豊前東芝エレクトロニクス株式会社 サイトレポート情報 所在地 : 豊前本社 福岡県豊前市大字沓川760番地 福岡県直方市大字上新入1891番地の1 直方事業所 敷地面積 : 豊前本社 67,345㎡(建屋面積 12,004㎡) 緑化率 : 20.2% 直方事業所 13,303㎡(建屋面積 6,549㎡) 緑化率 : 9.9%(法適用外) 設立 : 1973年7月、正規従業員 : 800人(2013年3月末時点) 主要製品 : LEDランプ、フォトカプラ、光センサ、トスリンク(光伝送デバイス) ダイオード、トランジスタ、Power MOSFET 他 ISO14001認証取得登録:1996年2月、最新更新年月:2010年8月、 有効期限:2013年8月、ISO14001認証番号:EC98J2014 ごあいさつ 豊前東芝エレクトロニクス(株)は、光デバイスを中心としたディスクリート半導体の製造 における環境負荷の低減を積極的に行うと共に、会社が立地する周辺の自然環境を保護し、 在来生物種と共生することが重要な課題と考えます。生産活動と自然との共生を継続して 取り組むため環境保全の実践を推進します。 環境保全責任者 松本 裕之 2012年度の環境の主な取組み ☆エネルギー起源CO2の削減 省エネ施策によるCO2排出量190トン- CO2削減 (達成、目標;183トン- CO2 以上削減) ☆廃棄物排出量の削減 廃棄物排出量 866トン (達成、目標;1,100トン以下) 廃棄物のマテリアルリサイクル推進 (有価物率:27.6%) ☆水資源受入量の削減(市水・地下水) 水資源使用量100,280m3 (達成、目標;110,000m3以下) ☆環境リスクの低減 危険物倉庫保管数量の削減、MSDSのDB管理化、地域環境ハザードマップの作成 等 ☆環境意識の向上 環境月間・3R推進月間・省エネ月間における環境啓発活動、環境ニュース・環境保全カードの配布 等 ☆環境コミュニケーションの推進 地域住民との環境懇談会及び異常想定訓練の視察 ビニール屑の圧縮梱包機による輸送CO2の削減、植樹活動、生物多様性活動 等 動物の生息場所に対する配慮(社内ビオトープ整備) 水辺の整備 トカゲハウスの設置 シジュウカラハウジング の設置 ビートルマンションの設置 製品・環境技術開発、環境配慮ポイントの紹介 当社が製造するディスクリート半導体は、業務用からご家庭用までの幅広い電子機器でご利用いただいてます。 デバイスの高効率化、小型化を進めることで、電子機器の省資源化、省エネ化に貢献してまいります。 LEDランプ LEDランプ フォトカプラ フォトカプラ 光センサ 光センサ トスリンク トスリンク 東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31) ダイオード ダイオード 1 環境方針 東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31) 2 環境負荷データ エネルギー使用量(単位:kL) CO2排出量(単位:トンーCO2) 14,000 25,000 12,000 20,000 10,000 8,000 15,000 6,000 10,000 4,000 5,000 2,000 0 0 2000 電力 2005 2008 都市ガス 2009 2010 LPG 2011 2012 重油 廃棄物総発生量(単位:トン) 2000 2005 2008 2009 2010 2011 2012 廃棄物最終処分量と最終処分率(単位:トン、%) 1,600 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 0.15 0.012% 0.010% 0.008% 0.006% 0.004% 0.002% 0.000% 0.10 0.05 0.00 2000 2005 2008 2009 2010 2011 2000 2005 2008 2009 2010 2011 2012 2012 最終処分量 最終処分率 主な廃棄物名:廃プラスチック、研磨汚泥、溶剤廃液、廃酸 水の使用量(単位:千m3) 排水量(単位:千m3) 160 140 120 100 80 60 40 20 0 160 140 120 100 80 60 40 20 0 2000 2005 市水 2008 2009 工水 2010 2000 2011 2012 地下水 化学物質削減対象物質の取扱量(トン) 2005 2008 2009 2010 2011 2012 化学物質削減対象物質の排出量(トン) 50.0 2.5 40.0 2.0 30.0 1.5 20.0 1.0 10.0 0.5 0.0 0.0 2000 2005 2008 PRTR対象物質 2009 2010 2011 2012 PRTR対象外の物質 2000 2005 2008 PRTR対象物質 2009 2010 2011 2012 PRTR対象外の物質 主な化学物質:アンチモン及びその化合物、1,3,5-トリス(2,3-エポキシプロピル)-1,3,5-トリア ジン-2,4,6(1H,3H,5H)-トリオン 、銀およびその水溶性化合物、鉛及びその化合物、硫酸。 東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31) 3 遵法管理状況 <大気測定結果> 法規制値 自主管理値 実測値 測定頻度 NOx(ppm) 対象外 対象外 対象外 対象外 SOx(Nm3/h) 対象外 対象外 対象外 対象外 ばいじん(mg/Nm3) 対象外 対象外 対象外 対象外 規制値 自主管理値 実測値 測定頻度 5.8~8.6 6.1~8.3 6.7~8.0 1回/週 BOD(mg/L) 160 56 5.8 1回/週 COD(mg/L) 160 56 7.0 1回/週 SS(mg/L) 200 70 32 1回/週 鉛(mg/L) 0.1 0.04 <0.01 1回/週 <排水測定結果> (河川放流(岩岳川);雨水排水) 水素イオン濃度(pH) <騒音・振動測定結果> (特定施設(騒音 5 施設(空気圧縮機)、振動 5 施設(空気圧縮機) 測定場所:時間 規制値 自主管理値 実測値 測定頻度 敷地境界:昼 65 64 53 2回/年 敷地境界:夜 55 54 49 2回/年 敷地境界:昼 65 50 <30 1回/年 敷地境界:夜 60 50 <30 1回/年 騒音(dB) 振動(dB) <その他測定結果> (下水道放流:生産排水) 規制値 自主管理値 実測値 測定頻度 5.0~9.0 5.3~8.7 6.4~7.6 1回/日 水温(℃) <45 - 30 1回/日 鉛(mg/L) 0.1 0.05 <0.01 1回/週 水素イオン濃度(pH) <環境事故・指導指摘・苦情の有無> 状況 環境事故発生の有無 なし 工場周辺や地域での環境問題発生の有無 なし 行政からの指導・指摘の有無 なし 近隣住民からの苦情の有無 なし 東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31) 4 環境コミュニケーションの紹介 <環境塾の開催> 夏休みを利用して、地域小学校の3年生6名を対象に環境塾を開催し ました。廃材を使った「巣箱」作りや当社の周辺を流れる岩岳川の生 態調査を行い捕獲した魚や川エビなどの水中生物の名前や種類を調 べてスケッチしました。当社の環境塾は、次世代の子供たちが身近に いる動物や植物などに触れ、生物多様性との関わりを体験し、生き物 の命を未来につなげることを目的に活動を推進しています。 (実施概要) ・日 時 ; 2012年8月7日(火) ・参加者 ;地域小学生6名 <環境報告書の発行> 当社では毎年環境報告書を発行しています。発行の際は事前に「地 域のみなさまとの意見交換会」を開催し、環境報告書の説明会を行っ ております。今年は環境報告書の説明の他に、昨年度に地域のみな さまからご要望をありました「環境異常想定訓練ご視察」について、当 社敷地内で薬品が漏洩した場合の対応訓練をご視察頂きました。 (実施概要) ・日 時 ; 2012年9月24日(月) ・参加者 ;地域住民の方々4名 <三毛門かぼちゃの保護活動> 豊前市の三毛門地区には、約400年前に同地区へポルトガルから伝 わった「三毛門かぼちゃ」の保存活動をする「三毛門かぼちゃ保存会」 があります。当社は保存会が主催する地元小学校でのかぼちゃの定 植~収穫する活動をサポートしました。 (実施概要) ・日 時 ; 2012年5月~9月 ・参加者 ;地元小学生54名、三毛門かぼちゃ保存会10名 <豊前市『耶馬の森林(植樹の集い)』参加(植林活動)> 豊前市をはじめ中津市から北九州市までの日豊本線沿線の市町では、 約127万人の人々が「耶馬溪ダム」と「山国川」から「水」の恩恵を受けて います。命を育む水源である「耶馬の森林」を守り、「水」との共生を図る ため、毎年、耶馬溪ダムで開催されている周辺の植樹イベントに参加し ました。 (実施概要) ・日 時 ; 2012年11月10日(土) ・参加者 ;当社従業員5名(全体参加者 ; 538名) 東芝グループサイト情報2013(2012/4/1~2013/3/31) 5