決算短信/補足資料

平 成 25 年 4 月 26 日
株式会社リコー
平成24年度 決算のお知らせ
平成24年度決算
(平成24年4月1日 ~ 平成25年3月31日)
第4四半期決算
(平成25年1月1日 ~ 平成25年3月31日)
【連結決算概要】
(1)平成24年度実績および平成25年度見通し
平成23年度
通 期
平成24年度
通 期
平成23年4月~ 平成24年4月~
平成24年3月
平成25年3月
億円
(
国
(
海
内
)
売
外
)
売
平成25年度
見通し
前期比
増 減
平成25年4月~
平成26年3月
億円
%
億円
前期比
増 減
%
上
高
8,864
8,703
△ 1.8
8,825
+ 1.4
上
+ 15.5
高
10,170
10,541
+ 3.6
12,175
売
上
高
合
計
19,034
19,244
+ 1.1
21,000
+ 9.1
売
上
総
利
益
7,526
7,686
+ 2.1
8,750
+ 13.8
( 損 失 )
△ 180
634
-
1,400
+ 120.8
益 ( 損 失 )
△ 319
581
-
1,350
+ 132.4
当 社 株 主 に 帰 属 す る
当 期 純 利 益 ( 損 失 )
△ 445
324
-
800
+ 146.8
円
円
円
円
円
79.08
83.06
+ 3.98
95.00
+ 11.94
109.05
107.08
△ 1.97
125.00
+ 17.92
円
円
円
円
円
1株当たり当社株主に帰属する
当 期 純 利 益 ( 損 失 )
△ 61.42
44.78
+ 106.20
110.34
+ 65.56
潜 在 株 式 調 整 後
1株当たり当社株主に帰属する
当 期 純 利 益 ( 損 失 )
△ 61.42
-
-
-
-
株主資本当社株主に帰属する
当
期
純
利
益
率
△ 5.1%
3.8%
+ 8.9
-
-
総 資 産 税 引 前 利 益 率
△ 1.4%
2.5%
+ 3.9
売 上 高 営 業 利 益 率
△ 0.9%
3.3%
+ 4.2
6.7%
+ 3.4
営
税
業
引
利
前
益
利
為替レート(US$)
為替レート(EURO)
億円
億円
億円
産
22,893
23,606
+ 713
-
-
本
8,227
8,979
+ 752
-
-
債
7,418
7,027
△ 390
-
-
率
35.9%
38.0%
+ 2.1
-
-
円
円
円
1 株 当 た り 株 主 資 本
1,134.64
1,238.55
+ 103.91
-
-
億円
億円
億円
総
資
株
有
株
主
利
主
資
子
資
負
本
比
営業活動によるキャッシュ・フロー
112
1,245
+ 1,133
-
-
投資活動によるキャッシュ・フロー
△ 1,124
△ 1,064
+ 59
-
-
財務活動によるキャッシュ・フロー
878
△ 643
△ 1,521
-
-
現金及び現金同等物期末残高
1,562
1,170
△ 391
-
-
億円
億円
億円
億円
億円
額
732
865
+ 132
890
+ 24
有形固定資産減価償却費
649
604
△ 45
730
+ 125
1,190
1,120
△ 70
1,130
+ 9
千人
千人
千人
従 業 員 数 ( 国 内 )
38.5
37.4
△ 1.1
-
-
従 業 員 数 ( 海 外 )
70.7
70.0
△ 0.7
-
-
設
研
備
究
投
開
資
発
費
(注)本資料に記載されているリコーの計画・見通しのうち歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、これら
は現時点で入手可能な情報から得られたリコーの経営者の判断に基づいております。実際の業績は、さまざまな重要な要素
により、これらの業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。
(2)平成24年度第4四半期実績
前第4四半期
当第4四半期
平成24年1月~
平成25年1月~
平成24年3月
平成25年3月
億円
億円
前年同期比
増 減
%
高
高
計
益
益
益
2,413
2,652
5,066
1,843
189
166
2,294
3,079
5,373
2,051
229
218
△ 4.9
+ 16.1
+ 6.1
+ 11.3
+ 21.2
+ 31.7
当 社 株 主 に 帰 属 す る
当
期
純
利
益
86
151
+ 75.8
(
(
売
売
営
税
国
海
内
外
上
上
)
)
高
総
業
引
売
売
上
上
合
利
利
前
利
為替レート(US$)
為替レート(EURO)
円
円
円
79.32
104.04
92.28
121.81
+ 12.96
+ 17.77
円
円
円
1株当たり当社株主に帰属す
る
当
期
純
利
益
11.89
20.92
+ 9.03
潜 在 株 式 調 整 後
1株当たり当社株主に帰属す
る
当
期
純
利
益
11.89
-
-
株主資本当社株主に帰属する
当
期
純
利
益
率
1.0%
1.8%
+ 0.8
0.7%
3.7%
0.9%
4.3%
+ 0.2
+ 0.6
億円
億円
億円
193
181
297
254
159
298
+ 61
△ 22
+ 1
総 資 産 税 引 前 利 益 率
売 上 高 営 業 利 益 率
設
備
投
資
額
有形固定資産減価償却費
研
究
開
発
費
平成25年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結)
上場会社名 株式会社 リコー
コード番号 7752
URL http://www.ricoh.co.jp/IR/
代表者
(役職名) 代表取締役 社長執行役員
問合せ先責任者 (役職名) 常務執行役員 経理本部長
定時株主総会開催予定日
平成25年6月21日
有価証券報告書提出予定日
平成25年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無
: 有
平成25年4月26日
東 大 名 札 福 上場取引所
(氏名) 三浦 善司
(氏名) 皆川 邦仁
配当支払開始予定日
TEL 03-6278-5241(直通)
平成25年6月24日
(百万円未満四捨五入)
1. 平成25年3月期の連結業績(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
(1) 連結経営成績
(%表示は対前期増減率)
売上高
営業利益
百万円
%
当社株主に帰属する
当期純利益
税引前当期純利益
百万円
%
百万円
%
百万円
25年3月期
24年3月期
―
―
1,924,497
1.1
63,434
58,173
△2.0
△18,068
―
△31,937
―
1,903,477
(注)当期包括利益
25年3月期 95,599百万円 (―%)
24年3月期 △74,059百万円 (―%)
潜在株式調整後
株主資本当社株主に
1株当たり当社株主に帰属
帰属する
する
当期純利益率
当期純利益
1株当たり当社株主に
帰属する当期純利益
円銭
25年3月期
24年3月期
(参考) 持分法投資損益
円銭
―
44.78
△61.42
25年3月期 31百万円
△61.42
24年3月期 39百万円
%
―
―
32,467
△44,560
総資産税引前
当期純利益率
売上高営業利益率
%
%
%
3.8
△5.1
2.5
△1.4
3.3
△0.9
(2) 連結財政状態
総資産
25年3月期
24年3月期
資本合計(純資産)
株主資本
株主資本比率
1株当たり株主資本
百万円
百万円
百万円
%
円銭
2,360,697
2,289,358
958,658
879,018
897,996
822,704
38.0
35.9
1,238.55
1,134.64
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー
25年3月期
24年3月期
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物期末残高
百万円
百万円
百万円
百万円
124,526
11,206
△106,467
△112,443
△64,321
87,823
117,051
156,210
2. 配当の状況
第1四半期末
円銭
24年3月期
25年3月期
26年3月期(予想)
年間配当金
第3四半期末
第2四半期末
円銭
―
―
―
期末
円銭
―
―
―
16.50
12.50
16.50
配当金総額
(合計)
合計
円銭
円銭
百万円
8.50
16.50
16.50
25.00
29.00
33.00
18,133
21,026
配当性向 株主資本配
(連結) 当率(連結)
%
―
64.8
29.9
%
2.1
2.4
3. 平成26年 3月期の連結業績予想(平成25年 4月 1日~平成26年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
売上高
第2四半期(累計)
通期
営業利益
当社株主に帰属する
当期純利益
税引前当期純利益
1株当たり
当社株主に帰
属する
当期純利益
百万円
%
百万円
%
百万円
%
百万円
%
円銭
1,020,000
2,100,000
11.2
9.1
56,000
140,000
104.5
120.7
53,000
135,000
116.4
132.1
30,000
80,000
156.1
146.4
41.38
110.34
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名)
、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更
② ①以外の会計方針の変更
: 有
: 有
(注)詳細は、添付資料P.22「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む)
② 期末自己株式数
③ 期中平均株式数
25年3月期
25年3月期
25年3月期
744,912,078 株 24年3月期
19,875,662 株 24年3月期
725,062,802 株 24年3月期
744,912,078 株
19,831,060 株
725,483,319 株
(注)1株当たり当社株主に帰属する当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、添付資料P.27「1株当たり情報」をご覧ください。
(参考)個別業績の概要
平成25年3月期の個別業績(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
(1) 個別経営成績
(%表示は対前期増減率)
売上高
25年3月期
24年3月期
営業利益
百万円
%
百万円
803,861
795,471
1.1
△5.6
△1,520
△31,927
経常利益
%
―
―
18,650
△7,402
%
―
―
百万円
15,846
△128,678
%
―
―
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
1株当たり当期純利益
円銭
25年3月期
24年3月期
当期純利益
百万円
円銭
―
―
21.86
△177.37
(2) 個別財政状態
総資産
純資産
百万円
25年3月期
24年3月期
(参考) 自己資本
1,110,025
1,135,182
25年3月期 603,092百万円
自己資本比率
百万円
603,092
599,269
24年3月期 599,269百万円
1株当たり純資産
%
円銭
54.3
52.8
832.79
826.02
※ 監査手続の実施状況に関する表示
この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続の対象外であり、この決算短信の開示時点において、財務諸表に対する監査手続が実施中です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記の業績見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、リスクや不確実性を含んでおります。
実際の業績は様々な重要な要素により、これら業績見通しとは大きく異なる結果となりえることをご承知おきください。
上記の予想の前提条件その他の関連する事項については、添付資料P.7「(2)次期の見通し」をご覧ください。
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
【添付資料の目次】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.2
(1)経営成績に関する分析 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)財政状態に関する分析 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
(4)事業等のリスク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.2
P.8
P.9
P.9
1.経営成績
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.10
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.12
2.企業集団の状況
3.経営方針
(1)経営の基本方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.12
(2)中長期的な経営戦略 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.12
(3)対処すべき課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.13
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.14
(1)連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)連結損益計算書および連結包括利益計算書
(3)連結分野別売上高表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)連結資本勘定計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(5)連結キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(6)継続企業の前提に関する注記
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(7)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(8)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(9)連結財務諸表に関する注記事項
①セグメント情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
②1株当たり情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
③重要な後発事象 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.14
P.15
P.17
P.19
P.20
P.21
P.21
P.22
P.23
P.23
P.27
P.27
4.連結財務諸表等
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.28
(1)貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)株主資本等変動計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)重要な会計方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(5)財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更
(6)注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.28
P.31
P.32
P.35
P.36
P.36
5.個別財務諸表
6.その他
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
役員の異動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
P.38
P.38
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
1.経営成績
(1)経営成績に関する分析
①当期の経営成績
■全般の状況
平成24年度(平成24年4月1日から平成25年3月31日までの12ヶ月間)の連結売上高は前連結会計年度に比べ
1.1%増加し19,244億円となりました。なお、当連結会計年度の対米ドルおよび対ユーロの平均円レートはそれぞ
れ 83.06円(前連結会計年度に比べ 3.98円の円安)、107.08円(前連結会計年度に比べ 1.97円の円高)となり
ました。これら為替変動による影響を除く試算では、連結売上高は前連結会計年度に比べ横ばいとなります。
国内の経済は、東日本大震災の復興需要等により回復傾向が見られた一方、長引く円高や、世界経済の減速へ
の懸念などを背景として、停滞局面が続きました。昨年末以降、政権交代に伴う経済政策への期待や日銀の金融
緩和政策等により、円安への移行や株高の進展等、先行きに明るさが見えてきたものの、依然不透明な状況が続
いています。
そのような状況の中、国内売上高については、ペンタックスリコーイメージング社が加わった影響などもあ
り、その他分野で増加したものの、画像&ソリューション分野、産業分野で減少しました。結果として国内売上
高全体では前連結会計年度に比べ 1.8%の減少となりました。
海外の経済は、米国では緩やかな回復が続きましたが、欧州では長引く債務問題により景気が低迷しているほ
か、中国をはじめとする新興国においても成長の減速が見られます。当社を取り巻く環境もこれらの影響により、
引き続き厳しい状況になりました。海外売上高については、地域別の売上高を前連結会計年度と比較しますと、
米州においては年度末にかけて進んだ円安への移行も影響し、5.9%の増加(為替影響を除くと0.9%の増加)と
なりました。一方、欧州・中東・アフリカにおいては円高と欧州経済の不透明な状況を反映し、 0.1%の増加
(同 1.9%の増加)となりました。また、中華圏・アジア等のその他地域については 6.9%の増加(同 3.2%の
増加)となりました。以上の結果、海外売上高全体では前連結会計年度に比べ 3.6%の増加となりました。(為
替影響を除くと1.6%の増加)
売上総利益は、売上高の増加や継続的なコストダウンの成果により、前連結会計年度に比べ 2.1%増加し
7,686億円となりました。
販売費及び一般管理費は、グループをあげて取り組んでいる構造改革活動の成果が寄与しました。また、前連
結会計年度に計上したのれんおよび長期性資産の減損の影響、構造改革費用の減少等もあり、販売費及び一般管
理費は前連結会計年度に比べ 8.5%減少し 7,051億円となりました。
以上の結果、営業利益は前連結会計年度に比べ大幅に増加し、 634億円となりました。(前連結会計年度 営業
損失 180億円)
営業外損益は、有価証券評価損の大幅な減少や、為替差損の減少などにより改善しました。
税引前当期純利益は前連結会計年度に比べ大幅に増加し、 581億円となりました。(前連結会計年度 税引前当
期純損失 319億円)
以上の結果、当社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べて 770億円増加し、 324億円の純利益
となりました。(前連結会計年度 当社株主に帰属する当期純損失 445億円)
包括利益は、当期純利益の計上ならびに換算修正額の増加により、前連結会計年度に比べ大幅に増加しまし
た。
2
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
■製品別売上高
画像&ソリューション分野 (売上高: 16,853億円、前連結会計年度比 0.9%増)
画像&ソリューション分野はオフィスイメージング、プロダクションプリンティングおよびネットワークシ
ステムソリューションから構成されております。画像&ソリューション分野全体の売上高は前連結会計年度に
比べ 0.9%増加し 16,853億円となりました。
オフィスイメージング (売上高:13,296億円、前連結会計年度比 0.5%増)
オフィスイメージングの売上高は、前連結会計年度に比べ 0.5%増加し、13,296億円となりました。為替
の影響を除く試算では、この分野の売上高は前連結会計年度に比べ 0.7%減少となります。
主にMFPにおいてカラー機の売上高が伸張し、円安への移行の影響もあり前連結会計年度に比べ増加し
ました。
プロダクションプリンティング (売上高: 1,470億円、前連結会計年度比 1.0%減)
プロダクションプリンティングの売上高は、前連結会計年度に比べ 1.0%減少し、 1,470億円となりまし
た。自社開発機種であるカットシート機は増加しましたが、他社製品を中心とした機種において減少しまし
た。
ネットワークシステムソリューション (売上高: 2,087億円、前連結会計年度比 4.8%増)
ネットワークシステムソリューションの売上高は、ITサービスなどが主に海外で伸長したことにより、
前連結会計年度に比べ 4.8%増加し 2,087億円となりました。
産業分野 (売上高: 930億円、前連結会計年度比 5.1%減)
産業分野の売上高は、前連結会計年度に比べ 5.1%減少し 930億円となりました。
サーマル事業は前連結会計年度に比べ増加しましたが、半導体事業や電装ユニット事業で減少しました。
その他分野 (売上高: 1,460億円、前連結会計年度比 8.7%増)
その他分野の売上高は、前連結会計年度下期より加わったペンタックスリコーイメージング社の影響もあ
り、前連結会計年度に比べ 8.7%増加し 1,460億円となりました。
(億円)
オフィスイメージング
ネットワークシステムソリューション
その他
【金 額】
20,000
15,000
プロダクションプリンティング
産業
【構成比】
(%)
1,343
980
1,460
1,992
2,087
1,485
1,470
100.0
930
80.0
7.0
7.7
5.2
4.8
10.5
10.8
7.8
7.6
69.5
69.1
平成23年度
平成24年度
60.0
10,000
40.0
13,232
13,296
5,000
20.0
0.0
0
平成23年度
平成24年度
3
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
■地域別売上高の状況
国内 (8,703億円、前連結会計年度比 1.8%減)
国内の経済は、東日本大震災の復興需要等により、回復傾向が見られた一方、長引く円高や、世界経済の減速
への懸念などを背景として、停滞局面が続きました。昨年末以降、政権交代に伴う経済政策への期待や日銀の金
融緩和政策等により、円安への移行や株高の進展等、先行きに明るさが見えてきたものの、依然不透明な状況が
続いています。
このような事業環境を反映し、画像&ソリューション分野においては、売上は前連結会計年度に比べ 2.2%減
少し、 6,957億円となりました。
産業分野においては、半導体事業、電装ユニット事業の売上高が前連結会計年度に比べ減少しました。産業分
野全体の売上高は前連結会計年度に比べ 16.5%減少し、 445億円となりました。
その他分野においては、前連結会計年度下期より加わったペンタックスリコーイメージング社の影響もあり、
デジタルカメラなどで前連結会計年度に比べ売上が増加しました。
米州 (4,966億円、前連結会計年度比 5.9%増)
米州においては米国の個人消費や設備投資は回復しつつあるものの、依然として予断を許さない状況が続いて
おります。当社を取り巻く環境も厳しい状況となりましたが、円安への移行の影響などにより、結果として、米
州全体の売上高は前連結会計年度に比べ 5.9%増加し、 4,966億円となりました。なお、為替影響を除く試算で
は、前連結会計年度に比べ 0.9%の増加となります。
欧州・中東・アフリカ (4,217億円、前連結会計年度 0.1%増)
欧州・中東・アフリカでは、売上の大部分を占める欧州において、長引く債務問題により景気低迷が続いてい
ます。為替についても当連結会計年度末にかけて円安ユーロ高へ推移しましたが、年間を通しては円高傾向とな
りました。そのような当社を取り巻く厳しい環境を反映し、結果として、欧州・中東・アフリカ全体の売上高は
前連結会計年度に比べ 0.1%の増加にとどまり、 4,217億円となりました。なお、為替影響を除く試算では、前
連結会計年度に比べ 1.9%の増加となります。
その他地域 (1,357億円、前連結会計年度 6.9%増)
その他地域には中国、アジア、オセアニアといった地域が含まれています。中国やインドなど新興国を中心に
高い成長を遂げておりますが、経済成長は減速しつつあります。当社は新興国を中心に販売力強化を進めてお
り、全ての分野において売上が前連結会計年度に比べ増加しました。
結果として、その他地域全体の売上高は前連結会計年度と比べ 6.9%増加し、 1,357億円となりました。な
お、為替の影響を除く試算では、前連結会計年度に比べ 3.2%増加となります。
日本
(億円)
米州
欧州・中東・アフリカ
(%)
【金 額】
20,000
15,000
その他地域
1,269
1,357
4,213
4,217
4,687
4,966
100.0
【構成比】
6.7
7.1
80.0
22.1
21.9
60.0
24.6
25.8
46.6
45.2
平成23年度
平成24年度
10,000
40.0
5,000
8,864
8,703
平成23年度
平成24年度
20.0
0.0
0
4
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
■連結セグメント情報
事業の種類別セグメント
画像&ソリューション分野
画像&ソリューション分野では、カラーPPC・MFPやモノクロレーザープリンター、またネットワー
クシステムソリューション分野で売上が増加し、全体としては売上高は前連結会計年度に比べ 0.9%増加
し、 16,853億円となりました。
営業利益については、グループをあげて取り組んでいる構造改革活動の成果が寄与しました。また、前連
結会計年度に計上したのれんおよび長期性資産の減損の影響、構造改革費用の減少等もあり、前連結会計年
度に比べ大幅に増加し、 1,379億円となりました。
産業分野
産業分野の売上高は前連結会計年度に比べ 5.2%減少し 974億円となりました。半導体事業、電装ユニッ
ト事業の売上高が前連結会計年度に比べ減少しました。
結果として、産業分野は営業損失 8億円となりました(前連結会計年度 営業損失 16億円)。
その他分野
その他分野の売上高は、前連結会計年度に比べ 8.7%増加し、 1,460億円となりました。昨年度下期にペ
ンタックスイメージング社を買収したことによりデジタルカメラの売上が増加しましたが、新規事業に関す
る経費の増加の影響を受け、その他分野全体の営業損失は 52億円となりました(前連結会計年度 営業損
失 47億円)。
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成23年度)
(平成24年度)
増
減
画像&ソリューション分野
売
上
高
16,711 億円
16,853 億円
0.9%
営 業 損 益
549 億円
1,379 億円
151.0%
(営業損益率)
( 3.3%)
( 8.2%)
( 4.9ポイント)
△ 5.2%
産業分野
売
高
1,027 億円
974 億円
営 業 損 益
上
△ 16 億円
△ 8 億円
-
(営業損益率)
(△ 1.6%)
(△ 0.9%)
( 0.7ポイント)
その他分野
売
高
1,343 億円
1,460 億円
8.7%
営 業 損 益
上
△ 47 億円
△ 52 億円
-
(営業損益率)
(△ 3.5%)
(△ 3.6%)
(△ 0.1ポイント)
5
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
所在地別セグメント
日本
東日本大震災の復興需要や年度末にかけての円安、株高傾向の一方、世界経済の減速への懸念などを背景とし、日
本セグメントの売上高は前連結会計年度に比べ 1.0%減少し、12,623億円となりました。営業利益については、構造
改革活動の成果が寄与したことと共に、その費用が前連結会計年度に比べ減少し、 269億円となりました。
米州
円安への移行の影響などにより、米州セグメントの売上高は前連結会計年度に比べ 5.4%増加し 5,009億円となり
ました。営業利益については、前連結会計年度に計上したのれんおよび長期性資産の減損の影響や構造改革活動の成
果により、前連結会計年度に比べ大幅に増加し 66億円となりました。
欧州・中東・アフリカ
欧州における景気低迷や年間を通した円高ユーロ安が影響し、欧州・中東・アフリカセグメントの売上高は前連結
会計年度に比べ 0.2%減少し 4,154億円となりました。営業利益については、構造改革活動の成果等により、前連結
会計年度に比べ 48.1%増加し 261億円となりました。
その他地域
その他地域セグメントの売上高は新興国を中心に販売力強化を進めた結果、売上が前連結会計年度に比べ 11.9%
増加し 3,112億円となりました。営業利益については、前連結会計年度に比べ 66.1%増加し 127億円となりまし
た。
日本
米州
売上高
(億円)
14,500
営業利益
12,745
営業利益率
(億円)
6,000
10.0%
12,623
5,000
10.0%
5,009
4,753
5.0%
2.1%
9,500
-1.5%
5.0%
4,000
3,000
0.0%
1.3%
0.0%
2,000
4,500
1,000
-5.0%
66
-5.6%
-5.0%
0
△ 500
△ 188
平成23年度
269
△ 263
△ 1,000
-10.0%
平成23年度
平成24年度
欧 州・中東・アフリカ
-10.0%
平成24年度
その他地域
売上高
(億円)
5,000
営業利益
営業利益率
(億円)
4,000
10.0%
10.0%
4,154
4,162
3,112
4,000
3,000
6.3%
2,781
3,000
4.2%
5.0%
2,000
2,000
4.1%
5.0%
2.8%
1,000
1,000
176
261
0
76
0.0%
平成23年度
127
0.0%
0
平成24年度
平成23年度
6
平成24年度
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
②次期の見通し
経済の見通しとリコーグループの平成25年度施策
世界経済は、米国の緩やかな回復や、国内において新政権による経済政策への期待から先行きに明るさが見えてき
たものの、欧州債務問題、新興国の経済成長鈍化など、依然不透明な状況が続いています。
リコーグループにおいては、次期においてこの数年進めてまいりました構造改革の効果が寄与し、本格的な成長軌
道に移行できるものと見通しております。
また、更なる経営体質の強化を図るため、グループ総力をあげて、構造改革を引き続き進めてまいります。
次期の業績見通しについては、下記を予定しております。
想定為替レート
US$ 1=
95円00銭
EURO 1=
125円00銭
(前年
83円06銭)
(前年 107円08銭)
当 期
(平成24年度)
次期見通し
(平成25年度)
増 減
(国内)売上高
8,703 億円
8,825 億円
1.4%
(増)
(海外)売上高
10,541 億円
12,175 億円
15.5%
(増)
売上高合計
19,244 億円
21,000 億円
9.1%
(増)
売上総利益
7,686 億円
8,750 億円
13.8%
(増)
営業利益
634 億円
1,400 億円
120.8%
(増)
税引前利益
581 億円
1,350 億円
132.4%
(増)
当社株主に帰属する当期純利益
324 億円
800 億円
146.8%
(増)
上記の業績見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、リスクや不確実性を含んでおり
ます。
実際の業績は様々な重要な要素により、これら業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきくださ
い。
7
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
(2)財政状態に関する分析
① 資産、負債及び純資産の状況
前
期
(平成23年度)
22,893 億円
当
期
(平成24年度)
23,606 億円
資本合計(純資産)
8,790 億円
9,586 億円
796 億円
株主資本
8,227 億円
8,979 億円
752 億円
35.9%
38.0%
2.1 ポイント
総
資
産
株主資本比率
増
減
713 億円
資産の部においては、現金及び預金が前連結会計年度末に比べ減少しました。また、当期末に進んだ円安
の影響により外貨建資産の期末換算額が増加しました。結果として、資産合計は前連結会計年度末に比べ
713億円増加し 23,606億円となりました。
負債の部では、借入金の返済に伴い有利子負債が減少しました。結果として、負債合計は前連結会計年度
末に比べ 83億円減少し 14,020億円となりました。
資本合計(純資産)の部では、為替変動影響に伴う換算修正累計額の変動などにより、前連結会計年度末に比べ
その他包括損失累計額が減少しました。結果として、資本合計(純資産)は前連結会計年度末に比べ 796億円増加
し 9,586億円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物期末残高
前
期
(平成23年度)
112 億円
△ 1,124 億円
878 億円
1,562 億円
当
期
(平成24年度)
1,245 億円
△ 1,064 億円
△ 643 億円
1,170 億円
増
減
1,133
59
△ 1,521
△ 391
億円
億円
億円
億円
営業活動によるキャッシュ・フローの収入は、当期純利益の増加やたな卸資産の減少などにより、前連結会
計年度に比べ 1,133億円増加し 1,245億円となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローの支出は、有形固定資産の購入が増加したものの、前連結会計年度の事
業の買収の支出の影響等で、前連結会計年度に比べて支出が59億円減少し 1,064億円となりました。
以上の結果、営業活動および投資活動によるキャッシュ・フローの合計であるフリー・キャッシュ・フ
ローは、前連結会計年度の 1,012億円の支出に対し、当連結会計年度は 180億円の収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の返済などにより 643億円の支出となりました。
以上の結果、当期連結会計年度末の現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べ 391億円減少し
1,170億円となりました。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度
株
主
資
本
比
率
38.8%
40.8%
41.0%
35.9%
38.0%
時
株
価
主
ベ
資
ー
本
ス
比
の
率
33.6%
44.4%
47.0%
25.5%
30.8%
債
務
償
還
年
数
8.9年
3.6年
5.3年
66.2年
5.6年
イ ン タ レ ス ト ・ カ
バ レ ッ ジ ・ レ シ オ
14.9倍
23.4倍
15.1倍
1.6倍
16.9倍
(注)前連結会計年度に一部の子会社の決算期を12月31日から3月31日に変更し過年度の連結財務諸表を遡及修正いたしましたが、
平成20年度および21年度の指標値は遡及修正前の数値を使用しております。
株主資本比率:株主資本/総資産
時価ベースの株主資本比率:株式時価総額/総資産
債務償還年数:有利子負債/営業活動によるキャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業活動によるキャッシュ・フロー/支払利息
※いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※キャッシュ・フローは営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。
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㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
(3) 利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
リコーグループは、企業体質の強化および新たな事業展開のための内部留保の充実を図るとともに、株主の皆様
への利益還元に当たっては、連結配当性向を考慮しつつ安定的な配当を行うことを基本的な考え方としておりま
す。また、内部留保資金は、基盤となる事業のさらなる強化と中・長期的視野に立った成長事業領域への重点的な
投資に活用してまいります。
当期の株主の皆様への配当は、黒字化を達成したことにより、前連結会計年度より 4円増配の 29円とさせていた
だく予定です。また、次期の配当は、当連結会計年度より 4円増配の 33円の見通しです。
(4)事業等のリスク
当社の営業成績および財政状態に影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがありますが、これ
らに限られるものではありません。当社の事業は、現在は未知のリスク、あるいは現時点では特筆すべき、または
重要なリスクと見なされていない他のリスクの影響を将来的に受ける可能性もあります。
・技術変化への対応力
・人材の確保
・競合の激化
・退職給付債務の増加
・国際的活動および海外進出のリスク
・環境規制
・主要市場における経済動向
・ファイナンス事業のリスク
・為替レートの変動
・製造物責任
・原油価格の変動
・他社との提携関係
・公的な規制
・情報漏洩のリスク
・米国企業改革法404条への対応
・自然災害など他のリスク
・知的所有権の保護
・電力供給状況の変化
9
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
2.企業集団の状況
当社グループは、平成25年3月31日現在、当社および子会社220社、関連会社7社で構成されており、関係会社の
範囲は米国会計基準によっております。
当社グループでは、画像&ソリューション、産業およびその他分野において、開発、生産、販売、サービスなど
の活動を展開しております。
開発については、主として当社が担当しております。また、生産については、当社および当社の生産体制と一体
となっている国内外の生産関係会社がおこなっております。
事業区分における主要な製品および関係会社の位置付けは、以下のとおりであります。
<画像&ソリューション>
当事業部門においては、顧客のオフィス生産性の向上を目的とした製品などの提供をおこなっております。その
主たるものはデジタル/アナログ複写機、MFP(マルチファンクションプリンター)、レーザープリンター、フ
ァクシミリ、デジタル印刷機およびパソコンやサーバーを中心としたIT技術を利用したソリューション商品であ
ります。また、上記機器類の保守サービスおよび関連消耗品に加え、IT環境の構築からネットワーク環境の運用、
ユーザーサポートなどのサポート・サービスの提供もおこなっております。
【主要な関係会社】
(生産)
国内・・・・・・・・・・
米州・・・・・・・・・・
欧州・・・・・・・・・・
その他地域・・・・
(販売・サービス)
国内・・・・・・・・・・
米州・・・・・・・・・・
欧州・・・・・・・・・・
その他地域・・・・
東北リコー(株)、リコーエレメックス(株)、リコーユニテクノ(株)、
迫リコー(株)、リコーマイクロエレクトロニクス(株)、リコー計器(株)、
リコープリンティングシステムズ(株)
RICOH ELECTRONICS, INC.
RICOH UK PRODUCTS LTD. 、RICOH INDUSTRIE FRANCE S.A.S.
RICOH ASIA INDUSTRY (SHENZHEN)LTD. 、SHANGHAI RICOH DIGITAL EQUIPMENT CO., LTD.、
RICOH MANUFACTURING (THAILAND) LTD.
リコージャパン(株)、リコーテクノシステムズ(株)、リコーITソリューションズ(株)、
リコーリース(株)、リコーロジスティクス(株)
RICOH AMERICAS CORPORATION 、Ricoh Production Print Solutions, LLC、
Ricoh USA Inc.
RICOH EUROPE PLC 、RICOH DEUTSCHLAND GmbH 、RICOH UK LTD. 、RICOH FRANCE S.A.S.、
RICOH ESPANA S.L.U.、RICOH ITALIA Srl.
RICOH CHINA CO., LTD. 、RICOH HONG KONG LTD. 、RICOH ASIA PACIFIC OPERATIONS LTD. 、
RICOH ASIA PACIFIC PTE LTD. 、RICOH AUSTRALIA PTY, LTD. 、RICOH INDIA LTD.
<産 業>
当事業部門においては、サーマルメディアの製造・販売、光学機器の製造・販売、半導体の製造・販売、電装
ユニットの製造・販売の事業をおこなっております。
【主要な関係会社】
(生産・販売)
国内・・・・・・・・・・
米州・・・・・・・・・・
欧州・・・・・・・・・・
リコー光学(株)、リコーエレメックス(株)、リコーマイクロエレクトロニクス(株)
RICOH ELECTRONICS, INC.
RICOH INDUSTRIE FRANCE S.A.S.
<その他>
当事業部門においては、デジタルカメラの提供、リース子会社による金融事業および物流子会社による事業など
をおこなっております。
【主要な関係会社】
(生産)
PENTAX RICOH IMAGING PRODUCTS(PHILIPPINES) CORPORATION
(販売)
RICOH AMERICAS CORPORATION 、RICOH EUROPE PLC 、PENTAX RICOH IMAGING AMERICAS CORPORATION 、
PENTAX RICOH IMAGING FRANCE S.A.S.
(その他)
リコーリース(株)、リコーロジスティクス(株)、ペンタックスリコーイメージング(株)
■事業系統図
以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
10
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
顧 【海外】
販売・サービス・サポート
(米州)
RICOH AMERICAS CORPORATION
Ricoh Production Print Solutions, LLC
Ricoh USA Inc.
(欧州)
RICOH EUROPE PLC
RICOH DEUTSCHLAND GmbH
RICOH UK LTD.
RICOH FRANCE S.A.S.
RICOH ESPANA S.L.U.
RICOH ITALIA Srl.
(その他地域)
RICOH CHINA CO.,LTD.
RICOH HONG KONG LTD.
RICOH ASIA PACIFIC OPERATIONS LTD.
RICOH ASIA PACIFIC PTE LTD.
RICOH AUSTRALIA PTY, LTD.
RICOH INDIA LTD.
客
【国内】
販売・サービス・サポート
【海外】
販売・サービス
リコージャパン(株)
リコーテクノシステムズ(株)
リコーITソリューションズ(株)
リコーリース(株)
リコーロジスティクス(株)
他
(米州)
RICOH AMERICAS
CORPORATION
PENTAX RICOH
IMAGING AMERICAS
CORPORATION
(欧州)
RICOH EUROPE PLC
PENTAX RICOH
IMAGING FRANCE
S.A.S.
他
他
【親会社】
株式会社リコー
【国内製造子会社】
東北リコー(株)
迫リコー(株)
リコーユニテクノ(株) リコーエレメックス(株)
リコー計器(株)
リコー光学(株)
リコーマイクロエレクトロニクス(株)
リコープリンティングシステムズ(株)
他
【その他の子会社】
リコーリース(株)
リコーロジスティクス(株)
ペンタックスリコーイメージング(株)
他
【海外製造子会社】
(米州)
RICOH ELECTRONICS,INC.
(欧州)
RICOH UK PRODUCTS LTD.
RICOH INDUSTRIE FRANCE S.A.S.
(その他地域)
RICOH ASIA INDUSTRY (SHENZHEN) LTD.
SHANGHAI RICOH DIGITAL EQUIPMENT CO., LTD.
RICOH MANUFACTURING (THAILAND) LTD.
他
【海外製造子会社】
PENTAX RICOH IMAGING PRODUCTS
(PHILIPPINES) CORPORATION
他
画像&ソリューション
【凡例】
産業
製品・サービスの供給
製造用部品・設備の供給
なお、上記のうち、国内の証券市場に上場している子会社は以下のとおりであります。
リコーリース(株)
:東京証券取引所
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その他
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
3.経営方針
(1)経営の基本方針
リコーグループは、「信頼と魅力の世界企業」を目標に掲げ、「人と情報のかかわりの中で、世の中の役に立つ
新しい価値を生み出し、提供しつづける」、「かけがえのない地球を守るとともに、持続可能な社会づくりに責任
を果す」ことを使命としています。
そのために、情報を取り扱う全てのお客様に、「地球にやさしい」、「人にやさしい」、「知識創造を簡単に」
というリコーバリューに基づいた革新的な製品・サービスを提供してまいります。お客様の生産性向上と知識創造
に貢献し続けることによって高い信頼を獲得し、発展を続けていくことを目指しております。
(2)中長期的な経営戦略
リコーグループの事業において中核をなす画像&ソリューション分野については、事業構造の転換期にあると認
識しております。
先進国市場における複写機や複合機の需要は、成長率が伸び悩む傾向にあります。オフィスにおいて処理される
情報量は増えるものの、紙に頼らないコミュニケーションが拡大していることなどが要因であると考えています。
スマートフォンやタブレット型PCによるインターネット利用が増加するなど、情報の出力先が多様化しています。
さらには、世界金融危機以降のコスト意識の高まりに、クラウドコンピューティングの進展が相まって、お客様の
求める価値が「モノ(製品の所有)」に加えて「コト(サービスの利用)」を重視する方向へと変化しています。
製品の価格や機能だけでは、お客様のご要望に十分に応えることは一層困難になりつつあります。
そうした事業環境の変化に対応するために、平成23年4月から平成26年3月にわたる第17次中期経営計画におい
ては「事業の創造と集中」と「高効率経営の実現」という2つの基本戦略を掲げています。
「事業の創造と集中」においては「新陳代謝」をキーワードとして、「基盤事業による収益力の徹底強化」、
「基盤事業における新収益モデルの確立」、「新規育成事業の成長加速」を重点施策として展開しています。
また「高効率経営の実現」においては「体質改造」をキーワードとして、「経営効率のさらなる向上」を重点施
策として組織・業務プロセス・人員配置などのあり方を見直す活動を展開しています。
基本戦略の当期における達成状況は以下の通りです。
事業の創造と集中
画像&ソリューション分野においては、お客様の生産性向上と省エネ・低コストに貢献する新製品を発売し、商
品群をより一層充実しました。
デジタルモノクロ複合機では、「imagio MP 9002/7502/6002/6002GPシリーズ」を発売しました。これらの製品は
事務機業界で初めて100%鉄スクラップを原料とする電炉鋼板を部品の一部に採用し、新規投入資源量を削減しまし
た。
また、先進のリサイクル技術により再生処理されたリコンディショニング(RC)機として、カラーRC機「imagio
MP C4000RC SRF/imagio MP C2800RC SRF」、モノクロRC機「imagio MP 7501RC/6001RC/5000RC/4000RC/3350RC/
2550RCシリーズ」を発売しました。これらの製品は高いリユース部品の使用率を達成し、製造工程におけるCO2排出
量を大幅削減しました。
前身機を上回る高い環境性能と生産性を実現したこれらの新製品投入により、国内外の複写機/複合機市場におい
て高いマーケットシェアを獲得しました。
プリンターでは、商品群を一新し、カラープリンター「IPSiO SP C831/C831M/C830/C830M/C731/C731M/C730/
C730M/C730L」、モノクロプリンター「IPSiO SP 8300/8300M」を発売しました。これらの製品は4.3インチフルカ
ラー液晶タッチパネルを搭載することで、視認性と操作性を向上しました。また、クラウドコンピューティングと
の連携によりモバイル端末等からの出力機能を充実しました。
加えて、リコー独自のジェルジェットプリンター「IPSiO SG 7100」、A4ジェルジェット複合機「IPSiO SG
3100SF」を発売しました。省スペース、ファーストプリントの高速化、セキュリティの強化などにより、様々な業
種・業務向けとして、またオフィスにおけるデスクサイドマシンとして、生産性の向上と低コストを実現しまし
た。
プロジェクターでは、近距離から投写可能な「RICOH PJ WX3340N」や「RICOH PJ WX4240N」など6機種12モデルを
発売しました。また、オフィスをはじめとする様々な場所で、ディスプレイへの書き込みや遠隔地との円滑なコ
ミュニケーションを実現する「リコー インタラクティブ ホワイトボード D5500」を発売しました。これらの製品
の優れた性能を活かしたソリューション提案により、共同作業の効率化や組織の活性化を加速させ、お客様のワー
クスタイル変革を支援しております。
マネージド・ドキュメント・サービス(MDS)※や、ITの導入からセキュリティや事業継承等のソリューションの
提供までに至るITサービスを強化し、お客様の生産性向上に貢献しました。また、より少ない経営資源で事業運営
できるようオペレーション効率を向上することで、収益力を高めました。
※マネージド・ドキュメント・サービス(MDS)
お客様の文書に関わる運用管理業務を受託し、コスト削減と生産性向上を実現するサービスです。文書の作成、活
用、保管などの業務を可視化、分析し、改善を提案することでお客様の抱える課題を解決に導きます。
新興国市場においては、A4複合機などを中心とした商品群を拡充するとともに、さらなる低コスト化を実現する
開発・生産の効率化を進めました。販売体制に関しては、アジアを中心に強化し、高いマーケットシェアを獲得し
ました。
12
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
プロダクションプリンティング事業においては、リソース集約による設計・開発機能の強化、販売サービス体制の再編
と拡充、商品ラインアップの強化を継続して進めました。「RICOH Proシリーズ」と連携する新たなソリューションやサー
ビスモデルの開発強化の一貫として、米国の印刷に関連するソフトウェア会社であるPTI Marketing Technologies, Incに
出資しました。
新規育成事業においては、産業分野やコンシューマ分野において新たな顧客価値の拡大に向けた技術開発や製品群の拡
充を進めました。
産業分野においては、光学や感熱技術に基づいた高度な機能部品・材料の開発を進め、RFID(無線表示タグ)に記録さ
れた情報を温度のコントロールによって書換えができるリライタブルハイブリッドメディアを発売しました。また、生産
ライン上の製品検査や位置決めを人に代わって行う高性能かつコンパクトタイプのFAカメラ本体5機種、レンズ14機種を発
売しました。これらの製品により幅広いニーズに対応し、お客様の工場における生産性向上と低コストを実現しました。
サーマル事業では、インドに現地法人を設立するなど、新興国市場の開拓とグローバルな事業展開を加速しました。
コンシューマ分野においては、圧倒的な小型軽量化を実現したレンズ交換式デジタル一眼カメラ「PENTAX Q10」や、
「K」シリーズの最上位機種「PENTAX K-5 II」を発売し、コンシューマ向けカメラの製品群を拡充しました。
高効率経営の実現
厳しい経営環境下においても安定して業績を達成し、さらなる成長へ向けた強靭な経営体質を築くために、リコーグ
ループ全体で数々の施策を進めました。経費の削減、重複する機能の解消、人員配置の見直しに加えて、あらゆる業務の
対象にそのあり方を抜本的に見直しました。また、設計・生産機能を強化するために、国内の生産関連会社における画像
関連機器の設計・生産機能およびリコーの同機能の一部を再編し、平成25年4月1日にリコーテクノロジーズ株式会社およ
びリコーインダストリー株式会社を設立しました。
(3)対処すべき課題
リコーグループは、世界金融危機、東日本大震災、タイにおける大洪水などの影響による非常事態からの脱却のみなら
ず、さらなる飛躍を遂げるために多岐にわたる施策を積み重ねてきました。平成25年度は、それらの真価が問われる重要
な一年と位置づけています。一連の取り組みを完遂し、本格的な成長軌道へと移行するために、次の4つの課題に取り組み
ます。
1. 基盤事業による収益力の徹底強化
リコーグループの収益の基盤であるオフィスイメージング分野に関して、先進国市場おいては、製品の性能面や価格面
での競争力の向上や、お客様に対応するスピードを上げることで、激化する競争を勝ち抜き、市場占有率をさらに高めま
す。また開発、生産、販売などの業務効率を向上することでより多くの利益を創出します。
次に、成長が続く新興国市場においては、販売網の拡充やITサービス企業の買収などの効果を刈り取り、収益の拡大を
加速します。また、現地が望む機能や価格などから技術に遡り商品やサービスを創り込みます。さらには中国、インドな
どに加えて、市場として大きな成長が期待できる地域や国を開拓します。
続いて、プロダクションプリンティング事業に関しては、商品群の拡充により販売台数を伸ばし、印刷量を増加させる
ことで、収益を増大します。また商用印刷などの新しいお客様に対するソリューションも強化します。
2. 基盤事業における新収益モデルの確立
複合機やプリンターに隣接する成長の機会を捉えて、より幅広いお客様の課題解決に貢献します。先に述べたマネージ
ド・ドキュメント・サービスやITサービスの拡大に加えて、プロジェクションシステム、ビデオ会議システム、インタラ
クティブホワイトボードなどによるコミュニケーション領域を強化します。また、スマートフォンやタブレット型PCと複
合機やプリンターとの連携機能を進化させることで、ワークスタイルの変革にも繋がる価値を創造します。
3. 新規育成事業の成長加速
新しい事業の柱を築くために、光学、画像処理、材料、環境などの技術を活用した先駆的な製品やサービスを拡充しま
す。主に産業分野を対象としたオプティカルシステム事業に関しては、光学技術の応用領域を拡大し、新しいデバイスや
モジュールを開発、販売します。またコンシューマ分野に向けては、デジタル一眼カメラを核に、その商品力と販売力の
双方を強化するなどより確固たるポジションを築きます。
さらには、長期的な発展を担保するために、未来を見据えた新事業の探索と開発プロセスを強化します。
4. 経営効率の向上
経営資源の投入に対する商品やサービスの創出を極大化するよう効率を高めます。そのために、開発、生産、販売、本
社事務などのすべての組織と従業員一人ひとりが、お客様の満足と感動を追及することにより一層集中するよう体質改造
を進めます。各組織が自律的な管理を徹底しつつ本来の機能を効率的に果たせる企業風土の醸成に努めます。
最後に、企業が永続するためには、人類や地球環境の持続可能性に貢献できる存在でなければなりません。リコーグ
ループは、より社会から愛され、成長を望まれる企業となるために、「社会」「環境」「経済」の3つの側面から企業価
値向上を目指します。リコーグループは平成24年4月より新しいタグライン「imagine. change.」を展開しています。お客
様や社会などの未来を見据えてありたい姿を発想し、その実現に向けて今なすべき変革を実行します。
13
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
4.連結財務諸表
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成24年
3月31日)
資産の部
(流 動 資 産)
(1,106,506)
当連結会計年度
(平成25年
3月31日)
(1,126,219)
19,713)
現 金 及 び 預 金
158,671
120,331
△ 38,340
売
権
686,930
745,470
58,540
産
195,009
195,367
その他の流動資産
65,896
65,051
た
上
な
債
卸
資
負債及び資本の部
増 減
(
△
( 流
動
(1,182,852)
(1,234,478)
有 形 固 定 資 産
268,527
290,875
リ ー ス 債 権 等
468,004
466,608
そ の 他 の 投 資
446,321
476,995
(
△
産
合
計
2,289,358
2,360,697
(注)現金及び預金の内訳
現金及び現金同等物
定
期
預
金
(
673,024)
(
700,367)
短
216,432
226,399
9,967
期
借
入
金
358
そ の 他 の 流 動 負 債
( 固
定
負
期
職
債 )
債
給
217,430
(
(△ 35,644)
務
525,435
476,381
△ 49,054
△
164,757
164,289
22,348
そ の 他 の 固 定 負 債
47,124
61,002
債
71,339
合
計 )
株 主 資 本 )
本
13,047
701,672)
務
(
債
737,316)
退
( 負
付
204,383
(
51,626)
1,396
27,343)
4,329
845
30,674
(
256,538
13,878
(1,410,340)
(1,402,039)
(△
(
(
(
822,704)
897,996)
468
8,301)
75,292)
金
135,364
135,364
-
186,083
186,083
-
資
本
剰
余
金
利
益
剰
余
金
742,549
759,783
17,234
そ の 他 の 包 括 損 失
累
計
額
△204,175
△146,088
58,087
自
△ 37,117
△ 37,146
己
株
式
△
29
( 非 支 配 持 分 )
(
56,314)
(
60,662)
(
4,348)
資本合計(純資産)
(
879,018)
(
958,658)
(
79,640)
負債及び資本(純資産)合計
2,289,358
2,360,697
71,339
その他の包括利益(損失)累計額内訳
前連結会計年度
当連結会計年度
156,210
117,051
2,461
3,280
前連結会計年度
当連結会計年度
増 減
未実現有価証券評価損益
3,681
8,665
4,984
年 金 債 務 調 整 勘 定
△ 67,578
△ 64,266
3,312
未実現デリバティブ
評
価
損
益
△
△
換 算 修 正 累 計 額
△139,125
<ご参考>為替レート(期末日レート)
前連結会計年度
US$ 1=
EURO 1=
債 )
増 減
252,209
資
資
負
当連結会計年度
(平成25年
3月31日)
支 払 手 形 ・ 買 掛 金
長
(固 定 資 産)
前連結会計年度
(平成24年
3月31日)
\82.19
\109.80
当連結会計年度
\94.05
\120.73
14
1,153
861
292
△ 89,626
49,499
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
(2)連結損益計算書および連結包括利益計算書
■連結損益計算書
【当第4四半期間】(平成25年1月1日~平成25年3月31日)
(単位:百万円)
前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間
自 平成24年1月1日
自 平成25年1月1日
至 平成24年3月31日
至 平成25年3月31日
金 額
構成比(%)
金 額
構成比(%)
科 目
増 減
金 額
伸び率(%)
高
506,610
100.0
537,398
100.0
30,788
価
322,246
63.6
332,199
61.8
9,953
3.1
益
184,364
36.4
205,199
38.2
20,835
11.3
販売費及び一般管理費
165,424
32.7
182,248
33.9
16,824
10.2
18,940
3.7
22,951
4.3
4,011
21.2
受取利息及び配当金
1,112
0.2
1,132
0.2
20
1.8
支
息
2,008
0.4
2,330
0.4
322
16.0
その他(収益)費用
1,412
0.2
△ 146
△ 0.0
△ 1,558
-
税引前四半期純利益
16,632
3.3
21,899
4.1
5,267
31.7
売
上
売
上
売
上
営
営
原
総
利
業
業
利
外
益
損
払
利
6.1
益
等
6,960
1.4
5,328
1.0
△ 1,632
△ 23.4
持 分 法 投 資 損 益
22
0.0
△ 16
△ 0.0
△ 38
-
法
人
税
益
9,694
1.9
16,555
3.1
6,861
70.8
非 支 配 持 分 帰 属 損 益
1,069
0.2
1,390
0.3
321
30.0
当社株主に帰属する
四 半 期 純 利 益
8,625
1.7
15,165
2.8
6,540
75.8
四
半
期
純
利
<ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート)
前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間
\79.32
\92.28
US$ 1=
\104.04
\121.81
EURO 1=
【通
期】(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
(単位:百万円)
前連結会計年度
自 平成23年4月1日
至 平成24年3月31日
金 額
構成比(%)
科 目
当連結会計年度
自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日
金 額
構成比(%)
増 減
金 額
伸び率(%)
高
1,903,477
100.0
1,924,497
100.0
21,020
1.1
価
1,150,855
60.5
1,155,896
60.1
5,041
0.4
益
752,622
39.5
768,601
39.9
15,979
2.1
販売費及び一般管理費
770,690
40.4
705,167
36.6
△ 65,523
△ 8.5
営 業 利 益 ( 損 失 )
△ 18,068
△ 0.9
63,434
3.3
81,502
-
受取利息及び配当金
3,129
0.2
3,048
0.2
△ 81
△ 2.6
支
息
6,979
0.4
7,377
0.4
398
5.7
用
10,019
0.6
932
0.1
△ 9,087
△ 90.7
税引前当期純利益(損失)
△ 31,937
△ 1.7
58,173
3.0
90,110
-
売
上
売
上
売
営
原
上
業
そ
総
外
払
の
利
損
利
他
費
益
等
8,223
0.4
20,838
1.1
12,615
153.4
持 分 法 投 資 損 益
39
0.0
31
0.0
△ 8
△ 20.5
当 期 純 利 益 ( 損 失 )
△ 40,121
△ 2.1
37,366
1.9
77,487
-
非 支 配 持 分 帰 属 損 益
4,439
0.2
4,899
0.2
460
10.4
当社株主に帰属する
当 期 純 利 益 ( 損 失 )
△ 44,560
△ 2.3
32,467
1.7
77,027
-
法
人
税
<ご参考>為替レート(期中平均レート)
前連結会計年度
\79.08
US$ 1=
\109.05
EURO 1=
当連結会計年度
\83.06
\107.08
15
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
■連結包括利益計算書
【当第4四半期間】(平成25年1月1日~平成25年3月31日)
前第4四半期連結会計期間
自 平成24年1月1日
科 目
至 平成24年3月31日
金 額
四
半
期
純
利
益
9,694
(単位:百万円)
当第4四半期連結会計期間
自 平成25年1月1日
至 平成25年3月31日
金 額
16,555
増 減
金 額
6,861
その他の包括利益(△損失)
- 税 効 果 調 整 後
未実現有価証券評価損益
2,473
5,482
3,009
年 金 債 務 調 整 勘 定
未 実 現 デ リ バ テ ィ ブ
評
価
損
益
換
算
修
正
額
△ 18,574
4,154
22,728
366
540
174
31,122
27,342
△ 3,780
そ の 他 の 包 括 利 益 計
15,387
37,518
22,131
四
半
期
包
括
利
益
25,081
54,073
28,992
非
四
支
半
配
期
持
包
分
括
帰
利
属
益
1,019
1,694
675
当 社 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 包 括 利 益
24,062
52,379
28,317
<ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート)
前第4四半期連結会計期間
US$ 1=
\79.32
EURO 1=
\104.04
当第4四半期連結会計期間
\92.28
\121.81
【通 期】(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
前連結会計年度
自 平成23年4月1日
科 目
至 平成24年3月31日
金 額
当 期 純 利 益 ( △ 損 失 )
△ 40,121
当連結会計年度
自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日
金 額
37,366
(単位:百万円)
増 減
金 額
77,487
その他の包括利益(△損失)
- 税 効 果 調 整 後
未実現有価証券評価損益
1,208
5,033
3,825
年 金 債 務 調 整 勘 定
未 実 現 デ リ バ テ ィ ブ
評
価
損
益
換
算
修
正
額
△ 20,163
3,407
23,570
83
423
340
△ 15,066
49,370
64,436
その他の包括利益(△損失)計
△ 33,938
58,233
92,171
当 期 包 括 利 益 ( △ 損 失 )
△ 74,059
95,599
169,658
属
益
4,228
5,045
817
当 社 株 主 に 帰 属 す る
当 期 包 括 利 益 ( △ 損 失 )
△ 78,287
90,554
168,841
非
当
支 配 持 分 帰
期
包
括
利
<ご参考>為替レート(期中平均レート)
前連結会計年度
US$ 1=
\79.08
EURO 1=
\109.05
当連結会計年度
\83.06
\107.08
16
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
(3)連結分野別売上高表
① 製品別売上高
【当第4四半期間】(平成25年1月1日~平成25年3月31日)
前第4四半期連結会計期間
自 平成24年1月1日
区 分
至 平成24年3月31日
金 額
構成比(%)
オフィスイメージング
351,556
(単位:百万円)
当第4四半期連結会計期間
自 平成25年1月1日
至 平成25年3月31日
金 額
構成比(%)
69.4
377,855
増 減
金 額
伸び率(%)
70.3
26,299
7.5
プロダクションプリンティング
37,922
7.5
42,266
7.9
4,344
11.5
ネットワークシステムソリューション
55,906
11.0
58,029
10.8
2,123
3.8
445,384
87.9
478,150
89.0
32,766
7.4
野
23,149
4.6
22,893
4.3
△ 256
△ 1.1
野
38,077
7.5
36,355
6.7
△ 1,722
△ 4.5
計
506,610
100.0
537,398
100.0
30,788
6.1
画像&ソリューション分野
産
そ
業
の
分
他
分
合
<ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート)
前第4四半期連結会計期間
US$ 1=
\79.32
EURO 1=
\104.04
【通
当第4四半期連結会計期間
\92.28
\121.81
期】(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
前連結会計年度
自 平成23年4月1日
区 分
至 平成24年3月31日
金 額
構成比(%)
オフィスイメージング
1,323,263
69.5
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日
金 額
構成比(%)
1,329,608
増 減
金 額
伸び率(%)
69.1
6,345
0.5
プロダクションプリンティング
148,564
7.8
147,040
7.6
△ 1,524
△ 1.0
ネットワークシステムソリューション
199,273
10.5
208,743
10.8
9,470
4.8
1,671,100
87.8
1,685,391
87.5
14,291
0.9
野
98,052
5.2
93,094
4.8
△ 4,958
△ 5.1
野
134,325
7.0
146,012
7.7
11,687
8.7
計
1,903,477
100.0
1,924,497
100.0
21,020
1.1
画像&ソリューション分野
産
そ
合
業
の
分
他
分
<ご参考>為替レート(期中平均レート)
前連結会計年度
US$ 1=
\79.08
EURO 1=
\109.05
当連結会計年度
\83.06
\107.08
(注) 各区分には以下の製品が含まれております。
オフィスイメージング ・・・・・・・・・・ MFP(マルチファンクションプリンター)・複写機・プリンター・印刷機・FAX・スキャナ等機器及び関連消耗品・
サービス・サポート・ソフトウェア等
プロダクションプリンティング ・・・・ カットシートPP(プロダクションプリンター)・連帳PP等機器及び関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウェア等
ネットワークシステムソリューション ・・・・・ パソコン・サーバー・ネットワーク関連機器・関連サービス・サポート・ソフトウェア等
産業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット等
その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・ デジタルカメラ等
(注) 平成24年度第1四半期より、分野別売上の集計方法を変更しております。
画像&ソリューション分野を、従来の画像ソリューションとネットワークシステムソリューションの2区分から、オフィスイメージング、プロダクションプリンティン
グ、ネットワークシステムソリューションの3区分に変更いたしました。また、一部の製品をその他分野からネットワークシステムソリューション、産
業分野へ変更いたしました。
なお、前年同期の売上も組み替えて表示しております。
17
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
② 国内・海外別売上高
【当第4四半期間】(平成25年1月1日~平成25年3月31日)
前第4四半期連結会計期間
自 平成24年1月1日
至 平成24年3月31日
区 分
金 額
構成比(%)
国
(単位:百万円)
当第4四半期連結会計期間
自 平成25年1月1日
至 平成25年3月31日
金 額
構成比(%)
増 減
金 額
伸び率(%)
内
241,317
47.6
229,495
42.7
△ 11,822
△ 4.9
州
121,572
24.0
142,778
26.6
21,206
17.4
欧州・中東・アフリカ
110,013
21.7
127,400
23.7
17,387
15.8
米
他
33,708
6.7
37,725
7.0
4,017
11.9
海
そ
の
外
265,293
52.4
307,903
57.3
42,610
16.1
合
計
506,610
100.0
537,398
100.0
30,788
6.1
<ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート)
前第4四半期連結会計期間
US$ 1=
\79.32
EURO 1=
\104.04
【通
期】(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
前連結会計年度
自 平成23年4月1日
至 平成24年3月31日
区 分
金 額
構成比(%)
国
当第4四半期連結会計期間
\92.28
\121.81
(単位:百万円)
当連結会計年度
自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日
金 額
構成比(%)
増 減
金 額
伸び率(%)
内
886,425
46.6
870,397
45.2
△ 16,028
△ 1.8
州
468,728
24.6
496,605
25.8
27,877
5.9
欧州・中東・アフリカ
421,373
22.1
421,740
21.9
367
0.1
そ
他
126,951
6.7
135,755
7.1
8,804
6.9
海
外
1,017,052
53.4
1,054,100
54.8
37,048
3.6
合
計
1,903,477
100.0
1,924,497
100.0
21,020
1.1
米
の
<ご参考>為替レート(期中平均レート)
前連結会計年度
US$ 1=
\79.08
EURO 1=
\109.05
当連結会計年度
\83.06
\107.08
(注)平成24年度第1四半期より、地域別売上の集計方法を変更しております。
従来その他地域に含めていた中東・アフリカを、当期より欧州に含め欧州・中東・アフリカといたしました。
なお、前年同期の売上も組み替えて表示しております。
18
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
(4)連結資本勘定計算書
【前期】(平成23年4月1日~平成24年3月31日)
資本金
期首残高
135,364
資本
剰余金
186,083
(単位:百万円)
利益
剰余金
その他の
包括利益
(損失)
累計額
自己株式
811,082 △ 170,448 △ 36,838
株主資本
非支配持分
純資産合計
925,243
52,887
978,130
△ 44,560
4,439
△ 40,121
包括利益(損失)
当期純利益
△ 44,560
未実現有価証券評価益
年金債務調整勘定
1,215
1,215
△ 7
1,208
△ 20,085
△ 20,085
△ 78
△ 20,163
未実現デリバティブ評価損益
換算修正累計額
15
15
68
83
△ 14,872
△ 14,872
△ 194
△ 15,066
△ 78,287
4,228
△ 74,059
包括利益(損失)合計
自己株式変動-純額
△ 279
自己株式処分差損
当社株主への配当金
△ 279
△ 279
△ 31
△ 31
△ 31
△ 23,942
△ 23,942
非支配株主への配当金
完全子会社化による増減
期末残高
135,364
186,083
742,549 △ 204,175 △ 37,117
822,704
【当期】(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
資本金
期首残高
△ 23,942
△ 603
135,364
資本
剰余金
186,083
△ 603
△ 198
△ 198
56,314
879,018
(単位:百万円)
利益
剰余金
その他の
包括利益
(損失)
累計額
自己株式
742,549 △ 204,175 △ 37,117
株主資本
非支配持分
純資産合計
822,704
56,314
879,018
包括利益
32,467
4,899
37,366
未実現有価証券評価損益
32,467
4,984
4,984
49
5,033
年金債務調整勘定
3,312
3,312
95
3,407
292
292
131
423
49,499
49,499
△ 129
49,370
90,554
5,045
95,599
当期純利益
未実現デリバティブ評価損
換算修正累計額
包括利益合計
自己株式変動-純額
△ 29
自己株式処分差損
当社株主への配当金
△ 29
△ 7
△ 7
△ 7
△ 15,226
△ 15,226
△ 15,226
非支配株主への配当金
期末残高
135,364
186,083
△ 29
759,783 △ 146,088 △ 37,146
19
897,996
△ 697
△ 697
60,662
958,658
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
(5)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
当連結会計年度
前連結会計年度
項 目
自 平成23年4月1日
至 平成24年3月31日
自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日
Ⅰ.営業活動によるキャッシュ・フロー
当期純利益(損失)
△
40,121
37,366
営業活動による純増額への調整
有形固定資産減価償却費及び無形固定資産償却費
91,137
85,905
受取配当金控除後の持分法による投資損益
△
39
△
31
繰延税金
△
24,086
△
241
長期性資産の減損
投資有価証券評価損
のれんの減損
退職・年金費用(支払額控除後)
10,070
1,379
5,012
302
27,491
-
△
5,386
△
5,973
△
20,393
△
16,292
資産及び負債の増減
売上債権の増加
たな卸資産の減少(△増加)
△
17,126
14,010
リース債権の減少(△増加)
△
25,667
4,725
支払手形及び買掛金の増加(△減少)
△
5,096
未払法人税等及び未払費用等の減少
△
5,623
その他
営業活動による純増額
781
△
2,616
21,033
5,211
11,206
124,526
1,532
1,712
Ⅱ.投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の売却
有形固定資産の購入
△
73,271
△
86,569
無形固定資産の購入
△
14,504
△
12,226
有価証券の取得
△
93
△
93
定期預金の純増
△
385
△
374
事業の買収(取得時の現金及び現金同等物受入額控除後)
△
14,816
△
2,774
その他
△
10,974
△
6,351
投資活動による純減額
△ 112,443
有価証券の売却
68
208
△ 106,467
Ⅲ.財務活動によるキャッシュ・フロー
満期日が3ヶ月以内の借入金の増減(純額)
68,948
満期日が3ヶ月超の借入債務による調達
△
59,046
148,403
182,361
△
82,533
△ 191,677
-
20,000
社債の償還
△
22,444
-
支払配当金
△
23,942
△
自己株式取得
△
23
△
39
その他
△
586
△
694
87,823
△
64,321
△
39,159
満期日が3ヶ月超の借入債務の返済
社債発行による調達
財務活動による純増減額
Ⅳ.換算レートの変動に伴う影響額
△
2,597
Ⅴ.現金及び現金同等物の純減額
△
16,011
15,226
7,103
Ⅵ.現金及び現金同等物の期首残高
172,221
156,210
Ⅶ.現金及び現金同等物の期末残高
156,210
117,051
20
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
(6)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(7)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
① 連結の範囲および持分法の適用の異動の状況
連結子会社
(新規) 8社
(除外) 10社
持分法適用会社
(新規) 1社
(除外) 1社
② 主要な連結会計方針の要約
a. 連結基準
当連結財務諸表には、当社および子会社が含まれております。20%から50%を保有する関連会社に対する投資勘定に
ついては持分法を適用しております。連結会社間の債権・債務および連結会社間の取引は、連結上消去しております。
b. 有価証券
有価証券の会計処理は、FASB Accounting Standards Codification TM 320「負債及び持分証券への投資」
に準拠しております。当社および連結子会社の保有する有価証券は、主に売却可能有価証券に分類されます。
売却可能有価証券は、未実現損益を反映した公正価額で評価し、税効果考慮後の未実現利益および未実現損失の金額
を未実現有価証券評価損益として、純資産の部のその他の包括損失累計額に含めて表示しております。
有価証券の売却時の原価は、移動平均法による原価法により算出しております。
c. たな卸資産
たな卸資産は、主として総平均法に基づく低価法により評価しており、その原価には原材料費、労務費および製造間
接費が含まれております。
d. 有形固定資産
有形固定資産の減価償却方法は、主として定額法を採用しております。
ASC第840号「リース会計」に基づき、キャピタルリースに分類されるリース資産の取得は有形固定資産の取得として
処理しております。
e. のれんおよびその他の無形固定資産
ASC第350号「無形固定資産-のれん及びその他」に基づき、のれんおよび耐用年数の確定できない無形固定資産
については償却を行っておりません。
同基準書はこれらの資産を最低年1回の減損テストにより評価することを求めております。
f. 年金および退職給付債務
年金および退職一時金の費用および負債の測定は、ASC第715号「退職給付」に準拠しております。
g. 見積りの使用
当社グループは連結財務諸表を作成するにあたり、必要な仮定と見積りを行っており、それらは資産・負債・
収益・費用の計上金額、長期性資産の減損の認識、金融商品の時価ならびに偶発資産および偶発債務の開示情報に影
響を与えております。実際の結果とそれらの見積りは相違することが有り得ます。
21
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
(8)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更
会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
当社は、平成24年4月1日よりAccounting Standards Update(ASU) 2011-05及びASU 2011-12により更新され
たAccounting Standards Codification TM 220を適用しております。ASU 2011-05では包括利益を当期純利益と合
わせて単一の計算書により表示する方式(1計算書方式)または、包括利益を当期純利益と分離された2つの連続
する計算書により表示する方式(2計算書方式)のいずれかにより包括利益を報告すること等を規定しておりま
す。また、ASU 2011-12はASU 2011-05における規定のうち、その他包括利益累計額から振り替えた項目の表示に
関する規定の適用を延期しております。
当社は2計算書方式により包括利益を表示しております。なお、これらのASUの適用による当社の経営成績お
よび財政状態への影響はありません。
当社及び国内連結子会社の大部分は、平成24年4月1日より有形固定資産の減価償却方法を主として定率法か
ら定額法に変更いたしました。定額法は、有形固定資産の今後の使用形態をより適切に反映する望ましい方法で
あると考えております。この減価償却方法の変更は会計上の見積りの変更となるため、変更による影響は将来に
わたって計上しております。当該変更による平成24年度の連結財務諸表への影響は重要ではありません。
22
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
(9)連結財務諸表に関する注記事項
① セグメント情報
a. 事業の種類別セグメント情報
【当第4四半期間】(平成25年1月1日~平成25年3月31日)
損益情報:
(単位:百万円)
前第4四半期連結会計期間
自 平成24年1月1日
至 平成24年3月31日
金 額
(%)
売上高
外部顧客向け
画像&
セグメント間
ソリューション
計
当第4四半期連結会計期間
自 平成25年1月1日
至 平成25年3月31日
金 額
(%)
445,384
-
478,150
-
増
金
額
減
(%)
32,766
-
7.4
445,384
100.0
478,150
100.0
32,766
7.4
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
410,047
35,337
92.1
7.9
432,073
46,077
90.4
9.6
22,026
10,740
5.4
30.4
△ 256
71
△ 1.1
6.8
24,192
100.0
24,007
100.0
△ 185
△ 0.8
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
その他
計
分野
23,306
886
96.3
3.7
24,416
△ 409
101.7
△ 1.7
1,110
△ 1,295
4.8
-
△ 1,722
-
△ 4.5
分野
産業
分野
営業費用
営業損益
23,149
1,043
22,893
1,114
38,077
-
36,355
-
38,077
39,786
△ 1,709
100.0
104.5
△ 4.5
36,355
39,257
△ 2,902
100.0
108.0
△ 8.0
△ 1,722
△ 529
△ 1,193
△ 4.5
△ 1.3
-
△ 1,043
△ 1,043
-
△ 1,114
△ 1,114
-
△ 71
△ 71
-
売上高
セグメント間
計
消去又は 営業費用
セグメント間
全社
配賦不能費用
計
営業損益
連結
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
△ 1,043
15,574
14,531
△ 15,574
506,610
506,610
487,670
18,940
△ 1,114
19,815
-
18,701
△ 19,815
100.0
96.3
3.7
537,398
537,398
514,447
22,951
△ 71
4,241
-
4,170
△ 4,241
6.1
100.0
95.7
4.3
30,788
30,788
26,777
4,011
(注) 平成24年度第1四半期より、事業の種類別セグメントの集計方法を変更しております。
従来その他分野に含まれていた一部の製品を、画像&ソリューション分野、産業分野へ変更いたしました。
なお、前年同期の実績も組み替えて表示しております。
23
6.1
5.5
21.2
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
【通
期】(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
損益情報:
(単位:百万円)
前連結会計年度
自 平成23年4月1日
至 平成24年3月31日
金 額
(%)
売上高
外部顧客向け
画像&
セグメント間
ソリューション
計
分野
営業費用
営業損益
当連結会計年度
自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日
金 額
(%)
1,671,100
-
増
金
1,685,391
-
減
額
14,291
-
(%)
0.9
1,671,100
100.0
1,685,391
100.0
14,291
0.9
1,616,132
54,968
96.7
3.3
1,547,435
137,956
91.8
8.2
△ 68,697
82,988
△ 4.3
151.0
△ 4,958
△ 5.1
売上高
外部顧客向け
98,052
セグメント間
計
△ 417
△ 8.8
102,783
100.0
97,408
100.0
△ 5,375
△ 5.2
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
その他
計
分野
104,448
△ 1,665
101.6
△ 1.6
98,262
△ 854
100.9
△ 0.9
△ 6,186
811
△ 5.9
-
11,687
-
8.7
134,325
100.0
146,012
100.0
11,687
8.7
営業費用
営業損益
売上高
セグメント間
計
139,083
△ 4,758
103.5
△ 3.5
151,282
△ 5,270
103.6
△ 3.6
12,199
△ 512
8.8
-
産業
分野
消去又は 営業費用
セグメント間
全社
配賦不能費用
計
連結
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
営業費用
営業損益
93,094
4,731
4,314
134,325
-
146,012
-
△ 4,731
△ 4,731
△ 4,314
-
△ 4,314
△ 4,731
66,613
61,882
△ 66,613
417
-
△ 4,314
68,398
-
64,084
△ 68,398
1,903,477
-
417
-
417
1,785
-
1,924,497
-
2,202
△ 1,785
-
21,020
-
1.1
1,903,477
100.0
1,924,497
100.0
21,020
1.1
1,921,545
△ 18,068
100.9
△ 0.9
1,861,063
63,434
96.7
3.3
△ 60,482
81,502
△ 3.1
-
(注) 平成24年度第1四半期より、事業の種類別セグメントの集計方法を変更しております。
従来その他分野に含まれていた一部の製品を、画像&ソリューション分野、産業分野へ変更いたしました。
なお、前年同期の実績も組み替えて表示しております。
24
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
b. 所在地別セグメント情報
【当第4四半期間】(平成25年1月1日~平成25年3月31日)
損益情報:
(単位:百万円)
前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間
自 平成24年1月1日
自 平成25年1月1日
至 平成24年3月31日
至 平成25年3月31日
金 額
(%)
金 額
(%)
日本
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
米州
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
欧州・
中東・
アフリカ
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
248,599
86,074
240,071
91,378
増
金
減
額
(%)
△ 8,528
5,304
△ 3.4
6.2
334,673
100.0
331,449
100.0
△ 3,224
△ 1.0
323,660
11,013
96.7
3.3
322,458
8,991
97.3
2.7
△ 1,202
△ 2,022
△ 0.4
△ 18.4
17,910
1,104
14.7
114.3
122,028
966
139,938
2,070
122,994
100.0
142,008
100.0
19,014
15.5
122,783
211
99.8
0.2
139,099
2,909
98.0
2.0
16,316
2,698
13.3
-
16,521
56
15.5
38.6
106,410
145
122,931
201
106,555
100.0
123,132
100.0
16,577
15.6
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
101,723
4,832
95.5
4.5
114,082
9,050
92.7
7.3
12,359
4,218
12.1
87.3
4,885
3,116
16.5
6.8
75,538
100.0
83,539
100.0
8,001
10.6
営業費用
営業損益
売上高
セグメント間
消去又は
計
72,600
2,938
96.1
3.9
79,709
3,830
95.4
4.6
7,109
892
9.8
30.4
その他
地域
全社
連結
営業費用
営業損益
29,573
45,965
34,458
49,081
△ 133,150
△ 142,730
△ 9,580
△ 133,150
-
△ 142,730
-
△ 9,580
-
△ 133,096
△ 54
-
-
△ 140,901
△ 1,829
-
-
△ 7,805
△ 1,775
-
-
30,788
-
6.1
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
506,610
100.0
537,398
100.0
30,788
6.1
営業費用
営業損益
487,670
18,940
96.3
3.7
514,447
22,951
95.7
4.3
26,777
4,011
5.5
21.2
506,610
-
537,398
-
(注) 平成24年度第1四半期より、所在地別セグメントの集計方法を変更しております。
従来その他地域に含めていた中東・アフリカを、当期より欧州に含め欧州・中東・アフリカといたしました。
なお、前年同期の実績も組み替えて表示しております。
25
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
【通
期】(平成24年4月1日~平成25年3月31日)
損益情報:
(単位:百万円)
前連結会計年度
自 平成23年4月1日
至 平成24年3月31日
金
額
当連結会計年度
自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日
(%)
金
額
(%)
増
金
減
額
(%)
日本
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
1,274,596
100.0
1,262,302
100.0
△ 12,294
△ 1.0
1,293,454
△ 18,858
101.5
△ 1.5
1,235,391
26,911
97.9
2.1
△ 58,063
45,769
△ 4.5
-
21,928
3,634
4.6
101.3
米州
営業費用
営業損益
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
475,393
100.0
500,955
100.0
25,562
5.4
営業費用
営業損益
501,785
△ 26,392
105.6
△ 5.6
494,295
6,660
98.7
1.3
△ 7,490
33,052
△ 1.5
-
△ 35
△ 750
△ 0.0
△ 51.1
欧州・
中東・
アフリカ
その他
地域
連結
892,721
369,581
471,805
3,588
△ 9,021
△ 3,273
493,733
7,222
△ 1.0
△ 0.9
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
414,742
1,468
416,210
100.0
415,425
100.0
△ 785
△ 0.2
営業費用
営業損益
398,537
17,673
95.8
4.2
389,244
26,181
93.7
6.3
△ 9,293
8,508
△ 2.3
48.1
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
115,188
162,971
8,148
24,948
7.1
15.3
278,159
100.0
311,255
100.0
33,096
11.9
営業費用
営業損益
270,479
7,680
97.2
2.8
298,502
12,753
95.9
4.1
28,023
5,073
10.4
66.1
売上高
セグメント間
消去又は
計
全社
901,742
372,854
414,707
718
123,336
187,919
△ 540,881
△ 565,440
△ 24,559
△ 540,881
-
△ 565,440
-
△ 24,559
-
営業費用
営業損益
△ 542,710
1,829
-
-
△ 556,369
△ 9,071
-
-
△ 13,659
△ 10,900
-
-
売上高
外部顧客向け
セグメント間
計
1,903,477
-
21,020
-
1.1
1,903,477
100.0
1,924,497
100.0
21,020
1.1
営業費用
営業損益
1,921,545
△ 18,068
100.9
△ 0.9
1,861,063
63,434
96.7
3.3
△ 60,482
81,502
△ 3.1
-
1,924,497
-
(注) 平成24年度第1四半期より、所在地別セグメントの集計方法を変更しております。
従来その他地域に含めていた中東・アフリカを、当期より欧州に含め欧州・中東・アフリカといたしました。
なお、前年同期の実績も組み替えて表示しております。
26
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
②1株当たり情報
1株当たりの情報は以下のとおりであります。
平成23年度
平成24年度
1株当たり株主資本
1,134.64
円
1,238.55
1株当たり当社株主に帰属する当期純利益(損失)
△ 61.42
44.78
潜在株式調整後1株当たり
当社株主に帰属する当期純利益(損失)
△ 61.42
-
円
1株当たり当社株主に帰属する当期純利益(損失)金額および潜在株式調整後1株当たり当社株主に帰属する当期純利
益(損失)金額の算定の基礎は、以下のとおりであります。
平成23年度
当社株主に帰属する当期純利益(損失)
△ 44,560 百万円
希薄化効果のある証券の影響
希薄化後当社株主に帰属する当期純利益(損失)
平均発行済普通株式数
-
725,483,319
725,483,319
32,467 百万円
-
△ 44,560
希薄化効果のある証券の影響
希薄化後発行済普通株式数
平成24年度
32,467
株
725,062,802
株
725,062,802
③重要な後発事象
該当事項はありません。
(開示の省略)
リース取引、税効果会計、有価証券、退職給付に関する注記事項については、決算短信における開示の必要性が
大きくないと考えられるため開示を省略します。
27
5.個別財務諸表
(1)貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度
(平成24年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形
売掛金
有価証券
商品及び製品
原材料
仕掛品
貯蔵品
前払費用
繰延税金資産
その他の未収入金
短期貸付金
その他
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物
構築物
機械及び装置
車両運搬具
工具、器具及び備品
土地
リース資産
建設仮勘定
有形固定資産合計
無形固定資産
のれん
特許権
借地権
商標権
ソフトウエア
リース資産
その他
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
28
当事業年度
(平成25年3月31日)
9,436
1,795
165,852
64,387
25,890
5,724
8,671
9,612
7,868
18,050
22,196
124,595
2,221
△31
8,306
1,477
163,355
22,892
24,367
4,235
9,628
10,414
7,722
17,420
18,140
103,557
2,360
△23
466,274
393,858
61,478
3,289
21,066
7
9,446
28,339
71
7,020
57,265
3,017
22,276
4
17,288
27,588
96
9,357
130,720
136,894
7,762
1,460
7,278
1,722
23,343
36
2,613
7,130
1,093
7,226
1,399
19,958
7
3,834
44,217
40,650
16,415
319,792
20,991
370,859
(単位:百万円)
前事業年度
(平成24年3月31日)
関係会社出資金
長期貸付金
破産更生債権等
敷金及び保証金
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
当事業年度
(平成25年3月31日)
19,252
182,591
223
6,328
2,265
4,253
△57,151
19,252
174,799
125
6,165
1,217
3,766
△58,555
493,971
538,621
668,908
716,167
1,135,182
1,110,025
1,885
-
875
3,317
1,023
364
6,665
96,403
50,000
29,000
91
30,458
31,356
609
6,313
2,144
9,110
98
724
9,065
1,262
流動負債合計
263,755
273,669
固定負債
社債
長期借入金
リース債務
長期未払金
退職給付引当金
資産除去債務
その他
125,000
136,800
81
262
4,289
2,092
3,631
75,000
137,800
90
77
7,378
2,116
10,800
固定負債合計
272,157
233,263
535,912
506,933
資産合計
負債の部
流動負債
支払手形
電子記録債務
買掛金
1年内償還予定の社債
短期借入金
リース債務
未払金
未払費用
未払法人税等
前受金
預り金
賞与引当金
役員賞与引当金
製品保証引当金
デリバティブ債務
その他
116,550
-
74,000
217
21,635
29,465
303
4,895
2,138
7,447
-
負債合計
29
(単位:百万円)
前事業年度
(平成24年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
資本剰余金合計
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
固定資産圧縮積立金
特別償却準備金
社会貢献積立金
別途積立金
繰越利益剰余金
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産合計
負債純資産合計
30
当事業年度
(平成25年3月31日)
135,364
135,364
180,804
180,804
180,804
180,804
14,955
14,955
3,453
351
3
415,350
△118,651
3,341
230
2
265,350
32,195
315,461
316,074
△36,953
△36,982
594,677
595,261
4,592
7,831
4,592
7,831
599,269
603,092
1,135,182
1,110,025
(2)損益計算書
(単位:百万円)
前事業年度
(自 平成23年4月1日
至 平成24年3月31日)
当事業年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
売上高
売上原価
795,471
620,179
803,861
607,473
売上総利益
175,292
196,387
27,058
180,161
25,193
172,714
販売費
一般管理費
販売費及び一般管理費合計
営業利益又は営業損失(△)
営業外収益
受取利息
有価証券利息
受取配当金
雑収入
207,219
197,907
△31,927
△1,520
4,002
113
23,693
6,831
2,904
70
22,858
2,066
営業外収益合計
34,640
27,899
営業外費用
支払利息
社債利息
為替差損
固定資産除却損
雑損失
3,330
1,617
4,312
505
350
3,665
1,405
755
865
1,037
営業外費用合計
10,116
7,727
△7,402
18,650
16,740
8,469
56,723
51,113
2,771
1,899
1,403
-
経常利益又は経常損失(△)
特別損失
固定資産減損損失
退職特別加算金
その他
関係会社株式評価損
特別損失合計
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
法人税等還付税額
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益又は当期純損失(△)
31
133,046
6,074
△140,449
12,576
△3,635
△321
△7,813
△2,592
△583
△95
△11,769
△3,270
△128,678
15,846
(3)株主資本等変動計算書
(単位:百万円)
前事業年度
(自 平成23年4月1日
至 平成24年3月31日)
株主資本
資本金
当期首残高
当期変動額
当期変動額合計
当事業年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
135,364
当期末残高
資本剰余金
資本準備金
当期首残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
利益剰余金
利益準備金
当期首残高
当期変動額
当期変動額合計
当期末残高
その他利益剰余金
固定資産圧縮積立金
当期首残高
当期変動額
固定資産圧縮積立金の積立
固定資産圧縮積立金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
135,364
-
-
135,364
135,364
180,804
180,804
-
-
180,804
180,804
14,955
14,955
-
-
14,955
14,955
450
3,453
3,164
△161
-
△112
3,003
△112
3,453
3,341
特別償却準備金
当期首残高
当期変動額
特別償却準備金の積立
特別償却準備金の取崩
411
351
25
△84
-
△121
当期変動額合計
△59
△121
351
230
0
3
94
△91
90
△90
3
△0
3
2
当期末残高
社会貢献積立金
前期末残高
当期変動額
社会貢献積立金の積立
社会貢献積立金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
32
(単位:百万円)
前事業年度
(自 平成23年4月1日
至 平成24年3月31日)
別途積立金
当期首残高
当期変動額
別途積立金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
繰越利益剰余金
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
固定資産圧縮積立金の積立
固定資産圧縮積立金の取崩
特別償却準備金の積立
特別償却準備金の取崩
社会貢献積立金の積立
社会貢献積立金の取崩
別途積立金の取崩
当期純利益又は当期純損失(△)
自己株式の処分
当期変動額合計
当期末残高
利益剰余金合計
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
固定資産圧縮積立金の積立
固定資産圧縮積立金の取崩
特別償却準備金の積立
特別償却準備金の取崩
社会貢献積立金の積立
社会貢献積立金の取崩
別途積立金の取崩
当期純利益又は当期純損失(△)
自己株式の処分
当期変動額合計
当期末残高
自己株式
当期首残高
当期変動額
自己株式の取得
33
当事業年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
430,350
415,350
△15,000
△150,000
△15,000
△150,000
415,350
265,350
21,946
△118,651
△23,942
△3,164
△15,226
-
161
△25
112
-
84
△94
121
△90
91
15,000
△128,678
△31
90
150,000
15,846
△6
△140,597
150,847
△118,651
32,195
468,112
315,461
△23,942
-
-
-
-
-
-
-
△128,678
△31
△15,226
-
-
-
-
-
-
-
△152,650
613
315,461
316,074
△36,674
△36,953
△327
△39
15,846
△6
(単位:百万円)
前事業年度
(自 平成23年4月1日
至 平成24年3月31日)
当事業年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
自己株式の処分
48
10
当期変動額合計
△279
△29
△36,953
△36,982
747,607
594,677
△23,942
△128,678
△327
17
△15,226
△152,930
583
594,677
595,261
4,530
4,592
62
3,238
62
3,238
4,592
7,831
4,530
4,592
62
3,238
62
3,238
4,592
7,831
752,137
599,269
△23,942
△128,678
△327
△15,226
17
62
3
3,238
△152,868
3,822
599,269
603,092
当期末残高
株主資本合計
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益又は当期純損失(△)
自己株式の取得
自己株式の処分
当期変動額合計
当期末残高
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
評価・換算差額等合計
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
純資産合計
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益又は当期純損失(△)
自己株式の取得
自己株式の処分
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
34
15,846
△39
3
15,846
△39
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
(4)重要な会計方針
①資産の評価基準および評価方法
a. たな卸資産…原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)により評価しております。
b. 有価証券
a)子会社および関連会社株式…移動平均法による原価法により評価しております。
b)その他有価証券
時価のあるもの… 期末の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は
移動平均法により算定)により評価しております。
時価のないもの… 移動平均法による原価法により評価しております。
c. デリバティブ…時価法により評価しております。
②固定資産の減価償却方法
a. 有形固定資産(リース資産を除く)
有形固定資産は定額法で行っております。なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 … 5~50年
機械及び装置 … 4~12年
(会計方針の変更)
当社は、有形固定資産の減価償却方法について、従来、主に定率法を採用しておりましたが、当事業年度から、将来にわた
り定額法に変更しております。この変更は、新しい生産技術に対する近年の設備投資の増加等により資産構成が変化し、将来
の経済的便益の予測消費パタ-ンがより平準化されると予測されることから、定額法が消費パターンをより適切に反映した方
法であると判断したものであります。当該変更による平成24年度の個別財務諸表への影響は重要ではありません。
b. 無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産は定額法で行っております。
ただし、市場販売目的のソフトウェアについては、見込販売収益に基づく償却額と、残存見込販売有効期間に基づく均等償
却額との、いずれか大きい金額を計上しております。なお、当初における見込販売有効期間は3年としております。また、
自社利用ソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5~10年)に基づく定額法によっております。
c. リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年3月31日以前のリース取引について
は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
③重要な引当金の計上基準
a. 貸倒引当金
一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額
を計上しております。
b. 賞与引当金
従業員賞与の当期負担分について、当社賞与計算規定に基づく支給見込額を計上しております。
c. 役員賞与引当金
役員賞与の支出に備えて、当事業年度における支給見込額を計上しております。
d. 製品保証引当金
製品のアフターサービスに対する費用支出に備えるため、保証期間内のサービス費用見積額に基づき計上しております。
e. 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき、期末において発生して
いると認められる額を計上しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(15年)による定額法によ
り按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしております。
過去勤務債務は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(15年)による定額法により按
分した額を費用処理することとしております。
④ヘッジ会計の方法
a. ヘッジ会計の方法
金利スワップについては特例処理の要件を満たしている場合には特例処理を採用しております。
35
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
b. ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段:金利スワップ ヘッジ対象:借入金の利息
c. ヘッジ方針
当社の内部規定である「市場リスク管理規定」に基づき、資産・負債に係る相場変動リスクを回避する目的で、資産・負債
の範囲内でデリバティブ取引を行っております。
d. ヘッジの有効性
ヘッジ対象の相場変動の累計とヘッジ手段の相場変動の累計とを比率分析する方法により有効性の評価を行っております。
ただし、特例処理によっている金利スワップについては有効性評価を省略しております。
⑤消費税等の処理方法
消費税および地方消費税の会計処理方法は、税抜方式によっております。なお、貸借対照表上、期末の仮払消費税および
仮受消費税等を相殺し、消費税等未収還付税額を流動資産の「その他」に含めて計上しております。
⑥連結納税制度の適用
平成21年度より当社を連結親法人とする連結納税制度を適用しております。
(5)財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更
該当事項はありません。
(6)注記事項
(貸借対照表関係)
前事業年度
1.有形固定資産の減価償却累計額
2.保証債務
当事業年度
438,076 百万円
441,525 百万円
25,669 百万円
29,147 百万円
(有価証券関係)
子会社株式および関連会社株式で時価のあるもの
1.前期末(平成24年3月31日現在)
貸借対照表計上額
時 価
差 額
子会社株式
4,229 百万円
29,231 百万円
関連会社株式
4,927
24,366
25,001 百万円
19,439
9,156
53,597
44,440
時 価
差 額
2.当期末(平成25年3月31日現在)
貸借対照表計上額
子会社株式
4,229 百万円
39,526 百万円
関連会社株式
4,927
27,590
35,297 百万円
22,663
9,156
67,116
57,960
(株主資本等変動計算書関係)
自己株式の種類および株式数に関する事項
1.前期末(平成24年3月31日現在)
株式の種類
普通株式
前事業年度末
19,409,410
(単位:株)
増加
減少
447,350
当事業年度末
25,700
19,831,060
変動事由の概要
普通株式の自己株式の増加447,350株は、単元未満株式の買取、所在不明株主の株式の買取による取得であり、
減少25,700株は単元未満株式の買増請求による売却であります。
2.当期末(平成25年3月31日現在)
株式の種類
普通株式
前事業年度末
19,831,060
(単位:株)
増加
減少
50,005
変動事由の概要
普通株式の自己株式の増加50,005株は、単元未満株式の買取による取得であり、
減少5,403株は単元未満株式の買増請求による売却であります。
36
当事業年度末
5,403
19,875,662
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
(税効果関係)
前事業年度
当事業年度
10,463 百万円
11,601 百万円
1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
退職給付引当金
賞与引当金
2,818
3,485
繰越欠損金
15,973
9,009
関係会社株式評価損等
20,609
19,151
減価償却費
4,167
6,003
棚卸資産評価減
1,035
1,276
資産除去債務
貸倒引当金
その他
742
750
20,277
20,775
5,104
繰延税金資産
小計
評価性引当金
合計
81,188 百万円
△ 48,076
33,112
9,169
81,219 百万円
△ 48,445
32,774
繰延税金負債
退職給付信託設定
△ 5,907 百万円
△ 5,907 百万円
その他有価証券評価差額金
△ 2,525
△ 4,316
吸収分割により承継した無形固定資産(*)
△ 1,837
△ 1,580
資産除去債務に対応する除去費用
固定資産圧縮積立金
特別償却準備金
繰延税金負債
合計
繰延税金資産/負債の純額
△ 389
△ 349
△ 1,929
△ 1,851
△ 209
△ 12,796 百万円
20,316 百万円
うち「流動資産」計上額
△ 134
△ 14,137 百万円
18,637 百万円
18,050
17,420
うち「投資その他の資産」計上額
2,265
1,217
うち「固定負債」計上額
-
-
* リコープリンティングシステムズ株式会社からの吸収分割に伴い承継した無形固定資産に係る
税務上損金とならない金額に対する繰延税金負債の額
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率の差異の内訳
法定実効税率
37.8 %
(調整)
評価性引当金
2.9
交際費等永久に損金に算入されない項目
0.8
外国税額控除
△ 4.4
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△ 65.4
その他
2.3
税効果会計適用後の法人税等の負担率
△ 26.0 %
37
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
6.その他
役員の異動(平成25年6月21日付 予定)
取締役ならびに監査役の選任案について、本日の取締役会において決議いたしました。
今後必要な手続き(株主総会決議等)を経て、平成25年6月21日付にて実施する予定です。
つきましては下記の通りご案内申し上げます。
記
1.取締役選任案
(1)新任候補者
金丸 建一
取締役:指名報酬委員、CHO、CSR担当、環境推進担当
(2)退任予定者
小林 博 取締役:指名報酬委員、CHO、CSR担当、法務・知財担当
2.監査役選任案
(1)新任候補者
皆川 邦仁
監査役
矢吹 公敏
監査役(社外)
(2)再任候補者
堀江 清久
補欠監査役(社外)
(3)退任予定者
井上 雄二
柚木 司
常任監査役
監査役(社外)
3.新任取締役(候補者)の略歴
かねまる けんいち
金丸 建一 (昭和27年 11月19日生)
昭和48年 都城工業高等専門学校 電気科 卒業
株式会社リコー 入社
平成10年 同社 生産事業本部 生産統括センター 所長
平成11年 RICOH UK PRODUCTS LTD. 社長
平成16年 株式会社リコー グループ執行役員(4月)
同社 執行役員 MFP事業本部 副事業本部長、MFP事業本部 事業戦略センター 所長(10月)
平成17年 同社 画像生産事業本部 副事業本部長、画像生産事業本部 資材統括センター 所長
平成18年 同社 画像生産事業本部長
平成20年 同社 常務執行役員<現職> 生産事業本部長、生産事業本部 OM事業部長、
生産事業本部 資材統括センター 所長
平成22年 同社 グローバル購買統括準備室長
平成23年 同社 グローバル購買本部長<現職>
平成24年 同社 E-TF リーダー<現職>
38
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
4.新任監査役(候補者)の略歴
みなかわ くにひと
皆川 邦仁(昭和29年8月15日生)
昭和53年 慶応義塾大学 商学部 卒業
株式会社リコー 入社
平成20年 同社 海外事業本部 事業統括センター 所長
平成21年 同社 理事 経理本部長<現職>
平成22年 同社 執行役員
平成23年 同社 CRGP推進室長
平成24年 同社 常務執行役員<現職>
やぶき きみとし
矢吹 公敏(昭和31年8月22日生)
【資格:弁護士】
昭和57年
昭和62年
平成 3年
平成 8年
平成12年
平成20年
東京大学部 法学部 卒業
長島・大野法律事務所 入所
コロンビア大学ロースクール修了(LL.M.)、Covington & Burling法律事務所 入所
矢吹法律事務所 入所 <現職>
ユーピーエス・ヤマト株式会社(現ユーピーエス・ジャパン株式会社)監査役
エーザイ株式会社 社外取締役
39
以 上
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
平成24年度 決算補足資料
1.平成24年度 四半期決算概要(連結)
(1) 四半期連結業績
第1四半期
第2四半期
前年同期
比増減
実績
億円
売
億円
%
第4四半期
前年同期
比増減
実績
億円
実績
%
億円
前年同期
比増減
%
高
4,593
△ 1.7
4,580
△ 2.9
4,696
2.6
5,373
6.1
益
1,898
△ 3.9
1,845
△ 2.5
1,889
4.2
2,051
11.3
益
142
26.1
131
-
130
-
229
21.2
益
122
32.2
122
-
117
-
218
31.7
当 社 株 主 に 帰 属 す る
当
期
純
利
益
65
32.5
51
-
55
-
151
75.8
売
営
税
上
%
第3四半期
前年同期
比増減
実績
上
総
業
引
利
利
前
利
円
円
円
円
1株当たり当社株主に帰属す
る 当 期 純 利 益
9.02
-
7.13
-
7.71
-
20.92
-
潜 在 株 式 調 整 後
1株当たり当社株主に帰属す
る 当 期 純 利 益
9.02
-
-
-
-
-
-
-
億円
総
億円
億円
億円
産
22,431
-
22,185
-
23,430
-
23,606
-
本
7,924
-
8,013
-
8,456
-
8,979
-
1 株 当 た り 株 主 資 本
1,092.90
-
1,105.21
-
1,166.31
-
1,238.55
株
資
主
資
円
円
億円
円
億円
円
億円
-
億円
営業活動によ るキ ャッシュ・フロー
88
-
196
-
△ 1
-
961
-
投資活動によ るキ ャッシュ・フロー
△ 241
-
△ 284
-
△ 236
-
△ 301
-
財務活動によ るキ ャッシュ・フロー
124
-
△ 158
-
287
-
△ 897
-
現金及び現金同等物期末残高
1,485
-
1,229
-
1,344
-
1,170
-
(2) 設備投資・減価償却費
第1四半期
実績
第2四半期
実績
億円
設
備
投
資
第3四半期
実績
億円
第4四半期
実績
億円
億円
額
191
221
197
254
有形固定資 産減 価償 却費
147
159
139
159
第1四半期
実績
第2四半期
実績
第3四半期
実績
第4四半期
実績
(3) 研究開発費
億円
研
究
開
発
億円
億円
億円
費
270
277
274
298
売上高研究開発費率
5.9%
6.0%
5.8%
5.5%
第1四半期
実績
第2四半期
実績
第3四半期
実績
第4四半期
実績
(4) 金融収支
億円
金
融
収
支
億円
億円
億円
△ 6
△ 13
△ 11
△ 11
第1四半期
実績
第2四半期
実績
第3四半期
実績
第4四半期
実績
(5) 為替レート
円
円
円
円
US$ ( 期 中 平 均 レ ー ト )
80.23
78.64
81.27
92.28
EURO ( 期 中 平 均 レ ー ト )
103.06
98.29
105.43
121.81
補1
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
2.第4四半期分野別売上高(連結)
(単位:百万円)
区
前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間
自 平成24年1月1日
自 平成25年1月1日
至 平成24年3月31日
至 平成25年3月31日
構成比
構成比
金 額
金 額
(%)
(%)
351,556
69.4
377,855
70.3
分
増 減
為替影響除く増減
26,299
伸び率
(%)
7.5
△ 5,999
伸び率
(%)
△ 1.7
国 内
137,382
131,053
△ 6,329
△ 4.6
△ 6,329
△ 4.6
海 外
214,174
246,802
32,628
15.2
330
0.2
4,344
11.5
△ 79
△ 0.2
オフィスイメージング
プロダクションプリンティング
37,922
7.5
42,266
7.9
金 額
金 額
国 内
8,590
8,374
△ 216
△ 2.5
△ 216
△ 2.5
海 外
29,332
33,892
4,560
15.5
137
0.5
2,123
3.8
1,003
1.8
△ 3,884
△ 7.6
△ 3,884
△ 7.6
ネットワークシステムソリューション
55,906
国 内
11.0
58,029
51,281
海 外
47,397
4,625
画像&ソリューション分野
国 内
445,384
10.8
10,632
87.9
197,253
6,007
129.9
4,887
105.7
32,766
7.4
△ 5,075
△ 1.1
186,824
△ 10,429
△ 5.3
△ 10,429
△ 5.3
478,150
89.0
海 外
248,131
291,326
43,195
17.4
5,354
2.2
米 州
117,073
137,938
20,865
17.8
2,560
2.2
欧州・中東・アフリカ
104,804
122,171
17,367
16.6
1,791
1.7
その他
26,254
31,217
4,963
18.9
1,003
3.8
産
業
分
野
23,149
△ 256
△ 1.1
△ 1,756
△ 7.6
11,908
9,818
△ 2,090
△ 17.6
△ 2,090
△ 17.6
海 外
11,241
13,075
1,834
16.3
334
3.0
米 州
3,342
3,877
535
16.0
△ 9
△ 0.3
欧州・中東・アフリカ
3,304
3,680
376
11.4
△ 71
△ 2.1
その他
4,595
5,518
923
20.1
414
9.0
△ 1,722
△ 4.5
△ 2,302
△ 6.0
そ
の
他
分
野
国 内
38,077
4.6
22,893
国 内
7.5
4.3
36,355
6.7
32,156
32,853
697
2.2
697
2.2
海 外
5,921
3,502
△ 2,419
△ 40.9
△ 2,999
△ 50.7
米 州
1,157
963
△ 194
△ 16.8
△ 356
△ 30.8
欧州・中東・アフリカ
1,905
1,549
△ 356
△ 18.7
△ 681
△ 35.7
その他
2,859
990
△ 1,869
△ 65.4
△ 1,962
△ 68.6
合
計
506,610
100.0
537,398
100.0
30,788
6.1
△ 9,133
△ 1.8
国
内
241,317
47.6
229,495
42.7
△ 11,822
△ 4.9
△ 11,822
△ 4.9
海
外
265,293
52.4
307,903
57.3
42,610
16.1
2,689
1.0
米
州
121,572
24.0
142,778
26.6
21,206
17.4
2,195
1.8
110,013
21.7
127,400
23.7
17,387
15.8
1,039
0.9
33,708
6.7
37,725
7.0
4,017
11.9
△ 545
△ 1.6
欧州・中東・アフリカ
そ
の
他
<ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート)
前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間
US$ 1=
\79.32
\92.28
EURO 1=
\104.04
\121.81
差
\12.96
\17.77
(注)各区分には以下の製品が含まれております。
オフィスイメージング ・・・・・・・・・・ MFP(マルチファンクションプリンター)・複写機・プリンター・印刷機・FAX・スキャナ等機器及び関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウェア等
プロダクションプリンティング ・・・・ カットシートPP(プロダクションプリンター)・連帳PP等機器及び関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウェア等
ネットワークシステムソリューション ・・・・・ パソコン・サーバー・ネットワーク関連機器・関連サービス・サポート・ソフトウェア等
産業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット等
その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・ デジタルカメラ等
(注)平成24年度第1四半期より、分野別売上の集計方法を変更しております。
画像&ソリューション分野を、従来の画像ソリューションとネットワークシステムソリューションの2区分から、オフィスイメージング、プロダクションプリンティング、ネットワークシステムソリューションの
3区分に変更いたしました。また、一部の製品をその他分野からネットワークシステムソリューション、産業分野へ変更いたしました。
なお、前年同期の売上も組み替えて表示しております。
各区分に含まれる製品については、上記内訳をご参照ください。
(注)平成24年度第1四半期より、地域別売上の集計方法を変更しております。
従来その他地域に含めていた中東・アフリカを、当期より欧州に含め欧州・中東・アフリカといたしました。
なお、前年同期の売上も組み替えて表示しております。
補2
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
3.通期分野別売上高(連結)
(単位:百万円)
区
前連結会計年度
自 平成23年4月1日
至 平成24年3月31日
構成比
金 額
(%)
1,323,263
69.5
分
当連結会計年度
自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日
構成比
金 額
(%)
1,329,608
69.1
増 減
為替影響除く増減
6,345
伸び率
(%)
0.5
△ 9,884
伸び率
(%)
△ 0.7
国 内
496,571
485,495
△ 11,076
△ 2.2
△ 11,076
△ 2.2
海 外
826,692
844,113
17,421
2.1
1,192
0.1
△ 1,524
△ 1.0
△ 4,609
△ 3.1
オフィスイメージング
プロダクションプリンティング
148,564
7.8
147,040
7.6
金 額
金 額
国 内
32,514
32,874
360
1.1
360
1.1
海 外
116,050
114,166
△ 1,884
△ 1.6
△ 4,969
△ 4.3
ネットワークシステムソリューション
199,273
国 内
10.5
182,160
海 外
17,113
画像&ソリューション分野
1,671,100
208,743
10.8
177,367
31,376
87.8
1,685,391
87.5
9,470
4.8
9,715
4.9
△ 4,793
△ 2.6
△ 4,793
△ 2.6
14,263
83.3
14,508
84.8
14,291
0.9
△ 4,778
△ 0.3
国 内
711,245
695,736
△ 15,509
△ 2.2
△ 15,509
△ 2.2
海 外
959,855
989,655
29,800
3.1
10,731
1.1
米 州
453,570
478,137
24,567
5.4
1,827
0.4
欧州・中東・アフリカ
402,762
401,457
△ 1,305
△ 0.3
6,141
1.5
その他
103,523
産
業
分
野
110,061
98,052
5.2
93,094
4.8
6,538
6.3
2,763
2.7
△ 4,958
△ 5.1
△ 6,221
△ 6.3
△ 16.5
△ 8,796
△ 16.5
5.8
国 内
53,357
44,561
△ 8,796
海 外
44,695
48,533
3,838
8.6
2,575
米 州
12,743
14,189
1,446
11.3
768
6.0
欧州・中東・アフリカ
13,016
13,214
198
1.5
399
3.1
その他
そ
の
他
分
18,936
野
21,130
134,325
7.0
146,012
7.7
2,194
11.6
1,408
7.4
11,687
8.7
11,465
8.5
国 内
121,823
130,100
8,277
6.8
8,277
6.8
海 外
12,502
15,912
3,410
27.3
3,188
25.5
米 州
2,415
4,279
1,864
77.2
1,666
69.0
欧州・中東・アフリカ
5,595
7,069
1,474
26.3
1,603
28.7
その他
4,492
4,564
72
1.6
△ 81
△ 1.8
合
計
1,903,477
100.0
1,924,497
100.0
21,020
1.1
466
0.0
国
内
886,425
46.6
870,397
45.2
△ 16,028
△ 1.8
△ 16,028
△ 1.8
海
外
1,017,052
53.4
1,054,100
54.8
37,048
3.6
16,494
1.6
米
州
468,728
24.6
496,605
25.8
27,877
5.9
4,261
0.9
421,373
22.1
421,740
21.9
367
0.1
8,143
1.9
126,951
6.7
135,755
7.1
8,804
6.9
4,090
3.2
欧州・中東・アフリカ
そ
の
他
<ご参考>為替レート(期中平均レート)
前連結会計年度
US$ 1=
\79.08
EURO 1=
\109.05
当連結会計年度
\83.06
\107.08
差
\3.98
\△1.97
(注)各区分には以下の製品が含まれております。
オフィスイメージング ・・・・・・・・・・MFP(マルチファンクションプリンター)・複写機・プリンター・印刷機・FAX・スキャナ等機器及び関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウェア等
プロダクションプリンティング ・・・・カットシートPP(プロダクションプリンター)・連帳PP等機器及び関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウェア等
ネットワークシステムソリューション ・・・・・パソコン・サーバー・ネットワーク関連機器・関連サービス・サポート・ソフトウェア等
産業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット等
その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・デジタルカメラ等
(注)平成24年度第1四半期より、分野別売上の集計方法を変更しております。
画像&ソリューション分野を、従来の画像ソリューションとネットワークシステムソリューションの2区分から、オフィスイメージング、プロダクションプリンティング、ネットワークシステムソリューション
の3区分に変更いたしました。また、一部の製品をその他分野からネットワークシステムソリューション、産業分野へ変更いたしました。
なお、前年同期の売上も組み替えて表示しております。
各区分に含まれる製品については、上記内訳をご参照ください。
(注)平成24年度第1四半期より、地域別売上の集計方法を変更しております。
従来その他地域に含めていた中東・アフリカを、当期より欧州に含め欧州・中東・アフリカといたしました。
なお、前年同期の売上も組み替えて表示しております。
補3
㈱リコー(7752) 平成25年3月期決算短信
4.分野別売上高見通し(連結)
(単位:億円)
平成24年度
平成25年度通期
通期
区
実績
分
オフィスイメージング
見通し
前年比増減
(%)
平成25年度上期
為替影響を
除く見通し
前年比増減
(%)
見通し
前同比増減
(%)
為替影響を
除く見通し
前同比増減
(%)
13,296
14,582
9.7
13,458
1.2
7,047
12.5
6,300
0.6
国 内
4,854
4,909
1.1
4,909
1.1
2,370
0.4
2,370
0.4
海 外
8,441
9,673
14.6
8,549
1.3
4,677
19.8
3,930
0.7
1,470
1,653
12.4
1,503
2.2
803
15.6
703
1.3
国 内
328
334
1.6
334
1.6
166
1.0
166
1.0
海 外
1,141
1,319
15.5
1,169
2.4
637
20.2
537
1.4
2,087
2,235
7.1
2,193
5.1
1,086
6.6
1,060
4.0
国 内
1,773
1,818
2.5
1,818
2.5
913
1.7
913
1.7
海 外
313
417
32.9
375
19.7
173
42.6
147
21.4
16,853
18,470
9.6
17,155
1.8
8,936
12.0
8,064
1.1
プロダクションプリンティング
ネットワークシステムソリューション
画像&ソリューション分野
国 内
6,957
7,061
1.5
7,061
1.5
3,449
0.8
3,449
0.8
海 外
9,896
11,409
15.3
10,094
2.0
5,487
20.5
4,615
1.3
米 州
4,781
5,443
13.8
4,845
1.3
2,663
18.1
2,270
0.7
欧州・中東・アフリカ
4,014
4,652
15.9
4,075
1.5
2,179
22.8
1,793
1.0
その他
1,100
1,314
19.4
1,174
6.7
645
22.8
552
5.0
産
業
分
野
930
1,020
9.6
955
2.6
521
9.8
477
0.5
国 内
445
445
△ 0.1
445
△ 0.1
233
△ 2.9
233
△ 2.9
海 外
485
575
18.5
510
5.1
288
22.9
244
4.0
米 州
141
168
18.4
150
5.7
84
22.0
71
3.7
欧州・中東・アフリカ
132
156
18.1
136
3.1
79
24.2
65
3.0
その他
211
251
18.8
224
5.9
125
22.7
107
5.0
1,460
1,510
3.4
1,488
1.9
743
2.6
728
0.5
国 内
1,301
1,319
1.4
1,319
1.4
648
0.4
648
0.4
海 外
159
191
20.0
169
6.2
95
20.9
80
1.4
米 州
42
52
21.5
47
9.2
24
21.0
20
2.8
欧州・中東・アフリカ
70
85
20.2
74
5.3
41
21.6
34
0.1
その他
45
54
18.3
48
4.8
30
20.1
25
2.0
そ
の
他
合
分
野
計
19,244
21,000
9.1
19,598
1.8
10,200
11.2
9,268
1.0
国
内
8,703
8,825
1.4
8,825
1.4
4,330
0.5
4,330
0.5
海
外
10,541
12,175
15.5
10,773
2.2
5,870
20.6
4,938
1.5
米
州
4,966
5,663
14.0
5,042
1.5
2,771
18.3
2,362
0.8
4,217
4,893
16.0
4,286
1.6
2,299
22.8
1,892
1.1
1,357
1,619
19.3
1,445
6.5
800
22.7
684
4.9
欧州・中東・アフリカ
そ
の
他
<ご参考>為替レート(期中平均レート)
平成24年度
平成25年度通期
実績
見通し
平成25年度上期
見通し
US$ 1
\83.06
\95.00
\95.00
EURO 1
\107.08
\125.00
\125.00
(注)各区分には以下の製品が含まれております。
オフィスイメージング ・・・・・・・・・・MFP(マルチファンクションプリンター)・複写機・プリンター・印刷機・FAX・スキャナ等機器及び関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウェア等
プロダクションプリンティング ・・・・カットシートPP(プロダクションプリンター)・連帳PP等機器及び関連消耗品・サービス・サポート・ソフトウェア等
ネットワークシステムソリューション ・・・・・パソコン・サーバー・ネットワーク関連機器・関連サービス・サポート・ソフトウェア等
産業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット等
その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・デジタルカメラ等
補4