2012年3月期 決算説明会 2012年5月17日 2012年3月期決算について 1 2012年3月期決算サマリー (単位:百万円) 2011年3月期 2012年3月期 増 減 高 45,613 40,272 △5,341 営業損益 761 △4,101 △4,862 当期純損益 494 △9,098 △9,592 売 ・ ・ ・ ・ 上 主力の半導体受注減少に伴う減収 2012年3月期平均為替レート:1US$ = ¥79.06 事業構造改革に伴う特別損失 4,847百万円 計上 配当(中間・期末)は見送り 2 売上高(前期比) (百万円) 50,000 45,613 3,672 2,599 40,000 30,000 半導体 20,000 40,272 (△11.7%) 7,997 3,521 2,578 4,215 7,962 6,102 2,810 39,341 5,543 半導体 34,172 (△13.1%) 10,000 21,025 マイクロ波管・周辺 マイクロ波応用 その他 光半導体・マイクロ波デバイス MOS バイポーラ 17,856 0 2011年3月期 2012年3月期 3 業績推移(四半期別) 売上高 (百万円) 利益 (百万円) 938 1,000 15, 000 587 595 439 441 500 11,989 11,940 199 10,891 11,336 10,500 0 10,345 9,562 10, 000 9,318 △ 500 ▲622 △ 1,000 5, 000 ▲393 ▲518 ▲676 ▲694 ▲901 ▲1,269 ▲1,324 △ 1,500 △ 2,000 △ 2,500 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q (11年3月期) 2Q 3Q ▲2,129 営業利益 純利益 4Q 1Q 2Q (12年3月期) ▲6,617 3Q 4Q 1Q (11年3月期) 2Q 3Q 4Q (12年3月期) 4 セグメント別売上高の推移 (百万円) マイクロ 波管・ 周辺機器 1 ,6 0 0 (百万円) マイクロ波応用製品 12,000 1,000 官公需 民需 半 導 体 (百万円) 衛星通信用 その他 地上通信用他 光半導体・マイクロ波デバイス モス バイポーラ 1 ,2 0 0 750 9,000 800 500 6,000 400 250 3,000 - - - 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q (11年3月期) 1Q 2Q 3Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 4Q (12年3月期) (11年3月期) (12年3月期) 1Q 2Q 3Q 4Q (11年3月期) 1Q 2Q 3Q 4Q (12年3月期) 5 2012年3月期業績 (単位:百万円) 再生プラン 修正計画 (2011.8.30) (2011.10.31) 売 上 実績 差異 40,272 △728 高 45,000 営 業 利 益 △2,900 △4,500 △4,101 399 当期純利益 △7,000 △9,000 △9,098 △98 41,000 ※計画上の為替レート:1US$ = ¥80.00 ※2012年3月期平均為替レート:1US$ = ¥79.06 6 2012年3月期営業利益の分析 (百万円) 1,000 761 12年3月期 0 11年3月期 △ 1,000 △ 2,000 固定費減 +561 △4,101 △ 3,000 減収他 △5,423 △ 4,000 △ 5,000 人件費減 +523 その他経費他 +289 減価償却費増 △251 7 事業構造改革の進捗状況 8月30日の発表より250日を経て 8 事業構造計画策定の基本方針 • 低成長でも利益を創出できる会社に – 実行可能な計画 • 生産ラインの適正化 – 前工程の再編成 – 後工程の再編成 – ベースライン製品の再生 – 売上額に応じた再編 • R&D費用の見直し • 間接部門の見直し – 不採算セグメントの整理 – 成長率 ; 5%/年 – 80円/$ 赤字幅の大きい半導体事業から着手 9 構造改革の主な動き 2011 ¾ 8/30 ¾ 9/1 構造改革による再生プラン提示 後工程の移管開始 ¾ 佐賀エレからタイへの移管開始 ¾ NJR秩父からタイへの移管開始 (NJR秩父は3月をもって閉鎖) 前工程移管のためのクリーンルーム拡張工事 ¾ 12月移管開始し、3月終了し、生産開始 ¾ 10/1 ¾ 10/E ¾ 11/E 大幅な組織のスリム化実施(部課の30%削減) 計画の修正並びに業績の下方修正 希望退職募集案内 ¾ 2012/1 募集定員を超えて終了 ¾ 3月末で退職(一部6月) 2012 ¾ 12/1 リファイナンス(90億円) ¾ 2012/03 終了 ¾ 12/3 来期に向けての新体制発表 10 NJRCの半導体生産ラインの全体 前工程 4“ライン 4“ライン 後工程 小型、薄型PKG 車載品 多ピンLSI 汎用品 佐賀エレ 佐賀エレ 汎用品 5“ライン 5“ライン NJR福岡 NJR福岡 5“ライン 5“ライン GaAs GaAsライン ライン 4“ 4“ 新製品 UMCJ UMCJ 8”ライン 8”ライン 光デバイス NJR秩父 NJR秩父 チップ加工 タイNJR タイNJR 協力会社 協力会社 汎用品 量産品 電源用 小型pkg Outsourcing Outsourcing 再編対象 11 事業/セグメント見直し ベースライン製品を伸ばし、資金、人材 の投入手掛けている新規開発アイテム 審査し選択をし集中を、 SIC GaN Digital Video SIC MEMS Power MOSFET OPAMP MEMS OPAMP 電源,MOTORなどのアナログ Power 電源,MOTORなどの MOSFET アナログ ベースライン製品 RF通信 ADC/DAC DSP(オーディオ) ベースライン製品 センサー DSP(電源) センサー 事業仕分け DSP(電源) 開発期間の長引くもの 計画との乖離が大きく 事業化が遅れていもの などルールを決めて仕分け 研究費、人材の適正化 12 R&Dテーマの選択と集中 アイテム 結果 DSP(オーディオ用) 中止 DSP(デジタル電源制御用) 継続 デジタル・ビデオ・プロセッサ 中止 微弱無線トランシーバーIC 中止 ワイドバンドギャップ半導体デバイス SiC:継続 GaN:中止 MEMS(エレメント、マイクアンプ) 継続 UMCJとの生産協業製品 継続 LDD(Laser Diode Driver) 中止 13 R&D費用の削減目標(8/30発表時) 今年度R&D予算額 ; 55億円 開発アイテムの整理、統合する中で選択と集中 ベースライン製品の再整備、強化を推進 ー不採算セグメントを統廃合することにより、20%カットが 可能となり、これにより10億円以上の削減を図る。 状況に応じて更なる削減も検討する。 14 構造改革4本柱の進捗状況 1Q 新 日 無 佐 賀 前工程 再編 2011年度 2Q 3Q 4Q 1Q Cost down 2012年度 2Q 3Q 4Q 1Q 2013年度 2Q CR拡張工事:4”設備移設 Xxxfoundry 製品 R&D 営業 間接 再編 後工程 再編 MEMS R&D CAD費用、テーマ削減、人員削減で10億以上 通信デバイスモジュール開発 SSOP/DMP/EMP移設第1弾;、、、、、、、、、、、 Cost down 秩 父 後工程 再編 後工程〔秩父) 売却 部、課 希望退職 30%削減 (正規300→391名) 変更承認活動 拡販活動 15 2013年3月期 費用等計画(前期比) (単位:百万円) 12年3月期 (実績) 13年3月期 (計画) 16,635 13,900 費 7,762 7,472 △290 減価償却費 3,546 2,845 △701 △19.8% 研究開発費 4,769 3,870 △899 △18.9% 設 備 投 資 3,091 2,290 △801 △25.9% 人 件 費 経 増 減 増減率 △2,735 △16.4% △3.7% 16 変動費・固定費推移 (百万円) 50,000 45,000 損益分岐点売上高 44,484 変動費 45,008 40,000 35,000 16,097 固定費 38,414 16,154 16,200 30,000 25,000 20,000 15,000 28,781 28,220 10,000 24,700 △3,520 (△12.5%) 5,000 0 11年3月期 12年3月期 13年3月期 (計画) 17 棚卸資産推移 ( 棚卸資産: 百万円) ( 売上高: 百万円 ) 2 0 ,0 00 5 .0 0 60,725 6 0,44 3 1 8 ,0 00 4.36 4 .5 0 4.07 3.84 1 6 ,0 00 3.61 4 5,71 9 1 4 ,0 00 4 .0 0 5 0,0 00 45,613 40 ,287 40 ,272 2.99 3 .5 0 1 2 ,0 00 3 .0 0 1 0 ,0 00 2 .5 0 (ヶ 2.94 6 0,0 00 ) 月 8 ,0 00 14, 816 15,324 2 .0 0 15,719 13, 588 13,835 11, 938 6 ,0 00 3 0,00 0 2 0,00 0 1 .5 0 4 ,0 00 1 .0 0 2 ,0 00 0 .5 0 0 4 0,0 00 10,000 0 0 .0 0 2006年 度 20 07年度 棚卸資産合計 2008年 度 2009年 度 20 10年度 2011年 度 ■ 棚卸資産回転月数 売上高 18 2013年3月期計画について 19 2013年3月期計画(前期比) (単位:百万円) 12年3月期 (実績) 売 上 高 13年3月期(計画) 増 減 上 期 下 期 40,272 20,000 22,000 増減率 通 期 42,000 1,728 4.3% 営業利益 △4,101 200 900 1,100 5,201 ― 当期純利益 △9,098 90 710 800 9,898 ― ※計画上の為替レート:1US$ = ¥80.00 20 2013年3月期売上計画(前期比) (百万円) 50,000 42,000 (+4.3%) 40,272 40,000 3,350 2,850 3,521 2,578 5,780 7,962 30,000 3,665 2,810 7,135 20,000 半導体 5,543 35,800 34,172 10,000 半導体 (+4.8%) 17,856 マイクロ波管・周辺 マイクロ波応用 その他 光半導体・マイクロ波デバイス MOS バイポーラ 19,220 0 2012年3月期 2013年3月期 21 2013年3月期営業利益計画の分析 (百万円) 1,500 1,000 500 0 その他経費他 +84 12年3月期 減価償却費減 +701 △ 500 1,100 13年3月期 △ 1,000 △ 1,500 △ 2,000 △ 2,500 人件費減 +2,735 △4,101 △ 3,000 △ 3,500 △ 4,000 増収他 +1,681 固定費減 +3,520 △ 4,500 22 今後の成長戦略 23 計画達成のための施策 1.事業構造改革の完遂 ・「固定費圧縮」によるコスト競争力向上 2.成長戦略(売上拡大) ・販売力強化(PM制、海外販売網) ・製品強化(ベースライン製品) ・新規製品・受託事業 ・サプライチェーン最適化 24 JRCグループ内での協業:通信デバイスの立ち上げ 通信デバイスでの協業 -相互Chipの融合 -企画と製品化 -Mass Prod 対応生産ライン 優れた技術 卓越したモノづくりの 融合 少量高価格 空いた4”ラインの活用 佐賀エレでの小型 Package対応 25 • 通信デバイスでの協業による新分野への参入 • -相互Chipの融合(JRCデバイス+NJRC GaAs) • -企画と製品化 • -Mass Prod 対応生産ライン • -新市場参入 • 成長市場に向けての立上げ • 大型投資決定 • 下期より量産開始 • 旧fabの活用 • Package技術の開発と生産 り 術 づく 技 た モノ れ 優 した 越 卓 合 融 の 26 UMCJとの生産協業製品 主要ジャンル&開発方針 製品リリース実績 今後 [件] ASSP アプリ密着製品 産業機器 60 件数 累積件数 50 現在 51 業界標準品 SW電源 LED ドライバ LDO ASIC 顧客密着製品 ・製品 ・コア技術 40 高速・高精度 モータ ドライバ その他 30 大電流化 スイッチング ドライバ 小型化 20 10 高耐圧化 UMCJ電源製品拡販状況 21% 22% 期 下 期 度 上 年 度 20 11 年 11 20 10 20 10 年 年 度 度 上 下 期 期 0 20 車載品 8% 車載・産業機器への拡販 18% 8% 10% 13% 産機 車載 カーAV モジュール AV 住設 その他 (2012年3月末時点) 27 成長戦略( MEMS&マイクアンプ) ・MEMS(及びECM)マイク市場に参入 製品概要:MEMSトランスデューサ&4種類のマイクアンプ NJD3001 NJU72081 Analog ECM 用 VCC MICIN FET Pre Amp NJU7907 MICbias MEMS 用 NJU72081 Charge Pump Out(Analog) VCC Regulator Pre Amp MICIN Out(Analog) Vss Vss MEMSトランスデューサ マイクアンプ Digital VCC Charge Pump Regulator CLK MICIN Pre Amp ADC VCC MICbias NJU9551 L/R PDMOUT MICIN NJU9552 Regulator CLK Pre Amp ADC Vss L/R PDMOUT Vss 28 成長戦略(ワイドバンドギャップ半導体(SiC) ) 成長戦略( ・次世代高効率パワーデバイスとして 低炭素社会実現に貢献 EV車、HEV車 インバータエアコン ・4インチSi製造 ラインによる量産体制構築中 太陽光発電 IT機器 4インチウェハ ・オーディオへの採用事例 カーオーディオへの使用例 実車への搭載デモ SiCダイオード(オーディオ用) 29 マイクロ波管・周辺機器及びマイクロ波応用製品 民需海上レーダー市場 官公需レーダー市場 新スプリアス規制対応製品の開発 新スプリアス規制対応製品の拡販 背景:新スプリアス規制改正 ↓ 新規制対応装備への置き換えが本格化 背景:新スプリアス規制改正 ↓ 新規制対応製品の要求が増加 新スプリアス規制対応電子管 ASC(Advanced Spectrum Control) Magnetron 新スプリアス規制対応 マグネトロン(M1628) Xバンド 高耐電力フィルタ ) NJR タイ ( 始 産開 生 海外 次期インマルサット用コンポーネントの開発・生産を受注 ■ 既存のシステムに比べ大幅な高速通信を実現 (0.5~2Mbps→50Mbps) インマルサットのイメージ (静止衛星3機で全世界をカバー) ■ 2013年後半に衛星打ち上げ/サービス開始 <-開発投資決定 ■ 船舶と衛星間の通信を担うマイクロ波送受信機の開発・生産を当社が受注 船舶局 船舶局内の当社送信機(例) 30 ご清聴ありがとうございました (業績予想について) 本資料に記載の業績予想値は、現時点での入手可能な情報をもとにした、当社における推測、 予測に基づくもので、確約や保証を与えるものではございません。従いまして、実際の業績は、様々な 要因によりこれらの予想値と大きく異なる場合がありますから、予めご承知のうえ、ご利用下さい。