[AKD4958ECB-B] AKD4958ECB-B AK4958ECB評価用ボードRev.1 概 要 AKD4958ECB-Bは、MIC/SPK/VIDEOアンプとLDOを内蔵したステレオCODEC、AK4958の評価用ボードです。 USBポートを使用し各種設定のコントロールができ、手軽に評価することが可能です。また、USB Audioデ バイスを搭載し、PCからUSBポートを通してオーディオ信号の入力が可能です。光コネクタも搭載しており、 オーディオ機器とのインタフェースが可能です。 アナログ信号には、Line出力 / Mic入力 / Headphone出力ジャックとスピーカー出力用のマイクロスピーカー を搭載しています。 オーダリングガイド AKD4958ECB-B ---- AK4958評価用ボード PCのUSBポートとの接続用ケーブルとコントロールソフトを同梱。 機 能 DIT, DIRにより、光入出力が可能(AK4118A使用) USB-Audioデバイスを搭載 3種類のディジタル・オーディオ・インタフェース - 光入力1系統、光出力1系統 - USB入力 - 外部インタフェース用10ピンヘッダー Line出力 / Mic入力 / Headphone出力アナログ入出力回路、マイクロスピーカー搭載 ボード制御用USBポート SPDIF -OUT HP Out SPDIF -IN PORT3 Speaker AK4371 USB (Audio) PCM 2902B MicIn AK4118A LineOut AK4958ECB Flash Rom USB (CTRL) PIC18F4550 LDO [ T1 ] (+5V => +3.3V) VIN VOUT for AK4371 LDO [ T2 ] (+5V => +3.3V) LDO [ T3 ] (+5V => +1.8V) 3.3V 1.8V GND Figure 1. AKD4958ECB-Bブロック図 <KM112801> 2013/06 -1- [AKD4958ECB-B] ■操作手順 [1] 電源の配線 [2] 評価モード 1). AK4118AのDIT機能を使用したA/D部の評価 1-1). External Slave Modeを使用する場合 1-2). External Master Modeを使用する場合 1-3). PLL Master Modeを使用する場合 2). AK4118AのDIR機能を使用したD/A部の評価 2-1). External Slave Modeを使用する場合 < Default > 2-2). External Master Modeを使用する場合 3). 外部クロックを使用したA/D部、D/A部の評価 3-1). External Slave Modeを使用する場合 3-2). External Master Modeを使用する場合 3-3). PLL Slave Mode (PLL基準クロック: BICK pin) を使用する場合 [3] JPおよびSWの設定 1). その他のJPの設定 2). SWの設定 [4] 電源投入 <KM112801> 2013/06 -2- [AKD4958ECB-B] [1] 電源の配線 1-1. 全ての電源をU7(CTRL)コネクタから供給する場合 < Default > 必ず、R42, R43 = “Short(0Ω)”に設定して下さい。 ジャンパ設定 JP9 JP10 Figure 2. 全ての電源をU7(CTRL)コネクタから供給する場合のジャンパー設定 電源の接続 名称 Reference No. 電圧 内訳 レギュレータ(T1, T2, T3), AK4118A, CTRL U7 +5V AK4371, ロジック回路 TM1 Open 3.3V AK4958のAVDD TM2 Open 1.8V AK4958のDTVDD GND TM3 Open グラウンド Table 1. 全ての電源をU7(CTRL)コネクタから供給する場合の電源の接続 1-2. 電源にレギュレータを使用しない場合 必ず、R42, R43 = “Open”に設定して下さい。 ジャンパ設定 JP9 JP10 Figure 3. 各電源端子から電源を供給する場合のジャンパー設定 電源の接続 Reference No. 名称 CTRL 3.3V 1.8V GND 電圧 内訳 レギュレータ(T1, T2, T3), AK4118A, U7 +5V AK4371, ロジック回路 TM1 +2.8V~+3.6V [ typ :+3.3V ] AK4958のAVDD TM2 +1.6V~+2.0V [ typ:+1.8V ] AK4958のDTVDD TM3 0V グラウンド Table 2. 各電源端子から電源を供給する場合の電源の接続 (Note 1) Note 1.電源の配線は根本から分けて下さい。 <KM112801> 2013/06 -3- [AKD4958ECB-B] [2] 評価モード AK4118Aを使用してAK4958を評価する場合は、必ずAK4958とAK4118Aのオーディオインタフェースフ ォーマットを一致させて下さい。AK4958のオーディオインタフェースフォーマットに関してはAK4958 のデータシート、AK4118AのオーディオインタフェースフォーマットはTable 4をそれぞれ参照して下さ い。 AK4118Aはfs=32kHz以上に対応します。fs=32kHz未満で評価する場合は他のモードをお使い下さい。 また、AK4118AのMCLKは256fs、512fsに対応します。これ以外の条件で評価する場合は他のモードを お使い下さい。 AK4958のレジスタ設定に関しては、AK4958のデータシートを参照して下さい。 1). AK4118AのDIT機能を使用したA/D部の評価 1-1). External Slave Modeを使用する場合 X2(水晶発振子)およびPORT2(SPDIF-OUT)を使用します。PORT1(SPDIF-IN)、PORT3には何も接 続しないで下さい。 AK4118AからMCKI, BICK, LRCKを供給、SDTOをAK4118Aに供給します。 AK4118AをMaster Modeに設定し、AK4958のレジスタをExternal Slave Modeに設定します。 MCKI JP8 3 XTI 3 MCKO MCKO JP6 Figure 4. JP設定1-1 1-2). External Master Modeを使用する場合 X2(水晶発振子)およびPORT2(SPDIF-OUT)を使用します。PORT1(SPDIF-IN)、PORT3には何も接 続しないで下さい。 AK4118AからMCKIを供給、BICK, LRCK, SDTOをAK4118Aに供給します。 AK4118AをSlave Modeに設定し、AK4958のレジスタをExternal Master Modeに設定します。 MCKI JP8 3 XTI 3 MCKO MCKO JP6 Figure 5. JP設定1-2 <KM112801> 2013/06 -4- [AKD4958ECB-B] 1-3). PLL Master Modeを使用する場合 AK4958のMCKI pinに入力されるクロックを基準に、AK4958内蔵PLLによりMCKO, BICK, LRCK クロックを生成します。 PORT3およびPORT2(SPDIF-OUT)を使用します。PORT1(SPDIF-IN)には何も接続しないで下さ い。 PORT3からMCKIを供給、MCKO, BICK, LRCK, SDTOをAK4118Aに供給します。 AK4118AをSlave Modeに設定し、AK4958のレジスタをPLL Master Modeに設定します。 必ずR46=”Open”にして下さい。 MCKI JP8 3 XTI 3 MCKO MCKO JP6 Figure 6. JP設定1-3 <KM112801> 2013/06 -5- [AKD4958ECB-B] 2). AK4118AのDIR機能を使用したD/A部の評価 AK4118Aへの入力元を選択します。 USB Audioデバイスから音源を入力する場合は、U3(Audio)コネクタとPCのUSBポートをUSBケーブ ルで接続して下さい。 (a) Optical端子 から入力 <Default> (b) USB Audioデバイスから入力 JP5 JP5 3 USB-IN 3 OPT-IN USB-IN OPT-IN Figure 7. AK4118Aへの入力元 2-1). External Slave Modeを使用する場合 < Default > PORT1(SPDIF-IN)を使用します。PORT2(SPDIF-OUT)、PORT3には何も接続しないで下さい。 AK4118AからMCKI, BICK, LRCK, SDTIを供給します。 AK4118AをMaster Modeに設定し、AK4958のレジスタをExternal Slave Modeに設定します。 MCKI JP8 3 XTI 3 MCKO MCKO JP6 Figure 8. JP設定2-1 2-2). External Master Modeを使用する場合 PORT1(SPDIF-IN)を使用します。PORT2(SPDIF-OUT)、PORT3には何も接続しないで下さい。 AK4118AからMCKI, SDTIを供給、BICK, LRCKをAK4118Aに供給します。 AK4118AをSlave Modeに設定し、AK4958のレジスタをExternal Master Modeに設定します。 MCKI JP8 3 XTI 3 MCKO MCKO JP6 Figure 9. JP設定2-2 <KM112801> 2013/06 -6- [AKD4958ECB-B] 3). 外部クロックを使用したA/D部、D/A部の評価 3-1). External Slave Modeを使用する場合 AK4958のレジスタをExternal Slave Modeに設定します。 必ずS1(1-5)=”HHLLL”に設定し、R45, R46=”Open”にして下さい。 AK4958 DSP or P MCKO 256fs, 512fs or 1024fs MCKI MCLK 32fs BICK BCLK 1fs LRCK LRCK SDTO SDTI SDTI SDTO Figure 10. External Slave Mode PORT3を使用します。PORT1(SPDIF-IN)、PORT2(SPDIF-OUT)、には何も接続しないで下さい。 PORT3からMCKI, BICK, LRCK, SDTIが供給され、SDTOをPORT3に供給します。 MCKI JP8 3 XTI 3 MCKO MCKO JP6 Figure 11. JP設定3-1 <KM112801> 2013/06 -7- [AKD4958ECB-B] 3-2). External Master Modeを使用する場合 AK4958のレジスタをExternal Master Modeに設定します。 必ずS1(1-5)=”HHLLL”に設定し、R45, R46=”Open”にして下さい。 AK4958 DSP or P MCKO 256fs, 512fs or 1024fs MCKI MCLK 32fs or 64fs BICK BCLK 1fs LRCK LRCK SDTO SDTI SDTI SDTO Figure 12. External Master Mode PORT3を使用します。PORT1(SPDIF-IN)、PORT2(SPDIF-OUT)、には何も接続しないで下さい。 PORT3からMCKI, SDTIが供給され、BICK, LRCK, SDTOをPORT3に供給します。 MCKI JP8 3 XTI 3 MCKO MCKO JP6 Figure 13. JP設定3-2 <KM112801> 2013/06 -8- [AKD4958ECB-B] 3-3). PLL Slave Mode (PLL基準クロック: BICK pin) を使用する場合 必ずS1(1-5)=”HHLLL”に設定し、R45, R46=”Open”にして下さい。 AK4958のレジスタをPLL Slave Mode (PLL Reference Clock: BICK pin)に設定します。 AK4958 DSP or P MCKO MCKI 32fs, 64fs BICK BCLK 1fs LRCK LRCK SDTO SDTI SDTI SDTO Figure 14. PLL Slave Mode 2 (PLL Reference Clock: BICK pin) PORT3を使用します。PORT1(SPDIF-IN)、PORT2(SPDIF-OUT)、には何も接続しないで下さい。 PORT3からBICK, LRCK, SDTIが供給され、SDTOをPORT3に供給します。 MCKI JP8 3 XTI 3 MCKO MCKO JP6 Figure 15. JP設定3-3 <KM112801> 2013/06 -9- [AKD4958ECB-B] [3] JPおよびSWの設定 1). その他のJPの設定 [JP11] :未使用 何も接続しないで下さい。 [JP20] (RIN) : RIN1 pinへの接続状態を選択します。 OPEN : RIN1 pinへ接続しません。 SHORT : RIN1 pinへ接続します。< Default > [JP21] (MPWRR) : RIN pin のMIC-Power供給有無を選択します。 OPEN : MIC-Power供給無し。< Default > SHORT : MIC-Power供給有り。 [JP22] (MPWRL) : LIN pin のMIC-Power供給有無を選択します。 OPEN : MIC-Power供給無し。< Default > SHORT : MIC-Power供給有り。 [JP23] (LIN) : LIN1 pinへの接続状態を選択します。 OPEN : LIN1 pinへ接続しません。 SHORT : LIN1 pinへ接続します。< Default > [JP25] (SPN) :マイクロスピーカー (LS1) への接続状態を選択します。 OPEN : マイクロスピーカーへ接続しません。 SHORT : マイクロスピーカーへ接続します。< Default > [JP26] (SPP) :マイクロスピーカー (LS1) への接続状態を選択します。 OPEN : マイクロスピーカーへ接続しません。 SHORT : マイクロスピーカーへ接続します。< Default > <KM112801> 2013/06 - 10 - [AKD4958ECB-B] 2). SWの設定 上側がON(“H”), 下側がOFF(“L”)です。 [S1] (SW DIP-5): AK4118Aの設定 No. Name ON (“H”) OFF (“L”) 1 2 3 DIF2 DIF1 DIF0 Audio I/F Format setting for AK4118A Table 4参照 4 OCKS1 5 PDN Default ON OFF OFF Master Clock setting for AK4118A Table 5参照 AK4118A is Power-up. AK4118A is Power-down Table 3. Mode setting for AK4118A Mode DIF2 DIF1 DIF0 DAUX SDTO 0 1 2 3 4 5 L L L L H H L L H H L L L H L H L H 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, Left justified 24bit, I2S 16bit, Right justified 18bit, Right justified 20bit, Right justified 24bit, Right justified 24bit, Left justified 24bit, I2S LRCK I/O H/L O H/L O H/L O H/L O H/L O L/H O 6 H H L 24bit, Left justified 24bit, Left justified H/L I 7 H H H 24bit, I2S 24bit, I2S L/H I OFF ON BICK I/O 64fs O 64fs O 64fs O 64fs O 64fs O 64fs O 64 I -128fs 64 I -128fs Default Table 4. Audio I/F Format setting for AK4118A OCKS1 MCKO1 L 256fs Default H 512fs Table 5. Master Clock setting for AK4118A [S3] (Flash-Load): 未使用。必ずOFF(“L”)側に倒して下さい。 [4] 電源投入 電源投入後、必ず一度AK4118AとAK4958のパワーダウンリセットを行ないます。 AK4118Aのパワーダウンリセット方法は、スイッチS1(5)を一度OFF(“L”)側に倒して、パワーダウンリセ ットを行ってから、ON(“H”)側に戻してパワーダウンを解除します。 AK4958のパワーダウンリセット方法は、コントロールソフトを立ち上げて[PDN: H(L)]ボタンを一度 [PDN:L]に設定しパワーダウンリセットを行ってから、[PDN:H]に戻してパワーダウンを解除します。 <KM112801> 2013/06 - 11 - [AKD4958ECB-B] ■LEDの表示 [D1] (FLASH-ROM): 未使用。 ■ボード制御 AKD4958ECB-BはPCのUSBポートを使用してコントロール可能です。同梱のUSBケーブルでU7(CTRL) コネクタとPCのUSBポートを接続して下さい。コントロールソフトウェアは本評価ボードに同梱されて います。ソフトウェア操作手順は“コントロールソフトマニュアル”の項を参照してください。 <KM112801> 2013/06 - 12 - [AKD4958ECB-B] ■アナログ入出力回路 1). 入力回路について 1-1). MIC/LINE1入力回路 (Digital MICを除く) MPWR 2.2k JP21 MPWRR J3 MIC 2.2k JP22 MPWRL 6 1u JP20 RIN 4 3 1u JP23 LIN RIN1 LIN1 Figure 16.MIC/LINE1入力回路 1-2). VIDEO入力回路 2 3 4 5 J10 VIN 1 VIN 75 0.047u Figure 17.VIDEO入力回路 1-3). BEEP入力回路 1 TP20 BEEP 1u 0 BEEP Figure 18.BEEP入力回路 <KM112801> 2013/06 - 13 - [AKD4958ECB-B] 2). 出力回路について 2-1). LINE出力回路 ROUT LOUT 1u 220 6 1u 220 4 3 20k J2 LINE 20k Figure 19.LINE出力回路 2-2). VIDEO出力回路 1 75 VOUT J11 VOUT 2 3 4 5 Figure 20.VIDEO出力回路 2-3). Speaker出力回路 SPP JP26 LS1 SPEAKER SPP (open) SPN JP25 SPN Figure 21.Speaker出力回路 <KM112801> 2013/06 - 14 - [AKD4958ECB-B] コントロールソフトマニュアル ■評価ボードとコントロールソフトの設定 1. 評価ボードを適宜、設定して下さい。 2. 評価ボードとPC をUSB ケーブルで接続して下さい。 3. USBコントロールは、PC 上ではHDD (Human Interface Device)として認識されます。 4. コントロールプログラム (akd4958ecb-b.exe)を立ち上げてください。(Note 3) 左下に”AKDUSBIF-B”と表示されない場合は、PC とUSB ケーブルを再度接続し直して [Port Reset]ボタンを押して下さい。 5. 適宜、操作を行い評価してください。 Figure 22. Window of Control Soft <KM112801> 2013/06 - 15 - [AKD4958ECB-B] ■操作説明 コントロールソフトでは、ファンクション機能、レジスタマップ操作を行えます。 これらは、上部のタブで切り替えます。 頻繁に使用するレジスタ初期設定ボタン等は、切り替え画面の外側に配置されています。 各ボタンから呼び出されるダイアログの詳細は「■各ダイアログ機能の説明」を参照してください。 1. [Port Reset]: メインボード上のUSB ポートにリセットを行います。 ソフト起動後PC とUSB コントロールを接続した場合、このボタンをクリックしてください。 2. [Write Default]: レジスタを初期設定にします。 3. [All Write]: 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。(Note 2) 4. [All Read]: AK4958 の全てのレジスタ値を読み出し、レジスタマップに表示します。(Note 2) 5. [Save]: [Save Address of Register] ダイアログを立ち上げます。 6. [Load]: ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。 7. [All Reg Write]: [All Reg Write] ダイアログを立ち上げます。 8. [Sequence]: [Sequence] ダイアログを立ち上げます。 9. [Sequence (File)]: [Sequence(File)] ダイアログを立ち上げます。 10. [Read]: 現在のレジスタを読み出して、Register 欄に表示します。 [All Read] ボタンとは異なり16 進表示のみを行い、レジスタマップへの反映は行いません。 11. [PDN: H (L)]: AK4958 PDN pin への入力を設定します(Note 3)。 Note 2. [All Write], [All Read] 実行時はBANK 1 タブを更新するため、RBANK bit に1 が設定されます。 Note 3. 評価ボードに電源を投入後、一旦“PDN:L”とした後、“PDN:H”に戻してAK4958 のリセットを行 ってください。“PDN:H”とした時、”Dummy Command”も発行されます。 動作中は“PDN:H”に設定してください。 <KM112801> 2013/06 - 16 - [AKD4958ECB-B] ■各タブ機能の説明 1. [Function] タブ: ファンクション機能 各ボタンを押すと各機能の動作を実施します。 (設定ダイアログに関しては「■各ダイアログ機能の説明」を、ファンクション機能実施時の設定に関 しては「■シーケンス処理の説明」を参照してください) Figure 23. [Function] Window [Function] ボタン : ボタン名の機能のシーケンス処理を実施します。(1- 1 参照) 設定ダイアログボタン : 各設定ダイアログを呼び出します。(1- 2 参照) <KM112801> 2013/06 - 17 - [AKD4958ECB-B] 1- 1. [Function] ボタン Figure 24. [Function] Button ボタン名の機能のシーケンス処理を実行して、複数のレジスタを更新します。 主にパス設定で使用します。 Function Name Rec_MIC+18dB_ALC Description マイク入力録音 (ステレオ) デジタルマイク 入力録音(ステレオ) Input LIN1, RIN1 DMDAT Output SDTO Playback_Lineout ステレオライン出力 SDTI Loopback_Lineout LOUT, ROUT LOUT, ROUT LIN1, ループバック RIN1 (マイク入力録音、 ステレオライン出力) SDTI SPP, スピーカ出力 SDTI→Digital Filter→Bass Boost→DAC SPN (Bass Boost ON) →SPP,SPN Table 6. Sequence Process Setting Rec_D-MIC_ALC Playback_SPK (Bass Boost ON) SDTO Path LIN1,RIN1→MIC-AMP(+18dB)→ADC →Digital Filter→SDTO DMDAT→Digital Filter→SDTO (Digital MICの時LIN1がDMDATに変わ ります。) SDTI→Digital Filter→DAC→ LOUT,ROUT LIN1,RIN1→ADC→ Digital Filter→DAC→LOUT,ROUT ※クロックモード、I/F モードは変更されません。 AK4958 のデフォルト設定は以下となっています。 クロックモード :外部クロックモード(スレーブ) I/F モード :24bit MSB Justified サンプリングレート :48 kHz <KM112801> 2013/06 - 18 - [AKD4958ECB-B] 1- 2. 設定ダイアログボタン Figure 25. Setting Dialog button [MIC – ADC Setting] ボタン [Digital MIC Setting] ボタン [System Clock Audio I/F] ボタン [ALC Setting] ボタン [DAC Setting] ボタン [Digital Filter] ボタン [BEEP Setting] ボタン [MIC Gain Adjustment] ボタン [Video Setting] ボタン [Bass Boost 3 Band DRC] ボタン [AK4371 Setting] ボタン : 入力レベルおよびマイクゲイン設定ダイアログの呼出し : デジタルマイク設定 ダイアログの呼び出し : システムクロックおよびオーディオI/F 設定ダイアログの呼び出し : ALC 設定 ダイアログの呼び出し : 出力セレクト、出力レベル設定ダイアログの呼び出し : プログラマブルディジタルフィルタ設定ダイアログの 呼び出し : BEEP 出力設定 ダイアログの 呼び出し : マイク感度調整設定ダイアログの 呼び出し : ビデオ信号設定ダイアログの 呼び出し : 低域強調設定 ダイアログの 呼び出し : AK4371の設定 ダイアログの 呼び出し <KM112801> 2013/06 - 19 - [AKD4958ECB-B] 2. [REG] [RBANK0] [RBANK1]タブ: レジスタマップ レジスタの書込み、読み込みを実施する画面です。 レジスタマップの各ビットは押しボタンとなっています。 マウスにより操作することでレジスタの更新を実施します。 “H”または “1”はボタンDown 状態、赤字 (Read Only では濃い赤) 表示、 “L”または “0”はボタンUp 状態、青字 (Read Only ではグレー)表示が行われます。 Read Only のレジスタに関してはグレーアウト状態となりマウスによる操作は不可となります。 データシートで定義されていない部分は“---”で表示されます。 Figure 26. [REG] Window Note 4. BANK0, BANK1 のレジスタWrite/Read 時、RBANK bit の変更は自動的に行われます。 <KM112801> 2013/06 - 20 - [AKD4958ECB-B] 2-1. [Write]: データ書き込みダイアログ 同じアドレス上の複数のbit を同時に変更する場合に使用します。 レジスタマップの各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、 ダイアログを立ち上げます。 チェックボックスをチェック(点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、 チェックしなければデータは“L”または“0”になります。 各レジスタに対応したダイアログがあります。 入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを 押して下さい。 Figure 27. [Register Set] Window 2-2. [Read]: データ読み込み実施 レジスタマップの各レジスタに対応した[Read]ボタンをクリックすると、 各レジスタの読み込みを実施します。 各レジスタの読み込み完了後、レジスタの状態に合わせて表示の更新が行われます。 “H”または “1”ではボタンDown 状態、赤字 (Read Only では濃い赤) 、 “L”または “0”ではボタンUp 状態、青字(Read Only ではグレー)に表示されます。 <KM112801> 2013/06 - 21 - [AKD4958ECB-B] ■各ダイアログ機能の説明 1. [Save]: [Save Address of Register] ダイアログ メイン画面で[Save] ボタンを押すと保存アドレス設定ダイアログが開きます。 Figure 28. [Save] Window [All Address] チェックボタン [RBANK=1] チェックボタン : ON のとき、全レジスタアドレスの設定値を保存します。 : ON のとき、BANK1タブのレジスタアドレスの 設定値を保存します。 OFF のとき、REG, BANK0タブのレジスタアドレスの設定値を保存し ます。 [Start Address] エディットボックス : [All Address] がOFF のとき、保存を開始するレジスタアドレス を指定してください。 [End Address] エディットボックス : [All Address] がOFF のとき、保存を終了するレジスタアドレス を指定してください。 [OK] ボタン : 保存するファイルを指定して、レジスタ設定値の保存を実行します。 [Cancel] ボタン : 処理を中止します。 <KM112801> 2013/06 - 22 - [AKD4958ECB-B] 2. [All Reg Write]: [All Register Write] ダイアログ メイン画面で[All Reg Write] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 メイン画面の[SAVE] ボタンで作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができま す。 Figure 29. [All Reg Write] Window [Open (左)] ボタン [Write] ボタン [Help] ボタン [Save] ボタン [Open (右)] ボタン [Close] ボタン [All Write] [Start] ボタン [Stop] ボタン [Interval time] [Current No] : レジスタ設定ファイル (*.akr) の選択を実施します。 : 選択したレジスタ設定ファイルの内容でレジスタの書込みを行います。 : 本機能の説明画面を開きます。 : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.mar”です。 : “*. mar”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 : 選択したレジスタ設定ファイルの レジスタの書込みをまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 : レジスタ書き込みを開始します。 : レジスタ書き込みを中止します。 : 次のレジスタ設定ファイルの書き込みを開始するまでの待ち時間を指定 します。(5msec ~ 10,000msec) : 現在書き込み中のファイルNo(上側のファイルから 1, 2, 3… 10) を表示します。 ~ 操作上の注意 ~ 1. 右側にある[Save] と[OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要が あります。 2. レジスタの内容をメイン画面 の [Save] ボタンで変更した場合、その内容を反映させるために そのファイルを再度読み出して下さい。 <KM112801> 2013/06 - 23 - [AKD4958ECB-B] 3. [Sequence]: [Sequence] ダイアログ メイン画面で[Sequence] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 Figure 30. [Sequence] Window ~ シーケンスの設定 ~ シーケンス設定は以下の手順で設定します。 1. シーケンス処理内容を選択します。 [Select]コンボボックスから動作させる処理内容を選択します。 処理内容に応じてデータ設定の必要な入力ボックスが有効になります。 < Select選択項目 > ・No_use ・Register ・Reg (Mask) ・Interval ・Stop ・End : 未使用 : レジスタ書込み : レジスタ書込み(マスク指定) : インターバル : 一時停止 : シーケンス終了 RBANK bit の変更もシーケンスに組み込む必要があります。 Start 時のRBANK bit の設定により、シーケンス処理が変わる可能性がありますので、 RBANK bit の設定に注意してください。 <KM112801> 2013/06 - 24 - [AKD4958ECB-B] 2. 動作させるシーケンスを入力して下さい。 [Address] [Data] [Mask] [Interval] : アドレス : データ : マスク [Data] 入力に対してマスクbit が 1のbit のみデータを変更します。 MASK bit が 0 の bit を維持しますが、レジスタRead は実施せず、ソフト内に保持し ているデータを利用します。 電源再投入や PDN pin で Reset を行った場合、ソフトで 維持しているレジスタデータとAK4958 のレジスタデータが異なりますので、 “Write Default” を実施してください。 Mask = 0x00 のとき、現在値の設定を維持します。 Mask = 0xFF のとき、Data で設定された8bit データが書き込まれます。 Mask = 0x0F のとき、Data で設定された下位4bit データが書き込まれます。 上位4bitは現在の設定値を維持します。 : インターバル時間 シーケンス処理内容毎の入力項目は次の通りです。 ・No use : なし ・Register : [Address]、[Data]、[Interval] ・Reg_Mask : [Address]、[Data]、[Mask]、[Interval] ・Interval : [Interval] ・Stop : なし ・End : なし ~ 操作ボタン説明 ~ 操作ボタンの機能は以下の通りです。 [DEL] ボタン [INS] ボタン [Start Step] 選択 [Start] ボタン [Stop] ボタン [Help] ボタン [Save] ボタン [Open] ボタン [Close] ボタン : チェックしている1ステップを削除します。 : チェックしているステップに前回削除した1ステップを挿入します。 : 開始するステップを選択します。 No.1 Step : No.1 ステップから開始します。 Checked Step : チェックしているステップから開始します。 : 設定したシーケンスが実行されます。 : 実行中のシーケンスを停止します。 : 本機能の説明画面を開きます。 : シーケンス設定ファイルを保存します。ファイル名は “*.aks” です。 : “*.aks”で保存されたシーケンス設定ファイルの割り当てを読み出します。 : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ~ シーケンスの一時停止 ~ シーケンス処理内容にStop が選択されているとき、シーケンスを一時停止します。処理提訴後、[Start Step] の選択が自動的に“Checked Step” へ変わり、かつ、次の開始ステップがチェックされます。再度 [Start]ボタンを押下すると停止した状態から再び動作を開始します。 処理を終わり”END” ステップまで実行させた場合、[Start Step] の選択は自動的に “No.1 Step” に変わり ます。 <KM112801> 2013/06 - 25 - [AKD4958ECB-B] 4. [Sequence (File)]: [Sequence by *.aks file] ダイアログ メイン画面で[Sequence (File)] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 シーケンス設定画面([Sequence]ダイアログ)の[SAVE] ボタンで作成したシーケンス設定ファイルを複 数割り当て、実行することができます。 Figure 31. [Sequence (File)] Window [Open (左)] ボタン : シーケンス設定ファイル (*.aks) の選択を実施します。 [Start] ボタン : 選択したシーケンス設定ファイルの内容でシーケンス処理の実行を行います。 [Start All] ボタン : 選択したシーケンス設定ファイルのシーケンス処理実行をまとめて実施します。 選択ファイルの実行順番は画面上から下の順となります。 [Stop] ボタン : シーケンス処理を中止します。 [Help] ボタン : 本機能の説明画面を開きます。 [Save] ボタン : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は "*.mas" です。 [Open (右)] ボタン : “*.mas”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 [Close] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ~ 操作上の注意 ~ 1. 右側にある[Save] と[OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要が あります。 2. シーケンス処理内容に Stop が選択されているとき、シーケンスを一時停止します。 一時停止中は以下のようなメッセージを出力します。[OK]ボタンを押下すると先に進みます。 Figure 32. [Sequence Pause] Window <KM112801> 2013/06 - 26 - [AKD4958ECB-B] 5. [MIC – ADC Setting]: [MIC – ADC Setting (Recording)] ダイアログ メイン画面で[MIC-ADC Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 マイクゲイン調整等のレジスタ設定を実施できます。(入力はLIN1/RIN1固定です。) レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 33. [MIC-ADC Setting] Window 以下の場合、PMVCM bit に“1”が設定されます。各設定を戻してもPMVCM bit は“0”となりませんので、 レジスタマップを直接操作してください 。 ① MIC Power (PMMP bit)をPower-up した時 ② MIC Amp Power (PMMICL/R bit)をPower-up した時 ③ Input Signal Select (PMADL/R bit)で「All”0”, All”0”」以外を選択した時( Note 5. ③時にPath Selectで Digital Filter を含むパスを選択している場合、PMPFIL bit も”1”となります。) Note 5. ③時にPath SelectでDigital Filter を含むパスを選択している場合、PMPFIL bit も”1”となります。 ただし、PMVCMと同様にPMPFIL bit は”0”となりませんので、こちらも同様にレジスタマップを 直接操作してください。 <KM112801> 2013/06 - 27 - [AKD4958ECB-B] ~ Gain 設定での入力操作 ~ スライダの下にある入力ボックスでデータ設定を行うことで任意の設定位置まで移動することが可能で す。 設定値は入力値を元に設定可能な値が自動的に選択されます。(設定後、入力した値から変更されます。) 設定位置への移動後マウス操作またはキーボードの上下カーソル操作により微調整を実施してください。 設定値に移動し ます。 設定可能な値が自動的に選択されます。 Figure 34. Volume Slider Control <KM112801> 2013/06 - 28 - [AKD4958ECB-B] 6. [Digital MIC Setting]: [Digital MIC Setting] ダイアログ メイン画面で[Digital MIC Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 デジタルマイクのレジスタ設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 35. [Digital MIC Setting] Window Input Signal Select を「ALL”0”, ALL”0”」以外に設定した時、PMVCM bit に“1”が設定されます。 「ALL”0”, ALL”0”」に戻してもPMVCM bit は“0”となりませんので、レジスタマップを直接操作して ください 。 <KM112801> 2013/06 - 29 - [AKD4958ECB-B] 7. [System Clock Audio I/F]: [System Clock Audio I/F] ダイアログ メイン画面で[System Clock Audio I/F] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 システムクロックおよびオーディオI/F のレジスタ設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 36. [System Clock Audio I/F] Window Clock Mode を「PLL Mode」に変えた時、PMVCM bit に“1”が設定されます。 「EXT Mode」に戻してもPMVCM bit は“0”となりませんので、レジスタマップを直接操作してください 。 <KM112801> 2013/06 - 30 - [AKD4958ECB-B] 8. [ALC Setting]: [ALC Setting] ダイアログ メイン画面で[ALC Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 Auto Level Control のレジスタ設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 37. [ALC Setting] Window <KM112801> 2013/06 - 31 - [AKD4958ECB-B] 8-1. 録音時ALC の変曲点シミュレーション [ALC Setting] ダイアログ画面で[Output Level] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各設定値におけるALCのREF (入出力特性)の表示を行います。 Figure 38. ALC Input-output characteristics (default settings) Figure 39. ALC Input-output characteristics (change settings) <KM112801> 2013/06 - 32 - [AKD4958ECB-B] ~ 読み出し操作 ~ ダイアログ右下にあるボタンで(Default の表示名は”Start”)、ALCへの入力レベル(INVOL)およびALCの 現在のボリューム値(VOL)を読み出すことが可能です。 読み出しは、Read を止めるまでボタン横にあるエディットボックス内で設定した間隔で行います。 読み出した値はプログレスコントロールおよびその横 のエディットボックスに表示されます。 読み出しの間隔は100~1000 msecの間で設定可能です。 Figure 40. Volume Progress Control <KM112801> 2013/06 - 33 - [AKD4958ECB-B] 9. [DAC Setting]: [DAC_LINE/SPK Setting(Playback)] ダイアログ メイン画面で[DAC Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 DAC からの出力セレクト、出力ゲイン調整のレジスタ設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 41. [DAC Setting] Window 以下の場合、PMVCM bit に“1”が設定されます。各ボタンを元に戻してもPMVCM bit は“0”となりませんの で、レジスタマップを直接操作してください 。 ① DAC Power (PMDAC bit)をPower-up した時 ② SPK-Amp (PMSPK, SPPSN, DACS bit)をEnable にした時 ③ Line Out (PMLO, LOPS, DACL bit)をEnable にした時 <KM112801> 2013/06 - 34 - [AKD4958ECB-B] 10. [Digital Filter]: [Filter Setting] ダイアログ メイン画面で[Digital Filter] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各フィルタの係数の計算を実施し、書き込みを実施できます。 (フィルタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 42. [Digital Filter] Window [Register Setting] ボタン : フィルタ関係のレジスタ設定のダイアログが開きます。 レジスタへのフィルタ係数書き込みも実施します。 [F Response] ボタン : [Filter Plot] フィルタ特性ダイアログを表示します。 レジスタへのフィルタ係数書き込みも実施します。 [Coefficient Write] ボタン : 全フィルタの計算、係数書き込みを実施します。 [Reg Map to Fc/Plot] チェックボタン : ON にするとレジスタマップに書き込まれている係数を逆算してカット オフ周波数等の各パラメータを表示します。 HPF とLPF の Gain は 1.0 とする必要があります。[ Digital Filter Setting ] 上で[ Coefficient Write ]等で係数書き込みを実施するとき、HPF とLPF の Gain は常に 1.0 で計算します。 EQ Sequence for Noise [ON/OFF] button : ON のとき、ノイズ発生時用のパス設定になります。 OFFのとき、ON にする前の設定が適用されます。 [Close] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 <KM112801> 2013/06 - 35 - [AKD4958ECB-B] 10-1. パラメータの設定 各フィルタのパラメータを設定して下さい。 項目 内容 Sampling Rate サンプリング周波数(fs) HPF HPF1 Cut Off Frequency HPF2 Cut Off Frequency AHPF AHPF Detection Level AHPF Suppressor Level LPF Cut Off Frequency FIL3 Cut Off Frequency Filter type Gain EQ0 Pole Frequency Zero-point Frequency Gain Gain2 5 Band Equalizer EQ1-5 Center Frequency EQ1-5 Band Width EQ1-5 Gain High Pass Filter 1 のカットオフ周波数 High Pass Filter 2 のカットオフ周波数 風切り音フィルタ の感度レベル 風切り音フィルタの抑圧レベル 設定範囲 8, 11.025, 12, 16, 22.05, 24, 32, 44.1, 48kHz のいずれか 3.7×fs/48 ~ 236.8×fs/48 (kHz) 0.0001 ≦ fc/fs < 0.497 0.5(弱) ~ 4.0(強) weak(弱) ~ strong(強) Low Pass Filter のカットオフ周波数 0.05 ≦ fc/fs < 0.497 ステレオ強調感フィルタの カットオフ周波数 ステレオ強調感フィルタ のタイプ ステレオ強調感フィルタの減衰量 0.0001 ≦ fc/fs < 0.497 ゲイン補正フィルタの極の周波数 ゲイン補正フィルタの零点の周波数 ゲイン補正フィルタのゲイン量 ゲイン補正 EQ1-5 の中心周波数 (Note 6) EQ1-5 のバンド幅 (Note 7) EQ1-5 のゲイン Table 7. Parameter Setting of [Filter Setting] LPF or HPF -10dB ≦ Gain ≦ 0dB 0.0001 ≦ fc/fs < 0.497 0.0001 ≦ fc/fs < 0.497 -20dB ≦ Gain ≦ +12dB 0 / +12 / +24dB 0.003 < fc/fs < 0.497 0.05 ≦ fc/fs -1 ≦ Gain < 3 Note 6. 中心周波数からゲイン差が 3dB の帯域幅 Note 7. “-1”のときノッチフィルタとなります “HPF1 Enable”, “AHPF Enable”, “HPF2 Enable”, “LPF Enable”, “FIL3 Enable”, “EQ0 Enable”, “EQ1”, “EQ2”, “EQ3”, “EQ4”, “EQ5” のチェックボタンで Filter の ON/OFF を設定して下さい。チェックした場合に Filter が ON になります。 “Notch Filter Auto Correction” を チェックしたとき、ノッチフィルタの中心 周波数の自動補正を行います。 Figure 43. Filter ON/OFF Check Box <KM112801> 2013/06 - 36 - [AKD4958ECB-B] 10-2. [Register Setting]: [Register Setting for Filter] ダイアログ [Register Setting] ボタンを押すとレジスタ設定値が表示されます。1つのパラメータでも、設定範囲外 の値が設定されている場合、エラーメッセージが表示されレジスタ設定の計算は実行されません。 Figure 44. [Register Setting for Filter] Window レジスタ設定値が更新されるのは以下の場合です。 1. [Register Setting] ボタンが押されたとき 2. [F Response] ボタンが押されたとき 3. [Write] ボタンが押されたとき 4. 周波数特性表示ウィンドウ上の [UpDate] ボタンが押されたとき 5. 各パラメータを設定後、Enter またはTab キーが押されたとき <KM112801> 2013/06 - 37 - [AKD4958ECB-B] 10-3. [F Response]: [Filter Plot] ダイアログ [Filter Setting] ダイアログ画面で[F Response] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 フィルタの設定値でのフィルタ特性の表示を行います。 Figure 45. [F Response] Window [Frequency Range] エディットボックス [UpDate] ボタン [Gain/Phase] 選択 [Log View] チェックボタン [Close] ボタン : フィルタ特性の表示幅を指定します。 : フィルタ特性グラフを再描画します。 : ゲイン表示/位相表示の切り替えを行います : リニア表示/ログ表示の切り替えを行います。 : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 ~ 縦軸の調整 ~ 1.[Y-axis Ref] エディットボックス 2.[縦スライド] 3.[横スライド] : 縦スライドの中心値を設定します。 : 中心参考値を移動できます。 : 縦軸の目盛りを調整できます。(左は縮小、右は拡大) <KM112801> 2013/06 - 38 - [AKD4958ECB-B] 10-4. 周波数特性表示ウィンドウ上のEQ 5Band の設定 EQ がON になる場合、[Filter Plot] ダイアログ画面上に緑の数字が表示されます。この数字は各EQ の 中心周波数とゲインの設定を示しています。 (数字の横座標はEQ の中心周波数、縦座標はEQ のゲイン(-1 ~ 2.99)です。) [Filter Setting]ダイアログ画面では表示中の1-5の数字をマウス選択し移動操作を実施することで、フ ィルタ特性の表示を行いながら設定が可能です。 左クリックでの移動操作では中心周波数(Center Frequency)およびゲイン(Gain)設定を変えられます。 右クリックでの移動操作ではバンド幅(Band Width)の設定を変えられます。 マウスでの移動操作後、 中心周波数(Center Frequency)および ゲイン(Gain)の設定値が更新されます。 数字を選択し、 左クリックしながら移動操作を行う Figure 46. Filter Setting (Left-clicking operation) 数字の上で右クリックしながら移動操作を行うと バンド幅(Band Width)の設定値が更新されます。 Figure 47. Filter Setting (Right-clicking operation) <KM112801> 2013/06 - 39 - [AKD4958ECB-B] 10-5. ステレオ感強調フィルタのシミュレーション ステレオマイクの設定 [L-ch Level] / [R-ch Level] [Distance] [Angle] Default Fil3: OFF : マイク感度のばらつきによりゲインのミスマッチを設定します。 : 音源 ⇔ マイク間の距離を設定します。 : 音源 ⇔ マイク間の角度を設定します。 FIL3: ON, Filter Type: LPF, EQ0: ON Figure 48. Stereo Separation Emphasis Operation <KM112801> 2013/06 - 40 - [AKD4958ECB-B] 10-6. ノッチフィルタの中心周波数の自動補正 5 Band Equalizer のゲインを“-1” に設定すると、Equalizer はノッチフィルタとなります。複数のノッ チフィルタの中心周波数が隣接する場合、中心周波数にずれが生じます(Figure 49)。“Notch Auto Correct”チェックボタンをチェックすると、ノッチフィルタの中心周波数の自動補正を行い、自動補 正後のレジスタ設定、および、周波数特性を表示します(Figure 50)。 この自動補正は、ゲインを “-1” に設定した Equalizer に対して有効です(Note 8)。 Note 8. 中心周波数間の幅が、バンド幅設定より小さい場合、自動補正が正しく行われない可能性が ありますので、周波数特性の表示で補正結果を確認してください。 中心周波数の設定 : 4400Hz, 5000Hz, 5400Hz / バンド幅 : 200Hz(3 band共通) Figure 49. 5Band Equalizer Operation (Not Check of “Notch Auto Correct”) 中心周波数の設定 : 4400Hz, 5000Hz, 5400Hz / バンド幅 : 200Hz(3 band共通) Figure 50. 5Band Equalizer Operation (Checked of “Notch Auto Correct”) <KM112801> 2013/06 - 41 - [AKD4958ECB-B] 10-7. ノイズ発生時用共通ゲインのシーケンス ノイズが継続することが想定される場合、“EQ Sequence for Noise (ON/OFF)” ボタンをONする ことで、EQ2-5のパスを一括で切り替えることができます。 Figure 51. Equalizer Gain Setting ボタンON 時:EQCx bit: OFF, EQxG5-0 bits: 0x3F (-0.03dB), EQxT1-0 bits: 00 (256/fs) Figure 52. Equalizer Gain Setting (Setting for Noise button is “ON”) ボタンOFF 時:ボタンをONする前の設定 Figure 53. Equalizer Gain Setting (Setting for Noise button is “OFF”) <KM112801> 2013/06 - 42 - [AKD4958ECB-B] 11. [BEEP Setting]: [BEEP Setting] ダイアログ メイン画面で[BEEP Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各レジスタの設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 54. [BEEP Setting] Window BEEP Input Power(PMBP bit)をPower-up した時、PMVCM bit に“1”が設定されます。各ボタンを元に戻して もPMVCM bit は“0”となりませんので、レジスタマップを直接操作してください 。 <KM112801> 2013/06 - 43 - [AKD4958ECB-B] 12. [MIC Gain Adjustment]: [MIC Gain Adjustment] ダイアログ メイン画面で[MIC Gain Adjustment]ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各レジスタの設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 55. [MIC Gain Adjustment] Window <KM112801> 2013/06 - 44 - [AKD4958ECB-B] ~ ALC 入力レベルの読み出し ~ ダイアログ右上にあるボタン押下で(Default の表示名は”Start”) Band Limitation Setting を反映します。 ALC への細かい入力レベル(RMG)を読み出し、マイク感度差を測定することができます。 読み出しは、Stop を押すまで100msec 間隔で行います。 マイク感度が 表示されます。 Figure 56. Reading ALC Input Level <KM112801> 2013/06 - 45 - [AKD4958ECB-B] ~ マイクゲインの自動調整 ~ 読み出しをStopした際にAdjust Gain Automatically のチェックがついていた場合、マイクゲインの自動 調整を行います。 Figure 57. End message of adjustment ゲインが小さい方のマ イクを0dBに設定し、大 きい方のマイクのゲイン を下げます。 Figure 58. MIC Gain auto adjustment <KM112801> 2013/06 - 46 - [AKD4958ECB-B] 13. [Video Setting]: [Video Setting] ダイアログ メイン画面で[Video Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各レジスタの設定を実施できます。 レジスタマップ上でのレジスタ設定と連動しています。 (レジスタ機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 59. [Video Setting] Window Composite Video Block Power(PMV bit)をPower-up した時、PMVCM bit に“1”が設定されます。各ボタンを 元に戻してもPMVCM bit は“0”となりませんので、レジスタマップを直接操作してください 。 <KM112801> 2013/06 - 47 - [AKD4958ECB-B] 14. [Bass Boost 3 Band DRC]: [Bass Boost & 3 Band DRC control] ダイアログ メイン画面で[Bass Boost 3 Band DRC] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 各フィルタの係数の計算を実施し、書き込みを実施できます。 (Bass Boost およびDRC 機能詳細はデータシートを参照してください) Figure 60. [Bass Boost & 3 Band DRC control] Window [Write Bass Boost Setting] ボタン : Bass Boost 関連のフィルタの計算、係数書き込みを実施します。 [Write] ボタン : DRC 関連フィルタの計算、係数書き込みを実施します。 [F Response] ボタン : [DRC Filter Plot] フィルタ特性ダイアログを表示します。 [DRC Curve] ボタン : [DRC Curve]ダイアログを表示します。 [Close] ボタン : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 <KM112801> 2013/06 - 48 - [AKD4958ECB-B] 14-1. パラメータの設定 Bass Boost Block のパラメータを設定して下さい。 項目 内容 Sampling Rate サンプリング周波数(fs) HPF HPF4 LPF LPF2 BPF1-3 BPF1-3 Center Frequency BPF1-3 Band Width Bass Boost Block Boost Level 設定範囲 8, 11.025, 12, 16, 22.05, 24, 32, 44.1, 48kHz のいずれか High Pass Filter 4のカットオフ周波数 250Hz ≦ fc Low Pass Filter 2のカットオフ周波数 500Hz ≦ fc BPF1-3の中心周波数 BPF1-3のバンド幅 低域強調の強調レベル 250Hz ≦ fc ≦ 3000Hz 40Hz≦ fc≦ 300Hz 0: Mute、 20* log10 (1/4) ~ 20* log10 (63/4) Table 8. Parameter Setting of [Bass Boost Function] Figure 61. Bass Boost ON/OFF setting button DRC Block のパラメータを設定して下さい。 項目 内容 Sampling Rate サンプリング周波数(fs) Dynamic Volume Control Low Frequency Range LPF Middle Frequency Range HPF LPF High Frequency Range HPF 設定範囲 8, 11.025, 12, 16, 22.05, 24, 32, 44.1, 48kHz のいずれか Low Pass Filter のカットオフ周波数 0.002 ≦ fc/fs High Pass Filter のカットオフ周波数 Low Pass Filter のカットオフ周波数 0.0001 ≦ fc/fs 0.05 ≦ fc/fs High Pass Filter のカットオフ周波数 Table 9. Parameter Setting of [DRC Function] 0.0001 ≦ fc/fs “3 Band DRC ON”のチェックボタンで、3 Band DRC の ON/OFF を設定して下さい。 チェックした場合にDynamic Volume が ON になります。 Figure 62. DRC ON/OFF setting button <KM112801> 2013/06 - 49 - [AKD4958ECB-B] 14-2. Frequency Response [Bass Boost & 3 Band DRC control] ダイアログ画面で[F Response] ボタンを押すと 下記のようなダイアログが開きます。 フィルタの設定値でのフィルタ特性の表示を行います。 Figure 63. A frequency characteristic indication result [Frequency Range]エディットボックス [UpDate]ボタン [Gain/Phase]ラジオボタン [Close] ボタン : フィルタ特性の表示幅を指定します。 : フィルタ特性グラフを再描画します。 : ゲイン表示/位相表示の切り替えを行います : ダイアログを閉じ、処理を終了します。 <KM112801> 2013/06 - 50 - [AKD4958ECB-B] 14-3. Filter Setting [Bass Boost & 3 Band DRC control] ダイアログで“3 Band DRC ON”のチェックボックスを選択し [F Response] ボタンを押すと、フィルタ特性の表示を行います。 L/M上で左クリックで移動操作を 行うことができます。 移動操作後 表示が更新されます。 Figure 64. Filter Setting (Left-clicking operation) 設定変更後 表示が更新されます。 Figure 65. Filter Setting (Middle Frequency Range Selecting) <KM112801> 2013/06 - 51 - [AKD4958ECB-B] 14-4. Dynamic Volume Control [Bass Boost & 3 Band DRC control] ダイアログ画面で[DRV Curve] ボタンを押すと下記のようなダイアロ グが開きます。 画面上部のラジオボタンでDVLC 周波数帯域” LOW”, “ MIDDLE”, “ HIGH”のいずれかを選択すると DVLC カーブの表示が行われます。 画面操作により設定値を変更することが出来ます。 DVLC カーブの周波数帯域を選択します。 表示は以下の各色で示されます。 赤:LOW 青:MIDDLE 緑:HIGH レジスタマップ DVLC カーブの変極点 移動操作後 設定値が更新されます。 左クリックで移動操作を行うことができ ます。 Figure 66. DVLC Curve Setting <KM112801> 2013/06 - 52 - [AKD4958ECB-B] 14-5. Dynamic Range Control [Bass Boost & 3 Band DRC control] ダイアログ画面で[DRV Curve] ボタンを押すと下記のような ダイアログが開きます。 画面上部のラジオボタンで“DRC”を選択するとDRC カーブの表示が行われます。 画面操作により設定値を変更することが出来ます。 レジスタマップ 左クリックで移動操作を行うことができ ます。 移動操作後 設定値が更新されます。 Figure 67. Dynamic Range Control Setting <KM112801> 2013/06 - 53 - [AKD4958ECB-B] 15. [AK4371 Setting]: [AK4371 Setting] ダイアログ メイン画面で[AK4371 Setting] ボタンを押すと下記のようなダイアログが開きます。 “Power-Down” ボタンをON にした時、AK4958 のClock Mode (32fs or 64fs) とAudio I/F (MSB, I2S) の 設定を確認してAK4371の設定を自動的に行います。 (レジスタ機能詳細はAK4371 のデータシートを参照してください) Figure 68. [AK4371 Setting] Window <KM112801> 2013/06 - 54 - [AKD4958ECB-B] ■シーケンス処理の説明 1. [Rec_MIC+18dB_ALC] メイン画面で[Rec_MIC+18dB_ALC] ボタンを押すと、マイク入力録音(ステレオ)の設定がされます。 (Note 9) [MIC-ADC Setting] Window [ALC Setting] Window Figure 69. [Rec_MIC+18dB_ALC] Setting <KM112801> 2013/06 - 55 - [AKD4958ECB-B] 2. [Rec_D-MIC ALC] メイン画面で[Rec_D-MIC ALC] ボタンを押すと、デジタルマイク入力録音(ステレオ) の設定がされます。 (Note 9) [Digital MIC Setting] Window Figure 70. [Rec_D-MIC ALC] Setting 3. [Playback_Lineout] メイン画面で[Playback_Lineout] ボタンを押すと、ステレオライン出力の設定がされます。 [DAC Setting] Window Figure 71. [Playback_Lineout] Setting <KM112801> 2013/06 - 56 - [AKD4958ECB-B] 4. [Loopback_Lineout] メイン画面で[Loopback_Lineout] ボタンを押すと、ループバックの設定がされます。(Note 9) [MIC-ADC Setting] Window [DAC Setting] Window Figure 72. [Loopback] Setting <KM112801> 2013/06 - 57 - [AKD4958ECB-B] 5. [Playback_SPK (Bass Boost ON)] メイン画面で[Playback_SPK (Bass Boost ON)] ボタンを押すと、Bass Boost 有効のスピーカ出力 設定がされます。 [ DAC Setting ] Window [Bass Boost & 3 Band DRC Control] Window Figure 73. [Playback_SPK (Bass Boost ON)] Setting Note 9. [Rec_D-MIC ALC], [Loopback_Lineout] のシーケンスでALCダイアログに設定される値は、 [Rec_MIC+18dB_ALC] と同様です。 <KM112801> 2013/06 - 58 - [AKD4958ECB-B] 測定結果 [Measurement condition] Measurement Unit MCLK BICK fs Bit Power Supply Band Width Measurement Mode Temperature : Audio Precession System Two Cascade, PSIA : 12.2880MHz : 64fs : 48 kHz : 24bit : AVDD = 3.3V, DTVDD = 1.8V : 20Hz ~ 20kHz : PLL Slave Mode (MCKI = 12MHz) : Room Temperature [Measurement Result] 1. ADC a). LIN1/RIN1 pins, MGAIN bits = “+18dB” Result Lch / Rch Parameter S/(N+D) (-1dBFS Input) D-Range (-60dB Input, A-weighted) S/N (No Signal, A-weighted) Unit 84.1 / 83.9 dB 88.5 / 88.5 dB 88.6 / 88.6 dB b). LIN1/RIN1 pins, MGAIN bits = “0dB” Result Lch / Rch Parameter S/(N+D) (-1dBFS Input) D-Range (-60dB Input, A-weighted) S/N (No Signal, A-weighted) Unit 86.1 / 85.9 dB 95.0 / 95.2 dB 95.2 / 95.3 dB 2. DAC a). LOUT/ROUT pins, LVCM bits = “01”, RL=20kΩ Result Lch / Rch Parameter S/(N+D) (-3dBFS Input) S/N (No Signal, A-weighted) b). SPP/SPN pins, SPKG bits = “01”, RL=8Ω Parameter S/(N+D) (-0.7dBFS Input) S/N (No Signal, A-weighted) <KM112801> Unit 86.7 / 86.0 dB 93.8 / 93.9 dB Result Unit 77.6 dB 97.5 dB 2013/06 - 59 - [AKD4958ECB-B] PLOT DATA 1-a). ADC [LIN1/RIN1 pins, MGAIN = “+18dB”] AKM AK4958 S/(N+D) vs. Input Level [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+18dB" -70 -72 -74 -76 -78 -80 d B F S -82 -84 -86 -88 -90 -92 -94 -96 -98 -100 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 dBr Figure 74. S/(N+D) vs. Input Level AKM AK4958 S/(N+D) vs. Input Frequency [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+18dB" -70 -72 -74 -76 -78 -80 d B F S -82 -84 -86 -88 -90 -92 -94 -96 -98 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 75. S/(N+D) vs. Input Frequency C1 and C2: Electrolytic Capacitor <KM112801> 2013/06 - 60 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 Linearity [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+18dB" +0 TT T -10 -20 -30 -40 d B F S -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Figure 76. Linearity AKM AK4958 Frequency Response [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+18dB" -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 d B F S -0.9 -1 -1.1 -1.2 -1.3 -1.4 -1.5 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 77. Frequency Response C1 and C2: Electrolytic Capacitor <KM112801> 2013/06 - 61 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 Crosstalk [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+18dB" -70 TTTTTTTTTT TTTTTT TTTTTT TTTTTTTTT TTTT TT T TTTTT TT T TT TTT TT TTTTTTTTT TT TT TTTTT T TT TT T -75 -80 -85 -90 -95 -100 d B -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz Figure 78. Crosstalk AKM AK4958 FFT (-1dBFS Input) [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+18dB" +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 79. FFT (-1dBFS Input) <KM112801> 2013/06 - 62 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 FFT (-60dBFS Input) [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+18dB" +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz Figure 80. FFT (-60dBFS Input) AKM AK4958 FFT (No Signal Input) [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+18dB" +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 81. FFT (No Signal Input) <KM112801> 2013/06 - 63 - [AKD4958ECB-B] 1-b). ADC [LIN1/RIN1 pins, MGAIN = “0dB”] AKM AK4958 S/(N+D) vs. Input Level [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+0dB" -70 -72 -74 -76 -78 -80 d B F S -82 -84 -86 -88 -90 -92 -94 -96 -98 -100 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 dBr Figure 82. S/(N+D) vs. Input Level AKM AK4958 S/(N+D) vs. Input Frequency [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+0dB" -70 -72 -74 -76 -78 -80 d B F S -82 -84 -86 -88 -90 -92 -94 -96 -98 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 83. S/(N+D) vs. Input Frequency C1 and C2: Electrolytic Capacitor <KM112801> 2013/06 - 64 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 Linearity [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+0dB" +0 TT T -10 -20 -30 -40 d B F S -50 -60 -70 -80 -90 -100 -110 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Figure 84. Linearity AKM AK4958 Frequency Response [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+0dB" -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 d B F S -0.9 -1 -1.1 -1.2 -1.3 -1.4 -1.5 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 85. Frequency Response C1 and C2: Electrolytic Capacitor <KM112801> 2013/06 - 65 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 Crosstalk [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+0dB" -70 T TTTTTT TTT TTTTTTT TTTTT TTTTTT TT T T TT T T TT TT T T -75 -80 -85 -90 -95 -100 d B -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz Figure 86. Crosstalk AKM AK4958 FFT (-1dBFS Input) [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+0dB" +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 87. FFT (-1dBFS Input) <KM112801> 2013/06 - 66 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 FFT (-60dBFS Input) [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+0dB" +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz Figure 88. FFT (-60dBFS Input) AKM AK4958 FFT (No Signal Input) [ ADC, LIN1/RIN1 ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, MGAIN="+0dB" +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz Figure 89. FFT (No Signal Input) <KM112801> 2013/06 - 67 - [AKD4958ECB-B] 2-a). DAC [LOUT/ROUT pins, LVCM(1-0) bits = “01”] AKM AK4958 THD+N vs. Input Level [ DAC, LINEOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, LVCMbit="01", RL=20kohm -70 -72 -74 -76 -78 -80 d B r -82 A -88 -84 -86 -90 -92 -94 -96 -98 -100 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 dBFS Figure 90. THD+N vs. Input Level AKM AK4958 THD+N vs. Input Frequency [ DAC, LINEOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, LVCMbit="01", RL=20kohm -70 -72 -74 -76 -78 -80 d B r -82 A -88 -84 -86 -90 -92 -94 -96 -98 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 91. THD+N vs. Input Frequency C3and C4 Electrolytic Capacitor <KM112801> 2013/06 - 68 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 Linearity [ DAC, LINEOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, LVCMbit="01", RL=20kohm +0 -10 -20 -30 -40 d B r -50 -60 A -70 -80 -90 -100 -110 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 92. Linearity AKM AK4958 Frequency Response [ DAC, LINEOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, LVCMbit="01", RL=20kohm -2.5 -2.6 -2.7 -2.8 d B r -2.9 A -3.1 -3 -3.2 -3.3 -3.4 -3.5 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 93. Frequency Response (Pin Direct) C3and C4 Electrolytic Capacitor <KM112801> 2013/06 - 69 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 Crosstalk [ DAC, LINEOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, LVCMbit="01", RL=20kohm -70 TTTTTTTTTT TT TTTT TTTTT T TTT -75 -80 -85 -90 -95 -100 d B -105 -110 -115 -120 -125 -130 -135 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 94. Crosstalk C3and C4 Electrolytic Capacitor AKM AK4958 FFT (-3dBFS Input) [ DAC, LINEOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, LVCMbit="01", RL=20kohm +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 95. FFT (-3dBFS Input) <KM112801> 2013/06 - 70 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 FFT (-60dBFS Input) [ DAC, LINEOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, LVCMbit="01", RL=20kohm +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 96. FFT (-60dBFS Input) AKM AK4958 FFT (No Signal Input) [ DAC, LINEOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, LVCMbit="01", RL=20kohm +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 97. FFT (No Signal Input) <KM112801> 2013/06 - 71 - [AKD4958ECB-B] 2-b). DAC [SPP/SPN pins, SPKG(1-0) bits = “01”] AKM AK4958 THD+N vs. Input Level [ DAC, SPKOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, SPKGbit="01", RL=8ohm -70 -72 -74 -76 -78 -80 d B r -82 A -88 -84 -86 -90 -92 -94 -96 -98 -100 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 dBFS Figure 98. THD+N vs. Input Level AKM d B r A AK4958 THD+N vs. Input Frequency [ DAC, SPKOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, SPKGbit="01", RL=8ohm -60 -62 -64 -66 -68 -70 -72 -74 -76 -78 -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 -94 -96 -98 -100 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 99. THD+N vs. Input Frequency <KM112801> 2013/06 - 72 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 Linearity [ DAC, SPKOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, SPKGbit="01", RL=8ohm +0 -10 -20 -30 -40 d B r -50 -60 A -70 -80 -90 -100 -110 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Figure 100. Linearity AKM AK4958 Frequency Response [ DAC, SPKOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, SPKGbit="01", RL=8ohm +0 -0.1 -0.2 -0.3 d B r -0.4 A -0.6 -0.5 -0.7 -0.8 -0.9 -1 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 101. Frequency Response <KM112801> 2013/06 - 73 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 FFT (-0.5dBFS Input) [ DAC, SPKOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, SPKGbit="01", RL=8ohm +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 102. FFT (-0.5dBFS Input) AKM AK4958 FFT (-60dBFS Input) [ DAC, SPKOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, SPKGbit="01", RL=8ohm +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 103. FFT (-60dBFS Input) <KM112801> 2013/06 - 74 - [AKD4958ECB-B] AKM AK4958 FFT (No Signal Input) [ DAC, SPKOUT ] AVDD=3.3V, DTVDD=1.8V, fs=48kHz, PLL Slave Mode, SPKGbit="01", RL=8ohm +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Figure 104. FFT (No Signal Input) <KM112801> 2013/06 - 75 - [AKD4958ECB-B] 3. VIDEO PLOT DATA [Measurement condition] Measurement unit Power Supply Temperature Input Level VG bits : Tektronix VM700T Video Measurement set : AVDD = 3.3V, DTVDD = 1.8V : Room Temperature : 0.35Vpp Input (S/N), 0.5Vpp Input (DC and Vector) : “10” (+12.0dB) ・S/N Input signal : 0% Flat Field Measurement Frequency : 100kH 6MHz Figure 105. Noise Spectrum <KM112801> 2013/06 - 76 - [AKD4958ECB-B] ・DC Input signal : Field Square Wave Figure 106. Field Time Distortion <KM112801> 2013/06 - 77 - [AKD4958ECB-B] ・Vector Input signal : 75% Color Bar Figure 107. Vector <KM112801> 2013/06 - 78 - [AKD4958ECB-B] 改訂履歴 Date (yy/mm/dd) 12/12/27 Manual Revision KM112800 Board Revision 0 Reason 13/06/19 KM112801 1 追加 Page Contents 初版 更新 59-78 テーブルデータ、Plot追加 81-93 回路図、パターン図更新 <KM112801> 2013/06 - 79 - [AKD4958ECB-B] 重要な注意事項 0. 本書に記載された弊社製品(以下、「本製品」といいます。)、および、本製品の仕様 につきましては、本製品改善のために予告なく変更することがあります。従いまして、 ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営業担当、 あるいは弊社特約店営業担当にご確認ください。 1. 本書に記載された情報は、本製品の動作例、応用例を説明するものであり、その使用に 際して弊社および第三者の知的財産権その他の権利に対する保証または実施権の許諾 を行うものではありません。お客様の機器設計において当該情報を使用される場合は、 お客様の責任において行って頂くとともに、当該情報の使用に起因してお客様または第 三者に生じた損害に対し、弊社はその責任を負うものではありません。 2. 本製品は、医療機器、航空宇宙用機器、輸送機器、交通信号機器、燃焼機器、原子力制 御用機器、各種安全装置など、その装置・機器の故障や動作不良が、直接または間接を 問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて 高い信頼性を要求される用途に使用されることを意図しておらず、保証もされていませ ん。そのため、別途弊社より書面で許諾された場合を除き、これらの用途に本製品を使 用しないでください。万が一、これらの用途に本製品を使用された場合、弊社は、当該 使用から生ずる損害等の責任を一切負うものではありません。 3. 弊社は品質、信頼性の向上に努めておりますが、電子製品は一般に誤作動または故障す る場合があります。本製品をご使用頂く場合は、本製品の誤作動や故障により、生命、 身体、財産等が侵害されることのないよう、お客様の責任において、本製品を搭載され るお客様の製品に必要な安全設計を行うことをお願いします。 4. 本製品および本書記載の技術情報を、大量破壊兵器の開発等の目的、軍事利用の目的、 あるいはその他軍事用途の目的で使用しないでください。本製品および本書記載の技術 情報を輸出または非居住者に提供する場合は、「外国為替及び外国貿易法」その他の適 用ある輸出関連法令を遵守し、必要な手続を行ってください。本製品および本書記載の 技術情報を国内外の法令および規則により製造、使用、販売を禁止されている機器・シ ステムに使用しないでください。 5. 本製品の環境適合性等の詳細につきましては、製品個別に必ず弊社営業担当までお問合 せください。本製品のご使用に際しては、特定の物質の含有・使用を規制するRoHS指 令等、適用される環境関連法令を十分調査のうえ、かかる法令に適合するようにご使用 ください。お客様がかかる法令を遵守しないことにより生じた損害に関して、弊社は一 切の責任を負いかねます。 6. お客様の転売等によりこの注意事項に反して本製品が使用され、その使用から損害等が 生じた場合はお客様にて当該損害をご負担または補償して頂きますのでご了承くださ い。 7. 本書の全部または一部を、弊社の事前の書面による承諾なしに、転載または複製するこ とを禁じます。 <KM112801> 2013/06 - 80 - A B C D E 1 1 + 1 C12 10u(T) TP26 VSS3 JP26 SPP C11 0.1u D5 SPN SPP DTVDD SPP D4 VOUT RIN 6 BEEP E2 C6 2.2u C3 R16 0 C1 1u JP23 LIN C2 1u C3 1u R5 220 C4 1u R6 220 TP35 LOUT TP36 AVDD 3 2 1 3 R8 20k 1 TP22 VOUT VOUT 1 VOUT CN3 TP25 VSS1 VIN R14 75 C16 (open) R15 75 1 C15 (open) 1 TP27 VSS4 C13 0.047u J11 5 J10 VIN 5 4 3 2 2 3 4 5 VOUT Title Size A3 - 81 C TP31 ROUT 4 5 B AGND 1 JP20 RIN 4 3 PDN SCL 2 SDA 1 TP20 BEEP JP21 MPW RR JP22 MPW RL PDN R13 0 C14 1u TP23 VIN 1 4 AVDD R7 20k MCKO TP24 VSS2 LOUT 4 1 D3 C8 10u(T) 1 ROUT C7 0.1u 1 E3 5 VIN SDTO LIN C5 2.2u(T) ROUT MCKO E4 1 REGFIL SCL A4 SDTO R4 2.2k R3 2.2k A 7 1 9 1 TP34 MCKO 51 B3 AVDD A1 8 1 TP33 SDTO VIN E1 R10 7 3 51 BICK LOUT R9 VCOM D2 DGND AK4958ECB LRCK MPWR B2 DTVDD VSS1 D1 A2 BICK U100 SDTI RIN1 6 A3 C2 5 E5 (open) LRCK LIN1 TP30 DTVDD VOUT C1 4 VIN MCKI SDA TP38 BICK B4 B1 3 1 TP37 LRCK PDN 8 2 R11 0 MCKI C5 B5 A5 SDTI R12 1 1 2 1 TP29 MCKI 1 + TP28 SDTI CN1 SPN + 2 1 VSS2 CN2 C4 JP25 SPN PDN Date: D AKD4958ECB-B Document Number AKD4958ECB-B-SUB W ednesday, February 13, 2013 Sheet 1 E Rev 1 of 1 A B C 8pin_L 1 JP2 C1 (open) RIN1 JP1 AK4958-MCKI 2 AK4958-LRCK (open) C2 (open) LIN1 B5 3 MCKI LRCK SVDD E6 C3 (open) AK4958-BICK 4 AK4958-DVDD 5 A5 B4 + C5 (open) BICK VSS3 DVDD LVDD A4 U1 (open) AK4955 VSS2 7 AK4958-SDTO 8 B3 R3 (open) A3 TVDD VCOM F5 D5 F4 VSS1 + E4 AK4958-RIN1 5 AK4958-LIN1 4 AK4958-ROUT 3 AK4958-LOUT 2 AK4958-AVDD + CN1 C8 (open) C12 (open) SDTO REGFIL 2 C11 (open) GND TP1 F3 TP3 3 (open) MIN C3 1 MIN 1 JP4 MCKO (open) A2 (open) MCKO VSS1 F2 (open) C13 PVEE E2 (open) C14 F1 VSS1 E1 VOUT C2 VIN D1 CSN/SDA PDN C1 4 B1 A1 1 (open) I2C AVDD CCLK/SCL GND TP2 CDTIO/CAD0 D2 B2 + R4 (open) 9pin_L 6 1 C10 (open) 9 AK4958-MCKO AK4958-SPP C4 (open) C7 (open) C9 (open) AK4958-TVDD + C6 (open) 6 7 E5 SPP SPN F6 E3 D6 LIN1 D4 D3 LIN2 RIN2 C5 C6 RIN1 MPWR A6 (open) C4 B6 R44 (open) LOUT MCKI SDTI 1 ROUT AK4958-SDTI AK4958-SPN R1 (open) (open) JP3 8 R2 (open) CN2 3 E Unmount Area 1 2 D 4 C15 R5 (open) 4 3 2 1 (open) CN3 4pin_1 PC-PDN PC-CSN PC-CCLK 5 PC-CDTIO 5 Title Size A3 - 82 A B C Date: D AKD4958ECB-B Document Number Under the Sub-Board W ednesday, February 13, 2013 Sheet E Rev 1 1 of 5 A B C D E 1 1 TP14 HPR + 1 HPR C16 220u(A) + 1 HPL J1 6 TP4 HPL 4 3 C17 220u(A) 25 2 22 20 19 C21 0.1u C24 0.22u + C22 2.2u(T) AK4958-SPP 1 21 TP5 SPP TP6 SPN LS1 18 R8 (open) 17 AK4958-SPN SPEAKER AK4371 16 15 9 C27 47n C20 0.1u MUTET MOUT I2C LOUT VSS2 AK4371-AVDD 24 23 10u C19 1 26 HPL HPR 27 28 LIN2 RIN2 29 30 LIN3 RIN3 31 ROUT VCOC PDN 8 PVDD CSN/CAD0 R7 6.8k VREF 14 7 C26 0.1u VCOM AK4371 DVDD 13 C25 10u MCLKI VSS3 + 6 C23 0.1u AVDD U2 CCLK/SCL 5 HVDD LRCK CDTI/SDA 4 BICK 12 3 VSS1 11 AK4958-LRCK RIN1 LIN1 R6 10 SDATA MCKO 2 AK4958-BICK 2 1 10 AK4958-SDTO AK4371-AVDD C18 0.1u + 32 HP GND TP8 TP7 ROUT 3 TP(Black) + PC2-CDTI C28 1u PC2-CCLK AK4958-ROUT C29 (short) 1 R9 0 1 3 6 PC2-CSN PC2-PDN AK4958-LOUT 4 1 + LOUT J2 4 3 TP9 RIN1 TP10 LIN1 TP11 C30 (short) LINE 4 GND TP12 1 1 1 TP(Black) 6 AK4958-RIN1 J3 4 3 AK4958-LIN1 MIC 5 5 Title Size A3 - 83 A B C Date: D AKD4958ECB-B Document Number Analog W ednesday, February 13, 2013 Rev 1 Sheet E 2 of 5 A B E R12 2.2 U3 1 2 3 4 C32 1u 5 6 Audio 7 8 9 C36 10u 10 + 11 12 2 13 C39 10u 14 D+ SSPNDN D- Vddi VBUS DGND DGNDU DOUT HID0 DIN U4 PCM2902 HID1 HID2 SSOP-28 Vccxi AGNDX SEL0 XTI SEL1 XTO Vccc Vccp2 AGNDC AGNDP VINL Vccp1 VINR VOUTL + VCOM VOUTR 28 1 C31 1u 27 GND TP15 26 TP(Black) 25 USB-IN 24 C33 1u 23 22 21 20 R14 1M 19 C34 10p C35 10p X1 12MHz C37 1u 18 USB-DVDD C38 1u 17 10 9 8 7 6 22 16 H 2 S1 15 L C40 1: 2: 3: 4: 5: 1 2 3 4 5 22 R13 1 R11 1 4 3 2 1 2 GND D+ DVUSB D R10 1.5k USB(B type) 1 C 10u USB-DVDD + C41 0.1u DIF2 DIF1 DIF0 OCKS1 PDN 10uH R15 10k USB-DVDD DIF2 DIF1 DIF0 OCKS1 PDN L1 C42 0.47u USB-IN R16 470 TP(Black) OPT-IN JMP3_1_1 DIF0 DIF1 DIF2 IPS0/RX4 NC DIF0/RX5 TEST2 DIF1/RX6 VSS1 DIF2/RX7 IPS1/IIC P/SN XTL0 XTL1 VIN USB-DVDD IN VCC GND RP1 47k(5P) 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 JP6 MCKO AK4958-MCKO XTI C45 10p JMP3_1_1 X2 12.288MHz C46 10p AK4118A 3 2 1 4 AK4958-SDTO R17 51 AK4958-BICK C48 10u C49 0.1u C50 0.1u C51 10u C52 10u R45 0 R18 51 AK4958-SDTI + C47 0.1u + + SPDIF-OUT PORT2 INT0 OCKS0/CSN/CAD0 OCKS1/CCLK/SCL CM1/CDTI/SDA CM0/CDTO/CAD1 PDN AK4118A XTI XTO DAUX MCKO2 BICK SDTO 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 L2 4 PDN TVDD NC TX0 TX1 BOUT COUT UOUT VOUT DVDD VSS2 MCKO1 LRCK 10uH 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 3 OCKS1 1 U5 1 USB-IN 5 4 3 2 1 GND TP16 JP5 C44 10u 2 3 + C43 0.1u 48 47 46 45 44 43 42 41 40 39 38 37 VCC GND OUT 3 2 1 RX3 VSS4 RX2 TEST1 RX1 NC RX0 VSS3 VCOM R AVDD INT1 SPDIF-IN PORT1 R19 51 AK4958-LRCK USB-DVDD R46 0 R20 51 AK4958-MCKI PORT3 1: MCKIO 3: BICK 5: LRCK 7: SDTI 9: VDD 10: SDTO 5 10 8 6 4 2 JP8 PORT3 9 7 5 3 1 MCKI MCKO 5 R21 0 USB-DVDD - 84 A B C C53 0.1u Title Size A3 Date: D AKD4958ECB-B Document Number DIN/DOUT W ednesday, February 13, 2013 Rev 1 Sheet E 3 of 5 A B C D 4.7k R22 USB-DVDD C54 E 0.1u 1 1 L3 10uH USB-DVDD 0.1u + 10u R26 R27 R28 R25 R29 38 39 40 41 2 3 4 5 51 51 51 51 51 51 32 35 36 U7 VUSB DD+ GND 0.1u 6 VSS0 RB7/KBI3/PGD RB6/KBI2/PGC RB5/KBI1/PGM RB4/AN11/KBI0/CSSPP RB3/AN9/CPP2/VPO RB2/AN8/INT2/VMO RB1/AN10/INT1/SCK/SCL RB0/AN12/INT0/FLT0/SDI/SDA 7 C60 0.1u 29 R24 VUSB CTRL C59 MCLR_N/Vpp/RE3 NC/ICCK/ICPGC NC/ICDT/ICPGD NC/ICRST_N/ICVpp NC/ICPORTS open R30 PC2-PDN FLASH-SO PC2-CCLK PC2-CDTI PC2-CSN FLASH-CSN FLASH-TOGGLE FLASH-LOAD C65 3 C57 10u VSS1 5V => 3.3V NC NC Vin Vout Vcont PCL NC GND C63 17 16 15 14 11 10 9 8 FSEL-5 FSEL-4 FSEL-3 FSEL-2 FSEL-1 FSEL-0 8 7 6 5 T1 2 TK73633AME 1 2 3 4 PIC C56 10u VDD0 SILK-SCREEN(P1) 1:VDD JP11 2:MCLR 1 3:PGD 2 3 4:PGC 4 5:GND 5 28 0.1u VDD1 C58 + 10u + + C55 AK4371-AVDD 1 2 3 4 R34 R36 42 43 44 1 0 0 PIC18F4550 TQFP 44-PIN RD0/SPP0 RD1/SPP1 RD2/SPP2 RD3/SPP3 RD4/SPP4 RD5/SPP5/P1B RD6/SPP6/P1C RD7/SPP7/P1D U6 RC0/T1OSO/T13CKI RC1/T1OSI/CCP2/UOE_N RC2/CCP1/P1A RC4/D-/VM RC5/D+/VP RC6/TX/CK RC7/RX/DT/SDO OSC1/CLKI OSC2/CLKO/RA6 RE0/AN5/CK1SPP RE1/AN6/CK2SPP RE2/AN7/OESPP VUSB RA0/AN0 RA1/AN1 RA2/AN2/Vref-/CVref RA3/AN3/Vref+ RA4/T0CKI/C1OUT/RCV RA5/AN4/SS_N/HLVDIN/C2OUT 18 USB-RST 12 13 33 34 30 31 C61 R23 0.1u 100k XTI XTO 25 26 27 2 22p C62 X3 20MHz C64 22p 0.47u 37 C66 19 20 21 22 23 24 R31 R32 R33 51 51 51 PC-CSN PC-CCLK PC-CDTIO R35 51 PC-PDN 3 R38 USB(B type) 10k R37 10k PIC18F4550 USB-DVDD 12 11 10 9 8 7 USB-DVDD H USB-DVDD S2 SW DIP-6 R40 + C67 10u FLASH-TOGGLE FSEL-0 FSEL-1 FSEL-2 FSEL-3 FSEL-4 FSEL-5 C68 0.1u SW SPDT 1 2 3 4 D1 FLASH-SO FLASH-CSN S3 FLASH-LOAD C69 0.1u 51 R41 1k U8 S Q W VSS VCC HOLD C D 8 7 6 5 GND TP17 FSEL0 FSEL1 FSEL2 FSEL3 FSEL4 FSEL5 4 TP(Black) 6 5 4 3 2 1 R39 10k 1: 2: 3: 4: 5: 6: 1 2 3 4 5 6 L SILK-SCREEN BANK-SEL 1 USB-DVDD 4 PC2-CCLK PC2-CDTI M25P80 LED RP2 47k(6P) 5 5 FLASH-ROM Title Size A3 - 85 A B C Date: D AKD4958ECB-B Document Number PIC W ednesday, February 13, 2013 Rev 1 Sheet E 4 of 5 A B C D E 1 1 TM1, TM2, TM3: Not Mount, Land Only, Size = 5mm x 5mm 3.3V TM1 1 i AK4958-AVDD JP9 JMP2_1 TJ-563 T2 2 VUSB + C70 47u(A) C71 0.1u 8 7 6 5 NC NC Vin Vout Vcont PCL NC GND 1 2 3 4 R42 0 L4 + C72 0.1u TK73633AME C73 10u C74 0.1u 10uH + AK4958-TVDD 2 C75 10u 5V => 3.3V 1.8V TM2 1 i TJ-563 JP10 JMP2_1 T3 3 C76 0.1u 8 7 6 5 NC NC Vin Vout Vcont PCL NC GND 1 2 3 4 R43 0 + C77 0.1u TK73618AME 3 AK4958-DVDD C78 10u 5V => 1.8V GND TP13 TM3 i 1 TP(Black) 1 GND TJ-563 4 4 CL1, CL2: Wire Short CL1 1 CL2 2 W ire Short 1 2 W ire Short 5 5 Title Size A3 - 86 A B C Date: D AKD4958ECB-B Document Number POWER W ednesday, February 13, 2013 Rev 1 Sheet E 5 of 5 - 87 - - 88 - - 89 - - 90 - - 91 - - 92 - - 93 -