本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DS04–27220–5a DATA SHEET ASSP 電源用 (DSC/ カムコーダ DC/DC コンバータ ) 同期整流入り 6 ch DC/DC コンバータ IC MB3825A ■ 概 要 MB 3825A は , PWM 方式の高精度 , 高周波対応の低電圧 , 高効率化を図った同期整流 (2 チャネル ) 入り 6 ch DC/DC コ ンバータ IC で , ダウンコンバージョンに適しています。 カメラ一体型 VTR/ ディジタルスチルカメラ用の電源に最適で機器の低消費電力化 , 小型軽量化ができます。 ■ 特 長 ・ 同期整流方式 ( 第 1, 4 チャネル ) を採用 ・ 出力はオン時スピード UP 回路内蔵により高効率化ドライブを実現 ・ 動作電源電圧範囲が広い :2.5 V ∼ 12 V ・ 高精度基準電圧回路内蔵 :1.5 V ± 1.0 % ・ 動作発振周波数範囲が広く , 高周波発振が可能:50 kHz ∼ 800 kHz ・ 入力電圧範囲が広い ( 全チャネル ) :0 V ∼ VCC − 0.9 V ・ Error Amp 出力によるソフトスタート方式を採用 ( 第 1, 2, 4 チャネル ) ( デューティ設定によらない全チャネル同一ソフトスタート時間に設定可能 ) ■ パッケージ プラスチック・LQFP, 64 ピン プラスチック・LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M03) (FPT-64P-M20) Copyright©2003-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2003.8 MB3825A GND (O) 4, 5, 6 OUT2-4 CB1-4 CB2-4 OUT1-4 OUT1-3 CB2-3 CB1-3 GND (O) 1, 2, 3 VB3 VCC (O) 2 OUT1-2 CB2-2 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 VB4 62 60 VCC (O) 4, 5, 6 61 OUT1-5 63 CB2-5 1 48 CB1-2 CB1-5 2 47 VB2 VB5 3 46 OUT1-1 OUT1-6 4 45 CB2-1 CB2-6 5 44 CB1-1 CB1-6 6 43 OUT2-1 VB6 7 42 VCC (O) 1, 3 OVP5, 6 8 41 VB1 30 31 32 CTL1 FB3 29 DTC3 28 −IN (E) 3 VCC 16 CTL2 IN (C) 3 33 27 34 VREF 15 26 +IN (E) 5 25 FB2 CS 14 GND2 IN (C) 5 24 −IN (E) 2 35 GND1 36 23 13 22 SCP CT IN (C) 2 CSCP 12 21 FB6 RT FB1 37 20 38 19 11 FB4 −IN (E) 6 −IN (E) 4 −IN (E) 1 18 IN (C) 1 39 17 40 10 FB5 9 IN (C) 4 IN (C) 6 +IN (E) 6 −IN (E) 5 2 64 ■ 端子配列図 MB3825A ■ 端子機能説明 端子記号 I/O 38 FB1 O 第 1 チャネル・誤差アンプ出力端子です。 39 −IN (E) 1 I 第 1 チャネル・誤差アンプ反転入力端子です。 40 IN (C) 1 I 第 1 チャネル・ショート検知比較器入力端子です。 46 OUT1-1 O 第 1 チャネル・メイン側出力端子です。 43 OUT2-1 O 第 1 チャネル・同期整流側出力端子です。 44 CB1-1 ⎯ 45 CB2-1 ⎯ 41 VB1 ⎯ 第 1 チャネル・出力シンク電流設定端子です。 35 FB2 O 第 2 チャネル・誤差アンプ出力端子です。 36 −IN (E) 2 I 第 2 チャネル・誤差アンプ反転入力端子です。 37 IN (C) 2 I 第 2 チャネル・ショート検知比較器入力端子です。 50 OUT1-2 O 第 2 チャネル・出力端子です。 48 CB1-2 ⎯ 49 CB2-2 ⎯ 47 VB2 ⎯ 第 2 チャネル・出力シンク電流設定端子です。 32 FB3 O 第 3 チャネル・誤差アンプ出力端子です。 33 −IN (E) 3 I 第 3 チャネル・誤差アンプ反転入力端子です。 34 IN (C) 3 I 第 3 チャネル・ショート検知比較器入力端子です。 56 OUT1-3 O 第 3 チャネル・出力端子です。 54 CB1-3 ⎯ 55 CB2-3 ⎯ 52 VB3 ⎯ 31 DTC3 I 第 3 チャネル・休止期間設定端子です。 20 FB4 O 第 4 チャネル・誤差アンプ出力端子です。 19 −IN (E) 4 I 第 4 チャネル・誤差アンプ反転入力端子です。 18 IN (C) 4 I 第 4 チャネル・ショート検知比較器入力端子です。 57 OUT1-4 O 第 4 チャネル・メイン側出力端子です。 60 OUT2-4 O 第 4 チャネル・同期整流側出力端子です。 59 CB1-4 ⎯ 58 CB2-4 ⎯ 62 VB4 ⎯ 端子番号 1 チャネル 2 チャネル 3 チャネル 4 チャネル 機 能 説 明 第 1 チャネル・ブート容量接続端子です。 第 2 チャネル・ブート容量接続端子です。 第 3 チャネル・ブート容量接続端子です。 第 3 チャネル・出力シンク電流設定端子です。 第 4 チャネル・ブート容量接続端子です。 第 4 チャネル・出力シンク電流設定端子です。 (続く) 3 MB3825A (続き) 端子記号 I/O 17 FB5 O 第 5 チャネル・誤差アンプ出力端子です。 16 −IN (E) 5 I 第 5 チャネル・誤差アンプ反転入力端子です。 15 +IN (E) 5 I 第 5 チャネル・誤差アンプ非反転入力端子です。 14 IN (C) 5 I 第 5 チャネル・ショート検知比較器入力端子です。 64 OUT1-5 O 第 5 チャネル・出力端子です。 2 CB1-5 ⎯ 1 CB2-5 ⎯ 3 VB5 ⎯ 第 5 チャネル・出力シンク電流設定端子です。 8 OVP5, 6 I 第 5, 6 チャネル・出力最大電圧設定端子です。 12 FB6 O 第 6 チャネル・誤差アンプ出力端子です。 11 −IN (E) 6 I 第 6 チャネル・誤差アンプ反転入力端子です。 10 +IN (E) 6 I 第 6 チャネル・誤差アンプ非反転入力端子です。 9 IN (C) 6 I 第 6 チャネル・ショート検知比較器入力端子です。 4 OUT1-6 O 第 6 チャネル・出力端子です。 6 CB1-6 ⎯ 5 CB2-6 ⎯ 7 VB6 ⎯ 第 6 チャネル・出力シンク電流設定端子です。 8 OVP5, 6 I 第 5, 6 チャネル・出力最大電圧設定端子です。 21 RT ⎯ 三角波周波数設定用抵抗接続端子です。 22 CT ⎯ 三角波周波数設定用容量接続端子です。 30 CTL1 I 電源 , 制御回路です。 “H” レベル:電源が動作状態 “L” レベル:スタンバイ状態 端子番号 5 チャネル 6 チャネル 三角波 発振回路 制御回路 電源回路 4 機 能 説 明 第 5 チャネル・ブート容量接続端子です。 第 6 チャネル・ブート容量接続端子です。 29 CTL2 I 第 3 チャネル制御回路です。 CTL1 端子= “H” レベルの場合 “H” レベル:第 3 チャネルが動作状態 “L” レベル:第 3 チャネルが OFF 状態 13 SCP I ショート検知比較器入力端子です。 23 CSCP ⎯ 短絡保護回路用容量接続端子です。 26 CS ⎯ ソフトスタート回路用容量接続端子です。 28 VCC ⎯ 基準電圧・制御回路の電源端子です。 42 VCC (O) 1, 3 ⎯ 出力回路の電源端子です (1, 3 チャネル ) 。 51 VCC (O) 2 ⎯ 出力回路の電源端子です (2 チャネル ) 。 63 VCC (O) 4, 5, 6 ⎯ 出力回路の電源端子です (4, 5, 6 チャネル ) 。 27 VREF O 基準電圧出力端子です。 24 GND1 ⎯ 接地端子です。 25 GND2 ⎯ 接地端子です。 53 GND (O) 1, 2, 3 ⎯ 出力回路の接地端子です (1, 2, 3 チャネル ) 。 61 GND (O) 4, 5, 6 ⎯ 出力回路の接地端子です (4, 5, 6 チャネル ) 。 MB3825A ■ ブロックダイヤグラム ・全体図 VCC(O)1, 3 42 CB1-1 <CH1> FB1 38 − + + 39 −IN(E)1 44 Error Amp.1 PWM Comp.1-1 45 + CB2-1 Drive 1-1 − 1.5 V 46 OUT1-1 41 70 mV − 40 IN(C)1 + VB1 + SCP Comp.1 Drive 1-2 − 43 OUT2-1 PWM Comp.1-2 1.5 V A VCC(O)2 51 CB1-2 48 <CH2> FB2 35 Error Amp.2 − + + 36 −IN(E)2 PWM Comp.2 49 + CB2-2 Drive 2 − 1.5 V 50 OUT1-2 47 IN(C)2 − 37 VB2 SCP Comp.2 + 1.5 V <CH3> FB3 32 CB1-3 Error Amp.3 − 33 −IN(E)3 54 PWM Comp.3 55 + + − + Drive 3 CB2-3 56 OUT1-3 1.5 V 52 CTL2 VB3 29 IN(C)3 − 34 + SCP Comp.3 1.5 V DTC3 GND(O)1, 2, 3 53 31 VCC(O)4, 5, 6 <CH4> CB1-4 Error Amp.4 − + + 19 −IN(E)4 59 PWM Comp.4-1 58 + Drive 4-1 − 1.5 V SCP Comp.4 − 18 + CB2-4 57 OUT1-4 70 mV IN(C)4 B 63 FB4 20 62 VB4 + Drive 4-2 − 60 OUT2-4 PWM Comp.4-2 1.5 V <CH5> FB5 17 Error Amp.5 − + + 16 −IN(E)5 CB1-5 2 PWM Comp.5 + 1 Drive 5 − CB2-5 64 OUT1-5 3 0.6 V IN(C)5 14 − 15 + VB5 SCP Comp.5 +IN(E)5 <CH6> FB6 12 − + + 11 −IN(E)6 CB1-6 6 PWM Comp.6 Error Amp.6 5 + Drive 6 − CB2-6 4 OUT1-6 C 7 0.6 V IN(C)6 +IN(E)6 9 − 10 + VB6 SCP Comp.6 GND(O)4, 5, 6 61 OVP5, 6 8 SCP Comp. − 13 SCP VCC Comp. + 1.5 V − − − + 0.65 V 1 µA CS 26 Buff Soft Start Comp. 1 µA CSCP 23 −1.35 V −0.65 V −1.35 V −0.65 V − + 1.5 V SCP VCC 28 UVLO OSC Ref Power ON/OFF CTL1 30 1.5 V 21 RT 22 27 CT VREF 25 24 GND1 GND2 5 MB3825A ・A 部拡大図 <CH1> FB1 38 39 −IN(E)1 − + + Error Amp.1 PWM Comp.1-1 45 + − 1.5 V CB2-1 Drive 1-1 − SCP Comp.1 + 46 OUT1-1 41 70 mV 40 IN(C)1 VCC(O)1, 3 42 CB1-1 44 VB1 + − Drive 1-2 43 OUT2-1 PWM Comp.1-2 1.5 V <CH2> FB2 35 36 −IN(E)2 − + + Error Amp.2 PWM Comp.2 49 + − 1.5 V VCC(O)2 51 CB1-2 48 CB2-2 Drive 2 50 OUT1-2 47 IN(C)2 37 − SCP Comp.2 + 1.5 V 6 VB2 MB3825A ・B 部拡大図 <CH3> FB3 32 CB1-3 − 33 −IN(E)3 Error Amp.3 + + − + 54 PWM Comp.3 55 Drive 3 CB2-3 56 OUT1-3 1.5 V 52 CTL2 VB3 29 IN(C)3 34 − + 1.5 V DTC3 SCP Comp.3 GND(O)1, 2, 3 53 31 <CH4> FB4 20 19 −IN(E)4 CB1-4 − + + Error Amp.4 59 PWM Comp.4-1 58 + − 1.5 V Drive 4-1 70 mV IN(C)4 18 VCC(O)4, 5, 6 63 − SCP Comp.4 + OUT1-4 62 VB4 + − PWM Comp.4-2 CB2-4 57 Drive 4-2 60 OUT2-4 1.5 V 7 MB3825A ・C 部拡大図 <CH5> FB5 17 Error Amp.5 − + + 16 −IN(E)5 CB1-5 2 PWM Comp.5 + 1 Drive 5 − CB2-5 64 OUT1-5 3 14 − 15 + VB5 SCP Comp.5 0.6 V IN(C)5 +IN(E)5 <CH6> FB6 12 − + + 11 −IN(E)6 CB1-6 6 PWM Comp.6 Error Amp.6 5 + Drive 6 − CB2-6 4 OUT1-6 7 0.6 V IN(C)6 +IN(E)6 9 − 10 + VB6 SCP Comp.6 GND(O)4, 5, 6 61 OVP5, 6 8 SCP Comp. − 13 SCP VCC Comp. + 1.5 V − − − + 0.65 V 1 µA CS 26 Buff Soft Start Comp. 1 µA CSCP 23 −1.35 V −0.65 V −1.35 V −0.65 V − + 1.5 V SCP UVLO OSC 21 RT 8 VCC 28 Ref 1.5 V 22 27 CT VREF Power ON/OFF 25 24 GND1 GND2 CTL1 30 MB3825A ■ 絶対最大定格 項 目 記 号 条 件 電源電圧 VCC ⎯ 出力電力 IO ピーク出力電流 定 格 値 単 位 最 小 最 大 ⎯ 17 V OUT 端子 ⎯ 50 mA IO OUT 端子 , Duty ≦ 5 % ⎯ 200 mA 許容損失 PD Ta ≦+ 25 °C ⎯ 800 * mW 保存温度 TSTG − 55 + 125 °C ⎯ *:10 cm 角の両面エポキシ基板に実装時 <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 ■ 推奨動作条件 項 目 記 号 条 件 電源電圧 VCC 基準電圧出力電流 IOR 入力電圧 VIN コントロール入力電圧 VCTL 規 格 値 単 位 最 小 標 準 最 大 ⎯ 2.5 6.0 12 V ⎯ −1 ⎯ 0 mA −IN (E) , IN (C) , OVP 端子 0 ⎯ VCC − 0.9 V CTL 端子 0 ⎯ 12 V メイン側 OUT 端子 2 ⎯ 20 mA 出力電流 IO 出力電流設定抵抗 RB ⎯ 2.7 5.6 30 kΩ 発振周波数 fOSC ⎯ 50 500 800 kHz タイミング容量 CT ⎯ 50 100 1500 pF タイミング抵抗 RT ⎯ 20 39 82 kΩ ソフトスタート容量 CS ⎯ ⎯ 0.1 1.0 µF CSCP ⎯ ⎯ 0.1 1.0 µF Ta ⎯ − 30 + 25 + 85 °C ショート検出容量 動作温度 <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に当社営業担当部門までご相談ください。 9 MB3825A ■ 電気的特性 (VCC = VCC (O) = 6 V, Ta =+ 25 °C) 項 目 端子番号 条 件 VREF 27 ⎯ 1.485 1.500 1.515 V ∆VREF/ VREF 27 Ta =− 30 °C ∼+ 85 °C ⎯ 0.5 * ⎯ % 入力安定度 Line 27 VCC = 2.5 V ∼ 12 V ⎯ 2 10 mV 負荷安定度 Load 27 VREF = 0 mA ∼ − 1 mA ⎯ 2 10 mV 短絡時出力電流 IOS 27 VREF = 2 V − 10 −6 −1 mA スレッショルド 電圧 VTH 46 VCC = ⎯ 2.1 ⎯ V ヒステリシス幅 VH 46 ⎯ ⎯ 0.1 ⎯ V リセット電圧 VRST 46 ⎯ 1.8 2.0 ⎯ V 入力スタンバイ 電圧 VSTB 26 ⎯ ⎯ 50 100 mV 充電電流 ICS 26 ⎯ − 1.4 − 1.0 − 0.6 µA スレッショルド 電圧 VTH 23 ⎯ 0.65 0.70 0.75 V 入力スタンバイ 電圧 VSTB 23 ⎯ ⎯ 50 100 mV 入力ラッチ電圧 VI 23 ⎯ ⎯ 50 100 mV 入力ソース電流 ICSCP 23 ⎯ − 1.4 − 1.0 − 0.6 µA 発振周波数 fOSC 46, 50, 56, 57, 64, 4 CT = 100 pF, RT = 39 kΩ 450 500 550 kHz 周波数電圧変動率 ∆f/fdv 46, 50, 56, 57, 64, 4 VCC = 2.5 V ∼ 12 V ⎯ 1 10 % 周波数温度変動率 ∆f/fdt 46, 50, 56, 57, 64, 4 Ta =− 30 °C ∼+ 85 °C ⎯ 1* ⎯ % スレッショルド 電圧 VTH 1.45 1.50 1.55 V ⎯ 0.5 * ⎯ % − 200 − 20 ⎯ nA 75 出力電圧 出力電圧温度 変動率 基準電圧部 (Ref) 低入力時 誤動作 防止回路部 (UVLO) ソフト スタート部 (CS) ショート 検出部 (SCP) 三角波 発振器部 (OSC) 規 格 値 記号 VT 温度変動率 入力バイアス電流 誤差 電圧利得 増幅器部 周波数帯域幅 (CH1 ∼ CH4) (Error Amp.) 最大出力電圧幅 38, 35, 32, 20 FB = 1.0 V ∆VT/VT 38, 35, 32, 20 Ta =− 30 °C ∼+ 85 °C 最 小 標 準 最 大 IB 39, 36, 33, 19 −IN = 0 V AV 38, 35, 32, 20 DC 60 38, 35, 32, 20 AV = 0 dB ⎯ BW 1.0 単位 ⎯ dB * ⎯ MHz VOM + 38, 35, 32, 20 ⎯ 1.45 1.55 ⎯ V VOM − 38, 35, 32, 20 ⎯ ⎯ 20 200 mV ⎯ − 2.0 − 0.6 mA − 出力ソース電流 IO 出力シンク電流 IO + 38, 35, 32, 20 FB = 1.0 V 38, 20 FB = 1.0 V (CH1, CH4) 60 120 ⎯ µA 35, 32 FB = 1.0 V (CH2, CH3) 60 130 ⎯ µA *:標準設計値 (続く) 10 MB3825A (VCC = VCC (O) = 6 V, Ta =+ 25 °C) 項 目 入力オフセット 電圧 入力バイアス電流 記号 端子番号 VIO 17, 12 FB = 1.0 V 15, 10 16, 11 IB 8 誤差 同相入力電圧範囲 増幅器部 (CH5, CH6) 電圧利得 (Error Amp.) 周波数帯域幅 規 格 値 最 小 標 準 最 大 単位 −1 9 19 mV +IN = 0 V, +IN (E) 端子 − 400 − 40 ⎯ nA −IN = 0 V, −IN (E) 端子 − 200 − 20 ⎯ nA OVP = 0 V, OVP 端子 − 400 − 40 ⎯ nA 0 ⎯ VCC − 0.9 V ⎯ VCM 17, 12 AV 17, 12 DC 60 75 ⎯ dB BW 17, 12 AV = 0 dB ⎯ 1.0 * ⎯ MHz VOM + 17, 12 ⎯ 1.45 1.55 ⎯ V VOM − 17, 12 ⎯ ⎯ 20 200 mV 出力ソース電流 IO − 17, 12 FB = 1.0 V ⎯ − 2.0 − 0.6 mA 出力シンク電流 IO + 17, 12 FB = 1.0 V 60 130 ⎯ µA VTH 46, 50, 56, 57 1.45 1.50 1.55 V IB 40, 37, 34, 18, 13 − 200 − 20 ⎯ nA VIO 64, 4 0.55 0.60 0.65 V IIN + 14, 9 − 400 − 40 ⎯ nA VCM 64, 4 0 ⎯ VCC − 0.9 V VT0 46, 50, 56, 57, 64, 4 デューティサイクル= 0% 0.55 0.65 ⎯ V VT100 46, 50, 56, 57, 64, 4 デューティサイクル= 100 % ⎯ 1.35 1.45 V IB 31 DTC = 0.4 V − 1.0 − 0.2 ⎯ µA IIDTC 31 DTC = 1.5 V, CTL2 = 0 V 80 500 ⎯ µA VIDTC 31 IDTC = 40 µA, CTL2 = 0 V ⎯ 0.2 0.3 V IO − 46, 50, 56, 57, 64, 4 Duty ≦ 5 % ⎯ − 100 ⎯ mA IO + 46, 50, 56, 57, 64, 4 RB = 5.6 kΩ 7 10 13 mA 最大出力電圧幅 ショート スレッショルド 検知 電圧 比較器部 (CH1 ∼ CH4, SCP) 入力バイアス電流 (SCP Comp.) 入力オフセット ショート 電圧 検知 比較器部 入力バイアス電流 (CH5 ∼ CH6) (SCP Comp.) 同相入力電圧範囲 PWM 比較器部 (CH1 ∼ CH6) (PWM Comp.) 条 件 スレッショルド 電圧 入力電流 休止期間 CTL2 “L” 時 調整部 シンク電流 (DTC 端子 ) CTL2 “L” 時 (CH3) 入力電圧 出力部 出力ソース電流 ( メイン側 ) (CH1 ∼ CH6) 出力シンク電流 (Drive-1) ⎯ IN (C) = SCP = 0 V ⎯ IN (C) = 0 V ⎯ *:標準設計値 (続く) 11 MB3825A (続き) (VCC = VCC (O) = 6 V, Ta =+ 25 °C) 項 目 記号 端子番号 条 件 規 格 値 最 小 標 準 最 大 単位 出力部 ( 同期 整流側 ) (CH1, CH4) (Drive-2) 出力ソース電流 IO − 43, 60 Duty ≦ 5 %, VO = 2 V ⎯ − 70 ⎯ mA 出力シンク電流 + 43, 60 Duty ≦ 5 %, VO = 1 V ⎯ 70 ⎯ mA VOH 43, 60 ⎯ 3.5 4.0 ⎯ V VOL 43, 60 ⎯ ⎯ 0 0.1 V コント ロール部 (CTL) CTL 入力条件 VON 27 IC 動作状態 2.1 ⎯ 12 V VOFF 27 IC スタンバイ状態 0 ⎯ 0.7 V ICTL 30 CTL = 5 V ⎯ 100 200 µA VTH 46, 50, 56 VCC − 0.70 VCC − 0.65 VCC − 0.60 V ICCS 28 VCC 端子 , CTL = 0 V ⎯ ⎯ 10 µA ICCS (O) 42, 51, 63 VCC (O) 端子 , CTL = 0 V ⎯ ⎯ 10 µA ICC 28, 42, 51, 63 ⎯ 6.3 9.0 mA 出力電圧 入力電流 出力電源 監視 スレッショルド 比較器部 電圧 (VCC Comp.) 全デバイス スタンバイ電流 電源電流 *:標準設計値 12 IO ⎯ ⎯ MB3825A ■ 標準特性曲線 基準電圧−電源電圧特性 電源電流−電源電圧特性 2.5 10.0 Ta = +25 °C Ta = +25 °C VCTL1, 2 = 6 V 2.0 基準電圧 VREF (V) 電源電流 ICC (mA) 8.0 6.0 4.0 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 0 5 10 15 0.0 20 0 5 20 基準電圧−周囲温度特性 基準電圧−電源電圧特性 1.55 VCC = 6 V 1.54 VCTL1, 2 = 6 V 1.53 IO = 0 mA Ta = +25 °C 基準電圧 VREF (V) 2.0 基準電圧 VREF (V) 15 電源電圧 VCC (V) 電源電圧 VCC (V) 2.5 10 1.5 1.0 1.52 1.51 1.50 1.49 1.48 1.47 0.5 1.46 0.0 0 1 2 3 4 1.45 −50 5 50 75 100 コントロール電流−コントロール電圧特性 コントロール電流 ICTL1 (µA) Ta = +25 °C VCC = 6 V 1.5 基準電圧 VREF (V) 25 基準電圧−コントロール電圧特性 500 1.0 0.5 0 0 周囲温度 Ta ( °C) 2.0 0.0 −25 電源電圧 VCC (V) 1 2 3 4 コントロール電圧 VCTL1 (V) 5 Ta = +25 °C VCC = 6 V 400 300 200 100 0 0 5 10 15 20 コントロール電圧 VCTL1 (V) (続く) 13 MB3825A 三角波上限下限電圧−タイミング容量特性 コントロール電流−コントロール電圧特性 1.6 Ta = +25 °C VCC = 6 V VCTL1 = 6 V 400 三角波上限下限電圧 VCT (V) コントロール電流 ICTL2 (µA) 500 300 200 100 0 0 5 10 15 Ta = +25 °C VCC = 6.0 V RT = 39 kΩ 1.4 1.2 0.8 10 20 10 M Ta = +25 °C VCC = 6 V RT = 39 kΩ 10 1 102 103 104 1M 100 k CT = 1500 pF 10 k 1k 1k 104 Ta = +25 °C VCC = 6.0 V CT = 47 pF CT = 100 pF CT = 150 pF CT = 300 pF 10 k タイミング容量 CT (pF) 100 k 1M タイミング抵抗 RT (Ω) 三角波上限下限電圧−周囲温度特性 三角波周波数変動率−周囲温度特性 15 1.7 VCC = 6.0 V CT = 100 pF 10 RT = 39 kΩ 三角波上限下限電圧 VCT (V) 三角波周波数変動率 (%) 103 発振周波数−タイミング抵抗特性 CT1, CT2 発振周波数 fOSC (Hz) 三角波周期 (µs) 102 タイミング容量 CT (pF) 三角波周期−タイミング容量特性 0 10 下限 1.0 コントロール電圧 VCTL2 (V) 100 上限 5 0 −5 −10 VCC = 6.0 V 1.6 RT = 39 kΩ CT = 100 pF 1.5 上限 1.4 1.3 1.2 1.1 下限 1.0 0.9 0.8 −15 −50 −25 0 25 50 周囲温度 Ta ( °C) 75 100 0.7 −50 −25 0 25 50 75 100 周囲温度 Ta ( °C) (続く) 14 MB3825A デューティ−発振周波数特性 (ch4) デューティ−発振周波数特性 (ch1) 100 100 デューティDtr (%) デューティDtr (%) Ta = +25 °C 90 VCC = 6.0 V VFB = 1.0 V 80 70 60 50 40 30 Ta = +25 °C 90 VCC = 6.0 V VFB = 1.0 V 80 70 60 50 40 30 20 20 10 10 0 1k 10 k 100 k 1M 10 M 発振周波数 fOSC (Hz) 0 1k 10 k 100 k 1M 10 M 発振周波数 fOSC (Hz) 出力シンク電流−出力シンク電流設定抵抗特性 20 Ta = +25 °C VCC = 6.0 V 出力シンク電流 IO (mA) 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0 0 5 10 15 20 25 30 出力シンク電流設定抵抗 RB (kΩ) (続く) 15 MB3825A (続き) 誤差増幅器利得 , 位相−周波数特性 (ch1) Ta = +25 °C 40 180 利得 AV (dB) 90 φ AV 0 0 −20 −90 −40 −180 1k 10 k 100 k 1M 位相 φ (deg) VCC = 6 V 20 4.7 kΩ IN 240 kΩ − + 2.4 kΩ 10 µF 4.7 kΩ 39 VREF CS 26 − + + 38 OUT 10 M 周波数 f (Hz) 誤差増幅器利得 , 位相−周波数特性 (ch5) Ta = +25 °C 利得 AV (dB) 20 AV 0 −20 −90 −40 −180 1k 10 k 100 k 3V 90 φ 0 180 1M 位相 φ (deg) 40 4.7 kΩ IN − + 4.7 kΩ 2.4 kΩ 16 − 15 + 8 + 6V 10 µF 4.7 kΩ 4.7 kΩ 10 M 周波数 f (Hz) 許容損失−周囲温度特性 1000 許容損失 PD (mW) 800 600 400 200 0 −50 −25 0 25 50 周囲温度 Ta ( °C) 16 75 VCC = 6 V 240 kΩ 100 17 OUT MB3825A ■ 機能説明 1. スイッチング・レギュレータ機能 (1) 基準電圧回路 基準電圧回路は , 電源端子 (28 ピン ) より供給される電圧により温度補償された基準電圧 ( ≒ 1.500 V) を発生し , IC 内 部回路の基準電圧として使用されます。 また , 基準電圧は VREF 端子 (27 ピン ) から最大 1 mA まで外部に取り出せます。 (2) 三角波発振器回路 CT 端子 (22 ピン ) , RT 端子 (21 ピン ) にそれぞれタイミング用のコンデンサおよび抵抗を接続することにより , CT ( 振 幅 1.0 V ∼ 1.4 V) , CT1 ( 振幅 0.65 V ∼ 1.35 V:CT と同位相 ) , CT2 ( 振幅 0.65 V ∼ 1.35 V:CT と逆位相 ) の三角波発振波 形を発生します。 CT1, CT2 は , IC 内部の PWM コンパレータに入力されます。 (3) 誤差アンプ (Error Amp.) 誤差アンプは , スイッチングレギュレータの出力電圧を検出し , PWM 制御信号を出力するアンプです。5, 6 ch は同相入 力電圧範囲が 0 V ∼ VCC − 0.9 V と広く , 外部電源からの設定が容易で , DC モータスピードコントロールシステムなどの 応用が可能です。 また , 誤差アンプの出力端子から反転入力端子への帰還抵抗およびコンデンサの接続により , 任意のループゲインが設 定できるため , システムに対して安定した位相補償ができます。 (4) PWM コンパレータ (PWM Comp.) 1 つの反転入力と 1 つの非反転入力 (1, 2, 4, 5, 6 チャネル ) および 1 つの反転入力と 2 つの非反転入力 (3 チャネル ) を持 つ電圧比較器で入力電圧に応じて出力デューティをコントロールする電圧パルス電圧−パルス幅変換器です。 誤差アンプ出力電圧が三角波よりも高い期間に出力トランジスタをオンさせます (1, 2, 4, 5, 6 チャネル ) 。 誤差アンプ出力電圧が三角波よりも低い期間に出力トランジスタをオンさせます (1, 4 チャネル同期整流側 ) 。 誤差アンプ出力電圧および DTC3 電圧が三角波よりも高い期間に出力トランジスタをオンさせます (3 チャネル ) 。 (5) 出力回路 出力回路は , メイン側および同期整流ともにトーテムポール形式で構成しており , 外付け PNP トランジスタ ( メイン 側 ) , NchMOSFET ( 同期整流側 ) を駆動できます。 シンク電流値 ( メイン側 ) は VB 端子に接続する抵抗により最大 20 mA まで設定が可能です。 2. チャネルコントロール機能 CTL1 端子 (30 ピン ) , CTL2 端子 (29 ピン ) の電圧レベルにより各チャネルのオン , オフを設定します。 ・各チャネルのオン , オフ設定条件 CTL 端子の電圧レベル CTL1 CTL2 L × H チャネルのオン , オフ状態 電源回路 1 チャネル L H 2 チャネル 4 チャネル 5 チャネル 6 チャネル 3 チャネル OFF ( スタンバイ状態 ) * ON OFF ON *:スタンバイ状態の電源電流値は 10 µA 以下 17 MB3825A 3. 保護回路機能 (1) タイマ・ラッチ式短絡保護回路 各チャネルに設けられたショート検知コンパレータが出力電圧レベルを検知し , いずれかのチャネルの出力電圧が ショート検出電圧以下となるか , SCP 端子 (13 ピン ) の電圧が基準電圧以下となるとタイマ回路が動作し , CSCP 端子 (23 ピン ) に外付けされたコンデンサ CSCP の充電を始めます。 コンデンサの電圧が約 0.7 V まで充電されると , 出力トランジスタをオフし休止期間を 100%にします。 保護回路が作動したときは , 電源を再投入すればリセットできます 「■タイマ ( ・ラッチ式短絡保護回路の時定数設定方 法」参照 ) 。 (2) 低入力電圧誤動作防止回路 電源投入時の過渡状態や電源電圧の瞬時低下は , コントロール IC の誤動作を誘起し , システムの破壊もしくは劣化を生 じさせます。低入力電圧時誤動作防止回路は電源電圧に従って内部基準電圧レベルを検出し , 出力トランジスタをオフし , 休止期間を 100 %にするとともに , CSCP 端子 (23 ピン ) を “L” レベルに保ちます。 電源電圧が低入力電圧誤動作防止回路のスレッショルド電圧以上になれば復帰します。 (3) 出力電源監視比較器 (VCC Comp.) 出力回路の電源 (VCC (O) 1, 3, VCC (O) 2, VCC (O) 4, 5, 6) と VCC を出力電源監視比較器にて比較し , 出力回路の電源の いずれかが VCC − 0.65 V 以下となるとタイマ・ラッチ式短絡保護回路が動作します。 18 MB3825A ■ 出力電圧の設定方法 VO VO = R1 VO > R2 − + + 39 R3 −IN (E) 1 1.5 V (R1 + R2 + R3) R3 1.5 V R2 + R3 (R1 + R2 + R3) Error Amp1 1.5 V − 40 IN (C) 1 SCP Comp1 + 1.5 V 図 1 1 ∼ 4 チャネル VO FB5 VO = 17 Error Amp5 R1 − + + 16 R2 −IN (E)5 V+IN (E) 5 (R1 + R2) R2 VOVP5, 6 > V+IN (E) 5 VO = VOVP5, 6 (R1 + R2) R2 VOVP5, 6 < V+IN (E) 5 IN (C) 5 モータ コント ロール 信号 0.6 V 14 − 15 + SCP Comp5 +IN (E) 5 8 OVP5, 6 図 2 5, 6 チャネル 19 MB3825A ■ 出力電流の設定方法 出力回路は図 3 のように構成されており , 図 4 で示すように出力電流波形のシンク電流値は定電流設定となっています。 なお , シンク電流は次式にて設定します。 ・ シンク電流= (VB / RB) × 60 ≒ 56 / R[ B A] 外付け PNP トランジスタ VB RB VCC(O) 出力 ON 時 ベース電流 スピード up 部 100 kΩ CB1 VB ソ | ス 電 流 OUT1 10 kΩ PWM Comp へ 出力 OFF 時 ドライバ部 CB2 シンク電流 ×1 × 60 GND (O) 図 3 出力回路図 ( メイン側 ) スピード up 電流 シンク電流 出 力 電 0 流 ソース電流 (Peak) t 図 4 出力電流波形 20 MB3825A ( 注意事項 ) 出力電流設定抵抗 (RB1 ∼ RB6) は以下の様 ( 図 5 の様 ) に各チャネル接続してください。 ・ 1, 3 チャネルの場合 , 各 VB 端子は設定抵抗 RB を介して VCC (O) 1, 3 に接続。 ・ 2 チャネルの場合 , VB2 端子は設定抵抗 RB2 を介して VCC (O) 2 に接続。 ・ 4 ∼ 6 チャネルの場合 , 各 VB 端子は設定抵抗 RB を介して VCC (O) 4, 5, 6 に接続。 VCC(O) 1, 3 VB1 RB1 VB3 RB3 VCC(O) 2 MB3825A VB2 RB2 VCC(O) 4, 5, 6 VB4 RB4 VB5 RB5 VB6 RB6 図 5 出力シンク電流設定端子接続図 ■ 発振周波数設定方法 発振周波数は CT 端子 (22 ピン ) にタイミング容量 (CT) , RT 端子 (21 ピン ) にタイミング抵抗 (RT) を接続することによ り設定できます。 発振周波数:fOSC fOSC (kHz) ≒ 1950000 CT (pF) ・RT (kΩ) 21 MB3825A ■ タイマ・ラッチ式短絡保護回路の時定数設定方法 各チャネルに設けられたショート検知コンパレータ (SCP コンパレータ ) で , 出力電圧レベルを基準電圧と SCP 端子 (13 ピン ) の電圧レベルを基準電圧と常に比較動作を行っています。 スイッチングレギュレータの負荷条件が全チャネル安定している場合 , もしくは SCP 端子の電圧レベルが基準電圧より 高い場合は , ショート検知コンパレータの出力は “L” レベルとなりトランジスタ Q3 がオンし , CSCP 端子 (23 ピン ) は入 力スタンバイ電圧 (VSTB ≒ 50 mV) に保持されます。 負荷条件が負荷短絡などで急激に変化し出力電圧が低下した場合 , もしくは SCP 端子の電圧レベルが基準電圧より低く なった場合 , 該当チャネルのショート検知コンパレータもしくは SCP 端子入力のショート検知コンパレータ出力が “H” レ ベルとなります。するとトランジスタ Q3 がオフとなり , CSCP 端子に外付けされた短絡保護コンデンサ CSCP に 1.0 µA で 充電されます。 ショート検出時間 (tPE) tPE (s) ≒ 0.7 × CSCP (µF) コンデンサ CSCP がスレッショルド電圧 (VTH ≒ 0.7 V) まで充電されると SR ラッチをセットし , 外付け PNP をオフ ( 休 止時間を 100 %) させます。このとき , SR ラッチ入力はクローズされ , CSCP 端子を入力ラッチ電圧 (VI ≒ 50 mV) に保持し ます。 外付け PNP トランジスタ A R1 − 40 R2 SCP Comp.1 出力段 46 OUT1-1 IN (C) 1 + 1.5 V R3 − 13 SCP 出力段 SCP Comp. 43 OUT2-1 + 1.5 V 出力段 56 OUT1-3 出力段 4 OUT1-6 1 µA CS Buff 26 Q2 Soft Start Comp. − + 1 µA CSCP 23 CSCP bias bias S Q1 Q3 R 28 VCC UVLO Ref タイマ・ラッチ式 短絡保護回路 図 6 タイマ・ラッチ式短絡保護回路 22 29 CTL2 1.5 V Power ON/OFF 30 CTL1 27 VREF MB3825A ■ CSCP 端子を使用しない場合の処理方法 タイマ・ラッチ式短絡保護回路を使用しない場合は , CSCP 端子 (23 ピン ) を最短距離で GND に短絡してください。 23 CSCP 24 GND1 25 GND2 図 7 CSCP 端子を使用しない場合 23 MB3825A ■ ソフトスタート時間設定方法 ・1, 2, 4 チャネル IC 起動時の突入電流防止のため , CS 端子 (26 ピン ) にソフトスタート容量 (CS) を接続して , ソフトスタートを設定でき ます。 IC が起動 (CTL1 端子 (30 ピン ):“H”, VCC ≧ UVLO のスレッショルド電圧 ) すると , トランジスタ Q2 がオフとなり CS 端子に外付けされたソフトスタート容量 (CS) に 1.0 µA で充電されます。 誤差増幅器により , DC/DC コンバータの負荷電流に関係なく , CS 端子電圧に比例し , ソフトスタート動作します。 なお , ソフトスタート時間は次式で求められます。 ソフトスタート時間 ( 出力立上り時間 ) ts (s) ≒ 1.5 × CS (µF) A 外付け PNP トランジスタ FB1 38 R1 − + + 39 −IN (E)1 R2 Error Amp1 出力段 46 OUT1-1 1.5 V R3 出力段 43 OUT2-1 出力段 56 OUT1-3 出力段 4 OUT1-6 1 µA CS 26 CS Buff Q2 Soft Start Comp. − + 1 µA CSCP 29 1.5 V SCP CSCP CTL2 28 VCC bias 23 UVLO Ref Q1 Power ON/OFF 30 CTL1 27 VREF 図 8 ソフトスタート回路 24 MB3825A ・3 チャネル DTC3 端子 (31 ピン ) − GND 間にコンデンサ CDTC3 を接続することにより , CTL2 端子 (29 ピン ) が “L” → “H” レベルに切 り換わるとトランジスタ Q4 がオフとなり , 出力電圧が DTC3 端子電圧に比例しスタート動作をします。 ソフトスタート動作中のショーと検出機能は停止しないので , 下記条件にて設定してください。 3 チャネル・ソフトスタート時間 < ショート検出時間 A FB3 外付け PNP トランジスタ 32 − 33 −IN (E) 3 Error Amp.3 + + − + PWM Comp.3 出力段 OUT1-3 1.5 V H : ON (CH3) CTL2 L : OFF 29 34 56 Q4 − IN (C) 3 + VREF へ 1.5 V Ra SCP Comp.3 DTC3 34 Rb CDTC3 CT1 へ CSP へ UVLO へ 図 9 3 チャネル・ソフトスタート回路 25 MB3825A ■ CS 端子を使用しない場合の処理方法 ソフトスタート機能を使用しない場合 , 1, 2, 4 チャネルは , CS 端子(26 ピン)を開放してください。 3 チャネルは DTC3 端子(31 ピン)を VREF 端子(27 ピン)に接続してください。 “ 開放 ” 26 CS 図 10 ソフトスタート時間を設定しない場合 (1, 2, 4 チャネル ) 27 VREF 31 DTC3 図 11 ソフトスタート時間を設定しない場合 (3 チャネル ) 26 MB3825A ■ 休止期間の設定方法 フライバック方式による昇圧 , 反転出力を設定する場合 , 電源起動時に出力トランジスタがフルオン (ON Duty = 100%) 固定の状態になります。これを防止するため , 図 12 のように VREF 電圧から DT3C 端子 (31 ピン ) 電圧を決定し , 出 力トランジスタの休止期間 ( オンになる期間の最大値 ) を容易に設定できます。 DTC3 端子電圧が発振器からの三角波の (CT1) の出力電圧よりも低いとき , 出力トランジスタはオフとなります。休止期 間の計算式は三角波振幅≒ 0.7 V, 三角波最高電圧≒ 1.35 V のとき次のようになります。 Duty (ON) max ≒ Vdt − 0.65 × 100 (%) 0.7 また , DTC3 端子を使用しない場合は , 図 13 のように VREF 端子 (27 ピン ) に接続してください。 27 VREF Ra 31 DTC3 Vdt Rb 図 12 休止期間を設定する場合 27 VREF 31 DTC3 図 13 休止期間を設定しない場合 27 MB3825A ■ 応用回路例 ・全体図 VFB1 VOUT1-1 VCC(O)1, 3 42 CB1-1 44 560 pF 45 CB2-1 <CH1> 13.5 kΩ 3.5 kΩ VC1 10 µH 4.7 µF A FB1 38 0.033 µF 15 kΩ PWM Comp.1-1 Error Amp.1 − + + 39 −IN(E)1 + Drive 1-1 − 1.5 V 46 OUT1-1 + Drive 1-2 − OUT2-1 VOUT2-1 10 µH 4.7 µF B 12 kΩ VCC(O)2 51 CB2-2 48 560 pF 49 CB1-2 <CH2> 0.033 µF FB2 35 15 kΩ Error Amp.2 − + + 36 −IN(E)2 30 Ω 43 PWM Comp.1-2 1.5 V 23.5 kΩ 6.8 µF U1FWJ44N 22 kΩ VB1 + SCP Comp.1 − 2SK2316 VO1 VO1(3.2 V) 41 70 mV 40 IN(C)1 FMMT717 A 68 µH PWM Comp.2 − Drive 2 + 1.5 V FMMT717 B A 33 µH 6.8 µF U1FWJ44N 50 OUT1-2 VO2(5.05 V) 50 Ω 22 kΩ 47 IN(C)2 − 37 VB2 SCP Amp.2 + 1.5 V C C <CH3> 42.5 kΩ 2.5 kΩ 0.033 µF FB3 32 CB1-3 Error Amp.3 − 33 −IN(E)3 5 kΩ 54 PWM Comp.3 Drive 3 2.2 µF CB2-3 750 Ω 56 OUT1-3 22 kΩ 1.5 V 52 CTL2 H : ON(CH3) 29 L : OFF 34 IN(C)3 30 kΩ VO3(15 V) 1SS196 560 pF 55 + + − + 2SB1121 VB3 − + SCP Comp.3 1.5 V DTC3 GND(O)1, 2, 3 53 31 B 120 kΩ 10 µH D VCC(O)4, 5, 6 <CH4> 13.5 kΩ 7.5 kΩ 0.033 µF CB1-4 − + + 19 −IN(E)4 9.3 kΩ 63 FB4 20 Error Amp.4 IN(C)4 − 18 Drive 4-1 − + D VO4(4.89 V) 33 µH 560 pF 58 CB2-4 6.8 µF 57 2SK2316 OUT1-4 22 kΩ 70 mV SCP Comp.4 FMMT717 59 PWM Comp.4-1 + 1.5 V 4.7 µF U1FWJ44N 50 Ω 62 VB4 + Drive 4-2 − 60 OUT2-4 PWM Comp.4-2 1.5 V E E 30 kΩ 0.033 µF <CH5> FB5 17 − + + 16 −IN(E)5 15 kΩ Error Amp.5 CB1-5 2 PWM Comp.5 FMMT717 560 pF 1 + Drive 5 − 2.2 µF CB2-5 U1FWJ44N 100 Ω 64 OUT1-5 VO5(4.5 V) 47 µH 22 kΩ 3 0.6 V IN(C)5 14 − 15 +IN(E)5 + VB5 SCP Comp.5 VIN (6 V) F F 30 kΩ 0.033 µF <CH6> FB6 12 − + + 11 −IN(E)6 15 kΩ 6 PWM Comp.6 Error Amp.6 FMMT717 CB1-6 560 pF 5 + Drive 6 − VO6(4.5 V) 47 µH 2.2 µF CB2-6 U1FWJ44N 100 Ω 4 OUT1-6 22 kΩ 7 0.6 V IN(C)6 +IN(E)6 9 − 10 + GND(O)4, 5, 6 61 OVP5, 6 8 過電圧 スレッ ショルド 設定電圧 − 13 SCP SCP Comp. VCC Comp. + 1.5 V − − − + 0.65 V 1 µA CS 26 0.1 µF Buff Soft Start Comp. 1 µA CSCP 0.1 µF 23 −1.35 V −0.65 V −1.35 V −0.65 V − + 1.5 V SCP C VB6 SCP Comp.6 FMMT717:ZETEX 社製 2SB1121:三洋電機社製 2SK2316:三洋電機社製 1SS196:東芝社製 U1FWJ44N:東芝社製 10 µH VCC 4.7 µF 28 UVLO OSC Ref Power ON/OFF CTL1 30 1.5 V 21 RT 39 kΩ 22 CT 25 24 27 VREF GND1 GND2 100 pF VCT 28 H:ON (CH1, 2, 4 ∼ 6) L:OFF ( スタンバイ状態 ) 15 kΩ 12 kΩ 23.5 kΩ B 15 kΩ 3.5 kΩ 13.5 kΩ A FB1 38 IN(C)2 37 36 −IN(E)2 0.033 µF FB2 35 40 IN(C)1 39 −IN(E)1 0.033 µF VFB1 SCP Comp.1 SCP Amp.2 1.5 V + − 1.5 V − + + Error Amp.2 1.5 V + − 1.5 V − + + Error Amp.1 − + + − Drive 2 <CH2> Drive 1-2 Drive 1-1 H:ON (CH1, 2, 4 ∼ 6) L:OFF ( スタンバイ状態 ) PWM Comp.2 PWM Comp.1-2 70 mV − + PWM Comp.1-1 <CH1> OUT2-1 VB1 OUT1-1 22 kΩ 47 50 VB2 OUT1-2 22 kΩ VCC(O)2 51 CB2-2 48 560 pF 49 CB1-2 43 41 46 VCC(O)1, 3 42 CB1-1 44 560 pF 45 CB2-1 VOUT1-1 6.8 µF 33 µH B 6.8 µF U1FWJ44N 50 Ω VO2(5.05 V) 30 Ω VO1(3.2 V) FMMT717:ZETEX 社製 2SB1121:三洋電機社製 2SK2316:三洋電機社製 1SS196:東芝社製 U1FWJ44N:東芝社製 FMMT717 10 µH 4.7 µF VOUT2-1 2SK2316 68 µH A U1FWJ44N VC1 FMMT717 10 µH 4.7 µF VO1 MB3825A ・A 部拡大図 29 30 C 9.3 kΩ 7.5 kΩ 13.5 kΩ D 5 kΩ 2.5 kΩ 42.5 kΩ 31 FB4 20 DTC3 IN(C)4 18 19 −IN(E)4 0.033 µF 120 kΩ 30 kΩ CTL2 H : ON(CH3) 29 L : OFF 34 IN(C)3 33 −IN(E)3 0.033 µF FB3 32 SCP Comp.4 Error Amp.4 SCP Comp.3 1.5 V + − 1.5 V − + + 1.5 V + − 1.5 V + − Error Amp.3 Drive 4-2 Drive 4-1 <CH4> Drive 3 H:ON (CH1, 2, 4 ∼ 6) L:OFF ( スタンバイ状態 ) PWM Comp.4-2 − + 70 mV − + PWM Comp.4-1 + + − PWM Comp.3 <CH3> 560 pF VB3 OUT1-3 22 kΩ CB2-3 CB1-3 60 62 57 58 59 63 53 560 pF OUT2-4 VB4 OUT1-4 22 kΩ CB2-4 CB1-4 VCC(O)4, 5, 6 GND(O)1, 2, 3 52 56 55 54 10 µH U1FWJ44N 6.8 µF 33 µH D 2.2 µF 1SS196 50 Ω VO4(4.89 V) 750 Ω VO3(15 V) FMMT717:ZETEX 社製 2SB1121:三洋電機社製 2SK2316:三洋電機社製 1SS196:東芝社製 U1FWJ44N:東芝社製 2SK2316 FMMT717 4.7 µF 2SB1121 C MB3825A ・B 部拡大図 VIN (6 V) E 過電圧 スレッ ショルド 設定電圧 15 kΩ 30 kΩ F 15 kΩ 30 kΩ 0.1 µF FB6 12 9 CSCP CS 23 26 13 SCP 8 10 OVP5, 6 +IN(E)6 IN(C)6 11 −IN(E)6 0.033 µF 0.1 µF 14 15 +IN(E)5 IN(C)5 16 −IN(E)5 0.033 µF FB5 17 SCP 1.5 V + − SCP Comp. SCP Comp.6 Error Amp.6 SCP Comp.5 1.5 V + − + − − + + + − Soft Start Comp. 1 µA Buff 1 µA 0.6 V 0.6 V − + + Error Amp.5 RT 39 kΩ UVLO − + 21 22 CT OSC PWM Comp.6 − + PWM Comp.5 Power ON/OFF 0.65 V 100 pF VCT 25 24 27 VREF GND1 GND2 Ref 1.5 V − − − + −1.35 V −0.65 V −1.35 V −0.65 V VCC Comp. Drive 6 <CH6> Drive 5 <CH5> GND(O)4, 5, 6 VB6 CTL1 10 µH 4.7 µF VO6(4.5 V) U1FWJ44N 100 Ω 2.2 µF 47 µH F U1FWJ44N 100 Ω 2.2 µF 47 µH VO5(4.5 V) FMMT717:ZETEX 社製 2SB1121:三洋電機社製 2SK2316:三洋電機社製 1SS196:東芝社製 U1FWJ44N:東芝社製 FMMT717 FMMT717 H:ON (CH1, 2, 4 ∼ 6) L:OFF ( スタンバイ状態 ) 30 28 560 pF 22 kΩ 560 pF OUT1-6 22 kΩ CB2-6 CB1-6 VB5 OUT1-5 CB2-5 CB1-5 VCC 61 7 4 5 6 3 64 1 2 E MB3825A ・C 部拡大図 31 MB3825A ■ 参考データ VC1 (V) VIN = 6 V RL = 30 Ω CT = 100 pF RT = 39 kΩ 6 4 2 0 0 1 2 3 4 5 t (µs) 1 チャネルスイッチング動作波形 (500 kHz 動作時 ) 拡大 VC1 (V) 3 2 1 0 0 0.4 0.8 1.2 1.6 2.0 t (µs) 同期整流時間 32 ≒ 150 ns ≒ 120 ns MB3825A VIN = 6 V RL = 30 Ω CT = 100 pF RT = 39 kΩ VC1 VC1 (V) 6 4 2 0 VCT VCT (V) VFB1 (V) 1.0 VFB1 0.5 0 0 1 2 3 4 5 t (µs) 1 チャネルメイン側出力波形 (500 kHz 動作時 ) IOUT1-1 (mA) 60 40 IOUT1-1 VIN = 6 V RL = 30 Ω CT = 100 pF RT = 39 kΩ 20 0 −20 VCT −40 VCT (V) VFB1 (V) 1.0 −60 VFB1 0.5 −80 −100 0 0 1 2 3 4 5 t (µs) オン時ピーク電流値≒ 42 mA オフ時ピーク電流値≒ 50 mA 1 チャネルメイン側ベース電流波形 (500 kHz 動作時 ) 33 MB3825A VC1 (V) VIN = 6 V RL = 30 Ω CT = 100 pF RT = 39 kΩ 6 4 2 0 VOUT2-1 (V) 6 4 2 0 0 1 2 3 4 5 t (µs) 1 チャネル同期整流側出力波形 (500 kHz 動作時 ) IOUT2-1 (mA) 60 VIN = 6 V RL = 30 Ω CT = 100 pF RT = 39 kΩ 40 20 0 −20 −40 VOUT2-1 (V) 4 2 0 0 1 2 3 4 5 t (µs) 出力ソース電流ピーク値≒ 30 mA 出力シンク電流ピーク値≒ 52 mA 1 チャネル同期整流側出力波形 (500 kHz 動作時 ) 34 MB3825A ■ 使用上の注意 ・プリント基板のアースラインは,共通インピーダンスを考慮し設計してください。 ・静電気対策を行ってください。 ・半導体を入れる容器は,静電気対策を施した容器か,導電性の容器をご使用ください。 ・実装後のプリント基板を保管・運搬する場合は,導電性の袋か,容器に収納してください。 ・作業台,工具,測定機器は,アースを取ってください。 ・作業する人は,人体とアースの間に 250 kΩ ∼ 1 MΩ の抵抗を直列にいれたアースを使用してください。 ・負電圧を印加しないでください。 ・− 0.3 V 以下の負電圧を印加した場合, LSI に寄生トランジスタが発生し,誤動作を起こすことがあります。 ■ オーダ型格 型 格 パッケージ MB3825A PFV プラスチック・LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M03) MB3825A PFF プラスチック・LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M20) 備 考 35 MB3825A ■ 外形寸法図 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 プラスチック・LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M03) 12.00±0.20(.472±.008)SQ * 10.00±0.10(.394±.004)SQ 48 0.145±0.055 (.006±.002) 33 49 32 Details of "A" part 0.08(.003) +0.20 1.50 –0.10 +.008 .059 –.004 INDEX 64 0˚~8˚ 17 (Mounting height) 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) "A" LEAD No. 1 16 0.50(.020) C 0.20±0.05 (.008±.002) 0.08(.003) M 0.50±0.20 (.020±.008) 0.60±0.15 (.024±.006) 0.25(.010) 2003 FUJITSU LIMITED F64009S-c-5-8 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 (続く) 36 MB3825A (続き) プラスチック・LQFP, 64 ピン (FPT-64P-M20) 9.00±0.20(.354±.008)SQ 1.60(.063)MAX 7.00±0.20(.276±.008)SQ 1.40±0.10 (.055±.004) 0.10±0.10 (.004±.004) 48 33 32 49 Details of "A" part 0.10(.004) (1.00(.039)) INDEX 64 17 1 16 0.40(.016) C 0.16±0.03 (.006±.001) 0.50±0.20 (.020±.008) "A" 3.5°±3.5° 0.127(.005) 2000 FUJITSU LIMITED F64031S-1c-1 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 37 MB3825A MEMO 38 MB3825A MEMO 39 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時~ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 販売戦略部