ETC LA6554H

注文コードNo.N6 4 9 2
N6492
11001
新
モノリシックリニア集積回路
LA6554H
CD・CD-Rプレーヤ用
4チャネルブリッジ (BTL) ドライバ
LA6554Hは、CD・CD-R用に開発した4chブリッジ (BTL) ドライバである。
機能および特長
・電源3系統 (プリ段は別系統)
・パワーアンプ 4ch内蔵、全てブリッジ接続 (BTL) である。
・IO max=1A
・ミュート回路 (出力をON / OFF) 3系統 (2 - 1 - 1)内蔵。
・出力電圧設定端子付き (4CHのみ)
最大定格 / Ta=25℃
最大電源電圧1
最大電源電圧2
最大入力電圧
最大出力電流
ミュート端子電圧
許容消費電力
VCC max
VS max
VINB max
IO max
VMUTE
Pd max
動作周囲温度
保存周囲温度
Topr
Tstg
動作条件 / Ta=25℃
推奨電源電圧1
推奨電源電圧2
VCC
VS
※1
※1
各出力
IC単体
指定基板付 ※2
14
14
13
1
13
0.82
2.0
−30 ∼ +85
−55 ∼ +150
unit
V
V
V
A
V
W
W
℃
℃
4∼13.5
4∼13.5
unit
V
V
VCC ※1
VS 1, 2, 3 ※1
※1 ただし、VCC≧VS*
※2 指定基板 : 114.3×76.1×1.6mm3 ; ガラスエポキシ樹脂
外形図 3234
(unit : mm)
15.3
4.9
1
0.3
1.3
0.25
0.8
0.1
2.5max
2.25
0.85
10.5
15
7.9
28
0.65
6.2
2.7
SANYO : HSOP-28H-C (375mil)
11001MH速◎後藤 B8-4767 No.6492-1/6
LA6554H
電気的特性 / Ta=25℃ ,VCC=12 V, VS1=VS2=5 V, VS3=12V, VREF=1.65V
[全体]
VCC無負荷消費電流
ICC-ON
無負荷消費電流OFF
ICC-OFF
[出力AMP部]
出力オフセット電圧
出力電圧1
VOFF
VO1
出力電圧2
閉回路電圧利得1
閉回路電圧利得2
入力電圧範囲
スルーレート
[ミュート部]
ミュートオン電圧
ミュートオフ電圧
ミュート端子流入電圧
[VREF -AMP部]
min
VCC電流 ,
全アンプ出力ON (全ミュート : High)
VCC, VS1∼3のトータル電流
(全ミュート : Low)
VO2
VG1
VG2
VIN
SR
各チャネルの+, −出力間
−50
RL=8Ω,
CH1∼CH3 各出力間電圧 (注1)
4.0
RL=16Ω, CH4 各出力間電圧 (注1) 10.5
CH1, 2, 3 入出力間ゲイン
10
CH4 入出力間ゲイン
16
各入力端子
0
アンプ単体。出力間の場合は×2
VMUTE -ON
VMUTE -OFF
I-MUTE
ミュート (注2)
ミュート (注2)
各ミュート端子の流入電流
VREF -IN入力電圧範囲
[電圧リミッタ部] (CH4出力電圧リミット値を設定)
VO-SET入出力ゲイン
GVOSET
(注1)
VO-SET入力電流
IVOSET
VOSET : 3.3V時の電流
typ
max
unit
20
30
mA
0.5
mA
+50
mV
4.5
11
12
18
0.5
V
V
14
dB
20
dB
VS
V
V / µS
2
25
1
11
12
0.5
50
V
V
µA
VCC−1.5
V
13
1
dB
µA
(注1) 出力は飽和状態。
(注2) ミュート :「H」のとき出力ON, ミュート :「L」のとき出力OFF (アンプ出力OFFは High インピーダンス)。
各ミュートは対応するチャネルに対して独立して動作する。(P.6 の「MUTEと出力の関係」を参照)
Pd max — Ta
許容消費電力, Pd max − W
2.4
2.0
指定基板:
3
(114.3×76.1×1.6 mm3
ガラスエポキシ樹脂)
指定基板付
1.6
1.2
0.82
0.8
IC 単体
1.04
0.43
0.4
0
—40 —30 —20
0
20
40
60
80
100
周囲温度, Ta − ℃
No.6492- 2 / 6
LA6554H
端子機能表
端子番号 端子名
1
VS1
2
VO1+
3
VO1−
4
VO4+
5
VO4−
6
VS3
7
VO-SET
8
VCC
9
VG4
10
VIN4
11
VG1
12
VIN1
13
VREF -OUT
14
VREF -IN
15
MUTE3
16
MUTE1
17
VIN2
18
VG2
19
VIN3
20
VG3
21
S - GND
22
MUTE2
23
VS2
24
VO3+
25
26
27
28
VO3
VO2+
VO2−
(NC)
−
端 子 説 明
CH1, 2出力段電源
CH1出力端子 (+) , CH1入力に対して非反転出力
CH1出力端子 (−) , CH1入力に対して反転出力
CH4出力端子 (+) , CH4入力に対して非反転出力
CH4出力端子 (−) , CH4入力に対して反転出力
CH4出力段電源
CH4出力電圧調整用端子
プリ段・信号系電源
CH4入力端子 (ゲイン調整用)
CH4入力端子
CH1入力端子 (ゲイン調整用)
CH1入力端子
VREF -AMP出力
基準電圧入力端子
CH4出力のON / OFF
CH1, 2出力のON / OFF
CH2入力端子
CH2入力端子 (ゲイン調整用)
CH3入力端子
CH3入力端子 (ゲイン調整用)
信号系GND
CH3出力のON / OFF
CH3出力段電源
CH3出力端子 (+) , CH3入力に対して非反転出力
CH3出力端子 (−) , CH3入力に対して反転出力
CH2出力端子 (+) , CH2入力に対して非反転出力
CH2出力端子 (−) , CH2入力に対して反転出力
使用不可
※ センタのフレーム (FR) は、パワー系GND (P-GND)となる。S-GND(信号系)と共に最低電位とすること。
No.6492- 3 / 6
LA6554H
ピン配置図およびブロック図
VS1
1
VO1+
2
VO1-
3
VO4+
4
VO4-
5
VS3
VOSET
6
パワー段電源
(CH1, 2)
−
+
CH1
CH4
レ
ベ
ル
シ
フ
ト
レ
ベ
ル
シ
フ
ト
レ
ベ
ル
シ
フ
ト
レ
ベ
ル
シ
フ
ト
−
+
P-GND FR
8
VG4
9
P-GND
(パワー系 GND)
信号系
VCC (PRE-VCC)
10
13
VREF-IN
14
VO2+
25
VO3-
23 VS2
−
+
22 MUTE2
CH3 ON / OFF MUTE2
FR P-GND
P-GND
(パワー系GND)
21 S-GND
S-GND
(信号系GND)
22kΩ
11kΩ
11kΩ
19 VIN3
−
+
−
+
18
22kΩ
VREF-OUT
26
24 VO3+
VG1 11
VIN1 12
VO2-
20 VG3
44kΩ
VIN4
27
CH3
パワー段電源
(CH3)
VO4
出力電圧設定
VCC
CH2
パワー段電源
(CH4)
7
28 (NC)
11kΩ
−
+
22kΩ
−
+
−
+
VG2
11kΩ
17 VIN2
16
MUTE1
15
MUTE3
CH1, 2 ON / OFF MUTE1
サーマルシャットダウン
CH4 ON / OFF MUTE3
Top view
HM1021
No.6492- 4 / 6
LA6554H
端子説明
端子番号
12
17
19
10
11
18
20
9
端子名
VIN1
VIN2
VIN3
VIN4
VG1
VG2
VG3
VG4
等 価 回 路 図
VG 11
VIN 12
VCC 8
機 能 説 明
各入力
(9,18,20)
11kΩ
(10,17,19)
VREF-OUT 13
S-GND 21
HM0018
2
3
26
27
24
25
4
5
各出力
VO1+
VO1−
VO2+
VO2−
VO3+
VO3−
VO4+
VO4−
8
VCC
2 VO
(3,4,5,24,25,26,27)
FR P-GND
HM0019
16
22
15
MUTE1
MUTE2
MUTE3
対応するチャネル出力の
ON / OFF
MUTE : High 出力ON
MUTE : Low 出力OFF
VCC 8
MUTE 16
(15,22)
100kΩ
100kΩ
S-GND 21
HM0020
No.6492- 5 / 6
LA6554H
ミュートと出力の関係
出 力
CH2
CH1
MUTE1
各 MUTE
H
ON
L
OFF
CH3
CH4
MUTE2
MUTE3
※1 出力OFFのとき、出力はHighインピーダンスとなる。
※2 各ミュートは、対応するチャネルに対し、独立にて動作する(下図参照)。全てのミュートがLow
(出力OFF)のときSTBYモードに入り、出力アンプを含む全回路がOFFされる。
ミュートと電源 (V*) の関係
CH1 (12dB)
VS1
MUTE1
CH2 (12dB)
VS2
CH3 (12dB)
MUTE2
VS3
CH4 (18dB)
MUTE3
VO-SET
VO-SETについて
VO-SETは、CH4に対して動作する。VO-SETとCH4の出力との関係は, 12dB。例えば、VO-SET : 1Vのとき、
出力は4Vとなる。
ゲイン設定について(VINとVG)
各チャネルのゲインについては、以下のように、等価的に表すことができる。
・VIN端子のみ使用した場合、CH1∼CH3 : 12dB, CH4 : 18dB, VG端子に11kΩの抵抗を使用し、その抵抗端か
ら入力した場合も同様なゲインとなる。
・入出力ゲインは、以下の図のように抵抗の比によって決まる。VG端子を使用してゲインを設定する場合、
内部と外部 (外付け) 抵抗の温度特性の差により、入出力間ゲインに若干の温度特性を持つ。
(18,20)
22kΩ
VG1∼3 11
VIN1∼3 12
(17,19)
11kΩ
−
+
(CH1∼CH3)
44kΩ
VG4 9
VIN4 10
−
11kΩ
+
(CH4)
PS No.6492- 6 / 6