(株)東芝 マイクロエレクトロニクスセンターの環境への取り組み

(株)東芝 マイクロエレクトロニクスセンター サイトレポート情報
所在地 :神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地
敷地面積:34,803m2、延床面積:90,389m2、緑化率13.5%
設立
:1958年4月、正規従業員: 600人(2013年3月末現在)
所在地(半導体システム技術センター分室):神奈川県川崎市堀川町580番1号
延床面積:36,266m2、(テナントオフィスビル入居)
設立
:1987年4月、正規従業員: 1,900人 (2013年3月末現在)
所在地(大船分室):神奈川県横浜市栄区笠間2丁目5番1号
延床面積:29,936m2、(テナントオフィスビル入居)
設立
:1994年10月、正規従業員: 1,700人(2013年3月末現在)
主要製品:ディスクリート、システムLSI、半導体メモリ、
CMOSイメージセンサ、ストレージ製品の技術開発
ISO14001認証取得登録:1996年2月
最新更新年月:2010年8月、有効期限:2013年8月
ISO14001認証番号:EC98J2014
大船分室
半導体システム
技術センター分室
ごあいさつ
マイクロエレクトロニクスセンターは、川崎市東部に位置する小向地区と多摩
川に沿い川崎駅に近接した半導体システム技術センター分室、及び横浜市大船駅
に近接した大船分室からなる、都市部に立地した半導体及びストレージ製品の開
発拠点です。事業活動にあたっては、周辺地域社会との協調連携を図りながら、
環境負荷の低減活動に取り組むとともに、製品の小型化、低消費電力化や資源の
有効利用など環境調和型製品の創出を通じて社会に貢献しています。
環境保全責任者
島津 忠美
2012年度の環境の主な取組み
☆ISO14001環境マネジメントシステム
2007年 8月 東芝セミコンダクター社グループ(現セミコンダクター&ストレージ社)で統合認証取得
2012年10月 サーベイランス審査受審、認証継続
☆地球温暖化防止の推進
エネルギー起源CO2排出量削減
目標(削減量):989[トン-CO2]以上/年 実績:997[トン-CO2]/年 達成率100.8%
☆資源の有効利用の推進
廃棄物総排出量の削減
目標(総排出量):412.6トン以下/年 実績:334.3トン/年 達成率123.4%
水資源受入量の削減
目標(削減量):4.0千m3以上/年 実績:5.6千m3/年 達成率140.0%
☆環境意識の向上
横浜市3R活動優良事業所認定(大船分室):8月認定審査受審、11月認定証受領
環境月間・3R推進月間・省エネルギー月間において各行事を開催
製品・環境技術開発、環境配慮ポイントの紹介
マイクロエレクトロニクスセンターではディスクリート半導体、
システムLSI、半導体メモリ、ストレージ製品全般の設計・開
発の機能を担っており、環境と調和したプロセス技術、システム
技術、応用技術などの開発を行っています。
パワーMOSFET製品例
パワーMOSFETはスイッチング電源にかかせない半導体です。
MOSFETで発生する導通損失やスイッチング損失を抑えて電源
回路の効率を高めることで、省エネ社会あるいは持続可能社会の
実現に貢献しています。
東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31)
1
環境方針
*2012年度継続
東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31)
2
環境負荷データ
エネルギー使用量(単位:kL)
CO2排出量(単位:トンーCO2)
35,000
60,000
30,000
50,000
25,000
40,000
20,000
30,000
15,000
10,000
20,000
5,000
10,000
0
2000
電力
2005 2008 2009
都市ガス
2010 2011
LPG
2012
重油
廃棄物総発生量(単位:トン)
0
2000
2005
2008
2009
2010
2011
2012
廃棄物最終処分量と最終処分率(単位:トン、%)
1,200
14
12
10
8
6
4
2
0
1,000
800
600
400
200
0
2000
2005
2008
2009
2010
2011
1.4%
1.2%
1.0%
0.8%
0.6%
0.4%
0.2%
0.0%
2012
2000 2005 2008 2009 2010 2011 2012
最終処分量
最終処分率
主な廃棄物名:紙、プラスチック、金属、汚泥等
水の使用量(単位:千m3)
排水量(単位:千m3)
800
700
600
500
400
300
200
100
0
800
700
600
500
400
300
200
100
0
2000 2005
市水
2008
2009
工水
2010
2000
2011 2012
地下水
化学物質削減対象物質の取扱量(トン)
2005
2008
2009
2010
2011
2012
化学物質削減対象物質の排出量(トン)
400
350
300
250
200
150
100
50
0
7
6
5
4
3
2
1
0
2000
2005
2008
PRTR対象物質
2009
2010
2011
2012
PRTR対象外の物質
2000 2005 2008
PRTR対象物質
2009
2010 2011 2012
PRTR対象外の物質
主な化学物質:硫酸、塩酸、酢酸エチル、フッ酸等
東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31)
3
遵法管理状況
<大気測定結果> 小型貫流ボイラー(都市ガス使用) 4台
法規制値
自主管理値
実測値
測定頻度
NOx(mg/1000kJ)日規制
63
51
19.3
2回/年
SOx(mg/1000kJ)日規制
対象外
対象外
<1
2回/年
NOx排出総量(kg/年)
5761
4609
1180
計算値
PM総排出量(Kg/年)
915
732
132
計算値
<排水測定結果> 排水処理施設等、川崎市公共下水道へ放流、最終放流口(小向地区)
規制値
自主管理値
実測値
測定頻度
5.0~9.0
6.0~8.4
6.4~7.4
1回/月
BOD(mg/㍑)
600
100
90
1回/月
COD(mg/㍑)
160
50
23
4回/年
SS(mg/㍑)
600
42
23
4回/年
窒素(mg/㍑)
240
50
4
1回/月
フッ素(mg/㍑)
15
13
1.8
1回/月
水素イオン濃度(pH)
<騒音・振動測定結果> 特定施設 騒音:送風機、振動:空気圧縮機、敷地境界線3箇所(小向地区)
測定場所:時間
規制値
自主管理値
実測値
測定頻度
敷地境界:昼
70
60
59
2回/年
敷地境界:夜
55
53
49
2回/年
敷地境界:昼
70
45
36
2回/年
敷地境界:夜
60
40
36
2回/年
騒音(dB)
振動(dB)
<その他測定結果> (下水道法:主な測定結果)
規制値
自主管理値
実測値
測定頻度
水素イオン濃度(pH)
対象外
-
-
-
BOD(mg/ℓ)
対象外
-
-
-
SS(mg/ℓ)
対象外
-
-
-
<環境事故・指導指摘・苦情の有無>
状況
環境事故発生の有無
なし
工場周辺や地域での環境問題発生の有無
なし
行政からの指導・指摘の有無
なし
近隣住民からの苦情の有無
なし
東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31)
4
環境コミュニケーションの紹介
<環境一斉アクション>
6月5日の環境の日に合わせ、東芝グループのグローバル全従業員が一斉
に実施した「環境一斉アクション」に参加し、事業所看板の消灯を実施しまし
た。
(実施概要)
・日時:2013年6月5日 19:30~20:30
・半導体システム技術センター分室の広告看板消灯(約5kwhのCO2削減)
(点灯時)
(消灯時)
<クリーンキャンペーン>
隣接している事業場や関係会社等と協力し、清掃するボランティア活動を実施しています。
当日は就業後の従業員が集合し、日頃通勤で利用している歩道や多摩川河川敷道の美化を行いました。
【MC地区】
多摩川河川敷(約2.2km)
日時:2012年7月13日
参加人数:458名
廃棄物回収量:130kg
【半導体システム技術センター分室】
事業所周辺(1.1kmの歩道)
日時:2012年9月5日
参加人数:154名
廃棄物回収量:31kg
【大船分室】
事業所周辺、通勤経路
日時:2012年6月28日
参加人数:252名
廃棄物回収量:180kg
※小向地区は「川崎市 市内統一美化活動」にも参加(2012年9月28日)。
<事業活動説明会>
近隣の6町内会の住民24名と川崎市環境局職員3名の方々を招い
て、事業活動説明会を2012年10月15日に開催しました。
説明会では事業所の事業概況や環境に対する取組みを説明し、その
後の東芝科学館見学会では、東芝の環境に対する取組みと最先端技術
をご紹介しました。
<東芝小向お祭り広場での環境活動>
会社記念日の7月1日に地域の皆様に事業所を開放し、東芝小向お
祭り広場を開催しました。
ご来場頂いたお客様を対象に「止めよう地球温暖化!」をテーマに
家庭の省エネルギーについてアンケート調査を行い、ご協力頂いた方
には古紙で作成したリサイクル封筒を贈呈しました。
東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31)
5