MB9B320M Series 32-Bit ARM® Cortex®-M3 FM3 Microcontroller MB9B320M シリーズは、低消費電力と低コストを求める組込み制御用途向けに設計された、高集積 32 ビットマイクロコントロー ラです。本シリーズは、CPU に ARM Cortex-M3 プロセッサを搭載し、フラッシュメモリおよび SRAM のオンチップメモリとと もに、周辺機能として、各種タイマ, A/D コンバータ, D/A コンバータ, 各種通信インタフェース(USB, UART, CSIO, I2C, LIN)など により構成されます。 『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』において、このデータシートに記載されている製品は、TYPE9 製品に分類されます。 特長 32 ビット ARM Cortex-M3 コア [USB ファンクション] プロセッサ版数 : r2p1 USB2.0 Full-Speed 対応 最大動作周波数 : 72 MHz 最大 6 本のエンドポイントをサポートします。 ネスト型ベクタ割込みコントローラ(NVIC) : 1 チャネルの NMI (ノンマスカブル割込み)と 48 チャネルの周辺割込みに 対応。16 の割込み優先度レベルを設定できます。 24 ビットシステムタイマ(Sys Tick) : OS タスク管理用のシス テムタイマです。 オンチップメモリ [フラッシュメモリ] デュアルオペレーションフラッシュメモリ デュアルオペレーションフラッシュメモリは、上位バンク と下位バンクで構成されており、書込み/消去動作と読出し 動作を同時実行します。 メイン領域:最大 256 K バイト(最大 240K バイト上位バ ンク + 16 K バイト下位バンク) ワーク領域:32 K バイト(下位バンク) リードサイクル:0 ウェイトサイクル エンドポイント 0 はコントロール転送 1, 2 はバルク転送, インタラプト転送, ア イソクロナス転送を選択可能 エンドポイント 3 ~ 5 はバルク転送, インタラプト転送を 選択可能 エンドポイント 1 ~ 5 はダブルバッファ構成 各エンドポイントのサイズは下記のとおり • エンドポイント 0, 2~5 : 64 バイト • エンドポイント 1 : 256 バイト エンドポイント [USB ホスト] USB2.0 Full-Speed / Low-Speed 対応 バルク転送, インタラプト転送, アイソクロナス転送をサ ポート USB デバイスの接続/切断の自動検出 IN/OUT トークン時のハンドシェークパケットの自動処理 コード保護用セキュリティ機能 最大パケット長 256 バイトをサポート ウェイクアップ機能をサポート [SRAM] 本シリーズのオンチップ SRAM は、2 つの独立した SRAM (SRAM0, SRAM1) により構成されます。SRAM0 は、 Cortex-M3 コアの I-Code バス, D-Code バスに接続されます。 SRAM1 は、Cortex-M3 コアの System バスに接続されます。 SRAM0: 最大 16 K バイト マルチファンクションシリアルインタフェース(最大 8 チャネル) 16 段 × 9 ビット FIFO あり 4 チャネル(ch.0/1/3/4 ), FIFO なし 4 チャネル(ch.2/5/6/7) チャネルごとに動作モードを次の中から選択できます。 SRAM1: 最大 16 K バイト UART CSIO LIN USB インタフェース I 2 C USB インタフェースはファンクションとホストで構成され ます。USB 用 PLL を搭載し、メインクロックを逓倍し USB [UART] クロックを生成できます。 全二重ダブルバッファ Cypress Semiconductor Corporation Document Number: 002-05653 Rev.*A • 198 Champion Court • San Jose, CA 95134-1709 • 408-943-2600 Revised May 17, 2016 MB9B320M シリーズ パリティあり/なし選択可能 専用ボーレートジェネレータ内蔵 変換データ格納用 FIFO 搭載(スキャン変換用:16 段, 優先変 換用:4 段) 外部クロックをシリアルクロックとして使用可能 DA コンバータ(最大 2 チャネル) ハードウェアフロー・コントロール: CTS/RTS による送受信 R-2R 型 自動制御(ch.4 のみ) 豊富なエラー検出機能(パリティエラー, フレーミングエ ラー, オーバランエラー) 10 ビット分解能 ベースタイマ(最大 8 チャネル) [CSIO] チャネルごとに動作モードを次の中から選択できます。 全二重ダブルバッファ 16 ビット PWM タイマ 専用ボーレートジェネレータ内蔵 16 ビット PPG タイマ オーバランエラー検出機能 16/32 ビットリロードタイマ [LIN] 16/32 ビット PWC タイマ LIN プロトコル Rev.2.1 対応 汎用 I/O ポート 全二重ダブルバッファ 本シリーズは、端子が周辺機能に使用されていない場合、汎 マスタ/スレーブモード対応 LIN break field 生成(13 ~ 16 ビット長に変更可能) LIN break デリミタ生成(1 ~ 4 ビット長に変更可能) 豊富なエラー検出機能(パリティエラー, フレーミングエ ラー, オーバランエラー) 2 用 I/O ポートとして使用できます。また、どの I/O ポートに 周辺機能を割り当てるかを設定できるポートリロケート機能 を搭載しています。 端子ごとにプルアップ制御可能 端子レベルを直接読出し可能 ポートリロケート機能 [I C] 最大 65 本の高速汎用 I/O ポート@80 pin Package Standard-mode(最大 100 kbps)/Fast-mode(最大 400 kbps)に対応 一部のポートは、5 V トレラントに対応 DMA コントローラ(8 チャネル) 該当する端子については「4. 端子機能一覧」と「5. 入出力回 路形式」を参照してください。 DMA コントローラは、CPU とは独立した DMA 専用バスを 持ち、CPU と並列動作できます。 デュアルタイマ(32/16 ビットダウンカウンタ) 8 つを独自に構成かつ動作可能なチャネル デュアルタイマは、2 つのプログラム可能な 32/16 ビットダ ソフトウェア要求または内蔵周辺機能要求による転送開始 ウンカウンタで構成されます。各タイマチャネルの動作モー 可能 転送アドレス空間:32 ビット(4 G バイト) 転送モード : ブロック転送/ バースト転送/ デマンド転送 転送データタイプ : バイト/ ハーフワード/ ワード 転送ブロック数 : 1 ~ 16 転送回数 : 1 ~ 65536 AD コンバータ(最大 26 チャネル) [12 ビット A/D コンバータ] 逐次比較型 2 ユニット搭載 変換時間 : 0.8 μs @ 5 V 優先変換可能(2 レベルの優先度) スキャン変換モード Document Number: 002-05653 Rev.*A ドを次の中から選択できます。 フリーランモード 周期モード(=リロードモード) ワンショットモード クアッドカウンタ (QPRC : Quadrature Position/Revolution Counter) (最大 2 チャネル) クアッドカウンタ(QPRC)は、ポジションエンコーダの位置を 測定するために使います。また、設定によりアップダウンカ ウンタとしても使用できます。 3 つの外部イベント入力端子 AIN, BIN, ZIN の検出エッジを 設定可能 16 ビット位置カウンタ Page 2 of 110 MB9B320M シリーズ 16 ビット回転カウンタ プスタンバイストップモード以外のすべての低消費電力モー 2 つの 16 ビットコンペアレジスタ ドで動作します。 多機能タイマ CRC (Cyclic Redundancy Check)アクセラレータ 多機能タイマは、次のブロックで構成されます。 CRC アクセラレータは、ソフト処理負荷の高い CRC 計算を 16 ビットフリーランタイマ×3 チャネル / ユニット 行い、受信データおよびストレージの整合性確認処理負荷の インプットキャプチャ×4 チャネル / ユニット 軽減を実現します。CCITT CRC16 と IEEE-802.3 CRC32 をサ アウトプットコンペア×6 チャネル / ユニット ポートします。 A/D 起動コンペア×2 チャネル / ユニット CCITT CRC16 Generator Polynomial: 0x1021 波形ジェネレータ×3 チャネル / ユニット IEEE-802.3 CRC32 Generator Polynomial: 0x04C11DB7 16 ビット PPG タイマ×3 チャネル / ユニット クロック/リセット モータ制御を実現するために次の機能を用意しています。 [クロック] PWM 信号出力機能 5 種類のクロックソース(2 種類の外部発振, 2 種類の内蔵 CR DC チョッパ波形出力機能 発振, メイン PLL)から選択できます。 デッドタイマ機能 メインクロック: 4 MHz ~ 48 MHz インプットキャプチャ機能 サブクロック: 32.768 kHz A/D コンバータ起動機能 内蔵高速 CR クロック: 4 MHz DTIF(モータ緊急停止)割込み機能 内蔵低速 CR クロック: 100 kHz リアルタイムクロック(RTC : Real Time Clock) メイン PLL クロック 01 年 ~ 99 年までの年/月/日/時/分/秒/曜日のカウントを行い [リセット] ます。 INITX 端子からのリセット要求 日時指定(年/月/日/時/分/秒/曜日)での割込み機能, 年/月/日/ 電源投入リセット 時/分・だけの個別設定も可能 設定時間後/設定時間ごとのタイマ割込み機能 カウントを継続して時刻書換え可能 うるう年の自動カウント 時計カウンタ 時計カウンタはスリープ, タイマモードからのウェイクアッ プに使用します。インターバルタイマ : 最大 64 s@サブク ロック使用時(32.768 kHz) 外部割込み制御ユニット 外部割込み入力端子: 最大 23 本@80 pin Package ソフトウェアリセット ウォッチドッグタイマリセット 低電圧検出リセット クロックスーパバイザリセット クロック監視機能(CSV : Clock Super Visor) 内蔵 CR 発振による生成クロックを用いて外部クロックの異 常を監視します。 外部クロック異常(クロック停止)が検出されると、リセット がアサートされます。 外部周波数異常が検出されると、割込みまたはリセットがア サートされます。 ノンマスカブル割込み(NMI)入力端子: 1 本 低電圧検出機能(LVD : Low-Voltage Detect) ウォッチドッグタイマ(2 チャネル) 本シリーズは、2 段階で VCC 端子の電圧を監視します。設定 ウォッチドッグタイマは、タイムアウト値に達すると割込み した電圧より VCC 端子の電圧が下がった場合、低電圧検出 またはリセットを発生します。本シリーズには、"ハードウェ 機能により割込みまたはリセットが発生します。 ア"ウォッチドッグと"ソフトウェア"ウォッチドッグの 2 つの LVD1: 割込みによりエラーを報告 異なるウォッチドッグがあります。"ハードウェア"ウォッチ ドッグタイマは内蔵低速 CR 発振で動作するため、RTC モー LVD2: オートリセット動作 ド, ストップモード, ディープスタンバイ RTC モード,ディー Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 3 of 110 MB9B320M シリーズ 低消費電力モード デバッグ 6 種類の低消費電力モードに対応します。 シリアル・ワイヤ JTAG デバッグ・ポート (SWJ-DP) スリープ タイマ RTC ユニーク ID 41 ビットのデバイス固有の値を設定済み ストップ 電源 ディープスタンバイ RTC(RAM 保持あり・なし選択可能) ワイドレンジ電圧対応: VCC = 2.7 V ~ 5.5 V ディープスタンバイストップ(RAM 保持あり・なし選択可能) Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 4 of 110 MB9B320M シリーズ Table of Contents 特長 ................................................................................................................................................................ 1 1. 品種構成 2. パッケージと品種対応 .......................................................................................................................................................... 8 3. 端子配列図 ................................................................................................................................................................ 9 4. 端子機能一覧 .............................................................................................................................................................. 15 5. 入出力回路形式 .............................................................................................................................................................. 34 6. 取扱上のご注意 .............................................................................................................................................................. 40 ................................................................................................................................................................ 7 6.1 設計上の注意事項 ........................................................................................................................................................... 40 6.2 パッケージ実装上の注意事項.......................................................................................................................................... 41 6.3 使用環境に関する注意事項 ............................................................................................................................................. 42 7. デバイス使用上の注意 ........................................................................................................................................................ 43 8. ブロックダイヤグラム ........................................................................................................................................................ 46 9. メモリサイズ .............................................................................................................................................................. 47 10. メモリマップ .............................................................................................................................................................. 47 11. 各 CPU ステートにおける端子状態 .................................................................................................................................... 50 12. 電気的特性 .............................................................................................................................................................. 55 12.1 絶対最大定格................................................................................................................................................................... 55 12.2 推奨動作条件................................................................................................................................................................... 57 12.3 直流規格 .......................................................................................................................................................................... 58 12.3.1 電流規格 ...................................................................................................................................................................... 58 12.3.2 端子特性 ...................................................................................................................................................................... 61 12.4 交流規格 .......................................................................................................................................................................... 63 12.4.1 メインクロック入力規格 ............................................................................................................................................. 63 12.4.2 サブクロック入力規格 ................................................................................................................................................ 64 12.4.3 内蔵 CR 発振規格........................................................................................................................................................ 65 12.4.4 メイン PLL・USB 用 PLL の使用条件(PLL の入力クロックにメインクロックを使用) ............................................... 66 12.4.5 メイン PLL の使用条件(メイン PLL の入力クロックに内蔵高速 CR クロックを使用) ............................................. 66 12.4.6 リセット入力規格 ....................................................................................................................................................... 67 12.4.7 パワーオンリセットタイミング .................................................................................................................................. 67 12.4.8 ベースタイマ入力タイミング...................................................................................................................................... 68 12.4.9 CSIO/UART タイミング .............................................................................................................................................. 69 12.4.10 外部入力タイミング .................................................................................................................................................... 77 12.4.11 クアッドカウンタ タイミング .................................................................................................................................... 78 2 12.4.12 I C タイミング ............................................................................................................................................................ 80 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 5 of 110 MB9B320M シリーズ 12.4.13 JTAG タイミング ........................................................................................................................................................ 81 12.5 12 ビット A/D コンバータ ............................................................................................................................................... 82 12.6 10 ビット D/A コンバータ ............................................................................................................................................... 85 12.7 USB 特性......................................................................................................................................................................... 86 12.8 低電圧検出特性 ............................................................................................................................................................... 90 12.8.1 低電圧検出リセット .................................................................................................................................................... 90 12.8.2 低電圧検出割込み ....................................................................................................................................................... 91 12.9 フラッシュメモリ書込み/消去特性 ................................................................................................................................. 92 12.9.1 書込み/消去時間 .......................................................................................................................................................... 92 12.9.2 書込みサイクルとデータ保持時間 .............................................................................................................................. 92 12.10 スタンバイ復帰時間 ........................................................................................................................................................ 93 12.10.1 復帰要因:割込み/WKUP............................................................................................................................................ 93 12.10.2 復帰要因:リセット .................................................................................................................................................... 95 13. オーダ型格 .............................................................................................................................................................. 97 14. パッケージ・外形寸法図 .................................................................................................................................................... 98 15. 主な変更内容 ............................................................................................................................................................ 106 改訂履歴 ............................................................................................................................................................ 109 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 6 of 110 MB9B320M シリーズ 1. 品種構成 メモリサイズ 品種名 オンチップ フラッシュメモリ オンチップ SRAM MB9BF321K/L/M MB9BF322K/L/M MB9BF324K/L/M メイン領域 64 Kバイト 128 Kバイト 256 Kバイト ワーク領域 32 Kバイト 32 Kバイト 32 Kバイト SRAM0 8 Kバイト 8 Kバイト 16 Kバイト SRAM1 8 Kバイト 8 Kバイト 16 Kバイト 計 16 Kバイト 16 Kバイト 32 Kバイト ファンクション 品種名 端子数 CPU 周波数 電源電圧範囲 USB2.0 (Function/Host) DMAC マルチファンクションシリアル (UART/CSIO/LIN/I2C) ベースタイマ (PWC/リロードタイマ/PWM/PPG) 2ch. 多 A/D起動コンペア 4ch.* 機 インプットキャプチャ 能 フリーランタイマ 3ch. タ アウトプットコンペア 6ch. イ 波形ジェネレータ 3ch. マ PPG 3ch. クアッドカウンタ デュアルタイマ リアルタイムクロック 時計カウンタ CRCアクセラレータ ウォッチドッグタイマ 外部割込み 汎用I/Oポート 12ビットA/Dコンバータ 10ビットD/Aコンバータ クロック異常検出機能(CSV) 低電圧検出機能(LVD) 高速 内蔵CR 低速 デバッグ機能 ユニークID Document Number: 002-05653 Rev.*A MB9BF321K MB9BF322K MB9BF324K 48 Cortex-M3 72 MHz 2.7 V ~ 5.5 V 1ch.(最大) 8ch. 4ch. (最大) FIFOあり:ch.0/1/3 FIFOなし:ch.5 (ch.1/5はUART, LIN のみ 使用可能) MB9BF321L MB9BF322L MB9BF324L 64 MB9BF321M MB9BF322M MB9BF324M 80/96 8ch. (最大) FIFOあり:ch.0/1/3/4 FIFOなし:ch.2/5/6/7 (ch.1はUART,LINのみ使用可能) 8ch. (最大) 1 unit 1ch. 1 unit 1 unit 1 unit Yes 1ch. (SW) + 1ch. (HW) 14 pins (最大) + NMI × 1 35 pins (最大) 14ch. (2 unit) 2 ch.(最大) Yes 2ch. 4 MHz 100 kHz SWJ-DP Yes 2ch.(最大) 19 pins (最大) + NMI × 1 50 pins (最大) 23ch. (2 unit) 23 pins (最大) + NMI × 1 65 pins (最大) 26ch. (2 unit) Page 7 of 110 MB9B320M シリーズ *:使用可能な外部入力チャネルは以下のとおりです。 ・ ch.0 ~ ch.3 : MB9BF321M/F322M/F324M ・ ch.0, ch.2, ch.3 : MB9BF321K/F322K/F324K, MB9BF321L/F322L/F324L (注意事項 ) − 各製品に搭載される周辺機能の信号は、パッケージの端子数制限により、すべて割り当てることはできません。ご使用される 機能に応じて、I/O ポートのポートリロケート機能を用いて、端子を割り当ててください。 内蔵 CR のクロック周波数精度については、 『12. 電気的特性 12.4. 交流規格 12.4.3. 内蔵 CR 発振規格』を参照してください。 2. パッケージと品種対応 MB9BF321K MB9BF322K MB9BF324K 品種名 パッケージ MB9BF321L MB9BF322L MB9BF324L MB9BF321M MB9BF322M MB9BF324M LQFP: FPT-48P-M49 (0.5 mm pitch) - - QFN: LCC-48P-M73 (0.5 mm pitch) - - LQFP: FPT-64P-M38 (0.5 mm pitch) - - LQFP: FPT-64P-M39 (0.65 mm pitch) - - QFN: LCC-64P-M24 (0.5 mm pitch) - - LQFP: FPT-80P-M37 (0.5 mm pitch) - - LQFP: FPT-80P-M40 (0.65 mm pitch) - - BGA: BGA-96P-M07 (0.5 mm pitch) - - : 対応 (注意事項 ) − 各パッケージの詳細は「14. パッケージ・外形寸法図」を参照してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 8 of 110 MB9B320M シリーズ 3. 端子配列図 FPT-80P-M37/M40 VSS P81/UDP0/INT17_1 P80/UDM0/INT16_1 USBVCC P60/AN21/SIN5_0/TIOA2_2/INT15_1/WKUP3/IGTRG_1 P61/AN20/SOT5_0/TIOB2_2/UHCONX/DTTI0X_2 P62/AN19/SCK5_0/ADTG_3 P63/INT03_0 P0F/AN18/NMIX/SUBOUT_0/CROUT_1/RTCCO_0/WKUP0 P0E/CTS4_0/TIOB3_2/INT21_0 P0D/RTS4_0/TIOA3_2/INT20_0 P0C/AN17/SCK4_0/TIOA6_1/INT19_0 P0B/AN16/SOT4_0/TIOB6_1/INT18_0 P0A/AN15/SIN4_0/INT00_2 P07/ADTG_0/INT23_1 P04/TDO/SWO P03/TMS/SWDIO P02/TDI P01/TCK/SWCLK P00/TRSTX 80 79 78 77 76 75 74 73 72 71 70 69 68 67 66 65 64 63 62 61 (TOP VIEW) VCC 1 60 P20/INT05_0/CROUT_0/AIN1_1 P50/AN22/INT00_0/AIN0_2/SIN3_1 2 59 P21/AN14/SIN0_0/INT06_1/BIN1_1/WKUP2 P51/AN23/INT01_0/BIN0_2/SOT3_1 3 58 P22/AN13/SOT0_0/TIOB7_1/ZIN1_1 P52/AN24/INT02_0/ZIN0_2/SCK3_1 4 57 P23/AN12/SCK0_0/TIOA7_1 P53/SIN6_0/TIOA1_2/INT07_2 5 56 P1B/AN11/SOT4_1/INT20_2/IC01_1 P54/SOT6_0/TIOB1_2/INT18_1 6 55 P1A/AN10/SIN4_1/INT05_1/IC00_1 P55/SCK6_0/ADTG_1/INT19_1 7 54 P19/AN09/SCK2_2 P56/INT08_2 8 53 P18/AN08/SOT2_2 P30/AN25/AIN0_0/TIOB0_1/INT03_2 9 52 AVRL P31/AN26/BIN0_0/TIOB1_1/SCK6_1/INT04_2 10 51 AVRH P32/ZIN0_0/TIOB2_1/SOT6_1/INT05_2 11 50 AVCC P33/INT04_0/TIOB3_1/SIN6_1/ADTG_6 12 49 P17/AN07/SIN2_2/INT04_1 LQFP - 80 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 P4A/TIOB1_0/SCK3_2/INT21_1/BIN0_1/DA1_0 P4B/TIOB2_0/INT22_1/ZIN0_1/IGTRG_0 P4C/TIOB3_0/SCK7_1/INT12_0/AIN1_2 P4D/TIOB4_0/SOT7_1/INT13_0/BIN1_2 P4E/TIOB5_0/INT06_2/SIN7_1/ZIN1_2 PE0/MD1 MD0 PE2/X0 PE3/X1 VSS VCC 30 41 29 20 P49/TIOB0_0/SOT3_2/INT20_1/AIN0_1/DA0_0 P10/AN00 VSS 28 P11/AN01/SIN1_1/INT02_1/FRCK0_2/WKUP1 42 INITX 43 19 P48/SIN3_2/INT14_1 18 P3F/RTO05_0/TIOA5_1 27 P12/AN02/SOT1_1/IC00_2 P3E/RTO04_0/TIOA4_1/INT19_2 P47/X1A 44 26 17 P46/X0A AVSS P3D/RTO03_0/TIOA3_1 25 45 24 16 VCC P14/AN04/SIN0_1/INT03_1/IC02_2 P3C/RTO02_0/TIOA2_1/INT18_2 23 46 C 15 VSS P15/AN05/SOT0_1/INT14_0/IC03_2 P3B/RTO01_0/TIOA1_1 22 P16/AN06/SCK0_1/INT15_0 47 21 48 14 P45/TIOA5_0/INT11_0 13 P44/TIOA4_0/INT10_0 P39/DTTI0X_0/INT06_0/ADTG_2 P3A/RTO00_0/TIOA0_1/INT07_0/SUBOUT_2/RTCCO_2 <注意事項> − XXX_1, XXX_2 のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、 「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示しています。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。拡張ポート機能レジスタ(EPFR) によって利用する端子名を選択してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 9 of 110 MB9B320M シリーズ FPT-64P-M38/M39 VSS P81/UDP0/INT17_1 P80/UDM0/INT16_1 USBVCC P60/AN21/SIN5_0/TIOA2_2/INT15_1/WKUP3/IGTRG_1 P61/AN20/SOT5_0/TIOB2_2/UHCONX/DTTI0X_2 P62/AN19/SCK5_0/ADTG_3 P0F/AN18/NMIX/SUBOUT_0/CROUT_1/RTCCO_0/WKUP0 P0C/AN17/SCK4_0/TIOA6_1/INT19_0 P0B/AN16/SOT4_0/TIOB6_1/INT18_0 P0A/AN15/SIN4_0/INT00_2 P04/TDO/SWO P03/TMS/SWDIO P02/TDI P01/TCK/SWCLK P00/TRSTX 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 (TOP VIEW) VCC 1 48 P21/AN14/SIN0_0/INT06_1/WKUP2 P50/AN22/INT00_0/AIN0_2/SIN3_1 2 47 P22/AN13/SOT0_0/TIOB7_1 P51/AN23/INT01_0/BIN0_2/SOT3_1 3 46 P23/AN12/SCK0_0/TIOA7_1 P52/AN24/INT02_0/ZIN0_2/SCK3_1 4 45 P19/AN09/SCK2_2 P30/AN25/AIN0_0/TIOB0_1/INT03_2 5 44 P18/AN08/SOT2_2 P31/AN26/BIN0_0/TIOB1_1/SCK6_1/INT04_2 6 43 AVRL P32/ZIN0_0/TIOB2_1/SOT6_1/INT05_2 7 42 AVRH P33/INT04_0/TIOB3_1/SIN6_1/ADTG_6 8 41 AVCC P39/DTTI0X_0/INT06_0/ADTG_2 9 40 P17/AN07/SIN2_2/INT04_1 P3A/RTO00_0/TIOA0_1/INT07_0/SUBOUT_2/RTCCO_2 10 39 P15/AN05/SOT0_1/INT14_0/IC03_2 P3B/RTO01_0/TIOA1_1 11 38 P14/AN04/SIN0_1/INT03_1/IC02_2 P3C/RTO02_0/TIOA2_1/INT18_2 12 37 AVSS P3D/RTO03_0/TIOA3_1 13 36 P12/AN02/SOT1_1/IC00_2 P3E/RTO04_0/TIOA4_1/INT19_2 14 35 P11/AN01/SIN1_1/INT02_1/FRCK0_2/WKUP1 P3F/RTO05_0/TIOA5_1 15 34 P10/AN00 VSS 16 33 VCC 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 C VCC P46/X0A P47/X1A INITX P49/TIOB0_0/SOT3_2/INT20_1/AIN0_1/DA0_0 P4A/TIOB1_0/SCK3_2/INT21_1/BIN0_1/DA1_0 P4B/TIOB2_0/INT22_1/ZIN0_1/IGTRG_0 P4C/TIOB3_0/SCK7_1/INT12_0/AIN1_2 P4D/TIOB4_0/SOT7_1/INT13_0/BIN1_2 P4E/TIOB5_0/INT06_2/SIN7_1/ZIN1_2 PE0/MD1 MD0 PE2/X0 PE3/X1 VSS LQFP - 64 <注意事項> − XXX_1, XXX_2 のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、 「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示しています。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。拡張ポート機能レジスタ(EPFR) によって利用する端子名を選択してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 10 of 110 MB9B320M シリーズ LCC-64P-M24 VSS P81/UDP0/INT17_1 P80/UDM0/INT16_1 USBVCC P60/AN21/SIN5_0/TIOA2_2/INT15_1/WKUP3/IGTRG_1 P61/AN20/SOT5_0/TIOB2_2/UHCONX/DTTI0X_2 P62/AN19/SCK5_0/ADTG_3 P0F/AN18/NMIX/SUBOUT_0/CROUT_1/RTCCO_0/WKUP0 P0C/AN17/SCK4_0/TIOA6_1/INT19_0 P0B/AN16/SOT4_0/TIOB6_1/INT18_0 P0A/AN15/SIN4_0/INT00_2 P04/TDO/SWO P03/TMS/SWDIO P02/TDI P01/TCK/SWCLK P00/TRSTX 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 (TOP VIEW) VCC 1 48 P21/AN14/SIN0_0/INT06_1/WKUP2 P50/AN22/INT00_0/AIN0_2/SIN3_1 2 47 P22/AN13/SOT0_0/TIOB7_1 P51/AN23/INT01_0/BIN0_2/SOT3_1 3 46 P23/AN12/SCK0_0/TIOA7_1 P52/AN24/INT02_0/ZIN0_2/SCK3_1 4 45 P19/AN09/SCK2_2 P30/AN25/AIN0_0/TIOB0_1/INT03_2 5 44 P18/AN08/SOT2_2 P31/AN26/BIN0_0/TIOB1_1/SCK6_1/INT04_2 6 43 AVRL P32/ZIN0_0/TIOB2_1/SOT6_1/INT05_2 7 42 AVRH P33/INT04_0/TIOB3_1/SIN6_1/ADTG_6 8 41 AVCC P39/DTTI0X_0/INT06_0/ADTG_2 9 40 P17/AN07/SIN2_2/INT04_1 P3A/RTO00_0/TIOA0_1/INT07_0/SUBOUT_2/RTCCO_2 10 39 P15/AN05/SOT0_1/INT14_0/IC03_2 P3B/RTO01_0/TIOA1_1 11 38 P14/AN04/SIN0_1/INT03_1/IC02_2 P3C/RTO02_0/TIOA2_1/INT18_2 12 37 AVSS P3D/RTO03_0/TIOA3_1 13 36 P12/AN02/SOT1_1/IC00_2 P3E/RTO04_0/TIOA4_1/INT19_2 14 35 P11/AN01/SIN1_1/INT02_1/FRCK0_2/WKUP1 P3F/RTO05_0/TIOA5_1 15 34 P10/AN00 VSS 16 33 VCC 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 C VCC P46/X0A P47/X1A INITX P49/TIOB0_0/SOT3_2/INT20_1/AIN0_1/DA0_0 P4A/TIOB1_0/SCK3_2/INT21_1/BIN0_1/DA1_0 P4B/TIOB2_0/INT22_1/ZIN0_1/IGTRG_0 P4C/TIOB3_0/SCK7_1/INT12_0/AIN1_2 P4D/TIOB4_0/SOT7_1/INT13_0/BIN1_2 P4E/TIOB5_0/INT06_2/SIN7_1/ZIN1_2 PE0/MD1 MD0 PE2/X0 PE3/X1 VSS QFN - 64 <注意事項> − XXX_1, XXX_2 のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、 「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示しています。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。拡張ポート機能レジスタ(EPFR) によって利用する端子名を選択してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 11 of 110 MB9B320M シリーズ FPT-48P-M49 VSS P81/UDP0/INT17_1 P80/UDM0/INT16_1 USBVCC P60/AN21/SIN5_0/TIOA2_2/INT15_1/WKUP3/IGTRG_1 P61/AN20/SOT5_0/TIOB2_2/UHCONX/DTTI0X_2 P0F/AN18/NMIX/SUBOUT_0/CROUT_1/RTCCO_0/WKUP0 P04/TDO/SWO P03/TMS/SWDIO P02/TDI P01/TCK/SWCLK P00/TRSTX 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 (TOP VIEW) VCC 1 36 P21/AN14/SIN0_0/INT06_1/WKUP2 P50/AN22/INT00_0/AIN0_2/SIN3_1 2 35 P22/AN13/SOT0_0/TIOB7_1 P51/AN23/INT01_0/BIN0_2/SOT3_1 3 34 P23/AN12/SCK0_0/TIOA7_1 P52/AN24/INT02_0/ZIN0_2/SCK3_1 4 33 AVRL P39/DTTI0X_0/INT06_0/ADTG_2 5 32 AVRH P3A/RTO00_0/TIOA0_1/INT07_0/SUBOUT_2/RTCCO_2 6 31 AVCC P3B/RTO01_0/TIOA1_1 7 30 P15/AN05/SOT0_1/INT14_0/IC03_2 P3C/RTO02_0/TIOA2_1/INT18_2 8 29 P14/AN04/SIN0_1/INT03_1/IC02_2 P3D/RTO03_0/TIOA3_1 9 28 AVSS P3E/RTO04_0/TIOA4_1/INT19_2 10 27 P12/AN02/SOT1_1/IC00_2 P3F/RTO05_0/TIOA5_1 11 26 P11/AN01/SIN1_1/INT02_1/FRCK0_2/WKUP1 VSS 12 25 P10/AN00 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 C VCC P46/X0A P47/X1A INITX P49/TIOB0_0/INT20_1/DA0_0 P4A/TIOB1_0/INT21_1/DA1_0 PE0/MD1 MD0 PE2/X0 PE3/X1 VSS LQFP - 48 <注意事項> − XXX_1, XXX_2 のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、 「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示しています。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。拡張ポート機能レジスタ(EPFR) によって利用する端子名を選択してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 12 of 110 MB9B320M シリーズ LCC-48P-M73 VSS P81/UDP0/INT17_1 P80/UDM0/INT16_1 USBVCC P60/AN21/SIN5_0/TIOA2_2/INT15_1/WKUP3/IGTRG_1 P61/AN20/SOT5_0/TIOB2_2/UHCONX/DTTI0X_2 P0F/AN18/NMIX/SUBOUT_0/CROUT_1/RTCCO_0/WKUP0 P04/TDO/SWO P03/TMS/SWDIO P02/TDI P01/TCK/SWCLK P00/TRSTX 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 (TOP VIEW) VCC 1 36 P21/AN14/SIN0_0/INT06_1/WKUP2 P50/AN22/INT00_0/AIN0_2/SIN3_1 2 35 P22/AN13/SOT0_0/TIOB7_1 P51/AN23/INT01_0/BIN0_2/SOT3_1 3 34 P23/AN12/SCK0_0/TIOA7_1 P52/AN24/INT02_0/ZIN0_2/SCK3_1 4 33 AVRL P39/DTTI0X_0/INT06_0/ADTG_2 5 32 AVRH P3A/RTO00_0/TIOA0_1/INT07_0/SUBOUT_2/RTCCO_2 6 31 AVCC P3B/RTO01_0/TIOA1_1 7 30 P15/AN05/SOT0_1/INT14_0/IC03_2 P3C/RTO02_0/TIOA2_1/INT18_2 8 29 P14/AN04/SIN0_1/INT03_1/IC02_2 P3D/RTO03_0/TIOA3_1 9 28 AVSS P3E/RTO04_0/TIOA4_1/INT19_2 10 27 P12/AN02/SOT1_1/IC00_2 P3F/RTO05_0/TIOA5_1 11 26 P11/AN01/SIN1_1/INT02_1/FRCK0_2/WKUP1 VSS 12 25 P10/AN00 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 C VCC P46/X0A P47/X1A INITX P49/TIOB0_0/INT20_1/DA0_0 P4A/TIOB1_0/INT21_1/DA1_0 PE0/MD1 MD0 PE2/X0 PE3/X1 VSS QFN - 48 <注意事項> − XXX_1, XXX_2 のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、 「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示しています。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。拡張ポート機能レジスタ(EPFR) によって利用する端子名を選択してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 13 of 110 MB9B320M シリーズ BGA-96P-M07 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 A VSS UDP0 UDM0 USBVCC VSS AN18 VSS P07 TMS/ SWDIO TRSTX VSS B VCC VSS AN24 AN20 P63 P0D AN17 TDO/ SWO TCK/ SWCLK VSS TDI C AN22 AN23 VSS AN21 AN19 P0E AN16 AN15 VSS P20 AN14 D P53 P54 P55 Index AN13 AN12 VSS E P56 AN25 AN26 AN11 AN10 AN09 F VSS VSS VSS AN08 AN07 AVRH G P32 P33 P39 AN06 AN05 AVRL H P3A P3B P3C AN04 AVSS AVCC J P3D P3E VSS P3F P48 P4A P4D AN02 VSS AN01 AN00 K VCC VSS X1A INITX P45 P49 P4C P4E MD1 VSS VCC L VSS C X0A VSS P44 VSS P4B MD0 X0 X1 VSS <注意事項> − XXX_1, XXX_2 のように「_ (アンダバー)」がついている端子の、 「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示しています。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。拡張ポート機能レジスタ(EPFR) によって利用する端子名を選択してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 14 of 110 MB9B320M シリーズ 4. 端子機能一覧 端子番号別 XXX_1, XXX_2 のように、 「_(アンダバー)」がついている端子の、 「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示しています。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。拡張ポート機能レジスタ(EPFR) によって利用する端子名を選択してください。 LQFP-80 端子番号 LQFP-64 BGA-96 QFN-64 LQFP-48 QFN-48 1 B1 1 1 2 C1 2 2 3 C2 3 3 4 B3 4 4 5 D1 - - 6 D2 - - 7 D3 - - 8 E1 - - 9 E2 5 - Document Number: 002-05653 Rev.*A 入出力 回路形式 端子名 VCC P50 INT00_0 AIN0_2 SIN3_1 AN22 P51 INT01_0 BIN0_2 SOT3_1 (SDA3_1) AN23 P52 INT02_0 ZIN0_2 SCK3_1 (SCL3_1) AN24 P53 SIN6_0 TIOA1_2 INT07_2 P54 SOT6_0 (SDA6_0) TIOB1_2 INT18_1 P55 SCK6_0 (SCL6_0) ADTG_1 INT19_1 P56 INT08_2 P30 AIN0_0 TIOB0_1 INT03_2 AN25 端子状態 形式 - F N F N F N E L E L E L E L F N Page 15 of 110 MB9B320M シリーズ 端子番号 LQFP-64 BGA-96 QFN-64 LQFP-80 LQFP-48 QFN-48 10 E3 6 - 11 G1 7 - 12 G2 8 - 13 G3 9 5 14 H1 10 6 15 H2 11 7 16 H3 12 8 17 J1 13 9 Document Number: 002-05653 Rev.*A 端子名 P31 BIN0_0 TIOB1_1 SCK6_1 (SCL6_1) INT04_2 AN26 P32 ZIN0_0 TIOB2_1 SOT6_1 (SDA6_1) INT05_2 P33 INT04_0 TIOB3_1 SIN6_1 ADTG_6 P39 DTTI0X_0 INT06_0 ADTG_2 P3A RTO00_0 (PPG00_0) TIOA0_1 INT07_0 SUBOUT_2 RTCCO_2 P3B RTO01_0 (PPG00_0) TIOA1_1 P3C RTO02_0 (PPG02_0) TIOA2_1 INT18_2 P3D RTO03_0 (PPG02_0) TIOA3_1 入出力 回路形式 端子状態 形式 F N E L E L E L G L G K G L G K Page 16 of 110 MB9B320M シリーズ 端子番号 LQFP-64 BGA-96 QFN-64 LQFP-80 LQFP-48 QFN-48 18 J2 14 10 19 J4 15 11 20 L1 16 12 21 L5 - - 22 K5 - - 23 24 25 L2 L4 K1 17 18 13 14 26 L3 19 15 27 K3 20 16 28 K4 21 17 29 J5 - - 18 30 K6 22 - 19 31 J6 23 - Document Number: 002-05653 Rev.*A 端子名 P3E RTO04_0 (PPG04_0) TIOA4_1 INT19_2 P3F RTO05_0 (PPG04_0) TIOA5_1 VSS P44 TIOA4_0 INT10_0 P45 TIOA5_0 INT11_0 C VSS VCC P46 X0A P47 X1A INITX P48 INT14_1 SIN3_2 P49 TIOB0_0 INT20_1 DA0_0 SOT3_2 (SDA3_2) AIN0_1 P4A TIOB1_0 INT21_1 DA1_0 SCK3_2 (SCL3_2) BIN0_1 入出力 回路形式 端子状態 形式 G L G K G L G L D F D G B C E L L L L L Page 17 of 110 MB9B320M シリーズ LQFP-80 端子番号 LQFP-64 BGA-96 QFN-64 LQFP-48 QFN-48 32 L7 24 - 33 K7 25 - 34 J7 26 - 35 K8 27 - 36 K9 28 20 37 L8 29 21 38 L9 30 22 39 L10 31 23 40 41 L11 K11 32 33 24 - 42 J11 34 25 43 J10 35 26 44 J8 36 27 Document Number: 002-05653 Rev.*A 入出力 回路形式 端子名 P4B TIOB2_0 INT22_1 IGTRG_0 ZIN0_1 P4C TIOB3_0 SCK7_1 (SCL7_1) INT12_0 AIN1_2 P4D TIOB4_0 SOT7_1 (SDA7_1) INT13_0 BIN1_2 P4E TIOB5_0 INT06_2 SIN7_1 ZIN1_2 MD1 PE0 MD0 X0 PE2 X1 PE3 VSS VCC P10 AN00 P11 AN01 SIN1_1 INT02_1 FRCK0_2 WKUP1 P12 AN02 SOT1_1 (SDA1_1) IC00_2 端子状態 形式 E L I* L I* L I* L C E K D A A A B F M F N F M Page 18 of 110 MB9B320M シリーズ LQFP-80 端子番号 LQFP-64 BGA-96 QFN-64 LQFP-48 QFN-48 45 H10 37 28 46 H9 38 29 47 G10 39 30 48 G9 - - 49 F10 40 - 50 51 52 H11 F11 G11 41 42 43 31 32 33 53 F9 44 - 54 E11 45 - 55 E10 - - Document Number: 002-05653 Rev.*A 入出力 回路形式 端子名 AVSS P14 AN04 INT03_1 IC02_2 SIN0_1 P15 AN05 IC03_2 SOT0_1 (SDA0_1) INT14_0 P16 AN06 SCK0_1 (SCL0_1) INT15_0 P17 AN07 SIN2_2 INT04_1 AVCC AVRH AVRL P18 AN08 SOT2_2 (SDA2_2) P19 AN09 SCK2_2 (SCL2_2) P1A AN10 SIN4_1 INT05_1 IC00_1 端子状態 形式 - - F N F N F N F N F M F M F N Page 19 of 110 MB9B320M シリーズ LQFP-80 端子番号 LQFP-64 BGA-96 QFN-64 LQFP-48 QFN-48 56 E9 - - 57 D10 46 34 58 D9 47 35 - - 59 C11 48 36 60 C10 - - 61 A10 49 37 62 B9 50 38 63 B11 51 39 64 A9 52 40 65 B8 53 41 66 A8 - - Document Number: 002-05653 Rev.*A 端子名 P1B AN11 SOT4_1 (SDA4_1) IC01_1 INT20_2 P23 SCK0_0 (SCL0_0) TIOA7_1 AN12 P22 SOT0_0 (SDA0_0) TIOB7_1 AN13 ZIN1_1 P21 SIN0_0 INT06_1 WKUP2 BIN1_1 AN14 P20 INT05_0 CROUT_0 AIN1_1 P00 TRSTX P01 TCK SWCLK P02 TDI P03 TMS SWDIO P04 TDO SWO P07 ADTG_0 INT23_1 入出力 回路形式 端子状態 形式 F N F M F M F N E N E J E J E J E J E J E L Page 20 of 110 MB9B320M シリーズ LQFP-80 端子番号 LQFP-64 BGA-96 QFN-64 LQFP-48 QFN-48 67 C8 54 - 68 C7 55 - 69 B7 56 - 70 B6 - - 71 C6 - - 72 A6 57 42 73 B5 - - 74 C5 58 - 75 B4 59 43 Document Number: 002-05653 Rev.*A 端子名 P0A SIN4_0 INT00_2 AN15 P0B SOT4_0 (SDA4_0) TIOB6_1 AN16 INT18_0 P0C SCK4_0 (SCL4_0) TIOA6_1 INT19_0 AN17 P0D RTS4_0 TIOA3_2 INT20_0 P0E CTS4_0 TIOB3_2 INT21_0 P0F NMIX SUBOUT_0 CROUT_1 RTCCO_0 WKUP0 AN18 P63 INT03_0 P62 SCK5_0 (SCL5_0) ADTG_3 AN19 P61 SOT5_0 (SDA5_0) TIOB2_2 UHCONX DTTI0X_2 AN20 入出力 回路形式 端子状態 形式 J* N J* N J* N E L E L F I E L F M F M Page 21 of 110 MB9B320M シリーズ 端子番号 LQFP-64 BGA-96 QFN-64 LQFP-80 端子名 LQFP-48 QFN-48 入出力 回路形式 端子状態 形式 J* N P60 SIN5_0 TIOA2_2 76 C4 60 44 INT15_1 WKUP3 IGTRG_1 AN21 77 A4 61 45 78 A3 62 46 USBVCC - P80 UDM0 H H H H INT16_1 P81 79 A2 63 47 UDP0 INT17_1 80 A1 64 48 VSS - - A5, A7, A11, B2, B10, C3, C9, F1, F2, F3, J3, J9, K2, K10, L6 - - VSS - *: 5 VトレラントI/O Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 22 of 110 MB9B320M シリーズ 端子機能別 XXX_1, XXX_2 のように、 「_(アンダバー)」がついている端子の、 「_」以降の数字はリロケーションポート番号を示しています。 これらの端子は 1 つのチャネルに複数の機能があり、それぞれの機能ごとに端子名があります。拡張ポート機能レジスタ(EPFR) によって利用する端子名を選択してください。 端子機能 ADC 端子名 機能説明 ADTG_0 ADTG_1 端子番号 LQFP-64 LQFP-48 LQFP-80 BGA-96 QFN-64 QFN-48 66 A8 - - 7 D3 - - 13 G3 9 5 ADTG_3 74 C5 58 - ADTG_6 12 G2 8 - AN00 42 J11 34 25 AN01 43 J10 35 26 AN02 44 J8 36 27 AN04 46 H9 38 29 AN05 47 G10 39 30 AN06 48 G9 - - AN07 49 F10 40 - AN08 53 F9 44 - AN09 54 E11 45 - AN10 55 E10 - - AN11 56 E9 - - AN12 57 D10 46 34 58 D9 47 35 59 C11 48 36 AN15 67 C8 54 - AN16 68 C7 55 - AN17 69 B7 56 - AN18 72 A6 57 42 AN19 74 C5 58 - AN20 75 B4 59 43 AN21 76 C4 60 44 AN22 2 C1 2 2 AN23 3 C2 3 3 AN24 4 B3 4 4 AN25 9 E2 5 - AN26 10 E3 6 - ADTG_2 AN13 AN14 A/D コンバータ 外部トリガ入力端子 A/D コンバータ アナログ入力端子。 ANxx は ADC ch.xx を示します。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 23 of 110 MB9B320M シリーズ 端子機能 ベース タイマ 0 端子名 TIOA0_1 TIOB0_0 TIOB0_1 ベース タイマ 1 機能説明 ベースタイマ ch.0 の TIOA 端子 ベースタイマ ch.0 の TIOB 端子 10 6 K6 22 18 E2 5 - H2 11 7 5 D1 - - 31 J6 23 19 10 E3 6 - 6 D2 - - 16 H3 12 8 76 C4 60 44 32 L7 24 - 11 G1 7 - 75 B4 59 43 17 J1 13 9 70 B6 - - 33 K7 25 - 12 G2 8 - TIOB3_2 71 C6 - - TIOA4_0 21 L5 - - 18 J2 14 10 34 J7 26 - 22 K5 - - 19 J4 15 11 TIOA1_2 ベースタイマ ch.1 の TIOA 端子 ベースタイマ ch.1 の TIOB 端子 TIOB1_2 TIOA2_1 TIOA2_2 ベースタイマ ch.2 の TIOA 端子 TIOB2_0 TIOB2_1 ベースタイマ ch.2 の TIOB 端子 TIOB2_2 TIOA3_1 TIOA3_2 ベースタイマ ch.3 の TIOA 端子 TIOB3_0 TIOB3_1 ベース タイマ 4 H1 30 9 TIOB1_1 ベース タイマ 3 14 15 TIOA1_1 TIOB1_0 ベース タイマ 2 端子番号 LQFP-64 LQFP-48 LQFP-80 BGA-96 QFN-64 QFN-48 TIOA4_1 TIOB4_0 ベースタイマ ch.3 の TIOB 端子 ベースタイマ ch.4 の TIOA 端子 ベースタイマ ch.4 の TIOB 端子 ベース タイマ 5 TIOA5_0 TIOB5_0 ベースタイマ ch.5 の TIOB 端子 35 K8 27 - ベース タイマ 6 TIOA6_1 ベースタイマ ch.6 の TIOA 端子 69 B7 56 - TIOB6_1 ベースタイマ ch.6 の TIOB 端子 68 C7 55 - ベース タイマ 7 TIOA7_1 ベースタイマ ch.7 の TIOA 端子 57 D10 46 34 TIOB7_1 58 D9 47 35 62 B9 50 38 64 A9 52 40 SWO ベースタイマ ch.7 の TIOB 端子 シリアルワイヤ デバッグインタフェース クロック入力端子 シリアルワイヤ デバッグインタフェース データ入出力端子 シリアルワイヤビューワ出力端子 65 B8 53 41 TCK J-TAG テストクロック入力端子 62 B9 50 38 TIOA5_1 デバッガ SWCLK SWDIO ベースタイマ ch.5 の TIOA 端子 TDI J-TAG テストデータ入力端子 63 B11 51 39 TDO J-TAG デバッグデータ出力端子 65 B8 53 41 TMS J-TAG テストモード状態入出力端子 64 A9 52 40 J-TAG テストリセット入力端子 61 A10 49 37 TRSTX Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 24 of 110 MB9B320M シリーズ 端子機能 端子名 外部割込み INT00_0 INT00_2 INT01_0 INT02_0 INT02_1 INT03_0 INT03_1 INT03_2 INT04_0 INT04_1 INT04_2 INT05_0 INT05_1 INT05_2 INT06_0 INT06_1 INT06_2 INT07_0 INT07_2 INT08_2 INT10_0 INT11_0 INT12_0 INT13_0 INT14_0 INT14_1 INT15_0 INT15_1 INT16_1 INT17_1 INT18_0 INT18_1 INT18_2 INT19_0 INT19_1 INT19_2 INT20_0 INT20_1 INT20_2 INT21_0 INT21_1 INT22_1 INT23_1 NMIX 機能説明 外部割込み要求 00 の入力端子 外部割込み要求 01 の入力端子 外部割込み要求 02 の入力端子 外部割込み要求 03 の入力端子 外部割込み要求 04 の入力端子 外部割込み要求 05 の入力端子 外部割込み要求 06 の入力端子 外部割込み要求 07 の入力端子 外部割込み要求 08 の入力端子 外部割込み要求 10 の入力端子 外部割込み要求 11 の入力端子 外部割込み要求 12 の入力端子 外部割込み要求 13 の入力端子 外部割込み要求 14 の入力端子 外部割込み要求 15 の入力端子 外部割込み要求 16 の入力端子 外部割込み要求 17 の入力端子 外部割込み要求 18 の入力端子 外部割込み要求 19 の入力端子 外部割込み要求 20 の入力端子 外部割込み要求 21 の入力端子 外部割込み要求 22 の入力端子 外部割込み要求 23 の入力端子 ノンマスカブル割込み入力端子 Document Number: 002-05653 Rev.*A 端子番号 LQFP-64 LQFP-48 LQFP-80 BGA-96 QFN-64 QFN-48 2 67 3 4 43 73 46 9 12 49 10 60 55 11 13 59 35 14 5 8 21 22 33 34 47 29 48 76 78 79 68 6 16 59 7 18 70 30 56 71 31 32 66 72 C1 C8 C2 B3 J10 B5 H9 E2 G2 F10 E3 P20 E10 G1 G3 C11 K8 H1 D1 E1 L5 K5 K7 J7 G10 J5 G9 C4 A3 A2 C7 D2 H3 C11 D3 J2 B6 K6 E9 C6 J6 L7 A8 A6 2 54 3 4 35 38 5 8 40 6 7 9 48 27 10 25 26 39 60 62 63 55 12 56 14 22 23 24 57 2 3 4 26 29 5 36 6 30 44 46 47 8 10 18 19 42 Page 25 of 110 MB9B320M シリーズ 端子機能 GPIO 端子名 P00 P01 P02 P03 P04 P07 P0A P0B P0C P0D P0E P0F P10 P11 P12 P14 P15 P16 P17 P18 P19 P1A P1B P20 P21 P22 P23 機能説明 汎用入出力ポート 0 汎用入出力ポート 1 汎用入出力ポート 2 Document Number: 002-05653 Rev.*A 端子番号 LQFP-64 LQFP-48 LQFP-80 BGA-96 QFN-64 QFN-48 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 42 43 44 46 47 48 49 53 54 55 56 60 59 58 57 A10 B9 B11 A9 B8 A8 C8 C7 B7 B6 C6 A6 J11 J10 J8 H9 G10 G9 F10 F9 E11 E10 E9 C10 C11 D9 D10 49 50 51 52 53 54 55 56 57 34 35 36 38 39 40 44 45 48 47 46 37 38 39 40 41 42 25 26 27 29 30 36 35 34 Page 26 of 110 MB9B320M シリーズ 端子番号 端子機能 GPIO 端子名 P30 P31 P32 P33 P39 P3A P3B P3C P3D P3E P3F P44 P45 P46 P47 P48 P49 P4A P4B P4C P4D P4E P50 P51 P52 P53 P54 P55 P56 P60 P61 P62 P63 P80 P81 PE0 PE2 PE3 機能説明 汎用入出力ポート 3 汎用入出力ポート 4 汎用入出力ポート 5 汎用入出力ポート 6 汎用入出力ポート 8 汎用入出力ポート E Document Number: 002-05653 Rev.*A LQFP-80 BGA-96 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 21 22 26 27 29 30 31 32 33 34 35 2 3 4 5 6 7 8 76 75 74 73 78 79 36 38 39 E2 E3 G1 G2 G3 H1 H2 H3 J1 J2 J4 L5 K5 L3 K3 J5 K6 J6 L7 K7 J7 K8 C1 C2 B3 D1 D2 D3 E1 C4 B4 C5 B5 A3 A2 K9 L9 L10 LQFP-64 LQFP-48 QFN-64 QFN-48 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 19 20 22 23 24 25 26 27 2 3 4 60 59 58 62 63 28 30 31 5 6 7 8 9 10 11 15 16 18 19 2 3 4 44 43 46 47 20 22 23 Page 27 of 110 MB9B320M シリーズ 端子番号 端子機能 端子名 マルチ ファンク ション シリアル 0 SIN0_0 SIN0_1 SOT0_0 (SDA0_0) SOT0_1 (SDA0_1) SCK0_0 (SCL0_0) SCK0_1 (SCL0_1) マルチ ファンク ション シリアル 1 マルチ ファンク ション シリアル 2 SIN1_1 SOT1_1 (SDA1_1) SIN2_2 SOT2_2 (SDA2_2) SCK2_2 (SCL2_2) 機能説明 LQFP-80 BGA-96 LQFP-64 LQFP-48 QFN-64 QFN-48 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.0 の入力端子 59 C11 48 36 46 H9 38 29 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.0 の出力端子。 UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3) として使用するときは SOT0 として、I2C 端子(動作モード 4)として使用するとき は SDA0 として機能します。 58 D9 47 35 47 G10 39 30 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.0 のクロック I/O 端子。 CSIO 端子(動作モード 2)として使用する ときは SCK0 として、I2C 端子(動作モー ド 4)として使用するときは SCL0 として 機能します。 57 D10 46 34 48 G9 - - 43 J10 35 26 44 J8 36 27 49 F10 40 - 53 F9 44 - 54 E11 45 - マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.1 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.1 の出力端子。 UART/LIN 端子(動作モード 0,1,3)として 使用するときは SOT1 として機能しま す。 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.2 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.2 の出力端子。 UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3) として使用するときは SOT2 として、I2C 端子(動作モード 4)として使用するとき は SDA2 として機能します。 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.2 のクロック I/O 端子。 CSIO 端子(動作モード 2)として使用する ときは SCK2 として、I2C 端子(動作モー ド 4)として使用するときは SCL2 として 機能します。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 28 of 110 MB9B320M シリーズ 端子番号 端子機能 端子名 マルチ ファンク ション シリアル 3 SIN3_1 SIN3_2 SOT3_1 (SDA3_1) SOT3_2 (SDA3_2) SCK3_1 (SCL3_1) SCK3_2 (SCL3_2) マルチ ファンク ション シリアル 4 SIN4_0 SIN4_1 SOT4_0 (SDA4_0) SOT4_1 (SDA4_1) SCK4_0 (SCL4_0) RTS4_0 CTS4_0 マルチ ファンク ション シリアル 5 SIN5_0 SOT5_0 (SDA5_0) SCK5_0 (SCL5_0) 機能説明 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.3 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.3 の出力端子。 UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3) として使用するときは SOT3 として、 I2C 端子(動作モード 4)として使用するとき は SDA3 として機能します。 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.3 のクロック I/O 端子。 CSIO 端子(動作モード 2)として使用す るときは SCK3 として、I2C 端子(動作 モード 4)として使用するときは SCL3 と して機能します。 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.4 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.4 の出力端子。 UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3) として使用するときは SOT4 として、 I2C 端子(動作モード 4)として使用するとき は SDA4 として機能します。 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.4 のクロック I/O 端子。 CSIO 端子(動作モード 2)として使用す るときは SCK4 として、I2C 端子(動作 モード 4)として使用するときは SCL4 と して機能します。 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.4 の RTS 出力端子 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.4 の CTS 入力端子 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.5 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.5 の出力端子。 UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3) として使用するときは SOT5 として、 I2C 端子(動作モード 4)として使用するとき は SDA5 として機能します。 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.5 のクロック I/O 端子。 CSIO 端子(動作モード 2)として使用す るときは SCK5 として、I2C 端子(動作 モード 4)として使用するときは SCL5 と して機能します。 Document Number: 002-05653 Rev.*A LQFP-8 LQFP-64 BGA-96 0 QFN-64 LQFP-4 8 QFN-48 2 29 C1 J5 2 - 2 - 3 C2 3 3 30 K6 - - 4 B3 4 4 31 J6 - - 67 C8 54 - 55 E10 - - 68 C7 55 - 56 E9 - - 69 B7 56 - 70 B6 - - 71 C6 - - 76 C4 60 44 75 B4 59 43 74 C5 58 - Page 29 of 110 MB9B320M シリーズ 端子番号 端子機能 端子名 マルチ ファンク ション シリアル 6 SIN6_0 SIN6_1 SOT6_0 (SDA6_0) SOT6_1 (SDA6_1) SCK6_0 (SCL6_0) SCK6_1 (SCL6_1) マルチ ファンク ション シリアル 7 SIN7_1 SOT7_1 (SDA7_1) SCK7_1 (SCL7_1) 機能説明 LQFP-80 BGA-96 LQFP-64 LQFP-48 QFN-64 QFN-48 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.6 の入力端子 5 12 D1 G2 8 - マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.6 の出力端子。 UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3)として使用するときは SOT6 とし て、I2C 端子(動作モード 4)として使用す るときは SDA6 として機能します。 6 D2 - - 11 G1 7 - 7 D3 - - 10 E3 6 - 35 K8 27 - 34 J7 26 - 33 K7 25 - マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.6 のクロック I/O 端子。 CSIO 端子(動作モード 2)として使用する ときは SCK6 として、I2C 端子(動作モー ド 4)として使用するときは SCL6 として 機能します。 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.7 の入力端子 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.7 の出力端子。 UART/CSIO/LIN 端子(動作モード 0~3)として使用するときは SOT7 とし て、I2C 端子(動作モード 4)として使用す るときは SDA7 として機能します。 マルチファンクションシリアルインタ フェース ch.7 のクロック I/O 端子。 CSIO 端子(動作モード 2)として使用する ときは SCK7 として、I2C 端子(動作モー ド 4)として使用するときは SCL7 として 機能します。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 30 of 110 MB9B320M シリーズ 端子番号 端子機能 多機能 タイマ 0 端子名 機能説明 DTTI0X_0 DTTI0X_2 多機能タイマ 0 の RTO00~RTO05 出力 を制御する波形ジェネレータの入力信 号 FRCK0_2 16 ビットフリーランタイマ ch.0 の外部 クロック入力端子 LQFP-80 BGA-96 LQFP-64 LQFP-48 QFN-64 QFN-48 13 G3 9 5 75 B4 59 43 43 J10 35 26 多機能タイマ 0 の 16 ビットイン プットキャプチャの入力端子。 ICxx は、チャネル数を示します。 55 44 56 46 47 E10 J8 E9 H9 G10 36 38 39 27 29 30 RTO00_0 (PPG00_0) 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出 力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、 PPG00 として機能します。 14 H1 10 6 RTO01_0 (PPG00_0) 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出 力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、 PPG00 として機能します。 15 H2 11 7 RTO02_0 (PPG02_0) 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出 力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、 PPG02 として機能します。 16 H3 12 8 RTO03_0 (PPG02_0) 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出 力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、 PPG02 として機能します。 17 J1 13 9 RTO04_0 (PPG04_0) 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出 力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、 PPG04 として機能します。 18 J2 14 10 RTO05_0 (PPG04_0) 多機能タイマ 0 の波形ジェネレータ出 力端子。 PPG0 出力モードで使用するときは、 PPG04 として機能します。 19 J4 15 11 IGTRG_0 IGTRG_1 PPGIGBT モード外部トリガ入力端子 32 76 L7 C4 24 60 44 IC00_1 IC00_2 IC01_1 IC02_2 IC03_2 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 31 of 110 MB9B320M シリーズ 端子番号 端子機能 クアッド カウンタ 0 端子名 機能説明 AIN0_0 E2 5 - 30 K6 22 - 2 C1 2 2 10 E3 6 - 31 J6 23 - BIN0_2 3 C2 3 3 ZIN0_0 11 G1 7 - 32 L7 24 - 4 B3 4 4 60 C10 - - 33 K7 25 - 59 C11 - - 34 J7 26 - 58 D9 - - 35 K8 27 - 78 A3 62 46 79 A2 63 47 75 B4 59 43 72 A6 57 42 14 H1 10 6 72 A6 57 42 14 H1 10 6 72 A6 57 42 43 J10 35 26 59 C11 48 36 76 C4 60 44 30 K6 22 18 31 J6 23 19 28 K4 21 17 QPRC ch.0 の AIN 入力端子 BIN0_0 BIN0_1 ZIN0_1 QPRC ch.0 の BIN 入力端子 QPRC ch.0 の ZIN 入力端子 ZIN0_2 AIN1_1 AIN1_2 BIN1_1 BIN1_2 ZIN1_1 ZIN1_2 USB UDM0 UDP0 UHCONX リアル タイム クロック RTCCO_0 RTCCO_2 SUBOUT_0 SUBOUT_2 低消費 電力 モード WKUP0 WKUP1 WKUP2 WKUP3 DAC LQFP-64 LQFP-48 QFN-64 QFN-48 9 AIN0_1 AIN0_2 クアッド カウンタ 1 LQFP-80 BGA-96 DA0 DA1 RESET INITX QPRC ch.1 の AIN 入力端子 QPRC ch.1 の BIN 入力端子 QPRC ch.1 の ZIN 入力端子 USB ファンクション/ホストの D - 端子 USB ファンクション/ホストの D + 端子 USB 外部プルアップ制御端子 リアルタイムクロックの 0.5 秒パルス 出力端子 サブクロック出力端子 ディープスタンバイモード復帰信号入 力端子 0 ディープスタンバイモード復帰信号入 力端子 1 ディープスタンバイモード復帰信号入 力端子 2 ディープスタンバイモード復帰信号入 力端子 3 D/A コンバータ ch.0 のアナログ出力端 子 D/A コンバータ ch.1 のアナログ出力端 子 外部リセット入力端子。 INITX="L"のとき、リセットが有効で す。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 32 of 110 MB9B320M シリーズ 端子番号 端子機能 端子名 X0A サブクロック(発振)入力端子 26 L3 19 15 X1 メインクロック(発振)I/O 端子 39 L10 31 23 X1A サブクロック(発振)I/O 端子 27 K3 20 16 60 C10 - - 72 A6 57 42 50 H11 41 31 51 F11 42 32 45 H10 37 28 52 G11 43 33 23 L2 17 13 MD1 CLOCK CROUT_0 CROUT_1 Analog POWER AVCC AVRH Analog GND AVSS AVRL C 端子 LQFP-64 LQFP-48 QFN-64 QFN-48 VCC VCC VCC USBVCC VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS VSS X0 MD0 GND LQFP-80 BGA-96 モード 0 端子。 通常動作時は、MD0="L"を入力してく ださい。フラッシュメモリのシリアル 書込み時は、MD0="H"を入力してくだ さい。 モード 1 端子。 フラッシュメモリのシリアル書込み時 は、MD1="L"を入力してください。 電源端子 電源端子 電源端子 USB I/O のための 3.3V 電源供給ポート GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 GND 端子 メインクロック(発振)入力端子 Mode POWER 機能説明 C 内蔵高速 CR 発振クロック出力ポート A/D コンバータ,D/A コンバータのアナ ログ電源端子 A/D コンバータのアナログ基準電圧入 力端子 A/D コンバータ,D/A コンバータの GND 端子 A/D コンバータのアナログ基準電圧入 力端子 電源安定化容量端子 Document Number: 002-05653 Rev.*A 37 L8 29 21 36 K9 28 20 1 25 41 77 20 24 40 80 38 B1 K1 K11 A4 F1 F2 F3 B2 L1 K2 J3 L6 L4 L11 K10 J9 B10 C9 D11 A11 A7 C3 A5 A1 L9 1 18 33 61 16 32 64 30 1 14 45 12 24 48 22 Page 33 of 110 MB9B320M シリーズ 5. 入出力回路形式 分類 回路 備考 A メイン発振/GPIO 切換え可能 Pull-up resistor P-ch メイン発振機能選択時 P-ch Digital output X1 ・ 発振帰還抵抗 : 約 1 MΩ ・ スタンバイ制御あり GPIO 機能選択時 ・ CMOS レベル出力 N-ch Digital output ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ プルアップ抵抗制御あり R ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ Pull-up resistor control ・ IOH = -4 mA, IOL = 4 mA Digital input Standby mode control Clock input Feedback resistor Standby mode control Digital input Standby mode control Pull-up resistor R P-ch P-ch Digital output X0 N-ch Digital output Pull-up resistor control B ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ Pull-up resistor Digital input Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 34 of 110 MB9B320M シリーズ 分類 回路 備考 C ・ オープンドレイン出力 Digital input N-ch ・ CMOS レベルヒステリシス入力 Digital output D サブ発振/GPIO 切換え可能 サブ発振機能選択時 Pull-up resistor ・ 発振帰還抵抗 : 約 5 MΩ P-ch P-ch Digital output ・ スタンバイ制御あり X1A GPIO 機能選択時 ・ CMOS レベル出力 N-ch Digital output ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ プルアップ抵抗制御あり R ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ Pull-up resistor control ・ IOH = -4 mA, IOL = 4 mA Digital input Standby mode control Clock input Feedback resistor Standby mode control Digital input Standby mode control Pull-up resistor R P-ch P-ch Digital output N-ch Digital output X0A Pull-up resistor control Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 35 of 110 MB9B320M シリーズ 分類 回路 備考 E ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ プルアップ抵抗制御あり ・ スタンバイ制御あり P-ch P-ch Digital output ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ ・ IOH = -4 mA, IOL = 4 mA ・ I2C 端子として使用するとき、デジタル出力 P-ch N-ch Digital output R トランジスタは常にオフです。 ・ +B 入力可 Pull-up resistor control Digital input Standby mode control F ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ 入力制御あり ・ アナログ入力 P-ch P-ch Digital output ・ プルアップ抵抗制御あり ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ ・ IOH = -4 mA, IOL = 4 mA N-ch Digital output ・ I2C 端子として使用するとき、デジタル出力 P-ch トランジスタは常にオフです。 ・ +B 入力可 R Pull-up resistor control Digital input Standby mode control Analog input Input control Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 36 of 110 MB9B320M シリーズ 分類 回路 備考 G ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ プルアップ抵抗制御あり ・ スタンバイ制御あり P-ch P-ch Digital output ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ ・ IOH = -12 mA, IOL = 12 mA ・ +B 入力可 N-ch Digital output R Pull-up resistor control Digital input Standby mode control H USB IO/GPIO 切換え可能 GPIO Digital output GPIO Digital input/output direction USB IO 機能選択時 ・ 高速, 低速制御 GPIO Digital input UDP0/P81 Differential UDM0/P80 GPIO Digital input circuit control GPIO 機能選択時 UDP output ・ CMOS レベル出力 USB Full-speed/Low-speed control ・ CMOS レベルヒステリシス入力 UDP input ・ スタンバイ制御あり Differential input USB/GPIO select UDM input UDM output USB Digital input/output direction GPIO Digital output GPIO Digital input/output direction GPIO Digital input GPIO Digital input circuit control Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 37 of 110 MB9B320M シリーズ 分類 回路 備考 I ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ 5 V トレラント ・ プルアップ抵抗制御あり P-ch P-ch Digital output ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ ・ IOH = -4 mA, IOL = 4 mA ・ PZR レジスタ制御可能 N-ch Digital output ・ I2C 端子として使用するとき、デジタル出力 P-ch R トランジスタは常にオフです。 Pull-up resistor control Digital input Standby mode control J ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ 入力制御あり ・ アナログ入力 P-ch P-ch Digital output ・ 5V トレラント ・ プルアップ抵抗制御あり ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ N-ch Digital output ・ IOH = -4 mA, IOL = 4 mA ・ PZR レジスタ制御可能 ・ I2C 端子として使用するとき、デジタル出力 P-ch R Pull-up resistor control トランジスタは常にオフです。 Digital input Standby mode control Analog input Input control K CMOS レベルヒステリシス入力 Mode input Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 38 of 110 MB9B320M シリーズ 分類 回路 備考 L ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 ・ 入力制御あり P-ch P-ch Digital output ・ アナログ出力 ・ プルアップ抵抗制御あり ・ スタンバイ制御あり N-ch Digital output ・ プルアップ抵抗 : 約 50 kΩ ・ IOH = -4 mA, IOL = 4 mA R Pull-up resistor control Digital input Standby mode Control Analog output Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 39 of 110 MB9B320M シリーズ 6. 取扱上のご注意 半導体デバイスは、ある確率で故障します。また、半導体デバイスの故障は、使用される条件(回路条件, 環境条件など)によって も大きく左右されます。 以下に、半導体デバイスをより信頼性の高い状態で使用していただくために、注意・配慮しなければならない事項について説明 します。 6.1 設計上の注意事項 ここでは、半導体デバイスを使用して電子機器の設計を行う際に注意すべき事項について述べます。 絶対最大定格の遵守 半導体デバイスは、過剰なストレス (電圧, 電流, 温度など) が加わると破壊する可能性があります。この限界値を定めたものが 絶対最大定格です。従って、定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 推奨動作条件の遵守 推奨動作条件は、半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は、全てこの条件の範囲内で保証され ます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を越えて使用すると、信頼性に悪影響を及ぼすことがあります。 本資料に記載されていない項目, 使用条件, 論理組み合わせでの使用は、保証していません。記載されている以外の条件での使用 をお考えの場合は、必ず事前に営業部門までご相談ください。 端子の処理と保護 半導体デバイスには、電源および各種入出力端子があります。これらに対して以下の注意が必要です。 1. 過電圧・過電流の防止 各端子に最大定格を超える電圧・電流が印加されると、デバイスの内部に劣化が生じ、著しい場合には破壊に至ります。機 器の設計の際には、このような過電圧・過電流の発生を防止してください。 2. 出力端子の保護 出力端子を電源端子または他の出力端子とショートしたり、大きな容量負荷を接続すると大電流が流れる場合があります。 この状態が長時間続くとデバイスが劣化しますので、このような接続はしないようにしてください。 3. 未使用入力端子の処理 インピーダンスの非常に高い入力端子は、オープン状態で使用すると動作が不安定になる場合があります。適切な抵抗を介 して電源端子やグランド端子に接続してください。 ラッチアップ 半導体デバイスは、基板上に P 型と N 型の領域を形成することにより構成されます。外部から異常な電圧が加えられた場合、内 部の寄生 PNPN 接合 (サイリスタ構造) が導通して、数百 mA を越える大電流が電源端子に流れ続けることがあります。これを ラッチアップと呼びます。この現象が起きるとデバイスの信頼性を損ねるだけでなく、破壊に至り発熱・発煙・発火の恐れもあ ります。これを防止するために、以下の点にご注意ください。 1. 最大定格以上の電圧が端子に加わることが無いようにしてください。異常なノイズ, サージ等にも注意してください。 2. 電源投入シーケンスを考慮し、異常な電流が流れないようにしてください。 管理番号: DS00-00004-3 安全等の規制と規格の遵守 世界各国では、安全や、電磁妨害等の各種規制と規格が設けられています。お客様が機器を設計するに際しては、これらの規制 と規格に適合するようお願いします。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 40 of 110 MB9B320M シリーズ フェイル・セーフ設計 半導体デバイスは、ある確率で故障が発生します。半導体デバイスが故障しても、結果的に人身事故, 火災事故, 社会的な損害を 生じさせないよう、お客様は、装置の冗長設計, 延焼対策設計, 過電流防止設計, 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 用途に関する注意 本資料に記載された製品は、通常の産業用, 一般事務用, パーソナル用, 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設 計・製造されています。極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、社会的に重大な影響を与えかつ 直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途 (原子力施設における核反応制御, 航空機自動飛行制御,航空交通管制, 大量輸 送システムにおける運行制御, 生命維持のための医療機器, 兵器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高 い信頼性が要求される用途 (海底中継器, 宇宙衛星をいう) に使用されるよう設計・製造されたものではありません。当社は、こ れらの用途に当該製品が使用されたことにより発生した損害などについては、責任を負いかねますのでご了承ください。 6.2 パッケージ実装上の注意事項 パッケージには、リード挿入形と表面実装形があります。いずれの場合も、はんだ付け時の耐熱性に関する品質保証は,当社の推 奨する条件での実装に対してのみ適用されます。実装条件の詳細については営業部門までお問い合わせください。 リード挿入形 リード挿入形パッケージのプリント板への実装方法は、プリント板へ直接はんだ付けする方法とソケットを使用してプリント板 に実装する方法とがあります。 プリント板へ直接はんだ付けする場合は、プリント板のスルーホールにリード挿入後、噴流はんだによるフローはんだ方法 (ウェーブソルダリング法) が一般的に使用されます。この場合、はんだ付け実装時には、通常最大定格の保存温度を上回る熱ス トレスがリード部分に加わります。当社の実装推奨条件で実装してください。 ソケット実装方法でご使用になる場合、ソケットの接点の表面処理と IC のリードの表面処理が異なるとき、長時間経過後、接触 不良を起こすことがあります。このため、ソケットの接点の表面処理と IC のリードの表面処理の状態を確認してから実装するこ とをお勧めします。 表面実装形 表面実装形パッケージは、リード挿入形と比較して、リードが細く薄いため、リードが変形し易い性質をもっています。また、 パッケージの多ピン化に伴い、リードピッチも狭く、リード変形によるオープン不良や、はんだブリッジによるショート不良が 発生しやすいため、適切な実装技術が必要となります。 当社ははんだリフロー方法を推奨し、製品ごとに実装条件のランク分類を実施しています。当社推奨のランク分類に従って実装 してください。 鉛フリーパッケージ BGA パッケージの Sn-Ag-Cu 系ボール品を Sn-Pb 共晶はんだにて実装した場合、使用状況により接合強度が低下することがあり ますのでご注意願います。 半導体デバイスの保管について プラスチックパッケージは樹脂でできているため、自然の環境に放置することにより吸湿します。吸湿したパッケージに実装時 の熱が加わった場合、界面剥離発生による耐湿性の低下やパッケージクラックが発生することがあります。以下の点にご注意く ださい。 1. 急激な温度変化のある所では製品に水分の結露が起こります。このような環境を避けて、温度変化の少ない場所に保管してく ださい。 2. 製品の保管場所はドライボックスの使用を推奨します。相対湿度 70%RH 以下, 温度 5°C~30°C で保管をお願いします。ドラ イパッケージを開封した場合には湿度 40%~70%RH を推奨いたします。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 41 of 110 MB9B320M シリーズ 3. 当社では必要に応じて半導体デバイスの梱包材として防湿性の高いアルミラミネート袋を用い、乾燥剤としてシリカゲルを使 用しております。半導体デバイスはアルミラミネート袋に入れて密封して保管してください。 4. 腐食性ガスの発生する場所や塵埃の多い所は避けてください。 ベーキングについて 吸湿したパッケージはベーキング (加熱乾燥) を実施することにより除湿することが可能です。ベーキングは、当社の推奨する 条件で実施してください。 条件:125°C/24 時間 静電気 半導体デバイスは静電気による破壊を起こしやすいため、以下の点についてご注意ください。 1. 作業環境の相対湿度は 40 % ~ 70%RH にしてください。 除電装置 (イオン発生装置) の使用なども必要に応じて検討してください。 2. 使用するコンベア, 半田槽, 半田ゴテ, および周辺付帯設備は大地に接地してください。 3. 人体の帯電防止のため、指輪または腕輪などから高抵抗 (1 MΩ 程度) で大地に接地したり、導電性の衣服・靴を着用し、床 に導電マットを敷くなど帯電電荷を最小限に保つようにしてください。 4. 治具, 計器類は, 接地または帯電防止化を実施してください。 5. 組立完了基板の収納時、発泡スチロールなどの帯電し易い材料の使用は避けてください。 6.3 使用環境に関する注意事項 半導体デバイスの信頼性は、先に述べました周囲温度とそれ以外の環境条件にも依存します。ご使用にあたっては、以下の点に ご注意ください。 1. 湿度環境 高湿度環境下での長期の使用は、デバイス自身だけでなくプリント基板等にもリーク性の不具合が発生する場合があります。 高湿度が想定される場合は、防湿処理を施す等の配慮をお願いします。 2. 静電気放電 半導体デバイスの直近に高電圧に帯電したものが存在すると、放電が発生し誤動作の原因となることがあります。このよう な場合、帯電の防止または放電の防止の処置をお願いします。 3. 腐食性ガス, 塵埃, 油 腐食性ガス雰囲気中や、塵埃, 油等がデバイスに付着した状態で使用すると、化学反応によりデバイスに悪影響を及ぼす場合 があります。このような環境下でご使用の場合は、防止策についてご検討ください。 4. 放射線・宇宙線 一般のデバイスは、設計上、放射線, 宇宙線にさらされる環境を想定しておりません。したがって、これらを遮蔽してご使用 ください。 5. 発煙・発火 樹脂モールド型のデバイスは、不燃性ではありません。発火物の近くでは、ご使用にならないでください。発煙・発火しま すと、その際に毒性を持ったガスが発生する恐れがあります。その他、特殊な環境下でのご使用をお考えの場合は、営業部 門にご相談ください。 その他、特殊な環境下でのご使用をお考えの場合は、営業部門にご相談ください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 42 of 110 MB9B320M シリーズ 7. デバイス使用上の注意 電源端子について VCC, VSS 端子が複数ある場合、デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するためにデバイス内部で同電位にすべき ものどうしを接続してありますが、不要輻射の低減・グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作の防止・総出力電流 規格を遵守などのために、必ずそれらすべてを外部で電源およびグランドに接続してください。また、電流供給源からできる限 り低インピーダンスで本デバイスの各電源端子と GND 端子に接続してください。 さらに、本デバイスの近くで各電源端子 と GND 端子の間、AVCC 端子と AVSS 端子の間、AVRH 端子と AVRL 端子の間に 0.1μF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして接続することをお勧めします。 電源電圧の安定化について 電源電圧の変動が VCC の推奨動作条件内においても、急峻な変化があると誤動作することがあります。安定化の基準として VCC は、商用周波数 (50 Hz ~ 60 Hz)におけるリプル変動(ピークピーク値)を推奨動作条件内の 10%以内にしてください。かつ電源切 り換えによる瞬間変動の過渡変動率は 0.1V/μs 以下にしてください。 水晶発振回路について X0/X1, X0A/X1A 端子の近辺のノイズは本デバイスの誤動作の原因となります。X0/X1, X0A/X1A 端子および水晶振動子さらにグ ランドへのバイパスコンデンサはできる限り近くに配置するようにプリント板を設計してください。 また、X0/X1, X0A/X1A 端子の周りをグランドで囲むようなプリント板アートワークは安定した動作を期待できますので、強く お勧めします。実装基板にて、使用する水晶振動子の発振評価を実施してください。 サブクロック用水晶振動子について 本シリーズのサブクロック発振回路は消費電流を低く抑えた設計を行っており、増幅度が低い回路となっています。安定した発 振をさせるためサブクロック用水晶振動子には、以下の条件を満たす水晶振動子の使用を推奨します。 表面実装タイプ サイズ : 3.2 mm × 1.5 mm 以上 負荷容量 : 6 pF~7 pF 程度 リードタイプ 負荷容量 : 6 pF~7 pF 程度 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 43 of 110 MB9B320M シリーズ 外部クロック使用時の注意 メインクロックの入力として外部クロックを使用する場合は、X0/X1 端子を外部クロック入力に設定し、X0 端子にクロックを入 力してください。X1(PE3)端子は汎用 I/O ポートとして使用できます。 同様にサブクロックの入力として外部クロックを使用する場合は、X0A/X1A 端子を外部クロック入力に設定し、X0A 端子にク ロックを入力してください。X1A(P47)端子は汎用 I/O ポートとして使用できます。 ・外部クロック使用例 本デバイス X0(X0A) 外部クロック入力に設定 汎用I/Oポートとし X1(PE3), X1A(P47) て使用可能 2 マルチファンクションシリアル端子を I C 端子として使用する場合の扱いについて マルチファンクションシリアル端子を I2C 端子として使用する場合、デジタル出力 P-ch トランジスタは常にディセーブルです。 しかし、I2C 端子もほかの端子と同様に、デバイスの電気的特性を守り、電源をオフにしたまま外部 I2C バスシステムへ接続しな いでください。 C 端子について 本シリーズはレギュレータを内蔵しています。必ず C 端子と GND 端子の間にレギュレータ用の平滑コンデンサ(CS)を接続して ください。平滑コンデンサにはセラミックコンデンサまたは同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。 なお、積層セラミックコンデンサは、温度による容量値の変化幅に特性(F 特性, Y5V 特性)を持つものがあります。コンデンサの 温度特性を確認し、使用条件において規格値を満たすコンデンサを使用してください。 本シリーズでは 4.7μF 程度の平滑コンデンサを推奨します。 C 本デバイス CS VSS GND モード端子(MD0)について モード端子(MD0)は VCC 端子または VSS 端子に直接接続してください。内蔵フラッシュメモリ書換えなどの目的で、モード端 子レベルを変更できるようにプルアップまたはプルダウンをする場合には、ノイズによりデバイスが意図せずテストモードに入 るのを防止するため、プルアップまたはプルダウンに使用する抵抗値はできるだけ低く抑えると共に、モード端子から VCC 端 子または VSS 端子への距離を最小にし、できるだけ低インピーダンスで接続するようにプリント基板を設計してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 44 of 110 MB9B320M シリーズ 電源投入時について 電源を投入/切断する際は同時か、あるいは次の順番で投入/切断を行ってください。なお、A/D コンバータおよび D/A コンバー タを使用しない場合でも、AVCC = VCC レベル, AVSS = VSS レベルに接続してください。 投入時 : VCC → USBVCC VCC → AVCC → AVRH 切断時 : USBVCC → VCC AVRH → AVCC → VCC シリアル通信について シリアル通信においては、ノイズなどにより間違ったデータを受信する可能性があります。そのため、ノイズを抑えるボードの 設計をしてください。また、万が一ノイズなどの影響により誤ったデータを受信した場合を考慮し、最後にデータのチェックサ ムなどを付加してエラー検出を行ってください。エラーが検出された場合には、再送を行うなどの処理をしてください。 メモリサイズの異なる製品間およびフラッシュメモリ製品と MASK 製品の特性差について メモリサイズの異なる製品間およびフラッシュメモリ製品と MASK 製品ではチップレイアウトやメモリ構造の違いにより消費 電流や ESD, ラッチアップ, ノイズ特性, 発振特性等を含めた電気的特性が異なります。 お客様にて同一シリーズの別製品に切り換えて使用する際は、電気的特性の評価を行ってください。 5 V トレラント I/O のプルアップ機能について 5 V トレラント I/O のプルアップ機能使用時は VCC 電圧以上の信号を入力しないでください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 45 of 110 MB9B320M シリーズ 8. ブロックダイヤグラム MB9BF321K/L/M, F322K/L/M, F324K/L/M TRSTX,TCK, TDI,TMS TDO SRAM0 8/16 Kbytes SWJ-DP ROM Table Multi-layer AHB (Max 72MHz) Cortex-M3 Core I @72MHz(Max) D NVIC Sys AHB-APB Bridge: APB0(Max 40MHz) Dual-Timer WatchDog Timer (Software) INITX Clock Reset Generator WatchDog Timer (Hardware) SRAM1 8/16 Kbytes On-Chip Flash 64+32 Kbytes/ 128+32 Kbytes/ 256+32 Kbytes Flash I/F Security USB2.0 PHY (Host/ Func) USBVCC UDP0/UDM0 UHCONX DMAC 8ch. CSV CLK Main Osc Sub Osc PLL CR 4MHz Source Clock AHB-AHB Bridge X0 X1 X0A X1A CR 100kHz CROUT ADTGx DAx TIOAx TIOBx AINx BINx ZINx Unit 0 Unit 1 USB Clock Ctrl 10-bit D/A Converter 2units LVD Ctrl LVD IRQ-Monitor Regulator Base Timer 16-bit 8ch./ 32-bit 4ch. QPRC 2ch. A/D Activation Compare 2ch. IC0x FRCKx 16-bit Input Capture 4ch. 16-bit Free-run Timer 3ch. 16-bit Output Compare 6ch. DTTI0X RTO0x IGTRG_x Waveform Generator 3ch. 16-bit PPG 3ch. Multi-function Timer AHB-APB Bridge : APB2 (Max 40MHz) ANxx 12-bit A/D Converter AHB-APB Bridge : APB1 (Max 40MHz) AVCC, AVSS, AVRH, AVRL PLL Power-On Reset C CRC Accelerator RTCCO_x, SUBOUT_x Real-Time Colck Watch Counter External Interrupt Controller 16-pin + NMI INTx NMIX MD0, MD1 MODE-Ctrl Deep Standby Ctrl WKUPx P0x, P1x, GPIO PIN-Function-Ctrl ・ ・ ・ PFx SCKx Multi-Function Serial I/F 8ch. (with FIFO ch.0/1/3/4) HW flow control(ch.4) SINx SOTx CTS4 RTS4 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 46 of 110 MB9B320M シリーズ 9. メモリサイズ メモリサイズについては、 「1. 品種構成」の「メモリサイズ」を参照してください。 10. メモリマップ メモリマップ (1) Peripherals Area 0x41FF_FFFF Reserved 0xFFFF_FFFF Reserved 0xE010_0000 0xE000_0000 Cortex-M3 Private Peripherals 0x4006_1000 0x4006_0000 0x4005_0000 Reserved 0x4004_0000 0x4003_C000 0x4003_B000 0x7000_0000 0x6000_0000 0x4003_A000 External DeviceArea Reserved 0x4400_0000 0x4200_0000 0x4000_0000 0x2400_0000 0x2200_0000 0x2008_0000 0x2000_0000 0x1FF8_0000 0x0020_8000 0x0020_0000 メモリサイズの 詳細は 次項の「●メモリマップ (2)」を参照してくださ い。 0x0010_4000 0x0010_0000 32Mbytes Bit band alias Peripherals Reserved 32Mbytes Bit band alias Reserved SRAM1 SRAM0 Reserved Flash(Work area) Reserved Security/CR Trim 0x4003_9000 0x4003_8000 0x4003_7000 0x4003_6000 0x4003_5000 0x4003_4000 0x4003_3000 0x4003_2000 0x4003_1000 0x4003_0000 0x4002_F000 0x4002_E000 0x4002_9000 0x4002_8000 0x4002_7000 0x4002_6000 0x4002_5000 0x4002_4000 Reserved 0x4002_1000 0x4002_0000 0x4001_6000 Flash(Main area) 0x4001_5000 0x4001_3000 0x0000_0000 0x4001_2000 0x4001_1000 0x4001_0000 0x4000_1000 0x4000_0000 Document Number: 002-05653 Rev.*A DMAC Reserved USB ch.0 Reserved RTC Watch Counter CRC MFS Reserved USB Clock Ctrl LVD/DS mode Reserved GPIO Reserved Int-Req.Read EXTI Reserved CR Trim Reserved D/AC A/DC QPRC Base Timer PPG MFT unit0 Reserved Dual Timer Reserved SW WDT HW WDT Clock/Reset Reserved Flash I/F Page 47 of 110 MB9B320M シリーズ メモリマップ (2) MB9BF324K/L/M MB9BF322K/L/M 0x2008_0000 MB9BF321K/L/M 0x2008_0000 Reserved 0x2008_0000 Reserved Reserved 0x2000_4000 0x2000_2000 SRAM1 16Kbytes 0x2000_0000 0x2000_0000 SRAM0 16Kbytes 0x1FFF_E000 0x2000_2000 SRAM1 8Kbytes SRAM0 8Kbytes 0x2000_0000 0x1FFF_E000 SRAM1 8Kbytes SRAM0 8Kbytes 0x1FFF_C000 Reserved Reserved 0x0020_0000 Reserved 0x0010_0000 0x0020_8000 0x0020_0000 Reserved 0x0010_4000 0x0010_2000 SA7(8KB) SA6(8KB) SA5(8KB) SA4(8KB) Reserved 0x0010_4000 CR trimming Security 0x0010_2000 0x0010_0000 SA7(8KB) SA6(8KB) SA5(8KB) SA4(8KB) Flash(Work area) 32Kbytes 0x0020_8000 Flash(Work area) 32Kbytes 0x0020_0000 SA7(8KB) SA6(8KB) SA5(8KB) SA4(8KB) Flash(Work area) 32Kbytes 0x0020_8000 Reserved 0x0010_4000 CR trimming Security 0x0010_2000 0x0010_0000 CR trimming Security Reserved 0x0004_0000 Reserved SA11(64KB) 0x0002_0000 SA8(48KB) 0x0000_0000 SA3(8KB) SA2(8KB) SA8(48KB) 0x0000_0000 SA3(8KB) SA2(8KB) 0x0001_0000 SA8(48KB) 0x0000_0000 SA3(8KB) SA2(8KB) Flash(Main area) 64Kbytes SA9(64KB) Flash(Main area) 128Kbytes SA9(64KB) Flash(Main area) 256Kbytes SA10(64KB) Reserved Flash (メイン領域)/Flash (ワーク領域)の詳細は、 「MB9AB40N/A40N/340N/140N/150R/MB9B520M/320M/120M シリーズ フラッシュ プログラミングマニュアル」を参照ください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 48 of 110 MB9B320M シリーズ ペリフェラル・アドレスマップ スタート アドレス エンド アドレス バス 周辺機能 フラッシュメモリ I/F レジスタ 0x4000_0000 0x4000_0FFF 0x4000_1000 0x4000_FFFF 0x4001_0000 0x4001_0FFF クロック・リセット制御 0x4001_1000 0x4001_1FFF ハードウェアウォッチドッグタイマ 0x4001_2000 0x4001_2FFF 0x4001_3000 0x4001_4FFF 0x4001_5000 0x4001_5FFF デュアルタイマ 0x4001_6000 0x4001_FFFF 予約 0x4002_0000 0x4002_0FFF 多機能タイマ unit0 0x4002_1000 0x4002_3FFF 予約 0x4002_4000 0x4002_4FFF PPG 0x4002_5000 0x4002_5FFF ベースタイマ 0x4002_6000 0x4002_6FFF 0x4002_7000 0x4002_7FFF 0x4002_8000 0x4002_8FFF D/A コンバータ 0x4002_9000 0x4002_DFFF 予約 0x4002_E000 0x4002_EFFF 内蔵 CR トリミング 0x4002_F000 0x4002_FFFF 予約 0x4003_0000 0x4003_0FFF 外部割込み 0x4003_1000 0x4003_1FFF 割込み要因確認レジスタ 0x4003_2000 0x4003_2FFF 予約 0x4003_3000 0x4003_3FFF GPIO 0x4003_4000 0x4003_4FFF 予約 0x4003_5000 0x4003_57FF 低電圧検出 0x4003_5800 0x4003_5FFF 0x4003_6000 0x4003_6FFF 0x4003_7000 0x4003_7FFF 予約 0x4003_8000 0x4003_8FFF マルチファンクションシリアル 0x4003_9000 0x4003_9FFF CRC 0x4003_A000 0x4003_AFFF 時計カウンタ 0x4003_B000 0x4003_BFFF RTC 0x4003_C000 0x4003_FFFF 予約 0x4004_0000 0x4004_FFFF USB ch.0 0x4005_0000 0x4005_FFFF 0x4006_0000 0x4006_0FFF 0x4006_1000 0x41FF_FFFF Document Number: 002-05653 Rev.*A AHB 予約 ソフトウェアウォッチドッグタイマ APB0 予約 クアッドカウンタ(QPRC) APB1 A/D コンバータ ディープスタンバイ制御部 APB2 USB クロック生成回路 予約 AHB DMAC レジスタ 予約 Page 49 of 110 MB9B320M シリーズ 11. 各 CPU ステートにおける端子状態 端子の状態として使用している語句は、以下の意味を持ちます。 INITX=0 INITX 端子が"L"レベルの期間です。 INITX=1 INITX 端子が"H"レベルの期間です。 SPL=0 スタンバイモードコントロールレジスタ(STB_CTL)のスタンバイ端子レベル設定ビット(SPL)が"0"に設定された状態です。 SPL=1 スタンバイモードコントロールレジスタ(STB_CTL)のスタンバイ端子レベル設定ビット(SPL)が"1"に設定された状態です。 入力可 入力機能が使用可能な状態です。 内部入力"0"固定 入力機能が使用できない状態です。内部入力は"L"に固定されます。 Hi-Z 端子駆動用トランジスタを駆動禁止状態にし、端子を Hi-Z にします。 設定不可 設定できません。 直前状態保持 本モードに遷移する直前の状態を保持します。 内蔵されている周辺機能が動作中であれば、その周辺機能にしたがいます。 ポートとして使用している場合は、その状態を保持します。 アナログ入力可 アナログ入力が許可されています。 トレース出力 トレース機能が使用可能な状態です。 GPIO 選択 ディープスタンバイモード時、汎用 I/O ポートに切り替わります。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 50 of 110 MB9B320M シリーズ 端子状態一覧表 端 子 状 態 形 式 A グループ 機能名 パワーオン リセット または 低電圧検出 状態 電源不安定 ‐ ‐ INITX 入力 状態 デバイス 内部 リセット 状態 電源安定 INITX=0 INITX=1 ‐ ‐ ランモード または スリープ モード状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード 状態 ディープスタンバイ RTC モード または ディープスタンバイ ストップモード 状態 ディープ スタンバイ モード 復帰直後 状態 電源安定 INITX=1 ‐ 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 電源安定 INITX=1 - 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 GPIO 選択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 GPIO 選択 GPIO 選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態 保持 メイン水晶 発振入力端子/ 外部メイン クロック入力 選択時 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 設定不可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 GPIO 選択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 GPIO 選択 設定不可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 直前状態 保持 直前状態 保持/ 発振 停止時*1 は Hi-Z/内 部 入力 "0"固定 直前状態 保持/ 発振 停止時*1 は Hi-Z/内 部 入力 "0"固定 直前状態 保持/ 発振 停止時*1 は Hi-Z/内部 入力 "0"固定 直前状 態 保持/ 発振 停止時*1 は Hi-Z/内 部 入力 "0"固定 直前状態 保持/ 発振 停止時*1 は Hi-Z/内部 入力 "0"固定 GPIO 選択時 外部メイン クロック入力 選択時 設定不可 設定不可 設定不可 設定不可 B メイン水晶 発振出力端子 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 もしくは 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 直前状態 保持/ 発振 停止時*1 は Hi-Z/内 部 入力 "0"固定 C INITX 入力端子 プル アップ/ 入力可 プル アップ/ 入力可 プル アップ/ 入力可 プル アップ/ 入力可 プル アップ/ 入力可 プル アップ/ 入力可 プル アップ/ 入力可 プル アップ/ 入力可 プル アップ/ 入力可 D モード 入力端子 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 51 of 110 MB9B320M シリーズ 端 子 状 態 形 式 グループ 機能名 パワーオン リセット または 低電圧検出 状態 電源不安定 ‐ ‐ INITX 入力 状態 デバイス 内部 リセット 状態 電源安定 INITX=0 INITX=1 ‐ ‐ ランモード または スリープ モード状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード 状態 ディープスタンバイ RTC モード または ディープスタンバイ ストップモード 状態 ディープ スタンバイ モード 復帰直後 状態 電源安定 INITX=1 ‐ 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 電源安定 INITX=1 - モード 入力端子 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 GPIO 選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 入力可 GPIO 選択 Hi-Z/ 入力可 GPIO 選 択 GPIO 選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 GPIO 選択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 GPIO 選択 サブ水晶 発振入力端子/ 外部サブ クロック入力 選択時 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 入力可 GPIO 選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 GPIO 選択 内部入力 "0"固定 外部サブ クロック入力 選択時 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持/ 発振 停止時*2 は Hi-Z/内 部 入力 "0"固定 直前状態 保持/ 発振 停止時*2 は Hi-Z/内 部 入力 "0"固定 直前状態 保持/ 発振 停止時*2 は Hi-Z/内部 入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 直前状 態 保持/ 発振 停止時*2 は Hi-Z/内 部 入力 "0"固定 E F G サブ水晶 発振出力端子 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 もしくは 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 外部割込み 許可選択時 設定不可 設定不可 設定不可 GPIO 選択時 Hi-Z Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 H USB I/O 端子 設定不可 設定不可 Document Number: 002-05653 Rev.*A 設定不可 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 送信時は Hi-Z/ 入力可/ 受信時は 内部入力 "0"固定 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 送信時は Hi-Z/ 入力可/ 受信時は 内部入力 "0"固定 GPIO 選択 直前状態 保持 直前状態 保持/ 発振 停止時*2 は Hi-Z/内部 入力 "0"固定 GPIO 選択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 GPIO 選択 Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 Page 52 of 110 MB9B320M シリーズ 端 子 状 態 形 式 グループ 機能名 パワーオン リセット または 低電圧検出 状態 電源不安定 ‐ ‐ INITX 入力 状態 デバイス 内部 リセット 状態 電源安定 INITX=0 INITX=1 ‐ ‐ アナログ入力 選択時 Hi-Z Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 NMIX 選択時 設定不可 設定不可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 設定不可 ランモード または スリープ モード状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード 状態 ディープスタンバイ RTC モード または ディープスタンバイ ストップモード 状態 ディープ スタンバイ モード 復帰直後 状態 電源安定 INITX=1 ‐ 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 電源安定 INITX=1 - Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力不可 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定/ アナロ グ 入力不 可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力不可 WKUP 入力可 Hi-Z/ WKUP 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 I 上記以外の リソース選択 時 Hi-Z Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 GPIO 選択時 JTAG 選択時 Hi-Z プルアップ プルアッ /入力可 プ/入力可 J K GPIO 選択時 設定不可 設定不可 設定不可 リソース選択 時 Hi-Z Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 設定不可 設定不可 設定不可 GPIO 選択時 アナログ出力 選択時 外部割込み 許可選択時 L 上記以外の リソース選択 時 GPIO選択時 アナログ入力 選択時 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 GPIO 選択 内部入力 "0"固定 GPIO 選択 内部入力 "0"固定 直前状 態 保持 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 GPIO 選択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 GPIO 選択 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 *3 *4 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 直前状態 保持 GPIO 選択 GPIO 選択 Hi-Z Hi-Z/ 入力可 Hi-Z/ 入力可 Hi-Z Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定/ アナロ グ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 設定不可 直前状態 保持 直前状態 保持 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 GPIO 選択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 GPIO 選択 M 上記以外の リソース選択 時 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 GPIO 選択 設定不可 設定不可 GPIO 選択時 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 53 of 110 MB9B320M シリーズ 端 子 状 態 形 式 グループ 機能名 電源不安定 ‐ ‐ アナログ入力 選択時 N パワーオン リセット または 低電圧検出 状態 Hi-Z INITX 入力 状態 デバイス 内部 リセット 状態 電源安定 INITX=0 INITX=1 ‐ ‐ Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 ランモード または スリープ モード状態 タイマモード, RTC モード または ストップモード 状態 ディープスタンバイ RTC モード または ディープスタンバイ ストップモード 状態 ディープ スタンバイ モード 復帰直後 状態 電源安定 INITX=1 ‐ 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 電源安定 INITX=1 SPL=0 SPL=1 電源安定 INITX=1 - Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定/ アナロ グ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 GPIO 選択 内部入力 "0"固定 Hi-Z/ 内部入 力"0"固 定 GPIO 選択 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 外部割込み 許可選択時 上記以外の リソース選択 時 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定/ アナログ 入力可 直前状態 保持 設定不可 設定不可 設定不可 直前状態 保持 直前状態 保持 GPIO 選択時 Hi-Z/ 内部入力 "0"固定 *1:サブタイマモード, 低速 CR タイマモード, ストップモード, RTC モード, ディープスタンバイ RTC モード, ディープスタンバイ ストップモードは発振が停止します。 *2:ストップモード, ディープスタンバイストップモードは発振が停止します。 *3:タイマモード状態は直前状態保持、RTC モードまたはストップモード状態は GPIO 選択/内部入力"0"固定です。 *4:タイマモード状態は直前状態保持、RTC モードまたはストップモード状態は Hi-Z/内部入力"0"固定です。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 54 of 110 MB9B320M シリーズ 12. 電気的特性 12.1 絶対最大定格 項目 定格値 記号 電源電圧*1 ,*2 最小 最大 単位 VCC VSS - 0.5 VSS + 6.5 V 電源電圧(USB 用) * * USBVCC VSS - 0.5 VSS + 6.5 V アナログ電源電圧*1 ,*4 アナログ基準電圧*1 ,*4 AVCC AVRH VSS - 0.5 VSS - 0.5 VSS + 6.5 VSS + 6.5 VCC + 0.5 (≦6.5 V) USBVCC + 0.5 (≦6.5 V) VSS + 6.5 AVCC + 0.5 (≦6.5 V) VCC + 0.5 (≦6.5 V) +2 +20 10 20 39 4 12 16.5 100 50 - 10 - 20 - 39 -4 - 12 - 18 - 100 - 50 300 + 150 V V 1, 3 VSS - 0.5 1 入力電圧* VI VSS - 0.5 VSS - 0.5 1 アナログ端子入力電圧* VIA VSS - 0.5 出力電圧*1 VO VSS - 0.5 最大クランプ電流 最大総クランプ電流 ICLAMP Σ[ICLAMP] -2 "L"レベル最大出力電流*5 IOL - "L"レベル平均出力電流*6 IOLAV - "L"レベル最大総出力電流 "L"レベル平均総出力電流*7 ∑IOL ∑IOLAV - "H"レベル最大出力電流*5 IOH - "H"レベル平均出力電流*6 IOHAV - "H"レベル最大総出力電流 "H"レベル平均総出力電流*7 消費電力 保存温度 ∑IOH ∑IOHAV PD TSTG - 55 備考 V USB 端子を除く V USB 端子 V 5 V トレラント V V mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mA mW °C *8 *8 4 mA タイプ 12 mA タイプ USB I/O 兼用 4 mA タイプ 12 mA タイプ USB I/O 兼用 4 mA タイプ 12 mA タイプ USB I/O 兼用 4 mA タイプ 12 mA タイプ USB I/O 兼用 *1: VSS = AVSS = 0 V を基準にした値です。 *2: VCC は VSS - 0.5 V より低くなってはいけません。 *3: USBVCC は VSS - 0.5 V より低くなってはいけません。 *4: 電源投入時など VCC + 0.5 V を超えてはいけません。 *5: 最大出力電流は、該当する端子 1 本のピーク値を規定します。 *6: 平均出力電流は、該当する端子 1 本に流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 *7: 平均総出力電流は、該当する端子すべてに流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 55 of 110 MB9B320M シリーズ *8 : ・ 該当端子については、 「4 端子機能一覧」 、 「5. 入出力回路形式」を参照してください。 ・ 推奨動作条件内でご使用ください。 ・ +B 入力は直流電圧(電流)でご使用ください。 ・ +B 信号と本デバイスの間には、必ず電流制限抵抗を接続し+B 信号を印加してください。 ・ +B 入力を行うとき、本デバイスの端子に入力される電流が、瞬時/定常を問わず規格値以下になるように電流制限抵抗の 値を設定してください。 ・ 低消費電力モードなど本デバイスの駆動電流が少ない動作モードでは、+B 入力電位が保護ダイオードを通して VCC 端子、 AVCC 端子の電位を上昇させ、本デバイスや他の機器へ影響を及ぼすことがあります。そのため+B 入力時には Vcc、AVcc の電位が推奨動作条件を超えないようにしてください。 ・ 本デバイスの電源が OFF 時(0V に固定していない場合)、または電源投入時に+B 入力を行っている場合は、端子から電源 が供給されているため、パワーオンリセットが正常に動作せず不完全な動作を行うことがあります。 ・ 推奨回路例(入出力等価回路)を下記に示します。 Protection Diode VCC VCC Limiting P-ch resistor Digital output +B input (0V~16V) N-ch Digital input R AVCC Analog input <注意事項> − 絶対最大定格を超えるストレス(電圧, 電流, 温度など)の印加は、半導体デバイスを破壊する可能性があります。したがって、 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 56 of 110 MB9B320M シリーズ 12.2 推奨動作条件 (VSS = AVSS = AVRL = 0.0V) 項目 電源電圧 電源電圧(3V 電源) USB 用 記号 VCC USBVCC 条件 - 最小 4 規格値 最大 2.7* 5.5 V 3.0 3.6 (≦VCC) V - 平滑コンデンサ容量 AVCC AVRH AVRL CS - 2.7 2.7 AVSS 1 5.5 (≦VCC) 5.5 AVCC AVSS 10 動作温度 TA - - 40 + 105 2.7 アナログ電源電圧 アナログ基準電圧 単位 備考 *1 *2 V V V μF °C AVCC=VCC レギュレータ用*3 *1 :P81/UDP0, P80/UDM0 端子を USB 端子(UDP0, UDM0)として使用する場合 *2 :P81/UDP0, P80/UDM0 端子を GPIO 端子(P81, P80)として使用する場合 *3 :平滑コンデンサの接続方法は、 「7. デバイス使用上の注意」の「・C 端子について」を参照してください。 *4 :電源電圧が最小値未満かつ低電圧リセット/割込み検出電圧以上の間は、内蔵高速 CR クロック(メイン PLL 使用含む)または内 蔵低速 CR での命令実行と低電圧検出のみ動作可能です。 <注意事項> − 推奨動作条件は、半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は、すべてこの条件の範囲内で保証 されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると、信頼性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目, 使用条件, 論理の組合せでの使用は、保証していません。記載されている以外の条件で の使用をお考えの場合は、必ず事前に営業部門までご相談ください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 57 of 110 MB9B320M シリーズ 12.3 直流規格 12.3.1 電流規格 (VCC = AVCC = USBVCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = AVSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C ~ +105°C) 項目 記号 端子名 条件 ICC VCC スリープ モード 電流 ICCS 備考 CPU : 72 MHz, 周辺 : 36 MHz 32.5 41 mA *1, *5 CPU : 72 MHz, 周辺クロック停止 NOP 動作 18 23 mA *1, *5 高速 CR ランモード CPU/周辺 : 4 MHz*2 2.5 3.4 mA *1 サブ ランモード CPU/周辺 : 32 kHz 110 980 μA *1, *6 CPU/周辺 : 100 kHz 130 1030 μA *1 周辺 : 36 MHz 22 28 mA *1, *5 周辺 : 4 MHz*2 1.6 2.6 mA *1 周辺 : 32 kHz 96 955 μA *1, *6 周辺 : 100 kHz 115 975 μA *1 PLL ランモード ラン モード 電流 規格値 単位 標準*3 最大*4 低速 CR ランモード PLL スリープモード 高速 CR スリープモード サブ スリープモード 低速 CR スリープモード *1:全ポート固定時 *2:トリミングにて 4 MHz に設定した場合 *3:TA=+25°C, VCC=5.5 V *4:TA=+105°C, VCC=5.5 V *5:水晶振動子(4 MHz)使用時(発振回路の消費電流を含む) *6: 水晶振動子(32 kHz)使用時(発振回路の消費電流を含む) Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 58 of 110 MB9B320M シリーズ (VCC = AVCC = USBVCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = AVSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C to + 105°C) 項目 タイマ モード 電流 記号 端子名 条件 メイン タイマモード ICCT サブ タイマモード RTC モード 電流 ICCR ストップ モード 電流 ICCH RTC モード ストップ モード VCC ICCRD ディープ スタンバイ RTCモード ディープ スタンバイ モード 電流 ICCHD ディープ スタンバイ ストップ モード TA = + 25°C, LVD off時 TA = + 105°C, LVD off時 TA = + 25°C, LVD off時 TA = + 105°C, LVD off時 TA = + 25°C, LVD off時 TA = + 105°C, LVD off時 TA = + 25°C, LVD off時 TA = +105°C, LVD off時 TA = + 25°C, LVD off時, RAM off時 TA = + 25°C, LVD off時, RAM on時 TA = + 105°C, LVD off時, RAM off時 TA = + 105°C, LVD off時, RAM on時 TA = + 25°C, LVD off時, RAM off時 TA = + 25°C, LVD off時, RAM on時 TA = + 105°C, LVD off時, RAM off時 TA = + 105°C, LVD off時, RAM on時 規格値 単位 標準*2 最大*2 備考 4.1 4.8 mA *1, *4 - 5.4 mA *1, *4 17 66 μA *1, *5 - 835 μA *1, *5 15 61 μA *1, *5 - 680 μA *1, *5 14 53 μA *1 - 600 μA *1 2.2 11 μA *1, *3, *5 6.2 23 μA *1, *3, *5 - 155 μA *1, *3, *5 - 215 μA *1, *3, *5 1.6 9.6 μA *1, *3 5.6 22 μA *1, *3 - 150 μA *1, *3 210 μA *1, *3 *1: 全ポート固定時 *2 : VCC=5.5 V *3: RAM 保持設定はオンチップ SRAM のみに適用 *4 : 水晶振動子(4 MHz)使用時(発振回路の消費電流を含む) *5 : 水晶振動子(32 kHz)使用時(発振回路の消費電流を含む) Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 59 of 110 MB9B320M シリーズ 低電圧検出回路(LVD)電流 (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 低電圧検出回路 (LVD) 電源電流 記号 ICCLVD 端子名 規格値 標準 最大 条件 単位 備考 リセット発生用 動作時 0.13 0.3 μA 未検出時 割込み発生用 動作時 0.13 0.3 μA 未検出時 VCC フラッシュメモリ電流 (VCC = 2.7V~5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 フラッシュメモリ 書込み/消去電流 記号 ICCFLASH 端子名 VCC 規格値 標準 最大 条件 書込み/ 消去時 9.5 11.2 単位 mA 備考 * *:フラッシュメモリへ書込みまたは消去するときは、電源電流(ICC)にフラッシュメモリ書込み/消去電流(ICCFLASH)が加算されます。 A/D コンバータ電流 (VCC = AVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子名 電源電流 ICCAD AVCC 基準電源電流 ICCAVRH AVRH 規格値 標準 最大 条件 単位 備考 mA μA 1unit動作時 停止時 A/D 1unit動作時 AVRH=5.5 V 停止時 mA μA D/A コンバータ電流 (VCC = AVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C~+ 105°C) 項目 記号 端子名 2 電源電流*1 IDDA* AVCC IDSA 条件 D/A 1unit動作時 AVCC=3.3 V D/A 1unit動作時 AVCC=5.0 V D/A停止時 規格値 単位 最小 標準 最大 250 315 380 μA 380 475 580 μA - - 16 μA 備考 *1 : 無負荷時 *2 : 0x200 設定時に電流最大 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 60 of 110 MB9B320M シリーズ 12.3.2 端子特性 (VCC = USBVCC = AVCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = AVSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 "H"レベル 入力電圧 (ヒステリシス 入力) "L"レベル 入力電圧 (ヒステリシス 入力) 記号 VIHS VILS 端子名 CMOS ヒステリシ ス入力端子, MD0, MD1 5V トレラント 入力端子 CMOS ヒステリシ ス入力端子, MD0, MD1 5V トレラント 入力端子 4 mA タイプ "H"レベル 出力電圧 VOH 12 mA タイプ USB I/O 兼用 4 mA タイプ "L"レベル 出力電圧 VOL 12 mA タイプ USB I/O 兼用 Document Number: 002-05653 Rev.*A 条件 最小 規格値 標準 最大 単位 - VCC×0.8 - VCC + 0.3 V - VCC×0.8 - VSS + 5.5 V - VSS - 0.3 - VCC×0.2 V - VSS - 0.3 - VCC×0.2 V VCC - 0.5 - VCC V VCC - 0.5 - VCC V USBVCC - 0.4 - USBVCC V VSS - 0.4 V VSS - 0.4 V VSS - 0.4 V VCC ≧ 4.5 V, IOH = - 4 mA VCC < 4.5 V, IOH = - 2 mA VCC ≧ 4.5 V, IOH = - 12 mA VCC < 4.5 V, IOH = - 8 mA USBVCC ≧ 4.5 V, IOH = -18.0 mA USBVCC < 4.5 V, IOH = -12.0 mA VCC ≧ 4.5 V, IOL = 4 mA VCC < 4.5 V, IOL = 2 mA VCC ≧ 4.5 V, IOL = 12 mA VCC < 4.5 V, IOL = 8 mA USBVCC ≧ 4.5 V, IOL = 16.5 mA USBVCC < 4.5 V, IOL = 10.5 mA 備考 Page 61 of 110 MB9B320M シリーズ (VCC = USBVCC = AVCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = AVSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 入力リーク 電流 IIL プルアップ 抵抗値 RPU 入力容量 CIN 端子名 規格値 条件 最小 標準 最大 - - -5 - +5 プル アップ 端子 VCC, USBVCC, VSS, AVCC, AVSS, AVRH, AVRL 以外 VCC ≧ 4.5 V 33 50 90 VCC < 4.5 V - - 180 - - 5 15 Document Number: 002-05653 Rev.*A 単位 備考 μA kΩ pF Page 62 of 110 MB9B320M シリーズ 12.4 交流規格 12.4.1 メインクロック入力規格 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 入力周波数 入力クロック周期 入力クロック パルス幅 入力クロック 立上り, 立下り 時間 内部動作クロック 周波数*1 内部動作クロック サイクル時間*1 記号 端子名 fFCH tCYLH X0, X1 tCF, tCR 規格値 最小 最大 条件 VCC≧4.5 V VCC < 4.5 V VCC≧4.5 V VCC < 4.5 V VCC≧4.5 V VCC < 4.5 V PWH/tCYLH, PWL/tCYLH 4 4 4 4 20.83 50 48 20 48 20 250 250 45 - 単位 備考 MHz 水晶振動子接続時 MHz 外部クロック時 ns 外部クロック時 55 % 外部クロック時 - 5 ns 外部クロック時 マスタクロック ベースクロック (HCLK/FCLK) APB0バスクロック*2 APB1バスクロック*2 APB2バスクロック*2 ベースクロック (HCLK/FCLK) APB0バスクロック*2 APB1バスクロック*2 APB2バスクロック*2 fCM - - - 72 MHz fCC - - - 72 MHz fCP0 fCP1 fCP2 - - - 40 40 40 MHz MHz MHz tCYCC - - 13.8 - ns tCYCP0 tCYCP1 tCYCP2 - - 25 25 25 - ns ns ns *1: 各内部動作クロックの詳細については、『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の『CHAPTER:クロック』を参照してくだ さい。 *2: 各ペリフェラルが接続されている APB バスについては「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 X0 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 63 of 110 MB9B320M シリーズ 12.4.2 サブクロック入力規格 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 入力周波数 1/ tCYLL 入力クロック周期 tCYLL 入力クロックパルス幅 - 端子名 X0A, X1A 条件 最小 規格値 標準 最大 単位 備考 - - 32.768 - kHz - 32 - 100 kHz 水晶振動子 接続時 外部クロック時 PWH/tCYLL, PWL/tCYLL 10 - 31.25 μs 外部クロック時 45 - 55 % 外部クロック時 *:ご使用する水晶振動子については、 「7. デバイス使用上の注意」の「・サブクロック用水晶振動子について」を参照してくださ い。 X0A Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 64 of 110 MB9B320M シリーズ 12.4.3 内蔵 CR 発振規格 内蔵高速 CR (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 クロック周波数 周波数安定時間 記号 fCRH tCRWT 条件 最小 規格値 標準 最大 TA = + 25°C 3.92 4 4.08 TA = 0°C ~ + 85°C 3.9 4 4.1 TA = - 40°C ~ + 105°C 3.88 4 4.12 3.94 4 4.06 3.92 4 4.08 3.9 4 4.1 TA = - 40°C ~ + 105°C 2.8 4 5.2 - - - 30 単位 備考 トリミング時*1 TA = + 25°C VCC ≦ 3.6 V TA = - 20°C ~ + 85°C VCC ≦ 3.6 V TA = - 20°C ~ + 105°C VCC ≦ 3.6 V MHz 非トリミング時 μs *2 *1: 出荷時に設定されるフラッシュメモリ内の CR トリミング領域の値を周波数トリミング値/温度トリミング値に使用した場合 *2: トリミング値設定後に高速 CR クロックの周波数が安定するまでの時間です。なおトリミング値設定後、周波数安定時間が経 過するまでの期間も高速 CR クロックをソースクロックとして使用できます。 内蔵低速 CR (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 クロック周波数 記号 fCRL 条件 - Document Number: 002-05653 Rev.*A 最小 規格値 標準 最大 50 100 150 単位 備考 kHz Page 65 of 110 MB9B320M シリーズ 12.4.4 メイン PLL・USB 用 PLL の使用条件(PLL の入力クロックにメインクロックを使用 ) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 PLL発振安定待ち時間*1 (LOCK UP時間) PLL入力クロック周波数 PLL逓倍率 PLLマクロ発振クロック周波数 メインPLLクロック周波数*2 USBクロック周波数*3 最小 規格値 標準 最大 単位 tLOCK 100 - - μs fPLLI fPLLO fCLKPLL fCLKSPLL 4 5 75 - - 16 37 150 72 48 MHz 逓倍 MHz MHz MHz 備考 M分周後の周波数 *1:PLL の発振が安定するまでの待ち時間 *2:メイン PLL クロック(CLKPLL)の詳細については、 『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の『CHAPTER 2-1:クロック』を 参照してください。 *3:USB クロックの詳細については、 『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル 通信マクロ編』の『CHAPTER 2-2:USB クロック生 成』を参照してください。 12.4.5 メイン PLL の使用条件(メイン PLL の入力クロックに内蔵高速 CR クロックを使用) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 PLL発振安定待ち時間*1 (LOCK UP時間) PLL入力クロック周波数 PLL逓倍率 PLLマクロ発振クロック周波数 メインPLLクロック周波数*2 規格値 最小 標準 最大 単位 tLOCK 100 - - μs fPLLI fPLLO fCLKPLL 3.8 19 72 - 4 - 4.2 35 150 72 MHz 逓倍 MHz MHz 備考 *1:PLL の発振が安定するまでの待ち時間 *2:メイン PLL クロック(CLKPLL)の詳細については、 『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の『CHAPTER 2-1:クロック』を 参照してください。 (注意事項 ) − メイン PLL のソースクロックには、必ず周波数トリミングおよび温度トリミングを行った 高速 CR クロック(CLKHC)を入力してください。 PLL 逓倍後、内蔵高速 CR クロックの精度を加味した上で、マスタクロック周波数上限を超えないようにしてください。 メイン PLL 接続図 PLL 入力 クロック メインクロック(CLKMO) 高速 CR クロック(CLKHC) K 分周 メイン PLL クロック (CLKPLL) PLL マクロ 発振クロック メイン PLL M 分周 N 分周 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 66 of 110 MB9B320M シリーズ USB 用 PLL 接続図 メインクロック (CLKMO) PLL 入力 クロック PLL マクロ 発振クロック USB 用 PLL K 分周 USB クロック M 分周 N 分周 12.4.6 リセット入力規格 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 端子名 条件 リセット入力時間 tINITX INITX - 規格値 最小 最大 500 - 単位 備考 ns 12.4.7 パワーオンリセットタイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 電源立上り時間 tVCCR 電源断時間 tOFF パワーオンリセット解 除までの時間 tPRT 規格値 端子名 VCC 最小 最大 単位 0 - ms 1 - ms 1.34 18.6 ms 備考 VCC_minimum VCC VDH_minimum 0.2V 0.2V 0.2V Tr Tprt Internal RST RST Active Toff Release CPU Operation start 用語解説 ・ VCC_minimum: 推奨動作条件(VCC)の下限電圧 ・ VDH_minimum: 低電圧検出リセット検出電圧最小値(SVHR=00000 時)。 「12.8. 低電圧検出特性」を参照してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 67 of 110 MB9B320M シリーズ 12.4.8 ベースタイマ入力タイミング タイマ入力タイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 条件 TIOAn/TIOBn (ECK, TINとし て使用するとき) tTIWH, tTIWL tTIWH - 規格値 最小 最大 2tCYCP - 単位 備考 ns tTIWL ECK VIHS VIHS TIN VILS VILS トリガ入力タイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 入力パルス幅 記号 tTRGH, tTRGL 端子名 TIOAn/TIOBn (TGINとして 使用するとき) tTRGH TGIN VIHS 条件 - 規格値 最小 最大 2tCYCP - 単位 備考 ns tTRGL VIHS VILS VILS (注意事項 ) − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 ベースタイマが接続されている APB バス番号については「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 68 of 110 MB9B320M シリーズ 12.4.9 CSIO/UART タイミング CSIO (SPI = 0, SCINV = 0) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK↓→SOT遅延時間 tSLOVI SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHI SCK↑→SINホールド時間 tSHIXI SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx tSLSH tSHSL シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCK↓→SOT遅延時間 tSLOVE SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHE SCK↑→SINホールド時間 tSHIXE SCK立下り時間 SCK立上り時間 tF tR SCKx VCC≧4.5V 最小 最大 VCC < 4.5V 最小 最大 条件 単位 4tCYCP - 4tCYCP - ns - 30 + 30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns SCKx 2tCYCP 10 - 2tCYCP 10 - ns SCKx tCYCP + 10 - tCYCP + 10 - ns - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx マスタ モード スレーブ モード (注意事項 ) − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 マルチファンクションシリアルが接続されている APB バス番号については「8.ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。 例えば SCKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 − 外部負荷容量 CL = 30 pF 時 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 69 of 110 MB9B320M シリーズ tSCYC VOH SCK VOL VOL tSLOVI VOH VOL SOT tIVSHI tSHIXI VIH VIL VIH VIL SIN マスタモード tSLSH tSHSL VIH SCK VIH tF VIL VIL VIH tR tSLOVE SOT VOH VOL tIVSHE SIN tSHIXE VIH VIL VIH VIL スレーブモード Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 70 of 110 MB9B320M シリーズ CSIO (SPI = 0, SCINV = 1) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCKx SCK↑→SOT遅延時間 tSHOVI SCKx, SOTx SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLI SCK↓→SINホールド時間 tSLIXI SCKx, SINx SCKx, SINx tSLSH SCKx tSHSL SCKx シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCK↑→SOT遅延時間 tSHOVE SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLE SCK↓→SINホールド時間 tSLIXE SCK立下り時間 SCK立上り時間 tF tR SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx マスタ モード 単位 4tCYCP - 4tCYCP - ns - 30 + 30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns - ns - ns 2tCYCP 10 tCYCP + 10 スレーブ モード VCC≧4.5 V 最小 最大 VCC < 4.5 V 最小 最大 条件 - 2tCYCP 10 tCYCP + 10 - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns (注意事項 ) − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 − マルチファンクションシリアルが接続されている APB バス番号については「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。例えば SCKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 − 外部負荷容量 CL = 30 pF 時 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 71 of 110 MB9B320M シリーズ tSCYC VOH SCK VOH VOL tSHOVI VOH VOL SOT tIVSLI tSLIXI VIH VIL VIH VIL SIN マスタモード tSHSL SCK VIH VIH VIL tR SOT tSLSH tF VIL VIL tSHOVE VOH VOL tIVSLE SIN VIH VIL tSLIXE VIH VIL スレーブモード Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 72 of 110 MB9B320M シリーズ CSIO(SPI = 1, SCINV = 0) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 端子名 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCKx SCK↑→SOT遅延時間 tSHOVI SCKx, SOTx マスタ モード VCC≧4.5 V 最小 最大 VCC < 4.5 V 最小 最大 条件 単位 4tCYCP - 4tCYCP - ns - 30 + 30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns 2tCYCP - 30 - - ns - ns SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLI SCK↓→SINホールド時間 tSLIXI SOT→SCK↓遅延時間 tSOVLI SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx, SOTx tSLSH SCKx 2tCYCP - 10 - tSHSL SCKx tCYCP + 10 - tCYCP + 10 - ns - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCK↑→SOT遅延時間 tSHOVE SIN→SCK↓ セットアップ時間 tIVSLE SCK↓→SINホールド時間 tSLIXE SCK立下り時間 SCK立上り時間 tF tR SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx スレーブ モード 2tCYCP 30 2tCYCP 10 (注意事項 ) − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 マルチファンクションシリアルが接続されている APB バス番号については「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。 例えば SCKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 − 外部負荷容量 CL = 30 pF 時 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 73 of 110 MB9B320M シリーズ tSCYC VOH VOL SCK SOT VOH VOL VOH VOL tIVSLI tSLIXI VIH VIL SIN VOL tSHOVI tSOVLI VIH VIL マスタモード tSLSH VIH SCK tR VOH VOL tIVSLE SIN VIL tF * SOT VIL tSHSL VIH VIH tSHOVE VOH VOL tSLIXE VIH VIL VIH VIL スレーブモード * : TDRレジスタにライトすると変化 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 74 of 110 MB9B320M シリーズ CSIO (SPI = 1, SCINV = 1) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 シリアルクロック サイクルタイム tSCYC SCK↓→SOT遅延時間 tSLOVI 端子名 SCKx SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHI SCK↑→SINホールド時間 tSHIXI SOT→SCK↑遅延時間 tSOVHI SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx, SOTx tSLSH SCKx tSHSL SCKx シリアルクロック "L"パルス幅 シリアルクロック "H"パルス幅 SCK↓→SOT遅延時間 tSLOVE SIN→SCK↑ セットアップ時間 tIVSHE SCK↑→SINホールド時間 tSHIXE SCK立下り時間 SCK立上り時間 tF tR SCKx, SOTx SCKx, SINx SCKx, SINx SCKx SCKx マスタ モード 単位 4tCYCP - 4tCYCP - ns - 30 + 30 - 20 + 20 ns 50 - 30 - ns 0 - 0 - ns - ns - ns 2tCYCP 30 2tCYCP 10 スレーブ モード VCC≧4.5 V 最小 最大 VCC < 4.5 V 最小 最大 条件 - 2tCYCP 30 2tCYCP 10 tCYCP + 10 - tCYCP + 10 - ns - 50 - 30 ns 10 - 10 - ns 20 - 20 - ns - 5 5 - 5 5 ns ns (注意事項 ) − CLK 同期モード時の交流規格です。 − tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 マルチファンクションシリアルが接続されている APB バス番号については「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 − 本規格は同リロケート・ポート番号のみの保証です。 例えば SCKx_0, SOTx_1 の組み合わせは保証外です。 − 外部負荷容量 CL = 30 pF 時 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 75 of 110 MB9B320M シリーズ tSCYC VOH SCK tSOVHI tSLOVI VOH VOL SOT VOH VOL tSHIXI tIVSHI VIH VIL SIN VOH VOL VIH VIL マスタモード tR SCK VIL tF tSHSL VIH VIH tSLSH VIL VIL tSLOVE VOH VOL SOT VOH VOL tIVSHE tSHIXE VIH VIL SIN VIH VIL スレーブモード UART 外部クロック入力 (EXT = 1) (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 シリアルクロック"L"パルス幅 シリアルクロック"H"パルス幅 SCK立下り時間 SCK立上り時間 条件 tSLSH tSHSL tF tR CL = 30 pF tR VIL tCYCP + 10 tCYCP + 10 - 最大 単位 5 5 ns ns ns ns 備考 tF tSHSL SCK 最小 VIH Document Number: 002-05653 Rev.*A tSLSH VIH VIL VIL Page 76 of 110 MB9B320M シリーズ 12.4.10 外部入力タイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 端子名 規格値 単位 最小 最大 条件 ADTG - 2tCYCP*1 - ns DTTIxX INT00 ~ INT23, NMIX *2*3 2tCYCP*1 2tCYCP + 100*1 500*2 - ns ns ns WKUPx *4 500 - ns FRCKx 入力パルス幅 tINH, tINL ICxx 備考 A/Dコンバータ トリガ入力 フリーランタイマ入力クロック インプット キャプチャ 波形ジェネレータ 外部割込み, NMI ディープスタンバイウェイク アップ *1 :tCYCP は APB バスクロックのサイクル時間です。A/D コンバータ, 多機能タイマ, 外部割込みが接続されている APB バス番号に ついては「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 *2 :ランモード, スリープモード時 *3 :タイマモード, RTC モード, ストップモード時 *4 :ディープスタンバイ RTC モード, ディープスタンバイストップモード時 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 77 of 110 MB9B320M シリーズ 12.4.11 クアッドカウンタ タイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 AIN端子"H"幅 AIN端子"L"幅 BIN端子"H"幅 BIN端子"L"幅 AIN"H"レベルから BIN立上り時間 BIN"H"レベルから AIN立下り時間 AIN"L"レベルから BIN立下り時間 BIN"L"レベルから AIN立上り時間 BIN"H"レベルから AIN立上り時間 AIN"H"レベルから BIN立下り時間 BIN"L"レベルから AIN立下り時間 AIN"L"レベルから BIN立上り時間 ZIN端子"H"幅 ZIN端子"L"幅 ZINレベル確定から AIN/BIN立下り立上り時間 AIN/BIN立下り立上り 時間からZINレベル確定 tAHL tALL tBHL tBLL tZHL tZLL tZABE QCR:CGSC="1" tABEZ QCR:CGSC="1" tBUAD tADBD tBDAU tBUAU tAUBD tBDAD tADBU 最小値 単位 最大値 PC_Mode2または PC_Mode3 PC_Mode2または PC_Mode3 PC_Mode2または PC_Mode3 PC_Mode2または PC_Mode3 PC_Mode2または PC_Mode3 PC_Mode2または PC_Mode3 PC_Mode2または PC_Mode3 PC_Mode2または PC_Mode3 QCR:CGSC="0" QCR:CGSC="0" tAUBU 規格値 条件 2tCYCP* - ns * : tCYCP は APB バスクロックのサイクル時間です。クアッドカウンタが接続されている APB バス番号については「8. ブロックダ イヤグラム」を参照してください。 tALL tAHL AIN tAUBU tADBD tBUAD tBDAU BIN tBHL Document Number: 002-05653 Rev.*A tBLL Page 78 of 110 MB9B320M シリーズ tBLL tBHL BIN tBUAU tBDAD tAUBD tADBU AIN tAHL tALL ZIN ZIN AIN/BIN Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 79 of 110 MB9B320M シリーズ 2 12.4.12 I C タイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 SCLクロック周波数 (反復)「スタート」条件 ホールド時間 SDA↓→SCL↓ SCLクロック"L"幅 SCLクロック"H"幅 反復「スタート」条件 セットアップ時間 SCL↑→SDA↓ データホールド時間 SCL↓→SDA↓↑ データセットアップ時間 SDA↓↑→SCL↑ 「ストップ」条件 セットアップ時間 SCL↑→SDA↑ 「ストップ」条件と 「スタート」条件との間のバ スフリー時間 ノイズフィルタ 記号 Standardmode 最小 最大 条件 Fastmode 最小 最大 単位 fSCL 0 100 0 400 kHz tHDSTA 4.0 - 0.6 - μs tLOW tHIGH 4.7 4.0 - 1.3 0.6 - μs μs tSUSTA 4.7 - 0.6 - μs 0 3.45*2 0 0.9*3 μs tSUDAT 250 - 100 - ns tSUSTO 4.0 - 0.6 - μs tBUF 4.7 - 1.3 - μs 2 tCYCP*4 - 2 tCYCP*4 - ns tHDDAT tSP CL = 30 pF, R = (VPp/IOL)*1 - 備考 *1 : R, CL は、SCL, SDA ラインのプルアップ抵抗、負荷容量です。VPp はプルアップ抵抗の電源電圧, IOL は VOL 保証電流を示し ます。 *2 : 最大 tHDDAT は少なくともデバイスの SCL 信号の"L"区間(tLOW)を延長していないということを満たしていなければなりません。 *3 : Fast-mode I2C バスデバイスは Standard-mode I2C バスシステムに使用できますが、要求される条件 tSUDAT≧250 ns を満足しなけ ればなりません。 *4 : tCYCP は、APB バスクロックのサイクル時間です。 I2C が接続されている APB バス番号については「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。Standard-mode 使用時は、 APB バスクロックを 2 MHz 以上に設定してください。Fast-mode 使用時は、APB バスクロックは 8 MHz 以上に設定してくださ い。 SDA SCL Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 80 of 110 MB9B320M シリーズ 12.4.13 JTAG タイミング (VCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 端子名 規格値 最小 最大 条件 TMS, TDI セットアップ時間 tJTAGS TCK, TMS, TDI VCC≧4.5 V VCC < 4.5 V TMS, TDI ホールド時間 tJTAGH TCK, TMS, TDI TDO遅延時間 tJTAGD TCK, TDO VCC≧4.5 V VCC < 4.5 V VCC≧4.5 V VCC < 4.5 V 単位 15 - ns 15 - ns - 25 45 ns 備考 (注意事項) − 外部負荷容量 CL = 30 pF 時 TCK TMS/TDI TDO Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 81 of 110 MB9B320M シリーズ 12.5 12 ビット A/D コンバータ A/D 変換部電気的特性 (VCC = AVCC = 2.7V ~ 5.5V, VSS = AVSS = AVRL = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 分解能 積分直線性誤差 微分直線性誤差 ゼロトランジショ ン電圧 フルスケールトラ ンジション電圧 記号 - 端子名 VZT ANxx ~ ANxx VFST ANxx ~ ANxx 単位 最大 - ± 1.5 ± 1.7 12 ± 4.5 ± 2.5 bit LSB LSB - ± 10 ± 15 mV AVRH ± 5 AVRH ± 15 mV 0.8* 1.0*1 0.24 0.3 40 50 - - μs 10 μs 1000 ns 1 変換時間 規格値 標準 最小 - - tS - tCCK - tSTT - - - 1.0 μs アナログ入力容量 CAIN - - - 9.7 pF アナログ入力抵抗 RAIN - - - 1.7 2.4 kΩ - - - - 4 LSB - ANxx - - 5 μA - ANxx AVRH AVRL AVRL 2.7 AVSS - AVRH AVCC AVSS V V V サンプリング 時間*2 コンペアクロック 周期*3 動作許可状態遷移 時間 チャネル間ばらつ き アナログポート入 力電流 アナログ入力電圧 基準電圧 備考 AVRH = 2.7 V ~ 5.5 V AVCC≧4.5 V AVCC < 4.5 V AVCC≧4.5 V AVCC < 4.5 V AVCC≧4.5 V AVCC < 4.5 V AVCC≧4.5 V AVCC < 4.5 V *1:変換時間は サンプリング時間 (tS) + コンペア時間 (tC) の値です。最小変換時間の条件は、以下の通りです。 AVCC≧4.5 V HCLK=50 MHz サンプリング時間: 240 ns, コンペア時間: 560 ns AVCC<4.5 V HCLK=40 MHz サンプリング時間: 300 ns, コンペア時間: 700 ns 必ずサンプリング時間(tS), コンペアクロック周期(tCCK)の規格を満足するようにしてください。サンプリング時間, コンペアク ロック周期の設定については、 『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル アナログマクロ編』の『CHAPTER 1-1: A/D コンバータ』 の章を参照してください。A/D コンバータのレジスタの設定は APB バスクロックのタイミングで反映されます。A/D コンバータ が接続されている APB バス番号については「8. ブロックダイヤグラム」を参照してください。 サンプリングおよびコンペアクロックはベースクロック(HCLK)から生成されます。 *2:外部インピーダンスにより必要なサンプリング時間は変わります。必ず(式 1)を満たすようにサンプリング時間を設定してくだ さい。 *3:コンペア時間(tC) は (式 2)の値です。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 82 of 110 MB9B320M シリーズ ANxx REXT アナログ入力端子 コンパレータ RAIN アナログ 信号発生源 CAIN (式 1) tS ≧ ( RAIN + REXT ) × CAIN × 9 tS : サンプリング時間 RAIN : A/D の入力抵抗 = 1.5 kΩ CAIN ch.0 ~ ch.7 4.5 V ≦ AVCC ≦ 5.5 V の場合 A/D の入力抵抗 = 1.6 kΩ ch.8 ~ ch.15 4.5 V ≦ AVCC ≦ 5.5 V の場合 A/D の入力抵抗 = 1.7 kΩ ch.16 ~ ch.26 A/D の入力抵抗 = 2.2 kΩ ch.0 ~ ch.7 A/D の入力抵抗 = 2.3 kΩ ch.8 ~ ch.15 2.7 V ≦ AVCC < 4.5 V の場合 A/D の入力抵抗 = 2.4 kΩ ch.16 ~ ch.26 : A/D の入力容量 = 9.7 pF 4.5 V ≦ AVCC ≦ 5.5 V の場合 2.7 V ≦ AVCC < 4.5 V の場合 2.7 V ≦ AVCC < 4.5 V の場合 2.7 V ≦ AVCC ≦ 5.5 V の場合 REXT : 外部回路の出力インピーダンス (式 2) tC=tCCK × 14 tC : コンペア時間 tCCK : コンペアクロック周期 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 83 of 110 MB9B320M シリーズ 12 ビット A/D コンバータの用語の定義 分解能 : A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化 積分直線性誤差 : ゼロトランジション点(0b000000000000 ←→ 0b000000000001)と フルスケールトランジション点(0b111111111110 ←→ 0b111111111111)を結んだ直線と実際の変換特性との偏差 微分直線性誤差 : 出力コードを 1LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 積分直線性誤差 0xFFF 微分直線性誤差 実際の変換特性 0xFFE 0x(N+1) 実際の変換特性 {1 LSB(N-1) + VZT} VFST (実測値) VNT (実測値) 0x004 理想特性 0xN デジタル出力 デジタル出力 0xFFD 0x003 実際の変換特性 V(N+1)T 0x(N-1) (実測値) 0x002 VNT (実測値) 理想特性 0x(N-2) 0x001 実際の変換特性 VZT (実測値) AVRL AVRH AVRL AVRH アナログ入力 アナログ入力 デジタル出力N の積分直線性誤差 = VNT - {1LSB × (N - 1) + VZT} 1LSB デジタル出力N の微分直線性誤差 = V(N + 1) T - VNT 1LSB 1LSB = [LSB] - 1 [LSB] VFST - VZT 4094 N:A/Dコンバータデジタル出力値 VZT:デジタル出力が0x000から0x001に遷移する電圧 VFST:デジタル出力が0xFFEから0xFFFに遷移する電圧 VNT:デジタル出力が0x (N - 1)から0xNに遷移する電圧 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 84 of 110 MB9B320M シリーズ 12.6 10 ビット D/A コンバータ D/A 変換部電気的特性 (VCC = AVCC = 2.7V~5.5V, VSS = AVSS = AVRL = 0V, TA = - 40℃~ + 105℃) 項目 分解能 記号 積分直線性誤差*1 微分直線性誤差*1, *2 tC20 tC100 INL DNL 出力電圧オフセット VOFF 変換時間 アナログ出力 インピーダンス 出力不定期間 RO tR 端子名 DAx 最小 規格値 標準 最大 0.47 2.37 - 4.0 - 0.9 - 20.0 3.10 2.0 - 0.58 2.90 3.80 - 10 0.69 3.43 + 4.0 + 0.9 10.0 + 5.4 4.50 70 単位 bit μs μs LSB LSB mV mV kΩ MΩ ns 備考 負荷20 pF時 負荷100 pF時 0x000設定時 0x3FF設定時 D/A動作時 D/A停止時 *1:無負荷時 *2:0x200 設定時に電流最大 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 85 of 110 MB9B320M シリーズ 12.7 USB 特性 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, USBVCC = 3.0V ~ 3.6V, VSS = 0V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 入力特性 記号 端子名 条件 最小 規格値 最大 入力"H"レベル電圧 VIH - 2.0 入力"L"レベル電圧 VIL - VSS - 0.3 USBVCC + 0.3 0.8 差動入力感度 VDI - 0.2 差動コモンモードレンジ VCM - 備考 V *1 V *1 - V *2 0.8 2.5 V *2 2.8 3.6 V *3 0.0 0.3 V *3 1.3 4 4 2.0 20 20 V ns ns *4 *5 *5 VCRS tFR tFF 外部 プルダウン 抵抗= 15 kΩ 外部 プルアップ 抵抗= 1.5 kΩ Full-Speed Full-Speed tFRFM Full-Speed 90 111.11 % *5 ZDRV tLR tLF Full-Speed Low-Speed Low-Speed 28 75 75 44 300 300 Ω ns ns *6 *7 *7 tLRFM Low-Speed 80 125 % *7 出力"H"レベル電圧 VOH 出力"L"レベル電圧 VOL クロスオーバ電圧 立上り時間 出力特性 立下り時間 立上り/立下り時間 マッチング 出力インピーダンス 立上り時間 立下り時間 立上り/立下り時間 マッチング 単位 UDP0, UDM0 *1 : USB I/O の Single-End-Receiver のスイッチング・スレッショルド電圧は VIL(Max)=0.8 V, VIH(Min)=2.0 V(TTL 入力規格)の範囲 内に設定されています。また、ノイズ感度を低下させるためヒステリシス特性を持たせています。 最小差動入力感度[V] *2 : USB 差動データ信号の受信には、Differential-Receiver を使用します。Differential-Receiver は、差動データ入力がローカル・グラ ンド・リファレンス レベルに対し、0.8 V ~ 2.5 V の範囲内にあるときには、200mV の差動入力感度があります。上記電圧範囲 は、コモン・モード入力電圧範囲と言われています。 コモン・モード入力電圧 [V] *3 : ドライバの出力駆動能力は、Low-State(VOL)で 0.3 V 以下(対 3.6 V, 1.5 kΩ 負荷)、High-State(VOH)で 2.8 V 以上(対グランド, 15 kΩ 負荷)です。 *4 : USB I/O の外部差動出力信号(D+/D-)のクロス電圧は、1.3 V ~ 2.0 V の範囲内にあります。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 86 of 110 MB9B320M シリーズ VCRS規格範囲 *5 : Full-Speed 差動データ信号の立上り(Trise)と立下り(Tfall)時間規定です。 出力信号電圧の 10% ~ 90%間の時間で定義されます。 また Full-speed Buffer に関しては、Tr/Tf は、RFI 放射を最小にするために、Tr/Tf 比を±10%以内と規定されています。 立上り時間 Document Number: 002-05653 Rev.*A 立下り時間 Page 87 of 110 MB9B320M シリーズ *6 : USB Full-speed 接続は、90 Ω ± 15%の特性インピーダンス(Differential Mode)で、シールドされたツイスト・ペアケーブルを介し て行われます。USB 規格は、USB Driver の出力インピーダンスは 28 Ω ~ 44 Ω の範囲内になければならないことを規定してお り、上記規格を満足し、バランスをとるために、ディスクリート直列抵抗器(Rs)を付加することを規定しています。本 USB I/O をご使用の際には、直列抵抗 Rs として 25 Ω ~ 30 Ω(推奨値 27 Ω)を付加しご使用ください。 28Ω ~ 44Ω Equiv. Imped. 28Ω ~ 44Ω Equiv. Imped. 外付け抵抗として実装してください。 Rs 直列抵抗値 25Ω ~ 30Ω 推奨値として 27Ω の直列抵抗を付加してください。 また、「E24 系列で誤差 5%以内の抵抗」をご使用ください。 *7 : Low-Speed 差動データ信号の立上り(Trise)と立下り(Tfall)時間規定です。出力信号電圧の 10% ~ 90%間の時間で定義されます。 立上り時間 立下り時間 外部負荷条件は、 「・Low-Speed Load (Compliance Load)」を参照してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 88 of 110 MB9B320M シリーズ Low-Speed Load (Upstream Port Load) - Reference 1 CL = 50pF ~ 150pF CL = 50pF ~ 150pF Low-Speed Load (Downstream Port Load) - Reference 2 CL = CL = Low-Speed Load (Compliance Load) CL = 200pF ~ 450pF CL = 200pF ~ 450pF Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 89 of 110 MB9B320M シリーズ 12.8 低電圧検出特性 12.8.1 低電圧検出リセット (TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 条件 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH SVHR*1= 00000 LVD安定待ち時間 tLVDW - LVD検出遅延時間 tLVDDL - SVHR*1= 00001 SVHR*1= 00010 SVHR*1= 00011 SVHR*1= 00100 SVHR*1= 0101 SVHR*1= 00110 SVHR*1= 00111 SVHR*1= 01000 SVHR*1= 01001 SVHR*1= 01010 最小 規格値 標準 最大 2.25 2.45 2.65 2.30 2.50 2.70 2.39 2.60 2.81 SVHR = 00000の規格値 2.48 2.70 2.92 SVHR = 00000の規格値 2.58 2.80 3.02 SVHR = 00000の規格値 2.76 3.00 3.24 SVHR = 00000の規格値 2.94 3.20 3.46 SVHR = 00000の規格値 3.31 3.60 3.89 SVHR = 00000の規格値 3.40 3.70 4.00 SVHR = 00000の規格値 3.68 4.00 4.32 SVHR = 00000の規格値 3.77 4.10 4.43 SVHR = 00000の規格値 3.86 4.20 4.54 SVHR = 00000の規格値 8160× tCYCP*2 200 単位 V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V V 備考 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 μs μs *1: 低電圧検出電圧設定レジスタ(LVD_CTL)の SVHR ビットは、低電圧検出リセットで SVHR = 00000 に初期化されます。 *2: tCYCP は APB2 バスクロックのサイクル時間です。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 90 of 110 MB9B320M シリーズ 12.8.2 低電圧検出割込み (TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 規格値 標準 最大 単位 2.58 2.67 2.76 2.85 2.94 3.04 3.31 3.40 3.40 3.50 3.68 3.77 3.77 3.86 3.86 3.96 2.80 2.90 3.00 3.10 3.20 3.30 3.60 3.70 3.70 3.80 4.00 4.10 4.10 4.20 4.20 4.30 3.02 3.13 3.24 3.35 3.46 3.56 3.89 4.00 4.00 4.10 4.32 4.43 4.43 4.54 4.54 4.64 V V V V V V V V V V V V V V V V 条件 最小 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 検出電圧 解除電圧 VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH VDL VDH LVD安定待ち時間 tLVDW - - - 8160× tCYCP* μs LVD検出遅延時間 tLVDDL - - - 200 μs SVHI = 00011 SVHI = 00100 SVHI = 00101 SVHI = 00110 SVHI = 00111 SVHI = 01000 SVHI = 01001 SVHI = 01010 備考 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 電圧降下時 電圧上昇時 *: tCYCP は APB2 バスクロックのサイクル時間です。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 91 of 110 MB9B320M シリーズ 12.9 フラッシュメモリ書込み/消去特性 12.9.1 書込み/消去時間 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 規格値 標準* 最大* 項目 セクタ消去時 間 Large Sector 1.1 2.7 Small Sector 0.3 0.9 ハーフワード(16ビット) 書込み時間 16 チップ消去時間 6.8 単位 備考 s 内部での消去前書込み時間を含む 310 μs システムレベルのオーバヘッド時間は除く 18 s 内部での消去前書込み時間を含む * : 標準は出荷直後の代表値、最大は書換え 1 万回までの保証値です。 12.9.2 書込みサイクルとデータ保持時間 消去/書込みサイクル (cycle) 保持時間(年) 1,000 20 * 10,000 10 * 備考 * : 平均温度+85℃時 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 92 of 110 MB9B320M シリーズ 12.10 スタンバイ復帰時間 12.10.1 復帰要因:割込み/WKUP 内部回路の復帰要因受付からプログラム動作開始までの時間を示します。 復帰カウント時間 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 規格値 記号 標準 最大* 単位 備考 スリープモード 高速CRタイマモード メインタイマモード PLLタイマモード tCYCC 40 80 μs 低速CRタイマモード 340 680 μs 680 860 μs 268 503 μs 308 583 μs RAM保持なし 268 503 μs RAM保持あり サブタイマモード tICNT RTCモード ストップモード ディープスタンバイRTCモード ディープスタンバイストップモード ns * : 規格値の最大値は内蔵 CR の精度に依存します。 スタンバイ復帰動作例(外部割込み復帰時*) External interrupt Interrupt factor accept Active tICNT CPU Operation Interrupt factor clear by CPU Start * : 外部割込みは立下りエッジ検出設定時 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 93 of 110 MB9B320M シリーズ スタンバイ復帰動作例(内部リソース割込み復帰時*) Internal resource interrupt Interrupt factor accept Active tICNT CPU Operation Interrupt factor clear by CPU Start * : 低消費電力モードのとき、内部リソースからの割込みは復帰要因に含まれません。 (注意事項 ) − 復帰要因は低消費電力モードごとに異なります。 各低消費電力モードからの復帰要因は『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の『CHAPTER 6:低消費 電力モード』のスタンバイモード動作説明を参照してください。 − 割込み復帰時、CPU が復帰する動作モードは低消費電力モード遷移前の状態に依存します。詳細は「低消費 電力モード」を参照してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 94 of 110 MB9B320M シリーズ 12.10.2 復帰要因:リセット リセット解除からプログラム動作開始までの時間を示します。 復帰カウント時間 (VCC = 2.7V ~ 5.5V, TA = - 40°C ~ + 105°C) 項目 記号 標準 規格値 最大* 単位 備考 スリープモード 高速CRタイマモード メインタイマモード PLLタイマモード 148 263 μs 148 263 μs 低速CRタイマモード 248 463 μs 312 496 μs 268 503 μs 308 583 μs RAM保持なし 268 503 μs RAM保持あり サブタイマモード tRCNT RTCモード ストップモード ディープスタンバイRTCモード ディープスタンバイストップモード * : 規格値の最大値は内蔵 CR の精度に依存します。 スタンバイ復帰動作例(INITX 復帰時) INITX Internal reset Reset active Release tRCNT CPU Operation Document Number: 002-05653 Rev.*A Start Page 95 of 110 MB9B320M シリーズ スタンバイ復帰動作例(内部リソースリセット復帰時*) Internal resource reset Internal reset Reset active Release tRCNT CPU Operation Start * : 低消費電力モードのとき、内部リソースからのリセット発行は復帰要因に含まれません。 (注意事項 ) − 復帰要因は低消費電力モードごとに異なります。 低消費電力モードからの復帰要因は『FM3 ファミリ ペリフェラルマニュアル』の 「低消費電力モード」のスタンバイモード動作説明を参照してください。 − 割込み復帰時、CPU が復帰する動作モードは低消費電力モード遷移前の状態に依存します。詳細は『FM3 ファミリ ペ リフェラルマニュアル』の『CHAPTER 6: 低消費電力モード』を参照してください。 − パワーオンリセット/低電圧検出リセット時は除きます。パワーオンリセット/低電圧検出リセット時は「パワーオンリセッ トタイミング」を参照してください。 − リセットからの復帰時、CPU は高速 CR ランモードに遷移します。 メインクロックや PLL クロックを使用する場合、追加でメインクロック発振安定待ち時間や、メイン PLL クロックの安 定待ち時間が必要になります。 − 内部リソースリセットとはウォッチドッグリセット, CSV リセットを示します。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 96 of 110 MB9B320M シリーズ 13. オーダ型格 型格 オンチップ フラッシュメモリ オンチップ SRAM MB9BF321KQN-G-AVE2 Main: 64 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF322KQN-G-AVE2 Main: 128 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF324KQN-G-AVE2 Main: 256 Kbyte Work: 32 Kbyte 32 Kbyte MB9BF321KPMC-G-JNE2 Main: 64 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF322KPMC-G-JNE2 Main: 128 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF324KPMC-G-JNE2 Main: 256 Kbyte Work: 32 Kbyte 32 Kbyte MB9BF321LQN-G-AVE2 Main: 64 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF322LQN-G-AVE2 Main: 128 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF324LQN-G-AVE2 Main: 256 Kbyte Work: 32 Kbyte 32 Kbyte MB9BF321LPMC1-G-JNE2 Main: 64 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF322LPMC1-G-JNE2 Main: 128 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF324LPMC1-G-JNE2 Main: 256 Kbyte Work: 32 Kbyte 32 Kbyte MB9BF321LPMC-G-JNE2 Main: 64 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF322LPMC-G-JNE2 Main: 128 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF324LPMC-G-JNE2 Main: 256 Kbyte Work: 32 Kbyte 32 Kbyte MB9BF321MPMC-G-JNE2 Main: 64 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF322MPMC-G-JNE2 Main: 128 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF324MPMC-G-JNE2 Main: 256 Kbyte Work: 32 Kbyte 32 Kbyte MB9BF321MPMC1-G-JNE2 Main: 64 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF322MPMC1-G-JNE2 Main: 128 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF324MPMC1-G-JNE2 Main: 256 Kbyte Work: 32 Kbyte 32 Kbyte MB9BF321MBGL-GE1 Main: 64 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF322MBGL-GE1 Main: 128 Kbyte Work: 32 Kbyte 16 Kbyte MB9BF324MBGL-GE1 Main: 256 Kbyte Work: 32 Kbyte 32 Kbyte Document Number: 002-05653 Rev.*A パッケージ 包装 プラスチック・QFN (0.5 mmピッチ), 48ピン (LCC-48P-M73) プラスチック・LQFP (0.5 mmピッチ), 48ピン (FPT-48P-M49) プラスチック・QFN (0.5 mmピッチ), 64ピン (LCC-64P-M24) プラスチック・LQFP (0.5 mmピッチ), 64ピン (FPT-64P-M38) トレイ プラスチック・LQFP (0.65 mmピッチ), 64ピン (FPT-64P-M39) プラスチック・LQFP (0.5 mmピッチ), 80ピン (FPT-80P-M37) プラスチック・LQFP (0.65 mmピッチ), 80ピン (FPT-80P-M40) プラスチック・PFBGA (0.5 mmピッチ), 96ピン (BGA-96P-M07) トレイ Page 97 of 110 MB9B320M シリーズ 14. パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 80ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 12.00 mm × 12.00 mm リード形状 ガルウィング リード曲げ方向 正曲げ 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max. 質量 0.47 g (FPT-80P-M37) プラスチック・LQFP, 80ピン (FPT-80P-M37) 注1)*印寸法はレジン残りを含まず。 注2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 14.00± 0.20 (.551 ± .008)SQ *12.00± 0.10 (.472 ± .004)SQ 60 0.145± 0.055 (.006± .002) 41 Details of "A" part 61 40 +0.20 1.50 –0.10 (Mounting height) +.008 .059 –.004 0.25(.010) 0~8° 0.08(.003) INDEX 80 0.50 ± 0.20 (.020 ± .008) 0.60 ± 0.15 (.024 ± .006) 0.10 ± 0.05 (.004 ± .002) (Stand off) 21 "A" 1 20 0.50(.020) 0.22± 0.05 (.009± .002) C 0.08(.003) 2009-2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F80037S-c-1-2 Document Number: 002-05653 Rev.*A M 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 Page 98 of 110 MB9B320M シリーズ Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 99 of 110 MB9B320M シリーズ プラスチック・LQFP, 64 ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 10.00 mm × 10.00 mm リード形状 ガルウィング リード曲げ方向 正曲げ 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max. 質量 0.32 g (FPT-64P-M38) プラスチック・LQFP, 64ピン (FPT-64P-M38) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 12.00 ± 0.20(.472 ± .008)SQ 10.00 ± 0.10(.394 ± .004)SQ 48 0.145± 0.055 (.006 ± .002) 33 49 Details of "A" part 32 +0.20 0.08(.003) 1.50 –0.10 (Mounting height) .059 +.008 –.004 0.25(.010) 0~8° INDEX 64 1 0.22 ± 0.05 (.009 ± .002) 0.08(.003) 2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED F64038S-c-1-2 Document Number: 002-05653 Rev.*A 0.10 ± 0.10 (.004 ± .004) (Stand off) "A" 16 0.50(.020) C 0.50 ± 0.20 (.020 ± .008) 0.60 ± 0.15 (.024 ± .006) 17 M 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 Page 100 of 110 MB9B320M シリーズ プラスチック・LQFP, 64 ピン リードピッチ 0.65 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 12.00 mm × 12.00 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max. 質量 0.47 g (FPT-64P-M39) プラスチック・LQFP, 64ピン (FPT-64P-M39) 注 1)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 14.00±0.20(.551±.008)SQ 12.00±0.10(.472±.004)SQ 48 0.145± 0.055 (.006 ± .002) 33 Details of "A" part 49 32 +0.20 1.50 –0.10 +.008 .059 –.004 0.10(.004) INDEX 64 16 0.65(.026) C 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 17 1 0.32±0.05 (.013±.002) 0.10±0.10 (.004±.004) 0.25(.010)BSC "A" 0.13(.005) M 2010-2011 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED HMbF64-39Sc-2-2 Document Number: 002-05653 Rev.*A 0~8˚ 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 Page 101 of 110 MB9B320M シリーズ プラスチック・QFN, 64ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 9.00 mm×9.00 mm 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 0.90 mm Max. 質量 ― (LCC-64P-M24) プラスチック・QFN, 64ピン (LCC-64P-M24) 9.00±0.10 (.354±.004) 6.00±0.10 (.236±.004) 9.00±0.10 (.354±.004) 0.25±0.05 (.010±.002) 6.00±0.10 (.236±.004) INDEX AREA 0.45 (.018) 1PIN ID (0.20R (.008R)) 0.85±0.05 (.033±.002) 0.05 (.002) MAX C 0.40±0.05 (.016±.002) (0.20 (.008)) 2011 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED HMbC64-24Sc-2-1 Document Number: 002-05653 Rev.*A 0.50 (.020) (TYP) 単位:mm(inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 Page 102 of 110 MB9B320M シリーズ プラスチック・LQFP, 48ピン リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 7.00 mm × 7.00 mm リード形状 ガルウィング リード曲げ方向 正曲げ 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max. 質量 0.17 g (FPT-48P-M49) プラスチック・LQFP, 48ピン (FPT-48P-M49) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 9.00 ± 0.20(.354 ± .008)SQ *7.00 ± 0.10(.276 ± .004)SQ 36 0.145± 0.055 (.006 ± .002) 25 37 24 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 (Mounting height) +.008 .059 –.004 INDEX 48 13 "A" 0°~8° 1 0.50(.020) C 0.10 ± 0.10 (.004 ± .004) (Stand off) 12 0.22 ± 0.05 (.008 ± .002) 0.08(.003) 2010 FUJITSU SEMICONDUCTOR LIMITED HMbF48-49Sc-1-2 Document Number: 002-05653 Rev.*A 0.25(.010) M 0.60 ± 0.15 (.024 ± .006) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 Page 103 of 110 MB9B320M シリーズ Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 104 of 110 MB9B320M シリーズ Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 105 of 110 MB9B320M シリーズ 15. 主な変更内容 Spansion Publication Number: MB9B320M_DS706-00049 ページ 場所 Revision 1.0 - 特長 3 ・AD コンバータ(最大 26 チャネル) ・ユニーク ID 6 品種構成 7 16~18 34 40 端子機能一覧 ・端子番号別 ・端子機能別 入出力回路形式 ブロックダイヤグラム 47 55 56 57, 58 62 63 電気的特性 1. 絶対最大定格 2. 推奨動作条件 3. 直流規格 (1) 電流規格 4. 交流規格 (3) 内蔵 CR 発振規格 (4-2) メイン PLL の使用条件(メイン PLL の入力クロックに内蔵高速 CR クロックを 使用) 5. 12 ビット A/D コンバータ ・A/D 変換部電気的特性 79 82 87, 88 6. 10 ビット D/A コンバータ ・D/A 変換部電気的特性 8. 低電圧検出特性 9. メインフラッシュメモリ書込み/消去特 性 89 Revision 1.1 Revision 2.0 特長 2 3 4 ・オンチップメモリ[フラッシュメモリ] ・USB インタフェース [USB ファンクション] ・マルチファンクションシリアルインタ フェース [I2C] ・汎用 I/O ポート ・多機能タイマ Document Number: 002-05653 Rev.*A 変更箇所 PRELIMINARY → 正式版 変換時間を変更: 1.0μs → 0.8μs 「ユニーク ID」を追加 「ユニーク ID」を追加 ・「入出力回路形式」を訂正 ・「端子状態形式」を訂正 「端子機能」を訂正 「分類:L」を追加 図を訂正 ・TIOA : 入力 → 入力/出力 ・TIOB : 出力 → 入力 定格値の"TBD"を変更 「動作温度」の条件を変更 ・規格値の"TBD"を変更 ・「フラッシュメモリ書込み/消去電流」を追加 ・条件を変更 ・注釈文を変更 規格値の"TBD"を変更 ・「(暫定値)」を削除 ・「変換時間」の規格値を変更 最小: 1.0μs → 0.8μs ・「コンペアクロック周期(AVCC ≧ 4.5V)」の規格値を変更 最小: 50ns → 40ns ・注釈文を変更 「(暫定値)」を削除 規格値の"TBD"を変更 ・規格値の"TBD"を変更 ・「セクタ消去時間」の規格値を変更 - Large Sector 標準: 1.065s → 1.1s - Small Sector 標準: 0.606s → 0.3s ・「チップ消去時間」の規格値を変更 標準: 9.11s → 6.8s ・「(目標値)」を削除 社名変更および記述フォーマットの変換 デュアルオペレーションフラッシュメモリの説明追記 各エンドポイントのサイズを追記 下記のように記述を訂正 ・標準モード → Standard-mode ・高速モード → Fast-mode ・誤記修正 ・説明追記 A/D 起動コンペア ch 数訂正 : 3ch → 2ch Page 106 of 110 MB9B320M シリーズ ページ 7 場所 品種構成 ・ファンクション 8 21 端子機能一覧 ・端子番号別 24 29 ・端子機能別 32 38 入出力回路形式 45 48 50 ■デバイス使用上の注意 ・サブクロック用水晶振動子について ブロックダイヤグラム メモリマップ ・メモリマップ(2) 変更箇所 ・多機能タイマの A/D 起動コンペア ch 数訂正 : 3ch → 2ch ・内蔵 CR 高速: 4MHz(±2%) → 4MHz ・内蔵 CR 低速: 100kHz(標準) → 100kHz (注意事項)に内蔵 CR の記述を追記 ZIN1_1 の端子番号訂正 A/D コンバータ外部トリガ入力端子 ADTG_2 の端子番号訂正 マルチファンクションシリアル 0 SIN0_1 および SOT0_1 の端子番号 訂正 多機能タイマ 0 DTTI0X_2 の端子番号訂正 分類 H : GPIO Digital input →GPIO Digital output 記述を追加 A/D Activation Compare 3ch.. → 2ch. 説明文追加 58 3 直流規格 (1) 電流規格 ・端子状態形式 L にアナログ出力選択時を追加。 ・脚注の誤記修正。 サブ CR タイマモード→ 低速 CR タイマモード ・電源電圧に注釈追加 ・アナログ基準電圧規格値訂正 ・注釈、注釈文追加 ・Icc の備考欄に条件追加 ・備考欄にメインクロック用水晶発振周波数を追記 62 4 交流規格 (1) メインクロック入力規格 入力周波数の備考欄 : 水晶発振子接続時 → 水晶振動子接続時 63 (2) サブクロック入力規格 64 (3) 内蔵 CR 発振規格 ・内蔵高速 CR 66 (6) パワーオンリセットタイミング 55 57 各 CPU ステートにおける端子状態 ・端子状態一覧表 電気的特性 2 推奨動作条件 68 (8)CSIO タイミング 70, 72, 74 77 78 (10) クアッドカウインタタイミング 79 (11) I2C タイミング 81 5. 12 ビット A/D コンバータ ・A/D 変換部電気的特性 82 83 ・12 ビット A/D コンバータの用語の定義 84 6. 10 ビット D/A コンバータ ・D/A 変換部電気的特性 Document Number: 002-05653 Rev.*A 入力周波数の備考欄 : 水晶発振接続時→ 水晶振動子接続時 脚注を追加 ・周波数安定時間を追加 ・注釈追加 ・パワーオンリセット解除までの時間を定義 ・タイミング図を追加 ・以下のようにタイトルを訂正 UART タイミング → CSIO タイミング ・注意事項修正 UART → マルチファンクションシリアル 注意事項修正 UART → マルチファンクションシリアル タイミング図修正 タイミング図修正 ・ノイズフィルタ変更 ・注釈文変更 ・下記のように記述を訂正 ・標準モード → Standard-mode ・高速モード → Fast-mode ・非直線性誤差 → 積分直線性誤差 ・ゼロトランジション電圧の記号、端子名および規格値変更 ・フルスケールトランジション電圧の端子名および規格値変更 ・サンプリング時間に注釈および最小規格値を追加。 ・動作許可状態遷移時間の規格値を訂正。 ・基準電源電流の項目記載変更 ・アナログポート入力電流、アナログ入力電流の端子名を変更 ・基準電圧 AVRH の規格値を訂正 ・注釈文を変更 図中のアナログ入力端子名を変更 下記のように記述を変更 ・直線性誤差 → 積分直線性誤差 ・V0T → VZT 備考欄の説明追記 直線性誤差 → 積分直線性誤差 Page 107 of 110 MB9B320M シリーズ ページ 場所 89 8. 低電圧検出特性 (1)低電圧検出リセット 90 (2)低電圧検出割込み 91 9. フラッシュメモリ書込み/消去特性 92 10. スタンバイ復帰時間 Revision 3.0 ■特長 2 ・USB インターフェース 37, 38 ■入出力回路形式 ■メモリマップ 50 ・メモリマップ(2) ■各 CPU ステートにおける端子状態 54 ・端子状態一覧表 ■電気的特性 56, 57 1. 絶対最大定格 59, 60 67 70-77 78 83 98, 99 ■電気的特性 3. 直流規格 (1) 電流規格 ■電気的特性 4. 交流規格 (4-1) メイン PLL・USB 用 PLL の使用条件 (4-2) メイン PLL の使用条件 ■電気的特性 4. 交流規格 (7) CSIO/UART タイミング ■電気的特性 4. 交流規格 (9) 外部入力タイミング ■電気的特性 5. 12 ビット A/D コンバータ ■オーダ型格 変更箇所 ・条件および規格値を訂正、注釈、注釈文を追加 ・LVD 安定待ち時間の規格値訂正 ・LVD 検出遅延時間 TLVDDL 項目追加 ・条件訂正 ・LVD 安定待ち時間の規格値訂正 ・LVD 検出遅延時間 TLVDDL 項目追加 章タイトル変更 : メインフラッシュメモリ → フラッシュメモリ スタンバイ復帰時間章追加 USB 用 PLL 搭載を追記 +B 入力可能な回路形式に追記 フラッシュメモリのセクタ構成の概略を追記 端子状態形式 I を修正 ・最大クランプ電流を追加。 ・+B 入力について追加。 ・条件の表記を変更 ・メインタイマモード電流を追加 ・A/D コンバータ電流を移動 ・D/A コンバータ電流を移動 メイン PLL 接続図と USB 用 PLL 接続図を追加 ・UART タイミング→CSIO/UART タイミングに修正 ・内部シフトクロック動作→マスタモードに変更 ・外部シフトクロック動作→スレーブモードに変更 WKUPx 端子の入力パルス幅を追加 ・積分/微分直線性誤差、ゼロ/フルスケールトランジション電圧の標 準値を追加 ・AVcc<4.5V 時の変換時間を追加 フル型格の記載をに変更 注意事項: 以降の変更点に関しては、「改訂履歴」を参照してください。 Document Number: 002-05653 Rev.*A Page 108 of 110 MB9B320M シリーズ 改訂履歴 文書名: MB9B320M Series 32-Bit ARM® Cortex®-M3, FM3 Microcontroller 文書番号: 002-05653 版 ECN 番号 変更者 発行日 変更内容 ** - TOYO 03/18/2015 *A 5268524 TOYO 05/12/2016 これは英語版の 002-05652 Rev. *A を翻訳した日本語版です。 サイプレスとしてドキュメントコード 002-05653 に登録しました。 Document Number: 002-05653 Rev.*A 本版の内容およびフォーマットに変更はありません。 Page 109 of 110 MB9B320M シリーズ セールス, ソリューションおよび法律情報 ワールドワイドな販売と設計サポート サイプレスは、事業所、ソリューション センター、メーカー代理店、および販売代理店の世界的なネットワークを保持していま す。お客様の最寄りのオフィスについては、サイプレスのロケーション ページをご覧ください。 ® PSoC ソリューション 製品 ® ® ARM Cortex Microcontrollers 車載用 cypress.com/arm cypress.com/automotive クロック&バッファ cypress.com/clocks インターフェース 照明&電力制御 cypress.com/interface cypress.com/powerpsoc メモリ PSoC タッチ センシング USB コントローラー ワイヤレス/RF PSoC 1 | PSoC 3 | PSoC 4 | PSoC 5LP サイプレス開発者コミュニティ コミュニティ | フォーラム | ブログ | ビデオ | トレーニ ング | Components テクニカルサポート cypress.com/support cypress.com/memory cypress.com/psoc cypress.com/touch cypress.com/usb cypress.com/wireless ARM and Cortex are the registered trademarks of ARM Limited in the EU and other countries. © Cypress Semiconductor Corporation, 2012-2016. 本書面は、Cypress Semiconductor Corporation 及び Spansion LLC を含むその子会社(以下、「Cypress」という。)に帰属する財産である。本 書面(本書面に含まれ又は言及されているあらゆるソフトウェア又はファームウェア(以下、 「本ソフトウェア」という。)を含む)は、アメリカ合衆国及び世界のその他の国における知的財産法 令及び条約に基づき、Cypress が所有する。Cypress はこれらの法令及び条約に基づく全ての権利を留保し、また、本段落で特に記載されているものを除き、Cypress の特許権、著作権、商標権 又はその他の知的財産権のライセンスを一切許諾していない。本ソフトウェアにライセンス契約書が伴っておらず、かつ、あなたが Cypress との間で別途本ソフトウェアの使用方法を定める書面 による合意をしていない場合、Cypress は、あなたに対して、(1)本ソフトウェアの著作権に基づき、(a)ソースコード形式で提供されている本ソフトウェアについて、Cypress ハードウェア製 品と共に用いるためにのみ、組織内部でのみ、本ソフトウェアの修正及び複製を行うこと、並びに(b)Cypress のハードウェア製品ユニットに用いるためにのみ、 (直接又は再販売者及び販売代 理店を介して間接のいずれかで)エンドユーザーに対して、バイナリーコード形式で本ソフトウェアを外部に配布すること、並びに(2)本ソフトウェア(Cypress により提供され、修正がなさ れていないもの)に抵触する Cypress の特許権のクレームに基づき、Cypress ハードウェア製品と共に用いるためにのみ、本ソフトウェアの作成、利用、配布及び輸入を行うことについての非独 占的で譲渡不能な一身専属的ライセンス(サブライセンスの権利を除く)を付与する。本ソフトウェアのその他の使用、複製、修正、変換又はコンパイルを禁止する。 適用される法律により許される範囲内で、Cypress は、本書面又はいかなる本ソフトウェアに関しても、明示又は黙示をとわず、いかなる保証(商品性及び特定の目的への適合性の黙示の保証を 含むがこれらに限られない)も行わない。適用される法律により許される範囲内で、Cypress は、別途通知することなく、本書面を変更する権利を留保する。Cypress は、本書面に記載のあるい かなる製品又は回路の適用又は使用から生じる一切の責任を負わない。本書面で提供されたあらゆる情報(あらゆるサンプルデザイン情報又はプログラムコードを含む)は、参照目的のためのみ に提供されたものである。この情報で構成するあらゆるアプリケーション及びその結果としてのあらゆる製品の機能性及び安全性を適切に設計し、プログラムし、かつテストすることは、本書面 のユーザーの責任において行われるものとする。Cypress 製品は、兵器、兵器システム、原子力施設、生命維持装置若しくは生命維持システム、蘇生用の設備及び外科的移植を含むその他の医療 機器若しくは医療システム、汚染管理若しくは有害物質管理の運用のために設計され若しくは意図されたシステムの重要な構成部分として用いるため、又はシステムの不具合が人身傷害、死亡若 しくは物的損害を生じさせることになるその他の使用(以下、 「本目的外使用」という。)のためには、設計、意図又は承認されていない。重要な構成部分とは、装置又はシステムのその構成部分 の不具合が、その装置若しくはシステムの不具合を生じさせるか又はその安全性若しくは実効性に影響すると合理的に予想できる、機器又はシステムのあらゆる構成部分をいう。Cypress 製品の あらゆる本目的外使用から生じ、若しくは本目的外使用に関連するいかなる請求、損害又はその他の責任についても、Cypress はその全部又は一部をとわず一切の責任を負わず、かつ、あなたは Cypress をそれら一切から免除するものとし、本書により免除する。あなたは、Cypress 製品の本目的外使用から生じ又は本目的外使用に関連するあらゆる請求、費用、損害及びその他の責任(人 身傷害又は死亡に基づく請求を含む)から Cypress を免責補償する。 Cypress、Cypress のロゴ、Spansion、Spansion のロゴ及びこれらの組み合わせ、PSoC、CapsSense、EZ-USB、F-RAM、及び Traveo は、米国及びその他の国における Cypress の商標又は登 録商標である。Cypress の商標のより完全なリストは、cypress.com を参照のこと。その他の名称及びブランドは、それぞれの権利者の財産として権利主張がなされている可能性がある。 Document Number: 002-05653 Rev.*A May 17, 2016 Page 110 of 110