2013年度決算及び 2014年度業績見通し 説明会 2014年5月8日 6807 日本航空電子工業株式会社 社長 秋山保孝 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 1 Agenda I. 2013年度決算 II. 2014年度業績見通しとそのポイント 注:金額表示は1億円未満四捨五入 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 2 I. 2013年度決算 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 3 1.2013年度決算概要 ( )=売上高利益率 (億円) 12年度 13年度 前年比 1,296 1,598 123% 86 165 192% 経常利益 77 (6.0%) 155 (9.7%) 200% 純利益 51 (3.9%) 106 (6.6%) 210% 82.91 100.17 (円/$) 主要項目 売上高 営業利益 (6.6%) ※期中平均為替レート: (10.3%) Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 4 1-1.経営改革Phase3 中期フィナンシャルターゲットの達成 2011年5月に発表した中期フィナンシャルターゲット (億円) 13 実績 1,598 9.7% 1,381 14.0% Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 5 1-2.過去最高の売上・利益の更新 (億円) 2500 123 −5期連続増益− 2250 2000 56 73 1750 1500 58 1,561 1,376 -15 -23 1,230 1250 19 34 32 51 純利益 1,106 100 106 50 1,598 0 -50 −2期連続増益− 1,296 1,043 150 77 29 58 (億円) 155 利益 売上 高 108 経常利益 1,124 1000 750 売上高 500 −4期連続増収− 250 0 06 07 08 売上高 09 10 経常利益 11 12 純利益 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 13 年度 6 1-3.海外事業が成長を牽引 (億円) 2500 売上 高 海外比率 2250 2000 1750 61.0% 53.6% 47.8% 46.5% 48.6% 47.5% 45.8% 50% 1500 133%増 1250 1000 630 746 572 750 500 250 60% 746 815 658 507 525 536 581 602 522 790 海外比率 65.6% 70% 40% 30% 海外 1048 20% 506 10% 550 国内 0 0% 06 07 08 国内 09 海外 10 11 12 13 海外比率 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 年度 7 2.13年度事業部門別 売上・営業利益 (億円) 年度 事業部門 売 上 前年比 営業利益 ( ):売上高営業利益率 193 前年比 1,381 126% UIS 42 84% 航機 146 106% その他 28 292% △36 ― 1,598 123% 165 192% コネクタ 全社 (14.0%) △1 (△3.2%) 9 (6.3%) (10.3%) Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 178% ― 48% 8 2-1. コネクタ事業:自動車・情報通信に 事業部門別業績(コネクタ事業) 注力し、過去最高業績を達成 1,381 1,500 126% 1,098 (億円) 108 1,000 売上 海外 432 68 % 72 % 139 情報 129% 537 通信 124% 65 民生 105% 62 500 国内 32 % 0 海外 前年比 376 89 12 国内 28 % 496 自動車 132% 105 13 産機 118% 他 年度 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 9 2-2.UIS事業:デジカメ向けカーソルホイール 需要減で減収 (億円) 売上 50 14年度からタッチセンサ事業を編入 (13年度売上21億円) 50 42 前年比 84% 入力D 19 70% I/F機器 23 3 実装 27 20 0 115% 0 12 13 注:実装事業は2012年5月に終息 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 年度 10 2-3.航機事業:産機中心に増収 (億円) 150 売上 100 138 69 50 69 146 前年比 106% 63 防衛 91% 宇宙 83 産機 120% 13 年度 0 12 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 11 3.13年度決算を支えた要因 1. 内製化・自動化・効率化で、為替変動に 負けない生産体制を構築 2.キャッシュフロー重視の経営のもと、積極的な 設備投資を継続 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 12 3-1.為替変動に負けない生産体制 (円) 105 為替(期中平均レート) 95 85 61.0% 75 全社海外売上高比率 46.5% 48.6% 47.5% 65.6% 53.6% 円高是正も追い風に 超円高時に国内自動機 生産を強化・C/Dを行い、 グローバルに拡大 (億円) 13年度の 高成長につながる 全社海外 生産高 1,000 67% 国内生産比率 65% 68% 72% 10 11 74% 73% 12 13 全社国内 生産高 0 08 09 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 年度 13 3-1(1).加工スピードアップの弛まぬ挑戦 厳しい市場環境に打ち勝つ「ものづくり」技術開発推進 (超高速、高稼働、自動化/省人化) ◎プレス、成形、めっき高速化 ・・・ 従来比1.2∼1.5倍を実現 ◎組立高速化 ・・・ 従来比2倍を実現 自動機生産の拠点 弘前航空電子 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 14 3-1(2).自動車事業拡大に向けた海外生産体制増強 自動車用コネクタ・ハーネスのボリューム増に対応 ・2012年 6月 JAEティファナ第5・6工場拡張 ・2013年11月 JAEフィリピン第2工場竣工 JAE Philippines JAE Tijuanaのハーネス生産ライン Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 15 設備投資・償却費 3-2. 積極投資を継続 300 266 220 200 107 100 101 125 12年度以降、 241 182 自動組立機投資を 大きく拡大 機械設備・ 金型等 38 土地・建物 6 10 25 103 116 144 -100 (9) 償却費 0 135 設備投資 (億円) 184 (6) (4) (1) -200 10 11 12 13 年度 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd (リース料): 償却費の内数 16 3-3. C/F重視経営のもと、13年度はFCF黒字化 (億円) 300 200 100 292 営業C/F 206 156 138 23 54 16 0 -75 投資 C/F -100 -115 -140 -200 フリー C/F -238 -300 -281 10 11 営業CF 12 投資CF 13 年度 FCF Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 17 Ⅱ. 2014年度業績見通しとそのポイント Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 18 14年度 業績見通しとそのポイント 過去最高の売上/利益更新をめざす 基本方針は堅持 1. グローバルマーケティングと技術開発力強化に基づく 的確な玉出しによる増収 2. 内製化を軸とした技術革新・生産革新の両輪による 収益力強化 3. 更なる成長投資を継続し、収益に繋ぐ Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 19 14年度業績見通し概要 過去最高の売上/利益更新をめざす ( 主要項目 売上高 営業利益 経常利益 上期 通期 (億円) 前年比 前期比 前同比 800 92% 109% 1,680 105% 75 (9.4%) 72% 124% 180 109% 65 66% 160 104% (10.7%) 117% (8.1%) 純利益 )=売上高利益率 44 (9.5%) 65% 114% (5.5%) ※2014年度予想為替レート: 100 円/$ (期中平均) 112 105% (6.7%) Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 20 事業部門別売上見通し (億円) 14年度 事業部門 上期 通期 前期比 前同比 700 94% 109% 1,460 106% 35 98% 129% 75 119% 航機 63 73% 105% 140 96% その他 2 − − 5 − 800 92% 109% 1,680 105% コネクタ UIS ※ 全社 ※UIS事業にはタッチセンサプロジェクトを含む。 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 前年比 21 産機・インフラを第三の柱として注力 全社横串で重点3市場を攻める 14年度 全社売上の9割 携帯機器 (主にコネクタ) 自動車 (コネクタ、UIS/タッチセンサ、航機) 産機・インフラ (コネクタ、UIS、航機) (億円) 13年度 14年度 計画 前年比 589 624 106% 525 591 113% 265 286 108% Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 22 「携帯機器」で更に伸ばす 携帯機器 13年度 589億円 ⇒ Board to Board用 コネクタ 「シールド構造」 「ノイズ対策」 外部インターフェース用 コネクタ 14年度 624億円 (計画) Micro SIM CARD用 コネクタ Micro SD CARD用 コネクタ Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 23 中国ローカルスマホ市場の開拓 順調に成長、更なる拡大をめざし体制強化 中国ローカルスマホ向け受注推移 受注:12年度比2.3倍の伸長 営業拠点の強化 華南地区・・・JAE香港 ・・・JAE香港 シンセン事務所 (14年3月 オフィス拡張) 華東地区・・・JAE上海 華北地区・・・JAE上海北京分公司 (13年5月開設) 12年度:100 上 下 11年度 上 下 12年度 上 下 13年度 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 24 「自動車」で更に伸ばす 自動車 (含むEV/HEV) 13年度 525億円 ⇒ 14年度 591億円 (計画) レゾルバ 静電タッチパネル 情報通信系コネクタ/ハーネス RDコンバータ パワートレイン系 安全系 ボディ・インパネ系 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 25 欧州自動車市場への取組み 欧州自動車プロジェクトの発足 JAEオレゴンを活用した顧客向け技術サポート強化 受注:12年度比1.4倍の伸長 欧州自動車向け受注推移 12年度:100 08 09 10 11 12 13 年度 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 26 「産機・インフラ」第三の柱を目指す これまでも実績のある市場で更なる飛躍 FA 鉄道 13年度 265億円 ⇒ 電力 14年度 286億円 (計画) 医療 通信 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 27 「産機・インフラ」市場への取組 産機インフラ市場向けコネクタのものづくり改革 ◎ロボット活用によりNC加工機の稼働時間を 大幅に向上 (従来比約2倍) Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 28 積極的な設備投資を継続 設備投資 (億円) 300 250 220 200 150 182 100 200 177 機械設備・ 金型等 50 0 23 184 190 (1) (0) 13 14 土地・建物 償却費 38 -50 -100 -150 -200 (リース料):償却費の内数 年度 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 29 中期目標 1 売上高 2,000億円以上 以上 2 経常利益 200億円以上 以上 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 30 配当計画 13年度:期末配当7円⇒10円、年間で前年比8円増配 14年度:年間配当20円を計画 (円) 14 18円/年 12 10 15円/年 8 6 10円/年 10円/年 10円/年 記念 配当 3 10 4 2 20円/年 10 10 7 5 5 5 5 5 5 5 上 下 上 下 上 下 上 0 下予想 下予想 従来 10 11 12 今回 13 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 上予想 下予想 14 年度 31 ご清聴、ありがとうございました。 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 32 <注意事項> 本資料に記載されている当社および連結子会社(以下JAEと総称します)の計画,戦略および業績見通し・目標は2014年 5月8日現在の予測・目標であって,リスクや不確定な要素を含んでおります。 本資料に記載されている目標は予想ではなく,将来の業績に関する経営陣の現在の予想を反映したものでもありません。 むしろ,経営陣が事業戦略の実行を通じて達成しようとする目標であります。 実際の業績は,様々な要因により,見通し・目標等と大きく異なる結果となりうることを予めご承知願います。実際の業績等 に影響を与えうる重要な要因としてはJAEの事業領域を取り巻く日本・欧米・アジア等の政治・経済情勢,市場におけるJAE製品 (ソフト製品を含む)に対する需要変動,競争激化による価格下落圧力,および競合各社に打克ち供給し続ける能力,海外市場 における事業拡大能力,事業活動に関する法規の変更やその不透明さ,潜在的な法的責任,為替レートなどがありますが,こ れら以外にも様々な要因が有り得ます。世界経済の悪化,世界の金融情勢の悪化,国内外の株式市場の低迷などにより,実 際の業績等が経営目標その他の見通しと異なる結果となる可能性もあります。将来予測に関する記述は,その日現在のもの であることをご承知おきください。 新たなリスクや不確定要因は随時発生することが明らかですが,その発生や影響を予測することは不可能であります。また,リ スクや不確定要因がある為,将来予測に関して記述されている内容が実際には起こらない場合もあります。これらの記述に全 面的に依拠することの無きようお願いします。 Copyright ©2014. Japan Aviation Electronics Industry. Ltd 33