1 ≪比較構造図(イメージ)≫

岩手東芝エレクトロニクス株式会社 サイトレポート情報
所在地 :岩手県北上市北工業団地6番6号
敷地面積:305,356m2、建家面積:59,521m2、緑化率21.0%
設立
:1973年1月、従業員:1,800人(2013年3月現在)
主要製品:イメージセンサ、MCU、ASIC、LCDドライバ、アナログ 他
ISO14001認証取得登録:1996年2月、最新更新年月:2010年8月、
有効期限:2013年8月、ISO14001認証番号:EC98J2014
ごあいさつ
当社は、東芝 セミコンダクター&ストレージ社グループの環境方針に基づき、
奥羽、北上の両山系と北上川の豊かな自然に恵まれたこの地を半導体製造の拠点
とし、環境への取り組みを経営の重要課題であるCSR活動(企業の社会的責
任)の一つと位置づけます。また、調達、製造、サービス、廃棄等の事業プロセ
スでは環境配慮型活動を実践し、環境にやさしい半導体製品の提供を通じて社会
環境保全責任者
に貢献します。
吉澤 哲
2012年度の環境の主な取組み
☆環境負荷低減活動(全項目目標達成)
・エネルギー起源CO2排出量削減:【目標】776トン-CO2/年以上 【実績】2,389トン-CO2/年(※省エネ投資実施)
・温室効果ガス(PFC)の排出量抑制
:【目標】11.0千トン-CO2/年以下【実績】9.4千トン-CO2/年
・化学物質(VOC)排出量
:【目標】17.0トン/年以下
【実績】14.6トン/年
・化学物質取扱量
:【目標】1,112トン/年以下
【実績】794.5トン/年
・廃棄物総排出量の削減
:【目標】2,800.0トン/年以下 【実績】2098.5トン/年
:【目標】5%以上
【実績】22.3%
・廃棄物有価値率向上
・廃棄物ゼロエミッションの継続
:【目標】0.04%以下
【実績】0.02%
・水資源受入量の削減
:【目標】3,079千m3/年以下 【実績】2.085.4千m3/年
☆全員参加・啓発活動の展開
・全員参加:環境月間(6月)、3R推進月間(10月)、省エネ月間(2月、8月)における各種活動
・啓発活動:かんきょう新聞(毎月発行)、会社広報誌(随時発行)による従業員への意識啓蒙
製品・環境技術開発、環境配慮ポイントの紹介
≪比較構造図(イメージ)≫
新技術の採用で、携帯電話用カメラモジュールのセ
ンサチップ、プラスチックパッケージ、レンズを小型化
し、材料を大幅に削減(体積で従来比約64%)。
また、携帯電話機器メーカーでは工程短縮となる半
田リフロー実装が可能。
内蔵
超小型カメラモジュール:CSCM
※CSCM:Chip Scale Camera Module ウェハレベルでカメラモジュール部品の実装・ 組立が可能な小型カメラモジュール。
東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31)
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環境方針
岩手東芝エレクトロニクス 環境方針
-
理
念
-
東芝 セミコンダクター&ストレージ社グループは、東芝グループの環境基本方針である「"かけ
がえのない地球環境"を、健全な状態で次世代に引き継いでいくことは、現存する人間の基本的責務」
との認識に立って、東芝グループ環境ビジョンのもと、豊かな価値の創造と地球との共生を図ります。
低炭素社会、循環型社会、自然共生社会を目指した環境活動により、持続可能な社会の実現に貢献し
ます。
-
方
針
-
岩手東芝エレクトロニクスは、東芝 セミコンダクター&ストレージ社グループの環境方針に基づき、奥羽、
北上の両山系と北上川の豊かな自然に恵まれたこの地を半導体製造の拠点とし、環境への取り組みを経営の
重要課題であるCSR活動(企業の社会的責任)の一つと位置づけます。また、調達、製造、サービス、廃棄等
の事業プロセスでは環境配慮型活動を実践し、環境にやさしい半導体製品の提供を通じて社会に貢献します。
1.倫理観(コンプライアンス)と継続性(サステナビリティー)
1)当社の環境側面に適用可能な法的及びその他の要求事項を遵守し、コンプライアンスの徹底を
図ります。
2)環境活動レベルの向上を図るため、監査の実施や活動のレビューにより環境マネジメントシ
ステムの継続的な改善を行い、効果的な運用を推進します。
2.実 行(エクセキューション)
企業活動の実行においては、全ての事業プロセスにおける環境側面について、生物多様性を含む
環境への影響を評価し、環境負荷の低減、汚染の予防などに関する環境目的および目標を設定して、
技術的、経済的に可能な範囲で積極的な環境施策を展開します。
1)動力供給及び製造設備を中心とした省エネルギー施策の推進、温室効果ガスの排出を抑制し、
地球温暖化防止に取り組みます。
2)循環型社会構築のために、生産性の向上、廃棄物の総排出量削減に向けた3R活動の積極的
実施、水資源の受入量削減施策により、資源の有効活用を推進します。
3)化学物質を適正管理することで、取扱量及び環境排出量の削減を推進します。
4)生物多様性の保全を行うために、事業活動が生物多様性に及ぼすかかわりを把握し、生物多様
性に及ぼす影響の低減を図り、また、社会貢献活動を推進します。
5)環境報告書の定期発行、地域・行政を対象とした活動報告会の開催等を通じ、社会とのコミュ
ニケーションを図り、より良い信頼関係を構築します。
6)岩手県・北上市の環境関連行事への参画、市内ボランティア清掃活動、見学の受入れ等を通
じて社会貢献を積極的に行い、地域との協調連帯を図ります。
7)構内常駐会社等を含む全ての従業員の環境意識を広報活動等により高め、また協力会社等への
指導・支援を行い、グループ一体となった環境活動を全員で実行します。
この環境方針は、社内外に開示するとともに本組織で働く全ての人々に方針を周知し、方針に沿っ
た企業活動を推進します。
2013年 4月 1日
岩手東芝エレクトロニクス株式会社
取締役社長
東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31)
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環境負荷データ
エネルギー使用量(単位:kL)
CO2排出量(単位:トンーCO2)
100,000
80,000
60,000
40,000
20,000
0
2000
電力
2005 2008
都市ガス
2009 2010 2011
LPG
重油
2012
LNG
160,000
140,000
120,000
100,000
80,000
60,000
40,000
20,000
0
2000 2005 2008 2009 2010 2011 2012
廃棄物総発生量(単位:トン)
廃棄物最終処分量と最終処分率(単位:トン、%)
4,000
3,500
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
40
35
30
25
20
15
10
5
0
2000
2005
2008
2009
2010
2011
1.2%
1.0%
0.8%
0.6%
0.4%
0.2%
0.0%
2012
2000 2005 2008 2009 2010 2011 2012
最終処分量
最終処分率
主な廃棄物名:酸、汚泥、金属、ガラス、プラスチック、油等
水の使用量(単位:千m3)
排水量(単位:千m3)
5,000
5,000
4,000
4,000
3,000
3,000
2,000
2,000
1,000
1,000
0
0
2000 2005 2008 2009 2010 2011 2012
市水
工水
地下水
化学物質削減対象物質の取扱量(トン)
2000 2005 2008 2009 2010 2011 2012
化学物質削減対象物質の排出量(トン)
25
4,000
3,500
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
20
15
10
5
0
2000
2005
2008
PRTR対象物質
2009
2010
2011
2012
PRTR対象外の物質
2000 2005 2008
PRTR対象物質
2009
2010 2011 2012
PRTR対象外の物質
主な化学物質:塩化水素、硫酸、メタノール、フッ酸等
東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31)
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遵法管理状況
<大気測定結果>
水管ボイラー(LNGガス使用) 2台
法規制値
自主管理値
実測値
測定頻度
130
120
40~98
2回/年
13.0(K=17.5)
0.05
<0.001
2回/年
0.10
0.05
<0.001
2回/年
NOx(ppm)
SOx(Nm3/h)
ばいじん(mg/Nm3)
K値: 地域(北上市)指定値
<工場排水測定結果>排水処理施設(当社最終放流口~公共下水道(処理)~北上川へ放流)
規制値
自主管理値
実測値
測定頻度
5.7~8.7
6.0~8.0
6.2~6.9
2回/月
BOD(mg/L)
300
120
37
2回/月
SS(mg/L)
300
10
3
2回/月
フッ素(mg/L)
8.0
7.5
7.0
2回/月
水素イオン濃度(pH)
<一般排水測定結果> (敷地境界雨水排水口(2箇所)~飯豊川~北上川へ放流)
規制値
自主管理値
実測値
測定頻度
5.8~8.6
6.5~8.5
7.2~7.9
4回/年
BOD(mg/L)
160
16
2.4
4回/年
SS(mg/L)
200
20
2
4回/年
フッ素(mg/L)
8.0
0.8
0.5
4回/年
水素イオン濃度(pH)
<騒音・振動測定結果> 規制地域対象外
測定場所:時間
規制値
自主管理値
実測値
測定頻度
敷地境界:昼
対象外
70
-
1回/2年
敷地境界:夜
対象外
70
42~55
1回/2年
敷地境界:昼
対象外
65
<30
1回/2年
敷地境界:夜
対象外
65
<30
1回/2年
騒音(dB)
振動(dB)
<環境事故・指導指摘・苦情の有無>
状況
環境事故発生の有無
なし
工場周辺や地域での環境問題発生の有無
なし
行政からの指導・指摘の有無
なし
近隣住民からの苦情の有無
なし
東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31)
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環境コミュニケーションの紹介
◆環境一斉アクション
東芝グループが環境の日である6月5日に「環境一斉アクション」として行った「TOSHIBA一斉ライトダウンキャンペー
ン」に当社も参画し、事務棟ネオンサインや事務所内の消灯を行いました。
【実施概要】
・日 時:2013年6月5日 19:30~20:30
・効 果:事務棟のネオンサイン消灯
⇒2.2kwhのCO2削減
点 灯
消 灯
◆地域とはじめる環境報告会
当社では毎年、市民、近隣企業、学校、行政の方々をお迎えして「地域とはじめる環境報告会」と題してコミュニケーショ
ン活動を行なっております。環境活動のご紹介、工場見学、意見交換会を通して当社への理解を深めていただき、これ
からも地域の皆様から信頼していただける企業であり続けるよう、本活動を継続してまいります。
参加者からは、「参加してよ
かった」、「安心感を持てた」と
いった好評をたくさんいただい
ております。
【実施概要】
時:2012年11月5日
・日
・参加人数:26名
◆市内ボランティア清掃活動
毎年恒例のボランティア清掃を和賀川ふれあい広場を中
心に北上市街地で行いました。労使共催で開催している
この行事も16回目を数え、活動としてすっかり定着し
ております。従業員の環境意識は高まっており、参加人
数も年々増加傾向にあります。
【実施概要】
・日
時:2012年6月9日
・参加人数:211名(従業員、
常駐会社、家族)
◆「東芝150万本の森づくり」植林体験会
東芝グループの社会貢献活動である「東芝150万本の森づくり」
植林体験会を北上市和賀町山口地区で行いました。3回目とな
る今回はブナやケヤキを千本植樹。
環境保全や森林保護の大切さを学
ぶよい機会となりました。
【実施概要】
・日
時:2012年9月29日
・参加人数:約200名(従業員、 常駐
会社、家族、県・市の担当
者)
東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31)
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