AK4103AVF

[AKD4103A-B]
AKD4103A-B
AK4103A評価ボード Rev.1
概
要
AKD4103A-Bは192kHz DIT、AK4103Aの評価用ボードです。当社A/Dコンバータ及びDIRの評価用ボー
ドとのインタフェースを装備しており、手軽に評価可能です。更にディジタルインタフェースにも対応
しており、BNCコネクタ及びXLR(CANNON)コネクタを介してディジタルオーディオ機器とインタフェ
ース可能です。
 オーダリングガイド
AKD4103A-B ---
AK4103A評価用ボード
コントロールソフトを同梱。
機
能
 ディジタルインタフェース
 2種類のインタフェースを装備
- 当社A/D,DIR評価用ボードと10ピンフラットケーブルにより
ダイレクトにインタフェース
- BNC/XLR(CANNON)コネクタ出力
 シリアルコントロール用10ピンポート
5V
GND
Control
AK4103A
TX
Serial Data in
(For DIT)
C,U,V
Figure 1. AKD4103A-Bブロック図
* 回路図、パターン図は文末に添付。
<KM076804>
2015/08
-1-
[AKD4103A-B]
評価ボードマニュアル
 操作手順
① 電源の配線
[+5V]
[GND]
(赤)
(黒)
= 5V
= 0V
② ジャンパピン/スイッチ類の設定(以下参照)
③ BNCコネクタまたは、XLR(cannon)コネクタの接続(以下参照)
④ 電源投入
AK4103Aは電源投入後、必ず一度SW2を “L”にしてパワーダウンを行って下さい。
■ 可能な評価モード
(1) DITの評価
Serial Data in(10pin port) – AK4103A – S/PDIF out(XLR or BNC)
ADC
MCLK
BICK
LRCK
DAUX
PORT5
(10pin Header)
MCLK
BICK
LRCK
DAUX
AK4103A
(DIT)
XLR or BNC
connector
S/PDIF
AKD4103A-B
MCLK, BICK, LRCKおよびSDTIは10ピンヘッダー(PORT5: DIT)を通して入力します。AKD4103A-B
と弊社A/D評価用ボードと10線フラットケーブルで接続することが出来ます。
a.
Bi-phase出力信号の設定
コネクタ
JP19 (TXP)
XLR (J3)
XLR
BNC (J4)
BNC
Table 1. TXP/TXNの設定
b.
Clock入出力の設定
使用する信号はMCLK, LRCK, BICK, SDTI (DAUX)です。
PORT5から入出力される信号レベルは5Vです。
Clock
PORT
MCLK
PORT5
BICK
PORT5
LRCK
PORT5
SDTI
PORT5
(DAUX)
Table 2. Clockの入出力
<KM076804>
2015/08
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[AKD4103A-B]
CKS1 pin
(SW3_5)
CKS1 bit
0
0
1
1
CKS0 pin
(Sub_JP19)
CKS0 bit
MCLK
fs (max)
0
128fs
28k-192 kHz
1
256fs
28k-108 kHz
0
384fs
28k-54 kHz
1
512fs
28k-54 kHz
Table 3. Master Clock Frequency Select
Default
b-1. BICK, LRCKの入出力に設定
AK4103Aのオーディオフォーマットの設定(Table 5参照)に従ってSW3_8(DIT_I/O)の設定を行って
下さい。
出力信号
SW3_8 (DIT_I/O)
スレーブモード時
0
マスターモード時
1
Table 4. DIT_I/Oの設定
c.
Default
オーディオフォーマット
同期モード時はSW1_2, SW1_3, SW1_4で設定します。非同期モード時はDIF2-0 bitを設定して下さい
Mode
0
1
2
3
4
5
6
7
DIF2 pin
(SW1_4)
DIF2 bit
0
0
0
0
1
1
1
1
DIF1 pin
(SW1_3)
DIF1 bit
0
0
1
1
0
0
1
1
DIF0 pin
(SW1_2)
DIF0 bit
0
1
0
1
0
1
0
1
SDTI
16bit, Right justified
18bit, Right justified
20bit, Right justified
24bit, Right justified
24bit, Left justified
24bit, I2S
24bit, Left justified
24bit, I2S
Table 5. Audio format
<KM076804>
LRCK
H/L
H/L
H/L
H/L
H/L
L/H
H/L
L/H
I/O
I
I
I
I
I
I
O
O
BICK
32fs-128fs
36fs-128fs
40fs-128fs
48fs-128fs
48fs-128fs
50fs-128fs
64fs
64fs
I/O
I
I
I
I
I
I
O
O
Default
2015/08
-3-
[AKD4103A-B]
 B, C, U, V入力(同期モード時)
VIN
VOUT
6
5
GND
GND
U
GND
GND
1
B
10
GND
PORT3
BCUV
C
同期モード時 (ANS=1)、C(チャネルステータス), U(ユーザーデータ)およびV(バリディティ)は10ピンヘッダ
ー (PORT6: BCUV)を通して入力されます。BLSはノーマルモード時 (TRANS=0)は出力、オーディオルーティ
ングモード(トランスペアレントモード)時 (TRANS=1)は入力になります。オーディオルーティングモード時、
BLS, C, UおよびVは10線フラットケーブルを通してAKD4114から直接入力できます。PORT3のピン配置は
Figure 2のようになっています。
Figure 2. PORT3ピン配置
 シリアルコントロール
AK4103Aは同期モード時(ANS=1)にはピンで、非同期モード時(ANS=0)にはレジスタで各設定が可能で
す。同期/非同期の各モードはTable 6のように設定します。
モード
SW1-6 (ANS)
同期モード
ON
非同期モード
OFF
JP18 (SDA/CDTO)
FS3=1: “CDTO/CM0=H”をshort
FS3=0: “CM0=L”をshort
“CDTO/CM0=H”をshort
Table 6. 同期/非同期モード
Sub_JP20 (ANS)
Open
Short
Default
GND
GND
CCLK
CSN
GND
GND
CDTI
1
CDTO
2
NC
PORT6
uP I/F
GND
AKD4103A-BはIBM-AT互換機のプリンタポート(パラレルポート)を通してコントロール可能です。同梱
の10線フラットケーブルでPORT6(uP-I/F)とPCを接続して下さい。コネクタの向きに注意して下さい。
コネクタの1ピンには印が付いています。PORT6のピン配置はFigure 3のようになっています。
10
9
Figure 3. PORT6ピン配置
コントロールソフトウェアは本評価ボードに同梱されています。ソフトウェア操作手順は評価ボードマニュ
アルに含まれます。
<KM076804>
2015/08
-4-
[AKD4103A-B]
■ トグルスイッチの機能
3
PDN
AK4103Aのリセット。動作中は“H”に倒します。電源投入後、必ず一度“L”にし
てリセットを行って下さい。
■ DIPスイッチ(SW1)設定: -off- 側が”L”です。
No. Switch Name
Function
1
IPS0
Don’t care
2
DIF0
DIF0ピンの設定(同期モード時)
3
DIF1
DIF1ピンの設定(同期モード時)
4
DIF2
DIF2ピンの設定(同期モード時)
5
IPS1/IIC
Don’t care
ANSピンの設定。“L”:非同期モード, “H”:同期モード
6
ANS
7
TEST
Don’t care
8
ACKS
Don’t care
■ DIPスイッチ(SW2)設定: -off- 側が”L”です。
No. Switch Name
Function
1
FS1
同期モード時(ANS=1)のサンプリング周波数情報設定
2
FS2
(データシート参照)
3
FS0
4
PSEL
Don’t care
5
CKS1
CKS1ピンの設定(同期モード時)
TRANSピンの設定。
6
TRANS
“L”:ノーマルモード, “H”:オーディオルーティングモード
7
DIR_I/O
Don’t care
U4 (74AC245)の伝送方向入力切替ピンの設定。
8
DIT_I/O
“L”: PORT5から入力する場合, “H”: PORT5から出力する場合
■ ジャンパピン設定
No.
Jumper Name
1
D3V/VD
18
SDA/CDTO
19
TXP1
19(sub)
CKS0
20(sub)
ANS
Default
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
Default
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
Function
74AC245の供給元としてD3VかVDの選択。
D3V: D3Vを使用
VD : VDを使用(default)
FS3ピンの選択。
同期時 : “CDTO/CM0=H”をshort → FS3ピン=“H”
“CM0=L”をshort → FS3ピン=“L”
非同期時: “CDTO/CM0=H”側 (default)
TXP1の出力回路選択。
OPT: 未使用。
XLR: XLRコネクタ出力。
BNC: BNCコネクタ出力。(default)
CKS0ピンの選択。
Open: CKS0ピン=“H” (default)
Short: CKS0ピン=“L”
同期/非同期モード選択
Open: 同期モード
Short: 非同期モード (default)
<KM076804>
2015/08
-5-
[AKD4103A-B]
コントロールソフトマニュアル
 評価ボードとコントロールソフトの設定
1. 評価ボードを適宜、設定して下さい
2. USBコントロールボックスと評価ボードを接続して下さい。10ピンヘッダーの向きに注意して下さい。
3. PC (IBM-AT互換機)とUSBコントロールボックス(AKUSBIF-B)を接続して下さい。
USBコントロールボックスは PC上では、HID(Human Interface Device)として認識されます。
新たなドライバのインストールは必要ありません。
4. コントロールソフトを立ち上げて下さい。
左下に”AKUSBIF-B”と表示されない場合は、PCとUSBコントロールボックスを再度接続し直して
[Port Reset]ボタンを押して下さい。
5. 適宜、操作を行い評価して下さい。
[対応OS]
Windpws XP / Vista / 7 (32bit版) (Vista / 7 はXP互換モード推奨)
64bit版OSでの動作は未対応です。
Figure 4. Window of [ FUNCTION]
<KM076804>
2015/08
-6-
[AKD4103A-B]
 操作説明
コントロールソフトでは、レジスタマップ操作、テストツールの操作を行えます。
これらは、上部のタブで切り替えます。
頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています。
各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「各ダイアログ機能の説明」を参照してください。
1. [Port Reset]
:USB I/Fボード(AKDUSBIF-B)接続時に使用します。
ソフト起動後 USB I/Fボード(AKDUSBIF-B)を接続した場合、このボタンをクリッ
クしてください。
2. [Write Default] :レジスタを初期設定にします。
ハード上のリセット等でデバイスの初期化を行った場合、このボタンをクリック
してください。
3. [All Write]
:現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。
4. [All Read]
:現在表示されているレジスタ値を全て読み込みます。
5. [Save]
:現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。
6. [Load]
:ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。
7. [All Reg Write] :[All Reg Write] ダイアログを立ち上げます。
8. [Data R/W]
:[Data R/W] ダイアログを立ち上げます。
9. [Sequence]
:[Sequence] ダイアログを立ち上げます。
10.[Sequence(File)] :[Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます。
11.[Read]
:現在のレジスタを読み出して、Register欄に表示します。
[All Read] ボタンとは異なり16進表示のみを行いレジスタマップへの反映は行い
ません。
<KM076804>
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-7-
[AKD4103A-B]
 各ダイアログ機能の説明
[All Reg Write]
メイン画面で[All RegWrite]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
メイン画面の[ SAVE ] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。
Figure 5. Window of [ All Reg Write]
[ Open (左) ] ボタン
[ Write ] ボタン
[ Write All ] ボタン
[ Help ] ボタン
[ Save ] ボタン
[ Open (右) ] ボタン
[ Close ] ボタン
:レジスタ設定ファイル (*.akr) の選択を実施します。
:選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。
:選択したレジスタ設定ファイルの レジスタの書込みをまとめて実施します。
選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。
:本機能の説明画面を開きます。
:レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.mar”です。
:“*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。
:ダイアログを閉じ、処理を終了します。
※:操作上の注意
(1) 右側にある[ Save ] と[ OPEN ] で指定するファイルは
全て同じフォルダ内に入っている必要があります。
(2) レジスタの内容をメイン画面 の [ Save ] ボタンで変更した場合、
その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み出して下さい。
<KM076804>
2015/08
-8-
[AKD4103A-B]
[Data R/W]
メイン画面で[Data R/W]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
キーボード操作により指定アドレスに対してデータ書き込みを実施します。
Figure 6. Window of [ Data R/W ]
[ Address ] ボックス
[ Data ] ボックス
[ Mask ] ボックス
[ Write ] ボタン
[ Close ] ボタン
:エディットボックス内にデータを書き込むアドレスを16進数2桁で
入力します。
:エディットボックス内にデータを16進数2桁で入力します。
:エディットボックス内にマスクデータを16進数2桁で入力します。
[ Data ]入力に対してAND処理を実施したものが書込みデータとなります。
:[ Address] ボックスで指定されたアドレスのレジスタに対して
[ Data ] 入力と[ Mask ] 入力より生成したデータを書込みます。
:処理を終了します。
特にデータ書込みを実施しない場合はこちらで画面を閉じることで
キャンセルを行うことが出来ます。
※:[ Write ] ボタンの操作後はレジスタマップの表示が更新されます。
<KM076804>
2015/08
-9-
[AKD4103A-B]
[Sequence]
メイン画面で[Sequence]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。
Figure 7. Window of [ Sequence ]
シーケンスの設定
シーケンス設定は以下の手順で設定します。
(1)シーケンス処理内容を選択します。
[Select]コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。
処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります。
< Select選択項目 >
・No_use
:未使用
・Register
:レジスタ書込み
・Reg(Mask) :レジスタ書込み(マスク指定)
・Interval
:インターバル
・Stop
:一時停止
・End
:シーケンス終了
(2)動作させるシーケンスを入力して下さい。
[ Address ]
:アドレス
[ Data ]
:データ
[ Mask ]
:マスク
[ Data ] と[ Mask ]のAND処理を実施したものが書込みデータとなります。
Mask = 0x00のとき、現在値の設定を維持します。
Mask = 0xFFのとき、Dataで設定された8bitデータが書き込まれます。
Mask =0x0Fのとき、Dataで設定された下位4bitデータが書き込まれます。
上位4bitは現在の設定値を維持します。
[ Interval ]
:インターバル時間
<KM076804>
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- 10 -
[AKD4103A-B]
※:シーケンス処理内容毎の入力項目は次の通りです。
・No_use
:なし
・Register
:[ Address ]、[ Data ]、[ Interval ]
・Reg(Mask) :[ Address ]、[ Data ]、[ Mask ]、[ Interval ]
・Interval
:[ Interval ]
・Stop
:なし
・End
:なし
操作ボタン説明
操作ボタンの機能は以下の通りです。
[ Start ] ボタン
[ Help ] ボタン
[ Save ] ボタン
[ Open ] ボタン
[ Close ] ボタン
:設定したシーケンスが実行されます。
:本機能の説明画面を開きます。
:シーケンス設定ファイルを保存します。ファイル名は “*.aks” です。
:“*.aks”で保存されたシーケンス設定ファイルの割り当てを読み出します。
:ダイアログを閉じ、処理を終了します。
シーケンスの一時停止
シーケンス処理内容にStopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。
再度[ Start ]ボタンを押下すると停止した状態から再び動作を開始します。
再開時のステップは[ Start Step ]のボックスに表示されます。
処理の終わりまで実行させた場合[ Start Step ]は “1”に戻ります。
[ Start Step ]ボックスに任意のステップを入力することで途中から実行することが可能です。
処理の途中で最初から再実行を行いたい場合は[ Start Step ]に ”1”を入力し
[ Start ]ボタンを押下して実行してください。
<KM076804>
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- 11 -
[AKD4103A-B]
[Sequence(File)]
メイン画面で[Sequence(File)]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。
シーケンス設定画面([Sequence]ダイアログ)の[ SAVE ]で作成したシーケンス設定ファイルを複数割り
当て、実行することができます。
Figure 8. Window of [ Sequence(File) ]
[ Open (左) ] ボタン :シーケンス設定ファイル (*.aks) の選択を実施します。
[ Start ] ボタン :選択したシーケンス設定ファイルの内容でシーケンス処理の実行を行います。
[ Start All ] ボタン :選択したシーケンス設定ファイルのシーケンス処理実行をまとめて実施します。
選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。
[ Help ] ボタン
:本機能の説明画面を開きます。
[ Save ] ボタン
:レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は "*.mas" です。
[ Open (右) ] ボタン :"*.mas"で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。
[ Close ] ボタン
:ダイアログを閉じ、処理を終了します。
※操作上の注意
(1) 右側にある[ Save ] と[ OPEN ] で指定するファイルは
全て同じフォルダ内に入っている必要があります。
(2) シーケンス処理内容に Stopが選択されているとき、シーケンスを一時停止します。
一時停止中は以下のようなメッセージを出力します。[ OK ]ボタンを押下すると先に進みます。
Figure 9. Window of [ Sequence Pause ]
<KM076804>
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- 12 -
[AKD4103A-B]
1. [ REG ] タブ : レジスタマップ
レジスタ書込み、レジスタ読み込みを実施する画面です。
レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています。
マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します。
“H”または “1”はボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 表示、
“L”または “0”はボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)表示が行われます。
ReadOnly のレジスタに関してはグレーアウト状態となりマウスによる操作は不可となります。
表示は “H”または “1”は赤字=濃い赤、“L”または“0”は青字=グレーで表示されます。
データシートで定義されていない部分は“---”で表示されます。
Figure 10. Window of [ REG]
<KM076804>
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- 13 -
[AKD4103A-B]
[Write] :データ書き込みダイアログ
レジスタマップの各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。
チェックボックスをチェック(点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、
チェックしなければデータは“L”または“0”になります。
各レジスタに対応したダイアログがあります。
入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを押して下
さい。
Figure 11. Window of [ Register Set ]
[Read]: データ読み込み実施
レジスタマップの各レジスタに対応した[Read]ボタンをクリックすると、
各レジスタの読み込みを実施します。
各レジスタの読み込み完了後、レジスタの状態に合わせて表示の更新が行われます。
“H”または “1”ではボタンDown状態、赤字 (Read Onlyでは濃い赤) 、
“L”または “0”ではボタンUp状態、青字(Read Onlyではグレー)に表示されます。
ボタンの設定状態が変更となりますので注意が必要です。
<KM076804>
2015/08
- 14 -
[AKD4103A-B]
改定履歴
Date
(yy/mm/dd)
04/11/22
05/11/21
10/03/05
11/07/27
Manual
Revision
KM076800
KM076801
KM076802
KM076803
Board
Revision
0
0
0
0
15/08/11
KM076804
1
Reason
初版
追加
変更
変更
変更
Page
2
6-14
6-14
19
<KM076804>
Contents
DIT評価時のブロック図追加
“コントロールソフトマニュアル”を変更
“コントロールソフトマニュアル”を変更
回路図変更。
PORT4:”実装” → “未実装”
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- 15 -
[AKD4103A-B]
重要な注意事項
0. 本書に記載された弊社製品(以下、「本製品」といいます。)、および、本製品の仕様
につきましては、本製品改善のために予告なく変更することがあります。従いまして、
ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営業担当、
あるいは弊社特約店営業担当にご確認ください。
1. 本書に記載された情報は、本製品の動作例、応用例を説明するものであり、その使用に
際して弊社および第三者の知的財産権その他の権利に対する保証または実施権の許諾
を行うものではありません。お客様の機器設計において当該情報を使用される場合は、
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2. 本製品は、医療機器、航空宇宙用機器、輸送機器、交通信号機器、燃焼機器、原子力制
御用機器、各種安全装置など、その装置・機器の故障や動作不良が、直接または間接を
問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて
高い信頼性を要求される用途に使用されることを意図しておらず、保証もされていませ
ん。そのため、別途弊社より書面で許諾された場合を除き、これらの用途に本製品を使
用しないでください。万が一、これらの用途に本製品を使用された場合、弊社は、当該
使用から生ずる損害等の責任を一切負うものではありません。
3. 弊社は品質、信頼性の向上に努めておりますが、電子製品は一般に誤作動または故障す
る場合があります。本製品をご使用頂く場合は、本製品の誤作動や故障により、生命、
身体、財産等が侵害されることのないよう、お客様の責任において、本製品を搭載され
るお客様の製品に必要な安全設計を行うことをお願いします。
4. 本製品および本書記載の技術情報を、大量破壊兵器の開発等の目的、軍事利用の目的、
あるいはその他軍事用途の目的で使用しないでください。本製品および本書記載の技術
情報を輸出または非居住者に提供する場合は、「外国為替及び外国貿易法」その他の適
用ある輸出関連法令を遵守し、必要な手続を行ってください。本製品および本書記載の
技術情報を国内外の法令および規則により製造、使用、販売を禁止されている機器・シ
ステムに使用しないでください。
5. 本製品の環境適合性等の詳細につきましては、製品個別に必ず弊社営業担当までお問合
せください。本製品のご使用に際しては、特定の物質の含有・使用を規制するRoHS指令
等、適用される環境関連法令を十分調査のうえ、かかる法令に適合するようにご使用く
ださい。お客様がかかる法令を遵守しないことにより生じた損害に関して、弊社は一切
の責任を負いかねます。
6. お客様の転売等によりこの注意事項に反して本製品が使用され、その使用から損害等が
生じた場合はお客様にて当該損害をご負担または補償して頂きますのでご了承くださ
い。
7. 本書の全部または一部を、弊社の事前の書面による承諾なしに、転載または複製するこ
とを禁じます。
<KM076804>
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- 16 -
5
4
3
2
1
33
LRCK
MCLK
34
35
36
37
FS3/CDTO
38
FS1/CDTI
39
FS2/CCLK
FS0/CSN
CKS1
D
40
41
42
43
44
45
46
CKS1
47
TRANS
48
CN3
D
FS3/CDTO
CN4
CN2
BICK
49
BICK
32
U7
50
31
1
V1
U1
24
51
30
2
TRANS
DIF2
PDN
DIF1
23
DIF2
52
29
3
C
22
C
DIF1
53
28
4
MCLK
DIF0
SDTI
TXP
BICK
TXN
LRCK
VSS
21
DIF0
54
27
5
20
55
26
6
BICK
19
56
25
18
2
7
C19
FS0/CSN
VDD
FS1/CDTI
CKS1
FS2/CCLK
CKS0
17
0.1u
1
8
+
57
TXN
C20
TXP
58
9
16
24
10u
23
CKS1
59
22
10
B
1
15
2 JP19
CKS0
B
VDD
60
11
FS3/CDTO
FS3/CDTO
BLS
C1
ANS
V
61
12
1
13
20
2 JP20
ANS
U
62
AK4103A
63
21
14
C
BLS
64
19
18
17
DIF2
DIF1
CN1
5
16
15
14
13
12
11
10
9
SDTI
8
7
6
DIF2
5
PDN
4
3
DIF0
1
DIF1
A
DIF0
2
A
Title
Size
A3
- 174
3
Date:
2
AKD4103A-B
Document Number
Rev
AKD4103A-B-SUB
Tuesday, August 11, 2015
Sheet
1
1
3
of
3
5
4
3
2
1
CN4
For U6
For U1, U2, U5
VD
D3V
D3V
VD
JP1
1
D3V
2
3
VD
49
For U3, U4
D3V/VD
50
51
C1
C2 C3 C4
C5
0.1u
0.1u0.1u0.1u
0.1u 0.1u
C6
AVDD
D
P/SN/ANS
ACKS
+5V
L2
1
P/SN/ANS
ACKS
RXN0
10u
2
AVDD
52
D
53
54
55
TVDD/VDD
RXP0
R4
56
VD
57
short
RX1
C14
47u
AVDD
1
1
IN
+
2
2
+
OUT
3
1
2
GND
T3
RX2
C15
47u
IPS0
DIF0
DIF1
DIF2/XSEL
IPS1/IIC
P/SN/ANS
TEST
ACKS
R8
C
AVDD
D3V
short
1
2
3
4
5
6
7
8
16
15
14
13
12
11
10
9
D3V
RX3
AVDD
AVDD
IPS0/RX4
JP8
1
RX5
2
3
DIF0
9
8
7
6
5
4
3
2
1
JP9
1
RX6
2
3
DIF1
TEST
TEST
DIF1/RX6
15
1
K
EMCK2
14
H
C
63
64
1
2
3
4
5
U2B
74HC14
4
VIN
R10
DAUX2
VIN
6
DAUX
7
8
100
C16
SW 2
PDN
3
L
DAUX2
DVDD
7
100
R12
1
A
R11
U2A
74HC14
2
3
12
100
7
4Y
9
62
B
7
1
3Y
DVDD
D3V
10k
D1
14
16
D3V
1Y
2Y
8
G
A/B
D3V
4
DIF2/XSEL/RX7
9
0.1u
MCKO1
2
DAUX1
R9
GND
EMCK1
1A
1B
2A
2B
3A
3B
4A
4B
PDN
JP10
1
RX7
2
3
DIF2/XSEL
D3V
U1
60
CN1
DIF0/RX5
IPS1/IIC
P/SN/ANS
TEST
ACKS
47k
2
3
5
6
11
10
14
13
59
61
SW1
RP1
B
58
10
74LVC157
MCKO2
OVDD
OVDD
11
12
13
BICK
SDTO
LRCK
A
Title
- 18-
Size
A3
Date:
5
4
3
2
14
15
A
16
AKD4103A-B
Document Number
Rev
MAIN
Tuesday, August 11, 2015
1
Sheet
1
1
of
2
5
4
3
2
1
CN2
PORT3
GND
+5V
JP19
1
3
5
1
OPT
XLR
BNC
1
1
2
3
4
5
2
4
6
TXP1
R29
R30
R31
R32
D
VOUT
TVDD
4
C17
1
0.1u
5
R37
330
5
JP14
1:1
TXN1
XLR
TXN1
BNC
XLOUT
1 MCKO
JP15
100
1:1
3 EMCK
1
2
3
4
5
R82
R83
1 DC
DAUX1
C
DIT
22
2
JP16
23
24
27
D3V/VD
U4
MCLK
BICK
LRCK
DAUX
D
21
EMCK1
100k
PORT5
10
9
8
7
6
20
26
2
MCLK
R38
GND
GND
GND
GND
NC
19
25
J3
100
100
3 AC
ELRCK
R42
R40
R41
100k
100k
47k
47k
47k
47k
47k
47k
28
B0
B1
B2
B3
B4
B5
B6
B7
GND
100k
R84
R85
R86
R87
R88
R89
18
17
16
15
14
13
12
11
20
4
1
8
1
3
3
4
1
4
2
56
D3V/VD
2
1
TXP1
8
0.1u
R36
18
R34
0.1u
T5
17
2
R33
1k
T4
DA02-F
J4
2
3
4
5
47k
47k
47k
47k
TX0
VD
(No Mount)
TX0
U
1
4
3
2
1
IN
VCC
IF
GND
6
C
VIN
TVDD/VDD
PORT4
5
B
100
100
100
100
100
3
6
R24
R25
R26
R27
R28
B
C
U
VOUT
VIN
BCUV
+5V
5
10
9
8
7
6
2
3
4
5
6
7
8
9
A0
A1
A2
A3
A4
A5
A6
A7
R96
R97
R90
R91
R92
R93
R94
R95
1
19
DIR
OE
100
100
47k
47k
47k
47k
47k
47k
29
OVDD
OVDD
30
C
31
EBICK
DIT_I/O
32
14
10
74AC245
CN3
U2C
6
EMCK
EMCK2
5
33
DC 1
2 JP17
AC 3
14
7
74HC14
ELRCK
ELRCK
INT0
U2D
8
INT1
9
14
11
10
R54
10k
R55
470
PORT6
10
8
6
4
2
14 7
74HC14
U2F
9
7
5
3
1
CSN
R56
SCL/CCLK
SDA/CDTI
51
SDA(ACK)/CDTO
P/SN/ANS
12
15
1
1A
1B
2A
2B
3A
3B
4A
4B
4
1Y
R53
12
4Y
G
A/B
CM1/CDTI/SDA
100
37
38
B
100
VD
9
3Y
36
R50
7
2Y
8
13
2
3
5
6
11
10
14
13
OCKS1/CCLK/SCL
14
470
35
39
U6A
OCKS0/CSN/CAD0
1
2
74LVC157
DVDD
DVDD
74LS07
40
41
7
470
R52
D3V
R49
10k
CM0/CDTO/CAD1
GND
7
10k
R51
U2E
B
U5
R48
VD
16
D3V
74HC14
34
uP-I/F
7
74HC14
R58
JP18
1
SDA
CDTO/CM0=H 3
5
CM0=L
D3V
CM1/FS1
OCKS1/FS2
OCKS0/FS0
PSEL
XTL0/CKS1
XTL1/TRANS
DIR_I/O
DIT_I/O
1
2
3
4
5
6
7
8
SW3
16
15
14
13
12
11
10
9
10k
D3V
D3V
2
4
6
42
R57
R59
10k
R60
SDA/CDTO
43
100
IPS1/IIC
100
IPS1/IIC
PSEL
D3V/VD
XTL0
RP2
XTL1
U6D
8
9
7
U6C
6
5
- 19-
11
74LS07
7
47k
4
3
A
74LS07
U6E
10
Title
74LS07
Size
A3
Date:
5
47
12
74LS07
7
74LS07
DIR_I/O
DIT_I/O
46
48
U6F
13
45
7
U6B
4
3
7
9
8
7
6
5
4
3
2
1
A
44
2
AKD4103A-B
Document Number
Rev
MAIN
Tuesday, August 11, 2015
1
Sheet
1
2
of
2
- 20-
- 21-
- 22-
- 23-
- 24-