AK4371VN

[AKD4371-B]
AKD4371-B
AK4371評価ボードRev.1
概
要
AKD4371は、HP-AMP内蔵 D/Aコンバータ、AK4371の評価用ボードです。AKD4371は当社A/Dコンバ
ータの評価用ボードとのインタフェースを装備しており、手軽に評価可能です。更にディジタルインタ
フェースにも対応しており、光コネクタを介してディジタルオーディオ機器とインタフェース可能で
す。
オーダリングガイド
AKD4371-B
---
AK4371評価用ボード
(IBM-AT互換機のプリンタポートとの接続用ケーブルとコントロールソフトを
同梱。Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。)
機
能
• 2種類のインタフェースを装備
- 当社A/Dコンバータ評価ボードと10ピンヘッダーを介してダイレクトにインタフェース
- DIR(AK4116)により、光入力が可能
• シリアルコントロール用10ピンヘッダー
• ステレオスピーカ接続用ミニジャック
• D級スピーカアンプ(AK7832)搭載
Vcc (5.0V)
GND
Regulator
(3.3V)
Opt In
(PORT1)
DSP
10pin Header
(PORT2)
MOUT
HPL
AK4116
(DIR)
HPR
AK4371
SPPL
AK7832
(SPK-Amp)
Control Data
10pin Header
(PORT3)
LIN1
RIN1
LIN2
RIN2
LIN3
RIN3
HP
SPPR
LOUT
ROUT
L/ROUT
図 1. AKD4371ブロック図
回路図、パターン図は文末に添付。
<KM086201>
2007/07
-1-
[AKD4371-B]
評価ボードマニュアル
操作手順
1) 電源の配線
[VCC] (赤) = 5.0V (for Regulator)
[AGND] (黒) = 0V
[DGND] (黒) = 0V
配線は電源の根本から分けて下さい。
AK4371への電源はVCCコネクタからレギュレータを通して3.3Vが供給されます。
2) 評価モード、ジャンパピンの設定(以下参照)
3) 電源投入
電源投入後、必ず一度リセットを行って下さい。
リセットの方法はSW1(トグルスイッチ)を一度 “L”側に倒して、AK4371とAK4116のパワーダウンを
行ってから “H”側に戻してパワーダウンを解除して下さい。SPK-Ampを使う場合、SW2(トグルス
イッチ)を一度 “L”側に倒して、AK7832のパワーダウンを行ってから “H”側に戻してパワーダウンを
解除して下さい。
評価モード
AK4116を使用してAK4371を評価する場合は、AK4371のオーディオインタフェースフォーマットは初
期設定(24bit前詰め)のまま使用できます。なお、AK4116はfs = 32kHz以上に対応します。fs=32kHz
未満で評価する場合は、他のモードをお使い下さい。
PORT2から入力する場合は、AK4371のデータシートを参照し、AK4371のオーディオインタフェース
フォーマットを入力データのフォーマットに合わせて設定して下さい。
対応可能な評価モード
(1) PLL Master Mode
(2) PLL Slave Mode
(2-1) PLL基準クロック : MCKI pin
(2-2) PLL基準クロック : BICK or LRCK pin
(3) External Slave Mode
(3-1) AK4116のDIR(光コネクタ)機能を使用する場合 <default>
(3-2) 外部DSPと接続する場合
(4) External Master Mode
<KM086201>
2007/07
-2-
[AKD4371-B]
(1)PLL Master Mode の場合
PORT2 (DSP)を使用します。AK4371内蔵のPLLを使用し、BICK, LRCKをAK4371から出力します。
それによって多様なfsでの評価も可能です。
27MHz,26MHz,19.8MHz,19.68MHz,
19.2MHz,15.36MHz,14.4MHz,13MHz,
12MHz,11.2896MHz
AK4371
DSP or μP
MCKI
256fs/128fs/64fs/32fs
MCKO
32fs, 64fs
BICK
1fs
LRCK
MCLK
BCLK
LRCK
SDTO
SDATA
図 2. PLL Master Mode
PORT2のMCLKにシステムクロックを入力し、PORT2のSDTI、JP3 (LRCK2)の右側、JP4 (BICK2)の右
側をそれぞれDSPのSDTO, LRCK, BICKに接続して下さい。AK4371のMCKOをDSPに供給する場合
にはテストピンTP1 (MCKO)をDSPのMCLKに接続して下さい。
各JPの設定は以下の通りにして下さい。
JP3
LRCK2
JP4
BICK2
JP5
MCLK
JP6
BICK
<KM086201>
JP7
LRCK
JP8
SDTO
2007/07
-3-
[AKD4371-B]
(2)PLL Slave Mode の場合
(2-1) PLL基準クロック : MCKI pin
27MHz,26MHz,19.8MHz,19.68MHz,
19.2MHz,15.36MHz,14.4MHz,13MHz,
12MHz,11.2896MHz
AK4371
DSP or μP
MCKI
MCKO
256fs/128fs/64fs/32fs
32fs ~ 64fs
BICK
1fs
LRCK
MCLK
BCLK
LRCK
SDTO
SDATA
図 3. PLL Slave Mode (PLL Reference Clock: MCKI pin)
PORT2 (DSP)を使用し、PORT1 (DIR)には何も接続しないで下さい。
このモード時、MCKOに同期したBICK, LRCKを入力して下さい。
PORT2からMCLK, BICK, LRCK, SDATAを供給して下さい。テストピンTP1 (MCKO)をDSPのMCLK
に接続して下さい。
各JPの設定は以下の通りにして下さい。
JP3
LRCK2
JP4
BICK2
JP6
BICK
JP5
MCLK
<KM086201>
JP7
LRCK
JP8
SDTO
2007/07
-4-
[AKD4371-B]
(2-2) PLL基準クロック : BICK or LRCK pin
AK4371
DSP or μP
MCKI
MCKO
32fs or 64fs
BICK
1fs
LRCK
BCLK
LRCK
SDTO
SDATA
図 4. PLL Slave Mode (PLL Reference Clock: BICK or LRCK pin)
PORT2 (DSP)を使用し、PORT1 (DIR)には何も接続しないで下さい。
PORT2からBICK, LRCK, SDATAを供給して下さい。
各JPの設定は以下の通りにして下さい。
JP3
LRCK2
JP4
BICK2
JP6
BICK
JP5
MCLK
<KM086201>
JP7
LRCK
JP8
SDTO
2007/07
-5-
[AKD4371-B]
(3)External Slave Mode の場合
AK4371のレジスタをEXT Slave Modeに設定し、DSPまたは光入力とMCKI, fsの設定を合わせて下さい。
AK4371のレジスタの設定に関しては、AK4371データシートを参照して下さい。
AK4371
DSP or μP
MCKO
256fs, 384fs, 512fs,
768fs or 1024fs
MCKI
32fs ~ 64fs
BICK
1fs
LRCK
MCLK
BCLK
LRCK
SDTO
SDATA
図 5. External Slave Mode
(3-1) AK4116のDIR(光コネクタ)機能を使用する場合 <default>
PORT1 (DIR)を使用します。PORT2 (DSP)には何も接続しないで下さい。
各JPの設定は以下の通りにして下さい。
JP3
LRCK2
JP4
BICK2
JP5
MCLK
JP6
BICK
JP7
LRCK
JP8
SDTO
(3-2) 外部DSPと接続する場合
PORT2 (DSP)を使用します。PORT1 (DIR)には何も接続しないで下さい。
PORT2からMCLK, BICK, LRCK, SDATAを供給して下さい。
各JPの設定は以下の通りにして下さい。
JP3
LRCK2
JP4
BICK2
JP5
MCLK
JP6
BICK
<KM086201>
JP7
LRCK
JP8
SDTO
2007/07
-6-
[AKD4371-B]
(4)External Master Mode の場合
AK4371のレジスタをEXT Master Modeに設定し、DSPとMCKI, fsの設定を合わせて下さい。AK4371の
レジスタの設定に関しては、AK4371データシートを参照して下さい。
AK4371
DSP or μP
MCKO
MCKI
256fs, 384fs, 512fs,
768fs or 1024fs
32fs, 64fs
BICK
1fs
LRCK
MCLK
BCLK
LRCK
SDTO
SDATA
図 6. External Master Mode
PORT2 (DSP)を使用します。PORT1 (DIR)には何も接続しないで下さい。
PORT2のMCLK, SDTIをそれぞれDSPのMCLK, SDTOに接続します。
JP4 (BICK2)の右側、JP3 (LRCK2)の右側をそれぞれDSPのBICK, LRCKに接続して下さい。
JP3
LRCK2
JP4
BICK2
JP5
MCLK
JP6
BICK
<KM086201>
JP7
LRCK
JP8
SDTO
2007/07
-7-
[AKD4371-B]
その他のジャンパ設定
JP1 (GND) : AGNDとDGNDのショート
OPEN: AGNDとDGNDを別々にします。
SHORT: AGNDとDGNDをショートします。<default>
JP11 (INLN) : AK7832 入力 INLNの設定
OPEN: SW2 (SPK_PDN) L 時はOPENにして下さい。
SHORT: SW2 (SPK_PDN) H 時はSHORTして下さい。<default>
JP12 (INRN) : AK7832 入力 INLNの設定
OPEN: SW2 (SPK_PDN) L 時はOPENにして下さい。
SHORT: SW2 (SPK_PDN) H 時はSHORTして下さい。<default>
JP13 (DVDD_REG) : DVDD電源の選択
OPEN: 外部からDVDDを供給します。JP13の下側のピンに電圧を供給して下さい。
SHORT: レギュレーターから3.3Vを供給します。<default>
トグルスイッチの動作
上方が “H”、下方が “L”です。
[SW1] (DAC/DIR_PDN): AK4371とAK4116のリセット。動作中は “H”側に倒します。
電源投入後、必ず一度 “L”を入力して下さい。
[SW2] (SPK_PDN): AK7832のパワーダウン。動作中は “H”側に倒します。
電源投入後、必ず一度 “L”を入力して下さい。
LEDの表示
[LED1] (ERF): AK4116のINT0ピンの出力です。AK4116でアンロックまたはパリティエラーが起こると
点灯します。
<KM086201>
2007/07
-8-
[AKD4371-B]
シリアルコントロール
AK4371はIBM-AT互換機のプリンタポート(パラレルポート)を通してコントロール可能です。同梱の
10線フラットケーブルでPORT3(uP-I/F)とPCを接続して下さい。I2Cモードで使用する場合はPORT3をシ
ステムのI2Cバスに直接つないで下さい。
CSN
Connect
CCLK
CDTI
PC
AKD4371
10 Wire Flat Cable
10pin Connector
10pin Header
図 7. 10線フラットケーブルの接続
(1)
3線シリアルコントロールモード <出荷時>
ジャンパを以下の設定にして下さい。
JP10
CAD0
JP9
SDA
JP2
I2C_SEL
I2C
(2)
3-wire
I2Cバスコントロールモード
ジャンパを以下の設定にして下さい。
(2-1)
アドレスビット:CAD0 = 0 の時
JP10
CAD0
JP9
SDA
JP2
I2C_SEL
I2C
(2-2)
3-wire
アドレスビット:CAD0 = 1の時
JP10
CAD0
JP9
SDA
JP2
I2C_SEL
I2C
<KM086201>
3-wire
2007/07
-9-
[AKD4371-B]
入出力回路
(1)
入力回路について
LIN1/ RIN1, LIN2/RIN2, LIN3/RIN3入力回路
C19
1u
RIN1
6
LIN1
+
C21
1u
RIN2
6
+
C27
1u
4
3
LIN2
C29
1u
+
J5
LIN3/RIN3
+
C20
1u
4
3
J3
LIN2/RIN2
+
J2
LIN1/RIN1
RIN3
6
+
C31
1u
4
3
LIN3
図 8.LIN1/RIN1,LIN2/RIN2,LIN3/RIN3入力回路
(2)
出力回路について
R9 (short)
+
① HPL/HPR出力回路
C25
100u
HPR
R10(short)
+
6
J4
4
3
C28
100u
HPL
HP
図 9. HPL/HPR出力回路
+
② MOUT出力回路
6
C18
1u
J1
4
3
MOUT
MOUT
図 10. MOUT出力回路
<KM086201>
2007/07
- 10 -
[AKD4371-B]
+
③ LOUT/ROUT出力回路
C30
1u
R11
220
ROUT
R12
47k
+
6
C32
1u
R13
220
J6
4
3
LOUT
L/R OUT
R14
47k
図 11. LOUT/ROUT出力回路
④ SPEAKER出力回路
SPEAKERから出力する時はJP11 , JP12をショートしてAK7832 に信号を入力して下さい。
JP11
INLN
JP12
INRN
TP2
VCLN
6
1
VCLN
4
3
1
TP3
VCLP
VCLP
SPP_L
TP4
VCRN
6
1
VCRN
J8
4
3
1
TP5
VCRP
VCRP
J7
SPP_R
図 12. SPK-Amp出力回路
∗ 当社では回路例の使用によるトラブルについて一切の責任は負いません。
<KM086201>
2007/07
- 11 -
[AKD4371-B]
コントロールソフトマニュアル
評価ボードとコントロールソフトの設定
1. AKD4371を前項参照の上、適宜、設定して下さい。
2. IBM-AT互換機とAKD4371を同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向きに
注意して下さい。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバをイン
ストールして下さい。インストール方法については AKMデバイスコントロールソフトウェア ドライ
バーインストールマニュアル を見て下さい。Windows95/98/ME上で動作させる場合はドライバのイン
ストールは不要です。尚、Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。)
3. “AK4371 Evaluation Kit”のラベルが貼ってあるCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入して下さい。
4. CD-ROMドライブにアクセスして、 “AKD4371.exe”をダブルクリックし、コントロールプログラムを立
ち上げて下さい。
5. 後は下記を参照して評価して下さい。
操作手順
下記の手順を守って下さい。
1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。
2. Port Reset ボタンをクリックして下さい。
3. Write default ボタンをクリックして下さい。
各ボタンの説明
1. [Port Reset] : USB I/Fボード接続時にボードをリセットとします。
2. [Write default] :AK4371のレジスタを初期設定にします。
3. [All Write] :
現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。
4. [Function1] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。
5. [Function2] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。
6. [Function3] : レジスタのシーケンスを設定し、実行します。
7. [Function4] : [Function3] で作成したシーケンスファイルを割り当て、実行します。
8. [Function5] : メイン画面の[Save]で作成したレジスタ設定を複数割り当て実行ができます。
9. [SAVE] :
現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。
10. [OPEN] :
保存してあるレジスタ値を書き込みます。
11. [Write] :
各レジスタに対応したマウス操作によるデータ書き込みダイアログを立ち上げます。
データの表示
入力されたデータはレジスタマップに表示されます。赤字は “H”または “1”を表し、青字は “L”または “0”
を表します。ブランク部分はデータシートで定義されていない部分です。
<KM086201>
2007/07
- 12 -
[AKD4371-B]
各ダイアログの説明
1. [Writeダイアログ] :
マウス操作によるデータ書き込みダイアログ
・各レジスタに対応したダイアログがあります。
・各レジスタに対応したWriteボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。チェックボックスを
チェック( 点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、チェックしなければデ
ータは“L”または“0”になります。
・入力した値をAK4371に書き込む場合は“OK”ボタンを、書き込まない場合は“Cancel”ボタンを押して
下さい。
2. [Function1ダイアログ] : キーボード操作によるデータ書き込みダイアログ
・Addressボックス:
・Dataボックス:
データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。
データを16進数2桁で入力します。
・ 入力した値をAK4371に書き込む場合は “OK”ボタンを、書き込まない場合は “Cancel”ボタンを押して
下さい。
3. [Function2ダイアログ] : DATT 評価用のダイアログ
・アドレス05H, 06H,09H,0EH,13Hにのみ対応するダイアログです。
・Addressボックス:
データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。
・Start Dataボックス: Start Dataを16進数2桁で入力します。
・End Dataボックス:
End Dataを16進数2桁で入力します。
・Intervalボックス: Interval間隔でAK4371にデータを書き込みます。
・Stepボックス:
Step間隔でデータを書き換えます。
・Mode Selectボックス: 点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。
チェックした場合:
Start DataからEnd Dataまで達し、さらにStart Dataに戻ります。
[実行例]
Start Data = 00, End Data = 09
データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00
チェックしない場合: Start DataからEnd Dataまで達し、Start Dataには戻りません。
[実行例]
Start Data = 00, End Data = 09
データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09
・入力した値をAK4371に書き込む場合は “OK”ボタンを、書き込まない場合は “Cancel”ボタンを押して
下さい。
<KM086201>
2007/07
- 13 -
[AKD4371-B]
4. [SAVE] ボタンと [OPEN] ボタンについて
4-1. [SAVE]
メイン画面で現在表示されている全レジスタの設定値をファイルに保存します。ファイル名の拡張子は
“akr”です。
<操作方法>
(1) [SAVE] ボタンをクリックして下さい。
(2) ファイル名を指定して [SAVE] ボタンをクリックして下さい。拡張子は “akr”にして下さい。
4-2. [OPEN]
[SAVE]で保存したレジスタ値を AK4371 へ書き込みます。ファイル形式は[SAVE] と同じ形式です。
<操作方法>
(1) [OPEN] ボタンをクリックして下さい。
(2) ファイル名(拡張子は “akr ”)を選択して [OPEN] ボタンをクリックして下さい。
<KM086201>
2007/07
- 14 -
[AKD4371-B]
5. [Function3ダイアログ]
レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。
(1) [F3] を押して下さい。DAC→HP(3D=OFF) の設定シーケンスがデフォルトで表示されます。デフォルト
のシーケンスで動作させる場合は(3)以降に進んで下さい。別のシーケンスを設定する場合には(2)に進ん
で下さい。
(2) 動作させるシーケンスをセットして下さい。
アドレス、データ、インターバル時間を入力して下さい。シーケンスを終わらせるステップのアドレス
には “-1”を入力して下さい。
(3) [START] ボタンを押して下さい。設定したシーケンスが実行されます。
インターバル時間が “-1” のとき、そのステップを実行後、シーケンスが一旦停止します。再度 [START]
ボタンを押すと停止した状態から再び動作を開始します。
シーケンスは[Function3] のWindow中の[SAVE] や[OPEN] ボタンで保存または開くことができます。ファ
イル名の拡張子は “aks” です。
図 13. Window of [F3]
<KM086201>
2007/07
- 15 -
[AKD4371-B]
6. [Function4ダイアログ]
[Function3] で保存したシーケンスファイル(*.aks)を最大10ファイルまでリストアップして割り当て、実
行することができます。[F4] ボタンを押すと図10に示すようなwindowが開きます。
図 14. [F4] window
<KM086201>
2007/07
- 16 -
[AKD4371-B]
6-1. 左側の [OPEN] ボタンと [START] ボタンについて
(1) [OPEN] ボタンを押し、[Function3]で保存したシーケンスファイル (*.aks)を選択して下さい。
シーケンスファイルが図11に示す様に表示されます。(選択したファイル名が“DAC_Stereo_ON.aks”の
場合)
図 15. [F4] window(2)
(2) [START] ボタンを押すとシーケンスを実行します。
6-2. [SAVE] ボタンと右側下の[OPEN] ボタンについて
[SAVE] : [Function4]のWindowで現在表示されているシーケンスファイルの割り当てをファイルに保存
します。ファイル名は “*.ak4”です。
[OPEN] :[SAVE]で保存したシーケンスファイルの割り当て(*.ak4)を読み出します。
6-3. 操作上の注意
(1) [Function4] はシーケンスを一時停止する機能はサポートしていません。
(3) 右側にある [SAVE] と [OPEN] で指定するファイル(*.ak4)は全て同じフォルダ内に入っている必要が
あります。
(3) [Function3] においてシーケンスを変更した場合、その内容を反映させるためにそのシーケンスファイル
(*.aks)を再度読み出して下さい。
<KM086201>
2007/07
- 17 -
[AKD4371-B]
7. [Function5ダイアログ]
メイン画面の[SAVE] で保存したレジスタ設定ファイル(*.akr)を最大10ファイルまでリストアップして割
り当て、実行することができます。
[F5] ボタンを押すと図12に示す様なWindowが開きます。
図16. [F5] window
7-1. 左側の[OPEN] ボタンと[WRITE]ボタンについて
(1) [OPEN] ボタンを押し、 レジスタ設定ファイル (*.akr) を選択して下さい。
レジスタ設定ファイル名が図13に示す様に表示されます。(選択したファイル名が“DAC_Output.akr”の
場合)
(2) [WRITE] ボタンを押すとレジスタへの書き込みが実行されます。
<KM086201>
2007/07
- 18 -
[AKD4371-B]
図17. [F5] windows(2)
7-2. [SAVE] ボタン と右側の [OPEN] ボタンについて
[SAVE] : [Function5]のWindowで現在表示されているレジスタ設定ファイルの割り当てをファイルに保
存します。ファイル名は “*.ak5” です。
[OPEN] : [SAVE] で 保存されたレジスタ設定ファイルの割り当て(*.ak5)を読み出します。
7-3. 操作上の注意
(1) 右側にある[SAVE] と[OPEN] で指定するファイル(*.ak5)は全て同じフォルダ内に入っている必要が
あります。
(2) レジスタの内容をメイン画面 の [SAVE] ボタンで変更した場合、その内容を反映させるためにそのレジ
スタ設定ファイル(*.akr)を再度読み出して下さい。
<KM086201>
2007/07
- 19 -
[AKD4371-B]
測定結果
[Measurement condition]
• Measurement unit
• MCLK
• BICK
• fs
• Bit
• Measurement Mode
• Power Supply
• Measurement Filter
• Temperature
: Audio Precession System Two Cascade
: 11.2896MHz
: 64fs
: 44.1kHz
: 24bit
: EXT Slave Mode
: AVDD = HVDD = DVDD = PVDD = 3.3V
:22Hz ∼ 20kHz
: Room
Parameter DAC Analog Output Characteristics
DAC -> HP AMP (RL=16Ω)
THD+N
(0dBFS Output)
D-Range
(-60dB Output, A-weighted)
S/N
(A-weighted)
DAC -> LOUT (RL=47kΩ)
THD+N
(0dBFS Output)
D-Range
(-60dB Output, A-weighted)
S/N
(A-weighted)
<KM086201>
Result (Lch / Rch)
Unit
54.1 / 54.1
92.7 / 92.7
93.0 / 93.0
dB
dB
dB
59.8 / 60.0
90.2 / 90.3
90.2 / 90.3
dB
dB
dB
2007/07
- 20 -
[AKD4371-B]
[Plot of Headphone Amp]
AKM
HP-AMP THD + N vs Input Level
fs=44.1kHz , fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
-50
d
B
r
-60
A
-80
-70
-90
-100
-110
-120
-130
-140
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dBFS
図 18. THD+N vs. Input Level
AKM
HP-AMP THD + N vs Input Frequency
fs=44.1kHz , 0dB Input
+0
-10
-20
-30
-40
-50
d
B
r
-60
A
-80
-70
-90
-100
-110
-120
-130
-140
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
Hz
図 19. THD+N vs. Input Frequency
<KM086201>
2007/07
- 21 -
[AKD4371-B]
AKM
HP-AMP Linearity
fs=44.1kHz , fin=1kHz
+0
-10
-20
-30
-40
d
B
r
A
-50
-60
-70
-80
-90
-100
-110
-120
-120
-110
-100
-90
-80
-70
-60
-50
-40
-30
-20
-10
+0
dBFS
図 20. Linearity
AKM
HP-AMP Frequency Response
fs=44.1kHz , 0dB Input
+2
-0
-2
-4
-6
-8
d
B
r
-10
-12
A
-14
-16
-18
-20
-22
-24
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
Hz
図 21. Frequency Response
(including external HPF)
<KM086201>
2007/07
- 22 -
[AKD4371-B]
AKM
HP-AMP FFT
fs=44.1kHz , 0dB Input
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
2k
5k
10k
20k
Hz
図 22. FFT Plot(1kHz,0dB)
AKM
HP-AMP FFT
fs=44.1kHz , -60dB Input
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
Hz
図 23. FFT Plot(1kHz,-60dB)
<KM086201>
2007/07
- 23 -
[AKD4371-B]
AKM
HP-AMP FFT
fs=44.1kHz , No Signal
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
Hz
図 24. FFT Plot(Noise Floor)
AKM
HP-AMP FFT
fs=44.1kHz , Outband Noise
+0
-10
-20
-30
-40
-50
-60
-70
d
B
r
-80
A
-100
-90
-110
-120
-130
-140
-150
-160
-170
-180
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
50k
100k
Hz
図 25. Out-band Noise
<KM086201>
2007/07
- 24 -
[AKD4371-B]
AKM
HP-AMP Crosstalk
fs=44.1kHz , 0dB Input
+0
-10
-20
-30
-40
-50
d
B
-60
-70
-80
-90
-100
-110
-120
20
50
100
200
500
1k
2k
5k
10k
20k
Hz
図 26. Crosstalk
<KM086201>
2007/07
- 25 -
[AKD4371-B]
改訂履歴
Date
(yy/mm/dd)
Manual
Revision
Board
Revision
Reason
06/12/12
KM086200
0
初版
07/07/24
KM086201
1
変更
変更
Page
27
Contents
C12 4.7nF 47nFに変更
デバイスRev変更: Rev. A Rev. B
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とがあります。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであること
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• お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用か
ら損害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。
<KM086201>
2007/07
- 26 -
D
E
RIN2
RIN3
LIN2
C
LIN3
RIN1
B
LIN1
A
DGND
JP1
GND
AGND
E
E
HPL
HPR
HPL
25
26
27
RIN2
28
LIN2
29
RIN3
30
31
1
SDATA
VSS1
24
2
BICK
HVDD
23
C1
0.1u
BICK
D
DVDD
22
VCOM
21
5
DVDD
VREF
20
6
PVDD
ROUT
19
7
VCOC
LOUT
18
AK4371VN
AVDD_REG
2.2u
C6
C7
0.22u
ROUT
C11
0.1u
LOUT
17
C
A1
A2
A3
B1
A5
NC
INRN
B4
INLN
INLP
C15
0.1u
NC
E5
VSS3
VCLP
E4
VCLP
B5
VC
VSS1
E3
VCLN
C1
DVDDI
VCRP
E2
1
B3
SCL
1u
C14
R7
51
TP1
MCKO
B2
C13
0.1u
U2
NC
MUTET
+
JP12
INRN
MOUT
16
I2C
PDN
15
9
R6
10k
MOUT
14
VSS2
13
8
CSN/CAD0
JP11
INLN
CCLK/SCL
C12
47n
C
MCKI
C9
0.1u
10u
C8
AVDD_REG
+10u
C10
4
D
C4
10u
C5
0.1u
MCKI
+
AVDD
12
10
LRCK
CDTI/SDA
R5
3
11
51
LRCK
MCKO
R4
HVDD_REG
C3
0.1u
10
51
VSS3
R3
C2
10u
INRP
51
+
R2
+
51
+
R1
SDATA
LIN3
LIN1
U1
RIN1
32
HPR
C16
PDN
VDD1
D5
D4
D3
D2
D1
C4
R8
47k
VCLN
C3
I2C_SEL
VSS2
E1
VCRN
NC
VDD2
SDA
I2CEN
SPK_PDN
B
C2
VDD3
PDN
CSN
CCLK
CDTI
B
JP2
AK7832
0.01u
C5
C17
0.1u
VCRP
VCRN
D_REG
A
A
Title
Size
A3
Date:
A
B
C
D
AKD4371-B
Document Number
Rev
AK4371 , AK7832
Friday, August 10, 2007
Sheet
E
1
of
1
3
A
B
C
D
E
E
E
4
3
MOUT
MOUT
LIN1
DIR_REG
2
GND
JP13
C21
1u
J3
LIN2/RIN2
RIN2
6
DVDD
C27
1u
4
3
DVDD_REG
R9 (short)
C25
100u
HPR
J4
6
+
+ C26
47u
AVDD_REG
+
C24
0.1u
2
+
HVDD_REG
L4 (short)
1
LIN2
D
R10(short)
+
1
OUT
C23
0.1u
6
L3 (short)
T1
TA48M33F
+ C22
47u
2
C20
1u
4
3
J1
C18
1u
+
D_REG
L2 (short)
IN
RIN1
6
2
1
+
L1 10u
1
C19
1u
J2
LIN1/RIN1
+
VCC +5V
C28
100u
4
3
D
HPL
HP
+
C29
1u
J5
LIN3/RIN3
RIN3
+
C31
1u
4
3
+
6
C30
1u
R11
220
ROUT
LIN3
R12
47k
J6
+
6
C32
1u
R13
220
4
3
LOUT
L/R OUT
R14
47k
C
C
TP2
VCLN
J7
6
1
VCLN
TP3
VCLP
1
VCLP
4
3
SPP_L
TP4
VCRN
B
J8
6
1
VCRN
B
TP5
VCRP
1
VCRP
4
3
SPP_R
A
A
Title
Size
A3
Date:
A
B
C
D
AKD4371-B
Document Number
Rev
Input/Output
Friday, August 10, 2007
Sheet
E
1
2
of
3
A
B
C
D
E
E
E
D_REG
D_REG
1
C33
0.1u
R15
1k
2
K
PORT1
ERF
PDN
TORX141
C35
0.1u
C36
10u
D
14
Vcc
7
8
9
10
11
12
13
SPK_PDN
GND
U3 74HC14
D1
HSU119
L
1
H
3
L
R19
12k
1
RX0
2
DVDD
3
DVSS
4
XTI
C39
0.1u
INT0
16
17
PDN
18
AVSS
R
D
R17
10k
H
C38 SW2
0.1u SPK_PDN
2
SW1
DAC/DIR_PDN
19
20
AVDD
U4
D2
HSU119
A
C37
0.1u
R18
470
R16
10k
A
+
DIR_REG
3
GND
OUT
C34
0.1u
4Y
4A
5Y
5A
6Y
6A
2
3
2
1
1A
1Y
2A
2Y
3A
3Y
K
VCC
1
2
3
4
5
6
K
LED1
A
1
L5
47u
INT1
15
R20
5.1
CSN
14
CSN
CCLK
13
CCLK
CDTI
12
CDTI
U5
CDTO
11
3
A1
B1
21
4
A2
B2
20
5
A3
B3
19
6
A4
B4
18
7
A5
B5
17
MCKI
8
A6
B6
16
CSN
CCLK
PDN
CDTO
SDATA
JP3
LRCK2
10
6
C
MCKO
XTO
LRCK
5
DAUX
X1
11.2896MHz
SDTO
C43
10p
AK4116
9
TP6
XTI
1 1
C42
10p
8
C41
0.1u
2
C
10u
C40
BICK
+
7
DIR_REG
LRCK
JP4
BICK2
BICK
JP5
MCLK
JP6
BICK
9
A7
B7
15
10
A8
B8
14
JP7
LRCK
B
B
JP8
SDTO
D_REG
C44
0.1u
1
VCCA
VCCB
24
2
DIR
VCCB
23
11
GND
OE
22
12
GND
GND
13
PORT2
MCLK
BICK
LRCK
SDTI
1
2
3
4
5
10
9
8
7
6
GND
GND
D_REG
R21
10k
R22
470
R23
10k
R24
470
R25
10k
R26
470
DVDD
C45
0.1u
DSP
74AVC8T245
D_REG
R27
10k
PORT3
1
2
3
4
5
A
10
9
8
7
6
uP-I/F
CSN
SCL/CCLK
SDA/CDTI
CDTO
CDTI
CDTO
JP9
SDA
A
JP10
CAD0
Title
Size
A2
Date:
A
B
C
D
AKD4371-B
Document Number
Rev
CLOCK
Friday, August 10, 2007
E
Sheet
1
3
of
3