ASAHI KASEI [AKD4528] AKD4528 AK4528評価用ボードRev.C 概 要 AKD4528は、24ビットA/D & D/Aコンバータ、AK4528の評価用ボードです。A/D → D/Aのループバック モードに加えて、A/Dのみ、D/Aのみの評価も可能です。ディジタルインタフェースに対応しており、光 コネクタを介してディジタルオーディオ機器とインタフェース可能です。 オーダリングガイド AKD4528 --- AK4528評価用ボード (IBM-AT互換PCのプリンタポートとの接続用ケーブルおよびコントロールソフトを同 梱。コントロールソフトはWindowsNT上では動作しません。) 機 能 • ディジタルインタフェースを装備 - DIT(AK4353), DIR(AK4112B)により、光入出力が可能 • シリアルコントロール用10ピンヘッダー -15V +15V LIN RIN Regulator AGND DGND AK4112B (DIR) Input Buffer AK4528 LOUT ROUT AK4353 (DIT) Opt In Opt Out Output Buffer 10pin Header Control Data Figure1. AKD4528ブロック図 * 回路図、パターン図は文末に添付。 <KM063101> 2005/11 -1- ASAHI KASEI [AKD4528] 1. アナログ入力回路 アナログ入力は差動入力になっており、入力抵抗は27kΩ(typ. @fs=44.1kHz)です。入力レンジは0.56 x VREF Vpp(typ)です。バイアス電圧は2.9Vを推奨します(Figure.2ではVA=5Vを3.3kohmと4.7kohmで抵抗分割してバイアス を作成しています)。出力コードのフォーマットは 2’sコンプリメントです。DCオフセット(ADC自体のDCオフセットも含 む)は内蔵のHPF (fc=0.9Hz @fs=44.1kHz)でキャンセルできます。 AK4528は64fsでアナログ入力をサンプリングします。ディジタルフィルタは、64fsの整数倍付近の帯域を除く阻止域 以上のノイズを全て除去します。そのため簡単なRCフィルタが64fs付近のノイズを減衰させるために使われますが、ほ とんどのオーディオ信号では64fs付近に大きなノイズを持つことはありません。 Figure2は差動入力の場合の回路例です。 5.96Vpp 4.7k 4.7k 2.8Vpp AK4528 1.5nF 330 AINR+ 2 330 AINR- Vop+ + NJM5532 22u 10k 4.7k + Signal VA Vop- 3 3.3k Vop+/-=+/-15V 2.8Vpp AINL+ 4 0.1u BIAS VA=5V AINL- 5 Same circuit Input RC filter response : fc = 160kHz, + 10u 4.7k g = -0.07dB at 20kHz, -0.26dB at 40kHz. Figure2. 差動入力バッファ回路 2.アナログ出力回路 ボード上では、AK4528の差動入力を加算すると同時に帯域外ノイズを除去するため2次帰還形の LPF(fc=93.2kHz,Q=0.712)を実装しています。オペアンプにはNJM5532Dを使用します。ボードからの アナログ信号はBNCコネクタ(AOUTL, AOUTR)から約5.4Vp-pで出力されます。 4.7k 4.7k AOUT200 +Vop 3300p 4.7k 200 AOUT+ 4.7k 470p 470p + Analog Out -Vop fc=93.2kHz, Q=0.712, g=-0.1dB at 40kHz Figure3. 2次LPF回路例(両電源オペアンプ使用) <KM063101> 2005/11 -2- ASAHI KASEI [AKD4528] Ⅰ. 評価ボードマニュアル 操作手順 1) 電源の配線 [+15V] (オレンジ) [-15V] (緑) [AGND] (黒) [DGND] (黒) = = = = +15V -15V 0V 0V Note: ジャンパ設定を正しく行ってから電源を供給して下さい。 配線は電源の根本から分けて下さい。 2) 評価モード、ジャンパピン、DIPスイッチの設定(以下参照) 3) 電源投入 電源投入後、必ず一度リセットを行って下さい。 リセットの方法はSW3 (PDN) を一度 L”側に倒して、AK4528, AK4112B, AK4353の パワーダウンを行ってから H”側に戻してパワーダウンを解除して下さい。 評価モード 対応可能な評価モード 1) A/D-D/Aループバックでの評価(Default) 2) DIR(光コネクタ)を使用したD/A部の評価 3) DIT(光コネクタ)を使用したA/D部の評価 1) ループバックでの評価(Default) AK4112BのクロックモードをX’talモードに設定してください。 2) DIR(光コネクタ)を使用したD/A部の評価 AK4112BのクロックモードをPLLモードに設定してください。 3) DIT(光コネクタ)を使用したA/D部の評価 AK4112BのクロックモードをX’talモードに設定してください。 (注:AK4353のDefaultは、24bit、I2Sです。) <KM063101> 2005/11 -3- ASAHI KASEI [AKD4528] SW2の設定 [SW2]: AK4112Bの設定です。上方が ON” (“H”) 、下方が OFF” (“L”) です。 (詳細はデータシートを参照してください。) No. 1 2 3 4 5 6 7 Name OCKS0 OCKS1 CM0 CM1 DIF0 DIF1 DIF2 Default OFF ON OFF マスタクロック周波数の設定 (Default:256fs) (データシート参照) OFF ON クロックスースの設定(Default:X’tal) OFF (データシート参照) ON オーディオフォーマットの設定 (Default:24bit, I2S) OFF (データシート参照) ON Table 1. SW2の設定 1.マスタクロック周波数の設定 このマスタクロックはAK4112Bによって生成され、AK4112BのMCKO1 pinから供給されます。 OCKS1 pin (SW2-2) 0 0 1 OCKS0 pin (SW2-1) MCKO1 X’tal fs (kHz) 0 256fs 256fs 32, 44.1, 48, 96 1 256fs 256fs 32, 44.1, 48, 96 0 512fs 512fs 32, 44.1, 48 Table 2. マスタクロック周波数の設定 (Default) 2.クロックソースの設定 CM1 pin (SW2-4) CM0 pin (SW2-3) PLL X'tal クロックソース DACの入力データ 0 0 0 1 ON OFF OFF ON PLL X'tal 光 ADC出力 (Default) Table 3. クロックソースの設定 (注) ON:発振 (Power-up), OFF:発振停止 (Power-Down) 3.オーディオインタフェースフォーマットの設定 DIF2 pin (SW2-7) 0 0 0 0 1 1 DIF1 pin (SW2-6) 0 0 1 1 0 0 DIF0 DAC ループバック時の pin (SW2-5) 入力フォーマット ADCフォーマット 0 24bit, Left justified 16bit, Right justified 1 24bit, Left justified 18bit, Right justified 0 24bit, Left justified 20bit, Right justified 1 24bit, Left justified 24bit, Right justified 0 24bit, Left justified 24bit, Left justified 1 24bit, I2S 24bit, I2S Table 4. オーディオインタフェースフォーマットの設定 <KM063101> LRCK BICK H/L H/L H/L H/L H/L L/H 64fs 64fs 64fs 64fs 64fs 64fs (Default) 2005/11 -4- ASAHI KASEI [AKD4528] SW1の設定 [SW1]: AK4528の設定です。上方が“ON” (“H”) 、下方が“OFF” (“L”) です。 (詳細はデータシートを参照してください。) No. 1 2 3 4 5 6 7 Name P/S DEM1 DEM0 DFS DIF CKS1 CKS0 Default ON OFF ON OFF ON OFF OFF OFF ON シリアルモード パラレルモード (Default) ディエンファシスの設定(Default:OFF) (データシート参照) 通常速 (Default) 2倍速 2 I S (Default) 前詰め パラレルモード時のマスタクロック周波数の設定 (Default:256fs)(データシート参照) Table 5. SW1の設定 AK4528のレジスタおよびピンの設定 レジスタの設定はコントロールソフトを使用します。(詳細はデータシートを参照してください。) 1. パラレル/シリアルモードコントロールの設定 P/Sピンを“H”にするとパラレルモードになり、DIFピンでオーディオインタフェースフォーマット、DFS, CKS1, CKS0ピンでマスタクロック周波数の選択することができます。P/Sピンを“L”にするとシルアルモード になり、CKS1, CKS0, DIFピンがそれぞれCDTI, CCLK, CSNピンになります。また、DEM1, DEM0, DFSにつ いてはピン設定とレジスタ設定は内部でORがとられており、シリアルモードでもピン設定によって各機能を コントロール可能です。レジスタのみで制御する際は、DEM1, DEM0, DFSピンは“L”にして下さい。 2. マスタクロック周波数の設定 (a) シリアルモード時 CMODE bit CKS1 bit CKS0 bit MCLK 通常速 (DFS bit = “0”) MCLK 2倍速 (DFS bit = “1”) 0 0 0 256fs N/A 0 0 1 512fs 256fs 0 1 0 1024fs 512fs 1 0 0 384fs N/A 1 0 1 768fs 384fs Table 6. シリアルモード時のマスタクロック周波数の設定 (Default) (b) パラレルモード時 CKS1 pin (SW1-6) CKS0 pin (SW1-7) MCLK 通常速 (DFS pin = “L”) MCLK 2倍速 (DFS pin = “H”) L L 256fs N/A L H 512fs 256fs H L 384fs N/A H H 1024fs 512fs Table 7. パラレルモード時のマスタクロック周波数の設定 <KM063101> (Default) 2005/11 -5- ASAHI KASEI [AKD4528] 3. オーディオインタフェースフォーマットの設定 (a) シリアルモード時 DIF2 bit Mode 0 1 2 3 4 DIF1 bit DIF0 bit SDTO SDTI 0 0 0 24bit, MSB justified 16bit, LSB justified 0 0 1 24bit, MSB justified 20bit, LSB justified 0 1 0 24bit, MSB justified 24bit, MSB justified 0 1 1 24bit, I2S 24bit, I2S 1 0 0 24bit, MSB justified 24bit, LSB justified Table 8. シリアルモード時のオーディオインタフェースフォーマットの設定 LRCK BICK H/L H/L H/L L/H H/L ≥ 32fs ≥ 40fs ≥ 48fs ≥ 48fs ≥ 48fs (Default) (b) パラレルモード時 Mode DIF pin (SW1-5) SDTO SDTI LRCK BICK 0 24bit, MSB justified 24bit, MSB justified H/L ≥ 48fs 2 2 1 24bit, I S 24bit, I S L/H ≥ 48fs Table 9. パラレルモード時のオーディオインタフェースフォーマットの設定 2 3 (Default) AK4353 (DIT) のレジスタの設定 レジスタの設定はコントロールソフトを使用します。(詳細はデータシートを参照してください。) 1. マスタクロック周波数の設定 CKS2 bit 0 0 0 0 1 1 1 1 DFS1, DFS0 bit “1”, “1” “0”, “0” “0”, “1” (1/2倍速) (通常速) (2倍速) 0 0 512fs 256fs 128fs (Default) 0 1 256fs 256fs 256fs 1 0 768fs 384fs 192fs 1 1 384fs 384fs 384fs 0 0 1024fs 512fs 256fs 0 1 512fs 512fs N/A 1 0 1536fs 768fs 384fs 1 1 768fs 768fs N/A Table 10. マスタクロック周波数の設定 (注) DFS1, DFS0 = “1”, ”0”: 予約済(未規定) CKS1 bit CKS0 bit <KM063101> 2005/11 -6- ASAHI KASEI [AKD4528] 2. オーディオインタフェースフォーマットの設定 Mode 0 1 2 3 4 5 6 7 DIF2 DIF1 DIF0 SDTI L/R BICK bit bit bit 0 0 0 16bit, LSB justified H/L ≥32fs 0 0 1 18bit, LSB justified H/L ≥36fs 0 1 0 20bit, LSB justified H/L ≥40fs 0 1 1 24bit, LSB justified H/L ≥48fs 1 0 0 24bit, MSB justified H/L ≥48fs 1 0 1 I2S L/H ≥48fs 1 1 0 Reserved 1 1 1 Reserved Table 11. オーディオインタフェースフォーマットの設定 (Default) ジャンパ設定 JP1 (RX) : 光コネクタとBNCコネクタの選択 TORX176 (Default) : 光コネクタからAK4112Bにバイフェーズ信号を供給します。 COAX : BNCコネクタからAK4112Bにバイフェーズ信号を供給します。 JP2 (GND) : AGNDとDGNDの分離/接続 オープン : AGNDとDGNDを分離します。 ショート (Default) : AGNDとDGNDを接続します。 LEDの表示 [LE1] (ERF) : AK4112Bのアンロックとパリティエラー出力 [LE2] (FS96) : AK4112Bの96kHzサンプリング検出 [LE3] (AUTO): AK4112BのAC-3/MPEG検出 [LE4] (V) : AK4112BのValidity検出 トグルスイッチ SW3 : AK4528, AK4112B, AK4353のリセットです。 シリアルコントロール AKD4528はIBM-AT互換機のプリンタポート(パラレルポート)を通して コントロール可能です。同梱の10線フラットケーブルでPORT2(CR-I/F)と PCを接続して下さい。 10 PORT2 CR-I/F 9 CSN CCLK CDTI コネクタの向きに注意して下さい。コネクタの1ピンには印が付いています。 PORT2のピン配置は図4のようになっています。 2 1 Figure4. PORT2のピン配置 ∗ 当社では回路例の使用によるトラブルについて一切の責任は負いません。 <KM063101> 2005/11 -7- ASAHI KASEI [AKD4528] コントロールソフトマニュアル 評価ボードとコントロールソフトの設定 1. AKD4528を前項参照の上、適宜、設定して下さい。 2. IBM-AT互換機とAKD4528を同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向きに 注意して下さい。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバをイン ストールして下さい。インストール方法については AKMデバイスコントロールソフトウェア ドライバ ーインストールマニュアル を見て下さい。Windows95/98/ME上で動作させる場合はドライバのインス トールは不要です。尚、Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。) 3. “AKD4528 Evaluation Kit”のラベルが貼ってあるCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入して下さい。 4. CD-ROMドライブにアクセスして、 “akd4528.exe”および“akd4528_dit.exe”をダブルクリックし、コント ロールプログラムを立ち上げて下さい。 akd4528.exe: AK4528用コントロールプログラム akd4528_dit.exe: AK4353用コントロールプログラム 5. 後は下記を参照して評価して下さい。 操作手順 下記の手順を守って下さい。 1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。 2. Port Resetボタンをクリックして下さい。 後は適宜、ダイアログを立ち上げ、データを入力して評価して下さい。 各ボタンの説明 1.[Port Reset] : USB I/Fボード(AKDUSBIF-A)接続時に使用します。 2.[Write Default] : レジスタを初期設定にします。 3.[All Write] : 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。 4.[Function1] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 5.[Function2] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 6.[Function3] : レジスタのシーケンスを設定し、実行します。 7.[Function4] : [Function3] で作成したシーケンスファイルを割り当て、実行します。 8.[Function5] : メイン画面の[Save]で作成したレジスタ設定を複数割り当て実行ができます。 9.[Save] : 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。 10. [Open]: ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。 11. [Write]: 各レジスタに対応したマウス操作によるデータ書き込みダイアログを立ち上げます。 データの表示 入力されたデータはレジスタマップに表示されます。赤字は “H”または “1”を表し、青字は “L”または “0”を 表します。ブランク部分はデータシートで定義されていない部分です。 <KM063101> 2005/11 -8- ASAHI KASEI [AKD4528] 各ダイアログの説明 1. [Writeダイアログ]: マウス操作によるデータ書き込みダイアログ ・各レジスタに対応したダイアログがあります。 ・各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。チェックボックスを チェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、チェックしなければデ ータは“L”または“0”になります。 ・入力した値をレジスタに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを 押して下さい。 2. [Function1ダイアログ]: キーボード操作によるデータ書き込みダイアログ ・Addressボックス: データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 ・Dataボックス: データを16進数2桁で入力します。 ・ 入力した値をレジスタに書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して 下さい。 3. [Function2ダイアログ]: ATT評価用のダイアログ ・AK4528のアドレス04H, 05Hおよび AK4353のアドレス03H, 04Hに対応するダイアログです。 ・Addressボックス: データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 ・Start Dataボックス: Start Dataを16進数2桁で入力します。 ・End Dataボックス: End Dataを16進数2桁で入力します。 ・Intervalボックス: Interval間隔でデータをレジスタに書き込みます。 ・Stepボックス: Step間隔でデータを書き換えます。 ・Mode Selectボックス: 9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。 チェックした場合: Start DataからEnd Dataまで達し、さらにStart Dataに戻ります。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00 チェックしない場合: Start DataからEnd Dataまで達し、Start Dataには戻りません。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 ・入力した値をレジスタに書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して 下さい。 <KM063101> 2005/11 -9- ASAHI KASEI [AKD4528] 4. [Save] ボタンと [Open] ボタンについて 4-1. [Save] 現在のレジスタの設定値をファイルに保存します。ファイル名の拡張子は “akr”です。 <操作方法> (1) [Save] ボタンをクリックして下さい。 (2) ファイル名を指定して [Save] ボタンをクリックして下さい。拡張子は “akr”にして下さい。 4-2. [Open] [Save]でファイルに保存したレジスタの設定値をレジスタに書き込みます。ファイル形式は[Save] と同じ形 式です。 <操作方法> (1) [Open] ボタンをクリックして下さい。 (2) ファイル名(拡張子は “akr ”)を選択して [Open] ボタンをクリックして下さい。 <KM063101> 2005/11 - 10 - ASAHI KASEI [AKD4528] 5. [Function3ダイアログ] レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 (1) [F3] を押して下さい。 (2) 動作させるシーケンスをセットして下さい。 アドレス、データ、インターバル時間を入力して下さい。シーケンスを終わらせるステップのアドレス には “-1”を入力して下さい。 (3) [Start] ボタンを押して下さい。設定したシーケンスが実行されます。 インターバル時間が “-1” のとき、そのステップを実行後、シーケンスが停止します。再度 [START] ボタ ンを押すと停止した状態から再び動作を開始します。 シーケンスは[Function3] のWindow中の[Save] や[Open] ボタンで保存または開くことができます。ファイ ル名の拡張子は “aks” です。 Figure 1. Window of [F3] <KM063101> 2005/11 - 11 - ASAHI KASEI [AKD4528] 6. [Function4ダイアログ] [Function3] で作成したシーケンスファイルの設定を割り当て、実行することができます。[F4] ボタンを押 すとFigure 2に示すようなwindowが開きます。 Figure 2. [F4] window <KM063101> 2005/11 - 12 - ASAHI KASEI [AKD4528] 6-1. 左側の [OPEN] ボタンと [START] ボタンについて (1) [OPEN] ボタンを押し、シーケンスファイル (*.aks)を選択して下さい。 シーケンスファイルがFigure 3 に示す様に表示されます。 Figure 3. [F4] window(2) (2) [START] ボタンを押すとシーケンスを実行します。 6-2. 右側下の[SAVE] ボタンと[OPEN] ボタンについて [SAVE] : シーケンスファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak4”です。 [OPEN] : “*.ak4”でセーブしたシーケンスファイルの割り当てを読み出します。 6-3. 操作上の注意 (1) [Function4] はシーケンスを一時停止する機能はサポートしていません。 (2) 右側にある [SAVE] と [OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要がありま す。 (3) [Function3] においてシーケンスを変更した場合、その内容を反映させるためにそのファイルを再度読み 出しして下さい。 <KM063101> 2005/11 - 13 - ASAHI KASEI [AKD4528] 7. [Function5ダイアログ] メイン画面の[SAVE] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。 [F5] ボタンを押すとFigure 4に示す様なWindowが開きます。 Figure 4. [F5] window 7-1. 左側の[OPEN] ボタンと[WRITE]ボタンについて (1) [OPEN] ボタンを押し、 レジスタ設定ファイル (*.akr) を選択して下さい。 (2) [WRITE] ボタンを押すとレジスタへの書き込みが実行されます。 7-2. 右側の[SAVE] ボタン と [OPEN] ボタンについて [SAVE] : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak5” です。 [OPEN] : “*.ak5”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 7-3. 操作上の注意 (1) 右側にある[SAVE] と[OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (2) レジスタの内容をメイン画面 の [Save] ボタンで変更した場合、その内容を反映させるためにそのファイ ルを再度読み出して下さい。 <KM063101> 2005/11 - 14 - ASAHI KASEI [AKD4528] AK4528 Measurement Result Conditions: Measurement unit: Audio Precision System Two Cascade MCLK: 256fs BICK: 64fs LRCK: 44.1kHz(DIR or DIT), or 96kHz(DIR or DIT) Power supply: VA=VD=VT=5.0V Interface: DIT or DIR Temperature: Room Temp. 1. ADC 1-1. fs = 44.1kHz Parameter Input signal BW, filter S/(N+D) 1kHz, -0.5dB 20kHz Dynamic range 1kHz, -60dB 20kHz 20kHz, A-weighted S/N off 20kHz 20kHz, A-weighted Results Lch Rch 98.4 98.2 102.6 102.6 107.4 107.5 102.8 102.8 107.5 107.5 unit dB dB dB dB dB 1-2. fs=96kHz Parameter Input signal BW, filter S/(N+D) 1kHz, -0.5dB fs/2 Dynamic range 1kHz, -60dB fs/2 fs/2, A-weighted S/N off fs/2 fs/2, A-weighted <KM063101> Results Lch Rch 91.4 92.8 99.8 99.9 108.3 108.5 100.0 100.8 108.9 109.0 unit dB dB dB dB dB 2005/11 - 15 - ASAHI KASEI [AKD4528] DAC 2-1. fs=44.1kHz Parameter Input signal BW, filter S/(D+N) 1kHz, 0dBFS 20kHz Dynamic range 1kHz, -60dBFS 20kHz 22kHz, A-weighted S/N "0" data 20kHz 22kHz, A-weighted Results Lch Rch 93.7 94.5 108.0 108.0 110.7 110.6 108.2 108.0 110.9 110.7 unit dB dB dB dB dB 2-2. fs=96kHz Parameter Input signal BW, filter S/(N+D) 1kHz, 0dBFS 40kHz Dynamic range 1kHz, -60dBFS 40kHz 80kHz, A-weighted S/N "0" data 40kHz 80kHz, A-weighted <KM063101> Results Lch Rch 91.2 91.8 104.8 104.9 110.0 110.0 104.9 104.8 110.2 109.9 unit dB dB dB dB dB 2005/11 - 16 - ASAHI KASEI [AKD4528] 1. ADC (fs=44.1kHz) A KM AK 4528 A DC FFT (Input Level=-0.5dBFS, fin=1kHz) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz FFT (Input Level = -0.5dBFS, fin=1kHz) A KM AK 4528 A DC FFT (Input Level=-60dBFS, fin=1kHz) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k Hz FFT (Input Level = -60dBFS, fin=1kHz) <KM063101> 2005/11 - 17 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=44.1kHz) A KM AK 4528 AD C FFT (noise floor) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz FFT (noise floor) <KM063101> 2005/11 - 18 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=44.1kHz) A KM A K4528 A DC THD + N vs A mplitude(fin=1kHz) -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B F S -94 -96 -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr THD + N vs Amplitude (fin=1kHz) A KM AK 4528 AD C THD + N vs Input Frequency(Input Level=0dBFS) -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B F S -94 -96 -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz THD + N vs Input Frequency (Input Level = -0.5dBFS) <KM063101> 2005/11 - 19 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=44.1kHz) A KM A K4528 A DC Linearity +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Linearity (fin=1kHz) A KM A K4528 A DC Crosstalk +0 -0.05 -0.1 -0.15 -0.2 -0.25 -0.3 -0.35 -0.4 d B F S -0.45 -0.5 -0.55 -0.6 -0.65 -0.7 -0.75 -0.8 -0.85 -0.9 -0.95 -1 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Frequency Response (Input Level=1kHz) <KM063101> 2005/11 - 20 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=44.1kHz) A KM A K4528 A DC Crosstalk -100 -102 -104 -106 -108 -110 -112 -114 -116 d B F S -118 -120 -122 -124 -126 -128 -130 -132 -134 -136 -138 -140 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Crosstalk <KM063101> 2005/11 - 21 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=96kHz) A KM AK 4528 A DC FFT(Input Level=-0.5dBFS, fin=1kHz) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 10k 20k 40k Hz FFT (Input Level = -0.5dBFS, fin=1kHz) A KM AK 4528 AD C FFT(Input Level=-60dBFS , fin=1kHz) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 40 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz FFT (Input Level = -60dBFS, fin=1kHz) <KM063101> 2005/11 - 22 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=96kHz) A KM A K4528 AD C FFT(noise floor) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz FFT (noise floor) <KM063101> 2005/11 - 23 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=96kHz) A KM A K4528 A DC THD + N vs A mplitude(fin=1kHz) -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B F S -94 -96 -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr THD + N vs Amplitude (fin=1kHz) A KM A K4528 A DC THD + N vs Input Frequency (Input Level=-0.5dB FS ) -70 -72 -74 -76 -78 -80 -82 -84 -86 d B F S -88 -90 -92 -94 -96 -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz THD + N vs Input Frequency (input Level=-0.5dBFS) <KM063101> 2005/11 - 24 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=96kHz) A KM A K4528 A DC Linearity +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B F S -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Linearity (fin=1kHz) A KM A K4528 A DC Frequency Response +0 -0.05 -0.1 -0.15 -0.2 -0.25 -0.3 -0.35 -0.4 d B F S -0.45 -0.5 -0.55 -0.6 -0.65 -0.7 -0.75 -0.8 -0.85 -0.9 -0.95 -1 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Frequency Response (Input Level=-0.5dBFS) <KM063101> 2005/11 - 25 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=96kHz) A KM A K4528 ADC Crosstalk(Upper=Lch, Lower=Rch) -100 -102 -104 -106 -108 -110 -112 d B F S -114 -116 -118 -120 -122 -124 -126 -128 -130 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Crosstalk <KM063101> 2005/11 - 26 - ASAHI KASEI [AKD4528] 2. DAC (fs=44.1kHz) A KM AK 4528 DA C FFT (Input Level=0dB FS , fin=1kHz) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r -70 A -90 -80 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 5k 10k 20k Hz FFT (Input Level=0dBFS, fin=1kHz) A KM AK 4528 DA C FFT (Input Level=0dB FS , fin=1kHz) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r -70 A -90 -80 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k Hz FFT (Input Level=-60dBFS, fin=1kHz) <KM063101> 2005/11 - 27 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=44.1kHz) A KM AK 4528 DA C F FT (Input=0data) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz FFT (Input = “0”data) A KM AK 4528 DA C FFT (O ut-of-band noise) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r -70 A -90 -80 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 50k 100k Hz FFT (out-of-band noise) <KM063101> 2005/11 - 28 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=44.1kHz) A KM A K4528 D AC THD + N vs A mplitude(fin=1kHz) -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 -94 -96 d B r A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 -112 -114 -116 -118 -120 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dB FS THD + N vs Amplitude (fin=1kHz) A KM AK 4528 DA C THD + N vs Input Frequency (Input Level=0dBFS) -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B r -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz THD + N vs Input Frequency (Input Level=0dBFS) <KM063101> 2005/11 - 29 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=44.1kHz) A KM A K4528 D AC Linearity +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 A -80 -70 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dB FS Linearity (fin=1kHz) A KM A K4528 D AC Frequency Response + 0.5 +0.45 + 0.4 +0.35 + 0.3 +0.25 + 0.2 +0.15 + 0.1 d B r A +0.05 +0 -0.05 -0.1 -0.15 -0.2 -0.25 -0.3 -0.35 -0.4 -0.45 -0.5 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k 18k 20k Hz Frequency Response (Input Level = 0dBFS) <KM063101> 2005/11 - 30 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=44.1kHz) A KM A K4528 DAC Crosstalk(Upper=R ch, Lower=Lch) -100 -102 -104 -106 -108 -110 -112 d B r -114 -116 A -118 -120 -122 -124 -126 -128 -130 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Crosstalk <KM063101> 2005/11 - 31 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=96kHz) A KM A K4528 DAC FFT ( Input Level=0dBFS, fin=1kHz, notch ON) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 10k 20k 40k Hz FFT (Input Level=0dBFS, fin=1kHz) A KM AK 4528 D AC FFT ( Input Level=-60dBFS, fin=1kHz) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r -70 A -90 -80 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 40 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz FFT (Input Level=-60dBFS, fin=1kHz) <KM063101> 2005/11 - 32 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=96kHz) A KM AK 4528 DA C FFT ( Input 0data) +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r A -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz FFT (Input = “0”data) <KM063101> 2005/11 - 33 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=96kHz) A KM A K4528 D AC THD + N vs A mplitude(fin=1kHz) -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B r -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 -150 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dB FS THD + N vs Amplitude (fin=1kHz) A KM AK 4528 DA C THD + N vs Input Frequency (Input Level=0dBFS) -80 -82 -84 -86 -88 -90 -92 d B r -94 -96 A -98 -100 -102 -104 -106 -108 -110 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz THD + N vs Input Frequency (Input Level=0dBFS) <KM063101> 2005/11 - 34 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=96kHz) A KM A K4528 D AC Linearity +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 d B r -70 -80 A -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -150 -140 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dB FS Linearity (fin=1kHz) A KM A K4528 D AC Frequency Response + 0.5 +0.45 + 0.4 +0.35 + 0.3 +0.25 + 0.2 +0.15 + 0.1 d B r A +0.05 +0 -0.05 -0.1 -0.15 -0.2 -0.25 -0.3 -0.35 -0.4 -0.45 -0.5 2.5k 5k 7.5k 10k 12.5k 15k 17.5k 20k 22.5k 25k 27.5k 30k 32.5k 35k 37.5k 40k Hz Frequency Response (Input Level=0dBFS) <KM063101> 2005/11 - 35 - ASAHI KASEI [AKD4528] (fs=96kHz) A KM A K4528 D AC Crosstalk -100 -102 -104 -106 -108 -110 -112 d B r -114 -116 A -118 -120 -122 -124 -126 -128 -130 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Crosstalk <KM063101> 2005/11 - 36 - ASAHI KASEI [AKD4528] 改定履歴 Date (YY/MM/DD) 00/06/01 Manual Revision KM063100 05/11/01 KM063101 Board Reason Revision 0 初版 1 回路図変更 本文変更 Contents (1) AK4112AÆAK4112B (2) C6, C7: 22pFÆ5pF (3) C36,C37,C47,C48Æ削除 (4) L2:shortÆ抵抗 5.1Ω (1) DOSベースのプログラムをWindowsベースのプログラムに変更 (2) コントロールプログラムの記述部分の変更 (3) AK4528およびAK4353のレジスタ/ピン設定を追加 重要な注意事項 • 本書に記載された製品、及び、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更することがあり ます。従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営業担当、 あるいは弊社特約店営業担当にご確認下さい。 • 本書に掲載された情報・図面の使用に起因した第三者の所有する特許権、工業所有権、その他の権利に 対する侵害につきましては、当社はその責任を負うものではありませんので、ご了承下さい。 • 本書記載製品が、外国為替及び、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、輸出 する際に同法に基づく輸出許可が必要です。 • 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不良が、 直接または間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて 高い信頼性を要求される用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締役の書面による 同意をお取り下さい。 • この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害等の責 任を一切負うものではありませんのでご了承下さい。 • お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用から損 害等が生じた場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。 <KM063101> 2005/11 - 37 - 5 PORT3 5 IN VCC IF 6 6 GND TOTX176 5 TX 4 3 2 1 4 R59 3 2 1 +5V C66 0.1u 1k R60 5.1 D R12 5.1 C68 0.1u U4 R1 100 4353_MCLK R2 100 4353_BICK R3 100 4528_SDTO R4 100 PDN 4353_CSN 4353_CCLK 4353_CDTI 4353_LRCK U2 +3.3V 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 MCKO DZF TX NC DVDD AVDD DVSS AVSS MCKI VCOM BICK AOUTL SDTI AOUTR LRCK CAD0 PDN CAD1 CSN I2C SCL/CCLK TTL SDA/CDTI TST 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14 13 C2 10u +5V C69 0.1u +C70 10u C71 0.1u + + C4 10u C50 10u + C3 0.1u C5 0.1u + C67 10u D +5V V/TX C6 5p 2 AK4353 X1 11.2896MHz DVDD CM0/CDTO 28 CM0 2 DVSS CM1/CDTI 27 CM1 3 TVDD OCKS1/CCLK 26 OCKS1 4 V/TX OCKS0/CSN 25 OCKS0 5 XTI MCKO1 24 4112_MCLK 6 XTO MCKO2 23 7 PDN DAUX 22 +5V 1 (DIT) 1 C7 5p C PDN for 74HCT14, 74HCT157 8 R BICK 21 1 18k C27 0.1u RX 5 PORT1 6 GND VCC GND 5 OUT 4 3 2 1 + C9 0.1u 10 11 C10 0.1u +C11 10u TORX176 1 R9 470 3 +3.3V B C8 10u TORX176 J2 COAX +3.3V L1 10u 2 6 +5V 9 JP1 2 RX COAX D2 C12 0.1u 1S1588 RX 4112_DIF0 12 4112_DIF1 13 4112_DIF2 14 R11 75 AVDD SDTO 20 LRCK 19 AVSS ERF 18 RX1 FS96 17 RX2/DIF0 P/SN 16 RX3/DIF1 AUTO 15 RX4/DIF2 1 4112_BICK R6 + C26 0.1u C 4528_SDTO 100 +5V C25 47u R17 U3A 4112_SDTO 4112_LRCK U3B U3C +5V 9 V U3D ERF R7 LE2 1k FS96 R8 LE3 1k AUTO R10 LE4 1k V 6 74HCT14 V/TX 1k 4 74HCT14 5 LE1 2 74HCT14 3 R5 8 74HCT14 B AK4112B (DIR) +5V T2 LP2950A 14 13 12 11 10 9 8 1 +3.3V C13 0.1u C14 47u RP2 7 6 5 4 3 2 1 OCKS0 OCKS1 CM0 CM1 DIF0 DIF1 DIF2 OUT + IN 3 C1 47u +5V + C15 0.1u 4112_DIP A GND SW2 2 1 2 3 4 5 6 7 A OCKS0 OCKS1 CM0 CM1 4112_DIF0 4112_DIF1 4112_DIF2 Title 47k Size A3 Date: 5 4 3 2 AKD4528 Document Number AK4112B AK4353 DIR1 DIT Sheet of Monday, October 03, 2005 1 Rev C 3 5 +15V 4 Bias T1 GND NJM78M05FA 1 IN L2 3 2 1 JP2 GND +5V Digital Ground 5.1 Analog Ground AK4528_+5V +C18 47u C17 0.1u 2 C16 0.1u OUT 3 L6 10u 1 2 D D 1 C19 2.2u C20 0.1u + L3 (short) 2 U1 1 VCOM AOUTR+ 28 AOUTR+ AINR+ 2 AINR+ AOUTR- 27 AOUTR- AINR- 3 AINR- AOUTL+ 26 AOUTL+ AINL+ 4 AINL+ AOUTL- 25 AOUTL- AINL- 5 AINL- DGND 24 6 VREF VD 23 7 AGND VT 22 8 VA DEM1 21 DEM1 9 P/S DEM0 20 DEM0 +5V R13 10k 1S1588 C23 10u 11 H SW3 L C29 0.1u U3E 10 13 74HCT14 U3F 12 74HCT14 C24 0.1u + D1 C21 0.1u + C C22 10u C AK4528_+5V PDN 4353_MCLK 4353_LRCK 4353_BICK P/S R14 PDN 100 4112_MCLK 4112_LRCK 4112_BICK 4112_SDTO R15 100 R16 10 MCLK PDN 19 PDN 11 LRCK DFS 18 DFS 12 BICK CSN / DIF 17 CSN/DIF 13 SDTO CCLK / CKS1 16 CCLK/CKS1 14 SDTI CDTI/CKS0 15 CDTI/CKS0 1 2 3 4 5 6 7 100 B 4528_SDTO R18 +5V SW1 14 13 12 11 10 9 8 B AK4528_DIP 100 AK4528 RP1 +5V R19 2.2k 1 2 3 4 5 A PORT2 10 CSN 9 CCLK 8 CDTI 7 6 CR-I/F R20 2.2k R21 2.2k CKS1 R23 470 P/S DEM1 DEM0 DFS DIF CKS1 CKS0 R22 470 CKS0 4353_CSN 4353_CCLK 4353_CDTI P/S 2 3 5 6 11 10 14 13 1 15 U5 1A 1B 2A 2B 3A 3B 4A 4B 1Y 4 CSN/DIF 2Y 7 CCLK/CKS1 3Y 9 CDTI/CKS0 4Y 12 A A/B G 74HCT157 Title Size A3 Date: 5 P/S DEM1 DEM0 DFS DIF CKS1 CKS0 47K DIF R24 470 7 6 5 4 3 2 1 4 3 2 Document Number AKD4528 Rev AK4528 Monday, October 03, 2005 Sheet 1 C 2 of 3 5 4 R25 4.7k 3 2 1 R26 4.7k R27 4.7k D VOP4 5 U6A NJM5532 VOP+ R31 330 7 R32 4.7k AINL+ U6B VOP- C34 3300p R37 4.7k R39 330 3 1 U8A NJM5532 J4 AOUTL R34 220 C35 22u R36 10k R38 200 VOP+ AOUTL+ AINL+ 2 8 Bias R40 3.3k C39 10u C32 470p NJM5532 VOP+ C33 1.5n C38 0.1u R33 200 AOUTL- + 6 4 1 8 3 8 2 + 22u + 4 VOPR29 4.7k + R30 560 R28 10k - + C30 - J3 LIN - D R41 4.7k R35 4.7k C40 470p C C R42 4.7k R43 4.7k R44 4.7k VOP- 7 4 8 R49 4.7k AINR+ VOPB VOP+ C45 3300p R54 4.7k R56 330 R58 4.7k -15V 7 U8B NJM5532 C46 22u C51 470p +15V A for NJM5532 2 + C53 10u C54 0.1u C55 10u C56 0.1u C57 10u C59 47u C58 0.1u A 1 VOP+ (short) + L4 + 1 + L5 for NJM5532 2 (short) VOP+ + + + Title C60 10u C61 0.1u C62 10u C63 0.1u C64 10u C65 0.1u Size A3 Date: 5 R53 10k VOP+ R50 4.7k C52 47u 5 J1 AOUTR R51 220 R55 200 AOUTR+ AINRC49 10u 6 8 Bias R57 3.3k C42 0.1u C43 470p NJM5532 C44 1.5n + R52 200 AOUTR- 4 8 3 U7B NJM5532 VOP+ R48 330 1 + B 2 U7A + 4 VOPR46 4.7k - 5 22u + 6 + R47 560 R45 10k - + C41 - J5 RIN 4 3 2 Document Number AKD4528 Rev Analog_I/O Monday, October 03, 2005 Sheet 1 C 3 of 3