本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07-16502-5 マイクロコントローラ 32 ビットオリジナル CMOS FR60 MB91301 シリーズ MB91302A/V301A ■ 概 要 MB91301 シリーズは , 32 ビット RISC CPU (FR ファミリ ) をコアとし , 高性能 / 高速な CPU 処理を要求される組込み制 御用に各種I/Oリソースやバス制御機構, さらに, SDRAMが直結可能なSDRAM I/Fを内蔵したマイクロコントローラです。 32 ビット CPU ではアクセスする広大なアドレス空間をサポートするために , 外部バスアクセスを基本としています。 本品種では , CPU の命令実行を高速化するための 4 K バイトの命令キャッシュメモリと 4 K バイトの RAM ( データ用 ) を 内蔵しています。 また , FR30/40 CPU をベースにバスアクセスの強化を行い , より高速での使用に対応した FR60 として , デジタルビデオ カメラ , ナビゲーションシステム , DVD プレイヤーなど , 高性能な CPU 処理パワーを要求される組込み用途に最適な製 品です。 ■ 特 長 MB91301 シリーズでは , 内蔵 ROM に各種プログラムを組み込んだシリーズをラインナップしております。 ROM バリエーション リアルタイム OS IPL (Internal Program Loader) ユーザ ROM 版 ROM なし版 内蔵版 内蔵版 品種名 MB91302A ○ ○ ○ ○ 1. FR CPU ・ 32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ, 5 段パイプライン ・ 動作周波数内部 ( 最大 ) 68 MHz[外部 ( 最大 ) 68 MHz] (PLL 使用 , 原振 ( 最大 ) 17 MHz 時 ) ・ 汎用レジスタ 32 ビット× 16 本 ・ 16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ) , 1 命令 /1 サイクル ・ メモリ−メモリ間転送 , ビット処理 , バレルシフトなどの命令:組込み用途に適した命令 ・ 関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令:高級言語対応命令 ・ レジスタインタロック機能:アセンブラ記述の容易化 ・ 遅延スロット付き分岐命令:分岐処理時のオーバヘッドの低減 ・ 乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート 符号付き 32 ビット乗算:5 サイクル 符号付き 16 ビット乗算:3 サイクル ・ 割込み (PC, PS の退避 ):6 サイクル , 16 プライオリティレベル (続く) 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2005-2009 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2009.10 MB91301 シリーズ 2. バスインタフェース ・ 最大動作周波数 68 MHz (SDRAM 使用時 ) ・ 24 ビットアドレスフル出力可能 (16 M バイト空間 ) ・ 8, 16, 32 ビットデータ入出力 ・ プリフェッチバッファ搭載 ・ 未使用データ / アドレス端子は汎用入出力ポートとして使用可能 ・ 最小 64 K バイト単位で設定可能な完全独立な 8 領域のチップセレクト出力が可能 ・ 各種メモリに対するインタフェースのサポート 非同期 SRAM, 非同期 ROM/FLASH ページモード ROM/FLASHROM ( ページサイズ 1, 2, 4, 8 可能 ) バーストモード ROM/FLASH (MBM29BL160D/161D/162D 等 ) SDRAM (FCRAM タイプも対応 , CAS Latency1 ∼ 8, 2/4 バンク品 ) アドレス / データマルチプレックスバス (8 ビット /16 ビット幅のみ ) ・ 基本バスサイクル:2 サイクル ・ 領域ごとにプログラマブルでウェイト挿入可能な自動ウエイトサイクル発生機構 ( 最大 15 サイクル ) ・ RDY 入力による外部ウェイトサイクル ・ バイトオーダリングのエンディアン設定 ( ビック / リトル ) ただし CS0 領域はビックエンディアンのみ ・ 書込み禁止設定 ( 読出し専用領域 ) ・ 内蔵キャッシュへの取込み許可 / 禁止設定 ・ プリフェッチ機能の許可 / 禁止設定 ・ DMA は独立した I/O 用ウェイト制御が可能なフライバイ転送をサポート ・ BRQ と BGRNT を使用した外部バスアービトレーションが可能 3. 内蔵メモリ ・ 4 K バイトの DATA RAM ・ 4 K バイトの ROM (MB91302A) 4. 命令キャッシュ ・ 4 K バイトの容量 ・ 2 ウェイセットアソシアティブ方式 ・ 128 ブロック / ウェイ , 4 エントリ (4 ワード ) / ブロック ・ ロック機能:特定プログラムコードのキャッシュへの常駐化 ・ 命令 RAM 機能:命令キャッシュとして使用しないときは , 命令 RAM として使用可能 5. DMAC (DMA コントローラ ) ・ 5 チャネル ( 外部要求は 2 チャネル ) ・ 3 つの転送要因 ( 外部端子 / 内部ペリフェラル / ソフトウェア ) ・ 転送要因としてチャネルごとに自由に内部ペリフェラルを選択可能 ・ アドレシングモード 32 ビットフルアドレス指定 ( 増加 / 減少 / 固定 ) ・ 転送モード ( デマンド転送 / バースト転送 / ステップ転送 / ブロック転送 ) ・ フライバイ転送サポート ( 外部 I/O とメモリ間 ) ・ 転送データサイズは 8/16/32 ビット から選択可能 6. ビットサーチモジュール ・ 1 ワード中の MSB から最初の “1”/“0” の変化ビットの位置を 1 サイクルでサーチ 7. リロードタイマ ・ 16 ビットタイマ:3 チャネル ・ 内部クロック:2 クロックサイクル分解能 , 2/8/32 分周から選択 (続く) 2 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (続き) 8. UART ・ UART 全二重ダブルバッファ ・ 独立 3 チャネル ・ データ長:7 ビット∼ 9 ビット ( パリティなし ) , 6 ビット∼ 8 ビット ( パリティあり ) ・ 非同期 ( 調歩同期 ) , クロック同期通信の選択可能 ・ マルチプロセッサモード ・ ボーレートジェネレータとして 16 ビットタイマ (U-TIMER) 内蔵:任意のボーレートを発生 ・ 外部クロックを転送クロックとして使用可能 ・ エラー検出:パリティ, フレーム , オーバラン 9. 割込みコントローラ ・ 外部割込み入力:マスク不可割込み端子 1 本 (NMI) , 通常割込み端子 8 本 (INT0 ∼ INT7) ・ 内部割込み要因:UART, DMAC, A/D, U-TIMER, 遅延割込み , I2C, フリーランタイマ , インプットキャプチャ ・ マスク不可割込み以外は , 優先レベルをプログラマブルに設定可能 (16 レベル ) 10.A/D コンバータ ( 逐次変換型 ) ・ 10 ビット分解能 , 4 チャネル ・ 逐次比較変換:周辺クロック (CLKP) 140 クロックサイクル変換時間約 4.1 μs/ch (34 MHz 動作時 ) ・ サンプル & ホールド回路内蔵 ・ 変換モード:シングル変換 / スキャン変換 / リピート変換より選択 ・ 起動:ソフトウェア / 外部トリガ / 内蔵タイマより選択 11.I2C インタフェース ・ 内 2 チャネルマスタ / スレーブ送受信 ・ 内アビトレーション機能 , クロック同期化機能 12.フリーランタイマ ・ 16 ビット 1 チャネル 13.インプットキャプチャ ・ 4 チャネル 14.その他のインターバルタイマ ・ 16 ビットタイマ:3 チャネル (U-TIMER) ・ PPG タイマ:4 チャネル ・ ウォッチドッグタイマ:1 チャネル 15.その他の特長 ・ リセット要因:ウォッチドッグタイマ / ソフトウェアリセット / 外部リセット (INIT 端子 ) ・ 低消費電力モード:スリープ / ストップモード ・ クロック制御 ギア機能:CPU とペリフェラルの動作クロック周波数を独立に任意に設定可能 ギアクロックは 1/1, 1/2, 1/3, 1/4, 1/5, 1/6, 1/7, 1/8, ……1/16 の 16 種から選択。また , PLL 逓倍も選択可能。ただし , ペリ フェラルの動作は 34 MHz を上限とする。 ・ CMOS テクノロジ:0.25 μm ・ 電源 ( アナログ電源 ):3.3 V ± 0.3 V ( 内蔵レギュレータ使用 ) DS07-16502-5 3 MB91301 シリーズ ■ 品種構成 MB91302A MB91V301A 分類 マスク ROM 品 ( 量産品 ) エバ品 ( 評価・開発用 ) RAM 4 K バイト ( データ専用 ) 16 K バイト ( データ 8 K バイト+ 8 K バイト ) ROM 4 K バイト ユーザ ROM 版に加え , ROM なし版 , 最適化リアルタイム OS 内蔵版 *1, IPL (Internal Program Loader) 内蔵版 *2 がありま す。 8 K バイト (RAM) DSU ⎯ DSU4 パッケージ LQFP-144 (0.4 mm ピッチ ) PGA-179 * 1: μITRON 3.0 準拠の富士通製リアルタイム OS REALOS/FR を , MB91302A に合わせて最適化し内蔵しております。 * 2: IPL (Internal Program Loader) を内蔵しています。内蔵 UART/SIO 経由で外部システムから , さまざまなプログラム をロードし実行させることができます。この機能を利用して , 例えば外部に接続された Flash メモリへのオンボー ド書込みが実現できます。 4 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ■ 端子配列図 ・MB91302A 108 107 106 105 104 103 102 101 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 82 81 80 79 78 77 76 75 74 73 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 DEOP1/PPG1/PB5 DACK1/TRG1/PB4 DREQ1/PB3 DEOP0/PB2 DACK0/PB1 DREQ0/PB0 C VSS TIN2/TRG3/PH2 TIN1/PPG3/PH1 TIN0/PH0 TRG0/PJ7 PPG0/PJ6 SCK1/PJ5 SOT1/PJ4 SIN1/PJ3 SCK0/PJ2 SOT0/PJ1 SIN0/PJ0 VCC INT7/SCK2/PG7 INT6/SOT2/PG6 INT5/SIN2/PG5 INT4/ATG/PG4/FRCK INT3/PG3/ICU3 INT2/PG2/ICU2 INT1/PG1/ICU1 INT0/PG0/ICU0 AVSS/AVRL AN0 AN1 AN2 AN3 AVR AVRH AVCC P91/MCLKE P92/MCLK P93 P94/SRAS/LBA/AS P95/SCAS/BAA P96/SWE/WR VSS VCC A00 A01 A02 A03 A04 A05 A06 A07 VSS VCC A08 A09 A10 A11 A12 A13 A14 A15 VSS P60/A16 P61/A17 P62/A18 P63/A19 P64/A20/SDA0 P65/A21/SCL0 P66/A22/SDA1 P67/A23/SCL1 VCC P13/D11 P14/D12 P15/D13 P16/D14 P17/D15 VSS VCC P20/D16 P21/D17 P22/D18 P23/D19 P24/D20 P25/D21 P26/D22 P27/D23 VSS VCC D24 D25 D26 D27 D28 D29 D30 D31 VSS VCC P80/RDY P81/BGRNT P82/BRQ RD DQMUU/WR0(UUB) P85/DQMUL/WR1(ULB) P86/DQMLU/WR2(LUB) P87/DQMLL/WR3(LLB) P90/SYSCLK 144 143 142 141 140 139 138 137 136 135 134 133 132 131 130 129 128 127 126 125 124 123 122 121 120 119 118 117 116 115 114 113 112 111 110 109 D10/P12 D09/P11 D08/P10 VCC VSS D07/P07 D06/P06 D05/P05 D04/P04 D03/P03 D02/P02 D01/P01 D00/P00 VCC VSS CS7/PA7 CS6/PA6 CS5/PPG2/PA5 CS4/TRG2/PA4 CS3/PA3 CS2/PA2 CS1/PA1 CS0/PA0 VCC NMI INIT MD2 MD1 MD0 VCC VSS X1 X0 VCC IORD/PB7 IOWR/PB6 (TOP VIEW) (FPT-144P-M12) DS07-16502-5 5 MB91301 シリーズ ・MB91V301A (TOP VIEW) INDEX 1 5 178 174 172 168 165 161 160 156 155 151 150 145 142 140 2 7 179 177 173 169 166 162 157 154 149 148 144 139 134 133 3 10 4 2 176 171 167 163 159 153 147 143 138 137 132 129 4 15 9 3 180 175 170 164 158 152 146 141 135 131 128 127 5 16 13 8 6 1 136 130 126 124 123 6 20 14 12 11 125 122 121 120 7 21 19 18 17 119 118 117 116 8 25 22 24 23 113 114 112 115 9 26 27 28 29 107 108 109 111 10 30 31 32 35 101 102 104 110 11 33 34 36 40 46 91 96 98 103 106 12 37 38 41 45 51 56 62 68 74 80 85 90 93 99 105 13 39 42 47 48 53 57 63 69 73 77 81 86 92 94 100 14 43 44 49 54 58 59 64 67 72 76 79 83 87 89 97 15 50 52 55 60 61 65 66 70 71 75 78 82 84 88 95 A B C D E F G H J K L M N P R (PGA-179C-A03) 6 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・MB91V301A の端子配列 No. PIN 端子名 No. PIN 端子名 No. PIN 端子名 1 E5 N.C. 32 C10 VCC 63 G13 VCC 2 C3 P13/D11 33 A11 P80/RDY 64 G14 A08 3 C4 VSS 34 B11 P81/BGRNT 65 F15 A09 4 B3 VCC 35 D10 P82/BRQ 66 G15 A10 5 A1 P14/D12 36 C11 RD 67 H14 A11 6 D5 P15/D13 37 A12 DQMUU/WR0 (UUB) 68 H12 A12 69 H13 A13 7 A2 P16/D14 38 B12 P85/DQMUL/WR1 (ULB) 8 C5 P17/D15 39 A13 P86/DQMLU/WR2 (LUB) 70 H15 A14 9 B4 VSS 40 D11 P87/DQMLL/WR3 (LLB) 71 J15 A15 10 A3 VCC 41 C12 VSS 72 J14 VSS 11 D6 P20/D16 42 B13 VCC 73 J13 VCC 12 C6 P21/D17 43 A14 P90/SYSCLK 74 J12 P60/A16 13 B5 P22/D18 44 B14 P91/MCLKE 75 K15 P61/A17 14 B6 P23/D19 45 D12 P92/MCLK 76 K14 P62/A18 15 A4 P24/D20 46 E11 P93 77 K13 P63/A19 16 A5 P25/D21 47 C13 VSS 78 L15 SDA0/P64/A20 17 D7 P26/D22 48 D13 VCC 79 L14 SCL0/P65/A21 18 C7 P27/D23 49 C14 P94/SRAS/LBA/AS 80 K12 SDA1/P66/A22 19 B7 VSS 50 A15 P95/SCAS/BAA 81 L13 SCL1/P67/A23 20 A6 VCC 51 E12 P96/SWE/WR 82 M15 VCC 21 A7 D24 52 B15 VSS 83 M14 VCC 22 B8 D25 53 E13 VCC 84 N15 EWR3 23 D8 D26 54 D14 A00 85 L12 EWR2 24 C8 D27 55 C15 A01 86 M13 EWR1 25 A8 VSS 56 F12 A02 87 N14 EWR0 26 A9 VCC 57 F13 A03 88 P15 ECS 27 B9 D28 58 E14 A04 89 P14 EMRAM 28 C9 D29 59 F14 A05 90 M12 ICD3 29 D9 D30 60 D15 A06 91 L11 ICD2 30 A10 D31 61 E15 A07 92 N13 ICD1 31 B10 VSS 62 G12 VSS 93 N12 ICD0 (続く) DS07-16502-5 7 MB91301 シリーズ (続き) 8 No. PIN 端子名 No. PIN 端子名 No. PIN 端子名 94 P13 VSS 126 N5 PPG0/PJ6 158 H4 CS2/PA2 95 R15 VCC 127 R4 TRG0/PJ7 159 H3 CS3/PA3 96 M11 BREAK 128 P4 TIN0/PH0 160 H1 CS4/TRG2/PA4 97 R14 ICLK 129 R3 TIN1/PPG3/PH1 161 G1 CS5/PPG2/PA5 98 N11 ICS2 130 M5 TIN2/TRG3/PH2 162 G2 CS6/PA6 99 P12 ICS1 131 N4 VSS 163 G3 CS7/PA7 100 R13 ICS0 132 P3 C 164 G4 VSS 101 M10 TRST 133 R2 DREQ0/PB0 165 F1 VCC 102 N10 C 134 P2 DACK0/PB1 166 F2 D00/P00 103 P11 AVCC 135 M4 DEOP0/PB2 167 F3 D01/P01 104 P10 AVRH 136 L5 DREQ1/PB3 168 E1 D02/P02 105 R12 AVR 137 N3 DACK1/TRG1/PB4 169 E2 D03/P03 106 R11 AN3 138 M3 DEOP1/PPG1/PB5 170 F4 VSS 107 M9 AN2 139 N2 IOWR/PB6 171 E3 VCC 108 N9 AN1 140 R1 IORD/PB7 172 D1 D04/P04 109 P9 AN0 141 L4 VCC 173 D2 D05/P05 110 R10 AVSS/AVRL 142 P1 VSS 174 C1 D06/P06 111 R9 INT0/PG0/ICU0 143 L3 X0 175 E4 D07/P07 112 P8 INT1/PG1/ICU1 144 M2 X1 176 D3 VSS 113 M8 INT2/PG2/ICU2 145 N1 VSS 177 C2 VCC 114 N8 INT3/PG3/ICU3 146 K4 VCC 178 B1 D08/P10 115 R8 INT4/ATG/PG4/FRCK 147 K3 MD0 179 B2 D09/P11 116 R7 INT5/SIN2/PG5 148 L2 MD1 180 D4 D10/P12 117 P7 INT6/SOT2/PG6 149 K2 MD2 118 N7 INT7/SCK2/PG7 150 M1 VCC 119 M7 VCC 151 L1 VCC 120 R6 SIN0/PJ0 152 J4 INIT 121 P6 SOT0/PJ1 153 J3 NMI 122 N6 SCK0/PJ2 154 J2 VSS 123 R5 SIN1/PJ3 155 K1 VCC 124 P5 SOT1/PJ4 156 J1 CS0/PA0 125 M6 SCK1/PJ5 157 H2 CS1/PA1 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ■ 端子機能説明 ・電源端子 /GND 端子 / ツール端子以外 端子番号 MB91302A MB91V301A 132 ∼ 139 142 ∼ 144, 1∼5 8 ∼ 15 166 ∼ 169, 172 ∼ 175 178 ∼ 180, 2, 5 ∼ 8 端子名 入出力回路形式 D00 ∼ D07 J 外バス 8 ビット /16 ビットモードのときはポート として使用できます。 D08 ∼ D15 外部データバスの bit 8 ∼ bit15 です。外バスモー ドのとき有効となります。 J P10 ∼ P17 外バス 8 ビット /16 ビットモードのときはポート として使用できます。 D16 ∼ D23 外部データバスの bit 16 ∼ bit23 です。外バス モードのとき有効となります。 J 11 ∼ 18 21 ∼ 24, 27 ∼ 30 外バス 8 ビットモードのときはポートとして使 用できます。 D24 ∼ D31 C RDY 28 29 30 33 J 32 33 外部レディ入力です。この機能は外部レディ入 力指定が許可のときに有効になります。アク ティブレベルは “H” です。 汎用入出力ポートです。この機能は外部レディ 入力指定が禁止のときに有効になります。 BGRNT 外部バス開放受付け出力です。外部バスを開放 したときに L を出力します。出力指定が許可の ときに有効になります。 34 J P81 汎用入出力ポートです。この機能は外部バス開 放受付け指定が禁止のときに有効になります。 BRQ 外部バス開放要求入力です。外部バスを開放し たいときに 1 を入力します。入力指定が許可の ときに有効になります。アクティブレベルは “H” です。 35 J 36 RD 37 WR0/ (UUB) / DQMUU 38 外部データバスの bit 24 ∼ bit31 です。外バス モードのとき有効となります。 P80 汎用入出力ポートです。この機能は外部バス開 放要求指定が禁止のときに有効になります。 P82 31 外部データバスの bit 0 ∼ bit7 です。外バスモー ドのとき有効となります。 P00 ∼ P07 P20 ∼ P27 18 ∼ 25 機 能 WR1/ (ULB) / DQMUL P85 C 外バスリードストローブ出力です。外バスモー ド時に有効になります。 C 外バスライトストローブ出力です。外バスモー ド時に有効になります。WR をライトストロー ブとして使用したときにはバイトイネーブル (UUB) となります。SDRAM 使用時には D31 ∼ D24 の選択信号 (DQMUU) となります。 J 外バスライトストローブ出力です。外バスモー ド時 WR1 の出力を許可にすると有効になりま す。WR をライトストローブとして使用したと きには , バイトイネーブル (ULB) となります。 SDRAM 使用時には D23 ∼ D16 の選択信号 (DQMUL) となります。 汎用入出力ポートです。外バスライトイネーブ ル出力設定を禁止にしたときに有効になります。 (続く) DS07-16502-5 9 MB91301 シリーズ 端子番号 MB91302A MB91V301A 端子名 入出力回路形式 WR2/ (LUB) / DQMLU 34 J 39 WR3/ (LLB) / DQMLL 36 40 J 汎用入出力ポートです。シングルチップモード 時または外バスライトイネーブル出力設定を禁 止にしたときに有効になります。 SYSCLK システムクロック出力です。この機能はシステ ムクロック出力指定が許可のときに有効になり ます。外バス動作周波数と同じクロックを出力 します (STOP 時に停止します ) 。 43 C 汎用入出力ポートです。この機能はシステムク ロック出力指定が禁止のときに有効になります。 MCLKE 44 P91 メモリ用クロックイネーブル信号です。 J MCLK 38 45 C 40 46 P93 汎用入出力ポートです。この機能はメモリ用ク ロックイネーブル出力指定が禁止のときに有効 になります。 メモリ用クロック出力です。この機能はメモリ 用クロック出力指定が許可のときに有効になり ます。外バス動作周波数と同じクロックを出力 します (STOP, SLEEP 時に停止します ) 。 汎用入出力ポートです。この機能はメモリ用ク ロック出力指定が禁止のときに有効になります。 P92 39 外バスライトストローブ出力です。外バスモー ド時 WR3 の出力を許可にすると有効になりま す。WR をライトストローブとして使用したとき には , バイトイネーブル (LLB) となります。 SDRAM 使用時には D07 ∼ D00 の選択信号 (DQMLL) となります。 P87 P90 37 外バスライトストローブ出力です。外バスモー ド時 WR2 の出力を許可にすると有効になりま す。WR をライトストローブとして使用したとき には , バイトイネーブル (LUB) となります。 SDRAM 使用時には D08 ∼ D05 の選択信号 (DQMLU) となります。 汎用入出力ポートです。シングルチップモード 時または外バスライトイネーブル出力設定を禁 止にしたときに有効になります。 P86 35 機 能 C 汎用入出力ポートです。 AS アドレスストローブ出力です。ポート機能レジ スタ 9 の ASE ビットが許可 “1” のときに有効にな ります。 LBA バースト Flash ROM アドレスロード出力です。 ポート機能レジスタ 9 の ASE ビットが許可 “1” の ときに有効になります。 49 J SRAS SDRAM 用の RAS 信号です。ポート機能レジス タ 9 の ASE ビットが許可 “1” のときに有効になり ます。 P94 汎用入出力ポートです。この機能はポート機能 レジスタ 9 の ASE ビットが “0” 汎用ポートのとき に有効になります。 (続く) 10 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ 端子番号 MB91302A MB91V301A 端子名 入出力回路形式 バースト Flash ROM アドレスアドバンス出力で す。ポート機能レジスタ (PFR9) の BAAE ビット が許可のときに有効になります。 BAA 41 42 50 51 SCAS 機 能 J SDRAM 用の CAS 信号です。ポート機能レジス タの BAAE ビットが許可のときに有効になりま す。 P95 汎用入出力ポートです。ポート機能レジスタ (PFR9) の BAAE ビットが汎用ポートのときに有 効になります。 WR メモリライトストローブ出力です。この機能は ポート機能レジスタの WRXE ビットが許可のと きに有効になります。 SWE J SDRAM 用ライト出力です。この機能はポート機 能レジスタの WRXE ビットが許可のときに有効 になります。 汎用入出力ポートです。この機能はポート機能 レジスタの WRXE ビットが汎用ポートのときに 有効になります。 P96 45 ∼ 52 54 ∼ 61 A00 ∼ A07 C 外部アドレスバスの bit 0 ∼ 7 です。 55 ∼ 62 64 ∼ 71 A08 ∼ A15 C 外部アドレスバスの bit 8 ∼ 15 です。 A16 ∼ A19 64 ∼ 67 68 69 J 74 ∼ 77 外部アドレスバスの bit 16 ∼ 23 です。 外バスモードのとき有効となります。 P60 ∼ P63 外部アドレスバス未使用時は , ポートとして使用 できます。 SDA0 I2C バス用データ入出力端子です。この機能は I2C が標準モード動作許可のときに有効になりま す。 意図的に行なう時以外はポートによる出力を停 止させておく必要があります ( オープンドレイン 出力 ) 。(MB91302A, MB91V301A だけの機能で す。) 78 T A20 外部アドレスバスの bit 20 です。この機能は I2C が動作禁止で外部アドレスバスのとき有効とな ります。 P64 汎用入出力ポートです。この機能は I2C が動作禁 止で , 外部アドレスバス未使用時にポートとして 使用できます。 SCL0 I2C バス用クロック入出力端子です。この機能は I2C が標準モード動作許可のときに有効になりま す。 意図的に行なう時以外はポートによる出力を停 止させておく必要があります ( オープンドレイン 出力 ) 。(MB91302A, MB91V301A だけの機能で す。) 79 T A21 外部アドレスバスの bit 21 です。この機能は I2C が動作禁止で外部アドレスバスの未使用時に ポートとして使用できます。 P65 汎用入出力ポートです。この機能は I2C が動作禁 止で , 外部アドレスバス未使用時にポートとして 使用できます。 (続く) DS07-16502-5 11 MB91301 シリーズ 端子番号 MB91302A MB91V301A 端子名 入出力回路形式 I2C バス用データ入出力端子です。この機能は I2C が標準モード動作許可のときに有効になります。 意図的に行なう時以外はポートによる出力を停止 させておく必要があります ( オープンドレイン出 力 ) 。(MB91302A, MB91V301A だけの機能です。) SDA1 70 71 76 ∼ 79 80 T A22 外部アドレスバスの bit 20 です。この機能は I2C が動作禁止で外部アドレスバスのとき有効となり ます。 P66 汎用入出力ポートです。この機能は I2C が動作禁 止で , 外部アドレスバス未使用時にポートとして 使用できます。 SCL1 I2C バス用クロック入出力端子です。この機能は I2C が標準モード動作許可のときに有効になりま す。 意図的に行なう時以外はポートによる出力を停止 させておく必要があります ( オープンドレイン出 力 ) 。(MB91302A, MB91V301A だけの機能です。) 81 106 ∼ 109 T A23 外部アドレスバスの bit 21 です。この機能は I2C が動作禁止で外部アドレスバスの未使用時にポー トとして使用できます。 P67 汎用入出力ポートです。この機能は I2C が動作禁 止で , 外部アドレスバス未使用時にポートとして 使用できます。 AN3 ∼ AN0 D 85 111 ∼ 114 PG0 ∼ PG3 アナログ入力端子です。 外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可 している間は , この入力を随時使用していますの で意図的に行う以外はポートによる出力を停止さ せておく必要があります。 INT0 ∼ INT3 81 ∼ 84 機 能 V 汎用入出力ポートです。 ICU0 ∼ ICU3 インプットキャプチャ入力端子です。インプット キャプチャ入力として選択した場合は , この入力 を随意使用しますので意図的に行う時以外はポー トによる出力を停止しておく必要があります。 INT4 外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可 している間は , この入力を随時使用していますの で意図的に行う以外はポートによる出力を停止さ せておく必要があります。 ATG A/D コンバータ外部トリガ入力です。A/D の起動 要因として選択した場合は , この入力を随時使用 しますので意図的に行う以外は PORT による出 力 , INT による入力を停止させておく必要があり ます。 115 V PG4 FRCK 汎用入出力ポートです。 フリーランタイマの外部クロック入力端子です。 フリーランタイマの外部クロック入力端子として 使用した場合は , この入力を随時使用しますので 意図的に行う以外はポートによる出力を停止して おく必要があります。 (続く) 12 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ 端子番号 MB91302A MB91V301A 端子名 入出力回路形式 外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可 している間は , この入力を随時使用していますの で意図的に行う以外はポートによる出力を停止さ せておく必要があります。 INT5 86 87 88 116 V SIN2 UART2 のデータ入力です。UART2 が入力動作を している間は , この入力を随時使用していますの で意図的に行うとき以外はポートによる出力を停 止させておく必要があります。 PG5 汎用入出力ポートです。 INT6 外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可 している間は , この入力を随時使用していますの で意図的に行う以外はポートおよび UART によ る出力を停止させておく必要があります。 117 V SOT2 UART2 のデータ出力です。この機能はポート機 能レジスタで UART2 のデータ出力指定が許可の ときに有効になります。 PG6 汎用入出力ポートです。 INT7 外部割込み入力です。対応する外部割込みを許可 している間は , この入力を随時使用していますの で意図的に行う以外はポートおよび UART のク ロックによる出力を停止させておく必要がありま す。 118 V UART2 のクロック入出力です。この機能はポー ト機能レジスタで UART2 のクロック出力指定が 許可のときに有効になります。 SCK2 90 120 PG7 汎用入出力ポートです。 SIN0 UART0 のデータ入力です。UART0 が入力動作を している間は , この入力を随時使用していますの で意図的に行うとき以外はポートによる出力を停 止させておく必要があります。 U PJ0 91 121 SOT0 汎用入出力ポートです。 U PJ1 92 122 SCK0 123 SIN1 PJ3 UART0 のデータ出力です。この機能はポート機 能レジスタで UART0 のデータ出力指定が許可の ときに有効になります。 汎用入出力ポートです。 U PJ2 93 機 能 UART0 のクロック入出力です。この機能は UART0 のクロック出力指定が許可のときに有効 になります。 汎用入出力ポートです。 U UART1 のデータ入力です。UART1 が入力動作を している間は , この入力を随時使用していますの で意図的に行うとき以外はポートおよびタイマに よる出力を停止させておく必要があります。 汎用入出力ポートです。 (続く) DS07-16502-5 13 MB91301 シリーズ 端子番号 MB91302A MB91V301A 94 124 端子名 SOT1 入出力回路形式 機 能 U UART1 のデータ出力です。この機能はポート機 能レジスタで UART1 のデータ出力指定が許可の ときに有効になります。 PJ4 95 125 SCK1 汎用入出力ポートです。 U PJ5 96 126 PPG0 汎用入出力ポートです。 U PJ6 97 127 TRG0 99 100 128 TIN0 U J リロードタイマ入力です。対応するタイマ入力 を許可している間は , この入力を随時使用してい ますので意図的に行なうとき以外はポートによ る出力を停止させておく必要があります。 PH0 汎用入出力ポートです。 TIN1 リロードタイマ入力です。対応するタイマ入力 を許可している間は , この入力を随時使用してい ますので意図的に行なうとき以外はポートおよ び PPG タイマによる出力を停止させておく必要 があります。 129 J PPG3 PPG タイマ出力です。この機能はポート機能レ ジスタで PPG3 出力指定が許可のとき有効になり ます。 PH1 汎用入出力ポートです。 TIN2 リロードタイマ入力です。対応するタイマ入力 を許可している間は , この入力を随時使用してい ますので意図的に行なうとき以外はポートによ る出力を停止させておく必要があります。 130 J PH2 133 PPG タイマの外部トリガ入力です。対応するタ イマ入力を許可している間は , この入力を随時使 用していますので意図的に行うとき以外はポー トによる出力を停止させておく必要があります。 汎用入出力ポートです。 TRG3 103 PPG タイマ出力です。この機能はポート機能レ ジスタで PPG0 出力指定が許可のとき有効になり ます。 汎用入出力ポートです。 PJ7 98 UART1 のクロック入出力です。この機能はポー ト機能レジスタで UART1 のクロック出力指定が 許可のときに有効になります。 DREQ0 PB0 PPG タイマの外部トリガ入力です。対応するタ イマ入力を許可している間は , この入力を随時使 用していますので意図的に行うとき以外はポー トによる出力を停止させておく必要があります。 汎用入出力ポートです。 J DMA 外部転送要求入力です。対応する DMA 外 部転送要求入力を許可している間は , この入力を 随時使用していますので意図的に行うとき以外 はポートによる出力を停止させておく必要があ ります。 汎用入出力ポートです。 (続く) 14 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ 端子番号 MB91302A MB91V301A 104 134 端子名 DACK0 入出力回路形式 機 能 J DMA 外部転送要求受付け出力です。この機能は DMA の転送要求受付け出力指定が許可のときに 有効になります。 PB1 105 135 DEOP0 汎用入出力ポートです。 J PB2 106 136 DREQ1 汎用入出力ポートです。 J PB3 137 DMA 外部転送要求受付け出力です。この機能は ポート機能レジスタで DMA の転送要求受付け出 力指定が許可のときに有効になります。 J TRG1 PB4 138 DMA 外部転送終了出力です。この機能はポート 機能レジスタで DMA の外部転送終了出力指定が 許可のときに有効になります。 J PPG1 PB5 110 139 J 汎用入出力ポートです。この機能は DMA フライ バイ転送書込みストローブ出力指定が禁止のと きに有効になります。 IORD DMA フライバイ転送時の読込みストローブ出力 です。この機能はポート機能レジスタで DMA フ ライバイ転送読込みストローブ出力指定が許可 のときに有効になります。 140 143 DMA フライバイ転送時の書込みストローブ出力 です。この機能はポート機能レジスタで DMA フ ライバイ転送書込みストローブ出力指定が許可 のときに有効になります。 PB6 J 汎用入出力ポートです。この機能は DMA フライ バイ転送読込みストローブ出力指定が禁止のと きに有効になります。 PB7 112 PPG タイマ出力です。この機能はポート機能レ ジスタの PPG1 ビットが許可のとき有効になりま す。 汎用入出力ポートです。 IOWR 109 PPG タイマの外部トリガ入力です。対応するタ イマ入力を許可している間は , この入力を随時使 用しているので意図的に行うとき以外はポート および DMAC 外部転送要求受付け出力による出 力を停止させておく必要があります。 汎用入出力ポートです。 DEOP1 108 DMA 外部転送要求入力です。対応する DMA 外 部転送要求入力を許可している間は , この入力を 随時使用しているので意図的に行うとき以外は ポートによる出力を停止させておく必要があり ます。 汎用入出力ポートです。 DACK1 107 DMA 外部転送終了出力です。この機能はポート 機能レジスタで DMA の外部転送終了出力指定が 許可のときに有効になります。 X0 A クロック ( 発振 ) 入力です。 (続く) DS07-16502-5 15 MB91301 シリーズ 端子番号 MB91302A MB91V301A 端子名 入出力回路形式 機 能 113 144 X1 A クロック ( 発振 ) 出力です。 116 ∼ 118 147 ∼ 149 MD0 ∼ MD2 G モード端子 0 ∼ 2 です。これらの端子の設定によ り基本動作モードを設定します。VCC または VSS に接続してください。 119 152 INIT B 外部リセット入力です。( 設定初期化リセット ) ア クティブレベルは “L” アクティブです。 120 153 NMI M NMI (Non Maskable Interrupt) 入力です。アクティ ブレベルは “L” アクティブです。 CS0 122 123 124 125 126 156 J PA0 汎用入出力ポートです。ポート機能レジスタの CS0E ビットの指定が汎用ポートのときに有効に なります。 CS1 チップセレクト 1 出力です。この機能は CSER の CS1 領域が許可時にポート機能レジスタのチップ セレクト 1 出力指定が許可のときに有効になりま す。 J 157 PA1 汎用入出力ポートです。この機能はポート機能レ ジスタでチップセレクト 1 出力指定が禁止のとき に有効になります。 CS2 チップセレクト 2 出力です。この機能は CSER の CS2 領域が許可時にポート機能レジスタのチップ セレクト 2 出力指定が許可のときに有効になりま す。 158 J PA2 汎用入出力ポートです。この機能はポート機能レ ジスタでチップセレクト 2 出力指定が禁止のとき に有効になります。 CS3 チップセレクト 3 出力です。この機能は CSER の CS3 領域が許可時にポート機能レジスタのチップ セレクト 3 出力指定が許可のときに有効になりま す。 159 160 チップセレクト 0 出力です。CSER ( チップセレ クト領域許可レジスタ ) の CS0 領域が許可時に ポート機能レジスタの CS0E 出力が許可のときに 有効になります。 J PA3 汎用入出力ポートです。この機能はポート機能レ ジスタでチップセレクト 3 出力指定が禁止のとき に有効になります。 CS4 チップセレクト 4 出力です。この機能は CSER の CS4 領域が許可時にポート機能レジスタのチップ セレクト 4 出力指定が許可のときに有効になりま す。 TRG2 PPG タイマの外部トリガ入力です。対応するタ イマ入力を許可している間は , この入力を随時使 用しているので意図的に行うとき以外はチップセ レクトおよびポートによる出力を停止させておく 必要があります。 PA4 J 汎用入出力ポートです。この機能はポート機能レ ジスタでチップセレクト 4 出力が禁止のときに有 効になります。 (続く) 16 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (続き) 端子番号 MB91302A MB91V301A 端子名 入出力回路形式 チップセレクト 5 出力です。この機能は CSER の CS5 領域が許可時にポート機能レジスタのチップ セレクト 5 出力指定が許可のときに有効になりま す。 CS5 127 128 129 161 PPG2 J PPG タイマ出力です。この機能はポート機能レジ スタで PPG2 ビットが許可のとき有効になりま す。 PA5 汎用入出力ポートです。この機能はポート機能レ ジスタでチップセレクト 5 および PPG タイマの 出力指定が禁止のときに有効になります。 CS6 チップセレクト 6 出力です。この機能は CSER の CS6 領域が許可時にポート機能レジスタのチップ セレクト 6 出力指定が許可のときに有効になりま す。 162 J PA6 汎用入出力ポートです。この機能はポート機能レ ジスタでチップセレクト 6 出力指定が禁止のとき に有効になります。 CS7 チップセレクト 7 出力です。この機能は CSER の CS7 領域が許可時にポート機能レジスタのチップ セレクト 7 出力指定が許可のときに有効になりま す。 163 J PA7 DS07-16502-5 機 能 汎用入出力ポートです。この機能はポート機能レ ジスタでチップセレクト 7 出力指定が禁止のとき に有効になります。 17 MB91301 シリーズ ■ 入出力回路形式 分 類 回 路 形 式 備 考 ・ 発振帰還抵抗 約 1 MΩ X1 クロック入力 A X0 スタンバイ制御 P-ch ・ プルアップ抵抗付き CMOS ヒステリシス入力 P-ch N-ch B デジタル入力 P-ch デジタル出力 ・ CMOS レベル入出力 スタンバイ制御あり ・ IOL = 4 mA N-ch デジタル出力 C デジタル入力 スタンバイ制御 ・ アナログ入力 スイッチ付き P-ch N-ch D アナログ入力 制御 (続く) 18 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ 分類 回 路 形 式 備 考 ・ CMOS レベル出力 スタンバイ制御なし P-ch N-ch G デジタル入力 プルアップ制御 P-ch P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 J ・ プルアップ制御付き ・ CMOS レベル入出力 スタンバイ制御あり ・ プルアップ制御付き ・ IOL = 4 mA デジタル入力 スタンバイ制御 プルアップ制御 P-ch P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 K ・ プルアップ制御付き ・ CMOS レベル出力 CMOS レベルヒステリシス入力 スタンバイ制御あり ・ IOL = 4 mA デジタル入力 スタンバイ制御 プルアップ制御 P-ch P-ch デジタル出力 N-ch L デジタル出力 ・ プルアップ制御付き ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 スタンバイ制御なし ・ IOL = 4 mA デジタル入力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 スタンバイ制御なし P-ch M N-ch デジタル入力 (続く) DS07-16502-5 19 MB91301 シリーズ 分類 回 路 形 式 P-ch デジタル出力 N 備 考 ・ 出力バッファ ・ CMOS レベル出力 ・ IOL = 4 mA N-ch デジタル出力 O デジタル入力 デジタル入力 ・ 入力バッファ ・ CMOS レベル入力 ・ プルダウン付き入力バッファ ・ プルダウン抵抗値=約 25 kΩ (Typ) P N-ch ・ プルアップ付き入力バッファ P-ch Q デジタル入力 P-ch デジタル出力 ・ プルダウン付き入出力バッファ ・ CMOS レベル出力 ・ IOL = 4 mA N-ch デジタル出力 R N-ch デジタル入力 P-ch デジタル出力 ・ 入出力バッファ ・ CMOS レベル出力 ・ IOL = 4 mA N-ch S デジタル出力 デジタル入力 (続く) 20 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (続き) 分類 回 P-ch 路 P-ch N-ch 形 式 プルアップ制御 オープンドレイン制御付 デジタル出力 デジタル出力 T 備 考 ・ N-ch オープンドレイン出力 ・ CMOS レベル入出力 ・ スタンバイ制御あり ・ プルアップ制御あり ・ IOL = 4 mA デジタル入力 スタンバイ制御 P-ch デジタル出力 N-ch デジタル出力 U ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 スタンバイ制御あり ・ 5 V 耐圧 ・ IOL = 4 mA デジタル入力 スタンバイ制御 P-ch V デジタル出力 N-ch デジタル出力 ・ CMOS レベル出力 ・ CMOS レベルヒステリシス入力 スタンバイ制御なし ・ 5 V 耐圧 ・ IOL = 4 mA デジタル入力 DS07-16502-5 21 MB91301 シリーズ ■ デバイスの取扱いについて ○ MB91301 シリーズ共通 ・電源投入時について 電源投入直後は必ず INIT 端子で設定初期化リセット (INIT) をかけてください。また , 電源投入直後は , 発振回路の発振 安定待ち時間およびレギュレータの安定待ち時間を確保するため , INIT 端子への “L” レベル入力を発振回路の要求する安 定待ち時間の間持続してください (INIT 端子による設定初期化リセット (INIT) では , 発振安定待ち時間の設定は最小値に 初期化されています ) 。 ・電源投入時の外部クロック入力について 電源投入時は , 必ず発振安定待ち時間が解除されるまでの間 , 外部クロックを入力してください。 ・電源投入時の不定出力について 電源投入時は内部電源が安定するまでの間 , 出力端子が不定となる可能性があります。 ・内蔵 DC/DC レギュレータについて MB91301 シリーズは , レギュレータを内蔵しており , VCC 端子に 3.3 V を供給し , C 端子にはレギュレータ用に 4.7 μF 程 度のパスコンを必ず入れてください。 内蔵 DC/DC レギュレータの注意 3.3 V VCC C AVCC AVRH AVR VSS AVSS/AVRL VSS MB91301 series GND ・A/D 使用時の注意について MB91301 シリーズには A/D コンバータを内蔵しており , AVCC には 3.3 V を供給し , AVR 端子と AVSS/AVRL 端子の間に は 0.05 μF 以上のコンデンサを必ず入れてください。 A/D 使用時の注意 3.3 V AVCC AVRH AVR AVSS/AVRL MB91301 series ・ラッチアップ防止のために CMOS IC では入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧を印加した場合または VCC と VSS の間に定 格を超える電圧を印加した場合に , ラッチアップ現象を生じることがあります。ラッチアップが生じると電源電流が激増 し, 素子の熱破壊に至ることがありますので, 使用に際しては最大定格を超えることのないよう十分に注意してください。 ・電源端子について VCC, VSS 端子が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するためにデバイス内部で同電位に すべきものどうしを接続してありますが , 不要輻射の低減 , グラウンドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作の防 止 / 総出力電流規格の遵守などのために , 必ずそれらすべてを外部で電源およびグラウンドに接続してください。また , 電 流供給源からできるかぎり低インピーダンスでこのデバイスの VCC, VSS に接続するような配慮をお願いします。 さらに , このデバイスの近くで , VCC と VSS の間に 0.1 μF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコンデンサとして接 続することを奨励します。 22 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・水晶発振回路について X0, X1 端子の近辺のノイズは , このデバイスの誤動作のもととなります。 X0 と X1 および水晶発振子 ( またはセラミッ ク発振子) さらにグラウンドへのバイパスコンデンサはできるかぎり近くに配置するようにプリント板を設計してくださ い。 また , X0, X1 端子の回りをグラウンドで囲むようなプリント板アートワークは,より安定した動作ができますので設計 の際に考慮してください。 各量産品において , ご使用される発振子メーカに発振評価依頼をしてください。 ・NC, OPEN 端子の処理について NC 端子 , OPEN 端子は , 必ず開放にして使用してください。 ・未使用入力端子の処理について 使用していない入力端子を開放のままにしておくと , 誤動作の原因となることがありますので , プルアップまたはプル ダウンなどの処理をしてください。 ・モード端子 (MD0 ∼ MD2) について これらの端子は , VCC または VSS に直接つないで使用してください。ノイズにより誤ってテストモードに入ってしまうこ とを防ぐために , プリント板上の各モード端子と VCC または VSS 間のパターン長をできる限り短くし , これらを低イン ピーダンスで接続するようにしてください。 ・外部クロック使用時の注意について 外部クロックを使用する際には , 原則として X0 端子,また X1 端子には X0 と逆相のクロックを同時に供給してくださ い。ただし , この場合には STOP モード ( 発振停止モード ) は使用しないでください (STOP 時 X1 端子が “H” 出力で停止す るため ) 。また , 12.5 MHz 以下では X0 端子だけの供給で使用できます。 外部クロック使用方法 ( 通常 ) X0 X1 MB91301 series ( 注意事項 ) STOP モード ( 発振停止モード ) は使用できません。 外部クロック使用方法 (12.5 MHz 以下の場合は可能 ) X0 開放 X1 MB91301 series ・PLL クロックモード動作中の注意について 本マイコンで PLL クロックを選択しているときに発振子が外れたり , あるいはクロック入力が停止した場合 , 本マイコ ンは PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続し続ける場合があります。 この動作は保証外の動作です。 ・クロック制御部について INIT への “L” 入力時には , レギュレータの安定待ち時間および発振安定待ち時間を確保してください。 ・ビットサーチモジュールについて 0 検出用データレジスタ (BSD0) , 1 検出用データレジスタ (BSD1) , 変化点検出用データレジスタ (BSDC) はワードアク セスだけです。 ・I/O ポートアクセスについて I/O ポートへのアクセスはバイトアクセスだけです。 DS07-16502-5 23 MB91301 シリーズ ・兼用ポートの機能切換えについて PORT と兼用端子の切換えは , ポート機能レジスタ (PFR) で行います。ただし , バス端子は外バスの設定により切り換わ ります。 ・D-bus メモリについて コード領域を , D-bus 上のメモリに設定しないでください。 D-bus へは命令フェッチを行いません。 D-bus 領域へ命令フェッチを行った場合 , 誤ったデータをコードとして解釈するため , 暴走する可能性があります。 データ領域を I-bus 上のメモリに設定しないでください。 ・I-bus メモリについて スタック領域およびベクタテーブルを , I-bus 上のメモリに設定しないでください。 EIT 処理 (RETI 含む ) 中に , ハングアップする可能性があります。 復帰するには , リセットをかける必要があります。 I-bus 上のメモリに対して , DMA 転送を行わないでください。 ・低消費電力モードについて ・ スタンバイモードに入れる場合は, 同期スタンバイモード (TBCR:タイムベースカウンタ制御レジスタの bit8 SYNCS ビットで設定します ) を使用した上で,以下のシーケンスを必ず使用してください。 (LDI #value_of_standby, R0) (LDI #_STCR, R12) STB LDUB LDUB NOP NOP NOP NOP NOP R0, @R12 @R12, R0 @R12, R0 ; スタンバイ制御レジスタ (STCR) への書込み ; 同期スタンバイのための STCR リード ; もう一度 STCR をダミーリード ; タイミング調整用の NOP × 5 ・ モニタデバッガを使用される場合は,以下のことを行わないでください。 ・上記命令列に対するブレークポイントの設定 ・上記命令列に対するステップ実行 ・プリフェッチについて リトルエンディアンに設定した領域に対して , プリフェッチを許可する場合 , 該当する領域へのアクセスは , ワード (32 ビット ) 長アクセス限定としてください。 バイト / ハーフワードアクセスでは , 正しくアクセスできません。 ・MCLK と SYSCLK について MCLK は , SLEEP/STOP モード時に停止し , SYSCLK は , STOP モード時だけ停止するという違いがあります。用途に応 じ使い分けてください。 ・プルアップ制御について 交流規格のある機能端子 ( 外バス制御用端子など ) が,プルアップ制御付きの場合に,その端子のプルアップ抵抗を有効 にすると,実質的な端子の負荷条件が変化します。しかし,本品種の交流規格はプルアップ抵抗なしが前提の測定条件にお ける交流規格であるため,プルアップ抵抗を有効にした場合については交流規格の保証ができません。 また,プルアップ抵抗を有効に設定してある端子であっても,スタンバイ制御レジスタ (STCR) の HIZ ビットをストップ モード時の出力端子をハイインピーダンス状態に設定 (HIZ = 1) した状態で, ストップモード (STOP = 1) に遷移させると プルアップ抵抗は無効となります。 24 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・R15 ( 汎用レジスタ ) について 下記の命令を実行した場合 , R15 として SSP * , USP *の値が使われず , 結果として誤った値をメモリへ書き込んでしま います。 AND R15, @Ri ANDH R15, @Ri ANDB R15, @Ri OR R15, @Ri ORH R15, @Ri ORB R15, @Ri EOR R15, @Ri EORH R15, @Ri EORB R15, @Ri XCHB @Rj, R15 *:R15 は実体がなく , プログラムから R15 をアクセスした場合 , SP フラグの “S” フラグの状態によって , SSP または USP がアクセスされます。上記 10 命令をアセンブラで記述される場合は , R15 以外の汎用レジスタを指定してくだ さい。 ・RETI 命令について RETI 命令直前で , 命令キャッシュの制御レジスタおよび命令キャッシュの RAM へのデータアクセスを行わないでくだ さい。 ・PS レジスタに関する注意について 一部の命令で PS レジスタを先行処理しているため,下記の例外動作により,デバッガご使用時に割込み処理ルーチンで ブレークしたり,PS フラグの表示内容が更新されたりする場合があります。いずれの場合も,EIT から復帰後以降に,正し く再処理を行うように設計されていますので,EIT 前後の動作は仕様通りの処理を行います。 ・ DIV0U/DIV0S 命令の直前の命令で,(a) ユーザ割込み・NMI を受けた場合,(b) ステップ実行を行った場合,(c) データ イベント,またはエミュレータメニューにてブレークした場合,以下のような動作を行う場合があります。 (1) D0, D1 フラグが先行して更新されます。 (2) EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み・NMI,またはエミュレータ ) を実行します。 (3) EIT から復帰後,DIV0U/DIV0S 命令が実行され,D0, D1 フラグが (1) と同じ値に更新されます。 ・ ユーザ割込み・NMI 要因が発生している状態で,割込みを許可するために ORCCR/STILM/MOV Ri, PS の各命令が実 行されると,以下のような動作を行います。 (1) PS レジスタが先行して更新されます。 (2) EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み・NMI) を実行します。 (3) EIT から復帰後,上記命令が実行され,PS レジスタが (1) と同じ値に更新されます。 ・A/D コンバータについて 電源投入時 , リセット後 , ストップからの復帰後 , 外付けのコンデンサがチャージされるまでに時間がかかるので , 10 ms 以上待つ必要があります。 ・ウォッチドッグタイマ機能について 本品種が備えているウォッチドッグタイマ機能は,プログラムが一定時間内にリセット延期動作を行うことを監視し, プログラムの暴走によりリセット延期動作が行われなかったときに,CPU をリセットするための機能です。そのため,いっ たんウォッチドッグタイマ機能を有効にすると,リセットを行うまでウォッチドッグタイマは動作を続けます。 例外として,ストップ,スリープ, DMA 転送中など CPU のプログラム実行が停止する条件では自動的にリセット延期を 行います。 なお,システムの暴走により上記状態となってしまった場合,ウォッチドッグリセットが発生しない可能性があります。そ の場合,外部 INIT 端子よりリセット (INIT) をかけてください。 DS07-16502-5 25 MB91301 シリーズ ○エバチップ MB91V301A 固有 ・ツールリセットについて 評価ボード上で INIT と TRST をショートさせて使用してください。 ・ソフトウェアブレークとユーザ割込み /NMI 同時発生について ソフトウェアブレークとユーザ割込み /NMI が同時に発生した場合,エミュレータデバッガにて,以下の現象が発生する ことがあります。 ・ 設定したブレークポイントでないところを示して停止します。 ・ 停止後の再実行が正しく行われません。 本現象が発生した場合は, ソフトウェアブレークではなく,ハードウェアブレークをご使用ください。 また, モニタデ バッガをご使用の場合は,該当箇所にブレークを設定しないようにしてください。 ・RETI 命令のステップ実行について ステップ実行する際,割込みが頻繁に発生する環境下では,RETI をステップ実行後に該当割込み処理ルーチンだけを繰 り返して実行します。その結果,メインルーチンや割込みレベルの低いプログラムの実行が行われなくなります。回避のた めに,RETI 命令をステップ実行しないでください。または,該当割込みルーチンのデバッグが不要になった段階で,該当割 込みを禁止してデバッグを行ってください。 ・オペランドブレークについて DSU のオペランドブレークとして設定している領域にスタックポインタがあると誤動作の原因となります。システムス タックポインタのアドレスを含む領域に対するアクセスを,データイベントブレークの対象にしないでください。 ・ICE 起動シーケンスについて ICE 使用時において,デバック開始時にダウンロードを行う前には,該当領域のバスコンフィグレーションを正しく設 定する必要があります。ターゲット電源起動直後のツール起動シーケンスにおいて,上記の設定を行うまでの期間,RD, WR0 ∼ WR3 端子の状態が不定になりますので,プルアップ処理をお願いします。また,これらの端子を汎用ポートとして 使用する場合は,上記期間での出力信号の衝突を防ぐために出力ポートとして使用をお願いします。 外バス幅 32 ビット 16 ビット 8 ビット RD プルアップ プルアップ プルアップ WR0 プルアップ プルアップ プルアップ WR1(P85) プルアップ プルアップ * WR2(P86) プルアップ * * WR3(P87) プルアップ * * 端子名 *:出力ポートとして使用してください。 26 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・コンフィグレーション用バッチファイルについて 下記バッチファイル例では,モードベクタの設定とダウンロード領域としての CS0 コンフィグレーション用レジスタを 設定しています。ウェイトやタイミング等,ハードウェアに合った設定をしてください。 #--------------------------------------------------------# Set MODR (0x7fd) = Enable In memory + 16 bit External Bus set mem/byte 0x7fd = 0x5 #--------------------------------------------------------# Set ASR0 (0x640) ; 0x0010_0000 - 0x002f_ffff set mem/halfword 0x640 = 0x0010 #--------------------------------------------------------# Set ACR0 (0x642) # ; ASZ 〔3:0〕= 0101:2 MByte # ; DBW 〔1:0〕= 01:16 bit width, automatically set from MODR # ; BST 〔1:0〕= 00:1 burst (16 bit x 2) # ; SREN= 0:Disable BRQ # ; PFEN= 1:Enable Pre fetch buffer # ; WREN= 1:Enable Write operation # ; LEND= 0:Big endian # ; TYPE 〔3:0〕= 0010:WEX:Disable RDY set mem/harfword 0x642 = 0x5462 #--------------------------------------------------------# Set AWR0 (0x660) # ; W15-12= 0010:auto wait = 2 # ; WR07, 06= 01:RD, WR delay = 1cycle # ; W05, 04= 01:WR->WR delay = 1cycle (for WEX) # ; W03= 1:MCLK->RD/WR delay = 0.5cycle # ; :for async Memory # ; W02= 0:ADR->CS delay = 0 # ; W01= 0:ADR->RD/WR setup 0cycle # ; W00= RD/WR->ADR hold 0cycle set mem/halfword 0x660 = 0x2058 #--------------------------------------------------------・エミュレーションメモリについて エミュレーションメモリとしての SRAM をターゲットボードに構築する場合 , RD, WR 信号+ BYTE 制御信号でアクセ スする SRAM は使用できません。 ( 外部バスは , リセット後の初期状態が RD, WRn にてアクセスするバスモードとなっています ) DS07-16502-5 27 MB91301 シリーズ ■ ブロックダイヤグラム ・MB91302A, MB91V301A FR CPU コア 32 命令キャッシュ 4 K バイト 32 DMAC 5 チャネル ビットサーチモジュール MB91302A :RAM 4 KB MB91V301A:RAM 8 KB ( スタック ) バスコンバータ MB91302A :ROM 4 KB* MB91V301A :RAM 8 KB 32 32 外部メモリ I/F X0, X1 MD0 ∼ MD2 INIT 32 ⇔ 16 アダプタ クロック 制御 16 SDRAM I/F 8 チャネル 外部割込み SIN0 ∼ SIN2 SOT0 ∼ SOT2 SCK0 ∼ SCK2 3 チャネル UART A23 ∼ A00 D31 ∼ D16 D15 ∼ D00 RD, WR WR0 ∼ WR3 CS0 ∼ CS7 RDY BRQ BGRNT SYSCLK MCLK AS MCLKE 割込み コントローラ INT0 ∼ INT7 NMI DREQ0, DREQ1 DACK0, DACK1 DEOP0, DEOP1 IOWR IORD 4 チャネル PPG タイマ SRAS SCAS SWE DQMUU, L DQMLU, L LBA BAA PPG0 ∼ PPG3 TRG0 ∼ TRG3 3 チャネル U-TIMER ポート I/F AN0 ∼ AN3 ATG AVRH, AVCC AVSS/AVRL 4 チャネル A/D コンバータ TIN0 ∼ TIN2 3 チャネル リロードタイマ 2 チャネル I2C I/F フリーランタイマ 4 チャネル インプットキャプチャ PORT SDA0, SDA1 SCL0, SCL1 FRCK ICU0 ∼ ICU3 *:ユーザ ROM 版に加え ROM なし版 , 最適化リアルタイム OS 内蔵版 , IPL (Internal Program Loader) 内蔵版が あります。 28 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ■ CPU 1. メモリ空間 FR ファミリの論理アドレス空間は 4 G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセスを行います。 ・ダイレクトアドレシング領域 アドレス空間の下記の領域は , I/O 用に使用されます。 この領域をダイレクトアドレシング領域とよび , 命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。 ダイレクトアドレシング領域は , アクセスするデータのサイズにより , 以下のように異なります。 ・バイトデータアクセス :000H ∼ 0FFH ・ハーフワードデータアクセス:000H ∼ 1FFH ・ワードデータアクセス :000H ∼ 3FFH DS07-16502-5 29 MB91301 シリーズ ・メモリマップ (MB91302A) シングル チップ モード (MB91302A) 内部 ROM 外部バス モード (MB91V301A) (MB91V301A) 内部 ROM 外部バス 外部 ROM モード 外部バス (MODR レジスタ モード ROAM = 1) (MB91302A) 外部 ROM 外部バス モード 0000 0000H ダイレ クトア ドレッ シング 領域 I/O ダイレ クトア ドレッ シング 領域 I/O I/O ダイレ クトア ドレッ シング 領域 I/O I/O マップ 参照 I/O I/O ダイレ クトア ドレッ シング 領域 I/O I/O マップ 参照 I/O ダイレ クトア ドレッ シング 領域 I/O 0000 0400H I/O マップ 参照 I/O I/O 0001 0000H 0003 E000H 0003 F000H 0004 0000H I/O I-RAM ∗ I-RAM ∗ アク セス 禁止 内蔵 RAM 4 KB アク セス 禁止 アク セス 禁止 内蔵 RAM 4 KB 内蔵 RAM 4 KB 1 0002 0000H I/O マップ 参照 I/O 1 I-RAM ∗ 1 I/O マップ 参照 I/O I/O I-RAM ∗ I-RAM ∗ アクセス 禁止 アクセス 禁止 内蔵 RAM 8 KB 内蔵 RAM 8 KB 1 1 内蔵 RAM 8 KB 0004 2000H 0006 0000H 000E 0000H 外部 領域 アク セス 禁止 アク セス 禁止 000F E000H アクセス 禁止 外部 領域 内蔵 ROM 4 KB*2 アク セス 禁止 外部 領域 外部 領域 内蔵 RAM (8 KB) ROM emulation 000F F000H 内蔵 ROM 4 KB*2 外部 領域 0010 0000H 外部 領域 外部 領域 外部 領域 FFFF FFFFH MB91302A は , ユーザ ROM 版に加え ROM なし版 , 最適化リアルタイム OS 内蔵板 , IPL (Internal Program Loader) 内蔵版があります。 * 1:10000H ∼ 20000H の特定の領域において 4 K バイト分の RAM を使用できます。 詳しくは , 「■命令キャッシュ」を参照してください。 キャッシュ機能を ON にした場合 , 内蔵 ROM/RAM を含めてアクセス領域はすべてキャッシュ対象となります。 * 2:リアルタイム OS 内蔵版は , リアルタイム OS カーネルが格納されます。プログラムローダ内蔵版は , プログラムローダが格納されます。 (注意事項)内蔵 ROM emulation は , MB91V301A だけになります。 (注意事項)各モードの設定は , INIT ネゲート後のモードベクタフェッチにより決定します ( モードの設定に関しては , 「■モード設定」を参照してください ) 。 30 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ 2. レジスタ FR ファミリには CPU 内にある用途専用のレジスタとメモリ上にある汎用レジスタの 2 種類があります。 ・専用レジスタ プログラムカウンタ (PC) プログラムステータス (PS) : 32 ビット長 , 命令格納位置を示します。 : 32 ビット長 , レジスタポイントやコンディションコードを格納するレジスタで す。 テーブルベースレジスタ (TBR) : EIT ( 例外 / 割込み / トラップ ) 処理のときに使用されるベクタテーブルの先頭 アドレスを保持します。 リターンポインタ (RP) : サブルーチンから復帰するアドレスを保持します。 システムスタックポインタ (SSP) : システムスタック空間を示します。 ユーザスタックポインタ (USP) : ユーザスタック空間を示します。 乗除算結果レジスタ (MDH/MDL) : 32 ビット長 , 乗除算用のレジスタです。 〔初期値〕 32 ビット PC プログラムカウンタ PS プログラムステータス XXXX XXXXH テーブルベースレジスタ 000F FC00H リターンポインタ XXXX XXXXH SSP システムスタックポインタ 0000 0000H USP ユーザスタックポインタ XXXX XXXXH TBR RP MDH XXXX XXXXH 乗除算結果レジスタ XXXX XXXXH MDL ・PC (Program Counter) PC はプログラムカウンタで , 実行している命令のアドレスを示しています。 31 0 PC PC ・テーブルベースレジスタ (TBR) TBR はテーブルベースレジスタで , EIT 処理の際に使用されるベクタテーブルの先頭アドレスを保持します。 31 0 TBR TBR DS07-16502-5 31 MB91301 シリーズ ・リターンポインタ (RP) RP はリターンポインタで , サブルーチンから復帰するアドレスを保持します。 31 0 RP RP ・システムスタックポインタ (SSP) SSP は , システムスタックポインタです。S フラグが “0” のとき , R15 として機能します。 31 0 SSP SSP ・ユーザスタックポインタ (USP) USP は , ユーザスタックポインタです。S フラグが “1” のとき , R15 として機能します。 31 0 USP USP ・乗除算レジスタ (MDH/MDL) MDH/MDL :乗除算用のレジスタで , 各々 32 ビット長です。 MDH :剰除 MDL :商 31 0 MDH MDL 乗除算結果格納レジスタ 32 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・プログラムステータス (PS) プログラムステータスを保持するレジスタで , ILM と SCR, CCR の 3 つのパートに分かれています。 ビット位置→ 31 20 16 10 ⎯ 0 8 7 ⎯ ILM SCR CCR PS ・コンディションコードレジスタ (CCR) S フラグ : R15 として使用されるスタックポインタを指定します。 I フラグ : ユーザ割込み要求の許可・禁止を制御します。 N フラグ : 演算結果を “2” の補数で表現された整数とみなしたときの符号を示します。 Z フラグ : 演算結果を “0” であったかどうかを示します。 V フラグ : 演算に用いたオペランドを “2” の補数で表現される整数であるとみなし , 演算の結果 , オーバフローが生 じたかどうかを示します。 C フラグ : 演算により , 最上位ビットからのキャリ , またはボローが発生したかどうかを示します。 7 6 5 4 3 2 1 0 [ 初期値 ] ⎯ ⎯ S I N Z V C - - 00XXXXB CCR ・システムコンディションコードレジスタ (SCR) D1, D0 フラグ : ステップ除算実行時の中間データを保持します。 T フラグ : ステップトレーストラップを有効にするかどうかを指定するフラグです。 10 9 8 [ 初期値 ] D1 D0 T XX0B SCR ・割込みレベルマスクレジスタ (ILM) ILM4 ∼ ILM0 : 割込みレベルマスク値を保持するレジスタで , この ILM の保持する値がレベルマスクに使用されま す。CPU に入力される割込み要求の中で対応する割込みレベルが , この ILM で示されるレベルより も強い場合にだけ割込み要求が受け付けられます。 20 19 18 17 16 ILM4 ILM3 ILM2 ILM1 ILM0 割込みレベル 0 0 0 0 0 0 強い … ↑ 15 ( 強弱 ) … ↓ 31 弱い … 0 1 0 0 0 … 1 1 1 1 1 [ 初期値 ] 01111B ILM DS07-16502-5 33 MB91301 シリーズ ■ 汎用レジスタ 汎用レジスタ R0 ∼ R15 は , CPU の汎用レジスタです。各種演算におけるアキュムレータ , およびメモリアクセスのポイ ンタとして使用されます。 32 ビット R0 初期値 XXXX XXXXH R1 R12 R13 AC (Accumulator) R14 FP (Frame Pointer) XXXX XXXXH R15 SP (Stack Pointer) 0000 0000H 16 本のレジスタのうち , 以下に示すレジスタは特殊な用途を想定しており , そのため一部の命令が強化されています。 R13:仮想アキュムレータ (AC) R14:フレームポインタ (FP) R15:スタックポインタ (SP) リセットによる , R0 ∼ R14 の初期値は不定です。R15 は , 0000 0000H (SSP の値 ) となります。 34 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ■ モード設定 FR ファミリでは , モード端子 (MD2, MD1, MD0) とモードレジスタ (MODR) で動作モードを設定します。 1. モード端子 MD2, MD1, MD0 の 3 端子で , モードベクタフェッチに関する指定を行います。 モード端子 モード名 リセットベクタ アクセス領域 0 内部 ROM モードベクタ 内部 シングルチップモード * 1 外部 ROM モードベクタ 外部 バス幅はモードレジスタで設定 MD2 MD1 MD0 0 0 0 0 備 考 ただし , 表に示した設定以外は禁止とします。 *:シングルチップモードでは MB91302A だけ設定可能です。 2. モードレジスタ (MODR) ・モードレジスタ (MODR) の詳細 モードベクタフェッチによってモードレジスタに書込むデータを , モードデータと呼びます。 モードレジスタ (MODR) に設定された後 , このレジスタの設定の動作モードに従った動作モードで動作します。モード レジスタは , すべてのリセット要因で設定されます。 また , ユーザプログラムから書き込むことはできません。 動作モード設定ビット bit アドレス 0007FDH 23 22 21 20 19 18 17 16 初期値 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ROMA WTH1 WTH0 XXXXXXXXB W W W ・モードデータの詳細 動作モード設定ビット bit 31 30 29 28 27 26 25 24 初期値 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ROMA WTH1 WTH0 XXXXXXXXB W W W ビット 31 ∼ 27 は予約ビットです。 必ず “00000” を設定してください。“00000” 以外の値を設定した場合の動作は保証されません。 ・動作モード バスモード シングルチップ 内 ROM 外バス アクセスモード 32 ビットバス幅 16 ビットバス幅 外 ROM 外バス 8 ビットバス幅 ・ バスモード バスモードとは , 内部 ROM の動作と外部アクセス機能の動作を制御するモードを指し , モード設定端子 (MD2, MD1, MD0) とモードデータ内の ROMA ビットの内容で指定します。 ・ アクセスモード アクセスモードとは , 外部データバス幅を制御するモードを示し , モードレジスタ内の WTH1, WTH0 ビットと領域構 成レジスタ 0 ∼ 7 (ACR0 ∼ ACR7) 内の DBW1, DBW0 ビットで指定します。 DS07-16502-5 35 MB91301 シリーズ ・バスモード FR ファミリには , バスモード 0 ( シングルチップモード ) , バスモード 1 ( 内部 ROM 外部バスモード ) , バスモード 2 ( 外部 ROM 外部バスモード ) の 3 つのバスモードがあります。 MB91V301A では , バスモード 2 ( 外部 ROM 外部バスモード ) だけ設定できます。また , MB91302A ではすべてのバス モードを設定できます。 詳細は ,「■ CPU 1. メモリ空間」を参照してください。 ・ バスモード 0 ( シングルチップモード ) (MB91302A のみ ) 内部 I/O, D-bus RAM, F-bus RAM, F-bus ROM が有効で , それ以外の領域へのアクセスは無効であるモードです。 外部端子はペリフェラル , または汎用ポートの機能を果たします。バス端子としては機能しません。 ・ バスモード 1 ( 内 ROM 外バスモード ) 内部 I/O, D-bus RAM, F-bus RAM, F-bus ROM が有効で , 外部アクセスが可能な領域へのアクセスは外部空間へのアクセ スとなるモードです。外部端子の一部は , バス端子として機能します。 ・ バスモード 2 ( 外部 ROM 外部バスモード ) 内部 I/O, D-bus RAM が有効で , すべてのアクセスが外部空間へのアクセスとなるモードです。外部端子の一部は , バス 端子として機能します。 36 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ■ I/O マップ メモリ空間領域と周辺リソースの各レジスタの対応を示します。 [ 表の見方 ] レジスタ アドレス 000000H +0 +1 +2 +3 PDR0 [R/W] B XXXXXXXX PDR1 [R/W] B XXXXXXXX PDR2 [R/W] B XXXXXXXX PDR3 [R/W] B XXXXXXXX ブロック T-unit ポートデータレジスタ リード / ライト属性 , アクセス単位 (B:バイト , H:ハーフワード , W:ワード ) リセット後のレジスタ初期値 レジスタ名 (1 コラムのレジスタが 4n 番地 , 2 コラムが 4n + 2 番地…) 最左のレジスタ番地 ( ワードでアクセスした際は , 1 コラム目のレジスタが データの MSB 側となる。) (注意事項) レジスタのビット値は , 以下のように初期値を表します。 “1” :初期値 “1” “0” :初期値 “0” “X” :初期値 “X” “−” :その位置に物理的にレジスタがない DS07-16502-5 37 MB91301 シリーズ アド レス レジスタ +0 +1 +2 +3 000000H PDR0 [R/W] B XXXXXXXX PDR1 [R/W] B XXXXXXXX PDR2 [R/W] B XXXXXXXX ⎯ 000004H ⎯ ⎯ PDR6 [R/W] B XXXXXXXX ⎯ 000008H PDR8 [R/W] B XXXXXXXX PDR9 [R/W] B - XXXXXXX PDRA [R/W] B XXXXXXXX PDRB [R/W] B XXXXXXXX ⎯ PDRJ [R/W] B XXXXXXXX T-unit ポートデータ レジスタ ⎯ 00000CH 000010H ブロック PDRG [R/W] B XXXXXXXX PDRH [R/W] B - - - - - XXX R-bus ポートデータ レジスタ 000014H ⎯ ∼ 00003CH 未使用 000040H EIRR [R/W] B, H, W 00000000 ENIR [R/W] B, H, W 00000000 ELVR [R/W] B, H, W 00000000 Ext int 000044H DICR [R/W] B, H, W -------0 HRCL [R/W] B, H, W 0 - - 11111 ⎯ DLYI/I-unit TMRLR0 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMR0 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 00004CH ⎯ TMCSR0 [R/W] B, H, W - - XX0000 00000000 000050H TMRLR1 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMR1 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000054H ⎯ TMCSR1 [R/W] B, H, W - - XX0000 00000000 000058H TMRLR2 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX TMR2 [R] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ TMCSR2 [R/W] B, H, W - - XX0000 00000000 000048H 00005CH 000060H 000064H 000068H 00006CH 000070H 000074H SSR0 [R/W] B, H, W 00001000 SIDR0 [R] SODR0 [W] B, H, W XXXXXXXX UTIM0 [R] H, W (UTIMR0 [W] H, W) 00000000 00000000 SSR1 [R/W] B, H, W 00001000 SIDR1 [R] SODR1 [W] B, H, W XXXXXXXX UTIM1 [R] H, W (UTIMR1 [W] H, W ) 00000000 00000000 SSR2 [R/W] B, H, W 00001000 SIDR2 [R] SODR2 [W] B, H, W XXXXXXXX UTIM2 [R] H, W (UTIMR2 [W] H, W ) 00000000 00000000 リロード タイマ 0 リロード タイマ 1 リロード タイマ 2 SCR0 [R/W] B, H, W 00000100 SMR0 [R/W] B, H, W 00 - - 0 - 0 - UART0 DRCL0 [W] B -------- UTIMC0 [R/W] B 0 - - 00001 U-TIMER 0 SCR1 [R/W] B, H, W 00000100 SMR1 [R/W] B, H, W 00 - - 0 - 0 - UART1 DRCL1 [W] B -------- UTIMC1 [R/W] B 0 - - 00001 U-TIMER 1 SCR2 [R/W] B, H, W 00000100 SMR2 [R/W] B, H, W 00 - - 0 - 0 - UART2 DRCL2 [W] B -------- UTIMC2 [R/W] B 0 - - 00001 U-TIMER 2 (続く) 38 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ レジスタ アド レス +0 +2 ADCR [R] B, H, W 000000XX XXXXXXXX 000078H 00007CH +1 ADCR0 [R] B, H, W XXXXXXXX +3 ADCS [R/W] B, H, W 00000000 00000000 ADCR1 [R] B, H, W XXXXXXXX ADCR2 [R] B, H, W XXXXXXXX ブロック A/D ADCR3 [R] B, H, W XXXXXXXX コンバータ 逐次比較 000080H ⎯ ∼ 000090H 000094H IBCR0 [R/W] B, H, W 00000000 IBSR0 [R] B, H, W 00000000 ITBA0 [R, R/W] B, H, W 00000000 00000000 ITMK0 [R, R/W] B, H, W 00111111 11111111 000098H 未使用 ISMK0 [R/W] B, H, W 01111111 ISBA0 [R, R/W] B, H, W 00000000 00009CH ⎯ IDAR0 [R/W] B, H, W 00000000 ICCR0 [R, W, R/W] B, H, W 00011111 IDBL0 [R, R/W] B, H, W 00000000 0000A0H ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 0000A4H ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ I2C インタ フェース 0 Reserved 0000A8H ⎯ ∼ 0000B0H 0000B4H IBCR1 [R/W] B, H, W 00000000 0000B8H IBSR1 [R] B, H, W 00000000 未使用 ITBA1 [R, R/W] B, H, W 00000000 00000000 ITMK1 [R, R/W] B, H, W 00111111 11111111 ISMK1 [R/W] B, H, W 01111111 ISBA1 [R, R/W] B, H, W 00000000 0000BCH ⎯ IDAR1 [R/W] B, H, W 00000000 ICCR1 [R, W, R/W] B, H, W 00011111 IDBL1 [R, R/W] B, H, W 00000000 0000C0H ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 0000C4H ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ TCCS [R/W] B, H, W 00000000 Reserved 0000C8H ∼ 0000D0H 0000D4H TCDT [R/W] H, W 00000000 00000000 0000D8H IPCP1 [R/W] H, W XXXXXXXX_XXXXXXXX IPCP0 [R/W] H, W XXXXXXXX_XXXXXXXX 0000DCH IPCP3 [R/W] H, W XXXXXXXX_XXXXXXXX IPCP2 [R/W] H, W XXXXXXXX_XXXXXXXX 0000E0H I2C インタ フェース 1 ⎯ ICS23 [R/W] B, H, W 00000000 ⎯ ICS01 [R/W] B, H, W 00000000 16 ビット フリーラン タイマ 16 ビット インプット キャプチャ 0000E4H ∼ 000114H ⎯ 未使用 (続く) DS07-16502-5 39 MB91301 シリーズ アド レス 000118H レジスタ +0 +1 GCN10 [R/W] H 00110010 00010000 +2 +3 ⎯ GCN20 [R/W] B 00000000 ⎯ 000011CH 000120H PTMR0 [R] H 11111111 11111111 000124H PDUT0 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000128H PTMR1[R] H 11111111 11111111 00012CH PDUT1 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000130H PTMR2 [R] H 11111111 11111111 000134H PDUT2 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000138H PTMR3[R] H 11111111 11111111 00013CH PDUT3 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ブロック PPG タイマ 未使用 PCSR0 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH0 [R/W] B 00000000 PCNL0 [R/W] B 000000X0 PCSR1 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH1 [R/W] B 00000000 PCNL1 [R/W] B 000000X0 PCSR2 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH2 [R/W] B 00000000 PCNL2 [R/W] B 000000X0 PCSR3 [W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX PCNH3 [R/W] B 00000000 PCNL3 [R/W] B 000000X0 PPG0 PPG1 PPG2 PPG3 000140H ∼ 0001FCH ⎯ 000200H DMACA0 [R/W] B, H, W * 1 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000204H DMACB0 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 000208H DMACA1 [R/W] B, H, W * 1 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00020CH DMACB1 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 000210H DMACA2 [R/W] B, H, W * 1 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000214H DMACB2 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 000218H DMACA3 [R/W] B, H, W * 1 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00021CH DMACB3 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 000220H DMACA4 [R/W] B, H, W * 1 00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000224H DMACB4 [R/W] B, H, W 00000000 00000000 XXXXXXXX XXXXXXXX 未使用 DMAC (続く) 40 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ レジスタ アド レス +0 +1 +2 +3 ブロック 000228H ⎯ 未使用 DMACR [R/W] B 0XX00000 XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX DMAC ⎯ 未使用 ∼ 00023CH 000240H 000244H ∼ 000300H ISIZE [R/W] B, H, W - - - - - - 10 ⎯ 000304H I-Cache 000308H ⎯ ∼ 0003E0H 未使用 ICHCR [R/W] B, H, W 0 - 000000 ⎯ 0003E4H I-Cache 0003E8H ⎯ ∼ 0003EFH 未使用 0003F0H BSD0 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003F4H BSD1 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003F8H BSDC [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 0003FCH BSRR [R] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000400H DDRG [R/W] B 00000000 DDRH [R/W] B - - - - - 000 ⎯ ビットサーチ モジュール DDRJ [R/W] B 00000000 R-bus データ方向 レジスタ 000404H ⎯ ∼ 00040CH 000410H PFRG [R/W] B 00 - - - - - - PFRH [R/W] B ------0- 未使用 ⎯ PFRJ [R/W] B - 000 - 00 - R-bus ポート機能 レジスタ 000414H ⎯ ∼ 00041CH 未使用 R-bus 000420H ⎯ PCRH [R/W] B - - - - - 000 ⎯ ⎯ プルアップ 抵抗制御 レジスタ (続く) DS07-16502-5 41 MB91301 シリーズ アド レス レジスタ +0 +1 +2 +3 ブロック 000424H ⎯ ∼ 00043CH 未使用 000440H ICR00 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR01 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR02 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR03 [R/W] B, H, W - - - 11111 000444H ICR04 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR05 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR06 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR07 [R/W] B, H, W - - - 11111 000448H ICR08 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR09 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR10 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR11 [R/W] B, H, W - - - 11111 00044CH ICR12 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR13 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR14 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR15 [R/W] B, H, W - - - 11111 000450H ICR16 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR17 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR18 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR19 [R/W] B, H, W - - - 11111 000454H ICR20 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR21 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR22 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR23 [R/W] B, H, W - - - 11111 000458H ICR24 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR25 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR26 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR27 [R/W] B, H, W - - - 11111 00045CH ICR28 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR29 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR30 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR31 [R/W] B, H, W - - - 11111 000460H ICR32 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR33 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR34 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR35 [R/W] B, H, W - - - 11111 000464H ICR36 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR37 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR38 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR39 [R/W] B, H, W - - - 11111 000468H ICR40 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR41 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR42 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR43 [R/W] B, H, W - - - 11111 00046CH ICR44 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR45 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR46 [R/W] B, H, W - - - 11111 ICR47 [R/W] B, H, W - - - 11111 STCR [R/W] B, H, W 001100 - 1 (INIT) 0011XX - 1 (INIT) 00X1XX - X (RST) TBCR [R/W] B, H, W 00XXX - 00 (INIT) 00XXX - XX (RST) CTBR [W] B, H, W XXXXXXXX (INIT) XXXXXXXX (RST) ⎯ DIVR0 [R/W] B, H, W 00000011 (INIT) XXXXXXXX (RST) DIVR1 [R/W] B, H, W 0000 - - - - (INIT) XXXX - - - - (RST) 割込み コントローラ 000470H ⎯ ∼ 00047CH 000480H 000484H RSRR [R, R/W] B, H, W 10000000 (INIT) - 0 - XX - 00 (INIT) XXX - - X00 (RST) CLKR [R/W] B, H, W - 000 - 000 (INIT) - XXX - XXX (RST) クロック制御 ユニット 000488H ∼ 0005FCH ⎯ 未使用 (続く) 42 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ レジスタ アド レス 000600H +0 +1 +2 +3 DDR0 [R/W] B 00000000 DDR1 [R/W] B 00000000 DDR2 [R/W] B 00000000 ⎯ DDR6 [R/W] B 00000000 ⎯ DDRA [R/W] B 00000000 DDRB [R/W] B 00000000 ⎯ 000604H 000608H DDR8 [R/W] B 00000000 DDR9 [R/W] B - 0000000 00060CH ⎯ 000610H ⎯ ブロック T-unit データ方向 レジスタ 000614H ⎯ ⎯ PFR6 [R/W] B 11111111 PFR61 [R/W] B - - - - 0000 T-unit 000618H PFR8 [R/W] B 111 - - 0 - - PFR9 [R/W] B - 0000111 PFRA1 [R/W] B 11111111 PFRB1 [R/W] B 00000000 ポート機能 レジスタ 00061CH PFRB2 [R/W] B 000 - - - 00 ⎯ PFRA2 [R/W] B --0----- ⎯ 000620H PCR0 [R/W] B 00000000 PCR1 [R/W] B 00000000 PCR2 [R/W] B 00000000 ⎯ PCR6 [R/W] B 00000000 ⎯ PCRA [R/W] B 00000000 PCRB [R/W] B 00000000 ⎯ 000624H 000628H PCR8 [R/W] B 00000000 PCR9 [R/W] B - 000 - - 0 - T-unit プルアップ 抵抗制御 レジスタ ⎯ 00062CH 000630H ⎯ ∼ 00063CH 未使用 000640H ASR0 [R/W] H, W 00000000 00000000 ACR0 [R/W] H, W 1111XX00 00000000 000644H ASR1 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ACR1 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000648H ASR2 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ACR2 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 00064CH ASR3 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ACR3 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000650H ASR4 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ACR4 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000654H ASR5 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ACR5 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000658H ASR6 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ACR6 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 00065CH ASR7 [R/W] H, W XXXXXXXX XXXXXXXX ACR7 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000660H AWR0 [R/W] B, H, W 01111111 11111011 AWR1 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX T-unit (続く) DS07-16502-5 43 MB91301 シリーズ アド レス レジスタ +0 +1 +2 +3 000664H AWR2 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX AWR3 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000668H AWR4 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX AWR5 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 00066CH AWR6 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX AWR7 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX 000670H MCRA [R/W] B, H, W XXXXXXXX MCRB [R/W] B, H, W XXXXXXXX 000678H 000684H T-unit IOWR0 [R/W] B, H, W IOWR1 [R/W] B, H, W IOWR2 [R/W] B, H, W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX ⎯ ⎯ 00067CH 000680H ⎯ ⎯ 000674H ブロック CSER [R/W] B, H, W 00000001 CHER [R/W] B, H, W 11111111 TCR [R/W] B, H, W 00000000 (INIT) 0000XXXX (RST) ⎯ RCR [R/W] B, H, W 00XXXXXX XXXX0XXX ⎯ 00068CH ⎯ ∼ 0007F8H 0007FCH 未使用 MODR [W] * 2 XXXXXXXX ⎯ ⎯ T-unit 000800H ⎯ ∼ 000AFCH 未使用 000B00H ESTS0 [R/W] B X0000000 ESTS1 [R/W] B XXXXXXXX ESTS2 [R] B 1XXXXXXX ⎯ 000B04H ECTL0 [R/W] B 0X000000 ECTL1 [R/W] B 00000000 ECTL2 [W] B 000X0000 ECTL3 [R/W] B 00X00X11 000B08H ECNT0 [W] B XXXXXXXX ECNT1 [W] B XXXXXXXX EUSA [W] B XXX00000 EDTC [W] B 0000XXXX ECTL4 [R] ([R/W]) B - 0X00000 ECTL5 [R] ([R/W]) B - - - - 000X 000B0CH 000B10H EWPT [R] H 00000000 00000000 EDTR0 [W] H XXXXXXXX XXXXXXXX EDTR1 [W] H XXXXXXXX XXXXXXXX DSU ( エバチップ のみ ) 000B14H ∼ 000B1CH ⎯ 000B20H EIA0 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B24H EIA1 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B28H EIA2 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX (続く) 44 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ アド レス レジスタ +0 +1 +2 000B2CH EIA3 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B30H EIA4 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B34H EIA5 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B38H EIA6 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B3CH EIA7 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B40H EDTA [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B44H EDTM [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B48H EOA0 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B4CH EOA1 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B50H EPCR [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B54H EPSR [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B58H EIAM0 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B5CH EIAM1 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B60H EOAM0/EODM0 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B64H EOAM1/EODM1 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B68H EOD0 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 000B6CH EOD1 [W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX +3 ブロック DSU ( エバチップ のみ ) 000B70H ∼ 000FFCH ⎯ 001000H DMASA0 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001004H DMADA0 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001008H DMASA1 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 未使用 DMAC (続く) DS07-16502-5 45 MB91301 シリーズ (続き) アド レス レジスタ +0 +1 +2 00100CH DMADA1 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001010H DMASA2 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001014H DMADA2 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001018H DMASA3 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 00101CH DMADA3 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001020H DMASA4 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX 001024H DMADA4 [R/W] W XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX ブロック +3 DMAC 001028H ∼ 001FFCH ⎯ 未使用 * 1:DMAC0 ∼ DMAC4 の下位 16 ビット (DTC15 ∼ DTC0) は , バイトでのアクセスはできません。 * 2:このレジスタは , モードベクタフェッチにより設定されます。通常動作時にはアクセスできません。 46 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ■ 割込みベクタ 割込み番号 オフセット TBR デフォルト のアドレス *2 RN 10 進 16 進 割込み レベル *1 リセット 0 00 ⎯ 3FCH 000FFFFCH ⎯ モードベクタ 1 01 ⎯ 3F8H 000FFFF8H ⎯ システム予約 2 02 ⎯ 3F4H 000FFFF4H ⎯ システム予約 3 03 ⎯ 3F0H 000FFFF0H ⎯ システム予約 4 04 ⎯ 3ECH 000FFFECH ⎯ システム予約 5 05 ⎯ 3E8H 000FFFE8H ⎯ システム予約 6 06 ⎯ 3E4H 000FFFE4H ⎯ コプロセッサ不在トラップ 7 07 ⎯ 3E0H 000FFFE0H ⎯ コプロセッサエラートラップ 8 08 ⎯ 3DCH 000FFFDCH ⎯ INTE 命令 9 09 ⎯ 3D8H 000FFFD8H ⎯ 命令ブレーク例外 10 0A ⎯ 3D4H 000FFFD4H ⎯ オペランドブレークトラップ 11 0B ⎯ 3D0H 000FFFD0H ⎯ ステップトレーストラップ 12 0C ⎯ 3CCH 000FFFCCH ⎯ NMI 要求 (tool) 13 0D ⎯ 3C8H 000FFFC8H ⎯ 未定義命令例外 14 0E ⎯ 3C4H 000FFFC4H ⎯ NMI 要求 15 0F 15 (FH) 固定 3C0H 000FFFC0H ⎯ 外部割込み 0 16 10 ICR00 3BCH 000FFFBCH 6 外部割込み 1 17 11 ICR01 3B8H 000FFFB8H 7 外部割込み 2 18 12 ICR02 3B4H 000FFFB4H 11 外部割込み 3 19 13 ICR03 3B0H 000FFFB0H 12 外部割込み 4 20 14 ICR04 3ACH 000FFFACH ⎯ 外部割込み 5 21 15 ICR05 3A8H 000FFFA8H ⎯ 外部割込み 6 22 16 ICR06 3A4H 000FFFA4H ⎯ 外部割込み 7 23 17 ICR07 3A0H 000FFFA0H ⎯ リロードタイマ 0 24 18 ICR08 39CH 000FFF9CH 8 リロードタイマ 1 25 19 ICR09 398H 000FFF98H 9 リロードタイマ 2 26 1A ICR10 394H 000FFF94H 10 UART0 ( 受信完了 ) 27 1B ICR11 390H 000FFF90H 0 UART1 ( 受信完了 ) 28 1C ICR12 38CH 000FFF8CH 1 UART2 ( 受信完了 ) 29 1D ICR13 388H 000FFF88H 2 UART0 ( 送信完了 ) 30 1E ICR14 384H 000FFF84H 3 UART1 ( 送信完了 ) 31 1F ICR15 380H 000FFF80H 4 UART2 ( 送信完了 ) 32 20 ICR16 37CH 000FFF7CH 5 DMAC0 ( 終了 , エラー ) 33 21 ICR17 378H 000FFF78H ⎯ DMAC1 ( 終了 , エラー ) 34 22 ICR18 374H 000FFF74H ⎯ DMAC2 ( 終了 , エラー ) 35 23 ICR19 370H 000FFF70H ⎯ DMAC3 ( 終了 , エラー ) 36 24 ICR20 36CH 000FFF6CH ⎯ DMAC4 ( 終了 , エラー ) 37 25 ICR21 368H 000FFF68H ⎯ A/D 38 26 ICR22 364H 000FFF64H 15 割 込 み 要 因 (続く) DS07-16502-5 47 MB91301 シリーズ 割込み番号 10 進 16 進 割込み レベル *1 オフセット TBR デフォルト のアドレス *2 RN PPG0 39 27 ICR23 360H 000FFF60H 13 PPG1 40 28 ICR24 35CH 000FFF5CH 14 PPG2 41 29 ICR25 358H 000FFF58H ⎯ PPG3 42 2A ICR26 354H 000FFF54H ⎯ システム予約 43 2B ICR27 350H 000FFF50H ⎯ U-TIMER0 44 2C ICR28 34CH 000FFF4CH ⎯ U-TIMER1 45 2D ICR29 348H 000FFF48H ⎯ U-TIMER2 46 2E ICR30 344H 000FFF44H ⎯ タイムベースタイマオーバフロー 47 2F ICR31 340H 000FFF40H ⎯ I2C I/F 0 48 30 ICR32 33CH 000FFF3FH ⎯ I2C I/F 1 49 31 ICR33 338H 000FFF38H ⎯ システム予約 50 32 ICR34 334H 000FFF34H ⎯ システム予約 51 33 ICR35 330H 000FFF30H ⎯ 16 bit フリーランタイマ 52 34 ICR36 32CH 000FFF2CH ⎯ ICU0 ( 取り込み ) 53 35 ICR37 328H 000FFF28H ⎯ ICU1 ( 取り込み ) 54 36 ICR38 324H 000FFF24H ⎯ ICU2 ( 取り込み ) 55 37 ICR39 320H 000FFF20H ⎯ ICU3 ( 取り込み ) 56 38 ICR40 31CH 000FFF1CH ⎯ システム予約 57 39 ICR41 318H 000FFF18H ⎯ システム予約 58 3A ICR42 314H 000FFF14H ⎯ システム予約 59 3B ICR43 310H 000FFF10H ⎯ システム予約 60 3C ICR44 30CH 000FFF0CH ⎯ システム予約 61 3D ICR45 308H 000FFF08H ⎯ システム予約 62 3E ICR46 304H 000FFF04H ⎯ 遅延割込み要因ビット 63 3F ICR47 300H 000FFF00H ⎯ システム予約 (REALOS にて使用 ) 64 40 ⎯ 2FCH 000FFEFCH ⎯ システム予約 (REALOS にて使用 ) 65 41 ⎯ 2F8H 000FFEF8H ⎯ システム予約 66 42 ⎯ 2F4H 000FFEF4H ⎯ システム予約 67 43 ⎯ 2F0H 000FFEF0H ⎯ システム予約 68 44 ⎯ 2ECH 000FFEECH ⎯ システム予約 69 45 ⎯ 2E8H 000FFEE8H ⎯ システム予約 70 46 ⎯ 2E4H 000FFEE4H ⎯ システム予約 71 47 ⎯ 2E0H 000FFEE0H ⎯ システム予約 72 48 ⎯ 2DCH 000FFEDCH ⎯ システム予約 73 49 ⎯ 2D8H 000FFED8H ⎯ システム予約 74 4A ⎯ 2D4H 000FFED4H ⎯ システム予約 75 4B ⎯ 2D0H 000FFED0H ⎯ システム予約 76 4C ⎯ 2CCH 000FFECCH ⎯ システム予約 77 4D ⎯ 2C8H 000FFEC8H ⎯ 割 込 み 要 因 (続く) 48 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (続き) 割込み番号 10 進 16 進 割込み レベル *1 オフセット TBR デフォルト のアドレス *2 RN システム予約 78 4E ⎯ 2C4H 000FFEC4H ⎯ システム予約 79 4F ⎯ 2C0H 000FFEC0H ⎯ 80 50 2BCH 000FFEBCH ∼ 255 ∼ FF ∼ 000H ∼ 000FFC00H 割 込 み 要 因 INT 命令で使用 ⎯ ⎯ * 1:ICR は , 割込みコントローラ内に設けられたレジスタで , 割込みの各要求に対する割込みレベルを設定します。 ICR は , 割込み要求のそれぞれに対応して用意されています。 * 2:TBR は , EIT 用ベクタテーブルの先頭アドレスを示すレジスタです。 TBR と EIT 要因ごとに決められたオフセット値を加算したアドレスが , ベクタアドレスとなります。 (注意事項) TBR の示すアドレスから 1 K バイトの領域が , EIT 用ベクタ領域となっています。 1 ベクタ当たりの大きさは 4 バイトで , ベクタ番号とベクタアドレスの関係は下記のように表されます。 Vctadr = TBR + vctofs = TBR + (3FCH − 4 × vct) vctadr :ベクタアドレス vctofs :ベクタオフセット vct :ベクタ番号 DS07-16502-5 49 MB91301 シリーズ ■ 命令キャッシュ 命令キャッシュは , 一時記憶メモリです。命令コードを外部の低速メモリからアクセスする場合 , 一度アクセスしたコー ドを内部に保持する役目を果たし , 2 回目以降のアクセス速度を速めるために使用します。 命令キャッシュデータ RAM は , RAM モードに設定することにより , ソフトウェアで直接読出しアクセスおよび書込み アクセスができるようになります。 ・本体構成 ・ FR ファミリの基本命令長:2 バイト ・ ブロックの配置方式:2 ウェイセットアソシアティブ方式 ・ ブロック:1 ウェイは 128 ブロック構成 1 ブロックは 16 バイト ( = 4 サブブロック ) 1 サブブロックは 4 バイト ( = 1 バスアクセス単位 ) ・命令キャッシュの構成 4 バイト 4 バイト 4 バイト 4 バイト 4 バイト I3 I2 I1 I0 サブ ブロック 3 サブ ブロック 2 サブ ブロック 1 サブ ブロック 0 ブロック 0 キャッシュタグ サブ ブロック 3 サブ ブロック 2 サブ ブロック 1 サブ ブロック 0 ブロック 127 キャッシュタグ サブ ブロック 3 サブ ブロック 2 サブ ブロック 1 サブ ブロック 0 ブロック 0 サブ ブロック 3 サブ ブロック 2 サブ ブロック 1 サブ ブロック 0 ブロック 127 ウェイ 1 キャッシュタグ 128 ブロック ウェイ 2 128 ブロック キャッシュタグ 50 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・命令キャッシュタグ ウェイ 1 31 9 8 空き アドレスタグ 7 6 5 4 3 2 1 0 SBV3 SBV2 SBV1 SBV0 TAGV 空き LRU ETLK 9 8 2 1 ウェイ 2 31 アドレスタグ 空き 7 6 5 4 3 SBV3 SBV2 SBV1 SBV0 TAGV 空き 0 ETLK 【ビット 31 ∼ 9】アドレスタグ アドレスタグには , 対応するブロックにキャッシュされている命令のメモリアドレスの上位 23 ビットが格納されてい ます。ブロック i のサブブロック k に格納されている命令データのメモリアドレス IA は , IA =アドレスタグ× 29 + i × 24 + k × 22 となります。 CPU からアクセス要求された命令アドレスの一致を検査するために使用します。タグ検査の結果に従い , 以下の動作を します。 ・ 要求された命令データがキャッシュ内に存在するとき ( ヒット ) キャッシュから CPU へサイクル内にデータを転送します。 ・ 要求された命令データがキャッシュ内に存在しないとき ( ミス ) 外部アクセスで取得されたデータを CPU とキャッシュが同時に取得します。 【ビット 7 ∼ 4】SBV3 ∼ SBV0:サブブロックバリッド SBVn = 1 のとき , 対応するサブブロックにタグで示されたアドレスの現行命令データがエントリされています。サブブ ロックには , 通常 2 命令が格納されます ( 即値転送命令を除く ) 。 【ビット 3】TAGV:TAG バリッドビット アドレスタグの値が無効かどうかを示します。このビットが 0 のときは , サブバリッドビットに無関係に , このブロック はインバリッド状態になります ( フラッシュ時 ) 。 【ビット 1】LRU ( ウェイ 1 のみ ) ウェイ 1 の命令キャッシュタグにだけ存在します。選択されたセットについて , 最後にアクセスしたエントリが ウェイ 1, ウェイ 2 のどちらであるかを示します。 LRU = 1 のときはウェイ 1 の , LRU = 0 のときはウェイ 2 のセットのエ ントリが最後にアクセスしたことを示します。 【ビット 0】ETLK:エントリロック タグに相当するブロック内の全エントリをキャッシュにロックします。ETLK = 1 のときにロック状態で , キャッシュミ ス時にエントリは更新されません。ただし , 無効なサブブロックは更新されます。ウェイ 1, ウェイ 2 ともにエントリロック されているときにキャッシュミスした場合は , キャッシュミス判定の 1 サイクルをロスした後 , 外部メモリをアクセスし ます。 DS07-16502-5 51 MB91301 シリーズ 制御レジスタ ・キャッシュサイズレジスタ (ISIZE) bit 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 アドレス: 00000307H ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ SIZE1 SIZE0 - - - - - - 10B ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ R/W R/W ・命令キャッシュコントロールレジスタ (ICHCR) 命令キャッシュコントロールレジスタ (ICHCR:I-ChcHe Control Register) は , 命令キャッシュの動作を制御します。 命令キャッシュコントロールレジスタ (ICHCR) への書込みは , 以降 3 サイクル以内にフェッチされる命令のキャッシュ 動作に影響を与えません。 bit アドレス: 000003E7H Address 00010000 H 00010200 H 00010400 H 00010600 H 00010800 H 00010FFFH 00014000 H 00014200 H 00014400 H 00014600 H 00014800 H 00014FFFH 00018000 H 00018200 H 00018400 H 00018600 H 00018800 H 00018FFFH 0001C000H 0001C200H 0001C400H 0001C600H 0001C800H 0001CFFFH TAG RAM 00010000 H 00010004 H 00010008 H 0001000CH 00010010 H 00010014 H 52 Cache off RAM off 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 RAM ⎯ GBLK ALFL EOLK ELKR FLSH ENAB 0 - 000000B R/W ⎯ R/W R/W R/W R/W R/W R/W Cache off RAM on Cache 4 K RAM off Cache 4 K Cache 2 K RAM on RAM off Cache 2 K Cache 1 K RAM on RAM off TAG1 TAG1 TAG1 <TAG1> <TAG1> <TAG1> TAG2 TAG2 TAG2 TAG1 <TAG1> <TAG1> <TAG1> <TAG1> <TAG1> <TAG2> <TAG2> <TAG2> TAG2 <TAG2> <TAG2> <TAG2> <TAG2> IRAM1 $RAM1 $RAM1 $RAM1 <TAG2> IRAM1 <IRAM1> <IRAM1> <$RAM1> IRAM2 IRAM2 $RAM2 <IRAM2> Cache RAM on <IRAM2> TAG1…TAG RAM (way1) TAG2…TAG RAM (way2) < >…Mirror 領域です。 RAM on/off…RAM bit = I/O ← 00x 番地のエントリ ← 00x のミラー ← 00x 番地のエントリ ← 00x のミラー IRAM1 IRAM1 IRAM1 IRAM1 <IRAM1> <$RAM1> <IRAM1> <$RAM1> $RAM2 <$RAM2> $RAM2 IRAM2 IRAM2 IRAM2 IRAM2 <IRAM2> <$RAM2> <IRAM2> <$RAM2> $RAM1…Cahce RAM (way1) IRAM1…I-bus RAM (way1) $RAM2…Cahce RAM (way2) IRAM1…I-bus RAM (way2) Cache RAM 00018000 H 00018004 H 00018008 H 0001800C H 00018010 H 00018014 H 000 番地の命令 (SBV0) 004 番地の命令 (SBV1) 008 番地の命令 (SBV2) 00C 番地の命令 (SBV3) 010 番地の命令 (SBV0) 014 番地の命令 (SBV1) … DS07-16502-5 MB91301 シリーズ Address 000H 200H 400H 600H 000H 200H 400H 600H Cache 4 K FFFFFFFFH DS07-16502-5 $RAM1 $RAM1 IRAM1 $RAM2 $RAM2 ROMA = 0 00100000 H Cache 1 K $RAM1 (ROM なし ) Address 00000000 H ダイレクト 00010000 H 00020000 H 00030000 H 00040000 H Cache 2 K IRAM2 IRAM1 $RAM2 IRAM2 IRAM2 ROMA = 1 (ROM あり ) 領域 ダイレクト 領域 IRAM IRAM キャッシュ 領域 IRAM1 Cache off 内部メモリ (D-bus RAM 領域の場合でも CACHE としては IA バスにのればキャッシュされる ) 内部 ROM/RAM 領域もキャッシュの対象になります。 キャッシュ 領域 チップセレクトの領域ごとに 非キャッシュ領域に設定できます。 53 MB91301 シリーズ ■ 周辺リソース 1. 外部バスインタフェース 外部バスインタフェースの特長 ・ 最大 32 ビット長 (4 G バイト空間 ) のアドレス出力 ・ 各種外部メモリ (8 ビット /16 ビット /32 ビット品 ) を直結できるほか , 複数のアクセスタイミングを混在制御可能 非同期 SRAM, 非同期 ROM/FLASH メモリ ( 複数書込みストローブ方式またはバイトイネーブル方式 ) ページモード ROM/FLASH メモリ ( ページサイズ 2/4/8 が可能 ) バーストモード ROM/FLASH メモリ SDRAM (FCRAM タイプも対応 , CAS-Latency1 ∼ 8, 2 バンク品および 4 バンク品 ) アドレス / データマルチプレクスバス (8 ビット /16 ビット幅のみ ) 同期メモリ (ASIC 内蔵メモリなど ) (Synchronous SRAM は直結できません ) ・ 独立した 8 個のバンク ( チップセレクト領域 ) を設定でき , それぞれに対応したチップセレクト出力が可能 各領域のサイズは 64 K バイトの倍数単位で設定可能 (1 チップセレクト領域あたり 64 K バイト∼ 2 G バイトまで ) 各領域は論理アドレス空間上の任意の位置に設定可能 ( 領域サイズによりバウンダリの制限あり ) ・ 各チップセレクト領域ごとに以下の機能が独立に設定可能 チップセレクト領域の許可 / 禁止 ( 禁止された領域はアクセスしません ) 各種メモリ対応などのアクセスタイミングタイプの設定 (SDRAM は , CS6 領域と CS7 領域だけ接続可能 ) 詳細アクセスタイミングの設定 ( ウェイトサイクルなどのアクセスタイプ個別設定 ) データバス幅の設定 (8 ビット /16 ビット /32 ビット ) バイトオーダリングのエンディアンの設定 ( ビッグまたはリトル ) (CS0 領域はビッグエンディアンだけ可能 ) 書込み禁止の設定 ( 読出し専用領域 ) 内蔵キャッシュへの取込み許可 / 禁止の設定 プリフェッチ機能の許可 / 禁止の設定 最大バースト長の設定 (1, 2, 4, 8) ・ アクセスタイミングタイプごとに異なる詳細なタイミングの設定が可能 同一タイプでもチップセレクト領域ごとに異なる設定が混在可能 オートウェイトは , 最大 15 サイクルまで設定可能 ( 非同期 SRAM, ROM, Flash, I/O 領域 ) 外部 RDY 入力によるバスサイクルの延長が可能 ( 非同期 SRAM, ROM, Flash, I/O 領域 ) ファーストアクセスウェイトとページウェイトが設定可能 ( バースト , ページモード , ROM/FLASH 領域 ) 各種アイドル / リカバリサイクル , セットアップ遅延などの挿入が可能 CAS レイテンシ , RAS-CAS ディレイほかのタイミング設定が可能 (SDRAM 領域 ) 分散 / 集中オートリフレッシュ, セルフリフレッシュなどの各種リフレッシュタイミング制御可能 (SDRAM 領域 ) ・ DMA によるフライバイ転送が可能 メモリ (SDRAM を含む ) と I/O 間の 1 アクセスでの転送が可能 メモリウェイトサイクルをフライバイ時に I/O のウェイト周期に同期させることが可能 転送元アクセスだけを延長してホールドタイムを確保することが可能 フライバイ転送時固有のアイドル / リカバリサイクルを設定することが可能 ・ BRQ と BGRNT を使用した外部バスアービトレーションが可能 ・ 外部インタフェースの未使用ピンは , 設定により汎用 I/O ポートとして使用可能 54 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・ブロックダイヤグラム 内部 内部 アドレスバス データバス 32 32 外部データバス write buffer switch read buffer switch MUX DATA BLOCK ADDRESS BLOCK +1 or +2 外部アドレスバス address buffer ASR CS0 ∼ CS7 ASZ comparator SRAS, SCAS, SWE, MCLKE, DQMUU, DQMUL, DQMLU, DQMLL SDRAM control RCR under flow refresh counter 外部端子制御部 RD WR0, WR1, WR2, WR3, AS, BAA 全 block 制御 registers & control DS07-16502-5 BRQ BGRNT RDY 55 MB91301 シリーズ ・I/O ピン 外部バスインタフェースの端子です ( 一部のピンは兼用端子です ) 。 以下に , インタフェースごとの I/O ピンを示します。 ・ 通常バスインタフェース A23 ∼ A00, D31 ∼ D00 (AD15 ∼ AD00) CS0, CS1, CS2, CS3, CS4, CS5, CS6, CS7 AS, SYSCLK, MCLK RD WR, WR0 (UUB) , WR1 (ULB) , WR2 (ULB) , WR3 (LLB) , RDY, BRQ, BGRNT ・ メモリインタフェース MCLK, MCLKE MCLKI (SDRAM 用 ) LBA ( = AS) , BAA ( バースト ROM/FLASH 用 ) SRAS, SCAS, SWE ( = WR) (SDRAM 用 ) DQMUU, DQMUL, DQMLU, DQMLL (SDRAM 用 ( = WR0, WR1, WR2, WR3) ) ・ DMA インタフェース IOWR, IORD, DACK0, DACK1 DREQ0, DREQ1 DEOP0, DEOP1 56 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・レジスタ一覧 31 24 23 16 15 8 7 ASR0 ACR0 ASR1 ACR1 ASR2 ACR2 ASR3 ACR3 ASR4 ACR4 ASR5 ACR5 ASR6 ACR6 ASR7 ACR7 AWR0 AWR1 AWR2 AWR3 AWR4 AWR5 AWR6 0 領域選択レジスタ 0 ∼ 7 (ASR0 ∼ ASR7) 領域構成レジスタ 0 ∼ 7 (ACR0 ∼ ACR7) 領域ウェイトレジスタ (AWR0 ∼ AWR7) AWR7 MCRA MCRB 予約 予約 予約 予約 予約 予約 IOWR0 IOWR1 予約 予約 予約 予約 予約 予約 CSER CHER 予約 TCR 予約 予約 予約 予約 予約 予約 メモリ設定レジスタ (SDRAM/FCRAM オート プリチャージなしモード用 ) (MCRA) メモリ設定レジスタ (FCRAM オートプリチャージ ありモード用 ) (MCRB) DMAC 用 I/O ウェイトレジスタ (IOWR0, IOWR1) チップセレクト領域許可レジスタ (CSER) キャッシュ取込み許可レジスタ (CHER) 端子 / タイミングコントロールレジスタ (TCR) 予約 予約 予約 予約 リフレッシュコントロールレジスタ (RCR) 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 予約 (MODR) 予約 予約 RCR (注意事項)予約は , 予約レジスタです。必ず “0” を設定してください。 MODR は , ユーザプログラムからはアクセスできません。 DS07-16502-5 57 MB91301 シリーズ 2. I/O ポート MB91301シリーズは, 各端子に対応する外部バスインタフェースやペリフェラルが入出力として端子を使用しない設定 になっているとき , I/O ポートとして使用できます。 Port Bus PDR リード ペリフェラル入力 0 1 ペリフェラル出力 PDR 1 プルアップ抵抗 ( 約 25 kΩ) Pin 0 PFR DDR PCR PCR = 0:プルアップ抵抗なし PCR = 1:プルアップ抵抗あり PDR : Port Data Register DDR : Data Direction Register PFR : Port Function Register PCR : Pull-up Control Register (注意事項) ポート出力時には設定にかかわらず , プルアップ抵抗は無効となります。 プルアップ付き I/O ポートは , ・PDR ( ポートデータレジスタ:Port Data Register) ・DDR ( データ方向レジスタ:Data Direction Register) ・PFR ( ポート機能レジスタ:Port Function Register) ・PCR ( プルアップ抵抗制御レジスタ:Pull-up Control Register) から構成されています。 ・I/O ポートのモード I/O ポートには , 以下の 3 つのモードがあります。 ・ ポート入力モード時 (PFR = “0” & DDR = “0”) PDR 読出し:対応する外部端子のレベルが読み出されます。 PDR 書込み:PDR に設定値が書き込まれます。 ・ ポート出力モード時 (PFR = “0” & DDR = “1”) PDR 読出し:PDR の値が読み出されます。 PDR 書込み:PDR の値が対応する外部端子に出力されます。 ・ ペリフェラル出力モード時 (PFR = “1” & DDR = “X”) PDR 読出し:対応するペリフェラル出力の値が読み出されます。 PDR 書込み:PDR に設定値が書き込まれます。 (続く) 58 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (続き) ポートへのアクセスは , バイトアクセスで行ってください。 ・ ポート 0 ∼ポート A を外部バス端子として使用している場合は , 外部バス機能が優先されます。このため , 外部バス端 子として動作させているときに , ポート方向レジスタ (DDR) を書き換えても入出力の切換えは起こりません。データ方 向レジスタ (DDR) の値が有効になるのは , ポート機能レジスタ (PFR) を切り換えて汎用端子としたときです。 ・ ストップモード時 (HIZ = 0) には , プルアップ抵抗制御レジスタの設定が優先されます。 ・ ストップモード時 (HIZ = 1) , ハードウェアスタンバイのときには , プルアップ抵抗制御レジスタ (PCR) の設定は無効 となります。 ・ 当該端子を外部バス端子として使用する場合は , プルアップ抵抗は使用禁止です。プルアップ抵抗制御レジスタ (PCR) の当該ビットに “1” を書き込まないようにしてください。 DS07-16502-5 59 MB91301 シリーズ ・ポートデータレジスタ (PDR) PDR0 bit アドレス 00000000H PDR1 bit アドレス 00000001H PDR2 bit アドレス 00000002H PDR6 bit アドレス 00000006H PDR8 bit アドレス 00000008H PDR9 bit アドレス 00000009H PDRA bit アドレス 0000000AH PDRB bit アドレス 0000000BH PDRG bit アドレス 00000010H PDRH bit アドレス 00000011H PDRJ bit アドレス 00000013H 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 P07 P06 P05 P04 P03 P02 P01 P00 XXXXXXXXB R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 P17 P16 P15 P14 P13 P12 P11 P10 XXXXXXXXB R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 P27 P26 P25 P24 P23 P22 P21 P20 XXXXXXXXB R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 XXXXXXXXB P67 P66 P65 P64 P63 P62 P61 P60 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 XXXXXXXXB P87 P86 P85 P84 P83 P82 P81 P80 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 ⎯ P96 P95 P94 P93 P92 P91 P90 - XXXXXXXB R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 PA7 PA6 PA5 PA4 PA3 PA2 PA1 PA0 XXXXXXXXB R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 PB7 PB6 PB5 PB4 PB3 PB2 PB1 PB0 XXXXXXXXB R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 XXXXXXXXB PG7 PG6 PG5 PG4 PG3 PG2 PG1 PG0 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ PH2 PH1 PH0 - - - - - XXXB R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 PJ7 PJ6 PJ5 PJ4 PJ3 PJ2 PJ1 PJ0 XXXXXXXXB R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W ・ PDR0 ∼ PDR2, PDR6, PDR8 ∼ PDRB, PDRG, PDRH, PDRJ は , I/O ポートの入出力データレジスタです。 ・ 対応する DDR0 ∼ DDR2, DDR6, DDR8 ∼ DDRB, DDRG, DDRH, DDRJ, PFR6 ∼ PFRJ で , 入出力制御が行われます。 ・ P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27 に対するポート機能レジスタ (PFR) はありません。 60 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・データ方向レジスタ (DDR) DDR0 bit アドレス 00000600H DDR1 bit アドレス 00000601H DDR2 bit アドレス 00000602H DDR6 bit アドレス 00000606H DDR8 bit アドレス 00000608H DDR9 bit アドレス 00000609H DDRA bit アドレス 0000060AH DDRB bit アドレス 0000060BH DDRG bit アドレス 00000400H DDRH bit アドレス 00000401H DDRJ bit アドレス 00000403H 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 P07 P06 P05 P04 P03 P02 P01 P00 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 P17 P16 P15 P14 P13 P12 P11 P10 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 P27 P26 P25 P24 P23 P22 P21 P20 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 00000000B P67 P66 P65 P64 P63 P62 P61 P60 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 00000000B P87 P86 P85 P84 P83 P82 P81 P80 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 ⎯ P96 P95 P94 P93 P92 P91 P90 - 0000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 PA7 PA6 PA5 PA4 PA3 PA2 PA1 PA0 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 PB7 PB6 PB5 PB4 PB3 PB2 PB1 PB0 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 00000000B PG7 PG6 PG5 PG4 PG3 PG2 PG1 PG0 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ PH2 PH1 PH0 - - - - - 000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 PJ7 PJ6 PJ5 PJ4 PJ3 PJ2 PJ1 PJ0 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W DDR0 ∼ DDR2, DDR6, DDR8 ∼ DDRB, DDRG, DDRH, DDRJ は , 対応する I/O ポートの入出力方向をビット単位で制御 します。 PFR = 0 の時 DDR = 0:ポート入力 DDR = 1:ポート出力 PFR = 1 の時 DDR = 0:ペリフェラル入力 DDR = 1:ペリフェラル出力 DS07-16502-5 61 MB91301 シリーズ ・プルアップ抵抗制御レジスタ (PCR) PCR0 bit アドレス 00000620H PCR1 bit アドレス 00000621H PCR2 bit アドレス 00000622H PCR6 bit アドレス 00000626H PCR8 bit アドレス 00000628H PCR9 bit アドレス 00000629H PCRA bit アドレス 0000062AH PCRB bit アドレス 0000062BH PCRH bit アドレス 00000421H 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 P07 P06 P05 P04 P03 P02 P01 P00 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 P17 P16 P15 P14 P13 P12 P11 P10 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 P27 P26 P25 P24 P23 P22 P21 P20 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 00000000B P67 P66 P65 P64 P63 P62 P61 P60 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 00000000B P87 P86 P85 P84 P83 P82 P81 P80 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 ⎯ P96 P95 P94 ⎯ ⎯ P91 ⎯ - 000 - - 0 -B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 PA7 PA6 PA5 PA4 PA3 PA2 PA1 PA0 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 PB7 PB6 PB5 PB4 PB3 PB2 PB1 PB0 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 - - - - - 000B ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ PH2 PH1 PH0 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W PCR0 ∼ PCR2, PCR6, PCR8 ∼ PCRB, PCRH は , 対応する I/O ポートのプルアップ抵抗制御を行います。 ・ PCR = 0 のとき:プルアップ抵抗なし ・ PCR = 1 のとき:プルアップ抵抗あり 62 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・ポート機能レジスタ (PFR) PFR6 bit アドレス 00000616H PFR8 bit アドレス 00000618H PFR9 bit アドレス 00000619H PFRA1 bit アドレス 0000061AH アドレス 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 A23E A22E A21E A20E A19E A18E A17E A16E 11111111B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 ⎯ ⎯ BRQE ⎯ ⎯ 111 - - 0 - -B WR3XE WR2XE WR1XE R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 SYSE - 0000111B ⎯ WRXE BAAE ASXE ⎯ R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 CS0XE 11111111B CS7XE CS6XE CS5XE MCKE MCKEE CS4XE CS3XE CS2XE CS1XE R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W PFRB1 bit 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 0000061BH DES1 AK12 AK11 AK10 DES0 AK02 AK01 AK00 00000000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 DRDE DWRE PPE1 ⎯ ⎯ ⎯ AKH1 AKH0 000 - - - 00B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 - - 0 - - - - -B PFRB2 bit アドレス 0000061CH PFRA2 bit アドレス 0000061EH PFRG bit アドレス 00000410H PFRH bit アドレス 00000411H PFRJ bit アドレス 00000413H PFR61 bit アドレス 00000617H ⎯ ⎯ PPE2 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 SCE2 SOE2 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 00 - - - - - -B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ PPE3 ⎯ - - - - - - 0 -B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 ⎯ PPE0 SCE1 SOE1 ⎯ SCE0 SOE0 ⎯ - 000 - 00 -B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 7 6 5 4 3 2 1 0 初期値 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ TEST1 TEST0 I2CE1 I2CE0 - - - - 0000B R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W PFR6, PFR8 ∼ PFRB, PFRA2, PFRG, PFRH, PFRJ は , 対応する外部バスインタフェースやペリフェラルの出力をビット 単位で制御します。 PFR の空きビットには , 必ず “0” を書いてください。 DS07-16502-5 63 MB91301 シリーズ 3. 割込みコントローラ 割込みコントローラは , 割込み受付け / 調停処理を行います。 ・割込みコントローラのハードウェア構成 割込みコントローラは , 以下のものから構成されます。 ・ 割込み制御レジスタ (ICR) ・ 割込み優先度判定回路 ・ 割込みレベル , 割込み番号 ( ベクタ ) 発生部 ・ ホールドリクエスト取り下げ要求発生部 ・割込みコントローラの主要機能 割込みコントローラには , 主に以下のような機能があります。 ・ NMI 要求 / 割込み要求の検出 ・ 優先度判定 ( レベルおよび番号による ) ・ 判定結果の要因の割込みレベル伝達 (CPU へ ) ・ 判定結果の要因の割込み番号伝達 (CPU へ ) ・ NMI/ 割込みレベルが “11111B” 以外の割込み発生によるストップモードからの復帰指示 (CPU へ ) ・ バスマスタへのホールドリクエスト取下げ要求発生 ・ブロックダイヤグラム ウェイクアップ (LEVEL ≠ 11111B のとき “1”) UNMI 優先度判定 5 NMI 処理 レベル判定 RI00 レベル , ベクタ 発生 ICR00 ベクタ判定 HLDREQ 取下げ 要求 MHALTI 6 ICR47 RI47 (DLYIRQ) R-bus 64 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・レジスタ一覧 bit 7 6 5 4 3 2 1 0 アドレス 00000440H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 レジスタ名 ICR00 アドレス 00000441H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR01 アドレス 00000442H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR02 アドレス 00000443H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR03 アドレス 00000444H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR04 アドレス 00000445H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR05 アドレス 00000446H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR06 アドレス 00000447H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR07 アドレス 00000448H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR08 アドレス 00000449H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR09 アドレス 0000044AH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR10 アドレス 0000044BH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR11 アドレス 0000044CH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR12 アドレス 0000044DH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR13 アドレス 0000044EH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR14 アドレス 0000044FH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR15 アドレス 00000450H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR16 アドレス 00000451H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR17 アドレス 00000452H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR18 アドレス 00000453H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR19 アドレス 00000454H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR20 アドレス 00000455H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR21 アドレス 00000456H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR22 アドレス 00000457H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR23 アドレス 00000458H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR24 アドレス 00000459H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR25 アドレス 0000045AH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR26 アドレス 0000045BH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR27 アドレス 0000045CH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR28 アドレス 0000045DH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR29 アドレス 0000045EH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR30 アドレス 0000045FH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR31 (続く) DS07-16502-5 65 MB91301 シリーズ (続き) bit 7 6 5 4 3 2 1 0 アドレス 00000460H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 レジスタ名 ICR32 アドレス 00000461H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR33 アドレス 00000462H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR34 アドレス 00000463H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR35 アドレス 00000464H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR36 アドレス 00000465H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR37 アドレス 00000466H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR38 アドレス 00000467H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR39 アドレス 00000468H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR40 アドレス 00000469H ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR41 アドレス 0000046AH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR42 アドレス 0000046BH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR43 アドレス 0000046CH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR44 アドレス 0000046DH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR45 アドレス 0000046EH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR46 アドレス 0000046FH ⎯ ⎯ ⎯ ICR4 ICR3 ICR2 ICR1 ICR0 ICR47 MHALTI ⎯ ⎯ LVL4 LVL3 LVL2 LVL1 LVL0 HRCL アドレス 66 0000045H DS07-16502-5 MB91301 シリーズ 4. 外部割込み /NMI 制御部 外部割込み制御部は , NMI および INT0 ∼ INT7 に入力される外部割込み要求の制御を行うブロックです。 検出する要求のレベルとして , “H”, “L”, “ 立上りエッジ ”, “ 立下りエッジ ” から選択できます (NMI 以外 ) 。 ・ブロックダイヤグラム R-bus 8 割込み許可レジスタ 9 割込み 要求 ゲート 要因 F/F 8 エッジ検出回路 9 INT0 to INT7 NMI 割込み要因レジスタ 8 要求レベル設定レジスタ ・レジスタ一覧 外部割込み許可レジスタ (ENIR) bit 7 EN7 外部割込み要因レジスタ (EIRR) bit 15 4 3 2 1 0 EN6 EN5 EN4 EN3 EN2 EN1 EN0 14 13 12 11 10 9 8 ER5 ER4 ER3 ER2 ER1 ER0 14 13 12 11 10 9 8 LB7 LA7 LB6 LA6 LB5 LA5 LB4 LA4 7 6 5 4 3 2 1 0 LB3 LA3 LB2 LA2 LB1 LA1 LB0 LA0 要求レベル設定レジスタ (ELVR) bit 15 DS07-16502-5 5 ER6 ER7 bit 6 67 MB91301 シリーズ 5. 遅延割込みモジュール 遅延割込みモジュールは , タスク切換え用の割込みを発生するためのモジュールです。このモジュールを使用すること で , ソフトウェアで CPU に対して割込み要求の発生 / 取消しを行えます。 ・ブロックダイヤグラム R-bus DLYI 割込み要求 ・レジスタ一覧 遅延割込み制御レジスタ (DICR) bit 68 7 6 5 4 3 2 1 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DLYI DS07-16502-5 MB91301 シリーズ 6. PPG タイマ PPG タイマは , 精度の高い PWM 波形を効率良く出力できます。 MB91301 シリーズは , PPG タイマを 4 チャネル内蔵しています。 ・PPG タイマの特長 ・ 各チャネルは , 16 ビットダウンカウンタ , 周期設定用バッファ付き 16 ビットデータレジスタ , デューティ設定用バッ ファ付き 16 ビットコンペアレジスタ , 端子制御部から構成されます。 ・ 16 ビットダウンカウンタのカウントクロックは , 4 種類から選択が可能です。 内部クロック φ, φ/4, φ/16, φ/64 ・ カウンタ値は , リセット , カウンタボローで“FFFFH”に初期化できます。 ・ 各チャネルごとに PPG 出力があります。 ・ レジスタ概要 周期設定レジスタ:バッファ付き , リロード用データレジスタ デューティ設定レジスタ:バッファ付き , コンペアレジスタ バッファからの転送は , カウンタボローで行います。 ・ 端子制御概要 デューティ一致で , “1” にセット ( 優先 ) カウンタボローで , “0” にリセット 出力値固定モードがあり , オール “L” ( または “H”) を簡単に出力できます。 極性指定も可能です。 ・ 割込み要求は , 以下の組み合せから選択して発生できます。 PPG タイマ起動 カウンタボロー発生 ( 周期一致 ) デューティ一致発生 カウンタボロー発生 ( 周期一致 ) またはデューティ一致発生 上記の割込み要求によって , DMA 転送起動が可能です。 ・ ソフトウェアまたはほかのインターバルタイマで複数チャネルの同時起動が設定できます。 また , 動作中の再起動も設定可能です。 ・ 検出する要求のレベルとして “ 立上りエッジ ”, “ 立下りエッジ ”, “ 両エッジ ” から選択できます。 DS07-16502-5 69 MB91301 シリーズ ・全体ブロックダイヤグラム 16 ビットリロード タイマ ch.0 16 ビットリロード タイマ ch.1 ゼネラル コントロール レジスタ 2 ゼネラル コントロール レジスタ 1 ( 要因選択 ) 4 4 外部 TRG0-TRG3 TRG 入力 PPG タイマ ch.0 PPG0 TRG 入力 PPG タイマ ch.1 PPG1 TRG 入力 PPG タイマ ch.2 PPG2 TRG 入力 PPG タイマ ch.3 PPG3 ・1 チャネル分のブロックダイヤグラム PCSR PDUT プリスケーラ 1/1 1/4 1 / 16 1 / 64 クロック cmp ロード 16 ビット ダウンカウンタ スタート ボロー PPG マスク S 周辺系クロック PPG 出力 Q R 反転ビット イネーブル TRG 入力 エッジ検出 ソフトトリガ 70 割 込 み 選 択 IRQ DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・レジスタ一覧 bit 15 7 0 ゼネラルコントロールレジスタ 10 GCN10 GCN20 PTMR0 ch.0 タイマレジスタ PCSR0 ch.0 周期設定レジスタ PDUT0 ch.0 デューティ設定レジスタ PCNL0 PCNH0 ch.1 タイマレジスタ PCSR1 ch.1 周期設定レジスタ PDUT1 ch.1 デューティ設定レジスタ PCNL1 ch.1 コントロールステータスレジスタ PTMR2 ch.2 タイマレジスタ PCSR2 ch.2 周期設定レジスタ PDUT2 ch.2 デューティ設定レジスタ PCNL2 PCNH2 DS07-16502-5 ch.0 コントロールステータスレジスタ PTMR1 PCNH1 PCNH3 ゼネラルコントロールレジスタ 20 ch.2 コントロールステータスレジスタ PTMR3 ch.3 タイマレジスタ PCSR3 ch.3 周期設定レジスタ PDUT3 ch.3 デューティ設定レジスタ PCNL3 ch.3 コントロールステータスレジスタ 71 MB91301 シリーズ 7. 16 ビットリロードタイマ 16 ビットタイマは , 16 ビットのダウンカウンタ , 16 ビットのリロードレジスタ , 内部カウント , クロック作成用プリス ケーラ , コントロールレジスタで構成されています。 クロックソースとして内部クロック 3 種類 ( マシンクロックの 2/8/32 分周 ) , 外部イベントから選択できます。 割込みによる DMA 転送の起動が可能です。 MB91301 シリーズは , 16 ビットリロードタイマを 3 チャネル内蔵しています。 ・ブロックダイヤグラム 16 16 ビットリロードレジスタ (TMRLR) 7 リロード 16 RELD 16 ビットダウンカウンタ (TMR) UF OUT CTL. カウントイネーブル INTE R-bus UF IRQ リトリガ CNTE CSL1 クロックセレクタ TRG CSL0 EXCK 3 φ 21 φ 2 φ 3 2 5 プリスケーラ クリア IN CTL. 3 MOD0 MOD1 CLKP 入力 外部トリガ 選択 外部トリガ入力 (TI) MOD2 3 72 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・レジスタ一覧 コントロールステータスレジスタ (TMCSR) bit 15 14 13 bit 12 11 10 9 8 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ CSL1 CSL0 MOD2 MOD1 7 6 5 4 3 2 1 0 MOD0 ⎯ OUTL RELD INTE UF CNTE TRG 16 ビットタイマレジスタ (TMR) bit 15 0 16 ビットリロードレジスタ (TMRLR) bit 15 0 DS07-16502-5 73 MB91301 シリーズ 8. U-TIMER (16 bit timer for UART baud rate generation) U-TIMER は , UART のボーレートを発生するための 16 ビットタイマです。チップの動作周波数と , U-TIMER のリロー ド値の組合せで任意のボーレートを設定できます。 また , カウントアンダフローで割込みを発生するので , インターバルタイマとしても使用できます。 MB91301 シリーズは , U-TIMER を 3 チャネル内蔵しています。インターバルタイマとして使用する場合 , 2 組の U-TIMER をカスケードして使用でき , 最大 232 × φ のインタバルをカウントできます。カスケード接続できる組合せは , チャネル 0 とチャネル 1 およびチャネル 0 とチャネル 2 だけです。 ・ブロックダイヤグラム 15 0 UTIMR (reload register) load 15 0 UTIM (timer) clock underflow φ ( 周辺系クロック ) CLKP control MUX ch.0 のみ f.f. to UART under flow U-TIMER 1 74 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・レジスタ一覧 8 7 15 0 UTIM UTIMR UTIMC ・U-TIMER (UTIM) bit アドレス 000064H (ch.0) 00006CH (ch.1) 000074H (ch.2) 15 14 2 1 0 b15 b14 b2 b1 b0 R R R R R 初期値 00000000 00000000B UTIM は , タイマの値を示します。16 ビット転送命令でアクセスしてください。 ・リロードレジスタ (UTIMR) bit アドレス 15 14 000064H (ch.0) b15 b14 00006CH (ch.1) W W 000074H (ch.2) 2 1 0 b2 b1 b0 W W W 初期値 00000000 00000000B UTIMR は , UTIM がアンダフローしたときに UTIM にリロードされる値を格納するレジスタです。 16 ビット転送命令でアクセスしてください。 DS07-16502-5 75 MB91301 シリーズ 9. UART UART は , 非同期 ( 調歩同期 ) 通信またはクロック同期通信を行うためのシリアル I/O ポートで す。 MB91301 シリーズは , UART を 3 チャネル内蔵しています。 ・UART の特長 ・ 全二重ダブルバッファ ・ 非同期 ( 調歩同期 ) , クロック同期通信が可能 ・ マルチプロセッサモードのサポート ・ 完全プログラマブルボーレート:内蔵タイマにより任意のボーレートを設定可能 「8. ( U-TIMER」を参照してください ) ・ 外部クロックによる自由なボーレートの設定が可能 ・ エラー検出機能 ( パリティ, フレーミング , オーバラン ) ・ 転送信号は NRZ 符号 ・ 割込みによる DMA 転送の起動が可能 ・ DRCL レジスタへの書込み動作による DMAC の割込み要因クリア 76 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・ブロックダイヤグラム 制御信号 受信割込み (CPU ヘ ) SCK ( クロック ) 送信割込み (CPU ヘ ) 送信クロック U-TIMER より クロック 選択回路 受信クロック 外部クロック SCK SI ( 受信データ ) 受信制御回路 送信制御回路 スタートビット 検出回路 送信スタート 回路 受信ビット カウンタ 送信ビット カウンタ 受信パリティ カウンタ 送信パリティ カウンタ SO ( 送信データ ) 受信用シフタ 受信状態判定回路 送信用シフタ 受信終了 送信開始 SIDR SODR DMA 用 受信エラー発生信号 (DMAC へ ) R-bus MD1 MD0 SMR レジスタ CS0 SCKE SCR レジスタ PEN P SBL CL A/D REC RXE TXE SSR レジスタ PE ORE FRE RDRF TDRE BDS RIE TIE 制御信号 DS07-16502-5 77 MB91301 シリーズ ・レジスタ一覧 8 7 15 0 SCR SMR (R/W) SSR SIDR (R)/SODR (W) (R/W) DRCL (W) 8 ビット 8 ビット シリアルインプットデータレジスタ シリアルアウトプットデータレジスタ (SIDR/SODR) 7 6 5 4 bit D7 D6 シリアルステータスレジスタ (SSR) 7 6 bit PE シリアルモードレジスタ (SMR) 7 bit MD1 DRCL レジスタ (DRCL) bit 78 D4 3 2 1 0 D3 D2 D1 D0 5 4 3 2 1 0 ORE FRE RDRF TDRE BDS RIE TIE 6 5 4 3 2 1 0 MD0 ⎯ ⎯ CS0 ⎯ SCKE ⎯ 5 4 3 2 1 0 SBL CL A/D REC RXE TXE シリアルコントロールレジスタ (SCR) 7 6 bit PEN D5 P 7 6 5 4 3 2 1 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DS07-16502-5 MB91301 シリーズ 10.A/D コンバータ ( 逐次比較型 ) A/D コンバータは , 逐次比較変換方式でアナログ入力電圧をデジタル値に変換するモジュールです。 ・A/D コンバータの特長 ・ 周辺クロック (CLKP) 140 クロックサイクル ・ 最小変換時間:4.1 μs/ チャネル ( マシンクロック 34 MHz 時= CLKP) ・ サンプル & ホールド回路内蔵 ・ 分解能:10 ビット ・ アナログ入力は 4 チャネルからプログラムで選択 シングル変換モード:1 チャネルを選択変換 スキャン変換モード:連続した複数のチャネルを変換。最大 4 チャネルプログラム可能 ・ 動作モードとして , 3 モードから選択可能 単発変換モード:指定チャネルを 1 回変換し停止 連続変換モード:指定チャネルを繰返し変換 停止変換モード:1 チャネルを変換したら一時停止して次の起動がかかるまで待機 ( 変換開始の同期が可能 ) ・ 割込みによる DMA 転送の起動が可能 ・ 起動要因は , ソフトウェア , 外部トリガ ( 立下りエッジ ) , リロードタイマ ( 立上りエッジ ) から選択 ・ブロックダイヤグラム AVCC AVRH AVSS AVR 内部電圧発生器 サンプル & ホールド回路 AN1 AN2 AN3 入 力 ス イ ッ チ 逐次比較レジスタ データレジスタ (ADCR) 上位 8 ビット COPY R-bus AN0 データレジスタ (ADCR0 ∼ ADCR3:8 bit) チャネルデコーダ タイミング発生回路 クロック (CLKP) AD 制御レジスタ (ADCS) プリスケーラ ATG ( 外部端子トリガ ) リロードタイマ ch.2 ( 内部接続 ) DS07-16502-5 79 MB91301 シリーズ ・レジスタ一覧 コントロールステータスレジスタ (ADCS) bit 15 14 bit データレジスタ (ADCR) bit bit 12 11 10 9 8 CRF STS1 STS0 STRT ⎯ BUSY INT INTE 7 6 5 4 3 2 1 0 MD1 MD0 ANS2 ANS1 ANS0 ANE2 ANE1 ANE0 15 14 13 12 11 10 9 8 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 7 6 5 4 3 2 1 0 5 4 3 2 1 0 5 4 3 2 1 0 変換結果レジスタ (ADCR0 ∼ ADCR3) bit 7 6 7 80 13 6 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ 11.DMAC (DMA コントローラ ) DMA コントローラは , FR ファミリデバイスで DMA (Direct Memory Access) 転送を実現するためのモジュールです。 DMA コントローラの制御による DMA 転送により , CPU を介さずに各種データ転送の高速化が可能となり , システム のパフォーマンスを増加させます。 ・ハードウェア構成 ・ 独立した DMA チャネル× 5 チャネル ・ 5 チャネル独立アクセス制御回路 ・ 32 ビットアドレスレジスタ ( リロード指定可:各チャネル 2 本 ) ・ 16 ビット転送回数レジスタ ( リロード指定可:各チャネル 1 本 ) ・ 4 ビットブロック回数レジスタ ( 各チャネル 1 本 ) ・ 外部転送要求入力端子 DREQ0, DREQ1 (ch.0, ch.1 だけ ) ・ 外部転送要求受付け出力端子 DACK0, DACK1 (ch.0, ch.1 だけ ) ・ DMA 終了出力端子 DEOP0, DEOP1 (ch0, ch.1 だけ ) ・ フライバイ転送 (memory to I/O , I/O to memory) (ch.0, ch.1 だけ ) ・ 2 サイクル転送 ・DMA コントローラ主要機能 ・ 複数チャネルの独立したデータ転送が可能 (5 チャネル ) (1) 優先順位 (ch.0 > ch.1 > ch.2 > ch.3 > ch.4) (2) ch.0- ch.1 間にて順位回転が可能 (3) DMAC 起動要因 ・外部専用端子入力 ( エッジ検出 / レベル検出 ch.0, ch.1 だけ ) ・内蔵周辺要求 ( 割込み要求を共用:外部割込み含む ) ・ソフトウェア要求 ( レジスタ書込み ) (4) 転送モード ・ディマンド転送 / バースト転送 / ステップ転送 / ブロック転送 アドレシングモード 32 ビットフルアドレス指定 ( 増加 / 減少 / 固定 ) ( アドレス増減幅は− 255 ∼+ 255 まで指定可能 ) ・データの種類 バイト / ハーフワード / ワード ・シングルショット / リロード選択可能 DS07-16502-5 81 MB91301 シリーズ ・ブロックダイヤグラム カウンタ DMA 起動 要因選択回路 & 要求受付け制御 セレクタ ライト バック バッファ DTC 2 段レジスタ DTCR カウンタ バッファ アド レス 82 DSS [3:0] 優先度回路 セレクタ IRQ 割込みコントローラへ [4:0] ERIR, EDIR MCLREQ BLK レジスタ 周辺割込みクリア 状態遷移回路 TYPE, MOD, WS DDNO レジスタ DMA コントロール セレクタ カウンタバッファ カウンタバッファ アク セス アドレスカウンタ バス コント ローラ へ バス制御部 DDNO 外部端子起動要求 / 停止入力 X-bus セレクタ リード / ライト制御 DSAD 2 段レジスタ SDAM, SASZ [7:0] SADR DDAD 2 段レジスタ DADM, DASZ [7:0] DADR ライトバック セレクタ リード ライト ペリフェラル起動要求 / 停止入力 バス制御部 バスコントローラへ DMA 転送要求 ライトバック DMAC 5 チャネルブロックダイヤグラム DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・レジスタ一覧 ch.0 コントロールステータス 〃 〃 ch.1 コントロールステータス 〃 〃 ch.2 コントロールステータス 〃 〃 ch.3 コントロールステータス 〃 〃 ch.4 コントロールステータス 〃 〃 ch.0 転送元アドレスレジスタ 転送先 〃 〃 ch.1 転送元アドレスレジスタ 〃 転送先 〃 〃 ch.2 転送元アドレスレジスタ 〃 転送先 〃 〃 ch.3 転送元アドレスレジスタ 〃 転送先 〃 〃 ch.4 転送元アドレスレジスタ 〃 転送先 〃 DS07-16502-5 24 23 16 15 8 7 0 bit 31 24 23 16 15 8 7 0 レジスタ A DMACA1 0000208H レジスタ B DMACB1 000020CH レジスタ A DMACA2 0000210H レジスタ B DMACB2 0000214H レジスタ A DMACA3 DMACB3 レジスタ B DMACA4 レジスタ A DMACB4 レジスタ B 0000218H 000021CH 0000220H 0000224H DMACR 0000240H 全体制御レジスタ 〃 bit 31 レジスタ A DMACA0 0000200H レジスタ B DMACB0 0000204H 〃 DMASA0 0001000H DMADA0 0001004H DMASA1 0001008H DMADA1 000100CH DMASA2 0001010H DMADA2 0001014H DMASA3 0001018H DMADA3 000101CH DMASA4 0001020H DMADA4 0001024H 83 MB91301 シリーズ 12.I2C インタフェース I2C インタフェースは , INTER IC BUS をサポートするシリアル I/O ポートで , I2C バスの上のマスタ / スレーブデバイス として動作し , 以下の特長があります。 ・ マスタ / スレーブ送受信 ・ アビトレーション機能 ・ クロック同期化機能 ・ スレーブアドレス / ゼネラルコールアドレス検出機能 ・ 転送方向検出機能 ・ 反復「START」条件発生および検出機能 ・ バスエラー検出機能 ・ 10 ビット / 7 ビットスレーブアドレス ・ マスタモード時スレーブアドレス受信アクノリッジ制御 ・ 複合スレーブアドレス対応 ・ 送信 , バスエラー時に割込み可能 ・ 標準モード ( 最大 100 Kbps) / 高速モード ( 最大 400 Kbps) に対応 84 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・ブロックダイヤグラム (1 ch 分 ) ICCR I2C 動作許可 EN IDBL DBL クロック許可 CLKP ICCR クロック分周 2 2 3 4 5 32 CS4 CS3 CS2 CS1 CS0 IBSR BB RSC LRB クロック選択 2 (1/12) シフトクロック発生 シフトクロック エッジ変化タイミング バスビジィ リピートスタート Last Bit スタート・ストップ コンディション検出 送/受 TRX エラー First Byte ADT アビトレーション ロスト検出 AL R-bus Sync IBCR BER SCL0/1 BEIE 割込み要求 INTE IRQ SDA0/1 INT IBCR SCC MSS ACK GCAA 終了 スタート マスタ ACK 許可 スタート・ストップ コンディション発生 GC − ACK 許可 IDAR IBSR スレーブ AAS グローバルコール GCA スレーブ アドレス比較 ISMK FNSB ITMK ENTB RAL ITBA DS07-16502-5 ITMK ISBA ISMK 85 MB91301 シリーズ ・レジスタ一覧 ・バスコントロールレジスタ (IBCR0/1) アドレス: 000094H/0000B4H 初期値=> 15 14 13 12 11 10 9 8 BER BEIE SCC MSS ACK GCAA INTE INT R/W R/W W R/W R/W R/W R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0 7 6 5 4 3 2 1 0 BB RSC AL LRB TRX AAS GCA ADT R R R R R R R R 0 0 0 0 0 0 0 0 ・バスステータスレジスタ (IBSR0/1) アドレス: 000095H/0000B5H 初期値=> ・10 ビットスレーブアドレスレジスタ (ITBA0/1) アドレス: 000096H/0000B6H 初期値=> アドレス: 000097H/0000B7H 初期値=> 15 14 13 12 11 10 9 8 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ TA9 TA8 R R R R R R R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0 7 6 5 4 3 2 1 0 TA7 TA6 TA5 TA4 TA3 TA2 TA1 TA0 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0 ・10 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ (ITMK0/1) アドレス: 000098H/0000B8H 初期値=> アドレス: 000099H/0000B9H 初期値=> 15 14 13 12 11 10 9 8 ENTB RAL ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ TM9 TM8 R/W R R R R R R/W R/W 0 0 1 1 1 1 1 1 7 6 5 4 3 2 1 0 TM7 TM6 TM5 TM4 TM3 TM2 TM1 TM0 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 1 1 1 1 1 1 1 1 ・7 ビットスレーブアドレスレジスタ (ISBA0/1) アドレス: 00009BH/0000BBH 初期値=> 7 6 5 4 3 2 1 0 ⎯ SA6 SA5 SA4 SA3 SA2 SA1 SA0 R R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0 ・7 ビットスレーブアドレスマスクレジスタ (ISMK0/1) アドレス: 00009AH/0000BAH 初期値=> 15 14 13 12 11 10 9 8 ENSB SM6 SM5 SM4 SM3 SM2 SM1 SM0 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 0 1 1 1 1 1 1 1 (続く) 86 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (続き) ・データレジスタ (IDAR0/1) アドレス: 00009DH/0000BDH 初期値=> 7 6 5 4 3 2 1 0 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 0 0 0 0 0 0 0 0 ・クロックコントロールレジスタ (ICCR0/1) アドレス: 00009EH/0000BEH 初期値=> 15 14 13 12 11 10 9 8 TEST ⎯ EN CS4 CS3 CS2 CS1 CS0 W R R/W R/W R/W R/W R/W R/W 0 0 0 1 1 1 1 1 ・クロックディセーブルレジスタ (IDBL0/1) アドレス: 00009FH/0000BFH 初期値=> DS07-16502-5 7 6 5 4 3 2 1 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DBL R R R R R R R R/W 0 0 0 0 0 0 0 0 87 MB91301 シリーズ 13.16 ビットフリーランタイマ 16 ビットフリーランタイマは 16 ビットのアップカウンタ , コントロール・ステータスレジスタより構成されています。 本タイマのカウント値はアウトプットコンペア , インプットキャプチャの基本時間 ( ベースタイマ ) として使用できます。 ・ カウントクロックは 4 種類から選択可能です。 ・ カウンタオーバーフローにより割込み発生できます。 ・ モード設定により , アウトプットコンペアのコンペアレジスタ 0 の値との一致によるカウンタの初期化が可能です。 88 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・ブロックダイヤグラム 割込み ECLK IVF IVFE STOP MODE CLR CLK1 CLK0 分周器 φ F−bus FRCK クロック選択 16 ビットフリーランタイマ (TCDT) クロック 内部回路へ (T15 ∼ T00) コンパレータ 0 ・レジスタ一覧 DS07-16502-5 15 14 13 12 11 10 9 8 T15 T14 T13 T12 T11 T10 T9 T8 7 6 5 4 3 2 1 0 T07 T06 T05 T04 T03 T02 T01 T00 7 6 5 4 3 2 1 0 ECLK IVF IVFE STOP MODE CLR CLK1 CLK0 タイマデータレジスタ上位 (TCDT) タイマデータレジスタ下位 (TCDT) タイマコントロール ステータスレジスタ下位 (TCCS) 89 MB91301 シリーズ 14.インプットキャプチャ 本モジュールは外部から入力された信号の立上りエッジ , 立下りエッジまたは両エッジを検出して , そのときの 16 ビッ トフリーランタイマ値をレジスタに保持する機能を持っています。また , エッジ検出時に割込みを発生することが出来ま す。 インプットキャプチャは , インプットキャプチャデータレジスタ , コントロールレジスタで構成されています。 各インプットキャプチャは , それぞれに対応した外部入力端子を持っています。 ・外部入力の有効エッジを 3 種類から選択可能です。 立上りエッジ 立下りエッジ 両エッジ ・外部入力有効エッジを検出したときに割込みを発生できます。 90 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・ブロックダイヤグラム 16 ビットタイマカウント値 (T15 ∼ T00) R-bus キャプチャデータレジスタ ch (0, 2) ICU0, ICU2 入力端子 エッジ検出 EG11 EG10 EG01 EG00 EG31 EG30 EG21 EG20 16 ビットタイマカウント値 (T15 ∼ T00) キャプチャデータレジスタ ch (1, 3) ICU1, ICU3 入力端子 エッジ検出 ICP1 ICP0 ICE1 ICE0 ICP3 ICP2 ICE3 ICE2 割込み 割込み ・レジスタ一覧 DS07-16502-5 15 14 13 12 11 10 9 8 CP15 CP14 CP13 CP12 CP11 CP10 CP09 CP08 7 6 5 4 3 2 1 0 CP07 CP06 CP05 CP04 CP03 CP02 CP01 CP00 7 6 5 4 3 2 1 0 ICP3 ICP2 ICE3 ICE2 EG31 EG30 EG21 EG20 7 6 5 4 3 2 1 0 ICP1 ICP0 ICE1 ICE0 EG11 EG10 EG01 EG00 インプットキャプチャ データレジスタ上位 (IPCP) インプットキャプチャ データレジスタ下位 (IPCP) キャプチャコント ロールレジスタ (ICS23) キャプチャコント ロールレジスタ (ICS01) 91 MB91301 シリーズ 15.クロック生成 MB91301 シリーズの内部動作クロックは以下のように生成されます。 ・ ソースクロックの選択:クロックの供給源を選択します。 ・ ベースクロックの生成:ソースクロックを 2 分周または PLL 発振させ , 基本クロックを生成します。 ・ 各内部クロックの生成:ベースクロックを分周し , 各部に供給する動作クロックを生成します。 ・ブロックダイヤグラム [ クロック生成部 ] R-bus DIVR0, 1 レジスタ CPU クロック分周 セレ クタ 周辺クロック分周 セレ クタ 外部バスクロック分周 セレ クタ CPU クロック (CLKB) 停 止 制 御 周辺クロック (CLKP) 外部バス クロック (CLKT) CLKR レジスタ X0 X1 発振 回路 内部割込み PLL 1/2 セ レ ク タ [ ストップ・スリープ 制御部 ] 内部リセット ストップ状態 STCR レジスタ 状態 遷移 制御 回路 スリープ状態 リセット発生 F/F 内部リセット (RST) リセット発生 F/F 内部リセット (INIT) [ リセット要因回路 ] INIT 端子 RSRR レジスタ [ ウオッチドッグ制御部 ] ウオッチドッグ F/F タイマベースカウンタ CTBR レジスタ カウントクロック セレクタ TBCR レジスタ 割込み許可 92 オーバフロー検出 F/F タイムベースタイマ 割込み要求 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・レジスタ一覧 ・RSRR:リセット要因レジスタ / ウオッチドッグタイマ制御レジスタ bit 15 14 13 12 11 10 9 8 INIT ⎯ WDOG ⎯ SRST ⎯ WT1 WT0 R R R R R R R/W R/W 初期値 (INIT 端子 ) 1 0 0 0 0 0 0 0 初期値 (INIT) − 0 − X X − 0 0 初期値 (RST) X X X − − X 0 0 ・STCR:スタンバイ制御レジスタ bit 7 6 5 4 3 2 1 0 STOP SLEEP HIZ SRST OS1 OS0 ⎯ OSCD1 R/W R/W R/W R/W R/W R/W ⎯ R/W 初期値 (INIT 端子 ) 0 0 1 1 0 0 − 1 初期値 (INIT) 0 0 1 1 X X − 1 初期値 (RST) 0 0 X 1 X X − X ・TBCR:タイムベースカウンタ制御レジスタ bit 15 14 13 12 11 10 9 8 アドレス:00000480H アドレス:00000481H TBIF TBIE TBC2 TBC1 TBC0 ⎯ SYNCR SYNCS R/W R/W R/W R/W R/W ⎯ R/W R/W 初期値 (INIT) 0 0 X X X − 0 0 初期値 (RST) 0 0 X X X − X X 5 4 3 2 1 0 アドレス:00000482H ・CTBR:タイムベースカウンタクリアレジスタ bit 7 6 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 W W W W W W W W 初期値 (INIT) X X X X X X X X 初期値 (RST) X X X X X X X X 14 13 12 11 10 9 8 ⎯ PLL1S2 PLL1S1 PLL1S0 ⎯ PLL1EN CLKS1 CLKS0 ⎯ R/W R/W R/W ⎯ R/W R/W R/W 初期値 (INIT) − 0 0 0 − 0 0 0 初期値 (RST) − X X X − X X X アドレス:00000483H ・CLKR:クロックソース制御レジスタ bit 15 アドレス:00000484H (続く) DS07-16502-5 93 MB91301 シリーズ (続き) ・DIVR0:基本クロック分周設定レジスタ 0 bit 15 14 13 12 11 10 9 8 B3 B2 B1 B0 P3 P2 P1 P0 R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W R/W 初期値 (INIT) 0 0 0 0 0 0 1 1 初期値 (RST) X X X X X X X X ・DIVR1:基本クロック分周設定レジスタ 1 bit 7 6 5 4 3 2 1 0 アドレス:00000486H T3 T2 T1 T0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ R/W R/W R/W R/W ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ 初期値 (INIT) 0 0 0 0 − − − − 初期値 (RST) X X X X − − − − アドレス:00000487H −:要因により変化します。 X:初期化されません。 94 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 (VSS = AVSS = 0 V) 項 目 記 号 電源電圧 VCC アナログ電源電圧 AVCC アナログ基準電圧 AVRH, AVRL 定 格 値 単 位 備 考 最 小 最 大 VSS − 0.5 VSS + 4.0 V *1 VSS − 0.5 VSS + 4.0 V *2 VSS − 0.5 AVCC V *2 入力電圧 VI VSS − 0.3 VCC + 0.3 V アナログ端子入力電圧 VIA VSS − 0.3 AVCC + 0.3 V 出力電圧 VOH VSS − 0.3 VCC + 0.3 V “L” レベル最大出力電流 IOL ⎯ 10 mA *3 “L” レベル平均出力電流 IOLAV ⎯ 8 mA *4 “L” レベル最大総出力電流 ΣIOL ⎯ 100 mA “L” レベル平均総出力電流 ΣIOLAV ⎯ 50 mA *5 “H” レベル最大出力電流 IOH ⎯ − 10 mA *3 “H” レベル平均出力電流 IOHAV ⎯ −4 mA *4 “H” レベル最大総出力電流 ΣIOH ⎯ − 50 mA “H” レベル平均総出力電流 ΣIOHAV ⎯ − 20 mA 消費電力 PD ⎯ 1000 mW 動作温度 Ta 0 + 70 °C 保存温度 TSTG − 55 + 150 °C *5 * 1:VCC は VSS − 0.3 V より低くなってはいけません。 * 2:電源投入時など AVCC, AVRH, AVRL は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。AVRH, AVRL は AVCC を超えてはいけ ません。AVRL は AVRH を超えてはいけません。 * 3:最大出力電流は , 該当する端子一本のピーク値を規定します。 * 4:平均出力電流は , 該当する端子一本に流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 * 5:平均総出力電流は , 該当する端子全てに流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。 <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 DS07-16502-5 95 MB91301 シリーズ 2. 推奨動作条件 (VSS = AVSS = 0 V) 項 目 記 号 規 格 値 最 小 最 大 単位 電源電圧 VCC 3.0 3.6 V アナログ電源電圧 AVCC VSS + 3 3.6 V AVRH AVSS AVCC V AVRL AVSS AVRH V Ta 0 + 70 °C アナログ基準電圧 動作温度 備 考 通常動作時 <電源投入時の注意事項> ・ 3 V 系電源投入時は電源立上りの傾き (ΔV/Δt) の Max は 0.05 V/μs にしてください。 ・ 3 V 系電源安定後 , 2.5 V 系の電源が安定するまで約 100 μs かかりますので , その間 INIT を入れ続けてください。 <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 96 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ 3. 直流規格 (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 記号 端子 条 件 VIH 非ヒステリシ ス入力端子 VIHS 規 格 値 単位 最 小 標 準 最 大 ⎯ 2.0 ⎯ VCC + 0.3 V ヒステリシス 入力端子 ⎯ 0.8 × VCC ⎯ VCC + 0.3 V VIL 非ヒステリシ ス入力端子 ⎯ VSS ⎯ 0.8 V VILS ヒステリシス 入力端子 ⎯ VSS ⎯ 0.2 × VCC V “H” レベル 出力電圧 VOH 全出力端子 VCC = 3.0 V IOH =− 4.0 mA VCC − 0.4 ⎯ VCC V “L” レベル 出力電圧 VOL 全出力端子 VCC = 3.0 V IOL = 4.0 mA VSS ⎯ 0.4 V −5 ⎯ +5 μA 10 25 120 kΩ “H” レベル 入力電圧 “L” レベル 入力電圧 入力リーク 電流 (Hi-Z 出力 リーク電流 ) ILI プルアップ 抵抗値 RUP VCC = 3.6 V 全入力端子* 0.45 V < VI < VCC Pull up 設定端子 ヒステリシス 入力 ヒステリシス 入力 fC = 17 MHz VCC = 3.6 V ⎯ 120 150 mA (4 逓倍 ) CLKB:68 MHz, CLKT:68 MHz, CLKP:34 MHz 動作時 ICCS fC = 17 MHz VCC = 3.6 V ⎯ 50 90 mA スリープ時 CLKP:34 MHz 動作時 ICCH Ta =+ 25 °C VCC = 3.6 V ⎯ 200 700 μA ストップ時 ⎯ 5 15 pF ICC VCC 電源電流 入力容量 VCC = 3.6 V VI = 0.45 V 備 考 CIN VCC VSS AVCC AVSS AVRH AVR ⎯ 以外 *:X0, X1, およびプルアップ抵抗内蔵端子 (INIT, TRST) , PCR によるプルアップ有効時の端子を除きます。 DS07-16502-5 97 MB91301 シリーズ 4. 交流規格 (1) クロックタイミング規格 (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 記号 端子 fC X0, X1 クロックサイクルタイム tC X0, X1 クロック周波数 (2) fC X0, X1 クロック周波数 (1) 条件 fCPP ⎯ 単位 備 考 17 MHz ⎯ 58.8 ns PLL 系 ( 自励発振 17 MHz PLL 経由 4 逓倍で内部最高 68 MHz 動作 ) 10 34 MHz 自励発振 (1/2 分周入力 ) 0.78 * 68 MHz CPU 系 0.78 * 34 MHz 周辺系 0.78 * 68 MHz 外部バス系 最小 最大 12.5 ⎯ ⎯ fCP 内部動作クロック周波数 規 格 値 ⎯ fCPT tCP 内部動作 クロックサイクルタイム tCPP 14.7 ⎯ ⎯ 29.4 tCPT 14.7 1280 * ns CPU 系 1280 * ns 周辺系 1280 * ns 外部バス系 *:X0 にクロック周波数の最小値 12.5 MHz を入力して , 発振回路の PLL 系かつギア 1/16 を使用した場合の値です。 ・クロックタイミング規格測定条件 tC 出力端子 0.8 VCC C = 50 pF ・動作保証範囲 VCC (V) 動作保証範囲 (Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 電 源 3.6 fCPP は網かけの範囲となります。 3.0 0 0.78 34 68 fCP / fCPP (MHz) 内部動作クロック 98 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・外部 / 内部クロック設定可能範囲 fcp, fCPT MHz 70 68 5 逓倍 (CPU) 4 逓倍 (CPU) 60 50 3 逓倍 (CPU) 48 40 fCPP 34 4 逓倍・2 分周 (CPU, 周辺 ) 5 逓倍・2 分周 (CPU, 周辺 ) 30 3 逓倍・2 分周 (CPU, 周辺 ) 24 22.7 4 逓倍・3 分周 (CPU, 周辺 ) 5 逓倍・3 分周 (CPU, 周辺 ) 20 17 4 逓倍・4 分周 (CPU, 周辺 ) 10 1/2 分周系 5 0 0 10 20 PLL 系 12.5 17 fc MHz 30 外部クロック , 自励発振 34 (注意事項)・PLL を使用する場合は , 外部クロック入力は 12.5 MHz ∼ 17 MHz の範囲で使用してください。 ・PLL の発振安定時間> 300 μs としてください。 ・内部クロックのギア設定は「 (1) クロックタイミング規格」の表の数値内になるようにしてください。 DS07-16502-5 99 MB91301 シリーズ (2) クロック出力タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 記号 端子 サイクル時間 tCYC SYSCLK, MCLK SYSCLK ↑→ SYSCLK ↓ tCHCL SYSCLK, MCLK SYSCLK ↓→ SYSCLK ↑ tCLCH SYSCLK, MCLK 規 格 値 条件 ⎯ 単位 備 考 最 小 最 大 tCPT ⎯ ns *1 1 tCYC − 2.35 2 1 tCYC + 2.65 2 ns *2 1 tCYC − 2.35 2 1 tCYC + 2.65 2 ns *3 tCYC tCHCL SYSCLK MCLK tCLCH VOH VOH VOL * 1:tCYC はギア周期を含む 1 クロックサイクルの周波数です。 * 2:本規格はギア周期× 1 の場合の値です。 ギア周期 1/2, 1/4, 1/8 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ 1/2, 1/4, 1/8 を代入して計算してください。 最小:(1 / 2 × 1 / n) × tCYC − 2.35 最大:(1 / 2 × 1 / n) × tCYC + 2.65 * 3:本規格はギア周期× 1 の場合の値です。 最小:(1 / 2 × 1 / n) × tCYC − 2.35 最大:(1 / 2 × 1 / n) × tCYC + 2.65 (3) リセット入力規格 , ツールリセット入力規格 (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 記号 端子 規 格 値 条件 INIT 入力時間 ( 電源投入時 ) INIT 入力時間 ( 電源投入時以外 ) tINTL INIT, TRST ⎯ INIT 入力時間 ( ストップ復帰時 ) 単位 最小 最大 20 + α ⎯ μs tCP × 5 ⎯ ns 20 + α ⎯ μs 備 考 tINTL INIT TRST 100 0.2 VCC DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (4) 通常バスアクセス リード / ライト動作 (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 CS0 ∼ CS7 セットアップ CS0 ∼ CS7 ホールド 記号 規 格 値 最小 最大 単位 SYSCLK, 3 ⎯ ns tCHCSH CS0 ∼ CS7 3 tCYC / 2 + 4 ns 3 ⎯ ns 4 ⎯ ns 5 ⎯ ns 3 tCYC / 2 + 4 ns tCYC / 2 − 5 ⎯ ns tCYC / 2 − 7 ⎯ ns tASWL tASRL tCHAX アドレスホールド 条件 tCSLCH tASCH アドレスセットアップ 端子 tWHAX tRHAX SYSCLK, A23 ∼ A00 WR0 ∼ WR3, A23 ∼ A00 RD, A23 ∼ A00 SYSCLK, A23 ∼ A00 WR0 ∼ WR3, A23 ∼ A00 RD, A23 ∼ A00 有効アドレス→ 有効データ入力時間 tAVDV A23 ∼ A00, D31 ∼ D00 ⎯ 3 / 2 × tCYC − 11 ns WR0 ∼ WR3 遅延時間 tCHWL SYSCLK, WR, ⎯ 6 ns WR0 ∼ WR3 遅延時間 tCHWH WR0 ∼ WR3 ⎯ 6 ns WR0 ∼ WR3 最小パルス幅 tWLWH tCYC − 5 ⎯ ns データセットアップ → WRx ↑ tDSWH WR, tCYC ⎯ ns WRx ↑→ データホールド時間 tWHDX WR0 ∼ WR3, D31 ∼ D00 5 ⎯ ns RD 遅延時間 tCHRL ⎯ 6 ns RD 遅延時間 tCHRH ⎯ 10 ns RD ↓→ 有効データ入力時間 tRLDV ⎯ tCYC − 10 ns データセットアップ → RD ↑時間 tDSRH 10 ⎯ ns RD ↑→ データホールド時間 tRHDX 0 ⎯ ns RD 最小パルス幅 tRLRH RD tCYC − 5 ⎯ ns AS セットアップ tASLCH tCYC / 2 − 6 ⎯ ns AS ホールド tCHASH SYSCLK, AS 3 ⎯ ns UUB, ULB, LUB, LLB セット アップ tBLCH tCYC / 2 − 6 ⎯ ns UUB, ULB, LUB, LLB ホールド tCHBH SYSCLK, UUB/ULB, LUB/LLB 3 ⎯ ns WR, WR0 ∼ WR3 SYSCLK, RD RD, D31 ∼ D00 ⎯ 備 考 * * *:自動ウエイト挿入や RDY 入力でバスを延ばしている場合には , (tCYC ×延ばしたサイクル数 ) の時間を本規格に 追加してください。 DS07-16502-5 101 MB91301 シリーズ tCYC BA1 MCLK SYSCLK VOH VOH VOH tASLCH VOH tCHASH VOH AS (LBA) VOL tCSLCH tCHCSH VOH to VOL tASCH to tCHAX VOH VOL VOH VOL tCHRH tCHRL tRLRH RD VOH VOL tASRL tRHAX tRHDX tRLDV tDSRH tAVDV D31 to D00 VOH VOL tCHWL VOH VOL tCHWH tWLWH WR0 to WR3 WR (WR-control 時 ) VOH tASWL VOL tWHAX tWHDX tDSWH D31 to D00 VOH VOL tBLCH VOH VOL ライト tCHBH WR0 to WR3 (UUB, ULB, LUB, LLB) (WR-control 時 ) 102 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (5) BAA タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 記号 端子 条件 BAA セットアップ tCHBAH BAA ホールド tCHBAL SYSCLK, BAA ⎯ 規 格 値 単位 最小 最大 tCYC / 2 − 6 ⎯ ns 3 ⎯ ns 備 考 tCYC VOH VOH MCLK SYSCLK tCHBAL tCHBAH BAA DS07-16502-5 103 MB91301 シリーズ (6) レディ入力タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 記号 端子 条件 RDY セットアップ時間 → SYSCLK ↓ tRDYS SYSCLK, RDY SYSCLK ↓→ RDY ホールド時間 tRDYH SYSCLK, RDY 規 格 値 単位 最小 最大 ⎯ 10 ⎯ ns ⎯ 0 ⎯ ns 備 考 tCYC SYSCLK MCLK VOH VOL tRDYS RDY ウェイトを かけるとき RDY ウェイトを かけないとき 104 VOH VOL tRDYS tRDYH tRDYH VOH VOL VOH VOL VOH VOH VOL VOL DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (7) ホールドタイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 記号 端子 BGRNT 遅延時間 tCHBGL BGRNT 遅延時間 tCHBGH SYSCLK, BGRNT 端子フローティング → BGRNT ↓時間 tXHAL BGRNT ↑→端子有効時間 tHAHV 条件 ⎯ BGRNT, 各端子 規 格 値 単位 最小 最大 ⎯ 6 ns ⎯ 6 ns tCYC − 10 tCYC + 10 ns tCYC − 10 tCYC + 10 ns 備 考 (注意事項)BRQ が取り込まれてから , BGRNT が変化するまで 1 サイクル以上あります。 tCYC SYSCLK MCLK VOH VOH VOH VOH BRQ tCHBGH tCHBGL BGRNT VOH VOL tXHAL 各端子 DS07-16502-5 tHAHV ハイインピーダンス 105 MB91301 シリーズ (8) SDRAM タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 記 号 出力クロックサイクルタイム tCYCSD “H” レベルクロックパルス幅 tCHSD “L” レベルクロックパルス幅 tCLSD MCLKO ↑→出力遅延時間 tODSDCKE 出力ホールド時間 tOHSDCKE MCLKO ↑→出力遅延時間 tODSDRAS 出力ホールド時間 tOHSDRAS MCLKO ↑→出力遅延時間 tODSDCAS 出力ホールド時間 tOHSDCAS MCLKO ↑→出力遅延時間 tODSDWE 出力ホールド時間 tOHSDWE MCLKO ↑→出力遅延時間 tODSDCS 出力ホールド時間 tOHSDCS MCLKO ↑→出力遅延時間 tODSDA 出力ホールド時間 tOHSDA MCLKO ↑→出力遅延時間 tODSDDQM 出力ホールド時間 tOHSDDQM MCLKO ↑→出力遅延時間 tODSDD 出力ホールド時間 tOHSDD データ入力セットアップ時間 tISSDD データ入力ホールド時間 tIHSDD 106 端子 MCLK 条件 ⎯ MCLKE SRAS SCAS SWE CS6, CS7 ⎯ A00 ∼ A15 DQMUU, DQMUL, DQMLU, DQMLL D00 ∼ D31 D00 ∼ D31 ⎯ 規 格 値 単位 最小 最大 ⎯ 68 MHz 5 ⎯ ns 5 ⎯ ns ⎯ 11 ns 2 ⎯ ns ⎯ 11 ns 2 ⎯ ns ⎯ 11 ns 2 ⎯ ns ⎯ 11 ns 2 ⎯ ns ⎯ 11 ns 2 ⎯ ns ⎯ 11 ns 2 ⎯ ns ⎯ 11 ns 2 ⎯ ns ⎯ 11 ns 2 ⎯ ns 4 ⎯ ns 2 ⎯ ns 備考 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ tCYCSD MCLKO tCHSD tCLSD MCLKO tODSDCKE tODSDRAS tODSDCAS tODSDWE tODSDCS tODSDA tODSDDQM MCLKE SRAS SCAS SWE CS6 CS7 A00 to A15 DQMUU DQMUL DQMLU DQMLL tOHSDCKE tOHSDRAS tOHSDCAS tOHSDWE tOHSDCS tOHSDA tOHSDDQM tODSDD D00 ∼ D31 出力 tOHSDD D00 ∼ D31 入力 tISSDD DS07-16502-5 tIHSDD 107 MB91301 シリーズ (9) UART タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 記号 端子 シリアルクロックサイクル タイム tSCYC SCK0 ∼ SCK2 SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK2, SOT0 ∼ SOT2 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 SCK ↑ →有効 SIN ホールド時 間 tSHIX シリアルクロック “H” パルス幅 条件 規 格 値 単位 最小 最大 8 tCYCP ─ ns − 80 + 80 ns 100 ― ns SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 60 ― ns tSHSL SCK0 ∼ SCK2 4 tCYCP ― ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK0 ∼ SCK2 4 tCYCP ― ns SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK2, SOT0 ∼ SOT2 ― 150 ns 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 60 ― ns SCK ↑→有効 SIN ホールド時間 tSHIX SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 60 ─ ns 内部 シフト ロック モード 外部 シフト ロック モード 備 考 (注意事項)・クロック同期モード時の交流規格です。 ・tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 108 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC SCK0 to SCK2 VOH VOL VOL tSLOV VOH VOL SOT0 to SOT2 tIVSH tSHIX VOH VOL VOH VOL SIN0 to SIN2 ・外部シフトクロックモード tSLSH tSHSL VOH SCK0 to SCK2 VOL VOL VOL tSLOV SOT0 to SOT2 VOH VOL tIVSH SIN0 to SIN2 DS07-16502-5 VOH VOL tSHIX VOH VOL 109 MB91301 シリーズ (10) リロードタイマクロック , PPG タイマ入力タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 入力パルス幅 記号 端子 条件 tTIWH tTIWL TIN0 ∼ TIN2, PPG0 ∼ PPG3, TRG0 ∼ TRG3 ⎯ 規 格 値 最小 最大 2 tCYCP* ⎯ 単位 備 考 ns *:tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 TIN0 ∼ TIN2 PPG0 ∼ PPG3 TRG0 ∼ TRG3 VIH VIH VIL VIL tTIWL tTIWH (11) トリガ系入力タイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 A/D 起動トリガ入力時間 記号 端子 条件 tATGL ATG ⎯ 規 格 値 最小 最大 5 tCYCP* ⎯ 単位 備 考 ns *:tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。 tATGL ATG VIL 110 VIL DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (12) DMA コントローラタイミング (VCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 【エッジ検出時】( ブロック / ステップ転送モード , バースト転送モード ) 項 目 DREQ 入力パルス幅 記号 端子 条件 tDRWL DREQ0, DREQ1 ⎯ 規 格 値 最小 最大 2 tCYC ⎯ 単位 備 考 ns (注意事項)fCPT > fCP の時は , tCYC が tCP となります。 【レベル検出時】( ディマンド転送モード ) 項 目 DREQ セットアップ時間 DREQ ホールド時間 記号 端子 tDREQS SYSCLK, DREQ0, DREQ1 tDREQH SYSCLK, DREQ0, DREQ1 条件 規 格 値 単位 最小 最大 10 ⎯ ns 0.0 ⎯ ns 備 考 ⎯ 【モード共通】 項 目 DACK 遅延時間 記号 端子 tCLDL SYSCLK, DACK0, DACK1 tCLDH tCLEL DEOP 遅延時間 tCLEH tCLIRL IORD 遅延時間 tCLIRH tCLIWL IOWR 遅延時間 DS07-16502-5 tCLIWH 条件 規 格 値 最小 最大 ⎯ 10 ⎯ 10 ⎯ 10 ⎯ 10 SYSCLK, IORD ⎯ 10 ⎯ 10 SYSCLK, IOWR ⎯ 10 ⎯ 10 SYSCLK, DEOP0, DEOP1 ⎯ 単位 備 考 ns ns ns ns 111 MB91301 シリーズ tCYC SYSCLK MCLK VOH VOH VOL VOL VOL tCLDL tCLDH VOH DACK0, DACK1 VOL tCLEH tCLEL VOH DEOP0, DEOP1 VOL tCLIRL tCLIRH VOH IORD VOL tCLIWL tCLIWH VOH IOWR VOL tDRWL tDREQS VOH DREQ0, DREQ1 DREQ0, DREQ1 112 tDREQH VOL VOH VOL DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (13) I2C タイミング ・マスタモード動作時 項 目 (AVCC = VCC = 3.3 ± 0.3 V, AVSS = VSS = 0.0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 記号 端子 SCL クロック周波数 fSCL SCL クロックの “L” 期間 SCL クロックの “H” 期間 条件 標準モード 高速モード* 3 単位 最小 最大 最小 最大 SCL0, SCL1 0 100 0 400 kHz tLOW SCL0, SCL1 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ μs tHIGH SCL0, SCL1 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs 「STOP 条件」と「START 条件」 tBUS の間のバスフリータイム SDA0, SDA1 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ μs ⎯ 5×M ⎯ 5×M 4.7 ⎯ 0.6 ⎯ μs 「反復 START 条件」のホールド tHDSTA SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 時間 SDA ↓→ SCL ↓ 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs 2×M ⎯ 2×M ⎯ μs ⎯ 100 * 2 ⎯ ns SCL ↓→ SDA 出力遅延時間 tHDDAT SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 「反復 START 条件」のセット アップ時間 SCL ↑→ SDA ↓ tSUSTA SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 「STOP 条件」のセットアップ 時間 SCL ↑→ SDA ↑ tSUSTO SDA データ入力ホールド時間 ( 対 SCL ↓ ) tHDDAT SDA0, SDA1 SDA データ入力セットアップ 時間 ( 対 SCL ↑ ) tSUDAT SDA0, SDA1 R = 1 kΩ, C = 50 pF * 4 *1 250 *1 *1 *1 備 考 ns この後,最初の クロックパルス が生成される * 1: M =リソースクロックサイクル (ns) * 2: 高速モード I2C バスデバイスを標準モード I2C バスシステムに使用することはできますが,要求される条件 tSUDAT ≧ 250 ns を満足しなければなりません。あるデバイスが SCL 信号の “L” 期間を延長しない場合には,SCL ラインが開放される 1250 ns (SDA, SCL 立上り Max 時間+ tSUDATA) 以前に,次のデータを SDA ラインに出力しなけ ればなりません。 * 3: 100 kHz を超えて使用する場合には,リソースクロックを 6 MHz 以上に設定してください。 * 4: R, C は,SCL,SDA 出力ラインのプルアップ抵抗,負荷容量です。 DS07-16502-5 113 MB91301 シリーズ ・スレーブモード動作時 (AVCC = VCC = 3.3 ± 0.3 V, AVSS = VSS = 0.0 V, Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項目 記号 端子 SCL クロック周波数 fSCL SCL クロックの “L” 期間 SCL クロックの “H” 期間 条件 標準モード 高速モード* 3 単位 最小 最大 最小 最大 SCL0, SCL1 0 100 0 400 kHz tLOW SCL0, SCL1 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ μs tHIGH SCL0, SCL1 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs 「STOP 条件」と「START 条件」 tBUS の間のバスフリータイム SDA0, SDA1 4.7 ⎯ 1.3 ⎯ μs ⎯ 5×M ⎯ 5×M 4.7 ⎯ 0.6 ⎯ SCL ↓→ SDA 出力遅延時間 tHDDAT SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 「反復 START 条件」のセット アップ時間 SCL ↑→ SDA ↓ tSUSTA SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 *1 *1 ns μs R = 1 kΩ, C = 50 pF * 4 「反復 START 条件」のホールド tHDSTA SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 時間 SDA ↓→ SCL ↓ 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs SCL0, SCL1, SDA0, SDA1 4.0 ⎯ 0.6 ⎯ μs 2×M ⎯ 2×M ⎯ μs ⎯ 100 * 2 ⎯ ns 「STOP 条件」のセットアップ 時間 SCL ↑→ SDA ↑ tSUSTO SDA データ入力ホールド時間 ( 対 SCL ↓ ) tHDDAT SDA0, SDA1 SDA データ入力セットアップ 時間 ( 対 SCL ↑ ) tHDSTA SDA0, SDA1 *1 250 *1 備考 この後,最 初のクロッ クパルスが 生成される * 1:M =リソースクロックサイクル (ns) * 2:高速モード I2C バスデバイスを標準モード I2C バスシステムに使用することはできますが,要求される条件 tSUDAT ≧ 250 ns を満足しなければなりません。あるデバイスが SCL 信号の “L” 期間を延長しない場合には,SCL ラインが開放される 1250 ns (SDA, SCL 立上り Max 時間+ tSUDATA) 以前に,次のデータを SDA ラインに出力しなけ ればなりません。 * 3:100 kHz を超えて使用する場合には,リソースクロックを 6 MHz 以上に設定してください。 * 4:R, C は,SCL,SDA 出力ラインのプルアップ抵抗,負荷容量です。 VOH VOL SDA tBUS tLOW tHDSTA VOH SCL VOL tHDSTA tSUDAT tHDDAT tSUSTA tSUSTO tHIGH fSCL 114 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (14) 外部割込み入力タイミング 項 目 入力パルス幅 (VCC=3.0 V ∼ 3.6 V, VSS=AVss=0 V, Ta=0 °C ∼ + 70 °C) 記号 端子 条 件 tINTWH tINTWL INT0 ∼ INT7 NMI ⎯ 規 格 値 単位 備 考 ⎯ ns *1 ⎯ μs *2 最 小 最 大 3 tCYCP 1.0 *1:tCYCP は周辺系クロックのサイクル時間です。ストップモード時は除く。 *2: ストップモード時。 t INTWL INTx NMI DS07-16502-5 VILS t INTWH VILS VIHS VIHS 115 MB91301 シリーズ 5. A/D 変換部電気的特性 (VCC = AVCC =+ 3.0 ∼+ 3.6 V , VSS = AVSS = 0 V, AVRH =+ 3.0 V ∼+ 3.6 V , Ta = 0 °C ∼+ 70 °C) 項 目 記号 端 子 分解能 ⎯ 総合誤差 規 格 値 単位 最 小 標 準 最 大 ⎯ ⎯ ⎯ 10 BIT ⎯ ⎯ − 8.5 ⎯ + 8.5 LSB 直線性誤差 ⎯ ⎯ − 3.0 ⎯ + 3.0 LSB 微分直線性誤差 ⎯ ⎯ − 2.5 ⎯ + 2.5 LSB ゼロトランジション誤差 VOT AN0 ∼ AN3 − 8.0 + 0.5 + 8.0 LSB フルスケールトラジション誤差 VFST AN0 ∼ AN3 AVRH − 8.0 AVRH − 1.5 AVRH + 8.0 LSB 変換時間* 1 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ μs アナログポート入力電流 IAIN AN0 ∼ AN3 ⎯ 0.1 10 μA アナログ入力電圧 VAIN AN0 ∼ AN3 AVss ⎯ AVRH V ⎯ AVRH AVss ⎯ AVCC V ⎯ 0.6 2 mA ⎯ ⎯ 10 μA ⎯ 0.6 2 mA ⎯ ⎯ 10 μA ⎯ ⎯ 5 LSB 基準電圧 IA 電源電流 IAH * 2 IR 基準電圧供給電流 チャネル間バラツキ AVCC AVRH IRH * 2 ⎯ AN0 ∼ AN3 4.1 μs マシンク ロック (CLKP) 34 MHz 動作時 * 1:VCC = AVCC = 3.0 V ∼ 3.6 V , マシンクロック 34 MHz 時 * 2:リセット期間中 , ストップモード時の電流 (VCC = AVCC = AVRH = 3.6 V 時 ) (注意事項) ・ AVRH が小さくなるに従って , 相対的に誤差は大きくなります。 ・ アナログ入力の外部回路の出力インピーダンスは , 以下のような条件で使用してください。 外部回路の出力インピーダンス< 7 kΩ 外部回路の出力インピーダンスが高すぎる場合 , アナログ電圧のサンプリング時間が不足する場合があります。 116 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について ・ サンプル & ホールド付き A/D コンバータです。外部インピーダンスが高くサンプリング時間を十分に確保できない場 合には , 内部サンプルホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず , A/D 変換精度に影響を及ぼします。 ・アナログ入力等価回路 R アナログ入力 コンパレータ C サンプリング時 ON R MB91302A C 8.1 kΩ ( 最大 ) 10.0 pF ( 最大 ) ( 注意事項 ) 数値は参考値です。 ・ A/D 変換精度規格を満足するために , 外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係から , サンプリング時間を最 小値より長くなるように周辺クロック周波数 , 動作周波数を調整するか , 外部インピーダンスを下げてご使用くださ い。 ・外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係 ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ の場合 ) ( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ の場合 ) MB91302A 外部インピーダンス (kΩ) 外部インピーダンス (kΩ) MB91302A 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 0 5 10 15 20 25 30 35 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 0 最小サンプリング時間 (μs) 1 2 3 4 5 6 7 8 最小サンプリング時間 (μs) ・ サンプリング時間を十分に確保できない場合は , アナログ入力端子に 0.1 μF 程度のコンデンサを接続してください。 ・ 誤差について |AVRH − AVSS| が小さくなるに従って , 相対的な誤差は大きくなります。 DS07-16502-5 117 MB91301 シリーズ 6. 電源投入規格 項 目 記号 規 格 値 単位 最 小 最 大 tr ⎯ 38 ms 電源開始時間 Voff ⎯ 0.1 V 電源到達時間 Von 2.0 ⎯ V 電源断時間 toff 1 ⎯ ms 電源立上り時間 tr 備 考 傾き= 0.05 V / ms toff Von VCC Voff 118 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ■ 各 CPU ステート端子状態 ・端子状態一覧表の語句の意味 ・ 入力可 入力機能が使用可能な状態であることを意味します。 ・ 入力 0 固定 入力開放によるリークを防ぐため , 内部で入力レベルを “0” に固定しています。 ・ 出力 Hi-Z 端子駆動用トランジスタを駆動禁止状態にし , 端子をハイインピーダンスにすることを意味します。 ・ 出力保持 このモードになる直前に出力していた状態をそのまま出力することを意味します。 すなわち , 出力のある内蔵周辺が動作中であれば , その内蔵周辺に従って出力をし , ポート等として出力している場合 にはその出力を保持します。 ・ 直前の状態を保持 このモードになる直前に出力していた状態をそのまま出力または入力であれば入力可能を意味します。 DS07-16502-5 119 MB91301 シリーズ ・端子状態一覧表 ( 外バス 32 ビットモード ) 端子番号 ポート名 指定 機能名 機能名 イニシャライズ時 (INIT) 機能名 バス幅 32 bit 時 バス幅 8 bit 時 1∼5 P13 ∼ P17 D11 ∼ D15 D11 ∼ D15 P13 ∼ P17 8 ∼ 15 P20 ∼ P27 D16 ∼ D23 D16 ∼ D23 P20 ∼ P27 18 ∼ 25 P30 ∼ P37 D24 ∼ D31 D24 ∼ D31 D24 ∼ D31 28 P80 RDY P80 P80 29 P81 BGRNT P81 P81 30 P82 BRQ P82 P82 31 P83 RD RD RD 32 P84 DQMUU/WR0 DQMUU/WR0 DQMUU/WR0 33 P85 DQMUL/WR1 DQMUL/WR1 P85 34 P86 DQMLU/WR2 DQMLU/WR2 P86 35 P87 DQMLL/WR3 DQMLL/WR3 P87 36 P90 SYSCLK SYSCLK SYSCLK 37 P91 MCLKE MCLKE MCLKE 38 P92 MCLK MCLK 39 P93 ⎯ 40 P94 41 初期値 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 ストップ時 スリープ 時 HIZ = 0 HIZ = 1 バス開放 (BGRNT) CS 共有 あり CS 共有 なし P:直前状態 P:直前状態 出力 Hi-Z/ 保持 保持 入力 0 F:出力保持 F:出力保持 固定 or Hi-Z or Hi-Z 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z P:直前状態 保持 F:RDY 入力 P:直前 状態 保持 F:RDY 入力 P:直前状 態保持 F:RDY 入力 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:H 出力 L 出力 L 出力 P:直前状態 保持 F:BRQ 入力無効 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 BRQ 入力 BRQ 入力 H 出力 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:H 出力 出力 Hi-Z 直前状態 保持 アサート時 :L 出力 ネゲート時 :CLK 出力 P:直前状態 P:直前状態 出力 Hi-Z/ 保持 保持 入力 0 F:SYSCLK F:H or L 固定 出力 出力 F:CLK 出力 F:CLK 出力 H 出力 F:L 出力 F:出力 Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 MCLK アサート時 :L 出力 ネゲート時 :CLK 出力 P:直前状態 P:直前状態 F:出力 保持 保持 Hi-Z F:H 出力 F:H 出力 出力 Hi-Z F:CLK 出力 P93 P93 出力 Hi-Z 入力可 直前状態 保持 出力 Hi-Z ポート 機能 ポート 機能 SRAS/LBA/AS P94 P94 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 保持 H 出力 F:H 出力 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z F:H 出力 P95 SCAS/BAA P95 P95 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 保持 H 出力 F:H 出力 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 42 P96 SWE/WR P96 P96 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:SWE 出力 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 出力 Hi-Z 直前状態 保持 45 ∼ 52 P40 ∼ P47 A00 ∼ A07 A00 ∼ A07 A00 ∼ A07 FF 出力 P:直前状態 保持 同左 F:アドレス 出力 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力無効 直前状態 保持 入力無効 直前状態 保持 直前状態 保持 55 ∼ 62 P50 ∼ P57 A08 ∼ A15 A08 ∼ A15 A08 ∼ A15 64 ∼ 67 P60 ∼ P63 A16 ∼ A19 A16 ∼ A19 A16 ∼ A19 68 P64 A20/SDA0 A20 A20 69 P65 A21/SCL0 A21 A21 70 P66 A22/SDA1 A22 A22 71 P67 A23/SCL1 A23 A23 76 ∼ 79 ⎯ AN3 ∼ AN0 AN3 ∼ AN0 AN3 ∼ AN0 F:H 出力 F:L 出力 直前状態 保持 入力無効 (続く) 120 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (続き) 端子番号 ポート名 指定 機能名 機能名 イニシャライズ時 (INIT) 機能名 バス幅 32 bit 時 バス幅 8 bit 時 81 PG0 INT0/ICU0 PG0 PG0 82 PG1 INT1/ICU1 PG1 PG1 83 PG2 INT2/ICU2 PG2 PG2 84 PG3 INT3/ICU3 PG3 PG3 85 PG4 INT4/ATG/ FRCK PG4 PG4 86 PG5 INT5/SIN2 PG5 PG5 87 PG6 INT6/SOT2 PG6 PG6 88 PG7 INT7/SCK2 PG7 PG7 90 PJ0 SIN0 PJ0 PJ0 91 PJ1 SOT0 PJ1 PJ1 92 PJ2 SCK0 PJ2 PJ2 93 PJ3 SIN1 PJ3 PJ3 94 PJ4 SOT1 PJ4 PJ4 95 PJ5 SCK1 PJ5 PJ5 96 PJ6 PPG0 PJ6 PJ6 97 PJ7 TRG0 PJ7 PJ7 98 PH0 TIN0 PH0 PH0 99 PH1 TIN1/PPG3 PH1 PH1 100 PH2 TIN2/TRG3 PH2 PH2 103 PB0 DREQ0 PB0 PB0 104 PB1 DACK0 PB1 PB1 105 PB2 DEOP0 PB2 PB2 106 PB3 DREQ1 PB3 PB3 107 PB4 DACK1/TRG1 PB4 PB4 108 PB5 DEOP1/PPG1 PB5 PB5 109 PB6 IOWR PB6 PB6 110 PB7 IORD PB7 PB7 122 PA0 CS0 CS0 CS0 123 PA1 CS1 CS1 CS1 124 PA2 CS2 CS2 CS2 125 PA3 CS3 CS3 CS3 126 PA4 CS4/TRG2 CS4 CS4 127 PA5 CS5/PPG2 CS5 CS5 128 PA6 CS6 CS6 CS6 129 PA7 CS7 CS7 CS7 132 ∼ 139 P00 ∼ P07 D00 ∼ D07 D00 ∼ D07 P00 ∼ P07 142 ∼ 144 P10 ∼ P12 D08 ∼ D10 D08 ∼ D10 P10 ∼ P12 初期値 ストップ時 スリープ 時 HIZ = 0 HIZ = 1 バス開放 (BGRNT) CS 共有 CS 共有 あり なし 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 P:直前状態 P:出力 Hi-Z 保持 保持 F:通常動作 F:入力可 F:入力可 通常動作 通常動作 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:通常動作 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 通常動作 通常動作 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:通常動作 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 通常動作 通常動作 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:通常動作 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 通常動作 通常動作 F:SREN = 0: H出 力, SREN = 1: 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 H 出力 出力 Hi-Z F:SREN = 0: H出 力, SREN = 1: 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 P:直前状態 出力 Hi-Z/ 保持 保持 入力 0 F:出力保持 F:出力保持 固定 or Hi-Z or Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 P:汎用ポート選択時 , F:指定機能選択時 (注意事項)• モードベクタフェッチ後にバス幅が決まります。 • イニシャライズ時はバス幅 8 ビットになっています。 DS07-16502-5 121 MB91301 シリーズ ・端子状態一覧表 ( 外バス 16 ビットモード ) 端子番号 ポート名 指定 機能名 機能名 イニシャライズ時 (INIT) 機能名 バス幅 16 bit 時 バス幅 8 bit 時 1∼5 P13 ∼ P17 D11 ∼ D15 P13 ∼ P17 P13 ∼ P17 8 ∼ 15 P20 ∼ P27 D16 ∼ D23 D16 ∼ D23 P20 ∼ P27 18 ∼ 25 P30 ∼ P37 D24 ∼ D31 D24 ∼ D31 D24 ∼ D31 28 P80 RDY P80 P80 29 P81 BGRNT P81 P81 30 P82 BRQ P82 P82 31 P83 RD RD RD 32 P84 DQMUU/WR0 DQMUU/WR0 DQMUU/WR0 33 P85 DQMUL/WR1 DQMUL/WR1 P85 初期値 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 ストップ時 スリープ 時 HIZ = 0 HIZ = 1 バス開放 (BGRNT) CS 共有 あり CS 共有 なし P:直前状態 P:直前状態 出力 Hi-Z/ 保持 保持 入力 0 F:出力保持 F:出力保持 固定 or Hi-Z or Hi-Z 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z P:直前状態 保持 F:RDY 入力 P:直前 状態 保持 F:RDY 入力 P:直前 状態 保持 F:RDY 入力 P:直前状態 直前状態保 保持 持 F:H 出力 L 出力 L 出力 P:直前状態 保持 F:BRQ 入 力無効 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 BRQ 入力 BRQ 入力 H 出力 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:H 出力 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z F:CLK 出力 F:CLK 出力 34 P86 DQMLU/WR2 P86 P86 35 P87 DQMLL/WR3 P87 P87 36 P90 SYSCLK SYSCLK SYSCLK アサート時 :L 出力 ネゲート時 :CLK 出力 P:直前状態 P:直前状態 出力 Hi-Z/ 保持 保持 入力 0 F:SYSCLK F:H or L 固定 出力 出力 37 P91 MCLKE MCLKE MCLKE H 出力 F:L 出力 F:出力 Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 38 P92 MCLK MCLK MCLK アサート時 :L 出力 ネゲート時 :CLK 出力 P:直前状態 P:直前状態 F:出力 保持 保持 Hi-Z F:H 出力 F:H 出力 出力 Hi-Z F:CLK 出力 39 P93 ⎯ P93 P93 出力 Hi-Z 入力可 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 40 P94 SRAS/LBA/AS P94 P94 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 保持 H 出力 F:H 出力 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z F:H 出力 41 P95 SCAS/BAA P95 P95 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 保持 H 出力 F:H 出力 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 42 P96 SWE/WR P96 P96 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:SWE 出力 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 出力 Hi-Z 直前状態 保持 45 ∼ 52 P40 ∼ P47 A00 ∼ A07 A00 ∼ A07 A00 ∼ A07 FF 出力 P:直前状態 保持 同左 F:アドレス 出力 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力無効 直前状態 保持 入力無効 直前状態 保持 直前状態 保持 55 ∼ 62 P50 ∼ P57 A08 ∼ A15 A08 ∼ A15 A08 ∼ A15 64 ∼ 67 P60 ∼ P63 A16 ∼ A19 A16 ∼ A19 A16 ∼ A19 68 P64 A20/SDA0 A20 A20 69 P65 A21/SCL0 A21 A21 70 P66 A22/SDA1 A22 A22 71 P67 A23/SCL1 A23 A23 76 ∼ 79 ⎯ AN3 ∼ AN0 AN3 ∼ AN0 AN3 ∼ AN0 F:H 出力 F:L 出力 直前状態 保持 入力無効 (続く) 122 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (続き) 端子番号 ポート名 指定 機能名 機能名 イニシャライズ時 (INIT) 機能名 バス幅 16 bit 時 バス幅 8 bit 時 81 PG0 INT0/ICU0 PG0 PG0 82 PG1 INT1/ICU1 PG1 PG1 83 PG2 INT2/ICU2 PG2 PG2 84 PG3 INT3/ICU3 PG3 PG3 85 PG4 INT4/ATG/ FRCK PG4 PG4 86 PG5 INT5/SIN2 PG5 PG5 87 PG6 INT6/SOT2 PG6 PG6 88 PG7 INT7/SCK2 PG7 PG7 90 PJ0 SIN0 PJ0 PJ0 91 PJ1 SOT0 PJ1 PJ1 92 PJ2 SCK0 PJ2 PJ2 93 PJ3 SIN1 PJ3 PJ3 94 PJ4 SOT1 PJ4 PJ4 95 PJ5 SCK1 PJ5 PJ5 96 PJ6 PPG0 PJ6 PJ6 97 PJ7 TRG0 PJ7 PJ7 98 PH0 TIN0 PH0 PH0 99 PH1 TIN1/PPG3 PH1 PH1 100 PH2 TIN2/TRG3 PH2 PH2 103 PB0 DREQ0 PB0 PB0 104 PB1 DACK0 PB1 PB1 105 PB2 DEOP0 PB2 PB2 106 PB3 DREQ1 PB3 PB3 107 PB4 DACK1/TRG1 PB4 PB4 108 PB5 DEOP1/PPG1 PB5 PB5 109 PB6 IOWR PB6 PB6 110 PB7 IORD PB7 PB7 122 PA0 CS0 CS0 CS0 123 PA1 CS1 CS1 CS1 124 PA2 CS2 CS2 CS2 125 PA3 CS3 CS3 CS3 126 PA4 CS4/TRG2 CS4 CS4 127 PA5 CS5/PPG2 CS5 CS5 128 PA6 CS6 CS6 CS6 129 PA7 CS7 CS7 CS7 132 ∼ 139 P00 ∼ P07 D00 ∼ D07 P00 ∼ P07 P00 ∼ P07 142 ∼ 144 P10 ∼ P12 D08 ∼ D10 P10 ∼ P12 P10 ∼ P12 初期値 ストップ時 スリープ 時 HIZ = 0 HIZ = 1 バス開放 (BGRNT) CS 共有 CS 共有 あり なし 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 P:直前状態 P:出力 Hi-Z 保持 保持 F:通常動作 F:入力可 F:入力可 通常動作 通常動作 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:通常動作 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 通常動作 通常動作 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:通常動作 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 通常動作 通常動作 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:通常動作 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 通常動作 通常動作 F:SREN = 0: H出 力, SREN = 1: 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 H 出力 出力 Hi-Z F:SREN = 0: H出 力, SREN = 1: 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 P:直前状態 出力 Hi-Z/ 保持 保持 入力 0 F:出力保持 F:出力保持 固定 or Hi-Z or Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 P:汎用ポート選択時 , F:指定機能選択時 (注意事項)• モードベクタフェッチ後にバス幅が決まります。 • イニシャライズ時はバス幅 8 ビットになっています。 DS07-16502-5 123 MB91301 シリーズ ・端子状態一覧表 ( 外バス 8 ビットモード ) 端子番号 ポート名 指定 機能名 機能名 イニシャライズ時 (INIT) 機能名 バス幅 8 bit 時 バス幅 8 bit 時 1∼5 P13 ∼ P17 D11 ∼ D15 P13 ∼ P17 P13 ∼ P17 8 ∼ 15 P20 ∼ P27 D16 ∼ D23 P20 ∼ P27 P20 ∼ P27 18 ∼ 25 P30 ∼ P37 D24 ∼ D31 D24 ∼ D31 D24 ∼ D31 28 P80 RDY P80 P80 29 P81 BGRNT P81 P81 30 P82 BRQ P82 P82 31 P83 RD RD RD 32 P84 DQMUU/WR0 DQMUU/WR0 DQMUU/WR0 33 P85 DQMUL/WR1 P85 P85 34 P86 DQMLU/WR2 P86 P86 35 P87 DQMLL/WR3 P87 P87 36 P90 SYSCLK SYSCLK SYSCLK 37 P91 MCLKE MCLKE MCLKE 38 P92 MCLK MCLK 39 P93 ⎯ 40 P94 41 初期値 出力 Hi-Z 入力可 出力 Hi-Z 入力可 ストップ時 スリープ 時 HIZ = 0 HIZ = 1 バス開放 (BGRNT) CS 共有 あり CS 共有 なし P:直前状態 P:直前状態 出力 Hi-Z/ 保持 保持 入力 0 F:出力保持 F:出力保持 固定 or Hi-Z or Hi-Z 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z P:直前状態 保持 F:RDY 入力 P:直前 状態 保持 F:RDY 入力 P:直前 状態 保持 F:RDY 入力 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:H 出力 L 出力 L 出力 P:直前状態 保持 F:BRQ 入力無効 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 BRQ 入力 BRQ 入力 H 出力 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:H 出力 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z アサート時 :L 出力 ネゲート時 :CLK 出力 P:直前状態 P:直前状態 出力 Hi-Z/ 保持 保持 入力 0 F:SYSCLK F:H or L 固定 出力 出力 F:CLK 出力 F:CLK 出力 H 出力 F:L 出力 F:出力 Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 MCLK アサート時 :L 出力 ネゲート時 :CLK 出力 P:直前状態 P:直前状態 F:出力 保持 保持 Hi-Z F:H 出力 F:H 出力 出力 Hi-Z F:CLK 出力 P93 P93 出力 Hi-Z 入力可 直前状態 保持 直前状態 保持 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z SRAS/LBA/AS P94 P94 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 保持 H 出力 F:H 出力 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z F:H 出力 P95 SCAS/BAA P95 P95 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 保持 H 出力 F:H 出力 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 42 P96 SWE/WR P96 P96 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:SWE 出力 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 出力 Hi-Z 直前状態 保持 45 ∼ 52 P40 ∼ P47 A00 ∼ A07 A00 ∼ A07 A00 ∼ A07 FF 出力 P:直前状態 保持 同左 F:アドレス 出力 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力無効 直前状態 保持 入力無効 直前状態 保持 直前状態 保持 55 ∼ 62 P50 ∼ P57 A08 ∼ A15 A08 ∼ A15 A08 ∼ A15 64 ∼ 67 P60 ∼ P63 A16 ∼ A19 A16 ∼ A19 A16 ∼ A19 68 P64 A20/SDA0 A20 A20 69 P65 A21/SCL0 A21 A21 70 P66 A22/SDA1 A22 A22 71 P67 A23/SCL1 A23 A23 76 ∼ 79 ⎯ AN3 ∼ AN0 AN3 ∼ AN0 AN3 ∼ AN0 F:H 出力 F:L 出力 直前状態 保持 入力無効 (続く) 124 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (続き) 端子番号 ポート名 指定 機能名 機能名 イニシャライズ時 (INIT) 機能名 バス幅 8 bit 時 バス幅 8 bit 時 81 PG0 INT0/ICU0 PG0 PG0 82 PG1 INT1/ICU1 PG1 PG1 83 PG2 INT2/ICU2 PG2 PG2 84 PG3 INT3/ICU3 PG3 PG3 85 PG4 INT4/ATG/ FRCK PG4 PG4 86 PG5 INT5/SIN2 PG5 PG5 87 PG6 INT6/SOT2 PG6 PG6 88 PG7 INT7/SCK2 PG7 PG7 90 PJ0 SIN0 PJ0 PJ0 91 PJ1 SOT0 PJ1 PJ1 92 PJ2 SCK0 PJ2 PJ2 93 PJ3 SIN1 PJ3 PJ3 94 PJ4 SOT1 PJ4 PJ4 95 PJ5 SCK1 PJ5 PJ5 96 PJ6 PPG0 PJ6 PJ6 97 PJ7 TRG0 PJ7 PJ7 98 PH0 TIN0 PH0 PH0 99 PH1 TIN1/PPG3 PH1 PH1 100 PH2 TIN2/TRG3 PH2 PH2 103 PB0 DREQ0 PB0 PB0 104 PB1 DACK0 PB1 PB1 105 PB2 DEOP0 PB2 PB2 106 PB3 DREQ1 PB3 PB3 107 PB4 DACK1/TRG1 PB4 PB4 108 PB5 DEOP1/PPG1 PB5 PB5 109 PB6 IOWR PB6 PB6 110 PB7 IORD PB7 PB7 122 PA0 CS0 CS0 CS0 123 PA1 CS1 CS1 CS1 124 PA2 CS2 CS2 CS2 125 PA3 CS3 CS3 CS3 126 PA4 CS4/TRG2 CS4 CS4 127 PA5 CS5/PPG2 CS5 CS5 128 PA6 CS6 CS6 CS6 129 PA7 CS7 CS7 CS7 132 ∼ 139 P00 ∼ P07 D00 ∼ D07 P00 ∼ P07 P00 ∼ P07 142 ∼ 144 P10 ∼ P12 D08 ∼ D10 P10 ∼ P12 P10 ∼ P12 初期値 ストップ時 スリープ 時 HIZ = 0 HIZ = 1 バス開放 (BGRNT) CS 共有 あり CS 共有 なし 出力 HI-Z 入力可 P:直前状態 P:直前状態 P:出力 Hi-Z 保持 保持 F:通常動作 F:入力可 F:入力可 通常動作 通常動作 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:通常動作 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 通常動作 通常動作 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:通常動作 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 通常動作 通常動作 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 直前状態 保持 保持 F:通常動作 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 通常動作 通常動作 F:SREN = 0: H出 力, SREN = 1: 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 H 出力 出力 Hi-Z F:SREN = 0: H出 力, SREN = 1: 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 入力可 P:直前状態 P:直前状態 出力 Hi-Z/ 保持 保持 入力 0 F:出力保持 F:出力保持 固定 or Hi-Z or Hi-Z 出力 Hi-Z H 出力 P:汎用ポート選択時 , F:指定機能選択時 (注意事項)• モードベクタフェッチ後にバス幅が決まります。 • イニシャライズ時はバス幅 8 ビットになっています。 DS07-16502-5 125 MB91301 シリーズ ・端子状態一覧表 ( シングルチップモード ) イニシャライズ時 (INIT) 端子番号 ポート名 機能名 初期値 バス幅 8 bit 時 モードベクタ 指定機能名 内 ROM ストップ時 スリープ時 HIZ = 0 HIZ = 1 (MD2~MD0 = 000) 1∼5 P13 ∼ P17 ⎯ P13 ∼ P17 8 ∼ 15 P20 ∼ P27 ⎯ P20 ∼ P27 18 ∼ 25 P30 ∼ P37 ⎯ P30 ∼ P37 28 P80 ⎯ P80 29 P81 ⎯ P81 30 P82 ⎯ P82 31 P83 ⎯ P83 32 P84 ⎯ P84 33 P85 ⎯ P85 34 P86 ⎯ P86 35 P87 ⎯ P87 36 P90 ⎯ P90 37 P91 ⎯ P91 38 P92 ⎯ P92 39 P93 ⎯ P93 40 P94 SRAS P94 41 P95 SCAS/BAA P95 42 P96 SWE/WR P96 45 ∼ 52 P40 ∼ P47 ⎯ P40 ∼ P47 55 ∼ 62 P50 ∼ P57 ⎯ P50 ∼ P57 64 ∼ 67 P60 ∼ P63 ⎯ P60 ∼ P63 68 P64 SDA0 P64 直前状態保持 直前状態保持 出力 Hi-Z 出力 Hi-Z 直前状態保持 直前状態保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 出力 Hi-Z/ 入力可 出力 Hi-Z 69 P65 SCL0 P65 70 P66 SDA1 P66 71 P67 SCL1 P67 76 ∼ 79 ⎯ AN0 ∼ AN3 AN0 ∼ AN3 81 PG0 INT0/ICU0 PG0 82 PG1 INT1/ICU1 PG1 83 PG2 INT2/ICU2 PG2 84 PG3 INT3/ICU3 PG3 85 PG4 INT4/ATG/FRCK PG4 86 PG5 INT5/SIN2 PG5 87 PG6 INT6/SOT2 PG6 88 PG7 INT7/SCK2 PG7 90 PJ0 SIN0 PJ0 91 PJ1 SOT0 PJ1 92 PJ2 SCK0 PJ2 93 PJ3 SIN1 PJ3 94 PJ4 SOT1 PJ4 95 PJ5 SCK1 PJ5 96 PJ6 PPG0 PJ6 97 PJ7 TRG0 PJ7 出力 Hi-Z 直前状態保持 入力無効 入力無効 入力無効 P:直前状態保持 P:出力 Hi-Z F:入力可 F:入力可 直前状態保持 出力 Hi-Z/ 入力可 直前状態保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 (続く) 126 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ (続き) イニシャライズ時 (INIT) 端子番号 ポート名 機能名 初期値 バス幅 8 bit 時 モードベクタ 指定機能名 内 ROM ストップ時 スリープ時 HIZ = 0 HIZ = 1 (MD2~MD0 = 000) 98 PH0 TIN0 PH0 99 PH1 TIN1/PPG3 PH1 100 PH2 TIN2/TRG3 PH2 103 PB0 ⎯ PB0 104 PB1 ⎯ PB1 105 PB2 ⎯ PB2 106 PB3 ⎯ PB3 107 PB4 TRG1 PB4 108 PB5 PPG1 PB5 109 PB6 ⎯ PB6 110 PB7 ⎯ PB7 122 PA0 ⎯ PA0 123 PA1 ⎯ PA1 124 PA2 ⎯ PA2 125 PA3 ⎯ PA3 126 PA4 TRG2 PA4 127 PA5 PPG2 PA5 128 PA6 ⎯ PA6 129 PA7 ⎯ PA7 132 ∼ 139 P00 ∼ P07 ⎯ P00 ∼ P07 142 ∼ 144 P10 ∼ P12 ⎯ P10 ∼ P12 出力 Hi-Z/ 入力可 直前状態保持 直前状態保持 出力 Hi-Z/ 入力 0 固定 P:汎用ポート選択時 , F:指定機能選択時 (注意事項)• モードベクタフェッチ後にバス幅が決まります。 • イニシャライズ時はバス幅 8 ビットになっています。 DS07-16502-5 127 MB91301 シリーズ ■ 特性例 ICC −内部周波数特性 (PLL On) 外部 VCC = 3.6 V, Ta =+ 25 °C ICC −外部 VCC 特性 (PLL On) 内部周波数= 68 MHz, Ta =+ 25 °C 120 100 100 80 ICC ICCS 60 ICC [mA] 140 120 ICC [mA] 140 80 40 40 20 20 0 2.7 0 10 20 30 40 50 60 70 80 3 3.3 3.6 3.9 内部周波数 [MHz] 外部 VCC [V] VOL −外部 VCC 特性 内部周波数= 68 MHz, Ta =+ 25 °C VOH −外部 VCC 特性 内部周波数= 68 MHz, Ta =+ 25 °C 0.8 4 0.6 3 VOH [V] VOL [V] 0 ICC ICCS 60 0.4 2 1 0.2 0 2.7 3 3.3 3.6 3.9 0 2.7 3 3.3 3.6 3.9 外部 VCC [V] 外部 VCC [V] IIL −外部 VCC 特性 内部周波数= 68 MHz, Ta =+ 25 °C 0 IIL [μA] 100 200 300 400 2.7 3 3.3 3.6 3.9 外部 VCC [V] 128 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ■ オーダ型格 型 格 パッケージ MB91302APFF-G-001-BNDE1 MB91302APFF-G-010-BNDE1 MB91302APFF-G-020-BNDE1 備 考 ROM なし版 プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M12) MB91302APFF-G-XXX-BNDE1 最適化リアルタイム OS 内蔵版 IPL (Internal Program Loader) 内蔵版 ユーザ ROM 版 MB91V301A-RDK01* セラミック・PGA, 179 ピン (PGA-179C-A03) MB91302A リアルタイム OS 内蔵版用開発パック (MB91V301A と開発用 CD-ROM) MB91V301ACR-ESE1 セラミック・PGA, 179 ピン (PGA-179C-A03) 評価用チップ *:別途「MB91V301A-RDK01 富士通 REALOS ソフトウェア製品使用契約」の締結が必要です。 DS07-16502-5 129 MB91301 シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M12) プラスチック・LQFP, 144 ピン (FPT-144P-M12) リードピッチ 0.40 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 16.0 × 16.0mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70mm MAX 質量 0.88 g コード(参考) P-LFQFP144-16×16-0.40 注 1)* 印寸法はレジン残りを含む。レジン残りは片側 +0.25(.010)MAX 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 18.00±0.20(.709±.008)SQ +0.40 +.016 *16.00 –0.10 .630 –.004 SQ 73 108 72 109 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 1.50 –0.10 +.008 (Mounting height) .059 –.004 INDEX 0~8˚ 37 144 LEAD No. 1 "A" 0.60±0.15 (.024±.006) 36 0.40(.016) 0.18±0.035 .007±.001 +0.05 0.07(.003) ©2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F144024S-c-3-4 C 2003 FUJITSU LIMITED F144024S-c-3-3 M 0.145 –0.03 .006 0.10±0.05 (.004±.002) (Stand off) 0.25(.010) +.002 –.001 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ ( 続く ) 130 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ ( 続き ) リードピッチ セラミック・PGA, 179ピン 2.54mm (100mil) ピンマトリックス 15 封 止 方 法 メタルシール (PGA-179C-A03) セラミック・PGA, 179ピン (PGA-179C-A03) 2.54±0.25 (.100±.010) 35.56(1.400) REF 1.27(.050)TYP DIA INDEX INDEX AREA +0.18 0.46 –0.05 DIA +.007 .018 –.002 1.27±0.25 (.050±.010) 38.10±0.51 SQ (1.500±.020) 6.10(.240) MAX C 1994-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED R179004SC-3-3 +0.41 3.40 –0.36 +.016 .134 –.014 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ DS07-16502-5 131 MB91301 シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 116 117 場所 ■ 電気的特性 5. A/D 変換部電気的特性 変更箇所 注釈* 2 を以下に修正 A/D コンバータ非動作時 , CPU ストップ時の電流 →リセット期間中 , ストップモード時の電流 「・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について」の 文章を以下に修正 A/D 変換精度規格を満足するために , 外部インピーダンスと最小サンプリン グ時間の関係から , サンプリング時間を最小値より長くなるようにレジスタ 値 , 動作周波数を調整するか , 外部インピーダンスを下げてご使用ください。 → A/D 変換精度規格を満足するために , 外部インピーダンスと最小サンプリン グ時間の関係から , サンプリング時間を最小値より長くなるように周辺ク ロック , 動作周波数を調整するか , 外部インピーダンスを下げてご使用くだ さい。 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 132 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ MEMO DS07-16502-5 133 MB91301 シリーズ MEMO 134 DS07-16502-5 MB91301 シリーズ MEMO DS07-16502-5 135 MB91301 シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 プロモーション推進部