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2010 年度第1四半期連結業績のお知らせ
P1 業績ハイライト P4 セグメント変更について P5 ビジネス別営業の概況
業績ハイライト
1兆6,610億円 (+3.8%)
670億円 ( ̶ )
789億円 ( ̶ )
257億円 ( ̶ )
売上高及び営業収入
営
業
利
益
税
引
前
利
益
当社株主に帰属する四半期純利益
● 営業損益は、前年同期の損失から大幅に改善し、当四半期は
670億円の利益を計上
● コンスーマー・プロフェッショナル&デバイス分野及びネット
ワークプロダクツ&サービス分野が営業損益改善に大きく寄与
● 当社株主に帰属する四半期純損益も、前年同期の損失から黒字
転換し、当四半期は257億円の利益を計上
*
( )は前年同期比
売上高及び営業収入
19,790
営 業 利 益( 損 失 )
(単位:億円)
15,999 16,610
当社株主に帰属する四半期純利益(損失)
(単位:億円)
734
(単位:億円)
670
350
△257
2008
2009
2010
2008
2009
△371
2010
2008
2009
257
2010
1
主要連結財務データ
2008年度
第1四半期
億円
2009年度
第1四半期
億円
2010年度
第1四半期
億円
19,790
15,999
16,610
営 業 利 益(損失)
734
△257
670
税引前利益
(損失)
629
△329
789
当社株主に帰属する四半期純利益(損失)
350
△371
257
34.86
△36.96
25.65
777
573
503
売上高及び営業収入
基本的1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益(損失)
(円)
設備投資額
研究開発費
1,243
998
991
総 資 産
127,928
123,665
127,415
純 資 産
1株当たり純資産(円)
38,633
32,445
32,050
3,577.00
2,958.91
2,866.98
(注1)
ソニーは、持分法による投資損益を営業利
益
(損失)
の一部として表示しています。
(注2)
ソニーは、2009年4月1日から、連結財務諸
表における非支配持分に関する会計基準
にしたがい、表示及び開示に関してこの基
準を適用しました。これにより、従来、連結
貸借対照表上の負債の部と資本の部の中
間に独立の科目として表示していた少数株
主持分を、非支配持分として連結貸借対
照表上の資本の部に含めて表示していま
す。また、連結損益計算書上の四半期純利
益(損失)は、非支配持分に帰属する四半
期純利益(損失)
を含めて表示しています。
この基準の表示に関する規定は遡及的に
適用され、過年度の連結財務諸表を組替
え再表示しています。
(注3)
純資産額は米国会計原則にもとづく資本
合計を使用しています。
(注4)1株当たり純資産額は、当社株主に帰属す
る資本合計を用いて算出しています。
2
売上高構成比
その他地域
31.0%
日本
27.4%
金融
10.0%
全社(共通)
その他 1.5%
5.4%
コンスーマー・プロフェッショナル
&デバイス
49.9%
35% テレビ
ゲーム 46%
音楽
6.5%
地域別
PC・その他
ネットワーク 54%
ビジネス
欧州
19.9%
映画
8.0%
ビジネス別
21%
デジタル
イメージング
12%
オーディオ・
ビデオ
11% 半導体
13% コンポーネント
米国
21.7%
8%
プロフェッショナル・
ソリューション
ネットワークプロダクツ
&サービス
18.7%
(注1)地域別及びビジネス別の売上高構成比は、外部顧客に対する売上高及び営業収入にもとづいて算出したものです。
(注2)地域別の売上高構成比は、顧客の所在地別に表示されています。
3
セグメント変更について
ソニーは、2010年4月1日付の組織変更にともない、2010年度第1四半期より、主にB2B&ディスク製造分野を従来構成していた事業を再編し、業績
報告におけるビジネスセグメント区分の変更を行いました。この変更にともない、2009年度第1四半期の実績を修正再表示しています。
2009年度
2010年度
テレビ
変更内容
デジタルイメージング
コンスーマープロダクツ&
デバイス
ネットワークプロダクツ&
サービス
コンスーマー・
プロフェッショナル&
デバイス
オーディオ・ビデオ
半導体
コンポーネント
プロフェッショナル・
ソリューション
●「コンスーマープロダクツ&デバイ
ス」が「コンスーマー・プロフェッ
ショナル&デバイス」
と名称変更し
ました。
●「B2B&ディスク製造」
にあった、放
映 画
映 画
音 楽
音 楽
送用・業務用機器などのB2B事業は
「 プ ロフェッショナ ル・ソリュ ー
ション」
として
「コンスーマー・プロ
フェッショナル&デバイス」に含ま
れました。
金 融
●「B2B&ディスク製造」
にあった、ブ
B2B&ディスク製造
金 融
ソニー・エリクソン
(持分法投資利益)
その他
ネットワークプロダクツ&
サービス
ソニー・エリクソン
(持分法投資利益)
その他
ゲーム
PC・その他ネットワーク
ビジネス
ルーレイディスク、DVD、CDのディ
スク製造事業は「その他」に含まれ
ました。
4
ビジネス別営業の概況
以下の説明における各分野の売上高及び営業収入(売上高)はセグメント間取引消去前のものであり、また各分野の営業損益はセグメント間取引
消去前のもので配賦不能費用は含まれていません。
売上高
営業利益(損失)
2009年度
第1四半期
億円
2010年度
第1四半期
2009年度
第1四半期
増減率
億円
%
2010年度
第1四半期
億円
増減率
億円
%
■ コンスーマー・プロフェッショナル&デバイス
8,312
8,895
+7.0
■ コンスーマー・プロフェッショナル&デバイス
△89
501
−
■ ネットワークプロダクツ&サービス
2,461
3,259
+32.4
■ ネットワークプロダクツ&サービス
△367
△38
−
■ 映 画
1,700
1,321
△22.3
■ 映 画
18
29
+58.2
■ 音 楽
54
75
+39.4
■ 金 融
482
300
△37.8
■ 音 楽
1,088
1,103
+1.3
■ 金 融
2,276
1,690
△25.7
■ その他
999
1,068
+6.9
△837
△725
−
15,999
16,610
+3.8
■ 全社(共通)及びセグメント間取引消去
■ 連 結
△145
6
−
△46
△39
−
■ 全社(共通)及びセグメント間取引消去
△164
△163
−
■ 連 結
△257
670
−
■ ソニー・エリクソンの持分法による投資利益(損失)
■ その他
5
売上高(8,895億円) 前年同期比7.0%の増加
● 外部顧客に対する売上は前年同期比8.9%の増収
● 主に、
液晶テレビの販売台数の増加などにより、分野全体で増収
8,312
8,895
501
コンスーマー・プロフェッショナル&デバイス分野
テレビ事業、デジタルイメージング事業、オーディオ・ビデオ事業、半導体事業、
コンポーネント事業、プロフェッショナル・ソリューション事業などで構成されています。
営業利益(501億円)
前年同期比590億円の改善
● 売上の増加などにともなう販売費・一般管理費の増加、為替の悪影響があったも
のの、売上原価率の改善、増収による売上総利益の増加、構造改革費用の減少な
どにより損益が改善
● カテゴリー別
(構造改革費用を除くベース)では、イメージセンサーの売上が増加
した半導体、売上が増加したテレビなどが損益改善
売上高
営業利益
(損失)
△89
2009
2010
2009
2010
(単位:億円)
6
売上高
(3,259億円)
前年同期比32.4%の増加
3」
(PS3®)
のハードウエア及び
ソフトウエアの売上数量が増加したゲーム事業の増収により、分野全体で増収
● 売上台数が増加したPCの増収、
「プレイステーション
3,259
2,461
△38
ネットワークプロダクツ&サービス分野
売上高
営業損失
△367
2009
2010
2009
2010
(単位:億円)
ゲーム事業及びPC・その他ネットワークビジネス事業で構成されています。
営業損失
(38億円)
前年同期比329億円の改善
● 為替の悪影響、売上の増加などにともなう販売費・一般管理費の増加があったもの
の、売上原価率の改善、増収による売上総利益の増加があったことにより、分野全体
で営業損益が大幅に改善
● カテゴリー別
(構造改革費用を除くベース)
では、PS3のハードウエアのコスト改善が
あったゲーム事業、売上台数が増加したPCなどが損益改善
7
売上高(1,321億円) 前年同期比22.3%の減少
● 劇場興行収入は、
「ベスト・キッド」
の米国における劇場興行収入が好調だったものの、
前年同期には全世界で好調な劇場興行収入を記録した
「天使と悪魔」
の公開及び米国
外における
「ターミネーター4」
の劇場興行収入の貢献があったため大幅減収
● テレビ番組の収入は、
SPEの保有する米国外のテレビネットワークにおける広告収入及
び視聴料収入の増加により増収
29
1,700
1,321
映画分野
米国を拠点とするソニー・ピクチャーズエンタテインメント
(SPE)
による
映画及びテレビ番組などの事業で構成されています。
営業利益(29億円) 前年同期比58.2%の増加
● 前年同期に比べ大型の劇場公開作品が少なく広告宣伝費が減少したこと、上記のとお
18
売上高
営業利益
2009
2010
2009
2010
(単位:億円)
りテレビネットワークの広告収入及び視聴料収入が増加したことにより増益
8
売上高
(1,103億円)
前年同期比1.3%の増加
● パッケージメディアの音楽市場の縮小は継続しているものの、当四半期に発売され
たいくつかの主要作品の売上が好調だったことにより増収
● 当四半期にヒットした作品:
AC / DCの
「アイアンマン2」
(サウンドトラック)
、米国の人気テレビ番組
「Glee」
で使
用された楽曲集、西野カナの
「to LOVE」、アッシャーの
「レイモンド V レイモンド」、ク
リスティーナ・アギレラの
「バイオニック」
など
75
1,088 1,103
54
音楽分野
売上高
営業利益
2009
2010
2009
(単位:億円)
2010
米国を拠点とするソニー・ミュージックエンタテインメント及び日本の㈱ソニー・
ミュージックエンタテインメントによる音楽制作事業などで構成されています。
営業利益
(75億円)
前年同期比39.4%の増加
● 上記のとおりいくつかの作品がヒットしたこと、費用削減施策の効果により、広告宣
伝費及び間接費が前年同期に比べ減少したことなどにより増益
9
金融ビジネス収入(1,690億円)
前年同期比25.7%の減少
● 主にソニー生命の減収により、
分野全体で減収
● ソニー生命の収入は、
前年同期に大幅に上昇した日本の株式相場が当四半期は大幅
に下落したことにともない特別勘定における運用損益が悪化したこと、前年同期に一
般勘定における新株予約権付社債の評価益を計上したことなどにより減収
● ソニー生命の保険料収入は、新契約獲得が順調に伸長し、保有契約高が拡大したこ
とにより増加
2,276
1,690
金融分野
ソニー生命保険㈱(ソニー生命)、ソニー損害保険㈱、ソニー銀行㈱などを傘下におく
ソニーフィナンシャルホールディングス㈱(SFH)及び㈱ソニーファイナンスインター
ナショナルによる金融事業で構成されています。
営業利益(300億円)
前年同期比37.8%の減少
482
300
金融ビジ
ネス収入
2009
営業利益
2010
2009
2010
● 主にソニー生命の減益により、
分野全体で減益
● ソニー生命の営業利益は、前年同期の一般勘定における新株予約権付社債の評価
(単位:億円)
益の計上、上記の日本の株式相場の変動にともなう変額保険にかかる繰延保険契約
費償却額の増加などにより減少
*上記のソニー生命の業績は米国会計原則に則って算出されていますので、SFH及びソニー生命が日本の会計原則に則って
個別に開示している業績とは異なります。
10