平成26年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

平成26年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成26年2月3日
上場会社名 株式会社 フジクラ
コード番号 5803
URL http://www.fujikura.co.jp/
代表者
(役職名) 取締役社長
問合せ先責任者
(役職名) 執行役員 コーポレート企画室長
四半期報告書提出予定日
平成26年2月3日
配当支払開始予定日
―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無
: 有 (アナリスト向け)
上場取引所
(氏名) 長浜 洋一
(氏名) 小田 康之
東
TEL 03-5606-1112
(百万円未満切捨て)
1. 平成26年3月期第3四半期の連結業績(平成25年4月1日~平成25年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計)
売上高
営業利益
26年3月期第3四半期
25年3月期第3四半期
(注)包括利益
(%表示は、対前年同四半期増減率)
経常利益
四半期純利益
百万円
%
百万円
%
百万円
%
百万円
439,683
363,433
21.0
△6.2
15,879
5,577
184.7
△36.6
13,851
2,858
384.6
△62.8
3,163
△922
%
―
―
26年3月期第3四半期 20,424百万円 (190.0%)
25年3月期第3四半期 7,043百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭
26年3月期第3四半期
25年3月期第3四半期
円銭
9.43
△2.60
―
―
(2) 連結財政状態
総資産
純資産
自己資本比率
百万円
26年3月期第3四半期
567,322
25年3月期
528,900
(参考)自己資本
26年3月期第3四半期 203,040百万円
百万円
%
217,618
204,771
25年3月期 190,624百万円
35.8
36.0
2. 配当の状況
第1四半期末
円銭
25年3月期
26年3月期
26年3月期(予想)
年間配当金
第3四半期末
第2四半期末
円銭
―
―
期末
円銭
2.50
3.00
―
―
合計
円銭
円銭
2.50
5.00
3.00
6.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 平成26年 3月期の連結業績予想(平成25年 4月 1日~平成26年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高
百万円
営業利益
%
百万円
経常利益
1株当たり当期
純利益
当期純利益
%
百万円
%
百万円
%
円銭
通期
590,000
20.1
21,000
223.1
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
14,000
994.0
4,000
31.2
11.93
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名)
、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更
: 無
②①以外の会計方針の変更
: 無
③ 会計上の見積りの変更
: 無
④ 修正再表示
: 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む)
② 期末自己株式数
③ 期中平均株式数(四半期累計)
26年3月期3Q
26年3月期3Q
26年3月期3Q
360,863,421 株 25年3月期
33,459,688 株 25年3月期
335,208,353 株 25年3月期3Q
360,863,421 株
19,371,303 株
354,908,859 株
※四半期レビュー手続の実施状況に関する表示
この四半期決算短信の開示時点において、金融商品取引法に基づく四半期財務諸表レビュー手続は終了しております。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.平成25年10月28日に公表いたしました通期の業績予想を本資料において修正しております。
詳細につきましては、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測に関する説明」をご覧ください。
2.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断される一定の前提に基づいて
おり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報」
をご覧ください。
(決算説明会内容の入手方法について)
当社は、平成26年2月3日(月)にアナリスト向け説明会を開催する予定です。この説明会のプレゼンテーション資料については、
開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………
2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………
2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………
2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………
2
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ……………………………………………………………………………
3
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 …………………………………………………………
3
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 …………………………………………………………
3
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ………………………………………………………
3
3.四半期連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………………………
4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………
4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………
6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………
四半期連結包括利益計算書
6
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………
7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………
8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………
8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………
8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………
8
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、政府の積極的な経済・金融政策に対する期待感から円安・株高局面
となり、企業の景況感も緩やかな回復基調で推移しております。 このような状況のもと、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は4,396億円(前年同期比21.0%
増)、営業利益は158億円(同184.7%増)、経常利益は138億円(同384.6%増)、四半期純利益は31億円(前年同
期は四半期純損失9億円)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較につきまして
は、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
<事業の種類別セグメント>
エネルギー・情報通信カンパニーにつきましては、国内外マーケットの需要増加の影響や、為替の後押しを受け
て光事業部門が堅調であったこと等により、全体の売上高は前年同期比11.2%増の2,580億円、営業利益は前年同
期比56.0%増の114億円となりました。
エレクトロニクスカンパニーにつきましては、平成23年10月に発生したタイ王国の洪水の影響からFPC(フレ
キシブルプリント配線板)が回復基調にあること等の影響を受け、大幅な増収となりました。売上高は前年同期比
38.6%増の791億円、営業損失は26億円(前年同期は営業損失64億円)となりました。
自動車電装カンパニーにつきましては、新興国向けを中心とした海外での需要拡大により、売上高は前年同期比
42.2%増の906億円、営業利益は前年同期比135.1%増の41億円となりました。
不動産カンパニーにつきましては、当社旧深川工場跡地再開発事業である「深川ギャザリア」の賃貸収入等によ
り、売上高は前年同期比4.0%増の84億円、営業利益は前年同期比11.5%増の40億円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較し、384億円増加の5,673億円となりました。
これは主に、タイ王国生産拠点の洪水被害からの復興、および自動車電装カンパニーでの新興国向けを中心とした
需要拡大による売上の増加に伴う流動資産の増加や、為替換算の影響によるものです。
負債の部は、前連結会計年度末と比較し、255億円増加の3,497億円となりました。これは主に、運転資金の増加
に伴い、借入金が増加したことによるものです。
純資産の部は、前連結会計年度末と比較し、128億円増加の2,176億円となりました。これは主に、四半期純利益
に加え、円安進行に伴い為替換算調整勘定が増加したことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成25年10月28日に公表いたしました通期の業績予想を修正しております。具体的な内容につきましては、本日
(平成26年2月3日)公表しております「平成26年3月期 業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照下さい。
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
該当事項はありません。 (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
税金費用の計算
一部の連結子会社は、税金費用について、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利
益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積もり、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じ
て計算しております。
なお、法人税等調整額は、法人税等に含めて表示しております。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
該当事項はありません。 3.四半期連結財務諸表
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
たな卸資産
その他
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額)
その他(純額)
有形固定資産合計
無形固定資産
のれん
その他
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
その他
貸倒引当金
投資損失引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
未払法人税等
その他
流動負債合計
固定負債
社債
長期借入金
退職給付引当金
その他の引当金
その他
固定負債合計
負債合計
当第3四半期連結会計期間
(平成25年12月31日)
43,178
122,459
60,400
21,944
△720
247,262
45,530
143,000
68,756
22,564
△930
278,922
86,907
95,436
182,343
89,713
96,667
186,380
6,934
7,157
14,091
6,915
8,380
15,295
48,776
39,143
△1,888
△829
85,202
55,563
34,100
△1,884
△1,056
86,723
281,637
288,399
528,900
567,322
67,581
65,360
1,172
41,180
175,295
79,232
75,469
2,412
35,646
192,762
50,000
74,054
7,336
107
17,334
148,833
50,000
83,827
7,369
86
15,659
156,942
324,128
349,704
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
当第3四半期連結会計期間
(平成25年12月31日)
53,075
54,957
85,914
△5,107
53,075
55,035
88,133
△10,997
188,840
185,247
4,361
59
△2,637
1,783
8,608
15
9,168
17,792
14,147
204,771
14,578
217,618
528,900
567,322
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 平成24年4月1日
至 平成24年12月31日)
売上高
売上原価
当第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
363,433
306,225
57,208
439,683
366,737
72,946
51,631
5,577
57,066
15,879
109
1,014
69
581
375
2,150
78
731
1,182
909
700
3,603
2,310
2,558
4,869
2,478
3,153
5,631
2,858
13,851
1
192
10,386
491
11,072
396
277
104
134
912
513
3
257
7,527
1,792
1,614
11,709
2,416
1,311
710
367
-
563
5,370
税金等調整前四半期純利益
2,221
9,393
法人税等
少数株主損益調整前四半期純利益又は少数株主損益
調整前四半期純損失(△)
少数株主利益
2,358
5,959
△137
3,434
785
△922
270
3,163
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
持分法による投資利益
為替差益
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
その他
営業外費用合計
経常利益
特別利益
固定資産売却益
投資有価証券売却益
受取保険金
その他
特別利益合計
特別損失
減損損失
関係会社出資金評価損
事業構造改善費用
災害による損失
損害賠償金
その他
特別損失合計
四半期純利益又は四半期純損失(△)
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 平成24年4月1日
至 平成24年12月31日)
少数株主損益調整前四半期純利益又は少数株主損益
調整前四半期純損失(△)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
持分法適用会社に対する持分相当額
当第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
△137
3,434
1,112
146
5,978
△56
4,157
△58
12,209
682
7,180
16,990
四半期包括利益
7,043
20,424
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益
少数株主に係る四半期包括利益
5,862
1,180
19,303
1,120
その他の包括利益合計
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、平成24年7月
30日開催の取締役会において、自己株式の取得を決議し、第1四半期連結会計期間において自己株式4,696,000株
(取得価額1,442百万円)の取得を行いました。また、平成25年10月28日開催の取締役会において、自己株式の取
得を決議し、第3四半期連結会計期間において、自己株式10,000,000株(取得価額4,612百万円)の取得を行いま
した。これにより、当第3四半期連結会計期間末において、前連結会計年度末と比較して、自己株式が5,889百万
円増加しております。
(セグメント情報等)
Ⅰ
前第3四半期連結累計期間(自平成24年4月1日 至平成24年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
エネルギ
エレクトロ
ー・情報通
自動車電装 不動産
ニクスカン
信カンパニ
カンパニー カンパニー
パニー
ー
売上高
その他
(注)
合計
調整額
四半期連結
損益計算書
計上額
外部顧客への売上高
232,120
57,149
63,727
8,096
2,340
363,433
-
363,433
セグメント間の内部
売上高又は振替高
929
112
18
1
0
1,062
△1,062
-
233,050
57,261
63,746
8,097
2,340
364,496
△1,062
363,433
7,365
△6,445
1,748
3,673
△764
5,577
-
5,577
計
セグメント利益又は
セグメント損失(△)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに該当しない、事業化を検討している新規事業等を含んでおります。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損又はのれん等に関する情報
重要な減損損失はありません。
Ⅱ
当第3四半期連結累計期間(自平成25年4月1日 至平成25年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
エネルギ
エレクトロ
ー・情報通
自動車電装 不動産
ニクスカン
信カンパニ
カンパニー カンパニー
パニー
ー
売上高
その他
(注)
合計
調整額
四半期連結
損益計算書
計上額
外部顧客への売上高
258,065
79,194
90,605
8,420
3,397
439,683
-
439,683
セグメント間の内部
売上高又は振替高
461
136
41
-
7
646
△646
-
計
258,526
79,330
90,647
8,420
3,405
440,330
△646
439,683
セグメント利益又は
セグメント損失(△)
11,491
△2,681
4,110
4,095
△1,135
15,879
-
15,879
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに該当しない、事業化を検討している新規事業等を含んでおります。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、カンパニー制の導入に伴い、報告セグメントを「情報通信」、「電子電装」、
「ケーブル・機器関連」、「不動産」、「その他」の5区分から「エネルギー・情報通信カンパニー」、「エレ
クトロニクスカンパニー」、「自動車電装カンパニー」、「不動産カンパニー」の4区分に変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したもの
を開示しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損又はのれん等に関する情報
「エネルギー・情報通信カンパニー」、「エレクトロニクスカンパニー」において、事業構造改革の一環とし
て実施した事業撤退を含む拠点再編等に伴い、一部固定資産について減損の兆候が認められたため帳簿価額を回
収可能価額まで減額しております。
なお、当該減損損失の計上額は当第3四半期連結累計期間において、エネルギー・情報通信カンパニーで620百
万円、エレクトロニクスカンパニーで1,795百万円であります。