本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07–13705–7 マイクロコントローラ 16 ビットオリジナル CMOS MB90595G シリーズ MB90598G/F598G/V595G ■ 概 要 MB90595G シリーズは , FULL-CAN および FLASH ROM を搭載し , 自動車用および産業向けに設計された , 汎用の富士 通マイクロエレクトロニクス株式会社の 16 ビットマイクロコントローラです。V2.0 パート A およびパート B に準拠した 2 チャネルのオンボード CAN インタフェースを備え , 非常に柔軟性のあるメッセージ・バッファリング機能をサポートし ています。そのため , 通常のフル CAN より多くの機能が利用可能です。 F2MC-16LX CPU コアの命令体系は , F2MC *1 ファミリの AT アーキテクチャを継承するとともに , 高級言語対応命令の 追加やアドレッシングモードの拡張 , 乗除算命令の強化 , ビット処理命令の充実化を図っています。さらに , 32 ビットア キュムレータの搭載により , ロングワードデータの処理も可能となっています。 周辺リソースとしては 8/10 ビット A/D コンバータ , UART (SCI) , I/O 拡張シリアルインタフェース , 8/16 ビット PPG タ イマ , 入出力タイマ ( インプットキャプチャ (ICU) , アウトプットコンペア (OCU) ) , ステッピングモータコントローラな どを内蔵しています。 *:F2MC は , FUJITSU Flexible Microcontroller の略で富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の商標です。 ■ 特 長 ・ クロック PLL クロック逓倍回路内蔵 原発振の 2 分周もしくは原発振の 1 逓倍∼ 4 逓倍 最小命令実行時間 , 62.5 ns ( 原発振 4 MHz, PLL クロック 4 逓倍 , VCC = 5.0 V 動作時 ) ・ コントローラ用途に最適な命令体系 豊富なデータタイプ ( ビット , バイト , ワード , ロングワード ) 豊富なアドレッシングモード (23 種類 ) 符号付き乗除算命令 , RETI 命令機能強化 32 ビットアキュムレータの採用による高精度演算の強化 ・ プログラムパッチ機能 (2 アドレスポインタ分あり ) (続く) 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2008.9 MB90595G シリーズ (続き) ・ 高級言語 (C 言語 ) / マルチタスクに対応する命令体系 システムスタックポインタの採用 各種ポインタ間接命令の強化 バレルシフト命令 ・ 実行速度の向上 :4 バイトの命令キュー ・ 強力な割込み機能 :8 レベル , 34 要因の強力な割込み機能 ・ CPU に依存しない自動データ転送機能 拡張インテリジェント I/O サービス機能 (EI2OS):最大 10 チャネル ・ 内蔵 ROM 容量と ROM タイプ マスク ROM :128 K バイト フラッシュROM :128 K バイト 内蔵 RAM 容量 :4 K バイト(MB90V595G:6 K バイト) ・フラッシュROM 自動プログラミング機能、Embedded Algorithm をサポート 書き込みコマンド / 消去コマンド / 消去 - 中断コマンド / 再開コマンド アルゴリズム完了フラグ 固定ブート・セクタを示すためのハードワイヤード・リセット・ベクタを使用可能 ブロック毎の消去が可能 外部プログラミング電圧によるブロック保護 ・ 低消費電力 ( スタンバイ ) モード スリープモード (CPU 動作クロックを停止するモード ) ストップモード ( 原発振を停止するモード ) CPU 間欠動作モード ハードウェアスタンバイモード ・ プロセス:CMOS テクノロジ(0.5µm プロセス) ・ I/O ポート 汎用入出力:78 本 プッシュプル出力とシュミットトリガ入力 入力 / 出力または周辺信号として , ビット単位のプログラムが可能 ・ タイマ ウォッチドッグタイマ :1 チャネル 8/16 ビット PPG タイマ :8/16 ビット× 6 チャネル 16 ビットリロードタイマ :2 チャネル ・ 16 ビット入出力タイマ 16 ビットフリーランタイマ :1 チャネル :4 チャネル インプットキャプチャ アウトプットコンペア :4 チャネル ・ I/O 拡張シリアルインタフェース:1 チャネル ・UART0 全二重ダブルバッファ(8 ビット長)付き クロック非同期またはクロック同期(スタート / ストップビットあり)転送が使用可能 ・UART1 (SCI) 全二重ダブルバッファ(8 ビット長)付き クロック非同期またはクロック同期シリアル転送(I/O 拡張転送)が使用可能 ・ステッピングモータコントローラ(4 チャネル ) ・外部割込み回路:8 チャネル 外部入力による拡張インテリジェント I/O サービス (EI2OS) の起動 , および外部割込み発生用のモジュール ・遅延割込み発生モジュール:タスク切換え用の割込み要求を発生 ・8/10 ビット A/D コンバータ (8 チャネル ) 8/10 ビットの分解能切換え可能 外部トリガ入力による起動が可能 ・FULL-CAN インタフェース:1 チャネル バージョン 2.0 パート A およびパート B 準拠 柔軟性のあるメッセージバッファリング機能 ( メールボックスと FIFO バッファリングの併用が可能 ) ・18 ビットタイムベースカウンタ ・外部バスインタフェース:最大 16M バイトのアドレス空間を使用可能 2 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ ■ 品種構成 品名 MB90598G MB90F598G MB90V595G 量産品(マスク ROM) 量産品(フラッシュ ROM) 評価・エバ品 ROM 容量 128 K バイト 128 K バイト ブートブロック ハードワイヤードリセットベクタ なし RAM 容量 4 K バイト 4 K バイト 6 K バイト ⎯ ⎯ なし 項目 分類 エミュレータ専用電源* 1 CPU 機能 基本命令数 命令ビット長 命令長 データビット長 最小命令実行時間 割込み処理時間 UART0 クロック同期転送 (500 K/1 M/2 Mbps) クロック非同期転送 (4808/5208/9615/10417/19230/38460/62500/500000 bps : マシンクロック 16MHz 時 ) 双方向シリアル通信機能 , マスタ / スレイブ型接続による通信可能 UART1(SCI) クロック同期転送 (62.5 K/125 K/250 K/500 K/1 Mbps) クロック非同期転送 (1202/2404/4808/9615/31250 bps) 双方向シリアル通信機能 , マスタ / スレイブ型接続による通信可能 8 /10 ビット A/D コンバータ 変換精度:8/10 ビット切換え可能 入力本数:8 本 単発変換モード ( 選択したチャネルを 1 回のみ変換 ) スキャン変換モード ( 連続した複数のチャネルを変換 , 最大 8 チャネルプログラム可能 ) 連続変換モード ( 選択したチャネルを繰り返し変換 ) 停止変換モード ( 選択したチャネルの変換 , 一時停止を繰り返す ) 8/16 ビット PPG タイマ (6 channels) チャネル数:8/16 ビット× 6 チャネル 8 ビットまたは 16 ビットの PPG 動作 任意周期 , 任意デューティのパルス波出力可能 パルス周期:fsys, fsys/21, fsys/22, fsys/23, fsys/24 (fsys = マシンクロック ) 128 µs (fOSC = 4 MHz : 発振クロック周波数 ) 16 ビットリロードタイマ チャネル数:2 動作クロック周波数 : fsys/21, fsys/23, fsys/25 (fsys = マシンクロック周波数 ) 外部イベントカウント可能 16-bit 16 ビット アウトプット コンペア 入出力 タイマ インプット キャプチャ CAN インタフェース :351 命令 :8 ビット , 16 ビット :1 バイト∼ 7 バイト :1 ビット , 8 ビット , 16 ビット :62.5 ns ( マシンクロック 16 MHz 時 ) :1.5 µ s ( マシンクロック 16 MHz 時 , 最小値 ) チャネル数:4 端子入力要因:コンペアレジスタの一致信号による チャネル数:4 端子入力 ( 立上り , 立下り , 両エッジ ) によるレジスタの書換え チャネル数:1 CAN 規格バージョン 2.0 パート A および B 準拠 エラー発生時は自動的に再伝送 リモートフレームに応答した自動伝送 データおよび ID 用の、優先順位のある 16 個のメッセージバッファ 複数のメッセージをサポート アクセプタンス・フィルタリングの柔軟な構成 : フルビットコンペア / フルビットマスク / パーシャルビットマスク 2 個 最大 1 Mbps をサポート CAN ビットタイミング MB90598G/F598G: TSTG2 ≧ RSJW (続く) DS07–13705–7 3 MB90595G シリーズ (続き) 品名 項目 MB90598G MB90F598G MB90V595G ステッピングモータコン トローラ(4 チャネル) 各チャネルあたり 4 本の高電流出力 各チャネルは , 8 ビット PWM と同期 外部割込み回路 入力本数:8 本 立上りエッジ , 立下りエッジ , “H” レベルおよび “L” レベル入力により起動 クロック同期転送 (31.25K/62.5K/125K/500K/1Mbps : マシンクロック 16MHz 時 ) LSB ファースト / MSB ファースト シリアル IO ウォッチドッグタイマ リセット発生周期:3.58 ms, 14.33 ms, 57.23 ms, 458.75 ms ( 原発振 4 MHz 時 , 最小値 ) フラッシュメモリ 自動プログラミング , Embeded Algorithm, 書込み / 消去 / 消去一時停止 / 消去再開コマンドを サポート アルゴリズムの完了を示すフラグ フラッシュメモリの固定ブートセクタを示すために , ハード・ワイヤド・リセット・ベク タが使用可能 ブートブロック構成 各ブロックで消去を実行可能 外部プログラミング電圧によるブロック保護 ミナトエレクトロニクス製のフラッシュライタ 低消費電力(スタンバイ) モード スリープ / ストップ / CPU 間欠動作 / 時計タイマ / ハードウェアスタンバイ CMOS プロセス 動作電源電圧 * パッケージ 2 5 V ± 10 % QFP-100 PGA-256 *1: エバリュエーションポッド (MB2145-507) をご使用いただく際のディップスイッチ (S2) の設定です。 詳細につきましてはエバリュエーションポッド (MB2145-507) のハードウェアマニュアル (2.7 エミュレータ専用電源 ) を参照ください。 *2: 使用周波数などの条件によって異なります(「■電気的特性」を参照)。 4 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ ■ 端子配列図 Vss 81 X1 X0 83 82 P00/IN0 Vcc 85 84 P02/IN2 P01/IN1 86 87 88 92 89 P07/OUT3 P06/OUT2 P05/OUT1 P04/OUT0 P03/IN3 93 90 P10/PPG0 94 91 P12/PPG2 P11/PPG1 95 P14/PPG4 P13/PPG3 97 96 P16/TIN1 P15/PPG5 99 98 P17/TOT1 100 (TOP VIEW) P20 1 80 P95/INT3 P21 2 79 P94/INT2 P22 3 78 P93/INT1 P23 P24 4 77 5 76 RST P92/INT0 P75/PWM1M1 P44/SCK1 Vcc 22 59 P74/PWM1P1 23 58 DVCC P45/SOT1 P46/SOT2 24 57 P73/PWM2M0 25 56 P72/PWM2P0 P47/SCK2 26 55 P71/PWM1M0 C 27 54 P70/PWM1P0 P50/SIN2 P51/INT4 28 53 DVSS 29 52 HST P52/INT5 30 51 MD2 50 60 MD1 21 49 P76/PWM2P1 P43/SIN1 48 61 MD0 P77/PWM2M1 20 P56/TIN0 62 P57/TOT0 19 47 DVSS P41/SCK0 P42/SIN0 46 18 63 P67/AN7 P80/PWM1P2 P40/SOT0 P66/AN6 64 45 17 44 P81/PWM1M2 P37 P65/AN5 65 43 16 P64/AN4 P82/PWM2P2 P36 42 66 41 15 Vss P83/PWM2M2 P35 P63/AN3 67 40 DVCC 14 P62/AN2 68 P61/AN1 P84/PWM1P3 13 39 12 69 38 P85/PWM1M3 P32 P33 P34 P60/AN0 70 37 11 36 P86/PWM2P3 Vss AVss 71 AVRL 10 35 P87/PWM2M3 P31 34 DVSS 72 AVcc 73 9 AVRH 8 33 P27 P30 P55/ADTG P91/RX P90/TX 32 74 31 75 7 P54/INT7 6 P53/INT6 P25 P26 (FPT-100P-M06) DS07–13705–7 5 MB90595G シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 端子名 82 X0 83 X1 77 52 85 ∼ 88 89 ∼ 92 93 ∼ 98 99 100 回路形式 機能説明 A 水晶発振用端子です。 RST B 外部リセット要求入力です。 HST C ハードウェアスタンバイ入力端子です。 P00 ∼ P03 IN0 ∼ IN3 P04 ∼ P07 OUT0 ∼ OUT3 P10 ∼ P15 PPG0 ∼ PPG5 P16 TIN1 P17 TOT1 G G D D D 汎用の入出力ポートです。 インプットキャプチャの入力端子です。 汎用の入出力ポートです。 アウトプットコンペアの出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 PPG タイマの出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 16 ビットリロードタイマ 1 の TIN 入力端子です。 汎用の入出力ポートです。 16 ビットリロードタイマ 1 の TOT 出力端子です。 1∼8 P20 ∼ P27 G 9 ∼ 10 P30 ∼ P31 G 汎用の入出力ポートです。 12 ∼ 16 17 P32 ∼ P36 P37 G 汎用の入出力ポートです。 D 汎用の入出力ポートです。 18 19 20 21 22 24 25 26 28 29 ∼ 32 33 38 ∼ 41 43 ∼ 46 P40 SOT0 P41 SCK0 P42 SIN0 P43 SIN1 P44 SCK1 P45 SOT1 P46 SOT2 P47 SCK2 P50 SIN2 P51 ∼ P54 INT4 ∼ INT7 P55 ADTG P60 ∼ P63 AN0 ∼ AN3 P64 ∼ P67 AN4 ∼ AN7 G G G G G G G G D D D E E 汎用の入出力ポートです。 汎用の入出力ポートです。 UART 0 の SOT 出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 UART 0 の SCK 入出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 UART 0 の SIN 入力端子です。 汎用の入出力ポートです。 UART 1 の SIN 入力端子です。 汎用の入出力ポートです。 UART 1 の SCK 入出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 UART 1 の SOT 出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 IO 拡張シリアルインタフェースの SOT 出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 IO 拡張シリアルインタフェースの SCK 入出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 IO 拡張シリアルインタフェースの SIN 入力端子です。 汎用の入出力ポートです。 INT4 から INT7 の外部割込み要求入力端子です。 汎用の入出力ポートです。 A/D コンバータの外部トリガ入力端子です。 汎用の入出力ポートです。 A/D コンバータの入力端子です。 汎用の入出力ポートです。 A/D コンバータの入力端子です。 (続く) 6 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ (続き) 端子番号 端子名 P56 47 TIN0 P57 48 TOT0 54 ∼ 57 P70 ∼ P73 PWM1P0 PWM1M0 PWM2P0 PWM2M0 59 ∼ 62 P74 ∼ P77 PWM1P1 PWM1M1 PWM2P1 PWM2M1 64 ∼ 67 P80 ∼ P83 PWM1P2 PWM1M2 PWM2P2 PWM2M2 69 ∼ 72 P84 ∼ P87 PWM1P3 PWM1M3 PWM2P3 PWM2M3 P90 74 TX P91 75 RX P92 76 78 ∼ 80 INT0 P93 ∼ P95 回路形式 D D 機能説明 汎用の入出力ポートです。 16 ビットリロードタイマ 0 の TIN 入力端子です。 汎用の入出力ポートです。 16 ビットリロードタイマ 0 の TOT 出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 F ステッピングモータコントローラのチャネル 0 の出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 F ステッピングモータコントローラのチャネル 1 の出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 F ステッピングモータコントローラのチャネル 2 の出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 F D D D D ステッピングモータコントローラのチャネル 3 の出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 CAN インタフェースの TX 出力端子です。 汎用の入出力ポートです。 CAN インタフェースの RX 入力端子です。 汎用の入出力ポートです。 INT0 の外部割込み要求入力端子です。 汎用の入出力ポートです。 58, 68 INT1 ∼ INT3 DVCC ⎯ 高電流出力バッファ(端子番号 54 ∼ 72)用の電源端子です。 53, 63, 73 DVSS ⎯ 高電流出力バッファ(端子番号 54 ∼ 72)用の接地レベルです。 34 AVCC 電源 アナログ回路の電源です。 この電源の投入 / 切断は必ずVCC に AVCC 以上の電位が印加してある 状態で行ってください。 37 AVSS 電源 アナログ回路の接地レベルです。 35 AVRH 電源 アナログ回路の基準電圧入力です。 この端子の投入 / 切断は必ずAVCC にAVRH 以上の電位が印加してあ る状態で行ってください。 36 AVRL 電源 アナログ回路の基準電圧入力です。 49, 50 MD0, MD1 C 動作モード指定用入力端子です。 VCC あるいは VSS に直接つないで使用してください。 51 MD2 H 動作モード指定用入力端子です。 VCC あるいは VSS に直接つないで使用してください。 27 C ⎯ 電源安定化の容量端子です。 外部に 0.1 µF 程度のセラミックコンデンサを接続してください。 23, 84 VCC 電源 デジタル回路の電源 (5.0 V) 入力端子です。 11, 42, 81 VSS 電源 デジタル回路の接地レベル電源 (0.0 V) 入力端子です。 DS07–13705–7 INT1 ∼ INT3 の外部割込み要求入力端子です。 7 MB90595G シリーズ ■ 入出力回路形式 回路形式 回路 備考 ・発振帰還抵抗 約 1 MΩ X1 クロック 入力 X0 A Hard, Soft Standby control ・プルアップ付きヒステリシス入力 抵抗値 約 50 kΩ B C R R ヒステリシス入力 R ヒステリシス入力 VCC ・ヒステリシス入力 ・CMOS レベル出力 ・CMOS ヒステリシス入力 P-ch N-ch D R ヒステリシス入力 VCC P-ch ・CMOS レベル出力 ・CMOS ヒステリシス入力 ・アナログ入力 N-ch E アナログ入力 R ヒステリシス入力 (続く) 8 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ (続き) 回路形式 回路 備考 VCC ・CMOS レベル出力(高電流出力) ・CMOS ヒステリシス入力 P-ch 高電流出力 N-ch F R ヒステリシス入力 VCC P-ch ・CMOS レベル出力 ・CMOS ヒステリシス入力 ・TTL レベル入力 (MB90F598G はフラッシュモード) N-ch G R ヒステリシス入力 R TTL レベル入力 T R H DS07–13705–7 ヒステリシス入力 ・プルダウン付きヒステリシス入力 抵抗値 約 50 kΩ (MB90F598G を除く) R 9 MB90595G シリーズ ■ デバイスの取り扱いについて 1. 最大定格を超えることのないよう注意してください ( ラッチアップの防止 ) 。 CMOS IC では , 入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加された場合 , または VCC ∼ VSS 間に 定格を超える電圧が印加された場合に , ラッチアップ現象を生じることがあります。 ラッチアップ現象が起きると電源電流が激増し , 素子の熱破壊に至る場合がありますので , 使用に際しては , 最大定格 を超えることのないよう十分注意してください。 また , アナログ電源投入時 , および切断時においてもアナログ電源電圧 (AVCC, AVRH, DVCC) とアナログ入力電圧は , デ ジタル電源電圧 (VCC) を超えることのないよう十分注意してください。 2. 未使用端子の処理について 使用していない入力端子を開放のままにした場合,誤動作,およびラッチアップによる永久破壊の原因となることがあ りますので , 2 kΩ 以上の抵抗を介して,プルアップ,またはプルダウンなどの処理をしてください。 また,使用していない入出力端子がある場合は,出力状態に設定して開放するか,入力状態の場合は入力端子と同じ処理 をしてください。 3. 外部クロック使用時の注意について 外部クロックを使用する場合は、X0 端子のみを駆動し,X1 端子は,開放としてください。 ・外部クロック使用例 MB90595G シリーズ X0 開放 X1 4. 電源端子について (Vcc/Vss) VCC, VSS が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するために , 同電位にすべき端子はデバ イス内部で接続してありますが , 不要輻射の低減 , グランドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作防止 , 総出力電 流規格を守るなどのために , 必ずそれらすべてを外部で電源 , およびグランドに接続してください ( 下図を参照 )。 また電流供給源からできる限り低インピーダンスでこのデバイスの VCC, VSS に接続するように配慮してください。 さらに , このデバイスの近くで , VCC と V SS の間に 0.1 µF 程度のコンデンサをバイパスコンデンサとして接続すること をお勧めします。 Vcc Vss Vcc Vss Vss Vcc MB90595G シリーズ Vcc Vss Vss 10 Vcc DS07–13705–7 MB90595G シリーズ 5. プルアップ / プルダウン抵抗について MB90595G シリーズは内蔵のプルアップ / プルダウン抵抗器をサポートしていません。必要に応じて外付けしてくださ い。 6. 水晶発振回路について X0, X1 端子の近辺のノイズはこのデバイスの誤動作の元となります。X0, X1 端子および水晶振動子 ( あるいはセラミッ ク振動子 ) さらにグランドへのバイパスコンデンサはできる限り近くになるように , またその配線は , ほかの配線とでき る限り交差しないようにプリント基板を設計してください。 また , X0, X1 端子の回りをグランドで囲むようなプリント基板アートワークは , 安定した動作を期待できますので , 強 くお勧めします。 7. A/D コンバータの電源 , アナログ入力の投入順序について A/D コンバータ , D/A コンバータの電源 (AVCC, AVRH, AVRL, DVCC, DVSS) およびアナログ入力 (AN0 ∼ AN7) の印加は , 必ずデジタル電源 (VCC) の投入後に行ってください。 また , 電源切断時は A/D コンバータの電源およびアナログ入力の遮断の後で , デジタル電源の遮断を行ってください。 その際 , AVR + , DVCC は AVCC を超えないように投入・切断を行ってください ( アナログ電源とデジタル電源を同時に投入 , 遮断することは問題ありません ) 。 8. A/D コンバータ未使用時の端子処理について A/D コンバータを使用しないときは , AVCC = VCC, AVSS = AVRH = DVCC = VSS に接続してください。 9. N.C. 端子の処理について N.C. ( 内部接続 ) 端子は , 必ず開放にして使用してください。 10.電源投入時の注意点 内部に内蔵している降圧回路の誤動作を防ぐために , 電源投入時における電圧の立上り時間は , 50 µs (0.2 V ∼ 2.7 V の 間 ) 以上を確保してください。 11.ポート 0,1 からの出力が不定になる場合 (MB90V595G のみ) 電源を投入後,降圧回路の発振安定待ち時間 ( パワーオンリセット中 ) に RST 端子が “H” の場合 , ポート 0,1 から不定を 出力します。RST 端子が “L” の場合 , ポート 0,1 はハイ・インピーダンス状態になります。 タイミングは,下図のようになりますので注意してください。 ポート 0,1 が不定出力になるタイミングチャート(RST 端子が “H” の場合) 発振安定待ち時間 ∗2 降圧回路の安定待ち時間 ∗1 Vcc ( 電圧端子 ) PONR( パワーオンリセット ) 信号 RST( 外部非同期リセット ) 信号 RST( 内部リセット ) 信号 発振クロック信号 KA( 内部動作クロック A) 信号 KB( 内部動作クロック B) 信号 PORT( ポート出力 ) 信号 *1:降圧回路の発振安定待ち時間 *2:発振安定待ち時間 DS07–13705–7 出力不定期間 217 /発振クロック周波数 ( 発振クロック周波数 16MHz の場合,約 8.19 ms) 218 /発振クロック周波数 ( 発振クロック周波数 16MHz の場合,約 16.38 ms) 11 MB90595G シリーズ ポート 0,1 がハイ・インピーダンス状態になるタイミングチャート(RST 端子が “L” の場合) 発振安定待ち時間 ∗2 降圧回路の安定待ち時間 ∗1 Vcc ( 電圧端子 ) PONR( パワーオンリセット ) 信号 RST( 外部非同期リセット ) 信号 RST( 内部リセット ) 信号 発振クロック信号 KA( 内部動作クロック A) 信号 KB( 内部動作クロック B) 信号 PORT( ポート出力 ) 信号 ハイ・インピーダンス *1:降圧回路の発振安定待ち時間 *2:発振安定待ち時間 217 /発振クロック周波数 ( 発振クロック周波数 16MHz の場合,約 8.19ms) 218 /発振クロック周波数 ( 発振クロック周波数 16MHz の場合,約 16.38ms) 12.初期化について デバイス内には,パワーオンリセットによってのみ初期化される内蔵レジスタ類があります。これらの初期化を期待す る場合は電源の再投入を行ってください。 13.「DIV A, Ri」, 「DIVW A, RWi」命令の使用上の注意 符号付乗除算命令 「DIV A, Ri」 「DIVW , A, RWi」命令は , 対応するバンクレジスタ ( DTB, ADB, USB, SSB ) の値を “00 H” に設定し , 使用してください。 対応するバンクレジスタ ( DTB, ADB, USB, SSB ) の値を “00 H” 以外に設定した場合 , 命令実行結果により得られる余り は , 命令オペランドのレジスタに格納されません。 14.REALOS を使用する場合 REALOS を使用する場合は,拡張インテリジェント I/O サービス (EI2OS) が使用できません。 15.PLL クロックモード動作中の注意について 本マイコンで PLL クロックを選択しているときに発振子が外れたり,あるいはクロック入力が停止した場合,本マイコ ンは PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続し続ける場合があります。この動作は保証外の動作です。 12 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ ■ ブロックダイヤグラム X0,X1 RST HST クロック 制御部 F2MC-16LX CPU 16 ビット フリーラン タイマ RAM 4 K 16 ビット インプット キャプチャ × 4 ch 16 ビット アウトプット コンペア × 4 ch ROM/Frash 128 K IN0 ∼ IN3 OUT0 ∼ OUT3 プリスケーラ 8/16 ビット PPG タイマ × 6 ch SOT0 SCK0 UART0 PPG0 ∼ PPG5 SIN0 CAN コントローラ プリスケーラ SOT1 SCK1 UART1 (SCI) 16 ビット リロード タイマ 2 ch SIN1 RX TX TIN0, TIN1 TOT0, TOT1 SOT2 SCK2 シリアル I/O SIN2 AVCC AVSS AN0 ∼ AN7 AVRH AVRL ADTG DS07–13705–7 内部データバス プリスケーラ PWM1M0 ∼ PWM1M3 PWM1P0 ∼ PWM1P3 SMC × 4 ch PWM2M0 ∼ PWM2M3 PWM2P0 ∼ PWM2P3 DVCC DVSS 10 ビット A/D コンバータ × 8 ch 外部割込み 回路 × 8 ch INT0 ∼ INT7 13 MB90595G シリーズ ■ メモリマップ MB90V595G MB90598G/F598G FFFFFFH FF0000H ROM (FF バンク ) FFFFFFH FF0000H ROM (FF バンク ) FEFFFFH FE0000H ROM (FE バンク ) FEFFFFH FE0000H ROM (FE バンク ) FDFFFFH FD0000H ROM (FD バンク ) FCFFFFH FC0000H ROM (FC バンク ) 00FFFFH 004000H ROM (FF バンクのイ メージ ) 00FFFFH 004000H ROM (FF バンクの イメージ ) 001FFFH 001900H 周辺 001FFFH 001900H 周辺 RAM 6 K 0010FFH 0018FFH RAM 4 K 000100H 0000BFH 000000H 000100H 周辺 0000BFH 000000H 周辺 (注意事項)00 バンクの上位に FF バンクの ROM データがイメージで見えるようになっていますが , これは C コンパイ ラのスモールモデルを有効に生かすためです。FF バンクの下位 16ビットアドレスと 00 バンクの下位 16 ビッ トアドレスは同じになるようにしてありますので , ポインタで far 指定を宣言しなくとも ROM 内のテーブル を参照することができます。 例えば , 00C000H をアクセスした場合に , 実際には , FFC000H の ROM の内容がアクセスされることになりま す。ここで , FF バンクの ROM 領域は , 48 K バイトを超えますので , 00 バンクのイメージにすべての領域を 見せることができません。したがって , FF4000H ∼ FFFFFFH の ROM データは 004000H ∼ 00FFFFH のイメー ジに見えますので , ROM データテーブルは FF4000H ∼ FFFFFFH の領域に格納することを推奨します。 14 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ ■ I/O マップ アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み リソース名 初期値 00H ポート 0 データレジスタ PDR0 R/W ポート 0 XXXXXXXXB 01H ポート 1 データレジスタ PDR1 R/W ポート 1 XXXXXXXXB 02H ポート 2 データレジスタ PDR2 R/W ポート 2 XXXXXXXXB 03H ポート 3 データレジスタ PDR3 R/W ポート 3 XXXXXXXXB 04H ポート 4 データレジスタ PDR4 R/W ポート 4 XXXXXXXXB 05H ポート 5 データレジスタ PDR5 R/W ポート 5 XXXXXXXXB 06H ポート 6 データレジスタ PDR6 R/W ポート 6 XXXXXXXXB 07H ポート 7 データレジスタ PDR7 R/W ポート 7 XXXXXXXXB 08H ポート 8 データレジスタ PDR8 R/W ポート 8 XXXXXXXXB 09H ポート 9 データレジスタ PDR9 R/W ポート 9 _ _ XXXXXXB 0AH ∼ 0FH (予約領域) 10H ポート 0 方向レジスタ DDR0 R/W ポート 0 0 0 0 0 0 0 0 0B 11H ポート 1 方向レジスタ DDR1 R/W ポート 1 0 0 0 0 0 0 0 0B 12H ポート 2 方向レジスタ DDR2 R/W ポート 2 0 0 0 0 0 0 0 0B 13H ポート 3 方向レジスタ DDR3 R/W ポート 3 0 0 0 0 0 0 0 0B 14H ポート 4 方向レジスタ DDR4 R/W ポート 4 0 0 0 0 0 0 0 0B 15H ポート 5 方向レジスタ DDR5 R/W ポート 5 0 0 0 0 0 0 0 0B 16H ポート 6 方向レジスタ DDR6 R/W ポート 6 0 0 0 0 0 0 0 0B 17H ポート 7 方向レジスタ DDR7 R/W ポート 7 0 0 0 0 0 0 0 0B 18H ポート 8 方向レジスタ DDR8 R/W ポート 8 0 0 0 0 0 0 0 0B 19H ポート 9 方向レジスタ DDR9 R/W ポート 9 _ _ 0 0 0 0 0 0B ポート 6, A/D 1 1 1 1 1 1 1 1B 1AH 1BH (予約領域) アナログ入力許可レジスタ 1CH ∼ 1FH ADER R/W (予約領域) 20H シリアルモードコントロールレジスタ 0 UMC0 R/W 21H シリアルステータスレジスタ 0 USR0 R/W 22H シリアル入出力データレジスタ 0 UIDR0/UODR0 R/W 23H 転送速度データレジスタ 0 URD0 R/W 0 0 0 0 0 0 0 XB 24H シリアルモードレジスタ 1 SMR1 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 25H シリアル制御レジスタ 1 SCR1 R/W 0 0 0 0 0 1 0 0B 26H シリアル入出力データレジスタ 1 SIDR1/SODR1 R/W 27H シリアルステータスレジスタ 1 SSR1 R/W 0 0 0 0 1 _ 0 0B 28H UART1 プリスケーラコントロール レジスタ U1CDCR R/W 0 _ _ _ 1 1 1 1B 29H ∼ 2AH 0 0 0 0 0 1 0 0B UART0 UART1 0 0 0 1 0 0 0 0B XXXXXXXXB XXXXXXXXB (予約領域) (続く) DS07–13705–7 15 MB90595G シリーズ アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み 2BH シリアル IO プリスケーラレジスタ SCDCR R/W 0 _ _ _ 1 1 1 1B 2CH シリアル モード コントロール レジスタ ( 下位 ) SMCS R/W _ _ _ _ 0 0 0 0B 2DH シリアル モード コントロール レジスタ ( 上位 ) SMCS R/W 2EH シリアル データレジスタ SDR R/W XXXXXXXXB 2FH エッジセレクタ SES R/W _ _ _ _ _ _ _ 0B 30H 割込み許可レジスタ ENIR R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 31H 割込み要求レジスタ EIRR R/W 32H 要求レベル設定レジスタ ( 下位 ) ELVR R/W 33H 要求レベル設定レジスタ ( 上位 ) ELVR R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 34H A/D コントロールステータス レジスタ 0 ( 下位 ) ADCS0 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 35H A/D コントロールステータス レジスタ 1 ( 上位 ) ADCS1 R/W 36H A/D データレジスタ 0 ADCR0 R XXXXXXXXB 37H A/D データレジスタ 1 ADCR1 R/W 0 0 0 0 1 _ XXB 38H PPG0 動作 モード 制御 レジスタ PPGC0 R/W 39H PPG1 動作 モード 制御 レジスタ PPGC1 R/W 3AH PPG0 , 1 出力端子制御レジスタ PPG01 R/W PPG2 動作 モード 制御 レジスタ PPGC2 3BH 3CH PPGC3 R/W 3EH PPG2, 3 出力端子制御レジスタ PPG23 R/W PPG4 動作 モード 制御 レジスタ PPGC4 3FH PPGC5 R/W 42H PPG4, 5 出力端子制御レジスタ PPG45 R/W PPG6 動作 モード 制御 レジスタ PPGC6 43H 0 _ 0 0 0 0 0 1B 0 0 0 0 0 0 _ _B 0 _ 0 0 0 _ _ 1B 16 ビット PPG タイマ 2/3 0 _ 0 0 0 0 0 1B 0 0 0 0 0 0 _ _B 0 _ 0 0 0 _ _ 1B 16 ビット PPG タイマ 4/5 0 _ 0 0 0 0 0 1B 0 0 0 0 0 0 _ _B (予約領域) R/W 45H PPG7 動作 モード 制御 レジスタ PPGC7 R/W 46H PPG6, 7 出力端子制御レジスタ PPG67 R/W PPG8 動作 モード 制御 レジスタ PPGC8 47H 0 _ 0 0 0 _ _ 1B 16 ビット PPG タイマ 6/7 0 _ 0 0 0 0 0 1B 0 0 0 0 0 0 _ _B (予約領域) R/W 49H PPG9 動作 モード 制御 レジスタ PPGC9 R/W 4AH PPG8, 9 出力端子制御レジスタ PPG89 R/W PPGA 動作 モード 制御 レジスタ PPGCA 4BH 0 _ 0 0 0 _ _ 1B 16 ビット PPG タイマ 8/9 0 _ 0 0 0 0 0 1B 0 0 0 0 0 0 _ _B (予約領域) R/W 4DH PPGB 動作 モード 制御 レジスタ PPGCB R/W 4EH PPGA, B 出力端子制御レジスタ PPGAB R/W 4FH 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 _ 0 0 0 _ _ 1B 16 ビット PPG タイマ 0/1 R/W PPG5 動作 モード 制御 レジスタ 4CH A/D コンバータ 0 0 0 0 0 0 0 0B (予約領域) 41H 48H 0 0 0 0 0 0 1 0B XXXXXXXXB 外部割込み回路 R/W PPG3 動作 モード 制御 レジスタ 44H シリアル I/O 初期値 (予約領域) 3DH 40H リソース名 0 _ 0 0 0 _ _ 1B 16 ビット PPG タイマ A/B 0 _ 0 0 0 0 0 1B 0 0 0 0 0 0 _ _B (予約領域) (続く) 16 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み 50H タイマコントロール ステータス レジスタ 0 ( 下位 ) TMCSR0 R/W 51H タイマコントロール ステータス レジスタ 0 ( 上位 ) TMCSR0 R/W 52H タイマレジスタ 0/ リロードレジスタ 0 ( 下位 ) TMR0/TMRLR0 R/W 53H タイマレジスタ 0/ リロードレジスタ 0 ( 上位 ) TMR0/TMRLR0 R/W XXXXXXXXB 54H タイマコントロール ステータス レジスタ 1 ( 下位 ) TMCSR1 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 55H タイマコントロール ステータス レジスタ 1 ( 上位 ) TMCSR1 R/W 56H タイマレジスタ 1/ リロードレジスタ 1 ( 下位 ) TMR1/TMRLR1 R/W 57H タイマレジスタ 1/ リロードレジスタ 1 ( 上位 ) TMR1/TMRLR1 R/W 58H アウトプットコンペアコントロール ステータスレジスタ 0 OCS0 R/W 59H アウトプットコンペアコントロール ステータス レジスタ 1 OCS1 R/W 5AH アウトプットコンペアコントロール ステータスレジスタ 2 OCS2 R/W 5BH アウトプットコンペアコントロール ステータスレジスタ 3 OCS3 R/W 5CH インプットキャプチャコントロール ステータスレジスタ 0/1 ICS01 R/W インプット キャプチャ 0/1 0 0 0 0 0 0 0 0B 5DH インプットキャプチャコントロール ステータスレジスタ 2/3 ICS23 R/W インプット キャプチャ 2/3 0 0 0 0 0 0 0 0B 5EH PWM 制御レジスタ 0 PWC0 R/W ステッピングモー タコントローラ 0 0 0 0 0 0 _ _ 0B ステッピングモー タコントローラ 1 0 0 0 0 0 _ _ 0B ステッピングモー タコントローラ 2 0 0 0 0 0 _ _ 0B ステッピングモー タコントローラ 3 0 0 0 0 0 _ _ 0B 5FH 60H PWM 制御レジスタ 1 PWM 制御 レジスタ 2 16 ビット リロードタイマ 0 16 ビット リロードタイマ 1 _ _ _ _ 0 0 0 0B XXXXXXXXB _ _ _ _ 0 0 0 0B XXXXXXXXB XXXXXXXXB アウトプット コンペア 0/1 アウトプット コンペア 2/3 0 0 0 0 _ _ 0 0B _ _ _ 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 _ _ 0 0B _ _ _ 0 0 0 0 0B PWC1 R/W PWC2 R/W (予約領域) PWM 制御 レジスタ 3 65H PWC3 R/W (予約領域) 66H タイマ データレジスタ ( 下位 ) TCDT R/W 67H タイマ データレジスタ ( 上位 ) TCDT R/W 68H タイマ コントロールステータス レジスタ TCCS R/W 69H ∼ 6EH 0 0 0 0 0 0 0 0B (予約領域) 63H 64H 初期値 (予約領域) 61H 62H リソース名 0 0 0 0 0 0 0 0B 16 ビット フリーランタイマ 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B (予約領域) (続く) DS07–13705–7 17 MB90595G シリーズ アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み リソース名 初期値 6FH ROM ミラー機能選択レジスタ ROMM R/W ROM ミラー機能選 択モジュール _ _ _ _ _ _ _ 1B 70H PWM1 コンペアレジスタ 0 PWC10 R/W 71H PWM2 コンペアレジスタ 0 PWC20 R/W 72H PWM1 選択レジスタ 0 PWS10 R/W 73H PWM2 選択レジスタ 0 PWS20 R/W _ 0 0 0 0 0 0 0B 74H PWM1 コンペアレジスタ 1 PWC11 R/W XXXXXXXXB 75H PWM2 コンペアレジスタ 1 PWC21 R/W 76H PWM1 選択レジスタ 1 PWS11 R/W 77H PWM2 選択レジスタ 1 PWS21 R/W _ 0 0 0 0 0 0 0B 78H PWM1 コンペアレジスタ 2 PWC12 R/W XXXXXXXXB 79H PWM2 コンペアレジスタ 2 PWC22 R/W 7AH PWM1 選択レジスタ 2 PWS12 R/W 7BH PWM2 選択レジスタ 2 PWS22 R/W _ 0 0 0 0 0 0 0B 7CH PWM1 コンペアレジスタ 3 PWC13 R/W XXXXXXXXB 7DH PWM2 コンペアレジスタ 3 PWC23 R/W 7EH PWM1 選択レジスタ 3 PWS13 R/W 7FH PWM2 選択レジスタ 3 PWS23 R/W XXXXXXXXB ステッピングモータ コントローラ 0 ステッピングモータ コントローラ 1 ステッピングモータ コントローラ 2 ステッピングモータ コントローラ 3 XXXXXXXXB _ _ 0 0 0 0 0 0B XXXXXXXXB _ _ 0 0 0 0 0 0B XXXXXXXXB _ _ 0 0 0 0 0 0B XXXXXXXXB _ _ 0 0 0 0 0 0B _ 0 0 0 0 0 0 0B 80H ∼ 8FH (予約領域:CAN インタフェース) 90H ∼ 9DH (予約領域) 9EH プログラムアドレス検出 コントロール / ステータスレジスタ PACSR R/W アドレス一致 検出機能 0 0 0 0 0 0 0 0B 9FH 遅延割込み要因発生 / 解除レジスタ DIRR R/W 遅延割込み発生 モジュール _ _ _ _ _ _ _ 0B A0H 低消費電力モード制御レジスタ LPMCR R/W 低消費電力(スタン バイ)モード 0 0 0 1 1 0 0 0B A1H クロック選択レジスタ CKSCR R/W 低消費電力(スタン バイ)モード 1 1 1 1 1 1 0 0B A2H ∼ A7H (予約領域) A8H ウォッチドックタイマ制御 レジスタ WDTC R/W ウォッチドッグ タイマ XXXXX 1 1 1B A9H タイムベースタイマ 制御レジスタ TBTC R/W タイムベース タイマ 1 _ _ 0 0 1 0 0B フラッシュメモリ 0 0 0 X 0 0 0 0B AAH ∼ ADH AEH AFH (予約領域) フラッシュメモリコントロール ステータスレジスタ (MB90F598G のみ , 他は予約領域 ) FMCS R/W (予約領域) (続く) 18 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み B0H 割込み制御 レジスタ 00 ICR00 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B1H 割込み制御 レジスタ 01 ICR01 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B2H 割込み制御 レジスタ 02 ICR02 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B3H 割込み制御 レジスタ 03 ICR03 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B4H 割込み制御 レジスタ 04 ICR04 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B5H 割込み制御 レジスタ 05 ICR05 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B6H 割込み制御 レジスタ 06 ICR06 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B7H 割込み制御 レジスタ 07 ICR07 R/W B8H 割込み制御 レジスタ 08 ICR08 R/W B9H 割込み制御 レジスタ 09 ICR09 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BAH 割込み制御 レジスタ 10 ICR10 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BBH 割込み制御 レジスタ 11 ICR11 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BCH 割込み制御 レジスタ 12 ICR12 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BDH 割込み制御 レジスタ 13 ICR13 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BEH 割込み制御 レジスタ 14 ICR14 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BFH 割込み制御 レジスタ 15 ICR15 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B 1900H リロードレジスタ L PRLL0 R/W 1901H リロードレジスタ H PRLH0 R/W 1902H リロードレジスタ L PRLL1 R/W 1903H リロードレジスタ H PRLH1 R/W XXXXXXXXB 1904H リロードレジスタ L PRLL2 R/W XXXXXXXXB 1905H リロードレジスタ H PRLH2 R/W 1906H リロードレジスタ L PRLL3 R/W 1907H リロードレジスタ H PRLH3 R/W XXXXXXXXB 1908H リロードレジスタ L PRLL4 R/W XXXXXXXXB 1909H リロードレジスタ H PRLH4 R/W 190AH リロードレジスタ L PRLL5 R/W 190BH リロードレジスタ H PRLH5 R/W XXXXXXXXB 190CH リロードレジスタ L PRLL6 R/W XXXXXXXXB 190DH リロードレジスタ H PRLH6 R/W 190EH リロードレジスタ L PRLL7 R/W 190FH リロードレジスタ H PRLH7 R/W XXXXXXXXB 1910H リロードレジスタ L PRLL8 R/W XXXXXXXXB 1911H リロードレジスタ H PRLH8 R/W 1912H リロードレジスタ L PRLL9 R/W 1913H リロードレジスタ H PRLH9 R/W C0H ∼ FFH リソース名 初期値 0 0 0 0 0 1 1 1B 割込みコントローラ 0 0 0 0 0 1 1 1B (予約領域) XXXXXXXXB 16 ビット PPG タイマ 0/1 16 ビット PPG タイマ 2/3 16 ビット PPG タイマ 4/5 16 ビット PPG タイマ 6/7 16 ビット PPG タイマ 8/9 XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB (続く) DS07–13705–7 19 MB90595G シリーズ アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み 1914H リロードレジスタ L PRLLA R/W 1915H リロードレジスタ H PRLHA R/W 1916H リロードレジスタ L PRLLB R/W 1917H リロードレジスタ H PRLHB R/W 1918H ∼ 191FH リソース名 初期値 XXXXXXXXB 16 ビット PPG タイマ A/B XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB (予約領域) 1920H インプットキャプチャレジスタ 0 ( 下位 ) IPCP0 R 1921H インプットキャプチャレジスタ 0 ( 上位 ) IPCP0 R 1922H インプットキャプチャレジスタ 1 ( 下位 ) IPCP1 R 1923H インプットキャプチャレジスタ 1 ( 上位 ) IPCP1 R XXXXXXXXB 1924H インプットキャプチャレジスタ 2 ( 下位 ) IPCP2 R XXXXXXXXB 1925H インプットキャプチャレジスタ 2 ( 上位 ) IPCP2 R 1926H インプットキャプチャレジスタ 3 ( 下位 ) IPCP3 R 1927H インプットキャプチャレジスタ 3 ( 上位 ) IPCP3 R XXXXXXXXB 1928H アウトプットコンペアレジスタ 0 ( 下位 ) OCCP0 R/W XXXXXXXXB 1929H アウトプットコンペアレジスタ 0 ( 上位 ) OCCP0 R/W 192AH アウトプットコンペアレジスタ 1 ( 下位 ) OCCP1 R/W 192BH アウトプットコンペアレジスタ 1 ( 上位 ) OCCP1 R/W XXXXXXXXB 192CH アウトプットコンペアレジスタ 2 ( 下位 ) OCCP2 R/W XXXXXXXXB 192DH アウトプットコンペアレジスタ 2 ( 上位 ) OCCP2 R/W 192EH アウトプットコンペアレジスタ 3 ( 下位 ) OCCP3 R/W 192FH アウトプットコンペアレジスタ 3 ( 上位 ) OCCP3 R/W XXXXXXXXB XXXXXXXXB インプット キャプチャ 0/1 XXXXXXXXB XXXXXXXXB インプット キャプチャ 2/3 XXXXXXXXB XXXXXXXXB アウトプット コンペア 0/1 XXXXXXXXB XXXXXXXXB アウトプット コンペア 2/3 1930H ∼ 19FFH (予約領域) 1A00H ∼ 1AFFH (予約領域:CAN インタフェース) 1B00H ∼ 1BFFH (予約領域:CAN インタフェース) 1C00H ∼ 1EFFH (予約領域) XXXXXXXXB XXXXXXXXB (続く) 20 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ (続き) アドレス レジスタ名称 1FF0H プログラムアドレス検出レジスタ 0 ( 下位 ) 1FF1H プログラムアドレス検出レジスタ 0 ( 中位 ) 1FF2H プログラムアドレス検出レジスタ 0 ( 上位 ) 1FF3H プログラムアドレス検出レジスタ 1 ( 下位 ) 1FF4H プログラムアドレス検出レジスタ 1 ( 中位 ) 1FF5H プログラムアドレス検出レジスタ 1 ( 上位 ) レジスタ略称 1FF6H ∼ 1FFFH 読込み / 書込み リソース名 初期値 XXXXXXXXB PADR0 R/W XXXXXXXXB アドレス一致 検出機能 PADR1 R/W XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB XXXXXXXXB (予約領域) ・読込み / 書込みについての説明 R/W :リード / ライト可能 R :リードオンリ W :ライトオンリ ・初期値についての説明 0 :このビットの初期値は“0”です。 1 :このビットの初期値は“1”です。 X :このビットの初期値は不定です。 _ :このビットは未使用です。初期値は不定です。 (注意事項)アドレス 0000H ∼ 00FFH は予約領域です。このアドレスに読み取りアクセスすると、"X" の読み取りが行わ れます。ただし、このアドレスへの書き込みアクセスは行わないでください。 DS07–13705–7 21 MB90595G シリーズ ■ CAN コントローラ MB90595G シリーズには 1 チャネルの CAN(Controller Area Network) コントローラを内蔵しています。 CAN コントローラの特徴: ・ CAN 規格バージョン 2.0, パート A および B 準拠 標準フレームフォーマットおよび拡張フレームフォーマットでの送信 / 受信機能をサポート ・ リモートフレームを受信することによるデータ・フレーム送信機能をサポート ・ 16 本のメッセージ送信 / 受信バッファ 29 ビット ID および 8 バイトデータ マルチレベルメッセージバッファ構成 ・ 各メッセージバッファにおいて , ID アクセプタンスマスクとしてフルビットコンペア , フルビットマスク , アクセプタ ンスレジスタ 0/ アクセプタンスレジスタ 1 を提供 標準フレームフォーマットまたは拡張フレームフォーマットでの 2 個のアクセプタンスマスクレジスタ ・ビット伝送速度は 10 kbps から 2 Mbps の範囲内でプログラミング可能 ( 入力クロックが 16 MHz の場合 ) ・コントロールレジスタ一覧 アドレス レジスタ略称 読込み / 書込み 初期値 メッセージバッファレジスタ BVALR R/W 00000000 00000000B 送信要求レジスタ TREQR R/W 00000000 00000000B 送信無効レジスタ TCANR W 00000000 00000000B 送信完了レジスタ TCR R/W 00000000 00000000B 受信完了レジスタ RCR R/W 00000000 00000000B リモート要求受信レジスタ RRTRR R/W 00000000 00000000B 受信オーバランレジスタ ROVRR R/W 00000000 00000000B 受信割込み許可レジスタ RIER R/W 00000000 00000000B コントロールステータスレジスタ CSR R/W, R 00---000 0----0-1B 最終イベント表示レジスタ LEIR R/W -------- 000-0000B 受信 / 送信エラーカウンタレジスタ RTEC R 00000000 00000000B ビットタイミングレジスタ BTR R/W -1111111 11111111B IDE レジスタ IDER R/W XXXXXXXX XXXXXXXXB TRTRR R/W 00000000 00000000B レジスタ名称 000080H 000081H 000082H 000083H 000084H 000085H 000086H 000087H 000088H 000089H 00008AH 00008BH 00008CH 00008DH 00008EH 00008FH 001B00H 001B01H 001B02H 001B03H 001B04H 001B05H 001B06H 001B07H 001B08H 001B09H 001B0AH 001B0BH 送信 RTR レジスタ (続く) 22 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ (続き) アドレス レジスタ名称 001B0CH 001B0DH リモートフレーム受信待機レジスタ 001B0EH 001B0FH 送信要求許可レジスタ レジスタ略称 読込み / 書込み 初期値 RFWTR R/W XXXXXXXX XXXXXXXXB TIER R/W 00000000 00000000B 001B10H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001B11H 001B12H アクセプタンスマスク選択レジスタ AMSR R/W XXXXXXXX XXXXXXXXB 001B13H 001B14H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001B15H 001B16H アクセプタンスマスクレジスタ 0 AMR0 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001B17H 001B18H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001B19H 001B1AH アクセプタンスマスクレジスタ 1 001B1BH DS07–13705–7 AMR1 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 23 MB90595G シリーズ ・メッセージバッファ一覧 (ID レジスタ ) アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み ⎯ R/W 001A00H ∼ 001A1FH XXXXXXXXB 汎用 RAM 001A20H ID レジスタ 0 IDR0 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A23H 001A24H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A25H 001A26H ID レジスタ 1 IDR1 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A27H 001A28H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A29H 001A2AH ID レジスタ 2 IDR2 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A2BH 001A2CH XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A2DH 001A2EH ID レジスタ 3 IDR3 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A2FH 001A30H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A31H 001A32H ID レジスタ 4 IDR4 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A33H 001A34H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A35H 001A36H ID レジスタ 5 IDR5 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A37H 001A38H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A39H 001A3AH ID レジスタ 6 IDR6 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A3BH 001A3CH XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A3DH 001A3EH ID レジスタ 7 IDR7 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A3FH 001A40H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A41H 001A42H 001A43H ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A21H 001A22H 初期値 ID レジスタ 8 IDR8 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB (続く) 24 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ (続き) アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み 001A44H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A45H 001A46H ID レジスタ 9 IDR9 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A47H 001A48H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A49H 001A4AH ID レジスタ 10 IDR10 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A4BH 001A4CH XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A4DH 001A4EH ID レジスタ 11 IDR11 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A4FH 001A50H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A51H 001A52H ID レジスタ 12 IDR12 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A53H 001A54H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A55H 001A56H ID レジスタ 13 IDR13 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A57H 001A58H XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A59H 001A5AH ID レジスタ 14 IDR14 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 001A5BH 001A5CH XXXXXXXX XXXXXXXXB 001A5DH 001A5EH 初期値 ID レジスタ 15 001A5FH DS07–13705–7 IDR15 R/W XXXXX--- XXXXXXXXB 25 MB90595G シリーズ ・メッセージバッファ一覧 (DLC レジスタおよびデータレジスタ ) アドレス レジスタ略称 読込み / 書込み 初期値 DLC レジスタ 0 DLCR0 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 1 DLCR1 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 2 DLCR2 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 3 DLCR3 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 4 DLCR4 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 5 DLCR5 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 6 DLCR6 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 7 DLCR7 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 8 DLCR8 R/W ----XXXX DLC レジスタ 9 DLCR9 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 10 DLCR10 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 11 DLCR11 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 12 DLCR12 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 13 DLCR13 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 14 DLCR14 R/W ----XXXXB DLC レジスタ 15 DLCR15 R/W ----XXXXB DTR0 R/W レジスタ名称 001A60H 001A61H 001A62H 001A63H 001A64H 001A65H 001A66H 001A67H 001A68H 001A69H 001A6AH 001A6BH 001A6CH 001A6DH 001A6EH 001A6FH 001A70H 001A71H 001A72H 001A73H 001A74H 001A75H 001A76H 001A77H 001A78H 001A79H 001A7AH 001A7BH 001A7CH 001A7DH 001A7EH 001A7FH 001A80H ∼ 001A87H XXXXXXXXB データレジスタ 0 (8 バイト ) 001A88H ∼ 001A8FH XXXXXXXXB データレジスタ 1 (8 バイト ) DTR1 R/W データレジスタ 2 (8 バイト ) DTR2 R/W 001A90H ∼ 001A97H ∼ XXXXXXXXB ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB ∼ XXXXXXXXB (続く) 26 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ (続き) アドレス レジスタ名称 レジスタ略称 読込み / 書込み DTR3 R/W 001A98H ∼ 001A9FH XXXXXXXXB データレジスタ 3 (8 バイト ) 001AA0H ∼ 001AA7H データレジスタ 4 (8 バイト ) DTR4 R/W データレジスタ 5 (8 バイト ) DTR5 R/W データレジスタ 6 (8 バイト ) DTR6 R/W データレジスタ 7 (8 バイト ) DTR7 R/W データレジスタ 8 (8 バイト ) DTR8 R/W データレジスタ 9 (8 バイト ) DTR9 R/W データレジスタ 10 (8 バイト ) DTR10 R/W データレジスタ 11 (8 バイト ) DTR11 R/W データレジスタ 12 (8 バイト ) DTR12 R/W データレジスタ 13 (8 バイト ) DTR13 R/W ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB データレジスタ 14 (8 バイト ) DTR14 R/W データレジスタ 15 (8 バイト ) DTR15 R/W 001AF8H ∼ 001AFFH ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB 001AF0H ∼ 001AF7H ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB 001AE8H ∼ 001AEFH ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB 001AE0H ∼ 001AE7H ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB 001AD8H ∼ 001ADFH ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB 001AD0H ∼ 001AD7H ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB 001AC8H ∼ 001ACFH ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB 001AC0H ∼ 001AC7H ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB 001AB8H ∼ 001ABFH ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB 001AB0H ∼ 001AB7H ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB 001AA8H ∼ 001AAFH 初期値 ∼ XXXXXXXXB XXXXXXXXB DS07–13705–7 ∼ XXXXXXXXB 27 MB90595G シリーズ ■ 割込み要因と割込みベクタ , 割込み制御レジスタ 割込み要因 EI2OS 対応 割込みベクタ 番号 アドレス リセット INT9 命令 例外処理 CAN RX CAN TX/NS N/A N/A N/A N/A N/A # 08 # 09 # 10 # 11 # 12 FFFFDCH FFFFD8H FFFFD4H FFFFD0H FFFFCCH 外部割込み(INT0/INT1) タイムベースタイマ 16 ビットリロードタイマ 0 8/10 ビット A/D コンバータ 16 ビットフリーランタイマ 外部割込み(INT2/INT3) シリアル I/O 外部割込み(INT4/INT5) *1 N/A *1 *1 N/A *1 *1 *1 # 13 # 14 # 15 # 16 # 17 # 18 # 19 # 20 FFFFC8H FFFFC4H FFFFC0H FFFFBCH FFFFB8H FFFFB4H FFFFB0H FFFFACH インプットキャプチャ 0 8/16 ビット PPG タイマ 0/1 アウトプットコンペア 0 8/16 ビット PPG タイマ 2/3 外部割込み(INT6/INT7) インプットキャプチャ 1 8/16 ビット PPG タイマ 4/5 アウトプットコンペア 1 8/16 ビット PPG タイマ 6/7 インプットキャプチャ 2 8/16 ビット PPG タイマ 8/9 アウトプットコンペア 2 インプットキャプチャ 3 8/16 ビット PPG タイマ A/B アウトプットコンペア 3 16 ビットリロードタイマ 1 UART 0 受信完了 UART 0 送信完了 UART 1 受信完了 UART 1 送信完了 フラッシュメモリ 遅延割込み発生モジュール *1 N/A *1 N/A *1 *1 N/A *1 N/A *1 N/A *1 *1 N/A *1 *1 *2 *1 *2 *1 N/A N/A # 21 # 22 # 23 # 24 # 25 # 26 # 27 # 28 # 29 # 30 # 31 # 32 # 33 # 34 # 35 # 36 # 37 # 38 # 39 # 40 # 41 # 42 FFFFA8H FFFFA4H FFFFA0H FFFF9CH FFFF98H FFFF94H FFFF90H FFFF8CH FFFF88H FFFF84H FFFF80H FFFF7CH FFFF78H FFFF74H FFFF70H FFFF6CH FFFF68H FFFF64H FFFF60H FFFF5CH FFFF58H FFFF54H 割込み制御レジスタ 番号 アドレス ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ICR00 0000B0H ICR01 0000B1H ICR02 0000B2H ICR03 0000B3H ICR04 0000B4H ICR05 0000B5H ICR06 0000B6H ICR07 0000B7H ICR08 0000B8H ICR09 0000B9H ICR10 0000BAH ICR11 0000BBH ICR12 0000BCH ICR13 0000BDH ICR14 0000BEH ICR15 0000BFH *1: 割込み要求フラグは EI2OS 割込みクリア信号によりクリアされます。 *2: 割込み要求フラグは EI2OS 割込みクリア信号によりクリアされます。停止機能が使用可能です。 (注意事項)・N/A: 割込み要求フラグは EI2OS 割込みクリア信号によりクリアされません。 ・一つの割込み番号に対して 2 個の割込み要因がある周辺モジュールの場合は , EI2OS 割込みクリア信号によ り両方の割込み要求フラグがクリアされます。 ・EI2OS 実行後 , 同じ割込み番号に割り当てられているすべての割込みフラグに対して EI2OS クリア信号を発 生します。一つの割込みフラグが EI2OS を開始し , その間にハードウェアイベントにより他の割込みフラ グがセットされると , このイベントが生じた EI2OS クリア信号によりこのフラグがクリアされ , 以後のイベ ントは無効となります。そのため , この割込み番号に対しては EI2OS を使用しないでください。 ・EI2OS の有効時に , 同じ割込み制御レジスタ (ICR) 内の 2 個の割込み信号のどちらかが割込み処理されると EI2OS が実行されます。これは , 異なった割込み要因が , 各割込み要因に固有でなければならないはずの同じ EI2OS 記述子を共用することを意味しています。そのため , 一方の割込み要因が EI2OS を使用するときは , 他方の割込み要因を禁止してください。 28 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 (VSS = AVSS = 0.0 V) 項目 記号 定格値 単位 備考 最小 最大 VCC VSS − 0.3 VSS + 6.0 V AVCC VSS − 0.3 VSS + 6.0 V VCC = AVCC *1 AVRH,AVRL VSS − 0.3 VSS + 6.0 V AVCC ≧ AVRH/L, AVRH ≧ AVRL *1 DVCC VSS − 0.3 VSS + 6.0 V VCC ≧ DVCC 入力電圧 VI VSS − 0.3 VSS + 6.0 V *2 出力電圧 VO VSS − 0.3 VSS + 6.0 V *2 ICLAMP − 2.0 2.0 mA *6 Σ⏐ICLAMP⏐ ⎯ 20 mA *6 “L” レベル最大出力電流 IOL1 ⎯ 15 mA 通常出力 *3 “L” レベル平均出力電流 IOLAV1 ⎯ 4 mA 通常出力 *4 “L” レベル最大出力電流 IOL2 ⎯ 40 mA 高電流出力 *3 “L” レベル平均出力電流 IOLAV2 ⎯ 30 mA 高電流出力 *4 “L” レベル最大総出力電流 ∑IOL1 ⎯ 100 mA 全通常出力の合計 “L” レベル最大総出力電流 ∑IOL2 ⎯ 330 mA 全高電流出力の合計 “L” レベル平均総出力電流 ∑IOLAV1 ⎯ 50 mA 全通常出力の合計 *5 “L” レベル平均総出力電流 ∑IOLAV2 ⎯ 250 mA 全高電流出力の合計 *5 “H” レベル最大出力電流 IOH1 ⎯ − 15 mA 通常出力 *3 “H” レベル平均出力電流 IOHAV1 ⎯ −4 mA 通常出力 *4 “H” レベル最大出力電流 IOH2 ⎯ − 40 mA 高電流出力 *3 “H” レベル平均出力電流 IOHAV2 ⎯ − 30 mA 高電流出力 *4 “H” レベル最大総出力電流 ∑IOH1 ⎯ − 100 mA 全通常出力の合計 “H” レベル最大総出力電流 ∑IOH2 ⎯ − 330 mA 全高電流出力の合計 “H” レベル平均総出力電流 ∑IOHAV1 ⎯ − 50 mA 全通常出力の合計 *5 “H” レベル平均総出力電流 ∑IOHAV2 ⎯ − 250 mA 全高電流出力の合計 *5 ⎯ 500 mW MB90F598G ⎯ 400 mW MB90598G 電源電圧 最大クランプ電流 最大総クランプ電流 消費電力 PD 動作温度 TA − 40 + 85 °C 保存温度 TSTG − 55 + 150 °C *1: AVCC, AVRH, AVRL, DVCC は VCC を超えないよう注意してください。また,AVRH, AVRL は AVCC を,AVRL は AVRH を超えないよう注意してください。 *2: VI, VO は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。VI は定格電圧を超えてはいけません。ただし、外部の部品を使用して 入力への電流または入力からの電流の最大値を制限する場合は、VI 定格に代って ICLAMP 定格が適用されます。 *3: 最大出力電流は , 該当する端子 1 本のピーク値を規定します。 *4: 平均出力電流は , 該当する端子 1 本に流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します(平均値とは , 動作電 流×動作率のことです)。 *5: 平均総出力電流は , 該当する端子すべてに流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します(平均値とは , 動 作電流×動作率のことです)。 (続く) DS07–13705–7 29 MB90595G シリーズ (続き) *6: ・ 該当端子:P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37, P40 ∼ P47, P50 ∼ P57, P70 ∼ P77, P80 ∼ P87, P90 ∼ P95 ・ 推奨動作条件内でご使用ください。 ・ 直流電圧 ( 電流 ) でご使用ください。 ・ + B 信号とマイコンの間には,必ず制限抵抗を接続し+ B 信号を印加してください。 ・ + B 入力時にマイコン端子に入力される電流が,瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制限抵抗の値を設 定してください。 ・ 低消費電力モードなどマイコンの駆動電流が少ない動作状態では,+ B 入力電位が保護ダイオードを通して VCC 端子の電位を上昇させ,他の機器へ影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。 ・ マイコン電源が OFF 時 (0 V に固定していない場合 ) に+ B 入力がある場合は,端子から電源が供給されているた め,不完全な動作を行う可能性がありますのでご注意ください。 ・ 電源投入時に+ B 入力がある場合は,端子から電源が供給されているため,パワーオンリセットが動作しない電 源電圧になる可能性がありますのでご注意ください。 ・ + B 入力端子は,オープン状態にならないようにご注意ください。 ・ A/D 入力端子を除くアナログ系入力端子 (LCD 駆動端子,コンパレータ入力端子など ) は,+ B 入力ができませ んのでご注意ください。 ・ 推奨回路例: ・入出力等価回路 保護ダイオード VCC P-ch 制限抵抗 + B 入力 (0 V ∼ 16 V) N-ch R <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 30 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ 2. 推奨動作条件 (VSS = AVSS = 0.0 V) 項目 規格値 記号 単位 備考 最小 標準 最大 VCC AVCC 4.5 5.0 5.5 V 3.0 ⎯ 5.5 V ストップ動作の状態保持 平滑コンデンサ CS 0.022 0.1 1.0 µF * 動作温度 TA − 40 ⎯ + 85 °C 電源電圧 通常動作時 *:セラミックコンデンサ , または同程度の周波数特性のコンデンサを使用してください。VCC 端子の平滑コンデンサは CS よりも大きい容量値のものを使用してください。 <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。 ・C 端子接続図 C CS DS07–13705–7 31 MB90595G シリーズ 3. 直流規格 (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 条件 “H” レベル 入力電圧 VIHS CMOS ヒステリ シス入力端子 VIHM “L” レベル 入力電圧 “H” レベル 出力電圧 “L” レベル 出力電圧 入力リーク 電流 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 — 0.8 VCC ⎯ VCC +0.3 V MD 入力端子 — VCC – 0.3 ⎯ VCC +0.3 V VILS CMOS ヒステリ シス入力端子 — VSS – 0.3 ⎯ 0.2VCC V VILM MD 入力端子 — VSS – 0.3 ⎯ VSS + 0.3 V VOH1 P70 ∼ P87 以外 VCC = 4.5V, の出力端子 IOH1 =− 4.0mA VCC – 0.5 — — V VOH2 P70 ∼ P87 VCC – 0.5 — — V VOL1 P70 ∼ P87 以外 VCC = 4.5V, の出力端子 IOL1 = 4.0mA — — 0.4 V VOL2 P70 ∼ P87 VCC = 4.5V, IOL2 = 30.0mA — — 0.5 V VCC = 5.5V, VSS < VI < VCC –5 — 5 µA — 35 60 mA MB90598G — 40 60 mA MB90F598G IIL — VCC = 4.5V, IOH2 =− 30.0mA VCC = 5.0 V ± 10%, 内部 16 MHz 動作 , 通常動作時 ICC ICCS VCC = 5.0V ± 10%, 内部 16 MHz 動作 , スリープ時 — 11 18 mA ICTS VCC = 5.0V ± 1%, 内部 2 MHz 動作 , タイマモード時 — 0.3 0.6 mA ICCH VCC = 5.0 V ± 10%, ストップ時 , TA = 25°C — — 20 µA — — 20 µA MB90598G ICCH2 VCC = 5.0 V ± 10%, ハードウェアスタ ンバイモード時 , TA = 25°C — 50 100 µA MB90F598G AVCC, AVSS, AVRH, AVRL, C, VCC, VSS, DVCC, DVSS, P70 ∼ P87 以外 — — 5 15 pF P70 ∼ P87 — — 15 30 pF RST — 25 50 100 kΩ プルダウン RDOWN MD2 抵抗 — 25 50 100 kΩ 電源電流 * 入力容量 プルアップ 抵抗 *: 32 CIN RUP VCC 電源電流の試験条件は外部のクロックを使用した場合です。 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ 4. 交流規格 (1) クロックタイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 fC 発振サイクルタイム 外部クロック周波数 規格値 単位 備考 5 MHz 発振回路使用時 — 333 ns 発振回路使用時 3 — 16 MHz 外部クロック使用時 X0, X1 62.5 — 333 ns 外部クロック使用時 ∆f — — — 5 % 入力クロックパルス幅 PWH, PWL X0 10 — — ns デューティ比 30%∼ 70% を目安としてください 入力クロック立上り , 立下り時間 tCR, tCF X0 — — 5 ns 外部クロック使用時 内部動作クロック周波数 fCP — 1.5 — 16 MHz 内部動作クロック サイクルタイム tCP — 62.5 — 666 ns フラッシュメモリ リードサイクルタイム tCYL — — 2*tCP -- ns 発振周波数 外部クロックサイクルタイム 周波数変動率ロック時 * 最小 標準 最大 X0, X1 3 — tCYL X0, X1 200 fC X0, X1 tCYL フラッシュメモリが CPU からアクセスされるとき *: 周波数変動率とは , PLL 使用逓倍時のロック中における設定中心周波数からの最大変動割合を示したものです。 +α α ∆f = ------ × 100% fo 中心周波数 fO −α ・クロックタイミング tCYL 0.8 VCC X0 0.2 VCC PWH PWL tCF tCR ・発振回路例 X0 X1 R C1 DS07–13705–7 C2 33 MB90595G シリーズ ・PLL 動作保証範囲 内部動作クロック周波数と電源電圧の関係 動作保証範囲 5.5 電源電圧 VCC (V) 4.5 PLL 動作保証範囲 3.0 1.5 8 16 内部クロック fCP (MHz) クロック周波数と内部動作クロック周波数の関係 ×4 内部クロック fCP (MHz) 16 ×3 ×1 ×2 12 9 8 × 1/2 (PLL off) 4 3 4 8 16 クロック fC (MHz) 交流規格値は以下の測定基準電圧値で規定しています。 ・入力信号波形 ヒステリシス入力端子 0.8 VCC 0.2 VCC 34 ・出力信号波形 出力端子 2.4 V 0.8 V DS07–13705–7 MB90595G シリーズ (2) リセット , ハードウェアスタンバイ入力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 規格値 記号 端子名 条件 tRSTL リセット入力時間 RST — ハードウェアスタンバイ入力時間 HST — 備考 最大 16 tCP * 1 — ns 通常動作時 — ms ストップモード時 — ns 通常動作時 — ms ストップモード時 振動子の発振時間 + 16 tCP * 1 *2 16 tCP * 1 tHSTL 単位 最小 振動子の発振時間 + 16 tCP * 1 *2 *1: “tcp” はマシンクロックの 1 サイクルタイムを表します。 自動アルゴリズム実行中は , リセットによるフラッシュメモリの一時記憶の初期化はできません。 *2: 振動子の発振時間は , 振幅の 90%に達した時間です。水晶発振子は数 ms ∼数十 ms, セラミック発振子は数百 µs ∼ 数 ms, 外部クロックは 0 ms となります。 通常動作時 tRSTL, tHSTL RST HST 0.2 VCC 0.2 VCC ストップモード時 tRSTL, tHSTL RST HST X0 0.2VCC 0.2VCC 振幅の 90% 内部動作クロック 16 tCP 振動子の発振時間 発振安定待ち時間 命令実行 内部リセット DS07–13705–7 35 MB90595G シリーズ (3) 電源投入規格(パワーオンリセット) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 電源立上り時間 電源切断時間 記号 端子名 tR VCC 条件 規格値 単位 最大 0.05 30 ms * 50 — ms 繰り返し動作のため — VCC tOFF 項目 最小 * : 電源立上げ前は , VCC < 0.2 V とする必要があります。 (注意事項)上記規格は , パワーオンリセットがかかるための規格です。 デバイス内にはパワーオンリセットによってのみ初期化されるレジスタ類があります。 これらの初期化を期待する場合は , この規格に従って電源を投入してください。 tR 2.7 V VCC 0.2 V 0.2 V 0.2 V tOFF 電源電圧を急激に変化させるとパワーオンリセットが起動される場合があります。 動作中に電源電圧を変化させる場合は,下図のように電圧の変動を抑えて滑らかに立ち上 げることを推奨します。また,この場合には PLL クロックを使用していない状態で行っ てください。ただし , 電圧降下 1 V/s 以内であれば,PLL クロック使用中でも動作可能で す。 VCC 3V RAM データホールド期間 VSS 36 立上りの傾きを , 50 mV/ms 以下に することを推奨します。 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ (4) UART0/1, シリアル I/O タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 端子名 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK0 ∼ SCK2 SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK2, SOT0 ∼ SOT2 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 SCK ↑ →有効 SIN ホールド時間 tSHIX シリアルクロック "H" パルス幅 規格値 条件 単位 最小 最大 8 tCP * — ns –80 80 ns 100 — ns SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 60 — ns tSHSL SCK0 ∼ SCK2 4 tCP — ns シリアルクロック "L" パルス幅 tSLSH SCK0 ∼ SCK2 4 tCP — ns SCK ↓ → SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK2, SOT0 ∼ SOT2 — 150 ns 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 60 — ns SCK ↑ →有効 SIN ホールド時間 tSHIX SCK0 ∼ SCK2, SIN0 ∼ SIN2 60 — ns 内部シフト クロックモード出力 端子は CL = 80 pF + 1 TTL 外部シフト クロックモード出力 端子は CL = 80 pF + 1 TTL 備考 *:tCP ( 内部動作クロックサイクルタイム ) については , 「 (1) クロックタイミング規格」を参照してください。 (注意事項)・CLK 同期モード時の交流規格です。 ・CL は , テスティング時の端子に付けられる負荷容量値です。 ・内部シフトクロックモード SCK tSCYC 2.4 V 0.8 V 0.8 V tSLOV 2.4 V 0.8 V SOT tIVSH 0.8 VCC 0.2 VCC SIN ・外部シフトクロックモード SCK tSHIX tSLSH 0.8 VCC 0.2 VCC tSHSL 0.8 VCC 0.2 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC tSLOV SOT 2.4 V 0.8 V tIVSH SIN DS07–13705–7 0.8 VCC 0.2 VCC tSHIX 0.8 VCC 0.2 VCC 37 MB90595G シリーズ (5) タイマ入力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 tTIWH TIN0, TIN1 tTIWL IN0 ∼ IN3 規格値 条件 — 最小 最大 4 tCP — 単位 備考 ns ・タイマ入力タイミング 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC tTIWH tTIWL (6) トリガ入力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 入力パルス幅 記号 端子名 tTRGH tTRGL 規格値 条件 INT0 ∼ INT7, ADTG — 単位 備考 最小 最大 5 tCP — ns 通常動作時 1 — µs ストップモード時 ・トリガ入力タイミング 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC tTRGH tTRGL (7) 高電流出力スルーレート (MB90598G, MB90F598G のみ ) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項目 記号 tR2 tF2 出力立上り / 立下り時間 端子名 条件 Port P70 ∼ P77, Port P80 ∼ P87 — 規格値 最小 標準 最大 15 40 150 単位 備考 ns ・ スルーレート出力タイミング VH VH VL VL tR2 38 VH = VOL2 + 0.1 × (VOH2 − VOL2) VL = VOL2 + 0.9 × (VOH2 − VOL2) tF2 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ 5. A/D コンバータ ・電気的特性 (VCC = AVCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, 3.0 V ≦ AVRH − AVRL, TA =− 40 °C ∼ +85 °C) 記号 端子名 分解能 — 総合誤差 項目 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 — — — 10 bit — — — — ± 5.0 LSB 非直線性誤差 — — — — ± 2.5 LSB 微分直線性誤差 — — — — ± 1.9 LSB ゼロトランジション電圧 VOT AN0 ∼ AN7 AVRL − 3.5 LSB AVRL + 0.5 LSB AVRL + 4.5 LSB V フルスケール トランジション電圧 VFST AN0 ∼ AN7 AVRH − 6.5 LSB AVRH − 1.5 LSB AVRH + 1.5 LSB V 変換時間 — — — 352tCP — ns サンプリング期間 — — — 64tCP — ns アナログポート入力 電流 IAIN AN0 ∼ AN7 − 10 — 10 µA アナログ入力電圧 VAIN AN0 ∼ AN7 AVRL — AVRH V — AVRH AVRL + 3.0 — AVCC V — AVRL 0 — AVRH − 3.0 V IA AVCC — 5 — mA IAH AVCC — — 5 µA * IR AVRH — 400 600 µA MB90V595G, MB90F598G — 140 600 µA MB90598G * 基準電圧 電源電流 基準電圧供給電流 チャネル間バラツキ *: IRH AVRH — — 5 µA — AN0 ∼ AN7 — — 4 LSB A/D コンバータを動作させていないときは , CPU を停止させたときの電流 (VCC = AVCC = AVRH = 5.0 V) になります。 DS07–13705–7 39 MB90595G シリーズ ・A/D コンバータの用語の定義 分解能 :A/D 変換器により識別可能なアナログ変化 直線性誤差 :ゼロトランジション点 “00 ( 0000 0000”←→“00 0000 0001”) とフルスケールトランジション 点 “11 ( 1111 1110”←→“11 1111 1111” ) とを結んだ直線と , 実際の変換特性との偏差 微分直線性誤差:出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 総合誤差 :実際の値と論理値との差をいい , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直 線性誤差を含む誤差 総合誤差 3FF 0.5 LSB 3FE 実際の変換特性 デジタル出力 3FD {1 LSB × (N - 1) + 0.5 LSB} 004 VNT ( 実測値 ) 003 実際の変換特性 002 理想特性 001 0.5 LSB AVRL AVRH アナログ入力 デジタル出力 N の総合誤差= 1 LSB = ( 理想値 ) VNT −{1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} 〔LSB〕 1 LSB AVRH − AVRL 〔V〕 1024 VOT ( 理想値 ) = AVRL + 0.5 LSB〔V〕 VFST ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB〔V〕 VNT:デジタル出力が (N − 1) から N に遷移する電圧 (続く) 40 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ (続き) 直線性誤差 微分直線性誤差 3FF 実際の変換特性 N+1 {1 LSB × (N - 1) + VOT } 実際の変換特性 デジタル出力 3FD VFST ( 実測値 ) VNT ( 実測値 ) 004 実際の変換特性 003 デジタル出力 3FE 理想特性 N V(N + 1)T ( 実測値 ) N-1 VNT 002 ( 実測値 ) 実際の変換特性 理想特性 N-2 001 VOT ( 実測値 ) AVRL AVRH AVRL アナログ入力 デジタル出力 N の 直線性誤差 デジタル出力 N の 微分直線性誤差 1 LSB = = = AVRH アナログ入力 VNT −{1 LSB × (N − 1) + VOT} 〔LSB〕 1 LSB V (N + 1) T − VNT − 1 LSB〔LSB〕 1 LSB VFST − VOT 1022 〔V〕 VOT:デジタル出力が “000H” から “001H” に遷移する電圧 VFST:デジタル出力が “3FEH” から “3FFH” に遷移する電圧 ・A/D 変換部の注意事項 アナログ入力の外部回路の出力インピーダンスは , 以下のような条件で使用してください。 ・外部回路の出力インピーダンスは約 15kΩ 以下を推奨します。 ・外部にコンデンサを使用する場合には , 外部コンデンサとチップ内部のコンデンサの容量分圧による影響を考えて , 内部 コンデンサの数千倍を目安にすることを推奨します。 (注意事項)外部回路の出力インピーダンスが高すぎる場合 , アナログ電圧のサンプリング期間が不足する場合がありま す ( サンプリング期間= 4.00 µs @マシンクロック 16 MHz 時 ) 。 コンパレータ 最大 3.2 kΩ アナログ入力 最大 30 pF ・誤差について | AVRH − AVRL |が小さくなるに従って , 相対的な誤差は大きくなります。 DS07–13705–7 41 MB90595G シリーズ 6. フラッシュメモリ ・フラッシュメモリ書込み / 消去特性 項目 条件 セクタ消去時間 チップ消去時間 TA = 25 °C, Vcc = 5.0 V ワード (16 ビット幅 ) 書込み時間 書込み消去回数 42 ⎯ 規格値 単位 備 考 最小 標準 最大 ⎯ 1 15 s MB90F598G 内部での消去前 書込み時間を除く ⎯ 5 ⎯ s MB90F598G 内部での消去前 書込み時間を除く ⎯ 16 3600 µs MB90F598G システムレベルの オーバヘッド時間 を除く 10000 ⎯ ⎯ cycle DS07–13705–7 MB90595G シリーズ ■ 特性例 ・“H” レベル出力電圧 VOH2 – IOH2 VOH1 – IOH1 (Vcc = 4.5 V, TA = +25˚C) 4.5 4.5 4 4 3.5 3.5 3 2.5 (Vcc = 4.5 V, TA = +25˚C) 5 VOH2 [V] VOH1 [V] 5 3 2.5 2 2 1.5 1.5 1 1 0.5 0.5 0 0 0.0 -2.0 -4.0 -6.0 -8.0 0 -10.0 -10 -20 -30 -40 IOH2 [mA] IOH1 [mA] ・“L” レベル出力電圧 VOL2 – IOL2 VOL1 – IOL1 (Vcc = 4.5 V, TA = +25˚C) 600 500 VOL2 [mV] VOL1 [mV] 500 400 300 200 400 300 200 100 0 0.0 (Vcc = 4.5 V, TA = +25˚C) 600 100 2.0 4.0 8.0 6.0 10.0 0 IOL1 [mA] 0 10 20 30 40 IOL2 [mA] ・“H” レベル入力電圧 /“L” レベル入力電圧 ( ヒステリシス入力 ) VIN – VCC (TA = +25˚C) 5 4 VIN [V] VIH 3 VIL 2 1 0 3 4 5 6 Vcc [V] DS07–13705–7 43 MB90595G シリーズ ・電源電流 ICCS – VCC ICC – VCC (TA = +25˚C) 45 fcp = 16 MHz 40 fcp = 16 MHz fcp = 12 MHz 30 25 fcp = 8 MHz ICCS [mA] 14 35 ICC [mA] (TA = +25˚C) 16 12 fcp = 12 MHz 10 8 fcp = 8 MHz 20 6 15 fcp = 4 MHz fcp = 2 MHz fcp = 2 MHz 2 5 0 fcp = 4 MHz 4 10 0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 2.0 3.0 5.0 6.0 7.0 ICCH – VCC ICTS – VCC (fcp = f2 MHz, TA = +25˚C) 600 4.0 VCC [V] VCC [V] (TA = +25˚C) 20 18 16 ICCT [µA] ICTS [µA] 500 400 300 14 12 10 8 200 6 4 100 2 0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 VCC [V] 0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 VCC [V] ICCT2 – VCC (MB90F598G のみ TA = 25 °C) 100 90 ICCT2 [ A] 80 70 60 50 40 30 20 10 0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 Vcc [V] 44 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ ■ オーダ型格 型格 パッケージ MB90598GPF MB90F598GPF プラスチック・QFP , 100 ピン (FPT-100P-M06) MB90V595GCR セラミック・PGA, 256 ピン (PGA-256C-A01) DS07–13705–7 備考 評価・エバリュエーション品 45 MB90595G シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・QFP, 100 ピン リードピッチ 0.65mm パッケージ幅× パッケージ長さ 14.00 × 20.00mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 3.35mm MAX コード(参考) P-QFP100-14×20-0.65 (FPT-100P-M06) プラスチック・QFP, 100 ピン (FPT-100P-M06) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 23.90±0.40(.941±.016) * 20.00±0.20(.787±.008) 80 51 81 50 0.10(.004) 17.90±0.40 (.705±.016) *14.00±0.20 (.551±.008) INDEX Details of "A" part 100 1 30 0.65(.026) 0.32±0.05 (.013±.002) 0.13(.005) M "A" ©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100008S-c-5-6 C 0.25(.010) +0.35 3.00 –0.20 +.014 .118 –.008 (Mounting height) 0~8˚ 31 2002 FUJITSU LIMITED F100008S-c-5-5 0.17±0.06 (.007±.002) 0.80±0.20 (.031±.008) 0.88±0.15 (.035±.006) 0.25±0.20 (.010±.008) (Stand off) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ 46 DS07–13705–7 MB90595G シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 ⎯ ⎯ 旧品種の MB90598, MB90F598, MB90V595 の記載を削除 ⎯ ⎯ シリーズ名を MB90595G シリーズに変更 ⎯ ⎯ 以下の名称の誤りを変更 入出力タイマ → 16 ビットフリーランタイマ 33 ■ 電気的特性 39 ■ 電気的特性 4. 交流規格 5. A/D 変換部電気的特性 変更箇所 (1) クロックタイミングに , 外部クロック入力 , フラッシュメモリリード サイクルタイムの項目を追加。 ゼロトランジション電圧 , フルスケールトランジション電圧の表記方法 を変更 単位:mV → V 規格値:AVRL/AVRH ±数値 → AVRL/AVRH ±数値 LSB 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 DS07–13705–7 47 MB90595G シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 ビジネス推進部