低容量、低電荷注入、±15V/+12Vの iCMOS™クワッドSPSTスイッチ ADG1211/ADG1212/ADG1213 機能ブロック図 オフ容量:1pF オン容量:2.6pF 電荷注入:1pC未満 電源範囲:33V オン抵抗:120Ω ±15V、+12Vで完全仕様規定 VL電源は不要 3Vロジック互換入力 レールtoレール動作 16ピンTSSOPおよび16ピンLFCSP 消費電力:0.03μW未満(typ値) S1 IN1 IN1 D1 D1 S2 S2 IN2 IN2 ADG1211 D2 ADG1212 S2 D2 D2 ADG1213 S3 S3 IN3 IN3 D3 D3 S4 S4 IN4 IN4 D1 IN2 S3 IN3 S1 S1 IN1 D3 S4 IN4 D4 D4 D4 スイッチの表示はロジック入力「1」時 04778-001 特長 図1 アプリケーション iCMOS 構造により消費電力がきわめて小さいため、バッテリ 駆動の携帯型計測器にも最適です。 自動テスト機器 データ・アクイジション・システム バッテリ駆動のシステム サンプル&ホールド・システム オーディオ信号ルーティング ビデオ信号ルーティング 通信システム 概要 ADG1211/ADG1212/ADG1213は、モノリシックCMOS(相 補型金属酸化膜半導体)デバイスで、iCMOS(工業用CMOS) プロセスで設計された個別に選択可能な4 つのスイッチを内蔵 しています。iCMOSは高電圧CMOSとバイポーラ技術を組み 合わせたモジュール製造プロセスです。これにより、従来の高 電圧デバイスでは不可能だった小さなフットプリントで、33V で動作が可能なさまざまな高性能アナログICを開発できるよう になりました。従来のCMOSプロセスを使用したアナログICと は異なり、iCMOS部品は電源電圧への耐性が高いだけでなく、 性能の向上、消費電力の大幅削減、パッケージ・サイズの小型 化も実現しています。 これらのスイッチは容量と電荷注入がきわめて低いため、低グ リッチと高速セトリングが要求される、データ・アクイジショ ンやサンプル&ホールドなどのアプリケーションに最適です。 高速スイッチングと高い信号帯域幅をあわせ持つこれらのス イッチは、ビデオ信号の切替えにも適しています。 ADG1211/ADG1212/ADG1213は、4つの独立した単極/単投 (SPST)スイッチを内蔵しています。ADG1211とADG1212と の唯一の違いは、デジタル制御ロジックが反転している点です。 ADG1211スイッチは、該当する制御入力のロジック「0」でオ ンになりますが、ADG1212の場合にはロジック「1」でオンに なります。ADG1213は、ADG1211に似たデジタル制御ロジッ クを持つ2つのスイッチと、ロジックが反転した2つのスイッチ を備えています。ADG1213は、マルチプレクサ・アプリケー ションで使用されるブレーク・ビフォア・メークのスイッチン グ動作を実行します。 各スイッチは、オン時に双方向に等しく良好に導通し、電源電 圧までの入力信号範囲を備えています。オフ状態では、電源電 圧までの信号レベルはブロックされます。 製品のハイライト 1. 超低容量 2. 1pC未満の電荷注入 3. 3Vロジック互換のデジタル入力:VIH=2.0V、VIL=0.8V 4. VLロジック電源は不要 5. 超低消費電力:0.03µW未満 6. 16ピンTSSOPパッケージおよび16ピン3mm×3mm LFCSP パッケージ REV. 0 アナログ・デバイセズ株式会社 アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の 利用に関して、あるいは利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いま せん。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するもので もありません。仕様は、予告なく変更される場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有 に属します。 ※日本語データシートはREVISIONが古い場合があります。最新の内容については、英語版をご参照ください。 © 2006 Analog Devices, Inc. All rights reserved. 本 社/ 〒105-6891 東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワービル 電話03(5402)8200 大阪営業所/ 〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原3-5-36 新大阪MTビル2号 電話06(6350)6868 ADG1211/ADG1212/ADG1213 目次 仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 両電源 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 単電源 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 絶対最大定格 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 ESDに関する注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 ピン配置と機能の説明 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 用語の説明 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8 代表的な性能特性 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 テスト回路 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 外形寸法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14 オーダー・ガイド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 改訂履歴 2005年7月―リビジョン0:初版 ―2― REV. 0 ADG1211/ADG1212/ADG1213 仕様 両電源 特に指定のない限り、VDD=15V±10%、VSS=−15V±10%、GND=0V。 表1 パラメータ アナログ・スイッチ アナログ信号範囲 オン抵抗(RON) チャンネル間のオン抵抗の マッチング(∆RON) オン抵抗平坦性(RFLAT(ON)) 25℃ Yバージョン1 −40∼ −40∼ +85℃ +125℃ VDD∼VSS 120 190 2.5 6 20 57 230 260 10 11 72 79 リーク電流 ソース・オフ時リーク(IS (Off)) ±0.02 ±0.1 ドレイン・オフ時リーク(ID (Off)) ±0.02 ±0.1 チャンネル・オン時リーク(ID、IS (On)) ±0.02 ±0.1 デジタル入力 ハイレベル入力電圧(VINH) ローレベル入力電圧(VINL) 入力電流(IINLまたはIINH) ±0.6 ±1 ±0.6 ±1 ±0.6 ±1 2.0 0.8 0.005 ±0.1 デジタル入力容量(CIN) 2.5 単位 テスト条件/備考 V Ω(typ) Ω(max) Ω(typ) VS=±10V、IS=−1mA、図20 VDD=+13.5V、VSS=−13.5V VS=±10V、IS=−1mA Ω(max) Ω(typ) Ω(max) nA(typ) nA(max) nA(typ) nA(max) nA(typ) nA(max) VS=−5V/0V/+5V、IS=−1mA VDD=+16.5V、VSS=−16.5V VS=±10V、VD=±10V、図21 VS=±10V、VD=±10V、図21 VS=VD=±10V、図22 V(min) V(max) µA(typ) µA(max) pF(typ) VIN=VINLまたはVINH ns(typ) ns(max) ns(typ) ns(max) ns(typ) ns(min) pC(typ) dB(typ) dB(typ) %(typ) MHz(typ) pF(typ) pF(max) pF(typ) pF(max) pF(typ) pF(max) RL=300Ω、CL=35pF VS=10V、図23 RL=300Ω、CL=35pF VS=10V、図23 RL=300Ω、CL=35pF VS1=VS2=10V、図24 VS=0V、RS=0Ω、CL=1nF、図25 RL=50Ω、CL=5pF、f=1MHz、図26 RL=50Ω、CL=5pF、f=1MHz、図27 RL=10kΩ、5V rms、f=20Hz∼20kHz RL=50Ω、CL=5pF、図28 VS=0V、f=1MHz VS=0V、f=1MHz VS=0V、f=1MHz VS=0V、f=1MHz VS=0V、f=1MHz VS=0V、f=1MHz 動的特性2 tON tOFF ブレーク・ビフォア・メーク遅延時間(tD) (ADG1213のみ) 電荷注入 オフ・アイソレーション チャンネル間クロストーク 全高調波歪み+ノイズ −3dB帯域幅 CS (Off) CD (Off) CD、CS (On) REV. 0 105 125 40 50 25 160 185 60 60 10 −0.3 80 90 0.15 1000 0.9 1.1 1 1.2 2.6 3 ―3― ADG1211/ADG1212/ADG1213 パラメータ 25℃ Yバージョン1 −40∼ −40∼ +85℃ +125℃ 単位 電源条件 IDD 0.001 IDD 220 1.0 320 ISS 0.001 1.0 ISS 0.001 1.0 1 Yバージョンの温度範囲は−40∼+125℃です。 2 これらの仕様については出荷テストを行っていませんが、設計により保証しています。 ―4― µA(typ) µA(max) µA(typ) µA(max) µA(typ) µA(max) µA(typ) µA(max) テスト条件/備考 VDD=+16.5V、VSS=−16.5V デジタル入力=0VまたはVDD デジタル入力=5V デジタル入力=0VまたはVDD デジタル入力=5V REV. 0 ADG1211/ADG1212/ADG1213 単電源 特に指定のない限り、VDD=12V±10%、VSS=0V、GND=0V。 表2 パラメータ アナログ・スイッチ アナログ信号範囲 オン抵抗(RON) チャンネル間のオン抵抗の マッチング(∆RON) オン抵抗平坦性(RFLAT(ON)) 25℃ Yバージョン1 −40∼ −40∼ +85℃ +125℃ 0V∼VDD 300 475 4.5 12 60 567 625 26 27 リーク電流 ソース・オフ時リーク(IS (Off)) ±0.02 ±0.1 ドレイン・オフ時リーク(ID (Off)) ±0.02 ±0.1 チャンネル・オン時リーク(ID、IS (On)) ±0.02 ±0.1 デジタル入力 ハイレベル入力電圧(VINH) ローレベル入力電圧(VINL) 入力電流(IINLまたはIINH) ±0.6 ±1 ±0.6 ±1 ±0.6 ±1 2.0 0.8 0.001 ±0.1 デジタル入力容量(CIN) 3 単位 テスト条件/備考 V Ω(typ) Ω(max) Ω(typ) VS=0∼10V、IS=−1mA、図20 VDD=10.8V、VSS=0V VS=0∼10V、IS=−1mA Ω(max) Ω(typ) VS=3V/6V/9V、IS=−1mA nA(typ) nA(max) nA(typ) nA(max) nA(typ) nA(max) VDD=13.2V、VSS=0V VS=1V/10V、VD=10V/1V、図21 VS=1V/10V、VD=10V/1V、図21 VS=VD=1Vまたは10V、図22 V(min) V(max) µA(typ) µA(max) pF(typ) VIN=VINLまたはVINH ns(typ) ns(max) ns(typ) ns(max) ns(typ) ns(min) pC(typ) dB(typ) dB(typ) MHz(typ) pF(typ) pF(max) pF(typ) pF(max) pF(typ) pF(max) RL=300Ω、CL=35pF VS=8V、図23 RL=300Ω、CL=35pF VS=8V、図23 RL=300Ω、CL=35pF VS1=VS2=8V、図24 VS=6V、RS=0Ω、CL=1nF、図25 RL=50Ω、CL=5pF、f=1MHz、図26 RL=50Ω、CL=5pF、f=1MHz、図27 RL=50Ω、CL=5pF、図28 VS=6V、f=1MHz VS=6V、f=1MHz VS=6V、f=1MHz VS=6V、f=1MHz VS=6V、f=1MHz VS=6V、f=1MHz 2 動的特性 tON tOFF ブレーク・ビフォア・メーク遅延時間(tD) (ADG1213のみ) 電荷注入 オフ・アイソレーション チャンネル間クロストーク −3dB帯域幅 CS (Off) CD (Off) CD、CS (On) 120 155 45 65 50 190 225 75 85 10 0 80 90 900 1.2 1.4 1.3 1.5 3.2 3.9 電源条件 IDD VDD=13.2V 0.001 1.0 IDD 220 320 1 Yバージョンの温度範囲は−40∼+125℃です。 2 これらの仕様については出荷テストを行っていませんが、設計により保証しています。 REV. 0 ―5― µA(typ) µA(max) µA(typ) µA(max) デジタル入力=0VまたはVDD デジタル入力=5V ADG1211/ADG1212/ADG1213 絶対最大定格 特に指定のない限り、TA=25℃。 表3 GND−0.3V∼VDD+0.3V または30mAのどちらか 表4. 定格値 VDD∼VSS GNDに対するVDD GNDに対するVSS 35V −0.3∼+25V +0.3∼−25V VSS−0.3V∼VDD+0.3V または30mAのどちらか アナログ入力1 デジタル入力1 ピーク電流(SまたはD) チャンネル当たりの連続電流 (SまたはD) 動作温度範囲 自動車(Yバージョン) 保存温度範囲 ジャンクション温度 16ピンTSSOP、θJA熱抵抗 (4層ボード) 16ピンLFCSP、θJA熱抵抗 リフロー・ハンダ付けの ピーク温度、鉛フリー 1 最初に発生する方 左記の絶対最大定格を超えるストレスを加えると、デバイスに 恒久的な損傷を与えることがあります。この規定はストレス定 格のみを指定するものであり、この仕様の動作セクションに記 載する規定値以上でのデバイス動作を定めたものではありませ ん。デバイスを長時間絶対最大定格状態に置くと、デバイスの 信頼性に影響を与えることがあります。1 つでもパラメータの 絶対最大定格を超えると、デバイスに影響を与える可能性があ ります。 パラメータ 最初に発生する方 100mA(最大10%デュー ティサイクルの1msパルス) 25mA −40∼+125℃ −65∼+150℃ 150℃ 112℃/W ADG1211 INx ADG1212 INx スイッチ状態 0 1 1 0 オン オフ 表5. 72.7℃/W 260℃ ADG1211/ADG1212の真理値表 ADG1213の真理値表 ADG1213 INx スイッチ1、4 スイッチ2、3 0 1 オフ オン オン オフ IN、S、Dでの過電圧は、内部ダイオードでクランプされます。電流は規定された 最大定格に制限してください。 注意 ESD(静電放電)の影響を受けやすいデバイスです。人体や試験機器には4000Vもの高圧の静 電気が容易に蓄積され、検知されないまま放電されることがあります。本製品は当社独自の ESD保護回路を内蔵してはいますが、デバイスが高エネルギーの静電放電を被った場合、回復 不能の損傷を生じる可能性があります。したがって、性能劣化や機能低下を防止するため、 ESDに対する適切な予防措置を講じることをお勧めします。 ―6― REV. 0 ADG1211/ADG1212/ADG1213 ピン配置と機能の説明 IN2 S1 1 D1 2 15 D2 V SS 2 S1 3 14 S2 4 GND 5 S4 6 D4 7 10 D3 IN4 8 9 IN3 上面図 13 V DD 12 NC 11 S3 NC=接続なし 図2. 表6. 13 D2 14 IN2 9 S3 NC=接続なし 注 1. 露出パッドは基板(VSS)に接続。 TSSOPのピン配置 図3. ピン機能の説明 ピン番号 TSSOP LFCSP 記号 機能 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 15 16 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 IN1 D1 S1 VSS GND S4 D4 IN4 IN3 D3 S3 NC VDD S2 D2 IN2 ロジック制御入力 ドレイン端子。入力または出力 ソース端子。入力または出力 負側電源電位 グラウンド・リファレンス(0V) ソース端子。入力または出力 ドレイン端子。入力または出力 ロジック制御入力 ロジック制御入力 ドレイン端子。入力または出力 ソース端子。入力または出力 接続なし 正側電源電位 ソース端子。入力または出力 ドレイン端子。入力または出力 ロジック制御入力 REV. 0 10 NC (実寸ではありません) ―7― LFCSPのピン配置 04778-003 V SS 上面図 D4 5 S4 4 12 S2 11 V DD GND 3 04788-002 ADG1211/ ADG1212/ ADG1213 1番ピン 識別マーク D3 8 16 IN3 7 1 IN4 6 IN1 15 IN1 16 D1 ADG1211/ADG1212/ADG1213 ADG1211/ADG1212/ADG1213 用語の説明 IDD CD、CS (On) 正側電源電流。 スイッチ「オン」時の容量。グラウンドを基準にして測定。 ISS CIN 負側電源電流。 デジタル入力容量。 VD(VS) tON D端子とS端子のアナログ電圧。 デジタル制御入力を印加してから出力がスイッチ・オンされる までの遅延。図23を参照。 RON tOFF 「オン」時のD端子とS端子の間の抵抗。 デジタル制御入力を印加してから出力がスイッチ・オフされる までの遅延。図23を参照。 RFLAT(ON) 仕様で規定されたアナログ信号範囲におけるオン抵抗の最大値 と最小値の実測値の差。 電荷注入 スイッチング時にデジタル入力からアナログ出力へ伝達される グリッチ・インパルスの大きさ。 IS (Off) スイッチ「オフ」時のソース・リーク電流。 ID (Off) スイッチ「オフ」時のドレイン・リーク電流。 オフ・アイソレーション 「オフ」状態のスイッチを通過して結合する不要信号の大きさ。 クロストーク ID、IS (On) スイッチ「オン」時のチャンネル・リーク電流。 寄生容量により1 つのチャンネルから別のチャンネルに伝達さ れる不要信号の大きさ。 VINL 帯域幅 ロジック0の最大入力電圧。 出力振幅が3dB減衰するときの周波数。 VINH オン応答 ロジック1の最小入力電圧。 スイッチ「オン」時の周波数応答。 IINL (IINH) 挿入損失 デジタル入力の入力電流。 スイッチのオン抵抗による損失。 CS (Off) THD+N スイッチ「オフ」時のソース容量。グラウンドを基準にして測 定。 高調波振幅と信号ノイズの和の基本波に対する比。 CD (Off) スイッチ「オフ」時のドレイン容量。グラウンドを基準にして 測定。 ―8― REV. 0 ADG1211/ADG1212/ADG1213 代表的な性能特性 200 250 V DD = +15V V SS = –15V TA = +25°C 180 V DD = +13.5V V SS = –13.5V 160 200 TA = +125°C オン抵抗(Ω) オン抵抗(Ω) 140 120 100 V DD = +15V V SS = –15V 80 V DD = +16.5V V SS = –16.5V 150 TA = +85°C 100 TA = +25°C TA = –40°C 60 40 20 0 –18 –15 –12 –9 –6 –3 0 3 6 9 12 15 0 –15 18 04778-006 04778-008 50 –10 –5 図4. 0 5 オン抵抗とVD(VS)の関係(両電源) 15 図7. オン抵抗とVD(VS)の関係 (各温度、両電源) 450 600 TA = +25°C V DD = +12V V SS = 0V 400 TA = +125°C 500 350 TA = +85°C V DD = +5.5V V SS = –5.5V 400 オン抵抗(Ω) 300 オン抵抗(Ω) 10 ソースまたはドレイン電圧(V) ソースまたはドレイン電圧(V) 250 200 300 200 150 TA = –40°C TA = +25°C 100 50 0 –5 –4 –3 –2 –1 0 1 2 3 4 04778-007 04778-004 100 0 0 5 2 ソースまたはドレイン電圧(V) 図5. 8 10 12 図8. オン抵抗とVD(VS)の関係 (各温度、単電源) 0.20 TA = 25°C 400 ID, IS (ON) 0.10 リーク電流(nA) 300 250 V DD = 13.2V V SS = 0V 200 V DD = +15V V SS = –15V V BIAS = +10V/–10V 0.15 V DD = 12V V SS = 0V V DD = 10.8V V SS = 0V 350 150 0.05 ID (OFF) 0 –0.05 IS (OFF) –0.10 100 –0.15 04778-005 50 0 0 2 4 6 8 10 04778-012 オン抵抗(Ω) 6 ソースまたはドレイン電圧(V) オン抵抗とVD(VS)の関係(両電源) 450 –0.20 0 12 20 図6. 40 60 80 100 温度(℃) ソースまたはドレイン電圧(V) REV. 0 4 オン抵抗とVD(VS)の関係(単電源) 図9. ―9― リーク電流と温度の関係(両電源) 120 ADG1211/ADG1212/ADG1213 200 0.30 V DD = 12V V SS = 0V V BIAS = 1V/10V 0.25 180 12V SS T ON 160 0.20 リーク電流(nA) ID, IS (ON) 140 時間(ns) 0.15 0.10 IS (OFF) 0.05 120 15V DS T ON 100 80 12V SS T OFF 60 0 40 –0.10 0 20 40 60 80 100 15V DS T OFF 04778-016 04778-013 ID (OFF) –0.05 20 0 –40 120 –20 0 20 40 温度(℃) 図10. 80 100 120 温度(℃) 図13. リーク電流と温度の関係(単電源) TON/TOFF時間の温度特性 0 60 チャンネル当たりのIDD TA = +25°C V DD = +15V V SS = –15V TA = +25°C –10 50 オフ・アイソレーション (dB) –20 V DD = +15V, V SS = –15V 40 30 20 04778-011 0 0 2 4 6 –40 –50 –60 –70 –80 –90 V DD = +12V, V SS = 0V 10 –30 8 10 12 04778-017 IDD(µA) 60 –100 –110 10k 14 100k ロジック、INX(V) 図11. 10M 100M 1G 周波数(Hz) ロジック・レベル 対 IDD 図14. オフ・アイソレーションの周波数特性 0 6 4 1M ソースからドレイン ドレインからソース TA = +25°C –10 –20 V DD = +15V V SS = –15V TA = +25°C クロストーク (dB) 0 V DD = +5V, V SS = –5V V DD = +12V, V SS = 0V –2 –40 –50 –60 –70 –80 –90 –6 –15 –100 V DD = +15V, V SS = –15V –10 –5 0 5 10 04778-018 –4 04778-015 電荷注入(pC) –30 2 –110 –120 10k 15 100k 10M 100M 周波数(Hz) VS(V) 図12. 1M 図15. ソース電圧 対 電荷注入 ― 10 ― クロストークの周波数特性 REV. 0 ADG1211/ADG1212/ADG1213 0 –5 3.0 V DD = +15V V SS = –15V TA = +25°C ソース/ドレイン・オン V DD = +15V V SS = –15V TA = +25°C 2.5 容量(pF) 減衰量(dB) –10 –15 2.0 1.5 –20 ドレイン・オフ 1.0 –25 100k 1M 10M 100M 1G 0.5 –10 10G –8 –6 –4 04778-031 04778-019 –30 10k ソース・オフ –2 周波数(Hz) 図16. 0 2 4 6 8 10 VBIAS(V) 図18. オン応答の周波数特性 ソース電圧 対 容量(両電源) 4.0 10.00 負荷= +10kΩ TA = +25°C V DD = 12V V SS = 0V TA = 25°C 3.5 ソース/ドレイン・オン 3.0 THD+N(%) 1.00 2.5 容量(pF) V DD = +5V, V SS = –5V, V S = +3.5Vrms V DD = +15V, V SS = –15V, V S = +5Vrms 2.0 1.5 ドレイン・オフ 1.0 ソース・オフ 0.10 100 1k 10k 04778-030 04778-029 0.01 10 0.5 0 0 100k 2 REV. 0 6 8 10 VBIAS(V) 周波数(Hz) 図17. 4 THD+Nの周波数特性 図19. ― 11 ― ソース電圧 対 容量(単電源) 12 ADG1211/ADG1212/ADG1213 テスト回路 IDS V1 テスト回路1−オン抵抗 図21. V DD NC=接続なし テスト回路2−オフ時リーク 図22. V SS テスト回路3−オン時リーク V IN ADG1212 50% 50% V IN ADG1211 50% 50% V OUT D CL 35pF RL 300Ω IN 90% V OUT 90% GND tOFF tON 図23. V IN 0.1µF 50% 0V V SS S1 D1 S2 D2 RL 300Ω CL 35pF RL 300Ω V OUT2 V OUT1 CL 35pF V OUT1 90% 90% 0V 90% V OUT2 90% 0V ADG1213 tD GND 図24. RS VS 50% テスト回路5−ブレーク・ビフォア・メーク遅延時間 V DD V SS V DD V SS S V IN ADG1212 オン V OUT D CL 1nF IN tD 04778-024 V DD IN1, IN2 テスト回路4−スイッチング時 V SS 0.1µF V S2 04778-023 S V S1 VD 0.1µF V DD V DD A V SS 0.1µF VS D V IN ADG1211 V OUT GND QINJ = CL × ∆VOUT 図25. オフ ∆V OUT 04778-025 図20. VD VS S NC A 04778-021 RON = V1/IDS VS ID(オン) ID(オフ) D S A 04778-022 IS(オフ) D 04778-020 S テスト回路6−電荷注入 ― 12 ― REV. 0 ADG1211/ADG1212/ADG1213 V SS V DD 0.1µF V DD ネットワーク・ アナライザ V SS S 0.1µF V DD VS D D V IN RL 50Ω V OUT V IN RL 50Ω GND V OUT VS 04778-026 V OUT 挿入損失= 20 LOG テスト回路7−オフ・アイソレーション RL 50Ω V OUT GND オフ・アイソレーション= 20 LOG ネットワーク・ アナライザ 50Ω IN VS 図26. ネットワーク・ アナライザ V SS S 50Ω 50Ω IN V SS 0.1µF V DD 0.1µF V SS V DD V SS 図28. V DD 0.1µF スイッチありのVOUT スイッチなしのVOUT テスト回路9−帯域幅 V SS 0.1µF 0.1µF オーディオ精度 V DD V SS RS S1 S D S2 IN R 50Ω VS V p-p D VS V IN RL 10kΩ GND V OUT REV. 0 V OUT VS 04778-027 チャンネル間クロストーク= 20 LOG 04778-032 GND 図27. 04778-028 V DD 0.1µF テスト回路8−チャンネル間クロストーク 図29. ― 13 ― テスト回路10−THD+ノイズ ADG1211/ADG1212/ADG1213 外形寸法 5.10 5.00 4.90 16 9 4.50 4.40 4.30 6.40 BSC 1 8 1番ピン 1.20 MAX 0.15 0.05 0.20 0.09 0.30 0.19 0.65 BSC 0.75 0.60 0.45 8° 0° 実装面 平坦性 0.10 JEDEC規格MO-153ABに準拠 図30. 16ピン薄型シュリンク・スモール・アウトライン・パッケージ[TSSOP] (RU-16) 寸法単位:mm 3.00 BSC SQ 0.60 MAX 13 12 0.45 1番ピン 識別マーク 上面図 2.75 BSC SQ 0.80 MAX 0.65 TYP 12° MAX 実装面 16 1 1番ピン 識別マーク *1.65 1.50 SQ 1.35 露出パッド 0.50 BSC 0.90 0.85 0.80 0.50 0.40 0.30 9 8 (底面図) 5 4 0.25 MIN 1.50 REF 0.05 MAX 0.02 NOM 0.30 0.23 0.18 0.20 REF *露出パッド寸法を除き、JEDEC規格MO-220-VEED-2に準拠 図31. 16ピン・リード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ[LFCSP_VQ] 3mm×3mmボディ、極薄クワッド (CP-16-3) 寸法単位:mm ― 14 ― REV. 0 ADG1211/ADG1212/ADG1213 オーダー・ガイド ADG1211YRUZ 1 1 温度範囲 パッケージ パッケージ・オプション −40∼+125℃ 薄型シュリンク・スモール・アウトライン・ パッケージ(TSSOP) 薄型シュリンク・スモール・アウトライン・ パッケージ(TSSOP) 薄型シュリンク・スモール・アウトライン・ パッケージ(TSSOP) リード・フレーム・チップ・スケール・ パッケージ(LFCSP_VQ) リード・フレーム・チップ・スケール・ パッケージ(LFCSP_VQ) RU16 薄型シュリンク・スモール・アウトライン・ パッケージ(TSSOP) 薄型シュリンク・スモール・アウトライン・ パッケージ(TSSOP) 薄型シュリンク・スモール・アウトライン・ パッケージ(TSSOP) リード・フレーム・チップ・スケール・ パッケージ(LFCSP_VQ) リード・フレーム・チップ・スケール・ パッケージ(LFCSP_VQ) RU16 薄型シュリンク・スモール・アウトライン・ パッケージ(TSSOP) 薄型シュリンク・スモール・アウトライン・ パッケージ(TSSOP) 薄型シュリンク・スモール・アウトライン・ パッケージ(TSSOP) リード・フレーム・チップ・スケール・ パッケージ(LFCSP_VQ) リード・フレーム・チップ・スケール・ パッケージ(LFCSP_VQ) RU16 ADG1211YRUZ-REEL1 −40∼+125℃ ADG1211YRUZ-REEL71 −40∼+125℃ ADG1211YCPZ-500RL71 −40∼+125℃ ADG1211YCPZ-REEL71 −40∼+125℃ ADG1212YRUZ1 −40∼+125℃ ADG1212YRUZ-REEL1 −40∼+125℃ ADG1212YRUZ-REEL71 −40∼+125℃ ADG1212YCPZ-500RL71 −40∼+125℃ ADG1212YCPZ-REEL71 −40∼+125℃ ADG1213YRUZ1 −40∼+125℃ ADG1213YRUZ-REEL1 −40∼+125℃ ADG1213YRUZ-REEL71 −40∼+125℃ ADG1213YCPZ-500RL71 −40∼+125℃ ADG1213YCPZ-REEL71 −40∼+125℃ Z=鉛フリー製品 REV. 0 ― 15 ― RU16 RU16 CP-16-3 CP-16-3 RU16 RU16 CP-16-3 CP-16-3 RU16 RU16 CP-16-3 CP-16-3 D04778-0-7/05(0)-J モデル