ASAHI KASEI [AKD4626A-B] AKD4626A-B AK4626A評価用ボード Rev.0 概 要 AKD4626A-BはマルチチャネルオーディオCODEC、AK4626Aの評価用ボードです。ディジタルインタ フェースに対応しており、光コネクタ及びBNCコネクタを介してディジタルオーディオ機器とインタフ ェース可能です。 オーダリングガイド AKD4626A-B --- AK4626A評価用ボード Rev.0 (IBM-AT互換機のプリンタポートとの接続用ケーブルとコントロールソフトを 同梱)。Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。 機 能 アナログ入力バッファ回路内蔵 2種類のインタフェースを装備 -DIT(AK4103A),DIR(AK4112B)により光入出力及びBNC入力が可能 -AC3デコーダとのインタフェースを容易にする10ピンヘッダー シリアルコントロール用10ピンヘッダー -15V +15V Regulator GND LIN RIN Input Buffer Control Data 10pin Header LOUT1 ROUT1 LOUT2 AK4112B(DIR) Output Buffer AK4626A BNC In Opt In AK4103A(DIT) Opt Out ROUT2 AC3 LOUT3 10pin Header ROUT3 図1. AKD4626A-Bブロック図 * 回路図、パターン図は文末に添付。 <KM079800> 2005/11 -1- ASAHI KASEI [AKD4626A-B] ■ ボード操作手順 ① 電源の配線 [+12V] (オレンジ) = +12 ∼ +15V [-12V] (青) = -12 ∼ -15V [AGND] (黒) = 0V [DGND] (黒) = 0V 配線は電源の根本から分けて下さい。 ±12Vはアナログインタフェース部へ供給されます。 +12Vはレギュレータ(T1,T2)でそれぞれ+5V, +3.3Vに落とされます。 +5Vはディジタルインタフェース部、AK4626Aの各電源とAK4112BのTVDDに供給されます。 +3.3VはAK4626AのTVDD、AK4112BのAVDDとDVDDに供給されます。 ② 評価モード、ジャンパピン設定、DIPスイッチの設定(以下参照) ③電源投入 AK4626A、AK4112BとAK4103Aは電源投入後、必ず一度SW1を “L”にしてパワーダウンを 行って下さい。 ④シリアルコントロール AK4626AとAK4112Bのコントロールモードはシリアルに固定されています。 シリアルコントロールはプリンタポートを介して行われます(POTR1を使用します)。 10 AKD4626A-BはIBM-AT互換機のプリンタポート(パラレルポート)を通して コントロール可能です。同梱の10線フラットケーブルでPORT1(uP-I/F)と PCを接続して下さい。 <KM079800> 9 CSN CCLK CDTI CDTO 2 コネクタの向きに注意して下さい。コネクタの1ピンには印が付いています。 PORT1のピン配置は図2のようになっています。 PORT1 uP-I/F 1 図2. PORT1のピン配置 2005/11 -2- ASAHI KASEI [AKD4626A-B] ■ 評価モード(表2参照) (1) ADCの評価 TOTX176の光出力を使用。AK4112BのクロックモードをPLLモード又はX’talモードに設定し てください。 (2) DACの評価 TORX or BNC入力を使用。AK4112BのクロックモードをPLLモードに設定し、JP4,5,7を 4112A に 設定してください。 (3) ループバックでの評価((1)と同じ) AK4112BのクロックモードをPLLモード又はX’talモードに設定し、JP4,5,7を 4112A に 設定してください。 (4) DSPを使用 10ピンヘッダ(PORT4)を使用。JP4,5,7を DSP に設定してください。 JP4,5,7 評価モード AK4112Bのクロックモードの設定 使用するI/F ADC CM1= “0”, CM0= “1”(X’tal mode) SHORT TOTX176の光出力 DAC CM1= “0”, CM0= “0”(PLL mode) SHORT TORX176 or BNC SHORT ループバック CM1= “0”, CM0= “1”(X’tal mode) CM1= “0”, CM0= “0”(PLL mode) OPEN PORT5(10-pin Header) DSP使用 (注)1.AK4112Bの設定は同梱のソフトウエア“4112.exe”を使用してください。 2.CM1,0ビットはAddr=00HのD5,4です。 表2.評価モード ■ DIPスイッチ(SW2)の設定(詳しくはAK4626A, AK4103Aのデータシートを参照してください。) 1. DFS_4529(SW2-1)は、AK4626Aのオーバサンプリングの設定です。 DFS_4529 OFF ON Sampling Speed (fs) Normal Speed Mode 32kHz~48kHz Double Speed Mode 64kHz~96kHz 表3.サンプリングスピードの設定 Default 2. V(SW2-2)は、AK4103AのValidityの設定です。 V OFF ON Validity Valid Invalid 表4. Validity Default 3. FS3(SW2-3),FS2(SW2-4)は、AK4103Aのサンプリング周波数の設定です。 FS3 OFF OFF ON ON FS2 OFF ON OFF ON Sampling frequency setting 44.1kHz 48kHz Reserved 32kHz 表5.サンプリング周波数の設定 <KM079800> Default 2005/11 -3- ASAHI KASEI [AKD4626A-B] 4. CKS1(SW2-5)は、AK4103Aのシステムクロックの設定です。 CKS1 OFF ON MCLK fs 256fs 28k-108kHz Default 512fs 28k-54kHz 表6.システムクロックの設定 5.DIF0(SW2-6)は、AK4103Aのオーディオフォーマットの設定です。 DIF0 LRCK BICK オーディオフォーマット OFF 24bit, Left justified H/L 48fs-128fs ON 24bit, I2S L/H 48fs-128fs 表7.オーディオフォーマットの設定 Default ■ ジャンパピン設定 [JP1] <GND> (open)---アナロググランドとディジタルグランド [JP4,5,7] (SDTI1,2,3) <DSP> (open) <4112A> (short) [JP3] (V/TX) <V> <TX> [JP2] (OPT/COAX) <OPT_IN> <RX12> ■ トグルスイッチの機能 [SW1] --- AK4626AのSDTI1,2,3へのシリアルデータ入力 : PORT4を介してDSPから入力 : AK4112BのSDTOから入力 <Default> --- AK4112BのV/TXの選択 : Validity <Default> : TX出力 ---光またはBNCコネクタから、AK4112BのRX1にバイフェーズ信号を入力 : AK4112BのRX1への光入力 <Default> : AK4112BのRX1へのBNC入力 : AK4626A、 AK4112BとAK4103Aのリセット。動作中は“H”に倒します。 ■ LEDの表示 [LE1] (DZF1) [LE2] (DZF2_OVF) [LE3] (ERF) [LE4] (FS96) [LE5] (AUTO) [LE6] (V) : ゼロ検出 : ゼロ検出又はオーバフロー検出 : AK4112Bのアンロックとパリティエラー出力 : AK4112Bの96kHzサンプリング検出 : AK4112BのAC-3/MPEG検出 : AK4112BのValidity検出 <KM079800> 2005/11 -4- ASAHI KASEI [AKD4626A-B] アナログ入力回路 3.0Vpp Op-amp circuit AK4626A 330 22u 6.0Vpp + - RIN 32 LIN 31 NJM4580 330 Signal Same circuit 1) ゲイン 入力回路のゲインは 330/(330+330) = -6.02dB 従って、ボードへの入力フルスケールは、 +0.51dBV(=3.0Vpp)+6.02dB = +6.53dBV = 6.00Vpp = 2.12Vrms となります。 <KM079800> 2005/11 -5- ASAHI KASEI [AKD4626A-B] アナログ出力回路 3.0Vpp 6.0Vpp 22u AK4626A NJM4580 ROUT1 28 LOUT1 27 Same circuit ROUT2 26 Same circuit LOUT2 25 Same circuit ROUT3 24 Same circuit LOUT3 23 Same circuit + - 10k 4.7k 220 Signal 330p 4.7k ボード上に実装されている1次LPF 1) HPFのF特 ボード上にはAK4626Aのアナログ出力のDCオフセットをキャンセルするためのHPFが実装されています。 1次HPFのF特 |振幅|2 = 1/{1+(fc/f)2}; fc=1/2πRC=0.7Hz@R=10k,C=22u fin 20Hz Frequency Response -0.006dB 2) オペアンプ回路のゲイン、S/N、F特 ボード上にはAK4626Aのアナログ出力を2倍にし、帯域外ノイズを減衰させるための非反転アンプによる1次フィ ルタが実装されています。 a) ゲイン ゲインは、 1+4.7k/4.7k = +6.02dB 従って、ボードの出力フルスケールは、 0.51dBV(=3.0Vpp) + 6.02dB = 6.53dBV = 6.00Vpp = 2.12Vrms <KM079800> 2005/11 -6- ASAHI KASEI [AKD4626A-B] c) フィルタのF特 フィルタのF特は、 |振幅|2 = K*{1+(f/fc2)2}/{1+(f/fc1)2}; K = 1+4.7k/4.7k = 2, fc1 = 1/2πRC = 102.7kHz@R=4.7k,C=330p, fc2 = K*fc1 = 205.3kHz ボードの出力フルスケール基準で、次表の通りです。 fin DC 20kHz Frequency Response 0dB -0.121dB 40kHz -0.452dB 80kHz -1.448dB 145kHz -3dB ∞ -6dB フィルタのF特が問題になる場合は最終段で下図のような1次LPFを組むことも可能です。 3.0Vpp LPF ROUT1 28 LOUT1 27 Same circuit ROUT2 26 Same circuit LOUT2 25 Same circuit ROUT3 24 Same circuit LOUT3 23 Same circuit 6.0Vpp NJM4580 22u AK4626A 220 + - 10k Signal 4.7k 3300p 4.7k よりフラットな周波数応答を持つ1次LPFの例 このフィルタのF特は、 |振幅|2 = 1/{1+(f/fc)2}; fc = 1/2πRC = 219kHz@R=220,C=3300p, ボードの出力フルスケール基準で、次表の通りです。 fin DC 20kHz Frequency Response 0dB -0.036dB 40kHz -0.142dB 80kHz -0.543dB 219kHz -3dB ∞ -∞dB ボード全体のF特はフィルタのF特とAK4626A内蔵のLPFとの合計になります。 測定器によっては帯域外ノイズに敏感なものもあるため、このようなフィルタで高域ノイズを下げることは効果が あります。 <KM079800> 2005/11 -7- ASAHI KASEI [AKD4626A-B] コントロールソフトマニュアル 評価ボードとコントロールソフトの設定 1. AKD4626A-Bを前項参照の上、適宜、設定して下さい。 2. IBM-AT互換機とAK4626Aを同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向きに 注意して下さい。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバをイン ストールして下さい。インストール方法については AKMデバイスコントロールソフトウェア ドライ バーインストールマニュアル を見て下さい。Windows95/98/ME上で動作させる場合はドライバのイン ストールは不要です。尚、Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。) 3. “AK4626A Evaluation Kit”のラベルが貼ってあるCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入して下さい。 4. CD-ROMドライブにアクセスして、 “akd4626a.exe”をダブルクリックし、コントロールプログラムを立 ち上げて下さい。 5. 後は下記を参照して評価して下さい。 操作手順 下記の手順を守って下さい。 1. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。 2. Port Resetボタンをクリックして下さい。 後は適宜、ダイアログを立ち上げ、データを入力して評価して下さい。 各ボタンの説明 1. [Port Reset] : USB I/Fボード(AKDUSBIF-A)接続時に使用します。 2. [Write Default] : AK4626Aのレジスタを初期設定にします。 3. [All Write] : 現在表示されているレジスタ値を全て書き込みます。 4. [Function1] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 5. [Function2] : キーボード操作による書き込みダイアログを立ち上げます。 6. [Function3] : レジスタのシーケンスを設定し、実行します。 7. [Function4] : [Function3] で作成したシーケンスファイルを割り当て、実行します。 8. [Function5] : メイン画面の[Save]で作成したレジスタ設定を複数割り当て実行ができます。 9. [Save] : 現在のレジスタ設定値をファイルに保存します。 10. [Open] ファイルに保存してあるデータの書き込みを実行します。 11. [Write] : 各レジスタに対応したマウス操作によるデータ書き込みダイアログを立ち上げます。 データの表示 入力されたデータはレジスタマップに表示されます。赤字は “H”または “1”を表し、青字は “L”または “0” を表します。ブランク部分はデータシートで定義されていない部分です。 <KM079800> 2005/11 -8- ASAHI KASEI [AKD4626A-B] 各ダイアログの説明 1. [Writeダイアログ] : マウス操作によるデータ書き込みダイアログ ・各レジスタに対応したダイアログがあります。 ・各レジスタに対応した[Write]ボタンをクリックし、ダイアログを立ち上げます。チェックボックスを チェック(9点がチェックした印です)すると、データは“H”または“1”になり、チェックしなければデ ータは“L”または“0”になります。 ・入力した値をAK4626Aに書き込む場合は[OK]ボタンを、書き込まない場合は[Cancel]ボタンを 押して下さい。 2. [Function1ダイアログ] : キーボード操作によるデータ書き込みダイアログ ・Addressボックス: ・Dataボックス: データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 データを16進数2桁で入力します。 ・ 入力した値をAK4626Aに書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して 下さい。 3. [Function2ダイアログ] : ATT評価用のダイアログ ・アドレス03H, 04Hにのみ対応するダイアログです。 ・Addressボックス: データを書き込むアドレスを16進数2桁で入力します。 ・Start Dataボックス: Start Dataを16進数2桁で入力します。 ・End Dataボックス: End Dataを16進数2桁で入力します。 ・Intervalボックス: Interval間隔でAK4626Aにデータを書き込みます。 ・Stepボックス: Step間隔でデータを書き換えます。 ・Mode Selectボックス: 9点でチェックした場合、空白でチェックしない場合です。 チェックした場合: Start DataからEnd Dataまで達し、さらにStart Dataに戻ります。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00 チェックしない場合: Start DataからEnd Dataまで達し、Start Dataには戻りません。 [実行例] Start Data = 00, End Data = 09 データの流れ: 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 ・入力した値をAK4626Aに書き込む場合は [OK]ボタンを、書き込まない場合は [Cancel]ボタンを押して 下さい。 <KM079800> 2005/11 -9- ASAHI KASEI [AKD4626A-B] 4. [Save] ボタンと [Open] ボタンについて 4-1. [Save] 現在のレジスタの設定値を保存します。ファイル名の拡張子は “akr”です。 <操作方法> (1)[Save] ボタンをクリックして下さい。 (2)ファイル名を指定して [Save] ボタンをクリックして下さい。拡張子は “akr”にして下さい。 4-2. [Open] [Save]で保存したレジスタ値を AK4626A へ書き込みます。ファイル形式は[Save] と同じ形式です。 <操作方法> (1) [Open] ボタンをクリックして下さい。 (2) ファイル名(拡張子は “akr ”)を選択して [Open] ボタンをクリックして下さい。 <KM079800> 2005/11 - 10 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] 5. [Function3ダイアログ] レジスタのシーケンスの設定、実行ができます。 (1) [F3] を押して下さい。 (2) 動作させるシーケンスをセットして下さい。 アドレス、データ、インターバル時間を入力して下さい。シーケンスを終わらせるステップのアドレス には “-1”を入力して下さい。 (3) [Start] ボタンを押して下さい。設定したシーケンスが実行されます。 インターバル時間が “-1” のとき、そのステップを実行後、シーケンスが停止します。再度 [START] ボ タンを押すと停止した状態から再び動作を開始します。 シーケンスは[Function3] のWindow中の[Save] や[Open] ボタンで保存または開くことができます。ファ イル名の拡張子は “aks” です。 Figure 1. Window of [F3] <KM079800> 2005/11 - 11 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] 6. [Function4ダイアログ] [Function3] で作成したシーケンスファイルの設定を割り当て、実行することができます。[F4] ボタンを押 すとFigure 2に示すようなwindowが開きます。 Figure 2. [F4] window <KM079800> 2005/11 - 12 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] 6-1. 左側の [OPEN] ボタンと [START] ボタンについて (1) [OPEN] ボタンを押し、シーケンスファイル (*.aks)を選択して下さい。 シーケンスファイルがFigure 3 に示す様に表示されます。 Figure 3. [F4] window(2) (2) [START] ボタンを押すとシーケンスを実行します。 6-2. 右側下の[SAVE] ボタンと[OPEN] ボタンについて [SAVE] : シーケンスファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak4”です。 [OPEN] : *.ak4 でセーブしたシーケンスファイルの割り当てを読み出します。 6-3. 操作上の注意 (1) [Function4] はシーケンスを一時停止する機能はサポートしていません。 (2) 右側にある [SAVE] と [OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要がありま す。 (3)[Function3] においてシーケンスを変更した場合、その内容を反映させるためにそのファイルを再度読 み出しして下さい。 <KM079800> 2005/11 - 13 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] 7. [Function5ダイアログ] メイン画面の[SAVE] で作成したレジスタ設定ファイルを複数割り当て、実行することができます。 [F5] ボタンを押すとFigure 4に示す様なWindowが開きます。 Figure 4. [F5] window 7-1. 左側の[OPEN] ボタンと[WRITE]ボタンについて (1) [OPEN] ボタンを押し、 レジスタ設定ファイル (*.akr) を選択して下さい。 (2) [WRITE] ボタンを押すとレジスタへの書き込みが実行されます。 7-2. 右側の[SAVE] ボタン と [OPEN] ボタンについて [SAVE] : レジスタ設定ファイルの割り当てを保存します。ファイル名は “*.ak5” です。 [OPEN] : “*.ak5”で保存されたレジスタ設定ファイルの割り当てを読み出します。 7-3. 操作上の注意 (1) 右側にある[SAVE] と[OPEN] で指定するファイルは全て同じフォルダ内に入っている必要があります。 (2) レジスタの内容をメイン画面 の [Save] ボタンで変更した場合、その内容を反映させるためにそのファイルを再度読 み出して下さい。 <KM079800> 2005/11 - 14 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] AK4112B Control Program ver 1.0 操作マニュアル 評価ボードとコントロールソフトの設定 本ボードにおいて、AK4112BはDIRとして使用しております。DSP使用時(10ピンヘッダ(PORT4)を 使用時)、クロックモードをX’tal選択の際、設定が必要となります。(P3.,(4)の項を参照下さい。) 本評価ボードに同梱されているコントロールソフトはI2Cには対応していません。 1. AKD4626A-Bを前項参照の上、適宜、設定して下さい。 2. IBM-AT互換機とAKD4626A-Bを同梱の10線フラットケーブルで接続して下さい。10ピンヘッダーの向 きに注意して下さい。(Windows 2000/XP上でコントロールソフトを動作させる場合、同梱のドライバを インストールして下さい。インストール方法については AKMデバイスコントロールソフトウェア ド ライバーインストールマニュアル を見て下さい。Widows95/98/ME上で動作させる場合はドライバのイ ンストールは不要です。尚、Windows NT上ではコントロールソフトは動作しません。) 3. “AKD4626A-B Control Program ver 1.0”のラベルが貼ってあるCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入して下 さい。 4. CD-ROMディスクドライブにアクセスして、 “AKD4112.exe” をそれぞれダブルクリックし、コントロー ルプログラムを立ち上げて下さい。 5. 後は下記を参照して評価して下さい。 操作手順 下記の手順を守って下さい。 1. 2. 3. 上記に従って、コントロールプログラムを立ち上げて下さい。 Port Setupボタンをクリックして下さい。 後は適宜、データを入出力して評価して下さい。 各ボタンの説明 1. 2. 3. 4. 5. [Port Setup] : [Write default] : [Read all] : [Read] : [Write] : プリンタポートの設定をします。 AK4112Bのレジスタを初期設定にします。 AK4112Bの全てのレジスタを読み出します。 各レジスタのデータ読み込みをします。 各レジスタへデータ書き込みをします。各ビットをクリックして“ON”/ “OFF”設定 します。 ・ 入力した値をAK4112Bに書き込む場合は “OK”ボタンを、書き込まない場合は “Cancel”ボタンを押し て下さい。 データの表示 入力されたデータはレジスタマップに表示されます。赤字は “H”または “1”を表し、青字は “L”または “0” を表します。ブランク部分はデータシートで定義されていない部分です。 <KM079800> 2005/11 - 15 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] MEASUREMENT RESULTS 1) ADC part [Measurement condition] • Measurement unit : Audio Precision, System two, Cascade • MCLK : 256fs • BICK : 64fs • fs : 48kHz, 96kHz • BW : 10Hz∼20kHz(fs=48kHz), 10Hz∼48kHz(fs=96kHz) • Bit : 24bit • Power Supply : AVDD=DVDD=5V, TVDD=3.3V • Interface : DIT(AK4103A) • Temperature : Room fs=48kHz Parameter S/(N+D) DR S/N fs=96kHz Parameter S/(N+D) DR S/N Input signal 1kHz, -0.5dB 1kHz, -60dB no signal Input signal 1kHz, -0.5dB 1kHz, -60dB no signal Measurement filter 20kLPF 20kLPF 20kLPF+A-weighted 20kLPF 20kLPF+A-weighted Lch 95.2dB 99.7dB 102.4dB 99.8dB 102.6dB Rch 96.4dB 99.5dB 102.4dB 99.8dB 102.8dB Measurement filter fs/2 fs/2 20kHz+A-weighted fs/2 20kHz+A-weighted Lch 92.6dB 97.8dB 104.9dB 97.9dB 105.2dB Rch 94.1dB 97.8dB 104.9dB 97.9dB 105.4dB <KM079800> 2005/11 - 16 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] 2) DAC part [Measurement condition] • Measurement unit : Audio Precision, System two, Cascade(fs=48kHz, 96kHz) • MCLK : 256fs • BICK : 64fs • fs : 48kHz, 96kHz • BW : 10Hz∼22kHz (fs=48kHz), 10Hz∼40kHz (fs=96kHz) • Bit : 24bit • Power Supply : AVDD=DVDD=5V, TVDD=3.3V • Interface : DIR(AK4112B) • Temperature : Room fs=48kHz Parameter S/(N+D) DR S/N fs=96kHz Parameter S/(N+D) DR S/N Input signal 1kHz, 0dBFS 1kHz, -60dBFS no signal Input signal 1kHz, 0dBFS 1kHz, -60dBFS no signal Measurement filter 20kLPF 20kLPF 22kLPF+A-weighted 20kLPF 22kLPF+A-weighted Lch 97.0dB 102.5dB 105.0dB 103.0dB 105.0dB Rch 95.9dB 102.5dB 105.0dB 103.0dB 105.0dB Measurement filter 40kHzLPF 40kHzLPF 22kHz+A-weighted 40kHz 22kHz+A-weighted Lch 94.9dB 101.7dB 106.3dB 101.8dB 106.7dB Rch 94.2dB 101.5dB 106.1dB 101.7dB 106.5dB <KM079800> 2005/11 - 17 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] 1.ADC (ADC fs=48kHz) AKM AK4626A ADC FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, Input Level=-0.5dBFS, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz FFT (Input=-0.5dBFS, fin=1kHz) AKM AK4626A ADC FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, Input Level=-60dBFS, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz FFT (Input=-60dBFS, fin=1kHz) <KM079800> 2005/11 - 18 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (ADC fs=48kHz) AKM AK4626A ADC FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, fin=None +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz FFT (noise floor) <KM079800> 2005/11 - 19 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (ADC fs=48kHz) AKM AK4626A ADC THD+N vs Input Level AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, fin=1kHz -60 -65 -70 -75 -80 -85 d B F S -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr THD + N vs Amplitude (fin=1kHz) AKM AK4626A ADC THD+N vs Input Frequency AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, Input Level=-0.5dBFS -70 -75 -80 -85 -90 d B F S -95 -100 -105 -110 -115 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz THD + N vs Input Frequency (Input=-0.5dBFS) <KM079800> 2005/11 - 20 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (ADC fs=48kHz) AKM AK4626A ADC Linearity AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B F S -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Linearity(fin=1kHz) AKM AK4626A ADC Frequency Response AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, Input Level=-0.5dBFS, fin=1kHz +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 d B F S -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Frequency Response(Input Level=-0.5dBFS) (including input RC filter) <KM079800> 2005/11 - 21 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (ADC fs=48kHz) AKM AK4626A ADC Crosstalk AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, Input Level=-0.5dBFS -80 -85 -90 -95 -100 -105 -110 d B -115 -120 -125 -130 -135 -140 -145 -150 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Crosstalk (Blue= Rch, Red= Lch) <KM079800> 2005/11 - 22 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (ADC fs=96kHz) AKM AK4626A ADC FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, Input Level=-0.5dBFS, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 20k 40k Hz FFT(Input=-0.5dBFS, fin=1kHz) AKM AK4626A ADC FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, Input Level=-60dBFS, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k Hz FFT(Input=-60dBFS, fin=1kHz) <KM079800> 2005/11 - 23 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (ADC fs=96kHz) AKM AK4626A ADC FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, fin=None +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B F S -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz FFT(Noise floor) <KM079800> 2005/11 - 24 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (ADC fs=96kHz) AKM AK4626A ADC THD+N vs Input Level AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, fin=1kHz -60 -65 -70 -75 -80 -85 d B F S -90 -95 -100 -105 -110 -115 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr THD + N vs Amplitude(fin=1kHz) AKM AK4626A ADC THD+N vs Input Frequency AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, Input Level=-0.5dBFS -70 -75 -80 -85 -90 d B F S -95 -100 -105 -110 -115 -120 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz THD + N vs Input Frequency(Input Level=-0.5dBFS) <KM079800> 2005/11 - 25 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (ADC fs=96kHz) AKM AK4626A ADC Linearity AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B F S -60 -70 -80 -90 -100 -110 -120 -130 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBr Linearity(fin=1kHz) AKM AK4626A ADC Frequency Response AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, Input Level=-0.5dBFS, fin=1kHz +0 -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 d B F S -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Frequency Response(Input Level=-0.5dBFS) (including input RC filter) <KM079800> 2005/11 - 26 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (ADC fs=96kHz) AKM AK4626A ADC Crosstalk AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, Input Level=-0.5dBFS -80 -85 -90 -95 -100 -105 -110 d B -115 -120 -125 -130 -135 -140 -145 -150 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Crosstalk (Blue= Rch, Red= Lch) <KM079800> 2005/11 - 27 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] 2.DAC (DAC fs=48kHz) AKM AK4626A FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, Input Level=0dBFS, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 10k 20k Hz FFT (Input=0dBFS, fin=1kHz) AKM AK4626A FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, Input Level=-60dBFS, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k Hz FFT (Input=-60dBFS, fin=1kHz) <KM079800> 2005/11 - 28 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (DAC fs=48kHz) AKM AK4626A FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, fin=None +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 20k 50k 100k Hz FFT (Noise floor) AKM AK4626A FFT Plot(Out-of-band noize) AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, fin=None +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k Hz FFT (Out-of-band noise) <KM079800> 2005/11 - 29 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (DAC fs=48kHz) AKM AK4626A DAC THD+N vs Input Level AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, fin=1kHz -80 -85 -90 -95 d B r -100 A -105 -110 -115 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS THD + N vs Amplitude(fin=1kHz) AKM AK4626A DAC THD+N vs Input Frequency AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, Input Level=0dBFS -80 -85 -90 -95 d B r -100 B -105 -110 -115 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz THD + N vs Input Frequency (Input=0dBFS) <KM079800> 2005/11 - 30 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (DAC fs=48kHz) AKM AK4626A Linearity AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 -70 A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Linearity(fin=1kHz) AKM AK4626A Frequency Response AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, Input Level=0dBFS +0.5 +0.4 +0.3 +0.2 +0.1 d B r +0 A -0.1 -0.2 -0.3 -0.4 -0.5 2k 4k 6k 8k 10k 12k 14k 16k 18k 20k Hz Frequency Response(Input Level=0dBFS) (including external RC filter) <KM079800> 2005/11 - 31 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (DAC fs=48kHz) AKM AK4626A Crosstalk(Upper@1kHz; Lch--->Rch, Lower@1kHz; Rch--->Lch) AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=48kHz, Input Level=0dBFS -80 -82.5 -85 -87.5 -90 -92.5 -95 -97.5 d B -100 -102.5 -105 -107.5 -110 -112.5 -115 -117.5 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz Crosstalk(Blue= Rch, Red= Lch) <KM079800> 2005/11 - 32 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (DAC fs=96kHz) AKM AK4626A FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, Input Level=0dBFS, fin=1kHz, Notch=on +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 20k 40k Hz FFT (Input=0dBFS, fin=1kHz, Notch) AKM AK4626A FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, Input Level=-60dBFS, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k Hz FFT (Input=-60dBFS,fin=1kHz) <KM079800> 2005/11 - 33 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (DAC fs=96kHz) AKM AK4626A FFT Plot AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, fin=None +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k 50k 100k Hz FFT(Noise floor) AKM AK4626A FFT Plot(Out-of-band noize) AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, fin=None +0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 -70 d B r A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -140 -150 -160 -170 -180 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k Hz FFT (Out-of-band noise) <KM079800> 2005/11 - 34 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (DAC fs=96kHz) AKM AK4626A DAC THD+N vs Input Level AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, fin=1kHz -80 -85 -90 -95 d B r -100 A -105 -110 -115 -120 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS THD + N vs Amplitude (fin=1kHz) AKM AK4626A DAC THD+N vs Input Frequency AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, Input Level=0dBFS -80 -85 -90 -95 d B r -100 B -105 -110 -115 -120 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz THD + N vs Input Frequency (Input=0dBFS) <KM079800> 2005/11 - 35 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (DAC fs=96kHz) AKM AK4626A Linearity AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, fin=1kHz +0 -10 -20 -30 -40 -50 d B r -60 -70 A -80 -90 -100 -110 -120 -130 -130 -120 -110 -100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 +0 dBFS Linearity(fin=1kHz) AKM AK4626A Frequency Response AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, Input Level=0dBFS +0.5 +0.4 +0.3 +0.2 +0.1 +0 -0.1 d B r -0.2 -0.3 A -0.4 -0.5 -0.6 -0.7 -0.8 -0.9 -1 2.5k 5k 7.5k 10k 12.5k 15k 17.5k 20k 22.5k 25k 27.5k 30k 32.5k 35k 37.5k 40k Hz .Frequency Response(Input Level=0dBFS) (including external RC filter) <KM079800> 2005/11 - 36 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] (DAC fs=96kHz) AKM AK4626A Crosstalk(Upper@1kHz; Lch--->Rch, Lower@1kHz; Rch--->Lch) AVDD=DVDD=TVDD=5V, fs=96kHz, Input Level=0dBFS -80 -82.5 -85 -87.5 -90 -92.5 -95 -97.5 d B -100 -102.5 -105 -107.5 -110 -112.5 -115 -117.5 -120 40 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k 20k 40k Hz Crosstalk (Blue= Rch, Red= Lch) <KM079800> 2005/11 - 37 - ASAHI KASEI [AKD4626A-B] 改定履歴 Date (YY/MM/DD) 05/11/18 Manual Revision KM079800 Board Reason Revision 0 初版 Contents 重要な注意事項 • 本書に記載された製品、及び、製品の仕様につきましては、製品改善のために予告なく変更することがあります。 従いまして、ご使用を検討の際には、本書に掲載した情報が最新のものであることを弊社営業担当、あるいは弊社 特約店営業担当にご確認下さい。 • 本書に掲載された情報・図面の使用に起因した第三者の所有する特許権、工業所有権、その他の権利に対する侵害 につきましては、当社はその責任を負うものではありませんので、ご了承下さい。 • 本書記載製品が、外国為替及び、外国貿易管理法に定める戦略物資(役務を含む)に該当する場合、輸出する際に同 法に基づく輸出許可が必要です。 • 医療機器、安全装置、航空宇宙用機器、原子力制御用機器など、その装置・機器の故障や動作不良が、直接または 間接を問わず、生命、身体、財産等へ重大な損害を及ぼすことが通常予想されるような極めて高い信頼性を要求さ れる用途に弊社製品を使用される場合は、必ず事前に弊社代表取締役の書面による同意をお取り下さい。 • この同意書を得ずにこうした用途に弊社製品を使用された場合、弊社は、その使用から生ずる損害等の責任を一切 負うものではありませんのでご了承下さい。 • お客様の転売等によりこの注意事項の存在を知らずに上記用途に弊社製品が使用され、その使用から損害等が生じ た場合は全てお客様にてご負担または補償して頂きますのでご了承下さい。 <KM079800> 2005/11 - 38 - R6 D 1 2 3 4 5 PORT1 10 9 8 7 6 10k CDTO R2 470 R3 470 R5 470 CSN CCLK CDTI CDTO 1 19 R1251 uP-I/F U1 A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8 Y1 Y2 Y3 Y4 Y5 Y6 Y7 Y8 18 17 16 15 14 13 12 11 AVDD1 C1 10u CSN CCLK CDTI G1 G2 74HCT541 R9 100 R11 100 R13 100 +12V C2 2.2u C3 22u C4 0.1u C5 0.1u R7 330 1 R10 330 SMUTE 4112B_BICK R18 100 BICK 4112B_LRCK R19 100 LRCK SDTI1 R20 100 SDTI1 SDTI2 R22 100 SDTI2 SDTI3 R23 100 4626A_SDTO R25 100 SDTI4 R26 100 C7 0.1u 3 2 1 (short) 2 L3 LOUT2 LOUT2 DAUX ROUT3 ROUT3 DFS0 LOUT3 LOUT3 + R16 (open) LE1 3 1 DZF1 AVDD2 TR1 RN1202 (10k,10k) DZF1 C R28 1k AVDD2 6 J2 LIN TST4 TST2 PDN DVSS R24 1k ROUT4 C10 + 10u - 2 SDTO TST3 ROUT2 CAD0 ROUT2 CAD1 LOUT1 SDTI3 DVDD ROUT1 LOUT1 L5V 1 8 VCOM AVDD VREFH DZF1 AVSS P/S MCLK DIF0/CSN AK4626A C9 0.1u C11 0.1u 10u R30 5.1 DZF2/OVF 3 R29 100 LE2 AVDD2 TR2 RN1202 (10k,10k) DZF2/OVF PDN + AVDD1 1 NJM5532 5 TST5 ROUT1 LOUT4 L2 + -12V LIN +3.3V 2 U2B 7 R17 330 10u C8 47u + L1 DZF2/OVF DZF2/OVF R15 330 2 OUT C6 22u 1 IN 2 1 +12V GND T1 NJM78M05FA R8 (open) NC TST1 DFS_4626A 2 J1 RIN D RIN TVDD C - 4 I2C DIF1/SCL/CCLK TDM0 SDOS LOOP0/SDA/CDTI 100 NJM5532 3 +12V DZFE R14 + -12V U11 4112B_MCKO1 U2A 8 2 3 4 5 6 7 8 9 4 10k 1 + 10k R4 2 + R1 3 DZF1 L5V 4 + 5 C12 10u +12V + 8 C13 22u ROUT2 R37 10k 6 - 330p C18 R45 4.7K 2 4 -12V C26 330p A R60 4.7K R57 4.7k LOUT1 C23 22u LOUT2 8 J8 3 + R52 10k 2 - U5A NJM5532 1 -12V R51 220 J9 LOUT2 3 + LOUT3 R54 10k 2 - U6A NJM5532 1 R58 4.7k R53 220 R48 10k J10 R39 4.7k 2 - U7A NJM5532 1 LOUT3 LOUT4 -12V -12V 330p C28 R62 4.7K R56 4.7K R59 4.7k R55 4.7k Title A3 Date: 4 J7 330p C25 Size 5 R47 220 A 330p C27 R61 4.7K B -12V 3 + LOUT4 +12V C24 22u ROUT4 +12V C21 22u R44 4.7k 4 R50 10k R49 220 R40 4.7K +12V + 8 + 3 + LOUT1 U4A NJM5532 1 R46 4.7K 8 +12V C22 22u R42 4.7k J3 -12V 330p C20 + R41 4.7k 4 R43 4.7K ROUT3 R31 220 330p C17 -12V 330p C19 4 5 + ROUT3 J5 8 6 - R36 220 R34 220 6 - U7B NJM5532 7 4 R38 10k -12V U5B NJM5532 7 U6B NJM5532 7 R32 10k + 5 + ROUT2 J6 + ROUT1 8 C16 22u J4 4 6 4 R35 10k R33 220 4 8 + 5 + ROUT1 U4B NJM5532 7 +12V C15 22u +12V 8 +12V C14 22u + B 5 + ROUT4 3 2 AKD4626A-B Document Number Rev AK4626A Friday, November 18, 2005 Sheet 1 0 1 of 3 5 4 3 2 1 JP1 GND D D T2 DA02-F R63 TX U8 1 DVDD CM0/CDTO 28 CDTO 2 DVSS CM1/CDTI 27 CDTI 3 TVDD OCKS1/CCLK 26 CCLK 4 V/TX OCKS0/CSN 25 CSN 2 1:1 TX 5 XTI MCKO1 24 4112B_MCKO1 1 R64 150 240 6 XTO MCKO2 23 4112B_MCKO2 7 PDN DAUX 22 4626A_SDTO BICK 21 SDTO 20 LRCK 19 ERF 18 FS96 17 P/SN 16 +3.3V C29 10u C31 10u + C30 0.1u C32 0.1u + J11 (TX) L5V V/TX X1 5p C3312.288MHz L5V C 5p C C34 PDN 8 R 1 4112B_BICK 1 5 PORT2 6 GND VCC GND 5 OUT 4 3 2 1 OPT 2 6 L5V L4 10u C37 0.1u + C38 10u TORX176 R69 C35 + 10u 9 C36 0.1u JP2 OPT/COAX 11 COAX 12 470 13 +3.3V B J12 COAX D1 C39 0.1u 1S1588 10 14 R71 75 AVDD AVSS RX1 RX2/DIF0 RX3/DIF1 RX4/DIF2 AUTO 4112B_SDTO 3 4112B_LRCK U9B U9C 6 74HCT14 V/TX JP3 15 V/TX 2 LE3 1k ERF R67 LE4 1k FS96 R68 LE5 1k AUTO R70 LE6 1k V 4 74HCT14 5 R65 2 74HCT14 R66 18k +3.3V U9A B 3 V 1 TX 9 TX U9D 8 74HCT14 AK4112B R72 47k T3 A OUT 2 C40 47u GND LP2950A 1 +3.3V + IN 3 L5V C41 A 0.1u Title Size A3 Date: 5 4 3 2 AKD4626A-B Document Number Rev AK4112B Friday, November 18, 2005 Sheet 1 0 2 of 3 5 4 3 2 1 L5V L5V L5V PORT3 5 IN 4 3 VCC 2 IF 1 6 6 GND TOTX176(ADC) 5 D R73 1k C42 0.1u 1 2 3 4 5 6 CKS1 DIF0 L5V V V1 TRANS PDN MCLK SDTI BICK LRCK FS0/CSN FS1/CDTI FS2/CCLK FS3/CDTO C1 FS2 FS3 U1 DIF2 DIF1 DIF0 TXP TXN VSS VDD CKS1 CKS0 BLS ANS C48 0.1u 6 5 4 3 2 1 D2 1S1588 12 11 10 9 8 7 R74 10k H D U9F 13 MDOE RP1 U10 PDN 4112B_MCKO1 4626A_SDTO 4112B_BICK 4112B_LRCK SW2 L 12 11 74HCT14 U9E 10 PDN 74HCT14 C43 0.1u SW1 PDN DFS_4626A V FS3 FS2 CKS1 DIF0 47k + C49 10u AK4103A R77 100 for NJM5532 x5 4112B_MCKO2 2 + SDTI1 SDTI2 SDTI3 SDTI4 AC3 R80 100 C50 47u DSP DSP JP6 SDTI4 4112B JP7 SDTI1 DSP JP4 SDTI2 4112B L5 1 -12V (short) + PORT4 10 MCKO2 9 GND 8 SDTI1 7 SDTI2 6 SDTI3 C51 0.1u + R79 100 4112B_LRCK 1 2 3 4 5 C52 10u C53 0.1u + 4112B_BICK MCKO1 BICK LRCK SDTO SDTI4 C54 10u C55 0.1u + 4112B_MCKO1 R78 100 C -12V R76 100 C56 10u C57 0.1u + C C58 10u C59 0.1u C60 10u DSP JP5 SDTI3 +12V 4112B 2 4112B C61 47u R81 100 4112B_SDTO for NJM5532 x5 L6 1 +12V + (short) + C62 0.1u + C63 10u C64 0.1u C65 10u + C66 0.1u C67 10u + C68 0.1u C69 10u + C70 0.1u C71 10u B B for 74HCT14, 74HCT541 L5V C72 0.1u C73 0.1u A A Title Size A3 Date: 5 4 3 2 AKD4626A-B Document Number Rev Interface Friday, November 18, 2005 Sheet 1 0 3 of 3