ガラスエポキシ銅張積層板 (両面銅張) R-1705 FR-4.0 ガラス布基材エポキシ樹脂銅張積層板 両面基板材料 ■特長 ■用途 ●基材の反り・ねじれのバラツキが小さく、自動実装に最適 です。 ●ファインパターンの作成に最適です。 銅箔の表面粗度が小さくドライフィルムの密着性が良い ため、ファインパターンの作成が容易です。 ●通信・計測機器、OA機器およびその周辺端末機、 ME機器、NC機器、車載機器など ■定格 (保証値) 定尺寸法 (タテ×ヨコ) +3 +3 1,020 ×1,020 mm −0 −0 +3 +3 1,020 ×1,220 mm −0 −0 銅箔厚さ 公称厚さ 0.018mm(18μm) 0.035mm(35μm) 0.070mm(70μm) 0.4mm 0.5mm 0.6mm 0.8mm 1.0mm 1.2mm 1.6mm 0.8mm未満は 銅箔厚さを 除きます。 0.8mm以上は 銅箔厚さを 含みます。 厚さ許容差 反り、ねじれ率 両面 ±0.13mm ±0.13mm ±0.15mm ±0.17mm ±0.18mm ±0.19mm ±0.19mm − − − 2.5%以下 2.5%以下 2.5%以下 2.0%以下 注)厚さは、JIS C6481の5.3.3の方法で10ヶ所測定したときに9ヶ所以上は上記に規定の許容差範囲にあるものです。 なお許容差の範囲外のものは上記許容差の125%以内です。 注)表中の厚さの中間に位置する厚さの厚さ許容差は、より厚い方の厚さ許容差とします。 注)表中の厚さの中間に位置する厚さの積層板の反り率およびねじれ率は、より薄い厚さの反り率およびねじれ率とします。 注)板厚0.6mm以上からNマーク入りが標準品です。 注)詳細寸法につきましては、別途ご相談ください。 ■性能表 R-1705 試験項目 体積抵抗率 単位 MΩ・m 表面抵抗 MΩ 絶縁抵抗 MΩ − 誘電正接(1MHz) − はんだ耐熱性(260℃) 秒 引き剥がし強さ 比誘電率(1MHz) 銅箔:0.018mm(18μm) N/mm 銅箔:0.035mm(35μm) 耐熱性 曲げ強度(ヨコ方向) 吸水率 耐燃性(UL法) 耐アルカリ性 − N/mm2 % − − 処理条件 C-96/20/65 C-96/20/65+C-96/40/90 C-96/20/65 C-96/20/65+C-96/40/90 C-96/20/65 C-96/20/65+D-2/100 C-96/20/65 C-96/20/65+D-24/23 C-96/20/65 C-96/20/65+D-24/23 A A S4 A S4 A A E-24/50+D-24/23 AおよびE-168/70 浸漬 (3分) 実測値 7 保証値 6 5×10 7 1×10 8 5×10 1×10 以上 5 1×10 以上 8 1×10 以上 8 1×10 以上 7 1×10 4.7 4.8 0.015 0.016 1×10 以上 120以上 1.57 1.57 1.96 1.96 240℃60分ふくれなし 490 0.06 94V-0 異常なし 60以上 1.08以上 1.08以上 1.57以上 1.57以上 200℃60分ふくれなし 343以上 0.25以下 94V-0 異常なし 1×10 1×10 6 1×10 以上 5 6 4 5.5以下 5.8以下 0.030以下 0.035以下 注) 試験片の厚さは1.6mmです。 注) 上記試験はJIS C6481に準じます。ただし耐燃性はUL94によります。(試験方法につきましては130ページをご参照ください。) 注) 処理条件につきましては、130ページをご参照ください。 91 R-1705 ■特性グラフ(参考値) ■表面抵抗の温度特性 ■ドリル磨耗性 ドリル φ0.6mm UC35 回転数 60,000rpm 送り速度 0.035mm/rev エントリーボード:アルミ板(0.15mm) バックアップボード:ベーク板 板厚:1.6mm 銅箔0.018mm 3枚重ね 〈櫛型パターン回路幅:0.64mm、回路間隔:1.3mm〉 8 10 表面抵抗︵ ︶ MΩ 7 10 6 10 5 10 4 10 3 10 20 40 60 80 100 70 両面基板材料 ドリル刃先磨耗率︵面積比︶︵%︶ 9 10 60 50 40 30 20 10 120 2,000 4,000 温 度(℃) ■銅箔引きはがし強さ 8,000 10,000 ■内壁粗さ(60,000rpm 0.05mm/rev 3枚重ね) 2.0 0.04 / ︶ 内壁粗さ︵ ︶ 接着強度︵ 1.5 銅箔厚さ0.018mm + めっき厚さ0.018mm 1.0 銅箔厚さ0.018mm N mm 6,000 ヒット数 0.03 0.02 mm 0.5 0.01 0 50 100 150 200 0 250 1,000 3,000 温 度(℃) 5,000 10,000 ヒット数 ■スルーホール信頼性 ■ファインパターン・小径スルーホールでの特性 ●表面抵抗の経時変化〈櫛型パターン〉 ●試験条件 テストパターンに銅スルーホール加工をした試験片を作成し、 下記の熱衝撃を与え、断線までのサイクル数を測定します。 断線までのサイクル数 X1 X2 X3 X 72 66 71 69 表面抵抗︵ ●測定例 ︶ MΩ 260℃オイル 10秒浸漬 20℃水中 10秒浸漬 エアーブロー 10 9 10 8 10 7 10 6 10 5 10 4 10 3 1サイクル ○−○ △−△ □−□ 0 100 200 処理条件:40℃、90%RH DC15V印加 測定電圧:100V パターン間隔0.1mm パターン間隔0.2mm パターン間隔0.3mm 300 400 500 処理時間(h) ■加熱膨張収縮率 (熱機械分析 [TMA] による) ■スルーホール間絶縁抵抗の経時変化 〈150℃スケール〉 1.5 10 8 10 7 10 6 10 5 10 4 10 3 処理条件:40℃、90%RH DC15V印加 測定電圧:100V ○−○ △−△ □−□ 1.0 絶縁抵抗︵ 0 .5 0 厚さ方向 -0 .5 30 50 70 90 膨張率 (%) 0.85 収縮率 (%) 0.30 110 150 加熱温度(℃) 130 ︶ 寸法変化率 ︵%︶ 10 9 MΩ 0 100 200 スルーホール間隔0.3mm スルーホール間隔0.5mm スルーホール間隔0.7mm 300 400 500 処理時間(h) 92 R-1705 ■小径ドリル加工性 ドリル条件:60,000∼80,000rpm、0.015∼0.020mm/rev、 3枚重ね 使用ドリル:径0.4mmφ、刃長6.5mm、切刃長0.110∼0.115mm、切刃幅0.020∼0.025mm ●内壁粗さ 内壁粗さ︵ ︶ 両面基板材料 0.020 0.015 0.010 mm 0.005 0 250 500 1,000 1,500 ヒット数 ■バーコル硬度 80 バーコル硬度 60 40 20 0 50 100 150 200 温 度(℃) 93 250 300