平成23年4月27日 株式会社リコー 平成22年度 決算のお知らせ 平成22年度決算 (平成22年4月1日 ~ 平成23年3月31日) 第4四半期決算 (平成23年1月1日 ~ 平成23年3月31日) 【連結決算概要】 (1)平成22年度実績および平成23年度見通し 平成21年度 通 期 平成22年度 通 期 平成21年4月~ 平成22年4月~ 平成22年3月 平成23年3月 億円 ( 国 ( 海 内 ) 売 外 ) 売 億円 平成23年度 見通し 前期比 増 減 平成23年4月~ 平成24年3月 % 億円 前期比 増 減 % 上 高 8,765 8,758 △ 0.1 9,000 + 2.8 上 △ 6.5 11,900 + 11.6 + 7.6 高 11,397 10,661 売 上 高 合 計 20,163 19,420 △ 3.7 20,900 売 上 総 利 益 8,223 7,900 △ 3.9 8,530 + 8.0 益 659 601 △ 8.8 700 + 16.3 益 575 454 △ 21.1 630 + 38.8 当社株主に帰属する当期純利益 278 196 △ 29.5 290 + 47.6 円 円 円 円 円 92.91 85.77 △ 7.14 85.00 △ 0.77 131.21 113.28 △ 17.93 120.00 + 6.72 円 円 円 円 円 1株当たり当社株主に帰属す る 当 期 純 利 益 38.41 27.08 △ 11.33 39.97 + 12.89 潜 在 株 式 調 整 後 1株当たり当社株主に帰属す る 当 期 純 利 益 37.36 26.53 △ 10.83 39.93 + 13.40 株主資本当社株主に帰属する 当 期 純 利 益 率 2.9% 2.1% △ 0.8 - - 総 資 産 税 引 前 利 益 率 2.3% 2.0% △ 0.3 - - 売 上 高 営 業 利 益 率 3.3% 3.1% △ 0.2 3.3% + 0.2 営 税 業 引 利 前 利 為替レート(US$) 為替レート(EURO) 総 資 株 有 株 主 利 主 資 子 資 負 本 比 億円 億円 億円 産 23,839 22,623 △ 1,215 - - 本 9,733 9,298 △ 434 - - 債 6,844 6,304 △ 540 - - 率 40.8% 41.1% + 0.3 - - 円 円 円 1,341.45 1,281.70 △ 59.75 - - 億円 億円 億円 1 株 当 た り 株 主 資 本 営業活動によるキャッシュ・フロー 1,907 1,300 △ 606 - - 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 895 △ 920 △ 24 - - 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 1,133 △ 921 + 212 - - 現金及び現金同等物期末残高 2,421 1,791 △ 629 - - 億円 億円 億円 億円 億円 669 669 - 670 0 設 備 投 資 額 703 672 △ 30 670 △ 2 費 1,098 1,108 + 9 1,200 + 91 千人 千人 千人 従 業 員 数 ( 国 内 ) 41.1 40.1 △ 1.0 - - 従 業 員 数 ( 海 外 ) 67.4 68.9 + 1.5 - - 有形固定資産減価償却費 研 究 開 発 (注)本資料に記載されているリコーの計画・見通しのうち歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、 これらは現時点で入手可能な情報から得られたリコーの経営者の判断に基づいております。実際の業績は、さまざま な重要な要素により、これらの業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。 (2)平成22年度第4四半期実績 前第4四半期 当第4四半期 平成22年1月~ 平成23年1月~ 平成22年3月 平成23年3月 億円 ( ( 売 売 営 税 国 海 内 外 上 上 ) ) 高 総 業 引 売 売 上 上 合 利 利 前 利 高 高 計 益 益 益 当社株主に帰属する当期純利益 為替レート(US$) 為替レート(EURO) 1株当たり当社株主に帰属す る 当 期 純 利 益 潜 在 株 式 調 整 後 1株当たり当社株主に帰属す る 当 期 純 利 益 株主資本当社株主に帰属する 当 期 純 利 益 率 総 資 産 税 引 前 利 益 率 売 上 高 営 業 利 益 率 設 備 投 資 額 有形固定資産減価償却費 研 究 開 発 費 2,500 2,915 5,416 2,139 282 267 134 億円 2,264 2,765 5,029 1,905 62 40 △ 6 前年同期比 増 減 % △ 9.4 △ 5.2 △ 7.1 △ 10.9 △ 78.0 △ 84.8 - 円 円 円 90.76 125.64 82.32 112.51 △ 8.44 △ 13.13 円 円 円 18.54 △ 0.95 △ 19.49 18.04 △ 0.95 △ 18.99 1.4% △ 0.1% △ 1.5 1.1% 5.2% 0.2% 1.2% △ 0.9 △ 4.0 億円 億円 億円 186 184 279 183 170 295 △ 3 △ 13 + 15 (財) 公益財務会計基準機構会員 平成23年3月期 決算短信 〔米国基準〕 (連結) 平成23年4月27日 上場取引所 東・大・名・福・札 URL http://www.ricoh.co.jp/IR/ (氏名) 近藤 史朗 (氏名) 皆川 邦仁 TEL 03(6278)5241(直通) 配当支払開始予定日 平成23年6月27日 上 場 会 社 名 株式会社 リ コ ー コ ー ド 番 号 7752 代 表 者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 問 合 せ 先 責 任 者 (役職名) 執行役員 経理本部長 定時株主総会開催予定日 平成23年6月24日 有価証券報告書提出予定日 平成23年6月29日 決算補足説明資料作成の有無 :有 決算説明会開催の有無 :有 (百万円未満四捨五入) 1.平成23年3月期の連結業績(平成22年4月1日~平成23年3月31日) (1) 連結経営成績 売 上 高 営業利益 百万円 % 1,942,013 2,016,337 23年3月期 22年3月期 百万円 △ 3.7 △ 3.6 (注)包括利益 1株当たり 当社株主に帰属する 当期純利益 円 △15,660 百万円 ( 円 26 37 08 41 (注)持分法投資損益 百万円 - %) 銭 百万円 △ 21.1 85.9 23,003 百万円 ( 22年3月期 % 19,650 27,873 - △ 29.5 326.8 %) 総資産 税引前当期純利益率 % 53 36 23年3月期 % 45,400 57,524 株主資本 当社株主に帰属する 当期純利益率 潜在株式調整後1株 当たり当社株主に 帰属する当期純利益 銭 27 38 23年3月期 22年3月期 % △ 8.8 △ 11.5 60,196 65,997 23年3月期 (%表示は対前期増減率) 当社株主に帰属する 当期純利益 税引前当期純利益 売上高 営業利益率 % 2.1 2.9 % 2.0 2.3 △ 22 百万円 22年3月期 3.1 3.3 6 百万円 (2) 連結財政状態 総 資 産 23年3月期 22年3月期 株主資本 資本合計(純資産) 百万円 株主資本比率 百万円 2,262,396 2,383,943 1株当たり株主資本 百万円 % 929,877 973,341 982,764 1,023,874 円 41.1 40.8 1,281 1,341 銭 70 45 (3) 連結キャッシュ・フローの状況 営 業 活 動 に よ る キャッシュ・フロー 百万円 百万円 130,050 190,703 23年3月期 22年3月期 財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー 現金及び現金同等物 期 末 残 高 百万円 △ 92,008 △ 89,570 百万円 179,169 242,165 △ 92,108 △ 113,378 2.配当の状況 年間配当金 第1四半期末 円 22年3月期 23年3月期 24年3月期 第2四半期末 銭 円 16 16 16 - - - 銭 50 50 50 期末 第3四半期末 円 銭 - 円 銭 16 16 16 - - 配当金総額 (合計) 合計 50 50 50 円 33 33 33 銭 百万円 % % 2.3 2.5 85.9 121.9 82.6 23,945 23,943 00 00 00 株主資本 配当率 (連結) 配当性向 (連結) (予想) 3.平成24年3月期の連結業績予想(平成23年4月1日~平成24年3月31日) (%表示は、通期は対前期増減率) 売上高 百万円 税引前 当期純利益 営業利益 % 百万円 % 百万円 1株当たり 当社株主に帰属する 当期純利益 当社株主に帰属する 当期純利益 % 百万円 % 円 銭 - - - - - - - - - - 63,000 29,000 47.6 7.6 2,090,000 70,000 38.8 39 97 通 期 16.3 (注)平成24年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想については、東日本大震災の影響等により現時点での合理的な算定が困難であるため記載しておりません。 第2四半期(累計) 4.その他 (1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) :無 (2) 会計処理の原則・手続、表示方法等の変更 ① 会計基準等の改正に伴う変更 : 有 ② ①以外の変更 : 無 (注) 詳細は、添付資料p.21「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。 (3) 発行済株式数(普通株式) ① 期末発行済株式数(自己株式を含む) ② 期末自己株式数 ③ 期中平均株式数 744,912,078 株 19,409,410 株 725,554,477 株 23年3月期 23年3月期 23年3月期 22年3月期 22年3月期 22年3月期 744,912,078 株 19,320,723 株 725,613,259 株 (注) 1株当たり当社株主に帰属する当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、添付資料p.26「1株当たり情報」 をご覧ください。 (参考)個別業績の概要 1.平成23年3月期の業績(平成22年4月1日~平成23年3月31日) (1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率) 売 上 高 営業利益 百万円 23年3月期 22年3月期 % △ 0.8 △10.5 842,297 849,037 △ 6,397 14,702 1 株 当 た り 当 期 純 利 益 % △ 41.6 当期純利益 百万円 7,126 26,909 % 百万円 △ 73.5 △ 32.3 9,714 23,305 % △ 58.3 0.9 潜 在 株 式 調 整 後 1株当たり当期純利益 円 13 32 23年3月期 22年3月期 百万円 経常利益 銭 円 39 12 13 31 銭 07 22 (2) 個別財政状態 総 資 産 純 資 産 百万円 23年3月期 22年3月期 (参考) 自己資本 1,252,421 1,272,977 23年3月 自己資本比率 百万円 752,137 767,065 752,137 百万円 1株当たり純資産 % 60.1 60.3 22年3月 円 1,036 1,057 銭 71 15 767,065 百万円 ※監査手続の実施状況に関する表示 この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続の対象外であり、この決算短信の開示時点において、財務諸表に対する監 査手続が実施中です。 ※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 上記の業績見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、リスクや不確実性を含んでおります。 実際の業績は様々な重要な要素により、これら業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。 上記の予想の前提条件その他の関連する事項については、添付資料p.7「②次期の見通し」をご覧ください。 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 【添付資料の目次】 1.経営成績 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.2 (1)経営成績に関する分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)財政状態に関する分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)事業等のリスク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.2 P.8 P.9 P.9 2.企業集団の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.10 3.経営方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.12 (1)経営の基本方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.12 (2)中長期的な経営戦略 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.12 (3)対処すべき課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.13 4.連結財務諸表等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.14 (1)連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)連結損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)連結分野別売上高表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)連結資本勘定計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5)連結キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)継続企業の前提に関する注記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (7)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (8)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (9)連結財務諸表に関する注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ①セグメント情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ②1株当たり情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ③重要な後発事象 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.14 P.15 P.16 P.18 P.19 P.20 P.20 P.21 P.22 P.22 P.26 P.26 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.27 (1)貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)株主資本等変動計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)重要な会計方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5)財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.27 P.29 P.30 P.32 P.33 P.33 5.個別財務諸表 6.その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.35 役員の異動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.35 1 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 1.経営成績 (1)経営成績に関する分析 ①当期の経営成績 ■全般の状況 平成22年度(平成22年4月1日から平成23年3月31日までの12ヶ月間)の連結売上高は前連結会計年 度に比べ 3.7%減少し19,420億円となりました。なお、当連結会計年度の対米ドルおよび対ユーロの平 均円レートはそれぞれ 85.77円(前連結会計年度に比べ 7.14円の円高)、113.28円(前連結会計年度 に比べ 17.93円の円高)となりました。これら為替変動による影響を除く試算では、連結売上高は前連 結会計年度に比べ 1.9%の増加となります。 国内の経済は前年度後半から総じて緩やかに回復の動きはあったものの、米ドルおよびユーロに対す る大幅な円高への移行や、株価の下落など依然として予断を許さない状況が続きました。 平成23年3月11日に発生いたしました東日本大震災の当社に対する影響は、当該地域に所在する生産 拠点、販売およびサービス拠点、研究開発拠点において、設備の損壊等の被害が発生いたしました。当 社では、震災発生直後から災害支援対策本部を立ち上げ、復旧に努めてまいりましたが、輸送インフラ の寸断、ガソリンなどの供給不足などが加わり、日本国内を中心に広範にわたって製品の販売・出荷に 影響を受けました。 結果として国内売上高全体は前連結会計年度に比ベ 0.1%の減少となりました。 海外の経済は、米州においては米国の個人消費や設備投資は回復しつつあるものの依然として予断を 許さない状況が続いております。欧州ではユーロ圏におけるユーロ安による域外向け輸出が増加してい るなど回復傾向は見られるものの、一部の国の財政危機や雇用不安などから域内の経済格差が広がって おり不透明な状況が続いています。アフリカ・中近東においては一部の国で民主化運動などにより政情 が不安定な状況にあります。中華圏・アジア地域では中国やインドなど新興国を中心に高い成長を遂げ ております。当社を取り巻く環境も、円高の影響により欧米地域において引き続き厳しい状況になりま した。海外売上高については、地域別の売上高を前連結会計年度と比較しますと、米州においては為替 影響により 6.4%の減少(為替影響を除くと 1.5%の増加)となり、欧州も著しい円高ユーロ安への為 替推移により 9.7%の減少(同 4.2%の増加)となりました。一方、中華圏・アジア等のその他地域に ついては 5.5%の増加(同 9.8%の増加)となりました。以上の結果、海外売上高全体では前連結会計 年度に比べ 6.5%の減少となりました。なお、為替変動の影響を除いた試算では、海外売上高は前連結 会計年度に比べ 3.5%の増加となります。 売上総利益は、高付加価値商品・サービスの売上増加や継続的なコストダウンの成果はあるものの、 円高の影響などにより、前連結会計年度に比べ 3.9%減少し 7,900億円となりました。 販売費及び一般管理費は、グループをあげて取り組んでいる構造改革活動が大きく寄与し、前連結会 計年度に比べ 3.5%減少し 7,298億円となりました。 以上の結果、営業利益は前連結会計年度に比べ 8.8%減少し 601億円となりました。 営業外損益は、為替差損が前連結会計年度に比べて増加しました。 税引前当期純利益は前連結会計年度に比べ 21.1%減少し 454億円となりました。 以上の結果、当社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ 29.5%減少し 196億円となり ました。 資産の部においては、有利子負債の減少により、現金及び預金が前連結会計年度末に比べ減少しまし た。また前連結会計年度末に比べ、円高になったことにより外貨建資産の期末換算額が減少しました。 結果として、資産合計は前連結会計年度末に比べ 1,215億円減少し 22,623億円となりました。 負債の部では、有利子負債が減少しました。海外を中心に有利子負債の削減を進めたほか、社債の償 還がありました。負債合計は前連結会計年度末に比べ 804億円減少し 12,796億円となりました。 資本(純資産)の部では、利益剰余金が配当金の支払いに伴う減少と当社株主に帰属する当期純利益 によって変動しました。また、前連結会計年度末比での為替変動影響に伴う換算修正累計額の変動など によりその他の包括損失累計額が増加しました。結果として、資本合計(純資産)は前連結会計年度末 に比べ 411億円減少し 9,827億円となりました。 当期の配当金については、期末配当として1株当たり 16円50銭とし、既に実施済みの中間配当金 16 円50銭と合わせて、年間配当金は1株当たり 33円00銭とさせていただく予定です。 2 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 ■製品別売上高 画像&ソリューション分野 (売上高: 17,133億円、前連結会計年度比 4.3%減)) 画像&ソリューション分野は画像ソリューションとネットワークシステムソリューションから構成されており、画像 &ソリューション分野全体の売上高は前連結会計年度に比べ 4.3%減少し 17,133億円となりました。 画像ソリューション (売上高: 14,298億円、前連結会計年度比 5.7%減)) 画像ソリューションの売上高は前連結会計年度に比べ 5.7%減少し、14,298億円となりました。為替の影響を除く 試算では、この分野の売上高は前連結会計年度に比べ 0.8%増加となります。 MFPにおいてカラー機の売上高は堅調に推移しましたが、モノクロ機の売上が前連結会計年度に比べ減少しまし た。また、プロダクションプリンティング事業においてもカラー機の売上高が増加しました。 ネットワークシステムソリューション (売上高: 2,834億円、前連結会計年度比 3.4%増) ネットワークシステムソリューションの売上高は、MDS(マネージド・ドキュメント・サービス)やITサービ スなどのグローバル展開により、前連結会計年度に比べ 3.4%増加し 2,834億円となりました。 産業分野 (売上高: 1,068億円、前連結会計年度比 5.1%増) 産業分野の売上高は前連結会計年度に比べ 5.1%増加し 1,068億円となりました。半導体事業、光学ユニット事業お よび電装ユニット事業の売上高が前連結会計年度に比べ増加しました。 その他分野 (売上高: 1,218億円、前連結会計年度比 2.0%減) その他分野の売上高は、前連結会計年度に比べ 2.0%減少し 1,218億円となりました。デジタルカメラなどの売上が 主に海外で減少しました。 画像ソリューション 産業 (億円) ネットワークシステムソリューション その他 (%) 【金 額】 25,000 100.0 20,000 1,430 1,155 2,344 1,244 1,016 2,740 15,000 80.0 1,218 1,068 【構成比】 6.9 5.5 6.2 5.0 6.3 5.5 11.2 13.6 14.6 76.4 75.2 73.6 平成20年度 平成21年度 平成22年度 2,834 60.0 10,000 40.0 15,986 15,161 14,298 5,000 20.0 0 0.0 平成20年度 平成21年度 平成22年度 3 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 ■地域別売上高の状況 国内 (8,758億円、前連結会計年度比 0.1%減) 国内の経済は前年度後半から総じて緩やかに回復の動きはあったものの、米ドルおよびユーロに対す る大幅な円高への移行や、株価の下落など依然として予断を許さない状況が続きました。円高などによ る企業業績の低迷を背景に設備投資の抑制、個人消費の落ち込みが依然続いており、当社を取り巻く環 境も厳しい状況となりました。 画像&ソリューション分野においては平成22年7月1日に全国7地域販売統括会社と㈱リコー販売事 業本部を再編してリコージャパン㈱を設立し、多様化するお客様のニーズに対応したスピーディな意思 決定を行うことができる販売体制の構築、および経営の効率化を図っております。売上は前連結会計年 度に比べ 1.4%減少し、 6,921億円となりました。 産業分野においては、半導体事業、光学ユニット事業および電装ユニット事業の売上高が前連結会計 年度に比べ増加し、産業分野全体の売上高は前連結会計年度に比べ 16.5%増加し、 654億円となりまし た。 その他分野はデジタルカメラなどで前連結会計年度に比べ売上が減少しました。 国内全体の売上高は 前連結会計年度に比べ 0.1%減少し、 8,758億円となりました。 米州 (5,219億円、前連結会計年度比 6.4%減) 米州においては米国の個人消費や設備投資は回復しつつあるものの依然として予断を許さない状況が 続いております。一昨年度に実施したIKON社買収による販売体制強化や販売チャネル拡大などが市 場の縮小をカバーし、主力の画像&ソリューション分野の売上高は現地通貨ベースで前連結会計年度に 比べて増加しましたが、急激に進んだ円高の影響で円換算額では減少いたしました。 結果として、米州全体の売上高は前連結会計年度に比べ 6.4%減少し、 5,219億円となりました。な お、為替影響を除く試算では、前連結会計年度に比べ 1.5%の増加となります。 欧州 (4,139億円、前連結会計年度 9.7%減) 欧州ではユーロ圏におけるユーロ安による域外向け輸出が増加しているなど回復傾向は見られるもの の、一部の国の財政危機や雇用不安などから域内の経済格差が広がっており不透明な状況が続いていま す。また、為替についてもユーロ安に大きく推移しました。そのような当社を取り巻く厳しい環境を反 映し、結果として、欧州全体の売上高は前連結会計年度に比べ 9.7%減少し、4,139億円となりました。 なお、為替影響を除く試算では、前連結会計年度に比べ 4.2%の増加となります。 その他地域 (1,302億円、前連結会計年度 5.5%増) その他地域には中国、アジア、オセアニアといった地域が含まれています。中国やインドなど新興国 を中心に高い成長を遂げております。当社は新興国を中心に販売力強化を進めた結果、円高の影響はあ るものの画像&ソリューション分野において売上が前連結会計年度に比べ増加しました。 結果として、その他地域全体の売上高は前連結会計年度と比べ 5.5%増加し、1,302億円となりまし た。なお、為替の影響を除く試算では、前連結会計年度に比べ 9.8%増加となります。 日本 米州 (億円) 20,000 100.0 1,270 5,234 1,234 4,585 15,000 80.0 1,302 5,576 6.1 6.7 25.0 22.7 21.3 24.0 27.7 26.9 44.9 43.5 45.1 平成20年度 平成21年度 平成22年度 5,219 10,000 5,000 【構成比】 6.1 4,139 60.0 5,028 その他地域 (%) 【金 額】 25,000 欧州 40.0 9,383 8,765 8,758 平成20年度 平成21年度 平成22年度 20.0 0 0.0 4 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 ■連結セグメント情報 事業の種類別セグメント 画像&ソリューション分野 画像&ソリューション分野では、カラー機の売上が増加したものの、全体では円高などの影響により減少 し、売上高は前連結会計年度に比べ 4.3%減少し、17,133億円となりました。 営業利益については、高付加価値商品の売上増加や継続的なコストダウンの成果などはありましたが、円 高の影響などにより、前連結会計年度に比べ 営業利益率は横ばいとなりました。営業利益は4.3%減少し 1,344億円となりました。 産業分野 産業分野の売上高は前連結会計年度に比べ 5.8%増加し 1,122億円となりました。半導体事業、光学ユ ニット事業および電装ユニット事業の売上高が前連結会計年度に比べ増加しました。 その結果、産業分野全体の営業利益は 10億円となりました(前連結会計年度 営業損失 13億円)。 その他分野 その他分野の売上高は、前連結会計年度に比べ 2.0%減少し 1,218億円となりました。デジタルカメラな どの売上が主に海外で減少しました。結果として、その他分野全体の営業損失は 49億円となりました(前連 結会計年度 営業損失 34億円)。 前連結会計年度 当連結会計年度 (平成21年度) (平成22年度) 増 減 画像&ソリューション分野 売 高 17,902 億円 17,133 億円 △ 4.3% 益 1,404 億円 1,344 億円 △ 4.3% (営業利益率) ( 7.8%) ( 7.8%) ( 0.0ポイント) 高 1,061 億円 1,122 億円 5.8% 益 △ 13 億円 10 億円 - (営業利益率) (△ 1.3%) ( 0.9%) ( 2.2ポイント) 営 上 業 利 産業分野 売 営 上 業 利 その他分野 売 高 1,244 億円 1,218 億円 △ 2.0% 益 △ 34 億円 △ 49 億円 - (営業利益率) (△ 2.8%) (△ 4.0%) (△ 1.2ポイント) 営 上 業 利 5 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 所在地別セグメント 日本 国内外の景気の悪化や円高などの影響があったものの、日本セグメントの売上高は前連結会計年度に比べ 1.0%増加し、12,863億円となりました。円高の影響などにより、営業利益は、前連結会計年度に比べ 9.6%減少 し 299億円となり、営業利益率も前連結会計年度に比べ 0.3ポイント低下し 2.3%となりました。 米州 IKON社買収後の販売体制強化や販売チャネル拡大などが寄与しましたが、円高の影響により米州セグメン トの売上高は前連結会計年度に比べ 6.3%減少し 5,248億円となりました。営業損失については前連結会計年度 に比べ損失額が大幅に縮小し 36億円となりました。 欧州 欧州における景気低迷を反映し、欧州セグメントの売上高は前連結会計年度に比べ 9.4%減少し 4,196億円と なりました。営業利益については、販売体制の強化や構造改革活動の効果が寄与し、前連結会計年度に比べ 営業 利益率は0.1ポイント改善しました。営業利益は8.0%減少し 277億円となりました。 その他地域 その他地域セグメントの売上高は新興国を中心に販売力強化を進めた結果、円高の影響はあるものの売上が前 連結会計年度に比べ増加し2,734億円となりました。営業利益については、前連結会計年度に比べ 13.5%減少し 124億円となりました。 日本 米州 売上高 (億円) 20,000 15,000 営業利益 10.0% 2.6% 5.0% 2.3% 営業利益率 (億円) 10,000 10.0% 5,248 5,000 5.0% 5,600 10,000 0.0% 12,734 0 -2.1% 0.0% △ 36 12,863 5,000 -5.0% △ 5,000 -5.0% -10.0% △ 10,000 -10.0% 299 330 0 欧州 その他地域 売上高 (億円) 20,000 15,000 -0.7% △ 118 営業利益 10.0% 6.6% 6.5% 営業利益率 (億円) 20,000 10.0% 15,000 5.8% 5.0% 10,000 5,000 5.0% 5,000 4,630 0 4.5% 10,000 301 4,196 277 0.0% 6 2,459 143 0 2,734 124 0.0% ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 ②次期の見通し 経済の見通しとリコーグループの平成23年度施策 国内経済においては東日本大震災が国内経済に与える影響について見極めることは困難であり、当面予断を許さない状況が継続 するものと考えております。 海外経済においては緩やかな回復基調にあるものの、欧米経済の先行き、原油価格の高騰、為替相場における円高等のリスク要 因を抱え、不透明な状況が続くものと思われます。 また、リコーグループを取り巻く市場環境については、お客様のニーズはますます多様化していくものと認識しております。ま た全産業規模で環境性能を重視する動きが広がり始めております。競合各社がサービス事業を強化する中、グローバルでの提携・ 買収案件が増加し、業界の地殻変動がいっそう激しくなり、新興国での事業強化の動きも加速しております。 このような状況の中、リコーグループは基盤事業をより強化するとともに、新規の市場、新規のお客様、新規のサービスを開拓 し、モノにコトを加えたリコーならではの価値を世界中のお客様へ提供いたします。新たなイノベーションの創出を行うととも に、グループをあげた「CRGP(Corporate Restructuring and Growth Project)」活動を継続し、コスト削減を中心とした効率性の 徹底した追求を実施します。 当社におきましては、震災発生後、復旧活動を進めた結果、生産拠点においては4月中旬までにほぼ通常生産ができる状態に復 旧することができました。今後につきましては、在庫部材による生産継続とともに、代替品による部材供給不足の解消を進めるこ とで、製品供給への影響を最小限にとどめていく計画となっておりますが、電力供給状況の変化や、部材供給元様の生産復旧状況 によっては、一部製品において生産が困難となる可能性もあります。加えて、電力低減活動に伴う当社顧客における事業活動の縮 小や、投資意欲の低下などにより、当社の製品・消耗品などの販売に影響を及ぼす可能性があります。 震災の影響については状況が刻々と変化していくと考えられます。今回の見通しは現時点で想定しうる事態を考慮して作成して おりますが、進展があり次第、随時見通しを開示してまいります。 次期の業績見通しについては、下記を予定しております。 想定為替レート US$ 1= 85円00銭 (前年 85円77銭) EURO 1= 120円00銭 (前年 113円28銭) 当 期 (平成22年度) 次期見通し (平成23年度) 増 減 (国内)売上高 8,758 億円 9,000 億円 2.8% (増) (海外)売上高 10,661 億円 11,900 億円 11.6% (増) 売上高合計 19,420 億円 20,900 億円 7.6% (増) 売上総利益 7,900 億円 8,530 億円 8.0% (増) 営業利益 601 億円 700 億円 16.3% (増) 税引前利益 454 億円 630 億円 38.8% (増) 当社株主に帰属する当期純利益 196 億円 290 億円 47.6% (増) 上記の業績見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、リスクや不確実性を含んでおります。実際 の業績は様々な重要な要素により、これら業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。 7 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (2)財政状態に関する分析 ① 資産、負債及び純資産の状況 総 資 前 期 (平成21年度) 23,839 億円 産 資本合計(純資産) 株主資本 株主資本比率 当 期 (平成22年度) 22,623 億円 増 減 △ 1,215 億円 10,238 億円 9,827 億円 △ 411 億円 9,733 億円 40.8% 9,298 億円 41.1% △ 434 億円 0.3 ポイント 資産の部においては、有利子負債の減少により、現金及び預金が前連結会計年度末に比べ減少しました。また前連 結会計年度末に比べ、円高になったことにより外貨建資産の期末換算額が減少しました。結果として、資産合計は前 連結会計年度末に比べ 1,215億円減少し 22,623億円となりました。 負債の部では、有利子負債が減少しました。海外を中心に有利子負債の削減を進めたほか、社債の償還がありまし た。負債合計は前連結会計年度末に比べ 804億円減少し 12,796億円となりました。 資本(純資産)の部では、利益剰余金が配当金の支払いに伴う減少と当社株主に帰属する当期純利益によって変動 しました。また、前連結会計年度末比での為替変動影響に伴う換算修正累計額の変動などによりその他の包括損失累 計額が増加しました。結果として、資本合計(純資産)は前連結会計年度末に比べ 411億円減少し 9,827億円となり ました。 ② キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高 前 期 (平成21年度) 1,907 億円 △ 895 億円 △ 1,133 億円 2,421 億円 当 期 (平成22年度) 1,300 億円 △ 920 億円 △ 921 億円 1,791 億円 増 減 △ 606 △ 24 212 △ 629 億円 億円 億円 億円 営業活動によるキャッシュ・フローの収入は、たな卸資産の増加等により、前連結会計年度に比べ 606億円減少し 1,300億円となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローの支出は、前連結会計年度に比べ 24億円増加し 920億円となりました。 以上の結果、営業活動および投資活動によるキャッシュ・フローの合計であるフリー・キャッシュ・フローは、前 連結会計年度に比べ 630億円減少し 380億円の収入となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の返済、配当金支払いなどにより 921億円の支出となりまし た。 以上の結果、当期連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ 629億円減少し 1,791億円と なりました。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 株 主 資 本 比 率 47.7% 48.8% 38.8% 40.8% 41.1% 時 株 価 主 ベ 資 ー 本 ス 比 の 率 86.4% 53.3% 33.6% 44.4% 31.3% 債 務 償 還 年 数 2.5年 2.0年 8.9年 3.6年 4.8年 イ ン タ レ ス ト ・ カ バ レ ッ ジ ・ レ シ オ 22.8倍 40.2倍 14.9倍 23.4倍 15.3倍 株主資本比率:株主資本/総資産 時価ベースの株主資本比率:株式時価総額/総資産 債務償還年数:有利子負債/営業活動によるキャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業活動によるキャッシュ・フロー/支払利息 ※いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 ※キャッシュ・フローは営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 8 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (3) 利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 リコーグループは、企業体質の強化および新たな事業展開のための内部留保の充実を図るとともに、株主の皆 様への利益還元に当たっては、連結配当性向を考慮しつつ安定的な配当を行うことを基本的な考え方としており ます。また、内部留保資金は、基盤となる事業のさらなる強化と中・長期的視野に立った成長事業領域への重点 的な投資に活用してまいります。 当期の株主の皆様への配当は、前年度と同様に 33円とする予定でおります。また、次期の配当は 33円の見通 しです。 (4)事業等のリスク 当社の営業成績および財政状態に影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがありますが、こ れらに限られるものではありません。当社の事業は、現在は未知のリスク、あるいは現時点では特筆すべき、ま たは重要なリスクと見なされていない他のリスクの影響を将来的に受ける可能性もあります。 ・技術変化への対応力 ・人材の確保 ・競合の激化 ・退職給付債務の増加 ・国際的活動および海外進出のリスク ・環境規制 ・主要市場における経済動向 ・ファイナンス事業のリスク ・為替レートの変動 ・製造物責任 ・原油価格の変動 ・他社との提携関係 ・公的な規制 ・情報漏洩のリスク ・米国企業改革法404条への対応 ・自然災害など他のリスク ・知的所有権の保護 ・サプライヤーの生産復旧状況 ・電力供給状況の変化 9 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 2.企業集団の状況 当社グループは、平成23年3月31日現在、当社および子会社227社、関連会社7社で構成されており、関係会社の 範囲は米国会計基準によっております。 当社グループでは、画像&ソリューション、産業およびその他分野において、開発、生産、販売、サービスなど の活動を展開しております。 開発については、主として当社が担当しております。また、生産については、当社および当社の生産体制と一体 となっている国内外の生産関係会社がおこなっております。 事業区分における主要な製品および関係会社の位置付けは、以下のとおりであります。 <画像&ソリューション> 当事業部門においては、顧客のオフィス生産性の向上を目的とした製品などの提供をおこなっております。その 主たるものはデジタル/アナログ複写機、MFP(マルチファンクションプリンター)、レーザープリンター、フ ァクシミリ、デジタル印刷機およびパソコンやサーバーを中心としたIT技術を利用したソリューション商品であ ります。また、上記機器類の保守サービスおよび関連消耗品に加え、IT環境の構築からネットワーク環境の運用、 ユーザーサポートなどのサポート・サービスの提供もおこなっております。 【主要な関係会社】 (生産) 国内・・・・・・・・・・ 東北リコー(株)、リコーエレメックス(株)、リコーユニテクノ(株)、 迫リコー(株)、リコーマイクロエレクトロニクス(株)、リコー計器(株)、 リコープリンティングシステムズ(株) 米州・・・・・・・・・・ RICOH ELECTRONICS, INC. 欧州・・・・・・・・・・ RICOH UK PRODUCTS LTD. 、RICOH INDUSTRIE FRANCE S.A.S. その他地域・・・・ RICOH ASIA INDUSTRY (SHENZHEN)LTD. 、SHANGHAI RICOH DIGITAL EQUIPMENT CO., LTD.、 RICOH MANUFACTURING (THAILAND) LTD. (販売・サービス) 国内・・・・・・・・・・ リコージャパン(株)、リコーテクノシステムズ(株)、リコーITソリューションズ(株) 、 リコーリース(株)、リコーロジスティクス(株) 米州・・・・・・・・・・ RICOH AMERICAS CORPORATION 、InfoPrint Solutions Company,LLC、 IKON Office Solutions,Inc. 欧州・・・・・・・・・・ RICOH EUROPE PLC 、RICOH DEUTSCHLAND GmbH 、RICOH UK LTD. 、RICOH FRANCE S.A.S.、 RICOH ESPANA S.L.U.、RICOH ITALIA Srl. 、NRG GROUP PLC その他地域・・・・ RICOH CHINA CO., LTD. 、RICOH HONG KONG LTD. 、RICOH ASIA PACIFIC OPERATIONS LTD. RICOH ASIA PACIFIC PTE LTD. 、RICOH AUSTRALIA PTY, LTD. 、RICOH NEW ZEALAND LTD. <産 業> 当事業部門においては、サーマルメディアの製造・販売、光学機器の製造・販売、半導体の製造・販売、電装 ユニットの製造・販売および計量器の製造・販売の事業をおこなっております。 【主要な関係会社】 (生産・販売) 国内・・・・・・・・・・ リコー光学(株)、リコーエレメックス(株)、リコーマイクロエレクトロニクス(株) 米州・・・・・・・・・・ RICOH ELECTRONICS, INC. 欧州・・・・・・・・・・ RICOH INDUSTRIE FRANCE S.A.S. <その他> 当事業部門においては、デジタルカメラの提供、リース子会社による金融事業および物流子会社による事業など をおこなっております。 【主要な関係会社】 (販売) RICOH AMERICAS CORPORATION 、RICOH EUROPE PLC (その他) リコーリース(株)、リコーロジスティクス(株) ■事業系統図 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 10 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 顧 【海外】 販売・サービス・サポート (米州) RICOH AMERICAS CORPORATION InfoPrint Solutions Company,LLC IKON Office Solutions,Inc. (欧州) RICOH EUROPE PLC RICOH DEUTSCHLAND GmbH RICOH UK LTD. RICOH FRANCE S.A.S. RICOH ESPANA S.L.U. RICOH ITALIA Srl. NRG GROUP PLC (その他地域) RICOH CHINA CO.,LTD. RICOH HONG KONG LTD. RICOH ASIA PACIFIC OPERATIONS LTD. RICOH ASIA PACIFIC PTE LTD. RICOH AUSTRALIA PTY, LTD. RICOH NEW ZEALAND LTD. 他 客 【国内】 販売・サービス・サポート 【海外】 販売・サービス リコージャパン(株) リコーテクノシステムズ(株) リコーITソリューションズ㈱ リコーリース(株) リコーロジスティクス(株) 他 (米州) RICOH AMERICAS CORPORATION (欧州) RICOH EUROPE PLC 他 【親会社】 株式会社リコー 【国内製造子会社】 東北リコー(株) 迫リコー(株) リコーユニテクノ(株) リコーエレメックス(株) リコー計器(株) リコー光学(株) リコーマイクロエレクトロニクス(株) リコープリンティングシステムズ(株) 他 【その他の子会社】 リコーリース(株) リコーロジスティクス(株) 他 【海外製造子会社】 (米州) RICOH ELECTRONICS,INC. (欧州) RICOH UK PRODUCTS LTD. RICOH INDUSTRIE FRANCE S.A.S. (その他地域) RICOH ASIA INDUSTRY (SHENZHEN) LTD. SHANGHAI RICOH DIGITAL EQUIPMENT CO., LTD. RICOH MANUFACTURING (THAILAND) LTD. 他 画像&ソリューション 【凡例】 産業 製品・サービスの供給 製造用部品・設備の供給 なお、上記のうち、国内の証券市場に上場している子会社は以下のとおりであります。 リコーリース(株) :東京証券取引所 11 その他 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 3.経営方針 (1)経営の基本方針 リコーグループは、「信頼と魅力の世界企業」を目標に掲げ、「人と情報のかかわりの中で、世の中の役に立 つ新しい価値を生み出し、提供しつづける」、「かけがえのない地球を守るとともに、持続可能な社会づくりに 責任を果す」ことを使命としています。 そのために、情報を取り扱う全てのお客様に、「地球にやさしい」、「人にやさしい」、「知識創造を簡単 に」というリコーバリューに基づいた革新的な製品・サービスを提供し、お客様の生産性向上と知識創造に貢献 し続けることによって高い信頼を獲得し、発展を続けていくことを目指しております。 (2)中長期的な経営戦略 画像&ソリューション分野においては、ネットワークとの親和性を高め、高画質と高い環境性能を実現する商 品開発を引き続き強化し、新商品を投入してまいります。リコーグループの顧客接点力、豊富な商品群、ソ リューション提案力、グローバルな事業展開力、画像処理技術などの強みを発揮することで、より多くのお客様 のより多様なニーズにお応えし、なお一層盤石な事業の柱とすることが可能であると考えております。 具体的には、お客様の大きな関心事である「ワークフロー」、「セキュリティー」、「TCO(トータルコストオ ブオーナーシップ)」、「コンプライアンス」、「環境」に焦点を当てた顧客価値の提供を拡大してまいりま す。 例えば、ドキュメントの集約的な保管、検索、出力のためのシステムの構築・運用、お客様の集中出力セン ターの運営や分散する出力機器の管理などを行うマネージド・ドキュメント・サービスや、IT導入活用の支援か らセキュリティ、事業継承等のソリューションからなるITサービスなどにより、お客様の生産性向上に貢献して まいります。 プロダクションプリンティング事業については引き続き強化してまいります。ワークフロー改善などのお客様 の個々のご要望に応える最適なソリューションを提供してまいります。 また、カラーレーザープリンターやジェルジェットプリンターの商品力強化によるローエンド領域の成長や、プ ロダクションプリンティング事業の加速によって、プリンティング市場における事業領域を拡大してまいりま す。 産業分野においては、大きな成長が期待できる事業に、経営資源を重点的に配分してまいります。他の技術分 野、事業分野との連携を強化し、異分野を融合した新たな事業の創出にも注力していきたいと考えております。 さらに、画像&ソリューション分野、産業分野ともに中国をはじめとする新興国市場における事業展開を一層 進めてまいります。 なお、各事業における顧客価値を増大あるいは創出し、収益力を高めるためには技術による競争優位性の確保 が重要であることから、技術力の強化にも積極的に取り組んでまいります。 これまでの基本戦略の当期における達成状況は以下の通りです。 画像&ソリューション分野においては、新製品を継続的に投入し、商品をより一層充実させてまいりました。 デジタルカラー複合機としては、優れた環境性能の実現に加え、業務効率の向上と使いやすさを追求した「 imagio MP C5001/C4001/C3301/C2801シリーズ」を発売しました。また、主に個人事務所や小規模事業所向けに は、環境性能を高め、コスト削減と業務効率の向上を追求したフルカラー複合機「imagio MP C2201シリーズ」を 発売しました。 これらの新商品投入によるラインアップ強化の結果、国内外のカラー複写機/複合機市場において高いマーケッ トシェアを獲得しております。 12 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 カラープリンターとしては、主に中小規模のオフィス向けに耐久性、環境性能、用紙対応力の強化などを実現 した「IPSiO SP C320」を発売しました。また、主に大・中規模のオフィス向けにA4カラーレーザープリンター の最上位機種として高い生産性と耐久性を備え、給紙量の増加、セキュリティ強化、操作性の向上などを実現し た「IPSiO SP C420」を発売しました。 プロダクションプリンティング事業では、従来機の高速性能を引き継ぎ、さらなる高画質化の実現と用紙対応 力・操作性を向上した「RICOH Pro C901/C901S」を発売し、国内外で高いマーケットシェアを獲得しておりま す。また、ドイツに本社を置く印刷機大手のハイデルベルグ社との間でグローバルな戦略的協業に合意し、事業 の強化を進めました。 産業分野においては、半導体、電装ユニット、光学機器等の企画・開発生産・販売の協業により、新たなデバ イスおよびモジュール事業の展開に着手しています。 最後に、映像や音声を含めたコミュニケーションに関する顧客価値増大の一環として、新規参入したプロジェ クションシステム事業においては、プロジェクターの新製品「IPSiO PJシリーズ」を発売しました。プロジェク ター本体の販売に加え、お客様のご要望に応えるソリューション提案に至るまでの事業を展開しております。 (3)対処すべき課題 世界経済は緩やかな回復基調にあるものの、欧米経済の先行き、原油価格の高騰、為替相場における円高等の リスク要因を抱え、不透明な状況が続くものと思われます。 また、東日本大震災で被災した生産・販売拠点の復旧は進んでいるものの、震災に起因する電力不足、部材調 達難等は今後の企業活動に大きな影響を及ぼすものと思われます。 こうした状況において、復旧・復興への支援とお客様の事業継続のための商品・サービスの提供に最大限努力 するとともに、震災による業績影響を最小化すべく、リコーグループをあげて取り組んでまいります。 リコーグループは従来から取り組んできた「高効率経営」のさらなる推進に努めてまいります。需要の変動に 対応して着実に利益を創出し、成長を遂げることができる経営体質への転換を加速してまいります。そのため に、グループをあげた「CRGP(Corporate Restructuring and Growth Project)」活動を通じて、事業の創造と集 中、開発生産拠点の統合、販売体制の再編などの諸施策により経営効率を高めてまいります。これらに加え、人 材活用のあり方を抜本的に改革し、既存事業領域から次に述べる今後の成長領域へ人員を大きく移してまいりま す。 画像&ソリューション分野ではM&Aにより獲得した経営資源による利益寄与を加速し、開発・販売等のグループ 内の推進体制の再構築を進めてまいります。 また、マネージド・ドキュメント・サービスやITサービスなどのグローバル展開を加速してまいります。 プロダクションプリンティング事業においては、従来からの先進的な製品開発力を維持しながら、マーケティ ング機能の強化を図り、これまでに積み重ねてきた先行投資の成果を確実に収益に結びつけてまいります。 一方、地域的には中国・インドをはじめとする新興市場での事業拡大に向けて、販売網を強化し、商品を拡充 するなど重点的に経営資源を投入してまいります。 さらには、長期的な成長に寄与するための新たな事業の育成に努めております。映像や音声等の多様な情報を 統合して効率的にコミュニケーションするユニファイド コミュニケーション システム(UCS)事業を新規に立ち 上げ、2011年夏以降に新製品・サービスの提供を開始します。また、環境負荷軽減効果の高い製品群とそれによ るソリューションを提供するエコソリューション事業を立ち上げ、この事業の第一弾として、LED照明市場に参 入いたします。消費電力が少なくCO2の排出量も抑えられるLED照明の市場は、大きな広がりを見せており、独自 開発の技術とグローバルな販売・サービス網を活かし事業を拡大してまいります。 今後もお客様に新たな価値を提供し続けるイノベーションをリコーグループ全体で実践することで、お客様の 期待を超える事業活動に挑戦してまいります。 バックオフィスにおいてはIT技術を駆使した合理化・リエンジニアリングを進め、それにより既存ビジネス のみならず新規ビジネスのバックアップにつなげてまいります。 以上のような活動を通じて、世界中のお客様との信頼関係を高め、リコーをグローバルブランドとして確固た るものにしていきたいと考えております。 最後に、今日の企業は永続するための前提条件として、地球環境と人類の持続可能性に貢献できる存在でなけ ればなりません。リコーグループは環境保全と利益創出を同時に実現する環境経営を掲げています。グローバル での全員参加によるプロセス改革と技術革新を柱に中長期環境目標の実現を目指してまいります。また、お客様 に対しては、商品・サービスの利用時における環境負荷軽減を図るとともに、低炭素社会へ向けたオフィス環境 構築を積極的に支援してまいります。 13 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 4.連結財務諸表 (1)連結貸借対照表 (単位:百万円) 前連結会計年度 (平成22年 3月31日) 資産の部 (流 動 資 産) 現 金 及 び 預 (1,144,612) 当連結会計年度 (平成23年 3月31日) 前連結会計年度 (平成22年 3月31日) 負債及び資本の部 増 減 (1,074,019) (△ 70,593) ( 流 動 負 債 ) ( 660,404) 当連結会計年度 (平成23年 3月31日) ( 増 減 614,700) (△ 45,704) 金 243,888 181,179 △ 62,709 支 払 手 形 ・ 買 掛 金 273,397 250,483 △ 22,914 △ 権 667,614 657,817 9,797 短 金 169,727 151,023 △ 18,704 産 169,251 171,033 1,782 そ の 他 の 流 動 負 債 217,280 213,194 △ そ の 他 の 流 動 資 産 63,859 63,990 131 売 た 上 な 債 卸 資 期 ( 固 定 長 (固 定 資 産) (1,239,331) (1,188,377) (△ 50,954) 有 形 固 定 資 産 263,021 264,740 リ ー ス 債 権 等 445,896 445,782 △ そ の 他 の 投 資 530,414 477,855 △ 52,559 1,719 114 退 借 合 計 2,383,943 2,262,396 △ 121,547 (注)現金及び預金の内訳 現金及び現金同等物 定 期 預 金 債 699,665) ( 負 ( 債 株 合 主 資 本 664,932) (△ 34,733) 514,718 479,422 △ 35,296 務 140,460 140,975 515 44,535 48 計 ) 本 ( ) 44,487 (1,360,069) (1,279,632) (△ 80,437) ( ( 973,341) 929,877) (△ 43,464) 金 135,364 135,364 - 186,083 186,083 - 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 820,701 815,970 その他の包括利益(損失) 累 計 額 △132,051 △170,702 △ 38,651 △ 36,838 △ 己 株 式 △ 36,756 ( 非 支 配 持 分 ) ( 50,533) ( 資本合計(純資産) (1,023,874) ( 負債及び資本(純資産)合計 2,383,943 △ 4,731 82 52,887) 2,354 982,764) (△ 41,110) 2,262,396 △ 121,547 その他の包括利益(損失)累計額内訳 前連結会計年度 当連結会計年度 242,165 179,169 1,723 2,010 <ご参考>為替レート(期末日レート) US$ 1= EURO 1= 付 ( 4,086 務 そ の 他 の 固 定 負 債 自 産 債 ) 債 給 資 資 負 期 職 入 前連結会計年度 当連結会計年度 93.04 124.92 83.15 117.57 14 前連結会計年度 当連結会計年度 増 減 未実現有価証券評価損益 2,372 2,466 94 年 金 債 務 調 整 勘 定 △ 47,335 △ 47,514 △ 179 未 実 現 デ リ バ テ ィブ 評 価 損 益 △ △ △ 11 換 算 修 正 累 計 額 △ 85,931 1,157 1,168 △124,486 △ 38,555 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (2)連結損益計算書 【当第4四半期間】(平成23年1月1日~平成23年3月31日) 前第4四半期連結会計期間 自 平成22年1月1日 科 目 至 平成22年3月31日 金 額 構成比(%) 売 上 高 541,606 100.0 売 上 原 価 327,669 60.5 (単位:百万円) 当第4四半期連結会計期間 自 平成23年1月1日 至 平成23年3月31日 金 額 構成比(%) 増 減 金 額 伸び率(%) 502,962 100.0 △ 38,644 △ 7.1 312,367 62.1 △ 15,302 △ 4.7 △ 10.9 益 213,937 39.5 190,595 37.9 △ 23,342 販売費及び一般管理費 185,672 34.3 184,388 36.7 △ 1,284 △ 0.7 28,265 5.2 6,207 1.2 △ 22,058 △ 78.0 受取利息及び配当金 1,256 0.2 832 0.2 △ 424 △ 33.8 支 息 1,988 0.4 2,682 0.5 694 34.9 投資有価証券評価損 56 0.0 1,639 0.3 1,583 - その他(収益)費用 776 0.1 △ 1,338 △ 0.3 △ 2,114 - 税引前四半期純利益 26,701 4.9 4,056 0.8 △ 22,645 △ 84.8 売 上 営 営 総 利 業 業 利 外 損 払 利 益 益 等 12,740 2.4 4,471 0.9 △ 8,269 △ 64.9 持 分 法 投 資 損 益 △ 0 △ 0.0 △ 7 △ 0.0 △ 7 - 13,961 504 2.6 0.0 △ 422 268 △ 0.1 0.1 △ 14,383 △ 236 - △ 46.8 13,457 2.5 △ 690 △ 0.1 △ 14,147 - 法 人 四 半 税 期 純 利 益 非 支 配 持 分 帰 属 損 益 当社株主に帰属する 四 半 期 純 利 益 <ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート) 前第4四半期連結会計期間 US$ 1= \90.76 EURO 1= \125.64 【通 売 期】(平成22年4月1日~平成23年3月31日) 前連結会計年度 自 平成21年4月1日 科 目 至 平成22年3月31日 金 額 構成比(%) 上 高 2,016,337 100.0 当第4四半期連結会計期間 \82.32 \112.51 (単位:百万円) 当連結会計年度 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 金 額 構成比(%) 金 額 1,942,013 100.0 △ 74,324 △ 3.7 増 減 伸び率(%) 価 1,193,994 59.2 1,151,939 59.3 △ 42,055 △ 3.5 益 822,343 40.8 790,074 40.7 △ 32,269 △ 3.9 販売費及び一般管理費 756,346 37.5 729,878 37.6 △ 26,468 △ 3.5 65,997 3.3 60,196 3.1 △ 5,801 △ 8.8 受取利息及び配当金 3,472 0.2 2,986 0.2 △ 486 △ 14.0 支 息 8,144 0.4 8,498 0.4 354 4.3 投資有価証券評価損 169 0.0 1,844 0.1 1,675 991.1 用 3,632 0.2 7,440 0.4 3,808 104.8 税引前当期純利益 57,524 2.9 45,400 2.3 △ 12,124 △ 21.1 △ 18.3 売 上 売 上 営 営 原 総 業 業 利 外 払 そ の 利 損 利 他 費 益 益 等 27,678 1.4 22,621 1.2 △ 5,057 持 分 法 投 資 損 益 6 0.0 △ 22 △ 0.0 △ 28 - 益 29,852 1.5 22,757 1.2 △ 7,095 △ 23.8 非 支 配 持 分 帰 属 損 益 1,979 0.1 3,107 0.2 1,128 57.0 当社株主に帰属する 当 期 純 利 益 27,873 1.4 19,650 1.0 △ 8,223 △ 29.5 法 当 人 期 税 純 利 <ご参考>為替レート(期中平均レート) 前連結会計年度 US$ 1= \92.91 EURO 1= \131.21 当連結会計年度 \85.77 \113.28 15 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (3)連結分野別売上高表 ① 製品別売上高 【当第4四半期間】(平成23年1月1日~平成23年3月31日) 前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間 自 平成22年1月1日 自 平成23年1月1日 区 分 至 平成22年3月31日 至 平成23年3月31日 金 額 構成比(%) 金 額 構成比(%) 画像ソリューション 402,911 74.4 376,940 74.9 ネットワークシステムソリューション そ 業 の 14.4 △ 9,282 △ 11.4 484,153 89.4 448,900 89.3 △ 35,253 △ 7.3 野 25,335 4.7 24,694 4.9 △ 641 △ 2.5 分 野 32,118 5.9 29,368 5.8 △ 2,750 △ 8.6 計 541,606 100.0 502,962 100.0 △ 38,644 △ 7.1 <ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート) 前第4四半期連結会計期間 US$ 1= \90.76 EURO 1= \125.64 合 の 伸び率(%) 75.2 1,429,824 73.6 △ 86,348 △ 5.7 13.6 283,483 14.6 9,412 3.4 1,790,243 88.8 1,713,307 88.2 △ 76,936 △ 4.3 野 101,692 5.0 106,830 5.5 5,138 5.1 分 野 124,402 6.2 121,876 6.3 △ 2,526 △ 2.0 計 2,016,337 100.0 1,942,013 100.0 △ 74,324 △ 3.7 分 他 金 額 増 減 274,071 画像&ソリューション分野 業 (単位:百万円) 当連結会計年度 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 金 額 構成比(%) 1,516,172 ネットワークシステムソリューション そ 当第4四半期連結会計期間 \82.32 \112.51 期】(平成22年4月1日~平成23年3月31日) 前連結会計年度 自 平成21年4月1日 区 分 至 平成22年3月31日 金 額 構成比(%) 画像ソリューション 産 伸び率(%) △ 6.4 71,960 合 【通 金 額 △ 25,971 15.0 分 他 増 減 81,242 画像&ソリューション分野 産 (単位:百万円) <ご参考>為替レート(期中平均レート) 前連結会計年度 US$ 1= \92.91 EURO 1= \131.21 当連結会計年度 \85.77 \113.28 (注) 各区分には以下の製品が含まれております。 画像ソリューション ・・・・・・・・デジタルPPC・カラーPPC・印刷機・FAX・アナログPPC・ジアゾ・スキャナ・ MFP(マルチファンクションプリンター)・プリンター等機器及び関連消耗品・サービス・関連ソフト等 ネットワークシステムソリューション ・・パソコン・サーバー・ネットワーク機器・ネットワーク関連ソフト・アプリソフト及びサービス・サポート等 産業 ・・・・・・・・・・・・・・・サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット・計量器等 その他 ・・・・・・・・・・・・・デジタルカメラ等 16 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 ② 国内・海外別売上高 【当第4四半期間】(平成23年1月1日~平成23年3月31日) 前第4四半期連結会計期間 当第4四半期連結会計期間 自 平成22年1月1日 自 平成23年1月1日 区 分 至 平成22年3月31日 至 平成23年3月31日 金 額 構成比(%) 金 額 構成比(%) 国 内 46.2 45.0 250,051 226,437 (単位:百万円) 増 減 金 額 △ 23,614 伸び率(%) △ 9.4 米 州 141,290 26.1 132,546 26.4 △ 8,744 △ 6.2 欧 州 117,117 21.6 110,405 22.0 △ 6,712 △ 5.7 他 外 33,148 6.1 33,574 6.6 426 1.3 海 291,555 53.8 276,525 55.0 △ 15,030 △ 5.2 合 計 541,606 100.0 502,962 100.0 △ 38,644 △ 7.1 そ の <ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート) 前第4四半期連結会計期間 US$ 1= \90.76 EURO 1= \125.64 当第4四半期連結会計期間 \82.32 \112.51 【通 期】(平成22年4月1日~平成23年3月31日) 前連結会計年度 自 平成21年4月1日 区 分 至 平成22年3月31日 金 額 構成比(%) 国 内 43.5 876,578 当連結会計年度 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 金 額 構成比(%) 45.1 875,859 米 (単位:百万円) 増 減 金 額 △ 719 伸び率(%) △ 0.1 州 557,687 27.7 521,970 26.9 △ 35,717 △ 6.4 州 458,584 22.7 413,936 21.3 △ 44,648 △ 9.7 123,488 6.1 130,248 6.7 6,760 5.5 海 他 外 1,139,759 56.5 1,066,154 54.9 △ 73,605 △ 6.5 合 計 2,016,337 100.0 1,942,013 100.0 △ 74,324 △ 3.7 欧 そ の <ご参考>為替レート(期中平均レート) 前連結会計年度 US$ 1= \92.91 EURO 1= \131.21 当連結会計年度 \85.77 \113.28 17 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (4)連結資本勘定計算書 【前期】(平成21年4月1日~平成22年3月31日) 資本金 期首残高 135,364 資本 剰余金 186,083 (単位:百万円) 利益 剰余金 815,725 その他の 包括利益 (損失) 累計額 自己株式 △ 125,121 △ 36,678 株主資本 非支配持分 純資産合計 975,373 48,977 1,024,350 包括利益 27,873 当期純利益 未実現有価証券評価益 年金債務調整勘定 未実現デリバティブ評価損益 換算修正累計額 27,873 1,979 29,852 524 524 10 534 6,966 6,966 65 7,031 △ 784 △ 784 4 △ 780 △ 13,636 △ 13,636 2 △ 13,634 20,943 2,060 23,003 包括利益合計 自己株式変動-純額 △ 78 自己株式処分差損 当社株主への配当金 △ 78 △ 78 △ 39 △ 39 △ 39 △ 22,858 △ 22,858 非支配株主への配当金 期末残高 135,364 186,083 820,701 △ 132,051 △ 36,756 973,341 【当期】(平成22年4月1日~平成23年3月31日) 資本金 期首残高(既報告額) 135,364 資本 剰余金 186,083 変動持分事業体に関する新会計 基準適用による過年度累積的影 響額(税効果後) 期首残高(修正後) 186,083 △ 504 50,533 1,023,874 (単位:百万円) 利益 剰余金 820,701 その他の 包括利益 (損失) 累計額 自己株式 △ 132,051 △ 36,756 △ 410 135,364 △ 22,858 △ 504 820,291 △ 132,051 △ 36,756 株主資本 非支配持分 純資産合計 973,341 50,533 1,023,874 △ 410 △ 392 △ 802 972,931 50,141 1,023,072 19,650 3,107 22,757 包括利益(損失) 19,650 当期純利益 未実現有価証券評価損益 年金債務調整勘定 未実現デリバティブ評価損 換算修正累計額 94 94 △ 6 88 △ 179 △ 179 △ 7 △ 186 △ 11 △ 11 △ 22 △ 33 △ 38,555 包括利益(損失)合計 自己株式変動-純額 △ 82 自己株式処分差損 当社株主への配当金 △ 38,555 269 △ 38,286 △ 19,001 3,341 △ 15,660 △ 82 △ 82 △ 28 △ 28 △ 28 △ 23,943 △ 23,943 △ 23,943 非支配株主への配当金 期末残高 135,364 186,083 815,970 18 △ 170,702 △ 36,838 929,877 △ 595 △ 595 52,887 982,764 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (5)連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 当連結会計年度 前連結会計年度 項 目 自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 Ⅰ.営業活動によるキャッシュ・フロー 当期純利益 29,852 22,757 98,941 93,400 営業活動による純増額への調整 有形固定資産減価償却費及び無形固定資産償却費 受取配当金控除後の持分法による投資損益 △ 繰延税金 有形固定資産除売却損 投資有価証券評価損 退職・年金費用(支払額控除後) △ 6 22 183 956 2,586 1,507 169 1,844 2,677 △ 971 △ 11,237 △ 14,048 資産及び負債の増減 売上債権の減少 5,475 たな卸資産の減少(△増加) 19,599 リース債権の減少 1,865 23,397 支払債務の減少 △ 未払法人税等及び未払費用等の増加 10,124 13,870 15,589 その他 営業活動による純増額 14,725 7,719 5,360 190,703 130,050 1,591 1,387 Ⅱ.投資活動によるキャッシュ・フロー 有形固定資産の売却 有形固定資産の購入 △ 66,979 △ 66,976 無形固定資産の購入 △ 13,383 △ 18,806 有価証券の取得 △ 701 △ 有価証券の売却 1,027 定期預金の純増減 235 126 249 △ 401 事業の買収(取得時の現金及び現金同等物受入額控除後) △ 4,760 △ 1,415 その他 △ 6,614 △ 5,688 投資活動による純減額 △ 89,570 △ 92,008 Ⅲ.財務活動によるキャッシュ・フロー 長期債務による調達 46,965 58,622 長期債務の返済 △ 66,564 △ 87,147 短期借入金の純減 △ 105,250 △ 30,729 社債発行による調達 55,000 79,741 社債の償還 △ 20,000 △ 87,975 支払配当金 △ 22,858 △ 23,943 自己株式取得 △ 183 △ 157 その他 △ 488 △ 520 財務活動による純減額 △ 113,378 △ 92,108 Ⅳ.換算レートの変動に伴う影響額 △ 4,074 △ 8,930 Ⅴ.現金及び現金同等物の純減額 △ 16,319 △ 62,996 Ⅵ.現金及び現金同等物の期首残高 258,484 242,165 Ⅶ.現金及び現金同等物の期末残高 242,165 179,169 19 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (6)継続企業の前提に関する注記 該当事項はありません。 (7)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 ① 連結の範囲および持分法の適用の異動の状況 連結子会社 (新規) 10社 (除外) 49社 持分法適用会社 (新規) 1社 (除外) - ② 主要な連結会計方針の要約 a. 連結基準 当連結財務諸表には、当社および子会社が含まれております。20%から50%を保有する関連会社に対する投資勘定に ついては持分法を適用しております。連結会社間の債権・債務および連結会社間の取引は、連結上消去しております。 b. 有価証券 有価証券の会計処理は、FASB Accounting Standards Codification TM (ASC)第320号「負債及び持分証券への投資」 (旧米国財務会計基準審議会基準書第115号)に準拠しております。当社および連結子会社の保有する有価証券は、主 に売却可能有価証券に分類されます。 売却可能有価証券は、未実現損益を反映した公正価額で評価し、税効果考慮後の未実現利益および未実現損失の金額 を未実現有価証券評価損益として、純資産の部のその他の包括利益(損失)累計額に含めて表示しております。 有価証券の売却時の原価は、移動平均法による原価法により算出しております。 c. たな卸資産 たな卸資産は、主として総平均法に基づく低価法により評価しており、その原価には原材料費、労務費および製造間 接費が含まれております。 d. 有形固定資産 有形固定資産の減価償却方法は、主として定率法を採用しております。海外子会社の大部分は、定額法を採用してお ります。 ASC第840号「リース会計」(旧米国財務会計基準審議会基準書第13号)に基づき、キャピタルリースに分類されるリ ース資産の取得は有形固定資産の取得として処理しております。 e. のれんおよびその他の無形固定資産 ASC第350号「無形固定資産-のれん及びその他」(旧米国財務会計基準審議会基準書第142号)に基づき、のれんおよ び耐用年数の確定できない無形固定資産については償却を行っておりません。同基準書はこれらの資産を最低年1回の 減損テストにより評価することを求めております。 f. 年金および退職給付債務 年金および退職一時金の費用および負債の測定は、ASC第715号「退職給付」(旧米国財務会計基準審議会基準書第87 号および基準書第158号)に準拠しております。 g. 見積りの使用 当社グループは連結財務諸表を作成するにあたり、必要な仮定と見積りを行っており、それらは資産・負債・ 収益・費用の計上金額、長期性資産の減損の認識、金融商品の時価ならびに偶発資産および偶発債務の開示情報に影 響を与えております。実際の結果とそれらの見積りは相違することが有り得ます。 20 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (8)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更 会計処理の原則・手続、表示方法等の変更 当連結会計年度より、Accounting Standards Update(ASU)2009-16「金融資産の譲渡に関する会計処理」に より改訂されたASC第860号「譲渡とサービシング」を適用しております。ASU2009-16は、適格特別目的事業体 (適格SPE)の概念を廃止し、金融資産の譲渡を売却処理する場合の条件を規定しております。また、金融資 産の認識を中止する場合の条件を明確にし、留保持分の測定方法を見直しております。 同じく当連結会計年度より、Accounting Standards Update(ASU)2009-17「変動持分事業体に関係する企業 の財務報告の改訂」により改訂されたASC第810号「連結」を適用しております。ASU2009-17は、変動持分事業 体の主たる受益者を特定するための分析とその継続的な見直しを規定しております。また、評価の頻度を増や すことを要求しております。 これらの会計基準編纂書の適用により当社は主に、リース債権等24,309百万円および一年以内返済長期債 務・長期債務20,241百万円を連結貸借対照表上、計上しております。 なお、利益剰余金に係る累積的影響の調整は重要ではありません。 21 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (9)連結財務諸表に関する注記事項 ① セグメント情報 a. 事業の種類別セグメント情報 【当第4四半期間】(平成23年1月1日~平成23年3月31日) (単位:百万円) 損益情報: 前第4四半期連結会計期間 自 平成22年1月1日 至 平成22年3月31日 金 画像&ソ リューション分 野 産業 分野 その他 分野 消去又は 全社 連結 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業利益 売上高 セグメント間 計 営業費用 セグメント間 配賦不能費用 計 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業利益 額 484,153 484,153 436,715 47,438 (%) 当第4四半期連結会計期間 自 平成23年1月1日 至 平成23年3月31日 金 額 増 額 減 (%) 金 (%) 100.0 94.1 5.9 △ 35,253 △ 35,253 △ 14,123 △ 21,130 100.0 99.1 0.9 △ 641 △ 17 △ 658 △ 1,210 552 △ △ △ △ △ 8.6 △ 8.6 △ 2.5 - 100.0 90.2 9.8 448,900 448,900 422,592 26,308 100.0 101.2 △ 1.2 24,694 1,266 25,960 25,729 231 32,118 32,118 33,579 △ 1,461 100.0 104.5 △ 4.5 29,368 29,368 32,746 △ 3,378 100.0 111.5 △ 11.5 △ 2,750 △ 2,750 △ 833 △ 1,917 △ 1,283 △ 1,283 - △ 1,266 △ 1,266 - 17 17 - - △ 1,266 16,954 15,688 △ 16,954 - 22 △ 442 △ 420 437 - 100.0 94.8 5.2 502,962 502,962 496,755 6,207 100.0 98.8 1.2 △ 38,644 △ 38,644 △ 16,586 △ 22,058 25,335 1,283 26,618 26,939 △ 321 △ 1,288 17,396 16,108 △ 17,391 541,606 541,606 513,341 28,265 22 △ 7.3 △ 7.3 △ 3.2 △ 44.5 2.5 1.3 2.5 4.5 - △ 7.1 △ 7.1 △ 3.2 △ 78.0 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 【通 期】(平成22年4月1日~平成23年3月31日) (単位:百万円) 損益情報: 画像&ソ リューション分 野 産業 分野 その他 分野 消去又は 全社 連結 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業利益 売上高 セグメント間 計 営業費用 セグメント間 配賦不能費用 計 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業利益 前連結会計年度 自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日 当連結会計年度 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 金 (%) 金 100.0 92.2 7.8 1,713,307 1,713,307 1,578,896 134,411 100.0 101.3 △ 1.3 106,830 5,413 112,243 111,237 1,006 124,402 124,402 127,849 △ 3,447 △ 4,436 △ 4,436 額 1,790,243 1,790,243 1,649,820 140,423 101,692 4,436 106,128 107,483 △ 1,355 2,016,337 2,016,337 1,950,340 65,997 金 100.0 92.2 7.8 △ 76,936 △ 76,936 △ 70,924 △ 6,012 △ 4.3 △ 4.3 △ 4.3 100.0 99.1 0.9 5,138 977 6,115 3,754 2,361 5.1 22.0 5.8 3.5 - 100.0 104.0 △ 4.0 △ 2,526 △ 2,526 △ 1,062 △ 1,464 △ 2.0 100.0 102.8 △ 2.8 121,876 121,876 126,787 △ 4,911 △ 2.0 △ 0.8 - - △ 5,413 △ 5,413 - △ 977 △ 977 - - △ 5,420 70,317 64,897 △ 70,310 - △ 997 706 △ 291 △ 686 - 100.0 96.7 3.3 1,942,013 1,942,013 1,881,817 60,196 100.0 96.9 3.1 △ 74,324 △ 74,324 △ 68,523 △ 5,801 23 額 減 (%) △ 4,423 69,611 65,188 △ 69,624 額 増 (%) △ 4.3 △ 3.7 △ 3.7 △ 3.5 △ 8.8 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 b. 所在地別セグメント情報 【当第4四半期間】(平成23年1月1日~平成23年3月31日) (単位:百万円) 損益情報: 前第4四半期連結会計期間 自 平成22年1月1日 至 平成22年3月31日 金 売上高 外部顧客向け セグメント間 日本 計 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 米州 計 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 欧州 計 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 その他 計 地域 営業費用 営業利益 売上高 セグメント間 消去又は 計 全社 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 連結 計 営業費用 営業利益 額 255,085 90,107 345,192 333,110 12,082 (%) 当第4四半期連結会計期間 自 平成23年1月1日 至 平成23年3月31日 金 額 増 額 (%) 金 100.0 99.6 0.4 △ 24,961 △ 6,112 △ 31,073 △ 20,211 △ 10,862 △ 9.8 △ 6.8 △ 9.0 △ 6.1 △ 89.9 100.0 100.0 0.0 △ 8,703 90 △ 8,613 △ 8,729 116 △ 6.2 14.1 △ 6.1 △ 6.1 - 100.0 92.9 7.1 △ 5,810 106 △ 5,704 △ 3,388 △ 2,316 △ 4.9 21.2 △ 4.8 △ 3.1 △ 22.3 3.1 1.8 2.3 6.1 △ 49.6 - - - 100.0 96.5 3.5 230,124 83,995 314,119 312,899 1,220 100.0 100.1 △ 0.1 132,496 728 133,224 133,210 14 100.0 91.3 8.7 112,621 606 113,227 105,155 8,072 26,891 37,591 64,482 60,144 4,338 100.0 93.3 6.7 27,721 38,274 65,995 63,807 2,188 100.0 96.7 3.3 830 683 1,513 3,663 △ 2,150 △ 128,836 △ 128,836 △ 130,395 1,559 - - - △ 123,603 △ 123,603 △ 118,316 △ 5,287 - - - 5,233 5,233 12,079 △ 6,846 100.0 94.8 5.2 502,962 502,962 496,755 6,207 100.0 98.8 1.2 △ 38,644 △ 38,644 △ 16,586 △ 22,058 141,199 638 141,837 141,939 △ 102 118,431 500 118,931 108,543 10,388 541,606 541,606 513,341 28,265 24 減 (%) △ 7.1 △ 7.1 △ 3.2 △ 78.0 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 【通 期】(平成22年4月1日~平成23年3月31日) (単位:百万円) 損益情報: 売上高 外部顧客向け セグメント間 日本 計 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 米州 計 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 欧州 計 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 その他 計 地域 営業費用 営業利益 売上高 セグメント間 消去又は 計 全社 営業費用 営業利益 売上高 外部顧客向け セグメント間 連結 計 営業費用 営業利益 前連結会計年度 自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日 金 額 (%) 当連結会計年度 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 金 額 (%) 金 額 (%) 894,374 379,063 1,273,437 1,240,361 33,076 100.0 97.4 2.6 890,767 395,556 1,286,323 1,256,422 29,901 100.0 97.7 2.3 △ 3,607 16,493 12,886 16,061 △ 3,175 △ 0.4 4.4 1.0 1.3 △ 9.6 100.0 102.1 △ 2.1 521,699 3,190 524,889 528,553 △ 3,664 100.0 100.7 △ 0.7 △ 34,974 △ 158 △ 35,132 △ 43,331 8,199 △ △ △ △ 100.0 93.5 6.5 417,291 2,381 419,672 391,909 27,763 100.0 93.4 6.6 △ 43,516 175 △ 43,341 △ 40,913 △ 2,428 △ 9.4 7.9 △ 9.4 △ 9.5 △ 8.0 104,483 141,504 245,987 231,646 14,341 100.0 94.2 5.8 112,256 161,150 273,406 261,005 12,401 100.0 95.5 4.5 7,773 19,646 27,419 29,359 △ 1,940 7.4 13.9 11.1 12.7 △ 13.5 △ 526,121 △ 526,121 △ 526,373 252 - - - △ 562,277 △ 562,277 △ 556,072 △ 6,205 - - - △ 36,156 △ 36,156 △ 29,699 △ 6,457 - - - 100.0 96.7 3.3 1,942,013 1,942,013 1,881,817 60,196 100.0 96.9 3.1 △ 74,324 △ 74,324 △ 68,523 △ 5,801 556,673 3,348 560,021 571,884 △ 11,863 460,807 2,206 463,013 432,822 30,191 2,016,337 2,016,337 1,950,340 65,997 25 増 減 6.3 4.7 6.3 7.6 - △ 3.7 △ 3.7 △ 3.5 △ 8.8 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 ②1株当たり情報 1株当たりの情報は以下のとおりであります。 平成21年度 1株当たり株主資本 1,341.45 平成22年度 円 1,281.70 1株当たり当社株主に帰属する当期純利益 38.41 27.08 潜在株式調整後1株当たり 当社株主に帰属する当期純利益 37.36 26.53 円 1株当たり当社株主に帰属する当期純利益金額および潜在株式調整後1株当たり当社株主に帰属する当期純利益金額の算定の 基礎は、以下のとおりであります。 平成21年度 平成22年度 当社株主に帰属する当期純利益 27,873 百万円 希薄化効果のある証券の影響 △ 25 △ 38 27,848 19,612 希薄化後当社株主に帰属する当期純利益 平均発行済普通株式数 725,613,259 希薄化効果のある証券の影響 希薄化後発行済普通株式数 株 19,650 百万円 725,554,477 19,741,071 13,739,286 745,354,330 739,293,763 株 ③重要な後発事象 該当事項はありません。 (開示の省略) リース取引、税効果会計、有価証券、退職給付に関する注記事項については、決算短信における開示の必要性が大きく ないと考えられるため開示を省略します。 26 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 5.個別財務諸表 (1)貸借対照表 (単位:百万円) 前事業年度 (平成22年 3月31日現在) 区分 当事業年度 (平成23年 3月31日現在) 増 減 (資産の部) 流 現 受 売 有 商 原 仕 貯 前 繰 未 短 そ 貸 固 有 無 投 資 動 金 及 取 資 び 預 手 掛 価 品 及 証 び 製 材 掛 蔵 払 費 延 税 金 資 収 入 期 貸 付 の 倒 引 当 定 資 形 固 定 資 建 構 築 機 械 及 び 装 車 両 運 搬 工具・器具及び備 土 リ ー ス 資 建 設 仮 勘 形 固 定 資 の れ 特 許 借 地 商 標 ソ フ ト ウ ェ リ ー ス 資 そ の 資 そ の 他 の 資 投 資 有 価 証 関 係 会 社 株 関 係 会 社 出 資 関係会社長期貸付 破 産 更 生 債 権 敷 金 及 び 保 証 そ の 他 の 投 貸 倒 引 当 産 合 産 金 形 金 券 品 料 品 品 用 産 金 金 他 金 産 産 物 物 置 具 品 地 産 定 産 ん 権 権 権 ア 産 他 産 券 式 金 金 等 金 資 金 計 515,639 9,707 3,366 189,137 112,243 21,615 3,231 6,523 8,052 7,021 11,156 14,969 123,307 5,390 △ 86 757,338 138,914 48,339 3,260 22,175 11 10,523 28,791 172 25,640 65,305 18,044 2,303 7,484 7,934 22,771 12 6,752 553,118 18,479 349,658 19,252 153,750 329 6,673 5,534 △ 560 1,272,977 27 563,320 12,296 2,814 169,172 66,677 22,126 4,228 7,582 8,520 7,493 12,353 29,378 218,615 2,184 △ 124 689,100 136,777 65,570 3,551 25,569 5 10,475 28,769 127 2,708 62,335 16,770 1,884 7,381 6,826 23,299 66 6,106 489,987 17,093 351,872 19,252 92,172 322 6,629 3,185 △ 540 1,252,421 47,681 2,589 △ 552 △ 19,965 △ 45,566 511 997 1,059 468 472 1,197 14,409 95,308 △ 3,206 △ 38 △ 68,238 △ 2,137 17,231 291 3,394 △ 6 △ 48 △ 22 △ 45 △ 22,932 △ 2,970 △ 1,274 △ 419 △ 103 △ 1,108 528 54 △ 646 △ 63,131 △ 1,386 2,214 - △ 61,578 △ 7 △ 44 △ 2,349 20 △ 20,556 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (単位:百万円) 前事業年度 (平成22年 3月31日現在) 区分 当事業年度 (平成23年 3月31日現在) 増 減 (負債の部) 流 支 買 一 短 リ 未 未 未 前 預 賞 役 製 デ そ 固 社 新 長 リ 繰 長 退 資 そ 負 動 払 負 手 債 形 金 債 金 務 金 用 等 金 金 金 金 金 務 他 債 債 債 金 務 債 金 金 務 他 計 192,082 1,920 125,433 - - 652 10,786 26,686 5,024 5,272 2,341 10,049 86 1,194 1,366 1,266 313,829 85,000 55,091 167,100 747 729 415 4,267 - 477 505,912 205,750 2,107 116,267 22,221 6,300 403 9,433 27,870 709 4,880 2,054 9,214 82 1,000 1,926 1,276 294,533 125,000 - 160,800 376 409 265 5,167 2,026 487 500,283 13,668 187 △ 9,166 22,221 6,300 △ 249 △ 1,353 1,184 △ 4,315 △ 392 △ 287 △ 835 △ 4 △ 194 560 10 △ 19,296 40,000 △ 55,091 △ 6,300 △ 371 △ 320 △ 150 900 2,026 10 △ 5,629 株 主 資 本 資 本 金 資 本 剰 余 金 資 本 準 備 金 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 そ の 他 利 益 剰 余 金 固定資産圧縮積立金 特 別 償 却 準 備 金 プ ロ グ ラ ム 準 備 金 社 会 貢 献 積 立 金 別 途 積 立 金 繰 越 利 益 剰 余 金 自 己 株 式 評 価 ・ 換 算 差 額 等 761,947 135,364 180,804 180,804 482,370 14,955 467,415 450 161 29 1 430,350 36,423 △ 36,592 5,118 5,118 767,065 1,272,977 747,607 135,364 180,804 180,804 468,112 14,955 453,157 450 411 - 0 430,350 21,946 △ 36,674 4,530 4,530 752,137 1,252,421 △ 14,340 - - - △ 14,258 - △ 14,258 - 250 △ 29 △ 1 - △ 14,477 △ 82 △ 588 △ 588 △ 14,928 △ 20,556 前事業年度 \93.04 \124.92 当事業年度 \83.15 \117.57 掛 年 内 償 還 社 期 借 入 ー ス 債 払 払 費 払 法 人 税 受 り 与 引 当 員 賞 与 引 当 品 保 証 引 当 リ バ テ ィ ブ 債 の 定 負 株 予 約 権 付 社 期 借 入 ー ス 債 延 税 金 負 期 未 払 職 給 付 引 当 産 除 去 債 の 債 合 (純資産の部) その他有価証券評価差額金 純 資 産 合 計 負 債 及 び 純 資 産 合 計 <ご参考>為替レート(期末日レート) US$ 1= EURO 1= 28 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (2)損益計算書 (単位:百万円) 科 目 前事業年度 当事業年度 自 平成21年 4月 1日 至 平成22年 3月31日 自 平成22年 4月 1日 至 平成23年 3月31日 金 額 金 額 高 849,037 構成比 % 100.0 価 613,337 益 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 売 上 売 上 売 原 上 総 販 売 一 営 業 営 般 利 管 益 業 損 価 利 証 取 券 利 配 雑 失 収 取 受 営 ( 理 外 受 有 利 当 収 業 外 費 増 減 842,297 構成比 % 100.0 72.2 644,502 235,700 27.8 220,997 26.0 金 額 伸び率 △ 6,740 % △ 0.8 76.5 31,165 5.1 197,795 23.5 △ 37,905 △ 16.1 204,193 24.2 △ 16,804 △ 7.6 費 46,457 34,355 4.1 △ 12,102 費 174,539 169,836 20.2 △ 4,703 ) 14,702 1.7 △ 6,397 △ 0.8 △ 21,099 - 益 28,324 3.3 35,818 4.3 7,494 26.5 息 5,621 4,231 △ 1,390 息 221 115 △ 106 金 19,530 27,516 7,986 入 2,951 3,954 1,003 用 16,117 1.9 22,293 2.6 6,176 支 払 利 息 2,390 2,822 432 社 債 利 息 1,227 1,539 312 為 替 差 損 8,918 15,725 6,807 損 617 575 △ 42 失 2,962 1,631 △ 1,331 固 定 資 雑 産 除 却 損 38.3 経 常 利 益 26,909 3.2 7,126 0.8 特 別 損 失 1,345 0.2 3,641 0.4 失 の 額 失 1,345 705 △ 640 - 745 745 - 2,190 2,190 益 25,563 3.0 3,485 0.4 △ 22,078 法人税、住民税及び事業税 6,060 0.7 △ 4,352 △ 0.5 △ 10,412 - - - △ 760 △ 0.1 △ 760 - - 固 定 資 産 減 損 損 資産除去債務会計基準 適 用 に 伴 う 影 響 災 害 に よ る 損 税 法 法 当 引 人 前 税 人 税 期 当 期 等 還 等 純 純 付 調 利 税 整 利 額 △ 19,783 △ 73.5 2,296 170.7 額 △ 3,802 △ 0.4 △ 1,116 △ 0.1 2,686 益 23,305 2.7 9,714 1.2 △ 13,591 <ご参考>為替レート(期中平均レート) 前事業年度 US$ 1= \92.82 EURO 1= \130.92 当事業年度 \85.87 \112.99 29 △ 86.4 △ 58.3 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (3)株主資本等変動計算書 平成22年3月期(平成21年4月1日~平成22年3月31日) (単位:百万円) 株主資本 利益剰余金 資本剰余金 資本金 その他 資本準備金 資本剰余金 利益準備金 平 成 21 年 3 月 31 日 残 高 135,364 180,804 評価・換算 差額等 - 14,955 その他 利益 剰余金 (注) 467,006 自己株式 △ 36,516 株主資本 合計 その他 有価証券 評価差額金 761,614 3,168 純資産 合計 764,782 当 事 業 年 度 の 変 動 額 剰 余 当 金 期 の 配 純 利 当 △ 22,858 △ 22,858 △ 22,858 益 23,305 23,305 23,305 △ 183 △ 183 △ 183 106 68 68 自 己 株 式 の 取 得 自 己 株 式 の 処 分 △ 38 株 主 資 本 以 外 の 項 目 の 当 期 の 変 動 額 ( 純 額 ) 当 事 業 年 度 の 変 動 額 合 計 - - - - 平 成 22 年 3 月 31 日 残 高 135,364 180,804 - 14,955 △ 76 332 1,949 2,282 467,415 △ 36,592 761,947 5,118 767,065 (単位:百万円) 平 成 21 年 3 月 31 日 残 高 467 特別償却 準備金 357 プログラム 準備金 社会貢献 積立金 58 別途積立金 88 441,350 繰越利益 剰余金 合計 24,683 467,006 当 事 業 年 度 の 変 動 額 剰 余 金 の 配 当 固定資産圧縮積立金の取崩 △ 22,858 △ 22,858 △ 17 17 - 特 別 償 却 準 備 金 の 積 立 17 △ 17 - 特 別 償 却 準 備 金 の 取 崩 △ 212 212 - 29 - プ ロ グ ラ ム 準 備 金 の 取 崩 △ 29 社 会 貢 献 積 立 金 の 積 立 23 △ 23 - 社 会 貢 献 積 立 金 の 取 崩 △ 110 110 - 11,000 - 分 △ 38 △ 38 益 23,305 23,305 11,739 409 36,423 467,415 別 自 当 途 積 己 株 期 立 金 式 純 の の 取 処 利 崩 △ 11,000 当 事 業 年 度 の 変 動 額 合 計 △ 17 △ 195 △ 29 平 成 22 年 3 月 31 日 残 高 450 161 29 30 △ 87 △ 11,000 1 1,949 409 (注)その他利益剰余金の内訳 固定資産 圧縮積立金 1,949 430,350 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 平成23年3月期(平成22年4月1日~平成23年3月31日) (単位:百万円) 株主資本 資本剰余金 利益剰余金 資本金 その他 資本準備金 資本剰余金 利益準備金 平 成 22 年 3 月 31 日 残 高 135,364 180,804 評価・換算 差額等 - 14,955 その他 利益 剰余金 (注) 自己株式 467,415 △ 36,592 その他 株主資本 有価証券 合計 評価差額金 761,947 5,118 純資産 合計 767,065 当 事 業 年 度 の 変 動 額 剰 余 当 金 期 の 純 配 利 当 △ 23,944 △ 23,944 △ 23,944 益 9,714 9,714 9,714 △ 156 △ 156 △ 156 74 46 46 自 己 株 式 の 取 得 自 己 株 式 の 処 分 △ 28 株 主 資 本 以 外 の 項 目 の 当 期 の 変 動 額 ( 純 額 ) 当 事 業 年 度 の 変 動 額 合 計 - - - - △ 14,258 平 成 23 年 3 月 31 日 残 高 135,364 180,804 - 14,955 453,157 △ 36,674 (注)その他利益剰余金の内訳 747,607 (単位:百万円) 固定資産 圧縮積立金 平 成 22 年 3 月 31 日 残 高 △ 82 △ 14,340 450 特別償却 準備金 161 プログラム 準備金 社会貢献 積立金 29 別途積立金 1 430,350 繰越利益 剰余金 36,423 合計 467,415 当 事 業 年 度 の 変 動 額 剰 余 金 の 配 △ 23,944 △ 23,944 当 固定資産圧縮積立金の積立 17 固定資産圧縮積立金の取崩 △ 17 △ 17 - 17 - 特 別 償 却 準 備 金 の 積 立 314 △ 314 - 特 別 償 却 準 備 金 の 取 崩 △ 65 65 - 29 - プ ロ グ ラ ム 準 備 金 の 取 崩 △ 29 社 会 貢 献 積 立 金 の 積 立 87 △ 87 - 社 会 貢 献 積 立 金 の 取 崩 △ 88 88 - 自 当 己 株 期 式 純 の 処 利 分 △ 28 △ 28 益 9,714 9,714 当 事 業 年 度 の 変 動 額 合 計 0 250 △ 29 平 成 23 年 3 月 31 日 残 高 450 411 - △ 1 0 31 - 430,350 △ 14,477 △ 14,258 21,946 453,157 △ 588 △ 588 △ 588 △ 14,928 4,530 752,137 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (4)重要な会計方針 ①資産の評価基準および評価方法 a. たな卸資産…原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)により評価しております。 b. 有価証券 a)子会社および関連会社株式…移動平均法による原価法により評価しております。 b)その他有価証券 時価のあるもの… 期末の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は 移動平均法により算定)により評価しております。 時価のないもの… 移動平均法による原価法により評価しております。 c. デリバティブ…時価法により評価しております。 ②固定資産の減価償却方法 a. 有形固定資産(リース資産を除く) 有形固定資産は定率法で行っております。 ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物 (建物附属設備を除く)については、定額法を採用しております。 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。 建物 … 5~50年 機械及び装置 … 4~12年 b. 無形固定資産(リース資産を除く) 無形固定資産は定額法で行っております。 ただし、市場販売目的のソフトウェアについては、見込販売収益に基づく償却額と、残存見込販売有効期間に基づく均等償 却額との、いずれか大きい金額を計上しております。なお、当初における見込販売有効期間は3年としております。また、 自社利用ソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。 c. リース資産 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年3月31日以前のリース取引について は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 ③繰延資産の処理方法 社債発行費については、支出時に全額費用処理しております。なお、損益計算書上は、営業外費用の「雑損失」に含めて表示 しております。 社債発行差金については、社債償還期間(5年)に基づく定額法によっております。 ④重要な引当金の計上基準 a. 貸倒引当金 一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額 を計上しております。 b. 賞与引当金 従業員賞与の当期負担分について、当社賞与計算規定に基づく支給見込額を計上しております。 c. 役員賞与引当金 役員賞与の支出に備えて、当事業年度における支給見込額を計上しております。 d. 製品保証引当金 製品のアフターサービスに対する費用支出に備えるため、保証期間内のサービス費用見積額に基づき計上しております。 e. 退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき、期末において発生して いると認められる額を計上しております。 数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(15年)による定額法によ り按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしております。 過去勤務債務は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(15年)による定額法により按 分した額を費用処理することとしております。 ⑤ヘッジ会計の方法 a. ヘッジ会計の方法 金利スワップについては特例処理の要件を満たしている場合には特例処理を採用しております。 b. ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段:金利スワップ ヘッジ対象:借入金の利息 c. ヘッジ方針 当社の内部規定である「市場リスク管理規定」に基づき、資産・負債に係る相場変動リスクを回避する目的で、資産・負債 の範囲内でデリバティブ取引を行っております。 d. ヘッジの有効性 ヘッジ対象の相場変動の累計とヘッジ手段の相場変動の累計とを比率分析する方法により有効性の評価を行っております。 ただし、特例処理によっている金利スワップについては有効性評価を省略しております。 32 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 ⑥消費税等の処理方法 消費税および地方消費税の会計処理方法は、税抜方式によっております。なお、貸借対照表上、期末の仮払消費税および 仮受消費税等を相殺し、消費税等未収還付税額を流動資産の「その他」に含めて計上しております。 ⑦連結納税制度の適用 平成21年度より当社を連結親法人とする連結納税制度を適用しております。 (5)財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更 (資産除去債務に関する会計基準) 当社は当会計期間より、「資産除去債務に関する会計基準」(企業会計基準第18号 平成20年3月31日)および 「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第21号 平成20年3月31日)を適用いたしました。 この結果、前会計期間と同一の方法によった場合に比べ、営業利益及び経常利益が130百万円、 税引前当期純利益が876百万円それぞれ減少しております。 (6)注記事項 (貸借対照表関係) 1.有形固定資産の減価償却累計額 2.保証債務 前事業年度 410,696 百万円 253 百万円 当事業年度 418,972 百万円 227 百万円 (リース取引関係) 当社は、金融商品取引法第27条の30の6の規定に基づき電子開示手続を行っておりますので記載を省略しております。 (有価証券関係) 子会社株式および関連会社株式で時価のあるもの 1.前期末(平成22年3月31日現在) 貸借対照表計上額 子会社株式 4,229 百万円 関連会社株式 4,927 9,156 時 価 32,975 百万円 25,676 58,651 差 額 28,746 百万円 20,749 49,495 2.当期末(平成23年3月31日現在) 貸借対照表計上額 子会社株式 4,229 百万円 関連会社株式 4,927 9,156 時 価 31,111 百万円 26,616 57,727 差 額 26,882 百万円 21,689 48,571 (株主資本等変動計算書関係) 自己株式の種類および株式数に関する事項 1.前期末(平成22年3月31日現在) (単位:株) 株式の種類 前事業年度末 増加 減少 当事業年度末 普通株式 19,232,352 144,723 56,352 19,320,723 変動事由の概要 普通株式の自己株式の増加144,723株は、単元未満株式の買取による取得であり、減少56,352株は単元未満株式の買増請 求による売却であります。 2.当期末(平成23年3月31日現在) (単位:株) 株式の種類 前事業年度末 増加 減少 当事業年度末 普通株式 19,320,723 128,167 39,480 19,409,410 変動事由の概要 普通株式の自己株式の増加128,167株は、単元未満株式の買取による取得であり、減少39,480株は単元未満株式の買増請 求による売却であります。 33 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 (税効果関係) 当事業年度 前事業年度 1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 繰延税金資産 退職給付引当金 賞与引当金 有価証券評価損 減価償却費 棚卸資産評価減 未払事業税 繰越欠損金 資産除去債務 その他 繰延税金資産 小計 評価性引当金 合計 繰延税金負債 退職給付信託設定 その他有価証券評価差額金 吸収分割により承継した無形固定資産(*) 資産除去債務に対応する除去費用 固定資産圧縮積立金 特別償却準備金 プログラム準備金 その他 繰延税金負債 合計 繰延税金資産/負債の純額 10,156 百万円 4,106 2,552 1,310 1,084 740 6,334 26,282 百万円 △ 2,621 23,661 11,240 百万円 3,766 2,834 1,083 965 3,201 820 5,745 29,654 百万円 △ 4,268 25,386 △ 6,745 百万円 △ 3,485 △ 2,568 △ 306 △ 110 △ 20 △ 13,234 百万円 10,427 百万円 △ 6,745 百万円 △ 3,084 △ 2,306 △ 466 △ 306 △ 279 △ 256 △ 13,442 百万円 11,944 百万円 うち「流動資産」計上額 うち「固定負債」計上額 11,156 △ 729 * リコープリンティングシステムズ株式会社からの吸収分割に伴い承継した無形固定資産に係る 税務上損金とならない金額に対する繰延税金負債の額 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率の差異の内訳 法定実効税率 40.5 % (調整) 評価性引当金 外国税額控除 交際費等永久に損金に算入されない項目 均等割 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 その他 47.3 27.9 2.2 1.9 △ 306.4 7.6 税効果会計適用後の法人税等の負担率 △ 179.0 % 34 12,353 △ 409 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 6.その他 役員の異動(平成23年6月24日付 予定) 取締役ならびに監査役の選任案について、本日の取締役会において決議いたしました。 今後必要な手続き(株主総会決議等)を経て、平成23年6月24日付にて実施する予定です。 つきましては下記の通りご案内申し上げます。 記 1.取締役選任案 (1)新任候補者 富樫 和男 取締役 2.監査役選任案 (1)新任候補者 篠田 光弘 常勤監査役 (2)再任候補者 堀江 清久 補欠監査役(社外) (3)退任予定者 飯島 成和(常勤監査役) 3.新任取締役(候補者)の略歴 とがし 富樫 かずお 和男(昭和24年11月28日生) 昭和47年 慶応義塾大学 文学部 卒業 株式会社リコー 入社 平成10年 リコーヨーロッパB.V. 同社社長 平成12年 同社 グループ執行役員 平成14年 同社 上席執行役員 リコーヨーロッパB.V. 同社会長 兼 NRGグループ PLC.同社会長 平成15年 株式会社リコー 常務取締役 同社 欧州販売事業担当 平成17年 同社 常務執行役員 平成18年 同社 海外事業本部長 兼 販売統括センター 所長 兼 通商・輸出入管理センター 所長 平成20年 理光(中国)投資有限公司 同社会長 平成21年 株式会社リコー グループ執行役員(現職) 同社 海外事業本部 事業統括センター 所長 兼 リコーアメリカズコーポレーション 同社会長・CEO 兼 株式会社リコー 米州販売事業本部長(現職) 平成22年 リコーアメリカズホールディングス,Inc. 同社会長・CEO(現職) 兼 リコーアメリカズコーポレーション 同社会長・CEO(現職) 4.新任監査役(候補者)の略歴 しのだ みつひろ 篠田 光弘(昭和28年11月23日生) 昭和51年 慶応義塾大学 工学部 卒業 昭和53年 慶応義塾大学大学院 修士課程 修了 株式会社リコー 入社 平成11年 同社 経営企画室 経営企画グループ リーダー 平成12年 同社 総合経営企画室 経営管理部長 平成13年 平成15年 平成16年 平成19年 平成22年 同社 監査室長 同社 経理本部 財務部長 同社 経理本部 内部統制推進室長 同社 内部統制室長 リコージャパン株式会社 同社中部営業本部 管理センター長(現職) 35 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 平成22年度 決算補足資料 1.平成22年度 四半期決算概要(連結) (1) 四半期連結業績 第1四半期 実績 億円 売 実績 億円 第3四半期 前年同期 比増減 % 実績 億円 第4四半期 前年同期 比増減 % 実績 億円 前年同期 比増減 % 高 4,829 △ 1.7 4,879 △ 1.9 4,681 △ 3.7 5,029 △ 7.1 益 2,043 2.0 1,986 0.4 1,965 △ 6.5 1,905 △ 10.9 益 218 259.6 161 104.1 159 △ 32.7 62 △ 78.0 益 154 353.6 125 275.2 132 △ 44.8 40 △ 84.8 当社株主に帰属する当期純利益 73 712.1 51 472.3 78 △ 37.9 △ 6 - 売 営 税 上 第2四半期 前年同期 比増減 % 上 総 業 引 利 利 前 利 円 円 円 円 1株当たり当社株主に帰属す る 当 期 純 利 益 10.11 - 7.13 - 10.79 - △ 0.95 - 潜 在 株 式 調 整 後 1株当たり当社株主に帰属す る 当 期 純 利 益 9.83 - 6.94 - 10.54 - △ 0.95 - 億円 総 株 資 主 資 億円 億円 億円 産 23,610 - 23,430 - 21,910 - 22,623 - 本 9,258 - 9,278 - 9,075 - 9,298 - 円 1 株 当 た り 株 主 資 本 円 1,276.04 - 億円 円 1,278.84 - 億円 円 1,250.96 - 億円 営業活動によるキャッシュ・フロー 414 - 260 - 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 208 - △ 287 財務活動によるキャッシュ・フロー 324 - △ 90 現金及び現金同等物期末残高 2,862 - 2,740 - 1,281.70 - 億円 68 - 556 - - △ 145 - △ 278 - - △ 1,159 - 5 - 1,478 - 1,791 - (2) 設備投資・減価償却費 第1四半期 実績 第2四半期 実績 億円 設 備 投 資 第3四半期 実績 億円 第4四半期 実績 億円 億円 額 158 237 91 183 有 形 固 定資 産減 価償 却費 160 173 167 170 第1四半期 実績 第2四半期 実績 第3四半期 実績 第4四半期 実績 (3) 研究開発費 億円 研 究 開 発 億円 億円 億円 費 256 283 273 295 売上高研究開発費率 5.3% 5.8% 5.8% 5.9% 第1四半期 実績 第2四半期 実績 第3四半期 実績 第4四半期 実績 (4) 金融収支 億円 金 融 収 支 億円 億円 億円 △ 12 △ 12 △ 11 △ 18 第1四半期 実績 第2四半期 実績 第3四半期 実績 第4四半期 実績 (5) 為替レート 円 円 円 円 US$ ( 期 中 平 均 レ ー ト ) 92.13 85.95 82.66 82.32 EURO ( 期 中 平 均 レ ー ト ) 117.52 110.80 112.30 112.51 補1 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 2.第4四半期分野別売上高(連結) (単位:百万円) 区 分 画像ソリューション 国 内 海 外 ネットワークシステムソリューション 国 内 海 外 画像&ソリューション分野 484,153 448,900 金 額 △ 25,971 △ 8,127 △ 17,844 △ 9,282 △ 13,083 3,801 為替影響除く増減 伸び率 (%) △ 6.4 △ 5.4 △ 7.0 △ 11.4 △ 23.6 14.7 金 額 △ 1,548 △ 8,127 6,579 △ 6,160 △ 13,083 6,923 伸び率 (%) △ 0.4 △ 5.4 2.6 △ 7.6 △ 23.6 26.8 △ 35,253 △ 7.3 △ 7,708 △ 1.6 183,295 △ 21,210 △ 10.4 △ 21,210 △ 10.4 海 外 279,648 265,605 △ 14,043 △ 5.0 13,502 4.8 米 州 138,399 129,594 △ 8,805 △ 6.4 4,495 3.2 欧 州 112,962 106,673 △ 6,289 △ 5.6 6,570 5.8 分 28,287 野 25,335 89.3 増 減 204,505 業 89.4 当第4四半期連結会計期間 自 平成23年1月1日 至 平成23年3月31日 構成比 金 額 (%) 376,940 74.9 141,003 235,937 71,960 14.4 42,292 29,668 国 内 その他 産 前第4四半期連結会計期間 自 平成22年1月1日 至 平成22年3月31日 構成比 金 額 (%) 402,911 74.4 149,130 253,781 81,242 15.0 55,375 25,867 29,338 4.7 24,694 4.9 1,051 3.7 2,437 8.6 △ 641 △ 2.5 148 0.6 国 内 14,553 14,502 △ 51 △ 0.4 △ 51 △ 0.4 海 外 10,782 10,192 △ 590 △ 5.5 199 1.8 米 州 2,808 2,858 50 1.8 337 12.0 欧 州 3,920 3,485 △ 435 △ 11.1 △ 73 △ 1.9 その他 4,054 3,849 △ 205 △ 5.1 △ 65 △ 1.6 そ の 他 分 野 32,118 5.9 29,368 △ 2,750 △ 8.6 △ 2,640 △ 8.2 国 内 30,993 28,640 5.8 △ 2,353 △ 7.6 △ 2,353 △ 7.6 海 外 1,125 728 △ 397 △ 35.3 △ 287 △ 25.5 米 州 83 94 11 13.3 18 21.7 欧 州 235 247 12 5.1 41 17.4 その他 807 387 △ 420 △ 52.0 △ 346 △ 42.9 合 計 541,606 100.0 502,962 100.0 △ 38,644 △ 7.1 △ 10,200 △ 1.9 国 内 250,051 46.2 226,437 45.0 △ 23,614 △ 9.4 △ 23,614 △ 9.4 海 外 291,555 53.8 276,525 55.0 △ 15,030 △ 5.2 13,414 4.6 米 州 141,290 26.1 132,546 26.4 △ 8,744 △ 6.2 4,850 3.4 欧 州 117,117 21.6 110,405 22.0 △ 6,712 △ 5.7 6,538 5.6 他 33,148 6.1 33,574 6.6 426 1.3 2,026 6.1 そ の <ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート) 前第4四半期連結会計期間 US$ 1= \90.76 EURO 1= \125.64 当第4四半期連結会計期間 \82.32 \112.51 (注)各区分には以下の製品が含まれております。 画像ソリューション ・・・・・・・・デジタルPPC・カラーPPC・印刷機・FAX・アナログPPC・ジアゾ・スキャナ・ MFP(マルチファンクションプリンター)・プリンター等機器及び関連消耗品・サービス・関連ソフト等 ネットワークシステムソリューション ・・パソコン・サーバー・ネットワーク機器・ネットワーク関連ソフト・アプリソフト及びサービス・サポート等 産業 ・・・・・・・・・・・・・・・サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット・計量器等 その他 ・・・・・・・・・・・・・デジタルカメラ等 補2 差 \△8.44 \△13.13 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 3.通期分野別売上高(連結) (単位:百万円) 区 分 画像ソリューション 国 内 海 外 ネットワークシステムソリューション 国 内 海 外 画像&ソリューション分野 当連結会計年度 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 構成比 金 額 (%) 1,429,824 73.6 522,828 906,996 283,483 14.6 169,343 114,140 △ 86,348 △ 7,895 △ 78,453 9,412 △ 1,692 11,104 伸び率 (%) △ 5.7 △ 1.5 △ 8.0 3.4 △ 1.0 10.8 1,790,243 1,713,307 △ 76,936 88.8 88.2 増 減 金 額 為替影響除く増減 12,214 △ 7,895 20,109 20,579 △ 1,692 22,271 伸び率 (%) 0.8 △ 1.5 2.0 7.5 △ 1.0 21.6 △ 4.3 32,793 1.8 金 額 国 内 701,758 692,171 △ 9,587 △ 1.4 △ 9,587 △ 1.4 海 外 1,088,485 1,021,136 △ 67,349 △ 6.2 42,380 3.9 米 州 544,206 509,904 △ 34,302 △ 6.3 8,809 1.6 欧 州 441,649 399,382 △ 42,267 △ 9.6 19,746 4.5 9,220 9.0 13,825 13.5 5,138 5.1 8,562 8.4 その他 産 前連結会計年度 自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日 構成比 金 額 (%) 1,516,172 75.2 530,723 985,449 274,071 13.6 171,035 103,036 業 分 102,630 野 101,692 111,850 5.0 106,830 5.5 国 内 56,145 65,428 9,283 16.5 9,283 16.5 海 外 45,547 41,402 △ 4,145 △ 9.1 △ 721 △ 1.6 米 州 12,860 11,665 △ 1,195 △ 9.3 △ 237 △ 1.8 欧 州 15,322 13,535 △ 1,787 △ 11.7 73 0.5 その他 17,365 16,202 △ 1,163 △ 6.7 △ 557 △ 3.2 △ 2,526 △ 2.0 △ 2,184 △ 1.8 そ の 他 分 野 124,402 6.2 121,876 6.3 国 内 118,675 118,260 △ 415 △ 0.3 △ 415 △ 0.3 海 外 5,727 3,616 △ 2,111 △ 36.9 △ 1,769 △ 30.9 米 州 621 401 △ 220 △ 35.4 △ 210 △ 33.8 欧 州 1,613 1,019 △ 594 △ 36.8 △ 442 △ 27.4 その他 3,493 2,196 △ 1,297 △ 37.1 △ 1,117 △ 32.0 △ 74,324 △ 3.7 39,171 1.9 合 計 2,016,337 100.0 1,942,013 100.0 国 内 876,578 43.5 875,859 45.1 △ 719 △ 0.1 △ 719 △ 0.1 海 外 1,139,759 56.5 1,066,154 54.9 △ 73,605 △ 6.5 39,890 3.5 米 州 557,687 27.7 521,970 26.9 △ 35,717 △ 6.4 8,362 1.5 欧 州 458,584 22.7 413,936 21.3 △ 44,648 △ 9.7 19,377 4.2 他 123,488 6.1 130,248 6.7 6,760 5.5 12,151 9.8 そ の <ご参考>為替レート(期中平均レート) 前連結会計年度 US$ 1= \92.91 EURO 1= \131.21 当連結会計年度 \85.77 \113.28 差 \△7.14 \△17.93 (注)各区分には以下の製品が含まれております。 画像ソリューション ・・・・・・・・デジタルPPC・カラーPPC・印刷機・FAX・アナログPPC・ジアゾ・スキャナ・ MFP(マルチファンクションプリンター)・プリンター等機器及び関連消耗品・サービス・関連ソフト等 ネットワークシステムソリューション ・・パソコン・サーバー・ネットワーク機器・ネットワーク関連ソフト・アプリソフト及びサービス・サポート等 産業 ・・・・・・・・・・・・・・・サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット・計量器等 その他 ・・・・・・・・・・・・・デジタルカメラ等 補3 ㈱リコー(7752) 平成23年3月期決算短信 4.分野別売上高見通し(連結) (単位:億円) 平成22年度 平成23年度通期 通期 区 実績 分 画像ソリューション 国 内 海 外 15,375 7.5 15,186 6.2 5,228 5,387 3.0 5,387 3.0 10.1 9,799 8.0 3,238 14.2 3,220 13.6 国 内 1,693 1,826 7.8 1,826 7.8 海 外 1,141 1,412 23.7 1,394 22.1 17,133 18,613 8.6 18,406 7.4 国 内 6,921 7,213 4.2 7,213 4.2 海 外 10,211 11,400 11.6 11,193 9.6 米 州 5,099 5,502 7.9 5,544 8.7 欧 州 3,993 4,571 14.5 4,314 8.0 その他 1,118 1,327 18.6 1,335 19.4 1,068 1,081 1.2 1,073 0.4 国 内 654 617 △ 5.7 617 △ 5.7 海 外 414 464 12.0 456 10.0 米 州 116 135 15.7 136 16.2 欧 州 135 157 16.0 148 9.5 その他 162 172 6.0 172 6.0 1,218 1,206 △ 1.0 1,208 △ 0.9 国 内 1,182 1,170 △ 1.1 1,170 △ 1.1 海 外 36 36 △ 0.2 38 4.8 米 州 4 4 △ 0.2 4 5.0 欧 州 10 10 △ 1.9 10 1.8 その他 21 22 0.6 23 6.1 計 19,420 20,900 7.6 20,687 6.5 内 外 州 州 他 8,758 10,661 5,219 4,139 1,302 9,000 11,900 5,641 4,738 1,521 2.8 9,000 11,687 5,684 4,473 1,530 2.8 分 他 野 分 野 合 国 海 米 欧 そ 14,298 9,988 業 の 前年比増減 (%) 9,069 画像&ソリューション分野 そ 為替影響を 除く見通し 2,834 ネットワークシステムソリューション 産 前年比増減 (%) 見通し の 11.6 8.1 14.5 16.8 9.6 8.9 8.1 17.5 <ご参考>為替レート(期中平均レート) 平成22年度 平成23年度通期 実績 見通し US$ 1 \85.77 \85.00 EURO 1 \113.28 \120.00 (注)各区分には以下の製品が含まれております。 画像ソリューション ・・・・・・・・デジタルPPC・カラーPPC・印刷機・FAX・アナログPPC・ジアゾ・スキャナ・ MFP(マルチファンクションプリンター)・プリンター等機器及び関連消耗品・サービス・関連ソフ ネットワークシステムソリューション ・・パソコン・サーバー・ネットワーク機器・ネットワーク関連ソフト・アプリソフト及びサービス・サポート 産業 ・・・・・・・・・・・・・・・サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット・計量器等 その他 ・・・・・・・・・・・・・デジタルカメラ等 補4