴ、Spansion、Spansion のロゴ及びこれらの組み合わせ、PSoC、CapsSense、EZ-USB、F-RAM、及び Traveo は、米国及びその他の国における Cypress の商標又は登 録商標である。Cypress の商標のより完全なリストは、cypress.com を参照のこと。その他の名称及びブランドは、それぞれの権利者の財産として権利主張がなされている可能性がある。 Document Number: 002-04978 Rev.*A May 12, 2016 Page 122 of 122