プレスリリース

Date.2003.10.28
Quarterly Report
スミダ コーポレーション株式会社
(コード番号 6817 東証一部)
〒 103-8589
東京都中央区日本橋人形町 3-3-6
2003 年第 3 四半期の連結事業概況について
2003 年第 3 四半期決算ハイライト
2003年第3四半期の連結業績概要
1.経営成績(連結)の進捗状況
期別
科目
売
上
高
営
業
利
益
経
常
利
益
税 金 等 調 整 前 利 益
当
期
純
利
益
一株当 り当期純利益( 円)
潜 在 株 式 調 整 後
一株当 り当期純利益( 円)
(単位:百万円,%)
第 3 四 半 期
構成比
当期
構成比
前期
8,474
641
614
571
428
31.95
100.0
7.6
7.3
6.7
5.0
-
31.64
-
8,033
709
607
472
402
27.21
100.0
8.8
7.6
5.9
5.0
-
26.55
-
増減率
前期
△ 5.2
10.5
△ 1.1
△ 17.4
△ 6.2
-
26,778
1,737
1,717
1,646
1,312
98.34
-
97.20
構成比
9ヶ月通期
当期
100.0
6.5
6.4
6.1
4.9
-
22,397
1,581
1,401
△ 22
△ 59
△ 3.99
-
-
構成比
100.0
7.1
6.3
△ 0.1
△ 0.3
-
増減率
△ 16.4
△ 9.0
△ 18.4
-
2.財政状態(連結)の変動状況
(単位:百万円)
期別
第 3 四 半 期
科目
前期
当期
増減額
総
資
産
31,665
29,503 △ 2,162
資
本
金
5,525
5,599
74
株
主
資
本
19,477
17,787 △ 1,690
発行 済株式総 数(千株 )
13,423
14,832
1,409
一 株 当 り 株 主 資 本 ( 円 ) 1,451.01 1,199.24 △ 251.77
株 主 資 本 比 率 (%)
61.5
60.3
(単位:百万円)
3.連結キャッシュフローの状況
期別
第 3 四 半 期
科目
前期
当期
増減額
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッシ ュ フ ロ ー
1,346
403
△ 943
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッシ ュ フ ロ ー
△ 360
△ 354
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッシ ュ フ ロ ー
△ 235
5,081
416
4,242
現金 及び 現金同 等物 期末残 高
9 ヶ 月 通 期
前期
当期
増減額
1,989
604 △ 1,385
6 △ 1,187 △ 1,319
651
△ 839
△ 658
5,081
△ 132
401
4,242
1,059
△ 839
2003年第4四半期の業績予想
2003年
第4四半期
2002年
第4四半期
8,000
700
667
440
29.80
8,018
434
398
△ 194
△ 14.49
1Q
8,955
504
514
509
382
2002
2Q
3Q
9,349
8,474
592
641
589
614
566
571
502
428
予想売上高(百万円)
予想営業利益(百万円)
予想経常利益(百万円)
予想当期純利益(百万円)
一株当り予想当期純利益(円)
増減率
(%)
△ 0.2
61.3
67.6
-
四半期業績の推移
(単位:百万円)
期別
科目
売
上
営
業
利
経
常
利
高
益
益
税金 等調整前 利益
当
期
純
利
益
1Q
8,226
333
47
△ 141
△ 94
2001
2Q
8,114
81
△ 277
△ 219 △
△ 131 △
3Q
7,636
156
△ 44
1,405
1,651
4Q
7,582
541
356
△ 14
839
4Q
8,018
434
398
7
△ 194
1Q
7,202
301
306
△ 934
△ 942
2003
2Q
7,162
571
488
440
481
3Q
8,033
709
607
472
402
通期業績の推移
(単位:百万円)
1999
売
上
営
業
利
経
常
利
税 金 等 調 整 前 利
当
期
純
利
株
主
資
総
資
一株当り指標(円)
当 期
純 利
株
主
資
高
益
益
益
益
本
産
2000
2001
24,574
2,687
2,439
1,580
1,003
15,083
26,220
33,575
3,318
2,967
2,632
1,973
18,581
32,000
31,558
1,112
82
△ 1,779
△ 1,037
19,534
32,340
34,796
2,171
2,116
1,653
1,118
18,910
30,666
2003(予想)
30,397
2,281
2,068
540
381
18,227
29,943
益
本
101.56
1,374.60
163.43
1,539.48
△ 78.11
1,471.29
83.64
1,408.72
25.80
1,228.93
*為替換算調整勘定は資本の部に計上しております。
1
2002
2003 年第 3 四半期CEOメッセージ
2003 年 10 月に千葉県の幕張メッセで開催された「CEATEC ジャパン 2003」では、世界 17 カ国、
計 667 社が参加し、来場者も 20 万人と大盛況となりました。とりわけ、地上波デジタル放送の開
始を目前に控え、液晶テレビをはじめとした新世代テレビやハイブリッド車、燃料電池車といっ
た環境対応適応車自動車やエレクトロニクス化に伴い電子部品業界のブースでは自動車関連の展
示が数多く見られました。スミダグループでも、事業の 3 本柱であります①スミダ 50 年の歴史で
培った Legacy コイル、②フラットパネル関連を軸とした New Generation TV 関連コイル、③
Automotive 関連コイルを目玉に参加し、多くの来場者にお越しいただきました。
2003 年は、Mid-Term Vision(2007 年度に営業利益率を 10%とした売上高 1,000 億円)の最初
の年にあたります。事業の 3 本柱を明確にするのと同時に、北米事業や光事業をはじめとした不
採算部門を思い切ってスミダから切り離す痛みを伴う大改革の年でもあります。しかしながら、
第 3 四半期においては不採算事業の撤退から営業利益率が 9%近くまで急回復することができ、
数値的にも目に見える効果が出て参りました。
一方、10 月の中旬には世界中から Mid-Term Vision 達成の Key となる 66 名を東京に集結させ、
今年 2 回目のグローバル会議を開催しました。そこでは、Mid-Term Vision の達成に向けて現在
の組織を根底から見直すことをテーマに丸1週間話し合いを持ちました。既に今年 7 月には
Automotive グループを立ち上げ、関連事業を集約する試みをしてまいりました。わずかな期間に
十分な手ごたえを実感できたことを受けて、2004 年にはプロダクトをベースとした組織にしてい
こうと考えます。各プロダクトグループは営業、製造、開発、品質、サービスで構成し、その長
には従来の管理者(Business Administrator)ではなく経営者(Entrepreneur)の資質を重視した
人選を行います。ここで言う経営者と管理者の違いは、経営者が人より 2 歩も 3 歩も先のことを
視野に入れ、“正しい物事を実行できる人”、これに対し管理者は“正しく物事を実行できる人”
であると言えます。こうした開拓者をプロダクトグループのリーダーに配置し、Mid-Term Vision
達成に向けてスミダは躍進していきます。
スミダグループCEO 八幡滋行
2
2003 年第 3 四半期の連結業績概況について
2003 年第 3 四半期の電子部品市場は、今年前半のイラク戦争、SARS 流行の影響からほぼ完全に抜け
出し、セットメーカーの発注が活発化しています。
音響・映像機器は ASEAN での生産調整が終了し、日本、台湾、韓国を中心に液晶 TV の成長が本格
化していることから、月を追う毎に拡大基調を強めています。パソコンの出荷台数は、2003 年第 2 四半
期に回復の兆しを見せた後、第 3 四半期には前年同期比 14.1%増と需要が加速しています。携帯電話
は第 1 四半期、第 2 四半期と前年同期比で増加した後、第 3 四半期は一部メーカーの出荷台数に大幅な増
加が見られるため順調に回復しているものと推定されます。また、自動車機器分野ではヨーロッパで新車
販売台数が減少し、周辺産業への影響が見られるものの、車載用電子部品の需要は比較的堅調に推移
しています。光電子関連部品では、DVD 用光ピックアップの需要が拡大していますが、参入企業の増加か
らセットメーカーの競争は厳しさを増しています。
こうした中、スミダグループは将来の成長分野に的を絞り、資金及び人的資源を集中する事業活動を
展開してまいりました。その一環として、グループ事業を Automotive コイル、フラットパネル コイル、スタンダード コ
イルの主要 3 分野に分割し、各自がそれぞれの事業に特化する新しい機構改革が既にスタートしておりま
す。
Automotive コイルでは、ABS コイルの第 2、第 3 の顧客への納入を本格化するとともに、キーレスエントリー、イモビ
ライザー、ナビゲーションシステム向けなど新製品の開発・生産・販売に力を注いでまいりました。フラットパネル コイ
ルでは、ノートパソコン、LCD モニター、フラット TV の生産が拡大する台湾及び韓国市場でインバータユニット、リーケージトランス
の販売を強化すると同時に、中国・蘇州でのインバータユニットの製造・販売を積極的に推進してまいりまし
た。スタンダード コイルでは日本、香港、中国市場を中心にパワーインダクタの拡販に取り組んでまいりました。
一方、採算性の低い光電子事業及び電磁気事業につきましては、第 1 四半期に SRC を売却したのに続
き、光ピックアップ の OEM 製品、マグネティックス部門の事業縮小を進めております。
2003 年第 3 四半期の売上高につきましては、液晶 TV、デジタルカメラ、PC 及び PC 周辺機器向けコイル、
インバータユニットの好調からコイル事業が前年同期比 16.8%増の 7,002 百万円となったものの、光電子事業、
電磁気事業が縮小したことから、総売上高は前年同期比 5.2%減の 8,033 百万円になりました。
利益面では、減収に伴い光電子事業が営業損失を計上いたしましたが、増収効果でコイル事業の収益
が改善したこと、SRC の売却で電磁気事業の営業損失が縮小したことなどにより営業利益は前年同期
比 10.5%増の 709 百万円となりました。急激な円高の進行に伴う外貨預金及び海外子会社の売掛金の
評価減から未実現為替差損が増加したこと、
持分法による投資損失が発生したこと等を受け経常利益
は前年同期比 1.1%減の 607 百万円、当期利益は前年同期比 6.2%減の 402 百万円になりました。
3
セグメント情報
製 品 用 途 別 売 上 高
(単位:百万円、%)
期別
品目
コ 音響・映像機器
用コイル
イ 通信・情報処理
ル 機器用コイル
事 その他コイル
車載用電子部品
業 コイル事業計
光電子事業
電磁気事業
合計
前期
第3四半期
構成比
当期
579
6.8
696
3,509
366
1,539
5,993
1,094
1,387
8,474
41.4
4.3
18.2
70.7
12.9
16.4
100.0
4,077
579
1,650
7,002
656
375
8,033
構成比
増減率
8.6
前期
構成比
9ヶ月通期
当期
構成比
増減率
20.2
1,521
5.7
1,641
7.3
7.9
50.8
16.2
7.2
58.2
20.5
7.2
87.1
16.8
8.2 △ 40.0
4.7 △ 73.0
100.0 △ 5.2
10,930
1,337
4,977
18,765
3,861
4,152
26,778
40.8
5.0
18.6
70.1
14.4
15.5
100.0
10,745
1,596
5,272
19,254
2,007
1,136
22,397
48.0
7.1
23.5
85.9
9.0
5.1
100.0
△ 1.7
19.4
5.9
2.6
△ 48.0
△ 72.6
△ 16.4
製 品 仕 向 地 別 売 上 高
(単位:百万円、%)
期別
仕向地
日本
香港/中国
ASEAN
台湾/韓国
NAFTA
EU
合計
前期
2,293
1,354
626
1,589
1,353
1,259
8,474
第3四半期
構成比
当期
27.1
2,220
16.0
1,779
7.4
651
18.7
1,635
16.0
859
14.8
889
100.0
8,033
構成比
増減率
27.6 △ 3.2
22.1
31.4
8.1
4.0
20.4
2.9
10.7 △ 36.5
11.1 △ 29.4
100.0 △ 5.2
前期
6,679
4,805
1,808
5,252
3,871
4,363
26,778
9ヶ月通期
構成比
当期
24.9
6,426
17.9
4,232
6.8
1,689
19.6
4,479
14.5
2,481
16.3
3,090
100.0
22,397
構成比
28.7
18.9
7.5
20.0
11.1
13.8
100.0
事 業 別 セ グ メ ン ト 情 報
期別
(単位:百万円、%)
2003
2Q
3Q
YTD
2002
3Q
科目
1Q
2Q
4Q
YTD
1Q
売上高
コイル事業
6,291
6,481
5,993
5,949 24,714
5,966
6,286
7,002
19,254
光電子事業
1,315
1,452
1,094
904
4,765
820
531
656
2,007
電磁気事業
1,349
1,416
1,387
1,165
5,317
416
345
375
1,136
消去・全社
合計
8,955
9,349
8,474
8,018 34,796
7,202
7,162
8,033
22,397
営業費用
コイル事業
5,006
5,115
4,732
4,870 19,723
5,032
5,130
5,652
15,814
光電子事業
1,232
1,364
988
893
4,477
805
547
668
2,020
電磁気事業
1,682
1,703
1,539
1,303
6,227
543
417
474
1,434
消去・全社
531
575
574
518
2,198
521
497
530
1,548
合計
8,451
8,757
7,833
7,584 32,625
6,901
6,591
7,324
20,816
営業利益
コイル事業
1,285
1,366
1,261
1,079
4,991
934
1,156
1,350
3,440
光電子事業
83
88
106
11
288
15
△ 16
△ 12
△ 13
電磁気事業
△ 333 △ 287 △ 152 △ 138 △ 910
△ 127
△ 72
△ 99
△ 298
消去・全社
△ 531 △ 575 △ 574 △ 518 △ 2,198
△ 521
△ 497
△ 530 △ 1,548
合計
504
592
641
434
2,171
301
571
709
1,581
売上高営業利益率
コイル事業
20.4
21.1
21.0
18.1
20.2
15.7
18.4
19.3
17.9
光電子事業
6.3
6.1
9.7
1.2
6.0
1.8
△ 3.0
△ 1.8
△ 0.6
電磁気事業
△ 24.7 △ 20.3 △ 11.0 △ 11.8 △ 17.1
△ 30.5 △ 20.9 △ 26.4 △ 26.2
消去・全社
合計
5.6
6.3
7.6
5.4
6.2
4.2
8.0
8.8
7.1
*従来コイル事業の営業費用に含まれていた基礎研究開発費及び本社経費を2003年第2四半期より「消去及び全社」
として分離しました。このため、同方式を採用した数値を2002年第1四半期から表示しました。
4
増減率
△ 3.8
△ 11.9
△ 6.6
△ 14.7
△ 35.9
△ 29.2
△ 16.4
事業別状況
*注記
1)2003 年第 3 四半期の業績を説明するに当たり、円での表示と同時に現地通貨での前年同期比も表
示しております。現地通貨の前年同期比は単一通貨の場合当該現地通貨、複数の通貨に跨る場合は
US$換算での数値を採用しております。
2)事業の種類別セグメント情報におきまして、従来コイル事業の営業費用に含まれていた基礎研究開発費及
び本社経費を 2003 年第 2 四半期より「消去及び全社」として分離いたしました。このため、同方式
を採用した数値を 2002 年第 1 四半期から四半期ベースで「表:事業別セグメント情報」にて表示いたし
ました。また、以下の事業別状況における営業利益の前年同期比は修正後の数値に基づいておりま
す。
スミダグループの事業はコイル事業、光電子事業、電磁気事業から構成されています。
1.コイル事業
コイル事業は通信・情報処理機器用コイルが大幅に増加し、音響・映像機器用コイル、車載用電子部品、そ
の他コイルが堅調に推移したことから前年同期比 16.8%増(現地通貨での前年同期比 18.2%増)の 7,002
百万円になりました。利益面では研究開発費等先行投資負担が増加したものの、増収効果に加え製造
経費の圧縮、販売費の節減に取り組んだことなどにより営業利益は前年同期比 7.1%増の 1,350 百万
円になりました。
a)音響・映像機器用コイル
音響・映像機器用コイルの売上高は前年同期比 20.2%増(現地通貨での前年同期比 21.6%増)の 696
百万円になりました。
地域別に見ますと、日本は液晶 TV 向けを中心に好調に推移し前年同期比 33.8%増の 352 百万円
になりました。海外では、香港・中国が前年同期比 1.6%増の 186 百万円、ASEAN は前年同期比 18.8%
増の 158 百万円になりました。
b)通信・情報処理機器用コイル
通信・情報処理機器用コイルの売上高は前年同期比 16.2%増(現地通貨での前年同期比 17.6%増)
の 4,077 百万円になりました。
使用製品別内訳では、携帯電話用コイルが前年同期比 57.1%減の 30 百万円と低迷しましたが、デ
ジタルカメラ用コイルは前年同期比 18.1%増の 267 百万円、PC 及びその他の通信・情報処理機器用コイルは
前年同期比 5.8%増の 2,340 百万円、インバータユニットは前年同期比 43.7%増の 1,440 百万円と好調に推
移しました。
地域別では、日本は前年同期比 8.2%減の 900 百万円に縮小したものの、ASEAN は前年同期比
10.8%増の 358 百万円、台湾は前年同期比 10.8%増の 1,584 百万円、アメリカも前年同期比 4.2%増の
222 百万円となりました。また、香港・中国は中国・蘇州のインバータユニットの寄与から前年同期比 79.9%
増の 1,013 百万円に拡大しました。
c)その他コイル
その他コイルの売上高は前年同期比 58.2%増(現地通貨での前年同期比 60.1%増)の 579 百万円に
なりました。給湯器用コイルが伸び悩みましたが、FA 機器向けが順調に増加し、冷暖房切替え用 4V
コイルも堅調に推移しました。
d)車載用電子部品
車載用電子部品の売上高は前年同期比 7.2%増(現地通貨での前年同期比 8.5%増)の 1,650 百
万円となりました。
ABS コイルは、前年同期比 11.7%増の 918 百万円になりました。生産数量ではヨーロッパの自動車メーカー
の生産調整から前年同期比 2.3%減の 19,346 千個と僅かながら前年水準を下回っています。カーオー
5
ディオ、ナビゲーションシステム、キーレスエントリー等その他の車載用電子部品は前年同期比 5.4%増の 622 百万円、
HID(ハイ・インテンシティ・ディスチャージ)ランプ用トランスも前年同期比 17.9%減の 78 百万円に縮小しました。
また、 EPS(エレクトロニック・パワー・ステアリング)向けは前年同期比横ばいの 32 百万円となりました。
2.光電子事業
光電子関連部品の売上高は前年同期比 40.0%減(現地通貨での前年同期比 39.3%減)の 656 百万円
になりました。
光ピックアップでは DVD 用が前年同期比 45.3%減の 127 百万円、CD 用光ピックアップも 31.0%減の 363 百万
円に縮小しました。レンズホルダー、アクチェータ等その他の光電子部品も前年同期比 50.6%減の 166 百万円に減
少いたしました。利益面では、労務費、製造経費、販売及び一般管理費の圧縮に努めたものの、大幅
な減収により営業損益は 12 百万円の損失となりました。
3.電磁気事業(REMtech)
電磁気事業の売上高は前年同期比 73.0%減(現地通貨での前年同期比 72.6%減)の 375 百万円にな
りました。電磁気事業を構成する子会社である SRC につきましては、第 1 四半期に外部に売却し、電
磁気事業から除外いたしました。事業縮小を進めているマグネティックス部門の売上高は前年同期比 57.8%
減の 375 百万円となりました。利益面では電磁気事業低迷の最大要因であった SRC の売却により、営
業損失は前年同期の 152 百万円から 99 百万円に縮小いたしました。
2003 年 1−9 月通期の連結業績概況について
2003 年 1−9 月通期の売上高につきましては、ABS コイルなど車載用電子部品が増加し、その他コイルや音
響・映像機器用コイルが順調に回復したものの、光電子事業及び電磁気事業が縮小したこと、前年同期に
比べ 7.51 円の円高が進行し海外売上高の円換算額が減少したことなどから、前年同期比 16.4%減の
22,397 百万円になりました。
利益面では、SRC の売却で電磁気事業の営業損失が縮小したものの、光電子事業が営業損失の計上を
余儀なくされたこと、研究開発費等先行投資負担が増加しコイル事業の収益力が伸び悩んだことなどによ
り営業利益は前年同期比 9.0%減の 1,581 百万円となりました。未実現為替差損の増加、持分法による
投資損失の計上等から経常利益は前年同期比 18.4%減の 1,401 百万円になりました。役員退職慰労金、
投資有価証券評価損、子会社売却に伴う費用が特別損失に計上されたことなどから、当期損益は 59 百
万円の損失となりました。
今後の経営環境と事業展開方針
続きまして、各セグメントの今後の経営環境と事業展開方針についてご説明いたします。以下の記述は
将来のスミダグループの業績に関わる見通しを含んでおります。将来の見通しに関する記述は、スミダグループ
が独自に判断し、経営の指針として採用しているものです。実際には世界各国の経済環境の変化、突
発的な出来事など様々な要素により、見通しとは大きく乖離する場合があります。これらの見通しに
全面的に依拠されることはお控えいただくようお願い申し上げます。
1. コイル事業
スミダグループのコイルの受注は、2003 年第 3 四半期更に活発化しています。
コイルの月間受注数量(当月受注、当月販売予定)は、第 1 四半期の平均 68 百万個から第 2 四半期に
平均 78 百万個に増加した後、7 月 80 百万個、続く 8 月には 86 百万個と過去最高だった 2000 年 6 月の
81 百万個を上回ってまいりました。9 月には 83 百万個に減少しましたが、10 月は 10 月 21 日現在で月
間 91 百万個を記録しております。
コイルの月間生産数量も第 1 四半期平均 70 百万個、第 2 四半期同 79 百万個から 7 月 81 百万個、8 月
86 百万個、9 月 88 百万個と受注数量に連動して増加しています。一方、月間販売数量は、SARS 終息後
のセットメーカーによる一時的な在庫調整から第 2 四半期伸び悩んでいましたが、7 月 84 百万個、8 月 82 百
6
万個、9 月 87 百万個と急激に立ち上がってまいりました。
また、コイルの月間販売額は第 1 四半期平均の 1,989 百万円から第 2 四半期同 2,095 百万円、第 3 四半
期同 2,334 百万円と増加基調を強めています。
コイル及び光電子部品の受注・生産・販売
(百万個)
90
80
70
60
50
40
30
1/99
4
7
10
1/00
4
7
10
1/01
受注数量
4
7
10
1/02
生産数量
4
7
10
1/03
4
7
販売数量
地域別ではアメリカが一進一退を繰り返しているのに対し、日本、香港・中国、台湾は順調に上昇して
います。また、ASEAN は音響・映像機器用コイル、通信・情報処理機器用コイルを中心に回復の兆しが見られ
ます。
コイルの販売額
(百万円)
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
1/00
4
7
10
1/01
Japan
4
7
HK/China
10
1/02
4
TW
ASEAN
7
10
1/03
4
7
NAFTA
製品別ではヨーロッパでの新車販売台数の減少から ABS コイルの販売額が伸び悩んでいるのに対し、インバータ
ユニットは台湾での引き合いが活発化していること、中国・蘇州の外販が本格的に寄与してきたことから
7
順調に拡大しています。一方、一般コイルは 2003 年第 1 四半期、第 2 四半期と低迷が続いていましたが、
7 月から音響・映像機器用コイル、通信・情報処理機器用コイルを中心に急激に増加しております。9 月には
直近のピークであった 2002 年 4 月を上回り過去最高の 2000 年 10 月の水準に近づいてまいりました。
(百万円)
コイルの製品別販売額
2,000
1,800
1,600
1,400
1,200
1,000
800
600
400
200
0
1/00
3
5
7
9
11
1/01
3
5
7
9
11
1/02
インバータユニット(TW, SSZ)
3
5
ABS コイル
7
9
11
1/03
3
5
7
9
一般コイル
電子機器市場は 2000 年半ばにピークを形成した後、同時多発テロ事件発生、アメリカのアフガニスタンへの侵攻、
イラク戦争、SARS の流行など様々な事件を経験し約 3 年にわたり生産調整を続けていましたが、国際情勢
も落ち着きを取り戻したことからアメリカ市場を中心に需要回復が鮮明になってきました。
世界のパソコン市場
(百万台)
(%)
50.0
45
40
40.0
35
30.0
30
25
20.0
20
10.0
15
0.0
10
(10.0)
5
0
(20.0)
1Q98 2Q
3Q
4Q
1Q99
2Q
3Q
4Q
1Q00 2Q
3Q
4Q
PC出荷台数
1Q01 2Q
3Q
4Q
1Q02
2Q
3Q
4Q
1Q03 2Q
3Q
前年同期比
出所:データクエスト社発表資料をもとに当社作成
世界のパソコンの出荷台数は 2003 年第 2 四半期に前年同期比 10.0%増の 32,820 千台と 2 桁成長を達成
した後、第 3 四半期は前年同期比 14.1%増の 42,548 千台と回復が加速しています。今後のパソコンの出荷
8
台数につきましては、活発な買い替え需要を背景に拡大基調が続くものと思われます。デジタルカメラの出
荷台数はアメリカに続きヨーロッパ市場での旺盛な需要を受け、2002 年の 24,540 千台から 2003 年には 37,000
千台以上が予想されます。携帯電話の出荷台数は 2003 年第 1 四半期に前年同期比 18.2%増の 113 百万
台から第 2 四半期は前年同期比 11.9%増の 115 百万台と着実に回復しています。第 3 四半期も一部メーカ
ーの販売台数が好調であることから、順調に増加しているものと推定されます。2004 年以降第 3 世代の
端末が本格化することから、今後も成長が続くものと予想されます。液晶とプラズマを合わせた薄型 TV
は、既存企業の増産に加え新規企業の参入が活発化するため 2003 年の 4,800 千台(見込み)から 2005
年は 16,100 千台、2007 年には 38,500 千台に急拡大する見通しです。
一方、自動車の新車販売台数は今年前半ヨーロッパ市場で減少し、後半も 7 月が前年同月比 1.2%増、8
月は猛暑の影響で前年同月比 4.7%減と低迷が続いていましたが、9 月は前年同月比 4.4%増と増加に転
じています。また、イラク戦争で低迷の続いたアメリカ市場は、減税等により景気回復感が高まっていること
から、上方修正が相次ぎ昨年の 16,840 千台を上回る可能性が出てきました。
こうした事業環境の中、スミダグループにおきましては、今後の成長分野に焦点を絞った事業活動を推
進いたします。日本、台湾、韓国で薄型 TV 用電子部品の需要が高まっていることから、最新のインバータ
ユニット、リーケージトランスを投入し拡販を図ってまいります。ABS コイルでは昨年後半より新規顧客向けの納入が
始まり、2003 年はフルに寄与しております。ABS コイル以外の車載用電子部品ではキーレスエントリー、イモビライザー、
ナビゲーションシステム、ガソリン・ディーゼル エンジン、EPS(エレクトロニック・パワー・ステアリング)、エアーバッグ向けコイルを積極的に販
売します。
2. 光電子事業
光電子事業では光ピックアップの ODM 製品は昨年第 3 四半期に撤退いたしましたが、OEM 供給につきまし
ても事業縮小を進める方針です。
また、光ピックアップに使用されるレンズホルダー、アクチェータでは、独自に開発した巻線機を生産に使用するな
ど光電子機器業界において一定の評価を受けています。今後レンズホルダー、アクチェータの新規顧客向け販売に
力を注いでまいります。
3.電磁気事業
電磁気事業では業績低迷が続いていた SRC を外部に売却しましたが、残るマグネティックス部門につきまし
ても、中国ローカルメーカーへの生産移管を通じ事業縮小に取り組んでまいります。
9
2003 年第 4 四半期の業績予想
スミダグループでは、各部門から提出される翌四半期のコミットメントを積み上げた方式による業績予想を発表
しております。これは、経済環境が不安定で激変する状況下において通期を予想することが困難であ
り、場合によっては期初の予想数値と乖離が生じる危険性があるからです。このため、投資家の皆様
により適切な情報を提供することを第一義と考え、翌四半期のみの予想内容を開示していくことを基
本方針としております。
現時点における 2003 年第 4 四半期の業績予想は次の通りです。
2003 年第 4 四半期連結業績予想
(2003 年 10 月 1 日∼2003 年 12 月 31 日)
売上高
8,000 百万円
2002 年第 4 四半期連結業績
(2002 年 10 月 1 日∼2002 年 12 月 31 日)
売上高
経常利益
667 百万円
経常利益
当期純利益
440 百万円
当期純利益
8,018 百万円
398 百万円
△194 百万円
(前提となる為替レートは1米ドル 115 円としております。
)
2003 年第 4 四半期につきましては、前年同期にあった SRC の売上が計上されないことから前年同期
比で減収となる見込みです。SRC を除く売上高では前年同期比 7.8%増を予定しています。音響・映像
機器用コイル、通信・情報処理機器用コイル、その他コイルが好調に推移する見通しです。
10
連結貸借対照表
連 結 貸 借 対 照 表
期 別
前期
科 目
( 資 産 の 部 )
Ⅰ 流 動 資 産
1. 現 金 及 び 預 金
2. 売
上
債
権
3. 棚
卸
資
産
4. そ
の
他
5. 貸 倒 引 当 金
流 動 資 産 合 計
Ⅱ 固 定 資 産
(1) 有形固定資産
1. 建 物 及 び 構 築 物
2. 機械装置及び運搬具
3. 工 具 器 具 及 び 備 品
4. 土
地
5. 建 設 仮 勘 定
6. 減 価 償 却 累 計 額
有形 固定 資 産合 計
(2) 無形固定資産
1. 借
地
権
2. ソ フ ト ウ エ ア
3. そ
の
他
無形 固定 資 産合 計
(3) 投資その他の資産
1. 投 資 有 価 証 券
2. そ
の
他
投 資 その 他の 資産 合計
固 定 資 産 合 計
資
産
合
計
( 負 債 の 部 )
流 動 負 債
仕
入
債
務
短 期 借 入 金
そ の 他 流 動 負 債
流 動 負 債 合 計
Ⅱ 固
定
負
債
1. 長 期 借 入 金
2. 社
債
3. 繰 延 税 金 負 債
4. そ の 他 固 定 負 債
固 定 負 債 合 計
負
債
合
計
(少数 株主持 分)
少 数 株 主 持 分
( 資 本 の 部 )
Ⅰ 資
本
金
Ⅱ 資 本 剰 余 金
Ⅲ 利 益 剰 余 金
Ⅳ その他有価証券評価差額金
Ⅴ 為替 換算 調 整勘 定
Ⅵ 自
己
株
式
資
本
合
計
負 債 資 本 合 計
Ⅰ
1.
2.
3.
(単位:千円)
第4四半期末
第3四半期末
金 額
当期
金 額
構成比
構成比
%
5,080,704
6,776,584
3,954,877
1,023,713
△ 65,343
16,770,535
%
53.0
4,242,157
6,778,396
2,913,514
1,851,004
△ 18,427
15,766,644
36.6
6,094,023
9,150,411
2,761,728
1,254,190
155,539
△ 9,657,532
9,758,359
2.5
544,652
138,962
3,991
687,605
7.9
47.0
100.0
318,140
2,972,668
3,290,808
13,736,772
29,503,416
32.7
2,333,554
4,523,002
1,976,231
8,832,787
1,583,318
211,509
26,202
1,821,029
12,176,066
5.8
38.5
1,284,510
1,200,000
204,119
195,331
2,883,960
11,716,747
11,907
0.0
-
5,524,631
5,322,646
9,392,878
44,186
△ 803,912
△ 3,459
19,476,970
31,664,943
17.4
16.8
29.7
0.1
△ 2.5
△ 0.0
61.5
100.0
5,598,570
5,396,835
8,857,622
60,318
△ 2,108,264
△ 18,412
17,786,669
29,503,416
6,392,276
10,566,007
3,206,591
1,256,032
311,299
△ 10,143,889
11,588,316
598,568
196,290
794,858
175,628
2,335,606
2,511,234
14,894,408
31,664,943
2,823,786
5,248,661
2,282,590
10,355,037
11
前期
金 額
構成比
%
53.4
4,789,274
6,440,099
3,645,101
1,239,564
△ 41,238
16,072,800
52.4
33.1
6,302,920
10,413,262
3,144,559
1,255,183
335,307
△ 10,307,893
11,143,338
36.3
2.3
582,306
173,188
8,152
763,646
2.5
11.2
46.6
100.0
143,770
2,542,925
2,686,695
14,593,679
30,666,479
8.8
47.6
100.0
29.9
2,365,892
5,129,741
2,466,875
9,962,508
32.5
9.8
39.7
1,324,616
204,001
261,477
1,790,094
11,752,602
5.8
38.3
3,726
0.0
5,527,181
5,325,272
9,198,400
28,360
△ 1,164,091
△ 4,971
18,910,151
30,666,479
18.0
17.4
30.0
0.1
△ 3.8
△ 0.0
61.7
100.0
19.0
18.3
30.0
0.2
△ 7.1
△ 0.1
60.3
100.0
連結損益計算書
連 結 損 益 計 算 書
(単位:千円)
期 別
第3四半期
前期
科 目
金 額
9 ヶ月通期
当期
百分比
金 額
%
Ⅰ 売
金 額
当期
百分比
%
金 額
%
百分比
%
高
8,473,664
100.0
8,033,482
100.0
26,777,769
100.0
22,397,117
100.0
価
6,274,727
74.0
5,850,611
72.8
20,236,005
75.6
16,365,381
73.1
益
2,198,937
26.0
2,182,871
27.2
6,541,764
24.4
6,031,736
26.9
Ⅲ 販売費 及び一般管理費
1,557,485
18.4
1,474,197
18.4
4,804,297
17.9
4,450,942
19.8
641,452
7.6
708,674
8.8
1,737,467
6.5
1,580,794
7.1
Ⅱ 売
売
営
上
前期
百分比
上
上
原
総
業
利
利
益
Ⅳ 営 業外収 益(費 用)
受 取利息 及び配 当金
11,369
9,092
43,285
25,967
支 払利息 及び割 引料
21,564
17,515
65,528
54,727
為 替 差益 ( 差 損 )
△ 38,481
△ 70,759
△ 6,576
△ 105,433
持分法 による投資損失
その他の 営業外収益 (費 用)
営業外 収益(費用)計
経
常
利
益
-
22,518
21,628
△ 27,048 △ 0.3
614,404
-
515
7.3
△ 101,185 △ 1.2
607,489
74,493
8,759
7.6
29,049
△ 20,060 △ 0.1
1,717,407
6.4
△ 179,637 △ 0.8
1,401,157
6.3
Ⅴ 特別利 益(損失)
固 定 資 産 売 却 益
△ 77
1,512
156
142,232
固定資 産除売却損
12,625
14,880
41,339
27,516
役 員 退 職 慰 労 金
-
投 資有価 証券評 価損
-
子 会 社 売 却 損
-
構 造 改 革 費 用
特 別利益 (損失 )計
税
法
引
人
前
利
税
期
利
-
57,209
-
30,535
64,914
△ 43,237 △ 0.6
50,000
-
166,251
-
1,203,941
30,535
△ 135,491 △ 1.7
117,353
△ 71,718 △ 0.3 △ 1,422,829 △ 6.4
益
571,167
6.7
471,998
5.9
1,645,689
6.1
等
142,792
1.7
70,151
0.9
333,645
1.2
40,540
0.2
-
3,336
0.0
少数株主 に帰属する損失
当
-
益
428,375
5.0
401,847
12
5.0
1,312,044
4.9
△ 21,672 △ 0.1
△ 58,876 △ 0.3
連結キャッシュ・フロー
連 結 キ ャ ッ シ ュ • フ ロ ー
期 別
科 目
(単位:千円)
9ヶ月通期
第3四半期
前期
当期
前期
当期
Ⅰ.営業活動によるキャッシュ・フロー
当期純利益
428,375
401,847
1,312,044
△ 58,876
減価償却費
521,252
388,867
1,563,712
1,123,390
固定資産除売却損
12,625
14,880
41,339
27,516
売上債権の増減額
677,778
△ 601,367
△ 737,692
△ 978,788
棚卸資産の増減額
219,764
48,852
△ 394,542
8,988
仕入債務の増減額
△ 73,691
321,169
690,128
455,671
△ 440,493
△ 170,837
△ 485,544
26,122
1,345,610
403,411
1,989,445
604,023
有形固定資産の取得
△ 357,510
△ 305,803
△ 1,149,371
△ 979,093
有形固定資産の売却
2,983
2,646
2,989
190,848
その他
営業活動によるキャッシュ・フロー Ⅱ.投資活動によるキャッシュ・フロー
その他
△ 5,789
△ 50,638
△ 40,776
△ 530,416
△ 360,316
△ 353,795
△ 1,187,158
△ 1,318,661
短期借入金純増減額
108,796
△ 1,081,763
104,880
△ 606,670
長期借入金純増減額
投資活動によるキャッシュ・フロー
Ⅲ.財務活動によるキャッシュ・フロー
△ 264,702
313,298
△ 794,106
△ 40,106
配当金の支払額
△ 133,949
△ 147,664
△ 266,716
△ 281,901
社債による調達
-
1,200,000
-
1,200,000
55,080
132,569
297,840
142,769
-
△ 696
-
△ 13,440
△ 234,775
415,744
△ 658,102
400,652
34,775
△ 266,766
△ 412,749
△ 231,837
株式の発行による収入
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ.現金及び現金同等物に係る換算差額
Ⅴ.現金及び現金同等物の増減額
785,294
198,594
△ 268,564
△ 545,823
Ⅵ.現金及び現金同等物期首残高
4,295,410
4,043,563
5,349,268
4,789,274
Ⅶ.連結除外による現金及び現金同等物の減少
Ⅷ.現金及び現金同等物期末残高
-
-
-
△ 1,294
5,080,704
4,242,157
5,080,704
4,242,157
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