第 3四半期

日立金属株式会社
2012年度第3四半期累計決算説明
年度第
半期累計決算説明
2013年1月30日
http://www.hitachi-metals.co.jp
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12年度第3四半期(12
12年度第3四半期(
12年
年10
10--12
12月)
月) 業績トピックス
■需要動向
自動車関連: 北米は好調が持続したが、欧州は回復せず中国向け需要も減少
エレクトロニクス関連: タブレット端末等の需要は堅調だがPC・液晶関連ともに低調に推移
産業インフラ関連:工作機械関連は調整が続いたが、建設・復興関連、海外需要とも堅調に推移
■売上高 営業利益
■売上高・営業利益
売上高 1,309億円 (11/3Q比 90%、12/2Q比 98%) 営業利益 4億円 (11/3Q比 △164億円、12/2Q比 △63億円)
高級金属製品、高級機能部品セグメントは、第2四半期(7-9月)比
高級
属製品、高級機能部品 グ
、第
半期(
月) 増
増益
電子・情報部品セグメントは、これまで戦略的備蓄を行ってきたレアアースにおいて価格の低下
に伴う評価減等を実施、これによる影響額を計上
*海外売上高
海外売上高 559億円(海外売上高比率 42.7%
42 7% )
北米 161億円(構成比 12.3%) 、アジア 295億円(構成比 22.5%) 、欧州 86億円(構成比 6.6%)、その他17億円(構成比 1.3%)
■通期業績見込
北米向けの自動車関連需要は堅調に推移しているものの、エレクトロニクス関連や工作機械
・FA関連分野等は調整が継続する見込み。これによる売上の減少に加え、原材料価格の
低下に伴う特殊要因(下期約150億円)で営業利益が減少したことにより、前回予想を修正。
今後、レアアース保有在庫については消化を進める取り組みを実施。
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2
連結業績要約
〔単位:億円 累計 ( )は前年同期比〕
〔単位:億円、累計、(
2011年度
2012年度
1Q
実績
2Q
実績
上期
実績
3Q
実績
4Q
実績
下期
実績
年度
実績
1Q
実績
2Q
実績
上期
実績
3Q
実績
売 上 高
1,294
1,323
2,617
1,455
1,497
2,952
5,569
1,411
(109%)
1,333
(101%)
2,744
(105%)
1,309
(90%)
営業利益
109
56
165
168
116
284
449
103
(△6)
67
(+11)
170
(+5)
経常利益
100
55
155
168
120
288
443
93
(△7)
60
(+5)
△0
△
△2
△
△2
△3
△34
△ 3
△43
△77
△79
24
(+24)
100
53
153
134
77
211
364
当期純利益
62
6
68
79
32
111
設備投資額
42
59
101
48
94
減価償却費
66
68
134
69
研究開発費
28
30
58
31
(特別損益)
税前利益
下期
今回予想
通 期 予 想
前回
今回
差異
2,576
(87%)
5,480
5,320
(96%)
△160
4
(△164)
50
(△234)
425
220
(△229)
△205
153
(△2)
12
(△156)
52
(△236)
391
205
(△238)
△186
0
(+2)
24
(+26)
△15
△
(+19)
△29
△
(+48)
7
△5
△
(+74)
△12
117
(+17)
60
(+7)
177
(+24)
△3
(△137)
23
(△188)
398
200
(△164)
△198
179
73
(+11)
36
(+30)
109
(+41)
△7
(△86)
11
(△100)
252
120
(△59)
△132
142
243
67
(+25)
68
(+9)
135
(+34)
51
(+3)
147
(+8)
285
282
(+39)
△3
72
141
275
57
(△9)
59
(△9)
116
(△18)
61
(△8)
126
(△15)
246
242
(△33)
△4
33
64
122
28
(±0)
27
(△3)
55
(△3)
28
(△3)
62
(△2)
117
117
(△5)
±0
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3
12年度第3四半期(12
12年度第3四半期(
12年
年10
10--12
12月)
月)セグメント別業績
セグメント別業績
売上高 1,309億円
1 309億円
高級金属製品セグメント
電子・情報部品セグメント
高級機能部品セグメント
553億円(11/3Q比 96%、12/2Q比100%)
320億円(11/3Q比 73%、12/2Q比 88%)
441億円(11/3Q比 99%、12/2Q比106%)
■高級金属製品セグメント
特殊鋼は、工具鋼は工作機械関連や中国を中心とした海外需要が回復せず
電子材も半導体パッケージ部材関連・液晶関連が低調に推移。ロールは国内・
海外とも軟調に推移。アモルファスは中国を中心に旺盛な需要が継続。
■電子・情報部品セグメント
■電子
情報部品セグメント
マグネットは、ネオジム磁石がFA用、HDD用の調整が継続、自動車用も輸出
向け自動車減産の影響や国内自動車販売減少の影響を受け減速、フェライト
磁石も家電関連の調整が継続。情報部品は、ソフトフェライトが太陽光発電用
やタブレット端末関連の需要が堅調に推移。
■高級機能部品セグメント
自動車用鋳物は、NM(ダクタイル鋳鉄製品)は引き続き北米・アジア市場で
の販売が好調に推移、ハーキュナイトは欧州地域向けを中心に堅調に推移。
アルミホイールは海外需要が引き続き堅調。配管機器は復興関連需要が
動き出したことに加え、建設持ち直しによる需要も継続。
営業利益
4億円
11/下
11/3 比 90%、12/2Q比
11/3Q比
90% 12/2 比 98%
11/3Q比 164億円減、12/2Q比 63億円減
高級金属製品セグメント 48億円(11/3Q比 +7億円、12/2Q比
+7億円 12/2Q比 +10億円)
電子・情報部品セグメント△71億円(11/3Q比△182億円、12/2Q比△91億円)
高級機能部品セグメント 35億円(11/3Q比 ±0億円、12/2Q比 +12億円)
11/3Q
(11/10-12)
12/上
11/4Q
(12/1-3)
12/1Q
(12/4-6)
12/2Q
(12/7-9)
12/3Q
(12/10-12)
営業利益
168
35
C
売上⾼
1,455
(単位:億円)
売上⾼
1,497
営業
利益
116
460
C 23
C
447
C
売上⾼
1,411
418
売上⾼
1,309
418
441
C
C: 高級機能部品
22
111
437
B
営業
利益
103
売上⾼
1,333
B
484
B
営業
利益
67
417
80
363
49
23
B: 電子・情報部品
B
574
558
A
A
41
A
D △3 △19
D
20
577
29
A
△5 △16
D: その他・調整額
553
44
38
A: 高級金属製品
D △1
△12
D
D △1 △14
D
営業
利益
4
320
B 35
C
553
A
A
D △5
△71
B
エレクトロニクス関連や工作機械・FA関連の調整が継続、原価低減やコスト
削減に努めたものの、原材料価格低下に伴う影響等の特殊要因により、
原材料価格転嫁タイムラグ圧縮効果等が寄与した前年同期(11/3Q)対比で
料 格転嫁
グ 縮効 等が
前年
164億円減、前期(12/2Q)対比では63億円減となった。
*12年度より「軟磁性材料」は電子・情報部品セグメントから高級金属製品セグメントへ区分変更しております。
この変更に伴い前年度(11年度)実績についても変更後の区分に基づき作成、表示しております。
48
D
△8
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4
2012年度業績予想(13
13年
年1月30
30日発表数値)
日発表数値)
2011年度実績
2012年度予想
(億円)
売上高
売上高 5,320億円 (予想対比 △160億円、11年度対比 96%)
営業利益 220億円 (予想対比 △205億円、11年度対比
△205億円 11年度対比 △229億円)
■高級金属製品セグメント
売上高 2,220億円 (予想対比 △70億円、11年度対比 96% )
5,569
営業
利益
449
C
C
1,710
93
売上高
5,320
,
1,710
C: 高級機能部品
営業利益 170億円 (予想対比 △30億円、11年度対比 △7億円)
■電子・情報部品セグメント
売上高 1,400億円
1 400億円 (予想対比 △75億円、
△75億円 11年度対比 90% )
営業利益 △20億円 (予想対比 △175億円、11年度対比 △269億円)
■高級機能部品セグメント
売上高 1,710億円 (予想対比 △15億円、11年度対比 100% )
営業利益 110億円 (予想対比 △10億円、11年度対比 +17億円)
B
1,555
B
249
B: 電子・情報部品
営業利益
1,400
220
C
110
2,220
A
2,319
予想対比:12年10月25日発表数値との対比
A
A: 高級金属製品
A
177
D △15
D
△70
170
D △10
△20 B
D: その他・調整額
△40
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5
連結B/S残高
12/3末比増減 △416億円
D/Eレシオ 0.62
資 産
億円
6,000
5,799
280
5,799
現預金等
5,383
281
5,000
1,154
負債・純資産
5,383
+1
1,692
売掛
債権
969
△185
棚卸
資産
1,274
△256
借入金
・社債
社債
1 490
1,490
△202
4,000
1 530
1,530
1,703
3,000
289
2,000
1,755
その他
流動資産
有形
固定
資産
265
1,817
△24
0
(387)
12/3末
無形固定資産
・ 投資等
(うち
のれん)
777
1,393
△310
純資産 2,500
純資産 2,404
201
少数株主
持分
92
△109
2,203
株主
資本
2,408
+205
+62
1,000
791
その他
負債
△14
(369)
12/12末
12/3末
12/12末
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6
連結キャッシュ・フロー
(億円)
科
目
現金及び現金同等物期首残高
税金等調整前当期利益
減 価 償 却 費
棚卸資産の増減
そ の 他
営業キャッシュ・フロー
設 備 投 資
そ の 他
フリーキャッシュ・フロー
フリ
キャッシュ フロ
借入金・社債の増減
配当金支払他
ネットキャッシュ・フロー
為替換算差額他
増加額または減少額合計
現金及び現金同等物期末残高
11年度
度
第3四半期累計
340
287
203
△513
513
△83
△106
△
△149
4
△251
293
△60
△18
△17
△35
305
度
12年度
第3四半期累計
280
175
177
251
△133
470
△
△186
△30
254
△197
△70
△13
14
1
281
(注)設備投資は検収ベース
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(参考) 日立金属 機構改革(12年4月~)
) 旧
⾼級⾦属製品
セグメント
*セグメントは
⽇⽴ツールも加え構成
電⼦・情報部品
セグメント
特殊鋼カンパニー
ロールカンパニー
⾼級⾦属製品
セグメント
⾼級⾦属
カンパニー
ロール事業部
*セグメントは⽇⽴ツールも加え構成
NEOMAXカンパニー
情報部品カンパニー
電⼦・情報部品
セグメント
⾃動⾞機器カンパニー
*セグメントは
⽇⽴機材も加え構成
配管機器カンパニー
軟磁性材料事業部
NEOMAX事業部
電⼦・情報部品
カンパニー
軟磁性材料カンパニ
軟磁性材料カンパニー
⾼級機能部品
セグメント
特殊鋼事業部
情報部 事業部
情報部品事業部
⾼級機能部品
セグメント
⾼級機能部品
カンパニー
⾃動⾞機器事業部
配管機器事業部
*セグメントは⽇⽴機材も加え構成
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(参考)日立金属の事業構造
材料開発をベースに幅広い産業分野で「質」を提供する素材メーカー
材料開発をベ
スに幅広い産業分野で「質」を提供する素材メ カ
事業セグメント
マーケット
産業インフラ
高級金属製品
自動車
エレクトロニクス
高級特殊鋼
電子金属材料
(特殊鋼事業部)
(特殊鋼事業部)
圧延用ロール
圧延用ロ ル
(ロール事業部)
アモルファス金属材料〔Metglas®
Metglas®〕
〕
切削工具
(軟磁性材料事業部)
(日立ツール株式会社)
電子・情報部品
マグネット〔希土類磁石、フェライト磁石〕
希土類磁石、フェライト磁石
希土類磁石 フェライト磁石〕
フェライト磁石〕
情報通信用部品
(NEOMAX
NEOMAX事業部)
事業部)
(情報部品事業部)
高級機能部品
配管機器
(配管機器事業部)
自動車用鋳物
〔HERCUNITE®
HERCUNITE®他
他〕
建築部材
(自動車機器事業部)
(日立機材株式会社)
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(参考)日立金属 セグメント別事業内容
高級金属製品
高級金属カンパニー
事業セグメント
特殊鋼事業部
高級特殊鋼[ YSSヤスキハガネ] :金型・工具用材料、電子金属材料[ ディスプレイ
関連材料、半導体等パッケージ材料]、産業機器・エネルギー関連材料、
剃刃材および刃物材
ロール事業部
各種圧延用ロール、射出成形機用部品、構造用セラミックス部品、鉄骨構造部品
軟磁性材料事業部
アモルファス金属材料[ Metglas®]
高級機能部品
カンパニー
高級機能部品
電子・
情報部品
カンパニー
日立ツール株式会社
電子・情報部品
主要製品
事業ユニット
切削工具
NEOMAX事業部
マグネット
®]・フェライト磁石・その他各種磁石およびその応用品)
(希土類磁
(希土類磁石[NEOMAX
磁
他各種磁 お び
応
)
情報部品事業部
情報通信機器用部品、IT機器用材料・部品、医療機器用材料・部品、ソフトフェラ
イトコアおよびその応用品、ナノ 結晶軟磁性材料[ ファインメット®]およびその応用
品 アモルファス金属材料[ Metglas®]およびその応用品
品、アモルファス金属材料[
自動車機器事業部
自動車用高級鋳物部品(排気系耐熱鋳造部品[ ハーキュナイト®]、高級ダクタイル
鋳鉄製品[HNM®])、アルミホイール[SCUBA®]、その他アルミニウム部品、自動車用
鍛造部品
配管機器事業部
設備配管機器( ®印各種管継手・ステンレスおよびプラスチック配管機器、
冷水供給機器、精密流体制御機器、密閉式膨張用タンク)
日立機材株式会社
建築部材(内装システム、構造システム、屋上システム)、チェン(マテハンシステム)
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10
本資料に掲載されている情報のうち業績予想、事業計画および配当予想等の歴史的事実以外のものは、各資料の
作成時点において、予想を行うために合理的であると判断した一定の前提および仮定に基づいており、内在する仮
定および状況の変化等により、実際の業績と異なる可能性があります。その要因となるもの主なものは次のとおりで
す。
・主要市場(特に日本、米国、アジア、欧州)における経済状況および各種規制
・急激な技術変化
・競争優位性および新技術・新製品の開発・事業化を実現する当社および子会社の能力
・製品市場、製品市況の変動
・為替相場の変動
・国際商品市況の変動
・資金調達環境
・製品需給、製品市況、為替相場および国際商品市況等の変動に対応する当社および子会社の能力
・自社特許の保護および他社特許の利用の確保
・製品開発等における他社との提携関係
・日本の株式相場の変動
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