本ドキュメントはCypress (サイプレス) 製品に関する情報が記載されております。 富士通マイクロエレクトロニクス DATA SHEET DS07–13710–7 マイクロコントローラ 16 ビットオリジナル CMOS ® MB90580C シリーズ MB90583C/583CA/F583C/F583CA/F584C/F584CA/ MB90587C/587CA/V580B ■ 概 要 MB90580C シリーズは , 汎用の富士通マイクロエレクトロニクス 16 ビットマイクロコントローラで , 民生機器などの高 速リアルタイム処理が要求される , プロセス制御用途向けに設計されています。 MB90580C シリーズにおける F2MC-16LX CPU コアの命令体系には , F2MC *1 ファミリの AT アーキテクチャが継承され ています。個々の命令としては , 高級言語対応命令の追加 , アドレッシングモードの拡張 , 乗除算命令の強化 , ビット処理 命令の充実などが図られています。さらに, 32ビットアキュムレータの搭載により, ロングワードデータ処理が可能となっ ています。 MB90580C シリーズにおける周辺リソースには , 8/10 ビット A/D コンバータ , 8 ビット D/A コンバータ , UART (SCI) 0, 1, 2, 3, 4, 8/16 ビット PPG タイマ , 16 ビット入出力タイマ (16 ビットフリーランタイマ , インプットキャプチャ0, 1, 2, 3 (ICU) , アウトプットコンペア 0, 1 (OCU) ) , IEBusTM コントローラ* 2 等が内蔵されています。 * 1:F2MC は FUJITSU Flexible Microcontroller の略で , 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社の登録商標です。 * 2:IEBusTM コントローラは日本電気株式会社の商標です。 ■ 特 長 ・ 最小命令実行時間 62.5 ns/4 MHz 原発振 ・ 最大メモリ空間 16 Mbyte 4 逓倍 (PLL クロック逓倍方式 ) リニア , バンク方式にてアクセス ・ コントローラ用途に最適化された命令体系 取扱い可能なデータタイプ:ビット / バイト / ワード / ロングワード 標準アドレッシングモード:23 種類 32 bit アキュムレータの採用による高精度演算の強化 符号付き乗除算・拡張 RETI 命令 (続く) 富士通マイクロエレクトロニクスのマイコンを効率的に開発するための情報を下記 URL にてご紹介いたします。 ご採用を検討中 , またはご採用いただいたお客様に有益な情報を公開しています。 開発における最新の注意事項に関しては , 「デザインレビューシート」を参照してください。 「デザインレビューシート」はシステム開発において , 問題を未然に防ぐことを目的として , 最低限必要と思われる チェック項目をリストにしたものです。 http://edevice.fujitsu.com/micom/jp-support/ Copyright©2000-2009 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED All rights reserved 2009.5 MB90580C シリーズ (続き) ・ 高級言語 (C 言語 ) / マルチタスクに対応をとった命令体系 システムスタックポインタの採用 命令セットの対称性とバレルシフト命令 ・ プログラムパッチ機能 (2 アドレスポインタ ) ・ 実行速度の向上:4 byte のキュー ・ 強力な割込み機能 プライオリティレベルがプログラマブルに 8 レベル 設定可能 外部割込み入力:8 本 ・ CPU に依存しないデータ転送機能 最大 16 ch までの拡張インテリジェント I/O サービス DTP 要求入力:8 本 ・ 内蔵 ROM FLASH 版:128 K バイト (MB90F583C/CA), 256 K バイト (MB90F584C/CA) MASKROM 版:128 K バイト (MB90583C/CA) , 64 K バイト (MB90587C/CA) ・ 内蔵 RAM FLASH 版:6 K バイト (MB90F583C/CA, MB90F584C/CA) MASKROM 版:6 K バイト (MB90583C/CA) , 4 K バイト (MB90587C/CA) ・ 汎用ポート 最大 77 本 ( うち入力プルアップ 抵抗設定可能:22 本 / 出力オープンドレイン設定可能:8 本 ) ・ IEBusTM コントローラ* 異なる 3 つのデータ転送実行速度が選択可能 モード 0:3.9 Kbps (16 byte/frame) モード 1:17.0 Kbps (32 byte/frame) モード 2:26.0 Kbps (128 byte/frame) *:IEBusTM コントローラは日本電気株式会社の商標です。 ・ A/D コンバータ (RC 逐次比較方式 ):8 ch 分解能:8/10 bit 変換時間:34.7 μs ( 最小 ) , 12 MHz 動作時 ・ D/A コンバータ:2 ch 分解能:8 bit 設定時間:12.5 μs ・ UART:5 ch ・ 8/16 bit PPG:1 ch 8 bit × 2 ch, 16 bit × 1 ch モード切換え機能付き ・ 16 bit リロードタイマ:3 ch ・ 16 bit PWC タイマ:1 ch ノイズフィルタ搭載 , パルス幅カウンタ用に使用可 ・ 16 bit 入出力タイマ インプットキャプチャ:4 ch アウトプットコンペア:2 ch フリーランタイマ:1 ch ・ クロックジェネレータ内蔵 ・ タイムベースカウンタ / ウォッチドッグタイマ:18 bit ・ クロックモニタ機能組込み ・ 低消費電力モード スリープ ストップ ハードウェアスタンバイモード CPU 間欠機能 ・ パッケージ : LQFP-100 / QFP-100 ・ CMOS テクノロジ 2 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ■ 品種構成 品名 MB90587C/CA MB90583C/CA MB90F583C/CA MB90F584C/CA MB90V580B 項目 分類 量産品 (MASK ROM) 量産品 ( フラッシュ ROM) 評価・エバ品 ROM 容量 64 K バイト 128 K バイト 128 K バイト 256 K バイト なし RAM 容量 4 K バイト 6 K バイト 6 K バイト 6 K バイト 6 K バイト 2 系統 / 1 系統 2 系統 / 1 系統 2 系統 / 1 系統 2 系統 / 1 系統 2 系統 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ なし クロック *1 エミュレータ専用 電源 *2 CPU 機能 基本命令数 :340 命令 命令ビット長 :8 ビット , 16 ビット 命令長 :1 バイト∼ 7 バイト データビット長 :1 ビット , 8 ビット , 16 ビット 最小命令実行時間 :62.5 ns ( マシンクロック 16 MHz 時 ) 割込み処理時間 :1.5 μs ( マシンクロック 16 MHz 時 , 最小値 ) ポート 汎用入出力ポート (CMOS 出力 ) 汎用入出力ポート ( オープンドレイン出力設定可能 ) 汎用入出力ポート ( プルアップ抵抗入力設定可能 ) 合計 IEBusTM コントローラ なし :45 本 : 8本 :22 本 :77 本 通信方式:半 2 重非同期通信 マルチ・マスタ方式 アクセス制御:CDMA/CD 伝送速度の異なる 3 種類のモードが選択可能。 送信バッファ:8 バイト FIFO 受信バッファ:8 バイト FIFO タイムベースタイマ 18 ビットカウンタ 割込み周期:1.024 ms, 4.096 ms, 16.384 ms, 131.072 ms ( 原発振 4 MHz) ウオッチドッグタイマ リセット発生周期:3.58 ms, 14.33 ms, 57.23 ms, 458.75 ms ( 原発振 4 MHz 時 , 最小値 ) 時計タイマ 15 ビットカウンタ 割込み周期:1 s, 0.5 s, 0.25 s, 31.25 ms ( 原発振 32.768 kHz) 8/16 ビット PPG チャネル数:1 (8 ビット× 2 チャネル ) 8 ビットまたは 16 ビットの PPG 動作 任意周期 , 任意デューティのパルス波出力可能 パルス周期:62.5 ns ∼ 1 ms ( 原発振 4 MHz, マシンクロック 16 MHz 時 ) 16 ビット リロードタイマ チャネル数:3 イベントカウント付き 周期:125 ns ∼ 131 ms ( 原発振 4 MHz, マシンクロック 16 MHz 時 ) PWC タイマ チャネル数:1 タイマ機能 (3 つの内部クロックからカウンタのクロックを選択 ) パルス幅測定機能 (3 つの内部クロックからカウンタのクロックを選択 ) 16 ビット フリーラン タイマ 16 アウトプット ビット コンペア 入出力 (OCU) タイマ インプット キャプチャ (ICU) チャネル数:1 オーバフロー割込み チャネル数:2 端子入力要因:コンペアレジスタの一致信号による チャネル数:4 端子入力 ( 立上り , 立下り , 両エッジ ) によるレジスタの書換え DTP/ 外部割込み回路 入力本数:8 本 立上りエッジ , 立下りエッジ , “H” レベルおよび “L” レベル入力により起動 外部割込み回路または拡張インテリジェント I/O サービス (EI2OS) を使用可能 遅延割込み 発生モジュール タスク切換え用の割込み発生モジュール リアルタイム OS に使用 (続く) DS07–13710–7 3 MB90580C シリーズ (続き) 品名 MB90587C/CA MB90583C/CA MB90F583C/CA MB90F584C/CA MB90V580B 項目 UART0, 1, 2, 3, 4 クロック同期転送 (62.5 Kbps ∼ 1 Mbps) クロック非同期転送 (1202 bps ∼ 9615 bps) 双方向シリアル通信機能 , マスタ / スレイブ型接続による通信可能 A/D コンバータ 変換精度:8/10 ビット切換え可能 入力本数:8 本 単発変換モード ( 選択したチャネルを 1 回のみ変換 ) スキャン変換モード ( 連続した複数のチャネルを変換 , 最大 8 チャネルプログラム可能 ) 連続変換モード ( 選択したチャネルを繰り返し変換 ) 停止変換モード ( 選択したチャネルの変換 , 一時停止を繰り返す ) D/A コンバータ 8 ビット分解能 チャネル数:2 R-2R 方式 低消費電力 ( スタンバイ ) スリープ / ストップ / CPU 間欠動作 / 時計 / ハードウェアスタンバイ モード プロセス CMOS 動作電源電圧 4.5 V ∼ 5.5 V * 3 * 1: MB90587C/583C/F583C/F584C では , 必ず X0A/X1A に発振器を接続してください。 * 2: エミュレーションポッド MB2145-507 をご使用頂く際のディップスイッチ S2 の設定です。詳細につきましては MB2145-507 ハードウェアマニュアル (2.7 エミュレータ専用電源端子 ) を参照してください。 * 3 :使用周波数などの条件によって異なります。(「■ 電気的特性」参照 ) MB90V580B はツール使用動作時のみ電源電圧 4.5 V ∼ 5.5 V, 動作温度 0 °C ∼+ 25 °C, 動作周波数 1 MHz ∼ 16 MHz の保証となります。 ■ パッケージと品種対応 MB90583C/CA MB90587C/CA MB90F584C/CA MB90F583C/CA FPT-100P-M20 ○ ○ ○ ○ FPT-100P-M06 ○ ○ ○ ○ パッケージ ○:あり ×:なし (注意事項)各パッケージの詳細は , 「 ■ パッケージ・外形寸法図 」を参照してください。 ■ 品種間の相違点 メモリ空間 評価用エバ品などで評価する際には , 実際に使用する品種との相違をよく確認の上 , 評価してください。特に , 次の点に 注意してください。 ・ MB90V580B に ROM は内蔵されていませんが , 専用の開発ツールを用いて , ROM 内蔵品と等価な動作を行うことがで きます。したがって , ROM 容量は開発ツールの設定で決まります。 ・ MB90V580B では FF4000H ∼ FFFFFFH までのイメージを 00 バンクに見えるようにし , FE0000H ∼ FF3FFFH は FE バン クおよび FF バンクだけで見えるようにしてあります ( 開発ツールの設定で変更可 ) 。 ・ MB90583C/583CA/587C/587CA/F583C/F583CA/F584C/F584CA では FF4000H ∼ FFFFFFH までのイメージを 00 バンクに 見えるようにし , FF0000H ∼ FF3FFFH は FF バンクだけで見えるようにしてあります。 IEBusTM コントローラ ・ MB90587C/CA に IEBusTM コントローラはありません。 4 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ■ 端子配列図 100 P21/A17 99 P20/A16 98 P17/AD15 97 P16/AD14 96 P15/AD13 95 P14/AD12 94 P13/AD11 93 P12/AD10 92 P11/AD09 91 P10/AD08 90 P07/AD07 89 P06/AD06 88 P05/AD05 87 P04/AD04 86 P03/AD03 85 P02/AD02 84 P01/AD01 83 P00/AD00 82 VCC 81 X1 80 X0 79 VSS 78 X0A 77 X1A 76 PA2 (TOP VIEW) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 75 74 73 72 71 70 69 68 67 66 65 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 RST PA1 PA0 P97/POT P96/PWC P95/TOT2/OUT1 P94/TOT1/OUT0 P93/TOT0/IN3 P92/TIN2/IN2 P91/TIN1/IN1 P90/TIN0/IN0 RX∗ TX∗ P65/CKOT P64/PPG0 P63/PPG1 P62/SCK2 P61/SOT2 P60/SIN2 P87/IRQ7 P86/IRQ6 P85/IRQ5 P84/IRQ4 P83/IRQ3 P82/IRQ2 P71 P72 DVRH DVSS P73/DA00 P74/DA01 AVCC AVRH AVRL AVSS P50/AN0/SIN3 P51/AN1/SOT3 P52/AN2/SCK3 P53/AN3 VSS P54/AN4/SIN4 P55/AN5/SOT4 P56/AN6/SCK4 P57/AN7 P80/IRQ0 P81/IRQ1 MD0 MD1 MD2 HST 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 P22/A18 P23/A19 P24/A20 P25/A21 P26/A22 P27/A23 P30/ALE P31/RD VSS P32/WRL P33/WRH P34/HRQ P35/HAK P36/RDY P37/CLK P40/SIN0 P41/SOT0 P42/SCK0 P43/SIN1 P44/SOT1 VCC P45/SCK1 P46/ADTG P47 C *:MB90587C/CA では , N.C. となります。 (FPT-100P-M20) DS07–13710–7 5 MB90580C シリーズ 100 99 98 97 96 95 94 93 92 91 90 89 88 87 86 85 84 83 82 81 P17/AD15 P16/AD14 P15/AD13 P14/AD12 P13/AD11 P12/AD10 P11/AD09 P10/AD08 P07/AD07 P06/AD06 P05/AD05 P04/AD04 P03/AD03 P02/AD02 P01/AD01 P00/AD00 VCC X1 X0 VSS (TOP VIEW) 80 79 78 77 76 75 74 73 72 71 70 69 68 67 66 65 64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 X0A X1A PA2 RST PA1 PA0 P97/POT P96/PWC P95/TOT2/OUT1 P94/TOT1/OUT0 P93/TOT0/IN3 P92/TIN2/IN2 P91/TIN1/IN1 P90/TIN0/IN0 RX∗ TX∗ P65/CKOT P64/PPG0 P63/PPG1 P62/SCK2 P61/SOT2 P60/SIN2 P87/IRQ7 P86/IRQ6 P85/IRQ5 P84/IRQ4 P83/IRQ3 P82/IRQ2 HST MD2 DVSS P73/DA00 P74/DA01 AVCC AVRH AVRL AVSS P50/AN0/SIN3 P51/AN1/SOT3 P52/AN2/SCK3 P53/AN3 VSS P54/AN4/SIN4 P55/AN5/SOT4 P56/AN6/SCK4 P57/AN7 P80/IRQ0 P81/IRQ1 MD0 MD1 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 P20/A16 P21/A17 P22/A18 P23/A19 P24/A20 P25/A21 P26/A22 P27/A23 P30/ALE P31/RD VSS P32/WRL P33/WRH P34/HRQ P35/HAK P36/RDY P37/CLK P40/SIN0 P41/SOT0 P42/SCK0 P43/SIN1 P44/SOT1 VCC P45/SCK1 P46/ADTG P47 C P71 P72 DVRH *:MB90587C/CA では , N.C. となります。 (FPT-100P-M06) 6 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ■ 端子機能説明 端子番号 QFP * 1 LQFP * 2 端子名 回路 形式 機 能 説 明 82 80 X0 A 発振用端子。 83 81 X1 A 発振用端子。 52 50 HST C ハードウェアスタンバイ入力端子。 77 75 RST B リセット入力端子。 P00 ∼ P07 85 ∼ 92 83 ∼ 90 汎用入出力ポート。 プルアップ抵抗設定レジスタ (RDR0) により , プルアップ抵抗の割当て (RD07 ∼ RD00 = “1”) ができます。 D [出力設定時 (DDR0 レジスタ:D07 ∼ D00 = “1”) は無効] (CMOS/H) AD00 ∼ AD07 93 ∼ 100 1∼8 P10 ∼ P17 91 ∼ 98 99, 100, 外バスモード時のデータ下位入出力 / アドレス下位出力 (AD00 ∼ AD07) として機能。 汎用入出力ポート。 プルアップ抵抗設定レジスタ (RDR1) により , プルアップ抵抗の割当て (RD17 ∼ RD10 = “1”) ができます。 D (CMOS/H) [出力設定時 (DDR1 レジスタ:D17 ∼ D10 = “1”) は無効] AD08 ∼ AD15 バス幅が 16 bit 外バスモード時に , データ上位入出力 / アドレス中位出 力 (AD08 ∼ AD15) として機能。 P20 ∼ P27 汎用入出力ポート。 外バスモード時 , HACR レジスタの対応するビットが “1” のときに A16 ∼ A23 端子として機能。 1∼6 F (CMOS/H) A16 ∼ A23 9 7 P30 ALE 10 8 P31 RD P32 12 10 WRL P33 13 11 WRH 14 15 12 13 外バスモード時 , HACR レジスタの対応するビットが “1” のときにアド レス上位出力 (A16 ∼ A23) として機能。 汎用入出力ポート。 F 外バスモード時 , ALE 端子として機能。 (CMOS/H) 外バスモード時 , アドレス取り込み許可信号 (ALE) 端子として機能。 汎用入出力ポート。 F 外バスモード時 , RD 端子として機能。 (CMOS/H) 外バスモード時 , リードストローブ出力 (RD) 端子として機能。 汎用入出力ポート。 外バスモード時 , WRE ビットが “1” のときに WRL 端子として機能。 F (CMOS/H) 外バスモード時 , 下位側データライトストローブ出力 (WRL) 端子として 機能。 F (CMOS/H) 汎用入出力ポート。 バス幅が 16 bit 外バスモード時 , EPCR レジスタの WRE ビットが “1” の ときに WRH 端子として機能。 外バスモード時 , 上位側データライトストローブ出力 (WRH) 端子として 機能。 P34 汎用入出力ポート。 外バスモード時 , EPCR レジスタの HDE ビットが “1” のときに HRQ 端子 F (CMOS/H) として機能。 HRQ 外バスモード時 , ホールド要求入力 (HRQ) 端子として機能。 P35 汎用入出力ポート。 外バスモード時 , EPCR レジスタの HDE ビットが “1” のときに HAK 端子 F (CMOS/H) として機能。 HAK 外バスモード時 , ホールドアクノリッジ出力 (HAK) 端子として機能。 * 1: FPT-100P-M06 * 2: FPT-100P-M20 (続く) DS07–13710–7 7 MB90580C シリーズ 端子番号 QFP * 1 LQFP * 2 16 17 18 14 15 端子名 回路 形式 P36 汎用入出力ポート。 外バスモード時 , EPCR レジスタの RYE ビットが “1” のときに外部レ F (CMOS/H) ディ入力 (RDY) 端子として機能。 RDY 外バスモード時 , 外部レディ入力 (RDY) 端子として機能。 P37 汎用入出力ポート。 外バスモード時 , EPCR レジスタの CKE ビットが “1” のときに CLK 端子 F (CMOS/H) として機能。 CLK 外バスモード時 , マシンサイクルクロック出力 (CLK) 端子として機能。 P40 汎用入出力ポート。 オープンドレイン制御設定レジスタ (ODR4) の OD40 が “1” に設定されて いるとき , オープンドレイン出力ポートとして機能[入力設定時 (DDR4 レジスタ:D40 = “0”) は無効]。 16 SIN0 E (CMOS/H) UART0 のシリアルデータ入力 (SIN0) 端子。 UART0 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は他の機能による出力を停止させておく必要がありま す。 P41 19 E (CMOS/H) 17 SOT0 P42 20 E (CMOS/H) 18 SCK0 19 SIN1 E (CMOS/H) 20 SOT1 UART0 のシリアルデータ出力 (SOT0) 端子。 この機能は , UART0 のシリアルデータ出力指定が許可のときに有効に なります。 汎用入出力ポート。 オープンドレイン制御設定レジスタ (ODR4) の OD42 が “1” に設定されて いるとき , オープンドレイン出力ポートとして機能[入力設定時 (DDR4 レジスタ:D42 = “0”) は無効]。 UART0 のシリアルクロック入出力 (SCK0) 端子。 この機能は , UART0 のクロック出力指定が許可のときに有効になりま す。 E (CMOS/H) UART1 のシリアルデータ入力 (SIN1) 端子。 UART1 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は他の機能による出力を停止させておく必要がありま す。 P44 22 汎用入出力ポート。 オープンドレイン制御設定レジスタ (ODR4) の OD41 が “1” に設定されて いるとき , オープンドレイン出力ポートとして機能[入力設定時 (DDR4 レジスタ:D41 = “0”) は無効]。 汎用入出力ポート。 オープンドレイン制御設定レジスタ (ODR4) の OD43 が “1” に設定されて いるとき , オープンドレイン出力ポートとして機能[入力設定時 (DDR4 レジスタ:D43 = “0”) は無効]。 P43 21 機 能 説 明 汎用入出力ポート。 オープンドレイン制御設定レジスタ (ODR4) の OD44 が “1” に設定されて いるとき , オープンドレイン出力ポートとして機能[入力設定時 (DDR4 レジスタ:D44 = “0”) は無効]。 UART1 のシリアルデータ出力 (SOT1) 端子。 この機能は , UART1 のシリアルデータ出力指定が許可のときに有効に なります。 * 1: FPT-100P-M06 * 2: FPT-100P-M20 (続く) 8 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 端子番号 QFP * 1 LQFP * 2 端子名 回路 形式 P45 24 E (CMOS/H) 22 SCK1 25 23 P46 ADTG 26 24 P47 P50 AN0 38 36 SIN3 P51 AN1 39 37 SOT3 P52 AN2 40 38 SCK3 41 39 P53 AN3 P54 AN4 43 41 SIN4 P55 AN5 44 42 SOT4 機 能 説 明 汎用入出力ポート。 オープンドレイン制御設定レジスタ (ODR4) の OD45 が “1” に設定されて いるとき , オープンドレイン出力ポートとして機能[入力設定時 (DDR4 レジスタ:D45 = “0”) は無効]。 UART1 のシリアルクロック入出力 (SCK1) 端子。 この機能は , UART1 のクロック出力指定が許可のときに有効になりま す。 汎用入出力ポート。 オープンドレイン制御設定レジスタ (ODR4) の OD46 が “1” に設定されて E いるとき , オープンドレイン出力ポートとして機能[入力設定時 (DDR4 (CMOS/H) レジスタ:D46 = “0”) は無効]。 A/D コンバータの外部トリガ入力 (ADTG) 端子。 汎用入出力ポート。 E オープンドレイン制御設定レジスタ (ODR4) の OD47 が “1” に設定されて (CMOS/H) いるとき , オープンドレイン出力ポートとして機能[入力設定時 (DDR4 レジスタ:D47 = “0”) は無効]。 汎用入出力ポート。 A/D コンバータ動作中のアナログ入力 (AN0) 端子。 G UART3 のシリアルデータ入力 (SIN3) 端子です。 (CMOS/H) UART3 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は他の機能による出力を停止させておく必要がありま す。 汎用入出力ポート。 A/D コンバータ動作中のアナログ入力 (AN1) 端子。 G (CMOS/H) UART3 のシリアルデータ出力 (SOT3) 端子。 この機能は , UART3 のシリアルデータ出力指定が許可のときに有効に なります。 汎用入出力ポート。 A/D コンバータ動作中のアナログ入力 (AN2) 端子。 G (CMOS/H) UART3 のシリアルクロック入出力 (SCK3) 端子。 この機能は , UART3 のクロック出力指定が許可のときに有効になりま す。 汎用入出力ポート。 G (CMOS/H) A/D コンバータ動作中のアナログ入力 (AN3) 端子。 汎用入出力ポート。 A/D コンバータ動作中のアナログ入力 (AN4) 端子。 G UART4 のシリアルデータ入力 (SIN4) 端子です。 (CMOS/H) UART4 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は他の機能による出力を停止させておく必要がありま す。 汎用入出力ポート。 A/D コンバータ動作中のアナログ入力 (AN5) 端子。 G (CMOS/H) UART4 のシリアルデータ出力 (SOT4) 端子。 この機能は , UART4 のシリアルデータ出力指定が許可のときに有効に なります。 * 1: FPT-100P-M06 * 2: FPT-100P-M20 (続く) DS07–13710–7 9 MB90580C シリーズ 端子番号 QFP * 1 LQFP * 2 端子名 回路 形式 P56 AN6 45 43 SCK4 P57 機 能 説 明 汎用入出力ポート。 A/D コンバータ動作中のアナログ入力 (AN6) 端子。 G (CMOS/H) UART4 のシリアルクロック出力 (SCK4) 端子。 この機能は , UART4 のクロック出力指定が許可のときに有効になりま す。 汎用入出力ポート。 G (CMOS/H) A/D コンバータ動作中のアナログ入力 (AN7) 端子。 46 44 27 25 C ⎯ 28 26 P71 F (CMOS/H) 汎用入出力ポート。 29 27 P72 F (CMOS/H) 汎用入出力ポート。 P73 汎用入出力ポート。 D/A コントロールレジスタ (DACR) の DAE0 ビットが “1” のとき , D/A 出 H (CMOS/H) 力端子 (DA00) として機能。 32 30 AN7 DA00 33 31 P74 DA01 47 45 48 46 53 51 54 52 55 53 56 54 57 55 58 56 P80 IRQ0 P81 IRQ1 P82 IRQ2 P83 IRQ3 P84 IRQ4 P85 IRQ5 P86 IRQ6 P87 IRQ7 電圧供給安定化のための , 0.1 μF コンデンサ結合端子 D/A コンバータ出力 0 (DA00) 端子。 汎用入出力ポート。 D/A コントロールレジスタ (DACR) の DAE1 ビットが “1” のとき , D/A 出 H (CMOS/H) 力端子 (DA01) として機能。 D/A コンバータ出力 1 (DA01) 端子。 汎用入出力ポート。 F (CMOS/H) 外部割込み要求入力 0 (IRQ0) 端子。 汎用入出力ポート。 F (CMOS/H) 外部割込み要求入力 1 (IRQ1) 端子。 汎用入出力ポート。 F (CMOS/H) 外部割込み要求入力 2 (IRQ2) 端子。 汎用入出力ポート。 F (CMOS/H) 外部割込み要求入力 3 (IRQ3) 端子。 汎用入出力ポート。 F (CMOS/H) 外部割込み要求入力 4 (IRQ4) 端子。 汎用入出力ポート。 F (CMOS/H) 外部割込み要求入力 5 (IRQ5) 端子。 汎用入出力ポート。 F (CMOS/H) 外部割込み要求入力 6 (IRQ6) 端子。 汎用入出力ポート。 F (CMOS/H) 外部割込み要求入力 7 (IRQ7) 端子。 * 1: FPT-100P-M06 * 2: FPT-100P-M20 (続く) 10 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 端子番号 QFP * 1 LQFP * 2 端子名 回路 形式 汎用入出力ポート。 プルアップ抵抗設定レジスタ (RDR6) により , プルアップ抵抗の割当て (RD60 = “1”) ができます[出力設定時 (DDR6 レジスタ:D60 = “1”) は 無効]。 P60 59 57 SIN2 D (CMOS/H) UART2 のシリアルデータ入力 (SIN2) 端子。 UART2 が入力動作をしている間はこの入力を随時使用していますので , 意図的に行う以外は他の機能による出力を停止させておく必要がありま す。 P61 60 61 D (CMOS/H) 58 UART2 のシリアルデータ出力 (SOT2) 端子。 この機能は , UART2 のシリアルデータ出力指定が許可のときに有効に なります。 P62 汎用入出力ポート。 プルアップ抵抗設定レジスタ (RDR6) により , プルアップ抵抗の割当て (RD62 = “1”) ができます[出力設定時 (DDR6 レジスタ:D62 = “1”) は 無効]。 D (CMOS/H) 59 60 P63 61 P64 PPG の有効時 , PPG1 出力として機能。 汎用入出力ポート。 プルアップ抵抗設定レジスタ (RDR6) により , プルアップ抵抗の割当て D (RD64 = “1”) ができます[出力設定時 (DDR6 レジスタ:D64 = “1”) は (CMOS/H) 無効]。 PPG0 64 62 P65 UART2 のシリアルクロック出力 (SCK2) 端子。 この機能は , UART2 のクロック出力指定が許可のときに有効になりま す。 汎用入出力ポート。 プルアップ抵抗設定レジスタ (RDR6) により , プルアップ抵抗の割当て D (RD63 = “1”) ができます[出力設定時 (DDR6 レジスタ:D63 = “1”) は (CMOS/H) 無効]。 PPG1 63 汎用入出力ポート。 プルアップ抵抗設定レジスタ (RDR6) により , プルアップ抵抗の割当て (RD61 = “1”) ができます[出力設定時 (DDR6 レジスタ:D61 = “1”) は 無効]。 SOT2 SCK2 62 機 能 説 明 PPG の有効時 , PPG0 出力として機能。 汎用入出力ポート。 プルアップ抵抗設定レジスタ (RDR6) により , プルアップ抵抗の割当て D (RD65 = “1”) ができます[出力設定時 (DDR6 レジスタ:D65 = “1”) は (CMOS/H) 無効]。 CKOT CKOT 動作時 , CKOT 出力として機能。 65 63 TX * 3 I IEBusTM 出力として機能。 66 64 RX * 3 J (CMOS) IEBusTM 入力として機能。 汎用入出力ポート。 P90 ∼ P92 67 ∼ 69 65 ∼ 67 TIN0 ∼ TIN2 リロードタイマ 0, 1, 2 用のイベント入力端子。リロードタイマ入力動作 F 時 , これらの入力は継続して使用されるため , これらの端子に対する他 (CMOS/H) の機能からの出力は , 意図して行わない限り避ける必要があります。 IN0 ∼ IN2 インプットキャプチャ ch0 ∼ 2 トリガ入力。 * 1: FPT-100P-M06 * 2: FPT-100P-M20 * 3: MB90587C/CA では , N.C. となります。 (続く) DS07–13710–7 11 MB90580C シリーズ (続き) 端子番号 QFP * 1 LQFP * 2 端子名 回路 形式 P93 70 68 TOT0 汎用入出力ポート。 F リロードタイマ用の出力端子。リロードタイマ 0 用出力の有効時に , こ (CMOS/H) の機能は適用されます。 IN3 インプットキャプチャ ch3 トリガ入力。 P94, P95 71, 72 69, 70 TOT1, TOT2 汎用入出力ポート。 リロードタイマ用の出力端子。リロードタイマ 1, 2 用出力の有効時に , F この機能は適用されます。 (CMOS/H) OUT0, OUT1 P96 機 能 説 明 アウトプットコンペア ch0, ch1 イベント出力。 汎用入出力ポート。 F (CMOS/H) PWC タイマ有効時 , PWC 入力として機能。 73 71 74 72 75, 76 73, 74 PA0, PA1 F 汎用入出力ポート。 (CMOS/H) 78 76 PA2 F 汎用入出力ポート。 (CMOS/H) 79 77 X1A A 発振用端子。1 系統品はオープンにしてください。 80 78 X0A A 発振用端子。1 系統品は外部でプルダウンの処理をしてください。 34 32 AVCC ⎯ A/D コンバータの電源端子。 37 35 AVSS ⎯ A/D コンバータの電源端子。 35 33 AVRH ⎯ A/D コンバータの外部基準電源端子。 36 34 AVRL ⎯ A/D コンバータの外部基準電源端子。 30 28 DVRH ⎯ D/A コンバータの外部基準電源端子。 31 29 DVSS ⎯ D/A コンバータの電源端子。 49 ∼ 51 47 ∼ 49 MD0 ∼ MD2 C 動作モード指定用入力端子。 VCC または VSS に直結します。 23, 84 21, 82 VCC ⎯ 電源 (5 V) 入力端子。 11, 42, 81 9, 40, 79 VSS ⎯ 電源 (0 V) 入力端子。 PWC P97 POT 汎用入出力ポート。 F (CMOS/H) PWC タイマ有効時 , PWC 出力として機能。 * 1: FPT-100P-M06 * 2: FPT-100P-M20 12 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ■ 入出力回路形式 分類 A 回 路 備 考 ・ 高速用発振帰還抵抗:約 1 MΩ ・ 低速用発振帰還抵抗:約 10 MΩ X1, X1A クロック入力 X0, X0A HARD,SOFT STANDBY CONTROL B ・ プルアップ付きヒステリシス入力 抵抗:約 50 kΩ C ・ ヒステリシス入力 D プルアップ抵抗制御 ・ 入力プルアップ抵抗制御付き ・ CMOS レベル出力 ・ スタンバイ制御付きヒステリシス入力 抵抗:約 50 kΩ スタンバイ制御信号 (続く) DS07–13710–7 13 MB90580C シリーズ 分類 回 路 備 考 E オープンドレイン 制御信号 ・ CMOS レベル出力 ・ スタンバイ制御付きヒステリシス入力 ・ オープンドレイン制御付き スタンバイ制御信号 F ・ CMOS レベル出力 ・ スタンバイ制御付きヒステリシス入力 スタンバイ制御信号 G ・ CMOS レベル出力 ・ スタンバイ制御付きヒステリシス入力 ・ アナログ入力 アナログ入力 スタンバイ制御信号 (続く) 14 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (続き) 分類 回 路 備 考 H ・ CMOS レベル出力 ・ スタンバイ制御付きヒステリシス入力 ・ DA 出力 DA 出力 スタンバイ制御信号 I ・ CMOS レベル出力 J ・ スタンバイ制御付き CMOS 入力 スタンバイ制御信号 DS07–13710–7 15 MB90580C シリーズ ■ デバイスの取扱いについて 1. ラッチアップの防止 CMOS IC では , 次に示すような場合にラッチアップ現象を生じることがあります。 ・ 入力端子や出力端子に VCC より高い電圧や VSS より低い電圧が印加された場合。 ・ VCC ∼ VSS 間に定格を越える電圧が印加された場合。 ・ VCC の電圧より , AVCC の電源が先に供給された場合。 ラッチアップが起きると電源電流が激増し , 素子の熱破壊に至ることがありますので , 使用に際しては十分に注意して ください。 また , 同一の理由により , アナログ電源電圧はデジタル電源電圧を超えないように十分に注意してください。 2. 未使用入力端子の処理 使用していない入力端子を開放のままにしておくと誤動作およびラッチアップによる永久破損の原因になることがあ りますので , 2 kΩ 以上の抵抗を介して , pull up または pull down などの処置をしてください。また , 使用していない入出力 端子については出力状態にして開放とするか , 入力状態の場合は入力端子と同じ処置をしてください。 3. IEBusTM 未使用時の TX, RX 端子の処理 IEBus を使用しない場合は, TX 端子にはプルダウン抵抗 , RX 端子にはプルダウン / プルアップ抵抗を接続してください。 4. 外部クロック使用時の注意について 外部クロックを使用する際には , X0 端子のみ駆動し , X1 端子はオープンとしてください。 MB90580C シリーズ X0 X1 オープン 5. 電源端子 (VCC/VSS) の取扱いについて VCC・VSS が複数ある場合 , デバイス設計上はラッチアップなどの誤動作を防止するために , デバイス内部で同電位にす べきもの同士を接続してありますが , 不要輻射の低減・グラウンドレベルの上昇によるストローブ信号の誤動作の防止・総 出力電流規格を遵守などのために , 必ずそれらすべてを外部で電源およびグラウンドに接続してください。 VCC VSS VCC VSS VSS VCC MB90580C シリーズ VCC VSS VSS VCC また, 電流供給源から出来るかぎり低インピーダンスで本デバイスのVCC, VSS に接続するような配慮をお願い致します。 さらに , 本デバイスの近くで , VCC と VSS の間に 0.1 μF 程度のコンデンサをバイパスコンデンサとして接続することを お勧めいたします。 16 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 6. 水晶発振回路について X0, X1 端子の近辺のノイズは本デバイスの誤動作のもととなります。X0 と X1 および水晶発振子 ( あるいはセラミック 発振子 ) さらにグラウンドへのバイパスコンデンサは出来るかぎり近くになるようにまた , その配線においては他の配線 と出来る限り交差しないようにプリント板を設計してください。 また , X0, X1 端子の回りをグラウンドで囲むようなプリント板アートワークは安定した動作を期待できますので , 強く お勧めいたします。 7. A/D コンバータの電源・アナログ入力の投入順序について A/D コンバータの電源 (AVCC, AVSS, AVRH, AVRL) 及びアナログ入力 (AN0 ∼ AN7) の印加は , 必ずデジタル電源 (VCC) の 投入後に行ってください。 また , 電源切断時は , A/D コンバータの電源及びアナログ入力の切断の後で , デジタル電源の切断を行ってください。そ の際 , AVRH は AVCC を越えないように投入・切断を行ってください。( アナログ電源とデジタル電源を同時に投入 , 切断す ることは問題ありません ) 8. A/D コンバータの電源端子処理について A/Dコンバータを使用しない場合においても, AVCC =VCC, AVSS =AVRH=AVRL=VSS となるように接続してください。 9. D/A コンバータの電源端子の処理 D/A コンバータを使用しない場合は , DVRH = VSS, DVSS = VSS となるように接続してください。 10.N.C. 端子の処理について N.C. ( 内部接続 ) 端子は , 必ず開放にして使用してください。 11.電源投入時の注意 内蔵している降圧回路の誤動作を防ぐために , 電源投入時における電圧の立上り時間は 50 μs (0.2 V ∼ 2.7 V の間 ) 以上 を確保してください。 12.サブクロック使用時の注意について。 サブクロックを使用しない場合は 1 系統品をご使用ください。2 系統品は必ず X0A , X1A 端子に 32 kHZ 以下の発振器を 接続してください。 また , 1 系統品は , X0A 端子にプルダウンの処理をし , X1A 端子はオープンにしてください。 DS07–13710–7 17 MB90580C シリーズ 13.ポート 0, 1 からの出力が不定になる場合 電源立ち上げ後 , パワーオンリセット中にポート 0, 1 からの出力が不定になります。タイミングは , 以下のようになりま すので , ご注意ください。 発振安定待ち時間* 2 パワーオン リセット中* 1 VCC ( 電源端子 ) PONR ( パワーオンリセット ) 信号 RST ( 外部非同期リセット ) 信号 RST ( 内部リセット ) 信号 発振クロック信号 KA ( 内部動作クロック A) 信号 KB ( 内部動作クロック B) 信号 PORT ( ポート出力 ) 信号 出力不定期間 * 1:パワーオンリセット中 原発振× 217 期間 ( 原発振 16 MHz 時 8.192 ms) * 2:発振安定待ち時間 原発振× 218 期間 ( 原発振 16 MHz 時 16.384 ms) 14.初期化について デバイス内には , パワーオンリセットによってのみ初期化される内蔵レジスタ類があります。これらの初期化を期待す る場合は電源の再投入を行ってください。 15.スタンバイからの復帰について スタンバイ状態時に電源電圧がスタンバイ RAM 保持電圧以下に低下した場合 , スタンバイからの復帰が出来なくなる 場合があります。この場合 , 外部リセット端子よりリセットを印加することにより復帰させてください。 16. 「DIV A, Ri」, 「DIVW A, RWi」命令の使用上の注意 符号付乗除算命令「DIV A, Ri」 「DIVW , A, RWi」命令は , 対応するバンクレジスタ (DTB, ADB, USB, SSB) の値を “00h” に 設定し , 使用してください。 対応するバンクレジスタ (DTB, ADB, USB, SSB) の値を “00h” 以外に設定した場合 , 命令実行結果により得られる余り は , 命令オペランドのレジスタに格納されません。 17.REALOS の使用上の注意 REALOS を使用する場合 , 拡張インテリジェント I/O サービス (EJ2OS) は使用できません。 18.PLL クロッククロックモード動作中の注意について 本マイコンで PLL クロックを選択しているときに発振が外れたり,あるいはクロック入力が停止した場合,本マイコン は PLL 内部の自励発振回路の自走周波数で動作を継続し続ける場合があります。 この動作は保証外の動作です。 18 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ■ ブロックダイヤグラム X0, X1 X0A, X1A RST HST クロック 制御回路 6 P00 ~ P07/ AD00 ~ AD07 8 P10 ~ P17/ AD08 ~ AD15 8 P20 ~ P27/ A16 ~ A23 8 CPU F2MC16LX シリーズコア RAM 割込みコントローラ ROM CMOS I/O ポート A CMOS I/O ポート 0 入出力タイマ F2MC-16LX バス P31/RD P32/WRL P33/WRH P34/HRQ P35/HAK 通信プリスケーラ × 2 ch 16 bit リロード タイマ× 3 ch 2 3 CMOS I/O ポート 4 3 AVCC AVRH, AVRL AVSS ノイズフィルタ P96/PWC PWC タイマ 16 bit × 1 ch P97/POT UART × 2 ch UART × 1 ch 8 / 16 PPG × 1 ch 2 2 P63, P64/ PPG1, PPG0 3 SIN2, SOT2, SCK2/ P60 ~ P62 P80 ~ P87/ IRQ0 ~ IRQ7 P71, P72 クロックモニタ 8 P65/CKOT CMOS I/O ポート 6 A/D コンバータ (8/10 ビット ) 外部割込み 8 3 CMOS I/O ポート 8 通信プリスケーラ × 2 ch 8 2 CMOS I/O ポート 7 2 P53/AN3, P57/AN7 SIN4, SOT4, SCK4/ P54 ∼ P56/ AN4 ∼ AN6 TX RX P94, P95/ TOT1, TOT2/ OUT0, OUT1 通信プリスケーラ× 1 ch ADTG / P46 SIN3, SOT3, SCK3/ P50 ∼ P52/ AN0 ∼ AN2 P93/ TOT0/ IN3 CMOS I/O ポート 9 P47 SIN0, SOT0, SCK0/ P40 ∼ P42 SIN1, SOT1, SCK1/ P43 ∼ P45 P90 ∼ P92/ TIN0 ∼ TIN2/ IN0 ∼ IN2 16 bit OCU × 2 ch CMOS I/O ポート 3 P37/CLK 3 16 bit フリーランタイマ CMOS I/O ポート 2 P36/RDY PA0 ∼ PA2 16 bit ICU × 4 ch CMOS I/O ポート 1 P30/ALE 3 D/A コンバータ (8 bit) × 2 ch 2 3 UART × 2 ch CMOS I/O ポート 5 ∗ IEBusTM コントローラ P73, P74 /DA00, DA01 DVRH DVSS 評価用デバイス (MB90V580B) 内蔵 ROM はありません。 内蔵 RAM は 6 Kbyte です。 内蔵リソースは共通です。 パッケージは , PGA-256C-A02 です。 その他の端子 MD2 ∼ MD0 C, VCC, VSS DS07–13710–7 P00 ∼ 07 (8 ch) :入力プルアップ抵抗として使用可能なレジスタ付 P10 ∼ 17 (8 ch) :入力プルアップ抵抗として使用可能なレジスタ付 P60 ∼ 65 (6 ch) :入力プルアップ抵抗として使用可能なレジスタ付 P40 ∼ 47 (8 ch) :オープンドレインとして使用可能なレジスタ付 *:MB90587C/CA では , IEBusTM コントローラはありません。TX, RX は , N.C. になります。 19 MB90580C シリーズ ■ メモリマップ FFFFFFH ROM 領域 ROM 領域 ROM 領域 (FF バンクの イメージ ) ROM 領域 (FF バンクの イメージ ) アドレス #1 FC0000H 010000 H アドレス #2 :内部 004000 H 002000 H :外部 アドレス #3 RAM RAM レジスタ RAM レジスタ レジスタ :アクセスなし 000100 H 0000C0H 周 辺 周 辺 周 辺 シングルチップ ミラー機能あり 内 ROM 外バス ミラー機能あり 外 ROM 外バス 000000 H 品種 アドレス #1 アドレス #2 アドレス #3 MB90583C/CA FE0000H 004000H 001900H MB90F583C/CA FE0000H 004000H 001900H MB90F584C/CA FC0000H 004000H 001900H MB90587C/CA FF0000H 004000H 001100H MB90V580B (FE0000H) 004000H 001900H (注意事項)00 バンクの上位に FF バンクの ROM がイメージで見えるようになっていますが , これは C コンパイラのス モールモデルを有効に生かすためです。下位 16 ビットは同じになるようにしてありますので , ポインタの宣 言において far 指定をしなくとも ROM 内のテーブルを参照することができます。 例えば , 00C000H をアクセスした場合に , 実際には , FFC000H の ROM の内容がアクセスされることになりま す。ここで , FF バンクの ROM 領域は , 48 K バイトを越しますので , 00 バンクのイメージにすべての領域を 見せることができません。したがって , FF4000H ∼ FFFFFFH の ROM データは 004000H ∼ 00FFFFH のイメー ジに見えますので , ROM データテーブルは FF4000H ∼ FFFFFFH の領域に格納することを推奨いたします。 20 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ■ F2MC-16LX CPU プログラミングモデル ・専用レジスタ AH :アキュームレータ (A) 演算結果の格納などに使用される , 16 ビット × 2 本のレジスタ です。 連続して 32 ビットレジスタとしても , 使用可能です。 :ユーザスタックポインタ (USP) ユーザスタックアドレスを示す , 16 ビットのポインタです。 AL USP :システムスタックポインタ (SSP) システムスタックアドレスの状態を示す , 16 ビットのポインタ です。 SSP PS :プロセッサステータス (PS) システムの状態を示す , 16 ビットのレジスタです。 PC :プログラムカウンタ (PC) 現在の命令格納位置を示す , 16 ビットのレジスタです。 DPR :ダイレクトページレジスタ (DPR) 短縮直接アドレッシング時のオペランドアドレスのビット 8 ∼ ビット 15 を指定します。8 ビットのレジスタです。 PCB :プログラムバンクレジスタ (PCB) プログラム空間を示す , 8 ビットのレジスタです。 DTB :データバンクレジスタ (DTB) データ空間を示す , 8 ビットのレジスタです。 USB :ユーザスタックバンクレジスタ (USB) ユーザスタック空間を示す , 8 ビットのレジスタです。 SSB :システムスタックバンクレジスタ (SSB) システムスタック空間を示す , 8 ビットのレジスタです。 ADB :アディショナルデータバンクレジスタ (ADB) アディショナル空間を示す , 8 ビットのレジスタです。 8 bit 16 bit 32 bit DS07–13710–7 21 MB90580C シリーズ ・汎用レジスタ 最大 32 バンク R7 R6 RW7 R5 R4 RW6 R3 R2 RW5 R1 R0 RW4 RL3 RL2 RW3 RL1 RW2 RW1 RL0 RW0 000180H + (RP × 10H) 16 bit ・プロセッサステータス (PS) ILM RP CCR bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 bit 7 bit 6 bit 5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 PS 初期値 ILM2 ILM1 ILM0 0 0 0 B4 B3 B2 B1 B0 ⎯ I S T N Z V C 0 0 0 0 0 ⎯ 0 1 X X X X X ⎯ :未使用 X :不定 22 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ■ I/O マップ アドレス レジスタ 略称 アクセス リソース 初期値 00H ポート 0 データレジスタ PDR0 R/W ポート 0 XXXXXXXXB 01H ポート 1 データレジスタ PDR1 R/W ポート 1 XXXXXXXXB 02H ポート 2 データレジスタ PDR2 R/W ポート 2 XXXXXXXXB 03H ポート 3 データレジスタ PDR3 R/W ポート 3 XXXXXXXXB 04H ポート 4 データレジスタ PDR4 R/W ポート 4 XXXXXXXXB 05H ポート 5 データレジスタ PDR5 R/W ポート 5 1 1 1 1 1 1 1 1B 06H ポート 6 データレジスタ PDR6 R/W ポート 6 − −XXXXXXB 07H ポート 7 データレジスタ PDR7 R/W ポート 7 − − − XXXX−B 08H ポート 8 データレジスタ PDR8 R/W ポート 8 XXXXXXXXB 09H ポート 9 データレジスタ PDR9 R/W ポート 9 XXXXXXXXB 0AH ポート A データレジスタ PDRA R/W ポート A − − − − − XXXB 0BH ∼ 0FH ( 使用禁止 ) 10H ポート 0 方向レジスタ DDR0 R/W ポート 0 0 0 0 0 0 0 0 0B 11H ポート 1 方向レジスタ DDR1 R/W ポート 1 0 0 0 0 0 0 0 0B 12H ポート 2 方向レジスタ DDR2 R/W ポート 2 0 0 0 0 0 0 0 0B 13H ポート 3 方向レジスタ DDR3 R/W ポート 3 0 0 0 0 0 0 0 0B 14H ポート 4 方向レジスタ DDR4 R/W ポート 4 0 0 0 0 0 0 0 0B 15H ポート 5 方向レジスタ DDR5 R/W ポート 5 0 0 0 0 0 0 0 0B 16H ポート 6 方向レジスタ DDR6 R/W ポート 6 − − 0 0 0 0 0 0B 17H ポート 7 方向レジスタ DDR7 R/W ポート 7 −−−0000−B 18H ポート 8 方向レジスタ DDR8 R/W ポート 8 0 0 0 0 0 0 0 0B 19H ポート 9 方向レジスタ DDR9 R/W ポート 9 0 0 0 0 0 0 0 0B 1AH ポート A 方向レジスタ DDRA R/W ポート A − − − − − 0 0 0B 1BH ポート 4 出力端子レジスタ ODR4 R/W ポート 4 00000000 1CH ポート 5 アナログ入力許可レジスタ ADER R/W ポート 5, A/D 1 1 1 1 1 1 1 1B 1DH ∼ 1FH ( 使用禁止 ) 20H シリアルモードレジスタ 0 SMR0 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 21H シリアルコントロールレジスタ 0 SCR0 R/W 0 0 0 0 0 1 0 0B 22H シリアルインプットレジスタ 0/ シリアルアウトプットレジスタ 0 SIDR0/ SODR0 R/W 23H シリアルステータスレジスタ 0 SSR0 R/W 0 0 0 0 1 − 0 0B 24H シリアルモードレジスタ 1 SMR1 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 25H シリアルコントロールレジスタ 1 SCR1 R/W 0 0 0 0 0 1 0 0B 26H シリアルインプットレジスタ 1/ シリアルアウトプットレジスタ 1 SIDR1/ SODR1 R/W 27H シリアルステータスレジスタ 1 SSR1 R/W 0 0 0 0 1 − 0 0B 28H シリアルモードレジスタ 2 SMR2 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 29H シリアルコントロールレジスタ 2 SCR2 R/W 2AH シリアルインプットレジスタ 2/ シリアルアウトプットレジスタ 2 2BH シリアルステータスレジスタ 2 SIDR2/ SODR2 R/W SSR2 R/W UART0 UART1 XXXXXXXXB XXXXXXXXB 0 0 0 0 0 1 0 0B UART2 XXXXXXXXB 0 0 0 0 1 − 0 0B (続く) DS07–13710–7 23 MB90580C シリーズ アドレス 2CH レジスタ クロック分周コントロールレジスタ 0 2DH 2EH アクセス リソース 初期値 CDCR0 R/W 通信プリスケーラ 0 0 − − − 1 1 1 1B R/W 通信プリスケーラ 1 0 − − − 1 1 1 1B 0 0 0 0 0 0 0 0B ( 使用禁止 ) クロック分周コントロールレジスタ 1 2FH CDCR1 ( 使用禁止 ) 30H 割込み /DTP 許可レジスタ ENIR R/W 31H 割込み /DTP 要因レジスタ EIRR R/W 32H 要求レベル設定レジスタ下位 33H 要求レベル設定レジスタ上位 34H クロック分周コントロールレジスタ 2 35H XXXXXXXXB DTP/ 外部割込み 0 0 0 0 0 0 0 0B ELVR R/W CDCR2 R/W 通信プリスケーラ 2 0 − − − 1 1 1 1B 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B ( 使用禁止 ) 36H コントロールステータスレジスタ下位 ADCS1 R/W 37H コントロールステータスレジスタ上位 ADCS2 R/W 38H データレジスタ下位 ADCR1 R 39H データレジスタ上位 ADCR2 R or W 0 0 0 0 1 − XXB 3AH D/A コンバータデータレジスタ 0 DAT0 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 3BH D/A コンバータデータレジスタ 1 DAT1 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B A/D コンバータ XXXXXXXXB 0 0 0 0 0 0 0 0B D/A コンバータ − − − − − − − 0B 3CH D/A コントロールレジスタ 0 DACR0 R/W 3DH D/A コントロールレジスタ 1 DACR1 R/W − − − − − − − 0B 3EH クロック出力許可レジスタ CLKR R/W クロックモニタ機能 − − − − 0 0 0 0B 3FH ( 使用禁止 ) 40H リロードレジスタ L (ch.0) PRLL0 R/W XXXXXXXXB 41H リロードレジスタ H (ch.0) PRLH0 R/W XXXXXXXXB 42H リロードレジスタ L (ch.1) PRLL1 R/W 43H リロードレジスタ H (ch.1) PRLH1 R/W 44H PPG0 動作モード制御レジスタ PPGC0 R/W 0 X 0 0 0 X X 1B 45H PPG1 動作モード制御レジスタ PPGC1 R/W 0 X 0 0 0 0 0 1B 46H PPG0, 1 出力制御レジスタ PPGOE R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 47H 24 略称 XXXXXXXXB 8/16 bit PPG0/1 XXXXXXXXB ( 使用禁止 ) 48H タイマコントロールステータスレジスタ下位 49H タイマコントロールステータスレジスタ上位 4AH 16 ビットタイマレジスタ下位 / 16 ビットリロードレジスタ下位 4BH 16 ビットタイマレジスタ上位 / 16 ビットリロードレジスタ上位 4CH タイマコントロールステータスレジスタ下位 4DH タイマコントロールステータスレジスタ上位 4EH 16 ビットタイマレジスタ下位 / 16 ビットリロードレジスタ下位 4FH 16 ビットタイマレジスタ上位 / 16 ビットリロードレジスタ上位 50H タイマコントロールステータスレジスタ下位 51H タイマコントロールステータスレジスタ上位 TMCSR0 0 0 0 0 0 0 0 0B R/W − − − − 0 0 0 0B 16 bit TMR0/ TMRLR0 R/W TMCSR1 R/W リロードタイマ 0 XXXXXXXXB XXXXXXXXB 0 0 0 0 0 0 0 0B − − − − 0 0 0 0B 16 bit TMR1/ TMRLR1 R/W TMCSR2 R/W リロードタイマ 1 XXXXXXXXB XXXXXXXXB 16 bit 0 0 0 0 0 0 0 0B リロードタイマ 2 − − − − 0 0 0 0B (続く) DS07–13710–7 MB90580C シリーズ アドレス レジスタ 52H 16 ビットタイマレジスタ下位 / 16 ビットリロードレジスタ下位 53H 16 ビットタイマレジスタ上位 / 16 ビットリロードレジスタ上位 54H PWC コントロールステータスレジスタ下位 55H PWC コントロールステータスレジスタ上位 56H PWC データバッファレジスタ下位 57H PWC データバッファレジスタ上位 58H 分周比コントロールレジスタ 59H 略称 アクセス TMR2/ TMRLR2 R/W PWCSR R/W or R リソース 初期値 16 bit XXXXXXXXB リロードタイマ 2 XXXXXXXXB 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B 16 bit PWC タイマ XXXXXXXXB PWCR R/W DIVR R/W − − − − − − 0 0B OCCP0 R/W アウトプットコンペア XXXXXXXXB (ch.0) XXXXXXXXB OCCP1 R/W アウトプットコンペア XXXXXXXXB (ch.1) XXXXXXXXB XXXXXXXXB ( 使用禁止 ) 5AH コンペアレジスタ下位 5BH コンペアレジスタ上位 5CH コンペアレジスタ下位 5DH コンペアレジスタ上位 5EH コンペアコントロールステータスレジスタ 0 OCS0 R/W アウトプットコンペア 0 0 0 0 − − 0 0B (ch.0) 5FH コンペアコントロールステータスレジスタ 1 OCS1 R/W アウトプットコンペア − − − 0 0 0 0 0B (ch.1) 60H インプットキャプチャレジスタ下位 61H IPCP0 R インプットキャプチャレジスタ上位 インプットキャプチャ XXXXXXXXB (ch.0) XXXXXXXXB 62H インプットキャプチャレジスタ下位 63H IPCP1 R インプットキャプチャレジスタ上位 インプットキャプチャ XXXXXXXXB (ch.1) XXXXXXXXB 64H インプットキャプチャレジスタ下位 65H IPCP2 R インプットキャプチャレジスタ上位 インプットキャプチャ XXXXXXXXB (ch.2) XXXXXXXXB 66H インプットキャプチャレジスタ下位 67H IPCP3 R インプットキャプチャレジスタ上位 インプットキャプチャ XXXXXXXXB (ch.3) XXXXXXXXB 68H インプットキャプチャコントロール ステータスレジスタ 01 ICS01 R/W インプットキャプチャ 0 0 0 0 0 0 0 0B (ch.0, ch.1) R/W インプットキャプチャ 0 0 0 0 0 0 0 0B (ch.2, ch.3) 0 0 0 0 0 0 0 0B 69H 6AH ( 使用禁止 ) インプットキャプチャコントロール ステータスレジスタ 23 ICS23 6BH ( 使用禁止 ) 6CH タイマデータレジスタ下位 TCDTL R/W 6DH タイマデータレジスタ上位 TCDTH R/W 6EH タイマコントロールステータスレジスタ TCCS R/W 6FH ROM ミラー機能選択レジスタ ROMM W 70H 自局アドレス設定レジスタ L MAWL R/W XXXXXXXXB 71H 自局アドレス設定レジスタ H MAWH R/W XXXXXXXXB 72H スレーブアドレス設定レジスタ L SAWL R/W IEBusTM XXXXXXXXB 73H スレーブアドレス設定レジスタ H SAWH R/W コントローラ XXXXXXXXB 74H 電文長ビット設定レジスタ DEWR R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 75H 同報コントロールビット設定レジスタ DCWR R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B フリーランタイマ 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 0B ROM ミラー機能 − − − − − − − 1B (続く) DS07–13710–7 25 MB90580C シリーズ アドレス レジスタ 略称 アクセス リソース 初期値 76H コマンドレジスタ L CMRL R/W 1 1 0 0 0 0 0 0B 77H コマンドレジスタ H CMRH R/W 0 0 0 0 0 0 0 XB 78H ステータスレジスタ L STRL R 0 0 1 1 XXXXB 79H ステータスレジスタ H STRH R/W or R 0 0 XX 0 0 0 0B 7AH ロックリードレジスタ L LRRL R 7BH ロックリードレジスタ H LRRH R/W or R 7CH マスタアドレスリードレジスタ L MARL R 7DH マスタアドレスリードレジスタ H MARH R 1 1 1 1 XXXXB 7EH 電文長ビットリードレジスタ DERR R XXXXXXXXB 7FH 同報コントロールビットリードレジスタ DCRR R 0 0 0 XXXXXB 80H ライトデータバッファ WDB W XXXXXXXXB 81H リードデータバッファ RDB R XXXXXXXXB 82H シリアルモードレジスタ 3 SMR3 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 83H シリアルコントロールレジスタ 3 SCR3 R/W XXXXXXXXB IEBus TM コントローラ 1 1 1 0 XXXXB XXXXXXXXB 0 0 0 0 0 1 0 0B UART3 SIDR3/ SODR3 R/W シリアルステータスレジスタ 3 SSR3 R/W 86H PWC ノイズフィルタレジスタ RNCR R/W PWC noisefilter − − − − − 0 0 0B 87H クロック分周コントロールレジスタ 3 CDCR3 R/W 通信プリスケーラ 3 0 − − − 1 1 1 1B 88H シリアルモードレジスタ 4 SMR4 R/W 0 0 0 0 0 0 0 0B 89H シリアルコントロールレジスタ 4 SCR4 R/W 0 0 0 0 0 1 0 0B 8AH シリアルインプットレジスタ 4/ シリアルアウトプットレジスタ 4 SIDR4/ SODR4 R/W 8BH シリアルステータスレジスタ 4 SSR4 R/W 8CH ポート 0 入力プルアップ抵抗設定レジスタ RDR0 R/W ポート 0 0 0 0 0 0 0 0 0B 8DH ポート 1 入力プルアップ抵抗設定レジスタ RDR1 R/W ポート 1 0 0 0 0 0 0 0 0B 8EH ポート 6 入力プルアップ抵抗設定レジスタ RDR6 R/W ポート 6 − − 0 0 0 0 0 0B 8FH クロック分周コントロールレジスタ 4 CDCR4 R/W 通信プリスケーラ 4 0 − − − 1 1 1 1B 84H シリアルインプットレジスタ 3/ シリアルアウトプットレジスタ 3 85H 90H ∼ 9DH XXXXXXXXB 0 0 0 0 1 − 0 0B UART4 XXXXXXXXB 0 0 0 0 1 − 0 0B ( 使用禁止 ) 9EH プログラムアドレス検出 コントロール / ステータスレジスタ PACSR R/W アドレス一致検出機能 0 0 0 0 0 0 0 0B 9FH 遅延割込み要因発生 / 取消レジスタ DIRR R/W 遅延割込 発生モジュール − − − − − − − 0B A0H 低消費電力モード制御レジスタ LPMCR R/W or W クロック選択レジスタ CKSCR A1H A2H ∼ A4H R/W or R 低消費電力制御回路 0 0 0 1 1 0 0 −B 1 1 1 1 1 1 0 0B ( 使用禁止 ) A5H 自動レディ機能選択レジスタ ARSR W A6H 外部アドレス出力制御レジスタ HACR W A7H バス制御信号選択レジスタ ECSR W 0 0 1 1 − − 0 0B 外部バス端子制御回路 0 0 0 0 0 0 0 0B 0 0 0 0 0 0 0 −B (続く) 26 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (続き) アドレス レジスタ 略称 アクセス リソース 初期値 A8H ウォッチドッグ制御レジスタ WDTC R or W A9H タイムベースタイマ制御レジスタ TBTC R/W, W タイムベースタイマ 1 − − 0 0 1 0 0B AAH 時計タイマ制御レジスタ WTC R/W or R 時計タイマ 1 X 0 0 0 0 0 0B フラッシュ インタフェース 0 0 0 X 0 0 0 0B ABH ∼ ADH ウォッチドッグタイマ XXXXX 1 1 1B ( 使用禁止 ) R/W or R or W フラッシュメモリコントロール ステータスレジスタ FMCS B0H 割込み制御レジスタ 00 ICR00 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B1H 割込み制御レジスタ 01 ICR01 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B2H 割込み制御レジスタ 02 ICR02 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B3H 割込み制御レジスタ 03 ICR03 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B4H 割込み制御レジスタ 04 ICR04 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B5H 割込み制御レジスタ 05 ICR05 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B6H 割込み制御レジスタ 06 ICR06 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B B7H 割込み制御レジスタ 07 ICR07 R/W B8H 割込み制御レジスタ 08 ICR08 R/W B9H 割込み制御レジスタ 09 ICR09 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BAH 割込み制御レジスタ 10 ICR10 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BBH 割込み制御レジスタ 11 ICR11 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BCH 割込み制御レジスタ 12 ICR12 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BDH 割込み制御レジスタ 13 ICR13 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BEH 割込み制御レジスタ 14 ICR14 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B BFH 割込み制御レジスタ 15 ICR15 R/W 0 0 0 0 0 1 1 1B AEH AFH ( 使用禁止 ) C0H ∼ FFH ( 外部領域 ) 100H ∼ #H (RAM 領域 ) #H ∼ 1FEFH ( 予約領域 ) XXXXXXXXB R/W XXXXXXXXB プログラムアドレス検出レジスタ 0 ( 下位 ) 1FF1H プログラムアドレス検出レジスタ 0 ( 中位 ) 1FF2H プログラムアドレス検出レジスタ 0 ( 上位 ) R/W 1FF3H プログラムアドレス検出レジスタ 1 ( 下位 ) R/W 1FF4H プログラムアドレス検出レジスタ 1 ( 中位 ) 1FF5H プログラムアドレス検出レジスタ 1 ( 上位 ) 1FF6H ∼ 1FFFH PADR1 0 0 0 0 0 1 1 1B R/W 1FF0H PADR0 0 0 0 0 0 1 1 1B 割込みコントローラ アドレス一致 検出機能 XXXXXXXXB XXXXXXXXB R/W XXXXXXXXB R/W XXXXXXXXB ( 予約領域 ) ・ 初期値について→ “0”:初期値 “0” / “1”:初期値 “1” / “X”:初期値不定 / “−”:初期値不定 ( なし ) 。 ・ 00FFH 以下のアドレスは予約領域です。外バスアクセス信号は出ません。 ・ RAM 領域と予約領域の境界 #H は品種毎に変わります。 (注意事項)書込み可能なビットに関しては , リセットにより初期化される値が初期値として記述されています。読出し 時の値ではありませんので注意してください。 また , LPMCR/CKSCR/WDTC では , リセットの種類により , 初期化される場合と , 初期化されない場合があり ますが , 初期化される場合の初期値が記述されています。 DS07–13710–7 27 MB90580C シリーズ ■ 割込み要因と割込みベクタ , 割込み制御レジスタ 割込みベクタ 割込み制御レジスタ EI2OS クリア 番号 アドレス 番号 アドレス × #08 FFFFDCH ⎯ ⎯ INT9 命令 × #09 FFFFD8H ⎯ ⎯ 例外 × #10 FFFFD4H ⎯ ⎯ A/D コンバータ ○ #11 FFFFD0H FFFFCCH 0000B0H × #12 ICR00 タイムベースタイマ DTP0 ( 外部割込み #0) /UART3 受信完了 ○ #13 FFFFC8H FFFFC4H 0000B1H ○ #14 ICR01 DTP1 ( 外部割込み #1) /UART4 受信完了 DTP2 ( 外部割込み #2) /UART3 送信完了 ○ #15 FFFFC0H FFFFBCH 0000B2H ○ #16 ICR02 DTP3 ( 外部割込み #3) /UART4 送信完了 DTP4 ∼ 7 ( 外部割込み #4 ∼ #7) ○ #17 FFFFB8H アウトプットコンペア (ch.1) 一致 ( 入出力タイマ ) #18 FFFFB4H ICR03 0000B3H ○ UART2 受信完了 ○ #19 FFFFB0H FFFFACH 0000B4H ○ #20 ICR04 UART1 受信完了 インプットキャプチャ (ch.3) 取込み ( 入出力タイマ ) ○ #21 FFFFA8H ICR05 0000B5H インプットキャプチャ (ch.2) 取込み ( 入出力タイマ ) ○ #22 FFFFA4H インプットキャプチャ (ch.1) 取込み ( 入出力タイマ ) ○ #23 FFFFA0H ICR06 0000B6H インプットキャプチャ (ch.0) 取込み ( 入出力タイマ ) ○ #24 FFFF9CH 8/16 bit PPG0 カウンタ・ボロー × #25 FFFF98H FFFF94H 0000B7H ○ #26 ICR07 16 bit リロードタイマ 2 ∼ 0 時計プリスケーラ × #27 FFFF90H アウトプットコンペア (ch.0) 一致 ( 入出力タイマ ) #28 FFFF8CH ICR08 0000B8H ○ UART2 送信完了 ○ #29 FFFF88H FFFF84H 0000B9H ○ #30 ICR09 PWC タイマ測定完了 / オーバフロー UART1 送信完了 ○ #31 FFFF80H 16 bit フリーランタイマ ( 入出力タイマ ) オーバフロー #32 FFFF7CH ICR10 0000BAH ○ UART0 送信完了 ○ #33 FFFF78H FFFF74H 0000BBH × #34 ICR11 8/16 bit PPG1 カウンタ・ボロー IEBusTM 受信完了 ◎ #35 FFFF70H ICR12 0000BCH 送信開始 ◎ #37 FFFF68H ICR13 0000BDH UART0 受信完了 ◎ #39 FFFF60H ICR14 0000BEH フラッシュメモリステータス × #41 FFFF58H FFFF54H 0000BFH × #42 ICR15 遅延割込み 割込み要因 リセット IEBus TM 優先度 高い 低い ◎:EI OS 割込みクリア信号にて割込み要求フラグはクリアされます。ストップ要求あり。 ○:EI2OS 割込みクリア信号にて割込み要求フラグはクリアされます。 ×:EI2OS 割込みクリア信号にて割込み要求フラグはクリアされません。 2 28 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ■ 周辺リソース 1. I/O ポート (1) I/O ポートの概要 制御出力として使用している場合にデータレジスタを読出した時は , 方向レジスタの値に関係なく , 制御出力として出 力しているものが, 読出されます。入力設定から出力設定に変更する場合, 予めデータレジスタに出力データを設定すると きに , リードモディファイライト系の命令 ( ビットセット等の命令 ) を使用しますと , リードしてくるデータは端子より の入力データであり , データレジスタのラッチの値ではありませんので , 注意が必要です。 ポート 0 ∼ 4, 6 ∼ A は , 入出力ポートで方向レジスタの値が “0” のとき入力 , “1” のとき出力になります。 MB90580C シリーズでは , ポート 0 ∼ 3 は外部バス端子と共用になっています。したがって , 外部バスモードで使用する 際はこれらのポートは使用が制限されます。 ポート 2, 3 については機能選択により , 外部バスモード時においてもポートとして使用できるビットがあります。 (2) レジスタ一覧 ・ポート 0 データレジスタ (PDR0) bit 15 ………… 8 アドレス :000000H (PDR1) アクセス 初期値 ・ポート 1 データレジスタ (PDR1) bit アドレス :000001H アクセス 初期値 アクセス 初期値 アクセス 初期値 1 0 P07 P06 P05 P04 P03 P02 P01 P00 11 10 9 8 7 ………… 0 P17 P16 P15 P14 P13 P12 P11 P10 (PDR0) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 7 6 5 4 3 2 1 0 P27 P26 P25 P24 P23 P22 P21 P20 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 15 14 13 12 11 10 9 8 7 ………… 0 P37 P36 P35 P34 P33 P32 P31 P30 (PDR2) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) アクセス 初期値 アドレス :000005H 2 12 (PDR5) ・ポート 5 データレジスタ (PDR5) bit 3 13 ・ポート 4 データレジスタ (PDR4) bit 15 ………… 8 アドレス :000004H 4 14 アクセス 初期値 アドレス :000003H 5 15 (PDR3) ・ポート 3 データレジスタ (PDR3) bit 6 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) ・ポート 2 データレジスタ (PDR2) bit 15 ………… 8 アドレス :000002H 7 7 6 5 4 3 2 1 0 P47 P46 P45 P44 P43 P42 P41 P40 (R/W) (RW) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 15 14 13 12 11 10 9 8 7 ………… 0 P57 P56 P55 P54 P53 P52 P51 P50 (PDR4) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (続く) DS07–13710–7 29 MB90580C シリーズ ・ポート 6 データレジスタ (PDR6) bit 15 ………… 8 アドレス :000006H (PDR7) アクセス 初期値 ・ポート 7 データレジスタ (PDR7) bit アドレス :000007H アクセス 初期値 アクセス 初期値 1 0 P65 P64 P63 P62 P61 P60 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 10 9 8 7 ………… 0 ⎯ ⎯ ⎯ P74 P73 P72 P71 ⎯ (PDR6) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (⎯) (⎯) 7 6 5 4 3 2 1 0 P87 P86 P85 P84 P83 P82 P81 P80 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 15 14 13 12 11 10 9 8 7 ………… 0 P97 P96 P95 P94 P93 P92 P91 P90 (PDR8) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) アクセス 初期値 bit 15 ………… 8 アドレス :000010H 2 11 ( 使用禁止 ) ・ポート 0 方向レジスタ (DDR0) 3 12 ・ポート A データレジスタ (PDRA) bit 15 ………… 8 アドレス :00000AH ⎯ (⎯) (⎯) 4 13 (PDR9) アドレス :000009H ⎯ (⎯) (⎯) 5 14 アクセス 初期値 ・ポート 9 データレジスタ (PDR9) bit 6 15 ・ポート 8 データレジスタ (PDR8) bit 15 ………… 8 アドレス :000008H 7 (DDR1) アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ PA2 PA1 PA0 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) 7 6 5 4 3 2 1 0 D07 D06 D05 D04 D03 D02 D01 D00 (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・ポート 1 方向レジスタ (DDR1) bit アドレス :000011H アクセス 初期値 ・ポート 2 方向レジスタ (DDR2) 15 14 13 12 11 10 9 8 7 ………… 0 D17 D16 D15 D14 D13 D12 D11 D10 (DDR0) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) bit 15 ………… 8 アドレス :000012H (DDR3) アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 0 D27 D26 D25 D24 D23 D22 D21 D20 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (続く) 30 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ・ポート 3 方向レジスタ (DDR3) bit アドレス :000013H アクセス 初期値 ・ポート 4 方向レジスタ (DDR4) 15 14 13 12 11 10 9 8 7 ………… 0 D37 P36 P35 P34 P33 P32 P31 P30 (DDR2) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) bit 15 ………… 8 アドレス :000014H (DDR5) アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 0 D47 D46 D45 D44 D43 D42 D41 D40 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・ポート 5 方向レジスタ (DDR5) bit アドレス :000015H アクセス 初期値 ・ポート 6 方向レジスタ (DDR6) 15 14 13 12 11 10 9 8 7 ………… 0 D57 D56 D55 D54 D53 D52 D51 D50 (DDR4) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) bit 15 ………… 8 アドレス :000016H (DDR7) アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 0 ⎯ ⎯ D65 D64 D63 D62 D61 D60 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・ポート 7 方向レジスタ (DDR7) bit アドレス :000017H アクセス 初期値 ・ポート 8 方向レジスタ (DDR8) 15 14 13 12 11 10 9 8 7 ………… 0 ⎯ ⎯ ⎯ D74 D73 D72 D71 ⎯ (DDR6) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) bit 15 ………… 8 アドレス :000018H (DDR9) アクセス 初期値 ・ポート 9 方向レジスタ (DDR9) D97 D96 (RDR1) アクセス 初期値 ・ポート A 方向レジスタ (DDRA) (ODR4) アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 0 D87 D86 D85 D84 D83 D82 D81 D80 13 7 12 6 11 5 10 4 39 28 7 ………… 1 0 0 D95 RD06 D94 RD05 D93 RD04 D92 RD03 D91 RD02 D90 RD01 (DDR8) RD07 RD00 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) bit 15 ………… 8 アドレス :00001AH (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ………… 14 8 bit 15 15 アドレス :000019H (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) 7 6 5 4 3 2 1 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DA2 DA1 DA0 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (続く) DS07–13710–7 31 MB90580C シリーズ (続き) ・ポート 4 出力端子レジスタ (ODR4) bit アドレス :00001BH 15 14 13 11 10 9 8 OD47 OD46 OD45 OD44 OD43 OD42 OD41 OD40 アクセス 初期値 アドレス :00001CH 7 ………… 0 (DDRA) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・ポート 5 アナログ入力許可レジスタ (ADER) bit 15 ………… 8 7 6 5 4 3 2 1 0 ( 使用禁止 ) ADE7 ADE6 ADE5 ADE4 ADE3 ADE2 ADE1 ADE0 アクセス 初期値 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) (1) ・ポート 0 入力プルアップ抵抗設定レジスタ (RDR0) bit 15 ………… 8 7 アドレス :00008CH (RDR1) アクセス 初期値 アドレス :00008DH 6 5 4 3 2 12 11 10 9 8 (CDCR4) アクセス 初期値 7 ………… 0 (RDR0) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・ポート 6 入力プルアップ抵抗設定レジスタ (RDR6) bit 15 ………… 8 7 アドレス :00008EH 0 RD07 RD06 RD05 RD04 RD03 RD02 RD01 RD00 RD17 RD16 RD15 RD14 RD13 RD12 RD11 RD10 アクセス 初期値 1 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・ポート 1 入力プルアップ抵抗設定レジスタ (RDR1) bit 15 14 13 32 12 6 5 4 3 2 1 0 ⎯ ⎯ RD65 RD64 RD63 RD62 RD61 RD60 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (3) ブロックダイヤグラム ・入出力ポート 内部データバス データレジスタリード データレジスタ 端子 データレジスタライト 方向レジスタ 方向レジスタライト 方向レジスタリード ・入力プルアップ抵抗設定レジスタ プルアップ抵抗 ( 約 50 kΩ) データレジスタ ポート I/O 方向レジスタ 入力プルアップ 抵抗設定レジスタ バス DS07–13710–7 33 MB90580C シリーズ ・出力端子レジスタ データレジスタ ポート I/O 方向レジスタ 端子レジスタ バス 34 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 2. タイムベースタイマ タイムベースタイマは , 18 bit のタイマの他にインターバルな割込みを制御する回路から構成されています。 なお , タイ ムベースタイマは , CKSCR 中の MCS ビットと関係なく , 発振クロックを使用します。 (1) レジスタ一覧 ・タイムベースタイマ制御レジスタ bit アドレス :0000A9H アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 予約 ⎯ ⎯ TBIE TBOF TBR TBC1 TBC0 (R/W) (1) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (0) (0) (W) (1) 9 8 TBTC (R/W) (R/W) (0) (0) (2) ブロックダイヤグラム メインクロック TBTC TBC1 セレクタ TBC0 TBR TBIE AND Q 212 214 216 219 TBTRES クロック入力 タイムベースタイマ 211 213 215 218 S R TBOF タイムベース 割込み WDTC WT1 セレクタ WT0 2 bit カウンタ OF CLR ウォッチドッグ リセット発生回路 CLR F2MC-16LX バス WTE WDGRST 内部リセット 発生回路へ WTC WDCS SCE AND Q S R WTC2 WTC1 WTC0 セレクタ WTR WTIE WTOF AND Q S R 29 210 211 212 213 214 215 WTRES 210 213 214 215 時計タイマ クロック入力 サブクロック クロック 割込み WDTC PONR パワーオン発生から STBR ハードウェア スタンバイ 制御回路から RST 端子から WRST ERST SRST DS07–13710–7 STBYC レジスタの RST ビットから 35 MB90580C シリーズ 3. ウォッチドッグタイマ ウォッチドッグタイマは , 18 bit のタイムベースタイマの桁上がり信号をクロックソースとする 2 bit のウォッチドック カウンタ , コントロールレジスタ , ウォッチドックリセット制御部により構成されています。 (1) レジスタ一覧 ・ウォッチドッグ制御レジスタ bit 7 6 5 4 3 2 PONR STBR WRST ERST SRST WTE アドレス :0000A8H (R) (X) アクセス 初期値 (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) 1 0 WT1 WT0 (W) (1) (W) (1) (W) (1) WDTC (2) ブロックダイヤグラム メインクロック TBTC TBC1 セレクタ TBC0 TBR TBIE AND Q 212 214 216 219 TBTRES クロック入力 タイムベースタイマ 211 213 215 218 S R TBOF タイムベース 割込み WDTC WT1 セレクタ WT0 2 bit カウンタ OF CLR ウォッチドッグ リセット発生回路 CLR F2MC-16LX バス WTE WDGRST 内部リセット 発生回路へ WTC WDCS SCE AND Q S R WTC2 WTC1 WTC0 セレクタ WTR WTIE WTOF AND Q S R 29 210 211 212 213 214 215 WTRES 210 213 214 215 時計タイマ クロック入力 サブクロック クロック 割込み WDTC PONR パワーオン発生から STBR ハードウェア スタンバイ 制御回路から RST 端子から WRST ERST SRST 36 STBYC レジスタの RST ビットから DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 4. 時計タイマ 時計タイマには , ウォッチドッグカウンタのクロックソース , サブクロックの発振安定時間待ちのためのタイマ , 一定 周期で割込みを発生するインターバルタイマの機能があります。 (1) レジスタ一覧 ・時計タイマ制御レジスタ bit 7 6 5 4 3 2 1 0 WDCS SCE WTIE WTOF WTR WTC2 WTC1 WTC0 アドレス :0000AAH (R/W) (1) アクセス 初期値 (R) (X) WTC (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (2) ブロックダイヤグラム メインクロック TBTC 212 TBC1 セレクタ TBC0 TBR TBIE AND Q 214 216 219 TBTRES クロック入力 タイムベースタイマ 211 213 215 218 S R TBOF タイムベース 割込み WDTC WT1 セレクタ WT0 2 bit カウンタ OF CLR ウォッチドッグ リセット発生回路 CLR F2MC-16LX バス WTE WDGRST 内部リセット 発生回路へ WTC WDCS SCE AND Q S R WTC2 WTC1 WTC0 セレクタ WTR WTIE WTOF AND Q S R 29 210 211 212 213 214 215 WTRES 210 213 214 215 時計タイマ クロック入力 サブクロック クロック 割込み WDTC PONR パワーオン発生から STBR WRST ハードウェア スタンバイ ERST RST 端子から SRST STBYC レジスタの RST ビットから DS07–13710–7 37 MB90580C シリーズ 5. 外部メモリアクセス ( 外部バス端子制御回路 ) 外部バス端子制御回路は , CPU のアドレス / データバスを外部に拡張するための外部バス端子を制御します。 (1) レジスタ一覧 ・自動レディ機能選択レジスタ 15 bit 14 13 12 IOR1 IOR0 HMR1 HMR0 アドレス :0000A5H アクセス 初期値 ・外部アドレス出力制御レジスタ bit アドレス :0000A6H アクセス 初期値 11 10 ⎯ ⎯ 9 8 LMR1 LMR0 (W) (0) (W) (0) (W) (1) (W) (1) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (W) (0) (W) (0) 7 6 5 4 3 2 1 0 E23 E22 E21 E20 E19 E18 E17 E16 (W) (0) (W) (0) (W) (0) (W) (0) (W) (0) (W) (0) (W) (0) (W) (0) 9 8 ARSR HACR ・バス制御信号選択レジスタ 15 14 CKE RYE HDE IOBS HMBS WRE LMBS ⎯ (W) (0) (W) (0) (W) (0) (⎯) (⎯) bit アドレス :0000A7H アクセス 初期値 13 12 (W) (0) 11 (W) (0) 10 (W) (0) (W) (0) ECSR (2) ブロックダイヤグラム P0 P0 データ P1 P2 P3 P3 P0 P0 方向 RB データ制御 アドレス制御 アクセス制御 38 アクセス制御 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 6. PWC タイマ PWC タイマ ( パルス幅測定 ) は , リロード機能を備えた多機能 16 ビットアップカウンタで , 入力信号のパルス幅を算出 する機能も備えています。 PWC タイマは , 16 ビットカウンタ , 入力パルス分周器 , 分周比コントロールレジスタ , 一つのカウント入力端子 , 一つ のパルス出力端子 , および 16 ビットコントロールレジスタにより構成されます。 (1) PWC タイマの特長 PWC タイマには , 次のような特長があります。 ・ タイマ機能 指定された時間間隔で割込み要求を発生します。 タイマの周期と同期したパルス信号を出力します。 三つの内部クロックからカウンタのクロックを選択します。 ・ パルス幅測定機能 外部パルス入力のイベント間の時間を測定します。 三つの内部クロックからカウンタのクロックを選択します。 カウントモード ・H パルス幅 ( 立上り∼立下り ) /L パルス幅 ( 立下り∼立上り ) ・立上りエッジ周期 ( 立上り∼立下り ) / 立下りエッジ周期 ( 立下り∼立上り ) ・中間エッジカウント ( 立上りまたは立下り∼立下りまたは立上り ) 8 ビット入力分周器で , 入力パルスを 22, 24, 26, 28 分周して , 周期測定を行うことが可能です。 カウント完了時に割込み要求を発生します。 単発カウントまたは連続カウントを選択します。 DS07–13710–7 39 MB90580C シリーズ (2) レジスタ一覧 ・PWC コントロールステータスレジスタ 上位 bit 15 14 13 12 11 10 STRT STOP EDIR EDIE OVIR OVIE アドレス :000055H アクセス 初期値 (R/W) (R/W) (0) (0) ・PWC コントロールステータスレジスタ 下位 bit 7 6 (R) (0) 5 CKS1 CKS0 予約 アドレス :000054H アクセス 初期値 (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) 4 予約 3 2 9 8 ERR POUT (R) (0) (R/W) (0) 1 0 S/C MOD2 MOD1 MOD0 PWCSR 上位 PWCSR 下位 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・PWC データバッファレジスタ 上位 bit 15 14 13 12 11 10 9 8 アドレス :000057H PWCR 上位 アクセス 初期値 ・PWC データバッファレジスタ 下位 bit (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 7 6 5 4 3 2 1 0 PWCR 下位 アドレス :000056H アクセス 初期値 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) ・分周比コントロールレジスタ bit アドレス :000058H アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DIV1 DIV0 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (0) (0) 7 6 5 4 3 2 1 0 SW0 EN DIVR ・PWC ノイズフィルタレジスタ bit アドレス :000086H アクセス 初期値 40 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ SW1 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) RNCR DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (3) ブロックダイヤグラム PWCR リード ERR エラー検出 16 PWCR F2MC-16LX バス 書込み許可 16 16 内部クロック ( マシンクロック /4) リロード データ転送 オーバ フロー 16 クロック タイマの クリア コントロール ビットの出力 フラグのセット 制 御 回 路 15 22 16 ビットアップカウントタイマ 開始エッジの カウント 選択 終了エッジ 終了エッジ の選択 23 カウント 許可 CKS1, CKS0 分周器のクリア 分周器 ON/OFF SW1 SW0 Noise Canceller エッジ 検出 カウント開始 エッジ カウント終了割込み要求 ERR オーバフロー 割込み要求 PWCSR クロック 分周器 EN 8 bit 分周器 CKS1 CKS0 分周比 の選択 オーバフロー PWC F.F. POT 2 DIVR DS07–13710–7 41 MB90580C シリーズ 7. 16 ビット入出力タイマ 16 ビット入出力タイマは , 16 ビットフリーランタイマ 1 本 , アウトプットコンペア 2 本 , インプットキャプチャ4 本の モジュールから構成されています。 本機能を使用すると , 16 ビットフリーランタイマをベースに 2 本の独立した波形出力が可能であり , 入力パルス幅測 定 , 外部クロック周期の測定が可能となります。 (1) 16 ビットフリーランタイマ (1 ch) 16 ビットフリーランタイマは 16 ビットのアップカウンタ , コントロールレジスタ , プリスケーラより構成されていま す。本タイマカウンタの出力値はインプットキャプチャ, アウトプットコンペアの基本時間 ( ベースタイマ ) として使用さ れます。 ・カウンタ動作クロック (4 種類から選択可能 ) 内部クロック 4 種類:φ/4, φ/16, φ/64, φ/256 φ:マシンクロック ・割込み 割込みは , 16 ビットフリーランタイマのカウンタ値のオーバフロー, コンペアレジスタ 0 とのコンペアマッチにより発 生できます。( コンペアマッチはモード設定が必要です ) ・カウンタ値 16 ビットフリーランタイマのカウンタ値がオーバフローした場合 , または , コンペアレジスタ 0 との一致が生じた場 合に , 割込みを発生させられます ( モードの設定により , コンペアマッチを使用することができます ) 。 ・初期化 リセット時 , ソフトクリア時 , またはコンペアレジスタ 0 との一致時にカウンタの値を “0000H” に初期化することがで きます。 (2) アウトプットコンペア (2 ch) アウトプットコンペアモジュールは , 2 本の 16 ビットコンペアレジスタ , コンペア出力用ラッチ , コントロールレジス タより構成されています。16 ビットフリーランタイマの値が , コンペアレジスタの値と一致したとき , 出力レベルを反転 して割込みが発生します。 ・2 本のコンペアレジスタを独立して動作させられます。 各コンペアレジスタに対応した出力端子と割込みフラグ ・2 本のコンペアレジスタをペアにして出力端子を制御できます。 コンペアレジスタ 2 本を使用して出力端子の極性を反転できます。 ・出力端子むけの初期値を設定できます。 ・割込みはコンペア一致により発生可能です。 (3) インプットキャプチャ (4 ch) インプットキャプチャモジュールは , キャプチャレジスタ , コントロールレジスタから構成され , それぞれが 4 本の独 立した外部入力端子と対応します。キャプチャレジスタには, 16ビットフリーランタイマの値を格納することができます。 さらに , 外部端子からの信号入力のエッジ検出と同時に割込みが発生します。 ・外部入力信号の検出エッジを選択可能です。 立上りエッジ , 立下りエッジ , 両エッジから選択可能 ・4 本のインプットキャプチャは独立して動作可能です。 ・割込みは外部入力信号の有効エッジにより発生可能です。 インプットキャプチャの割込みにより拡張インテリジェント I/O サービスを起動できます。 42 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (4) レジスタ一覧 ・タイマデータレジスタ上位 bit アドレス :00006DH アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 9 8 T15 T14 T13 T12 T11 T10 T09 T08 TCDTH (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・タイマデータレジスタ下位 bit アドレス :00006CH 7 6 5 4 3 2 1 0 T07 T06 T05 T04 T03 T02 T01 T00 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) アクセス 初期値 ・タイマコントロールステータスレジスタ bit アドレス :00006EH アクセス 初期値 TCDTL 7 6 予約 IVF (⎯) (0) 5 4 3 2 1 0 IVFE STOP MODE CLR CLK1 CLK0 TCCS (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・コンペアレジスタ上位 bit アドレス :ch0 00005BH :ch1 00005DH アクセス 初期値 15 C15 14 C14 13 C13 12 C12 11 C11 10 C10 9 C09 8 OCCP0 OCCP1 C08 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) ・コンペアレジスタ下位 アドレス bit 7 6 5 4 3 2 1 0 :ch0 00005AH :ch1 00005CH アクセス 初期値 C07 C06 C05 C04 C03 C02 C01 C00 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) ・コンペアコントロールステータスレジスタ 1 bit 15 14 13 12 11 10 9 8 ⎯ ⎯ ⎯ CMOD OTE1 OTE0 OTD1 OTD0 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) ・コンペアコントロールステータスレジスタ 0 bit 7 6 5 4 ICP0 ICE1 ICE0 アドレス :ch1 00005FH アクセス 初期値 アドレス :ch0 00005EH アクセス 初期値 OCCP0 OCCP1 ICP1 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) 3 2 1 OCS1 0 ⎯ ⎯ CST1 CST0 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (0) (0) OCS0 (続く) DS07–13710–7 43 MB90580C シリーズ (続き) ・インプットキャプチャレジスタ上位 bit 15 14 13 12 11 10 9 8 アドレス :ch0 000061H :ch1 000063H :ch2 000065H CP15 CP14 CP13 CP12 CP11 CP10 CP09 CP08 :ch3 000067H (R) (R) (R) (R) (R) (R) (R) (R) アクセス (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 初期値 ・インプットキャプチャレジスタ下位 bit アドレス :ch0 000060H :ch1 000062H :ch2 000064H :ch3 000066H アクセス 初期値 7 6 5 (R) (X) ICP1 アクセス 初期値 (R) (X) (R) (X) ICP0 ICE1 ICP3 アクセス 初期値 44 2 1 0 (R) (X) 4 (R) (X) 3 (R) (X) 2 (R) (X) 1 IPCP0 下位 IPCP1 下位 IPCP2 下位 IPCP3 下位 (R) (X) 0 ICE0 EG11 EG10 EG01 EG00 ICS01 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・インプットキャプチャコントロールステータスレジスタ 23 bit 7 6 5 アドレス :00006AH 3 CP07 CP06 CP05 CP04 CP03 CP02 CP01 CP00 ・インプットキャプチャコントロールステータスレジスタ 01 bit 7 6 5 アドレス :000068H 4 IPCP0 上位 IPCP1 上位 IPCP2 上位 IPCP3 上位 ICP2 ICE3 4 3 2 1 0 ICE2 EG31 EG30 EG21 EG20 ICS23 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (5) ブロックダイヤグラム φ 割込み 要求 IVF IVFE STOP MODE CLR 分周器 CLK1 CLK0 コンパレータ 0 クロック 16 ビットアップカウンタ F2MC-16LX バス カウント値出力 (T15 ∼ T00) T コンペア制御 コンペアレジスタ ch.0 Q OTE0 OUT0 OTE1 OUT1 CMOD コンペア制御 T Q コンペアレジスタ ch.1 ICP1 ICP0 ICE1 ICE0 コンペア 割込み 0 コンペア 割込み 1 コントロール制御部 各制御ブロック インプットキャプチャ データレジスタ ch.0,ch.2 エッジ検出 IN0, IN2 EG11 EG10 EG01 EG00 インプットキャプチャ データレジスタ ch.1,ch.3 エッジ検出 ICP1 ICP0 ICE1 IN1, IN3 ICE0 キャプチャ 割込み 1/3 キャプチャ 割込み 0/2 DS07–13710–7 45 MB90580C シリーズ 8. 16 ビットリロードタイマ 16 ビットリロードタイマは 3 チャネルあり , 各々16 bit のダウンカウンタ 1 個 , 16 bit のリロードレジスタ 1 個 , 入力端 子 1 本 (TIN) , 出力端子 1 本 (TOT) , コントロールレジスタ 1 個から構成されています。入力クロックは , 1 つの外部クロッ クと , 3 種類の内部クロックから選択できます。 (1) レジスタ一覧 ・タイマコントロールステータスレジスタ上位 bit 15 14 13 12 11 10 9 8 アドレス :ch0 000049H :ch1 00004DH ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ CSL1 CSL0 MOD2 MOD1 :ch2 000051H (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) アクセス (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (0) (0) (0) (0) 初期値 TMCSR0 上位 TMCSR1 上位 TMCSR2 上位 ・タイマコントロールステータスレジスタ下位 bit 7 6 5 4 3 2 1 0 アドレス :ch0 000048H :ch1 00004CH MOD0 OUTE OUTL RELD INTE UF CNTE TRG :ch2 000050H (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) アクセス (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) 初期値 TMCSR0 下位 TMCSR1 下位 TMCSR2 下位 ・16 ビットタイマレジスタ上位 /16 ビットリロードレジスタ上位 bit 15 14 13 12 11 10 9 8 アドレス :ch0 00004BH :ch1 00004FH :ch2 000053H (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) アクセス (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 初期値 ・16 ビットタイマレジスタ下位 /16 ビットリロードレジスタ下位 bit 7 6 5 4 3 2 1 0 アドレス :ch0 00004AH :ch1 00004EH :ch2 000052H (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) アクセス (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 初期値 46 (read) TMR0 上位 TMR1 上位 TMR2 上位 (write) TMRLR0 上位 TMRLR1 上位 TMRLR2 上位 (read) TMR0 下位 TMR1 下位 TMR2 下位 (write) TMRLR0 下位 TMRLR1 下位 TMRLR2 下位 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (2) ブロックダイヤグラム 16 16 ビット リロードレジスタ 8 リロード RELD 16 ビット ダウンカウンタ UF OUTE 16 OUTL F2MC-16LX バス 2 OUT CTL. GATE INTE UF IRQ CSL1 クロックセレクタ CNTE CSL0 TRG リトリガ クリア EI2OSCLR 2 IN CTL ポート (TIN) EXCK φ φ φ — — — 21 23 25 プリスケーラ クリア 出力許可 3 MOD2 MOD1 マシンクロック ポート (TOT) シリアルボーレート (ch n) MOD0 3 ( 注意事項 ) リロードタイマの各チャネルと UART の各チャネルは , 以下のように接続されています。 ・リロードタイマ ch0:UART0, UART3 ・リロードタイマ ch1:UART1, UART4 ・リロードタイマ ch2:UART2 DS07–13710–7 47 MB90580C シリーズ 9. 8/16 ビット PPG 8/16 ビット PPG は , 8/16 ビットのリロードタイマモジュールで , タイマ動作に応じたパルス出力制御により , PPG 出力 を行います。 ハードウェアとして , 8 bit ダウンカウンタ 2 個 , 8 bit リロードレジスタ 4 個 , 16 bit 制御レジスタ 1 個 , 外部パルス出力 端子 2 本 , 割込み出力 2 本を有し , これらにより次の機能を実現します。 ・ 8 ビット PPG 出力 2 ch 独立動作モード 2 ch の独立した PPG 出力動作が可能です。 ・ 16 ビット PPG 出力動作モード 1 ch の 16 bit の PPG 出力動作が可能です。 ・ 8 + 8 ビット PPG 出力動作モード ch0 の出力を , ch1 のクロック入力とすることにより , 指定間隔の 8 bit PPG 出力動作が可能です。 ・ PPG 出力動作 指定間隔・デューティ比のパルス波を出力します。外付け回路により D/A コンバータとしても使用可能です。 (1) レジスタ一覧 ・PPG0 動作モード制御レジスタ bit アドレス :ch0 0000044H アクセス 初期値 7 6 2 1 0 PEN0 ⎯ POE0 PIE0 PUF0 5 4 3 ⎯ ⎯ 予約 (R/W) (0) (⎯) (X) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (⎯) (X) (⎯) (X) (R/W) (1) PPGC0 ・PPG1 動作モード制御レジスタ bit アドレス :ch1 0000045H アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 9 8 MD0 予約 PEN1 ⎯ POE1 PIE1 PUF1 MD1 (R/W) (0) (⎯) (X) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (1) PPGC1 ・PPG0, 1 出力制御レジスタ bit アドレス :ch0, 1 0000046H アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 PCS2 PCS1 PCS0 PCM2 PCM1 PCM0 予約 0 予約 PPGOE (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・リロードレジスタ H bit アドレス :ch0 000041H :ch1 000043H アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 9 8 PRLH0 PRLH1 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) ・リロードレジスタ L bit アドレス :ch0 000040H :ch1 000042H アクセス 初期値 48 7 6 5 4 3 2 1 0 PRLL0 PRLL1 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (2) ブロックダイヤグラム ・8/16 ビット PPG (ch.0) のブロックダイヤグラム PPG0 出力許可 マシンクロック 16 分周 マシンクロック 8 分周 マシンクロック 4 分周 マシンクロック 2 分周 マシンクロック PPG0 PPG0 出力ラッチ 反転 クリア PEN0 S R Q PCNT ( ダウンカウンタ ) カウントクロック 選択 タイムベースカウンタの 出力発振クロック ( 原発 振 ) の 512 分周 L/H 選択 IRQ リロード ch1 ボロー L/H セレクタ PRLL0 PRLBH0 PIE0 PRLH0 PUF0 L側 データバス H側 データバス PPGC0 ( 動作モード制御 ) DS07–13710–7 49 MB90580C シリーズ ・8/16 ビット PPG (ch.1) のブロックダイヤグラム PPG1 出力許可 マシンクロック 16 分周 マシンクロック 8 分周 マシンクロック 4 分周 マシンクロック 2 分周 マシンクロック A/D コンバータ PPG1 出力ラッチ 反転 カウントクロック 選択 ch0 ボロー クリア PEN1 S R Q PCNT ( ダウンカウンタ ) タイムベースカウンタの 出力発振クロック ( 原発 振 ) の 512 分周 L/H 選択 PPG1 IRQ リロード L/H セレクタ PRLL1 PRLBH1 PIE PRLH1 PUF L側 データバス H側 データバス PPGC1 ( 動作モード制御 ) 50 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 10.DTP/ 外部割込み DTP (Data Transfer Peripheral) は , デバイス外部に存在するペリフェラルと F2MC-16LX CPU との間に置かれています。 DTP は , 外部ペリフェラルから DMA 要求あるいは割込み要求を受け取り , これを F2MC-16LX CPU に転送して , 拡張イン テリジェント I/O サービスまたは , 割込処理を起動させるための周辺です。要求レベルとして , 拡張インテリジェント I/O サービスの場合は “H” レベル , “L” レベルの 2 種が , 外部割込み要求の場合は , “H” レベル , “L” レベルのほか , 立上りエッジ と立下りエッジの計 4 種が選択可能です。 (1) レジスタ一覧 ・割込み /DTP 許可レジスタ bit アドレス :0000030H アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 0 EN7 EN6 EN5 EN4 EN3 EN2 EN1 EN0 ENIR (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・割込み /DTP 要因レジスタ bit アドレス :0000031H アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 9 8 ER7 ER6 ER5 ER4 ER3 ER2 ER1 ER0 EIRR (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) ・要求レベル設定レジスタ下位 bit アドレス :0000032H アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 0 LB3 LA3 LB2 LA2 LB1 LA1 LB0 LA0 ELVR 下位 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・要求レベル設定レジスタ上位 bit アドレス :0000033H アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 9 8 LB7 LA7 LB6 LA6 LB5 LA5 LB4 LA4 ELVR 上位 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (2) ブロックダイヤグラム F2MC-16LX バス 8 8 8 8 DS07–13710–7 割込み /DTP 許可レジスタ 8 ゲート 要因 F/F エッジ検出回路 要求入力 割込み /DTP 要因レジスタ 要求レベル設定レジスタ 51 MB90580C シリーズ 11.遅延割込み発生モジュール 遅延割込み発生モジュールは , タスク切換え用の割込みを発生するためのモジュールです。本モジュールを使用するこ とで , ソフトウェアで F2MC-16LX CPU に対して割込み要求の発生 / 取消を行うことができます。 (1) レジスタ一覧 遅延割込み要因発生 / 取消レジスタ (DIRR) は , 遅延割込み要求の発生や取消を制御するレジスタです。このレジスタに “1” を書込むと , 遅延割込みの要求を発生させ , “0” を書込むと , 遅延割込みの要求を取消します。 リセット時には要因解除状態になります。 未使用ビット領域には , “0”, “1” どちらの書込みも可能ですが , 将来の拡張を考慮してこのレジスタをアクセスする際に はセットビット , クリアビット命令を使用することをお勧めします。 ・遅延割込み要因発生 / 取消レジスタ bit アドレス :00009FH アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 9 8 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ R0 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (0) DIRR (2) ブロックダイヤグラム F2MC-16LX バス 遅延割込み要因発生 / 取消デコーダ 要因ラッチ 52 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 12.A/D コンバータ A/D コンバータは , アナログ入力電圧をデジタル値に変換するものです。 A/D コンバータは , 次の特長があります。 ・ 変換時間 1 チャネル当たり最小 34.7 μs ( マシンサイクル 12 MHz 時 ) ・ サンプル , ホールド回路付 , RC 逐次比較変換フォーマットを採用 ・ 8/10 ビットの分解能 ・ アナログ入力は 8 チャネルからプログラムで選択 シングル変換モード :1 チャネルを選択変換 スキャン変換モード :連続した複数のチャネルの電圧を変換。最大 8 ch プログラム可能 連続変換モード :指定チャネルの電圧を繰り返し変換 停止変換モード :1 チャネルの電圧を変換すると一時停止して次の起動がかかるまで待機 ( 変換開始の同期が可能 ) 。 ・ A/D 変換終了時の割込み要求 A/D 変換終了時には , CPU に対して A/D 変換終了の割込み要求を発生させることができます。この割込みの発生によっ て , EI2OS を起動することができ , A/D 変換結果データをメモリに転送できますので連続処理に適しています。 ・ 起動要因は , ソフト , 外部トリガ ( 立下りエッジ ) , タイマ ( 立上りエッジ ) の選択。 (1) レジスタ一覧 ・コントロールステータスレジスタ上位 bit 15 14 BUSY INT アドレス :000037H アクセス 初期値 ・コントロールステータスレジスタ下位 bit アクセス 初期値 12 11 10 9 8 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) 7 MD1 アドレス :000036H 13 INTE PAUS STS1 STS0 STRT 予約 6 5 4 3 2 ADCS2 (⎯) (0) 1 0 MD0 ANS2 ANS1 ANS0 ANE2 ANE1 ANE0 ADCS1 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・データレジスタ上位 bit 15 14 13 12 11 SELB ST1 ST0 CT1 アクセス 初期値 (W) (0) (W) (0) (W) (0) (W) (0) bit 7 6 5 D7 D6 (R) (X) (R) (X) アドレス :000039H 10 9 8 CT0 ⎯ D9 D8 (W) (1) (⎯) (⎯) (R) (X) (R) (X) 4 3 2 1 0 D5 D4 D3 D2 D1 D0 (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) ADCR2 ・データレジスタ下位 アドレス :000038H アクセス 初期値 DS07–13710–7 ADCR1 53 MB90580C シリーズ (2) ブロックダイヤグラム AVCC AVRH, AVRL AVSS D/A コンバータ MPX AN0 AN1 AN2 AN3 AN4 AN5 AN6 AN7 入 力 逐次比較レジスタ 回 比較器 路 サンプル & ホールド回路 デ コ | ダ データレジスタ F2 M C 16 L X バ ス ADCR1, 2 コントロールステータス レジスタ上位 コントロールステータス レジスタ下位 ADCS1, 2 ADTG トリガ起動 タイマ起動 PPG1 出力 動作クロック φ 54 プリスケーラ DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 13.D/A コンバータ このブロックは , R-2R 方式の D/A コンバータで , 8 ビットの分解能を備えています。D/A コンバータには , 二つのチャ ネルが存在します。 D/A コントロールレジスタを用いた二つのチャネルに対して , 個別に出力制御を実行することができます。 (1) レジスタ一覧 ・D/A コンバータデータレジスタ 1 bit 15 14 13 12 11 10 9 8 DA17 DA16 DA15 DA14 DA13 DA12 DA11 DA10 アドレス :00003BH アクセス 初期値 ・D/A コンバータデータレジスタ 0 bit (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) 7 6 5 4 3 2 1 0 DA07 DA06 DA05 DA04 DA03 DA02 DA01 DA00 アドレス :00003AH アクセス 初期値 DAT1 DAT0 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・D/A コントロールレジスタ 1 bit アドレス :00003DH アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 9 8 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DAE1 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (0) 7 6 5 4 3 2 1 0 DACR1 ・D/A コントロールレジスタ 0 bit アドレス :00003CH アクセス 初期値 DS07–13710–7 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ DAE0 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (0) DACR0 55 MB90580C シリーズ (2) ブロックダイヤグラム F2MC16LX - BUS DA DA DA DA DA DA DA DA 17 16 15 14 13 12 11 10 DA DA DA DA DA DA DA DA 07 06 05 04 03 02 01 00 DVR DVR DA17 DA07 2R DA16 2R DA15 R R DA11 R 2R R 2R R DA05 DA01 2R DA10 R DA00 2R 2R 56 2R DA06 2R 2R DAE1 DAE0 スタンバイ制御 スタンバイ制御 DA 出力 ch.1 DA 出力 ch.0 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 14.通信プリスケーラ 通信プリスケーラのレジスタ ( クロック分周コントロールレジスタ ) は , マシンクロックの分周を制御します。ユーザの 設定により , 種々のマシンクロックに対して一定のボーレートが得られるように設計されています。 通信プリスケーラの出力は , UART で使用されます。 (1) レジスタ一覧 ・クロック分周コントロールレジスタ 0 ∼ 4 bit 15 14 13 12 MD ⎯ ⎯ ⎯ DIV3 DIV2 DIV1 DIV0 (R/W) (0) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (1) (1) (1) (1) アドレス: 00002CH 00002EH 000034H 000087H 00008FH DS07–13710–7 アクセス 初期値 11 10 9 8 CDCR0 CDCR1 CDCR2 CDCR3 CDCR4 57 MB90580C シリーズ 15.UART UART は , 非同期 ( 調歩同期 ) 通信 , または CLK 同期通信を行うためのシリアル I/O ポートです。 UART には , 以下の特長があります。 ・全二重ダブルバッファ ・非同期 ( 調歩同期 ) 通信 , CLK 同期通信が可能 ・マルチプロセッサモードのサポート ・専用ボーレートジェネレータ内蔵 ボーレート* 動作 非同期 CLK 同期 31250/9615/4808/2404/1202 bps 2 M/1 M/500 k/250 k/125 k/62.5 kbps *:内部マシンクロックが 6, 8, 10, 12, 16 MHz 時の値です ・外部クロックによる自由なボーレートの設定が可能 ・エラー検出機能 ( パリティ, フレーミング , オーバラン ) ・HRz 符号転送信号 (1) レジスタ一覧 ・シリアルモードレジスタ 0 ∼ 4 bit アドレス:0000020H 0000024H 0000028H アクセス 0000082H 初期値 0000088H 7 6 5 4 3 MD1 MD0 CS2 CS1 CS0 2 1 0 予約 SCKE SOE (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) SMR0 SMR1 SMR2 SMR3 SMR4 ・シリアルコントロールレジスタ 0 ∼ 4 bit 15 14 13 12 11 10 9 8 アドレス:0000021H 0000025H PEN P SBL CL A/D REC RXE TXE 0000029H (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) アクセス 0000083H (0) (0) (0) (0) (0) (1) (0) (0) 初期値 0000089H SCR0 SCR1 SCR2 SCR3 SCR4 ・シリアルインプットレジスタ 0 ∼ 4/ シリアルアウトプットレジスタ 0 ∼ 4 bit 7 6 5 4 3 2 1 0 0000022H D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 アドレス: 0000026H (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) アクセス 000002AH (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 初期値 0000084H 000008AH (read) SIDR0 SIDR1 SIDR2 SIDR3 SIDR4 ・シリアルステータスレジスタ 0 ∼ 4 bit 15 14 13 12 11 アドレス:0000023H 0000027H PE ORE FRE RDRF TDRE 000002BH (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) アクセス 0000085H (0) (0) (0) (0) (1) 初期値 000008BH SSR0 SSR1 SSR2 SSR3 SSR4 58 10 9 8 ⎯ RIE TIE (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (0) (0) (write) SODR0 SODR1 SODR2 SODR3 SODR4 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (2) ブロックダイヤグラム 制御信号 受信割込み (CPU ヘ ) 専用ボーレート ジェネレータ SCK0 ∼ SCK4 16 bit リロード タイマ 0 ch. ∼ 2 ch. 送信クロック クロック 選択回路 送信割込み (CPU ヘ ) 受信クロック 外部クロック SIN0 ∼ SIN4 受信制御回路 送信制御回路 スタートビット 検出回路 送信スタート 回路 受信ビット カウンタ 送信ビット カウンタ 受信パリティ カウンタ 送信パリティ カウンタ SOT0 ∼ SOT4 送信用シフタ 受信用シフタ 受信状態判定回路 送信開始 受信終了 SIDR0 ∼ SIDR4 SODR0 ∼ SODR4 EI2OS 用 受信エラー発生信号 (CPU へ ) F2MC-16LX バス SMR0 ∼ SMR4 レジスタ MD1 MD0 CS2 CS1 CS0 SCKE SOE SCR0 ∼ SCR4 レジスタ PEN P SBL CL A/D REC RXE TXE SSR0 ∼ SSR4 レジスタ PE ORE FRE RDRF TDRE RIE TIE 制御信号 DS07–13710–7 59 MB90580C シリーズ 16.IEBusTM コントローラ IEBusTM (Inter Equipment Bus) は , 装置と装置との間のデータ伝送を行うことを目的とした , 小規模の 2 線式シリアル・バ ス・インタフェースです。 応用分野として , 車載機器コントロール用バス・インタフェースなどがあります。 IEBusTM コントローラには , 以下の特長があります。 ・ マルチ・マスタ方式 IEBusTM に接続している全てのユニットが他のユニットへデータの伝送が実現可能。 ・ 同報通信機能 (1 ユニット対複数ユニットの通信 ) グループ同報通信:グループ・ユニットに対しての同報通信 一斉同報通信 :全てのユニットに対しての同報通信 ・ 伝送速度の異なる 3 種類のモードが選択可能。 IEBusTM 内部周波数 6 MHz 時 6.29 MHz 時 モード 0 約 3.9 kbps 約 4.1 kbps モード 1 約 17 kbps 約 18 kbps モード 2 約 26 kbps 約 27 kbps ・ 送信用データバッファ 8 バイト FIFO ・ 受信用データバッファ 8 バイト FIFO ・ CPU 内部動作周波数 (12 MHz, 12.58 MHz) ・ 周波数精度 モード 0, 1 使用時:± 1.5% モード 2 使用時 :± 0.5% (1) レジスタ一覧 ・自局アドレス設定レジスタ H bit 15 予約 アドレス :000071H アクセス 初期値 14 予約 13 予約 12 11 10 9 8 予約 MA11 MA10 MA09 MA08 MAWH (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) ・自局アドレス設定レジスタ L bit 7 6 5 4 3 2 1 0 MA07 MA06 MA05 MA04 MA03 MA02 MA01 MA00 アドレス :000070H アクセス 初期値 ・スレーブアドレス設定レジスタ H bit (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 15 予約 アドレス :000073H アクセス 初期値 ・スレーブアドレス設定レジスタ L bit 14 予約 13 予約 12 予約 11 10 9 8 SA11 SA10 SA09 SA08 アクセス 初期値 SAWH (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 7 6 5 4 3 2 1 0 SA07 SA06 SA05 SA04 SA03 SA02 SA01 SA00 アドレス :000072H MAWL SAWL (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (続く) 60 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ・同報コントロールビット設定レジスタ bit 15 DO3 アドレス :000075H アクセス 初期値 アクセス 初期値 13 12 11 10 9 8 DO2 DO1 DO0 C3 C2 C1 C0 DCWR (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・同報コントロールビットリードレジスタ bit 15 アドレス :00007FH 14 14 13 12 11 10 9 8 DO3 DO2 DO1 DO0 C3 C2 C1 C0 (R) (0) (R) (0) (R) (0) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) 7 6 5 4 3 2 1 0 DE7 DE6 DE5 DE4 DE3 DE2 DE1 DE0 DCRR ・電文長ビット設定レジスタ bit アドレス :000074H アクセス 初期値 DEWR (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・電文長ビットリードレジスタ bit アドレス :00007EH アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 0 DE7 DE6 DE5 DE4 DE3 DE2 DE1 DE0 (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) 15 14 13 12 11 10 9 8 DERR ・コマンドレジスタ H bit MD1 アドレス :000077H アクセス 初期値 MD0 PCOM RIE TIE GOTM GOTS 予約 CMRH (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (0) (X) ・コマンドレジスタ L bit アドレス :000076H アクセス 初期値 7 6 5 4 3 RXS TXS TIT1 TIT0 CS1 2 1 0 CS0 RDBC WDBC CMRL (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (1) (1) (0) (0) (0) (0) (0) (0) ・ステータスレジスタ H bit アドレス :000079H アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 9 8 COM TE PEF ACK RIF TIF TSL EOD (R) (0) (R/W) (0) (R) (X) (R) (X) (R) (0) (R) (0) 7 6 5 4 2 1 0 ST2 ST1 ST0 (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R/W) (R/W) (0) (0) STRH ・ステータスレジスタ L bit 3 WDBF RDBF WDBE RDBE ST3 アドレス :000078H アクセス 初期値 (R) (0) (R) (0) (R) (1) (R) (1) (R) (X) STRL (続く) DS07–13710–7 61 MB90580C シリーズ (続き) ・ロックリードレジスタ H bit アドレス :00007BH アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 9 8 予約 予約 予約 (R) (1) (R) (1) (R) (1) (R/W) (0) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) 7 6 5 4 3 2 1 0 LOC LD11 LD10 LD09 LD08 LRRH ・ロックリードレジスタ L bit LD07 LD06 LD05 LD04 LD03 LD02 LD01 LD00 アドレス :00007AH アクセス 初期値 ・マスタアドレスリードレジスタ H bit アドレス :00007DH アクセス 初期値 ・マスタアドレスリードレジスタ L bit (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) 15 14 13 12 11 10 9 8 予約 予約 予約 (R) (1) (R) (1) (R) (1) (R) (1) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) 7 6 5 4 3 2 1 0 予約 MA11 MA10 MA09 MA08 MA07 MA06 MA05 MA04 MA03 MA02 MA01 MA00 アドレス :00007CH アクセス 初期値 (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) LRRL MARH MARL (R) (X) ・リードデータバッファ bit アドレス :000081H アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 9 8 RD7 RD6 RD5 RD4 RD3 RD2 RD1 RD0 (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) (R) (X) 7 6 5 4 3 2 1 0 RDB ・ライトデータバッファ bit WD7 WD6 WD5 WD4 WD3 WD2 WD1 WD0 アドレス :000080H アクセス 初期値 62 (W) (X) (W) (X) (W) (X) (W) (X) (W) (X) (W) (X) (W) (X) WDB (W) (X) DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (2) ブロックダイヤグラム 自局アドレス設定レジスタ スレーブアドレス設定レジスタ 電文長ビット設定レジスタ TX ライトデータバッファ8 バイト FIFO マスタアドレスリードレジスタ 同報コントロールビットリードレジスタ 制御回路 電文長ビットリードレジスタ ロックリードレジスタ リードデータバッファ8 バイト FIFO コマンドレジスタ ステータスレジスタ 割込み要求信号 ( 送信受信 ) 内部クロック 12 MHz/12.58 MHz IEBusTM プロトコルコントローラ F2MC-16LX 内部バス 同報コントロールビット設定レジスタ RX 2 プリスケーラ 6 MHz/6.29 MHz IEBus TM コントローラ IEBusTM コントローラの制御回路では , つぎのような制御を行います。 ・ 送信 , 受信データ・バイト数の制御 ・ 最大伝送バイト数の制御 ・ アービトレーション結果の検出 ・ 各フィールドのアクノリッジ返送判断 ・ 割込み信号の生成 DS07–13710–7 63 MB90580C シリーズ 17.クロックモニタ機能 クロックモニタ機能は , CKOT 端子からマシンクロックの分周クロック ( モニタ用のクロック ) を出力します。 (1) レジスタ一覧 ・クロック出力許可レジスタ bit アドレス :00003EH アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ CKEN FRQ2 FRQ1 FRQ0 (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (0) (0) (0) (0) CLKR F2MC-16LX バス (2) ブロックダイヤグラム 64 CKEN マシンクロック FRQ2 FRQ1 FRQ0 φ 分周回路 P65/CKOT DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 18.アドレス一致検出機能 アドレスが , アドレス検出レジスタに設定された値と等しい場合に , CPU に読込まれる命令コードを強制的に INT9 命 令コード (01H) に置き換えます。その結果 , CPU が設定された命令を実行する時に , INT9 命令を実行します。INT9 割込み ルーチンで処理を行うことにより , アドレス一致検出機能を実現することができます。 アドレス検出レジスタは 2 本用意されており , 各レジスタごとにコンペア許可ビットがあります。アドレス検出レジス タに設定された値とアドレスが一致して , かつ割込み許可ビットが “1” の場合 , CPU に読込まれる命令コードを強制的に INT9 命令のコードに置き換えます。 (1) レジスタ一覧 ・プログラムアドレス検出レジスタ 0 ∼ 2 (PADR0) bit 7 PADR0 ( 下位 ) bit bit bit bit 17 16 15 14 13 12 11 10 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 7 6 5 4 3 2 1 0 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 16 15 14 13 12 11 10 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 7 6 5 4 3 2 1 0 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) 17 16 15 14 13 12 11 10 アドレス :001FF5H アクセス 初期値 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) ・プログラムアドレス検出コントロール / ステータスレジスタ (PACSR) bit 7 6 5 4 :00009EH アクセス 初期値 DS07–13710–7 0 アドレス :001FF4H アクセス 初期値 アドレス 1 アドレス :001FF3H アクセス 初期値 PADR1 ( 上位 ) 2 (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) ・プログラムアドレス検出レジスタ 3 ∼ 5 (PADR1) bit 17 PADR1 ( 中位 ) 3 アドレス :001FF2H アクセス 初期値 PADR1 ( 下位 ) 4 アドレス :001FF1H アクセス 初期値 PADR0 ( 上位 ) 5 アドレス :001FF0H アクセス 初期値 PADR0 ( 中位 ) 6 予約 (⎯) (0) 予約 (⎯) (0) 予約 (⎯) (0) 3 2 1 0 予約 AD1E 予約 AD0E 予約 (⎯) (R/W) (⎯) (R/W) (⎯) (0) (0) (0) (0) (0) 65 MB90580C シリーズ (2) ブロックダイヤグラム アドレスラッチ アドレス検出レジスタ 許可ビット 比 較 INT9 命令 F2MC-16LX CPU コア F2MC-16LX バス 66 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 19.ROM ミラー機能選択モジュール ROM ミラー機能選択モジュールは , ROM が配置されている FF バンクを 00 バンクでみることができます。 (1) レジスタ一覧 ・ROM ミラー機能選択レジスタ bit アドレス :00006FH アクセス 初期値 15 14 13 12 11 10 9 8 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ MI (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (⎯) (W) (1) ROMM (2) ブロックダイヤグラム F2MC-16LX バス ROM ミラー機能選択レジスタ アドレス領域 アドレス データ DS07–13710–7 00 バンク FF バンク ROM 67 MB90580C シリーズ 20.1 M ビットフラッシュメモリ 1 M ビットフラッシュメモリは , CPU メモリマップ上の FEH ∼ FFH バンクに配置され , フラッシュメモリインタフェー ス回路の機能により, マスクROMと同様にCPUからのリードアクセスおよびプログラムアクセスが可能です。フラッシュ メモリへの書込み / 消去は , フラッシュメモリインタフェース回路を介して CPU からの命令動作で行えます。このため , 内蔵 CPU の制御による実装状態での書換えが可能となり , プログラムおよびデータの改善が効率よく行えます。 なお , イネーブル・セクタプロテクト等のセレクタオペレーションは使用できません。 1 M ビットフラッシュメモリには , 以下の特長があります。 ・128 K ワード× 8/64 K ワード× 16 ビット (16 K + 8 K × 2 + 32 K + 64 K) セクタ構成 ・自動プログラムアルゴリズム (Embedded Alogrithm:MBM29F400TA と同様 ) ・消去一時停止 / 消去再開機能の搭載 ・データポーリング , トグルビットによる書込み / 消去完了検出 ・CPU 割込みによる書込み / 消去の完了検出 ・JEDEC 標準型コマンドと互換 ・セクタごとの消去が可能 ( セクタ組合わせ自由 ) ・書込み / 消去回数 ( 最小 ) 10,000 回 (1) レジスタ一覧 ・フラッシュメモリコントロールステータスレジスタ bit 7 6 5 アドレス :0000AEH アクセス 初期値 4 3 2 1 0 INTE RDYINT WE RDY 予約 LPM1 予約 LPM0 (R/W) (0) (R/W) (0) (R/W) (0) (R) (X) (W) (0) (R/W) (0) (W) (0) (R/W) (0) FMCS (2) 1 M ビットフラッシュメモリのセクタ構成 下に , 1 M ビットフラッシュメモリのセクタ構成を示します。図中アドレスには , 各セクタの上位アドレスと下位アドレ スを示します。 CPU からアクセスする場合 FE バンクレジスタに SA0, FF バンクレジスタに SA1 ∼ 4 が配置されています。 フラッシュメモリ CPU アドレス FFFFFFH ライタアドレス* 7FFFFH FFC000H FFBFFFH 7C000H 7BFFFH FFA000H FF9FFFH 7A000H 79FFFH FF8000H FF7FFFH 78000H 77FFFH FF0000H FEFFFFH 70000H 6FFFFH FE0000H 60000H SA4 (16 K バイト ) SA3 (8 K バイト ) SA2 (8 K バイト ) SA1 (32 K バイト ) SA0 (64 K バイト ) *:ライタアドレスとは , フラッシュメモリにパラレルライタでデータ書込みを行う際 , CPU アドレスに対して相当する アドレスです。汎用ライタを使用し書込み / 消去を行う際は , このアドレスで書込み / 消去を実行します。 68 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 21.低消費電力制御回路 動作モードとして , PLL クロックモード・PLL スリープモード・時計モード・メインクロックモード・メインスリープモー ド・ストップモード・ハードウェアスタンバイモードがあり , PLL クロックモード以外の動作モードが低消費電力モードと なります。 低消費電力回路には , 以下の特長があります。 ・ メインクロックモード / メインスリープモード 発振クロック (OSC 発振 ) のみで動作させるモードで , 動作クロックとしてメインクロックを使用し , PLL クロック (VCO 発振 ) を停止させるモードです。 ・ PLL スリープモード / メインスリープモード CPU の動作クロックのみ停止させるモードで , CPU クロック以外は動作しています。 ・ 時計モード タイムベースタイマのみを動作させるモードです。 ・ ストップモード / ハードウェアスタンバイモード 発振を停止させるモードであり , もっとも低消費電力でデータを保持できます。CPU 間欠動作機能は , レジスタ , 内蔵 メモリ , 内蔵リソースおよび外部バスアクセスを行うときに , CPU に供給するクロックを間欠動作させる機能であり , 内蔵リソースに高速クロックを供給したまま CPU 実行速度を下げることにより , 低消費電力で処理が行えます。 PLL クロックの逓倍率は , クロック選択レジスタ CS1, 0 ビットにより , 1, 2, 3, 4 逓倍の中から選択することができます。 WS1, 0 ビットにより , ストップモード , およびハードウェアスタンバイモード解除時のメインクロックの発振安定待 ち時間を設定することができます。 (1) レジスタ一覧 ・低消費電力モード制御レジスタ bit アドレス :0000A0H アクセス 初期値 7 6 5 4 3 2 1 0 STP SLP SPL RST TMD CG1 CG0 ⎯ (W) (0) (W) (0) (R/W) (0) (W) (1) (⎯) (1) (R/W) (R/W) (0) (0) (⎯) (⎯) LPMCR ・クロック選択レジスタ bit 14 13 SCM MCM WS1 アドレス :0000A1H アクセス 初期値 DS07–13710–7 15 (R) (1) (R) (1) 12 11 10 9 8 WS0 SCS MCS CS1 CS0 CKSCR (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (R/W) (1) (1) (1) (1) (0) (0) 69 MB90580C シリーズ (2) ブロックダイヤグラム CKSCR SCM SCS サブクロック (OSC 発振 ) サブクロック切換え コントローラ CKSCR MCM MCS メインクロック (OSC 発振 ) PLL 逓倍回路 1 2 3 4 CPU 系 クロック発生 F2MC-16LX バス CKSCR 1/2 S CS1 CS0 CPU クロック 0/9/17/33 間欠サイクル選択 CPU クロックセレクタ LPMCR CG1 CG0 LPMCR CPU 間欠動作機能 サイクル数選択回路 周辺系 クロック発生 SCM SLEEP SLP STP スタンバイ 制御回路 TMD RST キャンセル MSTP メイン OSC 停止 STOP サブ OSC 停止 HST 起動 CKSCR WS1 WS0 周辺クロック 発振安定 待ち時間 セレクタ 210 213 215 218 クロック入力 HST 端子 割込み要求 または RST タイムベースタイマ 212 214 216 219 LPMCR SPL LPMCR RST 端子ハイインピーダンス 制御回路 内部リセット 発生回路 端子 Hi-Z RST 端子 内部 RST ウォッチドッグ タイマへ WDGRST 70 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ■ 電気的特性 1. 絶対最大定格 (VSS = AVSS = 0.0 V) 項 目 記 号 VCC AVCC AVRH, AVRL 電源電圧 DVCC VI VO ICLAMP 入力電圧 出力電圧 最大クランプ電流 最大総クランプ電流 “L” レベル最大出力電流 “L” レベル平均出力電流 “L” レベル最大総出力電流 “L” レベル平均総出力電流 “H” レベル最大出力電流 Σ | ICLAMP | IOL IOLAV ΣIOL ΣIOLAV IOH “H” レベル平均出力電流 “H” レベル最大総出力電流 “H” レベル平均総出力電流 消費電力 動作温度 IOHAV ΣIOH ΣIOHAV PD TA 定 格 値 最小 最大 単位 VSS − 0.3 VSS − 0.3 VSS − 0.3 VSS − 0.3 VSS − 0.3 VSS − 0.3 − 2.0 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ VSS + 6.0 VSS + 6.0 VSS + 6.0 VSS + 6.0 VSS + 6.0 VSS + 6.0 + 2.0 20 15 4 100 50 V V V V V V mA mA mA mA mA mA ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ − 15 −4 − 100 − 50 300 mA mA mA mA mW 備 考 VCC ≧ AVCC * 1 AVCC ≧ AVRH/L, AVRH ≧ AVRL VCC ≧ DVCC *2 *2 *4 *4 *3 平均値 ( 動作電流×動作率 ) 平均値 ( 動作電流×動作率 ) *3 平均値 ( 動作電流×動作率 ) 平均値 ( 動作電流×動作率 ) °C − 40 + 85 °C 保存温度 − 55 + 150 * 1:AVCC, AVRH, AVRL, DVCC は VCC を超えてはいけません。AVRH, AVRL は AVCC を超えてはいけません また ,AVRL は AVRH を超えてはいけません。 * 2:VI, VO は VCC + 0.3 V を超えてはいけません。 * 3:最大出力電流は , 該当する端子 1 本のピーク値を規定します。 * 4:・該当端子:P00 ∼ P07, P10 ∼ P17, P20 ∼ P27, P30 ∼ P37, P40 ∼ P47, P60 ∼ P65, P71, P72, P80 ∼ P87, P90 ∼ P97, PA0 ∼ PA2, RX ・推奨動作条件内でご使用ください。 ・直流電圧 ( 電流 ) でご使用ください。 ・+ B 信号とマイコンの間には,必ず制限抵抗を接続し+ B 信号を印加してください。 ・+ B 入力時にマイコン端子に入力される電流が瞬時・定常を問わず規格値以下になるように制限抵抗の値を設定 してください。 ・低消費電力モードなどマイコンの駆動電流が少ない状態では,+ B 入力電位が保護ダイオードを通して VCC 端子 の電位を上昇させ,他の機器へ影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。 ・マイコン電流がOFF時 (0 Vに固定していない場合) に+B入力がある場合は,端子から電源が供給されているため, 不完全な動作を行う可能性がありますのでご注意ください。 ・電源投入時に+ B 入力がある場合は,端子から電源が供給されているため,パワーオンリセットが動作しない電 源電圧になる可能性がありますのでご注意ください。 ・+ B 入力端子は,オープン状態にならないようにご注意ください。 ・A/D 入力端子を除くアナログ系入出力端子 (LCD 駆動端子,コンパレータ入力端子など ) は,+ B 入力ができません のでご注意ください。 ・推奨回路例 Tstg ・入出力等価回路 保護ダイオード VCC P-ch 制限抵抗 + B 入力 (0 ∼ 16 V) N-ch R <注意事項> 絶対最大定格を超えるストレス ( 電圧 , 電流 , 温度など ) の印加は , 半導体デバイスを破壊する可能性があ ります。したがって , 定格を一項目でも超えることのないようご注意ください。 DS07–13710–7 71 MB90580C シリーズ 2. 推奨動作条件 (VSS = AVSS = 0.0 V) 項 目 記 号 備 考 最大 3.0 5.5 V 通常動作時 (MB90583C/CA, MB90587C/CA, MB90V580B) 4.5 5.5 V 通常動作時 (MB90F583C/CA, MB90F584C/CA) VCC 3.0 5.5 V ストップ動作の状態保持 VIH 0.7 VCC VCC + 0.3 V CMOS 入力の端子 VIHS 0.8 VCC VCC + 0.3 V CMOS ヒステリシス入力の端子 VCC − 0.3 VCC + 0.3 V MD 端子入力 VSS − 0.3 0.3 VCC V CMOS 入力の端子 VSS − 0.3 0.2 VCC V CMOS ヒステリシス入力の端子 VSS + 0.3 V MD 端子入力 セラミックコンデンサ又は同程度の周波数特性 のコンデンサを使用してください。VCC 端子の 平滑コンデンサは CS よりも大きい容量値のも のを使用してください。 電源電圧 VIHM VIL “L” レベル入力電圧 単位 最小 VCC “H” レベル入力電圧 規 格 値 VILS VILM VSS − 0.3 平滑コンデンサ CS 0.1 1.0 μF 動作温度 TA − 40 + 85 °C ・C 端子接続図 C CS <注意事項> 推奨動作条件は , 半導体デバイスの正常な動作を保証する条件です。電気的特性の規格値は , すべてこの条 件の範囲内で保証されます。常に推奨動作条件下で使用してください。この条件を超えて使用すると , 信頼 性に悪影響を及ぼすことがあります。 データシートに記載されていない項目 , 使用条件 , 論理の組合せでの使用は , 保証していません。記載され ている以外の条件での使用をお考えの場合は , 必ず事前に当社営業担当部門までご相談ください。 72 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 3. 直流規格 (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 条 件 規 格 値 単位 備 考 最小 標準 最大 VCC − 0.5 ⎯ ⎯ V ⎯ ⎯ 0.4 V −5 ⎯ 5 μA ⎯ 27 33 mA MB90583C/CA, MB90587C/CA ⎯ 40 50 mA MB90F583C/CA, MB90F584C/CA ⎯ 22 26 mA MB90583C/CA ⎯ 35 45 mA MB90F583C/CA, MB90F584C/CA VCC = 5.0 V 内部周波数 16 MHz フラッシュ書込み・ 消去時 ⎯ 45 60 mA VCC = 5.0 V 内部周波数 12.58 MHz フラッシュ書込み・ 消去時 ⎯ 40 50 mA ⎯ 7 12 mA MB90587C/CA ⎯ 15 20 mA MB90583C/CA, MB90F583C/CA, MB90F584C/CA ⎯ 6 10 mA MB90587C/CA ⎯ 12 18 mA MB90583C/CA, MB90F583C/CA, MB90F584C/CA ⎯ 0.1 1.0 mA MB90583C/587C ⎯ 4 7 mA MB90F583C/F584C “H” レベル 出力電圧 VOH 全ての 出力端子 VCC = 4.5 V IOH =− 2.0 mA “L” レベル 出力電圧 VOL 全ての 出力端子 VCC = 4.5 V IOL = 2.0 mA 入力リーク 電流 IIL 全ての 入力端子 VCC = 5.5 V, VSS < VI < VCC VCC = 5.0 V 内部周波数 16 MHz 通常動作時 VCC = 5.0 V 内部周波数 12.58 MHz 通常動作時 ICC VCC = 5.0 V 内部周波数 16 MHz スリープ時 電源電流* ICCS VCC VCC = 5.0 V 内部周波数 12.58 MHz スリープ時 入力容量 MB90F583C/CA, MB90F584C/CA ICCL VCC = 5.0 V 内部周波数 8 kHz サブ動作時 , TA = 25 °C ICCLS VCC = 5.0 V 内部周波数 8 kHz サブスリープ時 , TA = 25 °C ⎯ 30 50 μA MB90583C/587C, MB90F583C/F584C ICCT VCC = 5.0 V 内部周波数 8 kHz 時計モード時 , TA = 25 °C ⎯ 15 30 μA MB90583C/587C, MB90F583C/F584C ICCH ストップ時 , TA = 25 °C ⎯ 5 20 μA MB90583C/CA, MB90587C/CA, MB90F583C/CA, MB90F584C/CA ⎯ ⎯ 10 80 pF CIN AVCC, AVSS, C, VCC, VSS 以外 (続く) DS07–13710–7 73 MB90580C シリーズ (続き) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 オープン ドレイン 出力リーク 電流 プルアップ 抵抗 プルダウン 抵抗 記号 端子記号 条 件 規 格 値 最小 標準 最大 単位 Ileak P40 ∼ P47 ⎯ ⎯ 0.1 5 μA RUP P00 ∼ P07 P10 ∼ P17 P60 ∼ P65 RST ⎯ 25 50 100 kΩ ⎯ 25 50 100 kΩ RDOWN MD2 備 考 オープン ドレイン出力 に設定時 * : 電流値は特性改善等により予告無く変更する場合があります。電源電流の測定条件は外部クロックです。 74 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 4. 交流規格 (1) クロックタイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 fC 端子記号 条 件 規 格 値 入力クロックパルス幅 入力クロック 立上り , 立下り時間 内部動作クロック周波数 内部動作クロック サイクルタイム 備 考 標準 最大 3 ⎯ 16 逓倍なし 発振回路使用時 8 ⎯ 16 PLL1 逓倍 発振回路使用時 4 ⎯ 8 MHz PLL2 逓倍 発振回路使用時 3 ⎯ 5.3 PLL3 逓倍 発振回路使用時 3 ⎯ 4 PLL4 逓倍 発振回路使用時 ⎯ 32.768 ⎯ kHz 62.5 ⎯ 333 ns ⎯ 30.5 ⎯ μs 10 ⎯ ⎯ ns X0, X1 クロック周波数 クロックサイクルタイム 単位 最小 fCL X0A, X1A tHCYL X0, X1 tLCYL X0A, X1A PWH PWL X0 PWLH PWLL X0A ⎯ 15.2 ⎯ μs tCR tCF X0 ⎯ ⎯ 5 ns fCP ⎯ 1.0 ⎯ 16 MHz メインクロック使用時 fLCP ⎯ ⎯ 8.192 ⎯ kHz tCP ⎯ 62.5 — 666 ns メインクロック使用時 tLCP ⎯ ⎯ 122.1 ⎯ μs サブクロック使用時 ⎯ Duty 比 30 ∼ 70%を目 安としてください 外部クロック時 サブクロック使用時 ・X0, X1 クロックタイミング tHCYL 0.8 VCC X0 0.2 VCC PWH PWL tCF tCR ・X0A, X1A クロックタイミング tLCYL 0.8 VCC X0A 0.2 VCC PWLH PWLL tCF DS07–13710–7 tCR 75 MB90580C シリーズ ・PLL 動作保証範囲 内部動作クロック周波数と電源電圧の関係 MB90F583C/CA, MB90F584C/CA 動作保証範囲 5.5 電源電圧 VCC (V) 4.5 3.3 3.0 MB90583C/CA,MB90587C/CA, MB90V580B 動作保証範囲 3 1.5 8 PLL 動作保証範囲 12 16 内部クロック fCP (MHz) 原発振周波数と内部動作クロック周波数の関係 4 逓倍 内部クロック fCP (MHz) 16 3 逓倍 2 逓倍 1 逓倍 12 9 8 逓倍なし 4 3 4 8 16 原発振クロック fC (MHz) 交流規格は以下の測定基準電圧値で規定しています。 ・入力信号波形 ・出力信号波形 ヒステリシス入力端子 出力端子 0.8 VCC 2.4 V 0.2 VCC 0.8 V ヒステリシス入力 /MD 入力以外の端子 0.7 VCC 0.3 VCC 76 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (2) クロック出力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 サイクル時間 tCYC CLK ↑ → CLK ↓ tCHCL 規 格 値 端子記号 条 件 CLK VCC = 5 V ± 10% 単位 最小 最大 62.5 ⎯ ns 20 ⎯ ns 備 考 tCYC tCHCL 2.4 V 2.4 V 0.8 V CLK (3) リセット , ハードウェアスタンバイ入力 (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 リセット入力時間 tRSTL RST ハードウェアスタンバイ入力時間 tHSTL HST 条 件 ⎯ 規 格 値 単位 最小 最大 4 tCP ⎯ ns 4 tCP ⎯ ns 備 考 tRSTL, tHSTL RST HST DS07–13710–7 0.2 VCC 0.2 VCC 77 MB90580C シリーズ (4) パワーオンリセット (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 電源立上り時間 記号 端子記号 tR VCC 条 件 ⎯ 規 格 値 単位 最小 最大 0.05 30 ms ⎯ ms tOFF VCC 4 電源切断時間 (注意事項)電源立上げ前は , VCC < 0.2 V とする必要があります。 備 考 電源投入までの待ち時間 (注意事項)・上記規格は , パワーオンリセットをかけるための数値です。 ・HST = “L” の場合は , パワーオンリセットの要 , 不要によらず , 必ずこの規格に従って電源を投入し , パワー オンリセットをかけてください。 ・デバイス内にはパワーオンリセットによってのみ初期化される内蔵レジスタ類があります。これらの初期 化を期待する場合は , この規格に従って電源を投入してください。 tR VCC 2.7 V 0.2 V 0.2 V 0.2 V tOFF 電源電圧を急激に変化させるとパワーオンリセットが起動される場合があります。 下図のように , 動作中に電源電圧を変化させる場合は , 電圧の変動をおさえて滑らか に立ち上げることを推奨いたします。また , この場合には PLL クロックを使用してい ない状態で行ってください。ただし , 電圧降下 1 V/s 以内であれば PLL クロック使用 中でも動作可能です。 VCC 3.0 V VSS 78 RAM データ保持 立上りの傾きを,50 mV/ms 以下に することを推奨いたします。 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (5) バスタイミング ( リード ) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 ALE パルス幅 tLHLL ALE 有効アドレス→ ALE ↓時間 tAVLL ALE ↓→ アドレス有効時間 tLLAX 有効アドレス→ RD ↓時間 tAVRL 有効アドレス→ 有効データ入力 規 格 値 条 件 単位 最小 最大 tCP/2 − 20 ⎯ ns tCP/2 − 20 ⎯ ns tCP/2 − 15 ⎯ ns A23 ∼ A16, AD15 ∼ AD00 RD tCP − 15 ⎯ ns tAVDV A23 ∼ A16, AD15 ∼ AD00 ⎯ 5 tCP/2 − 60 ns RD パルス幅 tRLRH RD 3 tCP/2 − 20 ⎯ ns RD ↓→有効データ入力 tRLDV RD, AD15 ∼ AD00 ⎯ 3 tCP/2 − 60 ns RD ↑→ データホールド時間 tRHDX RD, AD15 ∼ AD00 0 ⎯ ns RD ↑→ ALE ↑ 時間 tRHLH RD, ALE tCP/2 − 15 ⎯ ns RD ↑→ アドレス有効時間 tRHAX ALE, A23 ∼ A16 tCP/2 − 10 ⎯ ns 有効アドレス→ CLK ↑ 時間 tAVCH A23 ∼ A16, AD15 ∼ AD00 CLK tCP/2 − 20 ⎯ ns RD ↓→ CLK ↑時間 tRLCH RD, CLK tCP/2 − 20 ⎯ ns ALE ↓→ RD ↓時間 tLLRL ALE, RD tCP/2 − 15 ⎯ ns ALE A23 ∼ A16, AD15 ∼ AD00 ALE AD15 ∼ AD00 ⎯ 備 考 ・バスタイミング ( リード ) tAVCH tRLCH 2.4 V 2.4 V CLK tRHLH 2.4 V 2.4 V 2.4 V ALE tLHLL 0.8 V tRLRH 2.4 V RD tAVLL tLLAX 0.8 V tLLRL tAVRL A23 ∼ A16 tRLDV tRHAX 2.4 V 2.4 V 0.8 V 0.8 V tAVDV AD15 ∼ AD00 DS07–13710–7 2.4 V 0.8 V 2.4 V アドレス 0.8 V tRHDX 0.8 VCC 0.2 VCC 0.8 VCC 読込みデータ 0.2 VCC 79 MB90580C シリーズ (6) バスタイミング ( ライト ) (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 有効アドレス→ WRH, WRL ↓時間 tAVWL WRH, WRL パルス幅 条 件 規 格 値 単位 最小 最大 A23 ∼ A16, AD15 ∼ AD00 WRH, WRL tCP − 15 ⎯ ns tWLWH WRH, WRL 3 tCP/2 − 20 ⎯ ns 有効データ出力→ WRH, WRL ↑ 時間 tDVWH AD15 ∼ AD00 WRH, WRL 3 tCP/2 − 20 ⎯ ns WRH, WRL ↑→ データホールド時間 tWHDX 20 ⎯ ns WRH, WRL ↑→ アドレス有効時間 tWHAX WRH, WRL, A23 ∼ A16 tCP/2 − 10 ⎯ ns WRH, WRL ↑→ ALE ↑時間 tWHLH WRH, WRL, ALE tCP/2 − 15 ⎯ ns WRH, WRL ↓→ CLK ↑時間 tWLCH WRH, WRL, CLK tCP/2 − 20 ⎯ ns WRH, WRL AD15 ∼ AD00 ⎯ 備 考 ・バスタイミング ( ライト ) tWLCH 2.4 V CLK tWHLH 2.4 V ALE tWLWH 2.4 V WRH WRL 0.8 V tAVWL A23 ∼ A16 tWHAX 2.4 V 2.4 V 0.8 V 0.8 V tDVWH AD15 ∼ AD00 80 2.4 V 0.8 V 2.4 V アドレス 0.8 V tWHDX 2.4 V 書込みデータ 0.8 V DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (7) レディ入力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 RDY セットアップ時間 記号 端子記号 tRYHS 条 件 ⎯ RDY 規 格 値 最小 最大 45 ⎯ 単位 備 考 ns tRYHH ⎯ 0 ⎯ ns RDY ホールド時間 (注意事項)RDY 立下り時のセットアップ時間が不足する場合には , オートレディ機能を使用してください。 2.4 V 2.4 V CLK ALE RD/ WRH/ WRL tRYHS RDY ウエイトを かけるとき RDY ウエイトを かけないとき DS07–13710–7 tRYHS 0.2 VCC 0.2 VCC 0.8 VCC 0.8 VCC tRYHH 81 MB90580C シリーズ (8) ホールドタイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 端子フローティング→ HAK ↓時間 記号 端子記号 tXHAL HAK 条 件 ⎯ 規 格 値 最小 最大 30 tCP HAK tCP 2 tCP tHAHV HAK ↓→端子有効時間 (注意事項)HRQ 端子が取り込まれてから , HAK が変化するまでは , 1 サイクル以上あります HAK 単位 備 考 ns ns 2.4 V 0.8 V tXHAL tHAHV 2.4 V 各端子 82 0.8 V 2.4 V ハイインピーダンス 0.8 V DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (9) UART0 ∼ UART4 (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 シリアルクロックサイクルタイム tSCYC SCK0 ∼ SCK4 SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK4 SOT0 ∼ SOT4 条 件 内部シフトクロック モード出力端子は CL = 80 pF + 1 TTL 規 格 値 単位 最小 最大 8 tCP ⎯ ns − 80 80 ns 100 ⎯ ns 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK4 SIN0 ∼ SIN4 SCK ↑→有効 SIN ホールド時間 tSHIX SCK0 ∼ SCK4 SIN0 ∼ SIN4 60 ⎯ ns シリアルクロック “H” パルス幅 tSHSL SCK0 ∼ SCK4 4 tCP ⎯ ns シリアルクロック “L” パルス幅 tSLSH SCK0 ∼ SCK4 4 tCP ⎯ ns SCK ↓→ SOT 遅延時間 tSLOV SCK0 ∼ SCK4 SOT0 ∼ SOT4 ⎯ 150 ns 有効 SIN → SCK ↑ tIVSH SCK0 ∼ SCK4 SIN0 ∼ SIN4 60 ⎯ ns 60 ⎯ ns 外部シフトクロック モード出力端子は CL = 80 pF + 1 TTL SCK0 ∼ SCK4 SIN0 ∼ SIN4 (注意事項)・CLK 同期モード時の AC 規格です。 ・CL は , テスティング時の端子に付けられる負荷容量値です。 ・tCP は , マシンサイクル周期 ( 単位:ns) です。 SCK ↑→有効 SIN ホールド時間 DS07–13710–7 tSHIX 備 考 83 MB90580C シリーズ ・内部シフトクロックモード tSCYC 2.4 V SCK 0.8 V 0.8 V tSLOV 2.4 V SOT 0.8 V tIVSH SIN tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC ・外部シフトクロックモード tSLSH SCK 0.2 VCC tSHSL 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC tSLOV 2.4 V SOT 0.8 V tIVSH SIN 84 tSHIX 0.8 VCC 0.8 VCC 0.2 VCC 0.2 VCC DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (10) タイマ入力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 入力パルス幅 記号 端子記号 条 件 tTIWH tTIWL IN0 ∼ IN3, TIN0 ∼ TIN2 ⎯ 0.8 VCC 規 格 値 最小 最大 4 tCP ⎯ 単位 備 考 ns 0.8 VCC 0.2 VCC tTIWH 0.2 VCC tTIWL (11) タイマ出力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 CLK ↑→ TOUT 変化時間 記号 端子記号 条 件 tTO OUT0, OUT1, PPG0, PPG1, ⎯ 規 格 値 最小 最大 30 ⎯ 単位 備 考 ns TOT0 ∼ TOT2 CLK 2.4 V tTO 2.4 V TOUT 0.8 V DS07–13710–7 85 MB90580C シリーズ (12) トリガ入力タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 入力パルス幅 記号 端子記号 条 件 tTRGH tTRGL IRQ0 ∼ IRQ7, ADTG ⎯ 0.8 VCC 規 格 値 最大 5 tCP ⎯ 単位 備 考 ns 0.8 VCC 0.2 VCC tTRGH 86 最小 0.2 VCC tTRGL DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (13) IEBusTM タイミング (VCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 TX → RX 遅延時間 ( 立上り ) tDLY1 TX, RX TX → RX 遅延時間 ( 立下り ) tDLY2 規 格 値 条 件 単位 最小 最大 0 1000 ns 0 1000 ns 備 考 ⎯ TX TX, RX 0.7 VCC 0.3 VCC tDLY1 0.7 VCC RX 0.3 VCC tDLY2 MB90580C ドライバ / レシーバ シリーズ TX TX BUS+ RX RX BUS− IEBusTM DS07–13710–7 87 MB90580C シリーズ 5. A/D 変換部電気的特性 (3.0 V ≦ AVRH − AVRL, VCC = AVCC = 5.0 V ± 10%, VSS = AVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 分解能 ⎯ 総合誤差 規 格 値 単位 備 考 最小 標準 最大 ⎯ ⎯ 10 ⎯ bit ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 5.0 LSB 非直線性誤差 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 2.5 LSB 微分直線性誤差 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 1.9 LSB ゼロトランジション電圧 VOT AN0 ∼ AN7 AVRL − 3.5 LSB AVRL + 0.5 LSB AVRL + 4.5 LSB V フルスケール トランジション電圧 VFST AN0 ∼ AN7 AVRH − 6.5 LSB AVRH − 1.5 LSB AVRH + 1.5 LSB V コンペア時間 ⎯ ⎯ 352 tCP ⎯ ⎯ ns マシンクロック 16 MHZ 時 サンプリング時間 ⎯ ⎯ 64 tCP ⎯ ⎯ ns マシンクロック 16 MHZ 時 アナログポート入力電流 IAIN AN0 ∼ AN7 ⎯ ⎯ 10 μA アナログ入力電圧 VAIN AN0 ∼ AN7 AVRL ⎯ AVRH V ⎯ AVRH AVRL + 3.0 ⎯ AVCC V ⎯ AVRL 0 ⎯ AVRH − 3.0 V IA AVCC ⎯ 5 ⎯ mA IAH AVCC ⎯ ⎯ 5 μA IR AVRH ⎯ 400 ⎯ μA IRH AVRH ⎯ ⎯ 5 μA 基準電圧 電源電流 基準電圧供給電流 1 LSB = (AVRH - AVRL)/ 1024 * * — ⎯ ⎯ 4 LSB チャネル間ばらつき AN0 ∼ AN7 *:A/D コンバータ非動作時 , CPU ストップ時の電流 (VCC = AVCC = AVRH = 5.0 V 時 ) (注意事項)・| AVRH − AVRL |が小さくなるに従って , 相対的に誤差は大きくなります。 ・アナログ入力の外部回路の出力インピーダンスは , 以下のような条件で使用してください。 外部回路の出力インピーダンス : 最大 15.5 kΩ ( サンプリング時間 = 4.0 μs 時 ) ・外部回路の出力インピーダンスが高すぎる場合 , アナログ電圧のサンプリング時間が不足する場合があり ます。 C0 コンパレータ アナログ入力 88 C1 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 6. A/D コンバータの用語の定義 分解能 : A/D 変換器により識別可能なアナログ変化 直線性誤差 : ゼロトランジション点 (“00 0000 0000” ←→ “00 0000 0001”) とフルスケールトランジション点 (“11 1111 1110” ←→ “11 1111 1111”) とを結んだ直線と , 実際の変換特性との偏差 微分直線性誤差 : 出力コードを 1 LSB 変化させるのに必要な入力電圧の理想値からの偏差 総合誤差 : 実際の値と論理値との差をいい , ゼロトランジション誤差 / フルスケールトランジション誤差 / 直線性誤差を含む誤差 総合誤差 3FF 0.5 LSB 3FE 実際の変換特性 デジタル出力 3FD {1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} 004 VNT ( 実測値 ) 003 実際の変換特性 002 理想特性 001 0.5 LSB AVRL AVRH アナログ入力 VNT −{1 LSB × (N − 1) + 0.5 LSB} 〔LSB〕 1 LSB AVRH − AVRL 〔V〕 1024 デジタル出力 N の総合誤差= 1 LSB = ( 理想値 ) VOT ( 理想値 ) = AVRL + 0.5 LSB 〔V〕 VFST ( 理想値 ) = AVRH − 1.5 LSB 〔V〕 VNT:デジタル出力が (N − 1) から N に遷移する電圧 (続く) DS07–13710–7 89 MB90580C シリーズ (続き) 直線性誤差 微分直線性誤差 3FF デジタル出力 3FD 実際の変換特性 N+1 {1 LSB × (N − 1) + VOT } VFST ( 実測値 ) VNT ( 実測値 ) 004 実際の変換特性 003 デジタル出力 3FE 理想特性 実際の変換特性 N V(N + 1)T ( 実測値 ) N−1 VNT 002 理想特性 ( 実測値 ) 実際の変換特性 N−2 001 VOT ( 実測値 ) AVRL AVRH AVRL AVRH アナログ入力 アナログ入力 デジタル出力 N の = 直線性誤差 VNT −{1 LSB × (N − 1) + VOT} 〔LSB〕 1 LSB デジタル出力 N の V (N + 1) T − VNT = 1 LSB 微分直線性誤差 1 LSB = VFST − VOT 1022 − 1 LSB〔LSB〕 〔V〕 VOT:デジタル出力が“000H”から“001H”に遷移する電圧 VFST:デジタル出力が“3FEH”から“3FFH”に遷移する電圧 7. A/D 変換部の注意事項 アナログ入力の外部回路の出力インピーダンスは , 以下のような条件で使用してください。 外部回路の出力インピーダンスは約 15.5 kΩ 以下を推奨します。 外部にコンデンサを使用する場合には , 外部コンデンサとチップ内部のコンデンサの容量分圧による影響を考えて , 内部 コンデンサの数千倍を目安にすることを推奨します。 外部回路の出力インピーダンスが高すぎる場合 , アナログ電圧のサンプリング期間が不足する場合があります ( サンプ リング期間= 4.00 μs @マシンクロック 16 MHz 時 ) 。 ・アナログ入力回路模型図 C0 アナログ入力 コンパレータ C1 MB90587C/CA, MB90V580B R ≅ 1.5 kΩ, C ≅ 30 pF MB90F583C/CA, MB90F584C/CA R ≅ 3.0 kΩ, C ≅ 65 pF MB90583C/CA R ≅ 2.2 kΩ, C ≅ 45 pF ( 注意事項 ) ここに記した数値は目安にしてください。 ・誤差について | AVRH − AVRL |が小さくなるに従って , 相対的な誤差は大きくなります。 90 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ 8. D/A 変換部電気的特性 (VCC = AVCC = 5.0 V ± 10 %, VSS = AVSS = DVSS = 0.0 V, TA =− 40 °C ∼+ 85 °C) 項 目 記号 端子記号 分解能 ⎯ 微分直線性誤差 規 格 値 単位 最小 標準 最大 ⎯ ⎯ 8 ⎯ bit ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 0.9 LSB 絶対精度 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 1.2 % 直線性誤差 ⎯ ⎯ ⎯ ⎯ ± 1.5 LSB 変換時間 ⎯ ⎯ ⎯ 10 20 μs アナログ基準電圧 ⎯ DVRH VSS + 3.0 ⎯ AVCC V ⎯ 120 300 μA ⎯ ⎯ 10 μA ⎯ 20 ⎯ kΩ IDVR 基準電圧供給電流 IDVRS ⎯ アナログ出力インピーダンス DVRH ⎯ 備 考 *1 *2 * 1:負荷容量 20 pF 時 * 2:ストップ時 9. フラッシュメモリ書込み/消去特性 項目 条件 セクタ消去時間 チップ消去時間 TA =+ 25 °C, VCC = 3.0 V ワード (16 ビット幅 ) 書込み時間 書込み/消去回数 DS07–13710–7 ⎯ 規格値 単位 備考 最小 標準 最大 ⎯ 1 15 s 内部での消去前 書込み時間を除く ⎯ 7 ⎯ s 内部での消去前 書込み時間を除く ⎯ 16 3,600 μs システムレベルの オーバヘッド時間を除く 10,000 ⎯ ⎯ cycle 91 MB90580C シリーズ ■ 特性例 MB90F583C/CA の電源電流 ICC − VCC TA = 25 °C, 外部からのクロック入力 ICCS − VCC TA = 25 °C, 外部からのクロック入力 45 20 f = 16 MHz 40 f = 12 MHz f = 10 MHz 25 f = 8 MHz 20 f = 12 MHz ICCS (mA) 30 ICC (mA) f = 16 MHz 15 35 f = 10 MHz 10 f = 8 MHz f = 4 MHz 5 15 f = 4 MHz f = 2 MHz 10 f = 2 MHz 0 5 0 2 2 3 4 VCC (V) 5 5 6 ICCLS − VCC TA = 25 °C, 外部からのクロック入力 (MB90F583C のみ ) 50 500 450 45 f = 8 kHz 400 40 350 35 300 30 ICCLS (μA) ICCL (μA) 4 VCC (V) 6 ICCL − VCC TA = 25 °C, 外部からのクロック入力 (MB90F583C のみ ) 250 200 f = 8 kHz 25 20 150 15 100 10 50 5 0 3 0 2 3 4 VCC (V) 5 6 2 3 4 VCC (V) 5 6 (続く) 92 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (続き) ICCT (μA) ICCT − VCC TA = 25 °C, 外部からのクロック入力 (MB90F583C のみ ) 30 28 26 24 22 20 28 16 14 12 10 8 6 4 2 0 f = 8 kHz 2 3 4 VCC (V) 5 6 VOL − IOL TA = 25 °C, VCC = 4.5 V 1000 1000 900 900 800 800 700 700 600 600 VOL (V) VCC - VOH (mV) VOH − IOH TA = 25 °C, VCC = 4.5 V 500 500 400 400 300 300 200 200 100 100 0 0 0 1 DS07–13710–7 2 3 4 5 6 7 IOH (mA) 8 9 10 11 12 0 1 2 3 4 5 6 7 IOL (mA) 8 9 10 11 12 93 MB90580C シリーズ MB90583C/CA の電源電流 ICCS − VCC TA = 25 °C, 外部からのクロック入力 ICC − VCC TA = 25 °C, 外部からのクロック入力 30 20 f = 16 MHz 25 f = 10 MHz f = 8 MHz 15 ICCS (mA) ICC (mA) 20 f = 16 MHz 15 f = 12 MHz f = 12 MHz f = 10 MHz 10 f = 8 MHz f = 4 MHz 5 10 f = 4 MHz f = 2 MHz f = 2 MHz 5 0 2 0 2 3 4 VCC (V) 5 4 VCC (V) 5 6 6 ICCL − VCC TA = 25 °C, 外部からのクロック入力 (MB90583C のみ ) 70 3 ICCLS − VCC TA = 25 °C, 外部からのクロック入力 (MB90583C のみ ) f = 8 kHz 50 45 60 40 35 40 ICCLS (μA) ICCL (μA) 50 30 f = 8 kHz 30 25 20 15 20 10 5 10 0 0 2 2 3 4 VCC (V) 5 6 3 4 VCC (V) 5 6 (続く) 94 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ (続き) ICCT (μA) ICCT − VCC TA = 25 °C, 外部からのクロック入力 (MB90583C のみ ) 30 28 26 24 22 20 28 16 14 12 10 8 6 4 2 0 f = 8 kHz 2 3 4 VCC (V) 5 6 VOL − IOL TA = 25 °C, VCC = 4.5 V 1000 1000 900 900 800 800 700 700 600 600 VOL (V) VCC - VOH (mV) VOH − IOH TA = 25 °C, VCC = 4.5 V 500 500 400 400 300 300 200 200 100 100 0 0 0 1 DS07–13710–7 2 3 4 5 6 7 IOH (mA) 8 9 10 11 12 0 1 2 3 4 5 6 7 IOL (mA) 8 9 10 11 12 95 MB90580C シリーズ ■ オーダ型格 型格 MB90F583CPMC MB90F583CAPMC MB90583CPMC MB90583CAPMC MB90F584CPMC MB90F584CAPMC MB90587CPMC MB90587CAPMC MB90F583CPF MB90F583CAPF MB90583CPF MB90583CAPF MB90F584CPF MB90F584CAPF MB90587CPF MB90587CAPF 96 パッケージ 備考 プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) プラスチック・QFP, 100 ピン (FPT-100P-M06) DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ■ パッケージ・外形寸法図 プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) リードピッチ 0.50 mm パッケージ幅× パッケージ長さ 14.0 mm × 14.0 mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 1.70 mm Max 質量 0.65 g コード(参考) P-LFQFP100-14×14-0.50 プラスチック・LQFP, 100 ピン (FPT-100P-M20) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 16.00±0.20(.630±.008)SQ * 14.00±0.10(.551±.004)SQ 51 75 76 50 0.08(.003) Details of "A" part +0.20 26 100 1 0.08(.003) (0.50(.020)) 0.25(.010) 0.60±0.15 (.024±.006) 25 0.20±0.05 (.008±.002) 0.10±0.10 (.004±.004) (Stand off) 0˚~8˚ "A" 0.50(.020) +.008 1.50 –0.10 .059 –.004 (Mounting height) INDEX M ©2005 -2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100031S-c-2-2 C 2005 FUJITSU LIMITED F100031S-c-2-1 0.145±0.055 (.0057±.0022) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ (続く) DS07–13710–7 97 MB90580C シリーズ (続き) プラスチック・QFP, 100 ピン リードピッチ 0.65mm パッケージ幅× パッケージ長さ 14.00 × 20.00mm リード形状 ガルウィング 封止方法 プラスチックモールド 取付け高さ 3.35mm MAX コード(参考) P-QFP100-14×20-0.65 (FPT-100P-M06) プラスチック・QFP, 100 ピン (FPT-100P-M06) 注 1)* 印寸法はレジン残りを含まず。 注 2)端子幅および端子厚さはメッキ厚を含む。 注 3)端子幅はタイバ切断残りを含まず。 23.90±0.40(.941±.016) * 20.00±0.20(.787±.008) 80 51 81 50 0.10(.004) 17.90±0.40 (.705±.016) *14.00±0.20 (.551±.008) INDEX Details of "A" part 100 1 30 0.65(.026) 0.32±0.05 (.013±.002) 0.13(.005) M "A" ©2002-2008 FUJITSU MICROELECTRONICS LIMITED F100008S-c-5-6 C 0.25(.010) +0.35 3.00 –0.20 +.014 .118 –.008 (Mounting height) 0~8˚ 31 2002 FUJITSU LIMITED F100008S-c-5-5 0.17±0.06 (.007±.002) 0.80±0.20 (.031±.008) 0.88±0.15 (.035±.006) 0.25±0.20 (.010±.008) (Stand off) 単位:mm (inches) 注意:括弧内の値は参考値です。 最新の外形寸法図については , 下記 URL にてご確認ください。 http://edevice.fujitsu.com/package/jp-search/ 98 DS07–13710–7 MB90580C シリーズ ■ 本版での主な変更内容 ページ 場所 71 ■ 電気的特性 1. 絶対最大定 75 ■ 電気的特性 4. 交流規格 (1) クロックタイミング 変更箇所 * 4 を訂正 P71 ∼ P74 → P71, P72 「クロック周波数」の行を変更 「周波数変動率* ( ロック時 )」の行を削除 「内部動作クロック周波数」の最小値を訂正 1.5 → 1.0 「*:周波数変動率とは , 逓倍時のロック時における設定中心周波数 からの最大変動割合を示したものです。 」と図を削除 76 ■ 電気的特性 4. 交流規格 (1) クロックタイミング ・PLL 動作保証範囲 「内部動作クロック周波数と電源電圧の関係」の図を訂正 78 ■ 電気的特性 4. 交流規格 (4) パワーオンリセット 「電源切断時間」の 備考欄を訂正 繰り返し動作の為 → 電源投入までの待ち時間 変更箇所は , 本文中のページ左側の|によって示しています。 DS07–13710–7 99 MB90580C シリーズ 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fml/ お問い合わせ先 富士通エレクトロニクス株式会社 〒 163-0731 東京都新宿区西新宿 2-7-1 新宿第一生命ビル http://jp.fujitsu.com/fei/ 電子デバイス製品に関するお問い合わせは , こちらまで , 0120-198-610 受付時間 : 平日 9 時∼ 17 時 ( 土・日・祝日 , 年末年始を除きます ) 携帯電話・PHS からもお問い合わせができます。 ※電話番号はお間違えのないよう , お確かめのうえおかけください。 本資料の記載内容は , 予告なしに変更することがありますので , ご用命の際は営業部門にご確認ください。 本資料に記載された動作概要や応用回路例は , 半導体デバイスの標準的な動作や使い方を示したもので , 実際に使用する機器での動作を保証するも のではありません。従いまして , これらを使用するにあたってはお客様の責任において機器の設計を行ってください。これらの使用に起因する損害な どについては , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された動作概要・回路図を含む技術情報は , 当社もしくは第三者の特許権 , 著作権等の知的財産権やその他の権利の使用権または実施 権の許諾を意味するものではありません。また , これらの使用について , 第三者の知的財産権やその他の権利の実施ができることの保証を行うもので はありません。したがって , これらの使用に起因する第三者の知的財産権やその他の権利の侵害について , 当社はその責任を負いません。 本資料に記載された製品は , 通常の産業用 , 一般事務用 , パーソナル用 , 家庭用などの一般的用途に使用されることを意図して設計・製造されてい ます。極めて高度な安全性が要求され , 仮に当該安全性が確保されない場合 , 社会的に重大な影響を与えかつ直接生命・身体に対する重大な危険性を 伴う用途(原子力施設における核反応制御 , 航空機自動飛行制御 , 航空交通管制 , 大量輸送システムにおける運行制御 , 生命維持のための医療機器 , 兵 器システムにおけるミサイル発射制御をいう), ならびに極めて高い信頼性が要求される用途(海底中継器 , 宇宙衛星をいう)に使用されるよう設計・ 製造されたものではありません。したがって , これらの用途にご使用をお考えのお客様は , 必ず事前に営業部門までご相談ください。ご相談なく使用 されたことにより発生した損害などについては , 責任を負いかねますのでご了承ください。 半導体デバイスはある確率で故障が発生します。当社半導体デバイスが故障しても , 結果的に人身事故 , 火災事故 , 社会的な損害を生じさせないよ う , お客様は , 装置の冗長設計 , 延焼対策設計 , 過電流防止対策設計 , 誤動作防止設計などの安全設計をお願いします。 本資料に記載された製品を輸出または提供する場合は , 外国為替及び外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 , 必要な手続き をおとりください。 本書に記載されている社名および製品名などの固有名詞は , 各社の商標または登録商標です。 編集 プロモーション推進部