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 本文書は、EDINET(Electronic Disclosure for Investors’ NETwork)システムを利用
して金融庁に提出した半期報告書の記載事項を、PDFファイルとして作成したものでありま
す。
EDINETによる提出書類は一部の例外を除きHTMLファイルとして作成することとされ
ており、当社ではワードプロセッサファイルの元データをHTMLファイルに変換することによ
り提出書類を作成しております。
本文書はその変換直前のワードプロセッサファイルを元に作成されたものであります。
【目次】
表紙
頁
第一部 企業情報
第1
第2
第3
第4
…………………………………………………………………………………………………………
1
企業の概況 ………………………………………………………………………………………………………
1
1 主要な経営指標等の推移 ……………………………………………………………………………………
1
2 事業の内容 ……………………………………………………………………………………………………
3
3 関係会社の状況 ………………………………………………………………………………………………
6
4 従業員の状況 …………………………………………………………………………………………………
7
事業の状況 ………………………………………………………………………………………………………
8
1 業績等の概要 …………………………………………………………………………………………………
8
2 生産、受注および販売の状況 ………………………………………………………………………………
15
3 対処すべき課題 ………………………………………………………………………………………………
15
4 経営上の重要な契約等 ………………………………………………………………………………………
15
5 研究開発活動 …………………………………………………………………………………………………
16
設備の状況 ………………………………………………………………………………………………………
17
1 主要な設備の状況 ……………………………………………………………………………………………
17
2 設備の新設、除却等の計画 …………………………………………………………………………………
17
提出会社の状況 …………………………………………………………………………………………………
19
1 株式等の状況 …………………………………………………………………………………………………
19
(1) 株式の総数等 ………………………………………………………………………………………………
19
(2) 発行済株式総数、資本金等の状況 ………………………………………………………………………
22
(3) 大株主の状況 ………………………………………………………………………………………………
24
(4) 議決権の状況 ………………………………………………………………………………………………
25
2 株価の推移 ……………………………………………………………………………………………………
25
3 役員の状況 ……………………………………………………………………………………………………
25
経理の状況 ………………………………………………………………………………………………………
26
1 中間連結財務諸表等 …………………………………………………………………………………………
27
(1) 中間連結財務諸表 …………………………………………………………………………………………
27
(2) その他 ………………………………………………………………………………………………………
51
2 中間財務諸表等 ………………………………………………………………………………………………
52
(1) 中間財務諸表 ………………………………………………………………………………………………
52
(2) その他 ………………………………………………………………………………………………………
66
第6
提出会社の参考情報 ……………………………………………………………………………………………
67
第二部
提出会社の保証会社等の情報 …………………………………………………………………………………
69
第1
保証会社情報 ……………………………………………………………………………………………………
69
第2
保証会社以外の会社の情報 ……………………………………………………………………………………
69
1 当該会社の情報の開示を必要とする理由 …………………………………………………………………
69
2 継続開示会社たる当該会社に関する事項 …………………………………………………………………
70
3 継続開示会社に該当しない当該会社に関する事項 ………………………………………………………
70
第5
[中間監査報告書]
(2) / 01/12/25 14:10 (01/12/17 15:51) / 352014_01_000_2k_01034307/カバー、目次/ソニー/半期.doc
【表紙】
【提出書類】
半期報告書
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成13年12月18日
【中間会計期間】
平成13年度中(自
【会社名】
ソニー株式会社
【英訳名】
SONY CORPORATION
【代表者の役職氏名】
代表取締役
【本店の所在の場所】
東京都品川区北品川6丁目7番35号
【電話番号】
03-5448-2111(代表)
【連絡者の氏名】
IR部長
【最寄りの連絡場所】
東京都品川区北品川6丁目7番35号
【電話番号】
03-5448-2111(代表)
【連絡者の氏名】
IR部長
【縦覧に供する場所】
株式会社東京証券取引所
平成13年4月1日
德中
須藤
須藤
至
平成13年9月30日)
暉久
岳史
岳史
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
株式会社大阪証券取引所
(大阪市中央区北浜1丁目6番10号)
証券会員制法人名古屋証券取引所
(名古屋市中区栄3丁目3番17号)
証券会員制法人福岡証券取引所
(福岡市中央区天神2丁目14番2号)
証券会員制法人札幌証券取引所
(札幌市中央区南一条西5丁目14番地の1)
(1) / 01/12/25 14:13 (01/12/17 9:29) / 352014_03_010_2k_01034307/第0表紙/ソニー/半期.doc
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
回次
平成11年度上半期 平成12年度上半期 平成13年度上半期
自平成11年
4月1日
至平成11年
9月30日
会計期間
自平成12年
4月1日
至平成12年
9月30日
自平成13年
4月1日
至平成13年
9月30日
平成11年度
平成12年度
自平成11年
4月1日
至平成12年
3月31日
自平成12年
4月1日
至平成13年
3月31日
売上高および営業収入
百万円
−
3,255,993
3,424,788
6,686,661
7,314,824
営業利益・損失(△)
百万円
−
83,720
△388
223,204
225,346
税引前利益・損失(△)
百万円
−
113,734
△13,717
264,310
265,868
中間(当期)純利益・損失(△)
百万円
−
△73,781
△43,255
121,835
16,754
純資産額
百万円
−
2,093,231
2,201,435
2,182,906
2,315,453
総資産額
百万円
−
7,165,526
8,150,013
6,807,197
7,827,966
1株当り純資産額
円
−
2,387.06
2,386.37
2,409.36
2,521.19
基本的1株当り中間(当期)純利益・
損失(△)
円
−
△80.89
△47.09
144.58
18.33
希薄化後1株当り中間(当期)純利
益・損失(△)
円
−
△72.98
△47.09
131.70
19.28
自己資本比率
%
−
29.2
27.0
32.1
29.6
営業活動によるキャッシュ・フロー
百万円
−
44,327
△119,970
579,463
544,767
投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円
−
△295,087
△403,731
△449,893
△719,048
財務活動によるキャッシュ・フロー
百万円
−
248,442
666,249
△68,075
134,442
現金・預金および現金同等物中間期末
(期末)残高
百万円
−
623,133
741,563
626,064
607,245
人
−
192,500
177,500
189,700
181,800
従業員数
(注) 1
当社の連結経営指標等は、米国預託証券の発行に関して要請されている会計処理の原則および手続きなら
びに用語、様式、作成方法、すなわち、米国で一般に認められた会計原則にもとづき作成されています。
2
平成12年度上半期より、わが国における中間連結財務諸表制度が導入されたため、平成11年度上半期の連
結経営指標等は記載していません。
3
当社は平成12年5月19日付で1株を2株にする株式分割を実施し、すべての期間の1株当り情報はこの株
式分割を反映しています。
4
上記の1株当り純資産額、基本的1株当り中間(当期)純利益・損失および希薄化後1株当り中間(当
期)純利益・損失は、当社普通株式について記載しています。
5
平成12年度上半期の希薄化後1株当り中間純損失および平成12年度の希薄化後1株当り当期純利益の計算
に用いられた加重平均株式数には、米国財務会計基準書第128号にもとづき、平成12年度上半期および平
成12年度の希薄化後1株当り会計原則変更による累積影響額考慮前利益の計算に用いられた加重平均株式
数を使用しています。なお、基本的1株当り会計原則変更による累積影響額考慮前利益、希薄化後1株当
り会計原則変更による累積影響額考慮前利益は、それぞれ平成12年度上半期、36.38円、34.59円、平成12
年度、132.64円、124.36円です。
6
平成11年度および平成12年度上半期の連結損益計算書のうち、固定資産除売却損益(純額)および減損に
よる損失を平成12年度の表示に合わせて組替えたことにともない、同期間の「営業利益」を修正再表示し
ています。修正再表示前の平成11年度および平成12年度上半期の「営業利益」は、それぞれ240,627百万
円、94,276百万円です。
7
当社は、米国証券取引委員会から公表された会計職員公報第101号を平成12年4月1日に遡って適用して
− 1 −
(1) / 01/12/25 14:15 (01/12/17 21:20) / 352014_03_020_2k_01034307/第1企業/ソニー/半期.doc
います。これにともない、平成12年度上半期の連結損益計算書のうち、「売上高および営業収入」、「営
業利益」、および「税引前利益」は平成12年度の表示に合わせて修正再表示しています。修正再表示前の
同期間の「売上高および営業収入」、「営業利益」、および「税引前利益」は、3,256,864百万円、
94,276百万円、117,209百万円です。
8
平成12年度より、「基本的1株当り当期純利益」、「希薄化後1株当り当期純利益」および「1株当り純
資産額」の表示を小数点以下1桁から小数点以下2桁に変更したことにともない、平成11年度および平成
12年度上半期の表示を同様に変更しています。
9
当社は、平成13年6月20日付で子会社連動株式を発行しました。当社は、普通株式と子会社連動株式のそ
れぞれについて、1株当り情報を計算しています。普通株式および子会社連動株式の1株当り利益は、そ
れぞれに配分される利益を各算定期間に流通する加重平均株式数で除して計算されます(「第5 経理の
状況」中間連結財務諸表注記『3 主要な会計方針の要約』参照)。また、普通株式および子会社連動株
式の1株当り純資産額は、それぞれに配分される純資産額を期末株式数で除して計算されます。子会社連
動株式に配分される純資産額は、子会社連動株式の発行価額および対象子会社の剰余金のうち子会社連動
株主に帰属する部分として計算されます。普通株式に配分される純資産額は、連結純資産額から子会社連
動株式に配分される純資産を控除して計算されます。子会社連動株式の1株当り情報は、次のとおりです。
回次
平成11年度上半期 平成12年度上半期 平成13年度上半期
自平成11年
4月1日
至平成11年
9月30日
会計期間
自平成12年
4月1日
至平成12年
9月30日
自平成13年
4月1日
至平成13年
9月30日
平成11年度
平成12年度
自平成11年
4月1日
至平成12年
3月31日
自平成12年
4月1日
至平成13年
3月31日
1株当り純資産額
円
−
−
3,129.19
−
−
基本的1株当り中間(当期)純利益・
損失(△)
円
−
−
△0.84
−
−
なお、希薄化後1株当り利益については、子会社連動株式の1株当り利益に希薄化効果をもつ証券の発行
や権利の付与がないため計算していません。
10
売上高および営業収入には、消費税等は含まれていません。
(2)提出会社の経営指標等
回次
平成11年度上半期 平成12年度上半期 平成13年度上半期
自平成11年
4月1日
至平成11年
9月30日
会計期間
自平成12年
4月1日
至平成12年
9月30日
自平成13年
4月1日
至平成13年
9月30日
平成11年度
平成12年度
自平成11年
4月1日
至平成12年
3月31日
自平成12年
4月1日
至平成13年
3月31日
売上高
百万円
1,298,192
1,494,378
1,412,731
2,592,962
3,007,584
経常利益
百万円
32,355
69,507
10,628
30,237
81,502
中間(当期)純利益
百万円
21,218
34,091
11,867
30,838
45,002
資本金
百万円
424,617
465,322
476,027
451,550
472,001
千株
412,972
−
915,525
−
919,688
3,072
453,639
−
919,617
−
発行済株式総数
普通株式
子会社連動株式
*2
純資産額
百万円
1,666,426
1,851,791
1,868,463
1,794,905
1,858,854
総資産額
百万円
3,238,795
3,640,656
3,615,198
3,405,704
3,599,538
1株当り中間(年間)配当額
普通株式
子会社連動株式
円
25.00
−
12.50
−
12.50
−
50.00
−
25.00
−
自己資本比率
%
51.5
50.9
51.7
52.7
51.6
従業員数
人
21,645
18,919
18,519
19,187
18,845
(注) 1
*2
売上高には、消費税等は含まれていません。
平成12年5月19日付で1株を2株にする株式分割を実施しました。
− 2 −
(2) / 01/12/25 14:15 (01/12/17 21:20) / 352014_03_020_2k_01034307/第1企業/ソニー/半期.doc
2【事業の内容】
ソニーは、エレクトロニクス、ゲーム、音楽、映画、金融、その他の分野から構成されており、ビジネスセグ
メント情報は当該区分により作成されています。エレクトロニクス分野では主として音響・映像・情報・通信関
係の各種電子・電気機械器具・電子部品の設計・開発・製造・販売、ゲーム分野では主としてゲーム機および
ゲームソフトの設計・開発・制作・販売、半導体製造、音楽分野では主として音楽ソフトなどの企画・制作・製
造・販売、映画分野では主として映画・テレビ番組の企画・製作・配給、金融分野では主として個人生命保険・
損害保険ビジネス、リースおよびクレジットファイナンス事業、銀行業、その他の分野では主としてインター
ネット関連事業、都市型エンタテインメント事業、広告代理店事業などを行っています。
平成13年9月30日現在の子会社数は1,135社、関連会社数は127社であり、このうち連結会社は1,071社、持分
法適用会社は100社です。
また、当年度より、従来の保険分野に替え金融分野を新設しました。同分野には、従来、その他分野に含まれ
ていたリースおよびクレジットファイナンス事業子会社の㈱ソニーファイナンスインターナショナル、平成13年
6月から事業を開始したソニー銀行㈱が新たに含まれています。インターネット関連サービス事業子会社のソ
ニーコミュニケーションネットワーク㈱は、エレクトロニクス分野からその他分野に組替えられています。また
ソニーグループ内の部品輸出入事業子会社のソニートレーディングインターナショナル㈱は、その他分野からエ
レクトロニクス分野に組替えられています。
なお、当社の中間連結財務諸表は、米国預託証券の発行に関して要請されている会計基準、すなわち、米国で
一般に認められた会計原則(以下「米国会計原則」)にもとづき作成されており、関係会社の情報についても米
国会計原則の定義にもとづいて開示しています。「第2
事業の状況」および「第3
同様です。
− 3 −
(3) / 01/12/25 14:15 (01/12/17 21:20) / 352014_03_020_2k_01034307/第1企業/ソニー/半期.doc
設備の状況」においても
エレクトロニクス、ゲーム、音楽、映画、金融、その他の各分野の事業内容ならびに主要会社は次のとおりです。
事業区分および主要製品
主要会社
エレクトロニクス
オーディオ
家庭用オーディオ
携帯型オーディオ
カーオーディオ
カーナビゲーションシステム
家庭用電話
当社、ソニーイーエムシーエス㈱、ソニーエンジニアリング㈱
ソニーマーケティング㈱
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・マーケティング・アジア・パシフィック・プライベート・リミ
テッド
ソニー・エレクトロニクス・(マレーシア)・センディリアン・ベル
ハッド
ソニー・フランス・エス・エー
ソニー・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー
ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド
ビデオ
ビデオカメラ
デジタルスチルカメラ
ビデオデッキ
DVDビデオプレーヤー/レコーダー
当社、ソニーイーエムシーエス㈱、ソニー栃木㈱
ソニーマーケティング㈱
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・マーケティング・アジア・パシフィック・プライベート・リミ
テッド
ソニー・フランス・エス・エー
ソニー・テクノロジー・(マレーシア)・センディリアン・ベルハッド
ソニー・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー
ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド
テレビ
ブラウン管テレビ
プロジェクションテレビ
デジタル放送受信システム
インターネット端末
当社、ソニーイーエムシーエス㈱、ソニーマーケティング㈱
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・マーケティング・アジア・パシフィック・プライベート・リミ
テッド
ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド
ソニー・テクノロジー・(マレーシア)・センディリアン・ベルハッド
ソニー・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー
ソニー・フランス・エス・エー
情報・通信
パーソナルコンピューター
コンピューター用ディスプレイ
コンピューター用プロジェクター
プリンターシステム、携帯電話、携帯情報端末
放送用・業務用オーディオ/ビデオ/モニター
その他の業務用機器
当社、ソニーイーエムシーエス㈱、ソニーコンポーネント千葉㈱
ソニーマーケティング㈱
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド
ソニー・フランス・エス・エー
ソニー・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー
半導体
LCD、CCD、その他の半導体
当社、ソニーセミコンダクタ九州㈱、ソニー白石セミコンダクタ㈱
ソニー・セミコンダクタ・(タイランド)・カンパニー・リミテッド
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド
コンポーネント
光学ピックアップ、電池、ブラウン管
オーディオ/ビデオ/データ記録メディア
データ記録システム
当社、ソニーイーエムシーエス㈱、ソニー浜松㈱、ソニー福島㈱
ソニーコンポーネント千葉㈱、ソニー栃木㈱、ソニー宮城㈱
ソニーマーケティング㈱、ソニーケミカル㈱
ソニー・プレシジョン・テクノロジー㈱
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・エレクトロニクス・(シンガポール)・プライベート・リミ
テッド
ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド
ソニー・フランス・エス・エー
ソニー・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー
その他
上記カテゴリーに含まれない製品やサービス
当社、ソニーイーエムシーエス㈱、アイワ㈱
ソニーマックス㈱、ソニートレーディングインターナショナル㈱
家庭用ゲーム機、ソフトウェア
㈱ソニー・コンピュータエンタテインメント
ソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカ・インク
ソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパ・リミテッド
音楽ソフトウェア
㈱ソニー・ミュージックエンタテインメント
ソニー・ミュージックエンタテインメント・インク
デジタル・オーディオ・ディスク・コーポレーション
映画、テレビ番組
デジタルエンタテインメント事業
㈱ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント・インク
生命保険
損害保険
リースおよびクレジットファイナンス事業
銀行
ソニー生命保険㈱
ソニー損害保険㈱
㈱ソニーファイナンスインターナショナル
ソニー銀行㈱
インターネット関連事業
都市型エンタテインメント事業
広告代理店事業
その他の事業
ソニーコミュニケーションネットワーク㈱
ソニーアーバンエンタテインメント㈱、メトレオン・インク
㈱インタービジョン
ゲーム
音楽
映画
金融
その他
− 4 −
(4) / 01/12/25 14:15 (01/12/17 21:20) / 352014_03_020_2k_01034307/第1企業/ソニー/半期.doc
ビジネスセグメントの関連性
エレクトロニクス分野の主要製品は、主として国内および海外の製造会社が製造し、主に国内および海外の販
売会社が販売しています。
ゲーム分野のゲーム機は、主としてエレクトロニクス分野の製造会社が製造し、ゲーム分野に属する国内およ
び海外の販売会社が販売しています。
金融分野における㈱ソニーファイナンスインターナショナルは、主としてエレクトロニクス分野に対するリー
スビジネスを行っています。
事業の系統図は次のとおりです。
製品・サービスの流れ
取 引 先
部品の流れ
エレクトロニクス
海外販売会社
国内販売会社
ソニーマーケティング㈱
アイワ㈱
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー
ソニー・マーケティング・アジア・パシフィック・プライベート・リミテッド
ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド
当
国内製造会社
社
海外製造会社
オ−ディオ
ソニーイーエムシーエス㈱
ビデオ
ソニーイーエムシーエス㈱
オ−ディオ
ソニー・エレクトロニクス・(マレーシア)・センディリアン・ベルハッド
ソニー・フランス・エス・エー
ビデオ
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・テクノロジー・(マレーシア)・センディリアン・ベルハッド
テレビ
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド
ソニー・テクノロジー・(マレーシア)・センディリアン・ベルハッド
テレビ
ソニーイーエムシーエス㈱
情報・通信
ソニーイーエムシーエス㈱
ソニーコンポーネント千葉㈱
半導体
ソニーセミコンダクタ九州㈱
ソニー白石セミコンダクタ㈱
情報・通信
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・ユナイテッド・キングダム・リミテッド
ソニー・フランス・エス・エー
半導体
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・セミコンダクタ・(タイランド)・カンパニー・リミテッド
コンポーネント
ソニーイーエムシーエス㈱
ソニーケミカル㈱
ソニー・プレシジョン・テクノロジー㈱
ソニーコンポーネント千葉㈱
ソニー浜松㈱、ソニー福島㈱
コンポーネント
ソニー・エレクトロニクス・インク
ソニー・エレクトロニクス・(シンガポール)・プライベート・リミテッド
その他
ソニーイーエムシーエス㈱、アイワ㈱
ソニーマックス㈱
物
流
ソニーロジスティックス㈱
アフターサービス
ソニーサービス㈱
その他
ゲーム
㈱ソニーコミュニケーションネットワーク㈱
ソニーアーバンエンタテインメント㈱
メトレオン・インク、㈱インタービジョン
㈱ソニー・コンピュータエンタテインメント
ソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカ・インク
ソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパ・リミテッド
映 画
㈱ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント・インク
音 楽
㈱ソニー・ミュージックエンタテインメント
ソニー・ミュージックエンタテインメント・インク
デジタル・オーディオ・ディスク・コーポレーション
金 融
ソニー生命保険㈱
ソニー損害保険㈱
㈱ソニーファイナンスインターナショナル
ソニー銀行㈱
− 5 −
(5) / 01/12/25 14:15 (01/12/17 21:20) / 352014_03_020_2k_01034307/第1企業/ソニー/半期.doc
3【関係会社の状況】
平成13年度上半期において、以下の会社が新たに当社の重要な関係会社となりました。
名
称
住
所
資本金
(百万円)
主要な事業
の内容
議決権の
所有割合
(%)
関
係 内
容
(連結子会社)
ソニーイーエムシー
東京都品川区
エス㈱ *2*3
6,007
エレクトロニクス
100.0
・製品を当社および当社の子会社へ納入してい
ます。
・当社所有の土地・建物・製造設備の一部を工
場用として賃借しています。
・役員の兼任等・・・・・有
ソニーセミコンダク
福岡県福岡市
タ九州㈱ *4
24,200
エレクトロニクス
100.0
・製品を当社および当社の子会社へ納入してい
ます。
・当社所有の土地・建物・製造設備の一部を工
場用として賃借しています。
・資金援助(貸付金)・・・・・有
・役員の兼任等・・・・・有
ソニー銀行㈱
37,500
金 融
100.0
・役員の兼任等・・・・・有
(注) 1
*2
*3
東京都港区
「主要な事業の内容」には、事業の業種別セグメントの名称を記載しています。
特定子会社に該当します。
ソニー一宮㈱、ソニー稲沢㈱、ソニー木更津㈱、ソニー北関東㈱、ソニー幸田㈱、ソニー千厩㈱、ソニー
デジタルプロダクツ㈱、ソニーブロードキャストプロダクツ㈱、ソニーボンソン㈱、ソニー美濃加茂㈱他
2社は、平成13年4月1日付けで合併され、ソニーイーエムシーエス㈱となりました。
*4
ソニー大分㈱、ソニー国分㈱、ソニー長崎㈱は、平成13年4月1日付けで合併され、ソニーセミコンダク
タ九州㈱となりました。
− 6 −
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4【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
(平成13年9月30日現在)
事業の種類別セグメントの名称
従業員数(人)
エレクトロニクス
139,900
ゲーム
4,000
音楽
15,900
映画
5,800
金融
6,600
その他
4,600
全社(共通)
700
合計
(注)
177,500
従業員数は百人未満を四捨五入して記載しています。
(2)提出会社の状況
(平成13年9月30日現在)
従業員数(人)
18,519
(3)労働組合の状況
当社および連結子会社の労使関係は良好です。
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第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)業績等
為替変動と基本対応方針
平成13年度上半期の米ドル、ユーロに対する平均円レートは、それぞれ121.2円、106.3円と、前年同期の為替
レートに比べそれぞれ12.4%の円安、8.6%の円安となりました。以下の連結営業概況に記載されている「現地
通貨試算ベース」のビジネスの状況は、円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定して、前年同期の
月別平均円レートを当上半期の月別現地通貨建て売上、売上原価、販売費・一般管理費に適用して試算した売上
高および営業収入(以下「売上高」)、および営業利益(損失)の増減状況を表しています。また米国を拠点とす
る音楽と映画ビジネスにおいては、全世界の子会社の業績(音楽ビジネスについては日本を除く)が米ドル建て
で一旦連結された後、円に換算されています。したがって、これらビジネスの現地通貨試算ベースの業績につい
ては米ドルで分析しています。なお現地通貨試算ベースの業績は、当社および連結子会社(以下「ソニー」)の
連結財務諸表には反映されておらず、米国において一般に公正妥当と認められた会計原則(以下「米国会計原
則」)にも則っていません。またソニーは、現地通貨試算ベースの業績開示が米国会計原則にもとづく開示に代
わるものとは考えていません。しかしながらソニーは、かかる開示が投資家の皆様にソニーのビジネス状況に関
する有益な追加情報を提供するものと考えています。
ソニーは、特に為替変動の影響を受けやすいエレクトロニクスとゲーム分野において、資材・部品・製品など
の輸出入から生じる連結会社への売上債権などの為替変動リスクをヘッジするため、先物為替予約および通貨オ
プション契約を行っています。また、特にエレクトロニクス分野では、為替変動が業績に与える影響を極力小さ
くするとともに、在庫やコスト削減を図るため、海外において市場により近い地域での資材・部品調達、設計、
生産を推進しています。
連結営業概況
平成13年度上半期のソニーを取り巻く事業環境は、米国、欧州、日本、アジアなど主要地域における景気後退
が進み、需要低迷や価格競争激化の影響が顕著となるなど、厳しさを増しました。また平成13年9月の米国にお
ける同時多発テロ事件以降、世界経済の見通しは一層不透明なものとなりました。このような事業環境下、米国
会計原則に準拠し業績を報告通貨である円に換算すると、円安ドル高や円安ユーロ高のプラスの影響を受け、当
上半期のソニーの売上高は前年同期に比べ5.2%増加したものの、損益は大幅に悪化し、前年同期の営業利益に
対し当上半期は若干の営業損失を計上しました。分野別にみれば、売上高はその他分野を除く全分野で増加しま
した。一方、損益はゲームと映画分野で改善して営業利益を計上したほか、音楽分野で営業損失が減少したもの
の、エレクトロニクス分野では大幅に悪化し営業損失を計上しました。
円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定して試算した(前述の「為替変動と基本対応方針」参
照)当上半期の売上高は前年同期に比べ約3%減少し、前年同期の営業利益に対し当上半期は営業損失を計上し
ました。
売上高
当上半期の売上高は、前述の要因により前年同期に比べ1,688億円(5.2%)増加の3兆4,248億円となりまし
た。
売上原価、販売費・一般管理費(金融分野を除く)
当上半期の売上原価、販売費・一般管理費には、ソニーが当年度第1四半期に米国財務会計基準書 第142号
「営業権及びその他の無形固定資産(Goodwill and Other Intangible Assets)」(「第5 経理の状況」中間連
結財務諸表注記『3 主要な会計方針の要約』参照)を適用し、対象となる償却費の計上を停止したことによる
影響が含まれています。この償却費の殆どは販売費・一般管理費に含まれており、同会計基準を適用した結果、
当上半期の営業損失は98億円(ゲーム分野は52億円、音楽分野は17億円、エレクトロニクス分野は15億円、映画
分野は14億円)、税引前損失は98億円、会計原則変更による累積影響額前損失ならびに中間純損失は92億円のプ
ラスの影響を受けました。
当上半期の売上原価は、前年同期に比べ1,563億円(7.0%)増加の2兆3,759億円となり、売上高(金融ビジ
ネス収入を除く)に対する比率は競争激化によりエレクトロニクス製品の価格下落が進行したことなどを反映し、
前年同期の72.9%から74.2%に上昇しました。当上半期の研究開発費は、主にエレクトロニクスとゲーム分野で
増加したことにより、前年同期に比べ279億円(14.1%)増加の2,264億円となり、売上高(金融ビジネス収入を
除く)に対する比率は前年同期の6.5%から7.1%に上昇しました。当上半期の販売費・一般管理費は、前述の償
却費の計上停止や、過去に引当計上した株価連動型報奨制度にかかわる費用の取り崩し益55億円の計上(前年同
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(8) / 01/12/25 14:15 (01/12/17 20:29) / 352014_03_030_2k_01034307/第2事業/ソニー/半期.doc
期は同費用の取り崩し益21億円の計上)による好影響はあったものの、米国エレクトロニクスおよび音楽子会社、
アイワ(株)、ソニー(株)において退職関連費用を合計153億円計上したこと、日本で発生した携帯電話の品質問
題への対応費用131億円を計上したことや、米国サンディエゴにおけるディスプレイ向けブラウン管生産設備の
評価損117億円を計上したことなどにより、前年同期に比べ832億円(11.0%)増加の8,364億円となり、売上高
(金融ビジネス収入を除く)に対する比率は前年同期の24.7%から26.1%に上昇しました。なお、販売費・一般
管理費に含めて表示されている固定資産の除売却損(純額)および減損は、主に当上半期における前述のブラウン
管生産設備の評価損計上により、前年同期に比べ98億円増加(2.4倍)の169億円となりました。
営業利益
当上半期の連結営業損益は前述の要因を反映して大幅に悪化し、前年同期の837億円の営業利益に対し当上半
期は4億円の営業損失を計上しました。
分野別営業概況
以下の記述はセグメント情報にもとづいています。各分野の売上高および営業収入はセグメント間取引消去前
のもので、各分野の営業利益はセグメント間取引消去・配賦不能営業費用控除前のものです。一方、エレクトロ
ニクス分野の製品部門別売上高および営業収入内訳はセグメント間取引消去後の外部顧客に対するものです
(「第5 経理の状況」中間連結財務諸表注記『10 セグメント情報』参照)。
エレクトロニクス
≪OEMビジネスや半導体ビジネスは低迷、コンスーマーAVビジネスは堅調≫
当上半期のエレクトロニクス分野の売上高は前年同期に比べ673億円(2.8%)増加の2兆5,111億円となった
ものの、前年同期の1,232億円の営業利益に対し当上半期は257億円の営業損失を計上しました。この大幅な損益
悪化は、円安ドル高や円安ユーロ高のプラスの影響はあったものの、米国、欧州、日本、アジアなど主要市場に
おける競争激化により価格下落が進行したこと、携帯電話ビジネスでは前述の品質問題への対応費用を計上した
ことや、エリクソンとの合弁会社へのソニーの携帯電話端末事業の移管を前に携帯電話の在庫評価損等を計上し
たこと、ブラウン管ビジネスでは前述の生産設備の評価損を計上したこと、さらに米国子会社、アイワ(株)、ソ
ニー(株)において退職関連費用を計上したことなどによるものです。なお、当上半期においてはアイワ(株)の営
業損失が増加したことも、同分野の業績にマイナスの影響をおよぼしました。
製品部門別の状況
オーディオ部門の売上高は前年同期に比べ167億円(4.8%)増加の3,619億円となりました。これは、主に
携帯型オーディオの売上が増加したことによるものです。
ビデオ部門の売上高は前年同期に比べ111億円(2.8%)増加の4,020億円となりました。これは、ビデオ
デッキの売上は減少したものの、デジタルスチルカメラやビデオカメラが増収となったことなどによるもので
す。
テレビ部門の売上高は前年同期に比べ166億円(5.3%)減少の2,995億円となりました。これは、主にブラ
ウン管テレビの売上が減少したことによるものです。
情報・通信部門の売上高はほぼ前年同期並みの5,788億円となりました。これは、ディスプレイの売上は減
少したものの、携帯電話、携帯情報端末、プリンター用紙が増収となったことなどによるものです。
半導体部門の売上高は前年同期に比べ139億円(12.5%)減少の974億円となりました。これは、主に半導体
全般の売上が減少したことによるものです。
コンポーネント部門の売上高は前年同期に比べ161億円(5.6%)減少の2,698億円となりました。これは、
メモリースティックの売上は増加したものの、CD−R/RWドライブやブラウン管が減収となったことなど
によるものです。
その他部門の売上高は前年同期に比べ544億円(20.2%)減少の2,151億円となりました。これは、主にアイ
ワ(株)の売上が減少したことによるものです。
当上半期の損益状況を製品別にみれば、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、携帯型オーディオ、テレビ
などが利益を計上したものの、携帯電話が大きな損失を計上したほか、ブラウン管なども損失を計上しました。
また前年同期と比べれば、前述の携帯電話やブラウン管のほか、半導体やCD−R/RWドライブなどで損益
が悪化しました。
円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定して試算した(前述の「為替変動と基本対応方針」参照、
以下「現地通貨試算ベース」)エレクトロニクス分野の売上高は前年同期に比べ約4%減少し、前年同期の営業
利益に対し当上半期は営業損失を計上しました(なお、セグメント間取引であるゲーム分野への売上を除いた外
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(9) / 01/12/25 14:15 (01/12/17 20:29) / 352014_03_030_2k_01034307/第2事業/ソニー/半期.doc
部顧客向けの売上高を現地通貨試算ベースでみれば、前年同期に比べ約11%の減収となりました)。この損失は、
前述の価格下落の進行や、携帯電話ビジネスとブラウン管ビジネスにおける損失の計上、退職関連費用の計上、
アイワ(株)の営業損失の計上などによるものです。
現地通貨試算ベースで売上を製品別にみると、携帯電話、携帯情報端末、メモリースティック、プリンター用
紙などいくつかの製品の売上は増加したものの、PC関連機器とそのデバイス(ディスプレイとブラウン管、C
D−R/RWドライブと光学ピックアップ)および半導体や、テレビ、PC、ビデオカメラ、ビデオデッキなど
多くの製品の売上が減少しました。
現地通貨試算ベースで売上を地域別にみると、各地域セグメントで減収となりました。日本では携帯電話やデ
ジタルスチルカメラの売上は増加したものの、PC、ビデオカメラ、テレビ、半導体の売上が減少しました。米
国では携帯情報端末やプリンター用紙の売上は増加したものの、ディスプレイ、テレビ、放送用・業務用機器の
売上が減少しました。欧州では携帯型オーディオの売上は増加したものの、ディスプレイとブラウン管、テレビ、
PC、ビデオカメラの売上が減少しました。その他地域ではPC、ビデオカメラ、携帯電話の売上は増加したも
のの、PC関連機器とそのデバイスおよび半導体や、テレビの売上が減少しました。
なお、平成13年9月末のエレクトロニクス分野の棚卸資産は、平成13年4月に設立した設計・生産プラット
フォーム会社を通じ、需要動向に応じた資材調達、生産、在庫コントロールを強化したことなどにより、平成13
年3月末に比べ186億円減少の7,724億円となりました。
ゲーム
≪プレイステーション 2 ハードウェア、ソフトウェアの販売伸長により黒字転換≫
当上半期のゲーム分野の売上高は前年同期に比べ1,635億円(69.8%)増加の3,977億円となり、前年同期の
209億円の営業損失に対し当上半期は9億円の営業利益を計上しました。この損益改善は、主に欧州における
「プレイステーション 2」ハードウェアの戦略的な価格引き下げや、これにともなう会計上の引当が損益にマ
イナスの影響をおよぼしたものの、「プレイステーション 2」ハードウェアのコストダウンが順調に進んだこ
とや同ソフトウェアが好調な売上を記録したこと、営業権及びその他の無形固定資産に関する会計基準を適用し、
対象となる償却費の計上を停止したこと、および円安ドル高や円安ユーロ高のプラスの影響などによるものです。
当上半期の売上を地域別にみると、日本では「プレイステーション 2」ソフトウェアの売上は増加したもの
の、同ハードウェア、および「PS one」ハードウェア、ソフトウェアの売上が減少したことにより、全体
で減収となりました。米国では「PS one」ハードウェア、ソフトウェアの売上は減少したものの、「プレ
イステーション 2」ハードウェア、ソフトウェアの売上が寄与し、全体で大幅増収となりました。欧州では
「PS one」ソフトウェアの売上は減少したものの、同ハードウェア、および「プレイステーション 2」
ハードウェア、ソフトウェアの売上が寄与し、全体で大幅増収となりました。
円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定して試算した(前述の「為替変動と基本対応方針」参
照)ゲーム分野の売上高は前年同期に比べ約57%増加したものの、営業損失は前年同期に比べ若干増加しました。
この損失は、前述の欧州におけるハードウェアの価格引き下げや会計上の引当によるものです。
当上半期における「プレイステーション」および「PS one」を合計したハードウェアの生産出荷台数は
前年同期の300万台に対し603万台、平成13年9月末時点の累計生産出荷台数は8,826万台となりました。また、
当上半期の「プレイステーション 2」のハードウェアの生産出荷台数は前年同期の211万台に対し896万台、平
成13年9月末時点の累計生産出荷台数は1,957万台となりました。当上半期の「プレイステーション」ソフト
ウェアの生産出荷本数(他社制作のものを含む)は前年同期の6,000万本に対し3,700万本となり、平成13年9月
末時点の累計生産出荷本数は8億200万本となりました。加えて、当上半期の「プレイステーション 2」ソフト
ウェアの生産出荷本数(他社制作のものを含む)は前年同期の510万本に対し3,420万本となり、平成13年9月末
時点の累計生産出荷本数は7,250万本となりました。
なお、平成13年9月末のゲーム分野の棚卸資産は、平成13年3月末に比べ870億円増加の1,917億円となりまし
た。
音 楽
≪世界的な市場低迷、構造改革を推進≫
当上半期の音楽分野の売上高は前年同期に比べ229億円(8.6%)増加の2,874億円となり、営業損失は前年同
期の85億円から9億円に減少しました。この損益改善は、米国と日本の音楽ビジネスにおける経費削減効果によ
るものです。
米国を拠点とするソニー・ミュージックエンタテインメント(以下「SMEI」)の当上半期の業績は、前年
同期に比べ増収となり、営業損失は減少しました。当上半期の業績は、世界の音楽業界全般の低迷にともなう売
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(10) / 01/12/25 14:15 (01/12/17 20:29) / 352014_03_030_2k_01034307/第2事業/ソニー/半期.doc
上減少、違法デジタルコピーによる著作権侵害の影響の拡大、米国同時多発テロ事件以降の市場への影響などに
より悪化しました。さらに、米国外の外国通貨に対するドル高の影響や、人員削減を含む構造改革費用、デジタ
ル・メディア事業への投資にともなう損失、さまざまな訴訟案件への対応費用などが発生したことも業績にマイ
ナスの影響を与えました。しかしながら、円安のプラスの影響により売上高は増加し、世界的な経費削減を継続
的に行ったことにより、損失額は前年同期に比べ減少しました。
日本の(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下「SMEJ」)およびその子会社の当上半期の業
績は、前年同期に比べ増収増益となりました。売上高の増加は、SMEJにおいていくつかのヒット作品の貢献
があったことによるものです。営業利益の増加は、前述の増収に加え、広告宣伝費が減少したことや、スタジオ
施設の売却益を計上したことによるものです。
円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定して試算した(前述の「為替変動と基本対応方針」参
照)音楽分野の当上半期の売上高はほぼ前年同期並みとなりました。損益面では、SMEIおよびSMEJにお
ける経費削減効果に加え、円安が円換算後のSMEIの損失額を増加させていたことから、前年同期の営業損失
に対し当上半期は若干の営業利益を計上しました。
映 画
≪ホームビデオ、DVDソフトビジネスが好調≫
当上半期の映画分野の売上高は前年同期に比べ610億円(27.5%)増加の2,830億円となり、前年同期の128億
円の営業損失に対し当上半期は194億円の営業利益を計上しました。映画分野の業績は、米国を拠点とするソ
ニー・ピクチャーズエンタテインメント(以下「SPE」)の業績で構成されています。
当上半期の売上高の増加は、「アメリカン・スウィートハート」の劇場興行収入が好調に推移したことや、
「ウェディング・プランナー」、「バーティカル・リミット」、「スナッチ」、「グリーン・デスティニー」な
ど、前年度に公開された映画作品が引き続き好調に推移したことによるものです。また世界的にDVD市場の成
長が続いたことなどを反映し、他社から取得した作品のビデオソフト売上が好調に推移したことや円安のプラス
の影響も売上高の増加に寄与しました。また前年同期からの大幅な損益改善は、前述の映画作品やビデオソフト
の好調な売上、主に過去に公開された作品の損失に対する受取保険金の計上に加え、テレビ番組ビジネスでは
「ジャスト・シュート・ミー」の主要ネットワーク以外の放送局向けの初回配給収入があったことや「ホイー
ル・オブ・フォーチュン」の配給契約が延長されたこと、および円安のプラスの影響などによるものです。一方、
デジタル・エンタテインメントビジネスを推進するための戦略的投資にともなう費用の増加は、前述の損益改善
を一部相殺しました。
円と現地通貨との間に為替変動がなかったものと仮定して試算した(前述の「為替変動と基本対応方針」参
照)映画分野の当上半期の売上高は前年同期に比べ約12%増加しました。また損益は大幅に改善し、前年同期の
営業損失に対し当上半期は営業利益を計上しました。
金 融
≪生保・損保の保有契約高は増加、生保で転換社債の株式転換権の評価益が減少≫
当上半期の金融分野の収入は前年同期に比べ128億円(5.7%)増加の2,364億円となったものの、営業利益は
11億円(10.5%)減少の93億円となりました。当上半期の営業利益の減少は、主にソニーが当年度期初に適用し
た米国財務会計基準書 第133号「デリバティブ及びヘッジ活動に関する会計処理(Accounting for Derivative
Instruments and Hedging Activities)」(「第5 経理の状況」中間連結財務諸表注記『3 主要な会計方針の
要約』参照)の影響によるものです。
ソニー生命保険(株)の当上半期の業績は、増収となったものの営業利益は減少しました。これは、定期保険、
医療保険等の個人保険の保有契約高が伸長したことが業績に寄与したものの、当上半期における日本の株式市場
の低迷により、当年度期初に計上した転換社債の株式転換権の評価益が減少し、これを前述の会計基準にもとづ
き保険収入に反映したことによるものです。ソニー損害保険(株)の業績は、自動車保険の保有契約高が伸長した
ことにより増収となった一方、広告宣伝費、支払保険金などの費用が収入を上回ったことにより損失を計上しま
した。しかしながら、前述の増収などにより損失額は前年同期に比べ減少しました。また(株)ソニーファイナン
スインターナショナルの業績は、リースおよびクレジット取扱高の増加により増収増益となりました。なお、平
成13年6月に事業を開始したソニー銀行(株)は、ビジネスの立ち上げ費用の計上により損失を計上しました。
その他
当上半期のその他分野の売上高は前年同期に比べ69億円(8.9%)減少の709億円となり、営業損失は前年同期
の31億円から37億円に増加しました。
当上半期の売上高は、ソニーコミュニケーションネットワーク(株)(以下「SCN」)、日本の広告代理店事
業子会社、日本と米国の都市型エンタテインメント事業で減収となったことにより減少しました。損益面では、
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(11) / 01/12/25 14:15 (01/12/17 20:29) / 352014_03_030_2k_01034307/第2事業/ソニー/半期.doc
SCNでは前年同期の営業利益に対し当上半期は営業損失を計上したこと、また日本の広告代理店事業子会社、
日本と米国の都市型エンタテインメント事業では前年同期と同様に損失を計上したことにより、営業損失が増加
しました。
その他の収益および費用
当上半期の連結業績におけるその他の収益および費用は、その他の収益が前年同期に比べ363億円(45.9%)
減少の428億円、その他の費用が71億円(14.5%)増加の561億円となりました。その他の収益が大幅に減少した
のは、前年同期において(株)クロスウェイブ コミュニケーションズ、マネックス証券(株)の新株発行にともな
う利益を合計84億円計上したほか、インドのテレビチャンネル運営子会社の株式の一部売却、米国の商用航空機
向けエンタテインメントシステムの事業売却、米国の地図データベースサービス子会社の売却にともなう利益な
ど、投資有価証券その他の売却益(純額)を合計225億円計上したことによるものです。その他の費用が増加した
のは、主に投資有価証券評価損が前年同期に比べ84億円増加(4.5倍)の108億円となったことによるものです。
当上半期においては、米国のベンチャー企業などへの投資に関する投資有価証券評価損を計上しました。また、
為替差損益は前年同期の19億円の為替差益(純額)に対し当上半期は2億円の為替差損(純額)を計上しました。
税引前利益(損失)
当上半期の税引前利益(損失)は、前述の営業損益要因、その他の収益の大幅な減少やその他の費用の増加を反
映し、前年同期の1,137億円の税引前利益に対し137億円の税引前損失を計上しました。
法人税等
当上半期の法人税等は、税引前損益が大幅に低下したものの、アイワ(株)や欧米の一部子会社などの損失には
法人税を軽減させる効果がなかったことから、前年同期に比べ202億円(36.5%)減少にとどまり351億円となり
ました。
少数株主利益(損失)
税引後利益(損失)から控除される少数株主利益(損失)は、前年同期においては39億円の少数株主損失が計上さ
れ、会計原則変更による累積影響額前利益を同額増加させた一方、当上半期においては89億円の少数株主損失が
計上され、会計原則変更による累積影響額前損失を同額減少させました。当上半期の少数株主損失の増加は、主
にアイワ(株)の中間純損失の増加によるものです。
持分法適用会社の業績
当上半期の持分法適用会社は、1)エレクトロニクス分野:日本のLCD合弁会社であるエスティ・エルシー
ディ(株)(以下「ST−LCD」)、日本の大容量高速通信サービス事業会社である(株)クロスウェイブ コ
ミュニケーションズ(以下「CWC」)、米国のブラウン管向けガラス材料合弁会社であるアメリカン・ビデ
オ・グラス・カンパニー(以下「AVGC」)、2)音楽分野:音楽・ビデオ通販会社であるコロンビア・ハウ
ス・カンパニー(以下「CHC」)、米国のデジタル音楽配信合弁会社であるプレスプレイ、3)映画分野:米
国のスペイン語番組制作・放送グループであるテレムンド・コミュニケーションズ・グループ(以下「テレムン
ド」)、4)金融分野:日本のプリペイド型電子マネーサービス事業会社であるビットワレット(株)、日本のオ
ンライン証券取引サービス事業会社であるマネックス証券(株)、5)その他分野:ドイツの商業施設等の事業、
日本のインターネット関連事業などで構成されていました。
当上半期の持分法による投資損失(純額)は、前年同期に比べ223億円(70.4%)減少の94億円となりました。
当上半期の持分法による投資損失(純額)の計上は、主にCHC、AVGC、CWCおよびテレムンドの損失計上
によるものです。しかしながら、前年度にソニーが劇場経営会社のロウズ・シネプレックス・エンタテインメン
ト(以下「ロウズ」)に対する投資簿価全額を減損処理し、同社に関する持分法投資損失が当年度以降発生しな
いことから、持分法による投資損失(純額)は前年同期に比べ大幅に減少しました(前年同期におけるロウズに関
する持分法投資損失は206億円でした)。
会計原則変更による累積影響額前利益(損失)
当上半期の会計原則変更による累積影響額前利益(損失)は、前述の要因を反映し、前年同期の307億円の利益
に対し492億円の損失となりました。
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中間純損失
当上半期の中間純損失は、前年同期の738億円から433億円に減少しました。この減少は、前年同期に映画会計
基準の適用および収益認識に関する会計基準の適用にともなう過年度の一時的累積影響額として1,045億円の税
効果考慮後損失を計上した一方、当上半期にデリバティブ及びヘッジ活動に関する会計基準の適用にともなう過
年度の一時的累積影響額として60億円の税効果考慮後利益を計上したことによるものです(「第5 経理の状
況」中間連結財務諸表注記『3 主要な会計方針の要約』参照)。
当上半期のソニーの普通株式の基本的1株当り中間純損失は、前年同期の80.89円に対し47.09円、希薄化後1
株当り中間純損失は前年同期の72.98円に対し47.09円となり、当上半期のソニーの子会社連動株式の基本的1株
当り中間純損失は0.84円となりました(「第5 経理の状況」中間連結財務諸表注記『8 基本的および希薄化
後1株当り当期純利益の調整表』参照)。
所在地別の業績
所在地別の業績は、米国財務会計基準書(以下「基準書」)第131号にもとづく地域(顧客の所在国)別情報
について、前述の「分野別営業概況」に含め関連付けて分析的に記載しています。なお、ソニーは基準書第131
号にもとづく開示に加え、日本の証券取引法による開示要求を考慮し、出荷事業所の所在地別の売上高および営
業利益を補足情報として開示しています(「第5 経理の状況」中間連結財務諸表注記『10 セグメント情報』参
照)。
平成13年度上半期の出荷事業所の所在地別の売上高および営業利益・損失(△)は次のとおりです。
地域
売上高(億円)
前年同期比(%)
営業利益・損失(△)
(億円)
前年同期比(%)
日本
24,434
+3.8
309
△53.8
米国
12,807
+20.8
△75
−
欧州
6,261
+8.7
△353
−
その他地域
9,530
+9.1
367
△9.0
− 13 −
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(2)キャッシュ・フロー
当上半期においては、営業活動に1,200億円の現金および現金同等物(純額)を使用しました(前年同期は営業
活動から443億円の現金および現金同等物(純額)を得ました)。投資活動には4,037億円(前年同期に比べ1,086
億円(36.8%)増加)の現金および現金同等物(純額)を使用しました。財務活動からは6,662億円(前年同期に
比べ4,178億円増加(2.7倍))の現金および現金同等物(純額)を得ました。この結果、当年度上半期末の現金お
よび現金同等物期末残高は、7,416億円(前年同期末に比べ1,184億円(19.0%)増加)となりました。
前年同期に営業活動から現金および現金同等物(純額)を得たのに対し、当上半期に営業活動で現金および現金
同等物(純額)を使用したのは、当上半期においては、前年同期に比べ棚卸資産の増加を低く抑えたほか受取手形
および売掛金が減少したものの、支払手形および買掛金、未払法人税およびその他の未払税金が減少したことな
どによるものです。なお、当上半期の中間純損失は前年同期に比べ減少していますが、これは主にキャッシュ・
フローに影響を与えない新会計基準の適用によるものです。前年同期においては映画会計基準および収益認識に
関する会計基準の適用にともなう一時的累積影響額1,045億円の税効果考慮後損失が中間純利益を同額減少させ
た一方、当上半期においてはデリバティブ及びヘッジ活動に関する会計基準の適用にともなう一時的累積影響額
60億円の税効果考慮後利益が中間純損失を同額減少させていました(「第5 経理の状況」中間連結財務諸表注
記『3 主要な会計方針の要約』参照)。当上半期の営業活動によるキャッシュ・フローにおいては、主にエレ
クトロニクス分野の業績低迷により433億円の中間純損失を計上しました。中間純損失の調整項目のうち、有形
固定資産の減価償却費および無形固定資産の償却費(繰延保険契約費の償却を含む)はエレクトロニクスとゲーム
分野を中心に1,676億円、繰延映画製作費の償却費は1,027億円、固定資産除売却損(純額)および減損はエレクト
ロニクス分野を中心に169億円をそれぞれ計上しました。資産および負債の増減においては、受取手形および売
掛金は主にエレクトロニクス分野における売上債権の回収が進み844億円減少し、保険契約債務その他は、保険
ビジネスの保有契約高の伸長にともない将来の保険金等の支払いに備える責任準備金の積立が増加したことなど
により1,291億円増加しました。一方、棚卸資産はゲーム分野を中心に773億円増加し、支払手形および買掛金は
主にエレクトロニクス分野における生産調整により1,313億円減少しました。また、未払法人税およびその他の
未払税金は前年度の税引前利益が大きかったため当上半期に法人税の支払いが増加した結果、421億円減少しま
した。
投資活動に使用した現金および現金同等物(純額)が前年同期に比べ増加したのは、当上半期において金融分野
を除く投資および貸付は減少したものの、金融分野では主に生命保険ビジネスおよび銀行ビジネスで投資有価証
券その他の売却および貸付金の回収を超える投資および貸付を行ったことなどによるものです。当上半期の投資
活動によるキャッシュ・フローにおいては、固定資産の購入はエレクトロニクスとゲーム分野を中心に2,202億
円となり、金融分野を除く投資および貸付は353億円となりました。この内訳は投資が152億円、貸付が201億円
であり、投資にはテレムンドへの追加出資や、SMEIとフランスのビベンディ・ユニバーサル傘下のユニバー
サル・ミュージック・グループにより設立されたデジタル音楽配信の合弁会社であるプレスプレイへの出資など
が含まれています。一方、金融分野を除く投資有価証券その他の売却および貸付金の回収は108億円となりまし
た。なお金融分野においては、生命保険ビジネスおよび銀行ビジネスの運用資産の増加を反映し、投資および貸
付が2,757億円、投資有価証券その他の売却および貸付金の回収が852億円となりました。
財務活動から得た現金および現金同等物(純額)が前年同期に比べ大幅に増加したのは、当上半期において短期
借入金が増加したことなどによるものです。当上半期の財務活動によるキャッシュ・フローにおいては、短期借
入金の増加が5,829億円となりました。これは、運転資金需要への対応や、平成13年9月の同時多発テロ事件以
降の米国金融市場の混乱時に、危機管理のための手元資金を確保することを目的として、主に欧米の金融子会社
の短期借入を大きく増加させたことなどによるものです。また、長期借入金の返済は1,209億円となり、長期借
入は1,543億円となりました。これは、主にソニー(株)が、平成13年9月に償還期限を迎えた800億円の普通社債
を償還した一方、あらたに1,500億円の普通社債を発行したことによるものです。
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2【生産、受注および販売の状況】
ソニーの生産・販売品目は極めて多種多様であり、エレクトロニクス機器、家庭用ゲーム機やゲームソフト、
音楽・映像ソフト等は、その性質上、原則として見込生産を行っています。なお、ソニーはそれら製品の在庫を
ほぼ一定の必要水準に保つように生産活動を行っていることから、生産状況は販売状況に類似しています。
このため生産および販売の状況については「1
業績等の概要」における各事業の種類別セグメント業績に関
連付けて示しています。
3【対処すべき課題】
経営方針
平成13年度上半期においては、平成12年度有価証券報告書に記載の「対処すべき課題」に向けた取り組みを着
実に進めており、経営の基本方針に関し重要な変更はありません。平成13年度上半期における主な進捗状況は以
下の通りです。ソニーは、昨今の厳しい事業環境においても収益を確保するため、不採算ビジネスの見直し、生
産事業所の再編、コストダウン、投資の厳選、在庫の削減等を引き続き推進しています。
平成13年10月、ソニーとエリクソンは、必要とされる法的手続きを経て両社均等出資により携帯電話端末事業
の合弁会社「ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ・アー・ベー」を設立しました。同合弁会社
は、当年度下半期以降、ソニーの持分法適用会社となります。
平成13年10月、テレムンドを保有するSPEおよびいくつかの投資会社は、ゼネラル・エレクトリック傘下の
メディア企業であるNBCと、テレムンドの株式の100%を売却することで合意しました。この売却が完了すれ
ば、ソニーはテレムンドの持分相当の売却収入および売却益を得るとともに、テレムンドはソニーの持分法適用
会社から外れる見込みです。
業績見通し
平成13年度のソニーの連結業績見通しについては、世界経済の動向に不透明感が増していることや、競争激化
にともなう価格下落など引き続き厳しい事業環境が見込まれることから、売上高は前年度に比べ若干増加する見
込みであるものの、営業利益、税引前利益、当期純利益は前年度に比べ大幅に減少する見込みです。この業績見
通しは、平成13年度の対米ドル、対ユーロの円レートが前年度に比べ円安で推移することを前提としています。
上記の見通しには以下の要素を含んでいます。平成13年度の研究開発費は、エレクトロニクス分野では新製品
の導入や半導体、次世代ディスプレイなどの研究開発を行うこと、またゲーム分野でも「プレイステーション
2」ソフトウェアの制作やブロードバンド・ネットワークに対応するための研究開発を行うことから、全体で前
年度に比べ増加する見込みです。平成13年度の設備投資額(有形固定資産の増加額)は、エレクトロニクス分野で
は半導体や液晶ディスプレイを含む電子デバイスの生産設備投資を中心に行うものの総額では前年比で抑制する
ほか、ゲーム分野でも半導体の生産設備投資が大幅に減少することから、全体では前年度に比べ約1,150億円
(約25%)減少の約3,500億円を見込んでいます。平成13年度の減価償却費および償却費(無形固定資産と繰延
保険契約費の償却費を含む)は、エレクトロニクス分野を中心とする過去数年の設備投資を反映し、全体では前
年度に比べ約420億円(約12%)増加の約3,900億円を見込んでいます(平成13年度の有形固定資産の減価償却費
は前年度に比べ約600億円(約22%)増加の約3,300億円を見込んでいます)。なお、上記の見通しには平成13年
9月の米国における同時多発テロ事件の影響について、現時点で認識しうるものを含んでいますが、今後の影響
については不確実で予測は困難です。また、前述の携帯電話端末事業の合弁会社に関しては上記の見通しに反映
した一方で、テレムンドに関しては現時点では前述の売却収入および売却益の計上時期を特定できないため、そ
の影響を見通しに反映していません。
4【経営上の重要な契約等】
平成13年度上半期において、経営上の重要な契約等はありません。
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5【研究開発活動】
ソニーは、ブロードバンドネットワーク時代において、研究開発活動がビジネスの成長に不可欠であることを
認識し、さまざまな技術テーマに積極的に取り組んでいます。現在の研究開発活動は、迅速な事業化が必要とさ
れるテーマを各事業ユニット、組織横断的テーマをテクノロジー・センターが担当し、戦略的・長期的テーマを
ソニー本社が直轄する体制となっています。また、海外研究開発拠点においては各地域の強みや特徴を生かし、
各事業ユニット、テクノロジー・センターおよび本社直轄の研究所と連携を強化しています。
ソニー本社が直轄する研究所は以下の7研究所です。
・インターネット研究所(ネットワーク技術)
・フロンティアサイエンス研究所(材料、デバイス技術)
・エイ・キューブド研究所(信号処理技術)
・デジタル クリーチャーズ ラボラトリー(ロボット技術)
・通信研究所(無線通信技術)
・サイバー・テクノロジーズ研究所(情報処理技術の基礎研究)
・融合領域研究所(ナノ技術とデバイス技術との融合技術)
平成13年度上半期の研究開発費は2,264億円でした。この内訳は、エレクトロニクス分野で2,001億円、ゲーム
分野で253億円、音楽分野で9億円です。
なお、ソニーの最近の主な研究開発活動・成果には、以下のものが含まれます。
エレクトロニクス
・ソニーは、PKI(Public Key Infrastructure: 公開鍵基盤)に対応する非接触ICカード用LSIを開発しました。
独自に開発した楕円曲線暗号回路を搭載することで、暗号回路や演算器の小型化や低消費電力化を実現、高性能
な非接触ICカードの実現を容易にします。ソニーは、より実用性の高いPKI対応非接触カード用LSIの開発により、
今後の非接触ICカード需要に対応し、金融アプリケーションや個人情報管理など様々な分野への応用を目指しま
す。
・ソニーは、0.18μm世代のDRAM混載プロセスを採用したMPEG CODEC LSIをネットワーク ハンディカムIP向けに
開発しました。新開発のDRAM混載ロジックプロセスと回路技術によって、内蔵したロジック部、DRAM部の電源電
圧を単一1.5Vで実現し、低消費電力化(記録時:170mW、再生時:90mW)を可能にしました。ネットワーク ハン
ディカムIPはパソコンを介さずにインターネット接続を可能にし、「撮る」、「見る」、「編集する」楽しみに
加え、撮影した映像コンテンツをネットワークでやりとりする新しいコミュニケーションを提案します。
・ソニーは、株式会社東芝と0.10μm/0.07μm世代のシステムLSIにおける最先端プロセス技術および設計技術を
共同開発することで合意しました。共同開発では、両社の民生用を中心としたLSIの最先端技術や設計ノウハウ
を結集し、次世代のシステムLSIに用いられる0.10μm/0.07μmプロセスの早期確立を図ります。これにより、両
社それぞれにおいて、画像処理などを高速で行なうメモリ混載ハイパーフォーマンスLSIや、モバイル用途向け
低消費電力型メモリ混載LSIを開発し、魅力ある製品開発に応用します。
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(16) / 01/12/25 14:15 (01/12/17 20:29) / 352014_03_030_2k_01034307/第2事業/ソニー/半期.doc
第3【設備の状況】
ソニーは、多種多様な事業を国内外で行っており、有価証券報告書における「設備の状況」の記載にあたって
は、個々の設備ごとに開示する方法ではなく、事業の種類別セグメントごとの数値とともに主たる設備の状況を
開示する方法によっています。
また、半期報告書における「1
主要な設備の状況」の記載にあたっては、平成12年度末からの重要な異動に
ついて個別会社ごと等に開示し、「2
設備の新設、除却等の計画」にあたっては、平成12年度末および平成13
年度上半期末時点ではその設備の新設・拡充の計画を個々のプロジェクトごとに決定していないため、事業の種
類別セグメントごとの数値を開示する方法によっています。
1【主要な設備の状況】
平成13年度上半期において、主要な設備に重要な異動はありません。なお、平成13年度上半期中の設備投資金
額(有形固定資産の増加額)については、「2
設備の新設、除却等の計画」(注)5に記載しています。
2【設備の新設、除却等の計画】
平成12年度末現在における平成13年度の設備投資(新設・拡充)計画は、平成13年度上半期末現在において次
のとおり変更されています。なお計画数値は平成13年度上半期に投資された金額(有形固定資産の増加額)を除
いたものです。
事業の種類別セグメントの名称
エレクトロニクス
設備投資計画金額
(百万円)
139,000
設備等の主な内容・目的
半導体を中心とした生産設備の増強
ゲーム
8,000
半導体生産設備投資
音楽
8,500
DVDディスク生産設備投資等
映画
4,800
システムサポート関連投資等
金融
5,500
リースおよびファイナンス事業におけるリース用
資産の購入、ならびにシステム関連投資等
その他
2,100
インターネット関連サービス事業におけるシステ
ム関連投資等
小計
167,900
配賦不能設備投資額
合計
(注)1
2
2,700
170,600
−
金額には消費税等は含まれていません。
上記の設備投資額の支払いは、主として自己資金ならびに平成13年9月にソニー(株)が発行した第11回
無担保普通社債および第12回無担保普通社債により調達した資金で賄う予定です。
3
各セグメントにおける主な変更の概要は次のとおりです。
・エレクトロニクス:半導体生産設備投資額の期初計画に対する減額
4
・ゲーム
:半導体生産設備投資額の期初計画に対する増額
・金
:リースおよびファイナンス事業のリース用資産購入額の期初計画に対する減額
融
平成13年10月、ソニーとスウェーデンのエリクソンは、両社均等出資により携帯電話端末事業の合弁会
社「ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ・アー・ベー」を設立しました。これにとも
ない、ソニーは新会社に対し携帯電話事業に関する固定資産(日本と欧州で合計約100億円相当)を移管
しました。なお、上記の他には経常的な設備の更新のための除却および売却を除き、重要な設備の除却
および売却の計画はありません。
− 17 −
(17) / 01/12/25 14:16 (01/12/14 23:03) / 352014_03_040_2k_01034307/第3設備/ソニー/半期.doc
5
平成13年度上半期における設備投資金額(有形固定資産の増加額)は以下のとおりです。
事業の種類別セグメントの名称
設備投資金額
(百万円)
エレクトロニクス
111,099
設備等の主な内容・目的
半導体を中心とした生産設備の増強
ゲーム
42,035
半導体生産設備投資
音楽
11,525
DVDディスク生産設備投資等
映画
5,192
システムサポート関連投資等
金融
6,403
リースおよびファイナンス事業におけるリース用
資産の購入、ならびにシステム関連投資等
その他
1,853
インターネット関連サービス事業におけるシステ
ム関連投資等
小計
配賦不能設備投資額
合計
(注)1
2
6
178,107
1,327
179,434
−
金額には消費税等は含まれていません。
上記の設備投資額の支払いは、主として自己資金により賄いました。
平成13年4月末、ソニーは米国サンディエゴにおけるコンピューター用ディスプレイ向けブラウン管の
生産を終了し、同生産設備は稼動を停止しました。同設備は他地域に移管され再利用される予定でした
が、同ブラウン管の需要低迷により将来キャッシュ・フローが見込めなくなり再利用が困難になったた
め、ソニーは平成13年度上半期に同設備の価値に相当する約117億円の評価損を計上しました。これにと
もない、同設備のうち固定資産として計上されていた部分(約34億円相当)の帳簿価額は、ソニーの固
定資産から除外されています。
− 18 −
(18) / 01/12/25 14:16 (01/12/14 23:03) / 352014_03_040_2k_01034307/第3設備/ソニー/半期.doc
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類
会社が発行する株式の総数(株)
普通株式
3,500,000,000
種類株式(子会社連動株式)
100,000,000
計
3,600,000,000
(注) 普通株式につき消却があった場合、または種類株式(子会社連動株式)につき消却もしくは普通株式への
転換があった場合には、それぞれこれに相当する株式数を減ずる旨を定款に規定しています。
②【発行済株式】
上半期末現在発行数
(株)
(平成13年9月30日)
種類
普通株式
種類株式
(子会社連動株式)
計
提出日現在発行数
(株)
(平成13年12月18日)
上場証券取引所名又は登録証券業
協会名
919,688,001
919,689,694
東京・大阪・名古屋・福岡・札
幌・ニューヨーク・ロンドン・パ
シフィック・パリ・フランクフル
ト・デュッセルドルフ・ブリュッ
セル・ウィーン・トロント・シカ
ゴ・スイス
各証券取引所
3,072,000
3,072,000
922,760,001
922,761,694
東京証券取引所
−
(注)1 全株議決権のある株式です。
2 東京証券取引所、大阪証券取引所および名古屋証券取引所については市場第一部に上場されています。
3 「提出日現在」の発行数には、提出日の属する月(平成13年12月)に転換社債の転換および新株引受権
付社債の新株引受権行使により発行された株式数は含まれていません。
4 種類株式(子会社連動株式)の内容は、次のとおりです。
(1)当社は、各決算期につき、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(以下「SCN」)の取
締役会が当該決算期以前の直近のSCNの決算期につき利益配当金の支払を含む利益処分案をSCN
の定時株主総会に提案することを決議した場合には、決算期最終の株主名簿記載の普通株式の株主ま
たは登録質権者に先立ち、決算期最終の株主名簿記載の本子会社連動株式(以下「当株式」)の株主
または登録質権者に対し、当株式1株につき、以下の①・②のいずれか少ない金額を利益配当金(以
下「子会社連動配当金」)として支払う。
①当該利益処分案におけるSCNの普通株式(以下「SCN普通株式」)1株当りの利益配当金額に
当該決算期における基準比率(当初0.01とし、(13)の定めに従い調整される。)を乗じた額。た
だし、当該決算期にかかる営業年度における子会社連動中間配当金(以下に定義)の支払が(2)本
文に定める額に達しないときは、その不足額を加算した額。
②100,000円に前記基準比率を乗じた額。ただし、当該決算期にかかる営業年度において子会社連動中
間配当金が支払われたときは、当該支払額を控除した額(以下「配当上限金額」)。
(2)当社は、毎年9月30日(以下「中間配当支払基準日」)以前の直近のSCNの中間配当の支払基準日
についてSCNの取締役会が中間配当金を支払う旨決議した場合には、中間配当支払基準日最終の株
主名簿記載の普通株式の株主または登録質権者に先立ち、中間配当支払基準日最終の株主名簿記載の
当株式の株主または登録質権者に対し、当株式1株につき、SCNの取締役会が決議したSCN普通
株式1株当りの中間配当金に当該中間配当支払基準日における基準比率を乗じた額の中間配当金(以
− 19 −
(19) / 01/12/25 14:14 (01/12/17 21:48) / 352014_03_050_2k_01034307/第4提出会社/ソニー/半期.doc
下「子会社連動中間配当金」)を支払う。ただし、子会社連動中間配当金の支払は100,000円に当該中
間配当支払基準日における基準比率を乗じた額を上限とする。
(3)SCNの取締役会が利益配当金の支払を含む利益処分案をSCNの定時株主総会に提案することを決
議しなかったため、子会社連動配当金が存在しないこととなる場合であっても、当社は普通株式の株
主または登録質権者に対して利益配当金を支払うことができる。
(4)当社は、ある決算期につき、子会社連動配当金の支払額が(1)①の金額に達しないときは、その不足
額は翌期以降に累積する配当金(以下「累積未払配当金」)とし、翌期以降の子会社連動配当金およ
び普通株式の株主または登録質権者に対する利益配当金に先立ち、当株式の株主または登録質権者に
対し、配当上限金額を上限として、累積未払配当金を支払う。累積未払配当金の未払額は翌期以降に
累積する累積未払配当金とする。なお、累積未払配当金が存在する場合には、新たに発行される子会
社連動株式についても同額を累積未払配当金とみなす。また、ある決算期について累積未払配当金が
支払われるときは、当該決算期にかかる子会社連動配当金の決定においては、配当上限金額からその
支払額を控除した額をもって(1)②に定める配当上限金額とする。
(5)当株式については、子会社連動配当金を超えて配当は行わない。
(6)当社は、SCN普通株式が残余財産に含まれる限りにおいて、当株式1株につき、残余財産の分配日
における基準比率を乗じた数のSCN普通株式またはその処分代金(処分に要する費用を控除す
る。)を、普通株式の株主または登録質権者に対する分配に先立ち、当株式の株主または登録質権者
に分配する。当株式については、この他、残余財産の分配は行わない。
(7)当社は、いつでも当株式を買い入れ、これを株主に配当すべき利益をもって当該買入価額により消却
することができる。
(8)当社は、平成13年6月20日から3年を経過した後の日で当社の取締役会が定める日において、当株式
の全部につき、当株式の基準時価(以下に定義)と同額の金銭を当株式の株主または登録質権者に支
払うことにより、株主に配当すべき利益をもってまたは資本減少の規定に従い、強制的に消却するこ
とができる。
(9)当株式は、平成13年6月20日から3年を経過した後の日で当社の取締役会が定める日に、1株につき、
当株式の基準時価(以下に定義)に1.1を乗じた額を当社普通株式の基準時価(以下に定義)で除した
数の当社普通株式に一斉転換される。ただし、かかる転換は、当社普通株式が定款所定の証券取引所
または店頭登録市場等(以下「取引所等」)に上場または登録されている場合に限って行われる。
(10)基準時価とは、定款所定の方法により定まる取引所等における当該株式の終値の平均値をいう。
(11)当社は、次のいずれかの事由が生じた場合は、(8)および(9)に従い、遅滞なく当株式の全部を消
却しまたは一斉転換を行う。ただし、当該消却または一斉転換は、(8)および(9)にかかわらず、
当該事由の発生以後遅滞のない日で、当該消却または一斉転換を決議する当社の取締役会が定める日
において行う。
①SCNが直近の決算期の連結貸借対照表上の連結総資産(連結貸借対照表を作成していない場合は
SCNの直近の決算期の貸借対照表上の総資産)の80%以上にあたる資産または直近の決算期にか
かる連結損益計算書上の連結売上高(連結損益計算書を作成していない場合はSCNの直近の決算
期にかかる損益計算書上の売上高)が80%以上減少すると見込まれる営業を譲渡その他の方法で処
分したこと。ただし、SCNが直接または間接に発行済株式のすべてを所有する会社に対する処分
を除く。
②SCNが当社の子会社でなくなったこと。
③当社が直接所有するSCN普通株式の総数が、当株式の総数に基準比率を乗じた数に満たない状態
が3ヵ月以上継続したこと。
④SCNが解散の決議をしたこと。
⑤SCNが破産等の申立てをしたこと、またはSCNに破産宣告等がなされたこと。
⑥当株式が上場または登録されているすべての取引所等において上場廃止または登録取消の基準に該
当する事由が発生したこと。
(12)当社は、SCN普通株式が取引所等に上場または登録することが承認された場合には、(8)および
(9)に従い、遅滞なく当株式の全部を消却しまたは一斉転換を行う。ただし、当該消却または一斉転
換は、(8)および(9)にかかわらず、当該上場もしくは登録の日の前日または当該前日より前の日
− 20 −
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で当社の取締役会が定める日において行う。なお、当社は、本(12)に定める消却につき、当該上場
もしくは登録の日または当該日より前の日で当社の取締役会が定める日において、当株式1株につき、
当該日または定められた日における基準比率を乗じた数のSCN普通株式を当株式の株主に交付する
ことにより、当株式の全部を、株主に配当すべき利益をもってまたは資本減少の規定に従い、強制的
に消却することができる。
(13)基準比率は、当株式が時価を下回る払込金額をもって発行される場合、SCN普通株式が時価を下回
る払込金額をもって発行される場合、その他定款所定の場合に、定款所定の方法により調整される。
(14)当社は、当社の普通株式および当株式の双方またはいずれか一方のみを併合または分割できる。また、
当社は、普通株式の株主および当株式の株主の双方またはいずれか一方のみに対し、普通株式の株主
には普通株式の新株引受権を、当株式の株主には当株式の新株引受権を、それぞれ付与できる。当社
は、普通株式および当株式を同時に異なる割合で分割できる。また、当社は、普通株式の株主には普
通株式の新株引受権を、当株式の株主には当株式の新株引受権を、同時に異なる条件で付与できる。
(15)本株式の内容の詳細は、当社定款記載の内容による。
− 21 −
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(2)【発行済株式総数、資本金等の状況】
発行済株式
総数増減数
(千株)
発行済株式
総数残高
(千株)
平成13年6月20日*1
3,072
−
3,916
−
5,612
−
平成13年4月1日∼
平成13年9月30日*2
70
922,760
109
476,027
112
664,216
年月日
資本金増減
額
(百万円)
資本金残高
(百万円)
資本準備金
増減額
(百万円)
資本準備金
残高
(百万円)
(注)*1 種類株式(子会社連動株式)の一般募集による増資(発行価額2,550円、資本組入額1,275円)
*2 転換社債の株式転換、新株引受権の権利行使
3 転換社債の残高、転換価格および資本組入額
平成13年9月30日現在
平成13年11月30日現在
銘柄
転換社債残高
転換価格
資本組入額
転換社債残高
転換価格
資本組入額
昭和77年(平成14年)
満期1.5%利付
第2回無担保転換社債
百万円
313
円 銭
2,194 00
*1
百万円
312
円 銭
2,194 00
*1
昭和78年(平成15年)
満期1.4%利付
第3回無担保転換社債
百万円
8,168
円 銭
2,707 80
*1
百万円
8,166
円 銭
2,707 80
*1
百万円
287,825
円 銭
3,995 50
百万円
287,823
円 銭
3,995 50
平成17年満期1.4%利付
第4回無担保転換社債
2010年満期
米貨建転換社債 *2
千米ドル
円
56,680
13,220
(5,892百万円)
2011年満期
米貨建転換社債 *2
千米ドル
74,861
(9,342百万円)
*1
*1
銭
00
*1
千米ドル
円
56,680
13,220
(5,892百万円)
銭
00
*1
円 銭
8,814 00
*1
千米ドル
円 銭
74,861
8,814 00
(9,342百万円)
*1
(注)*1 転換により発行する株式の1株当り発行価格(転換価格)に0.5を乗じた額で、その結果1円未満
の端数を生じるときはその端数を切り上げた額。
*2 米貨建転換社債は、いずれも株価連動型のインセンティブ・プランとして米国の関係会社の役員・
幹部社員に対し割り当てることを目的として発行したものです。なお、2010年満期米貨建転換社債
については額面総額651千米ドルを、2011年満期米貨建転換社債については額面総額2,195千米ドル
を、それぞれ失権分として買入消却しました。
3 米国の関係会社の役員・幹部社員を対象として付与済みの株価連動型報奨受給権(Stock
Appreciation Rights)の一部を、米貨建転換社債を利用したプランに置き換えるため、平成13年12
月17日に、2006年満期米貨建転換社債57,307千米ドルを発行しました。
− 22 −
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4 新株引受権の残高、行使価格および資本組入額
平成13年9月30日現在
平成13年11月30日現在
銘柄
新株引受権残高
行使価格
資本組入額
新株引受権残高
−
平成13年満期0.1%利付
第5回無担保
新株引受権付社債 *3
百万円
1,712
円 銭
5,894 00
*2
平成16年満期0.03%利付
第6回無担保
新株引受権付社債
百万円
3,572
円 銭
6,263 50
*2
平成17年満期0.1%利付
第7回無担保
新株引受権付社債
百万円
4,000
円 銭
7,166 50
*2
平成18年満期1.55%利付
第10回無担保
新株引受権付社債 *4
百万円
円
11,490
12,457
銭
00
百万円
*2
行使価格
資本組入額
円 銭
−
−
百万円
3,572
円 銭
6,263 50
*2
百万円
4,000
円 銭
7,166 50
*2
百万円
円
11,490
12,457
銭
00
*2
(注) 1 新株引受権付社債は、いずれも同社債の新株引受権部分を当社取締役等に対し報酬の一部として支
給することを目的として発行したものです。
*2 新株引受権の行使により発行する株式の1株当り発行価格(行使価格)に0.5を乗じた額で、その結
果1円未満の端数を生じるときはその端数を切り上げた額。
*3 平成13年満期0.1%利付第5回無担保新株引受権付社債は、平成13年10月15日に満期償還されました。
*4 平成18年満期1.55%利付第10回無担保新株引受権付社債は、失権分として新株引受権の一部を消却
したことに伴い、新株引受権未行使額が468百万円減少しています。
5 平成13年11月30日開催の取締役会において、新株引受権部分を当社取締役等に対し報酬の一部とし
て支給することを目的として平成19年満期0.90%利付第13回無担保新株引受権付社債7,300百万円
(新株引受権6,965百万円)を、また、新株引受権部分をソニーコミュニケーションネットワーク株
式会社の取締役等に対し報酬の一部として支給することを目的として平成19年満期0.90%利付第14
回無担保子会社連動株式新株引受権付社債150百万円(新株引受権150百万円)を、それぞれ平成13
年12月21日に発行することを決議しました。
− 23 −
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(3)【大株主の状況】
平成13年9月30日現在
所有株式数(千株)
氏名又は名称
住所
普通株式
種類株式(子
会社連動株
式)
合計
発行済株式
総数に対す
る所有株式
数の割合
(%)
モクスレイ・アンド・
カンパニー *1
(常任代理人 株式会
社東京三菱銀行)
アメリカ・ニューヨーク
(東京都千代田区丸の内
2−7−1)
61,059
0
61,059
6.62
日本トラスティ・サー
ビス信託銀行株式会社
(信託口)*2
東京都中央区晴海1−8
−11
38,721
9
38,730
4.20
ステート・ストリー
ト・バンク・アンド・
トラスト・カンパニー
*3
(常任代理人 株式会
社富士銀行)
アメリカ・ボストン
(東京都中央区日本橋兜
町6−7)
30,395
0
30,395
3.29
ザ・チェース・マン
ハッタン・バンク・エ
ヌ・エイ・ロンドン*3
(常任代理人 株式会
社富士銀行)
イギリス・ロンドン
(東京都中央区日本橋兜
町6−7)
25,980
0
25,980
2.82
三菱信託銀行株式会社
(信託口)*2
東京都千代田区永田町2
−11−1
21,151
0
21,151
2.29
ザ・チェース・マン
ハッタン・バンク・エ
ヌ・エイ・ロンドン・
エス・エル・オムニバ
ス・アカウント *3
(常任代理人 株式会
社富士銀行)
イギリス・ロンドン
(東京都中央区日本橋兜
町6−7)
18,653
0
18,653
2.02
株式会社三井住友銀行
東京都千代田区有楽町1
−1−2
16,717
0
16,717
1.81
東洋信託銀行株式会社
(信託勘定A口)*2
東京都千代田区丸の内1
−4−3
16,297
0
16,297
1.77
レイケイ株式会社
東京都中央区日本橋蛎殻
町1−5−6
14,199
0
14,199
1.54
株式会社東京三菱銀行
東京都千代田区丸の内2
−7−1
12,901
0
12,901
1.40
256,073
9
256,082
27.75
計
−
(注)*1 モクスレイ・アンド・カンパニーは、ADR(米国預託証券)の受託機関であるジェー・ピー・モルガ
ン・チェース・バンクの株式名義人です。
*2 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)、三菱信託銀行株式会社(信託口)および東洋
信託銀行株式会社(信託勘定A口)の所有株式は、すべて各社が証券投資信託等の信託を受けている株
式です。
*3 ステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト・カンパニー、ザ・チェース・マンハッタン・バン
ク・エヌ・エイ・ロンドンおよびザ・チェース・マンハッタン・バンク・エヌ・エイ・ロンドン・エ
ス・エル・オムニバス・アカウントは、主として欧米の機関投資家の所有する株式の保管業務を行うと
ともに、当該機関投資家の株式名義人となっています。
− 24 −
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(4)【議決権の状況】
①【発行済株式】
平成13年9月30日現在
議決権のある株式数
(自己株式等)(株)
議決権のない株式数(株)
0
議決権のある株式数
(その他)(株)
800
単位未満株式数(株)*3
918,979,700
3,779,501
(注)1 単位未満株式数には、ソニー株式会社所有の自己株式42株が含まれています。
2 「議決権のある株式数(その他)」および「単位未満株式数」の中には、財団法人証券保管振替機構名義
の株式が、それぞれ151,000株および849株含まれています。
*3 当上半期の末日が商法等の一部を改正する等の法律(平成13年法律第79号)の施行日前であるため、「単
元未満株式数」を「単位未満株式数」と読み替えて記載しています。
②【自己株式等】
所有者の氏名又は名称
所有者の住所
ソニー株式会社
自己名義所有
株式数(株)
他人名義所有
株式数(株)
計(株)
発行済株式総数
に対する所有株
式数の割合
(%)
東京都品川区北品川
6−7−35
800
0
800
0.00
−
800
0
800
0.00
計
(注) 株主名簿上は当社名義となっていますが、実質的に所有していない株式が3,983株あり、当該株式数は上記
「発行済株式」の「議決権のある株式数(その他)」に3,900株および「単位未満株式数」に83株含まれて
います。
2【株価の推移】
【当上半期における月別最高・最低株価】
①【普通株式】
月別
平成13年4月
5月
6月
7月
8月
9月
最高(円)
9,380
10,340
9,440
8,280
6,560
5,310
最低(円)
8,420
9,130
8,020
5,780
5,230
4,080
(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものです。
②【種類株式(子会社連動株式)】
月別
平成13年4月
5月
6月
7月
8月
9月
最高(円)
−
−
3,050
3,000
2,600
2,000
最低(円)
−
−
2,670
2,010
1,980
1,410
(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものです。
3【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書の提出日後、当半期報告書の提出日まで、役員の異動はありません。
− 25 −
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第5【経理の状況】
1.中間連結財務諸表および中間財務諸表の作成方法について
(1)当社の中間連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省
令第28号)附則第2項の規定により、米国預託証券の発行に関して要請されている会計処理の原則および手
続ならびに表示方法、すなわち、米国で一般に公正妥当と認められた会計原則にもとづき作成されています。
(2)当社の中間連結財務諸表は、各連結会社がその所在する国において一般に公正妥当と認められている企業
会計の基準に準拠して作成した個別財務諸表を基礎として、上記(1)の基準に合致するよう必要な修正を加え
て作成されています。
(3)当社の中間財務諸表は、「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和52年大蔵省令
第38号。以下「中間財務諸表等規則」という。)にもとづいて作成しています。
なお、平成12年度上半期(平成12年4月1日から平成12年9月30日まで)は改正前の中間財務諸表等規則
にもとづき、平成13年度上半期(平成13年4月1日から平成13年9月30日まで)は改正後の中間財務諸表等
規則(「証券取引法第161条の2に規定する取引及びその保証金に関する内閣府令等の一部を改正する内閣府
令」(平成13年9月25日付内閣府令第76号)附則第3条ただし書きを適用)にもとづいて作成しています。
2.監査証明について
当社は、証券取引法第193条の2の規定にもとづき、平成12年度上半期(平成12年4月1日から平成12年9
月30日まで)および平成13年度上半期(平成13年4月1日から平成13年9月30日まで)の中間連結財務諸表な
らびに平成12年度上半期(平成12年4月1日から平成12年9月30日まで)および平成13年度上半期(平成13年
4月1日から平成13年9月30日まで)の中間財務諸表について、中央青山監査法人による中間監査を受けてい
ます。
− 26 −
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1【中間連結財務諸表等】
(1)【中間連結財務諸表】
①【中間連結貸借対照表】
平成12年度上半期末
(平成12年9月30日)
区分
注記
番号
平成13年度上半期末
(平成13年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
平成12年度末
(平成13年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1
現金・預金および現
金同等物
2
定期預金
3
有価証券
4
623,133
741,563
607,245
6,935
5,053
5,909
142,156
157,003
90,094
受取手形および売掛
金
1,154,826
1,300,254
1,404,952
5
貸倒および返品引当
金
△87,589
△112,019
△109,648
6
棚卸資産
1,016,190
1,007,580
942,876
7
繰延税金
138,805
144,931
141,473
8
前払費用およびその
他の流動資産
346,758
410,075
394,573
*4
流動資産合計
3,341,214
46.6
3,654,440
44.8
3,477,474
44.4
Ⅱ
繰延映画製作費
254,110
3.6
316,546
3.9
297,617
3.8
Ⅲ
投資および貸付金
1
関連会社に対する投
資および貸付金
2
投資有価証券その他
*4
*6
投資および貸付金合
計
Ⅳ
有形固定資産
103,682
104,032
1,056,001
1,395,973
1,284,956
1,156,011
16.1
1,499,655
18.4
1,388,988
土地
186,194
184,429
190,394
2
建物および構築物
776,477
842,147
828,554
3
機械装置およびその
他の有形固定資産
1,986,128
2,160,719
2,113,005
4
建設仮勘定
91,058
96,832
165,047
3,039,857
3,284,127
3,297,000
△1,763,774
△1,866,414
△1,862,701
減価償却累計額
有形固定資産合計
17.8
*6
1
5
Ⅴ
100,010
1,276,083
17.8
1,417,713
17.4
1,434,299
18.3
その他の資産
1
無形固定資産
207,745
223,860
221,289
2
営業権
289,265
300,107
305,159
3
繰延保険契約費
252,810
286,947
270,022
4
その他
388,288
450,745
433,118
その他の資産合計
1,138,108
15.9
1,261,659
15.5
1,229,588
15.7
資産合計
7,165,526
100.0
8,150,013
100.0
7,827,966
100.0
− 27 −
(27) / 01/12/25 14:14 (01/12/17 9:46) / 352014_03_060_2k_01034307/第5−1中間連結財務諸表/ソニー/半期.doc
平成12年度上半期末
(平成12年9月30日)
区分
注記
番号
平成13年度上半期末
(平成13年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
平成12年度末
(平成13年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(負債および資本の部)
Ⅰ
流動負債
1
短期借入金
*9
206,158
756,912
185,535
2
1年以内に返済期限
の到来する長期借入
債務
*7
*9
202,308
59,987
170,838
3
支払手形および買掛
金
899,642
788,583
925,021
4
未払金・未払費用
698,093
745,413
807,532
5
未払法人税およびそ
の他の未払税金
105,364
94,079
133,031
6
その他
320,241
398,602
424,783
流動負債合計
Ⅱ
2,431,806
34.0
2,843,576
34.9
2,646,740
33.8
固定負債
1
長期借入債務
2
*7
*9
856,480
955,839
843,687
未払退職・年金費用
142,815
223,632
220,787
3
繰延税金
187,908
161,896
175,148
4
保険契約債務その他
1,239,832
1,495,064
1,366,013
5
その他
183,317
235,551
241,101
固定負債合計
2,610,352
36.4
3,071,982
37.7
2,846,736
36.4
30,137
0.4
33,020
0.4
19,037
0.2
−
−
3,917
0.0
−
−
普通株式
465,322
6.5
472,111
5.8
472,002
6.0
2
資本準備金
955,681
13.3
968,144
11.9
962,401
12.3
3
利益剰余金
1,138,123
15.9
1,162,197
14.3
1,217,110
15.6
4
累積その他の包括利
益
Ⅲ
少数株主持分
Ⅳ
資本
1
資本金
子会社連動株式
(1)未実現有価証券評
価益
*4
39,943
17,854
44,516
(2) 未実現デリバティ
ブ評価益
−
1,734
−
(3)最小年金債務調整
額
△3,678
△49,812
△49,812
△494,515
△367,286
△323,271
(4)外貨換算調整額
累積その他の包括
利益合計
5
自己株式
資本合計
契約債務および偶
発債務
負債および資本合
計
△458,250
△6.4
△397,510
△4.9
△328,567
△4.2
△7,645
△0.1
△7,424
△0.1
△7,493
△0.1
2,093,231
29.2
2,201,435
27.0
2,315,453
29.6
7,165,526
100.0
8,150,013
100.0
7,827,966
100.0
*9
− 28 −
(28) / 01/12/25 14:14 (01/12/17 9:46) / 352014_03_060_2k_01034307/第5−1中間連結財務諸表/ソニー/半期.doc
②【中間連結損益計算書】
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
区分
Ⅰ
Ⅱ
純売上高
2
金融ビジネス収入
3
営業収入
1
売上原価
金額(百万円)
3,025,088
3,185,650
百分比
(%)
209,863
21,042
6,829,003
222,227
3,255,993
100.0
16,911
447,147
3,424,788
100.0
38,674
2,375,860
5,046,694
2
販売費および一般管
理費
753,190
836,373
1,613,069
3
金融ビジネス費用
199,492
営業利益・損失(△)
3,172,273
97.4
83,720
2.6
212,943
3,425,176
100.0
△388
△0.0
429,715
1
受取利息および受取
配当金
10,972
7,645
18,541
2
特許実施許諾料
14,393
13,894
29,302
3
為替差益(純額)
1,854
−
−
4
退職給付目的信託へ
の株式拠出益
−
−
11,120
5
投資有価証券その他
の売却益(純額)
22,499
−
41,708
6
持分法適用会社の新
株発行にともなう利
益
8,436
416
18,030
7
Ⅷ
百分比
(%)
金額(百万円)
2,219,591
その他の収益
Ⅶ
百分比
(%)
平成12年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
7,314,824
100.0
7,089,478
96.9
225,346
3.1
167,654
2.3
127,132
1.8
265,868
3.6
115,534
1.6
売上原価および販売
費・一般管理費
Ⅳ
Ⅵ
金額(百万円)
平成13年度上半期
平成13年4月1日
平成13年9月30日)
売上高および営業収入
1
Ⅲ
Ⅴ
注記
番号
(自
至
その他
20,874
79,028
2.4
20,819
42,774
1.2
48,953
その他の費用
1
支払利息
2
投資有価証券評価損
3
為替差損(純額)
4
その他
20,571
22,697
2,430
10,826
4,230
−
215
15,660
26,013
税引前利益・損失
(△)
49,014
1.5
113,734
3.5
22,365
43,015
56,103
1.6
△13,717
△0.4
64,227
法人税等
1
当中間(年度)分
2
繰延税額
少数株主損益、持分法
による投資損失および
会計原則変更による累
積影響額前利益・損失
(△)
72,352
△17,076
51,481
55,276
1.7
58,458
△16,400
121,113
35,081
1.0
△5,579
1.8
△48,798
△1.4
150,334
2.0
△3,875
△0.1
△8,929
△0.3
△15,348
△0.2
Ⅸ
少数株主利益・損失
(△)
Ⅹ
持分法による投資損失
(純額)
31,641
1.0
9,364
0.3
44,455
0.6
XI
会計原則変更による累
積影響額前利益・損失
(△)
30,692
0.9
△49,233
△1.4
121,227
1.6
XⅡ 会計原則変更による累
積影響額(平成12年
度、平成12年度上半
期:税金費用491百万
円含む、平成13年度上
半期:税効果2,975百
万円控除後)
△104,473
△3.2
5,978
0.1
△104,473
△1.4
XⅢ 中間(当期)純利益・
損失(△)
△73,781
△2.3
△43,255
△1.3
16,754
0.2
− 29 −
(29) / 01/12/25 14:14 (01/12/17 9:46) / 352014_03_060_2k_01034307/第5−1中間連結財務諸表/ソニー/半期.doc
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年4月1日 (自 平成13年4月1日 (自
平成12年9月30日) 至 平成13年9月30日) 至
注記
(自
番号
至
平成12年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
普通株式
基本的1株当り金額
*8
会計原則変更による累積
影響額前利益
33.65 円
△ 53.60 円
132.64 円
会計原則変更による累積
影響額
△ 114.54 円
6.51 円
△ 114.31 円
中間(当期)純利益・損
失(△)
△ 80.89 円
△ 47.09 円
18.33 円
会計原則変更による累積
影響額前利益
32.09 円
△ 53.60 円
124.36 円
会計原則変更による累積
影響額
△ 105.07 円
6.51 円
△ 105.08 円
中間(当期)純利益・損
失(△)
△ 72.98 円
△ 47.09 円
19.28 円
1株当り中間(年間)配当
金
12.5 円
12.5 円
25.0 円
希薄化後1株当り金額
*8
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年4月1日 (自 平成13年4月1日 (自
平成12年9月30日) 至 平成13年9月30日) 至
注記
(自
番号
至
平成12年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
子会社連動株式
基本的1株当り中間(当
期)純利益・損失(△)
*8
1株当り中間(年間)配当
金
− 円
△0.84 円
− 円
− 円
− 円
− 円
③【中間連結剰余金計算書】
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年4月1日 (自 平成13年4月1日 (自
平成12年9月30日) 至 平成13年9月30日) 至
(自
至
区分
Ⅰ
利益剰余金期首残高
Ⅱ
利益剰余金減少高
1
配当金
2
新株発行費
Ⅲ
中間(当期)純利益・
損失(△)
Ⅳ
利益剰余金中間期末
(期末)残高
注記
番号
金額(百万円)
金額(百万円)
1,223,761
11,444
413
金額(百万円)
1,217,110
11,496
11,857
平成12年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
162
1,223,761
22,939
11,658
466
23,405
△73,781
△43,255
16,754
1,138,123
1,162,197
1,217,110
− 30 −
(30) / 01/12/25 14:14 (01/12/17 9:46) / 352014_03_060_2k_01034307/第5−1中間連結財務諸表/ソニー/半期.doc
④【中間連結キャッシュ・フロー計算書】
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年4月1日 (自 平成13年4月1日 (自
平成12年9月30日) 至 平成13年9月30日) 至
(自
至
区分
Ⅰ
注記
番号
金額(百万円)
金額(百万円)
平成12年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
金額(百万円)
営業活動によるキャッ
シュ・フロー
1
中間(当期)純利
益・損失(△)
2
営業活動から得た
(営業活動に使用し
た)現金・預金およ
び現金同等物(純
額)への中間(当
期)純利益・損失
(△)の調整
△73,781
△43,255
16,754
(1) 有形固定資産の減
価償却費および無
形固定資産の償却
費(繰延保険契約
費の償却を含む)
162,861
167,576
348,268
(2) 繰延映画製作費の
償却費
101,669
102,717
244,649
(3) 退職・年金費用
(支払額控除後)
13,348
3,661
21,759
(4) 固定資産除売却損
(純額)および減
損
7,033
16,865
24,304
(5) 退職給付目的信託
への株式拠出益
−
−
△ 11,120
(6) 投資有価証券その
他の売却益(純
額)
△22,499
−
△ 41,708
(7) 持分法適用会社の
新株発行にともな
う利益
△8,436
△416
△ 18,030
△17,076
△16,400
△5,579
(9) 持分法による投資
損失(純額)(受
取配当金相殺後)
33,307
9,505
47,219
(10)会計原則変更によ
る累積影響額
104,473
△5,978
104,473
△47,925
84,389
△177,484
棚卸資産の増加
△238,690
△77,261
△103,085
繰延映画製作費の
増加(会計原則変
更による累積影響
額調整後)
△120,040
△132,907
△269,004
(8) 繰延税額
(11)資産および負債の
増減
受取手形および売
掛金の増加(△)・
減少
− 31 −
(31) / 01/12/25 14:14 (01/12/17 9:46) / 352014_03_060_2k_01034307/第5−1中間連結財務諸表/ソニー/半期.doc
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年4月1日 (自 平成13年4月1日 (自
平成12年9月30日) 至 平成13年9月30日) 至
(自
至
区分
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
支払手形および買
掛金の増加・減少
(△)
88,565
△131,272
95,213
未払法人税および
その他の未払税金
の増加・減少(△)
18,403
△42,113
38,749
保険契約債務その
他の増加
114,959
129,051
241,140
繰延保険契約費の
増加
△32,916
△35,097
△68,927
その他の流動資産
および負債の増減
(純額)
△3,025
△83,503
71,193
△35,903
△65,532
△14,017
44,327
△119,970
544,767
(12)その他
営業活動から得た
(営業活動に使用
した)現金・預金
および現金同等物
(純額)
Ⅱ
注記
番号
平成12年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
投資活動によるキャッ
シュ・フロー
1
固定資産の購入
△196,350
△220,180
△468,019
2
固定資産の売却
10,391
22,904
26,704
3
金融ビジネスにおけ
る投資および貸付
△146,758
△275,653
△329,319
4
投資および貸付(金
融ビジネス以外)
△54,544
△35,253
△119,816
5
金融ビジネスにおけ
る投資有価証券その
他の売却および貸付
金の回収
42,561
85,248
93,226
投資有価証券その他
の売却および貸付金
の回収(金融ビジネ
ス以外)
37,395
10,805
64,381
6
7
有価証券の購入
△4,379
△455
△17,002
8
有価証券の売却
17,365
8,058
29,883
9
定期預金の増加
(△)・減少
△768
795
914
△295,087
△403,731
△719,048
投資活動に使用し
た現金・預金およ
び現金同等物(純
額)
− 32 −
(32) / 01/12/25 14:14 (01/12/17 9:46) / 352014_03_060_2k_01034307/第5−1中間連結財務諸表/ソニー/半期.doc
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年4月1日 (自 平成13年4月1日 (自
平成12年9月30日) 至 平成13年9月30日) 至
(自
至
区分
Ⅲ
注記
番号
金額(百万円)
金額(百万円)
平成12年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
金額(百万円)
財務活動によるキャッ
シュ・フロー
長期借入
177,136
154,340
195,118
2
長期借入金の返済
△66,517
△120,885
△143,258
3
短期借入金の増加
148,840
582,853
106,245
4
子会社連動株式の発
行
−
9,529
−
5
配当金の支払
△11,354
△11,514
△22,774
6
その他
337
51,926
△889
財務活動から得た
現金・預金および
現金同等物(純
額)
248,442
666,249
134,442
為替相場変動の現金・
預金および現金同等物
に対する影響額
△613
△8,230
21,020
現金・預金および現金
同等物純増加・減少
(△)額
△2,931
134,318
△18,819
Ⅵ
現金・預金および現金
同等物期首残高
626,064
607,245
626,064
Ⅶ
現金・預金および現金
同等物中間期末(期
末)残高
623,133
741,563
607,245
Ⅳ
1
Ⅴ
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年4月1日 (自 平成13年4月1日 (自
平成12年9月30日) 至 平成13年9月30日) 至
(自
至
区分
注記
番号
金額(百万円)
金額(百万円)
平成12年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
金額(百万円)
補足情報
6ヶ月間(1年間)の現
金支払額
法人税等
57,155
94,069
93,629
支払利息
23,202
21,681
47,806
27,059
203
40,294
現金支出をともなわない
投資および財務活動
転換社債から資本金お
よび資本準備金に転換
された金額
− 33 −
(33) / 01/12/25 14:14 (01/12/17 9:46) / 352014_03_060_2k_01034307/第5−1中間連結財務諸表/ソニー/半期.doc
中間連結財務諸表注記
1
会計処理の原則および手続ならびに中間連結財務諸表の表示方法
この中間連結財務諸表は、米国預託証券の発行に関して要請されている会計処理の原則および手続ならびに表示
方法、すなわち、会計調査公報、会計原則審議会意見書および財務会計基準書等、米国において一般に公正妥当と
認められた会計原則(以下「米国会計原則」)によって作成されています。なお、当社は四半期決算を実施し、各
四半期の連結財務諸表を開示していますが、この中間連結財務諸表は中間連結会計期間を一会計年度とみなし作成
されています。当社および連結子会社(以下「ソニー」)が採用している会計処理の原則および手続ならびに中間
連結財務諸表の表示方法のうち、わが国における会計処理の原則および手続ならびに表示方法と異なるもので重要
性のあるものは以下のとおりです。ほとんどの違いは国内会社の会計処理によるもので、そのうち金額的に重要な
修正および組替項目については、米国会計原則による税引前利益に含まれる影響額を括弧内に表示しています。
(1)リース会計
米国財務会計基準書(Statement of Financial Accounting Standards、以下「基準書」)第13号にもとづき、
リース取引の契約内容が一定のキャピタル・リースの条件に該当する場合には、最低リース料支払総額の現在価
値またはリース資産の公正価額を、有形固定資産およびキャピタル・リース未払金に計上しています。当該資産
が償却資産の場合は、リース期間または見積耐用年数にわたり減価償却をしています。また、リース料支払額と
キャピタル・リース未払金の取崩額との差額は支払利息に計上しています。
(2)デリバティブ
基準書第133号にもとづき、保有する転換社債に組み込まれる株式転換権は組込デリバティブとして認識され、
その公正価額変動は損益に計上されています。(平成13年度上半期 4,923百万円の損失)
(3)保険事業の会計
基準書第60号にもとづき、新規保険契約の獲得費用のうち、回収できると認められるものは繰り延べ、保険料
払込期間にわたって償却しています。なお、わが国においてはこれらの費用は、発生年度の期間費用として処理
しています。(平成12年度上半期 12,829百万円の利益、平成13年度上半期 16,925百万円の利益、平成12年度
30,040百万円の利益)また米国基準上、保険契約債務は保険数理上の諸数値にもとづく平準純保険料式により計
算していますが、わが国においては行政監督庁の認める方式により算定しています。なお、平成12年度において
生命保険子会社は法定帳簿上、標準責任準備金達成のための一括積立を実施しました。(平成12年度上半期
2,430百万円の損失、平成13年度上半期 20,874百万円の損失、平成12年度 58,793百万円の利益)なお、わが国の
保険業法上、一定の創業費および開業費の繰延が認められますが、このような処理は米国基準では認められてい
ません。(平成12年度上半期 1,407百万円の損失、平成13年度上半期 764百万円の損失、平成12年度 3,090百万
円の損失)
(4)無形固定資産および営業権
基準書第142号にもとづき、商標を含む耐用年数が確定できないと判断された無形固定資産および買収時に計
上された営業権については均等償却をせず、年一回および減損の可能性を示す事象が発生した時点で、公正価額
にもとづく減損の判定を行っています。公正価額が簿価を下回っていると判断される場合は、公正価額まで評価
損が認識されます。(平成13年度上半期 9,790百万円の利益)
(5)未払退職・年金費用
基準書第87号にもとづき、未払退職・年金費用を計上しています。わが国において退職給付に係る会計基準が
適用されたことにより、以下の項目を除いて退職給付会計における差異はおおむねなくなっています。
① 未払退職・年金費用の計上において、基準書第87号では最小年金債務を考慮する。
② 基準書第87号適用開始時差額は適用開始時における平均残存勤務年数により定額償却していますが、日本国
内基準で作成される当社およびほとんどの国内子会社の財務諸表では、わが国の退職給付に係る会計基準適
用に伴う変更時差異は適用初年度に一時償却しています。(平成12年度上半期 200,498百万円の利益、平成
13年度上半期 3,352百万円の利益、平成12年度 254,072百万円の利益)
− 34 −
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③ ソニーは平成10年12月、退職給付を目的とした信託に特定の市場性ある株式(子会社・関連会社株式を除
く)を拠出しました。この拠出は、基準書第87号にしたがい公正価額による制度資産への拠出として扱われ
ます。その結果、売却可能証券として区分されていたこれらの株式の未実現評価益が実現し、平成10年度の
損益計算書上「退職給付目的信託への株式拠出益」に計上されています。一方、わが国において退職給付に
係る会計基準が適用されたことにより、日本基準で作成される当社の平成12年度上半期および平成12年度の
損益計算書において上記の信託資産にかかる会計処理が適用されています。
(平成12年度上半期および平成12年度 117,334百万円の損失)
(6)新株引受権
米国会計原則審議会意見書第14号にもとづき、分離型新株引受権付社債についてはその発行価額を発行時の公
正価額を基礎として新株引受権に対応する額と、社債に対応する額に区分しています。新株引受権に対応する額
は、新株引受権の行使の有無にかかわらず、資本準備金として表示しています。
(7)新株発行費
新株発行費は、資本勘定の控除項目として処理することが米国の慣行であることから、これを費用として処理
せず、税効果考慮後の額を利益剰余金から直接控除しています。
(8)利益処分による役員賞与
利益処分による役員賞与は、それが帰属する会計年度の販売費および一般管理費として計上しています。
(9)持分法による投資損益の会計処理区分
米国証券取引委員会の定める規則S-X(Regulation S-X)にもとづき、持分法による投資損益(純額)につい
ては「少数株主持分損益、持分法による投資損失および会計原則変更による累積影響額前利益・損失(△)」の後
に区分して表示しています。(平成12年度上半期 31,641百万円の利益、平成13年度上半期 9,364百万円の利益、
平成12年度 44,455百万円の利益)
(10)セグメント情報
基準書第131号にもとづき、ビジネスセグメントおよび地域(顧客の所在国)別情報を開示しています。この
情報に加えて、出荷事業所の所在地別の売上高、営業収入および営業利益を証券取引法による開示要求を考慮し
て開示しています。
2
営業活動の内容
ソニーはさまざまなエレクトロニクス製品・部品を一般消費者および産業向けに開発、設計、製造、販売してい
るほか、家庭用ゲーム機およびゲームソフトの開発、制作、製造、販売を行っています。ソニーの主要な生産施設
は日本、米国、欧州、アジアにあります。エレクトロニクス製品は世界全地域、ゲーム製品は主に日本、米国及び
欧州において、販売子会社および資本関係のない各地の卸売り業者ならびにインターネットによる直接販売により
販売されています。ソニーはあらゆるフォーマット、ジャンルの音楽ソフトを企画、制作、製造、販売しています。
また、映画、ビデオソフトおよびテレビ番組を含む映像ソフトの企画、製作、製造、販売、配給、放映を行ってい
ます。さらにソニーは日本における個人向け生命保険および損害保険を主とする保険業、日本のリースおよびクレ
ジット事業、銀行業を行っています。以上に加え、インターネット関連サービス事業、日本の広告代理店事業、ま
た日本、米国、ドイツで都市型エンタテインメント事業などに従事しています。
3
主要な会計方針の要約
米国会計原則にしたがった財務諸表の作成は、決算日における資産・負債の報告金額および偶発資産・負債の開
示、報告期間における収益・費用の報告金額に影響を与えるような見積・予測を必要とします。結果として、この
ような見積と実績が異なる場合があります。
− 35 −
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(1)新会計基準の適用
映画会計
平成12年6月、米国公認会計士協会の会計基準委員会は意見書(Statement of Position、以下「SOP」)00
−2「映画およびテレビ番組の製作者または配給者にかかる会計基準(Accounting by Producers or
Distributors of Films)」を公表し、ソニーはこれを早期適用しました。SOP 00−2は収益認識や広告宣伝費、
開発費用、間接費の会計処理の変更を含む新しい映画会計基準を規定するものです。特に、SOP 00−2は映画
作品およびテレビ番組にかかる広告宣伝費などのすべての配給関連費用を発生時に費用化することを要求して
います。従来適用されていた会計基準のもとでは、映画作品およびテレビ番組にかかる広告宣伝費は資産化さ
れ、作品ごとの予想総収益に対する各年度の収益割合に応じて償却されていました。さらに、SOP 00−2は、
従来適用されていた会計基準のもとでは映画棚卸資産として資産化されていた、中止されたプロジェクトの開
発費用や一部の間接費を直接費用化することを要求しています。また、すべての繰延映画製作費は貸借対照表
上、長期性資産に計上することを要求しています。収益認識などのSOP 00−2におけるこのほかの規定は、お
おむね従来のソニーの会計方針に一致しています。
ソニーはこのSOP 00−2を平成12年4月1日に遡って適用しました。その結果、平成12年度におけるソニー
の営業利益、税引前利益および当期純利益はそれぞれ28,547百万円減少しました。これに加え、主に映画棚卸
資産を減額する、キャッシュ・フローに影響を与えない過年度の一時的累積影響額101,653百万円(税金費用
への影響なし)を計上することにより、平成12年度におけるソニーの当期純利益は同額減少しました。この一
時的累積影響額は連結損益計算書上、会計原則変更による累積影響額として計上されています。
なおSOP 00−2は、この新会計基準を過年度に溯って適用したと仮定した場合の影響額の開示は要求してい
ません。
収益認識
平成12年度において、ソニーは米国証券取引委員会により公表された会計職員公報(Staff Accounting
Bulletin、以下「SAB」)第101号「財務諸表における収益の認識(Revenue Recognition in Financial
Statements)」を平成12年4月1日に遡って適用しました。この結果、ソニーはエレクトロニクス、ゲーム、
音楽の収益認識の方法を変更しています。エレクトロニクス、ゲーム、音楽の収益は、SAB第101号に従い物品
の所有権および所有に関わるリスクと便益が実質的に移転したと考えられる時点、すなわち物品が顧客の所在
地に引渡された時点で認識されます。従来ソニーは米国財務会計概念書(Statement of Financial
Accounting Concept、以下「概念書」)第5号「企業の財務諸表における認識および測定(Recognition and
Measurement in Financial Statements of Business Enterprises)」に従い、取引条件にしたがって全ての
義務を実質的に完了した時点で収益を認識していました。ソニーは概念書第5号のもとでは取引に関わる全て
の義務は物品が出荷された時点で完了すると考え、出荷時点で収益を認識していました。
SAB第101号の適用にともない、ソニーはキャッシュ・フローに影響を与えない過年度の一時的累積影響額
2,821百万円(税金費用491百万円を含む)を計上しました。この一時的累積影響額は、平成11年度においてす
でに認識された売上取引の純額を示しており、その売上取引はSAB第101号の適用にともなって、平成12年度に
認識されました。この一時的累積影響額は連結損益計算書上、会計原則変更による累積影響額として計上され
ています。ソニーがSAB第101号を適用した結果、平成12年度の連結損益計算書に与えた影響は軽微です。なお、
SAB第101号を遡及的に適用したと仮定した場合の過年度の財務情報は、その影響が軽微のため開示していませ
ん。
− 36 −
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デリバティブおよびヘッジに関する会計処理
平成13年4月1日、ソニーは基準書第133号「デリバティブ及びヘッジ活動に関する会計処理(Accounting
for Derivative Instruments and Hedging Activities )」を適用しました。この基準書は、基準書第138号
「特定の派生商品及び特定のヘッジ活動に関する会計処理-FASB基準書第133号の改訂(Accounting for
Certain Derivative Instruments and Certain Hedging Activities - an Amendment of FASB Statement No.
133)」により一部改訂されています。改訂された基準書第133号はデリバティブに関する会計処理および報告
基準を規定しています。基準書第133号は他の契約に組み込まれたデリバティブを含むすべてのデリバティブ
を公正価額により貸借対照表上、資産または負債として認識し、さらにその公正価額の変動を、会計上の目的
に照らしてヘッジとして適格であるか否かおよびヘッジ活動の性質にもとづき、資本の部もしくは当期純損益
に計上することを要求しています。
新基準の適用の結果、平成13年4月1日において、キャッシュ・フローに影響を与えない過年度の一時的累
積影響額として、税効果考慮後の未実現の利益1,089百万円が連結貸借対照表上の累積その他の包括利益に、
税効果考慮後の利益5,978百万円が会計原則変更による累積影響額として連結損益計算書に計上されました。
なお、従来は売却可能証券の一部として処理されていた債券投資に含まれる組込デリバティブが主契約と区分
され、デリバティブとして会計処理されたことにより、ソニーの平成13年度上半期の営業損失および税引前損
失はそれぞれ4,923百万円増加しました。また、会計原則変更による累積影響額前損失ならびに中間純損失は、
平成13年度上半期においてそれぞれ3,144百万円増加しました。
企業結合と営業権およびその他の無形固定資産に関する会計処理
平成13年7月、米国財務会計基準審議会(以下「FASB」)は基準書第141号「企業結合(Business
Combinations)」および基準書第142号「営業権及びその他の無形固定資産(Goodwill and Other Intangible
Assets)」を公表しました。
基準書第141号は、会計原則審議会意見書(Accounting Principles Board Opinion 以下「APB」)第16号
「企業結合(Business Combinations)」および基準書第38号「被買収企業の買収前の偶発事象に対する会計
処理(Accounting for Preacquisition Contingencies of Purchased Enterprises)」に代わるものです。基
準書第141号は、平成13年7月1日以降行われる企業結合の会計処理において、これまでAPB第16号のもとで認
められていた持分プーリング法の使用を禁止し、すべての企業結合をパーチェス法により処理することを要求
しています。
基準書第142号は、APB第17号「無形固定資産(Intangible Assets)」に代わるもので、取得した営業権お
よびその他の無形固定資産に関する会計処理を規定するものです。基準書第142号は、平成13年12月16日以降
に開始する年度より効力を有しますが、その事業年度が平成13年3月16日以降に開始される会社には早期適用
が認められています。基準書第142号は、営業権や無形固定資産に関するより好ましい会計基準と考えられる
ことから、ソニーは、平成13年度上半期において、期首に溯りこの新会計基準を早期適用することを決定しま
した。基準書第142号は、営業権および耐用年数が確定できない無形固定資産については償却をせず、年一回
および減損の可能性を示す事象が発生した時点で、減損の判定を行うことを要求しています。基準書第142号
の適用にともない、ソニーは無形固定資産の耐用年数の再評価を行い、商標を含む一部の無形固定資産につい
てその耐用年数が確定できないと判断した結果、これらの資産の償却を停止しました。平成13年4月1日現在、
耐用年数が確定できない無形固定資産の残高は76,029百万円です。なお、これらの無形固定資産について基準
書適用時点で減損判定を行い、その公正価額が簿価を超過していると判断した結果、減損は認識していません。
また、基準書第142号の規定に従い、当上半期において既存の営業権の減損判定を行った結果、いずれも公正
価額が簿価を上回っていると判断し、減損は認識していません。
基準書第142号適用の結果、ソニーの平成13年度上半期の営業損失および税引前損失は、9,790百万円減少し
ました。また、会計原則変更による累積影響額前損失ならびに中間純損失は、当上半期において、9,188百万
円減少しました。
平成12年度上半期に報告された会計原則変更による累積影響額前利益、中間純損失、基本的および希薄化後
の1株当り金額から、営業権および耐用年数が確定できない無形固定資産の償却費を除く調整は以下のとおり
です。
− 37 −
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項目
平成12年度上半期 (百万円)
会計原則変更による累積影響額前利益
30,692
加算: 営業権償却費
7,149
無形固定資産償却費
1,174
調整後会計原則変更による累積影響額前利益
39,015
中間純損失
△ 73,781
加算: 営業権償却費
7,149
無形固定資産償却費
1,174
調整後中間純損失
△ 65,458
項目
平成12年度上半期 (円)
1株当り情報:
会計原則変更による累積影響額前利益
基本的1株当り金額
33.65
加算: 営業権償却費
7.84
無形固定資産償却費
1.28
調整後基本的1株当り金額
42.77
希薄化後1株当り金額
32.09
加算: 営業権償却費
7.19
無形固定資産償却費
1.18
調整後希薄化後1株当り金額
40.46
項目
平成12年度上半期 (円)
中間純損失
基本的1株当り金額
△ 80.89
加算: 営業権償却費
7.84
無形固定資産償却費
1.28
調整後基本的1株当り金額
△ 71.77
希薄化後1株当り金額
△ 72.98
加算: 営業権償却費
7.19
無形固定資産償却費
1.18
調整後希薄化後1株当り金額
△ 64.61
− 38 −
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(2)主要な会計方針
①
連結の基本方針ならびに関連会社に対する投資の会計処理
ソニーの連結財務諸表は、当社および当社が過半数の株式を所有する子会社の勘定を含んでいます。連結会社
間の取引ならびに債権債務は、すべて消去しています。重要な影響力を行使しうる、あるいは20%以上50%以下
の持分比率を有する会社に対する投資は、持分法を適用しています。持分法適用会社に対する投資は、未分配損
益に対するソニーの持分額を取得価額に加減算した金額を計上しています。連結中間(当期)純利益は、これら
の会社の当年度の純利益・損失に対するソニーの持分額から未実現内部利益を控除した金額を含んでいます。個
別の投資の価値が下落し、その下落が一時的でないと判断される場合には、公正価額まで評価減しています。
連結子会社あるいは持分法適用会社は、公募あるいは転換社債の転換によりソニーの当該会社に対する1株当
りの持分額を超える、あるいは下回る価格で、第三者に対して株式を発行することがあります。このような取引
により認識されるソニーの持分の増減額は、その持分の変更があった年度の損益として計上しています。
連結子会社および持分法適用会社に対する投資原価が当該会社の純資産額のソニーの持分を超える場合、その
金額は、取得時点における公正価額にもとづき、認識しうる各資産および負債に配分しています。純資産額のソ
ニーの持分を超える金額のうち、特定の資産および負債に配分されなかった部分は、営業権として計上していま
す。
②
外貨換算
海外子会社および関連会社の財務諸表項目の換算において、資産および負債は決算日の為替相場によって円貨
に換算し、収益および費用はおおむね取引発生時の為替相場によって円貨に換算しています。その結果生じた換
算差額は、累積その他の包括利益の一部として表示しています。
外貨建金銭債権および債務は決算日の為替相場によって換算し、その結果生じた為替差損益は当上半期の損益
に計上しています。
③
収益認識
ソニーのエレクトロニクス、ゲームおよび音楽分野の売上高は、物品の所有権および所有に関わるリスクと便
益が実質的に顧客に移転したと考えられる時点(引渡時点)で計上しています。また、契約上顧客による検収が
必要な取引については、検収が完了した時点、または検収猶予期間が終了した時点で売上を計上しています。
映画分野における劇場映画収益は、劇場公開日に計上を開始しています。映画作品およびテレビ番組の放映に
かかるライセンス契約による収益は、それらの放映に対する制限がなくなり、放映可能となった時点で計上して
います。ホームビデオカセット・DVDにかかる売上高は、ソニーの顧客である販売業者が販売可能となった時
点で計上しています。
保険料収入は保険契約者からの払込の期日が到来した時点で、収益として計上しています。保険金・給付金お
よび保険契約費用は、保険料収入に対応して保険契約の期間にわたり認識しています。保険契約債務の認識およ
び繰延保険契約費の償却により会計上の費用収益の対応が行われています。
④
現金・預金および現金同等物
現金・預金および現金同等物は、表示された金額で容易に換金され、かつ満期日まで短期間であるために利率
の変化による価値変動リスクが僅少なもので、取得日から3ヵ月以内に満期の到来する流動性の高い投資を含ん
でいます。
⑤
市場性のある負債および持分有価証券
売却可能証券に区分された、負債証券および公正価額が容易に確定できる持分証券は、その公正価額で計上さ
れており、未実現評価損益(税効果考慮後)は累積その他の包括利益の一部として表示されています。売買目的
証券に区分される負債証券および持分証券は公正価額で計上されており、未実現評価損益は損益に含まれていま
す。償還期限まで保有する負債証券は償却原価で計上されています。売却可能証券または償還期限まで保有する
個々の証券について、その公正価額の下落が一時的な場合を除き正味実現可能価額まで評価減を行い、評価減金
額は損益に含まれます。実現した売却損益は平均原価法により計算し損益に反映しています。
− 39 −
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⑥
棚卸資産
エレクトロニクス、ゲームおよび音楽分野における棚卸資産は時価を超えない取得原価で評価しており、先入
先出法を適用している一部の子会社の製品を除き、平均法によって計算しています。
⑦
繰延映画製作費
映画作品およびテレビ番組にかかる繰延映画製作費(直接製作費、間接製作費、取得費用を含む)は、未償却
残高あるいは正味実現可能価額のいずれか低い価額により計上しています。繰延映画製作費の償却および見積分
配金債務の計上は、作品ごとの予想総収益に対する各年度の収益割合に応じて行われ、これらの見積・予測は定
期的に見直されています。また、繰延映画制作費は長期性資産として表示しています。
⑧
有形固定資産および減価償却
有形固定資産は取得原価で表示しています。有形固定資産の減価償却費は、当該資産の見積耐用年数(主とし
て建物および構築物については15年から50年、機械装置およびその他の有形固定資産については2年から10年の
期間)にもとづき、主として当社および国内子会社においては定率法、海外子会社においては定額法で、それぞ
れ計算しています。多額の更新および追加投資は、取得原価で資産計上しています。維持費、修繕費および少額
の更新、改良に要した支出は発生時の費用として処理しています。
⑨
無形固定資産および営業権
無形固定資産は、主としてアーティスト・コントラクト、ミュージック・カタログおよび商標からなり、アー
ティスト・コントラクト、ミュージック・カタログについては、それぞれ主に16年、21年で均等償却しています。
基準書第142号の適用にともない、平成13年度より、商標を含む耐用年数が確定できないと判断された無形固定
資産については均等償却をせず、年一回および減損の可能性を示す事象が発生した時点で、公正価額にもとづく
減損の判定を行っています。公正価額が簿価を下回っていると判断される場合は、公正価額まで評価損が認識さ
れます。買収時に計上された営業権についても、同基準書にもとづき均等償却をせず、公正価額にもとづく減損
の判定を行っています。
⑩
繰延保険契約費
新規保険契約の獲得に関連し、かつそれに応じて変動する費用のうち、回収できると認められるものについて
は繰り延べ、主として保険料払込期間にわたって償却しています。償却の計算は、当該保険契約に関する保障債
務の認識と共通の計算基礎を用いて行っています。
⑪
保険契約債務
保険契約債務は、保険数理上の諸数値にもとづいて計算しています。
⑫
長期性資産の減損に関する会計処理
ソニーが保有し、かつ使用する長期性資産および特定の識別可能な無形固定資産(商標を含む耐用年数が確定
できないと判断された無形固定資産を除く)については、帳簿価額が回収できなくなる可能性を示す事象や状況
の変化が生じた場合には、価値の減損の有無が検討されています。予想キャッシュ・フロー(現在価値への割引
をせず、利息費用を考慮しない)の総額がその資産の帳簿価額よりも低い時、公正価額にもとづいて評価損が認
識されています。
営業権および商標を含む耐用年数が確定できないと判断された無形固定資産については、年一回および減損の
可能性を示す事象が発生した時点で、公正価額にもとづいて減損の判定を行っています。
⑬
広告宣伝費
映画作品およびテレビ番組、新規保険契約に関わるものを除いて、広告宣伝費は各媒体において広告宣伝が行
われた時点で費用化しています。映画作品およびテレビ番組の広告宣伝費は発生時に費用化しています。新規保
険契約の獲得のための広告宣伝費は繰り延べられ、保険契約獲得費用の一部として償却されています。
− 40 −
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⑭
法人税等
法人税等は、連結損益計算書上の税引前利益にもとづいて計算されています。帳簿価額と税務上の資産・負債
との間の一時的差異に対する繰延税効果について、資産・負債法を用いて繰延税金資産・負債を認識しています。
⑮
デリバティブ
他の契約に組み込まれたデリバティブを含むすべてのデリバティブは公正価額により貸借対照表上、資産また
は負債として計上されています。デリバティブの公正価額の変動は、会計上の目的に照らしてヘッジとして適格
であるか否かおよびヘッジ活動の性質にもとづき、資本の部もしくは当期純損益に計上されています。
ソニーが保有するデリバティブは下記のとおり区分され、会計処理されています。ヘッジとして指定されたデ
リバティブについては、ヘッジの開始時および継続期間中においてヘッジ効果の有効性の評価を行っています。
公正価値ヘッジ
認識された資産および負債、もしくは未認識の確定約定の公正価額変動リスクに対するヘッジ(以下、公正価
値ヘッジ)として指定されたデリバティブの公正価額変動は損益に計上され、ヘッジ対象の公正価額変動による
損益を相殺しています。
キャッシュ・フローヘッジ
将来の予定取引のキャッシュ・フロー変動リスクに対するヘッジ(以下、キャッシュ・フローヘッジ)として
指定されたデリバティブの公正価額変動のうち、ヘッジの効果が有効な部分の公正価額変動はその他の包括利益
中に計上され、ヘッジ対象取引が損益に影響を与える時に損益に振替えられています。ヘッジの効果が有効でな
い部分の公正価額変動は直ちに損益に計上されています。
会計上の目的に照らしてヘッジ手段として指定されないデリバティブの公正価額変動は損益に計上されていま
す。
⑯
株価連動型報奨制度
会計原則審議会意見書第25号「従業員に発行した株式の会計処理(Accounting for Stock Issued to
Employees)」にしたがい、権利の付与日もしくはその他の測定日における当社の株価が権利行使価格を上回る
金額を、株価連動型報奨制度にかかる費用として損益に認識しています。
⑰
1株当り中間(当期)純利益
ソニーは、普通株式と子会社連動株式のそれぞれについて、基準書第128号「1株当り利益(Earnings per
Share)」にもとづき1株当り情報を計算しています。子会社連動株式の保有者は、普通株式の保有者と同様に利
益に参加する権利を有するものとみなされるため、ソニーは同基準書にもとづき2種方式を適用しています。2
種方式のもとでは、普通株式および子会社連動株式の基本的1株当り当期純利益は、それぞれに配分される利益
を各算定期間に流通する加重平均株式数で除して計算されます。子会社連動株式に配分される利益は、子会社連
動株式の発行後に対象子会社が獲得した配当可能利益のうち、子会社連動株主に帰属する部分として計算されて
います。また、普通株式に配分される利益は、当期純利益から子会社連動株式に配分される利益を控除して計算
されます。普通株式の希薄化後1株当り当期純利益は、新株発行をもたらす権利の行使や約定の履行あるいは新
株への転換によって起こる希薄化の影響を考慮して計算されます。
また、基本的および希薄化後1株当り当期純利益は、株式分割による無償新株式の発行を考慮し、すべての期
間において調整されています。
⑱
株式分割による無償新株式の発行
当社は、株式分割による無償新株式の発行を行うことがあります。
無償新株式の発行は、1株当りの金額の計算と表示を除き、実施された時に財務諸表に反映されます。
⑲
新株発行費
新株発行費は、米国では一般的に資本勘定の控除項目として処理されていますが、日本の商法上、この処理は
認められていません。したがって、連結財務諸表上、当該費用は税効果考慮後の額を利益剰余金から直接控除し
ています。
− 41 −
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(3)勘定科目の組替え再表示
SAB第101号を適用したことにともない、平成12年度上半期の純売上高は871百万円、販売費および一般管理費は
413百万円減少し、売上原価は3,017百万円増加しています。これにより、営業利益および税引前利益は3,475百万
円減少しています。さらに、平成11年度においてすでに認識された売上取引にかかる純損益2,821百万円を会計原
則変更による累積影響額として計上しており、中間純損失は5,307百万円増加しています。
従来その他の収益およびその他の費用として計上されていた固定資産の除売却損益(純額)および減損が販売費
および一般管理費に含めて計上されています。この結果、平成12年度上半期における営業利益は組替え再表示され、
従来の表示方法によった場合と比較して、7,081百万円減少しています。
上記のほか、平成12年度上半期および平成12年度の連結財務諸表の一部の金額を、平成13年度上半期の表示に合
わせて組替え再表示しています。
4
有価証券および投資有価証券その他
有価証券および投資有価証券その他は負債証券および持分証券を含んでおり、そのうち売却可能証券および満期
保有目的証券に区分されるものの取得原価、未実現評価損益および公正価額は次のとおりです。
平成12年9月30日現在
項目
平成13年9月30日現在
取得原価
(百万円)
未実現
評価益
(百万円)
未実現
評価損
(百万円)
取得原価
(百万円)
未実現
評価益
(百万円)
負債証券
752,133
46,936
4,111
794,958 1,046,346
47,093
持分証券
34,202
31,033
6,779
58,456
51,528
16,757
11,193
-
-
-
-
14,419
322
10
786,335
77,969
10,890
853,414 1,112,293
64,172
公正価額
(百万円)
未実現
評価損
(百万円)
平成13年3月31日現在
公正価額
(百万円)
取得原価
(百万円)
未実現
評価益
(百万円)
未実現
評価損
(百万円)
公正価額
(百万円)
7,859 1,085,580
883,571
53,264
2,396
934,439
57,092
45,868
32,555
8,119
70,304
14,731
16,493
63
-
16,556
19,062 1,157,403
945,932
85,882
売却可能証券
満期保有目的
証券
合計
10,515 1,021,299
平成12年度において、生命保険子会社の一定の投資に関して投資運用方針を変更したことにともない、それまで
短期投資として分類されていた金銭の信託の一部が売却可能証券に区分変更され、平成13年9月30日および平成13
年3月31日現在の貸借対照表上、投資有価証券その他に含まれています。平成12年9月30日現在の貸借対照表上の
有価証券には、この区分変更の対象となった金銭の信託が53,038百万円含まれています。
ソニーは通常の事業において、多くの非上場会社の株式を長期の投資有価証券として保有し、これらは投資有価
証券その他に含まれています。非上場会社に対する投資は原価法で評価しており、平成12年9月30日、平成13年9
月30日および平成13年3月31日現在の残高はそれぞれ62,113百万円、70,520百万円および92,565百万円です。それ
ぞれの時点でのこれらの非上場会社に対する投資の公正価額は通常算定が困難なため計算していませんが、個別の
投資の価値が下落し、その下落が一時的でないと判断される場合には、公正価額まで評価減しています。
平成12年9月30日、平成13年9月30日および平成13年3月31日現在、投資有価証券その他には、公正価額で表示
されている生命保険事業における特別勘定資産が含まれています。この特別勘定資産は、主に負債証券および持分
証券からなっておりますが、その資産の性質上、上記の表からは除かれています。平成12年9月30日、平成13年9
月30日および平成13年3月31日現在の特別勘定資産の残高は、それぞれ81,654百万円、91,987百万円および91,956
百万円です。
− 42 −
(42) / 01/12/25 14:17 (01/12/14 21:36) / 352014_03_070_2k_01034307/第5−2連結財務諸表注記/ソニー/半期.doc
5
リース取引
平成12年度上半期、平成13年度上半期および平成12年度のオペレーティング・リースに該当する賃借料は、それ
ぞれ45,800百万円、53,817百万円および93,727百万円です。平成12年9月30日、平成13年9月30日および平成13年
3月31日現在における当初のまたは残存する解約不能リース期間が1年を超える賃借契約にもとづく最低賃借料は
次のとおりです。
9月30日に終了する
1年間
平成12年9月30日
現在(百万円)
9月30日に終了する
1年間
平成13年9月30日
現在(百万円)
3月31日に終了する
1年間
平成13年3月31日
現在(百万円)
平成13年
38,581
平成14年
46,586
平成14年
49,659
平成14年
34,001
平成15年
40,312
平成15年
41,041
平成15年
30,501
平成16年
33,207
平成16年
35,261
平成16年
23,577
平成17年
24,348
平成17年
22,128
平成17年
20,212
平成18年
21,402
平成18年
21,430
99,174
平成19年以降
106,260
将来の最低賃借料の
支払額合計
275,779
平成18年以降
110,450
平成19年以降
将来の最低賃借料の
支払額合計
257,322
将来の最低賃借料の
支払額合計
6
265,029
担保資産および担保付債務
担保資産および担保付債務の内訳は次のとおりです。
項目
平成12年9月30日現在
(百万円)
平成13年9月30日現在
(百万円)
平成13年3月31日現在
(百万円)
担保資産:
有形固定資産
投資有価証券その他
2,630
2,239
2,258
−
5,570
−
5,110
7,131
2,277
担保付債務:
連結会社の借入金および普通社債
7
金融商品
ソニーは通常の事業において金融資産・負債を含む金融商品を所有しており、これらの金融商品は外国為替相場
変動ならびに金利変動にともなう市場リスクにさらされています。ソニーはこれらのリスクを軽減するため、一貫
したリスク管理方針にしたがい、先物為替予約、通貨オプション契約、金利スワップ契約および金利通貨スワップ
契約を含むデリバティブをヘッジ目的で利用しています。これらの金融商品は信用の高い金融機関との間で取引さ
れており、ほとんどの外国為替にかかる契約は米ドル、ユーロおよびその他の主要国の通貨で構成されています。
ソニーは相手側の契約不履行、金利および為替の変動により損失を被る可能性がありますが、契約先の信用度とソ
ニーのヘッジ管理により重要な損失は見込んでいません。
公正価値ヘッジ
ソニーが利用するデリバティブのうち、公正価値ヘッジとして指定されたデリバティブの公正価額変動は損益に
計上され、ヘッジ対象の公正価額変動による損益を相殺しています。これらのデリバティブには、固定金利付き借
入債務および売却可能証券にかかる公正価額変動リスクを軽減するために利用される金利スワップ契約および金利
通貨スワップ契約が含まれます。
キャッシュ・フローヘッジ
ソニーが利用するデリバティブのうち、将来の取引のキャッシュ・フローヘッジとして指定されたデリバティブ
の公正価額変動はその他の包括利益中に計上され、当該ヘッジ対象取引が損益に影響を与える時に損益に振替えら
れます。これらのデリバティブには、変動金利付き借入債務にかかる金利変動または外貨建て借入債務にかかる為
− 43 −
(43) / 01/12/25 14:18 (01/12/14 10:14) / 352014_03_080_2k_01034307/第5−3連結リース取引/ソニー/半期.doc
替変動に起因するキャッシュ・フロー変動リスクを軽減するために利用される金利スワップ契約および金利通貨ス
ワップ契約が含まれます。
ヘッジ指定されないデリバティブ
ソニーが利用するデリバティブのうち、基準書第133号「デリバティブ及びヘッジ活動に関する会計処理
(Accounting for Derivative Instruments and Hedging Activities )」においてヘッジ手段として指定されな
いデリバティブの公正価額変動は損益に計上されています。これらのデリバティブには、先物為替予約、買建通貨
オプション契約、売建通貨オプション契約および組込デリバティブなどが含まれます。先物為替予約、買建通貨オ
プション契約および売建通貨オプション契約は主に連結会社間の取引にかかる外貨建て売上債権、買入債務および
予定された外貨建て取引から生じるキャッシュ・フローを、ソニーの主要拠点の基軸通貨(円、米ドル、ユーロ)
建てで確定するために利用されています。また、売建通貨オプション契約の大部分はレンジフォワード契約として
行われており、対応する買建通貨オプション契約と同月内に行使日を迎えるものです。また、ソニーはレンジフォ
ワード契約に加えて売建通貨オプション契約を行うことによりヘッジコストを軽減しています。先物為替予約の大
部分は約定日より4ヵ月以内に決済されるもので、通貨オプション契約の大部分は約定日より5ヵ月以内に行使日
を迎えるものです。
ソニーの生命保険子会社が保有する転換社債に組み込まれる株式転換権は組込デリバティブとして認識され、そ
の公正価額変動は損益に計上されています。また当該子会社は、保有する債券の運用利回りを確保するため売建て
債券先物オプション契約を行うことがあります。
おおむね公正価額で計上されている現金・預金および現金同等物、定期預金、受取手形および売掛金、短期借入
金、支払手形および買掛金を除いた貸借対照表上の金融商品の見積公正価額は下記の通りです。
なお、1年以内の返済分を含む長期借入債務の公正価額は、市場価額または類似した負債をソニーが新たに借入
れる場合に適用される利子率を使って、将来の返済額を現在価値に割引いた金額で見積もられています。先物為替
予約、通貨オプション契約および売建て債券先物オプション契約の公正価額は市場価格にもとづいて見積もられて
います。金利スワップ契約および金利通貨スワップ契約の公正価額は将来割引キャッシュ・フロー(純額)により
見積もられています。組込デリバティブの主な内容である株式転換権の公正価額はその行使により取得される株式
の市場価格を基礎に見積もられています。
借方(貸方)
平成12年9月30日現在
項目
長期借入債務
(1年以内に返済期限の
到来する長期借入債務
を含む)
想定元本等
(百万円)
−
先物為替予約
885,811
買建て通貨オプション
703,620
売建て通貨オプション
簿価
(百万円)
平成13年9月30日現在
見積公正価
額
(百万円)
(1,058,788) (1,614,691)
−
簿価
(百万円)
見積公正価
額
(百万円)
1,725,736
(15,172)
(15,172)
6,984
6,984
1,309,550
16,932
16,932
944,095
(6,112)
(6,112)
1,865,893
(15,878)
金利スワップ
221,701
(523)
(1,468)
237,842
金利通貨スワップ
311,539
−
(38,399)
組込デリバティブ
−
−
−
(50)
(50)
24,720
想定元本等
(百万円)
(1,015,826) (1,136,435)
(5,939)
売建て債券先物オプショ
ン
(544)
想定元本等
(百万円)
平成13年3月31日現在
−
1,189,710
簿価
(百万円)
見積公正価
額
(百万円)
(1,014,525) (1,395,706)
(7,864)
(17,226)
479,132
5,964
5,964
(15,878)
724,091
(6,897)
(6,897)
(4,717)
(4,717)
215,971
(2,469)
(3,797)
246,738
(10,966)
(10,966)
278,573
−
308,052
1,824
1,824
−
−
−
−
−
−
−
−
−
− 44 −
(44) / 01/12/25 14:18 (01/12/14 10:14) / 352014_03_080_2k_01034307/第5−3連結リース取引/ソニー/半期.doc
(9,032)
8
基本的および希薄化後1株当り利益の調整表
普通株式と子会社連動株式のそれぞれに配分される利益は次のとおりです。
項目
平成12年度上半期
普通株式(百万円)
子会社連動株式(百万円)
会計原則変更による累積影響額前利
益(百万円)
平成13年度上半期
平成12年度
30,692
△49,230
121,227
−
△3
−
30,692
△49,233
121,227
普通株式について、基本的および希薄化後1株当り利益の調整計算は次のとおりです。
平成12年度上半期
項目
基本的1株当り利
益
会計原則変更に
よる累積影響額
前利益
希薄化効果
新株引受権
転換社債
希薄化後1株当り
利益
計算に用いる会
計原則変更によ
る累積影響額前
利益
利益
(百万円)
30,692
平成13年度上半期
平成12年度
加重平均 1株当り
加重平均 1株当り
加重平均 1株当り
利益
利益
株式数
利益
株式数
利益
株式数
利益
(百万円)
(百万円)
(千株)
(円)
(千株)
(円)
(千株)
(円)
912,120
33.65 △49,230
918,439
△53.60
121,227
540
1,215
81,708
31,907
994,368
913,932
132.64
472
32.09 △49,230
918,439
△53.60
2,417
79,830
123,644
994,234
124.36
平成12年度上半期、平成13年度上半期および平成12年度における希薄化後1株当り中間(当期)純利益は、基準
書第128号「1株当り利益(Earnings per Share)」にもとづき、希薄化後1株当り会計原則変更による累積影響
額前利益の計算に用いられた加重平均株式数を使用し、転換社債の転換を仮定した場合の損益への影響を反映して
計算されています。また、平成13年度上半期の希薄化後1株当り会計原則変更による累積影響額前損失および当期
純損失の計算においては、潜在株式が希薄化効果をもたらさないため、基本的1株当り会計原則変更による累積影
響額前損失および当期純損失の計算と同じ株式数が用いられています。
子会社連動株式の希薄化後1株当り利益については、1株当り利益に希薄化効果をもつ証券の発行や権利の付与
がないため計算していません。
− 45 −
(45) / 01/12/25 14:18 (01/12/14 10:14) / 352014_03_080_2k_01034307/第5−3連結リース取引/ソニー/半期.doc
9
契約債務および偶発債務
平成12年9月30日、平成13年9月30日および平成13年3月31日現在の有形固定資産およびその他の資産の購入等
に関する契約債務は、それぞれ17,509百万円、67,252百万円および71,412百万円です。平成12年11月、ソニーはオ
ペレーティング・リースとして賃借している米国子会社の本社ビルを所有する第三者に対して、購入オプションを
行使する旨を通知しました。平成13年9月30日および平成13年3月31日現在の残高には、当該購入オプションの行
使に伴う契約債務として総額236百万米ドルが含まれています。
なお、平成13年12月13日に当該購入オプションを譲渡したため、上記契約債務は消滅しました。
平成12年9月30日、平成13年9月30日および平成13年3月31日現在の営業上および従業員の借入に対する債務保
証は、それぞれ103,505百万円、112,708百万円および109,175百万円です。
音楽分野の一部の子会社は、音楽アーティストならびに音楽ソフトやビデオの制作・販売会社との間に長期契約
を締結しています。これらの契約は多様な期間にわたりますが、主として平成16年3月31日までの期間に関するも
のです。平成12年9月30日、平成13年9月30日および平成13年3月31日現在の、当該長期契約にもとづく支払予定
額は、それぞれ49,338百万円、57,029百万円および56,731百万円です。
当社および一部の子会社は、数件の訴訟の被告となっています。しかし、ソニーおよびソニーの法律顧問が現在
知りうるかぎり、それらの訴訟による損害は仮にあったとしても、連結財務諸表に重大な影響をおよぼすものでは
ないと考えています。
− 46 −
(46) / 01/12/25 14:18 (01/12/14 10:14) / 352014_03_080_2k_01034307/第5−3連結リース取引/ソニー/半期.doc
10
セグメント情報
ソニーは平成13年度より、ビジネス別セグメント区分を以下のとおり一部見直しました。
ソニー銀行(株)の設立にともない、従来の「保険」に替え「金融」を新設しました。同分野には、従来「保
険」に含まれていたソニー生命保険(株)やソニー損害保険(株)のほか、平成13年度より「その他」から「金
融」に組み替えられたリース・クレジット事業子会社の(株)ソニーファイナンスインターナショナル、平成13年
度6月に事業を開始したソニー銀行(株)などが含まれています。
インターネット関連サービス事業子会社のソニーコミュニケーションネットワーク(株)は、子会社連動株式の
発行にともない独立性が高まったため、「エレクトロニクス」から「その他」に組み替えられています。また、ソ
ニーグループ内の部品輸出入事業子会社のソニートレーディングインターナショナル(株)は、業態の変更により
「その他」から「エレクトロニクス」に組み替えられています。
なお、平成12年度上半期および平成12年度の売上高および営業収入、営業利益(損失)の金額を平成13年度の表
示に合わせて組み替え再表示しています。
エレクトロニクス分野は、世界全地域で、映像・音響・情報通信機器および部品の設計、開発、製造および販売
を行っています。ゲーム分野は、主に日本、米国および欧州において、プレイステーションおよびプレイステー
ション2のゲーム機および関連するソフトウェアの設計、開発および販売を行っています。また、日本において
ゲーム機に使用される半導体製造および外部のソフト開発会社に対するライセンス供与を行っています。音楽分野
は、世界全地域で、あらゆるフォーマットおよびジャンルにおいて音楽ソフトの企画、制作、製造および販売を主
に行っています。映画分野は、主に米国において映画、ビデオソフト、テレビ番組を含む映像ソフトの企画、製作、
製造を行い、全世界で販売、配給、放映しています。金融分野は、日本市場における個人生命保険、損害保険を主
とする保険事業、日本のリースおよびクレジット事業、銀行事業を行っています。その他分野は、インターネット
関連サービス事業、日本の広告代理店事業、日本・米国およびドイツの都市型エンタテインメント事業などの多様
な事業活動から構成されています。ソニーの製品およびサービスは、一般的にはそれぞれのオペレーティング・セ
グメントにおいて固有のものです。
以下に報告されているオペレーティング・セグメントは、そのセグメントの財務情報が入手可能なもので、その
営業損益がマネジメントによって経営資源の配分の決定および業績の評価に通常使用されているものです。
− 47 −
(47) / 01/12/25 14:18 (01/12/14 21:39) / 352014_03_090_2k_01034307/第5−4セグメント/ソニー/半期.doc
【ビジネスセグメント情報】
売上高および営業収入:
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年度
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
2,297,025
2,224,359
4,999,428
146,855
286,778
473,966
2,443,880
2,511,137
5,473,394
228,664
390,042
646,147
5,613
7,694
14,769
234,277
397,736
660,916
245,717
262,744
571,003
18,825
24,649
41,110
264,542
287,393
612,113
221,968
283,010
555,227
0
0
0
221,968
283,010
555,227
209,863
222,227
447,147
13,704
14,183
31,677
223,567
236,410
478,824
外部顧客に対するもの
52,756
42,406
95,872
セグメント間取引
25,122
28,540
60,526
77,878
70,946
156,398
△210,119
△361,844
△622,048
3,255,993
3,424,788
7,314,824
項目
売上高および営業収入:
エレクトロニクス:
外部顧客に対するもの
セグメント間取引
計
ゲーム:
外部顧客に対するもの
セグメント間取引
計
音楽:
外部顧客に対するもの
セグメント間取引
計
映画:
外部顧客に対するもの
セグメント間取引
計
金融:
外部顧客に対するもの
セグメント間取引
計
その他:
計
セグメント間取引消去
連結合計
エレクトロニクス分野におけるセグメント間取引は、主としてゲーム分野に対するものです。
その他の分野におけるセグメント間取引は、主としてエレクトロニクス分野に対するものです。
− 48 −
(48) / 01/12/25 14:18 (01/12/14 21:39) / 352014_03_090_2k_01034307/第5−4セグメント/ソニー/半期.doc
セグメント別損益:
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年度
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
123,186
△25,716
247,083
△20,940
947
△51,118
音楽
△8,489
△864
20,502
映画
△12,764
19,368
4,315
金融
10,371
9,283
17,432
△3,092
△3,738
△9,374
88,272
△720
228,840
セグメント間取引消去
4,429
9,088
13,503
配賦不能営業費用控除
△8,981
△8,756
△16,997
連結営業利益・損失(△)
83,720
△388
225,346
その他の収益
79,028
42,774
167,654
その他の費用
△49,014
△56,103
△127,132
113,734
△13,717
265,868
項目
営業利益・損失(△):
エレクトロニクス
ゲーム
その他
計
連結税引前利益・損失(△)
上記の営業利益は、売上高および営業収入から売上原価および営業費用を差し引いたものです。
下記の表はエレクトロニクス分野の製品部門別の外部顧客に対する売上高および営業収入の内訳です。ソニーの
経営者は、エレクトロニクス事業を単一のオペレーティング・セグメントとして意思決定を行っています。なお、
ソニーは平成13年度より、エレクトロニクス分野の製品部門区分を見直しました。これにともない、平成12年度上
半期および平成12年度の実績を平成13年度上半期の表示に合わせて組替え再表示しています。
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年度
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
オーディオ
345,180
361,866
756,393
ビデオ
390,892
401,996
791,465
テレビ
316,110
299,465
703,698
情報・通信
578,239
578,771
1,322,818
半導体
111,258
97,372
237,668
コンポーネント
285,867
269,762
612,520
その他
269,479
215,127
574,866
2,297,025
2,224,359
4,999,428
項目
計
− 49 −
(49) / 01/12/25 14:18 (01/12/14 21:39) / 352014_03_090_2k_01034307/第5−4セグメント/ソニー/半期.doc
【地域別セグメント情報】
平成12年度上半期、平成13年度上半期および平成12年度における顧客の所在国別に分類した売上高および営業収
入は次のとおりです。
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年度
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
日本
1,116,269
1,055,093
2,400,777
米国
946,100
1,122,519
2,179,833
欧州
615,269
661,809
1,473,780
その他地域
578,355
585,367
1,260,434
3,255,993
3,424,788
7,314,824
項目
売上高および営業収入:
計
売上高および営業収入に関して、欧州およびその他地域において個別には金額的に重要性のある国はありません。
報告されているセグメントおよび地域別セグメントのセグメント間取引は、独立企業間価格で行っています。
平成12年度上半期、平成13年度上半期および平成12年度において、単一顧客として重要な顧客に対する売上高お
よび営業収入はありません。
平成12年度上半期、平成13年度上半期および平成12年度における出荷事業所の所在地別の売上高および営業収入、
営業利益は次の表のとおりです。基準書第131号にしたがい要求される開示に加えて、ソニーはこの情報を日本の
証券取引法による開示要求を考慮し補足情報として開示しています。
− 50 −
(50) / 01/12/25 14:18 (01/12/14 21:39) / 352014_03_090_2k_01034307/第5−4セグメント/ソニー/半期.doc
平成12年度上半期
平成13年度上半期
平成12年度
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
外部顧客に対するもの
1,294,708
1,173,431
2,753,063
セグメント間取引
1,059,888
1,269,995
2,322,037
2,354,596
2,443,426
5,075,100
974,251
1,186,796
2,315,985
86,324
93,857
184,581
1,060,575
1,280,653
2,500,566
556,032
596,977
1,305,013
19,918
29,117
48,991
575,950
626,094
1,354,004
外部顧客に対するもの
431,002
467,584
940,763
セグメント間取引
442,766
485,372
852,648
873,768
952,956
1,793,411
△1,608,896
△1,878,341
△3,408,257
3,255,993
3,424,788
7,314,824
日本
66,889
30,874
155,674
米国
△7,466
△7,525
23,131
欧州
11,271
△35,280
11,641
その他地域
40,376
36,738
71,059
△27,350
△25,195
△36,159
83,720
△388
225,346
項目
売上高および営業収入:
日本:
計
米国:
外部顧客に対するもの
セグメント間取引
計
欧州:
外部顧客に対するもの
セグメント間取引
計
その他地域:
計
セグメント間取引消去
連結合計
営業利益・損失(△):
配賦不能営業費用控除および
セグメント間取引消去
連結合計
11
後発事象
該当事項はありません。
(2)【その他】
特に記載すべき事項はありません。
− 51 −
(51) / 01/12/25 14:18 (01/12/14 21:39) / 352014_03_090_2k_01034307/第5−4セグメント/ソニー/半期.doc
2【中間財務諸表等】
(1)【中間財務諸表】
①【中間貸借対照表】
平成12年度上半期末
(平成12年9月30日)
区分
注記
番号
平成13年度上半期末
(平成13年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
平成12年度の要約貸借対照表
(平成13年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1
現金および預金
142,363
34,787
58,925
2
受取手形
19,033
3,721
4,975
3
売掛金
456,293
473,734
474,595
4
有価証券
40,086
0
30
5
棚卸資産
162,928
72,298
128,560
6
未収入金
170,502
110,612
146,672
7
短期貸付金
147,584
234,321
164,230
8
その他
67,627
110,155
89,176
△2,590
△1,870
△2,410
*1
貸倒引当金
流動資産合計
Ⅱ
1,203,830
33.1
1,037,761
28.7
1,064,755
29.6
2,534,737
70.4
固定資産
(1) 有形固定資産
*3
*4
(2) 無形固定資産
224,714
237,914
236,293
63,616
76,065
73,680
1,849,919
1,966,604
1,926,959
144,856
128,802
140,442
155,680
171,251
160,452
△2,010
△3,260
△3,090
2,148,445
2,263,398
2,224,763
(3) 投資その他の資産
1
投資有価証券
2
長期貸付金
3
その他
貸倒引当金
投資その他の資産
計
*2
固定資産合計
Ⅲ
2,436,776
66.9
2,577,379
71.3
繰延資産
1
社債発行差金
繰延資産合計
資産合計
49
57
45
49
0.0
57
0.0
45
0.0
3,640,656
100.0
3,615,198
100.0
3,599,538
100.0
− 52 −
(52) / 01/12/25 14:19 (01/12/17 9:50) / 352014_03_100_2k_01034307/第5−5中間財務諸表等/ソニー/半期.doc
平成12年度上半期末
(平成12年9月30日)
区分
注記
番号
金額(百万円)
平成13年度上半期末
(平成13年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
平成12年度の要約貸借対照表
(平成13年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1
支払手形
16,331
11,991
14,738
2
買掛金
399,633
381,723
355,440
3
短期借入金
184
53,812
164
4
コマーシャルペー
パー
50,000
-
-
5
一年以内に償還期限
の到来する社債
80,000
3,500
83,500
6
一年以内に償還期限
の到来する転換社債
13,140
313
-
7
未払費用
114,531
119,438
137,937
8
未払法人税等
20,247
1,052
23,144
9
預り金
326,316
224,795
319,644
10
賞与引当金
11
製品保証引当金
12
その他
25,846
*1
25,840
16,700
23,560
28,041
24,062
62,098
流動負債合計
Ⅱ
1,074,265
29.5
863,234
23.9
1,020,228
28.4
固定負債
1
社債
354,925
513,425
363,425
2
転換社債
302,698
311,228
302,401
3
長期借入金
492
328
328
4
退職給付引当金
53,079
54,732
50,029
5
役員退職慰労引当金
1,883
1,888
1,979
6
その他
1,521
1,897
2,292
固定負債合計
負債合計
714,599
19.6
883,500
24.4
720,456
20.0
1,788,865
49.1
1,746,734
48.3
1,740,684
48.4
− 53 −
(53) / 01/12/25 14:19 (01/12/17 9:50) / 352014_03_100_2k_01034307/第5−5中間財務諸表等/ソニー/半期.doc
平成12年度上半期末
(平成12年9月30日)
区分
注記
番号
平成13年度上半期末
(平成13年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
平成12年度の要約貸借対照表
(平成13年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(資本の部)
Ⅰ
資本金
465,322
12.8
476,027
13.2
472,001
13.1
Ⅱ
資本準備金
651,803
17.9
664,216
18.4
658,491
18.3
Ⅲ
利益準備金
27,857
0.8
30,169
0.8
29,001
0.8
Ⅳ
その他の剰余金
(1) 任意積立金
1
特別償却準備金
2
買換資産圧縮記帳積
立金
3
別途積立金
任意積立金計
(2) 中間(当期)未処分
利益
4,171
3,378
4,171
142
135
142
634,400
654,400
634,400
638,713
657,914
638,713
62,046
40,193
60,369
その他の剰余金合
計
700,760
19.2
698,107
19.3
699,082
19.4
Ⅴ
その他有価証券評価差
額金
6,047
0.2
△52
△0.0
276
0.0
Ⅵ
自己株式
△4
△0.0
資本合計
1,851,791
50.9
1,868,463
51.7
1,858,854
51.6
負債資本合計
3,640,656
100.0
3,615,198
100.0
3,599,538
100.0
− 54 −
(54) / 01/12/25 14:19 (01/12/17 9:50) / 352014_03_100_2k_01034307/第5−5中間財務諸表等/ソニー/半期.doc
②【中間損益計算書】
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
区分
注記
番号
金額(百万円)
(自
至
百分比
(%)
平成13年度上半期
平成13年4月1日
平成13年9月30日)
平成12年度の要約損益計算書
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
百分比
(%)
金額(百万円)
百分比
(%)
金額(百万円)
Ⅰ
売上高
1,494,378
100.0
1,412,731
100.0
3,007,584
100.0
Ⅱ
売上原価
1,273,754
85.2
1,223,397
86.6
2,573,010
85.6
220,624
14.8
189,334
13.4
434,573
14.4
176,390
11.8
198,028
14.0
384,115
12.7
44,234
3.0
50,458
1.7
売上総利益
Ⅲ
販売費および一般管理
費
営業利益
営業損失
8,694
△0.6
Ⅳ
営業外収益
*8
57,747
3.9
66,453
4.7
115,876
3.8
Ⅴ
営業外費用
*9
32,474
2.2
47,131
3.3
84,831
2.8
69,507
4.7
10,628
0.8
81,502
2.7
122,889
4.1
経常利益
Ⅵ
特別利益
*10
117,334
7.8
Ⅶ
特別損失
*11
139,117
9.3
5,868
0.5
139,117
4.6
47,724
3.2
4,759
0.3
65,274
2.2
20,272
0.7
45,002
1.5
税引前中間(当期)
純利益
法人税、住民税およ
び事業税
法人税等調整額
22,960
△9,327
360
13,633
0.9
中間(当期)純利益
34,091
2.3
前期繰越利益
27,954
△7,468
30,719
△7,108
△0.5
11,867
0.8
△10,447
28,325
中間配当額
11,443
中間配当に伴う利益
準備金積立額
中間(当期)未処分
利益
27,954
1,144
62,046
40,193
− 55 −
(55) / 01/12/25 14:19 (01/12/17 9:50) / 352014_03_100_2k_01034307/第5−5中間財務諸表等/ソニー/半期.doc
60,369
中間財務諸表作成の基本となる重要な事項
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
1
資産の評価基準および評価方法
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
1
(1) 有価証券
資産の評価基準および評価方法
平成12年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
1
資産の評価基準および評価方法
(1) 有価証券
(1) 有価証券
1.満期保有目的債券
償却原価法
2.子会社株式および関連会社株式
1.子会社株式および関連会社株式
1.子会社株式および関連会社株式
同左
同左
3.その他有価証券
2.その他有価証券
2.その他有価証券
時価のあるもの
時価のあるもの
時価のあるもの
移動平均法による原価法
中間決算日の市場価格等にもと
同左
決算日の市場価格等にもとづく
づく時価法(評価差額は全部資
時価法(評価差額は全部資本直
本直入法により処理し、売却原
入法により処理し、売却原価は
価は移動平均法により算定)
移動平均法により算定)
時価のないもの
時価のないもの
時価のないもの
同左
同左
移動平均法による原価法
(2) デリバティブ
(2) デリバティブ
時価法
(2) デリバティブ
同左
(3) 棚卸資産
同左
(3) 棚卸資産
製品、半製品、原材料、仕掛品、
(3) 棚卸資産
同左
同左
貯蔵品ともに移動平均法による原価
法により評価しています。
2
固定資産の減価償却の方法
2
(1) 有形固定資産
固定資産の減価償却の方法
2
(1) 有形固定資産
固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
定率法によっています。
定率法によっています。
ただし、平成10年4月1日以降に
ただし、平成10年4月1日以降に
取得した建物(建物附属設備を除
取得した建物(建物附属設備を除
く。)については、定額法によって
く。)については、定額法によって
います。
います。
同左
なお、主な耐用年数は以下のとお
りです。
建物
15∼50年
機械および装置
(2) 無形固定資産
4∼10年
(2) 無形固定資産
定額法によっています。
(2) 無形固定資産
同左
同左
なお、自社利用のソフトウェアに
ついては、社内における利用可能期
間(5年)にもとづく定額法によっ
ています。
3
引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備える
3
引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
3
引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
同左
ため、貸倒懸念債権等の特定債権に
対する取立不能見込額と、一般債権
に対する貸倒実績率により算出した
金額との合計額を計上しています。
− 56 −
(56) / 01/12/25 14:20 (01/12/17 21:22) / 352014_03_110_2k_01034307/第5−6中間財務諸表作成/ソニー/半期.doc
同左
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
平成12年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
(2) 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支
出に充てるため、支給見込額にもと
づき計上しています。
(2) 製品保証引当金
(3) 製品保証引当金
(2) 製品保証引当金
同左
同左
(4) 退職給付引当金
(3) 退職給付引当金
製品販売後の無償サービス費用の
支出に備えるため、売上高を基準と
して過去の経験率にもとづき計上し
ています。
(3) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、
従業員の退職給付に備えるため、
従業員の退職給付に備えるため、
当年度末における退職給付債務およ
当年度末における退職給付債務およ
当年度末における退職給付債務およ
び年金資産の見込額にもとづき、当
び年金資産の見込額にもとづき、当
び年金資産の見込額にもとづき計上
上半期末において発生していると認
上半期末において発生していると認
しています。
められる額を計上しています。
められる額を計上しています。
なお、会計基準変更時差異139,117
なお、会計基準変更時差異139,117
数理計算上の差異は、その発生時
百万円については、当年度において
百万円については、当上半期におい
の従業員の平均残存勤務期間以内の
て一括償却しています。
一定の年数(13年)による定額法に
数理計算上の差異は、その発生時
より翌事業年度から費用処理するこ
の従業員の平均残存勤務期間以内の
ととしています。
一定の年数(13年)による定額法に
一括償却しています。
より翌事業年度から費用処理するこ
ととしています。
(4) 役員退職慰労引当金
(5) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支出に備える
(4) 役員退職慰労引当金
同左
同左
ため、当社内規による必要額を計上
しています。
4
外貨建の資産および負債の本邦通貨
4
への換算基準
外貨建の資産および負債の本邦通貨
4
への換算基準
外貨建金銭債権債務は、原則と
への換算基準
同左
外貨建金銭債権債務は、原則と
して中間決算日の直物為替相場に
して決算日の直物為替相場により
より円貨に換算し、換算差額は損
円貨に換算し、換算差額は損益と
益として処理しています。
5
外貨建の資産および負債の本邦通貨
リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移
して処理しています。
5
リース取引の処理方法
5
リース取引の処理方法
同左
転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引につい
ては、通常の賃貸借取引に係る方
法に準じた会計処理によっていま
す。
− 57 −
(57) / 01/12/25 14:20 (01/12/17 21:22) / 352014_03_110_2k_01034307/第5−6中間財務諸表作成/ソニー/半期.doc
同左
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
6
ヘッジ会計の方法
(1) ヘッジ会計の方法
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
6
ヘッジ会計の方法
(1) ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法は、繰延ヘッジ
平成12年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
6
ヘッジ会計の方法
(1) ヘッジ会計の方法
同左
同左
処理によっています。
また、金利通貨スワップについて
は、特例処理および振当処理によっ
ています。
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象
外貨建予定取引を対象に、通貨先
物為替予約および通貨オプション取
通貨先物為替予約によるヘッジを
引によるヘッジを行っています。
行っています。
また、特定の外貨建社債を対象
また、特定の外貨建社債を対象
に、金利スワップおよび金利通貨ス
に、金利スワップおよび金利通貨ス
ワップ取引によるヘッジをそれぞれ
ワップ取引によるヘッジをそれぞれ
行っています。
行っています。
(3) ヘッジ方針
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象
特定の外貨建予定取引を対象に、
(3) ヘッジ方針
当社のデリバティブ取引は、外貨
同左
(3) ヘッジ方針
同左
同左
建予定取引について為替相場変動リ
スクを、外貨建社債について為替相
場変動リスクおよび金利相場変動リ
スクを回避することを目的として利
用しています。
なお、当社の利用しているデリバ
ティブ取引は当社の実需の範囲で
行っており、投機目的のものはあり
ません。
(4) ヘッジ有効性評価の方法
(4) ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジの有効性の判定は、ヘッジ
(4) ヘッジ有効性評価の方法
同左
ヘッジの有効性の判定は、ヘッジ
開始時から上半期末までの期間にお
開始時から各半期末までの期間にお
いて、ヘッジ対象の相場変動または
いて、ヘッジ対象の相場変動または
キャッシュ・フローの変動額とヘッ
キャッシュ・フローの変動額とヘッ
ジ手段の相場変動またはキャッ
ジ手段の相場変動またはキャッ
シュ・フローの変動額を比較して判
シュ・フローの変動額を比較して判
断しています。
7
その他中間財務諸表作成のための基
本となる重要な事項
(1) 消費税等の会計処理方法
消費税および地方消費税の会計処
断しています。
7
その他中間財務諸表作成のための基
本となる重要な事項
(1) 消費税等の会計処理方法
7
その他財務諸表作成のための基本と
なる重要な事項
(1) 消費税等の会計処理方法
同左
理方法は税抜方式によっています。
− 58 −
(58) / 01/12/25 14:20 (01/12/17 21:22) / 352014_03_110_2k_01034307/第5−6中間財務諸表作成/ソニー/半期.doc
同左
追加情報
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
退職給付会計
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
未払従業員賞与
平成12年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
退職給付会計
当上半期から退職給付に係る会計基
従来、「未払費用」に含めて表示し
当年度から退職給付に係る会計基準
準(「退職給付に係る会計基準の設定
ていた未払従業員賞与は、「未払従業
(「退職給付に係る会計基準の設定に
に関する意見書」(企業会計審議会
員賞与の財務諸表における表示科目に
関する意見書」(企業会計審議会 平
平成10年6月16日))を適用していま
ついて」(平成13年2月14日 リサー
成10年6月16日))を適用していま
す。
チ・センター審理情報 No.15)にもと
す。
この結果、会計基準変更時差異
139,117百万円の全額を当上半期の特別
づき、当上半期より「賞与引当金」と
して区分掲記しています。
この結果、会計基準変更時差異
139,117百万円の全額を当年度の特別損
損失として計上するとともに、退職給
なお、平成12年度上半期末および平
失として計上するとともに、年金制度
付信託資産の年金制度資産への設定に
成12年度末の未払従業員賞与は、それ
資産としての退職給付信託資産設定に
伴う利益117,334百万円を特別利益に計
ぞれ23,325百万円、25,410百万円で
伴う利益122,889百万円を特別利益に計
上しました。
す。
上しました。
なお、会計基準変更時差異を除く当
上半期の退職給付費用については、従
なお、会計基準変更時差異を除く当
年度の退職給付費用については、従来
自己株式
来の方法によった場合と比較して、経
従来、「有価証券」に含めて表示し
の方法によった場合と比較して、経常
常利益および税引前中間純利益に与え
ていた「自己株式」は、改正後の中間
利益および税引前当期純利益に与える
る影響は軽微です。
財務諸表等規則を適用し、当上半期よ
影響は軽微です。
また、退職給与引当金および企業年
金制度の過去勤務債務等に係る未払金
り資本に対する控除項目として資本の
部の末尾に表示しています。
また、「退職給与引当金」および企
業年金制度の過去勤務債務等に係る未
は、退職給付引当金に含めて表示し、
なお、平成12年度上半期末および平
払金は、「退職給付引当金」に含めて
役員分については、当上半期より役員
成12年度末の「自己株式」は、それぞ
表示し、従来「退職給与引当金」に含
退職慰労引当金として区分掲記してい
れ96百万円、30百万円です。
めて表示していた役員分については、
ます。
当年度より「役員退職慰労引当金」と
して区分掲記しています。
なお、前年度の「役員退職慰労引当
金融商品会計
金」は1,818百万円です。
当上半期から金融商品に係る会計基
準(「金融商品に係る会計基準の設定
に関する意見書」(企業会計審議会
金融商品会計
平成11年1月22日))を適用し、主に
当年度から金融商品に係る会計基準
有価証券およびデリバティブの評価方
(「金融商品に係る会計基準の設定に
法について変更しています。
関する意見書」(企業会計審議会 平
有価証券の評価方法の変更により、
成11年1月22日))を適用し、主に有
投資有価証券に含まれている「その他
価証券およびデリバティブの評価方法
有価証券」のうち時価のあるものにつ
について変更しています。
いて、10,445百万円増加し、繰延税金
なお、当会計基準の適用の結果、従
負債として4,398百万円を認識した後、
来の方法によった場合と比較して、貸
資本の部に「その他有価証券評価差額
借対照表および損益計算書に与える影
金」を6,047百万円計上しています。
響は軽微です。
なお、当会計基準の適用の結果、従
来の方法によった場合と比較して、経
常利益および税引前中間純利益に与え
る影響は軽微です。
− 59 −
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平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
外貨建取引等会計基準
平成12年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
外貨建取引等会計基準
当上半期から改訂後の外貨建取引等
当年度から改訂後の外貨建取引等会
会計処理基準(「外貨建取引等会計処
計処理基準(「外貨建取引等会計処理
理基準の改訂に関する意見書」(企業
基準の改訂に関する意見書」(企業会
会計審議会
平成11年10月22日))を
計審議会 平成11年10月22日))を適
適用しています。この結果、従来の方
用しています。この結果、従来の方法
法によった場合と比較して、経常利益
によった場合と比較して、経常利益お
および税引前中間純利益に与える影響
よび税引前当期純利益に与える影響は
は軽微です。
軽微です。
− 60 −
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財務諸表の注記
摘要
*1 流動資産その他または
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
繰延ヘッジ損失
流動負債その他に含ま
れる繰延ヘッジ損益の
れる長期繰延ヘッジ損
143百万円
長期繰延ヘッジ損失
長期繰延ヘッジ損失
1,388百万円
─────
長期繰延ヘッジ利益
2,159百万円
長期繰延ヘッジ利益
10百万円
*3 有形固定資産減価償却
346百万円
333,414百万円
累計額
*4 圧縮記帳
─────
繰延ヘッジ利益
3,015百万円
益の相殺前残高
平成12年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
7百万円
繰延ヘッジ利益
固定負債その他に含ま
(自
至
繰延ヘッジ損失
5,996百万円
相殺前残高
*2 固定資産その他または
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
341,004百万円
有形固定資産の取得価額から
有形固定資産の取得価額から
334,033百万円
有形固定資産の取得価額から
控除している圧縮記帳累計額
控除している圧縮記帳累計額
控除している圧縮記帳累計額
は、国庫補助金等の受入による
は、国庫補助金等の受入による
は、国庫補助金等の受入による
もの 864百万円、保険金等の受
もの 867百万円、保険金等の受
もの 867百万円(当年度実施額
入によるもの 1,136百万円で
入によるもの 246百万円です。
2百万円)、保険金等の受入によ
す。
るもの 246百万円(当年度実施
額 204百万円)です。
5
保証債務等
(1)債務保証契約
関係会社の銀行借入
金等に対する保証
12,614百万円
(主な外貨建の金額)
(60,691百万ウォン)
従業員の銀行借入金
に対する保証
上記以外の銀行借入
金に対する保証
債務保証契約計
「関係会社の銀行借入
金等に対する保証」
のうち主な被保証先
101,296百万円
9,567百万円
12,688百万円
2,716百万円
3,236百万円
7,244百万円
7,013百万円
7,104百万円
32,547百万円
111,027百万円
19,908百万円
ソニー・エレクトロニクス・
オブ・コリア・コーポレー
ション
4,262百万円
ソニー・グローバル・トレ
ジャリー・サービシーズ・
ピー・エル・シー
47,821百万円
索尼(中国)有限公司
索尼(中国)有限公司
ソニー・キャピタル・コーポ
レーション
ソニー・エレクトロニクス・
オブ・コリア・コーポレー
ション
3,501百万円
41,812百万円
3,003百万円
ソニー・コリア・コーポレー
ション
1,661百万円
4,048百万円
㈱スターチャンネル
5,301百万円
北京索鴻電子有限公司
1,306百万円
その他 12社
その他 15社
その他 10社
6,361百万円
2,381百万円
− 61 −
(61) / 01/12/25 14:20 (01/12/17 21:22) / 352014_03_110_2k_01034307/第5−6中間財務諸表作成/ソニー/半期.doc
2,017百万円
摘要
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
「上記以外の銀行借入
金に対する保証」の
被保証先
エス・エー・ピー・パート
ナーズ・リミテッド
7,013百万円
(自
至
平成12年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
エス・エー・ピー・パート
ナーズ・リミテッド
7,104百万円
※エス・エー・ピー・パー
トナーズ・リミテッドはソ
ニーグループの経営幹部社
員を対象に導入された株価
連動型インセンティブ・プ
ランを運営する組合です。
同左
(2)保証予約契約
第三者に対する保証
予約契約による保証
等
41百万円
31百万円
36百万円
保証予約契約計
41百万円
31百万円
36百万円
「第三者に対する保証
予約契約による保証
等」の被保証先と保
証内容
フリーズ・フレーム・ジャパ
ン㈱
41百万円
フリーズ・フレーム・ジャパ
ン㈱
31百万円
フリーズ・フレーム・ジャパ
ン㈱
36百万円
レンタル契約に対する保証を
行っています。
レンタル契約に対する保証を
行っています。
レンタル契約に対する保証を
行っています。
同左
同左
765,271百万円
382,023百万円
765,271百万円
382,023百万円
※フリーズ・フレーム・ジャ
パン㈱は当社の特約店です。
(3)経営指導念書等 *
関係会社に対する経
営指導念書等による
保証等
(主な外貨建の金額)
経営指導念書等計
「関係会社に対する経
営指導念書等による
保証等」のうち主な
被保証先と保証内容
* 経営指導念書等は、
関係会社の信用を補
完することを目的と
した関係会社との合
意書が主なもので
す。
415,439百万円
(2,778,693千米ドル)
415,439百万円
ソニー・キャピタル・コーポ
レーション
333,152百万円
ソニー・キャピタル・コーポ
レーション
344,671百万円
ソニー・キャピタル・コーポ
レーション
313,896百万円
コマーシャルペーパーおよび
ミディアムタームノート発行等
に対する信用補完を行っていま
す。
コマーシャルペーパーおよび
ミディアムタームノート発行等
に対する信用補完を行っていま
す。
コマーシャルペーパーおよび
ミディアムタームノート発行等
に対する信用補完を行っていま
す。
ベスト・ベルヒューシュトラ
セ・デベロップメント・マネ
ジメント・ゲー・エム・
ベー・ハー
36,199百万円
ソニー・グローバル・トレ
ジャリー・サービシーズ・
ピー・エル・シー
326,568百万円
銀行借入に対する信用補完を
行っています。
コマーシャルペーパー発行等
に対する信用補完を行っていま
す。
ソニー・ヨーロッパ・ホール
ディング・ビー・ブイ
ベスト・ベルヒューシュトラ
セ・デベロップメント・マネ
ジメント・ゲー・エム・
ベー・ハー
45,275百万円
25,783百万円
リース契約に対する信用補完
を行っています。
ベスト・ベルヒューシュトラ
セ・デベロップメント・マネ
ジメント・ゲー・エム・
ベー・ハー
45,294百万円
銀行借入に対する信用補完を
行っています。
銀行借入に対する信用補完を
行っています。
− 62 −
(62) / 01/12/25 14:20 (01/12/17 21:22) / 352014_03_110_2k_01034307/第5−6中間財務諸表作成/ソニー/半期.doc
摘要
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
(自
至
平成12年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
ソニー・ヨーロッパ・ファイ
ナンス・ピー・エル・シー
41,117百万円
コマーシャルペーパー発行等
に対する信用補完を行っていま
す。
その他 4社
その他 5社
20,304百万円
その他 7社
7,637百万円
ミディアムタームノート発行
および銀行借入等に対する信用
補完等を行っています。
金融機関からの借入およびミ
ディアムタームノート発行等に
対する信用補完等を行っていま
す。
22,831百万円
銀行借入およびミディアム
タームノート発行等に対する信
用補完等を行っています。
6 手形割引高
輸出手形割引高
(信用状なし)
─────
4百万円
4百万円
有形固定資産
20,144百万円
21,532百万円
42,379百万円
無形固定資産
7,862百万円
9,856百万円
16,655百万円
28,006百万円
31,388百万円
59,034百万円
百万円
百万円
百万円
7 減価償却実施額
合計
*8 営業外収益
受取利息
929
受取利息
852
11,653
受取配当金
29,752
受取配当金
12,192
受取オプション料
12,713
特許実施許諾料
22,469
受取オプション料
30,440
特許実施許諾料
19,586
が含まれています。
特許実施許諾料
43,774
が含まれています。
が含まれています。
百万円
百万円
百万円
支払利息
483
支払利息
966
支払利息
1,355
社債利息
5,014
社債利息
6,222
社債利息
11,433
為替差損
20,523
支払オプション料
33,651
支払オプション料
14,309
が含まれています。
が含まれています。
─────
退職給付信託資産拠出益
が含まれています。
退職給付信託資産拠出益
117,334百万円
*11 特別損失
2,371
受取配当金
*9 営業外費用
*10 特別利益
受取利息
122,889百万円
退職給付会計基準変更時差異一
括償却額
139,117百万円
関係会社株式評価損
5,868百万円
退職給付会計基準変更時差異一
括償却額
139,117百万円
− 63 −
(63) / 01/12/25 14:20 (01/12/17 21:22) / 352014_03_110_2k_01034307/第5−6中間財務諸表作成/ソニー/半期.doc
リース取引関係
摘要
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
平成12年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
1 リース物件の所有権が借
(1) リース物件の取得価額相当
(1) リース物件の取得価額相当
(1) リース物件の取得価額相当
主に移転すると認められ
額、減価償却累計額相当額
額、減価償却累計額相当額
額、減価償却累計額相当額
るもの以外のファイナン
および上半期末残高相当額
および上半期末残高相当額
および期末残高相当額
減価償
取得価
上半期
却累計
額相当
末残高
額相当
額
相当額
額
(百万円)
(百万円)
(百万円)
減価償
取得価
上半期
却累計
額相当
末残高
額相当
額
相当額
額
(百万円)
(百万円)
(百万円)
ス・リース取引
(1)有形固定
資産
機械および
装置
(1)有形固定
資産
減価償
取得価
期末残
却累計
額相当
高相当
額相当
額
額
額
(百万円)
(百万円)
(百万円)
(1)有形固定
資産
2,649
902
1,747
機械および
装置
2,356
1,109
1,247
機械および
装置
2,495
944
1,551
工具器具お
11,236
よび備品
4,736
6,500
工具器具お
11,762
よび備品
4,831
6,931
工具器具お
12,443
よび備品
4,894
7,549
1,846
1,149
697
16,785
6,987
9,797
(2)無形固定
資産
ソフトウェ
ア
合計
(2)無形固定
資産
1,809
1,084
725
15,696
6,723
8,973
ソフトウェ
ア
合計
(注)取得価額相当額は、未経
(2)無形固定
資産
1,233
671
561
15,351
6,612
8,739
同左
ソフトウェ
ア
合計
(注)取得価額相当額は、未経
過リース料上半期末残高
過リース料期末残高が有
が有形固定資産の上半期
形固定資産の期末残高等
末残高等に占める割合が
に占める割合が低いた
低いため、支払利子込み
め、支払利子込み法によ
法により算定していま
り算定しています。
す。
(2) 未経過リース料上半期末残
高相当額
(2) 未経過リース料上半期末残
高相当額
当額
百万円
百万円
3,508
1年内
1年超
5,464
合計
8,973
1年内
(2) 未経過リース料期末残高相
(注)未経過リース料上半期末
百万円
3,192
1年内
1年超
5,546
1年超
6,177
合計
8,739
合計
9,797
同左
3,620
(注)未経過リース料期末残高
残高相当額は、未経過
相当額は、未経過リース
リース料上半期末残高が
料期末残高が有形固定資
有形固定資産の上半期末
産の期末残高等に占める
残高等に占める割合が低
割合が低いため、支払利
いため、支払利子込み法
子込み法により算定して
により算定しています。
(3) 支払リース料および減価償
却費相当額
います。
(3) 支払リース料および減価償
(3) 支払リース料および減価償
却費相当額
百万円
却費相当額
百万円
百万円
支払リース料
1,924
支払リース料
1,991
支払リース料
3,963
減価償却費相当額
1,924
減価償却費相当額
1,991
減価償却費相当額
3,963
(4) 減価償却費相当額の算定方
法
(4) 減価償却費相当額の算定方
(4) 減価償却費相当額の算定方
法
リース期間を耐用年数と
法
同左
し、残存価額を零とする定
額法によっています。
− 64 −
(64) / 01/12/25 14:19 (01/12/17 20:34) / 352014_03_120_2k_01034307/第5−7中間リース取引/ソニー/半期.doc
同左
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
摘要
2 オペレーティング・リー
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
未経過リース料
平成12年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
未経過リース料
ス取引
未経過リース料
百万円
百万円
百万円
1年内
1,069
1年内
748
1年内
896
1年超
3,645
1年超
3,282
1年超
3,269
合計
4,715
合計
4,031
合計
4,166
有価証券関係
有価証券
子会社株式および関連会社株式で時価のあるもの
平成12年度上半期末
(平成12年9月30日)
種類
子会社株式
平成13年度上半期末
(平成13年9月30日)
平成12年度末
(平成13年3月31日)
中間貸借対
中間貸借対
貸借対照表
時価
差額
時価
差額
時価
差額
照表計上額
照表計上額
計上額
(百万円) (百万円)
(百万円) (百万円)
(百万円) (百万円)
(百万円)
(百万円)
(百万円)
14,033
36,057
22,024
39,309
24,017
△ 15,292
14,033
36,124
22,091
関連会社株式
6,859
63,332
56,472
1,891
14,080
12,188
6,859
34,809
27,949
合計
20,893
99,390
78,496
41,200
38,097
3,103
20,893
70,934
50,041
△
重要な後発事象
平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
平成12年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
平成13年5月15日開催の取締役会にお
いて、子会社連動株式の発行を決議し、
平成13年6月20日付で新株式を発行しま
した。その概要は次のとおりです。
1.募集方法
一般募集(ブックビルディング方式
による募集)
2.発行新株式数
種類株式(子会社連動株式、券面額
50円)
3,072,000株
3.発行価格
一株につき3,300円
4.引受価額
一株につき3,102円
この価額は当社が引受人より一株当
りの新株式払込金として受取った金額
です。
なお、発行価格と引受価額との差額
の総額は、引受人の手取金となりま
す。
− 65 −
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平成12年度上半期
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
平成13年度上半期
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
平成12年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
5.発行価額
一株につき2,550円
6.払込金額の総額
9,529百万円
7.資本組入額の総額
3,916百万円(一株につき1,275円)
8.払込期日
平成13年6月19日
9.配当起算日
平成13年4月1日
10.資金の使途
全額をソニーコミュニケーション
ネットワーク㈱の増資資金に充当しま
した。
(2)【その他】
平成13年10月25日に開催された取締役会において、当社定款第35条の規定にもとづき、平成13年9月30日
最終の株主名簿記載の普通株式の株主または登録質権者に対し、平成13年度(平成13年4月1日から平成14
年3月31日まで)中間配当金として1株につき12円50銭(総額11,496,089,488円)を支払う旨、決議してい
ます。
また、子会社連動株式については、同株式の対象子会社であるソニーコミュニケーションネットワーク株
式会社の平成13年8月21日に開催された取締役会において、同社株式に対する中間配当を見送る旨決議して
おり、平成13年度中間配当は実施しません。
− 66 −
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第6【提出会社の参考情報】
当上半期の開始日から半期報告書提出日までの間に、次の書類を提出しています。
(1)有価証券届出書(種類株式(子会社連動株式))およびその添付書類
平成13年5月15日
関東財務局長に提出。
(2)訂正発行登録書(社債)
平成13年5月24日
関東財務局長に提出。
(3)有価証券届出書の訂正届出書(種類株式(子会社連動株式))およびその添付書類
平成13年5月31日
関東財務局長に提出。
(4)有価証券届出書の訂正届出書(種類株式(子会社連動株式))
平成13年6月11日
関東財務局長に提出。
(5)有価証券報告書およびその添付書類
事業年度(平成12年度)(自 平成12年4月1日
平成13年6月22日
至
平成13年3月31日)
関東財務局長に提出。
(6)訂正発行登録書(社債)
平成13年6月22日
関東財務局長に提出。
(7)訂正発行登録書(社債)およびその添付書類
平成13年8月28日
関東財務局長に提出。
(8)発行登録追補書類(社債)およびその添付書類
平成13年9月4日
関東財務局長に提出。
(9)発行登録取下届出書(社債)
平成13年10月4日
関東財務局長に提出。
(10)有価証券届出書(新株引受権付社債から新株引受権証券を除いたものおよび新株引受権証券)およびその添付書
類
平成13年11月30日
関東財務局長に提出。
(11)有価証券届出書(子会社連動株式新株引受権付社債から子会社連動株式新株引受権証券を除いたものおよび子会
社連動株式新株引受権証券)およびその添付書類
平成13年11月30日
関東財務局長に提出。
(12)臨時報告書
平成13年12月3日
関東財務局長に提出。
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第1号(有価証券の募集が本邦以外の地域において開始され
た場合)にもとづく臨時報告書です。
(13)有価証券届出書の訂正届出書(新株引受権付社債から新株引受権証券を除いたものおよび新株引受権証券)
平成13年12月3日
関東財務局長に提出。
− 67 −
(67) / 01/12/25 14:20 (01/12/17 12:32) / 352014_03_130_2k_01034307/第6参考/ソニー/半期.doc
(14)有価証券届出書の訂正届出書(子会社連動株式新株引受権付社債から子会社連動株式新株引受権証券を除いたも
のおよび子会社連動株式新株引受権証券)
平成13年12月3日
関東財務局長に提出。
(15)有価証券届出書の訂正届出書(新株引受権付社債から新株引受権証券を除いたものおよび新株引受権証券)
平成13年12月10日
関東財務局長に提出。
(16)有価証券届出書の訂正届出書(子会社連動株式新株引受権付社債から子会社連動株式新株引受権証券を除いたも
のおよび子会社連動株式新株引受権証券)
平成13年12月10日
関東財務局長に提出。
− 68 −
(68) / 01/12/25 14:20 (01/12/17 12:32) / 352014_03_130_2k_01034307/第6参考/ソニー/半期.doc
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
第1【保証会社情報】
該当事項はありません。
第2【保証会社以外の会社の情報】
1【当該会社の情報の開示を必要とする理由】
(1)
当該会社の名称および住所
ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社
(2)
東京都品川区北品川4丁目7番35号
理由
当該会社の業績その他当該会社に関する事項は、子会社連動株式の権利内容および市場価格に一定の影響
を及ぼします。
すなわち、子会社連動株式の配当金は、当該会社の取締役会が決議する利益処分案における当該会社の株
主に対する利益配当金の額を基準として決定されるほか、残余財産の分配についても、当該会社の株式が当
社の残余財産に含まれる限りにおいて、当社普通株主に先立ち、当該株式又はその処分により得られた金銭
の支払いを受ける権利を有するものとされています。また、当該会社の株式の取引所等への上場又は登録に
伴う子会社連動株式の強制終了がなされる場合には、子会社連動株主に対して当該会社の株式が交付される
場合があり、その他当該会社に関して一定の事由が生じた場合には、子会社連動株式が強制終了(一斉消却
又は一斉転換)されます。
したがって、当該会社の企業情報は子会社連動株式の投資判断に重要な影響を及ぼすものと判断されます。
(3)
有価証券の名称
種類株式(子会社連動株式)
(4)
発行年月日
平成13年6月20日
(5)
発行価額の総額
(6)
上場証券取引所名
7,833,600千円
東京証券取引所
− 69 −
(69) / 01/12/25 14:23 (01/12/17 13:32) / 352014_03_000_2k_01034307/第二部提出会社/ソネット/半期.doc
2【継続開示会社たる当該会社に関する事項】
該当事項はありません。
3【継続開示会社に該当しない当該会社に関する事項】
(1) 会社名・代表者の役職氏名及び本店の所在の場所
会社名
ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(以下「SCN」)
代表者の役職氏名
代表取締役
本店の所在の場所
東京都品川区北品川4丁目7番35号
山
本
泉
二
(2) 企 業 の 概 況
① 主要な経営指標等の推移
(1)
連結経営指標等
回次
会計期間
売上高(千円)
平成12年度上半期 平成13年度上半期
自平成12年
4月1日
至平成12年
9月30日
自平成13年
4月1日
至平成13年
9月30日
平成12年度
自平成12年
4月1日
至平成13年
3月31日
20,698,176
15,516,398
34,687,752
経常損益(千円)
551,433
△ 1,173,731
△ 243,717
中間(当期)純損益(千円)
172,319
△ 1,049,023
△ 498,855
純資産額(千円)
1,308,097
9,110,595
633,516
総資産額(千円)
7,151,425
14,749,667
7,485,906
1,064.53
38,682.89
3,093.34
1株当り中間(当期)純損益
(円)
511.90
△ 4,726.99
△ 3,830.04
潜在株式調整後1株当り中間
(当期)純損益(円)
―
―
―
18.3
61.8
8.4
営業活動によるキャッシュ・
フロー(千円)
312,144
△ 608,592
79,409
投資活動によるキャッシュ・
フロー(千円)
△ 429,123
△ 875,796
△ 1,502,949
財務活動によるキャッシュ・
フロー(千円)
416,480
8,076,074
1,635,914
現金および現金同等物の中間期
末(期末)残高(千円)
570,583
7,051,236
483,457
274
367
318
1株当り純資産額(円)
自己資本比率(%)
従業員数(人)
(注)1.売上高には、消費税等は含まれていません。
2.潜在株式調整後1株当り中間(当期)純損益については、新株引受権付社債および転換社債を発行して
いないため、記載していません。
3.平成12年度の1株当り当期純損益については、平成13年3月に行われた株式併合が期首に行われたもの
として算出しています。
4.平成11年度までは子会社が存在しなかったため、中間連結財務諸表および連結財務諸表を作成していま
せん。
− 70 −
(70) / 01/12/25 14:23 (01/12/17 13:32) / 352014_03_000_2k_01034307/第二部提出会社/ソネット/半期.doc
(2)
SCNの経営指標等
回次
会計期間
売上高(千円)
平成12年度上半期 平成13年度上半期
自平成12年
4月1日
至平成12年
9月30日
自平成13年
4月1日
至平成13年
9月30日
平成11年度
平成12年度
自平成11年
4月1日
至平成12年
3月31日
自平成12年
4月1日
至平成13年
3月31日
20,701,055
15,063,699
25,535,794
34,402,877
経常損益(千円)
933,751
△ 163,482
2,452,175
1,005,429
中間(当期)純損益(千円)
529,518
△ 132,145
1,411,405
579,983
―
―
△ 66,079
―
481,219
5,245,891
480,000
481,219
発行済株式総数(株)
1,228,800
235,520
9,600
204,800
純資産額(千円)
1,209,974
10,650,989
679,205
1,257,033
総資産額(千円)
6,719,713
16,101,658
5,584,115
7,747,732
1株当り純資産額(円)
―
―
70,750.60
―
1株当り中間(当期)純損益
(円)
―
―
147,021.37
―
潜在株式調整後1株当り中間
(当期)純損益(円)
―
―
―
―
1株当り中間(年間)配当額
(円)
―
―
―
―
18.0
66.1
12.1
16.2
営業活動によるキャッシュ・
フロー(千円)
―
―
2,743,595
―
投資活動によるキャッシュ・
フロー(千円)
―
―
△ 1,457,194
―
財務活動によるキャッシュ・
フロー(千円)
―
―
△ 1,164,929
―
現金および現金同等物の中間期
末(期末)残高(千円)
―
―
221,083
―
261
320
206
299
持分法を適用した場合の投資損
益(千円)
資本金(千円)
自己資本比率(%)
従業員数(人)
(注)1.売上高には、消費税等は含まれていません。
2.潜在株式調整後1株当り中間(当期)純損益については、新株引受権付社債および転換社債を発行して
いないため、記載していません。
3.平成11年度上半期については中間財務諸表を作成していないため、記載していません。
4.平成12年度上半期以降のキャッシュ・フローおよび1株当り情報に関する数値については、連結経営指
標等として記載しています。
5.平成12年6月、7月および9月に株主割当増資による新株発行を行い、また平成13年3月に6株を1株
にする株式併合を行い、さらに平成13年6月に第三者割当増資による新株発行を行ったため、発行済株
式総数が9,600株から235,520株に、また資本金は480,000千円から5,245,891千円に増加しています。
− 71 −
(71) / 01/12/25 14:23 (01/12/17 13:32) / 352014_03_000_2k_01034307/第二部提出会社/ソネット/半期.doc
②
事業の内容
平成13年度上半期において、子会社のドライブゲート㈱が自動車情報関連サービスの営業を開始しました。
その他のSCNグループ(SCNおよびSCNの関係会社)が営む事業の内容について、重要な変更はありま
せん。
③ 関係会社の状況
平成13年度上半期において、㈱レーベルゲートが第三者割当増資を行ったことで議決権の所有割合が40.1%
から36.0%に低下したことにより、連結子会社から持分法適用関連会社に変更になりました。
④ 従業員の状況
(1)
連結会社の状況
平成13年9月30日現在
事業の種類別セグメントの名称
従業員数(人)
ネットワークサービス関連事業
367
合計
367
(注)1.ソニーグループ各社からの受入出向者98人を含みます。
2.従業員数が平成13年度上半期において49人増加していますが、これは業容拡大に伴う採用増によるもの
です。
(2)
SCNの状況
平成13年9月30日現在
従業員数(人)
(3)
320
労働組合の状況
労働組合は、結成されていませんが、労使関係は円満に推移しています。
− 72 −
(72) / 01/12/25 14:23 (01/12/17 13:32) / 352014_03_000_2k_01034307/第二部提出会社/ソネット/半期.doc
(3) 事業の状況
① 業績等の概要
(1)
業績
平成13年度上半期の連結業績については、ソニー㈱のエンタテインメントロボット「AIBO(アイボ)」の
受託販売終了およびその他の商品の売上が大幅に減少したこと、また会員の伸びが平成12年度上半期に比べ
て鈍化したことや料金の値下げなどの影響があり、売上高は平成12年度上半期に比べ25.0%減少の15,516百
万円となりました。利益面では、ダイヤルアップによる接続料金の値下げや、子会社を含めたコンテンツへ
の投資を拡大させた事により、837百万円の営業損失(平成12年度上半期は711百万円の営業利益)となり、
1,173百万円の経常損失(平成12年度上半期は551百万円の経常利益)、1,049百万円の中間純損失(平成12年
度上半期は172百万円の中間純利益)となりました。
分野別売上高の状況
(事業収入)
接続サービス
当分野においては、ダイアルアップによる接続料金の値下げやADSLによるブロードバンドの接続サー
ビスにおいて価格競争が激化しましたが、接続会員は、平成13年度上半期末現在127万人となり、平成12年度
上半期末に比べ約21万人増加しました。この結果、売上高は平成12年度上半期に比べ9.9%増加の12,516百万
円となり、売上高全体に占める割合は、80.7%となりました。
インターネット関連サービス
当分野においては、有料の情報サービスやオンライン決済サービスの売上のほか、平成12年度に立ち上げ
た子会社の売上および認証・課金などのシステム構築による売上が寄与しました。また、コンテンツ会員は
平成13年度上半期末現在47万人となり、平成12年度上半期末に比べ約9万人増加しました。この結果、売上
高は平成12年度上半期に比べ83.4%増加の2,769百万円となり、売上高全体に占める割合は、17.8%となりま
した。
(商品販売)
当分野においては、ソニー㈱のエンタテインメントロボット「AIBO(アイボ)」およびその関連商品の国
内における受託販売終了に伴う売上の減少や、「PostPet(ポストペット)」関連グッズ等の売上が減少した
ことなどにより、売上高は平成12年度上半期に比べ97.0%減少の230百万円となり、売上高全体に占める割合
は、1.5%となりました。
− 73 −
(73) / 01/12/25 14:23 (01/12/17 13:15) / 352014_03_010_2k_01034307/(3)事業の状況/ソネット/半期.doc
(2)
キャッシュ・フロー
平成13年度上半期における現金および現金同等物(以下「資金」という。)は、ソニー㈱の発行した子会
社連動株式によって得られた資金を全額当社の増資に充当したこと等により、平成13年度上半期末には7,051
百万円(平成12年度上半期末に比べ6,480百万円の増加)となりました。
平成13年度上半期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純損失1,214百万円(平成12年度上半期は554百
万円の利益)の計上および売上債権の増加519百万円(平成12年度上半期は25百万円減少)等がありましたが、
仕入債務の増加476百万円(平成12年度上半期は73百万円減少)等により一部相殺された結果、608百万円の
減少(平成12年度上半期は312百万円増加)となりました。なお、平成13年度上半期の税金等調整前中間純損
失には、非資金費用である減価償却費および固定資産臨時償却費486百万円、持分法による投資損失311百万
円が含まれています。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、接続サービスおよびEC(エレクトロニックコマース)システム
やホームページ開発等の無形固定資産の取得による支出452百万円、主にソニーネットワーク台湾の設立にか
かる出資の133百万円を含む投資有価証券の取得による支出153百万円および関連会社への貸付けによる支出
183百万円等により875百万円の減少(平成12年度上半期は429百万円減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、ソニー㈱の発行した子会社連動株式によって得られた資金による
当社の増資により9,529百万円増加し、その一部1,472百万円をソニー㈱からの短期借入金の返済に充当した
事等により、8,076百万円の増加(平成12年度上半期は416百万円増加)となりました。
− 74 −
(74) / 01/12/25 14:23 (01/12/17 13:15) / 352014_03_010_2k_01034307/(3)事業の状況/ソネット/半期.doc
②
生産、受注及び販売の状況
(1)
生産実績
SCNの業務はインターネット総合サービスであり、サービスの提供の実績は販売実績と一致しているた
め、下記の「(3) 販売実績」を参照下さい。
(2)
受注状況
SCNは受注生産を行っていませんので、受注の記載事項はありません。
(3)
販売実績
平成13年度上半期の販売実績をサービス別に示すと、次のとおりです。
項目
金額(千円)
接続サービス
前年同期比(%)
12,516,965
9.9
2,769,178
83.4
230,253
△ 97.0
15,516,398
△ 25.0
事業収入
インターネット関連サービス
商品販売
合計
(注)1.「インターネット関連サービス」には情報サービス、オンライン決済サービス、広告等の売上高が含ま
れています。
2.平成12年度上半期の「商品販売」(7,804,156千円)には、ソニー㈱から販売を委託されたエンタテイ
ンメントロボット「AIBO(アイボ)」の日本国内における売上高(7,213,880千円)が含まれています。
これを除いた場合、「商品販売」の前年同期比は△ 61.0%となります。
3.上記の金額には、消費税等は含まれていません。
− 75 −
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③ 対処すべき課題
a.接続サービス
SCNは、ダイアルアップによる接続サービスを中心に提供してまいりましたが、平成13年度上半期から
ADSLを中心とするブロードバンド・常時接続に対応できるようにしていく必要があると考えています。
具体的には、快適な通信環境の整備を図るとともに、コールセンターのサービスを強化し、ADSLを利用
する会員数の拡大を図ってまいります。
b.コンテンツ/コミュニティ
「So-net」ブランドのサービスについては、今後も質の高い自社コンテンツとコミュニティを組み合わせ、
エンタテインメント性に富んだサービスを提供していくことを課題と考えています。接続サービスで提供し
ているADSLなどのブロードバンド・常時接続の環境に相応しいコンテンツやサービスの強化とともに、
コンテンツとオンライン・ショッピングや広告を統合したビジネスモデルにより、コンテンツの付加価値を
向上させる施策を推進していく方針です。
具体的には、「PostPetPark(ポストペットパーク)」などで培ってきた運営手法を生かし、ブロードバ
ンド・常時接続の環境の下、平成13年9月にリリースしたコンテンツ「ソネットタウン」などインターネッ
ト利用者のコミュニティの新しい展開を拡大していく方針です。
c.ソニーグループとの連携
ソニーグループの提供するネットワーク機器・端末と「So-net」のサービスや課金・決済などのプラット
フォームについて連携を図っていき、接続サービス、コンテンツ、ショッピング、オークションなどを組み
合わせたサービスを提供すべく、これらの機器・端末に適した技術やサービスを開発していくことを課題と
考えています。
また、今後コンテンツの分野において、ブロードバンド・常時接続時代に有望なコンテンツである音楽・
映画・ゲームを提供する㈱ソニー・ミュージックエンタテインメントや㈱ソニー・ピクチャーズエンタテイ
ンメント、㈱ソニー・コンピュータエンタテインメントとの連携や、ソニー銀行㈱など金融分野での連携を
図り、SCNは、170万人のSo-net会員を基盤として、ソニーグループのネットワーク戦略において中核的
役割を果たしていく方針です。
d.投融資についての考え方
SCNは、魅力ある様々なコンテンツやサービスを充実化させることを課題と捉えており、アプリケー
ションの分野では、自社内および子会社、関連会社を通じてコンテンツやサービスの企画開発や開発委託、
買付けと収集、販売権の取得等への投資を行っていく方針です。加えて、会員数の拡大や新技術の導入が必
要なネットワークアクセスの分野、プラットフォームの分野では、ブロードバンド・常時接続の進行に伴い、
ネットワーク機器類の充実とともに企業提携、買収等にも資金を投入する予定です。
(平成13年9月30日現在)
会社名
提供サービス
SCN出資比率
ソネットスポーツ・ドットコム㈱
スポーツコンテンツの制作
94.8%
ソネット・ビィメディア㈱
コンテンツ制作・番組供給
100.0%
ソネット・エムスリー㈱
メディカル・ヘルスケア
82.0%
ドライブゲート㈱
自動車関連情報
51.0%
㈱レーベルゲート
音楽配信プラットフォーム
36.0%
スカイゲート㈱
旅行商品の販売・情報提供
30.0%
㈱ディー・エヌ・エー
オークション・ECサービス
25.6%
e.海外事業展開
SCNは、すでにソニー㈱とともに「So-net」ブランドによるインターネット関連の事業を、台湾、香港
で展開しており、今後アジア地域を中心に海外へ展開していく予定です。
− 76 −
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④ 経営上の重要な契約等
平成13年9月5日SCNは、会員拡大のため、㈱ジャストシステムと、同社が保有する㈱ウェブオンライン
ネットワークスの全株式を、平成13年10月1日をもって18億円で取得する株式譲渡契約を締結しました。
㈱ウェブオンラインネットワークスの概要
所在地
東京都港区新橋五丁目11−3
代表者
代表取締役社長
資本金
360百万円(平成13年9月30日現在)
事業の内容
インターネット接続サービスおよび付帯事業
売上高
2,290百万円(平成13年3月期)
総資産額
1,214百万円(平成13年3月期)
発行済株式数
7,200株
長井
新橋住友ビル
定一
⑤ 研究開発活動
SCNは販売用ソフトウェアの制作のため研究開発を行っています。また、技術革新の進歩の早いインター
ネット関連技術をいち早く自社の中に取り込むため、技術担当グループを中心に研究を行っています。なお、
平成13年度上半期において研究開発費はありません。
− 77 −
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(4) 設備の状況
① 主要な設備の状況
平成13年度上半期において、主要な設備に重要な異動はありません。
② 設備の新設、除却等の計画
平成13年度上半期において、お台場メディアージュ内で営業していました「www. So-net/cafe」の営業を平
成14年3月までに終了し、閉鎖することとしました。
− 78 −
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(5) 当該会社の状況
① 株式等の状況
(1)
①
株式の総数等
株式の総数
種類
会社が発行する株式の総数(株)
普通株式
819,200
計
②
発行済株式
中間会計期間末現在発行数
(株)
(平成13年9月30日)
種類
(注)
(2)
819,200
提出日現在発行数(株)
(平成13年12月18日)
上場証券取引所名又
は登録証券業協会名
普通株式
235,520
235,520
非上場・非登録
計
235,520
235,520
―
発行済株式は、すべて議決権を有しています。
発行済株式総数、資本金等の状況
年月日
発行済株式総
数増減数
(株)
発行済株式総
数残高(株)
資本金増減額
(千円)
資本金残高
(千円)
資本準備金増
減額(千円)
資本準備金残
高(千円)
平成13年6月21日
30,720
235,520
4,764,672
5,245,891
4,764,672
4,764,672
(注)
(3)
第三者割当
30,720株
発行価格
310,200円
資本組入額
155,100円
割当先
ソニー㈱
大株主の状況
平成13年9月30日現在
氏名又は名称
住所
ソニー株式会社
東京都品川区北品川6丁目7番35号
株式会社ソニー・ミュージッ
クエンタテインメント
株式会社ソニーファイナンス
インターナショナル
計
所有株式数
(千株)
発行済株式総数に
対する所有株式数
の割合(%)
112,640
47.83
東京都千代田区六番町4番地5
81,920
34.78
東京都港区南青山1丁目1番1号
40,960
17.39
235,520
100.00
―
− 79 −
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(4)
議決権の状況
①
発行済株式
平成13年9月30日現在
議決権のない株式数(株)
議決権のある株式数
(自己株式等)(株)
―
②
議決権のある株式数
(その他)(株)
―
端株数(株)
235,520
―
自己株式等
自己名義所有
株式数(株)
他人名義所有
株式数(株)
所有者の氏名又は名称
所有者の住所
―
―
―
―
―
―
計
―
―
―
―
―
②
計(株)
発行済株式総数
に対する所有株
式数の割合
(%)
株価の推移
SCN株式は非上場であり、かつ店頭登録もしておりませんので、該当事項はありません。
③
役員の状況
前事業年度の有価証券報告書の提出日後、当半期報告書の提出日まで、役員の異動はありません。
− 80 −
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(6)経理の状況
1.中間連結財務諸表及び中間財務諸表の作成方法について
(1)SCNの中間連結財務諸表は「中間連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成11年大蔵
省令第24号。以下「中間連結財務諸表規則」という。)にもとづいて作成しています。
(2)SCNの中間財務諸表は「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和52年大蔵省令第
38号。以下「中間財務諸表等規則」という。)にもとづいて作成しています。
2.監査証明について
SCNは、証券取引法第193条の2の規定にもとづき、平成12年度上半期(平成12年4月1日から平成12年9
月30日まで)および平成13年度上半期(平成13年4月1日から平成13年9月30日まで)の中間連結財務諸表およ
び中間財務諸表について、中央青山監査法人による中間監査を受けています。
なお、平成12年度上半期(平成12年4月1日から平成12年9月30日まで)に係る中間監査報告書は、平成13年
5月15日に提出した有価証券届出書にとじ込まれたものの写しを利用しています。
− 81 −
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① 中間連結財務諸表等
(1)
①
中間連結財務諸表
中間連結貸借対照表
前中間連結会計期間末
(平成12年9月30日)
区分
注記
番号
構成比
(%)
金額(千円)
前連結会計年度の
要約連結貸借対照表
(平成13年3月31日)
当中間連結会計期間末
(平成13年9月30日)
金額(千円)
構成比
(%)
構成比
(%)
金額(千円)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1
現金及び預金
2
受取手形及び売掛金
3
たな卸資産
4
関係会社預け金
5
その他
6
Ⅱ
570,583
317,986
483,457
2,680,503
3,480,951
2,965,850
138,254
113,426
176,503
―
6,733,249
―
590,968
704,577
474,321
貸倒引当金
△ 25,810
△ 27,639
△ 22,856
流動資産合計
3,954,500
*2
55.3
11,322,553
76.8
4,077,276
54.5
603,269
8.1
1,359,411
18.1
1,445,948
19.3
固定資産
(1)
有形固定資産
*1
1
建物
219,927
148,392
200,064
2
器具・備品
404,018
368,605
403,205
3
その他
(2)
―
623,946
8.7
502
517,500
3.5
―
無形固定資産
1
ソフトウェア
809,508
981,425
955,555
2
連結調整勘定
―
38,766
43,427
3
その他
(3)
593,829
1,403,337
19.6
395,325
1,415,517
9.6
360,428
投資その他の資産
1
投資有価証券
558,970
808,692
838,477
2
敷金・保証金
423,045
426,318
426,042
3
その他
187,625
1,169,641
16.4
固定資産合計
3,196,925
資産合計
7,151,425
259,084
1,494,095
10.1
181,428
44.7
3,427,113
23.2
3,408,629
45.5
100.0
14,749,667
100.0
7,485,906
100.0
− 82 −
(82) / 01/12/25 14:26 (01/12/17 13:16) / 352014_03_040_2k_01034307/(6)-1中間連結財務諸表等/ソネット/半期.doc
前中間連結会計期間末
(平成12年9月30日)
区分
注記
番号
構成比
(%)
金額(千円)
前連結会計年度の
要約連結貸借対照表
(平成13年3月31日)
当中間連結会計期間末
(平成13年9月30日)
構成比
(%)
金額(千円)
構成比
(%)
金額(千円)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1
買掛金
924,956
1,627,642
1,151,613
2
関係会社短期借入金
417,835
―
1,472,269
3
一年以内返済予定関
係会社長期借入金
―
600,000
―
4
未払費用
1,263,246
1,395,637
1,290,531
5
未払法人税等
516,227
158,063
375,005
6
賞与引当金
142,907
213,000
175,794
7
その他
446,460
188,146
207,314
流動負債合計
Ⅱ
3,711,633
51.9
4,182,489
28.3
4,672,529
62.4
固定負債
1
関係会社長期借入金
2
退職給付引当金
3
役員退職慰労引当金
4
その他
2,000,000
1,400,000
2,000,000
13,448
23,606
18,733
―
5,342
―
71,282
875
60,826
固定負債合計
2,084,730
29.1
1,429,825
9.7
2,079,560
27.8
負債合計
5,796,364
81.0
5,612,314
38.0
6,752,090
90.2
46,963
0.7
26,757
0.2
100,299
1.4
481,219
6.7
5,245,891
35.6
481,219
6.4
―
―
4,764,672
32.3
―
―
155,672
2.0
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
Ⅰ
資本金
Ⅱ
資本準備金
Ⅲ
連結剰余金又は欠損金
(△)
826,847
11.6
△ 893,351 △ 6.1
Ⅳ
その他有価証券評価差
額金
31
0.0
△ 6,616 △ 0.0
資本合計
1,308,097
18.3
9,110,595
61.8
633,516
8.4
負債、少数株主持分及
び資本合計
7,151,425
100.0
14,749,667
100.0
7,485,906
100.0
− 83 −
(83) / 01/12/25 14:26 (01/12/17 13:16) / 352014_03_040_2k_01034307/(6)-1中間連結財務諸表等/ソネット/半期.doc
△ 3,375 △ 0.0
②
中間連結損益計算書
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
区分
注記
番号
百分比
(%)
金額(千円)
前連結会計年度の
要約連結損益計算書
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
百分比
(%)
金額(千円)
百分比
(%)
金額(千円)
Ⅰ
売上高
20,698,176
100.0
15,516,398
100.0
34,687,752
100.0
Ⅱ
売上原価
13,419,537
64.8
9,331,418
60.1
21,584,156
62.2
7,278,639
35.2
6,184,979
39.9
13,103,596
37.8
13,004,066
37.5
99,529
0.3
32,974
0.1
376,221
1.1
売上総利益
Ⅲ
販売費及び一般管理費
1
広告宣伝費
1,485,487
1,122,894
2,596,247
2
販売促進費
492,439
706,915
986,906
3
販売手数料
152,000
133,042
310,544
4
ロイヤルティ
204,585
201,861
382,656
5
報酬・給与
685,198
1,019,079
1,691,864
6
業務委託費
1,393,082
1,663,544
2,895,911
7
通信費
226,750
230,688
498,808
8
賃借料
490,665
536,318
1,020,860
9
支払手数料
553,405
526,084
1,037,996
10
減価償却費
118,709
115,439
253,714
11
賞与引当金繰入額
113,657
175,365
147,126
12
退職給付引当金繰入
額
4,966
3,971
9,811
14
役員退職慰労引当金
繰入額
―
5,342
―
13
貸倒引当金繰入額
10,725
4,906
11,223
14
その他
635,860
営業利益又は営業損
失(△)
Ⅳ
Ⅴ
31.8
711,104
3.4
576,750
7,022,205
45.3
1,160,394
△ 837,225 △ 5.4
営業外収益
1
受取利息
2
受取コミッション
3
事務受託手数料
4
その他
899
1,412
1,091
2,311
1,364
4,090
―
12,601
―
7,158
10,369
0.1
13,258
28,636
0.2
27,792
営業外費用
1
支払利息
2
持分法による投資損
失
3
その他
7,293
4,254
18,660
132,280
311,538
311,787
30,465
経常利益又は経常損
失(△)
Ⅵ
6,567,535
170,039
0.8
551,433
2.7
49,349
365,142
2.4
45,773
△ 1,173,731 △ 7.6
△ 243,717 △ 0.7
特別利益
1
債務免除益
416,000
―
416,000
2
持分変動益
―
19,000
109,616
3
電話加入権売却益
―
416,000
2.0
―
19,000
0.1
94,996
− 84 −
(84) / 01/12/25 14:26 (01/12/17 13:16) / 352014_03_040_2k_01034307/(6)-1中間連結財務諸表等/ソネット/半期.doc
620,612
1.8
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
区分
Ⅶ
注記
番号
百分比
(%)
金額(千円)
前連結会計年度の
要約連結損益計算書
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
百分比
(%)
金額(千円)
百分比
(%)
金額(千円)
特別損失
1
連結調整勘定一括償
却額
400,185
―
400,185
2
ソフトウェア開発費
除却損
―
―
77,061
3
放送免許返上による
解除料
12,727
―
12,727
4
固定資産臨時償却費
―
税金等調整前中間純
利益又は税金等調整
前中間(当期)純損
失(△)
法人税、住民税及び
事業税
法人税等調整額
2.0
554,521
2.7
501,777
△ 97,540
少数株主損失
中間純利益又は中間
(当期)純損失
(△)
③
412,912
59,918
59,918
0.4
△ 1,214,650 △ 7.9
147,691
404,237
2.0
22,036
0.1
172,319
0.8
―
△ 239,775
489,973
1.4
△ 113,078 △ 0.3
561,757
△ 92,084 △ 0.6
73,542
△ 115,623
0.5
△ 1,049,023 △ 6.8
446,133
1.2
60,357
0.1
△ 498,855 △ 1.4
中間連結剰余金計算書
前連結会計年度の
前中間連結会計期間
当中間連結会計期間
連結剰余金計算書
(自 平成12年4月1日 (自 平成13年4月1日
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日) 至 平成13年9月30日)
至 平成13年3月31日)
区分
注記
番号
金額(千円)
金額(千円)
金額(千円)
Ⅰ
連結剰余金期首残高
654,527
155,672
654,527
Ⅱ
中間純利益又は中間
(当期)純損失(△)
172,319
△ 1,049,023
△ 498,855
Ⅲ
連結剰余金中間期末
(期末)残高又は欠損
金中間期末残高(△)
826,847
△ 893,351
155,672
− 85 −
(85) / 01/12/25 14:26 (01/12/17 13:16) / 352014_03_040_2k_01034307/(6)-1中間連結財務諸表等/ソネット/半期.doc
④
中間連結キャッシュ・フロー計算書
区分
Ⅰ
注記
番号
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
前連結会計年度の要約連結
キャッシュ・フロー計算書
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
金額(千円)
金額(千円)
金額(千円)
営業活動によるキャッシュ・
フロー
税金等調整前中間純利益
又は税金等調整前中間
(当期)純損失(△)
554,521
△ 1,214,650
△ 113,078
減価償却費
344,001
426,328
768,330
―
59,918
―
400,185
―
400,185
―
4,660
3,180
△ 416,000
―
△ 416,000
132,280
311,538
311,787
―
△ 19,000
△ 109,616
23,908
37,206
56,795
退職給与引当金の減少額
△ 8,026
―
△ 8,026
退職給付引当金の増加額
13,448
4,872
18,733
役員退職慰労引当金の増
加額
―
5,342
―
貸倒引当金の増加額
10,725
4,795
7,771
受取利息及び受取配当金
△ 899
△ 1,412
△ 6,091
支払利息
7,293
4,254
18,660
固定資産除売却損
7,958
3,436
92,498
―
―
△ 94,996
売上債権の増加額(減少
額)
25,092
△ 519,247
△ 260,255
たな卸資産の増加額(減
少額)
△ 74,412
63,076
△ 112,660
その他流動資産の増加額
(減少額)
△ 315,107
30,252
△ 145,723
仕入債務の増加額(減少
額)
△ 73,464
476,788
153,192
225,167
124,164
252,452
△ 138,699
△ 43,730
△ 124,524
717,972
△ 241,405
692,615
899
1,412
6,091
△ 7,293
△ 4,254
△ 18,660
△ 399,434
△ 364,344
△ 600,636
312,144
△ 608,592
79,409
固定資産臨時償却費
連結調整勘定一括償却額
連結調整勘定償却額
債務免除益
持分法による投資損失
持分変動益
賞与引当金の増加額
固定資産売却益
未払費用の増加額
その他流動負債の減少額
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・
フロー
− 86 −
(86) / 01/12/25 14:26 (01/12/17 13:16) / 352014_03_040_2k_01034307/(6)-1中間連結財務諸表等/ソネット/半期.doc
区分
Ⅱ
注記
番号
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
前連結会計年度の要約連結
キャッシュ・フロー計算書
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
金額(千円)
金額(千円)
金額(千円)
投資活動によるキャッシュ・
フロー
投資有価証券の取得によ
る支出
△ 82,876
△ 153,518
△ 505,156
有形固定資産の取得によ
る支出
△ 223,891
△ 69,541
△ 405,598
有形固定資産の売却によ
る収入
2,260
2,041
2,260
無形固定資産の取得によ
る支出
△ 133,735
△ 452,079
△ 765,829
無形固定資産の売却によ
る収入
1,788
735
222,850
敷金・保証金の支払によ
る支出
△ 1,704
△ 276
△ 4,701
長期前払費用の支払によ
る支出
―
△ 20,000
△ 2,860
新規連結子会社の株式取
得による収入
9,034
―
9,034
子会社株式取得による支
出
―
―
△ 52,950
貸付けによる支出
―
△ 183,158
―
△ 429,123
△ 875,796
△ 1,502,949
短期借入金の増加額(減
少額)
346,261
△ 1,472,269
1,400,695
少数株主に対する株式発
行による収入
69,000
19,000
234,000
1,219
9,529,344
1,219
財務活動によるキャッシュ・
フロー
416,480
8,076,074
1,635,914
Ⅳ
現金及び現金同等物に係る換
算差額
―
―
―
Ⅴ
現金及び現金同等物の増加額
299,500
6,591,685
212,374
Ⅵ
現金及び現金同等物の期首残
高
221,083
483,457
221,083
Ⅶ
子会社の新規連結による現金
及び現金同等物期首残高
50,000
―
50,000
Ⅷ
連結範囲の変更に伴う現金及
び現金同等物の減少額
―
△ 23,906
―
Ⅸ
現金及び現金同等物の中間期
末(期末)残高
570,583
7,051,236
483,457
投資活動によるキャッシュ・
フロー
Ⅲ
財務活動によるキャッシュ・
フロー
株式の発行による収入
− 87 −
(87) / 01/12/25 14:26 (01/12/17 13:16) / 352014_03_040_2k_01034307/(6)-1中間連結財務諸表等/ソネット/半期.doc
中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
項目
1
連結の範囲に関する事
項
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
前連結会計年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
(1)連結子会社は、㈱レーベル
(1)連結子会社は、ソネットス
(1)連結子会社は、㈱レーベル
ゲート、ソネットスポー
ポーツ・ドットコム㈱、ソ
ゲート、ソネットスポー
ツ・ドットコム㈱、ソネッ
ネット・ビィメディア㈱、
ツ・ドットコム㈱、ソネッ
ト・ビィメディア㈱、ソ
ソネット・エムスリー㈱、
ト・ビィメディア㈱、ソ
ネット・エムスリー㈱の4
ドライブゲート㈱の4社で
ネット・エムスリー㈱、ド
社です。
す。
ライブゲート㈱の5社で
なお、㈱レーベルゲート
す。
は、当中間連結会計期間に
おいて関連会社となったこ
とから、連結の範囲から除
外しました。
(2)連結の範囲から除外した子
同左
同左
会社はありません。
2
持分法の適用に関する
事項
(1)持分法適用会社は、㈱
(1)持分法適用会社は、㈱
(1)持分法適用会社は、㈱
ディー・エヌ・エーとスカ
ディー・エヌ・エー、スカ
ディー・エヌ・エーとスカ
イゲート㈱の2社です。
イゲート㈱、㈱レーベル
イゲート㈱の2社です。
ゲートの3社です。
なお、㈱レーベルゲート
は、当中間連結会計期間に
おいて関連会社となったこ
とから、持分法を適用して
います。
(2)持分法の適用から除外した
同左
同左
関連会社はありません。
3
4
連結子会社の中間決算
すべての連結子会社の中間期
同左
すべての連結子会社の決算日
日(決算日)に関する
の末日は、中間連結決算日と一
は、連結決算日と一致していま
事項
致しています。
す。
会計処理基準に関する
事項
(1)重要な資産の評価基
準及び評価方法
(ⅰ)有価証券
同左
その他有価証券
市場価格のない有価証券
移動平均法による原価
法
(ⅱ)貯蔵品以外のたな卸資産
移動平均法による原価法
(ⅲ)貯蔵品
最終仕入原価法
− 88 −
(88) / 01/12/25 14:27 (01/12/17 13:16) / 352014_03_050_2k_01034307/(6)-2中間連結財務諸表作成/ソネット/半期.doc
同左
項目
(2)重要な減価償却資産
の減価償却の方法
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
(ⅰ)有形固定資産
(ⅰ)有形固定資産
定率法を採用していま
定率法を採用していま
す。
す。
前連結会計年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
(ⅰ)有形固定資産
定率法を採用していま
す。
固定資産の一部につい
て、設備の利用可能期間を
勘案して耐用年数の見直し
を行っています。これによ
り、従来の方法によった場
合と比較して、税金等調整
前中間純損失は59,918千円
増加しています。
(ⅱ)無形固定資産
(ⅱ)無形固定資産
経済的見積耐用年数にも
自社利用ソフトウェアに
とづく定額法を採用してい
ついては社内における利用
ます。
可能期間(5年)にもとづ
(ⅱ)無形固定資産
同左
く定額法、市場販売目的ソ
フトウェアについては見込
有効期間(3年以内)にも
とづく定額法、その他の無
形固定資産については経済
的見積耐用年数にもとづく
定額法を採用しています。
(3)重要な引当金の計上
基準
(ⅰ)貸倒引当金
(ⅰ)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失
(ⅰ)貸倒引当金
同左
同左
に備えるため、一般債権に
ついては貸倒実績率によ
り、貸倒懸念債権等特定の
債権については個別に回収
可能性を勘案し、回収不能
見込額を計上しています。
(ⅱ)賞与引当金
(ⅱ)賞与引当金
従業員賞与の支給に備え
(ⅱ)賞与引当金
同左
同左
るため、支給見込額にもと
づき計上しています。
(ⅲ)退職給付引当金
(ⅲ)退職給付引当金
従業員の退職給付に備え
同左
(ⅲ)退職給付引当金
従業員の退職給付に備え
るため、自己都合要支給額
るため、期末自己都合要支
にもとづき当中間連結会計
給額にもとづき当連結会計
期間末において発生してい
年度末において発生してい
ると認められる額を計上し
ると認められる額を計上し
ています。
ています。
− 89 −
(89) / 01/12/25 14:27 (01/12/17 13:16) / 352014_03_050_2k_01034307/(6)-2中間連結財務諸表作成/ソネット/半期.doc
項目
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
─────
(ⅳ)役員退職慰労引当金
前連結会計年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
─────
当中間連結会計期間に役
員退職慰労金に係る内規を
定め、将来の慰労金発生が
見込まれるようになったこ
とに伴い、慰労金の支出に
備えるため、内規による必
要額を計上しています。
(4)重要なリース取引の
処理方法
リース物件の所有権が借主に
同左
同左
移転すると認められるもの以外
のファイナンス・リース取引に
ついては、通常の賃貸借取引に
係る方法に準じた会計処理に
よっています。
─────
(5)重要なヘッジ会計の
(ⅰ)ヘッジ会計の方法
方法
同左
為替予約を付した外貨建
金銭債権債務に対して、振
当処理を行っています。
(ⅱ)ヘッジ手段
為替予約取引
(ⅲ)ヘッジ対象
外貨建金銭債権債務
(ⅳ)ヘッジ方針
為替変動によるキャッ
シュ・フロー変動リスクを
ヘッジするために為替予約
取引を行っています。
(ⅴ)ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ有効性の判定は、
ヘッジ開始時から有効性判
定時点までの期間におい
て、ヘッジ対象のキャッ
シュ・フロー変動の累計と
ヘッジ手段のキャッシュ・
フロー変動の累計とを比較
しています。
(6)その他中間連結(連
消費税等の会計処理
同左
結)財務諸表作成の
消費税および地方消費税の会
ための基本となる重
計処理は税抜方式によっていま
要な事項
す。
− 90 −
(90) / 01/12/25 14:27 (01/12/17 13:16) / 352014_03_050_2k_01034307/(6)-2中間連結財務諸表作成/ソネット/半期.doc
同左
項目
5
連結調整勘定の償却に
関する事項
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
前連結会計年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
ソネットスポーツ・ドットコ
連結調整勘定の償却について
連結調整勘定の償却について
ム㈱に係る連結調整勘定は、当
は、5年以内で償却していま
は、5年以内で償却していま
中間連結会計期間中に放送免許
す。
す。なお、平成12年4月に発生
が返上されたことに伴い業態が
したソネットスポーツ・ドット
変化し、当初予定していた超過
コム㈱に係る連結調整勘定は、
収益力が見込めなくなったた
放送免許が返上されたことに伴
め、一括償却しています。
い業態が変化し、当初予定して
いた超過収益力が見込めなく
なったため、当連結会計年度中
に一括償却しています。
6
中間連結キャッシュ・
中間連結キャッシュ・フロー
中間連結キャッシュ・フロー
連結キャッシュ・フロー計算
フロー計算書(連結
計算書における資金(現金及び
計算書における資金(現金及び
書における資金(現金及び現金
キャッシュ・フロー計
現金同等物)は、手許現金、随
現金同等物)は、手許現金、随
同等物)は、手許現金、随時引
算書)における資金の
時引き出し可能な預金からなっ
時引き出し可能な預金、関係会
き出し可能な預金からなってい
範囲
ています。
社預け金からなっています。
ます。
注記事項
(中間連結貸借対照表関係)
前中間連結会計期間末
(平成12年9月30日)
当中間連結会計期間末
(平成13年9月30日)
*1 有形固定資産の減価償却累計額
*1 有形固定資産の減価償却累計額
265,213千円
*2 中間連結会計期間末日満期手形
前連結会計年度
(平成13年3月31日)
*1 有形固定資産の減価償却累計額
503,926千円
*2
─────
370,693千円
*2
─────
中間連結会計期間末日満期手形の
会計処理については、手形交換日を
もって決済処理をしています。な
お、当中間連結会計期間の末日は金
融機関の休日であったため、次の中
間連結会計期間末日満期手形が当中
間連結会計期間末残高に含まれてい
ます。
受取手形
782千円
(中間連結損益計算書関係)
該当事項はありません。
− 91 −
(91) / 01/12/25 14:27 (01/12/17 13:16) / 352014_03_050_2k_01034307/(6)-2中間連結財務諸表作成/ソネット/半期.doc
(中間連結キャッシュ・フロー計算書関係)
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
(自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
現金及び現金同等物の中間期末残高と
現金及び現金同等物の中間期末残高と
現金及び現金同等物の期末残高と連結
中間連結貸借対照表に掲記されている科
中間連結貸借対照表に掲記されている科
貸借対照表に掲記されている科目の金額
目の金額との関係
目の金額との関係
との関係
(平成12年9月30日現在)
(平成13年9月30日現在)
現金及び預金勘定
570,583千円
現金及び預金勘定
317,986千円
現金及び現金同等物
570,583千円
関係会社預け金勘定
6,733,249千円
現金及び現金同等物
7,051,236千円
(平成13年3月31日現在)
現金及び預金勘定
483,457千円
現金及び現金同等物
483,457千円
− 92 −
(92) / 01/12/25 14:27 (01/12/17 13:16) / 352014_03_050_2k_01034307/(6)-2中間連結財務諸表作成/ソネット/半期.doc
(リース取引関係)
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
前連結会計年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
リース物件の所有権が借主に移転する
リース物件の所有権が借主に移転する
リース物件の所有権が借主に移転する
と認められるもの以外のファイナンス・
と認められるもの以外のファイナンス・
と認められるもの以外のファイナンス・
リース取引
リース取引
リース取引
1.リース物件の取得価額相当額、減価
1.リース物件の取得価額相当額、減価
1.リース物件の取得価額相当額、減価
償却累計額相当額及び中間期末残高
償却累計額相当額及び中間期末残高
償却累計額相当額及び期末残高相当
相当額
相当額
額
取得価額
相当額
(千円)
減価償却
累計額相
当額
(千円)
中間期末
残高相当
額
(千円)
取得価額
相当額
(千円)
減価償却
累計額相
当額
(千円)
中間期末
残高相当
額
(千円)
取得価額
相当額
(千円)
減価償却
累計額相
当額
(千円)
期末残高
相当額
(千円)
器具・備品 6,585,590 2,752,341 3,833,249
器具・備品 6,473,423 3,061,349 3,412,073
器具・備品 6,918,497 3,106,176 3,812,321
ソフトウェ
ア
その他
ソフトウェ
ア
合計
136,165
62,336
73,829
6,721,756 2,814,677 3,907,078
ソフトウェ
ア
合計
2.未経過リース料中間期末残高相当額
2,230
405
1,824
204,234
68,938
135,295
合計
133,579
66,610
66,968
7,052,076 3,172,786 3,879,290
6,679,887 3,130,693 3,549,193
2.未経過リース料中間期末残高相当額
2.未経過リース料期末残高相当額
1年内
1,515,794千円
1年内
1,568,036千円
1年内
1,565,584千円
1年超
2,475,398千円
1年超
2,073,833千円
1年超
2,405,718千円
合計
3,991,192千円
合計
3,641,869千円
合計
3,971,303千円
3.支払リース料、減価償却費相当額及
び支払利息相当額
3.支払リース料、減価償却費相当額及
び支払利息相当額
3.支払リース料、減価償却費相当額及
び支払利息相当額
支払リース料
914,917千円
支払リース料
902,809千円
支払リース料
1,880,127千円
減価償却費相当額
846,383千円
減価償却費相当額
836,746千円
減価償却費相当額
1,740,422千円
支払利息相当額
75,188千円
4.減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存
支払利息相当額
71,956千円
4.減価償却費相当額の算定方法
支払利息相当額
4.減価償却費相当額の算定方法
同左
同左
価額を零とする定額法によっていま
す。
5.利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得
5.利息相当額の算定方法
154,328千円
5.利息相当額の算定方法
同左
価額相当額との差額を利息相当額と
し、各期への配分方法については、
利息法によっています。
− 93 −
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同左
(有価証券関係)
前中間連結会計期間末(平成12年9月30日現在)
有価証券
1
満期保有目的の債券で時価のあるもの
該当事項はありません。
2
その他有価証券で時価のあるもの
該当事項はありません。
3
時価評価されていない有価証券の主な内容
保有目的
内容
中間連結貸借対照表計上額(千円)
関連会社株式
持分法適用関連会社
479,916
その他有価証券
市場価格のない株式
79,053
合計
558,970
当中間連結会計期間末(平成13年9月30日現在)
有価証券
1
満期保有目的の債券で時価のあるもの
該当事項はありません。
2
その他有価証券で時価のあるもの
該当事項はありません。
3
時価評価されていない有価証券の主な内容
保有目的
内容
中間連結貸借対照表計上額(千円)
関連会社株式
持分法適用関連会社
265,321
その他有価証券
市場価格のない株式
543,370
合計
808,692
前連結会計年度末(平成13年3月31日現在)
有価証券
1
満期保有目的の債券で時価のあるもの
該当事項はありません。
2
その他有価証券で時価のあるもの
該当事項はありません。
3
時価評価されていない有価証券の主な内容
保有目的
内容
連結貸借対照表計上額(千円)
関連会社株式
持分法適用関連会社
443,026
その他有価証券
市場価格のない株式
395,451
合計
838,477
− 94 −
(94) / 01/12/25 14:27 (01/12/17 13:16) / 352014_03_060_2k_01034307/(6)-3連結リース取引/ソネット/半期.doc
(デリバティブ取引関係)
前中間連結会計期間末(平成12年9月30日現在)
SCNグループは、デリバティブ取引を全く行っていませんので該当事項はありません。
当中間連結会計期間末(平成13年9月30日現在)
デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益の状況
該当事項はありません。
前連結会計年度末(平成13年3月31日現在)
デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益の状況
該当事項はありません。
− 95 −
(95) / 01/12/25 14:27 (01/12/17 13:16) / 352014_03_060_2k_01034307/(6)-3連結リース取引/ソネット/半期.doc
(セグメント情報)
事業の種類別セグメント情報
前中間連結会計期間(自
成13年4月1日
至
平成12年4月1日
至
平成12年9月30日)、当中間連結会計期間(自
平成13年9月30日)および前連結会計年度(自
平成12年4月1日
至
平
平成13年
3月31日)
SCNグループは、ネットワークサービス関連事業に特化しているため1つのセグメントしかありませ
んので、記載を省略しています。
所在地別セグメント情報
前中間連結会計期間(自
成13年4月1日
至
平成12年4月1日
至
平成12年9月30日)、当中間連結会計期間(自
平成13年9月30日)および前連結会計年度(自
平成12年4月1日
至
平
平成13年
3月31日)
本邦以外の国又は地域に所在する連結子会社および在外支店がありませんので、該当事項はありません。
海外売上高
前中間連結会計期間(自
成13年4月1日
至
平成12年4月1日
至
平成12年9月30日)、当中間連結会計期間(自
平成13年9月30日)および前連結会計年度(自
平成12年4月1日
至
平
平成13年
3月31日)
海外売上高が連結売上高の10%未満であるため、記載を省略しています。
(1株当り情報)
項目
1株当り純資産額(円)
1株当り中間(当期)純損
益(円)
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
(自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
1,064.53
38,682.89
3,093.34
511.90
△ 4,726.99
△ 3,830.04
(注)1.なお、潜在株式調整後1株当り中間(当期)純損益金額については、新株引受権付社債および転換社債
を発行していないため記載していません。
2.前連結会計年度の1株当り当期純損益は、株式併合が期首に行われたものとして算出しています。
− 96 −
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(重要な後発事象)
前中間連結会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
株式取得による買収
株式併合
(自
至
前連結会計年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
第三者割当による増資
SCNは平成13年2月8日開催の
SCNは、平成13年10月1日付に
SCNは平成13年6月19日開催の
臨時株主総会において、SCNを対
て、会員拡大のため㈱ジャストシス
株主総会決議にもとづき、次のとお
象子会社としてソニー㈱が発行する
テムより㈱ウェブオンラインネット
り第三者割当増資を実施しました。
ことを予定している子会社連動株式
ワークスの発行済の全株式を取得
①発行新株式数
1株当りの発行価格と、当該子会社
し、SCNの子会社としました。
連動株式の発行時点におけるソニー
㈱ウェブオンラインネットワークス
②発行価額
㈱の普通株式1単位当りの時価との
の概要
③発行価額の総額
乖離を可及的に解消し、ソニー㈱に
所在地
東京都港区新橋五丁目11
−3
対する同社の普通株主および子会社
連動株主の同社に対する拠出金額と
30,720株
1株につき310,200円
9,529,344千円
④資本組入額
1株につき155,100円
新橋住友ビル
⑤資本組入額の総額
代表者
代表取締役社長
資本金
360百万円(平成13年9
⑥申込期日
平成13年6月20日
月30日現在)
⑦払込期日
平成13年6月20日
長井
議決権との対価関係の不均衡を可及
的に解消するために、SCNの各株
無額面普通株式
主が所有するSCN株式に端株が生
4,764,672千円
定一
インターネット接続
⑧配当起算日
平成13年4月1日
合を実施することを決議しました。
サービスおよび付帯
⑨資金の使途
借入金の返済、投
①併合の方法
事業
じない方法により、SCN株式の併
株式6株を1株に併
合する。
②株券提供公告日
売上高
(平成13年3月期)
総資産額
平成13年3月11日
上記株式併合により、併合期日を
もって発行済株式総数が1,228,800
資、国内関係会社
への融資等
2,290百万円
平成13年2月9
日
③併合期日
事業の内容
⑩株式割当先および株数
1,214百万円
ソニー㈱
(平成13年3月期)
上記第三者割当により、発行済株
取得株数
7,200株
式総数が204,800株から235,520株に
取得価額
1,800百万円
なりました。
株から204,800株になりました。
(2)
30,720株
その他
該当事項はありません。
− 97 −
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② 中間財務諸表等
(1)
①
中間財務諸表
中間貸借対照表
前中間会計期間末
(平成12年9月30日)
区分
注記
番号
金額(千円)
当中間会計期間末
(平成13年9月30日)
構成比
(%)
金額(千円)
前事業年度の要約貸借対照表
(平成13年3月31日)
構成比
(%)
金額(千円)
構成比
(%)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1
現金及び預金
155,561
128,712
176,209
2
受取手形
10,771
2,168
3,123
3
売掛金
2,672,160
3,386,996
2,905,991
4
たな卸資産
82,197
51,773
104,196
5
関係会社短期貸付金
―
1,250,660
429,484
6
関係会社預け金
―
6,732,296
―
7
その他
546,081
569,706
430,872
8
貸倒引当金
△ 25,810
△ 27,412
△ 26,164
*3
流動資産合計
Ⅱ
3,440,962
51.2
12,094,902
75.1
4,023,715
51.9
固定資産
(1)
有形固定資産
*1
1
器具・備品
370,238
324,824
358,169
2
その他
210,671
140,485
191,538
有形固定資産合計
580,909
(2)
8.6
465,310
2.9
549,708
7.1
無形固定資産
1
ソフトウェア
702,642
951,294
842,955
2
その他
587,598
391,904
358,681
無形固定資産合計
(3)
1,290,241
19.2
1,343,198
8.3
1,201,637
15.5
投資その他の資産
1
投資有価証券
796,929
1,516,196
1,368,277
2
敷金・保証金
423,045
422,965
422,965
3
その他
187,625
259,084
181,428
投資その他の資産合
計
1,407,600
21.0
2,198,246
13.7
1,972,671
25.5
固定資産合計
3,278,751
48.8
4,006,756
24.9
3,724,016
48.1
資産合計
6,719,713
100.0
16,101,658
100.0
7,747,732
100.0
− 98 −
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前中間会計期間末
(平成12年9月30日)
区分
注記
番号
当中間会計期間末
(平成13年9月30日)
構成比
(%)
金額(千円)
金額(千円)
前事業年度の要約貸借対照表
(平成13年3月31日)
構成比
(%)
構成比
(%)
金額(千円)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1
買掛金
869,669
1,568,805
1,066,353
2
関係会社短期借入金
347,594
―
1,438,829
3
一年以内返済予定関
係会社長期借入金
―
600,000
―
4
未払費用
1,242,448
1,317,766
1,250,933
5
未払法人税等
516,227
157,353
374,093
6
賞与引当金
139,485
213,000
173,000
7
その他
380,865
164,794
168,755
*2
流動負債合計
Ⅱ
3,496,291
52.0
4,021,719
25.0
4,471,965
57.7
固定負債
1
関係会社長期借入金
2
退職給付引当金
3
役員退職慰労引当金
2,000,000
1,400,000
2,000,000
13,448
23,606
18,733
―
5,342
―
固定負債合計
2,013,448
30.0
1,428,949
8.9
2,018,733
26.1
負債合計
5,509,739
82.0
5,450,668
33.9
6,490,699
83.8
481,219
7.1
5,245,891
32.6
481,219
6.2
―
―
4,764,672
29.6
―
―
779,188
10.0
(資本の部)
Ⅰ
資本金
Ⅱ
資本準備金
Ⅲ
その他の剰余金
1
任意積立金
2
中間(当期)未処分
利益
その他の剰余金合計
Ⅳ
49,643
76,396
49,643
679,080
570,646
729,545
728,724
10.9
31
0.0
資本合計
1,209,974
18.0
10,650,989
66.1
1,257,033
16.2
負債資本合計
6,719,713
100.0
16,101,658
100.0
7,747,732
100.0
その他有価証券評価差
額金
647,043
4.0
△ 6,616 △ 0.1
− 99 −
(99) / 01/12/25 14:29 (01/12/17 13:17) / 352014_03_080_2k_01034307/(6)-5中間財務諸表等/ソネット/半期.doc
△ 3,375 △ 0.0
②
中間損益計算書
前中間会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
区分
Ⅰ
売上高
Ⅱ
売上原価
注記
番号
売上総利益
Ⅲ
販売費及び一般管理費
百分比
(%)
金額(千円)
*5
*5
営業利益又は営業損
失(△)
(自
至
当中間会計期間
平成13年4月1日
平成13年9月30日)
前事業年度の要約損益計算書
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
百分比
(%)
金額(千円)
百分比
(%)
金額(千円)
20,701,055
100.0
15,063,699
100.0
34,402,877
100.0
13,320,158
64.4
8,864,162
58.8
21,015,778
61.1
7,380,896
35.6
6,199,537
41.2
13,387,098
38.9
6,426,543
31.0
6,342,077
42.1
12,392,325
36.0
954,353
4.6
△ 142,540 △ 0.9
994,773
2.9
Ⅳ
営業外収益
*1
10,353
0.1
30,712
0.2
59,078
0.1
Ⅴ
営業外費用
*2
30,955
0.2
51,654
0.4
48,423
0.1
933,751
4.5
△ 163,482 △ 1.1
1,005,429
2.9
経常利益又は経常損
失(△)
Ⅵ
特別利益
*3
―
―
―
―
94,996
0.3
Ⅶ
特別損失
*4
―
―
59,918
0.4
77,061
0.2
933,751
4.5
△ 223,401 △ 1.5
1,023,364
3.0
443,381
1.3
579,983
1.7
税引前中間(当期)
純利益又は税引前中
間純損失(△)
法人税、住民税及び
事業税
法人税等調整額
501,773
△ 97,540
146,996
△ 238,251
560,529
404,232
1.9
△ 91,255 △ 0.6
△ 117,147
中間(当期)純利益
又は中間純損失
(△)
529,518
2.6
前期繰越利益
149,562
702,792
149,562
中間(当期)未処分
利益
679,080
570,646
729,545
△ 132,145 △ 0.9
− 100 −
(100) / 01/12/25 14:29 (01/12/17 13:17) / 352014_03_080_2k_01034307/(6)-5中間財務諸表等/ソネット/半期.doc
中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項
項目
1.資産の評価基準及び評
価方法
前中間会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
前事業年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
同左
同左
(1)有形固定資産
(1)有形固定資産
(1)有価証券
子会社株式および関連会社
株式
移動平均法による原価法
その他有価証券
市場価格のない有価証券
移動平均法による原価法
(2)貯蔵品以外のたな卸資産
移動平均法による原価法
(3)貯蔵品
最終仕入原価法
2.固定資産の減価償却の
方法
(1)有形固定資産
定率法を採用しています。
定率法を採用しています。
定率法を採用しています。
固定資産の一部について、
設備の利用可能期間を勘案し
て耐用年数の見直しを行って
います。これにより、従来の
方法によった場合と比較し
て、税引前中間純損失は
59,918千円増加しています。
(2)無形固定資産
(2)無形固定資産
経済的見積耐用年数にもと
(2)無形固定資産
自社利用ソフトウェアにつ
づく定額法を採用していま
いては社内における利用可能
す。
期間(5年)にもとづく定額
同左
法、市場販売目的ソフトウェ
アについては見込有効期間
(3年以内)にもとづく定額
法、その他の無形固定資産に
ついては経済的見積耐用年数
にもとづく定額法を採用して
います。
3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
(1)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に
(1)貸倒引当金
同左
同左
備えるため、一般債権につい
ては貸倒実績率により、貸倒
懸念債権等特定の債権につい
ては個別に回収可能性を勘案
し、回収不能見込額を計上し
ています。
(2)賞与引当金
(2)賞与引当金
従業員賞与の支給に備える
同左
(2)賞与引当金
従業員賞与の支給に備える
ため、支給見込額の当中間会
ため、次期支給見込額のうち
計期間負担額を計上していま
当期対応分の金額を計上して
す。
います。
− 101 −
(101)/ 01/12/25 14:29 (01/12/17 13:17)/ 352014_03_090_2k_01034307/(6)-6中間財務諸表作成/ソネット/半期.doc
項目
前中間会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
当中間会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
(3)退職給付引当金
(3)退職給付引当金
従業員の退職給付に備える
同左
前事業年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
(3)退職給付引当金
従業員の退職給付に備える
ため、自己都合要支給額にも
ため、期末自己都合要支給額
とづき当中間会計期間末にお
にもとづき当期末において発
いて発生していると認められ
生していると認められる額を
る額を計上しています。
計上しています。
─────
(4)役員退職慰労引当金
─────
当中間会計期間に役員退職
慰労金に係る内規を定め、将
来の慰労金発生が見込まれる
ようになったことに伴い、慰
労金の支出に備えるため、内
規による必要額を計上してい
ます。
4.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主
同左
同左
に移転すると認められるもの
以外のファイナンス・リース
取引については、通常の賃貸
借取引に係る方法に準じた会
計処理によっています。
5.ヘッジ会計の方法
─────
(1)ヘッジ会計の方法
同左
為替予約を付した外貨建金
銭債権債務に対して、振当処
理を行っています。
(2)ヘッジ手段
為替予約取引
(3)ヘッジ対象
外貨建金銭債権債務
(4)ヘッジ方針
為替変動によるキャッ
シュ・フロー変動リスクを
ヘッジするために為替予約取
引を行っています。
(5)ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ有効性の判定は、
ヘッジ開始時から有効性判定
時点までの期間において、
ヘッジ対象のキャッシュ・フ
ロー変動の累計とヘッジ手段
のキャッシュ・フロー変動の
累計とを比較しています。
6.その他中間財務諸表
消費税等の会計処理
同左
(財務諸表)作成のため
消費税および地方消費税の
の基本となる重要な事項
会計処理は税抜方式によって
います。
− 102 −
(102)/ 01/12/25 14:29 (01/12/17 13:17)/ 352014_03_090_2k_01034307/(6)-6中間財務諸表作成/ソネット/半期.doc
同左
中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更
(自
至
前中間会計期間
平成12年4月1日
平成12年9月30日)
(自
至
当中間会計期間
平成13年4月1日
平成13年9月30日)
(自
至
前事業年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
従来、営業外収益に計上していた
従来、営業外収益に計上していた
業務受託収入は、当中間会計期間よ
業務受託収入は、当期より売上高に
り売上高に含めて計上しています。
含めて計上しています。この変更
この変更は、当該収入が当社の主た
は、当該収入が当社の主たる営業活
る営業活動の成果となり、また金額
動の成果となり、また金額的に重要
的に重要性が増したことから、損益
性が増したことから、損益区分をよ
区分をより適正に表示するために行
り適正に表示するために行いまし
いました。この結果、従来の会計処
た。この結果、従来の会計処理に比
理に比べ、売上高および営業利益は
べ、売上高および営業利益は81,459
51,338千円増加し、営業外収益は同
千円増加し、営業外収益は同額減少
額減少しましたが、経常利益および
しましたが、経常利益および税引前
税引前中間純利益に影響はありませ
当期純利益に影響はありません。
ん。
追加情報
(自
至
前中間会計期間
平成12年4月1日
平成12年9月30日)
(自
至
当中間会計期間
平成13年4月1日
平成13年9月30日)
(自
至
前事業年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
(金融商品会計)
(金融商品会計)
当中間会計期間より金融商品に係
当事業年度より金融商品に係る会
る会計基準(「金融商品に係る会計
計基準(「金融商品に係る会計基準
基準の設定に関する意見書」(企業
の設定に関する意見書」(企業会計
会計審議会
審議会
平成11年1月22日))
平成11年1月22日))を適
を適用し、外貨建その他有価証券の
用し、外貨建その他有価証券の換算
換算差額の処理、貸倒引当金の計上
差額の処理、貸倒引当金の計上基準
基準について変更しています。な
について変更しています。なお、こ
お、この変更による影響額は軽微で
の変更による影響額は軽微です。
す。
(退職給付会計)
(退職給付会計)
当中間会計期間より退職給付に係
当事業年度より退職給付に係る会
る会計基準(「退職給付に係る会計
計基準(「退職給付に係る会計基準
基準の設定に関する意見書」(企業
の設定に関する意見書」(企業会計
会計審議会
審議会
平成10年6月16日))
平成10年6月16日))を適
を適用しています。なお、この変更
用しています。なお、この変更によ
による影響額はありません。
る影響額はありません。
(外貨建取引等会計基準)
(外貨建取引等会計基準)
当中間会計期間より改訂後の外貨
当事業年度より改訂後の外貨建取
建取引等会計処理基準(「外貨建取
引等会計処理基準(「外貨建取引等
引等会計処理基準の改訂に関する意
会計処理基準の改訂に関する意見
見書」(企業会計審議会
書」(企業会計審議会
平成11年
平成11年10
10月22日))を適用しています。な
月22日))を適用しています。な
お、この変更による影響額は軽微で
お、この変更による影響額は軽微で
す。
す。
− 103 −
(103)/ 01/12/25 14:29 (01/12/17 13:17)/ 352014_03_090_2k_01034307/(6)-6中間財務諸表作成/ソネット/半期.doc
注記事項
(中間貸借対照表関係)
項目
前中間会計期間末
(平成12年9月30日)
*1 有形固定資産の減価償
当中間会計期間末
(平成13年9月30日)
246,479千円
前事業年度末
(平成13年3月31日)
464,349千円
341,283千円
却累計額
*2 消費税等の取扱い
同左
─────
─────
─────
当中間会計期間
(自 平成13年4月1日
至 平成13年9月30日)
前事業年度
(自 平成12年4月1日
至 平成13年3月31日)
仮払消費税および仮受消費税
は相殺のうえ、金額的重要性が
乏しいため、流動負債の「その
他」に含めて表示しています。
*3 中間期末日満期手形
中間期末日満期手形の会計処
理は、手形交換日をもって決済
処理しています。なお、当中間
会計期間の末日は金融機関の休
日であったため、次の中間期末
日満期手形が中間期末残高に含
まれています。
受取手形
782千円
(中間損益計算書関係)
項目
*1 営業外収益のうち重要
前中間会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
受取利息
861千円 受取利息
なもの
*2 営業外費用のうち重要
事務受託手数料
支払利息
4,643千円 支払利息
1,999千円 受取利息
16,051千円 事務受託手数料
4,253千円 支払利息
1,405千円
26,714千円
15,336千円
なもの
*3 特別利益のうち重要な
──────
──────
電話加入権売却益
94,996千円
ソフトウェア開発
費除却損
77,061千円
もの
*4 特別損失のうち重要な
──────
もの
*5 減価償却実施額
固定資産臨時償却
費
59,918千円
有形固定資産
80,701千円 有形固定資産
78,866千円 有形固定資産
178,192千円
無形固定資産
241,882千円 無形固定資産
329,031千円 無形固定資産
539,603千円
− 104 −
(104)/ 01/12/25 14:29 (01/12/17 13:17)/ 352014_03_090_2k_01034307/(6)-6中間財務諸表作成/ソネット/半期.doc
(リース取引関係)
前中間会計期間
(自 平成12年4月1日
至 平成12年9月30日)
(自
至
当中間会計期間
平成13年4月1日
平成13年9月30日)
(自
至
前事業年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
リース物件の所有権が借主に移転する
リース物件の所有権が借主に移転する
リース物件の所有権が借主に移転する
と認められるもの以外のファイナンス・
と認められるもの以外のファイナンス・
と認められるもの以外のファイナンス・
リース取引
リース取引
リース取引
(1)リース物件の取得価額相当額、減
(1)リース物件の取得価額相当額、減
(1)リース物件の取得価額相当額、減
価償却累計額相当額及び中間期末残
価償却累計額相当額及び中間期末残
価償却累計額相当額及び期末残高相
高相当額
高相当額
当額
取得価額
相当額
(千円)
減価償却
累計額相
当額
(千円)
中間期末
残高相当
額
(千円)
取得価額
相当額
(千円)
減価償却
累計額相
当額
(千円)
中間期末
残高相当
額
(千円)
取得価額
相当額
(千円)
減価償却
累計額相
当額
(千円)
期末残高
相当額
(千円)
器具・備品 6,155,826 2,715,518 3,440,308
器具・備品 6,191,347 2,981,478 3,209,868
器具・備品 6,462,733 3,018,022 3,444,711
ソフトウェ
ア
ソフトウェ
ア
ソフトウェ
ア
合計
136,165
62,336
73,829
6,291,992 2,777,854 3,514,137
(2)未経過リース料中間期末残高相当
額
合計
101,544
60,381
41,162
6,292,891 3,041,859 3,251,031
(2)未経過リース料中間期末残高相当
合計
132,944
66,550
66,393
6,595,677 3,084,572 3,511,104
(2)未経過リース料期末残高相当額
額
1年内
1,423,499千円
1年内
1,475,981千円
1年内
1,463,024千円
1年超
2,172,395千円
1年超
1,864,193千円
1年超
2,135,120千円
合計
3,595,894千円
合計
3,340,175千円
合計
3,598,145千円
(3)支払リース料、減価償却費相当額
及び支払利息相当額
(3)支払リース料、減価償却費相当額
及び支払利息相当額
(3)支払リース料、減価償却費相当額
及び支払利息相当額
支払リース料
886,759千円
支払リース料
854,933千円
支払リース料
減価償却費相当額
820,344千円
減価償却費相当額
792,053千円
減価償却費相当額 1,662,992千円
支払利息相当額
71,500千円
(4)減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存
支払利息相当額
66,650千円
(4)減価償却費相当額の算定方法
支払利息相当額
1,796,618千円
144,065千円
(4)減価償却費相当額の算定方法
同左
同左
価額を零とする定額法によっていま
す。
(5)利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得
(5)利息相当額の算定方法
(5)利息相当額の算定方法
同左
価額相当額との差額を利息相当額と
し、各期への配分方法については、
利息法によっています。
− 105 −
(105) / 01/12/25 14:30 (01/12/17 13:17) / 352014_03_100_2k_01034307/(6)-7リース取引/ソネット/半期.doc
同左
(有価証券関係)
前中間会計期間(自
日
至
平成12年4月1日
至
平成12年9月30日)、当中間会計期間(自
平成13年9月30日)および前事業年度(自
平成12年4月1日
至
平成13年4月1
平成13年3月31日)における子
会社株式および関連会社株式で時価のあるものはありません。
(重要な後発事象)
(自
至
前中間会計期間
平成12年4月1日
平成12年9月30日)
(自
至
当中間会計期間
平成13年4月1日
平成13年9月30日)
株式取得による買収
株式併合
(自
至
前事業年度
平成12年4月1日
平成13年3月31日)
第三者割当による増資
SCNは平成13年2月8日開催の
SCNは、平成13年10月1日付に
SCNは平成13年6月19日開催の
臨時株主総会において、SCNを対
て、会員拡大のため㈱ジャストシス
株主総会決議にもとづき、次のとお
象子会社としてソニー㈱が発行する
テムより㈱ウェブオンラインネット
り第三者割当増資を実施しました。
ことを予定している子会社連動株式
ワークスの発行済の全株式を取得
①発行新株式数
1株当りの発行価格と、当該子会社
し、SCNの子会社としました。
連動株式の発行時点におけるソニー
㈱ウェブオンラインネットワークス
②発行価額
㈱の普通株式1単位当りの時価との
の概要
③発行価額の総額
乖離を可及的に解消し、ソニー㈱に
所在地
東京都港区新橋五丁目11
代表者
代表取締役社長
−3
対する同社の普通株主および子会社
連動株主の同社に対する拠出金額と
的に解消するために、SCNの各株
資本金
主が所有するSCN株式に端株が生
1株につき310,200円
9,529,344千円
④資本組入額
1株につき155,100円
新橋住友ビル
長井
議決権との対価関係の不均衡を可及
無額面普通株式
30,720株
⑤資本組入額の総額
4,764,672千円
定一
360百万円(平成13年9
⑥申込期日
平成13年6月20日
月30日現在)
⑦払込期日
平成13年6月20日
インターネット接続
⑧配当起算日
平成13年4月1日
合を実施することを決議しました。
サービスおよび付
⑨資金の使途
借入金の返済、投
①併合の方法
帯事業
じない方法により、SCN株式の併
株式6株を1株に併
合する。
②株券提供公告日
売上高
(平成13年3月期)
総資産額
上記株式併合により、併合期日を
1,214百万円
(平成13年3月期)
平成13年3月11日
もって発行済株式総数が1,228,800
資、国内関係会社
への融資等
2,290百万円
平成13年2月9
日
③併合期日
事業の内容
⑩株式割当先および株数
ソニー㈱
上記第三者割当により、発行済株
取得株数
7,200株
式総数が204,800株から235,520株に
取得価額
1,800百万円
なりました。
株から204,800株になりました。
(2)
30,720株
その他
該当事項はありません。
− 106 −
(106) / 01/12/25 14:30 (01/12/17 13:17) / 352014_03_100_2k_01034307/(6)-7リース取引/ソネット/半期.doc