昭和 40 年 6 月 3 日 第三種郵便物認可 平成 20 年 11 月 10 日発行(年 6 回 1,3,5,7,9,11 月の 10 日発行)富士時報 第 81 巻 第 6 号(通巻第 853 号) ISSN 0367-3332 .OV 特集 半導体 .OV 特集 半導体 目 次 特集 半導体 半導体デバイスへの期待 ( 1 ) 嶋田 隆一 半導体の現状と展望 ( 2 ) 関 康和 ・ 高橋 良和 ・ 藤平 龍彦 ハイブリッド車モータ駆動用 IGBT モジュール ( 6 ) 市川 裕章 ・ 市村 武 ・ 征矢野 伸 IGBT ハイパワーモジュール (10) 西村 孝司 ・ 高宮 喜和 ・ 中島 修 IPM 用小型ドライバ IC (15) 森 貴浩 ・ 中森 昭 ・ 山村 太久生 第 6 世代パワー MOSFET「SuperFAP-E3 900 V シリーズ」 (19) 久保山 貴博 ・ 山田 忠則 ・ 新村 康 第 6 世代パワー MOSFET「SuperFAP-E3S 低 Qg シリーズ」 (23) 荒木 龍 ・ 原 幸仁 ・ 渡邉 荘太 自動車用トレンチ MOSFET (27) 有田 康彦 ・ 中村 賢平 ・ 西村 武義 表紙写真 インテリジェントパワー MOSFET (30) 岩田 英樹 ・ 岩水 守生 ・ 豊田 善昭 低待機電力擬似共振電源 IC「FA5571 シリーズ」 (35) 丸山 宏志 ・ 手塚 伸一 ・ 渕先 寛教 臨界型 PFC 電流共振統合電源 IC「FA5560M」 (39) 園部 孝二 ・ 陳 建 ・ 手塚 伸一 高効率降圧コンバータ IC「FA7743N」 (44) 大和 誠 ・ 山田谷 政幸 ・ 一岡 明 携帯機器用マルチチャネル電源 IC「FA7763R」 (48) 遠藤 和弥 ・ 大和 誠 ・ 一岡 明 高機能ワンチップイグナイタ パワー半導体は,地球温暖化防止に向けた エネルギー消費量削減のためのキーデバイス 自動車向け高地補正用小型大気圧センサ として,近年では自動車(ハイブリッド車) 斉藤 和典 ・ 芦野 仁泰 ・ 栗又 正次郎 の電力変換部や,太陽光・風力発電に代表さ IGBT モジュールの損失・温度シミュレータ れる新エネルギーシステム用の電力変換デバ 高久 拓 ・ 五十嵐 征輝 ・ 井川 修 イスとして需要はさらに拡大している。 富士電機は,IGBT,高機能 MOSFET,パ ワーダイオード,パワー IC などを製品化し, 伝導性 EMI ノイズのモデリングと低減技術 埋込みエピタキシャル技術 野に最適なソリューションを提案することに 栗林 均 ・ 山口 一哉 ・ 矢嶋 理子 より,地球環境保全への貢献を目指している。 自動車用 IPS デバイス技術 表紙写真は,第 5 世代 IGBT「U4 シリー 豊田 善昭 ・ 原田 祐一 ・ 上西 顕寛 モジュール(ハイパワーモジュール)である。 (55) (58) (63) 陳 清 ・ 高久 拓 ・ 五十嵐 征輝 産業・自動車・情報・民生などさまざまな分 ズ」のラインアップを拡充した, 大容量 IGBT (52) 石井 憲一 ・ 宮沢 繁美 ・ 山本 毅 SiC パワー MOSFET 用トレンチ形状制御技術 (67) (70) (74) 河田 泰之 ・ 俵 武志 ・ 中村 俊一 産業インフラ分野で使用される高圧・大容量 インバータや風力発電システムの電力変換装 置への適用拡大を期待している。 富士時報 VOL.81 2008(平成 20 年)総目次 (巻末 3 ページ) 特集 半導体 半導体デバイスへの期待 特 集 嶋田 隆一}ÍôÖeĀû¼º×~ 東京工業大学統合研究院ソリューション研究機構教授 工学博士 {必要å発明ä母|Þ言¼言葉¸āgĴsģÞĠsģ ä関係ÖÞÏāÞhĴsģàÅÍÜ進歩å無ºÞº¼ÉÞ ÝhºôËÿàÂÿ工学ä原点Þøº¾ā言葉ݸāg ÁÚÜh私å真空放電ėŌĬŀĈ使ÙÕ大電力 16 MW 起動ıŔĘĈ増大h発電機ä出力電圧Ĉø増大ÝÃāg 富士電機ä内田喜之氏}当時~áåhÉä磁気đĶŔ ės回生ĢčĬĪĈ MERS}Magnetic Energy Recovery Switch~Þ名付ÇܺÕÖºÕgôÐh欧州Ý盛ĉà風 ä 1 MHz 発信器Ĉ製作ÍÕÂhÓĂå核融合ŀŒģŇä 力発電用áh発電機Þ変換器ä損失Ĉ下Èh出力ĽsĘĈ 安定制御用ݸÙÕgôÕ石油ĠŐĬĘä折áåh世Ĉ¸ 上Èā革新技術ÞÍÜ開発Ïā計画ݸāgMERS å直 ÈÜđĶŔės開発Â盛ĉÝh私å原子力研究所áÀºÜ 列接続äĢčĬĪàäÝ損失ä少àº半導体İĹčĢå不 核融合実験装置 JT-60 äŀŒģŇ電流励起用直流遮断器 可欠ݸāgÉÉÝhĥŖ電圧ĥŖ電流äĦľıĢčĬĪ 92 kA-25 kV ä開発á携ąĀhĞčœĢĨ型遮断器ø同時 Þ電圧源ĜŜİŜĞä無º電流型変換á着目ÍÜhēŜ電 á試作ÍÕgÓä後 JT-60 用ä磁場ĜčŔ電源ÞÍÜ 100 圧 1.54 V ä IGBT Â開発ËĂÕg 万 kW ä直流電源Ĉ開発g4 kV-3 kA äĞčœĢĨĈ使Ù Éä度hēsŒŜIJÝäĺŘs半導体国際会議 ISPSD Õ巨大àŀŒģŇ制御電源ä開発áÀºÜå 50 万 kW ä 第 20 回記念大会Ý招待講演ÞÍÜ発表Ïā機会¸Āh 発電機ä全出力ĈĞčœĢĨ変換器群á供給Ïāøäݸ ÉÉÝå省đĶĢčĬĪhęœsŜ IGBT Þ賞賛ËĂÕg āgÓäĞčœĢĨ変換器å 20 年Ĉ経Ü今ø故障ø無Å 特á欧州ä風力発電業界á注目ËĂh風力関係ä商業雑誌 稼動ÍܺāgÉä時äĞčœĢĨå×ý¼ß直流送電á áø紹介ËĂÕg東工大äĦœŎsĠŐŜ研究機構Â÷ 向ÇÜh各社Â世界最大ä大型 100 mmφäĞčœĢĨĈ ÌÍܺāhĴsģĈ先取ĀÏāĠsģ開発ä成果ݸāg 作Ā始÷Õ時期äøäݸĀhÓĂå直流送電用ݸÙÕ Éä度hłŔœŜ工科大学Þ東工大Þä全学研究協力協 Õ÷高耐圧Ĉ目指ÍÕøäݸÙÕg 定Â結æĂhÓä中心įsŇå MERS 電流型ĢčĬĪ応 ÍÁÍ核融合å大電流Ýå¸āÂ低電圧àäݸāgÉ 用á係ā広º省đĶ技術h電力貯蔵技術ݸāg希望ÞÍ ÉáĴsģÞĠsģäňĢŇĬĪ¸ÙÕg後日h当時ä ÜåhđĶŔės技術äĴsģÞĠsģá対ÍÜIJčĭ企 文部省未来開拓研究委員会áÀºÜh次期ä核融合実験炉 業ø加ąĀ日独共同ŀŖġĐĘıÞàāÞ¼ĂͺäÖÂg ITER ŀŖġĐĘı用電源á数百万 kW ä需要¸āäÝ 東工大áå産業現場á強ºÞº¼ºąüā蔵前精神Þº 耐圧Ĉ下ÈÜ超電導ĜčŔ用á通電ŖĢä小˺ĞčœĢ ¼øä¸Āh新概念Ĉ提示ÍÜđŜIJŏsğsä評価Ĉ ĨĈ作ĂàºøäÁÞh提案ÍÕÉÞ¸āgÉä未来開 得ÜÉÓ東工大ä産業ĦœŎsĠŐŜ研究ÝhÉĂÂ世界 拓委員会åÓä時äİĹčĢ開発者ÞĺŘđŕ開発者Â一 Ý生ÁËĂāÞ思¼g諸外国ä追º上Èå速ºg特á世界 堂á会ÍÜ未来ä半導体İĹčĢáÚºÜ論ÎÕ実á有意 ä市場Ý新技術Ĉ生ÁÓ¼ÞÏāIJčĭä姿勢áå感心Ë 義à会ݸÙÕÂhôËáĴsģhĠsģä出会ºä場Ý ÑÿĂÕg特任教授ä志賀雅人氏áþāÞh重要àäå産 ¸ÙÕäÖg結果的áĞčœĢĨäēŜIJŖĬŀå下Èÿ 業革命以来äŀŖĩĘıjċďı型ÁÿhÏÝáŇsĚĬ ĂāÉÞÂąÁÙÕg ıjčŜ型á移行ÍܺāhÞäÉÞݸāg 今回ä東京工業大学}東工大~Þ富士電機İĹčĢįĘ 半導体İĹčĢáÀºÜøhĔĢĨʼn開発ä時代áàÙ ķŖġsÞä共同研究ä成果åÉĂĈ下地áÍܺāÞº Õg今回ä MERS 用 IGBT åÓä成功例ݸāgÓĂ ¾āg東工大ÝåĢijĹsđĶŔėsä回生機能Ĉ持ÙÕ øÞÝ MERS 技術å進展ÍhMERS 用 IGBT Ĉ周波数可 逆導通半導体ĢčĬĪäĿœĬġ構成ĢčĬĪä応用先 変ä誘導加熱á用ºā開発Â進ĉݺāgĺŘs半導体İ Ĉ模索ÍܺÕgÉäĢčĬĪå回路Þ負荷ä磁気đĶ ĹčĢáÀºÜå決ÍÜĔĨŖę値ä高性能Â世界äĴs ŔėsĈ回生ÏāÉÞÁÿh力率Ĉ改善Ïā AC ĢčĬĪ ģÝåàºg個々ä顧客á喜æĂāġŌĢıľČĬıà半 ݸāg力率ä改善áþĀh誘導電動機ä力率Â改善ËĂh 導体İĹčĢĈ提供ÏāÉÞÂ重要ݸāg ( 1 ) 富士時報 6OL.O 半導体の現状と展望 特 集 関 康和}ÑÃeúÏÁÐ~ 高橋 良和}ÕÁåÍeþÍÁÐ~ 藤平 龍彦}ëÎèÿeÕÚèÉ~ 化ËÑhËÿá低損失化Þ低ķčģ化Ĉ実現ÍÕg図 1 áh まえがき U ĠœsģÞ V ĠœsģäĪĬŀ特性ä比較Ĉ示Ïgô 2008 年 7 月á北海道洞爺湖Ý開催ËĂÕ G8 主要国会議 ÕĺĬĚsġ構造áÀºÜå熱ŇĶġŊŜıä最適化Ĉ行 Ýåh地球温暖化Â最大ä課題ÞÍÜ取Ā上ÈÿĂÕgÓ ºh一部ä電流定格品áÀºÜå従来þĀø 1 ŒŜĘ小Ë ĂÖÇ事態å深刻à状況áàĀÚÚ¸āÉÞĈ認識ÑÌā àĺĬĚsġÞÏāÉÞÂÝÃÕgËÿáËôÌôà顧客 Ĉ得àº状況ݸāg Ĵsģá対応ÍhåĉÖľœsä接続構造Ĉ持ÚĺĬĚs 富士電機Ýå本業á環境îä取組õĈļŔıčŜÏā環 境経営Ĉ推進ÍÜÀĀh {少àº資源ÞđĶŔės消費Ýh ġø準備Íܺāg 図 2 á V Ġœsģ IGBT ŋġŎsŔ ä製品系列Ĉ示Ïg ôÕhIGBT ĸčĺŘsŋġŎsŔîä展開ø加速ÍÜ ʼnĩÂàÅ効率的àøäÚÅĀ|Ĉ目指ÍÜh長年培ÙÕ ( 1) Ĝċ技術ĈËÿá進化ËÑ継続的改善á取Ā組ĉݺāg ºāg主ÞÍÜ産業čŜľŒ分野Ý使用ËĂā高圧j大容 電力đĶŔėsä効率的à利用Ĉ可能áÏāĺŘsđŕ 量čŜĹsĨú風力発電ĠĢįʼnä電力変換装置向ÇÞÍ ĘıŖĴĘĢ技術åh地球環境保護hCO2 削減Ĉ実現Ïā Ü展開Ĉ開始ÍÕg 図 3 á示Ïþ¼áh第 5 世代U4 Ġ 重要技術ä一ÚÞÍÜ位置ÛÇÿĂܺāg特áĺŘsđ œsģIGBT ĪĬŀĈ搭載ÍhĸčĺŘsŋġŎsŔÞ ŕĘıŖĴĘĢ技術Ĉ支¾ā基幹部品ÞÍÜäĺŘs半導 Í Ü 1,200 V/600 v 3,600 Ah1,700 V/600 v 3,600 A 定 格 体åhËÿáÓä重要性Ĉ増ÏøäÞ考¾Üºāg 品Ĉ提供ÏāgÉĂÿäĸčĺŘsŋġŎsŔå基板材料 最近äĺŘs半導体á対Ïā要求åh環境á優ÍÅ使º ÞÍÜ窒化Ěč素Ĉ用ºāÉÞáþĀ大Ãà電流定格Ĉ実 úϺÉÞݸāg環境á悪影響Ĉ及òÏ部品材料Ĉ使ą 現ÍܺāgËÿáķčģä発生Ĉ抑制ÏāÞÞøáh電 àºäå当然äÉÞݸāgËÿá従来ä低価格化ú低損 力損失Ĉ従来比Ý 30 % 低減ÍÜÀĀh使ºúÏËÞ変換 失化Þº¼要求á加¾Ü{使ºúÏË|Â強Å求÷ÿĂÜ 効率向上áþĀ省đĶŔėsá貢献Íܺāg ÀĀhÓä中áå低ķčģ化á代表ËĂā環境保護îä取 組õ技術ø含ôĂܺāg 注 1RoHSk電気電子機器á含ôĂā特定有害物質ä使用制限áÚ 本稿Ýåh富士電機ä代表的àĺŘs半導体製品ݸāh ºÜä EU}欧州連合~ä指令 ĺŘsŋġŎsŔhĺŘsİČĢĘœsıhĺŘs IC À þ é 自 動 車 用 MOSFET}Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect 図 U シリーズと V シリーズ IGBT のトレードオフ比較 Transistor~Ĉ中心áhÓä現状Þ展望Ĉ述 180 ïāg パワーモジュール 富士電機å IGBT}Insulated Gate Bipolar Transisitor~ áÀºÜh常á業界ĈœsIJÍÜÃÜÀĀh新Õá第 6 世 代 IGBTV Ġœsģä製品販売Ĉ開始Ïāg V Ġœsģ IGBT ŋġŎsŔÝåh環境問題Ĉ第一á ターンオフ損失( J/A) T j =125 ℃ 160 他社 A 140 120 U4 シリーズ 100 100 A 以上 80 考¾h全ĺĬĚsġ系列áÀºÜ RoHS 対応Ĉ実現ËÑÕg IGBT ĪĬŀ構造áÀºÜåh U ĠœsģÝ開発ÍÕ 75 A 以下 V シリーズ 注 1 60 1.7 1.8 1.9 2.0 2.1 オン電圧(V) 2.2 2.3 ıŕŜĪěsı構造ÀþéľČsŔIJĢıĬŀ構造Ĉ進 関 康和 高橋 良和 藤平 龍彦 半導体ä研究開発á従事g現在h 半導体ä研究開発á従事g現在h 半導体ä研究開発h事業戦略h経 富士電機İĹčĢįĘķŖġs株 富士電機İĹčĢįĘķŖġs株 営á従事g現在h富士電機İĹč 式会社半導体開発営業本部開発統 式会社電子İĹčĢ研究所長g工 ĢįĘķŖġs株式会社取締役g 括部長g工学博士g電気学会会員g 学博士g電気学会会員h応用物理 工学博士g電気学会会員h応用物 学会会員hđŕĘıŖĴĘĢ実装 理学会会員h日本金属学会会員g 学会会員h日本İğčŜ学会会員g ( 2 ) 富士時報 6OL.O 図 半導体の現状と展望 V シリーズ IGBT モジュールの製品系列 10 (A) 15 pin 25 35 50 75 100 150 200 225 300 400 450 600 900 1,200 PIM(EP2XT) EP2/PC2 EP3/PC3 PIM(EP3XT) ピン 6 in 1(PC2XT) 600 V 6 in 1(PC3XT) はんだ 2 in 1(DualXT) Dual ねじ pin PIM(EP2XT) EP3/PC3 PIM(EP3XT) EP2/PC2 ピン 6 in 1(PC2XT) 6 in 1(PC3XT) はんだ Dual ねじ 1,200 V 2 in 1(DualXT) 6 in 1(EconoPackXT) spring はんだ フリー ばね 6 in 1(SPF) spring Dual 2 in 1(DualXT) 図 次世代自動車用ĺŘsŋġŎsŔåh第 6 世代 V Ġœs IGBT ハイパワーモジュール ģ IGBT ĪĬŀĈ搭載Íh小型化h低損失化áþĀ高ĺ Řs密度化Ĉ実現ÍÜh従来比 40 % ä小型化Ĉ可能ÞÍ ÕgŇčŔIJĸčĿœĬIJĠĢįʼnîä搭載Ĉ目的ÞÍÕ Éä次世代自動車用ĺŘsŋġŎsŔåh現在ĞŜŀŔĈ 展開中ݸāg IGBT ÞÍÜä特性åhÏÝá第 6 世代 V Ġœsģ IGBT Ýh理論限界á近ÛÃÚÚ¸āgIGBT ŋġŎsŔÞÍ ÜËÿá使ºúÏÅÏāÕ÷áåhFWD}Free Wheeling ( 3) ( 4) Diode~ä特性改善úĺĬĚsġä研究開発Â必要Þàāg ÉĂÿä総合技術áþĀh低ķčģh高信頼性ÝþĀ使º úϺ IGBT ŋġŎsŔî進化ËÑāÉÞÂÝÃāg パワーディスクリート ôÕh東京工業大学嶋田教授Þä共同研究Ýåh磁気đ ĶŔės回生ĢčĬĪ}MERS~Ĉ適用Íh風力発電用á 高耐圧ĺŘs MOSFET Ýåh SuperFAP-E3S 低 Qg Ġ 最適化ÍÕ IGBT ŋġŎsŔĈ開発ÍÕgMERS á適用 œsģÞSuperFAP-E3 900 V ĠœsģĈ開発ÍÕg ËĂā IGBT åhĢčĬĪŜę周波数Â従来ä周波数}≦ 最近Ýå高耐圧 MOSFET Ĉ使用Ïā電源装置分野Ýåh 数 kHz~á比ïÜh数十 Hz Þ低º周波数Ý動作Ïāg一 特á環境対策äÕ÷各種電子機器ä省đĶŔės化ä要求 方Ý MERS å直列接続ä電力変換ݸāÕ÷h導通損失 Â強ôāÞ同時áh国際đĶŔėsĢĨsŀŖęŒʼn 基準 ä増加Â問題ÞàāgÓÉÝıŕsIJēľ特性Ĉ見直Íh áþĀ電力効率向上Â規制Â強化ËĂhĢčĬĪŜę電源 ēŜ電圧Ĉ 1.54 V ôÝ低減ÏāÉÞÝ変換器全体ä効率 áÀÇā高効率化á対Ïā要求ÂôÏôÏ強ºøäáàÙ 〈注 4〉 ( 2) Ĉ改善ÍÕg ܺāgôÕ各種ķčģ規制ĈĘœċÏāÕ÷áh低損 自動車用ĺŘsŋġŎsŔ製品áÀºÜåh現在第 5 世 代 U Ġœsģ IGBT ŋġŎsŔĈ搭載ÍÕ昇降圧ĜŜĹs 注 2ĘŒďŜkıőĨ自動車株式会社ä登録商標 Ĩ IGBT IPM}Intelligent Power Module~Þ両面åĉÖ 注 3LEXUSkıőĨ自動車株式会社ä登録商標 付Ç実装Ĉ可能ÞÍÕ÷ÙÃĪĬŀĈ量産化ÍÜÀĀhı 注 4国際đĶŔėsĢĨsŀŖęŒʼnkOA 機器ä省đĶŔės 注 2 注 3 őĨ ĘŒďŜ ĸčĿœĬIJhLEXUS LS600hhLS600hL äÕ÷ä国際的à環境ŒłœŜę制度g経済産業省Þ米国環 àßá採用ËĂܺāg 境保護庁ä相互承認ä下Ý運営Íܺāg ( 3 ) 特 集 主端子 富士時報 6OL.O 図 半導体の現状と展望 第 2 世代リチウム電池保護 IC 図 COC パッケージの外観と内部構造 特 集 第1世代 チップサイズ;1.6 mm×1.6 mm MOSFET(TLPM) R on・A =12 mΩmm2 第 2 世代 チップサイズ;1.6 mm×1.32 mm MOSFET(TLPM) R on・A =8 mΩmm2 (a)外 観 (b)内部構造 失化Þ同時á低ķčģ化ä要求Ĉ満ÕËàÇĂæ商品ÞÍ 産化ÍÕg今回å 2007 年á量産化ÍÕ第 1 世代品á続Ãh Üä価値Âàºg富士電機Ýåh2007 年áĢčĬĪŜę ĺŘs MOSFET 部分ä単位面積¸ÕĀäēŜ抵抗 2onj! 電源ä高効率化h低ķčģ化Ĉ実現ÏāĺŘs MOSFET Ý 8 mΩmm2 Ĉ達成Í業界最高ŕłŔĈ実現Í市場要求 ÞÍÜh第 6 世代高耐圧 MOSFETSuperFAP-E3 500 V á応¾Õøäݸāg第 2 世代品å第 1 世代品Þ比較ÍÜ Ġœsģ SuperFAP-E3 600 V ĠœsģĈ系列化Í展 ĪĬŀĞčģÝ 17.5 % ĠŎœŜĘĈ実現ÍÕgĪĬŀ写 開ÍÕgÉĂåŀŕsij構造Ýä業界最小ä低ēŜ抵抗 真Ĉ図 4 á示Ïg SuperFAP-E3S 低 Qg Ġ ĺŘs IC ä低損失化Þ小型化áÞÙÜ重要à技術åh œsģåh500 Vh600 V Ġœsģä低ēŜ抵抗特性hěs 内蔵ÏāĺŘsİĹčĢä低損失化Þ小型化ݸāg富士 特性Ĉ持Ùܺāg今回開発ÍÕ ı抵抗制御性Þ低ķčģ性能åÓäôôáhĢčĬĪŜ 電機ÝåhĺŘs IC á内蔵ÏāĺŘsİĹčĢä低損失 ę性能Ĉ向上ËÑÕøäݸāgÉĂåh既存ä Super 化Þ小型化ä研究開発Ĉ継続的á進÷ܺāg ( 6) FAP-E3 ĠœsģäěsıĪŌsġ特性 Q g Ĉ従来比約 20 % 低減ËÑÜÀĀhÉĂáþĀĢčĬĪŜę損失ä低減 自動車用デバイス Ĉ実現Íܺāg ôÕhSuperFAP-E3 900 V Ġœsģå 500 Vh600 V Ġ 高機能ŘŜĪĬŀčęijčĨ ( 1) œsģĈ高耐圧化ÍÕøäݸāgÉĂåhċĹŒŜĠĐ 複数部品Ý構成ÏāĸčĿœĬIJ型äčęijčĨÁÿŘ 電流Â流Ă込ö寄生ĹčņsŒıŒŜġĢĨ動作ä抑制À ŜĪĬŀ型äčęijčĨîä移行Â加速ÍܺāgÉĂá þéċĹŒŜĠĐ時ä各ĤŔ間ä不均一動作ä解消áþĀh 呼応ÍÜhIGBT ŘŜĪĬŀä中á保護機能äÏïÜĈ組 ċĹŒŜĠĐ耐量å従来比 2 倍Ĉ実現Í破壊Íáźøä õ込ĉÝ製品化Ĉ実現ÍÕg á仕上ÈÕg 自己保護機能Ĉ充実ÍÕÉÞÂņčŜıݸāg素子単 高耐圧ĺŘs MOSFET ä分野áÀºÜø低価格化h小 体Ý破壊ÍàºhĜčŔĈ焼損ËÑàºh異常点火Ýøđ 型化h低損失化h低ķčģ化Â強Å求÷ÿĂÜÀĀhÉĂ ŜġŜ破壊Ĉ防止Ïāàßä機能Ĉ実現ÍhŘŜĪĬŀÝ ÿä要求á応¾āÉÞÂÝÃāþ¼á研究開発á注力ÍÜ 小型äĺĬĚsġTO220Ĉ製品化ÍÕg IPS}Intelligent Power Switch~ ( 2) ºāg 将来á向ÇÜĢsĺsġŌŜĘĠŐŜ MOSFET áÀÇ 自動車電装用ä ECU}Engine Control Unit~å搭載環 ā最適設計áþā低抵抗化Þ低価格化Ĉ両立ËÑāÕ÷ä 境Â室内ÁÿđŜġŜŔsʼnhËÿáå負荷装置á組õ込 ( 5) 研究開発ø推進中ݸāg ôĂāàßh小型化h高機能化á加¾Ü過酷à環境下Ýø 破壊ÍàºÉÞÂ要求ËĂāg富士電機å小型化äÕ÷ パワー IC COC}Chip On Chip~ hCSP}Chip Size Package~ ä 製 ĺŘs IC Ýå次á示Ïþ¼àËôÌôà成果Ĉ上ÈÜ 2 ĪŌĶŔ品ä製品化Ĉ実現ÍÕgSOP-8 ĺĬĚsġá状 品化Þ系列化Ý対応ÍÜÃÕÂhËÿá状態出力Ĉ備¾Õ ºāg œĪďʼnčēŜ電池保護 IC (a) 態出力 2 ĪŌĶŔĪĬŀĈ搭載ÍÕ製品å他社áåàºg 今回開発ÍÕ COC 技術ÝåhCOC ĺĬĚsġáÀÇā (b) 臨界型 PFC 電流共振統合電源 ICFA5560M IC ĪĬŀ接着用ľČŔʼn材料ä熱応力挙動Ĉ分析Íhþ 低待機電力擬似共振電源 ICFA5571 Ġœsģ (c) Ā高信頼性Ĉ実現ÍÕg図 5 á COC ĺĬĚsġä外観Þ 高効率降圧ĜŜĹsĨ ICFA7743N (d) 内部構造Ĉ示Ïg図á示Ïþ¼áœsIJľŕsʼnáåĉÖ 携帯機器用ŇŔĪĪŌĶŔ電源 ICFA7763R (e) 付ÇÍÕ MOSFET ĪĬŀ上áhIC ĪĬŀĈ接着ÍÕ構 ( 7) œĪďʼnčēŜ電池保護 IC åh富士電機独自ä低ēŜ 抵抗三次元ĺŘsİĹčĢä実用化áþĀ世界Ý初÷Ü量 ( 4 ) 造ÞàÙܺāg 圧力ĤŜĞ ( 3) 富士時報 6OL.O 半導体の現状と展望 化h小型化h高信頼性化h低価格化àß継続的áÓÍÜ革 CMOS ŀŖĤĢáþāİġĨŔıœňŜę型ä圧力ĤŜ 新的á進÷ܺÁãæàÿàºgôÕ何þĀøÀ客様ä ĞĈ市場á投入ÍÜÃÕgÓä用途å主á吸排気系ä圧力 視点á立×h {使ºúϺ|商品ݸāÉÞĈ基軸áÍÜh 測定ݸāgôÕh新用途ä圧力ĤŜĞø積極的á開発Í 今後Þø技術開発Ĉ続ÇܺÅ所存ݸāg ÜÀĀhÓä一ÚÂ大気圧ĤŜĞݸāgÉĂåh高地走 行時äđŜġŜ性能Ĉ最適化Ïā目的ÝhECU ä高地補 参考文献 正ĈÏāøäݸāgÓä他新用途ä圧力ĤŜĞÞÍÜh 富士電機ęŔsŀ ĞĢįČijļœįČŕņsı 2008. ( 1) đċĜŜàßä高圧ĤŜĞh燃料ĨŜĘä漏Ă検出ĤŜĞ 高久拓ñÁi磁気đĶŔės回生ĢčĬĪĈ用ºÕ電力変 ( 2) àßä開発Ĉ推進Íܺāg 換ĠĢįʼni富士時報ivol.80, no.6, 2007, p.402-405. 自動車用İĹčĢáÀºÜåh富士電機ä持Ùܺā独 Onozawa, Y. et al. Development of the 1200 V FZ-diode ( 3) 自技術ä強õĈ生ÁÍÜ顧客要求á応¾ÜÃÕg今後ø顧 with soft recovery Characteristics by the new local lifetime 客Þä連携Ĉ重視Íh低価格化h小型化h高信頼性化Ĉ目 08. p.80. control technique. Proc. of ISPSD ’ 指ÍÜ顧客要求á応¾ÜºÃÕºg Ikeda, Y. et al. A study on the reliability of the chip ( 4) 08. p.189. surface solder joint. Proc. of ISPSD ’ あとがき Sugi, A. et al. Super Junction MOSFETs above 600 V ( 5) with Parallel Gate Structure Fabricated by Deep Trench 環境問題Â現実ä問題ÞÍÜ大ÃÅàĀ始÷ܺā現在 08. p.165. Etching and Epitaxial Growth. Proc. of ISPSD ’ áÀºÜh企業Â果ÕÏïÃ役割å大úg富士電機Ýå Sawada, M. et al. High side n-channel and bidirectional ( 6) 地球温暖化防止îä取組õĈ経営重要課題Þ位置ÛÇÜ推 Trench Lateral Power MOSFETs on one chip for DCDC 進ÍÜÀĀhĺŘsđŕĘıŖĴĘĢ技術分野ÝåhÓä 基幹部品ݸāĺŘs半導体Ýä技術革新ÂÓä付託á応 ¾ÿĂāþ¼努÷ܺāg 本稿ÝåhĺŘs半導体ä主要製品Ĉ中心á現状Þ展望 08. p.107. converter ICs. Proc. of ISPSD ’ 今井誠ñÁiĺŘsĪĬŀēŜĪĬŀ}COC~ĺĬĚsġ ( 7) 技術ä開発i14th Symposium on Microjoining and Assembly Technology in Electronics. 2008, p.323. Ĉ述ïÕgºÐĂä製品áÀºÜøh低損失化Þ低ķčģ ( 5 ) 特 集 圧 力 Ĥ Ŝ Ğ Ý åh 第 5 世 代 圧 力 Ĥ Ŝ Ğ Þ Í Ü Ï Ý á 富士時報 6OL.O ハイブリッド車モータ駆動用 IGBT モジュール 特 集 市川 裕章}º×Áąeèă¸Ã~ 市村 武}º×öÿeÕÇÍ~ 征矢野 伸}ÓúäeÍĉ~ まえがき ハイブリッド車用パワーデバイス 世界規模Ýä地球温暖化抑制ä流ĂĈ受Çh自動車Ŋs 自動車ä限ÿĂÕĢŃsĢáčŜĹsĨhŋsĨÀþ Ĕs各社ø環境問題hCO2 削減á取Ā組ĉݺāg現在量 éĹĬįœsĈ搭載ÍĸčĿœĬIJ化Ĉ実現ÏāÕ÷áåh 産ËĂܺāĸčĿœĬIJ車å CO2 排出量ä少àºđĜ ĠĢįʼnä軽量化Â必要ݸāgĺŒŕŔĸčĿœĬIJĈ ĔsÞÍÜ社会的認知度Â高ÅhÉÉ数年Ý急速á普及Í 普及ËÑāÕ÷áå高価àčŜĹsĨhŋsĨÀþéĹĬ ÚÚ¸āg įœsä容量Ĉ必要最小限ÞÏā必要¸Āh20 kW 以下 ĕĦœŜĸčĿœĬIJĠĢįʼnåhđŜġŜ効率ä低º äŋsĨĈ用ºāäÂ一般的ݸāgĺŘsİĹčĢä性 始動Áÿ低速時áŋsĨÝđŜġŜĈċĠĢıÍÕĀh減 能Ĉ生ÁÏÕ÷áåh加速時áŋsĨá流Ăā過渡的à最 速時á回生ĿŕsĖÝ発電Í効率þÅĹĬįœsá充電Ï 大電流áþāİĹčĢä温度上昇Ĉ許容範囲内á抑¾āÉ āÉÞÝ燃費Ĉ改善ÏāĠĢįʼnݸāg ÞÂ重要ݸāg万一許容温度Ĉ超¾Õ場合ÝøĪĬŀ温 ĸčĿœĬIJĠĢįʼnä主要ĜŜņsĶŜıåhŋsĨ 度Ĉ常時監視ÍŋsĨ出力Ĉ制限Ïā制御Ĉ組õ込õh過 ÞĹĬįœshčŜĹsĨÝ構成ËĂܺāgÉä中Ýč 電流áþāİĹčĢä熱破壊Ĉ未然á防止ÝÃā安全設計 ŜĹsĨåĹĬįœsÁÿŋsĨîä電力供給ÞhŋsĨ Ĉ併ąÑ持Ú必要¸āg Ý発電ÍÕđĶŔėsĈĹĬįœsá蓄¾ā電力変換Ġ ôÕ減速時á電力回生ĿŕsĖ}389 Ńsġä解説 ĢįʼnÞÍÜ使ąĂܺāgÉä電力変換ĠĢįʼnä主Ģ 参照~Ĉ用ºāÉÞÝh従来å油圧ĿŕsĖÁÿ熱ÞÍÜ čĬĪŜęİĹčĢÞÍÜhIGBT}Insulated Gate Bipo- 放出ËĂܺÕđĶŔėsĈ電気đĶŔėsÞÍÜ回収Íh lar Transistor~ŋġŎsŔĈ用ºāÉÞÂ一般的áàÙ 再利用ÏāÉÞø燃費改善áÚàÂāg減速Áÿ停止ôÝ Üºāg ä短º制動時間ݺÁá大Ãà電力Ĉ回収ÝÃāÁÂ重要 20 年ñß前Áÿ産業設備Ĉ中心á利用ËĂܺā IGBT ŋġŎsŔåhđċĜŜàßä家電Áÿ鉄道á至ā幅広º ݸĀhÓäÕ÷áø短時間Ý大電流Â通電可能àİĹč ĢÂ必要ݸāg 分野äŋsĨĈ制御Ïā電力変換装置á使ąĂܺāg近 年h自動車á適用範囲Â拡大ËĂhËÿàā高性能化Ĉ目 自動車用 IGBT モジュールの特徴 指ÍÜ開発Ĉ進÷ܺāg . ĸčĿœĬIJĠĢįʼnåh走行用ŋsĨÞ発電用ŋsĨ ä二ÚäŋsĨĈ搭載Ïā走行性能Ĉ重視ÍÕĠĢįʼnÞh 一ÚäŋsĨÝ走行Þ発電Ĉ併用Ïā小型化Ĉ重視ÍÕĠ 製品仕様 製品外形写真Ĉ図 1 áh内部ĿŖĬĘ図Ĉ図 2 áh主要 特性表Ĉ表1á示Ïg製品ä特徴Ĉ以下á示Ïg ĢįʼnÞá大別ËĂāgĠŜęŔŋsĨäĸčĿœĬIJĠ ĢįʼnåĺŒŕŔĸčĿœĬIJĠĢįʼn}以下hĺŒŕŔ ĸčĿœĬIJÞº¼~Þ呼æĂh小型化h軽量化äŊœĬ ıÂ生ÁÑā小型車îä適用Ý今後普及Â期待ËĂܺāg 本稿ÝåhĺŒŕŔĸčĿœĬIJ用čŜĹsĨá最適à 20 kW 以下ä三相ŋsĨ駆動čŜĹsĨá必要à (a) 600 V/300 A ĪĬŀĈ専用ä 6 in 1 ĺĬĚsġá搭載 (b) 第 6 世代ĪĬŀݸā 600 V 耐圧 V Ġœsģ IGBT Ĉ採用Í損失低減Þ高電流密度化ä実現}電流密度Ĉ 従来比 25 % 向上~ 電流検出hēŜĪĬŀ温度ĤŜĠŜęĩčēsIJĈ (c) 自動車用 IGBT ŋġŎsŔĈ紹介Ïāg 内蔵ÍÕ IGBT Ĉ採用 小型Ý薄ºŋġŎsŔĺĬĚsġáþā搭載容積ä (d) 縮小化 ( 6 ) 市川 裕章 市村 武 征矢野 伸 ĸčĿœĬIJ車用 IGBT ŋġŎs ĸčĿœĬIJ車用 IGBT ŋġŎs ĸ č Ŀ œ Ĭ IJ 自 動 車 用 IGBT ŋ ŔjIPM ä開発á従事g現在h富 ŔjIPM ä開発á従事g現在h富 ġŎsŔjIPM ä開発j設計á 士電機İĹčĢįĘķŖġs株式 士電機İĹčĢįĘķŖġs株式 従事g現在h富士電機İĹčĢį 会社半導体開発営業本部ŋġŎs 会社半導体開発営業本部ŋġŎs ĘķŖġs株式会社半導体開発統 Ŕ開発部g Ŕ開発部g 括部ĺĬĚsġ実装技術部g 富士時報 6OL.O ハイブリッド車モータ駆動用 IGBT モジュール 富士電機製ěsıIJŒčĿ ICFi009Þ組õ合ą (e) ôÕh自動車用İĹčĢå外気温変化ä影響Ĉ直接受Ç āäÝh温度変化áþā耐久性}以下h温度ĞčĘŔÞº ¼~á対Ïā要求Â強ºgIGBT ŋġŎsŔÂ温度ĞčĘ 顧客ä回路開発Ĉ容易áÏā IGBT ŋġŎsŔIJŒ ( f) Ŕ環境下áËÿËĂāÞh絶縁基板Þ IGBT ĪĬŀä接合 čĿ回路評価用基板ä提供áþĀ設計ĈĞņsı á用ºāåĉÖ層á発生Ïā熱応力ÝhĘŒĬĘÂ増大Ï 鉛ľœsÞ車載信頼性ä両立 (g) āg V ĠœsģIGBT åhĪĬŀ厚ËÂ既存品þĀø 薄Åh熱応力áþāĢıŕĢá対ÍÜ柔軟á変形ÏāÕ÷h . 「V シリーズ」IGBT チップ 温度ĞčĘŔÂ加¾ÿĂÕ場合ÝøåĉÖĘŒĬĘÂ生Î IGBT ĪĬŀåh富士電機ä第 6 世代ݸā 600 V 耐圧 áÅÅàāg ä V Ġœsģ IGBT Ĉ採用ÍÕgÉäĪĬŀä特徴åh富 . 士電機 1,200 V ä耐圧 IGBT Ý実績ä¸āľČsŔIJĢ 電力回生時の内部温度 ĸčĿœĬIJĠĢįʼnå加速時á大Ãà電力Â必要ݸ ıĬŀ}FS~構造ÞıŕŜĪěsıĈ採用ÏāÉÞÝh ēŜ電圧ä低減Ĉ実現ÍÕg既存品Þä出力特性ä比較Ĉ āÕ÷hĹĬįœsáå常á電力Ĉ蓄¾ÜÀÅ必要¸āg 図 3 á示Ïg同一ĪĬŀĞčģÝēŜ電圧Â約 25 % 低減 ôÕh減速時áå電力回生ĿŕsĖÝ減速đĶŔėsĈ効 ÍhčŜĹsĨ効率向上îä貢献Â期待ÝÃāg 図 図 内部ブロック図 外形写真 P G G G S S S A A A K K K E E U V E G G G S S S A A A K K K E E E W N G:ゲート E:エミッタ A,K:温度検出 Di 出力 S:電流検出 表 主要特性表 (a)絶対最大定格(指定なき場合は,T j =T c=25 ℃) 項 目 記 号 条 件 定 格 単 位 コレクタ − エミッタ間電圧 V CES V GE =0 V 600 V ゲート − エミッタ間電圧 V GES ー ±20 V IC 連 続 300 A PC 1素子 595 W コレクタ電流 最大許容損失 T j(max) 最大接合温度 150 動作温度 T op −30∼+125 保存温度 T stg −40∼+125 ℃ (b)電気的特性(指定なき場合は,T j =T c=25 ℃) 項 目 記 号 試験条件 最 小 標 準 最 大 単 位 コレクタ遮断電流 I CES V V GE =0 V, =600 V CE ー ー 1.0 mA ゲート− エミッタ間漏れ電流 I GES V CE =0 V,V GE =±20 V ー ー 200 nA ゲート− エミッタ間しきい値電圧 V GE(th) mA V CE =20 V, =300 IC ー 6.2 ー V コレクタ−エミッタ間飽和電圧 V CE(sat) A V GE =15V, =300 IC ー 2.10 2.63 V VF A I =300 F ー 1.96 2.40 V 試験条件 最 小 標 準 最 大 単 位 IGBT ー ー 0.21 FWD ー ー 0.25 順電圧降下 (c)熱的特性(T c=25 ℃) 項 目 熱抵抗 記 号 R th(j−C) K/W ( 7 ) 特 集 ÑāÉÞÝ IGBT ĪĬŀ温度保護回路h短絡保護回路h 過電流保護回路Â容易á構成可能 富士時報 6OL.O 図 ハイブリッド車モータ駆動用 IGBT モジュール IGBT 出力特性比較(チップ特性で比較) 特 集 300 T j =25 ℃ 300 図 オンチップ温度センサの応答性 T j =125 ℃ 通電 10 秒後の温度分布(℃) 120 105.0 94.4 250 開発品 200 150 100 既存品 開発品 100 既存品 0 41.3 30.6 20.0 3 0 1 2 3 コレクタ−エミッタ間電圧(V) I GBT温度 (赤外線温度計測定) 70 50 40 30 サーミスタ温度 (赤外線温度計測定 ) 10 回生ブレーキを想定した内部温度分布 0 (℃) 135 FWD A:IGBT 温度測定点 B:サーミスタ温度測定点 60 20 IGBT 51.9 80 コレクタ−エミッタ間電圧(V) 図 62.5 ×B 150 0 2 73.1 ×A 90 50 1 83.8 オンチップ温度センサの 換算温度 100 200 50 0 110 温度(℃) コレクタ電流密度(A/cm2) コレクタ電流密度(A/cm2) 250 0 5 10 15 20 25 時間(s) 120 105 90 75 60 45 FWD IGBT 30 15 条件:三相正弦波 PWM,バッテリー電圧 =300 V, 回生電流 =150 Arms,力率 =−0.8, スイッチング周波数 =10 kHz での損失 赤外線放射温度計Ý IGBT ĪĬŀ表面温度Ĉ測定ÍÕ結 果ÞhēŜĪĬŀ温度ĤŜĞ出力Ĉ温度換算ÍÕ結果Ĉ 比較ÏāÞh1 秒程度ä過渡期間Ýø温度変化á対Ïā追 従性ÂþºÉÞÂ分ÁāgôÕ計算上h1 ms 程度Ýø温 度検知Â可能ݸĀh瞬時負荷変動áþā急激à温度変 化Â発生ÍÕ場合Ýø IGBT ĪĬŀĈ破壊Áÿ保護ÏāÉ ÞÂÝÃāg一方ÝhNTC}Negative Temperature Coefficient~ ĞsňĢĨĈĪĬŀ近傍á搭載Í温度Ĉ測定ÍÕ 結果øh図 5 中á示ÏÞÀĀhēŜĪĬŀ温度ĤŜĞÞä 温度á約 60 ℃ä乖離}ÁºĀ~¸āgÉĂå数十秒以 率þÅ電力á変換ÏāÉÞø必要ݸāg電力回生Ŀŕs 下ä短時間ÝĪĬŀ温度Â急上昇ÍÕ場合áåh熱å主á Ėåh運動đĶŔėsĈ電力á変換ÍĹĬįœsá充電Ï 熱伝導äþº製品裏面ä銅łsĢÁÿ放熱ËĂh横方向å āøäݸĀh発生ÏāđĶŔės量å車両質量á比例Ï 熱時定数Â大ÃÅ熱Â伝ąĀáźÕ÷ݸāg横方向î āg小ËàŋsĨĈ選定ÍÕ場合áåþĀ大Ãà電力Ĉ回 ä熱伝導åŋsĨá流Ăā電流値áþÙÜ温度上昇ɼ配 生ÏāÉÞÝ効率Â改善ËĂāÂh回生ÝÃā電力ä上限 Â変ąāäÝhNTC ĞsňĢĨÝ IGBT ĪĬŀä過渡的 å導通率ä高º FWD ĪĬŀä許容温度Ý制約ËĂāg図 à温度変化ĈÞÿ¾保護Ïāáå限界¸āgÉĂÿĈ解 4 á電力回生時ä最大連続負荷Ĉ想定ÍÕÞÃäh内部温 決Ïā手段ÞÍÜhĪĬŀ温度ĈĩčŕĘıá検出ÝÃā 度分布Ĉ示Ïg ēŜĪĬŀ温度ĤŜĞåhĸčĿœĬIJ車用 IGBT áå有 電 力 回 生 時 ä 効 率 Ĉ 最 ø þ Å Ï ā Õ ÷ áh Ī Ĭ ŀ Ğ 用Þº¾āg čģä最適化ÞĪĬŀ配置Ĉ互º違ºáÏāÉÞáþĀh IGBThFWD ĪĬŀä温度Ĉ同等á抑¾hŋġŎsŔä 評価用ドライブ基板 高効率Þ小型化ä両立Ĉ図ÙÕg ĺŘsİĹčĢä性能Ĉ最大限á引Ã出ÏÕ÷áåh使 . オンチップ温度センシング機能 用環境á対ÍÜ IGBT IJŒčĿ回路Þ保護回路ä協調ĈÞ IGBT Â異常à温度環境下áËÿËĂÕĀh異常動作á ā必要¸āg特áh回路図Áÿå見¾áź容量結合 þÙÜ温度Â急上昇ÍÕ場合hĠĢįʼnä故障Ĉ防ÆÕ÷ ú相互誘導á起因Ïā誤動作áåh注意Â必要ݸāgô IGBT ä異常発熱Ĉ検知ÍÜ動作Ĉ停止ËÑā必要¸āg ÕhēŜĪĬŀ温度ĤŜĞú電流検出Ĉ内蔵ÍÕ IGBT 用 特áĸčĿœĬIJ車åhŋsĨä加速Þ減速ä動作頻度 IJŒčĿ回路åhİČĢĘœsı部品Ý回路Ĉ構成ÏāÞ 高ºäÝ瞬間的à電力通電áþā急激à温度変化Â想定Ë 肥大化ÍhčŜĹsĨúĜŜĹsĨŏĴĬıä小型化Ĉ阻 Ăāg本製品å IGBT ĪĬŀ内áĩčēsIJĈēŜĪĬŀ 害Ïāg従来åhÉĂÿ課題ä解決策ÞÍÜ IGBT IPM 温度ĤŜĞÞÍÜ搭載ÍÕgēŜĪĬŀ温度ĤŜĞä応答 }Intelligent Power Module~Â有用ÞËĂÜÃÕgÍÁÍ 性Ĉ図 5 á示Ïg ( 8 ) ĿŒĬĘŅĬĘĢ化ËĂܺāÉÞáþā変更äÍáÅËh 富士時報 6OL.O 図 ドライブ回路基板外観 ハイブリッド車モータ駆動用 IGBT モジュール 図 ドライブ回路ブロック図 P 特 集 電源 メイン ドライバ プリドライバ PWM入力 電流検出 低電圧検出 アラーム回路 アラーム出力 ドライブIC:Fi009 過電流検出 過熱検出 短絡検出 温度センス ダイオード U 電源 メイン ドライバ プリドライバ PWM入力 電流検出 低電圧検出 アラーム回路 アラーム出力 ドライブIC:Fi009 チップ温度出力 過電流検出 過熱検出 短絡検出 チップ温度-電圧変換 温度センス ダイオード 電源 PWM入力 アラーム出力 ドライブ回路 保護回路 アラーム回路 適用車種ä拡大áþā仕様変更h周辺回路部品ÞäŀœŜ ı基板一体化áþāĢŃsĢä有効活用àßä対応Â困難 V 電源 PWM入力 ݸÙÕg ÉĂÿä課題Ĉ解決ÏāÕ÷h本 IGBT ŋġŎsŔ用á アラーム出力 ドライブ回路 保護回路 アラーム回路 専用設計ÍÕ評価用IJŒčĿ回路基板ä例Ĉ紹介Ïāg組 合Ñ時ä外観Ĉ図 6 áh内部ĿŖĬĘ回路Ĉ図 7 á示Ïg 電源 ÉäIJŒčĿ基板áåh主要機能ÂŘŜĪĬŀ化ËĂܺ PWM入力 ā富士電機製 IGBT 用IJŒčĿ ICFi009Ĉ採用ÏāÉ アラーム出力 ドライブ回路 保護回路 アラーム回路 温度出力回路 ÞÝh部品点数Â削減ÝÃāgIGBT ŋġŎsŔ仕様ú顧 客ä使用環境Â変ąÙÕ場合á定数変更Â想定ËĂā箇所 W 温度出力 電源 áÚºÜåhİČĢĘœsı部品Ý構成Í汎用性Ĉ高÷Ü PWM入力 ºāgôÕhIGBT Ĉ保護ÏāÕ÷á必要à短絡保護h過 アラーム出力 ドライブ回路 保護回路 アラーム回路 電流保護Àþé IGBT ēŜĪĬŀ温度ĤŜĞĈ使ÙÕ過熱 保護機能Ĉ搭載Íh万一ä場合áÀºÜø IGBT Ĉ安全á N 停止ÝÃāþ¼設計ÍܺāgēŜĪĬŀ温度ĤŜĞÂŋ ĴĨœŜęÍܺā温度Ĉ外部出力ÝÃā回路Ĉh上下 ċsʼn各 1 Á所á搭載ÍܺāgÉĂáþĀ評価時á必要 à IGBT ĪĬŀ温度ø観測可能ÞàÙÕg 今後øhËÿàā素子ä高性能化j高信頼性化á取Ā組 õhĸčĿœĬIJ自動車ä CO2 低減h低燃費化ĈÞÀÍ Ü地球環境ä保護á貢献ÍܺÅ所存ݸāg あとがき 参考文献 本稿ÝåhĺŒŕŔĸčĿœĬIJ車向Ç自動車用 IGBT ŋġŎsŔĈ紹介ÍÕg第 6 世代 IGBT Ĉ自動車用á専用 設計ËĂÕĺĬĚsġá組õ合ąÑāÉÞáþĀčŜĹs ĨŏĴĬıäËÿàā小型化j高性能化á貢献ÝÃāøä Þ考¾āg 仲野逸人ñÁi第 6 世代 IGBT ŋġŎsŔV Ġœsģ ( 1) PIM i富士時報ivol.80, no.6, 2007, p.388-392. 西浦彰ñÁiĸčĿœĬIJ車用 IGBT ŋġŎsŔi富士時 ( 2) 報ivol.79, no.5, 2006, p.350-353. 西尾実ñÁiĸčĿœĬIJ車用 IGBT 駆動 ICFi007 i ( 3) 富士時報ivol.80, no.6, 2007, p.406-409. 解 説 電力回生ブレーキ 電力回生ĿŕsĖÞåhŋsĨĈ発電機ÞÍÜ利用 電ÏāĿŕsĖݸāg機械摩擦Ĉ伴ąàº非接触Ŀ Íh減速時á油圧ĿŕsĖÝ熱ÞÍÜ放出ËĂā運動 ŕsĖݸāÕ÷h熱Ĉ発生ËÑÐ電力Ĉ再利用Ýà đĶŔėsĈ電気đĶŔėsá換¾ÜĹĬįœsá充 ā省đĶŔės効果ä高ºĿŕsĖĠĢįʼnݸāg ( 9 ) 富士時報 6OL.O IGBT ハイパワーモジュール 特 集 西村 孝司}áÍöÿeÕÁÍ~ 高宮 喜和}ÕÁõúeþÍÁÐ~ 中島 修}àÁÎôeÀËö~ ( 1) čĺŘsŋġŎsŔĈ開発Íh製品展開Ĉ行ÙÜÃÕg まえがき 今回h拡大Ĉ続Çā新đĶŔės分野îä適用Ĉãÿºh ( 2) 近年h地球温暖化Ĉ抑制ÏāÕ÷h化石燃料Ĉ使用Í U ĠœsģäĪĬŀĈ改良ÍÕ U4 ĪĬŀĈ搭載Íh熱的 àºĘœsŜđĶŔės化Â加速Íܺāg温室効果ĕĢ 特性ä向上hÁÚ耐環境性能Ĉ大幅á改善ÍÕ 1,200 V À }CO2~ä発生Ĉ抑¾hÁÚ電力ä供給Â可能à新đĶŔ þé 1,700 V 耐圧ä IGBT ĸčĺŘsŋġŎsŔĈ新Õá ės分野}風力j太陽光発電~ä市場Â急速á伸éÜÀĀh 開発ÍÕg本稿ÝåhÓä概要Þ技術開発áÚºÜ紹介Ï Éä分野Ý適用ËĂāčŜĹsĨ装置ä大容量化Â進ĉÝ āg ºāg 産業用ä大容量čŜĹsĨá使用ÏāĺŘsİĹčĢåh 製品系列 高 耐 圧j大 電 流 化Â容 易à GTO}Gate Turn-off~Ğč œĢĨÂ主流ݸÙÕgÍÁÍhIGBT}Insulated Gate 開発ÍÕ IGBT ĸčĺŘsŋġŎsŔä製品系列Ĉ表1 Bipolar Transistor~ŋġŎsŔä高耐圧j大容量化技術 á示Ïg1 in 1 Ýh1,200 v 3,600 Ah2 in 1 Ýh600 v 1,200 ä÷Ìôͺ進歩áþĀh高耐圧j大容量分野áÀºÜøh A ä電流容量Ĉ持×hŋġŎsŔ耐圧å 1,200 V Þ 1,700 V 組立j取扱ºÀþé保守点検Â容易à絶縁型構造Ĉ持Ú Ý¸ā}合計 14 機種~ g図 1 áhÓäĺĬĚsġ外観Ĉ示 IGBT ŋġŎsŔîä置換¾Â飛躍的á拡大Íܺāg富 Ïg 士電機Ýå産業用大容量分野îä適用ĈãÿÙÕ IGBT ĸ 表 製品系列 パッケージ 型式 パッケージサイズ (mm) CTI * 絶縁基板 ベース 定格電圧 (V) 定格電流 (A) 製品型式 1,200 1MBI1200U4C-120 1,600 1MBI1600U4C-120 1,200 1MBI1200U4C-170 1,600 1MBI1600U4C-170 2,400 1MBI2400U4D-120 3,600 1MBI3600U4D-120 2,400 1MBI2400U4D-170 3,600 1MBI3600U4D-170 1,200 M151 130×140×38 1,700 1 in 1 600以上 窒化ケイ素 (Si3N4) 銅 (Cu) 1,200 M152 190×140×38 1,700 1,200 2 in 1 M256 130×140×38 600以上 窒化ケイ素 (Si3N4) 600 2MBI600U4G-120 800 2MBI800U4G-120 1,200 銅 (Cu) 1,700 2MBI1200U4G-120 600 2MBI600U4G-170 800 2MBI800U4G-170 1,200 2MBI1200U4G-170 * CTI:Comparative Tracking Index(比較トラッキング指数) 西村 孝司 ( 10 ) 高宮 喜和 中島 修 ĺŘs半導体İĹčĢä開発á従 ĸčĿœĬIJ IChMIChIGBT ŋ ĺŘsŋġŎsŔä品質保証á従 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ ġŎsŔäĺĬĚsġ開発á従事g 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ ķŖġs株式会社半導体開発営業 現在h富士電機İĹčĢįĘķŖ ķŖġs株式会社半導体事業統括 本部開発統括部ŋġŎsŔ開発部 ġs株式会社半導体開発営業本部 部生産統括部品質保証部g Īsʼnœsĩsg 開発統括部ĺĬĚsġ実装技術部g 富士時報 6OL.O IGBT ハイパワーモジュール Àþé特性Ĉ表 2 á示Ïg 電気的特性 2MBI800U4G-170}2 in 1 800 A/1,700 V~Ĉ代表型式Þ IGBT ĪĬŀä飽和電圧åhpnp ıŒŜġĢĨä注入効 ÍhŋġŎsŔä電気的特性áÚºÜ紹介Ïāg最大定格 率Ĉ下ÈhŒčľĨčʼnĜŜıŖsŔĈ適用ÑÐ輸送効率 Ĉ上Èh正ä温度係数Ĉ持×h高性能化Ĉ達成Íܺāg 図 ôÕhFWD ĪĬŀä順電圧åhĖŌœōäŒčľĨčʼn IGBT ハイパワーモジュールのパッケージ外観 ĜŜıŖsŔĈ最適化ÏāÉÞÝhIGBT ĪĬŀÞ同様á 正ä温度係数Ĉ持Úg M152パッケージ 正ä温度係数Ĉ持ÚĪĬŀåh接合温度Â高ÅàāÞh 並列接続ËĂÕĪĬŀ間áÀºÜ接合温度Ĉ均等化Ïāþ ¼á働Ãh電流ĹŒŜĢĈ自己調整ÏāÕ÷hĪĬŀä並 列接続数ä多º IGBT ĸčĺŘsŋġŎsŔá適Íܺāg 図 2 Àþé図 3 áhŋġŎsŔÝä飽和電圧−ĜŕĘĨ電 流特性Þ順電圧−順電流特性Ĉ示Ïg . M256パッケージ M151パッケージ スイッチング特性 U4 Ġœsģä IGBT ĪĬŀÝåh入力容量 #ies Þ帰還 容量 #res äĹŒŜĢĈ最適化ÍÕäÝhĨsŜēŜ損失 表 最大定格および特性(型式:2MBI800U4G-170) (a)最大定格(指定なき場合は,T j =T c=25 ℃) 項 目 記 号 条 件 定 格 単 位 コレクタ − エミッタ電圧 V CES V GE =0 V 1,700 V ゲート − エミッタ間電圧 V GES ー ±20 V I C(DC) 連 続 T C =80 ℃ 800 A I C(Pulse) 1 ms T C =80 ℃ 1,600 A 1素子 4,800 W ℃ コレクタ電流 最大損失 PC 最大接合温度 T j max. ー 150 保存温度 T stg ー −40∼+125 ℃ AC:1分 3,400 V 絶縁耐圧 V iso (b)電気的特性(指定なき場合は,T j =T c=25 ℃) 項 目 コレクタ − エミッタ間漏れ電流 ゲート − エミッタ間漏れ電流 記 号 ℃, Tj V GE =0 V, =125 VCE =1,700 V I GES V GE =±20 V ゲート − エミッタ間しきい値電圧 V GE(th) 飽和電圧(chip) V CE(sat) C ies 入力容量 条 件 I CES 標 準 最 大 単 位 ー ー 1.0 mA ー ー 2.4 A 5.5 6.5 7.5 V T j =25 ℃ ー 2.25 2.40 T j =125 ℃ ー 2.65 ー ー 75 ー ー 3.10 ー ー 1.25 ー ー 1.45 ー ー 0.25 ー T j =25 ℃ ー 1.80 2.15 T j =125 ℃ ー 2.00 ー ー 0.45 ー A V CE =20 V, =0.8 IC V GE =+15 V I C =800 A 最 小 V V GE =0 V,V CE =10 V, f =1 MHz t on ターンオン時間 tr t off ターンオフ時間 順電圧(chip) s tf Vf t rr 逆回復時間 V CC =900 V,I C =800 A V GE =±15 V T j =125 ℃ V GE =0 V I f =800 A nF V V CC =900 V,I F =800 A, T j =125 ℃ s (c)熱的特性 項 目 熱抵抗(1素子) 記 号 R th(j−c) 条 件 最 小 標 準 最 大 IGBT ー ー 0.026 ー ー 0.045 FWD 単 位 K/W ( 11 ) 特 集 V −I 特性 . 富士時報 6OL.O IGBT ハイパワーモジュール ä大幅à低減h低電流時äĨsŜēŜ DI/DT ä低減hěs 顧客Ĵsģݸā装置ä小型化áåh高密度化Ĉ伴¼gŋ ġŎsŔä発熱Ĉ放出Ïā冷却体Ĉ小ËÅÏāÞ放熱効率 復時äĞsġ電圧抑制àßä特徴Ĉ持Úg 図 4 áh6cc= Â低下Íh半導体ĪĬŀä接合温度上昇Ĉ招ÅgŋġŎs 900 Vh2g}on~=4. 7 Ωh2g}off~=1.2 Ωh4j=125 ℃áÀÇā Ŕä信頼性á懸念Ĉ与¾ā要因ÞàāÕ÷h接合温度Ĉ低 定格電流}800 A~ÝäŋġŎsŔäĨsŜēŜhĨsŜ Å抑¾ā必要¸ĀhÓĂáå次á示Ï三Úä方法¸āg ēľh逆回復波形Ĉ示ÏgÓä時äĢčĬĪŜę損失åh ŋġŎsŔä発生損失低減 (a) ĨsŜēŜ時Ý 257 mJhĨsŜēľ時Ý 254 mJh逆回復 (b) ŋġŎsŔä熱抵抗}接合部ÞĚsĢ間~低減 時Ý 228 mJ ݸāg 図 5 áĢčĬĪŜę損失ä電流依存 冷却体ä放熱効率向上 (c) ŋġŎsŔÝ実施可能à項目åh一Úå発生損失ä低減 性Ĉh図 6 áĢčĬĪŜę損失äěsı抵抗依存性Ĉ示Ïg ݸĀhø¼一Úå熱抵抗ä低減ݸāg発生損失ä低減 åhĪĬŀ特性á大ÃÅ依存Íh次世代ĪĬŀ技術Â待望 パッケージ技術 ËĂāg一方Ýh熱抵抗ä低減åhŋġŎsŔ構造ä最適 . 熱抵抗低減 化áþĀĪĬŀ特性Þå独立ÍÜ達成ÝÃāg 産 業 用 ä 大 容 量 č Ŝ Ĺ s Ĩ 装 置 ä 多 Å åh 多 数 ä ŋ 図 7 áhDCB}Direct Copper Bonding~基板áċŔň ġŎsŔĈ直並列接続ÏāÉÞÝ大容量化Ĉ達成Íܺāg 図 図 スイッチング損失−電流依存性 飽和電圧−コレクタ電流特性 コレクタ電流 I c(A) 1,400 スイッチング損失(mJ) =900 V, g=4.7/−1.2Ω, L m =75 nH, V CC R V GE =±15 V, T j =125 ℃ 600 V GE =+15 V 1,200 1,000 T j =25 ℃ 800 600 400 T j =125 ℃ 200 0 0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 500 E on 400 E off 300 E rr 200 100 0 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 電流 Ic , I f(A) 4.0 飽和電圧:V (V) CE(sat ) 図 順電圧−順電流特性 1,400 1,200 1,000 T j =25 ℃ 800 600 400 T j =125 ℃ 200 0 図 スイッチング損失−ゲート抵抗依存性 スイッチング損失(mJ) 図 順電流 I f(A) 特 集 ı抵抗áþāĨsŜēŜ DI/DT ä制御性ä向上úh逆回 0 0.5 1.0 15 2.0 V f(V) 順電圧 2.5 3.0 =900 V, A, GE =±15 V, j =125 ℃ L m =75 nH, V CC I =800 V T C 700 E on 600 500 400 E off 300 200 E rr 100 0 0 2.5 5.0 7.5 10.0 12.5 15.0 ゲート抵抗 R g(Ω) スイッチング波形(L 負荷時) 0V 0V V GE :20 V/div V GE :20 V/div V AK :500 V/div I C:200 A/div V CE :500 V/div 0 V,0 A V CE :500 V/div I C:500 A/div t :1.0 s/div 0 V,0 A (a)ターンオン ( 12 ) t :0.5 s/div I F:500 A/div t :0.5 s/div 0 V,0 A (b)ターンオフ (c)逆回復 富士時報 6OL.O 図 IGBT ハイパワーモジュール 熱シミュレーションによる構成部材別熱抵抗比率 図 熱シミュレーションによるモジュール熱抵抗比較 IGBT チップ チップ下はんだ Cu パターン表 絶縁基板 Cu パターン裏 基板下はんだ Cu ベース 120 100% 100 93.1% 熱抵抗比率(%) 40 30 10 11.0 3.6 3.1 DCB 基板 (アルミナ) Cu パターン裏 基板下はんだ Cu ベース 0 6.3 9.4 IGBT チップ 14.4 チップ下はんだ 20 Cu パターン表 熱抵抗比率(%) 52.2 50 80 66.6 % 60 40 20 0 アルミナ アルミナ 窒化ケイ素 (21 W/ (m2K) )(24 W/ (m2K) )(90 W/ (m2K) ) 構成部材 表 絶縁基板 各種DCB基板の比較 厚 さ 熱伝達率 表 アルミナ Al2O3 アルミナ Al2O3 窒化ケイ素 Si3N4 窒化アルミ AlN 0.32 mm 0.32 mm 0.32 mm 0.65 mm ○(90 W/ (m2K) ) ◎(170 W/ (m2K) ) ×(21 △(24 W/ (m2K) (m2K) ) W/ ) 曲げ強度 ○ △ ◎ × 絶縁破壊電圧 ◎ ◎ ◎ ◎ コスト ◎ △ △ × 組立性 ○ ○ △ △ 熱抵抗効果 × △ ○ ◎ 比較トラッキング指数 PLC * 高い 低い CTI : Comparative Tracking Index (比較トラッキング指数) 0 600≦CTI 1 400≦CTI <600 2 250≦CTI<400 3 175≦CTI<250 4 100≦CTI<175 5 CTI <100 * PLC:Performance Level Category ◎:非常に良い,○:良い, △:やや悪い, ×:悪い áźŋsŔIJĚsĢĈ実現ÏāÕ÷áåh次ä二Úä方 法¸āg ij}Al2O3~Ĉ使ÙÕ現状ä IGBT ĸčĺŘsŋġŎsŔ ä熱ĠňŎŕsĠŐŜ結果Ĉ示ÏgDCB 基板ä熱抵抗 ŋġŎsŔ全体ä約 52 % Ĉ占÷ÜÀĀhDCB 基板ä熱抵 ŋsŔIJĚsĢ表面ä沿面}炭化導通路~Ĉ長ÅÏ (a) āg (b) 炭化導通路Ĉ形成ÍáźŋsŔIJ樹脂Ĉ適用Ïāg 抗Ĉ低減ÏāÉÞÂ最ø有用à手段ݸāÞ判断ÍÕg表 ŋsŔIJĚsĢ表面ä沿面Ĉ長ÅÏāÕ÷áåhĚs 3 á DCB 基板ä比較結果Ĉh 図 8 á熱ĠňŎŕsĠŐŜ Ģ表面á凹凸Ĉ施Ï必要¸Āh外形寸法Â大ÃÅàāÉ áþāŋġŎsŔ熱抵抗比較結果Ĉ示ÏgDCB 基板ä選 ÞÁÿ競合他社ÞäĺĬĚsġä互換性Â損àąĂāÕ÷h 定á¸ÕĀh熱抵抗低減効果h組立性hĜĢıàßÁÿ総 富士電機åh1 ŒŜĘ上ä比較ıŒĬĖŜę指数}600 ≦ 合的á検討ÍÕ結果h大幅à熱抵抗低減効果Â期待ÝÃā CTIkComparative Tracking Index~Ĉ持ÚŋsŔIJ樹脂 窒化Ěč素}Si3N4~ä採用Ĉ決定ÍÕg熱抵抗ä測定Ĉ Ĉ選定Íh適用ÏāÉÞÝ対応ÍÕg表 4 á耐ıŒĬĖŜ 実施ÍÜhċŔňij基板á比ï IGBT 部Ý 33 %hFWD 部 ę指数Ĉ示ÏgàÀh600 ≦ CTI åh耐ıŒĬĖŜę指 Ý 31 % ä熱抵抗低減Ĉ確認ÍÕg 数ä最ø高º区分á位置ÛÇÿĂāg . モールドケースの耐環境性能改善 パワーサイクル耐量の確保 ŋsŔIJĚsĢä表面Â高電界下á置ÁĂܺā状態 áÀºÜhŋsŔIJĚsĢä表面Â粉塵}ëĉÎĉ~ú水 本 IGBT ĸčĺŘsŋġŎsŔåh現状ä大容量 IGBT 分ä付着áþĀ炭化ÍÜ炭化導通路}ıŒĬĘ~Ĉ形成Íh ĸčĺŘsŋġŎsŔÞ同様ä大容量化ĺĬĚsġ技術 絶縁Â低下ÍÜ絶縁破壊á至āÉÞ¸āg状況áþÙÜ Ĉ継承ÍhĪĬŀ下åĉÖá高剛性材料ä Sn-Ag åĉÖ å発火Ĉ引Ã起ÉÏ恐Ăø¸āg風力j太陽光発電装置åh Ĉ適用ÍhDCB 基板Ĉ分割化ÍÜ DCB 基板間ä熱緩衝 塵埃}Îĉ¸º~ú塩分Ĉ多Å含õ湿度ø高º環境á設置 Ĉ抑制hDCB 基板間ä電流Ĉ均等化Ïā主端子構造Ĉ持 ËĂāÉÞÂ多ºgIGBT ĸčĺŘsŋġŎsŔĈÉäþ ÚgÉĂÿá加¾hDCB 基板á窒化Ěč素Ĉ採用ÍÕÉ ¼à環境下Ý適用Ïā場合åh炭化導通路Ĉ形成Íáź ÞáþĀhDCB 基板下äåĉÖ厚Ëä最適化Àþé製造 ŋsŔIJĚsĢä開発Â必須ݸāg炭化導通路Ĉ形成Í 方法ä改善Ĉ行ÙÜhĪĬŀä並列接続数Â少àº従来 ( 13 ) 特 集 60 富士時報 6OL.O IGBT ハイパワーモジュール ŋġŎsŔÞ同等äǼ 4j ĺŘsĞčĘŔ耐量Ĉ確認ÍÕg ºā新đĶŔės分野áÃ÷細ÁÅ対応ÝÃā製品群ݸ ËÿáhIGBT ĸčĺŘsŋġŎsŔ特有äċŀœĚs āg 特 集 ĠŐŜݸāĚsĢ温度Â大ÃÅ変化ÏāǼ 4c ĺŘsĞ 今後åhËÿàāĴsģá応¾āÕ÷á半導体技術Àþ čĘŔáÀºÜøhǼ 4c=70 ℃ä条件Ý 10,000 ĞčĘŔ éĺĬĚsġ技術äŕłŔĈ高÷hĺŘsđŕĘıŖĴĘ Ĉ確認Íܺāg Ģä発展á貢献Ïā新製品ä開発Ĉ行ÙܺÅ所存ݸāg あとがき 参考文献 西村孝司ñÁi産業用大容量 IGBT ŋġŎsŔi富士時報i ( 1) 本稿ÝåhU4 ĠœsģĪĬŀĈ搭載Íh熱的特性Ĉ向 上Íh耐環境性能Ĉ大幅á改善ÍÕ IGBT ĸčĺŘsŋ ġŎsŔ製品áÚºÜ紹介ÍÕg本ŋġŎsŔåhĴsģ Â多様化Íܺā大容量分野á加¾h急速á市場Â伸éÜ ( 14 ) vol.78, no.4, 2005, p.264-268. 原口浩一ñÁiU4 Ġœsģ IGBT ŋġŎsŔi富士時報i ( 2) vol.78, no.4, 2005, p.256-259. 富士時報 6OL.O IPM 用小型ドライバ IC 特 集 森 貴浩}øĀeÕÁèă~ 中森 昭}àÁøĀe¸Ãÿ~ 山村 太久生}úôöÿeÕÅÀ~ まえがき 図 小型ドライバ IC の外観 世界半導体市場ä伸é率å 2007 年度h前年比+3.2 % }2,556 億 US IJŔ~ݸÙÕgÓĂ以降ø伸長Ĉ続Çh ( 1) 2010 年度ôÝå+6.4 % ä平均伸é率ä予測ÞàÙܺāg 一方Ýh地球環境保護h特á CO2 削減á貢献ÏāÕ÷h ĺŘsđŕĘıŖĴĘĢ機器äËÿàā小型化h高効率化 Ĉ進÷ā必要¸ĀhÓÉá用ºÿĂāĺŘsİĹčĢä ( 2) 果ÕÏ役割å大úg 富 士 電 機 Ý åh1989 年 á 産 業 用 IGBT}Insulated Gate Bipolar Transistor~駆動用äĹčņsŒ型IJŒč Ĺ IC Ĉ開発ÍhIGBT ÞIJŒčĹ IC Ĉ一ÚäĺĬĚs ġáŋġŎsŔ化ÍÕ世界初ä IPM}Intelligent Power . Module~ Ĉ 発 表 Í Õg Ó ä 後h 外 付 Ç 部 品 Ĉ Ġ œ Ĝ Ŝ CMOS 型IJŒčĹ IC Ĉ搭載äR-IPMĈ開発ÍÕg現 小型化 ( 1) 在ôÝhIGBT ä仕様ÊÞá最適àIJŒčĹ IC ä系列化 Ĉ行ºhIPM äŒčŜċĬŀ拡充Ĉ進÷ÜÃܺāg 特 徴 V-IC ä特徴Ĉ以下á示Ïg ĪĬŀá内蔵ÏāēsŔĠœĜŜĜŜĤŀıĈ追求ÍÕ ĪĬŀĞčģä低減Ĉ図āÕ÷h既存ä 3 m CMOS ŀ ŖĤĢÁÿ 1 m CDMOS ŀŖĤĢá変更Í微細化Ĉ図Ù 産業分野áÀÇāËÿàā高効率化h高機能化h低価 格化ä要求á応¾āÕ÷hIPM 用小型高性能IJŒčĹ IC Õg微細化áþĀ MOSFET ä単位面積¸ÕĀäēŜ抵 抗 2onj! Ĉ改善ÍhĪĬŀ面積ä大Ãà部分Ĉ占÷ܺ ÕĺŘs MOS 部ä面積Ĉ低減ÍÕgËÿá 2 層ŊĨŔ配 V-ICĈ開発ÍÕäÝhÓä概要Ĉ紹介Ïāg 線Ĉ採用Íh配線抵抗Ĉ下ÈÕgÓĂáþĀ R-IC á対Í ĪĬŀĞčģÝ約 40% äĠŎœŜĘĈ達成ÍÕg 概 要 R-IC Þä互換性ä維持 ( 2) V-IC å従来ä R-IPM 用IJŒčĹ ICR-ICĈ小型化 IPM ä立上È当初Áÿ現在ôÝh製品仕様á応ÎÜ R- ÍhôÕ R-IC Þ互換性Ĉ持ÕÑāÉÞáþĀh従来 IPM IC ä系列化Ĉ進÷ÜÃÜÀĀhÉĂÿ製品Þä互換性Ĉ 製品îä置Ã換¾Ĉ可能ÞÍhþĀ高精度à異常検知Ĉ行 維持Í置換¾Ĉ可能ÞÏāÕ÷h小型IJŒčĹ IC Þ R-IC ¼目的Ý EPROM 補正回路Ĉ搭載Íܺāg ä主要à電気特性ݸāIJŒčĿ能力ú保護ŕłŔÂ同一 V-IC äĪĬŀ外観写真Ĉ 図 1 á示Ïg本 IC åhR-IC Þ同ÎÅhIGBT 駆動機能äñÁáh過電流保護機能h短 Þàāþ¼á最適化Ĉ行Ùܺāg EPROM 補正回路搭載áþā補正精度向上 ( 3) 絡保護機能h電源電圧低下保護機能h過熱保護機能hċ IJŒčĹ IC å IGBT Ĉ最適á駆動ÍhËÿá短絡ú過 Œsʼn入出力機能ÀþéĦľı遮断機能Ĉ持Ùܺāgô 熱àßä異常動作時áhIGBT ú周辺ä制御回路ÂĩŊs Õ制御基板î直接実装ÝÃāþ¼áĺĬIJĞčģh表裏面 ġĈ受Çàºþ¼的確á異常Ĉ検知Íh迅速á IGBT Ĉ停 電極Ĉ最適化Íܺāg 止ÏāgÓäÕ÷ V-IC Ýå高精度à検知j制御Â必要Þ àāgIJŒčĹ IC ä精度Ĉ向上ÏāÕ÷áåhİĹčĢ ä製造æÿÚÃĈ補正Ïā項目Ĉ増úÏÉÞÂ必要ݸ 森 貴浩 中森 昭 山村 太久生 半導体İĹčĢä開発á従事g現 半導体İĹčĢä開発á従事g現 čŜįœġĐŜıĺŘsŋġŎs 在h富士電機İĹčĢįĘŖķ 在h富士電機İĹčĢįĘŖķ Ŕä開発á従事g現在h富士電機 ġs株式会社半導体開発営業本部 ġs株式会社半導体開発営業本部 İĹčĢįĘŖķġs株式会社半 開発統括部İĹčĢ技術部g 開発統括部İĹčĢ技術部Īsʼn 導体開発営業本部開発統括部ŋ œsĩsg ġŎsŔ開発部g ( 15 ) 富士時報 6OL.O 図 IPM 用小型ドライバ IC EPROM 補正の一例 図 入出力遅延の温度特性 2.0 1.08 t dHL - t dLH(相対値) 基準電圧回路の電圧(相対値) 特 集 1.12 1.04 1.00 0.96 0.92 0.88 1 8 1.0 R-IC 16 0 −40 補正パターン 図 V-IC 0 50 T(℃) 100 基準電圧の温度特性 図 V-IC の回路ブロック図 基準電圧の温度変化(相対値) 1.05 1.04 VCC 1.03 出力段回路 ソフト遮断回路 1.02 IN V-IC 1.01 OUT ロジック回路 PGND 1.00 0.99 R-IC 0.98 AE 0.97 AER フェイル ラッチ 回路 0.96 0.95 −40 過電流検出回路 短絡電流保護回路 アラーム 信号 入出力回路 0 50 T(℃) OC VCC 電源低下検出回路 100 過熱検出回路 EPROM 補正回路 āg従来äĭĐijsğĬŀĈ適用ÍÕ補正方式Ýåh補正 OH 内部基準電圧回路 基準電圧補正 基準電流補正 過熱検出基準電圧補正 GND 項目数Ĉ増加ÏāÞhÓĂá比例ÍÜįĢıĺĬIJ数Â増 ¾ĪĬŀĞčģÂ増加Ïā難点¸ÙÕgV-IC Ýåh補 正項目数Â増¾Üø必要ÞàāįĢıĺĬIJ数Â固定ä EPROM}Erasable Programmable Read Only Memory~ 補正回路Ĉ適用ÍÕgÉĂáþĀhĪĬŀĞčģĈ増ú ܺāgÉĂáþĀh異常検知àß精度向上Ĉ実現ÍÕg 入出力遅延ä温度特性改善 ( 5) IJŒčĹ IC ä主要特性ä一ÚÞÍÜh入出力遅延特性 ÏÉÞàÅh補正項目数Ĉ増úÍÜ IC ä精度Ĉ向上ÍÕg 補正áþā基準電圧ä変化Ĉ図 2 á示Ïg補正áþĀŀŖ ¸āgÉĂåIJŒčĹ IC á ON 信号Ĉ入力ÍÜÁÿ ĤĢæÿÚÃĈ回避ÝÃh基準電圧回路特性ä精度向上Ĉ IGBT ÂēŜÏāôÝä遅延時間 TdLH ÀþéIJŒčĹ IC 図Ùܺāg áēľ信号Ĉ入力ÍÜÁÿ IGBT ÂēľÏāôÝä遅延 特á精度Â求÷ÿĂā機能ÞÍÜh過熱保護機能¸āg IGBT ä異常à熱上昇á対ÍÜø正確á IGBT Ĉ保護Ïā 時間 TdHL ݸāgTdHL-TdLH å上下ċsʼn IGBT ä同時ēŜ Ĉ回避ÏāÕ÷äİĬIJĨčʼnÞàāgİĬIJĨčʼnåh ÉÞÂ必要ݸāgÉä過熱保護ä精度Ĉ上ÈāÕ÷h基 ċsʼn短絡Ĉ防止ÍhÁÚ制御性Ĉ高÷āÕ÷á非常á重 準電流Þ基準電圧ä双方á補正回路Ĉ適用Íܺāg 要à特性ݸāgV-IC Ýåh温度依存性Â小˺遅Ă回 高精度基準電圧回路ä適用áþā温度特性改善 ( 4) IPM 内Ý IGBT ÂĢčĬĪŜęä際á発Ïā熱ú IPM 路方式Ĉ採用ÏāÉÞÝİĬIJĨčʼnä温度特性Ĉ改善Í Õg  設 置 Ë Ă ā Ë ô Ì ô à 温 度 á À º Ü øh 精 度 Ĉ 保 × 入出力遅延ä温度特性Ĉ既存品Þ比較ÍÕęŒľĈ図 4 IGBT ĈĜŜıŖsŔÏāÕ÷áhİĹčĢĞčģÀþé á示ÏgR-IC Ýå変動率h約 40 % á比ïhV-IC Ýå約 ŀŖĤĢ条件ä最適化áþĀ温度特性Ĉ改善ÍÕg 10 % á改善Íܺāg 温度特性改善ä例ÞÍÜh基準電圧ä温度特性Ĉ図 3 á 示Ïg上á凸ä特性Ĉ示ÍܺāÂhR-IC ä変動率Â約 1.5 % á比ïÜhV-IC Ýå約 0.4 % Þ温度依存性Â改善Í ( 16 ) . 仕 様 V-IC ä回路ĿŖĬĘĈ 図 5 á示Ïg絶対最大定格Ĉ 表 富士時報 6OL.O IPM 用小型ドライバ IC ŜĢ用 IGBT Â埋÷込ôĂܺāgIJŒčĹ IC åhĤŜ 電圧ä絶対最大定格å 20 V ݸĀh動作周囲温度å−40 Ģ用 IGBT á流Ăā電流ĈhIJŒčĹ IC á内蔵ÍÕ検出 v+125 ℃ݸāg 抵抗á流ÍhÓä検出抵抗ä電圧降下ä大ÃËáþÙÜh IGBT á流Ăܺā電流Ĉ常時監視ÏāgÓä電圧降下 . Íú値電圧 6OC Ĉ超¾h一定期間継続ÏāÞ過電流Þ 動作説明 IJŒčĹ IC ä主要動作áÚºÜ以下á述ïāg 判定ÍhIGBT ä動作Ĉ停止ËÑāgÉä時 AE 端子Áÿ 過熱保護 ( 1) IGBT Â異常à高温度á曝}Ëÿ~ËĂÕ場合hôÕå 表 電気的特性(特記なき場合は T a=25 ℃) 異常動作áþÙÜ温度Â上ÂÙÕ場合h素子破壊Ĉ防止Ï āÕ÷á IPM ä動作Ĉ停止ËÑāg過熱保護動作äĨč 用 語 記 号 ňŜęĪŌsıĈ 図 6 á示ÏgIJŒčĹ IC 側Áÿ IGBT ĪĬŀ上á配置ËĂÕ温度検出用ĩčēsIJá基準電流 )OH Ĉ流Íh温度á比例ÏāĩčēsIJä順方向電圧値 内 容 Typ. 単位 電源特性 I CCL ターンオン時電源電流 3.5 mA I CCH ターンオフ時電源電流 4.5 mA V5 内部基準電圧 5.0 V 電源電流 基準電圧 6OH Ĉ監視ÍÜh過熱時áIJŒčĹ出力Ĉ停止ËÑāgÉ 内部基準電圧 ä時 AE 端子ÁÿåĠĢįʼnîċŒsʼn信号Â出力ËĂāg 制御信号入力 ôÕċŒsʼn出力状態å TALM 期間経過Íh過熱保護状態 入力ローレベル しきい値電圧 V INon ターンオン入力しきい値電圧 1.35 V 入力ハイレベル しきい値電圧 V INoff ターンオフ入力しきい値電圧 1.65 V 入力端子電圧 ヒステリシス ΔV IN V INoff − V INon 0.3 V Áÿ復帰ÍÁÚ IC îä入力 6IN ÂēľáàāôÝ継続Ïāg 過電流保護 ( 2) IGBT á流ĂÕ過電流Ĉ遮断ÍÜhIGBT ä破壊Ĉ防Æ 必要¸āg過電流保護á関ÏāĨčňŜęĪŌsıĈ 図 7 á示ÏgIGBT ĪĬŀáåh電流Ĉ監視ÏāÕ÷äĤ 表 絶対最大定格(特記なき場合はTa =25 ℃) パラメータ 電源電圧 記 号 条 件 最小値 最大値 単位 V CC DC −0.3 20 V f ー ー (駆動系/制御系) 入力周波数 20 kHz AE端子電流 I AEmax DC ー 25 mA IN端子電圧 V INmax DC GND−0.3 V CC+0.3 V OUT端子電圧 V OUTmax DC PGND−0.3 V CC+0.3 V AE端子電圧 V AEmax DC GND−0.3 V CC+0.3 V VdGNDmax DC −0.2 0.2 V OC端子電圧 V OCmax DC GND−0.3 V CC+0.3 V OH端子電圧 V OHmax DC GND−0.3 V CC+0.3 V 動作周囲温度 Ta ー −40 125 ℃ 接合部温度 Tj ー −40 150 ー −40 125 PGND-GND間電圧 T STG 保存温度 ターンオン遅延 時間 t dLH ターンオン時間からドライバ 出力オンまでの遅れ時間 1.5 s ターンオフ遅延 時間 t dHL ターンオフ時間からドライバ 出力オフまでの遅れ時間 1.0 s 遅延時間差 Δt d t dLH − t dHL 0.5 s VAEIN 外部アラーム入力しきい値電 圧 2.2 V VAEHYS 外部アラーム入力しきい値ヒ ステリシス電圧 1.0 V 外部アラーム 外部アラーム入力 電圧 ヒステリシス アラーム入力遅れ t dOUTAE 外部アラーム入力からソフト 時間 遮断までの遅れ時間 アラーム端子抵抗 端子説明 端子記号 制御電源 外部アラーム入力 AE アラーム出力 IN 制御信号入力 V UV 電源電圧低下検出しきい値 電圧 11.7 V リセットヒステリ シス d VUV 電源電圧低下検出しきい値 電圧ヒステリシス電圧 0.5 V ℃ 電源電圧低下検出 ・遮断遅れ時間 t dAUV 電源電圧低下検出からアラー ム出力までの遅れ時間 4.5 ℃ アラーム出力 t ALM アラーム出力ラッチ時間 2 s mV 過熱保護動作タイミングチャート V IN t dLH t dLH ソフト 遮断 t dOUTOH V OUT V OH ソフト 遮断 t dOUTOH V OH(復帰) V OH V OH(復帰) V OH 制御回路用GND OC 過電流検出信号入力 OH 過熱検出信号入力 PGND kΩ 電源電圧低下保護 図 AER OUT 1.3 内 容 VCC GND 外部アラーム入力端子抵抗 (保護特性)電源電圧低下保護 アラーム保持時間 表 R AER s 10.0 ドライバ出力 V AE t dAOH t ALM V IN :IN 端子電圧 V OUT:OUT 端子電圧 V AE :AE 端子電圧 t dLH :ターンオン遅延時間 t dAOH t ALM t ALM :アラーム保持時間 V OH :過熱検出しきい値 t dAOH :過熱検出からアラーム出力までの遅れ時間 t dOUTOH:過熱検出からOUT出力低下までの遅れ時間 ドライバ回路用GND ( 17 ) 特 集 1áh端子説明Ĉ表 2 áh電気的特性Ĉ表 3 á示Ïg電源 富士時報 6OL.O 図 IPM 用小型ドライバ IC 過電流保護動作タイミングチャート 図 電源電圧低下保護タイミングチャート V UVH 特 集 V IN t dLH V CC t dHL ソフト 遮断 t dOUTOC V OUT V OCth V OC t ALM V AE t dAOC V IN :IN 端子電圧 V OUT:OUT 端子電圧 V AE :AE 端子電圧 t dLH :ターンオン遅延時間 t dHL :ターンオフ遅延時間 図 ソフト 遮断 t dOUTOC t ALM V UV V IN t dLH V AE V UV t dHL V OUT t dAOC t ALM :アラーム保持時間 V OC :過電流検出電圧 t dAOC :過電流検出からアラーム出力までの遅れ時間 t dOUTOC:過電流検出からOUT出力低下までの遅れ時間 V OCth :過電流検出しきい値 V UVH t dAUV V CC :電源電圧 V IN :IN 端子電圧 V OUT:OUT 端子電圧 V AE :AE 端子電圧 t dLH :ターンオン遅延時間 t dHL :ターンオフ遅延時間 ソフト 遮断 t dOUTUV t ALM t dAUV ソフト 遮断 t dOUTUV t ALM t ALM V UV V UVH t dAUV :アラーム保持時間 :電源電圧低下保護しきい値 :電源電圧低下保護復帰しきい値 :電源電圧低下検出からアラーム出力までの 遅れ時間 V dOUTUV:電源電圧低下検出から OUT 出力低下までの 遅れ時間 短絡保護動作タイミングチャート V IN t dLH 熱保護j過電流保護j電源電圧低下保護ä各機能Â動作Í t dHL Õ場合hċŒsʼn信号Ĉ外部á伝達ÏāÉÞݸāgø¼ V OUT V OC 一Úåh外部Áÿä IGBT 駆動j停止信号ĈIJŒčĹ IC V SCth á伝達ÏāÉÞݸāg Ħľı遮断 ( 6) V AE V IN :IN 端子電圧 V OUT:OUT 端子電圧 V AE :AE 端子電圧 t dLH :ターンオン遅延時間 t dHL :ターンオフ遅延時間 V SCth:短絡検出しきい値 V OC :過電流検出電圧 IJŒčĹ IC åh上記ä過熱保護j過電流保護j電源電 圧低下保護機能Â動作ÏāÞhIGBT Ĉ停止Ïāg停止ä 際hIJŒčĹ IC  IGBT äěsı電圧Ĉ急激á低下ËÑ āÞhIGBT á流Ăā電流ø急激á変化Íh主回路側ä配 外部îċŒsʼn信号Â出力ËĂāgôÕċŒsʼn出力状態 線čŜĩĘĨŜĢá過大àĞsġ電圧Â発生ÍhIGBT  å TALM 期間経過Íh過電流保護状態Áÿ復帰ÍÁÚ IC ä 過電圧破壊Ïā可能性¸āgÉĂĈ避ÇāÕ÷hIJŒč 入力 6IN ÂēľáàāôÝ継続Ïāg 短絡保護 ( 3) Ĺ IC å保護機能Â動作ÏāÞhIGBT äěsı電圧Ĉ高 抵抗Ý遮断Ïāg 短絡保護時äĨčňŜęĪŌsıĈ 図 8 á示ÏgIGBT ÂĢčĬĪŜę中h突発的短絡Â発生Íh大電流Â流ĂÕ あとがき 場合h過電流保護áþā IGBT 停止þĀø前á IGBT Â破 壊Ïā可能性¸āgÓäÕ÷IJŒčĹ IC åh検出抵抗 ä電圧降下 6OC þĀ高º電圧á設定ËĂܺāÍú 値電圧 6SCth Ĉ超¾āÞh瞬時á IC ä出力電流Ĉ抑制Íh 産業用途ä IGBT Ĉ駆動Ïā小型IJŒčĹ IC ä概要Ĉ 紹介ÍÕg V-IC åh富士電機Â長年市場á提供ÍÜÃÕ IPM á搭 IGBT ä出力電流Ĉ制限Ïāg検出抵抗ä電圧降下 6SC 載ËĂܺā R-IC Þ互換性¸āg今後hôÏôÏ増加 Ĉ下ôąĀh短絡状態Â解除ËĂāÞhIGBT å通常äĢ Ïā産業分野Ýä IPM îäĴsģá迅速á対応ÏāÉÞ čĬĪŜę動作á戻āg Ý市場要求Ĉ満足Íh年々 IPM á対ÏāĜĢıj特性j 電源電圧低下保護 ( 4) IJŒčĹ IC ä電源電圧 6CC Â低下ÍÕ場合hIGBT å ěsı電圧不足ÞàĀ定常損失Â急激á増加ÏāÕ÷hĢ 機能面Ýä要求Â高ôā中h富士電機ÝåIJŒčĹ IC ä 性能向上Ĉ行ºhÀ客様ä要求áŇĬĪÍÕ製品ä開発á 取Ā組ĉݺÅ所存ݸāg čĬĪŜę動作Ĉ続ÇāÞĪĬŀ温度Â上昇Í素子破壊Ï ā可能性¸āgÓäÕ÷電源電圧ÂÍú値電圧 6UVth 参考文献 Ĉ下回āÞhĠĢįʼnîċŒsʼnĈ出力Í IGBT ä動作Ĉ WSTS. 2008 年春季半導体市場予測i ( 1) 停止Ïā保護機能Ĉ持Ùܺāg電源電圧保護状態åhċ 藤平龍彦h重兼寿夫i半導体ä現状Þ展望i富士時報i ( 2) Œsʼn出力状態 TALM 期間経過Íh電源電圧Â復帰 6UVH ÍhÁÚIJŒčĹ IC ä入力 6IN ÂēľáàāôÝ継続Ï āg電源電圧低下時äĨčňŜęĪŌsıĈ図 9 á示Ïg ċŒsʼn入出力 ( 5) ċŒsʼn端子áå二Úä機能¸āg一Úåh上記ä過 ( 18 ) vol.80, no.6, 2007, p.380-384. 山口厚司ñÁi中j大容量 R Ġœsģ IGBT-IPMi富士 ( 3) 時報ivol.71, no.2, 1998, p.101-105. 西尾実ñÁiĸčĿœĬIJ車用 IGBT 駆動 ICFi007 i ( 4) 富士時報ivol.80, no.6, 2007, p.406-409. 富士時報 6OL.O 久保山 貴博}ÅòúôeÕÁèă~ 山田 忠則}úôÖeÕÖäĀ~ 特 集 第 6 世代パワー MOSFET 「SuperFAP-E3 900 V シリーズ」 新村 康}áºöÿeúÏÍ~ 開発ÍÕäÝhÓä特長Ĉ紹介Ïāg まえがき 地球温暖化úđĶŔės資源ä減少àßä環境問題Â社 製品の概要 会問題ÞÍÜĘŖsģċĬŀËĂā昨今h電子機器åºÙ 3 Ó¼ä省đĶŔės化h省資源化Â求÷ÿĂܺāgÉĂ 表 1 á今回開発中ä SuperFAP-E 900 V Ġœsģä代 á伴ºh電子機器á搭載ËĂāĢčĬĪŜę電源áøh高 表機種Þ従来製品Þä主à特性比較Ĉ示Ïg今回開発ÍÕ 効率化áþā低消費電力化ú部品点数削減àßáþā回路 ĠœsģÝåh単位面積¸ÕĀäēŜ抵抗改善}約 10 %~ ä簡素化h低ķčģ化Â重要課題ÞàÙܺāg Þ TO-220F ĺĬĚsġîä搭載ĪĬŀĞčģä拡大}約 注 1 特á高効率化要求åh国際đĶŔėsĢĨsŀŖęŒʼn 30%~áþĀhTO-220F Ý従来þĀēŜ抵抗Â約 36% 低 注 2 ú欧州連合ä EuP 指令 áþĀ電子機器ä省電力化ŀŖę ÅàÙܺāg Œʼnä基準Â整備ËĂhİĢĘıĬŀĺĦĜŜ向ÇäĢ 表 2 áh今後系列化予定ä型式Þ代表特性Ĉ示Ïg čĬĪŜę電源áåh平均効率 85 %}85PLUS~Â求÷ÿ Ăāàßh従来以上ä高効率化Â要求ËĂܺāg使用Ë 設計施策 Ăā電子İĹčĢø低損失化Ĉ図Āh高効率化á寄与Ïā 900 V 耐圧ä MOSFET Â主á使用ËĂāİĢĘıĬŀ ÉÞÂ必要ÞàÙܺāg 富士電機ÝåhÉĂôÝ低ēŜ抵抗Þ超高速ĢčĬĪ ĺĦĜŜúĺĦĜŜĞsĹàßäĢčĬĪŜę電源á対Ï Ŝę特性Ĉ両立ËÑ低損失化Ĉ実現ÍÕ第 5 世代ĺŘs ā市場ĴsģÀþé MOSFET á対Ïā要求ĈôÞ÷āÞ MOSFET}Metal - Oxide - Semiconductor Field - Effect Transistor~ SuperFAP-G Ġ œ s ģ Ĉ 100 v 900 V 耐 表 圧áÜŒčŜċĬŀÍh電子機器ä高効率化á貢献ÍÜà (TO-220Fパッケージ最大チップでの比較) SuperFAP-E3と従来品の特性比較 Õg 系 列 SuperFAP-E3 SuperFAP-G (従来品) FMV11N90E 2SK3679-01MR TO-220F TO-220F 900 V 900 V 今回hËÿá低損失特性Þ低ķčģ特性Ĉ両立ÍÕ第 6 世代ĺŘs MOSFETSuperFAP-E3 900 V ĠœsģĈ 型 式 パッケージ 注 1国際đĶŔėsĢĨsŀŖęŒʼnkOA 機器ä省đĶŔės äÕ÷ä国際的à環境ŒłœŜę制度g経済産業省Þ米国環 ID VGS(th) 境保護庁ä相互承認ä下Ý運営Íܺāg R DS(on)max 注 2環境配慮設計á関Ïā EU}欧州連合~ä指令 表 VDS ±11 A ±9 A 4±0.5 V 4±1.0 V 1.0 Ω 1.58 Ω SuperFAP-E3 900 Vシリーズの製品一覧 耐圧 BV DSS 900 V パッケージ 定格電流 ID オン抵抗 R DS(on) TO-220 TO-220F T-pack (D2-pack) TO-3P(N) TO-3PF 11 A 1.0 Ω ー FMV11N90E ー FMHIN90E FMR11N90E 9A 1.4 Ω FMP09N90E FMV11N90E FMB09N90E FMH09N90E FMR09N90E 6A 2.5 Ω FMP06N90E FMV05N90E FMB06N90E ー ー 久保山 貴博 山田 忠則 新村 康 ĺŘs MOSFET ä開発j設計á ĺŘs MOSFET ä開発j設計á ĺŘs半導体素子ä開発j設計á 従事g現在h富士電機İĹčĢ 従事g現在h富士電機İĹčĢ 従事g現在h富士電機İĹčĢį įĘķŖġs株式会社半導体開発 įĘķŖġs株式会社半導体開発 ĘķŖġs株式会社半導体開発営 営業本部開発統括部İČĢĘœs 営業本部開発統括部İČĢĘœs 業本部開発統括部İĹčĢ技術部g ıjIC 開発部g ıjIC 開発部g ( 19 ) 第 6 世代パワー MOSFET「SuperFAP-E3 900V シリーズ」 富士時報 6OL.O 表 3 äþ¼áàāg 低損失}高効率~化áå低ēŜ抵抗化Þ低ĢčĬĪŜę . 活性部セル設計 特 集 損失化Â必要ݸāg国際đĶŔėsĢĨsŀŖęŒʼnä 500 v 600 V 耐圧ä SuperFAP-E3 ĠœsģÝåh従来 適合基準Ýåh20 %h50 %h100 % 負荷ä平均効率ä高効 ä SuperFAP-G Ġœsģá比ï低抵抗àďĐsĸĈ適用 率化Ĉ要求ÍÜÀĀh重負荷時ä効率向上äÕ÷á低ē Í低ēŜ抵抗化Ĉ図ÙÜÃÕg今回ä 900 V 耐圧Ġœsģ Ŝ抵抗化h軽負荷時ä効率向上äÕ÷á低ĢčĬĪŜę損 Ýø同様áhþĀ低抵抗ďĐsĸĈ適用ÍܺāgÍÁ 失化Ĉ両立Ïā必要¸āgôÕ従来ä SuperFAP-G Ġ œsģåhĢčĬĪŜęĢĽsIJÂ速Å低損失ݸÙÕ Í低抵抗化åĹŒŜĠĐ耐量ÞıŕsIJēľä関係á¸āg ÓÉÝhċĹŒŜĠĐ耐量Ĉ向上ËÑā施策ÞÍÜhċĹ Âh放射ķčģú MOSFET ä誤動作ä要因Þàāěsı ŒŜĠĐ電流Â流Ă込ö寄生ĹčņsŒıŒŜġĢĨä動 −ĦsĢ間電圧 6GS äœŜėŜęÂ大ÃÁÙÕgÉä 6GS 作ä抑制hċĹŒŜĠĐ時ä各ĤŔ間ä不均一ä解消ä 2 œŜėŜęĈ抑制ÏāÕ÷áěsı抵抗Ĉ大ÃÅÏāÞh 点Ĉ実施ÍÕg 富士電機Ýå SuperFAP-G ĠœsģþĀ平面 pn 接合 ĢčĬĪŜę損失Â大ÃÅàāgÏàą×hĢčĬĪŜę 損失Þ 6GS œŜėŜęä間áåıŕsIJēľä関係¸Āh á近º擬平面接合構造Ĉ適用ÍܺāgÉä構造Ý低抵抗 ÉĂĈ改善Í低損失化Ĉ図āÉÞÂ重要ݸāg àďĐsĸĈ適用ÏāÞhċĹŒŜĠĐ破壊時á寄生Ĺč ôÕh壊ĂáźİĹčĢÞÏāÕ÷áåh電源ä起動 ņsŒä動作ÂþĀ顕在化ÏāÉÞÂ破壊波形Áÿ確認 時àß非定常動作時á生ÎāIJŕčŜ電圧ä跳上ĀáþĀ ÝÃÕg図 1 áċĹŒŜĠĐ電流ä経路Ĉ示ÏgÉä中Ý MOSFET ÂċĹŒŜĠĐ降伏ÍÜøċĹŒŜĠĐ電流á ĦsĢ n+ 領域ä横方向長ËÂĹčņsŒıŒŜġĢĨä þĀ破壊ÍàºÉÞÂ重要ݸāg łsĢ抵抗 2b ÞàÙܺāgÓÉÝhĦsĢ n+ 領域ä 使用ËĂā電源åh電子機器ä設計úŊsĔsÊÞá 横方向Ĉ短ÅÍh寄生ĹčņsŒıŒŜġĢĨäłsĢ抵 回路ä基板ŕčċďıú配線長Â異àÙܺāg電源ä誤 抗 2b Ĉ低減ËÑhĹčņsŒıŒŜġĢĨä動作Ĉ抑制 動作ä要因ÞàĀ¼ā MOSFET ä 6GS œŜėŜęåh基 ÍhċĹŒŜĠĐ耐量Ĉ向上ËÑÕg 板ä配線長Â長ÅàāÞ増幅Ïā傾向¸āgÉäÕ÷h Ëÿáh活性部内ĤŔäěsı抵抗Â均一áàāþ¼ ĪĬŀ構造Ĉ工夫Í MOSFET ä 6GS œŜėŜęĈ抑制Ï áěsıŒŜijsĈ追加Íh各ĤŔ間ä不均一Ĉ解消ÍÕg ā必要¸āg ÉĂáþĀh各ĤŔ間ä内蔵ěsı抵抗ä違ºáþāĢ čĬĪŜę特性äæÿÚÃĈ抑¾hċĹŒŜĠĐ突入時á 特定ĤŔÖÇáċĹŒŜĠĐ電流Â集中ÏāäĈ防ÄċĹ 表 スイッチング電源の市場ニーズとMOSFETへの要求特性 ŒŜĠĐ耐量Ĉ向上ËÑÕg ÉĂÿä施策áþĀh低抵抗àďĐsĸĈ適用ÍÜøh (デスクトップパソコン電源向け) 従来品á対Í約 2 倍äċĹŒŜĠĐ耐量Ĉ達成ÍÕg スイッチング電源の 市場ニーズ 低損失(高効率) MOSFETへの要求特性 低損失化Þ使ºúÏËÞĈ達成ÏāÕ÷hĢčĬĪŜ g低オン抵抗 gスイッチング損失の低減 ę損失Þ 6GS œŜėŜęÞäıŕsIJēľĈ改善Ïā必 要¸āg6GS œŜėŜęĈ抑制ÏāÕ÷áåěsı−IJ g高アバランシェ耐量 壊れにくい 使いやすい (基板レイアウトが しやすい) g回路パターンや配線の影響を受けにくい gソースコモン配線が長くてもV GSリンギングが 発生しにくい ŕčŜ間容量 #GD Ĉ大ÃÅÏā必要¸āÂhÉĂåĢ čĬĪŜę損失Ĉ大ÃÅÍÜÍô¼gÓÉÝhIJŕčŜ −ĦsĢ間容量 #DS Þä比率 #GD/#DS Ĉ SuperFAP-G þ Ā大ÃÅÍhıŕsIJēľä改善Ĉ図ÙÕg図 2 áĺŘs 図 アバランシェ電流経路 図 ソース パワー MOSFET の断面図とその等価回路 ゲート ソース ゲート C GS ポリシリコン ポリシリコン ソース n+ C GD ソース n+ ベース p+ ベース p+ チャネル p− C DS チャネル p− ベース抵抗:R b n− 寄生バイポーラトランジスタ アバランシェ電流経路 p ウェル間隔 (ゲート電極長) p ウェル幅 ( 20 ) ドレイン n− n+ n+ メタル 空乏層 メタル ドレイン 第 6 世代パワー MOSFET「SuperFAP-E3 900V シリーズ」 富士時報 6OL.O 単位長¸ÕĀä発生耐圧向上Ĉãÿ¼Õ÷hĕsIJœŜę Ŕ間隔}ěsı電極長~ h#DS å p ďĐŔ幅Ý決ôāg#GD 構造ä最適化Ĉ行ÙÕgËÿáh900 V ĠœsģÝåh拡 Ĉ大ÃÅÏāÕ÷ p ďĐŔ間距離Ĉ長ÅÏāÞhpn 接合 散深ËĈ最適化Íh電圧Ĉ持ÕÑāÕ÷äđĬġ部分ä幅 ä擬平面状態Â崩Ăh耐圧Â低下ÍēŜ抵抗特性Â悪Åà Ĉ短ÅÍܺāgÉä結果h高耐圧j高信頼性Ĉ確保ÍÕ āgÓÉÝhp ďĐŔ幅Ĉ極小化Íh#GD/#DS ä比率Ĉ大 ôôđĬġ長Ĉ SuperFAP-G ä約 60 % ÞÍhĪĬŀĞč ÃÅÍhÁÚ単位距離áÀÇāĤŔ数Ĉ増加ÍhēŜ抵抗 ģĠŎœŜĘĈ図Ùܺāg 特性ø改善ÍÕgÉä結果hSuperFAP-G ä低ĢčĬĪ SuperFAP-E3 の効果と電源への応用例 Ŝę損失特性Ĉ確保ÍÚÚh単位面積¸ÕĀä #GD Ĉ従 来ä 2 v 3 倍ÞÍ 6GS œŜėŜę特性ÞäıŕsIJēľĈ SuperFAP-E3 900 V åh高ċĹŒŜĠĐ耐量Ýh低Ģ 改善ÍÕg čĬĪŜę損失Þ低 6GS œŜėŜę性ÞäıŕsIJēľĈ . 耐圧構造設計 改善Íܺāg以下á SuperFAP-G Þä比較Ĉ示Ïg 500 v 600 V 耐圧ä SuperFAP-E3 ĠœsģÞ同様áh . 図 アバランシェ耐量の比較 図 3 áhċĹŒŜĠĐ耐量}破壊電流値~Ĉ示Ïg同一 アバランシェ耐量(破壊電流値) ēŜ抵抗品ÝhSuperFAP-E3 900 V äċĹŒŜĠĐ耐量 アバランシェ破壊電流 I av(A) 50 å約 2 倍ÞàÙܺāg SuperFAP-G Ġœsģä一部型式ÝåhċĹŒŜĠĐ 40 保証電流Ĉ定格ä 50 % á低減ÍܺÕÂhSuperFAPE3 900 V ĠœsģÝåh全型式áÀºÜ定格電流保証ÍÜ 30 ºāg 20 . 10 0 スイッチング損失と V GS リンギングの比較 市販äİĢĘıĬŀĺĦĜŜ用äĢčĬĪŜę電源 SuperFAP-E3 FMY11N90E (11 A) SuperFAP-G F2452-090 (13 A) 図 損失比較(同一ドライブ条件) V in =AC100 V, =110 fs kHz =25 Ta ℃ 図 パワー MOSFET の損失( J) 140 デスクトップパソコン用スイッチング電源におけるターン オフ波形(同一ドライブ条件) 50 ns/div V GS =5 V/div 120 12.5 J 100 14.3 J 80 20.8 J ターンオフ損失 25.7 J オン抵抗損失 75.8 J 60 40 J 72.1 20 0 V DS =100 V/div ターンオン損失 SuperFAP-E3 900 V SuperFAP-G 900 V I D =1 A/div 図 模擬回路構成 (a)SuperFAP-E3 900 V 50 ns/div V GS =5 V/div + DUT V DS =100 V/div I D =1 A/div (b)SuperFAP-G 900 V Signal-GND Power-GND ソースコモン配線距離 ( 21 ) 特 集 MOSFET ä断面図ÞÓä等価容量Ĉ示Ïg#GD å p ďĐ 第 6 世代パワー MOSFET「SuperFAP-E3 900V シリーズ」 富士時報 6OL.O 図 模擬回路におけるソースコモン配線長とリンギング現象 特 集 50 ns/div ŒĢä低ĢčĬĪŜę損失特性Ĉ達成ÍÕg . V GS リンギングの比較 図 6 á模擬回路ä構成h 図 7 á模擬回路áÀÇāĨs Ŝēľ波形Ĉ示ÏgSuperFAP-E3 900 V å SuperFAP-G I D =1 A/div V DS =200 V/div Þ比較ÍÜĦsĢ−ĜŋŜ配線距離Ĉ 5 倍程度á長ÅÍ Üøh同等ŕłŔä 6GS œŜėŜęÀþé波形äèÐõ V GS =5 V/div Þ à Ù Ü º āg É ä É Þ þ ĀhSuperFAP-E3 900 V å SuperFAP-G Þ比較ÍÜ基板ŕčċďıä自由度Â向上 Íh電源ŊsĔsáÞÙÜ使ºúϺİĹčĢÞàÙܺ 3 (a)SuperFAP-E 900 V (コモン部配線長 L=50 mm) 50 ns/div I D =1 A/div āgôÕ MOSFET ä誤動作Ĉ抑制Í MOSFET Àþé周 辺İĹčĢä破壊Ĉ防ºÝºāg あとがき 富士電機Â新Õá開発ÍÕ第 6 世代ĺŘs MOSFET V DS =200 V/div V GS =5 V/div SuperFAP-E3 900 V Ġ œ s ģ á Ú º Üh 高 ċ Ĺ Œ Ŝ ĠĐ耐量h低損失h低 6GS œŜėŜę性ÞºÙÕ特長Ĉ紹 介ÍÕg今後h今回開発ÍÕ活性ĤŔÀþé耐圧構造部ä 設計j製造技術Ĉ用ºÜh700 v 900 V 耐圧ä製品系列化 Ĉ行ÙܺÅ所存ݸāg (b)SuperFAP-G 900 V (コモン部配線長 L=10 mm) 参考文献 Kobayashi, T. et al. High-Voltage Power MOSFETs ( 1) äŊčŜĜŜĹsĨáÀÇāĨsŜēľ時ä動作áÚº Üh図 4 á比較波形Ĉh図 5 á損失比較ä結果Ĉ示Ïg図 Reached Almost to the Silicon Limit. Proceedings of 01. 2001, p.435-438. ISPSD ’ 3 4 ä 6GS 波 形 á 見 ÿ Ă ā þ ¼ áhSuperFAP-E 900 V å 山 田 忠 則 ñ Ái 低 損 失j 超 高 速 ĺ Ř s MOSFET ( 2) SuperFAP-G Þ比較ÍÜhĨsŜēľä時ä 6GS 振幅 i 富 士 時 報ivol.74, no.2, 2001, SuperFAP-G Ġ œ s ģ 大幅á低減ËĂhœŜėŜęåñÞĉß見ÿĂàºgIJ p.114-117. ŕčŜ−ĦsĢ間電圧 6DS áÚºÜø波形äèÐõÂ見 徳西弘之ñÁiĺŘs MOSFETSuperFAP-G Ġœsģ ( 3) ÿĂàÅàĀh大幅á改善Íܺāg6GS œŜėŜę性Þ ÞÓä適用効果i富士時報ivol.75, no.10, 2002, p.593-597. ıŕsIJēľä関係á¸āĢčĬĪŜę損失áÚºÜøh 原 幸 仁 ñ Ái 第 6 世 代 MOSFETSuperFAP-E Ġœ s ( 4) SuperFAP-G á対Í約 8 % 低減ÍÜÀĀh業界ıĬŀĘ ( 22 ) 3 ģ富士時報ivol.80, no.6, 2007, p.432-435. 富士時報 6OL.O 荒木 龍}¸ÿÃeĀû¼~ 原 幸仁}åÿeüÃèÞ~ 特 集 第 6 世代パワー MOSFET 「SuperFAP-E3S 低 Qg シリーズ」 渡邉 荘太}ąÕàïeÓ¼Õ~ まえがき 図 ソフトスイッチング方式,ハードスイッチング方式におけ るパワー MOSFET の損失分析結果 近年h環境対策îä取組õå温室効果ĕĢ削減目標Þ同 100 パワー MOSFET の損失(%) 時áhASEANhBRICs Ĉ代表ÞÏā新興国ä経済成長á 伴¼将来的àđĶŔės需給動向Ĉ背景ÞÍÜh省đĶŔ ės化ä動ÃÂ加速Íܺāg特áh急速á普及Ïā各種 電子機器ä消費電力á対Ïā省đĶŔės化ä動Ãåh国 〈注〉 際đĶŔėsĢĨsŀŖęŒʼn áþĀ電力効率ä向上 規制化ËĂhÉĂÿá電力Ĉ供給ÏāĢčĬĪŜę電源ä 高効率化á対Ïā要求ÂôÏôÏ高ôÙܺāgËÿáåh 各種ķčģ規制á対応ÏāÕ÷h低ķčģ化要求îä対応 80 ターンオン損失 ターンオフ損失 60 40 オン抵抗損失 20 0 ソフトスイッチング方式 ø必要不可欠ÞàÙܺāg ハードスイッチング方式 ÓÉÝhÉĂÿä要求á対応ÏāïÅĢčĬĪŜę電源 á搭載ËĂāĺŘsİĹčĢîä要求å低損失ÁÚ低ķč ģݸĀh加¾Ü壊ĂáÅÅ使ºúϺÉÞÂ求÷ÿĂÜ 低ķčģ化Ĉ実現ÏāĺŘs MOSFET ÞÍÜ低ēŜ抵抗 ºāg áþā低損失化Þ低ķčģ特性Ĉ両立ÍÕSuperFAP-E3 ĢčĬĪŜę電源å現在ôÝËôÌôà変換方式Â提 ĠœsģĈ汎用系列ÞÍÜŒčŜċĬŀÍÜÃÕg 案ËĂhŊčŜĜŜĹsĨ部áå電流共振ĜŜĹsĨh擬 -IC}ĸsIJĢ 今回hPWM}Pulse Width Modulation~ 似共振ĜŜĹsĨàßäĦľıĢčĬĪŜę方式Â増加 čĬĪŜę方式~向Çá従来Ġœsģä特徴ݸā低ē Í Ü Ã Ü º ā ø ä äh 従 来 方 式 Ý ¸ ā ľ Œ č Ĺ Ĭ Ę 方 Ŝ抵抗特性h低ķčģ性能Þěsı抵抗制御性åÓäô 式hľĒŘsIJ方式hÀþé力率改善回路}PFCkPower ôáhĢčĬĪŜę性能ä改善Ĉ図ÙÕ第 6 世代ĺŘs Factor Correction~áÀºÜåĸsIJĢčĬĪŜę方式 MOSFETSuperFAP-E3S 低 QgĠœsģä開発Ĉ行Ù Â数多Å使ąĂܺāg図 1 á両者ä方式áÀÇāĺŘs Õg以下áÓä特徴Þ適用効果áÚºÜ紹介Ïāg MOSFET}Metal - Oxide - Semiconductor Field - Effect Transistor~ä損失分析結果Ĉ示ÏgĦľıĢčĬĪŜę 製品の概要 方式ÝåēŜ抵抗損失Â支配的ÞàāÕ÷低ēŜ抵抗特性 äİĹčĢÂ求÷ÿĂāg一方ÝĸsIJĢčĬĪŜę方式 今回h開発ÍÕ SuperFAP-E3S 低 QgĠœsģå PWM- Ýå損失ä大半ĈēŜ抵抗損失ÞĨsŜēľ損失Â占÷ā IC}ĸsIJĢčĬĪŜę方式~向ÇÞÍÜh既存ä Super Õ÷hÉä回路á適用ËĂāĺŘsİĹčĢáå低ēŜ抵 FAP-E3 Ġœsģäŀŕsij型Ýä業界最小ä低ēŜ抵抗 抗áþā低損失化Þ同時áhĢčĬĪŜę性能ä向上Â求 性能Ĉ持ÙÕôôhěsıĪŌsġ特性 Q g Ĉ従来比Ý約 ÷ÿĂāg 20 % 低減ËÑhĢčĬĪŜę損失ä低減Ĉ実現Íܺāg 富士電機ÝåhÉĂôÝĢčĬĪŜę電源ä高効率化h 表1å新製品ä代表的à電気的特性Þ従来ĠœsģÞä比 注国際đĶŔėsĢĨsŀŖęŒʼnkOA 機器ä省đĶŔėsä 圧áÀÇā系列化一覧Ĉ示Ïg以下á具体的à設計施策á 較Ĉ示Ïg 図 2 á製品ä外観Ĉh 表 2 á 500 Vh600 V 耐 Õ÷ä国際的à環境ŒłœŜę制度g経済産業省Þ米国環境保 ÚºÜ述ïāg 護庁ä相互承認ä下Ý運営Íܺāg 荒木 龍 原 幸仁 渡邉 荘太 ĺŘs MOSFET ä開発j設計á ĺŘs MOSFET ä開発j設計á ĺŘs半導体素子ä開発j設計á 従事g現在h富士電機İĹčĢ 従事g現在h富士電機İĹčĢ 従事g現在h富士電機İĹčĢį įĘķŖġs株式会社半導体開発 įĘķŖġs株式会社半導体開発 ĘķŖġs株式会社半導体開発営 営業本部開発統括部İČĢĘœs 営業本部開発統括部İČĢĘœs 業本部開発統括部İĹčĢ技術部g ıjIC 開発部g ıjIC 開発部g ( 23 ) 第 6 世代パワー MOSFT「SuperFAP-E3S 低 Qg シリーズ」 富士時報 6OL.O ÷á低 Q g 化Ĉ行ÙÕgËÿáhĨsŜēŜ時ä突入電流 áþāķčģ低減äÕ÷áěčŜ特性ݸā Gfs Ĉ低減Í 適用技術 特 集 Õg 3S 3 SuperFAP-E 低 Qg å 従 来 ä SuperFAP-E á À Ç ā ÓÉÝhQ g Þ Gfs Ĉ低減Ïā施策ÞÍÜhěsı酸化膜 {低ēŜ抵抗特性áþā低損失h低ķčģ特性hÁÚ壊Ă 厚ä厚膜化Ĉ行Ùܺāgěsı酸化膜Ĉ厚膜化ËÑÜ áÅÅÜ使ºúϺ|Þº¼ĜŜĤŀıäøÞhËÿáĢ ºÅÞěsıÍú値電圧 6GS}th~ Â上昇ÍhēŜ抵抗 čĬĪŜę特性ä向上ĈãÿÙÕ製品ݸāg 増加ÏāäÝhĢčĬĪŜę性能向上Þ低ēŜ抵抗特性ä ĨsŜēľ損失Ĉ低減ÍÜĢčĬĪŜę性能向上ÏāÕ 両立化Â図ĂàÅàāgēŜ抵抗Ĉ悪化ËÑàº範囲Ý 厚膜化Ĉ行¼必要¸āg一般的àĢčĬĪŜę電源用 表 PWM-IC ä駆動電圧 10 V 以上ݸāÉÞĈ考慮Íh従 特性比較 来比約 30 % ä厚膜化ÞÍÕgôÕhěsı酸化膜Ĉ厚膜 SuperFAP-E3S 低Qgシリーズ SuperFAP-E3シリーズ (従来製品) FMV23N50ES FMA23N50E ä擬平面接合}QPJkQuasi-Plane-Junction~構造Â維持 TO-220F TO-220F ÝÃàÅàĀh耐圧Â低下ÍÜÍô¼gþÙÜhÉä対策 VDS 500 V 500 V ÞÍÜ表面 n 層ä濃度ä最適化ÞĪŌĶŔ p 拡散層ä最 ID 23 A 23 A 0.245 Ω 0.245 Ω VGS 4.2 V(typ) 3 V(typ) Q g Ĉ従来比Ý約 20 % 低減ÝÃÕgËÿáhGfs 低減ä施策 g fs 16 S(typ) 28 S(typ) ÞÍÜhQPJ 構造Ĉ維持ÍÕôôhĪŌĶŔ密度Ĉ下È QG 76 nC (typ) 93 nC(typ) 型 式 パッケージ R DS(on)max 化ÏāÞ拡散形状Â変ąĀhSuperFAP-E3 Þ同等ŕłŔ 適化áþĀ従来Þ同等ä耐圧Ĉ確保Íܺāg 以上ä設計áþĀh 図 3 á示Ïþ¼áěsıĪŌsġ 表面構造ä最適化Ĉ行¼ÉÞáþĀ図 4 á示Ïþ¼áěč Ŝ特性å従来比Ý約 40 % 低減Íܺāg 図 新製品外観 図 Q g 比較 SuperFAP-E3S 低 Qg V DS , V GS(V) V DS V GS SuperFAP-E3 Q g(nC) 表 SuperFAP-E3S 低Qgシリーズの製品一覧 耐圧 BV DSS 500 V パッケージ 定格電流 ID オン抵抗 R DS(on) ゲート Qg チャージ TO-220 TO-220F T-pack 12 A 0.52 Ω 36 nC FMP12N50ES FMV12N50ES 16 A 0.38 Ω 48 nC FMP16N50ES FMV16N50ES 20 A 0.31 Ω 59 nC FMP20N50ES FMV20N50ES FMI20N50ES ー ー 21 A 0.27 Ω 66 nC ー FMV21N50ES ー FMH21N50ES FMR21N50ES 23 A 0.245 Ω 72 nC ー FMV23N50ES ー FMH23N50ES FMR23N50ES 28 A 0.19 Ω 100 nC ー FMV28N50ES ー FMH28N50ES FMR28N50ES TO-3P TO-3PF FMI12N50ES ー ー FMI16N50ES FMH16N50ES ー 6A 1.2 Ω 27 nC FMP06N60ES FMV06N60ES FMI06N60ES ー ー 12 A 0.75 Ω 37 nC FMP12N60ES FMV12N60ES FMI12N60ES ー ー 16 A 0.47 Ω 58 nC FMP16N60ES FMV16N60ES FMI16N60ES ー ー 17 A 0.40 Ω 69 nC ー FMV17N60ES ー FMH17N60ES FMR17N60ES 19 A 0.365 Ω 81 nC ー FMV19N60ES ー FMH19N60ES FMR19N60ES 23 A 0.28 Ω 100 nC ー ー ー FMH23N60ES FMR23N60ES 600 V ( 24 ) 第 6 世代パワー MOSFT「SuperFAP-E3S 低 Qg シリーズ」 富士時報 6OL.O 図 g fs 比較 図 臨界モード PFC 回路におけるターンオフ波形比較 g fs(S) SuperFAP-E3 E toff :24.3 J dv / dt :11.4 kV/ s ターンオフ時 di / dt :177.1 A/ s ターンオン時 100 ns/div 100 ns/div V GS:5 V/div V GS:5 V/div I DS:2 A/div SuperFAP-E3S 低 Qg I DS:2 A/div V DS:100 V/div V DS:100 V/div t off t off (a)SuperFAP-E3S 低 Qg (b)SuperFAP-E3 I D(A) 図 図 PFC 回路における損失分析結果 ターンオフ損失 E toff - ターンオフ dv /dt 特性 60 パワー MOSFET の損失(W) 臨界モード PFC 回路(出力 135 W) V =100 V =19 V, V,I =7 A,T =25 ℃ in o o c E toff( J) SuperFAP-E3 SuperFAP-E3S 低 Qg 50 40 20 ターンオフ損失 E toff - ターンオフ di /dt 特性 臨界モード PFC 回路(出力 135 W) V =100 V =19 V, V,I =7 A,T =25 ℃ in o o c 3 SuperFAP-E 12.0 W p ton 10.1W p toff 16.6 W p on 11.1W SuperFAP-E3 SuperFAP-E3S 低 Qg (a)連続モード V in =AC100 V,f =41 kHz, T =25 ℃ s a 1.5 1.0 0.61W p toff 0.71W p on 0.5 0 E toff( J) 21.3 W 10 2.0 パワー MOSFET の損失(W) 図 10.1W 30 0 dv / dt(kV/ s) ターンオフ V in =AC100 V,f =72 T =25 kHz, ℃ s a 0.49 W 0.66 W SuperFAP-E3 SuperFAP-E3S 低 Qg (b)臨界モード SuperFAP-E3S 低 Qg 特性ÞĨsŜēľ損失Þä関係øıŕsIJēľĈ改善Ïā 方向性Ĉ示ÍĢčĬĪŜę性能ä向上Ĉ実現Íܺāg 適用効果 di / dt(A/ s) ターンオフ . 連続・臨界モード PFC 回路への適用 ÉĂÿ Q g 低減Þ Gfs 低減施策áþĀĢčĬĪŜę性能 図 7 áh 実 回 路 á À Ç ā 適 用 効 果 Þ Í Ü 臨 界 ŋ s IJ Ĉ改善ÍÜÀĀhĢčĬĪŜę損失ÞĢčĬĪŜę時äķ PFC 回路á使用ÍÕ場合äĨsŜēľ時ä波形Ĉ示Ïg čģä原因Þàā DV/DT ÞıŕsIJēľÞä関係Ĉ図 5 á SuperFAP-E3S 低 Qg å従来品 SuperFAP-E3 Þ比較ÍÜ 示Ïg 低ěsıĪŌsġ特性áþĀĨsŜēľ期間 Toff Â短絡Ë ĨsŜēľ損失 %toff ÞĨsŜēľ時äIJŕčŜ電圧変化 率 DV/DT äıŕsIJēľå従来製品äěsı抵抗制御性å ĂÜÀĀhĢčĬĪŜę損失å約 20 % ä低減Ĉ実現ÍÜ ºāg Óäôôáh同一 DV/DT 条件下áÀºÜ約 25% 改善ÍÜ 図 8 áh実ċŀœĚsĠŐŜáÀÇā連続ŋsIJ PFC ºāgôÕh 図 6 á示ÏĨsŜēľ時ä電流変化率 DI/DT 回路h臨界ŋsIJ PFC 回路ÓĂÔĂä発生損失ä分析結 ( 25 ) 特 集 E toff :18.7 J dv / dt :12.8 kV/ s ターンオフ時 di / dt :213.6 A/ s ターンオン時 第 6 世代パワー MOSFT「SuperFAP-E3S 低 Qg シリーズ」 富士時報 6OL.O 表 図 アプリケーションへの適用効果 適用回路 と方式 項 目 従来品 新製品 改善効果 電力効率η 86.7 % 87.1% +0.4 % ケース温度 上昇 ΔT C 34 ℃ 30 ℃ −4 ℃ 電力効率η 72.9% 73.3 % +0.4 % ケース温度 上昇 ΔT C 98 ℃ 92 ℃ −6 ℃ 電力効率η 87.3 % 87.7 % +0.4 % V in =AC100 V,f =62 kHz, T =25 ℃ s a 2.5 AC アダプタ 135 W パソコン 電源 400 W PFC回路 (臨界モード) PFC回路 (連続モード) メイン AC コントニタ アダプタ (フライ 65 W バック) ケース温度 上昇 ΔT C 90 ℃ 84 ℃ −6 ℃ パワー MOSFET の損失(W) 特 集 アプリケー ション フライバック回路における損失分析結果 2.0 0.2 W 1.5 0.45 W 0.18 W p toff 0.36 W 1.0 1.26 W 0.5 0 図 p ton SuperFAP-E3 p on 1.13 W SuperFAP-E3S 低 Qg フライバック回路におけるターンオン特性比較 ゲート抵抗:82Ω dv / dt :−6.6 kV/ s ターンオン時 E on:2.89 J ゲート抵抗:100Ω dv / dt :−7.2 kV/ s ターンオン時 E on:3.24 J dv /dt =5 kV/ s/div dv /dt =5 kV/ s/div V DS:100 V/div V DS:100 V/div āgÉä SuperFAP-E3S 低 Qg ĈľŒčĹĬĘ回路á置à 換¾適用ÏāÞh突入電流áþāķčģĈ低減Íh低減損 失Ĉ実現ÏāÉÞÂ可能ݸāg ôÕh図 á SuperFAP-E3S 低 Qg 適用áÀÇā損失分 析結果Ĉ示ÏgÉä SuperFAP-E3S 低 Qg Ýå従来品Þ比 較ÍÜĨsŜēŜhĨsŜēľ損失ä低減効果áþĀ全損 I D:1 A/div I D:1 A/div (a)SuperFAP-E3S 低 Qg (b)SuperFAP-E3 失Â約 12 % 低減ÝÃāgİĹčĢ温度上昇å約Ǽ6 ℃低 減Íhηå約+0.4 % 向上Íh電源ĠĢįʼnä性能向上 実現ÝÃāg 果Ĉ示Ïg図中ä 0on åēŜ抵抗損失h0toff åĨsŜēľ あとがき 損失h0ton åĨsŜēŜ損失Ĉ表Íܺāg連続ŋsIJ PFC 回路áÀºÜøh臨界ŋsIJ PFC Þ同様áĨsŜē SuperFAP-E3 富士電機Â新規開発ÍÕ低ěsıĪŌsġ特性áþĀ Þ比較ÍÜ約 20 % 低減Ïā効果 ĢčĬĪŜę性能向上Ĉ実現ÍÕĺŘs MOSFET ÞÍÜ Â得ÿĂܺāgôÕhÓĂÔĂä回路ÞøĨsŜēľ SuperFAP-E3S 低 Qg Ġœsģä製品特徴Þ適用効果á 損失ä低減効果áþĀ全損失ø SuperFAP-E3 Þ比較ÍÜ ÚºÜ紹介ÍÕg本製品åhĢčĬĪŜę電源á搭載ËĂ 約 17 % 低減ËĂÜÀĀh 表 3 á示Ïþ¼áİĹčĢ温度 āĺŘsİĹčĢä要求ݸā低ēŜ抵抗h低ĢčĬĪŜ 上昇ÞÍÜå約Ǽ4 v 6 ℃低減Íh電力変換効率ηå約+ ę損失h低ķčģäĹŒŜĢÞıŕsIJēľĈ改善ÝÃÕ 0.4 % 向上Íh電源ĠĢįʼnä性能向上Â実現ÝÃāg Õ÷h本製品Ĉ適用ÏāÉÞáþĀ電子機器ĠĢįʼnÞÍ ľ損失 Üä電力効率向上Þ温度上昇低減Ĉ実現Íh省đĶŔės . フライバック回路への適用 化á貢献ÝÃāøäÞ確信Ïāg 図 9 áhľŒčĹĬĘ回路áÀÇāķčģ発生原因ä 一ÚݸāĨsŜēŜ時ä突入電流低減効果Ĉ示Ïg従 来品 SuperFAP-E3 Ýåh突入電流抑制äÕ÷ěsı抵 参考文献 Kobayashi, T. et al. High-Voltage Power MOSFETs ( 1) 抗Ĉ SuperFAP-E3S 低 Qg á比ï約 20 % 大ÃÅ設定Ïā Reached Almost to the Silicon Limit. Proceedings of ISPSD 必要¸āÕ÷hĨsŜēŜ損失Â増加ÍܺÕg一方 01. 2001, p.435-438. z SuperFAP-E3S 低 Qg Ýåhěsı抵抗Ĉ大ÃÅÍÕ従来 品Þ同等以下ä突入電流Þ低ĨsŜēŜ損失Ĉ実現Íܺ ( 26 ) 3 原幸仁ñÁi第 6 世代 MOSFET SuperFAP-E Ġœsģ i ( 2) 富士時報ivol.80, no.6, 2007, p.432-435. 富士時報 6OL.O 自動車用トレンチ MOSFET 特 集 有田 康彦}¸ĀÕeúÏèÉ~ 中村 賢平}àÁöÿeÇĉðº~ 西村 武義}áÍöÿeÕÇþÍ~ ĺŘs MOSFET ä需要å今後ôÏôÏ増大ÍhËÿàā まえがき 性能向上Â求÷ÿĂܺāg 近年ä原油価格高騰á伴ºh自動車ä低燃費化åôÏ 富士電機ÝåhÉĂÿ自動車ä機構部品ä電子化úh電 ôÏ重要áàÙܺāgôÕhCO2 削減àßä環境意識ä 子ĠĢįʼnä高効率化àßä要求á対応ÏāÕ÷h各種ä 高ôĀÁÿh環境負荷低減Ĉ目的ÞÍÕ機構部品ä電子 ĺŘs MOSFET ä開発Àþé製品化Ĉ実施ÍܺāgÉ 化á伴ºh自動車電装分野îäĺŘs MOSFET}Metal- ÉÝåh富士電機ä自動車電装用ĺŘs MOSFET ä中Ý Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor~ä適用 øh主á EPS 用途àÿéá HEV 車ä DC-DC ĜŜĹsĨ 増加Íܺāg 部á使用ËĂܺāıŕŜĪ MOSFET áÚºÜhÓä系 例¾æh低燃費化Ĉ図āÕ÷áh油圧制御ݸÙÕĺ 列h特徴Àþé今後ä開発動向áÚºÜ紹介Ïāg ŘsĢįċœŜę装置ÂþĀ軽量à電動ĺŘsĢįċœŜ ę}EPS~îÞ急速á置Ã換ąÙܺāg小型車Áÿ適用 富士電機のトレンチ MOSFET Â始ôÙÕ EPS åh近年Ýå中型Áÿ大型自動車ôÝ適 用車種Â増加ÍÚÚ¸ĀhEPS 搭載車ä生産台数å年 8 % 表1á富士電機ä自動車電装用途äıŕŜĪ MOSFET 程度ä堅調à増加Â予想ËĂܺāgôÕh低燃費àÿ ä定格Þ適用分野Ĉ示ÏgôÕhÓäĺĬĚsġä外観 éá環境負荷低減目的Ý商品化ËĂÜÃÕĸčĿœĬIJ車 Ĉ図 1 á示Ïg現在富士電機ÝåhEPS 用 MOSFET ÞÍ }HEV~ä生産台数åh近年ä原油価格高騰áø後押ÍË Ü 40 Vh60 V 耐圧品Ĉ系列化Íh42 V 電源}36 V ĹĬį œs~用ÞÍÜ 75 V 耐圧品Ĉ系列化Íܺāg Ăh年 25 % 程度ä伸éÂ見込ôĂāþ¼áàÙÕg ÉĂÿä用途á使用ËĂāĢčĬĪŜęİĹčĢݸā 表 富士電機の自動車電装用トレンチMOSFETの定格と適用分野 電気的特性 トレンチ 世代 FT-Ⅰ 型 式 V ds Id Vgs R ds(on) V gs(th) パッケージ 用 途 2SK3270-01 60 V 80 A +30 V/−20V 6.5 mΩ 3±0.5 V TO-220 EPS 2SK3271-01 60 V 100 A +30 V/−20V 6.5 mΩ 3±0.5 V TO-3P EPS 2SK3272-01L,S,SJ 60 V 80 A +30 V/−20V 6.5 mΩ 3±0.5 V D2-PACK EPS 2SK3273-01MR 60 V 70 A +30 V/−20V 6.5 mΩ 3±0.5 V TO-220F EPS 2SK3804-01S 75 V 70 A +20 V/−20V 8.5 mΩ 3±0.5 V D2-PACK EPS, アクティブ スタビライザ 2SK3730-01MR 75 V 70 A +20 V/−20V 7.9 mΩ 3±0.5 V TO-220F EPS 40(V) 70(A) +30 V/−20V 6.0 mΩ 3±1.0 V TO-247 EPS 2SK4068-32 FT-Ⅱ FT-Ⅲ 備 考 2SK4047-01S 60(V) 70(A) +30 V/−20V 6.5 mΩ 3±0.5 V D2-PACK EPS, アクティブ スタビライザ F15□□ 40(V) 70(A) +30 V/−20V 5.2 mΩ 3±0.5 V TO-247 EPS 開発中 F15□□ 60(V) 80(A) +30 V/−20V 3.0 mΩ 3±0.5 V D2-PACK EPS 開発中 TFP DC-DCコンバータ, HID 開発中 F15□□ 100(V) 40(A) +30 V/−20V 18.0 mΩ 3±1.0 V 有田 康彦 中村 賢平 西村 武義 ĺŘs MOSFET ä開発j設計á 車 載 用 複 合 İ Ĺ č Ģh ĺ Ř s ĺŘs半導体素子ä開発j設計á 従事g現在h富士電機İĹčĢ MOSFET ä開発j設計á従事g 従事g現在h富士電機İĹčĢį įĘķŖġs株式会社半導体開発 現在h富士電機İĹčĢįĘķŖ ĘķŖġs株式会社開発統括部İ 営業本部開発統括部İČĢĘœs ġs株式会社半導体開発営業本部 ĹčĢ技術部g ıjIC 開発部g 開発統括部İČĢĘœsıjIC 開発部g ( 27 ) 富士時報 6OL.O 自動車用トレンチ MOSFET 単位面積¸ÕĀäĪŌĶŔä数Ĉ増加ËÑÕgËÿáĪŌ ĶŔ長Ĉ最適化ÍÜĪŌĶŔ抵抗成分ĈËÿá低減Ïā 自動車電装用トレンチ MOSFET の特徴 特 集 ÉÞáþĀhFT-Ⅱá比ïÜ単位面積¸ÕĀäēŜ抵抗Ĉ EPS 用電子制御装置å高温雰囲気下Ý長期間確実á動 20 % 低減ÍÕ FT-ⅢĈ実現ÍÕg 作ÏāÉÞÂ要求ËĂāÕ÷h高信頼性àÿéá低損失性 ôÕhMOSFET åēŜ抵抗ÞĢčĬĪŜęĢĽsIJ Â重要ݸāg富士電機Ýå従来ÁÿhıŕŜĪ構造Ĉ採 ıŕsIJēľä関係á¸āg今回製品化Íܺā新型ı 用ÍÕ低ēŜ抵抗 MOSFET Ĉ EPS 用á系列化Íܺā ŕŜĪ MOSFET ÝåhēŜ抵抗 2on ÞĢčĬĪŜę時間 Âh近年ÝåËÿàā低損失化Ĉ目的ÞÍÜ低ēŜ抵抗化 ä指標ÞàāěsıĪŌsġ Q gd Þä積ݸā性能指数 Â要求ËĂܺāg 2onjQ gd Ĉ FT-Ⅱá比ïÜ約 10 % 低減Íܺāg 図 3 á 富士電機ÝåÉä低ēŜ抵抗化ä要求á対応ÏāÕ÷áh 従来ıŕŜĪ MOSFET ä FT-ⅠhFT-ⅡÀþé FT-Ⅲ ıŕŜĪ構造ä新規設計Ĉ行ºh単位面積¸ÕĀäēŜ抵 äĪĬŀáÚºÜhFT-Ⅰä 2onjQ gd Ĉ 1 ÞÍÕ場合ä相 抗Ĉ従来äıŕŜĪ MOSFETFT-Ⅱá比ïÜËÿá 対比較結果Ĉ示Ïg 低減ËÑÕ新型ıŕŜĪ MOSFETFT-ⅢĈ開発ÍÜ 図 4 á 60 V 耐圧ä FT-ⅠhFT-ⅡÀþé FT-ⅢäĪĬ ŀáÚºÜh同一ĺĬĚsġ品ÝŋsĨĈ駆動ÍÕ場合ä ºāg以下áÓä特徴áÚºÜ紹介Ïāg ıŕŜĪ構造ä設計ŔsŔ微細化áþā低ēŜ抵抗化 ( 1) 図 2 á FT-ⅡäĪĬŀ構造Þ FT-ⅢäĪĬŀ構造ä断 面比較Ĉ示ÏgıŕŜĪĪĬŀ構造åhěsı部分á精度 損失ĠňŎŕsĠŐŜ例Ĉ示ÏgFT-ⅢäĪĬŀåhFTⅡäĪĬŀá比ïÜısĨŔ損失Ý約 25 % 低減Íܺāg ěsıÍú値電圧á対Ïā設計 ( 2) äþºđĬĪŜęÝ凹部構造Ĉ形成ÍÜhĪŌĶŔ抵抗成 EPS á使用ËĂā MOSFET Ýå低ēŜ抵抗特性Â重視 分Þ JFET}Junction FET~効果ä抵抗成分Ĉ大幅á低 ËĂܺāÕ÷hēŜ抵抗特性ÞıŕsIJēľä関係Ḡ減ÏāÉÞÂ可能Þàāg富士電機ÝåhıŕŜĪ部á高 āěsıÍú値電圧 6gs}th~ 1 v 2 V 程度ä MOSFET 品質àěsı酸化膜Ĉ形成ÏāÉÞÝh高ºěsı保証電 Â一般的ݸāgÍÁÍhěsıÍú値電圧Â小ËºÞ 圧 6GS}+30/−20 V~Þěsı信頼性Ĉ持ÙÕ低ēŜ抵 電磁ķčģàßáþā誤動作Â起ÃúϺ޺¼問題¸ 抗ıŕŜĪ MOSFET Ĉ製品化Íܺāg āg 今回hıŕŜĪ構造ä設計ŔsŔĈ従来þĀ微細化ÍÜ 富士電機ä EPS 用ıŕŜĪ MOSFET åhěsı信頼 性Ĉ考慮ÍÜěsı酸化膜厚ÀþéĪŌĶŔ濃度Ĉ調整Ï 図 āÉÞÝh代表的àěsıÍú値電圧Ĉ 3 V Þ最適化Íh パッケージ系列の外観 ķčģ誤動作防止Ĉ考慮ÍÜ設計Íܺāg 図 R on・Q gd の相対比較 1.2 1.0 D2-Pack 相対値 TO-220 TO-3P フルモールド TO-247 TO-220AB 0.8 0.6 0.4 0.2 図 0 FT-Ⅱと FT-Ⅲの断面比較 設計ルール微細化 (単位面積あたりのオン抵抗 R on・ 減少) A 設計ルール ソース ゲート 図 p p+ n+ p ゲート酸化膜 n+ n+ n+ p+ n+ p ( ) R CH チャネル長短縮 R CH 減少) (チャネル抵抗 n− n− n+ n+ ドレイン ドレイン (a)FT-Ⅱ (b)FT-Ⅲ =40 V, I d =60 A, V f =36 kHz,duty=50% ds P off:オフ損失 P sw:スイッチング損失 P on:オン損失 n+ 4 p ゲート酸化膜 トレンチ トレンチ ( 28 ) FT-Ⅲ ソース ゲート 損失(W) n+ FT-Ⅱ 損失シミュレーション 5 n+ FT-Ⅰ 3 2 1 0 FT-Ⅰ FT-Ⅱ FT-Ⅲ 富士時報 6OL.O 図 自動車用トレンチ MOSFET ŋsĨä負荷短絡ŋsIJh②ŋsĨÞ電子制御ŏĴĬı EPS システムの等価回路 }ECU~Ĉ接続Ïā配線ä地絡ŋsIJh③ H ĿœĬġôÕ 三相モータ制御 å三相ĿœĬġĈ構成Ïā上下間İĹčĢäċsʼn短絡 電子制御ユニット(ECU) +V cc ①負荷短絡 モード ドライブ 回路 ドライブ 回路へ 各ゲート へ ŋsIJàßh瞬時的à大電流責務áø耐¾¼ā信頼性Â必 特 要ݸāg 集 図 6 áh富士電機ä MOSFET 製品ä内部構造Ĉ示Ïg EPS ä最大ıŔĘ時}ŋsĨ電流 30 v 65 A 程度~áåh 三相 モータ 大電流áþāĪĬŀä発熱á加¾Üh外部端子á接続Ïā œsIJŘčō部Ýø大Ãà発熱¸āg富士電機ÝåÉĂ ÿä課題á対Íh①内部接続Řčōä大口径化Àþé②内 マイコン ③アーム 短絡モード ②地絡 モード − + 部接続Řčōä複数本化Þº¼対策Ĉ行Ùܺāg 以上ä特徴Ĉ持ÙÕ富士電機ıŕŜĪ MOSFET åh EPS 以外áø幅広º自動車電装用途îä採用Â進ĉݺ āg 図 あとがき パワー MOSFET の内部構造 エポキシ樹脂 富士電機Ýå今ôÝh今回紹介ÍÕþ¼à各種自動車電 装用ıŕŜĪ MOSFET Ĉ開発Íh製品化ÍÜÃÕg現在h 半導体チップ ベース フレーム Ëÿàā低ēŜ抵抗化Àþé小型化ä要求á応¾āÕ÷h ıŕŜĪ構造Àþé結晶ä最適化áþā次世代ıŕŜĪ技 術ä開発á注力Íܺāg今後ø自動車電装分野áÀÇā リードワイヤ 機構部品電子化Àþé電装部品低損失化îäËÿàāĴs ģá応¾āÕ÷h絶¾間àº製品開発Þ提案Ĉ行ºh自動 車電装分野äôÏôÏä発展á貢献ÍܺÅ所存ݸāg 発熱部 参考文献 Onozawa, Y. et al. Development of the next generation ( 1) 1,200 V trench- gate FS- IGBT featuring lower EMI noise 07. and lower switching loss. Proc. of ISPSD’ 堀内康司ñÁi自動車用ĺŘs MOSFETi富士時報i ( 2) vol.76, no.10, 2003, p.601-605. 有田康彦h西村武義i自動車電装用ĺŘs MOSFETi富 ( 3) 大電流耐量ÁÚ高信頼性 ( 3) 士時報ivol.79, no.5, 2006, p.378-381. EPS 用 ä Ġ Ģ į ʼn á À º Ü åh 図 5 á 示 Ï þ ¼ à ① ( 29 ) 富士時報 6OL.O インテリジェントパワー MOSFET 特 集 岩田 英樹}ºąÕeèÝÃ~ 岩水 守生}ºąõÐeøĀÀ~ 豊田 善昭}ÞþÖeþ͸Ã~ ( 1) 年Áÿ 2008 年áÁÇh10 Áÿ 65 á増加 ÍÜÀĀhÉä まえがき 比率Ý ECU ä小型化Â必要áàāg富士電機äčŜįœ 自動車電装業界Ýå{環境| {安全| {快適|ĈĖsŘs ġĐŜıĺŘs MOSFET  1 A 流Ïäá必要à実装面積 IJÞÏā自動車電子制御ĠĢįʼnä進化á拍車ÂÁÁÙ ø同様ä比率Ýh1990 年Áÿ 2006 年áÁÇ 1/7 未満á小 ܺāg環境j安全j快適性能向上äÕ÷áåhđŜġŜh 型化Íܺāg ıŒŜĢňĬĠŐŜhĿŕsĖàßä電子制御Âh従来ä ēŜēľ制御h機械制御ÁÿœĴċ制御úŋsĨ制御á高 インテリジェントパワー MOSFET 度化ËĂhÉĂÿĈĜŜıŖsŔÏā各 ECU}Electronic Control Unit~ä統合化ø進ĉݺāgËÿáhÉĂÿ 前述ä自動車電装業界ä要求á応¾h富士電機Ýå次á ECU ä大規模化á伴¼搭載ĢŃsĢ捻出äÕ÷hECU ä 示Ï 2 種類äčŜįœġĐŜıĺŘs MOSFET 系列ä開 小型化Â切望ËĂܺāgECU á搭載ËĂh電子制御Ġ 発Ĉ推進ÍÜÃÕg系列ä一覧Ĉ図 2 á示Ïg Ģįʼnä手足ä役割Ĉ受Ç持ÚĺŘsİĹčĢø同様áh 高機能 MOSFET Ġœsģ ( 1) 出力段ĺŘs MOSFET á短絡保護}過電流j過熱保 高性能化h小型化Â求÷ÿĂܺāg 富士電機Ýåh制御j保護j自己診断àßä回路Þ出力 護~àßä保護機能Ĉ内蔵Íh単体 MOSFET úĹčņs 段 ĺ Ř s MOSFET}Metal-Oxide-Semiconductor Field ŒıŒŜġĢĨ同様ä 3 端子構成ÞÍÕ製品ݸāg電流 -Effect Transistor~àßäĺŘsİĹčĢĈ自己分離型 定格á応ÎÜ 4 種類äĺĬĚsġĈŒčŜċĬŀÍܺāg CMOS/DMOS}Complementary MOS/Diffusion MOS~ Éä中Ý特徴的à製品åF5048Ýh他ä系列品ä耐圧 ŀŖĤĢ構造Ĉ用ºÜŘŜĪĬŀ化ÍÕčŜįœġĐŜı å 40 V ÖÂhF5048 å耐圧Ĉ 80 V á設定ÏāÉÞÝŖs ĺŘs MOSFET Ĉ系列化ÍÜ上述ÍÕ要求á応¾ÜÃÕg IJĩŜŀĞsġľœsĈ可能áÍÕg 特á切望ËĂܺā小型化要求á関ÍhECU ä大規模化 IPS}Intelligent Power Switch~Ġœsģ ( 2) Þ富士電機äčŜįœġĐŜıĺŘs MOSFET ä小型 出力段ĺŘs MOSFET áh駆動回路h保護回路}過電 化ä関係Ĉ図 1 á示Ïg¸ā高級車ä ECU 搭載数å 1990 流j過熱j過電圧~Àþé状態出力回路Ĉ内蔵ÍÕ製品 Ýh自動車電子制御ĠĢįʼnáÀÇāh油圧ĦŕķčIJĹ 図 ŔĿhŒŜŀhŋsĨhœŕsàßä制御用á開発ÍÕ ECU 搭載数と富士電機のインテリジェントパワー İĹčĢݸāg出力段ĺŘs MOSFET áå n ĪŌĶŔ MOSFET 技術 ECUの搭載数(個) 1 90 0.9 80 0.8 70 0.7 60 0.6 50 0.5 40 0.4 30 0.3 20 0.2 10 0.1 1 A あたり実装相対面積 (1990 年時面積を 1 とする) MOSFET Ĉ使用ÍÜÀĀhěsı電圧昇圧用ĪŌsġņ 100 Ŝŀ回路Ĉ内蔵ÍܺāĸčĞčIJ型ä半導体素子ݸāg SOP-8 ĺĬĚsġ品äF5044HĈ代表áh最低動作電 源電圧 3.0 V Þ低ºF5045Púh次á詳細Ĉ示Ï超小 型 IPS ú大電流 IPS àß特徴¸ā系列品ĈÓă¾Üºāg 超小型 IPS ( 3) ECU ä小型化á対応ÏāÕ÷h駆動回路h過電流j過 電圧j過熱àßä保護回路ú CPU Þä通信機能Þàā状 態出力回路Ĉ出力段ĺŘs MOSFET ÞŘŜĪĬŀ化Íh 0 0 1990 1995 2000 2005 2010 年 ÓäĺĬĚsġáďĐsĸŕłŔĺĬĚsġݸā CSP }Chip Size Package~ Ĉ 適 用 Í Õ 超 小 型 IPSF5054H ( 30 ) 岩田 英樹 岩水 守生 豊田 善昭 半導体İĹčĢä開発á従事g現 半導体İĹčĢä開発á従事g現 半導体İĹčĢä研究á従事g現 在h富士電機İĹčĢįĘķŖ 在h富士電機İĹčĢįĘķŖ 在h富士電機İĹčĢįĘķŖ ġs株式会社半導体開発j営業本 ġs株式会社半導体開発j営業本 ġs株式会社電子İĹčĢ研究所 部開発統括部İČĢĘœsıjIC 部開発統括部İČĢĘœsıjIC İĹčĢ開発部g 開発部g 開発部g 富士時報 6OL.O 図 インテリジェントパワー MOSFET インテリジェントパワー MOSFET 製品ラインアップ 特 集 全デバイスとも,過電流検出機能,過熱検出機能を搭載 (*):2 チャネル品 ○:I PSシリーズ(ハイサイド型) □:高機能MOSFETシリーズ(ローサイド型) 25 ℃時の R DS(on)max(Ω) 1 0.1 F5020 F5018 F5042 F5045P F5033(*) F5041(*) SOP-8 F5060L(*) F5019 F5043 D-PAK F5044H D2-PAK F5048 D2-PAK SOP-8 SOP-8 0.01 :50 V (過電圧保護機能,ST 出力機能搭載) :50 V :40 V (ST 出力機能搭載) :40 V :80 V 0.001 0.1 F5062H Low R DS(on) F5054H F5055(*) CSP PSOP-12 SSOP-20 1 10 100 最大定格電流(A) Ĉ開発Í量産化Íܺāg本製品å CSP 技術áþĀh端 図 F5060L パッケージ外形図と端子配列 子ĈåĉÖŅsŔ構成ÞÍÜĪĬŀ表面側á配置Íhŋs ŔIJ樹脂ĈĪĬŀĞčģÞ同一面積áÏāÉÞÝhĺĬ ⑧ ⑦ ⑥ ⑤ Ěsġä超小型化Ĉ実現ÍÕgôÕh富士電機特有ä深º 0.5 タイプ名 ÐÁàĪĬŀĞčģ増加Ý低ēŜ抵抗j高Ğsġ耐量Ĉ維 6.1 ロット番号 4.4 F5060 拡散工程Ĉ応用ÍÕċĬŀIJŕčŜ構造ä適用áþĀhą 持ÍܺāgÉĂÿä技術áþĀh基本性能åÓäôôáh 実装面積å従来ä SOP-8 ĺĬĚsġ IPS á比ï 70% ĩď ① ŜÍܺāg ② ③ ④ 0.15 大電流 IPS ( 4) 5 端子番号 端子名 1.6 近年ä大電流Ĉ扱¼ċŀœĚsĠŐŜ}ŋsĨúœŕs 端子番号 端子名 ① IN1 ③ IN2 能à小型ĺĬĚsġ| h {各種保護機能|Ĉ兼ã備¾Õİ ② ST1 ④ ST2 ĹčĢä要求á応¾h大電流Ý使用可能àF5062HĈ ⑦ GND1 ⑤ GND2 開発Í量産化ÍܺāgF5062H åhıŕŜĪ構造Ĉ用º ⑧ OUT1 ⑥ OUT2 制御~ĈĨsěĬıÞÍÕ{低ēŜ抵抗| h {高放熱処理可 Õ出力段ĺŘs MOSFET Þ自己分離技術Ĉ用ºÕ制御 部 IC ĈhĪĬŀēŜĪĬŀ組立技術áþĀ積層ËÑāÉ ÞÝh低ēŜ抵抗化}8 mΩmax~Þ高放熱処理Â可能à P-SOP-12 図 F5060L 回路ブロックダイヤグラム ĺĬĚsġáþā小型化Ĉ両立ËÑÕg超小型 IPS á搭載ËĂܺā各種保護機能á加¾hĹĬįœs直 IN (ゲート) 接駆動Ĉ想定ÍÕĹĬįœs逆接時ä出力 MOSFET ä温 度上昇抑制機能úh大電流ÝäčŜĩĘĨŜĢ負荷制御Ĉ 過熱検出 回路 5V 想定ÍÕ高đĶŔės耐量Ĉ持ÙܺāÉÞÂ特徴ݸāg ロジック CPU CPU OUT (ドレイン) ゲート 回路 過電流 検出回路 「F5060L」の製品紹介 ST 断線検出ライン 10 kΩ(推奨) 富 士 電 機 Ý åh É Ă ÿ č Ŝ į œ ġ Đ Ŝ ı ĺ Ř s GND(ソース) MOSFET ä系列品áþĀhECU ä小型化á貢献ÍÜÃÕg Ëÿàā小型化á貢献ÏāÕ÷h後述ÏāďĐsĸŀŖĤ Ģ技術Ĉ確立Íh従来外付Ç部品Ý構成ÍܺÕ負荷断線 検出回路Þh状態出力機能ĢįsĨĢ回路ĈhŖsĞčIJ 高機能 MOSFET ÞÍÜ初÷Ü内蔵ÍÕF5060LĈ開 発ÍÕäÝ次á紹介Ïāg . 製品の概要 F5060L ä ĺ Ĭ Ě s ġ 外 形 Þ 内 部 構 造 Ĉ 図 3 á 示 Ïg SOP-8 ĺĬĚsġĈ採用Íh2 ĪŌĶŔ分äĪĬŀĈŘŜ ( 31 ) 富士時報 6OL.O インテリジェントパワー MOSFET ĺĬĚsġá封止ÏāÉÞÝhĠĢįʼnä小型化Àþé低 Ěsġá搭載Íܺā点Â特徴ݸāg以下hF5060L ä ĜĢı化á貢献Íܺāg 主要特性Àþé特徴áÚºÜ詳細á述ïāg 特 集 F5060L ä回路ĿŖĬĘĩčōęŒʼnĈ図 4 á示Ïg過 電流h過熱検出機能Ĉ搭載ÍÕ従来ä高機能 MOSFET . 主要特性 } F5033ÀþéF5041 ~áh外付Ç部品Ý構成Íܺ F5060L ä最大定格Ĉ 表1 áh電気的特性Ĉ 表 2 áh保 Õ負荷断線検出機能Þh状態出力機能ÀþéĢįsĨĢ端 護動作ä論理表Ĉ表 3 áh保護動作ĨčňŜęĪŌsıĈ 子Ĉ追加Íܺāg従来á比ïÜ新Õà機能Ĉ付加Íܺ 図 5 á示ÏgËÿá主à特徴Ĉ以下á示Ïg従来ä高機能 āÂh従来Þ同様á 2 ĪŌĶŔ分äĪĬŀĈ SOP-8 ĺĬ Þ Ý¸āg MOSFET á新規追加ÍÕ機能å (c) (d) 過電流検出j電流制限j過熱検出áþā負荷短絡保 (a) 表 護機能Ĉ内蔵Íܺāg図 6 å負荷短絡時á過電流検 F5060L最大定格(T j =25 ℃) 出Áÿ電流制限h過熱検出保護動作á至ā過程ä動作 記 号 定 格 単 位 備 考 ドレイン− ソース間電圧 V DS 40 V DC (b) čŜĩĘĨŜĢ負荷ĨsŜēľ時ä逆起電圧Ĉ 入力電圧 V IN −0.3∼+7.0 V DC ĘŒŜŀÍh負荷á蓄積ËĂÕđĶŔėsĈĺŘs ステータス電圧 V ST −0.3∼+7.0 V DC MOSFET Ý吸収ÏāĩčijňĬĘĘŒŜŀ回路Ĉ内 ステータス電流 I ST 5 mA DC 蔵Íܺāg 出力電流 IO 1.1 A 1チャネルあたり* PD 1.5 W * 項 目 許容電力損失 波形ݸāg 表 接合部温度 Tj 150 ℃ ─ 保存温度 T stg −55∼+150 ℃ ─ mJ T j =150 ℃, L =200 mH, 単パルス, dv/dt ≦10 V/ s ダイナミック クランプ耐量 E cl 50 負荷断線検出回路Ĉ内蔵Íܺāg (c) F5060L論理表の保護動作 正常動作 *:ガラスエポキシ 6 層基板実装時,2 チャネル同時 ON IN L ST OUT V DS 表 F5060L電気的特性目標値(T j =25 ℃) H 過熱検出 L 過電流検出 H L 断線 検出 H H L H L L L H H オフ オン オフ オフ オフ * オフ H L H H H * L *:制御モードに移行 (特性値は変更する可能性あり) 図 規格値 項 目 記 号 条 件 保護動作タイムチャート 単 位 min typ max 負荷 過熱 正常動作 短絡 検出 ドレイン− ソース間耐圧 V DSS I OUT =1 mA V IN =0 V 40 ─ 60 V 入力スレッ ショルド電圧 V IN(th) I OUT =10 mA V OUT =13 V 1.5 ─ 2.8 V 保護機能動作 入力電圧範囲 V IN(p) ─ 2.8 ─ 7.0 V I OL VOUT =30 V V IN=0 V ─ ─ 50 A I IN(n) V IN=5 V *1 ─ ─ 250 A I IN(un) V IN=5 V *2 T j >150 ℃ ─ ─ 350 A R ON I OUT =0.5 A V IN=5 V ─ ─ 350 mΩ V OUTopen V IN=0 V ─ ─ 5.0 V V ST(L) VOUT =13 V V IN=0 V I ST =1 mA ─ ─ 0.4 V V IN =5 V/div I STleak V IN=5 V VST =5 V ─ ─ 10 A V ST=5 V/div ─ ─ 50 s ─ ─ 70 s V IN 断線 検出 V DS 出力リーク電流 V ST 電流制限モード 入力電流 オン抵抗 断線検出電圧 (OUT端子) ステータス電圧 (L)レベル ステータス リーク電流 図 ターンオン時間 t on ターンオフ時間 t off VOUT =13 V I OUT =0 .5 A V IN =5 V 過熱検知保護 温度 T trip V IN=5 V 150 ─ ─ ℃ V IN=5 V 1.7 ─ ─ A 過電流検知 I oc *1:保護機能動作が動作しない通常動作時 *2:保護機能動作時(負荷短絡∼過電流検知∼過熱検知動作モード下) ( 32 ) I DS F5060L の過電流検出・電流制限・過熱検出波形 I OUT =2 A/div 過電流検出 電流制限 過熱検出 富士時報 6OL.O インテリジェントパワー MOSFET ĢįsĨĢ端子内蔵áþĀh負荷ú素子ä状態Ĉ (d) CPU î出力Ïāg Âÿ行ÙÕgÓä他h構造ĺŒŊsĨä ,g ú p ĪŌĶŔ 濃度ä最適化Ĉ行ºh従来á比ïÜIJŕčŜ−ĦsĢ間耐 圧Ĉ確保ÍÕôôh25 % ä 2onj!}単位面積¸ÕĀäē Ŝ抵抗~Ĉ低減Íh低ēŜ抵抗化Ĉ実現ÍÕg ¸āg 出力段ĺŘs MOSFET 低損失化Þ低ēŜ抵抗化Ĉ ( f) . 実現ÍÕg 自己分離型ŀŖĤĢä採用áþāĪĬŀä小型化Ĉ (g) 実現ÍÕg 負荷断線検出機能 F5060L Ýåh従来外付Ç部品Ý構成ÍܺÕ負荷断線 検出回路Ĉ IC 回路á内蔵ÍÕg高機能 MOSFET å IC SOP-8 ĺĬĚsġ採用áþĀ小型化ÍÕg (h) 回路電源ÞÍÜ入力電圧 6IN Ĉ用ºÜÀĀhēŜ時ä過電 流j過熱検出Ĉ実現ÍܺāgÍÁÍ今回åhIC 回路á . 低オン抵抗化 電源Â供給ËĂàºēľ時}6IN=0 V~ä負荷断線検出Ĉ F5060L åhSOP-8 ĺ Ĭ Ě s ġ Ĉ 2 Ī Ō Ķ Ŕ 搭 載 Í Õ 実現ÏāÕ÷h負荷断線検出回路áåIJŕčŜ電圧Ĉ分圧 従来ä F5033 Àþé F5041 á対ÍÜh低ēŜ抵抗化Ĉ実 ÍÕ信号Ĉ電源ÞÍÜ併用ÍÕgÉĂáþĀ駆動Ïā負荷 現ËÑÕg従来品Ýå 600 mΩmax á対ÍhF5060L Ýå Â断線状態áàÙÕÞÃä異常Ĉ検出可能ÞÍÕg 350 mΩmax ݸāg富士電機ÝåhēŜ抵抗Ĉ改善Ï āÕ÷áh100 V 以上ä高耐圧ĺŘs MOSFET áÀºÜh . 状態出力機能 F5060L åh高機能 MOSFET ä従来品 1 ĪŌĶŔ¸ 擬平面接合}QPJkQuasi Plane Junction~Þº¼ďĐs ( 2) ĸŀŖĤĢ技術Ĉ確立Íܺāg今回hÉä QPJ 技術Ĉ ÕĀ 3 端子構成ݸāäá対Íh状態出力機能端子ݸā 耐 圧 60 V ä VDMOS}Vertical Diffused MOS~ á ø 適 ĢįsĨĢ端子Ĉ新設Í 4 端子構成ÞÍÕgÉĂáþĀh 用Í改良Ĉ加¾āÉÞÝhF5060L ä低ēŜ抵抗化Ĉ実 過電流j過熱àßä半導体素子ä状態úh断線有無àßä 現ËÑÕg 図 7 á従来製品Þ F5060L äh出力段ĺŘs 負荷状態Ĉ CPU î出力可能ÞàÙÕg状態出力回路方式 MOSFET ÞÍÜ使用Íܺā縦型İĹčĢ VDMOS 断面 áåh図 4 á示ÍÕ IPS ĠœsģÝ実績ä¸ā方式Ĉ採用 構造ä比較Ĉ示ÏgVDMOS äēŜ抵抗Ĉ限界ôÝ下È ÍÜÀĀh外付ÇŀŔċĬŀ抵抗}10 kΩ推奨~Ĉ用ºāg āÕ÷áhđĽĨĖĠŌŔ層ä比抵抗Ĉ理論限界ôÝ下È F5060L äēŜ時å入力電圧Ĉ電源ÞÍhēľ時å出力電圧 ā必要¸āÂhIJŕčŜ−ĦsĢ間耐圧ä確保Â問題Þ Ĉ分圧ÍÕ電源Ĉ使用ÏāÉÞÝhēŜ時jēľ時áÁÁ àāgQPJ 技術åh従来þĀø p ĪŌĶŔĈ低濃度Ý浅 ąÿÐĢįsĨĢ端子áþā負荷ú素子状態ä CPU îä Å密áÏāÉÞÝ平面á近º接合面ÞàĀh表面Ýä電界 出力Ĉ可能ÞÍÕg図 8 á負荷断線検出ä動作波形Ĉ示Ïg 強度Ĉ緩和Í耐圧Ĉ確保ÏāÉÞÂÝÃāgđĽĨĖĠŌ Ŕ層ä比抵抗ä最適化åh自己分離技術Ĉ用ºÜ同一ĪĬ . SOP-8 パッケージ採用による小型化 F5060L åh低ēŜ抵抗化Þ機能追加Þº¼性能向上Ĉh ŀ上á集積ËĂܺā横型İĹčĢ特性Þä整合Ĉ取Āà 従来品Þ同様á SOP-8 ĺĬĚsġĈ 2 ĪŌĶŔ搭載Ïā 図 ÉÞÝhECU 小型化á貢献ÏāÉÞĈ目指ÍÕg低ēŜ 縦型デバイス VDMOS 断面構造の比較 抵抗化äÕ÷ä QPJ 技術úİĹčĢ構造ä最適化á加¾h 1.5 m 自己分離型ŀŖĤĢ}従来 3 m~Ĉ採用ÏāÉÞ ①従来のVDMOS ゲート ソース n+ ソース n+ n+ p+ Ýh従来ŀŖĤĢÝ作製ÍÕ場合Þ比較ÍÜ約 25 v 30 % n+ p+ äĪĬŀĞčģĠŎœŜĘĈ実現ÍhSOP-8 ĺĬĚsġ ä 2 ĪŌĶŔ搭載Ĉ可能ÞÍÕg p チャネル p チャネル n−エピタキシャル層 n+基板 図 F5060L 負荷断線検出状態波形(オフ時) ドレイン V IN =5 V/div ②F5060LのVDMOS Lg ソース n+ p+ n+ ゲート ソース n+ p+ ゲート n+ p チャネル p チャネル n−エピタキシャル層 n+基板 ソース n+ p+ n+ 負荷断線検出 V ST=2 V/div V OUT =5 V/div 擬平面接合 ドレイン ( 33 ) 特 集 入力 5 V 駆動対応áþāhCPU 直接駆動Â可能Ý (e) 富士時報 6OL.O インテリジェントパワー MOSFET ÿĂܺāÉÞÁÿh175 ℃保証á対Ïā取組õø積極的 あとがき á実施ÍܺÅg今後ø自動車ŊsĔsú電装ŊsĔsÞ 特 集 ä連携Ĉ深÷àÂÿh自動車電装業界á貢献ÍܺÅ所存 本稿Ýåh低ēŜ抵抗化h断線検出機能Àþé状態出 ݸāg 力機能追加Þº¼性能j機能ċĬŀĈ従来製品Þ同等ä 外形Ý実現ËÑÕÉÞÝhECU 小型化á貢献ÝÃā高機 能 MOSFETF5060LĈ中心á紹介ÍÕg富士電機Ýåh 今回適用ÍÕŀŖĤĢjİĹčĢ技術Ĉ他ä製品á応用Íh 参考文献 田野倉保雄ñÁiıőĨjčŜĞčIJi日経đŕĘıŖĴ ( 1) ĘĢi2004 年 3 月 1 日号ip.95-125. ËÿàāēŜ抵抗ä低減úĠĢįʼnä小型化á貢献ÍÕº 徳西弘之ñÁiĺŘs MOSFETSuperFAP-G Ġœsģ ( 2) Þ考¾ÜºāgôÕhECU ä小型化á伴¼ ECU ä内部温 ÞÓä適用効果i富士時報ivol.75, no.10, 2002, p.593-597. 度ú環境温度ä上昇áþĀhİĹčĢáø高耐熱性Â求÷ ( 34 ) 富士時報 6OL.O 低待機電力擬似共振電源 IC「FA5571 シリーズ」 特 集 丸山 宏志}ôāúôeèăÍ~ 手塚 伸一}ÜÛÁeÍĉº×~ 渕先 寛教}ë×ËÃeèăäĀ~ ĢčĬĪ機能ø持Ùܺāg電源装置ä起動時ä動作Ĉ図 まえがき 3 ä評価用電源回路Ĉ例á説明Ïāg電源装置ĈēŜÏā 近年h地球規模ä温暖化Â世界的à問題ÞÍÜĘŖs Þ IC äĢčĬĪŜęĈ開始ËÑāÕ÷á AC 入力Áÿĩ ģċĬŀËĂh電気製品全般Ýä省đĶŔės化Â重要Þ čēsIJ D3h抵抗 R11hIC ä VH 端子Ĉ経由ÍÜ VCC àÙܺāg特á常時ĜŜĤŜıá接続ÍÕôô使用Ïā 端子á 500 V 起動素子Ĉ通ÍÜ電流Ĉ供給ÏāgĢčĬ ÉÞä多ºįŕļhēsİČē製品hķsıĺĦĜŜúŀ ĪŜę開始後hıŒŜĢä補助巻線 6 ÁÿĩčēsIJ D4h œŜĨàßä周辺機器Ýå実使用時間以外ä待機状態ä時 抵抗 R13 Ĉ通ÍÜ VCC 端子á電流Â供給ËĂāÕ÷h起 間Â長ÅhÉä待機時消費電力ä削減hÀþé動作時áÀ 動素子ĈēľÍÜ高圧ŒčŜÁÿä起動電流Ĉ止÷āÉÞ ºÜø高効率化îä要求Â高ôÙܺāg国際đĶŔės Ýh簡単á起動電流Ýä損失Ĉ削減ÝÃāg起動素子Âà 注 ĢĨsŀŖęŒʼn Ĉ中心ÞÍÕ省đĶŔės基準øþĀ 厳ͺøäáĹsġŐŜċĬŀËĂܺāgÓäÕ÷h電 図 製品の外観(SOP-8) 図 FA5571 の回路ブロック図 源áÞÙÜ新基準îä対応Â必須ä課題ÞàÙܺāg 富 士 電 機 Ý åh 今 ô Ý á 商 用 交 流 電 源}AC100 Vh AC240 V~Ĉ直流電源á変換Ïā AC-DC ĜŜĹsĨ用Ģ čĬĪŜę電源ä制御 IC ä系列化Ĉ行ÙÜÃÕgÓä中 Ýø低待機電力化á有効à起動素子内蔵Ĩčŀä製品系列 化Ĉ推進Íܺāg年々厳ÍÅàā電源îä要求á対Íh 高効率化j低ķčģ化á優Ăܺā擬似共振方式ä 8 ĽŜ 電源制御 IC ä新系列品ÞÍÜFA5571 ĠœsģĈ開 発ÍÕäÝhÓä概要Ĉ紹介Ïāg 製品の概要 . ZCD 特 徴 ボトム 電圧検出 FA5571 Ġœsģåh擬似共振方式äĢčĬĪŜę電源 用á開発ÍÕ制御 IC Ýh FA5531/41 Ġœsģä後継 パルス 発生回路 VH 起動電流 制御 タイム アウト VCC 最大 周波数 制限 IS UVLO 機種ݸāg 図 1 á製品ä外観}SOP-8~Ĉ示ÏgĺĬ + 内部 バイアス回路 − Ěsġå SOP-8 Þ DIP-8 Ĉ用意ÍÕg 図 2 á FA5571 ä 回路ĿŖĬĘ図Ĉ示Ïg 出力停止 ドライバ + カレント コンパレータ 流源 500 V 耐圧起動素子ݸāg商用ä高電圧 240 V Ĉ 直接入力ÏāÉÞÂ可能ÝhËÿá電流ĈēŜēľËÑā S − 図 2 ä右上á¸ā VH 端子Þ VCC 端子ä間á¸ā定電 Q OUT R ZCD + − 1/2 FB 注国際đĶŔėsĢĨsŀŖęŒʼnkOA 機器ä省đĶŔėsä − + OVP タイマ A − − ソフト スタート 過負荷 + − OLP タイマ タイマ B IS + ラッチ OCP2 − GND Õ÷ä国際的à環境ŒłœŜę制度g経済産業省Þ米国環境保 護庁ä相互承認ä下Ý経営Íܺāg 丸山 宏志 手塚 伸一 渕先 寛教 ĢčĬĪŜę電源 IC ä開発á従 ĢčĬĪŜę電源 IC ä開発á従 ĢčĬĪŜę電源 IC ä拡販á従 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ ķŖġs株式会社半導体開発営業 ķŖġs株式会社半導体開発営業 ķŖġs株式会社半導体開発営業 本部開発統括部İČĢĘœsıj 本部開発統括部İČĢĘœsıj 本部営業統括部西日本支社g IC 開発部g IC 開発部g ( 35 ) 富士時報 6OL.O 図 低待機電力擬似共振電源 IC「FA5571 シリーズ」 評価用電源回路 特 集 F1 C4 AC85∼ 264 V R3 C7 T1 10,11,12 1 ∼ + 1 NF1 R1 3 P3 DS1 C2 1 + DS2 C6 R2 D1 P2 5 C1 + C16 C17 ∼ − 3 FB1 C3 CN1 P1 HS1 4 7,8,9 4 C23 P4 TR1 D3 C8 R6 19 V/5 A 2 + CN2 R20 HS2 R22 R10 R11 FB4 8 VH R14 R5 R7 D2 IC1 R4 ZCD FB IS GND 1 2 3 4 PC1A R21 D4 6 R23 C22 + 7 6 5 (NC) VCC OUT FA5571/72 R13 C13 C14 5 IC2 R24 C9 C12 C10 PC1B 表 C11 FA5571シリーズと従来機種の比較 FA5571シリーズ(新開発品) 従来機種 項 目 FA5571 軽負荷動作 FA5573 FA5542 FA5531 FA5532 周波数低減 0.4 V ─ 0.34 V ─ ─ 自動復帰 ZCD端子のOVP検出 FA5541 間欠動作 周波数低下開始FB電圧 VCC端子短絡時の VH端子電流低減 FA5574 周波数低減 間欠動作開始FB電圧 過負荷動作 FA5572 間欠動作 1.15 V タイマラッチ 自動復帰 ─ タイマラッチ 自動復帰 1.3 V タイマラッチ 自動復帰 タイマラッチ VCC端子電圧が低い場合,VH端子電流を制限 VH端子電流=1.6 mA(VCC端子電圧が0 Vのとき) VCC端子短絡時7.6 mA (電流制限抵抗必要) VCC端子短絡時8 mA (電流制限抵抗必要) 外部ラッチ機能 プルアップ後57 sでラッチ +ターンオフから2.3 s後でラッチ検出 外部ラッチ機能 プルアップ後48 sでラッチ 外部ラッチ機能 プルアップ後48 s でラッチ IS端子短絡保護機能の追加 VCC端子のUVLOレベル 内部ソフトスタート 2.0 V なし なし 上側18 V/下側8 V 上側10.2 V/下側9.0 V 上側9.85 V/下側9.1 V 2.6 ms (起動時のみ) 1 ms (起動時のみ) 1 ms (起動時のみ) なし 28 V 28 V VCC端子のOVP検出 º場合åh高圧ŒčŜÁÿ IC ä VCC 端子î常時起動電 様á待機時ä動作Þ過負荷保護ä動作ä組合ÑÝh4 機種 流Ĉ流Í続ÇāÕ÷ 0.2 W 程度ä損失Â常á発生Íh待機 ä系列品ĈŒčŜċĬŀÍÕg軽負荷時á間欠動作á移行 電力 1W 以下ä実現Â難ÍÅàāg Ïā方式ä FA5571/72 Þh間欠ÑÐáĢčĬĪŜę周波 ÓäÕ÷低待機電力Þ擬似共振ä低ķčģ性ÂŊœĬı 数Ĉ低減Ïā方式ä FA5573/74 ¸āgôÕh過負荷保 ÞàāčŜĘġĐĬı用ŀœŜĨh液晶įŕļhAV 製品 護ä動作 FA5571/73 å自動復帰hFA5572/74 åĨčŇ àßä待機電源á適Íܺāg ŒĬĪ動作ÞàÙÜÀĀh電源用途á応ÎÜ機種Ĉ選択Ý IC ä主要特性åh以下äÞÀĀݸāg 最大定格kVCC 端子 30 V (a) (b) 出力ĽsĘ電流kĠŜĘ側+0.5 AhĦsĢ側−0.25 A 最大ĢčĬĪŜę周波数k120 kHz (c) Ãāg VCC 端子短絡時ä VH 端子電流ä低減 ( 2) 図 4 áh電源起動時á VH 端子Áÿ VCC 端子ä電解Ĝ ŜİŜĞî供給ËĂā充電電流}VH 端子ĠŜĘ電流~Þ VCC 端子電圧ä関係Ĉ示Ïg従来機種åhċĿķsŇŔ . 従来機種との機能比較 表1áhFA5571 ĠœsģÞ従来機種ä仕様Ĉ比較Ýà āþ¼á示Ïg 系列品 ( 1) FA5571 Ġœsģåh従来ä FA5531/41 ĠœsģÞ同 ( 36 ) 試験Ý VCC 端子ä GND 端子短絡試験ĈÏāÞh7.6 mA ä電流Â高圧}AC ŒčŜ電圧~ä VH 端子Áÿ VCC 端 子á流Ă続ÇāgÓä状態Ĉ長時間継続ÏāÞ IC ä発熱 Â過大Þàā問題¸ÙÕg FA5571 Ýå VCC 端子電圧 6.5 V 以下áàāÞhÉä 富士時報 6OL.O 図 VCC-GND 短絡時の VH 電流制限 低待機電力擬似共振電源 IC「FA5571 シリーズ」 図 ZCD 端子での過電圧検出タイミング 特 集 ZCD 端子電圧 VH 端子シンク電流 7.6 mA 遅延 2.3 s 1.6 mA ターンオフ 6.5 V 時間 VCC 端子電圧 図 動作波形(パワー MOSFET のドレイン電圧波形) 電流 VCC 端子電圧á比例ÍÜ低下Ïāþ¼á設定ËĂ ÜÀĀhVCC 端子電圧=0 V 時á 1.6 mA ôÝ制限ËĂāg Óä結果hIC ä発熱Ĉ抑¾āÉÞÂÝÃāg 例:70 kHz V DS ターン オン ZCD 端子Ýä過電圧検出 ( 3) ターン オフ 従来機種Ýåh二次側出力ä過電圧}OVP~Ĉ間接的 á VCC 端 子 Ý 検 出 Ĉ 行 Ù Ü º ÕgFA5571 Ý åh É ä 時間 機能Ĉ精度j応答時間向上äÕ÷ ZCD 端子Ý行Ùܺ (a)定格負荷時(FA5571-74 共通) āg図 5 á示Ïþ¼áhĺŘs MOSFET}Metal-OxideSemiconductor Field-Effect Transistor~äĨsŜēľÁ 例:30 kHz V DS ÿ 2.3 s 後äĨčňŜęÝ ZCD 端子電圧Â過電圧ŕłŔ Ĉ超¾ÜºāÞŒĬĪ停止Ïāg従来機種Þ同様áh外部 ŀŔċĬŀÝäĨčŇŒĬĪ機能ø内蔵Íܺāg 時間 IS 端子äŒĬĪ機能 ( 4) (b)周波数低減動作(FA5573-74) FA5571 ÝåhıŒŜĢ巻線ä短絡j飽和áþā異常電 間欠周波数 例:100 Hz 流Â流ĂÕ場合áŒĬĪ停止ËÑāÕ÷hIS 端子ÂœňĬ ı電圧ݸā 1 V ä 2 倍ä 2 V 以上ÞàÙÕ場合áŒĬĪ 停止ËÑā短絡保護機能Ĉ追加ÍÕg オン オフ オン V DS 電源回路への応用 時間 (c)間欠動作(FA5571-72) . 評価用電源 Éä IC Ĉ使用ÍÕĢčĬĪŜę電源ä特性Ĉh図 3 á 基ÛÃ説明ÏāgÉä電源ä主à仕様Ĉ以下á示Ïg 小点ÝĺŘs MOSFET ĈĨsŜēŜÏāþ¼á制御Ĉ行 入力電圧kAC85 v 264 V g ¼方式Â擬似共振動作ݸāgÉĂáþĀIJŕčŜ電流ĥ 電源出力kDC19 Vh95 W}max~ g ŖhÁÚ低ºIJŕčŜ電圧äĨčňŜęÝĨsŜēŜÏā 過負荷保護h過電流制限h過電圧ŒĬĪ保護 g Õ÷hĢčĬĪŜę損失Ĉ低減Í高効率j低ķčģ化ÂÝ 最大ĢčĬĪŜę周波数k120 kHz g g Ãā図 6(a) 従来åh電源Â軽負荷ä場合áå二次側á供給ÏāđĶ . 擬似共振動作 ŔėsÂ小˺Õ÷hĺŘs MOSFET äēŜ幅Àþéı 図 6 á擬似共振電源äĺŘs MOSFET TR1 äIJŕč ŒŜĢäđĶŔės放出期間Â短ÅàĀĢčĬĪŜę周波 Ŝ電圧 6DS 波形Ĉ示ÏgĺŘs MOSFET ÂĨsŜēŜÏ 数Â高ÅàāgÓä結果hĢčĬĪŜę損失Â増加Í効率 āÞıŒŜĢ T1 ä一次側á電流Ĉ流ÏÉÞÝıŒŜĢá Â悪化Ïāg đĶŔėsÂ蓄積ËĂāgĺŘs MOSFET ÂĨsŜēľ Éä課題Ĉ改善ÏāÕ÷á FA5573 Ýå軽負荷時áĢ ÏāÞ蓄積ÍÕđĶŔėsĈıŒŜĢä二次側á電流Ĉ流 čĬĪŜę周波数ä上限値Ĉ負荷á応ÎÜ低減ËÑāÉÞ ÍÜ放出ÏāgÉäÞÃhIJŕčŜ電圧áå整流電圧}C6 ä波形 ÝĢčĬĪŜę周波数Ĉ下Èā動作Ĉ行¼g図 6(b) 電圧~ÞıŒŜĢ T1 äľŒčĹĬĘ電圧Â印加ËĂāg áÓĂĈ示ÏgĺŘs MOSFET äIJŕčŜ電圧ä共振波 ÓÍÜđĶŔėsĈ放出Í終ąÙÕ後hıŒŜĢäčŜĩ 形Â極小点ÞàÙÜøhIC 内蔵äĨčŇÝ 3 番目ä極小 ĘĨŜĢÞĺŘs MOSFET á並列接続ËĂÕĜŜİŜĞ 点Â来āôÝĺŘs MOSFET äĨsŜēŜ動作Ĉ遅ÿÑ C8 Þä間Ý直列共振振動Ĉ発生ÏāgÉä共振電圧ä極 ܺāg ( 37 ) 富士時報 6OL.O 図 低待機電力擬似共振電源 IC「FA5571 シリーズ」 効率の出力電流依存性 図 待機時の AC 入力電圧依存性 0.2 効率(%) 90 FA5571 入力電力(W) 特 集 100 80 FA5573 70 FA5573 0.1 FA5571 60 50 0.01 0.1 1 0 50 10 100 出力電流(A) 150 200 250 300 AC 入力電圧(V) (a)効率(AC 入力電圧 115 V) (a)入力電力(出力無負荷時) 100 1.0 FA5573 FA5571 入力電力(W) 効率(%) 90 80 FA5573 70 0.9 FA5571 0.8 60 50 0.01 0.1 1 10 0.7 100 150 200 250 出力電流(A) AC 入力電圧(V) (b)効率(AC 入力電圧 230 V) (b)入力電力(出力 0.7 W 時) ôÕhFA5571 ä場合å図 6(c) á示Ïþ¼áh軽負荷時 á負荷¸āŕłŔ以下á下ÂāÞĢčĬĪŜęĈºÙÕ ĉ停止ËÑh二次側電源出力電圧Â低下ÏāÞôÕĢčĬ ĪŜęĈ開始Ïā動作Ĉ繰Ā返Íh間欠動作Ĉ行¼g 300 FA5571 å出力電流 2.4 A äņčŜıÝ間欠動作ŋsIJ á移行ÏāÕ÷改善効果Â出ÜÅāg 出力電流 0.1 A ôÝ低下ÏāÞhAC 入力電圧 230 V 時 á FA5571 å 効 率 81.5 %hFA5573 Ý å 76.7 % Þ à Ā 周波数低減方式åh周波数Â数 kHz ôÝ低下ÏāÞIJ 5 % 程度ä差Â現Ăāg間欠動作方式ä場合h間欠周期Ĉ ŕčŜ電圧ä共振振動Â減衰ÍhĨsŜēŜ時äIJŕčŜ 長ÅÏāÉÞÝ単位時間¸ÕĀäĢčĬĪŜę回数Ĉ極端 電圧Â高ÅàĀ 1 回¸ÕĀäĢčĬĪŜę損失Â増加Ïāg á下ÈāÉÞÂÝÃāÕ÷h出力電流Â小˺場合áþĀ 間欠動作方式åh間欠動作時ø低ºIJŕčŜ電圧ÝĨsŜ 効果的ÞàāgÕÖÍh間欠方式å前述äþ¼á音鳴Āá ēŜËÑā擬似共振動作Ĉ継続ËÑāÕ÷ĢčĬĪŜę損 ÚºÜä注意Â必要ݸāg 失å少àºgÍÁÍh間欠動作方式å間欠動作ä周波数 図 8 á待機時ä入力電力Þ AC 入力電圧ä関係Ĉ示Ïg 可聴域áàāÞhıŒŜĢÂ音鳴ĀÍúϺ޺¼課題 出力無負荷時å全 AC 入力電圧範囲Ý入力電力 160 mW ¸āg 以下h出力負荷条件 0.7 W ä場合Ýø周波数低減h間欠動 作ä両方式Þøá全 AC 入力電圧範囲Ý入力電力 1 W 以 . 効率・待機電力特性 図 7 á電源出力電流Ĉ 0.01 A Áÿ定格 5 A ôÝ変化Ë 下á抑¾ÿĂÜÀĀh負荷Â軽º待機時á周波数低減方式 Ýø最終的á間欠動作ĨčŀÞ同ÎĢčĬĪŜę回数ôÝ äęŒľÂ AC 入力電圧 ÑÕÞÃä効率Ĉ示Ïg 図 7(a) 下Âāþ¼á調整ÏāÉÞÝ低待機電力ä電源Ĉ構成Ïā äęŒľÂ AC 入力電圧 230 V 時ä特性Þ 115 Vh 図 7(b) ÉÞÂÝÃāg àÙÜÀĀhFA5571 Þ FA5573 Ĉ比較Íܺāg 出力電流 5 A ä定格負荷ä場合åhFA5571 Þ FA5573 あとがき å同Î動作状態äÕ÷ 87 % 以上ä高効率Ý差å見ÿĂà ºg Í Á Íh 出 力 電 流  小 Ë º 軽 負 荷 ä 場 合 á å 前 述 ä 低待機電力擬似共振電源 ICFA5571 ĠœsģáÚ ºÜ紹介ÍÕgÉĂÿä IC å低ķčģj低待機電力Ĉ重 þ¼á間欠動作Ĉ行¼ FA5571 ä方Â周波数低減動作ä 視ÍÕĢčĬĪŜę電源á適ÍÜÀĀh今後ø低待機電力 FA5573 þĀø高º効率Ĉ維持ÝÃāÉÞÂ分Áāg 図 化îä要求å高ôÙÜÅāÞ考¾ÿĂāÕ÷h市場要求á 7(b) ä AC 入 力 電 圧 230 V ä 効 率 特 性 Ý åhFA5573 å 対応ÍÕ電源 IC ä製品開発h系列化Ĉ進÷ܺÅ所存Ý 出力電流Â小˺Þ直線的á効率Â低下Ïāäá比ïh ¸āg ( 38 ) 富士時報 6OL.O 臨界型 PFC 電流共振統合電源 IC「FA5560M」 特 集 園部 孝二}ÓäïeɼÎ~ 陳 建}×ĉeÇĉ~ 手塚 伸一}ÜÛÁeÍĉº×~ まえがき 製品の概要 近年h地球環境ä悪化á伴ºh電気製品全般Ýä省đĶ Éä製品ä主à用途åh低ķčģj高効率ÝœŋĜŜÁ ŔėsÂ重要ÞàÙÜÃܺāgôÕh電力変換ä際á発 ÿä信号ÝĢĨŜĹč動作á切Ā替ąā液晶įŕļ用電源 生Ïā高調波電流Â他ä機器áøÕÿÏ影響Â問題Þà٠ݸāg液晶įŕļå薄型化j低価格化Â進ĉݺāÕ÷h ÜÀĀh高調波電流規制Â行ąĂܺāg 電源áå部品削減áþā省ĢŃsĢ化j低ĜĢı化Â要求 Éäþ¼à背景ä中h高調波電流Ĉ抑¾āÕ÷áċĘ ËĂāg įČĿľČŔĨ方式Â使ąĂhēľŒčŜĜŜĹsĨÝå 従来å臨界型 PFC 制御 IC Þ電流共振制御 IC å別々ä 高効率j低ķčģä電流共振方式ä採用Â増¾ÚÚ¸āg IC ݸÙÕgôÕh起動回路ÞĢĨŜĹč機能Ĉ外付Ç ÓÉÝhċĘįČĿľČŔĨ回路用á使ąĂܺā臨界 回路Ý構成ÍܺÕÕ÷部品点数Â多Åh基板面積Â大à 型 PFC}Power Factor Correction~制御 IC Þh高効率j ÅhĜĢıÂ高ÅàāÞº¼問題¸ÙÕgËÿáh臨界 低ķčģä電流共振制御 IC Ĉ統合ÍÕ臨界型 PFC 電流 型 PFC 制御 IC Þ電流共振制御 IC Â別々ä IC ݸÙÕ 共振 統合電源 ICFA5560MĈ開発ÍÕäÝÓä概要 Õ÷h起動j停止ĠsĚŜĢ用ä部品追加Â必要ݸÙÕg Ĉ紹介Ïāg 図 1 á FA5560M ä電源構成Ĉ示Ïg臨界型 PFC 制御 ICh電流共振制御 ICh起動回路hĢĨŜĹč回路Ĉ 1 個 図 ä IC á統合Íh部品削減áþā省ĢŃsĢ化j低ĠĢį 電源構成 ʼnĜĢı化Â可能ݸāgôÕhPFC 部Þ電流共振部ä 起動j停止ĠsĚŜĢĈ内蔵ÍÜÀĀh電源設計Â簡易Ý 従来の電源構成 + 起動回路 ¸āg 図 2 á製品ä外観Ĉ示ÏgĺĬĚsġåh20 ĽŜSOP + 臨界型 PFC-IC スタンバイ 回路 }Small Outline Package~ݸāg 電流 共振 IC + 製品の特徴 電圧検出 製品ä主à特徴Ĉ以下á示Ïg スタンバイ 信号 臨界型 PFC 制御 IC Þ電流共振制御 IC ä統合電源 IC g 統合電源 IC の電源構成 500 V 耐圧起動回路内蔵 g + + 図 FA5560M の外観 統合電源 IC FA5560M + 電圧検出 スタンバイ 信号 園部 孝二 陳 建 手塚 伸一 ĢčĬĪŜę電源制御 IC ä開発 ĢčĬĪŜę電源制御 IC ä開発 ĢčĬĪŜę電源制御 IC ä開発 á従事g現在h富士電機İĹčĢ á従事g現在h富士電機İĹčĢ á従事g現在h富士電機İĹčĢ įĘķŖġs株式会社半導体開発 įĘķŖġs株式会社半導体開発 įĘķŖġs株式会社半導体開発 営業本部開発統括部İČĢĘœs 営業本部開発統括部İČĢĘœs 営業本部開発統括部İČĢĘœs ıjIC 開発部g ıjIC 開発部g ıjIC 開発部g ( 39 ) 富士時報 6OL.O 臨界型 PFC 電流共振統合電源 IC「FA5560M」 電流Ĉ供給ÍàÂÿhL1 ä電流å減少ÏāgôÕÉä間h ĢĨŜĹč機能内蔵 g 補助巻線ä電圧ø反転ÍŀŒĢä電圧Â発生Ïāg 起動j停止ĠsĚŜĢ内蔵 g T3 ( 3) 特 集 gUVLO}Under Voltage Lock Out~ēŜÍú値電 圧 15 VhēľÍú値電圧 9 V L1 ä電流Â完全áĥŖá戻āÞ L1 ä電圧å回路中ä寄 ĿŒďŜċďı}低入力電圧~保護機能内蔵 g 生äĜŜİŜĞÞ共振Í急速á低下Ïāg同時á L1 á設 20 ĽŜSOP g ÇÕ補助巻線ä電圧 6sub ø急速á低下Ïāg ĢĨŜĹč時áå PFC 部ä動作Ĉ停止ËÑh電流共振 部å間欠動作Ĉ行ºĢĨŜĹč電力ä削減Ĉ図Ùܺāg 図 PFC 部のスイッチング動作タイムチャート ĿŒďŜċďı時áå PFC 部äĢčĬĪŜę動作Ĉ停止 Íh素子ä発熱ú破壊Ĉ防Æg I L1 インダクタ電流 動作説明 I PFC ドレイン電流 図 3 á FA5560M ä電源回路Àþé IC äĿŖĬĘ図Ĉ 示Ïg CUR.comp. 出力 以下á PFC 部Þ電流共振部ä動作Ĉ説明Ïāg . PFC 部の動作 PFC_OUT 端子 PFC 部å電流臨界ŋsIJÝ動作ÏāgÉä IC å発振器 Ĉ使用ÑÐh自励発振Ĉ応用ÍÕ臨界ŋsIJÝĢčĬĪŜ I DO ダイオード電流 ę動作Ĉ行¼g基本回路構成Ĉ 図 3 ä PFC 部á示ÏgĢ čĬĪŜę動作äĨčʼnĪŌsıĈ図 4 á示ÏgÓä動作 V PFC ドレイン電圧 Ĉ以下á説明Ïāg T1 ( 1) MOSFET QPFC ÂēŜÏāÞhčŜĩĘĨ L1 ä電流å Vsub ĥŖÁÿ上昇Ïāg T2 ( 2) Éä電流Â乗算器 MUL ä出力Ý決定ËĂā電流ĜŜ ZCD.comp. 出力 ĺŕsĨ CUR.comp. ä基準á達ÏāÞ R-S ľœĬŀľ Ŗ Ĭ ŀ á œ Ĥ Ĭ ı 信 号  入 ĀhQPFC å ē ľ Ï āgQPFC t1 t2 t3t4 ÂēľÏāÞhL1 ä電圧å反転ÍhD0 Ĉ通ÍÜ出力側î 図 電源回路および IC のブロック図 PFC 部 I in 電流共振部 I L1 D0 L1 PFC 出力:385 V I Q2 PFC 電流共振統合電源 IC V sub I PFC PFC PFC_VCC AC90 ∼ 264V 共通 電流共振 I Q1 V G2 Q PFC V PFC C1 PFC_OUT PFC_ZCD PFC_IS STB BO S ZCD.comp. V th.zcd PFC_MUL 基準 電圧 S P1 S1 P2 S2 VO D2 I D2 Q1 12 V/1 A BO PWM _GND アブ ウラ BO トウ ン STB 24 V/7 A D1 V G1 V Q1 VW.comp. スタン STB バイ MUL PWM _OUT R Q PWM CUR.comp. _IS CUR.comp. PFC_COMP PFC_GND 内部 電源 Q R I D1 V P1 V Q2 PWM_VCC 起動 回路 PFC_FB Tr Q2 VH VREF PWM_FB P3 DC-DC コンバータ 12 V→5 V PWM_VW PC1 電圧検出 回路 PC2 スタンバイ信号 ( 40 ) 5 V/4 A 富士時報 6OL.O 臨界型 PFC 電流共振統合電源 IC「FA5560M」 T4 ( 4) 電圧Ý検出Íh制御 IC ä信号ŕłŔá変換Ïā回路ݸ Éä 6sub Â内部ä基準電圧 6th āg制御 IC áåh6P1 Â負Áÿ正îĥŖĘŖĢÏāĨč ňŜęĈ検出Íh短絡防止期間 4d Ĉ経Õä×á Q1 ĈĨs 立下ĀÝ R-S ľœĬŀľŖĬŀáĤĬı信号Â入力ËĂh ŜēŜËÑāg -zcd 再é QPFC ĈēŜËÑ次äĢčĬĪŜęĞčĘŔî移ā}T1 î戻ā~ g 出力電圧制御åh出力電圧調整回路ä信号Ĉ電圧指令 値ÞÍÜ制御 IC áľČsIJĹĬĘÍÜ行¼g制御 IC åh Óä電圧指令値Þh6P1 Â正Áÿ負îĥŖĘŖĢÏāĨč . 電流共振部の動作 ňŜęÁÿ時間á比例ÍÜ増加Ïā参照信号ÞĈ比較Íh 図 3 á示Ï電流共振部åh複合発振型電流共振ŋsIJÝ 出力電圧Â一定áàāþ¼á Q1 ĈĺŔĢ幅制御Ïāg ôÕhQ1 ēŜ時á 6P1 Â正Áÿ負îĥŖĘŖĢÏāĨ 動作ÏāgMOSFET}Metal-Oxide-Semiconductor Field -Effect Transistor~Q1 å IC Ý駆動ËĂā他励発振動作h MOSFET Q2 å絶縁ıŒŜĢ Tr ä補助巻線Ý駆動ËĂ ā自励発振動作Þàāg čňŜęĈ検出ÍÕ場合h強制的á Q1 ĈĨsŜēľËÑ ā機能Ĉ持ÙÜÀĀhQ2 ēľÞ Q1 ēŜä切換信号hÀ þé Q1 ēľÞ Q2 ēŜä切換信号Ĉ絶縁ıŒŜĢÁÿä 絶縁ıŒŜĢå一次巻線 P1 Þ二次巻線 S1hS2 ÞĈ疎 指令ÞÍÜ受ÇāgÓäÕ÷ēŜ信号ÁÿäİĬIJĨčʼn 結合ÞÍÜ比較的大Ã÷ä漏ĂčŜĩĘĨŜĢĈ持ÕÑÕ Ĉ設ÇÜÀÇæ共振åÐĂáþā貫通電流Â発生Íàºg 設計ÞÍh漏ĂčŜĩĘĨŜĢÞĜŜİŜĞ Cr ä直列共 振回路áþĀ電流共振動作ĈÏāgQ2 ä駆動巻線 P2 Þh . 起動シーケンス IC ä制御電源Ĉ供給Ïā制御電源巻線 P3 å P1 Þ密結合 通常hĢĨŜĹč電力削減äÕ÷hĢĨŜĹč時áńı ÞÍÕ設計ÞÍhÀäÀä P1 ä電圧á比例ÍÕ電圧Ĉ発 ĔŀŒ PC2 Ĉ消灯ËÑhPFC 動作Ĉ停止Ïā構成ÞÏāg 生ËÑāg駆動巻線 P2 Þ MOSFET Q2 äěsı端子Þ ÍÁÍàÂÿh低入力電圧ä定格負荷起動ä条件Ýh電流 ä間á接続Íܺā抵抗ÞĩčēsIJåhěsı電圧Ĉ 共振部Â供給ÝÃā電力Â少àÅh二次側出力Â上昇Íà ĨsŜēŜ時áå緩úÁáhĨsŜēľ時áå高速á変化 ºÕ÷hńıĔŀŒÂ点灯ÑÐhIC ÂĢĨŜĹč状態Þ ËÑāÉÞáþĀhQ1 Þ Q2 Â同時áēŜÍÜ短絡電流 誤判定ÍÜÍô¼問題¸āg従来åh対策ÞÍÜ追加回 Â流ĂāäĈ防Æþ¼設定Ïāg 路Â必要ݸÙÕg 本製品Ýåh起動時á二次側出力電圧Â上昇ÏāôÝ ĢčĬĪŜę動作ĨčʼnĪŌsıĈ図 5 á示Ïg 制御電源巻線 P3 á並列á接続ÍÕ抵抗ÞĩčēsIJä PFC 部Â動作ÏāĠsĚŜĢĈ内蔵Íh追加回路àÍÝ 回路åh絶縁ıŒŜĢ一次巻線電圧 6P1 Ĉ間接的á P3 ä 定格負荷起動á対応Íܺāg 図 図 電流共振部のスイッチング動作タイムチャート V P2 , V G2 0 起動シーケンス(定格負荷起動の場合) スイッチオン V GS(th) V P2 V G2 AC 入力 デッドタイム T d UVLO 解除 V G1 0 VCC オン 基準電圧 基準電圧, 信号値 0 VCC 端子電圧 VCC オフ 信号値 V Q2 PFC スイッチング波形 V Q1 V Q1 , V Q2 385 V 0 I Q1 I Q2 PFC 出力 I Q1 ,I Q2 0 電流共振 スイッチング波形 V P1 V P1 , V P3 0 V P3 制御電圧まで上昇 24 V 電流共振出力 I D1 I D2 動作モード判定 I D1 ,I D2 動作モード 判定信号 0 状態Ⅰ ⅡⅢ Ⅳ 通常モード スタンバイ モード ⅤⅥ ( 41 ) 特 集 ôÝ低下ÏāÞhĥ Ŗ電流検出器 ZCD.comp. ä出力Â反転ÏāgÉä出力ä 富士時報 6OL.O 臨界型 PFC 電流共振統合電源 IC「FA5560M」 図 6 á定格負荷起動時ä起動ĠsĚŜĢĈ示ÏgĢčĬ ĪēŜÁÿ VCC 端子電圧Â上昇ÍhUVLO ēŜÍú値 二次側出力Â制御電圧á達ÍÕ後áhĢĨŜĹčŋsIJÁ 定格負荷Ĉ含ö通常ŋsIJÁä判定Ĉ行¼g čĬĪŜęÂ開始ÏāgPFC 出力電圧ä上昇ÞÞøá電 電源特性 流共振部Â出力側á供給可能à電力Â増¾āÕ÷h二次 側出力電圧 24 V ä制御電圧ôÝ上昇Í安定動作Þàāg 図 3 ä電源回路ä電源特性Ĉ測定ÍÕ結果Ĉ以下á示Ïg 電源ä主à仕様å次äÞÀĀݸāg 図 入力電圧kAC90 v 264 V g PFC 部の入力電流波形 定格出力k24 V/7 Ah12 V/1 Ah5 V/4 A g 最大電力k200 W g 図 7 å AC100 V 入力Àþé AC240 V 入力Ýä定格負荷 AC115 V 2 A/div 出力ä入力電流波形ݸāg入力電流波形å入力電圧Þ同 様á正弦波ÞàÙܺāg 図 効率の入力電圧依存性 AC230 V 1 A/div 90 AC230 V 効率(%) 88 4 ms/div 86 AC115 V 84 82 80 78 76 図 定格負荷時力率特性 0 50 100 150 200 250 出力電力(W) 1.00 0.98 図 スタンバイ電力の入力電圧依存性 力率 0.96 1.0 スタンバイ電力(W) 0.94 0.92 0.90 50 100 150 200 250 300 入力電圧(V) P o =200 mW 0.8 0.6 0.4 0.2 0 50 100 150 200 250 300 入力電圧(V) 図 定格負荷時効率特性 90 88 効率(%) 特 集 電圧ä 15 V ôÝ上昇ÏāÞhPFC 部Þ電流共振部äĢ 表 電源評価結果 86 条 件 結 果 AC90∼240 V 定格負荷 0.95以上 AC90∼240 V 定格負荷 84%以上 AC115/230 V入力 20∼100%負荷 82%以上 AC90∼264 V 200 mW負荷 0.9 W以下 84 力 率 82 80 効 率 78 76 50 100 150 200 入力電圧(V) ( 42 ) 250 300 スタンバイ電力 富士時報 6OL.O 図 8 á定格負荷ä力率特性Ĉ示ÏgAC90 v 240 V ä範 臨界型 PFC 電流共振統合電源 IC「FA5560M」 ĢĨŜĹč電力用途ä電源ÞÍÜ適用可能ݸāg 囲Ý力率 0.95 以上ݸāg あとがき 特 集 図 9 á定格負荷効率ä入力電圧依存性Ĉ示ÏgAC90 v 240 V ä範囲Ý効率 84% 以上ݸāg 図 á AC115 V Þ AC230 V Ýä効率ä入力電圧依存性 Ĉ示Ïg20 % 以上ä負荷Ý効率 82% 以上ݸāg 図 á負荷 200 mW 時äĢĨŜĹč電力ä入力電圧依 存性Ĉ示ÏgAC90 v 240 V ä範囲Ý 0.9 W 以下ݸāg 表1á電源評価結果Ĉ示Ïg定格負荷時ä力率 0.95 以上h 臨界型 PFC 電流共振統合電源 ICFA5560Mä概要 áÚºÜ紹介ÍÕgÉä IC åh高力率j高効率j低ĢĨ ŜĹč電力Ýh部品削減áþā小型化j低ĜĢı化Â必要 à液晶įŕļ用電源á適ÍÕ仕様ݸāg製品用途áþĀ 期待ËĂā特性ú動作ĠsĚŜĢÂ異àāÕ÷hÓĂÔĂ 定格負荷á対Í負荷 20 % 以上Ýä効率 82% 以上h0.2 W ä製品用途á最適化ÍÕ統合電源 IC Ĉ系列化Íh市場ä 負荷ÝäĢĨŜĹč電力 0.9 W 以下Ý高力率h高効率h低 要求á応¾ÜºÅ所存ݸāg ( 43 ) 富士時報 6OL.O 高効率降圧コンバータ IC「FA7743N」 特 集 大和 誠}ÀąeôÉÞ~ 山田谷 政幸}úôÖúeôËüÃ~ 一岡 明}º×ÀÁe¸Ãÿ~ 1á示Íh特徴Ĉ以下á述ïāg まえがき 近年hľŒĬıįŕļá代表ËĂāİġĨŔ家電ä急速 . IC の特徴 電源回路á対ÍÜåh高効率化h構成部品点数ä削減h à普及ú産業用市場ä拡大á伴ºh12 v 24 V ä電圧Áÿ ä降圧ĜŜĹsĨä需要Â急速á拡大ÍÜÃܺāg製品 高信頼性化h低電圧化ä要求Â強Å求÷ÿĂܺāgÉĂ ä高効率化h小型化h高信頼性出力電圧ä低電圧化áå降 ÿä要求á応¾āÕ÷hIC å以下ä特徴Ĉ持Ùܺāg 高効率j小型化 ( 1) 圧ĜŜĹsĨä対応Â必要ÞàÙܺāg É Ă ô Ý 富 士 電 機 Ý åh 入 力 電 圧 45 Vh 発 振 周 波 数 内蔵Ïā降圧ĜŜĹsĨäĢčĬĪŜę素子ÞÍÜĸč 400 kHzh1.5 A 出 力 ä ĺ Ř s MOSFET}Metal-Oxide- ĞčIJ n ĪŌĶŔ MOSFET Ĉ採用ÍÕg従来ä p ĪŌ Semiconductor Field-Effect Transistor~Þ PWM}Pulse ĶŔ MOSFET Ĉ用ºÕ場合á比ïÜĺŘs MOSFET ä Width Modulation~制御回路ĈŘŜĪĬŀ化ÍÕ降圧非 面積Ĉ小ËÅÏāÉÞÂÝÃh入力容量Ĉ削減ÏāÉÞ 同期整流ĜŜĹsĨ IC ä製品化Ĉ行ÙÜÃÕg ÝÃāgÉĂáþĀ効率改善Àþé高周波動作Ĉ可能ÞÍh 今回h市場要求á対応ÏāÕ÷h従来機種þĀ高効率化h 高周波化h高信頼性化h低電圧化Àþé外付Ç部品削減Ĉ 小型ĺĬĚsġä採用Â可能ÞàÙÕg 部品点数削減 ( 2) ĢčĬĪŜę素子ÞÍÜĺŘs MOSFET Ĉ同一ĪĬŀ 図āÕ÷h45 V 耐圧h低ēŜ抵抗äĺŘs MOSFET Ĉ 用ºÕĸčĞčIJ n ĪŌĶŔ MOSFET 内蔵h位相補償内 蔵h電流ŋsIJ制御hĻĔĬŀ動作Ĉ採用ÍÕ高信頼性製 表 FA7743Nの電源仕様 品ä降圧ĜŜĹsĨ ICFA7743NĈ開発ÍÕäÝhÓ ä概要Ĉ紹介Ïāg 製品の概要 項 目 電源(VCC端子)電圧 9∼45 V 出力電圧設定 外部設定 最大負荷電流 1.5 A 動作周波数(固定) 今回開発ÍÕ FA7743N ä外観Ĉ 図 1h電源ä仕様Ĉ 表 図 降圧コンバータ IC の外観 500 kHz 許容損失 3.9 W 周囲温度 −20∼+85 ℃ 回路方式 降圧非同期整流モード パワーMOSFET駆動方式 ハイサイドNMOS駆動 イネーブル機能 L:動作 H:待機 スタンバイ電流 10 A 位相補償 内蔵位相補償 ソフトスタート タイマラッチ 保護回路 外付け容量にて時間設定 内蔵にて時間設定 低電圧保護 6.5 V 過電流保護 3. 5 A 過熱保護 パッケージ 145 ℃ Epad-SOP8 (エクスポーズドパット付き) 大和 誠 山田谷 政幸 一岡 明 ĢčĬĪŜę電源制御 IC ä開発 電源 IC ä設計開発Ĉ経Üh電源 ĢčĬĪŜę電源制御 IC ä開発 á従事g現在h富士電機İĹčĢ İĹčĢä企画h開発á従事g現 á従事g現在h富士電機İĹčĢ įĘķŖġs株式会社半導体開発 在h富士電機İĹčĢįĘķŖ įĘķŖġs株式会社半導体開発 営業本部開発統括部İČĢĘœs ġs株式会社半導体開発営業本部 営業本部開発統括部İČĢĘœs ıjIC 開発部g 営業統括部営業推進部g電気学会 ıjIC 開発部g 会員g ( 44 ) 仕 様 富士時報 6OL.O 図 機 種 従来機種 効 率 90.7 % 88.6 % 動作周波数 500 kHz 120 kHz 位 相 補 償 2個 4個 短 絡 保 護 ヒカップ+タイマラッチ タイマラッチ 最低動作電圧 V in =6.0 V V in =9.0 V SS ENB VREF CREG ON/OFF UVLO VREG BOOST Hicup control Soft start Slope compen -sation Oscillator TSD Current sense Σ á内蔵ÍÕñÁh位相補償hĿsıĢıŒĬŀ用ĩčēs + IJĈ内蔵Íh外付Ç部品点数Ĉ削減ÍÕg OTA IN − + − S R VCC OCP PWM logic control Q Comparator High side driver Sense MOS OUT 信頼性 ( 3) Timer latch SCP 負荷短絡時áĻĔĬŀ動作áþĀ出力Ĉ停止Àþé再起 GND 動ËÑāÉÞÝh電源Ĉ保護ÏāgôÕh万Â一整流用ä ĩčēsIJÂ外ĂÕ場合áåhÓĂĈ検知Í電源動作Ĉ停 止ÏāÉÞáþĀ IC Àþé電源回路ä破損Ĉ防止Íܺ āg 定ËĂÕ電流値Ĉ超¾Õ場合hĢčĬĪŜęĈēľËÑā 出力ä低電圧化 ( 4) 内部基準電圧ä低電圧化áþĀh出力電圧Ĉ 1.0 V ôÝ 設定可能ÞÍÜ負荷ä低電圧化Ĉ実現Íܺāg 従来機種Þä比較 ( 5) ĺŔĢĹčĺŔĢ式過電流制限回路Ĉ内蔵ÍܺāgËÿ áÉä過電流状態Â一定回数連続ÍÕ場合hSS 端子ä外 付ÇĜŜİŜĞÝ設定ËĂā期間åĢčĬĪŜęĈ休止Ë ÑhÓä後ĦľıĢĨsı動作áþĀ再起動ÏāĻĔĬŀ FA7743N å従来機種á比ïh 表 2 á示Ïþ¼á電源回 式過電流制限回路Ĉ採用ÍÕg内蔵ĨčŇŒĬĪĔďŜĨ 路ä高効率化h部品点数ä削減h高信頼性化h低電圧化 áþā設定時間内åh過電流状態Â解除ÏāôÝÉä一連 可能ÞàÙÕg ä動作Ĉ繰Ā返Ïg ÉĂáþĀ過電流Â発生ÍhĨčŇŒĬĪáþÙÜĢ . 動作説明 čĬĪŜęÂ停止ÏāôÝĢčĬĪŜęÂ継続ÏāÞhĢ 図 2 á内部ĿŖĬĘ図Ĉ示ÍhÓä詳細Ĉ以下á述ïāg čĶsĿŔ回路}ENB 端子hON/OFF~ ( 1) ENB 端子Ĉ制御Í外部信号áþĀ電源出力ä起動j停 čĬĪŜę素子Â過熱ÏāÉÞĈ防Ä高信頼性Ĉ実現ÍÜ ºāg ĨčŇŒĬĪ式出力短絡保護回路}Timer latch SCP~ ( 6) 電源回路ä出力Â短絡àßÝ一定時間低下Ĉ継続ÍÕ場 止Ĉ設定ÏāÉÞÂÝÃāg停止時å消費電流Ĉ 10 A á抑¾āg 合áĢčĬĪŜęĈ停止ËÑāÕ÷hĨčŇŒĬĪ式短絡 ĦľıĢĨsı回路}SS 端子hSoft start~ ( 2) 起動時ä DC-DC 保護回路Ĉ内蔵Íܺāg出力電圧Ĉ帰還Ïā IN 端子電 ĜŜĹsĨ回路äŒĬĠŎ電流h出力 圧 0.6 V 以下ä状態 65 ms 以上継続ÏāÞĢčĬĪŜ 電圧äēsĹĠŎsıĈ抑制Ïā回路ݸāgđŒsċ ęĈ停止ËÑāgÉäĨčŇŒĬĪä設定時間å内部Ý Ŝŀä非反転入力á接続ËĂā基準電圧Ĉ SS 端子áþĀ 固定ËĂܺāgĨčŇŒĬĪáþāĢčĬĪŜę停止後 0 V Áÿ 0.8 V ôÝ徐々á上昇ËÑāÉÞáþĀ実現ÍÜ åh電源電圧ôÕå ENB 端子ä再投入}ēľ ēŜ動 ºāgÉä動作å SS 端子áĜŜİŜĞĈ接続ÏāÖÇÝ 使用ÝÃhÓä容量áþĀ任意á時間Ĉ設定ÏāÉÞÂÝ 作~áþĀ再起動Â可能ݸāg 低電圧保護回路}UVLO~ ( 7) Ãāg đŒsċŜŀ回路}IN 端子hOTA~ ( 3) 0.8 V+ −1 % ä基準電圧Ĉ非反転ÍÜ入力Íh電源出力電 圧Ĉ帰還Íܺā IN 端子Ĉ反転ÍÜ入力Í制御Ĉ行ÙÜ 電源電圧低下時ä回路誤動作Ĉ防止Ïā機能ݸāg入 力電圧上昇時å 6.5 V 以下h降下時å 5.5 V 以下ÝĢčĬ ĪŜę出力Ĉ停止Ïāg 過熱保護回路}TSD~ ( 8) ºāg位相補償å内蔵ÍÜÀĀhđŒsċŜŀä出力端子 å設Çܺàºg 発振器回路}Oscillator~ ( 4) 発振周波数å 500 kHz Ý内蔵ÍÕĜŜİŜĞÞ抵抗Ý固 IC 動作中áĪĬŀ内ä温度上昇Ĉ監視Íh145 ℃以上Ý ĢčĬĪŜęĈ停止Í出力電圧å低下Ïāg温度 95 ℃ ôÝ低下ÏāÞhĦľıĢĨsıáþĀ出力電圧å再起動 Ïāg 定Íܺāg ĺŔĢĹčĺŔĢÀþéĻĔĬŀ回路}SS 端子h ( 5) 応用回路例 Soft start hHicup control~ ĢčĬĪŜę時äĸčĞčIJ n ĪŌĶŔ MOSFET á流 Ăā電流Ĉ監視ÍhĢčĬĪŜę周期ÊÞá IC 内部Ý設 . 回路構成 FA7743N ä応用回路ä一例Ĉ 図 3 á示Ïg入出力äĜ ( 45 ) 特 集 FA7743N 項 目 FA7743N の内部ブロック図 Dmin 従来機種との比較 Set pulse 表 高効率降圧コンバータ IC「FA7743N」 富士時報 6OL.O 図 高効率降圧コンバータ IC「FA7743N」 FA7743N の応用回路例 特 集 Vin Vo L 9∼45 V 1 VCC OUT 8 2 ENB BOOST 7 CB CV CIN R6 CS 4 GND Low:enable C1 R1 R4 R2 CREG 6 3 SS ENB 5 V/1.5 A IL IN 5 D1 CR CO R3 GND GND D1 図 ダイオード SD863-06 (富士電機製) CR セラミックコンデンサ 0.1 F R3 チップ抵抗 10 kΩ L コイル 22 H CV セラミックコンデンサ 0.1 F R4 チップ抵抗 1 kΩ CIN セラミックコンデンサ 47 F CS セラミックコンデンサ 0.022 F R5 チップ抵抗 680 kΩ CO セラミックコンデンサ 10 F×2個 CB セラミックコンデンサ 0.1 F R6 チップ抵抗 22 Ω C1 セラミックコンデンサ 220 pF R1 チップ抵抗 51 kΩ C2 セラミックコンデンサ 1,000 pF R2 チップ抵抗 1.5 kΩ FA7743N の電源効率特性 図 FA7743N の起動波形 100 V in =12 V 5 V 出力設定 95 V in =24 V OUT V in =36 V 効率(%) 90 Vo 85 80 75 SS 70 図 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 I out(A) 1.2 1.4 1.6 FA7743N のロードレギュレーション ËÿáĸčĞčIJ n ĪŌĶŔ MOSFET 駆動用äĩčēs IJĈ IC á内蔵ÍܺāÕ÷h外付Ç部品Ĉ削減ÍÜ省Ģ 1.0 V in =12 V 5 V 出力設定 0.5 ŃsĢĈ実現Íܺāg V in =24 V V in =36 V V out(%) 0 . 図 4 åhFA7743N ä出力電圧 5 V 設定時ä電源効率 −0.5 特性ݸĀh最大 90.7 % Ĉ達成Íܺāg −1.0 図 5 åh同Î条件Ýä出力電圧ä負荷電流依存性ݸĀh −1.5 −2.0 効率特性・ロードレギュレーション 負荷電流 1.5 A Ýø最大−0.7 % Þ良好à特性Ĉ得ܺāg 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 I out(A) 1.2 1.4 1.6 . ソフトスタート電源起動 図 6 áhFA7743N ä出力電圧起動波形Ĉ示Ïg出力電 圧}Vo~åĦľıĢĨsı}SS~áþĀh緩úÁá定格 ŜİŜĞåÏïÜĤŒňĬĘĜŜİŜĞĈ採用Íh小型化 出力電圧ôÝ上昇ÏāgÉäĦľıĢĨsı時間å入力ä Àþé高信頼性Ĉ実現Íܺāg一部ä位相補償Ĉ内蔵Íh 電源電圧á依存ÑÐ一定Þàāg ( 46 ) 富士時報 6OL.O 図 高効率降圧コンバータ IC「FA7743N」 定回数繰Ā返ÍÕ後áĢčĬĪŜęÂ停止Íh同時á SS FA7743N のヒカップ動作波形 端子á接続ËĂÕĜŜİŜĞä放電Â開始ÏāgĜŜİŜ 絡Â解除ËĂܺāÕ÷hĦľıĢĨsıáÜ再起動Ĉ行 OUT Vo º出力å定格電圧á復帰Ïāg . タイマラッチ停止 図 8 áhFA7743N ä出力電圧ÂĨčŇŒĬĪ時間以上 出力短絡 短絡Ĉ継続ÍÕÞÃä波形Ĉ示Ïg出力短絡後hĨčŇ SS ŒĬĪ時間ĈĔďŜıÍܺā間åhĻĔĬŀ動作áÜ間 欠的áĢčĬĪŜęĈ行¼ÂhÉä間á出力短絡Â解除Ë ĂàºÕ÷hĨčŇŒĬĪ時間Â経過後áĢčĬĪŜęå 停止Íh電圧出力ø停止ÏāgÉĂáþĀh短絡Â継続Í Õ場合Ýøh電源回路å安全á停止Ïāg 図 FA7743N のタイマラッチ動作波形 あとがき 65 ms 新 規 á 開 発 Í Õ 45 V 耐 圧 ä ĸ č Ğ č IJ n Ī Ō Ķ Ŕ OUT MOSFET Ĉ内蔵Íh1.5 A 出力ä降圧ĜŜĹsĨ IC ä概 要Ĉ紹介ÍÕg Vo SS İġĨŔ家電ä急速à普及úh通信Àþé産業用市場ä 拡大áþĀÉĂÿä機器ä電源ÞÍÜh小型化h高効率化h 高信頼性化ä要求Â今後ôÏôÏ高ÅàÙܺÅÞ考¾ÿ Ăāg富士電機Ýå本製品ä市場展開áþĀhÉĂÿä市 IL 場ä要求á応¾ÜºÅ所存ݸāg 参考文献 藤 井 優 孝h 米 田 保i1 Ī Ō Ķ Ŕ 出 力 降 圧 型 DC-DC Ĝ Ŝ ( 1) ĹsĨ ICi富士時報ivol.79, no.5, 2006, p.402-404. . ヒカップ動作 図 7 áhFA7743N ä出力電圧Â一時的á短絡Í復帰Ï 山田谷政幸h佐々木修i降圧同期整流ĜŜĹsĨ ICi富 ( 2) 士時報ivol.80, no.6, 2007, p.420-423. āÞÃä波形Ĉ示ÏgĺŔĢĹčĺŔĢä過電流保護Ĉ一 ( 47 ) 特 集 ĞĈ放電後h再充電j再放電動作Ĉ行Ùܺā間á出力短 富士時報 6OL.O 携帯機器用マルチチャネル電源 IC「FA7763R」 特 集 遠藤 和弥}¾ĉß¼eÁÐú~ 大和 誠}ÀąeôÉÞ~ 一岡 明}º×ÀÁe¸Ãÿ~ 降圧ĜŜĹsĨä 4 ĪŌĶŔ分å同期整流方式á対応ÍÕg まえがき 高効率j高周波動作á対応 ( 3) 近年hİġĨŔĢĪŔĔŊŒúļİēĔŊŒàßä携帯 降圧ĜŜĹsĨäĢčĬĪŜę素子ÞÍÜhĸčĞč 機器ä小型化h軽量化h高機能化Â進ĉݺāgÓä電源 IJ n ĪŌĶŔ MOSFET Ĉ採用ÍÕg従来ä p ĪŌĶŔ ݸā DC-DC ĜŜĹsĨøh低電圧化h小型化h軽量化h MOSFET á比ïhĺŘs MOSFET ä面積Ĉ小ËÅÝÃh ĹĬįœsáþā長時間動作äÕ÷ä高効率化h低消費電 入力容量Ĉ低減Í高周波動作á対応ÍÕg ĢĨŜĹč機能 ( 4) 流化ÂôÏôÏ要求ËĂܺāg 特áİġĨŔĢĪŔĔŊŒúļİēĔŊŒáÀºÜåh 高機能化á伴ÙÜ電圧ä異àā多出力系統ä安定ÍÕ電源 ĢĨŜĹč時ä消費電流å 1 A 以下Ĉ実現ÍÕg 保護機能 ( 5) ĦľıĢĨsı機能 (a) Â要求ËĂܺāg 起動時ä出力ĜŜİŜĞîäŒĬĠŎ電流Ĉ抑制Ïāg 富士電機ÝåÉĂôÝøh携帯機器向Çá PWM}Pulse Width Modulation~方式äŇŔĪĪŌĶŔ出力ä DC-DC (b) UVLO}Under Voltage Lock Out~ ĜŜĹsĨ制御 IC Ĉ数多Å開発ÍÜÃÕg今回ÉĂÿä 市 場 要 求 á 対 応 Í Üh ĺ Ř s MOSFET}Metal-Oxide- 電源電圧低下時ä回路誤動作Ĉ防止Ïāg ĨčŇŒĬĪ式短絡保護 (c) Semiconductor Field-Effect Transistor~Ĉ内蔵ÍÕ 7 ĪŌ ĶŔ出力ä DC-DC DC-DC ĜŜĹsĨä各ĪŌĶŔ出力電圧Â短絡Ý一 ĜŜĹsĨ ICFA7763RĈ開発Í 定時間低下ÍÕ場合áh全ĪŌĶŔäĢčĬĪŜęĈ停 ÕäÝhÉÉáÓä概要Ĉ紹介Ïāg 止ËÑāg 過電流保護 (d) 製品の概要 表 FA7763Rの主な仕様 今回開発ÍÕ FA7763R ä外観Ĉ 図 1 áh主à仕様Ĉ 表 1á示Íh特徴Ĉ以下á述ïāg 動作電源範囲 ( 1) œĪďʼnčēŜĹĬįœs 2 ĤŔäñÁhþĀ低電圧ä ċŔĔœ乾電池 4 本ä電源áø対応ÍÕg 外部設定 基準電圧 1,00 V±1% 動作温度範囲 1 ソフトスタート 内部固定 UVLO 過熱保護 過電圧保護(CH5, CH7) パッケージ A以下 2.6 V 84 ms固定 パルスバイパルス 140 ℃ 27 V Epad-QFN56 (エクスポーズドパッド付き) 遠藤 和弥 大和 誠 一岡 明 ĢčĬĪŜę電源 IC ä開発á従 ĢčĬĪŜę電源制御 IC ä開発 ĢčĬĪŜę電源制御 IC ä開発 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ á従事g現在h富士電機İĹčĢ á従事g現在h富士電機İĹčĢ ķŖġs株式会社半導体開発営業 įĘķŖġs株式会社半導体開発 įĘķŖġs株式会社半導体開発 本部開発統括部İČĢĘœsıj 営業本部開発統括部İČĢĘœs 営業本部開発統括部İČĢĘœs IC 開発部ŀœŜĠĺŔđŜġĴ ıjIC 開発部g ıjIC 開発部g ċg ( 48 ) 裏面 4W −20∼+85 ℃ スタンバイ電流 保 タイマラッチ式短絡保護 護 機 能 過電流保護(CH1∼CH6) 表面 500∼1,200 kHz 許容損失 6 ĪŌĶŔ分Â電流ŋsIJ制御方式ÝhËÿáÓä¼× FA7763R の外観 仕 様 4∼10 V 出力電圧 スイッチング周波数 7 ĪŌĶŔ出力Þ同期整流h電流ŋsIJá対応 ( 2) 図 項 目 入力電圧 富士時報 6OL.O 携帯機器用マルチチャネル電源 IC「FA7763R」 電流ŋsIJ制御áÀºÜhĢčĬĪŜę MOSFET á 部品点数ä削減 ( 6) ĢčĬĪŜę素子Þ同期整流素子ݸāĺŘs Â過電流ŕłŔĈ超¾Õ場合hĢčĬĪŜęĈēľËÑ MOSFET Ĉ IC á内蔵ÏāÞÞøáhĿsıĢıŒĬŀ用 āg ĩčēsIJø内蔵Íh外付Ç部品点数ä削減Ĉ図ÙÕg 過熱保護 (e) ĺĬĚsġ ( 7) 56 ĽŜ QFN}Quad Flat Non-lead~ĺĬĚsġÝĽŜ IC ĪĬŀä温度上昇Ĉ監視Íh140 ℃以上ÝŒĬĪÍ 間隔 0.4 mm Ĉ採用ÍhŅİČĞčģ 7 mm×7 mmh厚Ë Ü全ĪŌĶŔäĢčĬĪŜęĈ停止Ïāg 過電圧保護 ( f) 0.9 mm Ĉ実現ÍÕgôÕh放熱性á優ĂÕ裏面ĺĬIJ付 ĪŌĶŔ 5h7 ä昇圧ĪŌĶŔåh27 V 以上ä出力過 ÃÞàÙܺāg 電圧ÝŒĬĪÍÜĢčĬĪŜęĈ停止Ïāg 内部ブロック図および応用回路例 TL7 TL6 TL5 TL3 VCC TL4 Vbat TL2 VREG TL1 図 CNT1 CNT4 電源 VREG 制御電源 タイマラッチ GND UVLO OV5 TSD OV7 基準電圧 オンオフ 制御 & シーケンス SEL4 CNT5 SEL6 CNT7 (VREF=1.0 V) CH1,2,3 オンオフ CH4 オンオフ CH4 モード設定 CH5,6 オンオフ CH5,6 起動・停止の 順序設定 CH7 オンオフ RT 発振器 TL1 Vr1 IN1 エラー アンプ − コンパレータ OC1 + FB1 VS1 PVC1 VREG − − + S R CH1:降圧 ドライバ 1 Q OC1 1.2 V (300 mA) Vr1 OUT1 電流モード 同期整流 PGND1 スロープ 補償 VS2 TL2 Vr2 IN2 − + FB2 PVC2 VREG OC2 − − + S R CH2:降圧 ドライバ 2 Q OC2 OUT2 電流モード 同期整流 1.5 ∼ 1.8 V (300 mA) Vr2 スロープ 補償 VS3 TL3 Vr3 IN3 − OC3 + FB3 PVC3 VREG − − + S R CH3:降圧 ドライバ 3 Q OC3 3.0 ∼ 3.6 V (500 mA) Vr3 OUT3 電流モード 同期整流 PGND3 スロープ 補償 VS4 TL4 Vr4 IN4 − OC4 + FB4 PVC4 VREG − − + S R CH4:降圧 Q OC4 スロープ 補償 ドライバ 4 OUT4A 電流モード 同期整流 OUT4B 3.0 ∼ 3.6 V (300 mA) Vr4 TL5 Vr5 OUT5 IN5 − OC5 + FB5 S R Q VS5 12 ∼ 18 V (50 mA) 電流モード PGND5 − VS6 + コンパレータ IN6B − FB6 CH5:昇圧 ドライバ 5 OC5 スロープ 補償 TL6 IN6A Vr6 − − + エラー アンプ OC6 − − + S R Q 電流モード OUT6 −6 ∼−9 V (100 mA) Vr6 OC6 スロープ 補償 + CH6:反転 ドライバ 6 TL7 OUT7 FB7 Vr7 IN7− IN7+ 電流設定値 コンパレータ エラー アンプ − ドライバ 7 − CH7:昇圧 VS7 電圧モード + + OV5 OV7 OVP5 OVP7 12 ∼ 24 V (25 mA) PGND5 VS7 コンパレータ − + オフ タイマ Vr7 VS5 VS5 SW5 Vr5 SW7 Rs ( 49 ) 特 集 流Ăā電流Ĉ監視ÍhĢčĬĪŜę周期ÊÞáÉä電流 富士時報 6OL.O 携帯機器用マルチチャネル電源 IC「FA7763R」 力端子 OUT4A Þ OUT4B Ĉ接続ÍÜ降圧同期整流回路 Ĉ構成ÝÃāg 動作説明 特 集 SEL4 端子Ĉ Hi á設定ÏāÞh図 4 á示Ïþ¼á SEPIC 図 2 á内部ĿŖĬĘ図Þ応用回路例Ĉ示ÏgôÕh表 2 方式ä昇降圧回路Ĉ構成ÏāÉÞÂÝÃāg áĪŌĶŔ制御仕様Ĉ示Ïg以下á 7 ĪŌĶŔÓĂÔĂä 動作áÚºÜ述ïāg àÀhÉäÞÃĸčĞčIJ出力 OUT4A åēsŀŜÞ Ïāg ċŔĔœ乾電池 4 本äþ¼áh入力電源電圧ÂĪŌĶŔ . チャネル 1,2,3 の動作 4 ĜŜĹsĨ出力電圧近Åúh¸āºåÓĂ以下ä低電圧 ĪŌĶŔ 1h2h3 å電流ŋsIJ制御ä降圧同期整流回路 ݸāg最大負荷電流åhĪŌĶŔ 1h2  300 mAhĪŌ Þàāþ¼àċŀœĚsĠŐŜÝåhÉä昇降圧ŋsIJ 有効ݸāg ĶŔ 3  500 mA ݸāg ß×ÿäŋsIJø最大負荷電流å 300 mAhĦľıĢ 起動j停止åh図 3 á示Ïþ¼á CNT1 端子áþÙÜ行 Ĩsı時間å 10 ms ݸāg ąĂāgCNT1 端子ĈĸčŕłŔ}Hi~áÏāÞhôÐ内 部制御電源 VREG Â起動Íh続ºÜĪŌĶŔ 1hĪŌĶŔ . チャネル 5,6 の動作 2hĪŌĶŔ 3 ä順序ÝhÓĂÔĂ 10 ms äĦľıĢĨs ĪŌĶŔ 5 å昇圧回路hĪŌĶŔ 6 å極性反転回路ݸ ı時間Ý起動ÏāgàÀhCNT1 端子ä Hi åĹĬįœs āg最大負荷電流åhĪŌĶŔ 5  50 mAhĪŌĶŔ 6  電 源 Ĉ 直 接 入 力 Ý Ã āg 停 止 時 å CNT1 端 子 Ĉ Ŗ s ŕ 100 mA ݸāg łŔ}Lo~áÏāÞhôÐĪŌĶŔ 3 Â停止Íh続ºÜ ĪŌĶŔ 5h6 ä起動j停止åh図 5 á示Ïþ¼á CNT ĪŌĶŔ 2hĪŌĶŔ 1 ÂÓĂÔĂ 20 ms 時間差Ý停止Íh 5 端子Ý共通á制御ËĂāgôÕhĪŌĶŔ 6 ä起動j停 ĪŌĶŔ 1 ä停止Áÿ 20 ms 後á内部制御電源 VREG  止順序å SEL6 端子Ý切Ā替¾āÉÞÂÝÃāg 停止ÍhĢĨŜĹčŋsIJá移行Ïāg 図 5(a) á示Ïþ¼áhSEL6 端子Ĉ Hi á設定ÍÕ場合h ôÐĪŌĶŔ 5 Â起動ÍÓä後ĪŌĶŔ 6 Â起動ÏāgĦ . ľıĢĨsı時間åÓĂÔĂ 20 ms 固定ݸāg停止å チャネル 4 の動作 ĪŌĶŔ 4 å CNT4 端子Ý起動j停止制御ËĂhSEL4 端子Ý動作ŋsIJĈ切Ā替¾āÉÞÂÝÃāgSEL4 端子 ĪŌĶŔ 6 Â停止後h20 ms ä時間差ĈøÙÜĪŌĶŔ 5 Â停止Ïāg Ĉ Lo á設定ÏāÞh図 2 ä応用回路例á示Ïþ¼áh出 表 図 5(b) á示Ïþ¼áhSEL6 端子Ĉ Lo á設定ÍÕ場合h チャネル制御仕様 チャネル 出力端子 電流モード制御 対応 同期整流 対応 構成可能な コンバータ * 最大負荷電流 ソフトスタート 時間 CH1 OUT1 ○ ○ 降圧 300 mA 10 ms CH2 OUT2 ○ ○ 降圧 300 mA 10 ms CH3 OUT3 ○ ○ 降圧 500 mA 10 ms CH4 OUT4A OUT4B ○ ○,− 降圧,昇降圧 300 mA 10 ms CH5 OUT5 ○ − 昇圧 50 mA 20 ms CH6 OUT6 ○ − 極性反転 100 mA 20 ms CH7 OUT7 − − 昇圧 25 mA 10 ms オンオフ 制御端子 備 考 CNT1 CNT4 SEL4端子で切替え CNT5 CNT7 LED電流制御に対応 * ただし,パッケージの許容損失を超えないこと 図 チャネル 1,2,3 の起動・停止シーケンス 図 チャネル 4 の昇降圧モード設定 VREG Vbat CNT1 信号 SEL4 VREG 電圧 VS4 20 ms ドライバ 4 20 ms 10 ms CH2 出力電圧 OC4 20 ms CH3 出力電圧 10 ms 10 ms ( 50 ) PVC4 VREG CH1 出力電圧 電流モード 非同期整流 (SEL4=H) OUT4A OUT4B PGND3 CH4:昇降圧 3.0 ∼ 3.6 V (300 mA) Vr4 富士時報 6OL.O 図 携帯機器用マルチチャネル電源 IC「FA7763R」 チャネル 5,6 の起動・停止シーケンス チャネル 3 の効率特性 100 特 集 CNT5 信号 図 入力電圧 4 V 20 ms 電源効率(%) CH5 出力電圧 20 ms CH6 出力電圧 20 ms (a)SEL6=Hi の場合 90 入力電圧 7 V 80 入力電圧 10 V 70 f osc ( V OUT =3.3 V, =1 MHz, L =10 H) CNT5 信号 60 CH5 出力電圧 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 負荷電流(A) CH6 出力電圧 20 ms ĪŌĶŔ 7 å CNT7 信号ÂēŜäÞÃhIN7+端子ä電 (b)SEL6=Lo の場合 流設定値Ĉ 0.1 V 以下á設定ÏāÞĢčĬĪŜęĈ停止Ï āÉÞÂÝÃāgÉä状態Áÿ電流設定値Ĉ 0.1 V 以上á ĪŌĶŔ 5 Þ 6 Â同時á 20 ms äĦľıĢĨsı時間Ý起 上ÈāÞh通常äĦľıĢĨsı動作Ý起動Ïāg 動Ïāg停止øĪŌĶŔ 5h6 Â同時á停止Ïāg àÀhSEL6 端子信号ä Hi Þ Lo ä切替¾åhCNT5 信 ĪŌĶŔ 7 øĪŌĶŔ 5 Þ同様á昇圧回路ݸāäÝh ŖsIJĢčĬĪÞ過電圧保護回路Ĉ備¾Üºāg 号ä変化前áhĜŜĹsĨ動作中Ýø切Ā替¾āÉÞ ÝÃāgÍÕÂÙÜh起動時å SEL6 端子Ĉ Hi á設定Í . 効率特性 ÜĪŌĶŔ 5 起動後áĪŌĶŔ 6 Ĉ起動Íh停止直前á 効率特性ä例ÞÍÜh図 6 áĪŌĶŔ 3 ä負荷電流á対 SEL6 端子Ĉ Lo á切Ā替¾hĪŌĶŔ 5 Þ 6 Ĉ同時á停 Ïā VS3 電源端子ä電源効率特性Ĉ示Ïg出力電圧 3.3 V 止ËÑāÉÞøÝÃāg ĪŌĶŔ 5 ä昇圧回路áåh停止中á入力電源電圧Âč ŜĩĘĨÞĩčēsIJĈ通ÍÜ負荷側á出力ËĂāäĈ防 設定hĢčĬĪŜę周波数 1 MHz Ýh入力電圧 4Vh 7 Vh10 V ä場合Ĉ示Ïg入力電圧 7 V Ý負荷電流 0.2 A áÀºÜh電源効率 90 % 以上Ĉ達成Íܺāg 止ÏāÕ÷h負荷側áŖsIJĢčĬĪĈ設Çܸāg図 2 äĿŖĬĘ図Ýh端子 VS5 ÂŖsIJĢčĬĪä入力h端 あとがき 子 SW5 ÂŖsIJĢčĬĪä出力ݸāg ŖsIJĢčĬĪä入力端子 VS5 áå過電圧保護回路 携帯機器用ŇŔĪĪŌĶŔ電源回路á適ÍÕhĺŘs 設ÇܸĀh過電圧検出時å全ĪŌĶŔĢčĬĪŜęĈ停 MOSFET 内蔵ä 7 ĪŌĶŔ DC-DC ĜŜĹsĨ ICFA 止Ïāg 7763Rä概要Ĉ紹介ÍÕg Éä IC åh電流ŋsIJ制御ä降圧同期整流回路ú LED . チャネル 7 の動作 ĪŌĶŔ 7 åhLED ĹĬĘŒčıä電流制御á適ÍÕ 電圧ŋsIJ制御ä昇圧回路ݸāg最大負荷電流å 25 mA ä定電流制御回路á対応ÍÜÀĀh高周波動作Ý高効率電 源回路Ĉ構成ÏāÉÞÂÝÃhļİēĔŊŒàßä小型 化j高機能化á貢献ÝÃāg ÝĦľıĢĨsı時間å 10 ms ÞàÙܺāg起動j停止 制御å CNT7 端子Ý行¼g 図 2 ä応用回路例á示Ïþ¼áhLED Þ GND 間á電流 検出抵抗 Rs Ĉ接続ÍhÓä検出電圧 Vr7 ĈđŒsċŜŀ ä反転入力端子 IN7−á入力ÏāgđŒsċŜŀä非反転 入力端子 IN7+áå LED ä電流設定値Â入力ËĂh電流 参考文献 遠藤和弥i同期整流対応 6 ĪŌĶŔ DC-DC ĜŜĹsĨ制 ( 1) 御 ICi富士時報ivol.73, no.8, 2000, p.436-439. 山田谷政幸i小型 5 ĪŌĶŔ DC-DC ĜŜĹsĨ制御 ICi ( 2) 富士時報ivol.76, no.3, 2003, p.160-162. 検出信号 Vr7 ÂÉä電流設定値á一致Ïāþ¼制御Ïāg ( 51 ) 富士時報 6OL.O 高機能ワンチップイグナイタ 特 集 石井 憲一}ºÍºeÇĉº×~ 宮沢 繁美}õúÌąeÍÈõ~ 山本 毅}úôøÞeÚþÍ~ ļŎsĨŕĢčęĴĠŐŜĠĢįʼn}DLIS~ }図 2~î移 まえがき 行ÍÜÃÕg 電子化áþĀ次äþ¼à利点¸Āh車両性能ä向上á 富士電機åh自動車分野向Çä半導体İĹčĢÞÍÜh ŘŜĪĬŀčęijčĨú IPS}Intelligent Power Switch~ h ÚàÂāg ĺŘs IC àßäčŜįœġĐŜıĺŘsİĹčĢhĸč 点火ĨčňŜęä高精度à制御Þ最適化Ĉ行ºh燃 (a) ĿœĬIJ車用 IGBT}Insulated Gate Bipolar Transistor~ 焼ä効率化ÞÓĂá伴¼低燃費化Â可能ݸāg ŋ ġ Ŏ s ŔhBJT}Bipolar Junction Transistor~ ú (b) İČĢıœļŎsĨúĸčįŜĠŐŜĜsIJÂ不要 MOSFET}Metal - Oxide - Semiconductor Field - Effect ݸāäÝh機械的à接点部áÜ発生ÏāĢĺsĘá Transistor~ hIGBThFWD}Free Wheeling Diode~àß þā焼損ú配線ÝäđĶŔės損失Ĉ減少ÝÃāg äİČĢĘœsıİĹčĢh圧力ĤŜĞàß多Åä製品Ĉ 部品点数ä減少áþĀh信頼性向上úđŜġŜŔs (c) ʼn内ä省ĢŃsĢ化Â実現ÝÃāg 開発Íܺāg自動車用ä半導体İĹčĢåh一般ä半導 DLIS á適用ÏāĺŘsĢčĬĪåhđŜġŜ近傍á設 体製品þĀø厳ͺ環境Ý使用ËĂāäÝh耐環境性ú高 置ÏāäÝh温度ĢıŕĢh電気的ĢıŕĢh振動àß 信頼性Â求÷ÿĂܺāg 今回hđŜġŜä点火装置á用ºā高効率j高đĶŔ ä機械的ĢıŕĢáËÿËĂh一般的à半導体Þ比較ÍÜ ės点火方式á対応ÍÕh高機能ŘŜĪĬŀčęijčĨĈ 高耐熱性ú高信頼性Â求÷ÿĂāgôÕhECU}Electric 開発ÍÕäÝ紹介Ïāg Control Unit~Áÿä駆動Â容易Ýh高耐圧j大電流àß Â要求ËĂāgÉĂÿä要求á対Í富士電機Ýåh独自ä ĺŘs半導体技術úķďĸďá加¾hĺĬĚsġ技術h信 背 景 頼性技術Ĉ用ºhDLIS á対応ÏāčęijčĨĈ製品化Í 近年ä自動車åh安全性j快適性j省đĶŔės化ä要 ÕgËÿáhþĀ高度à制御úhčęijčĨ自身áø保 求á応¾āïÅh電子化Â加速度的á進ĉÝÃܺāgđ 護機能Ĉ持ÕÑÕĸčĿœĬIJ IC Ĉ開発Íh高機能化ø ŜġŜ点火装置øh法規制áþā排出ĕĢä抑制h低燃 図ÙÜÃÕgôÕhđŜġŜŔsʼn内ä省ĢŃsĢ化対応 費化àß性能ä向上ú環境îä配慮àßÂ求÷ÿĂܺ äÕ÷áh図 3 äþ¼áčęijčĨä小型化ø積極的á進 āg従来ä機械式İČĢıœļŎsĨčęĴĠŐŜĠĢį ÷ÜÃÕg čęijčĨĈ小型化ÏāÕ÷áh複数ĪĬŀÝ構成ÍÜ ʼn}DIS~ }図 1~Áÿh個別電子制御化áþāİČĢıœ 図 ディストリビュータイグニションシステム(DIS) イグニションコイル 図 ディストリビュータレスイグニションシステム(DLIS) イグニションコイル ハイテンションコード ECU バッテリー バッテリー ECU 点火プラグ パワースイッチ ( 52 ) ディストリビュータ パワースイッチ 点火プラグ 石井 憲一 宮沢 繁美 山本 毅 産業用 IGBThčęijčĨ用ŘŜ 産業用 IGBThčęijčĨ用ŘŜ 産業用 IGBThčęijčĨ用ŘŜ ĪĬŀ IGBT ä設計j開発á従事g ĪĬŀ IGBT ä設計j開発á従事g ĪĬŀ IGBT ä設計j開発á従事g 現在h富士電機İĹčĢįĘķŖ 現在h富士電機İĹčĢįĘķŖ 現在h富士電機İĹčĢįĘķŖ ġs株式会社半導体開発営業本部 ġs株式会社半導体開発営業本部 ġs株式会社半導体開発営業本部 開発統括部İČĢĘœsıjIC 開発統括部İČĢĘœsıjIC 開発統括部İČĢĘœsıjIC 開発部g 開発部g 開発部g 富士時報 6OL.O 図 高機能ワンチップイグナイタ イグナイタの外観 図 概略回路図 C 特 集 波形整形 回路 IGBT メイン G しきい値 回路 ハイブリッド IC 型 イグナイタ 電源センス 過熱検出 回路 ソフトオフ 回路 電流制限 回路 タイマ 回路 ワンチップ イグナイタ 10 mm 表 E 従来製品ä仕様Ĉ満足ÏāÖÇÝàÅhÉĂÿä新機能 イグナイタの比較 Ĉ追加Íh小型ĺĬĚsġݸā TO-220 ĺĬĚsġá ハイブリッドIC型 イグナイタ ワンチップ イグナイタ パ ッ ケ ー ジ TO-3P TO-220 ECU ÁÿäēŜ信号Ĉ制御回路ä電源ÞÏā方式 (a) 電 流 値 7A 10 A以上 Ĉ採用ÍÕg制御回路ä電源á安定ÍÕ専用電源Ĉ用 過電圧保護機能 ○ ○ ºāÞh4 端子以上äĺĬĚsġÂ必要ÞàĀh小型h 電流制限機能 ○ ○ 低ĜĢıäŊœĬıÂ生ÁÑàºgÓÉÝh図 4 á示 過熱保護機能 × ○ Ïþ¼áhčęijčĨäěsıá ECU Áÿ来āēŜ 分 類 項 目 ĪĬŀĈ収÷āÕ÷áh次ä 2 点Ĉ実施ÍÕg 信号Ĉh制御回路ä電源ÞÍÜ用ºÕ構成ÞÍÕg ºÕ従来äĸčĿœĬIJĨčŀäčęijčĨĈh自己分離 (b) 微細加工ŔsŔĈ適用ÍÕg 技術Ĉ用ºÜhIGBT Þ制御回路Ĉ同一 Si 基板上á形成Íh ŘŜĪĬŀ化ÍÕgÉĂáþĀh従来製品}ĸčĿœĬIJ 基本機能と性能 IC 型čęijčĨ~Þ比較ÍĺĬĚsġä小型化Â実現Ý g ÃÕ}表1~ . 電流制限機能 自動車ä基幹的役割Ĉ果ÕÏčęijčĨĈ含ö点火装置 電流制限機能åhIGBT äěsı電圧Ĉ正確áĜŜı ÞÍÜh従来ä性能j品質Ĉ満足ËÑÚÚh実車Ý想定Ë ŖsŔÍhđŜġŜ点火á必要à電流Ĉ確保ÍÚÚh過剰 ĂāËôÌôà電気的ĢıŕĢú条件á対ÍÜhčęijč à電流Ĉ抑¾āÕ÷ä機能ݸāgIGBT á流Ăā電流Ĉ Ĩ自身á保護機能Ĉ搭載ÍÕ製品Â必要ÞàÙÜÃܺāg 電圧変換Íh電流制限回路áþĀ IGBT äěsı電圧Ĉ正 ÓÉÝ今回h保護機能Ĉ強化ÍÕ高機能ŘŜĪĬŀčę ijčĨä開発Ĉ行ÙÕg 確áĜŜıŖsŔÍܺāgIGBT á通電ËĂā電流ä検 出方法åh消費電力Ĉ抑¾āÕ÷h図 4 á示Ïþ¼áŊč Ŝ IGBT á並列接続ÍÕ電流ĤŜĢ IGBT á流Ăā電流Ĉ 特 長 検出Ïā構成ÞÍh6CE}sat~Ĉ抑¾Üºāg ( 1) ôÕh富士電機独自ä波形整形回路áþĀh電流制限開 大電流ä通電Ĉ防止Ïā電流制限機能h高温時á自己遮 始時á発生ÏāĜŕĘĨ−đňĬĨ間電圧äēsĹĠŎs 断Ïā過熱検出機能Ĉ持Ú現行機種á対ÍÜh今回開発Í ı}ĜŕĘĨ電圧ä変動áþĀhĜčŔä二次側á発生Ï ÕŘŜĪĬŀčęijčĨÝåhĜčŔĈ含ö点火装置全体 ā電圧~Ĉ抑¾ÜºāÂhËÿá電流制限回路ä動作Ĉ最 Ĉ考慮Íh保護機能Ĉ強化ÍÕg主à機能å次äÞÀĀÝ 適化ÏāÉÞÝhĜŕĘĨ電圧ä変動Ĉ抑¾h効果Ĉ上È ¸āg g ܺā}図 5~ ĨčŇ機能k長時間ěsı電位上昇時áh¸ā一定 (a) 時間Ý自己遮断Ïā機能 . 過熱検出機能およびタイマ機能 (b) Ħľıēľ機能k過熱検出機能動作時ôÕåĨčŇ 過熱検出機能ÀþéĨčŇ機能åh万Â一ä異常時á備 動作時áh通常遮断þĀ緩úÁá電流Ĉ遮断ÍhĜč ¾Õ機能ݸāg何ÿÁä原因Ý連続信号øÍÅåÓĂá Ŕ二次側電圧Â上昇hđŜġŜ内ÝäĢĺsĘĈàÅ 該当Ïā入力Âěsıá¸ÙÕ場合hIGBT Â連続通電Í ÏÕ÷ä機能 続ÇāÉÞĈčęijčĨ自身Ý防止Ïā役割Ĉ果ÕÏg Íú値機能kķčģàßáþĀhěsıá電圧 (c) 具体的áåh過熱検出機能å IGBT ¸ā一定温度á到 ēŜ信号Þ関係àÅ発生ÍÜøhIGBT ÂēŜÍáÅ 達ÍÕ場合á動作ÏāgôÕhĨčŇ機能å¸ā一定時 ÅÍhķčģ耐性Ĉ向上ËÑÕ機能 間通電状態áàÙÕ場合hIGBT äěsıĈŀŔĩďŜÍh ( 53 ) 富士時報 6OL.O 図 高機能ワンチップイグナイタ 電流制限の波形 図 ソフトオフの波形 特 集 V 2(1 kV/div) V 2(1 kV/div) V 2=0.1 kV 電流制限開始 I C(5 A/div) I C(5 A/div) V CE(5 V/div) V CE(5 V/div) 〔電流を緩やかに遮断することにより,コイルの V 2 を抑制〕 二次側電圧 〔波形整形回路により,電流制限時にコイルの V 2を抑制〕 二次側電圧 図 過熱検出機能とタイマ機能の動作 . チップサイズ čęijčĨå主á ECU ôÕåĜčŔá実装ÍhđŜġ 過熱検出回路動作点 過熱 検出 温度 ŜŔsʼn内á設置Ïāg限ÿĂÕĢŃsĢ内á収÷āÕ÷ áåhčęijčĨĈ小ËÅÏā必要¸āgčęijčĨä 温度 高機能化äÕ÷ݸÙÜøĺĬĚsġĞčģĈ大ÃÅÏ āÉÞå避ÇàÇĂæàÿàºgÉäÕ÷h図 4 á示Ïþ ¼á従来機種ä設計思想Ĉ継承ÍÜhECU ÁÿäēŜ信 タイマ回路動作点 号Ĉ回路ä電源á使用Íh従来機能á加¾新機能ø正常á 動作ÝÃāþ¼á設計ÍÕgôÕhÓĂÞ同時á微細加工 ŔsŔĈ適用ÍhİĹčĢĞčģä縮小ø図ÙÕg タイマ時間 時間 あとがき チップ温度上昇が速い場合(実線) :過熱検出動作 チップ温度上昇が遅い場合(破線) :タイマ動作 今回h今後ä市場úÀ客様ä要求á対Íh現行量産品á 比ï保護機能Ĉ強化ËÑÕ自動車用ŘŜĪĬŀčęijčĨ 電流Ĉ遮断Ïāg ÉĂÿä機能áþĀh図 6 á示Ïþ¼á比較的短時間á 温度上昇Â見ÿĂā場合å過熱検出機能Â働Åg逆á温度 Ĉ開発ÍÕg自動車市場åþĀŘsŔIJŘčIJá広ÂÙÜ ºÅÉÞÁÿh今後øËÿàā要求Ĉ満足Ïā製品Ĉ開発 ÍܺÅ所存ݸāg 上昇Â遅º場合åĨčŇ機能Â働ÅÉÞáþĀhčęijč ĨÀþé点火ĠĢįʼn全体ĈþĀ確実á保護ÝÃāg 参考文献 Yoshida, K. et al. A Self-Isolated Intelligent IGBT for ( 1) . ソフトオフ機能 前述ä過熱検出機能úĨčŇ機能åh所定ä状態áàÙ Õ時点ÝčęijčĨá通電Íܺā電流Ĉ遮断ÏāgÉä Õ÷hECU ä信号áþÿÐá電流Â急激á変化ÍhÓĂ áþĀĜčŔ二次側電圧Â急激á変化Íh正規äĨčňŜ ę以外ä所ÝĢĺsĘÍÜÍô¼可能性¸āgÉĂá対 ÍÜhĦľıēľ機能å電流Ĉ遮断Ïā際áh電流変化Ĉ 緩úÁáÏāÉÞáþĀhßĉàĨčňŜęÝøĢĺsĘ Ĉ防止ÝÃāg図 7 áĦľıēľä波形Ĉ示Ïg ( 54 ) Driving Ignition Coils. Proceedings of the 10th ISPSD 1998. p.105-108. 竹 内 茂 行 ñ Ái 自 動 車 č ę ij č Ĩ 用 IPSi 富 士 時 報i ( 2) vol.72, no.3, 1999, p.164-167. 山本光俊ñÁi自動車用ŘŜĪĬŀčęijčĨ}F6008L~ i ( 3) 富士時報ivol.76, no.10, 2003, p.612-615. 逸見徳幸ñÁi自動車用ŘŜĪĬŀčęijčĨi富士時報i ( 4) vol.78, no.4, 2005, p.273-276. 富士時報 6OL.O 自動車向け高地補正用小型大気圧センサ 特 集 斉藤 和典}˺޼eÁÐäĀ~ 芦野 仁泰}¸ÍäeÃõèă~ 栗又 正次郎}ÅĀôÕÍý¼Îă¼~ 本稿Ýåh第 5 世代İġĨŔıœňŜę型圧力ĤŜĞ まえがき ĪĬŀĈ用ºÜh自動車Â高地Ĉ走行Ïā際ä高地補正用 自動車産業ä{環境|îä取組õåh欧州h米国h日本h 途ÞÍÜ用ºÿĂā ECU}電子制御ŏĴĬı~基板上á ċġċàß全世界áÀÇā規制強化ÞÞøá高ôĀĈ見 SMD}Surface Mount Device~搭載可能à小型大気圧Ĥ ÑÜÀĀh厳ͺ環境規制ĈĘœċÏāÕ÷áh自動車á ŜĞĈ開発ÍÕäÝhÉĂĈ紹介Ïāg 用ºÿĂāĠĢįʼnå日々高効率化h高精度化Â図ÿĂÜ ºāgôÕÓĂÿäĠĢįʼnáÀºÜh圧力Ĉ計測Íh制 大気圧センサの用途 御Ĉ行¼đŜġŜŇĶġŊŜıä重要性Â近年ôÏôÏ高 自動車用圧力ĤŜĞå一般的áhđŜġŜä電子燃料噴 ôÙÜÃܺāg 富士電機Ýå 1984 年á自動車用圧力ĤŜĞä量産Ĉ開 射ĠĢįʼnáÀºÜh最適à空燃比制御Ĉ実現ÏāÕ÷ä 始ÍÕg厳ͺĜĢıh精度äĴsģä変化á対ÍÜh独 吸気管内ä圧力測定á用ºāg一方h大気圧ĤŜĞå主á 自ä高信頼性回路技術Àþé高度àMEMS}Micro Electro 高地áÀÇā空燃比ä誤差Ĉ補正ÏāÕ÷á大気圧Ĉ測 Mechanical Systems~技術Ĉ提案ÏāÉÞáþÙÜ国内 定Íh標高ä高º地域Ýä走行ä際á空気Â薄ºÉÞáþ 外ä自動車Àþé二輪車á採用ºÕֺܺāg2007 年 ā酸素量ä不足Ĉ考慮ÍÕ空燃比制御Ĉ行¼用途Ý用ºāg Áÿå通算Ý第 5 世代目Þàā CMOS}Complementary 今回開発ÍÕ大気圧ĤŜĞä基本仕様Ĉ表1áh外形図Ĉ Metal-Oxide-Semiconductor~ŀŖĤĢáþāİġĨŔı 図 1 á示Ïg œňŜę型自動車用圧力ĤŜĞĈ量産中ݸāg 小型大気圧センサのパッケージ設計技術 大気圧センサの基本特性 絶対最大電圧 16.5 V 絶対最大圧力 490 kPa abs 保 存 温 度 −40∼+110 ℃ 使 用 温 度 −30∼+105 ℃ 使 用 圧 力 50∼120 kPa abs 出 力 範 囲 備 考 . 小型化設計 基板実装部品áÀÇāĺĬĚsġä小型化åh実装面 <1 min 図 大気圧センサの外形図 1 番ピンマーク ※3 0.5∼4.5 V *1 *2 インタフェース PU300 kΩ,PD100 kΩ ダイアグ領域 <0.2 V,>4.8 V ※4 ⑧ ① ⑦ ② ⑥ ③ ⑤ ④ 大気圧開放孔 1 mA シ ン ク 電 流 5.6 仕 様 項 目 10.5 端子番号 接続 ① VOUT ② VCC ③ GND ④ NC ⑤ NC ソ ー ス 電 流 0.1 mA 圧 力 誤 差 <3.0%FS ⑥ NC <1.5倍 ⑦ NC ⑧ NC 温 度 誤 差 JASO D00-87,CISPR 25, ISO11452-2,ISO7637 EMC検証済規格 7.4 4.55 表 *1 :Pull Up *2 :Pull Down *3:相対圧,フルスケール圧力は任意に変更可能 *4:VCC配線の断線,VOUT配線の断線を検知 斉藤 和典 寸法単位:mm 芦野 仁泰 栗又 正次郎 半導体圧力ĤŜĞä設計j開発á 半導体圧力ĤŜĞä設計j開発á 半導体圧力ĤŜĞä設計j開発á 従事g現在h富士電機İĹčĢį 従事g現在h富士電機İĹčĢį 従事g現在h富士電機İĹčĢį ĘķŖġs株式会社半導体開発営 ĘķŖġs株式会社半導体開発営 ĘķŖġs株式会社半導体開発営 業本部開発統括部İČĢĘœs 業本部開発統括部İČĢĘœs 業本部開発統括部İČĢĘœs ıjIC 開発部ŇĶsġŌsg電 ıjIC 開発部g ıjIC 開発部g 気学会会員g ( 55 ) 富士時報 6OL.O 自動車向け高地補正用小型大気圧センサ 特 集 積縮小ä効果Áÿh基板面積全体ä小型化Â可能ÞàĀh àßäĤŜĞ特性á影響Ĉ及òÏ可能性¸āgÍÕÂÙ ECU 製品全体äĜĢıáø大ÃÅ影響Ïā要素ÞàÙÜ ÜhĺĬĚsġ設計áÀºÜåhºÁáĪĬŀî応力Ĉ ÀĀhĺĬĚsġ開発á必須äċčįʼnÞàÙܺāg今 伝¾áź構造設計ĈÏāÁÂ鍵ÞàāgÓäÕ÷ FEM 回hĺĬĚsġä小型化Ĉ実現Ïāá¸ÕĀhĺĬĚs }有限要素法~解析Â非常á重要ݸĀhĺĬĚsġä応 ġ樹脂肉厚ä薄肉化hŅŜİČŜęčŜijs端子ä狭小 力解析Ĉ事前á行¼ÉÞÝĺĬĚsġ構造ä最適化Ĉ行Ù 化hôÕh端子ĽĬĪĈ狭小化}1.27 mm~ÏāÉÞÝ Üºāg実際á行ÙÕ解析å振動解析h耐圧解析h端子引 超小型化Ĉ実現ËÑÕg寸法Ýåh従来äĺĬĚsġ寸 抜Ã強度hĪĬŀ応力解析àßݸāgÉÉÝå熱応力解 法 11.5 mm}縦~ ×11.5 mm}横~ ×6.6 mm}厚õ~á対Íh 析h振動解析hĪĬŀ応力解析áÚºÜä例Ĉ図 4 á示Ïg 今 回 ä ĺ Ĭ Ě s ġ 寸 法 å 6.5 mm} 縦~ ×7.4 mm} 横~× 4.05 mm}厚õ~ÞàĀhÓä結果h実装面積áÚºÜå 従来比約 65 % 低減Íh高Ë方向Ĉ含÷Õ実装容積Ýå約 . 組立設計技術 ċŔňŘčōŅŜİČŜę ( 1) 76 % ä低減ÞàÙÕg従来ĺĬĚsġÞä外観Àþé大 圧力ĤŜĞĺĬĚsġ設計ä際åh組立工程ÝäċŔ ňŘčōŅŜİČŜę時äĺĬĚsġÞŅŜİČŜęĭs ÃËä比較Ĉ図 2 á示Ïg 内部構造ä基本構成áÚºÜå従来製品Þ同ÎݸāÂh Ŕ間ä干渉Ĉ考慮ÍÕ設計Ĉ実施ÍܺāgÉĂåhĺĬ ECU 基板上îäåĉÖ付ÇĈ目的ÞÍÕ金÷ÙÃœsIJ Ěsġä小型化á伴¼ŅŜİČŜęđœċä狭小化áþĀh ľŕsʼnÞĪĬŀ}ěŔ~面保護äÕ÷ä樹脂製äĖŌĬ ĺĬĚsġÞŅŜİČŜęĭsŔàßÂ非常á接近ÏāÉ ŀĈ付加ÍÕ構造ÞàÙܺāg図 3 á大気圧ĤŜĞä断 面構造Ĉ示Ïg . 図 FEM 解析の例 パッケージ解析技術 圧力ĤŜĞå圧力Ĉ応力ÞÍÜ感知Í電気信号î変換Ï ā半導体素子ݸāÕ÷h {応力ĤŜĞ|Þø言º換¾ā ÉÞÂÝÃāgÓäÕ÷応力á対Í敏感ÝhĺĬĚsġÁ ÿ受ÇāËôÌôà応力áþĀ温度特性úēľĤĬı電圧 図 現状の吸気圧用センサと大気圧センサの比較 ( =−200 ℃における応力図) Δt 吸気圧用圧力センサ (a)熱応力解析 小型大気圧センサ (振動二次モード変形図) 図 (b)振動解析 大気圧センサの断面構造 樹脂キャップ シリコーンゲル 熱溶着 アルミワイヤ センサチップ 樹脂ケース ガラス台座 シリコーン接着剤 金めっきリードフレーム ( 56 ) (200 kPa 印加時のチップ応力図) (c)チップ応力解析 富士時報 6OL.O 図 自動車向け高地補正用小型大気圧センサ ボンディング干渉シミュレーションの例 図 インパルス溶着前後の外観比較 特 集 溶着前 ツール 溶着後 ケース ÞÝ干渉Ĉ起ÉÏ危険性Â増大ÏāÁÿݸāgÓäÕ あとがき ÷hŅŜİČŜę不良áÚàÂāÉÞĈ設計段階Áÿ回避 ÍÜÀÅ必要¸āg製品設計å三次元 CAD Ý行Ùܺ āäÝh作成ËĂÕŋİŔĈ利用ÍÕg図 5 á示Ïþ¼áh 本稿Ýåh自動車用小型大気圧ĤŜĞä概要áÚºÜ説 明ÍÕg環境保護îä関心Â高ôÙܺā中Ýh自動車Ĉ CAD 中ÝĪĬŀÞĺĬĚsġäŅŜİČŜę部Þä間Ýh ĜŜıŖsŔÏāĠĢįʼnä高度化j高性能化Â進öáÚ ĭsŔŋİŔĈ実際äŅŜİČŜę軌跡Ĉ通āþ¼á動作 Ăh今後ø圧力ĤŜĞä要求ŕłŔå高ÅàāÉÞÂ予想 Ĉ再現ËÑhĺĬĚsġÞä干渉ĈĪĐĬĘÍÜ設計段階 ËĂāgËÿàā高精度Ý高品質à製品開発Ĉ継続Íh世 Ýä組立時äœĢĘĈ回避Íܺāg 界ıĬŀŕłŔä技術î挑戦ÍܺÅ所存ݸāg ĖŌĬŀ接合 ( 2) 今回åĖŌĬŀÞĚsĢä接合áčŜĺŔĢ溶着技術Ĉ 適用ÍܺāgčŜĺŔĢ溶着Þåh急熱áþĀ樹脂Ĉ溶 融ËÑÓä後急冷áþĀ樹脂Ĉ固化ËÑāÉÞÝh気密接 合ËÑā熱溶着技術ä一Úݸāg 従来ä接着剤áþā接合方法ÝåĺĬĚsġä小型化á 伴º接着Íăä確保Â難ÍÅh十分à気密性ú接着強度Ĉ 得āÉÞÂ困難ݸÙÕÂh図 6 á示Ïþ¼áčŜĺŔĢ 参考文献 斉藤和典ñÁi第 5 世代İġĨŔıœňŜę型自動車用小 ( 1) 型圧力ĤŜĞi富士時報ivol.80, no.6, 2007, p.413-415. 上柳勝道ñÁi自動車用圧力ĤŜĞi富士時報ivol.76, ( 2) no.10, 2003, p.616-618. 上柳勝道ñÁi自動車用圧力ĤŜĞä要素技術i富士時報i ( 3) vol.76, no.10, 2003, p.619-621. 溶着技術Ĉ適用ÍÕäÝhÉĂÿä問題Â解決ÝÃÕg ( 57 ) 富士時報 6OL.O IGBT モジュールの損失・温度シミュレータ 特 集 高久 拓}ÕÁÅeÕÅ~ 五十嵐 征輝}ºÂÿÍeѺÃ~ 井川 修}ºÁąeÀËö~ まえがき 損失・温度シミュレータ Ver.4 の概要 ĺŘsđŕĘıŖĴĘĢ装置ä小型化j高密度化á伴Ù 損 失 Ġ ň Ŏ ŕ s Ĩ Ver.4 å 富 士 電 機 ä Web Ğ č ı Ü装置内部ä温度ÂôÏôÏ高ÅàÙÜÃÜÀĀhIGBT }http://www.fujielectric.co.jp/fdt/scd/index.html~ á À }Insulated Gate Bipolar Transistor~àßäĺŘs半導体 ºÜ公開ÍÜÀĀhÖĂÝø無償Ý利用ÏāÉÞÂÝÃāg 素子ä許容温度Â最大定格値Ĉ超¾àºþ¼à熱設計Â求 ÉäĠňŎŕsĨå Windows 2000 以上ä環境Ý動作Ïāg ÷ÿĂܺāgôÕh半導体素子å接合部温度 4j úĚs Ver.4 Ýå前ĹsġŐŜ}Ver.3~Þ比較ÍÜ以下ä機能 Ģ温度 4c ä変化áþā熱疲労¸Āh装置ä寿命j信頼 Â改善h追加ËĂܺāg 注 性áÁÁąÙÜÅāÕ÷h設計段階áÀºÜÉĂÿĈ十分 発生損失計算ä精度向上 (a) ( 1) 考慮Ïā必要¸āg最近ÝåhđŕłsĨúĞsŅàß (b) ěsı抵抗値ĈēŜhēľ個別á設定可能 加速j減速Ĉ頻繁á繰Ā返Ïþ¼à用途Ýä運転ĺĨsŜ ĪĬŀ直下ä 4chĻsıĠŜĘ温度 4f ä計算Â可能 (c) áÀÇā発生損失hĺŘsĞčĘŔ寿命計算àßä要望ø ŋsĨŖĬĘ}DC ŖĬĘ~時ä計算Â可能 (d) 高ôÙÜÀĀh高度à熱流体ĠňŎŕsĠŐŜàßĈ用º 実機ä運転ĺĨsŜĈ入力ÍÜ損失j温度計算Â可 (e) 能 Ðá簡易à熱抵抗ŋİŔÁÿ温度œŀŔĈ推定Ïā方法 ( 2) 必要ÞàÙÜÃܺāgÓÉÝ今回hčŜĹsĨ動作Ýä 温度œŀŔä計算úh負荷ĞčĘŔ動作Ýä計算Ĉ行¼Õ 図 1 á示Ïþ¼áhčŜĹsĨĈ一定条件Ý連続運転Í ÕÞÃä出力周期ÊÞä温度œŀŔĈ計算ÝÃāÖÇÝ ( 3) ÷áhIGBT ŋġŎsŔä損失ĠňŎŕsĨäĹsġŐŜ àÅh図 2 á示Ïþ¼áhčŜĹsĨä動作条件Â時間á ċĬŀ版}Ver.4~Ĉ開発ÍÕg 注Windowsk米国 Microsoft Corp. ä商標ôÕå登録商標 図 連続運転動作での損失・温度リプル計算例 図 負荷サイクルでの計算例 温度波形を表示 温度波形を表示 損失波形を表示 損失,周波数波形を表示 ( 58 ) 高久 拓 五十嵐 征輝 井川 修 ĺŘsđŕĘıŖĴĘĢä研究開 ĺŘsİĹčĢhĺŘsđŕĘı ĺŘs半導体ä設計開発á従事g 発á従事g現在h富士電機İĹč ŖĴĘĢ変換技術ä開発設計á従 現在h富士電機İĹčĢįĘķŖ ĢįĘķŖġs株式会社半導体開 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ ġs株式会社半導体開発営業本部 発営業本部開発統括部ŋġŎsŔ ķŖġs株式会社開発統括部ŋ 開発統括部ŋġŎsŔ開発部部長g 開発部g博士}工学~ g電気学会 ġŎsŔ開発部ŇĶsġŌsg工 博士}工学~ g電気化学会会員g 会員g 学博士g電気学会上席会員g 富士時報 6OL.O IGBT モジュールの損失・温度シミュレータ þÙÜ変化Ïāþ¼à運転ĺĨsŜÝø計算ÝÃāþ¼á 般的àĻsıĠŜĘä条件Ĉ自動Ý入力ÏāÉÞø可能 ݸāg次áh 図 5 ä画面áÀºÜhčŜĹsĨä動作 条件}出力電流h出力周波数hĖŌœō周波数h直流電 機ä IGBT ä適用設計á役立Ú便利à機能ø追加Íܺāg 圧h力率h変調率~ú変調方式}2 相変調øÍÅå 3 相変 調~ hIGBT 駆動条件}ěsı抵抗値~Ĉ入力Ïāgěs 損失・温度シミュレータの使用方法 ı抵抗値åĨsŜēŜÞĨsŜēľěsı抵抗Ĉ個別á設 損失ĠňŎŕsĨĈ起動ÏāÞ図 3 ä画面Â表示ËĂāg ĘĢĈēŜáÏāÉÞÝ DC ŖĬĘ状態Ýä損失Ĉ計算Ï 定ÏāÉÞÂÝÃāgôÕh {DC LOCK|äĪĐĬĘŅĬ čŜĹsĨá使用Ïā素子Â決ôÙܺā場合áåhIJ āg動作条件Ĉ入力後á計算実行ŅĨŜĈ押ÏÞh計算終 ŖĬŀĩďŜœĢıÁÿ IGBT ŋġŎsŔäĠœsģ名Þ 了後á図 1 á示Ïþ¼à結果表示画面Â自動的á表示ËĂ 型式Ĉ選択ÏāgôÕhčŜĹsĨ装置ä電源電圧ú容量 āgÉä画面Ýå IGBT Þ FWD}Free Wheeling Diode~ Áÿ推奨型式Ĉ選択ÏāÉÞøÝÃāg ä発生損失波形Àþé 4jh4ch4f ä温度波形Ĉ確認Ïā 損失ĠňŎŕsĨ Ver.4 ÝåhĻsıĠŜĘĈ考慮ÍÕ ÉÞÂÝÃāg 熱計算Ĉ行¼ÉÞÂÝÃāäÝh図 4 á示Ïþ¼áĻsı 負荷ĞčĘŔÝä計算Ĉ行¼場合áåh図 6 ä画面Ý区 ĠŜĘä熱抵抗特性Ĉ入力ÏāgĻsıĠŜĘÂ決ôÙÜ 間ÊÞäčŜĹsĨ動作条件Ĉ入力Ïāg動作ĺĨsŜĈ ºàº場合áåhčŜĹsĨ容量Ĉ入力ÏāÉÞÝh一 入力後h計算実行ŅĨŜĈ押ÏÉÞÝ計算Ĉ実行Íh図 2 図 図 使用 IGBT モジュールの選択 インバータ動作条件の入力 モジュール型式選択 変調方式を選択 推奨型式選択ボタン インバータ運転条件を入力 計算開始ボタン 図 ヒートシンク条件の入力 図 負荷サイクルの動作パターン入力 周囲温度を入力 インバータ容量から ヒートシンクを推定 負荷動作パターンを入力 ヒートシンクの 過渡熱抵抗値を入力 計算開始ボタン ( 59 ) 特 集 àÙÕgÉĂáþĀh従来版þĀø装置ä実動作á基Ûº Õ発生損失j温度計算ÂþĀ正確áàÙÕgôÕh富士電 富士時報 6OL.O IGBT モジュールの損失・温度シミュレータ ĢčĬĪŜę損失 0onh0offh0rr åĢčĬĪŜę時ä電 á示Ïþ¼à計算結果画面Ĉ自動的á表示Ïāg 流値áÀÇā 1 回¸ÕĀäĢčĬĪŜęđĶŔės %onh %off h%rr ÞĖŌœō周波数 Fc Áÿ算出Ïāg 特 集 熱設計計算フロー 0on=%on · Fc . 0off=%off · Fc 熱設計の手順 0rr=%rr · Fc 一般的à熱設計ä手順åhåÎ÷á回路方式Þ動作条件h 使用Ïā IGBT ŋġŎsŔh冷却体Ĉ決定ÍhÓĂÿä発 ěsı抵抗値 2g Â異àā場合áåhĢčĬĪŜę損失 生損失}熱量~Ĉ算出Ïāg次áhÉä発生損失Ĉ熱抵抗 äěsı依存性曲線ä値Áÿ比例換算Ĉ行¼gôÕh各Ģ ŋİŔá代入ÏāÉÞáþÙÜ各部ä温度上昇Ĉ算出Ï čĬĪŜę損失å DC œŜĘ電圧 6dc á比例ÏāÞõàÍ āgÉäÞÃ発生損失ú温度上昇Â製品仕様Ĉ満ÕËຠÜ換算Ïāg 以上äþ¼áhĖŌœō周期ÊÞá損失Ĉ計算Íh1 周 場合áåh再é条件Ĉ見直ÍÜ繰Ā返Í計算Ïā必要¸ āg図 7 á損失計算ĠňŎŕsĨäčŜĹsĨ回路áÀÇ ā IGBT ŋġŎsŔÝ発生Ïā損失j各部Ýä温度ä計 図 損失波形・温度波形の算出 算ľŖsĪŌsıĈ示Ïg連続運転時ä温度œŀŔĈ計算 ÏāŋsIJÞ実機運転ĺĨsŜä負荷ĞčĘŔ計算Ĉ行¼ IC キャリヤ波 ŋsIJÞ¸āgàÀhĠňŎŕsĨå次ä前提Ý損失計 (a) 算Ĉ行Ùܺāg g正 弦 波 電 流 出 力 ä 三 相 PWM}Pulse Width Modu- φ lation~čŜĹsĨ装置ݸāÉÞ IGBT 電流 三角波比較áþā PWM 変調ݸāÉÞ g . (b) 発生損失の計算 IGBT 発生損失 (c) ĠňŎŕsĨÝåh図 8(a) v á示Ïþ¼á各ĖŌœō (c) 周期ÊÞá IGBT ä電流値 )c Ĉ求÷h)c ä値ÞŋġŎs P on P sat P off キャリヤ周期 ごとに平均化 ŔäİsĨĠsıá記載ËĂܺā損失特性İsĨÁÿ発 生損失}IGBT 定常損失 0sathFWD 定常損失 0fhĨsŜ (d) IGBT 損失波形 P IGBT ēŜ損失 0onhĨsŜēľ損失 0offh逆回復損失 0rr~Ĉ算出 熱抵抗モデル から算出 ÍܺāgÉäĠňŎŕsĨáå富士電機Â販売Íܺā IGBT 温度上昇 T j IGBT ŋ ġ Ŏ s ŔhIPM}Intelligent Power Module~ ä 特性İsĨ}出力特性hĢčĬĪŜę損失特性h熱抵抗特 T(j-c) Tc (e) 性~Â近似関数ÞÍÜİsĨłsĢ化ËĂܺāg T(c-f) Tf 定 常 損 失 0sat Þ 0f åh č Ŝ Ĺ s Ĩ 出 力 電 流 値 )c Þ ŋ ġŎsŔä出力特性İsĨÁÿ導通損失Ĉ計算Ïāg 0sat=)c · 6ce}sat~· DUTY 0f=)f · 6f}1 · -DUTY~ 図 図 インバータの一次元熱抵抗回路モデル 6 アーム 熱設計計算フローチャート 1 アーム START START 発生損失の計算 フーリエ変換 温度上昇モデル (損失 × 熱抵抗値) 逆フーリエ変換 END P Tr T jTr T jD P D 損失計算 R th(j-c)Tr フーリエ変換 温度上昇モデル Tc, Tf を計算 Tc R th(j-c)D R th(c-f) Tf 逆フーリエ変換 R th(f-a) 出力周波数から T(j-c) を計算 Ta 過渡応答補正 P Tr = P sat + P on + P off P D = P f + P rr (a)連続動作 ( 60 ) END T jTr : IGBT の接合部温度 R th(j-c)Tr:IGBT チップ直下の熱抵抗 (b)負荷サイクル T jD : FWD の接合部温度 R th(j-c)D:FWD チップ直下の熱抵抗 富士時報 6OL.O 図 IGBT モジュールの損失・温度シミュレータ 過渡熱抵抗特性の等価回路による近似 図 負荷サイクル動作での温度計算 熱抵抗 R th(j-c) (K/W) FWD R th1 C th1 R th2 C th2 R th3 C th3 R th4 C th4 区間 1 (加速) IGBT 0.1 0.01 0.001 0.001 0.01 0.1 パルス幅 P W(s) 区間 2 (定速) 特 集 1 区間 3 (減速) インバータ出力電流(実効値) インバータ出力周波数 IGBT 発生損失(平均値) 1 期内Ýä発生損失波形Ĉ求÷āÉÞáþÙÜhčŜĹsĨ 温度波形 T jmax ä出力周波数áþā温度œŀŔĈ求÷ܺāg T(j-c) Tj . 熱抵抗モデル Tc Tf ĪĬŀÝä発生損失Ĉ算出ÍÕ後áhÓä値Ĉ熱抵抗ŋ İŔá代入ÍÜ各部ä温度 4jh4ch4f Ĉ計算Ïāg 図 9 á本ĠňŎŕsĨÝä三相čŜĹsĨä一次元熱抵抗ŋ ( 4) İŔĈ示ÏgĪĬŀÝ発生ÍÕ損失}熱~åh絶縁基板h ĚsĢhĻsıĠŜĘĈ介ÍÜ外気îÞ放出ËĂāgĚs 図 T (j-c)max のインバータ出力周波数特性 Ģ温度 4chĻsıĠŜĘ温度 4f åÓĂÔĂĪĬŀ直下Ý ä温度ÞÍÜ定義ÏāgôÕ周囲温度 4a å一定ÞÍÜ扱 ĠŐŜ−ĚsĢ間ä熱抵抗 2th}j -c~ äõݸÙÕÂhĚs Ģ温度 4c ÞľČŜ温度 4f Ĉ計算ÏāÕ÷áhĚsĢ− ĻsıĠŜĘ間ä熱抵抗 2th}c 抵抗 2th}f -a~ -f~ T(j-c)max ¼g以前ä損失ĠňŎŕsĨä熱抵抗ŋİŔåġŌŜĘ ÀþéľČŜ−周囲間熱 Ĉ直列á追加ÍÕg2th}c -f~ å一Úäċsʼn }IGBT Þ FWD ä組合Ñ~á対ÍÜä値ÞÍÜ定義ÍÜ f1 ºāgÍÕÂÙÜhĚsĢ−ĻsıĠŜĘ間Ýä温度上昇 åh }IGBT 損失+FWD 損失~ j2th}c -f~ Þàāg2th}f -a~ f2 周波数(Hz) å čŜĹsĨ回路全体á対Ïā値ÞÍÜ定義ÏāgÍÕÂÙ Ü 3 相分 6 素子ä IGBT Â一ÚäĻsıĠŜĘá搭載Ë 各区間ÊÞä発生損失Ĉ計算Ïāg1 動作ĞčĘŔä発生 ĂܺāÞõàÏäÝhĻsıĠŜĘá流Ă込ö熱量åh 損失波形Ĉ計算ÍhÉĂĈ 図 IGBT Þ FWD Ý発生Ïā損失ä 6 倍Þàāg āÉÞáþÙÜ温度上昇波形Ĉ計算Ïāg ôÕh過渡温度上昇Ĉ考慮ÍÕ温度上昇Ĉ計算ÏāÕ÷ áhÓĂÔĂä熱抵抗å 図 á示Ïþ¼á R Þ C ä並列 回路Ĉ四Ú直列á接続ÍÕ四次ä Foster Network 回路Ý ä熱抵抗ŋİŔá代入Ï ÕÖÍh4j äœŀŔĈÏïÜ計算Ïāáå膨大à時間 ÂÁÁāgÓÉÝh4j ä最大値äõĈ計算Ïāþ¼áÍ Ü計算量ä低減Ĉ図ÙܺāgÉäœŀŔ温度åh 図 表ÏgÉÉÝä R Þ C ä大ÃËåİsĨĠsı記載ä過 á示Ïþ¼á出力周波数á反比例Ïā関数ÞÍÜ近似Ýà 渡熱抵抗ä特性曲線Áÿ最小二乗法áþĀ算出ÍÕ値ݸ āäÝh¸ÿÁÎ÷Éä近似関数Ĉ求÷ÜÀºÕ関数Þ出 āgĠňŎŕsĨáåhÉĂÿä値ÂŋġŎsŔÊÞä 力周波数ÁÿǼ 4j c Ĉ算出Íܺāg - İsĨłsĢÞÍÜ登録ËĂܺāg あとがき 負荷サイクルでの計算 本稿ÝåhĹsġŐŜċĬŀÍÕ損失j温度ĠňŎŕs đŕłsĨàßäþ¼áh周期的á加速j減速Ĉ繰Ā返 ĨĈ紹介ÍÕgÉäĠňŎŕsĨåh一次元ä熱抵抗ŋİ Ïþ¼à場合Ýä損失j温度ĠňŎŕsĠŐŜĈ行¼ÉÞ ŔĈ用ºÜhĻsıĠŜĘø考慮ÍÕ熱設計úh運転ĺ ÂÝÃāgÉĂáþĀhþĀ実機ä動作á基ÛºÕ詳細à ĨsŜÂ時間áþÙÜ変化Ïāþ¼à負荷ĞčĘŔÝä計 設計Â可能Þàāg 算Â可能ݸāgàÀhÉäĠňŎŕsĨä計算ĺŒŊs 計算手順å連続運転動作ä場合Þ基本的á同Îݸāg 図 á示Ïþ¼áh¸ā運転ĺĨsŜĈ各区間á分割Íh ĨåhIGBT ŋġŎsŔäİsĨĠsıá記載ËĂܺā 値Ĉ使用ÍܺāgÉĂÿä値åŇsġŜĈ考慮ÍÕ最 ( 61 ) 富士時報 6OL.O IGBT モジュールの損失・温度シミュレータ 大値ݸĀhôÕ計算á用ºÜºā熱抵抗ŋİŔø簡略化 Dependent Electro - thermal IGBT Characteristics. IPEC ÍÕøäݸāÕ÷h実際ä値Þå異àā場合¸āgÍ Yokohama 1995, p.1128-1133. 特 集 ÕÂÙÜh実際ä使用時j設計時áå十分à検証Â必要 Nelson, J. J. et al. Fast thermal profiling of power ( 2) ݸāgÍÁÍàÂÿh本ĠňŎŕsĨĈ使用ÏāÉÞÝ semiconductor devices using Fourier techniques. IEEE IGBT İĹčĢä選択úh動作時ä温度上昇ä傾向Ĉ把握 Transactions on Industrial Electronics. vol.53, no.2, 2006, ÏāÉÞÂ可能ݸĀh製品設計ä初期段階á大変有用Ý p.521-529. ¸āäÝ大ºá活用ÍܺÕÖÃÕºg 田久保拡iIGBT ŋġŎsŔä損失ĠňŎŕsĠŐŜÞ放 ( 3) 参考文献 富 士 IGBT ŋ ġ Ŏ s Ŕ ċ ŀ œ Ě s Ġ Ő Ŝ Ň Ĵ Ŏ ċ Ŕi ( 4) 熱設計iıŒŜġĢĨ技術h2006 年 10 月号i Kraus, R. et al. Analysis and modeling of the Technology ( 1) ( 62 ) 2004-2. 富士時報 6OL.O 伝導性 EMI ノイズのモデリングと低減技術 特 集 陳 清}×ĉeӼѺ~ 高久 拓}ÕÁÅeÕÅ~ 五十嵐 征輝}ºÂÿÍeѺÃ~ ÍÕ低圧化ä電圧型ċĘįČĿľČŔĨĈ考案ÍÕg まえがき 一方hĜŜĽŎsĨ技術úĠňŎŕsĠŐŜ技術ä発展 近年h高速電力用半導体素子ä発展á伴ÙÜhĖŌœ áþĀh伝導性ķčģáÚºÜ忠実áŋİœŜęÍÜh高 ō周波数Â高周波化ÍhčŜĹsĨä小型化Â進ĉݺāg º精度ÝķčģŕłŔĈ予測ÏāÉÞÂ可能áàÙÕgÉ ÍÁÍh高周波ĢčĬĪŜęáþĀhŋsĨ巻線ä浮遊容 ĂáþĀh短時間ÝËôÌôà解析úķčģ抑制方法ä検 量Ĉ介ÍÜ接地線á流Ăā高周波漏Ă電流ú電磁障害Â問 討ÂÝÃāg h ( 4) ( 5) 題áàÙܺāgķčģä周波数 150 kHz v 30 MHz ä帯 本稿Ýåh伝導性ķčģäŋİœŜęÞhĠňŎŕs 域Ý問題Þàā伝導性ķčģä低減ä方式ÞÍÜåh主á ĠŐŜáþāķčģ低減技術ä解析hËÿáķčģ低減効 以下ä三ÚÂ検討ËĂܺāg 果ä実機áþā実験試験áÚºÜ紹介Ïāg ( 1) ĺĬĠĿ方式k受動部品äõÝ構成ËĂh共振現象 (a) á起因Ïā相電圧ú線間äĞsġ電圧Ĉ抑制ÏāgÍ 伝導性 EMI ノイズのモデリング化 ÁÍhĜčŔÂ小ËÅÝÃàºhŋsĨ中性点Â必要 . ÞºÙÕ欠点¸āg コモンモード漏れ電流の測定 ( 2) (b) 電流型方式k制御電流源Áÿh逆相ä電流Ĉ注入Í 図 1 áŋsĨ駆動čŜĹsĨ回路áÀÇāĜŋŜŋs Üh電源îä漏Ă電流Ĉ相殺ÏāgŖŜęĚsĿŔä IJ漏Ă電流ä流Ăā経路Ĉ示ÏgĜŋŜŋsIJ漏Ă電流 ÞÃá漏Ă電流Â大áàĀhċsĢá対Ïā部品Â大 åŋsĨ漏Ă電流hŋġŎsŔ銅łsĢ漏Ă電流h接地 ÃÅàā欠点¸āg ĜŜİŜĞ漏Ă電流Àþé電源}擬似電源回路網kLISN~ ( 3) 電圧型方式k制御電圧源ÁÿhĜŋŜŋsIJ電圧 (c) 漏 Ă 電 流 á 分 Ç ÿ Ă āg 今 回 å 入 力 200 V 15 kW ä č Þ逆向Ãä電圧Ĉ重畳ËÑhĜŋŜŋsIJ電圧Ĉ相 ŜĹsĨ装置Ĉ模擬ÍÜh富士電機ä IGBT ŋġŎsŔ 殺Ïāg2 ċsʼn変調ÝıŒŜĢÂ大ÃÅàāgôÕh IGBT6MBI75U2A-060Ĉ用ºÕĪŐĬĺ回路Ý漏Ă電 ľČŜä浮遊容量Ĉ考慮ÍܺàºäÝh電源îäķ 流ä測定Ĉ行ÙÕg負荷å 200 V 2.2 kW äŋsĨĈ使用 čģĈ完全á抑制ÝÃàºÞºÙÕ欠点¸āg ÍÕg ĺ Ĭ Ġ Ŀ 方 式 Þ 電 流 型 方 式 åh 伝 導 性 EMI}Electro 表1áĜŋŜŋsIJ漏Ă電流Ĉ測定ÏāÕ÷ä実験条件 Magnetic Interferencek電磁障害~ľČŔĨä小型化 Þ実験装置Ĉ示Ïg表1ä環境Ý 1 回äĢčĬĪŜęáÀ 困難ݸāg本研究Ýå電圧型方式á着目ÍhÉĂĈ改良 ÇāĜŋŜŋsIJ漏Ă電流波形Ĉ測定Íh各電流波形ä共 振周波数Áÿh高周波等価回路Ĉ導出Ïāg 図 伝導性 EMI の測定回路のブロック図 三相電源 ダイオード 擬似電源 回路網 (LISN) IGBT,インバータ + 表 モータ 実験条件と実験装置 IGBTモジュール モータ IGBTとモータの間のケーブル ヒートシンク LISN 漏れ電流 接地コンデンサ 漏れ電流 銅ベース 漏れ電流 モータ 漏れ電流 DCリンク電圧 LISN スペクトラムアナライザ 6MBI175U2A-060 2.2 kW,200 V 2 mm2,10 m 140 Vまたは280 V 協立電子工業株式会社製KNW-243C 株式会社アドバンテスト製R3261 陳 清 高久 拓 五十嵐 征輝 伝導性 EMI ä研究á従事g現在h ĺŘsđŕĘıŖĴĘĢä研究開 ĺŘsİĹčĢhĺŘsđŕĘı 富士電機İĹčĢįĘķŖġs株 発á従事g現在h富士電機İĹč ŖĴĘĢ変換技術ä開発設計á従 式会社半導体開発営業本部開発統 ĢįĘķŖġs株式会社半導体開 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ 括部ŋġŎsŔ開発部g工学博士g 発営業本部開発統括部ŋġŎsŔ ķŖġs株式会社開発統括部ŋ 電子情報通信学会会員g 開発部g工学博士g電気学会会員g ġŎsŔ開発部ŇĶsġŌsg工 学博士g電気学会上席会員g ( 63 ) 富士時報 6OL.O 伝導性 EMI ノイズのモデリングと低減技術 量å接地ĜŜİŜĞ #g ÞŋsĨä浮遊容量 #m á分離Í . モータ漏れ電流のモデリング Ü換算Ïāg . 流波形Ĉ示Ïg 全体回路のモデリング 注 高周波漏Ă電流á対Ïā等価回路å LCR 直列共振回 図 5 á伝導性ķčģĈŋİŔ化ÍÕ PSIM ĠňŎŕs 路 Ý 表 Ï É Þ Â Ý Ã āg ŋ s Ĩ 漏 Ă 電 流 å 5.8 MHz Þ ĠŐŜ回路Ĉ示ÏgÓĂÔĂä回路定数å以下ä方法Ý算 1.1 MHz ä減衰振動Â重畳ÍÕ波形ݸāäÝh漏Ă電流 出Ïāg å 図 3 á示Ï二Úä LCR 直列共振回路ä並列接続Þ考¾ 銅łsĢ浮遊容量k半導体素子Þ銅łsĢä間ä浮 (a) āg共振回路ä , Þ # å固有振動角周波数ωn Þ特性č 遊容量Ýh1 素子¸ÕĀ 200 pFhčŜĹsĨá 6 素子 ŜĽsĩŜĢ :0 Áÿ次式Ý決定ÝÃāg 分Ĉ使用Ïāg /= =0 1 ,&= ωn ωn =0 xxxxxxxxxxxxxx( 1) (b) ĻsıĠŜĘäčŜĩĘĨŜĢÞ抵抗値k銅łsĢ ä漏Ă電流ä実測波形Þ銅łsĢ浮遊容量Áÿ算出Ï 2 å減衰ä包絡曲線Áÿ決定ÏāgÕÖÍh高周波ä振 動振幅åčŜĹsĨäĜŋŜŋsIJ電圧ä時間á大ÃÅ影 āg ŋ s Ĩ 等 価 回 路k 実 測 Í Õ ŋ s Ĩ 漏 Ă 電 流 ä 減 (c) 衰 振 動 波 形 Ĉ 高 周 波 成 分}5.8 MHz~ Þ 低 周 波 成 分 響Ĉ受ÇāÕ÷h電力線čŜĩĘĨŜĢä 100 kHz ä測定 }1.1 MHz~á分離ÍhLCR 直列共振回路Áÿ定数Ĉ 値 0.53 H Ĉ使用Ïāg 算出Ïāg 図 4 áŋsĨäĜŋŜŋsIJ漏Ă電流Ĉ三相等価回路á ( 4) 置Ã換¾Õ回路Ĉ示Ïg単相等価回路Ýä低周波成分äč 接地ĜŜİŜĞk使用ÍÕĜŜİŜĞ容量Ĉ単相等 (d) ŜĩĘĨŜĢÞ抵抗値Ĉ三相等価回路á置Ã換¾ā際áh ÓĂÔĂä値Ĉ 3 倍áÏāg三相等価回路Ýä高周波成 価回路á換算Ïāg LISNk三相Ĉ単相等価回路á換算Ïāg (e) 分äčŜĩĘĨŜĢåh接地線äčŜĩĘĨŜĢø考慮Íh 単相čŜĩĘĨŜĢä 3/4 ÞÏāgôÕh各ĜŜİŜĞ容 注PSIMkŇčďĐč技研株式会社äĺŘđŕjŋsĨ制御用Ġ ňŎŕsĠŐŜĭsŔ 図 実測漏れ電流波形(DC リンク電圧 140 V) 図 1.0 s モータのコモンモード漏れ電流の三相等価回路 LISN 0 −0.5 0.4 H 20 H 0.4 H 20 H 0.4 H 20 H −0.67 A 47 V 150 ns 0.4 電流(A) 特 集 図 2 á DC œŜĘ電圧Ĉ 140 V ÞÍh実測ÍÕ各漏Ă電 0.2 銅ベース 7.5 MHz 3.525 nF 0 0.8 nF 0.8 nF 0.8 nF 5 nF 5 nF 5 nF Cg −0.2 −0.27 A 5Ω 0.42 A 0.4 5Ω 5Ω 500Ω 500Ω 500Ω 0.4 H モータ 0.2 0 図 3.1 MHz −0.2 0 4 8 PSIM シミュレーションモデル(チョッパ回路) (a) 2Ω 時間( s) 200 pF 200 pF (b) 0.5 H (c) 0.3 nF 図 モータのコモンモード漏れ電流等価回路 0.4 H 20 H 0.4 H 20 H 0.4 H 20 H 140 V 0.53 H 1.43 nF 6.67 H (d) A VP_lisn 47 V 1.67Ω 0.75 F 167Ω V 16.6Ω 16.6 H 150 ns (e) 24 F 1.66Ω 83.3 H 高周波 ( 64 ) 低周波 I_cu Cg l_cg 14.1 nF 4.7 nF A 2.85 nF 0.4 H l_motor A 2 H A I_lisn 0.8 nF 5Ω 5 nF 500Ω 富士時報 6OL.O 図 伝導性 EMI ノイズのモデリングと低減技術 シミュレーション漏れ電流波形(DC リンク電圧 140 V) 提案する低電圧化 ACC 方式 三相電源 LISN 0 ダイオード 擬似電源 回路網 (LISN) −0.5 + IGBT,インバータ モータ −0.75 A 電流(A) 0.4 0.2 低圧化 ACC 銅ベース 8.0 MHz ヒートシンク 0 −0.2 −0.22 A á注入ÍhÉĂĈ相殺ÏāÉÞÝhŋsĨ側Ý発生Ïā漏 1 0.72 A Ă電流Â除去ÝÃāgÍÁÍhčŜĹsĨÞ擬似電源ä間 モータ 0.5 ÝäĜŋŜŋsIJ電圧ÂĖŌŜĤŔËĂܺàºäÝh電 0 源hŋġŎsŔ銅łsĢÀþé接地ĜŜİŜĞîä漏Ă 5.2 MHz 電流Â発生ÍÜÀĀhÉĂÿä漏Ă電流ä補償ÂÝÃàºg −0.5 0 4 8 ôÕh逆極性ä電圧Ĉ発生Ïā制御電圧源ä駆動電源åč 時間( s) ŜĹsĨ側Áÿ供給ÍܺāäÝh高耐圧用äıŒŜġĢ ĨÂ必要áàāÞº¼欠点¸ÙÕg 図 ACC 回路構成 . IGBT,インバータ 三相電源 ダイオード ACC 低電圧化電圧型アクティブフィルタ čŜĹsĨä 1 相ÂĢčĬĪŜęÍÕ場合áåhčŜ + モータ ĹsĨÂ出力ÏāĜŋŜŋsIJ電圧å DC œŜĘ電圧 %dc ä 1/3 ä大ÃËÝĢįĬŀ状á変化ÏāgčŜĹsĨä浮 遊容量åŋsĨä浮遊容量á比ïÜ非常á小˺äÝhĜ ŋŜŋsIJ等価回路åh接地ĜŜİŜĞ #g ÞŋsĨä浮 遊容量 #m ä直列回路ÞõàÏÉÞÂÝÃāgÍÕÂÙÜh ĢčĬĪŜęáþÙÜ接地ĜŜİŜĞá生Îā電圧変動 ä大ÃËåh%d/3 Ĉ #g Þ #m Ý分圧ÍÕ値ÞàāgLISN ä漏Ă電流Ĉ抑制ÏāÉÞá限定ÏĂæh補償ÏïÃ電 図 6 á DC œŜĘ電圧Ĉ 140 V ÞÍÕ PSIM áþā各漏 圧Ĉ小ËÅÝÃh低耐圧用ä能動素子Ý逆極性Ĉ発生Ï Ă電流äĠňŎŕsĠŐŜ波形Ĉ示Ïg図 2 á示Ï実測Í ā ACC Ĉ構成ÝÃāg提案Ïā低電圧化ÍÕ ACC 回路 Õ LISN 漏Ă電流äĽsĘ値å−0.67 A á対ÍÜhĠňŎ 構成Ĉ図 8 á示ÏgĜŋŜŋsIJıŒŜĢĈ LISN ÞčŜ ŕsĠŐŜáþā LISN 漏Ă電流äĽsĘ値å−0.75 A Ý ĹsĨä間á挿入Ïāg接地ĜŜİŜĞÝäĜŋŜŋsIJ ¸āgôÕh銅łsĢ漏Ă電流ÞŋsĨ漏Ă電流ÓĂÔĂ 電圧変動Ĉ検出ÍhÉĂÞ逆極性ä電圧ĈĜŋŜŋsIJı ä周波数ÞĽsĘ値øh実測値ÞĠňŎŕsĠŐŜ値åñ ŒŜĢá発生ËÑāgÉĂáþĀ電源側îä漏Ă電流Ĉ原 ò一致Íܺāg以上äÉÞÁÿh伝導性 EMI ķčģĈ 理的áå完全á抑制ÏāÉÞÂÝÃāgËÿáhACC 回 ŋİŔ化ÝÃhĠňŎŕsĠŐŜáþā解析Â可能ÞàÙ 路Â出力Ïā電圧åh接地ĜŜİŜĞÞŋsĨä浮遊容量 Õg Ý分圧ËĂÕ電圧Ý済öÕ÷h従来ä ACC 回路á比ï低 圧ä部品Ý回路Ĉ構成ÝÃāg一般的á低圧ä部品å高周 波特性Â優ĂܺāäÝhþĀ高周波ä補償ÂÝÃāgô ノイズ低減技術および効果 Õ安価ݸāÕ÷hķčģľČŔĨĈ低価格á構成ÝÃāg . 電圧型アクティブコモンモードキャンセラ ĺĬĠĿ方式äčŜĹsĨ内蔵ľČŔĨä容積åčŜ ĹsĨ全体ä約 30 % Ĉ占÷ܺāgčŜĹsĨä容積Ĉ Ëÿá補償Ïā電圧Â小ËÅÝÃāäÝhıŒŜĢÂ飽和 ÍáÅÅàĀhĜŋŜŋsIJıŒŜĢä小型化ø可能ݸ āg Ëÿá小ËÅÏāÕ÷hľČŔĨä小型化Â必要ݸāg 本研究ÝåhEMI ľČŔĨĈ小型化ÍhčŜĹsĨá内 蔵ÏāÕ÷h低電圧化ÍÕċĘįČĿľČŔĨĈ考案ÍÕg 図 7 á示ÏċĘįČĿĜŋŜŋsIJĖŌŜĤŒ}ACC~ . 実証実験 低電圧化ÍÕ ACC 回路Ĉ製作Íh表1á示Ï回路ĺŒ ŊsĨĈ適用ÍÕĪŐĬĺ回路á組õ合ąÑÕÞÃä各漏 ( 3) åh小笠原ÿáþÙÜ考案ËĂÕ方式ݸāgÉä方式åh Ă電流ä実測波形Ĉ図 9 á示ÏgLISN 漏Ă電流äĽsĘ ĢčĬĪŜęáþÙÜ発生ÏāĜŋŜŋsIJ電圧変動Þ大 値å図 2 ä対策àÍä場合á比ïāÞ約 1/4 á減少ÍÕg ÃËÂ等ͺ逆極性ä電圧ĈčŜĹsĨ出力ÞŋsĨä間 àÀh銅łsĢúŋsĨä漏Ă電流áÚºÜåhACC ( 65 ) 特 集 0.7 s 図 富士時報 6OL.O 図 伝導性 EMI ノイズのモデリングと低減技術 ACC を付けた実測漏れ電流波形(DC リンク電圧 140 V) 図 ACC の有無による実測雑音端子電圧 (DC リンク電圧 280 V) 特 集 LISN 100 0 −0.5 電流(A) 0.4 0.27 A 0.2 銅ベース 0 −0.2 8.4 MHz 雑音端子電圧(dB V) −0.17 A ACC なし 90 IEC61800 Cat.3 80 10 dB 70 17 dB 60 ACC 付き 50 1 モータ 0.5 40 0.15 0.3 1 3 周波数(MHz) 10 30 0 −0.23 A −0.5 0 4 8 時間( s) 下ä周波数領域áÀºÜĜŋŜŋsIJ電圧Â大幅á低減 ÍÜÀĀh150 kHz áÀºÜ 10 dB 減h300 kHz áÀºÜ 17 dB 減ÞàÙÕg3 MHz 以上ä高周波領域Ýåķčģ低 図 減効果å¸ôĀàÁÙÕgÉĂåhÉä方式Â能動素子Ý ACC を付けたシミュレーション波形 (DC リンク電圧 140 V) ¸āıŒŜġĢĨú演算増幅器Ĉ使用ÍܺāÕ÷h高周 波応答ä限界Áÿ高周波領域ä雑音端子電圧Â低減ÍÃĂ LISN ܺàºÉÞÂ原因Þ考¾ÿĂāg 0 −0.18 A あとがき −0.5 電流(A) 0.4 0.23 A 0.2 銅ベース 0 本稿Ýåh伝導性 EMI ķčģäŋİœŜęÞh低電圧 化ċĘįČĿĜŋŜŋsIJľČŔĨáþā低減技術áÚº Ü紹介ÍÕg低電圧化ÍÕ ACC 回路Ĉ提案ÍhÉä回路 −0.2 7.9 MHz áÀºÜ電源îäĜŋŜŋsIJķčģĈ大幅á低減Ïā ÉÞÂ分ÁÙÕgôÕh提案Ïā回路構成å従来äķčģ 1 モータ 0.5 ľČŔĨþĀø低ĜĢıÝ小型化Â可能ݸāg今後å ACC 回路ä IC 化h製品化á向ÇÜ検討Ïā所存ݸāg 0 −0.28 A −0.5 0 4 参考文献 8 時間( s) Akagi, H. et al. Design and performance of a passive EMI ( 1) filter for use with a voltage-source PWM inverter having sinusoidal output voltage and zero common-mode voltage. ä有無Ý大Ãà差åõÿĂàºgÉĂåh提案Ïā方式Ý IEEE Transactions on Power Electronics. vol.19, no.4, 2004, å電源îä漏Ă電流Ĉ低減ÏāÉÞáäõ着目ÍܺāÕ p.1069-1076. ÷ݸāgôÕh同Î条件ÝäĠňŎŕsĠŐŜ波形Ĉ図 á示ÏgĠňŎŕsĠŐŜä結果å実測İsĨÞñò同 Î傾向Ĉ示ÍÜÀĀhŋİŔ化ÍÕĠňŎŕsĠŐŜ回路 補償回路i平成 8 年電気学会全国大会ino.852, 1996. 小笠原悟司ñÁi電圧形 PWM čŜĹsĨÂ発生ÏāĜ ( 3) ŋŜŋsIJ電圧äċĘįČĿĖŌŜĤŕsĠŐŜi電学論 Di ä有効性Ĉ確認ÝÃÕg 提案Ïā ACC ä有無áþā雑音端子電圧ĢŃĘıŔä 実測結果Ĉ図 小形秋弘h高橋勲ičŜĹsĨ負荷äċĘįČĿ漏Ă電流 ( 2) á示ÏgDC œŜĘ電圧å 280 V ÞÍÜ測 定Ĉ行ÙÕg今回ä実験åčŜĹsĨĈ模擬ÍÕĪŐĬ vol.117, no.5, 1997, p.565-571. 青木正志ñÁiPWM čŜĹsĨÂ発生Ïā伝導性 EMI ( 4) ä周波数解析iSPC-07-17. p.37-42. ĺ回路実験àäÝh雑音端子電圧å実際äčŜĹsĨä場 Ogasawara, S.; Akagi, H. Modeling and damping of high( 5) áÀºÜhACC àÍåľČ frequency leakage currents in PWM inverter-fed AC motor ŔĨàÍhACC 付Ãå低電圧化 ACC Ĉ挿入ÍÕÞÃä drive systems. IEEE. vol.32, no.5, Sep/Oct 1996, p.1105-1114. 合þĀ低ÅàÙܺāg図 雑音端子電圧Ĉ示Íܺāg本提案方式Ýåh3 MHz 以 ( 66 ) 富士時報 6OL.O 埋込みエピタキシャル技術 特 集 栗林 均}ÅĀæúÍeèÞÍ~ 山口 一哉}úôÆ×eÁÐú~ 矢嶋 理子}úÎôe¸úÉ~ Þàā埋込õđĽĨĖĠŌŔ技術áÚºÜh成長条件ä検 まえがき 討結果Þ成長後ä不純物分布ä評価事例Ĉ紹介Ïāg 半導体İĹčĢåh微細化加工技術Ĉ中心ÞÍÕ半導体 ŀŖĤĢä高度化Ĉ駆動力ÞÍÜh目覚ôͺ高性能化 超接合基板の形成方法 継続的á推Í進÷ÿĂÜÃÕg近年ÝåhËÿá高性能化 Ĉ継続ÏāÕ÷áhİĹčĢĈ形成ÏāĠœĜŜ}Si~基 ıŕŜĪ埋込õ方式Ýä超接合基板形成ľŖsĈ図 1 á 板á種々ä機能Ĉ付加Ïā工夫Â積極的áàËĂāþ¼á 示Ïgp 型領域Þ n 型領域Â交互á並ĉÖ超接合基板Ĉ形 àÙÜÃܺāgĺŘs半導体áÀºÜåhēŜ抵抗ä低 成ÏāÕ÷áhôÐhSi 基板á Si 酸化膜}SiO2~Ĉ形成Íh 減h¸āºå集積化Ĉ図āÕ÷áhSi 基板中ä導電性Ĉ ńıœĦęŒľČs工程ÝhSi 酸化膜ĈĺĨsĴŜęÏ 変¾āŅŖŜhœŜhĻ素hċŜĪŋŜàßä不純物ä分 gĺĨsĴŜęÍÕ Si 酸化膜ĈŇĢĘÞÍ ā 図 1(a) 布Ĉ高精度á制御ÏāÉÞÂ重要áàÙÜÃܺāg Ü異方性đĬĪŜęÝ深ºıŕŜĪĈ形成Ïā図 1(b) g 富 士 電 機 Ý åh É ä þ ¼ à 動 向 Ĉ 踏 ô ¾ ÜhCVD ıŕŜĪ側壁ä生成物除去j洗浄Ĉ行ºhđĽĨĖĠŌŔ }Chemical Vapour Deposition~法áþāđĽĨĖĠŌŔ 〕 gēsĹsđĽĨĖĠŌŔ部分 成長Ý埋÷込ö〔図 1(c) 成長ä技術開発Ĉ行ÙܺāgSi 基板中ä不純物ä高精 Þ Si 酸化膜Ĉ除去ÍÜ基板表面Ĉ平Õĉ化Ïā〔 図 1(d) 度制御ä一例ÞÍÜh超接合İĹčĢ¸ĀhSi ä物性 〕 gıŕŜĪä深ËÂ超接合層ä厚ËáàāgÉä方式Ý 限界Ĉ超¾Ü低ºēŜ抵抗Â得ÿĂāÕ÷h電子機器ä低 åh約 10 m ĽĬĪh約 50 m 厚Ëä超接合層Ĉ 1 回ä h ( 1) ( 2) 消費電力化Â図ĂāÉÞÝ注目Ĉ浴éܺāgÉä超接合 埋込õđĽĨĖĠŌŔ成長áþĀ形成ÝÃāg İĹčĢä Si 基板}以下h超接合基板Þº¼~åhSi 基 板á深º溝}ıŕŜĪ~Ĉ形成ÍhSi äđĽĨĖĠŌŔ 埋込みエピタキシャル成長条件 成長áþĀ埋÷込ö技術hºąüā埋込õđĽĨĖĠŌŔ 実験áå枚葉方式äđĽĨĖĠŌŔ成長装置Ĉ用ºÜº 技術áþÙÜ得ÿĂāg 本稿Ýåh超接合基板ä形成ľŖsĈ紹介ÍÕ後áh鍵 āg装置ä模式図Ĉ図 2 á示Ïg石英ĪŎsĿ内hĞĤŀ Ĩ上ä Si 基板å上下á配置ÍÕŒŜŀáþĀ加熱ËĂāg 図 Ëÿá面内ä均一性Ĉ確保ÏāÕ÷áhSi 基板å回転}約 超接合基板の形成フロー 30 r/min~Ïā構造ÞàÙܺāgôÕhSi 原料ĕĢå水 SiO2 素ĈĖŌœōĕĢÞÍÜh加熱ËĂÕ Si 基板上áh横方 n-Si p-Si 図 (a)パターニング エピタキシャル装置の模式図 石英チューブ (c)埋込みエピタキシャル 原料ガス n p n p n p Si 基板 回転 超接合層 サセプタ ランプ (b)トレンチエッチング (d)平たん化 栗林 均 パージガス 山口 一哉 矢嶋 理子 ĺŘs半導体äŀŖĤĢ開発á従 SJ-MOSFET ä ŀ Ŗ Ĥ Ģ 開 発 á ĺŘs半導体äŀŖĤĢ開発á従 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ 従事g現在h富士電機İĹčĢį 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ ķŖġs株式会社電子İĹčĢ研 ĘķŖġs株式会社電子İĹčĢ ķŖġs株式会社電子İĹčĢ研 究所ŀŖĤĢ開発部g工学博士g 研究所ŀŖĤĢ開発部g 究所ŀŖĤĢ開発部g 応用物理学会会員g ( 67 ) 富士時報 6OL.O 埋込みエピタキシャル技術 向Áÿ層流áÜ供給Ïāg }110~面Â最ø速ÅhÚºÝ}100~面h }111~面ä順á àāg実際á埋込õ形状ä比較Ĉ行ºhđĽĨĖĠŌŔ成 長中á}111~面äľĊĤĬıÂ形成ËĂāÞhÓä周囲 TCS~ hġĘŖŖĠŒŜ}SiH2Cl2kDCS~à߸āg ä成長Â促進ËĂāÉÞÝhıŕŜĪ開口部Â閉ÎÜÍô 図 3 åđĽĨĖĠŌŔ成長速度ä温度依存性Ĉh全ĕĢ ºh大ÃàŅčIJÂ発生ÍÕgÓÉÝhıŕŜĪĈ埋÷込 流量á対Ïā原料ĕĢä流量比率áÚºÜ調ïÕ結果ݸ ö際áåh側壁Â}001~面Þ}001~面áàāþ¼áıŕ āg低温側Þ高温側Ý傾ÃÂ変ąÙÜÀĀh輸送律速Áÿ ŜĪĈ形成Íh }111~面äľĊĤĬıä形成Ĉ防ÆÉÞÝh 反応律速á変ąā様子Â見ÿĂāg輸送律速条件Ýå成長 ŅčIJä発生ÂàÅ埋込õÂÝÃāþ¼áàÙÕg 速度ä温度依存性Â少àÅàĀ供給ĕĢ濃度áñò比例Ï 上記結果Ĉ基áhıŕŜĪä埋込õđĽĨĖĠŌŔ成長 āÕ÷h成長速度ä制御Â比較的容易ݸāg通常h一様 条件ä最適化Ĉ行ºh実際á埋÷込ĉÖ結果Ĉ図 5 á示Ïg à Si 層Ĉ形成Ïā場合åh輸送律速領域ÝđĽĨĖĠŌ 断面 SEM}走査型電子顕微鏡~像áÀºÜh仕事関数差 Ŕ成長Ĉ行¼gËÿáh埋込õđĽĨĖĠŌŔ成長áÀº áþÙÜ n 型領域Þ p 型領域ÞÝĜŜıŒĢıÂÚºÜ Üåh前述äÞÀĀhSi 酸化膜hıŕŜĪÂ形成ËĂÕ 観察ËĂh埋÷込ĉÖ領域Â確認ÝÃāgÉÉÝhn 型領 表面áđĽĨĖĠŌŔ成長ÏāÕ÷h選択đĽĨĖĠŌŔ 域hp 型領域Þøáh比抵抗Ý数Ω cm 程度áàāþ¼á 成長条件Ĉ用ºāÉÞÂ必要ݸāg選択đĽĨĖĠŌŔ œŜÞŅŖŜĈÓĂÔĂIJsŀÍܺāg図 5 Ýåh5 本 成長ÝåhSi Þ Si 酸化膜Â同時á存在Ïā表面áh原料 äıŕŜĪ埋込õ領域Â観察ËĂhıŕŜĪ幅å約 7 mh ĕĢáđĬĪŜęĕĢݸā HCl àßĈ適量混ÒÜ流Ï 深Ëå約 50 m ݸāg図ä一番左側äıŕŜĪ埋込õ領 ÉÞÝhSi 上äõ選択的á単結晶成長ÍhSi 酸化膜上á 域äõ分ÁĀúϺþ¼á境界Ĉ実線Ý示ÏgSi 基板面内 å成長Â起ÉÿàºgÉĂåhHCl äđĬĪŜę作用áþ Ý完全áıŕŜĪĈ埋÷込öÕ÷hıŕŜĪÂ埋ôĀÃÙ ( 3) Ā Si 酸化膜上ä核形成Ĉ防止ÍܺāÕ÷ݸāg選択 Õ 後h1 v 2 m 程 度 ä ē s Ĺ s đ Ľ Ĩ Ė Ġ Ō Ŕ成 長 Ĉ đĽĨĖĠŌŔ成長áþÙÜhSi 酸化膜上Ýä多結晶ä 成長Ĉ抑¾h結晶性äþºıŕŜĪ埋込õÂÝÃāg図 4 図 成長速度の HCl 流量依存性 á成長速度ä HCl 流量比率依存性Ĉ示Ïg選択đĽĨĖ 5 ĠŌŔ成長Ýåh成長速度Þ選択性áåıŕsIJēľä関 係¸ĀhHCl 流量比Ĉ小ËÅÏāÞ成長速度å速Åàā 成長温度 Â選択性å悪化Ïāg逆áhHCl 流量Ĉ多ÅÏāÞ良好à 1,100 ℃ 1,050 ℃ 1,000 ℃ 950 ℃ 成長速度( m/min) 4 選択性Â得ÿĂāÂh成長速度Â低下ÏāÕ÷適切à HCl 流量Ĉ決÷ā必要¸āgÉäñÁh選択đĽĨĖĠŌŔ 成長Ĉ半導体İĹčĢá応用Ïā場合hSi 酸化膜境界á 熱応力àßáþā欠陥Â導入ËĂúϺhôÕhľĊĤĬ ı}結晶面ä面指数á応ÎÜ成長速度Â異àāÕ÷á現Ă ā特異à面~Â現ĂúϺÕ÷h注意Â必要ݸāg 3 2 1 ıŕŜĪÂ形成ËĂÕ立体的à Si 表面Ýåh種々ä面 方位Â現ĂāÕ÷h成長速度ä面方位á依存性ä考慮 0 0 0.01 必要Þàāg成長条件áø依存ÏāÂh成長速度å通常h 図 0.02 0.03 0.04 HCl 流量比率 0.05 エピタキシャル成長速度の温度依存性 図 10 埋込みエピタキシャル成長後の断面 SEM 像 (埋込み条件 TCS,ATM,1,000 ℃) 原料ガス流量比 成長速度( m/min) 特 集 đĽĨĖĠŌŔ成長á用ºā Si 原料ĕĢåh純度h反 応温度hĜĢıàßä点ÁÿıœĘŖŖĠŒŜ}SiHCl3k TCS :0.071 TCS :0.052 TCS :0.023 DCS :0.005 DCS :0.004 DCS :0.003 SiO2 1 0.1 0.65 ( 68 ) p 0.70 0.75 0.80 0.85 0.90 成長温度 1,000/ T(K−1) 0.95 n p n 30 m 0.06 富士時報 6OL.O 図 埋込みエピタキシャル技術 深さ方向ボロン濃度分布(SIMS) 不純物濃度分布評価 濃度 ݸāg超接合基板Ýåhn 型 Si 基板áıŕŜĪĈ掘Ù Ü p 型ä Si Ĉ埋÷込öÉÞÝhSi 基板全面áąÕĀh約 50 m ä深ËÝh数 m 間隔Ý p 型領域Þ n 型領域Â交互 á形成ËĂܺāg深Ë方向ä不純物}ŅŖŜ~濃度分布 áÚºÜå二次čēŜ質量分析法}SIMS~áþÙÜhô 0 20 40 ÕhıŕŜĪ内ä局所的à不純物分布áÚºÜåh走査型 60 静電容量顕微鏡}SCM~áþā評価Ĉ行Ùܺāg 分析深さ( m) 図 6 å深Ë方向äŅŖŜ濃度分布ä SIMS 評価結果ݸ āg検出感度Ĉ得āÕ÷á数十 mφä領域Ýä検出Ĉ行 図 ¼必要¸Āh数箇所ä埋込õ領域ä平均的à濃度分布Ĉ 埋込み領域内ボロン濃度分布(SCM) 検出Íܺāg深Ë方向á濃度分布åñÞĉß見ÿĂÐh 60.0 均一à埋込õÂÝÃܺāÞ考¾ÿĂāg 図 7 å埋込õ領域内äŅŖŜ濃度分布áÚºÜ SCM á þĀ評価ÍÕ結果ݸāg濃度分布å局所的àĖŌĺĠĨ 40.0 ŜĢä差ÞÍÜ濃淡Ý表ËĂāÂhSCM 結果Áÿåñò 均一àŅŖŜ濃度ÞàÙܺāÉÞÂ考¾ÿĂāg 以上áþĀhıŕŜĪ埋込õä際áŅŖŜĈ導入Íh超 p n p 接合基板Â形成可能ݸāÉÞĈ示ÍÕg局所濃度ä定量 n 20.0 的à評価hSi 基板面内ä評価áÚºÜå今後ä技術開発 Â必要ݸāg 0 20.0 40.0 あとがき 0 60.0 m 本稿Ýåh埋込õđĽĨĖĠŌŔ技術áÚºÜ紹介Í ÕgSi 面方位h成長条件ä最適化áþĀh結晶性þÅ埋 行ÙܺāgÓäÕ÷hSi 酸化膜上áø横方向Áÿ Si đ 込õÂÝÃāÉÞĈ示Íh超接合基板ä形成Â可能áàÙ ĽĨĖĠŌŔ成長 1 v 2 m 程度伸éܺāg Õg今後hSi 基板面内Ýä均一性ä改善h生産性ä改善 続Å平Õĉ化ä工程ÝhSi 酸化膜上ä Si å取Ā除ÁĂh 超接合基板Â完成Ïāg Ĉ進÷āgôÕhđĽĨĖĠŌŔ成長技術Ĉ駆使ÍÜhĺ Řs半導体ä性能向上á貢献ÍܺÅ所存ݸāg 埋込õä途中形状ä観察結果Áÿh埋込õđĽĨĖĠŌ Ŕ成長ÝåıŕŜĪ底側ä側壁Áÿ斜÷á埋÷込ôĂܺ ÅÉÞĈ確認Íܺāg側壁Áÿä結晶成長ÂìÚÁāı ŕŜĪ中央付近áÀºÜøŅčIJú結晶欠陥ä発生ÂàÅ 埋÷込÷āgÉäÉÞåh断面 TEM}透過型電子顕微鏡~ 観察úġŔıŔđĬĪŜęáþā結晶欠陥ä可視化áþÙ Üø確認Íܺāg 参考文献 Fujihira, T. Theory of Semiconductor Superjunction ( 1) Devices. Jpn. J. Appl. Phys. vol.36, no.10, 1997, p.6254-6262. Sugi, A. et al. Super Junction MOSFETs above 600V with ( 2) Parallel Gate Structure Fabricated by Deep Trench Etching 08. 2008, p.165-168. and Epitaxial Growth. Proc. of ISPSD ’ Tanno, K. et al. Selective Silicon Epitaxy Using Reduced ( 3) Pressure Technique. Jpn. J. Appl. Phys. vol.21, 1982, p.L564L566. ( 69 ) 特 集 実際áhĺŘs半導体用ä超接合基板ÞÍÜ用ºā場合 áåhİĹčĢ耐圧Ĉ決定ÛÇā不純物濃度ä制御Â重要 富士時報 6OL.O 自動車用 IPS デバイス技術 特 集 豊田 善昭}ÞþÖeþ͸Ã~ 原田 祐一}åÿÖeü¼º×~ 上西 顕寛}Îý¼áÍe¸Ãèă~ 車用 IPS İĹčĢ技術áÚºÜ紹介Ïāg まえがき 近年h自動車電装業界Ýå{安全性向上| {環境性向上| 自動車用 IPS デバイス技術の特徴 {省đĶŔės|ä要求á応¾āÕ÷á電子制御化Â進õh 半導体製品ä適用範囲Â広ÂÙÜÃܺāgÉäþ¼à 図 1 á代表的à IPS ä回路ĿŖĬĘ図Ĉ示Ïg本 IPS åh 背景ä中h半導体製品áå小型化h高信頼性化ä要求Â高 出力段ÂĸčĞčIJ型ä縦型ĺŘs MOSFET ÞàÙÜÀ ôÙܺāg Āh周辺回路ÞÍÜh駆動回路h保護回路h自己診断回路h 富士電機ÝåhđŜġŜhıŒŜĢňĬĠŐŜhĿŕs Ėàßä自動車電装ĠĢįʼn向Çáh高機能 MOSFET }Metal- Oxide- Semiconductor Field- Effect Transistor~ 状態検出回路àßÂ搭載ËĂܺāg回路部å低耐圧Àþ é中耐圧ä MOSFETh抵抗àßä横型İĹčĢÝ構成Ë Ăܺāg ú IPS}Intelligent Power Switch~Þ呼æĂā半導体製 本技術åh富士電機ÂÉĂôÝá開発ÍÕ縦型ĺŘs 品ä開発Ĉ行ÙÜÃÕgÉĂÿä製品ä特徴åh縦型ĺ MOSFET äēŜ抵抗低減化技術Þh自動車用自己分離型 ŘsİĹčĢĈ出力段ÞÏāĺŘsĢčĬĪÞ同一ĪĬŀ 統合ĺŘs IC 技術Ĉ融合ÍÜ開発ÍÕg h ( 1) ( 2) ( 3) 上áh自己分離方式Ĉ用ºÜ周辺回路Ĉ集積ÍܺāÉÞ Ý¸āg従来åİČĢĘœsı回路áþĀ構成ËĂÜºÕ プロセス・デバイスの概要 周辺回路Ĉ取Ā込öÉÞÝh小型ÁÚ低価格Ý高º信頼性 Ĉ確保ÍܺāgÉĂÿä製品åh出力段ä縦型ĺŘsİ 今回開発ÍÕ自動車用 IPS İĹčĢåh1.5 m ŔsŔ ĹčĢÞ回路用ä横型İĹčĢä特性ĈŘŜĪĬŀ上á両 Ĉ 採 用 Í Õ CMOSFET}Complementary MOSFET~Þ 立ËÑāİĹčĢ技術áþÙÜ実現ËĂÜÃÕÂh近年ä VDMOSFET}Vertical Double diffused MOSFET~áþ 小型化h低価格化要求ä加速á対応ÏāÕ÷áåh要素İ Ā構成ËĂܺāg ĹčĢä微細化Â必要ÞàÙܺāg 表 1 á使用可能à要素İĹčĢä一覧Ĉ示Ïg回路用 本稿Ýåh微細ŀŖĤĢĈ適用ÍÜ新Õá開発ÍÕ自動 5 V 系ä低耐圧 CMOSFETh60 V 系ä中耐圧 CMOSFETh 出力段用 60 V 系ä VDMOSFET Ĉ同一ĪĬŀá集積ÍÜ 図 ºāgn ĪŌĶŔ MOSFET áåh低耐圧系h中耐圧系Þ 代表的な IPS の回路ブロック図 øđŜĸŜĢŊŜı型á加¾İŀŕĬĠŐŜ型ø備¾Üº VCC āgÓä他ä回路用素子ÞÍÜh拡散ĭĐijsĩčēsIJh ņœĠœĜŜĭĐijsĩčēsIJÞºÙÕ各種ĭĐijsĩ 内部電源 IN 論理回路 čēsIJúh拡散抵抗hņœĠœĜŜ抵抗hMOS ĖŌĺ ĠĨÞºÙÕ受動素子Ĉ備¾Üºāg特áņœĠœĜŜ系 駆動回路 İĹčĢåhĠœĜŜ酸化膜上á形成ÏāäÝh寄生効果 保護回路 Â完全á除去ÝÃāgķčģúĞsġä厳ͺ自動車電装 OUT ä環境下áÀºÜ回路設計Ĉ行¼á¸ÕĀh設計自由度ä 自己診断回路 増Ï有用àİĹčĢݸāg 状態検出回路 ST 図 2 á本İĹčĢ技術á適用ÏāŀŖĤĢľŖsĈ示Ïg 必要最低限ä工程数áÞß÷hĜĢıä増加Ĉ抑制Íܺ GND āg ( 70 ) 豊田 善昭 原田 祐一 上西 顕寛 半導体äİĹčĢ開発j設計á従 半導体İĹčĢä研究開発á従事g 半導体äİĹčĢ開発j設計á従 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ 現在h富士電機İĹčĢįĘķŖ 事g現在h富士電機İĹčĢįĘ ķŖġs株式会社電子İĹčĢ研 ġs株式会社半導体開発営業本部 ķŖġs株式会社電子İĹčĢ研 究所İĹčĢ開発部g 開発統括部İČĢĘœsıjIC 究所İĹčĢ開発部g応用物理学 開発部g 会会員g 富士時報 6OL.O 表 自動車用 IPS デバイス技術 使用可能な要素デバイスの一覧 図 主要な回路用デバイスの断面構造 定格電圧 デバイス 5V 低耐圧nチャネルデプレッション型MOSFET 5V 低耐圧pチャネルMOSFET 5V 中耐圧nチャネルMOSFET 60 V 中耐圧nチャネルデプレッション型MOSFET 60 V 中耐圧pチャネルMOSFET 60 V 出力段用VDMOSFET 60 V 拡散ツェナーダイオード 5.5∼10 V ポリシリコンダイオード 8V 拡散抵抗 ─ ポリシリコン抵抗 ─ MOSキャパシタ ─ 低耐圧 n チャネル MOSFET ドレイン ソース ドレイン ソース (バックゲート) (バックゲート) n+ n+ p+ p+ p ウェル p ツェナー p ツェナー p+ n+ n−エピタキシャル層 n+ 基板 VDMOSドレイン(= 電源接続) 中耐圧 n チャネル MOSFET ドレイン ソース (バックゲート) n+ n+ p+ p ウェル n オフセット 図 低耐圧 p チャネル MOSFET 特 集 低耐圧nチャネルMOSFET 中耐圧 p チャネル MOSFET ドレイン ソース (バックゲート) p+ p+ n+ p ウェル n−エピタキシャル層 p ツェナー n+ 基板 プロセスフロー VDMOSドレイン(= 電源接続) pウェル pツェナー 表 nオフセット 回路用要素デバイスのサイズ比較 (従来品を1とする相対値) ポリシリコン デバイス種類 従来品 開発品 低耐圧nチャネルMOSFET 1 0.51 p型ポリシリコン 低耐圧pチャネルMOSFET 1 0.62 n型ポリシリコン 中耐圧nチャネルMOSFET 1 0.48 p+ ソースドレイン 中耐圧pチャネルMOSFET 1 0.70 pチャネル n+ ソースドレイン コンタクト 低耐圧 n ĪŌĶŔ MOSFET åIJŕčŜhĦsĢ端子 メタル á p ĭĐijs拡散領域Â形成ËĂܺāÉÞÂ特徴ݸ パッド āgn+/p ĭĐijsÝ形成ËĂāĭĐijs耐圧åĦsĢ −IJŕčŜ耐圧þĀø低Å設定ËĂܺāg¸ÿÁÎ÷ 個々ä MOSFET á保護ĭĐijsĈ内蔵ÏāÉÞáþĀh MOSFET 単独Ý過電圧保護ú寄生ĹčņsŒ動作Â抑制 ÝÃāgĞsġä厳ͺ自動車電装Â環境下áÀºÜøh 要素デバイスと特性 侵入ÍÜÃÕĞsġá対ÍÜ MOSFET Ĉ確実á保護Ïā . ÉÞÂÝÃāg 回路用要素デバイス 図 3 á回路用İĹčĢä主à断面構造Ĉ示Ïg本ŀŖĤ + − ĢÝå VDMOS 形成äÕ÷áhn /n đĽĨĖĠŌŔ基板 − 60 V 系中耐圧İĹčĢ ( 2) 中耐圧 n ĪŌĶŔ MOSFET åēľĤĬıIJŕčŜÞ Ĉ使用Ïāg回路用İĹčĢá関ÍÜåhn đĽĨĖĠŌ ěsıľČsŔIJŀŕsıä効果Ý電界緩和Ĉ行Ùܺāg Ŕ層上á p ďĐŔĈ形成ÍÜ n ĪŌĶŔ MOSFET Ĉ形 以下á¸Èā IPS ä特徴ø利用ÍÜËÿá効果的á電界 成ÍÜÀĀhĹĬĘěsı電位Ĉ自由á設定ÏāÉÞÂ可 緩和Ĉ行ÙܺāgIPS åĸčĞčIJĢčĬĪÞÍÜ使用 能ݸāg一方hp ĪŌĶŔ MOSFET åh専用äďĐŔ ÏāÕ÷h出力段ĺŘsİĹčĢäIJŕčŜ端子ݸā基 拡散層Ĉ使用ÑÐhn− đĽĨĖĠŌŔ層上á直接形成Í 板ä裏面Â電圧源á接続ËĂāÞº¼特徴¸āg基板電 ܺāg 位Â最高電位á維持ËĂāÕ÷hn− đĽĨĖĠŌŔ層Þ 表 2 á従来Þ本開発İĹčĢ技術áÀÇā回路用要素İ p ďĐŔ接合面Áÿ p ďĐŔ拡散層á空乏層Â伸éāgÉ ĹčĢĞčģä比較Ĉ示Ïg1.5 m ŔsŔä採用úİĹ ĂáþĀhn ēľĤĬıÞ p ďĐŔ接合面Áÿ伸éā空乏 čĢ構造ĺŒŊsĨä調整áþĀhİĹčĢ面積Ý 30 v 層ÞĩĿŔ RESURF}REduced SURface Field~ä効果 50 % ä小型化Ĉ達成Íܺāg áþÙÜ電界緩和Â促進ËĂāg 5 V 系低耐圧İĹčĢ ( 1) 本İĹčĢå上記ä効果Ĉ有効á活用Íh目標耐圧Ĉ確 ( 71 ) 富士時報 6OL.O 自動車用 IPS デバイス技術 保Íܺāg中耐圧 p ĪŌĶŔ MOSFET åēľĤĬıIJ ÷h擬平面接合Þº¼技術Ĉ採用ÍܺāgÉä技術ä 特徴åh従来þĀø低濃度Ý浅º p ĪŌĶŔĈ密á配置 標耐圧Ĉ確保ÍܺāgēľĤĬıIJŕčŜ拡散層áå専 ÏāÉÞáþĀhÃą÷Ü平面á近º接合面Ĉ実現Íh三 用ä拡散層Ĉ使用ÑÐhp ďĐŔĈ共有化ÍÜĜĢıċĬ 次元的à凹凸áþā電界ä局所集中Ĉ防ÄhĠœĜŜä ŀĈ抑制Íܺāg図 4 á回路用 MOSFET ä出力特性Ĉ 理論限界á近º耐圧Ĉ確保ÝÃāÉÞá¸āgÉĂáþ 示Ïg Āh従来þĀøĠœĜŜ比抵抗Ĉ下ÈāÉÞÂ可能Þà āÕ÷h結果ÞÍÜ単位面積¸ÕĀäēŜ抵抗 2onj! ä . 低減Â可能áàāg富士電機ÝåhÉä技術Ĉ 100 V 以 出力段用 VDMOSFET 図 5 á出力段用 VDMOSFET ä断面構造Ĉ示Ïg 図 5 上ä高耐圧äİČĢĘœsıĺŘs MOSFET 製品á適用 å従来設計ä VDMOSFET 構造ݸĀh 図 5(b) å本設 (a) Ïā技術ÞÍÜ確立ÍܺÕÂh今回Éä技術Ĉ 60 V 系 計Ý適用ä VDMOSFET 構造ݸāgēŜ抵抗低減äÕ VDMOSFET 用áċŕŜġÍÜ IPS İĹčĢ技術ä縦型 ĺŘsİĹčĢá適用ÍÕg 図 図 6 á出力段 VDMOSFET äēŜ抵抗成分ä内訳Ĉ示 回路用 MOSFET の出力特性 150 V g =5 V 100 V g =4 V 50 V g =3 V V g =2 V 0 0 1 2 V g =0 ∼ 1 V 3 4 5 −ドレイン電流( A) ドレイン電流( A) Ïg ē Ŝ 抵 抗 åh ① IJ œ ľ ı 抵 抗h ② JFET}Junction 50 Field-Effect Transistor~抵抗h③ĪŌĶŔ抵抗Þº¼ 3 V g =−5 V 40 種類ä抵抗成分Áÿàāg①IJœľı抵抗å主á n−đĽ 30 ĨĖĠŌŔ層ä抵抗成分Ĉ表Íh② JFET 抵抗å p ĪŌ V g =−4 V 20 0 6 ĶŔ拡散層Áÿ伸éā空乏層áþÙÜ挟ôĂÕ領域ä抵抗 V g =−3 V 10 V g =−2 V V g =0 ∼−1 V 1 4 0 ドレイン電圧(V) 2 3 5 6 −ドレイン電圧(V) (a)低耐圧 n チャネル MOSFET (b)低耐圧 p チャネル MOSFET 成分Ĉ表Íh③ĪŌĶŔ抵抗å p ĪŌĶŔ拡散層ä抵抗 成分Ĉ表Ïg本開発ÝåhÉä 3 種類ä抵抗成分á対Í以 下ä施策Ĉ実施ÍÜēŜ抵抗低減Ĉ目指ÍÕg − 150 V g =5 V 100 V g =4 V 50 V g =3 V V g =2 V 0 0 V g =0 ∼ 1 V −ドレイン電流( A) n đĽĨĖĠŌŔ層比抵抗ä低減 ( 1) ドレイン電流( A) 特 集 ŕčŜÞěsıľČsŔIJŀŕsıÝ電界緩和Ĉ行ºh目 5 10 15 20 25 30 50 ä耐圧Ĉ低下ËÑāÉÞàÅ n−đĽĨĖĠŌŔ層ä比抵 30 V g =−4 V 抗Ĉ下ÈāÉÞÂ可能ݸāg一方hn− đĽĨĖĠŌŔ 20 層ä比抵抗å同一ĪĬŀ上á形成ËĂā横型İĹčĢä特 V g =−3 V 10 V g =−2 V 0 0 ドレイン電圧(V) 擬平面接合ä技術Ĉ用ºāÉÞáþĀhVDMOSFET V g =−5 V 40 V g =0 ∼−1 V 5 10 15 20 25 30 −ドレイン電圧(V) (c)中耐圧 n チャネル MOSFET (d)中耐圧 p チャネル MOSFET 性áø影響Ĉ与¾āg本設計Ýå両者ä特性Ĉ考慮á入Ă Ü最適à条件Ĉ選択ÍhIJœľı抵抗Ĉ低減ÍÕg ,g ä最適化 ( 2) 図 6 中ä構造ĺŒŊsĨ ,g Ĉ伸æÏÉÞáþĀ p ĪŌ ĶŔ拡散層間ä距離Â伸éāÕ÷h空乏層ä広ÂĀáþ 図 ā電流経路ä狭ôĀÂ緩和ËĂ JFET 抵抗Â低減ÝÃāg 出力段用 VDMOSFET の断面構造 一方hÉĂáþĀĤŔĽĬĪÂ大ÃÅàāÕ÷単位面積¸ ゲート ソース n+ n+ p+ ソース n+ ÕĀäĪŌĶŔ密度Â低下Íh等価的áĪŌĶŔ抵抗成分 n+ p+ p チャネル Â上昇ÍÕÉÞáàāg本設計Ýå両者äıŕsIJēľ関 係Ĉ考¾最適à ,g 値Ĉ選択ÍhJFET 抵抗Ĉ低減ÍÕg p ĪŌĶŔčēŜ注入ä条件最適化 ( 3) p ĪŌĶŔčēŜ注入条件ä調整áþĀĪŌĶŔ抵抗分 n−エピタキシャル層 Ĉ低減ÏāÉÞÂÝÃāÂh同時á耐圧Â低下Ïāg本設 n+基板 ドレイン (a)従来設計VDMOSFET ゲート ソース n+ p+ n+ ソース ゲート ソース n+ p + n + 図 出力段用 VDMOSFET 抵抗成分の内訳 電流経路 Lg n+ p+ n+ n+ p+ n+ p チャネル p チャネル p チャネル n−エピタキシャル層 JFET抵抗 n+基板 ドリフト抵抗 ドレイン (b)本設計VDMOSFET ( 72 ) チャネル抵抗 p チャネル n−エピタキシャル層 n+ 基板 富士時報 6OL.O 図 自動車用 IPS デバイス技術 上 記 施 策 ä 結 果h 本 設 計 ä VDMOSFET å 従 来 ä 出力段用 VDMOSFET の出力特性 VDMOSFET Þ 比 較 Íh 耐 圧 Ĉ 同 程 度 á 維 持 Í Õ ô ô 2onj! Ĉ 25 % 低減ÍÕg 図 7 á本開発áÀÇā出力段用 VDMOSFET ä出力特性 ドレイン電流(mA) 5 V g =5 V Ĉ示Ïg 4 V g =4 V 3 2 適用例 V g =3 V 図 8 á新開発äİĹčĢ技術Ĉ適用ÍÕ IPS äĪĬŀ外 V g =0 ∼ 1 V 1 観Ĉ示Ïg本ĪĬŀå以下á示Ï機能Ĉ搭載ÍÕ IPS Ý V g =2 V 0 0 10 20 30 40 50 60 70 ドレイン電圧(V) ¸āg 過電流j過熱検出機能áþā負荷短絡保護 (a) (b) 負荷状態j保護状態出力ĢįsĨĢ端子 出力段駆動回路 (c) 図 新開発のデバイス技術を適用した IPS のチップ外観 あとがき 本稿Ýåh新ÍÅ開発ÍÕ自動車用 IPS İĹčĢ技術Ĉ 紹介ÍÕgÉä技術åhēŜ抵抗低減化技術Þ回路微細化 技術Ĉ融合Íh製品ä小型化j低ĜĢı化á有効àİĹ čĢ技術ݸāg今後åÉä技術Ĉ活用Íh魅力¸ā IPS 製品群Ĉ開発Íh社会á貢献Ïā所存ݸāg 参考文献 徳西弘之ñÁiĺŘs MOSFETSuperFAP-G Ġœsģ ( 1) ÞÓä適用効果i富士時報ivol.75, no.10, 2002, p.593-597. 堀内康司ñÁi自動車用ĺŘs MOSFETi富士時報i ( 2) vol.76, no.10, 2003, p.601-605. 計Ýå両者äıŕsIJēľ関係Ĉ考¾最適ä p ĪŌĶŔ čēŜ注入条件ä調整Ĉ選択ÍhĪŌĶŔ抵抗Ĉ低減ÍÕg 熊谷直樹ñÁi自動車用自己分離型統合ĺŘs IC 技術i ( 3) 富士時報ivol.76, no.10, 2003, p.622-625. ( 73 ) 特 集 6 富士時報 6OL.O SiC パワー MOSFET 用トレンチ形状制御技術 特 集 河田 泰之}ÁąÖeúÏüÃ~ 俵 武志}ÕąÿeÕÇÍ~ 中村 俊一}àÁöÿeÍûĉº×~ 一方hSi ıŕŜĪİĹčĢÝå水素}H2~雰囲気Ý高 まえがき 温ċĴsŔÏāÉÞÝıŕŜĪ形状ú平滑性Ĉ改善ÝÃā , ( 1) ( 2) 世界äđĶŔės消費量å増大ä一途ݸĀh地球環境 ÉÞÂ知ÿĂܺāgÍÁÍ SiC å高温Ýø安定ݸāÕ å着実á悪化Íܺāg環境Ĉ守Āh人類Â持続可能à発 ÷hÉäþ¼à取組õĈÍÕÞº¼報告åàºg本報告Ý 展Ĉ遂ÈāáåđĶŔėsä高効率利用Â重要ݸāgÍ åhSiC ıŕŜĪĈ高温ÝċĴsŔÍhŀŖĤĢä最適化 ÕÂÙÜhĺŘsđŕĘıŖĴĘĢä役割å重要ÝhÓ áþĀıŕŜĪ形状制御Þ内壁ä平滑性Ĉ同時á改善Ïā ä中心ݸāĺŘs半導体İĹčĢä飛躍的à発展Â望ô 技術ä検討Ĉ行ÙÕg ĂܺāgĠœĜŜ}Si~Ĉ用ºÕĺŘs半導体İĹčĢ å特性限界Â近ÛÃÚÚ¸āÞ言ąĂā中hSJ-MOSFET 実験方法 }Super Junction Metal - Oxide - Semiconductor FieldEffect Transistor~ hFS-IGBT}Field Stop Insulated Gate 試料ä作製方法å 4H-SiC}457 Ńsġä解説参照~ Bipolar Transistor~àßä技術開発áþĀ特性改善Ĉ行Ù 基板}8 ēľ C 面~á SiO2 膜Ĉ 2 m ä膜厚Ý成膜ÍÕ ÜÃÕÂhÉĂ以上ä改善å難ͺ領域á達ÍÚÚ¸āg 後h線幅 1 v 3 m ÝŕġĢıĈĺĨsĴŜęÍÕg次á ĠœĜŜÞ炭素ä化合物ݸāĠœĜŜĔsĹčı}SiC~ ŕġĢıĈŇĢĘÞÍÜIJŒčđĬĪŜęáþĀ SiO2 Ĉ å Si á比ï優ĂÕ諸物性Ĉ持×h高耐圧h低ēŜ抵抗h ĺĨsĴŜęÍÕgŕġĢıäåÅ離後h今度å SiO2 Ĉ 低損失h高速動作Ĉ実現ÝÃāgSiC İĹčĢÂ実用化Ë ŇĢĘÞÍÜ SiC ĈIJŒčđĬĪŜęÍÕgđĬĪŜę ĂĂæ電源ä小型化h低損失化h高温動作}冷却機構ä簡 深Ëå 3 v 8 m ݸāgľĬ酸Ý SiO2 膜ĈåÅ離ÍÕ 素化~Â可能Ýh電力đĶŔėsä有効利用Â可能Þàāg 後h2,200 ℃程度ôÝ昇温可能à CVD}Chemical Vapor SiC Ĉ用ºÕİĹčĢÞÍÜåĠŐĬıĖsĹœōĩč Deposition~装置Ĉ使ÙÜ 1.5 v 760 Torr ä圧力ÝhċŔ ēsIJÂ一部市販ËĂܺāgĢčĬĪŜęİĹčĢÞÍ h水素}H2~ ĝŜ}Ar~ hĠŒŜ添加äċŔĝŜ}SiH4/Ar~ Üå MOSFET Â多Å研究ËĂܺāÂhôÖ実用化ËĂ 雰囲気中Ý 1 v 30 分間äċĴsŔĈ行ÙÕg評価áå走 ܺàºgıŕŜĪ型 MOSFET}UMOSFET~åŀŕs 査型電子顕微鏡}SEM~ÝċĴsŔ前後äıŕŜĪ内壁 ij型á比ï低ēŜ抵抗化Â期待ÝÃāÂhSiC 特有äIJŒ Þ断面Ĉ観察Íh原子間力顕微鏡}AFM~Ý基板表面粗 čđĬĪŜę技術Â必要ݸāgSiC å物理的á硬Åh化 ËÞıŕŜĪ側壁粗ËĈ測定ÍÕg一部試料å X 線光電 学的á安定à難đĬĪŜę材料ݸĀh高密度ŀŒģŇ 子分光法}XPS~Ý基板表面ä SihC ä結合状態Þ組成Ĉ Ĉ用ºÕđĬĪŜę装置ÝøhđĬĪŜęŕsıÂ遅Åh 分析ÍÕg đĬĪŜę形状ä制御ø困難àÕ÷ݸāgIJŒčđĬĪ ŜęáþĀ形成ËĂÕıŕŜĪ側壁ú底面áå表面荒Ă 結果と考察 見ÿĂh開口部áå鋭角à部分Â存在ÏāgUMOSFET . ÝåıŕŜĪ側壁áĪŌĶŔĈ形成ÏāÕ÷hÓä平滑性 アニール圧力依存性 å電子移動度á影響Ĉ与¾hıŕŜĪá鋭角部分¸āÞ Ar 雰 囲 気 中 1,700 ℃ Ý 圧 力 Ĉ 1.5 Torrh80 Torrh 電界集中áþā耐圧低下Ĉ招ÅgÓäÕ÷hıŕŜĪ内壁 760 Torr á変化ËÑÜċĴsŔÍÕıŕŜĪä断面Àþ ä平滑化àÿéáıŕŜĪ開口部ú底部äĜsij形状ä丸 é平面 SEM 写真Ĉ図 1 á示Ïg ÷}ŒďŜIJ~Â必要ݸāgÍÁÍàÂÿhIJŒčđĬ 図 1(a) áıŕŜĪđĬĪŜę後ċĴsŔàÍäıŕŜĪ ĪŜę条件ä最適化ÖÇÝå理想的à形状ú平滑性Ĉ得ā 断面ÞıŕŜĪ底部Ĉ示ÏgċĴsŔàÍÝåhıŕŜĪ äå難ͺg 開口部äĜsijåñò直角ÝıŕŜĪ底部ø荒Ăܺā ( 74 ) 河田 泰之 俵 武志 中村 俊一 ĕĢĤŜĞh磁気記録媒体h半導 ĺŘs半導体ä開発á従事g現在h ŘčIJėŌĬŀ半導体ä研究開発 体ä開発á従事g現在h富士電機 富士電機İĹčĢįĘķŖġs株 á従事g現在h富士電機İĹčĢ İĹčĢįĘķŖġs株式会社電 式会社電子İĹčĢ研究所gŀŒ įĘķŖġs株式会社電子İĹč 子İĹčĢ研究所gĪsʼnœs ģŇj核融合学会会員h応用物理 Ģ研究所g工学博士g応用物理学 ĩsg応用物理学会会員g 学会会員g 会会員g 富士時報 6OL.O 図 SiC パワー MOSFET 用トレンチ形状制御技術 Ar 雰囲気中 1,700 ℃でアニールした SiC トレンチ形状 図 の圧力依存性 性 (b)Ar(1.5 Torr) (c)Ar(80 Torr) (d)Ar(760 Torr) (a)アニールなし 断面 1 m 1 m 平面 平面 図 (b)Ar(80 Torr) (c)SiH4/Ar(80Torr) (d)H2(80 Torr) 断面 SiC 表面の C1s ピークの XPS 測定結果 図 SiH4/Ar 雰囲気中アニールでの SiC トレンチ形状の温度 依存性 C1s グラファイト (a)アニールなし (b)1,500 ℃ (c)1,600 ℃ (d)1,700 ℃ (e)1,800 ℃ 断面 1 m SiC 平面 1.5 Torr 80 Torr 760 Torr アニールなし 295 290 285 280 結合エネルギー(eV) Ĝsij形状ÂŒďŜIJÍhıŕŜĪ底ø平滑áàÙܺāg ÍÁÍhH2 ÝċĴsŔÍÕ試料åıŕŜĪ底å平滑áà٠ܺāÂhıŕŜĪ開口部Àþé側壁付近ÂÁàĀđĬĪ ( 3) äÂ分Áāg1,700 ℃ä Ar 中ÝċĴsŔÏāÞh1.5 Torr ŜęËĂÜÍôÙܺāäÂ分ÁāgH2 雰囲気中 1,700 ℃ ÝåıŕŜĪ形状úıŕŜĪ底表面ä変化å少àºÂh ÝåıŕŜĪ側壁ĈÁàĀđĬĪŜęÍÜÍô¼Õ÷h温 80 Torr Þ 760 Torr ÝåıŕŜĪ開口部äĜsijÂŒďŜ 度ä最適化Â必要ݸāgSiH4/Ar 雰囲気中ċĴsŔä場 IJÍhıŕŜĪ底ø平滑áàÙܺāäÂ分Áāg 合Þ H2 雰囲気中ċĴsŔä場合ÝċĴsŔ温度ä最適化 図 2 áÉĂÿ試料ä基板表面Ýä C ä XPS 測定結果Ĉ áÚºÜ次á検討ÍÕg 示ÏgċĴsŔàÍh80 Torrh760 Torr ÝċĴsŔÍÕ 試料å SiC á起因Ïā結合đĶŔės値áĽsĘÂ見ÿ . SiH4/Ar 雰囲気中アニールでの温度依存性 ĂāÂh1.5 Torr ÝċĴsŔÍÕ試料å高đĶŔės側á SiH4/Ar 雰囲気中 80Torr Ý温度Ĉ 1,500 ℃Áÿ 1,800 ℃ ĽsĘÂĠľıÍܺāgÉĂåęŒľĊčıäĽsĘÝ ôÝ変¾ÜċĴsŔÍÕıŕŜĪä断面Àþé平面 SEM ¸Āh1.5 Torr ÝċĴsŔÏāÞ Si Â基板表面Áÿ昇華 写真Ĉ図 4 á示Ïg Íh表面åñò C äõáàāÉÞÂ確認ËĂÕgÉĂÿ ċĴsŔ温度ä上昇á伴ÙÜıŕŜĪ開口部äĜsij ä結果Áÿh低圧ÝåıŕŜĪ形状ú平滑性Ĉ改善ÏāÉ ÂŒďŜIJÍhıŕŜĪ底ä表面粗Ëø減少Íh平滑á ÞåÝÃÐhċĴsŔ圧力å 80 Torr 以上Â適切Þ考¾ÿ àāäÂ分ÁāgıŕŜĪĜsijĈŒďŜIJËÑāáåh Ăh以後ä実験å 80 Torr Ý行ÙÕg 1,700 ℃ 以 上 ä 温 度  必 要 Ý ¸ āg 平 面 SEM 写 真 Á ÿ 1,700 ℃以上ÝċĴsŔÍÕ基板表面åĢįĬŀĹŜĪŜ . アニール雰囲気依存性 ę}原子ĢįĬŀä集合áþā波打×現象~Â観察ËĂÕg 1,700 ℃ä温度Ý圧力Ĉ 80 Torr áÍhċĴsŔ雰囲気 ÉĂå 8 ēľä基板áþāøäÝhċĴsŔáþĀ研磨 Ĉ ArhSiH4/ArhH2 á変¾ÜċĴsŔÍÕıŕŜĪä断 Ý入ÙÕèÐõÂ開放ËĂÕÕ÷Þ考¾ÿĂāgAFM Ý 面Àþé平面 SEM 写真Ĉ図 3 á示Ïg 基板表面ä粗ËĈ測定ÏāÞh温度Â高ºñß荒Ăāä Ar Þ SiH4/Ar 雰囲気中ÝċĴsŔÍÕ試料åıŕŜĪ Â観察ËĂÕgÉä結果ÁÿıŕŜĪĜsijĈŒďŜIJË ( 75 ) 特 集 (a)アニールなし 1,700 ℃でアニールした SiC トレンチ形状の雰囲気依存 富士時報 6OL.O SiC パワー MOSFET 用トレンチ形状制御技術 ÑhıŕŜĪ底Ĉ平滑áÍh基板表面粗ËĈ低減Ïāáå . 1,700 ℃Â適当ݸāg SiH4/Ar と H2 の 2 段アニール効果 . H2 雰囲気中アニールでの温度依存性 雰囲気中ċĴsŔhıŕŜĪ形状Ĉ変¾Ð基板表面Ĉ平 H2 雰囲気中 80 Torr Ý温度Ĉ 1,400 ℃Áÿ 1,700 ℃ôÝ 滑áÏāáå低温ä H2 ċĴsŔÂ有効ݸāgÉä結果 変化ËÑÜċĴsŔÍÕıŕŜĪä断面Àþé平面 SEM ÁÿhSiH4/Ar 雰囲気中ċĴsŔÝıŕŜĪĜsijĈŒď 写真Ĉ図 5 á示Ïg ŜIJËÑhıŕŜĪ内壁Ĉ平滑áÍÕ後hËÿá H2 雰囲 ċĴsŔ温度Â高Åàāá従ºıŕŜĪ底ä平滑性å 気中ċĴsŔÏāÉÞÝ基板表面Ĉ平滑áÝÃàºÁ検討 向上ÏāÂh1,600 ℃以上ÝċĴsŔÏāÞ側壁ÂđĬĪ ÍÕg 図 7 á SiH4/Ar 雰囲気中Ý 1,700 ℃ 10 分ċĴsŔ ŜęËĂhıŕŜĪ幅Â広ÂāÉÞÂ確認ËĂÕgôÕh ÍÕ後hH2 雰囲気中Ý 1,500 ℃ 10 分ċĴsŔÏā 2 段ċ 1,500 ℃以下ÝåıŕŜĪĜsijĈŒďŜIJËÑāÉÞå ĴsŔĈÍÕ場合äıŕŜĪä断面Àþé平面 SEM 写真 ÝÃàºÉÞø分ÁÙÕgAFM Ý基板表面ä粗ËĈ測定 Ĉ示Ïg ÏāÞhßä温度Ýø RMS}二乗平均粗Ë~å 0.3 nm 以 下ÝhċĴsŔáþÙÜ基板ä荒Ăå発生ÍàÁÙÕg ıŕŜĪĜsijå曲率半径 0.6 m áŒďŜIJÍhıŕ ŜĪ底ø非常á平滑áàÙܺāäÂ分ÁāgAFM Ý 基板表面ä粗ËĈ測定ÍÕ結果hRMS å 1.59 nm ôÝ改 . アニール条件と基板表面粗さ 図 6 á ArhSiH4/ArhH2 雰囲気Ý温度Ĉ変¾ÜċĴs 図 2 段アニールによるトレンチ形状の改善 ŔÍÕ場合ä SiC 基板表面粗ËĈ AFM Ý測定ÍÕ結果Ĉ 示Ïg分析範囲å 10 m 角ݸāg アニールなし ċĴsŔ温度Â高ÅàÙÜø H2 ċĴsŔÝå基板表面 1 m å非常á平滑ݸāÂhSiH4/Ar ċĴsŔÝå温度ä上昇 á伴ºĢįĬŀĹŜĪŜęÂ発生ÍhRMS å急激á悪化 ÍÕg同Î温度Ýå Ar ä場合á最ø表面Â荒ĂāÉÞ 分Áāg 2 段アニール後 図 H2 雰囲気中アニールでの SiC トレンチ形状の温度依存性 (a)アニールなし (b)1,400 ℃ (c)1,500 ℃ (d)1,600 ℃ (e)1,700 ℃ 断面 1 m 平面 図 図 2 段アニールによるトレンチ側壁の改善 アニールなし 2 段アニール後 RMS=8.49 nm RMS=0.41 nm 各アニール条件での表面粗さ 7 表面粗さ RMS(nm) 特 集 ıŕŜĪĜsijĈŒďŜIJËÑāáå高温ä SiH4/Ar 6 Ar 5 4 SiH4/Ar 3 2 1 80 Torr-1min H2 0 1,200 1,300 1,400 1,500 1,600 1,700 1,800 1,900 アニール温度(℃) ( 76 ) 富士時報 6OL.O 図 SiC パワー MOSFET 用トレンチ形状制御技術 2 段アニール前後のトレンチ形状,寸法の変化 ıŕŜĪ幅ú深ËĈ変¾āÉÞàÅhıŕŜĪĜsijä 適度àŒďŜIJÞ半円状äıŕŜĪ底形状Â実現ÝÃܺ 状Þ比較ÍÜø遜色}ÓĉÍýÅ~àºŕłŔôÝ改善Ë 1 m 1 m Ăܺāg 4 m 4 m あとがき SiC áIJŒčđĬĪŜęÝ形成ÍÕıŕŜĪä形状改善 Þ内壁ä平滑性ä向上áÚºÜh高温ċĴsŔä効果Ĉ 検討ÍÕg圧力 80 Torr Ý SiH4/Ar 雰囲気中 1,700 ℃Ýċ アニールなし 2 段アニール後 ĴsŔÏāÉÞÝıŕŜĪĜsijĈŒďŜIJËÑhıŕŜ Ī内壁ø平滑áÏāÉÞÂÝÃÕgÍÁÍàÂÿh基板表 面åĢįĬŀĹŜĪŜęáþĀ表面荒ĂÂ発生ÍÕg一 善ËĂܺāÉÞÂ確認ÝÃÕgÉäþ¼á 1,700 ℃ä 方h圧力 80 Torr Ý H2 雰囲気中 1,500 ℃ÝċĴsŔÏāÞ SiH4/Ar ċĴsŔÞ 1,500 ℃ä H2 ċĴsŔĈ連続Ý行¼ ıŕŜĪ形状Ĉ変¾āÉÞàÅ平滑性ÖÇ改善ËĂāÉÞ ÞhıŕŜĪĜsij形状改善Þ基板ä平滑性Ĉ向上ËÑā Â確認ÝÃÕgıŕŜĪ形状改善Þ平滑性Ĉ両立ËÑāÕ ÉÞÂÝÃāg ÷ SiH4/Ar 雰囲気中ċĴsŔÞ H2 ċĴsŔĈ 2 段階á連 図 8 á SiH4/Ar Þ H2 ä 2 段ċĴsŔĈ行ÙÕ試料äċ 続ÍÜ行¼ÉÞÝhıŕŜĪĜsij形状ÞıŕŜĪ内壁ä ĴsŔ前後ÝäıŕŜĪ側壁ä平滑性ĈhSEM Þ AFM 平滑性hËÿá基板表面ä平滑性ø同時á改善ÝÃāÉÞ áþÙÜ評価ÍÕ結果Ĉ示Ïg Â分ÁÙÕgSiC ıŕŜĪ形成後h高温ÝċĴsŔÏāÉ 本試料äõıŕŜĪ深Ëå 8 m ÝhAFM ä分析範囲 å 1 m 角ݸāgċĴsŔ前hÏàą×đĬĪŜę直 ÞÝ SiC-UMOSFET ä耐圧Þ電子移動度ä向上Ĉ達成Ý ÃāÞ考¾ÿĂāg 後äıŕŜĪ側壁åhSEM Ý観察ÍÜøÁàĀ荒Ăܺ āäÂ確認ÝÃāgAFM Ýø大Ãà凹凸Â筋状á見ÿ ĂhRMS å 8.49 nm ݸÙÕgċĴsŔ後äĞŜŀŔåh 参考文献 Kuribayashi, H. et al. Investigation of Shape Trans( 1) SEM Ýå荒ĂÂ分Áÿàºñß平滑ݸÙÕgAFM Ý formation of Silicon Trenches during Hydrogen Annealing. ø非常á平滑àÉÞÂ確認ËĂhRMS ø 0.41 nm ôÝ低 Jpn. J. Appl. Phys. vol.43, no.4A, 2004, p.L468-470. 減Íܺāg2 段ċĴsŔáþĀhıŕŜĪ側壁å非常á 平滑áàÙܺāÉÞÂ確認ÝÃÕg Sudoh, K. et al. Numerical Study on Shape Trans( 2) formation of Silicon Trenches by High - Temperature Hydrogen Annealing. Jpn. J. Appl. Phys. vol.43, no.9 A, 2004, . 微細トレンチへの 2 段アニールの適用 p.5937-5941. 微細àıŕŜĪĞčģ}幅~Ý 2 段ċĴsŔä効果Ĉ検 Karlsson, S. ; Nordell N. AFM Study of In Situ Etching of ( 3) 証ÍÕg図 9 á 2 段ċĴsŔ前後äıŕŜĪ形状ÞıŕŜ 4H and 6H SiC Substrates. Mater. Sci. Forum vols.264-268, ĪĞčģä比較Ĉ示Ïg 1998, p.L363-366. 解 説 4H-SiC SiC}炭化Ěč素~áåh200 種類以上ä結晶構造 度Â高Åh移動度ä異方性Â小˺g高品質ä単結晶 Â確認ËĂܺāgÓä中Ý比較的発生確率Â高Åh ďĐsĸø入手ÝÃāþ¼áàÙÜÃÕÉÞÁÿhĺ 実用面Ý研究Â進ĉݺāäåh3C-SiCh4H-SiCh Řs半導体用基板ÞÍÜ近年h主á用ºÿĂāþ¼á 6H-SiC ݸāg }最初ä数字å c 軸方向ä繰返Í周期h àÙÕg C å立方晶hH å六方晶Ĉ意味Ïā~ g 極性結晶ݸā SiC ä{0001}面Ĉ使¼場合áå Si 面 4H-SiC å 絶 縁 破 壊 電 界  Si ä 約 10 倍h Ĺ Ŝ IJ Þ C 面Â選択ÝÃāg 面方位áþÙÜ SiC đĽĨĖĠŌ ėŌĬŀÂ約 3 倍h飽和電子IJœľı速度Â約 2 倍h Ŕ膜ä成長ú酸化速度àßÂ異àĀhİĹčĢä作製 熱伝導率Â約 3 倍Þ優ĂÕ物性Ĉ持×hĺŘs半導体 áß×ÿä面Ĉ用ºāÁå議論ä¸āÞÉăݸāg 材料ÞÍÜ有望ݸāg4H-SiC å 6H-SiC þĀ移動 ( 77 ) 特 集 āÉÞÂ確認ÝÃÕgSi ıŕŜĪİĹčĢäıŕŜĪ形 主要事業内容 電機システム部門 富士電機システムズ株式会社 富士電機機器制御株式会社 ドライブ分野[駆動制御,駆動システム,電源,車輌・特機] ,オートメーション分野[センサ,計測機器,コントローラ, 製造ソリューション,エネルギーソリューション,ソシオソリューション] ,産業プラント分野[産業電源,施設電機,電 鉄用変電,クリーンルーム] ,発電プラント分野[火力,原子力,水力] ,工事分野[電気設備工事,空調,給排水工事] , 器具分野[電磁開閉器,マニュアル・モータ・スタータ,操作表示機器,配線用遮断器,漏電遮断器,高圧真空遮断器, 低圧・高圧ヒューズ,ガス警報器,エネルギー管理機器] 電子デバイス部門 富士電機デバイステクノロジー株式会社 半導体デバイス[パワー MOSFET, 電源制御 IC, IGBT モジュール, IGBT-IPM, 整流ダイオード, 圧力センサ] , ディスク媒体[アルミ媒体,ガラス媒体,アルミ基板] ,画像デバイス[感光体,画像周辺機器] リテイルシステム部門 富士電機リテイルシステムズ株式会社 自動販売機[各種自動販売機] ,フードサービス機器[各種ディスペンサー,自動給茶機,冷蔵ショーケース] ,通貨機器[硬 貨識別装置(コインメカニズム) ,紙幣識別装置(ビルバリデータ) ,両替機,つり銭自動支払機,遊技場向け通貨関連機器, 非接触 IC カードシステム] ,コールドチェーン機器[店舗用各種ショーケース,店舗関連機器,店舗設計施工・保守] *本誌に記載されている会社名および製品名は,それぞれの会社が所有する商標または登録商標である場合があります。 富 士 時 報 第 81 巻 第 6 号 平 成 平 成 20 年 10 月 30 日 20 年 11 月 10 日 印 刷 発 行 定価 735 円 (本体 700 円・送料別) 編集兼発行人 山 発 行 所 富士電機ńsŔİČŜęĢ株式会社 技術j事業戦略本部 技術戦略室 〒141 - 0032 東 京 都 品 川 区 大 崎 一 丁 目 1 1 番 2 号 (ゲートシティ大崎イーストタワー) 編 集 室 富士電機情報ĞsļĢ株 式 会 社 内 富士時報編集室 〒191-8502 東 京 都 日 野 市 富 士 町 1 番 地 富士電機情報ĞsļĢ株式会社 〒191-8502 東 京 都 日 野 市 富 士 町 1 番 地 印 刷 所 添 勝 電 話(042)585 − 6965 FAX(042)585 − 6247 電 話(042)587 − 5555 発 売 元 株 式 会 社 ē s ʼn 社 〒101 - 8460 東京都千代田区神田錦町三丁目 1 番地 電 話(03)3233 − 0641 振替口座 東京 6−20018 2008 Fuji Electric Holdings Co.,Ltd.,Printed in Japan(禁無断転載) ( 78 ) 富士時報 総目次 6OL.O 富 士 時 報 VOL.81 2008(平成20年)総 目 次 No.1 技術成果と展望 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 新ͺ年Ĉ迎¾Ü ĸčŒčı 富士電機ĠĢįʼnģ株式会社 発電ŀŒŜı xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 電機ŀŒŜı xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 制御ĠĢįʼn xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 水環境ĠĢįʼn 共通技術ŀŒĬıľĒsʼn xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 富士電機機器制御株式会社 ĠĢįʼnĜŜņsĶŜı xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 富士電機İĹčĢįĘķŖġs株式会社 情報機器ĜŜņsĶŜı 半導体 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 富士電機œįčŔĠĢįʼnģ株式会社 流通機器ĠĢįʼn xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 富士電機ċIJĹŜĢıįĘķŖġs株式会社 技術開発j生産技術 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx No.2 特集 計測制御システム 新ͺ材料Þ計測制御技術 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 宮野健次郎 } 1 ~ 若杉 繁実 木佐 一之 } 2 ~ xxxxxxxxxxxxxxxx 小塙明比古 長谷川正美 } 8 ~ 計測制御ĠĢįʼnä現状Þ展望 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 垣堺 健 機械安全Þ機能安全îä取組õ ── Total Safety ── 新情報制御ĠĢįʼnMICREX-NXä機能拡充 xxxxxxxxxxxx 山野 景章 五十嵐 真 小林 祐介 }15~ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 松本 宏治 大井 章弘 中沢 親志 }20~ đĶŔėsŀŒŜıä最適運用ĠĢįʼn xxxxxxxxxxxxxxxx 小出 哲也 松本 宏治 北川 慎治 }24~ PID 最適調整技術 鉄鋼分野向Ç計算機ĠĢįʼnáÀÇā新ľŕsʼnŘsĘä適用 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 吉川 肇 }29~ 医薬品業界向Ç FDA 21 CFR Part 11 á対応ÍÕ xxxxxxxxxxxxxxxx 渡辺 大介 新情報制御ĠĢįʼnMICREX-NX 灰溶融ŀŒŜı向Ç新情報制御ĠĢįʼnMICREX-NX 小林 益之 若杉 繁実 }34~ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 野村 和朗 }39~ 天然ĕĢĺčŀŒčŜä遠隔監視ĠĢįʼn xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 庄林 直樹 }43~ MICREX-SX Þ POD Ĉ核ÞÏā PLC 計装ĠĢįʼn xxxxxxxxxxxxxxxxxx 中間 倫之 野嶌 勝宏 }47~ čŜįœġĐŜı端末áþā現場情報収集ĠĢįʼnÞ 荻山 泰 町田 善信 }52~ 新型差圧j圧力発信器FCX-AⅢĠœsģ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 木代 雅巳 但田 憲彦 }56~ ÓĂĈ活用ÍÕĸčŕłŔ管理 xxxxxxxxxxxxxxxxxxx 相馬 寛 新型可搬型超音波流量計ņsĨľŖs C xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 矢尾 博信 山田 和行 }60~ ŇŔĪŔsŀjŋġŎsŔ型調節計PUM xxxxxxxxxxxxxx 小西 英之 安藤 淳 河合富貴子 }64~ ŃsĺsŕĢ記録計PHR PHW xxxxxxxxxxxxxxxxxx 篠田 正紀 今野 久洋 西島 淳一 }68~ 直接挿入ŕsğ方式ĕĢ分析計ZSS xxxxxxxxxxxxxxxxx 金井 秀夫 中村 裕介 小泉 和裕 }73~ 直接挿入形ġŔĜĴċ式酸素計ZFK8/ZKM xxxxxxxxxxxxx 加藤 修久 宇津木喜弘 乾 貴誌 }77~ 富士時報 総目次 6OL.O No.3 特集 1 エネルギーソリューション/特集 2 低圧受配電・開閉機器および監視制御機器 特集1 エネルギーソリューション đĶŔėsĦœŎsĠŐŜ特集á寄ÑÜ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 納富 信 } 1 ~ đĶŔėsĦœŎsĠŐŜä現状Þ展望 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 大橋 一弘 中西 要祐 } 2 ~ ċŋŔľĊĢ太陽電池ä応用Þ展開 xxxxxxxxxxxxxxxxxx 桑山 仁平 林 一彦 大田 洋充 } 6 ~ Āĉ酸形燃料電池ä現状Þ今後ä展開 xxxxxxxxxxxxxxxxx 腰 一昭 中島 憲之 堀内 義実 }10~ 風力発電向Ç電力安定化装置 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 淺沼 圭司 須﨑 久晴 神通川 亨 }15~ {次世代øäÚÅĀ基盤|áþā省đĶŔės xxxxxxxxxxxxxx 宮村 尚孝 白井 英登 項 東輝 }19~ 中国ä浙江大学Þä共同研究áþā電力品質ĦœŎsĠŐŜxxxxxxxx 小林 直人 趙 栄祥 湯谷 浩次 }25~ 配電自動化ĠĢįʼnä最新技術動向 xxxxxxxxxxxxxxxxxx 松田 秀樹 金澤 康久 小島 浩 }30~ 標準ĩʼn管理ĠĢįʼnÞ広域運用技術 xxxxxxxxxxxxxxxxx 堂本 宗宏 早福 正明 高橋 省 }34~ đĶŔėsĦœŎsĠŐŜĈ支¾āŒčľĞčĘŔĞsļĢ xxxxxxx 中原 泰男 西山 和男 岩崎 哲之 }39~ 特集2 低圧受配電・開閉機器および監視制御機器 低圧受配電j開閉機器Àþé監視制御機器ä現状Þ展望 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 久保山勝典 }44~ ęŖsĹŔĭčŜĿŕsĔG-Twin Ġœsģä 石動 秀樹 }49~ 商品拡充Þ機能Ĉ高÷ā付属装置 xxxxxxxxxxxxxxxxxx 高橋 康弘 佐藤 佑高 ĜŇŜIJĢčĬĪä最新機器Þ技術 xxxxxxxxxxxxxxxxxx 清水 源広 町田 謹斎 小笠原 稔 }54~ 受配電保護j監視機器F-MPC Ġœsģä最新機器Þ技術 xxxxxx 鹿野 俊介 町田 悟志 谷 敏明 }58~ 使ºúÏËÂ向上Ïā音声ĕĢ警報器 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 長瀬 徳美 }62~ 普通論文 情報j制御jđŜłİĬIJ技術Ĉ融合ÍÕ機電一体ĠĢįʼnä構築 xxxx 益子 洋一 峯尾 秀行 齊藤 智明 }65~ No.4 特集 1 磁気記録媒体/特集 2 感光体 特集1 磁気記録媒体 Ģıŕsġ技術ä発展Þ{øäÚÅĀ|xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 島津 武仁 } 1 ~ 磁気記録媒体ä現状Þ展望 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 松尾 壮太 伊藤 芳昭 } 2 ~ ċŔň垂直磁気記録媒体用基板 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 貝沼 研吾 坂口 庄司 鄭 用一 } 5 ~ ċŔň垂直磁気記録媒体 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 酒井 泰志 武居 真治 原 直毅 } 8 ~ ĕŒĢ垂直磁気記録媒体 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 及川 忠昭 安宍 善史 上住 洋之 }12~ 新ͺ高密度記録技術 ── ECC 媒体── xxxxxxxxxxxxxxx 竹野入俊司 李 図強 久保木孔之 }17~ 新ͺ高密度記録技術 ──İČĢĘœsııŒĬĘŊİČċ── xxxx 佐藤 公紀 熊谷 明恭 片野 智紀 }22~ 新ͺ高密度記録技術 ──熱ċĠĢı媒体── xxxxxxxxxxxx 渡辺 貞幸 由沢 剛 古田 旭 }25~ 特集2 感光体 ċijŖęÁÿİġĨŔ電子写真îä感光体ä発展 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 陳 以南 }29~ 感光体ä現状Þ展望 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 成田 満 }30~ 有機感光体用材料技術 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 中村 洋一 北川 清三 鈴木信二郎 }34~ ŀœŜĨ用有機感光体 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 森田 啓一 池田 豊 田中 靖 }38~ İġĨŔ複写機用有機感光体 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 宮本 貴仁 高野 晋 濱田 修一 }43~ 有機感光体ä生産技術 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 松橋 幸雄 郷原 達善 }47~ 富士時報 総目次 6OL.O No.5 特集 1 発電プラント/特集 2 MEMS 特集1 発電プラント 発電ŀŒŜı特集á寄ÑÜ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 餘利野直人 } 1 ~ 白川 正広 } 2 ~ 発電技術ä現状Þ展望 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 藤原 正洋 須永 政孝 最新ä地熱ĨsļŜ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 酒井 吉弘 岡 美樹 加藤 秀雄 } 6 ~ 全含浸絶縁ĠĢįʼnĈ適用ÍÕ水素間接冷却ĨsļŜ発電機 xxxxxxx 新倉 仁之 井上 誠一 山崎 勝 }12~ 最近ä海外経年火力発電設備áÀÇā再生技術 xxxxxxxxxxxxx 今市 悟 植村 光博 玉谷 寛 }17~ œsĘĹĢĨsáþā運転支援技術 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 坂梨 秀憲 明翫 市郎 }22~ 最新ä水車技術Þ適用事例 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 早馬 弘 藤井 恒彰 }27~ 揚水発電向Ç発電電動機ä技術 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 氏家 隆一 衛藤 浩史 小林 秀樹 }33~ 遠隔ĸŜIJœŜę補助ĠĢįʼn ──三次元画像処理技術ä強化── xxx 富塚 千昭 神坐 圭介 高橋 浩 }39~ J-PARC 物質j生命科学実験施設向Ç機器ä完成 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 児玉 健光 }44~ 特集2 MEMS ÉĂÁÿä環境分野Þ安全j安心á寄与Ïā MEMS xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 楊 明 }49~ 環境Þ安全j安心á寄与Ïā MEMS Þ今後ä取組õ xxxxxxxxxxxxxxxxxx 友高 正嗣 山下 悟 }50~ MEMS Ĉ支¾ā加工技術 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 武居 正彦 坂田 晃次 山下 悟 }54~ MEMS ä適用事例 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 清野 信子 武居 正彦 相馬 伸一 }58~ 高精細画像検査装置Þ応用 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 外山 公一 井上 彰紀 本郷 保夫 }62~ 各種ĤŜĞÞ無線技術ä融合áþāŏļĖĨĢ環境ä実現 xxxxxxxx 町田 潤一 相馬 伸一 福山 良和 }67~ 普通論文 No.6 特集 半導体 半導体İĹčĢîä期待 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 嶋田 隆一 } 1 ~ 半導体ä現状Þ展望 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 関 康和 高橋 良和 藤平 龍彦 } 2 ~ ĸčĿœĬIJ車ŋsĨ駆動用 IGBT ŋġŎsŔ xxxxxxxxxxxxx 市川 裕章 市村 武 征矢野 伸 } 6 ~ IGBT ĸčĺŘsŋġŎsŔ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 西村 孝司 高宮 喜和 中島 修 }10~ IPM 用小型IJŒčĹ IC xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 森 貴浩 中森 昭 山村太久生 }15~ 3 山田 忠則 新村 康 }19~ 第 6 世代ĺŘs MOSFETSuperFAP-E 低 Qg Ġœsģ xxxxxxx 荒木 龍 3S 原 幸仁 渡邉 荘太 }23~ 自動車用ıŕŜĪ MOSFET xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 有田 康彦 中村 賢平 西村 武義 }27~ čŜįœġĐŜıĺŘs MOSFET xxxxxxxxxxxxxxxxxxx 岩田 英樹 岩水 守生 豊田 善昭 }30~ 低待機電力擬似共振電源 ICFA5571 Ġœsģ xxxxxxxxxxxx 丸山 宏志 手塚 伸一 渕先 寛教 }35~ 臨界型 PFC 電流共振統合電源 ICFA5560M xxxxxxxxxxxxx 園部 孝二 陳 建 手塚 伸一 }39~ xxxxxxx 久保山貴博 第 6 世代ĺŘs MOSFETSuperFAP-E 900 V Ġœsģ 高効率降圧ĜŜĹsĨ ICFA7743N xxxxxxxxxxxxxxxxx 大和 誠 山田谷政幸 一岡 明 }44~ 携帯機器用ŇŔĪĪŌĶŔ電源 ICFA7763R xxxxxxxxxxxxx 遠藤 和弥 大和 誠 一岡 明 }48~ 高機能ŘŜĪĬŀčęijčĨ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 石井 憲一 宮沢 繁美 山本 毅 }52~ 自動車向Ç高地補正用小型大気圧ĤŜĞ xxxxxxxxxxxxxxxx 斉藤 和典 芦野 仁泰 栗又正次郎 }55~ IGBT ŋġŎsŔä損失j温度ĠňŎŕsĨ xxxxxxxxxxxxxx 高久 拓 五十嵐征輝 井川 修 }58~ 伝導性 EMI ķčģäŋİœŜęÞ低減技術 xxxxxxxxxxxxxx 陳 清 高久 拓 五十嵐征輝 }63~ 埋込õđĽĨĖĠŌŔ技術 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 栗林 均 山口 一哉 矢嶋 理子 }67~ 自動車用 IPS İĹčĢ技術 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 豊田 善昭 原田 祐一 上西 顕寛 }70~ SiC ĺŘs MOSFET 用ıŕŜĪ形状制御技術 xxxxxxxxxxxxx 河田 泰之 俵 武志 中村 俊一 }74~ 富士時報 6OL.O 総目次 富士時報論文抄録 半導体の現状と展望 関 康和 富士時報 高橋 良和 ハイブリッド車モータ駆動用 IGBT モジュール 藤平 龍彦 6OL.OP-() 市川 裕章 富士時報 市村 武 征矢野 伸 6OL.OP-() 環境問題Â大Ãà社会問題Þàā状況áàā中ÝhĺŘs半導体 ĸčĿœĬIJ車äËÿàā燃費改善ÞĜĢı低減äÕ÷áåčŜ ÂÓä解決ä一端Ĉ担¾ā存在ݸāÞ期待Â大úgĺŘs半導 ĹsĨä小型化Þh回生ĿŕsĖáþāđĶŔės回収効率ä向上 体ä主à製品群ä現状Þ将来展望Ĉ述ïāgĺŘsŋġŎsŔÝåh Â必要ݸĀhÉĂÿä市場Ĵsģá応¾āÕ÷á自動車用 IGBT 最新ä第 6 世代 IGBTV ĠœsģÀþé高耐圧大容量化îä動 ŋġŎsŔĈ開発ÍÕäÝ紹介Ïāg600 V 用 FS}ľČsŔIJĢ 向Ĉ述ïāgĺŘsİČĢĘœsıÝå高耐圧 MOSFET ä E3 Ġ ıĬŀ~型ıŕŜĪěsı IGBT Ĉ適用ÍhčŜĹsĨ変換効率ä œsģĈhĺŘs IC ÝåºÅÚÁä低損失化j小型化ä成果Ĉ紹 向上ÞŋġŎsŔĞčģä小型化Ĉ図ĀÚÚhĩčēsIJĪĬŀ 介Ïāg自動車用ıŕŜĪ MOSFET Ýå COC 技術搭載ä新製品 Ğčģ最適化áþĀ回生ĿŕsĖ動作時ä電力回収効率Ĉ改善ÍÕg Ĉ紹介Ïāg ôÕēŜĪĬŀ温度ĤŜĞĈ IGBT á内蔵Í過渡的à温度上昇á対 Ïā応答性Â向上ÍÕg IPM 用小型ドライバ IC IGBT ハイパワーモジュール 西村 孝司 富士時報 高宮 喜和 中島 修 6OL.OP-() 森 貴浩 富士時報 中森 昭 山村 太久生 6OL.OP-() 富士電機åh近年h地球温暖化Ĉ抑制ÏāÕ÷h化石化燃料Ĉ 地球環境保護äÕ÷áĺŘsİĹčĢäËÿàā小型化h高 使用Íàº新đĶŔės分野}風力j太陽光発電~ä市場Â急速á 効 率 化  占 ÷ ā 役 割 å 大 à ºgIGBT}Insulated Gate Bipolar 伸éܺāg本分野îä適用ĈãÿºhU4 ĪĬŀĈ搭載Íh熱的 Transistor~駆動用äIJŒčĹ IC}Integrated Circuits~Ĉ一Úä 特性ä向上Þ耐環境性能Ĉ改善ÍÕ 1,200 V Àþé 1,700 V ä耐圧 ĺĬĚsġáŋġŎsŔ化ÍÕ IPM}Intelligent Power Module~ Ĉ持×h600 v 3,600 A ôÝä電流容量Ĉ持Ú大容量ä IGBT ĸč áÀºÜhËÿàā高効率化h高機能化h低価格化h安定供給ä要 ĺŘsŋġŎsŔĈ新Õá開発ÍÕgĺĬĚsġåh130×140 mmh 求á応¾āÕ÷hIPM 用小型高性能IJŒčĹ IC Ĉ開発ÍÕäÝÓ 190×140 mm Ýh1 in 1 Àþé 2 in 1 ŋġŎsŔĈ構成Ïāg ä概要Ĉ紹介Ïāg 第 6 世代パワー MOSFET 「SuperFAP-E3 900 V シリーズ」 第 6 世代パワー MOSFET 「SuperFAP-E3S 低 Qg シリーズ」 久保山 貴博 富士時報 山田 忠則 新村 康 6OL.OP-() ĢčĬĪŜę電源áÀÇā重要課題ݸā高効率化j低ķčģ化 荒木 龍 富士時報 原 幸仁 渡邉 荘太 6OL.OP-() ĢčĬĪŜę電源ä高効率j低ķčģä要求Â急速á高ôā中h á対応ÍÕSuperFAP-E3 ĠœsģĈh2007 年á 500 v 600 V ĢčĬĪŜęİĹčĢÞÍÜå低損失Þ低ķčģä両立Â必要不可 耐圧áÜ製品化ÍÕg今回h同Ġœsģä 900 V 耐圧品Ĉ開発ÍÕg 欠ݸāg今回開発ÍÕSuperFAP-E3S 低 Qg Ġœsģåhŀ 900 V ä高耐圧製品ݸāÕ÷h特áċĹŒŜĠĐ耐量hěsı電 ŕsij型 MOS 構造Ýä業界最小ä低ēŜ抵抗性能åÓäôôáh 圧 6GS äœŜėŜęáÚºÜ改善Íh低損失化á加¾壊ĂáÅÅh ěsıĪŌsġ特性 Q g Ĉ従来比約 20 % 低減ÍhÁÚěčŜ特性 ÁÚ使ºúϺ製品Ĉ開発ÍÕg本稿ÝåhÓäSuperFAP-E3 g fs Ĉ最適化ÏāÉÞáþĀhĢčĬĪŜę損失Þķčģäıŕs 900 V Ġœsģä概要Ĉ紹介Ïāg IJēľ改善Ĉ実現ÍÕgÉĂáþĀ電力変換効率向上Þ低ķčģĈ 両立ÍÕ電源ĠĢįʼnÂ容易á実現可能Þàāg 自動車用トレンチ MOSFET 有田 康彦 富士時報 中村 賢平 インテリジェントパワー MOSFET 西村 武義 6OL.OP-() 岩田 英樹 富士時報 岩水 守生 豊田 善昭 6OL.OP-() 電動ĺŘsĢįċœŜę用àÿéáĸčĿœĬIJ車àßä DC- 富 士 電 機 Ý åh 従 来 ä 高 機 能 MOSFET á 負 荷 断 線 検 出 回 DC ĜŜĹsĨ用ÞÍÜh低ēŜ抵抗性h高ěsıÍú値電圧 路 Þh 状 態 出 力 用 Ģ į s Ĩ Ģ 回 路 Ĉ 内 蔵 Íh ē Ŝ 抵 抗 Ĉ 従 来 特性h高信頼性Ĉ備¾ÕıŕŜĪ MOSFET 製品Ĉ系列化Íܺ ä 600 mΩmax Á ÿ 350 mΩmax á 低 減 Í Õ 高 機 能 MOSFET āg近年自動車ä低燃費化h環境負荷低減Ĉ目的ÞÍÜh自動車ä F5060LĈ開発ÍÕg本製品åh擬平面接合}QPJkQuasi Plane 電装部品ä消費電力Ĉ低減ÏāÉÞÂ求÷ÿĂÜÀĀh自動車用 Junction~ďĐsĸŀŖĤĢ技術áþĀ低ēŜ抵抗化Ĉh第 3 世 MOSFET á対ÍÜËÿàā低ēŜ抵抗化Â要求ËĂܺāgÉä 代 1.5 m 自己分離型ŀŖĤĢ技術áþĀ IC 回路ä微細化Ĉ図Āh 要求á対応ÏāÕ÷hıŕŜĪ構造ä設計ŔsŔĈ微細化ÍÕ新型 ĪĬŀä小型化Ĉ実現ÍÕg機能j性能ÂċĬŀÍÕáøÁÁąÿ äıŕŜĪ MOSFET Ĉ開発Íܺāg Ðh従来品Þ同ÎÅ SOP-8 ĺĬĚsġá 2 ĪŌĶŔ分äĪĬŀä 搭載Â可能ÞàÙÕg !BSTRACTS&UJI%LECTRIC*OURNAL )'"4-ODULEFOR(YBRID%LECTRIC6EHICLES (IROAKI)CHIKAWA 4AKESHI)CHIMURA 3HIN3OYANO 4HE#URRENT3TATUSAND&UTURE/UTLOOKFOR0OWER 3EMICONDUCTORS 9OSHIKAZU4AKAHASHI 9ASUKAZU3EKI 4ATSUHIKO&UJIHIRA &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- 7KH,*%7PRGXOHIRUK\EULGYHKLFOHVLQWURGXFHGKHUHLVDEOHWR FRQWULEXWHWRUHGXFLQJWKHLQYHUWHUVL]HDQGLPSURYLQJWKHHQHUJ\HI ÀFLHQF\E\PHDQVRIUHJHQHUDWLYHEUDNLQJ%\WKLVZHPHHWWKHQHHGV IRUIXUWKHULPSURYHPHQWLQIXHOFRQVXPSWLRQDQGFRVWUHGXFWLRQRIK\ EULGYHKLFOHV 7KLVK\EULG,*%7PRGXOHKDVUHDOL]HGERWKRIWKHLPSURYHPHQW RI LQYHUWHU FRQYHUVLRQ HIILFLHQF\ DQG WKH UHGXFWLRQ RI PRGXOH VL]H E\ DSSO\LQJ ILHOGVWRS W\SH WUHQFKJDWH ,*%7 IRU 9 DSSOLFDWLRQ )XUWKHUWKHSRZHUUHFRYHU\HIÀFLHQF\DWRSHUDWLRQRIDUHJHQHUDWLYH EUDNHZDVLPSURYHGE\RSWLPL]LQJWKHIUHHZKHHOGLRGHFKLSVL]H$OVR WKHUHVSRQVHRIWKHVHQVRUWRDWUDQVLHQWWHPSHUDWXUHULVHRIDQ,*%7 FKLSZDVLPSURYHGE\XVLQJWKHEXLOWLQRQFKLSWHPSHUDWXUHVHQVRULQ ,*%7 $V HQYLURQPHQWDO SUREOHPV HYROYH LQWR VHULRXV VRFLDO LVVXHV SRZHUVHPLFRQGXFWRUGHYLFHVRIIHUSURPLVLQJVROXWLRQV7KHVWDWXVDQG IXWXUHRXWORRNIRUWKHPDMRUSURGXFWJURXSVRISRZHUVHPLFRQGXFWRU GHYLFHVDUHGHVFULEHG7KH9VHULHVRIWKHODWHVWWKJHQHUDWLRQ,*%7 DQGKLJKSRZHU,*%7PRGXOHVDUHLQWURGXFHG7KHQHZO\GHYHORSHG (VHULHVRIKLJKYROWDJH026)(7VDQGVHYHUDOORZORVVDQGVPDOO VL]HSRZHU,&VDUHLQWURGXFHG)LQDOO\&2&FKLSRQFKLSSDFNDJH DVVHPEO\WHFKQRORJ\LVGHVFULEHGIRUQHZLQWHJUDWHGDXWRPRWLYHXVH WUHQFK026)(7V $EVELOPMENTOF#OMPACT$RIVER)#FOR)0-S (IGH0OWER)'"4-ODULES 4AKAHIRO-ORI !KIRA.AKAMORI 4AKUO9AMAMURA 9OSHIKAZU4AKAMIYA 4AKASHI.ISHIMURA /SAMU.AKAJIMA &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- 7KH IXUWKHU PLQLDWXUL]DWLRQ DQG LQFUHDVH LQ HIILFLHQF\ RI SRZHU GHYLFHVSOD\DQLPSRUWDQWUROHLQSURWHFWLQJWKHJOREDOHQYLURQPHQW ,Q UHVSRQVH WR UHTXHVWV IRU KLJKHU HIILFLHQF\ KLJKHU SHUIRUPDQFH ORZHUFRVWDQGVWDEOHVXSSO\LQ,30VLQWHOOLJHQWSRZHUPRGXOHVWKDW LQWHJUDWHDQ,*%7GULYHU,&LQWRDVLQJOHSDFNDJHDVPDOOVL]HKLJK SHUIRUPDQFHGULYHU,&IRU,30VKDVEHHQGHYHORSHGDQGLVLQWURGXFHG LQWKLVSDSHU 0DUNHWVIRUQHZW\SHVRIHQHUJ\VXFKDVZLQGSRZHUDQGVRODU SRZHUZKLFKGRQRWXVHIRVVLOIXHOVLQRUGHUWROLPLWJOREDOZDUPLQJ KDYHEHHQJURZLQJUDSLGO\7DUJHWLQJDSSOLFDWLRQVLQWKLVQHZHQHUJ\ VHFWRU)XML(OHFWULFKDVUHGHYHORSHGKLJKSRZHU,*%7PRGXOHV7KH\ DUHHTXLSSHGZLWKWKH8FKLSLPSURYHGWKHUPDOFKDUDFWHULVWLFVDQG HQYLURQPHQWDOUHTXLUHPHQWV7KH\KDYHUDWLQJYROWDJHRIDQG 9DQGKDYHUDWLQJFXUUHQWRIWR $7KHSDFNDJHGLPHQ VLRQVDUHð PPRUð PPDQGDUHFRQÀJXUHGDVLQ RULQPRGXOHV 3UPER&!0%3,OW1G3ERIES 3UPER&!0% 63ERIES 2YU!RAKI 9UKIHITO(ARA 3OTA7ATANABE 4AKAHIRO+UBOYAMA 4ADANORI9AMADA 9ASUSHI.IIMURA &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- 'HPDQGIRUKLJKHUHIILFLHQF\RIVZLWFKLQJSRZHUVXSSOLHVLVLQ FUHDVLQJUDSLGO\DQGWKHVLPXOWDQHRXVUHDOL]DWLRQRIORZVZLWFKLQJORVV DQGORZQRLVHLVHVVHQWLDOIRUVZLWFKLQJGHYLFHV)XML(OHFWULF·VQHZO\ GHYHORSHG6XSHU)$3(6ORZ4JVHULHVUHDOL]HVDQLPSURYHGWUDGHRII EHWZHHQVZLWFKLQJORVVDQGQRLVHGXHWRDUHGXFWLRQLQJDWHFKDUJH 4 JRIDSSUR[LPDWHO\FRPSDUHGWRSULRUGHYLFHVDQGRSWLPL]DWLRQ RI JDLQ JIV ZKLOH PDLQWDLQLQJ WKH LQGXVWU\·V ORZHVW 21UHVLVWDQFH ZLWKWKHSODQDUW\SH026VWUXFWXUHRIH[LVWLQJSURGXFWV0RUHRYHUD V\VWHPZLGHLPSURYHPHQWLQSRZHUHIÀFLHQF\DQGDORZHUULVHLQWHP SHUDWXUHZHUHUHDOL]HGDVDUHVXOWRIDSSOLFDWLRQ WR 9SURGXFWVRIWKH6XSHU)$3(6HULHVZKLFKVXSSRUWV WKHNH\FKDOOHQJHVRIKLJKHUHIILFLHQF\DQGORZHUQRLVHLQVZLWFKLQJ SRZHUVXSSOLHVZHUHFRPPHUFLDOL]HGLQDQGD 9SURGXFWRI WKHVDPHVHULHVKDVUHFHQWO\EHHQGHYHORSHG,QSDUWLFXODUVLQFHWKH 9SURGXFWLVDKLJKYROWDJHSURGXFWWKHDYDODQFKHUHVLVWDQFHDQG JDWHYROWDJH9*6ZULQJLQJFKDUDFWHULVWLFVZHUHLPSURYHGDQGDQHDV\ WRXVHSURGXFWKDYLQJORZHUORVVDQGKLJKHUUHVLVWDQFHWRGDPDJHZDV GHYHORSHG7KLVSDSHUSUHVHQWVDQRYHUYLHZRIWKH6XSHU)$3( 9 VHULHV )NTELLIGENT0OWER-/3&%4 4RENCH-/3&%4FOR!UTOMOTIVE%LECTRIC3YSTEMS (IDEKI)WATA -ORIO)WAMIZU 9OSHIAKI4OYODA 9ASUHIKO!RITA +ENPEI.AKAMURA 4AKEYOSHI.ISHIMURA &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- )XML(OHFWULFKDVGHYHORSHGDQLQWHOOLJHQWSRZHU026)(7 ´)/µWKDWLQFRUSRUDWHVDQRSHQORDGGHWHFWLRQFLUFXLWDQGVWDWXV RXWSXWFLUFXLWDQGUHDOL]HVORZHURQVWDWHUHVLVWDQFHRI PPD[ FRPSDUHGWRWKH PPD[RI)XML·VSULRUGHYLFH7KH)/UHDO L]HVORZHURQVWDWHUHVLVWDQFHGXHWRTXDVLSODQHMXQFWLRQ43-ZDIHU SURFHVVWHFKQRORJ\DQGILQHU,&FLUFXLWOLQHZLGWKVDQGVPDOOHUFKLS VL]HGXHWRUGJHQHUDWLRQ PVHOILVRODWLRQSURFHVVWHFKQRORJ\ (YHQZLWKWKHVHIXQFWLRQDODQGSHUIRUPDQFHHQKDQFHPHQWVDFKDQ QHOFKLSFDQKRXVHGLQWKHFRQYHQWLRQDO623SDFNDJH $WUHQFK026)(7SURGXFWVHULHVKDYLQJORZ21UHVLVWDQFHKLJK JDWHWKUHVKROGYROWDJHDQGKLJKUHOLDELOLW\KDVEHHQGHYHORSHGIRUHOHF WULFSRZHUVWHHULQJV\VWHPVDQGWKH'&'&FRQYHUWHUVLQK\EULGDX WRPRELOHVDQGWKHOLNH$LPLQJWRLPSURYHIXHOHFRQRP\DQGWRUHGXFH WKHHQYLURQPHQWDOORDGRIDXWRPRELOHVDUHGXFWLRQLQWKHFRQVXPSWLRQ RIHOHFWULFSRZHUE\DXWRPRWLYHHOHFWULFDOFRPSRQHQWVLVVRXJKWDQG HYHQORZHU21UHVLVWDQFHLVEHLQJUHTXHVWHGRI026)(7VIRUDXWRPR WLYHXVH,QUHVSRQVHWRWKHVHUHTXHVWVDQHZW\SHRIWUHQFK026)(7 KDVEHHQGHYHORSHGZLWKÀQHUGHVLJQUXOHVIRUWKHWUHQFKVWUXFWXUH 低待機電力擬似共振電源 IC「FA5571 シリーズ」 丸山 宏志 富士時報 手塚 伸一 渕先 寛教 6OL.OP-() 臨界型 PFC 電流共振統合電源 IC「FA5560M」 園部 孝二 富士時報 陳 建 手塚 伸一 6OL.OP-() 近年h地球温暖化問題Â注目ËĂh液晶įŕļúēsİČē製品h 近年h電気製品全般Ýä省đĶŔėsú高調波規制ä要求Â厳Í ĺĦĜŜàßä効率改善j待機電力低減Â重要à課題ÞàÙÜÀĀh ÅàĀÚÚ¸Āh高調波電流Ĉ抑¾āÕ÷áċĘįČĿľČŔĨ方 国際đĶŔėsĢĨsŀŖęŒʼnàßä省đĶŔės基準øþĀ厳 式Â使ąĂhēľŒčŜĜŜĹsĨå高効率j低ķčģä電流共振 ͺøäîĹsġŐŜċĬŀËĂܺāg富士電機Ýåh低消費電 方式ä採用Â増¾ÚÚ¸āg富士電機Ýå今回h臨界型 PFC 制御 力化á有効à起動素子内蔵ĨčŀäĢčĬĪŜę電源用制御 IC ä IC Þ電流共振制御 IC Ĉ統合ÍÕ電源 IC Ĉ開発ÍÕäÝÓä概要 系列化Ĉ進÷ܺāg本稿Ýåh電気製品ä待機状態ݸā軽負荷 Ĉ紹介ÏāgÉä IC ä電源評価ä結果h高力率j高効率j低ĢĨ 時ú無負荷時á間欠動作¸āºå周波数低減動作ĈÏāÉÞÝh待 ŜĹč電力用途ä電源ÞÍÜ適用可能ݸāÉÞĈ確認ÍÕg 機電力削減Ĉ可能ÞÏā擬似共振型制御 IC áÚºÜ紹介Ïāg 高効率降圧コンバータ IC「FA7743N」 大和 誠 富士時報 山田谷 政幸 一岡 明 6OL.OP-() 近年hİġĨŔ家電ä急速à普及ú産業用市場ä拡大á伴ÙÜh 携帯機器用マルチチャネル電源 IC「FA7763R」 遠藤 和弥 富士時報 大和 誠 一岡 明 6OL.OP-() İġĨŔĢĪŔĔŊŒàßä携帯型電子機器å小型j軽量化h 製品ä高効率化h小型化h高信頼性h低電圧化Â求÷ÿĂÜÀĀh ĹĬįœsáþā長時間動作Â求÷ÿĂܺāgÓĂá伴ºhÉ 降圧ĜŜĹsĨ IC áåÉĂÿä対応Â必要ÞàÙܺāg富士電 Ăÿä機器ä電源装置ø小型化h軽量化h低消費電流化h高効率化 機Ýå今回hÉĂÿä市場要求á対応Í従来機種þĀ高効率化h高 Â要求ËĂܺāg富士電機ÝåŇŔĪĪŌĶŔ電源用áhĺŘs 周波化h高信頼性化h低電圧化Àþé外付Ç部品削減Ĉ図āÕ÷h MOSFET Ĉ内蔵ÍÕ同期整流j電流ŋsIJ制御対応ä 7 ĪŌĶŔ 45 V 耐圧Ý負荷電流 1.5 A äĸčĞčIJ n ĪŌĶŔ MOSFET 内蔵h DC-DC ĜŜĹsĨ ICFA7763RĈ開発ÍÕg 電流ŋsIJ制御h位相補償内蔵hĻĔĬŀ動作ä降圧ĜŜĹsĨ IC ä開発Ĉ行ÙÕäÝ紹介Ïāg 高機能ワンチップイグナイタ 石井 憲一 富士時報 宮沢 繁美 自動車向け高地補正用小型大気圧センサ 山本 毅 6OL.OP-() 斉藤 和典 富士時報 芦野 仁泰 栗又 正次郎 6OL.OP-() 自動車ä安全性h快適性h省đĶŔėsú環境問題îä対応ä 自動車産業áÀÇā環境îä取組õå規制強化ÞÞøá高ôÙÜ Õ÷h車両構成部品ä多ÅÂ電子化ËĂܺāg自動車á搭載ËĂh ÃÜÀĀh自動車äđŜġŜŇĶġŊŜıä高精度化j高効率化Þh 過酷à環境Ý使用ËĂāÉÞÁÿ高º信頼性Â要求ËĂāg富士電 ÓäĖsİĹčĢä一Úݸā圧力ĤŜĞä重要性Â高ôÙÜÃÜ 機Ýåh実車Ý想定ËĂāËôÌôà電気的ĢıŕĢú条件á対応 ºāg本稿Ýåh第 5 世代İġĨŔıœňŜę型圧力ĤŜĞĪĬŀ ÏāÕ÷hčęijčĨ自身á保護機能Ĉ搭載Íh高機能化á取Ā組 Ĉ用ºÜh自動車Â高地Ĉ走行Ïā際ä高地補正用途ÞÍÜ用ºÿ ĉÖgôÕh従来ä小型ĺĬĚsġĈ踏襲ÏāÕ÷áhēŜ電圧Ĉ Ăā ECU 基板上á SMD}Surface Mount Device~ÞÍÜ搭載可 電源ÞÏā回路構成h微細化ŀŖĤĢĈ適用ÍÕčęijčĨĈ開発 能à小型大気圧ĤŜĞĈ開発ÍÕg開発ÍÕ製品åh実装面積Ý当 ÍÕg 社従来比約 65 % 低減Ĉ実現Íܺāg IGBT モジュールの損失・温度シミュレータ 伝導性 EMI ノイズのモデリングと低減技術 高久 拓 富士時報 五十嵐 征輝 井川 修 6OL.OP-() 陳 清 富士時報 高久 拓 五十嵐 征輝 6OL.OP-() 半導体İĹčĢĈ使用ÍÕ電力変換装置ä製品開発áÀÇā熱 ĜŜĽŎsĨ技術úĠňŎŕsĠŐŜ技術ä発展áþĀh高º精 設計ä重要性Â高ôÙÜÀĀhčŜĹsĨ回路áÀÇā IGBT ŋ 度ÝķčģŕłŔÂ予測ÝÃh設計時間Â短縮ÝÃāg富士電機Ý ġŎsŔä発生損失Þ温度上昇Ĉ一次元ä熱抵抗ŋİŔÁÿ容易á å PSIM ĠňŎŕsĠŐŜĭsŔáþĀĜŋŜŋsIJ漏Ă電流Ĉ再 計算ÝÃāĠňŎŕsĨĈĹsġŐŜċĬŀÍh一般á公開ÍÕg 現ÝÃhĠňŎŕsĠŐŜÝäķčģ低減効果Þ実験結果Â一致Ï ÉäĠňŎŕsĨåh以前äĹsġŐŜÞ比較ÍÜh①ĻsıĠŜ āÉÞĈ確認ÍÕgËÿáh提案Ïā電圧型ċĘįČĿľČŔĨåh Ęä熱抵抗Ĉ考慮ÍÕ計算機能h②実機ä運転ĺĨsŜĈ入力ÍÜ ĜŋŜŋsIJ電圧ĈŋsĨ浮遊容量Þ接地ĜŜİŜĞÝ分圧ÍÕ大 損失j温度Ĉ連続的á計算Ïā機能Ĉ追加ÍÕgÉĂáþĀ富士電 ÃËÝþºÕ÷h小型化Þ低電圧化Ĉ図āÉÞÂÝÃāg 機 IGBT Ĉ用ºÕ装置ä実動作á基ÛºÕ計算Â可能ÞàÙÕg &!-#OMBO)#FOR#RITICAL#ONDUCTION-ODE0&# AND#URRENT2ESONANCE +OJI3ONOBE +EN#HEN 3HINICHI4EZUKA ,OW3TANDBY0OWER1UASIRESONANT0OWER3UPPLY #ONTROLLER&!3ERIES (IROSHI-ARUYAMA 3HINICHI4EZUKA (IRONORI&UCHISAKI &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- ,QUHFHQW\HDUVVWULFWHUVWDQGDUGVIRUHQHUJ\VDYLQJVDQGKDUPRQLF UHJXODWLRQVDUHEHLQJUHTXHVWHGIRUDOOHOHFWULFSURGXFWVDFWLYHÀOWHULQJ LVEHLQJXVHGWRVXSSUHVVKDUPRQLFFXUUHQWDQGKLJKO\HIÀFLHQWORZ QRLVHFXUUHQWUHVRQDQFHPHWKRGVDUHLQFUHDVLQJO\EHLQJHPSOR\HGLQ RIÁLQHFRQYHUWHUV7KLVSDSHUSUHVHQWVDQRYHUYLHZRI)XML(OHFWULF·V QHZO\GHYHORSHGFRPER,&IRUFULWLFDOFRQGXFWLRQPRGH3)&DQGFXU UHQWUHVRQDQFH7KHUHVXOWVRIDSRZHUVXSSO\HYDOXDWLRQRIWKLV,& YHULÀHGLWVDSSOLFDELOLW\IRUKLJKSRZHUIDFWRUKLJKHIÀFLHQF\DQGORZ VWDQGE\SRZHUDSSOLFDWLRQV 7KH LVVXH RI JOREDO ZDUPLQJ KDV JDUQHUHG DWWHQWLRQ LQ UHFHQW \HDUVDQGHIIRUWVWRLQFUHDVHWKHHIILFLHQF\DQGUHGXFHWKHVWDQGE\ SRZHUFRQVXPSWLRQRI/&'79VDXGLRHTXLSPHQW3&VDQGWKHOLNH KDYHEHFRPHNH\FKDOOHQJHVDQGHQHUJ\VDYLQJVSHFLÀFDWLRQVVXFKDV ,QWHUQDWLRQDO(QHUJ\6WDU3URJUDPDUHEHLQJXSJUDGHGWRVWULFWHURQHV )XML (OHFWULF LV DGYDQFLQJ WKH GHYHORSPHQW RI D VHULHV RI VZLWFKLQJ 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技術Þä融合áþĀ新Õá開発ÍÕ自動車用 IPS İ ŕŜĪ埋込õáþĀ形成ÍÕ超接合基板áÚºÜhSIMShSCM á ĹčĢ技術áÚºÜ紹介ÏāgÉä技術áþĀh従来比ÝĞčģĈ þā不純物分布å均一ݸāÉÞÂ分ÁÙÕg 30 v 50% 縮小化Íh面積¸ÕĀäēŜ抵抗ø同時á 25 % 低減ÍÕg SiC パワー MOSFET 用トレンチ形状制御技術 河田 泰之 富士時報 俵 武志 中村 俊一 6OL.OP-() SiC ĺŘs MOSFET ä特性向上äÕ÷hıŕŜĪ形状制御Þ 側壁平滑性改善Ĉ検討ÍÕg1,700 ℃ä SiH4/Ar 雰囲気中ċĴsŔ ÝıŕŜĪ形状Ĉ変形ËÑāÉÞÂÝÃh1,500 ℃ä H2 雰囲気中 ċĴsŔÝıŕŜĪ形状Ĉ変¾ÐáıŕŜĪ内壁Ĉ平滑化ÝÃāg 1,700 ℃ä SiH4/Ar ċĴsŔÞ 1,500 ℃ä H2 ċĴsŔĈ連続Ý行¼ ÉÞáþĀhıŕŜĪĜsijäŒďŜIJÀþéıŕŜĪ底ä半円形 状制御ÞhıŕŜĪ側壁平滑性Ĉ同時á実現ÍÕg本技術åhİĹ čĢä耐圧向上ÞĪŌĶŔä電子移動度ä向上á寄与ÏāÉÞÂ期 待ËĂāg )03$EVICE4ECHNOLOGYFOR!UTOMOTIVE3YSTEMS 9OSHIAKI4OYODA 9UICHI(ARADA !KIHIRO*ONISHI 4RENCH&ILLING%PITAXIAL'ROWTH4ECHNOLOGY (ITOSHI+URIBAYASHI +AZUYA9AMAGUCHI !YAKO9AJIMA &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- ,QVXSSRUWRIWUHQGVWRZDUGVPDOOHUVL]HVDQGKLJKHUUHOLDELOLW\RI DXWRPRWLYHHOHFWULFDOV\VWHPV)XML(OHFWULFKDVGHYHORSHGDXWRPRWLYH XVHLQWHOOLJHQWSRZHUVVZLWFKHV,36WKDWXVHDVHOILVRODWLRQSURFHVV WRLQWHJUDWHRXWSXWVWDJHSRZHUGHYLFHVDQGSHULSKHUDOFLUFXLWU\LQWRD VLQJOHFKLS7KLVSDSHUGHVFULEHVQHZO\GHYHORSHG,36GHYLFHWHFKQRO RJ\IRUDXWRPRWLYHV\VWHPVWKDWFRPELQHVLPSURYHGYHUWLFDOSRZHU GHYLFH WHFKQRORJ\ ZLWK P ODWHUDO &026 WHFKQRORJ\ :LWK WKLV WHFKQRORJ\VL]HZDVUHGXFHGE\WRFRPSDUHGWRSULRUGHYLFHV DQGWKH21VWDWHUHVLVWDQFHSHUDUHDZDVDOVRUHGXFHGE\ 7UHQFK ILOOLQJ HSLWD[LDO JURZWK WHFKQRORJ\ XVHG IRU ILOOLQJ GHHS WUHQFKHV IDEULFDWHG RQ D VLOLFRQ VXEVWUDWH LV LQWURGXFHG 2SWLPL]LQJ WKHVHOHFWHGHSLWD[LDOJURZWKFRQGLWLRQVDQGFU\VWDOOLQHGLUHFWLRQIRU IDEULFDWLRQRIWKHWUHQFKHVHQDEOHVWKHWUHQFKHVWREHILOOHGZLWKRXW DQ\YRLGV$VXSHUMXQFWLRQVXEVWUDWHFDQEHIDEULFDWHGE\LQWURGXF LQJLPSXULWLHVZKHQÀOOLQJWKHWUHQFKHV6,06DQG6&0ZHUHXVHGWR YHULI\WKDWWKHGLVWULEXWLRQRILPSXULWLHVZDVXQLIRUPLQVXSHUMXQFWLRQ VXEVWUDWHVIDEULFDWHGE\WUHQFKÀOOLQJ 4ECHNOLOGYFOR#ONTROLLING4RENCH3HAPESIN3I#0OWER -/3&%4S 9ASUYUKI+AWADA 4AKESHI4AWARA 3HUNICHI.AKAMURA &UJI%LECTRIC*OURNAL6OL.OP- 7RHQKDQFHWKHSHUIRUPDQFHRI6L&SRZHU026)(7VWHFKQRORJ\ IRULPSURYLQJWUHQFKVKDSHFRQWURODQGVLGHZDOOÁDWQHVVZDVH[DPLQHG 7KHVKDSHRIDWUHQFKFDQEHFKDQJHGE\DQQHDOLQJLQDQDWPRVSKHUH RI6L+$UDW &DQGLQQHUZDOOVRIWKHWUHQFKFDQEHPDGHÁDW ZLWKRXWFKDQJLQJWKHWUHQFKVKDSHE\DQQHDOLQJLQDQDWPRVSKHUHRI +DW &%\VHTXHQWLDOO\SHUIRUPLQJWKH6L+$UDQQHDOLQJDW &DQGWKHQWKH+DQQHDOLQJDW &WKHURXQGQHVVRIWKH WUHQFKFRUQHUVDQGVHPLFLUFXODUFRQWRXURIWKHWUHQFKERWWRPFDQEH FRQWUROOHGDQGVLGHZDOOVRIWKHWUHQFKFDQEHPDGHÁDWVLPXOWDQHRXVO\ 7KLVWHFKQRORJ\LVH[SHFWHGWRKHOSWRLQFUHDVHGHYLFHZLWKVWDQGYROW DJHDQGWRLPSURYHHOHFWURQFKDQQHOPRELOLW\ 昭和 40 年 6 月 3 日 第三種郵便物認可 平成 20 年 11 月 10 日発行(年 6 回 1,3,5,7,9,11 月の 10 日発行)富士時報 第 81 巻 第 6 号(通巻第 853 号) 本誌は再生紙を使用しています。 雑誌コード 07797-11 定価 735 円(本体 700 円)