DS07-16705-3

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富士通マイクロエレクトロニクス
DATA SHEET
DS07–16705–3
32 ビット・マイクロコントローラ
CMOS
FR60 MB91319R シリーズ
MB91316/316A/F318R/F318S/FV319R
■ 概要
MB91319R シリーズは , 32 ビット高性能 RISC CPU を使用し , 高性能でかつ高速な CPU 処理を要求される組込み制御用
に各種 I/O リソースを内蔵したマイクロコントローラです。
TV, PDP 制御用などの高性能な CPU 処理パワーを要求される組込み用途に最適な仕様となっています。
本品種は , FR30/40 ファミリ CPU をベースにバスアクセスの強化を行い , より高速での使用に対応した FR60 ファミリ*
です。
*:FR は , FUJITSU RISC controller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の製品です。
■ 特長
・FR CPU
・ 32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ, パイプライン 5 段
・ 動作周波数 40 MHz (PLL 使用:原振 10 MHz)
・ 16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ) , 1 命令 /1 サイクル
・ メモリ−メモリ間転送 , ビット処理 , バレルシフトなどの命令:組込み用途に適した命令
・ 関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令:高級言語対応命令
・ レジスタインターロック機能:アセンブラ記述の容易化
・ 乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート
符号付 32 ビット乗算:5 サイクル
符号付 16 ビット乗算:3 サイクル
・ 割込み (PC, PS の退避 ):6 サイクル , 16 プライオリティレベル
・ ハーバードアーキテクチャにより , プログラムアクセスとデータアクセスを同時に実行可能
・ CPU 内の 4 ワードのキューにより , 命令の先取り機能を追加
・ FR ファミリとの命令互換
(続く)
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2009.5
MB91319R シリーズ
・バスインタフェース
本バスインタフェースは , 内部マクロ IF (USB, OSDC) に使用されます。
・ CS1, CS2, CS3 の領域は , 下記のように接続されています。
CS1 領域:Reserved
CS2 領域:USB ファンクション
CS3 領域:OSDC
・内蔵メモリ
メモリ
RAM
プログラム用メモリ
フォント用メモリ
MB91FV319R
MB91F318R/F318S
MB91316/316A
48 K バイト
48 K バイト
32 K バイト
フラッシュメモリ:1 M バイト
フラッシュメモリ:512 K バイト
フラッシュメモリ:1 M バイト マスク ROM:512 K バイト
マスク ROM:384 K バイト
マスク ROM:384 K バイト
・DMAC (DMA コントローラ )
・ 5 チャネル (ch.0, ch.1 → USB ファンクションに接続されています。)
・ 2 つの転送要因 ( 内部ペリフェラル / ソフトウェア )
・ アドレッシングモード 32 ビットフルアドレス指定 ( 増加 / 減少 / 固定 )
・ 転送モード ( デマンド転送 / バースト転送 / ステップ転送 / ブロック転送 )
・ 転送データサイズは 8/16/32 ビットから選択可能
・ビットサーチモジュール (REALOS 使用 )
・ 1 ワード中の MSB から最初の “1”/“0” の変化ビット位置をサーチ
・リロードタイマ (REALOS 用 1 チャネル含む )
・ 16 ビットタイマ:3 チャネル
・ 内部クロックは 2/8/32 分周から選択可能
・UART
・ 全二重ダブルバッファ
・ 5 チャネル
・ パリティあり / なし選択可能
・ 非同期 ( 調歩同期 ) , CLK 同期通信の選択可能
・ 専用ボーレート用タイマ内蔵
・ 外部クロックを転送クロックとして使用可能
・ 豊富なエラー検出機能あり ( パリティ, フレーム , オーバラン )
・I2C インタフェース
・ 4 チャネル搭載 ( ブリッジ機能搭載 )
・ マスタ / スレーブ送受信
・ クロック同期化機能
・ 転送方向検出機能
・ バスエラー検出機能
・ 標準モード ( 最大 100 kbps) / 高速モード ( 最大 400 kbps) に対応
・ 送受信各 16 バイトの FIFO 機能搭載
・ アービトレーション機能
・ スレーブアドレス / ゼネラルコールアドレス検出機能
・ スタートコンディションの繰り返し発生および検出機能
・ 10 ビット / 7 ビットスレーブアドレス
・割込みコントローラ
・ 外部割込み端子:5 本 ( マスク不可割込み端子 (NMI):1 本 , 通常割込み端子 (INT3 ∼ INT0):4 本 )
・ 内部ペリフェラルからの割込み
・ マスク不可割込み以外は , 優先レベルをプログラマブルに設定可能 (16 レベル )
・ ストップ時のウェイクアップ用として使用可能
(続く)
2
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
・A/D コンバータ
・ 10 ビット分解能 , 10 チャネル
・ 逐次比較変換型:変換時間:約 10 μs
・ 変換モード ( 単発変換モード , スキャン変換モード )
・ 起動要因 ( ソフトウェア / 外部トリガ )
・PPG
・ 4 チャネル搭載
・ 16 ビットダウンカウンタ , 周期設定用バッファ付 16 ビットデータレジスタ
・ 内部クロックは 1/4/16/64 分周から選択可能
・PWC
・ 1 チャネル (1 入力 ) 搭載
・ 16 ビットアップカウンタ
・ 簡易デジタルローパスフィルタ
・多機能タイマ
・ 4 チャネル搭載
・ ローパスフィルタにより設定クロック以下のノイズを除去
・ 7 種類のクロック信号を使った細かい設定によるパルス幅計測が可能
・ 端子入力からのイベントカウント機能
・ 7 種類のクロック , および外部入力クロックを使用したインターバルタイマ機能
・USB ファンクション機能
・ USB2.0 仕様の Full speed・ダブルバッファ
・ CONTROL IN/OUT, BULK IN/OUT, INTERRUPT IN
・OSDC 機能
・ RGB:各 3 ビット (512 色中 16 色表示可能 )
・ アナログ RGB 出力:最大 50 MHz
・ デジタル RGB 出力:最大 90 MHz
・ 24 × 32 ドットのフォントを最大 80 × 32 で表示
・ MAIN/CC の 2 レイヤ表示 (CC レイヤのフォントは横 18 ドット固定 )
・ 最大 4096 文字種 ( フォント RAM 16 文字を含む )
・クローズドキャプションデコーダ機能
・ 2 チャネル搭載
・ CC デコード機能
・ ID-1 (480i/480p) デコード機能
・ビデオクロック用 PLL
・ ドットクロック・VBI クロック生成用の PLL を 3 個搭載
・その他のインターバルタイマ
・ ウォッチドッグタイマ
・I/O ポート
・ 最大 88 ポート
(続く)
DS07–16705–3
3
MB91319R シリーズ
(続き)
・その他の特長
・ クロックソースとして発振回路内蔵
・ リセット端子として INIT を用意
・ ウォッチドッグタイマリセット , ソフトウェアリセットあり
・ 低消費電力モードとしてストップモードとスリープモードをサポート
・ ギア機能
・ タイムベースタイマ内蔵
・ パッケージ LQFP-176, 0.50 mm ピッチ , 24.0 × 24.0 mm
・ CMOS テクノロジ:0.18 μm
・ 電源電圧 3.3 V ± 0.3 V, 1.8 V ± 0.15 V 2 電源
4
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
■ 端子配列図
176
175
174
173
172
171
170
169
168
167
166
165
164
163
162
161
160
159
158
157
156
155
154
153
152
151
150
149
148
147
146
145
144
143
142
141
140
139
138
137
136
135
134
133
VSYNC
DCKI
DCKO
FH
VOB1
VOB2
VDDI
R2
R1
R0
G2
G1
G0
B2
B1
B0
UDP
UDM
VDDE
X0B
VSS
X1B
VDDI
PB7
PB6
PB5
PB4
PB3
PB2
PB1
PB0
P17
P16/ATRG
P15/PPG3
P14/PPG2
P13/PPG1
P12/PPG0
P11/TMO3
P10/TMO2
P07/TMO1
P06/TMO0
P05/TO2
P04/TO1
P03/TO0
(TOP VIEW)
HSYNC1
HSYNC2
HSYNC3
VDDE
VSS
VGS1/VCI1
CPO1
VSSP1
VDDP1
VGS2/VCI2
CPO2
VSSP2
VDDP2
VGS3/VCI3
CPO3
VSSP3
VDDP3
VDDR
VREF
VR0
ROUT
VSSR
VDDG
GOUT
VSSG
VDDB
BOUT
VSSB
VIN0
VIN1
VDDIS
VSSS
VDDI
AVCC
AVRH
AVSS/AVRL
PC0/AN0
PC1/AN1
PC2/AN2
PC3/AN3
PC4/AN4
PC5/AN5
PC6/AN6
PC7/AN7
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
LQFP-176
132
131
130
129
128
127
126
125
124
123
122
121
120
119
118
117
116
115
114
113
112
111
110
109
108
107
106
105
104
103
102
101
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
P02/SCK4/TIN2
P01/SO4/TIN1
P00/SI4/TIN0
P74
P73
P72
P71
P70
VDDE
VSS
VDDI
P57
P56
P55
P54
P53
P52/SCK3
P51/SO3
P50/SI3
P47/SCK2
P46/SO2
P45/SI2
P44/SDA4
P43/SDA3
P42/SCL4
P41/SCL3
P40/SDA2
P37/SCL2
P36/TRG3
P35/TRG2
P34/TRG1
P33/TRG0
NMI
PA2/INT3
PA1/INT2
PA0/INT1
VDDI
X1A
VSS
X0A
VDDE
P97/INT0
P96/TMI3
P95/TMI2
88
87
86
85
84
83
82
81
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
50
49
48
47
46
45
P94/TMI1
P93/TMI0
P92/RIN
P91/SCK1
P90/SO1
P87/SI1
P86/SCK0
P85/SO0
P84/SI0
P83/SDA1
P82/SCL1
P81/SDA0
P80/SCL0
INIT
MD3
MD2
MD1
MD0
ICD3
ICD2
ICD1
ICD0
ICS2
ICS1
ICS0
IBREAK
ICLK
TRST
VDDI
X1
VSS
X0
VDDE
P32
P31
P30
P27
P26
P25
P24
P23
P22
P21/AN9
P20/AN8
(FPT-176P-M07)
DS07–16705–3
5
MB91319R シリーズ
■ 端子機能説明
端子番号
端子名
入出力回路形式*
1
HSYNC1
G
垂直同期入力 1
2
HSYNC2
G
垂直同期入力 2
3
HSYNC3
G
垂直同期入力 3
4
VDDE
⎯
I/O 電源
5
VSS
⎯
グランド
6
VGS1/VCI1
⎯
ガードバンドグランド
7
CPO1
K
チャージポンプ出力
8
VSSP1
⎯
ドットクロック PLL グランド
9
VDDP1
⎯
ドットクロック PLL 電源
10
VGS2/VCI2
⎯
ガードバンドグランド
11
CPO2
K
チャージポンプ出力
12
VSSP2
⎯
ドットクロック PLL グランド
13
VDDP2
⎯
ドットクロック PLL 電源
14
VGS3/VCI3
⎯
ガードバンドグランド
15
CPO3
K
チャージポンプ出力
16
VSSP3
⎯
ドットクロック PLL グランド
17
VDDP3
⎯
ドットクロック PLL 電源
18
VDDR
⎯
R 用 D/A 電源
19
VREF
K
電源リファレンス入力
20
VR0
K
抵抗接続端子
21
ROUT
K
R 出力 ( アナログ )
22
VSSR
⎯
R 用 D/A グランド
23
VDDG
⎯
G 用 D/A 電源
24
GOUT
K
G 出力 ( アナログ )
25
VSSG
⎯
G 用 D/A グランド
26
VDDB
⎯
B 用 D/A 電源
27
BOUT
K
B 出力 ( アナログ )
28
VSSB
⎯
B 用 D/A グランド
29
VIN0
K
データスライサ入力 0
30
VIN1
K
データスライサ入力 1
31
VDDIS
⎯
データスライサ電源
32
VSSS
⎯
データスライサグランド
33
VDDI
⎯
内部ロジック電源
34
AVCC
⎯
A/D 電源
35
AVRH
⎯
A/D 基準電源
36
AVSS/AVRL
⎯
A/D グランド
37
38
PC0
AN0
PC1
AN1
E
機能
汎用ポート
アナログ入力
E
汎用ポート
アナログ入力
(続く)
6
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
端子番号
39
40
41
42
43
44
45
46
端子名
PC2
AN2
PC3
AN3
PC4
AN4
PC5
AN5
PC6
AN6
PC7
AN7
P20
AN8
P21
AN9
入出力回路形式*
E
機能
汎用ポート
アナログ入力
E
汎用ポート
アナログ入力
E
汎用ポート
アナログ入力
E
汎用ポート
アナログ入力
E
汎用ポート
アナログ入力
E
汎用ポート
アナログ入力
E
汎用ポート
アナログ入力
E
汎用ポート
アナログ入力
47
P22
C
汎用ポート
48
P23
C
汎用ポート
49
P24
C
汎用ポート
50
P25
C
汎用ポート
51
P26
C
汎用ポート
52
P27
C
汎用ポート
53
P30
C
汎用ポート
54
P31
C
汎用ポート
55
P32
C
汎用ポート
56
VDDE
⎯
3.3 V 電源
57
X0
A
10 MHz 発振端子
58
VSS
⎯
グランド
59
X1
A
10 MHz 発振端子
60
VDDI
⎯
内部ロジック電源
61
TRST
B
DSU ツールリセット (MB91F318R/F318S ではオープン端子
です。他と接続しないでください )
62
ICLK
M
DSU クロック (MB91F318R/F318S ではオープン端子です。
他と接続しないでください )
63
IBREAK
L
DSU ブレーク (MB91F318R/F318S ではオープン端子です。
他と接続しないでください )
64
ICS0
O
DSU ステータス (MB91F318R/F318S ではオープン端子です。
他と接続しないでください )
65
ICS1
O
DSU ステータス (MB91F318R/F318S ではオープン端子です。
他と接続しないでください )
66
ICS2
O
DSU ステータス (MB91F318R/F318S ではオープン端子です。
他と接続しないでください )
(続く)
DS07–16705–3
7
MB91319R シリーズ
端子番号
端子名
入出力回路形式*
67
ICD0
P
DSU データ (MB91F318R/F318S ではオープン端子です。他
と接続しないでください )
68
ICD1
P
DSU データ (MB91F318R/F318S ではオープン端子です。他
と接続しないでください )
69
ICD2
P
DSU データ (MB91F318R/F318S ではオープン端子です。他
と接続しないでください )
70
ICD3
P
DSU データ (MB91F318R/F318S ではオープン端子です。他
と接続しないでください )
71
MD0
F
モード端子
72
MD1
F
モード端子
73
MD2
F
モード端子
74
MD3
L
モード端子
75
INIT
B
イニシャル ( リセット ) 端子
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
P80
SCL0
P81
SDA0
P82
SCL1
P83
SDA1
P84
SI0
P85
SO0
P86
SCK0
P87
SI1
P90
SO1
P91
SCK1
P92
RIN
P93
TMI0
P94
TMI1
P95
TMI2
J
機能
汎用ポート
I2C クロック端子
J
汎用ポート
I2C データ端子
J
汎用ポート
I2C クロック端子
J
汎用ポート
I2C データ端子
C
汎用ポート
UART0 シリアル入力
C
汎用ポート
UART0 シリアル出力
C
汎用ポート
UART0 クロック入出力
C
汎用ポート
UART1 シリアル入力
C
汎用ポート
UART1 シリアル出力
C
汎用ポート
UART1 クロック入出力
C
汎用ポート
PWC 入力
C
汎用ポート
多機能タイマ 0 入力
C
汎用ポート
多機能タイマ 1 入力
C
汎用ポート
多機能タイマ 2 入力
(続く)
8
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
端子番号
90
91
端子名
P96
TMI3
P97
INT0
入出力回路形式*
C
機能
汎用ポート
多機能タイマ 3 入力
O
汎用ポート
外部割込み入力 0
92
VDDE
⎯
3.3 V 電源
93
X0A
A
32 kHz 発振端子
94
VSS
⎯
グランド
95
X1A
A
32 kHz 発振端子
96
VDDI
⎯
内部ロジック電源
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
PA0
INT1
PA1
INT2
PA2
INT3
NMI
P33
TRG0
P34
TRG1
P35
TRG2
P36
TRG3
P37
SCL2
P40
SDA2
P41
SCL3
P42
SCL4
P43
SDA3
P44
SDA4
P45
SI2
P46
SO2
O
汎用ポート
外部割込み入力 1
O
汎用ポート
外部割込み入力 2
O
汎用ポート
外部割込み入力 3
B
C
NMI 入力
汎用ポート
PPG0 トリガ入力
C
汎用ポート
PPG1 トリガ入力
C
汎用ポート
PPG2 トリガ入力
C
汎用ポート
PPG3 トリガ入力
N
汎用ポート
I2C クロック端子
N
汎用ポート
I2C データ端子
N
汎用ポート
I2C クロック端子
N
汎用ポート
I2C クロック端子
N
汎用ポート
I2C データ端子
N
汎用ポート
I2C データ端子
C
汎用ポート
UART2 シリアル入力
C
汎用ポート
UART2 シリアル出力
(続く)
DS07–16705–3
9
MB91319R シリーズ
端子番号
113
114
115
116
端子名
P47
SCK2
P50
SI3
P51
SO3
P52
SCK3
入出力回路形式*
C
機能
汎用ポート
UART2 クロック出力
C
汎用ポート
UART3 シリアル入力
C
汎用ポート
UART3 シリアル出力
C
汎用ポート
UART3 クロック出力
117
P53
C
汎用ポート
118
P54
C
汎用ポート
119
P55
C
汎用ポート
120
P56
C
汎用ポート
121
P57
C
汎用ポート
122
VDDI
⎯
内部ロジック電源
123
VSS
⎯
グランド
124
VDDE
⎯
3.3 V 電源
125
P70
C
汎用ポート
126
P71
C
汎用ポート
127
P72
C
汎用ポート
128
P73
C
汎用ポート
129
P74
C
汎用ポート
P00
130
SI4
汎用ポート
C
TIN0
リロードタイマ 0 トリガ入力
P01
131
SO4
汎用ポート
C
TIN1
SCK4
汎用ポート
C
TIN2
133
134
135
136
137
P03
TO0
P04
TO1
P05
TO2
P06
TMO0
P07
TMO1
UART4 シリアル出力
リロードタイマ 1 トリガ入力
P02
132
UART4 シリアル入力
UART4 クロック入力
リロードタイマ 2 トリガ入力
C
汎用ポート
リロードタイマ 0 出力
C
汎用ポート
リロードタイマ 1 出力
C
汎用ポート
リロードタイマ 2 出力
C
汎用ポート
多機能タイマ 0 出力
C
汎用ポート
多機能タイマ 1 出力
(続く)
10
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
端子番号
138
139
140
141
142
143
144
端子名
P10
TMO2
P11
TMO3
P12
PPG0
P13
PPG1
P14
PPG2
P15
PPG3
P16
ATRG
入出力回路形式*
C
機能
汎用ポート
多機能タイマ 2 出力
C
汎用ポート
多機能タイマ 3 出力
C
汎用ポート
PPG0 出力
C
汎用ポート
PPG1 出力
C
汎用ポート
PPG2 出力
C
汎用ポート
PPG3 出力
C
汎用ポート
A/D 変換トリガ入力
145
P17
C
汎用ポート
146
PB0
C
汎用ポート
147
PB1
C
汎用ポート
148
PB2
I
汎用ポート
149
PB3
C
汎用ポート
150
PB4
C
汎用ポート
151
PB5
C
汎用ポート
152
PB6
H
汎用ポート
153
PB7
C
汎用ポート
154
VDDI
⎯
内部電源
155
X1B
A
48 MHz 発振端子
156
VSS
⎯
グランド
157
X0B
A
48 MHz 発振端子
158
VDDE
⎯
3.3 V 電源
159
UDM
160
UDP
161
B0
D
RGB デジタル出力
162
B1
D
RGB デジタル出力
163
B2
D
RGB デジタル出力
164
G0
D
RGB デジタル出力
165
G1
D
RGB デジタル出力
166
G2
D
RGB デジタル出力
167
R0
D
RGB デジタル出力
168
R1
D
RGB デジタル出力
169
R2
D
RGB デジタル出力
170
VDDI
⎯
内部ロジック電源
USB
USB ファンクション
USB ファンクション
(続く)
DS07–16705–3
11
MB91319R シリーズ
(続き)
端子番号
端子名
入出力回路形式*
171
VOB2
D
半透明色期間出力
172
VOB1
D
OSD 表示期間出力
173
FH
D
水平同期出力
174
DCKO
D
ドットクロック出力
175
DCKI
G
ドットクロック入力
176
VSYNC
G
垂直同期入力
機能
*:入出力回路形式につきましては「■入出力回路形式」を参照してください。
12
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
■ 入出力回路形式
分類
回路形式
備考
A
X1
クロック入力
・ 発振回路
・ 帰還抵抗 X0:1 MΩ
X0A:10 MΩ
X0
スタンバイ制御
B
P-ch
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ プルアップ抵抗付き
P-ch
N-ch
デジタル入力
C
・ CMOS レベル出力
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ スタンバイ制御あり
P-ch
デジタル出力
デジタル出力
N-ch
デジタル入力
スタンバイ制御
(続く)
DS07–16705–3
13
MB91319R シリーズ
分類
回路形式
備考
D
・ 2.5 V CMOS レベル出力
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ スタンバイ制御あり
2.5 V
P-ch
デジタル出力
デジタル出力
N-ch
デジタル入力
スタンバイ制御
E
P-ch
デジタル出力
・ CMOS レベル出力
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ スタンバイ制御あり
・ アナログ入力スイッチ付き
デジタル出力
N-ch
アナログ入力
制御
デジタル入力
スタンバイ制御
F
・ CMOS レベル入力
・ スタンバイ制御なし
P-ch
N-ch
デジタル入力
(続く)
14
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
分類
回路形式
備考
G
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ スタンバイ制御なし
P-ch
N-ch
デジタル入力
H
プルダウン制御
P-ch
デジタル出力
・ CMOS レベル出力
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ スタンバイ制御あり
・ プルダウン抵抗付き
デジタル出力
N-ch
N-ch
デジタル入力
スタンバイ制御
I
P-ch
P-ch
デジタル出力
・ CMOS レベル出力
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ スタンバイ制御あり
・ プルアップ抵抗付き
デジタル出力
N-ch
デジタル入力
スタンバイ制御
(続く)
DS07–16705–3
15
MB91319R シリーズ
分類
回路形式
備考
J
・ オープンドレイン出力
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ スタンバイ制御あり
P-ch
オープンドレイン
制御
デジタル出力
N-ch
デジタル入力
スタンバイ制御
K
アナログ端子
P-ch
N-ch
L
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ プルダウン抵抗付き
P-ch
N-ch
N-ch
デジタル入力
M
CMOS レベル出力
P-ch
デジタル出力
デジタル出力
N-ch
(続く)
16
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
分類
回路形式
備考
N
・ I C 用 3 ポート
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ CMOS レベル出力
・ ストップ制御付き
2
P-ch
オープンドレイン
制御
デジタル出力
N-ch
デジタル入力
}制御
デジタル入力
制御
オープンドレイン制御
P-ch
デジタル出力
N-ch
デジタル入力
P-ch
オープンドレイン制御
デジタル出力
N-ch
O
・ CMOS レベル出力
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ スタンバイ制御なし
P-ch
デジタル出力
デジタル出力
N-ch
デジタル入力
(続く)
DS07–16705–3
17
MB91319R シリーズ
(続き)
分類
回路形式
備考
P
P-ch
デジタル出力
・ CMOS レベル出力
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ スタンバイ制御なし
・ プルダウン抵抗付き
デジタル出力
N-ch
N-ch
デジタル入力
USB
USB 入出力端子
UDP ( + ) 出力
UDP(+)
UDP ( + ) 入力
Differential
UDM(-)
差動入力
UDM ( − ) 入力
UDM ( − ) 出力
方向
18
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
■ デバイス使用上の注意
・ラッチアップ防止のために
CMOS IC では , 以下の場合にラッチアップ現象を生じることがあります。ラッチアップが生じると電源電流が激増し ,
素子の熱破壊に至ることがありますので使用に際しては最大定格を超えることのないよう十分に注意してください。
・ 入力端子や出力端子に VDDE 端子または VDDI 端子より高い電圧や VSS 端子より低い電圧を印加した場合
・ VDDE 端子と VSS 端子の間 , または VDDI 端子と VSS 端子の間に定格を超える電圧を印加した場合
・未使用入力端子の処理について
使用していない入力端子を開放のままにしておくと誤動作の原因となることがありますので , プルアップまたはプルダ
ウンの処理をしてください。
・電源端子について
VDDE 端子または VDDI 端子 , VSS 端子が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するため
にデバイス内部で同電位にすべきものどうしを接続してありますが , 不要輻射の低減・グランドレベルの上昇によるスト
ローブ信号の誤動作の防止・総出力電流規格を遵守などのために , 必ずそれらすべてを外部で電源およびグランドに接続
してください。また , 電流供給源からできるかぎり低インピーダンスで本デバイスの VDDE 端子または VDDI 端子 , VSS
端子に接続するような配慮をお願いいたします。
さらに , 本デバイスの近くで , VDDE 端子と VSS 端子 , または VDDI 端子と VSS 端子の間に 0.1 μF 程度のセラミックコ
ンデンサをバイパスコンデンサとして接続することをお勧めいたします。
・水晶発振回路について
X0 端子 , X1 端子の近辺のノイズは本デバイスの誤動作の原因となります。X0 端子 , X1 端子および水晶発振子 ( あるい
はセラミック発振子) さらにグランドへのバイパスコンデンサはできるかぎり近くに配置するようにプリント板を設計し
てください。
また , X0 端子 , X1 端子の回りをグランドで囲むようなプリント板アートワークは安定した動作を期待できますので , 強
くお勧めいたします。
各量産品において , ご使用される発振子メーカに発振評価依頼をしてください。
・モード端子 (MD0 ∼ MD3) について
これらの端子は , ノイズにより誤ってテストモードに入ってしまうことを防ぐために , VDDE 端子および VSS 端子と同
じ電流供給源とできる限り短く低インピーダンスで接続するようにしてください。
・ツールリセット端子 (TRST) について
この端子はツールを使用しない場合 , 必ず INIT 端子と同じ信号を入れてください。量産品におきましても同様な処理を
お願いいたします。
・電源投入時について
電源投入直後は必ず INIT 端子にて設定初期化リセット (INIT) を行ってください。
また , 電源投入直後は , 発振回路の発振安定待ち時間を確保するため , INIT 端子への “L” レベル入力を発振回路の要求す
る安定待ち時間の間持続してください (INIT 端子による INIT では , 発振安定待ち時間の設定は最小値に初期化されてい
ます ) 。
・電源投入時の原発振入力について
電源投入時は , 必ず発振安定待ち解除されるまでの間クロックを入力してください。
・電源投入 / 切断時の注意事項
・ VDDI 端子と VDDE 端子の電源投入 / 切断時の注意事項
VDDI 端子の電源電圧が切断されている条件で VDDE 端子の電源電圧のみを継続的 (1 分間を目安 ) に印加することは ,
LSI の信頼性上の問題がありますので避けてください。
VDDE 端子の電源電圧を OFF 状態から ON 状態に復帰させる際には , 電源ノイズなどの影響により , 回路の内部状態
が保持できない場合があります。
投入時
VDDI 端子の電源電圧→アナログ→ VDDE 端子の電源電圧→信号
切断時
信号→ VDDE 端子の電源電圧→アナログ→ VDDI 端子の電源電圧
DS07–16705–3
19
MB91319R シリーズ
・ 電源投入時の不定出力について
電源投入時は内部電源が安定するまでの間 , 出力端子が不定となる可能性があります。
・クロックについて
外部クロック使用時の注意について
外部クロックを使用する際には , 原則として X0 (X0A, X0B) 端子 , X1 (X1A, X1B) 端子には X0 (X0A, X0B) と逆相のク
ロックを同時に供給してください。ただし , この場合には STOP モード ( 発振停止モード ) は使用しないでください。
(STOP 時 X1 (X1A, X1B) 端子が “H” 出力で停止するため ) 12.5 MHz 以下では X0 (X0A, X0B) 端子のみの供給で使用できま
す。
・外部クロック使用方法 ( 通常 )
X0, X0A, X0B
X1, X1A, X1B
MB91319R シリーズ
(注意事項)STOP モード ( 発振停止モード ) は使用できません。
・外部クロック使用方法 (12.5 MHz 以下の場合は可能 )
X0, X1A, X1A
OPEN
X1, X1A, X1B
MB91319R シリーズ
(注意事項)X0 (X0A, X0B) の信号に対して X1 (X1A, X1B) は 10 MHz のときに 15 ns 以内の Delay となるように設計して
ください。
・制限事項
MB91319R シリーズ共通
(1) クロック制御部
INIT 端子への “L” 入力時には , 発振安定待ち時間を確保してください。
(2) ビットサーチモジュール
0 検出用データレジスタ (BSD0) , 1 検出用データレジスタ (BSD1) , 変化点検出用データレジスタ ( BSDC) はワードアク
セスのみです。
(3) I/O ポート
ポートへのアクセスはバイトアクセスのみです。
(4) 低消費電力モード
・ スタンバイモードに入れる場合は , 同期スタンバイモード (TBCR:タイムベースカウンタ制御レジスタの bit8 SYNCS
ビットにて設定します ) を使用した上で , 以下のシーケンスを必ず使用してください。
(LD1 #value_of_stanby, R0)
(LD1 #_STCR, R12)
STB R0, @R12
;スタンバイ制御レジスタ (STCR) への書込み
LDUB
@R12, R0
;同期スタンバイのための STCR リード
LDUB
@R12, R0
;もう一度 STCR をダミーリード
NOP
;タイミング調整用 NOP × 5
NOP
NOP
NOP
NOP
20
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
(5) PS レジスタに関する注意事項
一部の命令で PS レジスタを先行処理しているため , 下記の例外動作により , デバッガご使用時に割込み処理ルーチン
でブレークしたり , PS フラグの表示内容が更新されたりする場合があります。
いずれの場合も , EIT から復帰後以降に , 正しく再処理を行うように設計されているので , EIT 前後の動作は仕様通りの
処理を行います。
・DIVOU/DIVOS 命令の直前の命令で , ユーザ割込み・NMI を受けた場合 , またはステップ実行を行った場合 , またはエ
ミュレータメニューにてブレークした場合のいずれかにおいて , 以下のような動作を行う場合があります。
(1) D0, D1 フラグが , 先行して更新されます。
(2) EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み・NMI, またはエミュレータ ) を実行します。
(3) EIT から復帰後 , DIVOU/DIVOS 命令が実行され , D0/D1 フラグが (1) と同じ値に更新されます。
・ユーザ割込み・NMI 要因が発生している状態で , 割込みを許可するために ORCCR, STILM, MOV Ri, PS の各命令が実行
されると , 以下のような動作を行います。
(1) PS レジスタが , 先行して更新されます。
(2) EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み・NMI) を実行します。
(3) EIT から復帰後 , 上記命令が実行され , PS レジスタが (1) と同じ値に更新されます。
(6) ウォッチドッグタイマ機能について
本品種が備えているウォッチドッグタイマ機能は , プログラムが一定時間内にリセット延期動作を行うことを監視し ,
プログラムの暴走によりリセット延期動作が行われなかったときに, CPUをリセットするための機能です。そのため, いっ
たんウォッチドッグタイマ機能を有効にすると , リセットを掛けるまで動作を続けます。
例外として , CPU のプログラム実行が停止する条件では自動的にリセット延期を行います。
なお , システムの暴走により上記状態となってしまった場合 , ウォッチドッグリセットが発生しない可能性があります。
その場合 , 外部 INIT 端子よりリセット (INIT) をかけてください。
(7) A/D 使用時の注意について
MB91319R シリーズは A/D コンバータを内蔵しておりますが , その AVCC 端子には VDDE 端子より高い電圧を供給し
ないでください。
・同期モードのソフトウェアリセットについて
同期モードのソフトウェアリセットを使用する時は , STCR ( スタンバイ制御レジスタ ) の SRST ビットに “0” を設定す
る前に , 以下 2 つの条件を必ず満たしてください。
・割込み許可グラフ (I-Flag) を割込み禁止 (I-Flag = 0) に設定する。
・NMI を使用しない。
エバチップ MB91FV319R 固有
(8) ソフトウェアブレークとユーザ割込み /NMI 同時発生 (MB91FV319R のみ )
ソフトウェアブレークとユーザ割込み /NMI が同時に発生した場合 , エミュレータデバッガにて , 以下の現象が発生す
ることがあります。
・ 設定したブレークポイントでないところを示して停止します。
・ 停止後の再実行が正しく行われません。
本現象が発生した場合は , ソフトウェアブレークではなく , ハードウェアブレークをご使用ください。また , モニタデ
バッガをご使用の場合は , 該当箇所にブレークを設定しないようにしてください。
(9) RETI 命令のステップ実行
ステップ実行する際 , 割込みが頻繁に発生する環境下では , RETI をステップ実行後に該当割込み処理ルーチンだけを繰
り返して実行します。その結果 , メインルーチンや割込みレベルの低いプログラムの実行が行われなくなります。回避のた
めに , RETI 命令をステップ実行しないでください。または , 該当割込みルーチンのデバッグが不要になった段階で , 該当
割込みを禁止してデバッグを行ってください。
(10) オペランドブレークについて
スタックポインタのアドレスを含む領域に対するアクセスを , データイベントブレークの対象に設定しないでくださ
い。
DS07–16705–3
21
MB91319R シリーズ
(11) コンフィグレーション用バッチファイル例
内部 RAM にプログラムをダウンロードしてデバッグを実行する場合 , RESET をかけたあとは必ず下記バッチファイル
を実行してください。
#---------------------------------------------------------------------------#Set MODR (0x7fd) = Enable In memory + 16 bit External Bus
set mem/byte 0x7fd = 0x5
#-----------------------------------------------------------------------------(12) 内蔵 Flash/ROM 領域のアドレスについて ( プログラム用フラッシュメモリ:1 M バイト品 )
内蔵 Flash/ROM 領域のアドレス 0X0017FFF8 番地は予約されています。必ず FE を設定してください。
22
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
■ ブロックダイヤグラム
FR60
CPU コア
32
32
ビットサーチ
RAM
EVA, Flash
48 K バイト
マスク ROM
32 K バイト
バスコンバータ
32 ∼ 16
アダプタ
外部 I/F
クロック
制御
Flash
1 M バイト* 1
マスク ROM
512 K バイト* 1
DMAC
5 チャネル
USB
ファンク
ション
フォント Flash
Flash 512 K バイト* 2
マスク ROM
384 K バイト* 2
割込み
コントローラ
OSDC
UART
5 チャネル
I2 C
4 チャネル
A/D
コンバータ
10 チャネル
PWC
1 チャネル
PPG
4 チャネル
リロード
タイマ
3 チャネル
CC デコーダ
2 チャネル
外部割込み
ポート
多機能タイマ
4 チャネル
* 1: プログラム ROM として MB91FV319R と MB91F318R/F318S は , フラッシュメモリ 1 M バイトが ,
MB91316/316A はマスク ROM 512 K バイトが搭載されています。
* 2: フォント ROM として MB91FV319R はフラッシュメモリ 512 K バイトが , MB91F318R/F318S と
MB91316/316A はマスク ROM 384 K バイトが搭載されています。
DS07–16705–3
23
MB91319R シリーズ
■ メモリ空間
FR ファミリの論理アドレス空間は 4 G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセスを行います。
・ダイレクトアドレッシング領域
アドレス空間の下記の領域は I/O 用に使用されます。
この領域をダイレクトアドレッシング領域と呼び , 命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。
ダイレクト領域は , アクセスするデータのサイズにより , 以下のように異なります。
→バイトデータアクセス:
000H ∼ 0FFH
→ハーフワードデータアクセス: 000H ∼ 1FFH
→ワードデータアクセス:
000H ∼ 3FFH
・メモリマップ
シングルチップモード
0000 0000H
I/O
0000 0400H
I/O
0001 0000H
アクセス禁止
0002 F800H
0003 C000H
0004 0000H
0005 0000H
0006 0000H
0007 0000H
フォント RAM
内蔵 RAM * 1
アクセス禁止
アクセス禁止
USB ファンクション
OSDC
0008 0000H
Flash ROM 1*2
1M バイト
0018 0000H
Flash ROM 2*3
512 K バイト
0020 0000H
アクセス禁止
FFFF FFFFH
* 1:MB91F318R/F318S, MB91FV319R の内蔵 RAM の領域は , 0003 4000H ∼ 0003 FFFFH (48 K バイト ) と
なります。MB91316/316A の内蔵 RAM の領域は , 0003 8000H ∼ 0003 FFFFH (32 K バイト ) となります。
* 2:MB91316/316A においては , 0008 0000H ∼ 000F FFFFH ( マスク ROM 512 K バイト ) となります。
* 3:MB91F318R/F318S, MB91316/316A においては , 0018 0000H ∼ 001F FFFFH のうち 384 K バイト分
( マスク ROM 384 K バイト ) となります。
24
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
■ I/O マップ
メモリ空間領域と周辺リソースの各レジスタの対応を示します。
・表の見方
アドレス
00000000H
レジスタ
+0
+1
+2
+3
PDR0 [R/W]
XXXXXXXX
PDR1 [R/W]
XXXXXXXX
PDR2 [R/W]
XXXXXXXX
PDR3 [R/W]
XXXXXXXX
ブロック
T-unit
ポートデータ
レジスタ
リード / ライト アトリビュート
リセット後のレジスタ初期値
レジスタ名 (1 コラムのレジスタが 4n 番地 , 2 コラムが 4n + 2 番地・・・)
最左のレジスタ番地 ( ワードでアクセスした際は , 1 コラム目のレジスタが
データの MSB 側となります。)
(注意事項)レジスタのビット値は , 以下のように初期値を表します。
“1”:初期値 “1”
“0”:初期値 “0”
“X”:初期値 “X”
“ - ”:その位置に物理的にレジスタがない。
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
ブロック
000000H
⎯
∼
00000FH
予約
000010H
PDR0[R/W]
XXXXXXXX
PDR1[R/W]
XXXXXXXX
PDR2[R/W]
XXXXXXXX
PDR3[R/W]
XXXXXXXX
000014H
PDR4[R/W]
XXXXXXXX
PDR5[R/W]
XXXXXXXX
⎯
PDR7[R/W]
--XXXXXX
000018H
PDR8[R/W]
XXXXXXXX
PDR9[R/W]
XXXXXXXX
PDRA[R/W]
-----XXX
PDRB[R/W]
XXXXXXXX
00001CH
PDRC[R/W]
XXXXXXXX
⎯
⎯
⎯
000020H
ADCTH[R/W]
XXXXXX00
ADCTL[R/W]
00000X00
R-bus
ポートデータ
レジスタ
ADCH[R/W]
00000000 00000000
000024H
ADAT0[R]
XXXXXX00 00000000
ADAT1[R]
XXXXXX00 00000000
000028H
ADAT2[R]
XXXXXX00 00000000
ADAT3[R]
XXXXXX00 00000000
00002CH
ADAT4[R]
XXXXXX00 00000000
ADAT5[R]
XXXXXX00 00000000
000030H
ADAT6[R]
XXXXXX00 00000000
ADAT7[R]
XXXXXX00 00000000
10 ビット
A/D コンバータ
000034H
∼
00003CH
⎯
予約
(続く)
DS07–16705–3
25
MB91319R シリーズ
アドレス
レジスタ
+2
+3
ブロック
+0
+1
000040H
EIRR [R/W]
00000000
ENIR [R/W]
00000000
ELVR [R/W]
00000000
Ext int
000044H
DICR [R/W]
-------0
HRCL [R/W]
0--11111
⎯
DLYI/I-unit
000048H
TMRLR0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR0 [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
00004CH
⎯
TMCSR0 [R/W]
----0000 00000000
000050H
TMRLR1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR1 [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000054H
⎯
TMCSR1 [R/W]
----0000 00000000
000058H
TMRLR2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR2 [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
00005CH
⎯
TMCSR2 [R/W]
----0000 00000000
000060H
000064H
000068H
00006CH
000070H
000074H
000078H
00007CH
000080H
000084H
SSR0 [R/W]
00001-00
SIDR0 [R/W]
XXXXXXXX
UTIM0 [R] (UTIMR [W])
00000000 00000000
SSR1 [R/W]
00001-00
SIDR1 [R/W]
XXXXXXXX
UTIM1 [R] (UTIMR [W])
00000000 00000000
SSR2 [R/W]
00001-00
SIDR2 [R/W]
XXXXXXXX
UTIM2 [R] (UTIMR [W])
00000000 00000000
SSR3 [R/W]
00001-00
SIDR3 [R/W]
XXXXXXXX
UTIM3 [R] (UTIMR [W])
00000000 00000000
SSR4 [R/W]
00001-00
SIDR4 [R/W]
XXXXXXXX
UTIM4 [R] (UTIMR [W])
00000000 00000000
000088H,
00008CH
000090H
000094H
PWCCH[R/W]
00-00000
PWCD[R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
リロードタイマ 1
リロードタイマ 2
SCR0 [R/W]
00000100
SMR0 [R/W]
00--0-0-
UART0
DRCL0 [W]
--------
UTIMC0 [R/W]
0--00001
U-TIMER 0
SCR1 [R/W]
00000100
SMR1 [R/W]
00--0-0-
UART1
DRCL1 [W]
--------
UTIMC1 [R/W]
0--00001
U-TIMER 1
SCR2 [R/W]
00000100
SMR2 [R/W]
00--0-0-
UART2
DRCL2 [W]
--------
UTIMC2 [R/W]
0--00001
U-TIMER 2
SCR3 [R/W]
00000100
SMR3 [R/W]
00--0-0-
UART3
DRCL3 [W]
--------
UTIMC3 [R/W]
0--00001
U-TIMER 3
SCR4 [R/W]
00000100
SMR4 [R/W]
00--0-0-
UART4
DRCL4 [W]
--------
UTIMC4 [R/W]
0--00001
U-TIMER 4
⎯
PWCCL[R/W]
0000--00
リロードタイマ 0
予約
⎯
PWC
⎯
(続く)
26
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
アドレス
000098H
00009CH
レジスタ
+0
+1
PWCC2[R/W]
000-----
予約
+2
+3
ブロック
⎯
PWC
PWCUD[R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
⎯
0000A0H
⎯
∼
0000ACH
0000B0H
IFN0 [R]
00000000
IFRN0 [R/W]
00000000
0000B4H
IBCR0 [R/W]
00000000
IBSR0 [R/W]
00000000
ITMK0 [R/W]
00----11 11111111
0000B8H
予約
IFCR0 [R/W]
00-00000
IFDR0 [R/W]
00000000
ITBA0 [R/W]
------00 00000000
ISMK0 [R/W]
01111111
ISBA0 [R/W]
00000000
0000BCH
⎯
IDAR0 [R/W]
00000000
ICCR0 [R/W]
0-011111
IDBL0 [R/W]
-------0
0000C0H
IFN1 [R]
00000000
IFRN1 [R/W]
00000000
IFCR1 [R/W]
00-00000
IFDR1 [R/W]
00000000
0000C4H
IBCR1 [R/W]
00000000
IBSR1 [R/W]
00000000
ITMK1 [R/W]
00----11 11111111
0000C8H
ITBA1 [R/W]
------00 00000000
ISMK1 [R/W]
01111111
ISBA1 [R/W]
00000000
0000CCH
⎯
IDAR1 [R/W]
00000000
ICCR1 [R/W]
0-011111
IDBL1 [R/W]
-------0
0000D0H
IFN2 [R]
00000000
IFRN2 [R/W]
00000000
IFCR2 [R/W]
00-00000
IFDR2 [R/W]
00000000
0000D4H
IBCR2 [R/W]
00000000
IBSR2 [R/W]
00000000
ITMK2 [R/W]
00----11 11111111
0000D8H
ITBA2 [R/W]
------00 00000000
ISMK2 [R/W]
01111111
ISBA2 [R/W]
00000000
0000DCH
⎯
IDAR2 [R/W]
00000000
ICCR2 [R/W]
0-011111
IDBL2 [R/W]
-------0
0000E0H
IFN3 [R]
00000000
IFRN3 [R/W]
00000000
IFCR3 [R/W]
00-00000
IFDR3 [R/W]
00000000
0000E4H
IBCR3 [R/W]
00000000
IBSR3 [R/W]
00000000
ITMK3 [R/W]
00----11 11111111
0000E8H
0000ECH
⎯
IDAR3 [R/W]
00000000
ITBA3 [R/W]
------00 00000000
ISMK3 [R/W]
01111111
ISBA3 [R/W]
00000000
ICCR3 [R/W]
0-011111
IDBL3 [R/W]
-------0
I2C インタ
フェース 0
I2C インタ
フェース 1
I2C インタ
フェース 2
I2C インタ
フェース 3
(続く)
DS07–16705–3
27
MB91319R シリーズ
アドレス
0000F0H
0000F4H
0000F8H
0000FCH
000100H
000104H
000108H
レジスタ
+0
+1
+2
+3
T0LPCR [R/W]
-----000
T0CCR [R/W]
0-010000
T0TCR [R/W]
00000000
T0R [R/W]
---00000
T0DRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
T1LPCR [R/W]
-----000
T0CRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
T1CCR [R/W]
0-000000
T1TCR[R/W]
00000000
T1DRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
T2LPCR [R/W]
-----000
T1R [R/W]
---00000
T1CRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
T2CCR [R/W]
0-000000
T2TCR [R/W]
00000000
T2DRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
T3LPCR [R/W]
-----000
ブロック
T2R [R/W]
---00000
マルチ
ファンクション
タイマ
T2CRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
T3CCR [R/W]
0-000000
T3TCR [R/W]
00000000
T3R [R/W]
---00000
00010CH
T3DRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
T3CRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000110H
TMODE [R/W]
-------- -----0--
⎯
000114H
⎯
∼
00011FH
000120H
PTMR0 [R]
11111111 11111111
000124H
PDUT0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000128H
PTMR1 [R]
11111111 11111111
00012CH
PDUT1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000130H
PTMR2 [R]
11111111 11111111
000134H
PDUT2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000138H
PTMR3 [R]
11111111 11111111
00013CH
PDUT3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
予約
PCSR0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCNH0 [R/W]
00000000
PCNL0 [R/W]
00000000
PCSR1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCNH1 [R/W]
00000000
PCNL1 [R/W]
00000000
PCSR2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCNH2 [R/W]
00000000
PCNL2 [R/W]
00000000
PCSR3[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCNH3 [R/W]
00000000
PCNL3 [R/W]
00000000
PPG0
PPG1
PPG2
PPG3
000140H
∼
00014CH
⎯
予約
⎯
予約
000150H
∼
00015CH
(続く)
28
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
000160H
DSLC00
0-------
DSLC10
-011----
CCDC0
00-00011
VSEP0
00--0001
000164H
CSYSEP0
-101-011
HMASK0
--100000
HCLR0
---00110
FLD0
00100000
000168H
HCNT0
00000000
C21H0
0-111111
CRIP0
11111111
CRIC0
000-0000
00016CH
CSTB0
11111111
CDTH0
11111111
CDAT00
00000000
CDAT10
00000000
000170H
ID1C0
0-----00
ID20H0
0-111111
IDREF0
0-111111
IDTH0
11111111
000174H
IDSTB0
11111111
IDDAT00
--000000
IDDAT10
00000000
IDDAT20
--000000
000178H
DSAC10
---000-0
DSAC20
10110011
DSAC30
00-00-00
⎯
CC デコーダ
0 チャネル
⎯
00017CH
000180H
DSLC01
0-------
DSLC11
-011----
CCDC1
00-00011
VSEP1
00--0001
000184H
CSYSEP1
-101-011
HMASK1
--100000
HCLR1
---00110
FLD1
00100000
000188H
HCNT1
00000000
C21H1
0-111111
CRIP1
11111111
CRIC1
000-0000
00018CH
CSTB1
11111111
CDTH1
11111111
CDAT01
00000000
CDAT1
00000000
000190H
ID1C1
0-----00
ID20H1
0-111111
IDREF1
0-111111
IDTH1
11111111
000194H
IDSTB1
11111111
IDDAT01
--000000
IDDAT11
00000000
IDDAT21
--000000
000198H
DSAC11
---000-0
DSAC21
10110011
DSAC31
00-00-00
⎯
00019CH
ブロック
CC デコーダ
1 チャネル
⎯
0001A0H
∼
0001FCH
⎯
000200H
DMACA0 [R/W]
00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000204H
DMACB0 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000208H
DMACA1 [R/W]
00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
00020CH
DMACB1 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
予約
DMAC
(続く)
DS07–16705–3
29
MB91319R シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
000210H
DMACA2 [R/W]
00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000214H
DMACB2 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000218H
DMACA3 [R/W]
00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
00021CH
DMACB3 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000220H
DMACA4 [R/W]
00000000 0000XXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000224H
DMACB4 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000228H
⎯
+3
ブロック
DMAC
00022CH
⎯
予約
DMACR [R/W]
0XX00000 XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
DMAC
∼
00023CH
000240H
000244H
⎯
∼
0002FCH
予約
000300H
⎯
∼
0003ECH
0003F0H
BSD0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
0003F4H
BSD1 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
0003F8H
BSDC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
0003FCH
BSRR [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000400H
DDR0 [R/W]
00000000
DDR1 [R/W]
00000000
DDR2 [R/W]
00000000
DDR3 [R/W]
00000000
000404H
DDR4 [R/W]
00000000
DDR5 [R/W]
00000000
⎯
DDR7 [R/W]
--000000
000408H
DDR8 [R/W]
00000000
00040CH
DDRC [R/W]
00000000
DDR9 [R/W]
00000000
DDRA [R/W]
-----000
DDRB [R/W]
00000000
ビットサーチ
モジュール
R-bus
ポート方向
レジスタ
⎯
(続く)
30
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
000410H
PFR0 [R/W]
0--00000
PFR1 [R/W]
00000000
PFR2 [R/W]
00000000
PFR3 [R/W]
00000000
000414H
PFR4 [R/W]
0000--00
PFR5 [R/W]
11111111
PFR6 [R/W]
11111111
PFR7 [R/W]
11111111
000418H
PFR8 [R/W]
11111111
PFR9 [R/W]
11111111
PFRA [R/W]
11111111
PFRB [R/W]
11111111
00041CH
PFRC [R/W]
1111---1
PFRD [R/W]
---11111
ブロック
R-bus
ポート機能
レジスタ
⎯
000420H
⎯
∼
00043CH
予約
000440H
ICR00 [R/W]
---11111
ICR01 [R/W]
---11111
ICR02[R/W]
---11111
ICR03 [R/W]
---11111
000444H
ICR04 [R/W]
---11111
ICR05 [R/W]
---11111
ICR06 [R/W]
---11111
ICR07 [R/W]
---11111
000448H
ICR08 [R/W]
---11111
ICR09 [R/W]
---11111
ICR10 [R/W]
---11111
ICR11 [R/W]
---11111
00044CH
ICR12 [R/W]
---11111
ICR13 [R/W]
---11111
ICR14 [R/W]
---11111
ICR15 [R/W]
---11111
000450H
ICR16 [R/W]
---11111
ICR17 [R/W]
---11111
ICR18 [R/W]
---11111
ICR19 [R/W]
---11111
000454H
ICR20 [R/W]
---11111
ICR21 [R/W]
---11111
ICR22 [R/W]
---11111
ICR23 [R/W]
---11111
000458H
ICR24 [R/W]
---11111
ICR25 [R/W]
---11111
ICR26 [R/W]
---11111
ICR27 [R/W]
---11111
00045CH
ICR28 [R/W]
---11111
ICR29 [R/W]
---11111
ICR30 [R/W]
---11111
ICR31 [R/W]
---11111
000460H
ICR32 [R/W]
---11111
ICR33 [R/W]
---11111
ICR34 [R/W]
---11111
ICR35 [R/W]
---11111
000464H
ICR36 [R/W]
---11111
ICR37 [R/W]
---11111
ICR38 [R/W]
---11111
ICR39 [R/W]
---11111
000468H
ICR40 [R/W]
---11111
ICR41 [R/W]
---11111
ICR42 [R/W]
---11111
ICR43 [R/W]
---11111
00046CH
ICR44 [R/W]
---11111
ICR45 [R/W]
---11111
ICR46 [R/W]
---11111
ICR47 [R/W]
---11111
割込み制御
ユニット
000470H
⎯
∼
00047CH
予約
000480H
RSRR [R/W]
10000000*2
STCR [R/W]
00110011*2
TBCR [R/W]
00XXXX00*1
CTBR [W]
XXXXXXXX
000484H
CLKR [R/W]
00000000*1
WPR [W]
XXXXXXXX
DIVR0 [R/W]
00000011*1
DIVR1[R/W]
00000000*1
クロック制御
ユニット
(続く)
DS07–16705–3
31
MB91319R シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
⎯
000488H
+2
+3
OSCCR [R/W]
XXXXXXX0
⎯
ブロック
予約
00048CH
WPCR [R/W]
00---000
⎯
時計タイマ
000490H
OSCR [R/W]
00---000
⎯
メイン発振
安定待ちタイマ
000494H
∼
0005FCH
⎯
予約
⎯
予約
⎯
予約
000600H
∼
0007FCH
000800H
∼
000AFCH
000B00H
ESTS0 [R/W]
X0000000
ESTS1 [R/W]
XXXXXXXX
ESTS2 [R]
1XXXXXXX
⎯
000B04H
ECTL0 [R/W]
0X000000
ECTL1 [R/W]
00000000
ECTL2 [W]
000X0000
ECTL3 [R/W]
00X00X11
000B08H
ECNT0 [W]
XXXXXXXX
ECNT1 [W]
XXXXXXXX
EUSA [W]
XXX00000
EDTC [W]
0000XXXX
000B0CH
EWP1 [R]
00000000 00000000
⎯
000B10H
EDTR0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
EDTR1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000B14H
∼
000B1CH
⎯
000B20H
EIA0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B24H
EIA1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B28H
EIA2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B2CH
EIA3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B30H
EIA4 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B34H
EIA5 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B38H
EIA6 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B3CH
EIA7 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
DSU
(続く)
32
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
000B40H
EDTA [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B44H
EDTM [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B48H
EOA0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B4CH
EOA1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B50H
EPCR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B54H
EPSR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B58H
EIAM0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B5CH
EIAM1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B60H
EOAM0/EODM0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B64H
EOAM1/EODM1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B68H
EOD0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B6CH
EOD1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
+3
ブロック
DSU
000B70H
∼
000FFCH
⎯
001000H
DMASA0 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
001004H
DMADA0 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
001008H
DMASA1 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
00100CH
DMADA1 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
001010H
DMASA2 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
001014H
DMADA2 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
001018H
DMASA3 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
00101CH
DMADA3 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
予約
DMAC
(続く)
DS07–16705–3
33
MB91319R シリーズ
(続き)
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
001020H
DMASA4 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
001024H
DMADA4 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
+3
ブロック
DMAC
001028H
⎯
∼
006FFCH
予約
007000H
FLCR [R/W]
0110X000
⎯
007004H
FLWC [R/W]
00010011
⎯
プログラム
フラッシュ
インタフェース
007008H
⎯
∼
0070FFH
予約
007100H
FNCR [R/W]
0110X000
⎯
007104H
FNWT [R/W]
00010011
⎯
フォント
フラッシュ
インタフェース
* 1:リセットレベルで初期値が異なるレジスタです。表示は , INIT レベルのものです。
* 2:リセットレベルで初期値が異なるレジスタです。表示は , INIT 端子による INIT レベルのものです。
34
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
ブロック
050000H
∼
050024H
予約
予約
予約
予約
050028H
∼
05FFFFH
060000H
FIFO0o [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
FIFO0i [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
060004H
FIFO1 [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
FIFO2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
060008H
FIFO3 [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
⎯
06000CH
∼
06001FH
予約
060020H
予約
CONT1 [R/W]
000XX0XX XXX00000
060024H
CONT2 [R/W]
XXXXXXXX XXX00000
CONT3 [R/W]
XXXXXXXX XXX00000
060028H
CONT4 [R/W]
XXXXXXXX XXX00000
CONT5 [R/W]
XXXXXXXX XXXX00XX
06002CH
CONT6 [R/W]
XXXXXXXX XXXX00XX
CONT7 [R/W]
XXXXXXXX XXX00000
060030H
CONT8 [R/W]
XXXXXXXX XXX00000
CONT9 [R/W]
0XX0XXXX 0XXX0000
060034H
CONT10 [R/W]
00000000 X00000XX
TTSIZE [R/W]
00010001 00010001
060038H
TRSIZE [R/W]
00010001 00010001
予約
06003CH
USB
ファンクション
予約
060040H
RSIZE0 [R]
XXXXXXXX XXXX0000
予約
060044H
RSIZE1 [R]
XXXXXXXX X0000000
予約
060048H
∼
06005FH
060060H
予約
060064H
060068H
ST1 [R/W]
XXXXXX00 00000000
予約
予約
ST2 [R]
XXXXXXXX X0000000
ST3 [R/W]
00XXXXXX X0000000
(続く)
DS07–16705–3
35
MB91319R シリーズ
アドレス
06006CH
レジスタ
+0
+1
+2
ST4 [R/W]
XXXXX000 00000000
+3
ST5 [R/W]
0XX00XXX XX000000
060070H
∼
06007FH
ブロック
USB
ファンクション
予約
060080H
∼
06FFFFH
予約
予約
078000H
OSD_VADR [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_CD1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078004H
OSD_CD2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_RCD1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078008H
OSD_RCD2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_SOC1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
07800CH
OSD_SOC2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_VDPC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078010H
OSD_HDPC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_CVSC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078014H
OSD_SBFCC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_THCC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078018H
OSD_GFCC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_SBCC1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
07801CH
OSD_SBCC2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_SPCC1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078020H
OSD_SPCC2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_SPCC3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078024H
OSD_SPCC4 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_SYNCC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSDC (MAIN)
⎯
078028H
07802CH
⎯
OSD_IOC1 [W]
XXXXXXXX XXXXXX00
078030H
OSD_IOC2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_DPC1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078034H
OSD_DPC2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_DPC3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078038H
OSD_DPC4 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_IRC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
07803CH
OSD_PLT0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLT1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078040H
OSD_PLT2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLT3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078044H
OSD_PLT4 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLT5 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
(続く)
36
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
078048H
OSD_PLT6 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLT7 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
07804CH
OSD_PLT8 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLT9 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078050H
OSD_PLT10 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLT11 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078054H
OSD_PLT12 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLT13 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078058H
OSD_PLT14 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLT15 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
07805CH
OSD_ACT1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_ACT2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078060H
OSD_PLACC11 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLACC12 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078064H
OSD_PLACC2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLACC3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078068H
OSD_PLBCC11 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLBCC12 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
07806CH
OSD_PLBCC2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLBCC3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078070H
OSD_PLCC11[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLCC12[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078074H
OSD_PLCC2[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_PLCC3[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078078H
OSD_CSC1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OSD_CSC2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
ブロック
OSDC (MAIN)
07807CH
⎯
∼
0780FFH
予約
078100H
CCOSD_VADR [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_CD1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078104H
CCOSD_CD2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_RCD1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078108H
CCOSD_RCD2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_SOC1 [W]
XXXXXXXX 0000XXXX
07810CH
CCOSD_SOC2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_VDPC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078110H
CCOSD_HDPC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_CVSC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078114H
⎯
CCOSD_THCC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078118H
⎯
07811CH
⎯
OSDC (CC)
(続く)
DS07–16705–3
37
MB91319R シリーズ
(続き)
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
078120H
⎯
078124H
⎯
078128H
⎯
07812CH
⎯
+3
078130H
⎯
CCOSD_DPC1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078134H
CCOSD_DPC2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_DPC3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078138H
CCOSD_DPC4 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_IRC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
07813CH
CCOSD_PLT0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_PLT1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078140H
CCOSD_PLT2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_PLT3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078144H
CCOSD_PLT4 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_PLT5 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078148H
CCOSD_PLT6 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_PLT7 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
07814CH
CCOSD_PLT8 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_PLT9 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078150H
CCOSD_PLT10 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_PLT11 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078154H
CCOSD_PLT12 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_PLT13 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
078158H
CCOSD_PLT14 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
CCOSD_PLT15 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
07815CH
ブロック
OSDC (CC)
⎯
078160H
∼
07FFFFH
38
予約
予約
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
■ 割込み要因と割込みベクタ , 割込みレジスタの割当て
割込み番号
10 進
16 進
割込み
レベル
オフセット
TBR デフォルト
のアドレス
RN
リセット
0
00
⎯
3FCH
000FFFFCH
⎯
モードベクタ
1
01
⎯
3F8H
000FFFF8H
⎯
システム予約
2
02
⎯
3F4H
000FFFF4H
⎯
システム予約
3
03
⎯
3F0H
000FFFF0H
⎯
システム予約
4
04
⎯
3ECH
000FFFECH
⎯
システム予約
5
05
⎯
3E8H
000FFFE8H
⎯
システム予約
6
06
⎯
3E4H
000FFFE4H
⎯
コプロセッサ不在トラップ
7
07
⎯
3E0H
000FFFE0H
⎯
コプロセッサエラートラップ
8
08
⎯
3DCH
000FFFDCH
⎯
INTE 命令
9
09
⎯
3D8H
000FFFD8H
⎯
システム予約
10
0A
⎯
3D4H
000FFFD4H
⎯
システム予約
11
0B
⎯
3D0H
000FFFD0H
⎯
ステップトレーストラップ
12
0C
⎯
3CCH
000FFFCCH
⎯
NMI 要求 (tool)
13
0D
⎯
3C8H
000FFFC8H
⎯
未定義命令例外
14
0E
⎯
3C4H
000FFFC4H
⎯
NMI 要求
15
0F
15 (FH) 固定
3C0H
000FFFC0H
⎯
外部割込み 0
16
10
ICR00
3BCH
000FFFBCH
⎯
外部割込み 1
17
11
ICR01
3B8H
000FFFB8H
⎯
外部割込み 2
18
12
ICR02
3B4H
000FFFB4H
⎯
外部割込み 3
19
13
ICR03
3B0H
000FFFB0H
⎯
外部割込み 4 (USB ファンクション )
20
14
ICR04
3ACH
000FFFACH
⎯
外部割込み 5 (OSDC-MAIN)
21
15
ICR05
3A8H
000FFFA8H
⎯
外部割込み 6 (OSDC-CC)
22
16
ICR06
3A4H
000FFFA4H
⎯
システム予約
23
17
ICR07
3A0H
000FFFA0H
⎯
リロードタイマ 0
24
18
ICR08
39CH
000FFF9CH
8
リロードタイマ 1
25
19
ICR09
398H
000FFF98H
9
リロードタイマ 2
26
1A
ICR10
394H
000FFF94H
10
UART0 ( 受信完了 )
27
1B
ICR11
390H
000FFF90H
0
UART1 ( 受信完了 )
28
1C
ICR12
38CH
000FFF8CH
1
UART2 ( 受信完了 )
29
1D
ICR13
388H
000FFF88H
2
UART0 ( 送信完了 )
30
1E
ICR14
384H
000FFF84H
3
UART1 ( 送信完了 )
31
1F
ICR15
380H
000FFF80H
4
UART2 ( 送信完了 )
32
20
ICR16
37CH
000FFF7CH
5
DMAC0 ( 終了 , エラー )
33
21
ICR17
378H
000FFF78H
⎯
DMAC1 ( 終了 , エラー )
34
22
ICR18
374H
000FFF74H
⎯
DMAC2 ( 終了 , エラー )
35
23
ICR19
370H
000FFF70H
⎯
DMAC3 ( 終了 , エラー )
36
24
ICR20
36CH
000FFF6CH
⎯
DMAC4 ( 終了 , エラー )
37
25
ICR21
368H
000FFF68H
⎯
割込み要因
(続く)
DS07–16705–3
39
MB91319R シリーズ
割込み番号
オフセット
TBR デフォルト
のアドレス
RN
10 進
16 進
割込み
レベル
A/D コンバータ
38
26
ICR22
364H
000FFF64H
⎯
PPG0
39
27
ICR23
360H
000FFF60H
⎯
PPG1
40
28
ICR24
35CH
000FFF5CH
⎯
PPG2
41
29
ICR25
358H
000FFF58H
⎯
PPG3
42
2A
ICR26
354H
000FFF54H
⎯
PWC
43
2B
ICR27
350H
000FFF50H
⎯
CCD0
44
2C
ICR28
34CH
000FFF4CH
⎯
CCD1
45
2D
ICR29
348H
000FFF48H
⎯
メイン発振待ち
46
2E
ICR30
344H
000FFF44H
⎯
タイムベースタイマオーバフロー
47
2F
ICR31
340H
000FFF40H
⎯
システム予約
48
30
ICR32
33CH
000FFF3CH
⎯
時計タイマ
割込み要因
49
31
ICR33
338H
000FFF38H
⎯
2
50
32
ICR34
334H
000FFF34H
⎯
2
51
33
ICR35
330H
000FFF30H
⎯
2
52
34
ICR36
32CH
000FFF2CH
⎯
2
I C ch.3
53
35
ICR37
328H
000FFF28H
⎯
UART3 ( 受信完了 )
54
36
ICR38
324H
000FFF24H
⎯
UART4 ( 受信完了 )
55
37
ICR39
320H
000FFF20H
⎯
UART3 ( 送信完了 )
56
38
ICR40
31CH
000FFF1CH
⎯
UART4 ( 送信完了 )
57
39
ICR41
318H
000FFF18H
⎯
多機能タイマ 0
58
3A
ICR42
314H
000FFF14H
⎯
多機能タイマ 1
59
3B
ICR43
310H
000FFF10H
⎯
多機能タイマ 2
60
3C
ICR44
30CH
000FFF0CH
⎯
多機能タイマ 3
61
3D
ICR45
308H
000FFF08H
⎯
システム予約
62
3E
ICR46
304H
000FFF04H
⎯
遅延割込要因ビット
63
3F
ICR47
300H
000FFF00H
⎯
システム予約 (REALOS にて使用 )
64
40
⎯
2FCH
000FFEFCH
⎯
システム予約 (REALOS にて使用 )
65
41
⎯
2F8H
000FFEF8H
⎯
システム予約
66
42
⎯
2F4H
000FFEF4H
⎯
システム予約
67
43
⎯
2F0H
000FFEF0H
⎯
システム予約
68
44
⎯
2ECH
000FFEECH
⎯
システム予約
69
45
⎯
2E8H
000FFEE8H
⎯
システム予約
70
46
⎯
2E4H
000FFEE4H
⎯
システム予約
71
47
⎯
2E0H
000FFEE0H
⎯
システム予約
72
48
⎯
2DCH
000FFEDCH
⎯
システム予約
73
49
⎯
2D8H
000FFED8H
⎯
システム予約
74
4A
⎯
2D4H
000FFED4H
⎯
システム予約
75
4B
⎯
2D0H
000FFED0H
⎯
システム予約
76
4C
⎯
2CCH
000FFECCH
⎯
I C ch.0
I C ch.1
I C ch.2
(続く)
40
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
(続き)
割込み番号
10 進
16 進
割込み
レベル
オフセット
TBR デフォルト
のアドレス
RN
システム予約
77
4D
⎯
2C8H
000FFEC8H
⎯
システム予約
78
4E
⎯
2C4H
000FFEC4H
⎯
システム予約
79
4F
⎯
2C0H
000FFEC0H
⎯
80
50
2BCH
000FFEBCH
∼
∼
255
FF
割込み要因
INT 命令で使用
DS07–16705–3
⎯
∼
∼
000H
000FFC00H
⎯
41
MB91319R シリーズ
■ 電気的特性
1. 絶対最大定格
項目
定格値
記号
単位
最小
最大
VDDE (3.3 V)
VSS − 0.5
VSS + 4.0
V
VDDI (1.8 V)
VSS − 0.3
VSS + 2.5
V
AVCC
VSS − 0.5
VSS + 4.0
V
入力電圧 *
VI
VSS − 0.5
VDDE + 0.5
V
アナログ端子入力電圧 *
VIA
VSS − 0.5
AVcc + 0.5
V
出力電圧 *
VO
VSS − 0.5
Vcc + 0.5
V
Tstg
− 40
+ 125
°C
電源電圧 *
アナログ電源電圧 *
保存温度
*:VSS = AVSS = 0 V を基準にしています。
<注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ
ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。
2. 推奨動作条件
(VSS = AVSS = 0 V)
項目
動作温度
記号
Ta
VDDE (3.3 V)
電源電圧
アナログ電源電圧
条件
VDDI (1.8 V)
AVCC
⎯
規格値
最小
最大
− 10
+ 70
3.00
3.6
1.65
1.95
3.00
VDDE
単位
°C
V
V
<注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条
件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼
性に悪影響を及ぼすことがあります。
データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され
ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。
42
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
3. 直流規格
(1) CPU
・MB91FV319R, MB91F318R/F318S 用
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
消費電流
( 上段:
1.8 V 系
下段:
3.3 V 系 )
記号
条件
ICCT
時計モード
Ta =+ 25 °C, fclk = 32 kHz
ICC
通常動作 Ta =+ 25 °C,
fcp = 40 MHz, fcpp = 20 MHz
ICCS
メインスリープモード
Ta =+ 25 °C,
fcp = 40 MHz, fcpp = 20 MHz
ICCL
ICCH
“L” レベル
入力電圧
“H” レベル
出力電圧
VIH
VIL
VOH
最小
標準
最大
⎯
400
900
⎯
700
1000
⎯
140
180
⎯
140
190
⎯
80
100
⎯
80
110
サブ RUN モード
Ta =+ 25 °C, fclk = 32 kHz
⎯
500
1200
⎯
900
1300
メインストップモード
Ta =+ 25 °C, fclk = 0 kHz
⎯
240
800
⎯
50
100
⎯
1900
8800
⎯
300
500
VCC × 0.8
⎯
VCC
Ta =+ 70 °C, fclk = 0 kHz
“H” レベル
入力電圧
規格値
⎯
VCC = 3.3 V
VCC = 3.3 V,
IOH = − 4 mA
VSS
VCC − 0.5
⎯
⎯
VCC × 0.2
VCC
単位
備考
μA
ドットクロック PLL 停止
USB クロック停止
mA
ドットクロック
90 MHz
MB91F318R/F318S のみ
mA
ドットクロック PLL 停止
μA
ドットクロック PLL 停止
USB クロック停止
μA
μA
V
V
P00 ∼ P07, P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27, P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47, P50 ∼ P57,
P70 ∼ P74, P80 ∼ P87,
P90 ∼ P97, PA0 ∼ PA2,
PB0 ∼ PB4, PC0 ∼ PC7,
DCKI, VSYNC,
HSYNC1 ∼ HSYNC3
V
P00 ∼ P07, P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27, P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47, P50 ∼ P57,
P70 ∼ P74, P80 ∼ P87,
P90 ∼ P97, PA0 ∼ PA2,
PB0 ∼ PB4, PC0 ∼ PC7,
B0 ∼ B2, G0 ∼ G2,
R0 ∼ R2, VOB1, VOB2,
DCKO, FH
P00 ∼ P07, P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27, P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47, P50 ∼ P57,
P70 ∼ P74, P80 ∼ P87,
P90 ∼ P97, PA0 ∼ PA2,
PB0 ∼ PB4, PC0 ∼ PC7,
B0 ∼ B2, G0 ∼ G2,
R0 ∼ R2, VOB1, VOB2,
DCKO, FH
“L” レベル
出力電圧
VOL
VCC = 3.3 V,
IOL = 4 mA
VSS
⎯
0.4
V
入力リーク
電流
IIL
⎯
−5
⎯
+5
μA
(続く)
DS07–16705–3
43
MB91319R シリーズ
(続き)
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
条件
規格値
最小
標準
最大
単位
備考
I2C バス
スイッチ
接続抵抗
RBS
⎯
⎯
⎯
130
Ω
SCL2 と SCL3 の間
SDA2 と SDA3 の間
SCL3 と SCL4 の間
SDA3 と SDA4 の間
アナログ RGB
リファレンス
電圧
VREF
⎯
1.05
1.10
1.15
V
VREF
アナログ RGB
リファレンス
抵抗
RREF
⎯
2.4
2.7
⎯
kΩ
VR0 と VSSR の間
RL
⎯
⎯
150
160
Ω
ROUT, GOUT, BOUT
アナログ RGB
出力
インピーダンス
44
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
・MB91316/316A 用
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
条件
ICCT
時計モード
Ta =+ 25 °C, fclk = 32 kHz
ICC
消費電流
( 上段:
1.8 V 系
下段:
3.3 V 系 )
最小
標準
最大
⎯
300
600
⎯
700
1000
通常動作 Ta =+ 25 °C,
fcp = 40 MHz, fcpp = 20 MHz
⎯
110
130
⎯
110
140
メインスリープモード
Ta =+ 25 °C,
fcp = 40 MHz, fcpp = 20 MHz
⎯
70
90
ICCS
⎯
70
100
ICCL
サブ RUN モード
Ta =+ 25 °C, fclk = 32 kHz
⎯
400
800
⎯
900
1300
⎯
150
500
⎯
50
100
⎯
1200
5500
⎯
300
500
VCC × 0.8
⎯
VCC
ICCH
メインストップモード
Ta =+ 25 °C, fclk = 0 kHz
Ta =+ 70 °C, fclk = 0 kHz
“H” レベル
入力電圧
“L” レベル
入力電圧
“H” レベル
出力電圧
規格値
VIH
VIL
VOH
⎯
VCC = 3.3 V
VCC = 3.3 V,
IOH = − 4 mA
VSS
VCC − 0.5
⎯
⎯
VCC × 0.2
VCC
単位
備考
μA
ドットクロック PLL 停止
USB クロック停止
mA
ドットクロック
90 MHz
mA
ドットクロック PLL 停止
μA
ドットクロック PLL 停止
USB クロック停止
μA
μA
V
V
P00 ∼ P07, P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27, P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47, P50 ∼ P57,
P70 ∼ P74, P80 ∼ P87,
P90 ∼ P97, PA0 ∼ PA2,
PB0 ∼ PB4, PC0 ∼ PC7,
DCKI, VSYNC,
HSYNC1 ∼ HSYNC3
V
P00 ∼ P07, P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27, P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47, P50 ∼ P57,
P70 ∼ P74, P80 ∼ P87,
P90 ∼ P97, PA0 ∼ PA2,
PB0 ∼ PB4, PC0 ∼ PC7,
B0 ∼ B2, G0 ∼ G2,
R0 ∼ R2, VOB1, VOB2,
DCKO, FH
P00 ∼ P07, P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27, P30 ∼ P37,
P40 ∼ P47, P50 ∼ P57,
P70 ∼ P74, P80 ∼ P87,
P90 ∼ P97, PA0 ∼ PA2,
PB0 ∼ PB4, PC0 ∼ PC7,
B0 ∼ B2, G0 ∼ G2,
R0 ∼ R2, VOB1, VOB2,
DCKO, FH
“L” レベル
出力電圧
VOL
VCC = 3.3 V,
IOL = 4 mA
VSS
⎯
0.4
V
入力リーク
電流
IIL
⎯
−5
⎯
+5
μA
(続く)
DS07–16705–3
45
MB91319R シリーズ
(続き)
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
条件
規格値
最小
標準
最大
単位
備考
I2C バス
スイッチ
接続抵抗
RBS
⎯
⎯
⎯
130
Ω
SCL2 と SCL3 の間
SDA2 と SDA3 の間
SCL3 と SCL4 の間
SDA3 と SDA4 の間
アナログ RGB
リファレンス
電圧
VREF
⎯
1.05
1.10
1.15
V
VREF
アナログ RGB
リファレンス
抵抗
RREF
⎯
2.4
2.7
⎯
kΩ
VR0 と VSSR の間
RL
⎯
⎯
150
160
Ω
ROUT, GOUT, BOUT
アナログ RGB
出力
インピーダンス
46
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
(2) USB
・直流規格 (1)
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
端子名
“H” レベル
出力電圧
VOH
⎯
IOH =− 100 μA
“L” レベル
出力電圧
VOL
⎯
IOL = 100 μA
“H” レベル
出力電流
IOH
⎯
条件
規格値
単位 備考
最小
標準
最大
VDDE − 0.2
⎯
VDDE
V
0
⎯
0.2
V
Full Speed モード時
VOH = VDDE − 0.4 V
− 20
⎯
⎯
mA
Low Speed モード時
VOH = VDDE − 0.4 V
−6
⎯
⎯
mA
Full Speed モード時
VOL = 0.4 V
20
⎯
⎯
mA
Low Speed モード時
VOL = 0.4 V
6
⎯
⎯
mA
“L” レベル
出力電流
IOL
出力短絡電流
IOS
⎯
⎯
⎯
⎯
300
mA
*1
入力リーク
電流
ILZ
⎯
⎯
⎯
⎯
±5
μA
*2
⎯
* 1:出力短絡電流 IOS について
出力短絡電流 IOS は出力端子を VDDE または VSS ( 最大定格内 ) に短絡した場合に流れる最大電流値です。
短絡電流をモニタ
“H” 出力
“H”レベル
GND レベルに短絡
3-State Enable “L”
VDDE レベルに短絡
“L” レベル
“L” 出力
短絡電流をモニタ
3-State Enable “L”
出力短絡電流について:この電流値は『差動出力端子の片側 1 端子あたりの短絡電流値』です。
本 USB I/O Buffer は差動出力なので , 双方の端子について考慮してください。
* 2:Z リーク電流 ILZ 測定について
入力リーク電流 ILZ は , USB I/O Buffer が High-Impedance 状態時に双方向端子に VDDE または VSS 電位を印加した時
のリーク電流量を示します。
リーク電流をモニタ
“Z” 出力
0 V, VDD レベルを出力端子に印可
3-State Enable “H”
DS07–16705–3
47
MB91319R シリーズ
・直流規格 (2)
USB Specification Revision 2.0 Full speed に準拠します。
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
条件
規格値
単位
備考
最小
最大
2.0
⎯
V
*1
⎯
0.8
V
*1
0.2
⎯
V
*2
入力電圧:
“H”レベル (driven)
VIH
“L”レベル
VIL
⎯
差動入力感度
VDI
コモンモード入力電圧
VCM
0.8
2.5
V
*2
“L”レベル
VOL
0.0
0.3
V
*3
“H”レベル (driven)
VOH
2.8
3.6
V
*3
差動出力信号電圧
VCRS
1.3
2.0
V
*4
アップストリームポートプルアップ抵抗
RPU
1.425
1.575
kΩ
1.5 kΩ ± 5%
ダウンストリームポートプルダウン抵抗
RPD
1.425
1.575
kΩ
1.5 kΩ ± 5%
3.0
3.6
V
*5
出力電圧:
⎯
終端電圧:
アップストリームポートプルアップ終端電圧
VTERM
⎯
* 1:入力電圧 VIH, VIL について
USB I/O Buffer の Single-End-Receiver のスイッチング・スレッショルド電圧は VIL (Max) = 0.8 V, VIH (Min) = 2.0 V
(TTL 入力規格 ) の範囲内に設定されています。
またノイズ感度を低下させるため , 多少のヒステリシスを持たせています。
* 2:入力電圧 VDI, VCM について
USB 差動データ信号の受信には , Differential-Receiver を使用します。
Differential-Receiver は , 差動データ入力がローカル・グランド・リファレンス レベルに対し , 0.8 V ∼ 2.5 V の範囲
内にある時には , 200 mV の差動入力感度があります。
上記電圧範囲は , コモン・モード入力電圧範囲と言われています。
最小作動入力感度 (V)
1.0
0.2
0.8
2.5
コモン・モード入力電圧 (V)
* 3:出力電圧 VOL, VOH について
ドライバの出力駆動能力は , Low-State (VOL) で 0.3 V 以下 ( 対 3.6 V, 1.5 kΩ 負荷 ) , High-State (VOH) で 2.8 V 以上 ( 対
グランド , 15 kΩ 負荷 ) です。
(続く)
48
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
(続き)
* 4:出力電圧 VCRS について
USB I/O Buffer の外部差動出力信号 (D + /D − ) のクロス電圧は , 1.3 V ∼ 2.0 V の範囲内にあります。
D+
Max 2.0 (V)
VCRS 規格範囲
Max 1.3 (V)
D−
* 5:終端電圧 VTERM について
Upstream Port におけるプルアップ電圧を示します。
DS07–16705–3
49
MB91319R シリーズ
4. 交流規格
(1) クロックタイミング規格
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
クロック周波数
記号
端子名
fC
X0,
X1
条件
⎯
fCP
内部動作クロック周波数
fCPP
⎯
⎯
fCPT
規格値
最小
最大
単位
備考
9.0
10.2
MHz
PLL 系
( 自励発振 10 MHz
PLL 経由 4 逓倍で内部最高
40 MHz 動作 )
2.25 *
40.8
MHz
CPU 系 (tCP = 1/fCP)
2.25 *
20.4
MHz
周辺系 (tCPP = 1/fCPP)
2.25 *
20.4
MHz
外部バス系 (tCPT = 1/fCPT)
*:X0 にクロック周波数の最小値 9 MHz を入力して発振回路の PLL 系かつギア 1/16 を使用した場合の数値です。
(2) リセット入力規格
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
端子名
INIT 入力時間
( 電源投入時 )
INIT 入力時間
( 電源投入時以外 )
INIT 入力時間
( ストップ復帰時 )
tINTL
INIT
規格値
条件
単位
最小
最大
振動子の発振安定待ち時間+
tCP × 10
⎯
μs
tCP × 10
⎯
ns
振動子の発振安定待ち時間+
tCP × 10
⎯
μs
⎯
(注意事項)tCP は CPU 系クロックのサイクル時間です。「(1) クロックタイミング規格」を参照してください。
tINTL
INIT
50
0.2 VCC
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
(3) UART タイミング
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
端子名
シリアルクロックサイクルタイム
tSCYC
SCK0 ∼ SCK4
SCK ↓ → SO 遅延時間
tSLOV
SCK0 ∼ SCK4,
SO0 ∼ SO4
有効 SIN → SCK ↑
tIVSH
SCK0 ∼ SCK4,
SI0 ∼ SI4
SCK ↑ →有効 SI ホールド時間
tSHIX
シリアルクロック “H” パルス幅
規格値
条件
単位
最小
最大
8 tCPP
─
ns
− 80
+ 80
ns
100
―
ns
SCK0 ∼ SCK4,
SI0 ∼ SI4
60
―
ns
tSHSL
SCK0 ∼ SCK4
4 tCPP
―
ns
シリアルクロック “L” パルス幅
tSLSH
SCK0 ∼ SCK4
4 tCPP
―
ns
SCK ↓ → SO 遅延時間
tSLOV
SCK0 ∼ SCK4,
SO0 ∼ SO4
―
150
ns
有効 SI → SCK ↑
tIVSH
SCK0 ∼ SCK4,
SI0 ∼ SI4
60
―
ns
SCK ↑→有効 SI ホールド時間
tSHIX
SCK0 ∼ SCK4,
SI0 ∼ SI4
60
─
ns
内部シフト
ロック
モード
外部シフト
ロック
モード
(注意事項)・tCPP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。「(1) クロックタイミング規格」を参照してください。
・上記規格は , CLK 同期モード時の場合です。
・内部シフトクロックモード
tSCYC
SCK0 ∼ SCK4
VOH
VOL
VOL
tSLOV
VOH
VOL
SO0 ∼ SO4
tIVSH
tSHIX
VOH
VOL
VOH
VOL
SI0 ∼ SI4
・外部シフトクロックモード
tSLSH
SCK0 ∼ SCK4
tSHSL
VOH
VOH
VOH
VOH
tSLOV
SO0 ∼ SO4
VOH
VOL
tIVSH
SI0 ∼ SI4
DS07–16705–3
VOH
VOL
tSHIX
VOH
VOL
51
MB91319R シリーズ
(4) リロードタイマクロック , PPG タイマ入力 , 多機能タイマ入力 , 外部割込み入力タイミング
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
端子名
TIN0 ∼ TIN2,
TRG0 ∼ TRG3,
TMI0 ∼ TMI3
tTIWH
tTIWL
入力パルス幅
規格値
条件
単位
備考
最小
最大
2 tCPP
⎯
ns
*1
3 tCPP
⎯
ns
*1
1.0
⎯
μs
*2
⎯
INT0 ∼ INT3,
NMI
* 1:tCPPは, 周辺系クロックのサイクル時間です(ストップ時は除く)。
「(1) クロックタイミング規格」を参照してください。
* 2:ストップ時
VIH
TIN0 ~ TIN2,
TRG0 ~ TRG3,
TMI0 ~ TMI3,
INT0 ~ INT3,
NMI
VIH
VIL
VIL
tTIWL
tTIWH
(5) トリガ系入力タイミング
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
A/D 起動トリガ入力時間
記号
端子名
条件
tATGX
ATRG
⎯
規格値
最小
最大
5 tCPP
⎯
単位
ns
(注意事項)tCPP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。「(1) クロックタイミング規格」を参照してください。
tATGX
ATRG
VIL
52
VIL
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
(6) USB インタフェース
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
入力クロック周波数
端子名
条件
X0B,
X1B
⎯
規格値
最小
fUCYC
標準
⎯
48 *1
最大
単位
⎯
MHz
自励発振
500 ppm 精度 *1
tUCYC = 1 / fUCYC
外部入力
500 ppm 精度 *1
tUCYC = 1 / fUCYC
⎯
X0B
備考
出力立上り時
tUTFR
UDP/UDM Full Speed モード時
4
⎯
20
ns
*2
出力立下り時
tUTFF
UDP/UDM Full Speed モード時
4
⎯
20
ns
*2
RT, FT のマッチング
⎯
UDP/UDM Full Speed モード時
90
⎯
111.11
%
*2
出力ドライバの
出力抵抗
⎯
28
⎯
44
Ω
*3
UDP,
UDM
⎯
tUCYC
VIH
VIH
X0B (X1B)
UDP
UDM
90%
90%
10%
10%
tUTFR
tUTFF
* 1:USB インタフェースの交流特性は , USB Specification Revision 2.0 Full speed に準拠しています。
* 2:Driver Characteristics tUTFR, tUTFF, tUTFRFM について
差動データ信号の立上り (Rise Time) と立下り (Fall Time) 時間規定です。
出力信号電圧の 10%から 90%間の時間で定義されます。
また Full-speed Buffer に関しては , tUTFR/tUTFF は , RFI 放射を最小にするために , tUTFR/tUTFF 比を± 10%以内と規定さ
れています。
(続く)
DS07–16705–3
53
MB91319R シリーズ
(続き)
* 3:Driver Characteristics ZDRV について
USB Full-speed 接続は , 90 Ω ± 15%の特性インピーダンス (Z0) で , シールドされたツイストペアケーブルを介して
行われます。ここで USB 規格では , USB Driver の出力インピーダンスは 28 Ω ∼ 44 Ω の範囲内になければならない
ことを規定しています。また , 上記規格を満足しバランスをとるために , ディスクリート直列抵抗器 (Rs) を付加する
ことも USB 規格は規定しています。
本 LSI の USB I/O Buffer の出力インピーダンスは “3 Ω ∼ 19 Ω” 程度です。したがって , 直列抵抗 Rs としては “25 Ω ∼
30 Ω” ( 推奨値 27 Ω) を付加しなければなりません。
Rs
28 Ω ∼ 44 Ω Equiv. Imped
T×D+
Rs
T×D−
28 Ω ∼ 44 Ω Equiv. Imped
3-State
Driver 出力インピーダンス 3 Ω ∼ 19 Ω
Rs 直列抵抗値 25 Ω ∼ 30 Ω
54
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
(7) アナログ RGB
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
端子名
アナログ RGB
出力遅延
tVAD
ROUT,
GOUT,
BOUT
アナログ RGB
出力セットリン
グタイム
tVAS
ROUT,
GOUT,
BOUT
条件
VREF = 1.1 V,
VDDR = VDDG =
VDDB = 2.5 V,
VRO* = 2.7 kΩ
規格値
単位
備考
⎯
ns
50 MHz (Max)
20
ns
最小
標準
最大
⎯
12
⎯
⎯
*:VRO は DAC 用外部抵抗です。
・表示信号出力タイミング
DCKI
VIH
tVAD
1 LSB
ROUT
GOUT
50%
1 LSB
BOUT
tVAS
DS07–16705–3
55
MB91319R シリーズ
(8) デジタル RGB
垂直同期・水平同期・表示出力制御信号入力タイミング
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
端子名
条件
規格値
最大
100 + tWH
⎯
ドット
クロック
HSYNC1
水平同期信号サイクル時間
tHCYC
∼
HSYNC3
単位
最小
20
∼
HSYNC3
⎯
ドット
クロック
⎯
6
μs
tDHST
HSYNC1
4
⎯
ns
水平同期信号ホールド時間
tDHHD
∼
HSYNC3
0
⎯
ns
垂直同期信号セットアップ時間
tHVST
5
1H*2 − 5
ドット
クロック
垂直同期信号ホールド時間
tHVHD
3
⎯
H*2
⎯
2
ns
HSYNC1
水平同期信号パルス幅
水平同期信号セットアップ時間
tWH
⎯
VSYNC
備考
*1
HSYNC1
入力同期信号
立上り・立下り時間
tDR
tDF
∼
HSYNC3,
VSYNC
* 1:水平同期パルス期間は , OSDC 内部動作が一度停止し , 内部 VRAM への書込みができなくなります。このため ,『水
平同期信号パルス幅< VRAM への書込み周期』となるように , 水平同期信号パルス幅および VRAM への書込み周
期を設定する必要があります。
具体的には , 水平同期信号パルス幅期間内にコマンド 2 またはコマンド 4 の発行 (VRAM 書込みコマンド ) を 2 回以
上行わないように , コマンド発行の間隔を調整してください。
上記条件が守られない場合は , VRAM への書込みが正常に行われないことがあります。
* 2:H は水平同期信号 1 同期を 1 単位としています。
・水平同期信号 , 表示出力制御信号入力タイミング
0.8 VDD
DCKI
0.2 VDD
tDHST
tDHHD
0.8 VDD
0.8 VDD
0.2 VDD
0.2 VDD
HSYNC1 ∼ HSYNC3
tDR, tDF
56
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
・水平同期信号入力
tHCYC
tWH
tDF
0.8 VDD
HSYNC1 ∼ HSYNC3
tDR
0.8 VDD
0.8 VDD
0.2 VDD
0.2 VDD
・垂直同期信号入力タイミング
・HSYNC 前縁で VSYNC 検出
tDF
HSYNC1 ∼ HSYNC3
tDF
tWH
tDR
0.8 VDD
0.8 VDD
0.2 VDD
0.2 VDD
tHVST
tHVHD
0.8 VDD
tDR
0.8 VDD
VSYNC
0.2 VDD
0.2 VDD
・HSYNC 後縁で VSYNC 検出
tWH
tDF
HSYNC1 ∼ HSYNC3
0.8 VDD
0.8 VDD
0.2 VDD
0.2 VDD
tDF
tHVST
0.8 VDD
VSYNC
DS07–16705–3
tDR
tHVHD
tDR
0.8 VDD
0.2 VDD
0.2 VDD
57
MB91319R シリーズ
(9) 表示信号タイミング
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
ドットクロックサイクル時間
記号
端子名
tDIF
DCKI
tDIWH
ドットクロックパルス時間
ドットクロック出力遅延時間 1
表示信号出力遅延時間 I1
表示信号出力遅延時間 O1
規格値
条件
DCKI
tDIWL
tPDCS
DCKO
tPDI1
R0 ∼ R2,
B0 ∼ B2,
G0 ∼ G2,
VOB1, VOB2
tPDO1
R0 ∼ R2,
B0 ∼ B2,
G0 ∼ G2,
VOB1, VOB2
⎯
単位
備考
最小
最大
11
90
MHz
5
⎯
ns
5
⎯
ns
3
8
ns
*2
2
8
ns
*2
−4
+5
ns
*2
*1
*1
* 1:ドットクロックは途切れることのない連続信号を入力してください。
* 2:出力負荷 16 pF
(注意事項)実際の表示出力は , 各表示層の表示出力制御および表示位置制御などの制御内容により変化します。
・表示信号出力タイミング
tDIF
tDIWH
DCKI
0.8 VDD
tDIWL
0.8 VDD
0.2 VDD
tPDCS
0.2 VDD
tPDCS
0.8 VDD
DCKO
tPDO1
0.2 VDD
tPDI1
R0 ∼ R2,
B0 ∼ B2,
G0 ∼ G2,
VOB1, VOB2
58
0.8 VDD
0.2 VDD
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
(10-a) データ・スライサ用外部回路
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
端子名
条件
VVIN
VIN0, VIN1
⎯
ビデオ信号入力レベル
規格値
最小
標準
最大
1.0
⎯
1.5
単位
Vp-p
(10-b) データ・スライサ用外部回路
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V)
項目
記号
端子名
VIN 端子カップリング・
コンデンサ
CVIN
クランプ用抵抗
条件
規格値
単位
備考
0.1
μF
B 特性以上
誤差 10%
セラミック・コンデンサ
⎯
1
MΩ
誤差 5%
⎯
⎯
0
Ω
誤差 5%
⎯
⎯
82
pF
B 特性以上
誤差 10%
セラミック・コンデンサ
VDDIS,
VSSS
⎯
⎯
0.1
μF
セラミック・コンデンサ
R1
⎯
⎯
⎯
2.2
kΩ
誤差 5%
ビデオ信号入力レベル補正
抵抗
R2
⎯
⎯
⎯
4.7
kΩ
誤差 5%
ビデオ信号入力レベル補正
抵抗
R3
⎯
⎯
10
12
kΩ
誤差 5%
最小
標準
最大
VIN0,
VIN1
⎯
⎯
RCL
VIN0,
VIN1
⎯
VIN 端子入力抵抗
RIN
VIN0,
VIN1
VIN 用ローパス・フィルタ
のコンデンサ
C1
⎯
電源バイパス・コンデンサ
CBP
ビデオ信号入力バッファ用
抵抗
DS07–16705–3
⎯
59
MB91319R シリーズ
・データ・スライサ用外部推奨回路
・入力するコンポジット・ビデオ信号が DC クランプされている場合
2.5 V
VDDIS
CBP
5V
VSSS
R1
RIN
CVIN
VIN0, VIN1
R2
2SB709A
RCL
R3
コンポジット・ビデオ信号
(2 Vp-p)
C1
・入力するコンポジット・ビデオ信号が DC クランプされていない場合
2.5 V
VDDIS
この抵抗を追加
CBP
5V
VSSS
R1
RIN
10 kΩ ( 誤差 5%)
CVIN
VIN0, VIN1
RCL
R2
2SB709A
R3
60
C1
コンポジット・ビデオ信号
(2 Vp-p)
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
(11) I2C タイミング
項目
記号
高速モード* 3
標準モード
最小
最大
最小
最大
単位
SCL クロック周波数
fSCL
0
100
0
400
kHz
ホールド時間 ( 反復 )
「START」条件
tHDSTA
4.0
⎯
0.6
⎯
μs
SCL クロックの
“L” 期間
tLOW
4.7
⎯
1.3
⎯
μs
SCL クロックの
“H” 期間
tHIGH
4.0
⎯
0.6
⎯
μs
反復「START」条件の
セットアップ時間
tSUSTA
4.7
⎯
0.6
⎯
μs
データ・ホールド時間
tHDDAT
0*2
3.45*3
0*2
0.9*3
μs
データ・セットアップ
時間
tSUDAT
250
⎯
100*4
⎯
ns
tSUSTO
4.0
⎯
0.6
⎯
μs
tBUF
4.7
⎯
1.3
⎯
μs
「STOP」条件
のセットアップ時間
「STOP」条件と
「START」条件の間の
バスフリー時間
備考
この期間の後 ,
最初のクロック
パルスを生成
* 1: すべての値は VIHmin および VILmax レベル基準
* 2: デバイスは内部的に SDA 信号に対して 300 ns 以上のホールド時間 (SCL 信号の VIHmin に比較して ) を有し , SCL の
立ち下がりエッジでの不確定な状態を回避しなければなりません。
* 3: 最大 tSUDAT は少なくとも , デバイスの SCL 信号の “L” 期間 (tLOW) を延長していないということを満たしていなけれ
ばなりません。
* 4: ファースト・モード I2C バス・デバイスを標準モード I2C バス・デバイスに使用することができますが , 要求され
る条件 tSUDAT ≧ 250 ns を満足しなければなりません。このことは , 自動的に , そのデバイスが SCL 信号の “L” 期間
を延長しない状態になります。あるデバイスが SCL 信号の “L” 期間を延長しない場合には , SCL ラインが開放され
ることにより trmax + tSUDAT = 1000 + 250 + 1250 ns ( 標準モードの次のデータ・ビットを I2C バス仕様に従って )
以前に , 次のデータを SDA ラインに出力しなければなりません。
0.8 VCC
0.2 VCC
SDA
tBUS
tLOW
tHDSTA
tHIGH
0.8 VCC
0.2 VCC
SCL
tHDSTA
tHDDAT
tSUDAT
tSUSTA
tSUSTO
fSCL
DS07–16705–3
61
MB91319R シリーズ
5. 電源投入順序について
・ 電源の投入・切断の順序に関して
投入時 VDDI → AVCC, AVRH, VDDE
切断時 VDDE → AVCC, AVRH, VDDI
である必要があります。
・ アナログ電源 AVCC およびアナログ信号の印加は VDDE の投入後に行ってください。
6. A/D 変換部電気的特性
(Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C, VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V,
VSSE = VSSI = AVSS = 0 V, AVRH = 3.0 V ∼ 3.6 V)
項目
条件
規格値
単位
最小
標準
最大
⎯
⎯
10
bit
総合誤差* 1
− 5.5
⎯
+ 5.5
LSB
非直線性誤差* 1
− 3.5
⎯
+ 3.5
LSB
− 2.0
⎯
+ 2.0
LSB
− 4.0
⎯
+ 6.0
LSB
AVRH − 5.5
⎯
AVRH + 3.0
LSB
8.5 * 2
⎯
⎯
μs
電源電圧
( アナログ+デジタル )
⎯
⎯
3.3
mA
基準電源電流
(AVRH と AVRL の間 )
⎯
⎯
100
μA
アナログ入力容量
⎯
⎯
27
pF
チャネル間バラツキ
⎯
⎯
4
LSB
分解能
*1
微分直線性誤差
*1
ゼロトランジション電圧
フルトランジション電圧* 1
変換時間
⎯
備考
AVCC = 3.3 V,
AVRH = 3.3 V 時
(CPU スリープ時 )
* 1:CPU スリープ状態で測定
* 2:周辺リソースに供給されるクロック周期に依存します。
62
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
・アナログ入力の外部インピーダンスとサンプリング時間について
・サンプルホールド付き A/D コンバータです。外部インピーダンスが高くサンプリング時間を十分に確保できない場合に
は , 内部サンプルホールド用コンデンサに十分にアナログ電圧が充電されず , A/D 変換精度に影響を及ぼします。した
がって , A/D 変換精度規格を満足するために , 外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係から , サンプリング
時間を最小値より長くなるように , 動作周波数を調整するか , 外部インピーダンスを下げてご使用ください。また , サ
ンプリング時間を十分に確保できない場合は , アナログ入力端子に 0.1 μF 程度のコンデンサを接続してください。
・アナログ入力等価回路
R
アナログ入力
コンパレータ
C
↑
サンプリング時 ON
MB91316/316A/F318R
MB91F318S/FV319R
R
C
5 kΩ ( 最大 )
27 pF ( 最大 )
(注意事項)数値は参考値です。
・外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係
[ 外部インピーダンス= 0 ∼ 100 kΩ の場合 ]
[ 外部インピーダンス= 0 ∼ 20 kΩ の場合 ]
MB91316/316A/F318R/F318S//FV319R
20
90
18
外部インピーダンス [kΩ]
外部インピーダンス [kΩ]
MB91316/316A/F318R/F318S/FV319R
100
80
70
60
50
40
30
20
16
14
12
10
8
6
4
2
10
0
0
0
5
10
15
20
25
最小サンプリング時間 [μs]
30
35
0
2
1
3
4
5
6
7
8
最小サンプリング時間 [μs]
・誤差について
・|AVRH − AVRL| が小さくなるに従って , 相対的な誤差は大きくなります。
DS07–16705–3
63
MB91319R シリーズ
・A/D コンバータの用語の定義
・ 分解能
A/D コンバータにより認識可能なアナログ変化
・ 直線性誤差
ゼロトランジション点 (00 0000 0000 ←→ 00 0000 0001) とフルスケールトランジション点 (11 1111 1110 ←→
11 1111 1111) とを結んだ直線と実際の変換特性との偏差
・ 微分直線性誤差
出力コードを 1LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差
[ 直線性誤差 ]
3FFH
[ 微分直線性誤差 ]
実際の変換特性
理想特性
3FEH
(N + 1)H
3FDH
実際の変換特性
VFST
( 実測値 )
VNT
( 実測値 )
004H
003H
デジタル出力
デジタル出力
{1 LSB × (N − 1) + VOT}
NH
V(N − 1)T
(N − 1)H
( 実測値 )
実際の変換特性
VNT
002H
( 実測値 )
理想特性
001H
(N − 2)H
実際の変換特性
VOT ( 実測値 )
AVRL
AVRH
AVRL
アナログ入力
AVRH
アナログ入力
デジタル出力 N の直線性誤差
=
VNT − {1 LSB × (N − 1) + VOT}
1 LSB
[LSB]
デジタル出力 N の微分直線性誤差
=
V (N + 1) T − VNT
1 LSB
[LSB]
[V]
( 理想値 )
1 LSB =
VFST − VOT
1022
1 LSB” =
AVRH − AVRL
1024
N
−1
[V]
:A/D コンバータデジタル出力値
VOT :デジタル出力が “000”H から “001”H に遷移する電圧
VFST :デジタル出力が “3FE”H から “3FF”H に遷移する電圧
VNT :デジタル出力が (N − 1) H から NH に遷移する電圧
64
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
・ 総合誤差
実際の値と理想値との差をいい , ゼロトランジション誤差 / フルスケール誤差 / 直線性誤差を含む誤差
[ 総合誤差 ]
3FFH
実際の変換特性
1.5 LSB
3FEH
{1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB
デジタル出力
3FDH
VNT
( 実測値 )
004H
003H
実際の変換特性
002H
理想特性
001H
0.5 LSB
AVRL
AVRH
アナログ入力
デジタル出力 N の総合誤差
=
VNT − {1 LSB” × (N − 1) + 0.5 LSB”} [LSB]
1 LSB”
N :A/D コンバータデジタル出力値
VOT” ( 理想値 ) = AVRL + 0.5 LSB” [V]
VFST” ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB” [V]
VNT :デジタル出力が (N − 1)H から NH に遷移する電圧
DS07–16705–3
65
MB91319R シリーズ
■ フラッシュメモリ書込み / 消去特性
(VCC = 3.3 V, Ta =+ 25 °C)
項目
規格値
単位
備考
最小
標準
最大
セクタ消去書込み
⎯
0.5
2.0
s
内部での消去前書込み時間は除く
バイト書込み時間
⎯
6
100
μs
システムレベルのオーバヘッド時間は除く
チップ書込み時間
⎯
3.4
56
s
システムレベルのオーバヘッド時間は除く
10000
⎯
⎯
cycle
消去 / 書込みサイクル
66
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
■ オーダ型格
型格
パッケージ
備考
MB91FV319RPMC-ESE1
プラスチック・LQFP, 176 ピン
(FPT-176P-M07)
開発ツール用です。
MB91F318RPMC-G-XXXE1
プラスチック・LQFP, 176 ピン
(FPT-176P-M07)
CC デコーダあり。
富士通フラッシュ書込みなし品です。
MB91F318RPMC-GXXX-XXXXE1
プラスチック・LQFP, 176 ピン
(FPT-176P-M07)
CC デコーダあり。
富士通フラッシュ書込みあり品です。
MB91F318SPMC-G-XXXE1
プラスチック・LQFP, 176 ピン
(FPT-176P-M07)
CC デコーダなし。
富士通フラッシュ書込みなし品です。
MB91F318SPMC-GXXX-XXXXE1
プラスチック・LQFP, 176 ピン
(FPT-176P-M07)
CC デコーダなし。
富士通フラッシュ書込みあり品です。
MB91316PMC-G-XXXE1
プラスチック・LQFP, 176 ピン
(FPT-176P-M07)
CC デコーダなし。
MB91316APMC-G-XXXE1
プラスチック・LQFP, 176 ピン
(FPT-176P-M07)
CC デコーダあり。
DS07–16705–3
67
MB91319R シリーズ
■ パッケージ・外形寸法図
プラスチック・LQFP, 176 ピン
リードピッチ
0.50mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
24.0 × 24.0mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
1.70mm MAX
コード(参考)
P-LQFP-0176-2424-0.50
(FPT-176P-M07)
プラスチック・LQFP, 176 ピン
(FPT-176P-M07)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。レジン残りは片側 +0.25(.010)MAX
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
26.00±0.20(1.024±.008)SQ
*24.00±0.10(.945±.004)SQ
0.145±0.055
(.006±.002)
132
89
133
88
0.08(.003)
Details of "A" part
+0.20
1.50 –0.10
+.008
(Mounting height)
.059 –.004
0.10±0.10
(.004±.004)
(Stand off)
0˚~8˚
INDEX
176
45
"A"
LEAD No.
1
44
0.50(.020)
0.22±0.05
(.009±.002)
0.08(.003)
0.50±0.20
(.020±.008)
0.60±0.15
(.024±.006)
0.25(.010)
M
©2004-2008
FUJITSU
LIMITED F176013S-c-1-2
C
2004 FUJITSU
LIMITEDMICROELECTRONICS
F176013S-c-1-1
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
68
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
■ 本版での主な変更内容
ページ
場所
変更箇所
3
■ 特長
18
■ 入出力回路形式
分類 USB を追加
■ 電気的特性
端子名 PPG0 ∼ PPG3 を削除
52
61
「・その他のインターバルタイマ」の
「・16 ビットタイマ :3 チャネル」を削除
4. 交流規格
(4) リロードタイマクロック , PPG タイマ入力 ,
多機能タイマ入力 , 外部割込み入力タイミング
(11) I2C タイミング
I2C タイミング全体を変更
変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。
DS07–16705–3
69
MB91319R シリーズ
MEMO
70
DS07–16705–3
MB91319R シリーズ
MEMO
DS07–16705–3
71
MB91319R シリーズ
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
http://jp.fujitsu.com/fml/
お問い合わせ先
富士通エレクトロニクス株式会社
〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
http://jp.fujitsu.com/fei/
電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで ,
0120-198-610
受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます )
携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。
※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。
本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。
本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも
のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な
どについては , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施
権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので
はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。
本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい
ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を
伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵
器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・
製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用
されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。
半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ
う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き
をおとりください。
本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。
編集 プロモーション推進部