19-1322; Rev 0; 10/97 概要 ___________________________________ 特長 ___________________________________ MAX125/MAX126評価システム(EVシステム)は、 MAX125/MAX126評価キット(EVキット)及びMaxim 68HC16MOD-16WIDEマイクロコントローラ(µC) モジュールから構成されています。MAX125/MAX126 は、4つの同時トラック/ホールドを備えた高速、8チャネル、 14ビットデータ収集システムです。Windows 3.1 TM/ Windows 95TMソフトウェアにより、MAX125/MAX126 の機能を動作させるためのユーザインタフェースを提供 します。 ◆ 実証済みPCボードレイアウト パーソナルコンピュータでMAX125/MAX126の総合的 な評価を行う場合は、完全EVシステムをお求めくださ い。他のマキシム社の EVシステムでµCモジュール (68HC16MOD-16WIDE)を既にご購入の方、又は他の µCシステムでカスタム利用をご希望の方は、EVキット をお求めください。 スタンドアロン型EVキット ______________ MAX125/MAX126 EVキットは、MAX125/MAX126 の評価を容易にする実装済みのPCボードレイアウトに なっています。このEVキットを正しく動作させるには、 適切なタイミング信号にインタフェースすることが必要 です。デュアル電源(±8V min、±20V max)をコネクタ P1、ピン5(P1-5)及びP1-9に接続し、P1-1をグランド に接続します。アクティブロー読取りストローブはP1-38 に、書込みストローブはP1-37に、チップセレクトは P1-35に、変換開始信号はP1-36にそれぞれ接続します (表1及び図1)。タイミング条件については、MAX125/ MAX126のデータシートをご覧ください。 EVシステム ____________________________ MAX125/MAX126EVシステムは、ユーザ供給の+13V ∼+20V DC電源で動作します。IBM PC上で動作する Windows 3.1/Windows 95ソフトウェアとEVシステム ボードのインタフェースは、コンピュータのシリアル ポートを介して行います。ソフトウェアは、マウス又は キーボードで操作できます。セットアップと操作説明に ついてはクイックスタートの項目を参考にしてください。 表1. 電源及びタイミング信号の接続 PIN POWER SUPPLY SIGNAL P1–1 AVX Ground P1–5 AVX Positive Supply, +8V to +20V P1–9 AVX Negative Supply, -8V to -20V P1–35 AVX Select Chip P1–36 AVX Convert-Start P1–37 AVX Strobe Write P1–38 AVX Strobe Read ◆ 完全評価システムで40kspsまでのサンプリング ◆ ボード上の便利なテストポイント ◆ FFT機能を備えたデータロギングソフトウェア ◆ 完全実装、試験済み 型番 ___________________________________ PART TEMP. RANGE INTERFACE TYPE MAX125EVKIT 0°C to +70°C User Supplied MAX125EVB16 0°C to +70°C Windows Software MAX126EVKIT 0°C to +70°C User Supplied MAX126EVB16 0°C to +70°C Windows Software * The MAX125 software can be used only with the complete evaluation system (MAX125EVB16 or MAX126EVB16), which includes the 68HC16MOD-16WIDE module together with the MAX125EVKIT or MAX126EVKIT. MAX125EVB16 システム構成部品リスト _________________ PART QTY DESCRIPTION MAX125EVKIT 1 MAX125 evaluation kit 68HC16MOD-16WIDE 1 68HC16 µC module with 16-bit parallel interface MAX126EVB16 システム構成部品リスト _________________ PART QTY DESCRIPTION MAX126EVKIT 1 MAX126 evaluation kit 68HC16MOD-16WIDE 1 68HC16 µC module with 16-bit parallel interface Windows 3.1 及び Windows 95 は Microsoft Corp.の登録商標です。 ________________________________________________________________ Maxim Integrated Products 1 Evaluate: MAX125/MAX126 MAX125/MAX126 評価システム/評価キット Evaluate: MAX125/MAX126 MAX125/MAX126 評価システム/評価キット MAX125EVキット/MAX126EVキット 部品リスト _____________________________ DESIGNATION QTY DESCRIPTION クイックスタート _______________________ 推奨装置 評価には次の機器が必要です。 C1, C2, C4, C5, C6, C9, C10 7 0.1µF ceramic capacitors ¥ 小型DC電源(250mAで+13V∼+20V DC) C3, C8 2 10µF, 25V tantalum capacitors ¥ Windows 3.1又はWindows 95を稼動できるIBM PC コンパチブルコンピュータ C7 1 4.7µF, 6.3V tantalum capacitor C11 1 100pF ceramic capacitor P1, P2 2 2x20 right-angle connectors R1, R6 2 100Ω, 1% resistors R2–R5 4 10kΩ, 5% resistors R7, R8 2 10Ω, 5% resistors U1 1 Maxim MAX125 or MAX126 U2 1 78L05 voltage regulator U3 1 74HCT244 U4 1 79L05 negative-voltage regulator U5 1 16MHz clock-oscillator module None 1 PC board None 1 Software disk: MAX125 Evaluation Kit MAX125 EVキットのファイルリスト_____ FILE FUNCTION INSTALL.EXE Installs EV kit files onto your computer MAX125.EXE Application program MAX125.HLP Help file KIT125.B16 Loads software into the 68HC16 µC MAX125.INI Program settings UNINST.EXE Removes EV kit files from your computer ¥ 予備のシリアルポート(できれば9ピンプラグ) ¥ コンピュータのシリアルポートとMaxim 68HC16MOD-16WIDEモジュールを接続するため のシリアルケーブル 接続及びセットアップ MAX125又はMAX126の評価は、次の手順に従ってく ださい。 1) MAX125/MAX126 EVキットの40ピンヘッダと 68HC16MOD-16WIDEモジュールの40ピンコネ クタとを位置を合わせて互いに接続し、ゆっくり押し 込みます。2つのボードは同一平面上になります。 2) µCモジュールの上端に沿っている、オン/オフスイッチ の横にある端子ブロック(J2)で、+13V∼+20V DC 電源をµCモジュールに接続します。この時、ボード上 にマークされている極性に注意してください。 3) コンピュータのシリアルポートとµCモジュールを ケーブルで接続します。9ピンシリアルポートの場 合は、ストレート型の9ピン 雌−雄ケーブルを使用 します。25ピンコネクタのシリアルポートしかない 場合は、標準の25ピン-9ピンアダプタが必要です。 EVキットのソフトウェアは、モデムステータス ライン(CTS、DSR、DCD)をチェックし、正しい ポートが選択されているかどうかを確認します。 4) フロッピーディスクのINSTALL.EXEプログラムを 実行し、EVキットソフトウェアをコンピュータに インストールします。プログラムファイルがコピー され、Windows 3.1プログラムマネージャ(又は Windows 95スタートメニュー)にアイコンが作成 されます。このEVキットソフトウェアは、 MAX125及びMAX126の両方を評価します。 5) プログラムマネージャ(又はスタートメニュー)で、 このアイコンを開き、プログラムを起動します。 6) プログラムは、µCモジュールを接続し電源を入れ るよう指示が表示されます。SW1をオン位置に設定 します。正しいシリアルポートを選択しOKをクリック します。このプログラムはKIT125.B16をモジュール を自動的にダウンロードします。デフォルトのデバ イス設定はMAX125になっています。MAX126を 使用する場合は、デバイス特性ダイアログボックス で「MAX126」を選択し、 「apply」をクリックしてく ださい。 2 _______________________________________________________________________________________ MAX125/MAX126 評価システム/評価キット ソフトウェアの詳細 _____________________ MAX125/MAX126は、A又はBの入力バンクのどちら かから最大4つまでの入力をディジタル化します。変換 時間は、イネーブルした入力の数で決まります。ソフト ウェアは、最大スループット40ksps(1チャネル)及び 26ksps(4チャネル)でサンプルを収集します。様々な プログラム機能は、ダイアログボックスにグループ化 され、メインメニューバーのWindowメニューからアク セスでます。 キーボードによるナビゲーション マウス又はその他のポインティングデバイスが利用で きない場合は、次のキーボードショートカットを使用 してください(表2)。 ¥ ALT + Wキーを押してWindowメニューを表示し、 希望するツールウィンドウを選択します。 ¥ T A Bキーを押して選択したツールウィンドウ内で コントロールを選択します。 測定値は、任意にデータログファイルに記録しておく ことができます。データログを開始又は終了するには、 「New Log」ボタンをクリックします。この時「Log File Format」 ダイアログボックスが表示されます。イネーブル した全てのチャネルのサンプリングが終了すると、1行 のデータが書き込まれます。ログファイルの先頭行は 列見出しです。これに続き、イネーブルした各チャネル がカンマ、タブ、又はスペース(あらかじめ「Log File Format」で選択したもの)で区切られています。一旦ログ ファイルを開いたら、対応するLogメニューコマンドで ポーズ又は再開することができます。プログラムは、 「Stop Log」ボタンが押されるまでログファイルにデータ を書き続けます。 単発リードツール 「One-Shot Read Tool」は、A/Dコンバータ(ADC)構成 の直接制御に使用します。 「Control Byte」表示を更新す るには、チャネル及び動作モードを選択します。又は、 「Control Byte」 のビットを直接変更し、 「Channel Selection」 コントロール内の変化を観察します。 「Read Now」ボタン を押すと、構成情報がADCに書込まれ、読みが1回実行 されます。 ¥ スペースバーを押して、ボタンをアクティブにします。 パワーサイクリングツール ¥ チェックボックス、ラジオボタン、コンボボックス には、上下矢印キーを使用します。 平均消費電流の要求を低減するには、変換を行ってい ない間にMAX125/MAX126をシャットダウンします。 Windowメニューから「Power Cycling Tool」を選択しま す。節約できる電力量は、主にある変換から次の変換 までにデバイスをオフにしておいた時間に依存します。 また、変換精度はパワーアップ遅延、リファレンスコン デンサ及びパワーダウンの時間に依存します。オフタ イムは「Delay Between Samples」コマンドを使用して 調整し、オンタイムは、「Power-Up Delay」コマンドで 調整します。 スキャンツール 測定値は、ユーザーがWindowメニューからScanTool を選択することによって、選択したチャネルから1秒間 に10個までのサンプルを一定間隔で自動的に収集でき ます。 「Channel Selection and Configuration」グループ は、スキャンの対象となるチャネルを制御します。なお、 MAX125/MAX126の伝達関数はバイポーラになってい るため、「Bipolar and Differential」コントロールは 使用できません。 「Scan Rate」 コンボボックスは、測定の速度を制御します。 測定値は「Recent Values」テキスト領域に表示されます。 表2. キーボードナビゲーションの ショートカット KEY TAB ALT+W FUNCTION Selects next control Window menu ALT+space System menu of main program window ALT+minus System menu of child window Spacebar Clicks on the selected button ALT+PrintScreen 十分なパワーアップ遅延があれば、パワーサイクリング モードで望みの変換精度を達成することができます。 リファレンスには測定を開始する前に安定させるため の十分な時間が必要です。パワーアップ遅延ゼロで開始 し、精度に変化が見られなくなるまで遅延時間を増や します。パワーアップ遅延の必要条件は、リファレンス コンデンサの値及びオフタイム(サンプリングとサンプ リングの間の遅延)に依存します。 MAX125/MAX126 EVキットソフトウェアは、シャット ダウンビットをクリアした構成ワードを書込むことに より、パワーアップを実行します。パワーアップ後は、 パワーアップ遅延はリファレンス電圧が安定するため の時間を許容するために実行され、正確な測定が行え るようになります。 Copies the image of the main window onto the clipboard _______________________________________________________________________________________ 3 Evaluate: MAX125/MAX126 7) MAX125/MAX126 EVキットボードの下端にある 入力CH1A-CH4Aに、入力信号を与えます。画面上 の読みを観測してください。 Evaluate: MAX125/MAX126 MAX125/MAX126 評価システム/評価キット サンプリングツール 40kspsまでのレートでデータをサンプリングするに は、Windowメニューから「Sampling Tool」を選択して から該当する項目を選択し、Startボタンをクリックし ます。サンプリングレートを制御するには、タイミング 遅延を調整します。有効サンプリングレートは、ある サンプリングから次のサンプリングまでの遅延、パワー アップ遅延及び変換時間の合計値の逆数を求めること に よ っ て 見 積 り ま す 。 サ ン プ ル の サ イ ズ は 、「F a s t Fourier Transform」(FFT)ツールでデータが処理できる ようにするために、2の累乗に制限されています。 「Sample Size」は、選択した各チャネルで収集するサン プルの数を制御します。サンプルを収集すると、データ が自動的にホストにアップロードされグラフ化されます。 一度表示されたデータはファイルに保存することがで きます。 FFTツール このEVソフトウェアには、高速サンプリングツールで 収集したデータのスペクトルを表示するためのFFTツール が含まれています。 波形のスペクトルを表示するには、まず「Sampling Tool」 で収集したデータサンプルを選択します。次に、 Windowメニューから「FFT Tool」を選択します。希望す る出力プロットを選択し、Startボタンをクリックします。 データウィンドウ機能は、FFTの実行前にデータサンプ ルを前処理します。1)入力信号がサンプリングクロック と同期化されていない場合は、スペクトルエネルギー が近隣の周波数バケットにリークしているように見え ます。適切なデータウィンドウは、初めと終わりで生 データを次第にゼロにし、このようなスペクトルリーク を低減します。 デバイス特性 「Device Characteristics」ダイアログボックスには、そ れ程頻繁に変更しないパラメータが存在します。デバ イスの選択は、MAX125かMAX126のいずれかを選択 するために使用します。 MAX126の評価 MAX125ソフトウェアは、MAX126を直接評価できます。 まず、Windowメニューから「Device Characteristics」を 選択します。次に、デバイスタイプをMAX125から MAX126に変更します。これによって、入力電圧範囲 が ±2VREFではなく、±VREFになります。 リファレンス電圧の変更 このEVキットソフトウェアは、指定しない限りリファ レンス電圧が2.5Vであるものと仮定します。内部リファ レンスをオーバドライブするには、外部の2.5Vリファ レンスをREFINパッドに供給します。詳細については、 MAX125/MAX126データシートをご覧ください。Window メニューから「Device Characteristics」を選択します。 次に、「Reference Voltage」編集ボックス内に新しい リファレンス電圧を入力します。 ハードウェアの詳細 _____________________ ADC(U1)は、4つの同時トラック/ホールドを備えた 8チャネル、14ビットデータ収集システムです。リニア レギュレータU2及びU4は、ADCにクリアなアナログ ±5V電源を提供します。R8及びC1は、このアナログ電源 のディジタルノイズをフィルタリングします。U3は、 メインシステムバスからCS、RD、WR及びCONVST 信号を分離し、ディジタルノイズがADCに侵入するこ とを防ぎます。R7及びC11はTTLクロックオシレータ をフィルタリングし、CLK入力のオーバシュートを 防止します。 MAX125/MAX126のチップセレクト( CS )は、68HC16 モジュールのアドレス7E000にメモリマッピングされ ています。このアドレスは、構成バイトの書込みとデータ の読取りに使用します。また、変換開始( CONVST )信号 もメモリマッピングされ、メモリアドレス7E800がアク セスされた時に1回のメモリアクセスサイクルだけ実行 されます。MAX125/MAX126の割込み( INT )出力は、 入力キャプチャベクトルを通じて68HC16の割込みを トリガします。 消費電流の測定 消費電流を監視するには、抵抗R1(+5V電源の場合)又は R6(-5V電源の場合)の電圧を測定します。これらの抵抗 は100Ω±1%になっているため、R1又はR6の電圧1mV 当たりの消費電流は10µAになります。 表3. トラブルシューティングガイド 問題 対策 ¥ +5V及び-5V電源をチェック してください。 ¥ ディジタル電圧計で2.5V 出力が測定できない。 REFOUTリファレンス電圧を システムがゼロの電圧と チェックしてください。 して通知ちているか測定に ¥ オシロスコープを使用し、 失敗する。 16MHzクロックが動作してお り、変換開始信号がストローブ されていることを確認してくだ さい。 1) FFT及びデータウィンドウ機能の詳細については、W.H. Press, et al.、 「Numerical Recipes in Pascal:The Art of Scientific Computing」 、 Cambridge University Press、1989、ISBN 0-521-37516-9を参照してください。 4 _______________________________________________________________________________________ CS8 CS7 -12V P1-9 P1-36 CS8/7E800 P1-37 P1-38 P1-35 CS7/7E000 +12V P1-6 P1-5 8 Y3 Y2 Y1 Y0 Y3 Y2 Y1 74HCT244 A3 A2 A1 A0 OE U3B 74HCT244 A3 A2 A1 A0 Y0 U3A OE C8 10mF 25V R6 100W 17 15 13 11 19 4 WR 6 2 RD 1 C3 10mF 25V 3 5 7 9 12 14 16 18 +5V C9 0.1mF +5V +5V C4 0.1mF 5 6 7 8 5 6 7 8 +5V N.C. GND GND OUT GND IN IN N.C. N.C. IN IN OUT U4 LM79L05ACM R3 10k R4 10k R5 10k N.C. GND GND IN U2 LM78L05ACM 4 3 2 1 P1-20 P2-14 P2-13 P2-12 P2-11 P2-10 P2-9 P2-8 P2-7 P2-6 P2-5 P2-4 P2-3 P2-2 P2-1 4 3 2 1 R2 10k 18 29 26 27 28 30 9 10 11 12 13 14 15 16 19 20 21 22 23 24 DGND U1 AVSS 31 MAX125 MAX126 REFIN CLK CH4A CH4B CH3A CH3B CH2B CH2A CH1B CH1A C1 0.1mF 36 8 7 6 25 32 33 34 35 1 2 3 4 C10 0.1mF AGND AGND REFOUT 5 AVDD 17 CONVST CS WR RD INT D13 D12 D11 D10 D9 D8 D7 D6 D5 D4 D3/A3 D2/A2 D1/A1 D0/A0 R8 10W DVDD C2 0.1mF +5V JU1 -5V C6 0.1mF C5 0.1mF -5V +5V P1-4 P1-3 P1-2 P1-1 C7 4.7mF 6.3V REFIN C11 100pF CLK CH4A CH4B CH3A CH3B CH2B CH2A CH1B CH1A R7 10W REFOUT GND 1 U5 16MHz 8 7 OSCILLATOR 14 +5V Evaluate: MAX125/MAX126 R1 100W MAX125/MAX126 評価システム/評価キット 図1. MAX125 EVキットの回路図 _______________________________________________________________________________________ 5 Evaluate: MAX125/MAX126 MAX125/MAX126 評価システム/評価キット 1.0" 図2. MAX125/MAX126 EVキットの部品配置ガイド 6 1.0" 図3. MAX125/MAX126 EVキットのPCボード レイアウト(部品面側) _______________________________________________________________________________________ MAX125/MAX126 評価システム/評価キット Evaluate: MAX125/MAX126 1.0" 図4. MAX125/MAX126 EVキットのPCボード レイアウト(ハンダ面側) _______________________________________________________________________________________ 7 Evaluate: MAX125/MAX126 MAX125/MAX126 評価システム/評価キット NOTES 8 _______________________________________________________________________________________ 部品リスト ________________________________________________________________________ DESIGNATION QTY DESCRIPTION DESIGNATION QTY C1 1 10µF, 25V electrolytic capacitor SW1 1 Slide switch DESCRIPTION C2, C8–C12, C14 7 0.1µF ceramic capacitors SW2 1 Momentary pushbutton switch C3 1 1µF ceramic capacitor C4, C5 2 22µF, 25V electrolytic capacitors U1 1 C6, C7 2 22pF ceramic capacitors 68HC16 microcontroller MC68HC16Z1CFC16 (132-pin plastic quad flat pack) C13 1 100µF, 25V electrolytic capacitor U2 1 Maxim MAX233CPP D1 1 1N4001 diode U3 1 D2 1 1N4742A 12V, 1W zener diode 27C256 EPROM containing monitor program J2 1 2-circuit terminal block U3 1 28-pin socket U4 1 7805 regulator, TO-220 size J3 1 Right-angle printed circuit board mount, DB9 female socket U4 1 Heatsink, thermalloy # 6078 LED1 1 Light-emitting diode U5, U8 2 62256 (32K x 8) static RAMs 2 74HCT245 bidirectional buffers P1, P2 2 40-pin right-angle male connectors U6, U9 R1 1 10MΩ, 5% resistor U6, U9 2 20-pin sockets R2 1 330kΩ, 5% resistor U7 1 Maxim MAX707CPA U10 1 Maxim ICL7662CPA R3, R4 2 10kΩ, 5% resistors R5 1 470Ω, 5% resistor Y1 1 32.768kHz watch crystal R6 1 10kΩ, SIP resistor None 4 Rubber feet R7 1 100Ω, 5% resistor None 1 5" x 5" printed circuit board 概要 ___________________________________ 68HC16MOD-16WIDEモジュールは、マキシム社の 高速評価キット(EVキット)用に設計された実装・試験 済みプリント基板です。このモジュールは、Motorola社 のMC68HC16Z1マイクロコントローラ(µC)の完全16 ビットの実装を適用しています。使用するには、IBM コンパチブルパーソナルコンピュータ及び12V(typ)又 はEVキットマニュアルで指定された外付DC電源が必要 になります。 マキシム社の68HC16MOD-16WIDEモジュールを使用 すると、マキシム社の製品をユーザにて評価できます。 このモジュールは、マイクロプロセッサ開発用プラット フォームとして使用することはできません。マキシム社 ではこのような使用法をサポートしていません。 詳細 ___________________________________ 電源入力コネクタJ2 68HC16MOD-16WIDEモジュールは、端子ブロックJ2 に接続したユーザ供給の電源で動作するようになってい ます。ボード上に刻印された正及び負側に注意してくだ さい。3端子5Vレギュレータの許容入力電圧は、8V∼絶対 最大電圧20Vです。68HC16MOD-16WIDEモジュール の通常動作に必要な入力電流は200mAです。 68HC16マイクロコントローラ U1は、Motorola社の68HC16Z1 µCです。µCの情報、 開発及びサポートについては、Motorola社へお問い合せ ください。マキシム社のEVキットでは、16ビットワイド バス又は高速キューシリアルペリフェラルインタフェース (QSPITM)及び内部チップセレクトジェネレーションを使用 しています。 モジュール(U7)のMAX707は5Vロジック電源を監視 し、パワーオンリセットを発生し、リセットボタンが 押された時にリセットパルスを発生します。 QSPIはMotorola Corp.の商標です。 ________________________________________________________________ Maxim Integrated Products 1 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDEモジュールでは、バス速度の 設定に位相ロックループ(PLL)を使用しています。クリ スタルY1は、32.768kHz周波数リファレンスです。内部 オシレータは、外付クリスタルの256倍の速度で動作 します。68HC16MOD-16WIDEモジュールをリセット すると、ソフトウェアを実行する前にPLLがロックされ るまで待ちます。PLLがリファレンス周波数にロックさ れると、ソフトウェアで16.78MHzのバス速度が選択 され、クロックシンセサイザ制御レジスタに書込むこ とによってクロック速度が2倍になります。 U 5及びU8(ユーザーRAM領域)は、それぞれ 3 2 K B CMOSスタティックRAMです。 74HCT245オクタルバッファは、インタフェースコネ クタの1 6ビットポートを68HC16MOD-16WIDE モジュールでアクセスできるようにします。このメモリ マッピングポートは、読取りストローブ、書込みスト ローブ、4つのチップセレクト、4つのアドレスLSB及び 16ビットのデータから構成されています。 シリアル通信 J3は、IBM PCの9ピンシリアルポートとコンパチブル のRS-232シリアルポートです。このポートとJ3の接続 には、ストレート型DB9オス-メスケーブルを使用して ください。25ピンコネクタのシリアルポートしか利用 できない場合は、標準の25ピン又は9ピンアダプタを 使用することもできます。表1に、J3のピン配置を示し ます。 MAX233は2つトランスミッタと2つのレシーバを備え たRS-232インタフェース電圧レベルシフタです。この MAX233には、RS-232ラインの駆動に必要な出力電圧 を発生する、内部コンデンサ付チャージポンプが組込ま れています。 40ピンコネクタP1及びP2 2 0 x 2ピンヘッダ( P 1及びP 2 )で、6 8 H C 1 6 M O D 16WIDEモジュールをマキシム社EVキットに接続しま す。表2に各ピンの機能を示します。 表1. シリアル通信ポートJ3 PIN NAME FUNCTION 1 DCD Handshake; hard-wired to DTR and DSR 2 RXD RS-232-compatible data output from 68HC16MOD-16WIDE module 3 TXD RS-232-compatible data input to 68HC16MOD-16WIDE module 4 DTR Handshake; hard-wired to DCD and DSR 5 GND Signal ground connection 6 DSR Handshake; hard-wired to DCD and DTR 7 RTS Handshake; hard-wired to CTS 8 CTS Handshake; hard-wired to RTS 9 None Unused ロジック真理値を表4に示します。これらのアドレスは 完全にデコードしたものではないため、ブートROMには アドレス08000(16進表示)にシャドーが存在します。 ブートROM ブートROM(U3)は、8ビットメモリデバイスとして構成 されています。システムリセット時は、抵抗R4によって データビット0がローにされ、この結果µCが上位8ビット のデータを使用して命令を取り出します。ブートROM はシステムをチェックし、ホストからのコマンドを待ち ます。詳細なスタートアップ手順については、EVキット のマニュアルを参照してください。 ソフトウェア ソフトウェアは全て、EVキットと共にディスクで提供 されます。ソフトウェアの使用方法には、EVキットの マニュアルに記載されています。詳細については、EV キットのマニュアルを参照してください。 68HC16MOD-16WIDEモジュールは、これをサポー トするように設計されたEVキットでのみ使用するよう にし、68HC16MOD-16WIDEモジュール用のコード のみをダウンロードしてください。間違ったオブジェ クトコードを68HC16MOD-WIDEにダウンロードする と、予期しない結果になります。 アドレス範囲 68HC16 µCは、異なるアドレス範囲用として様々な イネーブル信号を発生します。ROM及びRAMイネーブル 信号は、それぞれ該当するチップに直接送られます。 この他いくつかの信号(P1-33∼P1-36)が、マキシム 社EVキット用データコネクタで利用できます。 68HC16MOD-16WIDEモジュールの各要素のアドレス 範囲を表3に、モジュールの各チップセレクト出力の 2 _______________________________________________________________________________________ 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDEモジュールには、EVキットや コンピュータとは関係なく、電源、マイクロプロセッサ、 RAM及びROMをチェックするための自己診断ルーチン が含まれています。但し、RS-232ポートやEVキット の80ピンインタフェースはチェックしません。電源を 電源端子(J2)に接続し、電源スイッチSW1をONの位置 に設定します。これによってLEDが点灯し5秒以内に点滅 します。 LEDが50%デューティサイクルで点滅した時は、 モジュールがセルフチェックに合格したことを意味し ます。 LEDが10%オンデューティ/90%オフデューティで点滅 した時は、モジュールがセルフチェックに失格したこ とを意味します。この場合は、いずれかのRAMチップ (U5又はU8)に異常があるものと思われます。 LEDがオンになったままで点滅しない時は、U3(EPROM)、 U1(マイクロプロセッサ)、U4(レギュレータ)、MAX707 リセットジェネレータ又は電源に異常があります。電源 が正しいかどうかを電圧計でチェックし、レギュレータ からの電源入力及び+5V出力をチェックしてください。 32.768kHzリファレンスオシレータの動作状態は、 オシロスコープを使用してチェックしてください。 表2. P1及びP2データコネクタ信号 HEADER P1 PIN NAME 68HC16-16WIDE MODULE FUNCTION 1, 4 GND 5, 6 VPREREG 7, 8 +5V +5V from 78M05 9, 10 -12V -12V from ICL7662 (typically -8V at 15mA load) 11 PCS2 QSPI peripheral chip select 2 12 PCS3 QSPI peripheral chip select 3 13 PCS0/SS QSPI peripheral chip select 0 14 PCS1 QSPI peripheral chip select 1 15 MOSI QSPI Master Output, Slave Input 16 SCK QSPI Serial Clock Ground return +12V from wall cube 17 — 18 MISO Not used 19 IC2 General purpose I/O; Input Capture 2; can be used as an IRQ 20 IC1 General purpose I/O; Input Capture 1; can be used as an IRQ 21 OC1 General purpose I/O; Output Compare 1 22 IC3 General purpose I/O; Input Capture 3; can be used as an IRQ 23 — Not used 24 OC2 General purpose I/O; Output Compare 2 25 OC4 General purpose I/O; Output Compare 4 26 OC3 General purpose I/O; Output Compare 3 27 PAI Pulse Accumulator Input 28 IC4 General purpose I/O; Input Capture 4; can be used as an IRQ 29 PWMB Pulse-Width Modulator B output (drives the status LED) 30 PWMA Pulse-Width Modulator A output QSPI Master Input, Slave Output _______________________________________________________________________________________ 3 68HC16MOD-16WIDE セルフチェック _________________________ 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDE 表2. P1及びP2データコネクタ信号(続き) HEADER PIN NAME 31 — P1 68HC16-16WIDE MODULE FUNCTION Not used 32 PCLK 33 CS10/7F800 Chip select strobe for I/O area $7F800 34 CS9/7F000 Chip select strobe for I/O area $7F000 35 CS7/7E000 Chip select strobe for I/O area $7E000 36 CS8/7E800 Chip select strobe for I/O area $7E800 37 CS5/WRIO Active low write strobe for I/O area 38 CS1/RDIO Active low read strobe for I/O area 39, 40 — 1 EXTD0 2–15 EXTD1–14 Pulse Accumulator Clock Input Not used External I/O data bus LSB External I/O data bus 16 EXTD15 17, 18 — 19 A01 Word address LSB 20 A02 Word address 21 A03 Word address 22 A04 Word address 23–40 — P2 External I/O data bus MSB Not used Not used 表3. メモリマップ(全アドレス値は20ビット16進表示) PIN 4 FUNCTION PIN FUNCTION 00000–07FFF Boot ROM (U3, strobed by CSBOOT) F8000–FF6FF Unused 08000–0FFFF Shadow of boot ROM FF700–FF73F 68HC16’s built-in ADC (not used) 10000–1FFFF User RAM (U5 and U8, strobed by CS0 and CS2) FF740–FF8FF Unused FF900–FF93F General-purpose timer module (GPT) 20000–203FF Internal standby RAM; 1kbyte FF940–FF9FF Unused 20400–7DFFF Unused FFA00–FFA7F System integration module (SIM) 7E000–7E7FF External chip select (P1 pin 35) (CS7) FFA80–FFAFF Unused 7E800–7EFFF External chip select (P1 pin 36) (CS8) FFB00–FFB07 7F000–7F7FF External chip select (P1 pin 34) (CS9) Internal standby RAM (SRAM) control registers 7F800–7FFFF External chip select (P1 pin 33) (CS10) FFB08–FFBFF Unused 80000–F7FFF Not accessed by the 68HC16 FFC00–FFDFF Queued serial module (QSM) FFE00–FFFFF Unused _______________________________________________________________________________________ 68HC16MOD-16WIDE ADDRESS RANGE CSBOOT CS0 CS1 CS2 CS5 CS6 CS7 CS8 CS9 CS10 0xxxx read L H H H H H H H H H 1xxxx read H H H L H H H H H H 1xxxx write H L H H H H H H H H 7E0xx read H H L H H L L H H H 7E0xx write H H H H L L L H H H 7E8xx read H H L H H L H L H H 7E8xx write H H H H L L H L H H 7F0xx read H H L H H L H H L H 7F0xx write H H H H L L H H L H 7F8xx read H H L H H L H H H L 7F8xx write H H H H L L H H H L P1-2 P1-4 P1-6 P1-8 P1-10 P1-12 P1-14 P1-16 P1-18 P1-20 P1-22 P1-24 P1-26 P1-28 P1-30 P1-32 P1-34 P1-36 P1-38 P1-40 GND GND VPREREG VCC -12V PCS3 PCS1 SCK MISO IC1 IC3 OC2 OC3 IC4 PWMA PCLK CS9/7F000 CS8/7E800 CS1/RDIO EXTD0 EXTD2 EXTD4 EXTD6 EXTD8 EXTD10 EXTD12 EXTD14 P2-1 P2-3 P2-5 P2-7 P2-9 P2-11 P2-13 P2-15 P2-17 P2-19 P2-21 P2-23 P2-25 P2-27 P2-29 P2-31 P2-33 P2-35 P2-37 P2-39 VCC LED1 R5 470W PWMB C9 0.1mF VCC GND 19 OE 1 CS6/IOBUFFER CS1/RDIO U6 74HCT245 DIR 2 3 4 5 6 7 8 9 D00 D01 D02 D03 D04 D05 D06 D07 B1 B2 B3 B4 B5 B6 B7 B8 A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8 18 17 16 15 14 13 12 11 EXTD0 EXTD1 EXTD2 EXTD3 EXTD4 EXTD5 EXTD6 EXTD7 VCC 1 2 3 4 R6 10k SIP RESISTOR P1-1 P1-3 P1-5 P1-7 P1-9 P1-11 P1-13 P1-15 P1-17 P1-19 P1-21 P1-23 P1-25 P1-27 P1-29 P1-31 P1-33 P1-35 P1-37 P1-39 GND GND VPREREG VCC -12V PCS2 PCO/SS MOSI 5 6 7 8 9 10 IC2 OC1 OC4 PAI PWMB CS10/7F800 CS7/7E000 CS5/WRIO A01 A03 P2-2 P2-4 P2-6 P2-8 P2-10 P2-12 P2-14 P2-16 P2-18 P2-20 P2-22 P2-24 P2-26 P2-28 P2-30 P2-32 P2-34 P2-36 P2-38 P2-40 68HC16MOD-16WIDE 表4. チップセレクト出力の真理値表 EXTD1 EXTD3 EXTD5 EXTD7 EXTD9 EXTD11 EXTD13 EXTD15 A02 A04 TSTME BKPT/DSCLK BKPT/DSCLK HALT BERR MODCLK DSACK1 DSACK0 IRQ7 CS6/IOBUFFER CS1/RDIO D08 D09 D10 D11 D12 D13 D14 D15 19 OE 1 U9 74HCT245 DIR 2 3 4 5 6 7 8 9 A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8 B1 B2 B3 B4 B5 B6 B7 B8 18 17 16 15 14 13 12 11 EXTD8 EXTD9 EXTD10 EXTD11 EXTD12 EXTD13 EXTD14 EXTD15 DS J4-1 J4-2 BERR GND J4-3 J4-4 BKPT/DSCLK GND J4-5 J4-6 FREEZE RESET J4-7 J4-8 IPIPE1/DSI VCC J4-9 J4-10 IPIPE0/DS0 図1. 68HC16MOD-16WIDEモジュールの回路図 _______________________________________________________________________________________ 5 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDE C14 0.1mF A03 A04 A05 A06 A07 A08 A09 A10 A11 A12 A13 A14 A15 VCC VCC OC3 OC4 IC4 PAI PWMA PWMB PCLK 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 132 131 130 129 128 127 126 125 124 123 122 121 120 119 118 117 RXD PCS3 PCS2 PCS1 PCS0/SS SCK MOSI MISO VSSE VDDE IC1 IC2 IC3 OC1 OC2 VSSI VDDI OC3 OC4 IC4/OC5 PAI PWMA PWMB PCLK VSSE VDDE ADDR23 ADDR22 ADDR21 ADDR20 ADDR19 BGACK BG 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 TXD ADDR1 ADDR2 VDDE VSSE ADDR3 ADDR4 ADDR5 ADDR6 ADDR7 ADDR8 VSSI ADDR9 ADDR10 ADDR11 ADDR12 ADDR13 ADDR14 ADDR15 ADDR16 ADDR17 ADDR18 VDDE VSSE VDDA VSSA ADA0 ADA1 ADA2 ADA3 ADA4 ADA5 VRH BR FC2 FC1 VDDE VSSE FCO CSBOOT DATA0 DATA1 DATA2 DATA3 VSSI DATA4 DATA5 DATA6 DATA7 DATA8 DATA9 VDDE VSSE DATA10 DATA11 DATA12 DATA13 DATA14 DATA15 ADDRO DSACK0 DSACK1 AVEC DS AS VDDE U1 MOTOROLA MC68HC16Z1CFC16 116 115 114 113 112 111 110 109 108 107 106 105 104 103 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 CSO/WRRAMHIGH CS5/WRIO VCC CS3/WRRAMLOW CSBOOT/RDROM DOO DO1 DO2 DO3 DO4 DO5 DO6 DO7 DO8 DO9 VCC VSS D10 D11 D12 D13 D14 D15 AOO DSACKO DSACK1 DS VCC C3 1mF 20V MODCLK VCC C10 0.1mF CLKOUT FREEZE TSTME BKPT/DSCLK IPIPEO/DS0 IPIPE1/DSI RESET HALT BERR IRQ7 VCC EXTAL XTAL 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 VSS VCC CS10/7F800 CS9/7F000 CS8/7E800 CS7/7E000 CS6/IOBUFFER CS2/RDRAM CS1/RDIO VRL ADA6 ADA7 VSTBY XTAL VDDSYN EXTAL VSSI VDDI XFC VDDE VSSE CLKOUT FREEZE/QUOT TSTME/TSC BKPT/DSCLK IPIPE0/DS0 IPIPE1/DS1 RESET HALT BERR IRQ7 IRQ6 IRQ5 IRQ4 IRQ3 IRQ2 IRQ1 MODCLK R/W SIZ1 SIZ0 VSSE A01 A02 VCC VCC IC1 IC2 IC3 OC1 OC2 MISO MOSI SCK PCSO/SS PCS1 PCS2 PCS3 RXD TXD 図1. 68HC16MOD-16WIDEモジュールの回路図(続き) 6 _______________________________________________________________________________________ 68HC16MOD-16WIDE C8 0.1mF VCC XTAL C7 22pF EXTAL C6 22pF J3-8 CTS 7 GND VCC R1 10M Y1 32.768kHz 68HC16MOD-16WIDE VCC R2 330k TXD VCC GND J3-7 RTS 2 T1IN T1OUT 5 1 T2IN T2OUT 18 J3-2 RXD 2 VCC U7 MAX707 SW2 RESET 1 5 PFO 6 N.C. MR 8 RESET 4 7 RESET PFI GND 1 2 – 3 R1OUT R1IN 4 20 R2OUT R2IN 19 8 1 2 J2 + RXD 13 12 RESET 17 3 14 C1+ C1V- C2+ GND 11 15 J3-4 DTR 16 J3-6 DSR C2+ 10 C2- U2 MAX233 VV+ J3-3 TXD C2GND GND 9 6 J3-1 DCD SW1 POWER J3-5 GND D1 1N4001 1 1 U4 78M05 IN C5 22mF 25V OUT 2 3 VCC C1 10mF C4 22mF 25V GND 2 J3-9 RI R7 100 VPREREG 3 4 8 U10 V+ ICL7662 N.C OSC CAP+ GND LV CAP- VOUT R4 10k D2 IN4742A 12V 7 6 5 D00 RESET R3 10k -12V D09 C13 100mF RESET GND A00 A01 A02 A03 A04 A05 A06 A07 A08 A09 A10 A11 A12 A13 10 9 8 7 6 5 4 3 25 24 21 23 2 26 A14 27 1 22 20 VCC CSBOOT/RDROM A0 A1 U3 A2 27C256 A3 A4 A5 A6 A7 A8 A9 A10 A11 A12 A13 DQ0 DQ1 DQ2 DQ3 DQ4 DQ5 DQ6 DQ7 D08 D09 D10 D11 D12 D13 D14 D15 11 12 13 15 16 17 18 19 A14 VPP OE CE 32k x 8-BIT CMOS EPROM VCC C12 0.1mF A01 A02 A03 A04 A05 A06 A07 A08 A09 A10 A11 A12 A13 A14 A15 GND GND CS2/RDRAM CS3/WRRAMLOW 10 9 8 7 6 5 4 3 25 24 21 23 2 26 1 20 22 27 A0 A1 U8 A2 62256 A3 A4 A5 A6 A7 A8 A9 A10 A11 A12 A13 A14 I/O0 I/O1 I/O2 I/O3 I/O4 I/O5 I/O6 I/O7 D00 D01 D02 D03 D04 D05 D06 D07 11 12 13 15 16 17 18 19 VCC C2 0.1mF CS OE WE 32k x 8-BIT HIGH-SPEED CMOS STATIC RAM A01 A02 A03 A04 A05 A06 A07 A08 A09 A10 A11 A12 A13 A14 A15 GND CS2/RDRAM CS0/WRRAMHIGH 10 9 8 7 6 5 4 3 25 24 21 23 2 26 1 20 22 27 A0 A1 U5 A2 62256 A3 A4 A5 A6 A7 A8 A9 A10 A11 A12 A13 A14 I/O0 I/O1 I/O2 I/O3 I/O4 I/O5 I/O6 I/O7 D08 D09 D10 D11 D12 D13 D14 D15 11 12 13 15 16 17 18 19 VCC C11 0.1mF CS OE WE 32k x 8-BIT HIGH-SPEED CMOS STATIC RAM 図1. 68HC16MOD-16WIDEモジュールの回路図(続き) _______________________________________________________________________________________ 7 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDE 1.0" 図2. 68HC16MOD-16WIDEモジュールの部品配置ガイド 8 _______________________________________________________________________________________ 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDE 1.0" 図3. 68HC16MOD-16WIDEモジュールのPCボードレイアウト(部品面側) _______________________________________________________________________________________ 9 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDE 1.0" 図4. 68HC16MOD-16WIDEモジュールのPCボードレイアウト(ハンダ面側) 10 ______________________________________________________________________________________ 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDE NOTES ______________________________________________________________________________________ 11 68HC16MOD-16WIDE 68HC16MOD-16WIDE NOTES 販売代理店 〒169 -0051東京都新宿区西早稲田3-30-16(ホリゾン1ビル) TEL. (03)3232-6141 FAX. (03)3232-6149 マキシム社では全体がマキシム社製品で実現されている回路以外の回路の使用については責任を持ちません。回路特許ライセンスは明言されていません。 マキシム社は随時予告なしに回路及び仕様を変更する権利を保留します。 12 ____________________Maxim Integrated Products, 120 San Gabriel Drive, Sunnyvale, CA 94086 408-737-7600 © 1997 Maxim Integrated Products is a registered trademark of Maxim Integrated Products.