67 第 期 年次報告書 平成25年10月 1 日から平成26年9月30日まで 証券コード:6965 トップメッセージ 株主の皆様におかれましては、平素より格別のご 高配を賜り厚くお礼申しあげます。 ここに、第67期(平成25年10月1日から平成 26年9月30日)における事業の概況につきまして、 ご報告をさせていただきます。 当連結会計年度におけるわが国経済は、各種経済 政策や金融緩和策を背景に、企業収益が改善する中 で設備投資は緩やかに増加し、雇用・所得環境にも 改善が見られるなど、全体としては緩やかな景気回 復基調で推移いたしました。一方、海外経済におき ましては、一部に回復の動きが見られましたが、新 興国における景気減速や地政学的リスク等の不安定 要素があり、依然として不透明な状況で推移いたし ました。 このような状況におきまして、当社グループは、 光に関する基礎研究・応用研究を進める一方で、顧 客ニーズに対応した高付加価値製品の開発や生産能 力の増強に向けた設備投資を継続するとともに、積 極的な営業活動を展開することで、売上高、利益の 連結財務ハイライト 売上高の推移 期末 中間 (百万円) 24,000 98,067 102,156 112,092 118,200 90,000 0 1 18,000 22,531 18,350 50,726 50,474 第65期 第66期 56,680 59,200 第67期 第68期予想 10,180 6,000 0 第65期 23,200 17,883 12,000 60,000 30,000 期末 中間 (百万円) 150,000 120,000 経常利益の推移 9,083 第66期 11,422 第67期 12,100 第68期予想 確保に努力してまいりました。 この結果、当連結会計年度の業績につきましては、 国内売上げの増加に加え、海外売上げが為替の影響 もあり増加した結果、増収増益となり、売上高、利 益とも過去最高となりました。 <第67期連結業績> (前期比) 連結売上高 : 112,092百万円( 9.7%増) 連結経常利益 : 22,531百万円(26.0%増) 連結当期純利益 : 15,155百万円(31.5%増) <第68期連結業績予想> (前期比) 連結売上高 : 118,200百万円( 5.4%増) 連結経常利益 : 23,200百万円( 3.0%増) 連結当期純利益 : 16,300百万円( 7.6%増) 今後の当社グループを取りまく経営環境につきま しては、依然として楽観できない状況にあると認識 しておりますが、当社が追求している“光”に関わ る分野は、解明されていない未知の領域が多く残さ 当期純利益の推移 期末 中間 18,000 6,000 0 配当の推移 期末 中間 (円) (百万円) 12,000 れており、光技術の産業応用は今後もますます拡 がっていくものと考えております。 当社グループといたしましては、21世紀の光産 業をリードし、グローバル競争に勝つためには、積 極的な研究開発活動及び設備投資を実行して競争力 の高い製品開発を進め、他社が追随できない最先端 の光技術をさらに向上させ、事業基盤のより一層の 強化とそれらを支える高収益体制を築く必要がある と認識しております。 そして、創業以来のベンチャー精神を常に忘れず、 長年培ってきた光技術を通して新しい産業を創成す ることにより業容を拡大することで、当社グループ としての継続的な成長を目指していく所存でござい ます。 株主の皆様におかれましては、これまで以上のご 支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。 平成26年12月 代表取締役社長 晝 馬 明 15,155 11,206 6,113 第65期 16,300 46 11,529 5,731 第66期 60 40 7,468 第67期 8,300 第68期予想 50 55 30 57 30 23 27 23 23 25 27 第65期 第66期 第67期 第68期予想 20 0 2 事業の概況 光電子増倍管 電子管事業 イメージ機器及び光源 光電子増倍管は、計測分野における油田探査装置向 イメージ機器及び光源は、産業分野におきまして、 けの売上げは減少いたしましたものの、医用分野にお 半導体設備投資の回復を受け、半導体検査装置向けの きまして血液分析などの検体検査装置向けの売上げが 堅調に推移いたしました。また、バイオ分野で用いら れるレーザスキャン顕微鏡向け等もその高感度を評価 されて売上げを伸ばしました結果、光電子増倍管の売 キセノンランプ及びシリコンウェハを高速・高品位に 切断するステルスダイシングエンジンの売上げが増加 いたしました。さらに、X線非破壊検査用のマイクロ フォーカスX線源も高精細な透過画像を得られる点が 評価され売上げを伸ばしました結果、イメージ機器及 上げは25,588百万円と前期に比べ0.8%の微増となり び光源の売上げは19,961百万円と前期に比べ8.7%の ました。 増加となりました。 【連結売上高の推移】 (百万円) 30,000 25,000 20,000 15,000 国内 海外 25,492 24,468 25,392 25,588 4,467 4,946 3,898 4,324 21,493 21,264 21,025 19,522 (百万円) 20,000 15,000 18,384 17,777 18,371 7,465 7,323 6,367 10,918 10,453 第64期 第65期 19,961 国内 海外 7,209 12,004 12,752 第66期 第67期 5,000 5,000 0 【連結売上高の推移】 10,000 10,000 第64期 第65期 第66期 第67期 0 イメージ機器 及び光源 光電子増倍管 ▲検体検査用光電子増倍管モジュール ▲半導体検査装置用キセノンランプ 売上高比率 3 電子管事業 22.8% 売上高比率 17.8% 光半導体素子 光半導体事業 光半導体素子は、医用分野におきまして、主力のシ リコンフォトダイオードの売上げが海外を中心に増加 したほか、フラットパネルセンサが高解像度や高分解 能などを高く評価され、歯科用を中心に引続き好調に 推移いたしました。さらに、産業分野におきましても、 半導体検査装置向けのイメージセンサの売上げが大幅 に増加したほか、産業用ロボット等の制御などFA (ファクトリーオートメーション)分野におけるLED やフォトICの売上げも伸びました結果、光半導体素子 の売上げは49,161百万円と前期に比べ16.6%の増加 【連結売上高の推移】 40,000 49,161 43,271 42,228 42,176 16,585 16,885 15,565 30,000 20,000 26,685 26,611 25,343 国内 海外 18,480 第64期 画像処理・計測装置は、生命科学やバイオ分野向け を中心にデジタルカメラの売上げが大幅に増加すると ともに、半導体故障解析装置も、アジア地域における 需要拡大に加え、広視野における高解像度・高感度を 実現したことが評価されて売上げを伸ばしました。ま た、病理デジタルスライドスキャナも売上げが増加い た し ま し た 結 果、 画 像 処 理・ 計 測 装 置 の 売 上 げ は 第65期 第66期 【連結売上高の推移】 30,681 第67期 国内 海外 (百万円) 20,000 15,000 10,000 0 画像計測機器事業 14,022百万円と前期に比べ5.9%の増加となりました。 となりました。 (百万円) 50,000 画像処理・計測装置 12,338 10,000 4,703 5,000 7,634 0 第64期 10,983 4,656 13,240 4,922 8,318 6,327 第65期 第66期 14,022 4,784 9,238 第67期 EM-CCD 光半導体素子 ORCA-Flash4.0 ▲L ED、 フ ォ トIC内 蔵 の エ ン コ ー ダ モ ジュール 売上高比率 43.9% 画像処理・ 計測装置 ▲バイオ分野向けデジタルカメラ ORCA-Flash4.0の撮像画像。 一般的なEM-CCDカメラの視 野(青枠)に比べ、2.5倍以上 の広い視野(赤枠)を実現 売上高比率 12.5% 4 研究開発 当社グループでは、長年にわたり培ってきた独自の光技術を駆使し、バイオ、医療、情報、通信、エネルギー、物 質、宇宙・天文、農業等の分野において、新しい知識、新しい産業の創成を目指した基礎研究を推し進めるとともに、 新製品の開発及び既存製品の高機能化・高付加価値化を目指した開発を行っております。 なお、当連結会計年度の研究開発費は、10,977百万円と前期に比べ0.8%増加いたしました。 以下に、第67期におけるその成果の一部をご紹介いたします。 [ 基 礎 研 究 分 野 ] ミトコンドリア機能の計測法 医療の分野におきましては、PETを用い たミトコンドリア機能の計測法の開発を進 めております。ミトコンドリアとは、ほと 若いサル 老化したサル んど全ての生物の細胞に広く含まれる細胞 内小器官で、細胞の生存に必要なエネルギー 物質をつくりだす「細胞内の発電所」の働 きをしています。このミトコンドリアの機 能が損なわれますと、細胞機能に異常が生 じ病気を引き起こします。そのため、その 機能を計測することは病気の診断や予防に 極めて有用ですが、これまで適切なPET診 断薬はありませんでした。この度、当社は長 年の研究により培われた技術を応用し、ミト コンドリアの機能を標識する新たなPET薬剤 ▲P ETを用いて、ミトコンドリア機能の計測をしたサルの脳の断層 画像。赤色に近いほど、ミトコンドリアの機能が活発であること を示しています。 を開発し、老化したサルの脳では若いサルと比べてミトコンドリア機能の低下が起きていることを世界で初め て発見いたしました。今後、臨床研究へと発展させ、認知症やパーキンソン病の早期診断や治療効果判定にお ける有用性の検証を進めてまいります。 5 LGビームの応用研究 LGビームとは、らせん状の光波面をもつ特殊なビームです。当 社では、独自の空間光変調器(SLM)とホログラム技術を用いて、 約0.4~0.9ミクロン LGビームの研究に取り組んでおります。その応用として、LGビー ムを高品位に集光して光の渦を形成し、ミクロン[1]以下の物体を 捕らえて回転させ、自在に移動させることに世界で初めて成功いた しました。光による微小物体の操作は、ナノテクノロジー等の分野 においては既に不可欠な技術となっており、今後、様々な分野への 応用が期待されております。 ▲光の渦により物体を捕らえて回転させる 概念図 [ 開 発 分 野 ] MEMS技術で光干渉計を指先サイズにまとめた超小型FTIRエンジン 光干渉計を指先サイズにまとめた超小型FTIRエンジンを世界で 初めて開発いたしました。従来のFTIR[2]は、高価なイメージセン サを必要としないというメリットがある一方で、高精度な光干渉計 を構成する必要があり、卓上型のような大型で高価なものが主流で した。本製品は、独自のMEMS[3]技術により、光干渉計の構成部 品を一枚のシリコンウェハ上に形成することで製造工程を簡略化し、 低価格化、小型化を実現するとともに、高感度で高精度な分光を可 能といたしました。本製品を組み込んだFTIRは、小型・低コスト ▲超小型FTIRエンジン であり、従来の大型プラントや研究室に試料を持ち込んで分析していた手法とは異なり、身近な場所での分光 分析を可能とし、今後、自動車運転時における呼気中のアルコール検知や農作業現場でのリアルタイム土壌モ ニタなど、新たな分野への応用が期待されております。 [1]1ミクロンは1ミリの1000分の1です。 [2]ガスや液体等の成分分析に用いられるフーリエ変換方式の赤外分光器です。 [3]半導体材料を三次元的に微細加工する最先端技術です。 6 トピックス ア イ フ ィ ー モ ス エムピー ● 半導体故障解析装置「iPHEMOS-MP」 半導体デバイスの故障解析を効率よく行うことを可能にした iPHEMOS-MPを開発いたしました。半導体デバイスの故障解析で は、広視野で観察しておおよその故障位置を把握し、さらに対象 範囲を絞り込むことで正確な故障箇所を短時間で効率よく突き止 めることが求められております。当社が開発したiPHEMOS-MPは、 広視野観察用に特化したレンズと、故障箇所からの微弱な発光を 高感度・高解像度で検出可能なカメラを組み合わせることで、一 台で広視野かつ詳細な解析の両立を実現いたしました。これによ ▲半導体故障解析装置「iPHEMOS-MP」 り、故障箇所の特定精度が飛躍的に向上いたします。さらに、半 導体デバイス内部のトランジスタの動作状態を観察する機能を用 意するなど、故障解析の幅を大きく広げる機能を実現し、用途に 合わせた多様な故障解析を可能といたしました。 ● 高周波放電型小型エキシマランプ光源 当社のエキシマランプ光源は、高エネルギーな紫外線を効率よ く照射することで、各種材料の表面処理や洗浄を高品位に行うこ とができます。また、従来から用いられている方式と異なり、廃 液処理が不要なことから環境に優しく、材料へのダメージや粉塵 が生じないという長所があります。さらに、業界唯一の高周波放 電型で発光部が長く平面なランプを開発したことにより、安定し た発光と大面積で均一な照射を可能としております。この度、こ の特長をそのままに、生産技術開発向けに小型軽量で電源内蔵型 かつ低価格なエキシマランプ光源を開発いたしました。これによ り、いつでもどこでも簡易な実験で、表面処理、洗浄の評価を行 うことを可能といたしました。 7 ▲小型エキシマランプ光源 ● 20インチ光電子増倍管がIEEEマイルストーンに認定 東京大学宇宙線研究所の実 験施設「カミオカンデ」用に 当社が開発した20インチ光電 子増倍管が、素粒子ニュート リノの観測に貢献したとして、 米国に本部を置く世界最大の 電気電子学会(IEEE)が創設 したIEEEマイルストーン[1]に ▲カミオカンデ用20インチ光電子増倍管 ▲豊岡製作所に設置された銘板 認定されました。IEEEマイルストーンは、電気や電子分野等における画期的なイノベーションのうち、少なく とも25年以上経過し、地域社会や産業の発展に多大な貢献をしたと認定された歴史的業績を表彰する制度です。 20インチ光電子増倍管は、小柴昌俊東京大学特別栄誉教授の依頼を受けて1979年に当社が開発に着手した ものです。そして、超新星爆発により飛来したニュートリノの検出に1987年に世界で初めて成功し、その後 のニュートリノ天文学のさきがけになりました。 ● 本社工場に新棟を建設 光半導体素子の製造開発の主力拠点であります本社工 場(静岡県浜松市)の新13棟が完成し、稼働を開始いた しました。近年、車載用やスマートフォンなどの携帯端 末機器用に、小型で高機能化した光半導体素子の需要が 飛躍的に増大しており、新13棟はこれらの製品の開発と 量産体制の整備を目的としております。今後、当社独自 のMOEMS技術[2] を用いた最先端の光半導体素子とモ ▲本社工場新棟外観 ジュール製品のさらなる売上拡大を目指してまいります。 [1]IEEEマイルストーンの狙いは、優れた技術成果に光を当てるとともに、それを生み出した技術者に対する社会一般の理解と評価を高めることにあるとされ ております。今回認定対象となった光電子増倍管を含め、これまでに世界で148件、国内では東海道新幹線や富士山レーダーなど23件が認定されています。 [2]MOEMS技術とは、MEMS技術と電子管/半導体デバイスの要素技術を融合した技術です。 8 グループネットワーク ▌地域別(顧客所在地別) ●売上高構成比(第67期) 日 本 アジアその他 164億84百万円 368億23百万円 アジア その他 14.7% (前期比9.2%増) 32.9% 連結売上高 欧州 24.7% (前期比13.7%増) 日本 1,120億92百万円 欧 州 北 米 北米 276億82百万円 311億 1百万円 27.7% (前期比8.7%増) (前期比6.3%増) ●売上高推移 (百万円) 4,000 34,804 35,477 36,823 32,393 3,000 28,624 27,258 31,101 24,996 24,221 24,020 26,045 27,682 2,000 14,799 14,348 15,092 16,484 1,000 0 第64期 第65期 第66期 日本 9 第67期 第64期 第65期 第66期 北米 第67期 第64期 第65期 第66期 欧州 第67期 第64期 第65期 第66期 アジアその他 第67期 ▌ネットワーク 国内拠点 連結子会社(海外) 本社事務所 静岡県浜松市 工 本社工場/新貝工場/天王製作所/常光製作所/ 場 北米 ハママツ・コーポレーション ホトニクス・マネージメント・コーポ 都田製作所(いずれも浜松市)/ みつえ 支店・営業所 豊岡製作所/三家工場(いずれも磐田市) ハママツ・ホトニクス・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー 東京支店・東京営業所/仙台営業所/筑波営業所/ ハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エール・エル 中部営業所(浜松市)/大阪営業所/西日本営業所(福岡市) 研 究 所 中央研究所/産業開発研究所(いずれも浜松市)/筑波研究所 欧州 ハママツ・ホトニクス・ヨーロッパ・ゲー・エム・ベー・ハー 株式会社光素 浜松電子プレス株式会社 株式会社磐田グランドホテル ハママツ・ホトニクス・ユー・ケイ・リミテッド ハママツ・ホトニクス・ノルデン・エイ・ビー 連結子会社(国内) 高丘電子株式会社 ハママツ・ホトニクス・イタリア・エス・アール・エル 中国 浜松光子学商貿(中国)有限公司 北京浜松光子技術股份有限公司 浜松光子学科学儀器(北京)有限公司 10 連結財務諸表 連結貸借対照表 科 目 (単位:百万円) 当期 142,947 132,795 固定資産 72,464 65,482 61,623 53,541 無形固定資産 1,735 1,697 投資その他の資産 9,105 10,243 215,412 198,278 流動負債 36,046 27,277 固定負債 10,550 16,614 負債合計 46,596 43,892 純資産の部 164,828 153,862 資本金 34,928 34,928 資本剰余金 34,672 34,672 利益剰余金 101,278 90,309 △6,050 △6,048 3,445 11 695 541 為替換算調整勘定 1,589 △530 退職給付に係る調整累計額 1,160 - 541 512 純資産合計 168,815 154,385 負債純資産合計 215,412 198,278 その他有価証券評価差額金 少数株主持分 11 (百万円) (%) 90 215,412 200,000 188,091 189,970 73.9 70.5 150,000 133,434 140,873 198,278 77.6 78.1 0 80 168,815 154,385 70 60 第64期 第65期 第66期 第67期 0 1株当たり純資産/1株当たり当期純利益 株主資本 その他の包括利益累計額 自己資本比率 100,000 負債の部 自己株式 純資産 250,000 流動資産 資産合計 総資産 前期 (平成26年9月30日現在) (平成25年9月30日現在) 資産の部 有形固定資産 総資産/純資産/自己資本比率 1株当たり純資産(左軸) 1株当たり当期純利益(右軸) (円) (円) 2,500 250 2,093.11 2,000 1,650.23 1,500 200 1,913.98 1,745.18 188.52 170.44 150 139.39 143.41 1,000 0 100 第64期 第65期 第66期 第67期 0 連結損益計算書 科 目 売上高 連結設備投資額 (単位:百万円) ( 当期 自 平成25年10月 1 日 至 平成26年 9 月30日 112,092 )( 前期 自 平成24年10月 1 日 至 平成25年 9 月30日 102,156 ) (百万円) 20,000 売上原価 53,451 50,951 売上総利益 58,641 51,204 販売費及び一般管理費 36,975 34,422 5,000 営業利益 21,665 16,781 1,074 1,300 0 営業外収益 営業外費用 10,000 208 198 経常利益 22,531 17,883 特別利益 13 121 特別損失 82 100 22,462 17,904 9,000 7,276 6,368 6,000 15,185 11,535 29 6 15,155 11,529 税金等調整前当期純利益 法人税等 少数株主損益調整前当期純利益 少数株主利益 当期純利益 15,499 15,000 8,633 9,184 第65期 第66期 7,348 第64期 連結研究開発費 研究開発費 対売上高比率 (百万円) 12,000 (%) 10,081 10,765 10,885 11.0 10.7 9.9 20 10,977 15 9.8 10 3,000 0 5 第64期 第65期 第66期 連結キャッシュ・フロー計算書 科 目 第67期 0 第67期 (単位:百万円) ( 当期 自 平成25年10月 1 日 至 平成26年 9 月30日 ) ( 前期 自 平成24年10月 1 日 至 平成25年 9 月30日 営業活動によるキャッシュ・フロー 23,135 14,688 投資活動によるキャッシュ・フロー △13,677 △6,493 財務活動によるキャッシュ・フロー △4,139 △4,052 現金及び現金同等物に係る換算差額 1,110 2,944 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 6,429 7,087 現金及び現金同等物の期首残高 42,852 35,764 現金及び現金同等物の期末残高 49,281 42,852 ) 12 単体財務諸表 貸借対照表 科 目 (単位:百万円) 当期 前期 (平成26年9月30日現在) (平成25年9月30日現在) 資産の部 科 目 (単位:百万円) ( 当期 自 平成25年10月 1 日 至 平成26年 9 月30日 )( 前期 自 平成24年10月 1 日 至 平成25年 9 月30日 売上高 92,583 80,937 売上原価 51,232 46,915 流動資産 114,097 107,741 固定資産 72,366 65,613 売上総利益 41,350 34,021 有形固定資産 53,405 46,063 販売費及び一般管理費 25,597 24,712 無形固定資産 1,124 1,025 営業利益 15,753 9,309 17,836 18,525 営業外収益 2,765 2,680 186,463 173,354 営業外費用 177 445 経常利益 18,340 11,543 投資その他の資産 資産合計 負債の部 流動負債 30,516 22,100 特別利益 6 218 固定負債 10,772 14,895 特別損失 66 65 負債合計 41,289 36,996 税引前当期純利益 18,281 11,696 5,429 3,365 12,851 8,331 法人税等 純資産の部 株主資本 144,479 135,816 資本金 34,928 34,928 資本剰余金 34,636 34,636 利益剰余金 80,960 72,296 △6,046 △6,044 695 541 695 541 純資産合計 145,174 136,358 負債純資産合計 186,463 173,354 自己株式 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 13 損益計算書 当期純利益 ) 会社の概況 / 株式事項 / 株価の推移 平成26年9月30日現在 ●会社の概況 設 資 本 従 業 員 立 昭和28年9月29日 金 34,928百万円 数 3,147名 主要営業品目 役 ●株式事項 ■発行済株式総数 83,764,984株 ■株主数 22,627名 光電子増倍管、イメージ機器、光源、光半導体素子、 画像処理・計測装置 員 (平成26年12月19日現在) 取 締 役 会 大 株 主 株 式 数 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 4,340,100株 ト ヨ タ 自 動 車 株 式 会 社 4,200,000株 ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 3,299,211株 浜 松 ホ ト ニ ク ス 従 業 員 持 株 会 3,063,430株 長 晝 馬 輝 夫 代 表 取 締 役 社 長 晝 馬 明 代 表 取 締 役 副 社 長 大 塚 治 司 代表取締役専務取締役 山 本 晃 永 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 2,245,300株 代表取締役専務取締役 竹 内 純 一 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9) 1,719,500株 常 務 取 締 役 飯 田 等 常 務 取 締 役 鈴 木 賢 次 晝 1,576,242株 常 務 取 締 役 武 村 光 隆 常 務 取 締 役 原 常 務 取 締 役 吉 田 堅 司 勉 取 締 役 内 山 博 文 取 締 役 小 池 隆 司 取 締 役 嶋 津 忠 彦 取 締 役 伊 勢 清 貴 常 勤 監 査 役 森 和 彦 常 勤 監 査 役 水 島 廣 監 査 役 浜 川 雅 春 監 査 役 槇 祐 治 ●株価の推移 馬 6,000 5,000 夫 1,407,500株 メロン バンク エヌエー アズ エージェント フォー イッツ クライアント メロン オムニバス ユーエス ペンション 1,297,770株 ジェーピー モルガン チェース バンク 385632 1,163,813株 (注)上記のほか、自己株式3,236,295株があります。 ■所有者別株式分布状況 自己株式 3.9% 3,236千株 証券会社 0.8% 657千株 その他国内法人 8.7% 7,331千株 (円) 輝 野村信託銀行株式会社(投信口) 金融機関 21.9% 18,353千株 個人・その他 26.8% 22,432千株 外国人 37.9% 31,753千株 4,000 3,000 ■第67期配当金 2,000 0 平成25年 平成26年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 中 間 配 当 金 1株につき 25円 期 末 配 当 金 1株につき 30円 14 ●株主メモ ◇株式に関する各種手続きのお申出先◇ 1.証券会社に口座をお持ちの株主様の住所 変更、単元未満株式の買取請求、配当金 受取方法の指定等のお手続き 2.未払配当金の支払い及び証券会社に口座 をお持ちでないため特別口座が開設され ました株主様の住所変更、単元未満株式 の買取請求、配当金受取方法の指定等の お申出先 事 定 業 時 年 株 主 総 お取引されている証券会社等 にお申出ください。 三井住友信託銀行株式会社 0120-782-031(通話料無料) (受付時間 土・日・祝祭日を除く9:00~17:00) 度 10月1日から翌年9月30日まで 会 毎年12月 定 時 株 主 総 会 基 準 日 9月30日 その他必要があるときは、あらかじめ公告して一定の日を定めます。 株 主 名 簿 管 理 人 特 別 口 座 の 口 座 管 理 機 関 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 上記のお問い合わせ先 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行事務センター 電話 0120-782-031(通話料無料) なお、取次事務は三井住友信託銀行株式会社の全国本支店で行っております。 単 公 元 株 告 式 方 数 100株 法 電子公告の方法により行います。ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子 公告によることができない場合は、日本経済新聞に掲載いたします。 公告掲載の当社ホームページアドレス http://www.hamamatsu.com/ja/ir/index.html URL http://www.hamamatsu.com