1.2 MB

本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。
富士通マイクロエレクトロニクス
DATA SHEET
DS07-16310-3
マイクロコントローラ 32 ビットオリジナル
CMOS
FR30 ファミリ MB91129 シリーズ
MB91F127/F128
■ 概 要
MB91129 シリーズは , 32 ビット RISC CPU(FR30 シリーズ *) をコアとし , 高速な CPU 処理を要求される組込み制御用に ,
各種 I/O リソースやバス制御機構を内蔵した標準シングルチップ・マイクロコントローラです。
MB91F127 は 256 Kbyte の FLASH メモリと 14 Kbyte の RAM を内蔵し , MB91F128 は 510 Kbyte の FLASH メモリと
14 Kbyte の RAM を内蔵しています。
ナビゲーションシステム , 高性能 FAX, プリンタ制御など , 高性能な CPU 処理パワーを要求される組込み用途に最適な
仕様となっています。
* : FR は , FUJITSU RISC controller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の製品です。
■ 特 長
FR-CPU
・ 32 ビット RISC (FR30) , ロード / ストアアーキテクチャ, 5 段パイプライン
・ 動作周波数:内部 25 MHz
・ 汎用レジスタ:32 ビット× 16 本
・ 16 ビット固定長命令 ( 基本命令 ) , 1 命令 /1 サイクル
・ メモリ−メモリ間転送 , ビット処理 , バレルシフトなどの命令:組込み用途に適した命令
・ 関数入口 / 出口命令 , レジスタ内容のマルチロード / ストア命令:高級言語対応命令
・ レジスタ インターロック機能:アセンブラ記述の容易化
・ 遅延スロット付き分岐命令:分岐処理時のオーバヘッドの低減
・ 乗算器の内蔵 / 命令レベルでのサポート
符号付き 32 ビット乗算:5 サイクル
符号付き 16 ビット乗算:3 サイクル
・ 割込み (PC, PS の待避 ):6 サイクル , 16 プライオリティレベル
(続く)
富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。
ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。
http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/
Copyright©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved
2008.12
MB91129 シリーズ
バスインタフェース
・ 最高内部 25 MHz
・ 25 ビットアドレスバス (32 MB 空間 )
・ 16 ビットアドレス出力 , 8/16 ビットデータ入出力
・ 基本バスサイクル:2 クロックサイクル
・ 最小 64 Kbyte 単位で設定可能なチップセレクト出力:6 本
・ 自動ウェイトサイクル:領域ごとに 0 ∼ 7 サイクルのうちで任意に設定可能
・ アドレス / データの時分割入出力インタフェースのサポート ( 領域 1 のみ )
・ 未使用データ / アドレス端子は入出力ポートとして使用可能
・ リトルエンディアンモードサポート ( 領域 1 ∼ 5 のうち 1 領域選択 )
DMAC (DMA コントローラ )
・ 8 チャネル
・ 転送要因:内蔵リソースの割込み要求
・ 転送シーケンス:ステップ転送 / ブロック転送 / バースト転送 / 連続転送
・ 転送データ長:8 ビット /16 ビット /32 ビットから選択可
・ 割込み要求によって一時停止が可能
UART
・ 3 チャネル
・ 全二重ダブルバッファ
・ データ長:7 ∼ 9 ビット ( パリティなし ) , 6 ∼ 8 ビット ( パリティ有り )
・ 非同期 ( 調歩同期 ) , CLK 同期通信の選択可能
・ マルチプロセッサモード
・ ボーレートジェネレータとして 16 ビットタイマ (U-Timer) 内蔵:任意のボーレートを発生
・ 外部クロックを転送クロックとして使用可能
・ エラー検出:パリティ, フレーム , オーバラン
A/D コンバータ ( 逐次変換型 )
・ 8/10 ビット分解能 , 8 チャネル
・ 逐次比較変換:25 MHz 時 , 5.2 µs
・ サンプル & ホールド回路内蔵
・ 変換モード:シングル変換 / スキャン変換 / リピート変換より選択
・ 起動:ソフトウェア / 外部トリガ / 内蔵タイマより選択
リロードタイマ
・ 16 ビットタイマ:3 チャネル
・ 内部クロック:2 クロックサイクル分解能 , 2/8/32 分周 , および外部クロックから選択
その他のインターバルタイマ
・ 16 ビットタイマ:3 チャネル (U-Timer)
・ PPG タイマ:4 チャネル
・ 16 ビット OCU:4チャネル , ICU:4 チャネル , フリーランタイマ:1 チャネル
・ ウォッチドッグタイマ:1 チャネル
FLASH メモリ 510 KB
・ 510 KB FLASH ROM:単一電源にて READ/WRITE/ERASE 可能
内蔵 RAM 14 KB
・ D-bus RAM 12 KB, C-bus RAM 2 KB
ビットサーチモジュール
・ 1 ワード中の MSB から最初の “1”/“0” の変化ビット位置を 1 サイクルでサーチ
(続く)
2
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
(続き)
割込みコントローラ
・ 外部割込み入力:通常割込み× 6 (INT0 ∼ INT5)
・ 内部割込み要因:UART, DMAC, A/D, リロードタイマ , UTIMER, 遅延割込み , PPG, ICU, OCU
・ 優先レベルをプログラマブルに設定可能 (16 レベル )
リセット要因
・ パワーオンリセット / ウォッチドッグタイマ / ソフトウェアリセット / 外部リセット
低消費電力モード
・ スリープ / ストップモード
クロック制御
・ PLL 回路内蔵 , 1 逓倍 , 2 逓倍の選択可能
・ ギア機能:CPU とペリフェラルの動作クロック周波数を独立に任意に設定可能
ギアクロックは 1/1, 1/2, 1/4, 1/8 ( または 1/2, 1/4, 1/8, 1/16) から選択可能
ただし , ペリフェラルの動作は 25 MHz を上限とする。
その他
・ パッケージ:LQFP-100
・ CMOS テクノロジー:0.35 µm
・ 電源電圧:3.3 V ± 0.3 V
■ シリーズ構成
MB91F127
MB91F128
MB91FV129
概要
量産版
量産版
評価用エバチップ
FLASH メモリ
256 KB
510 KB
510 KB
D-bus RAM
12 KB
12 KB
16 KB
C-bus RAM
2 KB
2 KB
2 KB
品種名
DS07-16310-3
3
MB91129 シリーズ
■ 端子配列図
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
PJ3/AN3
PJ2/AN2
PJ1/AN1
PJ0/AN0
AVSS/AVRL
AVRH
AVCC
P70/A24/FRCK/TCI2
P67/A23/IN3
P66/A22/IN2
VSS
P65/A21
P64/A20
P63/A19
P62/A18
P61/A17
P60/A16
P57/A15
P56/A14
P55/A13
P54/A12
P53/A11
P52/A10
P51/A09
P50/A08
P21/D17
P22/D18
P23/D19
P24/D20
P25/D21
P26/D22
P27/D23
P30/D24
P31/D25
P32/D26
P33/D27
P34/D28
P35/D29
P36/D30
VSS
P37/D31
P40/A00
VCC
P41/A01
P42/A02
P43/A03
P44/A04
P45/A05
P46/A06
P47/A07
PG5/OC1
PG6/OC2
PG7/OC3
VCC
PA6/CLK
PA5/CS5/SC1
PA4/CS4/SI1
PA3/CS3/SO1
PA2/CS2
PA1/CS1
PA0/CS0
P86/ALE
HST
RST
VSS
MD0
MD1
MD2
P80/RDY
P81/BGRNT/IN0
P82/BRQ/IN1
P83/RD
P84/WR0
P85/WR1
P20/D16
100
99
98
97
96
95
94
93
92
91
90
89
88
87
86
85
84
83
82
81
80
79
78
77
76
PG4/OC0
PG3/OCPA3
PG2/OCPA2
PG1/OCPA1
PG0/OCPA0
PE0/INT0
PE1/INT1
VCC
X0
X1
VSS
PE2/INT2
PE3/INT3
PE4/INT4/TCI1
PE5/INT5/SC0
PE6/SI0
PE7/SO0
PF3/SC2/ATG
PF2/SO2
PF1/SI2
PF0/TCI0
PJ7/AN7
PJ6/AN6
PJ5/AN5
PJ4/AN4
(TOP VIEW)
(FPT-100P-M20)
4
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
■ 端子機能説明
表中の No. はパッケージのピン番号ではありません。
NO.
端子名
入出力回路
形式
機 能
1
2
3
4
5
6
7
8
D16/P20
D17/P21
D18/P22
D19/P23
D20/P24
D21/P25
D22/P26
D23/P27
D
外部データバスの bit16 ∼ bit23 です。
外部バス幅が 8 ビットの設定のとき , またはシングルチップモードの
ときは , 汎用の入出力ポート (P20 ∼ P27) として使用できます。
9
10
11
12
13
14
15
16
D24/P30
D25/P31
D26/P32
D27/P33
D28/P34
D29/P35
D30/P36
D31/P37
D
外部データバスの bit24 ∼ bit31 です。
未使用時は汎用の入出力ポート (P30 ∼ P37) として使用できます。
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
A00/P40
A01/P41
A02/P42
A03/P43
A04/P44
A05/P45
A06/P46
A07/P47
A08/P50
A09/P51
A10/P52
A11/P53
A12/P54
A13/P55
A14/P56
A15/P57
D
外部アドレスバスの bit00 ∼ bit15 です。
アドレスバスとして使用しない場合は , 汎用の入出力ポート (P40 ∼
P47, P50 ∼ P57) として使用できます。
33
34
35
36
37
38
39
40
A16/P60
A17/P61
A18/P62
A19/P63
A20/P64
A21/P65
A22/P66/IN2
A23/P67/IN3
D
外部アドレスバスの bit16 ∼ bit23 です。
アドレスバスとして使用しない場合は , 汎用の入出力ポート (P60 ∼
P67) として使用できます。
[IN2, IN3] インプットキャプチャの入力端子です。
この機能はインプットキャプチャが入力動作のときに有効になりま
す。
(続く)
DS07-16310-3
5
MB91129 シリーズ
NO.
端子名
入出力回路
形式
機 能
41
A24/P70/FRCK/
TCI2
D
外部アドレスバスの bit24 です。
[P70] A24, FRCK, TCI2 未使用時は汎用の入出力ポートとして使用で
きます。
[FRCK] フリーランタイマの外部クロック入力です。
この機能はフリーランタイマの外部クロック入力を使用するときに
有効になります。
[TCI2] タイマ 2 の外部クロック入力です。
この機能はタイマ 2 の外部クロック入力を使用するときに有効とな
ります。
42
RDY/P80
D
外部レディ入力です。実行中のバスサイクルが完了しないときに “0”
を入力します。未使用時は汎用の入出力ポートとして使用できます。
D
外部バス開放受付出力です。外部バスを開放したときに “L” を出力し
ます。未使用時は汎用の入出力ポートとして使用できます。
[IN0] インプットキャプチャの入力です。
この機能はインプットキャプチャが入力動作のときに有効になりま
す。
43
BGRNT/P81/IN0
44
BRQ/P82/IN1
D
外部バス開放要求入力です。外部バスを開放してほしいときに “1” を
入力します。未使用時は汎用の入出力ポートとして使用できます。
[IN1] インプットキャプチャの入力です。
この機能はインプットキャプチャが入力動作のときに有効になりま
す。
45
RD/P83
D
外部バスリードストローブです。
未使用時は汎用の入出力ポートとして使用できます。
46
WR0/P84
D
外部バスライトストローブです。
各制御信号とデータバスのバイト位置は次のような関係になってい
ます。
47
WR1/P85
D
16 ビット
バス幅
8 ビット
バス幅
シングルチップ
モード
D31 ∼ D24
WR0
WR0
(port 可 )
D23 ∼ D16
WR1
(port 可 )
(port 可 )
(注意事項)WR1 はリセット中は Hi-Z になっています。
16ビットバス幅で使用する場合は外部にプルアップ抵
抗を付けてください。
[P84 or P85] WR0, WR1 未使用時は汎用の入出力ポートとして使用
できます。
D
チップセレクト 0 出力です。(Low active)
チップセレクト 1 出力です。(Low active)
チップセレクト 2 出力です。(Low active)
[PA0, 1, or 2] 未使用時は汎用の入出力ポートとして使用できます。
CS3/PA3/SO1
CS4/PA4/SI1
CS5/PA5/SC1
D
チップセレクト 3, 4, 5 出力です。(Low active)
[PA3, 4, 5] チップセレクト , UART の ch1 を使用しないときは汎用の
入出力ポートとして使用できます。
[SO1, SI1, SC1] UART1 のデータ出力 , データ入力 , クロックの端子で
す。UART1 が動作を許可しているときに有効となります。
CLK/PA6
D
システムクロック出力です。外部バス動作周波数と同じクロックを
出力します。
[PA6] 未使用時は汎用の入出力ポートとして使用できます。
48
49
50
CS0/PA0
CS1/PA1
CS2/PA2
51
52
53
54
(続く)
6
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
入出力回路
形式
機 能
OCPA0/PG0
OCPA1/PG1
OCPA2/PG2
OCPA3/PG3
OC0/PG4
OC1/PG5
OC2/PG6
OC3/PG7
D
[OCPA0 ∼ 3] PPG タイマの出力です。この機能は PPG タイマの出力
指定が許可のときに有効となります。
[OC0 ∼ 3] アウトプットコンペアの出力です。この機能はアウトプッ
トコンペアの出力指定が許可のときに有効となります。
[PB0-7] 未使用時は汎用の入出力ポートとして使用できます。
63
64
65
MD0
MD1
MD2
B
モード端子 0 ∼ 2 です。これらの端子により , MCU の基本動作モー
ドを設定します。
VCC または VSS に直接接続して使用してください。
66
67
X0
X1
A
クロック ( 発振 ) 入力です。
クロック ( 発振 ) 出力です。
68
RST
C
外部リセット入力です。
69
HST
C
ハードウェアスタンバイ入力です。
70
P86/ALE
D
[ALE] アドレスラッチ信号出力です。
この機能は , EPCR の ALE 出力指定が許可のときに有効となります。
71
72
INT0/PE0
INT1/PE1
INT2/PE2
INT3/PE3
NO.
端子名
55
56
57
58
59
60
61
62
75
76
INT4/PE4/TCI1
INT5/PE5/SC0
D
[INT0, 1, 2, 3] 外部割込み要求入力です。
対応する外部割込みを許可している間はこの入力を随時使用してい
ますので , 意図的に行う以外は , 他の機能による出力を停止させてお
く必要があります。
[PE0, 1, 2, 3] 汎用の入出力ポートです。
D
[INT4, 5] 外部割込み要求入力です。
対応する外部割込みを許可している間はこの入力を随時使用してい
ますので , 意図的に行う以外は , 他の機能による出力を停止させてお
く必要があります。
[TCI1] タイマ 1 の外部クロック入力です。
[SC0] UART0 のクロック入力です。
[PE4, 5] 汎用の入出力ポートです。
77
SI0/PE6
D
[SI0] UART0 のデータ入力です。
この機能は UART0 のデータ入力指定が許可のときに有効となりま
す。
[PE6] 汎用の入出力ポートです。
78
SO0/PE7
D
[SO0] UART0 のデータ出力です。
この機能は UART0 のデータ出力指定が許可のときに有効となりま
す。
[PE7] 汎用の入出力ポートです。
79
PF0/TCI0
D
[TCI0] タイマ 0 の外部クロック入力です。
[PF0] 汎用の入出力ポートです。
80
SI2/PF1
D
[SI2] UART2 のデータ入力です。この機能は UART2 のデータ入力指
定が許可のときに有効となります。
[PF1] 汎用の入出力ポートです。
81
SO2/PF2
D
[SO2] UART2 のデータ出力です。この機能は UART2 のデータ出力指
定が許可のときに有効となります。
[PF2] 汎用の入出力ポートです。この機能は UART2 のデータ出力指
定が禁止のときに有効となります。
(続く)
DS07-16310-3
7
MB91129 シリーズ
(続き)
NO.
82
端子名
SC2/PF3/ATG
入出力回路
形式
D
機 能
[SC2] UART2 のクロック入力です。
[ATG] A/D コンバータの外部トリガ入力です。
それぞれの機能を選択している間は , この入力を随時使用しています
ので , 意図的に行う以外は , 他の機能による出力を停止させておく必
要があります。
[PF3] 汎用の入出力ポートです。
AN0/PJ0
AN1/PJ1
AN2/PJ2
AN3/PJ3
AN4/PJ4
AN5/PJ5
AN6/PJ6
AN7/PJ7
E
91
AVCC
⎯
A/D コンバータの VCC 電源です。
92
AVRH
⎯
A/D コンバータの基準電圧です ( 高電位側 ) 。この端子の投入 / 切断
は必ず VCC に AVRH 以上の電位が印加してある状態で行ってくだ
さい。
93
AVSS/AVRL
⎯
A/D コンバータ VSS 電源 , および基準電圧 ( 低電位側 ) です。
94 ∼ 96
VCC
⎯
デジタル回路の電源です。必ず全端子とも電源を接続して使用して
ください。
97 ∼ 100
VSS
⎯
デジタル回路の接地レベルです。
83 ∼ 90
[AN0 ∼ 7] A/D コンバータアナログ入力です。
この機能は AIC レジスタの指定がアナログ入力のとき有効となりま
す。
[PJ0 ∼ 7] 汎用入出力ポートです。
(注意事項)上記の大部分の端子は , XXXX/PXX といったように , I/O ポートとリソースの入出力がマルチプレクスされ
ます。これら端子でポートとリソースの出力同士が競合した場合 , リソースが優先されます。
8
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
■ 入出力回路形式
分 類
回路形式
備 考
Clock input
X1
・ 25 MHz 用
・ 発振帰還抵抗:約 1 MΩ
・ スタンバイ制御有り
A
X0
STANDBY
・ CMOS レベル入力
・ FLASH テスト用の高電圧制御有
り
B
Control
signal
Mode input
Diffused resistor
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ スタンバイ制御無し
P-ch
N-ch
C
Diffused
resistor
Digital input
CMOS
Digital output
D
Diffused
resistor
STANDBY
Digital output
Digital input
Digital output
E
Diffused
resistor
・ CMOS レベル出力
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ スタンバイ制御有り
・ スタンバイ制御有り
・ CMOS レベル出力
・ CMOS レベルヒステリシス入力
・ アナログ入力
Digital output
Analog input
STANDBY
DS07-16310-3
Digital input
9
MB91129 シリーズ
■ デバイスの取り扱いについて
ラッチアップ防止
CMOS IC では入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧を印加した場合 , または , VCC ∼ VSS 間
に定格を超える電圧を印加した場合に , ラッチアップ現象を生じることがあります。
ラッチアップが生じると電源電流が激増し , 素子の熱破壊に至ることがありますので , 使用に際しては最大定格を超え
ることのないよう十分に注意してください。
また , アナログ端子はデジタル電源を超えないように十分に注意してください。
未使用入力端子の処理
使用していない入力端子を開放のままにしておくと誤動作の原因となることがありますので , プルアップ , またはプル
ダウンなどの処理をしてください。
外部リセット入力
RST端子に“L”レベルを入力し, 内部が確実にリセット状態となるためには, RST端子の“L”レベル入力が最低5マシンサ
イクル必要です。
外部クロック使用時の注意
外部クロックを使用する際には , 原則として X0 端子 , また X1 端子には X0 と逆相のクロックを同時に供給してくださ
い。ただし , この場合には STOP モード ( 発振停止モード ) は使用しないでください。
(STOP 時 X1 端子が “H” 出力で停止するため )
また , 12.5 MHz では X0 端子のみの供給で使用することができます。
図 1 と図 2 に , 外部クロック使用方法例について示します。
図 1 外部クロック使用例 ( 通常 )
X0
X1
(注意事項)STOP モード ( 発振停止モード ) は使用できません。
図 2 外部クロック使用例 (12.5 MHz 以下の場合は可能 )
X0
OPEN
X1
電源端子の接続 (VCC, VSS)
VCC, VSS が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するために , デバイス内部で同電位に
すべきもの同士を接続してありますが , 不要輻射の低減・グラウンドレベルの上昇による ストローブ信号の誤動作の防
止・総電力電流規格を遵守などのために , 必ずそれらすべてを外部で 電源 , およびグラウンドに接続してください。
また , 電源供給源から出来るかぎり低インピーダンスで本デバイスの VCC, VSS に接続するような配慮をお願いいたし
ます。
10
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
水晶発振回路
X0, X1 端子の近辺のノイズは本デバイスの誤動作の元となります。X0 と X1, および水晶発振子 ( あるいはセラミック発
振子 ) さらにグラウンドへのバイパスコンデンサはできる限り近くなるように , また , その配線においては他の配線とで
きる限り交差しないようにプリント板を設計してください。
また , X0, X1 端子の周りをグラウンドで囲むようなプリント板アートワークは安定した動作を期待できますので , 強
くお勧めいたします。
NC 端子の処理
NC 端子は必ず開放にして使用してください。
モード端子 (MD0 ∼ MD2)
これらの端子は , VCC または VSS に直接つないで使用してください。
ノイズにより誤動作してしまうことを防ぐために , プリント板上の各モード端子と VCC または VSS 間のパターン長を
できる限り短くし , これらを低インピーダンスで接続するようにしてください。
電源投入時
電源投入時には , 必ず RST 端子を “L” レベル状態から開始し , 電源が VCC レベルになってから , 最低でも内部動作ク
ロックの 5 サイクル分の時間を確保してから “H” レベルにしてください。
電源投入時の端子状態
電源投入時の端子の状態は不定です。電源を投入し発振が開始し , 回路の初期化が行われます。
電源投入時の原振入力
電源投入時は , 必ず発振安定待ちが解除されるまでの間 , クロックを入力してください。
パワーオンリセットの初期化
デバイス内には , パワーオンリセットによってのみ初期化される内蔵レジスタ類があります。これらの初期化を期待す
る場合には , 電源の再投入によるパワーオンリセットを行ってください。
スリープ / ストップ状態からの復帰
C-Bus RAM 内のプログラムからスリープ / ストップ状態に入り , その状態から復帰する際には , 割込みによる復帰では
なく , リセットによる復帰をしてください。
DS07-16310-3
11
MB91129 シリーズ
■ ブロックダイヤグラム
Bit search module
I-bus (16 bits)
RAM (12 Kbytes)
D-bus (32 bits)
FR CPU
Bus converter
(Harvard - Princeton)
DMA controller
(8 ch.)
16
25
Bus converter (32 bits - 16 bits)
2
X0
X1
RST
HST
Bus
controller
INT0 to
INT5
6
AN0 to AN7
AVCC
AVSS/AVRL
AVRH
ATG
8
C-bus (32 bits)
Clock control unit
(Watchdog timer)
10-bit
A/D converter
(8 ch.)
3
3
3
SI0 to SI2
SO0 to SO2
SC0 to SC2
TCI0 to TCI2
3
OC0 to OC3
IN0 to IN3
FRCK
Reload timer (3 ch)
4
OCPA0 to OCPA3
4
4
UART (3 ch)
ALE
R-bus (16 bits)
Interrupt control unit
6
D16 to D31
A00 to A24
RD
WR0, WR1
RDY
CLK
BRQ
BGRNT
CS0 to CS5
Port2, 3, 4, 5, 6,
7, 8, A
RAM (2 Kbytes)
PPG
ICU, OCU
Free run timer
Flash memory
MB91F127:256 KB
MB91F128:510 KB
Port E, F, G, J
(注意事項)
・ 端子は機能別表記です ( 実際の端子は一部マルチプレクス ) 。
・ REALOS をご使用になる場合は , 外部割込みを使うか内蔵タイマを使って時間管理を行って
ください。
12
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
■ メモリマップ
・MB91F127
外 ROM
外バスモード
内 ROM
外バスモード
シングルチップ
モード
I/O
I/O
I/O
ダイレクト
アドレッシング
領域
I/O
I/O
I/O
I/O マップ
アクセス禁止
アクセス禁止
アクセス禁止
内蔵 RAM
12 KB
内蔵 RAM
12 KB
内蔵 RAM
12 KB
アクセス禁止
アクセス禁止
アクセス禁止
0000 0000H
0000 0400H
0000 0800H
0000 1000H
0000 4000H
0001 0000H
0001 0000H
外部領域
アクセス禁止
内蔵 RAM
2 KB
内蔵 RAM
2 KB
0008 0000H
0008 0800H
外部領域
アクセス禁止
アクセス禁止
000C 0000H
FLASH ROM
256 KB
FLASH ROM
256 KB
0010 0000H
外部領域
FFFF FFFFH
アクセス禁止
FFFF FFFFH
(注意事項):シングルチップモードでは外部領域へのアクセスはできません。外部領域へアクセスを行う
場合は , モードレジスタで内 ROM 外バスモードを選択してください。
ダイレクトアドレッシング領域
アドレス空間の下記の領域は I/O 用に使用されます。この領域をダイレクトアドレッシング領域とよび ,
命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。ダイレクト領域はアクセスするデータのサイズによ
り , 以下のように異なります。
・ バイトデータアクセス
:000H ∼ 0FFH
・ ハーフワードデータアクセス:000H ∼ 1FFH
・ ワードデータアクセス
:000H ∼ 3FFH
DS07-16310-3
13
MB91129 シリーズ
・MB91F128
外 ROM
外バスモード
内 ROM
外バスモード
シングルチップ
モード
I/O
I/O
I/O
ダイレクト
アドレッシング
領域
I/O
I/O
I/O
I/O マップ
アクセス禁止
アクセス禁止
アクセス禁止
内蔵 RAM
12 KB
内蔵 RAM
12 KB
内蔵 RAM
12 KB
アクセス禁止
アクセス禁止
アクセス禁止
0000 0000H
0000 0400H
0000 0800H
0000 1000H
0000 4000H
0001 0000H
0001 0000H
外部領域
アクセス禁止
内蔵 RAM
2 KB
内蔵 RAM
2 KB
0008 0000H
0008 0800H
外部領域
FLASH ROM
510 KB
FLASH ROM
510 KB
0010 0000H
外部領域
FFFF FFFFH
アクセス禁止
FFFF FFFFH
(注意事項):シングルチップモードでは外部領域へのアクセスはできません。外部領域へアクセスを行う
場合は , モードレジスタで内 ROM 外バスモードを選択してください。
ダイレクトアドレッシング領域
アドレス空間の下記の領域は I/O 用に使用されます。この領域をダイレクトアドレッシング領域とよび ,
命令中で直接オペランドのアドレスを指定できます。ダイレクト領域はアクセスするデータのサイズによ
り , 以下のように異なります。
・ バイトデータアクセス
:000H ∼ 0FFH
・ ハーフワードデータアクセス:000H ∼ 1FFH
・ ワードデータアクセス
:000H ∼ 3FFH
14
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
■ I/O マップの読み方
Register
address
000000H
+0
+1
+2
+3
PDR3 [R/W]
XXXXXXXX
PDR2 [R/W]
XXXXXXXX
--------
--------
Internal resource
Port Data Register
Read/write attribute
Initial register value after reset
Register name (the register listed in the first column is at address 4n, the register listed in
Leftmost register address (the first column register is on the MSB side of data in word access mode)
(注意事項)
レジスタのビット値は以下のように初期値を表します。
“1” :初期値 “1”
“0” :初期値 “0”
“X” :初期値 “X”
“-” :その位置に物理的にレジスタがない
DS07-16310-3
15
MB91129 シリーズ
■ I/O マップ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
000000H
PDR3 [R/W]
XXXXXXXX
PDR2 [R/W]
XXXXXXXX
⎯
⎯
000004H
PDR7 [R/W]
-------X
PDR6 [R/W]
XXXXXXXX
PDR5 [R/W]
XXXXXXXX
PDR4 [R/W]
XXXXXXXX
000008H
⎯
PDRA [R/W]
XXXXXXXX
⎯
PDR8[R/W]
- - XXXXXX
⎯
00000CH
内部リソース
ポートデータ
レジスタ
000010H
⎯
⎯
PDRE [R/W]
XXXXXXXX
PDRF [R/W]
XXXXXXXX
000014H
PDRG [R/W]
XXXXXXXX
⎯
⎯
PDRJ [R/W]
XXXXXXXX
000018H
⎯
⎯
⎯
⎯
Reserved
00001CH
SSR [R/W]
00001- 00
SIDR [R/W]
XXXXXXXX
SCR [R/W]
00000100
SMR [R/W]
00 - - 0 - 00
UART0
000020H
SSR [R/W]
00001- 00
SIDR [R/W]
XXXXXXXX
SCR [R/W]
00000100
SMR [R/W]
00 - - 0 - 00
UART1
000024H
SSR [R/W]
00001- 00
SIDR [R/W]
XXXXXXXX
SCR [R/W]
00000100
SMR [R/W]
00 - - 0 - 00
UART2
TMRLR [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
00002CH
⎯
TMCSR [R/W]
- - - - 0000 00000000
000030H
TMRLR [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000034H
⎯
TMCSR [R/W]
- - - - 0000 00000000
000038H
⎯
⎯
00003CH
TMRLR [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
TMR [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000040H
⎯
TMCSR [R/W]
- - - - 0000 00000000
000044H
IPCP1[R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
IPCP0[R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000048H
IPCP3[R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
IPCP2[R]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000028H
ICS23[R/W]
00000000
⎯
Reload Timer 0
Reload Timer 1
Reserved
Reload Timer 2
16 bit ICU
ICS01[R/W]
00000000
00004CH
⎯
000050H
ADCR [W]
00101-XX XXXXXXXX
ADCS [R/W]
000000000 00000000
000054H
OCCP1[R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OCCP0[R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
000058H
OCCP3[R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
OCCP2[R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
A/D converter
(Serially compared)
16 bit OCU
(続く)
16
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
内部リソース
00005CH
⎯
⎯
000060H
⎯
⎯
000064H
OCS2, 3[R/W]
XXX00000 0000XX00
OCS0, 1[R/W]
XXX00000 0000XX00
16 bit OCU
000068H
⎯
⎯
Reserved
00006CH
TCDT [R/W]
00000000 00000000
TCCS [R/W]
0 - - - - - - - 00000000
Free run timer
000070H
⎯
⎯
Reserved
000074H
⎯
⎯
Reserved
000078H
UTM/UTIMR [R/W]
00000000 00000000
⎯
UTIMC[R/W]
0 - - 00001
U-Timer0
00007CH
UTM/UTIMR [R/W]
00000000 00000000
⎯
UTIMC[R/W]
0 - - 00001
U-Timer1
000080H
UTM/UTIMR [R/W]
00000000 00000000
⎯
UTIMC[R/W]
0 - - 00001
U-Timer2
000084H
⎯
⎯
000088H
⎯
⎯
00008CH
⎯
⎯
000090H
⎯
⎯
000094H
EIRR [R/W]
00000000
ENIR [R/W]
00000000
000098H
EHVR [R/W]
- - - - 0000
ELVR [R/W]
00000000
Reserved
Reserved
Reserved
⎯
外部割込み /NMI
⎯
00009CH
⎯
0000A0H
⎯
0000A4H
⎯
0000A8H
⎯
0000ACH
⎯
0000B0H
⎯
0000B4H
⎯
0000B8H
⎯
0000BCH
⎯
0000C0H
⎯
0000C4H
⎯
0000C8H
⎯
0000CCH
⎯
Reserved
0000D0H
⎯
⎯
DDRE [W]
00000000
DDRF [W]
00000000
ポート方向
レジスタ
0000D4H
⎯
AIC3[W]
11111111
⎯
⎯
A/D converter
(続く)
DS07-16310-3
17
MB91129 シリーズ
アドレス
0000D8H
レジスタ
内部リソース
+0
+1
+2
+3
DDRG [W]
00000000
⎯
⎯
DDRJ [W]
00000000
ポート方向
レジスタ
⎯
GCN2[R/W]
00000000
PPG ctl
0000DCH
GCN1 [R/W]
00110010 00010000
0000E0H
PTMR0 [R]
11111111 11111111
0000E4H
PDUT0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
0000E8H
PTMR1 [R]
11111111 11111111
0000ECH
PDUT1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
0000F0H
PTMR2 [R]
11111111 11111111
0000F4H
PDUT2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
0000F8H
PTMR3 [R]
11111111 11111111
0000FCH
PDUT3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCSR0 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCNH0[R/W]
0000000 -
PCNL0[R/W]
00000000
PCSR1 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCNH1[R/W]
0000000 -
PCNL1[R/W]
00000000
PCSR2 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCNH2[R/W]
0000000 -
PCNL2[R/W]
00000000
PCSR3 [W]
XXXXXXXX XXXXXXXX
PCNH3[R/W]
0000000 -
PCNL3[R/W]
00000000
PPG0
PPG1
PPG2
PPG3
000100H
∼
0001FCH
⎯
000200H
DPDP
[R/W]
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -0000000
000204H
DACSR [R/W]
00000000 00000000 00000000 00000000
000208H
DATCR
[R/W]
- - - - - - - - - - XX0000 - - XX0000 - - XX0000
00020CH
⎯
Reserved
DMAC
000210H
∼
0002FCH
⎯
Reserved
⎯
Reserved
000300H
∼
0003ECH
0003F0H
BSD0
[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
0003F4 H
BSD1
[R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
0003F8H
BSDC
[W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
0003FCH
BSRR
[R/W]
XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX XXXXXXXX
ビットサーチ
モジュール
(続く)
18
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
000400H
ICR00 [R/W]
- - -11111
ICR01[R/W]
- - -11111
ICR02[R/W]
- - -11111
ICR03[R/W]
- - -11111
000404H
ICR04[R/W]
- - -11111
ICR05[R/W]
- - -11111
ICR06[R/W]
- - -11111
ICR07[R/W]
- - -11111
000408H
ICR08 [R/W]
- - -11111
ICR09[R/W]
- - -11111
ICR10[R/W]
- - -11111
ICR11[R/W]
- - -11111
00040CH
ICR12[R/W]
- - -11111
ICR13[R/W]
- - -11111
ICR14[R/W]
- - -11111
ICR15[R/W]
- - -11111
000410H
ICR16[R/W]
- - -11111
ICR17[R/W]
- - -11111
ICR18[R/W]
- - -11111
ICR19[R/W]
- - -11111
000414H
ICR20[R/W]
- - -11111
ICR21[R/W]
- - -11111
ICR22[R/W]
- - -11111
ICR23[R/W]
- - -11111
000418H
ICR24 [R/W]
- - -11111
ICR25[R/W]
- - -11111
ICR26[R/W]
- - -11111
ICR27[R/W]
- - -11111
00041CH
ICR28[R/W]
- - -11111
ICR29[R/W]
- - -11111
ICR30[R/W]
- - -11111
ICR31[R/W]
- - -11111
000420H
ICR32[R/W]
- - -11111
ICR33[R/W]
- - -11111
ICR34[R/W]
- - -11111
ICR35[R/W]
- - -11111
000424H
ICR36[R/W]
- - -11111
ICR37[R/W]
- - -11111
ICR38[R/W]
- - -11111
ICR39[R/W]
- - -11111
000428H
ICR40[R/W]
- - -11111
ICR41[R/W]
- - -11111
ICR42[R/W]
- - -11111
ICR43[R/W]
- - -11111
00042CH
ICR44[R/W]
- - -11111
ICR45[R/W]
- - -11111
ICR46[R/W]
- - -11111
ICR47[R/W]
- - -11111
000430H
DICR [R/W]
-------0
HRCL [R/W]
- - -11111
⎯
⎯
内部リソース
割込み
コントローラ
遅延割込み
000434H
⎯
∼
00047CH
RSRR/WTCR
[R/W]
1XXXX - 00
STCR [R/W]
000111- -
000484H
GCR [R/W]
110011 - 1
WPR [W]
XXXXXXXX
000488H
PTCR [R/W]
00 - - 0 - - -
000480H
Reserved
PDDR [R/W]
- - - - 0000
CTBR [W]
XXXXXXXX
クロック制御部
⎯
⎯
⎯
PLL 制御部
00048CH
∼
0005FCH
⎯
Reserved
(続く)
DS07-16310-3
19
MB91129 シリーズ
(続き)
アドレス
レジスタ
+0
+1
+2
+3
000600H
DDR3 [W]
00000000
DDR2 [W]
00000000
⎯
⎯
000604H
DDR7 [W]
-------0
DDR6 [W]
00000000
DDR5 [W]
00000000
DDR4 [W]
00000000
000608H
⎯
DDRA [W]
-0000000
⎯
DDR8 [W]
- - 000000
00060CH
ASR1 [W]
00000000 00000001
AMR1 [W]
00000000 00000000
000610H
ASR2 [W]
00000000 00000010
AMR2 [W]
00000000 00000000
000614H
ASR3 [W]
00000000 00000011
AMR3 [W]
00000000 00000000
000618H
ASR4 [W]
00000000 00000100
AMR4 [W]
00000000 00000000
00061CH
ASR5 [W]
00000000 00000101
AMR5 [W]
00000000 00000000
000620H
AMD0 [R/W]
- - - XX111
AMD1 [R/W]
0 - - 00000
000624H
AMD5[R/W]
0 - - 00000
DSCR [W]
00000000
AMD32[R/W]
00000000
内部リソース
データ方向
レジスタ
外部バス
インタフェース
AMD4 [R/W]
0 - - 00000
RFCR [R/W]
--XXXXXX 00 - - - 000
000628H
EPCR0 [W]
- - 1 - 1100 -1111111
EPCR1 [W]
- - - - - - - 1 11111111
00062CH
DMCR4 [R/W]
00000000 0000000-
DMCR5 [R/W]
00000000 0000000-
000630H
⎯
∼
0007BCH
0007C0H
FSTR [R/W]
000XXXX0
⎯
Reserved
⎯
⎯
Flash メモリ
0007C4H
⎯
∼
0007F8H
0007FCH
⎯
Reserved
LER [W]
- - - - - 000
MODR [W]
XXXXXXXX
Little endian レジス
タモードレジスタ
(注意事項)
ライトオンリのビットのあるレジスタに対して , RMW 系の命令を行わないでください。
RMW 系の命令 (RMW:リードモディファイライト )
AND Rj, @Ri
OR Rj, @Ri
EOR Rj, @Ri
ANDH Rj, @Ri
ORH Rj, @Ri
EORH Rj, @Ri
ANDB Rj, @Ri
ORB Rj, @Ri
EORB Rj, @Ri
BANDL #u4, @Ri
BORL #u4, @Ri
BEORL #u4, @Ri
BANDH #u4, @Ri
BORH #u4, @Ri
BEORH #u4, @Ri
“Reserved” または “-” の領域のデータは不定です。
20
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
■ 割込みベクタ
割込み番号
オフセット
TBR デフォルトの
アドレス* 2
10 進
16 進
割込み
レベル* 1
リセット
0
00
⎯
3FCH
000FFFFCH
システム予約
1
01
⎯
3F8H
000FFFF8H
システム予約
2
02
⎯
3F4H
000FFFF4H
システム予約
3
03
⎯
3F0H
000FFFF0H
システム予約
4
04
⎯
3ECH
000FFFECH
システム予約
5
05
⎯
3E8H
000FFFE8H
システム予約
6
06
⎯
3E4H
000FFFE4H
システム予約
7
07
⎯
3E0H
000FFFE0H
システム予約
8
08
⎯
3DCH
000FFFDCH
システム予約
9
09
⎯
3D8H
000FFFD8H
システム予約
10
0A
⎯
3D4H
000FFFD4H
システム予約
11
0B
⎯
3D0H
000FFFD0H
システム予約
12
0C
⎯
3CCH
000FFFCCH
システム予約
13
0D
⎯
3C8H
000FFFC8H
未定義命令例外
14
0E
⎯
3C4H
000FFFC4H
NMI 要求
15
0F
15 (FH) 固定
3C0H
000FFFC0H
外部割込み 0
16
10
ICR00
3BCH
000FFFBCH
外部割込み 1
17
11
ICR01
3B8H
000FFFB8H
外部割込み 2
18
12
ICR02
3B4H
000FFFB4H
外部割込み 3
19
13
ICR03
3B0H
000FFFB0H
UART 0 受信完了
20
14
ICR04
3ACH
000FFFACH
UART 1 受信完了
21
15
ICR05
3A8H
000FFFA8H
UART 2 受信完了
22
16
ICR06
3A4H
000FFFA4H
UART 0 送信完了
23
17
ICR07
3A0H
000FFFA0H
UART 1 送信完了
24
18
ICR08
39CH
000FFF9CH
UART 2 送信完了
25
19
ICR09
398H
000FFF98H
DMAC 0 ( 終了 , エラー )
26
1A
ICR10
394H
000FFF94H
DMAC 1 ( 終了 , エラー )
27
1B
ICR11
390H
000FFF90H
DMAC 2 ( 終了 , エラー )
28
1C
ICR12
38CH
000FFF8CH
DMAC 3 ( 終了 , エラー )
29
1D
ICR13
388H
000FFF88H
DMAC 4 ( 終了 , エラー )
30
1E
ICR14
384H
000FFF84H
DMAC 5 ( 終了 , エラー )
31
1F
ICR15
380H
000FFF80H
DMAC 6 ( 終了 , エラー )
32
20
ICR16
37CH
000FFF7CH
DMAC 7 ( 終了 , エラー )
33
21
ICR17
378H
000FFF78H
A/D ( 逐次型 )
34
22
ICR18
374H
000FFF74H
リロードタイマ 0
35
23
ICR19
370H
000FFF70H
リロードタイマ 1
36
24
ICR20
36CH
000FFF6CH
リロードタイマ 2
37
25
ICR21
368H
000FFF68H
外部割込み 4
38
26
ICR22
364H
000FFF64H
割込み要因
(続く)
DS07-16310-3
21
MB91129 シリーズ
(続き)
割込み番号
10 進
16 進
割込み
レベル* 1
オフセット
TBR デフォルトの
アドレス* 2
外部割込み 5
39
27
ICR23
360H
000FFF60H
システム予約
40
28
ICR24
35CH
000FFF5CH
システム予約
41
29
ICR25
358H
000FFF58H
U-TIMER 0
42
2A
ICR26
354H
000FFF54H
U-TIMER 1
43
2B
ICR27
350H
000FFF50H
U-TIMER 2
44
2C
ICR28
34CH
000FFF4CH
FLASH メモリ
45
2D
ICR29
348H
000FFF48H
システム予約
46
2E
ICR30
344H
000FFF44H
システム予約
47
2F
ICR31
340H
000FFF40H
PPG0
48
30
ICR32
33CH
000FFF3CH
PPG1
49
31
ICR33
338H
000FFF38H
PPG2
50
32
ICR34
334H
000FFF34H
PPG3
51
33
ICR35
330H
000FFF30H
ICU0 ( 取り込み )
52
34
ICR36
32CH
000FFF2CH
ICU1 ( 取り込み )
53
35
ICR37
328H
000FFF28H
ICU2 ( 取り込み )
54
36
ICR38
324H
000FFF24H
ICU3 ( 取り込み )
55
37
ICR39
320H
000FFF20H
OCU0 ( 一致 )
56
38
ICR40
31CH
000FFF1CH
OCU1 ( 一致 )
57
39
ICR41
318H
000FFF18H
OCU2 ( 一致 )
58
3A
ICR42
314H
000FFF14H
OCU3 ( 一致 )
59
3B
ICR43
310H
000FFF10H
システム予約
60
3C
ICR44
30CH
000FFF0CH
16 bit フリーランタイマ
61
3D
ICR45
308H
000FFF08H
システム予約
62
3E
ICR46
304H
000FFF04H
遅延割込み要因ビット
63
3F
ICR47
300H
000FFF00H
システム予約
(REALOS にて使用 ) * 3
64
40
⎯
2FCH
000FFEFCH
システム予約
(REALOS にて使用 ) * 3
65
41
⎯
2F8H
000FFEF8H
66
42
2F4H
000FFEF4H
∼
000H
∼
000FFC00H
割込み要因
INT 命令で使用
∼
255
∼
FF
⎯
* 1:ICR は , 割込みコントローラ内に設けられたレジスタで , 割込みの各要求に対する割込みレベルを設定します。
ICR は , 割込み要求の各々に対応して用意されています。
* 2:TBR は , EIT 用ベクタテーブルの先頭アドレスを示すレジスタです。
TBR と EIT 要因ごとに決められたオフセット値を加算したアドレスが , ベクタアドレスとなります。
* 3:REALOS/FR をご使用される場合は , システムコード用に 40H, 41H の割込みを使用します。
参考:TBR の示すアドレスから 1 KB の領域が , EIT 用ベクタ領域となっています。1 ベクタ当たりの大きさは 4 バイト
で , ベクタ番号とベクタアドレスの関係は下記のように表されます。
vctadr = TBR + vctofs
= TBR + ( 3FCH − 4 × vct)
vctadr:ベクタアドレス , vctofs:ベクタオフセット , vct:ベクタ番号
22
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
■ 電気的特性
1. 絶対最大定格
(VSS = AVSS = 0 V)
項 目
記 号
定 格 値
最 小
最 大
単 位
備 考
電源電圧
VCC
VSS − 0.3
VSS + 4.0
V
アナログ電源電圧
AVCC
VSS − 0.3
VSS + 4.0
V
*1
アナログ基準電圧
AVRH
VSS − 0.3
VSS + 4.0
V
*1
入力電圧
VI
VSS − 0.3
VCC + 0.3
V
*5
アナログ入力電圧
VIA
VSS − 0.3
AVCC + 0.3
V
出力電圧
VO
VSS − 0.3
VCC + 0.3
V
*5
ICLAMP
− 2.0
+ 2.0
mA
*6
Σ | ICLAMP |
⎯
20
mA
*6
“L” レベル最大出力電流
IOL
⎯
10
mA
*2
“L” レベル平均出力電流
IOLAV
⎯
4
mA
*3
“L” レベル最大総出力電流
ΣIOL
⎯
100
mA
ΣIOLAV
⎯
50
mA
*4
“H” レベル最大出力電流
IOH
⎯
− 10
mA
*2
“H” レベル平均出力電流
IOHAV
⎯
−4
mA
*3
“H” レベル最大総出力電流
ΣIOH
⎯
− 50
mA
“H” レベル平均総出力電流
ΣIOHAV
⎯
− 20
mA
消費電力
Pd
⎯
500
mW
動作温度
TA
− 30
+ 70
°C
保存温度
Tstg
− 55
+ 150
°C
最大クランプ電流
最大総クランプ電流
“L” 平均総出力電流
*4
* 1:電源投入時など VCC + 0.3 V を超えないよう注意してください。
また , 電源投入時など AVCC が VCC を超えないよう注意してください。
* 2:最大出力電流は , 該当する端子一本のピーク値を規定します。
* 3:平均出力電流は , 該当する端子一本に流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。
* 4:平均総出力電流は , 該当する端子すべてに流れる電流の 100 ms の期間内での平均電流を規定します。
* 5:VI および VO は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。ただし , 外部の部品を使用して入力への電流または入力から
の電流の最大値を制限する場合は , VI 定格に代わって ICLAMP 定格が適用されます。
* 6:・該当端子:D16 ∼ D31, A00 ∼ A24, RDY, BGRNT, BRQ, RD, WR0, WR1, CS0 ∼ CS5, CLK, OCPA0 ∼ OCPA3, OC0 ∼
OC3, ALE, INT0 ∼ INT5, SI0, SI2, SO0, SO2, TCI0, SC2
・推奨動作条件内でご使用ください。
・直流電圧 ( 電流 ) でご使用ください。
・信号とマイコンの間には,必ず制限抵抗を接続し , + B 信号を印加してください。
・入力時にマイコン端子に入力される電流が , 瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制限抵抗の値を設定して
ください。
・ 低消費電力モードなどマイコンの駆動電流が少ない動作状態では,+ B 入力電位が保護ダイオードを通して VCC
端子の電位を上昇させ,他の機器へ影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。
・マイコン電流がOFF時 (0 Vに固定していない場合) に+B入力がある場合は,端子から電源が供給されているため,
不完全な動作を行う可能性がありますのでご注意ください。
・電源投入時に+ B 入力がある場合は,端子から電源が供給されているため,パワーオンリセットが動作しない電源
電圧になる可能性がありますのでご注意ください。
・入力端子は,オープン状態にならないようにご注意ください。
(続く)
DS07-16310-3
23
MB91129 シリーズ
(続き)
・推奨回路例
保護ダイオード
VCC
P-ch
制限抵抗
+ B 入力 (0 ∼ 16 V)
N-ch
R
<注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ
ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。
2. 推奨動作条件
(VSS = AVSS = 0 V)
項 目
記 号
規 格 値
最 小
最 大
3.0
3.6
2.0
3.6
単 位
電源電圧
VCC
アナログ電源電圧
AVCC
VSS − 0.3
VSS + 3.6
V
アナログ基準電圧
AVRH
AVSS
AVCC
V
TA
− 30
+ 70
°C
動作温度
V
備 考
通常動作時
ストップ時 RAM 状態保持
<注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条
件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼
性に悪影響を及ぼすことがあります。
データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され
ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。
24
DS07-16310-3
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3. 直流規格
(AVCC = VCC = 3.3 V ± 0.3 V, AVSS = VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
記号
端子
条 件
“H” レベル入力
電圧
VIHS
ヒステリシス
入力端子
“L” レベル入力
電圧
VILS
ヒステリシス
入力端子
“H” レベル出力
電圧
VOH
Port2 ∼ PortJ
VCC = 3.3 V
IOH =− 4.0 mA
“L” レベル出力
電圧
VOL
Port2 ∼ PortJ
ILI
Port2 ∼ PortJ
入力リーク
電流
単位
備考
最小
標準
最大
⎯
0.8 × VCC
⎯
VCC + 0.3
V
*
⎯
VSS − 0.3
⎯
0.2 × VCC
V
*
VCC − 0.5
⎯
⎯
V
VCC = 3.3 V
IOL = 4.0 mA
⎯
⎯
0.4
V
VCC = 3.6 V
VSS < VI < VCC
⎯
⎯
±5
µA
ICC
25 MHz
VCC = 3.3 V
⎯
75
100
mA
ICC
25 MHz
VCC = 3.3 V
⎯
85
120
mA
FLASH
書込み時
ICCS
25 MHz
VCC = 3.3 V
⎯
60
85
mA
スリープ時
ICCH
TA = 25 °C
VCC = 3.3 V
⎯
10
150
µA
ストップ時
⎯
10
⎯
pF
VCC
電源電流
入力容量
規 格 値
CIN
AVCC, AVSS,
AVRH, VCC,
VSS 以外
⎯
* :「■入出力回路形式」参照
DS07-16310-3
25
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4. 交流規格
(1) クロックタイミング
(VCC = 3.3 V ± 0.3 V, AVSS = VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
記号
条 件
規 格 値
25
MHz
自励発振可能範囲
10
25
MHz
自励発振および外部クロック
入力における PLL 使用可能
範囲
*1
10
25
MHz
外部クロック入力可能範囲
10
fC
⎯
クロック周波数
( 高速・1 / 2 分周入力 )
備 考
最 大
クロック周波数
( 高速・自励発振 )
クロック周波数
( 高速・PLL 使用 )
単位
最 小
クロック
サイクルタイム
tC
40
100
ns
周波数変動率
( ロック時 )
∆f
⎯
10
%
入力クロックパルス幅
入力クロック
立上り , 立下り時間
内部動作
クロック周波数
内部動作クロック
サイクルタイム
PWH, PWL
⎯
9.5
⎯
ns
tCR
tCF
⎯
⎯
8
ns
MHz
CPU 系
fCP
0.625 * 3
25
周辺系
fCPP
*3
25
CPU 系
tCP
周辺系
tLCPP
⎯
0.625
40
40
*2
(tCR + tCF)
MHz
1600
*3
ns
1600
*3
ns
* 1:PLL では 1 逓倍 , 2 逓倍の選択が可能ですが , 使用する原発振周波数によって , 以下のような使用制限があります。
原発振が 12.5 MHz を超える場合には , 2 逓倍の設定は行わないでください。
* 2:周波数変動率とは , 逓倍時のロック中における設定中心周波数からの最大変動割合を示したものです。
∆f =
⎥ α ⎥
fO
+α
× 100 (%)
fO
−α
* 3:X0 にクロック周波数の最小値 10 MHz を入力して , 発振回路の 1 / 2 分周系かつギア 1 / 8 を使用した場合の値です。
tC
0.8 VCC
0.2 VCC
PWH
PWL
tcf
26
tcr
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電源電圧 (V)
動作保証範囲
(TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
3.6
3.0
25
周波数 (MHz)
DS07-16310-3
27
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(2) クロック出力タイミング
(VCC = 3.3 V ± 0.3 V, AVSS = VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
記号
端子
サイクルタイム
tCYC
CLK
CLK ↑ → CLK ↓
tCHCL
CLK
CLK ↓ → CLK ↑
tCLCH
CLK
規 格 値
条 件
⎯
最 小
最 大
tCP
⎯
単位
備 考
ns
*1
1 / 2 × tCYC − 10 1 / 2 × tCYC + 10
ns
*2
1 / 2 × tCYC − 10 1 / 2 × tCYC + 10
ns
*3
* 1:tCYC はギア周期を含む1クロックサイクルの周波数です。
* 2:本規格はギア周期×1の場合の値です。
ギア周期 1 / 2, 1 / 4, 1 / 8 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ 1 / 2, 1 / 4, 1 / 8 を代入して計算してください。
Min:(1 − n / 2) × tCYC − 10
Max:(1 − n / 2) × tCYC + 10
* 3:本規格はギア周期×1の場合の値です。
ギア周期 1 / 2, 1 / 4, 1 / 8 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ 1 / 2, 1 / 4, 1 / 8 を代入して計算してください。
Min:n / 2 × tCYC − 10
Max:n / 2 × tCYC + 10
・クロック出力タイミング
tCYC
tCHCL
tcLCH
VOH
CLK
28
VOH
VOL
DS07-16310-3
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(3) リセット入力
(VCC = 3.3 V ± 0.3 V, AVSS = VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
リセット入力時間
記号
端子
条 件
tRSTL
RST
⎯
規 格 値
最 小
最 大
tCP × 5
⎯
単位
備 考
ns
tRSTL
RST
0.2 VCC
(4) パワーオンリセット
(VCC = 3.3 V ± 0.3 V, VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
電源立上り時間
電源断時間
記号
端子
条 件
tR
VCC
tOFF
VCC
tOSC
発振安定待ち時間
規 格 値
単位
最 小
最 大
VCC = 3.3 V
⎯
20
ms
⎯
2
⎯
ms
⎯
ns
⎯
⎯
21
2 × tC × 2
+ 100 µs
備 考
電源立上げ前は
VCC < 0.2 V
tR
0.9 VCC
VCC
0.2 V
tOFF
電源電圧を急激に変化させるとパワーオンリセットが起動される場合があります。
動作中に電源電圧を変化させる場合は , 電圧の変動をおさえて滑らかに立ち上げることを推奨いたします。
3.3 V
VCC
2.0 V
RAM データ保持
立上りの傾きを , 50 mV / ms 以下
にすることを推奨します。
VSS
VCC
tOSC
RST
tRSTL
DS07-16310-3
電源投入時には必ず RST 端子を L レベルの状
態で開始し , 電源 VCC レベル後 tRSTL 分の時間
を確保して H レベルにしてください。
29
MB91129 シリーズ
(5) 通常バスアクセス リード / ライト動作
(VCC = 3.3 V ± 0.3 V, VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
記号
端子
規 格 値
条 件
最 小
最 大
単位
備 考
tCHCSL
CLK
⎯
15
ns
CS0 ∼ CS5 遅延時間
tCHCSH
CS0 ∼ CS5
⎯
15
ns
アドレス遅延時間
tCHAV
CLK
⎯
15
ns
データ遅延時間
tCHDV
⎯
15
ns
RD 遅延時間
tCLRL
⎯
15
ns
RD 遅延時間
tCLRH
⎯
15
ns
WR0, 1 遅延時間
tCLWL
⎯
15
ns
WR0, 1 遅延時間
tCLWH
⎯
15
ns
有効アドレス→
有効データ入力時間
tAVDV
⎯
3 / 2 × tcyc − 25
ns
*1
*2
RD ↓→
有効データ入力時間
tRLDV
⎯
tcyc − 25
ns
*1
データセットアップ
→ RD ↑時間
tDSRH
25
⎯
ns
RD ↑→
データホールド時間
tRHDX
0
⎯
ns
CS0 ∼ CS5 遅延時間
A24 ∼ A00
CLK
D31 ∼ D16
CLK
RD
⎯
CLK
WR0, 1
A24 ∼ A00
D31 ∼ D16
RD
D31 ∼ D16
* 1:自動ウェイト挿入や RDY 入力でバスを延ばしている場合には , (tcyc ×延ばしたサイクル数 ) の時間を本規格に追
加してください。
* 2:本規格は ( ギア周期× 1) の場合です。
ギア周期 1 / 2, 1 / 4, 1 / 8 を設定した場合には , 下記計算式の n にそれぞれ 1 / 2, 1 / 4, 1 / 8 を代入して計算してください。
計算式: (2 − n / 2) × tCYC − 25
tCYC
CLK
2.4 V
2.4 V
2.4 V
0.8 V
0.8 V
tCHCSH
tCHCSL
2.4 V
CS0 ~ CS5
0.8 V
tCHAV
A24 ~ A00
2.4 V
2.4 V
0.8 V
0.8 V
tCLRH
tCLRL
2.4 V
RD
tRLDV
tAVDV
D31 ~ D16
30
tDSRH
tRHDX
2.4 V
Read
0.8 V
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
CLK
2.4 V
0.8 V
0.8 V
tCLWH
tCLWL
WR
2.4 V
(WR0 ~ WR1)
A24 ~ A00
2.4 V
2.4 V
0.8 V
0.8 V
tCHDV
2.4 V
D31 ~ D16
DS07-16310-3
0.8 V
write data
2.4 V
0.8 V
31
MB91129 シリーズ
(6) 時分割バスアクセス リード / ライト動作
(VCC = 3.3 V ± 0.3 V, VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
記号
端子
ALE 遅延時間
tCLLH2
ALE 遅延時間
tCLLL2
CLK
ALE
CS1 遅延時間
tCHCSL2
CS1 遅延時間
tCHCSH2
アドレス遅延時間
条 件
規 格 値
単位
最 小
最 大
⎯
10
⎯
⎯
10
⎯
CLK
CS1
⎯
15
⎯
⎯
15
ns
tCHAV2
CLK
⎯
15
ns
データ遅延時間
tCHDV2
D31 ∼ D16
⎯
15
ns
RD 遅延時間
tCLRL2
⎯
10
ns
RD 遅延時間
tCLRH2
CLK
RD
⎯
10
ns
WR0, WR1 遅延時間
tCLWL2
⎯
10
ns
WR0, WR1 パルス幅
tCLWH2
⎯
10
ns
RD ↓→
有効データ入力時間
tRLDV2
データセットアップ
→ RD ↑時間
tDSRH2
RD ↑→
データホールド時間
tRHDX2
CLK
WR0
WR1
⎯
⎯
RD
D31 ∼ D16
tCYC − 25
⎯
25
⎯
ns
0
⎯
ns
備 考
*
* :自動ウェイト挿入や RDY 入力でバスを延ばしている場合には , (tcyc ×延ばしたサイクル数 ) の時間を本規格に追
加してください。
32
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
tCYC
MA1
CLK
2.4 V
MA1
2.4 V
0.8 V
BA1
2.4 V
2.4 V
0.8 V
0.8 V
0.8 V
tCLLL2
tCLLH2
2.4 V
ALE
BA1
0.8 V
tCHCSH2
tCHCSL2
CS1
リード時
D31-D16
マルチプレクスバス
2.4 V
0.8 V
tDSRH2
tRLDV2
2.4 V
0.8 V
アドレス
2.4 V
0.8 V
2.4 V
0.8 V
tRHDX2
リード
2.4 V
0.8 V
tCHAV2
2.4 V
RD
tCLRL2
ライト時
D31-D16
マルチプレクスバス
2.4 V
0.8 V
tCHAV2
2.4 V
0.8 V
アドレス
ライト
2.4 V
0.8 V
tCLWL2
DS07-16310-3
tCLRH2
tCHDV2
WR0 , WR1
A15-A08
ノンマル
チ時
0.8 V
tCLWH2
2.4 V
0.8 V
tCHAV2
33
MB91129 シリーズ
(7) レディ入力タイミング
(VCC = 3.3 V ± 0.3 V, AVSS = VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
記号
端子
RDY セットアップ時間
CLK ↓
tRDYS
RDY
CLK
CLK ↓→
RDY ホールド時間
tRDYH
CLK
RDY
規 格 値
条 件
単位
最 小
最 大
15
⎯
ns
0
⎯
ns
備 考
⎯
tCYC
2.4 V
CLK
tRDYS
RDY
ウェイトを
かけるとき
RDY
ウェイトを
かけないとき
34
2.4 V
0.8 V
0.8 V
0.8 V
2.4 V
tRDYH
tRDYS tRDYH
2.4 V
0.8 V
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
(8) ホールドタイミング
(VCC = 3.0 V ± 0.3 V, AVSS = VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
記号
端子
BGRNT 遅延時間
tCHBGL
BGRNT 遅延時間
tCHBGH
CLK
BGRNT
端子フローティング
→ BGRNT ↓時間
tXHAL
BGRNT ↑
→端子有効時間
tHAHV
条 件
⎯
規 格 値
単位
最 小
最 大
⎯
10
ns
⎯
10
ns
tCYC − 10
tCYC + 10
ns
tCYC − 10
tCYC + 10
ns
備 考
BGRNT
(注意事項)BRQ が取り込まれてから , BGRNT が変化するまで 1 サイクル以上あります。
tCYC
2.4 V
2.4 V
2.4 V
2.4 V
CLK
BRQ
tCHBGL
2.4 V
BGRNT
0.8 V
tHAHV
tXHAL
端子
DS07-16310-3
tCHBGH
ハイインピーダンス
35
MB91129 シリーズ
(9) UART タイミング
(VCC = 3.3 V ± 0.3 V, VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
記号
端子
シリアルクロック
サイクルタイム
tSCYC
⎯
SC ↓→
SO 遅延時間
tSLOV
⎯
有効 SI
→ SC ↑
tIVSH
⎯
SC ↑→有効
SI ホールド時間
tSHIX
シリアルクロック
“H” パルス幅
条 件
規 格 値
単位
最 小
最 大
8 tCYCP *
⎯
ns
− 10
+ 50
ns
50
⎯
ns
⎯
50
⎯
ns
tSHSL
⎯
4 tCYCP *− 10
⎯
ns
シリアルクロック
“L” パルス幅
tSLSH
⎯
4 tCYCP *− 10
⎯
ns
SC ↓→
SO 遅延時間
tSLOV
⎯
0
50
ns
有効 SI
→ SC ↑
tIVSH
⎯
50
⎯
ns
SC ↑→有効
SI ホールド時間
tSHIX
⎯
50
⎯
ns
シリアルビジー時間
tBUSY
⎯
⎯
6 tCYCP *
ns
CS ↓→
SC, SO 遅延時間
tCLZO
⎯
⎯
50
ns
CS ↓→
SC 入力マスク時間
tCLSL
⎯
⎯
3 tCYCP *
ns
CS ↑→
SC, SO Hi-Z 時間
tCHOZ
⎯
50
⎯
ns
内部シフト
クロック
モード
外部シフト
クロック
モード
⎯
備 考
*:tCYCP は,周辺系クロックのサイクル時間です。
36
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
内部シフトクロックモード
tSCYC
SC
tSLOV
SO
SI
tSHIX
tIVSH
外部シフトクロックモード
tCLZO
tSLSH
tSHSL
tBUSY
tCHOZ
SC
tSLOV
SO
SI
tIVSH
tSHIX
CS
tCLSL
DS07-16310-3
37
MB91129 シリーズ
(10) トリガ入力タイミング
(VCC = 3.3 V ± 0.3 V, VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
入力パルス幅
記号
端子
条 件
tTRGH
tTRGL
ATG
⎯
規 格 値
最 小
最 大
5 tCYCP *
⎯
単位
備 考
ns
*:tCYCP は,周辺系クロックサイクルタイムです。
ATG
tTRGH
tTRGL
(11)外部割込み入力タイミング
(VCC = 3.3 V ± 0.3 V, VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
入力パルス幅
記号
端子
条 件
tINTWH
tINTWL
INT0 ∼ INT5
⎯
規 格 値
単位
備 考
⎯
ns
*1
⎯
µs
*2
最 小
最 大
5 tCYCP
1.0
*1:tCYCP は周辺系クロックのサイクル時間です。ストップモード時は除く。
*2: ストップモード時。
t INTWL
INTx
38
VILS
t INTWH
VILS
VIHS
VIHS
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
5. A/D 変換部電気的特性
(VCC = 3.3 V ± 0.3 V, AVSS = VSS = 0 V, TA =− 30 °C ∼+ 70 °C)
項 目
記号
端子
分解能
⎯
総合誤差
規 格 値
単位
最 小
標 準
最 大
⎯
⎯
10
10
BIT
⎯
⎯
⎯
⎯
± 4.0
LSB
直線性誤差
⎯
⎯
⎯
⎯
± 3.5
LSB
微分直線性誤差
⎯
⎯
⎯
⎯
± 2.0
LSB
ゼロトランジション電圧
VOT
AN0 ∼ AN7
フルスケール
トランジション電圧
VFST
AN0 ∼ AN7
変換時間
⎯
アナログ入力電流
アナログ入力電圧
基準電圧
AVss
AVss
AVss
− 1.5 LSB
+ 0.5 LSB
+ 2.5 LSB
AVRH
AVRH
AVRH
− 5.5 LSB
− 1.5 LSB
+ 0.5 LSB
⎯
5.3
⎯
⎯
µs
IAIN
AN0 ∼ AN7
⎯
0.1
10
µA
VAIN
AN0 ∼ AN7
AVSS
⎯
AVRH
V
⎯
AVRH
AVSS
⎯
AVCC
V
⎯
3.0
5.0
mA
⎯
⎯
5.0
µA
⎯
100
150
µA
⎯
⎯
10
µA
⎯
⎯
4
LSB
IA
電源電流
IAH
IR
基準電圧供給電流
チャネル間バラツキ
IRH
⎯
AVCC
AVRH
AN0 ∼ AN7
備 考
V
V
(注意事項)
・ |AVRH - AVSS| が小さくなるにしたがって , 相対的に誤差は大きくなります。
・ アナログ入力の外部回路の出力インピーダンスは , 以下のような条件で使用してください。
外部回路の出力インピーダンス≦ 2 (kΩ)
外部回路の出力インピーダンスが高すぎる場合 , アナログ電圧のサンプリング期間が不足する場合があります。
DS07-16310-3
39
MB91129 シリーズ
・アナログ入力回路モデル
Cin = Approx 30 pF
Rin
Analog
input
Comparator
Comparator
AVRH
Be switched on,
only while A/D
conversion is
performed.
Comparator
Note : Use the values shows as guides only.
AVSS/
AVRL
40
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
A/D コンバータの用語の定義
・分解能
A/D 変換器により識別可能なアナログ変化
・直線性誤差
ゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ←→ “00 0000 0001”) とフルスケールトランジション点
(“11 1111 1110” ←→ “11 1111 1111”) とを結んだ直線と実際の変換特性との偏差。
・微分直線性誤差
出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差。
・総合誤差
実際の値と理想値との差を言い , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線性誤差を含む誤差。
総合誤差
3FF
1.5 LSB’
3FE
デジタル出力
3FD
実際の特性
{1 LSB’ ( N − 1 ) + 0.5 LSB’}
004
VNT
( 実測値 )
実際の特性
003
002
理想特性
001
0.5 LSB’
AVSS
1 LSB’ ( 理想値 ) =
アナログ入力
AVRH
AVRH − AVSS
[V]
1024
デジタル出力 N の総合誤差=
VNT − {1 LSB’ × (N − 1) + 0.5 LSB’}
1 LSB’
VNT:デジタル出力が (N + 1) から N に遷移する電圧
VOT’ ( 理想値 ) =
AVSS + 0.5 LSB’
[V]
VFST’ ( 理想値 ) =
AVRH − 1.5 LSB’ [V]
(続く)
DS07-16310-3
41
MB91129 シリーズ
(続き)
直線性誤差
微分直線性誤差
3FF
実際の変換特性
実際の変換特性
N+1
3FE
デジタル出力
VFST
( 実測値 )
004
VNT
( 実測値 )
003
デジタル出力
{1 LSB' ( N − 1 ) + VOT}
3FD
N
理想特性
N−1
VFST
( 実測値 )
実際の変換特性
002
VNT
( 実測値 )
理想特性
001
N−2
実際の変換特性
VOT ( 実測値 )
AVSS
アナログ入力
デジタル出力 N の直線性誤差 =
AVRH
VNT − {1 LSB’ × (N − 1) + VOT}
1 LSB’
デジタル出力 N の微分直線性誤差 =
1 LSB =
VFST − VOT
1022
V (N + 1) T − VNT
1 LSB’
アナログ入力
AVSS
AVRH
[LSB]
− 1 [LSB]
[V]
VOT:デジタル出力が 000H から 001H に遷移する電圧
VFST:デジタル出力が 3FEH から 3FFH に遷移する電圧
42
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
■ FLASH メモリ書込み / 消去特性
項 目
条件
セクタ消去時間
チップ消去時間
TA =+ 25 °C,
VCC = 3.3 V
ハーフワード (16 ビッ
ト幅)書込み時間
規 格 値
単 位
備 考
15
s
内部での消去前書込み
時間は除く。
4
⎯
s
内部での消去前書込み
時間は除く。
⎯
16
3600
µs
システムレベルのオー
バヘッド時間は除く。
最 小
標 準
最 大
⎯
1
⎯
消去 / 書込みサイクル
⎯
10,000
⎯
⎯
cycle
データ保持期間
⎯
100,000
⎯
⎯
h
DS07-16310-3
43
MB91129 シリーズ
■ 特性例
(1) 電源電流
電源電流 ( スリープ時 ) −電源電圧
電源電流−電源電圧
fc = 25 MHz
80
fc = 25 MHz
60
70
50
ICCS (mA)
ICC (mA)
60
50
40
30
40
30
20
20
10
10
0
2.7
3
3.3
3.6
3.9
0
2.7
VCC (V)
3.3
3.6
3.9
VCC (V)
A/D 電源電流−電源電圧
電源電流 ( ストップ時 ) −電源電圧
fc = 25 MHz
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
-1
2.7
fc = 25 MHz
IA (mA)
ICCH (µA)
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
-10
2.7
3
3
3.3
3.6
3.9
3
3.3
3.6
3.9
VCC (V)
VCC (V)
IR (µA)
A/D 基準電源電流−電源電圧
180
160
140
120
100
80
60
40
20
0
2.7
fc = 25 MHz
3
3.3
3.6
3.9
VCC (V)
44
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
(2) 出力電圧
“H” 出力電圧−電源電圧
“L” 出力電圧−電源電圧
300
270
VOL (mV)
VOH (V)
4
3.8
3.6
3.4
3.2
3
2.8
2.6
2.4
2.2
2
2.7
240
210
180
3
3.3
3.6
3.9
VCC (V)
150
2.7
3
3.3
VCC (V)
3.6
3.9
(3) プルアップ抵抗値
プルアップ抵抗−電源電圧
R (kΩ)
100
10
2.7
3
3.3
3.6
3.9
VCC (V)
DS07-16310-3
45
MB91129 シリーズ
■ オーダ型格
型 格
パッケージ
MB91F127PMC
プラスチック・LQFP, 100 ピン
(FPT-100P-M20)
MB91F128PMC
プラスチック・LQFP, 100 ピン
(FPT-100P-M20)
46
備 考
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
■ パッケージ・外形寸法図
プラスチック・LQFP, 100 ピン
リードピッチ
0.50 mm
パッケージ幅×
パッケージ長さ
14.0 mm × 14.0 mm
リード形状
ガルウィング
封止方法
プラスチックモールド
取付け高さ
1.70 mm Max
質量
0.65 g
コード(参考)
P-LFQFP100-14×14-0.50
(FPT-100P-M20)
プラスチック・LQFP, 100 ピン
(FPT-100P-M20)
注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。
注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。
注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。
16.00±0.20(.630±.008)SQ
* 14.00±0.10(.551±.004)SQ
75
51
76
50
0.08(.003)
Details of "A" part
+0.20
26
100
1
25
C
0.20±0.05
(.008±.002)
0.08(.003)
M
2005 -2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100031S-c-3-3
0.10±0.10
(.004±.004)
(Stand off)
0°~8°
"A"
0.50(.020)
+.008
1.50 –0.10 .059 –.004
(Mounting height)
INDEX
0.145±0.055
(.0057±.0022)
0.50±0.20
(.020±.008)
0.60±0.15
(.024±.006)
0.25(.010)
単位:mm (inches)
注意:括弧内の値は参考値です。
最新の外形寸法図については , 下記の URL にてご確認ください。
http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/
DS07-16310-3
47
MB91129 シリーズ
■ 本版での主な変更内容
ページ
場所
⎯
⎯
シリーズ名を変更
MB91F127/MB91F128 → MB91129 シリーズ
4, 46, 47
⎯
パッケージを変更
FPT-100P-M05 → FPT-100P-M20
23
■ 電気的特性
4. 交流規格
(6) 時分割バスアクセス
リード / ライト動作
■ 電気的特性
34
4. 交流規格
(7) レディ入力タイミング
■ 電気的特性
39
注記 *5 を *6 に変更して , 注記 *5 を追加。
1. 絶対最大定格
■ 電気的特性
32
変更箇所
5. A/D 変換部電気的特性
項目を変更。
WR0, 1 → WR0, WR1
項目:セットアップ時間を変更。
RCLK ↓ → CLK ↓
ゼロトランジション電圧の記号を変更
V0t → VOT
ゼロトランジション電圧 , フルスケールトランジション電圧の単位を変更
mV → V
■ オーダ型格
46
オーダ型格を変更
MB91F127PFV → MB91F127PMC
MB91F128PFV → MB91F128PMC
変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。
48
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
MEMO
DS07-16310-3
49
MB91129 シリーズ
MEMO
50
DS07-16310-3
MB91129 シリーズ
MEMO
DS07-16310-3
51
MB91129 シリーズ
富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
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お問い合わせ先
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〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル
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0120-198-610
受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます )
携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。
※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。
本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。
本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも
のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な
どについては , 当社はその責任を負いません。
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はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。
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ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を
伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵
器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・
製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用
されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。
半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ
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