1.9 MB

本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
富士通マイクロエレクトロニクス
DATA SHEET
DS07-16802-2
32 ビット・マイクロコントローラ
CMOS
FR60 MB91314A シリーズ
MB91F314A
■ 概要
FR* ファミリは , 32 ビット高性能 RISC CPU を使用し , 高性能 / 高速な CPU 処理を要求される組込み制御用に各種 I/O
リソースを内蔵したシングルチップマイクロコントローラです。
MB91314A シリーズは , データスライサや , 通信系マクロを複数チャネル搭載し , TV 制御用などの組込み用途に最適な
仕様となっています。
*:FR は , FUJITSU RISC controller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の製品です。
■ 特長
1. FR CPU
・ 32 ビット RISC, ロード / ストアアーキテクチャ, パイプライン 5 段
・ 動作周波数 33 MHz[PLL 使用:原振 16.5 MHz:2 逓倍]
・ 16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ) , 1 命令 /1 サイクル
・ メモリ−メモリ間転送 , ビット処理 , バレルシフトなどの命令:組込み用途に適した命令
・ 関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロードストア命令:高級言語対応命令
・ レジスタ インターロック機能−アセンブラ記述の容易化
・ 乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート
符号付 32 ビット乗算:5 サイクル
符号付 16 ビット乗算:3 サイクル
・ 割込み (PC, PS の退避 ) :6 サイクル , 16 プライオリティレベル
・ ハーバードアーキテクチャにより , プログラムアクセスとデータアクセスを同時に実行可能
・ CPU 内の 4 ワードのキューにより , 命令の先取り機能を追加
・ FR ファミリとの命令互換
・ 未使用データ / アドレス / 制御信号端子は汎用入出力に使用可能
2. 簡易外部バスインタフェース
プログラム設定による 8 ビットまたは 16 ビットのマルチプレックスバス機能
・ 動作周波数:最大 16.5 MHz
・ 8/16 ビットデータ / アドレスマルチプレックス入出力
・ 最小 64 K バイト単位で設定可能な完全独立な 4 領域のチップセレクト出力が可能
・ 基本バスサイクル:2 サイクル
・ 領域ごとにプログラマブルな自動ウェイトサイクル発生機構
(続く)
富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。
ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。
http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/
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2008.11
MB91314A シリーズ
3. 内蔵メモリ
MB91F314A:512 K バイト Flash, 32 K バイト RAM
4. DMAC (DMA コントローラ )
・ 5 チャネル
・ 2 つの転送要因 ( 内部ペリフェラル / ソフトウェア )
・ アドレッシングモード 20/24 ビットアドレス指定 ( 増加 / 減少 / 固定 )
・ 転送モード ( バースト転送 / ステップ転送 / ブロック転送 )
・ 転送データサイズは 8/16/32 ビット から選択可能
5. ビットサーチモジュール (REALOS 使用 )
1 ワードの中の , MSB から最初の “1”/“0” ビットの位置 , または最初の変化ビットの位置を , サーチ
6. リロードタイマ (REALOS 用 1 チャネル含 )
・ 16 ビットタイマ 6 チャネル
・ 内部クロックは 2/8/32 分周から選択可能
7. マルチファンクションシリアルインタフェース
・ 11 チャネル
・ 全二重ダブルバッファ
・ 非同期 (Start-Stop 同期 ) 通信,クロック同期通信 ( 最大 8.25 Mbps) , I2C 標準モード ( 最大 100 kbps) , 高速モード ( 最大
400 kbps) の各種モード選択可能
・ パリティあり / なし選択可能
・ チャネルごとにボーレートジェネレータ搭載
・ 豊富なエラー検出機能あり ( パリティ, フレーム , オーバーラン )
・ 外部クロックを転送クロックとして使用可能
・ ch.0 ∼ ch.2 は DMA 転送対応
・ ch.0 ∼ ch.2 は送受信各 16 バイトの FIFO 機能搭載
・ I2C ブリッジ機能付き (0 チャネル , 1 チャネル , 2 チャネルの間 )
・ SPI 対応
8. 割込みコントローラ
・ 外部割込みは合計 24 本 ( 外部割込み端子 INT23 ∼ INT0)
・ 内部ペリフェラルからの割込み
・ 優先レベルをプログラマブルに設定可能 (16 レベル )
・ STOP 時の ウェイクアップ用として使用可能
9. A/D コンバータ
・ 10 ビット分解能 , 10 チャネル
・ 逐次比較変換型 変換時間:約 8.0 µs
・ 変換モード ( 単発変換モード,スキャン変換モード )
・ 起動要因 ( ソフトウェア / 外部トリガ )
10.PPG
・ 4 チャネル搭載
・ 16 ビットダウンカウンタ,周期設定用バッファ付き 16 ビットデータレジスタ
・ 内部クロックは 1/4/16/64 分周から選択可能
・ DMA 転送による自動周期設定に対応
・ リモコン送信サポート機能
(続く)
2
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
(続き)
11.PWC
・ 1 チャネル (1 入力 ) 搭載
・ 16 ビットアップカウンタ
・ 簡易デジタルローパスフィルタ
12.多機能タイマ
・ 4 チャネル搭載
・ ローパスフィルタにより設定クロック以下のノイズを除去
・ 7 種類のクロック信号を使ったパルス幅計測が可能
・ 端子入力からのイベントカウント機能
・ 7 種類のクロックおよび , 外部入力クロックを使用したインターバルタイマ機能
・ HSYNC カウンタモード内蔵
13.クローズドキャプションデコーダ機能
・ 1 チャネル搭載
・ CC デコード機能
・ ID-1 (480i/480p) デコード機能
14.その他のインターバルタイマ
・ 時計タイマ (32 kHz, 最大 2 s カウント )
・ ウォッチドッグタイマ
15.I/O ポート
最大 78 ポート
16.その他の特長
・ クロックソースとして発振回路内蔵
・ リセット端子として INIT を用意
・ ウォッチドッグタイマリセット , ソフトウェアリセットあり
・ 低消費電力モードとしてストップモードとスリープモードをサポート
・ ギア機能
・ タイムベースタイマ内蔵
・ 5 V トレラント I/O ( 一部の端子 )
・ パッケージ LQFP-120, 0.50 mm ピッチ , 16.0 mm × 16.0 mm
・ CMOS テクノロジ 0.18 µm
・ 電源電圧 3.3 V ± 0.3 V, 1.8 V ± 0.15 V 2 電源
DS07-16802-2
3
MB91314A シリーズ
■ 端子配列図
120
119
118
117
116
115
114
113
112
111
110
109
108
107
106
105
104
103
102
101
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
VDDE
P22/SCK0/SCL0 (I2C bridge)
P21/SOT0/SDA0 (I2C bridge)
P20/SIN0
P57/WR1
P56/WR0
P55/RD
P54/AS
P53/CS3/PPG3
P52/CS2/PPG2
P51/CS1/PPG1
P50/CS0/PPG0
P17/D15
P16/D14/SCK7/SCL7
P15/D13/SOT7/SDA7
P14/D12/SIN7
P13/D11/SCK6/SCL6
P12/D10/SOT6/SDA6
P11/D09/SIN6
P10/D08/SCK5/SCL5
P07/D07/SOT5/SDA5/INT15
P06/D06/SIN5/INT14
P05/D05/SCK4/SCL4/INT13
P04/D04/SOT4/SDA4/INT12
P03/D03/SIN4/INT11
P02/D02/SCK3/SCL3/INT10
P01/D01/SOT3/SDA3/INT9
P00/D00/SIN3/INT8
VDDI
VSS
(TOP VIEW)
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
90
89
88
87
86
85
84
83
82
81
80
79
78
77
76
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
VDDE
IBREAK
ICLK
ICS2
ICS1
ICS0
ICD3
ICD2
ICD1
ICD0
TRST
PC7/TRG1
PC6/TRG0
PC5/PPGB
PC4/PPGA
PC3
PC2/SCK9/SCL9
PC1/SOT9/SDA9
PC0/SIN9
PE7/SCK8/SCL8/INT7
PE6/SOT8/SDA8/INT6
PE5/SIN8/INT5
PE4/PPG3/INT4
MD2
MD1
MD0
VDDI
X0
X1
VSS
VSS
VDDC
VSSC
VIN
VCI
CPO
VDDP
VSSP
HSYNC
VDDE
VSS
AVSS
AVRH
AVCC
PD0/AN0
PD1/AN1
PD2/AN2
PD3/AN3
PD4/AN4
PD5/AN5
PD6/AN6
PD7/AN7
PE0/AN8/INT0
PE1/AN9/PPG0/INT1
PE2/PPG1/INT2/ATRG
PE3/PPG2/INT3
VDDE
INIT
X0A
X1A
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
VSS
VDDI
P23/SIN1
P24/SOT1/SDA1 (I2C bridge)
P25/SCK1/SCL1 (I2C bridge)
P26/SIN2
P27/SOT2/SDA2 (I2C bridge)
P30/SCK2/SCL2 (I2C bridge)
P31/TOT0
P32/TOT1
P33/TOT2
P34/TIN0
P35/TIN1
P36/TIN2
P37/RIN
P40/TMO0/INT16
P41/TMO1/INT17
P42/TMO2/INT18
P43/TMO3/INT19
P44/TMI0/INT20
P45/TMI1/INT21/SIN10
P46/TMI2/INT22/SOT10/SDA10
P47/TMI3/INT23/SCK10/SCL10
P60/TOT3/TRG2
P61/TOT4/TRG3
P62/TOT5/RDY
P63/TIN3/CLK
P64/TIN4
P65/TIN5
VDDE
(FPT-120P-M21)
4
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
■ 端子機能説明
端子番号
端子名
入出力回路形式*
1
VSS
⎯
GND 端子です。
2
VDDI
⎯
1.8 V 電源です。
P23
3
SIN1
D
SOT1/SDA1
(I2C bridge)
汎用入出力ポートです。
L
P25
5
SCK1/SCL1
(I2C bridge)
P26
6
SIN2
SOT2/SDA2
(I2C bridge)
L
D
SCK2/SCL2
(I2C bridge)
9
10
11
12
13
14
15
P31
TOT0
P32
TOT1
P33
TOT2
P34
TIN0
P35
TIN1
P36
TIN2
P37
RIN
TMO0
L
D
INT17
マルチファンクションシリアル 2 のシリアル通信用クロック入出
力端子です。
I2C クロック入出力端子です。
汎用入出力ポートです。
リロードタイマ用出力端子です。
D
汎用入出力ポートです。
リロードタイマ用出力端子です。
D
汎用入出力ポートです。
リロードタイマ用出力端子です。
D
汎用入出力ポートです。
リロードタイマ用イベント入力端子です。
D
汎用入出力ポートです。
リロードタイマ用イベント入力端子です。
D
汎用入出力ポートです。
リロードタイマ用イベント入力端子です。
D
汎用入出力ポートです。
PWC 入力端子です。
汎用入出力ポートです。
B
多機能タイマ出力です。
外部割込み要求入力端子です。
P41
TMO1
マルチファンクションシリアル 2 のシリアルデータ出力端子です。
I2C データ入出力端子です。
汎用入出力ポートです。
INT16
17
汎用入出力ポートです。
汎用入出力ポートです。
L
P40
16
マルチファンクションシリアル 1 のシリアル通信用クロック入出
力端子です。
I2C クロック入出力端子です。
マルチファンクションシリアル 2 のシリアルデータ入力端子です。
P30
8
マルチファンクションシリアル 1 のシリアルデータ出力端子です。
I2C データ入出力端子です。
汎用入出力ポートです。
P27
7
汎用入出力ポートです。
マルチファンクションシリアル 1 のシリアルデータ入力端子です。
P24
4
機能
汎用入出力ポートです。
B
多機能タイマ出力です。
外部割込み要求入力端子です。
(続く)
DS07-16802-2
5
MB91314A シリーズ
端子番号
端子名
入出力回路形式*
P42
18
TMO2
汎用入出力ポートです。
B
INT18
TMO3
汎用入出力ポートです。
B
INT19
TMI0
汎用入出力ポートです。
B
INT20
TMI1
INT21
汎用入出力ポートです。
B
マルチファンクションシリアル 10 のシリアルデータ入力端子です。
P46
汎用入出力ポートです。
TMI2
INT22
多機能タイマ入力です。
B
P47
汎用入出力ポートです。
TMI3
多機能タイマ入力です。
INT23
B
P60
TOT3
汎用入出力ポートです。
C
TRG2
TOT4
汎用入出力ポートです。
C
TRG3
27
TOT5
汎用入出力ポートです。
C
29
リロードタイマ用出力端子です。
RDY
外部レディ入力端子です。
P63
汎用入出力ポートです。
TIN3
C
CLK
28
リロードタイマ用出力端子です。
PPG トリガ入力です。
P62
26
リロードタイマ用出力端子です。
PPG トリガ入力です。
P61
25
外部割込み要求入力端子です。
マルチファンクションシリアル 10 のシリアル通信用クロック入出
力端子です。
I2C クロック入出力端子です。
SCK10/SCL10
24
外部割込み要求入力端子です。
マルチファンクションシリアル 10 のシリアルデータ出力端子です。
I2C データ入出力端子です。
SOT10/SDA10
23
多機能タイマ入力です。
外部割込み要求入力端子です。
SIN10
22
多機能タイマ入力です。
外部割込み要求入力端子です。
P45
21
多機能タイマ出力です。
外部割込み要求入力端子です。
P44
20
多機能タイマ出力です。
外部割込み要求入力端子です。
P43
19
機能
P64
TIN4
P65
TIN5
リロードタイマ用イベント入力端子です。
外部クロック出力端子です。
C
汎用入出力ポートです。
リロードタイマ用イベント入力端子です。
C
汎用入出力ポートです。
リロードタイマ用イベント入力端子です。
30
VDDE
⎯
3.3 V 電源です。
31
VSS
⎯
GND 端子です。
(続く)
6
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
端子番号
端子名
入出力回路形式*
32
VDDC
⎯
データスライサ電源です。
33
VSSC
⎯
データスライサグランドです。
34
VIN
N
データスライサ入力です。
35
VCI
N
VCO 制御電圧入力です。
36
CPO
N
チャージポンプ出力です。
37
VDDP
⎯
ドットクロック PLL 電源です。
38
VSSP
⎯
ドットクロック PLL グランドです。
39
HSYNC
M
水平同期入力です。
40
VDDE
⎯
3.3 V 電源です。
41
VSS
⎯
GND 端子です。
42
AVSS
⎯
A/D コンバータ用アナログ GND 端子です。
43
AVRH
⎯
A/D コンバータ用アナログ基準電圧入力端子です。
44
AVCC
⎯
A/D コンバータ用アナログ電源入力端子です。
45
46
47
48
49
50
51
52
PD0
AN0
PD1
AN1
PD2
AN2
PD3
AN3
PD4
AN4
PD5
AN5
PD6
AN6
PD7
AN7
L
54
55
AN8
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータ用アナログ入力端子です。
L
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータ用アナログ入力端子です。
L
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータ用アナログ入力端子です。
L
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータ用アナログ入力端子です。
L
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータ用アナログ入力端子です。
L
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータ用アナログ入力端子です。
L
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータ用アナログ入力端子です。
L
汎用入出力ポートです。
A/D コンバータ用アナログ入力端子です。
PE0
53
機能
汎用入出力ポートです。
L
A/D コンバータ用アナログ入力端子です。
INT0
外部割込み要求入力端子です。
PE1
汎用入出力ポートです。
AN9
PPG0
L
A/D コンバータ用アナログ入力端子です。
PPG 用出力端子です。
INT1
外部割込み要求入力端子です。
PE2
汎用入出力ポートです。
PPG1
INT2
ATRG
B
PPG 用出力端子です。
外部割込み要求入力端子です。
A/D コンバータ用トリガ入力端子です。
(続く)
DS07-16802-2
7
MB91314A シリーズ
端子番号
端子名
入出力回路形式*
PE3
56
PPG2
機能
汎用入出力ポートです。
B
INT3
PPG 用出力端子です。
外部割込み要求入力端子です。
57
VDDE
⎯
3.3 V 電源です。
58
INIT
G
イニシャルリセット端子です。
59
X0A
A
サブクロック入力です。
60
X1A
A
サブクロック入出力です。
61
VSS
⎯
GND 端子です。
62
X1
A
メインクロック入出力です。
63
X0
A
メインクロック入力です。
64
VDDI
⎯
1.8 V 電源です。
65
MD0
F
66
MD1
F
67
MD2
F
PE4
68
69
70
71
PPG3
汎用入出力ポートです。
B
外部割込み要求入力端子です。
PE5
汎用入出力ポートです。
SIN8
B
外部割込み要求入力端子です。
PE6
汎用入出力ポートです。
SOT8/SDA8
B
75
76
77
マルチファンクションシリアル 8 のシリアルデータ出力端子です。
I2C データ入出力端子です。
INT6
外部割込み要求入力端子です。
PE7
汎用入出力ポートです。
SCK8/SCL8
B
PC0
SIN9
SOT9/SDA9
SCK9/SCL9
PC3
PC4
PPGA
PC5
PPGB
マルチファンクションシリアル 8 のシリアル通信用クロック入出力
端子です。
I2C クロック入出力端子です。
外部割込み要求入力端子です。
B
汎用入出力ポートです。
マルチファンクションシリアル 9 のシリアルデータ入力端子です。
汎用入出力ポートです。
B
PC2
74
マルチファンクションシリアル 8 のシリアルデータ入力端子です。
INT5
PC1
73
PPG 用出力端子です。
INT4
INT7
72
動作モード指定用入力端子です。
マルチファンクションシリアル 9 のシリアルデータ出力端子です。
I2C データ入出力端子です。
汎用入出力ポートです。
B
マルチファンクションシリアル 9 のシリアル通信用クロック入出力
端子です。
I2C クロック入出力端子です。
B
汎用入出力ポートです。
B
汎用入出力ポートです。
PPG 用出力端子です。
B
汎用入出力ポートです。
PPG 用出力端子です。
(続く)
8
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
端子番号
端子名
PC6
78
TRG0
PC7
79
TRG1
入出力回路形式*
B
機能
汎用入出力ポートです。
PPG トリガ入力です。
B
汎用入出力ポートです。
PPG トリガ入力です。
80
TRST
G
81
ICD0
K
82
ICD1
K
83
ICD2
K
84
ICD3
K
85
ICS0
H
86
ICS1
H
87
ICS2
H
88
ICLK
H
開発ツール用クロック端子です。
89
IBREAK
I
開発ツール用ブレーク端子です。
90
VDDE
⎯
3.3 V 電源です。
91
VSS
⎯
GND 端子です。
92
VDDI
⎯
1.8 V 電源です。
P00
D00
93
SIN3
C
汎用入出力ポートです。
外部アドレス / データバス入出力端子です。
C
外部割込み要求入力端子です。
P02
汎用入出力ポートです。
D02
外部アドレス / データバス入出力端子です。
C
INT10
D03
SIN4
汎用入出力ポートです。
C
外部割込み要求入力端子です。
P04
汎用入出力ポートです。
D04
INT12
外部アドレス / データバス入出力端子です。
マルチファンクションシリアル 4 のシリアルデータ入力端子です。
INT11
SOT4/SDA4
マルチファンクションシリアル 3 のシリアル通信用クロック入出力
端子です。
I2C クロック入出力端子です。
外部割込み要求入力端子です。
P03
97
マルチファンクションシリアル 3 のシリアルデータ出力端子です。
I2C データ入出力端子です。
INT9
SCK3/SCL3
96
外部アドレス / データバス入出力端子です。
外部割込み要求入力端子です。
D01
95
開発ツール用ステータス端子です。
マルチファンクションシリアル 3 のシリアルデータ入力端子です。
P01
SOT3/SDA3
開発ツール用データ端子です。
汎用入出力ポートです。
INT8
94
開発ツール用リセット端子です。
外部アドレス / データバス入出力端子です。
C
マルチファンクションシリアル 4 のシリアルデータ出力端子です。
I2C データ入出力端子です。
外部割込み要求入力端子です。
(続く)
DS07-16802-2
9
MB91314A シリーズ
端子番号
98
端子名
入出力回路形式*
P05
汎用入出力ポートです。
D05
外部アドレス / データバス入出力端子です。
SCK4/SCL4
C
INT13
D06
SIN5
汎用入出力ポートです。
C
外部割込み要求入力端子です。
P07
汎用入出力ポートです。
D07
SOT5/SDA5
外部アドレス / データバス入出力端子です。
C
INT15
汎用入出力ポートです。
D08
外部アドレス / データバス入出力端子です。
C
SCK5/SCL5
P11
102
103
D09
外部アドレス / データバス入出力端子です。
SIN6
マルチファンクションシリアル 6 のシリアルデータ入力端子です。
P12
汎用入出力ポートです。
D10
C
汎用入出力ポートです。
D11
104
外部アドレス / データバス入出力端子です。
C
SCK6/SCL6
P14
D12
外部アドレス / データバス入出力端子です。
マルチファンクションシリアル 6 のシリアルデータ出力端子です。
I2C データ入出力端子です。
P13
106
マルチファンクションシリアル 5 のシリアル通信用クロック入出
力端子です。
I2C クロック入出力端子です。
汎用入出力ポートです。
C
SOT6/SDA6
105
マルチファンクションシリアル 5 のシリアルデータ出力端子です。
I2C データ入出力端子です。
外部割込み要求入力端子です。
P10
101
外部アドレス / データバス入出力端子です。
マルチファンクションシリアル 5 のシリアルデータ入力端子です。
INT14
100
マルチファンクションシリアル 4 のシリアル通信用クロック入出
力端子です。
I2C クロック入出力端子です。
外部割込み要求入力端子です。
P06
99
機能
マルチファンクションシリアル 6 のシリアル通信用クロック入出
力端子です。
I2C クロック入出力端子です。
汎用入出力ポートです。
C
外部アドレス / データバス入出力端子です。
SIN7
マルチファンクションシリアル 7 のシリアルデータ入力端子です。
I2C データ入出力端子です。
P15
汎用入出力ポートです。
D13
C
マルチファンクションシリアル 7 のシリアルデータ出力端子です。
I2C データ入出力端子です。
SOT7/SDA7
P16
汎用入出力ポートです。
D14
107
外部アドレス / データバス入出力端子です。
C
SCK7/SCL7
外部アドレス / データバス入出力端子です。
マルチファンクションシリアル 7 のシリアル通信用クロック入出
力端子です。
I2C クロック入出力端子です。
(続く)
10
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
(続き)
端子番号
108
端子名
P17
D15
入出力回路形式*
C
CS0
汎用入出力ポートです。
C
PPG0
CS1
汎用入出力ポートです。
C
PPG1
CS2
汎用入出力ポートです。
C
PPG2
CS3
汎用入出力ポートです。
C
PPG3
113
114
115
116
117
P54
AS
P55
RD
P56
WR0
P57
WR1
P20
SIN0
SOT0/SDA0
(I2C bridge)
外部チップセレクトです。
PPG 用出力端子です。
C
汎用入出力ポートです。
外部アドレスストローブ出力端子です。
C
汎用入出力ポートです。
外部リードストローブ出力端子です。
C
汎用入出力ポートです。
外部データバスライトストローブ出力端子です。
C
汎用入出力ポートです。
外部データバスライトストローブ出力端子です。
D
汎用入出力ポートです。
マルチファンクションシリアル 0 のシリアルデータ入力端子です。
P21
118
外部チップセレクトです。
PPG 用出力端子です。
P53
112
外部チップセレクトです。
PPG 用出力端子です。
P52
111
外部チップセレクトです。
PPG 用出力端子です。
P51
110
汎用入出力ポートです。
外部アドレス / データバス入出力端子です。
P50
109
機能
汎用入出力ポートです。
L
P22
マルチファンクションシリアル 0 のシリアルデータ出力端子です。
I2C データ入出力端子です。
汎用入出力ポートです。
119
SCK0/SCL0
(I2C bridge)
L
マルチファンクションシリアル 0 のシリアル通信用クロック入出
力端子です。
I2C クロック入出力端子です。
120
VDDE
⎯
3.3 V 電源です。
*:入出力回路形式については , 「■入出力回路形式」を参照してください。
DS07-16802-2
11
MB91314A シリーズ
■ 入出力回路形式
分類
回路形式
備考
クロック入力
・ 発振回路
・ 内蔵帰還抵抗 X0 - X1 端子間:1 MΩ
X0A - X1A 端子間:なし
A
スタンバイ制御
P-ch
デジタル出力
・ CMOS レベル出力 IOH = 4 mA
・ CMOS ヒステリシス入力
VIH = 0.7 × VDDE
・ スタンバイ制御あり
・ 5 V トレラント
デジタル出力
B
N-ch
デジタル入力
スタンバイ制御
P-ch
P-ch
デジタル出力
デジタル出力
C
・ CMOS レベル出力
IOH = 4 mA
・ CMOS ヒステリシス入力
VIH = 0.8 × VDDE
・ スタンバイ制御あり
・ プルアップ抵抗付き (33 kΩ)
N-ch
デジタル入力
スタンバイ制御
P-ch
デジタル出力
デジタル出力
D
・ CMOS レベル出力
IOH = 4 mA
・ CMOS ヒステリシス入力
VIH = 0.8 × VDDE
・ スタンバイ制御あり
・ プルアップ抵抗なし
N-ch
デジタル入力
スタンバイ制御
(続く)
12
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
分類
回路形式
備考
・ CMOS レベル入力
・ スタンバイ制御なし
P-ch
F
N-ch
デジタル入力
P-ch
・ CMOS ヒステリシス入力
・ プルアップ抵抗付き
P-ch
G
N-ch
デジタル入力
・ CMOS レベル出力
P-ch
デジタル出力
H
デジタル出力
N-ch
・ CMOS ヒステリシス入力
・ プルダウン抵抗付き
・ スタンバイ制御なし
P-ch
I
N-ch
N-ch
デジタル入力
(続く)
DS07-16802-2
13
MB91314A シリーズ
(続き)
分類
回路形式
備考
P-ch
デジタル出力
K
・ CMOS レベル出力
・ CMOS レベル入力
・ スタンバイ制御なし
・ プルダウン抵抗付き
デジタル出力
N-ch
N-ch
デジタル入力
P-ch
デジタル出力
・ CMOS レベル出力
CMOS ヒステリシス入力
・ スタンバイ制御あり
・ アナログ入力 スイッチ付き
デジタル出力
N-ch
L
アナログ入力
制御
デジタル入力
スタンバイ制御
・ CMOS ヒステリシス入力
・ スタンバイ制御なし
P-ch
M
N-ch
デジタル入力
・ アナログ端子
P-ch
N
N-ch
14
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
■ デバイス使用上の注意
・ラッチアップ防止のために
CMOS IC では入力端子や出力端子に VDDE または VDDI より高い電圧や VSS より低い電圧を印加した場合 , または , VDDE
端子または VDDI 端子と VSS 端子の間に定格を超える電圧を印加した場合に , ラッチアップ現象を生じることがありま
す。ラッチアップが生じると電源電流が激増し , 素子の熱破壊に至ることがありますので使用に際しては最大定格を超え
ることのないよう十分に注意してください。
・未使用入力端子の処理について
使用していない入力端子を開放のままにしておくと誤動作の原因となることがありますので , プルアップまたは , プル
ダウンの処理をしてください。
・電源端子について
VDDE 端子または VDDI 端子 , VSS 端子が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するため
にデバイス内部で同電位にすべきもの同士を接続してあります。不要輻射の低減 , グランドレベルの上昇によるストロー
ブ信号の誤動作の防止 , 総出力電流規格を遵守などのため , 必ずすべての VDDE 端子 , VDDI 端子と VSS 端子を外部で電
源およびグランドに接続してください。また , 電流供給源と本デバイスの VDDE 端子または VDDI 端子 , VSS 端子は , 低イ
ンピーダンスで接続してください。
本デバイスの近くで , VDDE 端子または VDDI 端子 , VSS 端子の間に 0.1 μF 程度のセラミックコンデンサをバイパスコ
ンデンサとして接続することをお勧めいたします。
・水晶発振回路について
X0 端子 , X1 端子 , X0A 端子および X1A 端子の近くにノイズがあると , デバイスの誤動作の原因となる可能性がありま
す。X0 端子 , X1 端子 , X0A 端子 , X1A 端子 , 水晶発振子 ( またはセラミック発振子 ) およびグランドへのバイパスコンデ
ンサをできるだけデバイスの近くに配置するようにプリント板を設計してください。
グランドで X0 端子 , X1 端子 , X0A 端子および X1A 端子を取り囲むようにプリント板アートワークを設計すると , 安定
した動作が得られるので , この設計を強く推奨します。
各量産品において , ご使用される発振子のメーカに発振評価依頼をしてください。
・モード端子 (MD0 ∼ MD2) について
これらの端子は , VDDE 端子または VSS 端子に直接つないで使用してください。ノイズにより誤ってテストモードに
入ってしまうことを防ぐために , プリント板上の各モード端子と VDDE 端子または VSS 端子間のパターン長をできる限
り短くし , これらを低インピーダンスで接続するようにしてください。
・電源投入時について
電源投入直後は必ず INIT 端子にて設定初期化リセット (INIT) を行ってください。
また , 電源投入直後は , 発振回路の発振安定待ち時間を確保するため , INIT 端子への “L” レベル入力を発振回路の要求す
る安定待ち時間の間持続してください (INIT 端子による INIT では , 発振安定待ち時間の設定は最小値に初期化されてい
ます ) 。
・電源投入時の原振入力について
電源投入時は , 必ず発振安定待ち解除されるまでの間クロックを入力してください。
・VDDI 端子 ( 内部電源 1.8 V 系 ) と VDDE 端子 ( 外部端子電源 3.3 V 系 ) の電源投入 / 切断時の注意事項
VDDI 端子 ( 内部 ) が切断されている条件で VDDE 端子 ( 外部 ) のみを継続的 (1 分間を目安 ) に印加することは , LSI の
信頼性上の問題がありますので避けてください。
VDDE 端子 ( 外部 ) を OFF 状態から ON 状態に復帰させる際には , 電源ノイズなどの影響により , 回路の内部状態が保
持できない場合があります。
投入時
VDDI 端子 ( 内部 ) → アナログ→ VDDE 端子 ( 外部 ) → 信号
切断時
信号 → VDDE 端子 ( 外部 ) → アナログ → VDDI 端子 ( 内部 )
電源投入時は内部電源が安定するまでの間 , 出力端子が不定となる可能性があります。
DS07-16802-2
15
MB91314A シリーズ
・外部クロック使用時の注意について
外部クロックを使用する際には , 原則として X1 (X1A) 端子には X0 (X0A) 端子と逆相のクロックを同時に供給してくだ
さい。ただし , この場合には STOP モード ( 発振停止モード ) は使用しないでください。(STOP 時 X1 (X1A) 端子が “H” 出力
で停止するため ) また , 12.5 MHz 以下では X0 (X0A) 端子のみの供給で使用できます。
外部クロック使用方法 ( 通常 )
X0, X0A
X1, X1A
MB91314A シリーズ
STOP モード ( 発振停止モード ) は使用できません。
外部クロック使用方法 (12.5 MHz 以下の場合は可能 )
X0, X0A
開放
X1, X1A
MB91314A シリーズ
(注意事項)X0 (X0A) の信号に対して X1 は 10 MHz のときに 15 ns 以内の遅延となるように設計してください。
・AVCC 端子について
本品種は , A/D コンバータを内蔵しています。AVCC 端子と AVSS 端子の端子間には , 0.1 µF 程度のコンデンサを必ず入
れてください。
AVCC
MB91314A シリーズ
0.1µF
AVSS
・エミュレータを使用しない場合の注意について
エミュレータを接続しない状態でユーザシステム上の評価 MCU を動作させる場合 , ユーザシステム上でエミュレータ
インタフェースと接続している評価 MCU の各入力端子を以下のように処理してください。
エミュレータインタフェース端子処理
評価 MCU 端子名
端子処理
TRST
ユーザシステム上のリセット出力回路に接続します。
INIT
ユーザシステム上のリセット出力回路に接続します。
その他
開放とします。
・PLL クロック選択時の注意について
本マイクロコントローラで PLL クロックを選択しているときに発振子が外れたり , クロック入力が停止した場合には
PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続し続ける場合があります。
この動作は保証外の動作です。
16
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
■ 制限事項
1) クロック制御部
INIT 端子への “L” 入力時には , 発振安定待ち時間を確保してください。
2) ビットサーチモジュール
0 検出用データレジスタ (BSD0) , 1 検出用データレジスタ (BSD1) , 変化点検出用データレジスタ (BSDC) はワード
アクセスのみです。
3) I/O ポート
ポートへのアクセスはバイトアクセスのみです。
4) 低消費電力モード
スタンバイモードに入れる場合は,同期スタンバイモード (TBCR: タイムベースカウンタ制御レジスタの
bit8 SYNCS bit にて設定します ) を使用した上で,以下のシーケンスを必ず使用してください。
(ldi
#value_of_standby,r0)
(ldi
#_STCR,r12)
stb
r0,@r12
// set STOP/SLEEP bit
ldub
@r12,r0
// Must read STCR
ldub
@r12,r0
// after reading,go into standby mode
nop
// Must insert NOP *5
nop
nop
nop
nop
・ モニタデバッガを使用される場合は , 以下のことを行わないでください。
・上記命令列に対するブレークポイントの設定
・上記命令列に対するステップ実行
5) PS レジスタに関する注意事項
一部の命令で PS レジスタを先行処理しているため , 例外動作により , デバッガ使用時に割込み処理ルーチン
でブレークしたり , PS フラグの表示内容が更新されたりする場合があります。いずれの場合も , EIT から復帰後以降
に正しく再処理を行うように設計されていますので , EIT 前後の動作は仕様どおりの処理を行います。
・ DIV0U/DIV0S 命令の直前の命令で , (a) ユーザ割込みを受け付けた場合 , (b) ステップ実行を行った場合 , (c) デー
タイベントまたはエミュレータメニューにてブレークした場合 , 以下のような動作を行う場合があります。
(1) D0, D1 フラグが先行して更新されます。
(2) EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み・NMI またはエミュレータ ) を実行します。
(3) EIT から復帰後 , DIV0U/DIV0S 命令が実行され , D0/D1 フラグが (1) と同じ値に更新されます。
・ ユーザ割込み要因が発生している状態で割込みを許可するために OR CCR, ST ILM, MOV Ri, PS の各命令が実行さ
れると , 以下のような動作を行います。
(1) PS レジスタが先行して更新されます。
(2) EIT 処理ルーチン ( ユーザ割込み ) を実行します。
(3) EIT から復帰後 , 上記命令が実行され , PS レジスタが (1) と同じ値に更新されます。
6) ウォッチドッグタイマ機能について
本品種が備えているウォッチドッグタイマ機能は,プログラムが一定時間内にリセット延期動作を行うことを監視
し,プログラムの暴走によりリセット延期動作が行われなかったときに,
CPU をリセットするための機能です。その
ため,いったんウォッチドッグタイマ機能を有効にすると , リセットを掛けるまで動作を続けます。例外として,CPU
のプログラム実行が停止する条件では自動的にリセット延期を行います。
この例外にあてはまる条件については,
ハードウェアマニュアルのウォッチドッグタイマの機能説明の項を参照してください。
なお,
システムの暴走により
上記状態となってしまった場合,ウォッチドッグリセットが発生しない可能性があります。その場合,外部 INIT 端子
よりリセット (INIT) をかけてください。
DS07-16802-2
17
MB91314A シリーズ
7) A/D 使用時の注意について
本シリーズは A/D コンバータを内蔵しておりますがその AVCC 端子には VDDE 端子より高い電圧を供給しないで
ください。
8) 同期モードのソフトウェアリセットについて
同期モードのソフトウェアリセットを使用するときは , STCR ( スタンバイ制御レジスタ ) の SRST ビットに “0” を
設定する前に , 以下の 2 つの条件を必ず満たしてください。
・割込み許可フラグ (I-Flag) を割込み禁止 (I-Flag = 0) に設定する。
・NMI を使用しない。
18
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
■ ブロックダイヤグラム
FR CPU コア
32
32
マスク ROM
256 K バイト /
Flash
512 K バイト
ビットサーチ
RAM
32 K バイト
バスコンバータ
32 ↔ 16
アダプタ
DMAC
5 チャネル
簡易外部バス I/F
8/16 ビット
マルチプレックスバス
クロック
制御
割込み
コントローラ
マルチファンクション
シリアル
インタフェース
UART/SIO/I2C
11 チャネル
A/D
コンバータ
10 チャネル
クローズド
キャプション
デコーダ
1 チャネル
外部割込み
ポート
DS07-16802-2
PWC
1 チャネル
PPG
4 チャネル
リロード
タイマ
6 チャネル
多機能タイマ
4 チャネル
19
MB91314A シリーズ
■ CPU および制御部
内部アーキテクチャ
FR ファミリ CPU は,RISC アーキテクチャを採用すると同時に,組込み用途に向けた高機能命令を導入した高性能コア
です。
1. 特長
・ RISC アーキテクチャの採用
基本命令 1 命令 1 サイクル
・ 32 ビットアーキテクチャ
汎用レジスタ 32 ビット× 16 本
・ 4 G バイトのリニアなメモリ空間
・ 乗算器の搭載
32 ビット× 32 ビット乗算 5 サイクル
16 ビット× 16 ビット乗算 3 サイクル
・ 割込処理機能の強化
高速応答速度 (6 サイクル )
多重割込のサポート
レベルマスク機能 (16 レベル )
・ I/O 操作用命令の強化
メモリ - メモリ転送命令
ビット処理命令
・ 高いコード効率
基本命令語長 16 ビット
・ 低消費電力
スリープモード / ストップモード
ギア機能
20
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
2. 内部アーキテクチャ
FR ファミリの CPU は命令バスとデータバスが独立したハーバードアーキテクチャ構造を採用しています。
32 ビット←→ 16 ビットバスコンバータは 32 ビットバス (F-bus) に接続され,CPU と周辺リソースとのインタフェース
を実現します。
ハーバード←→プリンストン バスコンバータはI-bus,D-bus双方に接続され,CPUとバスコントローラとのインタフェー
スを実現します。
FRex CPU
D-bus
I-bus
32
I アドレス
32
ハーバード
外部アドレス
24
I データ
D アドレス
32
データ
RAM
32 ビット
D データ
32
アドレス
32
データ
32
16 ビット
バスコンバータ
プリンストン
バス
コンバータ
外部データ
16
16
R-bus
周辺リソース
DS07-16802-2
F-bus
内部 I/O
バスコンバータ
21
MB91314A シリーズ
3. プログラミング・モデル
・プログラミングモデル
32 ビット
[ 初期値 ]
R0
XXXX XXXXH
R1
...
...
...
汎用レジスタ
22
AC
...
R14
FP
XXXX XXXXH
R15
SP
0000 0000H
プログラムステータス
PS
ILM
SCR
CCR
TBR
RP
システムスタックポインタ
SSP
ユーザスタックポインタ
USP
乗除算結果レジスタ
...
R13
PC
リターンポインタ
...
...
R12
プログラムカウンタ
テーブルベースレジスタ
...
...
MDH
MDL
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
4. レジスタ
・汎用レジスタ
32 ビット
[ 初期値 ]
R0
XXXX XXXXH
R1
...
...
...
...
...
...
...
...
R12
R13
AC
...
R14
FP
XXXX XXXXH
R15
SP
0000 0000H
レジスタ R0 ∼ R15 は汎用レジスタです。各種演算におけるアキュムレータおよびメモリアクセスのポインタとして使
用されます。
16本のレジスタのうち, 以下に示すレジスタは特殊な用途を想定しており, そのために一部の命令が強化されています。
・ R13:仮想アキュムレータ (AC)
・ R14:フレームポインタ (FP)
・ R15:スタックポインタ (SP)
リセットによる初期値は , R0 ∼ R14 は不定です。R15 は 00000000H (SSP の値 ) となります。
・PS (Program Status)
プログラムステータスを保持するレジスタで,
ILM と SCR,CCR の 3 つのパートに分かれています。
未定義のビットはすべて予約ビットです。読出し時,常に “0” が読み出されます。
書込みは無効です。
bit 31
20
16
10
ILM
8 7
SCR
0
CCR
・CCR (Condition Code Register)
bit 7
DS07-16802-2
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
[ 初期値 ]
S
I
N
Z
V
C
--00XXXXB
23
MB91314A シリーズ
S:スタックフラグ
・ リセットにより “0” にクリアされます。
・ RETI 命令実行時は “0” に設定してください。
I:割込み許可フラグ
リセットにより “0” にクリアされます。
N:ネガティブフラグ
リセットによる初期状態は不定です。
Z:ゼロフラグ
リセットによる初期状態は不定です。
V:オーバフローフラグ
リセットによる初期状態は不定です。
C:キャリフラグ
リセットによる初期状態は不定です。
・SCR (System Condition code Register)
bit 10
bit 9
bit 8
[ 初期値 ]
D1
D0
T
XX0B
D1, D0:ステップ除算用フラグ
ステップ除算実行時の中間データを保持します。
T:ステップトレーストラップフラグ
ステップトレーストラップを有効にするかどうかを指定するフラグです。
・ ステップトレーストラップの機能はエミュレータが使用します。
エミュレータ使用時,
ユーザプログラム中で使用する
ことはできません。
・ILM (Interrupt Level Mask Register)
bit 20
bit 19
bit 18
bit 17
bit 16
[ 初期値 ]
ILM4
ILM3
ILM2
ILM1
ILM0
01111B
割込みレベルマスク値を保持するレジスタで,この ILM の保持する値がレベルマスクに使用されます。
リセットにより,15 (01111B) に初期化されます。
・PC (Program Counter)
bit 31
bit 0
[ 初期値 ]
XXXXXXXXH
プログラムカウンタで,実行している命令のアドレスを示しています。
リセットによる初期値は不定です。
24
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
・TBR (Table Base Register)
bit 31
bit 0
[ 初期値 ]
000FFC00H
テーブルベースレジスタで,EIT 処理の際に使用されるベクタテーブルの先頭アドレスを保持します。
リセットによる初期値は,000FFC00H です。
・RP (Return Pointer)
bit 31
bit 0
[ 初期値 ]
XXXXXXXXH
リターンポインタで,サブルーチンから復帰するアドレスを保持します。
CALL 命令実行時,PC の値がこの RP に転送されます。
RET 命令実行時,RP の内容が PC に転送されます。
リセットによる初期値は不定です。
・SSP (System Stack Pointer)
bit 31
bit 0
[ 初期値 ]
00000000H
SSP は,システムスタックポインタです。
S フラグが “0” のとき,R15 として機能します。
SSP を明示的に指定することも可能です。
また,EIT 発生時に,PS と PC を退避するスタックを指定するスタックポインタとしても使用されます。
リセットによる初期値は 00000000H です。
・USP (User Stack Pointer)
bit31
bit0
[ 初期値 ]
XXXXXXXXH
USP は,ユーザスタックポインタです。
S フラグが “1” のとき,R15 として機能します。
USP を明示的に指定することも可能です。
リセットによる初期値は不定です。
RETI 命令で使用することはできません。
・MDH, MDL (Multiply & Divide register:乗除算結果レジスタ )
bit 31
bit 0
MDH
MDL
乗除算用のレジスタで,各々32 ビット長です。
リセットによる初期値は不定です。
DS07-16802-2
25
MB91314A シリーズ
■ モード設定
FR ファミリでは,モード端子 (MD2, MD1, MD0) とモードレジスタ (MODR) で動作モードの設定を行います。
1. モード端子
MD2, MD1, MD0 の 3 端子で,モードベクタフェッチに関する指定を行います。
モード端子
MD2
MD1
MD0
0
0
0
モード名
リセットベクタアクセス領域
内 ROM モードベクタ
内部
(注意事項)上表以外の設定は禁止です。
2. モードレジスタ (MODR)
・レジスタ詳細説明
MODR
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
[ 初期値 ]
0
0
0
0
0
1
WTH1
WTH0
XXXXXXXXB
0007FDH
動作モード設定ビット
モードベクタフェッチによってモードレジスタに書き込むデータを,モードデータとよびます。
モードレジスタ (MODR) に設定が行われた後,本レジスタの設定に従った動作モードで動作します。
モードレジスタは,すべてのリセット要因で設定されます。また,ユーザプログラムからは書き込むことはできません。
(注意事項)従来 FR ファミリのモードレジスタのアドレス (0000 07FFH) には,なにも存在しません。
エミュレータモードでは , 書き換え可能です。この場合,8 ビット長のデータ転送命令を使用してください。
16/32 ビット長の転送命令では書き込めません。
・モードデータ詳細説明
bit 7
bit 6
bit 5
bit 4
bit 3
bit 2
bit 1
bit 0
[ 初期値 ]
0
0
0
0
0
1
WTH1
WTH0
XXXXXXXXB
動作モード設定ビット
[bit 7 ∼ bit 2] 予約ビット
必ず “000001B” を設定してください。
“000001B” 以外の値を設定したときの動作は保証できません。
[bit 1, bit 0] WTH1, WTH0 ( バス幅指定ビット )
外部バスモード時のバス幅指定の設定を行います。
外部バスモード時,この値が AMD0 (CS0 領域 ) の BW1, BW0 ビットに設定されます。
26
WTH1
WTH0
機 能
0
0
8 ビットバス幅
0
1
16 ビットバス幅
1
0
⎯
設定禁止
1
1
シングルチップモード
シングルチップモード
備 考
外部バスモード
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
■ メモリ空間
1. メモリ空間
FR ファミリの論理アドレス空間は 4 G バイト (232 番地 ) あり , CPU はリニアにアクセスを行います。
・ダイレクトアドレッシング領域
アドレス空間の下記の領域は I/O 用に使用されます。
この領域をダイレクトアドレッシング領域とよび , 命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。
ダイレクト領域は , アクセスするデータのサイズにより , 以下のように異なります。
→ バイトデータアクセス
:000H ∼ 0FFH
→ ハーフワードデータアクセス :000H ∼ 1FFH
→ ワードデータアクセス
:000H ∼ 3FFH
2. メモリマップ
シングルチップ
モード
内 ROM 外部バス
モード
I/O
I/O
I/O
I/O
アクセス禁止
アクセス禁止
内蔵 RAM
32 K バイト
内蔵 RAM
32 K バイト
0000 0000H
0000 0400H
0001 0000H
ダイレクト
アドレッシング領域
「■ I/O マップ」を参照して
ください。
0003 8000H
0004 0000H
アクセス禁止
アクセス禁止
0005 0000H
外部領域
0008 0000H
内蔵 Flash
512 K バイト
内蔵 Flash
512 K バイト
0010 0000H
アクセス禁止
0020 0000H
アクセス禁止
007F FFFFH
外部領域
アクセス禁止
FFFF FFFFH
(MB91F314A)
DS07-16802-2
27
MB91314A シリーズ
■ I/O マップ
メモリ空間領域と周辺リソースの各レジスタの対応を示します。
[表の見方]
アドレス
000000H
レジスタ
+0
+1
+2
+3
PDR0 [R/W]
XXXXXXXX
PDR1 [R/W]
XXXXXXXX
PDR2 [R/W]
XXXXXXXX
PDR3 [R/W]
XXXXXXXX
ブロック
T-unit
ポートデータ
レジスタ
リード / ライト 属性
リセット後のレジスタ初期値
レジスタ名 (1 コラムのレジスタが 4n 番地 , 2 コラムが 4n + 1 番地・・・)
最左のレジスタ番地 ( ワードでアクセスした際は , 1 コラム目のレジスタが
データの MSB 側となる。)
(注意事項)レジスタのビット値は , 以下のように初期値を表します。
・“1”:初期値 “1”
・“0”:初期値 “0”
・“X”:初期値 “X”
・“-”:その位置に物理的にレジスタがない
記述されていないデータアクセス属性によるアクセスは禁止です。
28
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
レジスタ
アドレス
0
1
2
3
000000H
PDR0 [R/W] B, H
XXXXXXXX
PDR1 [R/W] B, H
XXXXXXXX
PDR2 [R/W] B, H
XXXXXXXX
PDR3 [R/W] B, H
XXXXXXXX
000004H
PDR4 [R/W] B, H
XXXXXXXX
PDR5 [R/W] B, H
XXXXXXXX
PDR6 [R/W] B, H
--XXXXXX
⎯
PDRE [R/W] B, H
XXXXXXXX
⎯
⎯
000008H
00000CH
PDRC [R/W] B, H
XXXXXXXX
PDRD [R/W] B, H
XXXXXXXX
ブロック
ポートデータ
レジスタ
000010H
⎯
∼
00001CH
000020H
ADCTH[R/W]
XXXXXX00
ADCTL[R/W]
00000X00
予約
ADCH[R/W]
00000000 00000000
000024H
ADAT0[R]
XXXXXX00 00000000
ADAT1[R]
XXXXXX00 00000000
000028H
ADAT2[R]
XXXXXX00 00000000
ADAT3[R]
XXXXXX00 00000000
00002CH
ADAT4[R]
XXXXXX00 00000000
ADAT5[R]
XXXXXX00 00000000
000030H
ADAT6[R]
XXXXXX00 00000000
ADAT7[R]
XXXXXX00 00000000
000034H
ADAT8[R]
XXXXXX00 00000000
ADAT9[R]
XXXXXX00 00000000
10 ビット
A/D コンバータ
000038H
⎯
∼
00003CH
予約
000040H
EIRR0 [R/W]
00000000
ENIR0 [R/W]
00000000
ELVR0 [R/W]
00000000 00000000
Ext. INT0 ∼ INT7
000044H
DICR [R/W]
00000000
HRCL [R, R/W]
0--11111
⎯
DLY / I-unit
000048H
TMRLR0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR0 [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
00004CH
⎯
TMCSR0 [R, RW]
00000000 00000000
000050H
TMRLR1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR1 [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000054H
⎯
TMCSR1 [R, RW]
00000000 00000000
000058H
TMRLR2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR2 [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
00005CH
⎯
TMCSR2 [R, RW]
00000000 00000000
リロードタイマ 0
リロードタイマ 1
リロードタイマ 2
(続く)
DS07-16802-2
29
MB91314A シリーズ
アドレス
000060H
000064H
レジスタ
0
1
2
3
SCR0 /IBCR0[R, R/W]
0--00000
SMR0 [W, R/W]
00000000
SSR0 [R, R/W]
0-000011
ESCR0/IBSR0 [R/W]
--000000
BGR01 [R/W]
00000000
BGR00 [R/W]
00000000
FCR01 [R/W]
00000000
FCR00 [R/W]
00000000
RDR0/TDR0 [R/W]
-------0 00000000
000068H
ISMK0 [R/W]
01111110
IBSA [R/W]
00000000
00006CH
FBYTE01 [R/W]
00000000
FBYTE00 [R/W]
00000000
000070H
SCR1/IBCR1 [R, R/W]
0--00000
SMR1 [W, R/W]
00000000
000074H
ISMK1 [R/W]
01111110
IBSA1 [R/W]
00000000
00007CH
FBYTE11 [R/W]
00000000
FBYTE10 [R/W]
00000000
000080H
SCR2/IBCR2 [R, R/W]
0--00000
SMR2 [W, R/W]
00000000
000084H
ISMK2 [R/W]
01111110
IBSA2 [R/W]
00000000
00008CH
FBYTE21 [R/W]
00000000
FBYTE20 [R/W]
00000000
000090H
SCR3/IBCR3 [R, R/W]
0--00000
SMR3 [W, R/W]
00000000
000094H
000098H
IBSA3 [R/W]
00000000
SCR4/IBCR4 [R, R/W]
0--00000
SMR4 [W, R/W]
00000000
0000A4H
0000A8H
0000B4H
0000B8H
0000BCH
BGR10 [R/W]
00000000
FCR11 [R/W]
00000000
FCR10 [R/W]
00000000
SSR2 [R, R/W]
0-000011
ESCR2/IBSR2 [R/W]
--000000
BGR21 [R/W]
00000000
BGR20 [R/W]
00000000
FCR21 [R/W]
00000000
FCR20 [R/W]
00000000
SSR3 [R, R/W]
0-000011
ESCR3/IBSR3 [R/W]
--000000
BGR31 [R/W]
00000000
BGR30 [R/W]
00000000
⎯
RDR4/TDR4 [R/W]
-------0 00000000
ISMK4 [R/W]
01111110
SSR4 [R, R/W]
0-000011
ESCR4/IBSR4 [R/W]
--000000
BGR41 [R/W]
00000000
BGR40 [R/W]
00000000
IBSA4 [R/W]
00000000
マルチ
ファンクション
シリアル
インタフェース 1
FIFO1
マルチ
ファンクション
シリアル
インタフェース 2
マルチ
ファンクション
シリアル
インタフェース 3
⎯
マルチ
ファンクション
シリアル
インタフェース 4
⎯
0000ACH
0000B0H
BGR11 [R/W]
00000000
⎯
00009CH
0000A0H
ESCR1/IBSR1 [R/W]
--000000
⎯
RDR3/TDR3 [R/W]
-------0 00000000
ISMK3 [R/W]
01111110
SSR1 [R, R/W]
0-000011
⎯
RDR2/TDR2 [R/W]
-------0 00000000
000088H
マルチ
ファンクション
シリアル
インタフェース 0
FIFO0
⎯
RDR1/TDR1 [R/W]
-------0 00000000
000078H
ブロック
SCR5/IBCR5 [R, R/W]
0--00000
SMR5 [W, R/W]
00000000
RDR5/TDR5 [R/W]
-------0 00000000
ISMK5 [R/W]
01111110
IBSA5 [R/W]
00000000
SSR5 [R, R/W]
0-000011
ESCR5/IBSR5 [R/W]
--000000
BGR51 [R/W]
00000000
BGR50 [R/W]
00000000
⎯
マルチ
ファンクション
シリアル
インタフェース 5
⎯
(続く)
30
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
レジスタ
アドレス
2
3
ブロック
0
1
0000C0H
EIRR1 [R/W]
00000000
ENIR1 [R/W]
00000000
ELVR1 [R/W]
00000000 00000000
外部割込み
(INT8 ∼ INT15)
0000C4H
EIRR2 [R/W]
00000000
ENIR2 [R/W]
00000000
ELVR2 [R/W]
00000000 00000000
外部割込み
(INT16 ∼ INT23)
0000C8H
⎯
∼
0000CCH
0000D0H
PWCCL[R/W]
0000--00
予約
PWCCH[R/W]
00-00000
⎯
PWCD[R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
0000D4H
PWCC2[R/W]
000-----
0000D8H
0000DCH
⎯
PWC
予約
⎯
PWCUD[R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
⎯
0000E0H
⎯
∼
0000ECH
0000F0H
T0LPCR [R/W]
-----000
T1LPCR [R/W]
-----000
T2LPCR [R/W]
-----000
000108H
T1CCR [R/W]
0-000000
T1TCR [R/W]
00000000
T3LPCR [R/W]
-----000
T1R [R/W]
---00000
T1CRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
T2CCR [R/W]
0-000000
T2TCR [R/W]
00000000
T2DRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000104H
T0R [R/W]
---00000
T0CRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
T1DRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
0000FCH
000100H
T0TCR [R/W]
00000000
T0DRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
0000F4H
0000F8H
T0CCR [R/W]
0-010000
予約
T2R [R/W]
---00000
多機能タイマ
T2CRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
T3CCR [R/W]
0-000000
T3TCR [R/W]
00000000
T3R [R/W]
---00000
00010CH
T3DRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
T3CRR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000110H
TMODE [R/W]
-------- -----0--
⎯
000114H
⎯
∼
00011CH
000120H
PDUT0[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
予約
PCSR0[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PPG0
(続く)
DS07-16802-2
31
MB91314A シリーズ
アドレス
レジスタ
0
1
000124H
PTMR0[R]
11111111 11111111
000128H
PDUT1[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
00012CH
PTMR1[R]
11111111 11111111
000130H
PDUT2[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000134H
PTMR2[R]
11111111 11111111
000138H
PDUT3[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
00013CH
PTMR3[R]
11111111 11111111
2
3
PCNH0[R/W]
00000000
PCNL0[R/W]
00000000
PCSR1[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCNH1[R/W]
00000000
PCNL1[R/W]
00000000
PCSR2[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCNH2[R/W]
00000000
PCNL2[R/W]
00000000
PCSR3[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCNH3[R/W]
00000000
PCNL3[R/W]
00000000
ブロック
PPG0
PPG1
PPG2
PPG3
000140H
⎯
∼
000144H
予約
000148H
TMRLR3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR3 [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
00014CH
⎯
TMCSR3 [R, RW]
00000000 00000000
000150H
TMRLR4 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR4 [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000154H
⎯
TMCSR4 [R, RW]
00000000 00000000
000158H
TMRLR5 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR5 [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
00015CH
⎯
TMCSR5 [R, RW]
00000000 00000000
リロードタイマ 3
リロードタイマ 4
リロードタイマ 5
000160H
∼
00019CH
⎯
予約
(続く)
32
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
レジスタ
アドレス
0
1
2
3
0001A0H
PLLREG0[R/W] H
---00000 ---00000
PLLREG1[R/W] H
----0000 00000000
0001A4H
PLLREG2[R/W] H
-------- 0000--0-
PLLREG3[R/W] H
0000---- ----00-0
ブロック
高逓倍 PLL
0001A8H
⎯
∼
0001ACH
0001B0H
SCR6/IBCR6 [R, R/W]
0--00000
SMR6 [W, R/W]
00000000
RDR6/TDR6 [R/W]
-------0 00000000
0001B4H
ISMK6 [R/W]
01111110
0001B8H
SCR7/IBCR7 [R, R/W]
0--00000
BGR61 [R/W]
00000000
BGR60 [R/W]
00000000
⎯
SMR7 [W, R/W]
00000000
RDR7/TDR7 [R/W]
-------0 00000000
ISMK7 [R/W]
01111110
0001C8H
SSR7 [R, R/W]
0-000011
ESCR7/IBSR7 [R/W]
--000000
BGR71 [R/W]
00000000
BGR70 [R/W]
00000000
IBSA7 [R/W]
00000000
マルチ
ファンクション
シリアル
インタフェース 6
⎯
マルチ
ファンクション
シリアル
インタフェース 7
⎯
0001CCH
SCR8/IBCR8 [R, R/W]
0--00000
SMR9 [W, R/W]
00000000
RDR8/TDR8 [R/W]
-------0 00000000
0001D4H
ISMK8 [R/W]
01111110
0001D8H
SSR8 [R, R/W]
0-000011
ESCR8/IBSR8 [R/W]
--000000
BGR81 [R/W]
00000000
BGR80 [R/W]
00000000
IBSA8 [R/W]
00000000
⎯
マルチ
ファンクション
シリアル
インタフェース 8
⎯
0001DCH
0001E0H
ESCR6/IBSR6 [R/W]
--000000
⎯
0001C4H
0001D0H
SSR6 [R, R/W]
0-000011
IBSA6 [R/W]
00000000
0001BCH
0001C0H
予約
SCR9/IBCR9 [R, R/W]
0--00000
0001E4H
0001E8H
0001ECH
SMR9 [W, R/W]
00000000
RDR9/TDR9 [R/W]
-------0 00000000
ISMK9 [R/W]
01111110
IBSA9 [R/W]
00000000
SSR9 [R, R/W]
0-000011
ESCR9/IBSR9 [R/W]
--000000
BGR91 [R/W]
00000000
BGR90 [R/W]
00000000
⎯
マルチ
ファンクション
シリアル
インタフェース 9
⎯
(続く)
DS07-16802-2
33
MB91314A シリーズ
アドレス
0001F0H
0001F4H
0001F8H
レジスタ
0
1
2
3
SCRA/IBCRA
[R, R/W]
0--00000
SMRA [W, R/W]
00000000
SSRA [R, R/W]
0-000011
ESCRA/IBSRA
[R/W]
--000000
BGRA1 [R/W]
00000000
BGRA0 [R/W]
00000000
RDRA/TDRA [R/W]
-------0 00000000
ISMKA [R/W]
01111110
IBSAA [R/W]
00000000
⎯
0001FCH
⎯
000200H
DMACA0 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000204H
DMACB0 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000208H
DMACA1 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
00020CH
DMACB1 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000210H
DMACA2 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000214H
DMACB2 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000218H
DMACA3 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
00021CH
DMACB3 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000220H
DMACA4 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000224H
DMACB4 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
ブロック
マルチ
ファンクション
シリアル
インタフェース 10
DMAC
000228H
∼
00023CH
000240H
⎯
予約
DMACR [R/W]
0XX00000 XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
DMAC
⎯
予約
000244H
∼
0003ECH
(続く)
34
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
レジスタ
アドレス
0
1
2
3
0003F0H
BSD0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
0003F4H
BSD1 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
0003F8H
BSDC [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
0003FCH
BSRR [R]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
ビットサーチ
000400H
DDR0 [R/W] B, H
00000000
DDR1 [R/W] B, H
00000000
DDR2 [R/W] B, H
00000000
DDR3 [R/W] B, H
00000000
000404H
DDR4 [R/W] B, H
00000000
DDR5 [R/W] B, H
00000000
DDR6 [R/W] B, H
--000000
⎯
DDRE [R/W] B, H
00000000
⎯
00040CH
データ方向
レジスタ
⎯
000408H
DDRC [R/W] B, H
00000000
DDRD [R/W] B, H
00000000
ブロック
⎯
000410H
000414H
⎯
∼
00041CH
予約
000420H
PFR0 [R/W] B, H
00000000
PFR1 [R/W] B, H
00000000
PFR2 [R/W] B, H
00000000
PFR3 [R/W] B, H
00000000
000424H
PFR4 [R/W] B, H
00000000
PFR5 [R/W] B, H
00000000
PFR6 [R/W] B, H
--000000
⎯
PFRE [R/W] B, H
00000000
⎯
00042CH
ポート機能
レジスタ
⎯
000428H
PFRC [R/W] B, H
00000000
PFRD [R/W] B, H
00000000
⎯
000430H
000434H
⎯
∼
00043CH
予約
000440H
ICR00 [R, R/W]
---11111
ICR01 [R, R/W]
---11111
ICR02 [R, R/W]
---11111
ICR03 [R, R/W]
---11111
000444H
ICR04 [R, R/W]
---11111
ICR05 [R, R/W]
---11111
ICR06 [R, R/W]
---11111
ICR07 [R, R/W]
---11111
000448H
ICR08 [R, R/W]
---11111
ICR09 [R, R/W]
---11111
ICR10 [R, R/W]
---11111
ICR11 [R, R/W]
---11111
00044CH
ICR12 [R, R/W]
---11111
ICR13 [R, R/W]
---11111
ICR14 [R, R/W]
---11111
ICR15 [R, R/W]
---11111
000450H
ICR16 [R, R/W]
---11111
ICR17 [R, R/W]
---11111
ICR18 [R, R/W]
---11111
ICR19 [R, R/W]
---11111
000454H
ICR20 [R, R/W]
---11111
ICR21 [R, R/W]
---11111
ICR22 [R, R/W]
---11111
ICR23 [R, R/W]
---11111
割込み制御
ユニット
(続く)
DS07-16802-2
35
MB91314A シリーズ
アドレス
レジスタ
0
1
2
3
000458H
ICR24 [R, R/W]
---11111
ICR25 [R, R/W]
---11111
ICR26 [R, R/W]
---11111
ICR27 [R, R/W]
---11111
00045CH
ICR28 [R, R/W]
---11111
ICR29 [R, R/W]
---11111
ICR30 [R, R/W]
---11111
ICR31 [R, R/W]
---11111
000460H
ICR32 [R, R/W]
---11111
ICR33 [R, R/W]
---11111
ICR34 [R, R/W]
---11111
ICR35 [R, R/W]
---11111
000464H
ICR36 [R, R/W]
---11111
ICR37 [R, R/W]
---11111
ICR38 [R, R/W]
---11111
ICR39 [R, R/W]
---11111
000468H
ICR40 [R, R/W]
---11111
ICR41 [R, R/W]
---11111
ICR42 [R, R/W]
---11111
ICR43 [R, R/W]
---11111
00046CH
ICR44 [R, R/W]
---11111
ICR45 [R, R/W]
---11111
ICR46 [R, R/W]
---11111
ICR47 [R, R/W]
---11111
ブロック
割込み制御
ユニット
000470H
⎯
∼
00047CH
予約
000480H
RSRR [R, R/W]
10000000
STCR [R/W]
00110011
TBCR [R/W]
00XXXX00
CTBR [W]
XXXXXXXX
000484H
CLKR [R/W]
00000000
WPR [W]
XXXXXXXX
DIVR0 [R/W]
00000011
DIVR1 [R/W]
00000000
OSCCR [R/W]
XXXXXXXX
⎯
⎯
000488H
00048CH
WPCR [R/W] B
00---000
000490H
OSCR [R/W]
00000000
⎯
⎯
クロック制御
ユニット
時計タイマ
メインクロック
発振安定待ち
タイマ
⎯
000494H
⎯
∼
0004FCH
000500H
PCR0 [R/W] B, H
00000000
PCR1 [R/W] B, H
00000000
000504H
⎯
PCR5 [R/W] B, H
00000000
予約
⎯
PCR6 [R/W] B, H
--000000
⎯
000508H
ポートプルアップ
制御レジスタ
⎯
∼
000510H
000514H
⎯
∼
00051CH
000520H
000524H
予約
EPFR0 [R/W] B, H
00000000
EPFR1 [R/W] B, H
00000000
EPFR2 [R/W] B, H
11111111
EPFR3 [R/W] B, H
11111111
EPFR4 [R/W] B, H
11111111
EPFR5 [R/W] B, H
11111111
EPFR6 [R/W] B, H
--001000
⎯
拡張ポート制御
レジスタ
(続く)
36
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
レジスタ
アドレス
0
1
2
3
EPFRE [R/W] B, H
00000000
⎯
ブロック
⎯
000528H
EPFRC [R/W] B, H
00000000
00052CH
EPFRD [R/W] B, H
00000000
特殊ポート機能
レジスタ
⎯
000530H
000534H
⎯
∼
00056CH
予約
ADER[R/W] H
00000000 00000000
000570H
⎯
⎯
000574H
A/D コンバータ
予約
NSF[R/W]
-----000 00000000
000578H
EXT/I2C/
⎯
I2C
ノイズフィルタ
00057CH
⎯
∼
00063CH
予約
000640H
ASR0 [R/W]
00000000 00000000
ACR0 [R/W]
1111XX00 00000000
000644H
ASR1 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
ACR1 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000648H
ASR2 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
ACR2 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
00064CH
ASR3 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
ACR3 [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000650H
⎯
∼
00065CH
T-Unit
000660H
AWR0 [R/W] B, H, W
01111111 11111111
AWR1 [R/W] B, H, W
XXXXXXXX XXXXXXXX
000664H
AWR2 [R/W] B, H, W
XXXXXXXX XXXXXXXX
AWR3 [R/W] B, H, W
XXXXXXXX XXXXXXXX
000668H
⎯
∼
00067CH
000680H
CSER[R/W]B, H, W
00000001
000684H
⎯
⎯
(続く)
DS07-16802-2
37
MB91314A シリーズ
アドレス
レジスタ
0
1
2
3
ブロック
000688H
⎯
∼
0007F8H
0007FCH
未使用
MODR [W]
XXXXXXXX
⎯
⎯
⎯
000800H
⎯
∼
000AFCH
未使用
000B00H
ESTS0 [R/W] B
X0000000
ESTS1 [R/W] B
XXXXXXXX
ESTS2 [R] B
1XXXXXXX
⎯
000B04H
ECTL0 [R/W] B
0X000000
ECTL1 [R/W] B
00000000
ECTL2 [W] B
000X0000
ECTL3 [R/W] B
00X00X11
000B08H
ECNT0 [W] B
XXXXXXXX
ECNT1 [W] B
XXXXXXXX
EUSA [W] B
XXX00000
EDTC [W] B
0000XXXX
ECTL4[R]([R/W])B
-0X00000
ECTL5[R]([R/W])B
----000X
000B0CH
EWPT [R] H
00000000 00000000
000B10H
EDTR0 [W] H
XXXXXXXX XXXXXXXX
EDTR1 [W] H
XXXXXXXX XXXXXXXX
000B14H
∼
000B1CH
⎯
000B20H
EIA0 [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B24H
EIA1 [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B28H
EIA2 [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B2CH
EIA3 [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B30H
EIA4 [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B34H
EIA5 [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B38H
EIA6 [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B3CH
EIA7 [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
DSU
(続く)
38
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
アドレス
レジスタ
0
1
2
000B40H
EDTA [R/W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B44H
EDTM [R/W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B48H
EOA0 [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B4CH
EOA1 [W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B50H
EPCR [R/W] W
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B54H
EPSR [R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B58H
EIAM0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B5CH
EIAM1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B60H
EOAM0/EODM0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B64H
EOAM1/EODM1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B68H
EOD0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
000B6CH
EOD1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
3
ブロック
DSU
000B70H
∼
000FFCH
⎯
001000H
DMASA0 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
001004H
DMADA0 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
001008H
DMASA1 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
00100CH
DMADA1 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
001010H
DMASA2 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
予約
DMAC
(続く)
DS07-16802-2
39
MB91314A シリーズ
(続き)
アドレス
レジスタ
0
1
2
001014H
DMADA2 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
001018H
DMASA3 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
00101CH
DMADA3 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
001020H
DMASA4 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
001024H
DMADA4 [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
3
ブロック
DMAC
001028H
⎯
∼
006FFCH
40
予約
007000H
FLCR[R/W]
01101000
⎯
007004H
FLWC[R/W]
00110011
⎯
Flash I/F
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
■ ベクタテーブル
割込み要因
割込み番号
10 進 16 進
割込み
レベル
オフ
セット
TBR デフォルト
のアドレス
DMAC
DMA
転送 STOP 要因
リセット
0
00
⎯
3FCH
000FFFFCH
⎯
モードベクタ
1
01
⎯
3F8H
000FFFF8H
⎯
システム予約
2
02
⎯
3F4H
000FFFF4H
⎯
システム予約
3
03
⎯
3F0H
000FFFF0H
⎯
システム予約
4
04
⎯
3ECH
000FFFECH
⎯
システム予約
5
05
⎯
3E8H
000FFFE8H
⎯
システム予約
6
06
⎯
3E4H
000FFFE4H
⎯
コプロセッサ不在トラップ
7
07
⎯
3E0H
000FFFE0H
⎯
コプロセッサエラートラップ
8
08
⎯
3DCH
000FFFDCH
⎯
INTE 命令
9
09
⎯
3D8H
000FFFD8H
⎯
システム予約
10
0A
⎯
3D4H
000FFFD4H
⎯
システム予約
11
0B
⎯
3D0H
000FFFD0H
⎯
ステップトレーストラップ
12
0C
-⎯
3CCH
000FFFCCH
⎯
NMI 要求 (tool)
13
0D
⎯
3C8H
000FFFC8H
⎯
未定義命令例外
14
0E
⎯
3C4H
000FFFC4H
⎯
システム予約
15
0F
15 (FH) 固定
3C0H
000FFFC0H
⎯
外部割込み 0
16
10
ICR00
3BCH
000FFFBCH
⎯
外部割込み 1
17
11
ICR01
3B8H
000FFFB8H
⎯
外部割込み 2
18
12
ICR02
3B4H
000FFFB4H
⎯
外部割込み 3
19
13
ICR03
3B0H
000FFFB0H
⎯
外部割込み 4
20
14
ICR04
3ACH
000FFFACH
⎯
外部割込み 5
21
15
ICR05
3A8H
000FFFA8H
⎯
外部割込み 6
22
16
ICR06
3A4H
000FFFA4H
⎯
外部割込み 7
23
17
ICR07
3A0H
000FFFA0H
⎯
リロードタイマ 0
24
18
ICR08
39CH
000FFF9CH
⎯
リロードタイマ 1
25
19
ICR09
398H
000FFF98H
⎯
リロードタイマ 2
26
1A
ICR10
394H
000FFF94H
⎯
UART0 RX/I2C ステータス
27
1B
ICR11
390H
000FFF90H
○
UART0 TX
28
1C
ICR12
38CH
000FFF8CH
○
UART1 RX/I2C ステータス
29
1D
ICR13
388H
000FFF88H
○
UART1 TX
30
1E
ICR14
384H
000FFF84H
○
UART2 RX/I2C ステータス
31
1F
ICR15
380H
000FFF80H
○
UART2 TX
32
20
ICR16
37CH
000FFF7CH
○
UART3 RX/TX/I2C ステータス
33
21
ICR17
378H
000FFF78H
⎯
UART4 RX/TX/I2C ステータス
34
22
ICR18
374H
000FFF74H
⎯
UART5 RX/TX/I2C ステータス
35
23
ICR19
370H
000FFF70H
⎯
UART6 RX/TX/I2C ステータス
36
24
ICR20
36CH
000FFF6CH
⎯
UART7 RX/TX/I2C ステータス
37
25
ICR21
368H
000FFF68H
⎯
UART8 RX/TX/I2C ステータス
38
26
ICR22
364H
000FFF64H
⎯
STOP
STOP
STOP
(続く)
DS07-16802-2
41
MB91314A シリーズ
割込み要因
割込み番号
10 進 16 進
割込み
レベル
オフ
セット
TBR デフォルト
のアドレス
DMAC
DMA
転送 STOP 要因
UART9 RX/TX/I2C ステータス
39
27
ICR23
360H
000FFF60H
⎯
UART10 RX/TX/I2C ステータス
40
28
ICR24
35CH
000FFF5CH
⎯
A/D コンバータ
41
29
ICR25
358H
000FFF58H
⎯
PPG0
42
2A
ICR26
354H
000FFF54H
○
PWC
43
2B
ICR27
350H
000FFF50H
⎯
CCD
44
2C
ICR28
34CH
000FFF4CH
⎯
時計タイマ
45
2D
ICR29
348H
000FFF48H
⎯
メイン発振待ち
46
2E
ICR30
344H
000FFF44H
⎯
タイムベースタイマ
47
2F
ICR31
340H
000FFF40H
⎯
リロードタイマ 3
48
30
ICR32
33CH
000FFF3CH
⎯
リロードタイマ 4
49
31
ICR33
338H
000FFF38H
⎯
リロードタイマ 5
50
32
ICR34
334H
000FFF34H
⎯
PPG1
51
33
ICR35
330H
000FFF30H
○
PPG2
52
34
ICR36
32CH
000FFF2CH
○
PPG3
53
35
ICR37
328H
000FFF28H
○
DMA0
54
36
ICR38
324H
000FFF24H
⎯
DMA1
55
37
ICR39
320H
000FFF20H
⎯
DMA2
56
38
ICR40
31CH
000FFF1CH
⎯
DMA3
57
39
ICR41
318H
000FFF18H
⎯
DMA4
58
3A
ICR42
314H
000FFF14H
⎯
外部割込み 8 ∼ 15
59
3B
ICR43
310H
000FFF10H
⎯
外部割込み 16 ∼ 23
60
3C
ICR44
30CH
000FFF0CH
⎯
多機能タイマ 0, 1
61
3D
ICR45
308H
000FFF08H
⎯
多機能タイマ 2, 3
62
3E
ICR46
304H
000FFF04H
⎯
遅延割込み
63
3F
ICR47
300H
000FFF00H
⎯
システム予約 (REALOS で使用 )
64
40
⎯
2FCH
000FFEFCH
⎯
システム予約 (REALOS で使用 )
65
41
⎯
2F8H
000FFEF8H
⎯
システム予約
66
42
⎯
2F4H
000FFEF4H
⎯
システム予約
67
43
⎯
2F0H
000FFEF0H
⎯
システム予約
68
44
⎯
2ECH
000FFEECH
⎯
システム予約
69
45
⎯
2E8H
000FFEE8H
⎯
システム予約
70
46
⎯
2E4H
000FFEE4H
⎯
システム予約
71
47
⎯
2E0H
000FFEE0H
⎯
システム予約
72
48
⎯
2DCH
000FFEDCH
⎯
システム予約
73
49
⎯
2D8H
000FFED8H
⎯
システム予約
74
4A
⎯
2D4H
000FFED4H
⎯
システム予約
75
4B
⎯
2D0H
000FFED0H
⎯
(続く)
42
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
(続き)
割込み番号
オフセット
TBR デフォルトの
アドレス
DMAC
DMA
STOP
要因
転送
10 進
16 進
割込み
レベル
システム予約
76
4C
⎯
2CCH
000FFECCH
⎯
システム予約
77
4D
⎯
2C8H
000FFEC8H
⎯
システム予約
78
4E
⎯
2C4H
000FFEC4H
⎯
システム予約
79
4F
⎯
2C0H
000FFEC0H
⎯
80
50
2BCH
000FFEBCH
∼
000H
∼
000FFC00H
割込み要因
INT 命令で使用
DS07-16802-2
∼
255
∼
FF
⎯
⎯
43
MB91314A シリーズ
■ 電気的特性
1. 絶対最大定格
項目
電源電圧
アナログ電源電圧
定格値
記号
単位
最小
最大
VDDE (3.3 V)
Vss − 0.5
Vss + 4.0
V
VDDI (1.8 V)
Vss − 0.3
Vss + 2.5
V
AVCC
Vss − 0.5
Vss + 4.0
V
Vss − 0.5
Vcc + 0.5
V
Vss − 0.5
Vss + 6.0
V
入力電圧
VI
アナログ端子入力電圧
VIA
Vss − 0.5
AVcc + 0.5
V
出力電圧
VO
Vss − 0.5
Vcc + 0.5
V
保存温度
Tstg
− 40
+ 125
°C
備考
5 V トレラント端子
<注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ
ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。
2. 推奨動作条件
項目
動作温度
電源電圧
アナログ電源電圧
5 V トレラント端子入力電圧
記号
規格値
単位
最小
最大
Ta
− 10
+ 70
VDDE (3.3 V)
3.0
3.6
VDDI (1.8 V)
1.65
1.95
AVCC
3.0
VDDE
V
VI
⎯
VSS + 5.5
V
°C
V
<注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条
件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼
性に悪影響を及ぼすことがあります。
データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され
ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。
44
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
3. 直流規格
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
記号
端子名
⎯
ICCT
⎯
⎯
ICC
⎯
⎯
消費電流
( 上段:1.8 V 系
下段:3.3 V 系 )
ICCS
⎯
⎯
ICCL
⎯
⎯
ICCH
⎯
⎯
⎯
“H” レベル
入力電圧
VIH
P00 ∼ P07,
P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27,
P30 ∼ P37,
P50 ∼ P57,
P60 ∼ P65,
PD0 ∼ PD7,
PE0, PE1
条件
“L” レベル
入力電圧
VIL
単位
最小
標準
最大
⎯
300
700
⎯
700
1000
⎯
100
120
⎯
70
100
メインスリープモード
Ta =+ 25 °C,
fcp = 33 MHz,
fcpp = 33 MHz
⎯
60
80
⎯
60
90
サブ RUN モード
Ta =+ 25 °C,
fclk = 32 kHz
⎯
400
1000
⎯
900
1300
⎯
160
600
⎯
40
80
⎯
900
4000
⎯
240
400
VDDE × 0.8
⎯
VDDE
V
VDDE × 0.7
⎯
VDDE
V
VSS
⎯
VDDE × 0.2
V
VSS
⎯
VDDE × 0.3
V
時計モード
Ta =+ 25 °C,
fclk = 32 kHz
通常動作
Ta =+ 25 °C,
fcp = 33 MHz,
fcpp = 33 MHz
メインストップモード
Ta =+ 25 °C,
fclk = 0
Ta =+ 70 °C,
fclk = 0
µA
mA
mA
µA
µA
µA
VDDE = 3.3 V
PE2 ∼ PE7,
PC0 ∼ PC7,
P40 ∼ P47
P00 ∼ P07,
P10 ∼ P17,
P20 ∼ P27,
P30 ∼ P37,
P50 ∼ P57,
P60 ∼ P65,
PD0 ∼ PD7,
PE0, PE1, HSYNC
規格値
VDDE = 3.3 V
PE2 ∼ PE7,
PC0 ∼ PC7,
P40 ∼ P47
“H” レベル
出力電圧
VOH
P00 ∼ PE1
VDDE = 3.3 V,
IOH =− 4 mA
VDDE − 0.5
⎯
VDDE
V
“L” レベル
出力電圧
VOL
P00 ∼ PE1
VDDE = 3.3 V,
IOL = 4 mA
VSS
⎯
0.4
V
(続く)
DS07-16802-2
45
MB91314A シリーズ
(続き)
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
入力リーク電流
I2C バススイッチ
接続抵抗
46
記号
IIL
端子名
PD0 ∼ PD7, PE0, PE1 以外
PD0 ∼ PD7, PE0, PE1
RBS
P21 と P24 の間
P22 と P25 の間
P24 と P27 の間
P25 と P30 の間
条件
⎯
⎯
規格値
単位
最小
標準
最大
−5
⎯
+5
µA
− 10
⎯
+ 10
µA
⎯
⎯
130
Ω
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
4. 交流規格
(1) クロックタイミング
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
クロック周波数
サブクロック周波数
記号
端子名
条件
fC
X0, X1
fclk
X0A, X1A
規格値
⎯
fCPP
備考
標準
最大
⎯
10
16.5
33
PLL 系 ( 自励発振 16.5 MHz
MHz PLL 経由 2 逓倍で内部最高
33 MHz 動作 )
⎯
⎯
32.768
⎯
kHz
⎯
⎯
33
MHz CPU 系
⎯
⎯
33
MHz 周辺系
⎯
⎯
16.5
fCP
内部動作クロック
周波数
単位
最小
⎯
fCPT
MHz 外部バス系
(2) クロック出力タイミング
(VDDE = AVCC = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
記号
端子名
サイクル時間
tCYC
CLK
CLK ↑→ CLK ↓
tCHCL
CLK
CLK ↓→ CLK ↑
tCLCL
CLK
条件
⎯
規格値
単位
備考
最小
最大
60.7
⎯
ns
*1
1/2 × tCYC − 3
1/2 × tCYC + 3
ns
*2
1/2 × tCYC − 3
1/2 × tCYC + 3
ns
*3
* 1: tCYC はギア周期を含む 1 クロックサイクルの周波数です。
* 2: 本規格はギア周期× 1 の場合の値です。
ギア周期 1/2, 1/4, 1/8 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ 1/2, 1/4, 1/8 を代入して計算してください。
(1/2 × 1/n) × tCYC − 10
* 3:本規格はギア周期× 1 の場合の値です。
tCYC
tCHCL
VOH
CLK
tCLCL
VOL
VOH
(3) PLL 発振安定待ち時間
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
PLL 発振安定待ち時間
DS07-16802-2
記号
tLOCK
規格値
最小
最大
600
⎯
単位
µs
備考
PLL の発振が安定するまでの
待ち時間
47
MB91314A シリーズ
(4) リセット入力
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項 目
記号
端子名
INIT 入力時間
( 電源投入時 )
INIT 入力時間
( 電源投入時以外 )
tINTL
INIT 入力時間
( ストップ復帰時 )
INIT
規格値
条件
単位
最小
最大
振動子の発振安定待ち時間+
tcp × 10
⎯
µs
tcp × 10
⎯
ns
振動子の発振安定待ち時間+
tcp × 10
⎯
µs
⎯
tINTL
INIT
48
0.2 VCC
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
(5) マルチプレックスバスアクセス リード / ライト動作 (VDDE = AVCC = 3.3 ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = AVSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
記号
端子名
CS0 ∼ CS3
セットアップ
tCSLCH
D31 ∼ D16 アドレス
セットアップ時間
→ CLK ↑
tASCH
CLK ↑→
D31 ∼ D16 アドレス
ホールド時間
tCHAX
D31 ∼ D16 アドレス
セットアップ時間
→ AS ↑
tASASH
AS ↑→
D31 ∼ D16 アドレス
ホールド時間
tASHAX
WR0, WR1 遅延時間
tCHWL
WR0, WR1 遅延時間
tCHWH
CLK
WR0, WR1
WR0, WR1
最小パルス幅
tWLWH
WR0, WR1
データセットアップ
→ WRx ↑
tDSWH
WRx ↑ →
データホールド時間
tWHDX
RD 遅延時間
tCHRL
RD 遅延時間
tCHRH
RD ↓ →
有効データ入力時間
tRLDV
データセットアップ
→ RD ↑時間
tDSRH
RD ↑ →
データホールド時間
tRHDX
RD 最小パルス幅
tRLRH
AS セットアップ
tASLCH
AS ホールド
tASHCH
条件
規格値
単位
備考
最小
最大
3
⎯
ns
3
⎯
ns
3
tCYC / 2 + 6
ns
12
⎯
ns
*1
tCYC − 3
tCYC + 3
ns
*1
⎯
6
ns
⎯
6
ns
tCYC − 3
⎯
ns
tCYC
⎯
ns
5
⎯
ns
⎯
6
ns
⎯
6
ns
⎯
tCYC − 15
ns
15
⎯
ns
0
⎯
ns
RD
tCYC − 3
⎯
ns
CLK
AS
3
⎯
ns
3
⎯
ns
CLK
CS0 ∼ CS3
CLK
D31 ∼ D16
( アドレス )
AS
D31 ∼ D16
( アドレス )
WR0, WR1
D15 ∼ D00
CLK
RD
RD
D15 ∼ D00
⎯
*2
* 1:CSx → RD/WRx セットアップ延長= 1 のとき
* 2:自動ウェイト挿入や RDY 入力でバスを延ばしている場合には , (tCYC ×延ばしたサイクル数 ) の時間を本規格に
追加してください。
DS07-16802-2
49
MB91314A シリーズ
・CSx → RD/WRx セットアップ延長= 1 のとき
tCYC
BA1
BA2
BA1W
BA3
CLK
tASLCH
tASHCH
AS
tASASH
tASHAX
tCSLCH
CS0 ~ CS3
tASCH
D15 ~ D00
tCHAX
アドレス
リードデータ
tDSRH
tRHDX
tRLDV
RD
tRLRH
tCHRH
tCHRL
D15 ~ D00
アドレス
ライトデータ
tDSWH
tWHDX
WR0, WR1
tWLWH
tCHWL
50
tCHWH
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
・CSx → RD/WRx セットアップ延長= 0 のとき
tCYC
BA1
BA2
BA3
CLK
AS
tASLCH
tASHCH
tCSLCH
CS0 ~ CS3
tASCH
D15 ~ D00
tCHAX
アドレス
リードデータ
tDSRH
tRHDX
tRLDV
RD
tRLRH
tCHRH
tCHRL
D15 ~ D00
アドレス
ライトデータ
tDSWH
tWHDX
WR0, WR1
tWLWH
tCHWL
DS07-16802-2
tCHWH
51
MB91314A シリーズ
(6) レディ入力タイミング
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
記号
端子名
条件
RDY セットアップ時間→
CLK ↓
tRDYS
CLK, RDY
CLK ↓→ RDY ホールド時間
tRDYH
CLK, RDY
規格値
単位
最小
最大
⎯
25
⎯
ns
⎯
0
⎯
ns
tCYC
CLK
VOH
VOH
VOL
VOL
tRDYS tRDYH
RDY ウェイトをかけるとき
RDY ウェイトをかけないとき
52
tRDYS tRDYH
VIH
VIL
VIH
VIL
VIH
VIH
VIL
VIL
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
(7) UART タイミング
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
記号
端子名
シリアルクロックサイクルタイム
tSCYC
SCK ↓→ SOT 遅延時間
条件
規格値
単位
最小
最大
SCK0 ∼ SCK10
4 tCYCP
⎯
ns
tSLOV
SCK0 ∼ SCK10
SOT0 ∼ SOT10
− 20
+ 20
ns
有効 SIN → SCK ↑
tIVSH
SCK0 ∼ SCK10
SIN0 ∼ SIN10
30
⎯
ns
SCK ↑→有効 SIN ホールド時間
tSHIX
SCK0 ∼ SCK10
SIN0 ∼ SIN10
20
⎯
ns
シリアルクロック “H” パルス幅
tSHSL
SCK0 ∼ SCK10
2 tCYCP
⎯
ns
シリアルクロック “L” パルス幅
tSLSH
SCK0 ∼ SCK10
2 tCYCP
⎯
ns
SCK ↓→ SOT 遅延時間
tSLOV
SCK0 ∼ SCK10
SOT0 ∼ SOT10
⎯
30
ns
有効 SIN → SCK ↑
tIVSH
SCK0 ∼ SCK10
SIN0 ∼ SIN10
20
⎯
ns
SCK ↑→有効 SIN ホールド時間
tSHIX
SCK0 ∼ SCK10
SIN0 ∼ SIN10
20
⎯
ns
内部シフト
クロック動作
外部シフト
クロック動作
(注意事項)・上記規格は , CLK 同期モード時の場合です。
・tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。
DS07-16802-2
53
MB91314A シリーズ
・内部シフトクロックモード
tSCYC
SCK0 ~ SCK10
VOH
VOL
VOL
tSLOV
VOH
VOL
SOT0 ~ SOT10
tIVSH
tSHIX
VIH
VIL
SIN0 ~ SIN10
VIH
VIL
・外部シフトクロックモード
tSLSH
SCK0 ~ SCK10
tSHSL
VOL
VOL
VOH
VOH
tSLOV
SOT0 ~ SOT10
VOH
VOL
tIVSH
SIN0 ~ SIN10
54
VIH
VIL
tSHIX
VIH
VIL
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
(8) リロードタイマクロック , PPG タイマ入力 , 多機能タイマ入力タイミング , 割込み入力タイミング
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目 記号
tTIWH
tTIWL
入力パルス幅
端子名
条件
TIN0 ∼ TIN5
TRG0 ∼ TRG3
TMI0 ∼ TMI3
⎯
INT0 ∼ INT23
⎯
規格値
単位
最小
最大
2 tCYCP
⎯
ns
3 tCYCP
⎯
ns
1.0
⎯
µs
備考
ストップ時
(注意事項)tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。
TIN0 ~ TIN5
TRG0 ~TRG3
TMI0 ~ TMI3
INT0 ~ INT23
tTIWH
tTIWL
(9) トリガ系入力タイミング
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
A/D 起動トリガ入力時間
記号
端子名
条件
tATRG
ATRG
⎯
規格値
最小
最大
5 tCYCP
⎯
単位
ns
(注意事項)tCYCP は , 周辺系クロックのサイクル時間です。
tATRG
ATRG
DS07-16802-2
55
MB91314A シリーズ
(10) データ・スライサ用外部回路
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
記号
端子名
ビデオ信号入力レベル
VVIN
VIN 端子カップリング・コンデンサ
規格値
単位
備考
最小
標準
最大
VIN
1.0
⎯
1.5
Vp-p
CVIN
VIN
⎯
⎯
0.1
µF
B 特性以上誤差 10%セラ
ミック・コンデンサ
クランプ用抵抗
RCL
VIN
⎯
⎯
1
MΩ
誤差 5%
VIN 端子入力抵抗
RIN
VIN
⎯
⎯
0
Ω
誤差 5%
VIN 用ローパス・フィルタの
コンデンサ
C1
⎯
⎯
⎯
82
pF
B 特性以上誤差 10%セラ
ミック・コンデンサ
電源バイパス・コンデンサ
CBP
VDDC
VSSC
⎯
⎯
0.1
µF
セラミック・コンデンサ
ビデオ信号入力バッファ用抵抗
R1
⎯
⎯
⎯
2.2
kΩ
誤差 5%
ビデオ信号レベル補正抵抗
R2
⎯
⎯
⎯
4.7
kΩ
誤差 5%
ビデオ信号レベル補正抵抗
R3
⎯
⎯
10
12
kΩ
誤差 5%
データ・スライサ用外部推奨回路
・入力するコンポジット・ビデオ信号が DC クランプされている場合
3.3 V
VDDC
32
CBP
5V
VSSC
33
R1
RIN
VIN
CVIN
34
R2
2SB709A
相当
RCL
コンポジット・ビデオ信号
(2Vp-p)
R3
C1
・入力するコンポジット・ビデオ信号が DC クランプされていない場合
3.3 V
VDDC
32
この抵抗を追加
CBP
5V
VSSC
33
R1
RIN
VIN
10 kΩ
34
RCL
R2
2SB709A
相当
R3
56
( 誤差 5%)
CVIN
C1
コンポジット・ビデオ信号
(2Vp-p)
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
(11) I2C タイミング
・マスタモード動作時
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
記号
条件
高速モード *3
標準モード
最小
最大
最小
最大
単位
備考
SCL クロック周波数
fSCL
0
100
0
400
kHz
SCL クロックの “L” 期間
tLOW
4.7
⎯
1.3
⎯
µs
SCL クロックの “H” 期間
tHIGH
4.0
⎯
0.6
⎯
µs
『STOP 条件』と『START 条
件』の間のバスフリータイム
tBUS
4.7
⎯
1.3
⎯
µs
SCL ↓→ SDA 出力遅延時間
tDLDAT
-
5 × M*1
⎯
5 × M*1
ns
『反復 START 条件』のセット
アップ時間 SCL ↑→ SDA ↓
tSUSTA
4.7
⎯
0.6
⎯
µs
『反復 START 条件』のホール
ド時間 SDA ↓→ SCL ↓
tHDSTA
4.0
⎯
0.6
⎯
µs
この後,最初の
クロックパルス
が生成される
『STOP 条件』のセットアップ
時間 SCL ↑→ SDA ↑
tSUSTO
4.0
⎯
0.6
⎯
µs
SDA データ入力ホールド時間
( 対 SCL ↓ )
tHDDAT
2 × M*1
⎯
2 × M*1
⎯
µs
SDA データ入力セットアップ
時間 ( 対 SCL ↑ )
tSUDAT
250
⎯
100*2
⎯
ns
R = 1 kΩ,
C = 50 pF*4
・スレーブモード動作時
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
項目
記号
条件
高速モード *3
標準モード
最小
最大
最小
最大
単位
備考
SCL クロック周波数
fSCL
0
100
0
400
kHz
SCL クロックの “L” 期間
tLOW
4.7
⎯
1.3
⎯
µs
SCL クロックの “H” 期間
tHIGH
4.0
⎯
0.6
⎯
µs
SCL ↓→ SDA 出力遅延時間
tDLDAT
⎯
5 × M*
ns
tBUS
4.7
『STOP 条件』と『START 条件』
の間のバスフリータイム
⎯
5 × M*
⎯
1.3
⎯
µs
2 × M*1
⎯
2 × M*1
⎯
µs
250
⎯
100*2
⎯
ns
1
1
SDA データ入力ホールド時間
( 対 SCL ↓ )
tHDDAT
SDA データ入力セットアップ
時間 ( 対 SCL ↑ )
tSUDAT
『反復 START 条件』のセット
アップ時間 SCL ↑→ SDA ↓
tSUSTA
4.7
⎯
0.6
⎯
µs
『反復 START 条件』のホールド
時間 SDA ↓→ SCL ↓
tHDSTA
4.0
⎯
0.6
⎯
µs
この後,最初の
クロックパルス
が生成される
『STOP 条件』のセットアップ
時間 SCL ↑→ SDA ↑
tSUSTO
4.0
⎯
0.6
⎯
µs
R = 1 kΩ,
C = 50 pF*4
* 1:M = リソースクロックサイクル (ns)
* 2:高速モード I2C バスデバイスを標準モード I2C バスシステムに使用することはできますが , 要求される条件
tSUDAT ≧ 250 ns を満足しなければなりません。
あるデバイスが SCL 信号の “L” 期間を延長しない場合には , SCL ラインが開放される 1250 ns (SDA,SCL 立上り
MAX 時間+ tSUDAT) 以前に,次のデータを SDA ラインに出力しなければなりません。
* 3:100 kHz を超えて使用する場合には , リソースクロックを 6 MHz 以上に設定してください。
* 4:R, C は , SCL, SDA 出力ラインのプルアップ抵抗 , 負荷容量です。
DS07-16802-2
57
MB91314A シリーズ
5. A/D 変換部電気的特性
(1) 電気的特性
(VDDE = 3.3 V ± 0.3 V, VDDI = 1.8 V ± 0.15 V, VSS = 0 V, Ta =− 10 °C ∼+ 70 °C)
規格値
項目
単位
最小
標準
最大
分解能
⎯
⎯
10
bit
総合誤差 * 1
⎯
⎯
± 5.5
LSB
非直線性誤差 * 1
⎯
⎯
± 3.5
LSB
微分直線性誤差 * 1
⎯
⎯
± 2.0
LSB
AVSS −
4.0 LSB
⎯
AVSS +
6.0 LSB
V
AVRH −
5.5 LSB
⎯
AVRH +
3.0 LSB
V
7.94 * 2
⎯
⎯
µs
電源電流 ( アナログ + デジタル )
⎯
⎯
3
mA
基準電源電流 (AVRH と AVSS の間 )
⎯
⎯
100
µA
アナログ入力容量
⎯
⎯
21
pF
チャネル間ばらつき
⎯
⎯
4
LSB
ゼロトランジション電圧 * 1
フルスケールトランジション電圧 * 1
変換時間
備考
AVcc = 3.3 V,
AVRH = 3.3 V 時
(CPU スリープ時 )
AVRH = 3.0 V,
AVSS = 0.0 V 時
* 1:CPU スリープ状態で測定
* 2:周辺リソースに供給されるクロック周期に依存します。
コンパレータ
RIN
AN9 ∼ AN0
アナログ入力端子
CIN
RIN = 5 kΩ
CIN = 21 pF
・外部インピーダンスと最小サンプリング時間の関係
MB91314A
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
0
5
10
15
20
25
最小サンプリング時間 (µs)
58
( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 20 kΩ の場合 )
外部インピーダンス (kΩ)
外部インピーダンス (kΩ)
( 外部インピーダンス= 0 kΩ ∼ 100 kΩ の場合 )
30
35
MB91314A
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
0
0
1
2
3
4
5
6
7
8
最小サンプリング時間 (µs)
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
(2) 用語の定義
・ 分解能
・ 直線性誤差
:A/D コンバータにより識別可能なアナログ変化
:ゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ←→ “00 0000 0001”) とフルスケールトランジション点
(“11 1111 1110” ←→ “11 1111 1111”) とを結んだ直線と実際の変換特性との偏差
・ 微分直線性誤差 :出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差
・ 総合誤差
:実際の値と理想値との差を言い,ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線
性誤差を含む誤差
直線性誤差
3FFH
微分直線性誤差
実際の変換特性
実際の変換特性
(N + 1)H
3FEH
{1 LSB' (N − 1) + VOT}
VFST
デジタル出力
デジタル出力
3FDH
( 実測値 )
VNT
004H
( 実測値 )
003H
理想特性
NH
V(N + 1)T
(N − 1)H
( 実測値 )
実際の変換特性
VNT
002H
( 実測値 )
理想特性
001H
(N − 2)H
VOT ( 実測値 )
AVSS
AVRH
実際の変換特性
AVSS
アナログ入力
デジタル出力 N の直線性誤差 =
デジタル出力 N の微分直線性誤差 =
1 LSB =
AVRH
アナログ入力
VNT − {1 LSB' × (N − 1) + VOT}
1 LSB'
V (N + 1) T − VNT
1 LSB'
[LSB]
− 1[LSB]
VFST − VOT
[V]
1022
N :A/D コンバータデジタル出力値
VOT :デジタル出力が (000) H から (001) H に遷移する電圧
VFST:デジタル出力が (3FE) H から (3FF) H に遷移する電圧
VNT :デジタル出力が (N + 1) H から NH に遷移する電圧
DS07-16802-2
59
MB91314A シリーズ
総合誤差
3FFH
1.5 LSB'
3FEH
実際の変換特性
3FDH
デジタル出力
{1 LSB' (N − 1) + 0.5 LSB'}
004H
VNT
( 実測値 )
003H
実際の変換特性
002H
理想特性
001H
0.5 LSB'
AVSS
AVRH
アナログ入力
1 LSB' ( 理想値 ) =
AVRH − AVSS
1024
デジタル出力 N の総合誤差 =
[V]
VNT − {1 LSB' × (N − 1) + 0.5 LSB'}
1 LSB'
N :A/D コンバータデジタル出力値
VNT :デジタル出力が (N + 1) H から NH に遷移する電圧
VOT ' ( 理想値 ) = AVSS + 0.5 LSB' [V]
VFST' ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB' [V]
60
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
6. フラッシュメモリ書込み / 消去特性
(Ta =+ 25 °C, VCC = 3.3 V)
項目
規格値
単位
備考
最小
標準
最大
セクタ消去時間
⎯
0.5
2.0
s
内部での消去前書込み時間は除く
バイト書込み時間
⎯
6
100
µs
システムレベルのオーバヘッド時間
は除く
チップ書込み時間
⎯
1.8
29.5
s
システムレベルのオーバヘッド時間
は除く
10000
⎯
⎯
cycle
消去 / 書込みサイクル
DS07-16802-2
61
MB91314A シリーズ
■ オーダ型格
型格
MB91F314PMC-GE1
62
パッケージ
プラスチック・LQFP, 120 ピン
(FPT-120P-M21)
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
■ パッケージ・外形寸法図
プラスチック・LQFP, 120 ピン
(FPT-120P-M21)
リードピッチ
0.50mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
16.0 × 16.0mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
1.70mm MAX
質量
0.88g
コード(参考)
P-LFQFP120-16×16-0.50
プラスチック・LQFP, 120 ピン
(FPT-120P-M21)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含む。
レジン残りは、片側 +0.25(.010)MAX。
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
18.00±0.20(.709±.008)SQ
+0.40
* 16.00 –0.10 .630 +.016
–.004 SQ
90
61
60
91
0.08(.003)
Details of "A" part
+0.20
1.50 –0.10
+.008
(Mounting height)
.059 –.004
INDEX
0~8˚
120
LEAD No.
"A"
31
1
30
0.50(.020)
0.22±0.05
(.009±.002)
0.08(.003)
M
©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F120033S-c-4-6
C
2002 FUJITSU LIMITED F120033S-c-4-4
0.145
.006
+0.05
–0.03
+.002
–.001
0.60±0.15
(.024±.006)
0.10±0.05
(.004±.002)
(Stand off)
0.25(.010)
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
DS07-16802-2
63
MB91314A シリーズ
■ 本版での主な変更内容
ページ
場所
―
―
品種名を変更
MB91F314 → MB91F314A
―
―
MB91314A の記載を削除
12, 14
■ 入出力回路形式
30, 33, 34 ■ I/O マップ
変更箇所
入力レベルのタイプ名を変更
CMOS レベルヒステリシス入力→ CMOS ヒステリシス入力
マルチファンクションシリアルインタフェースのレジスタ名を変更。
RDRn/TRDn → RDRn/TDRn (n=0 ∼ 9, A)
30
■ I/O マップ
アドレス:000060H
マルチファンクションシリアルインタフェースのレジスタ名を変更。
SCR0 → SCR0/IBCR0
ESCR0 → ESCR0/IBSR0
36
■ I/O マップ
アドレス:000490H
メインクロック発振安定待ちタイマのレジスタを変更。
OSCT → ―
■ 電気的特性
4. 交流特性
(6) レディ入力タイミング
(7) UART タイミング
タイミング図の入力レベルを変更。
VOH → VIH
VOL → VIL
52, 54
■ 電気的特性
5. A/D 変換部電気的特性
58
ゼロトランジション電圧 , フルスケールトランジション電圧の表記方法を修正
単位:LSB → V
規格値:数値 → AVSS ±数値 LSB
規格値:AVRH ±数値 → AVRH ±数値 LSB
基準電源の名称を変更
AVRL → AVSS
変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。
64
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
MEMO
DS07-16802-2
65
MB91314A シリーズ
MEMO
66
DS07-16802-2
MB91314A シリーズ
MEMO
DS07-16802-2
67
MB91314A シリーズ
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
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伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵
器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・
製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用
されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。
半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ
う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。
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をおとりください。
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