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日立金属株式会社
2014年度第3四半期決算説明
2015年2月3日
http://www.hitachi-metals.co.jp
14年度第3四半期(14年10月-12月) 業績概要
(単位:億円、( )内は前年同期比)
13/3Q
実績
売 上 高
営業利益
営業外損益
2,263
180
5,768
14/3Q
実績
(14年10月27日公表)
14/3Q累計
実績
下期予想
通期予想
2,663
7,168
5,395
9,900
(118%)
(124%)
(118%)
(123%)
412
200
540
430
770
営業利益率 8.0%
営業利益率 7.1%
(+20)
営業利益率 7.5%
(+128)
営業利益率 7.5%
(+66)
営業利益率 8.0%
(+175)
営業利益率 7.8%
19
14
経常利益
199
特別損益
△22
税引前利益
177
四半期純利益
134
ROE(%)
13/3Q累計
実績*
16.0
426
△69
357
231
10.3
自己資本利益率
設備投資額
65
減価償却費
92
研究開発費
45
211
243
118
*13年度3Q累計には、旧日立電線13年度1Q実績を含みません
6
7
△46
△45
(△13)
(△7)
(△64)
(△59)
206
547
384
725
(+7)
(+121)
(+2)
(+116)
△17
21
△93
△55
(+5)
(+90)
(△39)
(+46)
189
568
291
670
(+12)
(+211)
(△37)
(+162)
147
433
174
460
(+13)
(+202)
(△124)
( +66)
14.3
14.7
8.9
12.1
(△1.7)
(+4.4)
(△8.4)
(△0.8)
142
332
370
560
(+77)
(+121)
(+196)
(+240)
103
278
225
400
(+11)
(+35)
(+40)
(+64)
52
154
99
200
(+7)
(+36)
(+4)
(+32)
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14年度第3四半期(14年10月-12月)セグメント別業績概要
【需要動向】
自動車関連 : 北米・中国を中心に海外需要が堅調に推移、国内は自動車減産の動きがあり一部で需要減少
エレクトロニクス関連 : スマートフォンやタブレット端末等の需要が海外を中心に好調に推移
産業インフラ・エネルギー関連 : 産業機械需要・公共投資等は堅調に推移
(単位:億円、( )内は前年同期比)
売上高
高級金属
製品
磁性材料
高級機能
部品
電線材料
その他・消去
連結合計
営業利益
13/3Q
実績
13/3Q
累計
実績
14/3Q
実績
14/3Q
累計
実績
(14年10月27日公表)
596
1,766
670
1,945
1,315
2,590
(110%)
(109%)
(109%)
(112%)
335
494
848
980
1,405
1,640
下期
予想
通期
予想
334
1,018
666
1,350
(100%)
(104%)
(96%)
(101%)
826
1,768
1,783
2,725
(167%)
(126%)
(185%)
(145%)
838
2,453
1,635
3,250
(99%)
(150%)
(95%)
(129%)
13/3Q
実績
13/3Q
累計
実績
14/3Q
実績
14/3Q
累計
実績
(14年10月27日公表)
下期
予想
通期
予想
191
83
231
172
320
営業利益率
営業利益率
(+15)
営業利益率
(+40)
営業利益率
(+41)
営業利益率
(+66)
営業利益率
11.4 %
10.8 %
12.4 %
11.9 %
13.1 %
12.4 %
37
75
38
113
90
165
11.0 %
7.7 %
(+1)
(+38)
(+11)
(+48)
11.4 %
11.1 %
13.5 %
12.2 %
40
100
48
107
116
175
8.1 %
7.1 %
(+8)
(+7)
6.1 %
(+48)
(+47)
6.5 %
6.4 %
60
104
68
7.1 %
6.3 %
5.8 %
53
151
102
200
(△7)
(+47)
(△24)
(+30)
6.3 %
6.2 %
6.2 %
6.2 %
△10
△23
△5
△16
△4
△15
△25
△58
△22
△62
△50
△90
2,263
5,768
2,663
7,168
5,395
9,900
180
412
200
540
430
770
(118%)
(124%)
(118%)
(123%)
8.0 %
7.1 %
(+20)
(+128)
(+66)
(+175)
7.5 %
7.5 %
8.0 %
7.8 %
*13年度3Q累計には、旧日立電線13年度1Q実績を含みません
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セグメント別売上高・営業利益: 高級金属製品
(単位:億円)
売上高 (3Q)
670億円
(3Q累計) 1,945億円
営業利益(3Q)
(3Q累計)
83億円
231億円
前年同期比 112%
前年同期比 110%
前年同期比 15億円増
前年同期比 40億円増
13/上
13/1Q
13/4-6
13/2Q
13/7-9
13/下
13/3Q
13/10-12
13/4Q
14/1-3
14/上
14/1Q
14/4-6
14/2Q
14/7-9
14/3Q
14/10-12
設備投資需要が堅調なことに加え、スマートフォン・タブレット端末
関連需要や航空機関連材料の需要も好調に推移、自動車関連は
環境親和製品の需要が堅調に推移、13/3Q比、13/3Q累計比とも
に増収増益
■特殊鋼
・工具鋼: 国内向けは好調な設備投資需要等を背景に堅調に推移、
海外向け需要も総じて堅調に推移し、前年同期比で増加
・電子材料: ディスプレイ関連材料の需要が堅調に推移、半導体等
パッ ケージ材料もスマートフォンやタブレット端末を中心とした
需要が好調に推移
・産業機器材料: 自動車関連材料は環境親和製品への需要が堅調に
推移。エネルギー関連材料は旺盛な需要動向が続いた前年同期比
では減少。航空機関連材料は、需要動向が好調に推移したことに
加え、14/2Qから日立金属MMCスーパーアロイ株式会社の連結
子会社化もあり増加
■ロール
・各種ロール: 海外需要が好調に推移し前年同期比で増加
売営
上業
高利
益
・射出成形機用部品: スマートフォンやタブレット端末を中心とした需要
好調を背景に、国内・海外向けともに好調に推移し増加
■アモルファス金属材料
主要市場の中国において需要調整となり減少
■切削工具
産業機械等の国内需要が好調に推移、海外向けも輸出改善を背景に
堅調に推移し増加
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セグメント別売上高・営業利益: 磁性材料
(単位:億円)
売上高
(3Q)
334億円
(3Q累計) 1,018億円
営業利益(3Q)
(3Q累計)
38億円
113億円
前年同期比 100%
前年同期比 104%
13/上
13/1Q
13/4-6
13/下
13/2Q
13/7-9
13/3Q
13/10-12
14/上
14/1Q
14/4-6
13/4Q
14/1-3
14/2Q
14/7-9
14/3Q
14/10-12
前年同期比 微増
前年同期比 38億円増
FA関連需要が好調に推移、自動車関連は国内自動車減産等の
需要調整の影響があったものの、13/3Q累計比では増収増益
■マグネット
・希土類磁石:
国内自動車減産等の一部需要調整があったものの、ハイブリッド
車や電動パワーステアリングなど自動車用電装部品の需要が
堅調に推移、家電関連およびFA関連の需要も堅調に推移し、
3Q累計では前年同期比で増加
42
38
37
335
323
322
362
344
340 34
334
30
・フェライト磁石:
自動車用電装部品および家電用部品の需要が国内、海外ともに
好調に推移し増加
■軟質磁性材料・応用品
フェライト応用品は太陽光発電用部品向けの需要が好調に推移、
フェライトコアも自動車用電装部品およびスマートフォン向けを
中心に堅調に推移
ファインメットは、汎用インバータ向けおよびエアコン向け等の
需要が堅調に推移し増加
41
売営
上業
高利
益
8
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5
セグメント別売上高・営業利益: 高級機能部品
(単位:億円)
売上高
(3Q)
826億円
(3Q累計) 1,768億円
営業利益(3Q)
(3Q累計)
48億円
107億円
前年同期比 167%
前年同期比 126%
前年同期比 8億円増
前年同期比 7億円増
13/上
13/1Q
13/4-6
13/2Q
13/7-9
13/下
13/3Q
13/10-12
13/4Q
14/1-3
14/上
14/1Q
14/4-6
14/2Q
14/7-9
14/3Q
14/10-12
自動車用鋳物の需要が米国市場を中心として堅調に推移した
ことに加え、Waupaca Foundry, Inc.の連結子会社化により、
13/3Q比、13/3Q累計比ともに増収増益
■自動車用鋳物
・耐熱鋳造部品: 主要市場である欧州で需要持ち直しの兆しが見られた
ことに加え米国での需要も堅調に推移したことから前年同期並み
・高級ダクタイル鋳鉄製品: 米国をはじめとする海外の自動車における
旺盛な需要が続き、国内も消費税率引き上げに伴う需要反動減の
影響があったものの、全体として好調に推移
・アルミホイール:米国の需要が堅調に推移し前年同期比で増加
・Waupaca Foundry, Inc.を連結子会社化、売上・利益の増加に貢献
■配管機器
・各種管継手: 国内は消費増税に伴う駆け込み需要の反動による
住宅着工戸数減少の影響があったものの、米国での需要が堅調
に推移、前年同期並み
・ステンレス及びプラスチック配管機器:
住宅着工戸数減少の影響はあったものの、ガス用製品に対する
施工性・耐震性の高評価を受け需要が堅調に推移したことから、
前年同期比では横ばい
■建築部材
国内における民間設備投資や公共投資等による需要が堅調に推移、
工事進行基準の適用範囲拡大等、一時的増加要因のあった前年同期
比では減少
売営
上業
高利
益
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6
セグメント別売上高・営業利益: 電線材料
(単位:億円)
売上高 (3Q)
838億円
(3Q累計) 2,453億円
前年同期比 99%
前年同期比 150%
※ 合併前となる13/1Qは除く
13/上
13/1Q
13/4-6
13/下
13/2Q
13/7-9
13/3Q
13/10-12
14/上
14/1Q
14/4-6
13/4Q
14/1-3
14/2Q
14/7-9
14/3Q
14/10-12
【参考】(3Q累計)旧日立電線13/1Q業績合算後の前年同期比 97%
営業利益(3Q)
(3Q累計)
53億円
151億円
前年同期比 7億円減
前年同期比 47億円増
合併後
合併前
※ 合併前となる13/1Qは除く
【参考】(3Q累計)旧日立電線13/1Q業績合算後の前年同期比 15億円増
883
872
848
電線、自動車用部品の需要が好調に推移
通信事業者の設備投資に調整が見られたものの、
ネットワーク機器・ワイヤレスシステムの需要は好調に推移
838
812
803
792
66
60
■電線
国内建設・設備関連の需要が堅調に推移、工作機械向けを中心とした
需要も堅調に推移、注力分野である鉄道車両用電線は中国市場向け
を中心に好調に推移し、医療用プローブケーブルも堅調に推移
53
44
■自動車用部品
北米を中心に車載センサーなど電装部品を中心とした需要が好調に
推移
32
■情報デバイス
14/3Qから通信事業者の設備投資に調整が見られたものの、
スマートフォン普及による通信需要の拡大により、14/3Q累計では
ネットワーク機器、ワイヤレスシステムの需要は好調に推移
53
45
売営
上業
高利
益
*当セグメントは、’13年7月1日付日立電線株式会社との合併に伴って
新設された事業セグメントです。’13年度第2四半期連結会計期間から
当セグメントにおける業績を当社グループ業績に反映しております。
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7
資産/負債・純資産
14/3末比増減 総資産 +2,295億円
D/Eレシオ 0.48 → 0.66
資産
億円
755
10,000
9,000
8,407
8,000
955
7,000
5,000
4,000
2,105
1,000
0
2,361
1,832
1,429
589
2,346
983
3,097
1,954
(1,262)
(335)
14/3末
10,702
11,000
現預金等
△200
8,407
売掛債権
+256
2,826
借入金
・社債
+1,066
1,760
703
3,000
2,000
億円
10,702
11,000
6,000
負債・純資産
14/12末
棚卸資産
+403
3,464
その他流動資産
2,915
+114
純資産 3,732
有形固定資産
+751
103
3,629
無形固定資産
・投資等 +971
(内、のれん +927)
純資産 4,412
161
4,251
その他負債
+549
少数株主
持分+58
株主資本
他
+622
0
14/3末
14/12末
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8
連結キャッシュ・フロー
(単位:億円)
科
目
13年度
第3四半期累計*
14年度
第3四半期累計
増減
税金等調整前四半期純利益
357
568
+211
減 価 償 却 費
243
278
+35
80
△18
△98
8
△187
△195
688
641
△47
△218
△1,186
△968
7
108
+101
投資キャッシュ・フロー
△211
△1,078
△867
フリーキャッシュ・フロー
477
△437
△914
△105
280
+385
配当金の支払 他
△78
△115
△37
財務キャッシュ・フロー
△183
165
+348
41
71
+30
現金及び現金同等物の増減額
335
△201
△536
現金及び現金同等物の期末残高
875
755
△120
運転資金の増減
そ
の
他
営業キャッシュ・フロー
固定資産の取得 ・ M&A
そ
の
他
借入金・社債の増減
為替換算差額
*13年度3Q累計には、旧日立電線13年度1Q実績を含みません
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(参考)日立金属 セグメント別事業内容
主要製品
事業セグメント
高級金属製品
磁性材料
高
級
金
属
カ
ン
パ
ニ
ー
特殊鋼
高級特殊鋼[ YSSヤスキハガネ] : 工具鋼、電子材料 [ ディスプレイ関連材料、
半導体等パッケージ材料]、産業機器材料 [自動車関連材料、航空機関連材料、
エネルギー関連材料]、剃刃材および刃物材、精密鋳造品
ロール
各種圧延用ロール、射出成形機用部品、構造用セラミックス部品、鉄骨構造部品
軟磁性材料
アモルファス金属材料[ Metglas®]
日立ツール株式会社
切削工具
磁性材料カンパニー
高
カ 級 自動車用鋳物
ン機
高級機能部品 パ 能
ニ部
ー 品 配管機器
電線材料
マグネット
(希土類磁石[NEOMAX®]・フェライト磁石・その他各種磁石およびその応用品)
軟質磁性材料(ソフトフェライト・ナノ 結晶軟磁性材料[ ファインメット®])およびその
応用品、アモルファス金属材料[ Metglas®]応用品、情報通信機器用材料・部品、
医療機器用材料・部品
自動車用高級鋳物部品(排気系耐熱鋳造部品[ ハーキュナイト®]、高級ダクタイル鋳
鉄製品[HNM®])、アルミホイール[SCUBA®]、その他アルミニウム部品、自動車用鍛造
部品
設備配管機器( ®印各種管継手・ステンレスおよびプラスチック配管機器、
冷水供給機器、精密流体制御機器、密閉式膨張タンク)
日立機材株式会社
建築部材(内装システム、構造システム、屋上システム)、チェン(マテハンシステム)
電線材料カンパニー
電線(電力・産業システム、電子・通信材料、電機材料、工業用ゴム製品)、
自動車部品(電装部品、ブレーキホース)、
情報デバイス(情報ネットワーク、ワイヤレスシステム)
※当セグメントは、2013年7月1日付日立電線株式会社との合併に伴い新設
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10
(参考)マーケット分野別事業構造
材料開発をベースに幅広い産業分野で「質」を提供する素材メーカー
事業セグメント
高級金属製品
産業インフラ
自動車
特殊鋼(工具鋼・産業機器材料)
ロール
アモルファス金属材料
切削工具
エレクトロニクス
特殊鋼(電子材料)
マグネット
磁性材料
ソフトフェライト他軟質磁性材料・応用品
自動車用高級鋳物
高級機能部品
配管機器
建築部材
電線
電線材料
自動車部品
情報デバイス
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11
本資料に掲載されている情報のうち業績予想、事業計画および配当予想等の歴史的事実以外のものは、各資料の
作成時点において、予想を行うために合理的であると判断した一定の前提および仮定に基づいており、内在する仮定
および状況の変化等により、実際の業績と異なる可能性があります。その要因となるもの主なものは次のとおりです。
・主要市場(特に日本、米国、アジア、欧州)における経済状況および各種規制
・急激な技術変化
・競争優位性および新技術・新製品の開発・事業化を実現する当社および子会社の能力
・製品市場、製品市況の変動
・為替相場の変動
・国際商品市況の変動
・資金調達環境
・製品需給、製品市況、為替相場および国際商品市況等の変動に対応する当社および子会社の能力
・自社特許の保護および他社特許の利用の確保
・製品開発等における他社との提携関係
・日本の株式相場の変動
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