元 平成24年4月26日 株式会社リコー 平成23年度 決算のお知らせ 平成23年度決算 (平成23年4月1日 ~ 平成24年3月31日) 第4四半期決算 (平成24年1月1日 ~ 平成24年3月31日) 【連結決算概要】 (1)平成23年度実績および平成24年度見通し 平成22年度 通 期 平成23年度 通 期 平成22年4月~ 平成23年4月~ 平成23年3月 平成24年3月 億円 ( 国 ( 海 内 ) 売 ) 売 上 平成24年度 見通し 前期比 増 減 平成24年4月~ 平成25年3月 億円 % 億円 前期比 増 減 % 高 8,758 8,864 + 1.2 9,010 + 1.6 高 10,655 10,170 △ 4.5 10,190 + 0.2 売 上 高 合 計 19,413 19,034 △ 2.0 19,200 + 0.9 売 上 総 利 益 7,889 7,526 △ 4.6 7,600 + 1.0 ( 損 失 ) 580 △ 180 - 700 - 税 引 前 利 益 ( 損 失 ) 当 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益 ( 損 失 ) 441 △ 319 - 625 - 186 △ 445 - 330 - 円 円 円 円 円 営 外 業 利 益 上 85.77 79.08 △ 6.69 75.00 △ 4.08 113.28 109.05 △ 4.23 105.00 △ 4.05 円 円 円 円 円 1株当たり当社株主に帰属する 当 期 純 利 益 ( 損 失 ) 25.68 △ 61.42 △ 87.10 45.49 + 106.91 潜 在 株 式 調 整 後 1株当たり当社株主に帰属する 当 期 純 利 益 ( 損 失 ) 25.15 △ 61.42 △ 86.57 45.49 + 106.91 株主資本当社株主に帰属する 当 期 純 利 益 率 2.0% △ 5.1% △ 7.1 - - 総 資 産 税 引 前 利 益 率 1.9% △ 1.4% △ 3.3 - - 売 上 高 営 業 利 益 率 3.0% △ 0.9% △ 3.9 3.6% + 4.5 為替レート(US$) 為替レート(EURO) 総 資 株 有 株 主 利 主 資 子 資 負 本 比 億円 億円 億円 産 22,555 22,893 + 337 - - 本 9,252 8,227 △ 1,025 - - 債 6,296 7,418 + 1,122 - - 率 41.0% 35.9% △ 5.1 - - 円 円 円 1,275.31 1,134.64 △ 140.67 - - 億円 億円 億円 1 株 当 た り 株 主 資 本 営業活動によるキャッシュ・フロー 1,286 112 △ 1,174 - - 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 919 △ 1,124 △ 205 - - 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 929 878 + 1,807 - - 現金及び現金同等物期末残高 1,722 1,562 △ 160 - - 億円 億円 億円 億円 億円 668 732 + 63 830 + 97 設 備 投 資 額 672 649 △ 22 650 + 1 費 1,105 1,190 + 84 1,170 △ 20 千人 千人 千人 従 業 員 数 ( 国 内 ) 40.1 38.5 △ 1.6 - - 従 業 員 数 ( 海 外 ) 68.9 70.7 + 1.8 - - 有形固定資産減価償却費 研 究 開 発 (注)本資料に記載されているリコーの計画・見通しのうち歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、これ らは現時点で入手可能な情報から得られたリコーの経営者の判断に基づいております。実際の業績は、さまざまな重要な 要素により、これらの業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。 (注)当社では、当連結会計年度に決算期を12月31日から3月31日に変更した子会社について、過年度より決算期が3月であっ たものとして会計処理を行い、過年度の連結財務諸表を修正再表示しております。また、対前期比増減、対前年同期比増 減については、遡及適用及び組替え後の数値に基づいて算定しております。 詳細は、添付資料p.21「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。 (2)平成23年度第4四半期実績 前第4四半期 当第4四半期 平成23年1月~ 平成24年1月~ 平成23年3月 平成24年3月 億円 億円 高 高 計 益 益 益 2,257 2,740 4,998 1,892 56 39 2,413 2,652 5,066 1,843 189 166 当 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益 ( 損 失 ) △ 25 86 ( ( 売 売 営 税 国 海 内 外 上 上 ) ) 高 総 業 引 売 売 上 上 合 利 利 前 利 為替レート(US$) 為替レート(EURO) 1株当たり当社株主に帰属す る 当 期 純 利 益 ( 損 失 ) 潜 在 株 式 調 整 後 1株当たり当社株主に帰属す る 当 期 純 利 益 ( 損 失 ) 株主資本当社株主に帰属する 当 期 純 利 益 率 総 資 産 税 引 前 利 益 率 売 上 高 営 業 利 益 率 設 備 投 資 額 有形固定資産減価償却費 研 究 開 発 費 前年同期比 増 減 % + 6.9 △ 3.2 + 1.4 △ 2.6 + 235.2 + 316.9 - 円 円 円 82.32 112.51 79.32 104.04 △ 3.00 △ 8.47 円 円 円 △ 3.49 11.89 + 15.38 △ 3.49 11.89 + 15.38 △ 0.3% 1.0% + 1.3 0.2% 1.1% 0.7% 3.7% + 0.5 + 2.6 億円 億円 億円 182 170 292 193 181 297 + 11 + 10 + 5 平成24年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結) 上場会社名 株式会社 リコー コード番号 7752 URL http://www.ricoh.co.jp/IR/ 代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 問合せ先責任者 (役職名) 常務執行役員 経理本部長 定時株主総会開催予定日 平成24年6月26日 有価証券報告書提出予定日 平成24年6月28日 決算補足説明資料作成の有無 : 有 決算説明会開催の有無 : 有 上場取引所 (氏名) 近藤 史朗 (氏名) 皆川 邦仁 配当支払開始予定日 平成24年4月26日 東 大 名 札 福 TEL 03-6278-5241 平成24年6月27日 (百万円未満四捨五入) 1. 平成24年3月期の連結業績(平成23年4月1日~平成24年3月31日) (1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率) 売上高 営業利益 百万円 % 税引前当期純利益 百万円 % △2.0 △18,068 1,903,477 △3.7 1,941,336 58,071 (注)当期包括利益 24年3月期 △74,059百万円 (―%) ― △11.9 24年3月期 23年3月期 当社株主に帰属する当期純 利益 % 百万円 % △31,937 ― △22.6 44,169 23年3月期 △16,311百万円 (―%) 百万円 △44,560 18,630 ― △31.1 (注1)当社では、当連結会計年度に決算期を12月31日から3月31日に変更した子会社について、過年度より決算期が3月であったものとして会計処理を行い、 過年度の連結財務諸表を修正再表示しております。また、対前期比増減、対前年同期比増減については、遡及適用及び組替え後の数値に基づいて算定して おります。 詳細は、添付資料p.21「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。 潜在株式調整後1株当たり 株主資本当社株主に 1株当たり当社株主に帰属 総資産税引前当期純 当社株主に帰属する当期 帰属する当期純利益 売上高営業利益率 する当期純利益 利益率 純利益 率 円銭 24年3月期 23年3月期 (参考) 持分法投資損益 円銭 △61.42 25.68 24年3月期 39百万円 % % % △61.42 △5.1 25.15 2.0 23年3月期 △22百万円 △1.4 2.0 △0.9 3.0 (1) 連結経営成績 の(注1)をご覧ください。 (2) 連結財政状態 総資産 24年3月期 23年3月期 資本合計(純資産) 株主資本 株主資本比率 1株当たり株主資本 百万円 百万円 百万円 % 円銭 2,289,358 2,255,564 879,018 978,130 822,704 925,243 35.9 41.0 1,134.64 1,275.31 (1) 連結経営成績 の(注1)をご覧ください。 (3) 連結キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フロー 24年3月期 23年3月期 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高 百万円 百万円 百万円 百万円 11,206 128,636 △112,443 △91,906 87,823 △92,963 156,210 172,221 (1) 連結経営成績 の(注1)をご覧ください。 2. 配当の状況 第1四半期末 円銭 23年3月期 24年3月期 25年3月期(予想) 年間配当金 第3四半期末 第2四半期末 円銭 ― ― ― 期末 円銭 ― ― ― 16.50 16.50 12.50 配当金総額 (合計) 合計 配当性向 株主資本配 (連結) 当率(連結) 円銭 円銭 百万円 % % 16.50 8.50 12.50 33.00 25.00 25.00 23,943 18,133 128.5 ― 55.0 2.5 2.1 3. 平成25年 3月期の連結業績予想(平成24年 4月 1日~平成25年 3月31日) (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率) 売上高 第2四半期(累計) 通期 営業利益 百万円 % 百万円 940,000 1,920,000 0.1 0.9 30,000 70,000 1株当たり当社 当社株主に帰属する当 株主に帰属す 期純利益 る当期純利益 税引前当期純利益 % ― ― 百万円 26,600 62,500 % ― ― 百万円 13,500 33,000 % ― ― 円銭 18.61 45.49 ※ 注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無 新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名) (2) 会計方針の変更 ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ② ①以外の会計方針の変更 : 無 : 有 (注) 詳細は、添付資料p.21「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。 (3) 発行済株式数(普通株式) ① 期末発行済株式数(自己株式を含む) ② 期末自己株式数 ③ 期中平均株式数 24年3月期 24年3月期 24年3月期 744,912,078 株 23年3月期 19,831,060 株 23年3月期 725,483,319 株 23年3月期 744,912,078 株 19,409,410 株 725,554,477 株 (注) 1株当たり当社株主に帰属する当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、添付資料p.26「1株当たり情報」をご覧ください。 (参考)個別業績の概要 平成24年3月期の個別業績(平成23年4月1日~平成24年3月31日) (1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率) 売上高 24年3月期 23年3月期 営業利益 百万円 % 百万円 795,471 842,297 △5.6 △0.8 △31,927 △6,397 経常利益 % ― ― 百万円 % 百万円 % △7,402 7,126 ― △73.5 △128,678 9,714 ― △58.3 潜在株式調整後1株当たり当期純 利益 1株当たり当期純利益 円銭 24年3月期 23年3月期 当期純利益 円銭 △177.37 13.39 ― 13.07 (2) 個別財政状態 総資産 純資産 百万円 24年3月期 23年3月期 (参考) 自己資本 1,135,182 1,252,421 24年3月期 599,269百万円 自己資本比率 百万円 599,269 752,137 23年3月期 752,137百万円 1株当たり純資産 % 円銭 52.8 60.1 826.02 1,036.71 ※ 監査手続の実施状況に関する表示 この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続の対象外であり、この決算短信の開示時点において、財務諸表に対する監査手続が実施中です。 ※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 上記の業績見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、リスクや不確実性を含んでおります。 実際の業績は様々な重要な要素により、これら業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。 上記の予想の前提条件その他の関連する事項については、添付資料p.7「(2)次期の見通し」をご覧ください。 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 【添付資料の目次】 1.経営成績 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.2 (1)経営成績に関する分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)財政状態に関する分析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)事業等のリスク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.2 P.8 P.9 P.9 2.企業集団の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.10 3.経営方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.12 (1)経営の基本方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.12 (2)中長期的な経営戦略 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.12 (3)対処すべき課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.13 4.連結財務諸表等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.14 (1)連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)連結損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)連結分野別売上高表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)連結資本勘定計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5)連結キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)継続企業の前提に関する注記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (7)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (8)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (9)連結財務諸表に関する注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ①セグメント情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ②1株当たり情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ③重要な後発事象 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.14 P.15 P.16 P.18 P.19 P.20 P.20 P.21 P.22 P.22 P.26 P.26 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.27 (1)貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)株主資本等変動計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)重要な会計方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5)財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.27 P.30 P.31 P.35 P.36 P.36 5.個別財務諸表 6.その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.38 役員の異動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.38 1 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 1.経営成績 (1)経営成績に関する分析 ①当期の経営成績 ■全般の状況 平成23年度(平成23年4月1日から平成24年3月31日までの12ヶ月間)の連結売上高は前連結会計年 度に比べ 2.0%減少し19,034億円となりました。なお、当連結会計年度の対米ドルおよび対ユーロの平 均円レートはそれぞれ 79.08円(前連結会計年度に比べ 6.69円の円高)、109.05円(前連結会計年度 に比べ 4.23円の円高)となりました。これら為替変動による影響を除く試算では、連結売上高は前連 結会計年度に比べ 1.2%の増加となります。 国内の経済は、東日本大震災やタイの洪水による影響、また急激な円高もあり、厳しい状況が続きま した。当社を取り巻く環境も厳しい状況が続きましたが、年度後半からは回復の兆しが出ており、国内 売上高は産業分野で減少したものの、画像&ソリューション分野、その他分野で増加し、結果として国 内売上高全体は前連結会計年度に比べ 1.2%の増加となりました。 海外の経済は、米州においては米国の個人消費や設備投資は緩やかに回復し、中国をはじめとするア ジアでは、引き続き成長は見られるものの、欧州では、欧州債務問題などにより引き続き不透明な状況 が続いています。当社を取り巻く環境も円高の影響により、引き続き厳しい状況になりました。海外売 上高については、地域別の売上高を前連結会計年度と比較しますと、米州においては為替影響などによ り 9.9%の減少(為替影響を除くと 2.1%の減少)となり、欧州も著しい円高ユーロ安への為替推移に より 1.6%の減少(同 2.3%の増加)となりました。一方、中華圏・アジア等のその他地域については 7.3%の増加(同 10.7%の増加)となりました。以上の結果、海外売上高全体では前連結会計年度に比 べ 4.5%の減少となりました。なお、為替変動の影響を除いた試算では、海外売上高は前連結会計年度 に比べ 1.2%の増加となります。 売上総利益は、継続的なコストダウンの成果はあるものの、売上高の減少や円高の影響により、前連 結会計年度に比べ 4.6%減少し 7,526億円となりました。 販売費及び一般管理費は、当連結会計年度に計上したプロダクションプリンティング事業ののれんお よび長期性資産の減損 370億円、構造改革費用 341億円などにより、前連結会計年度に比べ 5.4%増加 し 7,706億円となりました。 以上の結果、営業損益は当連結会計年度では営業損失 180億円となりました(前連結会計年度 営業 利益 580億円)。 営業外損益は、有価証券評価損などを計上しました。また、為替差損が減少しました。 税引前当期純損益は前連結会計年度に比べ減少し、319億円の純損失となりました(前連結会計年度 税引前当期純利益 441億円)。 以上の結果および法人税率の引き下げにより繰延税金資産および負債を再計算したことから、当社株 主に帰属する当期純損益は、445億円の純損失となりました(前連結会計年度 当社株主に帰属する純利 益 186億円)。 包括利益については、当期純損失の計上ならびに年金債務調整勘定、換算修正累計額の減少により、 包括損失が増加しました。 資産の部においては、国内や欧州で売上債権が増加しました。たな卸資産は、新規事業に関する新商 品の在庫形成などにより増加しました。結果として、資産合計は前連結会計年度末に比べ 337億円増加 し 22,893億円となりました。 負債の部では、グループをあげて取り組んでいる構造改革活動費用などにより、有利子負債が増加し ました。 負債合計は前連結会計年度末に比べ 1,329億円増加し 14,103億円となりました。 資本(純資産)の部では、利益剰余金が配当金の支払いに伴う減少と当社株主に帰属する当期純損失 によって減少しました。また、前連結会計年度末比での為替変動影響に伴う換算修正累計額の変動など によりその他の包括損失累計額が増加しました。結果として、資本合計(純資産)は前連結会計年度末 に比べ 991億円減少し 8,790億円となりました。 当期の配当金については、通期の業績にて当期純損失を計上したため、期末配当として1株当たり 8 円50銭とし、既に実施済みの中間配当金 16円50銭と合わせて、年間配当金は1株当たり 25円00銭とさ せていただく予定です。 2 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 ■製品別売上高 画像&ソリューション分野 (売上高: 16,707億円、前連結会計年度比 2.4%減) 画像&ソリューション分野は画像ソリューションとネットワークシステムソリューションから構成されており、画像 &ソリューション分野全体の売上高は前連結会計年度に比べ 2.4%減少し 16,707億円となりました。 画像ソリューション (売上高: 14,718億円、前連結会計年度比 3.9%減) 画像ソリューションの売上高は前連結会計年度に比べ 3.9%減少し、14,718億円となりました。 MFPにおいてカラー機の売上高は堅調に推移し、プロダクションプリンティング事業においてもカラー機の売上 高が伸長しましたが、モノクロ機の減少および為替の影響で減少しました。 ネットワークシステムソリューション (売上高: 1,989億円、前連結会計年度比 9.7%増) ネットワークシステムソリューションの売上高は、ソフト販売やITサービスなどが欧州を中心に伸長し、前連結 会計年度に比べ 9.7%増加し 1,989億円となりました。 産業分野 (売上高: 965億円、前連結会計年度比 9.6%減) 産業分野の売上高は前連結会計年度に比べ 9.6%減少し 965億円となりました。半導体事業、サーマル事業の売上高 が前連結会計年度に比べ減少しました。 その他分野 (売上高: 1,361億円、前連結会計年度比 11.7%増) その他分野の売上高は、ペンタックスイメージング社の買収により前連結会計年度に比べ 11.7%増加し 1,361億円 となりました。 画像ソリューション 産業 (億円) 15,000 (%) 【金 額】 25,000 20,000 ネットワークシステムソリューション その他 100.0 1,218 1,068 1,814 80.0 1,361 965 1,989 【構成比】 6.3 5.5 7.1 5.1 9.3 10.5 78.9 77.3 平成22年度 平成23年度 60.0 10,000 40.0 15,312 14,718 5,000 20.0 0 0.0 平成22年度 平成23年度 3 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 ■地域別売上高の状況 国内 (8,864億円、前連結会計年度比 1.2%増) 国内においては、東日本大震災やタイの洪水によるサプライヤーの生産への余波や、電力供給不足、 さらに円高などにより、当社を取り巻く環境は厳しいものとなりました。 このような状況の中、画像&ソリューション分野においては昨年度設立したリコージャパン㈱による 販売体制の再構築により、多様化するお客様のニーズに対応したスピーディな意思決定、および経営の 効率化を図ることが出来、売上は前連結会計年度に比べ 2.7%増加し、 7,109億円となりました。 産業分野においては、半導体事業、サーマルメディア事業の売上高が前連結会計年度に比べ減少し、 産業分野全体の売上高は前連結会計年度に比べ 19.6%減少し、 526億円となりました。 その他分野においては、当連結会計年度よりペンタックスイメージング社が加わり、デジタルカメラ などで前連結会計年度に比べ売上が増加しました。 国内全体の売上高は 前連結会計年度に比べ 1.2%増加し、 8,864億円となりました。 米州 (4,687億円、前連結会計年度比 9.9%減) 米州においては米国の個人消費や設備投資は回復しつつあるものの、基調としては弱く、依然として 予断を許さない状況が続いております。IKON社買収後の販売体制強化や販売チャネル拡大などが寄 与しましたが、急激に進んだ円高の影響などにより、結果として、米州全体の売上高は前連結会計年度 に比べ 9.9%減少し、 4,687億円となりました。なお、為替影響を除く試算では、前連結会計年度に比 べ 2.1%の減少となります。 欧州 (4,085億円、前連結会計年度 1.6%減) 欧州では、一部の国の財政危機や雇用不安などから域内の経済格差が広がっており不透明な状況が続 いています。また、為替についてもユーロ安に大きく推移しました。そのような当社を取り巻く厳しい 環境を反映し、結果として、欧州全体の売上高は前連結会計年度に比べ 1.6%減少し、4,085億円となり ました。なお、為替影響を除く試算では、前連結会計年度に比べ 2.3%の増加となります。 その他地域 (1,397億円、前連結会計年度 7.3%増) その他地域には中国、アジア、オセアニアといった地域が含まれています。中国やインドなど新興国 を中心に高い成長を遂げております。当社は新興国を中心に販売力強化を進めており、全ての分野にお いて売上が前連結会計年度に比べ増加しました。 結果として、その他地域全体の売上高は前連結会計年度と比べ 7.3%増加し、1,397億円となりまし た。なお、為替の影響を除く試算では、前連結会計年度に比べ 10.7%増加となります。 日本 (億円) 20,000 15,000 1,303 1,397 4,151 4,085 80.0 60.0 5,200 その他地域 【構成比】 100.0 10,000 5,000 欧州 (%) 【金 額】 25,000 米州 6.7 7.3 21.4 21.5 26.8 24.6 45.1 46.6 平成22年度 平成23年度 4,687 40.0 8,758 8,864 平成22年度 平成23年度 0 20.0 0.0 4 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 ■連結セグメント情報 事業の種類別セグメント 画像&ソリューション分野 画像&ソリューション分野では、カラー機の売上が増加したものの、全体では円高などの影響により減少 し、売上高は前連結会計年度に比べ 2.4%減少し、16,707億円となりました。 営業利益については、当連結会計年度に計上したのれんおよび長期性資産の減損、構造改革費用の支出、 加えて円高などにより、前連結会計年度に比べ 57.4%減少し、 562億円となりました。 産業分野 産業分野の売上高は前連結会計年度に比べ 9.7%減少し 1,013億円となりました。半導体事業、サーマル 事業の売上高が前連結会計年度に比べ減少しました。 その結果、産業分野は営業損失 17億円となりました(前連結会計年度 営業利益 10億円)。 その他分野 その他分野の売上高は、前連結会計年度に比べ 11.7%増加し 1,361億円となりました。ペンタックスイ メージング社の買収によりデジタルカメラの売上が増加しましたが、新規事業に関する経費の増加の影響を 受け、その他分野全体の営業損失は 60億円となりました(前連結会計年度 営業損失 49億円)。 前連結会計年度 当連結会計年度 (平成22年度) (平成23年度) 増 減 画像&ソリューション分野 売 高 17,126 億円 16,707 億円 △ 2.4% 益 1,322 億円 562 億円 △ 57.4% (営業損益率) ( 7.7%) ( 3.4%) (△ 4.3ポイント) △ 9.7% 営 上 業 損 産業分野 売 高 1,122 億円 1,013 億円 益 10 億円 △ 17 億円 - (営業損益率) ( 0.9%) (△ 1.7%) (△ 2.6ポイント) 11.7% 営 上 業 損 その他分野 売 高 1,218 億円 1,361 億円 益 △ 49 億円 △ 60 億円 - (営業損益率) (△ 4.0%) (△ 4.4%) (△ 0.4ポイント) 営 上 業 損 5 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 所在地別セグメント 日本 国内外の景気の低迷や円高などの影響により、日本セグメントの売上高は前連結会計年度に比べ 0.9%減少 し、12,745億円となりました。営業利益については、構造改革費用の計上により、当連結会計年度は営業損失 188億円となりました。 米州 IKON社買収後の販売体制強化や販売チャネル拡大などが寄与しましたが、円高の影響により米州セグメン トの売上高は前連結会計年度に比べ 9.3%減少し 4,753億円となりました。営業損失については、のれんおよび 長期性資産の減損を計上したことにより、前連結会計年度に比べ損失額が大幅に増加し 263億円となりました。 欧州 欧州における景気低迷、著しい円高ユーロ安を反映し、欧州セグメントの売上高は前連結会計年度に比べ 2.2%減少し 4,106億円となりました。営業利益については、為替の影響や販売体制の強化や構造改革費用を計上 したことにより、前連結会計年度に比べ 35.6%減少し 176億円となりました。 その他地域 その他地域セグメントの売上高は新興国を中心に販売力強化を進めた結果、円高の影響はあるものの売上が前 連結会計年度に比べ増加し 2,837億円となりました。営業利益については、前連結会計年度に比べ 38.0%減少し 76億円となりました。 日本 米州 売上高 (億円) 19,500 14,500 営業利益 10.0% 5.0% 2.3% 営業利益率 (億円) 10,000 10.0% 4,753 5,000 5.0% 5,238 -1.5% 9,500 12,863 0.0% 0 △ 52 △ 263 0.0% -1.0% 12,745 -5.0% 4,500 △ 5,000 -5.0% -5.6% 291 △ 500 △ 188 平成22年度 平成23年度 -10.0% △ 10,000 欧州 平成23年度 その他地域 売上高 (億円) 20,000 15,000 -10.0% 平成22年度 営業利益 10.0% 6.5% 営業利益率 (億円) 20,000 10.0% 15,000 4.3% 10,000 5.0% 10,000 4.5% 5.0% 2.7% 5,000 5,000 4,199 274 4,106 176 0.0% 0 平成22年度 0 平成23年度 2,734 123 平成22年度 6 2,837 76 0.0% 平成23年度 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 ②次期の見通し 経済の見通しとリコーグループの平成24年度施策 世界経済は、欧州債務問題、原油価格上昇などの先行き不透明感があるものの、米国の緩やかな回復、新興国の経済 成長などもあり、回復基調にあります。 リコーグループにおいては、次期において東日本大震災やタイの洪水の一時的影響がほぼなくなるとともに、こ の数年進めてまいりました構造改革の効果が寄与してくるものと見通しております。 また、更なる経営体質の強化を図るため、グループ総力をあげて、構造改革を引き続き進めてまいります。 次期の業績見通しについては、下記を予定しております。 想定為替レート US$ 1= 75円00銭 (前年 79円08銭) EURO 1= 105円00銭 (前年 109円05銭) 当 期 (平成23年度) 次期見通し (平成24年度) 増 減 (国内)売上高 8,864 億円 9,010 億円 1.6% (増) (海外)売上高 10,170 億円 10,190 億円 0.2% (増) 売上高合計 19,034 億円 19,200 億円 0.9% (増) 売上総利益 7,526 億円 7,600 億円 1.0% (増) 営業利益(損失) △ 180 億円 700 億円 - - 税引前利益(損失) △ 319 億円 625 億円 - - 当社株主に帰属する当期純利益(損失) △ 445 億円 330 億円 - - 上記の業績見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、リスクや不確実性を含んでおりま す。 実際の業績は様々な重要な要素により、これら業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。 7 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (2)財政状態に関する分析 ① 資産、負債及び純資産の状況 前 期 (平成22年度) 22,555 億円 当 期 (平成23年度) 22,893 億円 資本合計(純資産) 9,781 億円 8,790 億円 △ 991 億円 株主資本 9,252 億円 41.0% 8,227 億円 35.9% △ 1,025 億円 総 資 産 株主資本比率 増 減 337 億円 △ 5.1 ポイント 資産の部においては、国内や欧州で売上債権が増加しました。たな卸資産は、新規事業関連新商品の在庫形成など により増加しました。結果として、資産合計は前連結会計年度末に比べ 337億円増加し 22,893億円となりました。 負債の部では、グループをあげての構造改革に伴う費用などにより、有利子負債が増加しました。負債合計は前連 結会計年度末に比べ 1,329億円増加し 14,103億円となりました。 資本(純資産)の部では、利益剰余金が配当金の支払いに伴う減少と当社株主に帰属する当期純損失によって減少 しました。また、前連結会計年度末比での為替変動影響に伴う換算修正累計額の変動などによりその他の包括損失累 計額が増加しました。結果として、資本合計(純資産)は前連結会計年度末に比べ 991億円減少し 8,790億円となり ました。 ② キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高 前 期 (平成22年度) 1,286 億円 △ 919 億円 △ 929 億円 1,722 億円 当 期 (平成23年度) 112 億円 △ 1,124 億円 878 億円 1,562 億円 増 減 △ 1,174 △ 205 1,807 △ 160 億円 億円 億円 億円 営業活動によるキャッシュ・フローの収入は、売上債権やたな卸資産の増加などにより、前連結会計年度に比べ 1,174億円減少し 112億円となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローの支出は、設備投資支出に加え、ペンタックスイメージング社の買収などによ り、前連結会計年度に比べ 205億円増加し 1,124億円となりました。 以上の結果、営業活動および投資活動によるキャッシュ・フローの合計であるフリー・キャッシュ・フローは、前 連結会計年度の 367億円の収入に対し、当連結会計年度は 1,012億円の支出となりました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債による調達などにより 878億円の収入となりました。 以上の結果、当期連結会計年度末の現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べ 160億円減少し 1,562億 円となりました。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 株 主 資 本 比 率 48.8% 38.8% 40.8% 41.0% 35.9% 時 株 価 主 ベ 資 ー 本 ス 比 の 率 53.3% 33.6% 44.4% 47.0% 25.5% 債 務 償 還 年 数 2.0年 8.9年 3.6年 5.3年 66.2年 イ ン タ レ ス ト ・ カ バ レ ッ ジ ・ レ シ オ 40.2倍 14.9倍 23.4倍 15.1倍 1.6倍 (注)平成19年度から21年度の指標値は、遡及修正前の数値を使用しております。 株主資本比率:株主資本/総資産 時価ベースの株主資本比率:株式時価総額/総資産 債務償還年数:有利子負債/営業活動によるキャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業活動によるキャッシュ・フロー/支払利息 ※いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 ※キャッシュ・フローは営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 8 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (3) 利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 リコーグループは、企業体質の強化および新たな事業展開のための内部留保の充実を図るとともに、株主の 皆様への利益還元に当たっては、連結配当性向を考慮しつつ安定的な配当を行うことを基本的な考え方として おります。また、内部留保資金は、基盤となる事業のさらなる強化と中・長期的視野に立った成長事業領域へ の重点的な投資に活用してまいります。 当期の株主の皆様への配当は、当期の業績において当期純損失を計上したことにより、まことに遺憾ながら 前連結会計年度より 8円減配の 25円とさせていただく予定です。また、次期の配当は 25円の見通しです。 (4)事業等のリスク 当社の営業成績および財政状態に影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがありますが、 これらに限られるものではありません。当社の事業は、現在は未知のリスク、あるいは現時点では特筆すべ き、または重要なリスクと見なされていない他のリスクの影響を将来的に受ける可能性もあります。 ・技術変化への対応力 ・人材の確保 ・競合の激化 ・退職給付債務の増加 ・国際的活動および海外進出のリスク ・環境規制 ・主要市場における経済動向 ・ファイナンス事業のリスク ・為替レートの変動 ・製造物責任 ・原油価格の変動 ・他社との提携関係 ・公的な規制 ・情報漏洩のリスク ・米国企業改革法404条への対応 ・自然災害など他のリスク ・知的所有権の保護 ・電力供給状況の変化 9 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 2.企業集団の状況 当社グループは、平成24年3月31日現在、当社および子会社223社、関連会社7社で構成されており、関係会社の 範囲は米国会計基準によっております。 当社グループでは、画像&ソリューション、産業およびその他分野において、開発、生産、販売、サービスなど の活動を展開しております。 開発については、主として当社が担当しております。また、生産については、当社および当社の生産体制と一体 となっている国内外の生産関係会社がおこなっております。 事業区分における主要な製品および関係会社の位置付けは、以下のとおりであります。 <画像&ソリューション> 当事業部門においては、顧客のオフィス生産性の向上を目的とした製品などの提供をおこなっております。その 主たるものはデジタル/アナログ複写機、MFP(マルチファンクションプリンター)、レーザープリンター、フ ァクシミリ、デジタル印刷機およびパソコンやサーバーを中心としたIT技術を利用したソリューション商品であ ります。また、上記機器類の保守サービスおよび関連消耗品に加え、IT環境の構築からネットワーク環境の運用、 ユーザーサポートなどのサポート・サービスの提供もおこなっております。 【主要な関係会社】 (生産) 国内・・・・・・・・・・ 東北リコー(株)、リコーエレメックス(株)、リコーユニテクノ(株)、 迫リコー(株)、リコーマイクロエレクトロニクス(株)、リコー計器(株)、 リコープリンティングシステムズ(株) 米州・・・・・・・・・・ RICOH ELECTRONICS, INC. 欧州・・・・・・・・・・ RICOH UK PRODUCTS LTD. 、RICOH INDUSTRIE FRANCE S.A.S. その他地域・・・・ RICOH ASIA INDUSTRY (SHENZHEN)LTD. 、SHANGHAI RICOH DIGITAL EQUIPMENT CO., LTD.、 RICOH MANUFACTURING (THAILAND) LTD. (販売・サービス) 国内・・・・・・・・・・ リコージャパン(株)、リコーテクノシステムズ(株)、リコーITソリューションズ(株) 、 リコーリース(株)、リコーロジスティクス(株) 米州・・・・・・・・・・ RICOH AMERICAS CORPORATION 、Ricoh Production Print Solutions, LLC、 IKON Office Solutions,Inc. 欧州・・・・・・・・・・ RICOH EUROPE PLC 、RICOH DEUTSCHLAND GmbH 、RICOH UK LTD. 、RICOH FRANCE S.A.S.、 RICOH ESPANA S.L.U.、RICOH ITALIA Srl. その他地域・・・・ RICOH CHINA CO., LTD. 、RICOH HONG KONG LTD. 、RICOH ASIA PACIFIC OPERATIONS LTD. RICOH ASIA PACIFIC PTE LTD. 、RICOH AUSTRALIA PTY, LTD. 、RICOH INDIA LTD. <産 業> 当事業部門においては、サーマルメディアの製造・販売、光学機器の製造・販売、半導体の製造・販売、電装 ユニットの製造・販売および計量器の製造・販売の事業をおこなっております。 【主要な関係会社】 (生産・販売) 国内・・・・・・・・・・ リコー光学(株)、リコーエレメックス(株)、リコーマイクロエレクトロニクス(株) 米州・・・・・・・・・・ RICOH ELECTRONICS, INC. 欧州・・・・・・・・・・ RICOH INDUSTRIE FRANCE S.A.S. <その他> 当事業部門においては、デジタルカメラの提供、リース子会社による金融事業および物流子会社による事業など をおこなっております。 【主要な関係会社】 (生産) PENTAX RICOH IMAGING PRODUCTS(PHILIPPINES) CORPORATION (販売) RICOH AMERICAS CORPORATION 、RICOH EUROPE PLC 、PENTAX RICOH IMAGING AMERICAS CORPORATION 、 PENTAX RICOH IMAGING FRANCE S.A.S. (その他) リコーリース(株)、リコーロジスティクス(株)、ペンタックスリコーイメージング(株) ■事業系統図 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 10 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 顧 【海外】 販売・サービス・サポート (米州) RICOH AMERICAS CORPORATION Ricoh Production Print Solutions, LLC IKON Office Solutions,Inc. (欧州) RICOH EUROPE PLC RICOH DEUTSCHLAND GmbH RICOH UK LTD. RICOH FRANCE S.A.S. RICOH ESPANA S.L.U. RICOH ITALIA Srl. (その他地域) RICOH CHINA CO.,LTD. RICOH HONG KONG LTD. RICOH ASIA PACIFIC OPERATIONS LTD. RICOH ASIA PACIFIC PTE LTD. RICOH AUSTRALIA PTY, LTD. RICOH INDIA LTD. 他 客 【国内】 販売・サービス・サポート 【海外】 販売・サービス リコージャパン(株) リコーテクノシステムズ(株) リコーITソリューションズ㈱ リコーリース(株) リコーロジスティクス(株) 他 (米州) RICOH AMERICAS CORPORATION PENTAX RICOH IMAGING AMERICAS CORPORATION (欧州) RICOH EUROPE PLC PENTAX RICOH IMAGING FRANCE S.A.S. 他 【親会社】 株式会社リコー 【国内製造子会社】 東北リコー(株) 迫リコー(株) リコーユニテクノ(株) リコーエレメックス(株) リコー計器(株) リコー光学(株) リコーマイクロエレクトロニクス(株) リコープリンティングシステムズ(株) 他 【その他の子会社】 リコーリース(株) リコーロジスティクス(株) ペンタックスリコーイメージング(株) 他 【海外製造子会社】 (米州) RICOH ELECTRONICS,INC. (欧州) RICOH UK PRODUCTS LTD. RICOH INDUSTRIE FRANCE S.A.S. (その他地域) RICOH ASIA INDUSTRY (SHENZHEN) LTD. SHANGHAI RICOH DIGITAL EQUIPMENT CO., LTD. RICOH MANUFACTURING (THAILAND) LTD. 他 【海外製造子会社】 PENTAX RICOH IMAGING PRODUCTS (PHILIPPINES) CORPORATION 他 画像&ソリューション 【凡例】 産業 製品・サービスの供給 製造用部品・設備の供給 なお、上記のうち、国内の証券市場に上場している子会社は以下のとおりであります。 リコーリース(株) :東京証券取引所 11 その他 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 3.経営方針 (1)経営の基本方針 リコーグループは、「信頼と魅力の世界企業」を目標に掲げ、「人と情報のかかわりの中で、世の中の役に 立つ新しい価値を生み出し、提供しつづける」、「かけがえのない地球を守るとともに、持続可能な社会づく りに責任を果す」ことを使命としています。 そのために、情報を取り扱う全てのお客様に、「地球にやさしい」、「人にやさしい」、「知識創造を簡単 に」というリコーバリューに基づいた革新的な製品・サービスを提供してまいります。お客様の生産性向上と 知識創造に貢献し続けることによって高い信頼を獲得し、発展を続けていくことを目指しております。 平成23年4月から平成26年3月にわたる第17次中期経営計画においては「事業の創造と集中」、「高効率経 営の実現」という2つの基本戦略を掲げています。 「事業の創造と集中」においては「新陳代謝」をキーワードとして、「既存事業でのシェアNo.1獲得と効率 化の実現」、「プロダクションプリンティング事業の収益拡大」、「モノにコトを加えた事業構造への転 換」、「新興国市場における事業の拡大」、「新規事業の育成」の5つの方向で施策を展開していきます。 「高効率経営の実現」においては「体質改造」をキーワードとして、組織・業務プロセス・人員配置などの あり方を見直す活動を進めます。 (2)中長期的な経営戦略 事業の創造と集中 画像&ソリューション分野におけるMFPやプリンターなどについては、商品とサービスの組み合わせによる 価値提供によりマーケットシェアの向上を目指してまいります。また、より少ない経営資源で事業運営できる よう効率化を進めることで、収益力を高めてまいります。 プロダクションプリンティング事業においては、販売サービス体制の再編と拡充、商品群の強化を継続して 進め、確実な収益貢献を実現してまいります。 主に先進国市場においては、お客様の価値基準が機器の“所有”からサービスの“利用”へと移ってきてお ります。総所有コスト(TCO)削減やワークフローの改善などが近年のお客様のご要望の中心となりつつあり ます。 具体的には、ドキュメントの集約的な保管・検索・出力のためのシステムの構築・運用、お客様の集中出力セ ンターの運営や分散する出力機器の管理などを行うマネージド・ドキュメント・サービスや、IT導入活用の支 援からセキュリティ、事業継承等のソリューションからなるITサービスなどにより、お客様の生産性向上に貢 献してまいります。 新興国市場においては、A4MFP などを中心とした商品群を拡充してまいります。また、さらなる低コスト化 を実現する開発・生産の効率化を進めてまいります。販売体制に関しては、アジアを中心に強化し、マーケッ トシェア向上を目指してまいります。 リコーグループはお客様のコミュニケーションや働き方の変革をリードしていく存在であることを目指して おります。そのために、さまざまな場面での情報共有に役立つ製品、ソフトウエアやサービスを提供してまい ります。 高効率経営の実現 「販売体制の効率化」、「生産拠点の統廃合」、「不採算事業の見直し」、「あらゆる業務を対象にしたリ エンジニアリング」、「人員配置の見直し」、「グローバル集中購買の促進」、「開発プロセス改革」などの 施策を展開してまいります。 基本戦略の当期における達成状況は以下の通りです。 画像&ソリューション分野においては、お客様の生産性向上を実現する新製品を発売し、商品ラインアップ をより一層充実させてまいりました。 デジタルカラー複合機では、優れた環境性能の実現に加え、業務効率の向上と使いやすさを追求した「 imagio MP C5002/C4002/C3302/C2802シリーズ」を発売しました。これらの製品は、リコー独自の低温定着技術 を採用し、高い省エネ性能によるオフィスの節電と環境負荷の軽減に貢献いたします。 これらの新商品投入により、国内外のカラー複写機/複合機市場において高いマーケットシェアを獲得して おります。 12 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 新興国市場においては、中国市場向けに現地で開発・生産したA4 MFP「Aficio SP100シリーズ」を発売しまし た。お客様のニーズやビジネス環境に特化した製品を投入することで、急成長している中国A4 MFP市場での事業 展開を加速してまいります。 プロダクションプリンティング事業では、高画質や用紙対応力といった機能を備えながら、優れたコストパ フォーマンスを実現する「RICOH Pro C751EX」、「RICOH Pro C651EX」を発売しました。画質や用紙対応力などで高 い評価をいただいている「RICOH Pro C901シリーズ」とともに、印刷物の多品種化・小ロット化・短納期化など多 様化する市場のニーズにお応えし、国内外で高いマーケットシェアを獲得しております。 映像や音声を含めたコミュニケーションに関する顧客価値増大の一環として、新規参入したプロジェクション システム事業において、超短焦点プロジェクター「IPSiO PJ WX4130N/WX4130シリーズ」を発売しました。本製 品の優れた性能を活かしたプロジェクターの新たな活用シーンのご提案のみならず、お客様のご要望に応えるソ リューション提案に至るまでの事業を展開し、お客様のワークスタイル変革を支援してまいります。 産業分野においては、半導体、電装ユニット、光学機器等の企画・開発生産・販売の協業により、新たなデバ イスおよびモジュール事業の展開に着手しています。サーマル事業においては、新興国市場の開拓とグローバル な事業展開を進めております。 コンシューマ事業においては、デジタルカメラ事業の強化とコンシューマ向け付加価値事業の創出を図るた め、ペンタックスイメージング社を買収いたしました。グローバル市場を視野に、デジタルカメラのみならずビ デオ会議システムやネットワークアプライアンス端末など、よりコンシューマにフォーカスした商品サービスを お客様に提供したいと考えております。 (3)対処すべき課題 第17次中期経営計画(平成23年度から平成25年度まで)の2年目にあたる平成24年度は、新たな成長軌道に乗 るための重要な1年と位置づけております。東日本大震災、タイ洪水、円高などの影響を克服するととともに、 事業領域の拡大に伴う新たな競合も交えた厳しい競争に打ち勝つ経営の礎を再構築するために、次の3つの課題 に取り組んでまいります。 1.体質改造の更なる加速 従来の経費削減、重複する機能の解消、人員配置の見直しに加えて、あらゆる業務を対象にそのプロセスを抜 本的に見直してまいります。ICTを活用した業務の中抜き、あるいは業務そのものの廃止などにより事業運営の コストを低減してまいります。 また、先に述べた販売体制の効率化、不採算事業の見直し、生産拠点の統廃合、グローバル集中購買の促進、 開発プロセス改革といった重点施策は確実な実施を目指してまいります。 2.収益基盤の強化 リコーグループの事業において中核をなす画像&ソリューション分野については、事業構造の転換期にあると 認識しております。 複写機や複合機の需要について、先進国市場では世界金融危機直後の落ち込みから緩やかに回復しつつあるも のの、お客様による台数の集約や出力の抑制などが継続しております。また、お客様の求める価値が、「モノ (製品の所有)」に加えて「コト(サービスの利用)」を重視する方向へと変化しており、製品の価格や機能だ けでは、お客様のご要望に十分に応えることは困難になりつつあります。 さらに、新興国市場においては、経済成長に伴う市場の拡大が続いておりますが、先進国市場とは異なる顧客 価値に応じた製品の性能やサービスの提供が求められております。 そこで、現在の収益基盤であるオフィス向け事業の周辺に存在する成長機会を取り込みます。 具体的に、先に述べたマネージド・ドキュメントサービスやITサービスの強化、働く場でのビジュアルコミュニ ケーションを促進するプロジェクターやビデオ会議システムの拡販、さらにはインターネット利用端末の主流と なりつつあるスマートフォンやタブレットPCと複合機やプリンターとの連携機能を拡充してまいります。 既存と新規の商品やサービスを組み合わせることでお客様価値を増大し、リコーならではの強固な顧客基盤とそ の接点力を活かして提供まいります。 次に、多様な新興国市場の開拓には、現地が望む機能や価格から技術に遡り商品やサービスを創り込むととも に、販売チャネルを整備し、事業を拡大してまいります。 3. 新規事業の育成 中長期での成長を確実に担保するために基盤事業である画像ソリューション分野以外の新たな柱の確立を目指 してまいります。これまでの蓄積、リコーグループの強みなどを鑑み、新規事業の重点領域を次の3つとして育 成してまいります。 ・ ワークプレイスイノベーション (プロジェクションシステム、ユニファイド・コミュニケーションシステム、LED照明など) ・ インテリジェントセンシング (光学デバイス・モジュール、リライタブルハイブリッドメディアなど) ・ ビジュアルレボリューション (デジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラ、レンズなど) 最後に、今日の企業は永続するための前提条件として、人類と地球環境の持続可能性に貢献できる存在でなけ ればなりません。社会から愛され、成長と発展を望まれる企業となるために、「社会」「環境」「経済」の3つ の側面から企業価値向上を目指しております。企業が成長していくことと、持続可能な社会の実現は同軸にある といえます。リコーグループは、社会、環境、経済、それぞれに対する価値を生み出していく取り組みを進めて まいります。 具体的にリコーグループは、環境保全と利益創出を同時に実現する環境経営を掲げています。グローバルでの 全員参加によるプロセス改革と技術革新を柱に中長期環境目標の実現を目指してまいります。また、お客様に対 しては、商品・サービスの利用時における環境負荷軽減を図るとともに、低炭素社会へ向けたオフィス環境の構 築を積極的に支援してまいります。 13 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 4.連結財務諸表 (1)連結貸借対照表 (単位:百万円) 前連結会計年度 (平成23年 3月31日) 資産の部 (流 動 資 産) 現 金 及 び 預 (1,067,850) 金 174,231 当連結会計年度 (平成24年 3月31日) 158,671 負債及び資本の部 増 減 (1,106,506) ( 前連結会計年度 (平成23年 3月31日) ( 流 38,656) △ 15,560 動 負 債 ) 金 150,201 216,432 211,857 204,383 657,732 686,930 29,198 171,883 195,009 23,126 そ の 他 の 流 動 負 債 そ の 他 の 流 動 資 産 64,004 65,896 1,892 債 卸 資 期 ( 固 定 長 (固 定 資 産) (1,187,714) (1,182,852) (△ 借 固 定 資 産 264,818 268,527 3,709 ー ス 債 権 等 445,783 468,004 22,221 そ の 他 の 投 資 477,113 446,321 △ 30,792 給 ( 負 ( 債 株 資 2,255,564 2,289,358 定 期 預 金 69,346) 525,435 46,012 140,840 164,757 23,917 計 ) 資 本 ) 47,707 47,124 (1,277,434) (1,410,340) ( ( ( 925,243) △ 583 132,906) 822,704) (△102,539) 金 135,364 135,364 - 本 剰 余 金 186,083 186,083 - 利 益 剰 余 金 811,082 742,549 △ 68,533 その他の包括利益(損失) 累 計 額 △170,448 △204,175 △ 33,727 △ 37,117 △ 己 株 式 △ 36,838 ( 非 支 配 持 分 ) ( 資本合計(純資産) ( 52,887) ( 978,130) ( 2,255,564 56,314) ( 279 3,427) 879,018) (△ 99,112) 2,289,358 33,794 その他の包括利益(損失)累計額内訳 前連結会計年度 当連結会計年度 172,221 156,210 2,010 2,461 <ご参考>為替レート(期末日レート) US$ 1= EURO 1= 7,474 737,316) ( 479,423 合 本 ( 66,231 △ 務 負債及び資本(純資産)合計 33,794 (注)現金及び預金の内訳 現金及び現金同等物 主 債 667,970) 4,803 資 自 計 付 ( 63,560) 務 そ の 他 の 固 定 負 債 形 合 債 退 リ 産 債 ) 4,862) 有 資 負 期 職 入 増 減 673,024) ( 252,209 産 上 な ( 247,406 権 た 609,464) 支 払 手 形 ・ 買 掛 金 短 売 ( 当連結会計年度 (平成24年 3月31日) 前連結会計年度 当連結会計年度 83.15 117.57 82.19 109.80 14 前連結会計年度 当連結会計年度 増 減 未実現有価証券評価損益 2,466 3,681 1,215 年 金 債 務 調 整 勘 定 △ 47,493 △ 67,578 △ 20,085 未実現デリバティブ 評 価 損 益 △ △ 換 算 修 正 累 計 額 △124,253 1,168 1,153 15 △139,125 △ 14,872 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (2)連結損益計算書 【当第4四半期間】(平成24年1月1日~平成24年3月31日) 前第4四半期連結会計期間 自 平成23年1月1日 科 目 至 平成23年3月31日 金 額 構成比(%) 売 上 高 499,824 100.0 (単位:百万円) 当第4四半期連結会計期間 自 平成24年1月1日 至 平成24年3月31日 金 額 構成比(%) 増 減 金 額 伸び率(%) 310,548 189,276 183,625 5,651 62.1 37.9 36.8 1.1 506,610 322,246 184,364 165,424 18,940 その他(収益)費用 830 2,691 1,639 △ 1,838 0.2 0.5 0.3 △ 0.3 1,112 2,008 △ 12 1,424 0.2 0.4 0.0 0.2 282 △ 683 △ 1,651 3,262 34.0 △ 25.4 - - 税引前四半期純利益 3,989 0.8 16,632 3.3 12,643 316.9 非 支 配 持 分 帰 属 損 益 6,248 △ 7 △ 2,266 268 1.3 0.0 △ 0.5 0.1 6,960 22 9,694 1,069 1.4 1.9 0.2 712 29 11,960 801 11.4 - - 298.9 当社株主に帰属する 四半期純利益(損失) △ 2,534 △ 0.5 8,625 1.7 11,159 - 売 上 売 原 上 総 価 利 益 販売費及び一般管理費 営 業 営 業 利 外 益 損 払 利 息 投資有価証券評価損 法 持 人 分 税 法 投 等 資 損 益 四 半 期 純 利 益 ( 損 失 ) <ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート) 前第4四半期連結会計期間 US$ 1= \82.32 EURO 1= \112.51 【通 期】(平成23年4月1日~平成24年3月31日) 前連結会計年度 自 平成22年4月1日 科 目 至 平成23年3月31日 金 額 構成比(%) 上 高 1,941,336 100.0 売 6,786 11,698 △ 4,912 △ 18,201 13,289 1.4 3.8 △ 2.6 △ 9.9 235.2 益 受取利息及び配当金 支 100.0 63.6 36.4 32.7 3.7 当第4四半期連結会計期間 \79.32 \104.04 (単位:百万円) 当連結会計年度 自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日 金 額 構成比(%) 金 額 100.0 60.5 39.5 40.4 △ 0.9 △ 37,859 △ 1,540 △ 36,319 39,820 △ 76,139 △ 2.0 △ 0.1 △ 4.6 5.4 - 増 減 伸び率(%) 1,152,395 788,941 730,870 58,071 59.4 40.6 37.6 3.0 1,903,477 1,150,855 752,622 770,690 △ 18,068 用 2,985 8,528 1,844 6,515 0.2 0.4 0.1 0.4 3,129 6,979 5,012 5,007 0.2 0.4 0.3 0.3 144 △ 1,549 3,168 △ 1,508 4.8 △ 18.2 171.8 △ 23.1 税引前当期純利益(損失) 44,169 2.3 △ 31,937 △ 1.7 △ 76,106 - 非 支 配 持 分 帰 属 損 益 22,410 △ 22 21,737 3,107 1.2 △ 0.0 1.1 0.2 8,223 39 △ 40,121 4,439 0.4 0.0 △ 2.1 0.2 △ 14,187 61 △ 61,858 1,332 △ 63.3 - - 42.9 当社株主に帰属する 当 期 純 利 益 ( 損 失 ) 18,630 1.0 △ 44,560 △ 2.3 △ 63,190 - 売 上 売 原 上 総 価 利 益 販売費及び一般管理費 営 業 利 益 ( 損 失 ) 営 業 外 損 益 受取利息及び配当金 支 払 利 息 投資有価証券評価損 そ 法 持 の 他 人 分 法 費 税 投 資 等 損 益 当 期 純 利 益 ( 損 失 ) <ご参考>為替レート(期中平均レート) 前連結会計年度 US$ 1= \85.77 EURO 1= \113.28 当連結会計年度 \79.08 \109.05 15 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (3)連結分野別売上高表 ① 製品別売上高 【当第4四半期間】(平成24年1月1日~平成24年3月31日) 前第4四半期連結会計期間 自 平成23年1月1日 区 分 至 平成23年3月31日 金 額 構成比(%) 画像ソリューション 400,189 80.1 (単位:百万円) 当第4四半期連結会計期間 自 平成24年1月1日 至 平成24年3月31日 金 額 構成比(%) 389,478 76.9 増 減 金 額 △ 10,711 伸び率(%) △ 2.7 ネットワークシステムソリューション 45,573 9.1 55,584 11.0 10,011 22.0 画像&ソリューション分野 445,762 89.2 445,062 87.9 △ 700 △ 0.2 野 24,694 4.9 22,497 4.4 △ 2,197 △ 8.9 分 野 29,368 5.9 39,051 7.7 9,683 33.0 計 499,824 100.0 506,610 100.0 6,786 1.4 産 そ 業 の 分 他 合 <ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート) 前第4四半期連結会計期間 US$ 1= \82.32 EURO 1= \112.51 当第4四半期連結会計期間 \79.32 \104.04 【通 期】(平成23年4月1日~平成24年3月31日) 前連結会計年度 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 区 分 金 額 構成比(%) 画像ソリューション 1,531,219 78.9 (単位:百万円) 当連結会計年度 自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日 金 額 構成比(%) 1,471,827 77.3 増 減 金 額 △ 59,392 伸び率(%) △ 3.9 ネットワークシステムソリューション 181,411 9.3 198,945 10.5 17,534 9.7 画像&ソリューション分野 産 そ 合 業 の 1,712,630 88.2 1,670,772 87.8 △ 41,858 △ 2.4 野 106,830 5.5 96,584 5.1 △ 10,246 △ 9.6 分 野 121,876 6.3 136,121 7.1 14,245 11.7 計 1,941,336 100.0 1,903,477 100.0 △ 37,859 △ 2.0 分 他 <ご参考>為替レート(期中平均レート) 前連結会計年度 US$ 1= \85.77 EURO 1= \113.28 当連結会計年度 \79.08 \109.05 (注) 各区分には以下の製品が含まれております。 画像ソリューション ・・・・・ デジタルPPC・カラーPPC・印刷機・FAX・アナログPPC・ジアゾ・スキャナ・ MFP(マルチファンクションプリンター)・プリンター等機器及び関連消耗品・サービス・関連ソフト等 ネットワークシステムソリューション パソコン・サーバー・ネットワーク機器・ネットワーク関連ソフト・アプリソフトおよびサービス・サポート等 産業 ・・・・・・・・・・・・ サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット・計量器等 その他 ・・・・・・・・・・ デジタルカメラ等 (注) 平成23年度第1四半期より、分野別売上の集計方法を変更しております。 従来ネットワークシステムソリューションに含めていたMDS(マネージド・ドキュメント・サービス)などのサービス・サポートを、当期より画像ソリューションに含めており ます。 なお、前年同期の売上も組み替えて表示しております。 16 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 ② 国内・海外別売上高 【当第4四半期間】(平成24年1月1日~平成24年3月31日) 前第4四半期連結会計期間 自 平成23年1月1日 区 分 至 平成23年3月31日 金 額 構成比(%) 国 内 45.2 225,756 (単位:百万円) 当第4四半期連結会計期間 自 平成24年1月1日 至 平成24年3月31日 金 額 構成比(%) 47.6 241,317 増 減 金 額 15,561 伸び率(%) 6.9 米 州 130,541 26.1 121,572 24.0 △ 8,969 △ 6.9 欧 州 110,127 22.0 106,399 21.0 △ 3,728 △ 3.4 他 外 33,400 6.7 37,322 7.4 3,922 11.7 海 274,068 54.8 265,293 52.4 △ 8,775 △ 3.2 合 計 499,824 100.0 506,610 100.0 6,786 1.4 そ の <ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート) 前第4四半期連結会計期間 US$ 1= \82.32 EURO 1= \112.51 当第4四半期連結会計期間 \79.32 \104.04 【通 期】(平成23年4月1日~平成24年3月31日) 前連結会計年度 自 平成22年4月1日 区 分 至 平成23年3月31日 金 額 構成比(%) 国 内 45.1 875,819 (単位:百万円) 当連結会計年度 自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日 金 額 構成比(%) 46.6 886,425 増 減 金 額 10,606 伸び率(%) 1.2 米 州 520,000 26.8 468,728 24.6 △ 51,272 △ 9.9 欧 州 415,189 21.4 408,542 21.5 △ 6,647 △ 1.6 他 外 130,328 6.7 139,782 7.3 9,454 7.3 海 1,065,517 54.9 1,017,052 53.4 △ 48,465 △ 4.5 合 計 1,941,336 100.0 1,903,477 100.0 △ 37,859 △ 2.0 そ の <ご参考>為替レート(期中平均レート) 前連結会計年度 US$ 1= \85.77 EURO 1= \113.28 当連結会計年度 \79.08 \109.05 17 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (4)連結資本勘定計算書 【前期】(平成22年4月1日~平成23年3月31日) 資本金 期首残高 135,364 資本 剰余金 186,083 変動持分事業体に関する新会 計基準適用による過年度累積 的影響額(税効果後) 連結子会社の決算期変更に伴 う修正額(税効果後) 期首残高(修正後) (単位:百万円) 利益 剰余金 820,701 その他の 包括利益 (損失) 累計額 自己株式 △ 132,051 △ 36,756 △ 410 135,364 186,083 △ 3,868 △ 115 816,423 △ 132,166 株主資本 非支配持分 973,341 50,533 1,023,874 △ 410 △ 392 △ 802 △ 3,983 △ 36,756 純資産合計 △ 3,983 968,948 50,141 1,019,089 18,630 3,107 21,737 94 94 △ 6 88 △ 158 △ 158 △ 7 △ 165 △ 11 △ 11 △ 22 △ 33 △ 38,207 △ 38,207 269 △ 37,938 △ 19,652 3,341 △ 16,311 包括利益 当期純利益 18,630 未実現有価証券評価益 年金債務調整勘定 未実現デリバティブ評価損益 換算修正累計額 包括利益合計 自己株式変動-純額 △ 82 自己株式処分差損 当社株主への配当金 △ 82 △ 28 △ 28 △ 28 △ 23,943 △ 23,943 △ 23,943 非支配株主への配当金 期末残高 135,364 186,083 811,082 △ 170,448 △ 36,838 925,243 【当期】(平成23年4月1日~平成24年3月31日) 資本金 期首残高(修正後) 135,364 資本 剰余金 186,083 △ 82 △ 595 △ 595 52,887 978,130 (単位:百万円) 利益 剰余金 811,082 その他の 包括利益 (損失) 累計額 自己株式 △ 170,448 △ 36,838 株主資本 非支配持分 純資産合計 925,243 52,887 978,130 △ 44,560 4,439 △ 40,121 包括利益(損失) △ 44,560 当期純利益 未実現有価証券評価損益 年金債務調整勘定 未実現デリバティブ評価損 換算修正累計額 1,215 1,215 △ 7 1,208 △ 20,085 △ 20,085 △ 78 △ 20,163 15 15 68 83 △ 14,872 △ 14,872 △ 194 △ 15,066 △ 78,287 4,228 △ 74,059 包括利益(損失)合計 自己株式変動-純額 △ 279 自己株式処分差損 当社株主への配当金 △ 279 △ 279 △ 31 △ 31 △ 31 △ 23,942 △ 23,942 △ 23,942 非支配株主への配当金 △ 603 △ 603 完全子会社化による増減 △ 198 △ 198 56,314 879,018 期末残高 135,364 186,083 742,549 18 △ 204,175 △ 37,117 822,704 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (5)連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 当連結会計年度 前連結会計年度 項 目 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日 Ⅰ.営業活動によるキャッシュ・フロー 当期純利益(損失) 21,737 △ 40,121 93,677 91,137 営業活動による純増額への調整 有形固定資産減価償却費及び無形固定資産償却費 受取配当金控除後の持分法による投資損益 22 繰延税金 908 有形固定資産除売却損 長期性資産の減損 投資有価証券評価損 のれんの減損 △ 1,507 1,604 842 10,070 1,844 5,012 - 退職・年金費用(支払額控除後) △ 39 △ 24,087 27,491 1,106 △ 5,386 1,072 △ 20,393 資産及び負債の増減 売上債権の減少(△増加) たな卸資産の増加 △ 12,515 △ 17,126 リース債権の減少(△増加) 13,917 △ 25,667 支払手形及び買掛金の減少 △ 11,850 △ 5,096 13,868 △ 5,623 未払法人税等及び未払費用等の増加(△減少) その他 4,713 19,430 128,636 11,206 有形固定資産の売却 1,389 1,532 有形固定資産の購入 △ 66,875 △ 73,271 無形固定資産の購入 △ 18,807 △ 14,504 有価証券の取得 △ △ 営業活動による純増額 Ⅱ.投資活動によるキャッシュ・フロー 有価証券の売却 235 126 93 68 定期預金の純増 △ 401 事業の買収(取得時の現金及び現金同等物受入額控除後) △ 1,415 △ △ 14,816 385 その他 △ 5,688 △ 10,974 投資活動による純減額 △ 91,906 △ 112,443 Ⅲ.財務活動によるキャッシュ・フロー 長期債務による調達 58,622 147,034 長期債務の返済 △ 87,147 △ 82,260 短期借入金の純増減 △ 31,584 70,044 社債発行による調達 79,741 - 社債の償還 △ 87,975 △ 22,444 支払配当金 △ 23,943 △ 23,942 自己株式取得 △ 157 △ 23 その他 △ 520 △ 586 財務活動による純増減額 △ 92,963 △ Ⅴ.現金及び現金同等物の純減額 △ 64,880 △ 16,011 Ⅵ.現金及び現金同等物の期首残高 237,101 172,221 Ⅶ.現金及び現金同等物の期末残高 172,221 156,210 19 8,647 87,823 Ⅳ.換算レートの変動に伴う影響額 △ 2,597 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (6)継続企業の前提に関する注記 該当事項はありません。 (7)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 ① 連結の範囲および持分法の適用の異動の状況 連結子会社 (新規) 26社 (除外) 19社 持分法適用会社 (新規) 1社 (除外) 1社 ② 主要な連結会計方針の要約 a. 連結基準 当連結財務諸表には、当社および子会社が含まれております。20%から50%を保有する関連会社に対する投資勘定に ついては持分法を適用しております。連結会社間の債権・債務および連結会社間の取引は、連結上消去しております。 b. 有価証券 有価証券の会計処理は、FASB Accounting Standards Codification TM (ASC)第320号「負債及び持分証券への投資 に準拠しております。当社および連結子会社の保有する有価証券は、主に売却可能有価証券に分類されます。 売却可能有価証券は、未実現損益を反映した公正価額で評価し、税効果考慮後の未実現利益および未実現損失の金額 を未実現有価証券評価損益として、純資産の部のその他の包括利益(損失)累計額に含めて表示しております。 有価証券の売却時の原価は、移動平均法による原価法により算出しております。 c. たな卸資産 たな卸資産は、主として総平均法に基づく低価法により評価しており、その原価には原材料費、労務費および製造間 接費が含まれております。 d. 有形固定資産 有形固定資産の減価償却方法は、主として定率法を採用しております。海外子会社の大部分は、定額法を採用してお ります。 ASC第840号「リース会計」に基づき、キャピタルリースに分類されるリース資産の取得は有形固定資産の取得として 処理しております。 e. のれんおよびその他の無形固定資産 ASC第350号「無形固定資産-のれん及びその他」に基づき、のれんおよび耐用年数の確定できない無形固定資産 については償却を行っておりません。 同基準書はこれらの資産を最低年1回の減損テストにより評価することを求めております。 f. 年金および退職給付債務 年金および退職一時金の費用および負債の測定は、ASC第715号「退職給付」に準拠しております。 g. 見積りの使用 当社グループは連結財務諸表を作成するにあたり、必要な仮定と見積りを行っており、それらは資産・負債・ 収益・費用の計上金額、長期性資産の減損の認識、金融商品の時価ならびに偶発資産および偶発債務の開示情報に影 響を与えております。実際の結果とそれらの見積りは相違することが有り得ます。 20 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (8)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更 会計処理の原則・手続、表示方法等の変更 ASC第810号「連結」に基づき、当連結会計年度に決算期を12月31日から3月31日に変更した子会社について、過 年度より決算期が3月31日であったものとして会計処理を行い、過年度の連結財務諸表を修正再表示しておりま す。 この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表、連結損益計算書、連結分野別売上高表、連結資本勘定計算書、連 結キャッシュ・フロー計算書、事業の種類別セグメント情報、所在地別セグメント情報、1株当たり情報を修正再 表示しております。 なお、当該修正表示に伴う前連結会計年度の当社株主に帰属する当期純利益、資本合計及び総資産の調整額は以 下の通りです。 (単位:百万円) 当社株主に帰属する当期純利益 資本合計 総資産 修正再表示前 19,650 982,764 2,262,396 21 調整額 修正再表示後 △ 1,020 18,630 △ 4,634 978,130 △ 6,832 2,255,564 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (9)連結財務諸表に関する注記事項 ① セグメント情報 a. 事業の種類別セグメント情報 【当第4四半期間】(平成24年1月1日~平成24年3月31日) (単位:百万円) 損益情報: 前第4四半期連結会計期間 自 平成23年1月1日 至 平成23年3月31日 金 額 (%) 画像&ソ リューション分 野 産業 分野 その他 分野 消去又は 全社 連結 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業損益 売上高 セグメント間 計 営業費用 セグメント間 配賦不能費用 計 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業損益 445,762 445,762 420,010 25,752 当第4四半期連結会計期間 自 平成24年1月1日 至 平成24年3月31日 金 額 (%) 増 金 額 減 (%) 100.0 94.2 5.8 445,062 445,062 408,998 36,064 100.0 99.1 0.9 22,497 1,043 23,540 22,677 863 29,368 29,368 32,746 △ 3,378 100.0 111.5 △ 11.5 39,051 39,051 41,464 △ 2,413 100.0 106.2 △ 6.2 9,683 9,683 8,718 965 △ 1,266 △ 1,266 - △ 1,043 △ 1,043 - 223 223 - - △ 1,043 15,574 14,531 △ 15,574 - 223 △ 1,380 △ 1,157 1,380 - 100.0 98.9 1.1 506,610 506,610 487,670 18,940 100.0 96.3 3.7 6,786 6,786 △ 6,503 13,289 24,694 1,266 25,960 25,729 231 △ 1,266 16,954 15,688 △ 16,954 499,824 499,824 494,173 5,651 22 △ 0.2 100.0 91.9 8.1 △ 700 △ 700 △ 11,012 10,312 100.0 96.3 3.7 △ 2,197 △ 223 △ 2,420 △ 3,052 632 △ 8.9 △ 17.6 △ 9.3 △ 11.9 273.6 33.0 33.0 26.6 - △ 0.2 △ 2.6 40.0 1.4 1.4 △ 1.3 235.2 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 【通 期】(平成23年4月1日~平成24年3月31日) (単位:百万円) 損益情報: 画像&ソ リューション分 野 産業 分野 その他 分野 消去又は 全社 連結 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業損益 売上高 セグメント間 計 営業費用 セグメント間 配賦不能費用 計 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 計 営業費用 営業損益 前連結会計年度 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 金 額 (%) 当連結会計年度 自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日 金 額 (%) 金 1,712,630 1,712,630 1,580,344 132,286 100.0 92.3 7.7 1,670,772 1,670,772 1,614,475 56,297 100.0 96.6 3.4 △ 41,858 △ 41,858 34,131 △ 75,989 △ 2.4 2.2 △ 57.4 100.0 99.1 0.9 96,584 4,731 101,315 103,057 △ 1,742 100.0 101.7 △ 1.7 △ 10,246 △ 682 △ 10,928 △ 8,180 △ 2,748 △ 9.6 △ 12.6 △ 9.7 △ 7.4 - 121,876 121,876 126,787 △ 4,911 100.0 104.4 △ 4.4 14,245 14,245 15,344 △ 1,099 11.7 100.0 104.0 △ 4.0 136,121 136,121 142,131 △ 6,010 11.7 12.1 - △ 5,413 △ 5,413 - △ 4,731 △ 4,731 - 682 682 - - △ 4,731 66,613 61,882 △ 66,613 - 689 △ 3,704 △ 3,015 3,697 - 100.0 97.0 3.0 1,903,477 1,903,477 1,921,545 △ 18,068 100.0 100.9 △ 0.9 △ 37,859 △ 37,859 38,280 △ 76,139 106,830 5,413 112,243 111,237 1,006 △ 5,420 70,317 64,897 △ 70,310 1,941,336 1,941,336 1,883,265 58,071 23 増 額 減 (%) △ 2.4 △ 2.0 △ 2.0 2.0 - ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 b. 所在地別セグメント情報 【当第4四半期間】(平成24年1月1日~平成24年3月31日) (単位:百万円) 損益情報: 前第4四半期連結会計期間 自 平成23年1月1日 至 平成23年3月31日 金 額 (%) 売上高 外部顧客向け セグメント間 日本 計 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 米州 計 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 欧州 計 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 その他 計 地域 営業費用 営業損益 売上高 セグメント間 消去又は 計 全社 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 連結 計 営業費用 営業損益 229,444 83,995 313,439 311,676 1,763 当第4四半期連結会計期間 自 平成24年1月1日 至 平成24年3月31日 金 額 (%) 増 金 額 100.0 99.4 0.6 248,599 86,074 334,673 323,660 11,013 100.0 101.0 △ 1.0 122,028 966 122,994 122,783 211 100.0 93.0 7.0 105,133 145 105,278 100,295 4,983 27,543 38,274 65,817 63,166 2,651 100.0 96.0 4.0 30,850 45,965 76,815 74,028 2,787 100.0 96.4 3.6 3,307 7,691 10,998 10,862 136 △ 123,601 △ 123,601 △ 118,289 △ 5,312 - - - △ 133,150 △ 133,150 △ 133,096 △ 54 - - - △ 9,549 △ 9,549 △ 14,807 5,258 100.0 98.9 1.1 506,610 506,610 487,670 18,940 100.0 96.3 3.7 6,786 6,786 △ 6,503 13,289 130,482 726 131,208 132,555 △ 1,347 112,355 606 112,961 105,065 7,896 499,824 499,824 494,173 5,651 24 減 (%) 100.0 96.7 3.3 19,155 2,079 21,234 11,984 9,250 8.3 2.5 6.8 3.8 524.7 100.0 99.8 0.2 △ 8,454 240 △ 8,214 △ 9,772 1,558 △ 6.5 33.1 △ 6.3 △ 7.4 - 100.0 95.3 4.7 △ 7,222 △ 461 △ 7,683 △ 4,770 △ 2,913 △ 6.4 △ 76.1 △ 6.8 △ 4.5 △ 36.9 12.0 20.1 16.7 17.2 5.1 - - - 1.4 1.4 △ 1.3 235.2 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 【通 期】(平成23年4月1日~平成24年3月31日) (単位:百万円) 損益情報: 売上高 外部顧客向け セグメント間 日本 計 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 米州 計 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 欧州 計 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 その他 計 地域 営業費用 営業損益 売上高 セグメント間 消去又は 計 全社 営業費用 営業損益 売上高 外部顧客向け セグメント間 連結 計 営業費用 営業損益 前連結会計年度 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 金 額 (%) 当連結会計年度 自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日 金 額 (%) 金 890,779 395,556 1,286,335 1,257,207 29,128 100.0 97.7 2.3 901,742 372,854 1,274,596 1,293,454 △ 18,858 100.0 101.5 △ 1.5 10,963 △ 22,702 △ 11,739 36,247 △ 47,986 1.2 △ 5.7 △ 0.9 2.9 - 100.0 101.0 △ 1.0 471,805 3,588 475,393 501,785 △ 26,392 100.0 105.6 △ 5.6 △ 48,846 343 △ 48,503 △ 27,372 △ 21,131 △ 9.4 10.6 △ 9.3 △ 5.2 - 100.0 93.5 6.5 409,160 1,468 410,628 392,935 17,693 100.0 95.7 4.3 △ 8,411 △ 913 △ 9,324 436 △ 9,760 △ 2.0 △ 38.3 △ 2.2 0.1 △ 35.6 112,335 161,150 273,485 261,125 12,360 100.0 95.5 4.5 120,770 162,971 283,741 276,081 7,660 100.0 97.3 2.7 8,435 1,821 10,256 14,956 △ 4,700 7.5 1.1 3.8 5.7 △ 38.0 △ 562,332 △ 562,332 △ 556,723 △ 5,609 - - - △ 540,881 △ 540,881 △ 542,710 1,829 - - - 21,451 21,451 14,013 7,438 - - - 100.0 97.0 3.0 1,903,477 1,903,477 1,921,545 △ 18,068 100.0 100.9 △ 0.9 △ 37,859 △ 37,859 38,280 △ 76,139 520,651 3,245 523,896 529,157 △ 5,261 417,571 2,381 419,952 392,499 27,453 1,941,336 1,941,336 1,883,265 58,071 25 増 額 減 (%) △ 2.0 △ 2.0 2.0 - ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 ②1株当たり情報 1株当たりの情報は以下のとおりであります。 平成22年度 1株当たり株主資本 1,275.31 平成23年度 円 1,134.64 1株当たり当社株主に帰属する当期純利益(損失) 25.68 △ 61.42 潜在株式調整後1株当たり 当社株主に帰属する当期純利益(損失) 25.15 △ 61.42 円 1株当たり当社株主に帰属する当期純利益(損失)金額および潜在株式調整後1株当たり当社株主に帰属する当期純利益(損失)金 額の算定の基礎は、以下のとおりであります。 平成22年度 当社株主に帰属する当期純利益(損失) 希薄化効果のある証券の影響 希薄化後当社株主に帰属する当期純利益(損失) 平均発行済普通株式数 希薄化効果のある証券の影響 希薄化後発行済普通株式数 平成23年度 18630 百万円 △ 38 0 18,592 725,554,477 △ 44,560 百万円 △ 44,560 株 725,483,319 13,739,286 0 739,293,763 725,483,319 株 ③重要な後発事象 該当事項はありません。 (開示の省略) リース取引、税効果会計、有価証券、退職給付に関する注記事項については、決算短信における開示の必要性が大きくな いと考えられるため開示を省略します。 26 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 5.【個別財務諸表】 (1)【貸借対照表】 (単位:百万円) 前事業年度 (平成23年3月31日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 受取手形 売掛金 有価証券 商品及び製品 原材料 仕掛品 貯蔵品 前払費用 繰延税金資産 その他の未収入金 短期貸付金 その他 貸倒引当金 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 建物 構築物 機械及び装置 車両運搬具 工具、器具及び備品 土地 リース資産 建設仮勘定 有形固定資産合計 無形固定資産 のれん 特許権 借地権 商標権 ソフトウエア リース資産 その他 無形固定資産合計 投資その他の資産 投資有価証券 関係会社株式 27 当事業年度 (平成24年3月31日) 12,296 2,814 169,172 66,677 22,126 4,228 7,582 8,520 7,493 12,353 29,378 218,615 2,184 △124 9,436 1,795 165,852 64,387 25,890 5,724 8,671 9,612 7,868 18,050 22,196 124,595 2,221 △31 563,320 466,274 65,570 3,551 25,569 5 10,475 28,769 127 2,708 61,478 3,289 21,066 7 9,446 28,339 71 7,020 136,777 130,720 16,770 1,884 7,381 6,826 23,299 66 6,106 7,762 1,460 7,278 1,722 23,343 36 2,613 62,335 44,217 17,093 351,872 16,415 319,792 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (単位:百万円) 前事業年度 (平成23年3月31日) 関係会社出資金 長期貸付金 破産更生債権等 敷金及び保証金 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 19,252 92,172 322 6,629 - 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 負債の部 流動負債 支払手形 買掛金 1年内償還予定の社債 短期借入金 リース債務 未払金 未払費用 未払法人税等 前受金 預り金 賞与引当金 役員賞与引当金 製品保証引当金 デリバティブ債務 その他 当事業年度 (平成24年3月31日) 3,185 △540 19,252 182,591 223 6,328 2,265 4,253 △57,151 489,987 493,971 689,100 668,908 1,252,421 1,135,182 2,107 116,267 22,221 6,300 403 9,433 27,870 709 4,880 2,054 9,214 82 1,000 1,926 1,276 1,885 116,550 - 74,000 217 21,635 29,465 303 4,895 2,138 7,447 - 875 3,317 1,023 流動負債合計 205,750 263,755 固定負債 社債 長期借入金 リース債務 繰延税金負債 長期未払金 退職給付引当金 資産除去債務 その他 125,000 160,800 376 409 265 5,167 2,026 487 125,000 136,800 81 - 固定負債合計 294,533 272,157 500,283 535,912 負債合計 28 262 4,289 2,092 3,631 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (単位:百万円) 前事業年度 (平成23年3月31日) 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 資本準備金 資本剰余金合計 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 固定資産圧縮積立金 特別償却準備金 社会貢献積立金 別途積立金 繰越利益剰余金 利益剰余金合計 自己株式 株主資本合計 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 評価・換算差額等合計 純資産合計 負債純資産合計 29 当事業年度 (平成24年3月31日) 135,364 135,364 180,804 180,804 180,804 180,804 14,955 14,955 450 411 0 430,350 21,946 3,453 351 3 415,350 △118,651 468,112 315,461 △36,674 △36,953 747,607 594,677 4,530 4,592 4,530 4,592 752,137 599,269 1,252,421 1,135,182 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (2)【損益計算書】 (単位:百万円) 前事業年度 (自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日) 当事業年度 (自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日) 売上高 売上原価 842,297 644,502 795,471 620,179 売上総利益 197,795 175,292 販売費 一般管理費 34,355 169,836 27,058 180,161 販売費及び一般管理費合計 204,193 207,219 △6,397 △31,927 4,231 115 27,516 3,954 4,002 113 23,693 6,831 営業外収益合計 35,818 34,640 営業外費用 支払利息 社債利息 為替差損 固定資産除却損 雑損失 2,822 1,539 15,725 575 1,631 3,330 1,617 4,312 505 350 営業外費用合計 22,293 10,116 7,126 △7,402 - - 56,723 51,113 16,740 8,469 - - 営業利益又は営業損失(△) 営業外収益 受取利息 有価証券利息 受取配当金 雑収入 経常利益又は経常損失(△) 特別損失 長期貸付金貸倒引当繰入 関係会社株式評価損 固定資産減損損失 退職特別加算金 資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額 災害による損失 705 - 745 2,190 特別損失合計 税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 法人税、住民税及び事業税 法人税等還付税額 法人税等調整額 法人税等合計 当期純利益又は当期純損失(△) 30 3,641 133,046 3,485 △140,449 △4,352 △760 △1,116 △3,635 △321 △7,813 △6,228 △11,769 9,714 △128,678 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (3)【株主資本等変動計算書】 (単位:百万円) 前事業年度 (自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日) 株主資本 資本金 当期首残高 当期変動額 当期変動額合計 当期末残高 資本剰余金 資本準備金 当期首残高 当期変動額 当期変動額合計 当期末残高 利益剰余金 利益準備金 当期首残高 当期変動額 当期変動額合計 当期末残高 その他利益剰余金 固定資産圧縮積立金 当期首残高 当期変動額 固定資産圧縮積立金の積立 固定資産圧縮積立金の取崩 当期変動額合計 当期末残高 当事業年度 (自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日) 135,364 135,364 - - 135,364 135,364 180,804 180,804 - - 180,804 180,804 14,955 14,955 - - 14,955 14,955 450 450 17 △17 3,164 △161 0 3,003 450 3,453 特別償却準備金 当期首残高 当期変動額 特別償却準備金の積立 特別償却準備金の取崩 161 411 314 △65 25 △84 当期変動額合計 250 △59 411 351 29 - △29 - △29 - - - 当期末残高 プログラム等準備金 当期首残高 当期変動額 プログラム等準備金の取崩 当期変動額合計 当期末残高 31 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (単位:百万円) 前事業年度 (自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日) 当事業年度 (自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日) 社会貢献積立金 前期末残高 当期変動額 社会貢献積立金の積立 社会貢献積立金の取崩 1 0 87 △88 94 △91 当期変動額合計 △1 3 0 3 430,350 430,350 - △15,000 - △15,000 430,350 415,350 36,423 21,946 △23,943 △17 △23,942 △3,164 17 △314 161 △25 65 29 △87 84 - △94 88 - 9,714 △28 91 15,000 △128,678 △31 △14,477 △140,597 21,946 △118,651 482,370 468,112 △23,943 - - - - - - - △23,942 - - - - - - - 当期末残高 別途積立金 当期首残高 当期変動額 別途積立金の取崩 当期変動額合計 当期末残高 繰越利益剰余金 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 固定資産圧縮積立金の積立 固定資産圧縮積立金の取崩 特別償却準備金の積立 特別償却準備金の取崩 プログラム等準備金の取崩 社会貢献積立金の積立 社会貢献積立金の取崩 別途積立金の取崩 当期純利益又は当期純損失(△) 自己株式の処分 当期変動額合計 当期末残高 利益剰余金合計 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 固定資産圧縮積立金の積立 固定資産圧縮積立金の取崩 特別償却準備金の積立 特別償却準備金の取崩 プログラム等準備金の取崩 社会貢献積立金の積立 社会貢献積立金の取崩 32 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (単位:百万円) 前事業年度 (自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日) 別途積立金の取崩 当期純利益又は当期純損失(△) 自己株式の処分 当事業年度 (自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日) - 当期変動額合計 当期末残高 自己株式 当期首残高 当期変動額 自己株式の取得 自己株式の処分 当期変動額合計 当期末残高 株主資本合計 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益又は当期純損失(△) 自己株式の取得 自己株式の処分 当期変動額合計 当期末残高 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 当期首残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 評価・換算差額等合計 当期首残高 当期変動額 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 33 9,714 △28 - △128,678 △31 △14,258 △152,650 468,112 315,461 △36,592 △36,674 △156 74 △327 48 △82 △279 △36,674 △36,953 761,947 747,607 △23,943 9,714 △156 46 △23,942 △128,678 △327 17 △14,340 △152,930 747,607 594,677 5,118 4,530 △588 62 △588 62 4,530 4,592 5,118 4,530 △588 62 △588 62 4,530 4,592 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (単位:百万円) 前事業年度 (自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日) 純資産合計 当期首残高 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益又は当期純損失(△) 自己株式の取得 自己株式の処分 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 34 当事業年度 (自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日) 767,065 752,137 △23,943 9,714 △156 △23,942 △128,678 △327 46 △588 17 62 △14,928 △152,868 752,137 599,269 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (4)重要な会計方針 ①資産の評価基準および評価方法 a. たな卸資産…原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)により評価しております。 b. 有価証券 a)子会社および関連会社株式…移動平均法による原価法により評価しております。 b)その他有価証券 時価のあるもの… 期末の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は 移動平均法により算定)により評価しております。 時価のないもの… 移動平均法による原価法により評価しております。 c. デリバティブ…時価法により評価しております。 ②固定資産の減価償却方法 a. 有形固定資産(リース資産を除く) 有形固定資産は定率法で行っております。 ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物 (建物附属設備を除く)については、定額法を採用しております。 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。 建物 … 5~50年 機械及び装置 … 4~12年 b. 無形固定資産(リース資産を除く) 無形固定資産は定額法で行っております。 ただし、市場販売目的のソフトウェアについては、見込販売収益に基づく償却額と、残存見込販売有効期間に基づく均等償 却額との、いずれか大きい金額を計上しております。なお、当初における見込販売有効期間は3年としております。また、 自社利用ソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5~10年)に基づく定額法によっております。 c. リース資産 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。 なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年3月31日以前のリース取引について は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 ③繰延資産の処理方法 社債発行費については、支出時に全額費用処理しております。なお、損益計算書上は、営業外費用の「雑損失」に含めて表示 しております。 社債発行差金については、社債償還期間(5年)に基づく定額法によっております。 ④重要な引当金の計上基準 a. 貸倒引当金 一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額 を計上しております。 b. 賞与引当金 従業員賞与の当期負担分について、当社賞与計算規定に基づく支給見込額を計上しております。 c. 役員賞与引当金 役員賞与の支出に備えて、当事業年度における支給見込額を計上しております。 d. 製品保証引当金 製品のアフターサービスに対する費用支出に備えるため、保証期間内のサービス費用見積額に基づき計上しております。 e. 退職給付引当金 従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき、期末において発生して いると認められる額を計上しております。 数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(15年)による定額法によ り按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理することとしております。 過去勤務債務は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(15年)による定額法により按 分した額を費用処理することとしております。 ⑤ヘッジ会計の方法 a. ヘッジ会計の方法 金利スワップについては特例処理の要件を満たしている場合には特例処理を採用しております。 b. ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段:金利スワップ ヘッジ対象:借入金の利息 c. ヘッジ方針 当社の内部規定である「市場リスク管理規定」に基づき、資産・負債に係る相場変動リスクを回避する目的で、資産・負債 の範囲内でデリバティブ取引を行っております。 d. ヘッジの有効性 ヘッジ対象の相場変動の累計とヘッジ手段の相場変動の累計とを比率分析する方法により有効性の評価を行っております。 ただし、特例処理によっている金利スワップについては有効性評価を省略しております。 35 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 ⑥消費税等の処理方法 消費税および地方消費税の会計処理方法は、税抜方式によっております。なお、貸借対照表上、期末の仮払消費税および 仮受消費税等を相殺し、消費税等未収還付税額を流動資産の「その他」に含めて計上しております。 ⑦連結納税制度の適用 平成21年度より当社を連結親法人とする連結納税制度を適用しております。 (5)財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更 該当事項はありません。 (6)注記事項 (貸借対照表関係) 1.有形固定資産の減価償却累計額 2.保証債務 前事業年度 418,972 百万円 227 百万円 当事業年度 438,076 百万円 25,669 百万円 (リース取引関係) 当社は、金融商品取引法第27条の30の6の規定に基づき電子開示手続を行っておりますので記載を省略しております。 (有価証券関係) 子会社株式および関連会社株式で時価のあるもの 1.前期末(平成23年3月31日現在) 貸借対照表計上額 子会社株式 4,229 百万円 関連会社株式 4,927 9,156 時 価 31,111 百万円 26,616 57,727 差 額 26,882 百万円 21,689 48,571 2.当期末(平成24年3月31日現在) 貸借対照表計上額 子会社株式 4,229 百万円 関連会社株式 4,927 9,156 時 価 29,231 百万円 24,366 53,597 差 額 25,001 百万円 19,439 44,440 (株主資本等変動計算書関係) 自己株式の種類および株式数に関する事項 1.前期末(平成23年3月31日現在) (単位:株) 株式の種類 前事業年度末 増加 減少 当事業年度末 普通株式 19,320,723 128,167 39,480 19,409,410 変動事由の概要 普通株式の自己株式の増加128,167株は、単元未満株式の買取による取得であり、減少39,480株は単元未満株式の買増請 求による売却であります。 2.当期末(平成24年3月31日現在) (単位:株) 株式の種類 前事業年度末 増加 減少 当事業年度末 普通株式 19,409,410 447,350 25,700 19,831,060 変動事由の概要 普通株式の自己株式の増加447,350株は、単元未満株式の買取、所在不明株主の株式の買取による取得であり、 減少25,700株は単元未満株式の買増請求による売却であります。 36 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 (税効果関係) 前事業年度 当事業年度 1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 繰延税金資産 退職給付引当金 賞与引当金 繰越欠損金 関係会社株式評価損等 減価償却費 棚卸資産評価減 資産除去債務 貸倒引当金 その他 繰延税金資産 小計 評価性引当金 合計 繰延税金負債 退職給付信託設定 その他有価証券評価差額金 吸収分割により承継した無形固定資産(*) 資産除去債務に対応する除去費用 固定資産圧縮積立金 特別償却準備金 その他 繰延税金負債 合計 繰延税金資産/負債の純額 うち「流動資産」計上額 うち「投資その他の資産」計上額 うち「固定負債」計上額 11,240 百万円 3,766 3,201 2,834 1,083 965 820 175 5,570 29,654 百万円 △ 4,268 25,386 10,463 百万円 2,818 15,973 20,609 4,167 1,035 742 20,277 5,104 81,188 百万円 △ 48,076 33,112 △ 6,745 百万円 △ 3,084 △ 2,306 △ 466 △ 306 △ 279 △ 256 △ 13,442 百万円 11,944 百万円 △ 5,907 百万円 △ 2,525 △ 1,837 △ 389 △ 1,929 △ 209 △ 12,796 百万円 20,316 百万円 12,353 △ 409 18,050 2,265 - * リコープリンティングシステムズ株式会社からの吸収分割に伴い承継した無形固定資産に係る 税務上損金とならない金額に対する繰延税金負債の額 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率の差異の内訳 法定実効税率 40.5 % (調整) 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 税率変更による影響 評価性引当金 その他 6.6 △ 1.2 △ 35.5 △ 2.1 税効果会計適用後の法人税等の負担率 8.3 % 「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得税法等の一部を改正する法律」(平成23年法律第114号) および「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法」 (平成23年法律第117号)が平成23年12月2日に公布されたことに伴い、平成24年4月1日以降開始する事業年度より法人税率が 変更されることとなりました。この改正により、平成24年度以降および平成27年度以降に解消が見込まれる一時差異等にかかる 繰延税金資産および負債の金額の算定に適用される法定実効税率は、それぞれ40.5%から37.8%及び35.4%に低下しました。 その結果、繰延税金資産の純額が1,331百万円減少し、その他有価証券評価差額金が358百万円、当事業年度に計上された 法人税等調整額が1,689百万円、それぞれ増加しております。 37 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 6.その他 役員の異動(平成24年6月26日付 予定) 取締役ならびに監査役の選任案について、本日の取締役会において決議いたしました。 今後必要な手続き(株主総会決議等)を経て、平成24年6月26日付にて実施する予定です。 つきましては下記の通りご案内申し上げます。 記 1.取締役選任案 (1)再任候補者 桜井 正光 近藤 史朗 三浦 善司 小林 博 佐々木 志郎 稲葉 延雄 細谷 英二 梅田 望夫 取締役:取締役会議長、指名報酬委員長 委嘱 代表取締役:指名報酬委員 委嘱 代表取締役 取締役:指名報酬委員 委嘱 取締役 取締役 取締役(社外) :指名報酬委員 委嘱 取締役(社外) :指名報酬委員 委嘱 (2)新任候補者 松浦 山下 佐藤 野路 要蔵 良則 邦彦 國夫 取締役 取締役 取締役 取締役(社外):指名報酬委員 委嘱 (3)退任予定者 中村 高 (取締役:指名報酬委員 委嘱、副社長執行役員:CHO、CSR担当) 我妻 一紀 (取締役 専務執行役員:CMO、リコージャパン株式会社 代表取締役 会長執行役員) 理事就任予定 松浦 芳正 (取締役 プロセスイノベーション本部長) 富樫 和男 (取締役 グループ執行役員:リコーアメリカズコーポレーション 会長 兼 CEO、 リコーUSA,Inc.社長 兼 CEO、株式会社リコー 米州販売事業本部長) ※なお、富樫 和男氏は5月1日付で株式会社リコー 専務執行役員に就任し、6月20日付で 同社 取締役を辞任し、同日付にて同社 理事に就任予定です。 2.監査役選任案 (1)再任候補者 湯原 隆男 堀江 清久 監査役(社外) 補欠監査役(社外) 3.新任取締役(候補者)の略歴 まつうら ようぞう 松浦 要蔵 (昭和31年 4月15日生) 昭和55年 東京大学 工学部 卒業 株式会社リコー 入社 平成14年 同社 画像システム事業本部 C&F第一事業部長 平成16年 同社 画像エンジン開発本部長 平成18年 同社 理事 平成19年 同社 MFP事業本部 副事業本部長 平成20年 同社 執行役員 同社 MFP事業本部 基盤・制御技術開発センター 所長 平成22年 同社 常務執行役員(現職) 同社 MFP事業本部長(現職) 兼 プラットフォーム開発センター 所長 平成23年 同社 コントローラー開発本部長 38 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 やました よしのり 山下 良則 (昭和32年 8月22日生) 昭和55年 広島大学 工学部 卒業 株式会社リコー 入社 平成16年 同社 画像生産事業本部 生産統括センター 所長 平成20年 リコーエレクトロニクス,Inc.社長 平成21年 株式会社リコー 理事 平成22年 同社 グループ執行役員 平成23年 同社 常務執行役員(現職) 同社 総合経営企画室長(現職) 兼 新規事業開発センター 所長 さとう くにひこ 佐藤 邦彦 (昭和31年10月21日生) 昭和54年 早稲田大学 法学部 卒業 株式会社リコー 入社 平成12年 同社 販売事業本部 事業統括センター 所長 平成14年 北海道リコー株式会社 代表取締役 社長執行役員 株式会社リコー 販売事業本部 札幌支店長 平成16年 同社 販売事業本部 ソリューションマーケティングセンター 所長 兼 e-ビジネスセンター 所長 兼 お客様相談センター 所長 平成17年 同社 執行役員 平成18年 同社 販売事業本部 総合戦略室長 兼 BP事業部長 兼 NetRICOH販売事業部長 平成19年 同社 グループ執行役員 リコー販売株式会社 取締役 副社長執行役員 平成21年 株式会社リコー 理事 販売事業本部 大阪支店長 兼 リコー関西株式会社 代表取締役 社長執行役員 平成22年 リコージャパン株式会社 取締役 専務執行役員 平成23年 株式会社リコー 常務執行役員(現職) リコージャパン株式会社 代表取締役 社長執行役員(現職) 兼 CEO(現職) 兼 株式会社リコー 日本販売事業本部長(現職) のじ くにお 野路 國夫(昭和21年11月17日生) 昭和44年 大阪大学 基礎工学部 卒業 株式会社小松製作所 入社 平成 9年 同社 取締役 平成13年 同社 常務取締役 生産本部長 兼 e-KOMATSU推進本部長 平成15年 同社 取締役 専務執行役員 建機マーケティング本部長 平成17年 同社 建機事業、e-KOMATSU管掌 平成18年 同社 コマツウェイ推進室長 平成19年 同社 代表取締役社長(現職) 兼 CEO(現職) 以 39 上 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 平成23年度 決算補足資料 1.平成23年度 四半期決算概要(連結) (1) 四半期連結業績 第1四半期 実績 億円 売 売 上 上 総 利 第2四半期 前年同期 比増減 % 高 4,673 - 第3四半期 前年同期 比増減 実績 億円 % 4,716 - 第4四半期 前年同期 比増減 実績 億円 前年同期 比増減 実績 % 億円 % 4,577 - 5,066 1.4 益 1,975 - 1,892 - 1,814 - 1,843 △ 2.6 営 業 利 益 ( 損 失 ) 113 - △ 133 - △ 349 - 189 235.2 税 引 前 利 益 ( 損 失 ) 92 - △ 190 - △ 388 - 166 316.9 当 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益 ( 損 失 ) 49 - △ 137 - △ 443 - 86 △ 440.4 円 円 円 円 1株当たり当社株主に帰属す る 当 期 純 利 益 ( 損 失 ) 6.80 - △ 18.92 - △ 61.19 - 11.89 - 潜 在 株 式 調 整 後 1株当たり当社株主に帰属す る 当 期 純 利 益 ( 損 失 ) 6.79 - △ 18.92 - △ 61.19 - 11.89 - 億円 総 億円 億円 億円 産 22,548 - 21,798 - 21,863 - 22,893 - 本 9,114 - 8,566 - 7,989 - 8,227 - 1 株 当 た り 株 主 資 本 1,256.37 - 1,180.77 - 1,101.24 - 1,134.64 株 資 主 資 円 円 億円 円 億円 円 億円 - 億円 営業活動によるキャッシュ・フロー 48 - 106 - △ 412 - 368 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 249 - △ 280 - △ 359 - △ 235 - 財務活動によるキャッシュ・フロー 129 - △ 70 - 967 - △ 147 - 現金及び現金同等物期末残高 1,627 - 1,336 - 1,518 - 1,562 - (注)上表の売上高、売上総利益、営業利益、税引前利益、および当社株主に帰属する当期純利益の前年同期比増減は、遡及修正前との比較にな るため、開示をしておりません。 (2) 設備投資・減価償却費 第1四半期 実績 第2四半期 実績 億円 設 備 投 資 第3四半期 実績 億円 第4四半期 実績 億円 億円 額 168 200 170 193 有形固定資産減価償却費 156 152 159 181 第1四半期 実績 第2四半期 実績 第3四半期 実績 第4四半期 実績 (3) 研究開発費 億円 研 究 開 発 億円 億円 億円 費 280 317 295 297 売上高研究開発 費率 6.0% 6.7% 6.5% 5.9% 第1四半期 実績 第2四半期 実績 第3四半期 実績 第4四半期 実績 (4) 金融収支 億円 金 融 収 支 億円 億円 億円 △ 8 △ 10 △ 10 △ 8 第1四半期 実績 第2四半期 実績 第3四半期 実績 第4四半期 実績 (5) 為替レート 円 円 円 円 US$ ( 期 中 平 均 レ ー ト ) 81.71 77.94 77.39 79.32 EURO ( 期 中 平 均 レ ー ト ) 117.62 110.31 104.29 104.04 (注)当社では、当連結会計年度に決算期を12月31日から3月31日に変更した子会社について、過年度より決算期が3月であったものとして会計 処理を行い、過年度の連結財務諸表を修正再表示しております。また、対前期比増減、対前年同期比増減については、遡及適用及び組替え後の 数値に基づいて算定しております。 詳細は、添付資料p.21「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。 補1 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 2.第4四半期分野別売上高(連結) (単位:百万円) 区 分 画像ソリューション 国 内 海 外 ネットワークシステムソリューション 国 内 海 外 画像&ソリューション分野 445,762 89.2 当第4四半期連結会計期間 自 平成24年1月1日 至 平成24年3月31日 構成比 金 額 (%) 389,478 76.9 145,972 243,506 55,584 11.0 50,959 4,625 445,062 87.9 増 減 為替影響除く増減 2,071 4,882 △ 2,811 10,351 9,435 916 伸び率 (%) 0.5 3.5 △ 1.1 22.7 22.7 22.6 △ 0.2 12,422 2.8 7.8 14,317 7.8 △ 10,711 4,882 △ 15,593 10,011 9,435 576 伸び率 (%) △ 2.7 3.5 △ 6.0 22.0 22.7 14.2 △ 700 金 額 金 額 国 内 182,614 196,931 14,317 海 外 263,148 248,131 △ 15,017 △ 5.7 △ 1,895 △ 0.7 米 州 127,589 117,073 △ 10,516 △ 8.2 △ 5,939 △ 4.7 欧 州 106,395 101,190 △ 5,205 △ 4.9 2,294 2.2 その他 産 前第4四半期連結会計期間 自 平成23年1月1日 至 平成23年3月31日 構成比 金 額 (%) 400,189 80.1 141,090 259,099 45,573 9.1 41,524 4,049 業 分 29,164 野 24,694 29,868 4.9 22,497 4.4 704 2.4 1,750 6.0 △ 2,197 △ 8.9 △ 1,735 △ 7.0 △ 20.1 △ 2,919 △ 20.1 11.6 国 内 14,502 11,583 △ 2,919 海 外 10,192 10,914 722 7.1 1,184 米 州 2,858 3,226 368 12.9 501 17.5 欧 州 3,485 3,093 △ 392 △ 11.2 △ 181 △ 5.2 その他 3,849 4,595 746 19.4 864 22.4 33.8 そ の 他 分 野 29,368 9,683 33.0 9,933 28,640 32,803 4,163 14.5 4,163 14.5 海 外 728 6,248 5,520 758.2 5,770 792.6 米 州 94 1,273 1,179 1,254.3 1,263 1,343.6 欧 州 247 2,116 1,869 756.7 1,996 808.1 その他 387 2,859 2,472 638.8 2,511 648.8 合 5.9 39,051 国 内 7.7 計 499,824 100.0 506,610 100.0 6,786 1.4 20,620 4.1 国 内 225,756 45.2 241,317 47.6 15,561 6.9 15,561 6.9 海 外 274,068 54.8 265,293 52.4 △ 8,775 △ 3.2 5,059 1.8 米 州 130,541 26.1 121,572 24.0 △ 8,969 △ 6.9 △ 4,175 △ 3.2 州 110,127 22.0 106,399 21.0 △ 3,728 △ 3.4 4,109 3.7 他 33,400 6.7 37,322 7.4 3,922 11.7 5,125 15.3 欧 そ の <ご参考>為替レート(3ヶ月 期中平均レート) 前第4四半期連結会計期間 US$ 1= \82.32 EURO 1= \112.51 当第4四半期連結会計期間 \79.32 \104.04 差 \△3.00 \△8.47 (注)各区分には以下の製品が含まれております。 画像ソリューション ・・・・・・・・デジタルPPC・カラーPPC・印刷機・FAX・アナログPPC・ジアゾ・スキャナ・ MFP(マルチファンクションプリンター)・プリンター等機器及び関連消耗品・サービス・関連ソフト等 ネットワークシステムソリューション ・・パソコン・サーバー・ネットワーク機器・ネットワーク関連ソフト・アプリソフトおよびサービス・サポート等 産業 ・・・・・・・・・・・・・・・サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット・計量器等 その他 ・・・・・・・・・・・・・デジタルカメラ等 (注) 平成23年度第1四半期より、分野別売上の集計方法を変更しております。 従来ネットワークシステムソリューションに含めていたMDS(マネージド・ドキュメント・サービス)などのサービス・サポートを、当期より画像ソリューションに含めております。 なお、前年同期の売上も組み替えて表示しております。 (注) 当社では、当連結会計年度に決算期を12月31日から3月31日に変更した子会社について、過年度より決算期が3月であったものとして会計処理を 行い、過年度の連結財務諸表を修正再表示しております。また、対前期比増減、対前年同期比増減については、遡及適用及び組替え後の数値に基 づいて算定しております。 詳細は、添付資料p.21「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。 補2 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 3.通期分野別売上高(連結) (単位:百万円) 区 分 画像ソリューション 国 内 海 外 ネットワークシステムソリューション 国 内 海 外 画像&ソリューション分野 産 前連結会計年度 自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日 構成比 金 額 (%) 1,531,219 78.9 525,178 1,006,041 181,411 9.3 166,953 14,458 1,712,630 1,670,772 為替影響除く増減 △ 59,392 3,907 △ 63,299 17,534 14,879 2,655 伸び率 (%) △ 3.9 0.7 △ 6.3 9.7 8.9 18.4 金 額 △ 1,774 3,907 △ 5,681 18,420 14,879 3,541 伸び率 (%) △ 0.1 0.7 △ 0.6 10.2 8.9 24.5 1.0 金 額 △ 41,858 △ 2.4 16,646 692,131 710,917 18,786 2.7 18,786 2.7 海 外 1,020,499 959,855 △ 60,644 △ 5.9 △ 2,140 △ 0.2 米 州 507,934 453,570 △ 54,364 △ 10.7 △ 15,239 △ 3.0 欧 州 400,635 389,931 △ 10,704 △ 2.7 4,660 1.2 その他 111,930 116,354 4,424 4.0 8,439 7.5 分 野 106,830 96,584 △ 10,246 △ 9.6 △ 8,432 △ 7.9 65,428 52,628 △ 12,800 △ 19.6 △ 12,800 △ 19.6 海 外 41,402 43,956 2,554 6.2 4,368 10.6 米 州 11,665 12,394 729 6.2 1,768 15.2 欧 州 13,535 12,626 △ 909 △ 6.7 △ 493 △ 3.6 その他 16,202 18,936 2,734 16.9 3,093 19.1 14,245 11.7 14,862 12.2 国 内 そ の 他 分 野 5.5 87.8 増 減 国 内 業 88.2 当連結会計年度 自 平成23年4月1日 至 平成24年3月31日 構成比 金 額 (%) 1,471,827 77.3 529,085 942,742 198,945 10.5 181,832 17,113 121,876 6.3 5.1 136,121 7.1 国 内 118,260 122,880 4,620 3.9 4,620 3.9 海 外 3,616 13,241 9,625 266.2 10,242 283.2 米 州 401 2,764 2,363 589.3 2,584 644.4 欧 州 1,019 5,985 4,966 487.3 5,191 509.4 その他 2,196 4,492 2,296 104.6 2,467 112.3 △ 37,859 △ 2.0 23,076 1.2 1.2 合 計 1,941,336 100.0 1,903,477 100.0 国 内 875,819 45.1 886,425 46.6 10,606 1.2 10,606 海 外 1,065,517 54.9 1,017,052 53.4 △ 48,465 △ 4.5 12,470 1.2 米 州 520,000 26.8 468,728 24.6 △ 51,272 △ 9.9 △ 10,887 △ 2.1 州 415,189 21.4 408,542 21.5 △ 6,647 △ 1.6 9,358 2.3 他 130,328 6.7 139,782 7.3 9,454 7.3 13,999 10.7 欧 そ の <ご参考>為替レート(期中平均レート) 前連結会計年度 US$ 1= \85.77 EURO 1= \113.28 当連結会計年度 \79.08 \109.05 差 \△6.69 \△4.23 (注)各区分には以下の製品が含まれております。 画像ソリューション ・・・・・・・・デジタルPPC・カラーPPC・印刷機・FAX・アナログPPC・ジアゾ・スキャナ・ MFP(マルチファンクションプリンター)・プリンター等機器及び関連消耗品・サービス・関連ソフト等 ネットワークシステムソリューション ・・パソコン・サーバー・ネットワーク機器・ネットワーク関連ソフト・アプリソフトおよびサービス・サポート等 産業 ・・・・・・・・・・・・・・・サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット・計量器等 その他 ・・・・・・・・・・・・・デジタルカメラ等 (注)平成23年度第1四半期より、分野別売上の集計方法を変更しております。 従来ネットワークシステムソリューションに含めていたMDS(マネージド・ドキュメント・サービス)などのサービス・サポートを、当期より画像ソリューションに含めております。 なお、前年同期の売上も組み替えて表示しております。 (注)当社では、当連結会計年度に決算期を12月31日から3月31日に変更した子会社について、過年度より決算期が3月であったものとして会計処理 を行い、過年度の連結財務諸表を修正再表示しております。また、対前期比増減、対前年同期比増減については、遡及適用及び組替え後の数値 に基づいて算定しております。 詳細は、添付資料p.21「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧ください。 補3 ㈱リコー(7752) 平成24年3月期決算短信 4.分野別売上高見通し(連結) (単位:億円) 平成23年度 平成24年度通期 通期 区 実績 分 画像ソリューション 見通し 前同比増減 (%) 為替影響を 除く見通し 前同比増減 (%) 14,570 △ 1.0 15,000 1.9 7,110 △ 2.8 7,433 1.7 5,303 0.2 5,303 0.2 2,591 0.2 2,591 0.2 海 外 9,427 9,267 △ 1.7 9,697 2.9 4,519 △ 4.4 4,842 2.5 1,989 2,097 5.4 2,104 5.8 1,036 5.6 1,042 6.2 国 内 1,818 1,872 3.0 1,872 3.0 933 3.7 933 3.7 海 外 171 225 31.5 232 35.8 103 26.6 109 34.0 16,707 16,667 △ 0.2 17,105 2.4 8,145 △ 1.8 8,475 2.2 国 内 7,109 7,175 0.9 7,175 0.9 3,524 1.1 3,524 1.1 海 外 9,598 9,492 △ 1.1 9,930 3.5 4,622 △ 3.9 4,951 3.0 米 州 4,535 4,429 △ 2.3 4,667 2.9 2,194 △ 3.8 2,333 2.3 欧 州 3,899 3,853 △ 1.2 3,990 2.3 1,828 △ 6.0 1,982 1.9 その他 1,163 1,210 4.0 1,273 9.4 600 3.4 636 9.6 965 971 0.5 994 3.0 497 △ 1.5 515 2.0 526 506 △ 3.9 506 △ 3.9 270 △ 4.2 270 △ 4.2 分 野 国 内 海 外 439 465 5.8 489 11.2 227 1.9 245 9.9 米 州 123 133 7.3 140 13.3 64 5.3 68 12.5 欧 州 126 135 6.9 141 11.8 67 △ 0.3 74 9.6 その他 189 197 4.0 207 9.5 96 1.3 103 8.4 1,361 1,562 14.8 1,574 15.6 758 27.7 767 29.3 国 内 1,228 1,330 8.2 1,330 8.2 656 13.7 656 13.7 海 外 132 233 75.7 244 84.5 101 532.7 111 593.3 米 州 27 61 120.7 67 141.3 32 - 36 - 欧 州 59 100 67.1 104 73.8 42 534.4 46 593.4 その他 44 72 59.4 74 63.8 27 281.3 29 309.2 計 19,034 19,200 0.9 19,673 3.4 9,400 0.1 9,757 3.9 内 外 州 州 他 8,864 10,170 4,687 4,085 1,397 9,010 10,190 4,623 4,088 1,479 1.6 9,010 10,663 4,874 4,235 1,554 1.6 4,450 4,950 2,289 1,937 724 2.4 4,450 5,307 2,437 2,102 768 2.4 他 分 合 国 海 米 欧 そ 前年比増減 (%) 5,290 業 の 為替影響を 除く見通し 14,718 画像&ソリューション分野 そ 前年比増減 (%) 国 内 ネットワークシステムソリューション 産 見通し 平成24年度上期 の 野 0.2 △ 1.4 0.1 5.8 4.8 4.0 3.7 11.2 △ 1.9 △ 2.3 △ 4.1 6.0 <ご参考>為替レート(期中平均レート) 平成23年度 平成24年度通期 実績 見通し 平成24年度上期 見通し US$ 1 \79.08 \75.00 \75.00 EURO 1 \109.05 \105.00 \105.00 (注)各区分には以下の製品が含まれております。 画像ソリューション ・・・・・・・・ デジタルPPC・カラーPPC・印刷機・FAX・アナログPPC・ジアゾ・スキャナ・ MFP(マルチファンクションプリンター)・プリンター等機器及び関連消耗品・サービス・関連ソフト等 ネットワークシステムソリューション ・・ パソコン・サーバー・ネットワーク機器・ネットワーク関連ソフト・アプリソフト及びサービス・サポート等 産業 ・・・・・・・・・・・・・・・ サーマルメディア・光学機器・半導体・電装ユニット・計量器等 その他 ・・・・・・・・・・・・・ デジタルカメラ等 補4 5.2 4.0 4.1 12.6